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  1. 大分市議会 2018-06-20
    平成30年建設常任委員会( 6月20日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年建設常任委員会( 6月20日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    平成30年6月20日(水)午前9時59分開議~午前10時23分休憩               午前10時24分再開~午後0時5分休憩               午後1時28分再開~午後2時19分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 足立 義弘   副委員長 宮邉 和弘    委 員 小野 仁志   委 員  永松 弘基    委 員 高松 大樹   委 員  髙野 博幸    委 員 三浦 由紀   委 員  仲家 孝治    委 員 泥谷  郁 欠席委員    な 
    4.説明員   (都市計画部)    清水都市計画部長朝野都市計画部次長吉田都市計画部次長、    釘宮都市計画部次長兼都市計画課長、姫野都市計画部次長まちなみ企画課長、    宮下都市計画部次長都市交通対策課長山村開発建築指導課長、    堤まちなみ整備課長、分藤公園緑地課長橋本都市計画課政策監、    安達都市計画課参事内田まちなみ企画課参事首藤都市交通対策課参事、    雨川都市計画課参事黒枝都市交通対策課参事三嶋開発建築指導課参事、    足立開発建築指導課参事後藤開発建築指導課参事篠田開発建築指導課参事、    小花まちなみ整備課参事岩本まちなみ整備課参事神野まちなみ整備課参事、    定野公園緑地課参事 5.事務局出席者    書記 加藤 周一 6.審査案件等   (都市計画部)   【請願】    継続審査中のもの    平成29年請願第8号 高崎高層マンション建設に関する意見書提出方について                                   〔継続審査〕   【一般議案】    議第73号 大分市風俗関連営業に係る建築物の規制に関する条例の一部改正につい         て                           〔承認〕   【報告議案】    報第1号 専決処分た事件の承認について         (平成29年度大分市一般会計補正予算(第8号))     〔承認〕         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第8款 土木費                第4項 都市計画費         第2条 繰越明許費の補正 第2表中         1追加    第8款 土木費                第4項 都市計画費         2変更    第8款 土木費                第4項 都市計画費    報第7号 専決処分た事件の承認について         (平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算(         第1号))                       〔承認〕   【報告事項】    ①中心市街地公有地基本構想の策定について    ②祝祭広場の設計素案について    ③ラグビー日本代表選 シャトルバスの運行状況について    ④大南地区循環型バス実証運行事業について    ⑤大分市広域レンタサイクル実証実験について    ⑥スマートサポートステーション(SSS)について    ⑦大分市緑の基本計画の見直しについて    ⑧その他                 会議の概要                              平成30年6月20日                              午前9時59分開議 ○足立委員長   おはようございます。ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  最初に、審査日程についてお諮りいたします。  お手元に配付ております日程案のとおり、本日20日は都市計画部、21日は土木建築部及び上下水道局の案件について審査を行い、22日は管内視察を行いたいと思いますが、この日程案でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、この日程に従い審査を行います。  審査に入る前に、委員会運営について確認ておきます。  皆さん御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会の会議録がインターネットの市議会ホームページで公開れております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をて、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。  次に、自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんから要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じて、自由討議の時期や執行部に退席を求めるか等については、委員会において決定たいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、大分市議会基本条例第7条第2項に規定れておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることになっております。反問する場合には、反問する旨を発言て反問するようにお願いいたします。  それでは、都市計画部の案件について審査を行いますが、審査に先立ちまして、清水都市計画部長より発言の申し入れがありましたので、これを許可いたします。 ○清水都市計画部長   おはようございます。  まず初めに、このたび全国市議会議長会から在職20年表彰を受けられまし足立義弘委員長に対しまして、都市計画部を代表てお喜びを申し上げます。  これまでの御功績に心から敬意と感謝の意をあらわしますとともに、今後ともますます御活躍ますよう祈念申し上げます。  また、先日の倉敷市、福井市への行政視察では、委員の皆様方、大変お疲れさまでございました。私も随行させていただき、倉敷市の中心市街地活性化によるまちづくりや福井市の県都デザイン戦略の取り組みなど、今後の業務の参考となります大変有意義なものとなりましたことから、心から感謝申し上げます。  それでは、4月1日付の人事異動により、都市計画部の説明員に変更がございましたので、昇任及び転入につきまして機構順に自己紹介させていただきます。    〔説明員 自己紹介〕 ○清水都市計画部長   改めまして、最近の諸事情及び今回提案いたしております議案につきまして御説明いたします。  最初に、第26回おおいた人とみどりのふれあいいちについてでございます。  去る3月21日から5月6日までの期間、平和市民公園多目的広場において開催たところであり、開会式では多くの議員の皆様方に御臨席を賜り、盛大にとり行うことができました。また、開催期間中には、各種講習会や教室などの催しに25万2,858人の方に御来場いただき、イベントが成功裡に終えましたことを御報告申し上げますとともに、改めてお礼申し上げます。  次に、今回提案ております都市計画部に係る議案についてでございますが、一般議案、議第73号、大分市風俗関連営業に係る建築物の規制に関する条例の一部改正について、報告議案は、報第1号、専決処分た事件の承認について(平成29年度大分市一般会計補正予算(第8号))と、報第7号、専決処分た事件の承認について(平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))の3議案を上程させていただいております。  議案の詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明させていただきますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。  また、報告事項が、中心市街地公有地基本構想の策定についてを初め、7件でございます。後ほど詳細を御報告申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○足立委員長   それでは、審査に入ります。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いいたします。  最初に、継続審査中の、平成29年請願第8号、高崎高層マンション建設に関する意見書提出方についての審査を行います。  それでは、執行部から補足説明などがあればお願いします。 ○山村開発建築指導課長   現在の状況でございますけれども、事業者がマンションの建築確認を福岡の民間確認検査機関へ提出ているところでございます。また、大分市には駐車場立地条例及び景観計画条例に基づく届け出が出されております。 ○足立委員長   この件についての質疑はありませんか。 ○三浦委員   法律上ここはマンション建築が可能でしたよね。もう一度確認ておきます。 ○山村開発建築指導課長   用途地域上、建築は可能でございます。 ○三浦委員   はい、わかりました。 ○足立委員長   ほかにありませんか。 ○宮邉副委員長   今、福岡のほうに建築確認申請が出されているとの話があったのですが、建築確認申請というのは大分市には改めて出される形になるのですか、そこでもう許可が出ることになるのですか。 ○山村開発建築指導課長   福岡の民間確認検査機関で確認が終えるということで、こちらのほうに改めて申請が出るということではございません。
    ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、討論に入ります。討論はありませんか。 ○三浦委員   我々議会は条例等を決める立場にある組織なので、その組織が法律上オーケーなものをこの請願を採択て、ここでだめと言うことができるのかというのが疑問に思うのです。  この請願には紹介議員がついているので、その部分も考慮たときに、ここで不採択と言うのも簡単ですけど、もう一度紹介議員を通じて地元と話し合う時間を持ったほうがいいのではないですか。地元の気持ちもわからないこともないし、我々議会という立場もあるので、その辺の時間をいろいろ考慮て、もう1回継続させてもらえるとありがたいです。その間、紹介議員の会派の方は紹介議員を通じて地元と話し合うということをお願いて、継続です。 ○足立委員長   ほかにありませんか。 ○髙野委員   私も三浦委員と同じで、もう少し紹介議員含めて話をする中で、今回については継続でお願いたいと思います。 ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、継続という意見が出ましたが、本件を継続審査とすることに賛成の方、挙手をお願いします。  〔賛成者挙手〕 ○足立委員長   挙手多数であります。よって、本件は継続審査とすること決定いたします。  次に、一般議案の議第73号、大分市風俗関連営業に係る建築物の規制に関する条例の一部改正についての審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○山村開発建築指導課長   議第73号、大分市風俗関連営業に係る建築物の規制に関する条例の一部改正について、御説明いたします。  それでは、議案書の議73の1ページをお開きください。  これは、旅館業法の一部改正に伴い、ホテル営業及び旅館営業の営業種別が統合れ、旅館・ホテル営業となったことから、条例中に引用ている文言について、法令との整合を図るよう規定の整備を行うものでございます。  施行期日は、条例公布の日からといたしております。 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定てよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、報告議案の報第1号、専決処分た事件の承認について(平成29年度大分市一般会計補正予算(第8号))のうち、都市計画部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○釘宮都市計画部次長兼都市計画課長   〔説明書②104ページ~ 第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕  〔予算書①7ページ~ 第8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定てよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、報第7号、専決処分た事件の承認について(平成29年度大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○釘宮都市計画部次長兼都市計画課長   〔説明書②261ページ~ 大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算について説明〕 ○足立委員長   少し休憩します。                                    午前10時23分休憩                                    午前10時24分再開 ○足立委員長   再開します。引き続き、説明をお願いします。 ○釘宮都市計画部次長兼都市計画課長   〔説明書②261ページ~ 大分市大分駅南土地区画整理清算事業特別会計補正予算について説明〕 ○足立委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   本案は原案のとおり承認することに決定てよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○足立委員長   それでは本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で、当委員会に付託まし都市計画部所管分の審査を終了いたします。  ここで、申し出により執行部から報告を受けます。  まず、中心市街地公有地基本構想の策定についての報告を求めます。 ○釘宮都市計画部次長兼都市計画課長   中心市街地公有地の基本構想の策定について御説明いたします。  資料1をごらんください。  1の目的と背景についてでございますが、本市の中心市街地に位置する荷揚町小学校跡地について、地元からは子供の遊び場や防災機能などの整備による地域活性化やにぎわいづくりが要望れたところでございます。また、大分駅東に位置する大規模公有地の22街区と54街区については、中心市街地の魅力ある発展に資する利活用を図ることとております。  これらの中心市街地の公有地については、民間活力の活用も視野に入れ活用方針を早急に検討する必要があり、今年度は、昨年度までに行った調査結果を踏まえ、民間意向調査など必要な検討を行うとともに、PFIなど民間活力の活用について実現の可能性を調査、中心市街地における公有地の一体的な活用の基本構想を策定することとております。  次に、2の検討組織体制といたしましては、ことし5月に、新たに中心市街地公有地利活用促進庁内検討会議を立ち上げ、今後の利活用の検討を始めたところでございます。また、外部有識者を交えた検討を行うため、図の右に記載ております中心市街地公有地等基本構想検討委員会を設置、外部の有識者からも多く意見を伺いながら、公有地の利活用における基本構想の策定に向け、検討を進めることとております。  また、22街区、交通結節機能施設の検討については、別途、公共交通分野における専門家で構成する大分市交通結節機能施設あり方検討会議を新たに設置、その意見を基本構想の検討に反映てまいります。  最後に、3の基本構想策定までのスケジュール案としまして、今後、民間事業者に意向調査を実施するとともに、各種会議での検討を行った後、12月には基本構想案を取りまとめ、12月議会でその内容について御説明たいと考えております。その後、パブリックコメントの募集を行ったうえで、平成31年3月には基本構想を策定たいと考えております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、祝祭広場の設計素案についての報告を求めます。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   それでは、祝祭広場の設計素案について御説明をさせていただきます。  お手元の資料2の1をごらんください。  これは、去る3月24日に市民参加による公開プレゼンテーションにおきまして、設計グループから提案のあった全体イメージ図となります。集い、憩い、祝いのスペースに分かれたものとなっておりまして、橋形クレーン、環境調整ウオール、特設ラボ、トイレ、植栽、舗装等が描かれております。  次に、資料2の2をごらんください。  先ほどの資料2の1を踏まえまして、設計素案を取りまとめたものになります。上から順次説明をいたします。  祝祭広場の特徴としましては、日常的な憩い空間としての利用や、広場で行われるイベント、祝祭をさまざまな形態で演出できるよう、固定する施設を最小限に抑え、移動可能な施設を多く設置することとなっております
     まず、移動可能な施設についてですが、橋形クレーンは広場南側におきまして、外堀西尾線に平行する形でレールを設置いたしまして、東西方向に移動できるように考えております。用途としましては、イベント時におきまして、別途設置いたします可動式の特設ラボの移動や重量物のつり上げなどを考えております。また、新産業都市の象徴をあらわすものとしても位置づけております。規模につきましては、高さ17.9メートルのクレーンを2基設置たいと考えております。  なお、法規制などにつきましては、現在大分労働局などと協議を行っておりますが、慎重に検討れているということで、回答をいただけていない状況でございます。  次に、特設ラボについてですが、これにつきましては、橋形クレーンでつり上げることにより、クレーンのレール内を移動できるようになっております。用途につきましては、広場の管理事務所、カフェ、ショップ、ギャラリー、ミーティングルームとしての利用を考えておりまして、授乳室を備えることとております。規模につきましては、30平方メートルほどのコンテナハウスを2基設置、双方のコンテナの間は幅5メートル、高さ17センチメートル程度のデッキを設けることとております。  次に、移動式植栽コンテナについてですが、これにつきましては、人力や車両などにより移動できるユニット式の植栽コンテナとておりまして、1.2メートルの大きさのものを20基設置するように考えております。そのうち半数がベンチつきのコンテナとなります。植栽は、高さ3メートルほどの樹木とその周りには低木を植えまして、広場の緑や憩いの空間を演出することを考えておりますが、樹種につきましては引き続き検討ております。  次に、バルーン型照明についてですが、LEDと、高さ2.6メートルのものを16基設置することとております。先ほどの移動式植栽コンテナと同様に、イベントの形態に合わせて取り外しが可能なもので考えております。  次に、テーブル、椅子、ベンチにつきましては、憩い空間をさらに演出するために10セット、テーブル1つにつき椅子4つ程度を配置するように考えておりまして、広場の使い方に応じて移動ができるようにております。  次に、固定的な施設についてでございます。  まず、環境調整ウオールについてですが、高さ12メートル、幅19メートルのものを広場の北西角に設置いたしまして、上部から水が流れ落ちまして、下はミストを噴出する滝のような水景施設となっておりまして、夏場等におきまして水遊びができるような池を設置することとております。また、LEDを設置、夜間はLED照明でイルミネーションなどの光の演出が可能になるように考えております。あわせまして、環境調整ウオールの北側の下には、シェアサイクルのポート機能が設置できるスペースを確保することとております。  次に、給水栓、排水ます、電源、トレンチについてですが、これらは広場で行われるさまざまなイベント時に利用可能な設備として、広場全体に配置するように考えております。  次に、トイレですが、これは広場の北側、ポルトソールに近い側に設置することとておりまして、男子トイレ、女子トイレ、多機能トイレを初めとして、備品の収納倉庫や、環境調整ウオールの水景施設のためのポンプなどを設置する機械室も併設たいと考えております。建物の規模としましては、100平方メートルほどで、男子トイレには小便器4基、大便器2基、女子トイレには大便器5基、多機能トイレには、大便器1基とともに、オストメイト対応などの機能も持たせるように考えております。また、全ての大便器はウォシュレット型で配置たいと考えています。なお、デザインにつきましては、アートを生かしたものを考慮てまいりたいと考えています。  次に、舗装についてですが、祝祭広場は、日常的な憩いの空間としての利用や、広場で行われるイベント、祝祭をさまざまな形態で演出できる特徴を有しておりますが、そのために必要な移動可能な施設を設置、イベント時の搬出入などに対応するために、必要な重量車両の進入が可能となる舗装とております。具体的には、アスファルトにセメントを流し込み、強度を増す半たわみ性舗装としまして、あわせて目地を入れまして、広場のデザイン性も考慮することとております。  次に、樹木、芝生についてですが、広場の憩い空間を創出するため、広場の北東側に高さ5メートルほどの高木を10本程度植えまして、木の周りには芝生を植える芝生広場を設けることとております。  なお、整備費につきましては、5億円以内におさまる見込みとなっております。  次に、資料2の3をごらんください。1ページめくっていただいて、資料2の3には右下にページ数を振っておりますので、それを御確認ください。  資料2の3の1ページをごらんください。  上が立面図、下が平面図になります。  平面図では図面の上が北の方向になります。広場の南側に、橋型クレーンと、左手方向に移動可能なラボ、中央通りに近い側に環境調整ウオール、ポルトソール側にトイレ、北東側に芝生広場を設けております。  上の立面図では、それぞれの環境調整ウオールと橋形クレーンの高さを示しております。  2ページをごらんください。  橋形クレーンの図面になります。高さは17.9メートル、レールの幅は22.6メートル、車輪の幅は13メートルとております。  3ページをごらんください。  上はトイレ、下が環境調整ウオールとなります。  トイレは図面の左側から、環境調整ウオール運転用のポンプ室、男性トイレ、多機能トイレ、女性トイレ、倉庫を設けることとております環境調整ウオールは、高さが12メートル、奥行きが3メートル、LEDは上部から5メートルの長さとしまして、下に幅5メートルの下池を設けまして、自転車の絵が点々で書かれていますけれども、そこが自転車シェアリングポートとして、22台の設置が可能になっております。  4ページをごらんください。  上が特設ラボ、左下が移動式植栽コンテナ、右下がバルーン型照明になります。  特設ラボにつきましては、幅2.4メートル、奥行き12.1メートル、高さ2.9メートルの大きさで、カフェ棟と事務所棟の2つをデッキでつなぐ形状にております。また、事務所棟の図面では、上のほうに3つテーブルのようなものがありますけれども、そこが授乳室ということで配置をております。  移動式植栽コンテナにつきましては、左側がベンチつき、右側がベンチなしを示しておりまして、太い線の木の形は完成時、薄い線は成長た時点で、高さ4メートルを示しております。  右下のバルーン型照明につきましては、高さ2.6メートルとなっております。  5ページ、6ページ、7ページは、イメージパースになります。  5ページにつきましては、大分駅の方向から祝祭広場を見たイメージパースでございます。  6ページをごらんください。  このイメージパースは、中央通りの方向から東側、大分川の方向を見たパースになります。  7ページをごらんください。  広場の東側から中央通りの方向を見たイメージパースになります。  次に、資料2の4をごらんください。  まず、1、祝祭広場の利活用に係る市場調査についてでございます。  対話の実施内容といたしまして、5月31日から6月12日の間で管理運営の主体となる意向を有する法人などの8者と行っております。イベントの業者の方、メディアの業者の方、レンタル業者の方などでございます。市内の本店が6者、県外の本店が2者ということでございます。  結果としますと、まず、広場利活用の方針としましては、イベント広場、まちなかへの案内機能、さまざまな人が利用できる施設などとして使いたいということでございました。  次に、管理、運営のあり方として、指定管理が望ましい、競合ない数社が共同で管理運営、まちなかの活動に沿った運営、商店街、大型商業施設、公共施設、自治会等との連携、意見集約が必要とのことでありました。  次に、理想とする契約期間としましては、5年、3年から5年、人員確保や初期投資回収の関係から10年以上とのことでありました。  次に、広場に必要な施設としましては、固定の建物、ステージということでございました。  市場調査の結果の概要は以上でございますが、特に利活用につきましては、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、2、経済効果の調査についてでございます。  昨年8月の臨時議会以降、祝祭広場の経済波及効果について、多くの御意見をいただいております。現在、民間の研究機関とも協議を重ねておりまして、記載をております3点の調査を実施てまいりたいと考えております。  1、来場者へのアンケート調査として、アンケート方式により祝祭広場を目的に訪れた来場者に対し、中心部での消費額を確認たいと考えております。  2、商店街の店舗へのアンケート調査といたしまして、アンケート方式により、祝祭広場が完成てからの売り上げの動向について確認てまいりたいと考えております。  3、法人市民税の動向調査といたしまして、祝祭広場完成前と完成後の中心部における法人市民税の動向を確認たいと思います。  以上の3点でありますけれども、非常に専門性が高く、研究機関とも協議を重ねておりますが、なかなか結論まで至っておりませんけれども、現時点ではこういった調査をてまいりたいと考えております。  その他といたしまして、お手元の祝祭広場市民意見交換会のチラシをごらんください。  ただいま説明をさせていただきました設計素案につきまして、市民の皆様に説明を行うとともに、意見を交わす市民意見交換会を、今週土曜日23日の午後2時から、コンパルホールの3階多目的ホールで開催たいと考えております。参加人数は300名とさせていただいておりまして、市内在住、通勤や通学者を対象にております。建設常任委員の皆様方にも、もしお時間がお許しになれば御参加をいただければと考えております。  また、7月14日の土曜日午後1時からは、同会場におきまして、設計内容についての市民説明会を開催いたしたいと考えております。この市民説明会は、議会、建設常任委員会の委員の皆様、また、今週土曜日の市民意見交換会などでいただいた御意見などを踏まえ、設計内容の取りまとめを行いまして、開催をするものであります。7月1日号の市報には、この内容を掲載させていただいております。  もう1点、現在タイムズ24にお願いて使用ております駐車場でございますけれども、今月30日の午前0時で駐車場が使えなくなります。駐車場は終了するということでございます。その後、舗装の撤去、文化財調査、そういったものに着手ていくという状況でございます。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○泥谷委員   昨日の穴見議員の一般質問の中で、祝祭広場の質問がありました。部長の答弁の中で、芝生を云々とありました。  前回の委員会では、セメントとアスファルトの舗装ということであって、今見たら上のほうに芝生広場があると。きのうの答弁を聞いたときに、舗装のはずなのに芝生を設けた憩いの広場というから、聞いた人がイメージとして全部芝生になるのだろうなと。なので、説明不足で勘違いが起こるような気がたのです。それについてお願いします。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   委員の言われたとおり、詳細な答弁をさせていただいておらず、誤解を招いたことについてはお詫び申し上げたいと思います。  きのうの時点で、ぎりぎり設計内容を詰めさせていただいておりまして、かねてから憩い空間、植栽が少ないというような御意見をたくさんいただいていたものですから、そういった意見を踏まえて御説明させていただいておりましたけれども、答弁の内容につきまして、詳細な御説明ができていなかったことについては、本当に申しわけないと思っています。 ○泥谷委員   昨日の答弁で、同じく祝祭広場に関して、国からの交付金が出るということは、建設常任委員会では一切聞いていなかったような気がするのです。確認です。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   祝祭広場の財源の手当てにつきましては、大変申しわけないのですが、3月議会の当初予算の中で、国費を充てたいということで、歳入の中にその金額を計上させていただいております。それは、3月議会の時点でありまして、実際そこで計上させていただいて、その後に国からの内示を受けて初めてなるという形でありまして、予算書の中には、9,600万円の特定財源という形で充てさせていただいています。  ただ、これまで委員会の中で、この分について都市再生整備計画を変更てというそこまでの細かい御説明は、事務的な処理と考えておりましたので、そこは大変申しわけなかったと思いますけれども、そういう状況でございます。 ○清水都市計画部長   この件に関しましては、市民からも注目を浴びる事由がありまして、事細かに説明する必要があったと反省ております。今後は注意ていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○足立委員長   ほかの委員の皆さん、何かありませんか。 ○小野委員   前回の委員会のときに、維持管理費について、大分駅前の南北の大分駅前広場との比較で、どれぐらいにというアバウトな感じだったのですけど、この素案ができて現段階でどれぐらいなのか、確定たら6月の議会までにというような話だったと思うので、お願いします。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   前回の5月31日の委員会では、南北の大分駅前広場を合わせると3,500万円から4,000万円程度となり、同程度に抑えたいという形で、現状もその程度には抑えたいという見込みの試算になっております。  ただ、詳細な数字をお見せできないのは、実際トイレの、例えばメンテナンスですとか、警備の費用とか、どういった形で1日に何回清掃するのか、何回警備するのか、そこの詰めがまだできておりません。それによって委託費が変わってくるようなこともありますので、今、お示しはできていないという状況ですけれども、大分駅前広場と同程度には抑えたいと考えております。 ○小野委員   サウンディング型市場調査が一応行われて、結果概要ということで、もうサウンディング型市場調査は終了たということで認識ていいのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   公募をする形での調査は終わっております。 ○小野委員   その調査を受けて、いろんな意見が出されているのですけど、管理運営のあり方として指定管理が望ましいなどいろいろあるのですけど、ここら辺の決定はもうしているのでしょうか。また、ていなかったらいつするのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   まだどういった形で管理するかということは決めておりません。ですが、来年の7月に完成をて、9月のラグビーワールドカップ2019には確実に運用を開始するということで、そんなに時間がないと思っていますので、できる限り早目に決めたいと思っていますが、現時点でいつまでにとはなっていない状況でございます。 ○足立委員長   ほかの委員の皆さん、ありませんか。 ○仲家委員   こうやって青写真ができたのでお聞きたいのですけど、この広場自体、歩道との柵がないのです。オープンですよね。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   道路、歩道に接する部分には柵はありません。 ○仲家委員   この橋形クレーンは2基あって、レールの長さが90メートル以上あります。使われないクレーンでも当然官庁検査は受けなければいけない。官庁検査のときには、クレーンのワイヤーを全部前に出すのです。そのときに、どうやって安全対策をするのか考えているのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   そういった必要な検査のときには、この広場で安全に行えるような形で、例えば仮設的なものを置くなど一時的にはそういった検査と。クレーンもそういった定期的な検査でよいとお聞きをております。その場合には、例えばバリケードや人を配置するなど、そういったことが行えるよう配慮てまいりたいと考えています。 ○仲家委員   そういう検査は、大人はわかっているのですが、子供などは結局何をているのかわからない。そういうときには、例えば閉園にするなどの安全の配慮をきちんとてください。ワイヤーに足をとられると大けがしますから。その辺は配慮を十分て安全対策をよろしくお願いいたします。 ○足立委員長   ほかにありませんか。 ○三浦委員   まず、橋形クレーンの説明で、資料に検討や整理中と書いているのですが、ここを詳しく説明ていただけませんか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   橋形クレーンの技術的な検討になっているのが、つり上げるときに、どういった形でつり上げができるか、また、つり上げた後で、何らか物をつるすときに、それがクレーンのいわゆる範疇に入るのか、クレーン以外の取り扱いになるのか、そういったことが極めてレアケースということで、大分労働局も慎重に検討れているという状況でございまして、きょうのこの時点でもまだ回答をいただけてないという状況でございます
    ○三浦委員   そうすると、許可が出ない可能性は現時点では残っているということでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   どういった結果になるかわかりませんけど、許可がでないということにはならないのではないかと思っていますが、まだ正式な回答をいただいていませんので、クレーンの取り扱い、またクレーンでつって物をとめたときにどういう扱いになるのかというのは、回答が来次第、また御説明させていただければと思っております。 ○三浦委員   ぜひ早目に説明をお願いたいです。許可が出た場合もですけど、許可が出なかったときには根本的に使い道が変わってくる可能性があるので、そのときはまた委員会を開くような形で委員長にお願いたいと思います。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   クレーンの使い方として、もともとの御提案が、多機能なクレーンの使い方を示されておりまして、クレーンは本来つって物を移動ておろす、それ以外に何らかの物をクレーン同士で渡したときに、それがいわゆるクレーンの扱いに入るのか入らないのか、そういったことの検討です。クレーン自体は海辺にもあったりしますからそれは問題ないと思います。扱い方についての回答を待っているという状況です。 ○三浦委員   わかりました。 ○仲家委員   企業内では、どのような積み荷にても、クレーンの積み荷の下に人が入ってはいけないのです。それで許可を取るのは、厳しくなる。例えば、クレーンでつってテントを張るとかいうことはできないと思うのです。その辺の理解はていますか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   委員が言われるところが一つの議論のポイントになっておりまして、クレーンでつった後に何かを張るということが、労働安全衛生法のクレーン等安全規則の中の話になるのか、それとも違う話になるのかというところを慎重に検討れているとお聞きております。 ○三浦委員   環境調整ウオールについて、この前も若干言ったのですが、水が流れ落ちてミスト云々とあるのですが、技術的には一般的なものを想定れているのでしょうか。ガレリア竹町ドーム広場の南蛮船が途中で動かなくなって、何でかと聞いたら、修理する業者がいないと。また、ジャングル公園の噴水もとまっています。結局、こういうものはつくるのはいいけどすぐとまってしまって、何のことかわからないので、ちゃんと修理できる業者もしくは技術のものを入れないと、顔であるところが動かなくなったら、しゃれにならないことになるのですが、どうなのでしょう。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   委員の言われることはこの間の委員会でも言われておりまして、懸念れるところではありますけれども、そういったことがないように、そういった施設を置くときには十分配慮て、そしてまた、維持管理も円滑にトラブルのないような形で、十分踏まえてまいりたいと考えております。 ○三浦委員   ぜひ地元業者で修理できるようなレベルのものを考えていただきたいです。  それと、事務所棟というのができるのですよね。事務所棟はどういう目的でつくるのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   先ほどのサウンディング調査も含めまして、広場の管理をどういう形でするかということはまだ検討中でありますけれども、このレイアウトはそういった広場の管理をすることも想定ますし、例えば案内するようなスペースなども想定ます。そういった広場の管理、運営などにかかわるものが想定れ、事務所棟という名前にております。 ○三浦委員   要望になるのですが、資料2の4、③理想とする契約期間の中に、あくまでも業者側が言ってきた部分なのでお願いなのですが、人員確保や初期投資の回収との関係から10年以上の契約期間が欲しいとなると、議会で一度見直しするということが議決のときについているので、その辺は考慮て契約期間を決めていただきたい。10年以上となるとそこがおかしくなってくるので。 ○足立委員長   それは、部長、肝に銘じておいてください。 ○清水都市計画部長   はい。 ○小野委員   先ほど公募型のサウンディング型市場調査は終わりましたということだったのですけど、公募型ではないサウンディング型市場調査というのがあるのですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   今の時点では、いろんな御意見をいただきたいと思っておりまして、募集させていただいて、こういうこともやっていますという、きちんとお知らせするといった意味合いもありまして期間を切らていただきましたけれども、常にそういったお声をお聞かいただけるのであればいろんなお声をお聞かいただいて、一番望ましいやり方を考えたいと思っています。 ○小野委員   附帯意見で、整備する前と整備た後の調査をしっかりてくださいということを言われてきたと思うのですけど、その調査は基本的に来場者へのアンケート、商店街の店舗へのアンケート、法人市民税の動向調査ということで挙がっているのですけど、祝祭広場完成前と完成後の中心部の法人市民税の動向確認となっているのですけど、完成前と完成後のいつのタイミングを確認する予定なのか教えてください。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   税金の担当部署と協議をさせていただいておりまして、今年度になれば昨年度のエリアごとの法人市民税についてはお示しすることができると言われておりますので、来年度に今年度の着手する前のデータをまずいただいて、そして、完成後はいつの段階の税かというのはまた税の部署と詰めさせていただいて、より的確にお示しできるような形で御説明させていただければと思います。 ○小野委員   確認は中心部はどのエリアを想定ていますか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   中心市街地活性化のエリアで考えております。 ○小野委員   この動向調査も当然やっていただいたらいいと思うのですけど、もうちょっといろんな調査を組み合わせてもいいと思うのです。例えば、毎年とられている歩行者の通行量調査とかも多分参考にはなると思うのですけど、効果がどれだけあったのかを示すものとして、そういうものも取り入れるつもりはないのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   商工労働観光部が、年に1回11月の金土日曜日に通行量をずっととられていまして、通行量につきましても、例えば年の何回かとか、ある程度四季に分かれるような形で、内部で検討させていただいている状況でございます。 ○小野委員   そのアンケートとこの法人市民税の動向調査だけ出されて、これだけ効果ありましたと言われても、多分またよくわからないとなると思うので、あらゆる角度から、これだけ整備たからこれだけまちなかにいい影響があったというのがわかるような形の体制を整えていただきたいと要望いたします。 ○足立委員長   もう1度確認ですけど、クレーンはおもりをつり上げるので、つり上げた物の下には人は入れないということを聞いたのですけど。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   労働安全衛生法の中にありまして、つっている荷の下に人は入れません。 ○足立委員長   資料2の1の真ん中の左側のほうのクレーンに、何か白い屋根みたいなスクリーンみたいなものがついています。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   クレーンでつった荷の下に人は入れないのですけれども、クレーンの一部を使ってそこに横方向でも縦方向でも何らか物を置く、幕などをつるすとたときに、それがクレーンの、あるいは労働安全衛生法のクレーン規則にかかわってくるのかということが、議論の一つのポイントになっている状況であります。 ○足立委員長   計画の途中でそういう絵を描いてしまうと、最初の祝祭広場のイメージがまだ鮮やかに残っているから、ひとつひとつに違和感がある。  維持管理費もそうですけど、その計算を詰めていると前回の委員会で答弁がありましたが、あまり進んでないような、日にちだけがたっているいるような気がします。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   クレーンは、いろんな利活用ができますというような、いろんなイベントによって多目的な利用ができるということで、クレーンも含めてこの案が採用れたと。いわゆる自由度が高いということで認識をております。  委員長の言われた、プールがあったり、緑鮮やかな芝生があったり、木があったり、最初の8月の臨時会のときにお示したものは、これはイメージですと下に書かていただいておりましたけれども、その後設計候補者選考委員会を経て今の案を選ばていただいて、それをもとに進めております。前回から3週間ほど時間はたっておりますけれども、ある程度固められるものはお示しできたので、クレーンの使用方法や維持管理等については、現時点でもまだ細部を詰めているという状況ですので、御理解いただければと思います。 ○足立委員長   委員会も承認ながら進んでいるのでそれでいいのですけど、クレーンのあらゆる利用の仕方と言っても、クレーンはつるだけしか機能がない。  だったら、20トンの移動式クレーンのトラックはいくらでもある。プロポーザルでは、利活用に対して専門家はこんなに突っ込んで話しをているのだろうか。 ○清水都市計画部長   このクレーンに対しましては、この設計者の意図が、通常のクレーンの使い方だけではなくて、提案の中にありましたように、つってその下でイベントができるような絵も描いておりますけど、違う使い方ができるかどうかということが、非常に議論れているところであります。使い方をまず、労働基準監督署と協議させていただいて、まだ回答は出ておりませんけれども、使える方向で、例えば物を固定た場合にどうなるのかというような具体的な事例も含めて話をさせていただいているところでありまして、このプロポーザルの趣旨であります自由な使い方ができることに対して、今後明らかになり次第、皆様には御報告させていただきたいと思います。 ○足立委員長   労働基準監督署の管轄でもあるのだけれども、もう少し詰めてほしい。 ○宮邉副委員長   祝祭広場をつくるときのコンセプトに、集い、憩い、祝いという3つのキーワードがあったと思うのです。設計素案も見させていただいた中で、どのようにこれに反映れているのか全くわからないのです。  資料2の1の中で集いは、ラグビーワールドカップのときに皆さん来て、パブリックビューイングを見ましたみたいな感覚。憩いは、一人の時間が要るので、そういうスペースを設けました。祝いに関しては、お寺ではないけど社寺の境内のようなイメージを持って、クレーンは鳥居の役割だとか結界だとか、そういうことを書いているのです。  そういう状況がある中で、発注する側として、そこのところにしっかりとた考え方を出していかなければならないと思っているのですけれども、今、出てきたこの部分で、ほんとにその、祝う、集う、憩うができるのかというのは、どのように考えていますか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   私どもは、祝い、集い、憩いの機能が、この設計素案である程度反映れている形になっていると認識をております。  集いと祝いの分については、市民の方がここに来られて、何らかイベントですとか、通常日常でも祝われる、それが祝祭と呼ばれる。そこはある程度御理解いただけるかと思います。憩いの部分については、この委員会でもかねてから言われておりまして、移動式の植栽コンテナに限らず、できる限り木を植えたり芝生を植えたり、また、ベンチやテーブルを置くという形で、いわゆる憩える。もともと昨年の8月には、回遊性や滞留性でこの場に多くとどまっていただくと御説明させていただきました。夏場はミストなどを置いて環境にも配慮する形にさせていただきます。  設計素案ですけれども、私どもはそういった形で反映れている案になっていると認識ております。 ○宮邉副委員長   基本的にはまだ姿形が見えていないので、何とも言いようがないところはあると思うのですけれども、多分市民の皆さん方も、でき上がって初めて何だこれはというようなことが出てくる可能性も絶対ゼロではないと思っています。そういう意味では、委員会としては、予算を認めながらこういう形で報告受けて、その進捗状況等も管理ながらということでお話をさせていただいているので、やはり市民の皆さんに対してきちんとた説明責任が私たちにもあると思っていますので、そこが果たせるようなものにていただきたい。  ラグビーワールドカップ2019が最初のイベントになるのかもしれませんけれども、これはそのためではなくて、市民の皆さん方にしっかり大分市のシンボルとして受け入れていただいて、できてよかったと思ってくれる、市民の皆さん方のためになる広場であってほしいという思いがありますので、そこのところはしっかり頭の中に入れておいていただければありがたいと思います。 ○永松委員   今の宮邉副委員長の意見も、都市計画部の範疇をもう超えている思う。本来これは商工労働観光部が、もう少しにぎわいなり何なりをどうしていくのかというのをきちんと出して、それを皆さん方としっかり議論をながら祝祭広場をつくっていくような考えにならないと。  だから部長、商工労働観光部としっかり話をないと、労働安全衛生法がどうのとそんなこと言って、何のにぎわいになりますか。これはもう、本当を言えば、商工労働観光部長に来てもらいたい。このようなものは、技術職員の中で議論する話ではないと思います。商工労働観光部とはどういう話し合いをているのですか。 ○清水都市計画部長   商工労働観光部は、大分市中心市街地活性化基本計画を3期やっております。その中で祝祭広場も今後重要な位置づけになっていくと思っておりますし、人の流れもそうなのですが、回遊性や滞留性というのはこの大分市中心市街地活性化基本計画の中でも目的としてありますので、永松委員の言われるように、今後、商工労働観光部と強力な連携のもとでこの利活用も含めて進めてまいりたいと思っています。 ○永松委員   今後ということは、今まではていなかったということですか。 ○清水都市計画部長   今後もということでありまして、これまでも大分市中心市街地活性化基本計画も含めて連携を図ってまいりましたので、今後も引き続き連携を図ってまいりたいと思います。 ○永松委員   ぜひ、そのようによろしくお願いいたします。都市計画部は関係ないとは言いませんが、まずは設計を進めていくのは都市計画部かもしれませんが、商工労働観光部を外して、このようなものが前に進むわけないです。設計の図面だけ描いてああですこうです言ったって。本来、さっきの質問も、商工労働観光部がここに出てきて、きちんと答弁するべき内容と思って、今後はきちんと連携をとって進めてください。 ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、ラグビー日本代表戦シャトルバスの運行状況についての報告を求めます。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   前回の委員会で御報告をさせていただきました、日本代表戦でのシャトルバスの実証運行につきまして、その結果を御報告させていただきます。  資料3をごらんください。  リポビタンDチャレンジカップ2018、日本代表対イタリア代表戦が6月9日土曜日午後2時45分から、大分銀行ドームで開催ました。  試合当日は、大分銀行ドームや会場周辺に自家用車等の駐車場がありませんので、大分市内からはJR大分駅や平和市民公園の臨時駐車場、七瀬川自然公園臨時駐車場、田ノ浦ビーチパーキング、日本文理大駐車場等から無料シャトルバスが運行れたところでございます
     1の目的にございますように、本市におきましても、鶴崎駅付近及び中判田駅付近から無料シャトルバスを運行、地域住民の気運の醸成を図ることも含めまして、来年開催が予定れておりますラグビーワールドカップ2019に向け、実証運行を実施することとたところでございます。  2点目の運行の概要でございますが、鶴崎駅及び中判田駅付近より大分スポーツ公園のH駐車場の間を運行いたしまして、乗車料金は無料といたしました。乗車につきましては、始発の30分前から先着順に整理券を配布いたしまして、鶴崎駅発は午前11時から、中判田駅発は午前11時半から順次巡回運行て、午後1時30分を最終便とさせていただきました。試合終了後につきましては、午後5時より順次出発をたところでございます。  3点目の運行車両に記載をておりますけれども、このシャトルバスには中心市街地の循環バス──大分きゃんバスを使用させていただいたところでございます。  4点目の利用者数でございます。当日の運行便数、利用者数を整理ております。鶴崎駅からの利用は、往路が4便、利用者は158名、復路は3便で55名という結果になっております。中判田駅からの利用は、往路が3便で利用者は72名、復路が2便で61名ということになっておりまして、合計が往路が230名、復路が116名となっております。  運行自体につきましては、終日、大きな混乱それからトラブル等はございませんでした。  最後に、今後の対応についてでございますけれども、今回の実証運行の結果を、今後県が行う日本代表戦の交通輸送計画の検証に反映れるように情報提供た上で、引き続き県と協議をてまいりたいと考えております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○三浦委員   大分きゃんバスを使ってやったわけですが、この日、本来大分きゃんバスが走るべきところを走らなかったという形になっています。それに関する苦情等はあったのかどうかということと、その日、大分きゃんバスが使えず、本来走るべきところで何人のお客さんがあったか、この2点教えてください。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   まず、当日につきましては、シャトルバスを運行するに当たりまして、県全体で、九州全域からバスを集めているという状況もございましたので、大分きゃんバスの代替のバスが確保できないという事情が1点ございました。当日、ふだん御利用いただいている皆様に御不便をかけるわけにはいかないことから、バス路線がある大分県立美術館方面につきましては、運休ざるを得ないということになったのですけれども、もともと大分きゃんバス以外は走ってない区域が、上野の森口から大分市美術館までございましたので、そこにつきましては無料シャトルということで、当日についてはジャンボタクシーを走らていただきました。当日の乗車人数につきましては、往路については46名、復路については41名の利用があったということで、合計で87名の方に御利用いただいたという結果になっております。 ○三浦委員   苦情等は入らなかったのですか。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   苦情等は基本的にはなかったのですけれども、代行の運行を始めたときに、大分きゃんバスの替わりにジャンボタクシーを使ったのですけれども、ちょっとわかりにくいという情報がバス事業者のほうから入りましたので、すぐに出向いて、このジャンボタクシーに代替ていますという写真を全部のバス停に張りつけて対応しましたところ、それ以降は何も苦情が入らなかったという状況になっております。 ○三浦委員   はい、わかりました。 ○足立委員長   ほかの委員の皆さん、何かありますか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは次に、大南地区循環型バス実証運行事業についての報告を求めます。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   大南地区循環型バス実証運行事業につきまして、御説明をさせていただきます。  資料4をごらんください。  まず、1点目の目的でございます。  本市では、平成29年4月に定めました大分市地域公共交通網形成計画に基づきまして、まちづくりと連携た交通体系の構築や鉄道駅を中心とた公共交通の円滑な乗り継ぎ環境の整備に向け、実証運行を行っているところでございます。今年度につきましては、大南地区におきまして、地区内の移動や駅への接続、大型商業施設への移動など、通勤・通学を初めとする利用者のニーズについて、調査・検証を行うこととております。  また、現在、地域の代表者等で構成する大南地区の地域ビジョン会議におきましては、地域の目指すべき将来像、またその実現に向けた取り組み事業案の一つにコミュニティバスなどを活用た買い物弱者に優しい地域づくり事業が挙げられておりまして、具体的な内容としては、中判田駅を起点に大南地区を循環するシャトルバスの運行が提案れているところでございます。  資料中ほどの地区の概要図をごらんください。  地区の概要といたしまして、地区内の居住人口の分布状況を図に示しております。校区別の総人口及び高齢化率を記載ているところでございます。  図の赤色また紫色は居住人口が多くいるということをあらわしておりまして、黄色や緑色などにつきましては居住人口が少ないことをあらわしております。高江ニュータウンや判田台団地、けやき台団地など、地区内に点在する団地を中心に居住人口が集中ていることがわかります。また、高齢化率を見ますと、竹中校区で51.7%、上戸次校区で48.3%と高齢者数の割合が高くなっておりまして、その他の校区では30%未満となっており、地区内において高齢化の進行に差が生じているという結果になっております。  次に、2点目の事業概要でございます。  事業期間は、平成30年8月16日から9月14日の約1カ月とておりまして、対象、概算事業費、調査の内容等につきましては記載のとおりでございます。  次に、右側、3点目の運行コース案について御説明をいたします。  資料2ページ目のコース図とあわせてごらんいただくとわかりやすいかと思います。  既存の公共交通網、図のほうには、本実証運行のコースとあわせまして、既存の公共交通網も示しております。実線が本実証運行のコース、点線で示しておりますのが既存のバスの路線やふれあい交通のルートで、あとはJR豊肥本線を示しているところでございます。  既存のバス路線を見ますと、大南地区には、市域をまたいで運行する幹線バスである竹田線や佐伯線、臼杵線、また、団地から市中心部へ向かう高江ニュータウン・大南団地線やけやき台線がございます。ふれあい交通につきましては、判田校区や竹中校区など、判田ルートや中野ルートほか計6ルートが現在運行れているということになっております。  また、図の左上には中判田駅の時刻表、右下には戸次バス停における幹線バスの通過時刻表を掲載ております。参考にていただければと思います。  まず、1つ目のコースでございます。濃い青色で示しておりますが、ひばりが丘団地とけやき台団地を結ぶコースを設定ております。朝の7時台にけやき台団地及びひばりが丘団地の双方から中判田駅方面に1便ずつ運行するということで、通勤・通学時間帯において、中判田駅に最寄りの判田局前バス停で降車するということで、鉄道へ乗りかえることができると考えております。また、朝のこの2便のほか、日中において2便を運行することとております。  2つ目のコースにつきましては、緑色で示しておりますが、ひばりが丘団地と梅が丘団地を結ぶコースでございます。このコースは、午前10時台、また14時台など、幹線バスである臼杵線の運行ダイヤの合間に、ひばりヶ丘団地と梅が丘団地の双方向に2便ずつ運行いたしまして、これによりまして、梅が丘と戸次の区間において、臼杵線が増便する形になっております。  3つ目のコースが、水色で示しております、高江ニュータウンとけやき台団地を結ぶコースでございます。高江ニュータウンから戸次方面への行きの便が午前9時台に1便、高江ニュータウンへの帰りの便が午前11時台と13時台の2便運行するということにておりまして、これによりまして、地区内における日中の通院ですとか買い物などが可能になります。これらの便のほか、日中において2便を運行する計画とております。  最後の4つ目ですけれども、赤色で示しております、けやき台団地とパークプレイスを結ぶコースでございまして、戸次方面から国道10号を経由いたしまして、判田橋バス停を通過た後は、米良バイパスを経由てパークプレイスに向かうコースにております。行きの便を午前9時台を初めに3便、帰りの便が13時台から夕方18時までに5便運行することとておりまして、これによりまして、地区からパークプレイスへの移動が可能になるということで、このコースにつきましては、夕方の便においては、判田橋バス停において、鉄道からの乗りかえも可能になると考えております。  これらのコースにつきましては、戸次バス停や判田橋バス停、また、判田局前バス停を通過することから、既存の幹線バスまた鉄道との接続と、実証運行コース間での乗りかえも可能となると考えております。  各コースの便数や運行時間帯など詳細につきましては、今後また交通事業者と協議をてまいりたいと考えております。  最後に、4点目の今後のスケジュールでございますが、本実証運行につきましては、6月25日に開催を予定ております大分市地域公共交通協議会にて報告を行った後、7月上旬から校区別に、自治会長への御説明を行ってまいりたいと考えております。その後、対象地区の地域住民の方々につきましては、地区の約1万1,000世帯、2万7,000人の方に、広告チラシのポスティングまた新聞折り込み等を行いまして周知を図るとともに、モニターも募りながら、利用に関するヒアリング等を行ってまいりたいと考えております。 ○足立委員長   執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは次に、大分市広域レンタサイクル実証実験についての報告を求めます。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   資料5、大分市広域レンタサイクル実証実験について、報告をさせていただきます。  まず、実証実験の目的でございます。  本市では、平成18年度から、大分駅周辺でレンタサイクル事業を実施ているところでございますけれども、2、大分市レンタサイクル利用者の推移、のグラフでお示しをておりますとおり、平成18年度の事業開始から、利用登録者、貸出台数は順調に増加てきており、平成29年度の登録者は3,158人、レンタサイクルは延べ2万2,517台を御利用ていただいている状況がございます。  現在は、大分駅東側の高架下駐輪場に併設するレンタサイクルポートで、自転車の貸出・返却を行っておりますが、近年、来街者に対する2次交通の充実による利便性の向上等を目的として、異なるサイクルポート間で貸出・返却ができるレンタサイクル、いわゆるシェアサイクルの導入が全国的に進んでいる状況が見られ、また、多くの事業者も参入ているという状況がございます。  こうしたことを踏まえまして、本市における、さらなる自転車利用環境の向上を図るため、最適なサイクルポートの配置また料金体系等の検証、意見の収集を行うための実証実験を実施、平成31年度の本格導入を目指して本事業に取り組むこととているところでございます。  3点目の対話型市場調査の結果をごらんください。  本事業を推進するに当たりましては、本事業の市場性や事業者の考え方を聞くことを目的に、対話型の市場調査、サウンディング調査を実施たところでございます。  その結果としては、大分市におけるシェアサイクル、中核市規模になるのですけれども、継続可能な事業として展開できる可能性はありますといったものや、実証実験を踏まえて、本事業を継続ていくための協議をたいといった意見をいただいたところでございます。  こうしたことを踏まえまして、今年度、大分市広域レンタサイクル実証実験を行うこととておりまして、現在、公募型プロポーザルの募集を開始ているところでございます。  右側の実証実験の概要をごらんください。  実施エリアは大分市全域を予定ておりまして、規模は10カ所以上のサイクルポート、100台以上の自転車を設置する計画とております。  実証実験の期間は平成30年10月1日から平成31年3月31日とております。  また、事業者の役割につきましては、事業の運営にかかわる一切の業務ということにておりまして、大分市の役割は、事業者によるサイクルポートの設置候補地の提案をもとに市の公有地や商業施設等を協議の上、サイクルポートを準備すること、また、そのサイクルポートの設置に必要となる施設を整備て、事業者に貸与すること、などとているところでございます。  次に、5点目、プロポーザルの実施についてでございます。  現在、募集を行っているところでございまして、その期間は6月13日から7月4日までということにております。その後、提案者によるプレゼンテーションを7月11日水曜日に予定ておりまして、運営事業者の選考委員会を経て、7月13日には事業者を決定、公表という形で予定をております。  6点目になりますけれども、事業者が選定ましたら、大分市と選定れた事業者で実証実験に関する協定書を締結いたしまして、実証実験の準備に取りかかり、10月1日の実証実験の開始に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えております。  なお、こうした全国の、シェアサイクルの動向の変化と、また、サウンディング調査の聞き取りの結果の対応のため、当初予算でお示した内容から若干予算費目の変更が発生することになりますが、現計予算の範囲内で、今、財政課と調整をているところでございますので、御理解を賜りたいと考えております。 ○足立委員長   執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○小野委員   現在プロポーザルの募集をれていると思うのですが、実証実験の予算はどのぐらいでしょうか。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   先ほど、予算費目の変更ということで申し上げたのですけれども、もともとこの事業の構築といたしましては、大分市が主体となってシェアサイクルとして各サイクルポートの事業を委託するという形で計画をておりました。その委託費とサイクルポートの事業費を含めて、当初予算で3,500万円の予算をつけていただいております。  その中で、サイクルポートの整備等はこちらでするのですけれども、委託でしようと思っていたところを、全国的に政令市レベルでは、複数あるのですけれども、大手の業者のほうが自前でやりますと。そのかわり、利用料金は業者が受け取って、市はそこを協定で管理ていくという状況が、今、全国的に見えてきましたので、大分市は中核市というところもありますので、政令市のような人口規模で成り立っているものが成り立つのかというところも含めてサウンディング調査をさせていただいたのですけれども、その可能性はあるということで、今、プロポーザルをております。  要は大分市がどれだけ負担をなければいけないかという部分は、基本的には負担なしでやりたいという思いはあるのですけれども、事業の継続性を考えたときには、無理を言って途中でできなくなるということについてはこちらも望んでおりませんので、そういったところも踏まえて、プロポーザルの中でヒアリングをてまいりたいと考えているところです。 ○小野委員   はい、わかりました。 ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   次に、スマートサポートステーションについての報告を求めます。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   資料6の1、スマートサポートステーションについて御報告をさせていただきます。  なお、一昨日の6月18日に、JR九州から7月14日のダイヤの一部変更について発表がございましたことから、本項目であわせて御報告をさせていただきたいと思います  資料6の1をごらんください。  まず、JR九州のスマートサポートステーション導入の動向についてでございますけれども、これまでの本委員会への御報告と重複する点もございますけれども、資料に基づいて御説明させていただきます。  JR九州が計画ておりますスマートサポートステーションの導入につきましては、本市ではこれまで、JR九州に対して、交通事業者としての責任を踏まえて慎重な対応や丁寧な説明、住民意見の反映等を求めてきたところでございます。  そのような中、本年2月にJR九州が行ったスマートサポートステーションに関する説明会とプレス発表では、駅のバリアフリー化を先行するなど市民から寄せられた多くの御意見をJR九州が受けとめ、10駅で検討れていた導入計画が、牧、幸崎、滝尾駅の3駅に変更れ、また、大分大学駅前と敷戸駅については、内方線付の点状ブロックの整備後の導入、また、その他5駅につきましても、導入駅の状況やバリアフリー化等の進捗を踏まえ、導入を引き続き検討ていくと発表れたところでございます。  資料の右側に、今の内容、JR九州が行ったスマートサポートステーションに関してのプレス発表資料を掲載ておりますので、あわせてごらんください。  それでは、改めてその概要と現在の利用状況を聞き取っておりますので、御説明をいたします。  資料の左側をごらんください。  まず、スマートサポートステーションの導入駅の概要でございますが、導入日及び導入駅については、2018年3月17日に日豊本線の牧駅と幸崎駅、豊肥本線の滝尾駅にスマートサポートステーションが導入れたところでございます。  また、導入れている主な駅設備といたしましては、監視カメラ、インターホン、自動券売機、係員対応精算機、IC改札機、列車接近放送装置となっております。なお、係員対応精算機につきましては牧駅のみの導入となっておりますので、駅によって設備が異なるということになっております。  次に、導入からこれまでの3駅の利用実績でございます。3駅にスマートサポートステーションが導入れて以降、サポートセンターにおいて対応た件数をJR九州に聞き取りを行っております。案内と介助ということで2つに分けて整理をておりますが、期間につきましては、導入れた3月17日から5月20日までとなっておりまして、件数については1日平均の件数ということで回答が来ております。  まず、案内について、時刻や運賃、乗り場等に対しての問い合わせにつきましては、3月、4月、5月とも1日平均全て2件という形になっております。精算、乗り越しやICチャージに関する問い合わせにつきましては、3月は14件、4月は8件、5月は9件、1日平均の数字をいただいております。4月につきましては、両方の案内を合わせて10件程度ということになりまして、5月も11件ということで、月当たり300件程度の問い合わせが来ていると推測ができます。  次に、介助について対応があったかということですけれども、3月から5月にかけて0件となっておりますが、牧駅等につきましては元来車椅子等での利用が困難な形状ということもございますので、この結果をもって需要がなかったという結論には結びつかないと考えております。  利用実績につきましては以上でございますが、本市といたしましては、スマートサポートステーションの導入検討につきまして、市民や利用者に不安を与えないよう、利用状況や安全性、利便性の確保など十分な調査と検証を行うよう、これまでも求めてまいりました。
     さらには、現在九州市長会を通じて国に対して沿線自治体と密接な連携を図るよう指導することや、沿線自治体が関与できる制度の構築を図るよう求めているということもございます。  今後につきましては、そうした国の動向も注視するとともに、JR九州に対しまして、その後の導入計画の検討に当たりましても、引き続き慎重な検討と丁寧な説明を求めてまいりたいと考えております。  スマートサポートステーションについての報告は以上でございますが、続きまして、資料6の2をお開きください。  JR九州7月14日のダイヤの一部変更について、御報告をたいと思います。  お手元の資料につきましては、JR九州が一昨日の18日月曜日に発表た資料でございます。発表内容といたしましては2点ございまして、1点目が列車ダイヤの変更、2点目が久大本線の復旧ということになっております。  JR九州の説明では、昨年7月の九州北部豪雨により一部区間不通となっていた久大本線を7月14日に復旧することとており、そのことに合わせて列車ダイヤの見直しをするということでございます。  まず、1点目のダイヤの一部変更についてでございます。  本市に関係する点といたしましては、主な変更内容の、ダイヤの一部を変更します、という四角の下の二重丸の主な変更内容の、上から3つ目の丸でございます。列車の接続の改善といたしまして、大分駅での別府方面から幸崎方面への乗りかえを見直すとのことでございます。次に、一番下の丸でございますが、時刻や行き先の変更としまして、大分駅から幸崎方面の時刻を変更、大分駅から湯布院方面の列車の行き先を変更するとのことでございます。  2点目の、久大本線の復旧につきましては、日田から光岡間が復旧しまして、特急ゆふいんの森と特急ゆふが被災前と同じ久留米経由にて運転を開始するということでございます。  それでは、次のページをごらんください。  各地区名が書いておりますけれども、上から3項目めが大分地区のダイヤの変更内容となっております。  まず、1つ目の丸でございますが、列車の接続の改善に関する内容でございます。現在別府方面から大分駅に10時51分に到着する列車がございます。また、幸崎方面に向かう列車は大分駅を10時48分に出発をております。この2つの列車につきまして、乗りかえが可能となるよう幸崎行きの列車の発車時刻を10時55分に変更するということが1点でございます。  次に、2つ目の丸ですけれども、幸崎駅より南方面の利便性の向上を図るため、幸崎行きと佐伯行きの発車時刻を変更するということでございます。  次に、3つ目の丸でございますが、向之原駅より西方面の利便性の向上を図るため、大分駅19時45分発日田行きと20時15分発向之原行きの行き先を変更、湯布院方面の発車間隔を調整するという内容でございます。  次に、4つ目の丸でございますが、これは日田駅から湯布院方面の時刻を変更、発車間隔を調整するという内容となっております。  以上が大分地区でのダイヤの見直しというふうになっておりますけれども、結果といたしましては、本市が行った市民意見公募に関連する変更は見受けられないという状況になっております。  また、資料の右側につきましては、久大本線の復旧によるダイヤの変更を掲載ております。  今回の大分市内の列車ダイヤの見直しにつきましては、JR九州として、県や市の要望を受け、乗り込み調査等を実施た上で、一部列車の接続改善や発車時刻や行き先の変更を行ったものと承知はております。しかしながら、便数は減便れたままとなっておりまして、市民意見の反映も不十分なものと受けとめております。  本市といたしましては、JR九州に対しまして、今回のダイヤ見直し後におきましても、市民や利用者の意見に耳を傾け、今後のダイヤに柔軟に反映するよう引き続き働きかけてまいりたいと考えております。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは次に、大分市緑の基本計画の見直しについての報告を求めます。 ○分藤公園緑地課長   大分市緑の基本計画の見直しについて御説明いたします。  資料については、資料7と参考資料1から4をそろえております。  緑の基本計画は、都市緑地法において、緑を良好な状態で保全するとともに、市街地の緑化を推進するための緑に関する総合的な計画と位置づけられております。  本市では平成12年5月に大分市緑の基本計画を初めて策定、その後、平成21年6月に改訂ております。その改訂より9年が経過する中、都市緑地法や都市公園法が改正れ、平成27年に大分市公共施設等総合管理計画、平成28年には上位計画である大分市総合計画が策定れ、同時に大分市都市計画マスタープランが一部改正れております。  今回の見直しの主な理由として、このような背景の中で、各法や上位計画との整合性を図るための、また、本市の緑の現況や課題を正確に把握、社会情勢の変化に対応するための、そして、限られた財源の中で将来にわたって適切な維持管理ができる基本計画が必要となったことからでございます。  次に、これまでの見直しに向けての経過を説明いたします。  平成28年度には、緑の現況調査とヒートアイランド調査を実施ております。  まず、本市の緑の状況を把握するための緑の現況調査については、平成20年にも調査ており、参考資料1に比較表を掲載ております。今回の調査結果として、都市公園の面積や公共施設や緑化重点地区の緑の面積は増加ておりますが、地域全体での緑の面積は減少ているといえます。  次に、本市の市街地と郊外の温度差を把握するためのヒートアイランド調査については、平成19年にも調査ており、参考資料2に比較図を掲載ております。今回の調査結果として、郊外平均温度と比べ1℃以上高い、黄色線で囲まれた区域が本市中心部に広がっており、ヒートアイランド現象が拡大てきていると言えます。  平成29年に入りますと、緑の基本計画の見直しの業務委託を発注、大分市緑の基本計画庁内検討委員会や、外部委員による大分市緑の基本計画検討委員会を開催、調査結果を報告するとともに、今後の基本計画の見直しの進め方について説明ております。  そして、今年度に入り、改正都市緑地法や改正都市公園法が施行れ、その改正内容に基づき、市民の皆様が本市の緑に対して日ごろどのように感じているのか、どのようなことを望んでいるのかを、緑の基本計画における緑地保全、緑化推進、公園整備の方針に反映するため、市民アンケート調査を実施ております。  そのアンケート調査結果については、参考資料の3に主なものを抜粋ておりますが、緑の現状について、公園について、緑の将来像について、緑化の推進体制や緑の管理についてに関して質問たところ、山や公園などの緑が多いと感じている一方、その維持管理が問題である、や、森林、河川、公園、街路樹などの緑を守っていく必要がある、また、行政と市民が役割分担協力て緑化推進することが望ましい、などの御意見をいただいたところでございます。  本市の緑に関する現在の課題といたしましては、人口、市民ニーズ、施設、緑の機能などの観点から整理を行い、今後の生産年齢人口の減少などによる税収の大幅な増加が見込めない中で、老朽化た施設の維持管理、更新にかかる費用が膨大ていく。また、都市化による自然環境の変化への対応や、生物多様性に配慮た緑のネットワークの形成が必要である、などを課題として捉えております。その他の主な課題については参考資料4に掲載ております。  今後の予定についてでございますが、見直しの背景、アンケートなどの調査結果、4月の地域ビジョンの提言を踏まえ、本市の緑に関する課題の解決策を大分市緑の基本計画庁内検討委員会や大分市緑の基本計画検討委員会で議論を重ねていき、また、緑の政策審議会からの御意見をいただき、今年度末までに計画の見直し策定を行っていきます。  建設常任委員会の委員の皆様方にも段階ごとに御報告、御意見、御指導を願いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。 ○永松委員   緑の保全とか緑化とか、確かに大事なこととは思うのです。市民もみんなそう思っていると思うのですけど、先ほど課題の中にも維持管理の問題などと出ていましたけど、この辺はどうなのですか。中心市街地だったら、ムクドリの問題も出てくる。しかし、緑をふやせば必然的にそういうものは出てくるだろうし、家の近くの公園なんかでも、もうそろそろ朝セミの鳴き声がうるさくて、夜勤から帰ってきて寝られないとか、いろいろな問題が出てくる。  この辺は答弁できないだろうけども、緑をふやさないといけないということと、一方ふやすことによっていろいろ問題が出てくることの兼ね合いは、何か考えはありますか。 ○分藤公園緑地課長   委員の言われた内容についてなのですが、基本的な考え方は緑をふやしていく、総合計画の中でも目標値を定めているところでございます。  ただ、地元の要望、そういったところの維持管理についてどうしていくのかというところでは、地元とよく協議をていかなければならないと。また今後、今回の基本計画の見直しの中において、庁内検討委員会の中でも、また、外部委員からもそういったところの提言をいただきながら、どういった方針を立てていくかというところを検討てまいりたいと考えております。 ○永松委員   そのとおりだろうと思うのですが、やっぱり自治会等を中心にながら、連携とりながらやっていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○足立委員長   ほかの委員の皆さん、ありませんか。 ○仲家委員   今回の緑の基本計画と、工場の敷地の緑地面積との整合性というのは、何かありますか。全然違ったものと捉えていいのですか。 ○分藤公園緑地課長   緑の基本計画の中で、大分市全域にかかわる緑の面積を、全体面積に対する緑の面積で緑被率というものであらわしているのですが、大分市全域の面積に工場等の面積も入っておりますので、その中で全体の緑の割合を航空写真等を利用ながらその緑被率を出していくのですが、その辺は緑の基本計画の中で検討ていくものと判断ております。 ○仲家委員   わかりました。 ○足立委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、執行部からその他とて何かありませんか。 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   OITAサイクルフェス!!!2018の事前の広報用のチラシが完成いたしましたので、お配りさせていただいてよろしいでしょうか。 ○足立委員長   はい。  〔資料配付〕 ○宮下都市計画部次長都市交通対策課長   本年度で5回目を迎えるOITAサイクルフェスにつきまして、事前の広報用チラシが完成いたしましたので、お配りさせていただきました。  日程につきましては、平成30年10月13日の土曜日、14日の日曜日の2日間の開催となっております。  また、これまで4回の開催につきましては、JBCF――全日本実業団自転車競技連盟が主催する国内のツアーレースでございましたが、今年度からはUCI――国際自転車競技連合公認の国際レースとして開催をいたします。なお、国際レースとしての開催はこのOITAサイクルフェスが全国で7つ目のレースということになっております。  レースの内容といたしましては、13日土曜日に大分いこいの道クリテリウム、14日日曜日に大分アーバンクラッシックを、ともに国際レースとして開催することとております。  現在事務局にて開催に向けて準備を進めているところでございますが、また詳細が決定ていく中で改めて本委員会で報告をてまいりますので、よろしくお願いたいと思います。 ○足立委員長   ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   執行部からほかにありませんか。 ○清水都市計画部長   冒頭、報告議案の説明に際しまして、混乱があったことに対しましてお詫び申し上げます。 ○足立委員長   説明員の皆さんにはしっかりとた説明をよろしくお願いいたします。  委員の皆さん、その他とて何かありませんか。 ○三浦委員   先般の本会議の中で、井手口議員から仮想天守イルミネーションの件の質問がありました。  我々建設常任委員会の議決の前提自体が崩れてしまう答弁があったのですが、あのときに結局、陳情が出てきて、経済団体もお金を負担するという部分があったので、であれば全額市が出す必要がないので、それであればいいということで議決をたというふうに記憶をているのですが、どうでしたか。 ○書記   陳情の内容でしょうか。 ○三浦委員   陳情ではなくて、議決の中の委員会の意見。 ○足立委員長   ちょっとそこら辺、資料か何かありますか。 ○三浦委員   それがもし、私の勘違いだったらもう勘違いで済むのですけど、その前提が議決の中に入っていて、大分経済同友会は、我々は提案団体でありお金に関しては一切知りませんという答弁があったと思うのですけど、そうなってくると議決自体がおかしくなってくるので、確認ていただきたいのですが。 ○書記   附帯意見について読み上げさせていただきます。  1、仮想天守イルミネーションの実施が本市の魅力発信や中心市街地の活性化に資する事業となるよう、関係課局間の連携を図り、効果的、効率的な事業実施に取り組むこと。また、実施に係る事業費については、クラウドファンディングや関係団体からの協力など、あらゆる手法を検討すること。  2、台風、地震等の自然災害や事故等不測の事態に対する対策を十分に行い、安全管理に努めること。  3、事業効果については、市民にわかりやすい説明や、質問項目を工夫たアンケート調査を行うことなどにより、より適正で幅広い市民意見を聴取、十分な検証を行うこと。また、本委員会に対してその内容を随時報告するとともに、事業計画や事業内容等について十分な協議を行うこと。
     こちらが、予算に対する附帯意見となっています。 ○三浦委員   そうすると、やっぱり意見がついています。関係団体とクラウドファンディング。その件に関してちょっと経過も含めて、井手口議員の質問に対する答弁に関しても詳しく説明ていただけますか。 ○足立委員長   ここで休憩いたします。その辺のところ、説明できる資料がありましたら用意ておいてください。                                    午後0時5分休憩                                    午後1時28分再開 ○足立委員長   それでは、再開します。  部長、回答をお願いします。 ○清水都市計画部長   それでは、仮想天守イルミネーションの、まず要望書をお手元にお配りていると思いますが、その内容について担当から御説明をいたします。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   まず、お手元の要望書をごらんいただきたいと思います。平成30年2月14日に大分経済同友会から大分市長宛てに出された要望書であります。読まていただきます。  府内城仮想天守イルミネーションの継続を求める要望書。  大分市の中心市街地は、江戸時代に開発れた城下町の町割を今日も色濃く残しています。そうした意味で、府内藩の藩庁が置かれた大分城址公園は、大分市のシンボルともいうべき存在です。  しかしながら、園内に足を一歩踏み入れると、1743年に焼失た天守を初め、当時の面影は残されておらず、大分文化会館が閉館て以降は市民の足も遠のき、残念ながら県都大分のシビックプライド、都市に対して市民が抱く誇り、愛着の源泉となり得ていません。  そうした中、いにしえの府内城天守を現代のテクノロジーによってよみがえらた府内城仮想天守イルミネーションには大勢の市民が関心を持って集まり、かつての府内城の存在感を体験することができました。先ごろ開催れたエンジン01文化戦略会議オープンカレッジでも、県外から大分市を訪れた多くの文化人の目を楽しませました。  イルミネーションは2月14日をもって終了、仮想天守は解体、撤去れる予定と伺っていますが、府内城の再整備活用に向けた市民の意識を高め、大分の魅力の対外発信を続けていく上で、仮想天守は大いに役立つことから、事業の継続を図るべきと考えます。  まずは、2018年の国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭で大分市のリーディング事業のひのき舞台として有効活用、主に国内から大分を訪れる観客をイルミネーションで迎えましょう。さらに、2019年のラグビーワールドカップでは、海外観光客に大分市をPRする取り組みが求められています。大分の文化、ひいては日本文化の魅力を海外に発信する上で、城というコンテンツはインパクトが大きいと考えます。  しかも、普通の天守閣ならば国内他都市にもありますが、府内城を夜間だけ浮かび上がる神秘的な幻影の城としてアピールすることで、他の地域との差別化が可能です。大分の幻想的な夜景がSNSなどを通じて広く発信れて、大分に対する国内外の関心が高まり、そうした評価が市民の誇り、愛着の醸成にも強力にフィードバックすることを期待ています。  城址公園のイルミネーションを残して文化プログラムの会場として活用するには、具体的な方策の検討が必要です。継続に要する資金をどう確保するかという課題もあります。そうした議論を、官民を交えて早急に始めなければなりません。  検討のための猶予期間を設ける上で、現在のイルミネーションの期限を延長いただけるよう要望いたします。  大分経済同友会 代表幹事 姫野昌治 代表幹事 福島知克。 ○足立委員長   次に、本会議での井手口議員の質問について。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   井手口議員の質問に対して、市としての答弁でございます。  経済同友会との協働事業、仮想天守イルミネーション事業継続決定後の大分経済同友会との協議について、でございます。  答弁としまして、仮想天守イルミネーション事業については、先般要望書の内容を大分経済同友会に確認たところ、同会は提言団体であることから、金銭面の支援を含めて直接的な支援を行う予定はないとのことでありました。 ○足立委員長   これは、答弁の担当部局はどこですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   商工労働観光部長がお答えをさせていただいております。 ○足立委員長   都市計画部長、部同士の共通認識はあるのでしょうか。 ○清水都市計画部長   この答弁に対しましても、商工労働観光部と都市計画部で話した、市として答弁をたものになります。 ○足立委員長   2つの回答がありましたので、委員の皆さん、なにかありませんか。 ○三浦委員   あと、資料請求になるのですけど、議会に対しての陳情が出ていました。結局、陳情は不採択にたのですけど、その陳情書も今、追加で出ませんか。 ○書記   ちょっと今、手元には御用意ておりません。 ○三浦委員   今から、用意てもらわないと困ります。 ○書記   準備いたします。 ○三浦委員   文章を読む限りは、「官民を交えて早急に始めなければなりません」とこの要望書には書いているのですけど、この答弁からすると、我々はその官民の民ではないと大分経済同友会は答えているということでいいのですか。そうとしか、とりようがないのです。都市計画部に聞くのは、非常に申しわけないけど、窓口がそっちなので、仕方ないというのはあるのですけど。 ○足立委員長   共通認識はあるので、その認識の中で。 ○三浦委員   我々は違います、直接の支援を行う予定はないというふうに答えています。要望書には、官民を交えて早急に始めなければとありますが、この時点での民ではないというふうに彼らは答えたととらざるを得ないのです。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   ちょっと協議経過を御説明させていただきます。  2月14日の日に、私も同席しましたけれども、そのときにその金銭面について御発言はございませんでした。  その後、今年度に入りまして、5月、6月に計3回、大分経済同友会の方に、この要望の内容の意思確認をさせていただいております。  5月の時点では、大分経済同友会が今後どのようにまちづくりにかかわるのか意向を確認をしましたけれども、具体的な回答はいただいておりません。  そして、6月に入りまして、2度このイルミネーションに対する要望書のこの資金というところについて御確認をさせていただきましたけれども、あくまでもこの御答弁させていただいたとおり、提言団体であるということで、金銭面の支援を含めて直接的な支援を行う予定はありませんということでした。ですから、この言葉の意味が何を意味れているのかというのは、憶測で物を申すのは控えさせていただきたいと思います。 ○三浦委員   直接的な支援はないけど、間接的にということの確認はしませんでしたか。 ○清水都市計画部長   間接的、直接的ということではなく、まちづくりとしてどのようなかかわりができますかというような問いかけをさせていただいております。その中では、特段明言れた内容は、私とても聞き取れてないのですが、今まで数回の話し合いの中では、姫野次長が言ったとおりであります。大分経済同友会とも、これは途中の経過と認識ておりますので、まちづくりにどうかかわるのかというところも含めて、今後も大分経済同友会にも働きかけはていきたいと思っております。 ○宮邉副委員長   当然、これを議論するときに、この要望書も参考資料として示されたのです。  今、三浦委員がおっしゃったように、下の3行のところだけ捉えさせていただいて申しわけないのですけれども、検討のための猶予期間を設ける上で、イルミネーションの期間を延長てくださいという要望なのです。だから、この間に必ず何かの答えを出すというような思いで、この文書は提出れているのではないかと、私たちはこれを示されたときにそう解釈をたのです。  だからこそ、附帯意見もついていますけれども、要は財源のあり方について、官民としっかりと話を、民間が全く手を出しませんということであればそういう附帯意見をつける必要は何もなかったわけで、だから、私たちの早とちりと言われてしまうとこれまた困るのですけれども、そこで議論をた中では、当然大分経済同友会も一緒にやっていただけるという思いしかなかったものですから、この最後の3行の文章だけ捉えさせて申しわけないのですけれども、これは相手方に、この意思があったと見るのが普通だろうと思うのです。  部長が先ほど、これからまたお願いをていくという話をていましたけれども、井手口議員への答弁をする段階では、大分経済同友会は全くそういう思いは持っていなかったということがあるわけですので、一度、早い時期にそこは確認をするなり、今後の取り組み方について共通認識を持つということでやっていただかないと、大分市議会がペテンにかけられたような話になってしまうので、これは私たちとしても、ちょっと腑に落ちないところになってしまいますので、答えたのが商工労働観光部長ということで大変言いにくいのですけれども、その辺も含めて部局内で話をていただけるとありがたいと思っております。 ○足立委員長   井手口議員に対する答弁をたときに、そういう協議を今後とも続けていくというような話が、商工労働観光部や関連する部局となされていたのですか。それが反映れていなくてばっさり終わってしまっていた。今、部長が言ったことと整合性がとれない。 ○宮邉副委員長   何を要望れても、もう知りませんという話にしかならなくなってしまう。いろんな考え方を提言ていただけるのはありがたいと思っていますので。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   井手口議員の御質問が、決定までの協議についてということで、金銭面の支援についての御質問でありましたので、こういうお答えをさせていただきましたけれども、私どもまちなみ企画課また商工労政課、商工労働観光部も含めて、先ほど部長も申したとおり、今後も引き続きこういった形で御要望をいただいているので、引き続き商工労働観光部とタッグを組みながら、協議をさせていただきたいと思っています。  この間について、先ほど都市計画部の5月と6月の具体的なやりとりを報告させていただいておりますけれど、商工労働観光部と大分経済同友会とのやりとりについては確認できておりません。 ○宮邉副委員長   何をたかったのか、向こうの意思をしっかり確認するべきと思う。 ○足立委員長   陳情書の準備ができましたので、配付させます。  〔資料配付〕 ○足立委員長   何か、少し言い回しが違いましたよね。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   最後のところの、「要望いたします」のフレーズが、「期限を延長するよう陳情する」と、そこが違っていたという認識でございます。 ○三浦委員   もう都市計画部を巻き込んでもこれ以上出てこない。趣旨としては変わらないということでいいのではないかと思う。  官民の民とは何かという部分の認識の違いかと。向こうに言わたら、民はたくさんあるので、大分経済同友会と特定する議会がおかしいでしょうという議論になるかもしれませんけど、大分経済同友会という民間団体の代表的団体と思っているところが出てきて、そこが民と書いていて、我々は知らないというのは、今後議会としてつき合いを考えないと悪くなるような感じになってくるのではないかと、私はします。  大前提としてこれがあったから議会も付帯意見をつけて議決をている。それがもう、議決の大前提が壊れてくるということになってくると、おかしくなる。 ○宮邉副委員長   あしたからとめなさいという話になりかねないですよ。 ○足立委員長   委員会の中で大分経済同友会とのやりとりの話が何かありませんでしたか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   大分経済同友会と資金についてのやりとりはさせていただいておりませんで、延長分にかかる資金については、一般の寄附ですとかクラウドファンディングなどの手法を検討するべきと、小野委員が言われたと思っていますけど、そういう御発言をいただいて、そういった御答弁をさせていただいております。そのときに、その財源の手当ては、仲家委員だったと思いますけど、いつの財源で手当てをするのですかという御質問があって、議決いただければ平成30年度にかかる費用に充てると、そういう御答弁を委員会のときにさせていただいたと認識ております。 ○足立委員長   それでは、こちらの思い違いですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   補足させていただきますと、3月議会の、当初予算の議論のときに、永松委員だったと思いますけど、要望を受けたから継続することを決めたのかと、当時の部長に対してそのような御質問があって、そういったことのみではなくて、アンケート結果ですとか、いろんな方にお聞きた内容等を踏まえてというようなやりとりはさせていただいておりますけど、そのときに、お金をもらうといった議論ではなくて、こういう要望書を幾つかいただいているのを、それのみで判断たのかという、そういうやりとりは3月の委員会のときにさせていただいております。 ○三浦委員 
     今の姫野次長が言う分には、執行部の意見としてはそれでいいのです。  議会としては、結局、資金は民間団体がという部分を書いている以上は、ここを判断ているというのが大きいのではないかという感じがするのです。  確かに、執行部はいろんなところから要望が上がってきたからやりますと。それを決定するのは議会ですから。その決定の要素の一つの中にこれが入っている。しかも、附帯意見をつけています。議会としてどうするかということを考えないと、今後全部に引っかかってくる気がします。  だから、陳情・請願の扱い、要望書の扱いは、今後かなり考えていかなければならなくなってくる。  我々9人がみんな勘違いていたでいいのですけど、そのかわり今後徹底てやりましょうという話です。我々の委員会の承認をもって、本会議に持っていって、本会議で可決たのですから。 ○宮邉副委員長   難しい。 ○三浦委員   難しいのは難しいのですけど、そこまで突き詰めないといけない。附帯意見をつけて議決てしまっているので、その辺の整合性をしっかりておかないと。  そして、本会議で井手口議員がこれを言ってしまった。 ○宮邉副委員長   大分経済同友会は、猶予期間が欲しいから延長てくれということを言っているのですよね。だから、大分経済同友会が今後何かする意思があるのかどうかというのは確認ができるものなのですか。  要は、年度途中なので、来年の3月までは一応猶予はあると思うのです。その間に向こうがこういうことをやりますということを出してくるのであれば、こちらはうそをつかれたということにはならないと思うのですけれども。井手口議員への答弁のように、これから来年3月まで一切何もするつもりはありませんと言われたときには、少し対応を考える必要が出てくるのかと思ったのですけれども。 ○清水都市計画部長   資金面の支援を含めて、直接的な支援を行うことはできないというような答弁でした。間接的も含めてまちづくりにどうかかわっていただけますかということも、直接話を申し上げました。その中では、明確な回答はもらっていない状況でありますので、先ほど話をしましたように、まだ話の途中だと私どもも判断ているところもありますので、今後、この附帯意見にありますように、あらゆる手法を検討するというところもありますから、資金面だけの問題ではなくて、どのようなまちづくりにかかわりをいただけるか、やっていけるのかということも含めて、我々執行部としても話をていくことが必要ではないかと思っております。 ○宮邉副委員長   出されたところが大分経済同友会。その大分経済同友会が、要望書の中で、検討のための期間が欲しいと言っているのです。だから、当然こちらとしては、大分経済同友会がその猶予期間の中で何らかのことをてくれるだろうという認識なのです。  部長からはまだその辺の部分がはっきりていないということで、これからその辺を詰めることができればという話だったのですけれども、実際この要望書を出したのは大分経済同友会であって、いろんなことを考える時間が欲しいのでこれを延長てくださいという要望書になっているので、これについては、私どもとしては、しっかりと相手の考え方を確認なければならないと思っています。 ○三浦委員   今、宮邉副委員長がそういう形で執行部に振ってくれて、執行部は今後接触を持つとは思うのですが、委員会では直接、大分経済同友会の会長の参考人招致ができないのですか。 ○書記   参考人につきましては、地方自治法によりますと、会議において、市の事務に関する調査または審査のために参考人の意見を聞くことができるということでありまして、具体的な委員会の審査案件、調査案件、そういったものが必要になってくると考えております。  今、具体的な議案等が上がってない中では、ちょっと呼ぶことは厳しいと考えております。 ○三浦委員   公式には呼べないということですね。 ○書記   はい。 ○三浦委員   それなら非公式で我々が行くかですね。大分経済同友会に申し入れて、向こうでお出かけ委員会を開きますか。それは可ですね。 ○書記   こちらから出向いての意見交換ということであれば可能ではないかと考えます。 ○三浦委員   あまり都市計画部を巻き込むのは悪いかと思ったので、それであれば委員会で直接大分経済同友会から話を聞きますか。委員長どうでしょう。 ○永松委員   ちょっと私の考えですけれども、ここの陳情書は委員会では不採択にています。だから、私どもが考えておかないといけないのは、陳情書を出したけど、議会は不採択にていませんかというような捉え方を向こうかられる可能性はあるのではないかと。私は慎重に対応べきだろうと思います。  ただ、あのときの不採択の内容は、これを全部NOではなくて、2019年のラグビーワールドカップ2019までと書いているから、議会としては2018年度の予算を付託れてその予算を審議する中で上がってきた陳情だから、2019年度のことまで議論をする立場にはないから、これは不採択ということでした。これそのものを全部否定たということではないです。そこのところをまず、仮に行くとすれば、大分経済同友会にもきちんと認識させておかないとだめではないかと。そうでないと、大分経済同友会からは、私たちの出した陳情を議会は不採択にたではないですかと言われますから。  あのときのNOはこういうことを全部NOと言ったのではないのであって、そこだけは認識をきちんと同じにておかないと、要望書そのものを全部NOということではなくて、2019年度のことまでこの委員会で議論をする権限はないので不採択にしましょうということでした。  ただ、そのときに、執行部のほうから大分経済同友会にこういう要望書を出してくれといって出さたとか何とかうわさが流れたのですけど、まさかそういうことはないですね。一応念のために確認します。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   3月議会ではそのような御質問がありましたけれども、そういうことはございませんとお答えさせていただいておりまして、現時点でのお答えでもそういうことはございません。 ○永松委員   府内町のほうに要望に行ったとか何とかというような話もあって。そのようなことはないですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   それもございません。 ○宮邉副委員長   一度商工労働観光部と都市計画部のほうに投げて、その状況を報告いただいて、その後に考えるとか……。 ○足立委員長   しかし、委員会として出向くというのはいかがなものか。やっぱり執行部が主体的に動いて、私たちはその良し悪しを判断するのが委員会の役割ではないかな。 ○清水都市計画部長   宮邉副委員長もおっしゃいましたように、執行部のほうで商工労働観光部とも足並みをそろえながら、まずは大分経済同友会の意向確認を進めていきたいと思います。 ○永松委員   部長もそういう答弁をれたけれども、私は、きょうも午前中言ったように、商工労働観光部とあなたたちがもう少し、きちんと連携をとっていれば、答弁書はこのような形にはならなかったのではないかと思う。要望書とか附帯意見をもとにて一応委員会を通しているわけですから、あなたたちがきちんと認識て、商工労働観光部とこの答弁書のすり合わせをするときに、そういうものが頭の中にあったとするなら、商工労働観光部長にこういう答弁書でオーケーと、あなたたちが言うということに私は疑問を投げかけたい。こういう答弁で結構ですなんていうことにどうしてなったのか。  当然、そういう答弁をすれば、三浦委員を初め皆さんからこういう質問が、委員会の中で出てくるというのは、当たり前のことと思う。これも商工労働観光部長がた答弁ですからなんていうことにはならないと思うのですけど。 ○清水都市計画部長   この答弁につきましても、商工労働観光部とのすり合わせをた後に、市の答弁という形で出さていただいております。 ○永松委員   それはわかりきっています。 ○小野委員   当初、寄附については、団体からも資金の面も考慮ないといけないというような文言の入った要望書が上がったことが一つの要因であるわけで、アンケートでも市民から好評だということで継続しようと思いますというお話だったと思うのですけど、この委員会の公式の場ではないところでも、寄附を受けいれるようなニュアンスの話は若干あったと思うのです。その段階で見込んでいたのは大分経済同友会でしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   府内城を復元する会からも要望書をいただいておりまして、金銭的なことを触れられた要望書になっております。口頭でそこの部分だけ読み上げますと、府内城を復元する会の会長、淵野耕三様から大分市長宛てに出されておりまして、「もちろん延長に伴う費用その他、各機関との調整等ありますが、当会も出来るだけの応援をする所存でございます」という要望書を2月6日にいただいております。 ○小野委員   ということは、大分経済同友会だけではなく、どこかが寄附をてくれるだろうという期待を持っての話だったと捉えていいのでしょうか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   府内城を復元する会からの要望書はそういった費用を応援すると、そこまで明確に書かれておりますので、こういったお気持ちがあるのだろうと認識をさせていただいておりました。 ○小野委員   府内城を復元する会からの寄附の話についてはどういう状況なのかお聞かください。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   3月2日に協議をさせていただいて、この要望を踏まえて協力を依頼するお願いをさせていただきましたけれども、5月になりまして再度確認を行ったところ、仮想天守イルミネーションに充てるということであれば、会として寄附は難しいと。  要は、もともと府内城を復元するという趣旨の団体だということで、仮想天守についての直接的な寄附は難しいというお答えが返っているところでございます。 ○小野委員   僕も限られた時間で議事録を見返したのですけど、要望書を上げてきた団体はもう1件ありますけど、もう1つは資金面のことを書いてないので、3つのうちの大分経済同友会と府内城を復元する会が資金の件に関して要望書に入れ込んでいたと思うのです。委員会の中で、とにかく市の予算を投入てだけではなく民間のお金も入れましょうという話で予算が承認れたと思うのですけど、その中で、広く市民の皆さんにそういう寄附を呼びかけたり、告知たりということにも取り組んでいきたいと思いますみたいな答弁があったと思うのですけど、そこについての進捗がもしあれば教えてください。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   3月の委員会のときも、クラウドファンディングですとか一般寄附、ふるさと納税などの話があったかと思います。そういうことを踏まえまして、どういうやり方であれば寄附をいただけるのかを他部局も踏まえて協議させていただいている状況でございます。 ○小野委員   具体的に、一般寄附が適当だという答弁に対して、府内城仮想天守イルミネーションを継続するので、それに向けての寄附という形で告知はできますかというふうに聞いたところ、そういった呼びかけを特定のこのイルミネーション継続の事業という形で検討てまいりたいと思いますということでしたが、その予定はあるのですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   財務部ですとか他部局も含めて協議を行っておりまして、現時点でいつからどうするというところまでは至ってない状況でございます。 ○小野委員   委員会の中で、とにかく民間からの寄附などを含めた上でこの継続は決まったと思うのです。  それで決まった話の上で、結局ふたをあけてみたら、全部市がやっていましたということになったときに、やっぱりこのままではどうにもならないのかという部分があるので、話の持っていきかたとかもどうだったのか気になるのですけど、府内城を復元する会は、府内城の復元については出すけどイルミネーションには出さないみたいなことを言ったみたいですけど、要望書では、「延長に伴う費用その他、各機関との調整等ありますが、当会も出来るだけの応援をする所存」と延長に伴う費用と言っているので、何かしらの形で民間からの資金を入れるというところにぜひ注力ていただきたいという要望です。 ○足立委員長   今から取り組むと。我々はそういう思いを込めていましたので、今まだ検討段階ですが、年度末はすぐ迎えます。繰り返されてもどうにもならないし、本当に、もう困難なら困難というような意思表示をてもらってもいいです。  今は来場者数のカウントはているのですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   カウントは毎日ております。 ○足立委員長   わかる範囲で。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   今すぐお出しできませんので、後ほどかあすにでも資料をお出しさせていただいてよろしいですか。 ○永松委員   いつまでのデータがあるのですか。 ○姫野都市計画部次長まちなみ企画課長   入場者数をカウントできるようにセンサーを設置ております。人はいませんけれども、センサーで3カ所カウントている状況でございますので、数字はお出しできる状況にございます。 ○足立委員長   それでは、わかる限りで資料を出してください。それからまた委員会で皆さんと論じればいいので。 ○清水都市計画部長   寄附については、今まで説明たとおり非常に難しい状況でありますけれども、これからのイルミネーション含めてまちづくりも含めて、あらゆる手法でどういったことができるのかということを引き続き、議会のほうから意見をいただいた部分がありますので、これからもしっかりそういう動きはたいと思っております。 ○足立委員長   商工労働観光部とか企画部に来て、そして最後には具体的なものになって都市計画部に来るのですけど、そこまでの流れが非常に矛盾を感じるのです。
     だから、都市計画部にどこまで追求ていいのかわからないけど、全庁的に共通認識を持ってもらいたい。商工労働観光部なり要望書を受け取る入り口のところと、もうちょっとスピード感を持ってもらいたいと思います。  このままでいったら、最後は税金の使い方の問題になってきます。だから、毎日のカウントの積み重ねも大事だと思うので、早急にまたそれも教えていただきたいと思います。  委員の皆さん、ほかにありませんか。 ○三浦委員   この附帯意見の中に、実施にかかわる事業費について、クラウドファンディング、関係団体への協力などあらゆる手法を検討することと意見をつけていて、その関係団体というのが我々委員会は大分経済同友会とか府内城を復元する会と受け取った部分もあるのですが、これだけのものと限定はれていないので、今後そういうクラウドファンディングも含めた中で、どういう寄附が集められるかというのもぜひ検討ていただきたいです。要望です。  それと、この2つの団体にはある程度責任感を持ってもらわないといけないので、もう1回、委員会がこう言っているというのを伝えてもらいたい。委員会としてはかなり怒っていますと、何なら委員会から出向くぐらい言っていますぐらいのことを言ってもらっていいので、その辺はしっかりと伝えて、向こうに何らかの形でこの議論に乗ってもらう努力をていただけたらと思います。  きょうこの時点でまだ委員長は我々が出向くのは早いと、都市計画部に1回任せると言っているので、1回任せます。 ○小野委員   今回も附帯意見をつけて承認れて、すごく重要なことだと思うのです。  井手口議員がたまたま一般質問れて、大分経済同友会は提言団体だから金銭支援も含めて支援を行う予定はないということを突然言われたときに、疑問に思うわけです。あの委員会で話したことは何だったんだろうみたいな気持ちになるのです。一生懸命時間をかけて議論て進めてきたのに、何か知らないところで、ああそうなっていたんだと。だから、そういうやりとりがあって、こういう答えが出されましたというような、大分経済同友会とこういう話になって資金が出してもらえないみたいなことがあったら、ぜひ教えていただきたいという気持ちを抱いたので、そこだけお願いさせていただきたい。 ○永松委員   都市計画部の部長であれば、商工労働観光部長のそういう答弁を市の意見としていいですなんて、あなたが承諾できることに違和感がある。  委員会でこういう話になっているので、大分経済同友会もそう言ったかもしれないけど、ちょっと答弁の内容を変えられないかとか、そういうことを感じなかったのか聞きたいのです。これは市の意見と簡単に言いますけど、関係する部の部長としてこういうことを認識ていて、よくそんな答弁を認めたなと思う。商工労働観光部長は当然、自分の立場だけの答弁をすればいいだろうけど、ずっとその経過をあなたも知っているはずです。そういうときに、そして部長になって、こういう答弁で結構ですというのは、ちょっと都市計画部長としては軽率な判断ではなかったかと個人的に思います。 ○清水都市計画部長   井手口議員の一般質問に対しまして、資金面だけの話をているわけではないという内容でありますので、この答弁書をつくるに当たって資金面だけの観点でこういった答弁を書いて答弁たことに対しまして、都市計画部長としてもう少し側面からの配慮が必要だったかと感じます。以後気をつけたいと思います。 ○足立委員長   ほかはよろしいでしょうか。 ○三浦委員   答弁で、「支援の予定はないということでありました」のときに、「現時点では」とか入れて、現時点では支援を行う予定ではないということでありましたが今後とも引き続きなど、今後まだ動くという部分を入れてくれたら、このようにはならなかった。ばっさり切っているので、ここで終わったと我々はとらざるを得ないのです。ぜひそれをお願いします。 ○足立委員長   それでは、ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、今の建設常任委員の思いを、再度関係する部長たちに積極的に話してください。そして、委員会としても、要望者のほうにもそういう思いがあるので、できるだけ何らかの形を出せるものがあれば、再度その辺のところは質問なり要望なりていただければと思います。  それでは、ほかに何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○足立委員長   それでは、以上で、都市計画部の案件は全て終了いたしました。  あす21日の委員会開会は、午前9時30分から開会の議会運営委員会終了後になりますので、放送がありましたら委員会室にお集まりください。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午後2時19分散会...