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2018-07-30 長崎市:平成30年各派代表者会 本文

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  1. 長崎市議会 2018-07-30
    2018-07-30 長崎市:平成30年各派代表者会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前11時0分= ◯五輪清隆議長 ただいまから、各派代表者会議を開会します。皆様におかれましては、ご多忙中の中、ご出席いただきましてありがとうございます。  なお、本日は、自由民主党の深堀団長の代理として奥村議員が出席しておりますのでご了承いただきますようお願いいたします。  それでは、1.平和宣言文についてを議題といたします。  田上市長から説明をお願いいたします。 2 ◯田上市長 平成30年長崎平和宣言骨子についてご説明いたします。  資料1ページの資料1をご覧ください。宣言文につきましては、起草委員会を5月から3回開催し、委員の皆さまからの貴重な多くのご意見を基に、慎重に検討を重ねてまいりました。被爆73年のことしの宣言文は、2つのメッセージを特に強調しています。1つは、核保有国と核の傘の下にある国に、「核兵器廃絶」は世界が目指すべき原点であり、最終ゴールでもあるということを思い起こしてもらい、その実現への責任を求めるということです。今、世界では核兵器廃絶に向けて大きな動きがある一方で、それを拒もうとする動きが対立しており、長崎メッセージとして、今こそ原点に立ち返ることを呼びかけています。もう1つメッセージは、市民社会に平和を広める取り組みへの参加を呼びかけるということです。昨年、核兵器禁止条約の誕生は、小さな声も力を合わせれば、そして諦めなければ、世界を動かす力になることを私たちに教えてくれました。国連でも、今後世界が軍縮を進めるには市民社会の関与がますます重要だと指摘されています。そこで、市民社会の役割の重要さを訴え、一緒に平和をつくっていきましょうと呼びかける内容にしています。  それでは、宣言文流れに沿って、全体をご説明します。  冒頭で、被爆の惨状と核兵器の非人道性を訴えています。次に、核兵器廃絶をうたった国連総会の決議と日本国憲法の平和の理念を挙げて、原点に返るよう訴えるとともに、核抑止論が幅をきかせる現状への危機感を表明し、核保有国と核の傘の下にある国に対し、核兵器に依存しない安全保障の確立を要請しています。さらに、核兵器禁止条約について、条約が早期に発効するよう国際社会へ協力を要請しています。日本政府に対しては、北朝鮮の非核化への動きを機に、「北東アジア非核兵器地帯」の実現に尽力するよう要請しています。次に、被爆者核兵器廃絶への思いを次世代に継承する決意を述べるとともに、市民社会に向けて、自分たちにできることから始めようというメッセージを発しています。最後に、日本政府に対して、被爆者援護の充実と被爆体験者の救済を要請し、原爆犠牲者への追悼と核兵器廃絶に向けての決意を宣言して結びの言葉とします。  以上がことしの長崎平和宣言骨子です。8月9日の平和祈念式典では、被爆地の平和の強い思いを発信し、核兵器廃絶と恒久平和の実現という被爆地の願いをしっかりと世界の人々に伝えてまいりたいと考えています。なお、宣言文は、英語、中国語韓国語ロシア語、フランス語、オランダ語アラビア語スペイン語ポルトガル語ドイツ語の10カ国語に翻訳してホームページに掲載し、世界中に向けて発信します。 3 ◯五輪清隆議長 引き続き、2.被爆73周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典について原爆被爆対策部長説明を求めます。 4 ◯中川原爆被爆対策部長 続きまして、被爆73周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の概要についてご説明いたします。  資料2ページは実施要領でございます。資料3ページを説明させていただきます。  ことしの式典の主な内容を記載しております。アンダーラインの部分例年との変更箇所になっております。まず、1.式典時間につきましては、午前10時40分から午前11時45分までの65分間を予定しております。昨年の開始は午前10時35分からでしたので、5分遅く始まることとなります。これは、参列者高齢化が進む中、式典の時間短縮を図るため、黙祷までの時間を短くするものでございます。次に2.特別来賓の招請については、国内は、内閣総理大臣厚生労働大臣外務大臣、衆参両議院議長ほかを招請しております。各国大使等については、昨年同様155ヵ国の大使を招請しており、7月25日時点で過去最高の78カ国の大使等参列される予定になっております。核保有国については、8カ国中7カ国が参列予定となっており、アメリカ合衆国は現在調整中です。なお、これまでの過去最高参列国数平成27年度の70周年の75カ国でありました。昨年は58カ国が参列されております。3.司会者ですが、毎年高校生に司会を担ってもらっており、ことしは長崎女子商業高等学校にお願いしております。4.原爆死没者名簿奉安ですが、市長被爆者代表遺族代表に加え、青少年代表として大学生にお願いしており、ことしは純心大学にお願いをしております。5.献花ですが、現在、国連事務総長式典参列について最終調整を行っていることから、国連事務総長参列を想定して参議院議長の後に献花いただく予定としております。また、例年献花者に加え、包括的核実験禁止条約機関準備委員会(CTBTO)事務局長にもご献花いただく予定であります。流れ献花につきましては、昨年から人数を41人へと変更しておりことしも同様であります。6.平和への誓いですが、昨年から公募で選定し、ことしは日本原水爆被害者団体協議会代表委員田中煕巳氏が被爆者代表として平和への誓いを述べられます。7.来賓挨拶は、内閣総理大臣国連事務総長長崎県知事にご挨拶をいただく予定にしております。8.熱中症対策ですが、別紙をご覧ください。ことしは猛暑が続いていることから、昨年までの暑さ対策に加え、新たに暑さ対策を行うこととしております。特別来賓テント及び大テント後方部分へのミストシャワーの増設をいたします。下の地図の赤いラインのところが増設箇所になります。それから救急車の待機を1台増やし2台とし、ミスト扇風機を20台設置いたします。また、氷柱を20本設置し、瞬間冷却剤参列者に配付するなど対策を行う予定としております。加えて、ブリックホール会場及び原爆資料館ホールの2カ所の屋内会場利用を呼びかけることとしております。3ページに戻りまして9.その他ですが、屋内会場につきましては、昨年同様開式前のハンドベル演奏、朗読を実施します。また、ことしはスコットランドからラグビー中学生参列予定でありますので、その席を確保しております。  続きまして、資料の4ページから6ページです。  7月25日現在での各国大使などの出欠状況をまとめております。先ほど申し上げましたとおり、現在確認中のアメリカ合衆国を除き78カ国が参列予定しており、このうち3カ国が初めての参列となり、初参列国は表の右に丸印を記載しておりますのでご確認くださいますようお願いいたします。  説明は以上でございます。 5 ◯五輪清隆議長 これまでの説明についてご質問はございませんか。  ないようでしたら、以上の説明によって、ご了承をお願いいたします。  その他で、何かありませんか。
     ないようですので、これをもちまして、各派代表者会議を閉会いたします。           =閉会 午前11時10分= 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...