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平成29年経済建設常任委員会(12月18日)

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  1. 三条市議会 2017-12-18
    平成29年経済建設常任委員会(12月18日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成29年経済建設常任委員会(12月18日)                   経済建設常任委員会記録 1 日   時  平成29年12月18日(月)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   坂井良永委員長 河原井拓也委員長          下村喜作 森山 昭 杉井 旬 山田富義 西川重則 伊藤得三 1 欠席委員   なし 1 委員外議員  長橋一弘 1 説明のための出席者          長谷川経済部長 恋塚営業戦略室長 小林次長                  五十嵐商工課長 瀬戸主幹 片野課長補佐          大山建設部長  太田建設課長 吉田・笹倉両課長補佐 1 職務に従事した議会事務局職員          駒形事務局長 坂内係長 澁谷主事 1 事   件   平成29年第6回定例会で付託された    議第1号 三条地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関す         る条例の制定について    議第2号 三条工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制
            定について    議第7号 三条金子新田会館指定管理者指定について    議第8号 三条下田地域交流拠点施設指定管理者指定について    議第9号 三条市白鳥の郷公苑指定管理者指定について    議第13号 市道路線の認定及び変更について    議第15号 平成29年度三条一般会計補正予算           第1表 歳出            第5款(労働費)            第6款(農林水産業費)            第7款(商工費)            第8款(土木費)           第2表 債務負担行為補正            2変更 番号2    報第1号 専決処分報告について(損害賠償の額の決定及び和解について) 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(坂井良永委員長) ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済み付託事件表のとおり議案8件であります。  効率よく運営していきたいと思いますので、質疑につきましては一問一答形式を遵守され、また質疑、答弁につきましては簡潔明瞭になされますようお願いいたします。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ●議第1号、議第2号、議第7号から議第9号、議第13号、議第15号及び報第1号の以上8件一括上程 ○(坂井良永委員長) これより審査に入ります。  議第1号、議第2号、議第7号から議第9号、議第13号、議第15号及び報第1号の以上8件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第1号 三条地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の制定について ○(坂井良永委員長) 最初に、議第1号 三条地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。  提案理由説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) それでは、議第1号 三条地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の制定について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書及び議案概要説明会で配付させていただきました資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。  1、制定の趣旨でございます。地域経済牽引事業の促進による地域成長発展基盤強化に関する法律、いわゆる地域未来投資促進法でございますが、この法律に規定する承認地域経済牽引事業者に対し、固定資産税課税免除することに関して必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。  2、制定の主な内容でございますが、議案書制定条例文をあわせてごらんください。(1)、第2条関係では、市長は基本計画に対する主務大臣の同意の日から5年以内に承認地域経済牽引事業者対象施設促進区域内に設置した場合において、家屋等に対して課する固定資産税について、新たに課されることとなった年度から3年度分に限り、課税を免除することを定めるとするものございます。  (2)、第3条関係、(3)、第4条関係では、課税免除申請手続や取り消しについて定めるものでございます。  (5)、附則関係でございますが、この条例の規定により課税免除した固定資産に係る固定資産税相当額については、三条企業設置奨励条例または三条中小企業集団化奨励条例による奨励金の額の算定から除くことをこの制定条例の附則に明記することで、各奨励条例の改正を行うものでございます。  施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第2号 三条工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定について ○(坂井良永委員長) 次に、議第2号 三条工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定についてを議題といたします。  提案理由説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) それでは、議第2号 三条工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定について御説明申し上げます。議案書及び議案概要説明会で配付させていただきました資料ナンバー2をごらんください。  1、制定の趣旨でございますが、工場立地法の規定に基づき、同法の規定により公表された緑地面積率等に係る準則にかえて適用すべき準則を定めるため、本条例を制定するものでございます。  2、制定の主な内容でございますが、議案書制定条例文をあわせてごらんください。(2)、第3条関係は、この条例を適用する区域並びに当該区域における緑地面積率及び環境施設面積率をそれぞれ表のとおり定めるものでございます。  先般の経済建設常任委員協議会におきまして、なぜ用途地域指定のない区域よりも、工業を導入すべき準工業地域緩和面積率が高いのかと御質問いただいた件でございます。都市計画の観点から、準工業地域は住宅の混在を排除することが困難または不適当と認められる地域で、主として環境の悪化をもたらす恐れのない工業の利便の推進を図る一方で、混在する住居環境への影響を考慮しなければならないこと、他方、指定のない区域につきましては、将来のまちづくり方向性がまだ決まっていない区域であり、現時点では過剰な制限をするべきでないという立場から、差を設けたところでございます。  施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第7号 三条金子新田会館指定管理者指定について ◎議第8号 三条下田地域交流拠点施設指定管理者指定について ◎議第9号 三条市白鳥の郷公苑指定管理者指定について ○(坂井良永委員長) 次に、指定管理者指定に関する議第7号から議第9号の以上3件一括議題といたします。  順次提案理由説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) それでは、議第7号 三条金子新田会館指定管理者指定について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書及び委員会資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。  本件は、三条金子新田会館指定管理者となる団体として、三条金子新田丙906番地1、三条中小企業共同工場協同組合連合会代表理事山村登指定するものでございます。  指定の期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。  三条中小企業共同工場協同組合連合会の概要は、委員会資料ナンバー1で説明させていただきます。所在地及び代表者は今ほど申し上げたとおりでございますが、法人の設立年月日は昭和44年9月17日でございます。  主な業務内容といたしましては、総合受付案内業務等、(1)から(8)まで記載させていただいたとおりとなっております。  以上の説明でございますが、よろしくお願いいたします。 ○(恋塚営業戦略室長) 続きまして、営業戦略室所管施設指定管理者指定について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書の議第8号及び委員会資料ナンバー2をごらんください。  本件は、三条下田地域交流拠点施設指定管理者といたしまして、三条市南五百川16番地1、株式会社下田郷開発代表取締役國定勇人を指定するものでございます。  指定の期間につきましては、平成30年4月1日から平成35年3月31日まででございます。  株式会社下田郷開発の概要につきましては、第8号参考資料ナンバー2説明させていただきます。  所在地及び代表者は今ほど申し上げたとおりでございますが、法人の設立年月日は平成11年10月8日でございます。  主な業務内容としましては、(1)から(8)まで記載させていただいたとおりでございます。  続きまして、議案書の議第9号と委員会資料ナンバー3をごらんください。  本件は、三条市白鳥の郷公苑指定管理者といたしまして、三条市森町1553番地4、森町ヒメサユリの小径・白鳥の郷運営委員会会長齋藤清栄指定するものでございます。  指定の期間につきましては、平成30年4月1日から平成35年3月31日まででございます。  森町ヒメサユリの小径・白鳥の郷運営委員会の概要は、委員会資料ナンバー3で説明させていただきます。  所在地及び代表者は今ほど申し上げたとおりでございますが、団体の設立年月日は平成24年12月1日でございます。  主な業務内容としましては、(1)から(4)まで記載させていただいたとおりでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) 指定管理者制度全般についてお聞きします。議第7号と議第8号と議第9号についてなんですけれども、たまたま経済建設常任委員会では議第7号は金子新田三条中小企業共同工場協同組合連合会、議第8号は株式会社下田郷開発で、昔からずっと第三セクター、それから議第9号は地元の自治会指定管理者になっておられるみたいで三者三様なんですけども、議第7号の協同組合連合会の場合は組合があって法人みたいなものでしょうから、指定管理をするに当たっては抵抗や技術的な問題もない、また事務的な能力もあるんでしょう。あわせて議第8号では明らかに法人として経営主体があるわけですから、指定管理に関して何ら問題はないと思うんですが――ほかにも指定管理者の議案がいろいろ出ていますけれども、平成25年からスタートした議第9号の白鳥の郷公苑のような、指定管理に移行する中で実態として地元の自治会利害関係者指定管理をお願いしているような場合、指定管理者としての経営上の問題とか、あるいは非常に難儀をしているようなことはないんですか。  本来行政が直営でやるべきものを、制度に乗っかっていろんな施設を指定管理にしていて、議第7号や議第8号は意外とスムーズに指定管理者制度に乗るんでしょうけども、議第9号のような場合がほかに幾つぐらいありますか。それは所管外からあれだけれども、結構あるでしょう。議第9号について、この施設管理を行っている団体の皆さん経営面からして利益は出ているんですか。各自の負担がかなり重くなっているような気もするんですけど、そういう場合、行政はルールだから、制度だからと言って今のままでいいような――地元の人たちは大変だなという気がどうもちょっとするんですが、その辺はいかがですか。 ○(恋塚営業戦略室長) 議第9号の指定管理者でございますが、利益は出てございます。自主事業としてハクチョウの餌やりであったり、イベントをやったりとか、そういったところで利益は出ておって、本当に感謝しているところでございますが、監査委員からも地域が一体となって進める形で取り組んでいると評価いただいておりまして、現在指定管理者から何か大きな課題があるようなことは聞いていないところでございます。 ○(西川重則委員) 利益が出ていると。しかしながら、人件費の面ではどういうふうになっているんですか。 ○(恋塚営業戦略室長) ある人が毎日いるというわけではなくて、指定管理団体の中でシフトを組んで対応していただいています。それが膨大な人件費になっているかというとそういうことではなくて、この地域を盛り立てるためというところもございましてやっていただいているところです。 ○(西川重則委員) 結局ボランティア的な意味合いが強いんですね。 ○(恋塚営業戦略室長) そういった要素も大分入ってございます。 ○(西川重則委員) 本来これを地域の財産として長く運営、経営していくためには、地域皆さんに応分の利益の還元というんですか、分配がなければ――行政が無責任に直営でやっていたら管理費人件費が相当かかるわけですわね。地域皆さんには少なくともそれ相当の――有償ボランティアなんていう言葉が今結構言われるわけですから、少なくとも行政がそれなり費用負担をする、あるいは指定管理料の中で費用として認めていかないと。  高齢化の中で、地域のほかに指定管理者としての名乗りが上がらないような施設についてはある意味見直しをするとか、地域住民には少なくとも直営に近い状態で指定管理への参加に対する人的支援をきちっと保障しなければ、これからなかなか厳しくなるんじゃないですか。 ○(恋塚営業戦略室長) ボランティア的な要素も当然ございますけども、一応人件費も1時間当たり幾らということで、その期間分の費用を指定管理料の中に入れさせてもらっているところでございます。ただ、これ以上に自主事業で収益を得るような形をとってございますし、何でもかんでもやれやれということではなくて、やっぱり主体的に動いていただけるような形はすごく大事だと思ってございます。その面でも定期的に意見交換したり、実はきょうも後ほど来年度の体制の話をしに来られます。引き続きよろしくお願いしますと言うだけではなくて、一緒になってやっていく部分は当然あると思っています。 ○(西川重則委員) 少なくとも利益が出ているという話ですから、利益ぐらいは参加している皆さんに直接還元、配分するようなことをされているんですか。 ○(恋塚営業戦略室長) 利益以外でいいますと、消耗品とか光熱費とか、運営にかかる費用は指定管理料の中で当然出させていただいていますし、先ほどから何回かお話しさせていただいた自主事業で上がった収益については運営委員会で利用されることとなってございます。 ○(西川重則委員) 指定管理者制度に基づいて運営している公共施設での人的対応ですが、地域によってはこれからなかなか対応し切れないようなところも出てくると思うんです。ところが公共施設はあると。そういうことになると、いつまでも指定管理者だけで――指定管理者制度が導入されたときはそれなり必然性があったんだろうけども、これから10年、15年先のことを考えた場合に点在する公共施設管理を地元の自治会や有志の人たちの善意によって進めていくことはなかなか厳しくなるんじゃないかなと。そういうときにはやっぱりそれなりの、直営と言うとおかしいけれども、財政支援、あるいは人的支援もしていかなきゃならんのではないでしょうか。地域皆さんの熱意とか善意ばかり頼ってもと思うんですけども、将来的なことをどういうふうに予想しているものですか。 ○(恋塚営業戦略室長) 委員がおっしゃるように、現在高齢化しているのは確かに間違いございません。ただ、白鳥の郷公苑ヒメサユリの小径を一緒に管理いただいているところでございます。特に去年あたりからですけども、ヒメサユリの小径のイベント期間中は青年部であるとか、若手の方が多く出店されて収益を得るような形が出てきているところでございます。これがどうなっていくのかということをしっかりと注視しつつ、どういう形が最適なのかということも検討しつつ進めていきたいと考えてございます。 ○(坂井良永委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)
     以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第13号 市道路線の認定及び変更について ○(坂井良永委員長) 次に、議第13号 市道路線の認定及び変更についてを議題といたします。  提案理由説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 議第13号 市道路線の認定及び変更について御説明申し上げます。提出議案概要説明会資料ナンバー7及び議案書の議第13号をごらんいただきたいと存じます。  今回お願い申し上げます認定路線につきましては、東裏館520号線、上須頃245号線及び須頃246号線の3路線、実延長の合計は659.5メートルでございます。変更路線につきましては、大島164号線の1路線の延長増加で、増加延長は206.5メートルでございます。  添付図1をごらんいただきたいと存じます。路線名東裏館520号線は、東裏館三丁目地内の認定路線で、延長は120.0メートルでございます。  添付図2をごらんいただきたいと存じます。路線名上須頃245号線は、上須頃地内の認定路線で、延長は84.5メートルでございます。  添付図3をごらんいただきたいと存じます。路線名須頃246号線は、須頃一丁目地内の認定路線で、延長は455.0メートルでございます。  添付図4をごらんいただきたいと存じます。路線名大島164号線は、下須頃及び上須頃地内の変更路線で、延長は1,750.0メートル、206.5メートルの増となるものでございます。  以上、3路線の認定、1路線の変更を提案するものでございます。  よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(下村喜作委員) 議案書添付図4の市道大島164号線は新しく実延長1,750.0メーターになるんですが、ここは現在真っすぐ行けないわけで、燕市へ行くのに非常に不便な道路になっています。完成すると非常に利便性がよくなるわけですが、いつ着工されて、いつごろ完成するわけですか。 ○(太田建設課長) 御質問の市道大島164号線につきましては、着工と申しますか、事業の開始自体を来年度に行いたいと思っています。以前経済建設常任委員協議会でも御説明申し上げましたが、県央基幹病院に至るアクセス道路緊急輸送道路の一つになるものでありますから、完成の目標年度県央基幹病院開院前、平成34年度中を考えているところでございます。 ○(坂井良永委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第15号 平成29年度三条一般会計補正予算 ○(坂井良永委員長) 次に、議第15号 平成29年度三条一般会計補正予算を議題といたします。  本件の審査につきましては、まず第1表の各款ごと提案説明を受け、質疑を行い、続いて第2表、債務負担行為補正の審査に進みたいと思います。  なお、各款における当委員会所管職員人件費については、第5款労働費のところで一括提案説明を受け、審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第5款労働費並びに第6款農林水産業費、第7款商工費及び第8款土木費事業番号010職員人件費について ○(坂井良永委員長) 最初に、第5款労働費及び各款における当委員会所管職員人件費について提案理由説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) それでは、議第15号 平成29年度三条一般会計補正予算のうち、経済建設常任委員会所管職員人件費補正につきまして私から一括して御説明申し上げます。  議案書の歳出、事項別明細書21ページから28ページに記載してありますとおり、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費における各職員人件費補正額につきましては、当初予算で計上させていただきました職員人件費について人事異動等に伴う過不足の調整によるものでございます。  続きまして、同じく議第15号、一般会計補正予算商工課所管分について御説明申し上げます。議案書事項別明細書21、22ページ、あわせまして委員会資料ナンバー4をごらんください。  事項別明細書の5款労働費、1項労働諸費、1目勤労青少年ホーム費補正前の額1,780万7,000円、補正額470万円、補正後の額2,250万7,000円とするものでございます。  委員会資料ナンバー4をごらんいただきたいと思います。ソレイユ三条料理講習室床下排水管が破損したため、施設修繕料470万円を予算計上させていただくものでございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第7款商工費について ○(坂井良永委員長) 次に、第7款商工費について提案理由説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) それでは引き続きまして、第7款商工費について御説明申し上げます。議案書事項別明細書23、24ページ、あわせて委員会資料ナンバー4をごらんください。  事項別明細書の7款商工費、1項商工費、2目商工振興費補正前の額32億1,417万4,000円、補正額527万3,000円、補正後の額32億1,944万7,000円とするものでございます。事業番号040伝統的地場産業振興事業費、19節新規鍛冶人材育成事業補助金125万円は、市内の事業所におきまして新たに2人の職人が雇用されることから、本補助金を増額したいとするものでございます。また、23節償還金402万円につきましては、地方創生推進交付金を活用して実施した三条鍛冶キャラバン事業につきまして、本年度4月に三条鍛冶集団から実績に基づき負担金の一部が返納されたため、相当額を国に返還するものでございます。  次に、事項別明細書25、26ページをお願い申し上げます。事業番号080燕三条地場産業振興センター費、23節償還金362万1,000円は、やはり地方創生推進交付金を活用して実施しました広域観光に係る燕三条地場産業振興センター共催事業負担金につきまして、本年度4月に燕三条地場産業振興センターから実績に基づき負担金の一部が返納されたこと、そして本年度5月から10月にかけて行われました会計実地検査におきまして、一部費用が交付対象外との指摘を受けた中で、これら相当額を返還するものでございます。  以上の説明でございますが、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(下村喜作委員) 市内の鍛冶事業にとって、新たに職人が雇用されたことは非常にいいことなんでしょうけれども、この鍛冶事業はどういうものなんですか。 ○(五十嵐商工課長) この補助金につきましては、鍛冶職人の高齢化、そして後継者不足によりまして、鍛冶技術の維持、継承が困難になることが予想されることに伴いまして、鍛冶職人を志望する従業員の雇用、育成を目的としておるものでございまして、市内に事業所を有する小規模鍛冶事業者に対して補助するものでございます。 ○(下村喜作委員) 補助するのはわかるんですが、鍛冶事業はいろいろありますよね。げんのう鍛冶とか包丁鍛冶とかあるんでしょうけども、その事業の内容といいますか、具体的にわかれば聞かせていただけますか。 ○(五十嵐商工課長) この補助金に該当するものにつきましては、伝統的工芸品産業の振興に関する法律によって指定されました工芸品、越後三条打刃物に属する品目となっておりますので、包丁、まさかり、それから鎌など10品目が該当しまして、その中でやっていただくことになっております。 ○(下村喜作委員) 現状、優良な鍛冶事業所はそれぞれ高齢化しているわけですので、新たに若い職人を雇用することも大事なことなんですが――そういった若い人がしてくれればいいんですが、実際に雇用された方は何歳ですか。また、何歳までとなっているのか、その辺を聞かせてください。 ○(五十嵐商工課長) 済みません、ちょっと年齢はあれなんですけども、該当する方に3年間補助する形になっております。  現在この事業で雇用している中には26歳とか19歳という方もいらっしゃるんですけど、今回の方は26歳と33歳でございます。 ○(杉井 旬委員) 三条鍛冶キャラバン事業なんですけど、予定した事業が思ったほどできなかったのか、あるいはあらかじめ予算を多目に求めたが、そこまで必要なかったということなのか、償還金が出たことの詳細をもうちょっと教えていただけますか。 ○(五十嵐商工課長) 三条鍛冶キャラバン事業につきましては、10月に横浜市で行われます事業へ参加することで動いておったんですが、平成28年度に入りましてそのほかの事業が立て込んできた中、人数がどうしても調整できないということで三条鍛冶集団のほうで参加しないことになったもので、当初の予定どおりできなかったということになっております。 ○(杉井 旬委員) じゃ、ほかにもいろいろ忙しくなったんで、そのイベントには参加できなくなりましたということなんですね。 ○(五十嵐商工課長) はい、そのとおりでございます。 ○(杉井 旬委員) 同じように、燕三条地場産業振興センターの広域観光の関係は、なぜ使い切れず償還となったのか教えていただけますか。 ○(五十嵐商工課長) 燕三条地場産業振興センター費は、当初見込みとして組んでいた予算額よりも実際の事業にそれほど金額がかからなかったこと、それから燕三条地場産業振興センターへの私どもの伝え方不足もあったんですけども、地方創生推進交付金の期間を読み間違え、交付金に該当しないところが出たという2つのことをあわせまして、償還が出たものになります。 ○(杉井 旬委員) 具体的に広域観光に係るどういう事業だったんですか。 ○(五十嵐商工課長) 燕三条ブランド推進事業ですとか、新市場販路開拓事業でございます。 ○(杉井 旬委員) それは東京とかでやっていた事業の話ですか、それとも地元でやっていた話ですか。 ○(五十嵐商工課長) 地元でやっているものも含まれております。商工課の事業で該当するのは燕三条工場の祭典で、広域観光の枠で交付金を申請しております。 ○(杉井 旬委員) 済みません。全然理解できないんですけど、燕三条工場の祭典をやっていますよね、だけどそれが交付対象の期間とずれていたということなんですか。 ○(五十嵐商工課長) その一つ一つの支出の中身を全部調べた中で、例えば期間を年度途中の9月から翌年度の8月までと区切りますと、すごく細かいですが、コピー代はその期間の途中の平成28年度内は認められるけども、29年度は認められないとか、そういう会計検査の指摘を受けました。私どもが燕三条工場の祭典で1つの区切りにしていた支出について、会計検査で年度を分けられてしまったために償還が出たもので、燕三条工場の祭典としては平成28年度の支出になりますけど、その中で、保守管理委託料等の年月日の区切りが間違っていたというようなことを会計検査で指摘されたものでございます。 ○(杉井 旬委員) 委員会資料の説明文では、交付対象事業費の精算に伴い、交付金を返還するものなんてばかいい言葉で書いてありますけど、要するに不適切な支出だったと指摘を受けたのでお返ししますということなんでしょう。 ○(五十嵐商工課長) 会計検査の側からするとそうなるんですけども、私どもの該当期間に対する認識の甘さといいますか、きちっと確認しなかったところがございます。交付金の事業は今後まだ続きますので、横の連絡とか情報共有を密にして燕三条地場産業振興センターとやっていきたいと思っております。 ○(西川重則委員) お聞きしますけど、ちょっと戻りますが、商工振興費伝統的地場産業振興事業費新規鍛冶人材育成事業補助金補正額125万円なんですけども、たしか以前の経済建設常任委員協議会のときには――2人で1カ月幾らの支援になるんですか。 ○(五十嵐商工課長) 月で申し上げますと15万円になります。 ○(西川重則委員) この15万円というのは、個人を直接支援対象にするんですか、それとも事業所に支給されるんですか。 ○(五十嵐商工課長) 事業所でございます。 ○(西川重則委員) そうすると、ちょっと疑問に思うのが、課長の説明では昔からある10品目の鍛冶事業なんて言って、該当する事業者は小規模事業者であると。ところが、いろいろ聞いているとそれなりの利益を出している法人に奉職されているというか、就業されている人が多いんですよね。そうじゃないですか。 ○(五十嵐商工課長) 現在景気が上向いている事業所もございますので、そういった考えにもなろうかと思います。 ○(西川重則委員) 素人だから税務上のことはよくわからないんですけど、過去に行政の支援を受けて補助金をもらって、会社が黒字になって利益が出たら雑入とされて全部税金で持っていかれたというようなことを事業者から聞いたことがあるんですけども、税務上の処理は実際どうなるんですか。せっかく支援しても事業所の雑入となって、税務署から利益であるといって課税の対象にされたんでは事業所を通じたせっかくの支援がその方に対する直接の利益にならないような気がするんですけども。 ○(五十嵐商工課長) 事業所の経理的な話はちょっとお聞きしておらないところですけれども、そういったことも考え得るかと思いますので、ちょっとまた検討してみたいと思います。 ○(西川重則委員) 後で聞かせてもらえればと思います。 ○(五十嵐商工課長) 商工振興費説明のところで、事業番号040の償還金を402万円と申し上げましたが、申しわけありません、40万2,000円でございましたので、訂正をお願いいたします。 ○(坂井良永委員長) 以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第2表、債務負担行為補正 ○(坂井良永委員長) 最後に、第2表、債務負担行為補正について、提案理由説明をお願いいたします。 ○(五十嵐商工課長) それでは、議第15号 平成29年度三条一般会計補正予算、第2表、債務負担行為補正について御説明申し上げます。議案書の4ページ、あわせまして本日追加配付させていただきました委員会資料ナンバー5をお願いしたいと思います。  2、変更、番号2、県央土地開発公社が工業流通団地造成事業資金として借り入れする資金について、その借入先に対し債務保証することができるもので、変更前限度額3億60万9,000円を変更後限度額17億9,245万8,000円とするものでございます。  限度額の内容につきましては資料のとおりでございますが、用地買収・土地改良区清算金が主な項目でございます。  以上の説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。 ○(伊藤得三委員) くだらない質問をしますけれども、前にこの委員会だったかな、議題は温泉掘削で、掘削するところは棚鱗だったと思うんですが、掘削費用は410万円、そういう説明だったと思うんです。そのときに質問したのは、掘削して成功したのかということでしたが、いや、だめだった、温泉は出なかったと。あとは掘らないのかと聞いたら、いや、まだ掘るんだというようなお話があって、結局何を言いたいのか後ではっきりさせますけれども、実は410万円がいつの間にかトータルでいくと600万円かかったと。すると、600万円かかったけど、その600万円で掘ってみても温泉が掘り出せなかった場合は600万円をただ同然に使ったのと同じだと。  その公社というのはどういうものかということなんですが、結局我々の税金がただ同様に使われたのかということなんです。公社が掘ったんだからというお話で、410万円が簡単に600万円に化けてしまって、後で私は甘かったなと思ったんです。やっぱり税金が無駄使いにならないようにしているんだろうと思うんですけども、公社が掘ったんで後から訂正して終わりになったんですが、公社というのは我々の税金が投入されてつくられた会社なんですか。そこだけ聞きたいんです。 ○(大山建設部長) 県央土地開発公社という公社がございまして、建設部建設課が担当しております。基本的には市の事業等、例えば道路改良事業だとか建物を建てる事業等で土地を取得する際に公社が取得して、それを市等の事業の中で買い戻していただくということで、先行的に土地を買うような事業をやるために設置されているものでございます。 ○(伊藤得三委員) 土地関係の仕事をしていなさると。それで、温泉掘削のようなものもやるんですね。
    ○(大山建設部長) その事業にかかわるものであれば、公社がやるということは当然あるかと思います。 ○(坂井良永委員長) 伊藤委員、この議案に関する質問をしてください。 ○(伊藤得三委員) いや、大事な議案なので。要するに私が聞きたいのは、例えば三条市が幾ら、加茂市が幾らというふうに金を出してつくった会社なんですか。そうでもないですか。そこを聞きたい。 ○(太田建設課長) 関係するそれぞれの自治体から出資金を募っているものでございますが、詳細につきましては今手持ちがございません。よろしくお願いいたします。 ○(山田富義委員) きょう質問しようと思ったことが資料ナンバー5で提出されたんですが、工業流通団地約40ヘクタールの用地買収・土地改良区清算金として14億4,520万2,000円となっていて、これでおのずと買収価格の坪単価が決まってくるわけなので、公表できるんであれば聞かせてもらいたいんですけども。 ○(五十嵐商工課長) 分譲地の坪単価でございますね。(「農地の坪単価。買収価格」と呼ぶ者あり)農地でございますか。1反が300万円でございます。 ○(山田富義委員) 私の計算でも多分そうだろうと、坪1万円だろうと思っていましたけども、そうすると今度はおのずと分譲価格も大体決まってくるはずなんで、例えば5万円から5万5,000円というふうな分譲価格が私の記憶に残っているんですけど、もっと上とか下とかということは考えていますか。 ○(五十嵐商工課長) これにつきましては、前にAブロック、Bブロックというお話をさせていただいたこともありましたけれども、広い面積の中で工事の見積もりを出すところがまだ一部定まっておらないので、おおよそ幾らというものも今のところまだ出せない状況でございます。 ○(山田富義委員) 進出企業は何社の予定でしたか。 ○(五十嵐商工課長) アンケートをとらせていただきましたけど、進出する企業については未定でございます。 ○(山田富義委員) 私の記憶に十数社とあるんですけども、1期工事と2期工事に分かれるわけなので、申し込みでは具体的に1期のほうに行こうとか、2期のほうに行こうとかという要望はあるんですか。 ○(五十嵐商工課長) まだ申し込みもとっておらない状況でございますけども、どういう方法で分譲のお知らせをするのか検討中でございますので、よろしくお願いいたします。 ○(山田富義委員) スケジュール表を見ると、工業流通団地の分譲と住宅団地の分譲が同じころの予定なんですが、債務負担行為補正の中に住宅団地が入っていないような気がするんですけど、これはどのように考えているんですか。 ○(五十嵐商工課長) 工業流通団地の造成事業と住宅団地の造成事業は別事業でございますので、これにつきましては工業流通団地の分となっております。 ○(山田富義委員) これで工業流通団地のほうはきちっと方向づけができたんですけども、予定表を見ると住宅団地の造成工事も平成29年11月から30年12月までということで、待ったなしのスケジュールになっているかと思うんですが、そっちの債務負担行為はやっぱり3月議会か何かで予算計上する予定ですか。  なぜこの質問をしたかというと、委員会資料ナンバー5が出ていないときに債務負担行為補正に17億9,245万8,000円という数字があったもんですから、この内訳はどうなのかなという質問をしようと思ったら資料が出てきたので――今少し違った方向へいっていますが、住宅団地の予定がわかればお願いします。 ○(大山建設部長) 住宅団地の債務負担行為については、既に3月議会の当初予算に含ませていただいているところでございまして、スケジュール等については今後ある程度詳細が決まりましたら協議会等で御説明申し上げたいと考えております。 ○(杉井 旬委員) そもそも工業流通団地は11月末に農地転用、それから用地を取得します、1期と2期に分けて工事をやります、全体では43.8ヘクタールですという今までの説明で、今債務負担行為補正をとりましたと。その手続だとか用地交渉はどうなったのかという説明がないんですけど、そこはどうなっているんですか。 ○(五十嵐商工課長) 農振除外につきましては、10月3日に決定いただきました。農地転用につきましては11月15日に許可をいただいて、用地取得につきましては9月末から10月初めにかけて契約の手続をさせていただいた中で、この議案を御決定いただければ、地権者の皆様には年内に土地代金の支払いをしたいと考えております。 ○(杉井 旬委員) これは、43.8ヘクタール一括ですよね。 ○(五十嵐商工課長) 購入につきましてはそうでございます。 ○(杉井 旬委員) 当初の説明では1期分は12月から造成工事に入りたいということだったんですけど、それはどうなっているんでしょうか。 ○(五十嵐商工課長) 造成工事につきましては、若干おくれておりまして、1月以降という形で考えておるところでございます。 ○(森山 昭委員) 1点だけ質問するんですが、税務署の段階で農地転用決済金が土地の売買価格とみなされて、上乗せされるような話が以前あったようなんですけど、今回はどういう形になるんでしょうか。 ○(五十嵐商工課長) 土地代金に上乗せして御本人にお支払いいたしますが、控除については別ということで、上乗せ分を除いた土地代金が控除の対象になると確認しております。 ○(森山 昭委員) それで安心したんですが、以前税務署が農地転用決済金を売買価格の上乗せという形で判断したという事例があって、大分心配されている地権者もおられるんで、今の話だけ聞いて全く別だということであればそれでよろしいです。 ○(五十嵐商工課長) その辺は御本人に誤解のないように、十分周知、連絡させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(坂井良永委員長) ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○(長橋一弘議員) 委員外ですけど、発言をお許しいただけるでしょうか。 ○(坂井良永委員長) お諮りいたします。  長橋議員から本案に関して発言したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、長橋議員の発言を許可することに決定いたしました。 ○(長橋一弘議員) 現状認識も含めて何点かちょっと確認したいことがあるんですけど、まず1点目、金額に関してですけど、きょういただいた資料では債務負担行為補正の変更は17億9,245万8,000円、約18億円です。債務保証を認めてくださいと。補正予算の概要資料の3ページ、トータルで約21億4,000万円とあるんですけど、解釈としてはその21億円の中に県央土地開発公社の18億円が入っていて、残りの3億円は図書館等複合施設建設事業ということでよろしいんですか。 ○(五十嵐商工課長) はい、そういうことでございます。 ○(長橋一弘議員) かしこまりました。21億円の中に県央土地開発公社の18億円が入っているということですね。  2点目、お聞かせください。地方公社は第三セクターの扱いですよね。県央土地開発公社とか株式会社下田郷開発とか燕三条地場産業振興センター。なんですけど、現状認識です。今実際に、債務負担という形で三条市が債務負担をしている金額というのは、トータルで幾らなんですか。 ○(五十嵐商工課長) それは財務課のほうでトータルを――今回の付託事件のものだけで、全体をという認識がございませんでした。申しわけありません。 ○(長橋一弘議員) 私から確認することも可能なんですけど、そういう質問が出たんですけどということで商工課長から確認して私にお聞かせいただくことは可能ですか。 ○(五十嵐商工課長) 承知しました。そのようにさせていただきます。 ○(長橋一弘議員) 私こだわるんです。借金は借金ですから。ただ、三条市は一切かぶらないと。さっき伊藤委員からもありましたとおり、ただで410万円をどぶに捨てた。それがいつの間にか600万円になっていた。三条市からの持ち出しは一切ございません、それはそうなんでしょうけど、たどりたどっていけば市民の血税じゃないかなというふうな思いもあるんで、ちょっとこれを確認したいんです。質問します。債務負担行為の解釈をひとつお聞かせください。どうぞ。 ○(長谷川経済部長) 今回の債務負担行為は、いわゆる債務保証でございまして、公社が借り入れをする際に三条市がその債務を保証する、民間企業で言えばいわゆる損失補償です。公社が返済不可能になった場合は三条市がかわって返済しますと、こういう約束でございます。 ○(長橋一弘議員) 私がこだわるのは、第三セクター、地方公社等はいわゆる財政の健全化法による4つの指標の中の3つの指標からは離れるんです。それはそれで私も安心しているんですけど、ただ将来負担比率には当然かかわることなんです。ですから、非常に苦慮というか、心配しているんです。言ってみれば隠れ借金に当たるんじゃないかなというふうに私は思う部分があるんですけど、その辺はどのように解釈していらっしゃいますか。     〔何事か呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) しばらく休憩します。                               休  憩 午前11時3分                               再  開 午前11時5分 ○(坂井良永委員長) それでは、会議を再開いたします。  ほかにございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎報第1号 専決処分報告について ○(坂井良永委員長) 次に、報第1号 専決処分報告についてを議題といたします。  提案理由説明をお願いいたします。 ○(太田建設課長) 報第1号 専決処分報告について御説明申し上げます。議案書の報第1号をごらんいただきたいと存じます。  本件につきましては、平成29年9月9日に、三条市下須頃地内で発生した市所有の道路上での車両破損事故による損害について示談がまとまったことから、損害賠償の額を決定し、専決処分を行ったことを御報告させていただくものでございます。  事故の状況につきましては、相手方が車で走行中、路面に設置してあるグレーチングに乗り上げたところ、グレーチングがはね上がり、車体が損傷したものでございます。  専決処分日は平成29年11月13日、損害賠償の額につきましては74万5,135円でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時7分                               再  開 午前11時8分 ○(坂井良永委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) これより採決を行います。  最初に、議第1号、議第2号、議第7号から議第9号、議第13及び議第15号の以上7件一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(坂井良永委員長) 次に、報第1号について採決いたします。  本案については、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(坂井良永委員長) 以上で付託事件の審査は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(坂井良永委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(坂井良永委員長) 以上で経済建設常任委員会を閉会いたします。                                閉  会 午前11時8分   以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。                   経済建設常任委員会
                       委 員 長   坂 井 良 永...