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  1. 大分市議会 2008-03-24
    平成20年建設常任委員会( 3月24日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成20年建設常任委員会( 3月24日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    平成20年3月24日(月)10時32分開議~12時15分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 仲道 俊寿  副委員長 井上 香龍    委 員 桐井 寿郎  委 員  野尻 哲雄    委 員 田島 八日  委 員  小嶋 秀行    委 員 藤沢 達夫  委 員  今山 裕之    委 員 渡部 義美   欠席委員    な し 4.説明員    中尾都市計画課長木崎部参事兼駅周辺総合整備課長後藤次長都市計画課長
       三浦次長公園緑地課長中畑都市計画課参事是永都市交通対策課長、    工藤都市交通対策課参事相澤都市交通対策課参事永田開発指導課長、    八坂街路建設課長原街路建設課参事安達まちなみ整備課長、    野仲まちなみ整備課参事賀来まちなみ整備課参事平野公園緑地課参事 5.事務局出席者    書記 吉野 宏 6.審査案件等    予算議案   議第1号 平成20年度大分市一般会計予算(承認)   第1条 歳入歳出予算   歳出 第8款 土木費   第2項 都市計画費   第6項 住宅費のうち都市計画部所管分   議第14号 平成20年度大分市下郡土地区画整理清算事業特別会計予算(承認)   議第15号 平成20年度大分市三佐土地区画整理清算事業特別会計予算(承認)   議第16号 平成20年度大分市坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計予算(承認)   議第19号 平成19年度大分市一般会計補正予算(第4号)(承認)   第2条 債務負担行為の補正 第2表中   1変更 複合文化交流施設民間事業者選定アドバイザリー業務委託料   一般議案   議第25号 大分市手数料条例の一部改正についてのうち都市計画部所管分(承認)   議第30号 大分市営住宅条例の一部改正についてのうち都市計画部所管分(承認)   報告事項   ①都市景観賞について   ②坂ノ市土地区画整理事務所の廃止と三佐北・細地区住環境整備事務所の設置について   ③活き粋大分街かど空間奨励事業要綱改定について   ④彫刻を活かしたまちづくり事業について                   会議の概要                              平成20年3月24日(月)                              午前10時32分 開 議 ○仲道俊寿委員長   おはようございます。委員会を再開します。  初めに、都市計画部長から発言の申し入れがありましたので、これを許可します。 ○中尾都市計画部長   おはようございます。都市計画部長の中尾です。  今回提案しております議案の説明の前に、都市交通対策課でかねてより整備しておりました、自転車等駐輪場の整備2カ所が供用開始できましたので説明します。  お手元にお配りしています中央通りの東側の地下道出入り口歩道部分に、大分駅前東駐輪場として、自転車、バイク合わせて138台の駐輪場を設置しました。去る3月4日より供用開始したところです。放置自転車の甚だしかったパルコ南側につきましては、歩行者の安全と景観保持を図るために、駐輪場への誘導指導を展開したところです。  それから、下の段にあります3月8日にJR牧駅前に320台の駐輪施設を設置しています。今後とも、引き続き駐輪場の設置について努めていきたいと考えています。  それでは、今回提案しています都市計画部に係る予算議案についてですが、議第1号、平成20年度大分市一般会計予算におきまして、都市計画部に係る予算を計上しているほか、議第14号、平成20年度大分市下郡土地区画整理清算事業特別会計予算、議第15号、平成20年度大分市三佐土地区画整理清算事業特別会計予算、議第16号、平成20年度大分市坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計予算、議第19号、平成19年度大分市一般会計補正予算第4号の予算議案として5件を提案しています。  また、一般議案といたしましては、議第25号、大分市手数料条例の一部改正では、優良宅地造成並びに優良住宅新築認定申請手数料の改正を、また、議第30号、大分市営住宅条例等の一部改正においては、入居者資格等の一部改正を行うものです。一般議案としては2件を提案しています。  なお、議案の詳細につきましては、後ほど担当課長より説明させますので、何とぞ慎重審査の上、決定賜りますようお願い申し上げます。  最後に、また、報告事項といたしましては、都市景観賞について、それから、坂ノ市土地区画整理事務所の廃止と三佐北・細地区住環境整備事務所の設置について、それから、生き粋大分街かど空間奨励事業要綱改正並びに、彫刻を活かしたまちづくり事業についてなど、合わせて4件です。これも後ほど担当課長より詳細を報告します。  以上です。よろしくお願いします。 ○仲道俊寿委員長   それでは審査に入ります。  予算議案第1号のうち、所管分の説明を求めます。お願いします。 ○後藤次長都市計画課長   (説明書② 320ページ~第8款土木費のうち所管分について説明) ○仲道俊寿委員長   委員の皆さんで、質疑、意見はありませんか。 ○野尻哲雄委員   327ページ、中心市街地活性化の分とまちなか倶楽部の部分ですが、一般質問もしましたけども、中心市街地活性化の承認を受けるということで、内閣府と交渉中ということですが、いつまでをめどにして進めているのか、平成25年3月末が最終期限ということで、5カ年計画の中で進んでいる、承認がおくれればおくれるほど後ろはもう切られているので、その中で中心市街地活性化基本計画の実施の見通しが立つのか、その分をちょっとお願いします。 ○後藤次長都市計画課長   現在、中心市街地活性化基本計画を策定中で、内閣府とやりとりを確かにしています。今の段階で目途をいつごろに置いているかというのは、おおよその目途はありますが、内閣府のほうが最終的な、「よし、この基本計画の方針でいいだろう」という方向まではまだ至っていません。  ただ、相当数の都市が出しているようで、先週の金曜日あたりに、次の認定に向けた都市が絞られているのではないかなというふうに踏んでいます。その中で、現在大分市が3つの目標値を設置して、その中身について今やりとりをしている状況で、もうあと10日、今月いっぱいぐらいになれば、恐らく方向が見えてくるのではないかなと考えています。  どちらにしても、4月のできるだけ早い時期に認定申請をするということは、ちょっと織り込めないのではないかなと、そういう考えを持っています。恐らく早くても4月後半ぐらいになるのではないかなというふうに思っています。  一応5カ年ということで、最終年度が平成25年3月に決まっていますが、幸い、今大分市の中で提案をされている民間の事業につきましては、2年も3年もかかるようなものというのは実はありません。そういう点から、今の基本計画に盛り込んでいる提案事項から行けば、民間事業も十分時間的には間に合うだろうと。ただ、新たに大ものが出てきたりするような状況が起こったときに、平成20年度については、その事業がスタートするということにはならず、変更をかけていくことになると思います。その変更が、早くても20年度の後半、あるいは21年度あたりになってくるかと思いますが、そうしたときに、残りが3カ年の中でということになるか、それを超していくような事業については変更の中では泳げないというふうに思います。今そういう状況です。 ○仲道俊寿委員長   他にありませんか。 ○野尻哲雄委員   もう1点いいですか。戸次本町街なみの分、331ページの分ですが、ことしは修景が5件ということで、電柱の地中化が一番いいが、幅がないのでということで、電柱の色を変えるだけで進めるということですが、そういう色を変えるぐらいで街並み保存といっても中途半端に終わると思うんです。  生活道路なので生活者の車はやむを得ないが、ほかの車については交通制限するなりして電柱を完全に地中化するような検討はできませんか。そうでないと、街並み保存というのが中途半端に終わってしまう感じがしてなりません。これをやりはじめときから、戸次の資本力、民間の資本力から考えたときに、公共投資が終わった時点で、どんどんしぼんでいくのではないかなと。民間が帆足家本家だけというところで、地元資本自分たちの店を出していくような力がない中、市の投入が終わった時点で、非常に危機感を持っているので、市が本格的な街並み保存という形で仕上げない限りは、私は後に続いていかないと思いますが、そのあたりはどうですか。 ○八坂街路建設課長   戸次本町につきましては、先ほどの指摘にあったように、一部電柱の美装化ということで平成20年度に計画をしていますけれど、全体的には戸次本町の中に推進協議会という地元が立ち上げた組織があります。それとは別に、戸次全体の中ではワークショップ等を取り入れて、地元の皆さんの意見をいただく中、現在建物については修理、修景等の補助をし、全体的な江戸時代の終わりから明治、昭和の初期にかけての、景観形成を残していこうということで、全体的に進めているところです。  また、道路の美装化等につきましても全体的に考えていまして、今後につきましては地元の意見を十分取り入れる中で、地元が自分で達成ができるような流れを今後つくっていきたいと思っています。 ○野尻哲雄委員   地元の意見を取り入れるといっても、地元は市の動きに期待しているわけで、そういう電柱の美装化──あそこの通り自体が県道だが、それを市道に移管してもらって、外部の車を交通遮断するぐらいの方策を取り、そして電線の地中化ということまで踏み込んでいくべきではないかと思うんですが。 ○八坂街路建設課長   電柱の地中化についてですが、今の指摘にありましたように、道路自体は県道です。県と協議等を進める中で、現在地下埋設について協議をしていますけれども、道路幅員とか地下埋設物等々の関係もあり、電線類の地中化というのが、ちょっと困難な状態になっています。現在、それを踏まえて、電線の美装化ということで進めているところです。  これも街並みとマッチするような形で、市がハード面で進めていける分と並行して、地元からの声、推進協議会という組織へもっともっと皆様の意見を上げていただて、地元中心に全体が進んでいけるように、今後も進めていきたいと思っています。 ○野尻哲雄委員   「地元からの声、地元からの声」とさっきから言っているけれども、地元からそういう声を出せば、電線も地中化になるし、市道に移管もするし、それから豆田町とか臼杵の修景整備でした、あのような石畳に変わるんですか。 ○八坂街路建設課長   電線類の地中化につきましては、先ほど説明したように、道路の幅員、地下埋設物等の関係で、地中化というのは実際にはできない状態にあります。  それと、地元の皆様の意見をという話につきましては、ちょっと説明が足りませんでしたが、まちの修景等々から昔の街並みをつくっていく中で、皆様からの意見をいただきながら進めていきたいというふうに考えているところです。 ○野尻哲雄委員   それはそうでしょうけれど、結局目指すものが何だったのかということです。修景整備して、そして江戸の商家というか、帆足家を中心とした街並み整備になっていっているが、最終的にでき上がったときに何が残るのか。家が1軒1軒よくなっただけで、人もそんなに入って来ない、街並みを見に来るような人もいない、それで、最後に何が残るのか、何を目的にしてこの修景整備をしていくのか。最終的には人をやっぱり呼び込んで、そして戸次の核としてという部分になるんでしょうけど。 ○八坂街路建設課長   最終的な目的ということですが、まちづくり環境整備事業ということで、この地区全体をまちづくりということで進めています。このまちづくりの目的は、歴史的なまちづくり景観形成ということですので、この景観形成を図ることによって、現在も一部小公園と駐車場等の整備を進めています。帆足の酒造蔵という1つのメーンもあります。それらを含めて、観光客も呼び込んでいこうということを1つの手法として考えています。修景がだんだん整備されるのに伴い、実際にそこにくる観光客等も現在毎年増加しています。  そういう状況を踏まえてまちづくりを進めたいと思っています。 ○桐井寿郎委員   審議会というか、協議会のメンバーにはどういう人達が入っていますか。 ○八坂街路建設課長   地元の自治委員さんはもちろん、専門委員会等もつくって、学識経験者とか、もろもろの意見をいただくよう組織ができています。地元の主な方につきましては、ほとんど入っています。 ○後藤次長都市計画課長   電線の地中化は、我々も、何年かにわたって九電、NTTのほうとも協議をやってきましたが、どうしても物理的に電線地中化ができない状況です。通常地中化ができない場合、軒下配線といいまして、軒下を通して、ぱっと見た目には電線が見えないようにという手法もとられるんですが、実はあそこは高圧が入っているものですから、軒下配線もできない、民地の裏側を通す方法もとれないということで、長い年月をかけてこれを協議しました。  しかし、電線を地中化するというのは、単的に線が入っていくと思ったら大間違いで、実は直径25センチの内径のパイプとか、蛇腹の管を入れたり、今5番街に入れていますが、25センチのパイプが4条、5条とか入っていくわけです。ものすごいボリュームになります。  NTTでも10センチのパイプが例えば4本、5本とか入っていきます。余裕管も持っていきます。そういう関係で、まとめてしたときに9点だけで1メートル四角ぐらいになるのかと言うと、そんなものではないです。大きさ的には、まだまだ大きなものになります。ですから、地下がもう余裕がない、下水管があり上水があり何がありで余裕がないところはどうしても地中化ができないという状況があると思います。 ○仲道俊寿委員長   地元協議会と十分コミュニケーション、連携をとってやってください。よろしくお願いします。 ○桐井寿郎委員   当初描いた街なみは、電線をなくしてこうだよというイメージがあったが、実際はこれができなくなった。どうして変更されるのかということが、協議会の中でどう議論されているのかなというのがちょっと気になります。  地域の意見と言っても、地域で金を出してするという人はいないでしょう。市がやってくれたらという感じでしょう。  だから、野尻委員の言うようにこの絵がどうなっていくのかというのを、少し追っていった方がいいのかなと思います。これは意見として。 ○仲道俊寿委員長   他にありませんか。
    野尻哲雄委員   三佐北から浜町、それから滝尾、横尾の大体の計画図面はできていますか。 ○安達まちなみ整備課長   それぞれ事業計画を立ててやっていますので、そういった整備図面もできています。それをもとに地元と、本年度用地買収にかかるところなどは、関係者には協議をさせてもらっています。 ○野尻哲雄委員   それは、もらいましたかね。 ○安達まちなみ整備課長   委員宛にそれぞれ渡しているかということですか。図面自体がそれぞれ大きいので・・・計画図ですから。 ○野尻哲雄委員   ゼンリンの地図に道路などを落とした計画図、もらいましたかね。 ○安達まちなみ整備課長   ゼンリンとかそういったものに落とした図面というのは、ありません。50,000の1なら・・・ ○野尻哲雄委員   50,000分の1でもいいし、25,000分の1でもいい。そういった地図は。 ○安達まちなみ整備課長   そういった形の地図というのは、そろえていません。地元に対するまちづくりのニュース、その中で、こういった計画ですよという程度の図面はあります。 ○野尻哲雄委員   私が言うのは、大きな道路がどういうふうに入るとかいう図面です。  できればください。 ○仲道俊寿委員長   他にありませんか。 ○小嶋秀行委員   327ページの屋外広告物関連事業で、これは屋外広告物撤去ボランティアというか、登録してやるのも入っているんですよね。1時間ぐらいの研修か何かを受けて、何かもらって、屋外広告物が不法に置かれてあるものを撤去したりとか、協力するじゃないですか。 ○内田景観推進室長   景観推進室の内田です。今の質問ですが、1時間程度の講習をしなければ路上違反広告物除却推進員としての資格を得られませんので、講習をして許可証を出して作業してもらっています。 ○小嶋秀行委員   実際にそういうのを担っている人が、1時間ぐらいの研修では──許可証か何かもらうんでしょうけど、必ずしも十分じゃないというようなことを言っているようです。それで、少し研修の充実といいますか、あと置いてある分の所有権とかとの関係、法律的なものもあると思うので、1回研修を1時間でもやって、実際やってもらった後、今度その人たちからの意見のフィードバックし、再研修みたいな格好で実施しないと、最初は意気込んでやるけれど、どうしてもぶつかるんじゃないかなと思うんです。  行政の職員でないし、ボランティアでやっているという範囲で、向こうも「何でおまえから言われるのか」というような人にぶつかったときにはトラブルになるでしょうし、余りトラブルを起こしたくはないと思うんですね。なので、1年に一遍でも、半年に一遍でもいいと思いますが、そういうのをフィードバックしてもらって意見を聞けるような環境をつくってあげていただければと思います。これは提案です。そういう環境づくりができればということです。  それともう1つ、329ページの西大分のウオーターフロント開発事業で、これは会費だけの計上ですが、開発協会事業計画あたりがわかれば、後でいいので資料をいただければと思います。お願いしていいですか。 ○後藤次長都市計画課長   ちょっと調べてみます。協会の事業計画ですね。資料を持ち合わせていないので、後でいいですか。 ○仲道俊寿委員長   後ほどお願いします。  他に質疑、意見はありませんか。 ○野尻哲雄委員   353ページ、緑の政策審議会委員の名簿を見せてください。それと、今説明いただいた367ページの従前居住者用賃貸住宅、これは、全部終わったらここはどうなるのですか。 ○木崎部参事兼駅周辺総合整備課長   期間中は、地区内の方しか入居できませんが、終われば一般市営住宅として入居できます。 ○野尻哲雄委員   それは何年ぐらいから。 ○木崎部参事兼駅周辺総合整備課長   26年度に事業が終了します。 ○野尻哲雄委員   じゃあ、27年から一般市営住宅ということですね。 ○桐井寿郎委員   351ページ、松原緩衝緑地管理費の中で、委託料とかありますが、あそこには松原東西の球場がありますね。この球場の管理はスポーツ健康課、窓口はそれでやっていますけれど、ここの除草とかいうことの委託は、総体的には公園の管理ですか。 ○三浦次長公園緑地課長   松原は東、西、2球場ありまして、通常の野球場としての使用についての管理はスポーツ健康課になっています。そして、その施設に伴う除草、芝生の管理は、公園全体の管理と同じ中に含めて、公園緑地課のほうで管理をしています。 ○桐井寿郎委員   これは個人的に後で聞きにいけばいいのかもしれませんが、時期によって木がぐっと茂ってきて、少年野球お母さんたちがかなり時期によっては観客席に来ます。そのときに、木が茂っていて悪いなという感じがします。それで、教育委員会等に連絡していると、その大会が終わった後ぐらいになるので、軟式野球連盟の方々に親御さんたちを使って、一緒に出てきて試合の前に一斉にやればいいじゃないかと、教育委員会に言うけど、教育委員会のほうがいま一つそこに入らない。これは、公園のほうが対応の仕方は早いのかな。 ○三浦次長公園緑地課長   管理に係るものですので、施設管理スポーツ健康課ですけど、植栽等、芝生等の管理で、今、委員が言ったのは観客席のほうのそういう樹木の成長に対して後手になっているんじゃないかということだと思うんですけど、今全体の管理費についても、この5年間ぐらいで管理費も減少しています。それで除草の回数とか剪定の回数も、その金額に伴って減額しているのですけど、そういう形で管理のほうが後手になっています。  できれば委員から提案いただいたように、ボランティアみたいな形で野球を実際にする子供たちと親御さんたちで協力をいただけると助かると思います。  また、協議の持っていき場所とかを教えていただくと幸いと思っております。 ○桐井寿郎委員   それでは早速。誰か責任者を連れてくればいいんでしょう。 ○小嶋秀行委員   353ページの、緑の説明のところの緑化推進で、屋上緑化の関係、これは範囲を広げたんですか。 ○三浦次長公園緑地課長   後ほど報告の中でも説明するつもりでしたが、区域については全市域に拡大します。ただし、緑化重点地区がもともとありまして、そこに助成の区域を絞っていたものを市域全体に広げます。金額の差は当然あります。それはまた後ほど詳しく説明させてもらいます。 ○小嶋秀行委員   それと、駐輪対策。先ほど部長も言っていましたが、これは後で説明しますか。 ○仲道俊寿委員長   議案に関連があれば、今どうぞ。 ○小嶋秀行委員   こうやって、過去にお金をかけて整備をしました。ここに駐輪対策関係の予算も上がっていますけど、これはつくって終わりということではなくて、つくった後の管理を、例えば長期の放置自転車あたりの対策については、もうルールをつくっておかないと私は無理だと思うんですね。やっぱり枠をつくれば枠にどんどん押し込んで、そのまま置きっぱなしになるということがあるから、そうすると事業をやった効果が私は半減するんじゃないかと思うので、それを抱き合わせでやる必要があると思うんですけど、それはどうでしょうか。 ○是永都市交通対策課長   平成19年、本年度からうちのほうで道路維持課がやっていました放置対策に、全市的に取り組んだわけです。それというのは、条例をつくって平成19年1月1日から新条例で動いていくと、そういう中で、前年、18年度より19年度が回数も前は年に12回でしたが、今度は二月に3回の18回、お知らせ札、撤去札、撤去というような条例に基づいて、駐輪場内は放置という扱いではありませんが、長期間とめている自転車に対する対応は、路上にあるのも同じで、徹底してやっています。 ○小嶋秀行委員   できれば地域の自治会の皆さんあたりとも連携をとって、市民協働でやれるところはやったらいいかなと思います。それはまた努力いただきたいと思います。  あと1個です。バイシクルフレンドリータウン創造事業で、これも3年ぐらいなりますかね。(「何ページ」の声)ごめんなさい、357ページです。平成17、18、19年と3年。それで、事業の効果としてはどうですか。やっぱりバイシクルフレンドリータウン創造事業でお金をかけて、またこれは職員の提案でやってはいますが、必ずしも自転車を活用している人がふえているようには思えないところもあるんですよ。その変の事業効果がはかれるものがあるのであれば、一旦検証してもらって、効果的な効率的な予算の投入方法を議論してもらいたいなという、これは要望でいいです。効果をはかっているものがあるとすれば、いただければと思います。 ○仲道俊寿委員長   他にありませんか。 ○井上香龍委員長   日吉原舞子浜緩衝緑地再生事業というのが平成19年度から23年度まで計画されていますが、19年度は坂ノ市側のほうを整備して、20年度からは大在側のほうを整備するというふうに聞いていますが、19年度の進捗状況、それと20年度から大在のほうの整備が図られるのか、その辺をちょっとお聞かせください。 ○三浦次長公園緑地課長   日吉原舞子浜緑地につきましては、19年度からまず試験的に、実施する前に試験的に樹木を伐採まではいきませんが、間引きで、中の施設が利用しやすく、また中に入っても安全な形で散策できるような場所をつくろうということで、東の坂ノ市側の、3ブロックを手がけました。ほぼ3月の初めぐらいに工事が終わりまして、それで地域の愛護会等がありますので、そちらの意見等も聞いて、そして今度、20年度以降のやり方についてもそれでよしということがおおよそ見えましたので、作業のやり方としては19年度でやった内容で、あくまで安全な形で中に入って過ごせるような散策路の、特に散策ルートの周りの樹木の間伐とか、そういったものを中心に行います。  今の計画では、5カ年でだんだん東から西に移行するような形で考えております。なおかつ市民の利用の多い施設、そこを優先的にしようと。19年度は、試行の意味もありましたので、なるべく施設に近いところをやりましたが、基本的な考えとしては、東からだんだん大在方面に、西に向かっていって5カ年で終わりたい、そういうふうに考えています。 ○仲道俊寿委員長   その他ありませんか。 ○田島八日委員   今公園の関係が出ましたが、昨日か、一昨日か、清心園がいよいよ移転をするということで、そこに隣接をしている敬老公園、この関係で、将来的に公園としての整備をどのように考えているのでしょうか。これは下郡区画の中の公園の関係がありますから、今現課としては1年に1園ぐらいしか整備をしていかないという基本的なものも私どもは聞いていますが、この辺を基本的にどういうふうに考えているのかをお聞きをしたい。  それと、あそこに懐古の家というのがあって、火事で焼けてしまってそのままになっています。それについても、お聞きします。 ○三浦次長公園緑地課長   敬老公園の管理につきましては、底地自体が福祉保健部のほうになっています。私どもも公園という形で位置づけていますので、管理を一元化するというか、そういう形で福祉のほうとも協議を随分前からしています。一番根本的な要件として、事務処理上の基本的なものをはっきりしなくてはならないということで、今、その作業をやっている最中です。なかなか昔の公園ですので、境界の確認等がちょっとできないようなところもありまして、それにちょっと時間がかかっています。  それと、先ほどの懐古の家は火災でなくなってもう2年、3年たちますが、火事の後始末をそのままにして、広場の状態にしていますので、既存の公園をそのまま生かす形で管理をしたいという気持ちを今持っています。田島委員が言った滝尾地区の中に計画がある公園、それがいわゆる下郡公園です。それが新規の公園の整備ということで、私どもも早くしたいのですが、全体の財源的な部分もちょっと思うようにいかないものですから、できる限り財務当局とも話し合いをしながら、早くかかりたいと思っています。当面、国体が終わった後に方向性が出るのではないかと考えています。そのときは地元協議会をつくっていただいて、施設の内容等も論議しながら進めていきたいと考えています。 ○田島八日委員   要は清心園が移転をして、跡地の関係でそういう公園とかいう話があったのかどうかです。地元としてはそういう施設がなくなった後はもう定番で、これは公園にしようと、隣接しているのが敬老公園ですからね。これを拡充してしようというのが普通のやり方なんですよ。だから、その辺は、話ができていると思う。私としては、それは確かにそういうことも大事だけれども、公園計画もあるから、それを先にやってもらわないと困るわけです。もう両方やって両方だめというようなことになるからね。その辺をお願いしておきたいということです。 ○三浦次長公園緑地課長   今のところ、敬老公園は管理上の話は来ていますが、清心園の跡地利用という話は一切ありません。 ○田島八日委員   ないから、今度地元としては言わなければいけない。せっかく空いたんだから、何とか地元に還元するようにと、これは定番ですよ。だから、その辺を検討してもらいたいということです。  それから、彫刻のあるまちづくり、これは、1カ所にまとめてと昔から言っていますが、委員会で検討をいろいろしているのですけれども、どういうふうにやっていくのかという方向性。検討しているとは思いますが。  それと1つはね、異様に思って、原課に言ったことがあるけれども、新しくピカピカになってくると、何か価値そのものが、おかしいなと思ったんです。私1人かもしれませんけどね。これは、真っ黒にしてしまっていいのかなという感じを受けました。この辺は専門家じゃないからわかりませんが、以上2点について、どういうふうにしているのかをお願いします。  もう1点の、複合施設、これは会派でも論議を相当しましたが、文化会館との兼ね合い、これをどういうふうに考えているのかをお聞きしたいということです。 ○三浦次長公園緑地課長   公園緑地のほうから彫刻の2点についてお答えします。  また、後ほど4番目の報告事項の中でも詳しく説明しますが、2番目の特に再生をするのに、大分大学の連携事業でそういう新しい形に戻ったような、ちょっと新し過ぎるかなというところもありますが、彫刻というのは緑青が全体にふいて緑の形というのはブロンズの最後の、最後というか醸成した形であるというふうに私どもは思っていたのですが、専門の方たちに聞くと、近年の酸性雨とか地球温暖化による環境の変化で、大気の中にいろんな汚染物質が入っていまして、それで彫刻自体に部分的な条痕というか、ああいうものをするには今の処理が一番いいと。実際に制作した方にもお聞きしましたが、その方法であればよいということで了解も得て、1つずつの彫刻についても制作者の方の了解を得ながらしています。また、後ほど報告の中で説明をさせてもらいます。  それで、今から新しい中心部の街並みもいろいろ駅高架などで変わろうとしていますので、その中に生かせるものであればまた生かす必要もあるかと思いますが、今ある彫刻は大分の歴史とかそういったものを醸し出す内容のものが多いので、それはそれで生かしていかなければならないと思います。  彫刻を御存じない方もまだいるので、その辺を小中学生──将来大人になる人に対しての教育も広めていきたいと、そういう事業の展開を、メンテの分とそういう教育の普及といいますか、周知を兼ねてやれればいいかなというふうに思っています。
    ○田島八日委員   昔は、大体毎年何体かつくっていましたよね。それはもうやめたけれども、それならそのように、やっぱり新しいまちになれば、それに似合うね、彫刻というのをつくっていくべきじゃないかなというふうな感じはしています。 ○中尾都市計画部長   2点目の、複合施設と文化会館の兼ね合い、そのことは私のほうから答弁します。  一応、企画サイドで公共的な部分については検討していますが、私どもの駅南との関連性、企画部とも議論をしているところです。  文化会館の今の使われ方を見ますと、どちらかというと、いいちこホールのサブホールといいますか、準備のためのリハーサルをやったりとか、そういう部分の使われ方がかなりふえてきています。  それから、音響などの設備が非常に傷んできていると、そういうことで企画サイドとしてはそういうものの更新をしてまでということは非常に大きな負担になってきますので、そういう意味で、当面はその残されている機能といいますか、その機能の中で使い方を継続させていただく。それで、最終的に文化会館の考え方としましては、その複合施設の完成に合わせて、直ちにということになるかどうかわかりませんが、最終的に廃止の方向を探りたいということのようです。  ただ、私どもとしましては、一応、城址公園自体に景観ということで取り組みをやっておりますから、そういう意味でも都市計画部のこの考え方といいますか、その辺は示していきたいなというふうに思っています。 ○田島八日委員   複合施設の中にね、そういう会館的なものの構想があるから、それは中途半端になっているし、いろいろあるから、文化会館との兼ね合いを十二分に考慮しながらやらないと、2,000席じゃなくて1,000席ぐらいをつくってやれば十分だ、あとは、グランシアタとか、そういうので補っていくんだというふうな考え方になっているようだが、それは違うのではないかなと思うわけです。それは、こういう施設ですから県と市との整合性を保ちながら、やらないといけないことは事実ですけれども、大きいほうは県に任せる、大分市はもう小さなものでいいということでは悪いのではないかなという感じがして、会派の勉強会で相当論議をしたわけです。  それと、跡地の問題。文化会館をなくすということになれば、その後をどういうふうに考えるのかというのは早目に論議して決めないと。保健所と同じ、あんな狭苦しいところにつくって、そして駐車場がどうのこうのとか言ってするよりは、もっと大きな構想を持った中で、やってもらいたいということをお願いしておきたいということです。 ○仲道俊寿委員長   よろしくお願いします。その他、議第1号について質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、議第14号の説明をお願いします。 ○後藤次長都市計画課長   (説明書③ 262ページ~ 説明) ○仲道俊寿委員長   質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、議第15号をお願いします。 ○後藤次長都市計画課長   (説明書③ 272ページ~ 説明) ○仲道俊寿委員長   質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、議第16号をお願いします。 ○後藤次長都市計画課長   (説明書③ 282ページ~ 説明) ○仲道俊寿委員長   質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、議第19号のうち、所管分をお願いします。 ○後藤次長都市計画課長   (説明書⑤ 22ページ~ 所管分説明) ○仲道俊寿委員長   質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、一般議案の議第25号のうち所管分をお願いします。 ○永田開発指導課長   議第25号、大分市手数料条例の一部改正のうち都市計画部に係るものについて説明します。議案書の25の2ページを開いてください。中ほどの2、租税特別措置法に基づく事務の表の上段、優良宅地造成認定申請手数料です。租税特別措置法に基づきます優良宅地認定制度は、昭和48年に優良な住宅の供給に資する土地の譲渡について税制上の優遇措置を講ずることにより、上質な宅地の供給促進と有効な土地利用を確保することを目的として、設けられた制度です。  本市では、これまで1,000平米未満の土地について認定事務を行ってきましたが、県からの権限移譲により、本年4月1日から1,000平米以上の土地につきましても認定事務を行うこととなりましたことから、これに伴い1,000平米以上の土地に関しましても手数料を定めるものです。  なお、手数料の額につきましては、本市と県の条例で定めております額を照らし合わせ、検討いたしましたところ、その額は本市においても妥当と考えられることから、県の手数料の額を採用しています。  施行期日は、権限移譲の日であります平成20年4月1日からといたしたいところです。  以上です。 ○仲道俊寿委員長   質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、議第30号のうち所管分をお願いします。 ○木崎部参事兼駅周辺総合整備課長   議第30号、大分市営住宅条例等の一部改正についてのうち都市計画部所管分、大分市従前居住者賃貸住宅の一部改正につい御説明します。  議案の議30の4ページをお願いします。下から5行目からですが、今回提出いたしています大分市従前居住者用賃貸住宅条例の一部改正につきましては、他の市営住宅条例の一部改正と同じく、市営住宅等における暴力団排除を図るため、入居者資格等の規定につきまして所要の改正をするものです。
     以上です。 ○仲道俊寿委員長   質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   承認することに決定いたします。  続いて、報告事項を受けます。 ○後藤次長兼都市計画課参事   都市計画課が取り組んでいる都市景観賞についての説明をします。資料、A4縦版のワンペーパーですが、現在、本市におきましては景観法が施行された後、大分市景観計画あるいは大分市景観条例などに基づいて、本市の良好な景観づくりに取り組んでいます。  今回、市民の皆さんや事業者の方々の景観に対する意識の啓発を目的としまして、仮称ではありますが「市民が選ぶ大分きれい100選事業」というものを創設することとしました。これは、市長のマニフェストにも都市景観賞として掲げられているものです。  この事業は、テーマを「大分のきれい」としまして、後世に伝えるべき本市のすぐれた景観要素や視点場いわゆるビューポイントの発掘、あるいは景観形成に関連をしたまちづくり活動などの顕彰などを通し、さまざまな視点から市民の皆さん方の景観形成に対する意識を高揚することを目的としています。  事業の概要ですが、3年間を1サイクルとして事業を進めていくことを考えていまして、まず1年目には、街並みや自然を対象にした写真コンクールを行います。「おおいた景観発見賞」と題しまして10点から20点を選考し、認定したいと考えています。  2年目には、建築物、工作物、屋外広告さらに市民参加による景観まちづくり活動などを対象として「おおいた景観モデル賞」と題して、1年目と同じく10点から20点程度認定をしたいと考えています。  最終年度の3年目には、1年目で認定されました「景観発見賞」と、2年目に認定されました「景観モデル賞」の総合展示会などを行い、投票により市民の皆さん方の意見を伺いながら、価値のある「おおいた景観大賞」を1点、またジャンル別にすぐれたものを各数点表彰しようというものです。  このようにして、3年間で数十点のすぐれた風景写真、あるいは本市の誇りとなる建築物、あるいは景観まちづくり活動などを認定することになりますけれども、その総数が100点前後となったところで事業を終息したいと考えています。  また、この繰り返しの中で、1年目に認定されました写真が写された場所、あるいは2年目に選ばれました建築物などにつきましては、市民の皆さんの希望を募り、バス等による視点場めぐりなどを企画をして、すぐれた視点場には眺望賞の認定もしたいというふうに考えています。  さらに、写真につきましては、市勢要覧や市報への活用、あるいはカレンダーや絵はがき等の作成も考えていきたいと思っています。  この事業に係る経費ですが、来年度にポスター作成や記念品などで総額約120万円を計上しています。2年目以降につきましても、同額程度で推移すると思われますが、最終年度につきましては、3年間の総括として、写真集の発刊なども考えていきたいと思っています。今後、初年度の成果や次年度以降の予算経費につきましては、適宜、本委員会に諮らさせてもらいたいと考えていますので、よろしくお願いします。 ○仲道俊寿委員長   続いて、まちなみ整備課。質疑は後でまとめて受けたいと思います。 ○安達まちなみ整備課長   お手元に報告事項②として、まちなみ整備課の現行と改革後の機構図と事務分掌について書いている紙を配付していますが、本年4月1日付で組織機構改革が実施されることに伴い、坂ノ市土地区画整理事務所を廃止し、三佐北・細地区住環境整備事務所を設置することにつきまして報告します。  まちなみ整備課では、坂ノ市及び細の一部につきまして、計画的に市街地を整備するため、土地区画整理事業を施行するとともに、滝尾中部、三佐北、浜町、芦崎、新川及び細の4地区につきまして、既存市街地の質的な改善を図るため、とりわけ道路を中心とした生活基盤の整備を目的に、住環境整備事業に取り組んでいるところです。  このような中、昨年6月の換地処分をもちまして、坂ノ市土地区画整理事業は終息し、清算事業へと移管していることから、今回の機構改革において坂ノ市土地区画整理事務所が廃止されることになります。  このため、現在、三佐土地区画整理事業の清算事務などを所掌している三佐北地区住環境整備事務所に坂ノ市土地区画整理事業の清算事務などを加えるとともに、これまでまちなみ整備課住環境整備係において所掌し、坂ノ市土地区画整理事務所、三佐北地区住環境整備事務所と連携しながら取り組んできました細地区の住環境整備事業が本格的な実施段階に移行することから、三佐北地区住環境整備事業とともに総合的、計画的な推進を図るよう、三佐北地区住環境整備事務所を三佐北・細地区住環境整備事務所に機構改革することとするものです。  以上です。 ○仲道俊寿委員長   続いて、公園緑地課。その他もあわせてお願いします。 ○三浦次長公園緑地課長   それでは、3番、4番、通しで説明します。  3番の、「生き粋大分街かど空間奨励事業」の要綱改定について説明します。本事業は、緑をふやすこと、そしてまた市街地景観の改善という、近年世界的問題となっております地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象を緩和することを目的として、昭和49年から生け垣助成事業を開始し、平成14年からは「大分市緑の基本計画」で定めた緑化重点地区内での屋上緑化と、壁面緑化の助成事業を開始して現在に至っています。  今後、さらに事業の推進を図るため、屋上緑化と壁面緑化の助成内容の見直しを主に、「生き粋大分街かど空間奨励事業」補助金交付要綱を改定し、平成20年4月1日施行を予定しています。  それでは、2ページ目をごらんください。  壁面緑化と屋上緑化の改正後、改正前を対比した表です。  それから、3ページ目です。  点線を囲んだ地区が平成12年5月に施行しました「大分市緑の基本計画」で定めました緑化重点地区です。最初に、補助対象事業についてですが、改正前は壁面緑化事業、屋上緑化事業ともに緑化重点地区のみ補助対象としていましたが、改正後は大分市全域を補助対象に変更しています。  次に、補助金の交付対象基準についてですが、壁面緑化事業においては、改正前は植栽延長連続5メートル以上、植栽本数1メートルにつき5本以上となっていたものを、改正後は、植栽延長は総延長3メートル以上、または補助資材等の設置の場合総面積3平方メートル以上、植栽本数を1メートルにつき3本以上に変更しました。  また、補助金の額についてですが、壁面緑化事業では補助金限度額は緑化重点地区内では10万円を20万円に増額し、緑化重点地区以外の地区は対象外であったものを対象としまして、10万円としています。  次に、屋上緑化事業では、補助金限度額は、緑化重点地区内では20万円を40万円に増額しまして、緑化重点地区以外の地区は対象外であったものを対象としまして、20万円としています。  続きまして、4番目の、「彫刻を活かしたまちづくり」事業についてです。  現在の中間報告の形になりますが、大分市の公園や街角には大分県出身の朝倉文夫の作品を初め、著名作家の作品を含めて50体余りのすぐれた屋外彫刻が設置されていますが、このうち多くの作品が設置後長い年月が経過しまして、大気汚染や酸性雨などによる影響を受けて、美観を損ねた状況となっています。  この大分の文化の象徴とも言える彫刻を後世に伝えていくため、大学や市民ボランティアと協働して、新たな屋外彫刻の保全方法を確立したいと考えています。また、現在中心市街地は、大分駅高架事業に伴う、大分駅南区画整理事業や中心市街地活性化事業等大きく様変わりしようとしています。このようなまちづくりにゆったりとした歩行者空間の形成が必要であり、屋外彫刻をうまく活用してやすらぎと潤いのあるまちづくりを推進していきたいと考えています。  事業経過を順に追って説明します。  1番目に、大分市と大分大学との連携事業による彫刻の保守業務についてですが、今年度から屋外彫刻の補修業務を大分大学との連携事業で行っており、既に40体の屋外彫刻の保存処置を行いました。  2ページをお開きください。  遊歩公園に設置しております北村西望作の「伊東ドン・マンショ像」を保存処置した内容です。作業手順として、洗浄して着色補色しまして、保護剤の塗布、光沢の調整の順で行っています。  2番目に、「彫刻を活かしたまちづくり」検討委員会設置についてですが、3ページをお開きください。別府大学教授の辻野先生を初め、各分野から6名の方に委員になっていただき、シンポジウムや検討委員会での貴重な意見をいただきました。3月31日には答申をいただく予定となっていますので、今後の事業を推進していく上で参考にしたいと考えています。  3番目に、彫刻を生かしたまちづくりシンポジウムの開催についてですが、4ページがその状況を示している写真です。  4番目に、公開メンテナンスによるボランティア募集についてですが、これも城址公園で昨年の11月24日に実施しまして、参加者は45名、登録したボランティアの方が19名となっています。今後ともボランティア募集を行い、メンテナンス活動を通じて屋外彫刻に親しんでもらいたいと考えています。  最後に、5番目に、緊急を要する彫刻の移設についてですが、5ページをごらんください。  2体ありまして、1体目は旧稙田支所にありました「STYLE」という作品です。これは、中には進入禁止ということで、実際に彫刻を見ることができないので、その新しい稙田支所に隣接しましたボストンパークという公園がありまして、そこに設置することに決定しました。現在作業中です。6ページの上が、その完成予想図、イメージ図です。  次に、2体目ですが、もともと若草公園――リフレッシュ事業で新しくなりましたが、そのときに朝倉響子の作で「平和のわらべ」というものを昭和24年から設置したものですが、地区の商店街、地元のほうからも要望があり、前あった噴水の中に公園のシンボルとして、また商店街のシンボルとして設置はどうかという要望がありましたので、これも現在移設作業中です。  それから、そのまま、その他の報告事項として説明させてもらいます。  昨年、平成19年7月31日に発生しました公園緑地課公園管理事務所の公用車、軽四輪の盗難事件について報告させてもらいます。  先月の22日、大分南警察署より盗難車両による交通事故被害額の見積書のコピーが欲しい旨の電話がありました。その時点で、初めて私も犯人が既に逮捕されていたことを知ったところです。その後、2月25日に大分南警察署、大南交番に見積額のコピー──8,900円になりますが、それを提出しまして逮捕等の経緯を確認したところ、平成19年10月23日に別件で逮捕されており、平成19年11月10日に公用車の窃盗を自供し、平成20年2月8日に既に判決、懲役2年執行猶予4年がおりているところです。なお、自供の時点で連絡がなかった点について、大分中央警察署に確認すると、交通事故については南警察署、そして窃盗事件については中央警察署の管轄となり、情報の共有がうまくいかず連絡ミスが起こり大変申しわけないと、その回答を得たところです。  また、盗難者が起こした交通事故は、現在、検察庁で処理を行っていると聞き及んでいますが、市としましては、さきの委員会で説明しましたように、盗難車両が既に市の支配管理下を離脱していますので、市として損害賠償や使用責任はないと考えています。  今回の公用車盗難事故につきましては、委員長を初め関係者の皆さんに多大な迷惑をおかけし、申しわけなく思っています。今後このような不祥事を起こさないように細心の注意を払い、職務を行ってまいりたいと思います。 ○仲道俊寿委員長   執行部の方からは、以上でいいですか。ただいまの報告事項について、質疑等ありましたらお願いします。    〔「なし」の声〕 ○仲道俊寿委員長   それでは、本日の審査は以上で終わりですが、ここで3月末で退職される方々から、あいさつの申し出がありましたので、お願いします。  (退職者あいさつ)  (委員長お礼のあいさつ) ○仲道俊寿委員長   それでは、本日はこれにて散会いたします。  お疲れ様でした。                               午後0時15分 散 会...