大分市議会 2016-12-12
平成28年厚生常任委員会(12月12日)
次に、3ページ目の5をごらんください。
この部分につきましては、
地球温暖化対策と
一般廃棄物の関連の表記を期待するとの御意見を
パブリックコメントでいただきました。本市といたしましても4Rの推進を初め、
一般廃棄物に係る
各種施策につきましては、
地球温暖化対策の観点からも取り組む必要があることから、
ごみ処理の
基本理念に、
地球温暖化対策の観点も踏まえという文言を挿入いたしました。
その他につきましては、環境省が本年9月に示しました新しい
ごみ処理基本計画策定指針からの表記の変更に伴い、
リターナブル容器を
リユース容器の語句に修正するなど、その他表現の修正、図の挿入などを行っております。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
○
斉藤委員
紙の分類は、市民の方々には関係ありませんというように言われましたが、とても関係あると思います。新聞紙の中に入っているチラシを分けてくださいということだと思うのですけれど、周知の方法はどうなるのですか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
1ページ目の右側の修正後のところをごらんいただきたいと思いますけれども、新聞類につきましては、新聞紙と折り込みのチラシを一緒にさせていただいておりますので、今までどおりその他紙類を別々に分けて出していただくということでございます。
○
斉藤委員
ただ、例えばコピーした紙も一緒の認識で出されていることがあるのではないかと思うので、改めてその確認は必要だと思いますが、その点はされますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
これまでも
リサイクルおおいた等でお知らせしておりますけれども、紙類の分別につきましては、今後ともわかりやすい形で皆様にお知らせしていきたいと思っております。
ごみカレンダーにつきましても、新聞類ということで分けていただいて、その他紙類に別々に分けていただくようにお願いしておりますので、その分については、また周知していきたいと思っております。
○
斉藤委員
それと、油の缶の表示がわかりにくいと思ったことがあるのですけれど、油の缶はどこに入るか表示されていますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
油の缶は燃やせないごみに出していただくようになっています。
○
斉藤委員
それが、
ごみカレンダーでとてもわかりにくいと思ったことがあるのですが、今は
カレンダーに書いてありますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
缶につきましては、食料、
飲料用容器、
ペットフードの缶を燃やせないごみということにさせていただいております。
分別辞典では、食用油の容器の缶は
不燃物に入れていただくような形でお知らせをしております。
○
斉藤委員
多くの方は
カレンダーで見るので、その辞典をなかなか見ないのですよ。
カレンダーのほうに食用油の缶について表示して、もう少しわかりやすくしたほうがいいかと思います。結構探しますので。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
缶・びんのところには、油の缶は
不燃物へということで表示させていただいています。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
それでは、次に、大分市
災害廃棄物処理計画の策定について報告を受けます。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
報告事項2、大分市
災害廃棄物処理計画の策定について御報告いたします。
本計画の改定につきましては、11月1日の
厚生常任委員会におきまして計画の素案につきまして御報告させていただいたところであります。
平成28年11月2日から22日にかけて
パブリックコメントを実施し、11月29日に大分市
清掃事業審議会で御審議いただきました。
パブリックコメントでは、特に御意見はございませんでした。
審議会での審議を踏まえ、一部修正を行い、
計画案を策定しましたので御報告いたします。 恐れ入りますが、
廃棄物処理計画の本編の冊子をごらんください。
計画案の4ページ、素案からの修正につきまして、図の1-1-2の下の部分にD.
Waste-Net――
災害廃棄物処理支援ネットワークに係る事項を追加したところでございます。
D.
Waste-Net――
災害廃棄物処理支援ネットワークは、国が集約する知見、技術を有効に活用し、各地における
災害対応力向上につなげるため、関係者による人的な
支援ネットワークを構築するもので、主な
構成メンバーは、有識者、
地方自治体関係者、
関係機関の技術者、
関係業界団体等となっております。環境省が中心となって
一般廃棄物処理業や
産業廃棄物処理業に加え、幅広い
関連業界も含めた
民間事業者団体のそれぞれの
役割分担等について整理し、連携、
協力体制を整備し、平時の機能といたしましては、
災害廃棄物処理に係る最新の科学的、
技術的知見や過去の経験を集積、分析し、
災害廃棄物対策の充実、強化を進め、さらに
地方自治体による事前の備えを支援いたします。発災後には、
災害情報及び
被害情報の収集、分析を行い、
自治体等による適正かつ円滑、迅速な
災害廃棄物の処理を実施するための支援を行うこととなります。
昨年、平成27年9月に組織が発足し、平成27年9月の関東・
東北豪雨災害での支援や
熊本地震においても専門家の派遣など
災害廃棄物対策支援を実施しております。
このことから、現在策定中の本市の
災害廃棄物処理計画につきましても、平時からの
災害廃棄物に関する対応力の向上や発災時には支援を受けることにより、
災害廃棄物の適正かつ円滑、迅速な処理を行うため、4ページの図の1-1-2、上の表になりますけれども、各主体の役割の中で、国の下に
支援組織ということでD.
Waste-Netを記載させていただいております。
次の右側の5ページの表1-1-1になりますけれども、大分市、大分県、国という欄がありますが、国の欄の中でD.
Waste-Netの関係を追加しております。
次に、10ページ目の第2章、第3節に、その連携の必要性について表記することといたしました。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
○
斉藤委員
熊本地震のときに、一般の
産業廃棄物業者が委託を受けて入っていたと聞きましたが、一般の
産業廃棄物業者が委託を受けるというのが、この中に入っているのかどうか教えてください。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
実際、
熊本地震のときには、熊本県等の委託により
産業廃棄物協会、
産業廃棄物関係者が支援をしております。4ページの上の図の1-1-2の網かけの、
被災都道府県と書いてある部分の中ほどですが、
廃棄物事業者団体、
建設事業者団体等という中に
産業廃棄物対策の業界も含まれております。このD.
Waste-Netにつきましても、全国の
産業廃棄物連合会だったと思いますが、その組織が構成員となっているところでございます。
○
斉藤委員
委託を受けたところはよかったのでしょうけれど、
産業廃棄物の事業者で、
不公平感があるのではないかという声をお伺いしました。委託をする際は、公にきちんとわかりやすく、こういうことで委託したということで、公募するなり、条件を示すなりしていただきたいと思います。なぜあそこがなったのだろうかという声を直接お伺いすることがありましたので、その点については、きちんと方策を検討して示していただきたいと思いますので、お願いします。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
熊本県等につきましても、協会を通じて委託をしていると思います。大分県につきましても、
産業廃棄物協会を通じての委託ということになろうかと思います。
○
斉藤委員
被災した側と支援する側ということで、被災した側が指定をするという
システムが、十分わからなくて、大分県の業者が、なぜうちは委託されなかったのかとなっているので、
システムとしては、被災したところが指定するというところも明示していただきたいと思いますので、お願いします。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
○
高橋委員
一般廃棄物と
災害廃棄物の
処理計画と2つ出てきましたが、
不法投棄については、
家庭ごみと事業系、
災害ごみ、いろいろあると思います。その辺の処理はどのようにされているのか、考え方を教えてください。家電など、いろいろなものがまざったものが山の中に
不法投棄されていて、その処理については、ここでは何も出ていないようですけど、どういった形になるのですか。
○
姫野産業廃棄物対策課長
産業廃棄物が主に、
不法投棄されている場合については
産廃処理という形になるのですが、現状は9割方、
一般廃棄物が主になりますので、
撤去業務といたしまして
一般廃棄物の処理を通常させていただいております。ですから、
不法投棄されたものは
佐野清掃センターと
福宗環境センターに持ち込むほか、家電については
家電リサイクルに回す取り扱いをしております。
○
高橋委員
県道、市道、国道、山の中の沿道や、民地の中に
不法投棄されている場合もありますよね。それは、
大分市域については全て市が処理するということになるのですか。民地の中に
不法投棄されて困っている方がおられますので、
処分方法について基準を設けたほうがいいと思いますが、どうでしょうか。
○
姫野産業廃棄物対策課長
市道や県道につきましては公の施設ということで、市が処理しております。また、民地につきましても、
廃棄物によって
周辺環境が汚染されたり、
不法投棄が誘発されるようなものにつきましては、市のほうで
撤去業務をやらせていただいております。
○
高橋委員
民地の中に
不法投棄されている場合、いろんな面で困るようなことはないですか。私が感じるのは、こういう基準や
基本計画があって、それに基づいて処分すれば、スムーズにいくのではないかと思ったものですから。なければそれでいいのですが、
不法投棄をされて困っている方がおられるときに、スムーズに処分できる体制をぜひとっていただきたいと思います。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
次に、
家庭ごみ有料化制度導入2年目(24カ月間)の
実施状況と今後の
取り組みについて報告を受けます。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
報告事項3の
家庭ごみ有料化制度導入2年目の
実施状況と今後の
取り組みについて御説明いたします。
この件につきましては、11月14日に報道発表したところであり、発表に際しましては、議員の皆様に資料を配付させていただいたところでございます。
報告事項3の1ページ目をごらんください。
家庭ごみの減量と
リサイクルの推進と
ごみ処理に係る
費用負担の公平性の確保を目的に平成26年11月から実施しました
家庭ごみ有料化制度につきましては、10月で2年が経過しました。市民の皆様の御理解と御協力によりまして、
ごみ処理に係る
費用負担の公平性の確保とあわせて、
家庭ごみの減量と
リサイクルの推進につきまして、
制度導入による効果があらわれております。
ごみ排出量の
削減率につきましては12.3%で、1年目をわずかですが上回っております。なお1人1日当たりの
削減率は12.6%で、1年目を0.4ポイント上回っている状況です。
1の
家庭ごみ有料化制度導入の効果につきまして、
有料化制度の対象といたしました燃やせるごみと燃やせないごみの排出量は、実施前年の同じ期間の11月から翌年10月までを比較しますと、燃やせるごみは1万822トンの削減、
削減率は11.6%、燃やせないごみは、1,393トンの削減、
削減率は22.1%となり、合計では1万2,215トンの削減となり、
削減率は12.3%で、1年目の1万 2,125トン削減、
削減率12.2%を上回りました。
削減効果は維持しています。1人1日当たりの
削減率は、1年目は12.2%で、2年目は12.6%となりました。
また、資源物につきましては、
資源プラの回収量が694トン増加し、増加率は27.3%となり、これも1年目の651トン、増加率25.6%を上回りました。
このことは、市民の皆様が日々ごみの減量に御努力され、また分別の徹底に取り組んでいただいた結果であると考えております。今後ともさらなる
ごみ減量・
リサイクルの推進に向け、
ごみ減量・
リサイクル推進施策の一層の充実に努めてまいりたいと考えております。
次に、2の不
適正排出、
不法投棄、
野外焼却の状況ですが、不
適正排出、いわゆる
指定ごみ袋以外の違反袋による排出につきましては、燃やせるごみは、
有料化制度導入当初の平成26年11月は1日平均で1,382袋ありましたが、平成28年10月には81袋に減少しました。燃やせないごみは、平成26年11月は1日平均で711袋ありましたが、平成28年10月には218袋に減少しました。
不法投棄の
発見件数、
野外焼却の
苦情件数につきましては、大きな変化は見られません。
3の課題ですが、1点目として、燃やせるごみの
削減率につきましては、1年目よりわずかに上昇しましたが、燃やせないごみにつきましては下回りましたことから、さらに
リユースを推進し、減量に取り組む必要があります。なお、燃やせるごみ、燃やせないごみを含め、ごみ全体の量を減らしていく必要がございます。
2点目といたしまして、燃やせるごみの日の、違反袋については大幅に改善されてきているものの、燃やせないごみの日につきましては依然として多くの違反袋が見受けられますので、さらなる対策を講じる必要があります。
2ページ目をお願いします。
4の課題に対する今後の
取り組みにつきましては、燃やせないごみにつきましては、もったいないという意識を持って、そのまま使える物は繰り返し使用、修理できる物は捨てずに修理、
リサイクルショップや
フリーマーケットを活用することなどの
リユースに取り組んでいただくよう、市報、
ホームページ、
リサイクルおおいた、
啓発チラシによる
全戸回覧等による広報や、現在、
再生自転車、家具の抽選会や
フリーマーケットを行っている、
大分エコライフプラザにおける
リユースの促進などに
取り組み、積極的に啓発していくこととしております。
燃やせないごみの日の違反袋対策につきましては、違反袋が多いごみステーションを中心とした早朝マナーアップ指導の実施、違反袋が多いごみステーション周辺における周知回覧の実施、違反袋が多いごみステーションへの周知看板の設置などに取り組んでいくこととしております。
5の
有料化制度の検証を目的に実施した事業についてですが、
ごみ減量・
リサイクル推進及び
家庭ごみ有料化制度に関する市民意識調査を、平成28年6月から7月にかけ実施しました。このことにつきましては本年9月の
厚生常任委員会で御報告いたしたところでございます。また、7月から、
家庭ごみ有料化についてのご意見拝聴会を全自治会52校区ごとに実施しており、10月末時点でありますけれども、48カ所で開催し、1,133人、11月末現在では56カ所、1,389人の参加をいただいているところであります。主な御意見といたしましては、
指定ごみ袋が破れやすい、丈夫にしてほしい、ルール違反ごみに対する啓発をしてほしいなどで、概要は資料の14ページに記載をしております。
6の
有料化制度導入2年目に改善した事業についてですが、子供が生まれた御家庭に1日も早く負担軽減措置としての
指定ごみ袋を交付するために、これまで届け出の翌月に一括して御自宅へ配送しておりましたが、本年6月からは戸籍窓口にて出生届を提出した際に、交付枚数の一部をお渡しすることといたしました。
また、本年6月から7月にかけて実施しました市民意識調査などにおきまして、市民の皆様から
指定ごみ袋を厚くしたほうがよいとの御意見をいただいたことから、
指定ごみ袋の仕様の変更を行いました。11月21日の入札分から、各袋それぞれ0.005ミリメートル厚い仕様としたところでございます。
7の
有料化制度の見直しにつきましては、年度ごとのごみの排出抑制、
リサイクルの促進状況など有料化による効果や手数料収入の使途となる事業の効果等について検証する中で、制度の改善や継続の要否について総合的に検証し、施行につきましては平成30年の4月を目途としております。
以上が、
家庭ごみ有料化制度導入2年目の
実施状況と今後の
取り組みなどについての概要の説明でございます。
3ページ目からは資料となりますけれども、3ページから7ページにかけましては、
ごみ減量の効果として、燃やせるごみと燃やせないごみ、その合計の実施前年の同じ月と1年目、2年目の排出量等の推移、また
リサイクル推進の効果として資源物ごとの推移をお示ししております。
8ページ目には、1人1日当たりの比較をお示ししております。
9ページ目には、不
適正排出の状況、10ページ目には
不法投棄、
野外焼却の状況をお示ししております。
11ページ目には、手数料の使途として、平成27年度の決算の状況、平成28年度の予算をお示ししております。
12ページから13ページの上段にかけまして、
有料化制度にあわせて導入や改正をした事業の
実施状況、13ページになりますけれども、市民の皆様への啓発の
取り組み、13ページの下段から14ページの上段にかけまして、市民意識調査、ご意見拝聴会の概要、14ページは、負担軽減措置、
指定ごみ袋取扱所、ボランティア袋の支給についてお示ししております。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
○
斉藤委員
以前、ボランティアの方には袋を支給するという話があったと思いますが、ボランティアの方々の
取り組みについてはどうなっていますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
ボランティアでごみ拾いをしていただく方につきましては、パートナー制度という制度を設けて、登録いただいた方にはブルーのボランティアの袋をお渡しして、収集していただいているところでございます。
○
斉藤委員
どのぐらいの団体が登録して、どのぐらいの方が活動しているかわかりますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
少し古いデータでございますが、平成27年3月末現在で、パートナー制度に登録していただいている個人、団体を含めまして441団体、8,913人の方が活動していただいているところであります。
○
斉藤委員
まちのごみを拾っていただくということで、
家庭ごみ有料化で逆にブレーキがかかってしまうのではないかと若干心配していたのですが、まちをきれいにしましょうという啓発は一緒にしないといけないと思います。それで、カラスの被害が非常に気になりますが、パートナー制度に登録している方はごみ袋をもらえるのに対して、カラスの被害等を片づけた方は自腹になっていて、ボランティア扱いとはなっていないのではないかと思うのですけれど、その辺の苦情、御意見等はありませんか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
カラス被害等も含めて、ステーションでの清掃に係るごみの袋につきましては、自治会のほうにボランティア袋ということでお渡ししておりまして、自治会のほうから、その袋を使ってごみを出していただくようにしているところであります。
○
斉藤委員
その辺がちゃんとできているのかどうかというのは疑問だと思っています。朝、散らかっていたのが、片づいていることがありますが、ブルーの袋に入っているのは一度も見たことがないので、確認をしていただきたいのと、有料化になることによって、お金を払ってボランティアをしている方もいらっしゃるのではないかという気もしていますので、自治会のほうにも十分に周知をしていただきたいと思います。
一般質問でも出ていましたが、余り変わっていないという印象があります。
ごみ減量の方法は有料化しかないのかどうかという検証は、今後ぜひしっかりとしていただきたいと思います。ご意見拝聴会をやってらっしゃるということですが、有料化をやるかやらないか、続けるかどうかということに関しては、なかなか市民の側からは言いにくいのではないかと思います。
ごみ減量のためというと、なかなか反対もできない。もちろん分別が進んでいるということが一番望ましいことではあるのですけれど、有料袋にどれだけ詰め込むかということではなく、ごみ全体を減らしていくということに関しては、本当に有料化でいいのかどうかというところにもう一度立ち返っていただきたいと思います。
それから基金に関して、事前に施行するときの説明会では、基金に関しては説明がないまま、その後出てきたことだと思いますが、ご意見拝聴会の中で基金についての説明はされていますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
ご意見拝聴会でお配りする説明資料の中で、手数料収入の使途ということで、基金を含んだ中でお示しをしているところでございます。
○
斉藤委員
十分に意見集約して、きっちりと検証に生かしていただきたいと思います。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
○松本委員
以前、ごみ袋を負担軽減措置の対象の方に発送するときに入れる袋についてお聞きしましたが、配達される方からの御意見として、郵便局のほうで保管をしておくのですが、雨が降ったときには、ごみ袋を入れる袋が破れやすく、作業しにくい状況になっているので、業者の方になると思いますが、ごみ袋を発送する袋について、雨に強いようなもので発送してほしいという意見がございましたので、要望として出したいと思います。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
次に、
家庭ごみ有料化の実施に当たっての
要望事項に対する
取り組み状況について報告を受けます。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
家庭ごみ有料化の実施に当たっての
要望事項に対する
取り組み状況について、
報告事項4に沿って御説明させていただきます。
まず、1点目、
家庭ごみ有料化後の検証、報告の
取り組み状況につきましては、2段目になります。「平成26年度終了後以降は、対前年度比較等の資料を速やかに作成し、検証結果を議会に報告するとともに、
ホームページ等で市民に公表を行っています。 今後につきましても、引き続き議会に報告するとともに、
ホームページ等で市民に公表を行います」。
2点目です。
家庭ごみ有料化による手数料収入について、3段落目になります。「平成27年度につきましては、
家庭ごみ有料化に伴う事務費、有価物集団回収団体への報償金、ごみステーション設置等補助金や
廃棄物処理施設整備基金などに充当することができました」。4段目の3行目の後半からになりますけれども、「平成28年度には、ごみステーション設置等補助金制度における被せネットの補助金交付・支給について、鳥獣の被害等によるものは、再申請に必要な期間を短縮し補助金交付・支給を可能とするなど内容の充実を図ってきたところです。 今後とも、予算に基づき、
ごみ減量・
リサイクルを推進する事業等に取組みます」。
3点目になります。市民への説明と周知につきましては、「制度の周知が必要と思われるごみステーションに職員を配置し、制度等の説明を行っています」。
4点目になります。クリーン推進員等への支援の充実につきましては、1段目の上から3行目の後半になりますけれども、「2名選任自治会が24自治会から、平成28年度には69自治会となり、世帯数の多い自治会におけるクリーン推進員の負担軽減を図っています」。
次のページになります。
5点目、
不法投棄、不
適正排出、
野外焼却対策です。
不法投棄、不
適正排出対策につきましては今後とも引き続き取り組んでまいります。
野外焼却対策ですが、「市報、
ホームページで、近隣に迷惑となる
野外焼却は控えるようお願いをしています。また、市民からの問合せ等につきましては、現地において指導等を行っています」。
6点目になります。生ごみを初めとした
ごみ減量・
リサイクルについての
取り組みについてですが、1段落目の3行目の後半からになります。「容器貸与者の堆肥作り上達や新規利用者の増を図るため、平成28年度から生
ごみ処理容器普及講習会を開催しています。 さらに、これまで生ごみの水切り運動を推進していますが、食品ロスを減らす観点から、食べきり、使いきりをあわせ『3きり運動』として取組んでおり、広報誌やイベント等で市民等への周知を図っています」。
7点目、負担軽減措置につきましては、下のなお書き以下になりますけれども、「運用面の見直しといたしまして、平成28年6月より、出生届の提出者に対しまして、窓口にて、本措置によるごみ袋を一部交付することとしました。 今後も、負担軽減措置について検証を行い、必要な措置を講じます」。
次のページになります。
8点目の
ごみ処理に係るコスト削減などについてですが、ごみ収集部門におきましては4行目の最後からになります。「さらに平成29年度には、残された市が収集している収集業務のうち3分の2に相当する業務を民間委託するようにいたしており、ごみ収集の資源物を含めた自治区ベースでの民間委託割合は、概ね直営13%、民間業者87%となります。 また、民間委託の拡大に伴い各清掃事業所内に余剰スペースが生じてきており、平成29年度には清掃事業所の統廃合を行い、効率的な運営を図ることとしています」。清掃工場では灯油、コークスの使用量削減のために炉内の温度が低下した場合の追い炊きバーナーの温度設定の変更を行っております。今後もコスト削減等を図るなど一層効率的、効果的な行政運営に努めてまいります。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
○
斉藤委員
一般質問で、負担軽減措置の方の交換の件がありましたが、つけ加えまして、ぜひ料金換算で交換をしていただけたらと思います。10リットルと20リットルを交換するときに、値段がちょうど半分なので、料金分を交換してほしいと思います。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
今のところ我々が想定しているのは、大きい袋から小さい袋、その同じ枚数をかえるような形で調整をしているところです。
○
斉藤委員
同じ枚数の交換を考えていらっしゃるのでしょうけど、料金換算で20リットルを10リットルに交換すると10リットルの袋が2枚もらえます。せっかく1回のごみ袋を小さくしようと思っていらっしゃる方がいるならば、同じ料金分かえていただければと思います。大きい袋も使うかもしれないので交換しないとなると、もっと1回の分が小さくてもいいのにということになりかねません。たまたま値段が計算しやすいようになっていますので、ぜひその辺を検討していただければと思います。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
次に、平成28年
熊本地震における
災害ごみ受け入れについて報告を受けます。
○
佐藤清掃施設課長
平成28年
熊本地震における
災害ごみの受け入れについて
経過報告をさせていただきます。
本市では、地震発生後の平成28年4月18日に、由布市より
災害ごみの受け入れ要請があり、連携中枢都市圏形成に係る連携協約等に基づき、
災害ごみを福宗清掃工場、佐野清掃工場及び鬼崎埋立場にて受け入れを行ってきたところです。また、4月20日には熊本県市長会、熊本県町村会及び阿蘇広域行政事務組合より大分県市長会へ熊本県阿蘇地域の
ごみ処理施設が被災したことで処理困難となった生活ごみの処理要請がありました。また、8月10日より阿蘇市の被災した家屋解体に伴う
災害ごみを福宗清掃工場にて焼却処理を行っております。新たに11月21日から熊本県の依頼により、宇土市、益城町など7市町村の
災害ごみの受け入れを始めました。
12月8日現在の受け入れ量ですが、資料の下にありますように、由布市につきましては可燃、不燃、埋め立て合わせて1,956トン、阿蘇広域行政事務組合につきましては4,343トン、阿蘇市につきましては1,081トン、熊本県につきましては762トンを受け入れております。
由布市、阿蘇市、熊本県につきましては現在も被災家屋の解体作業が続いていることから、今後も被災地の復興に向けてできる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。
なお、11月21日に、本市のごみ収集車の派遣や
災害ごみの処理等の
熊本地震の被災地支援活動に対し、環境大臣より感謝状が授与されたことをあわせて御報告いたします。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
次に、
中央清掃事業所の廃止について報告を受けます。
○
萱島環境部次長兼
清掃業務課長
中央清掃事業所の廃止について御報告いたします。資料はA3縦の1枚でございます。
ごみ収集運搬業務につきましては、市域を中央、東部、西部の3つのエリアに分けて行っており、清掃事業所もその収集エリアごとに設置をいたしております。
このような中、業務執行方式の見直しにより、これまで民間委託エリアの導入、拡大による業務の縮小に伴い、各清掃事業所内に余剰スペースが多く生じてきております。こうしたことから、
中央清掃事業所を廃止し、同事業所が所掌していた業務を東部清掃事業所及び西部清掃事業所に分割して移管するとともに、清掃業務課の庶務担当班と車両担当班を統合して管理担当班とすることにより、施設及び班を集約し、業務の合理的な遂行を図るものであります。
機構図につきましては、現行、清掃業務課には、し尿の収集運搬業務を行います北部清掃事業所を含め4清掃事業所がございますが、改革後は、
中央清掃事業所を廃止し3清掃事業所となります。また、現行、清掃業務課の本課にございます庶務担当班と車両担当班を統合し、改革後では、管理担当班となります。
その下に、事務分掌についても記載をいたしておりますけれども、ごみ収集運搬にかかわる大分市清掃事業所設置規則を掲載しております。清掃事業所のうち、
中央清掃事業所が削除されるというだけでございまして、分掌事務の内容には変更はございません。
施行期日につきましては、平成29年4月1日の実施予定でございます。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
○田島委員
4月1日に廃止になるということですけど、跡地利用は考えていますか。
○
萱島環境部次長兼
清掃業務課長
これまでもポンプ場の整備計画が下水道部にございまして、片島雨水排水ポンプ場の建設に最適地ということにされておりました。そうしたことから、現在、下水道部の中で、そのことについて検討がなされているとお聞きしている状況でございます。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
次に、
産業廃棄物最終処分場の
事前協議への対応について報告を受けます。
○
姫野産業廃棄物対策課長
報告事項7、
産業廃棄物最終処分場の
事前協議への対応について御報告申し上げます。
本件につきましては、平成23年3月、第1回定例会において採択をされました、米良地区の
産業廃棄物最終処分場建設反対に関する請願の採択後の状況につきまして、昨年6月の本
委員会で報告させていただきましたが、このたび、それらのうち県外事業者による、米良地区の
産業廃棄物最終処分場の
事前協議につきまして、状況に進展がございましたので御報告を行うものでございます。
本市では、法の申請前に大分市
産業廃棄物処理施設等に関する指導要綱に基づく
事前協議制を取り入れており、立地に関する設置計画素案と詳細を取りまとめました設置計画書により審査を行うことといたしております。
本件につきましては、お手元の1、概要のとおり、平成25年4月8日に指導要綱に基づきます設置計画素案が提出され、同年6月12日に設置計画素案の審査結果を通知いたしましたが、その後2年以上、
事前協議に進展がないことから、平成28年1月13日に、
事前協議の継続意思の確認と
事前協議に関する書類の提出について文書で指導いたしました。事業者は、
事前協議の継続意思は示すものの、必要な書類の提出がなかったことから、平成28年4月13日に
事前協議の取り下げについて文書で勧告をし、継続の意思がある場合には必要な書類を提出するよう指導いたしました。事業者から必要な書類の提出がなかったため、平成28年6月2日に、
事前協議に必要な書類の提出について再度文書により指導いたしました。その後書類の提出がなく、継続の意思も見られないことから、
事前協議に進展が見込まれず、計画の実現性が極めて低いと判断されたため、平成28年9月16日に、今後
事前協議に応じないことを文書で通知をいたしたところでございます。
ただいま報告いたしました内容につきましては、2の協議経過に記載しております。また、本件の計画予定地につきましては、次のページ、
報告事項7の添付資料のとおりとなっております。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんで意見、質問はありませんか。
○
斉藤委員
そういう協議は一旦終結をする、取り下げで確定ということですか。
○
姫野産業廃棄物対策課長
あくまでも
事前協議で指導要綱に基づいた形での対応をいたしております。土地はまだこの会社が所有しておりますので、指導要綱の
事前協議として白紙に戻すという形をとらせていただいております。
○
斉藤委員
今後、話が進むときは、また
事前協議からスタートすると考えていいですか。
○
姫野産業廃棄物対策課長
そのとおりでございます。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
最後に、
市民意見交換会の意見・質問等に対する回答についてであります。
環境部所管の質問事項の順に従って質疑等を行います。委員の皆さんはA3横の資料1をごらんください。
主管課長より一括して回答をいただいた後、質疑を行いたいと思います。
それでは、お願いいたします。
○
首藤環境部次長兼
環境対策課長
市民意見交換会の意見、質問等に対する回答について御説明申し上げます。
それでは、まず1項目め、
野外焼却に対してどのような啓発を行っているかについてでございますが、「『
廃棄物の処理及び清掃に関する法律』におきましては、
廃棄物の焼却は原則禁止となっていますが、農業、林業等を営む上で止むを得ないものとして行われる
廃棄物の焼却、また、たき火その他など日常生活を営む上で通常行われる
廃棄物の焼却で軽微なものなどは、同法施行令において例外として認められております。したがいまして、枯れた野菜や草等の焼却につきましては、
野外焼却禁止の例外に該当することとなります。こうした
野外焼却について、市に問い合わせが寄せられた際には、近隣の迷惑とならないよう時間帯や風向き等についての配慮や後処理を適切に行っていただくようお願いしているところです。また、市報、
ホームページで、近隣に迷惑となる
野外焼却は控えるようお願いをしています」。
続きまして、2項目め、もったいない省エネデーなどの省エネに向けた
取り組みの現状についてでございますが、「年一回夏至の日に行っていた『もったいない省エネデー』の取組につきましては、節電等の省エネ行動を年一回だけではなく継続的に行う節電啓発事業へ移行するため、平成26年度で廃止し、電力需要の高まる夏と冬の時季に『
地球温暖化対策おおいた市民会議』と協働して行う『節電キャンペーン』や、小中学生を対象として、家庭での節電や節水等の省エネ行動に取り組む『エコチャレンジ日誌』の取組を行っております」。
続きまして、3項目め、
家庭ごみ有料化2年目に入っているが、可燃物の袋にペットボトルや空き缶が入っていることがあるため、きちんとチェックしてほしいとの意見でございますが、「
家庭ごみ有料化以降、
資源プラを中心に分別が進んでいる状況にありますが、ご指摘のように『燃やせるごみ』の中に未だ資源物が不適正に排出されていることがあります。そうした場合には、収集の際に違反シールを貼付し、ごみステーションに一定期間残すことにより、排出者に自覚を促すようにしているところであり、そのことの徹底に向け、再度収集業務の従事者に対する指導を強化してまいります。 また、ごみの
適正排出に向けて、各種広報媒体等で周知を行うとともに、違反ごみが排出されるごみステーションにおいては早朝啓発活動や看板設置、住民への回覧等の対応を行ってまいります」。
続きまして、4項目め、大分市指定有料ごみ袋の改善についての御意見でございますが、「
指定ごみ袋の価格につきましては、ごみ袋の製作費用ではなく、
家庭ごみ有料化制度導入時に、本市が、ごみの減量効果等を勘案し『
一般廃棄物処理手数料』として条例で定めたものです。 袋の大きさの違いについて、本市は大袋で45リットル相当としておりますが、別府市は大袋として容量は示しておりません。 なお、袋の厚さにつきましては、先般実施しました市民意識調査において、約4分の1の方から『厚くした方がよい』とのご意見をいただいたこと等から、平成28年度の発注分から、5種類全て0.005mm厚くすることとしました。 今後も市民の皆様が指定有料ごみ袋を安心してご利用いただけるよう、幅広くご意見等をいただく中で、改善できるものは速やかに対応してまいりたいと考えています」。
続きまして、5項目め、8月22日に発生した
産業廃棄物工場での火災において、どのような調査を行ったのかについてでございますが、「今回の火災により、燃焼したプラスチック類は、ダイオキシン類の生成の原因となる塩素の含有量が少ないことから、ダイオキシン類の発生はきわめて少ないものと考えております。 また、火災に対する大気環境の調査としては、市内12カ所の大気汚染常時監視テレメーター
システムによる大気環境の監視や職員による周辺のパトロールを火災発生日から8月25日までの間、24時間態勢で行いました。その結果、火災時に一時的に発生する二酸化窒素や二酸化硫黄について異常な数値は確認されませんでした。 このようなことから、今回の火災によりダイオキシン類等による環境や健康への影響はなかったものと考えております」。
続きまして、6項目め、剪定枝を
ごみ処理施設に持ち込む場合の基準を変更してもらいたいとの御意見でございますが、「50cmを超える剪定枝は、焼却炉に投入の際に、投入口をふさぐ可能性があるため、50cm以内に切っていただくようお願いします」。
続きまして、7項目め、大気汚染への対策と公害防止協定などの見直しについての御意見でございますが、「本市では、大気汚染常時監視テレメータ
システムによる24時間監視や、毎月の降下ばいじんの測定等により大気環境を把握するとともに、市民の皆様からの粉じん等に関する問い合わせにつきましては、その都度、現地調査を実施して実態把握を行い、工場に対する指導に反映しています。 また、市、県、工場でばいじんの排出量などについて、法の規制基準より厳しい基準を定め、法規制のない降下ばいじんについても独自の基準を定めるなどした公害防止協定を締結しており、必要に応じて適宜見直しを行っております。 今後も、調査や協定遵守状況の監視等を継続する中で、環境保全に取り組んでまいります」。
8項目め、メガソーラー設置の規制状況についてでございますが、「規制に関しては、庁内関係部署が所管する各々の法令等によるところであり、環境面においては、大気汚染防止法や水質汚濁防止法、騒音規制法に基づく規制対象施設とはなっておりません」。
○
二宮委員長
ただいま
執行部より回答がありましたが、意見、質問はありませんか。
○
斉藤委員
1番ですけど、軽微なものなどはと書かれていますが、余り明確ではないと思います。消防の指導などとの整合性がとれるような表記の仕方になっていますか。
○
桑野環境部次長兼
清掃管理課長
消防法では、焼却をする場合には届け出という形でやっていただいていると思います。我々が回答している部分には、
廃棄物処理法の中での
野外焼却についての部分を記載させていただいておりまして、軽微なものといった曖昧な表現になっておりますけれども、そのまま法律と施行令について記載させていただいているところでございます。
○
斉藤委員
誤解が広がらないか少し心配になりました。身近なものならいいという判断にならないかと思いましたので、その点だけは指摘しておきます。
○
二宮委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
それでは、
執行部、その他として何かありませんか。
○
姫野産業廃棄物対策課長
8月22日に旦野原の固形燃料製造工場の原料置き場で発生いたしました火災のその後の経過について口頭で御報告申し上げます。
工場では、火災が発生した原料置き場を改善するため、消火用貯水槽や延焼防止用の仕切りブロック、スプリンクラーを設置するなど防火対策の工事を行っており、4カ所ありました原料置き場のうち、このたび第1原料置き場と第2原料置き場の対策は終了し、火災予防条例に基づく届け出を12月6日に、また
廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく原料置き場に関する変更届け出が12月8日に提出されたことから、12月8日に消防局南消防署予防査察担当班と
産業廃棄物対策課合同で現地確認を行い、基準に適合することを確認いたしました。
このことから、工場では本日12月12日より、第1、第2原料置き場の使用を開始することといたしております。また、工場には、原料置き場の再開に当たり、周辺自治会にも文書で情報を提供するようお願いしているところでございます。
○
二宮委員長
それでは、委員の皆さんで、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
二宮委員長
以上で当
委員会に付託されました全ての案件等についての審査を終了しました。
なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の
委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
二宮委員長
そのように決定いたします。
ここで、
奈須環境部長より発言を求められていますので許可します。
○
奈須環境部長
委員の皆様方には、今任期最後の
厚生常任委員会となりますことから、この場をおかりして、
環境部を代表してお礼の御挨拶をさせていただきます。
二宮委員長、泥谷副
委員長を初め、委員の皆様方におかれましては、昨年の第1回定例会以降2年間にわたり、本
委員会におきまして、
環境部の予算を初め、重要案件を御審議いただく中で、大所高所から御意見を賜り、まことにありがとうございました。おかげをもちまして、
環境部として取り組むべき
各種施策を順調に推進することができておりますことに対しまして、委員の皆様方に対し、衷心よりお礼を申し上げます。
今後とも
環境部の重要課題であります
地球温暖化対策を初め、
ごみ減量・
リサイクルの推進などの
取り組みを着実に進めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、来春には市議会議員選挙が予定されております。委員の皆様方におかれましては、どうか健康に御留意の上、御健闘されまして、再び大分市政の発展のために御活躍いただきますよう御祈念を申し上げる次第でございます。
終わりになりますが、これから年末年始にかけ、寒さが厳しくなる時節柄、委員の皆様方におかれましては、くれぐれも御自愛くださり、輝かしい新年を迎えられますよう御祈念申し上げますとともに、これまでの御指導、御鞭撻、御厚情に重ねてお礼を申し上げ、御挨拶とさせていただきます。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
○
二宮委員長
それでは、
委員会を代表して御挨拶申し上げます。
今、奈須部長よりお礼の言葉をいただき、ありがとうございました。今回の一般質問でも、
家庭ごみの有料化の質問が出されておりましたように、市民の負担もありながら、分別のマナーと
不法投棄等の周知を徹底しなければならないことは、
環境部の大変な作業であります。また、生活に一番密着した事業であり、通常の生活、突発的な地震等にも対応しなければならず、また、これから大分市の生活が豊かになればなるほど、対応しなければならない
環境部でございますので、奈須部長を先頭に一丸となって対応していただきたいと思っております。
全国の類似団体が大分市の
環境部の
取り組みに関心を持ち、視察等がたくさん来るような大分市の
取り組みになるように頑張っていただきたいと思います。
2年間ありがとうございました。御活躍を御祈念申し上げて御挨拶といたします。
それでは、あす12月13日午前10時から
委員会を開催しますので、放送がありましたら、第2
委員会室にお集まりください。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時16分散会...