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  1. 大分市議会 2008-03-24
    平成20年厚生常任委員会( 3月24日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成20年厚生常任委員会( 3月24日)                    厚生常任委員会記録 1.開催日時    平成20年3月24日(月)10時30分開議~11時44分散会 2.場所    第2委員会室 3.出席委員    委員長 板倉 永紀  副委員長 吉岡 美智子    委 員 福間 健治  委 員  髙野 博幸    委 員 指原 健一  委 員  矢野 久    委 員 藤田 敬治  委 員  阿部 剛四郎    委 員 衛藤 良憲  委 員  徳丸 修   欠席委員    な し 4.説明員
      (環境部)    児玉環境部長阿南環境部次長帯刀環境部次長津野環境部次長環境対策課長、    工藤清掃管理課長岡本清掃施設課長佐藤清掃業務課長古賀環境対策課参事、    新地清掃管理課参事小野清掃管理課参事産業廃棄物対策室長、    佐藤清掃施設課参事伊藤清掃施設課参事藤沢清掃業務課参事、    安藤清掃業務課参事秦清掃業務課参事衛藤水質分析センター所長 5.事務局出席者    書記 澤野 充幸 6.審査案件等     予算議案    議第1号 平成20年度大分一般会計予算  (承認)    第1条 歳入歳出予算    歳出 第4款 衛生費のうち環境部所管分    第2条 債務負担行為 第2表中        ごみ収集管理システム開発委託料    議第19号 平成19年度大分一般会計補正予算(第4号)  (承認)    第1条 歳入歳出予算補正    歳出 第4款 衛生費のうち環境部所管分     一般議案    議第34号 ごみ収集車の購入について  (承認)     報告事項    大分一般廃棄物ごみ処理基本計画の改定について    大分産業廃棄物適正処理指導計画の改定について    浄化槽清掃業許可区域について    財団法人大分環境保全センターの解散について                   会議の概要                                 平成20年3月24日                                 午前10時30分開議 ○板倉永紀委員長   おはようございます。厚生常任委員会を開会します。  これから審査に入りますが、説明員は最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いします。  ここで児玉環境部長より発言を求められていますので、許可します。 ○児玉環境部長   おはようございます。環境部長の児玉です。  審議前の貴重なお時間をいただき、まことに恐縮ではございますが、環境部を代表して一言ごあいさつを申し上げます。  板倉委員長さん、吉岡副委員長さんを初め委員皆様方には、平素より環境行政の推進はもとより、市政各般にわたり格別の御指導、御高配を賜っておりますことに対しまして、衷心よりお礼を申し上げます。  さて、環境部平成19年度を環境保全推進元年と位置づけ、大分環境基本計画を初めとする計画の見直し、ごみ分別収集を8分別から12分別への拡大、さらに地球温暖化対策おおいた市民会議の設立などの各種施策を推進してまいりました。また、本委員会において、大気汚染に係る発生源監視テレメーターシステム等についての御視察を2回わたり実施していただきました。  こうした中、平成20年度は、本年度の取り組みをさらに強化、推進するとともに、新たに生ごみコミュニティ回収事業不法投棄監視ネットワーク事業などの施策を推進してまいりたいと考えています。  今後とも委員皆様方環境行政に対する御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、今回御提案しています議案の概要について御説明申し上げます。  まず、予算議案ですが、議第1号、平成20年度大分一般会計予算、第1条、歳入歳出予算歳出第4款の衛生費のうち、環境部所管分に係る予算につきましては、88億4,528万9,000円を計上しています。これは平成19年度6月補正後の予算、95億4,101万1,000円と比較しまして、7.3%の減となっています。  主な経費としましては、地球温暖化対策推進事業業務委託料、生ごみ処理容器による減量化促進事業機器購入補助金不法投棄廃棄物撲滅事業業務委託料及び借り上げ料などを計上していります。また、債務負担行為として、ごみ収集管理システム開発委託料を計上しています。  次に、議第19号、平成19年度大分一般会計補正予算第4号、第1条、歳入歳出予算補正歳出第4款の衛生費のうち、環境部所管分に係る予算につきましては、大分ダム建設事業に伴う水道事業会計への繰出金として500万円を増額計上しています。  次に、一般議案ですが、議第34号、ごみ収集車の購入についてを御提案申し上げています。  これら詳細につきましては、後ほど担当課長より順次説明をさせますので、慎重御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  また、報告事項としましては、大分一般廃棄物処理基本計画の改定についてほか3件があります。これら詳細につきましても、後ほど担当課長より説明させますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○板倉永紀委員長   それでは、最初に予算議案の審査を行います。  議第1号、平成20年度大分一般会計予算、第1条、歳入歳出予算歳出第4款衛生費のうち環境部所管分の審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○津野環境部次長環境対策課長   〔説明書② 196ページ、1項保健衛生費について説明〕  〔説明書② 246ページ、4項上水道費について説明〕 ○衛藤水質分析センター所長   〔説明書② 204ページ、1項保健衛生費について説明〕 ○工藤清掃管理課長   〔説明書② 230ページ、3項清掃費について説明〕 ○板倉永紀委員長   質疑はありませんか。 ○矢野久委員   ばいじん等測定業務委託料は233ページと235ページなんですけど、10億と6億というふうに非常に高いんですが、その根拠と、そして業者委託は、これは随契ですか。 ○岡本清掃施設課長   233ページのばいじん等測定業務委託料、これは福宗環境センターです。それから、同じく235ページには佐野清掃センターばいじん業務委託料です。これにつきましては、例えばダイオキシンとか、そういったような感じの環境整備のための業務委託です。基本的には全部指名競争入札です。 ○矢野久委員   これは測量機械とか、そういうものも含めた金額でしょうか。測定機器とかの金額も入った額でしょうか。 ○岡本清掃施設課長   これには入っていません。すべて業務委託ですので、測定機器等は全部業者のほうでもちます。 ○板倉永紀委員長   だから、どういう測定をしているのかと。内容がわからない、委託料は。 ○帯刀環境部次長   矢野委員さんは、10億と6億とおっしゃいましたけど、この委託についてはその下の数字の139万5,000円です。 ○矢野久委員   そうか。いいです。 ○板倉永紀委員長   わかりましたか。いいですか。 ○福間健治委員   新規事業不法投棄監視ネットワーク事業に関連してですが、1つは、現在一番不法投棄が多い地域ベスト5。それで、今度の事業地域の特定、どのあたりを特定をしているのかということと、主には関係者自治会かな、募集を募ってやるということになるんですかね。まあ、見込んでこれをしているのですが、その辺の何か協議というか、進んでいるところはあるのですか、その辺ちょっと教えてください。 ○帯刀環境部次長   ベスト5とおっしゃいましたけど、通常市長あたり地区に問いかけて話をする中で、実は、不法投棄が多発して大変手を焼いているというような話が、我々のところに入ってきているだけで二、三地区入ってきています。主に野津原であったりとか大南であったりとか坂ノ市の奥であったりするわけです。  実はこの事業については、今年度、20年度新規事業ですけども、もちろん、まだ募集も何もしていません。我々としては、現実にそういった実情があるところで、自分たちで基本的に定期的なパトロールなどしてもらったりというふうな、自主的に不法投棄に対して対処したいという自治会を見つけて、基本的にはパトロールの実費的なものとして、報償費であったりとか、それから制服的なものとか、そういったものの支援をするということで、地元がやる気がある、で、我々のこの事業に応じていただくということの中で成立していくだろうと思っています。初年度は大体10地区ぐらいで予算化はしています。だから、この事業の案内は今からです。 ○福間健治委員   10地区というのはすぐ公表できるのですか。 ○帯刀環境部次長   ですから、10地区はどこどこと決めているわけじゃないんです。要するに、事業をお知らせして、こういう事業に乗りませんかということで、手が挙がったところ、初年度は10地区相当予算計上しているということなので、それ以上挙がったら、当然、消耗品報償費ですから、ふえたところについては対応は現計予算の中でも十分いけるところかなと考えています。 ○福間健治委員   不法投棄がこの二、三年ふえている地域はどのあたりかな。今言った野津原とか坂ノ市とか言ってましたけど。 ○小野清掃管理課参事産業廃棄物対策室長   産廃室の小野です。  不法投棄の多いところは、大体、鶴崎地区の山の中のほうですとか、そちらのほうから今報告が来ています。  以上です。 ○福間健治委員   いつか委員会でも監視カメラを見に行ったことがありますよね。ホーバー基地のところと放生池のところなんかにもついているんですけど、この効果というのは、この間どういうふうに検証されているんでしょうか。 ○小野清掃管理課参事産業廃棄物対策室長   効果といいますか、不法投棄監視カメラを設置している前後、看板等を設置しています。そして、今まで挙げられたといいますか、うちのほうが指導したことは今までに1件ありますけども、その監視カメラを設置している、啓発といいますか、そういう形で効果があらわれていると思っています。 ○板倉永紀委員長 
     監視カメラをつけたところは減っているわけですか。やっぱりあることはあるんですか。 ○帯刀環境部次長   今までに特定できたというか、目の前で事があったのは1件です。だから、抑止力はかなりあると思います。 ○福間健治委員   維持費がだいぶかかるからなぁ。 ○板倉永紀委員長   いいですか。 ○福間健治委員   もう1個だけね。去年、環境省大久保団長と一緒にばいじん対策で行ったんです。一般質問で言われましたけど、そのときに担当者大分に来ると言ってたんですけど、7月の洞爺湖サミット環境省温暖化責任者になって来られなくて、かわりの人が来てくれたんですけど、採取したばいじんを持っていったら、これはばいじんだっていって、向こうのほうの人もわかったんですが、それでこの二、三年の降下ばいじんの推移ですね、1キロごとにしているんですかね。5キロとか何とかやっていましたよね。この辺の推移を。  そして、この間ばいじん問題では、黄砂が来たりとか車のタイヤの磨耗だとか、工場からの排出もあるでしょうけど、環境部としては、製鉄所の周りが主ですけど、工場からの排出というか、おおむねそのうちの何割程度が製鉄所からのものだと、その辺の調査か何かしているものがあるでしょうか。 ○津野環境部次長環境対策課長   今委員さん言われた工場ばいじん関係ですけれども、御案内のとおり、私どものほうも工場側と協議し、そして毎年対策をとらせています。  そういう中で、前回、公害防止協定を改定しまして、それまではトータルで10トンという形で管理目標値というのを定めていましたが、なかなかトータルとしては、工場から出た分と、先ほど言われましたように、雨にまじって、例えば黄砂なんかと一緒に落ちてくるといったようなものが合計されますので、わかりにくいということで、なるべく影響がない不溶解性成分量というものに絞りまして、6.5トンということで基準を決めました。  それを、今回、まだ改定はしていませんけれども、3月末に改定ということで、第1高炉改修ということにあわせまして、一層の対策をやってもらう中で、6.5トンを0.5トン下げまして、1平方キロの中で6.0トンというふうな形で協定を結ぶようにしています。3月いっぱいでそういうことをやって低減の方向でいくというふうに考えています。 ○福間健治委員   それはいいことですが、おたくが今、公害防止協定細目協定でこの地域は6トンぐらいで、より厳しくするということですが、その中で、工場の排出、車のタイヤの磨耗とか、黄砂というのは3月ぐらいしか降ってこないけど、その辺の特定というか、その中に工場のがどれぐらい、日常生活で、車でそういうものがどれぐらい、その辺の特定というのはどういう割合で判断をされているんですか。 ○津野環境部次長環境対策課長   なかなか1社だけの特定というのは非常に難しいんですけれども、確かに工場背後地、これは工場石炭ヤード、それから鉄鉱ヤード等がありますので、当然そういったものも飛んでいきますので、影響はあることはあるんですけれども、それが何割かというのはなかなか難しい面があります。トータル的に対策をさせていって、工場の影響を落とさせているということで、先ほど申しましたように、0.5トン落とさせて6.5から6.0トンにさせるというふうな形でいきたいと考えています。 ○福間健治委員   以上です。 ○藤田敬治委員   今の福間委員の最初の質問と同じなんですが、不法投棄関係のことなんですけど、大体わかったんですが、大南あたりも非常に多いんですよね。私も現実にかなり捨てられているのを見かけるんですけど、できれば10地区ですかね、特にそういう要望のあるところの部分には、できたら声かけをしていただけるとどうかなと思うんですけど、どうなんでしょうか。 ○帯刀環境部次長   今の段階で我々のところに情報が入ってきたら、当然投げかけるということになっています。 ○藤田敬治委員   お願いします。  もう1個、クリーン推進員謝礼金の部分のことなんですけど、全部で何名いらっしゃるんですか。1人頭大体どのくらいなのか、教えていただければ。 ○佐藤清掃業務課長   清掃業務課長の佐藤です。  クリーン推進員は868人ですね。1,000円が12回だったと思います。 ○藤田敬治委員   1,000円掛け12、そのくらいなの。交通費にもならないですね。わかりました。 ○指原健一委員   関連で、不法投棄というのは、これは捨てる人がなくならないとなくならない問題で、私も質問も今までしてきました。245ページに不法投棄撤去等委託料500万円。これが今10地区に対応するお金ですか。まずそこから。 ○小野清掃管理課参事産業廃棄物対策室長   500万円は産業廃棄物撤去費用ということで上げています。ですから、産廃不法投棄されていなければ、そういう市内全域撤去事業をやっていくと、そういう考えをもっています。 ○指原健一委員   これは産廃対策ですね。 ○小野清掃管理課参事産業廃棄物対策室長   そうです。 ○指原健一委員   一般の家庭の人が日曜日に持ってきて、閉まってると捨てて帰る。空っぽで帰るわけ。これは、10地区というのはどっちのほうに10地区を。家庭用廃棄物対策のための500万円ですか。いや、さっき何とかチームをつくるとか言ってたじゃないですか。今、福間さんが言ったような、今度何とかチームをつくってやろうとか、自治区に何かやるとか何とか言ってたけど、どういうことをするか具体的に内容を言ってください。 ○帯刀環境部次長   実は、本年度から窓口を一本化するというのが出ていると思いますけども、これは通常の家庭、例えば車の中から路地に捨てると、そういった家庭から出る部分の不法投棄については、業務課を中心に、もちろん公園にも捨てられる分がありますので、それは業務課を中心にして収集管理を含めて窓口を一本化して対応しようと。  実は不法投棄の10地区というのは、通常想定しているのが山間部、要するにほっとけば非常に大規模な不法投棄にもつながりかねない、そういったところについては、もう少し詳しく言いますと、地元の皆さんが任意でもいいですから、そういったグループをつくっていただいて、軽トラあたりできちっと不法投棄パトロール中みたいなステッカーを張ってもらって、自分たち地区ですから、どの辺が危ないかとわかっていらっしゃいますから、その辺はパトロールをしてもらう。そういうふうな、特にちょっと重たい不法投棄対策の対象として10カ所分で計上しています。  産廃はもちろん産廃が対象になりますので、監視カメラと、それから年度を2回ぐらいに分ける中で、産廃不法投棄されている分の撤去費用ということで500万円を計上していると、こういうふうに分かれています。 ○指原健一委員   要は軽トラを運転して見て歩くということですか。 ○帯刀環境部次長   ええ。その活動をひとつやっていただくということです。 ○指原健一委員   そこを見つけたらどうするの。 ○帯刀環境部次長   詳細な要綱はこちら今作成中ですけども、基本的に収集はもちろんやっていただくのは危険ですから、我々に通報していただく。 ○指原健一委員   そうか。見つけたら通報ですね。そういう制度ですね。それに対して、どういう予算措置するの。自治区にと何か今言ってたけど。 ○帯刀環境部次長   もちろんその程度にもよりますし、物にもよると思います。だから、それが産廃であれば、当然産廃で組んでいる500万の中で対応することもあるでしょうし、例えば軽微なもので、我々の職員が行って収集できるものであれば、それは業務課のほうでということもあるでしょうし、もちろん、それこそ物と程度によると。 ○指原健一委員   それは1つ取り組みであるということであろうと思いますが、これでなくなればいいと思うんですけど、九六位山というの知ってるでしょう。あそこに行ったことあるでしょう。向こうの吉野川に行ってみて。相当落としてる。そこの農園をしようおじさんが言うんよ。こんなことをしよったらな、見つけた人は指原健一が捨てたってわかるって、資料を見れば。それを、指原健一というのを市に言えば、見つけた高野さんには、3,000円を市があげるわけ。その分の銭は捨てた人に請求するわけ。私が出さないといけない。そういうのを外国でやっているところもある。これは例ですよ。その人たちは、困るからそう言うんです。自分は道路までいつも運び出すと。だけど、また持ってきているって、いろいろ。それが1つ。そういう罰則制度というか、捨てた者に対してこうする、拾った者には報償をやろうと。極端ですよ。そういった方法もあるんじゃないかと聞いたことが1つ。  それから、もう1つは、これは防衛作戦ですよ。山には何ぼでも業者が山道をつくってくれる、入り口を。それがいい捨て場になるわけ。だから、入り口をシャットアウトのために鉄のパイプ打って、鎖を打って、車を入らせんようにするんですよ。その方法も地元で今やっています。特に赤迫の池なんか、あれはアベックコース、遊び人も来るけど、ごみ捨て場で、入り口に捨ててたから、今シャットアウトしました、中に捨てなくなりました。そういう方法。  それからもう1つは、これは、市の行政のあり方と思うけど、日曜日に捨てに来る。土曜、日曜作業して、引っ越しなんてのは火曜日に来ないで日曜日に来る。そのときに閉めてる、市が。これは何かならないのかな。あけて、どうぞいらっしゃいって言わないと、そこに捨てられんものやったら、そこまで近所に来ては捨てて帰るわけ。ここら辺は開庁の時間帯とか、いろいろあるだろうし、勤務の状況もあろうけども、何か工夫できないのかなということを思います。  以上です。何か答えがあれば。 ○帯刀環境部次長   1つだけ。実は不法投棄されたものから人を特定できるとか、そういう形というのは、今大分市と大分県警の生安あたりと非常に密接な関係がありますから、それがわかれば、当然うちの監視員さんそのものも警察官のOBですから、非常にその辺の感覚ってすごくありまして、実は何件かそれで摘発をして新聞に出るような状態までなったものもありますし、その辺はさらにそういったところとの関係を密にしていきたいと思います。 ○指原健一委員   あとは、日曜日は。日曜日は部長どうですか。 ○児玉環境部長   大変難しい問題です。検討させていただきます。 ○指原健一委員   日曜日に捨てられるところがないから捨てる人は結構いるんですよ、よそに。 ○板倉永紀委員長   そういうことも、検討しながら御尽力をお願いします。 ○吉岡美智子委員長   ちょっと二、三教えていただきたいんだけど、241ページの2の生ごみコミュニティ回収事業ですけど、説明でお聞きしたんですが、これは今回新規募集をされると思うんですけど、何世帯ぐらいの地域のところとか、そういうのはあるんですか。 ○工藤清掃管理課長   大体5団体です。 ○吉岡美智子委員長   5団体。 ○工藤清掃管理課長   ええ。20世帯から30世帯で5団体を今考えています。1団体が20から30世帯ぐらいです。 ○吉岡美智子委員長   これは地域によりけりだと思うんですけど、その機械を20世帯ぐらいの地域に置いて、皆さんがそこに持っていって堆肥にしていくということなんですか。それは今から、例えば団地がありますよね、500世帯とか。そういうところは、1つの区域では20世帯1つのスパンになっていったりするんですよね。おいおい今回の事業がうまくいけば、広げていこうとかいう思いとかはあるんですか。 ○工藤清掃管理課長   一応5年間のテスト期間で、その期間で検証しながら考えていきたいというふうに考えていますが。 ○吉岡美智子委員長   もう1つ。各小学校団体がありますよね。小学校にこういう生ごみ業務用の大きい、500万ぐらいするのがあると思うんですけど、そういうのを設置するというのは大変なことなんですか。 ○帯刀環境部次長   そうなりますと、予算的にも教育費、要するに教育の一環として、そういった生ごみをリサイクルして学校の中で使うという取り組みが中心になると思うんです。ただ、それも含めまして、今教育委員会環境部と連携をして、いずれにしても生ごみが、今から我々もごみの処理する中で最大の解決しなきゃいけない、減らさなきゃいけない対象物になっていますので、その辺の検討も含めてやっていきたいという状況にあります。ただ、おっしゃるように、例えば生ごみ処理機で減量化する、あるいは今までやっていたコンポストとか、そういったもので随分取り組んでいる方もいらっしゃいますし、実はもう1つ、例の生ごみ、特に給食から出る純度の高い生ごみを少し飼料化、資源化してみようといった研究も始めますので、要するに何通りかで全体を減らしていくという、今はそういう状態になっているかなと思います。 ○吉岡美智子委員長   もう1ついいですか。段ボールでする生ごみの処理、コンポストではないというのがあるそうなんですけど、それは大分市もやっていましたか。 ○帯刀環境部次長   それもついでに。大分市はやっていません。ただ、大分市内にそういったことを取り組んでいるNPOの団体の方がいらっしゃったりしまして、我々がやっているごみ減量預金皆さんが積み上げたものを利用して、そういった団体に支援をしようという事業があります。その中の候補として応募が出ているような状況はあります。ですから、そういった活動に対して、大分市としては支援をしていくという形になりました。 ○吉岡美智子委員長   わかりました。 ○板倉永紀委員長   ほかにありませんか。 ○矢野久委員   さっき不法投棄の話があって、教えてもらいたいんですけど、人の土地に勝手に車を持ってきて、そのまま置いて帰る。そして廃車になってしまって、どこに言っていいかわからない、そういった車というのは環境とかになるんですか。 ○新地清掃管理課参事 
     今の御質問ですが、清掃管理課のほうでは放置自動車条例というのがありまして、公共用地に放置されているということがありましたら、所有者がわからない場合は、まず清掃管理課のほうに問い合わせをしていただければ、ナンバー等があればナンバー照会をします。基本的には、一番最初に警察のほうに報告させていただいて、それが盗難とかの関連がないかということを調査していただいて、それで犯罪性はないということがわかりましたら、大分市のほうで調査をします。所有者が判明すれば、所有者に対して直ちに撤去してくださいという文書を作成します。  基本的には所有者が判明しない場合には、そこの土地を管理している方が法律に基づいて撤去していただくというのをお願いしているような状況です。 ○矢野久委員   その土地の所有者が撤去をするということですか。 ○新地清掃管理課参事   はい。 ○帯刀環境部次長   ちょっと補足をして。基本的には土地の管理者の責任において撤去されるべきなんですけども、ただ持ち主がわからないとかいう状況がありますから、そのときは市に言っていただきますと、うちのほうで車体ナンバーとかナンバープレートあたりから特定できたら、民民にすると非常に問題が多いですから、うちのほうから所有者に対して撤去してくださいという指導はしています。  ただ、例えば放置された場所によって、それがさらに放置を呼ぶような状況であるとか、非常に物件そのものが衛生上問題があるとか、そういった場合はうちのほうで撤去することもあります。  ただ、今まではほとんどが所有者がわかって、こっちが連絡する中で撤去したりとか、最終的には土地の管理者がみずから撤去するというふうなことで、今まで処理をしてきています。 ○板倉永紀委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は原案のとおり承認することに決定します。  続いて、同じく第2条、債務負担行為、第2表中ごみ収集管理システム開発委託料の審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○佐藤清掃業務課長   〔説明書② 488ページ、債務負担行為について説明〕 ○板倉永紀委員長   これについて質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は原案のとおり承認することに決定します。  続いて、議第19号、平成19年度大分一般会計補正予算第4号、第1条、歳入歳出予算補正歳出第4款衛生費のうち環境部所管分の審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○津野環境部次長環境対策課長   〔説明書⑤ 18ページ、2項衛生費について説明〕 ○板倉永紀委員長   質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は原案のとおり承認することに決定します。  次に、一般議案の審査を行います。  議第34号、ごみ収集車の購入についての審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○佐藤清掃業務課長   議第34号のごみ収集車の購入について説明をします。  34ページの1をごらんください。議案のほうです。  これは、ごみ収集車の更新に伴いまして、小型パッカー車を10台、小型プレッシャー3台、計13台を購入しようとするものです。購入金額は合計で7,828万2,500円、1台当たりの単価は小型パッカー車584万8,500円、小型プレッシャー593万2,500円。購入先は小型パッカー車がいすゞ自動車九州株式会社大分支店、小型プレッシャーが三菱ふそうトラック・バス株式会社九州ふそう大分支店です。  以上です。 ○板倉永紀委員長   質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   本案は原案のとおり承認することに決定します。  ここで、申し出により執行部から報告を受けます。 ○工藤清掃管理課長   大分一般廃棄物ごみ処理基本計画の改定について説明申し上げます。厚生常任委員会の資料の中の1ページです。よろしいですか。 ○板倉永紀委員長   それでは、お願いします。 ○工藤清掃管理課長   大分一般廃棄物ごみ処理基本計画は策定後5年が経過し、ごみ処理の広域化や市町村合併、ごみの分別変更など諸条件に変化があったことにより改定を進めてきましたが、素案がまとまり、清掃事業審議会での審議を受け、答申をいただいたところです。今後は本計画に基づき、市民、事業者、行政が一体となってごみ減量、リサイクルのさらなる推進に向け取り組んでまいりたいと考えています。  計画の基本理念ですが、社会全体の協働作業で、環境へのごみを最小限にする循環型社会を構築する。  基本目標ですが、1点目に一人ひとりが限りある資源を大切にする心を持ちごみの発生が少ないまち、2点目に社会全体でごみ処理に取り組みリサイクルの進んだまち、3点目に環境に配慮した適正な処理体制が整備され、衛生的で安全・快適な生活環境が保たれているまち、です。  数値目標としましては、18年度に企画をしまして、29年度の削減率が35%で、ごみの排出量は、平成18年度22万3,170トンが平成29年度には14万5,000トン、リサイクル率は、平成18年度18.4%が平成29年度には40%以上引き上げる。最終処分率は20.7%を3%以下にするという目標です。  目標に向けました主な施策ですが、1点目に排出抑制計画、内容としましては分別の徹底、事業所等のごみ減量の推進、大分エコライフプラザ等による環境教育、学習の充実。2点目に再資源化計画。内容は廃食用油、生ごみ分別収集、資源物の分別収集、集団回収、BDFの精製施設の整備。3点目に収集運搬計画としまして、排出マナーの向上に向けた啓発活動の展開、収集運搬許可業者への指導の強化、生活介助を要する市民への収集支援体制の構築。4点目に集団処理、最終処分計画としまして、焼却残渣、破砕後不燃物の資源化、最終処分量の減量化。5点目としまして、その他関連計画で、自治会長、クリーン推進員との連携強化、産業廃棄物の適正処理の推進、基本計画の推進体制の確立、日本一きれいなまちづくりの推進を作成しました。  次に、大分産業廃棄物適正処理指導計画の改定について御説明申し上げます。  本指導計画は、産業廃棄物対策室内の産業廃棄物の適正処理のための指導指針となっており、おおむね5年に一度見直すこととしています。改定に当たりましては、大分産業廃棄物審査会の委員を中心とした策定委員会を開催し、検討を重ねていただき、3月5日に答申をいただいたものです。  改定の趣旨ですが、産業廃棄物の適正処理を適切に実施するために、産業廃棄物の実態と状況を定期的に把握して、社会状況の変化などを盛り込むことによって実効性のある適正処理の指導方針に改定たものです。  産業廃棄物適正処理指導計画の基本方針としましては、産業廃棄物の排出抑制、減量化、資源化・再生利用を推進し、生活環境保全、地球環境保全並びに循環型社会の構築推進を目指すとしています。  基本方針達成のため、産業廃棄物の減量・再資源化の目標値と産業廃棄物を適正処理するための施策を各項目ごとに実情に即した改定を行った指導計画としています。本計画を推進するため、排出事業者、処理業者、市民、市の責務について方針を定めています。  本計画は、中間目標年度を平成22年度と設定しており、平成23年度に実態調査を実施し、検証を行い、必要であれば見直しを行うものです。  以上です。  続きまして、浄化槽清掃業許可区域について御説明申し上げます。  平成17年1月合併以降、自粛措置がとられていました佐賀関地区及び野津原地区浄化槽清掃業務につきましては、合併後3年が経過したこと及び大洲園処理場改修工事も完了し、全市からの受け入れも可能となりましたので、協定項目を見直し、平成20年4月1日から自粛措置を廃止いたします。  しかし、野津原地区におきましては、由布大分環境衛生組合が許可業務を行っていますので、野津原地区で業務を行う場合は、組合の許可が必要です。  続きまして、環境保全センターに参ります。  財団法人大分環境保全センター平成4年12月28日に設立されました。この法人は、廃棄物の広域的な処理及び再生並びに事業者等に対する廃棄物の適正処理に関する普及啓発及び技術指導等を行うとともに、廃棄物の不適正処理に対する改善対策を確立し、及び実施することにより、廃棄物の適正処理を確保し、もって県民の生活環境の保全及び公衆衛生の向上に寄与することを目的にし、建設資材再生プラント、産業廃棄物適正処理推進基金の運営を主な業務にいたしています。  事業所の所在地としましては、事前に配付しています7号地になります。  業務内容としましては、土木、建設工事等から発生しますコンクリート、アスファルト廃材の破砕及びこれらを原料とする再生路盤材等の製造販売を行っており、運営は株式会社NIPPOコーポレーションに委託しています。  また、財団法人大分環境保全センターの代表者や出資団体などにつきましては、理事長が大分県生活環境部長、副理事長に大分県環境保全協議会会長、大分産業廃棄物処理業協会会長、理事に大分環境部長がなっており、9名で構成されています。  出損金の内訳ですが、財産5,000万円のうち大分市が650万円を出資しており、全体の13%を占めています。主な出資者は大分県、大分市を含む6市1町、6団体です。  次に、建設廃材再資源化プラント建設資金につきましては、9,345万7,000円のうち1,104万円を大分市が出資し、全体の11%となっており、大分県、大分市を含む6市1町、319業者となっています。  産業廃棄物適正処理推進基金につきましては1億6,000万円のうち大分市が4,000万円を出資し、全体の25%となっており、大分県、大分市、2団体、39排出事業者となっています。センター全体で30億345万7,000円、大分市が5,754万円で約19%を占めています。  解散理由としましては、同業種のプラントが民間企業に普及し、公共関与の意義が薄れてきたことや、建設時の借入金の償還がほぼ平成20年度で終了するなどの理由により、平成16年の理事会において解散に向けた取り組みについて承認され、昨年12月の理事会におきまして、平成20年3月をもって大分建設資材再生プラント業務運営を停止することが決定されました。今後は、平成20年度の理事会において財産処分の方法等について審議することにしています。
     以上です。 ○板倉永紀委員長   ただいまの報告について質問はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   ほかに、委員さんから何か質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   執行部、その他ありませんか。    〔「なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   以上で、当委員会に付託されましたすべての案件の審査を終了しました。  ここで、3月末で退職される方々からあいさつの申し出がありますので、お願いします。 ○児玉環境部長   ただいま委員長により退職者紹介の許可をいただきましたので、本年3月31日付をもって退職する方々より順次自己紹介をさせていただき、最後に8名を代表いたしまして、津野環境部次長環境対策課長よりごあいさつをさせていただきます。  〔退職者の自己紹介、津野環境部次長環境対策課長の代表あいさつ〕 ○板倉永紀委員長   厚生委員会を代表して一言感謝の言葉を申し上げます。  〔板倉委員長あいさつ〕 ○板倉永紀委員長   それでは、会議規則第104条の規定によりお手元配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう、議長に申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○板倉永紀委員長   項目については先般了解いただきましたので、このとおりに調査事件として申し出をしておきます。  あすは午前10時より管内視察でありますが、新大分市保健所の管内視察を行いたいと思います。一応ここの委員室に集まっていただいて出発をしたいと思います。  これをもって厚生常任委員会を閉会します。                                 午前11時44分閉会...