八幡市議会 2018-10-16
平成30年第 3回定例会−10月16日-09号
平成30年第 3回定例会−10月16日-09号平成30年第 3回定例会
平成30年10月16日
午前10時 開 議
1.
出席議員 1 番 山 田 美 鈴 議員
2 番 関 東 佐世子 議員
3 番 近 藤 恒 史 議員
4 番 奥 村 順 一 議員
5 番 田 島 祥 充 議員
6 番 中 村 正 臣 議員
7 番 山 田 芳 彦 議員
8 番 中 村 正 公 議員
9 番 亀 田 優 子 議員
10番 清 水 章 好 議員
11番 太 田 克 彦 議員
12番 長 村 善 平 議員
13番 森 川 信 隆 議員
14番 鷹 野 雅 生 議員
15番 山 口 克 浩 議員
16番 横 山 博 議員
当日は午後3時50分に散会いたしました。
最終日の10月9日は、
環境経済部所管の
一般会計並びに
特別会計、歳入についての審査と
総括質疑の後、各
会計ごとに討論、採決を行いました。
まず、
環境経済部所管の
一般会計につきましては、委員より、
狩尾川沿線危険木除去工事の内容について、
農地中間管理における担い手への周知、相談等の職員体制について、
空中茶室シンポジウム来場者の声、成果及び課題について、ふれあい訪問収集における高齢者と障害者の安否確認の内訳について、岩田・
川口揚水機場導水路しゅんせつ委託料が予算額を上回った理由及び
しゅんせつに至った理由について、台風被害における今後の農家への支援について、
Chazz in
石清水八幡宮出店事業の内容について、お茶の
京都DMOがもたらす市への恩恵について等50件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。
次に、
環境経済部所管の
駐車場特別会計につきましては、質疑がありませんでした。
次に、歳入につきまして、委員より、市税減少の主な要因について、基金残高の見通し及び新
庁舎整備に対する基金充当について等3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。
最後に、
総括質疑におきまして、委員より、こもれ
びルート樹木整備の決算額について、
歳入歳出決算額が減少している主な要因について、各部署における
人事見直し及び勤務時間の変更を実施した事例について、
子育て支援施策における庁内の連携について等15件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
続きまして、各
会計ごとの討論及び採決の結果をご報告申し上げます。
まず、議案第54号、平成29年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。
次に、議案第55号、平成29年度八幡市休日
応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第56号、平成29年度八幡市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第57号、平成29年度八幡市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第58号、平成29年度八幡市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の4議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員にて認定することに決しました。
次に、議案第59号、平成29年度八幡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。
最後に、議案第60号、平成29年度八幡市
水道事業会計決算の認定について、議案第61号、平成29年度八幡市
下水道事業会計決算の認定について、以上の2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員にて認定することに決し、午後4時11分に閉会いたしました。
以上が当委員会における審査の経緯並びに採決の結果であります。
6日間にわたり、委員の皆さんには終始熱心な審査を賜り、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて、委員の皆さん並びに
堀口市長を初め、理事者の皆様方の審査へのご協力を賜り、厚く御礼を申し上げる次第であります。
以上、平成29年度
決算特別委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。
○
森川信隆 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第1、議案第54号の討論に入ります。
まず、
反対討論を許します。
山本議員。
(
山本邦夫議員 登壇)
◆
山本邦夫 議員 ただいま議題となっています日程第1、議案第54号、平成29年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
日本共産党八幡市議会議員団を代表して、
反対討論をします。
国政では、
安倍自公政権のもとで、民意を無視して軍備の拡張、
社会保障の連続削減など、平和と暮らしを脅かす政治が進んでいます。そうした動きは、八幡市にも反映しています。
沖縄県知事選挙では、基地の返還という大義の旗のもとに、県民と野党が力を合わせて
歴史的勝利を上げました。地方政治で、民意を生かす新しい政治の流れが広がっています。
まず、
一般会計決算に反対する理由の一つは、市長の国政に関する政治姿勢であります。平和の問題では、この1年間に
核兵器禁止を求める世論が大きく広がりました。国連で
核兵器禁止条約の制定を目指す動きが広がり、朝鮮半島の非核化をめぐる
南北首脳会談、史上初の
米朝首脳会談が開かれ、東アジア、世界の国際情勢が大きく変化しました。しかし、広島市、長崎市の呼びかけに応えて、
核兵器廃絶に向けて国内外の首長が加盟する
平和首長会議に、京都府下では八幡市だけが参加しない状況になりました。
核兵器廃絶の市民の願いに応えるべきです。
反対する2つ目の理由は、暮らし、
まちづくりの問題です。暮らしの問題では、
医療分野では、75歳以上の
後期高齢者医療制度で、国の
社会保障削減路線によって
負担軽減策が縮小されました。保険料の9割を軽減されていた人が、8.5割、7割に縮小され合計400人、
所得割軽減が5割から2割に縮小される人が800人に上ります。安倍内閣による高齢者を狙い打ちした医療の負担増に、八幡市として独自の
負担軽減策を打ち出していません。
職員の
雇用環境では、
教育分野で
非常勤職員の給与水準の切り下げ、賃金や時間短縮などが行われました。現場では、市庁舎の建てかえにより財政が厳しいからという理由で説明されています。
決算特別委員会で、
市教育委員会はそうした説明を否定されていますが、現場ではそのような説明がなされていることを指摘しておきます。
また、市が
シルバー人材センターに対して行っている請負契約では、年度の前半には
最低賃金が保障されているが、10月から
最低賃金が引き上がると、
最低賃金法違反の状態が続いていることについて改善を迫りましたが、市は賃金ではなく配分金だと言って、請負単価の改善を否定されました。
市民生活の目から見て、到底理解できないことであり、早期の改善を求めます。
プラスチックごみの回収について、毎週回収を早期に実施せよと求めましたが、財政が困難という理由で考えていないと答弁しました。
プラスチックごみの回収を毎週実施していないことが、
資源化率の低下をもたらしており、
環境基本計画で示した平成33年度の数値目標すら実現できない見通しになっています。こうした状況を指摘しても、市は地道に努力すると答えるだけで、
プラスチックごみの毎週回収、資源化に背を向ける答弁と言わざるを得ません。
市民の足である
公共交通については、
市中心部と美濃山、欽明台、松井山手を結ぶ路線がないこと、
コミュニティバスは
利用客数はふえ、改善努力は見られるものの、利用者から寄せられている増便、路線拡充の声には、
バス事業者の
運転手確保が難しいことなどを理由に、
公共交通改善への明確な姿勢が示されなかったことは残念です。
八幡市の
まちづくりを見ると、美濃山、
欽明台地域では、新
名神高速道路や
八幡京田辺ジャンクション・
インターチェンジ周辺の開発とあわせて、交通渋滞が深刻化しています。また、
子育て世代で働く人がふえていることに関連して、子育ての願いが切実になっています。八幡市駅や橋本駅などの
駅周辺整備、市役所や
レンガ通り商店街などの活性化に向けて、
まちづくりに市民の声を生かした取り組みが必要です。
反対する3つ目の理由は、同和行政の問題です。
山城人権ネットワーク推進協議会は、八幡市など府南部の自治体、企業や商工会などの団体からの分担金、会費で運営されています。歳出の主な内容は、
人権啓発にかかわることで、その最大の費目は
人権啓発研修活動促進事業です。平成29年度は、294万円のうち86%、254万円が
部落解放同盟山城地区協議会に交付されました。
山城人権ネットワーク推進協議会は、事実上、一部運動団体である
部落解放同盟への資金提供の仕組みとなっており、八幡市は脱退すべきです。また、この
交付対象事業のうち、
部落解放全国女性集会、京都府
女性集会、
山城地区女性集会の三つの事業には、市職員15人が公務派遣されています。団体が主催する集会に対し、団体への補助金と公務派遣という二重の支援をしていることになります。
今年度、
南ケ丘教育集会所の利用は、特定の
小・中学校の参加が83%、98%を占めています。
八幡人権・
交流センター、有都
交流センター、
南ケ丘児童センター、
都児童センターの四つの施設で行われている地域交流事業は、ほかの公民館や児童センターで実施することはできないため、事実上の同和事業となっています。不公正な同和事業は直ちにやめるべきです。
以上が、
日本共産党八幡市議会議員団として
一般会計歳入歳出決算の認定に反対する理由であります。先ほど述べた理由により、
後期高齢者医療特別会計についても反対であることを申し述べておきます。なお、
国民健康保険料については、平成28年度から平成30年度にかけて3年連続して値下げされたことを評価し、今回は反対とはしていません。しかし、八幡市の
国民健康保険料が高く、4年連続して府下最高額を返上できない点は、急速に解消すべき課題であることを指摘しておきます。以上で
日本共産党八幡市議会議員団として、
一般会計歳入歳出決算の認定についての
反対討論といたします。ご清聴ありがとうございました。
○
森川信隆 議長 次に、賛成討論を許します。
田島議員。
(田島祥充議員 登壇)
◆田島祥充 議員 おはようございます。私は八幡みらいクラブの田島祥充でございます。ただいま議題となっております日程第1、議案第54号、平成29年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成会派を代表し、討論をさせていただきます。
平成29年度は、八幡市も市制施行40周年という記念すべき年を迎えられました。また、今後10年間の本市の将来都市像を描いた第5次八幡市総合計画を策定されるなど、私たち議員や市民にとっても大きな節目となる年度でございました。堀口市政も2期目の前半を折り返され、豊かな行政経験をもとに、市民協働で市民とともに歩む堀口カラーを存分に発揮しながら、市民の皆様との約束を果たすため、将来の八幡市の礎を築く取り組み、そして未来に希望の持てる施策を着実に前進させておられます。
特に右肩上がりのよき時代であればともかく、財政状況が非常に厳しい中においても、将来にツケを回さず、本市発展の種をまく
堀口市長の行政手腕を高く評価しており、今後の成果に大きく期待をしているところでございます。
平成29年度決算内容におきましても、施政方針で示されました子どもが輝く未来、健幸都市、文化と暮らし、共生、活力、安心・安全といったキーワードの重点分野へは、バランスよく投資がされており、その分野への配慮をうかがうことができました。
また、八幡市の将来を担う子どもたちに関しては、これまでから子育ての八幡市として、子ども・
子育て支援施策の充実に手厚く取り組まれてきましたが、発達障害児早期療育支援の充実や、放課後児童健全育成事業の開設時間の延長、そして産前・産後
ヘルパー派遣事業など、産前から産後まで切れ目なく、そしてきめ細かな子育て支援を今後も積極的に取り組んでいただきたいと存じます。
また、京都府南部、いわゆる山城地域が共同で取り組んだお茶の京都事業でも、さくら茶会や
Chazz in
石清水八幡宮の開催など、本市が有する自然、歴史、文化的資産のアピールに、一定成功しており、SNSによる観光情報発信も含めて、これからもどんどん八幡市の魅力を発信し続けていただきたいと思います。
一方、予想を超えるスピードで進んでいる人口減少や2025年問題を初めとした超高齢社会の到来を考えると、多くの課題も山積しております。その中でも、公立就学前施設の再編については、少子化に対応した取り組みとして進めていく必要がありますが、そこには就学前教育・保育の充実といった観点を欠かすことができません。
また、
堀口市長の肝いりで取り組まれておりますやわたスマートウェルネスシティ計画につきましても、健康寿命の延伸といった目に見える成果が、今後、求められてまいります。また、人口減少、とりわけ生産年齢人口の縮小に伴う市全体の活力の低下は、絶対に避けなければなりません。これからも活力を維持し続けられるように、基盤づくり、土地利用の見直しを、平成29年度に策定した市街地整備計画の具体化により実現していかなければなりません。
これらのことは、市税収入の伸び悩みと
社会保障関係経費の増大といった本市の財政課題にも直結する問題でもあるだけに、施策推進に当たっては、慎重さとスピード感の双方が求められております。しかしながら、本年6月18日に発生いたしました大阪府北部地震を初めとする今年度上半期に八幡市を襲った数々の自然災害を目の当たりにしますと、我々が直面している最大の課題は、安心・安全の確保にあると考えております。
今回、
決算特別委員会で現地視察を行いました雨水地下貯留施設の整備など、市民の安心・安全を確保する対策は数多く進められております。それでも、昨今の頻発する自然災害については、過去の災害を基準とした対策では対応できないレベルに達しているように思います。そのような中だからこそ、災害対応の拠点としての
庁舎整備も着実に進めていく必要があります。先ほども申しましたように、ことしは大地震、風水害を全て経験することとなりました。私は、行政の基本は、市民の生命と財産を守ることであると考えております。
これまで
堀口市長が常々言っておられる一歩前への姿勢で、しっかりと安心・安全の確保に取り組んでいただきたいと思います。そして、それらの取り組みを確実に実行できるための持続可能で堅実な財政運営も手を緩めることなく、継続していっていただかなければなりません。これまで数次にわたる行財政改革に取り組まれ、効果を上げることで、その都度の重要課題に対処されてきました。逆に言えば、多くの新たな行政課題に対処していくためには、それだけの行財政改革効果を上げていかなければならないと考えております。
平成30年度は、第7次行財政改革実施計画を策定し、実行されると伺っております。歳出面だけではなく、歳入の確保も含めて、ぜひとも大きな改革の成果を上げて、次の課題に対処できる状況をつくり出していただきたいと考えております。その次の大きな課題こそが、第5次八幡市総合計画の推進であり、みんなで創って好きになる健やかで心豊かに暮らせるまち、住んでよし、訪れてよし(Smart Wellness City、Smart Welcoming City Yawata)の実現であります。
今
決算特別委員会におきましても多くの議論がなされ、各委員から有意義な提案も数多く出されました。ぜひとも本市の課題解決に役立てていただきたいと存じます。
最後になりましたが、議員の皆様、理事者の皆様、1カ月を超えるご審議、大変お疲れさまでございました。今定例会の会期中にも、台風による災害対応もございましたが、6月の大阪府北部地震以降、たび重なる災害対応も含めまして、改めて
堀口市長を初め、理事者、職員の皆様には感謝を申し上げます。今後とも公約実現に向けて、
堀口市長のリーダーシップのもと、職員一丸となった取り組みに期待し、また職員の皆様にもエールを送りまして、私の賛成討論とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○
森川信隆 議長 ほかに
反対討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 それでは、続いて賛成討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第1、議案第54号、平成29年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対4名)
○
森川信隆 議長 起立多数であります。よって、日程第1、議案第54号は認定することに決しました。
これより日程第2、議案第55号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第2、議案第55号、平成29年度八幡市休日
応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第2、議案第55号は認定することに決しました。
これより日程第3、議案第56号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第3、議案第56号、平成29年度八幡市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第3、議案第56号は認定することに決しました。
これより日程第4、議案第57号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第4、議案第57号、平成29年度八幡市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第4、議案第57号は認定することに決しました。
これより日程第5、議案第58号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第5、議案第58号、平成29年度八幡市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第5、議案第58号は認定することに決しました。
これより日程第6、議案第59号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第6、議案第59号、平成29年度八幡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対4名)
○
森川信隆 議長 起立多数であります。よって、日程第6、議案第59号は認定することに決しました。
これより日程第7、議案第60号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第7、議案第60号、平成29年度八幡市
水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第7、議案第60号は認定することに決しました。
これより日程第8、議案第61号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第8、議案第61号、平成29年度八幡市
下水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第8、議案第61号は認定することに決しました。
△日程第9
○
森川信隆 議長 日程第9、議案第67号、平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
堀口市長。
(堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 ただいま上程いただきました日程第9、議案第67号、平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元にお届けしております平成30年八幡市議会第3回定例会八幡市補正予算書(その3)の1ページをごらんいただきたいと存じます。
去る9月4日を中心に、本市に大きな被害をもたらしました台風21号による災害の復旧経費等につきまして補正をさせていただくものでございます。
補正させていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に2億4,400万円を追加し、予算総額を247億9,401万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページから3ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の内容につきましてご説明申し上げたいと存じますので、別冊の
一般会計補正予算内容一覧表(その3)の7ページをお開きいただきたいと存じます。
まず、農林水産費でございます。環境にやさしい野菜づくり事業費では、農業使用済みプラスチックの処理経費に対する助成を増額して支援することとしており、助成金80万円を増額して計上しております。農業者災害復旧支援事業費では、特に大きな被害を受けました野菜生産施設等の災害復旧支援を、京都府と協調して行うこととしており、農業用パイプハウス等の復旧や野菜生産施設用ビニールの購入経費への助成1億5,520万円を計上しております。
次に、災害復旧費です。台風被害からの復旧につきましては、既決予算による対応も現在行っているところでございますが、みその保育園、みやこ保育園を初めとしました社会福祉施設や道路、公園等などの公共土木施設、
小・中学校の修繕、その他施設では、旧八幡第五小学校の施設及び水防倉庫の修繕等、被災しました公共施設の復旧経費といたしまして、8,800万円を増額して計上しております。
以上が
一般会計で予定しております補正予算案の事業内容でございます。府支出金を活用しながら、一般財源につきましては純繰越金を充当してまいります。これまでご説明を申し上げました内容の歳入歳出補正予算事項別明細につきましては、予算書の5ページから13ページに、それぞれ掲げさせていただいております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第9、議案第67号の質疑に入ります。
亀田議員。
(亀田優子議員 登壇)
◆亀田優子 議員 ただいまの議案第67号、平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案について、若干質問させていただきます。
予算内容一覧表の7ページのところですけれども、農業者災害復旧支援事業費についてお聞きしたいと思います。
今回、台風21号等によって被害を受けた農業者に対する復旧支援ということでありますが、この府の支援を受けられる農家について、農業共済に加入していない農家は受けられるのでしょうか。八幡市では、どのくらいの農家がこの支援事業の対象になるのか教えてください。また、認定農家以外もこの支援事業の対象になるのか教えてください。
それから、国の方が、今回の台風21号とまた北海道の胆振東部地震により被災した農業者に対して、経営体育成支援事業を9月28日に発表しました。この国の支援事業の実施主体は市町村となります。補助率は、最高の場合、国が50%、府が20%、市町村が20%です。支援内容は、ハウスの倒壊、その撤去と再建、納屋や農業用機械、附帯施設の修繕も含まれています。この国の支援事業について、市は把握していますか。今後、この国の支援事業を京都府は実施するのかどうか教えてください。
以上です。
○
森川信隆 議長 理事者、答弁願います。岸
環境経済部長。
(岸 伸行
環境経済部長 登壇)
◎岸伸行
環境経済部長 今回の補助対象の関係でありますが、共済に加入についての対象者ですが、共済に入っていない方を含めまして対象となります。ただし、この事業で補助を受けられた方で、共済の対象の施設を事業された方につきましては、原則として共済に加入されることとなっております。この事業で補助を受けて直された施設につきましては、農業共済の引き受け対象につきましては、原則として、今回の整備された施設については農業共済に加入されることとなっております。また、担い手の方以外の方ということですが、担い手以外の方も含めまして、今回、災害を受けられた方につきましては対象となります。
次に、国の制度の活用についてですが、今回、この補正予算を作成させていただいた時点では、国の制度は確認できておりませんでしたので、今回、府の制度が確実なことから、本日、補正予算を上程させていただいております。今後、京都府の動向を見守っていきたいと考えております。
○
森川信隆 議長 亀田議員。
◆亀田優子 議員 八幡市で、販売農家数は農林業センサスによりますと311戸あるんですけれども、今回の台風によって、ハウスの件数とかになると思うんですけど、200件以上の被害があって、大きな被害が発生しています。今ちょっと紹介した国の支援事業は、市の負担では、府の場合は25%、国のこの支援事業では市の負担20%で、ちょっと軽くなるんです。農家の負担も、府の事業では25%ですけど、国の事業になると10%ということで、9割の支援が受けられるということで、ビニールハウス1棟100万円以上する中で、より支援の手厚いものの方が農家の方は喜ばれると思いますし、八幡市は6月の地震によって大きな被害を受けて、ビニールハウスとかパイプハウスも被害を受けて、ようやく地震から復旧して、これからだというときに台風の被害を受けて、これでやめようかということを言われている農家の方もおられると聞いています。
府の制度が先に決まって、10月4日の府議会で可決されたんですけど、国がちょっとおくれたために、時期の問題というのもあると思うんですけれども、より支援が手厚い国の支援事業が受けられないまま終わるということがないようにしないといけないと思うんです。市はいつも府市協調と言われておられるんですから、動向を見守るということではなく、ぜひこの支援事業を行うように、市から強く求めるべきだと考えますが、市の見解をお聞かせください。
以上です。
○
森川信隆 議長
堀口市長。
(堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 再質問にお答え申し上げます。原則として、当然、有利な制度を活用するというのは原則でございます。ただ、議員ご案内のとおり、詳細をまだ十分把握できていない状況で、軽々に活用できる方向では検討していかなければならないと存じますけれども、先ほど部長が申し上げましたように、予算策定時で、確実な制度としては府の制度がございましたので、その関係で補正予算を計上させていただいたということでございますので、新制度が適用範囲も全く一緒なのかどうかもございますし、その辺のところは京都府のご検討も参考にしながら、当然、市としてもその辺のところは考えてまいりたいと考えております。
○
森川信隆 議長 ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第9、議案第67号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認めます。よって、日程第9、議案第67号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第9、議案第67号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第9、議案第67号、平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第9、議案第67号は原案のとおり可決されました。
△日程第10
○
森川信隆 議長 日程第10、議案第68号、和解及び
損害賠償の額の決定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第10、議案第68号、和解及び
損害賠償の額の決定につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書その4の6ページに議案本文が、次の7ページに説明書が、また8ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
平成30年7月29日、市営住宅小松団地におきまして、敷地内に設置しておりましたフェンスが、台風12号による暴風により固定している柱が外れ、隣接する駐車場内に駐車していた相手方車両の後部に接触し、これを損傷するという事故が発生いたしました。この事故にかかわる和解及び
損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づきまして、議会のご議決を求めるものでございます。
和解及び
損害賠償の相手方は、本市八幡小松40番地の1、八幡市営住宅小松団地15棟151号にお住まいの小森道子様でございます。小森様には大変ご迷惑をおかけしましたことに対しまして、深くおわびを申し上げます。
損害賠償の額につきましては、相手方車両の修理代8万2,771円及び代車費用9,720円の合計9万2,491円で、その全額が全国市長会市民総合賠償補償保険から補填されることになっております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより、日程第10、議案第68号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第10、議案第68号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認めます。よって、日程第10、議案第68号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第10、議案第68号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。
これより日程第10、議案第68号、和解及び
損害賠償の額の決定についての採決をいたします。本件を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第10、議案第68号は原案のとおり可決されました。
△日程第11
○
森川信隆 議長 日程第11、報告第15号、
専決処分事件の報告について(和解及び
損害賠償の額の決定)を議題といたします。
報告を求めます。岸
環境経済部長。
(岸 伸行
環境経済部長 登壇)
◎岸伸行
環境経済部長 ただいま上程いただきました日程第11、報告第15号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書その4の1ページをごらんいただきたいと存じます。2ページに専決処分書が、3ページに説明書が、4ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
本件は、平成30年7月19日午前9時30分ごろ、本市男山第3住宅敷地内において、ごみ収集作業中の環境業務課技術員村井文晴運転の本市のじんかい車が、ごみ集積所に向かってバックで進入しようとしたところ、車どめに接触し、これを損傷するという事故が発生しました。この事故に係ります和解と
損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、平成30年9月27日に専決処分をさせていただいたものでございます。
和解及び
損害賠償の相手方は、○○○○○○○○○○○○○○○○○氏で、住所は○○○○○○○○○○でございます。
損害賠償の額は車どめの修理代298,080円で、その全額が公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されることとなっております。また、事故の当事者である本人には、今後、このような事故がないよう、安全運転について文書による厳重注意を行ったところでございます。
以上、報告とさせていただきます。
○
森川信隆 議長 これより、日程第11、報告第15号の質疑に入ります。
山本議員。
(
山本邦夫議員 登壇)
◆
山本邦夫 議員 事前に打ち合わせをしておりませんが、1点だけお聞きしたいと思います。
このじんかい車が事故を起こしたときは、3人乗務だったと思いますけれども、先ほどもありましたように、運転されていた方の運転上の注意ということは当然ですが、バックをしているときに、ほかの乗務員の方というのは、助手席に乗っておられた状態だったのか。こういうバックをしたりとかするときに、おりて、ここの場合だと車どめにぶつからないようにということの後方の確認とかといったことは、規定上はどうなっているのか。今回の場合、どうだったのかという1点だけ教えてください。
以上です。
○
森川信隆 議長 理事者、答弁願います。岸
環境経済部長。
(岸 伸行
環境経済部長 登壇)
◎岸伸行
環境経済部長 ごみ収集時には3人乗車いたしまして、このときのことでもありますが、1人は運転、あと2人につきましては後方及び周りを確認して誘導しております。今回、車どめに当たったのは、低くて誘導の者がしっかりと誘導できなかったということによるミスによるものでございます。
○
森川信隆 議長
山本議員。
◆
山本邦夫 議員 説明になっているのか、なっていないのかよくわからないお答えだったんですが、バックをしたりとかするときには、ほかの乗務員が下車して、後方確認とか周辺の注意を促すということで、ここの車どめはこれぐらいのもので、見落とすようなものでもなくて、それは運転されている方の問題もありますし、それから乗務されている方の車の乗務員全体で安全を確保するというのは基本の基本だと思うんです。そういう意味では、答弁は要りませんけれど、きちんとそこも含めて、当たり前の注意として、ぶつかるかどうかわからなかったもので、ちょっと当たりましたでしたらわかりますけど、誰が見てもここのところはわかりますよ。そこのところは、きちんと業務中、注意を喚起していただきますよう、こういう質問をしなくていいようにぜひよろしくお願いいたします。
以上です。
○
森川信隆 議長 ただいまの
山本議員の発言は質疑ではありませんが、要望として捉まえておきます。
ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 以上で報告第15号を終結いたします。
△日程第12
○
森川信隆 議長 日程第12、
議員派遣の件についてを議題といたします。
お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第167条の規定により、お手元に配付のとおり、平成30年度市町村職員等共同研修「市町村トップセミナー」及び平成30年度第2回京都府市議会議長会に議員を派遣いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認めます。よって、お手元の配付のとおり議員を派遣することに決しました。
△日程第13
○
森川信隆 議長 日程第13、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。
お手元に配付いたしておりますように、議会運営委員長及び各常任委員長から閉会中の継続審査及び調査申出書が提出されております。
お諮りいたします。本件を各申し出のとおり決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認めます。よって、本件は議会運営委員長及び各常任委員長の申し出のとおり決しました。
以上で、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
第3回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
9月3日に本会議を開催いたしまして、本日までの長丁場、ようやくにして平成30年第3回定例会が終了することができました。このことは、ひとえに議員各位、そして
堀口市長を初め理事者の皆さんのご協力のたまものであると、厚く御礼申し上げます。
今定例会では、この市議会始まって以来で、議会三役を除く議員の皆さん全員が一般質問をなさいました。それぞれのご提言、ご質問がありました。重ねて、また常任委員会では、多くの意見、提言も出されてまいりました。加えて、平成29年度
決算特別委員会においても、それぞれの分野で議員各位の厳しいご質問またご提言等もございました。これらをお互いにしっかりと踏まえながら、これからの八幡市政を推進していく一助にいたしたいと存じます。今定例会に出されました各議員の提言につきましては、
堀口市長を初め理事者の皆さんには、今後の市政運営に反映させていただきますことを重ねてお願い申し上げまして、簡単でございますけれども、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうも皆様、ご苦労さまでございました。
堀口市長。
(堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 平成30年八幡市議会第3回定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
このたびの定例会におきましては、当初にご提案申し上げました条例案、補正予算案及び報告などを初め、追加提案をさせていただきました各会計の決算の認定、人事案件、また本日ご提案をさせていただきました災害復旧関連の補正予算案など、全議案を原案どおりご可決、ご承認を賜りました。まことにありがとうございます。
今定例会は、9月3日から本日16日までの長丁場であり、また台風21号、24号が来襲する中での議会となりました。議員の皆様におかれましては、各議案の審議あるいは一般質問、さらには各委員会におきまして貴重なご意見、ご提言をいただきました。それらにつきましては、今後の市政運営に資してまいりたいと存じます。
長らく残暑が続きましたが、ようやく秋らしい気候となってまいりました。多くの地域の行事が開催されます。市といたしましても、文化、スポーツなどの諸行事に取り組んでいるところでございます。議員の皆様におかれましては、ご多用の中ではございますけれども、諸行事へのご臨席など、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○
森川信隆 議長 以上で、平成30年八幡市議会第3回定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
午前11時17分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
八幡市議会議長 森 川 信 隆
会議録署名議員 中 村 正 臣
会議録署名議員 山 口 克 浩...