長崎市議会 2018-03-08
2018-03-08 長崎市:平成30年建設水道委員会 本文
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◯中村俊介委員長 出席委員は半数以上であります。
ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。
先日中断しておりました、第9号議案「平成30年度長崎市一般会計予算」のうち本委員会に付託された部分の審査を再開いたします。
〔審査方法について協議した結果、今後の審査に
おいて説明が複数の事業にまたがっている部分に
ついて、円滑な委員会審査のため、追加配布した
歳出審査早見表のとおり、一部項を分割して審査
することを決定した。〕
2
◯中村俊介委員長 それでは、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
3 ◯吉田土木部長 第8款土木費第3項河川海岸費のうち、土木部所管分についてご説明をいたします。
予算説明書と土木部提出の委員会資料の1ページ予算一覧のほうでご説明をさせていただきます。予算説明書は、252ページから255ページでございます。まず、252ページをごらんいただきたいと思います。252ページでございます。第8款土木費第3項河川海岸費の予算総額4億8,927万7,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部から提出をしております資料の1ページ、土木部予算一覧の17行目に記載をしております1億6,184万5,000円でございます。内容といたしましては、予算説明書の253ページ、この下側の表の説明欄に記載しておりますが、第1目河川総務費9,197万7,000円のうち土木部所管分は2河川総務費の2長崎県治水砂防・防災協会負担金でございます。
次に、土木部から提出しております資料1ページ土木部予算一覧をごらんいただきたいと思います。第8款第3項第1目河川総務費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号13行目の増減の欄記載の3,066万4,000円の減となっております。これは、平成29年10月1日付の組織の見直しにより、河川海岸費のうち、河川の維持管理事業が土木部から総合事務所に移管されたことなどが主な理由でございます。次に予算説明書254ページから255ページをお願いいたします。第2目河川改良費でございますが、予算額3億4,730万円のうち土木部所管分は255ページの説明欄の中ほどより少し上から記載をしております、1【補助】
河川等整備事業費(
社会資本整備総合交付金)の1.江川川と2.大井手川については、国庫補助を活用し、江川川と大井手川の整備を行うものでございます。また、2【単独】
河川等整備事業費のうち1銅座川につきまして、単独事業で銅座川の整備を行うものでございます。次に、土木部から提出をしております資料1ページ土木部予算一覧をごらんください。8款3項河川海岸費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号17行目の増減の欄記載の4億1,586万4,000円の減となっております。これは、平成29年10月1日付の組織の見直しにより、河川海岸費のうち、原則、二級河川以外の河川整備事業や主に路線の法面の災害発生を未然に防止するための自然災害防止事業が土木部から総合事務所に移管されたことなどが主な理由でございます。引き続き、事業の主な内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
4
◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費のうち、土木建設課所管分についてご説明いたします。
土木部提出の委員会資料43ページをお開きください。【補助】
河川等整備事業費江川川、予算は2,500万円でございます。1の概要でございますが、国道499号に沿って流れる江川川の断面が小さく、洪水の危険性があることから、洪水被害を防ぐことを目的に、降雨時に安全で流下できる河川断面を確保するものでございます。2の事業内容、3の財源内訳は、記載のとおりでございます。44ページに位置図を添付しておりますので、お開きください。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で河川管理通路を整備する付帯工事及び河川の詳細設計などの測量試験を予定しております。
次に、45ページをごらんください。【補助】
河川等整備事業費大井手川、予算額は1億3,200万円でございます。1の概要でございますが、滑石地区の大井手川について、治水安全度の向上に加え、川に親しむ水辺空間を創出することを目的に、地元の方や大学などと一緒に進めている事業でございます。また、施工においては、長崎県が行う都市計画道路滑石町線とあわせて、河川改修を行っているものでございます。2の事業内容、3の財源内訳は、記載のとおりでございます。
46ページに位置図を添付しておりますので、お開きください。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で橋梁工事、護岸工事、県への負担金を予定しております。
次に、47ページをごらんください。【単独】
河川等整備事業費銅座川、予算額は480万円でございます。1の概要でございますが、銅座川において、昭和57年の長崎大水害で、中島川の氾濫を含め、銅座町や浜町一帯が浸水し、多大な被害が生じております。浸水対策としては、中島川の河川事業など一定の完了のめどがついたことから、現在、残りの銅座排水区についても、浸水対策について検討を進めており、平成30年度において、事業化に向けた予備検討を行うものでございます。2の事業内容、3の財源内訳は記載のとおりでございます。
48ページに位置図を添付しておりますので、お開きください。平成30年度の事業といたしましては、赤丸の銅座川下流において予備検討業務委託を予定いたしております。また、49ページに土木建設課所管の河川事業の進捗状況を記載しておりますので、ご参照ください。
私からの説明は以上でございます。
5
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。
予算説明書の252ページから255ページまででございます。また、あわせてA3の追加資料もお手元にご用意をお願いします。第1目河川総務費、予算額9,197万7,000円のうち
総合事務所所管分につきましては、A3の追加資料行番号14の総合事務所計に記載の2,472万円で、総合事務所の内訳は記載のとおりでございます。内容といたしましては、予算説明書の右端の説明欄、2.河川総務費の1.河川等維持管理費と3.事務費の全部でございます。
254ページをお開きください。第2目河川改良費、予算額3億4,730万円のうち、
総合事務所所管分につきましては、A3の追加資料の行番号15の総合事務所計に記載の、1億8,550万円で、各総合事務所の内訳は記載のとおりでございます。内容といたしましては、予算説明書の2【単独】
河川等整備事業費のうち2上浦川ほかと3【単独】
自然災害防止事業費の全部でございます。次に、第3目
県施行事業費負担金、予算額5,000万円は、全て
中央総合事務所所管でございます。次に、予算説明書の344、345ページをお開きください。平成30年度設定の債務負担行為のうち、
総合事務所所管分について、ご説明いたします。上から3番目の河川等整備事業につきましては、工事の施工時期の平準化を図ることを目的に、限度額1,000万円、期間平成30年度から平成31年度までの債務負担行為を設定しようとするものでございます。その下の、
自然災害防止事業費の河川につきましては、工事の施工時期の平準化に加え、危険箇所への迅速な対応を目的とし、限度額1,000万円、期間平成30年度から平成31年度までの債務負担行為をお願いしようとするものでございます。主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。
私からの説明は以上でございます。
6 ◯田畑地域整備2課長 主な事業の内容につきまして、ご説明いたします。
総合事務所提出の資料76ページをお開きいただきたいと思います。【単独】
河川等整備事業費上浦川ほか、予算額は3,000万円でございます。これは、災害発生の予防や災害の拡大を防止することを目的に、河川の改良工事を行うものでございます。事業内容といたしましては、中央総合事務所では2河川、東総合事務所では1河川、南総合事務所では3河川、北総合事務所では1河川の護岸改良等を行う予定といたしております。77ページには全体の位置図を、それから78ページから84ページには箇所ごとの位置図と写真を添付いたしております。
次に、85ページをごらんいただきたいと思います。【単独】
自然災害防止事業費河川、予算額は2,450万円でございます。これは、地域防災計画に位置づけられている河川において、災害発生を予防し、または拡大を防止することを目的に、河川の改良工事を実施するものでございます。事業内容といたしましては、中央総合事務所、東総合事務所ではそれぞれ1河川、南総合事務所、北総合事務所ではそれぞれ3河川の護岸改良等を予定いたしております。86ページには全体の位置図を、87ページから94ページには箇所ごとの位置図と写真を添付いたしております。
続きまして、95ページをお願いいたします。【単独】
自然災害防止事業費急傾斜地崩壊対策、予算額は1億3,100万円でございます。これは、急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、急
傾斜地崩壊対策工事を実施するものでございます。事業内容といたしましては、中央総合事務所では6地区、東総合事務所では3地区、南総合事務所では3地区において、工事等を予定しており、新規箇所は三川(16地区)、深堀町4丁目地区、深堀町5丁目(1地区)でございます。
96ページをお願いいたします。また、急
傾斜地崩壊対策施設点検業務委託といたしまして、市が管理する急
傾斜地崩壊対策施設の点検業務を予定いたしております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。
97ページには全体の位置図を、98ページから100ページには新規に事業を実施する予定の地区について、箇所ごとの位置図と写真を添付いたしております。
次に、101ページをごらんいただきたいと思います。河川海岸費負担金急
傾斜地崩壊対策事業費、予算額5,000万円でございます。これは、長崎県が施行する急
傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するものでございます。2の事業内容及び財源内訳でございますが、表に記載の継続16地区を予定いたしております。表には、左から順に、事業の区分、箇所名、平成30年度の事業費、国、県、市それぞれの負担率、内訳の欄に各負担率に応じた負担額を記載しております。表の一番下の計の欄に記載のとおり、平成30年度の県施行事業費4億4,100万円に対する市の負担額は、一番右にありますとおり、5,000万円となっております。
102ページには全体の位置図を、103ページから118ページにかけては、箇所ごとの位置図と写真を添付いたしております。
説明は、以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
7
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
8 ◯五輪清隆委員 河川改良費の関係で、江川川とか大井手川含めてずっとされているんですけど、江川川については工事期間は約40年で、進捗率89%ということで報告があっていますけど、残り4年間の中で100%完了するんですか。それと、大井手川の関係は残り6年ですけど57%ということで、その年度までに完成すればいいんでしょうけど、もしできなくなったときはどういうことでできなかったのか、そして今後どういう計画がされているのかお伺いします。
9
◯桐谷土木建設課長 今言われたのは2点で、江川川が予定どおり終わるのかという話と大井手川の進捗ですね。江川川についてはもうある程度終わっております。あと河床の部分の工事がございます。この平成33年度に今の予算等がもらえれば終わる予定になっております。大井手川につきましても現在の計画、35年にしておりますけれども、これについても河川については一定、平成35年をめどに頑張っているところです。ただ、今、滑石、大神宮のところの橋梁かけかえをやっていますけど、これが少し仮設等を含めて少し河川、長崎県が行っている事業の河川改修に少し時間がかかるという関係で、その取りつけ等が少し時間を要するんじゃないかと思っていますけど、事業については予定どおり今進んでいる状況でございます。
以上でございます。
10 ◯五輪清隆委員 それでは、江川川については、進捗で89%ですけど、残り4年間の中で完了するということで理解していいんですね。この総事業費というのは当初、例えば数年間の計画の中でこれだけかかりますよということでしょうけど、実際的にこの金額でおさまるんですか。私はよくわからんとですけど。
11
◯桐谷土木建設課長 江川川につきましては、もう河川の護岸の下が少しえぐれているような状況になっております。ここを補強する工事ですので、そんなに大型の工事が出てくるわけじゃございませんので、予算的にはそんなに変わることはないんじゃないかと思っています。
以上です。
12 ◯五輪清隆委員 中央総合事務所からもう一点、急傾斜地の関係ということで報告がありましたけど、けやき台団地ということで長崎県の施行工事ということでずっとやっているんですけど、事業年度は平成30年度までということで先ほどお聞きしましたけど、私あそこの近所に住んどって、もう工事は終わったということで聞いているんですけど、そこらあたりは、まだ平成30年度も計画があるんですか。
13 ◯田畑地域整備2課長 図面で言いますと、111ページでございます。けやき台地区の箇所についてでございますが、工事の完了後に確定測量を予定しておりまして、それで全体の事業が完了ということで予定をしております。
以上でございます。
14 ◯五輪清隆委員 確定測量ということは、もう実際的にはあそこは2月いっぱいには終わったんですもんね。ですから工事はもう終わったということで認識をしとったわけですけど、最終的な確認を平成30年度にやるということでよろしいんですか。
15 ◯田畑地域整備2課長 今ご指摘のとおり、工事は完了しておりますが、工事後にその土地の区域等をきちっと確認する作業が残っておりまして、それで事業自体が完了となります。
以上でございます。
16 ◯岩永敏博委員 河川改良費で急傾斜地崩落対策費が上がっていますが、これは市の施行と県の施行があると思うんですね。95ページのほうは市の施行で、101ページが県の施行なのかなと理解していいんですかね。まず、この予算の立て方ですけど、私も建設水道委員会は初めてなんで教えてもらいたいんですが。道路と一緒で当然年度がまたがるんですが、これはもう債務負担行為とかではなくて、単年度予算でずっとやっていくということなんですね。そんな中で、この事業進捗というところで理解をするんですが、地元の合意が前提ですけど、要望が上がって、計画が上がって、実際の施行に至るまでの期間、それとまだ未着手含めてどれくらいの市内で状況があるのか、市施行、県施行別々に教えていただけますか。
17 ◯田畑地域整備2課長 県施行と市施行の急傾斜地のご質問でございます。急傾斜地につきましては、長崎市において1,017地区、急傾斜対策が必要な箇所がございます。このうち現在288カ所で着手をしておりまして、全体のうちおおよそ28.3%の進捗でございます。待機箇所につきましては、毎年3件から4件地元の方からご要望がございますが、工事の性格上、土地所有者からの県施行、市施行どちらにしても寄附をいただくことになります。そういった中で事業を進めておりまして、例年、3地区、4地区の地区からご要望プラスその土地の承諾についてのある程度のご理解をいただいて、そしてあと市のほうも協力をして地権者の承諾をいただいて県施行であれば県のほうに進達をしているといった状況でございます。今、待機につきましては県事業は5地区でございます。市事業は6地区でございます。
以上でございます。
18 ◯岩永敏博委員 年間で3、4件が動いているということですね。それで、待機が県施行が5地区、市が6地区。当然この1,017地区の、要はしなければならないというような状況の中において、なかなか進んでいかないなというところが見てとれるんですが、いわゆるその待機がある中で、住民合意ができて施行待ちのところが待つ期間が、県がどれくらいなのか、市がどれくらいなのかというところを、ちょっと教えてください。
19 ◯田畑地域整備2課長 今委員ご指摘のとおり、この急傾斜地崩壊対策というのは周辺住民の安全安心のために必要な事業ということで私たちも考えております。そういった中で、まず県施行につきましては国費を充当してやるといったことで補正予算の際に新規4地区を今回追加させていただいております。それから、市施行につきましては、市単独ではなく、県の単費をいただいた中で事業を進めている状況でございます。そういった中で、おおよそ進達といった形で地元の皆様の合意ということで、市のほうからこの箇所の事業を着手してほしいということで、県に申し伝えるわけでございますが、それが、県事業も市事業もおおむね進達をして大体2年ぐらいで新規の箇所に今着手されている状況でございます。しかしながら現在継続しているところも踏まえた上で新規で上がりますと、総事業費がどうしても抑えられますと、1箇所当たりの予算が減ってしまって、箇所ごとの進捗がおくれるといったこともございますので、まずは、新規も大事でございますが、現在かかっているところを早く終了させるといった観点からもうちょっと県と話をしながら、事業進捗に努めているところでございます。
以上でございます。
20 ◯岩永敏博委員 いずれにしても、国の補助、そして県の負担金とかある中での動きだとは理解をしています。財政が厳しい中でいかにその補助をいただきながらやっていくかというところが大事なんでしょうけれども、当然のことながら市民の安全安心な生活を守ることが行政の仕事となってくるので、本当にこの財政のやり繰りが大変なんでしょうけれども、要望が上がってきたところは住民がご苦労されて土地を手放す、あるいはしっかり合意をしていくっていう中でのその後の部分なので、スパン2年という話でしたけれども、一日でも早く整備していただくことを切に要望したいと思います。当局もご苦労されていると思いますけれども、長崎市は特に斜面地が多い中で大変なことは理解をしますけれども、国、県に対してもそして市の財政のやり繰りも含めて頑張っていただきたいなと思っております。
21 ◯後藤昭彦副委員長 ちょっと確認なんですけど、今回この河川改良費ですか、江川川とか載っていますけど。私その予算のとり方で、いままで5,000万円以上だったら本庁かなという認識を少し持っていったんですよね。聞いたところやはり大きい事業は本庁が持って、そのほかを総合事務所と。江川川とか2,500万円なのに何で総合事務所じゃないのかなって思っているんですが。
22
◯桐谷土木建設課長 今回の行政サテライトの中の区分けには、本来2級河川は県が管理している事業でございますけど、これが地元の云々で県の工事にすると江川川とか順位が低かったんです。そういう中で、長崎市が工事をやるために県の負担金をもらう形で進めた事業でございまして、今回の区分けについては江川川とか大井手川の2級河川の工事につきましては土木建設課、それ以外の普通河川等の管理につきましては各地域センターが、各総合事務所のほうでやっているという分け方になっています。
以上でございます。
23 ◯後藤昭彦副委員長 そしたら、今後も2級河川というのは本庁が持つと、普通河川は総合事務所が持つという認識でよろしいんですね。はい、わかりました。それと、あともう1つ、急傾斜地の問題が今出ましたけど、私も急傾斜地のことで何回かお願いしているんですけど、やはり下に家が5軒ないと対応はできないということで、田舎はなかなか5軒くっついているということはないんですよ。それで、3軒とか4軒とかは何とかできるとばってん、そこら辺の融通ができんとかなと。県なんかはもう仕方ないとしても、市の単独分にしてはやはりそこら辺ちょっと見れんとかなというところがあっとですけど、いかがでしょうか。
24 ◯田畑地域整備2課長 今、後藤副委員長ご指摘のとおり、市民の生命と財産を守るという観点からは今のご質問、ご要望の趣旨というのは、十分我々も理解しているところでございます。ちなみに、県施行につきましては高さがおおむね10メートル以上で10戸以上、市施行につきましては5メートル以上、そして被災のおそれがある人家が5戸以上といったことで、今のところ基準を決めさせていただいております。先ほど、進捗率についてちょっとご説明させていただいたんですが、1,017カ所のうちまだ28%といった進捗率でございますので、現在のところはこの基準でまずある程度進めさせていただいて、多くの家屋が集中するほうを優先させていただきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思っております。
以上でございます。
25 ◯後藤昭彦副委員長 崖崩れが発生した場所の所有者が、本人か第三者かというお話をさせていただきましたが、そこの中でやはり、野母崎とか恐らく琴海や外海もそうだと思いますが、自宅の裏地はほとんど自分の持ち物なんですよ。それで、先日もちょっと私、南総合事務所の職員とちょっと崖崩れの現場に行ったんですけど、やはりどがん見ても4軒しかないと。自宅の裏はもう自分の土地であると。だからもう何の手助けもできないんですよね。やはりそこら辺は市の単独事業であれば何とか改正なり検討をしていただいて、住民の安全を考える場合にそこら辺はもうちょっと臨機応変にできないのかなというのを非常に感じて、私も何の手助けもできないということに腹が立って、そこら辺もうちょっと今後検討していただくように切に要望します。よろしくお願いします。
26 ◯岩永敏博委員 関連ですけど、ちょっと質問し忘れました。市の施行分は待機の期間がある中で、市の施行分は市のほうで優先順位をつけていくのかなと思います。5、6件の待機がある中でですよ。県の分についてもそういう状況なんですか。それとも、もう直接、県、国の施行なので、紐づけでその予算がその箇所の分でおりてくるということなんですか。ちょっとそこのところを教えてください。
27 ◯田畑地域整備2課長 施工箇所の優先順位のお話でございますが、私どもとしてはそれぞれの地域の皆様のご要望を尊重する形で進達を受けた、あるいは要望をお受けして条件が整ったところから県に補助金、それから施行等をお願いしている状況でございます。したがいまして、特に緊急な工事が必要なところなんかは当然現地で確認をするわけですが、それ以外につきましては地域の方のご意向を優先させていただいて、進達の順番で施行していただくよう調整を行っております。
以上でございます。
28
◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時35分=
=再開 午前10時38分=
29
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
30 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第4項港湾費についてご説明いたします。
予算説明書は254ページから257ページでございます。このうち、まちづくり部所管分は、255ページ、255ページの説明欄の一番下1職員給与費及び、めくっていただきまして257ページ上段説明欄の港湾施設管理費のうち、行政サテライトにより移管をいたしました2.ターミナル等管理費(総合事務所)を除く全てでございます。その額は、まちづくり部予算一覧をごらんいただきたいと思いますけれども、まちづくり部予算一覧の14行目に記載のとおり、予算額4億2,015万4,000円で、前年度当初予算額に対しまして3,734万6,000円の減となっております。第1目港湾管理費の主な内容でございますが、257ページの説明欄の2、1.ターミナル等管理費の604万1,000円は、茂木港、伊王島港、高島港及び池島港の各ターミナル船客待合所の維持管理に要する経費でございます。次に説明欄3の2.長崎港清掃協議会補助金450万円につきましては、長崎港及び長崎漁港における船舶の安全航行と環境保全のため、港内の清掃等を行っている長崎港清掃協議会の事業費の一部を県とともに支援するものでございます。次に、その下の第2目
県施行事業費負担金につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私から以上でございます。
31 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の17ページをお開きください。4項港湾費2目
県施行事業費負担金につきまして、ご説明いたします。港湾費負担金港湾事業費としまして、当初予算額4億558万8,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、港湾機能の拡充などを図るために、国及び県が施行します港湾事業などに対しまして、地元負担金を支出するものでございます。次に、2.事業内容及び財源内訳でございますが、表の左側のほうから、事業種別ごとに、番号、地区名、平成30年度事業費、その財源内訳を、それぞれ記載をしております。なお、財源内訳の国費、県費、市費のそれぞれの事業費の上の欄には、負担割合を記載しております。
18ページをお開きください。先ほどの表の続きとなりますけれども、表の一番下の合計欄に記載のとおり、平成30年度事業費29億3,160万円に対します長崎市の負担額は、右から3番目となりますけれども、4億558万8,000円でございます。なお、今後、国の内示変更や事業の進捗状況などによりまして、事業箇所、事業費が変更になる場合がございますので、ご了承ください。
19ページをごらんください。事業予定箇所の位置図でございます。
20ページをお開きください。20ページ以降は、地区ごとの予定箇所の位置図でございます。まず、20ページ上段の小ケ倉柳地区は、岸壁改良工事や道路舗装工事などが予定されております。下段の松が枝地区は、岸壁工事、航路しゅんせつのための設計などが予定されております。
21ページをごらんください。上段の茂木地区は、物揚場や道路の改良工事などが予定されております。下段の小江地区は、岸壁補修工事や照明灯の設置などが予定されております。
22ページをお開きください。上段の皇后地区は、浮桟橋の改良工事や照明灯の設置などが予定されております。下段の伊王島地区は、浮桟橋や物揚場の改良工事など予定されております。
23ページをごらんください。上段の脇岬地区は、道路補修が予定されております。下段の神ノ浦地区は、物揚場や道路の改良工事などが予定されております。
24ページをお開きください。上段の元船・常盤・出島地区は、浮桟橋の新設や改良工事などが予定をされております。下段の小ケ倉・毛井首地区は、護岸工事に伴います家屋の事後調査や補償が予定されております。
25ページをごらんください。上段のかき道地区は、護岸改良のための測量設計が予定されております。下段の形上・大平地区は、護岸改良工事が予定されております。
26ページをお開きください。上段の年崎地区は、離岸堤の工事が予定をされております。下段の香焼地区は、護岸改良工事や手すりの設置などが予定をされております。
27ページをごらんください。27ページの神ノ島地区、小口地区、次の28ページの古里地区、千々地区、次の29ページの牧島地区、琴海村松地区は、それぞれ護岸などの改良工事が予定をされております。
私からの説明は以上でございます。よろしくご審査くださいますようお願いいたします。
32
◯森尾中央総合事務所理事 8款土木費4項港湾費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。予算説明書は、254ページから257ページでございます。あわせてA3の追加資料も参照願います。
254ページをごらんください。第1目港湾管理費、予算額4,154万7,000円のうち、
総合事務所所管分につきましては、A3の行番号18の総合事務所に記載の573万6,000円で、総合事務所の内訳は記載のとおりでございます。内容といたしましては、257ページの説明欄、2の港湾施設管理費のうち2ターミナル等管理費(総合事務所)の全部と、4事務費の一部でございます。
総合事務所所管分につきましては、伊王島港、高島港及び池島港の船客待合所などの港湾施設の維持管理を行うものでございます。
説明は、以上でございます。
33
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
次に第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうちまちづくり部及び総合事務所所管部分の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
34 ◯片江まちづくり部長 それでは、第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。
予算説明書は256ページ及び257ページでございます。まず、第1目都市計画総務費でございますが、まちづくり部所管分は、257ページの下段の説明欄の2.交際費と3.都市計画推進費の全部。続きまして、259ページをお開きいただきたいと思いますが、259ページの説明欄の4.都市交通対策費のうち3.路線バス運行対策費からその3段下の6.コミュニティバス運行費まで、続いてその下の5.新幹線事業推進費と6.景観対策費の全部、そして少し下がりまして8.事務費の一部、さらにその下の9.【単独】都市交通対策事業費、引き続き261ページをお願いいたします。10.【単独】新幹線整備推進事業費の全部でございまして、その額は、まちづくり部予算一覧をごらんいただきたいと思いますが、その15行目に記載のとおり、予算額8億3,899万1,000円で、前年度当初予算額に対しまして、1億4,120万円の増となっております。これにつきましては、超低床式路面電車導入事業費補助金の皆増あるいは九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金の増などによるものでございます。
主な事業の内容につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
35 ◯飯田まちなか事業推進室長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料30ページをお開きください。第1目都市計画総務費のうち、まちなか再生推進費、予算額2,393万4,000円についてご説明いたします。1の概要でございますが、まちぶらプロジェクト全体につきましては政策監より説明させていただきましたが、そのうち、町並みの整備や市民等の活動に対する支援、情報発信などまちなか事業推進室が直接実施するものでございます。2の事業内容でございます。(1)まちなみ整備助成金、予算額1,000万円でございます。中島川・寺町周辺におきまして長崎の和の魅力の顕在化を進めるため、町家の保全や町家と調和した町並みを整えるための助成を行うもので、平成30年度は4件を計上させていただいております。なお、対象区域につきましては31ページに記載しておりますので、ご参照ください。
次に、32ページをお願いいたします。(2)まちぶらプロジェクト推進事業費、予算額800万円でございます。この事業につきましては、これまでの地域の魅力づくりの取り組みによりまして、歩行者の通行量や新規出店の増加などの効果が見られているところですが、この流れをさらに拡大するため、アからカに記載のとおり、各エリアにおきまして休憩スポットの整備や案内誘導板の充実、まちなかの魅力の発信などに取り組むものでございます。この取り組みによりまして、さらなる来街者の回遊や滞在時間の延長等を促して、にぎわいを高めてまいりたいものでございます。整備箇所につきましては、33ページから34ページにかけて記載しておりますのでご参照ください。
次に、35ページをお願いいたします。(3)地域まちづくり活動事業、予算額100万円でございますが、地域などと連携して、まちづくり活動への参加のきっかけづくりに取り組むもので、歳時記の顕在化などを実施するものでございます。また、(4)まちなか賑わいづくり活動支援事業、予算額200万円でございますが、市民や地域団体などのアイデアによるにぎわい活動を支援するものでございます。事業の対象区域につきましては、36ページに記載しておりますので、ご参照ください。なお、財源内訳は36ページの下段に記載しております。
私からの説明は以上でございます。
36 ◯谷口都市計画課長 引き続き、資料の37ページをごらんください。引き続き、1目都市計画総務費のうち、都市計画課所管分につきまして、ご説明いたします。まず、路線バス運行対策費としまして、当初予算額1,634万4,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、式見地区及び香焼地区のバス空白地域や交通が不便な地域におきまして、地域住民の利便性の向上などを図るために、路線バスの運行に必要な支援を行うものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)運行路線につきましては、滑石式見線と香焼恵里線の2路線で、(2)予算内訳につきましては、運行に係る運行事業者への補助金でございます。次に、3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
38ページをお開きください。路線別の運行概要でございます。表の左側には運行の概要、中ほどには利用状況、右側には平成29年度と平成30年度の予算額を記載しております。
39ページと40ページには、それぞれの路線図を記載しておりますので、後ほど、ご参照ください。
41ページをごらんください。次に、離島航路維持対策費としまして、当初予算額8,363万1,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、地域住民の生活を守り、離島地域の振興を図るために、航路の維持に必要な支援を行うものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)航路概要につきましては、支援を行います長崎~伊王島~高島航路と池島~神浦航路の運航概要等を記載しております。次に、(2)予算内訳につきましては、運航に係る運航事業者への補助金と、関係機関との協議等に要する旅費などその他の経費でございます。
42ページをお開きください。次に、(3)補助金内訳でございますが、長崎~伊王島~高島航路、池島~神浦航路ともに、運航経費から運賃収入等の収益を差し引いた欠損額を補助金として支出するもので、長崎~伊王島~高島航路については国、県、市で、また池島~神浦航路については、市のみで補助しております。
次に、3財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
43ページをごらんください。2つの航路のそれぞれの利用状況と補助金の推移でございます。
44ページをごらんください。離島航路の航路図でございます。後ほど、ご参照ください。
45ページをごらんください。公共交通空白地域対策費としまして、当初予算額1,475万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、バス空白地域に居住する地域住民の利便性の向上などを図るために、市内5地区において乗合タクシーを運行するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)運行地区につきましては、丸善団地地区など5地区で、(2)予算内訳につきましては、運行に係る運行事業者への補助金と標柱修繕費などのその他の経費でございます。次に、3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
46ページをお開きください。5地区の運行概要でございます。表の左側のほうには路線の概要、中ほどには利用状況、右側には平成29年度と平成30年度の予算額をそれぞれ記載をしております。
次の47ページから51ページにかけましては、各地区のルート図でございます。後ほど、ご参照ください。
52ページをお開きください。次に、コミュニティバス運行費としまして、当初予算額8,261万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、長崎地域市町村建設計画などに基づき、合併した各地区におけるバス空白地域や交通が不便な地域における住民の利便性の向上などを図るために、コミュニティバスを運行するものでございます。次に、2.事業内容でございますけれども、(1)運行路線につきましては、記載のとおりでございます。(2)予算内訳につきましては、運行に係る運行事業者への補助金と旅費、修繕費などのその他の経費でございます。次に、3財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
53ページをごらんください。路線別の運行概要でございます。表の上段が離島バス路線、下段が地域コミュニティバスとデマンド交通で、表の左側には運行概要、中ほどには利用状況、右側には平成29年度、平成30年度のそれぞれの予算額を記載しております。
54ページから62ページにかけましては、各路線の路線図でございます。後ほど、ご参照ください。
63ページをお開きください。次に、【単独】都市交通対策事業費超低床式路面電車導入事業費補助金としまして、当初予算額3,890万円を計上させていただいております。1概要でございますが、長崎電気軌道株式会社におきましては、バリアフリー化を図るため、高齢者を初め全ての利用者へのサービス向上を図るために、超低床式路面電車を導入する計画でございます。長崎市としましても、バリアフリー基本構想に、公共交通車両のバリアフリー化ということを基本方針の1つとして掲げているということ、またコンパクト・プラス・ネットワークの都市づくりを目指す中、路面電車の役割は、今後ますます重要性を増してくるということから、超低床式車両の購入費に対しまして支援を行おうとするものでございます。次に、2事業内容でございますが、長崎電気軌道株式会社が導入する超低床式車両1両に対して支援するもので、全体事業費は2億3,300万円で、その負担割合は、国が3分の1、長崎市が6分の1、事業者が2分の1でございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。次に、4.低床車両の導入率としまして、路線バスと路面電車ごとに、保有台数と低床車両の台数、導入率をそれぞれ表に整理をしております。
64ページをお開きください。上段の5.超低床式路面電車導入実績でございますが、表に記載のとおり、平成15年度から導入を開始し、現在、5両が導入されております。その下は超低床式車両の写真、さらに、その下には電停と車両床面の高さをイラストで表示したものでございます。下段の6.長崎電気軌道株式会社による導入計画でございますが、おおむね20年後に超低床式路面電車の運行間隔を30分以内にするという目標を立てまして、今後、計画的に超低床式路面電車を導入していく計画が示されておりまして、この計画に基づきまして、平成30年度に1両が導入される予定ということでございます。
私からの説明は以上でございます。
37 ◯芝長崎駅周辺整備室長 資料の65ページをごらんください。続きまして、私からは、第1目都市計画総務費のうち、長崎駅周辺整備室所管分について、ご説明いたします。【単独】新幹線整備推進事業費九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金について、当初予算額5億4,430万円を計上させていただいております。1.概要でございますが、この九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金は、大きく分けて2種類あり、1つ目が(1)通常分で、全国新幹線鉄道整備法の規定に基づき、長崎県の負担金の一部を長崎市が負担するものでございます。なお、この負担の根拠となる全国新幹線鉄道整備法の内容を中ほどに抜粋して記載しております。もう1つが、(2)グレードアップ分で、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議で示された新幹線駅舎上屋デザインに係る基本的な方向性を、鉄道・運輸機構が施工する長崎駅部の工事に反映させるに当たり、追加費用が生じるため、その経費を県とともに負担するものでございます。次に、2.事業内容についてご説明いたします。まず、(1)通常分につきましては、1)負担範囲は負担区間が1.361キロメートル、負担率がこの負担区間における長崎県負担額の20%となります。次に、2)負担金でございますが、この負担区間内で、平成30年度は、用地補償や新長崎トンネル(西)工事、長崎駅高架橋工事、八千代町・宝町橋梁製作などが予定されております。
66ページをお開きください。次に、(2)グレードアップ分でございますが、長崎駅部の高架橋下部の補強や駅舎の上屋、通路等の整備に対し、長崎県と1対1の割合で負担するものでございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。次に、4.長崎市負担額(見込み)につきましては、表の右端に記載のとおり、通常分18億円、グレードアップ分6.5億円、合わせて24.5億円を見込んでおります。
67ページをごらんください。費用負担を行う区間、箇所の位置図でございます。右側の引き出し線のとおり、負担する対象区間は浜平2丁目付近から長崎駅部までの1.361キロメートルでございます。
68ページをお開きください。長崎駅舎のデザインについて、ご説明いたします。長崎駅舎につきましては、平成26年度から県と共同で、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議においてデザイン検討を進めておりますが、その中で、屋根の形式は大屋根形式とすること、屋根を支える柱の本数は通常4本のところを2本とすること、屋根の材質は主たる材質に膜を用いること、駅南端の視点場としての活用として、そこまでの通路を整備すること、という4つの方向性が示され、下段のようなイメージ図が昨年11月に、事業者である鉄道・運輸機構より示されたところでございます。
69ページをごらんください。グレードアップ分の負担範囲についてご説明いたします。上段に位置図、下段に断面図と平面図を載せております。先ほどご説明しました、新幹線駅舎のデザインの基本的な方向性を実現するため、赤色で示した上屋、通路、柵外コンコース、青色で示した高架橋下部の補強に対して負担するものでございます。
70ページから72ページまでには、参考資料として九州新幹線西九州ルートの概要、西九州ルートの概要図、長崎市内の航空写真に新幹線のおおよそのルートを表示した図面を添付しておりますので、後ほどご参照ください。
私からの説明は以上でございます。
38
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費の
総合事務所所管分についてご説明いたします。
予算説明書は、256ページから261ページまでございます。また、A3の追加資料もあわせてご説明いたします。
256ページをごらんください。第1目都市計画総務費、予算額18億7,299万5,000円のうち、
総合事務所所管分につきましては、A3追加資料の行番号20の総合事務所計に記載の196万6,000円で、総合事務所の内訳は記載のとおりでございます。内容といたしましては、予算説明書259ページの説明欄の中ほどに記載しております、4.都市交通対策費のうち8.バス待合所維持管理費の全部で、これは、合併地区(香焼、伊王島、高島、野母崎、三和、琴海、外海)の既存のバス待合所及び上屋の維持管理を行うものでございます。
説明は以上でございます。
39
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
40 ◯五輪清隆委員 まちづくり部の委員会資料の63ページの低床化電車の関係でお伺いします。
今回、全体の事業費に対しての内訳ということで、国が3分の1、長崎市が6分の1、事業者が2分の1ということになっているんですけど、従来64ページを見れば、私は事業者が半分して国と市が半分、4分の1ということでずっと理解しとったんですけど、平成20年度については事業者が12分の5になったりとか、国が3分の1になったりとか、今回については長崎市が6分の1になったりとか、そういう変動があっているわけですけど、こういう変動というのは、その時々によって何か条件があるんですか。
41 ◯谷口都市計画課長 委員会提出資料の64ページをごらんください。上段のほうに5として導入実績を記載しておりますけれども、平成15年度から導入したときには、国が補助金要綱の中で国の補助金は4分の1というのが決まっておりました。そのときの補助の制度としまして、国と同額を地方も負担するということが条件でございまして、長崎市が国と同額の4分の1を負担し、残りを事業者が負担をしたということがまずございます。平成23年でございますけれども、このときも予算を上げるときには国の補助率が4分の1でございましたので、予算を上げるときには、国が4分の1、市が4分の1、事業者が2分の1という形で予算を計上させていただきまして、ご承認いただいたんですけれども、その後に国の補助制度が変わりまして、国の補助率が3分の1に変わっております。したがいまして、そのとき長崎市の対応をどうしようかということで、財政のほうとも協議した結果、4分の1で認めていただいておりましたもんですから、長崎市の補助金は4分の1のままにし、その残りを事業者負担が負担をするということで、ちょっと平成23年度はイレギュラー的になっておりますけれども、事業者の負担が12分の5になっております。
今回、平成30年度、新たにまた導入しようということで予算を上げさせておりますけれども、今現在、国の補助制度の中での補助率というのが3分の1でございます。で、長崎市としてはこれまでの経過もございますので、事業者がやはり半分は負担すべきだろうという考え方のもとで残りの6分の1を長崎市が負担するということで、今回6分の1の補助金を上げさせていただいております。
以上でございます。
42 ◯五輪清隆委員 制度、国の補助金見直しということで、国の助成が4分の1から3分の1に変わったということでしょうけど、例えば、私、前言っていたのが、国、市、事業者ということで、3つの団体が負担して、事業者は実費でしょうけど、県の算入も含めてどうかということで各議員の皆さんから出ていましたよね。やはり、県は長崎市だから関係ないというイメージがあるんでしょうけど、いわゆる電車というのは長崎市民だけじゃなくて、いろんな観光客の方、県外の方も乗るわけですから、そういう意味での県からの補助を含めてできないかということを要望しとったと思うんですけど、そこらあたりの交渉の状況はどうなんですか。
43 ◯谷口都市計画課長 先ほど説明しましたように、平成14年度から導入しておりますけれども、当時から県に対しましては支援について申し出をし、協議をしてきた経過というのがございます。その当時の県の考え方としましては、路面電車が長崎市内のみを運行する公共交通機関であり、広域的ではないといった考え方から、これまで支援をいただくといったことには至っておりません。
今回、平成30年度にまた改めて導入をするというお話を長崎電気軌道からお受けをしまして、再度県に対しましてはその支援のお願いといいますか、協議を幾度となく行いまして、また文書も出させていただきましたが、これまでと同様の理由ということから支援を得るということには至っておりません。しかし、長崎電気軌道としましても今後、年次計画によって低床車両の導入を予定されておりますので、引き続き県の支援については協議をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
44 ◯五輪清隆委員 この関係、なかなか県はうんと言わんとでしょうけど、しかたないんでしょうけど、ちょっと電車の関係が出ていますからお伺いしますけど、旧公会堂前の脱線事故がもう4回かな、起きたわけですけど、その後の運行状況の中で、あそこだけかなり減速してから現状しているんですか。してもう通常どおりの速度というか、そこらあたりは今、現状としてどうなんですか。
45 ◯谷口都市計画課長 脱線事故後、復旧工事が昨年の11月末に終わりまして、11月末ぐらいから運行を再開しておりますけれども、やはりカーブの部分は徐行といいますか、緩く運行しておりますし、その後は長崎電気軌道において毎日目視の点検であったりとか、定期的な維持管理は引き続きやっているとお聞きしているところでございます。
以上でございます。
46 ◯五輪清隆委員 低床化電車の導入については、事業者が購入するわけでしょうから問題ないんでしょうけど、管理ってなったときに各電停の修理とかは、事業者がするようになっているんですかね。例えば桜町電停とかありますよね。例えば補修とかそういうことについては長崎電気軌道のほうが責任持って、管理者ということでやるんですかね。
47 ◯谷口都市計画課長 電停は、軌道事業者の所有物でございますので、維持管理等は軌道事業者が行っております。ただ、過去におきましては、電停改善ということで、市も一定助成をして、例えばテント屋根をきれいにしたりとか、舗装をインターロッキング舗装にしたりとか、そういた電停の改善に対して支援をしたということはありますけれども、当然、日常的な維持管理というのは軌道事業者が行うということでございます。
48 ◯五輪清隆委員 いろんな一般質問とかそういうところで、私はしないんですけど、よく出るのが連休とかそういうとになったときに、西浜町の電停に人があふれて危ないということで、例えば移動とか何かできないかということで改善策を含めて行政のほうに各議員のほうから要望が出ているんでしょうけど、築町かな、まああの辺たいね。築町か西浜町かようとあいですけど。そこの2カ所について例えば、長崎電気軌道と市の協議はどのようになっているんですか。
49 ◯谷口都市計画課長 確かに委員おっしゃいますように、特にゴールデンウィークとか観光シーズンとか、そういったときに築町電停があふれて危ないという状況が生じております。なかなかハード面の対策ということが正直難しい部分もございまして、当然電停のほうにカメラが設置をされておりまして、そのカメラで当然その状況というのは大橋町の本社のほうで見られますので、その状況を確認し混雑が生じるような状況があれば、職員を派遣して、いわゆる人的な対応でございますけれども、職員のほうが誘導したりとか、そういったどちらかといえばソフト的な対策といいますか、そちらのところを現在行っている状況でございます。
50 ◯佐藤正洋委員 まちづくりの資料の52ページと53ページですけど、コミュニティバスの運行費のところですけど、その中で琴海のほうで尾戸のバスとデマンドタクシ-とあるわけですけど、具体的には53ページの一番下のところに書いてありますけど、先日の交流拠点施設の説明会のときにこの件が出まして、交流拠点施設の話よりバスの減便が困るというような話になったんですけれども、この資料はこの間の減便の話は、つい先日の話ですから、この数字は減便の金額は反映されていないとこう見ているんですけれども、それは2便減便するわけですから、この負担は、バスのほうは減ると思うんですけど。デマンドタクシーを利用させてもらってみんな助かっているんですけれども、このデマンドタクシーの利用の制度がちょっとやはり住民の要望とかなり違っておりまして、大体使いたいというのはみんな一緒なんですよね。例えば朝の8時から9時くらいに病院にいくとか、買い物に行くとか、それが多いわけですけど、一便しかだめですよというルールになっているもんですから、一便だったらもう早い人が3人ぐらいしか、タクシーですから、4人乗るわけですけど、そこがもう一便あれば、次の人が電話しても、もう今だめですよと、次の時間帯に10時過ぎにお願いしますとかいうくらいなっているわけですね。非常に使い勝手が悪いので、例えばそこら辺を2便、3便までいいですよとか、そういうことに制度の見直しをしていただければ大変ありがたいなというのが1点です。それから、尾戸地区ですけれども、バスの2便が減るわけですから、これは利用する人もバスの時間帯に合わせて出ているはずですから、そこら辺も、デマンドタクシーも、当然前日の予約制ですから時間を言えばそれで3人、4人は乗ることができますので、仮に、そんなおらんと思うんですけど、8人おっても2台で終わるわけですから、何かそういった制度の見直しをぜひしていただきたいと思っておりますけど、いかがでございましょうか。
51 ◯谷口都市計画課長 琴海地区におきましては、デマンド交通というのを運行しております。あくまでも今の基本的なルールというところは、地区を6地区に分けまして、それぞれ6地区に一日4便ということで決めておりますけれども、当然、予約がなければ運行しませんので、そのあいている1台を例えば別の地区に回すとか、そういった運用は考えられると思いますので、当然利用者の声を聞きながら、より使いやすい形で運用の見直しといいますか、その辺はできるかと思いますので、地域の方のご意見等聞きながら考えてまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。
52 ◯佐藤正洋委員 今の答弁で、あいている時間はオーケーですよということ、それはわかるんですけど、あいていないと言われるんですよ、電話すれば。だから、1便しかないけん。1台しかだめとなっとるんですよ、ルールが、さっき言うように。1便に例えば3人乗るわけ、タクシーですからずっと個別の玄関まで回るわけですから、それは非常にありがたいんですよ。ところが、1台行けば、極端に言えば5人目からはもう乗れんということになるんですよ。その時間帯の台数はもう予約でいっぱいですから次の11時にしてくださいと、こうなるわけですけど、それくらいから病院に行くという人は余りおらんし、それでは困るわけですたいね。だから、その制度を見直してもらって、例えば1時間、例えばどういうふうにルールがなっているか詳しくわかりませんけど、8時から9時までに1台というのを8時から9時まで要望があったら3台までいいですよとか、そういうふうにすれば、もう10時、11時ごろに使うものは実際いないんですよね。今度は、帰りが12時半から病院から帰るとか。さっきも話があっておりますけどバスの時間も11時台は乗りよる人は何人かおるわけですけど、これがなくなれば困るということで意見が出たわけですね。だからそこをデマンドタクシーでカバーしてもらえればいいんじゃないかなと。料金は少し上がるかもしれんですよ、個人によっては。バス代とタクシーが300円ですから、バスが幾らか知りませんけど。しかし個人の家の玄関まで行くわけですから。便利さとかそういったことをちゃんと説明をしてもらえれば私は十分納得できる制度じゃないかなと思っているんですけど、そこら辺もあわせて考えてもらいたいと思いますけど。
53 ◯片江まちづくり部長 デマンド交通に関しましては、一番最初に導入しました折に非常に関心持っていただきまして、予約が複数あったときに逆にそのときにもう使えませんと言われたことが、結構地域の方々には定着してしまって、あるんだけれども使いにくいという印象を持っておられる方もいると聞いております。今、委員がご指摘いただきました、例えば一日に延べ便数が10あるとすれば、皆さんが使いたいところに便を集中して動かすとか、あるいは1時間に1便じゃなくて3時間に3便とか、4便とかいうふうなことをすれば使いたいときより使いやすい制度になるというのがご指摘のとおりだと思います。そういった意味では、せっかくの制度でございますし、皆様にも使っていただけての公共交通ですから、我々も事業者に対しまして何とか地域の実情に応じた使い方ができないか、相談をして何とか実現に向けて努力したいと思います。
以上でございます。
54 ◯佐藤正洋委員 全くそのとおりでですね、ぜひ、もう定着してしまっているんですよ。定着するからもうデマンドタクシーの電話はしない、してもだめと言われるけんて、もうみんなが、1便目はあん人たちが乗ると大体決まっているわけですね。だから今おっしゃられるとおりですから、ぜひしていただきたいと思いますし、こうしてこの数字を見れば、金額的にもバスのほうが持ち出しが1,000万円あるわけですから、これが2便減れば単純に言えば4便あるとが2便減れば500万減るという勘定になるわけですね。上のほうは今のところ80万ぐらいしか出していないわけですから、トータルで合わせれば持ち出しもそう変わらずいけるんじゃないかなという。私の計算が甘かとかもしれませんけど、ぜひ、実情がそういうことですので、よろしくお願いします。
55 ◯林 広文委員 私もこの琴海の尾戸のことは少しお聞きしたんですけれども、一応確認ですけれども、そもそも今平成29年度の便数が何便で、平成30年度は何便にするのか、その減らす理由も含めてちょっとお示しください。
56 ◯谷口都市計画課長 コミュニティバスは琴海尾戸線でございますが、小口港と自證寺前を結ぶ路線、実際は路線自体は時津のほうまで行っておりますけれども、4往復運行しております。今回、学校統廃合によりまして尾戸小学校が長浦小学校のほうに統合されるということで、ダイヤのほうを生徒の通学に考慮した形に見直せないかということを検討した中で、低学年の方の帰りの時間が中高学年に比べたら早いということもありまして、低学年の帰りに対応した便を1往復まずふやします。ですから今の4往復をまず5往復にします。そういった中で、現在の利用状況が少ない2便を減らすということで、1便ふやして2便減らすということでトータル3往復になるということでございますけれども、うち1往復につきましては特に小学生が午前中で学校が終わる日もございます。そういった始業式であるとか、終業式であるとか、年間数十日間あるということで、そういった午前中で終わる場合には臨時便で対応するということで、3往復プラス臨時便の1往復ということで平成30年度は考えているところでございます。
以上でございます。
57 ◯林 広文委員 学校統廃合の話が出たんですけれども、もともと尾戸のこの小学校の統廃合というのは教育委員会で進められておりまして、形上とか長浦に、どちらに統合するのかという話があったと思います。そして、住民の皆さん、さまざまな協議があった中で統合するという教育委員会の話を受け入れられてその結果、この小学生の通学というのが、今の便では不都合があるということがわかったんです。ただ、そのしわ寄せが、尾戸の住民の皆さんは統合という部分を選んで、その分については皆さん話し合って協力をされたということで、その分で今度は住民の足のバスの便を減便するというのは、それはちょっとどうなのかなと思うんですけれども、教育委員会とはそういった話は協議はされたんでしょうか。
58 ◯谷口都市計画課長 琴海尾戸線でございますけれども、教育委員会とは当然学校統廃合に伴います児童の足を確保するために、この琴海尾戸線をどのようにしていくのか。そのためにはどういったダイヤを組んだほうがいいのか、そういった視点で協議をさせていただきました。そういった中で、別の問題として現在4往復運行しておりますけれども、午前中の便と申しますか、実際の利用状況としまして、それと教育委員会との話の中で、一部、名串公民館というところがあるんですけれども、そちらのほうまで路線を延長しようということで、平成30年4月から対応しようというふうに考えております。そういった中で、全部の利用状況を見ましても、やはり1台当たり1.2人とか1.3人とか、そういった利用状況も実際ございまして、そういった中で効率的な運行という視点の中でそういった利用が少ない便は今回減便させていただきまして、先ほど、佐藤委員のほうからありましたデマンド交通をもっと周知してその活用を図っていくということで対応できるんじゃなかろうかという考え方のもとに、2往復を減便するということに至ったところでございます。
以上です。
59 ◯林 広文委員 地域の住民、この尾戸とか今回の学校の統廃合にかかわった住民の方の中には、統廃合でいろんな協力をしたのに、結局、統廃合に絡んでバスが減便になったというのは、非常に憤っている方がいらっしゃいます。やはりこのコミュニティバスの特性というのは決まった時間にバスが来て、それに乗れるという安心感なんですね。先ほど、デマンド交通の話もありましたけれども、なかなか使いづらいという問題もありまして、この尾戸また形上の皆さんの部分についてはしっかり寄り添った対応をぜひしていただきたいと思います。地域住民の中のご意見としては、こうやった形で学校統廃合に協力したのに地域の住民の足が奪われてしまったということで、納得されてない方がいらっしゃいますので、今後も教育委員会と合わせて丁寧な説明をしていただきたいと思いますけれども、部長どうでしょうか。
60 ◯片江まちづくり部長 コミュニティバスの運行に関しましては、確かに今、林委員からおっしゃられましたように地域の声があるということも私どもも存じ上げております。ただ、先ほど言いましたように、今回減便ということにしましたバスにつきましては、1便当たりの運行人数が1名、2名に足りないというふうな状況にありまして、やはりこれは、一定の財源の中で運行を維持していくというためにも必要な見直しは行っていかないといけないと考えております。ただ、やはり私どももその辺は需要を喚起する努力も果たして足りていたのかというところもございます。ですから、使っていただくための努力も今後私どもで続けながら、しかし地域の方々の声も聞いて、本当に必要なダイヤ、必要なところに必要なものを置くには、やはり現状のままでいいのか、それともやはり今後も見直しを続けていかないといけないのか、その辺につきましてはきちっと対応させていただきまして、今後のこういうコミュニティバスの運行維持ができていくように努力はしたいというふうに考えております。少なくとも、この琴海尾戸のコミュニティバスにつきましては、今後も継続して地域の声を聞きながらより適正な形での運行が維持できるように努力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
61 ◯林 広文委員 もちろん、ほかの地区も含めて補助率がかなり高い、80%を超える補助率のところもありますから、このコミュニティバスの全体的に利用の頻度とかそういうことを見直すというのは当然あっていいことです。私はそんなことを言っているわけじゃないんですよ。学校統廃合という地域にとって苦渋の決断をしたタイミングで住民の方は協力をしたのにこういった形という感情を持っておられるんですよね。そこは、重々皆さん理解をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
あと、別の質問ですけれども、まちぶらの関係ですけれども、35ページに地域のまちづくりということで、まちなか賑わいづくり活動支援、この事業がございます。このまちぶらの中で、まちなか再生の中で一貫として、こういうにぎわいづくり、まちの中でにぎわいをつくっていくのは非常に大事なことだと思っております。いろんなイベントが行われて、地域発のにぎわいとして定着をしていくということが、私は非常に大事だなと思うんですけれども、このまちなかにぎわいづくり活動というのは、今はこのまちなか再生事業という形でやっているんですが、今後の事業継続性、ずっと続いていくものなのかどうかその辺ちょっと確認です。
62 ◯飯田まちなか事業推進室長 まちなか賑わいづくり活動支援事業につきましては、ご指摘のとおり地域のまちづくりに対しての意識の高まりであったりとか地域を盛り上げていくという意味であったりとか、あとはこれから発展して例えばまち全体を活性化していくような再開発事業のようなものに発展したりとか、いろんな形で現在成果が出ていると思っております。私どもとしましては、こういった10年間でまちなかのにぎわいを高めていくということでの目標でございますので、地域の方々と今後もこういったいろんな支援も、いい形を研究しながら、にぎわいづくりに取り組んでいきたいというふうに思っております。
以上でございます。
63 ◯林 広文委員 はい、わかりました。今、国庫も入っているということで、こういった事業がハードのほうに入っている部分あるでしょうけれども、できていると思うんですけれども、今後、やはりこれを長く続けていくということは大事だと思いますので、例えば、今コミュニティ連絡協議会でのまちづくりの事業計画とかこういったものが今後市内の中でも進んでいくと思うんですけれども、まだこの地区ではないかもしれませんけれども、そういった部分も含めて続けていけるようにぜひ、各庁内横断的に連携をとってしていただきたいと思いますので、そこは要望しておきます。
64 ◯岩永敏博委員 私も2点あります。まず、37ページの路線バス運行対策費。これについては、滑石の式見線、香焼恵里線、2路線の補助金を出しているということですけれども、これはどちらも、もう20年超えているんですね。それぞれ出どころの理由は違うと思うんですね、これを見る限り。滑石式見については、いわゆる迷惑施設に対する地元還元の要望からこの路線が浮上している、あるいは香焼については旧町合併のときの協定の中にこれも入っていたのかどうかわかりませんけど、その流れかなと理解するんですが。
20年超えた中で、いつまでこの補助金をずっと出していくのか、ということをまずちょっと教えてください。それぞれ協定があったと思うんですけれども、それについてお伺いします。
65 ◯谷口都市計画課長 路線バス運行対策費でございますけれども、2路線に対する補助を行っております。まず、1つ目の滑石式見線でございますけれども、こちらのほうは式見ダム建設であったりとか、いこいの里建設等における用地協力などの際の地元要望を受けまして、平成6年8月から運行を開始し、今に至っているところでございます。一方、香焼恵里線でございますけれども、こちらのほうも旧町時代でございますけれども、地元要望におきまして、なかなか長崎バスによる運行は難しいといった中で、路線延長していただいて、それに対する補助を旧香焼町がやっておりまして、それを合併のときに引き継いで今に至っているといったところでございます。
いずれにしましても、両地区ともなかなかバス事業者による運行は難しいといいますか、採算は難しいというところの中で、そういったバス空白地域、不便地域の方の利便性の確保ということの中で、補助をして運行しているといったところでございまして、確かに補助率も高いんですけれども、その運行内容自体は一定見直し、より効率的な運行内容にするとか、そういったことの工夫をしながら、基本的には維持をしていきたいと考えでおります。
以上でございます。
66 ◯岩永敏博委員 住民の足を奪うというのは、これは避けなければいけないという第一義はあります。しかしながら今効率よくやっているということですけれども、果たしてこの、私は南部なのでこの香焼のバスも見ますけれども、奥まで何人のお客さんが乗っているんだろうなという気がします。一方、コミュニティバスの運行費では、収入そしてその補助率が出ていますけれども、こちらの路線バスのほうも同じ赤字補填だと思うんですね。これについての収支、そして人数、利用状況等々もよかったら資料で出していただけませんかね。ちょっと委員長のほうでその計らいをお願いします。それが1点。このコミュニティバスは、これも周辺地区含めて住民、バスの形態を変えて運行されている。片やこの20数年も同じ状況で運行している。私はもうこの見直しも含めて一緒にコミュニティバスとして運行したほうがどうかなと思うんですよね。そこの検討とかされているんですか。
67 ◯谷口都市計画課長 事業内容としましては、路線バス運行対策費、こちらが滑石式見線と香焼恵里線、一方、コミュニティバス運行費として伊王島、高島線ほか旧町から引き継いだ、主に旧町時代の地区のバス対策なんですけれども、やり方といいますか基本的には当然長崎市が事業者としてバスを運行することはできませんので、交通事業者に運行していただいて、その運賃収入との差額を補助金として支出をするというやり方につきましては、路線バス運行対策費もコミュニティバス運行費も一緒でございます。そういった中で、ちょっと予算上は事業名が分かれているところでございますけれども、やり方は基本的に同じでございますので、今後どのような形で整理した方がいいのか考えさせていただきたいと思っております。
資料の53ページをちょっと見ていただきたいと思います。こちらは、コミュニティバス運行費でございますけれども、運行しております路線ごとに、ちょっと文字が小さいかもしれませんけれども、路線の概要であったりとか、中ほどには1日当たりでございますけれども、利用状況、その右側のほうには平成29年度と平成30年度の予算、運行経費と収入、その差額の補助金という形で整理をしております。こちらのほうでよろしいでしょうか。式見のほうは、すみません、資料は38ページをごらんください。同じような形式で整理をしております。
68 ◯岩永敏博委員 資料はありましたので、資料請求は訂正し、取り下げます。
これでいくと当然、式見と香焼は中型バス、大型バスを使っているんですよね。これにかかるやはり運行経費もやはりコミュニティバスよりも大きいのかなと思うんですよ。それも踏まえてやはりバス事業者とは今後協議もやはりしていく必要もあるし、一定のその住民からの要望とはいえども、20年を経過した中での考え方というのは、私は整理をしていいと思いますけれども。
あわせて、部長からも見解を求めたいんですけど、あわせて、コミュニティバスにおいては伊王島ももう長年バスを運行しているんですね。伊王島の橋ができて何年になりますか。私が言いたいのは、香焼の、香焼恵里まで長崎バスで運行している。そして、香焼は香焼で島のままの状態のままコミュニティバスを運行している。ここも事業者と話をして、香焼恵里までじゃなくて、伊王島までのバスを出すとか、コミュニティバスをこの大型バスと統合させるとか、いろいろ知恵を出していいと思うんですが、そのあたりが行政のほうから出ていないのか、あるいはバス事業者のほうからのそういう提案もないのか含めて、教えてください。
69 ◯片江まちづくり部長 まず、そこに住んでらっしゃる人がいる限り、やはり生活の足っていうのは維持しなきゃいけない。これは我々大前提に置いております。そのやり方でございますけれども、やはり高齢化なり運転ができなくなる方がふえていく中では、やはりその維持をどうしていくか。やはりネットワークということではそれが大事だと考えております。ただ、その今、岩永委員ご指摘のとおりやり方は考えていかないといけない。過去こういったやり方をやっているから今後もやるんだということではなくて、やはり維持していくためには変えていかないといけない。今おっしゃられました、伊王島と香焼を直通する路線バスを運行させたらどうかという話もございますし、通常のバスの形をもっとコンパクトでリーズナブルなやり方で需要に応じた形で変えていくことも、当然あってしかるべきだと思っております。それにつきましては、我々決してこの形が最終形で今後も続けていくということで固定観念持っているわけではなくて、やはり必要な形で、より維持しやすい、存続しやすいような形で変えていくといいますか、いい変化をしていくというところは常に念頭に置きながら取り組んでまいりたいと思います。今、いろいろご意見いただきました件につきましては、地域のほうからもそういったことできないかというふうなご意見もいただいたことはございます。それにつきましては、交通事業者のほうとも何かやりようがないかを我々としても今後も検討してまいりたいと思いますし、できるだけ早くその結論を導き出したいと思っております。
以上でございます。
70 ◯岩永敏博委員 先ほど、林委員からも琴海尾戸の件がありましたけれども、この香焼伊王島地区も学校統廃合がもう間もなく動き出すんですよね。であるならば、やはり教育委員会は教育委員会、まちづくりはまちづくりという形じゃなくて、当然そこは住民の足、子どもたちの足の確保ということを考えると、やはり同時進行でやらなければいけない。今の部長の見解を了とします。今後いろいろ動きがあれば、やはり逐次議会のほうにもしっかり報告をしていただきたいというふうに思います。
もう1点は、まちなか再生推進費について、この町家修景について、あるいはこの町並みの整備をする中において、補正予算の中でもちょっと状況の質問はしましたけれども、この町家の修景について今年度4件ですか、ということでしたけれども、今後需要も含めて計画的にどのようなお考えがあるのかお聞かせください。
71 ◯飯田まちなか事業推進室長 まちなみ整備助成金でございます。この助成金につきましては、当初はどちらかというと毎年需要に波があるといいますか、そういった形で予算額がちょっと不用額になってみたりとか、逆に満額使いたいとかいう動きで推移をしてきておりまして、近年は、この2年ほどは大体うまく予算枠内で、不用額が出ない形で執行ができている状態です。実情としましては、相談件数というのは一定ございますけれども、やはり非常に費用がかかってまいりますので、実行にいくまでの間にやはり取りやめられたりとか、いろいろこう差があります。現状としては大体1,000万円程度が適切な年間の執行ができる金額であろうと思っておりまして、今後こういった動きをさらに見ながら、皆さんの需要等を着実に把握しながら今後の運営については考えてまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。
72 ◯岩永敏博委員 これ一定の効果が出ると思いますので、その住民の声を聞きながら、ますます推進をしていただきたいというふうに思います。やはりまちのそれぞれの特色やカラーが中通り、新大工そして浜町、銅座、新地とありますので、そこの地域に合った形で動かれていると思いますけれども、そこはしっかり動いていただきたい。私はもう1点今後の方向性として確認をしたいのは、中通りがこういう形で町家修景を行っている、片や銅座川のプロムナードの整備が進む中において、今後川が開渠されるんですね。開渠されるに当たって、反対側の、立ち退きじゃない反対側の川沿いのビルだったり、飲食店があるんですけど、ここはある意味ビルの通りの裏面になるんです。ということは、ビルの裏側ですから非常にエアコンが設置されていたり、景観上も非常に汚いというイメージを持っております。これについて今後、町家修景と同様な景観保全のためのお考えがあるのかないのか、含めてお伺いします。
73 ◯飯田まちなか事業推進室長 銅座川のプロムナードの改修に伴う修景というお話でございます。今こういったまちなみ整備助成につきましては、景観地区を設定いたしまして、その中でこういった町並み形成を進めていこうということを地域の方とルールづくりをして、その上でこういった試案をさしていただいているというような状況にございます。今後、地域の方々とまたそういった町並みというか景観を一緒につくっていこうというご相談をしながら、その後どういったことができるのかについて考えてまいりたいと思っております。
以上でございます。
74 ◯岩永敏博委員 プロムナードについては前も一般質問をさせていただきましたけど、おっしゃるように住民、地域、商店街含めた意向、やはり市民の力でまちをつくっていく仕組みを含めてですけれども、やはりそういうことが一番大事ですので、意向を聞きながら補助、支援はしていくというところも、景観上はまた行政の力も必要かと思いますので、この検討もぜひよろしく今後お願いいたします。
以上です。
75 ◯木森俊也委員 先ほど、五輪委員のほうから、電車の話が出ましたんで、ちょっとこれ確認というか、ちょっとお伺いしたいんですけれども超低床式路面電車もやはりそれは大事だと思っているんですけれど、私もしあればちょっと教えていただきたい。今、みなと号という電車が走っていますよね。あれを私は非常に気に入っていまして、観光客にもある程度長崎のPRとしていいんじゃないかなと思うんですけど、今後こういう電車を電気軌道のほうからそういうのをもう1両つくりたいから、市のほうでも協力していただきたいという話があるかないか、ちょっとお伺いします。
76 ◯谷口都市計画課長 みなと号は今1台運行しておりまして、結構観光客の方とかあるいは貸し切りで使っているとか、そういった需要もあるというふうにお聞きしております。2両目以降をどうするのかという話を長崎電気軌道としたこともあるんですけれども、電鉄としては今の1両のプレミア感を大事にしたいということで、今、2両目以降をつくる予定は今のところないということで聞いております。
以上でございます。
77 ◯木森俊也委員 わかりました。今後、そういう話があれば、ぜひ協力していただきたいと思います。それと、公共交通空白の乗り合いタクシー、ちょっとお伺いしますけれども、補助率を見れば、バスに比べれば大分低い率にはなっていますけど、今のところ全路線がまだ赤字という形になっていると思うんですが、私もちょっと2年前だったか、質問をさせていただきまして、その利用増に向けて部長から沿線自治会に対して利用を呼びかけたいという話があっているんですけれども、私今自治会をやっているんですが、そういう記憶が今のところないんですけれども、そういった増に向けた取り組みっていうのはやっているんですかね。
78 ◯谷口都市計画課長 利用増に向けた取り組みということで、運行関係では例えばバス停や乗降場をつくったりとか、ルートを変えたりとか、そういったことは地域の方からのご要望等聞きながらできる範囲でやっているんですけれども、周知という面でいきますと、正直申しまして今やっているのは、毎年3月末ぐらいに、運行ルート図とダイヤを載せたチラシといいますか、その辺の回覧のお願いを毎年させていただいているといったところが実情でございます。
以上でございます。
79 ◯木森俊也委員 今月末、来ますかね。わかりました。うちの自治会の方々も、乗り合いタクシーが運行して非常に助かっているという話を私も耳にしますんで、我々も努力しますし、今後とも維持に向けて市のほうも努力をいただきたいと思います。
80
◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前11時54分=
=再開 午後0時58分=
81
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
82 ◯片江まちづくり部長 それでは引き続き、第5項都市計画費第2目都市開発費のまちづくり部所管分についてご説明いたします。予算説明書は同じく260ページ、261ページをお願いいたします。
261ページの説明欄の2.歴史的地区環境整備費、その少し下に5.【補助】斜面市街地再生事業費及び7.【補助】歴史的地区環境整備事業費を除いた全てがまちづくり部所管分となります。まちづくり部予算一覧をあわせてごらんいただきたいと思いますが、その16行目にも記載のとおり、予算額23億7,958万6,000円、前年度当初予算額に対しまして、7億6,830万7,000円の増となっております。これは、新大工町地区の市街地再開発事業が本格化することに伴う事業費の増などによるものでございます。主な事業の内容につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
83 ◯芝長崎駅周辺整備室長 それでは、資料の73ページをお開きください。第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管分について、ご説明いたします。まず、長崎駅周辺エリアデザイン検討費としまして、当初予算額4,077万6,000円を計上させていただいております。1.概要でございますが、長崎駅周辺エリアを対象として、新しい長崎の玄関口にふさわしい魅力ある町並み景観と、機能的な都市空間の創出を図ることを目的に、専門家などで構成する長崎駅周辺エリアデザイン調整会議、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議において、長崎駅周辺エリア内の施設相互間のデザイン調整や長崎駅舎・駅前広場等のデザイン検討を行うものでございます。次に、2.事業内容について、ご説明いたします。まず、(1)長崎駅周辺整備に係る業務委託費につきまして、アとして、駅舎や駅前広場などの整備内容を市民などにわかりやすく説明することや、設計時における各施設間のデザイン調整や景観検討及び関係機関との協議における合意形成を図るため、長崎駅周辺において、VR、一般的にバーチャルリアリティと呼ばれる3次元のグラフィックデータを作成する業務。イとして、駅舎と駅前広場とをつなぐ歩行者動線上に屋根を設置するための設計業務を行うものでございます。次に、(2)長崎駅舎デザイン検討費負担金につきましては、デザイン基本計画で示された駅舎のデザインを、JR九州や鉄道・運輸機構が行う設計に反映させるため、設計意図を伝達するとともに構造面・意匠面の検討を行うための業務に要する費用の2分の1を長崎県に対して負担するものでございます。次に、(3)シンポジウム・ワークショップの開催でございますが、これは、事業の周知や駅舎・駅前広場等の設計に当たり、市民の意見を計画づくりに反映させるためのシンポジウムやワークショップを開催する経費でございます。次に、(4)事務費でございますが、これは、長崎駅周辺エリアデザイン調整会議などの開催に伴う会場借上料などの事務的な経費でございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
75ページをごらんください。参考資料としまして、長崎駅周辺エリアデザインの検討体制図を記載しております。現在このような体制のもと、長崎駅周辺エリア内における施設相互間のデザイン調整や長崎駅舎・駅前広場等のデザイン検討を進めているところでございます。
76ページをごらんください。長崎駅周辺エリアデザインに係るスケジュールとして、上段より長崎駅周辺エリアデザイン調整会議、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議のスケジュールを、その下に市民の意見を計画などに反映させるためのシンポジウムやワークショップのスケジュールを記載しております。
資料が飛びますが、82ページをお開きください。引き続き、2目都市開発費のうち、土地区画整理事業費 長崎駅周辺地区につきましてご説明いたします。【補助】と【単独】がございますが、関連しておりますので、一括してご説明いたします。【補助】が4億1,300万円、【単独】が4億3,670万円、合計で8億4,970万円を当初予算額として計上させていただいております。まず、1.概要でございますが、長崎駅周辺地区において、土地区画整理事業を施行することにより、鉄道施設の受け皿を整備するとともに、道路などの基盤整備と土地利用の転換を図り、長崎の玄関口にふさわしい都市拠点の形成を図ろうとするものでございます。次に、2.事業内容でございますが、まず、(1)【補助】」につきましては、主な事業として、新駅舎西側の長崎駅西通り線及び長崎駅中央通り線の道路改良工事や、東側の建物移転補償などを予定しております。次に、(2)【単独】につきましては、主な事業として、長崎駅前広場等の設計や電線共同溝設置工事、上下水道工事などを予定しております。このうち、長崎駅前広場等設計につきましては、平成28年度から平成30年度にかけて債務負担行為にて実施しておりますが、そのうち平成30年度分について計上させていただいております。
83ページをごらんください。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
84ページをお開きください。実施予定箇所の平面図でございます。図面左側が北の方向を示しており、上側が国道202号、下側が浦上川、図面中央付近が新しい長崎駅でございます。平成30年度の予定箇所でございますが、補助事業を赤色で、単独事業を緑色でお示ししております。新駅舎西側におきましては、道路改良工事や電線共同溝工事などを予定しており、新駅舎東側におきましては、一部建物補償などに着手することとしております。また、駅前広場等の設計につきましても、引き続き実施してまいります。
85ページをごらんください。参考資料としまして、長崎駅周辺土地区画整理事業の概要を載せておりますので、後ほどご参照ください。
86ページをごらんください。長崎駅周辺再整備事業のスケジュールでございます。上段は国が実施しております九州新幹線西九州ルートで、平成34年度の開業に向けて事業が進められております。中段は、県が実施しております連続立体交差事業で、平成31年度末に在来線の高架化及び新駅舎への切りかえが完了する予定となっております。下段の土地区画整理事業につきましては、新幹線や連続立体交差事業と調整を図りながら事業を進めておりますが、新しい在来線駅舎が完成する平成31年度末までに、駅西側地区を概成させること、また、その後速やかに、東側の鉄道施設の撤去に着手し、平成34年度の新幹線開業に合わせて駅東側の交通広場などを供用できるよう、事業を推進しているところでございます。
私からの説明は以上でございます。
84 ◯中井まちづくり推進室長 大変恐れ入りますけれども、資料の77ページのほうにお戻りいただいてよろしいでしょうか。2目都市開発費のうち、まちづくり推進室所管分についてご説明させていただきます。【補助】市街地再開発事業費新大工町地区、予算額8億5,960万円について、ご説明いたします。1の事業概要でございますが、本事業は新大工町地区において、玉屋百貨店と国道34号を挟んで反対側の菱興パーキングなどの地権者により進められている市街地再開発事業でございます。新大工町地区の商業の活性化及び中心市街地全体のにぎわいの再生を図るため、国、県、市一体となって支援を行っております。事業の内容でございますが、総事業費約163.7億円、事業期間は平成25年度から平成33年度です。玉屋側の北街区のビルは商業が3層、その上に住宅が23層の地上26階建てで、地下が駐車場です。菱興パーキング側の南街区のビルは駐車場が10層、その上に業務が2層の地上12階建てで、1階の一部も業務となります。
次に78ページをお開きください。これまでの経緯でございますが、平成26年に準備組合が設立した後、都市計画決定などの手続を経て、ことし1月には設計、施工などの事業の相当部分を代行させる特定業務代行者が決定し、2月には本組合が設立されており、これにより事業が本格的に動き出すこととなります。2の平成30年度の事業内容でございますが、事業を進めるに伴い必要となる設計や監理などのための調査設計計画費、既存建物の解体や移転補償のための土地整備費、そして、再開発ビルの建築のための建築工事費などです。3の今後のスケジュールでございますが、表の下段のほうの本体工事は、平成30年度の末ごろに着手した後、南街区は平成31年度末ごろに、北街区のほうは平成33年度夏ごろに完成の予定でございます。3の財源内訳は、表に記載のとおりでございます。
79ページをごらんください。上段には、再開発ビルの主な用途の配置イメージ図を、下段には全体のイメージパースを記載しておりますので、ご参照ください。
続きまして、80ページをお開きください。【補助】市街地再開発事業費新大工歩道橋、予算額3,800万円でございます。1の事業概要でございますが、市街地再開発事業に伴い増加する歩行者の安全性の確保及び再開発ビルのエレベーターと連携したバリアフリー化を図るとともに、国道を挟んで2つに分かれている再開発ビルの一体化、さらには、まちなかの中島川・寺町エリア、浜町エリアといったまちなかの中心と新大工エリアのまちをつなぐ、にぎわいをつなぐ上でも必要であることから、歩道橋の再整備を行うものでございます。なお、屋根などの通常の歩道橋に付加する部分につきましては、再開発組合が負担することとしており、市と再開発組合が一体となって整備するものでございます。2の事業内容でございますが、完成は平成31年度を予定しております。3のスケジュールは記載のとおりでございます。4の平成30年度の事業内容ですが、測量調査設計費を計上させていただいております。5の財源内訳は、表に記載のとおりでございます。81ページをごらんください。上段には位置図を、下段にはイメージ図を記載しておりますので、ご参照ください。
私からの説明は以上でございます。
85 ◯林田東長崎土地区画整理事務所次長 資料の87ページをごらんください。【単独】土地区画整理事業費東長崎平間・東地区、予算額2億7,420万円でございます。1概要ですが、東長崎平間・東地区の土地区画整理事業の進捗を図るものでございます。次に、2事業内容の(1)全体事業内容ですが、施行地区面積は30ヘクタール、施行期間は平成14年度から平成33年度までで、総事業費は105億円、進捗率は平成29年度末見込みで98%でございます。(2)平成30年度事業内容は、記載のとおり、主にアの画地の出来形確認測量並びに地権者の換地及び清算金を確定するための換地設計等、イの道路改良工事等の工事請負費、エの建物等移転の5件の補償費などでございます。次に、3.財源内訳は記載のとおりでございますが、その他は保留地の売払収入等の財源でございます。
88ページをごらんください。東長崎平間・東地区の位置図でございますが、グレーの部分は施工済みの箇所、青色の部分が平成29年度の施工箇所、赤色の部分が平成30年度の施工予定の箇所でございます。また、黒丸の番号が建物等移転の予定箇所、赤丸の番号が工事の予定箇所でございまして、平成32年度の換地処分に向けて、残りの補償及び工事をしっかりと進めてまいりたいと考えております。
資料の89ページをごらんください。【補助】都市基盤施設整備事業費東長崎地区、予算額2億6,020万円及び【単独】都市基盤施設整備事業費東長崎地区、予算額4,320万円で、合計3億340万円でございます。1.概要ですが、東長崎土地区画整理事業の廃止予定区域におきまして、都市計画道路や公園の整備を進めているものでございます。次に、2.事業内容ですが、(1)平成30年度事業費は、記載のとおりでございます。(2)平成30年度事業内容のアの都市計画道路につきましては、東長崎縦貫線の用地購入や移転補償費等とつつじが丘西線の測量設計等でございます。それぞれ、平成24年度からと平成29年度からの継続事業でございます。イの公園につきましては、(仮称)中里中央公園の整備工事で、平成27年度からの継続の事業でございます。
90ページをごらんください。3.財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。
91ページをごらんください。東長崎縦貫線及びつつじが丘西線の位置図でございます。東長崎縦貫線につきましては、左上方の赤色の実線部分について、建物調査、用地購入、移転補償及び調査・設計を行う予定でございます。つつじが丘西線につきましては、右中ほどの赤色の実線部分について、測量・設計等を行う予定でございます。
92ページをごらんください。この図面は、東長崎縦貫線の建物調査、補償関係の予定箇所を示しております。
93ページをごらんください。(仮称)中里中央公園の位置図でございます。赤色の網かけ部分が公園区域でございます。
94ページをごらんください。94ページは、その整備計画図で、黄色部分の取りつけ道路の整備工事は、現在施行中で3月に完成予定でございます。公園区域の造成工事は、次年度への繰越予算で対応し8月に完成予定であり、今回の平成30年度予算で公園施設の整備を行い、平成30年度末に完成予定でございます。
私からの説明は以上でございます。
86
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第2目都市開発費の
総合事務所所管分についてご説明いたします。また、A3の追加資料もあわせてごらんください。予算説明書の260ページをごらんください。第2目都市開発費、予算額26億2,430万4,000円のうち、
総合事務所所管分につきましては、A3追加資料の行番号21の総合事務所計に記載の、2億4,471万8,000円でございます。これは全て中央総合事務所でございます。
内容といたしましては、予算説明書261ページの説明欄2歴史的地区環境整備費の全部、4の事務費の一部、5.【補助】斜面市街地再生事業費及び7.【補助】歴史的地区環境整備事業費の全部でございます。このうち、2.歴史的地区環境整備費につきましては、唐人屋敷地区の施設の維持管理費や都市計画道路新地町稲田町線及び唐人屋敷中通りの沿道の建物に対する修景費用の助成金でございます。主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。
私からの説明は以上でございます。
87 ◯田畑地域整備2課長 主な事業の内容につきまして、ご説明いたします。
総合事務所提出の委員会資料でございます。119ページをお願いいたします。【補助】斜面市街地再生事業費、予算額は1億5,500万円でございます。1の全体の事業概要ですが、建物の老朽度や密集度が高い斜面市街地において、8地区を重点区域として定め、防災性の向上や居住環境の改善を図ることを目的に、現在、生活道路の整備を中心として取り組んでいるところでございます。2の事業内容でございますが、資料119ページから120ページに記載しております(1)稲佐・朝日地区、(2)南大浦地区、(3)水の浦地区、(4)立山地区での事業を予定しております。全体計画は、記載のとおりでございまして、平成30年度の事業といたしまして、(1)稲佐・朝日地区におきましては、用地取得190平方メートル、建物補償1棟などを予定しており、事業費は3,110万円でございます。(2)南大浦地区におきましては、用地1件、建物補償1件、借家人補償1件の土地取得特別会計からの買い戻し、道路改良工事を延長25メートル、また、以前行いました共同建替促進事業につきまして建物補償4件の土地取得特別会計からの買い戻しなどを予定しており、事業費は4,670万円でございます。(3)水の浦地区におきましては、道路改良工事延長60メートルなどを予定しており、事業費は2,070万円でございます。(4)立山地区におきましては、道路改良工事40メートル、用地取得600平方メートル、支障物件移設補償などを予定しており、事業費は5,650万円でございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。121ページには全体の位置図を、122ページから125ページには、各地区の事業予定箇所の図面を添付いたしております。
続きまして、資料126ページをごらんいただきたいと思います。【補助】歴史的地区環境整備事業費唐人屋敷顕在化、予算額8,560万円でございます。1の事業概要ですが、唐人屋敷跡は、日本と中国の交流の歴史的意義はもとより、長崎市の観光の面からも重要な位置を占める場所でありますので、唐人屋敷顕在化事業として観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が息づいたまちづくりを行うものでございます。2の事業内容でございますが、全体計画は、記載のとおりでございまして、平成30年度の事業といたしましては、土神堂前に広場を計画しております用地取得488平方メートル、建物等の補償7件、建物調査などを行う予定でございます。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。
127ページをごらんいただきたいと思います。事業の位置図でございます。図面中ほど、赤枠の部分が広場の整備予定箇所となります。
説明は以上でございます。
88
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後1時21分=
=再開 午後1時23分=
89
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費及び第7目
県施行事業費負担金のうちまちづくり部所管部分の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
90 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費及び第7目
県施行事業費負担金のうちのまちづくり部所管分について、ご説明いたします。
予算説明書262ページ、263ページをお開きください。まず、第3目街路事業費でございますが、まちづくり部所管分は、263ページの説明欄の1.【補助】都市計画街路整備事業費(
社会資本整備総合交付金)の5.長崎駅中央通り線及びその下の2.【単独】都市計画街路整備事業費の1.長崎駅中央通り線で、その額はまちづくり部予算一覧をごらんいただきたいと思いますが、その17行目に記載のとおり、予算額2億900万円で、前年度当初予算額に対しまして、1億300万円の減となっております。
次に、第7目
県施行事業費負担金でございます。
予算説明書は266ページ及び267ページをお開きください。まちづくり部所管分は、267ページの説明欄の中ほど、1.都市計画費負担金の1.
社会資本整備総合交付金事業費の一部及び3.旧地方特定道路整備事業費の一部及び4.JR長崎本線連続立体交差事業費で、その額はまちづくり部予算一覧をごらんいただきたいんですけれども、その19行目に記載のとおり、予算額15億3,150万円で、前年度当初予算額に対しまして、3億5,180万円の増となっております。これにつきましては、連続立体交差事業の高架本体工事に加え、駅舎建築工事が始まることなどに伴う県施行事業費の増によるものでございます。主な事業の詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明さしあげますので、よろしくお願いいたします。
私から以上でございます。
91 ◯芝長崎駅周辺整備室長 資料の95ページをお開きください。第3目街路事業費のうち、長崎駅周辺整備室所管分の長崎駅中央通り線につきまして、ご説明いたします。【補助】と【単独】がございますが、関連しておりますので、一括してご説明いたします。【補助】が2億700万円、【単独】が200万円、合計で2億900万円を計上させていただいております。まず、1.概要でございますが、一般国道202号と都市計画道路浦上川線を連絡する東西軸の骨格となる道路として、長崎駅周辺地区の幹線道路網の形成を図ろうとするものでございます。なお、当該路線は、延長300メートルとなりますが、土地区画整理事業施行地区内の240メートルは土地区画整理事業で整備を行い、区域外となる60メートルを街路事業として整備するものでございます。次に、2.事業内容についてご説明いたします。(1)全体事業概要につきましては、記載のとおりでございます。次に、(2)平成30年度事業内容でございますが、1)の【補助】につきましては、用地買収や建物調査などを予定しております。
96ページをお開きください。2)の【単独】につきましては、建物調査の再積算や土地鑑定などを予定しております。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
97ページをお開きください。実施予定箇所の平面図でございます。図面左側が北方向を示しており、上側が国道202号となります。平成30年度の実施予定箇所を、赤で着色しておりますが、国道202号に面した土地の買収や建物調査、また、土地取得特別会計により先行取得した土地の買い戻しなどを予定しております。
続きまして、資料の98ページをお開きください。第7目
県施行事業費負担金につきましてご説明いたします。3つの事業がございますが、関連しておりますので、一括してご説明いたします。都市計画費負担金として、
社会資本整備総合交付金事業費14億2,600万円、旧地方特定道路整備事業費2,500万円、JR長崎本線連続立体交差事業費8,050万円、合わせて15億3,150万円を当初予算額として計上させていただいております。まず、1.概要でございますが、長崎県が施行しますJR長崎本線連続立体交差事業につきまして、地方財政法第27条の規定に基づき、事業費の一部を長崎市が負担するものでございます。次に、2事業内容でございますが、(1)
社会資本整備総合交付金事業費につきましては、高架本体工事と駅舎建築工事が予定されており、県施行負担金としましては、全体事業費から国庫補助金を除いた額の2分の1を長崎市が負担することとなります。次に、(2)旧地方特定道路整備事業費につきましては、宝町の稲佐立体交差部の平面化検討業務委託や工事期間内の騒音・振動調査が予定されており、県施行負担金としましては、全体事業費の2分の1を長崎市が負担することとなります。(3)JR長崎本線連続立体交差事業費につきましては、高架本体工事のうちエスカレーター設置などのグレードアップ分が予定されており、県施行負担金としましては、全体事業費の2分の1を長崎市が負担することになります。
99ページをお開きください。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。4.長崎市負担額(見込み)につきましては、表の右端に記載のとおり、全体事業費が458.6億円、うち長崎市の負担分が79億円と見込んでおります。
100ページをお開きください。平成30年度の実施予定箇所につきまして、右下の凡例のとおり、事業ごとに色分けをした平面図でございます。図面左側が松山町付近で、右側が長崎駅となります。工事延長2,480メートルの全区間において、高架本体工事に着手しており、平成30年度も引き続き工事を実施するとともに、新たに長崎駅部の駅舎建築工事にも着手することとしております。101ページには、連続立体交差事業の概要を添付しておりますので、後ほどご参照ください。
私からの説明は以上でございます。
92
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
93 ◯岩永敏博委員 都市計画街路長崎駅中央通り線、その中にも、今の説明があったように、98ページにJR長崎本線連続立体交差事業費で、ここにもグレードアップ分と出ているんですが、先ほどの午前中にあった新幹線整備推進事業費の中にも、駅舎のグレードアップと出たんですけど、そこのあたりのちょっと絡みがよくまだ理解できないんですよね。ちょっともう少し詳しく説明をお願いします。
94 ◯芝長崎駅周辺整備室長 グレードアップ分についての区分でございますけれども、新幹線の駅舎につきましては、鉄道・運輸機構が設計して実施する通常の基本的な形の駅舎であれば長崎市の負担は、負担区間分の通常の負担となりますが、今回デザイン検討会議等で示されたグレードの高い駅舎とするために県と市で2分の1ずつをグレードアップ分について負担しているものでございまして、ただいまご説明いたしました県施行負担金のグレードアップにつきましては、在来線、連続立体交差事業につきましては、在来線の駅舎におきましてグレードアップ、通常、補助で充当できない部分、エスカレーターが少しグレードアップというような位置づけになりますので、その分についてを補助以外に県、市で負担するということでございます。
以上でございます。
95
◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後1時33分=
=再開 午後1時34分=
96
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費及び第3目街路事業費のうち、土木部所管部分の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
97 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木部所管分についてご説明をいたします。予算説明書は、256ページから267ページでございます。
256ページをお願いいたします。第8款土木費第5項都市計画費の予算総額140億8,539万9,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部から提出をしております委員会資料1ページ予算一覧の23行目に記載をしております、16億7,624万9,000円でございます。
内容といたしましては、予算説明書256ページの一番下からの表をごらんください。まず、第1目都市計画総務費でございますが、予算額18億7,299万5,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部から提出をしております委員会資料、予算一覧の18行目に記載をしております4,396万4,000円でございます。内容といたしましては、予算説明書の259ページ説明欄の上から7つ目から記載しております4.都市交通対策費のうち1都市交通審議会費、2.幹線道路整備推進費、7.二輪車等駐車場維持管理費、それから少し下にいきまして、下から6行目の7.繰出金の1.駐車場事業特別会計繰出金、その1つ下8.事務費の1.都市計画総務費事務費のうち152万円でございます。
次に土木部提出の委員会資料、1ページ予算一覧をごらんいただきたいと思います。第8款第5項第1目都市計画総務費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号18行目の増減の欄、こちらに記載しております1,515万4,000円の減となっております。これは、前年度に実施の防空壕安全対策事業が完了したことなどによるものでございます。
次に、予算説明書の262ページ、263ページをお開きください。第3目街路事業費でございます。予算額10億8,440万円のうち、土木部所管分につきましては、土木部から提出をしております委員会資料1ページ、予算一覧の19行目に記載をしております8億7,540万円でございます。内容につきましては、予算説明書263ページの説明欄をごらんください。1【補助】都市計画街路整備事業費(
社会資本整備総合交付金)」の1新地町稲田町線から3つ下の4片淵線(新大工工区)までと、それから2つ下の2【単独】都市計画街路整備事業費のうち2地方道路等整備事業費と3街路改良事業費でございます。
次に土木部から提出しております委員会資料、1ページ予算一覧をごらんください。8款5項3目街路事業費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号19行目の増減の欄記載の9,660万円の減となっております。これは、銅座町松が枝町線(銅座工区)の事業費が減になったことなどによるものでございます。引き続き、事業の主な内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、それぞれ担当課長から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
98 ◯牧島土木企画課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち土木企画課所管分について、ご説明いたします。
50ページをお開きください。第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費幹線道路整備推進費について、ご説明いたします。予算額は646万円でございます。1.概要についてですが、幹線道路に関する情報収集や調査研究を進め、国や県が施行する幹線道路や市が施行する補助幹線道路の効率的かつ効果的な整備推進を図るものでございます。2.事業内容ですが、まず、(1)委託料については300万円で、市道の改良計画などによる計画の策定や警察との協議を行うにあたり、必要となる交通量調査等を行うものでございます。(2)負担金ですが124万5,000円で、市内の幹線道路の整備推進と市が行う事業の主な財源となる
社会資本整備総合交付金等の国庫補助金の予算の確保を図るため、国、県及び国会議員などに対して協議会を中心に要望活動を行っております。市及び市議会、地元自治会、経済・交通運輸団体等で構成されております。長崎市が参加しております7つの協議会は、記載しているとおりでございます。このうち、九州国道協会については、平成29年度より長崎市が会長市に就任しております。九州の市町村長を代表して、国や国会議員等に対し、九州内の幹線道路の整備推進の働きかけもあわせて行っております。(3)旅費等につきましては221万5,000円で、先ほど申し上げました市内の幹線道路の整備推進と市が行う事業の主な財源となる
社会資本整備総合交付金等の国庫補助金の予算を確保するために、国、県及び国会議員等に対して要望活動を行うための旅費でございます。平成30年度の活動予定は、記載のとおり12回を予定しております。3.財源内訳は、記載のとおりでございます。
私からの説明は以上でございます。
99
◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち土木建設課所管分について、ご説明いたします。
土木部提出の委員会資料56ページをお開きください。まず、第3目街路事業費【補助】都市計画街路整備事業費、
社会資本整備総合交付金でございます。新地町稲田町線ほか3路線で、予算額は6億8,600万円、全路線、継続事業でございます。1の概要でございますが、国庫補助事業である
社会資本整備総合交付金を活用し、良好な道路ネットワークの形成を図ることを目的に、都市計画道路の整備を行うものでございます。56ページから58ページに、平成30年度の事業内容、全体計画、事業期間及び財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。
なお、詳細につきましては、各路線の位置図で説明させていただきますので、59ページをごらんください。新地町稲田町線は、湊公園から稲田町を結ぶ道路として、事業を進めております。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で用地取得や道幅の狭い箇所の工事などを予定しており、予算額は1億500万円で、単独事業である地方道路等整備事業費2,120万円と合わせて、1億2,620万円の事業費でございます。
60ページをお開きください。道の尾駅前線は、国道206号とJR道ノ尾駅を結ぶ道路として、事業を進めております。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で、埋設管移設補償及びJR九州への工事委託を予定しており、予算額は8,800万円で、単独事業である地方道路等整備事業費1,800万円と合わせて、1億600万円の事業費でございます。
61ページをごらんください。銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。本路線は、銅座川プロムナードの主要事業であり、交通環境の改善、防災機能の向上を図り、水と緑に親しむ都市空間を創出し、にぎわいのあるまちづくりとして事業を進めるものでございます。平成30年度の事業としましては、赤色の箇所で、用地取得、建物補償、工事などを予定しており、予算額は3億9,000万円で、単独事業である地方道路等整備事業費3,045万円と合わせ、4億2,045万円の事業費で、事業進捗を図るため、用地の取得に努めてまいります。
62ページをお開きください。片淵線(新大工工区)でございます。本路線は、国道34号新大工交差点から片淵2丁目までの区間であり、国道34号出口付近については、道路幅員が狭く交通混雑を招いているため、安全な歩行者空間を確保し、車両の安全で円滑な通行を確保するとともに、新大工町の再開発事業にあわせ地区の回遊性の向上を図るため、事業を進めるものでございます。なお、事業としましては延長270メートル、幅員8メートルの区間を都市計画道路片淵線(新大工工区)として、平成28年度から事業に着手し、平成33年度完成を目標に事業を進めていく予定であります。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で、用地取得、建物補償などを予定しており、予算額1億300万円で、単独事業である地方道路等整備事業費365万円と合わせて、1億665万円の事業費でございます。
次に、63ページをごらんください。【単独】都市計画街路整備事業費の地方道路等整備事業費でございます。予算額1億8,740万円でございます。1の概要でございますが、交通環境などの向上を図ることを目的に、都市計画道路を整備するもので、63ページから65ページに平成30年度の事業内容、全体計画、事業期間及び財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。なお、詳細につきましては、各路線の位置図で説明させていただきますが、新地町稲田町線、道の尾駅前線、銅座町松が枝町線(銅座工区)、片淵線(新大工工区)につきましては、先ほど補助事業のところでご説明しましたので、ここでは省略させていただきます。
66ページをお開きください。大黒町恵美須町線は、旭大橋東口交差点から長崎中央郵便局横に通じる道路として事業を進めております。平成30年度につきましても中央郵便局の移転交渉に重点を置いて進めていくこととし、赤色の箇所で、建物再算定調査の測量試験を予定しており予算額は1,500万円でございます。
67ページをごらんください。常盤町大浦元町線は、川上町から大浦中学校を結ぶ道路として事業を進めております。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で、一部道幅の狭い箇所が残っておりますが、この部分の用地取得、工事及び補償等を予定しており、予算額は6,740万円でございます。
68ページをお開きください。片淵線(経済裏工区)は、片淵2丁目から長崎大学経済学部裏北門を結ぶ道路として、事業を進めております。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で、用地取得、補償等を予定いたしております。予算額は1,200万円でございます。
69ページをごらんください。銅座町松が枝町線(大浦工区)は、大浦町と新地町を結ぶ道路でございます。平成30年度の事業といたしましては、赤色の箇所で、用地取得、工事等を予定しており、予算額は1,970万円でございます。また、70ページに土木建設課所管分の街路事業の進捗状況を記載しておりますので、ご参照ください。
説明は以上でございます。
100
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
101 ◯五輪清隆委員 64ページで大黒町恵美須町線の関係、測量費が上がっているんですけど、66ページに地図含めて載っているんですけど、この中央郵便局の移転計画とかは現状どういうふうになっているんですか。
102
◯桐谷土木建設課長 ここの道路の整備の一番大きなキーポイントはこの郵便局の移転になろうかと思っています。これを私たちも今まで、昨年までは、熊本の九州郵政局のほうと、熊本で交渉をしていたんですけど、これでは先に進まないということで、年明けて1月に東京の本社のほうに直接行かせていただきました。本社のほうと直接交渉をさしてくださいというお願いをしたところ、交渉はいいですよという了解をもらって、その中でやはり郵便局としても事業には協力したいけど、今オリンピック景気で工事費が上がっている、いろいろな形が上がっていて、郵便局としても今はもう民間事業になっているので、やはり採算とかいろんな形がございまして、どういう形でするかというのがちょっと悩まれているということで、協力はするのでちょっとその辺の中身等を交渉させてもらえませんかと言われていますので、直接、金額等の中身を交渉させていただいて、どうにか私たちも新幹線が来る平成34年までにはこの事業をやりたいと思っておりますのでお願いしますということを、今言っている状況です。あわせまして、この郵便局を待っとっても事業がおくれるという状況がございますので、もう1つまるみつさんも大きな地権者でございますので、このまるみつさんのほうにも今お願いをしております。どうにかもう早目に協力できませんかという形で、今、交渉に乗っていただいておりますので、この大きな2つを、この移転をお願いすることによって、工事に入れるんじゃなかろうかと思っています。どうにか、平成34年の開業に向けて努力していきたいと今考えて、用地交渉をあわせて進めている状況です。
以上です。
103 ◯五輪清隆委員 何か、努力はせんば当然いかんとでしょうけど、あそこは駅前周辺含めて新幹線とかそういう関係で、この道が渋滞っていうかな、ネックになるということで今回、平成26年度からという事業が上がっているわけですね。既に3年を経過した中で、実際的には中央郵便局と聞くところによれば北郵便局も含めて統合した形の中で今後郵便事業も含めてやっていこうという計画があると聞いているんですけど、そうなったときにある意味郵便局ももう民間ですから、そういう土地がある程度必要だってなったときに、果たして長崎市内であるのかなということで、私自身は思っているんですね。そうなったときに、幾ら東京が窓口でやってでも実際的には長崎自身が運営するわけですから、そこらあたり本当に大丈夫なんですか。
104
◯桐谷土木建設課長 郵便局との交渉につきましては、いろんな情報が今飛び交っている状況で、多分さっき言われた北郵便局との統合、これは私たちもそういう話が出ていますよという話を直接本社のほうで確認しました。これについて合併というのは今の時期は本社としては考えていないと。だから中央郵便局の移転の交渉で、もう1つここについては、窓口業務と運送配送業務が行われております。配送と窓口を分離したいと。窓口については今のところ一部残していただければと言われております。そして配送については周辺部に少し検討したいと。私たちも6,000平方メートルぐらいとかの土地を言われていますので、神ノ島にどうですか、卸団地はどうですかとか、いろんな形を今投げかけているような状況で、配送と窓口、やはり市民の皆様は窓口がちょっと遠くになると不便であるということで、どうにかあそこの周辺に窓口は残すことができないかというご相談もあっていますので、それについては私たちも検討させていただきますという形で今交渉をしている状況です。
以上です。いずれにしても、これは急ぐ事業でございますので、私たちも頑張っていきたいと思っています。
105 ◯五輪清隆委員 実際的にあの周辺って土地がないわけですね。当然利便性とかを考えたときに、インターネットとかなんとかやったら神ノ島でいいんでしょうけど、お客さんを扱う部署ですからある程度市としても例えば長崎駅周辺から今土地があいているけんあそこあたりでどうかとかですよ、長崎市が持っている土地とか、そこらあたりをある意味ある程度絞った形の中で提供しないと、当然幾ら仕事は分離と言うても、お客さん業務ですから、そこらあたりやはり、もう既に3年過ぎているわけですね。これはもうずっと気になっとってから、あそこ渋滞対策と言われた中で、パチンコ屋もあるし、パチンコ屋がどうなるかようわからんですけど、一番ネックになっているのは中央郵便局だということで聞いておりますから、そこらあたりある程度期限を切りながらとか、まあ難しいんでしょうけど、そこらあたりしなければ、絶対間に合わないですよ、もう。
106
◯桐谷土木建設課長 おっしゃるとおりだと私たちも思っていますので、窓口業務と配送業務を切り分けて、配送業務はどこに行きますかという形とかそういう形で考えておりますので、これについては相手様に伝えております。平成34年までにする必要があるんですよと。新幹線が来たとに1つの目玉になっておりますという形も今直接してからいろいろ方法を模索させてくださいという形も言われておりますので、これについては努力してもらいたいと、今の時点では努力してまいりたいとしか言えない状況でございます。
以上です。
107 ◯五輪清隆委員 特に郵便局が相手側ですから、長崎市として強く言えない立場ですから、ある意味でそういうとも含めて、もっと丁寧に迅速にぜひともお願いしたいと思っています。桐谷課長が定年までによろしくお願いします。
108 ◯佐藤正洋委員 この資料の50ページに、九州国道協会ということで、市長が会長ということだそうですけど、その中に西彼杵道路というのがあるんですけど、南北幹線道路と。この西彼杵道路、今、時津をやっておるんですけど、そこら辺の状況と今後の見通しというかな、まだ計画路線公表してないんですけど、そこら辺の状況を教えてもらいたいと思います。
109 ◯牧島土木企画課長 西彼杵道路と南北幹線道路、これ協議会一緒になって佐世保長崎を1時間で結ぶというふうなことで1つの協議会。今年度から佐世保市さんも入っていただいて、沿線全市が参加するという協議会になっております。今、西彼杵道路については先ほどご説明が、佐藤委員のほうからありました、時津工区について着工をしております。今、全長が約3.4キロ、幅員が7メートルの道路で、事業期間が平成25年から一応予定では平成32年までというふうなことになっております。今、事業費ベースの進捗では20%ということで、今年度トンネルを掘り出しているというふうな状況になっております。それと西彼杵道路については今現時点ではそこの着工をしていて、今後そこの進捗を見きわめながら進めていくというふうなお話を聞いております。南北幹線道路については、県のほうでルート検討等を行っておりまして、今年度も次のところでご説明しますけれども、詳細設計とか予備設計をちょっとやって、今後はルートを決めていきたいというふうなお話で、いまは事業着手についてはまだ未定の状況でございます。
以上でございます。
110 ◯佐藤正洋委員 西彼杵道路のほうで、時津、今、トンネルでどんどん今掘っているとですけど、平成32年ということですけど、3.4キロでこれだけかかるわけですね。ですから、先日の市長のMICEの説明会のときもこの話が真っ先に出たんですね。田上市長になってから全然西彼杵道路進まんじゃないかと。MICEの説明会のときですよ。時津ばかりじゃないかと。田上市長が力を入れとらんけんそがんなっとっちゃないかという、もうストレートに話がきたんですね。ですから、情報を、こういうふうになりよる、でルートをどういうふうに行く、まだ時津がかなり残っていますから、今のトンネルが開通してもまだ琴海との境界線までかなりあるし、そこを過ぎればもう直ぐ琴海なんですけど、そういった路線の想定とか、そういったものはまだできてないんですかね。
111 ◯牧島土木企画課長 今、基本的にこの部分については大串まで、西海市のほうからできていると。その間、時津の日並からちょうど大園の交差点から入った臨港道路のできるところまでは決まっています。自ずとそこが決まれば、その間を通っていくという構想ではあるんですけれども、まだそこの測量等入っていませんので、そこの間の具体的なルートは山側を行くという線しか今のところはないという状況になっております。
すみません。井手園の交差点です、あそこについては両端がもう決まっていますので、当然あれを結ぶ線にはなるというふうな形で点と点という形ではあるんですけれども、実際きちんとしたルートがまだ定められていないという状況でございます。
112 ◯佐藤正洋委員 本当に今の話で、渋滞でどうもならんで、私なんかも三重のほうから来て、柿泊来て、稲佐山ば通って旭大橋ば来たほうが時間的には速かったりするんですよ。だから、その先の日並から子々川を通らんばいかんとですから。それで、西海にこんばいかんて思うとっとですよ。海の上を行くとかどうかわからんですけど。そうはならんと思いますから、外海の関係があるけんですね。まだ西海までの構想もないとですかね。いつかしらね、調査をしていたんですけど。どがん、何も入っとらんとですか。
113 ◯牧島土木企画課長 大まかなルートって、まずおっしゃられるように、基本的には国道206号に並行したような感じのルートとして、点と点というふうな数字の構想の路線はあります。で、そこがまだ、どこを通って行くかというところは、まだ基本的には事業着手されていないということなので、橋梁であったりトンネルであったり、そういうところを見きわめながら、若干左右に動く可能性はあるという状況ですが、基本的には206号線に沿った形で大串とつなぐような計画となっております。
以上でございます。
114 ◯佐藤正洋委員 もうあと2年でそのトンネルはでき上がるわけですから、次の構想というのはやはりもう2年前ぐらいには少なくとも出してさ、地質調査したり用地交渉とかもいろいろ出てくるわけですから、見通しを立てていくためにも、スピードを上げるためにも、できるだけ早くそういった構想路線も固めていただきたいなというふうに思いますので。先ほども言いましたように市長が会長を務めているわけですから、ぜひお願いいたします。
115 ◯牧島土木企画課長 この路線については、やはり長崎と佐世保を1時間、南北幹線道路と西彼杵道路、西彼杵道路には琴海とかそういった部分含まれておりますので、市長もこれについては西海市が今、会長市を務めています。そこには基本的に市長も参加して東京の要望の中でもこの南北幹線道路、西彼杵道路というのは最優先で取り組みたいということで陳情、要望をやっておりますので、佐藤委員のおっしゃられるとおり、我々としても、1日でも早く着手できるようお願いしていきたいと考えております。
以上でございます。
116 ◯幸 大助委員 1個だけお願いします。60ページの道の尾駅前線ですけど、ほぼ私毎朝ここのあたり通っているんですけど、道ノ尾駅から道路がきれいになってきて、踏切のところまでで終わりかなと思っていたんです。この図面を見ると黄色が206号までくっついているんだけど、206号まで道路ができる予定なんですか。平成31年度以降施行予定と書いてあるんですが、そこをちょっと教えてください。
117
◯桐谷土木建設課長 今の質問は、国道にこの道路が通じるのかという質問だと思うんですけど、この道路については岩屋交差点に接続するような道路になっております。岩屋中学校から出てくる道路がございますね、その交差点に接続するような道路になっております。
118
◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後2時3分=
=再開 午後2時13分=
119
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第5目都市下水路費、第6目公園費及び第7目
県施行事業費負担金のうち、土木部及び
総合事務所所管分の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
120 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち先ほどご説明いたしました第1目、第3目以外の土木部所管分についてご説明をいたします。
予算説明書264ページから265ページをお開きください。264ページの表の中ほどから記載の第6目公園費でございますが、予算額20億4,640万7,000円のうち、土木部所管分につきましては、土木部から提出しております委員会資料1ページ予算一覧の21行目に記載をしております6億4,888万5,000円でございます。
内容につきましては、予算説明書265ページの説明欄に記載しております。説明欄の中ほどより少し下から記載の2.事務費1.公園費事務費のうち118万5,000円、その下の3.【補助】公園等施設整備事業費のうち1.金比羅公園、それから一番下に記載の6.【単独】公園施設整備事業費のうち、1ページめくっていただきまして267ページの説明欄の一番上になりますが、こちらに記載の1.稲佐山公園(スロープカー整備)でございます。次に土木部から提出しております委員会資料1ページ予算一覧をごらんいただきたいと思います。
第8款第5項第6目公園費のうち、土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号21行目の増減の欄記載の6億4,888万5,000円の皆増となっております。これは、平成29年10月1日付の組織の見直しにより、公園費のうち総合公園、運動公園の大型改修事業や公園の占用許可などについては土木部が所管することとなり、公園の整備事業のうち金比羅公園や稲佐山公園のスロープカーの整備に係る事業及びその他公園管理事業の一部がまちづくり部から土木部に移管されたことなどに伴い、皆増となったものでございます。
次に、予算説明書266ページをお願いいたします。上の表の一番下から記載の第7目
県施行事業費負担金についてご説明をいたします。予算額16億3,950万円のうち土木部所管分につきましては、土木部から提出しております資料1ページ予算一覧の22行目に記載をしております1億800万円でございます。内容といたしましては、予算説明書267ページの上の表の説明欄に記載しております1.都市計画費負担金の1.
社会資本整備総合交付金事業費14億7,600万円のうち5,000万円、2.街路事業費2,800万円、3.旧地方特定道路整備事業費5,500万円のうち3,000万円でございます。なお、第8款第5項第7目
県施行事業費負担金のうち、土木部所管分の予算額を前年度と比較いたしますと、3,200万円の減となっております。
次に、予算説明書の344ページ、345ページをお開き願いたいと思います。平成30年度設定の債務負担行為のうち、土木部所管分についてご説明いたします。344ページの表の上から5番目の事項、稲佐山公園スロープカー整備事業でございますが、稲佐山公園においてスロープカー整備のため、各種の工事を進める必要がありますが、工事のうち平成30年度から施工するスロープカー山頂駅舎工事につきまして、2カ年を要しますことから、限度額1億1,544万円、期間は平成31年度の債務負担行為を設定しようとするものでございます。引き続き、事業の主な内容につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、それぞれ担当課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
121
◯桐谷土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木建設課所管分について、ご説明いたします。
提出資料の71ページをお開きください。第6目公園費【補助】公園等施設整備事業費金比羅公園で、予算額は5,850万円で継続事業でございます。1の概要でございますが、金比羅公園において、国庫補助である
社会資本整備総合交付金を活用し、園路、駐車場等の整備を行い、利用者の利便性の確保と身近に自然を感じる公園としての機能向上を図ろうとするものでございます。2の事業内容でございますが、長崎東高等学校北側から金比羅公園につながる園路の部分において、平成28年度に既に用地取得が完了したことから、平成29年度に園路整備の工事に着手しております。平成30年度も引き続き園路整備及び用地の買い戻し等を予定しており、予算額は5,850万円でございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。
72ページをお開きください。赤色で着色した箇所が、園路整備及び用地の買い戻しの予定でございます。
73ページをごらんください。【単独】公園施設整備事業費稲佐山公園(スロープカー整備)で、予算額は5億8,920万円でございます。1の概要でございますが、長崎市が世界新三大夜景や日本新三大夜景の認定を受けて以来、稲佐山山頂展望台を訪れる観光客が増加している中、さらなる観光客の増加に対応するため、特に団体客の利用に対応した山頂展望台までのアクセス向上を目的に、稲佐山の中腹駐車場から山頂までの新たな移動手段を整備することで、公園利用者の利便性と快適性の向上を図ろうとするものでございます。2の事業内容の(1)全体概要でございますが、事業期間は平成28年度から平成31年度で、総事業費19億6,200万円、事業内容は、スロープカーの整備延長約500メートル及び乗降場となる駅舎を中腹駅と山頂駅の2カ所に設置するものなどでございます。スロープカーにつきましては、40人乗りの車両2両を連結するものを予定しており、所要時間は片道8分を見込んでおります。(2)の平成30年度事業内容でございますが、中腹駐車場から山頂のロープウェイ発着場付近までの約500メートルのレール整備と駅舎2カ所の整備などを行うものでございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。
74ページをお開きください。スロープカーの整備について、工事ごとに、年度スケジュールを整理したものでございます。平成30年度は、赤の四角枠で囲まれた範囲の工事で、先ほどご説明したレール整備と駅舎2カ所が主な工事となっております。
75ページをごらんください。稲佐山公園スロープカー整備事業について、1億1,544万円の債務負担行為の設定をお願いするものでございます。1債務負担行為の目的でございますが、稲佐山公園スロープカー整備事業は、平成29年度から着手しており、そのうち山頂駅舎工事について2カ年を要することから、平成31年度の工事費用について債務負担行為を設定するものでございます。
74ページをごらんください。スケジュールの詳細でございますが、表の中の、薄いオレンジ色で着色した部分が山頂駅舎工事で、今回、債務負担行為をお願いする工事となります。なお、表の中の上から3番目の斜面輸送施設設置工事と5番目の基礎工(3)についても、平成31年度までの債務負担行為を必要とする工事でございますが、これらは9月議会において既に承認をいただいている工事でございます。
75ページをごらんください。2の債務負担行為限度額の内訳等でございますが、平成30年度に7,696万円、平成31年度に債務負担行為限度額1億1,544万円、合計1億9,240万円でございます。なお、76ページには、スロープカー事業の位置図を記載しておりますので、ご参照ください。
私からの説明は以上でございます。
122 ◯牧島土木企画課長 続きまして、第8款土木費第5項都市計画費第7目
県施行事業費負担金についてご説明いたします。
資料は51ページをお開きください。1.概要についてですが、県が施行する都市計画事業に対して地元負担金を支出するもので、地方財政法第27条に基づき求められるものでございます。市の負担額は、右上の予算額の欄に記載のとおり、1.
社会資本整備総合交付金事業費としまして5,000万円、2.街路事業費としまして2,800万円、3.旧地方特定道路整備事業費としまして3,000万円を計上しており、合計1億800万円でございます。2.事業内容及び財源内訳についてですが、51ページの中ほどから52ページにかけまして、表に路線ごとの事業費、負担内訳を記載しており、左端から図面番号、路線名、事業費、負担割合に応じた国、県、市の負担内訳、このうち右側の太枠の枠内が市の負担分の財源内訳となっております。(1)
社会資本整備総合交付金事業費では事業費の10%を、(2)街路事業費については、県の単独事業で事業費の50%を、補助事業で事業費の3分の1を、52ページをごらんください、(3)旧地方特定道路整備事業費においては事業費の20%を市が負担するものでございます。(4)には都市計画費負担金の合計を記載しております。
53ページをお開きください。事業箇所の箇所図でございます。それでは、路線名についた番号順に、その概要をご説明いたします。
54ページをごらんください。上段の1番、
社会資本整備総合交付金事業都市計画道路滑石町線につきましては、大神宮工区は大神宮交差点を挟みまして、滑石中学校付近から北陽小学校付近までの約850メーターの区間で、河川のつけかえや用地補償、移設補償などが予定されております。下段の2番、街路事業の県単独の浦上川線の調査につきましては、ルート選定のための資料作成としまして、道路と構造物の予備設計が予定されております。
55ページをお開きください。上段の3番、街路事業国庫補助事業浦上川線の調査につきましては、ルート選定のための資料作成としまして、交通解析が予定されております。
下段の4番、旧地方特定道路整備事業滑石町線の大神宮工区は、県単独事業による大神宮交差点付近の茶ノ木橋かけかえのための橋梁切回し工事が予定されております。
私からの説明は以上でございます。
123
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第5目都市下水路費及び第6目公園費の
総合事務所所管分についてご説明いたします。
予算説明書は、264ページ、265ページをお開きください。第5目都市下水路費、予算額4,695万6,000円は、全て総合事務所所管でございます。また、A3追加資料をお開きください。行番号22に総合事務所の内訳を記載しています。
予算説明書264ページにお戻りください。第6目公園費、予算額20億4,640万7,000円のうち
総合事務所所管分につきましては、A3資料の行番号23の総合事務所計に記載の13億9,752万2,000円でございます。各総合事務所の内訳は記載のとおりでございます。内容につきましては、予算説明書265ページの説明欄に記載しております、1.公園等維持管理費の全部、2.事務費の一部、3.【補助】公園等施設整備事業費のうち2.立山公園から5.香焼総合公園ほか、4.【補助】景観まちづくり刷新事業費及び5.【単独】総合運動公園施設整備事業費の全部、6.【単独】公園施設整備事業費のうち267ページの2.(仮称)芒塚公園から5.
小江原台近隣公園ほか、7.【単独】公園再整備事業費から9.【単独】公園灯整備事業費までの全部が総合事務所所管でございます。主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。
私からの説明は以上でございます。
124 ◯川原地域整備1課長 主な事業の内容につきまして、ご説明をさせていただきます。
総合事務所提出の委員会資料128ページをお開きください。【単独】都市下水路整備事業費岩原都市下水路ほか、予算額は4,300万円でございます。1.概要でございますが、都市の雨水排水機能を向上させ、災害を未然に防止し、水質の保全を図り、水路周辺の住環境の改善を目的に、都市下水路の整備を行うものでございます。2.事業内容でございますが、岩原都市下水路では、水路上に建っております建物の、建物補償と建物調査再積算を、下の川都市下水路では、水路内緑化のための改良工事を予定いたしております。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。
129ページをごらんください。岩原都市下水路の位置図でございます。赤色箇所の建物につきまして、建物補償などを予定しております。130ページをお開きください。下の川都市下水路の位置図でございます。赤色箇所の場所で河床の緑化を予定しており、下段の方に整備イメージ図を掲載しております。
次に、131ページをごらんください。【補助】公園等施設整備事業費立山公園、予算額は1,500万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、老朽化しております施設の改築・更新を行い、市民が安全・快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。2.事業内容でございますが、立山公園のグラウンドにあるバックネット1基の撤去と新設を行う予定でございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。
132ページをお開きください。赤色で着色した部分が、整備予定箇所でございます。写真も現況でつけております
次に、133ページをごらんください。【補助】公園等施設整備事業費平和公園(平和祈念像)、予算額は1,500万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、被爆75周年を前に、平和祈念像を長期的に管理するため、劣化している塗装等の補修を行うものでございます。なお、前回の塗装は、平成11年度に実施しております。約20年経過している状況でございます。2.事業内容でございますが、平和祈念像の塗装、台座の補修及び説明板の取りかえを行う予定でございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりでございます。
134ページをお開きください。写真は、位置図でございますけれども、写真は上段が現在の状況でございます。下段が平成11年度に塗装を実施した直後の状況でございます。
次に、135ページをごらんください。【補助】公園等施設整備事業費平和公園(健康遊具設置等)、予算額は1,050万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、健康遊具とウォーキングの組み合わせによる運動で、高齢者の方が長く元気に暮らせる健康づくりのために、バリアフリー化とあわせ健康遊具等の設置を行うものでございます。2.事業内容の(1)全体計画は記載のとおりでございます。(2)平成30年度の事業内容でございますが、平和公園の市営陸上競技場のラクビー・サッカー場側の一画におきまして、健康遊具の設置、園路整備、水飲み場の設置などを行う予定でございます。3.財源内訳については、表に記載のとおりです。
136ページをお開きください。位置図でございます。赤色で着色した部分が整備予定箇所でございます。次に、140ページをお開きください。【補助】景観まちづくり刷新事業費平和公園地区、予算額は7,150万円でございます。1.概要でございますが、国の景観まちづくり刷新支援事業を活用いたしまして、被爆75周年を前に、平和公園におきましてトイレの改修等を行い、公園利用者の利便性の向上、観光都市である長崎の魅力向上を図ろうとするものでございます。2.事業内容の(1)全体計画は記載のとおりでございます。(2)平成30年度の事業内容でございますが、誘導板、総合案内板の設置やトイレの改修、平和の泉のタイル舗装や壁面の改修などの整備を行う予定でございます。なお、平和の泉周りのタイル舗装につきましては、昭和60年に改修しており、約30年経過している状況でございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりです。
141ページをごらんください。赤色で着色した部分が平成30年度の整備予定箇所でございます。
次に、142ページをお開きください。【単独】総合運動公園施設整備事業費かきどまり陸上競技場、予算額は7,000万円でございます。1.概要でございますが、かきどまり陸上競技場におきまして老朽化した電源・通信盤、配線の交換や周辺の園路改修を行うことで、公園利用者の利便性を図るものでございます。2.事業内容でございますが、陸上競技場のフィールド内に埋設されております電源や通信関係の制御盤と並びに配線ケーブルを交換するとともに、周辺の園路改修を行うものでございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。
143ページをごらんください。赤色で着色した部分、これは陸上競技場のメーンになりますけれども、こちらの分の赤色で着色したところが整備予定箇所でございます。写真も添付しております。
次に、146ページをお開きください。【単独】公園施設整備事業費平和公園(平和の泉)、予算額は2,000万円でございます。1.概要でございますが、被爆75周年を前に、平和公園において、劣化している平和の泉の噴水用ポンプ設備の取りかえを行うものでございます。2.事業内容でございますが、平和の泉に隣接しておりますポンプ室に設置しているろ過機、それからポンプ、制御盤の一式、ポンプ設備の取りかえを行う予定でございます。なお、ろ過機などの設備改修は平成8年度に実施しており、約20年経過している状況でございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりです。
147ページをごらんください。赤色で着色した部分が、ポンプ設備の取りかえ箇所でございます。
148ページをお開きください。【単独】の公園施設整備事業費
小江原台近隣公園ほか、予算額は1億3,920万円でございます。1.概要でございますが、
小江原台近隣公園ほか既設公園におきまして、老朽化した施設の改修や施設の復旧を行い、安全で快適に利用できる公園環境を確保するとともに、公園便所灯のLED化により環境に配慮した施設整備を行うものでございます。2.事業内容でございます。まず、
中央総合事務所所管といたしましては、新市庁舎建設に伴います周辺道路の改良に合わせ、魚の町公園も影響を受けることから、魚の町公園の測量・基本設計委託、工事関係では
小江原台近隣公園、平和公園、長崎公園、中町公園におきまして施設改修を、公園便所のLED化を24カ所で、それぞれ行う予定でございます。次に、東総合事務所所管といたしましては、長崎東公園コミュニティプール、平間町公園、東町公園において施設改修を、また、高速道路下を占有することに伴い、落下物対策に対する負担を行う予定でございます。次に、南総合事務所所管といたしましては、野母崎総合運動公園の園路改修と元宮公園の下水道切りかえ工事を行う予定でございます。
149ページをごらんください。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。150ページから156ページにかけまして、それぞれの事業箇所の位置図及び現況写真を添付しております。
続きまして、157ページをお開きください。【単独】公園再整備事業費立山公園ほか、予算額は7,000万円でございます。1.概要でございますが、開設後20年を経過した公園につきまして、劣化、破損した箇所等を再整備することにより、公園利用者の安全性を確保するものでございます。2.事業内容ですが、
中央総合事務所所管では、2公園、東総合事務所では1公園、南総合事務所では2公園、北総合事務所では2公園、それぞれの公園におきまして、遊具や路面などの施設改修を行う予定でございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりです。158ページから161ページにかけましては、それぞれの事業箇所の位置図及び現況写真を添付しております。
次に、162ページをお開きください。【単独】公園便所整備事業費小ヶ倉公園ほか、予算額は3,000万円でございます1.概要でございますが、公園便所の新設を行い、公園利用者の利便性の向上を図りますとともに、現在男女兼用の便所を設置している場所におきましては、女性専用便所の増設を行うことで安全性の確保と快適性の向上を図るものでございます。2.事業内容でございますが、(1)男女別に区分した便所の新設を小ヶ倉公園で、(2)女性専用便所の増設を記載の4公園で行う予定でございます。なお、女性専用便所の増設を行います公園では、既存の男女兼用便所を男性用に変更する予定でございます。3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりです。163ページから165ページにかけましては、それぞれの事業箇所の位置図と現況写真を添付しております。
166ページをお開きください。男女兼用便所への対応について、ご説明をさせていただきます。1.目的でございますが、男女兼用の便所におきましては、男性と女性が同時に利用する場合がございます。その場合におきまして利用上支障がありますので、女性用の便所を増設、または建て替えを行うことで安全性の確保と快適性の向上を図るものでございます。2.公園便所の現状でございます。公園内の326カ所の便所のうち、男女兼用は130カ所ございます。3.整備対象とする男女兼用便所でございますが、広範囲からの利用や多くの利用が見込める公園といたしまして、公園の規模、それから設置場所、特性、そういった面から21カ所を抽出しております。4.整備計画の予定でございます。平成30年度から34年度の5カ年で、表記載の公園便所を対象に実施してまいりたいと考えております。
次に、167ページをごらんください。【単独】公園灯整備事業費LED公園灯、予算額は500万円でございます。1.概要でございますが、現在、公園灯の多くは水銀灯を使用しております。水銀に関する水俣条約によりまして、平成32年までに製造の中止が予定されております。このため、既存施設の照明におきましてもLED化への転換が進められている中、公園灯につきましてもLED灯への転換を図り、あわせて維持管理費の削減を図るものでございます。2.事業内容でございますが、(1)全体計画といたしましては、平成30年度から平成34年度までの5カ年で1,406灯をLED化に転換し、総事業費は2億900万円を予定しております。各年度の事業内容といたしましては、表記載のとおり、調査設計の後、4カ年で順次LED化を進めてまいりたいと考えております。(2)平成30年度の事業内容でございますいが、整備を行う際の前提条件の調査並びに設計を行う予定でございます。3.財源内訳は、表に記載のとおりです。
168ページをお開きください。公園灯のLED化につきまして、ご説明させていただきます。1の事業目的は先ほどと同様ですので、割愛させていただきます、2.公園灯の現状でございますが、478公園に1,492灯の公園灯を現在設置しております。
このうち、既にLED灯にしているものを除きます1,406灯が、水銀灯、ナトリウム灯、蛍光灯となっております。3.LED化のメリットでございますけれども、水銀灯に比べまして消費電力が低く、また平均寿命が長いことから、維持管理コストの削減につながります。
169ページになりますけれども、4.公園灯LED化の考え方でございます。(1)対象は水銀灯、ナトリウム灯、蛍光灯の約1,400灯といたしまして、(2)整備といたしましては、既存の電球をLED灯に交換したいと考えております。(3)優先順位と年次計画といたしましては、先ほどの全体計画のとおり平成30年度から34年度までの5カ年を予定し、平成30年度は整備条件の調査と設計、その後、東総合事務所、北総合事務所、南総合事務所、中央総合事務所の順に表記載の灯数を整備してまいりたいと考えております。これらに要する総事業費といたしましては、表の真ん中の一番最下段に記載しておりますが、約2億900万円を予定しております。
私からの説明は以上でございます。
125 ◯片山南総合事務所地域整備課長 恐れ入りますが、委員会提出資料の137ページにお戻りください。【補助】公園等施設整備事業費香焼総合公園ほかについてご説明いたします。予算額は2,500万円でございます。1.概要でございますが、国の
社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用し、都市公園において、長寿命化計画に基づく老朽化した施設の改築、更新を行い、市民が安全・快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。2.事業内容ですが、香焼総合公園、元宮公園ともに既存の遊具を撤去し、新たに遊具を設置するものでございます。3.財源内訳は記載のとおりでございます。
138ページをお開きください。香焼総合公園の詳細図で赤丸が遊具の改修場所でございます。右上には既存遊具の写真を掲載しております。
139ページをごらんください。こちらは、元宮公園の詳細図で赤丸が遊具の改修場所でございます。上段の左右に既存の遊具の写真を掲載いたしております。
私からの説明は以上でございます。
126 ◯河本東総合事務所地域整備課長 恐れ入りますが、144ページをごらんください。
【単独】公園施設整備事業費(仮称)芒塚公園、予算額3,960万円でございます。本事業は、九州横断自動車道の4車線化事業を促進するため、地元から要望等があった公園を新日見トンネルの日見側入り口にある九州横断自動車道の高架下に整備するものでございます。2.事業内容のうち、(1)全体計画は、記載のとおりでございます。
(2)平成30年度の事業内容といたしましては、整備面積は900平方メートルとし、造成を行った後、舗装、ベンチ、公園灯や水飲み場を整備するとともに、本公園は高速道路高架下に位置しますので、高速道路からの落下物対策を行うものでございます。3.財源内訳は、記載のとおりでございます。
145ページには、公園の位置図とその完成イメージ図を添付しております。
説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
127
◯中村俊介委員長 これより質疑に入ります。
128 ◯岩永敏博委員 公園の遊具設置が出ていますね。平和公園のこの健康遊具は新設ですか。それと、香焼、元宮公園は既存の遊具の改修ですか。ちょっとそこを教えてください。
129 ◯川原地域整備1課長 平和公園の健康遊具につきましては、今現在、既存が3つございますけれども、それに加えまして3基ほど追加したいと考えております。
以上でございます。
130 ◯片山南総合事務所地域整備課長 香焼総合公園、元宮公園については、それぞれ現在木製の遊具がついております。これを一旦全て撤去した上で、最近、新しい複合遊具をつける予定としております。
以上でございます。
131 ◯岩永敏博委員 ちょっと苦言を言いますけど、資料が、説明もですけど丁寧じゃないんですよ。予算を審査するんですよね。健康遊具、その3つあって、またほかに追加するということですけど、どんな健康遊具を設置するのか、これじゃわからないじゃないですか。今の香焼総合公園、元宮公園も、この既存遊具の写真はありますが、これは撤去するんでしょう。で、新しいのをつくる。どんな遊具を設置するんですか。これじゃ、審査できません。
132 ◯片山南総合事務所地域整備課長 すみません。説明にちょっと不備がありまして申しわけございません。
一応この香焼総合公園、元宮公園、基本的には木製遊具、今現在設置しておりますけれども、遊具については、滑り台とか雲梯みたいな形で、こちらの中身につきましては基本的には複合遊具と考えておりますけれども、具体的に設置につきましては地域の、地元の皆さん方とお話をしながら最終的に決定はしていきたいと思います。ただ、機能的には先ほど申したように、滑り台とか雲梯とか、子どもが遊べるような複合遊具にしたいと思っております。
以上でございます。
133 ◯川原地域整備1課長 申しわけございません。資料にちょっと不足がございます。現状、平和公園にございますのが腕を伸ばしてストレッチをする関係のやつが3つございまして、今予定しておりますのが、座って背を伸ばすベンチ、座って腹筋とかできる、要するに筋力アップ、それから少し腰を回してストレッチすると。
134
◯中村俊介委員長 暫時休憩します。
=休憩 午後2時53分=
=再開 午後2時54分=
135
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
ただいま、岩永委員から資料請求がございましたので、資料が出るまで引き続き岩永委員からの質問を受けたいと思います。
136 ◯岩永敏博委員 平和公園については後ほど資料を見ながら検討したいと思います。香焼総合公園、元宮の公園については今の回答によりますと、今後、予算をとった後に、地元の皆さんと協議をしながらどういう遊具を置くのか決めるというような回答だったかと思うんですが、海とも山ともわからないものの予算を通すっていうのは私はいかがなものかなと思うんですよ、最低でも、その遊具のいろんな基準だとかイメージを含めて出してもらわないとちょっと私個人としては正直言って審査のしようがありません。ほかの委員さんがどうかわかりませんけれども。
以上です。
137 ◯片山南総合事務所地域整備課長 複合遊具のイメージにつきましては、もうしばらく時間いただいて、委員会のほうに追加資料として提出させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
138 ◯岩永敏博委員 今の分も資料を待ちたいと思います。
別の質問をします。公園の電灯をLEDにかえるということがありましたね。先日、街灯の設置でも少しお話ししたんですが、LEDに市道、生活道路含めて今順次交換していますけどね、そのやはり場所によっては、今までの蛍光灯のほうがやはり横に広がりがあるのでよかったねという声も聞くんですよ。LEDにかえたことによってちょっと幅が狭くなったとかも聞きます。当然交換する目的としては、電気代の効率化とかまあいろんな面、メリットのほうが多いと思います。しかしながら、この公園のLEDをかえるに当たって、もう市内の全部の公園をかえるんですから、かえた後に、これは暗かったねと言われても、こりゃもうどうしようもないんですね。そのための調査設計が今年度ということですけれども、そのあたりも含めてどんな計画を立てられているのか、もう一度見解をお願いします。
139 ◯川原地域整備1課長 公園灯のLED化につきましては、既存のある公園につきましては、168ページに公園灯の写真をつけておりますけれども、既存にあります公園灯は全部こんなかご型という上のほうについているものでございます。今でも横に広がって、下を照らしているタイプじゃなくて横に広がっておりまして、これまでも幾つかLEDにかえてきておりますけれども、私たちが見る感じでは従前とそう余りかわらないのかなと思っております。ただ、この調査の中で、そういう見た目の変化も調査すると、あわせましてどういう作業条件であるかというのも調査の中でいたしまして、そこで設計を組んだ後、順次、公園灯にかえていきたいと思っておりますので、光がどういうふうに変わっていくかというのはこの調査の中でも十分見ながら進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
140 ◯岩永敏博委員 公園も大小いろんな広さがあったり、その環境に応じて当然電灯の光具合の形というよりも、ワット数というか、そこがまた変わってきたりするのかなと思うんですね。今現在でも蛍光灯で、水銀灯で暗いというような声も聞いていますので、ぜひこのメリットというか、LEDにかえたことによって明るく安全な公園になるように、きっちりと、それぞれの地元の声も聞きながらやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
141 ◯幸 大助委員 1つお尋ねします。大神宮交差点なんですけど、長崎市のホームページの市民の声を聞いて答弁をする欄に、道路が広くなって、右折車線ができたが信号がそのままなんで、なかなか右折車が行けない状況が続いていると。市の答弁は警察のほうへ問い合わせて、警察のほうが道路が完全に完成してから対応しますという返事が載っているんですけど、あの大神宮交差点の道路はもう完成しているんじゃないんですか。私も、何ページかな、54ページ、それで、言いたいのは私もほぼ毎朝通るんですけど、右折車線で停車して待っていると、横尾からの直進車がずっと途切れずに、結局赤信号になって行けないで、2回ぐらい信号待ちするんですよね。だから、右折車線ができているんであれば、時差式に速やかにするべきと思うんですけど、その辺がどうなっているかをちょっとお尋ねします。
142
◯桐谷土木建設課長 今のは先日載っていた新聞のことじゃなかろうかと思っています。これにつきましては、2とおりの道路の整備があります。市道の整備を今、今年度の8月ぐらいに終わったんですけど、これについては前に右折車がいたときに後ろの車が直進できないということで、右折の幅を3メートル程度の道路は確保しています。これについてそこの幅員は少し広がっております。この道路については、今言われていないんですけど、この間言われた新聞は、今後道路が広くなったり、仮設道路で多分仮設するときに道路、今の橋梁の外側に仮設をしていくわけですよね。そうしていくと、当然幅員が広くなってきます。そういう形の中で、先ず回れんじゃなかろうかとか、いろんな意見がこの間出ていたんじゃなかろうかと思っています。もう1つ、今後警察との協議の中で、この信号に、ここは交通量が多いという中で、信号を仮設と今後整備が終わるまでは、暫時いじっていかんばやろうと言われているから、今のところは前と何も変わらない中で、右折ができただけでございますので、信号をいじっておりません。今後仮設の道路ができたときに、また信号をそのときにいじろうという形の中で警察がなっていますので、今後その仮設道路の取り合いとあわせて信号処理がされていくんじゃなかろうかという気は今してます。
以上でございます。
143 ◯幸 大助委員 そうすると、期間的には1年とか2年とかの話になってくるんですか。その橋のかけかえから何から変わってきて。信号を、とにかく時差式にかえてくれるだけで解決するんですけどね。どんなですか。
144 ◯牧島土木企画課長 茶ノ木橋の切り回し、先ほどご説明もちょっとありましたけれども、一応平成30年度予算に上げております。ただ、これは河川の埋め戻しの切りかえ部分で、本体工事は平成31年の秋ごろに予定されているということになります。だからこの切り回しのかけかえ工事だけでやはり2年、あと来年度、再来年度ぐらいまでかけていくというふうな形になって、それから切り回しが終わって、本体のほうの部分に着手されていくということで、まだこの交差点はあと2年ちょっとかかるというふうな形の中で、先ほど市道で整備した右折帯だけでの信号処理というのは、なかなか今現在、うまくいってないという形にはなっております。だから基本的にはこの右折帯はできたものの、前のほうがそのままになっていますので、信号処理としては警察のほうでも今現状の形で話として、ただ今後、この切り回しについてやっていく上では、県のほうからも警察と十分協議をしながら、交差点の処理をうまくやる方向で検討していくという話はお聞きしていますので、今後またこの工事の調整については、警察とも十分協議をしていきたいと考えております。
以上でございます。
145
◯中村俊介委員長 ここで、先ほど岩永委員から要求がありました資料が届きましたので、書記から配付させます。
〔資料配布〕
平和公園の分だけになりますが、配付をさせます。
それでは、この資料について説明を求めます。
146 ◯川原地域整備1課長 すみません。資料の説明をさせていただきたいと思います。
今、お手元にお配りさせていただきました写真でございますけれども、1枚目と1枚目の裏側、それから2枚目につきましては、現在、平和公園のほうに設置しております健康遊具でございます。3基ございまして、全部ストレッチ系の遊具となっております。立ってストレッチをするという器具でございます。平成30年度に予定しておりますが、3枚目の写真にございますけれども、この中の、この中の1)背伸ばしベンチ、要するに今立ってもらっていますから、座ってやっていただこうという考え方で、背伸ばしベンチ、それからその隣にありますストレッチベンチ、この辺は筋力の向上にもなるというものでございます。それから4)のボート漕ぎ、この3つですね。今立ってやっていただいているケースが多いものですから、座ってやっていただく健康遊具を設置したいと考えておりまして、この3基を現在考えているところでございます。
説明といいますか、資料が不足していて、申しわけございませんでした。
説明は以上でございます。
147 ◯岩永敏博委員 こうして資料を見ながら説明を聞かないと、理解はできないところがありますので、以後よろしくお願いしますね、改めて。
その元宮公園のほうにも共通する話になるんですが、この遊具を選定する際にはやはり地元の利用者の声とかを聞きながら設置するのかなと思うんですよ。というのも、きのうでしたかね、テレビであっていたんですよ。以前はこの公園の遊具を設置するのには担当課長の一存で全部決まっていたと。だから、担当課長と仲よくしとけばいいのができるという話。でも今はそうじゃないということはもう十分理解しています。利用者の声を聞いて選定をしているんだということは理解をしています。そういう意味においては、ここの陸上競技場でいくと、いろんな団体といいますか、個人の方も当然多いんでしょうけど、陸上の愛好家とか、団体とか、そういう方々の声を聞いてこういう遊具の設置に及んだんですかね。
148 ◯川原地域整備1課長 ここにつきましては、実は先ほど言いましたように立ってしていただいているケースが多いものですから、今私たちの考えでは、座ってしていただくということで考えております。ただ、その中で、今健康遊具を利用されている方にお聞きしていったわけではございませんので、設置する前に再度話を聞かせていただいて、こういうものじゃなくて別のものがということであれば、それは予算の範囲内で変更できるものは柔軟に対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
149 ◯岩永敏博委員 わかりました。10月の機構改革以降、総合事務所や地域センターはワンストップで、対応や動きが早くなったなというイメージを私は持っています。そういう意味においては、やはり市民の皆さんの要望をしっかり受け入れながら対応していただければと思います。よろしくお願いします。
150 ◯木森俊也委員 2点ちょっと確認の意味で質問をさせていただきます。平和公園の平和の泉、一昨年、私も一般質問をさせていただいて、来年度予算に上げていただいて、本当ありがとうございました。で、平和祈念像と平和の泉、来年度改修に入るということなんですけれども、いつごろからいつごろまでやるという具体的な日程がもし決まっていればちょっと教えていただきたいのと、あと松山町の長崎市営陸上競技場、先ほども公園のLED化の話がありましたけど、電灯とかですね、街灯というのが、そこも対象になるのか、ちょっと2点お伺いいたします。
151 ◯川原地域整備1課長 まず、平和の泉と祈念像の具体的な工程の関係でございますけれども、平和祈念像の塗装につきましては、銅像の関係上塗装は冬場が一番適切だというふうに言われておりますので、ことしの秋以降実施したいという予定でございます。平和の泉につきましては、8月の平和祈念式典の後、着手してまいりたいと考えておりますが、この平和の泉の場合は、ライトアップ、これは文化観光部のほうで予定をしておりますライトアップのほうとも関係はしてまいりますので、そこと工事の期間の調整をさせていただく中で、8月以降から来年3月の間に施工をしてまいりたいと考えております。それから長崎市営陸上競技場の公園灯でございますけれども、先ほどのLED化の中に計画として含んでおります。
以上でございます。
152 ◯木森俊也委員 平和祈念像の塗装が秋以降、冬場ですね。それから、平和の泉が式典の後、8月以降。これは、来年度までに終わるということでよかとですね。松山陸上競技場、あそこは私もこないだ一般質問で、同僚議員が質問していましたけど、夜仕事が終わってから、ジョギングしたりそういう方がいらっしゃって、なかなか暗くて危ないときもあるというふうに聞いていますので、ぜひその辺も考慮してLED化して明るくなったといわれるような形で進めていただきたいと思います。
以上です。
153 ◯林 広文委員 2点、先ずお尋ねしたいんですけど、まず1点目はスロープカーの整備の件でございます。平成31年度までで終わるということなんですけれども、総事業費が19億円ということでございますけれども、先ほどの説明の中で、40人乗りで2両編成というお話もありましたけれども、まず、スロープカーの耐用年数とそれと当然レール、74ページを見ると基礎工とかございますけれども、いわゆるスロープカー以外のそういう施設、設備の耐用年数、まずこれを教えてください。
154
◯桐谷土木建設課長 スロープカーの耐用年数は15年を予定していますけど、点検とか整備をすることに、この耐用年数は延ばせるんじゃないかという形の意見は聞いております。メーカーから聞いている中ではこの耐用年数、スロープカーとこのレールについては今15年です。維持管理をしっかりすればこの延びるというのは両方でございます。
ただこれも、やはりメンテナンスをどれだけするかというのもございますので、メンテナンスをしっかりやっていきたいと考えています。
以上でございます。
155 ◯林 広文委員 はい、わかりました。これだけの金額をかけますので、なるべく耐用年数を延ばしていただいて、適切なメンテナンスはしていただきたいというふうに思います。あと、これの平成31年度までの整備なんですが、開業の予定日とそれと開業後の運営の主体というか、どういう形で運営をしていくのか。まさか直営というわけにはいかないでしょうから、その後のスロープカーの運営をどのように今考えていらっしゃるのか。そこをお願いいたします。
156 ◯川原地域整備1課長 運営につきましては、今考えておりますのは、指定管理の制度の中でできないかということで今、検討を具体的に進めているところでございますので、その段階になりましたら、また具体的に説明させていただきたいと考えております。
それから、今の予定では、開業は平成31年7月までの工事でございますので、開業につきましてもその中で具体的な日程につきましては検討していくことになると思っております。
以上でございます。
157 ◯林 広文委員 平成31年7月で一応工事完成するということで、完成したまま、またそのまま置いとくわけにはいきませんので、完成したら当然開業せんといかんとですよね。そうなるともう直ぐ平成30年度ですから、運営のあり方というのを早目にやらないと、もうちょっとそんなに時間ないのかなと思うんですよね。今のご答弁だと、まだ運営をどうするのかがはっきり決まってないような形なので、そこは早急にやっていただきたいというふうに思います。そこ要望をしておきます。
それと、都市計画道路、54ページに浦上川線の調査と交通解析ということで上がっていまして、ご存じのとおり今、国道206号の夕方の渋滞というのが非常に問題になっていますけれども、その解消策としてはやはりこの浦上川線が必要になってくると思っていますが、この54ページの図面を見ますと、城山のほうから葉山のほうに抜けるような道路になっていますけれども、なかなかたくさんの住宅がまだ建っている状況で、どういう形になるのか全く見えないんですが、市の考えとしては今の渋滞解消という形でやはりこの浦上川線が必要というふうに思っていらっしゃるか、それが1点と、もう1つは今回の、交通解析とかこういった道路設計という形で、これ県の事業になるかと思うんですけれども、これをすることによってどういう成果物が出て、私たちにお示しいただけるのか、そういうふうなところをちょっと教えてください。
158 ◯牧島土木企画課長 先ず1点目の必要性についてということですけれども、やはり林委員おっしゃられるように国道206号の渋滞緩和策がなかなか抜本的に見出せない状況の中で、この南北幹線、浦上川線ですけれども、これは必要な道路と考えております。今、土木部としても、これを最優先課題としていかに着手にこぎつけるかというのが今我々の命題と考えております。
それと2点目の道路設計と詳細設計については、基本的には県の設計委託として我々のほうでは見ておることはあるんですけれども、基本的にはここに今点と点を書いておりますが、複数の路線をまだまだ検討段階であるということで委託成果品としては内部の資料としてまだ公表できる段階には至ってないというふうなことです。ただ、今後、このルートの絞り込みに当たっては、県のほうからは島原道路なんかで外部の委員会を立ち上げて決めていくというふうな形をとっていらっしゃるということで、今後そういった形を早くそういう委員会に向けて、まずルートを決めないとなかなか先に行かないというふうなことと、あと今おっしゃられるように住宅地のところを通って行くという微妙なラインもありまして、それとやはり多額の費用がかかるということで、県とやはりそういった形を調整しながら一日でも早く着手できるように、これも先ほどの協議会で要望等も行っておりますが、県と具体的なレベルでも調整を行っているところでございます。
以上でございます。
159 ◯林 広文委員 わかりました。
私も、いろんな方から聞かれるんですよね。この都市計画道路というものがあるけれども、実際どうなんですかということで、私も生きているうちに見ることができるかどうか微妙なぐらいの大工事になるのかなというふうに思うんですけれども、上に高架で通すぐらいしか、ちょっと家があるからですね。イメージがなかなかしづらいので、できたらせっかく県がこれだけのお金を出して、市からもこれだけ負担するわけですから、ある程度のところは機微なところはなかなか難しいとは思うんですけれども、その都度、特に議会には説明をぜひしていただきたいと思いますので、そこは要望にしておきます。
以上です。
160 ◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。
それではここで、香焼総合公園と元宮公園の複合遊具の資料が準備できましたので、書記から配付させます。
〔資料配布〕
それでは、資料の説明を求めます。
161 ◯片山南総合事務所地域整備課長 今、追加資料として配付いたしました資料の説明を若干いたします。2枚ものの資料となっておりまして、1枚目が元宮公園のほうに設置をしたい機能が盛り込んだイメージの案の1つということで考えております。それと2枚目につきましては、香焼総合公園に設置をイメージしている複合遊具でございます。いずれにしても、両公園については、幼稚園児から小学校高学年まで幅広い利用があるということもございまして、機能の中身については地域の方と一緒になって考えて具体的なものの設置に向けて取り組んでまいりたいと思います。
以上でございます。
162 ◯岩永敏博委員 資料ありがとうございました。もうイメージを見て終わろうかなと思ったんですが、これを見ると非常に対象年齢が下がったなという感じがするんですよ。ちょっと私は香焼総合公園は余りイメージが湧かないんですが、元宮公園は隣に野球場とかありますね。どっちかというとあそこは道路を渡ってわざわざ行かなければいけない公園というイメージを持っているんですね。いわゆる住宅地内にある公園とはまた違うのかなと。そういうところなので、ある程度一定の年齢がいった、スポーツを楽しむ子どもさんがいるのかなと思ったので、今の既存のこういうアスレチック的な遊具は非常に有効だったのかなと思うんですが、それを未就学児も含めてもうちょっと低年齢の子どもたちが使えるようにしたのは何か理由があるんですか。
163 ◯片山南総合事務所地域整備課長 元宮公園につきましては、遊具改修に当たっては既存のアスレチック的な遊具3基を今回解体して新たなものをつくろうと予定しております。こういった、実はこの元宮公園の中にはロープで下におりるような小学校の高学年以上が主に使うような施設、あるいはまだ丈夫な複合遊具も園内に1基あるということで、あとこういった公園は先ほど委員もおっしゃったように住宅団地内の公園じゃないため、いわゆる遠足とかそういったことで目的を持って、あとは土日に、お父さんお母さんと一緒に来るということで、そういった年齢がちょっと低いところの遊具が現地を見る限り不足しているなと。現状ではスプリング遊具が3基ほどあるんですけれども、こういったところが小さな子どもたちしか遊べないようなところだなということで、1この公園の中の年齢層をある一定加味した中で、こういったものがどうだろうかということで今市のほうで考えている部分でございます。
ただ、委員おっしゃられるように、この中身についてはもう一度、アスレチック機能とかそういったのも含めて再度整理した上でまた地域の方のご意見をいただきながら実際の設置については行ってまいりたいと思います
以上でございます。
164 ◯岩永敏博委員 今の最後の言葉の答弁をまず信じたいと思います。やはり、今の段階ではまだ内部協議という認識でしょうから、それこそ先日からの南部のプールの廃止条例じゃないですけれども、利用する、遠足に来る利用団体、保育園、学童クラブそして地元の自治会等々含めて育成協とかありますからね、いろんな意見を聞いて選定には十分な配慮を取っていただきたいと思います。
もう1つ、せっかく見たので、香焼は1,500万円、元宮は1,000万円なんですよ。このイメージでいくと、その500万円の違いが何なのかわからんですが、ちょっとこの500万円の違いも教えてください。
165 ◯片山南総合事務所地域整備課長 すみません。先ほど香焼総合公園のほうはちょっとご説明さしあげなかったんですけれども、元宮公園は先ほど申したとおり複数の遊具が今現在あると、その中の一部の改修、香焼総合公園につきましてはもともとこの木製1基だけがこのグラウンド近くのところにあるということで、こちらについては周辺ちょっと広いところの場所に保育園とか遠足とか来られて広場でお弁当を広げると。そこにもともと1基しかなかったものですので、若干機能が充実したものを設置しようと考えておりまして、若干その費用を増しているということでございます。
以上でございます。
166 ◯五輪清隆委員 岩永委員の関係でちょっと確認しますけど、香焼総合公園に写っている既存の遊具1基と元宮公園の既存遊具3基、これは既存のやつをもう撤去するんですね。それで遊具ということで先ほどから出ているような、1,000万円も1,500万円という、これが本当にそがんすっとですか。誰が見てもこがんと1,000万円すんもんね。さっき例えば、幼稚園とか保育園とか言いましたけど、ただそれぞれ公園で1年間でどれぐらいの人が利用しているんですか。
部長、例えば個人でよく考えてみんですか。民間の、例えばグラウンドなんかに置いたときに、こがんとば1,000万円で買いますか。こがんとば買うもんね。それで、私、これを幾つかつけるとかなと思っていたら、これ1基だけでしょう。これが1,500万円て、ぼろもうけたい。
ですから先ほど言ったように、例えば幼稚園とかそういうところで使いますと言うならば、年間の利用実績を挙げてください。そして、本当の定価は幾らか含めて教えてください。
167 ◯片山南総合事務所地域整備課長 今追加資料提出いたしました遊具のイメージのものなんですけれども、1枚目の元宮公園のイメージの分については材料費としてこの物自体は500万円程度と、あと設置手間等、それと撤去費用も加えて1,000万円の予算を計上さしあげているところでございます。
それと、2枚目の香焼総合公園については1枚目の写真の遊具よりも若干機能が付加されているということで、こちらについては材料費が700万円程度ということで、一定その金額あたりに先ほど申しましたように設置の手間と既存の遊具の撤去処分、こういった費用が今回1,500万円ということで、合わせて2,500万円の予算をお願いするものでございます。
以上でございます。
168
◯中村俊介委員長 利用者の数もお願いします。
169 ◯五輪清隆委員 委員長、暫時休憩してもらいたいんですけど。
そしたら今、口頭でありましたけど、それは見積り含めてどがんふうになっているのか教えてください。これは大きさも含めて全然わからんでしょう。例えば、写真で載っているように、右から左までどれぐらいの大きさなのか。そして、これを見る限りでは、これ対象者は幼児とかそういう人ばっかりですたい。今あるやつについては、小学生の高学年とか中学生も使えるような施設をあえて外すわけですから、そういう限定にしたわけも含めて、一度教えてください。そういうものも含めて資料請求ということでお願いいたします。
170
◯中村俊介委員長 暫時休憩します。
=休憩 午後3時31分=
=再開 午後4時7分=
171
◯中村俊介委員長 委員会を再開いたします。
追加資料について再度説明をお願いします。
172 ◯片山南総合事務所地域整備課長 大変時間をとらせまして申しわけございません。先ほど、五輪委員のご質問の中の、香焼総合公園、元宮公園のそれぞれ利用者数の件でございます。
香焼総合公園につきましては、保育所、幼稚園等の遠足などで利用されるということで、市のほうに申請があった分として、香焼総合公園は平成28年度実績で申しますと、1年間で1,310人でございます。それと、元宮公園でございますが、同じく市のほうで申請があった人数としましては1,439人でございます。
以上でございます。
173 ◯川原地域整備1課長 お手元に配付させていただいた資料でちょっと遊具の工事費の関係をご説明させていただきたいと思います。
ちょっと順番を振っていませんので、申しわけございませんけれども、すみません、この写真になるんですけれども、場所が深堀公園になります。深堀公園ですね。平成28年度に工事をした箇所になりますけれども、これが大きさ的には幅が7メートル掛け3メートルぐらいの大きさの遊具となっております。この分が、材料の単価というものが約300万円でございまして、設置、それから土工とか含めて工事全体でいきますと約600万円ほどになっている工事でございます。その次の、申しわけございません、この写真になりますけれども、これが今年度に実施いたしました立山公園の遊具になりまして、この分はサイズ的にはちょっと広くなっていますけれども、大体10メートル掛け15メートルぐらいの大きさの遊具でございます。こちらが、材料の額が1,200万円ほどしておりまして、工事全体でいきますと2,300万円ぐらいの工事となっております。大体材料の2倍ぐらいの工事費になっているということでございます。最後にこのカタログになりますけれども、こちらのカタログの手前側につけておりますのが、本体価格485万円ということで、大体8メートル掛け6メートルぐらいの大きさのものでございますけれども、こちらの場合が材料単価が約500万円ということで工事費が元宮公園のほうでは1,000万円という予算を計上させていただいております。その次の2枚目のほうは、ぽっぽハウスという名前がついておりますけれども、こちらが材料単価が756万円ということでございまして、これが8メートル掛け12メートル掛け8メートルぐらいの大きさでございますけれども、これも材料単価750万円ということで、2倍の1,500万円を予算として計上させていただいているということでございます。大変資料の準備がおくれて申しわけございませんでしたけれども、説明は以上でございます。
よろしくお願いいたします。
174 ◯五輪清隆委員 大体中身はわかりました。先ほど岩永委員からあったように、今回は予算審査なんですね。ですから、例えば遊具の改修に1,000万円とか1,500万円かかるとしたら、通常は現物について、現状については、こう写真が載っていますけど、少なくともこういうイメージで検討しているからこういう金額になります、それを裏づけしないと予算審査にならんわけですよ。多分皆さんもそう思っていると思いますけど。そして、そこでお伺いしますけど、元宮公園と香焼総合公園が1,500万円とか、1,000万円とか、この差をつけたのは公園の広さとかそういう関係で差をつけているんですか。
175 ◯片山南総合事務所地域整備課長 五輪委員の今ご質問の価格差の件でございますけれども、先ほども岩永委員のほうのご質問にも若干お答えさしあげたかと思うんですけれども、香焼総合公園につきましては、もともと既存の複合遊具が1基だけの設置の公園となっております。その関係上、先ほど資料で、追加資料で提出いたしました、少しちょっと元宮公園と違って大きい、750万円程度の材料費のものを設置しようと考えております。それと元宮公園につきましては、3基それぞれ単独のアスレチック遊具がございますけれども、この撤去にかえて新たにこの485万円の遊具を、この500万円程度の遊具を設置しようとしております。それと、この元宮公園においては、この既存の単独の遊具のほかにワイヤーロープを使って上から下に下りおりるような遊具、それとちょっと小ぶりなんですけれども複合遊具、それと幼児が遊ぶスプリング遊具、こういった今回元宮公園は、遊具を全て撤去じゃなくて、その中のかなり老朽した部分を撤去して、残りの既存部分については今後とも利活用させていただきたいということで、価格が少し変わってきているという状況でございます。
以上でございます。
176 ◯五輪清隆委員 先ほど何か岩永委員にそういう何か答弁をしたようなこと言ったんですけど、私たちは、私は、例えば、今香焼総合運動公園と元宮公園にあるその遊具、木製のやつ含めて、全部撤去するようなイメージをしていたんですよね。あ、そう言うたと。イメージをしていたんですよ。それで、例えば、先ほど利用者の人数を聞けば、逆に香焼総合公園より元宮公園のほうが多いという状況の中で、そしたら逆じゃなかとかなと私は思うたんですけど。わかりました。そして、こういう木製の遊具というのは通常何年ぐらいもつんですか。それとあわせて、せっかくですから、長崎市内にあるこういう遊具が設置をされた公園の中で、早急に、安全とかそういうのもあるんでしょうけど、これが安全かどうか、多分老朽化してもう安全じゃないから撤去するんでしょうけど、長崎市内には果たしてどれぐらいのこういう遊具を撤去しなければいけないのか、そこらあたりは把握していますか。
177 ◯川原地域整備1課長 公園の遊具につきましては、我々定期点検で見て回っておりまして、その中で今現在、使用を禁止しているところが2カ所ございます。ただその2カ所は複合遊具がその公園の中に2つございまして、1つは使える状況なんですけれども、1つが使えない状態になっているということで、今現在、閉鎖している状況でございますけれども、その2カ所につきましては、今後撤去もしくは改修を、今やっていくべきだと考えているところでございます。今現在我々が、使用禁止にしているところは2カ所ある状況でございます。
以上でございます。
178 ◯五輪清隆委員 やはり公園内の遊具というのは、まず安全の関係が一番大事だと思っています。せっかくつくってもけがしたことによって、逆に皆さんに、利用者の皆さんに迷惑をかけますから、それと先ほど言ったように、例えば今後、こういう案件については少なくともやはり、こういうイメージであるとか、長崎市内ではこういうこともやっていますとか、そういうことを言ってもらえればある程度理解するわけですよ。ですから、何もない状態の中で考えたときに、ただ単純に遊具に1,000万円とか1,500万円って、高いというイメージしかないわけですよ。ですから、そういうのも含めて、今後議案を提案するときについては、ある程度、委員の皆さんがわかるような形で資料を出していただいて、説明していただくようお願いします。
179
◯森尾中央総合事務所理事 資料提出につきましては、なかなかうまく伝えられなかったというのが申しわけなかったと思います。言われるように、イメージ等を使いながら、わかりやすく資料づくりを進めていきたいと思います。
それともう1つ、遊具はどうしても、安全安心というのがとても大事なところで、定期点検等も進めながら、危ないところの抽出なんかも、毎年毎年やるようにしております。その結果を踏まえながら、このような遊具の更新あるいは使う方々とうまくお話をしながらどういうものをいれていくということについても今後進めていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
申しわけありませんでした。
180
◯中村俊介委員長 ほかにありませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。
次回の委員会は、あす午前10時から当委員会室で開会いたします。
=散会 午後4時18分=
上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。
平成30年5月17日
建設水道委員長 中村 俊介
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