まず、
委員会の冒頭ではございますけれども、本職から各委員の皆様にお伝えしたいことがございますので、ここで
経済委員会委員長所感を申し述べさせていただきたいと存じます。
去る10月13日正午に放映されました某テレビ局のワイドショーにおきまして、
熊本市議会の
北口議員に関する報道がありました。内容は、先般御報告のありました
外部監査請求によって報告のあった
外来魚駆除に関する事業における
違法性等についての見解でした。その折、番組内で
司会者並びに解説を行っていた
弁護士等の発言について、大変懸念される発言がありました。その発言の内容及び趣旨は、
熊本市議会の審議、調査について疑問視しているかのように受けとめられるものでありました。
番組で指摘があった事業については、御承知のとおり、本
委員会において昨年3月と9月に厳正に慎重に審議を重ね、その結果、今後の審議の必要性を
議会運営委員会やしかるべき会議での審査を促したものであります。そして、このことは正確に議事録として記載されておりますので、本
委員会審議の適正な対応を証明するものであります。そのような経過によって、現在の結果に発展したことは厳然たる事実であります。
よって、各委員の皆様の
調査能力はもとより、本
委員会としても何ら職務上、問題視されるような事実はなく、むしろ市民や社会に対し厳粛かつ正確に御報告するために審議を尽くしたものと判断いたしております。そのような中で、社会や市民が
熊本市議会に対する不信感を招きかねないような報道が公共の電波上で行われたことは、
委員会をおあずかりする本職として極めて遺憾の意を抱くところであります。
本来であれば、本
委員会並びに
事務局等の名誉のためにも、誤解を招きかねない報道を行った番組並びに
報道制作局に対し
証拠書類等の提示を行い、抗議の意をあらわすところでありますが、対象となっている事件等の調査の段階は道半ばでもありますし、委員長としての私が懸念を示していることについては、議会全体の総意をいただいているわけではございませんので、
関係者皆様の心情を踏まえたところで事を拡大させることは控えたいと感じる次第であります。
つきましては、今回の報道に対し、各委員の心中並びに御意見もおありのこととお察しするところではございますが、この件に関しましては、皆様の心情を含め、
議会運営委員会並びに
特別委員会へ御進言申し上げたいと存じますので、今後の対応については本職に御一任くださいますようお願い申し上げます。
また、委員の皆様におかれましては、これまでどおり
熊本市民の御期待にお応えできますよう、公正かつ厳正な
委員会審査に励んでいただきますことと
委員会の円滑な運営に御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
以上でございます。
今回、当
分科会において審査を分担します議案は、
補正予算3件であります。
それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 御異議なしと認め、そのようにとり行います。
これより議案の審査を行います。
議第225号「平成29年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての説明を求めます。
◎
中村英文 経済観光局長 私からは
経済分科会で御審議いただきます
経済観光局の
予算案件につきまして概要を説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料127ページ、総括表をお願いいたします。
まず、
一般会計でございますけれども、上の表の一番下の段で左から3列目の
補正額の合計でございますけれども、8億4,993万8,000円で、補正後の額が271億3,584万5,000円となっております。
補正額の内訳でございますが、
人事委員会からの勧告に基づく熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に伴う
職員人件費の補正と熊本城の
災害復旧経費を計上いたしております。
また、
債務負担行為補正につきましても、
個別事業関連が7件、次ページの
施設管理等関連が7件の合計14件を計上いたしておりまして、後ほど
担当課長より詳細説明いたします。
続きまして、
特別会計の
競輪事業会計でございます。
補正額が10億2,084万円で、補正後の額が115億2,470万5,000円となっております。
補正の内訳につきましては、
通常競輪開催経費といたしまして、
払戻金等の
増額補正などを計上しており、後ほど詳細説明いたします。
経済観光局関連につきましては以上でございます。
◎
西嶋英樹 農水局長 私からは農水局及び
農業委員会関連の
補正予算について概要を御説明申し上げます。
同じく
予算決算委員会説明資料の139ページをごらんいただけますでしょうか。
一般会計の表の一番下、
所管予算合計欄の左から3番目、
補正額でございますけれども、1,820万9,000円、補正後の金額が71億7,931万1,000円となってございます。これの内訳でございますけれども、先般の
人事委員会勧告を踏まえました
職員人件費の
増額補正でございます。
続きまして、その下、
債務負担行為でございます。
天明漁港物揚場整備工事を計上させていただいております。詳細につきましては、後ほど
担当課長から御説明申し上げます。
続きまして、2の
特別会計、
農業集落排水事業会計でございます。こちらも左から3列目の
補正額が19万3,000円、補正後が1億8,533万5,000円となってございます。この内訳につきましては、後ほど
担当課長から御説明申し上げます。
私からの説明は以上でございます。
◎
野本達雄 熊本城総合事務所副所長
一般会計補正予算から説明させていただきます。
予算決算委員会資料の130ページをお願いいたします。
まず、資料の見方でございますが、事業名の先頭に黒い
星マークがあるものについては
新規事業、丸印があるものについては流用により
予算執行を行った経費が含まれる事業でございまして、財源の内訳については記載のとおりでございます。
それでは、
熊本城総合事務所分の説明をさせていただきます。
資料は132ページをお願いいたします。
熊本地震関連といたしまして、款60
災害復旧費、項50
熊本地震災害復旧費、目55
教育費災害復旧費、
熊本城災害復旧経費としまして8億2,000万円を計上しております。
主な内容としましては、
工事請負費として、現在解体しております大天守の石垣を復旧します大
天守石垣復旧工事など6億1,955万1,000円でございます。
委託料としまして、崩落しております
二の丸広場北側の
二の丸御門の石垣の測量や石材の
調査委託料など2億44万9,000円でございます。
合計で8億2,000万円でございます。
続きまして、
債務負担行為補正について御説明させていただきます。
資料は、戻っていただきまして127ページをお願いいたします。
個別事業関連としまして、下の表の一番下でございます。昨年11月から行っております
復興城主制度でございますが、本年9月から城彩苑での受け付け、データの入力、
発送作業などの業務を委託して行っております。来年度の
事業準備を行うための
復興城主制度運営業務委託料経費3,780万円でございます。
1枚めくっていただき128ページをお願いいたします。
表の一番上でございます。熊本城全体を20年で復旧させるための
復旧手順や
スケジュールの検討結果においては、多くの
復旧工事が錯綜する中で、
立ち入り規制エリアの公開を進める
見学通路の設置についての
設計業務委託経費としまして9,820万円を計上させていただいております。
その下、天守閣の
復旧工事に伴います天守閣内の展示・内装の
実施設計業務委託経費としまして7,780万円を計上させていただいております。
施設管理等関連としまして、次の表の下から2番目でございます。
熊本城駐車場管理及び
料金収納業務委託でございますが、現在稼働しております
二の丸駐車場、三の丸第二
駐車場、
宮内駐車場の
施設管理及び
料金収納業務につきまして、来年度の
事前準備を行うための経費としまして1,570万円を計上させていただいております。
その下、
熊本城城域内警備業務委託でございますが、現在多くの区域を立ち入り規制としておりますが、その区域の
常駐警備につきまして、来年度の
事前準備を行うための経費としまして5,130万円を計上させていただいております。
期間は、全て平成29年度から平成30年度でございます。
熊本城総合事務所は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
◎
増田浩徳 経済政策課長 同じく
予算決算委員会資料127ページをお願いいたします。
下段の
債務負担行為補正の一番上、
計量検査所所管分でございます。電気式はかり、いわゆる
デジタル表示式はかりの
検査業務及び検査に伴う
手数料収納業務委託でございます。これまでも委託で行っていた業務ですが、今年度中に入札を行うため、
限度額290万円の
債務負担行為を計上するものでございます。期間は平成29年度から平成30年度でございます。よろしくお願いいたします。
◎潮永誠
商業金融課長 それでは、同じく
説明資料の127ページ、
個別事業関連の
被災小規模事業者持続化支援経費をお願いいたします。
事業内容につきましては、別紙の資料に基づき説明させていただきます。
恐れ入りますが、
経済分科会予算案件説明資料の右上に
説明資料1と記載しましたA4用紙1枚ものの資料をお願いいたします。
当該事業は、国の
小規模事業者持続化補助金、
地震対策型が昨年度で終了したことに伴いまして、
商工団体等から
補助制度の継続を求める強い要望が上がっておりました。先般、県からの
復興基金の本市への枠配分が決まったのを受けまして、今回
復興基金を活用しまして、本市独自の
補助制度を創設したものであります。
まず、1、目的ですが、被災した
小規模事業者が
経営改善のために行う
生産性向上や
経営力強化に向けた取り組みを支援することで、
熊本地震からの
早期復興につなげるものであります。
続きまして、2番、対象者ですが、今回は市内の
小規模事業者約1万7,000者のうち、被災した
事業者で昨年度の
国事業の採択者を除くとしております。左下の図の黄色で色を塗った部分に当たりますが、精度の高い
事業計画や
経営計画等を策定しながら、残念ながら不採択となった
事業者及び昨年の
国事業に未申請の
事業者を対象としております。
また、国補助では、
サービス業を業種によって5人以下と20人以下に区別しておりましたが、
商工会等の御意見を踏まえまして、要件を緩和し、
サービス業は製造業その他の区分と同じ20人以下に分類しております。
続きまして、3、制度の内容でございますが、
対象経費としましては、国補助では
販路開拓への支援として、幅広い経費を対象としておりましたが、現在、
中小企業、
小規模事業者においては、
人手不足が深刻化しておりますことから、この企業の
経営課題の解決を図るため、
業務効率化や
生産性向上に資するITやIoTを活用した
機械装置等の経費に絞らせていただいております。
補助率2分の1、上限額100万円の助成を行います。IT、IoTを活用した
機械装置等の助成の具体例としましては、記載しておりますような
労務管理システムのソフトウエアを購入し、人事・
給与管理業務の効率化を図る場合等が想定されます。
なお、助成額としましては、上限100万円の補助を100件程度の採択を見込んでおり、1億円をお願いするものであります。
次に、補助のスキームでありますが、
事業者は申請書の提出に当たりまして、
商工会議所や商工会を経由することを要件としておりまして、
商工団体等の助言に基づく申請により、高い
事業効果を期待しております。
また、申請書の審査に当たりましては、
専門知識が必要になりますことから、
中小企業診断士が常駐いたします
森都心プラザの
ビジネス支援センターに委託することとしておりまして、委託料として30万円の
事務経費をお願いしております。
先ほど説明いたしました
事業者への補助金と合わせまして、1億30万円をお願いするものであります。
最後に、
スケジュールでございますが、議会での議決をいただきましたら、
業務委託契約等の
事務手続を経まして、本年度中の来年2月からの募集を予定しておりまして、29年度から30年度までの
債務負担行為の設定をお願いするものであります。
なお、
募集開始時期につきましては、できる限り多くの方に御利用いただけるように考えておりまして、準備が整い次第、前倒しで募集を開始するなど柔軟に対応したいと考えております。新
年度早々には
事業者の皆様が事業着手できるよう準備を進めてまいります。
続きまして、
説明資料128ページをお願いいたします。
施設管理等関連の一番上
くまもと森都心プラザ情報システム保守点検業務委託でございます。これは
くまもと森都心プラザのオープン時に導入されていました
情報システム機器が老朽化しておりますことから、今年度中に新たに
システムを構築し、平成30年4月1日の
運用開始を予定しております。
新
機器等の賃貸借につきましては、平成30年度から34年度の5カ年の
債務負担行為の設定を既に御承認いただいており、これにあわせまして、
情報システムに対する動作や
トラブル対応等に関する5年間の
保守契約を平成30年4月1日に
締結予定でありまして、事前に適正な
契約事務を進めるため、今回、平成29年度から平成34年度までの
情報システムの
保守点検業務の
委託経費として、2,100万円の
債務負担行為の設定をお願いするものであります。
説明は以上でございます。
◎
藤田裕一郎 イベント推進課長 説明資料、127ページをお願いいたします。
債務負担行為補正の
個別事業関連の3つ目、
にぎわいづくり推進経費でございます。これは来年41回目を迎えます火の
国まつりや春と秋に開催いたしますお
城まつりを実施する各
運営委員会の負担金などでございます。期間を平成29年度から平成30年度、
限度額7,000万円をお願いするものでございます。これは開催に係る準備や
広報展開、そして協賛金の獲得を早い時期から実施し、集客増につなげたいと考えているところでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
◎
岡崎伸一 動植物園長 同じく
予算決算委員会説明資料の127ページをお願いいたします。
個別事業関連としまして、
債務負担行為、
動植物園集客イベント企画運営業務委託、
限度額840万円を計上いたしております。
動植物園は、現在、部分開園しながら、来年度の
全面開園に向けまして、
災害復旧に取り組んでおります。
全面開園後は、年間を通した
各種イベントを開催しまして、集客を図ってまいりたいと考えており、今回入札の準備を事前に行うために
債務負担行為を計上するものでございます。
続きまして、128ページをお願いいたします。
施設管理等関連としまして3件ございます。
動植物園駐車場料金収納事務委託、
限度額630万円、
動植物園廃棄物収集運搬処理業務委託、
限度額260万円、
動植物園花の
休憩所植物管理業務委託、
限度額550万円の3件でございます。これらは経常的な
管理経費でございまして、入札等の準備を事前に行うため
債務負担行為を計上するものでございます。
以上4件につきましては、
契約期間は平成30年4月1日から平成31年3月31日までの1年間でございます。よろしくお願いいたします。
◎
松川善範 スポーツ振興課長 同じく
予算決算委員会資料128ページをお願いいたします。
施設管理等関連の下から3番目でございます。
城南総合スポーツセンタートレーニング指導業務委託の
債務負担行為補正でございます。
設定期間が平成29年度から平成30年度まで、
限度額が580万円でございます。
現在、
城南総合スポーツセンター2階の
トレーニング室では、
トレーニング機器の
活用方法の指導、
トレーニングプログラムの作成、
機器等の点検、
業務終了後の
機器等の片づけ、清掃等を
業務委託により実施しております。
当該業務につきましては、引き続き新年度当初より履行開始する必要がございまして、適正な
契約準備期間を確保するために
債務負担行為をお願いするものでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
◎
廣岡泰章 水産振興センター所長 同じく
予算決算委員会説明資料139ページをお願いいたします。
中ほどに記載の
債務負担行為、
個別事業関連で、
天明漁港物揚場整備工事でございます。平成29年度から平成30年度までの期間といたしまして、1億435万円を
限度額といたしまして計上いたしております。
これはノリの
養殖期間が始まります10月までに工事の完了が必要なことから、来年4月当初より工事に着手するため、今年度中に契約の準備を行うため計上するものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 次に、議第230号「平成29年度熊本市
農業集落排水事業会計補正予算」についての説明を求めます。
◎石坂強 農業・
ブランド戦略課長 農業集落排水事業会計の
補正予算について御説明いたします。
予算決算委員会説明資料の147ページをお願いいたします。
まず、下段の表の歳出の方から御説明申し上げます。
歳出におきましては、
一般管理費としまして19万3,000円を計上させていただいております。これは
人事委員会勧告を踏まえました熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に伴います
職員人件費等の増に伴うものでございます。
続きまして、上段の歳入の方をごらんください。
歳入につきましては、先ほどの歳出の増に伴います
人件費相当分を
一般会計からの繰入金として19万3,000円を計上させていただくものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 次に、議第231号「平成29年度熊本市
競輪事業会計補正予算」についての説明を求めます。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 同じく
予算決算委員会説明資料135ページをお願いいたします。
まず、歳入から御説明いたします。
上段の
競輪事業収入、
勝者投票券発売金になりますが、
補正額10億2,000万円を計上いたしております。これは来年3月に
久留米競輪場を借場いたしまして開催されますF1開催が主なものになります。
当初、全国の競輪場の
発売協力場を8場ほどと見込んでおりましたが、
復興支援もあり、20場から
発売協力の申し出があったため、
車券売り上げの増額を見込んだものでございます。
次に、136ページをお願いいたします。
歳出でございます。
競輪事業の説明欄、人件費84万円、
人事委員会勧告によります
職員人件費の増加分でございます。
その下、
競輪事業施設整備基金積立金2億円、
車券売り上げ増が見込まれるため、基金へ2億円の積み増しを行うものでございます。
その下段、
通常競輪開催経費8億2,000万円の内訳でございますが、そのうち
払い戻し金7億6,500万円、
車券売り上げの75%を
当たり車券として払い戻すものでございます。
その他
開催経費5,500万円、委託料になりますが、
競輪実施事務委託や
電話投票業務委託などの開催に係る
法定委託業務でございます。
車券売り上げに連動して委託料が決まるものとなっております。
補正額10億2,084万円、補正後の額115億2,470万5,000円を計上させていただくものでございます。
続きまして、11月8日に
競輪事業検討会の結果報告をいただきました。そのことにつきまして説明させていただきます。
お手元の
説明資料2をお願いいたします。
11月8日に4回目の
検討会を開催いただきまして、その際の結果報告でございます。
まず、まとめでございます。
1、収支は黒字を確保できる。この黒字の10年間の計画でございますが、平成32年10月から平成41年度までの10年間で
収支見込みが10年間は黒字を確保できるというふうな報告をいただきました。
熊本地震からの復旧・
復興財源として寄与するためにも、
収益事業である
競輪事業の
早期再開が望ましい。ただし、
競輪事業から
一般財源への繰り出しが2年連続して2億円を下回った場合は、直ちに新たな
検討会を立ち上げ、廃止を含む検討を行うこと。
2、
再開規模につきましては、
基金積立額と
遊休財産、これは駐車場でございます。
駐車場を処分した額の範囲内で実施可能な水準とし、
一般財源からの支援は受けないこと。
3、確保が見込まれる財源額の推計からは、当面現地にて運営に必要な最低限の復旧を行う
縮小再開。この
縮小再開とは、必要な施設のみを復旧し、不要な施設は解体、封鎖を行うという意味でございます。
縮小再開にならざるを得ないが、
地域貢献、
災害対応、
アマチュアスポーツの振興の3つの理念の実現に向け、
売上向上、
経費削減などにさらに取り組むこと。
4、最後になりますが、
熊本競輪事業から
一般財源への繰出は、
熊本地震からの
復興財源ともなるものであり、また
競輪施設が避難所や
災害備蓄倉庫などの機能を有する
防災拠点となることで、
市民生活に大きく貢献する施設として生まれ変わることを期待して、本
検討会のまとめとするという結びをいただきました。
詳細につきましては、別冊の
競輪事業検討会報告書を添付させていただいております。
説明は以上でございます。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆那須円 委員 私からは今、説明がありました
債務負担行為のところで何点かお尋ねしたいと思いますけれども、まずは
熊本城関係の
熊本城仮設見学通路設計業務委託ということで9,820万円の
設計経費だと思いますけれども、
復旧過程を多くの方に見ていただくというような方針については賛同できるところなんですけれども、地震後の中で例えば総
事業費が幾らぐらいを見込まれているのか、そしてまた役割を終えた後には
撤去費用等々もかかってまいります。こうした
撤去費用なんかも含めて、事業全体で幾らぐらいを見込まれているのかというのが1点と、
あと財源内訳、こうしたもので市の負担が幾ら、国から幾ら来るとか、その辺の見込みなんかもあわせて教えていただければと思います。
◎
野本達雄 熊本城総合事務所副所長 今、委員の質問がございました総
事業費でございますが、今現在、
被害総額といたしまして634億円という数字を話させていただいておりまして、総
事業費としましては、まだ……
(「仮設路」と呼ぶ者あり)
◎
野本達雄 熊本城総合事務所副所長 すみません、
仮設通路の分でございました。
仮設通路につきましては約10億円程度を見込んでおりますけれども、財源につきましては、申しわけございません……
◎津曲俊博
熊本城総合事務所長 仮設
見学通路のまず
事業費でございますけれども、今回、設計費を計上させていただきました。今回、設計する場所が特別史跡のエリアであるとか、そういうこともございますので、設計する中で
事業費を見込んでくるのかなと思っております。ただ、今、答弁ございましたように、10億円程度かかる可能性はあるのではないかと思っております。また、
撤去費用につきましても、設計の際に試算してまいりたいと思います。
さらに、財源でございますけれども、従来から日本財団からの助成金を全体で30億円いただくことといたしております。今回、仮設
見学通路が出てまいりましたので、その30億円の中から今回の財源とさせていただければと考えているところでございます。
◆那須円 委員 財源については財団の方からということで、ただお城全体は先ほど600億円を超えるような額がありましたけれども、そこに向けて30億円のうちのどれぐらいが
見学通路の10億円に使われるのかというのはよくわからないわけでありまして、市からの持ち出し以外で頼れる部分というと、そこの財団ということになるんですか、それとも国から幾らか来るような部分はあるのでしょうか、その辺をもう少し詳しく教えていただければと思います。
◎津曲俊博
熊本城総合事務所長 今回仮設
見学通路にかかる経費は、全額を日本財団の30億円の中から御支援いただければと思っております。
◆那須円 委員 支援いただければということで、まだ希望的なところなので、そこは確定しているのでしょうか、教えてください。
◎津曲俊博
熊本城総合事務所長 日本財団の方とは、私ども今回、計画が出た段階でお話をいたしております。今回の仮設
見学通路の財源については、30億円の助成金を活用するということで了解いただいているところでございます。
◆那須円 委員 10億円出してくれるということで、市の持ち出しはないということでよろしいですか、わかりました。
財源のところは非常に気になるところでありまして、市全体の復興・復旧の中でどれを優先するのかというような議論の中でしっかり議論していかなくてはいけないというふうに思い、市の持ち出しが幾らかあるのかということで、一定度あるのならば、ほかにもっと必要な箇所も確かにあるのではないだろうかというふうな疑問がありましたので、お尋ねいたしました。
撤去費用も含めて、詳細な中身などがわかれば御報告いただければと思います。
◆田尻善裕 委員 今の
見学通路の件でちょっと確認させていただきたいのが、あくまでも今、設計をしてみないと、文化財の中ですから、果たして今までお話を聞いているような4メートルの歩道がとれるかどうか、それも設計してみないとわからないのかなと、変更もあり得るのかなという一つの確認と、今回128ページに天守閣の展示とか、内装設計業務という予算が出ているんですけれども、天守閣の中に入れるのはいつぐらいを予定しているか教えてもらっていいですか。
◎濱田清美
熊本城総合事務所副所長 仮設
見学通路についてでございますけれども、今、復旧基本計画の作成を進めておりまして、その中で仮設
見学通路につきましても、公開が難しいという中で検討してございます。その中で特別史跡内の地耐力がどれくらいとれるかというところまでは、あらかた調査の方を終えておりまして、仮設
見学通路の設置は可能であろうという結論までは出させていただいているところでございます。
今後、基本設計、実施設計を進める中で、その地耐力に見合いました構造を進めていくということになりますけれども、どれぐらいの人数の方がお入りになるかということも含めまして、仮設
見学通路の幅員、それからどれくらいの柱脚を飛ばしていくかとか、そういった細かいところは今からになるかというふうに考えているところでございます。
先ほどの数字につきましては、駅前のペデストリアンデッキとか、そういったところからあらかた試算しますと、それくらいになるのではないかというところで出した数字でございまして、今後、設計を進める中では、もちろん経済設計に努めてやっていくということでございますので、確定したものではないというところでございます。
それから、もう一つの質問でございますが、天守閣の中に入れる時期というところでございます。大天守の外観につきましては、2019年のスポーツイベントを踏まえてというところで、できるだけ近くでごらんいただけるような仕組みをつくっていく所存でございますけれども、内部に入っていただく時期につきましては、小天守の方が少し被害がひどうございまして、2021年にはでき上がるというところでございますので、工事中に中に入っていただくと非常に制限等がございますので、安全に入っていただくという意味で、2021年にはお入りいただける状況になるというふうに考えているところでございます。
◆田尻善裕 委員 もしも中を見学できるとなれば、これまで本丸御殿ができたときに過去最高の来場者がいらっしゃったと思うんですけれども、多分それに匹敵するぐらいの人がいらっしゃる可能性があると思うんです。ですから、それに対応できるようなものをつくっていただきたいと思います。それと、天守閣に入れるのが果たしていつになるのだろうかというのがあって、例えば10年後と言われたら、今、設計しても古くなるのではという心配での質問でした。頑張ってください。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 ほかにありませんか。
◆那須円 委員 私からは
説明資料の127ページの
債務負担行為の中の
被災小規模事業者持続化支援経費についてお尋ねしたいと思います。
一般的に国の
小規模事業者持続化補助金と言われる補助金については、先ほど説明があったように、非常に補助対象が広いものですから、被災された
小規模事業者の方にとってはかなり使い勝手がよかったというふうに思いますし、ただ一方で、例えば受け付け期間を知らずに持続化補助金の申請ができなかったという方もかなりいらっしゃるということで、実際にそういう声を聞いてまいりました。
今、
説明資料の中で市内
中小企業の方が1万7,000余ということで紹介がありました。そのうち申請された方が2,200件程度、そのうち採用された方が1,300件程度ということでいうと、かなり被災した
小規模事業者が、国の持続化補助金を活用できないまま今に至っているような状況もあるのではないかというふうに思うんです。
そういう中で今回目的については、IoT、IT等を活用した
機械装置等に対する助成ということで、かなり使える範囲が限定されたのではないか。予算との関係もあるんですけれども、ただもっと使い勝手のいいような
事業内容の検討であったりとか、そういったものが必要だったのではないかというふうに思うんですけれども、補助対象をIT、IoTのところに絞った理由、もう少し補助対象を広げることはできなかったのか、その辺の
中小企業の皆さんの声なんかも含めて御説明いただければと思います。
◎潮永誠
商業金融課長 那須委員の御質問にお答えします。
なぜ対象をIT、IoTに絞ったかということでございますが、今回、制度設計に当たりまして、
小規模事業者等のいろいろな経営相談を日々受けられています商工会、あるいは
商工会議所に御意見を伺いましたところ、今、既存
事業者の経営上の最大の課題が
人手不足ということでしたので、この
人手不足を受けまして、例えば飲食店でありますとか、小売業でありますとかは、営業時間の縮小といった制約があるというふうに伺っております。
そういった中で先ほど那須委員の方からもお話がありましたように、予算が限られている中で、まずは喫緊の課題を解決するためにIT、IoTを導入して、
生産性向上に努める事業ということで、対象を絞らせていただいたところでございます。現在、国の方でも生産性革命やものづくり補助金といった
生産性向上に向けた取り組みについて検討中ということでございますので、そういったことも加味しまして、今回制度設計を行ったところでございます。
◆那須円 委員 予算の制約があるというのは、もちろんそうだと思いますけれども、ただきょう資料の中に例えば
中小企業活性化会議において出された意見としても、地震からの復興・復旧に対し今からが厳しい状況であるので、
復興支援事業の継続が必要であるというふうな意見なんかも関係者からは出されております。
今あったように一定度予算の関係上、絞ったということで、対象件数も100件というふうになっています。100件掛ける100万円の1億円というのが助成金ということになっていますけれども、100件を超えた場合というのはどうなるのでしょうか。追加で市町村配分枠の基金からさらに追加で必要な
事業者には支援を行うということになるのか、それとも100件で打ち切りというふうになるのか、その辺の考え方を教えていただければと思います。
◎潮永誠
商業金融課長 今回、審査に当たりまして、先ほど御説明しましたように、
ビジネス支援センターの方に審査をお願いしておりまして、そこで今回
事業計画、あるいは経営計画を出していただいて、その内容を審査させていただきまして、それが本来
経営改善につながる事業である場合には採択ということで、残念ながら、内容が厳しい場合には、不採択という場合も考えております。
そういった中で100件を超えた場合、精度の高い経営計画を策定しながら、採択に漏れた
事業者が多数いらっしゃる場合には、30年度の
補正予算あたりで、財政課と協議になりますが、そういったのを要望してまいりたいと考えております。
◆那須円 委員 精度が高いかどうかという基準もよくわからないものですから、ぜひ経営の改善を願っておられる業者の方が広くなるべく多く活用できるような方向で検討いただければというふうに思います。
もう1点、今年度中に募集、審査ということで、かなり
スケジュールがタイト、要するに制度を知らないまま申請できなかったという方も、国の持続化支援補助金の中で出てきている状況のもとで、知らせる方法というのを相当工夫しないと、知らないとか、もしくは国の方で一定度申請するときに書類がそろっている業者に限られてしまうといったこともあるのではないかと思うんですけれども、周知の方法をどのようにされるのか。
新年度にスタートということも大事なんでしょうけれども、受け付け、募集というのをもう少し余裕を持って設定するべきではないだろうかと思いますけれども、周知の方法や申請の期間の問題について、今指摘した点についてどのようにお考えでしょうか。
◎潮永誠
商業金融課長 業者への周知の方法でございますが、本市としましては、市政だより、復興だより、あるいは市のホームページにおきまして、広報を考えておりまして、また、報道投げ込み等、マスコミを通じて周知できればと考えております。また、商工会、あるいは
商工会議所の会員におかれましては、それぞれの団体の会報等を通じてお願いする予定でございます。
それと、募集期間につきましては、先ほど説明いたしましたように、できるだけ早期にということで、今回、早目に募集を開始しまして、募集期間を設けておりますが、この辺につきましては、多くの方に御利用いただけますよう柔軟に対応してまいりたいと考えております。
◆那須円 委員 そもそも持続化補助金については、いろいろなメニューに使えました。広報費であったりとか、資料購入費とか、車両購入費とか、補助対象を限定すればするほど、活用しにくかったり、できなかったりと。実際に今、
中小企業の方々が本当に困られているところに手がちゃんと届くかという点でいえば、引き続き国の方、昨年度は二次募集で終わっていますけれども、国の方に今回のIT、IoT以外の部分、本来の持続化補助金の継続、もしくは再活用に向けて予算措置を行っていただけますよう強く求めていただきたいというふうに思いますけれども、市として国への働きかけについての御認識をお尋ねいたします。
◎潮永誠
商業金融課長 今回、IT、IoTに
対象経費を絞らせていただいておりますが、昨年、国の補助を受けられた
事業者の方も1年半経過しておりまして、経営環境が変わっておりますので、そういった方々も対象とする必要があると考えております。そういう国への要望等も含め、そこは検討してまいりたいと考えております。いまもやっておりますが、今後も引き続き要望を行ってまいりたいと考えております。
◆那須円 委員 あとは、
人手不足という問題は、こうしたIT、IoT化ということで解決していくというのも一つ必要なことだと思うんですけれども、そもそも
人手不足というのが、地震後、どういう原因で起こっているのか。例えば建設関係であったりとか、復旧の建築、土木とかに人が流れていて、一時的に
人手不足が起こっているのかどうなのか、その辺の原因を究明する必要もあると思うんです。
確かにIT化することによって、人件費、
人手不足を解消できるという面もあるんですけれども、一方で、本来そういった方が全体として雇用の場というのをどうやってつくっていくのかということも今後必要になってくるというふうに思いますので、そういう
人手不足のそもそものところなんかの検証もぜひあわせてしていただければというふうに思います。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 ほかにありませんか。
◆藤山英美 委員
競輪事業ですけれども、この検討結果について安堵された方はかなりおられると思います。その中で再開の予算というのがアバウトで20億円ぐらいということを聞いていましたけれども、その後、変更はありますか。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 今、委員がおっしゃいました20億円というのは、
検討会のシミュレーションでございまして、競輪場再開は検討の途中でございますので、今後、再開する場合にはどういった競輪場をつくっていくかということは、またその後になると思います。今回の20億円といいますのは、
検討会の報告書の中のシミュレーションということでございますので、20億円と決まったということではございません。
◆藤山英美 委員 結果の中に収支は黒字を確保できるというふうになっていますし、積立金も32年度末で21億5,000万円ということで、財源は確保できると思うし、
遊休財産というのは、アバウトで結構ですので、どのくらいを見込んでおられるのか。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 遊休財産につきましては、競輪場周辺に駐車場がございまして、そのうちの競輪場から遠い
駐車場4カ所はどうしてもお客様の利用率が悪いものですから、そういったところが4カ所ございまして、固定資産の評価額が今6億5,000万円ほどでございます。
◆藤山英美 委員 収支面ではかなりいい状況ではないかという思いです。そして、東日本大震災でいろいろ被害があったいわき市ですが、オールスター競輪をことしと来年、2年にわたって開催ということになっていますので、そういう復興のために本市も努力していただいて、増収対策ということで努力していただければ、もっと盛り上がってくると思いますけれども、そういうことの要望等は考えておられますか。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 まず再開が決定ということになれば、売り上げ策とか、そういった誘致も考えていきたいと思います。まずは再開させていただきたいと思います。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 ほかにありませんか。
◆那須円 委員 今の
競輪事業検討会結果報告に関連してお尋ねしたいと思うんですけれども、報告書の詳細な報告は先ほどはなかったのですが、報告書17ページに評価を行うための6つの論点というふうに書かれていますけれども、一つ、③の自転車競技の中に例えば
アマチュアスポーツ、全国大会開催等々で、一般質問でもどなたか触れられたかと思うんですけれども、例えば今のバンクのサイズがもう少し長ければ、
アマチュアスポーツであったり、競輪の大会なんかが可能というような言い方だったかと思うんですけれども、例えば先ほどの
縮小再開という方向で、バンクの長さも当然今の長さでの再開というふうになると思うんですけれども、
アマチュアスポーツの方とか、学生競技者とか、そういったところからの御意見としては、どういった御意見、課題なんかが上がったのかというのを教えていただければというふうに思います。
◎
山浦英樹 競輪事務所長 今、オリンピックが250バンクになりますが、当然屋内のドームの木のバンクになります。アマチュアにつきましては、今は短いのが主流になってきている。競輪の場合は、今は300メートル以上、1周が300から500メートルという規定がございます。その中でアマチュアの方々は、できるだけ短い方がいい。競輪選手につきましては、大体400メートルが多いものですから、再開するなら400メートルでお願いしたいといった要望がございます。ただ、今の競輪ファンの方々は500メートルがいいとか、いろいろ御意見がございますので、いろいろ考えていきたいと思っております。
◆那須円 委員 財政的に
一般会計の繰り出しも含めて貢献いただいているというのはよくわかるんですけれども、本当は時間をかけてはいけないのでしょうけれども、もう少し財政的な将来の見通しなんかも含めて、スポーツ振興であったり、そういった形でしっかりとした競輪場の整備ということを、今の形でがっちり復旧してしまえば、なかなかそういった要望に応えるのは相当また先になってしまうのではないかという感もありましたので、そういった関係者の御意見も最大限ぜひ取り入れていただければというふうに要望しておきたいと思います。
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
小佐井賀瑞宜
分科会長 ほかになければ、これをもちまして
経済分科会を閉会いたします。
午前11時13分 閉会
出席説明員
〔
経済観光局〕
局長 中 村 英 文 総括審議員 平 井 英 虎
産業部長 井 上 隆
経済政策課長 増 田 浩 徳
しごとづくり推進室長 計量検査所長 田 中 真 代
福 田 智 子
商業金融課長 潮 永 誠 産業振興課長 山 田 信一郎
企業立地推進室長 野 崎 元 彦
競輪事務所長 山 浦 英 樹
競輪事務所副所長 栗 原 誠 観光交流部長 三 島 健 一
観光政策課長 福 島 慎 一 新ホールマネジメント課長
上 野 勝 治
イベント推進課長 藤 田 裕一郎
動植物園長 岡 崎 伸 一
文化・スポーツ交流部長 首席審議員 金 山 武 史
村 上 誠 也
文化振興課長 濱 田 安 拡 埋蔵文化財調査室長上 杉 重 文
スポーツ振興課長 松 川 善 範 スポーツ振興課審議員
田 島 千花子
市民会館長 坂 本 三智雄
熊本城総合事務所長津 曲 俊 博
熊本城総合事務所副所長
熊本城総合事務所副所長
野 本 達 雄 濱 田 清 美
熊本城調査研究センター副所長
網 田 龍 生
〔農 水 局〕
局長 西 嶋 英 樹 農政部長 岩 瀬 勝 二
農業・
ブランド戦略課長 農業支援課長 岡 本 岬
石 坂 強