◆議員(
神﨑千香子君) 今度、新たに
健康長寿課が一応設置されるということで、ようやく政策的に町も
健康予防に力をもっと入れていくようになるのかなと思われますが、それに当たって、
新規事業とか、今後予定されている課のこれはもう課長が1人増えるわけです。一点確認しますが、
新規事業とかがもし今の段階で計画されていましたらお願いいたします。お尋ねいたします。
○議長(
内山田善信君)
総務課長。
◎
総務課長(
吉本政文君)
総務課長です。御案内のとおりです。課長は1人増えることになります。
新規事業につきましては、まだ課が設置、今、今議会で提案させていただいている状況ですので、新
年度予算につきましても原課のほうで予算は上げさせてもらっております。原課で次年度計画する事業につきましても予算に上げさせてもらっておりまして、それを最終的に課の設置が認められましたら、それを
健康長寿課の係の分はそちらのほうに集約して、その事業を新しい課で行っていくという方法を取ることになろうかと思います。 以上です。
○議長(
内山田善信君) 11番、
神﨑千香子君。
◆議員(
神﨑千香子君) 今の時点では
特段目玉みたいな事業はないということですね。確認します。 それと、
教育委員会が、これは規則になりますが、
教育総務課と
社会教育課を統合するということで伺っているという提案、載っていますが、
教育長にお尋ねいたしますが、これは、2つの課を統合するということは、課長も統合されて1人になるということですか。それと、統合した場合、今の
社会教育が持っている
事業内容とか、そして
教育委員会、今、
給食センター設置も抱えていますが、かなりのハードな事業かなと思いますが、そこ辺の事業にどう影響してくるのか。統合した場合のメリットとかデメリットはどのように考えているのかお尋ねいたします。
○議長(
内山田善信君) しばらく休憩します。午前10時06分休憩 午前10時09分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。 ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第56号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第4.議案第57号
△日程第5.議案第58号
○議長(
内山田善信君) 日程第4、議案第57
号日向・
東臼杵郡
行政不服審査会の
共同設置に関する規約の制定について、日程第5、議案第58
号東臼杵郡
行政不服審査会基本条例の廃止について、以上の2件を
一括議題とします。 議案第57号及び議案第58号の2件の議案について、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから逐次討論、採決を行います。 まず、議案第57
号日向・
東臼杵郡
行政不服審査会の
共同設置に関する規約の制定についての討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第58
号東臼杵郡
行政不服審査会基本条例の廃止についての討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第58号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第6.議案第59号
○議長(
内山田善信君) 日程第6、議案第59
号門川町の非常勤の
特別職の職員の
報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第59号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第7.議案第60号
○議長(
内山田善信君) 日程第7、議案第60
号門川町の公の施設に係る
指定管理者の指定についてを議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 ここで、次の議事に移る前に、
地方自治法第117条の規定により、8番、森誠一君の退場を求めます。〔8番 森 誠一君 退場〕
○議長(
内山田善信君) しばらく休憩します。そのままでお待ちください。午前10時15分休憩 午前10時15分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。────────────・────・────────────
△日程第8.議案第61号
○議長(
内山田善信君) 日程第8、議案第61
号門川町新
庁舎建設工事請負変更契約についてを議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。13番、
岩佐祐一君。
◆議員(
岩佐祐一君) 13番、岩佐。新庁舎の件につきまして、先日、
勉強会があっていろいろ説明はしていただきました。その中で2点ほど質問いたします。 頂いた資料1のはりの
貫通補強、いわゆる
鉄骨ばりに最大35センチの穴を開けると。そういう工事なんかがありますが、構造的に弱くならないのか。この辺りの
構造計算がちゃんとなされておるのか。それが一つと、それと、通常はこういう
鉄骨ばりは穴を開けるというような工法は取らないんですが、
基本設計、それから
実施設計のときにこの辺りが反映されていたのか。少しその辺りに甘いところがあったのではないかと。そういうところの質問をいたします。
○議長(
内山田善信君) 新
庁舎建設室長。
◎
財政課長兼新
庁舎建設室長(
波岡慎太郎君) 新
庁舎建設室長です。お尋ねの件は、はりに貫通するときに補強をどのようにされたかということと、当初設計と実際どうだったかということだと思いますので、説明させていただきます。
鉄骨はり貫通工につきましては
補強工法がございまして、
OSリングというもので補強させていただいております。これは、構造一級建築士と
構造計算の
確認済みでありまして、
確認審査機関とも協議・
相談済みでございます。 次に、当初設計では経済的な設計の下、階高を抑えた設計となっておりまして、はりと天井の空間が狭く、
ダクト等を配管する際に鉄骨を避けるようにクランクして配管するようにしていました。しかし、
空調機器の
ダクト等がクランクしていると各機器に負担がかかってしまい、後に同等の能力を発揮することが難しくなるんじゃないかなということで、将来の
メンテナンスや
機器更新費用の削減を図るために、鉄骨のはりを貫通させ、真っ直ぐ配管できるように変更した次第です。そのため、
ダクト等を配管するために当初から鉄骨や
鉄筋コンクリートはり部分の
貫通箇所は全体で266か所ありましたが、
ダクト等を真っ直ぐ配管するようにルートを再検討した結果、236か所に減らしております。そのうち、お尋ねの
鉄骨部分の貫通は47か所に増えておりますが、先ほどの
国土交通省認可の
OSリングで
鉄骨はり貫通工補強工法を行っておりますので、強度等に全く問題はないと認識しております。 以上です。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。1番、
広瀬拓也君。
◆議員(
広瀬拓也君) 1番。今回の4,250万円の増額に対してなんですけど、この間、
勉強会でいろいろ説明を受けたところなんですけど、その中で納得できる部分と納得できない部分があったんですが、今回の工事は町としては増額でこの話が来たときに疑問点はなかったのかなというのをお伺いしたいと思います。
○議長(
内山田善信君) 新
庁舎建設室長。
◎
財政課長兼新
庁舎建設室長(
波岡慎太郎君) 新
庁舎建設室長です。契約の中で実際工事に入りまして、約款のほうでもいろんな現場の
自然条件とかそういうのを含めましてこうしたほうがいいというものがありましたら、
施工業者とか
設計者から提案がありまして、その内容について町が判断いたしましてしているところなんですが、今回の変更点に関しましては、実際、今の段階で防災・
減災事業債を活用して整備したほうが、後年、
自分たちの
自主財源のみを使って
維持補修をするよりも当然有利だと判断いたしましての提案でございます。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。10番、
水永正継君。
◆議員(
水永正継君) 水永です。この
変更工事について資料が1番から11番まで出ていますけれども、これを見て将来の
メンテナンスを考えた場合、今やったほうがいいと、そういうところも感じるんです。しかし、幾つかすっきりしない部分があるので質問したいと思います。 資料1、これについて、新しく穴を開けた、それからもう既にその辺りはもう穴を開けているのか。それからもう穴を開けたところを塞ぐというところもありますから、これはもう実際に現在穴が開いているか。それと、穴が塞ぐところはもう既に塞ぐ、そのようなことになっているか。 そして、ただいまの質問で、もともと266か所穴を開けるところがあったけれども、236か所に減ったと、こういうことですが、もう一つ、流れをよくするために直線がいいということに切り替えましたよね。最初の段階は曲がりがたくさんあって流れが悪いから、そういうことを将来考えたら
メンテナンスをしたほうがいいと、そういう変更になったんですけれども、これは設計の段階でもうそのようなのは当然考えるべきではなかったかなと。その辺りの判断ですね。 それから、資料の11番、庁舎側から町道に流す排水管、これが30センチから60センチ、倍になっているわけですけれども、これは当初から設計の段階でこの敷地に最大の雨が降ったときに30センチと決めて、そして、それが今度は倍になった。この辺りがあまりにも計画の段階でよくなかったんじゃないか。しかも、これ変更になったのが、町道側に水を落とします。落として
日豊線側まで流れるあの用水路の工事の方から指摘されて倍になったと。こういうことですから、その辺りの設計の段階のこと、これは大丈夫だったのか。それを伺いたいと思います。
○議長(
内山田善信君) 新
庁舎建設室長。
◎
財政課長兼新
庁舎建設室長(
波岡慎太郎君) 新
庁舎建設室長です。まず、最初のお尋ねの
鉄骨はり貫通のことでございますが、当初の266から236に減ったということで、減った部分については穴を開けておりません。そして、
OSリング、開けた部分については補強を行っております。この点につきましては、当初の計画でありましたが、先ほど御説明させていただきましたが、
設計段階から経費で落としたものだったんですけれども、場所くい打ち
工コンクリート数量の減、これは岩盤が想定したよりも浅いところにありましたので、その分経費が落ち、ラップルコンクリートの減というのもその部分ありまして、その分の減額が実際この工法を取るよりもはるかに安かったものですから、この関係であれば、より将来に
維持管理費がかからない工法、その分増やしても耐えられるんじゃないかということで、実際は
はり貫通箇所の増加で290万円余り、先ほどの岩盤の減額によりまして570万円程度の減額がございましたので、それなら
維持補修をしないような工法を取ったらという提案がありまして、それを今回上げさせていただいているところであります。 次に、資料の11番で、10番でありますか、当初、新庁舎から流れるのり面を伝う箇所が300ミリだった。これを600ミリとする提案でございますが、もともと
庁舎敷地、
庁舎等の排水を想定して基準よりも1.5倍で行っておりましたが、これを排水するに当たりまして、新たに
都市下水路に流入させるに当たりまして、その部分の流量計算含めて計算をしたところ、それでも十分、300ミリで十分ではございましたが、より実際想定外の雨量とか想定外のものがございますので、それなら流量を満たしておるものであっても、管を太くして流れる圧力、流れるスピードを落としたほうがいいのじゃないかというのが
都市下水路への排水までを含めた設計によりまして判明いたしましたので、また、地元からも
排水対策を万全にしてくれという声がございましたので、それに応えるために600ミリの管にして変更したことを提案しているものであります。
○議長(
内山田善信君) 10番、
水永正継君。
◆議員(
水永正継君) 水永です。1番、資料1について、岩盤に早く届いたから、その部分が安くなったからこういう変更になったんだと。そういうことですけれども、この庁舎は地震に強い庁舎です。そのようなものが目的で造られておると思うんですけれども、鉄骨に穴を開けると、これがもうそういう考え方、当初からそれが構造上よくないという、そういう発想は設計の段階でなかったかどうか。今、穴の数が減ったと言いますけれども、既に開けている穴、これが幾つあるのか。それから、開けてあるけれども、もう閉じたと。その数です。閉じたとしても、もともと穴を開けない状態と後で修理したその部分を考えると、強度の面からいうと、震災に強い庁舎を目指してきたわけですから、その辺りの考え方、これは重大だと思うんです。岩盤に届くのが早かったから、その分が浮いてきたと。だから、こういうことになったと。こういうのは何かすっきりしないんですけれども、その辺りの今、数ですね。新しく開けたところ、それから塞いだところの数、お願いします。
○議長(
内山田善信君) 新
庁舎建設室長。
◎
財政課長兼新
庁舎建設室長(
波岡慎太郎君) 新
庁舎建設室長です。先ほど述べましたとおり、穴を開けた箇所は、当初は266を計画しておりましたが、実際に開けたのは236で、お尋ねの穴を開けたけど塞いだということはございません。 そして、
鉄骨はり貫通工補強工法というのがございますので、強度的に何ら問題ないということで、構造一級建築士と
構造計算確認済みでございまして、
確認審査機関であるところと相談をして、これなら強度に問題ないということで、将来の
維持補修費を少なくするためにこのような工費が浮いた部分を使って新たな仕組みでやっておるところであります。
○議長(
内山田善信君) 10番、
水永正継君。
◆議員(
水永正継君) 最後に確認ですけれども、もう穴を開けているかどうかは知らなかったんですが、もう既に開けてある。そして、塞ぐところも出てきた。(「開けただけです」と呼ぶ者あり)穴を開けているところはもう既に開いているわけですね。(「補強しています」と呼ぶ者あり)開けているわけですね。本来はもう構造としては開けないほうがいいけれども、開けたわけですね。(「開けています」と呼ぶ者あり)それが今になって知ることになったんですが(「開けただけです。ちょっと休憩してください」と呼ぶ者あり)その辺り、開けてある
○議長(
内山田善信君) 休憩しましょうか。
◆議員(
水永正継君) はい。
○議長(
内山田善信君) しばらく休憩します。午前10時32分休憩 午前10時33分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。
水永正継君、続きをどうぞ。
◆議員(
水永正継君) もう既に開けてありますよね。開けることになった、もしくはもう既に開けてある。この236か所。236か所を変更して開けることになった、もしくはもう開けてあると。もう既に開けてあるというのが問題なんですけれども。既に開けてある。今頃提案する。それを開ける前に提案はできなかったのか。その辺のスケジュール、伺いたいと思います。
○議長(
内山田善信君) 新
庁舎建設室長。
◎
財政課長兼新
庁舎建設室長(
波岡慎太郎君) 新
庁舎建設室長です。今説明させていただいたのが、当初266か所開ける穴があったんですが、それを見直しまして236か所開けるところを開けて補修をいたしました。そして、それが金額的に減額となりまして、その段階では契約金額に変更しないでもできるということじゃないかということで、その部分は今回ほかの変更箇所と含めまして金額が11月の下旬にはっきりいたしましたので、今回全てを御相談、提案させていただいているところであります。ですから、開けなくていいところは開けたということはありません。計画したものを変更したもので開けております。それを補強しております。そして、金額的に少なくなったものですから、ほかのも含めても金額に変更がないという判断をしておりまして、その後、ほかの資料でお示ししたとおり、増額部分の金額がはっきりしたのが11月の下旬でしたので提案させていただいているところであります。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。3番、出口希俊君。
◆議員(出口希俊君) 3番、出口です。新庁舎建設に関しては、着工前から町民が非常に関心を持っている案件ですが、執行部としても緊張感を持った上でやっていただきたいというのがあるんですけど、そんな中で、今、いろいろ聞いていますと、はりを貫通するとか、配管が300では大丈夫だけど、また600に変えるとか、そういうじゃかい300で大丈夫という最初は積算が出ておるのであれば300でやるべきじゃないんですか。そこら辺が何かふらふらしておるから、はりに貫通して、はりに穴を開けたから、それなら補助リングをつければ強度的に問題ないと。そういう問題じゃないでしょう。図面で設計料、ちゃんとした一級建築士で日本でも有名な設計の方が設計されていると思うんですけど、そんな中で空調設備の配管が通るスペースがないからはりに穴を開けて、それに強度を持たせるためにリングをつけると。仮にそれなら自分の家に木造で建てて、構造上、はりには絶対穴を開けたりはしませんよね。
○議長(
内山田善信君) 出口議員。
◆議員(出口希俊君) はい。
○議長(
内山田善信君) 持論を述べずに質疑を行ってください。
◆議員(出口希俊君) はい。いや、今からです。だから、そんな中で、最初からの打合せですよね。はりに当たる部分は特に気をつけて設計が行われるべきですが、そこら辺の着工前のすり合わせの打合せはちゃんとできていたのか。給排水に関してもそういう打合せ、すり合わせ、これだけの多額のものを造る上ではそういう打合せが肝腎だと思うんですけど、そこら辺の打合せができていたのか。そこをお尋ねします。
○議長(
内山田善信君) 町長。
◎町長(安田修君) 総体的にお答えをしたいと思いますが、一年中、建設工事をはじめとした工事というのは、工事の入札というのは行われておりまして、工事発注をそれぞれしていくわけであります。業者が工事をしていく中で、これよりもこのほうがいいだろうとか、こちらを使うよりもこの部品のほうが強度が増し、将来的には結果よしとなるだろうという一指摘を受ければ、我々は関係者と協議を行い、協議を行った上でその方向に変更したことは今まで何回もあります。つい最近も、工事をする中で工法により変更契約をした事例もございます。ですから、変更することは周囲に影響を及ぼすかもしれません。しかし、現実を見たときに、現実を見据えたとき、現状維持が必ずしも最善策とは限らないと思ったときには、譲歩することも結果的には改善になるということもよくあるのではないかと思っております。ですから、今までにたくさんの工事もしてきました。大きい工事もしてきましたが、そういう中で、時においてはそうした指摘を受けて変更することもございました。総体的な意見であります。
○議長(
内山田善信君) 3番、出口希俊君。
◆議員(出口希俊君) 町長が言われることもよく分かるんですけど、変更というのが一部変更とか、どうしても設計上、変更せざるを得ない部分というのは多々どの現場でも出てくるんですけど、変更の内容が当初設計上で分かるような内容と思うんです。設計上で一応、空調配管が通るとか通らんとか、給排水がどうなるとか、1時間に雨量が100ミリ降ったときにどうなるとかというのは、当初からこれだけの23億円からの建物を建てる上では、一番給排水とか電気設備とか空調設備って一番あれの重要な部分じゃないですか。そこら辺に対して一応設計上で問題はなかったのかと。そこら辺が知りたいんです。だから、設計の提案というか、提案の中でそれだけの提案をされるわけですから、当然、はりに当たるとか当たらんちゅうのは分かりますよね。それ専門で一応仕事をされているわけですから。だから、それを、はりを貫通して、ちょっとはりに当たるから貫通しますよちゅう話を今していますよね。これは初歩的なことだと僕は思うんですけど、そこら辺についての一応設計との一応打合せがあったのか。あと、設備設計、本設計、そこら辺のすり合わせとかそういう確認作業があったのか。そこら辺をお尋ねします。
○議長(
内山田善信君) 町長。
◎町長(安田修君) 御指摘の点はよく分かりますし、ですから、設計する段階でも、梓設計にしてもそれは日本を代表するような設計屋であります。しかし、そうした設計した中で、設計をし、建設をしていく中で、全く何の落ち度もなかったということまでは私どもには分かりませんけれども、途中でそうした指摘があって、ここは先ほども言いましたように、いや、ここは小さいんだけれども、ここはこのほうが将来的にこれはいいだろうという改善策ができたときには、そういう専門家等を交えて、そして業者等を交えて相談をし、こういうことになったわけであります。何でも全てに満ちて100%完全無欠がいいんですけれども、大きなこうした二十数億円の庁舎を建てるわけでありますので、将来的を見据えてこれのほうがいいと、途中でそういうような指摘を受ければその方向に改善していくということも私は大事な決断ではなかろうかなと思っているところであります。
○議長(
内山田善信君) 3番、出口希俊君。
◆議員(出口希俊君) 町長が言われるように、確かにそれは必要だと思います。そんな中で、私たちも施工とかいろいろやるんですけど、お客さんからそれなら浄化槽をいけてくれと。浄化槽はいけましたと。配水管をどこに流すかは決めていませんでしたと。それは追加工事をお願いします。これは業者としては言えないんです。それは見なかったこっちの責任でもあるし、ちゃんと施工する上では責任施工という形で一応いろんな工事をやらせていただくんですけど、今回の場合を見たときに、その部分が薄い感じがするんです。だから、やられている梓設計、長田設計さんにしても、それは優秀な設計士さんですから、当然こういうことを見落とすわけはないと思うんです。じゃから、そこら辺が僕が不思議に思ったのが、本設計と一応設備設計とそこら辺のすり合わせがうまく打合せができていない結果がこの結果になったんじゃないかと、私はそう感じているんですけど、そこはどうですか。
○議長(
内山田善信君) 町長。
◎町長(安田修君) 議員も業者さんだから、よくいろいろと仕事をしています関係で分かると思いますが、我々も門川町の現在と、そして将来を預かる者といたしましても、
自分たちもだてや酔狂で仕事をしているわけではございません。決してそういう思いで仕事に取り組んでいるわけではございません。それは職員共々、公務員として何事にも公平で公正で、そして厳格に町政運営をしたり仕事に当たっていく。それは私どもに与えられた使命でありますし、そう思って何をするにもそういうふうに誇りを持って仕事をしているつもりでありまして、その段階で瑕疵があったのではないかとか、その段階でもっと真剣に取り組んでいけばよかったのではないかと御指摘を受けますけれども、常に先ほど言いましたようにその使命と責任を持って仕事には従事しているつもりであります。御理解を頂きたいと思います。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。2番、
宇都宮三良君。
◆議員(
宇都宮三良君) 2番、宇都宮。この提案理由書の中にある議場の机なんですけど、門川町の材料を使って机をつくることにより工事費は増額となりますが、備品額は減額となりますとなっているんですけど、この金額的なものを教えてもらいたいんですけど。
○議長(
内山田善信君) 新
庁舎建設室長。
◎
財政課長兼新
庁舎建設室長(
波岡慎太郎君) 新
庁舎建設室長です。
勉強会で御説明させていただきました変更内容でありますが、町産材、県産材等を使用して造作して、そしてコロナ対策を取ってやった場合、工事としてやれば660万円程度だと思っております。そして、当初の計画どおり、既製品を購入して物品を購入するとしたら1,800万円程度となりますので、トータルとしましては1,100万円程度の縮減につながると試算しております。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。
反対討論の方。4番、
山岡節夫君。
◎議員(
山岡節夫君) 4番、山岡です。新庁舎の建設費は23億4,850万8,000円で、7月に承認をしたばかりです。契約金額を安易に変更していただくのは非常に困ると思います。工事には、先ほども言いましたが、多少の変更は、これはもうやむを得ないと、そのように思いますが、設計仕様を安易に変更しての追加工事は避けるべきではないか。そのように思います。 特に今回提案の今回の追加工事の増額理由は8項目にわたっております。そして、増額金額は4,350万円の増額です。内容は、施工の容易化、耐久性の向上、安全性の向上が主な理由になっておるようです。特に今回提案のパネル及び材料の材質変更や雨どいアルミ焼付け塗装による耐久性の向上は、最初、風にさらせる場所であって、塩害対策は設計に織り込まれているはずだと思っております。そういうことからしたら、当初設計でも十分な耐久性は持っておるんだろうと、そのように推測されるんですが、そういう延命対策を本当に行う必要があるのかと。そういうやつにお金をかける必要があるのかと。そういうことを考えると、どうもここいらの視点がかなり欠けていると。私どもは庁舎工事を遅らせる考えはさらさらございませんが、このような視点から町民の負担を冒す本提案には反対をしたいと思います。 以上です。
○議長(
内山田善信君) 賛成討論の方。5番、
中城資力君。
◎議員(
中城資力君) 5番、中城です。この建設主体工事、これについては、何といったらいいか、車を買うときと似ているのかなとちょっと思います。車を買うときは、最初は本体価格、最初は一番安く見積もって本体価格、そして、より快適にするためにいろんなオプションをつけていくわけであります。アイデアを出して業者間で協議をし、そして、その協議の上、発注者が決定をしていく。こういった庁舎や大きな建設現場では当たり前のように行われているアイデアとアイデアの盛り込みと、それと増額、そして、補強や外壁パネルに至っても、最初は大体これぐらいで造るんだが、でも、どんどん補強したり安全を考えるとこちらのほうがよいというふうな意見が業者間の中で出れば、そこはしっかりとよいものを造るために可能な限り安く、そして負担にならないのかというところを協議した上で発注されているものであるというふうに私は判断をします。 それと、議場の机、これも世界的な今は動きとして新型コロナウイルス感染症が蔓延しております。これに対しても、庁舎の主体工事におきましてもそうなんですが、そういったコロナ対策も取らなければならない。そういったことが新しく加わった。そして、門川町の未来を考えると、課も1つ増やさないかん。そういったことで機器を置いたり、配管の位置を変えたり、そういったことをアイデアを出しながらなるべく金額を抑えながらやっていけているのではないかなと私は判断します。 それと、外構工事の排水に関しては、これは当初は、当初の雨量計算からすると大丈夫だったんですが、これは地域の住民が本当に大丈夫なのかと、もっとしっかりとしたものを造っていただきたいという要望もありまして着手したものではないかというふうに聞いておりますので、そういったものについてもしっかりと、また今後ICTが始まりますので、ネットワークの機器や配線工事の協議、これを円滑に進めていく。本物の防災に強い、コロナに強い、そして今後のICT社会に強い、そういった庁舎を造っていくために必要な変更契約なのではないかというふうに私は判断しますので、賛成をいたします。
○議長(
内山田善信君)
反対討論の方。10番、
水永正継君。
◎議員(
水永正継君) 水永です。この
変更工事について、将来の
メンテナンスを考えた場合、当然先ほども言いましたようにやっておくべき、それはあると思います。実際にこの資料を見て。しかし、一番大事な耐震という面、それから安全という面において、最初の
設計段階があまりにもよくなかったと。こういう問題が出てくることは
設計者として責任があると思うんです。その辺りがおろそかだったのではないかと。そういう意味で、いいところもあるけれども、注意しなければいけない大事な庁舎ですから、地震とか津波に対して。そのようなことを考えると、いいところもあるけれども、設計の段階で初歩的な落ち度ではなかったか。そういうふうに感じるので、全面賛成というわけにはまいりません。 以上です。
○議長(
内山田善信君) 賛成討論の方。6番、森川春夫君。
◎議員(森川春夫君) 6番、森川です。皆さんも御承知のように、どんな工事にも出来高、それから工事の進捗により変更はつきものでございます。それを含めた上で、今回の変更内容というのが、耐久性の向上、それから将来の
メンテナンスを考慮したもの、そして、度重なる日本全国でも豪雨があっていますけれども、その豪雨に対してのICT対策の強化、それから感染症対策に配慮した部分でも、地場産材の使用というようないろんな形で配慮がなされております。私はこの建設に当たってよりよいものを造ろうとする前向きな意図がよく表れている変更内容だと思います。それによって、私は賛成します。
○議長(
内山田善信君)
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。 採決の方法は起立により行います。 なお、この際申し上げます。起立しない方は反対とみなします。 お諮りします。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君) 御着席ください。 しばらく休憩します。午前10時57分休憩 午前10時58分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。 採決の結果、賛成、反対が同数であります。したがって、
地方自治法第116条1項の規定により、議長が本案に対して裁決します。 議案第61号について、議長は可決と裁決します。したがって、議案第61号は可決されました。 ここでしばらく休憩します。午前10時58分休憩 午前10時58分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。 ここでしばらく休憩します。再開を11時10分といたします。午前10時59分休憩 午前11時10分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。────────────・────・────────────
△日程第9.議案第62号
△日程第10.議案第63号
△日程第11.議案第64号
△日程第12.議案第65号
○議長(
内山田善信君) 日程第9、議案第62号令和2年度門川町
一般会計補正予算(第9号)について、日程第10、議案第63号令和2年度門川町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、日程第11、議案第64号令和2年度門川町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、日程第12、議案第65号令和2年度門川町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、以上4件の議案について、一括して議題とします。 議案第62号から議案第65号までの4件の議案について、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。11番、
神﨑千香子君。
◆議員(
神﨑千香子君) 私は、児童福祉費と補正予算16ページの保育園の広域利用の837万円増額になっていますが、一応、年度途中から保育園が足りないということで、日向、延岡ら辺に勤めている方が広域で預けることが増えているということですが、ゼロ歳児から1歳児が年度初めは足りているんですが、途中から保育園が足りなくなるという状況がありますが、私も年度途中で2人の1歳半と2歳半の子供を公立の保育園に預かってもらってとても助かった経験があるんですが、不意の状況とかが子育て中の皆さんにはあると思いますが、今後の保育園、小規模保育とかも含めて、このままでいいのか。今後、小規模保育とかを増やすような必要があるんじゃないかというのも見受けられますが、どう考えているのか。病後児保育がまだもう計画はある段階でできていない状況もあるんですけど、そこら辺の子供の保育に対する考え方、今後。広域が増えているということは、お母さんたちに支障も来しているんじゃないかなというのがうかがえますが、お尋ねいたします。
○議長(
内山田善信君)
福祉課長。
◎
福祉課長(橋口聡君)
福祉課長です。ただいま神﨑議員からお尋ねの件でございますが、広域保育に関しましては、議員が言われましたように、4月以降に増えていくような傾向にございます。 町内で受入れができない大きな理由といたしまして、議会の中で何度か答弁させていただきましたように、保育士職というのが今全国的に足りていないような状況になっております。保育士職が足りなくなってくると、受け入れられる子供の数も自然と減ってくるということで、県のほうでも保育士確保、保育士育成についての補助金であるとか施策を出しておるんですが、門川町としましてもこの辺りをもうちょっとPRをしながら、ほかに保育士確保ができるような方法がないのかということで今現在検討しておるところです。 また、病後児保育についても御質問いただきましたが、病後児保育につきましても、一応、場所等確保ができておりますので、今後は予定の進捗よりも多少遅れてはおりますが、少しずつですけど、進捗をさせておるようなところです。まだ少し議会の中で言えるようなところまでは準備ができておりませんが、今後、後退することのないように進めておるところでございます。御理解をお願いします。
○議長(
内山田善信君) 11番、
神﨑千香子君。
◆議員(
神﨑千香子君) 私の認識の違いがあったのかなと思うんですけど、広域が増えているのは保育園が足りないんじゃなくて、保育園のパイはあって保育士が足りないんですね。確認です。
○議長(
内山田善信君)
福祉課長。
◎
福祉課長(橋口聡君)
福祉課長です。広域保育全体が受け入れられるかというとまた変わってくるんですが、保育所、児童福祉施設については一定の数はございます。ただ、保育所、認定こども園ごとで定数を持っているんですが、受入れ定数を持っているんですが、その定数ほど保育士が足らない分、受け入れられないという保育所が最近少しずつ出ております。そういったことで受け入れられない分が広域のほうに入所をされたりとか、無認可のほうに入所をされたりとかいう状況が今あるということでございます。 以上です。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。1番、
広瀬拓也君。
◆議員(
広瀬拓也君) 1番。今回の介護保険事業特別会計でのリハビリ機材の購入についてお伺いしたいんですけど、これは社会福祉協議会のほうに配置されるということだったんですけど、そうなった場合は社会福祉協議会のデイサービスに通っている方がメインで使われるというような形になるんですか。
○議長(
内山田善信君)
福祉課長。
◎
福祉課長(橋口聡君)
福祉課長です。今現在も総合福祉センター、社会福祉協議会さんが入っているところですが、そこらで町の委託事業としてパワーリハビリという介護予防事業をやっております。この中で使われる機材でございますので、優先的に社協さんが独自でやっているデイサービスが使うというようなことは想定しておりません。 以上です。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。4番、
山岡節夫君。
◆議員(
山岡節夫君) 4番、山岡です。給食センターの造成工事についてお伺いしたいんですが、今回8,300万円なんですけれども、どうも給食センター建設そのものを、全体承認を議会はいつ承認を受けて、実際の段階で議会は承認を受けたのか。どのように判断して今取り組まれているのか。今、個別で小出しでずっと承認を受けてきていますよね。全体計画でこういうものができるので、これをこういう形で給食センターを造るんですよ。それでよろしいですねという承認を受けることは考えておられないのか。その点と、それから、給食センター、これの今の現在の施設を継続した場合と、それと統合化した場合の定量的評価をされたのかどうか。それで、こっちのほうが絶対数字的に行政コストがものすごく削減できますよというような形でやられるのか。そういうことで、これ、給食センターの土地を造成するということは、そういう給食センターをもう造るんだという意識の下にやられておるので、そこいらの背景的なものをきちんと説明された上で造成工事をぜひやっていただきたいと思うんです。でないと、我々、判断、これを本当にやっていいのかどうかという判断根拠を持たないような状況なんです。そこいらのところを
○議長(
内山田善信君) 山岡議員、発言の途中ですが、しばらく休憩します。午前11時18分休憩 午前11時35分再開
○議長(
内山田善信君) 休憩前に引き続き開議します。
山岡節夫議員。
◆議員(
山岡節夫君) 4番、山岡です。質問の仕方を訂正して、変更して質問をしたいと思います。 給食センターの造成工事に8,300万円かかっているんですが、8,300万円かかった根拠、これをお伺いしたいと思います。
○議長(
内山田善信君)
教育総務課長。
◎
教育総務課長(椿原悟君)
教育総務課長です。工事概要につきましては、土工事、のり面工事、排水工事の造成工事、それと取付け道路関係の土工事、排水路、それと調整池の工事等になります。この分につきまして、五十鈴小学校裏の町有地、敷地面積が7,091平米ありますけれども、その中の造成工事としまして4,670平米を造成させていただこうと考えております。 今回につきまして、前回の全員協議会の折にも説明をさせていただきましたけれども、敷地造成費の全体費からしますと、一部の工事を次の令和4年度に実施ということで考えておりまして、その分につきましては省いた金額で8,300万円という金額を上げさせていただいているところです。 以上です。
○議長(
内山田善信君) ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) これで質疑を終わります。 これから逐次討論、採決を行います。 まず、議案第62号令和2年度門川町
一般会計補正予算(第9号)についての討論を行います。
反対討論の方。11番、
神﨑千香子君。
◎議員(
神﨑千香子君) 私が
一般会計補正予算(第9号)について反対する理由は、今回も学校給食センター造成工事8,300万円、図書館空調工事3,138万円など、大型工事が出ています。これらの工事の予算、入札に関して、町の考え方、執行方法など、私は問題があると考えます。議会の審議はもとより全て公開で、もちろん法律で関係議員も除斥ではない場合もあります。だからこそ、従来工事などの予算は審議では正確な数字を聞いても、入札に関することですからと、公平・公正な入札を担保するために予定価格が想定される説明はされてきませんでした。それが否決されたサイン工事など、予算の説明と予定価格は例を申しますと同じだったことについて、町は予算計上した金額とたまたま適正な設計金額に応じて設定した予定価格が同額になったから問題ない。また、予算審査に関係議員がいたことは法律に抵触していないから問題ないなどと、委員会での説明資料までの確認が取れなかった。問題があるとすれば、資料の出し方など、議会と協議していくなどとしています。このことは、公平・公正な入札をしなければならない執行責任者がきちんと監督すべき仕事を、まるで議会システムに問題があるかのように責任転嫁をしていると私は思います。そもそも予算入札の執行責任者は、町民に不公平感、疑念を抱くような予算だて、執行はすべきではありません。信なくば立たずという言葉があります。このような姿勢では公正・公平であるべき予算執行、入札執行に対する町民の疑念は払拭されていないと私は判断します。 以上、
反対討論とします。
○議長(
内山田善信君) 賛成討論の方。5番、
中城資力君。
◎議員(
中城資力君) 5番の中城でございます。今回の補正は、コロナウイルス対策をはじめとする、防疫対策をはじめとする健康づくりや防災、それと何よりも学校給食センターもあります。私もPTAにおりますので、見守りに入ったときに、子供たちの様子がやはり少しずつ違うなというふうに思います。これは休校の影響であったり、自宅待機、そういったものの影響で横のつながりができなかったり、非常に学校のほうも苦慮しているところじゃないかなというふうに思います。そういったところに教育の部分、コロナの対策、また、図書館の換気、これもコロナの対策事業など、様々な地域情勢、社会情勢に即して変わっていく。それに対応するための重要な予算であります。特に学校給食センターは、私も一般質問の中で申しましたとおり、来年の6月からは改正食品衛生法が施行されます。その中で、HACCPの考え方、それに準拠した施設でなければならないという考えの下で学校の給食を提供しなければならなくなります。これは一つ、新しく給食センターを造って、そして安心・安全な食材が子供たちに提供され、そして、教育の分野がさらに進んでいくというふうなことを担っているんだと私は思うわけです。そういったことで、私は賛成といたします。 以上です。
○議長(
内山田善信君)
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君) 起立多数であります。したがって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号令和2年度門川町
国民健康保険事業特別会計補正予算についての討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号令和2年度門川町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号令和2年度門川町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についての討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、議案第65号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第13.発委第2号
○議長(
内山田善信君) 日程第13、発委第2号
門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則についてを議題とします。
趣旨説明を求めます。
議会運営委員会委員長、
神﨑千香子君。
◎議会運営委員長(
神﨑千香子君) 11番。
門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則について、内容を説明いたします。 現行の議会傍聴規則は昭和62年に施行し、平成27年に一部改正を行い、現在に至っております。 御承知のとおり、新型コロナウイルス感染症の予防の観点から、本年3月の
定例会より、密接となる環境を防ぐため、傍聴できる人数を制限しております。 そのことも含め、傍聴規則に定める事項につきまして、傍聴手続の簡素化も含め、現在実施内容と合わせるため、所要の改正を行うものであります。 御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
内山田善信君) 以上で説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。
反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君)
起立全員であります。したがって、発委第2号は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第14.令和2年陳情第1号
○議長(
内山田善信君) 日程第14、令和2年陳情第1号
地方たばこ税を活用した
分煙環境整備に関する
陳情書を議題とします。 本件は、総務財政厚生常任委員会に付託となっていましたので、委員会の報告を求めます。総務財政厚生常任委員会委員長、
水永正継君。
◎総務財政厚生常任委員長(
水永正継君) 水永です。去る9月1日の本会議で本委員会に付託されました陳情第1号
地方たばこ税を活用した
分煙環境整備に関する陳情書につきまして、審査の経過と結果について報告いたします。 陳情第1号は、住所、宮崎県都城市前田町14街区13号、都城たばこ販売協同組合・九州南部たばこ販売協同組合連合会理事長福島洋一氏ほかから提出されたものであります。
陳情書の要望事項は、1、本町において、行政の責務として、パーティション設置等による、より快適な公共喫煙場所の設置・維持を積極的に進めることを求める。2、本町における公共喫煙場所の設置・維持に際して、本町に納入される
地方たばこ税の一部を活用して進めることを求める。3、国に対し、本町から、
地方たばこ税を公共喫煙場所の整備に活用できるように、全国的な制度を要望することを求めるという3点であります。 本
陳情書に対する本委員会の見解は、審査の結果、不採択といたします。 要望1つ目の公共喫煙場所の設置を積極的に進めていくことについては、本町における整備状況も踏まえ、未整備箇所や法律に適合していない喫煙場所は計画的に整備をすることについては、本委員会として理解できる内容であります。 要望2つ目の
地方たばこ税の一部を活用した施設整備については、もともと
地方たばこ税は一般会計に繰り入れられ、医療費や投資的経費等にも活用されており、本委員会として、
地方たばこ税の使用目的を特化すべきではないと考えます。 要望3つ目の全国的な制度を要望することについては、事業者は喫煙場所を整備することが法律で義務づけられており、国が助成金制度を設け支援している状況にあります。今後、助成金制度を活用した施設整備も進んでいくものと考えており、全国的な制度設計を要望するまでには至らないと判断いたします。 以上、報告をいたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
内山田善信君) 他の委員の補足はありませんか。──以上で総務財政厚生常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 本件に対する委員長報告は不採択です。よって、原案について討論をいたします。 原案に賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。 本件に対する委員長報告は不採択です。よって、原案について採択します。 本件を採択することに賛成の方は御起立願います。(「議長、休憩願います」と呼ぶ者あり) しばらく休憩します。午前11時53分休憩 午前11時54分再開
○議長(
内山田善信君) よろしいですか。では、休憩前に引き続き開議します。 これから採決を行います。 本件に対する委員長報告は不採択です。よって、原案について採決します。 本件を採択することに賛成の方は御起立願います。〔
賛成者起立〕
○議長(
内山田善信君) 起立少数であります。したがって、令和2年陳情第1号は不採択とすることに決定しました。────────────・────・────────────
△日程第15.
議会運営委員会、各
常任委員会並びに
特別委員会の閉会中における
所管事務の
継続調査及び
継続審査について
○議長(
内山田善信君) 日程第15、
議会運営委員会、各
常任委員会並びに
特別委員会の閉会中における
所管事務の
継続調査及び
継続審査についてを議題とします。
議会運営委員会、各常任委員会、
特別委員会の委員長から、委員会での調査及び審査中の事件について、
会議規則第75条の規定により、閉会中の
継続調査及び
継続審査の申出がありました。 ついては、申出書の写しをお手元に配付しております。 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査及び
継続審査とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
内山田善信君) 異議なしと認めます。したがって、各委員長から申出のとおり、閉会中の
継続調査及び
継続審査にすることと決定しました。────────────・────・────────────
○議長(
内山田善信君) 以上で、本日の日程は全て終了しました。 これで本日の会議を閉じ、令和2年門川町議会第4回
定例会を閉会します。
◎
議会事務局長(和田尚君) 御起立願います。一同、礼。午前11時56分閉会────────────────────────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 令和2年12月15日 議 長
内山田善信 署名議員 山岡 節夫 署名議員 中城 資力...