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  1. 港区議会 2021-03-26
    令和3年3月26日区民文教常任委員会-03月26日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    令和3年3月26日区民文教常任委員会-03月26日令和3年3月26日区民文教常任委員会  区民文教常任委員会記録(令和3年第7号) 日  時  令和3年3月26日(金) 午後1時30分開会 場  所  第3委員会室出席委員(8名)  委 員 長  清 家 あ い  副委員長  丸山 たかのり  委  員  赤 坂 大 輔         福 島 宏 子        杉 浦 のりお         ゆうき くみこ        池 田 こうじ         阿 部 浩 子 〇欠席委員(1名)        マック 赤 坂 〇出席説明員  高輪地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務    森   信 二
     芝浦港南地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務  新 井 樹 夫  地域振興課長                     櫻 庭 靖 之  国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務  宮 本 裕 介  観光政策担当課長                   相 川 留美子  税務課長                             柴 崎 早 苗  みなとリサイクル清掃事務所長             重 富  敦 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 港区立大平台みなと荘指定管理者の公募について   (2) (仮称)文化芸術ホール整備に係る新築工事請負契約に対する同意について   (3) 港区立三田図書館の建物の一時利用について   (4) 清掃リサイクル事業の新たな取組について  2 審議事項   (1) 請 願3第5号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願                              (3.2.19付託)   (2) 請 願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願                              (3.3.16付託)  (3) 発 案元第6号 区民生活事業教育行政の調査について                              (元.5.29付託)                午後 1時30分 開会 ○委員長清家あい君) ただいまから、区民文教常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、杉浦委員、ゆうき委員にお願いいたします。  マック赤坂委員より欠席の届出が提出されておりますので、御報告いたします。  本日席上配付しております資料№5につきましては、報告事項終了後、その他として説明を受けたいと思いますので、御承知おきください。  令和3年第1回定例会で新たに当委員会に付託されております審議事項(2)「請願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願」についての請願文の写しも本日席上に配付してありますので、御確認ください。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「港区立大平台みなと荘指定管理者の公募について」、理事者の説明を求めます。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 報告事項(1)「港区立大平台みなと荘指定管理者の公募について」、本日付資料№1により御説明させていただきます。  区民保養施設大平台みなと荘は、現在の指定管理者による指定期間新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で当初の指定期間を1年延長しておりましたが、その期間が令和4年3月31日までで終了するため、令和4年度以降の新たな指定管理者を公募するものです。  項番1の対象施設は、港区立大平台みなと荘で、所在地は神奈川県足柄下郡箱根町大平台294番地です。  項番2の指定期間は、現行と同様の5年間として、令和4年4月1日から令和9年3月31日までです。  項番3の公募のスケジュールは、記載のとおり令和3年4月21日に公募を開始し、6月4日まで1か月余でございますが、指定管理者を募集いたします。周知方法は、4月21日発行の広報みなと及び区のホームページで公募を開始いたしまして、6月4日まで事業者からの公募を受け付けます。公募期間の終了後ですが、学識経験者等外部委員3名と内部委員2名で構成する選考委員会候補者を選考し、7月下旬の区の内部組織である指定管理者選定委員会指定管理者候補者を選定して、第3回港区議会定例会指定議案として上程させていただく予定でございます。そして、新たな指定管理者による施設の管理運営は令和4年4月1日から開始いたします。  なお、大平台みなと荘については、港区内からみなと荘までの直行バスが運行されておりますが、今回の指定管理に加えて直行バス運行業務を含めて指定管理者の公募を行わせていただく予定でございます。  甚だ簡単ではございますが、説明は以上です。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら御発言願います。 ○委員阿部浩子君) この株式会社フジエクスプレス富士急グループなのですが、指定管理者になっての年数は、今11年になるのでしたか。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 平成18年12月からということですので、大体……。 ○委員阿部浩子君) 平成18年12月。そうすると、平成18年だから14年、15年ですか。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) くらいですか。 ○委員阿部浩子君) 15年。これ、指定管理2回ですよね。そして1年延長ですよね。最初は業務委託でしたか。平成18年12月からの流れを教えてください。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) こちらにつきましては、当初は、もともと仙石みなと荘という直営施設がありまして、大平台みなと荘ができた段階当初は、阿部委員おっしゃるとおり、業務については委託で行っておりました。  指定管理につきましては、今、申し上げた平成18年から導入しておりますので、そこから始まっております。指定管理の選考としては、初回を入れて3回やっているということです。 ○委員阿部浩子君) 5年、5年、5年ですか。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 5年ごとです。 ○委員阿部浩子君) 今1年延びているから、そうすると16年ですか。5年、5年、5年の16年。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 16年、そうです。失礼しました。次回が4回目の選考ということになります。 ○委員阿部浩子君) 確認したいのです。最初のときに株式会社フジエクスプレスになって、過去の今までの3回の公募で何者が手を挙げたか。1回、2回、3回まで教えてもらえますか。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 初回はかなり多かったと聞いております。最初が5者だか6者ぐらいあって、一次選考で3者に絞ってということで、1者に決めたというのが1回です。その後の2回目については、やはり同様に説明には結構来ていたのですけれども、最終的には2者で公募の選考を行ったと。前回は、一応2者でやる予定だったのですが、手を挙げる事業者指定管理の公募の期間を勘違いしてエントリーが間に合わなくて、前回は1者のみだったというふうな状況でございます。 ○委員阿部浩子君) 最初1回目が5者で、2回目が2者、3回目が1者のみですよね。今、危惧しているのが、こういう状況なのでやはり観光業はかなり厳しいし、バス会社も厳しいと思うのです。そうすると、果たしてこの公募で応募してくる人がいるのかどうか。株式会社フジエクスプレスは必ず来ると思いますけれども、そこ以外に来ないということも考えられると思うのです。  そうなった場合、1者だけしか応募がなければ再公募をするのかどうか。それとも過去の例だと、いろいろなところでも1者でもそこがよければということをやっている例もありますが、どのように考えていらっしゃるのかというのを伺います。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 基本的に今回も公募という形でやりますので、仮に1者であっても選考は書類上はやっていただいて、きちんとプレゼンまでやって決めていくという形になります。  ちなみに、複数出るかどうかという懸念なのですが、内々に聞いている話では、以前申し込んだ事業者も含めて、問合せがあった事業者も含めて、少し感触は得ているのですが、2者ないし3者。今の事業者を含めて、そのぐらいは手が挙がりそうかなというような内々の感触は得ております。 ○委員阿部浩子君) 今、地域振興課長がお話しされたとおり2者、3者が出ればいいのですけれども、ただ、ここがすごくいいところだと思うのですが、やはり長くやってくると区民の皆様からもマンネリになってきているだとか、少し変えてほしいところがあるという意見も出てくるので、やはり1者よりはたくさん応募していただいた方がいい、その中から選定された方がいいのかなということで、少しお聞きしました。 ○委員福島宏子君) 今の1者だったらどうなるのかというのを危惧するところは同じなのですが、バスと一体の公募ではないですか。そのバスのところがネックになっているというような現状というのはあるのか、少しお伺いしたいのですが。 ○地域振興課長櫻庭靖之君) 福島委員おっしゃるように、分けてやるという方法も方法としてはあるとは思います。ただ、今のやり方として、いわゆるバスの受付業務などを一体的にやっているというところで、実はコストを相当下げられているというような現状があるので、どちらを選ぶかという話にはなりますが、現状では確かに前回は1者のみでしたが、内々には複数出そうかなというところで、今までどおりやらせていただければなと考えております。 ○委員長清家あい君) よろしいですか。  ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(1)「港区立大平台みなと荘指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、報告事項(2)「(仮称)文化芸術ホール整備に係る新築工事請負契約に対する同意について」、理事者の説明を求めます。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) それでは、本日付当委員会資料№2を御覧ください。  本件は、浜松町二丁目の市街地再開発事業で整備する文化芸術ホールについて、2月に行われた再開発組合臨時総会で、再開発事業新築工事請負契約に同意し、新築工事が着工されましたので、報告するものでございます。  項番1、整備スケジュールの変更です。次の3点から、再開発事業の竣工が2か月遅れ、文化芸術ホールの竣工も、令和8年10月だったものが12月になり、令和9年6月に開館となる見込みでございます。  変更の事由としては3点ございます。①として、東京都の大江戸線洞道との連結工事の内容が具体化し、工事期間の増加が判明したこと。②地下浸水対策工事として、補強の工程の増加が判明したこと。③として、工事期間で使用する敷地内のトレーラー通路を造る期間が発生したこと。以上3点から2か月変更となるものでございます。  なお、当ホール建設予定エリアにある既存の東京都施設を解体する際に、埋蔵文化財試掘調査が行われます。そこで埋蔵文化財があった場合は、発掘調査が発生するため、整備スケジュールが変更となる可能性がございます。  項番2、建設費用です。今回の契約額は、ホール建設費用として77億4,435万円で、昨年度の権利変換の範囲内にございます。なお、令和4年度から5年度に内装工事などの詳細設計が予定されており、区は、舞台技術専門知識がある人材を招き、設計内容の精査を行いながら整備費を確定してまいります。  項番3、当面のスケジュールは記載のとおりでございます。  1枚おめくりいただきまして、2枚目の参考資料を御覧ください。現時点での施設計画として、平面図、全体の位置図断面図をおつけしてございます。参考に御覧いただければと思います。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員福島宏子君) 参考資料の中の全体位置図を見ると、Cの部分の一部にこの文化芸術ホールが建設されるということになると思いますが、1ページの最初の上のところに、臨時総会でこの新築工事請負契約に同意。区が同意したのですよね。それで、新築工事が着工されましたということが書かれています。この新築工事が着工されたというのは、どういう現状をもって、実際に何かを壊し始めるとか、造り始めるとか、そういう意味での新築工事の着工という意味なのか。すみません。ここが少し私は理解できなかったので、御説明いただけるとありがたいのですけれども。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 新築工事の定義ということかと思います。既存の解体工事は終わりまして、これから新しく建てるための工事が始まるというものでございます。資機材を持ってきたり、機械の準備をしたりといった、いわゆる工事の準備から始まるものでございます。 ○委員福島宏子君) Cの部分に今建っている東京都の施設が解体された後に、文化芸術ホールがそこに造られると伺いました。そうなってくると、その東京都の施設の解体工事ということですか。文化芸術ホール自体新築工事着工ということですよね。ごめんなさい。今の説明では分からなかったのですけれども。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 参考資料のA、B、CのCの区画一帯で工事が行われるものでございます。説明が分かりづらくて申し訳ございません。基本的には、ホール再開発全体の工事が、これから始まるというものでございます。そのうち東京都の施設は、施設を止められないという現状がございますので、東京都以外のものを新しく建てて、そこに新しく建てた建物に既存の東京都の施設の機能を移し替えて、移し替えたものが一旦きれいに終わった後、今の東京都の建物を建て替え終わると。その東京都の建物がなくなった後に港区のホールが建つと。そういう順番に進むものでございます。 ○委員福島宏子君) 分かりました。では、この参考資料の中の下の段のBの建物の図がありますが、その右側というか、大きな住宅の部分ですかね。では、こういったところは先に造られるといったイメージでよろしいでしょうか。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 福島委員おっしゃるとおりでございます。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかになければ、報告事項(2)「(仮称)文化芸術ホール整備に係る新築工事請負契約に対する同意について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、報告事項(3)「港区立三田図書館の建物の一時利用について」、理事者の説明を求めます。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) それでは、本日付当委員会資料№3を御覧ください。  本件は、港区立三田図書館が令和4年4月に札の辻スクエアへ移転することに伴い、令和4年度から8年度までの間、文化芸術ホール開館準備及び地域福祉団体活動場所として一時利用することを報告するものでございます。なお、本件は、本日開催の総務常任委員会保健福祉常任委員会でも報告をしてございます。  項番1、本建物の概要は、記載のとおりでございます。  項番2、本建物の活用です。移転後の本建物の行政需要の調査を実施し、その結果としまして、(1)の表のとおりの2つがございました。  (2)(仮称)文化芸術ホール開館準備に係る活動です。文化芸術ホールは、令和9年6月の開館に向けて、令和4年度に準備組織を設置し、年間の開館日公演スケジュールなどを定める管理運営計画の検討や、オープニングイベントや開館後の事業の制作活動などを行う予定です。また、ホール開館に向けた気運を高める気運醸成事業を実施する予定です。こうした開館準備業務を行うための事務室会議室、また気運醸成事業などに向けた練習、制作を行う活動場所が必要な状況でございます。  2ページを御覧ください。ホール開館までのスケジュールを図にしてございます。参考に御覧いただければと思います。  (3)地域福祉団体の活動です。片仮名のア、イ、ウの3つの活動は、現在の活動施設解体等に伴い移転するもので、現在みなとリサイクル清掃事務所作業連絡所で行っているアの自転車リサイクル事業リビングサービス事業、ウの災害ボランティア用資機材倉庫、また、イは、商工会館で行っている更生保護青少年サポートルームでございます。エの芝地区ボランティアコーナーは、5地区全ての設置を目指すボランティア活動拠点として、唯一未設置だった芝地区に新設するものでございます。オの災害ボランティアセンターは、災害時にボランティアが集合する広い活動場所を確保する必要があり、設置するものでございます。  項番3、利用の方向性です。以下のことから、令和4年度から8年度まで、文化芸術ホール開館準備地域福祉団体活動場所として一時利用いたします。  (1)一時利用の期間です。この建物は、竣工から38年が経過していることから、大規模改修建て替え、民間への貸付など、土地と建物の有効活用を検討し、令和3年度中に活用策を検討いたします。大規模改修建て替えの場合は、令和8年度までに基本構想基本設計などを行い、令和9年度から工事に着手いたします。以上から、一時利用の期間は、令和4年度から8年度までといたします。  3ページを御覧ください。(2)改修工事費と賃料の比較です。今回の一時利用に向けて建物の設備に影響が出ないよう、軽微な改修で、費用は約2,000万円を見込んでございます。一方、民間施設を借り上げる場合は、5年間で約5億円の費用が見込まれます。よって、費用対効果の観点からも本建物の改修工事を実施し、利用するものでございます。  (3)一時利用に向けた準備です。図書館の移転が完了した後、必要な改修工事などを行い、令和4年7月から活動を開始いたします。なお、活動開始後も定期的な点検や必要な修繕を行ってまいります。各活動内容や回数を表に記載してございます。地下1階、地上3階と4階を国際化文化芸術担当文化芸術ホール開館準備として事務室会議室などとして合計1,328平米を活用し、地上1階、2階を保健福祉課が、地域福祉団体の活動として合計987平米活用いたします。  項番4、その他です。一時利用終了後の土地と建物の活用は、施設需要を改めて確認し、中・長期的な視点で有効な活用策を検討してまいります。  項番5、スケジュールは記載のとおりでございます。  1枚おめくりいただきまして、別紙1を御覧ください。別紙1として、現在の三田図書館の位置を示した地図をおつけしてございます。もう1枚おめくりいただきまして、別紙2を御覧ください。地域福祉団体の活動として、事業内容などを表にまとめてございます。それぞれ参考に御覧いただければと思います。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員福島宏子君) 2ページの3番の利用の方向性のところなのですが、竣工後38年たっていて大規模改修建て替えが必要だというのはすごく分かるのですが、民間等への貸付け、土地及び建物の有効活用を検討というところがあるのですが、具体的に何かあれば、どういうことなのかというのがあれば、教えてください。
    国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 一時利用の可能性で、民間への貸付けが具体的に今、決まっているものではございません。建物が一般的に区の施設で80年程度持つということの想定から、ある程度中間の40年ぐらいをめどにいわゆる大規模改修を行っています。大規模改修を行うに当たって、施設需要の有無に沿って大規模改修をして、区の施設として使うのがいいのか、あるいは、そういった改修を行わずに民間に貸し付けることの方がいいのかという判断を、令和3年度中に行うというものでございます。 ○委員福島宏子君) 今ある三田図書館ですが、近くの学生などにとってもやっぱりなくてはならないものだと思いますし、あそこは本当に立地条件からしても、大切な区の資産、本当に区民の資産であると思いますので、安易に民間等への貸付けというところではなくて、区がやはり所有してしっかり区民のために使う。そういった施設にしていくということを私からは求めていきたいということをお願いします。ぜひ区の大切な財産ですので、その辺の活用を要望させていただいて終わります。 ○委員長清家あい君) 要望で。答弁は要らないですか。 ○委員福島宏子君) はい。 ○委員阿部浩子君) 改修工事と賃料の比較なのですけれども、どこかを借りる場合は5年間で約5億円となっています。この計画のときに、手挙げしたのが何月でしたか。この募集したのがたしか……。何年でしたか。2年でしたか。使いませんかという。区の方で募集をしたのは何月でしたか、手挙げしたのは。  分かりました。令和2年度、庁内で調査を実施しましたと。そこで手挙げしたということですね。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) そのとおりです。 ○委員阿部浩子君) そのときから、やはりこれは必要だと思っていて、ほかにも探していたのかどうかということを聞きたいのです。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 具体的に民間の物件を一件一件当たっている状況ではございませんが、令和4年度から専門的な人材を招いて、開設までに向けて準備の活動の場所が必要なことは明らかでございましたので、そこでどのような場所があるかという検討はずっと進めてきたところでございます。 ○委員阿部浩子君) 私が聞きたかったのは、5年間で約5億円かかりますよと、ここに書いていらっしゃるではないですか。だけど、専門家を招くこともしているのだけれども、ここが空くからということで、民間を探すよりも……。民間のビルを借りる場合は5年要らなくて、たまたまこの2年のときに手挙げで、どこかありませんかといったときに応募したのかどうか。ということを聞きたかったのです。  だから、前もってこういう計画を立てていて、5年間必要なのですとお考えになっていて、民間は探していなかったということですよね。ということは、文化芸術ホールの準備に当たって、こういうのが出てきたから改修してここにしますよとしたのかどうかということを確認したかったのです。 ○委員長清家あい君) この施設がなければ別に手を挙げる必要性はなかったのかということ。 ○委員阿部浩子君) そうです。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 申し訳ございません。同時並行で検討しているものでございます。この施設がなければ民間賃貸をベースに検討を具体化していたところでございますので。 ○委員阿部浩子君) 今、それはしていないと言っていませんでしたか。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) その検討を進める中で三田図書館の話がございましたので、ここで手を挙げさせていただいて、こちらの検討を具体化して、検討してきたところでございます。 ○委員阿部浩子君) すみません。少し私の言い方が申し訳なかったのかもしれないのですが、分からなかったのかも分からないのですが、今回こういったものがありますよということで、令和2年度に庁内で調査を実施したときに、これが出るのだったら使おうと思って、手挙げされたのですよね。だから、実際には、ここで比べることが少し私は違うなと思っています。民間で借りるのだったら、外部講師を招いたときから発生する金額でしょう。だから、少なくともこの計画のとおりでは、借りるのが令和4年7月からここで使うとなっているではないですか。そのときから借りようということはなかった。だから、民間の講師がいらしたからということでしょう。なのに、なぜここで5年間で5億円ですと出てくるのかが、よく分かりません。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 5年間といいますのは、令和4年度から8年度までの5年間という意味で、これから先にホールが出来上がるまでに準備するという意味のものでございます。 ○委員阿部浩子君) これができることに、借りることにおいては全然反対も何もしていないのですが、ここでなぜ比べるのかなということが、すごくよく理解できないというのか。見積りなどをもらっていて、今こういう物件があってこうだとやっているのだったらいいけれども、ざっくりここで私たちに、5年間で1年間に1億円かかるけれども、ここは2,000万円で済むお得なことですよということを伝えたいのですよね。  ここがすごく何か飛び抜けているというか。こんな5億円かけて、1年間1億円かけてやらないのに、なぜこんなに大きく書くのかなというのが少し腑に落ちないというか。ただ、そこだけの話なので、そこを分かるように教えていただければ少しすっきりするかなと。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 申し訳ございません。阿部委員のおっしゃるとおりでございます。基本的には、三田図書館の活用の話が出ましたので、手を挙げさせていただいて、この検討をベースにしているものでございます。いわゆる一般の費用の比較検討の一材料として、民間に借りた場合は、というあくまで参考程度のお話でございます。 ○委員阿部浩子君) 多分この大きさで借りると、一応年間1億円するのですよということですよね。もし本当に民間で借りる気があったら、やはりそんな1億円かけても本当は借りないですよね。そういう説明と比べるために出してきたということでよろしいのですね。その解釈で。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) そのとおりでございます。 ○委員阿部浩子君) 分かりました。すっきりしました。ありがとうございます。 ○委員福島宏子君) すみません。さっきの要望に1つ付け加えさせていただいていいですか。さっき、少し土地と建物の有効活用のところで要望を述べさせていただきましたが、ぜひ区民の皆さんからのパブリックコメントですとか、どういった使い方という調査も併せて、今年度中に活用策を決定ということがありますので、少し区民の方への聞けるような場を持っていただきたいと思いますが、いかがでしょう。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 令和3年度の施設の活用については、用地・施設活用担当と具体的に検討を進めてまいりますので、そこで所管に伝えさせていただきます。 ○委員福島宏子君) よろしくお願いします。ありがとうございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) 1点だけ少し確認なのですけれども、先ほどのもう一つ前の議題のところで、2か月スケジュールが遅れ、文化芸術ホールの開館が延びて令和9年6月という話で、今回、一時利用の終了は3月ということですが、その間の令和9年4月、5月に関しては竣工しているので、新しい建物に移ってやれるということでよろしいのですか。 ○国際化文化芸術担当課長企画経営部商品券特別給付担当課長兼務宮本裕介君) 丸山副委員長おっしゃるとおりでございます。建物自体はできていまして、できた新しい建物の中で開館準備をするというところでございます。 ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、報告事項(3)「港区立三田図書館の建物の一時利用について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、報告事項(4)「清掃リサイクル事業の新たな取組について」、理事者の説明を求めます。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) それでは、2月に決定いたしました港区一般廃棄物処理基本計画(第3次)に基づく来年度の取組について、御説明いたします。資料№4を御覧ください。  項番1、集団回収実践団体に対する報奨金の改定についてです。資源回収への地域住民の参画を促しまして、資源回収量の拡大を図るため、本年4月以降の回収分に対します報奨金単価を全費目にわたって、1キログラム当たり現行6円となっておりますけれども、引上げを行うものとなってございます。  ごみの排出実態調査から、可燃ごみに多く混入していることが確認されております紙パックその他再生可能紙につきましては、1キログラム当たり14円引き上げまして20円に、布類(古着等)につきましては、4円引き上げまして10円に、その他の品目につきましては、1円引き上げて7円と、可燃ごみから資源への分別意欲が高まるよう、めり張りをつけた単価設定とさせていただいているところです。  項番2、古紙回収業者に対する助成金の創設についてです。集団回収のネットワークを支える古紙回収業者の安定的な業務を支援するため、古紙の市況価格が1キログラム当たり8円を下回った場合に、古紙回収量に応じて1キログラム当たり3円の助成金を交付するものとしてございます。  項番3、陶磁器・ガラス類の拠点回収の開始についてです。現在不燃ごみとして収集しております陶磁器・ガラス類につきまして、みなとリサイクル清掃事務所と麻布の作業連絡所の2か所で拠点回収を開始しまして、土木資材に再生利用(リサイクル)いたします。なお、令和4年度以降は、障害者就労支援施設と連携した、こちらは主に食器になるとは思いますけれども、この再使用(リユース)に取り組むことを検討してございます。  2ページを御覧ください。項番4、古着の拠点回収についてです。現在、各地区総合支所など9か所で実施しております古着の拠点回収につきまして、神明いきいきプラザなど9か所を追加しまして、18か所まで拡大いたします。回収した古着は引き続き古着問屋に売却しまして、東南アジアで再使用(リユース)いたします。  項番5、プラスチック製粗大ごみの一部の資源回収の開始についてです。現在粗大ごみとして収集しております60センチ未満のプラスチック製の衣装ケースにつきまして、資源プラスチックとして集積所での回収を開始いたします。回収した衣装ケースにつきましては、製品プラスチックとしてアンモニア、ドライアイス等に再生利用、ケミカルリサイクルという形でさせていただければと思います。  項番6、フードドライブの窓口の拡大についてです。このフードドライブにつきましては、平成31年4月にみなとリサイクル清掃事務所1か所で開始しまして、同年10月に各地区総合支所など7か所に常設窓口を拡大して、現在に至っているところです。4月から、さらに白金台いきいきプラザなど4か所を追加しまして、11か所で未利用食品の回収を行います。  資料3ページを御覧ください。項番7、家具のリサイクル展の日曜開館についてです。港資源化センター内で開催しています家具のリサイクル展につきまして、利便性を向上し、より多くの方に利用していただくため、現在休館日となってございます日曜日を年5回、記載の日にちについて臨時開館を行う予定としております。  項番8、戸別訪問収集及び粗大ごみ運び出しの対象拡大についてです。現在、身近に協力を得られる人がおらず、ごみや資源を集積所等へ排出することが困難な65歳以上の高齢者のみの世帯と障害者のみの世帯を対象に、職員が自宅の玄関先まで訪問して、ごみ、資源を収集し、併せて安否確認を行ってございます。4月からは、難病医療費助成を受けている者、65歳未満の要介護認定を受けている者、母子健康手帳の交付を受けた妊婦、産後1年を経過する月の前月末日までの子ども、ゼロ歳児を養育する者が含まれます。自力でごみを集積所に出すことが困難な世帯を対象に追加いたします。  項番9、燃料電池ごみ収集車(水素燃料)の試験運用についてです。こちらは、昨年6月に港区、東京都及び早稲田大学の3者で締結しました協定書に基づいてテスト走行を4月以降に行い、7月以降から区内での試験運用、実際に可燃ごみの収集・運搬を実施いたしまして、走行データ等の取りまとめ及び評価を行います。清掃車の車体には、水素自動車をPRするラッピングを施すとともに、イベントでの展示などによりまして、水素社会の実現に向けた区民、事業者への普及・啓発にも役立てたいと考えているところです。  簡単ですが、清掃リサイクル事業の新たな取組についての説明は以上です。よろしくお願いします。 ○委員長清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。 ○委員(池田こうじ君) 周知についての言及が資料にないので、区民にどうやって周知を図っていくのかについてお伺いします。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 周知は、広報みなと、区のホームページ等々を中心にさせていただいております。具体的には、4月1日の広報みなとの紙面を頂戴していまして、全てではありませんけれども各事業を御紹介させていただくのと、集団回収につきましては5月1日号、これも予定でありますけれども、1面に少し大きく掲載させていただいて、報奨金の改定についてお知らせできればと考えてございます。  また、戸別訪問収集や粗大ごみの運び出しについては、対象者がいらっしゃる、例えば介護保険であったり各地区総合支所の区民課といった窓口でチラシをお配りして、こういった制度がありますよという御案内はさせていただければなと思ってございます。 ○委員(池田こうじ君) 非常に意欲的に新たな取組をされるので、周知が伴わないと実効性が伴わないと思いますので、よろしくお願いします。  今、基本計画でもSDGsとか旗印を掲げておりますが、時代的な潮流に乗った施策ですのでしっかり進めていただきたいということと、機関紙等で発信する、今おっしゃったことを進めていただきながら、地域や関係団体と一緒に周知していくということが一方的な発信にならないということでございますので、せっかくの取組ですので周知の徹底をお願いしたいと思います。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 集団回収について報告させていただきます。集団回収を担っているのは町会・自治会が非常に多うございますので、身近な窓口である総合支所も集団回収制度の担当として役割を担っております。総合支所と連携しながら、町会・自治会の連絡会、連合会といった場所でも制度改正について御案内させていただければと思っております。 ○委員福島宏子君) 今、池田委員もおっしゃっていたように、周知の方法なのですが、ぜひお願いしたいのが町会などの掲示板です。結構、皆さん見るのです。なので、そういったところに少し大きめの、町会長などが自主的にそういうところに貼ってお知らせしている町会もあるのですが、そういった貼れるようなものも用意していただければと思います。  あと、新規の集団回収実践団体というのも、広げて募っていくといった考えでよろしいのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 掲示板への掲示については、見やすいポスター等を調製させていただければと思っております。  集団回収に関しましては、今、集団回収の既に実施している400団体強については、御案内を差し上げています。また、総合支所を通じて、集団回収を休止している団体についてもアプローチしていく予定としてございます。  新規については、なかなか突破口というか窓口というか、そこの難しさを感じているところではあるのですが、広報みなと、ホームページ等の一般的な周知とともに、住宅課等とも連携して管理組合の会合等で何かお話をしたり、あるいはチラシを送付したりといった取組をさせていただければと思ってございます。 ○委員福島宏子君) 1ページの1番のところで、紙パックとその他再生可能紙が、改定後にかなりの値上がりになっています。私の知っている町会ですと、なかなか紙パックを再生可能紙というところで分けて集めているところが少ないのではないかと思います。ここが大幅に上がった理由と上げたことによって何か期待するようなところがあれば、教えてください。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 紙パックについては、やはり洗って開いて乾かしてといった手間暇がどうしてもかかってくることから、可燃ごみの方にポイと捨ててしまうようなケースが多く考えられるかなと思っています。  その他再生可能紙につきましても、ちょっとしたチラシであったり、お菓子の箱であったり、トイレットペーパーの芯であったり、様々なものがその他再生可能紙になるのですが、やはり行動として、古紙という認識がされないまま捨てられてしまうことが多くて、結果として可燃ごみに多くそういったその他再生可能紙が含まれています。  さすがに新聞・雑誌・段ボール等は分別されているかと思いますけれども、ちょっとした紙類に関してはこういう状況にありますので、そこを可燃ごみに混入せずに、資源に回るようなということのインセンティブという意味合いで、14円の大幅な引上げとさせていただいてございます。 ○委員福島宏子君) 分かりました。ぜひ町会などでも積極的に取り組めるようになればいいなと思います。  あと、2番目のところの古紙回収を行う登録事業者というところが対象で出されていますが、この登録事業者というのは何者くらいか教えていただけますか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 今、港区内で、実際に集団回収業を行っている事業者としては40者弱ございます。今、そこに登録を促すような形の通知文を差し上げているところです。 ○委員福島宏子君) 分かりました。ありがとうございます。  すみません。あと2点ほど。2ページの6番のフードドライブなのですが、これ、何か所かまた新たに今度追加する窓口があって、全部合わせると11か所になるのですが、そこで集まったものというのは、それぞれの総合支所でなのか、一遍にみなとリサイクル清掃事務所などで集めた上での配分という形になるのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 今の7か所も新たな4か所も取扱いとしては同じになるのですが、みなとリサイクル清掃事務所の方に御連絡をいただいて、みなとリサイクル清掃事務所の方でまず一括で回収して、その上で必要な子ども食堂や生活・就労支援センター、セカンドハーベスト・ジャパンというフードバンクにみなとリサイクル清掃事務所の方から配送するという形を取らせていただいています。 ○委員福島宏子君) 内容としてはどういったものが、1、2、3番目ぐらいに集まるものなのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) なかなか難しいのですが、パッケージも含めての重さになりますので、重さで言うと缶詰類が多いかなという印象と、あとお米がまとまって入ってくるということがあります。それは子ども食堂に提供させていただいております。あとは贈答品として頂いたけれども食べ切れなかった乾麺であったり、カップヌードル、インスタント食品等、レトルト食品などを多く受け取っているところです。 ○委員福島宏子君) 分かりました。ありがとうございます。  最後に1点、家具のリサイクル、3ページの7番です。これが拡大されるということですごくありがたいと思いますが、この家具のリサイクルで、今現在の販売実績といいますか、ここに来て購入される方というところでは、年間でいいのですが、どの程度なのでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 年間の引取り件数と販売件数ということで言いますと、大体1,400件前後ということです。御自宅に伺って、まだ使える家具の引取りをさせていただいて、それを家具のリサイクル展で展示して、販売されていくものについても大体1,400件弱といった形になってございます。 ○委員福島宏子君) 分かりました。値段とかは様々ですが、年間の総額は出ますか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 価格は、福島委員のおっしゃったようにサイズと、あと品質的なもので、一番高いので1万円、一番安いので1,000円、その間に幾つか区分があるという販売価格になっております。売上の歳入としては、令和元年度で言いますと470万円弱となってございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) 紙ごみの話なのですが、今までは新聞・雑誌・段ボール、紙パック、その他再生利用可能紙を一緒にして出しているというのが通常のパターンだったと思いますが、値段が変わってくると、御案内もかくかくしかじかこんなわけで、再生紙の中でも分けて出してもらうというような形になってくると予想するのですが。  すみません。これ、出す側としていつも悩むのが、新聞・雑誌・段ボールと紙。紙パックとかは分かりやすいのですが、その他再生可能紙と新聞・雑誌・段ボールのくくりで、すごく小さなことなのですが、意外とそれを前にして2、3分にらめっこしたりすることがあります。その辺はどういう違いがあるのかと、どういうふうにそれを案内していくのかを教えていただけますか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 今、集団回収実践団体に御案内を通知する文書には、こういったものがその他再生可能紙ですよといった、以前、雑紙からその他再生可能紙に名称変更したときに作ったチラシを添付させていただいています。  また、実際、集団回収でどういうふうに区別するか、区分するかというところですが、集団回収実践団体や回収事業者に対して、しっかり区分して計量してくださいというお願いをしています。その報告書の様式も、現行制度も既に新聞・雑誌・段ボール・紙パック、その他再生可能紙区分になっていますので。ただ、あまり厳密にやらなくても、報奨金が6円で一律だったので、その辺りは少しぐらい混ざっていてもというところはあったのですが、今回こういった形になりますので、しっかり区分して出していただいて、事業者側にもしっかり分けて計量してくださいというお願いは、徹底させていただければと思っております。 ○副委員長(丸山たかのり君) 今回、事業者の登録制度も実施されるということで、自分の経験をお話しします。10年ぐらい前なのですが、管理組合の理事長をやっていた時期があり、やはり集団回収の利益というのは管理組合にとってはすごく大きいので、できるだけ利益を上げたいと思って事業者を当たりました。古紙類に関しては事業者がすごく見つかりやすいのですが、布類とか瓶類とかその他再生可能紙などもそうなのですが、やはり嫌がる事業者がいて、見つけるのに大変苦労したということがありました。  今回、登録事業者制度もやりますし助成金も設けるということで、そこで登録事業者を増やすといった方に進むことをすごく期待しています。その際に、できる限り品目を増やしていただけるような指導をしていただくというか。その他再生可能紙も今回20円上がるから、管理組合としてはすごくそういうのを使いたいわけですけれども、とにかくかさばるので、かさばることで事業者に物すごく嫌がられたというのが昔経験としてありました。そういった登録制度をやるに当たって、回収品目を増やすことも、できれば指導するなり勧めていただきたいなと思いますが、何かお考えはありますか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 先ほど40者弱の回収事業者がというお話をさせていただきました。確かに丸山副委員長のおっしゃるように、布類だと10者ぐらいであったり、その他再生可能紙であるともう少し少なかったりというところがあります。お一人お二人で経営されている方とかも多い世界ですので、どれだけこちらからお願いできるかというところはありますが、こういった制度改正を機に、さらに対象品目を増やせないかといったことを促すというか、御案内をさせていただければと思ってございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。  あと周知に関してですが、今回の予算委員会でも質問させていただきましたけれども、やはり集団回収を盛り上げていくというのは、リサイクルを進めていく上ではすごく大事だと思います。港区の場合はマンションに住んでいる人が9割なものですから、そのときに鍵になるのは管理組合や管理会社にこのことを知ってもらうということで、物すごく大事になってくるかと思います。  先ほど、広報で周知していただいて、実践団体にはもう周知していただいているけれども、新規はなかなか課題が多くてという話があったかと思います。せっかく年末などに個別で年末のスケジュールを各マンションに配っているので、あれはたしか全戸に配っているのだと思いますが、そういったタイミングを捉えていただいて、できれば本当に全戸に周知していただく。特に管理会社や管理組合などにもその辺を強調していただきたいなと思いますが、何か考えていたりしますでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 新規という意味合いですと、今1,000平米以上のマンションを建てるときには、事前に保管場所協議等がみなとリサイクル清掃事務所に対して必要になってまいります。その際に集団回収制度の御案内をすることは、この制度改正を機に改めて徹底させていただいているところです。  既存のマンションにつきましては、なかなかエントランスに入れない等様々な要因があり、難しさは非常に感じているところでありますが、住宅課が現在行っている管理組合との意見交換会、新型コロナウイルス感染症で今年度は開催を見送ったようですが、そういったネットワークなども活用しながら、まだ集団回収をしていない管理組合に対してもアプローチしていきたいと考えてございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) よろしくお願いいたします。集団回収の実績を見ると、やはりマンションによって結構差が大きくて、回収品目も違ったりします。この間お話ししていた理事長も、やはり雑紙が回収の対象になっていたということを知らなかったという話もありました。やはりアプローチの仕方によって、管理組合にとってみたら、集団回収というのはすごくありがたい制度だと思うので、ぜひ制度の周知をよろしくお願いします。できれば全戸配付のタイミングで、周知をお願いしたいと思います。  あと、陶磁器のリサイクルに関してです。他の自治体によっては、土木資材ではなくて、粘土に混ぜ込んで新たに陶磁器を作るようなことに取り組んでいらっしゃるところもあるように伺っています。土木資材にリサイクルすることが悪いというわけではありませんが、令和4年度から障がい者の就労支援にもつなげていけるという話があると思います。  障がい者の方に陶磁器を目利きしてもらうのが、どのぐらい現実味があるのかなと考えたときに、障がい者の方々が、そういった陶磁器の材料になったものを練り出しておわんなどを作る方が回収の仕方に気を使わなくてもいいし、そういった形の方がより就労につながるかなと。何かいろいろ問題があるのかもしれませんけれども、そういったことになってもらえるといいなと思ったりします。他の自治体の取組の中でこのように決定したというのは、何か要因はありますか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 23区でも墨田区が、陶磁器を不燃ごみからピックアップ回収して、そのまとまったものを岐阜県の業者に引渡しをして、陶磁器に生まれ変わらせるというような取組をやっていることは承知しております。コスト面等の課題もある中で、今回まず2か所の拠点回収という形で始めさせていただいて、港区一般廃棄物処理基本計画上は、将来もっとトン数としては増やさなければいけないと感じておりますので、その中でどういうやり方ができるかというところは、引き続き検討させていただければと思っております。  障害者との連携につきましては、これから具体的なところは詰めていくことになるかと思います。今、銅線類のコード類の事業と、携帯電話からの希少金属の抜き出しを実施するに際してもできること、できないこと等々ありますので、相当慎重に協議をさせていただきましたので、この陶磁器に関しても同様に丁寧に御説明させていただいて、意思疎通を図っていければと思っております。 ○副委員長(丸山たかのり君) 障がい者就労にいろいろつないでいただいているので本当にありがたいと思っています。すごく期待している部分もあるので、丁寧に、いろいろと可能性を探っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、古着の拠点回収についてです。以前から、東南アジアに持っていってという話があったときに、冬物を大量に回収して東南アジアで使う予定があるのか、向こうでごみになっていないか心配だというお話をみなとリサイクル清掃事務所長に聞いたら、東南アジアでも寒冷地があるので、そういう意味では冬物もリサイクルされる、需要があるのですというお話がありました。  その点は安心したのですが、東南アジアでこれまでプラスチックのリサイクル品が海外からどんどん運び込まれて、向こうの環境汚染につながっているというようなことがすごく問題になったときに、この古着が東南アジアに大量に持ち込まれて、向こうで大量にごみなっていたりしないのかというのをすごく心配はしています。向こうに持っていってリユースされている実際のリユース量など、きちんと再利用されているという報告は、区としてきちんと受けていらっしゃいますでしょうか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 売却の後に、東南アジア諸国でどういうふうにというところまでの報告は頂戴していないのが現実となっております。  海外への規制という意味では、汚れた廃棄物をというところがポイントになってくると思います。古着に関しては、回収の段階で、汚れたものは入れていただかなかったり、ぬれたものはやめていただいて、その辺りを徹底した上で、価値があるという前提で古着問屋に引き取っていただいております。東南アジアで、大部分がごみになってしまうというようなことは生じていないのではないかと思います。ただ、使えないものについても、工業用のウエス、雑巾にリサイクルするという取組も並行してさせていただいていますので、基本的には全量何らかの形でリサイクル、リユースされているだろうと認識してございます。 ○副委員長(丸山たかのり君) 分かりました。最終的にどうといった形で処分されているかというのは、出す側としてもやはりすごく気になるところであります。問屋に行ったら、その後はどんどん小売されていくのかもしれないから、追いかけるのも限界があるのかもしれないのですけれども、そういうものがきちんとリサイクル、リユースされているということは、区としてもできる限り調べていただきたいなと思います。  私のイメージでは、大きな工場の中で仕分がされているのかなと思いますが、そういったところも視察に行かれないかなと思っています。ともあれ、そういったことも気にかけていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員阿部浩子君) 少し今の質問に関連して、私もすごく気になっているところなのです。最近、皆さん、着られなくなったものなどは、洗って出すわけです。だけど、東南アジアとは説明しているのですが、本当にどこに行ってどういうふうになっているかというのは見えていないわけです。
     例えば、今、丸山副委員長からもお話がありましたが、そういう写真などをここの今度新しく追加する拠点施設に、こういうふうに利用されていますとかというのがあれば、すごく出しやすいのです。私も、東南アジアで夏物以外は出せないでしょうと言われていますが、それを古布などに使うのですよね。そういうのに使っていますとか、例えば広報だけではなくて、みなとリサイクル清掃事務所で発行している冊子などにも掲載していただければもっと皆さん協力すると思うのです。それをやっていただきたいなというのが1つです。  あと、今、私は古着の拠点回収に出しているのですが、集団回収にも布類、古着等というのがあります。集団回収の方は、どのような使い道をしているのですか。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 行政回収である拠点回収した古着については、古着の販売店の方に売却させていただいています。  集団回収の方は、個々の契約になってくるので、各事業者がどうしているかという、そこまでの流れは承知していないのですが、今回、登録制度を設けさせていただくに当たっては、回収した資源は必ずリサイクルすることというところを条件にして登録いただくことにしましたので、しっかりリサイクルされているという事業者に対して集団回収として支援していく、そういった仕組みをつくりたいと考えてございます。 ○委員阿部浩子君) 拠点回収は、着たものを洗って出すではないですか。きれいにして出しますよね。こちらの古着というのは、洗って出すのですか。リサイクルするのだったら、洗って出すのですか。それとも拠点に出さないものは、もう着られないような汚れているものをこちらに出せばいいですか。その辺のすみ分けがよく分かりません。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 汚れている、汚れていないという区分で、こちらが拠点回収でこちらが集団回収という区分はしていないです。いずれもリユース可能、あるいはリサイクル可能なレベルで出していただくということであって、利便性というか、出す場所が違うというか、出すタイミングが違うというか、そういった区別だけだと考えていただいていいかと思います。 ○委員阿部浩子君) 私がよく言われるのは、古着があって、こうやって東南アジアで再利用しているのですと言えば、あ、それは救われるわと言うのです。ごみにするのではなくて、誰かがまた着てくれるかもしれない。だから、拠点回収に出します。だけど、集団回収は何だかよく分からないとなると、こちらもよく分からないではないですか。  だから、少しその辺を整理して、今、質問したこともそうなのですが、紙などを貼ってきちんとやっていただきたいということもそうですけれども、一度整理をして、また次回のときにでも教えていただければなと思います。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 我々の作っている冊子の中では、小さい写真を載せて、こういう形でリサイクルされていますとかリユースされていますとか、販売されていますという掲示はしているのですが、拠点回収の場所に行ってそれが見られるかというとそうではないので、出し手側に立ってイメージできるような工夫はさせていただければと思います。 ○委員長清家あい君) よろしいですか。 ○委員阿部浩子君) だから、これが本当にリサイクルされているのか、また燃やしているのかも分からないではないですか。リサイクルをするということで、ここに集団回収の金額を上げているわけです。だから、その最終地点が見えないと、ゴールがどこにあるのか見えないと、やはり出す側としても、何に行っているのか分からないと出せないということなので、それはまた今日でなくても、後日、御回答いただきたいと思います。 ○みなとリサイクル清掃事務所長(重富敦君) 古着もそうですし、資源に出すものの見える化といいますか、何に形が変わって、何に役立っているかということは、周知啓発の意味でも非常に重要なことだと思いますので、整理して対応を検討させていただければと思います。 ○委員阿部浩子君) お願いします。 ○委員長清家あい君) お願いします。  ほかに御意見等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、報告事項(4)「清掃リサイクル事業の新たな取組について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願3第5号 2030年CO2削減目標引き上げに関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、審議事項(2)「請願3第6号 区有施設への再生可能エネルギー電気導入を求める請願」を議題といたします。  なお、本請願の請願者は、趣旨説明を希望されております。当請願の審査につきまして、現段階で何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) 本請願につきましては、第2回定例会で審査を行うということでよろしいですか。学習会の後でということです。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) では、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、審議事項(3)「発案元第6号 区民生活事業教育行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、1月20日に開会された当委員会において、丸山副委員長から提案のありました地球温暖化対策に関する学習会の開会についてです。  提案を受け、正副委員長で協議の上、委員長から議長へ相談した結果、全議員を対象とする学習会を5月20日木曜日に開催することとなりました。東京大学未来ビジョン研究センター教授であり、東京都環境審議会会長等も務められている高村ゆかり氏を講師としてお招きし、時間は午後2時30分から1時間半程度を予定していますので、どうぞよろしくお願いいたします。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) 次に、税務課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○税務課長(柴崎早苗君) それでは、本日付の資料№5を御覧いただきたいと思います。内容につきましては、港区LINE公式アカウント等の情報管理についてという内容でございます。区長室からの御報告の内容でございますので、私から報告させていただきます。  項番1、背景についてです。3月17日のLINE株式会社の個人情報の取扱いに関する報道を受けまして、港区LINE公式アカウント等の情報管理の現状について確認をしました。項番2以降は、その内容の御説明となります。  項番2、港区LINE公式アカウントにおける情報発信についてです。区は、LINEを活用したプッシュ型の情報発信を令和2年10月から開始し、区ホームページに掲載している情報を毎日配信しております。また、LINEの各メニューボタンから、関連する情報を掲載している区ホームページへ遷移する仕組みとなっております。そのため、LINE株式会社に提供している利用者情報については、区から提供しているものはございません。  項番3、令和3年4月から拡充する港区LINE公式アカウントの内容についてです。4月1日から、港区LINE公式アカウントにチャットボット及びご意見・ご提案のページを開くことができるメニューボタンを新たに追加いたします。追加するメニューボタンのリンク先は、いずれも区ホームページです。利用者の質問や意見の入力については、港区ホームページ上の意見フォームで行うことからLINE株式会社に提供する利用者情報はございません。  項番4、以上のことに対しての区民等への周知についての内容です。4月から港区LINE公式アカウントの拡充に伴う広報に合わせて、このアカウントの情報管理状況について周知してまいります。具体的には、広報みなとについては4月11日号に掲載し、区のホームページ及びLINEについては、4月1日に掲載する予定でございます。  項番5、その他につきましては、LINE Payを活用している事業についての内容でございます。LINE Payを活用した住民税や国民健康保険料の納付は、納付書に印刷しているバーコードをLINE Payのアプリで読み込む仕組みとなっており、個人情報は含まれておりません。また、VISIT MINATO応援キャンペーンは、LINE Pay株式会社と施設や店舗等の事業者、利用者との契約の中での仕組みを活用した事業でございます。各種情報を区が収集及びLINE Pay株式会社へ提供しているという事実はございません。今後につきましては、国やLINE株式会社の動向等に注視しながら、適切に対応してまいります。  説明は以上です。 ○委員長清家あい君) 何かございますでしょうか。いいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) ほかに何かございますでしょうか。 ○副委員長(丸山たかのり君) 先ほど説明を受けて。LINE株式会社も説明をしていましたが、それを聞く限りでは、中国でアクセスができる状況にあったけれども、実際にはアクセスはされていなくて、外には流出していないといった話だったかと思います。また、今、税務課長から説明があった話というのは、結局、区の持っている情報が外に出るリスクもなかったし、出たということもないというお話だったと思います。万が一、LINE側からの説明が間違っているというか虚偽があって、もしも中国にあったところからアクセスされたとしても、それは結局のところ、LINEとその個人が契約しているものが、そういったリスクというか、そういった危険があったというようなことだったかと思います。  そういう意味では、リスク管理は個人がするといったことで解決すべき問題だとは私も捉えているのですが、税務の方は、LINE Pay以外にもPay Payが使えるということで、そういう意味では、例えばキャッシュレスが使いたい方はLINEが怖いと思ったらPay Payを使うこともできると思いますが、VISIT MINATO応援キャンペーンに関しては、LINE Payしか今は使えない状況です。これは事業の在り方で、50%の還元をやってくれるのであれば、単独の事業者しかないということがあるのかなとは認識してはいるのですが、ただ、LINE Payしか使えませんよという話になると、それを使うしかない側としては、ほかのキャッシュレスを選びようがないということになってきます。  私もいろいろな方から少し御質問を受けて、LINEの説明もするのですが、やはり懸念する声が結構あります。できれば複数の事業者から選べる方がいいという声も受けています。すぐには難しいのかもしれませんけれども、こういったキャッシュレスのキャンペーンやキャッシュレスの事業が進むことはすごくいいことなのですが、できる限りやはり複数の事業者が選べるような形が望ましいのかなと。そういう意味で、個人個人がリスク管理するにしても、そういったリスクを減らすようなことが個人の選択としてできるようなやり方がいいのではないかなと思います。観光政策担当において、キャッシュレスの取組で何か考えていることとかあれば、少し教えていただけますか。 ○観光政策担当課長(相川留美子君) 現在行っておりますVISIT MINATO応援キャンペーンは、丸山副委員長御指摘のようにLINE Payでしかできないような形になっております。今後につきましては、LINE Payでの実施について商店街の皆さん、事業者の皆さん、観光施設の皆さんからお話を伺いながら、どのような形が適切かというところを調査していきたいと考えております。 ○委員長清家あい君) よろしいですか。 ○副委員長(丸山たかのり君) はい。     ────────────────────────────────── ○委員長清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長清家あい君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                午後 2時43分 閉会...