港区議会 2021-03-26
令和3年3月26日保健福祉常任委員会-03月26日
麻布地区総合支所長・
保健福祉支援部長兼務・
新型コロナウイルスワクチン担当部長兼務 有 賀 謙 二
麻布地区総合支所副
総合支所長・
麻布地区総合支所管理課長兼務 加 茂 信 行
赤坂地区総合支所長・
子ども家庭支援部長兼務 中 島 博 子
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務 白 井 隆 司
高輪地区総合支所副
総合支所長・
高輪地区総合支所管理課長兼務 佐 藤 博 史
芝浦港南地区総合支所副
総合支所長・
芝浦港南地区総合支所管理課長兼務 山 本 隆 司
保健福祉課長 山 本 睦 美
福祉施設整備担当課長 奥 村 直 人
高齢者支援課長 金 田 耕治郎
障害者福祉課長 小 笹 美由紀
国保年金課長 後 藤 邦 正
子ども家庭課長 野 上 宏
〇会議に付した事件
1
報告事項
(1)
港区立神明子ども中高生プラザ指定管理者の公募について
(2)
芝地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について
(3)
麻布地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について
(4)
赤坂地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について
(5)
港区立特別養護老人ホーム等の
指定管理者の公募について
(6)
港区立高輪子ども中高生プラザ指定管理者の公募について
(7)
高輪地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について
(8)
港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ指定管理者の公募について
(9)
港区立三田図書館の建物の一時利用について
(10) (仮称)
障害者グループホーム高輪運営事業候補者の決定について
(11) 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に伴う
台場高齢者在宅サービスセンターの休館について
(12)
国民健康保険及び
後期高齢者医療制度における
傷病手当金の
支給適用期間の延長について
(13)
エンジョイ・
セレクト事業の開始について
2 審議事項
(1) 発 案元第4号
保健福祉行政の調査について
(元.5.29付託)
午後 1時30分 開会
○委員長(なかまえ由紀君) ただいまから、
保健福祉常任委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、
石渡委員、琴尾委員にお願いいたします。
熊田委員より欠席の届けが提出されておりますので、御報告いたします。
初めに、本日の運営方について御相談させていただきます。
まず、出席者についてです。
報告事項(1)及び(2)に関連して、
芝地区総合支所の
高嶋管理課長、
報告事項(3)に関連して、
麻布地区総合支所の
加茂管理課長、
報告事項(4)及び(5)に関連して、
赤坂地区総合支所の
白井管理課長、
報告事項(6)及び(7)に関連して、
高輪地区総合支所の
佐藤管理課長、
報告事項(8)に関連して、
芝浦港南地区総合支所の
山本管理課長に出席をしていただいております。
次に、一括して報告を受ける案件についてです。
報告事項(1)及び(6)は、いずれも
子ども中高生プラザの
指定管理者の公募についての報告であるため、2件一括して報告を受け、質疑を行いたいと考えております。
報告事項(2)から(4)及び(7)は、いずれもいきいきプラザの
指定管理者の公募についての報告であるため、4件一括して報告を受け、質疑を行いたいと考えております。
次に、報告の順序についてです。
野上子ども家庭課長から、本日公務があるため報告の順序について配慮してほしい旨、申出がありました。そこでまず、日程を変更して
報告事項(13)の報告を受け、質疑を行いたいと考えております。次に、一括して報告を受ける
報告事項(1)及び(6)、
報告事項(2)から(4)及び(7)の報告を受け、質疑を行いたいと考えております。その後、日程を戻して、
報告事項(5)から順次報告を受け、質疑を行いたいと考えております。
このような進め方でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) では、そのように進めさせていただきます。
次に、席上配付の資料についてです。本日席上にお配りしました資料№14は、その他で報告を受けますので、あらかじめ御承知おきください。
次に、陳情書についてです。陳情書が議長宛てに提出され、当
常任委員会に送付されました。お手元に配付してあります。御参照ください。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) それでは、
報告事項に入ります。初めに、日程を変更して、
報告事項(13)「
エンジョイ・
セレクト事業の開始について」です。理事者より説明をお願いいたします。
○
子ども家庭課長(野上宏君) 初めに、日程の御配慮をいただきまして、ありがとうございます。
それでは、
報告事項(13)「
エンジョイ・
セレクト事業の開始について」、御報告させていただきます。本件は、低所得の
子育て世帯の生活を支援するため、食料品や日用品等を提供する
エンジョイ・
セレクト事業を来月から開始することについて御報告するものでございます。
資料№13を御覧願います。項番1、経緯でございます。区は、現在実施中の
エンジョイ・
ディナー事業を通じまして、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による
ひとり親世帯の厳しい状況を把握することができました。また、この影響は、低所得の
両親世帯も同様と考えております。
エンジョイ・
ディナー事業では、長期にわたり生活に密着した支援を行ったことにより、
経済的支援はもとより、家事負担の軽減、
親子団らんの機会の確保といった効果も得ることができた一方、
利用者アンケートの結果によりますと、
受け取り場所や時間の柔軟性や、複数の
支援メニュー、食材や日用品の提供などについて御意見がございました。区では、コロナ禍の厳しい状況が続く中、安心して子育てができるよう、
エンジョイ・
ディナー事業の経験を生かした
エンジョイ・
セレクト事業を開始することといたしました。
項番2、事業の概要でございます。対象は、低所得の
子育て世帯約4,000世帯で、内訳は記載のとおりでございます。
事業開始日は、令和3年4月1日を考えています。
利用方法は、区が保有する
児童手当、
児童扶養手当の受給者から要件を満たす世帯を抽出し決定するため、
利用申込みは不要となります。対象者には、毎月選べる
食料品等を掲載した
カタログ、申込みはがき、ID・パスワードを送付し、専用の
ホームページまたははがきにより注文を受け付け、自宅に配送いたします。
裏面を御覧ください。
エンジョイ・
セレクト事業におきましても、引き続き、家計が急変した
ひとり親世帯からの申込みもお受けいたします。
支援の内容は、1セット2,500円のメニューを30種類以上用意し、記載のとおり、世帯区分や子どもの人数に応じた数のメニューを選択していただきます。支援回数は年12回で、
食料品等の内容は、別紙におつけしましたが、記載のような商品を今後も取りそろえてまいります。
事業は
業務委託により実施いたします。
地域や企業等との連携といたしましては、
区内商店等に
食料品等の調達先として参加を呼びかけます。また、これまで
エンジョイ・
ディナー事業でも企業等からの御寄附をたくさんいただきました。本事業におきましても、寄附の受入れや配送の体制を強化し、企業等の皆さんからの支援を利用者につなげてまいります。
なお、4月の
エンジョイ・
セレクト事業の
カタログが、このようなイメージなのですけれども、このような形で、
カタログといっても冊子ではなく、このような紙ベースでお渡しするのと、これが
ホームページで閲覧できるような形で、これを囲みながら親子で仲よく選んでいただければと思っておりまして、これを毎月郵送で送らせていただきます。
最後に、今後の
スケジュールですけれども、これは4月分に関しては4月10日までに
カタログを全対象者のお宅に配送し、月末までに注文をいただくと、早急に商品が届くような形で、5月以降は毎月5日までに
カタログを送付いたします。20日までに注文を受け、月内に配送を完了すると。こういった流れで進めてまいります。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員(
池田たけし君) ありがとうございます。
エンジョイ・
ディナー事業も大変喜ばれて、よかったと思います。いろいろなお子さんからお手紙などもいただいたりして、事業者の方も、お肉にはお魚をセットにするみたいな、本当にウィン・ウィンの形ができていたと思います。さらにそれを広げてというか、発展的なセレクトという形になるということで、少し伺いたいのは、これも
ひとり親家庭などに対する大変温かな施策でよろしいと思うのですけれども、セレクトできる物が、結局、一般的なものですよね。つまり、どこでも売っていると言ってはあれですけれども、
区内商店との連携という説明がありましたけれども、このお店だけでしか販売していないというものではないわけなので、12回とも同じ店舗にずっと発注されるのか、それとも回していかれるのか、その辺はどのようにお考えなのか。
○
子ども家庭課長(野上宏君) ここにある商品について、取り扱っていらっしゃる商店であれば、別に1社に限ることはないと考えております。ただ、
区内商店が今後この事業に参加していただくに当たり、本業務の委託先として
シャディ株式会社が今回、入札で落札したのですけれども、そことどのように商店が商品の受渡しをしたり、受発注をするかという、その
参加ルールを今詰めているところです。そのルールに基づいて、例えば、30戸まではここの商店、もう30戸は別の商店といったような発注先をうまく分散できるようなことも事業者とは検討しておりまして、今後、詳細なルールを決めていきたいと思っています。
○委員(
池田たけし君) ありがとうございます。
前回も
アンケートを取っていただいて、その中で食品だけではなくてというご意見もあり、そのお気持ちを受け止めていただいて、それをそのまま進めていただきました。今後もそのような形で
アンケートを取っていって、改善する考えはあるのかどうか、お伺いしたい。
○
子ども家庭課長(野上宏君)
エンジョイ・
ディナー事業でも同様に行ったのですけれども、この事業を実施するに当たっては、メールアドレスを登録していただいて、こちらからも一定の情報が発信できるような仕組みにいたします。
そういった中で、年4回、
利用者アンケートを
インターネットを通じて行う予定で、その際に生活の状況をお聞きするのと併せて、この事業についての調査をしまして、商品のニーズなどの御意見等を踏まえて、また事業の改善に努めていきたいと考えています。
○委員(
榎本あゆみ君) 今回、
ひとり親だけではなくて、
両親世帯でも家計が苦しい世帯にもということで、拡大していただいたことは大変すばらしいと思っています。
まず、お聞きしたいのが、項番2の(4)に、1セット2,500円分のメニューを30種類用意します、2,500円分を子どもの人数に応じて何セットです、と記載があります。これは、受ける側の方たちは、自分たちが子どもが1人か2人なら2セット5,000円分を今回もらえるのだなど、そういったところが分かるような表記になっているのでしょうか。
○
子ども家庭課長(野上宏君) まず、こちらを送付する際は、初回あるいは2回目以降も、適宜、この事業の目的や支援の内容について、分かりやすいように添え書きを添付したいと思っています。
また、
1つ当たりのセットは2,500円相当であるということも、この
カタログにも明記していきたいと考えています。
○委員(
榎本あゆみ君) 分かりました。その目的などが分かりやすく伝わるといいと思います。
もう一つが、低所得の
子育て世帯が4,000世帯ということなのですけれども、(4)の表でいくと、どこら辺に何%ずつぐらいいらっしゃるかという、そのような分布が既に分かっていると思うのですが、公開できる範囲内で伺えればと思います。
○
子ども家庭課長(野上宏君) まず、4,000世帯の4分の3に当たる約3,000世帯が、一番左上の
両親世帯等の子ども1人から2人の世帯になります。これは、当初の
見込みどおりの数でした。
ひとり親世帯につきましても、やはり1人から2人が約700世帯なので、これで全体の8割9割方が子ども1人から2人の世帯ということになります。3人から4人となりますと、
両親世帯で約250世帯ぐらいで、
ひとり親世帯で約50世帯ぐらいで、5人以上となると、
両親世帯で10世帯、それから、
ひとり親世帯で数えるほどとなります。
○委員(
榎本あゆみ君) ありがとうございます。今伺っただけでも、
両親世帯を含めたことの意味がすごくあったのだというのがよく分かりました。
最後にお伺いしたいのが、これは登録制ではなくて、区の方から案内をお送りしますということなので、今まで
エンジョイ・
ディナー事業を使われていた方たちは、すぐに分かるかもしれませんが、新たに対象となった方たちは、突然何か案内が送られてきたという形になりませんか。目的などがいろいろ書いてあるのだとは思いますが、それによって、驚きの反応もあるのかと思うのです。そのような方たちが、突然案内が来た理由が、自分が特定の対象者であるからなのか、それとも、区民だからみんなに届いたものなのかなど、なぜ自分にそれが届いたのかが分かるようになっているのかどうか、確認させてください。
○
子ども家庭課長(野上宏君) 今回、このように区で持っている
児童扶養手当、
児童手当の
受給者データを抽出して対象を決定し、
カタログを送るというやり方を取ります。これは、申請者自らに
利用申込みをいただき、それから資格審査をすることで、1か月ないし2か月の準備期間が必要になってしまう、ここをショートカットするために、あらかじめこちらが保有しているデータで見て対象の方にお送りするという手法を採用しました。
したがいまして、今、
榎本委員がおっしゃられたように、送られた方は驚かれることもあると思いますので、この
カタログに添える事業の趣旨、目的といった案内に、4月から区はこのようなことで事業を開始し、その該当者にあなたはなぜなったのだということが分かるようにお伝えしていきます。届いていない方が届いた方にそのお話を聞いたときに、不公平感を感じるかもしれないのですけれども、そこはこの区の取組をしっかり御案内して、御理解を賜りたいと思っております。
○委員(
石渡ゆきこ君) 2つ教えていただければと思います。1つは、配送方法なのですけれども、これは
シャディ株式会社という
先ほど委託先の事業者の名前が出ましたけれども、そこが専門でされるのか、それとも、さらにその先の普通の運送、配達契約を結んでするのか。といいますのは、区もある程度広報をこの事業に関してするはずですので、対象の世帯がどうかという
個人情報に触れるという範囲がありますが、そこのところはどのような配慮を事業者からは聞いておられますでしょうか。
○
子ども家庭課長(野上宏君) 今回、この事業者に区からまず
個人情報をお渡ししますが、配送の方は、事業者の固有の
配送ルートを使うわけではなく、やはり外注するということは聞いております。そこについては、
個人情報保護運営審議会を経た上での取扱いになっています。
事業者そのものも、
個人情報については自社で一定の基準を持っておりますので、そういった
個人情報保護の徹底を他の運送会社にも指導していただくということは確認しております。
○委員(
石渡ゆきこ君) 当然、住所などの
個人情報保護というのは当然のことなのですけれども、さらに言わせていただけば、
ひとり親世帯などの家族構成と、ある意味、世帯の収入区分というのも分かり得る可能性があるわけで、通常の配達先の単なる名前と住所という
個人情報よりも、よりやはりプライバシーが高い情報なのだと思われるのです。
そのような意味でも、重ねて担当課の方からも、さらに、
業務委託で運送についてはまた別の事業者にということですから、万が一にも何かがないように、それだけ重要な情報だということで御指導をしっかりいただければと思います。
○
子ども家庭課長(野上宏君)
シャディ株式会社は、まず、我々が第一義的に依頼、委託をする先なのですけれども、そこから配送の事業者に渡るときは、まさに配送に必要なだけの住所・氏名の情報が渡ります。その
配送事業者が配送先の御家庭の状況を知るような情報は行き届かないようにさせていただきますし、今、
石渡委員がおっしゃられたような配慮はしっかりした上で、世帯構成など、そういった複雑な事情を除いた流通のために必要な最低限の情報を提供します。
ドライバーの人は配送に必要な情報だけとなっていますので、そこは今おっしゃられたような細心の注意を払って、担当課でもしっかりやっていきたいと思っています。
○委員(
石渡ゆきこ君) 非常に一生懸命取り組んでいただいている視点だと思います。ただ、情報が流出するときには、恐らく末端の
ドライバーが自分が入手しているものを流出するというのではなくて、紙媒体が廃棄されたりなど、元のところが漏れてしまう、これまでの情報流出というのは全てその形なのです。ですので、
エンジョイ・
セレクト事業と、わざわざ大きく届け先の封筒に書いてあるとは思いませんが、港区が
エンジョイ・
セレクト事業を行っていることまでは明らかになっているわけです。名簿などをペーパーで受渡しをするのか、データで受渡しをするのかの両方において、それをいろいろ
インターネットでひもとけば、どのような属性の方に送っているかが明らかになってしまう可能性があるので、釈迦に説法だと思いますけれども、気をつけていただければと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかによろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、質疑はこれをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(1)「
港区立神明子ども中高生プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(6)「
港区立高輪子ども中高生プラザ指定管理者の公募について」、2件一括して理事者より説明をお願いいたします。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) それでは、
報告事項(1)及び(6)を一括して御説明いたします。
まず、本
日付資料№1を御覧ください。
港区立神明子ども中高生プラザ指定管理者の公募でございます。本件は、現在の
指定管理者である
株式会社日本保育サービスの
指定管理期間が令和4年3月31日に終了するため、新たな
指定管理者の公募を行うものです。
まず、項番1、
対象施設は、
神明子ども中高生プラザです。
項番2、
指定期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間でございます。
項番3、今後の
スケジュールですが、
公募開始は令和3年4月13日、
応募期間は令和3年5月25日から26日でございます。
指定管理者候補者の選定が令和3年7月、そして、
指定議案の提案を令和3年第3回定例会で予定してございます。新たな
指定管理者による
管理開始が令和4年4月1日を予定してございます。
甚だ簡単でございますが、説明は以上でございます。
○
高輪地区総合支所副
総合支所長・
高輪地区総合支所管理課長兼務(佐藤博史君) 続きまして、
報告事項(6)「
港区立高輪子ども中高生プラザ指定管理者の公募について」、御報告をさせていただきます。
資料№6を御覧ください。
港区立高輪子ども中高生プラザは、現在の
指定管理期間が令和3年3月31日に終了いたします。令和2年第2回港区
議会定例会での議決を経まして、令和3年4月1日から1年間は、現在の
指定管理者であります
一般財団法人本所賀川記念館が
指定管理を行いますが、令和4年3月31日に
指定管理期間が終了するため、新たな
指定管理者の公募を行うものです。
まず、項番1、
対象施設は、
高輪子ども中高生プラザです。
項番2、
指定期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間です。
項番3、今後の
スケジュールですが、
公募開始は令和3年4月13日です。
応募期間は、令和3年5月21日から26日までです。
指定管理者候補者の選定が令和3年7月、そして、
指定議案の提案を令和3年第3回定例会で予定しております。新たな
指定管理者による
管理開始が、令和4年4月1日を予定しております。
説明は以上です。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員(鈴木たかや君) ありがとうございます。どちらも港区に御縁のある
指定管理者だと思うのですけれども、こちらの
神明子ども中高生プラザの方は、
応募期間は2日しかなくて、ほかの
指定管理者の
応募期間は5日間ぐらい設けていますよね。その5日間についても、5日間しかないのかという意見が、今日はいらっしゃらない方から、この
保健福祉常任委員会では過去にはよく出ていたかと思うのですが、それでも短いという中で、
神明子ども中高生プラザが1日しかないという理由は何でしょうか。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) これは、前回の
指定管理者の公募の
スケジュールと似たような形で2日間とさせていただいてございます。この
応募期間というのは、事業者が区に申込書を提出して、必要書類がそろっているか、部数がそろっているかという形式審査を経まして、書類を受理させていただく期間でございます。
資料№1項番3の記載のとおり、
神明子ども中高生プラザの
応募期間は2日間でございます。ここには書いてございませんで、公募要項には明記する予定でございますが、
応募期間の前に、公募の説明会、
施設見学会、また、
質疑応答期間をしっかり設けます。さらに、申込みを考えられている事業者と施設の所管課、
神明子ども中高生プラザだと
芝地区総合支所管理課でございますけれども、そちらが事前に連絡を取り合った上で、事業者が重ならないような形で、応募書類の受付をしていくと。その調整された日時に来訪していただくという、そこで先ほど申し上げた形式審査を受けていただく。それが
応募期間でございます。
そのため、今回、単独で公募いたします
神明子ども中高生プラザにつきましては、高輪地区の施設と複数申込みをされる事業者もいらっしゃると思いますけれども、書類の受付につきましては、この日程で十分ではないかと考えておりまして、今回設定させていただいたものでございます。
○委員(鈴木たかや君) すみません。私が聞きたかったのはそのようなことではなくて、要は、ほかから申込みがここはないだろうという前提で、1者しかないのではないか、もしくは1者か2者しかないから、2日もあれば十分だろうということですか。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) そのようなことではなくて、この期間の中で、1時間ぐらいかけて形式審査をさせていただくのですけれども、その日程を区分していくのに、この2日間というのを設定させていただいているということでございます。
応募が少ないだろうなどということではなくて、今、鈴木委員のご指摘のように、もしかして誤解を受けるということでございましたら、事業者が混乱しないように、また、無理のないように、多くの事業者が申し込みしやすい日程ということで、改めて選考委員会の中で調整してみたいと思います。あくまでも、私ども……。
○委員(鈴木たかや君) すみません。話の途中で申し訳ない。聞きたいのはそこではなくて、よそは5日間大体普通設けているのに、何でここだけ2日間なのかということなのです。それだけ答えていただければいい。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) こちらの方、公募要項を公開いたしまして、応募のための準備期間というのは、ほかの施設と同じように1か月半ぐらい取ってございます。しっかり6週間程度は確保してございます。最後の、いろいろ調整が終わって、書類を提出していただく期間を事務的に2日間設けておるということでございまして、2日間の中でどうしても事業者がこの日程では来られないというようなことは今までなかったものですから、私どもの方は、
応募期間というのは、あくまでも書類を……。
○委員(鈴木たかや君) それは分かっているのです。
○副委員長(小倉りえこ君) 鈴木委員が言おうとしていることは、なぜ5日間、同じように設けないのだということだと思うのです。
○委員(鈴木たかや君) それだけです。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) ほかの施設については、5日間なり、4日程度設けている中で、なぜ2日間なのだという今の御意見を踏まえまして、しっかりと調整してまいりたいと考えてございます。
○委員(鈴木たかや君) 余計なことを聞いていたら申し訳ないのですけれども、担い手というか、応募する人たちが、恐らくそんなにここはいないのだということですか、条件の悪い施設だから。だって、これから公募するわけですよね。もしかしたらA、B、C、Dとたくさん来るかもしれないという中で、ほかは大体5日間なのに、何でここは2日間なのかという、それだけ。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) 先ほども申し上げましたけれども、こちらの施設について、管理課に応募書類をお持ちいただく受付の期間ということでございます。先ほど申し上げたとおり、複数の施設を申し込まれる方もいらっしゃいますので、誤解のないよう、今回、特に
子ども中高生プラザは2施設ございます。そちらは統一するような形で調整させていただきたいと思います。
○委員(鈴木たかや君) 逆に、すみません、では、高輪は何で5日間なのですか。
○
高輪地区総合支所副
総合支所長・
高輪地区総合支所管理課長兼務(佐藤博史君) 今、高嶋課長が答弁申し上げたとおり、受付の日程ということですので、4月13日という
公募開始からの期間というものは統一しております。受付窓口として担当者が窓口で受けるのを5日間にした。これは前例に倣ったというものが、現時点での答弁となります。いきいきプラザ等も同様の日程は取ってございます。
○委員長(なかまえ由紀君)
神明子ども中高生プラザに関しても、5年前に倣って2日間にしたけれども、今回、いろいろな意見を受けて、選考委員会でもう1回、初日に皆さんに諮りますということでよろしいのですよね。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) おっしゃるとおりでございます。事業者に混乱のないよう、受付しやすい日程を考えてまいります。
○委員長(なかまえ由紀君) 前回、この2日間で問題なかったけれども、もしかしたら選考委員会でそのような話をして、
応募期間が延びるかもしれないということですね。
(「でも公募要項にはそうやって書くんでしょう」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) 多分、初回の選考委員会で公募要項など全部、委員たちが確認するのですよね。それで確定するので、これはまだ確定ではなくて、まだ予定ですよね。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) ただ今の委員会での御意見を踏まえまして、選考委員会の中でしっかりと説明させていただきたいと思います。
○委員長(なかまえ由紀君) お願いします。
○委員(二島豊司君) これ、そろえた方がいいと思います。
応募期間は、港区の区分けでそうなっているだけで、合理的な理由が見当たらないではないですか。
応募期間のお尻が一緒だからそれでいいのかも分からないのですけれども、選考委員会で、そこで公募要項を決めて、この公募要項に
応募期間というのを記載するのではないのですか。これから選考委員会を4月13日までの間に開いて、
応募期間を記載した公募要項をその後につくるということができるのですか。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) 4月に入りましてから、第1回の選考委員会を予定してございます。資料記載のとおり、
公募開始が4月13日、この日が公募要項の公開の日でございますので、十分時間がございますので、今、二島委員の御指摘の件につきましては、しっかり対応させていただきたいと考えてございます。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかに御意見よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、
報告事項(1)「港区立
神明子ども中高生プラザの
指定管理者の公募について」、
報告事項(6)「
港区立高輪子ども中高生プラザ指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(2)「
芝地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(3)「
麻布地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(4)「
赤坂地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(7)「
高輪地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、4件一括して理事者より説明をお願いいたします。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) それでは、
報告事項(2)、(3)、(4)及び(7)を一括して御説明いたします。
まず、本
日付資料№2を御覧ください。
芝地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募でございます。本件は、現在の
指定管理者である百葉の会・東急コミュニティー共同事業体の
指定管理期間が令和4年3月31日に終了するため、新たな
指定管理者の公募を行うものです。
まず、項番1、
対象施設は、三田いきいきプラザ、神明いきいきプラザ、虎ノ門いきいきプラザの3施設です。
項番2、
指定期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間です。
項番3、公募単位につきましては、芝地区の3施設を一括で公募いたします。
項番4、今後の
スケジュールですが、
公募開始は令和3年4月9日です。
応募期間は、令和3年5月20日から25日まででございます。
指定管理者候補者の選定が令和3年7月、そして、
指定議案の提案を令和3年第3回定例会で予定してございます。新たな
指定管理者による
管理開始は、令和4年4月1日を予定してございます。
甚だ簡単でございますが、説明は以上です。
○
麻布地区総合支所副
総合支所長・
麻布地区総合支所管理課長兼務(加茂信行君) 続きまして、
報告事項(3)「
麻布地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、御報告をさせていただきます。
資料№3を御覧ください。
麻布地区港区立いきいきプラザは、現在の
指定管理者、セントラルスポーツ株式会社の
指定期間が令和4年3月31日に終了いたします。令和2年第2回港区
議会定例会の議決をいただきまして、令和3年4月1日からの1年間は現在の
指定管理者が
指定管理を行いますけれども、令和4年3月31日に
指定期間が終了するため、新たな
指定管理者の公募を行うものでございます。
まず、項番1、
対象施設は、南麻布いきいきプラザ、ありすいきいきプラザ、麻布いきいきプラザ、西麻布いきいきプラザ、飯倉いきいきプラザの5施設です。
項番2から4でございますが、
指定期間は5年間、公募単位は5施設を一括で公募いたします。
スケジュールにつきましては、記載させていただきましたとおり、芝地区と同様でございます。
簡単ではございますが、説明は以上になります。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) 続きまして、
報告事項(4)「
赤坂地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、御報告させていただきます。
資料№4を御覧ください。
赤坂地区港区立いきいきプラザは、現在の
指定管理者であります株式会社ピーウォッシュ・太平ビルサービス株式会社共同事業体の
指定期間が令和4年3月31日で終了するため、新たな
指定管理者の公募を行います。なお、
赤坂地区港区立いきいきプラザは、先ほどの麻布地区と同じく、令和2年第2回港区
議会定例会で議決をいただき、
指定期間を1年延長したものでございます。
項番1、
対象施設は、赤坂いきいきプラザ、青山いきいきプラザ、青南いきいきプラザの3施設でございます。
項番2から4、
指定期間、公募単位、
スケジュールにつきましては、資料記載のとおり、芝地区、麻布地区と同様でございます。
簡単ですが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
高輪地区総合支所副
総合支所長・
高輪地区総合支所管理課長兼務(佐藤博史君)
報告事項(7)「
高輪地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、御説明いたします。資料№7を御覧ください。
高輪地区港区立いきいきプラザにつきましても、麻布地区、赤坂地区と同様に、現在の
指定管理期間が令和3年3月31日で終了し、令和3年4月1日からの1年間は、現在の
指定管理者、社会福祉法人奉優会が
指定管理を行いますが、令和4年3月31日に
指定管理期間が終了いたします。このため、新たな
指定管理者の公募を行うものでございます。
項番1、
対象施設は、豊岡いきいきプラザ、高輪いきいきプラザ、白金いきいきプラザ、白金台いきいきプラザの4施設でございます。
項番2から4、
指定期間、公募単位、
スケジュールにつきましては、さきの芝地区、麻布地区、赤坂地区と同じでございます。
説明は以上です。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言を願います。
○委員(
榎本あゆみ君) いきいきプラザだけではなく、先ほどの施設なども含めてなのですが、基本的に応募する場合は紙での提出になると思うのですけれども、データでの提出というのは可能ですか。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) 基本的に提出資料は、選考委員会で使わせていただくものでございまして、紙での提出になってございます。ただ、そのほか、電子媒体として、CD-Rにデータを入れたものを出していただくような形の公募要項になってございます。
○委員(
榎本あゆみ君) 今、ここで議論してもしようがないかもしれないのですけれども、今後、データでの提出というのが可能にすべきではないでしょうか。今の答弁でも、選考委員会があるからとおっしゃっていましたけれども、選考委員会があるからなぜデータでは駄目なのか、よく分かりませんでしたし、今、公募要項がそうなっているというのは承知しているのですけれども、今後、やっていくに当たって、データでの提出が不可能な要因は何かあるのか。もしあれば、教えてください。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) こちらの方、公募の書類提出に係る負担は、費用も含めて事業者にお願いしています。今、
榎本委員の御指摘ではたと気がついたところもございますけれども、今後、資料については、CD-Rで提出していただいて、こちらで委員会用の資料を調製するということも含めて検討してまいりたいと思います。
○委員(
榎本あゆみ君) 今は紙か、もしくはCD-Rか、どちらかで可能だということですか。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) 今は、紙とCD-Rの両方という形になってございます。こちらについては、より応募しやすい形にということで、今後、検討課題とさせていただきたいと思います。
○委員(
石渡ゆきこ君) 4月の初めに選考委員会が開かれるということで、どのような話合いをするのか、そういった議事の題目みたいなものは、大体、前回のものに倣うといったことではあるとは思います。やはり、この
新型コロナウイルス感染症という未曽有の新しい形での災害というものを社会が経験したり、あと、その影響がこれから大きく残っていくかもしれないと。いろいろな変革が求められる中で、これは
指定管理の事業者だけではないとは思いますが、いろいろな局面に当たり、これから
指定管理事業者に対して求めていくことや、選定基準なども変わることがあるのではないか。もしくはこのような基準は今までなかったけれども新たに入れていくとか、あと、加点するポイントで、よりここを重視していく。そういった大きな方向の変革があるのではないかと思うのですけれども、今現状ではどのようにそういったものが考えられているのか。
これは全体を代表して、
指定管理に関しての方針というのがあれば、どなたかにお答えいただいてもいいですし、各地区ごとで担当が基準や何かについてお考えになっていらっしゃるのであれば、ばらばらでもいいですけれども、今現在見えていることがあれば教えてください。
○
芝地区総合支所副
総合支所長・
芝地区総合支所管理課長兼務(高嶋慶一君) コロナ禍など時代の状況に合わせて、
指定管理者に求められるものが変わっていくという、
石渡委員御指摘のとおりかと思います。ですが、全体で
指定管理者にこのようなものを求めるというのは、具体的には変わってございません。あくまでも施設の管理を責任を持ってやっていただくというところでございますけれども、芝地区におきましては、なかなか公募要項の内容に触れることは、これから選考委員会が開かれますので、具体的に申し上げる時期ではないのですけれども、例えば、いきいきプラザが区民避難所として、災害や豪雨のときもしっかりと地域の中に根づいて対応していただいているというようなことがございます。
また、もう一つ考えてございますのが、芝地区の場合でございますけれども、かなり施設の老朽化も進んでおります。大きな施設、複合施設の中に入ってございますので、区のファシリティマネジメントに基づいた対応をしっかり取っていただくというようなことも少し盛り込んでいきたいと考えてございます。
芝地区については以上でございます。
○
麻布地区総合支所副
総合支所長・
麻布地区総合支所管理課長兼務(加茂信行君) 全体の仕組みや制度自体につきましては、今、
芝地区総合支所管理課長が申し上げたとおりでございます。
全地区共通いたしまして、若干補足をさせていただきますと、提案の中に感染症対策というのをきちんと盛り込んで審査をするというところは、選考委員会の決定事項ではございますが、事務方としてはそのようなことを想定しているところでございます。
今後、選考委員会の中で議論を経まして、やはりその辺をしっかり見ていくということは、そもそも1年間延長したことの一番の肝でしたので、今回の公募に当たりましては、十分重きを置いて対応していきたい。これは、全地区共通のこととして考えているところでございます。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) 今御説明がありましたように、選考委員会の中で諮られていくものでございますが、事務局として、今回のポイントとして考えている部分としましては、今お話しのあった
新型コロナウイルス感染症対策でございます。区の指針や基準に基づいて施設で実施することは当然でありますけれども、事業者として、高齢者を対象とする施設ですので日頃から施設の衛生管理をどう考えるか、また、職員の健康管理をどのように取り組んでいくか、そうした心構えや対策については今回の必須の視点だと考えております。
また、避難所としての役割についても、昨今の災害を考えますと必要となってくると考えております。避難所となる施設でありますから、区の災害対策に事業者も協力してもらう必要がございます。この辺りの意識や心構え、対応などを確認していきたいと考えております。
そして、赤坂地区の施設の利用者の状況としましては、施設の利用者に女性が多い状況がございます。比率として、女性が85%、男性が15%ぐらいの割合になっておりますので、男性がもう少し参加しやすいような事業展開、そうしたところの提案なども求めていきたいと考えているところでございます。
○
高輪地区総合支所副
総合支所長・
高輪地区総合支所管理課長兼務(佐藤博史君) 高輪地区でも同様に、基準というものを含めて全体の流れがございますが、選考委員会で、こうした今回の御指摘も踏まえて諮っていくところでございます。時代、時期に応じて、コロナ禍である中、どういった提案を求めていくのか、そういったものを選考委員会で決めていくわけでございます。
先ほどの
榎本委員の紙やデータといった御指摘についても同様でございまして、これまで対応機器の不統一など、そういったものがそろっていなかったことから、最終的には紙という決定をいたしておりましたけれども、昨今、いろいろな機器が統一されてまいりまして、対応が可能となりましたので、御指摘も踏まえて、データでも可能かどうか、選考委員会でお諮りをして決めていきたいと思います。
○委員(
石渡ゆきこ君) ありがとうございます。今、教えていただいたように、今後は感染症だけではなく、いろいろな自然災害が起こり得るかもしれないわけで、新しい状況に対する柔軟な備えと、あとは、もう一方で、加速的に進んでいるデジタル化に対応することも、やはりここは大事なポイントになってくるということで、今、皆様から教えていただいたのはそのとおりだと思います。
それで、
指定管理者を選ぶときもそうですし、あと、選んだ後にお互いが連携しながらというところにおいても、やはり社会の変革が利用者の負担にならないように対応する
指定管理事業者は大変だと思うのです。いろいろ情報も収集しなければいけないし、初めに出した事業計画と違うようなことが、今回みたいにいろいろ出てきて、制約がある中でも力を発揮していただくためには、区のフォローなどが十分に必要だと思います。ぜひいい事業者を選べるように、初めの段階で、今回はここをより重視しているというのが分かりやすい公募要項をつくっていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかにございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、
報告事項(2)「
芝地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(3)「
麻布地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(4)「
赤坂地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」、
報告事項(7)「
高輪地区港区立いきいき
プラザ指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、日程を戻しまして、
報告事項(5)「
港区立特別養護老人ホーム等の
指定管理者の公募について」、理事者より説明をお願いいたします。
○
高齢者支援課長(金田耕治郎君) それでは、
報告事項(5)「
港区立特別養護老人ホーム等の
指定管理者の公募について」、お手元の資料№5を用いて御説明させていただきます。
港区立特別養護老人ホーム3施設、高齢者在宅サービスセンター8施設、地域包括支援センター5施設、ケアハウス1施設、赤坂
子ども中高生プラザ及び赤坂
子ども中高生プラザ青山館につきまして、現在の
指定管理者の
指定期間が令和4年3月31日をもって終了するため、新たな
指定管理者を公募いたします。
項番1、
対象施設でございます。(1)港区立特別養護老人ホーム白金の森等、(2)港区立特別養護老人ホーム港南の郷等、(3)港区立特別養護老人ホームサン・サン赤坂等、裏面を御覧いただきまして、(4)港区立南麻布高齢者在宅サービスセンター等、(5)港区立
台場高齢者在宅サービスセンター、(6)港区立北青山高齢者在宅サービスセンター等、(7)港区立芝高齢者在宅サービスセンター等、(8)港区立虎ノ門高齢者在宅サービスセンターが対象の施設となります。
2の
指定期間でございますが、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間となります。
3の公募単位でございますが、(1)から(8)までの施設をグループ単位で一括で公募いたします。
4の今後の
スケジュールにつきましては、令和3年4月15日から公募を開始しまして、公募期間は令和3年5月28日までといたします。令和3年7月に
指定管理者候補を選定しまして、令和3年第3回定例会で
指定議案の提出を予定しております。令和4年4月1日から新たな
指定管理者による
管理開始を予定しております。
簡単ではございますが、説明は以上でございます。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員(
石渡ゆきこ君) 質問というよりは、1点だけ少し要望を述べさせてください。特に高齢者のホームに関しては、公募要項を決定する上で成年後見制度の活用、そちらに対するフォローや後見人への対応が注目点としてあると思います。成年後見制度、今、非常に動いているところではありますし、あとは、私が弁護士の立場で最近割と耳にするのが、後見人と御家族、御親族が対立関係にあってしまって、それが結局、施設の利用者の方などともトラブルになってくるというのがあり、いろいろな問題があります。
そのような意味では、これから募集要項には、権利擁護に尽くします、という言葉で書かれると思うのですけれども、権利擁護という堅苦しい言葉ではなくて、とにかくなるべく御本人、当事者の意思表示や意思確認を最大限重視していただけることが望ましいと思います。特にこれからワクチンの接種が入ってくると、ここが一番もめていて、実は私どもの業界では、後見人はどこまで同意できるのかという同意の範囲でも、今、政府がどこまで言っているのかよく分からない中で、新しいことが起きると、やはりそのようないろいろな問題が起きてきます。後見人が当然このような施設だとついてたり、補助人がついていたり、任意の後見人など、そのようなこともあるだろうし、御親族とのやり取りもあって、施設側が結構いろいろな人間関係のトラブルに巻き込まれやすいと思うのです。
ですから、そのようなところを区も丁寧にフォローしていただきたいのです。今言ったような成年後見人と御親族がトラブルになったり、御親族と施設側がトラブルになったりというのがよくあって、結構細かなところの積み重ねが大きくなって、最後は対立関係になってしまうことが多いです。
というのも、どうしても人手が足りなくて忙しい中で、細かく尋ねてくる御利用者の親族がいて、歯医者に行ったか、入浴はしたかなど、そのような細かいものがストレスになったり、探りを入れているのではないかなど思ってしまうことがあります。そんな行き違いが積み重なってくると、どうしてもトラブルになることが、私の見た少ないケースですけれども、多いのです。
そのようなことが積もり積もって御利用者とのトラブル、あと、それが大きな形になって、区に対するクレームとなって来ないように、そこのところは
指定管理事業者にも、初めの公募の段階から、やはり人権擁護というのは、御本人の意思を確認した上で、御本人に不利益のないようにという基本的なところを改めて伝えていただきたい。また、区も事業者からいろいろ上がってくるような利用者間等のトラブルなどに対しても細かく寄り添っていただければと思います。これは要望でお願いですので、御答弁は結構です。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかによろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかにないようでしたら、
報告事項(5)「
港区立特別養護老人ホーム等の
指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(8)「
港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ指定管理者の公募について」です。理事者より説明をお願いいたします。
○
芝浦港南地区総合支所副
総合支所長・
芝浦港南地区総合支所管理課長兼務(山本隆司君) それでは、資料№8を御覧いただければと思います。港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザにつきまして、現在の
指定管理者、公益財団法人東京YMCAの
指定管理期間が令和4年3月31日に終了するため、新たな
指定管理者の公募を行うものでございます。
項番1、
対象施設は芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ、港区芝浦四丁目20番1号です。
項番2、
指定管理期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間です。
スケジュールですが、
公募開始は令和3年4月9日から、
応募期間は令和3年5月10日から5月21日までです。
指定管理者候補の選定は令和3年7月、
指定議案の提案を令和3年第3回定例会で予定しております。新たな
指定管理者による
管理開始は、令和4年4月1日の予定です。
御説明につきましては、以上です。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○副委員長(小倉りえこ君) 全般に関わることではあるのですけれども、今日、この委員会、物すごくいろいろな方から意見が出て、個人的には闊達な議論ができているのではないかと思っております。
公募の在り方、公募の期間、応募の期間というところで、たくさんの委員の方から御意見がありまして、本来であれば、1年前に
指定管理者の公募が行われる予定だったのですが、
新型コロナウイルス感染症で延びたと。で、今があるわけなのですけれども、この1年の延長に伴って改めて出た指摘だったり質問というものではなくて、前々からこのようなことは結構言われていたと思うのです。
そのたびに、
スケジュール等を調整していく、検討していくというお答えが出てはいたのですが、それをどう検討されて、今回、延長後の改めての反映と決定というところに至ったのかというところを、まず聞かせていただきたいと思います。公益財団法人東京YMCAに限ったことの話ではないので。私は、保健福祉支援部長を見詰めて話をしておりますけれども。
○
麻布地区総合支所長・
保健福祉支援部長兼務・
新型コロナウイルスワクチン担当部長兼務(有賀謙二君) 先ほど来、公募につきまして、いろいろと御意見を頂戴してございます。我々、やはり
指定管理者というのは、より多くの事業者に応募していただいて、提案内容を競っていただいて、本当に力のあるいい事業者に、区民が専ら利用する施設を責任を持って運営していただくというのが目的でございます。
ただ、今の審議の中で、なかなか
応募期間、書類の受付期間がまちまちであったりして、区が十分に競争できる環境を整えていないのではないかということを、我々はそのつもりはないのですけれども、まさしくそのようなところに疑念をいただくというのは、これはこちらの調整が不足していると思います。
また、前例踏襲で少しやっている部分も、正直に申し上げて、見られます。そういったところを、やはりちゅうちょなく変更して、先ほど申し上げましたように、本当に多くの事業者が自由に参加できるように、そういった環境をとにかく整えるように制度全体を変えていかなくてはいけないと思います。
あと、データでの提出の件につきましても、これは時代もありますし、事業者もより参入しやすいものであれば、積極的にそれは導入していくべきだと思いますし、その辺も区の意識が立ち後れているところもあるかもしれません。
本日、そういったことで厳しい御意見と私は受け止めまして、これは制度全体を統括する部門にこの内容を伝えまして、しっかりと検討した上で、まだこれから選考委員会を開いてこの内容について精査する時間もございますので、今の御指摘を踏まえて、しっかりと多くの事業者が参入できるような選考をしていきたいと。そういったことを担当部門に意見をしてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
○副委員長(小倉りえこ君) ありがとうございます。現時点で、港区議会というところでは、
指定管理者制度というところを比較的肯定的に捉えられています。それは、やはり区が言うところの民間事業者のノウハウをというところもありますし、要は、それは区ができないところを民間で補ってもらう。それが、また最終的に区民が受けるサービスの中身や充実というところに直結するからという大義も私たちにはあるわけです。
それで、各部署でそれぞれ資料を作成して今まで来ているというところなのですけれども、やはり文言や認識など、統一されていないところがこれまでもずっと非常に気になってきましたし、あえて口に出してこなかった委員の方、さらに職員の方も多分いらっしゃったとは思うのです。今日の案件全体を見て、一番常識的で、まともというと少し変ですけれども、理解が得やすいのは、先ほどの高齢者支援課の特別養護老人ホームの公募期間と
応募期間というところが、全体的なスタートからしてマッチしていると、そうだと感じます。
よいサービスができるという意味で、事業者にたくさん応募していただきたいという気持ちは、先ほど保健福祉支援部長がおっしゃったように私たちもやはり同じですし、それをしていただくことによって、選考委員会も責任ある立場で、どこがいいかという議論を進めていって、最終的に皆さんに喜んでもらえる区の施設の管理というところにつなげていければいいというのが、私たちの、少なくとも私の最低限の望みであります。なので、区にはそのための土台というものをしっかり築いていただきたく、先ほど今後検討していくと御答弁のあったところをしっかり進めていっていただきたい。
その最初のステップは、恐らく誰が見ても不思議に思わない、分かりやすい情報提供というところだと思います。本当に、各部署が過去の資料を引っ張り出してきて、日付を上書きするだけなど、そのようなところが多くなってきている。慣例上というのもあるかもしれないですけれども、横の統一ができていないというところは、その理由も1個あると思いますし、統一のテンプレートやフォーマットというのがないからこそそのようなことが起きてしまうのかと思います。これは民間の企業でもよくあることですけれども、
指定管理者制度の所管部署でまたお話ししていただくということだったのですが、少しずつ変えていけるものは変えていかないと、これまで肯定的に捉えてきた人も、期待ができなくなってしまうようでは非常に困ると思います。一回、行政の
スケジュールや都合だというところはさて置いて、いま一度、誰のための施設で、誰のための
指定管理制度だというところを考えていただければと思っております。
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
○
麻布地区総合支所長・
保健福祉支援部長兼務・
新型コロナウイルスワクチン担当部長兼務(有賀謙二君) 改めまして、やはり区民が使用する施設、これを我々は、これは言い尽くされている言葉でございますけれども、最少の経費で最良で最大の効果を上げるために、より多くの事業者に参入していただいて、本当にいい事業者に区民が使う施設を任せたいと思ってございます。今、るる御指摘の統一のテンプレートや、それで公平性を持って事業者をしっかり選んでいく、そのようなことを、改めて初心に立ち戻って、こちらを整理していくということをきちんと区全体で取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、
報告事項(8)「
港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(9)「
港区立三田図書館の建物の一時利用について」です。理事者より説明をお願いいたします。
○
保健福祉課長(山本睦美君) それでは、資料№9、
港区立三田図書館の建物の一時利用について、御説明いたします。
港区立三田図書館が令和4年度から札の辻スクエアへ移転することに伴い、本建物については、(仮称)文化芸術ホールの開館準備及び地域福祉団体の活動場所として、令和4年度から8年度までの一時利用をするものでございます。
本建物の概要は、項番1に記載のとおりでございます。また、資料の3枚目の別紙1が案内図でございます。
項番2、本建物の活用についてです。本建物の行政需要の調査を実施し、2件の活動希望がありました。(2)の(仮称)文化芸術ホールの開館準備の活動につきましては、令和9年6月の開館に向けて、管理運営計画等の各種業務を行うための事務室及び会議室並びに区民センター等で実施する気運醸成事業や、ホール開館後の事業に向けた練習・制作を行う活動場所とします。
2ページを御覧ください。(3)の地域福祉団体の活動についてでございます。表中に記載のとおり、アの港区シルバー人材センターの自転車リサイクル事業及びリビングサービス事業、イの港区保護司会の更生保護サポートルーム、ウの港区社会福祉協議会の災害ボランティア用資機材倉庫の各事業は、区内のほかの場所で実施しておりますが、今後、建物を取り壊すため、新たな活動場所が必要でございます。エの港区社会福祉協議会の芝地区ボランティアコーナーは、ボランティア支援のため、各地区総合支所管内に1か所ずつ設置を計画しておりますが、現在、芝地区のみ未設置のため、こちらに新設いたします。また、オの災害ボランティアセンターは、災害時に区の要請を受け、港区社会福祉協議会が設置するもので、発災当初は港区社会福祉協議会が入る
麻布地区総合支所2階を活用しますが、災害の規模によっては、本建物1・2階のスペースを活用いたします。これらの活動場所として、
港区立三田図書館の建物を活用いたします。
なお、地域福祉団体の活動の詳細につきましては、別紙2に記載をしております。
続きまして、項番3、利用の方向性でございます。一時利用の期間につきましては、建物が竣工後38年経過しており、老朽化による不具合が発生する割合が高いことから、大規模改修や建物の建替え等、令和3年度に土地建物の有効活用を検討いたします。そのため、一時利用の期間は令和8年度までとしております。本建物を活用する場合の活用に係る改修工事に関する費用と、本建物を活用せず民間施設を借り上げた場合の費用の比較について、3ページにお示ししております。2件の活用目的に係る改修費用は約2,000万円を想定しております。これに対し、民間施設を5年間借りた場合ですが、約5億円と試算いたしました。本建物を改修して活用する方が経済的という結論を出しております。また、一時利用に向けた準備についてですが、三田図書館移転後、一時活用に必要な改修工事や引っ越し作業を実施し、令和4年7月から活用を開始いたします。
項番4のその他ですが、本建物の一時利用終了後の活用につきましては、施設需要を確認し、中長期的な視点を踏まえ、有効な活用策を検討してまいります。
最後に、
スケジュールでございます。令和3年度に本建物の活用検討、令和4年4月から6月に改修工事、同年7月から各団体の活動を開始し、令和9年3月に一時利用を終了いたします。
なお、本件につきましては、本日開催されております総務
常任委員会及び区民文教
常任委員会において、用地・施設活用担当及び国際化・文化芸術担当から御報告させていただいております。
「
港区立三田図書館の建物の一時利用について」の御報告は、以上でございます。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員(
榎本あゆみ君) 使える団体がある程度限られているのかと思うのですけれども、完全な一般の区民の方、地域、ボランティア団体などに所属していないような方々は全く利用できないという理解でよろしいでしょうか。
○
保健福祉課長(山本睦美君) 芝地区ボランティアコーナーは、登録をしていただければ、使えるという形になります。
また、一般の方が自由に出入りして使用するという形ではございませんが、更生保護青少年サポートルームですと、保護司会の方々が青少年の相談事業を行っております。こちらは、一般の方でも希望する方が受けられるという内容になっております。
○委員(
榎本あゆみ君) 改修工事のところで、本建物の部屋の間仕切りを変更する必要があるということなのですけれども、これ、間仕切りを変更するというのは、新しく造り直さなければいけないということなのですか。
○
保健福祉課長(山本睦美君) 今、図書館の仕様になっておりますので、事務室として使う場合など、その用途に応じて、一部、間仕切りを変更する必要は出てきますが、なるべく早く活動を開始したいということもありますので、あまり大規模な変更というのは考えておりません。
○委員(
榎本あゆみ君) それは、パーティションを置くなど、そのようなものではなくて、完全に工事をするということでしょうか。これは、パーティションでは実現できない工事をするということでしょうか。
○
保健福祉課長(山本睦美君) 今、工事の内容については詳細を詰めているところで、パーティションで済む場合もありますけれども、例えば、1階で活用するシルバー人材センターのリビングサービス事業の場所では、頻度は多くないのですが、電気かんなや研磨機など、音の出る工具を使用することがあるもので、天井までの壁を新たに設置するという必要がございます。
○委員(
榎本あゆみ君) この建物を今後どうするかは、これから検討するのだと思いますけれども、1982年に建ったということで、この建物の一時利用が終わった後、このまま使うというのは考えにくいので、恐らく新しく改修するのだと思います。ここに書いてあるように、民間で借りれば5億円で、それに対して改修の費用は2,000万円ということで、大変安いでしょうということです。4年間利用するのに、安全面で必要な改修はもちろんする必要がありますが、それ以外の一時利用のところにこれだけの金額をかけて、どういったことをするのか、まだ工事の詳細は提示されないということですから、なるたけ区民の皆さんの理解が得られるような金額と改修工事を必要最小限のところでぜひやっていただきたいと。これはまた要望というか、ぜひそのように使用をしていただきたいと思います。
○
保健福祉課長(山本睦美君) こちらの建物は、やはりあくまで一時利用というところですので、今、
榎本委員がおっしゃったように、必要最小限の改修工事で活用していきたいと考えております。また、その先の活用については、この建物を使うにしても、大規模改修などが必要になってまいりますので、そちらは今後の行政需要に合わせた形で、そういったレイアウトの変更なども含めた大規模改修をしていくことになっていくかとは思います。
○委員(
池田たけし君)
保健福祉課長にお伺いするのも、心苦しいところなのですけれども、今までもいろいろな建替えや新しい事業、建物の老朽化など、いろいろな事情でやってきたわけです。今回もこれ、いろいろな施設が絡み合いながら動いているわけで、いきいきプラザの建替えもあれば、札の辻スクエアができるとか、(仮称)文化芸術ホールの建設ということもあるし、さらに芝地区ボランティアコーナーも新しくというようなこともあります。それから、少し前は赤坂アカデミーを、小中一貫校として造ると。それには一旦、赤坂中学校をどかさなければいけない。たまたまNTTの土地があって、場所的な広さもよかったのですけれども、やはり建て替えていくときに、どこか一旦よけなければいけないという状況が生まれていると。今、建物を建てるのが結構ビルだと短くできるようになってきて、ありがたいところなのですけれども、そのようなことで、庁内で調査を実施していただいて、このような需要があると。では、ここを使ってとなって、それはよかったと思うのですけれども、当然、用地・施設活用担当が中心にイニシアチブを取っていただいて、いろいろなところからのニーズを受けていただくと思うのですけれども、今後も様々あるし、それこそ現在の三田図書館自体が築後38年たったので、これも変えていくのでしょう。三田図書館は新しいところへ移るから、空っぽになるからいいといえばいいのですけれども、とはいっても、いろいろな需要によって待ったなしのところもあるわけです。建物自体が老朽化したり、いろいろな制度が変わったからそれに対応していかなければいけないというところでやっていかなければいけない。
一回よけなければいけないときに、どこかに代替となる場所を取っておかなければいけないわけですけれども、そうはいっても、あちこちにたくさん造るわけにいかない。学校などは、あまりにも離れたところにあったらいけないという行政需要と、事業なりを続けていかなければいけないところというのは、どのように進んでいくのかと、不安というか、心配になることが多いのですけれども、お答えはいただけますか。
○
保健福祉課長(山本睦美君) そちらに関しましては、施設整備の中長期的な計画というものもございますし、また、池田委員がおっしゃっていただきましたように、用地・施設活用担当でそういったものに合わせて、それぞれの需要の調査をして、うまく回していっていると考えております。
○委員(
池田たけし君) どんどん変わっていくのが港区でありますし、区民のニーズに応えて、あるいは、区としてのいろいろな施策の中でいい形に整えていくというのがあるようなのだけれども、やはりどこか苦しいというところがあります。港区は、そのような意味では、土地のまとまったものがなかなかないので、大変苦しいと思うので、そこら辺をもう少し何か計画など、いろいろな形で、なるべくストレスがないようにやっていただければいいという、独り言です。
○委員長(なかまえ由紀君) 御意見で。ありがとうございます。
ほかによろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、
報告事項(9)「
港区立三田図書館の建物の一時利用について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(10)「(仮称)
障害者グループホーム高輪運営事業候補者の決定について」、理事者より説明をお願いいたします。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君)
報告事項(10)「(仮称)
障害者グループホーム高輪運営事業候補者の決定について」を御報告させていただきます。
資料№10を御覧ください。区立精神障害者地域活動支援センターの建替えに伴い、新たに設置いたします(仮称)障害者グループホーム高輪の運営事業候補者につきましては、プロポーザル方式により公募することを、昨年10月30日開会の当委員会におきまして御報告させていただいております。このたび事業候補者が決定いたしましたので、報告させていただくものです。
資料の項番1、事業候補者でございます。事業者名は、株式会社ミナノワ。所在地、代表者は記載のとおりでございます。参考資料1に事業者概要をまとめてございますので、御参考にしていただければと思います。
次に、項番2の選定理由でございます。今回の公募に当たりましては、3事業者から応募がございました。3事業者とも第1次審査を通過し第2次審査に進んでおりまして、審査の結果、記載の3点の理由から事業候補者を選定したところでございます。その理由としまして、(1)障害者グループホームを運営している実績が多くありまして、事業が安定的、継続的に任せられる安心感があったこと。(2)日常的に、また、災害時にも、法人内のバックアップ体制が整っていること。(3)ヒアリングの中で、入居する利用者一人一人の本意を第一にという姿勢を一貫させておりまして、評価できたところでございます。
また、参考資料2といたしまして、運営事業候補者の提案概要、参考資料3と4では、選定委員会における審査項目と審査集計表、提案に対する選定委員の意見についてまとめてございますので、こちらも御参考にしていただければと思います。
また資料№10に戻りまして、項番3の選定までの経緯でございます。公募の手続に関しましては、記載のとおりの日程で進めさせていただいております。令和3年1月に第1次審査、第2次審査を実施いたしまして、決定に至ってございます。
項番4の選定委員会の構成につきましては、学識経験者3名を含みました5名体制となっております。
最後に、項番5の今後の予定につきましては、記載のとおり手続を進めてまいりまして、6月の施設開設に臨みたいと考えております。
なお、資料№10-2では運営事業者候補者からの提案書、資料№10-3では選定委員会議事録をまとめてございます。併せて御参考にいただければと思います。
簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員(
石渡ゆきこ君) 3事業者から応募いただいて、そこの中から十二分に検討できたというところでは、非常に望ましい。やはり比較対照できないと、それぞれの強みというのが分からないので、やりがいのある選定過程だったのではないかと思いますけれども、特に今回、第1次と第2次の審査で点数の逆転が起きていますので、少しそこの選考過程での考え方について聞かせてください。
第2次審査でのやり取りの中で、B事業者は少し組織として弱いのではないかということと、あと、C事業者は、経験も豊富だけれども、逆に経験が豊富な割には、提出資料などが少し物足りないところが多いというようなことが書いてありました。そういったところが第2次審査での点数の差になって表れたのかと思いますけれども、今回、第2次審査に当たって、結構、評価が分かれているのですが、一番何が大きな決め手になって、今回の事業者が選ばれたのでしょうか。こちらにいろいろ書いてあるのですけれども、第2次審査で決め手となった点、教えていただければと思います。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) 株式会社ミナノワの決め手というか、強みは、利用者に対するサービスの内容、安全・安心の確保や取組の姿勢など、総合的にほかの事業者より高く評価できたということがポイントになっていると考えております。
第1次審査では、C事業者の運営に対する基本的な考え方や事業運営が評価されたところでしたが、先ほどお伝えしたように、第2次審査では、株式会社ミナノワの総合的な評価が高かったということで、逆転が起こっているという状況でございます。
○委員(
石渡ゆきこ君) 資料を見せていただいているので、何となく総合的にというのは分かるのですが、ただ、総合的にという言葉はマジックワードで、あまり具体的ではないという気がします。
ほかの2事業者、特にこの中では経験が割とあり、社会的にもいろいろやっていらっしゃる、期待が持てる事業者が手を挙げてくださっていて、第1次審査で期待が高かったと思うのですけれども、それが第2次審査のところで、あらと思った。つまり、プレゼンテーションのところで資料があまりそろえられていなかったのではないかと書かれていますが、実はこれがさらっと書いてあるよりも、非常に大きな影響があったのではないかと思っております。
つまり、通常の書類不備などは皆さん、第2次審査に上がってくるところだから、そんな形式的な不備はなくて、どちらかというと、内容で普通書かれているべきところが薄かったということなのかと思うのです。あとは、こちらの事業者、実は、東京都の指導が入っていらっしゃいますよね。そういったことに対する説明についても、多分、プレゼンテーションでは出てきたのではないかと思いますけれども、そこの説明も若干物足りなかったのかなと思います。東京都でどのような指導が、こちらの事業者が手挙げをした段階で入っていて、それがどのように対応されていたのかも含めて、もう一度再度説明いただけるとありがたいです。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) 実地検査の指摘の内容でございますが、虐待防止に関する掲示であったり、重要事項説明書を最新の内容に修正していない、あとは、利用者の情報提供の事前同意を得ていないという指摘がありました。
その内容について改善はしているということでしたが、東京都に提出をした書類が添付されていないなど、そういった部分がございました。
○委員(
石渡ゆきこ君) 私もこれを教えていただいて、同意の経緯に一部不透明なところがあったり、あとは、東京都に提出したものも、当然、プレゼンテーションで聞かれるだろうと考えられるのに、そちらが示されていなかった、もしくはやり取りの中で十分その内容が伝えられなかった。こちらの事業者が経験豊かなで、非常に歴史が長くて多くの経験を積んでいるというだけに、逆に問題として委員の方々には映ったのかと思っております。
やはり人間が相手のお仕事ですから、このような委員の何となくの皮膚感覚はとても大事だと思っていて、形式的な第1次審査だけではなくて、わざわざ人の目を通しての第2次審査というものの重要性として表れてくるのかと思いますし、ぜひそれが伝わるような選定理由の結果にしていただきたいと思いました。
といいますのは、今回の選定理由を見ていきますと、(1)に、運営実績が多くあり、また、退去者が少ない、とここから入ってしまうのですけれども、実は選ばれたところは、一番経験というか、設立が浅いので、あまり経験がないから退去者が少ないのは当たり前なのです。ということよりは、より総合的な評価、これは(3)に込められた内容ではないかと思うのですけれども、ただ、総合的な評価とだけ軽く書かれてしまうと、何が総合的なのかよく分からないところがあります。それは比較的新設の事業者であっても、寄り添いの熱意があったり、それがさらに資料として的確に具体的に示されて、プレゼンテーションの内容としても、単に言葉だけということではなくて、しっかりとした書類がそろっていると。そういったことからも、安定感や安心感で伝わったという、これが一番なのではないかと思っております。
そうすると、形式審査からやったから、その順番に(1)、(2)、(3)ということなのかもしれませんが、この選定理由の記載順だと、どうしても1番目が重要なのかと思って読んでしまう人もいると思います。この1番目の、運営実績が多くあり退去者が少ないことからというのは、逆に私などは、ほかの2事業者を見たときに、一番設立が新しいのに、はてなと浮かんでしまったりして、最初にぱっと見たときは分かりにくいものがあります。今回の第2次審査では、かなり重要な判断が、しかも的確な判断が行われたのではないかと私は読ませていただいて感じましたので、それが選定理由を見ただけでも、区民の方にきちんと伝わるように、そのためにわざわざ人の目を通しているのだということがアピールできるように、ぜひもう少し分かりやすく書いていただければと思います。いかがでしょうか。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) いろいろな御指摘、本当にどうもありがとうございます。今、御意見、御指摘いただいた部分を生かして、公表のときには注意していきたいと思っております。ありがとうございました。
○委員(
榎本あゆみ君) 財務状況分析結果のところなのですけれども、今まで見せていただいたいろいろな選定委員会の議事録の中には、財務状況の分析結果が結果として出され、委員の方たちに対してその説明がされていたと思うのです。例えば、今回の応募事業者の資金計画はそれぞれ「普通」「やや優れている」「やや優れている」となっています。これについて、「普通」だけれども、こうだから問題ないですなど、解説がいつもあったと思うのですが、今回いただいている議事録にはそれが全くなくて、委員長から、特に質問ありますかと聞かれ、ありませんということで、次へ行きますというように、何も説明がないのです。これだけ見ると、もちろん「普通」というC評価が悪いものではないことは分かっていますけれども、様々な観点から大丈夫と思ってしまうのもあり、ここについて何か補足があれば伺いたいのですけれども、何かありますか。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) すみません。資金計画の部分で。
○委員長(なかまえ由紀君) 財務状況の分析結果についての議事録で。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) すみません。この財務状況分析が「可」であるということの説明ということでよろしかったでしょうか。
○委員長(なかまえ由紀君) では、もう一度説明を。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) 申し訳ございません。
○委員(
榎本あゆみ君) 今回の財務状況の、第2回選定委員会の議事録を見せていただいて、これまでは選定委員会の中で、財務状況分析と資金計画の評価がこのようになった理由はこうですというのが、何か説明されていたと思うのです。それを見て私たちは、そのような理由から「可」なのだ、「普通」だけれども大丈夫なのだ、安心していいのだという材料にしていました。けれども、今回、選定委員会の中ではその説明が一切ないので、私としても、今これを見て、資金計画についてはA事業者が「C:普通」となっているのに、BとCは「B:やや優れている」になっているからA事業者は少し評価が下がっている、ここの結論のことしか分からないのです。ここについて少し不安があるのですけれども、この評価した理由であったり、ここが「C:普通」だけれども問題ないとされた経緯など、そういったことが分かれば伺いたいと思います。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) 申し訳ございませんでした。今回、財務状況の分析につきましては、3事業者それぞれの財務規模、収益性、安全性、資金分析、成長性、リスク要因という観点で採点をしております。その採点の結果、3事業者とも基準を満たしておりまして、総合的な判断で、可否判断としましては、「可」ということで診断が出ております。
○委員(
榎本あゆみ君) ありがとうございます。そうしたら、この財務状況等分析結果の中には、今御説明いただいた財務状況と、もう一つ、資金計画(総合評価)とあると思います。この資金計画(総合評価)のところでA事業者だけが「C:普通」になっていて、B事業者とC事業者はBの「やや優れている」となっているのですけれども、なぜA事業者は「C:普通」と総合評価でなったのか、教えていただいてもいいですか。
○
福祉施設整備担当課長(奥村直人君) こちらの評価なのですけれども、「普通」と「やや優れている」という評価の差なのですが、差はほとんどない状態ということで評価を受けておりまして、A事業者につきましては、ほかの事業者より低めの点数になっているのは、先ほどの項目でいう財務規模、それと……。すみません。確認させていただきます。
○
麻布地区総合支所長・
保健福祉支援部長兼務・
新型コロナウイルスワクチン担当部長兼務(有賀謙二君) 申し訳ございません。基本的に、公認会計士によりまして、プロポーザルを始める前に、会社の経営状態を示す資金残高など、そういったものを全て出させて、それをまず評価します。その中で、まず、5段階評価をしていただいています。A、B、C、D、Eと。これは点数を100点満点でつけるのですけれども、20点以下だとEという評価になります。それは、様々、今、
福祉施設整備担当課長が申し上げましたけれども、財政規模や収益性、それから、資金、蓄えがどれだけあるかなど、そのようなことを評価するのですけれども、20点になったものは駄目だと。ただ、最低評価は駄目なのだけれども、それ以外は、この段階でこの企業を区の取引の相手にできるかどうか、そこの判断まではできないでしょうと。ただ、評価としては、公認会計士がAからD、その4つの中で区分はするということでございます。ただ、Eでない限りは、公認会計士の立場からしては、このまま検討を進めてもよろしいでしょうというような仕組みでやってございます。
ただ、今回、公認会計士から我々審査委員が説明を受けていますが、この議事録にそこの部分がきちんと記録されていないのは、これは資料として不足していると思いますので、どういった評価がされたかということをもう少し詳しく書いて、区民の皆様にお示しできるように改善はしてまいりたいと思います。
○委員(
榎本あゆみ君) そうしますと、これは、令和3年1月20日に行われた第2回選考委員会の中で、実際には公認会計士の方から説明を受けていたけれども、この議事録に載せなかったということですか。
○
麻布地区総合支所長・
保健福祉支援部長兼務・
新型コロナウイルスワクチン担当部長兼務(有賀謙二君) 結果のみを載せたということでございます。
榎本委員御指摘のように、きちんと委員会では、公認会計士から直接説明を受けております。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかによろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、
報告事項(10)「(仮称)
障害者グループホーム高輪運営事業候補者の決定について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(11)「東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に伴う
台場高齢者在宅サービスセンターの休館について」です。理事者より説明をお願いいたします。
○
高齢者支援課長(金田耕治郎君) それでは、
報告事項(11)「東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に伴う
台場高齢者在宅サービスセンターの休館について」、お手元の資料№11を用いて御説明させていただきます。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、トライアスロン競技がお台場海浜公園及び周辺道路を利用して開催されます。
台場高齢者在宅サービスセンターは、トライアスロン競技の会場エリア内にあるため、競技日はセンター周辺の道路が交通規制により車両通行止めとなります。また、競技が終了し、交通規制が解除された後も、観戦者がセンター周辺に滞留したり、また、近隣の競技会場の交通規制もありまして、道路が渋滞することが予想されております。このため、施設の利用者の送迎や受入れを安全に円滑に行うことが困難となるということが考えられることから、競技日は施設を休館いたします。
休館に伴う利用者への対応としましては、利用日の振替や、ほかのデイサービス等の利用を御案内いたします。その際、できる限り利用者や御家族の意向に沿うことができるよう、施設の
指定管理者、ケアマネジャー、また、介護事業者ともに調整をしてまいります。
裏面の
スケジュールを御覧ください。4月に、利用者や担当するケアマネジャーなどに個別に御説明するとともに、広報みなと及び
ホームページでも周知いたします。また、4月から6月にかけて代替サービスの調整を行いまして、利用者の混乱がないよう対応してまいります。
説明は以上となります。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員(
石渡ゆきこ君) こちらで利用調整をしなければいけないのは、大体何人ぐらいいらっしゃるのですか。
○
高齢者支援課長(金田耕治郎君) 1日当たり約30人ほどの利用者がございます。その中で、月・水・金や火・木・土などという形で利用されている方が多くいらっしゃるのですが、利用日を1日ずらして対応したり、利用日の振替で難しい方については、ほかのデイサービスの利用なども想定をしております。ただ、何人ぐらいの方がほかのデイサービスを利用されるかというところの把握は、これからとなります。
○委員(
石渡ゆきこ君) こちら、
台場高齢者在宅サービスセンターは、送迎はやっていましたか。
○
高齢者支援課長(金田耕治郎君) はい。送迎もやっております。
○委員(
石渡ゆきこ君) そうすると、振替の施設で、私も親がいたときにあったのですけれども、ここの地域は通常ですと送迎が来ない、来るなど、そういったことがあると思うのです。しかも利用調整は4月から6月とのことですが、大抵は数か月前に申込みで、そのルートを決めたり、内容が決まったりというのがあると思います。短期的なことであり、区の都合で振り分けるということなので、例えば、送迎の通常のルートで入らないような場合にも、また別なサービスでの対応をいただけるなど、ヒアリングを丁寧にしていただければと思います。
○
高齢者支援課長(金田耕治郎君) ほかにもデイサービス事業者は、区内にもございますので、できる限り利用者の方が円滑に当日も利用できるように、しっかりと調整してまいりたいと思います。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかによろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) ほかになければ、
報告事項(11)「東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に伴う
台場高齢者在宅サービスセンターの休館について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) 次に、
報告事項(12)「
国民健康保険及び
後期高齢者医療制度における
傷病手当金の
支給適用期間の延長について」です。理事者より説明をお願いいたします。
○
国保年金課長(後藤邦正君)
報告事項(12)「
国民健康保険及び
後期高齢者医療制度における
傷病手当金の
支給適用期間の延長について」、本
日付資料№12を御覧ください。
本件は、新型コロナウイルス感染者等に係る
国民健康保険及び
後期高齢者医療制度における
傷病手当金支給に伴う国庫による財政支援について、令和3年4月1日から6月30日までの間について適用することとした旨の厚生労働省通知を受け、
支給適用期間の延長について御報告するものでございます。
なお、国からの通知では、対象者や支給額等について従来どおりとするとしてございます。
資料項番2、期間でございます。現行は令和2年1月1日から令和3年3月31日までの間に
新型コロナウイルス感染症に感染した、または感染疑いとなり、療養のため労務に服することのできなかった期間について
傷病手当金支給の対象としてございますが、これを令和3年6月30日まで延長いたします。
なお、本件は、制度開始当初、
支給適用期間を令和2年9月30日までとしてございましたが、以降、3か月ごとに延長がなされ、令和2年9月4日、12月21日の本委員会で御報告申し上げた経緯がございます。
項番4の
スケジュールでございます。本件延長につきましては、広報みなと3月21日号に掲載し、同日以降、
ホームページでお知らせをしてございます。事後の御報告となりましたことをおわび申し上げます。
簡単ではございますが、以上です。
○委員長(なかまえ由紀君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) なければ、
報告事項(12)「
国民健康保険及び
後期高齢者医療制度における
傷病手当金の
支給適用期間の延長について」の報告は、これをもって終了といたします。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案元第4号
保健福祉行政の調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) それでは、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) それでは、冒頭でお話ししました資料№14について、理事者より説明をお願いいたします。
○
保健福祉課長(山本睦美君) お時間をいただきまして、ありがとうございます。本日、資料配付させていただきました本
日付資料№14、区長室の方で調製いたしました資料を御説明させていただきます。港区LINE公式アカウントの情報管理についてでございます。
まず、項番1、背景でございますが、3月17日のLINE株式会社の
個人情報の取扱いに関する報道を受け、港区LINE公式アカウント等の情報管理の現状について確認いたしました。
項番2です。港区LINE公式アカウントにおける情報発信です。区は、LINEを活用したプッシュ型の情報発信を令和2年10月から開始し、
ホームページに掲載している情報を毎日配信しております。また、LINEの各メニューボタンから、関連する情報を掲載している区
ホームページへ遷移する仕組みとなっております。そのため、LINE社に提供している利用者情報はございません。
項番3、令和3年4月から拡充する港区LINE公式アカウントの内容でございます。4月1日から、港区LINE公式アカウントに「チャットボット」及び「ご意見・ご提案」のページを開くことができるメニューボタンを新たに追加いたします。追加するメニューボタンのリンク先は、いずれも区の
ホームページでございます。利用者の質問や意見の入力は、区
ホームページ上の意見フォームで行うことから、LINE社に提供する利用者情報はございません。
項番4、区民等への周知でございます。4月からの港区LINE公式アカウントの拡充に伴う広報に合わせて、このアカウントの情報管理について周知をしていきます。区
ホームページ、LINEは4月1日、広報みなとは4月11日号に掲載予定でございます。
項番5、その他でございます。LINE Payを活用した住民税や
国民健康保険料の納付は、納付書に印刷しているバーコードをLINE Payのアプリで読み込む仕組みとなっており、
個人情報は含まれておりません。また、VISIT MINATO応援キャンペーンでは、LINE Pay株式会社と施設や店舗等の事業者、利用者との契約された仕組みを活用した事業であり、各種情報を区が収集及びLINE Pay株式会社へ提供することはございません。今後も国やLINE株式会社の動向等に注視しながら、適切に対応してまいります。
報告は以上でございます。
○委員長(なかまえ由紀君) 何かございますでしょうか。
○委員(
池田たけし君) 1個だけ確認なのですけれども、区としての
個人情報のやり取りはないと。先ほどLINE Payを使った納付だけれども、個人とLINEのやり取りがあるので、これは個人が気をつけていただければいいということの理解でいいでしょうか。
○
保健福祉課長(山本睦美君) そのとおりでございます。
○委員長(なかまえ由紀君) ほかによろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) では、最後に私から、本日の委員会が、今年度最後なので、1年間お世話になってありがとうございました。
異動になられる理事者の皆さん、いらっしゃると思うのですが、まだ内示が出てないので御挨拶はできないですが、本当に、お世話になって、ありがとうございました。
分かっている範囲だと、担当書記の大久保さんが異動になられるので、お世話になって、ありがとうございました。何か一言あったら。選挙管理委員会に行かれるので。
○書記(大久保信博君) すみません。なかまえ委員長に御指名いただいたので、せっかくなので。
5年間、いさせていただきました。足りないこともいろいろあったのではないかと。御迷惑をかけることなど、もう少しかゆいところに、ここに手が届いたらというところもあったのではないかと思います。
来年度4月からは選挙管理委員会に行きます。引き続き議員の皆様とはお付き合いをしていくということになろうかと思います。いろいろ課題もいただいていると思っておりますので、新たなところで違う目線で頑張っていけたらと思います。
すみません。発言させていただきました。ありがとうございました。(拍手)
──────────────────────────────────
○委員長(なかまえ由紀君) その他、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(なかまえ由紀君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
午後 3時23分 閉会...