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令和 2年第 1回定例会(第6号 3月24日)

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  1. 三条市議会 2020-03-24
    令和 2年第 1回定例会(第6号 3月24日)


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    令和 2年第 1回定例会(第6号 3月24日) 令和2年(2020年)三条市議会第1回定例会会議録(第6日目) 令和2年3月24日(火曜日)     令和2年3月24日 午後1時30分開議  第1.  議第1号から議第10号、議第12号から議第22号、議第24号及び議第25号       報第1号      以上24件一括上程  第2.  議第26号 令和元年度三条一般会計補正予算  第3.  議員派遣について  第4.  議会運営委員会の閉会中の継続調査について ――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  日程第1.    議第1号 令和2年度三条一般会計予算    議第2号 令和2年度三条国民健康保険事業特別会計予算    議第3号 令和2年度三条後期高齢者医療特別会計予算    議第4号 令和2年度三条介護保険事業特別会計予算
       議第5号 令和2年度三条勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第6号 令和2年度三条水道事業会計予算    議第7号 令和2年度三条下水道事業会計予算    議第8号 令和元年度三条一般会計補正予算    議第9号 令和元年度三条介護保険事業特別会計補正予算    議第10号 令和元年度三条公共下水道事業特別会計補正予算    議第12号 辺地総合整備計画の変更について    議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部         改正について    議第14号 三条市監査委員条例等の一部改正について    議第15号 三条市国民健康保険税条例の一部改正について    議第16号 三条市手数料条例の一部改正について    議第17号 三条市児童クラブ条例の一部改正について    議第18号 三条市営住宅条例の一部改正について    議第19号 三条市東三条駅前駐車場条例の一部改正について    議第20号 三条市下田地域交流拠点施設条例の一部改正について    議第21号 市道路線の認定について    議第22号 土地の取得について    議第24号 令和元年度三条一般会計補正予算    議第25号 令和2年度三条一般会計補正予算    報第1号 専決処分報告について(令和元年度三条一般会計補正予算)  日程第2.    議第26号 令和元年度三条一般会計補正予算  日程第3.    議員派遣について  日程第4.    議会運営委員会の閉会中の継続調査について ――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員  20名        1番  長 橋 一 弘 君        2番  坂 井 良 永 君        3番  馬 場 博 文 君        4番  野 嵜 久 雄 君        6番  酒 井   健 君        7番  岡 田 竜 一 君        8番  山 田 富 義 君        9番  小 林   誠 君       10番  西 沢 慶 一 君       11番  森 山   昭 君       12番  笹 川 信 子 君       13番  野 崎 正 志 君       14番  名古屋   豊 君       16番  佐 藤 宗 司 君       17番  武 石 栄 二 君       18番  阿 部 銀次郎 君       19番  佐 藤 和 雄 君       20番  久 住 久 俊 君       21番  横 山 一 雄 君       22番  西 川 重 則 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員  なし ――――――――――――――――――――――――――――― 欠  員  2名 ――――――――――――――――――――――――――――― 説明のための出席者    市  長     國 定 勇 人 君    副市長     若 山   裕 君    教育長      長谷川 正 二 君    理事兼総務部長 駒 形 一 興 君    理事兼市民部長  渡 辺   健 君    福祉保健部長  近 藤 晴 美 君    経済部長     渡 辺 一 美 君    建設部長    笹 川 浩 志 君    政策推進課長   平 岡 義 規 君    行政課長選挙管理委員会事務局長                                  小 林 和 幸 君    財務課長     三 巻 正 志 君    建設課長    太 田 峰 誉 君    教育部長     遠 藤 正 士 君    消防長     升 岡 謙 治 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 会議事務に従事した議会事務局職員    事務局長     栗 山 貴 行 君    次長      吉 田 賢 幸 君    主任       目 黒 正 人 君    主事      竹 谷 美 紀 君 ―――――――――――――――――――――――――――――       午後1時30分 開議 ○議長(阿部銀次郎君) これより本日の会議を開きます。  出席全員であります。  議事日程を報告いたします。  本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第6号によって行います。  直ちに議事に入ります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――  日程第1.  議第1号から議第10号、議第12号から議第22号、議第24号及び議第25号        報第1号       以上24件一括上程 ○議長(阿部銀次郎君) 日程第1、議第1号から議第10号、議第12号から議第22号、議第24号及び議第25号、報第1号の以上24件一括議題といたします。  これより委員長報告を行います。  報告の順序は、市民福祉経済建設総務文教常任委員長の順に行います。  また、委員長報告に対する質疑は、各委員長報告の都度行うことといたします。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) それでは最初に、市民福祉常任委員長の報告をお願いいたします。9番。   〔登壇〕 ○9番(小林 誠君) それでは、ただいまから市民福祉常任委員会における審査の概要について報告いたします。  最初に、審査結果を報告いたします。  議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第2号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  議第3号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第4号、議第8号、議第9号、議第12号、議第15号、議第16号、議第18号、議第19号及び議第24号の以上9件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  報第1号については、全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。  次に、主な質疑の内容を報告いたします。  最初に、議第1号 令和2年度三条一般会計予算であります。第1表、歳出、第2款総務費では、移住の促進について、様々な取組を行っているものの、当市の人口は減少し続けている、国の制度に基づく地域おこし協力活動事業に多額の予算が投入されているが、市独自のものが必要ではないのか、と質疑があり、令和2年度の新たな取組として、移住に関する情報発信のターゲットを移住意欲が高い層と都会に疲れた切実層に絞り込み、より直接的にアピールすることを予定している、当市に関心を持った人からお試し居住でこのまちの魅力や生活を体験してもらい、一人でも多くの移住につなげていきたいと考えている、と答弁がありました。  次に、第3款民生費では、三条市社会福祉協議会補助金について、令和元年度の約3,800万円から大幅に減額されて、約1,500万円となっているのはなぜか、またこの減額により、社会福祉協議会が実施している生活困窮者への貸付け、屋根の雪下ろし費用助成といった市民生活に関わる支援に影響はないのか、と質疑があり、これまでは社会福祉協議会財政状況を勘案して補助金を交付してきたが、算出根拠を明確にすべきという考えの下で改めて精査し、補助金交付要綱に定める対象経費に係る人件費を算出した結果、1,545万8,000円となった、市の補助金が減額となっても、持続可能な運営体制が構築できるよう、社会福祉協議会が取り組む定員適正化業務改善等を市としても支援していく、なお減額したのは人件費相当分であり、市民の生活に関わる支援には影響はない、と答弁がありました。  最後に、第4款衛生費では、合併処理浄化槽設置補助金について、以前は公共下水道の優位性を訴えて整備を推進していたが、現在は1,100万円を超える予算を計上して合併処理浄化槽への転換を促進している、汚水処理についてどのような方針なのか、と質疑があり、当市における人口減少少子高齢化の進行による地域社会構造の変化に対応し、将来世代に多大な負担を負わせることのない持続可能な汚水処理施設整備の在り方の指針として、平成28年度に三条市汚水処理施設整備構想を策定した、これに基づき、集合処理区域においては新たな下水道整備コスト縮減供用開始後の使用料収入の向上を図るとともに、個別処理区域においては合併処理浄化槽への早期転換に取り組むこととしており、平成30年度から当該補助金により転換を促進している、と答弁がありました。  次に、議第19号 三条市東三条駅前駐車場条例の一部改正についてであります。新たに1泊の使用料を設定し、終日の使用を可能にするとのことだが、午後9時から午前9時までの間、入退場ができないのでは不便だ、利便の向上を図るというのであれば、いつでも入退場が可能となるよう、管理人を配置するのではなく、ゲート式などの機械を設置して管理を行ったほうがよいのではないか、と質疑があり、機械が非常に高額であること、土地の所有者から恒久的な工作物は設置しないでほしいとの要望があること、また管理人への従事を高齢者の社会における活躍の場の一つと位置づけていることから、現行の方法により管理を行っている、当駐車場の運営については、設置目的使用状況、費用対効果等を総合的に勘案した上で、改善できるものは今後も改善していきたい、と答弁がありました。  以上が主な質疑の内容であります。  討論は、議第1号及び議第3号について、容認できない部分があるとして反対の立場からありました。  以上、当委員会における審査の概要を御報告申し上げ、委員長報告といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部銀次郎君) 以上で市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、経済建設常任委員長の報告をお願いいたします。8番。   〔登壇〕 ○8番(山田富義君) ただいまから経済建設常任委員会における審査の概要について報告いたします。  最初に、審査結果を報告いたします。  議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
     議第5号から議第8号、議第10号、議第20号及び議第21号の以上7件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  議第22号については、全員異議なく同意すべきものと決定いたしました。  次に、主な質疑の内容を報告いたします。  まず、議第1号 令和2年度三条一般会計予算であります。第6款農林水産業費では、農業経営改善指導員はどういう方で、どういう指導をなされるのか、との質疑に対し、農業者栽培指導等も含めて、幅広く地産地消、農業の振興に対してアドバイス等の業務を行っている職員である、との答弁がありました。  また、農業機械導入補助金については、昨年度は水稲の機械に対する補助であったが、今年は農業機械であれば種類は問わないのか、との質疑には、令和元年度については水稲用農業機械のみを補助の対象にしていたが、今後は園芸等も含めながら振興を図りたい、と答弁がありました。  続いて、第7款商工費では、観光事業費に関するコンサルティング業務委託料の委託先は決まっているのか、との質疑に対して、本年度からアドバイザリーとしてフライフィッシングのプロの方を招請して、川を見ていただいている、来年度も引き続きこのプロフライフィッシャーの方に年間5回程度来ていただいて、アドバイスを頂こうと考えている、との答弁がありました。  また、越後・南会津街道観光地域づくり事業の委託料についても、会議を設けて、アドバイザーに日本のDMOマーケティング関係に強い山田桂一郎先生を考えている、との答弁がありました。  また、越後・南会津街道観光地域づくり事業について、可能であれば工事用道路を活用することも今後只見町と協議の中で検討していくべきではないか、との質疑に対し、八十里越の山道をどうやって使っていくのかも含めて、認知度を上げるような取組を専門家を入れながら検討していく、また他の地域と差別化をした情報を発信できるか、コンテンツをつくれるのかということを考え、既存のインフラの活用ができるかどうかを検討したい、との答弁がありました。  続いて、第8款土木費地下水調査委託料について、消雪パイプ井戸禁止という市もあるが、三条市は地盤が下がっていないということか、との質疑に対して、環境省は年間2センチメートル以上地盤が沈下するようであれば要注意としているが、現在三条市においてはその心配はない、との答弁がありました。  次に、議第8号 令和元年度三条一般会計補正予算であります。8款土木費については、善久寺から工業流通団地へ行く道路が結構傷んでいると思うが、改良の予定はないのか、との質疑に対して、現在造成事業で進めている工業流通団地に係る大河津分水路からの土砂の搬入や工事車両の往来が激しくなっている、一定のめどがついた段階で修繕を考えている、との答弁がありました。  最後に、議第22号 土地の取得についてであります。土地取得後の残った田んぼの形状がいびつになるが、そういう評価は価格決定の中でなされたのか、との質疑に対して、提案している価格は正規の面積に対する評価のみとなっている、いびつな形の残地については、公共事業で認められている残地補償等で別途契約させていいただく、との答弁がありました。  以上が主な質疑の内容であります。  討論は、議第1号について、内容に容認できない部分があるとして反対の立場からありました。  以上、当委員会における審査の概要を御報告申し上げ、委員長報告といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより経済建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部銀次郎君) 以上で経済建設常任委員長の報告に対する質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 最後に、総務文教常任委員長の報告をお願いいたします。4番。   〔登壇〕 ○4番(野嵜久雄君) それでは、ただいまから総務文教常任委員会における審査の概要について報告いたします。  最初に、審査結果を報告いたします。  議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。  議第8号、議第13号、議第14号、議第17号、議第24号及び議第25号の以上6件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。  報第1号については、全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。  次に、主な質疑の内容を報告いたします。  最初に、議第1号 令和2年度三条一般会計予算であります。第1表、第2款総務費では、庁舎管理費について、庁舎内の事務室は行政文書個人情報であふれている、三条庁舎における休日、夜間の警備体制はどうなっているのか、と質疑があり、嘱託員1人、警備員1人の2人体制で警備を行っており、誰が何時に入り、何時に退庁したか管理している、外部から不審者を入れない、情報漏えいがないよう徹底したい、と答弁がありました。  また、庁舎整備費について、施設の長寿命化という位置づけの中で、今回耐震化工事が計上されているが、老朽化に伴う今後の新庁舎建設など新たな対策は考えているか、と質疑があり、今回の耐震化工事に伴い、老朽化の部分も洗い出し、併せて工事できることは一定程度計上した、現時点での計画はないが、今後いずれかの段階で新たな庁舎の話も出てくると思う、と答弁がありました。  次に、第9款消防費では、非常備消防費について、慢性的な消防団員欠員状況を改善するために今回消防団の再編が行われるが、今後3年間で何人になるのか、と質疑があり、今現在定員については1,346人、3方面隊22分団98部、車両100台を有しているが、今後3年間、令和5年度までをめどに、定員は約1,000人、編成は6方面隊13分団63部、車両約71台を見込んでいる、と答弁がありました。  次に、第10款教育費では、小中一貫教育推進事業費について、コミュニティ・スクールを来年度から全面導入に踏み切る経緯について、地域からボトムアップの形で話が上がってきたのか、それとも教育委員会のほうで全面導入したいということで地域に話をしたのか、と質疑があり、地域の方、保護者の方からの声ももちろんあるが、地域と学校とのつながりや、あるいは子供たちと地域のつながりが深くなったりするような、よい効果が出てきたことを踏まえ、教育委員会では非常に効果のある事業で、小中一貫教育を支える大切な基盤になると考え、導入を進めている、と答弁がありました。  また、さんじょう一番星育成事業費について、学びのマルシェでは民間の塾との違いは何か、と質疑があり、日曜マルシェトップランナー教室エキスパート教室において、内容について大きな違いがあるわけではないが、安価で質の高い授業を受けることができる、と答弁がありました。  次に、議第8号 令和元年度三条一般会計補正予算であります。第1表、第10款教育費では、小学校施設整備費について、下田中学校の食堂についてもつり天井になっており、文部科学省の基準に該当するが、改修工事の対象としていない理由は何か、と質疑があり、今回高さが6メートルを超えるつり天井を優先的に国へ要望し、交付金がついたことから、改修工事を行う、財源、予算の状況を見ながら、また現場の状況も確かめながら順次行っていくものと考えている、と答弁がありました。  最後に、議第13号 三条市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例等の一部改正についてであります。AI時代に向けて、庁内の検討状況はどうなっているか、と質疑があり、RPA、ロボティック・プロセス・オートメーションを使って業務の効率化を図れるか検討した、ロボットによるデータの入力業務において、一部の業務で効果はあったものの、データの妥当性のチェックができないという課題があり、大きな効果は見いだせなかった、そのほか、会議録を自動的に作成するとか、電話での問合せをAIが対応するなど、いろいろ検討したが、ソフトの金額に見合った効果は今のところ見いだせない、ICTの世界は日進月歩であり、今後も継続して研究していきたい、と答弁がありました。  以上が主な質疑の内容です。  討論は、第1号に対し、容認できない部分があるとして反対の立場からありました。  以上、当委員会における審査の概要を御報告申し上げ、委員長報告といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部銀次郎君) 以上で総務文教常任委員長の報告に対する質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。  最初に、10番、西沢慶一さんに発言を許可いたします。10番。   〔登壇〕 ○10番(西沢慶一君) 日本共産党議員団を代表して、議第1号 令和2年度三条一般会計予算、議第3号 令和2年度三条後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論を行います。  初めに、歳出、2款総務費、1項の一般任用職員報酬をはじめとする各款にわたる一般任用職員報酬についてであります。今後は会計年度任用職員に変わりますが、会計年度任用職員一般職地方公務員とされることにより、地方公務員法で規定された公務上の義務、規律、人事評価が適用されます。労働条件面正規職員との格差を残したまま、義務や規律、処罰だけは正規職員並みということは問題です。臨時、非常勤の職員を正規化する道はなく、官製ワーキングプアを増大させることにつながります。1会計年度内を超えない範囲と任用期間を明確にしたことで、更新しないことにも根拠を与えるものとなっています。会計年度任用職員にはフルタイムパートタイムが規定されていますが、フルタイムには退職手当が支給できますが、パートタイムには支給できず、特殊勤務手当も支給できないとされています。会計年度任用職員への移行により切り下げられる可能性が生ずることも含め、問題点を指摘し、反対いたします。  同じく2款総務費、7目、三条技能創造大学施設建設事業費についてであります。大学の名称変更は、大学の特徴が伝わらず、大きなつまずきとなりました。学生募集入学案内がいまだにできず、学生の確保と優秀な学生が集まる見通しが暗くなりました。当初の見込みどおり成果が期待できないことから、反対いたします。  第7款1項商工費のうち、商工会議所振興事業補助金についてであります。商工会議所の加入率は49%で、しかも比較的大きな事業所が加入している団体です。国は、小規模企業振興基本法で、小企業者が多数を占める我が国の小規模企業について、多様な主体との連携及び協働を推進することにより事業の持続的な発展を図るとし、新潟県は、小規模企業振興基本条例で、小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ継続的に推進することで、地域経済の活性化に寄与すると定めています。三条市も、公平性を持って、小規模事業者にきめ細かい商工政策を進めるべきであります。以上の理由で、商工会議所に限った振興事業補助金には反対いたします。  10款教育費のうち、さんじょう一番星育成事業及び県同和教育研究協議会負担金についてであります。さんじょう一番星育成事業について、これがあったことで、本来受かることができなかった難関大学に入れたという話は、今のところ聞いていません。潜在能力をさらに伸ばす環境を与えることについて、エリート育成として塾まがいのことを公教育がやるべきではありません。子供たち可能性を伸ばすシステムや環境づくりについて検討し直し、一番星でなく、一人一人がみんなで満天の星となって輝く道を取るべきであります。以上のことから、さんじょう一番星育成事業、学びのマルシェは廃止すべきと考えます。  県同和教育研究協議会負担金ですが、国の同和対策事業特別措置法をはじめとする特別対策事業は、既に平成14年で終了しました。国会での参考人からは、国民の多くは日常生活で部落問題に直面することはほとんどなくなったと明確に述べています。三条市においても差別の実態はありません。子供たちに差別のない教育、幅広く人権の尊さを教えることは大切です。しかし、同和教育という特別枠で教える必要はなく、日本国憲法の平和主義、基本的人権主義に基づいて行うべきであると考え、県同和教育研究協議会の負担金の支出に反対いたします。  次に、議第3号 令和2年度三条後期高齢者医療特別会計予算についてですが、後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込み、負担増と差別医療を押しつける制度だとして、これまでも制度廃止の立場から反対してきました。加えて、令和2年度は新潟県後期高齢者医療広域連合の条例改定により、保険料率が引上げとなりました。現行より3,596円、7.13%の増加となり、5万3,989円になります。被保険者の多くは年金生活者です。昨年10月からの消費税増税、年金の実質引下げで生活が大変厳しい中での保険料率値上げとなります。三条市の特別会計では自治体の裁量が働く余地はありませんが、後期高齢者医療制度の廃止を求める立場から反対いたします。  あわせて、後期高齢者医療制度への繰出金を含め、議第1号 令和2年度三条一般会計予算にも反対いたします。  議員各位の賛同をお願いし、討論を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、20番、久住久俊さんに発言を許可いたします。20番。   〔登壇〕 ○20番(久住久俊君) これより自由クラブを代表いたしまして、本定例会における全ての提出議案について、賛成の立場で討論を行います。  最初に、議第1号 令和2年度三条一般会計予算についてであります。三条市の総合計画は、平成27年度から令和4年度までの8年間を計画期間とし、少子高齢化人口減少社会に適応しつつ、将来にわたって力強く存在し続けていくことのできる持続可能なまちづくりを実現するため策定されたものであり、策定以来、この計画に基づき、各種の施策を着実に進めてきたものであります。  令和2年度の一般会計の当初予算案は、総額を515億5,500万円、前年度と比較して14億8,300万円の減とされておりますが、若年層の転出抑制に対応した三条市立大学や、高齢化が進行するまちなかのにぎわいを取り戻す図書館等複合施設などの施設建設をはじめ、総合計画に基づく施策を着実に実施していくための予算が的確に盛り込まれているものと考えます。  あわせて、財政運営においても、健全財政を堅持するため、これまでと同様に、中長期的な財政見通しを立てた中で、財政調整基金残高20億円程度を確保し、実質公債費比率18%未満を維持するとした財政規律を遵守されており、さらには財政調整基金残高や実質公債費比率の数値は、総合計画の計画期間当初に作成した財政見通しより改善する見込みであるとされていることからも、健全な財政運営を行っているものと評価できるものであります。  今ほど日本共産党議員団から、議第1号 令和2年度三条一般会計予算に対して、会計年度任用職員制度に係る一般任用職員報酬、2款総務費の三条技能創造大学建設事業費、三条市立大学に名称変更となりましたが、この事業費、そして7款、商工会議所振興事業補助金、10款、さんじょう一番星育成事業及び県同和教育研究協議会負担金、そして議第3号 令和2年度三条後期高齢者医療特別会計予算及び3款、後期高齢者医療特別会計繰出金について、反対の立場で討論がありましたが、これらについては毎年、同じ項目、同じ理由で反対されております。その反対討論に対して、私どもの会派は、これまで毎年の予算議会において、一つ一つ丁寧に理由を申し上げて反論してまいりましたが、御納得いただけず、今回を含めて毎年、同じロジックを用いて反対討論をされておられます。これまで幾度となく申し上げてきたことをいまだ御理解されていないことは、誠に残念であります。  そのようなことから、私の討論内容につきましては、今の議会構成メンバーは、1度以上、既に聞いており、この本議会で反対されている一つ一つの項目に対して賛成理由を申し述べることはあえていたしませんが、議第1号については、最初に申し上げたとおり、総合計画に基づく施策を着実に実施していくための予算が的確に盛り込まれていること、そして健全な財政運営にも配慮していることから、賛成すべきものと考えます。  しかしながら、今後、想定内とはいえ、主要な財政指標は悪化していくことが見込まれておりますので、持続可能なまちづくりを実現するため、これまで以上に主要財政指標の推移に最大限の注意を払いながら、健全財政の維持に努めていただくことを求めるものであります。  最後に、一言申し上げます。今、日本をはじめ世界各地で新型コロナウイルス感染症が拡大しており、私は、我が三条市の最大のメーカーである日本一の灯油ストーブメーカー、株式会社コロナさんがコロナウイルスという呼称で風評被害を受けていることを考慮し、三条市ではあえて武漢ウイルスと呼びたいのでありますが、現在、世界的に日常生活や経済活動に大きな影響を与えており、いまだに有効な対応が見いだせていないところであります。  幸いにも現時点では三条市民の感染者は確認されておりませんが、今後の生活に関して、市民の不安はますます増すばかりであります。加えて、地域経済も大きな影響を受けており、今後さらに深刻な状況になっていくものと思われます。このような状況だからこそ、市民生活を守るという行政の基本的な役割をしっかりと果たしていただくことを強く求めるものであります。  近々市長は衆議院選出馬のために三条市長職を辞されるやに聞いておりますが、市長不在でも、副市長、財務課長を先頭に、優秀な職員の皆さんで、この予算の着実な執行に当たっていただきたいと思います。また、後任の市長には、霞が関や永田町に行っても侮られないような、どこへ出しても恥ずかしくない、人権意識に富んだ、教養豊かな若い人物を選びたいものです。全職員、全員が一丸となって、さらなる市民福祉の向上のために市政運営に当たっていただくことをお願い申し上げて、賛成討論といたします。  以上、全議員の御賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(阿部銀次郎君) 以上で討論を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより採決を行います。  最初に、議第12号から議第21号の以上10件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第22号について採決いたします。  本案に対する委員長報告は同意であります。同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第8号から議第10号及び議第24号の以上4件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第1号について採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(阿部銀次郎君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第2号について採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第3号について採決いたします。  この採決は起立によって行います。
     本案に対する委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(阿部銀次郎君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第4号から議第7号の以上4件一括採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、議第25号について採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 最後に、報第1号について採決いたします。  本案に対する委員長報告は承認であります。承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――  日程第2.  議第26号 令和元年度三条一般会計補正予算 ○議長(阿部銀次郎君) 日程第2、議第26号 令和元年度三条一般会計補正予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。副市長。   〔登壇〕 ○副市長(若山 裕君) それでは、ただいま御上程いただきました議第26号 令和元年度三条一般会計補正予算について説明いたします。  今回の補正予算の追加につきましては、国の補正予算による地方創生拠点整備交付金を活用し実施する事業に係るものでございまして、3月11日に交付金の交付内示を受けたことから、追加提案させていただいたものでございます。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,999万7,000円を追加し、補正後の予算の総額を547億8,780万4,000円とさせていただくものでございます。  1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。8款土木費、補正額2,999万7,000円は、国の補正予算を活用し、大崎山公園の展望台の改修工事及び実施設計を行うものでございます。  次に、上段の歳入、11款地方交付税、補正額9万9,000円は、普通交付税でございます。  15款国庫支出金、補正額1,499万8,000円は、歳出の説明内容に伴うものでございます。  22款市債、補正額1,490万円は、後ほど第3表、地方債補正で説明させていただきますので、2ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費補正、1、変更、公園施設整備事業、2,999万7,000円の増は、今ほど第1表、歳入歳出予算補正で説明いたしました大崎山公園の展望台改修工事等について措置するものでございます。  3ページをお願いいたします。第3表、地方債補正、1、変更、都市計画事業費、補正後限度額1億1,430万円、1,490万円の増は、第1表、歳入歳出予算補正で説明いたしました大崎山公園の展望台改修工事等に充てるものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 午後2時30分まで休憩いたします。                                   午後2時14分 休憩                                   午後2時30分 再開 ○議長(阿部銀次郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。  この際、議長からお願いいたします。  質疑の発言時間は、議会運営委員会の協議結果に基づき行われますようお願いいたします。  それでは、9番、小林誠さんに発言を許可いたします。9番。   〔登壇〕 ○9番(小林 誠君) それでは、議第26号について質疑を行います。  先ほど議案提案がありましたけれども、約3,000万円の補正予算となっています。内容は、大崎山公園の展望台の改修ということでした。定例会最終日に出されるということで、理由は先ほどの説明の中では3月11日に交付決定があったからということですが、逆に言うと、交付決定がないと、この展望台の改修についてはやらないということだったのか、その辺をもう少し詳しくお聞かせを願いたいと思います。  それから、改修ということですが、現在建っている展望台は、相当古いように思いますけども、何年に建設されて何年経過しているのか、お尋ねいたします。  それから、昨日ちょっと行ってみたんですけども、外周の塗装など、新たに塗り直した跡がありましたが、相当剥離しているところも見受けられます。それから、階段の手すりの根元のモルタルですとか、中のほうのコンクリートなども剥離している箇所が相当ありました。ですので、現地改修を行うのか、場所を移して改修するのか、どちらなのか、お伺いします。  もし場所を移す可能性があるとすれば、現在の展望台の場所よりもやや下手といいますか、道路から上がってくると下手のほうに、教育委員会の記念樹の桜が植えてあるところがありますけれども、あそこのほうが標高としてはやや高く、展望台としては適しているのではないかと思われます。これは検討されたのかどうか、お伺いします。  それから、現在展望台の屋上に、FMラジオだったと思うんですけども、アンテナが設置されています。改修に当たって、このFMラジオのアンテナに支障がないのかどうかをお伺いして、1回目を終わります。 ○議長(阿部銀次郎君) 建設課長。   〔登壇〕 ○建設課長(太田峰誉君) 大崎山公園のお問いについてお答えいたします。  初めに、国の交付内示がなければ今回やらなかったのかというお問いだったかと思いますが、今回国の補正予算内示を受けたものでありますが、これがなかった場合、来年度以降、再度、有利な財源も含めて、国への要望を予定していたところでございます。  また、現在の展望台ができてからどれくらいかというお問いでございますが、現在あります展望台につきましては昭和47年3月に竣工したものでございまして、経過年数でいいますと47年でございます。  次に、現地改修なのか移転なのかというお問いだったかと思いますが、今ある展望台につきましては、現在の位置において生かしながら、階段や手すりなどの一部損傷している箇所については修繕することとし、これに併せて、多くの方々が市街地を眺望している今の展望台の西側に隣接する形で、新たにウッドデッキテラスを設けることを今回の改修の内容としているところでございます。  この改修の検討に当たりましては、別の位置で、移設も含めて選択肢として検討してきたところでございますが、展望台を別の場所に新たに移す場合の費用と、また今回説明いたしました現在の場所で、利用者が町並みを眺められるような頂上広場の樹木の間引き等を行う費用も含めて検討した結果、現在の場所で改修を行うこととしたものでございます。  最後に、FMラジオのアンテナについてでございますが、今ほど申し上げましたように、既存の展望台の西側にウッドデッキを設置するという改修の内容でございますので、改修に当たり、FMラジオのアンテナに支障は生じないものと考えているところでございます。 ○議長(阿部銀次郎君) 9番。   〔登壇〕 ○9番(小林 誠君) 答弁ありがとうございました。  それで、現地で改修するという説明があったんですけれども、昨日ちょっと見てきたんですけれども、展望台の床の部分というか、下の階から見ると天井になる部分の剥離が相当ひどいんですよね。鉄筋がもう露出しているところが幾つもあって、さびも相当目につきます。それで、階段部分を主に直すような話でしたし、ウッドデッキテラスをつけるということですけれども、床は全面的にちょっと補強しないと駄目なんじゃないかなというふうに、昨日見た感じ、そういう印象がありました。特に外周の床については、あれはカンチレバーになっていて、片持ちになっているので、端のほうの剥離が大分あるので、この辺どういうふうに改修するのか。やっぱり側に壁などがあったほうが安定しているのかなというふうに、昨日見て感じたんですが、その辺はあまり手をつけないで、外装部分だけということなのか、その辺もう一度お願いします。  それから、ウッドデッキテラスを西側のほうにつけるということなんですけれども、現在展望台のところに手すりがぐるっと外周回っています。これが主に鉄製の手すりなんですけども、意外と背が高くてというより、私が低いのかもしれませんけど、見ると、ちょうど目の高さの位置に手すりの上端があります。大体150センチぐらいあるんですよね。あれ、手すりとしてはちょっと高いような感じはするんですよね。建築基準法みたいなのからいくと、もうちょっと低くてもいいんじゃないかと思うんですけれども、展望するに当たって、やはりあの辺もちょっと改修したほうがいいんじゃないかと思うんですが、その辺どう考えているか、もう一度お聞きします。  それから、FMラジオのアンテナについては分かりましたけれども、あのアンテナについてはたしかFMラジオの中継機だったと思うんですけども、当然出力が出ているかと思うんですけども、最近、携帯電話の基地局で電磁波の問題等なんかもいろいろ出ています。展望台にそんなに長時間いるということもないので、心配はないとは思いますけれども、その辺の電磁波の影響などはないのかどうか最後にお伺いして、質問を終わります。 ○議長(阿部銀次郎君) 建設課長。   〔登壇〕 ○建設課長(太田峰誉君) 再度のお問いでございます。  初めに、鉄筋の膨張や剥離の件でございますが、鉄筋の膨張等によりまして、鉄筋が露出したり、コンクリートの剥離が見られているところについては確認しているところでございます。まずもって、構造上の安全性を確保するということを大前提の下、さらにそこに緊急性を判断しながら、大規模な改修ではなく、必要なものから順次修繕をしていきたいと考えているところでございます。  また、手すりについてでございますが、御指摘いただきました現在あります鉄製の手すりにつきましては、御指摘のとおり、建築基準法に基づきました、高さが1メートル10センチ、110センチ以上を確保して設置したものでございます。ただ、今回の改修によりまして、西側に新たに設けますウッドデッキ側につきましては、既存の鉄製の手すりに代えまして、ガラス張りの手すりといいますか、柵といいますか、そういったものに取り替えることにより、眺望の支障にならないように配慮していきたいと考えているところでございます。  最後に、中継アンテナにつきましては、ラジオ電波を所管します総務省が示しております電波防護指針等に従って設置認可されているものでございますから、電磁波の影響はないものと考えているところでございます。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 次に、12番、笹川信子さんに発言を許可いたします。12番。   〔登壇〕 ○12番(笹川信子君) 議長のお許しをいただきましたので、議第26号、大崎山公園の展望台の改修について質問いたします。  工事内容については、さきに質問がありましたので、それ以外について質問いたします。  一連の改修工事の工事期間は、どのくらいと予定しておられますでしょうか。お尋ねいたします。  また、大崎山公園は多くの市民に親しまれております。工事期間中の公園の使用制限は、トイレや駐車場も含めて、どうなるのでしょうか。お尋ねいたします。  以上で質問を終わります。 ○議長(阿部銀次郎君) 建設課長。   〔登壇〕 ○建設課長(太田峰誉君) 工事の期間でございますが、速やかに測量や実施設計を行いまして、本年の夏頃から工事に入りたいと考えているところでございまして、竣工は令和3年3月を予定しているところでございます。  また、工事期間中の利用の制限につきましては、工事を行う箇所の周辺におきまして、公園利用者の方の安全を確保するために、立入禁止の措置を予定しているところでございますが、公園利用者の配慮といたしましては、例えばトイレでございましたら仮設トイレを設置する、駐車場でしたら一部の区画に限って制限をさせていただくという形で、御不便を最小限にする取組に努めつつ、安全にも十分配慮しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(阿部銀次郎君) 以上で質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案につきましては委員会付託を省略することに決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) これより採決を行います。  本案につきましては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――  日程第3.  議員派遣について ○議長(阿部銀次郎君) 日程第3、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  会議規則第159条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思いますが、御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定いたしました。  なお、ただいま決定いたしました議員派遣の内容に今後諸般の事情により変更を要する場合は、その取扱いを議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の内容に今後変更を要する場合は、議長に一任することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――  日程第4.  議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(阿部銀次郎君) 日程第4、議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  お手元に配付のとおり、議会運営委員長から閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りいたします。  本件につきましては、議会運営委員長の申出のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部銀次郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議会運営委員長の申出のとおり決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ○議長(阿部銀次郎君) 以上で提出事件の全てを議了いたしました。よって、本日の会議を閉じ、第1回定例会を閉会いたします。 午後2時45分 閉会...