松川村議会 > 2018-06-21 >
平成30年第 2回定例会−06月21日-03号

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  1. 松川村議会 2018-06-21
    平成30年第 2回定例会−06月21日-03号


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    平成30年第 2回定例会−06月21日-03号平成30年第 2回定例会           平成30年松川村議会第2回定例会会議録                                      〔第3号〕 ┌──────────┬───────────────────────────────┐ │招集年月日     │     平成30年 6月21日                │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │招集場所      │     松川村役場議場                    │ ├──────────┼───┬───────────────┬───┬───────┤ │開閉会日時     │開 議│平成30年6月21日 午前10時00分│議 長│平 林 寛 也│ │          ├───┼───────────────┼───┼───────┤ │及び宣告      │散 会│平成30年6月21日 午前10時45分│議 長│平 林 寛 也│ ├──────────┼───┼───────┬───┬───┼───┴───┬───┤ │応(不応)招議員及び │議席d氏     名│出 欠│議席d氏     名│出 欠│ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │出席並びに欠席議員 │  │平 林 寛 也│ ○ │  │上 田 治 美│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │出席11名 欠席1名 │  │梨子田 長 生│ ○ │  │平 林 幹 張│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │   凡例     │  │平 林   泉│ ○ │  │茅 野 靖 昌│ ○ │
    │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │ ○…出席を示す  │  │大和田 耕 一│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │ │ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │ ×…不応招を示す │  │草 間 正 視│ ○ │ 11 │小 原 吉 幸│ ○ │ │ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │          │ 6 │勝 家   尊│ ○ │ 12 │太 田 繁 義│ × │ ├──────────┼───┴───┬───┴───┼───┴───┬───┴───┤ │会議録署名議員   │   4番   │大和田 耕 一│   5番   │草 間 正 視│ ├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │職務のため出席した者│事務局長   │宮 澤 大 介│書記     │武 井 愛 美│ ├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │太 田 健 一│ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │村長    │平 林 秀 夫│教育次長   │原   勇 一│ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │法第121条により説│教育長    │須 沢 和 彦│社会教育課長│古 畑 元 大│ │          │       │       │公民課長   │       │ │明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │総務課長   │白 沢 庄 市│総務課統括課長│中 村   彰│ │職・氏名      │       │       │補佐     │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │   全員出席   │税務課長   │白 沢 庄 市│営農支援センタ│高 山 重 典│ │          │       │       │ー事務局長  │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │住民課長   │宮 澤 政 洋│       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │福祉課長   │丸 山 正 芳│       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │経済課長   │丸 山   稿│       │       │ ├──────────┼───────┴───────┴───────┴───────┤ │議事日程      │            別紙のとおり             │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │会議に付した事件  │            別紙のとおり             │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │会議の経過     │            別紙のとおり             │ └──────────┴───────────────────────────────┘               本日の会議に付した事件 日程第1 陳情取下げの件 日程第2 委員長報告  報告第7号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める請願書  報告第8号 国の責任による35人学級推進と、教育予算の増額を求める請願書  報告第9号 核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情 日程第3 閉会中の所管事務調査について 日程第4 議員派遣の件について 日程第5 村長あいさつ                                  午前10時00分 開議 ○議長平林寛也君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は11名です。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  直ちに議事に入ります。 △日程第1 陳情取下げの件の上程 ○議長平林寛也君) 日程第1 陳情取下げの件を議題にします。  お手元に配付の陳情取り下げの件を事務局に朗読させます。事務局長。 ◎事務局長宮澤大介君)  平成30年6月11日  松川村議会議長 平林寛也様                              陳情者 大町市大町1600−2                                  大北生活と健康を守る会                                      会長 太田欽三                   陳情取下申出書  平成30年5月14日提出した陳情は、次の理由により取り下げたいので申し出ます。                      記  陳情件名 国に対して生活保護費引き下げ中止を求める意見書提出陳情  理  由 陳情件名生活保護法改正案が既に法案成立したため。  以上です。 ○議長平林寛也君) お諮りします。  本件は、申し出のとおり許可することに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 異議なしと認めます。  よって、陳情取り下げの件を許可することに決定しました。 △日程第2 委員長報告議長平林寛也君) 日程第2 委員長報告を行います。  報告第7号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める請願書についての委員長報告を求めます。社会福祉文教常任委員長。 ◎社会福祉文教常任委員長梨子田長生君) (報告) ○議長平林寛也君) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 質疑なしと認めます。これで委員長報告を終わります。  これから討論を行います。  義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める請願書について反対討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) その他の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める請願書を採決します。  この請願に対する委員長報告採択です。この請願委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。                  (起 立 全 員) ○議長平林寛也君) 起立全員。よってこの請願書委員長報告とおり採択することに決しました。  続いて、報告第8号 国の責任による35人学級推進と、教育予算の増額を求める請願書についての委員長報告を求めます。社会福祉文教常任委員長。 ◎社会福祉文教常任委員長梨子田長生君) (報告) ○議長平林寛也君) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 質疑なしと認めます。これで委員長報告を終わります。  これから討論を行います。  国の責任による35人学級推進と、教育予算の増額を求める請願書について反対討論はありませんか。
                    (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) その他、討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから国の責任による35人学級推進と、教育予算の増額を求める請願書を採決します。  この請願に対する委員長報告採択です。この請願委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。                  (起 立 全 員) ○議長平林寛也君) 起立全員。よってこの請願書委員長報告とおり採択することに決しました。  続いて、報告第9号 核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情についての委員長報告を求めます。総務産業建設常任委員長。 ◎総務産業建設常任委員長茅野靖昌君) (報告)  それでは、審議の内容を御説明いたします。  6月8日に総務産業建設常任委員会に付託されました、核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情に対する審議経過を御報告します。  6月11日陳情者4団体の皆様から詳細説明を受けました。  国際NGO核兵器廃絶国際キャンペーンICANノーベル賞受賞、農業を守れない放射能汚染の不安、唯一の被爆国である日本立場北朝鮮の脅威、動向等、あらゆる面、立場から御意見をいただきました。  これを受け、各委員がさらなる研さんを進め、6月15日、賛成反対の双方からの議論を重ねました。結果、核保有国が参加していない本件条約は不参加が妥当。NPT体制を確立し、世界から核をなくす努力をすることが日本政府の行うべきこととし、採決により本件は反対多数、よって不採択といたしました。  以上です。 ○議長平林寛也君) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 質疑なしと認めます。これで委員長報告を終わります。  これから討論を行います。  核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情について反対討論はありませんか。平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情に対する反対討論を申し上げます。  前段で申し上げておきますが、私は当然日本人として憲法を遵守し、悲惨な歴史から学ぶ平和を守りぬくという観点で、核兵器禁止は当然のことだと思います。大多数の国民がそういう思いであることは間違いのないことでありますが、本件に関して、やはり方法論の中で、時期尚早ではないかという形がありますので、あえて反対をさせていただきます。  世界から核をなくすということに関しては、1970年核拡散防止条約通称NPT日本も含めて190カ国がこれに締結をしております。この条約はその時点で既に核兵器を所有していた5大大国、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国も含めて、核兵器の拡散、それ以上に広げず、なおかつ削減をしていくというものであります。  しかし、やはりインドパキスタン、イスラエルはNPTには参加せず、また、今問題になっております北朝鮮イランに関しては、NPT内でもって核開発を進めてまいりました。そういった経過であります。  当然、この条約のほかにも包括的核実験禁止条約、通称言われるCTBT、これや、核兵器用核分裂性物質生産禁止条約、通称言われるFMCTの存在もあるわけでありまして、日本政府は23年間連続で核廃絶決議案提出し続けてきております。  やはりNPTの体制の強化、核のない世界に向けて長年にわたって、そうした考え方の中で行動をとり、御承知のように、困難の連続、苦労の道のりではありますが、これを引き続き続けてきたというのが、日本政府考え方、そしてとってきた行動だと思います。  今回の条約の中身を見ていきますと、一切の核兵器の開発、実験、生産、製造、使用、保有等々、詳細にわたる前面禁止条約であります。NPT段階での数段先を行く厳格な画期的なものだという内容であります。  これについて、世界が同時に核廃絶を行い参加すれば理想的であり、世界にとっての最終結論だという、そんな条約の中身みたいです。  しかし、国際情勢はこうした諸条件が整わない中で、どうしても核問題があるわけであります。上程された段階で122カ国が賛成をしましたが、当然ながら、核保有国はもちろん、日本、ドイツ、オーストラリア、南東諸国、それぞれ反対という立場でありますし、やはりこれに取り組んできた中東諸国は参加を見送ったという形があります。合計38カ国であります。  この内容を見て驚くべきは、北朝鮮、それからイランにつきましては、当然のことながらこれに賛成をしております。当然批准にならないわけであります。条約の厳しさ、核が全くない条件という形でなければ参画はできないわけであります。いっている条約の1条、12条、16条、そのもとでは、当然認めるわけにはいかないということは言うまでもありません。  さらに、中国、インドパキスタン、スイス、フィンランド、オランダ等々、16カ国が棄権をしております。棄権と反対含めて54カ国、30.5%ということで報告をされておりますが、盲点は人口比という解釈で見ていけば、どうなるかということであります。  既に御承知のように、5大大国、大国が全てこれには参画をしておりません。人口比で見ると実に82.9%の人々がこの条約に対しては、さまざまな要件、要素があるのかなと思って、今参加することはできないんだと、条件が整わないと、やはり理想論ではいかないという考え方だろうと思います。  現段階で、世界平和、日本の平和を願うということは、当たり前でありますが、やはり核問題を語るとき、国際情勢の中で、核の傘の下ということがあります。保有国がその核の抑止力によって非核保有国に及ぼす影響、当然日本もこの影響の配下という形でありますし、また、その効果もあるかと思います。  北朝鮮、中国、ロシア等々の国から攻撃が向けられないような、それを妨げるようないう形の中で、安全保障政策により日本の現在の平和は守られているんだなという形で、そういう言い方をしても過言ではないかなと思われます。  私は、日本政府が国内外からいろいろな意味でバッシングを受けても毅然として、平和維持を願う何ら変わりなく、生物兵器それから化学兵器を初めとした非人道的な兵器使用を禁じる条約、それから先ほど申し上げたCTBT、さらにはFMCTを着実に進め、また本年度も24年目の核廃絶決議案提出し、核のない世界、それから基本的にはNPT体制を確立し、その結果、核軍縮を進め、化学的利用軍事力など転換等々、そういった形の中で軍縮をしていくこと、これを着実にやっていくこと、それからやはり考え方の中でぶれることなく、悲惨な戦争で亡くなられた犠牲者、何といっても唯一の被爆国である日本にとっては、戦没者被爆者の思いを十分に考える中でもって、唯一非常に厳しい道ではありますが、それを貫き通すという日本の体制が重要ではないかということを思います。  したがって、今回の核兵器条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に対する陳情書は、これら真の世界から核をなくすと言うためには、まだまだ道半ば、国際情勢は諸問題が山積でありますし、この条約は、先ほど申し上げたように、世界最終結論だという形で考えております。  したがって、現在の段階では時期尚早であるということ、それから、やはりこれに署名を上げていくことについては反対という立場でもって、意見を述べさせていただきました。 ○議長平林寛也君) 賛成討論はありませんか。上田議員。 ◆7番(上田治美君) それでは陳情に対する賛成討論を行います。  昨年の9月議会で、同様の陳情提出をされましたが、残念ながら、議会は不採択といたしました。このことに関して村民の皆さんから、不採択にしたことに対する怒りや疑問の声が上がっておりました。今、反対する方からの意見をお伺いしておりますと、その内容はいろいろおっしゃいますが、基本的には昨年9月の議会で議論されたことを、大きくその後の情勢にかみ合った形での論議ではないと思います。  この条約というものは、核兵器世界中からなくしていきたい、被爆者、それと国際社会が努力をして、国連の中で長年にわたり検討を加え、多数を得て採決をした条約であります。理由は先ほどおっしゃいましたので、繰り返しません。  要は、NPTCTBT等でいろいろ努力をしてきたと言いますけれども、それには限界があるんだと、本当に核兵器禁止を、世界中からなくしていくと、核兵器なくしていくということになるならば、世界中禁止条約を結んで、そして兵器をなくしていくという方向に進むべきではないかということで、国連の多数を得て決められたものであります。  当時日本政府のとった態度でありますが、この条約について閣議決定を行っております。御指摘の決議案は、北朝鮮核弾道ミサイル開発が、我が国の安全に対する重大かつ、差し迫った脅威となっている中で我が国基本的立場に合致せず、また核兵器国と非核兵器国との間の対立をより一層助長する亀裂を深めるものであるとの理由から反対をしたと、11月8日の閣議で決定をしております。  しかしながら、その後の世界の動きを見ますと、非常に大きな運動が起こっているわけであります。核兵器禁止条約を採決するために、多くの方が努力をしてきました。この努力を可として、12月10日、ノーベル平和賞が与えられたわけであります。これは世界にとっても非常にインパクトのある事件でありました。  しかし、その後、ことしに入って情勢は非常に大きく劇的に変化をしております。とりわけ、我が日本安全保障に大きく関係をしております朝鮮半島において、劇的な変化が起こりつつあるわけであります。南北首脳会談米朝首脳会談が行われ、朝鮮半島完全非核化恒久平和体制の構築について合意がなされました。そして、六十数年の長きにわたって、敵対してきた米朝、南北が有効的な関係に転換するという歴史的な変化が起こっておるわけであります。  この合意について、マスコミ等を見ますと、非核化具体化が示されていないと懐疑的に見る傾向があります。しかしよく考えてみてみますと、合意は、朝鮮半島平和半島とする大枠で合意をし、その進展は引き続き関係国で協議をし、段階的に確実に進めていくというものであって、その具体化は既に始まっているわけであります。  米韓は四十数年続けてきた、米韓軍事演習を中止をすると発表しております。さらに朝鮮戦争の終結に向けた動きも既に始まっております。こうした動きは核兵器をなくす核兵器禁止条約の精神とも一致するものであり、歓迎すべきものではないでしょうか。  政府はこれまで、北朝鮮の脅威について、国難とまで言って、北朝鮮の挑発に対しては、会話のための会話は必要ない、最大限の圧力、こういう態度をとり続けてきました。国際的にも非常に異常な態度をとり続けてきたわけであります。  しかしながら、ここに来て政府自身もこのような態度をとり続けることが、現在できなくなっております。米朝首脳会談を評価し、北朝鮮との対話を模索し始めております。拉致問題などいろいろ理由はありますけれども、政府条約反対するとしてきた最大の理由であります、朝鮮半島からの核の脅威がこの会談によって崩れ始めようとしております。政府自身が、そういうことを認めざるを得ない事態になっているのが、最近の朝鮮半島をめぐる情勢であります。  朝鮮半島非核化され、恒久的な平和構築が築かれるということは、政府が言う北朝鮮からの核の脅威を、アメリカの核のもとで日本の安全が守られてくると、そういうことを言い続けておりましたが、この情勢が、朝鮮半島平和構築が順調に進めばそういった事態は薄らいできて、やがては朝鮮半島の平和が訪れてくるだろうというふうに思えるわけであります。  こうした変化する情勢をしっかりと見きわめ、先ほど言いましたように、いつまでも古い認識にこだわって、だから反対をするということではなく、こういう平和の動き始まっているというこの情勢をしっかりと見きわめて、議会として政府に対して条約に参加するように求めていただきたいと思います。  憲法9条をもって、世界で唯一の戦争被爆国である日本朝鮮半島に平和が構築されようとしている、このチャンスを捉えて、そして条約に参加し、核保有国との橋渡しの役割を果たすということは、世界の平和にとっても大変大きな意義のあることだと思います。  中東等でいろんな紛争ありますが、朝鮮半島、ここでの平和構築というものは、非常に大きな意義があると思います。先ほど言いましたように、日本安全保障にとっても、この平和構築というものは非常に重要な意義がありますので、そういう点で、条約に参加し、政府として橋渡し役割を果たすようにすべきだと考えております。  皆さん方の賢明な御判断をお願いをしまして、陳情に対する賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長平林寛也君) その他討論はありませんか。大和田議員賛成ですか、反対ですか。 ◆4番(大和田耕一君) 反対です。 ○議長平林寛也君) 反対で、はい。 ◆4番(大和田耕一君) 核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情について、反対とする立場意見を申し上げます。  核兵器は、世界で最も非人道的な兵器であり、私たちは世界で唯一の被爆国民であるという前に、人としてこのような兵器が完全に廃絶されることを切に望むものであります。  今回、ノーベル平和賞を受賞した非政府団体であるICANに対しては、核兵器禁止条約の中身は別にして、その活動には敬意を表したいと思います。  今回受賞の大きな理由は、核兵器禁止条約そのものではなくて、NGO、つまり国家や政党ではなく、市民団体が地道に世界各国で核兵器の悲惨さや非人道性を訴え続け、賛同国を集め、国連での採択なし遂げた平和活動に対してのものなのです。核兵器禁止条約の中身については理想の条約ではありますが、核を保有する国の意向を一切無視した内容であり、その現実性については賛否が分かれているところであります。  この問題については、これまでの歴史や経緯を知れば知るほど悩ましい問題です。世界唯一の被爆国日本は、過去23年間にわたって毎年国連総会で、核兵器の究極的廃絶に向けた核軍縮決議案提出し、一部核保有国の賛同も得て、わずかずつでも核弾頭の削減を達成しています。  完全廃絶への道のりは厳しいが、着実に一歩ずつ、世界で一番核兵器の怖さ、撤廃することの難しさを知っている日本が長きにわたって主導し、運動し続けている核兵器不拡散条約NPTのことを忘れてはなりません。  今回の陳情者の皆様に申し上げます。ICANの活動に純粋に賛同して応援されるのであれば、純粋な市民活動として、市民、国民、世界人類の賛同を得て、核保有国にこそ働きかけてください。そして、日本が長年努力してきている厳しい道のりを着実に一歩ずつというNPT体制がさらに強力になるような後押しをしてください。  さらに、この活動を党利党略の材料にしたり、政争の具にはしないでください。陳情説明の中で、県議会を初め、多くの自治体が採決している中で、松川村議会が賛同しないのはおかしいと、過去の政党広報誌の中では不採択にした議会や議員を非難する文言があります。今まで、唯一の被爆国日本は積み重ね、今も継続し続けている努力や主張を理解したならば、現段階では自治体に採択もあれば、不採択もあって当然です。その結果は、各議会ごとに研究、審議、協議を重ねた結果として、むしろ尊重すべきものです。不採択にした理由を曲解して、あたかも核兵器を容認しているかのような非難や広報は巌に慎むべきです。  来日したICANのフィン事務局長のコメントにもありますように、被爆国日本は市民レベル、国民レベルでもっと議論を深めることが必要ですと語っています。ノーベル賞や北朝鮮が軟化したポーズに惑わされ、軽々しく核兵器禁止条約に賛同するべきではありません。  よって、私は核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情について、反対といたします。議員各位の賛同をお願いいたしまして、私の意見といたします。 ○議長平林寛也君) その他討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから核兵器禁止条約への日本政府署名批准を求める意見書提出に関する陳情を採決します。  この陳情に対する委員長報告は不採択です。この陳情採択することに賛成の方は起立願います。                  (起 立 少 数) ○議長平林寛也君) 起立少数。よってこの陳情は不採択することに決しました。 △日程第3 閉会中の所管事務調査について ○議長平林寛也君) 日程第3 閉会中の所管事務調査についてを議題とします。  議会運営委員長並びに議会報常任委員長から、松川村議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程第4 議員派遣の件について ○議長平林寛也君) 日程第4 議員派遣の件についてを議題とします。  お手元に配付の議員派遣の件を事務局に朗読させます。事務局長。 ◎事務局長宮澤大介君)  議員派遣の件                                   平成30年6月21日  当議会は、地方自治法第100条第13項及び松川村議会会議規則第127条の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする  1 平成30年度行政視察研修  (1) 目  的 インクルーシブ教育、ネウボラ等先進地の取り組み及び山古志地区の復興調査のため  (2) 派遣場所 新潟県長岡市  (3) 期  間 平成30年7月10日〜11日  (4) 派遣議員 全議員  2 小谷村・白馬村・松川村議会議員交流会  (1) 目  的 三村議会議員の意見交換と交流  (2) 派遣場所 小谷村  (3) 期  間 平成30年7月19日  (4) 派遣議員 全議員  以上です。 ○議長平林寛也君) お諮りします。お手元に配付の資料のとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。
                   (「異議なし」の声あり) ○議長平林寛也君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付の資料のとおり、議員派遣することに決定しました。  なお、次期定例会までに急を要する場合は、松川村議会会議規則第127条の規定により、議長において議員の派遣を決定しますので、申し添えます。  これで付議された議案は全部終了しました。 △日程第5 村長あいさつ議長平林寛也君) 村長挨拶を願います。村長。 ◎村長(平林明人君) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶をさせていただきます。  6月8日から本日まで14日間にわたりまして、それぞれの案件慎重にご審議いただきまして、そして、村から提出した案件につきましては、全て原案どおりお認めをいただきましたことに、心から感謝を申し上げます。  また、一般質問の中で、それぞれいただきました御意見につきましては、早期に着手できるものについては、着手をしていきたいということで考えております。本当に御意見ありがとうございました。  また、鹿港鎮の鎮長の強い要請によりまして、議会中、鹿港鎮のほうへ行かせていただきました。この件に関しましても、議長初め、議員の皆様に感謝を申し上げたいというように思います。端午節に行きました中で、今回初めて雨降りということでありましたけれども、今までの暑くて暑くてどうにもならないほどの暑さでありましたけれども、雨降りの場合は涼しくて、ちょうどよかったというように思っております。誰か雨女、雨男がいたのかなというように思っておりますが、それは誰でありますか、またこれからしっかりと考えていきたいというように思います。  6月28日、今度は松川で5周年記念式典をやらせていただきます。その中で向こうから23名、役所を中心にした鎮長以下人数が参ります。皆様に大変お世話さまになりますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。  こちらは梅雨空が続いております。体調に御注意されまして、それぞれ、それぞれの場所でさらに御活躍ができますことを御祈念申し上げまして、簡単でありますけれども、閉会の御挨拶とさせていただきます。長い間ありがとうございました。 ○議長平林寛也君) 以上で、平成30年第2回定例会を閉会します。大変御苦労さまでした。                                  午前10時45分 閉会 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      平成  年  月  日          松川村議会議長          松川村議会議員          松川村議会議員...