門川町議会 > 2015-06-19 >
06月19日-05号

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  1. 門川町議会 2015-06-19
    06月19日-05号


    取得元: 門川町議会公式サイト
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    平成 27年 第2回定例会(6月)──────────────────────────────────────平成27年 第2回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第5日)                        平成27年6月19日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第5号)                    平成27年6月19日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 議案第25号 門川国民健康保険税条例等の一部を改正する条例について            ※ 所管常任委員長報告報告に対する質疑・逐次討論採決 日程第3 請願第1号 「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書提出を求める請願書            ※ 所管常任委員長報告報告に対する質疑・逐次討論採決 追加日程      発議第6号 「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書について 第  1            ※ 提案理由説明質疑討論採決 日程第4 発議第3号 議長議長選挙立候補制等検討特別委員会の設置について            ※ 提案理由説明質疑討論採決 日程第5 議長議長選挙立候補制等検討特別委員会委員の選任について            ※ 正副委員長選任報告 日程第6 発議第4号 門川町議会会議規則の一部を改正する規則について 日程第7 発議第5号 門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則について            ※ 一括上程提案理由説明一括質疑・逐次討論採決 日程第8 議会運営委員会・各常任委員会及び特別委員会の閉会中における所管事務継続調査及び継続審査について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 議案第25号 門川国民健康保険税条例等の一部を改正する条例について            ※ 所管常任委員長報告報告に対する質疑・逐次討論採決 日程第3 請願第1号 「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書提出を求める請願書            ※ 所管常任委員長報告報告に対する質疑・逐次討論採決 追加日程      発議第6号 「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書について 第  1            ※ 提案理由説明質疑討論採決 日程第4 発議第3号 議長議長選挙立候補制等検討特別委員会の設置について            ※ 提案理由説明質疑討論採決 日程第5 議長議長選挙立候補制等検討特別委員会委員の選任について            ※ 正副委員長選任報告 日程第6 発議第4号 門川町議会会議規則の一部を改正する規則について 日程第7 発議第5号 門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則について            ※ 一括上程提案理由説明一括質疑・逐次討論採決 日程第8 議会運営委員会・各常任委員会及び特別委員会の閉会中における所管事務継続調査及び継続審査について──────────────────────────────出席議員(14名)1番 米良  格君       2番 岩佐 祐一君3番 森川 春夫君       4番 菊地 稿治君5番 請関 義人君       6番 安藤 福松君7番 黒木  裕君       8番 水永 正継君9番 小林 芳彦君       10番 内山田善信君11番 神﨑千香子君       12番 米良 昭平君13番 森  誠一君       14番 安田 茂明君──────────────────────────────欠席議員なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名議会事務局長 川邊 一孔君     議会事務局書記 大澤 陽一君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長          安田  修君  副町長         金丸 隆康君教育長         新原とも子君  会計管理者会計課長   黒木 高一君総務課長        木代 佳美君  企画財政課長      請関 史朗君税務課長        黒木 和浩君  町民課長        和田 裕次君福祉課長        吉本 政文君  教育総務課長      小野 俊洋君社会教育課長      岩田 一男君  産業振興課長      安田 正光君建設課長        久米 佳郎君  環境水道課長      山松富士光代表監査委員      黒木 元吉君  ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎議会事務局長(川邊一孔君) 御起立願います。一同、礼。 ○議長安田茂明君)  ただいまから、本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員指名議長安田茂明君)  日程第1、会議録署名議員指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、6番、安藤福松君、7番、黒木裕君を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第25号 ○議長安田茂明君)  日程第2、議案第25号門川国民健康保険税条例等の一部を改正する条例についてを議題とします。 本件は、文教厚生常任委員会に付託となっていましたので、委員長報告を求めます。文教厚生常任委員長請関義人君。 ◎文教厚生常任委員長請関義人君) 5番。おはようございます。文教厚生常任委員会報告を行います。 去る6月15日月曜日の本会議において、本委員会に付託されました議案第25号門川国民健康保険税条例等の一部を改正する条例について、6月15日午後より委員会審査を行いました。本委員会では、町民課より提出された本案に対する資料の説明を受け、慎重に審査いたしました。その経過と結果について報告をいたします。 まず、税率引き上げの背景についてであります。 本町も高齢化の進展、医療の高度化に伴い、毎年の医療給付費が3から4%増加、一方、被保険者数は減少の現状にあります。これを数字で見てみますと、平成26年3月から27年1月までを前年同期と比較した場合、10.2%の伸びであり、1人当たりの給付としては年額約37万円程度になっております。 このような背景を踏まえ、今回の改正では、大幅な負担増を軽減するため、基金を4,000万円取り崩し、また、一般会計から3,000万円の法定外繰り入れを行う予算措置がなされており、あわせて、国民健康保険の被保険者構成状況にも配慮した改正との見解で意見の一致を見ました。 なお、委員会での主な質疑応答は次のとおりです。 問い、給付費伸び率は県内でどの位置になるのか。 答え、伸び率では県内で2位、給付費額では9位となっている。 問い、被保険者構成比の中での、軽減世帯・人数の割合は。 答え、世帯数で63.27%、人数で61.7%の比率で軽減措置がとられている。 問い、高額医療費伸び率の現状は。 答え、伸び率上昇傾向になっている。 以上のような審査経過の中、現在の制度を健全に維持し、町民の健康に対する不安を一掃するための施策として、給付費伸びを抑制するために、今年度からの重点施策として掲げている健診率のアップ、予防事業のより一層の拡大・拡充を要望したところであります。 本委員会に付託されました議案第25号門川国民健康保険税条例等の一部を改正する条例につきましては、全委員賛成により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、委員会審査の経過と結果であります。以上です。 ○議長安田茂明君)  以上で、文教厚生常任委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。12番、米良君。 ◆議員米良昭平君) 12番、米良です。委員長報告はわかりやすかったのですが、一つだけお尋ねしたいと思います。 15日の総括質疑の中の私の国保税に関する質疑町長答弁がありましたが、その中に一般会計から国保に金を補填するのは構わないというような意味の答弁があったかと思います。そうしますと、ふるさと納税の金を国保に補填できるかとも考えられるわけでありますが、3,000万円ほどのお金が補填できれば、国保税は据え置きにできたかなと思っております。 委員会での意見交換が盛んに行われたようですが、その中でふるさと納税の話はどのような形で意見が出たのでしょうか。 ○議長安田茂明君)  5番、請関君。 ◎文教厚生常任委員長請関義人君) 5番。当委員会の中では、ふるさと納税に対する意見は出ませんでした。 ○議長安田茂明君)  ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。反対討論の方。8番、水永君。 ◎議員水永正継君) 水永です。この国保に関しては、門川町も非常に今までずっと努力してきて今年度になったんですけれども、これでもやはり4.3%という値上げ、今後これは高齢化社会を迎えると、ますます負担はふえていくんではないかと思います。 そこで、今まで町がやってきたことは、これは努力しているけれども対症療法ですので、やはり国に対して、町とか議会が一生懸命、今後、物を言っていくことが大事ではないかと思います。国が、国の負担を下げてきた経緯もありますから、もとに戻すとか、これから迎える高齢化社会に対して、国保のことをやっぱり考えた国の政策が大事だと思います。 ○議長安田茂明君)  賛成討論の方。6番、安藤君。 ◎議員安藤福松君) 6番。確かに、保険税負担が多くなっていることについては周知のとおりでありますが、しかし、健康保険においては、取るべき税額の算定の仕方、それはもう決まっているわけでありまして、今説明がありましたように、今後いわゆる健康づくり等の施行にして、減らすことを努力するということが書いておりますけども、まさにそのとおりであると思います。 今回の改正については、仕方のない常套であるということで賛成するものであります。 以上です。 ○議長安田茂明君)  反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第25号を委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  御着席ください。起立多数であります。したがって、議案第25号門川国民健康保険税条例等の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
    日程第3.請願第1号 ○議長安田茂明君)  日程第3、請願第1号「集団的自衛権」に関わる法整備反対に対する意見書提出を求める請願書議題とします。 本件は、総務財政常任委員会に付託となっていましたので、委員長報告を求めます。総務財政常任委員長内山田善信君。 ◎総務財政常任委員長内山田善信君) 10番、内山田。それでは、総務財政常任委員会報告を行います。 去る6月15日の本会議において、本委員会に付託されました請願第1号「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書提出を求める請願について、委員会審査を行いましたので、その審査結果を御報告いたします。 請願第1号は、宮崎市の「秘密保護法を考える市民の会」代表藤原宏志氏ほか5名によるものであります。 請願の要旨は、今国会に集団的自衛権関連法案11本が上程されている。集団的自衛権が法的に認められれば、日本が直接攻撃されなくても、同盟国が起こした戦争後方支援という形で参戦することになる。また、同盟国戦争日本が加担し、自国民と他国民をも傷つけることにもなりかねない。今後とも、平和国家として日本世界から信頼され、また自国民を戦火に巻き込むことのないよう、集団的自衛権に関わる法整備反対する意見書を本町議会から国会へ提出いただけるよう求める請願であります。 本委員会では質疑討論採決の結果、賛成少数により不採択となりました。 以上で報告を終わります。 ○議長安田茂明君)  以上で、総務財政常任委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。13番、森君。 ◆議員森誠一君) 13番。不採択ということでございますが、質疑は何かあったんでしょうか。質疑討論関係が何かありましたらお願いいたします。 ○議長安田茂明君)  10番、内山田君。 ◎総務財政常任委員長内山田善信君) 質疑の時間はかなりとったつもりではありますけれども、質疑等に関してはありませんでした。 ○議長安田茂明君)  ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。まず、請願採択賛成の方の発言を許します。8番、水永君。 ◎議員水永正継君) 水永です。この請願に関することは、今非常に大事な問題だと思います。憲法学者もとても心配しています。中身がわかればわかるほど、非常に問題のある法案です。ですから、請願者方たちも、将来の日本のことを心配して出されていると思います。 もし、この法案が通れば、米国が始めた戦争にいつでもどこでも参加するおそれが出てきます。安倍首相は、後方支援だから大丈夫だと言っていますけれども、この後方支援というのは兵たんです。だから、前線に、食料とか医薬品とかそれから弾薬だとか、それから武器ですね、このようなものを送ることになりますから、相手国から見れば、これはもう前線後方の関係はわかりません。ですから、もう攻撃を受けるおそれは十分に出てきます。そういう心配があるのに、安倍首相は大丈夫だと言っているわけです。このことが通っていけば、日本は今までと全く違う世界になると思います。 さきの戦争で、今の我々はなぜ、あの日本戦争がとめられなかったのかと言いますけれども、今そのような状況です。過去の戦争を反省して、あの憲法9条ができたわけですから、憲法9条の中では、こういう戦争のこういう行動はできない。で、ずっと70年間日本は守り続けて外国と戦争しなかったから、一人の相手国犠牲者も出さなかったし、日本側犠牲者も出していません。 ところが、これが脅かされる危険が出てきます。それを、やはり皆さん心配しているわけです。ですから、やっぱり地方の議会から今声を上げていくことが大事ではないかと思います。かつての戦争を知れば、今やっぱり物を言わなければいけないと、そういうことが大事だと思います。 アメリカが行う戦争が必ずしも正しいとは限りません。ベトナム戦争は、あれはトンキン湾のでっち上げだったとアメリカ自身が認めています。それから、イラク戦争では、大量破壊兵器はなかったと、そういうことをアメリカ自身が言っているわけです。ですから必ずしも正しいとは限りません。 そして、日本の政府は、このベトナム戦争イラク戦争に対しても、まだ余り反省してないんですよね。そして、ただ賛成、協力、支持をしてきました。ベトナム戦争では、ベトナム人たちが約300万人、それからアメリカの兵士が約6万人、それから枯葉剤で苦しんでいる人たちがたくさん現在もいます。それから、イラク戦争では10万人以上の民間の人たちが犠牲になったし、アメリカの兵士も4,500人ばかりなりました。 そういうことが過去にありますので、日本はやはり憲法9条を守って、この法案にしっかり目を向けて、何が起ころうとしているのか考えていくべきだと思います。 以上です。 ○議長安田茂明君)  次に、請願採択反対の方の発言を許します。13番、森君。 ◎議員森誠一君) 13番、森。今、長々と賛成意見を述べられましたが、私は簡潔に反対意見を述べたいと思います。 安全保障関連法案反対意見書が出されておりますが、これによりますと、日本をいつでもどこでも戦争できる国へ変えるための法案だと言っております。私は、この法案日米共同抑止力を強め、日本の平和や国民の安全を守ることにあり、言いかえれば戦争抑止力法案だと考えております。よって、この請願反対するものであります。 以上です。 ○議長安田茂明君)  ほかにありませんか。11番、神﨑君。 ◎議員神﨑千香子君) 私は、この法案に対しては、一応憲法学者憲法に抵触するという多くの学者の声もあります。日本は戦後70年、憲法9条によって戦争に一度も加担しなかったという事実によって、私たちは平和を享受しているっていうこともあります。そして、今世界が混沌としている中で、今この9条をきちんともう一度国民全体で見直してきちんと認識するいい機会だと思います。 日本を取り巻く状況も変わっていることは事実であります。周辺事態法で守れないのか、本当にこの集団的自衛権を行使しなくちゃならない緊急的な要素があるのか、やはり説明不足だと思います。早急な結論は、非常に日本国民を巻き添えにする、特に自衛隊員の皆様は戦争に加担するという、いかに後方支援だと言っても加担するという気持ちで自衛隊の活動をしているわけじゃないと思います。近年、自衛隊の皆様が非常に日本国民からも頼られて誇りを持って仕事をしているのは、災害支援世界中に起こっている難民の人たちの支援、さまざまな国際貢献の形があると思います。もう少しやっぱり国民を交えた議論の中で、慎重にこの法案はしていくべきだと私は思います。 以上によって、この請願には私は賛成といたします。 ○議長安田茂明君)  採択反対の方。5番、請関君。 ◎議員請関義人君) 5番、請関。私は、採択反対の立場から討論を行います。 この請願の中に、「いつでもどこでも戦争のできる国」というくだりがあります。私は、そういうふうには理解はしておりません。 今回の安保法制論議は、いかにして国益を守るか、いかにして国民の生命・財産を守るか、そのための法整備であると考えます。 確かに、憲法では交戦権は認めておりません。戦争放棄であります。他方、生存権幸福追求の権利は、固有の権利として認めておられます。歴代内閣では、集団的自衛権は有しても行使できない、そういう立場をとっていたことは理解しておりますけど、昨今の我が国を取り巻く安全保障の環境は大きく変化してきております。この権利を揺るがしかねない事例もたびたび発生している状況にあります。我が国は、三権分立の立場から、憲法の枠内でどのような施策を持って国土・国民を守るかは、行政権に委ねられております。政府には、国民の生命・財産を守るという責務が課せられております。 今回の安保法制論議では、我が国の存続が危ぶまれるときという大きな制約がかかっております。地域も発動要件も大きく制限されております。存続危機事態に陥っても、限定的に集団的自衛権が発動できないということであれば、冒頭申しました生存権幸福追求権利は大きく損なわれると思います。 以上の理由をもって、採決反対する討論といたします。以上です。 ○議長安田茂明君)  採択賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  これで討論を終わります。 これから採決を行います。請願第1号に対する委員長報告は不採択であります。したがいまして、原案について採決します。 請願を原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  着席ください。起立多数であります。したがって、請願第1号「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見提出を求める請願は、原案のとおり採択されました。はい。 ◎議員水永正継君) 水永です。ただいまの請願採択されましたので、意見書発議動議提出したいと思います。 ○議長安田茂明君)  ただいま、水永君から議員発議動議提出されました。この動議賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  御着席ください。この動議は、1人以上の賛成者がありますので、成立しました。 議員発議動議日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることについて採決します。この動議を直ちに議題とすることに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  着席ください。起立多数であります。したがって、この動議日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。 しばらく休憩します。午前10時27分休憩                              午前10時29分再開 ○議長安田茂明君)  再開します。────────────・────・──────────── △追加日程第1.発議第6号 ○議長安田茂明君)  追加日程第1、発議第6号「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書議題とします。 提案理由説明を求めます。水永君。 ◎議員水永正継君) 水永です。発議第6号「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書について趣旨説明いたします。 ここに意見書案がありますので、これを読みたいと思います。 内閣は、「集団的自衛権」は許されないとする歴代内閣憲法解釈を突如変更し、これを「容認」するという閣議決定を強行したのは周知のとおりです。憲法が、時の内閣によって「解釈変更」されることは、立憲国家として許されることではありません。 各種世論調査で、国民多数がこの法案反対しているにもかかわらず、日本を「いつでもどこでも戦争できる国」へ変えるため、十数本の法案が通されようとしています。 日本は、憲法9条、戦争放棄の規定により、この七十数年他国と戦火を交えることはありませんでした。これは、再び日本を戦場にしない、再び他国を侵さないという厳粛な反省と決意を憲法という形で世界に公約した結果です。 これらの「安全保障関連法案」が通れば、日本が直接攻撃されなくても「同盟国」が惹き起こした戦争に「後方支援」という形で参戦しなければなりません。戦争では、前線で戦うだけでなく、前線へ送られる軍事物資を遮断するため、「後方」を攻撃するのは常套手段です。 今度の法案では、自衛隊員が「自分を守るため」だけでなく、「任務を遂行」するため武器を使用することが認められています。これらの法案が成立すれば、「同盟国」が始めた戦争日本が加担し、自国民と他国民を傷つけることになりかねません。 私たちは、戦後一貫して守り続けてきた不戦の誓い、その誓いで築かれた国際的信頼を大切にし、武力に頼らず外交により国際紛争を解決することこそ真の平和主義であると確信し、今、国会で審議されている「安全保障関連法案」に反対します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見提出します。平成27年6月、宮崎県門川町議会議長安田茂明内閣総理大臣衆議院議長参議院議長様となっていますが、よろしく御審議をお願いしたいと思います。 ○議長安田茂明君)  以上で説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  御着席ください。起立多数であります。したがって、発議第6号「集団的自衛権」に関わる法整備反対する意見書は、原案のとおり採択されました。 お諮りします。発議第6号の意見書提出先については、議長に一任することにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  異議なしと認めます。したがって、意見書の送付先については、議長に一任することに決定しました。 以上で、追加日程第1を終わります。────────────・────・──────────── △日程第4.発議第3号 ○議長安田茂明君)  日程第4、発議第3号議長議長選挙立候補制等検討特別委員会の設置についてを議題とします。 提案理由説明を求めます。安藤福松君。 ◎議員安藤福松君) 安藤。発議第3号議長議長選挙立候補制等検討特別委員会の設置について提案理由を御説明いたします。発議書を読み上げることで提案理由といたします。 次のとおり、議長議長選挙立候補制等検討特別委員会を設置するものとする。 名称、議長議長選挙立候補制等検討特別委員会とする。 設置の根拠、地方自治法第109条及び委員会条例第5条によるものです。 目的、議会として議長議長の選出過程を明らかにし、開かれた議会運営を目的として議長議長選挙の立候補制の検討を行うとともに、立候補制審議期間中、議会活性化のための取り組み(議会報告会等の検討実施)に関する調査研究を行う。 委員の定数は6人とする。 以上、御審議をお願いいたします。 ○議長安田茂明君)  以上で説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  御着席ください。起立全員であります。したがって、発議第3号議長議長選挙立候補制等検討特別委員会の設置については、原案のとおり可決することに決定されました。────────────・────・──────────── △日程第5.議長議長選挙立候補制等検討特別委員会委員の選任について ○議長安田茂明君)  日程第5、議長議長選挙立候補制等検討特別委員会委員の選任についてを議題とします。 お諮りします。本特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第2項の規定により、議長において指名をしたいと思います。 委員に、内山田善信君、岩佐祐一君、請関義人君黒木裕君、菊地稿治君、米良昭平君。以上6名を指名します。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  異議なしと認めます。したがって、本特別委員会委員は、ただいま指名したとおり選任することに決定しました。 本特別委員会の正・副委員長については、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっておりますので、同条例第9号第1項の規定により、本特別委員会を別室に招集しますので、正・副委員長の互選をお願いします。 しばらく休憩します。午前10時40分休憩                              午前10時40分再開 ○議長安田茂明君)  休憩前に引き続き開議します。 議長議長選挙立候補制等検討特別委員会の正・副委員長が選任されましたので報告いたします。 委員長黒木裕君、副委員長米良昭平君、以上のとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第6.発議第4号 △日程第7.発議第5号 ○議長安田茂明君)  日程第6、発議第4号門川町議会会議規則の一部を改正する規則について、日程第7、発議第5号門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則について、以上の2件を一括して議題とします。 提案理由説明を求めます。安藤福松君。 ◎議員安藤福松君) 安藤。発議第4号門川町議会会議規則の一部を改正する規則についてから、発議第5号門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則についてまで一括して提案理由を御説明いたします。 各町村議会の参考として示されております、標準町村議会会議規則及び標準町村議会傍聴規則につきまして、昨今の社会情勢を勘案し、また国会、都道府県議会、市議会の規定等を参考に、次の事項が一部改正されました。 一つは、発議第4号の会議規則の欠席届の取り扱いに関し、出産の場合の欠席届についての規定を新たに設置するものです。 一つは、発議第5号の傍聴規則の傍聴席に持ち込むことを禁止されているものに関し、つえを削除する規定です。 女性議員が活動しやすい環境の整備促進、また議会傍聴者への配慮から、本町の議会規則におきましても、本改正は必要と考えますので、2つの規則の改正を今回提案するものです。 以上、よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長安田茂明君)  以上で説明を終わります。 これから一括して質疑を行います。質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから逐次、討論採決を行います。 発議第4号門川町議会会議規則の一部を改正する規則について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  着席ください。起立全員であります。したがって、発議第4号門川町議会会議規則の一部を改正する規則については、原案のとおり可決されました。 続いて、発議第5号門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則について討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長安田茂明君)  御着席ください。起立全員であります。したがって、発議第5号門川町議会傍聴規則の一部を改正する規則については、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第8.議会運営委員会・各常任委員会及び特別委員会の閉会中における所管事務継続調査及び継続審査について ○議長安田茂明君)  日程第8、議会運営委員会・各常任委員会及び特別委員会の閉会中における所管事務継続調査及び継続審査についてを議題とします。 議会運営委員会常任委員会特別委員会の各委員長から、調査及び審査中の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付した申出書のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査の申し出がありました。 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安田茂明君)  異議なしと認めます。したがって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長安田茂明君)  以上で、本日の日程は全て終了しましたので、本日の会議を閉じ、平成27年門川町議会第2回定例会を閉会します。 ◎議会事務局長(川邊一孔君) 御起立願います。一同、礼。午前10時46分閉会──────────────────────────────  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      平成27年6月19日                 議  長 安田 茂明                 署名議員 安藤 福松                 署名議員 黒木  裕...