├───┬──┴─────────────┬────────────────┼────┴───────────┤
│会 出
│都市整備部長 広瀬
達夫│まちづくり計画課副課長兼新座駅
│大和田二・三丁目
地区土地区画整理│
│議
席│都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
│南口第2
土地区画整理事務所副
所長│事務所副所長兼(仮称)
大和田・ │
│事 し
│オリンピック・
パラリンピック施設│ 伊藤 忍│坂之
下橋整備事業推進室副
室長 │
│件 た
│整備支援室長 内田 充一
│道路課長 加藤
智之│ 金子 健一│
│説
者│都市整備部参事兼新座駅
北口土地 │道路課副課長 梅田
法秀│上下水道部長 橋本
吉弘│
│明 の
│区画整理事務所長 渡辺
一雄│建築開発課副課長兼
オリンピック・
│上下水道部副部長兼
下水道課長 │
│の
職│都市整備部参事兼
大和田二・三丁目
│パラリンピック施設整備支援室 │ 久米田英之│
│た ・
│地区土地区画整理事務所長兼(仮称)│副室長 奥野
正男│水道業務課長 込戸 啓一│
│め 氏
│大和田・
坂之下橋整備事業推進室長│みどりと
公園課長 井澤
正則│水道施設課長 小寺
安次│
│ 名│ 廣澤 真
吾│みどりと公園課副課長 櫻井
正博│水道施設課副課長 井上
浩気│
│ │まちづくり計画課長兼新座駅南口
│新座駅
北口土地区画整理事務所 │ │
│ │第2
土地区画整理事務所長 │副所長 服部
大輔│ │
│ │ 石田 一成│ │ │
└───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘
┌───┬────────────────┬────────────────┬────────────────┐
│職出の
│ │ │ │
│務席職│ 議会事務局議事係 │ │ │
│のし・
│ 吉田 直人 │ │ │
│たた
氏│ 主 任
│ │ │
│め者名│ │ │ │
└───┴────────────────┴────────────────┴────────────────┘
┌───────┬──────────────────────────────────────────────┐
│ │議案第65号 令和元
年度新座市
一般会計補正予算(第2号)〔分割〕
│
│ ├──────────────────────────────────────────────┤
│ │議案第67号 令和元
年度新座市
水道事業会計補正予算(第1号)
│
│ ├──────────────────────────────────────────────┤
│会 議 事
項│議案第69号
新座市道路線の認定について〔市道第64―48号線〕
│
│ ├──────────────────────────────────────────────┤
│ │議案第70号
新座市道路線の廃止について〔市道第64―48号線〕
│
│ ├──────────────────────────────────────────────┤
│ │政策研究について
│
└───────┴──────────────────────────────────────────────┘
開 会
○
滝本恭雪 委員長 ただいまより
建設常任委員会を開会いたします。
最初に、
署名委員の指名をいたします。
鈴木秀一委員、
伊藤信太郎委員。
暫時休憩いたします。
休憩 9時29分
再開 9時30分
○
滝本恭雪 委員長 休憩を閉じて再開いたします。
次に、条例、
予算審査等に係る
資料要求に入ります。ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 なしと認めます。
では、4番目の視察に入ります。本日は3か所、お手元にご配布させていただいております。では、9時45分出発で、11時
帰庁予定になっております。
暫時休憩いたします。
休憩 9時31分
〔
市内視察〕
再開 11時16分
○
滝本恭雪 委員長 では、休憩を閉じて再開いたします。
市内視察、お疲れさまでした。
次に、
部長報告に入ります。
◎広瀬
都市整備部長 それでは、
都市整備部から合計3点の
部長報告をさせていただきます。
まず1点目、市道の
ネーミングライツパートナーの決定についてでございます。昨年度募集いたしました
新座市道の
ネーミングライツパートナーについて、
応募企業との協議が調い、
ネーミングライツパートナー契約を締結いたしました。新座駅
南口広場から
志木街道までの市道第11―01号線には、
株式会社ナイキより「
ふるさとナイキ通り」、
志木街道から
平林寺大門通りまでの市道第41―04号線については、
増木工業株式会社より「
増木あすか通り」、
水道道路から黒目川通り先までの
東久留米志木線には、
株式会社並木産業より「
並木産業スマイルロード」、そして
志木街道から
恵山通りまでの市道第12―01号線については、
学校法人十
文字学園より「
十文字学園通り」の愛称をつけていただきました。
契約期間は、平成31年4月1日から令和6年3月31日までの5年間で、
当該事業による
収入総額は年間65万円となります。
2点目、
西東京都市
計画道路3・4・21
号ひばりが丘駅
北口線の開通についてでございます。平成20年2月に本市と西東京市の共同で
事業認可を取得し、事業を進めてまいりました
西東京都市
計画道路3・4・21
号ひばりが丘駅
北口線が平成31年3月16日土曜日に開通し、交通開放されました。
事業の概要ですが、
西武池袋線ひばりヶ丘駅から
都市計画道路ひばりヶ丘片山線までの延長307メートル、幅員16メートルで、これに合わせて約2,800平方メートルの
交通広場が整備されたことにより、
路線バスやタクシーが駅前まで乗り入れるようになり、利便性が向上いたしました。
3点目でございます。
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業の
資金計画(案)についてでございます。
新座都市計画事業大和田二・三丁目
地区土地区画整理事業(以下「本事業」という。)の
資金計画(案)についてご説明申し上げます。本事業につきましては、
令和元年度に
道路等公共施設の
工事完了を目指して、鋭意事業を進めているところです。しかしながら、去る平成30年8月29日開催の
全員協議会(以下「
全員協議会」という。)でご説明させていただいたとおり、
埋蔵文化財調査及び天候不良の影響で、
調整池等の
工事完成が当初から1年半おくれることとなりました。このため、平成30年度
事業費は大幅に減額となり、年度別の
資金計画(案)に大きな変更が生じましたので、主な
変更点についてご説明するものでございます。
資料1をごらんください。これは、
全員協議会にてご説明した
資金計画(案)(以下「前
資金計画」という。)について、平成30年度
決算見込み及び平成31年度当初
予算等を反映し、変更したものです。前
資金計画と金額が異なる部分については、太字・斜体で表示しております。
また、前
資金計画では、
保留地処分金について、「
保留地処分金等」及び「基金」の2項目に分けて記載しておりましたが、各年度の
事業費に対する
保留地処分金総額を把握しやすくするため、「
保留地処分金等」の1項目にまとめて記載することといたしました。
また、平成31年度以降の元号を令和に変更いたしました。
さらに、資料2といたしまして、前
資金計画を配布いたしましたので、あわせてごらんいただければと存じます。
それでは、資料1(以下「本
資金計画(案)」という。)のうち、
区画整理事業における金額の主な
変更点についてご説明申し上げます。まず、平成30年度ですが、前
資金計画では総額35億9,475万3,000円であったのに対し、本
資金計画(案)では24億6,110万4,000円で、11億3,364万9,000円の減額となっております。減額の主な理由といたしましては、先述したとおり、
調整池等の
工事完成が1年半おくれるためでございます。これにより、
当該工事等の支払いが
令和元年度になり、
令和元年度の
事業費総額は繰越額と合わせ34億8,253万9,000円となるものでございます。
次に、
保留地処分金についてでございますが、総額は55億2,320万4,000円で変更はありませんが、
事業最終年度である令和2年度までの総額は、前
資金計画では55億2,320万4,000円であるのに対し、本
資金計画(案)では49億5,611万6,000円となっております。これは、
保留地処分金について、一部分割払いのものがあるためでございます。総額から不足する5億6,708万8,000円については、令和3年度以降の収入となります。
本
資金計画(案)のうち、
区画整理事業に係る主な
変更点は以上でございます。
下水道事業その他の計画につきましても、実績等に合わせて変更いたしましたので、後ほどご確認いただければと存じます。
以上、
都市整備部から3点の
部長報告についてご説明申し上げました。
◎橋本
上下水道部長 それでは、
上下水道部から、1点ご報告申し上げます。
平成30
年度新座市
水道事業会計予算の
予算繰り越しについてでございますが、平成30年度内に完了ができなかった
水道事業1件について、
地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、
予算繰り越しの措置を行いましたので、ご報告申し上げます。
片山浄水場ろ過ポンプ更新工事につきましては、平成31年3月下旬の
工事完成検査前の
運転調整中に、更新した
ろ過ポンプ1基に
ふぐあいが生じ、稼働しなくなったため、年度内に
工事完成検査を実施することができなくなったものでございます。
ふぐあいの原因を突きとめるため、
ろ過ポンプを分解し調査したところ、
ろ過ポンプの回転軸にあるスリーブの
異常摩耗及び破損が原因であると判明しました。現在、メーカーでの
ろ過ポンプの修理及び原因のさらなる
詳細調査を行っておりますことから、
工事完了は8月末を予定しております。
なお、今定例会におきまして、
地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、平成30
年度新座市
水道事業会計予算繰越計算書によりご報告させていただきましたので、ご確認いただければと存じます。
以上、ご報告申し上げます。
○
滝本恭雪 委員長 ただいま
都市整備部長、
上下水道部長からご報告をいただきました。特にご確認、質問等ございますでしょうか、委員の皆さん。
◆笠原進 委員
都市整備部の3番目の
大和田二・三丁目の
資金計画なのですけれども、今見たばかりで詳しいところはわからないので、また機会を設けていただいてご説明を聞きたいと思うのですけれども、1点だけ、前の平成30年8月29日現在の
資金計画も一緒に配られました。
令和元年6月5日現在と比較をして、
年度ごとの部分はよくわからないので、一番右の総計の部分なのですけれども、総計については
合計金額は106億3,694万円と変わらないのですけれども、それぞれ
国庫支出金から
一般財源までかなりの変化があるので、これについてわかるように説明をしていただけますか。総額は変わらないけれども、それぞれの
財源内訳が、例えば
一般財源でいうと、
一般財源は最初の計画が約11億9,000万円というふうになっていたのが約13億9,100万円で、約2億円
一般財源がふえているわけですけれども、この辺について総額は変わらないけれども、ここがこう変わったというのはどういうことによるものなのかということを説明していただけますか。
◎廣澤
都市整備部参事兼
大和田二・三丁目
地区土地区画整理事務所長兼[仮称]
大和田・
坂之下橋整備事業推進室長 ご説明申し上げます。
一番関心が高いのは
一般財源だとは思うのですけれども、上から順番に説明をさせていただきます。まず、
国庫支出金なのですけれども、こちらにつきましてはわずかですけれども、ふえております。これは、もともとは
安全安心の……正式な名称を覚えていなくて申しわけないのですが、
安全安心に係るものということで、北口の事業だとか、ほかの
道路事業なんかと同じような
メニューの補助を受けていたわけなのですけれども、昨年度からですか、物流の施設にアクセスする道路に係るものというのは、より補助のつきのいい
メニューができましたので、それを採用しております。ですので、
大和田の事業については少しですけれども、ふえているという状況がございます。
あと、これは工事が終わった後に最後の測量、
出来形確認測量というのをやるのですけれども、これについても今まで想定はしていなかったのですけれども、この事業は国交省のほうとかに確認をすると……済みません、国交省ではないですね、これは総務省ですか。
出来形確認測量にかかわるものについても補助が受けられるという情報も得ておりますので、そういったものも活用することによって、少しでも
国庫補助金をふやしたいというふうに考えているということで、ここが増額にはなってございます。
あと起債については、かなりの額が、3億5,000万円ぐらいふえておりますけれども、これはこれまでもお話は差し上げているところですが、今市の考え方としてはできるだけ起債は活用できるものは活用するというものがございますので、その年度、年度、工事の内容を
財政部局に説明をして、これは起債を充てられそうなものかなというものについては
財政部局のほうで県のほうと調整をしてやっていっているという状況でございますので、そういった今現在の実績を踏まえて起債したものが前回よりは3億5,000万円ふえているという状況でございます。
あと保留地処分金、これが非常に
一般財源が増額しているところに大きくかかわってくる部分だと思うのですけれども、こちらについては先ほど部長の説明の中にもありましたけれども、分割でお金を支払っていただく画地が多数ございます。なので、今までは前
資金計画までは実際分割のものもあったのはあったのですけれども、あえて年度内に収入があるという前提で、前回までは
資金計画を組ませていただいていたのですけれども、ここでかなり
保留地処分も進みましたので、分割のものはきちんと整理をして、どれが後年度の収入になるのかというようなところを、今まだ精査中ではございますけれども、進めているところでございます。それを踏まえますと、令和2年度、事業の
最終年度に当たっては、そこまでに
保留地処分金が実際市の収入として得られるものについては、今回記載をさせていただいた49億5,611万6,000円かなというふうに考えているということでございます。ただ、総額については前
資金計画のときとは当然ながら変わっておりませんので、残りの部分、令和3年度という枠の下に書かせていただいているのですけれども、
保留地処分金5億6,708万8,000円、こちらについては分割で令和3年度以降に入ってくるということになります。なので、令和2年度に入ってくる
保留地処分金、活用できる
保留地処分金というのが1億5,294万2,000円ということになるので、その部分が影響して
一般財源のほうがふえてしまうのかなというふうに考えております。
これ仮にですけれども、これが分割ではなくて一括でこの約5億6,700万円というのが入ってくるのであれば、すごく単純に言ってしまうと、もう令和2年度は
一般財源が不要になるのではないかというような感じになるのですけれども、この辺はどうしても分割での支払いという制度、それを活用していただかないと払えないという地権者もおりますので、そういったところは分割での支払いをしていただいて、ただこれは後年度入ってくるお金には間違いありませんので、令和2年度については前
資金計画よりも
一般財源はふえるのですけれども、それ以降に入ってくるお金ですから、これは
財政部局との調整ももちろん必要ですけれども、今後必要になる起債の返還とかに充てるとか、そういうことで
一般財源の令和3年度以降の負担を減らしていくということで活用していきたいというふうに考えているということでございます。
一般財源がふえているのは、主に
令和元年度と2年度がふえているわけなのですけれども、主な理由といたしましては、今回新しく報告をさせていただく分割による影響と、あとは
令和元年度につきましてはこれまでもちょっとご説明をさせていただいていましたけれども、起債の裏負担に
保留地処分金がつけられないので、それを
一般財源に切りかえた影響、この2点が影響して
令和元年度と令和2年度については
一般財源が増額をしておりまして、結果として約2億円の
一般財源の増額が起こってしまっているという状況でございます。
以上です。
◆笠原進 委員 詳しいのはまたゆっくり考えながらお聞きしたいと思うのですけれども、古いと言ったら変ですけれども、30年のときのやつは
保留地処分金の下に、さっき説明あったように基金があって、今回は基金をなくしたということですよね。でも、考え方でいくと、いわゆる
保留地処分金と基金と、この合計額は新しい資料の
保留地処分金の
総額見込み55億2,320万4,000円という、この金額は前回の部分の、今電卓たたいていないからわかりませんけれども、
保留地処分金と基金とを足した金額と
同一金額になるというふうに考えていいのですか。これが1点です。
2点目は、令和3年度以降の
保留地処分金が入ってくるのは5億6,708万8,000円という金額でありますけれども、このお金の扱いというのはどんなふうになるのですか。これは、一応令和2年までで
大和田二・三丁目終わると。だけれども、令和3年以降に入ってくるお金の扱いについては、この
大和田二・三丁目の会計から外すという意味なのですか。ちょっとこの辺も関連がよくわからないので、聞かせてください。
3点目は、そうすると
国庫支出金がふえる部分と起債がふえる部分と、ふえた分は見かけ上は今の分割との関係があるから
一般財源がふえているように見えるけれども、実質的には
一般財源が減っていくのだというふうに考えていいのですか。
以上、3点。
◎廣澤
都市整備部参事兼
大和田二・三丁目
地区土地区画整理事務所長兼[仮称]
大和田・
坂之下橋整備事業推進室長 まず、1点目なのですけれども、
保留地処分金については、特に今回については企業から、例えば平成29年度ですけれども、非常に高額のものが入っていて、その年度の
事業費以上のものが入ってきましたから、それを貯金しておこうということで、この事業は
区画整理では初めてだと思うのですけれども、新座市では。基金というのをつくって貯金をしておくと。当然
保留地処分金ですから、この事業のために使うお金なので、どんどんそれを出していって、最終的にはゼロにするわけなのですけれども、なので前回まではこの基金、貯金の部分と
保留地処分金というので、あえて分けて記載をしていたわけなのですけれども、
年度ごとに
保留地処分金として単年度の支出を幾ら出して、基金から幾ら出してというふうにやると支出の説明がややこしくなって、非常にわかりにくくなってきておりましたので、今回はもう基金から幾ら、単年度の
保留地処分金から幾らという記載の仕方ではなくて、合わせて
保留地処分金として記載をしているというのが今回の表です。ですので、額については今笠原委員おっしゃったとおりで、「
保留地処分金等」としてまとめて記載はしておりますけれども、中身としては単年度の
保留地処分金と基金の合計で、
合計金額としては前回と変わらず55億2,320万4,000円で変更ないということでございます。
続いてなのですが、令和3年度からのものなのですけれども、最終的にというか、正確には今後ちょっと
財政部局とこの
保留地処分金の後年度に入ってくるお金をどうするのかというところは調整をしていかなければいけない部分ではあるのですが、まず考え方として、
事業期間なのですけれども、この事業は今現在
事業認可をしている期間というのは、実は
清算金の収入の期間も含めて、あえて平成で、わかりやすいので言いますけれども、平成37年度までの
事業期間になっています。
つまり換地処分を平成32年度に予定をしていて、そこから
清算金が5年まで分割というのがありますので、その清算期間も含めた
事業期間ということで平成37年度になっていると。ですので、ここはちょっと確定とは言えないのですけれども、平成37年度までは特別会計を残すということもあり得ます。その場合は、もうこの
保留地処分金が入ってくるのは特別会計に入ってくるので、あくまでこの事業のために使うのだと。ただ、この事業のために使うというところが、工事も終わっている、事務も終わっているということになると、その清算事務をやる部分だけで仮に使ったとすれば余りますよね。では、この余ったお金をどうするのだというところなのですけれども、ここはちょっと事業課としての考え方なのですけれども、基本的にはこれは地権者の皆様から減歩をさせていただいて、それを売却して、あくまでこの事業に充てるためのお金なのだということで生み出したお金ですから、やはりこの事業のために使うのが筋かなというふうに思っていますので、そうするとこの事業をやるために多大な起債を抱えていますから、その起債の返還に使っていくのが、事業課としては通常の使い方かなというふうには思っています。ただ、これはもう特別会計を閉めてしまえば、今度は一般会計に入ってくるお金だと思いますので、一般会計に入ってしまえば、これはその時々の市の財政状況に応じてとか、重点施策に応じて使っていくということも当然
財政部局としては考えるかもしれません。そうすると、この5億6,700万円がどういうふうに使われるかというところは、ちょっとまだ不透明なところではあります。一応事業課の考え方としては、起債の返還に充てるのがいいのかなというふうには思っていると。きょうのところは、こういった回答にとどめさせていただきます。
あと最後、3点目なのですけれども、先ほどの話ともちょっと絡むのですけれども、実際令和3年度以降の
保留地処分金を何に使うかによって、
一般財源の負担が減るのかどうかというところはちょっと言い切れない部分がございます。ですので、今のところは
保留地処分金として入ってくる総額は変わらない想定でおりますので、
一般財源の総合的な負担というのは変わらないというふうに現時点では考えています。ただ、令和2年度のところについては前回よりもふえてございますので、それはやはり分割による影響が出てしまっているということでございます。
以上です。
◆森田輝雄 委員 水道のほうなのですけれども、
片山浄水場ろ過ポンプ更新工事で新しい
ろ過ポンプ1基に
ふぐあい、これ更新した
ろ過ポンプとなっていますよね。調査したら、
異常摩耗その他というのがあるけれども、新しいポンプでもそんなことがあるのでしょうか。
◎小寺 水道施設課長 ただいまの森田委員からのご質問ですけれども、実際今回この工事で2基のろ過用のポンプ、これは水を揚げるポンプなのですけれども、2基更新しました。そのうちの1基が、これは検査を受けるために試運転をしていたのですが、日を言いますと3月の末に検査をやる予定だったのですが、16日に突如停止したということで、結論から申しますと原因調査を先ほど橋本部長のほうからも報告したのですけれども、分解して中の構造を見ましたら、摩耗箇所、異常に摩耗している箇所と破損している箇所が見つかったということで、先ほどご説明もさせていただいたのですけれども、ちょっと原因がわからないということで、ただいまさらなる再調査を行っております。ちょっとここで申し上げていいかどうかわからないですけれども、一応メーカーのほうは異物が挟まってとまったのではないかという話で調査をしているのですが、明確な原因はまだつかめておりません。ですから、通常では新品のものですから、あってはならないのですけれども、実際にはこういった形で、原因追求もただいま行っていますけれども、原因不明の故障で壊れてしまったというようなことで、今回3月末で完了できなかったということで報告させていただいています。
以上でございます。
◆森田輝雄 委員 これは、そうしたらメーカー保証ということで処理はできるわけですね。
◎小寺 水道施設課長 一応メーカーのほうに今出しておりまして、修理と原因のさらなる調査を行っていますので、さらなる費用がかかるということはありません。
以上です。
○
滝本恭雪 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 では、なしと認めます。
次に、会議事項に移ります。最初に、補正予算、議案第65号 令和元
年度新座市
一般会計補正予算(第2号)、
建設常任委員会に分割付託された部分についての議案審査を行います。
最初に、執行部のご説明をお願いいたします。
◎加藤 道路課長 それでは、議案第65号 令和元
年度新座市
一般会計補正予算(第2号)のうち、
建設常任委員会に分割付託されているものにつきまして順次ご説明をさせていただきます。
一般会計補正予算事業別予算説明書14、15ページをごらんください。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、細目001土木総務費、細々目01職員人件費につきまして、補正前1億5,187万1,000円に対し118万3,000円を増額し、1億5,305万4,000円とするものです。こちらにつきましては、再任用職員の配置状況の変更に伴いまして、非常勤一般職員1名を雇用するため、非常勤一般職員報酬等を新たに計上するものでございます。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 同じく14、15ページをごらんください。2目建築指導費、細目002建築指導費、細々目04被災住宅復旧修繕資金補助でございます。近年台風、ゲリラ豪雨などの豪雨被害による住宅の浸水などが発生しており、自然災害の不測の事態における市民の方への支援の必要性が増しております。このことから、個人が所有する住宅において災害を起因とした浸水被害の修繕工事の費用の一部について補助を行うための補助金として100万円を計上するものでございます。
補助制度の概要についてでございますが、対象者は市内在住の者が所有する個人住宅で、その住宅に居住する者です。対象住宅は、浸水被害を受けた個人住宅とします。対象工事は、被害を復旧するための50万円以上の修繕工事及びその附帯工事とします。補助額は、工事に要した費用の5%かつ上限を10万円とします。請負業者については、災害復旧の観点から、市内外の事業者は問わないこととします。なお、風水雪害については、被害の起因が災害によるもの、もしくは老朽化や維持不全・不良によるものとの判断が難しいため補助対象から除き、災害に起因するものであることが目視により判断可能である浸水被害に限定することといたしました。また、災害救助法による住宅の応急修理の対象となる場合及び被災者生活再建支援法に基づく支援金並びに埼玉県・市町村生活再建支援金の支給対象となるものを除くものとします。この支援金は、いわゆる大規模災害が発生した場合に、自治体の支援措置対応では負担が膨大であることから、国や県が支援する制度であり、これらの対象となる大規模災害以外の自然災害を本制度の補助対象とするものでございます。
◎加藤 道路課長 続いて、2項道路橋梁費、2目道路維持費、細目002道路維持費、細々目02道路維持補修につきまして、こちらは道路施設のネーミングライツ料の増額に伴いまして
財源内訳を更正するものでございます。
次に、3目道路新設改良費、細目003道路新設改良費、ページをまたぎまして、細々目01道路改良につきまして、補正前1億8,850万円に対し600万円を増額し、1億9,450万円とするものでございます。こちらについては、視察でご確認をしていただきました
大和田五丁目7番地内の市有水路における湧水対策として、暗渠管等の設置工事を行うため、道路改良工事費を増額するものでございます。
以上、議案第65号 令和元
年度新座市
一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げました。ご審査のほどよろしくお願いいたします。
○
滝本恭雪 委員長 ただいまご説明をいただきました。これより質疑を受け付けます。質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。
◆鈴木秀一 委員 それでは、2点質問させてもらいます。
まず1点目、建築指導費、被災住宅復旧修繕資金補助ということで、補正予算に上げていただいて、非常に評価するものであります。昨日も白井議員のほうで質問がありまして、そのときに市長答弁、あと部長答弁のほうで、今年度やってみて要望があった場合風害、雪害に対しても検討していくというお話がちょっとありましたけれども、要望によっては風害、あと雪害も対応していくという認識でよろしいのかどうかお伺いします。あと市民への周知や申請の流れなど、わかりやすくされると思うのですけれども、その考え方をお聞きします。これが1点目です。
あと2点目、道路改良の
大和田五丁目7番地内の湧水対策ということで、先ほど
市内視察させていただきました。これは確認ですけれども、現地で現況を見させていただきまして、地盤の盛り上がりがあるところも水が流れるよう、なだらかに地盤の改良も行うというふうなお話がありましたが、この600万円の中に地盤改良も入っているのかどうかをちょっと確認させていただきます。
以上、2点です。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 鈴木委員にご質問いただいた2点について回答させていただきます。
風水害につきましては、夏のゲリラ豪雨ですとか、そういうものに対応できるように今回6月補正ということで、まずはこちらのほうの浸水被害ということで出させていただきましたけれども、今後、状況を見ながら調査・研究をしていきたいと思いますので、すぐに要望があったからというふうにはちょっとまだ今のところは考えておりません。
それと、2点目の周知の関係なのですけれども、ホームページですとか、あと広報等でお知らせをしていきたいと思っています。また、申請の書類等につきましても、なるべく簡略にできるように考えております。
以上でございます。
◎加藤 道路課長 それでは、道路改良費に関しまして、
大和田五丁目7番地内の改良工事の件でご質問いただきました。地盤の改良費がこの工事の中で含まれているかどうかというご質問でございますが、道路の地盤高を大幅に変えるという行為については今回の工事では考えていません。というのも、当然従前の宅地の地盤高が決まっておりますので、大幅に変えるということはございません。その中で整地だったり、土砂のすき取り、そういった整地・整形作業については当然工事の中で対応していきたいと思っておりますし、この予算の中でも当然見込んで今回ご提案させていただいているという状況でございます。
以上でございます。
◆鈴木秀一 委員 ご答弁ありがとうございました。最初の被災住宅復旧修繕資金補助に関しましては、要望があってすぐ対応というのはちょっとできないけれども、検討に値するかどうかも含めて、まずやってみて、市民の声とかそういうのも聞いた上でいろいろと考えることも多少はあるというふうな認識でよろしいのでしょうか。そこだけちょっと確認させてください。
2点目は、わかりました。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 鈴木委員からいただきました1点目の質問なのですけれども、状況を見ながら調査・研究ということで考えていきたいと思っております。
以上でございます。
◆笠原進 委員 私も建築指導費の部分なのですけれども、水害、床下浸水・床上浸水が結構同じところが起こるという、石神でも連続して同じ場所がありますので、新しい制度ですけれども、市単独のこういう補助制度というのは、周りの市だとか、東京都を含めても構いませんけれども、当然新制度ですから調べたと思うのですけれども、どの程度こういう制度を持っているものでしょうか、ご紹介ください。
それから、2点目は、私聞いたところでは割と中野も、この間のあたごもそうですけれども、駐車場が水で埋まって、車をもう廃棄しなければならなくなったという話は結構聞くのですけれども、これはあくまでも建物だけですよね。車は結構話を聞いたりするので、そういう部分についての検討はしたのでしょうか。これが2点目です。
石神のところもお邪魔をして話を聞いて、大分前に一回結構床下まで水が入って大変だったというお話は聞いたのですけれども、この間、今回の制度の対象になるような浸水によって建てかえやそういう工事をしたという、そういう話はどの程度皆さんの手元に来て、こういう制度をつくるというふうに変わったのでしょうか。
以上、3点お伺いします。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 こちらの災害のための補助金というのは、他市においてはないと見ております。ちょっといろいろ調べたのですけれども、最初に要望といいますか、ご審議いただきまして、新座市が初めてになります。先ほどお話ししたように、大規模の災害については国ですとか県の補助があるのですけれども、それに該当しないような補助というのは、私の調べた限りでは他市にはないと思っております。
それとあと、車等については今のところは考えておりません。
〔「検討はしていないという」と言う人あり〕
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 そうです。あくまでも住宅に関しての補助として考えております。
件数的なものは、うちのほうで罹災証明等の関係でどのぐらい出てきたというのは見ておりまして、平成26年から平成30年の罹災証明の出た件数として、床下浸水の出た件数が5から15件。ない年もあったのですけれども、倒壊とか建てかえというものについては今のところは見ておりません。というか、ないと。浸水によって建てかえをされたというところまでは、情報としては今のところは聞いておりません。市内のことですよね。
〔「建てかえというか、改修工事はないという意味ですか」と言う人あり〕
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 あくまでもうちのほうで罹災証明が出てきたものについては、火災保険ですとか、そういうものに部長兼建築開発課 関しての罹災証明が出てきているものになるのですけれども、そこについて建てかえまでの写真等で長兼
オリンピック 見たのですけれども、そこまでの被害があったというところについては見た限りではなかったということでございます。
◆笠原進 委員 私、他市がないけれども、新座市が初めてやるのだということは悪いことではないから、それはそれで評価はします。今の最後の答えがよくわからないのですけれども、これは床下浸水なり床上浸水したから工事やりますよと。工事やった場合には5%、上限10万円ですけれども、補助しますよという新制度ですよね。今の内田課長の話だと、実際に浸水があったのは今までたくさん報告もらっていますからいいのですけれども、浸水をきっかけにして、やっぱりうちを工事しなければだめだよねといった、そういう話はないというふうに伺っていいのですか。現実にあって、こういう制度をつくったという話ではないということなのですか。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 先ほどお話を差し上げたのですけれども、大きな災害で半壊ですとか全壊の場合につきましては、一般的には県ですとか国の補助が出ることになります。先ほど話したように、現在うちのほうで罹災証明の申請等が出てきたところの状況が、まず写真ですとかそういうものが出てくるのです。罹災証明の発行をお願いしますというところで見た限りでは、家が倒壊したり浸水というほどの、あくまでも床下浸水でもそこまでの修繕で足りるところまでの申請で、そのほかにつきましては、罹災証明が出てきていないところにつきましては私どもでは把握ができないので、そこまでの調査はしておりません。
今のところうちのほうでは、笠原委員からお話がありました浸水のために改修をしたというところについての、リフォームの補助金があったときに出てきたものについては、今のところは出てきていないです。あとそのほかにつきましては、うちのほうで調査するという機会がないものですから、そこまでの把握はしておりません。
以上でございます。
◆笠原進 委員 さっきも言ったように、新制度をつくるというのは別に悪い話ではないと私は思っているのですけれども、よくわからないのは、個人住宅リフォーム資金補助制度、これはもう長い歴史があって、たくさんの人たちが申請をしてやってきた制度なわけです。これは同時に全県の中で、新座市に限らず幾つもの市がやっている制度でもあります。その制度については、財政が大変だから、財政上とても大変なので、今年度からはやめたいというふうに言って予算をカットしたわけですよね。住民の人たちや、そういう建築の業者の皆さん方からは、当然継続してもらいたいという要望もたくさんあった。それにもかかわらず、その制度はやめるというふうにしてことしやめたその年の補正予算に、お金は大変だというふうに言っていたのに、金額から比べれば前は1,000万円で今回は100万円だから、しかも今の話だと、そのことで余り申請されるというふうに考えていないから、制度はつくっても利用者は少ないから、支出行為が余りないのではないかというふうに想像されますけれども、考え方としてよくわからないのです。つい3月議会のときには、金がないから、ほかの市がやって今までずっと要望が高かった制度はやめたのだけれども、6月の補正予算で新制度を、ほかの市がやっていないものをやるのですというのは、たとえ100万円でも、どういう検討をしてこういうふうになったのかを聞かせてください。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 今いろいろ皆さんから一般質問も出ているのですけれども、ゲリラ豪雨ですとか、そういう大きな予想していないような雨が結構新座市内でも降っているということで、その中で床下浸水ですとか床上浸水ということで被害を受けている方もいらっしゃるのですけれども、その中で市としてのそういう整備というのがなかなか進まないところもあると考えております。その中で、ある意味では溢水対策の一環として市としての補助制度を新たに、並行して雨水対策もしていかなければいけないのですけれども、その一つとして補助制度を早急に立ち上げたということで考えております。
以上でございます。
〔「言っていることが違うのではないか。金がないから今まであった制度はやめると言ったその担当課長が、2月、3月で言っていることと違うのではないの」と言う人あり〕
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 今回の補助制度はリフォームの補助とは切り離して考えていただきたいのですけれども、あくまでも新制度として災害のための補助制度として考えておりますので、リフォームの補助とは別に考えております。
以上でございます。
◆笠原進 委員 私最初に言ったように、よその市はないものだけれども、新座市は初めてつくりますというのは別に悪い話ではないからいいのです。だけれども、同時に今までリフォームの担当課がずっと見てきて、リフォームのときの自分たちのデータから見て、床下浸水や床上浸水になったからリフォームをやらざるを得なくなりましたと、そういう事例は見当たらないと言っているわけですよね。だから、実際にどういう市民の要望があるのかということも担当課はつかんでいないという話なわけです。つかんでいないけれども、新制度としてはやるのですと、こう言っているわけです。だけれども、3月のときに皆さんは、今まであった制度をなくすといったときの一番の中心の理由は、そのときは全体で10事業ですけれども、財政上大変なのでやめますというふうに言っているのに、その年度の補正予算でよその市がやっていないものを初めてやりますというのは、財政上の面から見てどういう検討をしたのですかと聞いているのです。
○
滝本恭雪 委員長 暫時休憩いたします。
休憩 12時07分
再開 13時00分
○
滝本恭雪 委員長 休憩を閉じて再開いたします。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 笠原委員から質問がありました、財政的にどうだったかということの話なのですけれども、まず住宅リフォーム資金補助制度の主な目的なのですけれども、経済活性化と、それとあと住宅の長寿命化を目的としてできた、まずはリーマンショックのときに、少しでも経済が活性化できるようにということの目的としてつくられた補助制度でございます。こちらが今回財政の健全化のための事業見直しについて、経済活性化と住宅の長寿命化についての仕分けといいますか、優先順位をつけて見直しを図ったところ、今回の事業見直しの中で廃止となったということでございます。
その中で災害についての補助制度が必要かどうかというのが、そのリフォームの補助制度の中では災害のためかどうかというのは、あくまでも申請自体は見積書ですとかそういうものが出てくるので、わからないのですけれども、実際に災害のために使えるのは使えたのです。その中で実際にどの程度の災害であったかどうかというのをうちのほうで罹災証明書、先ほどお話ししましたけれども、申請の中で調査したところ、やはり突然起こる予期しないようなゲリラ豪雨等によって床上浸水ですとか床下浸水の罹災証明の申請書というのは多数実際に出ていたというのがわかりました。その中で床上や床下浸水のための件数はかなり市内でもあるということがわかったわけです。そのための補助制度が必要かどうかということなのですけれども、生活基盤ということで、やはり突然に来る災害について、生活のための支援として必要かどうかというところを検討したところ、必要であるということの見解が市で出ましたので、今回市としての補正予算として計上させていただいたというところでございます。
以上でございます。
◆笠原進 委員 堂々めぐりしても困るので、もう一回整理して聞きますけれども、これは違っていたら答えてもらえばいいのですけれども、住宅リフォームもそうですし、それ以外の10事業もですけれども、福祉関係のいろんな事業の廃止と縮小というふうに出された一番大きい理由は財政上非常に大変だという理解なのです。要するに1個1個の政策がもう用を果たして要らなくなったという話ではなくて、それぞれみんな中身が違うわけですよね。違うけれども、市全体の財政から見たら、財政が非常に大変になっているので、そこでどこを削ろうかという格好で主に削ってきたと。福祉のときなんか、私は前は厚生常任委員会にいたからよくわかりますけれども、よその市と比べて比較的新座市が市民に厚く行われている事業を中心に削減の検討をしたという話なわけですよね。だけれども、今の課長のご答弁は、だから私さっき財政上も聞いたわけですけれども、財政のことは何も触れないわけです。財政上の理由で住宅リフォームはなくしたというわけではないというふうに考えていいのですね。これが1個です。
2点目は、これは誤解だったら困るので、私自分自身は幾つかだけれども、床下浸水になったとかというのも聞いています。同時に、ついこの間もあたごの方からは、この間の大雨で、ことしではないですよ、去年の大雨で、駐車場にとめておいた車が水浸しになって、結局は使い物にならないから新しいものを買ったというのもありますし、中野のところのしょっちゅう話題になるあの部分で、しょっちゅう起きるわけです。前回のときには車がだめになって、結局車も全部買いかえる羽目になったと。両方とも、あたごの場合も中野の場合も、「笠原さん、補助制度ってないんですか」というふうに言われて、補助制度が市にはありませんかと言われても「補助ないのですよ」というふうにお答えするしかなかったのですけれども、だから今度住宅だけとはいえ新しい補助制度をつくりますというのは、それはだめだというつもりで言っているわけではないのです。どこの市がやっていなくたって、新座市が全国で初めてやるのですというのなら、それはそれで結構な話なのですけれども、そうではなくて住民から、私は車のことは聞いたけれども、この間の床下浸水でおうちを直したので、補助制度ありませんかというのは最近聞いていないから、そういう要望がたくさん出て、それでこの制度をつくったのかなと思って、どのぐらいの要望があるのですかと聞いたら、課長はその要望は直接は聞いていませんという話でしたよね、さっきの話だと。住民の要望を耳にして、これをつくろうというふうに思ったわけではないのだと。端的に言えば、一般質問があったからだと思っているのですけれども、一般質問があったからこの制度をつくりますという話なのだという理解でいいのですか。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 1番目の財政上の問題ということは、大きな問題としては財政上の問題……
〔「だったよね」と言う人あり〕
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 そうですね。その中でいろいろと協議した結果、その優先順位を決めさせていただいた上で、今回については、いろいろとこの間の委員会でも説明いたしましたけれども、財政上の理由で廃止となったということでございます。
それと、要望といいますか、実際に先ほどもお話ししましたけれども、罹災証明の申請書を見たときに被害がある方が多数出ているということになりますと、それを修繕しなければいけないということになりますと、やはりその必要性はあると考えて、うちのほうでは補助制度をつくりました。
以上でございます。
〔「要望についてはあったのか」と言う人あり〕
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 12月の
全員協議会で廃止ということでご説明させていただいたのですけれども、その中でやはり災害についての要望というのはないわけではなく、あったということです。また、ほかのいろんな声で、やはり今までリフォームの中で災害について使えたということで、火災ですとかそういうときにも使えたということで、その災害についての補助としては必要だという声は何件かはありました。
以上でございます。
◆笠原進 委員 最後にもう一回だけ聞きますけれども、財政上の大きな問題があって、優先順位で考えて住宅リフォームを担当課として廃止をしようというふうに決めたと。よその市が、今までも新座市はやってきたし、要望もたくさんある制度だということはよく承知だと思うのです。要望もたくさんあって、実績もあって、他市もやっているというその事業を3月議会で廃止というふうに決めたと。その担当課が、財政上好転しているというふうに私は思っていないので、財政当局に聞くと依然として財政状況は厳しいと、だからいろいろこれからも削減しなければならないというふうに思っているという答弁だと思っているのですけれども、いいか悪いかは別にして、そういう認識をしているなと思っているのですけれども。そういう段階で他市にもない、さっきの話で言うと住民からもこういう新しい制度をつくってよという話がたくさん来ているというふうには思っていないのですけれども、財政上も変わらないのに、廃止したばかりのその担当課がどこにもない新制度を今回はつくりたいというふうに思った、普通から考えると合理的ではないですよね、変わったのは。変わった理由は何なのですか。
◎内田
都市整備部副部長兼
建築開発課長兼
オリンピック・パラリンピック施設整備支援室長 今年度リフォームの補助というところで廃止をしたわけなのですけれども、耐震の関係で必要と思われるものについては、やはり耐震の促進のために一部残させていただきました。同様の形で、市民のためにリフォームの中の何が必要なのかということを判断したときに、先ほどお話しいたしましたけれども、経済活性化ですとか長寿命化というところにつきましては、あくまでも喫緊の市民のための補助制度として必要かどうかというのを考えたところ、ある程度自分の家を持っている方が修繕のために必要なお金というのは、市民のための補助として優先順位を考えたときに余り上位にはならないのかなと思うのですけれども、ただ、いざ災害によって必要になったというのは予期しないものですので、その中でやはり生活を続けていく上で最小限直さなければいけないという補助制度は設けたほうがいいというふうに考えましたので、今回新たにリフォームの中の一部ではないのですけれども、市民の生活の基盤の安定のためとして補助制度をつくらせていただいたということでございます。
以上でございます。
◆森田輝雄 委員 14、15ページでありますけれども、道路維持費の中の維持補修の実入りの部分ですけれども、
財源内訳更正の中のネーミングライツ料の64万9,000円というのは、先ほどの説明だと65万円ということだったのですけれども、1,000円はどこへ行ってしまったのでしょうか。
◎加藤 道路課長 ネーミングライツ料の関係でご質問いただきましたので、お答えいたします。
今回6月の第2号補正として64万9,000円の財源更正をさせていただく議案となっております。1,000円分については年度当初に口あけとして1,000円、年度当初予算で入れております。
以上です。
○
滝本恭雪 委員長 質疑を受け付けます。
〔「なし」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 では、なしと認めます。
では、議案第65号については終結をいたします。
次に、議案第67号 令和元
年度新座市
水道事業会計補正予算(第1号)に移ります。
執行部のご説明をお願いいたします。
◎込戸 水道業務課長 それでは、議案第67号 令和元
年度新座市
水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正予算につきましては、収益的収入及び支出のうち、支出について166万3,000円の増額をお願いするものです。
議案6ページの令和元
年度新座市
水道事業会計補正予算(第1号)実施計画明細書をごらんください。内容といたしましては、PCB廃棄物の安定器を今年度中に処分することとしたため、款1
事業費、項2営業外費用、目3雑支出の節その他雑支出の廃棄物処理費を166万3,000円増額するものです。
次に、3ページをごらんください。令和元
年度新座市
水道事業予定キャッシュ・フロー計算書でございます。今回支出の増額に伴い、
令和元年度における資金の減少額は下から3行目資金増加額(又は減少額)の行ですが、166万3,000円さらに減少し、マイナス2億9,027万8,369円となり、
令和元年度末における現金預金の見込み残高は15億6,546万1,234円となるものです。
続きまして、4ページ及び5ページの令和元
年度新座市
水道事業予定貸借対照表でございますが、
令和元年度の既決予算額に今回の補正予算額を加えた表となっております。今回の補正に伴い、
令和元年度末における資産の合計は、4ページの一番下段ですが、197億5,443万2,216円で、5ページの一番下段の負債資本の合計と一致しております。
説明は以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。
○
滝本恭雪 委員長 ただいまご説明いただきました。これより質疑を受け付けます。質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 では、なしと認めます。
では、議案第67号の審査を終結いたします。
次に、道路案件に入ります。議案第69号
新座市道路線の認定について〔市道第64―48号線〕についてご説明をお願いいたします。
◎加藤 道路課長 議案第69号
新座市道路線の認定についてご説明申し上げます。
新座市道第64―48号線につきまして、道路法第8条第2項の規定により認定をお願いするものでございます。幅員・延長につきましては、裏面の市道認定路線説明図に記載してありますとおりでございます。こちらの路線につきましては、野寺三丁目地内における開発行為により整備され帰属された道路について、既存路線を含み1路線として認定をするものでございます。
説明は以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。
○
滝本恭雪 委員長 ご説明いただきました。質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○
滝本恭雪 委員長 なしと認めます。
議案第69号の審査を終結いたします。
次に、議案第70号
新座市道路線の廃止について〔市道第64―48号線〕についてご説明をお願いいたします。
◎加藤 道路課長 議案第70号
新座市道路線の廃止についてご説明申し上げます。
新座市道第64―48号線につきまして、道路法第10条第3項の規定により廃止をお願いするものでございます。幅員・延長につきましては、裏面の市道認定路線説明図に記載してありますとおりでございます。この路線につきましては、議案第69号と関連したものでございまして、重複する既存路線を廃止するものでございます。
説明は以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。
○
滝本恭雪 委員長 ご説明をいただきました。質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。