大分市議会 2018-06-20
平成30年厚生常任委員会( 6月20日)
平成30年
厚生常任委員会( 6月20日)
厚生常任委員会記録
1.
開催日時
平成30年6月20日(水) 午前9時59分開議~午前11時33分散会
2.場所
第2
委員会室
3.
出席委員
委員長 倉掛 賢裕 副
委員長 橋本 敬広
委 員 安部 剛祐 委 員 長田 教雄
委 員 堀 嘉徳 委 員 斉藤 由美子
委 員 安東 房吉 委 員 スカルリーパー・エイジ
委 員 衛藤 延洋
欠席委員
なし
4.説明員
ほかに質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、第2条
繰越明許費の補正、第2表中1追加、第3
款民生費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
原田福祉事務所次長兼
障害福祉課長
〔
予算書① 7ページ、
繰越明許費の補正について説明〕
○
倉掛委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
次に、報第5号、
専決処分した事件の承認について、平成29年度大分市
介護保険特別会計補正予算第3号の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
斉藤長寿福祉課長
〔
説明書② 205ページ
~、平成29年度大分市
介護保険特別会計補正予算について説明〕
○
倉掛委員長
質疑、意見はありませんか。
○
斉藤委員
218ページの
介護認定審査会費の減額についてですが、
認定審査会の
実施状況に何か変化はありますでしょうか。
○
斉藤長寿福祉課長
当初、810回を予定していましたが、結果として、770回実施しました。それに伴う減でございます。
○
斉藤委員
認定審査会が減ったということは、認定するその時期とかが申請者に影響することはないのですか。
○
斉藤長寿福祉課長
それは極力影響がないように審査しております。
○
斉藤委員
影響がないとはいえ、随分減っているなという印象を受けますので、やっぱり
認定審査は、細かい対応ができるように、それぞれ先生の御都合はあるでしょうけれども、しっかりその点対応するようにお願いしたいと思います。
もう一点、
介護予防の分ですが、歳入も減って歳出ももちろん減るのですが、いわゆる
介護予防の利用率が下がっていると、最近よく話題になっていますが、大分市の状況について、もちろん入ってくるものが減ると、給付も
サービスも減っていくのかなという感じもありますが、その利用の状況はどのようになっていますか。
○
斉藤長寿福祉課長
総合事業が昨年から導入されました。
総合事業の状況を御説明いたします。
事業対象者は現在440名でございます。要支援1の方が95名、要支援2の方が31名、
短期集中を行っている方が566名ということでございます。その分、
介護予防費が多少減額されたという認識は持っております。
○
斉藤委員
みなし事業者があるとはいえ、
事業所の撤退が相次いでいるというふうになっているのですが、
総合事業の受け皿はそれに対して、現状、バランス的にはどうなっていますか。
○
斉藤長寿福祉課長
訪問介護の
事業所が、
現行相当の
事業所で161
事業所、緩和型で57
事業所、
通所介護で170
事業所、緩和型で31
事業所、
短期集中で11
事業所に委託しております。
○
斉藤委員
利用者に対しての
サービスは、それで大体、十分間に合っているというふうに考えていいのですか。
○
斉藤長寿福祉課長
現在、対象者が566名ということで、現在のところ間に合っているという認識はございます。
○
斉藤委員
要支援の方々はぎりぎりのラインなのですよね。今後それが外される可能性もなきにしもあらずで、一方で、利用料がかかるからということで利用しないという方も結構耳にします。今後、
介護予防はとても大事な分野なので、その分の利用を、やはり必要に応じてきっちりと呼びかけていくというか、十分使えますよということで、ぜひ周知のほうはしていただきたいと思います。結果については追ってお聞きしますので、よろしくお願いします。
○
倉掛委員長
ほかに質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
本案は原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で、
福祉保健部関係の
付託案件の審査を全て終了しました。
それでは、ここで、
執行部より
報告事項の申し出がありましたので、
報告事項の説明を受けたいと思います。
まず、平成30年度第7期
介護保険事業計画における
事業者公募について、報告を受けます。
○
斉藤長寿福祉課長
平成30年度第7期
介護保険事業計画における
事業者公募についてでございますが、この公募につきましては、平成30年度から平成32年度までを
計画期間とした第7期
介護保険事業計画において、
日常生活圏域ごとに多様化するニーズに対応するため、平成30年度から平成32年度の3カ年間の
整備予定数を一括して公募し、選定を行うものです。
募集する
サービスにつきましては、お手元の資料に記載されておりますとおりですが、施設・
居住系サービスとして、
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、いわゆる
特別養護老人ホーム、小規模な
介護老人保健施設、
認知症対応型共同生活介護、また
在宅系サービスとして、小規模多
機能型居宅介護、看護小規模多
機能型居宅介護、
認知症対応型通所介護につきまして募集をいたします。
最後に、今後のスケジュールにつきましてですが、あす21日に
事業者向けの公募の説明会を開催し、6月27日から8月27日までを公募の
受け付け期間といたします。その後、9月から10月にかけて
書類審査、
現地確認を行い、11月の
事業者ヒアリングを経て、12月上旬には事業者の選定、内定を行う予定としております。
○
倉掛委員長
意見や質問はありませんか。
○
衛藤委員
在宅系はいいのですけど、施設・居住系は、地域はどこを考えているのでしょうか。
○
斉藤長寿福祉課長
特別養護老人ホームと
介護老人保健施設は未
整備圏域を考えております。まず
特別養護老人ホームが、未
整備圏域は城東圏域でございます。それと原川圏域です。それと稙田西圏域であります。それと老人介護保健施設も未
整備圏域を想定しております。これは大分西圏域、それと南大分圏域、それと東陽圏域、大在圏域、坂ノ市圏域、野津原圏域。グループホームに関しては圏域を定めておりません。
○
倉掛委員長
ほかに意見や質問はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
次に、
動物愛護拠点施設について報告を受けます。
○
小原保健所次長兼
衛生課長
動物愛護拠点施設について御報告をいたします。
A3横の資料の1ページをごらんください。
まず、施設の施工状況についてです。
現在のところ、本年、第1回定例会の当
委員会にて御説明いたしました建設スケジュールどおり、順調に工事が進んでおります。
次に、2ページをお開きください。
本年6月7日現在の施工状況です。
中央の足場を組んでいる部分が、動物保護棟の施工の様子であります。本年2月から3月にかけて基礎工事を行い、4月以降、上屋の工事に取りかかっているところでございます。
次に、資料3ページをお開きください。
大分県が、おおいた動物愛護センターの設置及び管理に関する条例の制定について、本年6月12日から27日までを会期とする県議会の本年第2回定例会に条例案を提出しているところであり、この施設は市と県の共同で整備を進めていることから、その概要について御説明をいたします。
1の経過ですが、これまでの経過と施設の設置場所について記述しております。
2の概要として、設置目的は、動物の愛護及び適正な飼養に関する普及啓発を図るとともに、人と動物が交流できる場を提供し、もって人と動物が共生する社会づくりに資するため、この施設を設置する。
その下、主な事業内容としましては、1号から5号にありますように、動物愛護に関する普及啓発、動物の引き取り等に関する情報の提供、センターの利用に関すること、災害への対応に関すること、その他の事業であります。
その下のその他の内容として、指定管理に関すること、ドッグランの利用料金でございます。
ここで、次の4ページをごらんください。施設の配置図でございます。この施設の中で、ドッグランと、それから多目的広場を指定管理とするものでございます。
3ページに戻ってください。
資料の中ほどの右側です。指定管理者につきましては、その管理や業務、管理の基準、ドッグランの利用の許可について、条例で規定するものです。その下のドッグランについては、その利用面積と指定管理者が設定できる利用料金の範囲について規定するものです。
3として、条例制定後の指定管理に係るスケジュールでございますが、本年7月から利用規則の作成に入り、8月下旬から指定管理者を公募し、12月までには選定を終了する予定でございます。これらの事務は大分県が行いますが、市といたしましては、利用規則案を県とともに作成し、指定管理者の選定委員となる予定となっております。
また、この条例案には規定はございませんが、指定管理と同じ範囲についてネーミングライツを導入することとしており、大分県が、指定管理に係る事務と並行して実施していく予定でございます。本年8月下旬からネーミングライツ・パートナー募集を開始し、年内にはパートナーを決定する予定でございます。
○
倉掛委員長
意見、質問はありませんか。
○エイジ委員
この条例に関してですが、これはあくまでも施設に関する条例ですか。それとも、もう少し踏み込んだ取り扱い等、以前私が、こんな条例をつくったらいいのではないですかというようなことも少し入っていたりするのですか。
○
小原保健所次長兼
衛生課長
この条例は、公の施設としての設置及び管理に関する条例であります。内容といたしましては、どの場所にどういう施設を設置する、それから公の施設としてどういう事業内容を行っていくか、これを規定し、また管理についても、今回指定管理でございますので、指定管理で行う、そういった基本的な事項を条例で規定するものでございます。
○エイジ委員
それも必要ですけど、例えば、この施設ができることにより、大分市はこの施設を何のためにつくるのかといったときに、ここには入っていないですけど、その取り扱いとして、動物の殺処分をなくしていくというような意味合いも、当然含まれているのでしょう。
やはり予算をつけてこのような立派な施設をつくることにより、他都市から視察に来る可能性が高いと思うのです。そのときに、私が言っているように、視察に来られた方に、大分市とか大分県は、これだけ動物愛護の部分に関してすばらしい取り組みをしているんだというところを、しっかりと条例等で何か土台として持って、ただつくって何となく運営しているということが見えないようにしておかないと、せっかくつくるのに、後々問題が出てくる可能性を感じるのです。その辺は指摘しておきますので、また今後しっかり検討していただきたいと思います。特に視察対応に関しても、準備をしていただきたい。
その場合、大分県と大分市の割合というか、対応をもしするとしたら、どちらがするとかいう取り決めはあるのですか。
○
小原保健所次長兼
衛生課長
設置した後も、共同で県と運用してまいります。ただ、視察に来られた方にどういう対応をしていくかというのは、まだ詳細には話はしておりません。
○エイジ委員
しっかりと対応できるように準備しておいていただきたいと思います。
それともう一点、図面を見ると、ドッグランの大型とか中型、小型が分けられているというのはいいのですが、もう一つ大事なのは、雄、雌の仕切りが必要だと思うのです。これはなぜかというと、繁殖期になると、ほかにかからないようにしないといけないという配慮が必要だと思うのです。以前、白木のほうにあったドッグランは、やはりそのスペースをつくって、雄、雌を分けているような形であったと。それだと、連れていってドッグランを利用する方にとっても安心感も高まると思いますので、その辺もしっかり対応していただければと思いますけれども、いかがでしょう。
○
津野衛生課参事補
今のところ雄、雌を分けるという考え方はございませんけれども、当然、雌に発情が来ている場合、その周りの雄は騒がしくなります。そういった場合は、状況に応じて、その雌の飼い主については、個別スペースに入っていただくとか、そういったことも考えられると思います。ただ、まだこれは規定していませんので、今後検討していきたいと思います。
○エイジ委員
例えば雌が発情していなくても、雄がマウンティングに行ったりするじゃないですか。それを敬遠される飼い主の方も多いと思いますので、その辺も十分配慮していただきたいということを申し上げておきます。
○
倉掛委員長
ほかにありませんか。
○安東委員
指定管理者でない部分の、公の部分の職員配置というのは、以前、報告いただいた時から変更はないのですか。
○
小原保健所次長兼
衛生課長
その後、県は県の内部で、市は市の内部で協議しているところですが、特に進展はなく、ここで御説明ができる状況ではございません。
○安東委員
そういうのができたら、またお願いしたいと思います。
○
倉掛委員長
ほかにありませんか。
○
斉藤委員
ここに保護される猫なんですけど、猫の場合は、飼えなくなった猫を引き取るということになるのですか。どういう猫がここに来るのですか。
○
津野衛生課参事補
基本的には、猫については引き取りということです。引き取りというのは、飼い主のいる猫、飼い主のいない猫、双方ありますので、その双方で、あとはその引き取ったときに、その後の処置をどうするかというのはトリアージで、どうしようもない猫だったり、その後譲渡ができる猫だったりという振り分けをしながら、猫の処分を決めていくことになりますので、飼い主からもありますし、野良猫ということもあり得るということです。
○
斉藤委員
一番考えられるのは、子猫を拾いましたという場合と、けがをしていますという場合があると思うのですけれど、どちらにも対応するということでいいのですよね。
○
津野衛生課参事補
そういうことにはなります。動物愛護法の中で、負傷動物の収容というのも入っていますし、子猫の引き取り依頼があれば対応するということになります。ただ、それをどのように処置をするかということについては、そのときに考えるということです。
○
斉藤委員
基本的には動物愛護のための施設なので、その点をしっかりと押さえて対応してください。
○
倉掛委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
次に、平成29年度「
大分市民のこころといのちを守る
自殺対策行動計画」取り組みの評価について報告を受けます。
○
森保健所次長兼
保健予防課長
平成29年度「
大分市民のこころといのちを守る
自殺対策行動計画」取り組みの評価について御報告を申し上げます。
資料は、A3横③としてタイトルが入っておりますものと、A4横、右肩に資料と入ったホチキスどめの資料でございます。
本日御報告いたします平成29年度の評価につきましては、本年第1回の本委員会におきまして、9月の本
委員会で御報告する旨をお伝えいたしましたが、去る6月5日に策定推進検討
委員会を開催し、平成29年度の評価をまとめましたので、本日御報告をさせていただきます。
では、A3横の資料に沿って御説明を申し上げます。
まず、1、大分市の自殺死亡率と自殺者数でございますが、本市計画では、平成33年までに自殺死亡率──自殺死亡率というのは人口10万人当たりの自殺者数のことでございますが──13.2以下を目指すという数値目標を掲げております。
表1は、平成26年以降の大分市の自殺死亡率と自殺者数、右隣の図1は、その推移をグラフにあらわしたものです。平成26年から見ると、自殺者数、自殺死亡率ともに減少しております。とはいえ、平成28年におきましても、73人ものかけがえのない命が失われているという状況でございます。
次に、2、取り組みの
実施状況でございますが、表2は、計画に位置づけられました104の取り組みの
実施状況を、9つの施策別にあらわしたものです。
実施状況欄の◎は計画どおりに実施できた、〇はほぼ計画どおりに実施できた、△はほとんど計画どおりに実施できなかった、×は計画どおりにできなかったとし、事業取り組みの担当課が評価した結果を表に取りまとめたものでございます。97の取り組みが計画どおりに実施できており、104に対する割合は93.7%、ほぼ計画どおりに実施できたを加えると100%となり、計画に位置づけた事業の取り組みは着実に実施をされていると言うことができます。
次に、ページ右側の3、取り組みの指標別進捗状況でございますが、グラフで黄色や緑など着色しておりますのは、推奨される大分市の重点パッケージである、高齢者、生活困窮者、勤務・経営、子供・若者に関連する指標であります。それ以外がグレーとなっております。
重点パッケージにつきましては、3月の委員会で御説明させていただきましたが、国が自治体の計画策定を支援するために作成した、地域自殺対策政策パッケージ、地域自殺対策プロファイルにおきまして、地域で重点的に取り組む施策として、自治体ごとに示されたものでございます。
図2でごらんいただけますように、取り組みの指標として30の指標を設定しております。図2は、その取り組みの指標の平成33年度目標を100とした場合の、平成29年度の達成状況を割合として示してございます。具体的な数値等の実績は後ほどごらんいただきたいと思いますが、別にお配りをしております資料の30ページ、31ページに掲載しております。
指標の目標の設定が、年度単位の開催回数などを目標値としている指標は、その年の目標が達成できていれば達成割合100としております。また、5年間の累計値を目標にしている指標、図2でいいますと④⑦⑬、この3つになりますが、当然のことながら初年度の達成割合は低くなっているものがございます。この3つを除く27の指標について見ますと、12の指標が達成割合100、残り12の指標が達成割合70以上100未満、3つの指標達成割合70未満となっております。達成割合70以上が89%となっている状況です。計画初年度といたしましては、おおむね順調に取り組みを進めることができていると考えております。
次に、一番下の4、まとめでございます。
計画の実施初年度であります、平成29年度の結果として3点でございます。
1点目でございますが、計画に位置づけられた104の事業、取り組みがほぼ計画どおりに実施できており、自殺対策を総合的に推進する体制の基盤づくりがなされたということです。
2点目といたしまして、計画策定推進検討委員会等におきまして、委員の所属する関係機関、団体におけるさまざまな取り組みについて情報共有することができ、相互に連携するための連携体制構築の基礎づくりがなされました。
3点目は、国から重点パッケージが示されたことにより、本年3月の本
委員会で御説明いたしましたとおり、計画の見直しを行い、事業や指標の追加を行いました。
最後に、今後に向けてでございますが、自殺予防に即効性のある施策はないと言われております。本計画に位置づけている事業、取り組みを、今後も継続して確実に取り組むことが、自殺対策を推進する上で重要であると考えております。計画に位置づけた以外のさまざまな事業においても、自殺対策の視点を持ち、新たに自殺対策として関連づけるなど、取り組みの充実を図っていく必要がございます。また、評価指標についても適宜見直すことも必要です。
なお、お配りしております資料のほうは、本年3月の
委員会でお渡しした同様の資料の追加修正版となります。平成29年度の実績は、以前お配りしたものが12月末の実績でございましたが、そこが3月末の実績に更新されております。それから、平成30年度計画案が平成30年度計画ということで、それぞれ更新をされております。平成30年度計画については、前回からの変更箇所を赤字で表記してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
○
倉掛委員長
質問、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
以上で、本日予定の審査は終了いたしました。
執行部、その他として何かございませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
委員の皆さんからその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは最後に、あすの予定を確認いたします。あすは午前9時30分から議会運営
委員会が開催されますので、終了後、案内の放送がございましたら、御集合されますようお願いいたします。
それでは、
福祉保健部の皆さんは退席願います。お疲れさまでした。委員の皆さんはそのままお残りください。
〔
執行部退席〕
○
倉掛委員長
次に、第3回定例会において平成29年度決算審査の一環として行う、事務事業評価の対象となる
評価対象事務事業の選定を行います。
お手元に、会派等から提出されました対象事務事業一覧表と、先日の事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項をお配りしておりますので、これを踏まえて、3事業以内を選定したいと思います。
選定するに当たり、お配りしております留意事項を書記に朗読させます。
○書記
1、事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の審査において、評価に対応した反映状況の報告を受けた上で、予算について承認しているものであり、その後の常任
委員会において事業の進行を監視していくのが原則である。これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議決との整合性の観点から、選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな状況が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ、
委員会で十分議論する中で、明確な選定理由がある場合においては評価対象とする。
2、評価区分については昨年度と同様とし、事業費の縮小や増額せず、事業の充実を求めるなどの内容は、分科会評価結果の理由欄に具体的に記述する。
○
倉掛委員長
それでは、留意事項にありますように、前年度に評価を実施した児童育成クラブ事業につきましては選定しないこととし、また、2年以上前に実施した事業についても、特段の事情がない限り選定しないこととして、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
次に、
評価対象事務事業の選定方法についてお諮りいたします。
選定の際に委員の皆さんで自由に討議を行っていただき、その中で
評価対象事務事業に決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の事務事業を
評価対象事務事業に決定したいと思います。
また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いた委員の皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は
委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、お手元には参考資料として、平成24年から平成29年に当
委員会で選定された
評価対象事務事業の評価結果をお配りしております。
それでは、自由な討議による選定を始めます。
まず、お手元の資料から選定したい事務事業とその選定理由について、委員の皆さんの御意見をお願いいたします。
ちなみに、1番の生活困窮者自立支援事業に関しましては、ほとんどが法定受託事務であります。
それから、7番の児童育成クラブ事業は、先ほど申し上げましたように平成29年に実施をしております。
15番につきまして、私立幼稚園就園奨励費補助金も平成25年度に実施をしております。
○安東委員
15番ですが、その後に制度が新しくなったということもあるということを考えてあげたということなのですが。
○
倉掛委員長
先ほど申し上げましたとおり、2年以上前に実施した事業については、特段の事情がない限り選定しないものとしますということでございます。それを踏まえて皆さんで検討していただければと思います。選べないということではないです。
○安部委員
複数の会派から出ているのが、4番と11番。
○
倉掛委員長
そうですね。それでは、4番と11番について挙げている会派から説明をしてもらいましょうか。
○橋本副
委員長
4番の産休等代替職員雇用費補助金についてですが、これはもう書いているとおりですけれども、働き方改革が注目される中、認可保育所等の職員が産休を取得する際に支給される補助金が、休んでいる方々にちゃんと行っているかどうかということを確認したいと思いまして、挙げました。
○
倉掛委員長
11番ですが、これは以前も事務事業の中で説明したと思うのですが、ここに書いてあるとおり、
健康推進員の活動が、体育協会とかそういったものと、ちょっと区分がよくわからないと。その辺を一回精査して、どのような活動をやっているのかという検証をする必要があるのではないかということで、挙げております。以前にも多分挙げています。
○安東委員
ここに載っていないのですね。
○
倉掛委員長
以前に挙げているのですが、
委員会としては選定されていないのです。
○安東委員
そういうことですか。
○
倉掛委員長
11番について、社会民主クラブはどうですか。
○安東委員
うちも同じ気持ちがあります。地域によって
健康推進員の位置づけが非常にわかりにくいということから、その辺を明確にする中で検討したらどうかということです。
○エイジ委員
この
健康推進員は、どんな人がやっているのですか。
○安東委員
各自治会で決められています。自治委員とかいうのと一緒で、各自治会で。
○エイジ委員
経験者のような人ですか。
○安東委員
いや。関係なく、自治会で選ばれます。何かいろいろ、世話をする人のような。
○エイジ委員
そういうことですか。
○
斉藤委員
研修とかはやっているのですか。
○
倉掛委員長
研修とかはあると思います。
○安東委員
研修はある。
○エイジ委員
そのような位置づけなのですか。
○
倉掛委員長
それも含めて、精査する必要があるので。
○エイジ委員
なるほど。
○
衛藤委員
地域によっては、民生委員さんの補助をしながら、家庭訪問をしたりすることもあります。
○堀委員
地域によるのですね。地域差がありますよね。
○
倉掛委員長
例えば地域の行事とかに、何か行事要員とかで出てきていたりもするのです。だから、その辺も精査をする必要があります。それは
健康推進員だけじゃなくて、民生委員もそうなりつつあります。
○堀委員
選定していいのではないですか。
○
衛藤委員
これはそうすると、縮小かどうかというような考え方の中での選定ですか。
○
倉掛委員長
うちの会派からの考え方としては、縮小というよりは、まず線引きが明確にされているのかどうかと……。
○
衛藤委員
よくそれは言われますね、よくわからないということは。
○
倉掛委員長
はい。その上で、必要なのかどうかというのを本当に検証していく必要があるのではないかと。例えば体育協会とか、スポーツ推進員もいるわけですよ、
健康推進員だけじゃなくて。総合型スポーツクラブもある。だから、その上で本当に必要があるのかというのを明確にするということが、まずはそこが一番大事なのかなと。
○
衛藤委員
わかりやすくするということですね。
○
倉掛委員長
はい。
○
衛藤委員
社会民主クラブは。一緒ですか。
○安東委員
はい。今言ったように民生委員とか、もう一つボランティアという位置づけの人たち、それがわかりにくくなっている。
○
倉掛委員長
そこが明確にならないと、それを拡充すべき事業なのか、それとも縮小すべき事業なのか、または……。そこの整理すらまだつかない段階なので。
○エイジ委員
はっきりさせましょうと。
○
倉掛委員長
本人たちは一生懸命やってくださっているわけですから。
○安東委員
研修とかも、しているみたいだし。
○堀委員
でも、している人もいれば、面倒と思っている人もいますからね。
○
倉掛委員長
これだけ皆さんから質問が出るということは、これは選定してみてもいいのではないかと感じておりますが、いかがでしょうか。
○エイジ委員
いいと思います。
○
倉掛委員長
よろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
では、11番を選びます。先ほどの4番とか、安部委員のほうから、複数の会派から挙がっているものをという提案がありまして、今議論しておりますが、いかがでしょうか。そのほか委員の、ほかの意見も全然構いませんので受け付けます。
○
斉藤委員
2つのうちの1つなんですが、私は子ども家庭支援センター事業を挙げさせていただきました。先般、本当に悲惨な児童虐待が、死亡に至るような児童虐待があったのですけれど、今、庁内検証も行われていて、この
委員会でも児童相談所を視察しています。現行は、この子ども家庭支援センターがいろんな分野で、児童虐待を中心にして対応するのですけれど、せっかく見てきたので、現状がそれとどういうふうに違っていて、どこが足りないかというのが、まさに検証ができやすい時期ではないかと思っています。やはり、とても追いついていないのが現状ではないかと思っていて、児童虐待は年々ふえているわけですから、この検証をぜひやっていただきたいと思っています。そういった理由です。
○
倉掛委員長
今、5番ですね。
○
斉藤委員
はい。
○
倉掛委員長
それと、私から1つ提案ですが、慣例に従って、
福祉保健部関係で1つ、それから
子どもすこやか部と、どちらかに偏るということのないようにしたいと思っておりますので、それについては皆さん合意していただいていいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
福祉保健部と
子どもすこやか部で1つと2つということになりますので、その2つがどちらかの部というのは別に定めるつもりはありません。今、複数の会派からというのと、
斉藤委員から子ども家庭支援センターが出ていますが、そのほか、何かありませんか。うちの会派もこれをぜひ取り上げてほしいというのはないですか。
○エイジ委員
それぞれあるのではないですか。
○堀委員
それではまとまらないですね。
○
倉掛委員長
委員長としてではなくて、会派として言わせていただくと、10番は実は多数の会派から、過去何回も上がっています。社会民主クラブ、おおいた民主クラブ、自由民主党。それで、4回ぐらい選定から漏れています。そういう背景もあるということで、参考にしていただければと思います。
議論が進まないようであれば、話に出ているものを2つ取り上げますか。
○堀委員
いいと思います。
○
倉掛委員長
まず、
子どもすこやか部のほうを1つ決めましょうか。さっき
福祉保健部のほうが1つ決まりましたので。すると、
子どもすこやか部のほうで今上がっているのが、子ども家庭支援センター事業、それから4番の産休等代替職員雇用費補助金。いかがですか。何か御意見等ございませんか。こっちを取り上げたほうがいいのではないかというのはありませんか。
○エイジ委員
8番をもうちょっと詳しく教えてもらっていいですか。
○堀委員
ファミリーパートナー事業は、これから少子高齢化ということで、もうちょっと充実していったほうがいいんじゃないかということです。
○エイジ委員
具体的にいうと。
○堀委員
どの部分を充実させたいということまでは、具体的にどこがというところまでは行っていないです。
○
斉藤委員
もう一回いいですか。ちょっと議論が進まないようなので。児童虐待は非常に広い範囲で、全市にわたることなので、やっぱり喫緊の課題だと思うのです。現状を検証するというのがこの事務事業なので、その拡充が必要だというのはもちろんあるのですけど、検証はやっぱり必要だということで、ぜひこれは必要だと思います。
○
長田委員
はい、賛成。
○
衛藤委員
賛成。
○堀委員
そうですね。今回、
管内視察もね……。
○
斉藤委員
せっかく行ったので。
○
衛藤委員
選定理由がいいです。
○堀委員
いいんじゃないですか。
○エイジ委員
いいと思います。
○
倉掛委員長
子ども家庭支援センター事業を選定してよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
もう一つですが、先ほどからいろいろと議論する中で、産休等代替職員雇用費補助金というのがどうでしょうかということで上がっていますが、皆さん、いかがでしょうか。
○エイジ委員
いいと思います。
○堀委員
そうですね。
○
長田委員
子どもすこやか部と
福祉保健部の2つに分けたいというのは。
○
倉掛委員長
分かれています。
○
長田委員
分かれているの。
○
倉掛委員長
はい。5番、子ども家庭支援センター事業は決定しました。それで、4番はどうだろうかということで、皆さん、それでいいということですので、4番、5番で
子どもすこやか部から2つ、11番、
健康推進員地域活動事業、これが
福祉保健部から1つ。以上でよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
4番の産休等代替職員雇用費補助金、それから5番の子ども家庭支援センター事業、11番の
健康推進員地域活動事業の3つに選定することについて、よろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
以上を
評価対象事務事業として選定いたします。
次に、ただいま選定されました選定理由についてですが。
○安部委員
正副
委員長に一任します。
○
倉掛委員長
正副
委員長に一任という声がありますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
次に、ただいま選定しました
評価対象事務事業については、事務事業評価をより深めるため、決算審査に入るまでの間、議員個人、各会派による調査研究のほか、委員会においても調査研究を行うこととなっております。昨年の検証会議では、各
委員会において創意工夫して調査研究するとされておりますが、ことしの当
委員会としての調査研究はいかがいたしましょうか。
○堀委員
子ども家庭支援センター事業は……。
○
倉掛委員長
子ども家庭支援センター事業は、視察にも行くし、
委員会視察でも行っていますので。
○
斉藤委員
提案しようと思ったら、ちょうどなっていたのでよかったです。
○
倉掛委員長
4番の産休等代替職員雇用費補助金と、11番の
健康推進員地域活動事業は。
○橋本副
委員長
これは必要ないと思います。要は資料を見て、どのような状況になっているかというのがわかればいいと思います。
○
倉掛委員長
いずれにしても事務事業評価のときに
執行部から説明があるでしょう。
○書記
決算審査の時は、評価シートに基づいて委員に評価していただきます。
○
倉掛委員長
それでは、
健康推進員の現状とかは説明がないわけですか。
○書記
執行部に詳しい説明を求めるのであれば、決算審査に入るまでの調査研究の際がよろしいかと思います。
○
倉掛委員長
そういうことであれば、したほうがいいですね。それでは、産休等代替職員雇用費補助金と
健康推進員地域活動事業を調査研究するということでよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
子ども家庭支援センター事業は必要なしということで。
○
斉藤委員
もし可能であれば、DVの状況は、実はあまり表に出してはいけない状況なので、結構、公の場では確認が難しいものです。ただ、今、業務委託しているNPOとかもあるので、もし状況を知って、何が必要かという検証に必要であれば、そういう機会もあってもいいのかなとは思います。余り
委員会の中で聞けないような案件なのです。もし時間的に余裕があれば、そういうこともひとつあるのかなとは思います。
○
倉掛委員長
ということですが、どうでしょうか。
○堀委員
日程調整がつけば。
○
倉掛委員長
それでは、3つとも調査研究するということで、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
次に、日程調整について協議いたします。
〔日程調整〕
○
倉掛委員長
8月16日に
評価対象事務事業の調査研究の勉強会を行います。時間は、早目に連絡をするようにいたします。
なお、本日決定しました
評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各
委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することになっておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日の
委員会は終了いたします。お疲れさまでした。
午前11時33分散会...