大分市議会 2017-06-22
平成29年経済環境常任委員会( 6月22日)
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
次に、
中小企業販路拡大応援事業「大分市
見本市等参加促進事業」についてでございます。
資料の3ページをごらんください。
これも、今年度の
新規事業として実施するものです。
事業の概要といたしましては、
市内中小企業の
販路拡大を応援するため、本市が大都市圏で開催される見本市に大分市ブースを確保することで、費用面や手続面の負担を軽減し、
中小企業を全面的にサポートするものでございます。
1、対象者及び2、
対象見本市は、記載のとおりでございます。
特に対象となる見本市の選定に当たりましては、
大分商工会議所など関係機関に
ヒアリングを行い、ニーズの高い食品と環境の分野を選ぶとともに、場所も東京と、比較的、本市に近い福岡市の2カ所としており、出展者が選択することができるものとなるよう努めております。
3、費用負担といたしましては、市は、
出展小間料、
小間装飾費、
PR冊子作製費を負担し、出展者は、交通費、宿泊費、
商品運搬費などを負担することとなります。
資料の5ページをごらんください。
これは、募集の
パンフレットでございますが、左上、青い四角で囲んだ部分の上から2つ目の項目、メリットのところをごらんください。
出展企業には、費用面での負担が大幅に軽減されること、手続面での負担も大幅に軽減されること、事前の準備、会場での
PR方法等の研修を受けることができることなどであり、参加を検討する企業や
個人事業主の方を対象とした
出展検討者説明会も開催するなど、見本市への出展経験のない方にも、
ファーストステップの場として出展しやすい内容となっております。
3ページにお戻りください。
4、募集期間につきましては、7月3日から31日までとしております。
本事業は、7月1日号の市報に募集記事を掲載いたしますので、これも同じく、委員の皆様にも事業者の皆さんに参加を呼びかけていただければ幸いであります。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
ふるさと大分市
応援寄附金の
リニューアル並びに
企業版ふるさと納税について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料7ページをごらんください。
ふるさと大分市
応援寄附金の
リニューアルについてですが、本市では平成20年6月に、
ふるさと大分市
応援寄附金として寄附の受け入れを開始し、平成26年4月からは寄附金の増額と本市の物産等の魅力発信や特産品等の
販路拡大につなげることを目的に、寄附者への
返礼品贈呈を開始いたしました。
平成28年度に所管課を税制課から
商工労政課へ移し、その7月に返礼品などの
大幅リニューアルを行った結果、寄附件数は、平成27年度と比較し4倍以上の1万1,517件、寄附金額は3倍以上の約1億6,000万円が集まり、一定の成果をおさめることができたものと考えております。
1、返礼品の拡充につきましては、事業者の皆さんからは随時受け付けをし、年に四、五回程度、サイトの更新を行っておりますが、今年度の7月にも更新し、品数では、平成28年度末の245品から317品にふやすこととしております。また、
新規返礼品として、宿泊と料理、レジャーなどを組み合わせた商品の提供を充実します。
次に2、
総務省通知に基づく変更でございますが、まず、ことし4月1日付の
総務省通知の概要につきまして、①、②、8ページに移りまして③、④が示されております。
この中で、①、④につきましては、昨年も同様の通知が出されており、本市は通知に従った取り扱いを従来から行っております。今年度新たに示された②のエ及び③につきましては、8ページの(2)にありますように、速やかに対応したところでございます。
9ページから12ページまでは、参考資料として、平成28年度の
ふるさと大分市
応援寄附金の実績を掲載しております。
また、別添資料としてお配りしております、こちらの
パンフレットと、7月からの
リニューアル後の
返礼品リストをお手元にお配りしております。後ほどごらんいただきたいと存じます。
次に、
企業版ふるさと納税についてです。
資料の13ページをごらんください。
1の制度の概要から説明させていただきます。
企業版ふるさと納税は、民間企業の資金を地方創生へ活用する方策の一つとして、平成28年度に創設された制度です。
内閣府が
企業版ふるさと納税の
対象事業として認定した事業に対して企業が寄附を行った場合に、従前の損金算入による税の軽減効果に上乗せして、寄附額の3割が控除され、合計6割の税額が控除される仕組みになっています。
2にあります寄附の主な要件でございますが、寄附額は10万円以上で、本社が大分市外であることなどが条件となっております。
3、本市の
取り組みについてでございますが、内閣府からことしの3月28日に、平成29年度の
対象事業として大分市
営駄原総合運動公園整備事業の認定を受けています。
ラグビーワールドカップ2019を見据えた事業として、現在、サイト等を通してPRしているところでございます。15ページ、16ページには募集を呼びかけるチラシを添付しており、戸田部長などが東京や大阪の出張の折に企業訪問を行い、PRを積極的に進めているところでございます。
なお、現時点での寄附の
申し出状況は、1社から10万円のお申し出をいただいております。
委員の皆様におかれましても、市外の企業にお知り合いの方がいらっしゃれば、ぜひPRをお願いいたしたいと存じます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第3期大分市
中心市街地活性化基本計画の
進捗状況について報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料は、17ページからになります。
1では、
本市中心市街地活性化基本計画の経過について記載しております。
本市は、これまで、
中心市街地における都市機能の増進及び経済活力の向上を総合的かつ一体的に推進するため、
中心市街地活性化基本計画を策定し、内閣府の認定を受ける中、計画に沿った各施策の推進に努めてまいりました。
第2期計画が平成30年3月をもって終了いたしますことから、新たに第3期計画を策定することとしております。
2では、これまでの経過の概略を記載しております。
3月27日、本委員会で第3期
計画策定の考え方を報告させていただいた後、5月10日に開催いたしました第1回大分市
中心市街地活性化協議会において同じく報告を行いました。
その後、
庁内策定委員会や第1回大分市
中心市街地活性化協議会ワーキング委員会を実施した結果などを踏まえ、今月7日に内閣府に対し、
進捗状況の報告や
対象エリア、目標などについての事前相談を行ったところであります。
3には、今後の
策定スケジュールの予定について記載しております。
今後は、内閣府の
ヒアリングや
パブリックコメントなどを経て、12月に
基本計画案をまとめて、翌年1月に内閣府へ認定申請を行い、3月の内閣府認定を目指してまいりたいと考えております。
本計画は、
中心市街地が現に衰退している、または将来衰退する可能性があるということが、内閣府の認定の条件となっております。
本市の現状は、大分駅
周辺総合整備事業や大分駅ビルの完成により、2期計画までに一定の成果をおさめているものと認識しております。3期計画につきましては、条件的には厳しいことも予想されますが、平成30年の
国民文化祭、平成31年の
ラグビーワールドカップ2019などをさらなる活性化の契機と捉え、持続可能なにぎわいを創出することが多くの市民の皆様から求められており、全力で内閣府の認定を目指してまいります。
19ページには、3月議会の委員会でも御説明いたしました
中心市街地活性化制度の概要を、21ページには
中心市街地活性化推進協議会の名簿、23ページには第3期
計画策定に関して御意見をいただく
ワーキング委員会の名簿を添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○
日小田委員
3期計画も同じように5年ですか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
これは、法律により5年間と決められておりますので、5年になります。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、第36回
大分七夕まつりについて報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
資料の25ページをごらんください。あわせて、
大分七夕まつりの
パンフレットと
交通規制のチラシをお配りしておりますので、後ほど御説明をいたします。
まず、資料25ページの1、開催期間は、ことしは8月4日の金曜日から6日の日曜日までの3日間、主催は大分市
まつり振興会、主催団体は以下の10団体であります。
3の行事でございますが、①七夕飾り付けは、今年も
中心部商店街や金融機関、証券会社、
JR大分シティ等の御協力をいただき、期間を通して行います。特にアーケード内は、8月4日から9日まで6日間行うことになります。
②の48万人の広場ですが、8月4日と5日の18時30分から21時20分の間、
市道中央通り線、県道大分港線の一部、国道197号の一部で実施されます。
48万人の広場での行事の内容は、
パンフレットに記載しておりますので、ごらんください。4日の金曜日には、
府内打ち水大作戦、オープニングセレモニーに続き
府内戦紙を開催します。5日の土曜日には、市議会の皆様にも御参加いただいておりますおおいた市民おどりの祭典や
七夕ブロードウェイ等を開催します。
資料の25ページにお戻りください。
4の共催行事といたしましては、ふないアクアパークを中心に府内町全体で行われる、ふない水辺の
屋台エリアが
大分都心まちづくり委員会府内部会の主催で実施されます。
5の協賛行事につきましては、若草公園では、祭り・DA・OBSから名称を一新し、第46回
OBS納涼ひろば「サマーフェスタ!2017」として開催されます。
また、8月5日、6日には、
iichiko総合文化センターを中心に
七夕スターライトエクスプレス2017が、最終日6日の20時からは大分川河川敷で、
七夕まつりのフィナーレを飾る
大分合同新聞花火大会がそれぞれ開催されます。
6のその他行事ですが、8月1日から3日まで大分駅
府内中央口広場で、
府内戦紙の山車の事前展示が行われ、1日の19時には点灯式も実施されます。そのほかにも、記載のとおり、さまざまな行事が開催されます。
7の
交通規制の日時と区域ですが、お配りしております
カラー刷りの
交通規制のお知らせにございますように、
七夕まつりの実施に伴い、昨年同様、初日、2日目とも18時20分から21時30分の間、
まつり会場周辺において
交通規制を実施することとなっております。
最後に、
今山委員長には、開会式への御臨席の御案内もさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
また、
経済環境常任委員の皆様を初め、議員の皆様には、
七夕まつりの開催の御案内をさせていただいておりますので、御家族、御友人を
お誘い合わせの上、ぜひ、
まつり会場に足を運んでいただければありがたいと思います。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
帆船モニュメントについて報告を受けます。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
こちらは、資料はございませんので、口頭で御報告させていただきます。
前回の
経済環境常任委員会で、
帆船モニュメントの引き渡しについて、平成29年4月以降に行う予定であることをお伝えしておりましたが、このたび、平成29年4月26日に、由布市にある
複合博物館岩下コレクションの代表、岩下洋陽氏に引き渡しを行いました。
現在、
帆船モニュメントは、
岩下コレクション内において保管されておりますが、修復作業や展示を行う準備が必要となることから、本格的に観覧ができるようになるのは平成30年1月ごろとなる予定でございます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、
中小企業者等の
海外販路開拓を支援する新たな
補助制度の創設について報告を受けます。
○末
綱創業経営支援課長
29ページ、A3の資料をお開きください。
まず、大分市
越境EC出店サポート補助金についてですが、越境ECとは、
インターネットを使った国際的な電子商取引を指すもので、目的としましては、越境ECサイトへの出店に対して、その出店または構築等に要する経費の一部を補助することにより、海外への
販路拡大を促進し、企業の経営拡大を図るものでございます。
補助対象者は、大分市内に居住している
個人事業主と市内に事業所を有する
中小企業者です。
補助対象経費につきましては、越境ECサイト出店、制作、構築費用とプロモーション費用でございます。補助額は
補助対象経費の2分の1以内、上限額は80万円でございます。来年の1月末まで随時受け付けております。
次に、大分市
海外販路拡大サポート補助金について説明いたします。
これも目的は、海外への
販路拡大の促進、企業の経営拡大を図ることとなっておりますが、こちらは海外の商談会等に参加したり、海外バイヤーを招聘したりする場合に活用できる
補助制度でございます。
補助対象者は、先ほどの
越境EC出店サポート補助金と同じでございます。
補助対象経費は大きく5つございまして、表に記載しておりますが、①海外商談会等参加費、②渡航費、③通訳・翻訳費、④海外展開市場調査費、⑤バイヤー招へい費でございます。補助額は
補助対象経費の2分の1以内、上限額は表のとおりでございます。こちらも来年の1月末まで随時受け付けておりまして、今後、より多くの方に御利用いただけますよう、周知を図ってまいりたいと考えております。また、1つおめくりいただきましたら、参考資料といたしまして、大分市
越境EC出店サポート補助金と、もう1枚おめくりいただきますと、大分市
海外販路拡大サポート補助金の広報用のチラシを添付しております。
委員の皆様におかれましても、事業者の皆さんにお知らせいただければ幸いでございます。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
○岩崎委員
本事業に、留学生の活用というような構想が入っているのでしょうか。
○
足立創業経営支援課主査
大分市
海外販路拡大サポート補助金の中の④、海外展開市場調査費ですが、この中に、留学生等を活用したモニター会の実施に要する経費を上げております。各企業が自分のところの商品のモニター会を開くということで留学生を活用したりする際にも使用していただけます。
○岩崎委員
今後、この事業への留学生の参加といいますか、門戸を広げるというような構想は、これを見る限りは、そんなにないと思っているのですが、広げていくような構想があるのか、もう少し伺いたいと思います。
○
戸田商工労働観光部長
特にAPUを中心に、大分大学、日本文理大学にも留学生がたくさん来ております。そういう留学生をうまく活用するというのは非常に大きなテーマと考えておりまして、きっかけがこの制度でございまして、この制度以外にも、海外展開をしたい
中小企業者にとりましては、留学生は即戦力で、うまく活用するという部分でつないでいきたいと思っております。
今後、社員として就職ができる形にまで持っていければ理想かと思いますが、そこまでいかなくても、留学生を上手に活用することで、コストパフォーマンスを上げて、即戦力で活用していただく、そういう方向で考えていきたいと思っております。
留学生の活用は、非常に大きなテーマでありまして、特にAPUがあり、日本文理大学、大分大学があるという恵まれた環境でありますので、活用していきたいと思っています。
○岩崎委員
このような行政の
取り組みに留学生を積極的に活用することについて、留学生側からのレスポンスというのは、どのような状況なのでしょうか。
○
戸田商工労働観光部長
留学生としては日本の企業に就職したいという方がたくさんいらっしゃいます。そういう意味では、きっかけとなって、企業との接触があること自体、歓迎されますので、さらに、理想形としては、日本企業に円満に就職していただくということも含めて、大学側には歓迎をしていただいておりますので、御協力をいただく方向であります。
基本的に、そこはウイン・ウインの関係になれると思っておりまして、そういう理解のもとで、留学生を抱えていらっしゃる大学の幅を広げていくということも考えながら、
取り組みたいと思っております。これは重要なポイントかと思っております。
○岩崎委員
本題からずれるかもしれませんが、先日、APUで留学生対象の労働相談がありましたけれども、全国的には最低賃金以下で働かせている問題等がありまして、労働相談という点でも、今後、テーマになってくるのではないかと思います。
そこで、APUで開かれた労働相談の中身を、もし公開していただけるのであれば、資料をいただきたいと思っているのですが、可能なのでしょうか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
通常、大分市も労働相談窓口を設置しておりまして、留学生を問わず、どなたでも労働相談していただけるようにしておりますが、APUでの労働相談に関しては、問い合わせをさせていただいて、その資料をいただけるかどうか確認して、その上で、いただけるものであれば、委員の皆さんに後ほどお配りさせていただきたいと思います。
○
今山委員長
ほかにございませんか。
○板倉委員
質問ではないですが、この広報用のチラシを5部ずつぐらいください。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、ドローン・
ロボット関連産業の振興に向けた「旧いまいち山荘」等の活用について報告を受けます。
○末
綱創業経営支援課長
次のページ、
報告事項8をお開きください。
本市では、第2次大分市
商工業振興計画の中で、ドローンを初めとした
ロボット関連産業を成長産業と位置づけ、その利活用の促進を図ろうとしております。現在、本市は、株式会社エンルート、西日本クロノス株式会社及び大分市との連携と協力に関する協定を締結しておりますが、このたび、西日本クロノス株式会社から、旧いまいち山荘及び今市幼稚園跡地をドローン等の実験フィールドとして利用したい旨の申し出がありましたことから、ドローン等の飛行及び走行実験場として該当地を提供することとしております。
主な経過といたしまして、地元自治会には、先月、説明会を実施しておりまして、そこでドローンのデモフライトを行い、自治委員を初め、地元住民の皆様に安全性等につきまして御確認及び実験内容について御理解をいただいたところでございます。
次に、事業内容についてでございますが、実施主体は西日本クロノス株式会社、実施期間につきましては、本年6月から年6回から10回程度を予定しております。
続きまして、具体的な実験内容でございます。大きく3つ予定しておりまして、①ドローンによる飛行実験を旧いまいち山荘で行います。右ページにイメージ図を掲載しておりますので、あわせて御確認ください。次に、②無人地上車両による走行実験を今市幼稚園跡地で行います。③ドローンを活用した物資輸送の飛行実験を旧いまいち山荘と今市幼稚園跡地の2地点を結んで行います。
創業経営支援課としましては、今後もドローン・
ロボット関連産業の振興に向けまして、市内企業の皆様とともに推進してまいりたいと考えております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○板倉委員
無償で提供するのですか。
○末
綱創業経営支援課長
ドローン・
ロボット関連産業は、第2次大分市
商工業振興計画の中でも成長産業と位置づけておりますので、産業振興に資すると考えまして、無償での提供を考えています。
○板倉委員
実証実験をすることによる用地の整備とかはないのですか。
○末
綱創業経営支援課長
現状のままでございます。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、武漢市において開催した「おおいた
JAPANフェア」について報告を受けます。
○末
綱創業経営支援課長
次のページ、
報告事項9をごらんください。
開催期間は本年3月31日から4月2日までの3日間で、場所は
イオンモール武漢経開店において開催しており、実施内容は大きく3つございます。
1つ目は展示販売です。本市の企業を初めとした16社の参加企業が合計64商品を出品し、武漢の方々に対し、市長によるトップセールスとあわせましてプロモーション販売を行ってまいりました。参加企業と商品については右下に一覧をつけております。3日間で1万4,000人を超える方の来場があり、多くの産品を御購入いただいております。
2つ目は商談会の実施です。展示販売参加企業に対して現地バイヤーとの商談会を実施しており、16社中、3社が経常取引の商談継続となっております。
3つ目は
観光プロモーションの実施です。大分市への旅行商品の販売促進や市内、県内観光地のブースを設置し、観光PRを行ったほか、会場内のビジョンにて大分市観光PR映像「SARU TABI」と「ミニトリップ大分市」の放映を行いました。また、華道や着付け体験ブースを設置し、日本文化のPRを行っております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
次に、おおいた
観光物産展in有楽町の開催について報告を受けます。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
資料36ページをごらんください。
まず、イベントの概要について御説明いたします。
おおいた
観光物産展in有楽町は、おおいた物産・食・観光魅力発信事業の一つとして、
商工労働観光部と農林水産部が連携するとともに、大分都市広域圏の臼杵市、豊後大野市、由布市、日出町とも連携し、各都市の物産や食など、観光の魅力発信を目的として開催いたします。
開催日は、7月16日日曜日と17日の祝日の2日間で、16日日曜日の13時30分からは、佐藤市長の来場に合わせてセレモニーを行います。
会場は、1日乗降客が16万人を超えるJR有楽町駅の駅前広場でございます。
続いて、イベントの内容についてでございます。
まず、物産と食のPRですが、大分市を代表する倉光酒造の吟醸酒やクロメの加工品などの販売を初め、大分都市広域圏からの参加都市による特産品の販売等を行うほか、東京銀座のレストラン坐来大分による物産販売も実施することとしております。また、キッチンカーにより、とり天とにら豚の試食も提供することとしております。
次に、観光PRの内容についてでございますが、ステージでは、キャンペーンレディによる観光PR、各都市の職員や、ゆるキャラによる景品つきクイズ大会などのほか、鶴崎踊りやマリオネットによるポルトガルギターとマンドリンの演奏などで会場を盛り上げることとしております。
また、テントブースでは、広域圏各都市のテントにおいて、物産販売や
パンフレットの配布等を行うほか、
ふるさと大分市
応援寄附金ブースや大分市UIJターン相談ブースを設置するなど、本市と都市広域圏各都市の魅力発信を行うこととしております。
○
今山委員長
ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
それでは、その他として執行部から何かありませんか。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
第5回宗麟公まつりプレイベントについて御報告いたします。
説明資料はございません。口頭にて御報告いたします。
本イベントは、6月3日土曜日、コンパルホールの文化ホールにおきまして、宗麟公まつり実行委員会により開催されました。
当日は、大分合同新聞の朝刊に連載されておりました「宗麟の海」を執筆された、直木賞作家の安部龍太郎先生をお招きして講演会が行われました。江戸時代につくられた大友宗麟公のイメージを払拭した、安部先生の描く英明で進歩的な宗麟公像に、会場の皆さんから大きな拍手が送られておりました。
また、講演に先立って、宗麟とアルメイダの友情を題材にした演劇や、ポルトガルギターとマンドリンの演奏が行われ、定員500人の会場に集まった650人の方々は、南蛮文化にあふれた当時の豊後に思いをはせたところでございます。
これにより、10月に開催されます第5回宗麟公まつりに向けて、大きくはずみがついたイベントとなりましたことを御報告いたします。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
大分パルコ跡地についての要望について御報告をさせていただきたいと思います。
ただいまから、先日提出がありました要望書の写しを配付させていただきたいと思います。
○
今山委員長
お願いします。
〔資料配付〕
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
それでは、御説明させていただきます。
6月20日に
大分商工会議所及び大分市商店街連合会から、市長宛てに提出されました「大分パルコ跡地について」の要望書についてでございます。
当日は、
大分商工会議所会頭ほか副会頭2名、大分市商店街連合会会長ほか副会長1名の計5名がお見えになりました。
要望書は別紙のとおりであり、平成30年の
国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭、そして平成31年の
ラグビーワールドカップ2019などへの対応も見据え、大分パルコ跡地が本市を訪れる多くのお客様をお迎えし、おもてなしする場となるとともに、周辺商業者等の共栄、さらには市街地全体のにぎわいと活性化につながる空間となるように、用地の取得を含め、総合的な活用を検討してほしいという趣旨でございます。
本市といたしましては、経済界の総意として本要望をいただきましたことを重く受けとめ、今後、対応を検討してまいりたいと考えております。
○
今山委員長
委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
○
日小田委員
一般質問の最終日、終わった後にタイミングよく出てきたのですが、時期の問題がどうなるか、はっきりわからないのですけれども、先ほど、
中心市街地活性化基本計画というものが、今のスケジュールでいくと、9月下旬に
パブリックコメントを予定しているということですから、その中に、こういったものが入ってくるのかどうなのかというのは、はっきりわからないのですが、入れる計画はあるのですか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
中心市街地活性化基本計画の中で、当初の段階からこれを盛り込めるかどうかというのは、現時点で不明です。
ただ、54街区であるとか、22街区であるとか、それと商業地の建てかえであればフォーラスビルのことであるとか、そういうことは当初から盛り込んでいく予定を今考えております。
中心市街地活性化基本計画自体は、認定を受けた後も年に3回ぐらい、事業の追加とか、そういう形の中で変更申請をして、それをまたそれぞれ認定を受けるような手続になりますので、もし当初の段階で間に合えば入れますし、間に合わなければ、来年度以降、認定を受けてから、そこに変更、追加という形で認定を申請していくという手続になろうかと思います。
○
日小田委員
ちょうど大分パルコが撤退するときに、こういう話が出てきたということもあって、また何年か後に全く同じような状況ができつつあるということなので、当時の状況の中で、例えば、交通結節機能用地だとか、22街区の問題も含めて、大分パルコが撤退するということも含めて、どうするのですかという話が当時あったと思います。ですから、また今回も多分同じような話になっていくのだろうと思うのですが、ただ気になるのは、要望書の中に、用地の取得を含めてという文言が入っています。市長は、記者会見でコメントしたのだろうと思うのですが、翌日の新聞に、
スピード感を持って当たっていきたいという話をしていました。どういうやりとりがあったかは定かではないのですが、市の考え方として、今言ったように、交通結節機能用地、あるいは22街区の方向も決まっていないのに、さらに用地取得というような考え方は多分ないと思うのですが、その辺は過去の経過も含めて、やはり市がこれからきちんとしたスタンスをとらないと、周りから何かつくられてしまって、身動きがとれないような状況にならないように、ぜひ、していただきたい。
ですから、先ほど言いましたように、基本的なスタンスを、
中心市街地活性化基本計画の中に、こういうものを盛り込みながら、やはり、いろんなところが興味があると思うので、できるだけ、シグナルを大分から発信していただきたいと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
○板倉委員
これを見てみると、もう用地を買い取ってくれというのが大きな趣旨のようにあるし、22街区も含めて、市として、方針を早く打ち出さないと、
スピード感というのはそこだと思います。大体、前回の売買は幾らぐらいだったのですか。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
十数億円だったと思います。
○板倉委員
早く方針を出したほうがいいと思う。民間も、こういう状況の中でどうするのかという中で、やはり
スピード感というのは、そういうところではないかと思いますので、要望しておきます。
○二宮委員
私は反対です。すぐ何でも行政に頼ってくるというのは、よくない。
○阿部委員
論議は今からです。
○二宮委員
ああいった中心街は、できるだけ慎重に、余り行政が入らないほうがいいのではないかと思います。
○
三好商工労働観光部次長兼
商工労政課長
この要望書の対応につきましては、全庁的な体制の中で、大分市として何ができるか、22街区とか54街区の課題も確かにありますし、そういうことを含めて、全庁的な体制の中で課題を整理して、その対応をこれから考えていくということになります。
ただ、
スピード感を持ってという部分につきましては、やはり重要なことだと思いますので、どう対応するかということを全庁的に考えていきたいと思っております。
○二宮委員
行政が入ると、いろいろと税金も入ってこなくなるので、そういったことも考えて、慎重に対応したほうがいいと思います。
○
今山委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
執行部、ほかにありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
今山委員長
委員の皆さんで、その他として何かありませんか。
○板倉委員
3点あります。まず、評価対象事務事業として、高崎山おさる館等指定管理業務を挙げていたのですが、今回、対象にならないので、委員会で議論したいと思うのですが、おさる館の指定管理も含めて、事業内容というか、事業実績がどういう状況なのか。
それから、「うみたまご」のところの保有地、「あそびーち」のところの残っている土地。あの土地は、基本的には、「うみたまご」が借りるということで埋め立てをしているわけです。それがあいていて、「あそびーち」の分だけを利用しているのですが、もう時間が相当たっているので、あとの活用をどう考えているのか。忙しいときの駐車場は道路の反対側にあるわけですから、何か、観光拠点になるようなことを考えていく時期ではなかろうかと思いますが、その考え方について。
それから、先般、ツーリズムおおいたを見ていたのですが、県が主体ですけれど、どうしても別府市が中心のツーリズムのように感じます。このツーリズムの話の中で、今度は国東市の六郷満山が出ていましたが、大分市のことは一切出てきていません。大分スポーツ公園に季感舎とかスポーツ施設があるのに、そういうことについての掲載もない。大分市のツーリズムに対するかかわり方、どこまでかかわっているのか、その3点についてお聞きしたいと思います。
○
佐藤商工労働観光部次長兼
観光課長
おさる館の経営につきましては、後ほど高崎山管理公社の職員から説明を申し上げます。
次の、「あそびーち」の活用でございますが、これにつきましては御指摘のとおり、現在、株式会社マリーンパレスが本来、取得をするという予定でありましたものが、今、借地として貸し出しているという状況でございます。これにつきましては、株式会社マリーンパレスの経営状況等もございますので、今後とも市としては当初の方針に従って進めていけるように話をしてまいります。現在、株式会社マリーンパレスと、高崎山全体を含む将来構想というものがない状態でありますので、これを策定していきたいと考えております。その中で、「あそびーち」の土地の活用についても検討してまいりたいと思います。
それから、ツーリズムおおいたにつきましては、大分市への関与が少ないのではないか、別府市が中心ではないかという御指摘でございますが、確かに、そういった部分もあろうかと思います。
ツーリズムおおいたの事務局が、6月30日からオアシスひろばの、パスポートの発券をしておりました場所に入ってまいります。事務局も大分市になるということですので、これから連携を深めてまいりたいと考えております。今後は、大分市のほうにも力を入れていただけるように交渉してまいりたいと思っております。
○
増本観光課付参事兼大分市高崎山
管理公社派遣
おさる館の現在の活用方法についてですが、現在は1階にお土産物屋、あるいは観光協会が運営しております、おさる茶屋という飲食店が入っております。2階につきましては、資料館として、いろいろな猿にまつわる資料を展示している状況です。3階につきましては、研修室と、子供たちが遊べるキッズスペースがあり、この3階のスペースは、昼休みに来られた幼稚園児、小学生の団体の飲食の場として利活用されているところです。
先ほど委員が言われていましたように、活用として、やはり、大きく見直さなければいけない面もあるのではないかと、高崎山管理公社としても認識しております。いろいろな展示方法とか、見せ方というものもあると思います。今後に向けて、公社職員からもアイデアを募っていき、そのアイデアを取りまとめて、また観光課等も含めて協議していきながら、有効な活用を図ってまいりたいと考えております。
○板倉委員
わかりました。ぜひ、おさる館については、活用を含めて、今後検討をしていただきたいと思います。
それから、用地の残っている分ですが、「うみたまご」ができて、もう20年ぐらいたつと思いますが、約束は約束だけれども、「うみたまご」の経営がおかしくなると困るので、「うみたまご」ともきちんとした話をする上で、今後の活用方法をもう一回考える時期であろうと思います。ぜひ検討していただきたいと思います。
ツーリズムおおいたに関しては、事務局がオアシスに移るのですから、これを機会に、ぜひかかわっていただきたいと思います。
○
今山委員長
ほかに委員の皆様から何かございませんか。
〔「なし」の声〕
○
今山委員長
それでは最後に、あすの予定を確認いたします。
あすは午前10時より開会しますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日は、これにて散会いたします。
午前10時59分散会...