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  1. 大分市議会 2016-06-23
    平成28年経済常任委員会( 6月23日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成28年経済常任委員会( 6月23日)                 経済常任委員会記録 1.開会日時   平成28年6月23日(木)午前9時59分開議~午後0時1分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長 荻本 正直  副委員長 福間 健治   委 員 足立 義弘  委 員  仲道 俊寿   委 員 篠田 良行  委 員  堤  智通   委 員 仲家 孝治  委 員  川邉 浩子   欠席委員    なし 4.説明員   (商工労働観光部
       戸田商工労働観光部長玉野井商工労働観光部次長田中商工労働観光部次長、    伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長三好商工労政課長、    田崎商工労政課政策監安東商工労政課参事補中村商工労政課参事補、    甲斐商工労政課参事補足立商工労政課参事補山岡商工労政課参事補、    後商工労政課主査大渡創業経営支援課政策監朝見創業経営支援課参事、    河野創業経営支援課参事補沖田観光課長幸観光課政策監、    増本観光課付参事兼大分市高崎山管理公社事務局長足立観光課参事、    緒方観光課参事補 5.事務局出席者    書記 佐藤 利彦 6.審査案件等   【予算議案】    議第62号 平成28年度大分市一般会計補正予算(第1号)       〔承認〕          第1条 歳入歳出予算の補正              歳出  第7款 商工費   【一般議案】    議第62号 大分市総合計画の変更について        〔承認(一部反対)〕         基本計画各論         第4部 にぎわいと活力あふれる豊かなまちづくり(産業の振興)のう             ち商工労働観光部関係   【報告議案】    報第1号 専決処分した事件の承認について       〔承認(一部反対)〕         (平成27年度大分市一般会計補正予算(第4号))          第1条 歳入歳出予算の補正              歳出 第7款 商工費   【報告事項】     ①平成28年熊本地震における商工労働観光部に係る対応等について     ②ふるさと大分市応援寄附金の平成27年度実績(見込)及び記念品等の7月リニ      ューアルについて     ③第2次商工業振興計画の策定について     ④大分市生活文化展の見直しについて     ⑤「帆船モニュメントの判決」について     ⑥大分七夕まつりについて     ⑦本社機能の誘致に向けた新たな補助制度の創設について     ⑧大分市知的財産権取得促進事業補助金の創設について     ⑨高崎山電気牧柵改修工事について     ⑩その他                 会議の概要                              平成28年6月23日                              午前9時59分開議 ○荻本委員長   おはようございます。ただいまから経済常任委員会を開会いたします。  それでは、まず審査に入る前に、委員会運営について3点確認をしておきます。  1点目は、委員会会議記録インターネットの公開です。皆さん御存じのように、平成20年第1回定例分から、従来の本会議録に加え、委員会の会議録がインターネット市議会ホームページで公開をされております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。また、特に執行部の方にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりと発言をお願いいたします。  2点目は、自由討議についてです。議会基本条例において、議会は議案等の審議または審査においては、議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるものとされていることから、委員の皆さんからの要求がある場合または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  3点目は、本会議同様、委員会におきましても、より議論を深めることを目的として、委員の質問、政策提言等に対し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案等に対し必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象とはなりませんので、よろしくお願いをいたします。  また、先日も申し上げましたが、本日も引き続き、総合計画の議案の審査がありますことから、全委員会の総合計画の審査が終了するまで待機をお願いいたします。  ここで、審査の前に、戸田商工労働観光部長より発言を求められていますので、許可します。 ○戸田商工労働観光部長   審議の前の貴重なお時間を頂戴いたしまして、一言御挨拶申しあげます。  まずは、今回の熊本・大分地震によりましてお亡くなりなった方々に対しまして御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に対して心よりお見舞い申し上げたいと思います。  平素、経済常任委員会の委員の皆様には大変お世話になっており、御理解、御協力を賜っております。この場をおかりいたしまして御礼申し上げます。  また、5月18日から20日まで、経済常任委員会の行政視察に御同行させていただきまして、その際には大変お世話になりました。私自身も大分市の立場で非常に貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。  私自身、大分市役所にお世話になるようになりましてから3カ月弱たちますけれども、大分のよさ、ポテンシャルを感じておりまして、それを顕在化するために、微力ではございますけれども、尽力いたしますのでよろしくお願いいたします。  さて、本年4月の機構改革によりまして、旧商工農政部は再編されまして、商工労働観光部と農林水産部が設立されました。これに伴いまして、商工労働観光部は、商工労政課、創業経営支援課、並びに観光課の3課の体制となりました。  商工労政課におきましては、部の主幹課といたしまして、総合的な企画調整を行うほか、労働行政担当班におきましては、新たに定住促進に関する業務と従来の雇用促進の業務とともに、より効率、実効性のある効率性の高い施策を構築、実施するとともに、ふるさと大分市応援寄附金に関する業務を専門的に担当するふるさと寄附推進担当班を設けまして、寄附金の拡大に向けて取り組みを進めております。このふるさと大分市応援寄附金につきましては、報告事項で後ほど担当課より詳しく御説明させていただきます。  また、新設いたしました創業経営支援課につきましては、経営相談と融資を一体的に行い、創業支援あるいは企業誘致、さらに新たな産業の育成、創出に向けまして取り組みを強化しているところでございます。  さらに、観光課につきましては、国内はもとより、外国から訪れる観光客、いわゆるインバウンドの増加に向けまして、戦略的な観光施策に取り組んでまいります。  これらの体制によりまして、私ども商工労働観光部職員一同、現場主義をモットーに、スピード感、機動力を持って、強力に施策を推進し、本市経済の発展につながりますように尽力してまいる所存でございます。  次に、3月以降の経済常任委員会に係る主な取り組みにつきましては、熊本、大分で相次いで発生いたしました地震発生から5日後の4月21日に、平成28年熊本地震に係る市内事業者向け緊急相談窓口を設置いたしました。5月31日まで、2カ月以上にわたりまして24時間体制で、被災した事業者に対する経営相談等を行いました。  また、九州全域にわたり観光客の減少を初めとする、さまざまな影響が懸念されたことから、災害対応に係る本部体制を廃止した4月28日、直ちに、おおいた元気プロジェクトと銘打って取り組みを展開いたしまして、本市を代表する大企業を初め、地域の中小企業、商店街など、元気に頑張っていますというメッセージを全国に向けて発信したところでございます。  さらに、去る6月5日には、大分駅府内中央口広場におきまして、熊本県の皆さんや被災された方々に対しましてエールを送る復興応援を行うための、大分県内の自治体を初め、御賛同いただいた多くの皆様と力を合わせまして、復興応援イベント「一緒に頑張ろう熊本、大分も元気に頑張っています」を開催いたしました。参加自治体の首長さんのほか、皆様による復興応援アピール、あるいは復興支援のための義援金募集活動、復興を応援するための大分応援団結成、大分市出身の南こうせつさんによるコンサートなどが行われ、会場の皆様とともに、被災地へ力強いエールを送ることができました。  このたびの地震についての商工労働観光部に係る被害状況や対応、復興応援イベントの詳細につきましては、後ほど担当課より詳細に御説明させていただきます。  それでは、新たに商工労働観光部が新設されましたことから、4月1日付の人事異動によりまして当委員会に出席いたします説明員の自己紹介をさせていただきます。    〔執行部説明員の紹介〕 ○戸田商工労働観光部長   それでは、本委員会におきましては、商工労働観光部所管の予算議案1件、一般議案1件、報告議案1件を御提案いたしておりますので、慎重御審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○荻本委員長   それでは早速、審査に入りたいと思います。  最初に、予算議案の議第62号、平成28年度大分市一般会計補正予算第1号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第7款商工費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○三好商工労政課長     〔説明書④ 28ページ~、7款 商工費について説明〕 ○荻本委員長   ただいま説明が終わりましたけれども、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○足立委員   今説明されました観光客誘致事業について、もう少し詳しく教えてくれませんか。 ○沖田観光課長   金額が1億円と出ておりますけれども、大分市キャンペーンの展開の部分が5,000万円、それと宿泊割引クーポンの分が5,000万円ということで想定させていただいております。  この後、報告事項でも、この宿泊割引クーポン発行の5,000万円について説明をさせていただきたいと思っておりますが、この部分については、国が、九州に180億円交付金を出すようにしております。その中の61億円程度が大分県におりてまいります。  61億円の内訳といたしましては、半分程度が九州観光推進機構にプールをいたしまして、九州全体をつなぐ旅行クーポン等をネット販売し、風評被害対策等に対応するようにしています。残りの半分の30億円程度を大分県独自の旅行クーポンということで対応し、実際にお店を持つ旅行会社やコンビニでクーポンを販売する予定となっております。  この詳細につきましては、本日11時から県庁にて説明会が開催をされる予定となっておりますので、それを待った後、大分市も対応していきたいと考えております。今回、この5,000万円は大分市独自で予算を上げておりますけれども、この部分につきましては想定の段階では、災害が起きたときに2万人程度の宿泊が落ち込むという想定の中で、2,000円掛ける2万泊で4,000万円程度、それに事務手数料等を含めて5,000万円と予算計上をいたしております。ただ、実際は、県の制度と重なる部分が出てくるといけませんので、制度状況を見た上で、どうすれば国や県の制度と重ならずに大分の宿泊者を取り戻すことができるのか、その辺のところを検討してまいりたいと思っております。  基本的には、国や県の制度で一定程度、宿泊の部分についてはカバーできそうでありますので、相乗効果が生まれるよう、それに上乗せをした制度にしたいと考えております。  制度設計についてはこれからになりますので、その中身については後日また御報告をさせていただきたいと思います。 ○足立委員   今の説明でよくわかりました。  旅行業者にきのう聞いたが、全くまだわからないということでした。大分市でも風評被害が出ておりますので、なるべく速やかに、委員会にも報告をお願いいたします。 ○仲道委員   委員長、報告事項の1、平成28年熊本地震における商工労働観光部に係る対応等についてを今してほしいと思いますがどうでしょうか。 ○荻本委員長   今、仲道委員から提案がありましたけれども、報告事項は後でありますけれども、議案に関するということで、先にこの報告を受けたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○荻本委員長   では、執行部、説明をお願いいたします。
    三好商工労政課長   3課にまたがりますので、私からまとめて御説明をさせていただきます。  まず、お手元の資料で、右肩に報告事項①、商工労政課と書いた1ページ目をごらんください。  まず、(1)被害状況についてでございますが、直接的な被害といたしましては、ガレリア竹町、セントポルタ中央町の2つの商店街で、アーケードを中心に、ずれなどが生じたことにより雨漏りをするなどの被害が発生しました。また、観光施設では、風評被害が広がりました。  高崎山自然動物園では、地震発生直後からゴールデンウイーク前の期間で、前年比で79.2%減の来園者となりました。ゴールデンウイーク期間中は、少し持ち直したものの、26.4%の減となっています。さらに、県が行った観光動向調査によりますと、ゴールデンウイーク中の市内宿泊施設は21.0%減となっています。このほか、県内の状況といたしましては、ウに記載のとおりとなっています。  次に(2)、その対応状況といたしまして、①の相談業務では、アにありますように、4月21日から5月31日まで、市内事業者向け緊急相談窓口を24時間体制で設置し、この間、6件の相談を受け付けました。また、イ、融資に係る証明書の発行ですが、県の特別融資などに必要な証明書を6月21日時点で43件発行しました。  次に、②被災地支援の要請行動についてでございますが、九州市長会会長の鹿児島市長と、被災地の熊本県、大分県それぞれの市長会会長である玉名市長、佐藤大分市長の3名が経済産業大臣政務官を訪問し、観光風評被害払拭や被害を受けた商店街アーケードの修復に係る費用に対する財政支援について、要請行動を行いました。  先ほど報告いたしました、竹町、中央町のアーケードにつきましては、現在、国の支援を受ける方向で調整を進めているところでございます。  次に、高崎山でのイベントについてですが、ゴールデンウイーク前の入園者の激しい落ち込みを受け、5月2日には、ユーチューブで、高崎山の猿を主役に大分弁を前面に打ち出してPRする動画を公開し、全国ニュースでも取り上げられました。  また、5月3日には、C群第11代目αオス、オオムギの就任式を行い、当日来園者は634人となりました。さらに、5月5日には、昨年、世界的に有名になったシャーロットの1歳のお誕生日会と、前日4日に生まれた赤ちゃん猿、リオの命名式を行いました。当日は、別府市長や竹田市商工観光課長なども高崎山にお越しいただき、各都市が元気であることをPRすることができました。当日来園者は3,007人でした。  こうした取り組みを通じ、ゴールデンウイーク期間中の来園者は、昨年よりは少ないものの、ゴールデンウイーク前の79.2%減から26.4%減にまで回復することとなりました。  次に、復興を目指すイベント等の開催状況でございます。  4月30日には、「ウイズ ザ 九州プロジェクト 今こそ九州観光」と銘打ったイベントが福岡市で開催され、本市のほか、福岡市の呼びかけに応じた熊本、大分の関係自治体が九州観光の緊急アピールを行いました。5月20日から22日には、場所を東京、台北、香港に移し、同じく九州観光を呼びかけるイベントを行いました。  また、本市独自に、「#おおいた元気」プロジェクトと銘打って、本市の観光、商工業の風評被害を最小限に食いとめるため、市民、観光施設、企業、商店街などに呼びかけ、「大分は元気です」「一緒に頑張ろう熊本」のメッセージパネルを持った写真を投稿してもらい、大分市公式フェイスブック「いいやん おおいた」に掲載しました。フェイスブックに掲載したメッセージ数は121件、総閲覧者数は40万7,420人となり、「大分は元気です」「一緒に頑張ろう熊本」のメッセージを全国に発信することができました。さらに、この投稿写真を、大分合同新聞、西日本新聞、日本経済新聞に掲載し、県内、九州内、全国に向けて、重ねて大分の元気をアピールしてまいりました。また、6月5日の日曜日には、大分駅府内中央口広場で、復興応援イベント「一緒にがんばろう熊本、大分も元気に頑張っています」を開催しました。  イベントの様子を写真でまとめたものが、今、お手元にお配りしておりますA3、カラーの1枚です。当日は、あいにくの雨ではございましたが、趣旨に賛同された県内全ての市町村、県外は福岡市、北九州市、長崎市、宮崎市、延岡市、鹿児島市、指宿市、愛媛県伊方町の25の自治体が観光PRや物産販売などのブースを出し、1万9,000人の来場者がありました。  また、三浦友和さん、石丸健次郎さん、神田うのさん、宮崎美子さんなど総勢35名の大分応援団が結成され、大分を含む被災地にエールを送っていただきました。さらに、本市出身の南こうせつさんのコンサートも行われ、広場には約4,000人の観衆が集まり、復興に向けた思いを一つにすることができました。この日のイベントは、メディア各社に取り上げられたほか、ユーチューブフェイスブックにもアップされ、国内外に復興に向けたアピールができたものと考えております。当日、会場で集まった被災地への義援金は、51万2,613円となりました。  また、6月17、18日には福岡市と大阪市で、大分県とツーリズムおおいたが実施する復興キャンペーンThankゆ」フェアが開催され、本市も参加し、復興に向けたアピールを行いました。このフェアは、今後、またもう一度、福岡市、そして東京で開催されることとなっており、本市は引き続き参加してまいる予定でございます。  また、昨日、6月22日には、南こうせつさん、伊勢正三さん、武田鉄也さんなどが出演する「熊本地震復興チャリティーコンサート 九州頑張れ」が東京、NHKホールで開催され、ホールホワイエで、熊本とともに観光PRや物産の販売を行いました。  このように、さまざまな取り組みを通じて、元気な大分をアピールし、風評被害防止に努めてまいりましたが、今後とも多くのお客様に本市を訪れていただけるように、積極的にPR活動を進めてまいりたいと考えています。  最後に、今後の取り組みとして、宿泊クーポン事業についてですが、こちらは、先ほど観光課長が説明した内容になります。 ○荻本委員長   ただいまの報告、説明に対して質問等はありませんか。 ○仲道委員   部長、農林水産部と商工労働観光部に分かれましたけど、農林水産部でも、復興支援という冠はつきませんが、大分市の魅力産品のPR事業をやっております。恐らく、今、部の連携がとれていないと思います。そのあたりの状況の説明をお願いします。 ○戸田商工労働観光部長   連携は非常に重要であると考えおり、例えばですが、観光復興キャンペーンの中で、物産をどんどん外に販売、プロモーションをしていくという中で、農林水産部とも連携をして、意見をいただきながら、特に6次産品などは外に持っていきやすいものですから、大分市の物産とともに、例えば、福岡でありますとか、東京での南こうせつさんのコンサートなどの機会を捉えて、積極的に売り込んでいきたいと考えております。  農林水産部に、6次産業化による製品をどんどん出していただいて、我々は販売開拓に力を注ぎ、うまく連携をすることにより、農林水産部も商工労働観光部もウイン・ウインになれるよう、緊密な連携をいたしております。 ○仲道委員   きのう注目したのが、おおいたマルシェ軽トラ朝市です。しかし、きのうの委員会では、復興支援という言葉が一切出ませんでした。おおいたマルシェ軽トラ朝市も、復興支援と冠つけたら、福岡、宮崎、熊本で、ある程度の効果があると思われますが、農林水産部は復興支援というのが一切、頭になかったので、連携がとれていないのではと考えました。  商工労働観光部長は連携をとりたいと思っているが、もしかしたら農林水産部長までは連携がとれていないのかもしれないので、もっと緊密にお願いします。  それから、連携という意味では、今の資料の2ページの②、被災地支援の要請行動、九州市長会の話がありました。九州市議会議長会とも連携をとったほうがいいと思うのですが、そのあたりの連携はとれていたのでしょうか。 ○三好商工労政課長   九州市長会の中で緊急に動くことになったものであったと聞いております。その中で、九州市議会議長会と連携がとれていたかどうかということは、確認ができておりません。 ○仲道委員   九州市議会議長会にも申し入れはしますけど、こういう要請行動しましたという報告が議長会から市長会、もしくは市長会から議長会へあれば、いろいろな動きができると思いますので、そのあたりの連携を密にしていただきたいと思います。 ○荻本委員長   そのほかはありませんか。 ○堤委員   今の説明ですが、29ページの旅費、役務費、委託料、250万円と1,050万円と8,700万円をトータルすると1億円となりますが、その使い道を説明したということで理解していいでしょうか。 ○沖田観光課長   そうであります。  それと、先ほど言いましたのが、このキャンペーンの中で割引クーポンを5,000万円と、その他の5,000万円とあり、主に宿泊クーポンの分だけ説明をさせていただきました。  残りの5,000万円につきましては、6月5日にイベントを行いましたけれども、このような形で大分市の復興の部分で何かできないかということをしている分の費用や、新聞広告費などの費用を計上している分、先ほど、報告事項の中でありましたけれども、報告事項の3ページにありますカ)おんせん県おおいた復興キャンペーンThankゆ」フェアというのを県がこれから行っていきますので、こういったキャンペーンに行くための旅費等を全部計上させていただいております。 ○堤委員   そのような旅費に充てられているということですか。 ○沖田観光課長   今後、キャンペーン等が行われていきますので、そういった費用に充てたいということであります。先般、部長等が行ってる分については、現計予算の範囲内で対応させていただいております。 ○堤委員   広告費ですけど、3ページにある、おおいた元気プロジェクトで情報発信するということで、大分合同新聞や西日本新聞、日本経済新聞に出しているということですけど、要するに、県外に対して情報発信するのであれば、もっと全国紙で、東京とか大阪、台北や香港、台湾や韓国などにも出すという手もあると思うのですが、それはどうでしょうか。 ○伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長   この広告の部分ですけれども、大分合同新聞、西日本新聞につきましては広聴広報課の予算で対応いたしまして、大分合同新聞につきましては大分県内、また西日本新聞につきましては、福岡を中心とした皆様方、そして、日本経済新聞では5月30日の全国版、全体で274万部発行しております。  目的といたしましては、この地震の影響により、大分市の観光、商業面に影響が出ている中、被災者へのお見舞いなどをあわせて、本市企業の経済活動に対する風評被害を防止する目的もございまして、広告掲載をしたところでございます。 ○沖田観光課長   今、委員から御提案のあった海外等の分については、インバウンドの取り組み等含めて、今回、部長も海外に出張に行って、九州のアピールをしておりますので、そういったところに関連した部分で広告等を考えていきたいと思います。 ○堤委員   部長がせっかく台北や香港に行って、地元の有力紙のインタビューを受けたということです。そこにまた大分市の広告なりが載れば、相乗効果があるのではないかと思います。効果のある情報発信をお願いしたいと思います。 ○篠田委員   観光客誘致事業をずっとしてきておりますが、対象が県外居住者に重きを置いております。実際に県民、市民が県内を宿泊、あるいは日帰りで観光するといったときに、このようなクーポンは、県も含めてあるのでしょうか。 ○沖田観光課長   篠田委員が言われた部分につきましては、先ほど説明した180億円の交付金の中で大分県に61億配分され、その中で、九州観光推進機構、大分県が独自に取り組むクーポンがこれから出てくると考えております。その部分が基本的には大分県内や、ほかの九州管内の部分の旅行、宿泊等をカバーできると考えております。 ○篠田委員   県外に広くばらまくのではなく、やはり、実質的に効果が上がる方法を突き詰めていかないといけないと思います。実効性があるなら、県民、市民が県外に行かずに大分県内でとなる可能性があります。  8月に、私も北九州への日帰り旅行を計画していましたが、観光会社ときのう相談してみますと、県内旅行でも日帰りで1割、2割の補助金が出るのであれば、あえて北九州に行くよりも、九重とか、そういったところを周遊するような感じで組み直してみようかと思いました。  やはり、実効性があり、県内に効果がでるというところを、重点的にすべきと思います。  それと、マスコミ媒体を利用して、情報を広げるだけでなく、一番効果があるのは、旅行会社の活用です。先般、テレビで別府の温泉観光などを、国内外の観光業者を呼んで、視察をしてもらうという取り組みをしておりました。  東日本大震災のときも、いろいろなメニューを入れたが、実際、効果があったのかわからない部分も、多分にあると思います。やはり、そういうところは注意をしながらしていく必要があると思いますが、そこら辺のことはどう考えていますか。 ○沖田観光課長   大分県内を含め、大分県にいかにして観光客を誘致するかという部分ですが、1つ、今想定されている部分として、被災をした熊本、大分の割引率が、九州のほかの県と比べてかなり高くなっております。一例で言いますと、大分、熊本にて宿泊をしたとき、旅行商品自体が5割から、最高7割が割引になります。これに対して他県は、2割から5割ということで、ことしの7月から9月の末まで、こういった旅行商品が発売されますけれども、大分県向け、熊本県向けの旅行商品であれば、それだけ割引率が高くなるということになりますので、そういった部分では大分県内の誘客が図れると考えております。  また、宣伝等についても、各旅行会社が独自でPRをするのと、それぞれの旅館やホテルが独自にPRする分が、今後出てくると思われますので、その辺のところについては県等にも、どういったPRの仕方があるのか、働きかけてまいりたいと考えているところです。  そして、大分市独自の取り組みといたしまして、先ほど出ました、外国からブロガーを誘致をするという部分についてですが、観光課にて海外に声を広げていこうという取り組みを準備しております。これにつきましては、もう既に予算を皆さんに可決をいただいてる部分になりますので、今後、そういった形で、大分市の観光についても売り出していきたいと考えております。 ○福間副委員長   震災で、かなり宿泊が落ち込んだということですが、大分市に宿泊する人は、どこの都道府県から来てる人が一番多かったのでしょうか。そのような集計があれば教えてください。  2つ目は、前段の歩行者天国についてです。説明を受けましたが、イメージが湧かないので、どのようなことが検討されているのか教えてください。 ○沖田観光課長   まず、最初の質問だけ、私がお答えさせていただきたいと思います。残念ながら、どこから来たのかという部分の統計はとれておりません。ただ、大分に宿泊する人は、ビジネスマンであれば東京、そして、フェリー等を使った部分では関西方面の方が多いという感じを持っております。また、東九州自動車道がつながった関係もありまして、宮崎ナンバーの車がかなりふえております。  あと、主なターゲットとしては、福岡市、北九州市がターゲットになると考えておりますので、今後は発地別の旅行客の把握において、どういった方法があるのか、県と検討してまいりたいと思います。 ○三好商工労政課長   歩行者天国の現時点でのイメージということでありますが、今見直しを進めております生活文化展の中で歩行者天国が実施できればということで調整をしております。  可能であれば日中を考えており、その理由は、日中に実施することによって、中心市街地でのお店が開店している状態の中で、生活文化展に来た方が歩行者天国となった中央通りも歩いていただき、周りのお店に波及できればと考えております。また、市外、県外のお客様を呼べるような内容にしていきたいと考えております。  そして、中央通りの距離が300メートルから400メートルございます。かなり広い範囲になりますので、今のイメージといたしましては、中央通りを幾つかのゾーンに分けまして、いろいろなイベントをするゾーン、フリーでゆっくりできる憩いの場となるゾーン、飲食を楽しめるゾーンなどの形に仕上げていければという思いを持っております。 ○福間副委員長   ありがとうございました。 ○仲道委員   三好課長、確認をしてください。昨年の中央通りの歩道拡幅の協議において執行部からの説明で、通りを歩行者天国にするのは非常に難しいと聞きました。にぎわい創出をするため、歩行者天国も一つの方法としてあるのではという話が出ましたが、歩行者天国は難しいので、歩道を広げますよといった説明を受けました。  それが、いつ、歩行者天国を実行できるという話に変わったのでしょうか。そのあたりの経緯を、当時の部課長、中央警察署等に確認をして、いつ、どの段階で変わったのか、後日で結構ですから、説明を求めます。よろしくお願いします。 ○荻本委員長   その件を調べた上で報告を求めることでよろしいですか。 ○仲道委員   はい、お願いします。 ○篠田委員   歩行者天国事業に対し、新たに補正予算で2,800万円かけるとなると非常に高額です。中心市街地には既に、大分七夕まつりに大分生活文化展、おおいた夢色音楽祭と今度の歩行者天国も含めて、多くの補助金が各種入っております。  そこで、過去10年ほどさかのぼって、中心市街地にどの程度の補助金が入っているのか教えてほしいです。 ○三好商工労政課長   過去10年の中心市街地に対する、商工労政課で所管する分のデータを後日報告するということでよろしいでしょうか。 ○篠田委員   はい。 ○三好商工労政課長   準備しまして、後日説明に上がらせていただきます。 ○篠田委員   約4,000万円の歩行者天国の費用については、先般、会派の勉強会で経過も含めて聞きましたが、中心市街地に集中している形で組まれています。
     周辺部の商店街では非常に細々としております。何かイベントをしたいが、単独ではできません。商店街を形成している20や30の会員を見ても、散髪屋を家族2人でしている、豆腐屋を夫婦でしているなどであり、そのような会員が20や30集まって、独自でイベントを開催するということは、もう不可能に近いです。  実態を見ますと、各自治会と協賛とし、費用の半分、あるいは7割を商店街が提供し、人については自治会が出すという形で運営をしております。  今回、商店街独自で主催するのであれば補助金を提供すると言われてましたが、主催ではなく、協賛、共催、財政負担をしている場合などでも該当する補助金のあり方は検討できないのでしょうか。 ○三好商工労政課長   今、篠田委員が言われました分は商店街活性化事業であり、商店街団体が主催者になったイベントであれば、商工労働観光部として補助金を出す事業であります。  これに関しましては、実際には郊外の団地等でのイベントにも補助しており、主催者が商店街団体で、いろいろな形で自治会が協力している場合についても対象となっております。  また、大分市全体の事業で見ますと、1%応援事業などいろいろな形の補助メニューもございます。ただ、実態として、郊外の商店街を中心とする団体でイベント開催するときに、どのような形で補助金を出しているかというところは、今後、整理をしていく必要があると考えております。  商工労政課といたしまして、補助金交付の対象としては、商店街団体があくまでも主催者であり、協賛や協力など、どのようなところが入るかは別として、商店街団体が主催するものに対しての補助金という部分については、現時点ではそのような形でしか進めていくことができないと考えております。 ○篠田委員   中央の商店街団体は、過去からの蓄積もある上に、補助金が3,000万円近く入っていくわけであります。稙田や鶴崎あたりであれば、規模も大きいため主催でする力はあります。しかし、その周辺部の商店街は、自治会が主であって、それに協賛するか、乗っかってということでないと到底できません。  だから、そういうところに対し、どうやって光を当ててやっていくかということが必要だと思います。 ○三好商工労政課長   小さな商店街が周辺部にあることは存じ上げております。また、その皆さんが、団地の自治会などと一緒に、一生懸命、お祭りなどに取り組んでいるという実情も存じ上げております。  ただ、市民部などからいろいろな形で補助金が出るといった形もありますので、全体の整理をした中で、商店街団体が実施していく、主催にはならないにしても、中心的に取り組んでいくというところに対し、商店街振興という観点から商工労政課がどのように支援していけるかということは、今後、研究の課題とさせていただきたいと思います。 ○篠田委員   市民部の1%応援事業などに話をすりかえるのではなく、商工関係の育成という立場から、きちんと整理すべきと思います。検討をお願いしたいと思います。 ○荻本委員長   先ほど、篠田委員から、過去10年の中心市街地における補助金額を出していただきたいということがありましたけれども、地域や支所単位で比較をしたいというのがありますので、そのようなデータも一緒に出していただきたいのですが、どうでしょうか。 ○三好商工労政課長   わかりました。 ○荻本委員長   よろしくお願いします。 ○足立委員   歩行者天国事業を含め、余りにも中心市街地に集中し過ぎています。全市の均衡ある発展ということもあるので、やはり、代表質問や一般質問でも出ていますが、周辺部にも光を当ててください。  やはり、市民にとって本当に大切なものは何かということをしっかり考えてください。予算をつけている中で、水を差すようで悪いけど、私は、この事業は単年度で収束させてほしいです。ただ、検証はきちんとしてください。  恐らく、中心市街地への補助金累計は100億円を超していると思います。そして、中心部の商店街はその補助金全てを使い切っていないと思います。こういった行事は、お祭り騒ぎで終わってしまっているので、腰を据えて、均衡ある大分市の発展のために、周辺部のことも見ながら、行事、イベントを進めてください。  そして、検証の結果を12月議会で報告をお願いします。 ○荻本委員長   ほかにはありませんか。 ○篠田委員   竹町のアーケードの雨漏りは豪雨被害になるのでしょうか。 ○三好商工労政課長   豪雨被害といいますか、普通の雨で雨漏りするようになったと聞いております。アーケードの接合部分などが地震で少しずれ、すき間ができ、地震以降の通常の雨でも、水がしたたっている状況であると聞いております。 ○篠田委員   老朽した部分の雨漏りということでも、国の補助は出るのでしょうか。 ○三好商工労政課長   竹町、中央町のアーケードは、決して老朽化しておりません。ここ3、4年ぐらい前にアーケードの全面改修を行ってます。ですから、古くなったことにより地震でずれたということではなく、単純に、この間の地震が影響したものと考えられます。  老朽であろうと老朽でなかろうと関係なく、地震前と地震後で違いが出たものに対して、国の補助が出ると伺ってます。 ○篠田委員   ここ数日の雨で、住宅あたりでも石垣が壊れて、柱が浮いているところが野津原で二、三カ所あるのですが、そういう降雨被害によるものは対象ではありません。片方では、この商店街のように地震関連で補助金が出るというような、矛盾した部分が発生する可能性もあります。やはり、どちらが本当にどうかというようなところもあるので、そこら辺は、じっくり推移を見たいと思います。 ○荻本委員長   そのほかはありませんか。 ○川邉委員   1ページの相談業務ですが、平成28年熊本地震に係る市内事業者向け緊急相談窓口の設置で、証明書等の問い合わせが6件と、融資に係る証明書の発行が28件ということですが、どのような業種の方たちからの、相談、証明書の発行の依頼があったのでしょうか。 ○伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長   まず、緊急相談窓口の6件でございますけれども、この6件の御相談につきましては、次のページに書いてあります県の融資、また国のセーフティーネットといった相談が多くございました。  それと、業種の関係でございますけれども、県の分は、飲食業、小売、建設業が多くございました。  また、今回の国の分ですが、飲食業、宿泊業、製造業も申請をしているところでございます。 ○川邉委員   飲食業とか宿泊業とかで、具体的に、例えば、仕入れ費用や人件費が目的といった融資なのか、そういったことは把握ができていますか。 ○伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長   国の分につきましては、売り上げが20%落ちるといったことが要件になっております。  また、県の分につきましては、大きな震災でございましたので、要件を緩和し幅広く対応しており、例えば帳簿等がなくても、手書きでもいいので、それでもって証明書を発行しているところでございます。 ○川邉委員   売り上げが前年度より20%減とありましたが、それは売り上げの分だけであり、人件費とかは含めないのでしょうか。 ○伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長   そういった分も含めて出していただきまして、20%という形になります。 ○川邉委員   はい、わかりました。ありがとうございます。 ○荻本委員長   そのほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   ないようですので、質疑、意見はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○荻本委員長   それでは、原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案の議第72号、大分市総合計画の変更について、商工労働観光部所管分について審査を行います。  この総合計画は、今後の市政運営の方針を示すものであり、今回の変更については、素案、素案修正案の段階での説明及び先般の議案の説明等が全員協議会において行われ、各委員におきましては一定の認識がなされているところであります。  各委員会においては、所管する部分を審査いたしますが、文章構成の変更などにより、所管分が前回、平成23年第4回定例会に比べて複数の箇所に分かれていることから、当委員会の所管分を、別紙の資料、議第72号、大分市総合計画の変更について、経済常任委員会所管分にまとめておりますので、御参照ください。  それでは、執行部の説明を求めます。 ○三好商工労政課長   議第72号、大分市総合計画の変更についてのうち、商工労働観光部所管分について御説明させていただきます。  まず、お手元にお配りしております議第72号、大分市総合計画の変更についてと記載したA3、カラー刷りの資料をごらんください。  こちらの、緑色で網がけをしている部分が経済常任委員会にて御審議いただく部分でございますが、このうち、基本計画各論の第4部、にぎわいと活力あふれる豊かなまちづくりの第1章第1節、第2章第1節、同じく第2節、第3章、第4章が商工労働観光部所管部分となっておりますことから、こちらにつきまして御説明をさせていただきます。  議案の74ページをお開きください。  第1章第1節、工業の振興についてでございます。  この節では、新たな雇用や工業全体の活力を生み出していくため、産業の集積や人材の育成、技術力の向上など、地域産業の競争力の強化が求められておりますことから、高度技術に立脚した産業集積の推進や、中小企業の競争力の強化に取り組むことによって、企業誘致や創業支援などによる産業集積や既存産業の振興に係る支援を進めていきます。目標設定といたしまして、誘致企業件数や市が開催、支援する人材育成に係る講座及び研修の延べ受講者数などを掲げているところでございます。  次に、81ページをお開きください。  第2章第1節、商業、サービス業の振興についてでございます。  この節では、空き店舗の増加や高齢化による後継者不足なども顕著になっており、商店街に求められる機能の低下などが危惧されておりますことから、魅力ある商店街づくりや意見交換の場の充実に取り組むことによって、経営基盤の強化や関係団体との連携強化を進めていきます。目標設定といたしまして、小売商業の年間販売額などを掲げているところでございます。  次に、83ページをお開きください。  第2節、流通拠点の充実についてでございます。  近年の社会構造、流通構造の変化に対応していくために、流通拠点としての競争力強化を進めていく必要がありますことから、大分港、大在コンテナターミナルの活用促進等に取り組むことによって、流通拠点の機能向上や活用促進、連携強化を進めていきます。目標設定といたしまして、大分港、大在コンテナターミナルの取扱実入りコンテナ数を掲げているところでございます。  なお、こちらの節につきましては、公設地方卸売市場に係る記載もありますことから、農林水産部からも御説明をさせていただいたところでございます。  次に、85ページをお開きください。  第3章、安定した雇用の確保と勤労者福祉の充実についてでございます。  この章では、働く意欲のある人のさらなる社会進出を促進するための就労機会の拡大や、安心して働き続けることができる環境整備などの課題がありますことから、就労支援や勤労者福祉の充実に取り組むことによって、安定した雇用環境の構築や良質な労働環境の整備を進めていきます。目標設定といたしまして、UIJターン就職者数などを掲げているところでございます。  次に、87ページをお開きください。  第4章、魅力ある観光の振興についてでございます。  この章では、国内はもとより、海外からの誘客を受け入れる体制づくりなどが求められておりますことから、観光資源の魅力向上や観光振興に向けた連携に取り組むことによって、本市の新たな魅力創出や情報発信を進めていきます。目標設定といたしまして、観光入り込み客数や外国人観光宿泊客数などを掲げているところでございます。 ○荻本委員長   ただいま説明が終わりましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長 
     総合計画は指針になりますので、これをもとに商工労働観光部は、実行計画を策定していくことになると思いますけれども、限られた予算の中でしなければいけません。戸田部長以下、財務部とかけ合って、できるだけ指針に沿った実行計画ができるように頑張っていただきたいと思います。  それでは、これで質疑、意見は終結します。  次に、討論はありませんか。 ○福間副委員長   第1章の企業立地の関係で、やはり地場のいろいろな特性を生かした産業の促進をすべきと考えますので、ここの部分だけ、反対の立場を表明しておきます。 ○荻本委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○荻本委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について、平成27年度大分市一般会計補正予算第4号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第7款商工費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○三好商工労政課長     〔説明書② 94ページ~、7款 商工費について説明〕 ○荻本委員長   ただいま説明が終わりましたけれども、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。 ○堤委員   95ページの、事業費の確定に伴う調整ということで、約8,700万円がマイナスになっているわけですが、その5件、5項目が全てマイナス調整ですけれども、2番のチャレンジ創業応援事業、販路拡大応援事業とありますが、これがマイナスになっていたということは、対象者がいないから減額で確定したということでしょうか。 ○三好商工労政課長   これは、昨年の6月補正で組んだ事業でありますが、これに対して補助金の募集等を行いましたが、結果として応募が少なかったということでございます。 ○堤委員   少ないとなると、翌年度事業については、どういう考えをお持ちですか。 ○三好商工労政課長   6月補正で組みまして、実施して募集する間の周知期間が短く、その周知のPRがうまくできなかったという反省があります。  これを踏まえまして、例えば、フレッシュマン育成事業、これは事業名が変わっておりますが、あと、製造業設備投資補助事業など、こういうものに関しましては、これまでは、直接、中小企業の方に直接説明する形でやっておりましたが、なかなかわかりにくかったということもあったかと思います。そこで、昨年度末から、銀行関係、金融機関関係の営業担当の方に事業内容をよく理解していただき、融資や経営相談をして回る中小企業の皆さんに、この事業がしっかり伝わるように、金融機関の営業回りの方とかに大分市の制度を勉強してもらう勉強会を開きまして、補助金を使いたい、使えるチャンスのある皆さんに情報が届くようにと取り組みをしております。金額的には、ほぼ昨年度と同様の金額をことしの予算として確保しております。  これは、ぜひ中小企業振興、創業のためにも使っていただきたいので、この周知を徹底しながら、利用していただける方、人数、金額をふやしていく取り組みを並行して行っているところであります。 ○堤委員   中小企業の振興が目的で、せっかく補正を組んでいるので、ぜひともよろしくお願いします。 ○戸田商工労働観光部長   中小企業施策全般に言えることでございますが、中小企業の方々に知っていただかないと意味がありませんので、先ほど商工労政課長が申し上げましたが、中小企業者の方がいろいろな悩み事を相談する相手は金融機関です。単に、融資だけではなく、いろいろな経営面の相談もされます。そのような最前線の方に中小企業施策を理解をしていただいて、使っていただく、そういう施策普及の御協力もお願いすることも非常に重要なポイントであると思います。 ○荻本委員長   そのほかはありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   これで質疑、意見は終結いたします。  次に、討論はありませんか。 ○福間副委員長   企業立地促進助成金は減額補正ではありますが、当初予算に反対をした基本的な立場のため、反対をしておきます。 ○荻本委員長   ほかにはございませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   これで討論は終結いたします。  それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○荻本委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたしました。  以上で商工労働観光部関係の付託案件の審査を全て終了いたしました。  それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありますので、説明を受けたいと思います。  なお、報告事項1は既に済んでおりますので、2以降から各課ごとに分けて順次報告をお願いしたいと思います。  質問、意見につきましては、各課ごとの説明が終わった時点で受けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、執行部の報告を求めます。 ○三好商工労政課長   商工労政課からは、先ほどの1点目を除きまして、5点の御報告をさせていただきたいと思います。  まず、お配りしております資料の右肩に報告事項②、商工労政課と書きましたもので5ページをごらんください。  最初が、ふるさと大分市応援寄附金についてでございます。  このふるさと大分市応援寄附金は、平成27年度までは財務部税制課が担当しておりましたので、総務常任委員会で御報告をさせていただいておりましたが、ことし4月1日より事務を商工労働観光部商工労政課へ移管しましたことから、経済常任委員会で報告させていただくことになったものでございます。  まず、ふるさと納税制度の概要について御説明をさせていただきます。  これは、都市と地方の税収の格差是正を目的として、国が平成20年度に導入した制度で、個人が応援したいと思う自治体へ寄附をすると、寄附金額から2,000円を差し引いた金額が所得税と住民税から控除される仕組みで、本市でも平成20年度から、ふるさと大分市応援寄附金として受け付けを開始したところでございます。  次に、平成27年度の実績見込みについて御説明させていただきます。  平成27年度は、寄附件数2,767件、寄附総額5,121万5,000円となる見込みでございます。平成25年度と比較すると、件数で307.4倍、金額で39.6倍、昨年度と比較いたしましても、件数で8.4倍、金額で6.6倍となったものでございます。こうした伸びは、平成26年度から、1万円以上の寄附をしていただいた方への返礼品の贈呈を開始したこと、そして、平成27年度からはクレジットカードやコンビニでの決済を可能としたことなどによるものと考えております。  また、今年度からは、寄附金額の増額のみならず、ふるさと大分の特産品の情報発信や販路拡大、商工業振興を目指すことを大きな柱として、商工労政課に事務を移管したところであります。その内容、リニューアルにつきましては、後ほど御説明いたします。  資料6ページをごらんください。  ①の地域別の受け入れの詳細でありますが、件数、金額ともに、関東地区が全体の半分近くを占めており、続いて関西地区となっています。  こうしたことから、関東地区や関西地区で開催される大分県人会や市人会、高校、大学の同窓会等に積極的に働きかけてまいりたいと考えております。  ②の寄附金額別では、1万円以内の寄附者が件数で75%を占めています。  ③の寄附方法別では、平成27年4月よりクレジット決済とコンビニ決済の受け付けを開始いたしましたが、クレジット決済が7割以上を占める結果となっております。  7ページをごらんください。  ④には、寄附金額の区分ごとの返礼品上位3品を記載しております。平成27年度の実績見込みにつきましては以上でございます。  次に、8ページをごらんください。  ことし7月のリニューアルについて御説明をいたします。  7月1日より返礼品を拡充するなど大幅なリニューアルを行い、より一層の寄附の増額と、本市の魅力発信や特産品等の販路拡大を図ってまいります。  まず、(1)返礼品の拡充について御説明いたします。  ①品数は、平成27年度の41品目から、大分商工会議所、大分市観光協会、大分市物産協会、大分市工業連合会、JA、大分市漁協など各種団体の御協力をいただく中、173品目へふえる見込みとなりました。  ②のサービス型返礼品の新設につきましては、大分市シルバー人材センターの御協力をいただきながら、例えば、大分市内にお住まいの御両親のために、庭の草取りや墓石清掃等のサービスを提供できるようなものを準備いたしました。  ③高額寄附に対応した返礼の新設でございます。これまで、10万円の寄附をしていただいた方でも、20万円の寄附をしていただいた方でも、返礼品は同じ区分の中から選んでいただき、しかも1点のみの選択となっていましたが、この7月1日からは、20万円以上、50万円以上の寄附に対応した返礼品を新たに設けるとともに、(2)返礼品選択方法の変更にありますように、ポイント制として複数の返礼品を選ぶことのできる仕組みといたしました。この返礼品につきましては、現時点で173品目ではございますが、7月15日の市報で、市内の事業者の皆様に対し、新たに追加募集をさせていただくなど、今後も随時、追加してまいることとしております。  (3)には、返礼品をお送りする対象となる寄附額を、1万円以上から5,000円以上に引き下げ、より多くの方へ本市の魅力あふれる特産品をお届けしてまいりたいと考えております。  (4)はWチャンスについてです。5,000円以上のふるさと大分市応援寄附金をしていただいた方を対象に、大分市との御縁を記念して、抽せんで200名の方にカメラや炊飯器、たかもんグッズ等の記念品を贈呈します。リニューアル後の7月から12月の寄附者を対象として、抽せんの時期は来年1月ごろを予定しております。こうしたリニューアルを通じ、本市特産品のさらなる情報発信や販路拡大を目指し、あわせて寄附金額の増加を図ってまいりたいと考えております。  なお、お手元に、7月1日にリニューアルする返礼品の全商品を、カラー刷りの一冊にまとめたものをお配りしております。参考までに、後ほどごらんください。  次に、第2次大分市商工業振興計画策定の進捗状況について御報告をさせていただきます。  右肩に報告事項③と書いた資料では、9ページをごらんください。  前回、3月の経済常任委員会では、計画の方針と位置づけ、策定委員の名簿、第1回策定委員会の概要、アンケート調査を実施することについて御報告させていただいております。  今回は、そのアンケート調査の結果と、3月29日に開催した第2回、5月24日に開催した第3回の策定委員会の概要、人事異動等に伴い変更となった策定委員の変更について御報告させていただきます。  まず、アンケートの結果でございますが、事業者を対象としたもの、市民を対象としたもの、商店街を対象としたものの3種類がございます。  10ページをごらんください。  そのうち事業者分と市民対象分が一つにまとまっております。  調査実施概要は、前回、御報告させていただいておりますが、記載のとおりでございます。調査結果の主なものにつきましては、11ページ、2、調査結果のまとめに沿って御説明いたします。詳細の内容につきましては、14ページから32ページにあります事業者向けアンケート調査結果及び33ページから55ページにあります市民向けアンケート調査結果がございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  まず、事業者対象の調査についてであります。  1つ目の丸、経営上の問題点については、人材確保や競争激化を挙げる企業が多くなっており、こうした分野を中心に支援策を講じる必要があると考えております。  2つ目の丸、顧客や仕入れ先は、ともに市内が最も多くなっています。顧客の2番目は大分県内となっていますが、仕入れ先では、九州、沖縄が多く、より広域になっており、今回の熊本地震でも、流通経路がストップしたことによる影響を受けた事業所が多くあったことを裏づけるものとなっています。  1つ飛ばして4つ目の丸、市内で事業を継続するメリット、デメリットは、どちらも市場としての将来性が最も多くなっています。メリットと答えた事業所は、その理由として、仕入れが容易、外注先と近接しているなどの点を挙げており、多様な産業が集積していることが企業にとってのメリットであることがうかがえます。  5つ目の丸、事業展開の方向性については、現在と同じ分野で展開するが最も多くなっておりますが、現在の分野を機軸に新規事業を展開するが22.3%あり、盛んな企業意欲がうかがえます。  12ページをごらんください。  今後、成長を期待している産業については、医療・福祉、健康、水素や地熱などのエネルギー、環境、観光が挙げられております。成長産業についての創業支援や企業誘致が必要であるものと考えております。  続きましては、市民アンケートの調査結果の概要を御説明いたします。  その下にありますが、日用品の買い物場所については、デパートやスーパーマーケット、ディスカウントストアなどを利用するが80.4%となり、大型店で買い物をする傾向が強いことがわかりました。
     次の丸、商店街に求めるサービスとしては、駐車場・駐輪場が最も多くなりました。  1つ飛ばして、次の丸と13ページの最初の丸ですが、市外の都市での買い物やインターネットで買い物する人の割合は、若い世代ほど多く、買い物環境の変化があらわれているものと考えております。  次に、商店街アンケートについて御報告いたします。  ページが飛びますが、59ページをごらんください。  商店街アンケートは、市内にある22の商店街団体に加盟する849店舗のうち、その約半分の450店舗を対象に、加盟店舗数で割り戻して、商店街団体事務局を通じ配布した結果、223の回答が得られ、回答率は49.6%となりました。  60ページをごらんください。  ここからは、具体的な調査結果を掲載しておりますが、そのうち主な結果について御報告させていただきます。  まず、回答者の立地場所につきましては、中心市街地が68.2%、その他の区域が31.8%となっております。業種は、小売業が48.4%、以下、サービス業、宿泊業、飲食サービス業となっております。61ページの、事業継続期間についてのお尋ねでは、20年以上と回答したのが61%となりました。  また、各店舗における就業者数につきましては、1人から5人以下と回答したのが48.9%で、全体の約半数を占める結果となりました。  62ページをごらんください。  商店街に加入するメリットにつきましては、最も多かったのは、近隣店舗との人間関係が構築できるで51.1%、次いで、地域貢献につながる、情報交換が盛んになるなどの理由でした。  63ページをごらんください。  近い将来、あなたのお店の具体的な後継者は決まっていますかと質問したところ、お店の具体的な後継者が決まっていると回答した方が40.4%、決まっていないが58.3%でした。  次に、64ページをごらんください。  二、三年前と比べて観光客数はふえていますかと質問したところ、店舗及び商店街で、その下のグラフの一番左上の、あなたのお店の国内を除く全てで、ふえているとの回答が減っているとの回答を上回っている結果が出ました。  また、中心市街地がその他の区域よりも多く観光客が訪れていると感じていることがわかりました。  66ページをごらんください。  国内観光客を増加させるためには、自店の情報発信、観光マップの設置、観光スポットの紹介が上位を占め、海外観光客を増加させるためには、商品やメニューの外国語標記、観光マップの設置、外国語による接客が上位となりました。  以上がアンケートの結果報告となります。  これらのアンケート結果につきましては、本計画策定における基礎資料として活用し、計画にも添付する予定となっております。  次に、第2回、第3回の策定委員会での協議の概要でございます。  69ページをごらんください。  施策の体系のうち、基本施策の1、新たな産業の創出、2、産業集積の推進について、策定委員の皆様から御意見をいただき、現時点では、一番右にあります、課題解決のために取り組む事業として、創業マインドの醸成など、20の事業を掲げることとしております。  次回の開催、4回目は、7月上旬に開催する予定です。  次に、資料71ページをごらんください。  最後になりますが、策定委員さんの交代についてですが、表の右側に新──新しいと書いた4人の委員が、人事異動などの理由により交代しております。  次に、大分生活文化展の見直しについて御報告させていただきます。  表の右肩に、報告事項④と書いた資料で、73ページをごらんください。  これは、大分生活文化展の新名称を募集するチラシです。  秋の風物詩として市民の皆様に親しまれてまいりました大分生活文化展は、ことし、節目となる50回を迎えます。これを機に、昭和42年から始まった大分生活文化展の内容を一新しようとするもので、目的や会場テーマにつきましては、ことし、平成28年4月25日に大分生活文化展臨時総会を開催し、資料の中段の枠の中に記載するように決定したものでございます。特に、目的にありますように、市民の皆さんはもとより、全国に向け本市の魅力を発信することで、市内外からのお客様に来ていただけるようなイベントとしてまいりたいと考えております。  また、会場につきましては、昨年、新たに完成したJR大分駅府内中央口広場や、府内町側の新たなメーン会場となるふないアクアパークを加え、商店街団体等の皆様と連携を深めながら拡充してまいりたいと考えています。  新名称につきましては、広く市民の皆様の参加意識を醸成するために、公募とし、7月6日水曜日まで募集をしており、6月20日現在で65点の応募がありました。採用された方には豊後牛ステーキセット1万円分、応募者全員の中から抽せんで10名様に高崎山ペア招待券を贈呈させていただきますので、委員の皆様におかれましても、御家族、御友人に、新名称の応募をお勧めいただきたいとお願いいたします。  今後、主催者であります大分商工会議所、大分合同新聞社、大分市で、応募のあった作品につきまして事前選考を行い、数点の候補に絞り込んだ後、8月に開催予定の総会で決定してまいります。  続きまして、資料はございませんが、帆船モニュメントの判決について御報告をいたします。  ガレリア竹町ドーム広場に設置しておりました帆船モニュメントに係る動産引渡請求事件について御報告させていただきます。  平成27年4月2日付で大分地方裁判所に提訴された本件は、4回の口頭弁論を経て、同年12月17日に判決が言い渡され、本市が全面勝訴いたしました。その後、控訴期間中に、原告が福岡高等裁判所に控訴したため、第2審で係争を続けてまいりましたが、1回の口頭弁論を経て、本年、平成28年6月9日に判決が言い渡され、第1審と同じく本市が勝訴いたしました。判決書が本市に送達されたのは6月13日月曜日でございますが、その日から2週間の6月27日月曜日までが最高裁判所への上告期限となっておりますことから、現在は原告の動向を見守っているところでございます。  次に、平成28年度第35回大分七夕まつりについて御報告をさせていただきます。  右肩に報告事項⑥と書いた資料で、75ページをごらんください。  また、大分七夕まつりのうちわと交通規制のお知らせのチラシをあわせてお配りさせていただいておりますので、ごらんください。  1の名称は、大分七夕まつりで、ことしの府内戦紙のテーマは「百花斉放~『絆』を深める豊後府内の光~」となっております。  2の主催は、大分市まつり振興会で主催団体は以下の10団体です。  3、ことしの会期は、平成28年8月5日金曜日から8月7日日曜日までの3日間でございます。  4、行事の①、七夕飾り付けですが、ことしも中心部商店街や金融機関、証券会社等の御協力をいただき、期間を通して七夕飾り付けを行います。特にアーケード内は、8月5日から10日までの6日間行います。  ②の48万人の広場ですが、8月5日と6日の18時30分から21時20分の間、市道中央通り線、県道大分港線の一部、国道197号の一部で実施されます。  行事の内容につきましては、うちわの裏面をごらんください。  5日の金曜日には、府内打ち水大作戦、オープニングセレモニーに続き、府内戦紙を開催します。6日の土曜日には、市議会の皆様にも御参加していただいております大分市民おどりの祭典や七夕ブロードウェイなどを開催します。  恐れ入ります。資料にお戻りください。  5の共催行事についてですが、ふないアクアパークにおいて、ことしから、ふない水辺の屋台村と名称を改めまして、2日間を通して、大分都心まちづくり委員会府内部会の主催でイベントが行われます。  6の協賛行事についてですが、若草公園では、祭り・DA・OBSが開催されます。  76ページをごらんください。  8月6日、7日には、iichiko総合文化センターで、七夕スターライトエクスプレス2016が、また、最終日、7日の20時からは大分川河川敷で、大分七夕まつりのフィナーレを飾る大分合同新聞花火大会が開催されます。  7、その他の行事ですが、8月2日から4日までJR大分駅府内中央口広場で、昨年に引き続き、府内戦紙の山車の事前展示を行います。さらに、8月5日と6日、12時から21時30分の間に、ガレリアドーム広場で、ドームカフェテラス。同じく5日と6日の17時30分から21時の間に、ふないサンサン通りで、サンサンビアストリート。8月5日の17時30分から、コンパルホールで、だんご汁の無料配布。8月5日と6日の15時から21時30分の間、中村病院建設予定地で、戦紙屋台がそれぞれ開催されます。  8の交通規制の日時と区域ですが、お配りしているカラー刷りの交通規制のおしらせにもございますように、大分七夕まつりの実施に伴い、昨年同様、初日、2日目ともに18時20分から21時30分の間、まつり会場周辺において交通規制を実施することとなっております。  最後に、荻本委員長には、開会式への御臨席の御案内をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  また、経済常任委員の皆様を初め、議員の皆様には、大分七夕まつり開催の御案内をさせていただいておりますので、御家族、御友人をお誘い合わせの上、ぜひ、まつり会場に足を運んでいただければと思います。 ○荻本委員長   それでは、ただいまの商工労政課関連の報告について、質問、意見はございませんか。 ○仲道委員   5ページ、ふるさと納税について質問です。  ほかの委員会は議会の監視機能、チェックという部分が非常に多いのですが、経済常任委員会は議会と執行部と一緒になって事業を進めるという部分が非常に多いと思います。  このふるさと納税も、三好課長を初め商工労政課職員が一生懸命工夫して、伸ばそうと努力をしていただいてます。結果として、平成27年度は5,100万円という金額に伸びましたけど、ちなみに、全国1位の都市の金額を教えてください。 ○三好商工労政課長   全国1位は宮崎県都城市でありますが、42億3,000万円です。 ○仲道委員   ゼロが2つ違う状況になってます。  ブランド力からいったら、大分市と都城市とで、そんなに変わらないと思いますが、何が違うのかはっきりした原因がわからないみたいです。  例えば、ふるさと納税の報告については、大分市と全国トップファイブを比較して、ほかはこういう状況で、こういう努力をして、こういう内容でやっており、大分市が伸びていない原因はこうですといった報告にしてほしいです。また、議会から知恵をかりたいといった提案型の報告があってもいいかと思います。ほかの報告においても一緒です。  今、提案型の報告は、生活文化展の名称を委員の皆さんも考えてほしい、七夕まつりに参加してくださいといった報告しかありません。もっと知恵や力を出し合って、一緒になって事業を進めましょうといった報告があってもいいと思うのですが、部長の見解をお伺いします。 ○戸田商工労働観光部長   おっしゃるとおりでございまして、非常にありがたい御提案だと思います。  報告事項の中でも、委員の皆様の御知見をおかりしたい部分もございます。  委員の皆様と執行部のベクトルは同じ方向を向いていると信じております。皆様方のさまざまな御経験、それから、これまで皆様方に収集されておられます情報を共有させていただきたいと思います。応援寄附金でございますけれども、これはまさしく、本年度から商工労働観光部に移管されまして、商工労働観光部として、力を入れて実施してまいりたいと思っております。いいものはあるのに、まだまだ磨き上げられていない1つと思っており、良い点が多くありますので、さらに、それを伸ばしていきたいと思っております。先般、関西大分県人会がありまして、私どももお邪魔させていただき、ステージ上で、この応援寄附金をPRさせていただき、早速に反応がありました。また、三好課長が東京において開催されました上野丘と舞鶴の両高校の同窓会に出席いたしましてPRをしました。  今回、リニューアルして、緒につきましたので、どんどん外部に発信をして、狙いは、大分県、大分市にゆかりのある方々で大分市外に住んでおられる方々の寄附を集めたいと思っております。対外的に情報発信をして、その周知をして、寄附金の増額、並行して、返礼品のあり方、内容につきましては先生方の御知見をぜひおかりしたいと思います。また、競争の部分がございますけれども、ある種の価格競争的なものではなくて、内容のある企画競争をするという形にしたいと考えております。 ○仲道委員   ありがとうございます。  委員会としても、42億円と5,000万円と、なぜこんなにも差があるのか、もっと頑張れよといった話ではなく、委員長の御了解をいただいて、こうしたらいいのではという提案型の発言をさせていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○荻本委員長   そのほかはありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   続きまして、創業経営支援課、説明をお願いします。 ○伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長   創業経営支援課からは2点、御報告をさせていただきます。  報告事項⑦、企業の本社機能誘致に向けた新たな補助制度の創設について御説明させていただきます。  資料1ページをお願いをいたします。  1、国の取り組みについてでございますけれども、国は平成27年6月26日に、企業の地方拠点強化の促進を目的に、地域再生法の一部を改正する法律を公布し、本社機能の移転、新増設を行う事業者に対しまして支援措置を講ずることといたしました。  2、県の取り組みについてでございますけれども、大分県は国の取り組みを受けまして、大分県版地域再生計画を策定いたしまして、平成27年10月2日に内閣府の認定を受けたところでございます。  この計画を促進するための取り組みといたしまして、大分県は昨年、企業立地に伴う初期投資の負担を軽減する地方税の不均一課税制度を創設いたしまして、本年4月から企業の本社機能の誘致に係る新たな補助制度を創設したところでございます。  補助制度の概要についてでございますけれども、本社機能の範囲は、調査・企画部門、情報処理部門、研究開発部門等でございます。認定要件は、大企業の場合は新規従業員数10人以上、中小企業の場合は新規従業員数5人以上でございます。補助額は、新規雇用者は1人当たり80万円、転入者は1人当たり50万円、施設等を建築した場合には、土地・建物取得額と機械及び装置等の投下固定資産額の合計の3%、オフィス賃貸の場合には、2年間のオフィス賃料と投下固定資産額の合計の10%でございます。  こうした中、本市の取り組みについてでございますけれども、本市といたしましても企業の本社機能が立地することは、税収や雇用の拡大、それに伴う若年層の地域定着や人口減少の抑制、さらには企業活動に伴う経済波及効果など、地域経済を活性化する上で非常に有効であることから、平成27年12月に固定資産税の不均一課税制度を創設したところであり、今年度は新たに本社機能誘致に向けた補助制度を考えているところでございます。現在、その制度設計を検討しているところでございまして、制度を創設した際には、また委員会に御報告をさせていただきたいと考えております。  次に、報告事項⑧、大分市知的財産権取得促進事業補助金の創設について御説明いたします。  資料の2ページをごらんください。  本事業は、特許及び実用新案の出願時に要する経費を助成することで、中小企業者の特許及び実用新案の出願を促進し、新たな製品や技術の開発による企業の競争力強化を図ることを目的としております。  この対象者は、市内に本社または主たる事業所を置く中小企業者としており、国内における出願手数料や弁理士費用を補助対象経費としております。補助率は2分の1、補助限度額は20万円でございます。  募集開始は7月1日からでございまして、今後、より多くの中小企業者の方々に利用していただけるよう、周知を図ってまいりたいと考えております。 ○荻本委員長   創業経営支援課、2件の報告事項に対して質問、意見はありませんか。 ○堤委員   2番の知的財産権の取得補助金の件ですが、予算額が100万円で20万円の5件ということですけど、この5件というのは、今までの例として、そんなに数はないということですか。 ○伊藤商工労働観光部次長創業経営支援課長 
     この件につきましては、今調査中でございまして、来年度、その数に基づきまして予算要求等もしていきたいと考えております。 ○荻本委員長   そのほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   続きまして、観光課、説明をお願いします。 ○沖田観光課長   高崎山電気牧柵改修工事について御報告をさせていただきたいと思います。  資料は、右肩に報告事項⑨、観光課と書いたA3のカラー刷りの用紙になりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。  本事業は、高崎山の外周部に張り巡らされた、天然記念物の猿の離脱防止を図るため設置された電気牧柵約7キロメートルのうち、低層部分約5キロメートルの改修を行うものであり、昨年12月の補正予算で御承認をいただいたものであります。図面で赤の実線でお示ししたところが該当箇所となります。  天然記念物の猿のB群は、本市の田ノ浦から由布市にかけて外部に離脱しようとしており、低層部分からの離脱が目立つ面がございました。このことから、低層部分の高さを約2メートルから3メートルにかさ上げするとともに、電気ショックを与える部分を内側に傾け、電線を支える支柱にまでコイルを巻き、柵の上部全体が電気ショックを与えるように改良をしております。また、地面と接する部分は、金網を地面に垂らし、アンカー固定することで、イノシシの掘り起こしに対応するよう改良を施しております。  なお、工区を2つに分けたのは、1工区1事業者での施工よりも時間短縮を図るためのものでございます。第1工区は既に引き渡しを受けておりますが、第2工区の引き渡しは29日の予定となっております。当初の予定では、5月中の工事終了を目標としておりましたが、既存の柵の撤去に手間取り、工期を要したためでございます。  このたびの改修により、猿の離脱防止効果の向上を期待しておりますが、電気牧柵の範囲は長く、猿は出られそうなところを探しながら始終動き回っておりますので、この電気牧柵だけで猿を高崎山の生息域内に全て封じ込めることは難しいものと考えております。  今後とも、電気牧柵の効果を十分に発揮できるよう、周辺部の草刈りや樹木の伐採を行うとともに、高崎山管理公社の保全担当班による追い払いや猿追い犬を組み合わせ、猿の離脱防止に努めてまいりたいと考えております。 ○荻本委員長   ただいまの報告事項につきまして、質問、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   その他の報告事項はありますか。 ○三好商工労政課長   中心市街地活性化に資する2点の取り組みについて御報告させていただきます。  ただいまから、資料を配付させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 ○荻本委員長   はい。    〔資料配付〕 ○三好商工労政課長   これらの資料は、きのうの建設常任委員会で報告されたものでございます。  まず、大分駅府内中央口広場屋外トイレ等の整備状況についてでございます。  このうち、まず、屋外トイレについてです。  右肩に報告事項1-1と書いた、1ページをごらんください。  これは府内中央口広場整備の図面ですが、右上、①の青色に着色している箇所に屋外トイレの新築を計画しております。  次のページ、2ページをごらんください。  設置についての考え方を書いております。新設するトイレには、男女トイレや多目的トイレのほか、授乳やおむつをかえることができるスペース、盲導犬用トイレを併設することとし、設計コンペを行いました。  この結果、最優秀作品には、東九州設計工務株式会社に所属する仲摩和雄さん、下村正樹さんの作品が選ばれました。  3ページをごらんください。  最優秀に選定された作品は、トイレの所要室を分棟形式として、周辺のビルの上などからの見え方についても、竹明かりをイメージするものとなっています。トイレの建築に当たっては、設計が終わり次第、工事に着工し、トイレ周辺の舗装工事等も含め、年度内の早期完成を目指しております。  1ページにお戻りください。  次に、広場の整備状況について御報告いたします。  国道10号と大分駅とを結ぶシェルターでございますが、②の黒色の部分については昨年度から施工し、既に完成している部分であります。今後は、③の赤色の部分について、引き続き工事の発注を行い、10月に完成する予定であります。  次に、地下道出入り口についてですが、中央口広場の西側には、中央町からつながる地下道出入り口が、1ページの資料の右上にありますように、④、⑤の位置に2カ所あります。④の出入り口につきましては、国道10号側からの景観も良好ではなく、また、平成27年3月に国道10号に平面横断歩道を設置したことにより、利用者が減少しています。こうしたことから、この地下道出入り口④について、地元及び関係機関と閉鎖に向けた協議を進めております。  次に、広場ロータリーに沿って設置しております交通シェルターについてですが、バス利用者が、1ページの資料の⑥、緑色に着色しておりますシェルターの下で待機しているときに、雨による影響を受ける状況が発生していることから、風雨対策に取り組んでまいることとしております。  続きまして、中心市街地循環バス実証運行につきまして御報告いたします。  右肩に、その他報告事項2-1と書いた、4ページをごらんください。  事業目的でございますが、JR大分駅ビルや県及び市美術館、商店街など、中心市街地を回遊する移動手段として循環バスの実証運行を行っているものでございます。  2点目の、これまでの主な経過及び取り組みについてでございますが、資料の中段部分にございますとおり、平成27年6月に実証運行を開始し、本年2月には運行ルートの一部見直しを行い、現在、利用状況等のデータを収集しているところでございます。  3点目の運行状況につきましては、記載のとおりでございます。  4点目の利用状況でございますが、昨年6月から本年5月末まで、おおむね1年間の間に5万9,410人の方に利用していただいており、1日平均168人、1便当たり7.55人となっています。  また、四角で囲んだ部分には、これまでの利用状況の傾向を整理しております。  次に、5点目の、直近の取り組みでございますが、まずは、資料右側の四角で囲んだ参考をごらんください。  この数字は、本市が要町に設置しております貸切バス駐車場の利用状況でございます。JR大分駅ビルのオープンと同時期の平成27年4月の利用台数は410台、これに対しまして、本年は171台と大きく数字が下がっています。また、本年3月と比較しましても数字の減少は顕著にあらわれています。熊本地震による影響がうかがえるところでございます。  このような状況を受け、(1)おおいた元気プロジェクトの一環として、大分きゃんばすに宮下あきら氏提供の応援イラストをラッピングし、市民や来街者に対するメッセージの発信に取り組んだところでございます。なお、この取り組みは民間事業者へも広がりを見せており、資料の②、交通事業者の独自取組にございますとおり、大分バス及び大分交通が運行する高速バスやJR大分駅構内のデジタルサイネージにも掲出をいただいております。  次に、(2)のきゃんばすの周知についてですが、本市主催の環境展において、大分きゃんばすの1日乗車券を利用したまちなか回遊イベントを行い、美術館で片岡鶴太郎展をお楽しみいただいた後、大分きゃんばすでまちなかを回遊していただきました。  次に、6点目の今後の取り組みについてでございますが、今後も利用者数の把握や乗り込み調査などにより、さらなるデータ収集を行いながら、美術館や民間と連携を強化し、利用者増に向けた仕組みづくりを行いたいと考えております。  次に、5ページをごらんください。  資料の左側には、大分きゃんばすの月別実績や曜日別実績を整理しております。また、下段の表につきましては、県・市美術館が特別展を開催した期間のうち、大分きゃんばすの乗車数の多かった日の状況を整理しております。1年間を通じた、大分きゃんばすの1日当たりの平均乗車数168人と比較いたしましても、多い状況であり、大分きゃんばすは美術館の特別展の影響を大きく受けているものと考えられます。  資料の右側につきましては、本年4月から大分バス、大分交通が共同で実施しております、まちなか100円プロジェクトの資料でございます。地図のオレンジ色の間につきましては、本年度末まで運賃100円で乗降することが可能な範囲となっております。  利用状況につきまして、各社に確認をいたしましたが、現時点では、公表できる数値を持ち合わせていないとのことでございましたが、状況を聞き取りする中では、おおむね10%弱程度の利用者の増がある、10%弱程度の利用者がふえているということでございます。特に、大分駅前から県庁前、城崎、舞鶴町間が顕著に増加しているとのことでございます。  このようなバス事業者の取り組み状況なども把握する中、今後の中心市街地循環バスの展開に役立ててまいります。 ○荻本委員長   その他の報告事項について、何か質問、意見はありませんか。 ○仲道委員   地下道について質問です。以前、にぎわい創出のために、単に通行帯だけではなく、にぎわい創出の一助となるような地下道にしてほしいという要望をしたことがあります。  いつ、どういう経緯で、閉鎖の方向性が決まったのかについて、歩行者天国と同じ報告時期でいいので、報告をお願いいたします。 ○荻本委員長   そのほかはございませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   以上で本日の予定は終わりましたが、執行部、その他として何かありますか。 ○戸田商工労働観光部長   ありません。 ○荻本委員長   委員の皆さんで、その他として何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○荻本委員長   それでは、私から1点ございます。  さきの3月定例会での委員会において、昨年開催した市民意見交換会での質問、意見等への対応について、執行部から回答を受け、その後、当委員会の対応について委員で協議を行いました。その結果は、現在、ホームページ、各支所、出張所及び各地区公民館で閲覧ができるようになっております。当委員会の対応については、執行部に働きかけるといった事項もございますので、真摯に受けとめていただくようお願いをいたします。  最後に、あすの予定を確認いたします。  あすは午前10時より開会しますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                              午後0時1分散会...