ツイート シェア
  1. 大分市議会 2017-06-22
    平成29年文教常任委員会( 6月22日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成29年文教常任委員会( 6月22日)                 文教常任委員会記録 1.開催日時   平成29年6月22日(木) 午前10時0分開議~午前10時46分散会 2.場所   第3委員会室 3.出席委員   委員長 帆秋 誠悟  副委員長 松本 充浩   委 員 松木 大輔  委 員  藤田 敬治   委 員 仲道 俊寿  委 員  福間 健治   委 員 甲斐 高之  委 員  高橋 弘巳   委 員 川邉 浩子  欠席委員    なし 4.説明員    三浦教育長
      (教育部)    増田教育部長佐藤教育部教育監河野教育部次長、    御手洗教育部次長学校教育課長池辺教育部次長学校施設課長、    清水教育総務課長西川体育保健課長、大石人権・同和教育課長、    安藤社会教育課長沖田文化財課長、佐藤大分市教育センター所長、    長田美術振興課長岡本教育総務課参事水田教育総務課参事、    野田学校教育課参事富川学校教育課参事、    佐藤学校教育課参事児童生徒支援室長、新納学校施設課参事、    小花体育保健課参事板井体育保健課参事、河野人権・同和教育課参事、    山本社会教育課参事坪根文化財課参事、    御手洗大分教育センター参事兼副所長、    松本大分市教育センター参事兼教育相談・特別支援教育推進室長、    中村体育保健課参事補庄社会教育課参事補後藤大分市民図書館長、    首藤文化財課参事補吉田文化財課参事補後藤美術振興課参事補、    中原美術振興課参事補工藤学校施設課主査清水学校施設課主査 5.事務局出席者    書記 島谷 幸恵 6.審査案件等   【報告事項】    1 大分市教育ビジョン2017推進事業 大分市の教育を考えるシンポジウム「つな      ぎ・つながる教育を目指して」の開催について    2 大分市立小中学校適正配置基本計画について    3 大分市立中学校空調設備整備PFI事業について    4 小学校給食調理場調理等業務委託検証委員会について    5 大分市歯と口の健康づくり事業「フッ化物洗口」の実施状況について    6 第1回FUNAIジュニア検定について    7 その他                 会議の概要                              平成29年6月22日                              午前10時0分開議 ○帆秋委員長   おはようございます。文教常任委員会を開会いたします。  本日は傍聴者の方はおられません。  なお、本日は午後から各特別委員会の開催が予定されております。13時からと14時からで、時間に少しずれがあるようでございますが、関係者の方は出席方をよろしくお願いいたします。  それでは、執行部からの報告を受けていきたいと思います。  まず、教育総務課から、大分市教育ビジョン2017推進事業―大分市の教育を考えるシンポジウム「つなぎ・つながる教育を目指して」の開催についてお願いいたします。 ○清水教育総務課長   報告事項1点目、大分市教育ビジョン2017推進事業―大分市の教育を考えるシンポジウム「つなぎ・つながる教育を目指して」の開催について報告いたします。  本年3月に策定いたしました大分市教育ビジョン2017の基本的理念である「豊かな心とたくましく生きる力をはぐくむ」の実現に向けて、縦の接続と横の連携の視点による、つなぎ・つながる教育を目指し、大分市の教育を考えるシンポジウムを7月28日金曜日午後1時30分から、コンパルホール文化ホールにて開催いたします。  第1部の各世代による発表では、縦の接続の視点から、各世代間と社会をつなぐ教育を展開するため、中高生による卒業レポートの発表や、各世代が抱く夢や希望の発表を通して子供たち社会的自立の基礎を培うとともに、生涯にわたってみずから学び、生きがいを育むなど、社会全体で大分市の教育を推進する意識の醸成を図ります。  第2部のパネルディスカッションでは、横の連携の視点から、子供たちを取り巻くさまざまな人々が連携、協働し、子供の学びを支えるため、学校、家庭、地域、行政機関の今後の連携のあり方を模索します。コーディネーターは大分市教育ビジョン検討委員会会長であります伊藤安浩大分大学教育学部教授、パネリストを企業代表、保護者代表、地域代表、学校代表佐藤大分市長の5名とし、子供たちの学びを支える横の連携のあり方についてをテーマとして、パネルディスカッションを行います。  なお、文教常任委員の皆様方には、後日改めてシンポジウムの御案内をいたしますので、ぜひお越しくださいますよう、お願い申し上げます。 ○帆秋委員長   ただいまの報告に対して、質問はありませんか。 ○松木委員   収容人数500名のホールでされるということですが、どういった方に来場していただくような形になるのでしょうか。 ○清水教育総務課長   これから市民の方々に広報いたします。また、各学校のPTAの役員の方や、各学校の児童にシンポジウムのチラシを配付し、その保護者の方々にもお越しいただきたいと考えております。 ○帆秋委員長   ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   次に、学校施設課から、大分市立小中学校適正配置基本計画についてお願いいたします。 ○池辺教育部次長学校施設課長   報告事項2点目、大分市立小中学校適正配置基本計画について御説明いたします。  平成29年第1回定例会後の取り組みについて、右上に②と記しております資料に沿って概略を御報告いたします。  まず、優先順位1の碩田中学校区についてでございますが、4月1日に施設一体型の義務教育学校として碩田学園を開校いたしたところでございます。  次に、優先順位2の神崎中学校区についてでございますが、5月30日に第4回統合校運営委員会を開催いたしました。委員会では、校章の改正やPTA組織の改編、開校記念事業など、それぞれの項目に沿って協議を行いました。  校章については、現在、児童生徒に募集している校章案をもとに、専門家へデザイン化を委託し、10月の第5回委員会において校章案を決定していただくことが了承されました。  その他、協議項目についても、現状の取り組みを御承認いただき、次の段階に取り組みを進めることが了承されております。  続きまして、野津原中学校区でございますが、5月25日に第4回統合準備委員会を開催いたしました。委員会では、統合校の校歌、校章、通学支援の実施に係る検討など、それぞれの協議項目に沿って協議を行いました。  校歌については、歌詞に使ってほしい言葉を児童生徒に募集し、それをもとに作詞をお願いする、また、作詞と作曲は野津原の地域の方に依頼することが了承されました。  校章については、校名の議決後、児童生徒を対象にアンケートを実施し、10月の第5回委員会において校章案を決定すること、通学支援の実施については、2学期ごろスクールバスを選択いたします保護者を対象に運行ルートの検討を行うことが了承されております。  その他の協議項目についても、現状の取り組みを御承認いただき、次の段階に取り組みを進めることが了承されております。  最後に、優先順位3の3つの中学校区につきましては、5月12日に上戸次小学校PTA役員の方と打ち合わせを行い、協議を行ったところでございます。 ○帆秋委員長   ただいまの報告について、質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   続きまして、大分市立中学校空調設備整備PFI事業について説明をお願いします。 ○池辺教育部次長学校施設課長   報告事項3点目、中学校における空調設備PFI事業の進捗状況について御説明申し上げます。資料に沿って御説明させていただきます。  まず、1、入札説明書等の公表についてでございますが、本事業においては、市が求める要求水準に加え、入札説明書等を公表し、民間事業者から事業実施に係る提案書等の提出を求めるものでございます。そのため、事業者公募に係る以下の資料を平成29年6月28日、来週でございますが、大分市のホームページ上にて公表する予定となっております。公表する資料といたしましては、入札説明書要求水準書基本協定書の案、事業契約書の案、落札者の決定の基準、その他様式集となっております。  続きまして、事業のスケジュールについてでございますが、事業スケジュールについては、図に沿って実施していく予定でございます。  先般4月26日に実施方針等を公表後、5月13日には事業者を対象に鶴崎中学校大分西中学校をモデル校とした現地見学会を開催いたしました。参加企業につきましては、施工業者11社のほか、金融機関、ガス供給会社等6社、合計17社の参加がございました。また、今後においては、先ほど御説明申し上げました入札説明書を6月28日に公表する予定となっております。その後、事業者に対し入札説明書等の質疑応答の機会を2度設ける中で、8月上旬には全中学校を対象とした見学会を事業者に対し開催する予定でございます。  なお、最終的には、中学校の空調設備は来年の夏休み中に設置完了を予定いたしております。 ○帆秋委員長   ただいまの報告について、質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   以前も確認して説明を受けた記憶があるのですが、せっかくの機会なのでもう一度説明をいただければと思います。この事業者は、県内業者をどういう活用の対象にしていたのですか。 ○池辺教育部次長学校施設課長   いわゆるSPCという特別目的会社の代表企業と成り得る企業については、地元、地場の企業をということで、基準を設けさせていただいております。 ○帆秋委員長   ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   では、続きまして、体育保健課から、小学校給食調理場調理等業務委託検証委員会についてお願いいたします。 ○西川体育保健課長   報告事項4点目、大分市小学校給食調理場調理等業務委託検証委員会について御報告させていただきます。お配りしております資料に沿いまして説明させていただきます。  本市では、今年度より、豊府小学校、滝尾小学校大在西小学校の3校において、給食調理業務等民間委託による試行を来年の7月31日までの期間で行っております。この試行は、民間委託の是非を問うものではなく、検証委員会において民間委託に係る衛生管理面や業務の執行体制等に係る課題等について検証を行い、今後の委託をよりよいものとすることを目的としております。  そこで、大分市小学校給食調理場調理等業務委託検証委員会を設置いたしまして、5月22日に第1回の検証委員会を開催したところでございます。  その内容につきましては、3、検証内容をごらんください。今後は、衛生管理、業務執行体制、給食提供、教育活動との連携、経費比較の大きく5つの観点で検証してまいります。具体的には、検証委員が委託校に赴き、調理現場の視察、試食、衛生管理状況の確認を行い、また、児童、保護者、教職員へのアンケート調査などを行い、その検証結果を委託内容に反映させ、より一層安心、安全、温かい給食の提供を目指してまいりたいと考えております。  次に、4の検証委員についてでございますが、学識経験者2名、保護者代表4名、学校関係者7名、市職員5名、計18名の委員で構成しております。  今後のスケジュールについてでございますが、本年度は、6月26日より第2回の検証委員会を開催いたしまして、来年2月までの間、計9回の検証委員会を開催していく予定としております。
    帆秋委員長   保護者の代表はPTA会長、副会長とそれぞれ学校によってあるのですが、いずれも大規模校ですから副会長も五、六名以上とか、かなりそういう割り振りもしているんでしょうけど、PTAの代表者は会長、副会長、例えば監査とか、どういうポストの方でも構わないという前提で代表者を選んでいるのですか。 ○西川体育保健課長   そのとおりでございます。学校にお願いをいたしまして、PTA会長、副会長と依頼をさせていただきましてお願いをさせていただいております。 ○帆秋委員長   わかりました。  ほかに質疑はございませんか。 ○甲斐委員   検証内容の中の4番目に教育活動との連携というところがあって、1番目に学校運営面についてということがあります。前回私も質問させていただいて、交流だとか、児童生徒とのかかわりの部分はこれまでどおりにやっていただけるということでしたが、その点がここに含まれると考えてよろしいでしょうか。 ○西川体育保健課長   そのとおりでございます。子供たちとのコミュニケーションとか行事等への協力とかいったものについて検証していくということになっております。 ○帆秋委員長   ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   続きまして、大分市歯と口の健康づくり事業「フッ化物洗口」の実施状況についてお願いいたします。 ○西川体育保健課長   報告事項5点目、大分市歯と口の健康づくり事業「フッ化物洗口」の実施状況について御報告をさせていただきます。お配りしております資料に沿って説明させていただきます。  まず、フッ化物洗口開始までの経過につきましては、本年度の対象校であります小学校13校、中学校2校に対しまして、昨年度末に管理職説明会を開催いたしました。新年度には、対象校の校長より教職員に対し説明を行い、質問や要望があった学校では教育委員会がその都度訪問し、回答をいたしております。  保護者への説明につきましては、4月中旬から5月中旬のPTA総会にてお時間をいただき、教育委員会歯科医師会学校歯科医がその有効性や手順について説明を行いました。また、説明会に参加できなかった保護者に対しましては、お配りしております教育委員会作成の「ぶくぶくうがいでむし歯予防」のパンフレットを配布し、理解をお願いしたところでございます。  その後、保護者が洗口を希望した児童生徒につきましては、各校でぶくぶくうがいの練習を行った後、順次、各学校で洗口を開始いたしております。  現在の状況は、全体で85%の児童生徒が希望しております。希望した保護者の御意見、感想といたしましては、「説明会で安全性や効果について理解ができた」、「家庭で行うより継続性がある」などが挙げられております。希望しなかった保護者の御意見、感想といたしましては、「既にかかりつけの歯科医院で洗口を行っている」、「まだ安全性に不安がある」、「もう少し考えたい」などが挙げられました。なお、希望していない児童生徒につきましては、教室で水道水のうがいや読書等を行っております。  次に、実施の状況についてでありますが、現在18校中、13校が洗口を始めております。学校ごと学校行事等の関係で開始時期や実施時間は異なっておりますが、各学校工夫を行いながら、順調にスタートを切っており、洗口の様子を学校だよりや学校ホームページに掲載し、保護者に知らせているところでございます。  なお、洗口が原因で体調不良を訴える児童生徒の報告はまだ受けておりません。  実施の流れにつきましては、資料の左側の写真をごらんください。毎週火曜日に、薬剤師が希釈した洗口液を運送業者が配送し、各学校で管理職が受け取り、設置した鍵つき冷蔵庫で保管した後、学校ごとに定めた曜日、時間に、週1回30秒間の洗口を行っております。  今後は、段階的に実施校を拡大し、平成31年度で全小学校、平成32年度で全中学校が実施する予定としております。 ○帆秋委員長   ただいまの報告に対しまして、質問はございませんか。 ○松本副委員長   週1回ということなのですが、それが一番適切な回数なのか、2回とか3回とかしたほうがいいのかどうなのかについては、どうなのでしょうか。 ○西川体育保健課長   歯科医院などでは、週2回とか週3回とかいうようなことがあるのですが、今、希釈をしている段階で、一番薄い希釈の状況で週1回ということで、効果が1回で出る基準の希釈の状態で子供たちには洗口させておりますので、効果が出ると言われております。 ○帆秋委員長   ほかにございませんか。 ○福間委員   このぶくぶくうがいの歌とはどんな歌ですか。私、聞いたことないので。 ○西川体育保健課長   ぶくぶくうがいの歌は、30秒間、子供たちが楽しんでフッ化物洗口ができるように本市教育委員会で作成しました。ぶくぶくうがいを、右、左、前といった感じで、低学年の児童も洗口がうまくできるように作成しています。学校によっては5、6年生や中学生はもうその歌には合わせずに、30秒間先生がストップウオッチではかるというような形で行っているところもあります。 ○帆秋委員長   ほかによろしいですか。 ○甲斐委員   意見と要望を何点かお願いします。実施率が85%ということですので、希望しなかった理由のところも書かれてありますように、不安を持っている保護者の方もいらっしゃいますし、今、希望しているけど、いろいろと自分で学んだりして、実は知らなかったことがあったという話も聞きますので、保護者の希望を最優先で、要望に沿った実施に今後とも取り組んでいただきたいと思っています。不安や疑問の声に対しては、直接、教育委員会問い合わせがある場合もありますし、学校に問い合わせもあると思いますので、その分には真摯に対応していただきたいと思っています。  2点目は、さまざまな実施の時間や時期、方法等考えていただき、学校現場の実情に応じて取り組んでいってくださっていることは、学校の現場にいた者としては、取り組みやすさがあると思いますので、その面はこれからも大事にしていただきたいし、やってみてやっぱりこうしたほうがよかっただとか、他校の状況を聞いて、そういうやり方もあったのかということが、多分、情報交流の中であると思いますので、修正や変更にも学校現場の実情に応じて対応していただきたいと思っています。  3点目は、これを取り上げるときの3つの柱ということで、歯磨き指導の充実という点もおっしゃっていたと思います。その点について、各校独自の取り組みが今後出てくるものと予想されますし、来年、再来年を見据えた学校の取り組みもあるかと思いますので、ぜひそういう学校独自の歯磨き指導の充実を図るとともに、それらを支援する体制を今後検討していただければと思います。  以上3点を要望いたします。答えられる部分があれば、答えていただきたいと思います。 ○西川体育保健課長   3点の御要望につきましては、今現在も、丁寧に対応をさせていただいております。  まず、1点目の保護者への対応についてでございますが、希望していたけれども、途中でやめたいとか、逆に、途中で希望したいという保護者についても、保護者説明会では丁寧に説明させていただき、「それでもよいです」ということを説明させていただきました。また、もし不安な点等がございましたら、遠慮なく本市教育委員会へ御連絡くださいということも説明させていただいております。  次に、2点目の学校行事等につきまして、実施が困難な場合も考えられますが、他の曜日に振りかえるなど臨機応変に対応してくださいと説明しております。例えば、金曜日に行事が入って、フッ化物洗口ができないという場合についても、各学校に専用の冷蔵庫を準備しており、洗口液を約1週間程度冷蔵庫に保管することができますので、次の週に振りかえることもできます。  3点目の歯磨き指導についてです。フッ化物洗口だけで虫歯がなくなるとは思っておりません。3本柱であります歯磨き指導にも十分力を入れていきたいと考えております。現在は、幼稚園と小学校1年生を対象に歯磨き指導を行っていますが、本年度の9月から実施校の小学校3年生、5年生、中学校1年生を対象にいたしまして、大分県の歯科衛生士会にお願いをいたしまして、歯磨き指導を行ってもらうことにしております。 ○帆秋委員長   その方向性で、より充実して、強制にはならないように行ってください。いずれ近い時期に大きな効果が出ることを期待しております。  ほかに質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   次に、文化財課から、第1回FUNAIジュニア検定についてお願いいたします。 ○沖田文化財課長   FUNAIジュニア歴史検定の説明の前に、日本遺産の認定結果について御報告させていただきます。3月の文教常任委員会で御説明いたしました日本遺産の申請についてでございますが、4月28日に文化庁から認定結果の発表があり、今回7市町で申請いたしましたキリシタン・南蛮文化が花開いた先駆けの地豊後おおいたについて、残念ながら不認定となりました。日本遺産はあと2年応募がある予定ですので、他の自治体と協議しながら、今後の申請について検討してまいりたいと考えております。  それでは、第1回FUNAIジュニア検定について御報告いたします。お手元の資料とチラシをごらんください。  現在、市内の学校では、大友宗麟の副読本などを活用した郷土の歴史学習に取り組んでおります。こうした郷土学習の成果を生かす場を設け、子供たちに郷土への愛着と誇りを持ってもらうため、本市で初めて小学生、中学生を対象とした歴史検定を実施いたします。開催日は平成29年7月29日土曜日、会場は大分市教育センターです。今回は、大友宗麟副読本から出題し、90点以上の合格者は市役所にて表彰式を行う予定となっております。また、合格者のうち希望者は、大友氏遺跡などのジュニア歴史ガイドとして育てていきたいと考えております。  本検定は、大分の未来を担う若い世代の育成につながるものであり、たくさんの児童生徒に受験してもらいたいと考えております。 ○帆秋委員長   ただいまの報告に対して、質問はありませんか。 ○仲道委員   7月29日の検定が済んだ後でいいので、問題をもらえますか。 ○沖田文化財課長   ぜひそうさせてもらいます。もし、よろしければ、今回、試験問題を出題する大友宗麟副読本を準備させていただいておりますので、お配りさせていただいてよろしいですか。 ○帆秋委員長   よろしくお願いします。    〔資料配付〕 ○帆秋委員長   ほかに質問はございますか。 ○仲道委員   問題は、後日皆さんに配ってください。    〔「はい」の声〕 ○松木委員   ジュニア歴史ガイドというのは、今後どのように展開していくのでしょうか。 ○沖田文化財課長   今回、90点以上の合格をした小中学生の中から希望を募りまして、これから来年5月にジュニアガイドとしてデビューできるように、学習会、勉強会を開いて、来年は国民文化祭が予定されておりますので、そういったときにも説明をできるように準備を進めてまいりたいと考えております。 ○松木委員   他都市でもそういう取り組みをされているところがありますか。 ○沖田文化財課長   他都市では実際にこういった検定等を行ったジュニアガイドを行っているところもございます。かなり評判がいいというところもありまして、文化財課としてはこれにかなり力を入れて、今後の大分の観光の目玉にもしてまいりたいと考えております。 ○松木委員   私も非常にすばらしい取り組みだと思います。ぜひとも頑張っていただけるように要望させていただきます。 ○帆秋委員長   ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   執行部から、その他の報告事項はございませんか。 ○長田美術振興課長   美術館でこの夏開催いたします特別展と常設展について御案内いたします。お手元にお配りしております黄色いチラシをごらんください。  まず、特別展でございますが、7月11日火曜日から9月3日日曜日までの間、「ダンボールアート遊園地大分を遊ぼう」を開催いたします。  本展は、平成24年度に開催し、好評を得ました展覧会の第2弾でございまして、今回は、大分を遊ぼうをテーマに、大分市を探検できる巨大迷路や、サルっこレールの滑り台、関アジ・関サバが泳ぐ大分の海コーナー、大友宗麟をモデルにしたマスコットのソーリン君になりきるコーナーなどを設置しまして、大分の歴史や文化、自然をダンボールアートで表現し、思い切り遊べる展覧会となっております。  展覧会初日の7月11日には、髙野市議会副議長、作品制作者の岡村剛一郎さんをお迎えし、また、たかもんにも参加してもらい、開会式を執り行う予定にしております。  次に、3種類のワークシートをごらんください。ぼくもわたしも学芸員と大きく書いてある色違いのシートでございます。  美術館の収蔵作品を紹介いたします常設展では、7月11日火曜日から9月24日日曜日までの間、「アート・ワンダーランド2017ぼくもわたしも学芸員」を開催いたします。  今年度は展示室ごとに、作家、作品について調べる、作品を守る、作品の魅力を伝える、作品を展示するの4つのテーマを設定し、子供たちが美術館スタッフである学芸員の立場から作品を鑑賞できるように工夫しております。鑑賞のガイドとなります学年別のワークシートを市内の小、中学生全員に配布いたします。夏休みの課題や、自由研究の手助けに活用していただきたいと考えております。  また、夏休みにはいろいろな工作を楽しむ夏の子ども講座を計12回実施いたします。展覧会とあわせ、ことしの夏も多くの方々に市美術館を楽しんでいただきたいと考えております。  なお、お手元に特別展の御招待状をお配りしております。どうぞ、皆様お誘い合わせの上、市美術館へぜひお越しいただきたいと存じます。
    帆秋委員長   ただいまの報告に対して、質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   執行部のほうから、その他として何かございますか。  〔「ありません」の声〕 ○帆秋委員長   委員の皆さん、その他として何かございますか。 ○川邉委員   前回の議会で、公明党の泥谷議員から質問させていただきました学校のトイレの洋式化ということなのですが、今後、洋式化していただけるということで、市民の方からの御要望でふたなしのトイレを設置してみてはいかがでしょうかというお話をいただきました。アートプラザの横の駐車場のところにあるトイレはふたがありません。そのようなトイレだと、金額的にはあまり変わらないということだったのですが、衛生面で問題がなければ、ふたがないほうが、トイレの掃除などもしやすいのではないかと思いますので、そのことをもう1回検討していただきたいということです。  また、小学生の保護者の方は下に小さい子供さんがいらっしゃることが多くて、保護者の方が学校に行ったときに、おむつがえをする場所がないということで御要望いただきました。もしそういうスペースがあれば、トイレの洋式化を進めるときに子供のおむつがえができるようなスペースをつくっていただければありがたいという御要望をいただきましたので、要望させていただきます。 ○仲道委員   ふたなしトイレの検討に当たって、水を流したときに水が霧状になって広がるという説があるらしく、一緒にばい菌も広がるという説も聞いたことがあります。確かなのかどうかわかりませんが、それも一緒に、本当かどうか検証してください。本当なら、ふたなしにすると、目に見えないばい菌が一緒に広がるので気をつけたほうがいいです。検討してみてください。 ○甲斐委員   私が現場にいるときに、冬場の、特に嘔吐下痢やインフルエンザが流行ったときは、養護の先生はふたを閉めてから流そうという指導をしていたと思うので、ぜひその辺は現場の声も聞きつつ、専門的な見地で調査をしてから検討していただきたいと思います。 ○帆秋委員長   それは検討というよりも、いろいろ研究していく中で、一挙にとはいかないかもしれませんが、よりよい方向で解決をしていただきたいと思います。  川邉委員が先ほど申しました2つ目の点は、私も会派で、子どもの駅なるものについて視察に行きました。いろいろ商業施設や公共施設におむつがえや授乳ができるようなスペースがあったり、授乳のときのお湯がポットに無料で用意されているとか、便利な部分があり、なかなか一足飛びにはいかないかもしれませんが、大分市も教育委員会だけの問題ではなくて、全市的に前向きな調査なり研究なりを他都市を見て進めていただければと、あわせてお願いしておきたいと思います。  その他、委員の皆さんからありませんか。 ○高橋委員   美術館と図書館について、文教常任委員会に館長が来られてないということなのですが、教育委員会として、館長をどういう位置づけにしているのでしょうか。総責任者とするならば、この文教常任委員会に来るのが当然と思います。文教常任委員会に館長の出席を求めるのかというところもルールがちょっとわからないのですが。報告事項は館長がしなくてもいいと思いますが、今後の計画の中で、例えば、図書館は1人当たり何冊を読みましょうというような計画も出しながらやられている、そういった取り組みをいかに聞きたいかというところもあると思います。そういった中で、きょう来られていない理由があるのかどうかわかりませんが、その位置づけをどうするのかも含めて検討していただきたいと思います。 ○帆秋委員長   特に教育委員会として、過去の経過などから何か考えがございますか。 ○安藤社会教育課長   そういうことも配慮しまして、きょうは図書館の館長は出席しております。 ○高橋委員   美術館の館長は出席していないですよね。 ○増田教育部長   その件につきましては、4年前にもそのような話がございましたが、再度検討させていただきたいと思います。  一応、説明責任者としましては、それぞれの担当課長が説明をするということの中で対応をさせていただいておりますが、大分市美術館につきましては、管理規則の中で、館長がトップということを定められておりますので、委員会の説明員として今後どうするかということは今後の検討課題ということでよろしくお願いいたします。 ○仲道委員   委員会の説明員は委員長が出席を求めるのか、執行部側で決定をするのかについて、事務局、確認しておいてください。また、執行部側がどういう見解なのかということもあります。 ○帆秋委員長   過去にもこういう話がございました。特に問題があるときには、出席を求める場合もありますけれども、通常の説明員としての参加は、特にこだわりませんという形で答えた経緯がございます。 ○高橋委員   その方が再任用でなければ出席するんですよね。前は出席されていて、再任用されてから出席されていないんですよね。 ○仲道委員   執行部側の見解を聞いて、委員長から求めるかどうかですね。 ○帆秋委員長   それでは、よりよい方法でいきたいと思います。  ほかに委員の皆さんからありますか。 ○川邉委員   先ほど、小学校の給食調理場の業務委託のことで報告がありましたが、給食費の未納が学校では問題になっているところが多いというのをよく聞くのですが、大分市は未納についてはどういう状況になっているのでしょうか。  また、豊後高田市が給食費を全額無料にしたというニュースがありましたが、大分市は人数が多いのでいきなり無料ということにはならないと思いますけれども、そういうことはお考えにはないかどうかということを教えてください。 ○帆秋委員長   給食費の未納の件は、過去にも複数の議員が聞いて、その都度お答えいただいていますが、新しい観点の質問、要望もありましたので、見解をお願いします。 ○西川体育保健課長   給食費の未納についてですが、今、ここに、お示しできるような資料や数値はありませんが、学校によって徴収方法がそれぞれ違い、1つは保護者が金融機関から納入する形、それから子供たちが持ってくる形、保護者が持ってくる形、それから、地区徴収でそれぞれの地区の代表が家庭を回って集めるという形をとっています。地区徴収という形をとることによって、顔の見える集金になりますので、給食費の未納について減らすことができています。  それから、学校給食の無料化については、大分市の場合、無料化すると約20億円近くの金額になりますので、それが最善であるかというところについては、研究していきたいと思っていますが、今のところは考えておりません。 ○川邉委員   私もその辺のことは勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○帆秋委員長   ほかに委員の皆さんからありませんか。  〔「なし」の声〕 ○帆秋委員長   それでは、執行部の皆さんはこれで退室をお願いいたしたいと思います。お疲れさまでございました。  〔執行部退室〕 ○帆秋委員長   続きまして、昨日行いました評価対象事務事業の選定理由について、また皆様方に御確認いただきたいと思います。書記に資料を配付させます。  1つ目の、いじめ・不登校等未然防止対策事業と、2つ目の、武漢市学校交流事業につきましては、選定理由は右のとおりですね。昨日、御確認をいただきました。この2つはこれでよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋委員長   3つ目の海星館管理運営事業につきまして、文章表現を少し整理させていただきました。大きく趣旨は変えておりません。読み上げます。  「天体観測会、宇宙科学講座等の事業の充実が図られているのかなど、管理運営事業について検証する必要がある」という形で、管理運営事業という事業名がついておりますので、総合的にも管理運営事業についての検証という形でまとめさせていただきました。いかがでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○甲斐委員   1つ目の選定理由で、文章はこれでいいのですが、内容的に、実態を検証するということになると、場合によってはいじめが多いとか何とかで、他都市との比較にいってしまうと、この事務事業評価とは違ってくることになります。この事業が、いじめ・不登校等に有効であったかどうかという検証だと思います。 ○帆秋委員長   意味はそういうことですね。 ○甲斐委員   はい。ちょっとこの文章が少しひっかかって。 ○仲道委員   資料として他都市との比較がもし入ってきたときに何か問題がありますか。 ○甲斐委員   問題はないですが、この事業が有効かどうかの検証だと思います。 ○仲道委員   最終的な結論が、その他都市との比較という形で終わらないで、それを通過点として、それでは事業がどうなのかという流れになればいいのですか。 ○甲斐委員   はい、それだったらいいと思います。 ○帆秋委員長   要するに、甲斐委員が心配しているのは、比較して、よかった悪かったという実態で終わってしまうのは客観的なただの実態であるということですか。 ○甲斐委員   はい、そうです。 ○帆秋委員長   事業としては、防止対策事業なので、それがどう推移して今どうなっているかということや、今後どういう考えがあるのかというようなことも含めて全て実態と捉えていますので、そこはそういう意味合いだということを委員が共通認識を持ち、執行部にも選定理由はちゃんと伝えるという形でよいのではないですか。 ○甲斐委員   はい、そうしていただければよいです。どうしても数だけ見ると、多い少ないになり、特に大分県の場合いろいろな調査でいつも多いほうになっていますが、それは実態を正直に上げて対応しているということのあらわれであると県も市も認めています。 ○帆秋委員長   皆、そういう認識だと思います。数字が、効果が出ていること、1つの事業として対策ができていることに使われることは、これはもう、やむなしと思います。それはよろしいですか。 ○甲斐委員   はい。 ○帆秋委員長   それでは、そういう共通認識を持ってということでお願いします。それぞれ1、2、3の選定理由につきましては、この内容で3つ確認をいただくということでよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋委員長   次に、調査研究の日程調整でございますが、海星館にはぜひ実地調査に行きたいという全員の合意でございました。なお、休館日は火曜日でございます。もし効率的に行うなら、9月の定例会の委員会の管内視察とすれば、この事務事業評価の直前になりますが、そこで行けないこともないです。事前にある程度実態も見ながら、少し時間もかけて、会派や個人でも研究なりをしていきたいという前提であれば、それでは時間が確保できないことになります。  いかがでしょうか。 ○福間委員   委員会の中で行けばいいのではないですか。 ○帆秋委員長 
     9月議会の文教常任委員会の管内視察としてでよろしいですか。  高橋委員、どうですか。 ○高橋委員   いいですよ。 ○帆秋委員長   それでは、事前に3つの事業の内容を研究する資料は事前にいただきます。海星館は、9月の委員会の管内視察で委員会として行く、プラスアルファの委員会としての視察にはしないという前提でよろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋委員長   あとは、緊急を要するものがあって委員長、副委員長に申し出があって、委員会を開く必要があればそれはぜひ開きたいと思います。よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋委員長   それでは、そのようにさせていただきたいと思います。  それでは、当委員会に付託されております全ての案件の審査は終了させていただきたいと思います。なお、会議規則の第104条の規定によりまして、お手元に配付の委員会の継続調査事項、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れをしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○帆秋委員長   それでは、本日の委員会は終了いたします。あす23日は、野津原東部小学校の管内視察を行います。議会棟を午前10時に出発しますので、議会棟玄関前にお集まりください。  それでは、本日の委員会はこれで終わります。                              午前10時46分散会...