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  1. 三条市議会 2017-12-19
    平成29年総務文教常任委員会(12月19日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成29年総務文教常任委員会(12月19日)                   総務文教常任委員会記録 1 日   時  平成29年12月19日(火)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   岡田竜一委員長 野嵜久雄委員長          久住久俊 佐藤和雄 名古屋豊 横山一雄 小林 誠 長橋一弘 野崎正志 1 欠席委員   なし 1 説明のための出席者          大平総務部長 本間行政課長選挙管理委員会事務局長                        米持課長補佐防災対策室長選挙管理委員会事務局次長                        平岡人事厚生研修室長                 三巻財務課長 小林課長補佐                 鶴巻税務課長 山田課長補佐          駒形議会事務局長          栗山教育部長 遠藤教育総務課長 渋谷課長補佐                 栗林子育て支援課長 丸山子ども育ちサポートセンター長                 髙橋小中一貫教育推進課長 吉川主幹教育センター長 1 職務に従事した議会事務局職員          目黒主任 竹谷主事
    1 事   件  (1)平成29年第6回定例会で付託された    議第5号 三条市八木ヶ鼻温泉保養交流施設条例等の一部改正について    議第14号 大崎小学校校舎棟規模改修建築本体Ⅰ期工事請負契約の締結について    議第15号 平成29年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳入及び歳出            第2款(総務費)〔ただし、第3項を除く〕            第3款第2項(児童福祉費)            第9款(消防費)            第10款(教育費)〔ただし、第6項、第7項第2目を除く〕           第3表 地方債補正    議第18号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につ         いて    議第19号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正について    議第20号 平成29年度三条市一般会計補正予算    報第2号 専決処分報告について(平成29年度三条市一般会計補正予算) 1 審査の経過及び結果                                開  会 午前10時00分 ○(岡田竜一委員長) ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済み付託事件表のとおり7件でありますので、よろしくお願いいたします。  なお、限られた日程の中で効率よく運営していきたいと思いますので、質疑、答弁につきましては簡潔明瞭になされますようお願いいたします。  次に、当委員会所管に係る陳情書の配付について報告いたします。  去る12月1日付で公益社団法人三条法人会、会長、野崎正明さんから「平成30年度税制改正に関する提言」の陳情書が提出され、受理されておりますので、あらかじめお手元に参考配付いたしました。  最後に、既に御案内のとおり委員会閉会後に協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第5号、議第14号、議第15号、議第18号から議第20号及び報第2号の以上7件一括上程 ○(岡田竜一委員長) 議第5号、議第14号、議第15号、議第18号から議第20号及び報第2号の以上7件、一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第5号 三条市八木ヶ鼻温泉保養交流施設条例等の一部改正について ○(岡田竜一委員長) 初めに、議第5号 三条市八木ヶ鼻温泉保養交流施設条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(本間行政課長) それでは、議第5号 三条市八木ヶ鼻温泉保養交流施設条例等の一部改正について、議案概要説明会資料ナンバー5で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、1の改正の趣旨でございますが、利用者の利便性の向上及び受益者負担の適正化を図るため、公の施設の料金を全日均一の1時間単位の設定とすることから、必要な改正を行うものでございます。  2の改正する条例につきましては、(1)、三条市八木ヶ鼻温泉保養交流施設条例、(2)、三条市産業開発センター条例、(3)、三条市都市公園条例、(4)、三条市丸井今井邸条例の4本でございます。  3の改正の内容につきましては、使用時間単位が1時間単位でない料金体系及び使用時間区分によって異なる料金体系見直しなど、全日均一の1時間単位の料金設定にするため必要な改正を行うものでございまして、各施設、表の右側改正案に記載のとおり改めるものでございます。裏面をお願いいたします。(5)のその他でございますが、アとして他の公の施設と同様に営利または営業を目的とする使用については、民間施設料金設定を考慮し、通常料金の10倍の料金設定とするものでございます。  4の改正条例案につきましては、別紙のとおりでございますし、5の施行期日につきましては、平成30年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(小林 誠委員) 何年前かちょっと忘れましたけど、公共施設料金設定見直しを一斉にしたことがあったはずなんですけども、そのとき対象になっていなかった施設なんでしょうか。 ○(本間行政課長) 委員おっしゃるとおりでございます。 ○(小林 誠委員) 済みません。当時のことをちょっと忘れたんですけども、なぜそのときにこれは対象にならなかったのか、理由はどういうことだったんですか。 ○(本間行政課長) 利用の実態等を考慮いたしまして、使用時間を1時間単位ではなくて、例えば半日とか時間を区分したもので当時は見直しされなかったものでございました。 ○(小林 誠委員) 当時は、それを考慮して時間単位にしなかったということなんだけども、その当時と現在の利用状況が相当変わってきたので、1時間単位ということになったんだと思うんですけど、その主な理由はどういうことでしょうか。 ○(本間行政課長) 23年度に見直しを行ったものでございまして、当時とその利用状況の変化や利用者の声なども踏まえ、このたび利用料金を1時間単位とさせていただくものでございます。 ○(小林 誠委員) 大体わかりました。それで、現在の利用状況はどのくらい、例えば1日どれくらい使われているとかはわかりますか。 ○(本間行政課長) 八木ヶ鼻温泉スポーツ交流施設はやぶさの利用件数でございますけども、昨年度は年間で半コート59件、全コート160件ほどの利用がございました。ただ、次の産業開発センターにつきましては、利用率が1%ぐらいにとどまっているものでございますし、保内休息所の茶室でございますが、年間30件ほどの利用がございます。丸井今井邸につきましては、年間で300件ほどの利用があり、利用率につきましても大体十二、三%程度で推移しているものでございます。 ○(久住久俊委員) この改正の理由は、半日とか4時間とか、長時間使わなくても1時間単位で使っている人が多く、半日分の料金を払うのはもったいないとか、そういう声が大きいので、この改正を行うという解釈でいいんですか。 ○(本間行政課長) 委員おっしゃられるようにそういう声などが上がってまいったところでございます。 ○(久住久俊委員) 理由はわかりますけれども、細かく1時間単位をストップウオッチではかるのか、事務的にはかえって面倒になるかと思います。誰が時間を管理するのか、常勤の職員がいるんだかいないのか知らないけれど、うやむやになってしまって、半日ぐらい使ったっていいかみたいな、そういういいかげんなことにならないように、何か目に見えているんで注意していただきたいと思います。そして、1時間40円に改正しますとか、何か現実離れしているような気がしないでもないですけれども、ちょっとその辺のことを――もちろんそういう声を配慮して決められたんだと思うけれども、参考にしていただきたいと思います。  それから、営利の場合10倍というのがちょっとひっかかるんです。営利ぎりぎりとかというものがあるんで――丸井今井邸で実際あって、私も聞いたんですけれども、多治見や岐阜のほうで、皿とかそういうものをつくっている陶芸家が、講演のついでに余り楽をしていないのでこの機会だからと同級生とか三高の卒業生とかに自分の作品を買ってもらいたいというようなことで置いておくわけです。これも全部営利になってしまったら、そうでなくたって貧乏しているというのに大変だと思いますよ。そういう場合は例外的に、地元の人がそこに行ってやっと人並みに作品を発表できるようになったんですから。  細かいことですけど、営利といえば悪いことみたいで、通常料金の10倍の料金を取っても全然差し支えないとか、いつ誰がそんなことを言い出したか知らんけど、もうけることは悪いことって昔のマルクス主義みたいな固定観念があるんじゃないですか。営利の場合10倍の料金を取るというようなのは、昔中央公民館でそういう傾向がありました。何か本を売ったり、CDを売ったりすると10倍になる。この考え方も今のアップ・トゥ・デイトじゃないと思いますよ。今決められることについては反対しないけれども、その辺のことをしゃくし定規にせず、基本的なことを考え直すべきだ。営利にちょっとでもかかわれば10倍ですというのは、今の時代にそぐわないんじゃないかと思うので、今後御一考あってしかるべしだと思いますが、いかがでございましょうか。 ○(本間行政課長) 今委員から御指摘いただいた部分につきましても、今後検討を続けてまいりたいと考えております。 ○(佐藤和雄委員) 1点だけお尋ねします。営利を目的とする団体の人たちの商売を邪魔するわけではありませんが、最近お年寄りが大分――以前からもそうでありますけども、俗に言われております催眠商法に近いような形で被害に遭っているというか、お年寄り本人は被害に遭ったとは感じていないようであります。物を売ってくださる人に感謝して、いいものを提供していただいたというふうに捉えておられるようでありますけども、家族としては100万円近いものを買わされて、その購入の説明を受けた場所が役所に関係するところであったというふうに私は聞いておるわけなんです。そうであると、我々としても事前にそういう業者に御遠慮いただくような対応を考えていく必要があるのではないかと私は考えております。  既に、第2庁舎の中でもそういうことが行われているようでありますが、八木ヶ鼻温泉保養交流施設あるいは丸井今井邸等もございますけども、そういうところでこのようなことはないかとは思いますけども、どのように捉えておられますでしょうか。お尋ねいたします。 ○(本間行政課長) 各施設の貸し出しにつきましては、申し込み要件を具備していれば許可するのが大前提であろうかと思います。ただ、今委員が言われました部分についても話を聞くことがございます。施設を管理している所管課等にその旨をしっかりと伝えて、間違いのないやり方で運営ができるように周知といいますか、徹底してまいりたいと考えております。  ただ、最初に申し上げました施設の申し込みに当たり、要件を具備しているのかという状況を確認できれば、貸し出すのはやむを得ない部分だと思いますが、言われるように被害に遭われている方がもしかするとおられるかもしれませんので、貸し出しのあり方については施設を管理している所管課等に今の話をしっかりと伝えていきたいと考えているところでございます。 ○(佐藤和雄委員) これは、ゆゆしき問題だと思いますので、市民の暮らし、生活、財産を守る意味では、我々としては知った以上は黙っているわけにはいきませんので、声を大にして言うわけなんですけども、途中であっても排除させるぐらいの気迫を役所の人たちは示す必要があると思います。  以上で終わります。 ○(名古屋豊委員) 4つの条例改正案のうち、料金設定がそれぞれ1時間単位となったことで割り込んでいくとおおよそ現行と協調はとれているのかなと思うんですが、丸井今井邸に関してだけ金額が相当安くなってきているわけでして、これは利用者からしてみればありがたいことなのかなとは思うんですけれども、特に午後5時以降、換算したら相当の減額改正になるわけですが、ほかの3つと丸井今井邸の違いはどこから来ているのか御説明ください。 ○(本間行政課長) 先ほど小林委員の質問に答えさせていただきましたが、そのときの算定に当たりましては、受益者負担の原則から、かかる経費、施設の大きさ等によって1時間当たりの貸し出し利用料金を設定し、見直したのが23年度でございます。そのときの計算式に当てはめた場合に丸井今井邸は50円となったものでございまして、これまでの利用の形態を単純に1時間当たりにしたものと比べて低くなったものでございます。今回の見直しに際しましては、1時間当たりの料金の計算方法によって定めたものでございまして、こちらのほうが安くなったため、1時間当たり50円と設定させていただいたものでございます。 ○(名古屋豊委員) 生涯学習課の管理になっているので、詳しく把握されているかどうかわかりませんが、これは条例改正なのであえてお聞きします。先ほど年間300件ほどで十二、三%の利用率ということでしたが、二、三年前まで保存会が管理されていたときと今とで変化は見られるのかどうかお聞かせください。 ○(本間行政課長) 大きな変化はあらわれてはいないというふうに聞いているところでございます。 ○(久住久俊委員) 今の時期ですと、1時間使おうが半日使おうが暖房費がかかります。かかる分には一緒だと思う。今名古屋委員がおっしゃったように料金設定が余りにも極端のような気がして、暖房費はこれだけ寒いと1時間だろうが30分だろうが同じようにかかって、コスト的にはそんなに違わないと。その辺の必要性を考えて、こんな極端に20分の1、30分の1と料金を下げてどれだけのメリットがあるのか。だからちょっとデリカシーが足りないんじゃないかなと思う。50円ぐらいだったら、取らないんだて。だから、極端な料金設定というのはいかがなものかと思う。この辺のことはもっと細やかな神経を使って、ドアをあけたり、空気を入れかえたりとか、1時間使おうが半日使おうが実際にかかる経費は一緒だと思うんですよ。今回の条例改正は反対しないけど、そういう考慮をすべきだと、今後の設定においてはデリカシーを持って臨むべきだと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○(本間行政課長) 1時間当たりの利用料金の設定につきましては、先ほども答弁させていただきましたが、ランニングコストの部分で計算されているものでございます。また、貸し室のいわゆる管理の部分についてのお問いでございますが、事前準備等もしっかりと整えながら貸し出すというのを施設ごとで行っていけばいいのかなというふうに考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) これで市の全ての公の施設の利用料金が1時間単位になるということでよろしいですか。 ○(本間行政課長) 八木ヶ鼻温泉保養交流施設いい湯らていには貸し部屋がございます。この貸し部屋を使われる方は、大体3時間や4時間とかの利用で、1時間で借り終える方がいられなかったということから、利用の実態に合わせまして見直しは行っておりません。 ○(横山一雄委員) そうしますと、まだ1時間単位以外の施設は他にどこがあるんですか。今のところだけですか。 ○(本間行政課長) いい湯らていのみでございます。 ○(横山一雄委員) 私どもはこの条例だけしか付託されていませんから、この料金改定の問題について、あとのものは別の委員会でやるということですよね。産業開発センターとか丸井今井邸とか、いろいろありますけど、委員会に分かれて審議するもんですから、私にとってはなかなか審議しにくいなという面があります。これだけしか付託されないわけで、あとのものの決定権はないわけですから、その辺はあなた方に言ってもどうしようもありませんけど、料金改定なんですから一括して同じところで審議するということができないかなと私は考えるんですが、いかがですか。 ○(本間行政課長) このたびは公の施設の貸し出し時間の見直し、それに伴う利用料金の設定の見直しということでございました。ここは、公の施設等を管理している行政課で今回見直しいたしますこの4つの施設を一括して条例の一部改正を行いまして、総務文教常任委員会で審議いただいているものでございます。ただ、全体的な利用料金見直しにつきましても、毎年やるのではなくて、ある一定の年次がたったときに行うと考えておりまして、その際は総務文教常任委員会で審議いただくものと考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) よくわかりました。というのは、これは使用料金制度にかかわる問題であって、歳入は全てここで審査しているもんですから、そういう意味で申し上げたんでございます。失礼いたしました。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第14号 大崎小学校校舎棟規模改修建築本体Ⅰ期工事請負契約の締結について ○(岡田竜一委員長) 次に、議第14号 大崎小学校校舎棟規模改修建築本体Ⅰ期工事請負契約の締結についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(遠藤教育総務課長) それでは、議第14号 大崎小学校校舎棟規模改修建築本体Ⅰ期工事請負契約の締結について説明申し上げます。大変恐縮ではございますが、議案書をごらんいただきたいと存じます。  現在、工事を進めております大崎中学校小中一体校建設にあわせ大崎小学校の大規模改修を行うに当たり、11月21日に制限付一般競争入札を執行し開札の結果、契約者が決まりましたことから、工事請負契約の締結をお願いするものでございます。  改修建物は、鉄筋コンクリート造、地上3階建、工事内容は、屋上防水改修建具改修外壁改修内装改修等でございます。契約金額は、1億6,308万円、契約者は、桑原・岡田特定共同企業体、代表者、三条市上須頃1158番地、株式会社桑原工業代表取締役桑原栄助でございます。  工期につきましては、平成30年9月28日までとしており、仮契約におきまして、議会の同意を得たときは本契約とみなす条項を定めさせていただいております。  参考といたしまして、配置図、平面図等を添付させていただいておりますので、御参照いただきたいと存じます。  また、電気設備工事及び機械設備工事につきましてもあわせて入札を執行しており、電気設備Ⅰ期工事につきましては有限会社サトー電機契約金額は224万6,400円でございます。機械設備Ⅰ期工事につきましては株式会社サンライフエンジニアリング契約金額は1,220万4,000円でございます。  この結果、大崎小学校校舎棟規模改修Ⅰ期工事に係る契約金額の合計は、1億7,753万400円となったところでございます。  なお、本工事の施工に当たりましては児童生徒に影響を与えないよう夏休みを最大限に活用するとともに、校舎棟ごとに一定のエリアに区分し、児童生徒の動線と重ならないよう配慮しつつ、工事エリアに立ち入ることができないよう仮間仕切りを設置して工事を行うこととしております。  また、教室内の改修工事を行う場合につきましては、今後完成いたします中学校棟にクラスを移動しながら授業を行うことによりまして、児童生徒及び教職員の安全、授業への支障等に十分配慮しながら進めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 大崎小学校の改修、これはⅠ期分でありますけど、総額は幾らを予定されているんでしょうか。 ○(遠藤教育総務課長) 今回の大崎小学校規模改修工事の校舎棟、それから体育館棟を含めました工事費の合計につきましては1億9,751万400円となってございます。 ○(横山一雄委員) 御承知のとおり昭和49年9月に開校したわけでございますが、もう40年以上たって、中はもう物すごく傷んでいるわけです。今までは、全てひっくるめて3億六千数百万円という答弁をいただいているんですが、今の金額はちょっと少ないんじゃないかなと思いますが、いかがですか。 ○(遠藤教育総務課長) 今ほど申し上げましたのがⅠ期工事の合計額でございます。Ⅱ期工事も合わせますと予算ベースになりますが、およそ3億7,800万円程度を見込んでございます。 ○(横山一雄委員) 私は総額を聞いており、Ⅰ期工事の合計額なんか聞いておりません。
    ○(遠藤教育総務課長) 申しわけありません。 ○(横山一雄委員) 外壁はどんな色になるんですか。 ○(遠藤教育総務課長) 外壁につきましては、基本的に義務教育学校として一体感ということを考えまして、大崎小学校の現在の色に近い色を考えております。建物の下の部分につきましては、れんが積みといいますか、れんがを張るような形で考えているところでございます。 ○(横山一雄委員) 約四十数年たっているということで、新しい中学校の校舎とのバランスで、それと同じようになるようすばらしい内装工事をしていただくよう今まで何回も申し上げて、必ずそうしますという答弁をいただいているんです。担当課長等みんなかわりましたので、事務引き継ぎはよくしてあると思いますけど、その辺は大丈夫でございますか。 ○(遠藤教育総務課長) 今ほど委員がおっしゃったとおり、来年4月に義務教育学校として新たにスタートするということもございまして、新しい中学校棟と既存の小学校棟の外壁の色等も含めまして一体感を出していきたいと考えておりますし、内装につきましても大きな格差が生じることのないように十分配慮して進めてまいりたいと考えてございます。 ○(久住久俊委員) 議案に直接関係なく、所管が違うと言われるかもしれないけれども、委員の皆さんも説明員の皆さんも知識としてちょっと承知していただきたいと思います。工事材料の鉄筋や鉄骨などといったものが、一時中国の過剰生産で値段が乱れて云々、今はさま変わりでございまして、非常にタイトです。そして、安ければどこでもいいというような、そんな物不足のパニックのときを経験されている方がほとんどいなくなっている今の時世でございますから、あえて申し上げるんですけども、オリンピックの需要がこれから本格的になっていくわけでありますので、鉄骨なんか1年半後になると値段がどこまで上がるかわからんような状態だとか、物不足、労働者不足だの等々は言わないが、コンクリートから人へなんていって価値が上がると、それから鉄筋工とかの熟練工がいなくなって、万単位で外国人労働者を入れないと建設現場はもたないとか、そういう流れになりつつあるということを耳にしております。  ですから、1年半後の鉄骨の値段とか、そんなのは全く保証できない状況の中で、契約する際に買い手市場でたたいてたたいて、幾らでも安くなるところがあるとか、そういう基本的な姿勢でいるととんでもないことになる可能性があります。ここの契約はうまくいったんでしょうけれども、今後この大崎小学校、中学校に限らずいろんなハード事業があろうかと思いますけれども、安けりゃどこでもいいというような姿勢でいると雑な仕事をする安い業者が云々とか、それでいいものが建てられなくて、後になったらあささという結果になることが起きかねないので、油断をしないようあえてこの時点で忠告しておきます。ぜひその辺のところ、買い手市場ばっかりじゃなくて、ちょっと怪しげな空気が漂ってきているということを十二分に御認識いただきたいと思うんですが、いかがでございましょうか。 ○(大平総務部長) 三条市の発注する工事等につきましては、常に適正な価格で入札執行させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(小林 誠委員) 先ほど横山委員が全体の総工事費を聞かれましたが、今回はⅠ期工事ということで出ていますけども、全体としては何期で終わるんですか。 ○(遠藤教育総務課長) 校舎棟につきましては、Ⅰ期、Ⅱ期の2つに区分してございますし、そのほか体育館棟を含めまして全部で3区分でございます。 ○(小林 誠委員) それで、体育館棟はこのⅠ期工事と同じ工期で既に入札が終わっていたと思うんですけども、そうするとこれは1学期の体育の授業等に差しさわりはないんですか。 ○(遠藤教育総務課長) 体育の授業につきましては、間もなく完成する中学校の体育館を活用しながらやっていくような形で考えております。 ○(小林 誠委員) じゃ、体育の授業はほとんど中学校の体育館を供用して、小学校の体育館はほとんど使わないでずっと改修工事にかかれるというような感じなんでしょうか。それとも一部使いながらということなんですか。 ○(遠藤教育総務課長) 体育館棟の改修につきましては、屋根、それからアリーナ床の不陸補正、塗りかえがございますので、そういった時期につきましては使えない形になろうかと思いますけれども、外周部分といったところの工事であれば、ある程度使えるものと考えておりますが、工期が9月28日までということで、1学期については若干の制限がかかるというふうに考えております。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第15号 平成29年度三条市一般会計補正予算 ○(岡田竜一委員長) 次に、議第15号 平成29年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  本件につきましては、最初に第1表、歳入及び第3表、地方債補正について一括して審査を行い、続いて第1表、歳出を各款ごとに審査を行いたいと思います。  なお、第1表、歳出の各款における当委員会所管の職員人件費については、第2款、総務費のところで一括提案説明を受け、審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳入及び第3表地方債補正について ○(岡田竜一委員長) それでは、第1表、歳入及び第3表、地方債補正について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、議第15号 平成29年度三条市一般会計補正予算について説明申し上げます。議案書をごらんいただきたいと思います。  第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額から150万4,000円を減額し、総額を486億4,526万円とさせていただき、款項の区分ごとの金額について第1表、歳入歳出予算補正で定め、1つ飛んで第3条では、地方債の補正について第3表、地方債補正で定めさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、後ほど事項別明細書で説明させていただきますので、最初に5ページをお願いいたします。  第3表、地方債補正の1は、図書館等複合施設建設事業費5,780万円を廃止するものでございます。これは、旧三条小学校の解体工事費について、平成29年度の歳入歳出予算を減額することに伴うもので、国の社会資本整備総合交付金の交付決定が予定より遅延したことにより、解体工事費及びその財源について、改めて平成30年度の歳入歳出予算に計上することに伴うものでございます。  11ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額1,933万9,000円は、普通交付税でございます。  14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、補正額337万円は、障がい児通所給付費負担金でございまして、放課後等デイサービスの利用者数の増加による給付費の増額などに係るもので、負担率は2分の1でございます。  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、補正額62万5,000円は、地方創生推進交付金でございまして、粟ヶ岳トレイルランニング実行委員会負担金に係るもので、交付率は2分の1でございます。  なお、この負担金は平成30年4月に粟ヶ岳において開催されるバーティカルキロメーター日本選手権の準備経費に充てるものでございます。  8目教育費国庫補助金、補正額6,229万3,000円の減額は、社会資本整備総合交付金でございまして、先ほど、地方債補正で説明いたしましたが、旧三条小学校の解体工事費を平成30年度の予算に改めて計上することに伴うものでございます。  15款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、補正額168万5,000円は、障がい児通所給付費負担金でございまして、先ほど申し上げましたが、放課後等デイサービスの利用者数の増加による給付費の増額などに係るもので、負担率は4分の1でございます。  17款寄附金、1項寄附金、補正額8,856万5,000円につきましては、資料で説明いたしますので、恐れ入りますが、委員会資料ナンバー1、寄附金の調べをお願いいたします。  1つ目の、ふるさと三条応援寄附金、金額は8,838万6,900円で、来年度以降の予算編成の中で活用することとして財政調整基金に一旦積み立てるものでございます。  寄附者名等は記載のとおりでございまして、市内の個人の方からの分が1件、法人からが1件、市外の個人の方からの寄附につきましては、3行目にまとめて記載させていただいておりまして、8月1日から10月31日までの収入分の計上で、5,785件、8,828万6,800円でございます。  次の社会福祉基金積立金、1件、4万6,800円で社会福祉基金に積み立てるもの、教育振興用品購入費は、1件で13万1,000円、下田中学校の体育用品を購入するものでございまして、それぞれ寄附者の御意向を踏まえて措置するものでございます。  予算書に戻っていただきまして、13ページをお願いいたします。18款繰入金、1項特別会計繰入金、1目水道事業会計繰入金、補正額500万5,000円は、職員の退職手当に係る水道事業会計からの繰入金でございます。  21款市債、1項市債、8目教育債、補正額5,780万円の減額は、第3表、地方債補正で説明申し上げた内容でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) ふるさと三条応援寄附金については、毎回質問が出ているところでありますけれども、今回も橋本何々さんほか5,784件ということで、本当にふるさとを思う人たちの気持ちがこんな莫大な数、莫大な金額になってあらわれているということについては感謝にたえないわけでありますが、去年と比べてどんなぐあいなんですか。 ○(鶴巻税務課長) ふるさと三条応援寄附金の状況でございます。10月末現在では、件数で1万143件、金額では1億6,901万2,000円となってございます。平成28年度の同時期が件数で1万1,475件、金額で1億7,232万4,000円となってございますので、比較いたしますと件数で1,332件、金額では331万1,000円、1.9%ほどの減となっているところでございます。 ○(久住久俊委員) 相変わらずかなり高い水準を維持しておられるところは御苦労さまでございます。ただし、ことしは総務省のガイドラインであります寄附金の3割以内にとどめるように、余り高価なものを返礼品としてやらないようにという行政指導があるにもかかわらず、三条市はそのガイドラインを守らず、従前と同じようにかなりの高額な返礼品をやっているということですよね。間違いないですよね。  それで、これだけの寄附金を維持しているということは、いい返礼品をいただいて満足していると、なかなかそんな声は聞こえてこないと思うけれども、そのように皆さんは解釈して、ガイドラインに従ってちょっとグレードを下げようかという意思は-―来年度予算のことだから、今はなんでしょうけど、感想として、実感としてこの返礼品のグレードを維持しているから、幾らも減らない寄附金をもらっているという認識なのか、それとも政府の指導に従って若干グレードを下げてもこの寄附金のグロスの額は維持できるというふうに思っていられるのか、その辺の現場での感想を聞かせていただきたいと思います。 ○(鶴巻税務課長) 委員御指摘のとおり、本年4月に総務省から返礼品の返礼割合につきましては3割以下という通知はいただいているところでございます。ただ、それを受けまして、市長等が先にも答弁させていただいていたかと思うんですが、この制度が存在する限りは、取り組めば取り組むほど結果として一般財源の確保が図れること、また地場産品のPRや地域経済の振興につながることから、3割以下の見直しは行わず、当分の間今のままの形で進めさせていただきたいと答弁させていただいているところでございます。  しかし、先ほど寄附金の額について、昨年同期に比べ1.9%ほどの減となっていると申し上げましたが、直近の11月末現在ではそれより若干下回っています。本年度当初の見込み金額につきましては、昨年度の実績を踏まえ4億円を見込んでおりましたが、直近の減少率から推察しますと、昨年度より2割ほど減になろうかと想定するところでございます。その要因につきましては、新たに返礼品を送ることにした自治体に寄附がふえている傾向がございますし、あと災害復旧の関係でありますとか、先ほどの話に戻りますけども、国の通知を受けて返礼割合を3割以下にする市町村に対しまして駆け込みの申し込みがふえているという状況が寄附金額減少の要因と考えておるところでございます。 ○(久住久俊委員) 本当にリピーターというのが一番確実な人たちじゃないかと思うんですよね。返礼品目当てとかいろいろあると思うんですが、この5,785件の中で、今まだカウントしていないのかもしれないけど、カウントしていないんであれば大体の感じでいいです。リピーターはどのぐらいの割合ですか。 ○(鶴巻税務課長) リピーターの数でございますが、10月末現在では2,875名いらっしゃいます。 ○(横山一雄委員) 直接関係ありませんけど、財政調整基金に積み立てされるわけでありますので、12月補正後の財政指標が基金の一覧表の中にあるかと思って見たらありませんので、1部いただきたいと思います。 ○(三巻財務課長) 今の資料につきまして、後ほどお配りさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(野崎正志委員) ちょっと確認なんですが、先ほど地方債補正で、旧三条小学校の解体工事費については今回廃止して、来年度改めて起こしたいという説明だったんですが、これは1年おくれることで何か影響はあるのかないのか、見解をお伺いしたいと思います。 ○(三巻財務課長) 旧三条小学校の跡地につきましては、図書館等複合施設を建設する予定となっております。その事業につきまして、今回の解体のおくれによる影響はどうかということでございますが、建設スケジュールに影響はないということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○(久住久俊委員) 図書館等複合施設建設事業費が地方債補正並びに歳出、教育費の減額ということで出ていますので、聞かせていただきますが、昨日たまたま広報さんじょうを見たら図書館等の指定管理者についての再募集の記事があって、金額も結構大きいものですし、新たに建てて云々という話になりますと、この図書館の運営形態ということも当然議論になるわけであります。  武雄市でTSUTAYAでしたか、関連企業で、結果的にはその市長さんは推定無罪だから、あれだけど、ちょっとスキャンダラスな金銭絡みの話で、その民間業者と云々というふうな報道がされております。起訴されたかされないか定かではありませんので、刑事訴訟法は推定無罪ですから、容疑者にするのは違うと思いますが、ただ今図書館センターというところで運営しているわけだけれども、何かいろんな民間施設が関与して云々という、余りいい記憶ではない、武雄市に関してはですね、にもかかわらずいろいろちょっかいを出したい人たちがいるようだけれども、武雄市の教訓をしっかり胸に刻んで、さっきと逆なことを言うようですが、公共施設を営利の対象にするような発想そのものが背景にあったんではないかという、武雄市のスキャンダルの背景になったんじゃないかという報道でありますので、十分この図書館の管理運営に関しては武雄市の教訓を生かしてやっていただきたいということを契約の前にあえて申し上げたいと思いますが、いかがでございましょうか。 ○(大平総務部長) 図書館の運営についての御指摘かと思いますが、そもそも三条市の場合は指定管理者の選定に当たりましては、応募者を十分把握した上で適正に審査させていただいているところでございます。この12月定例会では図書館の指定管理については上程させていただかなかったところでございますけれども、引き続き公募を続けながら指定管理者を選定してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第2款総務費について ○(岡田竜一委員長) 次に、第1表、歳出、第2款総務費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(本間行政課長) それでは、第1表、歳入歳出予算補正の歳出のうち、行政課所管に係ります事項につきまして説明させていただきます。事項別明細書で御説明申し上げますので、恐れ入りますが、15、16ページをお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号010職員人件費、補正額3,461万1,000円の増は、当初予算で計上させていただいた職員人件費について、その後の人事異動や退職などの状況の変化に伴う過不足の調整をお願いするものでございまして、これ以降の各費目に計上しております職員人件費についても同様でございます。  なお、一般会計の総額につきましては、1,483万1,000円の増額補正をお願いさせていただくもので、その内訳は定年退職者以外の退職者1人分の退職手当が2,021万1,000円の増、人事異動等に伴う調整が538万円の減となるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、財務課にかかわります歳出の補正について説明申し上げます。同じく15、16ページをお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、5目財政調整基金費、事業番号010財政調整基金費、補正額8,838万7,000円は、財政調整基金積立金でございまして、先ほど歳入で説明申し上げましたふるさと三条応援寄附金を積み立てるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 瞬間風速で財政調整基金は今幾らぐらいございますか。 ○(三巻財務課長) 今回の12月補正後の積立金を積み立てた後の現在高でございますが、約75億2,000万円となっております。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第3款民生費について ○(岡田竜一委員長) 次に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(栗林子育て支援課長) それでは、議第15号の3款民生費のうち子育て支援課所管分について説明させていただきます。  議案書の事項別明細書19、20ページ及び委員会資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。資料ナンバー2で説明させていただきます。3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号090障がい児通所支援給付費782万8,000円で、内訳は20節障がい児通所給付費674万円、23節償還金108万8,000円でございます。  1、補正の趣旨でございますが、放課後等デイサービス事業所が三条市内及び近隣市に新設され、放課後等デイサービス利用者が増加していること等に伴い、障がい児通所給付費に不足が生じるため、必要な経費について補正予算を計上するものでございます。また、平成28年度障がい児通所給付費国庫負担金等の交付額の確定に伴う償還金について補正予算を計上するものでございます。  2、内容でございます。(1)、障がい児通所給付に該当いたします3つのサービスそれぞれの当初予算に対する実績見込みでございます。児童発達支援につきましては、既存施設利用が954万9,000円の減額、新規施設利用が340万4,000円の増額、医療型児童発達支援につきましては、既存施設が13万5,000円の減額、放課後等デイサービスにつきましては、既存施設利用が89万円の増額、新規施設利用が1,213万円の増額であり、全体で674万円の不足が見込まれるものでございます。  (2)、補助率でありますが、障がい児施設給付費等負担金として、国2分の1、県4分の1の負担となるものでございます。  (3)、平成28年度障がい児通所給付費償還金でありますが、国庫負担金分が72万5,322円、県負担金分が36万2,661円、合計108万7,983円となっております。平成28年度の障がい児通所給付費の確定に伴い償還が必要になるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(名古屋豊委員) 同様の補正が何度か組まれているような印象もあるんですけど、今回市内及び近隣市に新設ということでございますが、今回新設されている施設の数というのはどれぐらい、1つなのか2つなのか、あわせて既存も含めて、市内、市外の施設数の状況をお聞かせいただきたいと思います。 ○(栗林子育て支援課長) まず、今年度三条市のお子さんが利用しております放課後等デイサービス事業所につきましては、市内の既存事業所といたしましてはケアステーション県央、らいふ・すていしょん、放課後くらぶつばさの3つでございます。そのほかに市外の2事業所を昨年度から引き続き利用されている方がいらっしゃいます。これは2施設とも燕市でございます。市外につきましては、さまざまな事業所がございますので、全体の数ということではなく、あくまでも現在利用されている施設ということでお答えさせていただきたいと思います。また、新規の事業所といたしましては、市内に本年5月に開設されました事業所はキッズ倶楽部の1施設でございます。なお、市外の既存事業所を今年度利用されている方がおりまして、これは加茂市と県外の施設の2施設でございます。  以上でございます。
    ○(名古屋豊委員) 勉強不足で恐縮なんですけれども、こういった放課後等デイサービスの施設については、それぞれの施設で定員が決まっているようなものなんでしょうか。もし定員が決まっているんだとしたら、施設を利用したいけれども入れないような、いわゆる待機児童のようなものは発生しているのか伺いたいと思います。 ○(栗林子育て支援課長) 定員についてのお問いでございます。それぞれの施設につきましては、県へ施設設置の申請をする際に定員を定めているものでございます。今ほどの足りているのかどうなのかというお問いでございますけれども、新規の施設が開設されるたびに利用がふえているという実態、また発達障がい等の児童がふえているという状況から考えますと、まだ不足であると受けとめているところでございます。 ○(名古屋豊委員) そうなると、実際に三条市内の支援が必要な児童、家庭において待機の状態が今あるという御答弁だったと思うんですが、その具体的な数というのは把握されていないということなんでしょうか。 ○(栗林子育て支援課長) 保育所のように入所する、しないという100・ゼロのようなものではございません。利用回数というものがございまして、あくまでも利用したいということに基づいて支給認定、支給決定されている児童が全て利用されているものと考えております。ただし、本来その子に必要なサービス量の提供ができているか、要は必要な回数の利用ができているかということになりますと、一定の制限をさせていただく中で十分な回数の利用までは至っていないというふうに考えております。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第10款教育費について ○(岡田竜一委員長) 最後に、第10款教育費について順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) それでは、第10款教育費に係る内容の中で、小中一貫教育推進課所管分について説明させていただきます。  事項別明細書27、28ページ、あわせまして委員会資料ナンバー3、議第15号参考、平成29年度三条市一般会計補正予算概要をお願いいたします。委員会資料で説明させていただきます。  10款教育費、1項教育総務費、4目市立学校研修指導費、事業番号030小・中学校各種大会助成費、補正額119万6,000円を追加するものでございます。  補正の趣旨でございますが、第一中学校が出場しました水泳競技大会の全国大会が鹿児島県で開催されたことなどによりまして、宿泊費、交通費への助成経費が当初予算時の見込みよりも増加したことから、小・中学校各種大会出場費補助金の増額をお願いするものでございます。  内容につきましては、小・中学校各種大会出場費補助金119万6,000円でございます。  以上でございます。 ○(遠藤教育総務課長) それでは、10款教育費のうち、教育総務課所管分について、説明申し上げます。  事項別明細書29、30ページ、あわせまして委員会資料ナンバー4をお願いいたします。委員会資料で説明させていただきます。  10款教育費、3項中学校費、2目教育振興費、事業番号020教育活動費、補正額13万1千円を追加させていただくものでございます。  補正の趣旨につきましては、教育振興寄附金を受け、寄附者の意向によりまして下田中学校に配当する体育関係備品の購入に必要な経費について、補正予算をお願いするものでございます。  具体の内容といたしましては、寄附金を受け、下田中学校に卓球用防球ネット及び柔道畳用運搬車それぞれ1台ずつの購入に充てさせていただくものでございます。  以上でございます。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 小中一貫教育推進課長の御説明に関しまして、ちょっと細かな質問をさせていただきますが、各種大会に子供たちが出場する際には交通費とか支度金がかかって、個人の負担を軽減するために助成金を出してあげたいという気持ちはわかるんだけども、この規定をごちゃごちゃにして甘くすると幾らかかってもという話になるので、ある程度の成績をおさめた人にはそういう支出もしてあげるということで、一般の参加の場合にはその対象にあらずというのが、これまでいろんな経験の中から皆さんで工夫されて、そういう助成金の支出については厳しく細かく管理しながらやってこられたはずでございます。  それで、今回非常に金額が多いので――鹿児島県なんで、多分飛行機代とかの交通費がその対象になったんだと思うんだけれども、どれくらいの人が記録をクリアして出場することになったんですか。チームが該当するというのは、私は寡聞にして知らないんだけど、1人1万円とか、2万円とか、せいぜい5万円ぐらいとか、トータルするとこうなるんだろうけども交通費がどういうあれなのか詳しいところを聞かせていただいて、というのは過大だから。これだけ出るとほんにありがたい。じゃ、私もなんて言いかねないんで、この辺のことをはっきりさせておかないとうまくないと思うんで、その詳細についてどの規定に該当し、そしてその費用内容ですが、飛行機代がほとんどなのかとか、その辺をちょっと聞かせていただければありがたい。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 大会出場の補助につきましては、平成27年度からそれまで360万円補助だったものを600万円補助に増額させていただきまして、今に至っているものでございます。補助額につきましては、市内大会、中越地区大会、県大会までは総費用の半額補助としております。また、北信越大会、全国大会では全額補助としており、頑張った子供たちへしっかりと手当てをしていくことに努めているところでございます。なお、中越地区大会以上につきましては、登録選手に限り費用の補助を行うという制限を設けているところでございますし、移動につきましては、近いところであれば可能な限り市有バスを活用するなど経費の削減に努めているところでもございます。  このたび全額補助をさせていただいた中で、特に全国大会に出場した部分について詳細を申し上げたいと思います。今年度全国大会に出場しましたのは、第一中学校の先ほど申し上げました水泳リレーチームの8名と柔道の1名でございます。また、下田中学校の陸上競技1名でございます。経費の詳細につきましては、第一中学校の水泳チームが参加費、交通費、宿泊費合わせて95万242円でございます。柔道1名につきましては、参加費、交通費、宿泊費で9万8,660円でございます。下田中学校の陸上競技1名につきましては、14万250円でございまして、全国大会補助の総額で118万9,152円でございます。  以上でございます。 ○(久住久俊委員) この種の支出に関して異論があると申しているんじゃなくて、逆でございまして、つい数年前までは県大会に出場するに際しても、ほかの市は市の代表ということでマイクロバスで来ているのに、三条市だけは宿泊する旅館のバスだったとかで、三条市のマイクロバスを使用する規定もないなんて話を聞きました。今は改善されましたけど、そんなことで、いい成績をとっても遠方での催しになりますと父母や家庭の支出がネックで出場できないなんていうケースもあろうかと思いますが、ほかの市ではそういった選手、すごく成績のいい選手に関しては相当に優遇しているという現実があるわけでございます。  三条市はスポーツ都市宣言をしております。でありますから、これらの支出について、家庭によってはこれが負担になるかと思いますので、ぜひその辺の規定は臨機応変に、かつ弾力的に運用していただいて、スポーツ都市宣言の三条市にふさわしい、そういった選手に対する補助、援助、叱咤激励、そして励ましの言葉を常にかけていただいて、スポーツ教育を奨励するためにもこういった全国大会に行くようなスポーツエリートを――それこそ一番星事業ですよ。こういう人たちを大事にしていただきたいことを、規定を曲げてまで出せとは言っていないけど、規定を改定するとか、いろいろ方法はあるわけでありますから、ぜひ皆さんで工夫をされて、スポーツ振興のためにこれから大いに意を用いていただきたいことをお願いして質問を終わります。 ○(小林 誠委員) 今ほど全国大会に行かれた方の詳細をお聞きしたんですけども、一中の水泳と柔道、それから下田中の陸上ということだったんですけど、ここのところ、一中、それから二中も水泳で行かれたことがあると思うんですけども、例年大体これぐらいの人数なんですか。それとも、今回だけ多かったということなんですか。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 今年度の合計ではその人数でございましたけれども、平成28年度では水泳のチームを含めまして合計で11名でございます。個人競技、団体競技を合わせてこのような人数で大体推移していると考えておりますけれども、今後また団体競技で全国大会に出場するチーム等が出ますと、大幅に人数がふえるということも考えられるところでございます。 ○(小林 誠委員) それで、昨年度が11名ということだと、今回がそんなにいっぱいだったわけではないと思うんですけど、ここのところ大体同じぐらいで推移しているんじゃないかと思うんですけど、ことしの水泳の大会は九州方面、去年は新潟県だったような気がするんですけど、そもそも場所によって大体どれくらいというのも見当がつくと思います。ことしの会場はことし決まったわけじゃなく、前から決まっていたはずなので、それからいけばおおよそこれぐらいという予想は立てられたんじゃないのかなと思うんですけども、補正を組んだということは、やっぱりそこまで想定しなかったということなのか、予定どおりだったんだけども、補正をしなきゃだめだったのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 過去の推移から申しますと、全国大会は全国7ブロックの会場持ち回りで行われておりまして、昨年度は確かに北信越ブロックで行われました。全てのブロックにおける過去の実績を見ますと、1,000万円前後の総額で推移しているところでございます。市内大会から県大会までの出場の推移の中で、半額補助を計算しますと、おおよそ600万円補助でこれまで何とかやってこられたことから、大会会場を見越しての予算はとらなかったものでございます。  来年度は中国ブロックで行われますけれども、本年度のように北信越大会に出場する部が多く出たことによって全国大会費用がかさんでしまったところもありますので、来年度も同じように600万円補助、総額では1,000万円前後でいけるのではないかと見込んでいるところでございます。 ○(小林 誠委員) わかりました。それで、ちょっとこの金額の話から外れるんですけども、水泳の全国大会に二中も出たことがありますし、一中も大体毎年行っているみたいですので、三条市は意外と水泳が強いのかなというふうに感じているんですけども、そもそも一中、二中に水泳部はあるんですか。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 水泳部という正規の部活動はございません。 ○(小林 誠委員) それで、ことし全国大会に出られた一中の皆さんが、市長を表敬訪問されたときの記事をちょっと見たときに、スイミングクラブの生徒さんということで――別にスイミングスクールが悪いということではないんですけども、部活で練習というより、かえってスイミングスクールでのチーム練習という形のほうが強いのかなと感じたんですけども、今部活動の問題については学校も教員の長時間労働につながるということで、いろいろ試行錯誤しながらやっているわけですけども、その辺との関係で今全国大会に行けるレベルの部活動といいますか、そういう課外活動の実態はどうなっているのか、お聞きしします。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 御指摘のとおり、第一中学校の水泳部の子供たちは社会教育の中でのスイミングスクール等で練習を積み重ねてスキルアップされているお子さんたちが非常に多くいらっしゃいます。常日ごろから学校の水泳部としての取り組みが恒常的にあるわけではなく、スイミングスクールでの練習が中心ですが、大会のときにチームを組んで出場しております。こういった形態も一つの部活動と私たちは考えているところであります。  また、今現在、生徒数の減少によりまして、特に団体チームは1つの学校でチームを編成することが困難な競技が多く出てきました。これによりまして、中学校体育連盟の規定の中では幾つかの学校で合同チームをつくって大会に出場することができる形になっておりますので、大会への出場につきましては、この規定にのっとって出場するように手だてを講じているところであります。  また、御指摘の教員の働き方改革の関係との兼ね合いでございますけれども、やはり可能な限り外部指導者を配置させていただく、またスポーツ振興室の事業である部活動指導補助者を適切に配置させていただくことで、働き方改革も絡めながら子供たちのスキルアップのために活動の手当てをしていくという形で取り組んでいるところでございます。 ○(小林 誠委員) ちなみに、一中とか二中の水泳はそれらで一生懸命やっているわけですけど、一番星事業の関係ではこれにお金は出ているんですか。スポーツの一番星事業ありますよね。その辺は対象になっているんですか。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 大変申しわけございません。今一中、二中の子供たち一人一人の名簿が手元にございませんので、一番星の該当生徒かどうかは即答できません。後ほど調べまして御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(小林 誠委員) 余り関係がないようであるんですけど、一中、二中にはプールがあるわけですよね。このプールというのは、こういう部活動でも使われているのかどうか、ちょっと参考にお聞きします。 ○(髙橋小中一貫教育推進課長) 使う頻度につきましても、今ここに資料がなくて即答できないところでございます。あわせて正確なところをお伝えさせていただきたいと思います。申しわけございません。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第18号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について ○(岡田竜一委員長) 次に、議第18号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(本間行政課長) それでは、議第18号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、追加資料として配付させていただきました委員会資料ナンバー5で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、1の改正の趣旨でございますが、平成29年8月8日の人事院勧告及び同年10月12日の新潟県人事委員会勧告の内容を考慮し、議会議員の期末手当について必要な改正を行うものでございます。  2の改正の内容につきましては、期末手当の年間支給月数を0.05月分引き上げるもので、それぞれ表に記載のとおり改めるものでございます。  3の改正条例案につきましては、裏面のとおりでございますし、4の施行期日等につきましては、(1)、平成29年度の改正は公布の日から施行し、平成29年12月期に適用するものでございます。(2)、の平成30年度以降の改正につきましては、平成30年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(久住久俊委員) 私どもは、2万一千七百幾ら、まことに思いがけない多額をいただきまして、感謝にたえませんが、いつもらえるんだろうか。 ○(駒形議会事務局長) 条例を御議決いただいた後、年内に支給できるように今準備を進めさせていただいているところでございます。 ○(久住久俊委員) 本日も年内ですし、12月31日も年内でございます。クリスマスに間に合うとか、そんなことを気にしている貧乏人も中にはおりますし、いつかということがわかるんであれば――26日は間に合わないね。その辺のことを明らかにしていただきたいという声が私だけではなくて、久住さん、聞いておけてなんて言う者もいましたので、ぶっちゃけた話いつですか。 ○(駒形議会事務局長) 一般職と合わせたいと思っておりますので、今のところは年内にということでよろしくお願いします。 ○(久住久俊委員) 木で鼻をくくったような返答で、諦めました。 ○(岡田竜一委員長) よろしいでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第19号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正について ○(岡田竜一委員長) 次に、議第19号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(本間行政課長) それでは議第19号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、委員会資料ナンバー6で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、1の改正の趣旨でございますが、先ほど御説明申し上げました議第18号と同様に、平成29年8月8日の人事院勧告及び同年10月12日の新潟県人事委員会勧告の内容を考慮し、特別職及び一般職の給与について必要な改正を行うものでございます。  2の改正する条例につきましては、(1)、三条市特別職の職員の給与に関する条例、(2)、三条市職員の給与に関する条例の2本でございます。  3の改正の内容につきましては、(1)、特別職の期末手当及び一般職の勤勉手当の年間支給月数の引き上げにつきましては、ア、市長、副市長及び教育長の期末手当の年間支給月数を0.05月分引き上げるもので、それぞれ表の記載のとおり改めるものでございます。  イの一般職の職員、再任用職員を除くでは、(ア)、部長級職員以外の職員の勤勉手当の年間支給月数と、恐れ入りますが裏面2ページもごらんいただきたいと存じます。(イ)、部長級職員の勤勉手当の年間支給月数をそれぞれ0.1月分引き上げるもので、表の記載のとおり改めるものでございます。なお、ウの再任用職員についても、それぞれ記載のとおり改めるものでございます。  3ページをお願いします。(2)の一般職の職員の給料表の改定につきましては、若年層に重点を置いた給料月額の引き上げとなっており、平均改定率は一般行政職0.17%、消防職0.24%の引き上げとなるものでございます。(3)の扶養手当の見直しについては、配偶者に係る手当額をほかの扶養親族と同額に引き下げ、子に係る手当額を引き上げるとともに、職員に配偶者がない場合等における子、父母等のうち1人の扶養親族に係る手当額を引き下げるもので、表のとおり段階的に改めるものでございます。  4の改正条例案につきましては、裏面のとおりでございますし、5の施行期日等につきましては、(1)の期末手当及び勤勉手当の年間支給月数の引き上げにつきましては、ア、平成29年度の改正は公布の日から施行し、平成29年12月期に適用するもの。イ、平成30年度以降の改正は平成30年4月1日から施行するものでございます。(2)の給料表の改定については公布の日から施行し、平成29年4月1日から適用するものでございます。(3)の扶養手当の見直しについては、平成30年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。いかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第20号 平成29年度三条市一般会計補正予算 ○(岡田竜一委員長) 次に、議第20号 平成29年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、議第20号 平成29年度三条市一般会計補正予算について説明申し上げます。議案書をごらんいただきたいと思います。  第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に3,807万円を追加し、総額を486億8,333万円とさせていただき、款項の区分ごとの金額について第1表、歳入歳出予算補正で定めさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、事項別明細書で説明させていただきますので、9ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額3,802万5,000円は、普通交付税でございます。  18款繰入金、1項特別会計繰入金、1目水道事業会計繰入金、補正額4万5,000円は、職員の退職手当に係る水道事業会計からの繰入金でございます。
     以上でございます。 ○(駒形議会事務局長) それでは、歳出、第1款議会費のうち、議会事務局所管分について説明させていただきます。事項別明細書の11、12ページをお願いいたします。  1款1項1目議会費、事業番号020議会活動費の3節議員期末手当に55万円を追加させていただくものでございます。これは、先ほどの議第18号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてで説明がありましたように、年間支給月数を0.05月分引き上げることに伴い、必要な予算を補正するものでございます。  よろしくお願いいたします。 ○(本間行政課長) それでは、歳出のうち、行政課所管に係ります事項につきまして説明をさせていただきます。同じく事項別明細書の11、12ページをお願いいたします。  1款議会費、1項議会費、1目議会費、事業番号010職員人件費、補正額30万円の増は、議第19号で御説明申し上げました人事院勧告等の内容による条例改正に伴う調整をお願いするものでございまして、これ以降の各費目に計上しております職員人件費についても同様でございます。  なお、一般会計の総額につきましては、3,752万円の増額補正をお願いさせていただくものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。 ○(横山一雄委員) 水道会計からの繰入金4万5,000円は、何人分の退職手当でございますか。 ○(本間行政課長) 7名分の差額でございます。 ○(岡田竜一委員長) そのほかいかがでしょうか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第2号 専決処分報告について ○(岡田竜一委員長) 最後に、報第2号 専決処分報告についてを議題といたします。  順次提案理由の説明をお願いいたします。 ○(三巻財務課長) それでは、報第2号 専決処分報告について説明申し上げますので議案書をお願いいたします。  これは、衆議院議員総選挙に係る経費の執行が急を要したことから平成29年9月28日に専決処分させていただいたものでございます。おはぐりいただきまして、裏面をお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正において、予算の総額に3,755万1,000円を追加し、総額を486億4,676万4,000円とさせていただき、款項の区分ごとの金額について第1表、歳入歳出予算補正で定めさせていただくものでものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正は、事項別明細書で説明させていただきますので、8ページをお願いいたします。  歳入歳出補正予算、事項別明細書の2、歳入でございます。15款県支出金、3項委託金、1目総務費委託金、補正額3,755万1,000円は衆議院議員選挙費委託金でございます。  以上でございます。 ○(本間選挙管理委員会事務局長) それでは、報第2号 専決処分報告のうち、第1表、歳入歳出予算補正の歳出の職員人件費及び衆議院議員選挙費について説明させていただきます。  事項別明細書10、11ページをお願いいたします。2款総務費、4項選挙費、4目衆議院議員選挙費、事業番号010職員人件費、補正額386万4,000円及び事業番号020衆議院議員選挙費、補正額3,368万7,000円は、本年10月22日執行の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る投開票事務等に従事する職員の時間外勤務手当や投開票管理者及び立会人等の報酬、ポスター掲示場の設置委託料などにかかる経費について措置させていただいたものでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時37分                               再  開 午前11時37分 ○(岡田竜一委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) これより採決を行います。  最初に、議第5号について採決いたします。  本案につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) 次に、議第14号について採決いたします。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) 次に、議第15号、議第18号から議第20号の以上4件一括採決いたします。  本案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(岡田竜一委員長) 最後に、報第2号について採決いたします。  本案につきましては、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(岡田竜一委員長) 以上で付託事件の審査を全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(岡田竜一委員長) 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。                               閉  会 午前11時39分  以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。                  総務文教常任委員会                   委 員 長   岡 田 竜 一...