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  1. 長岡京市議会 2011-02-22
    平成23年第1回定例会(第1号 2月22日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    平成23年第1回定例会(第1号 2月22日)                平成23年           長岡京市第1回議会定例会会議録                 第1号              2月22日(火曜日)          平成23年長岡京市第1回議会定例会-第1号-         平成23年2月22日(火曜日)午前10時00分開議
    〇出席議員(26名)                     堤   淳 太  議員                     髙 見 良 一  議員                     福 島 和 人  議員                     大 谷 厚 子  議員                     西 村 厚 子  議員                     藤 本 秀 延  議員                     武 山 彩 子  議員                     祐 野   恵  議員                     進 藤 裕 之  議員                     綿 谷 正 已  議員                     上 村 真 造  議員                     黒 田   基  議員                     坪 内 正 人  議員                     冨 岡 浩 史  議員                     浜 野 利 夫  議員                     野 坂 京 子  議員                     瀬 川 光 子  議員                     大 伴 雅 章  議員                     小 谷 宗太郎  議員                     大 畑 京 子  議員                     尾 﨑 百合子  議員                     八 木   浩  議員                     上 田 正 雄  議員                     田 村 義 明  議員                     藤 井 俊 一  議員                     岩 城 一 夫  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇欠  員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           小 田   豊  市長           戸 田 雄一郎  副市長           浅 輪 信 子  教育委員長           芦 田 富 男  教育長           河 村   豊  水道事業管理者           澤 田 洋 一  理事           丹 羽 正 次  企画部長           山 本 和 紀  総務部長           辻 井 仁 史  環境経済部長           岩 﨑 義 典  健康福祉部長           佐々谷 明 光  建設部長           藤 田 昭 次  会計管理者           小 林 松 雄  上下水道部長           角 田 幸 一  教育部長           前 田   進  監査委員           中 川 幸乃龍  監査委員事務局長           山 田 常 雄  秘書課長           喜 多 利 和  総務課長 ───────────────────────────────────────── 〇議会事務局    山 本 豊 彦  事務局長           工 藤 有 司  事務局次長           関   喜 多  事務局次長補佐兼議事調査係長 ───────────────────────────────────────── 〇議事日程(第1号)平成23年長岡京市第1回議会定例会           2月22日(火曜日)午前10時開議   1.議席の指定   2.会議録署名議員の指名   3.会期の決定   4.議長諸報告   5.市長諸報告   6.定期監査及び例月現金出納検査の結果報告   7.乙訓福祉施設事務組合議会議員選挙   8.乙訓消防組合議会議員選挙   9.諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について  10.諮問第 2号 人権擁護委員の推薦について  11.諮問第 3号 人権擁護委員の推薦について  12.第 1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について  13.報告第 1号 専決処分の報告について            〔専決第1号 長岡第七小学校校舎・体育館等改築工事請負契約            の変更について〕  14.報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第8号 平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第5            号)〕  15.第 2号議案 長岡第三小学校(南・西棟)耐震化等工事請負契約について  16.第 3号議案 阪急新駅周辺整備事業東西自由通路整備工事委託契約の変更につ            いて  17.第 4号議案 長岡京市職員給与に関する条例の一部改正について  18.第 5号議案 長岡京市実費弁償条例の一部改正について  19.第 6号議案 長岡京市営浴場設置条例の一部改正について  20.第 7号議案 長岡京市水道給水条例の一部改正について  21.第 8号議案 長岡京市立学校施設使用条例の一部改正について  22.第 9号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について  23.第10号議案 平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)  24.第11号議案 平成22年度長岡京市国民健康保険事業特別会計補正予算            (第4号)  25.第12号議案 平成22年度長岡京市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)  26.第13号議案 平成22年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算            (第3号)  27.第14号議案 平成23年度長岡京市一般会計予算  28.第15号議案 平成23年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算  29.第16号議案 平成23年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  30.第17号議案 平成23年度長岡京市馬場財産区特別会計予算  31.第18号議案 平成23年度長岡京市神足財産区特別会計予算  32.第19号議案 平成23年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算  33.第20号議案 平成23年度長岡京市調子財産区特別会計予算  34.第21号議案 平成23年度長岡京市友岡財産区特別会計予算  35.第22号議案 平成23年度長岡京市開田財産区特別会計予算
     36.第23号議案 平成23年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算  37.第24号議案 平成23年度長岡京市粟生財産区特別会計予算  38.第25号議案 平成23年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算  39.第26号議案 平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計予算  40.第27号議案 平成23年度長岡京市駐車場事業特別会計予算  41.第28号議案 平成23年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算  42.第29号議案 平成23年度長岡京市水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────── ○(岩城一夫議長) おはようございます。  これより平成23年長岡京市第1回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程に入ります前に、このたびの補欠選挙で当選されました議員から、五十音順に自己紹介をお願いしたいと思います。  まず、黒田 基議員から登壇していただきまして、住所、氏名、職業の程度で簡単に自己紹介をお願いします。  まず、黒田 基議員。 ○(黒田 基議員) おはようございます。  開田3丁目に住んでおります黒田 基でございます。職業は自営業です。どうかよろしくお願いします。 ○(岩城一夫議長) 次に、髙見良一議員。 ○(髙見良一議員) おはようございます。  長岡2丁目に住んでおります政党役員の髙見良一と申します。どうかよろしくお願いいたします。 ○(岩城一夫議長) 自己紹介は終わりました。  これより日程に入ります。  日程1、議席の指定を議題とします。  お諮りします。  議席は、会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配布のとおり指定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、そのように指定します。  次に、日程2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、進藤裕之議員、野坂京子議員を指名します。  次に、日程3、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  この定例会の会期は、本日から3月22日までの29日間とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、会期は29日間と決定します。  次に、日程4、議長諸報告であります。  まず、12月定例会以後の議会活動につきましては、お手元に配布しました議会活動概要報告のとおりであります。  次に、意見書の処理報告であります。  12月定例会で議決されましたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に関する意見書及び切れ目ない中小企業支援及び金融支援策を求める意見書については、12月14日付で国会及び政府関係機関へ送付しました。  次に、常任委員、議会運営委員、及び特別委員の指名についてであります。  委員会条例第7条第1項ただし書きの規定により、建設水道常任委員会委員に髙見良一議員、文教厚生常任委員会委員に黒田 基議員、議会運営委員会委員に坪内正人議員、中心市街地整備対策特別委員会委員に黒田 基議員、環境対策特別委員会委員に髙見良一議員を指名しました。  次に、附属機関への委員推薦についてであります。  長岡京市都市計画審議会委員に坪内正人議員を推薦しました。  次に、乙訓障害児父母の会から要望書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、藤本秀延議員から、平成22年第5回議会定例会の本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、発言訂正の申し出がありましたので、これを許可しました。  なお、発言訂正一覧表につきましては、お手元に配布のとおりであります。  次に、乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会及び乙訓消防組合議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  以上で議長諸報告を終わります。  次に、日程5、市長諸報告であります。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) おはようございます。  本日、ここに平成23年長岡京市第1回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私とも大変お忙しいところ、御出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。  それでは、昨年12月の定例会以降の主な事務事業につきまして、御報告を申し上げます。  まず、府営水道供給料金の引き下げについて、御報告を申し上げます。  昨年の12月議会でも御報告を申し上げましたが、京都府営水道事業経営懇談会、いわゆる府営懇の第7次提言におきまして、乙訓系の基本料金単価を現行の87円から7円引き下げ、80円とされたことを踏まえ、山田京都府知事にお会いをし、提言を上回る料金単価の一層の引き下げと、その早期実施を重ねて要望いたしました。  その後、京都府では府営懇の提言をさらに3円引き下げ、乙訓系の基本料金単価を77円とするなどの方針を固められ、府営水道供給料金の条例改正案を、去る2月7日開会の府議会2月定例会に提出をされました。  この京都府の条例改正案を受け、本市といたしましても、家計が非常に厳しい中、市民負担を少しでも軽減するため、これまで取り組んできました本市の水道事業経営改善の成果を加えまして、水道料金を引き下げる改定案をまとめ、その早期実施に向けまして、今議会に長岡京市水道給水条例の一部を改正する条例案として提出させていただきましたので、よろしくお願いいたします。  次に、このたび長岡京市総合計画審議会から答申をいただいて策定をいたしました長岡京市第3次総合計画第3期基本計画の概要につきまして、御報告をいたします。  第3期基本計画は、第3次総合計画における将来都市像であります住みつづけたいみどりと歴史のまち長岡京を実現するために、第2期基本計画までの成果と課題を踏まえまして、平成23年度から27年度までの5年間における必要な施策及び事業の方向性を定めるものであります。  計画策定に当たりまして、基本計画の政策ごとに取り組むべき施策や事務事業を整理するという手法は踏襲いたしましたが、本計画は第3次総合計画最終の5年間となるため、新たに27の政策ごとに第2期基本計画までの成果と課題を記載いたしました。さらに市民アンケートや団体アンケートの実施、公募市民や総合計画審議会委員等で構成されるまちづくり市民会議の開催、パブリックコメントの実施、京都府立大学との官学連携によります総合計画シンポジウムの開催など、市民の参画と協働のもと、多様な市民ニーズや現状の施策に対する課題をできるだけ取り入れる形で施策の重点化を図りました。特に重視すべき分野横断的なテーマは、6つの重点テーマとして上げさせていただいております。  さらに、効率的かつ効果的に市政を推進するための方針として、6つの重点方針を設定いたしました。これら重点テーマ、重点方針を踏まえまして、計画策定に努め、第3次総合計画総まとめの第3期基本計画として、住みつづけたいみどりと歴史のまち長岡京の実現に努めてまいります。  次に、第3次長岡京市行財政改革大綱の策定について、御報告申し上げます。  本市における行財政改革につきましては、経営、共有、協働を基本理念とします新長岡京市行財政改革大綱及びその行動計画であります長岡京市行財政改革アクションプランに基づき、全庁挙げて取り組んでまいりました。  現大綱及びアクションプランにつきましては、平成16年度から平成20年度までの計画期間をさらに延長して、平成22年度まで継続をいたし、行財政改革効果の一層の向上を図ってまいりました。計画期間の満了に当たりまして、7年間の計画達成状況を総括した上で、このたび第3次長岡京市行財政改革大綱を策定いたしました。  第3次行財政改革大綱におきましては、計画期間を平成23年度から27年度までの5年間とし、現大綱の理念と成果を踏まえた上で、市民とともに進める持続可能な都市経営の推進と市民満足度を高める行政サービスの質の向上という2つの基本理念を定めております。  そして、この基本理念に基づきまして、6つの重点方針を策定しましたが、この6つの重点方針につきましては、第3次総合計画第3期基本計画の重点方針との統一を図り、さらに計画期間も第3期基本計画との統一を図ることによりまして、総合計画推進のための行財政改革という位置づけを明確にいたしております。  現在、この第3次行財政改革大綱に基づく新しい行財政改革アクションプラン案を鋭意策定中でございます。アクションプランにつきましては、パブリックコメントを経て、今年度中に策定の予定でありまして、次年度以降見直し方式によります進行管理を行いながら、庁内一丸となった取り組みを推進いたしてまいる所存であります。  次に、地域コミュニティ活性化事業の取り組みについて、御報告を申し上げます。  地域コミュニティ協議会の2校目となります長岡第四小学校区の設立総会が、去る2月20日に開催されました。当日は多くの地域住民や関係者の皆様方の御出席のもとに、協議会の規約等について審議が行われ、いずれも承認をされました。  総会終了後には、バドミントンの小椋久美子さんを迎え、パネルディスカッションや子どもたちとの交流が行われました。子どもたちにとりましても貴重な経験をしていただいたことと思っております。  また第九小学校区におきましても、来月、3月27日に地域協議会の総会を予定されており、昨年10月に立ち上げられました長岡第七小学校区と合わせまして、本年度末には3つの地域コミュニティ協議会ができることとなります。市といたしましても、今後3つの協議会に対しまして、引き続き活動支援等をしてまいり、未設置の校区につきましては、それぞれの地域の特色を生かしながら協議会の設立に向けた支援を進めてまいりたいと考えております。  次に、防災防犯活動について、御報告をいたします。  今年1月施行の犯罪被害者等支援条例により、被害者等の支援を推進するため、市ではこのたび向日町警察署との連携協力協定を締結いたしました。協定では、市と警察署が相互に連携して、適切に支援することなどを定めており、被害者等からの相談に対しまして、より安心な対応を進めるものであります。また、相談窓口は情報管理課、危機管理監、女性交流支援センターに設置をいたしており、被害者等に配慮した、より親切な対応に努めてまいりたいと存じております。  一方、防災活動についてでありますが、友好交流も兼ね、危機管理監の担当者、自主防災会の代表者が、伊豆の国市を訪れ、合同の防災研修会を実施いたしました。本市の自主防災会の代表であります自治会長に、防災への意識向上に努めていただきました。さらに、初めて市の全職員を対象に防災基礎研修会を実施いたしました。  今回の研修会では、水害をテーマとし、市内の過去の水害や平成16年の台風23号による京都府北部地域の被災状況、広報や啓発による市民の意識向上の重要性などを学び、多くの職員が災害対策について再認識をいたしました。  今後とも市民の皆様方とともに安心安全なまちづくりを目指しながら、いざというときの迅速な対応により一層努めてまいりたいと存じております。  次に、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業について、御報告を申し上げます。  本事業は、さきの12月議会で御承認をいただきました子宮頸がん予防のワクチン、細菌性髄膜炎予防のヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種におきまして、接種費用を国と市町村で負担することにより、これらの予防接種の接種促進を図り、病気を予防するものでございます。  昨年12月末までに、京都府、京都府医師会及び乙訓医師会と、実施方法、接種に係る委託料等について調整を行い、今年1月初めから府内委託医療機関で予防接種が実施できる体制を整えることができました。  また、乙訓医師会と共催で、管内の医療機関に対しまして、この3つの予防接種につきまして、実施方法等の説明会を行いました。市民への周知方法は、1月11日からホームページで接種方法等を公表いたしております。広報は2月1日号で行います。また、乙訓医師会の御協力をいただき、医療機関にポスターを掲示していただき、周知に努め、乳幼児健診等でも制度内容について周知を図っております。  ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種につきましては、京都府から各保育所、幼稚園等にチラシの配布を、子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、各中学校、高等学校あてにチラシが配布されております。  さらに、子宮頸がん予防ワクチンの接種につきましては、中学1年生から高校1年生が対象でございますが、特に高校1年生は平成23年3月末までに1回接種すれば2回目以降は高校2年生になっても公費負担が可能でありますことから、1月中旬に高校1年生相当の女子全員につきまして、平成23年3月末までに接種する旨をお知らせすべく個人通知を行い、周知を図ってまいりました。  次に、認知症対応型共同生活介護事業所の開所につきまして、御報告を申し上げます。  地域密着型サービス認知症共同生活介護事業所を、平成22年度に3カ所整備する計画をしてまいりましたところ、このたび長岡第三中学校区におきまして、ニチイのほほえみ長岡京が平成23年2月1日に開所され、また長岡第二中学校区におきましては、長岡京ケアハートガーデン グループホーム今里が3月1日に開所の予定をいたしております。それぞれ2つのユニット、18人の定員と相なっております。  なお、残ります長岡第四中学校区における整備分につきましては、既存建物を全面改修する工法での計画でありますことから、強度設計確認等に日数を要しましたので、今年の夏の開所を目指しております。  次に、長岡中学校区におきまして、平成19年5月1日から運用されてきました小規模多機能型居宅介護支援事業所きりしま荘の運営法人の変更について、御報告をさせていただきます。  これまで株式会社フシダカが運営をいたしておりました社会福祉法人向陵会に所有権移転が行われまして、当該事業所につきましては、平成18年度の国庫補助事業で整備をいたしたものでありますことから、財産処分の承認申請を近畿厚生局長に対しまして行い、建物についての無償譲渡並びに事業継承者によります今後10年以上の当該事業を継続することの確約を条件とする財産処分無償譲渡承認の通知が平成22年12月10日に届いたことを受けまして、平成22年12月1日にさかのぼり、指定地域密着型サービス事業所の前運営法人によります廃止と、新しい運営法人によります開始を行ったものでございます。  今後も介護や支援を要する高齢者が、身近で、この住みなれた地域でいつまでもお暮らしをいただけるように、高齢者やその家族にとりまして我が家のような気軽で親しみのあるオープンな施設として、これら新たな施設に大いに期待を寄せながら、市といたしましてもその運営を支援いたしてまいりたいと考えております。  次に、阪急新駅につきまして、御報告を申し上げます。  阪急新駅につきましては、平成20年8月1日に新駅設置事業及び都市基盤施設整備事業に係る覚書の交換を行い、新駅設置事業についての費用負担割合を長岡京市と阪急電鉄で均等割とすることを定め、事業の完成時期を第二外環状道路の供用開始時期であります平成24年度末にあわせたスケジュールを定めたものでございます。  その後、同年度に駅舎の概略設計、平成21年度からは駅舎詳細設計を行い、平成22年11月26日に長岡京市景観デザイン審査会にかけていただき、適合との御判断をいただきました。今年度からは阪急電鉄が駅舎の工事に着手するに当たりまして、平成23年2月21日に長岡京市と阪急電鉄株式会社とで、新駅設置事業に係る工事の施工に関する協定書を締結いたしました。  新駅設置事業は、その協定書に基づき、阪急電鉄が駅舎建設工事を施工し、長岡京市は負担金を支払うことになりますが、京都第二外環状道路の工事スケジュールと調整を図りながら施工することが必要でございます。  地元の方々や関係者の皆様方には、今後工事期間中、何かと御迷惑をおかけすることになりますが、国や京都府、またNEXCOや阪急電鉄と調整をしながら皆様の御理解と御協力のもとに進められるよう、最善の努力を尽くす所存でございます。  次に、コミュニティバスの実証運行について、御報告を申し上げます。  平成18年10月から運行をいたしてまいりましたコミュニティバス、はっぴぃバスも今年度末をもちまして実証運行が終了いたします。この間、路線の見直し、バスの大型等、市民により利用しやすいよう努力をさせていただき、最近の1便当たりの利用者数は12人前後となり、多くの市民に受け入れられているものと考えております。  また、今年度はこの実証運行終了に当たり、その検証と今後のコミュニティバスのあり方につきまして市民アンケートを実施させていただきました。アンケートの結果といたしましては、現在運行いたしておりますコミュニティバスの趣旨であります、お年寄りや交通弱者、交通不便地域での移動手段の確保のため、継続運行を望むという御意見をいただいております。  これらを踏まえまして、長岡京市地域公共交通活性化協議会では、アンケート結果及び平成25年3月予定の阪急新駅開業等によります本市の公共交通の大幅な体系見直しの必要性等も踏まえまして、暫定的に2年間を継続運行いたし、今後の利用状況と採算性を見きわめ、本市の公共交通の将来予測をした中で、路線バスを含めたコミュニティバスの今後のあり方につきまして、方針を見定めていく必要があると御意見をいただきました。  今後は、市といたしましても、2年後に予定されております阪急新駅開業等及び京都第二外環状道路供用を見据えまして、市内の地域公共交通、特に路線バス、コミュニティバス、高速バスを対象に、総合的な検討を行っていく必要があると考えております。  暫定運行させていただくコミュニティバスとともに、路線バスのルートなど、より市民の利便性の向上を目指しまして、市内の公共交通のあり方を検討してまいりたいと考えております。  次に、長岡京市営住宅等長寿命化計画の策定状況につきまして、御報告を申し上げます。  この計画は、平成16年1月に策定いたしまして、長岡京市営住宅ストック総合活用計画の改訂版として策定をいたすものであります。内容は、現計画と同様な方法で算出をいたしました市営住宅の潜在的需要推計につきまして、その供給方法等の見直しを図り、住宅の予防保全的管理を行い、長期的な活用を目指してまいりますとともに、手すりの設置や浴槽等の高齢者対応等を行い、居住性の向上を図るものでございます。  計画期間は平成23年度から平成32年度までの10年間の計画となっております。策定のため、庁内に長岡京市営住宅等長寿命化計画策定検討委員会を立ち上げ、現在まで5回の会議を開催いたし、市公共施設検討会議にもあわせて諮り、また住宅的な対応とともに福祉的な観点から連携が必要と考え、健康福祉部とも意見を交換いたしており、できれば3月末までに策定をいたしたいと考えております。
     次に、私が文化庁から委嘱を受け、昨年2月5日から文化審議会委員として参加してまいりました文化審議会文化政策部会での審議が終わりましたので、審議経過を御報告申し上げます。  昨年2月10日に文部科学大臣から文化審議会に対しまして、文化・芸術の振興のための基本的施策のあり方について諮問が行われ、これを受けまして、文化政策部会で全体審議17回、分野別のワーキンググループで調査検討3回、懇談会1回、合わせて21回にわたります審議を行ってまいりました。  そして、今年1月17日の部会で答申案を作成し、1月31日の文化審議会総会を経て、文部科学大臣に答申をいたしました。その内容は、文化・芸術の振興に関する基本的な方針と題しまして、平成23年度から27年度までの文化・芸術の振興に関する基本的な方針を策定いたしたものであります。  文化・芸術は、人をいやし、人を育て、社会を調和に導くものであり、その振興の意義や基本的理念を示した上で、文化・芸術立国の実現を目指した重点戦略、その基本施策を定めたものでございます。私ども地方からの声、現場からの声を国の施策に反映すべく審議に参加をいたしてまいりました。ワーキンググループでは文化財部会に属し、本市の文化財施策を踏まえ、専門的事項の審議に加わりました。  今後は、文化審議会委員として得ました知識や経験を生かしまして、今年度から始まります恵解山古墳の保存整備工事や、今年の秋開催をされます国民文化祭をはじめとします文化施策の推進及び長岡京記念文化事業団の公益財団法人化、体制の強化を図り、本市の文化力の向上を目指し、一層進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。  次に、河合家住宅、国登録有形文化財につきまして、御報告を申し上げます。  去る1月26日に粟生にあります河合家住宅が、国の登録有形文化財に登録されました。本市では、神足にあります旧石田家住宅、現在の神足ふれあい町家でございます。長法寺にあります佐藤家住宅、調子にあります中野家住宅に次いで4軒目の登録と相なります。  河合家住宅は粟生の集落にありまして、丹波街道に面しています。登録を受けた建物は主屋、土蔵、表門及び高塀、路地門及び仕切塀、築地塀の5件であります。主屋はこの地域に共通する特徴を持ち、江戸後期の農家建築でありますが、内部は明治初期に当主が郡総代や区長を務めた様子を残しております。道路から眺めますと、焼杉板の腰壁を持つ白壁の土蔵や築地塀などがすぐれた景観美をつくり出し、光明寺の門前に続く古い街道沿いの風情を感じることができます。  去る2月19日には、二市一町の教育委員会の合同主催で、西国街道、丹波街道をつなぐ乙訓建物担当の事業を企画し、今回登録されました河合家住宅も所有者の御協力をいただき、公開させていただきました。当日は60人近くの二市一町在住の住民が参加されました。今後も所有者の御協力をいただき、一般市民に見学をしてもらい、建物の価値、重要性を認識していただくことにより、これらの建造物を末永く守っていきたいと考えております。  以上、市長諸報告といたします。 ○(岩城一夫議長) 以上で市長諸報告を終わります。  次に、日程6、定期監査及び例月現金出納検査の結果報告であります。  監査委員の報告を求めます。  前田監査委員。               (前田 進監査委員登壇) ○(前田 進監査委員) おはようございます。  監査の報告を申し上げます。定期監査及び例月現金出納検査の結果について、御報告申し上げます。  地方自治法第199条第4項の規定によりまして定期監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして、例月現金出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査対象並びに結果と、地方自治法第199条第12項による通知がありましたことを、あわせて御報告させていただきます。  なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。  以上をもって監査報告とさせていただきます。 ○(岩城一夫議長) 以上で監査報告を終わります。  次に、日程7、乙訓福祉施設事務組合議会議員選挙を行います。  欠員となっておりました乙訓福祉施設事務組合議会議員1人については、同組合規約第5条第3項の規定により、本市議会議員の中から選出するものであります。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認めます。  したがって、議長において指名することに決定しました。  乙訓福祉施設事務組合議会議員に冨岡浩史議員を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました冨岡浩史議員を乙訓福祉施設事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認めます。  したがって、冨岡浩史議員が乙訓福祉施設事務組合議会議員に当選されました。  ただいま乙訓福祉施設事務組合議会議員に当選されました冨岡浩史議員が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定によりまして、乙訓福祉施設事務組合議会議員に当選されましたことを告知します。  次に、日程8、乙訓消防組合議会議員選挙を行います。  欠員となっておりました乙訓消防組合議会議員1人については、同組合規約第6条第2項の規定により、本市議会議員の中から選出するものであります。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認めます。  したがって、議長において指名することに決定しました。  乙訓消防組合議会議員に藤本秀延議員を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました藤本秀延議員を乙訓消防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認めます。  したがって、藤本秀延議員が乙訓消防組合議会議員に当選されました。  ただいま乙訓消防組合議会議員に当選されました藤本秀延議員が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定によりまして、乙訓消防組合議会議員に当選されましたことを告知します。  次に、日程9、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてから日程11、諮問第3号人権擁護委員の推薦についてまでの3件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 日程9、諮問第1号、日程10、諮問第2号及び日程11、諮問第3号の人権擁護委員の推薦についての3件をあわせて御説明を申し上げます。  本市における人権擁護委員は、現在9名でありますが、さらにきめ細かな人権擁護活動を行うため、京都地方法務局に増員要請を行ってきましたが、このたび1名の増員が決定されました。  つきましては、委員候補者として安田博子氏を法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。また、現人権擁護委員の日下邦晴氏及び野村治之氏が平成23年6月30日に任期満了となりますが、引き続き両氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  以上、提案説明といたします。御同意賜りますようによろしくお願いをいたします。 ○(岩城一夫議長) 本3件の説明は終わりました。  お諮りします。  本3件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  まず、諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、安田博子さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(岩城一夫議長) 全員起立。  したがって、諮問第1号については、安田博子さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、諮問第2号 人権擁護委員の推薦について、日下邦晴さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(岩城一夫議長) 全員起立。  したがって、諮問第2号については、日下邦晴さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、諮問第3号 人権擁護委員の推薦について、野村治之さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(岩城一夫議長) 全員起立。  したがって、諮問第3号については、野村治之さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、日程12、第1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 日程12、第1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について、御説明申し上げます。  現固定資産評価審査委員会委員であります小森 薫氏が、平成23年3月31日をもちまして任期満了となります。その後任の委員を選任する必要がありますが、引き続き小森氏を選任いたしたく存じますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  以上、提案説明といたします。御同意賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○(岩城一夫議長) 本件の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  第1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について、小森 薫さんを選任することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(岩城一夫議長) 全員起立。  したがって、第1号議案については、小森 薫さんを選任することに同意するものと決定しました。
     次に、日程13、報告第1号 専決処分の報告についてから、日程26、第13号議案 平成22年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)までの14件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、私からは、日程14、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、日程23、第10号議案 平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明を申し上げ、その他の議案につきましては、副市長、水道事業管理者及び関係部長から説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず、日程14、報告第2号でありますが、その内容は、平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)であります。  専決いたしました補正予算の概要につきましては、昨年12月に市議会議員が辞職されたことに伴い、市長選挙とあわせて実施をいたすこととなりました補欠選挙に要する経費、措置を講じたものでございます。  内容といたしましては、市議会議員補欠選挙に必要な経費として、款2総務費、項4選挙費、目7市議会議員補欠選挙事業675万8,000円を計上いたし、款12予備費を675万8,000円減額をした歳出予算のみの補正であります。  以上が、平成22年12月21日に専決をいたしました平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。御承認のほどよろしくお願いを申し上げます。  次に、日程23、第10号議案 平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)につきまして、御説明を申し上げます。  既定の予算総額に歳入歳出それぞれ5,589万7,000円を追加し、平成22年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を255億6,587万1,000円とするものであります。  それでは、まず歳出予算の概要から御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、年度末の補正として、予算措置が必要な歳出経費の措置に加えまして、国の一次補正予算によります2つの地域活性化交付金を活用いたしまして、平成23年度事業の前倒しにも取り組む内容となっております。  なお、当該交付金の活用事業につきましては、歳出各費目の財源欄にお示しをいたしております。また、当該事業につきましては、すべて後で追加のお願いをいたします繰越明許費を設定し、取り組むことといたしております。  それでは、まず、款2総務費、項1総務管理費であります。総額で433万6,000円を減額いたしました。目5財産管理費におきまして、継続費を設定いたしまして取り組んでおります庁舎空調設備改修工事の執行見込みに伴う減額であります。  目10防犯防災費におきましては、向日市南山における京都府の急傾斜地砂防事業に係る市負担金の確定に伴い、京都府砂防事業負担金239万9,000円を計上いたしました。  次に、款3民生費であります。総額で3,480万9,000円の増額となっております。  まず、項1社会福祉費の目1社会福祉総務費では、執行見込みに伴いまして生活助成金扶助81万円増額をいたし、基盤安定制度事業費見込みの確定に伴い、後期高齢者医療事業特別会計への繰出金を100万3,000円減、国民健康保険事業特別会計への繰出金を1,571万5,000円増額いたしております。  目10障がい者福祉費では、執行見込みに伴いまして、障がい者医療手当等給付事業、障がい者外出等支援事業をそれぞれ増額いたし、新たに障がい者の在宅生活支援といたしまして、医療ケア実施事業所への補助金、重度障がい児者在宅生活支援事業補助金168万円を計上いたしました。  項2児童福祉費の目1児童福祉総務費では、執行見込みに伴い乳児保育委託助成金、簡易保育施設補助金をそれぞれ増額いたし、目2保育所費は、昨年夏の猛暑の影響による野菜の価格高騰や、10月からのクラス増に伴い不足見込みとなります給食材料費250万円を追加するものでございます。  項3生活保護費の目1生活保護費総務費につきましては、財源の組みかえであります。  次に、款4衛生費でありますが、総額で183万7,000円の増額となっております。  項1保健衛生費の目1保健衛生総務費におきましては、新たに始めました子宮頸がん、ヒブワクチン等の任意接種事業等の制度管理を行う必要が生じましたため、NICEシステムプログラム変更経費を追加するものであります。  目5保健センター費におきましては、きめ細かな国庫交付金を活用し、空調設備の改修に取り組むため、修繕料1,029万円を増額いたしております。  項2清掃費の目1清掃総務費におきましては、乙訓環境衛生組合の平成22年11月議会で負担金減額の補正予算が確定したことによりまして、組合への負担金1,019万2,000円を減額するものであります。  項3の目1上水道費では、執行見込みに伴い水道事業会計に係る子ども手当給付金負担金を追加いたしました。  次に、款5労働費、項1労働諸費の目2雇用対策費につきましては、財源の組みかえであります。  次に、款8土木費、項4都市計画費であります。総額で1,537万5,000円の増額となっております。  目1都市計画総務費では、阪急新駅周辺整備事業につきまして、事業の執行見込みに伴い、設計委託料1,731万4,000円減額をし、目4公共下水道費におきましては、下水道使用料の減収見込み等に伴い、公共下水道事業特別会計への繰出金3,012万3,000円を増額するものであります。  目7西山公園体育館費につきましては、きめ細かな交付金を活用いたしまして、体育館備品の整備費用256万6,000円の計上であります。  次の款9消防費、項1消防費の目1常備消防費におきましては、乙訓消防組合の平成22年11月議会で負担金減額の補正予算が確定したことによりまして、組合への負担金610万8,000円を減額するものであります。  次に、款10教育費でありますが、総額で848万6,000円を増額いたしております。  項1教育総務費の目2事務局費では、執行見込みに伴いまして職員人件費を追加するとともに、目5中央生涯学習センター費では、住民生活に光をそそぐ交付金を活用し、空調設備の修繕に取り組む経費399万5,000円を計上いたしました。  項2小学校費、目1小学校管理費では、小学校施設環境の充実事業におきまして、平成23年度より新学習指導要領が改正されることに伴い、指導書購入のため、消耗品費2,083万8,000円を増額し、小学校施設耐震化事業では、国の補正を活用いたしまして、長岡第十小学校の体育館耐震化事業の前倒し経費を追加し、既定の事業の執行見込みを反映させました結果、3,001万4,000円の減額となりました。  目2教育振興費では、就学援助支援事業といたしまして、道徳の副読本を購入するため、消耗品費268万4,000円を増額いたしております。  項3中学校費の目1中学校管理費の中学校施設耐震化事業4,114万9,000円の減額は、事業の執行見込みに伴うものでございます。また、目2教育振興費では、小学校費と同様に、道徳の副読本を購入するため、消耗品費121万7,000円を増額いたしております。  項4社会教育費の目2公民館費におきましては、住民生活に光をそそぐ交付金を活用いたしまして、市民ホールの修繕に取り組む経費733万5,000円を計上いたしました。  目3図書館費におきましても、きめ細かな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金を活用し、空調設備の修繕に取り組む経費2,992万5,000円を計上いたしております。  最後に、款12予備費につきましては、583万4,000円を増額いたし、今回の補正におきまして歳入歳出の全体調整を図りました。  以上が歳出予算の概要でございます。  続きまして、今回の補正における歳入予算について、御説明を申し上げます。  まず、款1市税であります。現時点での収入見込みを踏まえまして、個人市民税を3億6,000万円、法人市民税を5,300万円減額するものであります。  次に、款9地方交付税でありますが、国の補正による普通交付税の再算定が実施をされたことに伴いまして、5,456万5,000円増額となりました。  次に、款13国庫支出金であります。総額で2億3,655万9,000円の増額となっております。  項1国庫負担金では、基盤安定制度事業費見込みの確定に伴い、国民健康保険基盤安定制度国庫負担金167万3,000円を増額いたしております。また、自立支援医療給付費の増見込みに伴い、障がい者医療費国庫負担金を増額いたしております。  次に、項2国庫補助金でありますが、きめ細かな国庫交付金、住民生活に光をそそぐ国庫交付金は、冒頭に申し上げました国の一次補正で措置されました交付金の本市配分額であります。セーフティネット支援対策等事業国庫補助金の減額につきましては、国庫から府費への組みかえとなったことによるものでございます。  また、小学校費及び中学校費補助金におきましては、内示額等の増から、安全・安心な学校づくり国庫交付金をそれぞれ増額いたし、対象事業費の減から耐震改修事業費国庫補助金をそれぞれ減額いたしております。  次に、款14府支出金であります。総額で1,578万円を増額いたしております。  項1府負担金では、交付額の確定に伴い、国民健康保険基盤安定制度、後期高齢者医療保険基盤安定制度府負担金を増減いたしまして、対象事業費の増に伴い障がい者医療費府負担金を増額いたしております。  項2府補助金では、新たな障がい者支援事業費の補助金といたしまして、重度障がい児者在宅生活支援事業費府補助金84万円を計上するものであります。緊急雇用対策基金事業費府補助金442万6,000円は、国庫補助金からの組みかえ計上であります。交通結節点機能高度化支援事業費府補助金は、対象事業費の執行見込みに伴う減でございます。  次に、款15財産収入でありますが、今年度の売却見込みによる減額であります。  款17繰入金につきましては、財源調整の結果、それぞれ基金の取り崩し額を減額いたしております。  款19諸収入につきましても、交付額の確定により増額をいたしました。  最後に、款20市債であります。総額で2億9,650万円を増額いたしております。土木債、教育債におきましては、対象事業費等の補正により、各項目においてそれぞれ増減調整いたすものであります。臨時財政対策債につきましては、今般の市税の減額の補てん、また財政調整基金からの財源調達を留保するため発行可能枠を活用し、5億300万円増額するものであります。  以上が歳入予算の概要であります。  次に、第2表継続費補正について、御説明を申し上げます。  変更といたしまして、庁舎空調設備改修事業、長岡第七小耐震化等事業について、事業費の執行見込みに伴い、事業費総額、年割額を減額変更するものでございます。  続きまして、第3表繰越明許費であります。  追加といたしまして、2つの地域活性化交付金を活用した5つの事業を含めた、いずれも年度内竣工の見込みが困難な6事業につきまして、繰越明許費の設定をお願いするものであります。  また、変更といたしまして、長岡第十小体育館耐震化事業の前倒し計上に伴い、小学校施設耐震化事業を増額変更するものでございます。  次に、第4表債務負担行為補正であります。  外国人登録法の廃止に伴い、外国人住民の住民基本台帳法適用のための法改正を受けまして、システム改修に取り組むことから、新たに債務負担行為を設定するものであります。期間は平成22年度から24年度、限度額は1億3,000万円であります。  最後に、第5表地方債補正であります。  既定の4件の起債につきまして、その限度額の変更をお願いするものであります。  以上が平成22年度長岡京市一般会計補正予算(第6号)の概要であります。よろしく御審議を賜りますようにお願いをいたします。 ○(岩城一夫議長) 戸田副市長。               (戸田雄一郎副市長登壇) ○(戸田雄一郎副市長) おはようございます。  それでは、私からは日程13、報告第1号 専決処分の報告について、日程15、第2号議案 長岡第三小学校(南・西棟)耐震化等工事請負契約について、日程21、第8号議案 長岡京市立学校施設使用条例の一部改正について及び日程22、第9号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について、御説明申し上げます。  まず、日程13、報告第1号 専決処分の報告について、御説明を申し上げます。  その内容は、長岡第七小学校校舎・体育館等改築工事請負契約の変更であります。  当該工事請負契約につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、平成23年1月20日付で専決処分をし、変更契約を締結しましたので、報告をいたします。  今回の変更内容といたしましては、建築工事において、校舎・体育館の基礎、地中梁等の変更、設備工事において、太陽光発電、校内LAN等の追加工事によりまして、1,321万3,200円の増額となる請負契約の変更を行ったものであります。特に太陽光発電設備の変更につきましては、売電に対応する装置を追加したものであります。  以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。  次に、日程15、第2号議案 長岡第三小学校(南・西棟)耐震化等工事請負契約について、御説明申し上げます。  本件につきましては、平成22年12月27日に、地方自治法施行令第167条の6第1項の規定に基づき、条件付き一般競争入札の公告を行い、平成23年2月1日に入札を執行いたしましたところ、参加資格のありました9社のうち7社が応札し、山下建設株式会社が2億6,355万円で落札いたしましたので、同社と工事請負の仮契約を締結したところであります。  工事の概要につきましては、配布いたしました資料のとおり、南棟及び西棟の耐震補強工事と、体育館南側に屋外便所を施工するものでございます。つきましては、近く本契約を締結いたしたく存じますので、よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。  次に、日程21、第8号議案 長岡京市立学校施設使用条例の一部改正について、御説明いたします。  学校施設特別教室等開放事業については、平成12年度から小学校10校の特別教室等を学校に支障のない範囲で生涯学習活動の場として市民に提供してきました。施設の開放に当たっては、学校施設の戸締まりや見回りなどの施設管理業務を長岡京市シルバー人材センターに委託しています。学校施設使用料は、これまで1区分2時間以内200円と定めていましたが、受益者負担の公平性の観点から見直し、施設管理委託料の一部を受益者負担とし、使用料を600円に改定するものであります。  なお、この使用料の改正は、平成23年4月1日から施行しますが、施行日前に受け付けた使用につきましては、なお従前の例によるものといたしております。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。  次に、日程22、第9号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について、御説明いたします。  開館以来、長岡京市立中央公民館3階市民ホールは、多目的ホールとして多くの市民に御利用いただいているところであります。今回の改正は、その市民ホールの管理運営を委託している財団法人京都府長岡京記念文化事業団が公益法人改革により公益財団法人京都府長岡京記念文化事業団と名称が変更することに伴い、条例の一部を改正するものであります。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 河村水道事業管理者。             (河村 豊水道事業管理者登壇) ○(河村 豊水道事業管理者) 日程20、第7号議案 長岡京市水道給水条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正の主要な内容は3点であります。  1点目は、長岡京市上水道工事分担金条例を長岡京市水道給水条例に統合するものであります。これは上水道工事分担金が給水条件の一要因であることから、長岡京市上水道工事分担金条例の内容を、長岡京市水道給水条例に含めて1本化するとともに、長岡京市上水道工事分担金条例は廃止するものであります。また、条例を統合するのに伴い、条項や文言などの所要の改正を行うものであります。  2点目としまして、別表第1に定める準備料金及び水量料金を改正するものであります。本市の水道事業がこれまで取り組んできました経営改善の成果と、京都府営水道の基本料金単価のさらなる引き下げ見込みにより、水道ビジョンに基づく水道施設の再構築、更新や耐震対策をはじめとする防災対策など、安全な水の安定供給確保への必要な投資を行っても、料金算定期間最終年度に利益剰余金を計上できることから、水道料金を改定させていただき、現行の水道料金から平均で5.14%引き下げるものであります。  その内訳ですが、準備料金の平均改定率は、今回、予備的な施設能力を準備料金に配賦することから5.82%のアップとなり、口径40ミリメートル以上について適正な固定費負担となるよう料金体系を見直すこととしています。  一方、水量料金の平均改定率は8.23%の引き下げとなり、逓増逓減性を維持しつつ全体的に使用段階別の単価を引き下げることとしています。また、逓増度についても現行の3.56倍から3.41倍としています。  この結果、一般家庭用の標準的な使用水量、口径20ミリメートル、1カ月の使用水量20立方メートルの改定率は9.53%の引き下げ、367円の引き下げで、月額3,486円となります。  この料金算定に当たりましては、中期経営計画と整合を図る必要があることから、また府営水道の供給料金との関係から、料金算定期間を平成23年度から平成26年度までの4年間としています。  最後の3点目は、別表第4に定める工事手数料を改定するものであります。設計審査と工事の進行検査については、現在、口径口種別に手数料を設定していますが、事務処理が同内容であることから、業務実態に即して、すべての口径を対象に、新設、全改造と増設その他の2口種に改定するものであります。  また、手数料の算出根拠として、平均職員給与単価を用いることといたしております。  なお、この条例は平成23年4月1日から施行し、水道料金については平成23年4月1日以降の検針分から、また工事検査手数料については、平成23年6月1日以降に申請を受けた手数料から適用することといたしております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 佐々谷建設部長。              (佐々谷明光建設部長登壇)
    ○(佐々谷明光建設部長) 日程16、第3号議案 阪急新駅周辺整備事業東西自由通路整備工事委託契約の変更について、御説明申し上げます。  本件につきましては、平成21年6月議会で議案第44号として議決をいただき、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号に基づきまして、阪急電鉄株式会社と平成21年7月1日に契約したものでございます。  今回は、この東西自由通路整備工事の委託契約を変更する必要があり、議案として提案させていただくものであります。  委託金額につきましては、当初5億1,289万9,800円でございましたが、変更後の委託金額は5億4,380万円で、3,090万200円の増額でございます。委託期限につきましては、当初平成23年3月31日まででございましたが、変更後は平成23年9月30日までとし、6カ月の工期延長を行うものでございます。  委託金額の変更理由についてでありますが、土木工事費の仮設工等による増額、また今後の新駅ホーム整備工事の支障となる建築設備工事等を増減した結果、約3,000万円の増額が生じたものでございます。  工期を延長する理由につきましては、当初契約として平成21年7月に工事委託契約を締結し、早期の着工を目指しましたが、工事用搬入路について地元との協議調整により新しいルートに変更となったため、そのルートを整備するに当たり民有地を借地する必要が生じ、その借地交渉等に期間を要したため、平成21年度に約6カ月のおくれが生じ、工事完了が平成23年3月から23年9月になるものでございます。  予算といたしましては、昨年の12月議会で継続費の年度割とあわせて予算の変更を議決いただいたところでございます。  以上、東西自由通路整備工事委託契約の変更についての説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 山本総務部長。               (山本和紀総務部長登壇) ○(山本和紀総務部長) 日程17、第4号議案 長岡京市職員給与に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正は、人事院勧告に伴う国家公務員の超過勤務手当に関する人事院規則の改正に準じ、本市におきましても関連する条例を整備するものであります。  昨年4月の条例改正で、1カ月の時間外勤務時間の合計が60時間を超える勤務に対し、その超過する時間数の時間外勤務手当の支給割合を引き上げました。ただし、日曜日またはそれに相当する日に勤務した時間は、除外規定によりこの60時間の積算から除外いたしております。  この取り扱いにつきまして、このたびの国の改正に準じ、この除外規定を削除し、日曜日またはそれに相当する日に勤務した時間を算定対象に含めようとするものであります。  結果といたしまして、常勤職員では、休日勤務手当の対象となる祝日や年末年始の休日における正規の勤務時間が割り振られた時間における勤務を除きまして、すべて60時間の算定対象となります。なお、施行日は国の人事院規則の改正にあわせまして、平成23年4月1日といたします。  次に、日程18、第5号議案 長岡京市実費弁償条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正は、これまでの地方自治法の改正に伴い、条文の整理を図るものであります。具体的には、議会の常任委員会、議会運営委員会、特別委員会に出頭を求める参考人及び公聴会で意見を聞く者に対して支給する実費弁償について、その根拠となる地方自治法が改正され、新たな条文の追加及び条項の移動があったことから、その整合性を図るための条文整理を行うものであります。  以上、提案理由の説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 岩﨑健康福祉部長。              (岩﨑義典健康福祉部長登壇) ○(岩﨑義典健康福祉部長) 日程19、第6号議案 長岡京市営浴場設置条例の一部改正について、御説明申し上げます。  第4条の入浴料を大人、中学生以上を170円から200円に、子ども、小学生以下を60円から100円に改正するものであります。  現行の入浴料は、大人は平成15年度から、子どもは平成元年度から据え置かれたものであり、受益者負担の視点を踏まえて改正を行うものであります。また、今回の改正にあわせまして、現在長岡京市営浴場規則では70歳以上の者が入浴する場合は入浴料を減免するとなっておりますが、これを70歳以上の者が入浴する場合は入浴料の5割に相当する額を減額するという内容で規則改正を行ってまいりたいと考えております。  なお、この条例改正は平成23年6月1日から施行することといたしております。  以上が長岡京市営浴場設置条例の一部改正についての概要でございます。  引き続きまして、日程24、第11号議案 平成22年度長岡京市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に、歳入歳出それぞれ1,863万7,000円を追加し、予算総額を74億5,856万円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、総務費で1,863万7,000円の増額でございます。これは国保連合会負担金増額分といたしまして292万2,000円、財政調整基金積立金の増額分といたしまして1,571万5,000円を計上したものでございます。これによりまして、国保財政調整基金の22年度末残高は2億5,035万8,000円となる見込みでございます。  保険給付費は、歳入の保険基盤安定制度繰入金の増額に伴う財源内訳の変更でございます。  次に、歳入でございます。  国庫支出金で292万2,000円を増額しております。これは国保連合会負担金増にかかわる特別調整国庫負担金の増でございます。  次に、繰入金で1,571万5,000円を増額しております。これは一般会計繰入金の保険基盤安定制度繰入金の確定に伴う増額でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 小林上下水道部長。              (小林松雄上下水道部長登壇) ○(小林松雄上下水道部長) 日程25、第12号議案 平成22年度長岡京市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,628万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を29億1,889万4,000円とするものでございます。  それでは、先に歳出予算から説明させていただきます。  款1事業費、目1一般管理費を866万6,000円減額するものでございます。内容につきましては、流域処理維持管理負担事業で、京都府の精算見込みにより、維持管理負担金を1,401万円増額するものでございます。また、下水道施設の維持管理事業につきましては、入札執行の結果等により、下水道施設改修で1,200万円、京都第二外環状道路関連で1,069万6,000円、それぞれ工事費を減額するものでございます。  また、本市汚水の京都市汚水管への流入に伴い、京都市維持管理負担金を2万円増額するものでございます。  次に、目2下水道築造費汚水分でありますが、2,112万3,000円を減額するものでございます。内容につきましては、流域下水道汚水建設負担事業で、京都府の追加工事に伴い、建設負担金を847万7,000円増額するものでございます。また、下水道汚水築造工事におきまして、入札執行の結果等により、設計調査などの委託料を400万円、工事費を2,560万円、それぞれ減額するものでございます。  次に、目3下水道築造費雨水分でありますが、650万円を減額するものでございます。内容につきましては、工事協議の調整により測量調査設計の委託料400万円、工事に伴います移設補償費を250万円、それぞれ減額するものでございます。  次に、款2公債費、目1元金につきましては、今回の補正の増減に伴い財源内訳を変更するものであります。  続きまして、歳入について、御説明申し上げます。  まず、款1使用料及び手数料、目1公共下水道使用料でございますが、主に大口事業所の使用料の減少に伴い、2,571万2,000円を減額するものでございます。  次に、款3繰入金、目1一般会計繰入金を、今回の補正に伴い3,012万3,000円増額するものでございます。  次に、款5諸収入、目1雑入を660万円減額するものでございます。内容につきましては、京都第二外環状道路関連の移設撤去工事減に伴います工事負担収入の減によりまして1,000万円を減額するものでございます。また、長岡京市汚水管への京都市汚水流入に伴い、京都市維持管理負担金を340万円増額するものでございます。  次に、款6市債、目1下水道債につきましては、対象事業費の減によりまして3,410万円減額するものでございます。  次に、第2条の地方債補正でありますが、第2表のとおり、限度額を6億6,460万円に変更するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 岩﨑健康福祉部長。              (岩﨑義典健康福祉部長登壇) ○(岩﨑義典健康福祉部長) 日程26、第13号議案 平成22年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に、歳入歳出それぞれ3,304万4,000円を増額し、予算総額を8億6,794万2,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金で、3,304万4,000円を増額するものでございます。これは保険料等負担金で3,404万7,000円を増額する一方、保険基盤安定制度負担金で100万3,000円を減額するものでございます。  次に、歳入でございますが、後期高齢者医療保険料で3,404万7,000円を増額するものでございます。これは広域連合算定の当初の保険料額は前年度予算額に対して5.1%の減少を見込んだ額でありましたが、実質保険料調定額が上回ることにより増額するものでございます。  次に、繰入金で100万3,000円を減額するものでございます。これは一般会計繰入金の保険基盤安定制度繰入金を減額するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 報告第1号から第13号議案までの14件の説明は終わりました。  次に、日程27、第14号議案 平成23年度長岡京市一般会計予算から日程42、第29号議案 平成23年度長岡京市水道事業会計予算までの16件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、平成23年度当初予算の各議案につきまして、御説明を申し上げます。  私からは、日程27、第14号議案 平成23年度長岡京市一般会計予算につきまして御説明を申し上げ、その他の予算議案につきましては、水道事業管理者及び関係部長から説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。  はじめに、議案の説明に先立ちまして、貴重なお時間を拝借いたしまして、私の平成23年度市政運営の基本的な考え方につきまして、その所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願いいたしたいと存じます。  去る1月、決断、想像、責任の3つの政治姿勢のもとに、市政の継続と安定そして発展を願い、その運営におきましては、環境、健康、安全をキーワードに5つのプランを軸とし、88のアクションプランを掲げまして、市長選への決意をさせていただきました。  市民の皆様方の厚いお支えのもと、三たび市民の皆様方の御信任をいただくことができました。身の引き締まる思いと緊張とその使命と責任の重大さを痛感いたしております。  私の基本スローガンであります創造と共生で住みつづけたい長岡京の実現に向けまして歩んでまいりました2期8年の実績を踏まえまして、平成23年度から新たに始まります第3次総合計画第3期基本計画の推進に、全力でひたむきに取り組んでまいりたい、その熱い思いでいっぱいであります。初心に返り、謙虚に、精いっぱいまちづくりを進めてまいります。  もとより市政の継続と発展を主張します私にとりましては、第3期基本計画と私が掲げました88のアクションプランとは密接、不可分なものがございます。88を見詰めながら、ふと思いをめぐらせましたのが、私たちの貴重な主食であります米という字であります。88と書いて米になるという例えがございます。  米づくりは、丹精込めて土を耕し、苗を植え、草を取り、水の世話など昼夜を問わず気にかけながら、私たちがありがたくいただけるまでには、大事に大事に88の手間暇をかけるということでございます。  くしくも今回私が掲げました88のアクションプランは、決してなぞらえたわけではございませんが、市民の皆様との大切なお約束であります。混沌とした社会経済情勢の中で、8万市民の安心のため、子どもたちへとつながる将来のまちづくりのため、私は一つ一つ丹精を込めまして丁寧に取り組んでいきたい、その思いの強さにつきましては、だれにも負けないと自負をいたしております。そのような思いの中で、今回お示しをいたしましたのは、平成23年度の予算、私の3期目の初年度予算になるものであります。  新たな第3期基本計画のスタート、市政の継続と発展、そして発展を願いまして、皆様の思いをもとに、いろいろと時間的な制約もございましたけれども、その編成に全力を注いできたところでございます。  今まさに初心に立ち返り、私の信念であります、何事にも誠実に汗をかいて、これかもいちずに取り組んでまいりたい、そして総合計画の将来都市像、住みつづけたいみどりと歴史のまち長岡京の実現に向けまして、3期目の4年間を粉骨砕身邁進をいたしますことを改めて皆様方にお誓いを申し上げます。  以上、私の所信の一端を申し述べ、重ねて市議会並びに市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますようによろしくお願いを申し上げる次第であります。  引き続きまして、平成23年度一般会計当初予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  一般会計の総額は244億1,360万円であります。前年度当初予算額と比較いたしまして、5,200万円、率にいたしまして0.2%増の予算規模となっております。  まず、歳入でありますが、その根幹をなします市税におきましては、引き続く景気の低迷、厳しい雇用環境を背景に、個人市民税の減少傾向を見込み計上いたしております。また、昨年来より大きく減少を見込んでまいりました法人市民税につきましては、ほぼ底をついた感がありますことから、前年度並みを計上いたしました。一方、その他の税目におきましては、本年度の決算見込みの状況を勘案いたしました結果、款1市税総額では117億923万7,000円、前年度に比べまして3億1,861万7,000円、率にいたしまして2.6%の減を見込んだところでございます。  款2地方譲与税から款8地方特例交付金及び款10交通安全対策特別交付金の8つの歳入につきましては、地方財政計画、経済状況等を勘案いたしまして、それぞれ見込まれる額を計上いたしております。8つの歳入の総額におきましては、款6地方消費税交付金が対前年度7,300万円の増となることなどによりまして、前年度に比しまして約6,500万円程度の増額を計上いたしております。  款9地方交付税につきましては、国におきまして総額17兆4,000億円、対前年度5,000億円の増額確保がなされました。これをもとに国の示した地方財政計画を参考に、基準財政需要額及び収入額を見込んだ結果、特別交付税と合わせまして、前年度と比べ2億8,000万円、率にいたしまして22.0%増の15億5,000万円を計上いたしております。  なお、うち特別交付税につきましては、法定交付税配分率が6%から5%へ1%引き下げられたことに伴う影響額を見込み、対前年度5,000万円減の1億5,000万円で計上いたしております。  その他の収入では、国、府の補助金や財産収入など、最大限の財源確保に努めました。  一方、実質的な交付税として措置されております臨時財政対策債につきましては、さきの交付税算定に伴い歳出をされました発行可能額の範囲で健全財政を念頭に、当初時点での必要額を見定め、前年度対比4億3,200万円、率にいたしまして39.3%増の15億3,000万円の計上といたしております。  なお、臨時財政対策債の算定におきましては、昨年度より一律算定の人口基礎方式に加えまして、財政力等の要素を加味しまして財源不足基礎方式が新たに導入されました。平成25年度までの3カ年で財源不足基礎方式のみの算定と、段階的に移行することとされたことに伴いまして、地方財政計画全体の伸び率は20.1%の減と示されましたが、本市におきましては、増要因として反映し、計上させていただきました。  以上のような措置とあわせ、第3期基本計画のスタートにあわせ、事務事業の新構築の観点から、歳出予算の一からの見直し、精査に努める中で、将来に備えて可能な限り抑制に努めたいと考えております財政調整基金の取り崩し額につきましては、厳しい財政状況の中、前年度より2,000万円増にとどめた4億7,000万円とし、収支の均衡を図ったところでございます。  続きまして、歳出予算の概要であります。  平成23年度予算につきましては、まちと市民(ひと)が輝く、元気・親切予算と銘打ちまして、未来へつなぐ文化・教育立市として、新たに始まります第3次総合計画第3期基本計画の歩みを進める予算と位置づけます。  それでは、重点テーマに沿いながら、主な施策につきまして、御説明を申し上げます。  まず、1つ目といたしまして、交流、活力、にぎわいの創出であります。  新しい都市基盤の構築、その活用は、まちのにぎわい、活性化へとつながります。現在、鋭意整備を進めております阪急新駅を拠点としまして、市南部地域のまちづくり事業、また第二外環状道路周辺整備といたしましての西代公園の基本計画策定費など、合わせまして4億690万円を計上いたしております。  また、阪急長岡天神駅周辺整備を含みます中心市街地化の活性につきましては、平成22年度に取り組みました交通社会実験の結果を踏まえ、バリアフリー化実現のための具体的方策を検討するための経費といたしまして350万円を計上いたしました。そして取り組みを続けてまいりました長岡京駅前線の西伸事業におきましては、第2工区の最終整備費用等1億9,812万円を計上いたしました。  商工業の活性化に向けましては、現下の状況にかんがみまして、一昨年から臨時的措置として実施をいたしております中小企業振興融資保証料補給金の2分の1から3分の2への引き上げを平成23年度も継続いたし、中小企業、商店への経営支援のための予算を計上いたしております。  また、飲食店事業者融資によりますまちの名物メニューづくりを支援するための食の祭典開催事業や、商店街空き店舗対策事業等、商店街支援に190万円を計上いたしました。  次に、環境都市宣言をいたしております本市の環境、市民が誇る水、緑の保全としての取り組みでございます。  まず、策定後10年を経過いたします本市の環境基本計画の改定に向けまして、京都府立大学との官学連携のもとに、地球規模での課題であります環境問題を長岡京市の視点でとらえ、市民協働により取り組む経費315万円を計上いたしました。  平成22年度から取り組みを始めました防犯灯のLED化をさらに進め、住宅用太陽光発電設備の設置助成も継続をいたします。  また、今年は国連が定めました国際森林年であります。このことにちなみ、小学生を対象とした西山森林環境教育、また環境フェアの実施をいたします。そして美しい環境と緑、水の涵養を守り伝えるために、引き続き里山エリアの再生事業に1,073万円、西山森林整備支援のために450万円を計上、緑の保全にも大きく寄与します農林業を守るため、有害鳥獣等の駆除対策経費487万円、乙訓農作業受委託組合への支援や西山作業道の整備経費も計上いたしました。多様な主体と連携しつつ、我がまちのかけがえのない財産であります西山、そして自然と緑を守り、環境の都の実現に向けまして、ふさわしいまちづくりを進めてまいります。  次に、3つ目といたしまして、安心いきいき健康福祉の増進であります。  第3期基本計画策定に伴う市民アンケートの結果では、保健、医療の充実、健康に対する意識の高さがうかがえます。また、安心できる子育て環境の整備や生活不安、雇用不安に対するセーフティネットなど安心した暮らしの実現が求められております。  これらを踏まえました支援策といたしまして、まず、健康増進のために任意の予防接種であります子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの無料接種事業8,299万円を計上いたしました。また、既存の大腸がん検診事業に加えまして、働く世帯への大腸がん検診と銘打ち、新たな事業の展開もいたしました。そして、公的病院としての役割を果たしております済生会京都府病院のMRI設備更新整備への支援1,184万円も計上し、医療環境の充実に努めてまいります。
     また、官学連携により策定をいたしました食育推進計画をもとに、未来の健康社会づくりを目指す食育の推進にも努めてまいります。  次に、安心な暮らしを守るために、生活不安、雇用不安など現下の厳しい状況にかんがみ、市民総合相談窓口に加えまして、市民のセーフティネットのさらなる強化のため、福祉事務所内に新たに福祉何でも相談窓口を設置し、専任職員の配置をいたします。また、生活保護ケースワーカーを増員し、相談体制のすそ野を広げてまいります。  3年目となります緊急雇用創出事業、就労支援事業予算につきましても、前年度当初2,804万円から大幅に増額をいたしまして、8,302万円を計上いたしました。無縁社会への対応といたしましては、独居老人など高齢者等要支援者に命のカプセルを配備、また地域福祉支援の一翼を担っていただいております民生児童委員の皆様方の活動費助成の拡充を図るため、それぞれ所要の経費を計上いたしました。  国民健康保険事業につきましては、医療費の増加に応じた保険料率の引き上げが避けられない中、現下の経済情勢にかんがみ、特別支援といたしまして、通常の負担に加えまして6,000万円を繰り出し、予算計上いたしております。  さらに、今回予算的には水道事業会計になりますが、長年の京都府への働きかけと、経営改善の取り組みによりますその成果を市民の皆様方に還元をするべく、水道料金の引き下げを図ってまいります。  子育て支援、学校教育の推進に向けまして、まず課題であります待機児童の解消に向けての取り組みといたしまして、民間保育園施設整備への助成1億7,151万円を計上、平成20年度に拡充いたしました乳児保育委託助成のさらなる充実や、簡易保育施設等への運営補助を計上いたしました。  また、子育て不安の解消に寄与しております、つどいの広場運営支援にも努めてまいります。子ども手当につきましては、3歳未満児を対象に月額2万円に引き上げる経費を含めまして総額18億9,368万円を計上いたしております。  妊婦健康診査では6,320万円を計上し、引き続き14回分の公費助成を行ってまいります。  夢のある学校教育の推進に向けましては、文化・教育立市を掲げる私にとりましては、子どもたちは、平素から申し上げておりますとおり、小さな大切な市民であります。学校環境の整備はもとより、将来を担う、未来へとつなげる教育に力を注いでまいりたいと考えております。  平成23年度からは、新学習指導要領に基づき、小学5年生、6年生を対象とした英語のカリキュラムが加わることとなります。本市におきましては、国に先んずるだけではなく、全学年におきまして、AETや外国語活動指導員を導入し、独自の展開を進めてまいりました。平成23年度は、各小学校への外国語活動指導員配置や学校指導主事の配置など、外国語活動推進事業をさらに充実させるために、合わせて1,896万円を計上いたしました。  また、引き続き各小中学校に図書館司書を配置し、小中学校図書の購入費の充実に努めてまいります。  男女共同参画社会の実現に向けまして、平成22年10月に施行いたしました本市の男女共同参画推進条例に基づき、男女共同参画施策を全庁的、総合的に推進するため、組織体制の整備を図る予定でございます。  次に、4つ目といたしましては、安心安全のまちづくりの推進であります。  地域における防災、防犯への取り組みの重要性はますます高まってきております。そのための支援、被害の軽減対策など環境整備に努めることが行政の重要な責務の1つであると思っております。  そこで、まず子どもたちの安心安全のため、精力的に取り組んでおります小中学校の耐震化の促進に必要な経費といたしまして、5億4,573万円を計上いたしました。平成23年度からは、IS値0.7未満の解消へと展開するものであります。なお、平成22年度も国の補正予算等を活用いたし、計画の前倒しによる対応措置を講じましたが、今後におきましても、期を逃さず、交付金等を活用しながら鋭意その早期整備に努めたいと考えております。  そして、災害時の避難所となります学校施設の設備整備といたしまして、災害時用マンホールトイレにつきまして、新たな3カ所分を予算計上いたしております。また、保育所の耐震化にも着手するため、深田保育所の耐震化実施設計費435万円を計上し、下水道会計での対応となりますが、雨水浸水対策にも力を入れてまいります。  さらに、自主防災組織の育成拡大、災害時用備蓄物資の整備にも継続して取り組み、安心安全の確保に努め、防災とあわせまして安心安全のために欠かせない重要な視点であります防犯啓発活動支援にも努めてまいる所存であります。  5つ目といたしましては、地域力の向上、そして文化力の創出であります。  まず、地域力の向上に向けましては、現在地域コミュニティの活力の醸成に向けて取り組んでおります校区単位での活性化協議会の立ち上げについて、新たな校区への拡大展開を図るための費用262万円を計上し、一方、市民活動支援のために、新たに市民活動応援補助制度の創設を予定いたしております。  そして、地域の自治活動の大切な担い手であります自治会活動への支援拡充を図る経費1,841万円も計上いたしました。  次に、文化の発信に向けてであります。  いよいよ今年は国民文化祭本番を迎える年であります。本市におきましては、オーケストラの祭典とクラシックバレエの饗宴を開催いたします。実行委員会への負担金といたしまして600万円を計上いたします。この期を生かし、市内外に本市の文化力を発信し、本市の文化力のさらなる高揚へとつなげていきたいと考えております。  また、引き続き長岡京音楽祭への支援や活動団体への支援561万円を計上いたしております。  そして、市民の貴重な文化遺跡であります恵解山古墳保存整備の工事にいよいよ着手いたします。平成23年度から26年度までの4カ年の継続費4億5,107万円を設定し、平成23年度は2,617万円を予算計上いたしました。この古墳保存整備を中心に勝竜寺城公園や中山修一記念館などの既存の施設とのネットワーク化を展開し、さらに立命館中学校、高等学校の進出など、これら資源を活用した周辺整備を進め、文化・教育ゾーンといたしまして展開をいたしてまいります。  スポーツの振興におきましては、引き続き総合型地域スポーツクラブの推進を図り、新たに西山公園体育館周辺にウォーキングコースを整備するための費用169万円を計上いたしております。  以上、5つの柱立て、視点からの特筆すべき項目について御説明をいたしましたが、このほかにも市民の暮らしを守る良質な水の安定供給、観光の振興など、足元の課題を見詰めながら、子どもたちへの未来へつなぐまちづくりを展望、諸施策にも財源を配分いたしました。  最後に、これら施策の実施におきまして、その主体であります市の行財政改革は必須のものと考えております。他市町に比べ健全な財政は決して安堵できるものではございません。歳出を抑え、経費節減を図る今回の予算編成におきましても、昨年の夏に実施をいたしましたサマーレビューによる課題点検、事業の集中点検などを踏まえまして、事務事業の整理統合を図りながら、歳出の見直しを努めてまいりました。今後も気を緩めることなく、これまた平成23年度からスタートします第3次行財政改革大綱の着実な推進に力を注ぎ、引き続き事業仕分けの実施、市民協働の推進、官学連携を推し進める中で、効率的で効果的な行財政運営に努める所存でございます。  以上、平成23年度の一般会計当初予算の概要を申し上げました。  政府の去る1月の月例経済報告によりますと、景気の基調判断では、足踏み状態にはあるが、一部持ち直しに向けた動きがあるとのことでございました。国内の雇用情勢等を見る中で、景気が回復軌道に乗るかどうかは、まだまだ予断を許さない状況にございます。平成23年度の行財政運営は厳しいものとの予測に立ち、今後の市政の運営、予算の執行におきましても、引き続き職員とともにさらなる工夫と創造に努力をしてまいりたいと考えております。  厳しい社会経済環境の中ではありますが、2期8年間でまいてきましたまちづくりの種が花を咲かせ、実を結ぶよう、全力で取り組んでまいります。  本市を取り巻く状況は、決して楽観できるものではございません。その使命と責任の重さに思いをめぐらせる中、長岡京市の発展のためにこの全身全霊をかけまして、市政に邁進してまいる所存であります。  最後に、あわせまして、議員各位並びに市民の皆様方のより一層の御指導と御鞭撻、御理解をお願いを申し上げまして、平成23年度一般会計当初予算の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) ただいま、提案説明の途中ですが、午後1時まで休憩します。               午後 0時04分 休憩              ─────────────               午後 1時01分 再開 ○(岩城一夫議長) 休憩を閉じ続会します。  引き続き、提案理由の説明を求めます。  河村水道事業管理者。             (河村 豊水道事業管理者登壇) ○(河村 豊水道事業管理者) 日程42、第29号議案 平成23年度長岡京市水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  平成23年度は、第7号議案で御説明いたしましたとおり、府営水道の供給料金単価が引き下げられる見通しとなったことから、平成22年度当初と比較しますと、受水費が9,000万円余り減となります。  その一方で、これまで取り組んできました経営改善の成果とあわせて水道料金を引き下げることから、料金収入も1億円余りの減収が見込まれます。加えて、老朽化した配水池の解体による一時的な固定資産除却費が発生するため、収益的収支では赤字予算となるものであります。  一方、資本勘定における建設改良では、平成22年度に続いて、給水区域の統合に向けて、耐震性に欠け、老朽化した長法寺配水池と北配水池の統合事業を重点的に進めていくこととしています。  それでは、予算の詳細を説明させていただきます。  まず、第2条の業務の予定量であります。  給水件数は微増が見込まれますが、年間総給水量は、平成22年度予算より約0.4%減、決算見込みより約1.1%減の1,018万2,000立方メートルとしています。同様に、有収水量についても、22年度予算より約0.2%減、決算見込みより約1.0%減の924万7,000立方メートルと見込んでいます。  次に、第3条の収益的収入及び支出であります。  それぞれ平成22年度決算見込みと比較しまして、まず、収入である事業収益は5,130万9,000円減の24億5,450万4,000円を見込んでいます。この内訳ですが、水道料金は料金改定による減と有収水量の減少に伴い、1億2,678万1,000円減の21億4,876万3,000円と見込んでいます。  そのほか、受託工事収益は第二外環状道路関連の増に伴い9,723万1,000円増の1億6,983万7,000円、一般会計からの水源費対策補助金等は2,716万9,000円減の4,251万2,000円、経営健全化に対する京都府の補助金は132万9,000円増の727万8,000円を計上しています。また、遊休地売却による特別利益として516万3,000円を計上しています。  一方、支出である事業費用については、4,751万2,000円増の24億8,641万5,000円を見込んでいます。その主なものとして、給水原価部門の人件費は、定期昇給及び時間外手当の増などにより302万3,000円増の2億3,253万8,000円、府営水道の受水費は、一日当たり平均1万4,000立方メートルの受水量とし、受水費の単価引き下げ見通しに伴い9,502万2,000円減の9億1,719万6,000円、受託工事費は1億430万6,000円増の1億9,893万円、減価償却費は140万4,000円減の4億2,165万5,000円、支払利息は192万9,000円減の9,733万6,000円、また、固定資産除却費は配水池統合に伴う北配水池の解体により、5,634万9,000円増の5,934万9,000円であります。  これらの結果、収益的収支は3,191万1,000円、消費税を除く実質収支では5,021万7,000円の当年度純損失となる見込みであります。  次に、第4条の資本的収入及び支出であります。  平成22年度決算見込みに対し、収入では総額で595万9,000円減の2億7,005万5,000円を見込んでいます。その主なものは、企業債が500万円増の2億1,000万円、加入金と分担金などを合わせて1,832万8,000円増の5,993万3,000円であります。また、固定資産売却代金として12万2,000円を計上しています。  一方、支出につきましては、総額で2,775万6,000円増の6億9,592万円を見込んでいます。その主なものは、事務費が、長法寺・北給水系統統合に向けた設計調査などの委託料増により4,055万1,000円増の1億857万8,000円、企業債借り入れの対象となる施設整備事業費では、北配水池造成工事及び配水池関連総配水管布設かえ工事、配水管新設工事、道路拡幅による配水管布設工事、東13号井戸の高圧受電施設更新工事及びろ過ポンプ取りかえ工事などを予定し、3,995万1,000円増の2億9,577万3,000円、分担金や自己財源による施設事業費が1,221万5,000円増の4,551万4,000円、固定資産取得費は256万8,000円減の316万6,000円、また、企業債償還金は6,239万3,000円減の2億4,288万9,000円を見込んでいます。  これらの結果、資本的収支は4億2,586万5,000円の不足となる見込みですが、この不足額は、損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんすることとしています。  なお、補てん財源の年度末残高は、平成22年度末見込みより2,149万円減少し、7億2,006万3,000円になる見込みであります。  以上が平成23年度予算の概要ですが、水道事業の将来像を明らかにした水道ビジョンの実現に向けて策定いたしました中期経営計画に基づき、将来にわたって安全で安心できる水の安定供給の確保と、市民の皆様の満足度を向上させていくための各施策に全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 岩﨑健康福祉部長。              (岩﨑義典健康福祉部長登壇) ○(岩﨑義典健康福祉部長) 日程28、第15号議案 平成23年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ74億5,208万8,000円を計上するものでございます。前年度当初予算と比較いたしますと2.8%の増となっております。平成23年度の国民健康保険の加入見込み数は、世帯数で1万1,087世帯、前年比0.2%の増、被保険者数は1万8,950人で、前年比0.2%の増と見込んでおります。高齢化の進展や医療技術の高度化により、医療費が増高傾向にある中、国保事業の適正な運営管理に努めるものでございます。  まず、歳出の主なものでございますが、総務費といたしまして1億3,897万9,000円を計上いたしております。これは主に職員給与費及び事務費等でございます。  保険給付費では51億9,448万4,000円を計上いたしております。前年度と比較しまして0.7%の伸びを予測しているところでございます。その主な内容は、療養諸費で46億3,446万9,000円、高額療養費で5億1,200万1,000円、その他出産育児一時金などを含めた歳出総額に占める保険給付費総額の割合は69.7%となっております。  後期高齢者支援金は8億4,425万6,000円となり、前年度比で10.4%の増となっております。前期高齢者納付金は244万8,000円を計上いたしました。  介護納付金につきましては3億3,181万2,000円を計上しております。これは介護保険第2号被保険者負担分でございます。前年度比で8.8%の増となっております。  共同事業拠出金では8億847万9,000円を計上しております。対前年度比で11%の増となっております。  保健費では9,897万8,000円を計上しております。その主な内容といたしましては、特定健康診査特定保健指導費6,952万8,000円、人間ドック、がん検診等の保険事業費2,945万円となっております。  次に、歳入の内容でございます。歳入の主なものとしましては、国民健康保険料では、保険料総額を17億7,326万4,000円計上し、歳入総額に占める割合は23.8%となっております。  国庫支出金では13億6,875万2,000円を計上いたしました。その内訳は、国庫負担金が11億7,684万6,000円、国庫補助金が1億9,190万6,000円となっております。  次に、療養給付費等交付金として4億5,375万円、前期高齢者交付金として22億5,566万円を計上いたしております。  また、府支出金としましては2億9,227万7,000円を計上いたしております。その内訳は、府負担金が5,602万4,000円、府補助金が2億3,625万3,000円となっております。  次に、共同事業交付金では7億1,586万9,000円を計上いたしております。その内訳は、高額医療費共同事業交付金が1億2,652万2,000円、保険財政共同安定化事業交付金が5億8,934万7,000円となっております。  繰入金につきましては5億8,487万円を計上いたしております。その内訳は、国のルール分として4億3,815万5,000円を計上いたしております。その内容は、保険基盤安定制度繰入金、出産育児一時金、財政安定化支援事業繰入金及び事務費繰入金となっております。  また、市ルール分として8,671万5,000円を計上いたしております。その内訳は、地方単独影響分2,671万5,000円、保険料負担激変緩和分として6,000万円となっております。また、基金繰入金として財政調整基金を取り崩して6,000万円を繰り入れております。  一般会計の非常に厳しい状況ではありますが、一般会計からの繰り入れと財政調整基金の取り崩しを行い、保険料負担の増加を抑制したところでございます。  以上が平成23年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算の概要でございます。  引き続きまして、日程29、第16号議案 平成23年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算について、御説明申し上げます。  乙訓休日応急診療所は、昭和57年4月の開所以来、30年目を迎え、平成23年1月末現在で延べ1,981日、10万2,072人、一日平均51.5人の受診者を受け入れ、乙訓地域におけます休日医療の確保という重要な役割を果たしております。  平成23年度予算につきましては、総額で、歳入歳出それぞれ6,650万5,000円を計上しております。  まず、歳出予算でございますが、総務費におきまして5,374万7,000円を計上しております。主なものといたしましては、医師をはじめ薬剤師、看護師の人件費と、乙訓休日応急診療所の運営等に要します経費及び診療報酬請求のオンライン化請求の義務化によりますレセプトコンピュータの導入に伴う債務負担行為の予算化、耐用年数切れの心電計の破棄に伴う心電計借上料、診療受け付け、会計、レセプトの作成処理等々の医事業務委託料並びに休日診療日の駐車場整理業務委託料等々を計上しております。  医業費では384万2,000円を計上しております。内容は、医薬品の購入費等でございます。  公債費は841万6,000円を計上しております。これは診療所の建物と土地に係る地方債の繰り上げ償還に伴う借換債の元利償還金でございます。  なお、予備費といたしまして50万円を計上しております。  次に、歳入でございますが、診療収入につきまして、開所70日間で4,045万9,000円を見込んでおります。  分担金及び負担金は、向日市及び大山崎町からの診療所運営に伴う経費の分担金として769万6,000円を計上しております。  使用料及び手数料は、駐車場使用料を含む施設使用料152万8,000円、文書料5,000円を計上しております。  また、一般会計繰入金は1,380万8,000円を計上しております。これは診療所運営にかかわる経費の長岡京市の負担分でございます。  その他、繰越金といたしまして300万円、諸収入9,000円を計上しております。  以上が平成23年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算の概要でございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 山本総務部長。               (山本和紀総務部長登壇) ○(山本和紀総務部長) 日程30、第17号議案から日程37、第24号議案まで、平成23年度各財産区特別会計予算の全8件につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、日程30、第17号議案 平成23年度長岡京市馬場財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ1,757万1,000円で、歳入予算では、前年度繰越金1,749万1,000円、預金利子8万円、歳出予算では、不法占用車両の撤去及び草刈り手数料として15万6,000円、財産区財産維持管理助成金1,250万円、予備費491万5,000円といたしております。  次に、日程31、第18号議案 平成23年度長岡京市神足財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ3,168万7,000円で、歳入予算では、前年度繰越金3,153万6,000円、預金利子15万円、財産区財産使用料1,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程32、第19号議案 平成23年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算であります。
     予算総額は、歳入歳出それぞれ477万3,000円で、歳入予算では、前年度繰越金475万7,000円、預金利子1万6,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程33、第20号議案 平成23年度長岡京市調子財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ8,615万9,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料30万2,000円、前年度繰越金8,540万3,000円、預金利子45万4,000円、歳出予算では、草刈り手数料43万2,000円、予備費8,572万7,000円といたしております。  次に、日程34、第21号議案 平成23年度長岡京市友岡財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ2,359万7,000円で、歳入予算では、前年度繰越金2,348万3,000円、預金利子11万4,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程35、第22号議案 平成23年度長岡京市開田財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ4億5,417万8,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金4億5,140万7,000円、預金利子230万3,000円、財産区財産使用料1万8,000円、歳出予算では、不法占用車両の撤去及びごみの不法投棄処分手数料8万6,000円、伐採及び草刈り業務委託料150万円、財産区財産維持管理助成金400万円、八条ヶ池周辺維持管理経費に係る一般会計への繰出金45万円、予備費4億4,814万2,000円といたしております。  次に、日程36、第23号議案 平成23年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ2,034万3,000円で、歳入予算では、前年度繰越金2,004万6,000円、預金利子28万9,000円、財産区財産使用料8,000円、歳出予算では、草刈り手数料88万円、財産区財産維持管理助成金300万円、予備費1,646万3,000円といたしております。  最後に、日程37、第24号議案 平成23年度長岡京市粟生財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ127万5,000円で、歳入予算では、前年度繰越金126万9,000円、預金利子4,000円、財産区財産使用料2,000円、歳出予算では、全額を予備費といたしております。  以上、平成23年度の8財産区特別会計予算の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 小林上下水道部長。              (小林松雄上下水道部長登壇) ○(小林松雄上下水道部長) 日程38、第25号議案 平成23年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  はじめに、下水道の整備状況について、概要を説明させていただきます。  まず、汚水でございますが、平成22年度末時点では、面的な整備率は81%であり、人口整備率は99.1%となる見込みでございます。したがいまして、今後は施設の維持更新を重点に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、雨水でございますが、現在整備中の風呂川排水区における事業を進めるとともに、京都府の雨水対策事業南幹線への接続に関する事業を進めるものでございます。  それでは、平成23年度予算について、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額を30億530万1,000円といたしておりまして、前年度当初予算と比較いたしますと、7,019万5,000円、率にして2.4%増となっております。  まず、歳入の款1使用料及び手数料、目1公共下水道使用料でありますが、前年度当初予算と比べまして1.8%減の11億8,324万7,000円を見込んでおります。家庭用はほぼ前年度と同様ですが、経済状況から会社、工場用の使用水量が減少するものと見込んでおります。  次に、款2国庫支出金、目1下水道費補助金につきましては、雨水事業の風呂川排水区において雨水貯留施設設置工事等の補助対象事業費の増加により、112%増の6,250万円を計上しております。  次に、款3繰入金、目1一般会計繰入金につきましては、前年度とほぼ同額の9億8,800万円を計上しております。  次に、款4繰越金、目1繰越金につきましては、前年度同額の10万円を計上しております。  次に、款5諸収入につきましては、項2貸付金元利収入、目1水洗便所貸付金元利収入で、前年度同額の400万円を、また項3雑入、目1雑入で、京都第二外環状道路関連工事の負担金収入の増加並びに京都市の汚水受け入れに伴う京都市維持管理負担金などにより1,515万3,000円を計上しております。  次に、款6市債、目1下水道債につきましては、流域下水道建設負担金や資本費平準化債借入額の増加により、7.7%増の7億5,230万円を計上しております。  続きまして、歳出についてでありますが、まず、款1事業費につきましては、前年度予算に比べまして2.6%増の10億6,622万5,000円を計上しております。項1事業費、目1一般管理費では、職員人件費の減などにより1%減の8億1,325万2,000円となっております。  主なものとして、使用料徴収事務に係る経費のほか、汚水処理経費である流域下水道維持管理負担金、また従来維持管理事業として計上しておりました管渠更新やマンホールトイレ設置などの施設改修工事につきまして、長寿命化事業として位置づけて実施するものであります。  そのほか、今里雨水貯留施設雨水タンクの設置助成、アメニティ下水道の維持管理費用及び下水道事業全般に係る経常的な事務経費等でございます。  次に、目2下水道築造費汚水分でございますが、21.1%減の1億2,490万8,000円を計上しております。主な内容は、桂川右岸流域下水道事業負担金は京都府の流域下水道対象工事の増加に伴い増額となりますが、公共下水道事業においては、京都府の府道拡幅に伴うつけかえ整備工事のみとなっております。  次に、目3下水道築造費雨水分でございますが、風呂川排水区での雨水貯留施設設置工事の着手などにより、115%増の1億2,806万5,000円を計上しております。  主な内容は、流域下水道雨水建設負担事業の桂川右岸流域下水道事業負担金のほか、野添川での浸水被害の軽減として一文橋2丁目地内の野添公園下に約1,500立方メートルの雨水を貯留できる施設を設置する工事に着手いたします。なお、この設置工事につきましては、平成23年度と平成24年度にかけての2カ年での施工を予定しております。  そのほか、京都府流域下水道の雨水事業での南幹線に接続するための施設計画策定の委託料や平成21年度から3カ年で実施しています水循環再生プラン策定委託料なども計上しております。  次に、款2公債費につきましては、2.3%増の19億3,692万6,000円であります。内容は、目1の元金が6%増の12億6,217万8,000円、目2の利子が4%減の6億7,474万8,000円となっております。  次に、款3予備費、目1予備費につきましては215万円を計上しております。  次に、第2条の継続費でございますが、第2表のとおり、先ほど御説明いたしました野添公園下に設置いたします雨水貯留施設工事に2カ年を要しますことから、総額で1億5,000万円、そのうち平成23年度につきましては7,380万円としております。  次に、第3条の地方債でございますが、第3表のとおり、下水道事業につきましては限度額を7億5,230万円としております。  最後に、第4条の一次借入金でございますが、借り入れの限度額を10億円とするものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 岩﨑健康福祉部長。              (岩﨑義典健康福祉部長登壇) ○(岩﨑義典健康福祉部長) 日程39、第26号議案 平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ46億4,593万1,000円を計上するものでございます。前年度当初予算と比較しますと3.7%の増となっております。  要介護認定者等の増加に比例して右肩上がりに増えていく給付サービス費に対応しながらも、介護保険事業の適正な運営管理に努め、第4期介護保険事業計画の最終年度として施策展開を図ろうとするものでございます。  まず、歳出の主なものでございますが、総務費として1億2,369万7,000円を計上いたしております。主な内容は、総務管理費が7,069万2,000円、介護認定審査会費が4,939万7,000円となっております。  次に、保険給付費としまして43億9,561万円を計上いたしております。前年度と比較しまして4.4%の伸びを予測しているところでございます。その主な内容は、介護サービス等諸費40億2,472万7,000円、介護予防サービス等諸費1億4,982万2,000円で、その他、高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費などを含めた歳出総額に占める保険給付費総額の割合は94.6%となっております。  次に、地域支援事業費でございますが、総額で1億1,562万1,000円を計上しております。前年度比6.4%の減となっております。その主な内容といたしましては、介護予防事業費4,349万7,000円、地域支援の総合相談や介護予防マネジメントの中心的な役割を担う地域包括支援センター運営事業費につきましては6,429万6,000円で、その他、成年後見制度利用支援事業や家族介護支援事業及び認知症サポーター等養成事業等からなる任意事業となっております。  次に、歳入の主なものといたしましては、介護保険料として10億2,837万5,000円を計上いたしております。  また、国庫支出金として9億158万7,000円を計上しております。その内訳は、国庫負担金が7億8,537万円、調整交付金と地域支援事業交付金を合わせた国庫補助金が1億1,621万7,000円となっております。  次に、支払基金交付金として13億3,097万5,000円を計上、その多くを介護給付費交付金が占めているところでございます。  また、府支出金といたしまして6億6,257万7,000円を計上いたしております。その内訳は、府負担金が6億4,292万4,000円、府補助金が1,965万3,000円となっております。  さらに、繰入金として7億3,045万7,000円を計上いたしております。この内訳は、一般会計繰入金として6億8,336万9,000円を計上、そのうちの多くは介護給付費繰入金で、その他、地域支援事業繰入金と事務費繰入金となっております。  そして、基金繰入金として4,708万8,000円を計上し、その内訳は、介護保険給付費基金繰入金2,990万5,000円、介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金1,718万3,000円となっております。  以上が平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 佐々谷建設部長。              (佐々谷明光建設部長登壇) ○(佐々谷明光建設部長) 日程40、第27号議案 平成23年度長岡京市駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算の説明の前に、平成22年度の市営駐車場の利用状況につきまして、簡単に御報告させていただきます。  平成22年度4月から1月末までの駐車場利用台数は、二輪車を含めまして延べ31万3,549台、前年度同期と比べ、景気の低迷が続く中、約9,000台の利用増となりました。その結果、利用収入は1月末現在で1億1,200万円で、前年度同期の4.6%増となり、一作年度並みに回復する見込みでございます。  また、平成20年11月より導入いたしました障がい者割引制度の利用につきましては、1カ月平均約70件を超える利用があるなど増加をしてきております。引き続き平成23年度もより一層の市民サービス向上と利用者の利便増進に努めてまいりたいと考えております。  それでは、平成23年度予算の概要について、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ4,905万4,000円となっております。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  款1駐車場事業基金利子として財産収入19万7,000円、款2一般会計からの繰入金475万6,000円、款3前年度からの繰越金10万円と、款4諸収入の預金利子1,000円のほかに、雑入として4,400万円を計上いたしております。これは駐車場納付金として指定管理者から納付いただくものであります。  次に、歳出予算について御説明申し上げます。  款1事業費として1,661万8,000円を計上いたしておりますが、その主なものは、目1駐車場管理費として1,632万1,000円は、管理組合に納入いたします修繕積立負担金1,235万5,000円、消費税の納税義務者として消費税及び地方消費税240万円、駐車場の管理計算システムの変更に係る経費96万6,000円であります。  次に、目2財産管理費として、駐車場事業基金へ繰り入れます積立金29万7,000円を計上いたしております。  次に、款2公債費の3,200万7,000円でありますが、長期債元金償還金として2,606万2,000円、長期債利子償還金として594万5,000円、款3予備費として42万9,000円を計上いたしております。  以上が平成23年度長岡京市駐車場事業特別会計予算の概要であります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 岩﨑健康福祉部長。              (岩﨑義典健康福祉部長登壇) ○(岩﨑義典健康福祉部長) 日程41、第28号議案 平成23年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ8億4,542万円で、前年度当初予算比4.4%の増加となっております。  後期高齢者医療被保険者数は、平成23年1月末現在7,207人で、前年同月末と比べ5.9%の増加でございます。  まず、歳出でございますが、主なものといたしまして、総務費は4,145万円を計上いたしております。その内容は、人件費及び事務費等でございまして、前年度比較で8.2%の減少でございます。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金で8億293万2,000円を計上いたしております。その内容は、後期高齢者医療保険料等負担金、基盤安定制度負担金及び広域連合事務費負担金でございます。対前年度比較で5.2%の増加でございます。  続きまして、これに充てる歳入でございますが、主なものとして、後期高齢者医療保険料で6億9,694万3,000円を計上しております。対前年度比較で5.7%の増加でございます。  次に、一般会計からの繰入金として1億4,738万6,000円を計上しております。その内容は、保険基盤安定制度繰入金、広域連合事務費負担金繰入金及び職員給与費事務費繰入金でございます。対前年度比較で1.3%の減少でございます。  以上が平成23年度後期高齢者医療事業特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(岩城一夫議長) 第14号議案から第29号議案までの16件の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております第14号議案から第29号議案までの16件については、質疑を省略し、予算審査特別委員会を設置して、これに付託することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  ただいま設置されました予算審査特別委員会委員の選任についてを直ちに議題とします。  お諮りします。  予算審査特別委員会委員には、全議員の26名を指名することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  なお、正副委員長の選出については、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選をお願いします。  以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  明23日及び24日は議案熟読のため休会とし、25日午前10時に再開することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(岩城一夫議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本日はこれをもって散会します。  御苦労さまでした。                午後1時45分 散会
     地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            長岡京市議会議長  岩 城 一 夫            会議録署名議員   進 藤 裕 之            会議録署名議員   野 坂 京 子 ─────────────────────────────────────────  議 案 付 託 表                        平成23年長岡京市第1回議会定例会                        2月22日 付 託  予算審査特別委員会  ┌──────┬───────────────────────────┬───┐  │ 議案番号 │       件           名       │備 考│  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第14号議案│平成23年度長岡京市一般会計予算           │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第15号議案│平成23年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算   │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第16号議案│平成23年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第17号議案│平成23年度長岡京市馬場財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第18号議案│平成23年度長岡京市神足財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第19号議案│平成23年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算     │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第20号議案│平成23年度長岡京市調子財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第21号議案│平成23年度長岡京市友岡財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第22号議案│平成23年度長岡京市開田財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第23号議案│平成23年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算    │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第24号議案│平成23年度長岡京市粟生財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第25号議案│平成23年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算    │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第26号議案│平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計予算     │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第27号議案│平成23年度長岡京市駐車場事業特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第28号議案│平成23年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算  │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第29号議案│平成23年度長岡京市水道事業会計予算         │   │  └──────┴───────────────────────────┴───┘...