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平成26年第1回定例会(第10日 3月18日)

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  1. 上郡町議会 2014-03-18
    平成26年第1回定例会(第10日 3月18日)


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    平成26年第1回定例会(第10日 3月18日)            上郡町議会会議録  (第10日)  平成26年3月18日午前10時より上郡町議会会議場において平成26年第1回上郡町議会定例会を再開した。   1.開会日時  平成26年3月18日  10時00分 2.出席議員は次のとおりである。       1番  木 村 公 男      2番  立 花 照 弘       3番  松 本 洋 一      4番  山 田   正       5番  田 渕 千 洋      6番  梅 田 修 作       7番  中 山 竹 信      8番  小 原 潤 一       9番  井 口まさのり     10番  橋 本 正 行      11番  大 政 正 明     12番  山 本 守 一 3.欠席議員は次のとおりである。       な  し 4.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。    議会事務局長  中 山 直 樹 5.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた者は次のとおりである。    町長      遠 山   寛     副町長      衣 笠 達 也    教育長     三 木 一 司     会計管理者    梅 本 昭 夫
       企画財政課長  宮 下 弘 毅     総務課長     岡 本   博    税務課長    田 渕 幸 夫     住民課長     松 本 賢 一    健康福祉課長  野 村 暁 洋     保険課長     塚 本 卓 宏    産業振興課長  茶 野 敏 彦     建設課長     樫 村 孝 一    上下水道課長  河 本   洋     学校教育課長   深 澤 寿 信    社会教育課長  種 継   武     総務課副課長   前 川 武 彦    総務課副課長  山 田 壽 範     企画財政課係長  西 山 久 巳 6.会議事件は次のとおりである。 (1)議案第27号 平成26年度上郡町一般会計予算の件 (2)議案第28号 平成26年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件 (3)議案第29号 平成26年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件 (4)議案第30号 平成26年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件 (5)議案第31号 平成26年度上郡町水道事業会計予算の件 (6)議案第32号 平成26年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件 (7)議案第33号 平成26年度上郡町特別会計農業集落排水事業予算の件 (8)議案第34号 平成26年度上郡町特別会計公共下水道事業予算の件 (9)議案第35号 平成26年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件 (10)議案第36号 平成26年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件 (11)議案第37号 平成25年度上郡町一般会計補正予算の件 (12)委員会の閉会中の所管事務調査について (13)議員派遣の件について 7.会議の大要は次のとおりである。 ○議長(橋本正行君) 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、これより定例会を再開いたします。  地方自治法第121条の規定により、町長を初め各関係課長の出席を求めております。  直ちに本日の会議を開きます。  健康福祉課より、昨日の答弁に対して発言の申し出がありますので許可します。  健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) 昨日、新年度予算の質疑の中で、一部誤解を与えるような回答を私はしたかと思いますので、ここで再度説明をさせていただきます。  事項別明細書69ページ、保健事務事業の中の負担金補助及び交付金、一番最後、救命救急センター運営費補助金、これは山本議員より質問がございまして、私、冒頭ヘリポートの話をたくさんさせていただいたと感じております。この3万9,000円の補助金に対しまして説明を再度させていただきたいと思います。  この計上しております3万9,000円のうち、3万4,000円が広畑病院の救命救急センター運営にかかる中播磨、西播磨、上郡町の負担金相当分でございます。残りの5,000円につきまして、ヘリポート建設予定の工事の補助金ということでございまして、これも中播磨、西播磨、構成上郡町の負担補助金でございまして、合計が3万9,000円となります。その多くは救命救急センターの運営費に係る補助金でございました。大変誤解を与えるような説明をしたことを深くおわび申し上げます。 ○議長(橋本正行君) 質疑ありますか。  山本守一君。 ○12番(山本守一君) 済みません。3万4,000円については、当然ずっと定額で、この次年度以降も続くわけですね。5,000円についても同じことなんですか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) 3万4,000円につきましては、26、27、2年間はこの額でいきます。そして、利用者、中播磨、西播磨の構成市町の利用者、広畑病院を利用する方の実績をもとに、2年後にまた計算のし直し。5,000円につきましては、単年度限りということになります。 ○議長(橋本正行君) よろしいですか。  昨日に引き続き、平成26年度当初予算の質疑をお受けいたします。  一般会計の歳出の前半部分について、質疑はありませんか。  木村公男君。 ○1番(木村公男君) そうしたらきのうの続きなんですけれども、事項別の60ページ、それの傷害保険料、ファミリーサポートセンター分という分があると思うんですけど、今、頻繁にテレビ、マスコミでベビーシッターの事故の件、かなり報道されているんですけども、このファミリーサポートセンター分で、これの中でもベビーシッターという方も入っておられるわけでしょうね。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) このファミリーサポートセンターといいますのは、依頼をお願いする保護者、依頼会員、それと引き受ける保護者といいますか。OBになられておられる方もおられますけれども、提供会員、それとどちらも私はお願いもするし、引き受けもしますよという両方会員、この3種の会員でなっております。ですから、ベビーシッターという名目の組織、個人といいますか。そういう方はおりません。個人的に私がお願いしたい。個人的に引き受けいたしますよといった方が町内で会員となっております。  そして、ここに上げております損害保険料といいますのは、一定部分の損害に対しての補償でございますから、私が見る限りは十分な補償の内容ではございません。安価な傷害保険でございます。そういうことも含めて、契約する時点において、依頼会員と提供会員に説明を申し上げまして、御理解いただいた上でのお互いの提供者同士の契約ということになります。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) そうしたら、依頼を受けられて、引き受けられる方、この方の資格とかなんとかいうのは全然こちらでは関係ないんですか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) 全く資格はございません。そういう熱意のある方、私は子供さんを見てあげてもいいですよといったような熱意のある方、いわゆる今現在、子育て中の母親であったり、子育てが終わった高齢者、60代の方も会員として登録いたしております。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) こういう事故がないことが最善のことなんですけれども、もしも事故があったとき、今言われたようにこの保険料というのは最低の軽微なものに対しての分だと思うんですけれども、あってはいけないのですけれども、死亡事故のようになったときに、町の予算として上げている以上は、町にも責任を追及されるんじゃないですか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) あくまでも契約は依頼会員と提供会員の契約でございます。そして、最低限の保険だけ町の事業ということで、町が加入しておりまして、十分なそういった契約成立前にお互い依頼会員提供会員ともども、意思、同じ場所で私どもが内容については説明をさせていただいて、その上で理解していただいた上での契約でございますので、町としての最低限の責任といいますか、そういった部分はこの保険で加味されておるものという認識でございます。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) 今、お聞きした中で、それで納得する方はいいんですけれども、よく納得していただくように説明はしていただきたいわけなんですけれども。本当に何かがあってからまた事が荒立つようなことがあれば、大変なことになると思うので、その辺だけは十分に注意をして、特にそういう説明責任というのはあると思うので、十分に説明をしていただきたいと思います。それは意見です。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、続いて、事項別明細書の79ページの農林水産費から最後の142ページの予備費までについて質疑をお受けいたします。  質疑はありませんか。  山田 正君。 ○4番(山田 正君) きのうは勇み足をいたしまして、黒星を記しまして申しわけございませんでした。町長が施政方針演説で、若者が住みたくなるまちづくりということの中で、農業による若者の雇用を図ると申されておりました。それで、83ページ、農林水産業費の中で、82ページから83ページにかけてですけれども、町長の御意見がどの部分に反映されているのか、まずお伺いしたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 御質問の点でございますけれども、若者が雇用といったような農業で生み出したいという町長の施政方針の中で、主には青年就農給付金5人分で上げております750万円、これにつきましては、新たな担い手となる若者が地域に根づいて農業される場合に、年150万円の給付を行いながら所得の安定と農業に根づくことということで国からの補助もございまして、こういったものをやっていきたいと思っています。  また、農業経営基盤強化資金利子補給金ということでございます。これにつきましては、こういった農業者の方が軌道に乗ってきたときに、規模拡大をしていきたいということになりますと、その資金が必要ということで、資金を借りられた場合、こういう利子補給がございますので、こういった支援をもとに、いろんな農業施策も進めてまいりたいと考えております。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) 先ほど一人当たり150万円というお話がございましたけれども、その割合は国が全て100%というわけですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 割合でございますけれども、全て国100%でございます。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) その補助金の与えられる期間というものは大体何年。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) おおむね5年間という制約がございますけれども、あくまでも目標でございますし、最初に若者が上郡町で農業をしたいということで、準備期間という形で、約2年間事前にもらえることも可能ですけれども、これも今のところ制度として決まっていますのが、24年度から始まりましたので、29年度までの期間でということになってございます。これが後ほど続くかどうかというのは国の政策によって変わってくるかと思います。一応、最高は7年ということもあるんですが、今のところは5年間ということで、5年間はもらっていけるのではないかということでございます。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) ここに5人分と明示してありますけれども、人数というのは上郡に5人というふうに割り当てられているものですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 人数的には特に制限はございません。あくまでも人・農地プランという地域で農地プランをつくっていくわけでございますけれども、その中で地域に根づく担い手として位置づけということで、地域の話し合いをもって担い手として位置づけられましたら、こういった制度は受けることは可能でございます。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) そうしますと、今まで上郡が取り組まれた方の累計というものはわかりますか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) お尋ねの累計の件でございますけれども、今始まったばかりでございまして、現在、4人の方が受けられておりますけれども、26年度においては、もう1人追加して5人という目標を立てて5人の予算を置かせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) そうしますと、先ほどの話では2年が準備期間で、5年間、最長で7年というお話がございましたけれども、その方たちの終わった後のそういう受け入れの体制というものはいかがでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) とりあえず、5年間の農業を続けていただけるのに、生活等が苦しい場合がございますので、5年間という時限的に援助していくということでございますので、後ほどそういった形になりますと、規模拡大のほうを目指していただいて、先ほど申し上げました農業経営基盤強化資金というものを借りるということもできますので、そういったもので支援していきたいと思っております。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) それと一番肝心なことですが、このあれが終わりますと、町内に定住していただくという形にはなっているわけですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) おっしゃるように、今、地域に根づかれる方が、こういった地域に基づいて将来の担い手と位置づけられた方が補助対象ということでございますので、当然、途中でほかの地区に引っ越しするということになりますと返還ということになりますので、そういったことのないように、十分説明していただいて、補助を受けていただいているという状況でございます。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) 最後にお伺いします。これの募集の方法は例えばホームページとか、農業大学校とか、そういうところに、どういう方法で。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 募集の方法でございますけど、これについては兵庫県が主にホームページ等で周知徹底はさせていただいているかと思うのですが、新規就農者の件ですので、まず相談に来られます。またいろんな制度を説明させていただきます。その中で、1番が光都農業改良普及センター、そういったところが新規就農者の窓口になってございます。そこで今後の農業についての経営方針、それから農業計画といったものを立てないと、新規就農者としての位置づけは難しいのかなと。それと一番大事なのは、地元と仲よくなっていただかないとだめだということがございますので、そういったものをクリアする部分はなかなか難しいかもわからないのですけれども、そういったものでも現在、5人の方が予定しておりますので、そういった方々ができるということは、今後も裾野が広げられる可能性があると。まず1番は、光都農業改良普及センターが窓口になっておりますし、あそこには新規就農者の相談窓口もございます。町としてもそういった情報提供も受けながら、その他、新規就農者との面談ということもさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) そうして、大いに上郡の農業活性化のために、それから人口の微々たるものでしょうけれども、増大のために頑張っていただきたいと思います。  前のページの82ページなんですけれども、委託料、農業振興事業の委託料の部分なんですが、有害鳥獣駆除委託料、それから野生動物死体処理委託料、それで具体的な数字156頭分、84頭分という数字が出ていまして、予算の額が出ているわけなんですけれども、これは予算でありますので、具体的に例えば156頭というのはちょっといかがなものかと思います。目標値であれば、例えば156だと200頭とか、84頭ですと80とか90とか、そういうふうな出し方をされたらいいと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 御指摘の点はよくわかるのですけれども、積算根拠というのはどうしても必要でございますので、昨年度実績の数字をそのまま上げさせていただいて、予算を計上させていただいています。 ○議長(橋本正行君) 山田 正君。 ○4番(山田 正君) わかりました。ありがとうございました。これで終わりたいと思います。
    ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) ちょっと質問させてもらいます。89ページの地域おこしイベント補助金なんですけど、金額は少ないのですが、これは平家まつりがなくなって3地区だったですね。今回どこがふえて、どういうイベントを考えて、計画を持ってこられたのか、それをお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 今までイベント等に地元自治会等がされますイベントについて補助を行ってきたわけでございます。本年度につきましては…… ○議長(橋本正行君) 暫時休憩します。            (10時20分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。              (10時20分) ○産業振興課長(茶野敏彦君) 4地区でございますけど、安室ダムまつり、白旗城まつり、上郡地区桜まつり、それと金出地収穫まつりということで4カ所を予定しております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) その桜まつりというのは、ことしの25年度の予算で、それは山本議員から説明があったように、大橋の開通式の残りの金額があるんで、桜まつりをするということが決まったと思うんですけど、それは引き続き来年度予算にこれを上げるということは、来年度も桜まつりをするということなんですか、お尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 桜まつりにつきましては、上郡地区、前は浪漫街道という形の中で補助させていただいていたのですが、それで上郡地区には引き続きという形で、4カ所ということでさせていただきたいと思っています。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 去年も質問させてもらったのですけれども、このイベントに対しては、どういう祭りをして、どういうことをしていくのかということを検証して、それがこの補助金に見合う金額のイベントになっているかということは、昨年も質問させていただいたのですけど。このたびはどういうイベント企画を持ってこられて、ただ単に毎年30万円を無条件で渡すんだというやり方はやめてくれということを言ったのですけど、これは何か前回の意見を反映して何かしたことがあるんだったらお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 基本的には、地元の行われる祭りにつきまして、いろんなことをやられるということの補助金という形で置かせていただいているんです。特に、これに要るということは精査をさせていただいていますので、そういったものは申請の中身を確認させていただいて、30万円相当になるということを確認の上、お支払いさせていただいているということでございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 今回、川まつりの予算を町長が30万円にしましたね。30万円にすることで、川まつりという町の一大イベントも30万円なんですよ。この地域に渡すまちおこしイベント地域おこしイベントも30万円なんです。イベントの感覚が上郡町はずれておると思うんですけど、定住自立圏のイベント補助金、これは20万円なんです。審査が入るのです。ヒアリングとか受けて、20万円の金額はあるんですけれども、最高20万円と。そこからこの事業に対しては幾ら出すかということを決めて出すんですね。上郡町の場合は、お金がないと言いながら、30万円毎年毎年同じように、同じイベントをして、それを30万円つけていくのかということを僕は去年質問したんですけど、それについては、そうしたら町長は、課長に聞いても仕方ないので、町長はどう思われますか。この矛盾点が、町長はわかりませんとなるのか、それとも今後変えていくというのかちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 私の施策の中で、にぎわいのあるまちづくりを目指しておりまして、各地区でいろんなイベントをやっていただくための活動資金であれば、僕は認めていいと思っております。ただ、いかにやっていくかということについては、その地区の方と協議の中に参加させていただいたと思っております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) やることは間違えていないのです。いいと思うのです。でも、この30万円が上郡町の一大イベントを30万円にしたことでバランスがとれていないでしょうということです。補助金の出し方というのは、その補助金を5年間つけますと。そのかわりその5年後は自分らである程度運営ができるようにしていくことが補助金だと思っているのです。これは毎年毎年30万円渡すのだったら委託金じゃないですか。この項目を変えて委託金にしたらいいのです。地域おこしイベント委託金にしたらいいんです。それだったら僕は何も言いません。補助金とする限りは、補助金は5年間でこの補助金を出し切ると。だけど5年後は自分らで運営できるようにしてくださいと。これは何遍も僕は言っているのです。これはなっていないということです。今年度は検証して、地域おこしのイベント補助金、これに対して地域の方がイベントするというのであれば、このイベントに対してどういうイベントをするのか。今必要なのか。例えば、どれぐらいの進捗率が見込めるのかということを全部検証して、町行政がやらないと、これは誰がするんですか。  これは町長の答弁はいいです。副町長、ぜひ検証していただきたいと思うんですけど、どうですか。 ○議長(橋本正行君) 副町長。 ○副町長(衣笠達也君) 地域おこしのイベントにつきましては、上郡町の活性化ということで、そういうことに資するということで、町も補助しているものでございまして、その効果等も十分検証しながら補助金のあり方については、来年度の事業の見直しの中で、精査していきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 済みません。今、課長の答弁で、前年3地区が今回4地区になっているんですね。ですから、3地区というのは去年に白旗城まつり、ダムまつり、浪漫街道だったんじゃないですか。金出地のふれあいまつりというのは補助金出ていないでしょう。それは、今言われたのは、金出地が4つ目の新しい今年度予算ということですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) おっしゃるように、金出地が4つ目の新しい補助地区になりました。これは金出地地区につきましては、安室ダムの関係で、地域おこしを鞍居地区全体でまちづくりをやってございますので、その中で、こういった収穫まつりをやりたいということでございますので、そういったことについて今回、補助金をつけさせていただきたいということでございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 金出地については、従前からふれあいまつりという形で、一応イベントをやっておられたんですね。それに対しても町は何の助成もしていなかったんですよ。今度は金出地ダムの関係でそういう地域おこしのそういうことはできたから、今年度から予算計上を同じ30万円をされたのは、それは聞いていないですけどね。そういった、例えば今年度予算に向けてそういう計画があるんだということを。その辺はどうですか。急に決まるものなんですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 説明の中、今まで説明がなかったということでございまして、これにつきましては、事務局である私どものほうが説明不足かなと痛感しておわび申し上げます。これにつきましては、先ほど安室ダムまつりの中で言いましたけれども、金出地ダムの中で、周辺整備検討委員会というのをつくられておりますので、その中で以前は金出地は収穫まつりをやられたのは、金出地地区限定でやられておったわけです。そのときには、産業振興課としましては、金出地ダムウオークといったようなイベントも同時開催させていただいたりしていたのですけれども、今回、鞍居地区全体でそういう周辺整備の中での一貫の祭りをやっていきたいということでございますので、その地域に根差した全体の中でやっていくということでしたので、今回予算計上させていただいたということでございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) その件については、事後になっているのですが、一応了解させていただくとして、先ほどの町長の答弁の中で、地域の活性化ということだから、そういうイベントにはということなんですが、これは地区のそういう規範に全部補助をつけていくということですか。例えば、白旗城は国史跡だからということは伝統的にずっともっと相当な予算づけだったんですけど、今30万円になって予算をつけているわけですね。それと、昔、平家まつりもありました。これはなくなりました。しかし、ダムまつりは県との共同でダムまつりをやっておられる。それに追随して30万円の予算計上で、これは船坂地区という地がダムまつりなんですよ。赤松校区といううちが白旗城まつりなんですよね。上郡区はそれに対する補助金という性質のものではないですよ。浪漫街道という事業、白旗城まつりとか、ダムまつりとか、浪漫街道夢フェスタという事業に30万円の予算を継続して来ていたのですよ。これは国が補助金を渡すものではない。  それは何で、今度、上郡区の上郡独自の桜まつりに、同じ30万円がそこへ流用されるというか、そういうことになるんですか。それでいいんですか。それまで継続した事業に対する補助金だったはずです。ダムまつりにしても、白旗城まつりにしても、浪漫街道夢フェスタにしても、それを区の人がどう考えられたか知らないけれども、その30万円を桜まつりに変えます。そんなことを簡単に町は認めるのですか。御答弁願います。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 基本的に、私の中の考えの中では、やはり地区の方々が一生懸命地区を盛り上げるための活動に対しては援助していきたいと考えております。ただ、現実の話としては、もう上限なしに全て認めるわけにはいきません。各地区で、そういった声が上がったときに、皆さんと協議しながら今後は決めていきたいと思います。  ただ、1つ、ふるさと納税というところでお金が少しあります。町の予算が組めない場合は、そこの活用も含めて、考えていきたい。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) どこの財源を持ってきて、それに運用を充てるか。それは御自由にどうぞ。しかしながら、地域がそういう企画をしたら、例えば、今言う校区単位になっているのか、地区単位になっているのかわかりませんけれども、今そういう白旗城とかダムまつり、そういう関連のあるダムまつりとかいうこと以外の地区でも、こういうことをしたと言ったら、今30万円という線が企画化されているのでしたら、30万円の予算要求ができるということですね。  今、例えば、山野里校区ないですね。高田校区もないですね。予算がついているんですか。ついてないでしょう。だからそういうイベントされているところもあるけど、予算はついていないわけです。山野里だったって、桜まつりは校区でしていますよ。こんなところでも、同じような扱いをしてほしいということになるのじゃないですか。何かの基準をきちっと持っておかないと、いずれ高田校区にしても、そういうことが事例として出てきたら、そういう話になってくるのと違うのですか。その辺は、一応の規律、基準をはっきり制定していただきたいと思うのですが、いかがですか。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 先ほどの井口議員も含めて、非常にいい御意見をいただいております。際限なしに30万円をずっと払い続けるのではなしに、何らかの方法を考えていきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 町長、ここ最近、周りの近隣市町村がどんなイベントをしているか知っていますか。自治会にお金を払うようなイベントというのはなかなか少ないんです。一般の町民、一般の市民町民に企画案を出してくれと。それに対して自分らで企画してやってくれと。企画した中ではやった事業にだけ補助金をつけて、まちの祭りにしよう、市の祭りにしようということで、赤穂なんかは、でえしょん祭りなんか、そもそも一般市民から始まった祭りであって、それを市が取り上げて、ことしは10年目に当たるから、80万円補助しましょうとか、そういうやり方をしているのです。一律で30万円を今の山本議員の質問は的確な質問であって、この金出地ダムといったら、本来はつけたらいけない予算だと思うんです。鞍居の人には悪いですけど。  今の上郡町の条例の中で、規則の中で、上郡町は自治会にしかイベント料をつけないようになっているんです。一般の若い人が、僕らはこういうイベントをしたいと言っても、それに対しては、自治会を通してイベントしなければお金がつかないようになっているのです。だからそのやり方というのを1回検証して、また僕が終わった後、山本さんは祭りに対しての質問が出ると思うんですけど。僕はそれで、今回は仕方ない。町長もなられて、間なしだし、中身についてもまだわかっていない中の予算組みですので、今後の予算はきちんとした形で、この30万円を出し続けるということは、本来上郡町のあり方で正しいのかということは、十分検証してやっていただきたいと、これは意見として言わせてもらいます。  次に、96ページの施設修繕費、修繕料、これは下から3行目なんですけど、駅前と高田台の公園の遊具を直すということを説明の中で聞いたんですけども、それでいいんですか。そういうことですか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 遊具の修理については、駅前と高田台の公園2カ所の遊具の修理をします。考え方としましては、今年度25年度に遊具の安全確保に関する指針という国土交通省が示した指針があるんですが、それに基づいて全ての公園の遊具の点検をいたしました。その中で、まず老朽化が激しいものについては、26年度早急に対処する。それと安全基準を外れているんですが、少し使えるもの、その中で使用頻度が高いものが先ほど井口議員がおっしゃった3つの公園の遊具になります。それについて26年度に対処する。それ以降については、順次、全ての公園の遊具対処するためには、既に1,000万円を超える額が必要だということが点検の結果出てございますので、今年度は頻度が高いもの、それと老朽化の著しいもの、それについて26年度対処をさせていただきたいということで、予算計上させていただいております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 昨年度は、これの公園の遊具を全体に見て回ろうということで、予算をとって上郡町内の公園の遊具を全て見られたと思うんですが、その結果が見たいのですが、どういう状況で、上郡町がどれくらいの遊具に支障があって、前も滑り台で滑っていて手をけがした子がいましたね。そういうのも実際行政だけ知るのではなしに、議会のほうにも資料でいいので、説明はいいので、資料でこういうところにお金がこれから必要なんだというようなことが、わかりやすいようにしていただけないですか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 御指摘の件につきましては、次の全員協議会で御説明をさせていただくことにします。考え方としましては、建設課が管理している公園が全部で26カ所ございます。そのうち遊具が72基ありますが、18公園で48基の遊具に問題が発生してございます。それについて、また先ほど申しました全員協議会で御説明をさせていただきたいと考えます。よろしくお願いいたします。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) よろしくお願いします。  次に、100ページでちょっと休憩させてもらいます。100ページの常備消防事業の3,409万7,000円の増額になっています。これの増額の理由をお聞きしたいんですけど。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) 先ほどの御質問ですけれども、これは上郡署の高規格救急車の更新に伴う増でございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) それはわかるんですよ。以前から、このかかった分の支払いをするというやり方をしたら、非常に危険だということを僕は言いました。それが今現在、この26年度の基準財政需要額というのが出ていますか。消防に対しての。その出た中での予算組みをしているんですね。出た中で、80%、前なら基準財政需要額の100分の80という金額を赤穂消防に支払っていたわけです。今大体、基準財政需要額でもとの計算にしたら、大体100分の幾らぐらいになるのかお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) 済みません。今回は出ていませんけど、前回で24年度を基礎にしたあれでは83%ぐらいになってございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 前回で83%だったんですね。100分の80から100分の83%になっていたわけです。このたび3,000万円以上増額したら、100分の85ぐらいになるのと違うのですか。どのぐらいになりますか。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) 先ほど言いました、増額の分については、臨時的経費でございまして、経常的経費につきましては、1,000万円ぐらいの増であります。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 僕の質問はちょっと違うんですけどね。1,000万円上がる理由も僕はわからない。まだ出てきていないんでしょう。決算までには出てくると言っていたんですけど、今年度25年度、消防委託して、その委託したお金の中で、足らない分は後で払う。余った分は返していただくということがまだ済んでいない状態の中で、その積算、計算もできていない状態で、その経常経費だけで1,000万円上がるのですか。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) それは25年10月末でしたけれども、26年度の積算根拠を示していただきまして、それに基づいて予算を今組んでいるという状況でございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) だから言いなりなんですよ。赤穂市がかかるお金は全て上郡町に払ってくださいよということになってしまっているんです。以前の100分の80という契約はなくなってしまって、今、赤穂市の言いなりでお金を払うような消防システムになってしまっているんです。これのやり方をこのまま続けていくんですか。そういうことですか。町長に聞きます。課長に聞いても仕方ない。そのまま続けていったらとんでもないことになると思うんですけど、町長、お尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 非常に大きな問題でして、上郡町だけでは検討できない問題でして、赤穂市の豆田市長とも相談しながらやっていきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) もうすぐ赤穂市は市長選がありますね。市長がかわったら、豆田さんと話をしますと言っていますけど、市長が交代するんです。この中で、僕は消防長と話をしてほしいんですけどね。消防長と話をして、このやり方というのは上郡町に100分の80に近い金額を出して上郡町の消防を守ってくれというんだったらわかるんですよ。言われた金額をそのまま出して、それで金がないと、それは金はなくなりますよ。だから、この常備消防の委託料に対しては、早急にでも話をしてやっていただかないとと思うんですけど、それは話をしてくれますか、町長。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) それは消防長とは一度話をさせていただいた上で、そのときに市長とも話し合いを一緒にさせてくださいということをお聞きしておりますので、終わった段階で、できるだけ早い時期に協議を持ちたい。場を持ちたいと考えております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) この上郡消防署の委託料と新都市分署の委託料をセットにして出すのはやめてください。これは分けて出してもらえませんか。その委託料の部分で書いているのはいいんですけど。消防業務委託料のところで、2つ分けて出してください、今度から。お願いします。ちょっと休憩します。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) ちょっと1点。先ほどの井口議員の関連したことで、96ページの施設修繕の公園の修繕の話をしていましたね。これで、遊具というのが小学校統合後の部分にも残っていますね。このほうの管理というのはどうなっているのですか。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 学校後の管理の部分が普通財産として、今企画財政課のほうで管理していますが、使用が不能な老朽化のある部分については、使用禁止の看板を立てさせていただいたりしながら、管理してございます。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) これも公園と同じように、やはり調査する必要性も十分あると思う。そのまま傷んでいる状態で置いてひもだけ巻いているという部分もあります。そういう状態で置いていて、使うなと言ってもあれば中に入って使おうとするという状態も出てくると思うので、それは直さないなら、撤去する方向をしていかないと、いつかはまたそういう運動場があるんだから、遊ぶなと言っても子供は遊ぶと思うから、大変危険な部分だと思うので、それは至急に対応していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。その部分はそれで結構です。  次に、90ページの一番下の研修センターの指定管理委託料のことなんですけど、これは指定管理の契約はいつまでになっているのですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 現在まだ契約しています期間は、平成25年2月1日から平成28年1月31日まででございます。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) 今、ピュアランドが地域に根づいたようなことを今、何かしているかといえば、なかなかそういう部分が見えてこないのですけど、そこのところは課長、どういうように思いますか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) おっしゃるように、地域に根づいたという特別な何かというのは、ピュアランドとしましても、指定管理者にしてもいろいろ案は考えていただいているような状況ではあります。しかしながら、現在のところは桜まつりに関連していろんな宿泊プランといろんなこともやられるというふうに聞いてございますし、今までにもゴルフ場とタイアップした宿泊パック、そういったもの、近隣のゴルフ場とやられていると。今行っておられないみたいですけれども、それとあと学生さんとか企業さん相手の合宿プランと、そういったプランも考えながら、あとは地域に根づいたような形の中で、周辺の土地を利用したグラウンドゴルフといったものも考えていきたいというように聞いてございます。  そういうものも含めて、今後、ピュアランド等も協力できるものについては町としても協力していきたいと思っております。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) この900万円というのは年に900万円、指定管理料が出ているのですが、決して安い金額ではないと思うんです。それに見合っただけの事業運営というか、そういうのはしていってもらいたい。指定管理というのが、ただ運営するだけじゃなしに、やはり集客をするということも入ってくるのじゃないかと思うんですけれども、その辺は集客の方法とかそういうのは行政のほうから言うようなことはないんですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) おっしゃるように、当然、ピュアランドとしての経営、赤字が続くからこの900万円というお金が出ているのかなという認識をしてございます。こういった中で、町としましても、トラベルシリウスさんのほうにひとり立ちできるように、何とかいろんな方法を考えてほしいという指導もさせていただきながら、今言いましたようなイベント等も考えていただいているといった中で集客アップにつなげていけたらと考えてございます。この辺につきましても、町としましても、できるだけ集客に向けたトラベルシリウスさんが本来考えるべき集客方法ではございますけれども、町が協力できるものについては、協力しながら集客アップにつなげていきたいと思っております。
    ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) 赤字が続いているからと言いながら900万円は補填している部分だと。それはそういう部分があるのに、まずこれは提案なんですけど、売却も当然視野に入れた状態で、次の28年度、そのときの契約のときは考えるべきじゃないかと思うんですが、例えば、売却するといっても、すぐにはできない状態ですよね。今、たしか調整区域といったような形になっているので。それを考える時間も必要だと思うので、今契約が3年契約という状態になっている部分で、これを例えば3年を5年にするというような部分をとれば、行政側も時間ができる。考える時間も売却に対してのことも考えていけるのではないか。ただし、これも3年を5年にするといっても、それだけで行政側、上郡町側にメリットがないようでは、またそれも困るので、例えば契約金を半分にしていただくとか、そういうようなことも考えてやっていけるようなことを考えたらどうかなと思うんですけど、これは町長、意見をいただきたいんですけど。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 基本的には、指定管理業者というものに対して、町は持ち出しすべきではないと考えております。指定管理業者に委託するということは、指定管理業者がきちんと経営できる相手であってほしいという思いがあります。残る2年間の間に売却を含め、皆さんとも協議の上で、最善の方法を探っていきたいと考えております。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) これは、上郡町のためにもはっきり言って、ピュアランド自身が毎年毎年の金額はとても今財政の苦しいときに、きつい状態だと思うので、そういう方向性も考えてやっていっていただきたいと思う。これは意見として終わらせてもらいます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 89ページのJR上郡駅利用促進協議会補助金20万円出ていますけれども、これの内容を教えてください。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) このJR上郡駅利用促進協議会というのは、以前、上郡駅からの姫路までの直通電車が赤穂に行ってしまったといった中で、危機感を覚えながらJR上郡駅利用促進協議会というのをつくって、上郡駅の利用促進を図ろうという中で、団体をつくらせていただきました。そういった中で、利用促進協議会という協議会をつくらせていただいて、各種イベント、そういったもの、上郡駅利用促進に向けた方策、それと今、本来はJRに対しての要望といったものについては、また別のことであるんですが、利用促進協議会としての要望といったものも含めてやってございます。  主に20万円の予算につきましては、各イベントに要する費用ということでございますので、そういった形で20万円を置かせていただいているということでございます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) これはいつから始まって、メンバーはどういうふうな。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) ちょっと今メンバーのうろ覚えで返答するのはあれなので、後ほど資料を渡させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 会長は商工会の会長を含め、それと地元のタクシー観光関係、そういった方々がメンバーに入ってございます。そういったものも含めて、今すぐメンバーの顔は出てくる人もいるし、出てこない人もおりますので、また後ほどお知らせさせていただきたいと思います。済みません。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) そうしたら24年度は、どういう形でのイベントに対して、この20万円を使われましたか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 25年度でよろしいですか。今、歴史ハイキング、モロヘイヤウオーク、そういったウオークイベントといったものに使わせていただいております。この間、婚活かにカニトレインといった婚活事業の一部にも使わせていただいたということでございます。こういったことについては、少しでも上郡駅を利用する利用客をふやす。乗降客をふやすというイベントに使わせていただいているということでございます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) これはいつから始まっておられるのですか。その成果的には上がってきていますか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) ちょっと私はいつからというのは今、記憶にないんでございますけれども。ちょうど今言いましたように、上郡から姫路の直通電車が赤穂市に行った段階で、危機感を覚えてつくったと記憶してございます。これが年度が今すぐ回答できませんので、また後ほど回答させていただきたいと思います。集客については、イベントするには100人単位の方が利用される場合がございますので、そういったものには集客につながっていると。あくまでも一時的なものではございますけど、これを根づいたものにしていかせていただいて、上郡のよさを知っていただいて、いろんなハイキングを自分らで行っていただけたら、これも利用促進につながるのではないかと考えてやってございます。今後については、こういうイベントは継続してやっていきたいと考えておりますので、それなりの人数確保にはつながっていくのではないかと考えております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) これは山岳ウオークとかはよく上郡以外から来られていると。JRを利用して来られているということも聞いております。これは続けてもらって、集客をしていただくというふうにしてください。  それとJRの要望的なもの、だから直通を出してくれとか、本数をふやしてくれとか、直通の。そういうのはまた別個の問題なんですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 利用促進協議会の中でも、そういった中で、JRに対しての要望、当然便数の増、それから直通電車の復活、それとICOCA、自動改札機の設置、そういったものを含めて要望活動はさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) ぜひとも直通を出してほしい。それと聞くのは相生へ行ってしまったりとか、坂越で乗るとか、そういうことを言われている上郡町の方がおられるので、ぜひとも直通の本数を極力ふやしてほしいと思うんです。  続きまして、智頭線の利用促進協議会負担金。これは11万円出ていますけれども、これの内容について。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) これもJRと同じような形で智頭線の利用促進、これは何をやっていますかという白旗城まつりで歴史ハイキングといったものに利用させていただいている。その白旗城を絡めて歴史的なものを通じて、智頭急行に乗っていただく。これは25年度の実績でございますけれども、白旗城まつりに合わせて歴史ハイキングをやって、河野原円心駅から帰っていただくということもさせていただきました。こういった部分はイベントを通じて、利用促進につなげていることをさせていただいているということでございます。 ○議長(橋本正行君) 質疑の途中ですが、ここで暫時休憩します。再開は11時15分。                                (11時00分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。              (11時15分)  産業振興課長より、先ほどの答弁に対しての発言の申し出がありますので、許可します。  産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 先ほど、松本議員の御質問の中で、JR上郡駅利用促進協議会の構成メンバーはということでございましたので、お答えさせていただきます。まず、上郡町商工会、それから上郡町連合自治会、それから上郡町連合婦人会、上郡町連合PTA、郡高年クラブ連合会、町子供会連絡協議会、駅前栄町市町商店街、タクシー業者代表、それと観光旅行業者、それから情報関係者、これは上郡民報社さんになるかと思います。それと地域づくり活動家、文化協会代表、体育協会代表、ゆいの会、森のわくわく倶楽部代表という方々が入っておられまして、あと特産品づくりグループ、それから上郡町観光案内所、小・中学校の代表校長、それと上郡高校の校長先生、それと上郡町議会、これは議長、委員会の委員長が入ってございます。あと町長、副町長、それとJRのもと職員という形で、あと事務局が産業振興課でさせていただいております。  それと、もう1つが、智頭線利用促進協議会でございますが、これにつきましては、鳥取、岡山、兵庫県と沿線市町が構成の団体でございまして、これにつきまして、負担金を払わせていただいているということでございます。  会長は商工会会長でございます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) ありがとうございます。かなりの方がメンバーでおられるんですね。引き続きまして、その智頭線のことなんですけれども、智頭線がことしの12月3日で20周年になると。これに対してのこの前は梅田議員から質問があったと思うんですけども、それに対してのイベント関係、これはどのように考えておられますか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 済みません。先ほど利用促進協議会の会長を商工会会長と申しました。申しわけありません。町長が会長でございます。訂正させていただきます。  それと今言う、20周年に向けてどのようなイベントいうこともございますし、今後、どうするかということですけど、今のところ今後、詰めていきたいと思っておりまして、町制も60周年ということもございまして、それらの関連業務を含めて、何かできないかなということも考えてございます。これについては、少ない予算の中で、効率を上げるためにはどういうふうにするかということも考えていきたいと思っております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) ぜひともこれは今、町制60周年ということも言われています。それと絡めてということですので、ぜひともこれは何かイベントをして盛り上げていただきたいと思います。では休みます。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) お尋ねします。今、松本議員がJR上郡駅利用促進協議会の補助金20万円について質問されたと思うんですけど、上郡町は今言われた関係、ウオーキングイベントをすると言われていますね。JRの促進でJRのダイヤを取り戻そうということをやっておりますけれども、赤穂市はもっとすごいことをしているんですね。これは見たことはありますか。黒田官兵衛、大河ドラマにちなんで今放送しました。これに対してJR赤穂線沿線地域活性化連絡会議というところをつくって、これには相生市、赤穂市、備前市、瀬戸内市、相生市の観光協会、赤穂市の観光協会、備前市の観光協会、日生町の観光協会、西日本旅客鉄道株式会社といろんなところが組み合わさって、こういうパンフレットを出されているのです。  今、上郡町がやっていることといったら、逆にここに載せてもらったらいいのと違うのですか。何で定住結んで、赤穂市と備前市と上郡町と定住を結んで、上郡町の過疎化に対して赤穂市も力を入れてくれるというのに、観光の部分では全然相手にされていないのですか。何でここに入り込めないのですか。なぜここに上郡町が入れないのですか。上郡町観光協会は入れてもいいのと違いますか。町長、これはどう思われますか。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 大変申しわけありませんが、初めて見る資料でありまして、今後、検討させてください。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) JR上郡町の利用促進協議会は解散して、観光協会のほうで取り組んで、こういうところに率先して参加してしないと、要らない予算を使っていると思うんですけどね。ウオーキングしたからといって、このイベントにはかなわないですよ。赤穂線の智頭でいったら、ほとんど赤穂線のほうばかりでやられて、上郡町はウオーキングしていますと。それは来ませんよ。だから、もうちょっと周りの情報をつかんで、上郡町内だけで守ろうとするのではなしに、広域行政の中でせっかく赤穂市、備前市、上郡町定住自立圏を結んでいるのなら、その中で訴えてもらわなかったら、こんなものは無意味な20万円になってきますよ。ウオーキングしたからといっても、JRも喜ばないです。こっちに絶対力を入れますよ。そういうことを真剣に考えていただきたいと思います。  それから、90ページの研修センターの管理運営費用で、今、中山さんが的確な質問をされていたと思うんです。このまま900万円払い続けることは上郡町にとっても修繕も含めて、物すごくしんどいことだと思うんです。予算の財政の苦しい中、だから今中山さんが言われたように、カットするということはありだと思うんです。ちょうど傍聴席に来られているし、カットしていただいて、カットするんでも、町の予算が、財政が苦しいからカットするじゃなしに、カットするにはカットするで、ピュアランドとの話し合い、協議、ピュアランドにはピュアランドの、シリウスにはシリウスの考え方があると思うで、そこら辺を検証していただきたいと思うんですけど、これ以上は中山さんと同じ質問になりますので、それ以上は言いませんけれども。  なぜ赤字になるのか、これを先に出してください。ピュアランドがなぜ赤字になるのか。それを検証して、徹底的に追求しないと、なぜ赤字になるんやということを検証せずに、いつまでたっても赤字だと言っていても仕方がないので、まずなぜ赤字になるのか。町民に対してアンケートをとってもいいですから、なぜピュアランドに行かないのか、これをまず出していただかないと、この後の話はできないので、早急にやってくれますか、町長。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 基本的にその件については、検討させてください。お願いいたします。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 検討するも、検討しないも、なぜ赤字になるのかということなんです。多分、産業振興課長がなぜピュアランドが赤字になるのですか。赤字の要因は何なのかわからないまま、赤字だと言われても、なぜ赤字になるのかというところだと思うんですよ。だから、ピュアランドの飯がまずいのか。ピュアランドの接客が悪いのか。ピュアランドがどういうことで赤字になっているのか、この検証はすぐにでもするべきだと思うんですけど、何を検討することがあるんですか。ちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 来られていますから同じ話をしますけど、契約の更新については、赤字の計画を持ってきた場合は更新しませんということは伝えてありまして、それに向けてこれから2年間いろいろ検討させていただきたいと思っております。現実に、契約で、我々が入る前に3年契約で900万円の委託料というのは決まっております。その件についても変更する余地があるようでしたら、協議させていただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) いいです。それは早急に出してください。その部分が見えない限りは議会としても言いづらい部分があるので、何が赤字になっているのかということを早急に出していただきたいと思います。  次に、小さい質問になって申しわけないのですが、103ページのこれも施設修繕費なんですよ。103ページの消火栓の下から7段目、216万円かけて消火栓の修繕をすると書かれているのですが、これは消火栓が最近、よくとられていますよね。消火栓の中から部品、筒先か何かをとられていますね。それに対してとられないようにするための修繕なんですか。どういう修繕に当たっていくのかちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) ただいまの御質問でございますけれども、先ほど言われました消火栓の修繕につきましては、消火栓ボックスは別でございまして、消火栓の修繕ということでございます。1件は高田台設置の消火栓に漏水が1カ所あるということと、あと1件はその他の緊急修繕費用として1カ所計上させていただいております。1カ所の修繕費が約100万円、プラス消費税を見込んでございます。議員御指摘の消火栓ボックス及びその中におさめるホース、筒先等につきましては、自治会で購入していただき、消防施設整備事業の補助金交付規則に基づき、それぞれ種別による補助率により補助をしているものでございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) その修繕の中に今回消火栓をあけられて、勝手にあけられないようにするとか、とられないようにするということは考えていないということですか。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) 消火栓というのは、あくまでも道路に埋まっている消火栓でありまして、消火栓ボックスというのは横についているボックスでありますので、今御指摘のホースとかとられているということについては、防犯協会等でシール等を作成しまして、そこに張っていただくようなことを考えてございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 僕の言っているのと違うかったです。先ほど戻って申しわけないですけど、96ページの駅前、高田台だけの遊具に関してなんですけど、今、小学校にある遊具とかは再利用はできないものかということを聞きたいんですけど。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 再利用ができるかどうか、そこまでの当然、地表に埋設してございますので、もし仮に再利用できるとしても、工事費が必要になろうかと思います。それが再利用できるものかというのは、ちょっと私、今、どこの遊具が再利用が可能かというのは、今、認識してございませんので、仮に公園のほうで使えるものがあれば、使っていただいたらと思いますがそれも学校の廃校跡についても、遊具については地域のほうで、ある程度、公園がないような地域については使われているというような部分もございますので、その辺も地域との協議も必要かと思いますので、その中でもし撤去して、公園のほうで使えるものがあれば、それは使用していただいたらと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) わかりました。次に、94ページに戻って申しわけありませんけれども、94ページの道路除雪作業委託料というのがあるのですが、これは毎年150万円計上されているのですが、この除雪料というのは、これは雪が降ろうが降ろまいが委託されたお金はどうなっているのでしょうか。ことしは雪が少なかったと思うのですが、この150万円の除雪料というのはどういう形で出されているのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) お尋ねの150万円の除雪委託料の中身ということと、対象地区は御説明を差し上げましたように、播磨科学公園都市ほか3カ所。3カ所と申しますのは、大富、黒石・市原、楠、ゴルフ場に上がる道ですね。その4カ所に対して150万円、一カ所当たり割り算すると37万5,000円という額になります。その37万5,000円の内訳としましては、当然、業者さんの拘束がございますし、機械の確保もございますので、機械損料の固定額を見込んでおります。それプラス出動1回に対し、時間当たりの契約単価ということを考えてございまして、機械損料としましては、期間が12月、1月、2月、3月、4カ月間の期間を考えてございまして、その中の10日間ぐらいを損料の期間として当て込んでおりまして、それプラス、先ほど申しました時間外当たりの契約なのかということで、契約をさせていただいてございます。なので、実際何もなければ、機械損料の分だけのお支払いです。  しかしながら、25年度の実績としましても、予算ぎりぎりの出動回数がございます。特に、一番多いのは科学公園都市になりますが、既に現在で、15回の出動をいただいてございます。ほかにも楠、大富、黒石・市原についても出動していただいていますので、予算としては毎年ぎりぎりの中で、契約をいただいているという状況にございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) これは雪が降らなかったときは、学園都市などなら結構出動回数があるということなんですけど、これは雪が降っていないところに関しては、これは予算は返金という形になっているのですか。そのまま出すようになっていますか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 先ほど申しましたように、固定損料はお支払いします。機械の確保分だけなんですが、出動当たりの時間単価掛ける出動分というのはお支払いはできません。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) ちょっとわかりにくいのですが、細かい部分については、どのぐらい出動しているのかということは表にでもしてください。  次に、118ページの幼稚園施設整備事業で、雨漏りだと聞いたのですけど、この雨漏りするということは大体屋根が古くなっているから雨漏りすると思うんですけど、この25万1,000円という金額というのは全体の工事ではないですよね。その雨漏りをした部分の1カ所について工事するということで、この全体の工事は必要ないのですか。屋根全体の工事というのが老朽化しているのだったら、その1カ所だけ直したら当分大丈夫ですか。お尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) お尋ねの件でございますけれども、山野里幼稚園の園舎の玄関側の一番入ったところの教室でございますけれども、これについては、形状は御存じかと思いますけれども、言葉は悪いですけど、とんがり屋根というか、ちょっと工夫した屋根づくりになっております。その取り合い部分のコーティングの劣化と通気口のすき間からの雨漏りというのが確認されております。今回は、その部分補修で、部分工事の対応で可能ではないかと考えて、こういった部分修理の工事はさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 部分修理でいけるということですね。全体を直さなくても大丈夫だということです。  次に、これはすぐ意見だけ言わせてもらいます。121ページの円心太鼓の補助金なんですけど、15万円となっているんですけど、これは今、円心太鼓は必要ですか。活動費、僕はさっき祭りに対して言わせていただいたのですが、補助金というのは、その事業を活動していくための補助金であって、ずっとずっと同じ金額をもらい続けて活動するのは委託料だという判断をしているんですね。町長は、円心太鼓に対してこの先、祭りと一緒に検討していただけますか。この中身については必要性があるのかという検証をして、年間どれぐらい出動しておるのかとか、地域の祭りに対して本当に必要なのかということを今だったら上郡高校も和太鼓のクラブとか、クラブとかいうのは置いていますから、これの必要性というのは、これから検証されるのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 先ほどのイベントの補助についても、今後は総額を決めた上でやっていきたい。補助事業につきましても、来年度に向けても総額をある程度決めさせていただいて、配分していくような形にできればと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。
    ○9番(井口まさのり君) ぜひ検証してください。円心太鼓の必要性を。  124ページをお尋ねします。工事請負費なんですけど、中段あたりにある3,973万円の工事請負費に対してちょっと質問をさせてもらいます。これは図書館の屋根と言っていたのですか。どういう部分を改修工事をするのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) これは生涯学習の支援センターの今現在、大ホールの部分に、雨漏りがございまして、図書室ではなくて、今回は支援センター全体の陸屋根の防水工事、それから外壁、それから大ホールのステージにいろんなバトンとかカーテンとか、そういうものをつっている機械がありまして、これが非常にもう建設から30年以上経過しておりまして、点検を重ねてきておるんですけれども、機械装置のほうのふぐあい等もありまして、安全性を考えますと、安全性から更新をするというものを含んだ請負工事費でございます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) そういう改修工事だということですね。生涯学習支援センターについて、予算の中で言わせてもらいたいのですが、生涯学習支援センターのあり方で、今、この改修工事をするということで、新たにきれいになるんだろうけど、図書室をあそこに置くのは用途の目的が全く違うと思うんですね。生涯学習支援センターというのは赤穂で言ったら、ハーモニーホールのような盛大に皆にぎやかしく使ってくれという部分の場所だと思うんです。図書室というのは静かに勉強する場所だと思うんですよ。だから用途に対しては全然別の性質を持ったものを2つにまとめておるだけなんです。だから、社会教育の中で、図書室をどこかに移転させて、あそこはにぎやかな場所と決めるようにしていただかないと、性質が全然違うと思わないですか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 議員おっしゃるように、当初、今、生涯学習支援センターという名前になっておりますけれども、当初は中央公民館という建てた目的が違っておりますので、その公民館という位置づけの中で、その中で図書室ということで、レイアウトがされていたと思います。  今現在は、公民館法という垣根を払いまして、支援センターという名前に変わっておるわけですけれども、おっしゃるように、いろんな方がロビーでうろうろされる中で、そのわきに図書室があるというのも、本来図書室の性質上から言えば、騒がしいということもあると思います。新たに図書室なり、図書館を建設するというのは非常に厳しいと思いますけれども、既存の施設等でそういう図書室にふさわしいような施設がないか、今後検討させていただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 山本町長のときに、図書室を船坂の空き校舎に持っていくという話が出ていたときがあったと思うんですよ。今すぐに移動しろといっても、それはなかなか難しいことだと思うんですけど、ぜひ検証していただきたいと思うんですけど、町長、検証していただけますか。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 検討させていただきます。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 最後に、103ページの消防施設費なんですよ。今回はこの予算では消防車を購入するということはない。救急車を買うということなんですけど、町民の意見で僕のところへ来られた方がこう言われていたんです。消防車は買いかえ時期というのは年数でいっているのか、距離でいっているのか、それとも傷んだからかえるというのか、その辺に関して、どういう取り扱いで消防車を買いかえているのだということを聞かれたんです。それを僕は答えられなかったんですけど、それはどういう状況で買いかえの時期がきたら買いかえているのか、お尋ねしていいですか。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) 先ほどの御質問の件ですけれども、消防自動車については、各分団の消防自動車ですけれども、一応距離ではなくて、18年経過ということで、今現在進めさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) それは都会のほうと田舎のほうでは、出動回数が全然違うと思うんですよ。18年でしめさせていただいているというのですけれども、まだまだ乗れそうなやつなんかといったら、買いかえの時期を見直しというのをいつも上がってくるのですが、ことしはたまたま消防車の買いかえが上がってきていないですけど、その買いかえの時期というのは、見直しをかけてちゃんときちんとした、まだ使えるか使えないかという部分で判断して、年数で判断すべきではないと思うんです。それをちょっと今後、買いかえのときが来たら、ぜひ参考にしていただきたいと思うんですけど、答弁もらえますか。 ○議長(橋本正行君) 住民課長。 ○住民課長(松本賢一君) 先ほどの御質問の件ですけれども、非常に、はたから見てきれいだとか、いろいろと難しい部分があろうかと思います。基本的には距離ではなくて、今、年数を基本にしてございますが、近隣等も確認しながら、経過年数等について検討してまいりたいと思います。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  梅田修作君。 ○6番(梅田修作君) 1点だけ質問します。95ページなんですが、94ページから続いている道路橋梁費の中の工事請負費、道路改良事業費の隈見線外1,580万円についてですが、これは外とあるんですが、これは隈見線というのは今、旧の中学校のソーラーをしているところに以前から計画されていたものということでよろしいですか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) その件については、議員がお見込みのとおり、中学校跡、もう1カ所につきましては、その前段の委託料でございます中野西野山線、この2カ所について工事請負費を予定させていただいてございます。 ○議長(橋本正行君) 梅田修作君。 ○6番(梅田修作君) その1,580万円について内訳はわかりますか。中野のその件と。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) わかるんですが、それは予定価格ということになりますので、ここで申し上げることは控えさせていただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 梅田修作君。 ○6番(梅田修作君) それというのも限られた予算の中、今後建設課では橋梁修繕等々を控えている中で、優先度が高いとは言えないと思うんです。この点についてどうですか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 1つ目の隈見線ではなくて、中野西野山線のほうは御存じかと思うんですが、高田台の西野山をおりたあたりから、野桑有年停車場線へのバイパスの道路なんですが、あれは御存じのとおり始点終点、大きな渋滞が起こっている状況にあります。このままの状態で放置すると事故の可能性もあるということで、全体を広げるのではなくて、中間当たりに待避所をつくると。延長にしまして30メートルぐらいの待避所をつくると。今の道路が幅が幅員が3.7メートル、それを6メートルぐらいに拡幅して、それを30メートルぐらいの間の区域をつくることで対象をつくって、前後、始点終点の渋滞を緩和するということを考えてございます。  それともう1つの隈見線につきましては、河川改良事業、床上浸水対策事業の時点から当然必要だということを位置づけてございました道路でございますので、それにつきましての事業を着手すると考えてございます。 ○議長(橋本正行君) 梅田修作君。 ○6番(梅田修作君) 中野線については、既存の拡幅ということですし、そのような現状があるということで理解はするのですが、隈見線について過去に約束されていた分も含めて、新規の工事を見直すという話もある中で、これがなぜ予算化されたのかなという疑問もあるんです。この点についてどうでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 選択というのはなかなか難しいところがあったことは確かでございますが、最終的に河川改修工事の中で、県道とのバイパス道路というのがなくなってしまったということで、最終的にあの跡地の中で、バイパス道路2本という話があったということは御存じかと思うのですが、そのうち2本はとても無理なので、1つのバイパス、アクセス道路だけでも完成させるという方法で、地元との御理解をいただくという考え方を今回、具現化させていただこうと考えています。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  木村公男君。 ○1番(木村公男君) そうしたら124ページの一番下から125ページ。私は施政方針でも聞かせていただいたんですけれども、私自身が公民館活動というのをそれに育てていただいたような人間でございますので、特に、これが気になったのでお伺いしたいと思います。  まずその中で、昨年度の予算にない部分で、この特殊建築物調査委託料113万8,000円、これがついているのは、これは何の分ですか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) これは法定の建築物の点検というのが2年に1回実施されますので、昨年にはなかったですが、今年度は上がっている。申しわけありません。3年に1回ということになります。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) 昨年の教育委員会の評価の分の成果、その中での課題にも上がっていました施設の老朽化、これが進んでいるということも挙げられていたのですが、それとはまた別に定期的なものですか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) これは法定で定められている定期的な検査でございます。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) 老朽化についてもまた検証していただきたいと思います。  それでは、その一番上のほうにあります、表のほうですか。公民館の運営事業に関する予算、これは昨年度に比べると約600万円ぐらい差が出ているわけです。この分に関して、公民館の館長さん、その辺の報酬というか、給与の面、施政方針のときにも町長が言われていましたけれども、その分もかなりあるのではないかと。そういうふうに思います。これは500万円ちょっと差が出ているわけです。これに対しては、今5日制、それが4日制に変わると。そういうことも町長が言われていたと思うのですが、そのときにも言わせていただいたと思うんですけれども、この公民館というのが地域の住民の本当に活動の拠点、その中で町長が地域に根差したこれからも公民館運営に対しては充実し、また強化していくと申されたのはすごく印象的に残っているわけです。どの項目に対しても、町長が地域のことに対しては公民館で地域の方といろいろな話をして、これから地域づくり、地域の活性化については、話をしていくということを申されたんですけれども、この予算の差というのがすごく大きいので、それに対して町長が言われていることと逆行するのではないかと思うのですが、それに対して説明お願いします。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 今の御質問でありますけれども、数字では7館ありますので、7館の職員になりますので、かなり削減といいますか、数字的には落ちていると思います。ただ、町長からも話がありましたように、このたびの見直しにつきましては、全庁的な中で、臨時嘱託職員の勤務日数等の見直しの中で予算組みがされております。その中の1つとして公民館ということが上がっておりまして、館長様の勤務日数を見直す中で、月額から日額に変更させていただいた、それから今言われたように5日から週4日の勤務になったということでありまして、本来の公民館活動を縮小していく方向ではなくて、そちらの部分につきましては、多少活動運営費のほうは多少減はしておりますけれども、従来どおり本年度も公民館活動は実施をしていただくという形を考えております。  それにあわせまして、各館には館長を含めて3名の職員がおります。この3名の職員で公民館の管理運営を行っていただいておりますので、従来どおり新年度からも従来どおりの公民館活動が行えると考えております。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) 今、課長が申されたことはよくわかるのですけれども、実際に、公民館によりましては、各地域の規模、その分がかなり差があると思うんです。私は山野里を見る限りでは、一番利用率も大きいのではないかと思うんですが、山野里、それからほかの公民館と赤松も今一生懸命そういう意味では、村おこし、まちの活性化ということで、地域おこしをされているわけですが、そういうところを押しなべて、多分ここだけこういう差をつけるというのは難しいと思うのですが、そういう意味では、同じ感覚、押しなべたような費用の削減はちょっと考えるべきところがあるのではないかと思うんですが、実際に5日制が4日制になるということで、公民館によっては4月より時期的にはそうなんですけれども、4月より日・月が休館となりますと表示されている公民館もございます。それに対して、それを見られた方が、日曜日がなくなったら行かれへんと。そういうふうに考えられる方もいらっしゃいますし、実際にそう言われて、日曜日しかのぞくことができないんだけれども、それが今度からできないようになるなという意見も聞いたので、その辺も含めてお聞かせ願いたい。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 今の御質問でありますけれども、館長以下、事務職員の報酬につきましては、各館ともその規模等に合わせて多少の差はありますけれども、勤務内容といたしましては、各館ともそんなに大差はありません。むしろ、活動委託料のほうでは開設講座数等に差がありますので、そういうところでは差が出てきますけれども、議員の質問であります事務職、館長の報酬に差をつけるということは、これは7館ありますけれども、全て同じ業務内容でお仕事をしていただいておりますので、規模に合わせた報酬というのはできないと考えております。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) 小学校が3校に統合されまして、小学校のなくなったという言い方は申しわけないのですが、統合されて小学校がそこに今までは活動のある程度一翼を担っていた部分が、今はそこ公民館しか地域として全体で活動していく場所がない。そこでいろんな相談事をしたり、そういうところが多いと思うんですね。  多分、統合される前はいろんな意味で子供のこと、地域のこと、親御さんたちのことも考え、地域の高齢者の方ともいろんな会議をされたり、交流がとれるようにいろんな活動もされていたと思うんです。そういう流れがそのままうまく残って、地域活動ができているところ、そういうところが今度言われるように、日・月が休館になってしまったら、そうしたらそれに参加したいという方が減るのではないか。公民館の運営自体に支障が来されるのではないかと考えるわけです。  それと実際に、その活動内容そのものが公民館の館長さんのモチベーション、公民館の館長さんもいろんな仕事が多分今、ふえられていると思うんです。地域の方に相談事を受ければ、その公民館の館長さん、事務員の方がいろいろなことを聞いてされている。本当は、地域のこと、公民館のこと、事業と分けて考えればいいのでしょうけども、それはなかなか地域としては難しいところ、公民館としては難しいところがあると思うんですよね。そういうのも考えると、この費用、1カ月幾らになったんですかとか、それは今課長が言われたように、多少の差はあるかとも思いますけれども。  そうです。日・月が休みになってしまうところがあるので。そういう意味では、そういうモチベーションが下がるということはないんですか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 日曜日を休館にするという話は私どものほうは今の館長会の中でも館長の勤務日数が1日減になることで、休館してくださいというふうには話はしておりません。といいますのも、先ほどから言いますように、館長を含めて3名の職員がおりますので、事務職員は週3日で館長が週4日になりましても、必ず館を閉めるということはやらなくてもいいということですので、例えば場合によりまして、どうしてもどちらかの職員に例えば、急遽体調を悪くされたとかいうようなことで、館長が仮に事務員が休まれた、かわりに出てきたという場合は振りかえ休日とか、それから場合によっては時間外勤務等で対応してくださいと。あくまで開館日数は今6日上げておりますので、6日で継続していただきたいという話をさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) 実際にそういうふうに張られてされているところは、多分今の現状の中で日曜日にそういう事業が今のところは入っていない。そういう利用される方も日曜日が少ないという判断で、そういうふうに多分されているのだとは思うんですけれども、実際にそういうふうに入り口に張られると、見た一般の方というのはもうそういうことはわからないので、すごいそういう弊害が出てきたのかなと、そういうふうに考えられると思うんですよ。その辺はもっともっと館長さんなり、その地域の方と、多分館長さんだけではなくて、各公民館には公民館の運営委員会というのがあると思うので、そこらと話をする時間をもう少しつくってあげたらよかったんではないかと。そういうふうに考えたりするんです。これから公民館の目的、多分今までいろんな形でされている地域の教育文化、それの教養の向上だとか、それから運動、健康に対する健康増進だとか、それから社会福祉に対するそういう振興についても、多分、これからも社会福祉については、もっともっと公民館が必要になってくると思うんです。施政方針の中でも町長はそういう形でも地域の方と公民館でいろいろ話をしたり、そういう話の場を持ちたいというふうに言われたと思うので、そういうことも含めて、もう少しそういう内容を考えていただけたらと思います。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) おっしゃるように、今回、臨時嘱託職員の町全体としての見直しで、少ない経費、言い方はおかしいですけれども、そういう中で、円滑なそれぞれの施設の管理運営ができないかということで、予算編成をしております。その中で、この26年度はそういう今回見直したものを検証させていただいて、今後、そういうところで何かふぐあいがたくさん出るようであれば、次の年度に改善を受けた、検証をさせていただきながらいきたいと考えております。 ○議長(橋本正行君) 暫時休憩します。再開は午後1時。    (12時01分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。              (13時00分)  午前中に引き続き、本予算の質疑を受けます。  木村公男君。 ○1番(木村公男君) 一番最後のあれだったんですけれども、課長のほうが最後に検証しながら、予算と事業に対しては検証しながらやっていくということを言われたので、それを1年をかけてというのではなくて、できれば半年だったら半年、その辺でもっと短めのところで検証を早目、早目にしていただいて、見直しができるものであればそういうところを見直して、いい方向に行くように検討していただきたいと思います。  それを最後にしたかったんです。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) ありがとうございます。先ほどの御質問の中にありました公民館で張り紙をしているというところなんですけれども、先ほど確認ができなかったのですが、確認をいたしましたところ、その地区の公民館運営委員になっておられる区長会の中で、協議をした中で、その間につきましては、ずっと過去何年間にわたって、日曜日の利用形態がないという中で、臨時的にそこを閉めると。例えば、日曜日にそういう施設を使いたいということがあれば、また臨時開館という形で運用しますということで、地元との協議が成立した上でそういう張り紙をしているのだという確認をさせていただきました。 ○議長(橋本正行君) 木村公男君。 ○1番(木村公男君) それでは、そういう形でこれからもできるだけ地域と話し合いをしながら進めていただきたいと思います。  以上で終わります。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  田渕千洋君。 ○5番(田渕千洋君) 1点だけなんですけれども、90ページ。3段目に、起業支援型地域雇用創造事業委託料というのがあるんですが、これは去年はなかったのですが、どういうものなのか御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 起業支援型地域雇用創造事業委託料ということで、これは以前から事業の新しい事業で取り組むようになったのですけれども、兵庫県の…… ○議長(橋本正行君) 暫時休憩します。再開は午後1時。    (13時03分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。              (13時04分)  産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 済みません。以前から緊急雇用という形で事業を進めていたやつの新しく事業名が変わったということで、これで本年度は森林組合等のそういった緊急雇用で今までしていたことを同じような形で、新しい名前でさせていただくという形になります。詳しくは森林組合とか、そういった緊急雇用の関係で、雇用していただいて、その中で今雇用分を払っていただくという形の委託料になります。 ○議長(橋本正行君) 田渕千洋君。 ○5番(田渕千洋君) 去年はどこでしたか。緊急雇用でどこかを使っていましたよね。これはどこでもいいわけですか。利用は。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) どこでもいいわけではないのですが、あくまでも緊急雇用ですので、そういった中で、去年でしたら役場のほうの臨時職員とか、そういった形も使えていたのですが、今度26年度からはそういった場合ではなしに、そういった新しく雇われる半公的、森林組合とか、作業所とかそういったような形の方々を新たに雇用される場合に適用されるということです。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 木村議員の質問の関連でお話をさせていただきたいと思います。公民会費が全体的にこれを見ますと637万3,000円少なくなっているということですけれども、課長は先ほども支障はないと言われたんですけど、本当に支障はないと考えられますか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。
    ○社会教育課長(種継 武君) 言い切れはできないと思いますけれども、これで一応、先ほども申し上げましたように、26年度を検証しながらやらせていただきたいと考えております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) これは御存じですか。25年度の上郡町の教育。この中に、公民館の活動ということが書いてあるんです。公民館は地域における生涯学習の中核的な施設として、常に町民の立場に立って、その自主的な学習活動や豊かな環境づくりの支援を行っています。学習体系を整備し、地域に親しめる公民館を構築していきますと書いてあるんです。休みの話が出ましたね。各公民館に行ったときに、黒板を見られたことはありますか。行事日程が書いてあるところ。ほとんどが日曜日も開けてやっておられます。やはり一生懸命館長初め、事務員の方、用務員の方、一生懸命になってやっておられるんですけれども、やはり聞きましたら、日曜日に開けるときは、用務員さんとか、事務員は出していなくて、館長自身がほとんど出ています。それだけ一生懸命になって地域のためにやっていただいている。それと私がなぜこんなことを申すかというと、一般質問でも、話させてもらったんですけれども、今度、第6次の介護保険のあれが行われるわけです。27年度からそういう形になってきて、29年度に続いていくという状況の中で、公民館のあり方というのが非常に大事になってくる。町長も施政方針の中で、公民館を中心とした地域の盛り上げ、活性化、そういうものを訴えておられます。その辺のことは、どう考えておられますか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 私が答えるべきことかわからないですけれども、もちろんおっしゃられるように、公民館の各地区における公民館の位置というのは今おっしゃられたとおりだと思っております。このたびは何度も申し上げますけれども、公民館長さんの勤務日数を見直しただけでありまして、本来の公民館活動を縮小したものではありませんし、先ほど言われておりますように、開館日数につきましても1日減らしてくださいということではありませんので、そういうところで、従来どおりの公民館活動はやっていただけると私のほうは考えております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 館を休館してはならないということを言っておられて、一方ではそうやって4日しかないんだということを言って、矛盾しているような気がするわけです。館長に、日曜日でも出てこいと。そういう言い方に聞こえるのですが、そこら辺はそう聞こえませんか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) そういった場合、先ほども言わせていただいたんですけれども、例えば、今週はどうしても週5日出てこなくてはならないという場合も、事業の関係であろうかと思います。そういった場合は、例えば振りかえ休と時間外手当等で対応していただくような形で考えております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 町長は公民館の活用について、どのようにお考えですか。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 私の考え方としましては、私の施策を行う上で、公民館は非常に重要だと感じております。今回、公民館の運営について変えたわけではありませんでして、いわゆる公民館長さん、事務員さんの勤務日数を変えさせていただいた。両方で7日あります。我々も店を2日休業するとかいうことで対応していっているのですが、やはり振りかえで人をいかに効率よく回していくかということが非常に重要だと考えておりまして、今回については、そういう考え方でやらせていただいたということで、決して公民館活動をないがしろにしたという思いはありません。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 本当に公民館の館長さんというのは公民館の活動というのは、7時とか8時とかでもやっているんです。その間、やはり女性の方は帰さないといけないという形で、館長は残ってずっとやっておられるんです。本当に大変な私は頭が下がる思いがします。  これから介護保険がああいう要支援、自立の方を見守りをしていくということになりましたら、各地区で見てくれという感じでこの前言われましたよね。見ていくものだと。介護保険の質問をしたときに。地区地区でそういう形で。そうなってくると、やはり公民館の存在というのは非常に高くなってくる。そんなものをすぐに受け入れをしていけるのは地域にある公民館しかないんですね。町長が言われました、ふれあいサロンみたいなああいうものをつくったり、ここにも書いてありますけど、そういう生涯学習とか、そういう形をやりながら、受け入れをやっていくと思うんですけれども、そこら辺のことを考えて公民館は地域の中核になっていく、これから今後なっていくと。ましてやこれから高齢化が進んでいけば、見ざるを得ないんですよ、地域で。そこら辺を考えて、今後とも公民館活動にこういう形ではなくて、少しでもできることをやって、給料が下がればモラルも下がってくるのです。だからそこら辺を考えて、公民館活動というのは経営も行っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) 3点ばかり質問したいと思います。まず85ページのため池のことなんですけれども、以前にため池の関係でお伺いしたときに、ため池はもちろん農業にとっては大事な施設でございますし、また防災という面から見ましても、やはり保水能力、そういうことの機能があるんですけれども、その中で、各地区でやはり農業従事者が減ってきているということで、なかなかため池の管理が難しくなっておるのが現状でございます。その中で修理とか、修復とか云々のことで、町で各ため池、町内で120カ所以上あるんですけれども、それの補修が必要かどうかと。また優先順位をつけていくんだということで、調査するということをお伺いしているのですが、このことについて予算にどこか反映されていますか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 26年度予算においてため池の分につきましては、現在、予定しておりますのがちょっと上段、土地改良連合負担金、阿曽池外という形の中の予算しか現在組まれておりません。これは地元施工も積み立てて、直していって、それの地元の部分の町と地元とお金を集めて県の連合会のほうに負担するという形のお金なんですが、工事そのものについては、本年度予定はしていないのですけれども、こういう時期的なものを見て、工事はさせていただいている。  それと、ため池点検につきまして、まだ結果が今出つつありますので、そういった内容に基づきまして、今、27年度以降、工事実施について検討していかないといけないのかなと考えてございます。 ○議長(橋本正行君) 立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) そうしたら、検査はもう実施済みということでいいんですね。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 点検につきましては、既に業者発注も終わらせて、完了してございます。これの成果については出てきております。これについての検証とこれからどうするかという計画も立てていかないといけない。だから26年度においては、その計画を立てていかないといけないのかと考えております。 ○議長(橋本正行君) 立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) そうしたら、調査済みということで、26年度については費用は発生しないということだと理解させていただきます。それでは、阿曽池外ということで、ここに具体的に名前が載っていますけれども、これは何カ所26年度計画されていますか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 26年度につきましては、これは1つが阿曽池、それとあと水路関係です。船谷用水路と名村井堰という形の今まで工事をしてきたところも含めましての分担金という形の費用でございます。 ○議長(橋本正行君) 立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) わかりました。次の質問に入らせていただきます。127ページの埋蔵文化財の発掘調査費ですけれども。これは確認だけなんですけれども、500万円ほどの減額になっているのですが、これについては発掘する場所がないのか、また逆に予算の圧縮の関係で先延ばしにされたのか。そこだけちょっとお伺いしたいです。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 発掘する場所がないというのではなくて、127ページ、これですね。済みません。これは発掘いたしました、出土した遺物等の整理も入っておりまして、発掘作業に関しましては、民間の開発等々が出てまいります。これは例えば、予定できないもの、予想できないものもありまして、そういうものが出てきますけれども、そういうものも含んで予算を計上させていただいております。 ○議長(橋本正行君) 立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) これは井堰の発掘だけではなしに、例えば、住宅の検査、建築予定地の発掘も含めた予算ということですか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) そのとおりでございます。民間の住宅建設の前には、私どものほうに建築確認申請が建設課に上がった段階で、こちらのほうに書類が回ってきまして、開発しようとするエリアが文化財のマップがございまして、そのエリアに入っているかどうかの確認をさせていただいております。その範疇に入っておれば、事前に調査をするというようなシステムになっております。 ○議長(橋本正行君) 立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) わかりました。ありがとうございます。  最後ですけれども、学校給食のことでお伺いしたいと思います。ページは133ページ。133ページの学校給食の賄材料費のことなんですけれども、これは給食の原材料費ということだと思うんですけども、これはことし4,592万6,000円予算がついています。昨年の予算は4,296万円ということで、1,880万円ほど増額にはなっておるのですが、単純に見ますと、昨年の9月10日過ぎから始まった中で、9月分は業者が負担してくれるということで、実質10月からということで半年間町負担で給食が実施されたんですけれども、単純に見ますと、これの倍額、25年度予算の倍額が材料として必要なのかと思うんですけども、これはもちろん予算比較ですので、実質が違えば当然今年度の26年度の予算も違ってくるのですけども、その辺の実態をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) 26年度4月から夏休み等抜くと、11カ月分になると思います。それの給食費と食材料を賄いますので、小学生だったら月4,200円、幼稚園3,600円、それの人数分についての予算計上ということで今回置かせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) 月数の違いから単純に倍掛けじゃないよという解釈でよろしいですか。  それでは、次に134ページ。同じような質問なんですけれども、委託料、これについても給食の委託料だと思うんですけれども、これについても倍額になるのが普通じゃないかと思っていたのですが、倍額になっていないということで、これもあわせて月数割での計上になるんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) 業務等、この業務委託料につきましては、調理の業務委託、調理配送の業務委託でございまして、これについては、昨年度平成25年9月から契約を結ばせていただいております。今年度につきましても、通年ということで、契約いたしております。この単純に2倍というお話しだったと思うんですけども、プロポーザルで入札審査いたしましたときに、一応予算額、見積額、それも提示していただいておりまして、それに沿った業者さんからの出てきた金額、それを精査した額が今回計上しております。単年度契約にはなるんですけれども、不都合がない限りは、企画書どおり運行、良好に運転管理できておりましたら、引き続きの入札候補者という形でプロポーザルしております。単純に、28年7月31日までの総額経費を年数案分しているような形の業者さんの提示になっております。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  大政正明君。 ○11番(大政正明君) 最初に簡単なことを教えていただきたいんですけれども、82ページですね。農業振興事業の委託料のところに、有害鳥獣駆除委託料156頭分というのがありますね。それでその次のページの上から7行目、8行目にシカ緊急捕獲拡大事業負担金1,254頭分というのが2つあるんですけど、この関係をちょっと教えてください。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 有害鳥獣駆除委託料とシカ緊急捕獲拡大事業負担金という形があるかと思うんですけれども、これはシカ緊急捕獲拡大事業は猟期期間中に猟師さんがシカを捕獲した頭数に応じて、県のほうから幾らという形で出てくるお金でございまして、それに対して町負担分が払うと。有害捕獲につきましては、県の補助金をいただきまして、狩猟期間中以外、要は狩猟期間中は11月15日から3月15日までですか。それ以外の期間で有害捕獲をお願いする。要は、各農業者さんから農会のほうから、シカの被害で困ると。シカを捕獲してほしいといった依頼があったものについて捕獲する事業でございまして、だからその分の違いが出てございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) よくわかりました。引き続きまして、84ページの土地改良事業のところに、大持遺跡にかかわる出費があります。それで例えば、電気料金とか、点検料とか、それから下のほうには土砂撤去料というのがありますけれども、これは県のほうから来るお金で基金をつくって、それから払っているということでよろしいわけですね。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) おっしゃるとおりでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) そうしますと、基金の残高というのはどのぐらいになっているんですか。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 今回の26年度での取り崩しを含めまして、26年度末の残高が2,409万7,000円ということになる見込みでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) わかりました。引き続きまして、88ページの一番下に工場設置奨励金、株式会社イワサワというのがありますけれども、これについてちょっと説明してください。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 工場設置奨励金につきましては、以前からもずっと予算計上させていただいた内容と一緒でございまして、新規に工場設置された場合に、工場設置奨励金という形で交付している。26年度につきましては、株式会社イワサワさんだけが残っているということでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) これは既にもう工場があるんですか。それとも26年度に建設するということなんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) これにつきましては、新設2年目という形で、イワサワのほうに出させていただきます。引き続き来年度も当然出てくるという形でございますので、ほかの地区は去年までのところにつきましては、終わりましたので予算計上はしていないということでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) これは場所はどこかということと、これは新規に、2年目と言われますけれども、新規に来られたとしたらば、税の優遇措置というのはやっていないのでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) これが固定資産税相当額という形の奨励金でございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) よくわかりました。それから、90ページ。研修センター管理運営事業、これは実は昨日、梅田議員が指摘されたこと、それに対する答弁でちょっと疑問に思ったことがありましたので、もう一度伺うわけです。施設修繕料というのは、指定管理者との契約によって1項目たしか60万円未満のものは業者が支払うという内容になっていたはずだと思うんですけれども、きのうは合算するとそれを超えるという答弁をされた気がするので、聞き間違いだったらこの話は引っ込めますけれども、確認のためお願いします。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 梅田議員の質問の中でもちょっとあったんですけれども、要は基幹となるもの、施設に付随する基幹となるものに対する修繕については町が負担するという形でさせていただいています。その中で60万円というのが簡易なもの、施設が当然使用するに当たって、管理者が当然持たなければいけないものについては、60万円未満については管理者が負担しなければいけない。建物そのもの、本体にかかわる基幹的なものについては管理者である町が負担しないといけないという答弁をさせていただいて、合算で70万円という話も、ちょっと説明の中で不適切であったかもしれませんけれども、一応建物に付随する基幹となるものに対しては町が負担する。  それと建物を使用するに当たって、当然消耗品的なものについては、当然使用者が負担しなければいけない。それについては60万円未満ですよということでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) それだったらいいんですけれども、ちょっと私が説明を伺ったときにそんなことを伺ったので、それは契約の基本にかかわることですから、あってはいけないことだと思ってちょっと質問いたしました。  次は、93ページ。土木管理費の中で、下から5行目に、急傾斜地設置負担金500万円ですけれども、これは何をどこへ設置するんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 急傾斜地崩壊対策事業につきましては、昨年1度補正予算に計上させていただいた事業でございまして、県が指定する急傾斜地対策事業、急傾斜地の対策につきましては、兵庫県知事が急傾斜地の位置を指定するということになっておりまして、急傾斜地の考え方というのは、斜度30度以上、高さ5メートル以上のものを急傾斜地として、その場所において指定する。その急傾斜地について崩壊対策事業をするということになります。その件に対しまして、町として負担金を求められる。標準的には10%の負担金を求められるものですが、今回対策をしていただく場所が、尾長谷の泉心学園、昨年の補正のときにも説明をさせていただきました。泉心学園の上流の急傾斜地となりまして、施設がある場合は半分の5%の負担ということになります。県の予定する事業費が1億円程度と示されておりますので、本年度上郡町は500万円の予算計上とさせていただきました。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) よくわかりました。それから、少し先へ行きます。97ページの一番下に、上郡駅前土地区画整理事業というのがありまして、土地区画整理審議会委員報酬10人分2回という説明がありました。この審議会は何をやっているのかちょっと御説明ください。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) この審議会のもともとの法律と申しますのが、土地区画整理法にございまして、その中で審議委員の設置を義務づけられてございます。それに基づいた上郡町の条例がございまして、私ども上郡町はその法律に基づきまして条例が、西播都市計画事業上郡駅前土地区画整理事業施行条例というものがございます。その中で、7条に土地区画整理審議委員会の設置というものがございまして、そこで審議会を置くということになっているんでございますが、この審議会で審議することというのは、土地区画整理の中における換地計画、それから清算、その他のことについて、土地区画整理法に基づく権限の中で、権限を行うということで土地区画整理法、たしか56条だったと思うんですが、それに定められた権限を行うということになります。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 大分あそこも姿が見えてきたわけですけど、まだ審議会で開催して、審議する内容というのはかなりあるわけですか。 ○議長(橋本正行君) 建設課長。 ○建設課長(樫村孝一君) 先ほど申し上げました一番大切な換地計画が残ってございます。その後、清算が残ってございます。これからが一番大切な部分になってこようかと考えます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 108ページの教育総務費の中で、委託料、研修委託料というのが153万5,000円計上されておりますけれども、これはどういう性質のものでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) 教育研修所の委託料でございます。これは教育研修所の目的と申しますのは、教職員の専門性の向上とか資質向上に使う経費でございまして、この委託料につきましては、その中で、例えば各科目、国語とか社会とか、教科ごとに11部会というのも設置しております。またそれぞれの幼・小・中におきましては、それぞれ今年度の学習目標を定めた、それに沿った研修なども行っておりまして、そういったものの研修経費について委託するものとして計上させていただいております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 時々報告書をいただきますね。それが結局は行政に対する報告、正式な報告ということでみなしてよろしいですか。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) 研修報告会も研修をピックアップして毎年開催させていただいております。そのときにまとめの冊子みたいな報告書をいただいていますので、それが一応の報告書になると思います。
    ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) ことしは久しぶりで、発表会に出席させていただきまして、そして先生方、一生懸命働いておられる。頑張っておられる姿を見て、感銘を受けたんですけれども、教育研修所というのはあの活動というのは非常にいいと思いますので、また今後ともよろしくお願いします。  続きまして、113ページ。中学校費、下から4行目に自動車借上料、緊急タクシー分というのがありまして、これはちょっと見るとぎょっとするような内容ですけれども、これはどういうことなんでしょうか。御説明ください。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) タクシーの借上料につきましては、小学校費も計上しているのですけれども、なかなかないほうがいいのですけれども、緊急的になったら救急車になるんですけれども、それで事足らない場合、何かの必要性で、すぐに子供を連れて搬送しなければならないという万が一のための経費として、1万円計上させていただいております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) これは今回初めて気がついたんですけれども、これは大分以前からやっておられたんですか。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) この件につきましては、ずっと何年からとは私も定かではありませんけれどもずっと継続で計上はさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  大政正明君。 ○11番(大政正明君) 122ページ。生涯学習支援センター運営事業、賃金の中で図書室職員の賃金が3人分436万6,000円と。図書室につきましては、先ほどどなたかが違うところへ移したほうがいいのじゃないかという質問をされましたけど、この3人の方々の仕事の内容というのはどう把握しておられるのでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 3名のうち1名は図書司書という資格を有している職員で、残り2名は臨時職員でございます。業務内容は図書の収受の管理です。1名の図書司書の指示に基づいて業務をやっていただいていると認識しております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) その図書の管理なんですけれども、私は前にも質問したと思うんですけれども、やはり電算化をしまして、コンピューターで管理するというようなことが必要ではないかということを前に申し上げたことがあるのですけれども、それは実現されているのでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 現在まだ電子化というのは実現はしておりません。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 別に司書の方が直接やらなくても、これは入力はそんなに時間のかかることではないと思います。それからあそこの図書室にそんなにたくさん図書があるわけでもない。ですから、やはりあそこの図書室、それから公民館にも図書を置いているところがありますね。ですから、そんなのはそんなに大した仕事ではないですから、入力されて一元管理というか、どういうものがあるっていうのを検索するとか、そういうことは簡単にできるようにしていただいたらいいと思うんですけど、その辺は無理なんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 一元化で電子での管理ということですけれども、これに近いシステムの構築等通常、販売しているようなパッケージのシステムがあるのかとか、いろんなことで今後検討したいと思います。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) データベースのソフトを使えば、それほど難しいことではないと思います。ですから、本当にほかの図書館と連携をとって、それでやっていこうとすると、それはそれなりのちゃんとした高度な入力が必要になってきますね。でも図書の管理がちょっと私が疑問に思うこともあるのです。それはどういうことかといいますと、124ページと関連するんですけど、124ページに図書購入費というので、200万円計上しておられますね。それで、ところが一方で図書室は図書を廃棄されているんですね。図書室が図書を廃棄するというのは、私の感覚からいったら非常に違和感を覚えることで、1つの理由が、以前聞いたのは、場所がないとか、そういうようなことも言われたような気がするんですけれども。新しい図書を買われるのはもちろん必要なことだと思いますけれども、そういう図書の管理をもうちょっときちんとしていただいたほうがいいのじゃないかと思うんですけど、その辺はどうにかならないのでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 社会教育課長。 ○社会教育課長(種継 武君) 図書の管理はもちろんおっしゃられるように、廃棄をしているものもございますし、それからそれはある一定の要件を決めて、例えば破損とか、そういう状況の激しいものとか、そういうもので廃棄をしている。あとは、地区館のほうに、さっき言われたように、地区館にも図書室みたいなものがありますので、そういうところに配置がえをしたりとか、そういう手だてをしておると思います。  おっしゃられるように、図書の管理をそういう電子化、システム化することによって、より効率的な一元管理というものができるようであれば、その納入を検討したいと思います。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 赤穂の図書館ですと、今電子化が非常に進んでいまして、タブレット端末で本を読むことができるんですね。図書館に収蔵されている。そういうサービスもやっておりますし、そこまでやれということは上郡町の場合は極めて難しいだろうと思いますけれども、私は以前退職した直後に、ちょっと本を図書室に寄贈したいと思って電話したことがあるんです。大分前ですけれども。そうしましたら、置く場所がないから要らないと言われたんですね。それで、ちょっとそれは話が違うのじゃないかという気がしています。その辺もちょっと図書というものに対する意識が司書の方もおられるということですけれども、それは課長のほうできちんとその辺の意識を引き締めるというか、そういうことをやっていただきたいと思います。これは意見です。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  山本守一君。 ○12番(山本守一君) 戻っていただけますか。82ページで上から3行目、農会長活動委託料84農会とあるんですが、これは前年と同額になっております。ただ、ちょっとお聞きしたいのは、地域が集約されて自治会数と違って、単位自治会数とは一致しません。84に集約された、あるいは農会の該当者がいない地域もあってのことだと思うんですけれども。この活動委託料の配分基準、要するに農会員の方の数、自治会でしたら均等割と戸数割ということになっていますね。これは84農会は、その辺の何が基準になっているのかということ。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 農会長活動委託料の配分基準でございますけれども、まず最初に均等割がございます。あと農家戸数、それと農地筆数にもって案分して配布するようにしております。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) そうしたら、均等割でスタートして、結局会員数、戸数、農地の筆数ということ、農地面積ということになるわけですね。ただ、ここでお聞きしたいのは、農会の会員さんの対象者、なるべく対象者、今の大型農家にまるで委託してという農家の方も相当数おられると思うんですね。こういった方の扱いは今どうなっているのですか。農会の会員に該当するのか。耕作はしておられるわけではないのですね。そういった方の場合。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 基本的に耕作をされなかったら農家ではないという形になりますので、基本的に農業委員会のほうで、農業の選挙人名簿作成時に、耕作はどれぐらいということで調査もしてございます。そういう形で農家台帳というのも作成してございますので、それに農家台帳に載っておられる方が対象ということになります。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) ということになってきますと、年々、大型農家に委託されている方がふえてきているのが現状だと思うんですよ。ただ、農会委託料で農会長さんのほうに渡すのが、今課長が言われたようなこと、これがずっと同額というのは理解しにくい状況なんですけれども、これはどういうことなんですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) この農会長委託料につきましては、以前からでしたら大分金額も予算の範囲内でという形でさせていただいておりますので、以前からは金額は減らしてきております。ここ数年は変わっていないのですが、だから予算の範囲内で、案分して配分させていただいているということでございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) ということは、予算計上してあるけれども、自主性に合わせた予算配分、今言われた基準に基づいてされているということですね。でないと、現実にかなり今まで三ちゃん経営でやられていた方が大型農家にまるで委託しておられるという農家の方がふえてきておられるわけでしょう。そういった方は農業委員の選挙権も当然ないわけですね。耕作面積が伴わない人は。そういう理解でよろしいですか。わかりました。  続きまして、83ページです。農業振興費の下から6行目、経営所得安定対策直接支払推進事業補助金、これは支払い先は農会長へということを課長、言われましたか。説明のときに。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 農会長、これは国からの生産調整に基づく事務内容については各農会長さんにお願いしているところでございます。それに国からの補助金でございまして、その中から農会長のほうにも一人当たり1万円というお金を配分させていただいております。それ以外に、これは推進事業費ですので、あと生産調整にかかわる事務の推進事務費に使わせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) そこで、気になりますのは、同じ金額で前年制度改正だと思うんですけれども、前年はこの金額268万4,000円、同額今年度上がっているのですが、前年の項目名称は地域農業者戸別所得補償制度推進事業費補助金となっていたわけです。これはそういうことで名称が変わっただけですね。私は詳しいことはわからない。前年の戸別補償というのは、今政権が変わっていますけれども、当時にそういうことをやられて、これは個人に直接精算、支払われていたような制度ではなかったのですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) 以前は、戸別所得補償という形で、今は自民党政権になりまして、経営所得という名称は変更になりました。これはもともと国が直接支払う農業者に対して、作付面積に応じた転作作物に対して出る補助金の事業名でございまして、これの事務につきましては、上郡町の協議会の中で事務をするわけで、それに対する補助金で町が出す。このお金につきましては、国から100%いただいて、そのまま町の会計を通って流れていくという事業費でございまして、その協議会の中から、各農会長さんにお支払いし、また事務費に使われる。これは相生、赤穂、上郡と1つの協議会もそれぞれあるのですけれども、人件費が生産計画書といったものの取りまとめを従業員を雇って、相生、赤穂、上郡で2市1町で事務員を雇いまして、それぞれ分担して仕事をしていただくこともやってございます。  そういったような人件費も使われてございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 私はちょっと専門外でよくわからないのですが、前年度は戸別所得ということの項目になっていますが、現実は前年度は例えば、作付面積に応じて、戸別に268万4,000円がそれに基づいて個人に配分されていたということではないのですか。 ○議長(橋本正行君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(茶野敏彦君) これは個人に入るお金ではなしに、事業を行うための事務費だとお考えいただけたらありがたいと思います。個人に入るお金は国から直接振り込まれます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 個人に入る分とは別個に行政に、そういう対策金という形で入ってくるということですか。わかりました。  115ページに飛びます。ここで教育振興費で中学校教育振興事業の中で、1点だけお聞きします。通学費補助金が今年度31万円の予算計上になっています。これは例えば、今現在は、対象の児童さんから生徒さんになった途端に、結局バス通学に切りかわっていたところが中学1年生になった途端、自転車で通学するということで、大変なことだと思うんです。ただ、ここでお聞きしたいのは、31万円の今年度予算ですけど、前年度が22万円の予算なんですね。それだけの生徒数が26年度はふえられるという計算に基づくものですか。 ○議長(橋本正行君) 学校教育課長。 ○学校教育課長(深澤寿信君) おっしゃるとおりでございます。生徒数の増になりますが、ちなみに内訳を申します。6キロから8キロが1万円の補助で8人、8キロから10キロが1万5,000円で6人、10キロ以上2万円で6人、この合計でございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 最後で、136ページです。公債費の利子です。ここでちょっとお尋ねしたいのです。一時借入金の利子、これが今回財調を3億5,000万円も取り崩したということは、期末、一時借入金がことしもでしょうけど、来年度も相当覚悟されていると思うんですけども、前年予算がここのところは300万円、今年度は350万円予算計上で、その3億5,000万円を取り崩して、残り財調が少ないからそれのリスクを考えて、利子も多目に計上されているということなんですか。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 財政調整基金の取り崩しというのは、今は予算上のお話でして、資金繰りの調達については、現金としてはまだございますので、貸し借りというのは当然、今の財調、現金残高の中でそれはさせていただくことになります。ただ、この辺が本年度25年度の一時借入の実績を踏まえまして、予算計上させていただいているということでございまして、利子も若干上がりぎみにあるということですので、それらを踏まえた予算計上額ということでさせていただいています。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 直接的に3億5,000万円を根拠にということではないというお話なんですけれども、いずれにしてもここのところで御意見として申し上げたいのは、財調に余裕があれば、一時借り入れはしなくて済むわけですね。財調運用で。会計課のほうも安心して資金繰りされるんじゃないかと思うんですけど、それはそういう仕組みではないのですか。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 財政調整基金があったとしても、資金繰りの一時借り入れを基金から調達した場合、利子のほうはお支払いしている形になります。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 財調に対して。そういうことなんですか。わかりました。以上で終わります。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 1点だけ伺います。1ページに戻っていただきまして、135ページの公債費なんですけど、公債費の財源内訳のところに、その他という項目があるんですけど、これはどういうことなんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) まず元金の財源内訳のその他欄でございますが、元金につきましては、ここに公営住宅の使用料現年度分、過年度分含めた金額、それから社会資本整備総合交付金、国庫補助金なんですが、その中に公営住宅の家賃の低廉化補助金分がございます。それの充当、それからケーブルテレビの施設整備補助金としまして、10年間で1,000万円ずつ入ってくる分、これをケーブルテレビに地方債を借り入れていますので、その1,000万円を充当しています。それは国・県のほうです。その他につきましては、先ほど言いました住宅の使用料、それから住宅改修建設資金の貸付元金収入をここに充当させていただいております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) ついでに国・県のほうを御説明ください。 ○議長(橋本正行君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 国・県のほうなんですが、国庫補助金につきましては、先ほど申し上げましたが、社会資本整備総合交付金の中に、住宅家賃の低廉化補助金分がこの中にございます。それの1,927万1,000円とケーブルテレビの県補助金、施設整備補助金を1,000万円ここに充当させていただいてございます。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  反対討論を許可します。  小原潤一君。 ○8番(小原潤一君) 26年度一般会計予算反対討論とします。  理由としては、提出されました予算は安倍政権が進める大企業を支えて民滅ぶ、そして暮らしを犠牲にする、そして戦争をする国へ。消費税率を3%引き上げることにより、8兆円にも及ぶ空前の大増税を国民に押しつけ、暮らしに深刻な事態をもたらします。安倍政権の進める政策そのものであります。年金や医療、生活保護など社会保障の給付削減を初め、教育、農業、暮らしへの地方交付税を大幅に削減していることに沿った編成であります。今、政府は消費税の使い方は東北震災復興と社会保障のためと言いながらも、高齢者の年金削減、福祉を削り、大企業に大盤振る舞いするところになっています。さらに、来年10月には消費税率が10%に引き上げることが決まっております。商店や中小企業の影響、賃金のふえない低所得者、高齢者にとっては深刻な状況であります。  私、日本共産党、小原潤一は、消費税はこれまで反対を続けてきましたが、党の政策では、消費税に頼らず年収が何億という高額所得者に減税ではなく当たり前の税を納付していただく260兆円以上と言われる内部保留金を持つ大企業には、優遇税制をすることでなく、是正をして、財源が皆と同じような財源に確保する。そうすることで財源の確保ができると提言をしています。私は町民の皆さんとともに、消費税反対の取り組みを今までしてきました。引き続き取り組みたいと思っています。  そこで予算の内容ですが、町史1,025万円、そして土地の売り払い7,887万円が予算上収入として計上されています。昨日の質問でも、多くの議員からも指摘されたように、約8,700万円もの確実性のない予算計上をしております。これはすべきでないと思います。よって、私はこの一般会計予算に反対をいたします。  以上であります。 ○議長(橋本正行君) 賛成討論はありませんか。  山本守一君。 ○12番(山本守一君) 賛成の立場で討論いたします。  このたび、3月7日、遠山町長の26年度上郡町施政方針演説、対して全議員がこの26年度町政運営の実際を町長にただしました。続いて、町長の施政方針に基づく当初予算案が上程され、昨日から真剣に審議されてきました。上郡町の現状、危機的な財政状況の中でなお社会福祉事業等の膨大な予算増、財政調整基金の3億5,000万円取り崩しなど大変に厳しい予算編成であったことは推察します。施政方針、予算案、質疑に対する執行責任者である町長の答弁は、今回、一部に努力目標に終始し、明快な施策の言及には欠けていたと感じ、多くの議員が不満、不安を覚えるものでありました。26年度施政にさらに多くの課題がありました。監視の目を持たなければならない議会の使命を考えました。しかしながら、上郡町の将来を見据え、苦渋の決断をする必要があると判断しました。新町長が初めて編成された新年度予算案、財政の健全化を掲げて就任された執行権者は今以上に研さんを積まれて、抜本的な行政改革を進めていただくこと、また副町長の補佐、全職員の奮闘によって政策の具現化、そして課題の解消を願い、それらのことを期待して、26年度当初予算案の賛成討論とします。 ○議長(橋本正行君) 反対討論はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) なしと認めます。賛成討論はありませんか。  立花照弘君。 ○2番(立花照弘君) 賛成討論をさせていただきます。
     まず、全国的に少子・高齢化問題が叫ばれております。特に、地方においては高齢化と少子化及び人口流出による過疎化は大きな問題になっているところでございます。上郡町においても同様の課題を抱えております。安定した税収の確保が難しくなってきており、また反面、先ほども言われましたように、社会福祉費やインフラ整備、防災対策等の増大と財政難といった大きな問題を抱えております。  そのような状況の中で、26年度の一般会計予算案を編成されたわけですが、財政調整基金の3億5,000万円の取り崩しや将来に向けた産業振興、また農業振興に対する事業費が維持または軽減されておるということがありますけれども、その他の部分について経費の節減や事業の一部見直し、また26年度においてさらに事業の再点検等、行財政改革に取り組まれるという町長の決意を確認したので、26年度の一般会計予算は賛成すべきと考えております。  以上です。 ○議長(橋本正行君) 賛成討論はありますか。  梅田修作君。 ○6番(梅田修作君) 平成26年度一般会計予算に対し、賛成の立場で討論を行います。当町の厳しい財政状況を立て直すべく、機構改革を行い、管財係の設置や地域再生担当部署の設置など、企業誘致並びに歳入確保に取り組んでいく姿勢、また限られた財源の中でも定住促進や子育て世代への助成の拡充、また介護予防事業への積極的な取り組みが図られた予算は評価されるものだと考えております。  また、特別職、一般職の給与カットを自主的に行うなど、本来誰もがやりたくないことを幹部が先頭に立ち行おうとする姿勢には、私は頭が下がる思いです。  一方で、公民館長の賃金カットを初めとする公民館運営事業費の見直しが、地域活動拠点となっている公民館の運営や地域行事に影響することも懸念されます。そうなれば、今以上の地域コミュニティーの衰退が予想されます。また、3億5,000万円もの財政調整基金を取り崩す中、不要不急とも思われる予算計上が何点か見つかったことは残念に思います。  そこで、次の点を申し添えます。1つ、公民館は地域コミュニティーの拠点であり、特に学校統廃合が行われた地区では必要不可欠なものであります。公民館の運営に支障が出ないよう十分配慮をしていただきたい。  2点目ですが、議会費のうち、特別旅費について、これが議会からの要望とはいえ、町長は当初、みずから予算は認められないとおっしゃっておられましたのに、結果的に予算化されました。内部で協議された上での予算化ということですが、基金を大幅に取り崩す折、町長の決断が果たして正しかったのか、私は疑問に感じます。  とはいえ、この件については、このような財政状況、県下ワーストワンですとか、全国ワースト何位という状況下での公費での研修のあり方については、私は今後慎重に考えていきたいと考えております。  以上、私の賛成討論といたします。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 私は一般会計当初予算に賛成させていただきます。  このたびの新年度予算は3億5,000万円の財政調整基金の切り崩しと、厳しい財政運営の中での予算編成だったと思います。町長が言う住みたくなる上郡町という目標にはほど遠い予算かとは思われますが、この26年度耐える年度として、27年度に向けて行財政改革に基づいた事業の一つ一つの検証をしっかりしていただけることを信じて、賛成させていただきます。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第27号、平成26年度上郡町一般会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。再開は2時30分。            (14時15分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。             (14時30分)  日程第40、議案第28号、平成26年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  大政正明君。 ○11番(大政正明君) 事項別明細書の3ページをお願いします。国民健康保険税、一般被保険者国民健康保険税、それから退職被保険者等国民健康保険税という2項目あります。それでいずれにも、下のほう半分に滞納繰越分という項目が設けてあります。それで、国民健康保険税の滞納というのは町財政にとって非常に大きな問題でして、どうやってそれを解消するかということがいつも問題になっております。そこで、滞納分の総額が今、累積ですけどどのぐらいになっているかお知らせください。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 滞納繰越分の総額でございますが、24年度以前の滞納繰越分につきましては…… ○議長(橋本正行君) 暫時休憩します。            (14時32分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。              (14時33分)  保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 申しわけありませんでした。25年度の予測になりますけれども、1億7,742万4,000円という金額になります。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) これはいつもどうやって減らすかというのが非常に難しい問題になっていますけれども、例えば、ここに書いてあります滞納繰越分を見ましても、下がっているものもありますし、増加しているものもあるという段階で、なかなかこれをどうするかというのは難しいのですけれども、その前に1億8,000万円近いものは、これはどうしようもないとお考えなんでしょうか。それとも少しは減少させることができるとお考えなんでしょうか。これはむしろ町長に伺ったほうがいいのかもしれないですけど。  ともかく町財政で、この1億7,000万円あったらすごい予算を組まれるときも楽だと思うんですけれども、この辺をどう解決されるおつもりかお答えください。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) お答えになるかどうかわかりませんが、過年度分については、なかなかいろんな税金のものについても非常に難しい。ただ現年の分については、できるだけ発生しないように努力はできると思います。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) どういう努力をされるおつもりでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) それぞれ徴収担当がおりますから、その人たちにできるだけ電話なり、訪問なりをかけていただければと思います。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) この1億7,700万円の中で、絶望的なという分も含まれているのかなという気もしますけど、その辺の考え方はどうでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 税務課長。 ○税務課長(田渕幸夫君) 国民健康保険税の徴収につきましては、税務課のほうが担当しておりますので、私のほうからお答えさせていただきます。  絶望的といわれます内容につきましては、財産が全くない。中には所在がわからない方、破産等されて所在がわからない方、いろんな方がおられます。それらのものにつきましては、いつまでも残しておくのではなしに、それらをきちんと調査した上で、理由をつけて不納欠損処分をしていくと、そういう手続を従来からしておりますけれども、今後とも県の整理回収チーム、ことしから来ていただいております。来年度に向けてもそういう取り組みをきちっと落とすものは落として、整理していくという見きわめをしながらしていくことが大切であると考えております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 税のところでおっしゃっていました例えば、非常勤の方を雇って、それで現年度分から回収をきちんとやるように努めてるお話しでしたけれども、国民健康保険税についてもその辺は実績は上がっているんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 税務課長。 ○税務課長(田渕幸夫君) 今、手元に細かい税目ごとのものは持っておりませんけれども、基本的には町税、国民健康保険税、いずれにしましても従来でしたら、滞納繰越分を徴収することがメーンだったわけなんですけれども、そうしていても幾らたっても滞納額が減らないという形で、そういう県の整理回収チームの助言も得まして、まず滞納額そのものの分母を減らしていくことが滞納者を未然に防止するということが総じて、徴収率の向上につながる近道だということも意見交換しまして、まず町税にしましても、国民健康保険税にしましても、現年度分でなかなか滞納に回らないように、できるだけ滞納に回らないようにしていくというスタンスは一緒でございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) ぜひとも大切なことですので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、7ページの延滞金加算金及び過料という項目の一般被保険者延滞金130万円ということですけれども、これについてちょっと説明していただけますでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) こちらのほうは過去3年間の実績の平均をもちまして、前年度よりプラス30万円という形にさせていただいておりまして、22、23、24年の3年間の実績の平均ということで予算措置させていただいております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 私は素人ですので、ちょっとわかりにくいのですが、延滞金というのはどういう性質のものなんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 滞納者に対しまして、納期までに納付がない場合は、この昨年の12月の議会で延滞金の国民健康保険税条例の改正をさせていただいたと思いますが、たしかあのときの利率で9.2%、それが納期までの納付のあった方に対しての延滞金率、それからそれ以降につきましては、済みません。 ○議長(橋本正行君) 税務課長。 ○税務課長(田渕幸夫君) 延滞金のお尋ねでございますけれども、延滞金につきましては、納期を超えて、この改正になりまして、従来14.6%と言われていたものが、この1月1日から9.2%という形でこれは利率の環境も踏まえて、地方税法のほうで改定されまして、国税も同じ延滞金の率を使われております。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 現年度分の徴収がきちっといっていれば、こういう余分なお金を払われることもなくなるんだろうと思います。わかりました。  それから、さきのほうに行きます。 ○議長(橋本正行君) 大政議員、答弁がありますので。  税務課長。 ○税務課長(田渕幸夫君) 追加してちょっとお話しさえてもらいます。これにつきましては、歳入の諸収入のほうで受け入れしておりますので、滞納された方から納期内におさめられた方々との均衡をとるということで、違約金的な意味合いで滞納者から収入するものでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) わかりました。そうしましたら、11ページの療養諸費の積算根拠、その辺のところがちょっとわかりにくいので、簡単な質問だと思うんですけれども、教えていただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) この26年度予算で置かせていただいております10億4,500万円という一般被保険者療養給付費につきましては、過去6カ年の伸び率を勘案いたしまして、24年度実績にその伸び率を掛けたもので、2,500万円の増、2.45%の増ということで措置しております。  また、ほかの退職被保険者療養給付費、一般被保険者療養費、また13ページの退職被保険者等の療養費とか、このあたりの療養諸費につきましても、過去6年間の伸び率に24年度実績の給付費の実績をかけたというものでございます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) わかりました。財源内訳に、一般財源から2億3,900万円という多額の財源が一般会計から出ているので、やはりこの辺、どうにか一般会計への負担が軽くなることを期待したいと思います。  続きまして、13ページ。高額療養費のところのこれはちょっと初歩的な質問なのかもしれませんけれども、財源内訳の中で、一般財源としてマイナスの67万2,000円ですか。この意味がちょっとわかりにくいのですけれども。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) これは本来ここにマイナスというものは出てこないということになります。予算の入力をしておりますときに、本来はここはゼロということで、ほかの財源が充当されるべき高額の本来財源が充当されるべきものなんですけれども、それが過充当とされていることによって、一般財源がマイナスになったということでございますので、大変申しわけございません。これは電算に入力するときの財源の入力ミスということになります。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) ちょっと財源内訳の中で、三角というのはびっくりしましたので伺ったんで、特に昨年度、25年度は2,144万円という値が出ておりまして、今度は三角になったので、その辺の違いも伺いたかったんですけれども、わかりました。  ちょっと先へ行きまして、21ページです。保険事業費で疾病予防費、本年度が425万円、前年度が347万7,000円、前々年度、平成24年が535万4,000円という割に変動しているんですけれども、この項目というのはこういうふうに大きく変動するような項目なんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 疾病予防費の主なものとしましては、町ぐるみ健診の負担金、ページで言いますと22ページの上段の負担金補助及び交付金309万5,000円というのがありますけれども、ここが主なものでございます。これは、胃がんとか肺がんとか大腸がんとか、実際町ぐるみ健診を受けられる方で、このがん検診を受けられる方の費用ということで、保健センターのほうに負担するわけなんですけれども、ここも受診される方の実績に応じて、予算を置いておりますので、大きく変動するということになります。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  山本守一君。 ○12番(山本守一君) お尋ねします。まず9ページ。国民健康保険事務事業で、臨時職員2人分、これはレセプト点検ということでお聞きしたかと思います。ここと、10ページの最下段、レセプト管理システム処理委託料、それから同じく13ページに、審査支払手数料で審査支払事務事業、審査支払手数料238万2,000円が計上されております。この臨時職員2人というのは、専門の方がレセプト点検をされているとお聞きしているのですけれども、これはどういう、システム処理委託もされているわけですね。それから13ページの審査支払手数料もお支払いになっていると。それぞれどういう業務の中身になるのですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) まず最初の9ページの臨時職員2名につきましては、国保連合会のほうで一次審査の終わったレセプトが回ってまいります。それを、国保連合会で一時的に審査が終わったレセプトが電子的に連合会のほうから回ってきますので、それを直接この2名の職員が目で見て確認していると。疑義があればもう一度国保連合会のほうに審査の願いを出すというものです。  次のページの10ページのレセプト管理システム処理委託料といいますのは、これは国保連合会のほうに委託している分のシステム処理の委託料、これも結局レセプト点検の内容になるのですけれども、これが基本でして、あとはその件数に応じて1件当たり幾ら幾らということで、手数料を支払うのが13ページの審査支払手数料、ここでレセプト一件当たり幾らということで、国保連合会のほうにお願いしているというものでございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) ということは、国保連合会で、順番はどうなるんですか。このシステム使用料を処理委託料を払うということは、連合会で審査して、その審査料が238万2,000円、それで返ってきて、その臨時職員さんがそれを目視で点検されるという流れになるのですか。流れとしては。それで、この件に関してお聞きしたい。町長も申されましたように、上郡町の一人当たりの医療費はずっと以前から県下ワースト3から外れたことがないということで、私は何でこんなことになるのだろうかといって、ある県会議員にお聞きしたら、それは上郡町が医療環境に恵まれているから。これは上郡町の売りですよというお話はいただいたことはあるんです。  しかしながら、そこでお聞きしたいのは、このレセプトの点検というのは、例えば、何件か過誤が見つかったということもお聞きしたことがあるんですけども、それは例えば同じ人が同日に、同じ診療科目で病院に2つかかっておられたという例えばの場合、そういう例ですね。  もっと根本的に、例えば、薬のこれは医者のモラルによると思うんですけれども、例えば、薬の不必要以上のいうことの点検はこのレセプト点検では見抜けないんですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。
    ○保険課長(塚本卓宏君) 国保連合会でも、一時審査として、例えば、Aという疾病に対して、本来あるべき薬が出されていない場合は、それは一旦そこで病院のほうにもう一度審査を出して支払いの確認をさせていただきます。  それはある程度、国保連合会でも審査をしたり、システム的にも機械的に審査を行うのですけれども、それが今度、一旦連合会の審査を通って、上郡町に戻ってきたとに、もう一度目で見直していきますと、本来、この薬を出すのはおかしいという部分に対して出しているものも見受けられますし、またほかの病気と1つのレセプトの中に主な疾病名が1つあって、そのほかに付随した病気などもあります。  ですから、そのあたりをじっくりと見きわめて、本来出すべき薬が出されているかどうかというところの確認は行っておりまして、かなりの枚数が来ますけれども、毎月、毎月の審査で、これもかなり連合会のほうに目で見た確認として、もう一度再審査をお願いしている部分がございます。  その結果として、最終的に、効果として昨年の一般質問だったか、予算のときにお話しさせていただいて、たしか600万ぐらいレセプト、上郡町の臨時職員が見て確認したもので、それぐらいの効果が上がっているというものもございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 例えば、今言う600万円、いわゆる目視でそういうチェックがなされた。この600万円の後の対応はどういうことになるのですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) もう既に支払いが終わってしまっていればそれは過誤ということになって払い戻してもらうんですけれども、それ以前に、町が支給する前に審査を基本的に行いますので、一旦町から連合会に戻して、そこから病院に戻して、その病院でもし異議があればそこで病院と連合会のほうでやりとりが行われます。その後、その異議が認められれば、町のほうには請求が来ないという形になります。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 町長は、一人当たりの医療費が高いのは1つは脂質異常が非常に問題になっているんだという御答弁でしたね。確かにそれもあるのかもしれません。しかし、上郡町の空気がきれいな、水がおいしい。安全だという地域性から考えますと、もちろん脂質異常ということの関連も必要かと思うのですが、例えば、医者で実態を見ると、あるおばあちゃんが山ほど薬をもらって、それを見たら「先生、これ私はよう飲まんと、家に全部あるんや」という話をされたわけですよ。そうしたら、看護師さんは先生にちょっと聞いてきますといって先生のところに行かれたんですけども、出てこられたら、「おばあちゃん、それは飲んでもらわないとあかんのや」と。あるのに持ってかえれというお話の現場に遭遇したことがあるんですよ。ですから、そういったことで、今お医者さんの薬、レセプト点数になりますので、そういったこととあわせると、今現況はその辺にも少しはあるのと違うかなという感じがします。ですから、それはどこまでこのレセプト点検でそうやって精査できるかどうかというのはわかりませんけれども、もう少し努力をしていただいたらと思います。  それと、もう1点だけ聞かせていただきます。  今、例えばお薬なんですけど、ジェネリック薬品の普及率、割合は把握されておられますか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) ジェネリックにつきまして、これは昨年一般質問でもお答えさせていただいたのですけれども、今現在、個人の方あてに上郡国保としましては、通知は行っておりません。ただ、それに対して仮にもし今給付している、お医者さんが出している薬が、全てジェネリックに変わったとしたら、幾らの効果があるかということは国保連合会からは通知は来ております。たしか11月実績だったと思うんですが、1カ月で全ての国保の分ですけれども、140万円ぐらいの差額があったということですので、それを12カ月にするとかなりの数字にはなります。  ただし、それはその薬が全て対象者の方に合うか合わないかというのはありますので、単純に計算しただけの数ということになります。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第28号、平成26年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。  日程第41、議案第29号、平成26年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) 3ページの5項の後期高齢者医療保険のことについてですけど、この後期高齢の保険料が見直されているとお聞きしたのですが、これは広域連合で決定されたことだとは思いますけれども、この経過というか、決定された保険料というのはどのように変わっていくのかというのを聞きたいのですが。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 先ほどの御質問ですが、後期高齢者の保険料というのは2年ごとの見直しということが決まっております。26年、27年と新しい保険料に変わるということで、このたびの予算は新しい保険料で置かせていただいております。この保険料につきましては、先ほど御質問にもありましたように、広域連合のほうで決定されます。2月27日に協議会がございまして、ちょうど上郡町は議会中でございましたので、町長が議員にはなっておりますが、欠席させていただいた中で、保険料につきまして決定してございまして、従来は均等割として、4万6,003円、これが新たな保険料は4万7,603円ということで、1,600円ふえております。  また、所得割につきましても、従来は9.14%だったものが、9.70%ということで、所得割につきましても、0.56ポイント上昇しているということでございます。これは後期高齢者の兵庫県全域ですけれども、給付費を見込みまして、それに対して被保険者の数とか所得段階に応じて積算されているものでございます。  広域連合の協議会の中でも、保険料を軽減するようにということで、各いろんな議員さんから御質問があったようでございます。その中で、広域連合といたしましても、広域連合が現在持っております剰余金39億円ございますが、これを全額保険給付のほうに充てるということと、この広域連合の運営に当たりまして、県に財政安定化基金というのが設置されておりまして、そこから34億円を取り崩して、合計73億円を取り崩して、この保険料の軽減のほうに充てたとお聞きしております。  内容としましては以上です。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) 今の説明で、保険料が上がったというんですけど、そうしたら、10目の普通徴収保険料、これが増になって、5目の特別徴収保険料、これが減額になっているということは、これはどういうことですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 後期高齢者の保険料につきましても、基本的には特別徴収ということで、年金からの天引きという方法がとられております。ただし、介護保険の保険料と後期高齢者医療の保険料2つ合わせて、その合計額が年金の2分の1以上になってしまう場合は、介護のほうは優先されて特別徴収が継続されるのですが、後期のほうは継続されなくなりまして、普通徴収に変わってしまいます。保険料が上がることによってある程度、そういう方もふえてくるという予測のもとに、特別徴収が減額になり、普通徴収がふえたという予算を置かせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) わかったんですけど、これは26年度からの保険料だと思うのですが、この分に関して住民への周知はこれはちゃんとできているのですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) この後期高齢者の保険料が決まりますのは、7月1日ということになりまして、この4月の広報では掲載をさせていただく予定にしております。また、広域連合のほうで正式に議会で決まりましたのも2月27日ということで、そういうぎりぎりのタイミングでございますので、4月の広報で載せさせていただいて、あと7月の保険料を算定した時点で、各被保険者の方には直接通知を送らせていただく予定にしてございます。  特別徴収の方につきましては、4月、6月、8月の年金徴収月には、従来の25年度までの保険料額で年金からの特別徴収が行われます。その後、新しい保険料が決まりますと、総額から4月、6月、8月の既に納付いただいた保険料を引いた額を残りの10月、12月、2月の3カ月の特別徴収に振り割りさせていただいて、保険料として収納していただくという形になりますので、保険料の額が変わるのは7月から、また普通徴収の方は7月から徴収納付書で納付していただく形になりますので、それまでに周知をさせていただきたいと考えております。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  大政正明君。 ○11番(大政正明君) 今のところと同じところなんですけど、3ページの一番上の表の滞納繰越分というのが113万9,000円というのが計上されておりまして、これが昨年度は79万2,000円で、これは相当上がっているんですね。滞納繰越、これも滞納にかかわるのですが、これはずっと累積分というのがかなりあるんでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 滞納分といたしまして、これは25年10月の時点でございますけれども、62万3,498円でございます。それから、それに今回113万9,000円となっておりますのは、それ以降、出納閉鎖までの間に、幾らか滞納があるだろうということを見込みまして、その見込み額として48万2,712円というものを見込みまして、この113万9,000円という予算額にしております。ですから、総額ということになります。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) やはり国保も滞納とか延滞というのが非常に気になるところなんですけれども、例えば、その下の手数料のところの督促手数料というのがございますね。それで、これが270件分ということなんです。金額が少ないのですけれども、昨年は225件分ということで、件数がかなり大幅に上がったという印象なんですけれども、これはだんだんいろんなことでおくれが生じたり、滞納が生じたりということになるのでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) やはりこのたび保険料の改定が予定されてございまして、その影響を勘案して、少し多目に予算措置させていただいております。済みません。それと、先ほどの滞納の御質問で、後期のほうのお話をさせていただいたんですが、私は先ほど見ていました数字が後期のほうの総額の保険料のほうを見ておりまして、1億7,700万円という国保の保険料の滞納額を話したのですが、その数字は間違っておりまして、申しわけございません。御訂正をお願いしたいんですが。国保のほうの滞納額でございますが、1億4,410万9,000円ということで、申しわけございません。訂正させていただきます。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 一般会計繰入金のほうも例えば、前年度と比べると600万円ぐらいふえているのですね。何か町財政に対してだんだんしわ寄せというか、負担がかかってきているような印象を受けるのですけれども、この辺の増加というのもどういう理由かというのはお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) これは国保も介護も後期も皆、同じなんですけれども、全て財源ルールがございます。ですから、この後期だけでいいますと、一般財源は確かに1億8,080万9,000円となってございますが、こちらのほうは全体の給付費がふえればどうしてもこの持ち出しというのはふえてまいります。財源の内訳といたしましては、3ページの20款繰入金、事務費繰入金はこれは事務費でございますが、保険基盤安定繰入金というのがございます。4,557万8,000円となっております。これは全額が町の財源ではなくて、一般会計から特別会計には繰り入れは行うのですけれども、一般会計のほうでは、国や県の補助金を受け入れておりますので、この4,500万円の中には2種類の目的別に分かれております。保険料を軽減することに対しての軽減分に対しての財源、それから保険を安定的に運営するために受け入れるものというのがございまして、それぞれ例えば、国の補助金では、一般会計のほうの140ページ。これも内訳はございませんが、一般会計の140ページに保険基盤安定繰出金、同じ額がございます。例えば、その中の保険基盤安定の分でいきますと、県の補助金が4分の3含まれてございます。町の持ち出しは4分の1というようなことで、表向き、見た目は一般会計からの繰り入れでございますが、財源としては、ほかの財源が含まれているということでございます。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第29号、平成26年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。  日程第42、議案第30号、平成26年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 担当課長、もうちょっとしゃきしゃき答弁をもらえますか。眠たくなってしまうんですよ。町長にまず、この介護保険の答弁を聞きたいのですが、医療費の高騰と介護の予防の関係というのをどう感じておられるか。介護保険事業に対して今から質問をするわけですが、まずもって医療費の高騰と介護予防、この関係について町長はどういうふうに思われているか、お尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 医療費の高騰につきましては、何らかの手だてを講じないとだめだということで、今回、何遍も言いますが、課を統合させていただきまして、何とか削減に努めたいと。介護につきましても、医療介護1・2から今度、介護1から5までの段階がありますが、それにつきましても、できるだけ上昇スピードを抑えるということができないかということもあわせて考えていきたいと思っております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) それでは、質問させてもらいます。  まず、2ページ、総括から質問させていただきたいんですけれども、2ページの歳出の総括についてお尋ねします。保険給付費が年々毎年補正で対応されているわけですが、このたびの予算は1億6,671万7,000円を増額しているわけです。増額しているわけですが、この増額に対してどのような根拠で予算を措置されているのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) この給付費につきましても実績でございます。ただ、25年度の実績見込みということで、これまでは計画に基づいた予算額を25年度当初予算は入っておりました。24年度もそうなんですけれども、計画に基づいた予算というのは実績とはまた違いますので、このたび実績の予算を置くことで、このような1億6,671万7,000円の増額ということになってございます。  実績といいますのは、25年度が24年度に比べまして、大体4%程度の給付費の伸びがございます。ですから、その25年度の今度は決算見込みに4%程度の伸びを加えた額ということで置かせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 今までどおりやっても、これは毎年1億円からの補正をずっと組んでいるわけです。これに対しては、また補正をとられる予定で組まれているのか。4%上げていたらそれで大丈夫なのか、まず答弁ください。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) これは一般質問でもお話させていただきましたが、24年度までは7%ぐらいの給付の伸びがございました。25年度の当初、4月、5月、6月ぐらいまでは非常に高い伸びを示しておりました。それがここに来て、少し抑えられてきているという状況でございまして、これがいつまで続くかというのはわかりませんが、余り大きな変動がなければ、この26年度についてはそれほど大きな補正をしなくてもいけるのではないかと考えております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 8ページの介護保険事業計画策定委託料です。237万6,000円のことなんですけれども、24年度と25年度は同じように第5期事業計画のもと始まっているわけです。この介護保険事業計画策定委託料という237万円、前もつけていたと思うんです。これの見込みが甘いのと違いますか。これの見込み自体が甘いという感覚はないですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 第5期で見込みを立てている数字がこの25年度の予算、24年度の予算ということでございました。ですから、その計画している予算よりも、24年度であれば1億2,000万円ぐらい。25年度でも1億円ぐらいの補正を行い、また26年度はこのような前年度1億6,000万円からの増ということを考えますと、計画していたときの給付費の見込みと実際の実績とで大きな開きがあったということは確かでございます。  しかしながら、ここで委託料として置かせていただいておりますのは27年度から、第6期として、27、28、29と給付費を見込むために置いている予算でございますので、今後、この計画をきちっとつくることによって、そのような大きな開きがないような計画にしていきたいと思っております。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) そうなんです。だから24年度から第5期の状態で、見込みが浅はかと言ったらあれですが、見込みが全然違っているわけです。だから、24年、25年で3億円からの差が生じてきておるということになるんですね。だから、この3億円からも違うような策定をするということ自体がそもそもおかしいと思うんですよ。これは27年度から第6期のほうである程度やっていきたいんだということで230万円置かれていると思うのです。その見込み自体が全然おかしいものに対して賛成するわけにはいかないので、しっかりした見込みでやっていただきたいと思います。  町長に何が言いたいかといいますと、施政方針の際に、2%から3%に上げてくれというだけではちょっとわかりにくかったかもしれないので、ここに予算書がありますので、予算書でゆっくり説明させてもらいますので、よろしくお願いします。  11ページを見ていただきたい。11ページの款の部分で、地域支援事業費とあるんですね。この地域支援事業費というのは、14ページ、11ページから14ページまでかけて地域支援事業費というのがついているのです。地域支援事業費は、介護給付費の3%までとっていいですよということになっているのです。国の指導では、地域支援事業として、まず介護予防に対して2%、次の10目の包括的支援事業等費にこれは2%かけなさいよと決められているわけです。だから、これはお金があるとか、ないとかいう問題ではないのです。医療費の高騰につながることですので、この金額を今既に歳出、総括から出しますと、介護予防費に対して1,253万円置かれているわけですが、これは約0.5%です。この金額をもとの国の指導のもと、2%、3%、その地域支援も合わせて3%に上げていたら、そもそもこの介護予防に対しては、26年度予算で2,759万5,000円使えるのです。これが最大限の介護予防に対して力を入れていける部分なんですよ。  だけど、今、2,759万円使えるのですが、1,253万円しか使えていない。こういう状況が上郡町の中にあるわけです。だから、最大限2%で、この2つの事業を2%で抑えているのを3%までふやして、それで介護予防に対して力を入れていっていただきたいと思うんです。その辺について、町長、どう思われますか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) ちょっと説明だけさせていただきます。この2%、3%というものの今のお話の中で、2%に上郡町は第5期の事業計画で24、25、26については上限2%という予定にしてございまして、この26年度当初予算では、2%、3%ということはできないということになります。今度、27年度からの事業計画の中では、新たな見直しが可能ということになります。
    ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 僕が言っているのは、その27年度から経過する第6期の事業計画に対する策定委託料、この237万円の中に、町長としての意見をつけるべきだと思うのです。ある程度策定してくれといって、230万円出すのではなくて、町長としての意見をつけた上で、2%から3%に増額する。介護保険には介護予防には力を入れると。医療費の高騰なりを防ぐんだというような姿勢を見せていただきたいということなんですよ、僕が言っているのは。  町長は意味をわかっておられますか。ちょっとお尋ねしたいです。 ○議長(橋本正行君) 町長。 ○町長(遠山 寛君) 介護予防の重要性についてはわかっております。今後、予算のつけ方については、課のものと相談しながらやっていきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) それで、1号被保険者の5,300円、これが高額になるようではだめだと思うのです。だから、介護保険料が上がって、サービスを受ける。これは当然のことですから、介護保険料をそのままにして、サービスを充実させる。この方法にするには、一般財源で、今ある予防事業に対しては、一般財源で賄わなければいけないんです。一般財源のとり方を予防に、今全部、全てを介護保険事業に対して介護保険で賄おうとするから介護保険料が高くなるんです。だからある程度の部分は一般会計で、一般財源の中で事業をふやしていかなければいけないのです。この仕組みはわかりますか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) ただいま井口議員が言われました予防事業につきまして、現在は恐らくどこの市町もだろうかと思いますが、特別会計の中で、計画の中で3%以内の数値を決定しまして、その数値分だけの予防事業、包括的支援事業をやっていると思っておりますけれども、井口議員が今言われましたように、介護保険から高齢者の健康目的、また医療費の抑制のために、いわゆる高齢者の元気づくりを一般会計でしたらいいんじゃないですかという内容かなと思うんですけれども、方法としては特別会計の中で全てしなければいけない、特別会計の中で介護保険に係る部分についてはしないといけないのですけれども、一般会計で健康づくり、いわゆる健康づくりのためにそういった高齢者の予防事業に取り組んではいけませんという決まりごとはございませんので、事業として行う分には、可能であると思います。しかし、御承知のとおり、そこに行くにはいろんな課題がございますので。例えば、1つ大きな問題としては、そうしたら一般会計で財源がそれだけ必要になってくるといったようなこともございますので、そこは十分、今度の計画の中でどれぐらいのパーセントを予防に回されるか。そういったようなことを各委員さんの意見を聞かせていただいたり、町長のお考えを聞かせていただいたり、最終的に1つの計画に盛り込んでいきたいと思います。  一般会計でそういった事業をやることは可能ですけれども、なかなか今の上郡町の現状としては、厳しい部分がございますので、そこは御理解いただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 最悪の場合、一般財源の中から補填してでも、一般財源の中から事業をしたらいいということなんですよ。介護給付費が上がらない。介護保険料が上がらない程度でやっていただいたらいいんですけども、3%に上げた場合、介護保険料が上がるのであれば、また上郡町の高齢者の方が怒られると思いますので、できたら3%満額まで行かなくても、それに近いところまで行っていただきたいと思います。  第6期の計画に対しては、町長も徹底的に検証して、同じ失敗をしないように、24年、25年に上郡町は3億円をこの計画のもとで3億円見込み違いをしたのですから、同じことを絶対しないように、第6期の計画は立てていただきたいと思います。  僕のほうもまだまだ介護予防については徹底的に勉強させていただきますので、町長もぜひ勉強していただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 副町長。 ○副町長(衣笠達也君) 介護予防につきましては、しっかり取り組んでいかないといけないと思っております。ただ、先ほどの医療費の問題もあったんですけど、何が医療費がふえているのかという原因分析ですね。  介護もどういうことを予防すれば要支援から要介護にならないで済むかとか、給付費が抑えられるかというところをよく分析していかないと、どういう対策を打てばいいのかと。そのためには、どれだけのお金が要るのかという積み上げも必要かなと、私も単純に給付費の3%を積めば、給付費が抑えられるという単純な問題ではないのかなと個人的には思っているのです。だから必要な予防対策事業としてはどんなものが必要かということをよく研究して、それに必要な額は幾らなのかという、結果的にそれが3%ぐらいの額が必要であれば、それはそれで措置していかないといけないのか。個人的に思うのは、その2%の中で、給付費が上がらないような予防対策事業ができたらいいかなと思うので、そこら辺はよく他団体の状況もよく勉強して、どういう予防対策事業が必要なのかなというところを研究していかないといけないと思っていますので。 ○議長(橋本正行君) 井口まさのり君。 ○9番(井口まさのり君) 副町長のおっしゃるとおりで、3%に上げるだけではいけないという考え方で、それで正しいのかという意見もわかるのですけども、最低限の3%は上げていただいて、それを3%にしたら1,500万円ほど違ってきますので、1,500万円で今ある事業の見直しをして、さらにどういう事業が必要かということはぜひ検証していっていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  暫時休憩します。再開は15時50分。           (15時35分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。             (15時50分)  ここで報告します。  井口まさのり君より、高熱のため早退の届けが出ましたので、報告いたします。  質疑を続けます。ほかにありませんか。  中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) 1点お聞きしたいのですが、14ページの保険給付費、ここについてですけど、介護保険というのは、基本的にこれは保険事業ですので、保険料を徴収してサービス給付ということを行われていると思いますが、ここでこの給付費が急激に今回、1億5,400万円からふえている。これが高齢者がふえたというだけが問題じゃないと思います。それというのが、ちょっと新聞に出ていたことで、ここに持っているのですが、ケアマネがお手盛りをしたということが出ているんです。それというのが、高齢者が入る施設で必要でない介護サービスまで提供する、お手盛り介護ということが新聞にうたわれていました。これは要するに、ここに出ている内容で見れば、ケアマネジャーが介護サービスの予定を組んでいくと思うんですね。その中で、年寄りを相手に必要以上の介護サービスを提供するというか、組んでいっている状態があって、月に約3万3,000円の請求が来たというようなことが書かれています。その人が高いからということで、ほかのデイサービスにかわった途端に月2,600円だったと、この差額というのが大きな要因の一部に考えていけるのではないか。ただ、年寄りがふえて、この金額が1億5,000万円からふえているのではなしに、このサービス体制というか、ケアマネと施設側の裏工作というか、タッグが組まれたような状態でふえているような要因があると見受けられるのですが、こういう部分に対しての、これを抑えていく対策ということは何か考えられていますか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) その新聞は朝日新聞だと思うんですが、私も見まして、きのうかおとついもまた続きが出ていたと思います。上郡の場合ですと、やはり要介護認定者の数というのは非常にほかの他市町に比べると多い町でございますので、認定を、高齢者の状態そのものが介護のサービスを必要としている方が多いというのも、これは給付費が多い1つの大きな要因となっているのは間違いないと思います。  ただ、先ほど御質問いただいたようなサービスを提供する側、ケアマネジャーであったり、各種サービスを提供する側が、これは何が給付費が高いかというのは調査していかないとわからないのですけども、いろんな可能性は想定して調査はしないといけないと思っています。その中で、そういう御質問があったようなことも視野に入れて考えていかなければいけないという部分もあると思います。  それともう1つは、認定のほうも調査とか審査会とか、そこで認定の度合いを判定するのですが、そこも適正化というか、適切に認定が行われているかどうかということについても、研修などもございますので、調査員の研修、認定審査会委員の研修、こういうものを繰り返すことによって、余り国や県の平均と変わらないような形にしていかなければならない。そういういろんな要素が考えられると思います。  ただ、大切な保険料をお預かりして保険事業を運営しておりますので、そういういろんな要因を想定した上で、原因を突きとめていかなければいけないのですが、役場の事務職員がそういう事務をやっておりましても、今御質問をいただいたような内容については、非常に専門的な知識も必要になります。なかなかそのあたりが1つの大きな課題でありまして、どこまでそのサービスが適切かどうかという判断が難しい状況でございます。そのサービス提供したデータというのはずっと蓄積されてございますので、どこのサービス事業者がどういうサービスを提供した、どのケアマネさんがどういうプランを立てたというのはわかりますので、それを機械的になるかもわかりませんが、事務職員でやれる範囲で分析をかけていくということも今後は必要になってくるのかなと思っております。 ○議長(橋本正行君) 中山竹信君。 ○7番(中山竹信君) 今の答弁の中にもありましたけれど、今ここにいる調査員だけでこのことを調べろといっても、なかなか難しい。人数的にも少ないので、そこまではできないと思うのですけれど、やはりこれだけ急激な金額の増加、これはやはり医療制度がどうのこうのということは僕らもよくわからないのですけど、せめてそういう裏工作というか、そういうことだけは行われないような、きれいな、お年寄りが最低必要なだけの介護サービス、必要以上なことを抑えられるような状況を行政側としてはつくっていっていただきたいと思います。意見として終わらせていただきます。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  大政正明君。 ○11番(大政正明君) 私も中山議員と全く同じ意見でありまして、意見だけ述べさせていただきます。例えば、一般会計からの繰入金でも年間3,000万円増加するというのはこれはちょっと町の財政状況にとっては極めて我慢できないような値ではないかと思います。それで、副町長に提案したいのですが、これは大きな問題だから、根本的に見直すことも必要だし、そういう特定のチームでも行政の中につくられて、それで検討してみるというのはいかがなものでしょうか。 ○議長(橋本正行君) 副町長。 ○副町長(衣笠達也君) 今回、町長が申しましたように、健康福祉課と保険課を統合するということで、そういう組織を一緒にして考えていこうということにしましたので、全庁的なプロジェクトチームをつくって、この介護保険に限らず、それぞれいろんな課題がありますので、それぞれの課題に応じたそういう庁内にプロジェクトチームはその都度考えて、対応していきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 大政正明君。 ○11番(大政正明君) 私の支援者の中にも介護のボランティアをやっておられる方がおられまして、非常にあり方について疑問を言われます。ですから、やっぱりそういうことは現実に現場の方がそういうふうに感じておられるということですので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。  松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 私の勘違いかもしれませんけども、2ページの15款の保険料の給付費なんですけども、これはたしか12月の補正におきまして、1億2,000万円の補正があって、17億円ぐらいになったと思うんです。今回、大体予想額で16億7,000万円ということで、3,000万円弱が低くなっているということに関して、これは何か要因があったんですか。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 確かに12月の補正では、約1億円ぐらいの給付費の補正をさせていただいておりまして、その12月の補正をさせていただく時点ぐらいまでは、保険給付費が非常に急激に21、22、23、24と何回も申し上げますが、7%ぐらいの上昇率で来ておりました。それがここ数カ月は非常に下がってまいっておりまして、この25年度の決算見込みにつきましても、まだ最終的なものはあれですが、16億1,000万円か2,000万円ぐらいまでで何とかおさまるのではないかという数字になってきております。  そういうことから、このたびの予算につきましては、年間を通しての伸びが4%ということで、それで予算措置させていただいております。これが大きく率が変わらなければ、そんな大きな補正は今後余り予定しなくても大丈夫かなと考えております。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 低くなるということはそれだけ利用者が少なくなったか、そういうように思われるのですが、また究明されて、その要因をまたつかんで教えていただきたいと思います。  3ページの5款の5目の1号被保険者保険料なんですけれども、これは説明のところで特別の保険料の人数が書いてあるんですね。4,802人と。これはどういう状態のことを確認されているのですか。もちろん26年等の死亡等も起こってくることも考慮しての人数になっているわけですか。ことしから、団塊の世代の方が65歳を迎えて、介護保険料1号被保険者になっていくわけですが、そのあたりを教えていただきたいと思います。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) ここに上げております人数は特別徴収、普通徴収とも一応12月末現在の実際の被保険者数ということで上げさせていただいておりまして、保険料を計算する上においては、一人一人の積み上げということは非常に困難でございますので、保険料の過去の実績に伸び率というものを掛けて、保険料を置いておりまして、人数はあくまで目安というふうにお考えいただけたらと思います。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) 当然、これは死亡等も出てきて、また減る可能性もあり、またふえる可能性もありますね。ことし我々も65歳になるわけですけれども、1号被保険者に。そういう形でふえてくると思いますけれども、そこら辺は考えて、教えていただきたいと思います。  それと、14ページの13款の介護予防支援業務委託料8件分となっていますけれども、この数字につきましては、どういう形での数字になっているのですか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) この委託料につきましては、上郡町内の要支援者、要支援者のサービス利用計画を社会福祉協議会とか、そういった施設に計画作成の委託をするものでございます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) これは要支援者大体100名という形で見ているわけですか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) 地域包括でも40件程度は1年間に計画を作成しますので、大体年間を通しましたら、平均したら130から150件ぐらいまでの件数を予定させていただきます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) そうしたら、ことしは大体100件でおさまりそうな状況ですか。 ○議長(橋本正行君) 健康福祉課長。 ○健康福祉課長(野村暁洋君) 委託してお願いするのがこれぐらいで、あとは地域包括で賄って、年間分いけるだろうということでございます。 ○議長(橋本正行君) 松本洋一君。 ○3番(松本洋一君) それで、最後なんですが、18ページの介護給付費準備基金、これはたしか一般質問をしたときに、あのときにお金があったと思うのですけれども、これを見たら1,000円という形になっているのですが。 ○議長(橋本正行君) 保険課長。 ○保険課長(塚本卓宏君) 確かに、今現在は約1,000万円ほどの基金残高がございますが、これは25年度で全て特別会計のほうに繰り入れて、給付費のほうに充てるということになりますので、26年度当初としてはゼロということになります。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第30号、平成26年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。  日程第43、議案第31号、平成26年度上郡町水道事業会計予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第31号、平成26年度上郡町水道事業会計予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。  日程第44、議案第32号、平成26年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第32号、平成26年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                 多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。  日程第45、議案第33号、平成26年度上郡町特別会計農業集落排水事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第33号、平成26年度上郡町特別会計農業集落排水事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。  日程第46、議案第34号、平成26年度上郡町特別会計公共下水道事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  山本守一君。 ○12番(山本守一君) 1点だけお伺いします。  3ページ、下水道使用料なんですけども、ここの予算、使用料を計上されているのですが、今現在の普及率、接続率、これはおわかりになりますか。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) 公共下水道の下水道普及率でございますが、24年度末、97.8%、接続している率でございますが、92.9%という状況でございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 接続率は92%台ということですか。公共ますが入っているのが97.8という理解でよろしいのですか。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) 面整備がされた下水道管が入っている部分という意味ですね。供用開始されている部分が97.8%ということでございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) そうしますと、今現在の予算計上使用料ですね。これは97.8%に基づいて計上されているわけですか。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) 普及率というのはつないだ率でございまして、92.9%の普及率で、量につきましては、前年度実績から求めた量で予算の計上をさせていただいております。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 私が直接お聞きしたいのは、一応3年以内に原則接続して、下水道使用料に添架されるような形で物事を進めてこられたわけですね。それはもちろん目的は、税の使用に伴うものですから、100%の接続をお願いして、当然、使用料をいただくというのが原理原則だと思うんですよ。今、逆にまだ下水道使用料をお支払いになっておられない率は、戸数はどのぐらいなんですか。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) 済みません。戸数までは本日資料として持っていないのですが、例えば、市街化区域の中で農地などがある場合もありますので、区域の中には入っているのですが、そのような形で直接つないでいない部分、宅地であってもまだ家が建っていない部分というところもございますので、そういうことでございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 今、生活されておられる御家庭では、結局使用料を払う段階まで全て行っているという計算になるのですか。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) 全てというわけには行っていないです。昔からの浄化槽で今もつなぎ切れていない方も何件かはございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) ですから、私がちょっとお聞きしたいのは、税の公平性から言いましても、せっかくインフラ整備でそういうふうにして、今言う面積に対する分担金、負担金であったりとかいうことも、当然、公共ますが入った時点でお支払いただいているわけですね。使用料も上がってこないと、特別会計の運営に影響してくるわけでしょう。そういうことになってくると、先ほど申し上げましたように、3年以内に接続していただくのが原理原則。それをされない。いろんな御事情があるにせよ、これはどういう形で、残りの分を進めていかれる計画なんですか。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) 例えば、高齢者世帯で、理由書をいただいて、つないでいないという箇所もございまして、その辺の事情もございまして、100%までに行っていないのが現状でございます。 ○議長(橋本正行君) 山本守一君。 ○12番(山本守一君) 今現在の対応はどうでもできないという理由書を届け出てもらうという仕組みになっておるということですね。 ○議長(橋本正行君) 上下水道課長。 ○上下水道課長(河本 洋君) そのとおりでございます。 ○議長(橋本正行君) ほかにありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第34号、平成26年度上郡町特別会計公共下水道事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。  日程第47、議案第35号、平成26年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第35号、平成26年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。  日程第48、議案第36号、平成26年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件を議題といたします。  本案の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第36号、平成26年度上郡町特別会計ケーブルテレビ管理運営事業予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              多   数   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立多数であります。  よって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩します。                  (16時18分)              休           憩 ○議長(橋本正行君) 再開します。             (16時19分)  ここで、日程及び議案の追加について、お諮りいたします。  ただいま各議員のお手元に配付いたしましたとおり、議案第37号、平成25年度上郡町一般会計補正予算の件を提出されました。この件について、日程第49として追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              異   議   な   し ○議長(橋本正行君) 御異議なしと認め、直ちに議題といたします。  日程第49、議案第37号、平成25年度上郡町一般会計補正予算の件を議題といたします。  局長をして議案の朗読をさせます。  局長。              議   案   朗   読 ○議長(橋本正行君) 議案の朗読が終わりました。  上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  企画財政課長。 ○企画財政課長(宮下弘毅君) 議案説明。 ○議長(橋本正行君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第37号、平成25年度上郡町一般会計補正予算の件を起立により採決を行います。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。              全   員   起   立 ○議長(橋本正行君) 起立全員であります。  よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。
     日程第50、閉会中の各委員会の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員会の閉会中の継続審査及び調査については、それぞれの委員長から会議規則第75条の規定に基づき、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中に継続審査及び調査をしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長からの申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査に付すことに御異議ありませんか。              異   議   な   し ○議長(橋本正行君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付すことに決しました。  日程第51、議員派遣の件についてを議題といたします。  上郡町議会会議規則第122条の規定に基づき、議員を派遣したいと存じます。  お諮りいたします。  皆様のお手元に配付しております議員派遣の記載のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。              異   議   な   し ○議長(橋本正行君) 御異議なしと認めます。  よって、別紙のとおり議員を派遣することに決しました。  お諮りいたします。  今期定例会の会議に付議されました案件は、全て議了いたしました。  よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              な           し ○議長(橋本正行君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。  以上をもって、本日の会議を閉じます。  ここで、町長から閉会に当たり御挨拶の申し出がありますので、許可いたします。  町長。 ○町長(遠山 寛君) 3月定例議会の閉会に当たりまして、議員の皆様方に一言御挨拶を申し上げます。  去る2月25日から開会しました本定例議会におきましては、同意、規約変更、条例制定及び改正、資本剰余金の処分、また平成25年度補正予算、平成26年度当初予算など追加案件1件を含めて39件もの数多くの案件につきまして、慎重に御審議を賜り、まことにありがとうございました。心より厚く御礼申し上げます。  なお、本会議並びに各委員会において、議員各位から御意見や御指摘をいただきました点につきましては、今後の事務執行につきまして、十分考慮させていただき、努めていく所存でございます。  施政方針でも申し上げましたが、平成26年度については少子・高齢化、人口減少等、町の行財政を取り巻く情勢が大変厳しい中、町民の方々が誇りを持ち、心豊かに日々楽しく安心した日々を送れる安全なまちづくりを最重要課題とするとともに、若者から高齢者までが住んでよかったと思えるまちづくりのため、子育て支援、定住促進、高齢者の元気づくりに取り組んでまいります。しかし、本町の財政状況は財政調整基金の残額が逼迫しており、私は平成26年度が重要施策の中からさらに優先順位をつけ、抜本的な事業の再編を行う最終リミットであると考えております。  そのような意味からも、平成26年度は財政再建に向けた大規模な改革に取り組んでいく覚悟であります。ただ、私どもだけではなかなか難しい問題を含んでおり、議員皆様の御理解と御協力が必要不可欠でありますので、よろしくお願い申し上げます。  改革の中には、痛みを伴うものもあると思いますが、抜本的な改革が実施できた先にこそ、誰もが安心して暮らせる機能的で住みよいまちづくりが実現できると考えております。今後とも町民の皆様の参画と協働を得ながら、議員の皆様とも多くの課題についてしっかりと議論を交わしながら、町行政を進めていきたいと考えております。  どうぞ、議員各位におかれましては、今後とも、町政各般にわたり、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  3月も下旬にかかり、桜の花ももうすぐ開花を迎え、すっかり春らしさを感じる季節となりました。皆様におかれましては、お体に十分に御自愛くださいまして、御健勝でお過ごしくださいますよう御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(橋本正行君) これをもって、平成26年第1回上郡町議会定例会を閉会いたします。  閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る2月25日に開会されました今期定例会も、ただいま無事閉会の運びとなりました。議員各位には、平成25年度補正予算、条例改正、また平成26年度当初予算など当面する町政の重要案件について終始極めて真剣に御審議をいただきまして、無事議了いたしましたことは、これひとえに議員各位の御協力のたまものであり、厚く御礼を申し上げます。  また、町長を初め、執行部の皆様には審議に際し、いろいろと御協力をいただき、心から感謝を申し上げます。  さて、御承知のとおり、国の負債は1,000兆円を超え、国民生活はもとより、次世代及び地方公共団体等への影響が懸念されます。東日本大震災の復興対策や放射能汚染対策、また4月から消費税率引き上げに伴う生活費の負担増、さらにTPP交渉参加による国内農業への影響、竹島、尖閣諸島等、領土問題など、我が国には注視すべき課題が山積しており、解決に向けた適切な対策が講じられることを強く期待するところでります。  本町では、厳しい財政状況下において、少子・高齢化対策、定住促進対策、農業・商工業振興対策、あらゆる部門に配慮しつつ、福祉の向上、住みよいまちづくりを目指して、さまざまな事業が展開されております。  町議会においては、町民の負託に応えるべき議決機関として慎重な審議、決定を行い、誤りなき選択決定を願うところであります。議員各位におかれましては、今後もお一人お一人が町民の代表として町の意思を決定する責務を担っているという基本に立ち返って、町民のため、そして町のますますの発展に向け、なお一層御精励を賜りますようお願い申し上げます。  さて、各地から春の便りが聞かれる好季節となってまいりましたが、気温の変化が著しい時期でもあります。皆様には十分に御自愛くださいまして、本町の発展に御尽力いただきますよう、重ねてお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。  本日は、御苦労さまでした。                (16時32分)              閉           会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成  年  月  日            上郡町議会議長  橋 本 正 行            上郡町議会議員  山 本 守 一            上郡町議会議員  木 村 公 男...