質疑はありませんか。
15番、
大西基雄君。
○15番(
大西基雄君) 15番、大西です。
移転は本当に早急にしてあげてほしいなと思うんですが、聞くところによると、一部
イエローゾーンっていうのがあるって聞いておりますが、この
イエローゾーンについて、
対策として、これは要望しておきたいと思いますが、やはり
土留めの擁壁が後ろに要るのではないかと考えますが、その辺は
検討されているのかどうか、お聞きしたいと思います。
○
議長(
小畠政行君)
稲山こども未来部長。
○
こども未来部長(
稲山 悟君)
こども未来部の
稲山でございます。
今回
資料としてもお配りをしたり、
全員協議会のほうで御
報告させていただいておりますが、
建設予定場所につきまして、
イエローゾーンにかかっている
部分があります。これから
建設設計に入らせていただくわけですけれども、基本的に
イエローゾーンを外したところで
園舎を建てていきたいなというふうなことで、私どもとしては考えております。
しかしながら、
園舎の全体の
設計の中でどうしても
イエローゾーンから入ってくるというふうな
状況になれば、今、
大西議員が言われました、そういった
安全対策の
部分は必要かなというふうに思いますけれども、具体的に今、
工事をどうやっていくかは持っておりませんので、今後
設計をする
段階で
園舎の配置等決まってきた
段階で、どういった
安全策が必要になるかというのが出てくると思いますので、そういった
段階で十分に
検討し、より安全な
園舎になるようにしていきたいというふうに考えております。
○
議長(
小畠政行君) 15番、
大西基雄君。
○15番(
大西基雄君) 今、
検討していただくということなんで、ぜひともこれ大事な
子どもたちを守るための大きな
事業ですんで、やはりもうそれは大前提として、
土留めの
擁壁等は考えていただきたいと思います。
以上です。
○
議長(
小畠政行君) ほかに
質疑はありませんか。
6番、
渡辺拓道君。
○6番(
渡辺拓道君) 防災的な観点から非常に
課題のある問題について、今回早急に取り組んでいこうという
部分については、評価をさせていただきたいなというふうに思います。
ただ、これまで
幼保の
一体化については、一定市全体の
考え方を持った上で
取組を進めてきたかというふうに
認識をさせていただいております。現状は、市の
子ども・
子育て支援事業計画、ささっ子
子育ていちばんプランに基本的には基づいて進めていくという形になっているかというふうに思います。
そういった中で、今回はその
防災対策としての
部分がかなり前面に出て、早急に
対応せないかんということやったんですけれども、一方で、市全体としての
一体化の中での今回の
整備の
位置づけといったものもしっかりと整理をしていく必要があるのではないかなというふうに思いますので、全市的な
幼保一体化の
部分での
位置づけについて、この場で
確認をさせていただきたいなというふうに思います。
○
議長(
小畠政行君)
稲山こども未来部長。
○
こども未来部長(
稲山 悟君)
こども未来部の
稲山でございます。
今、
渡辺議員から申されました
幼保一体化の
計画については、
教育委員会としてはしっかり踏まえた上で
取組を進めていきたいというふうに考えております。今回、
今田の
こども園を
整備するに当たりましても、
今田の地区の
皆さん、
今田保育園については、
古市のほうから来られている方がありますので、
古市との
検討というふうなお話も実際の
議論の中で出てきたわけですけれども、やはり今回につきましては
安全対策、
今田保育園が
イエローゾーン、
今田幼稚園が
レッドゾーンというふうなところ。
そして、
皆さん、一日も早い御要望があるというふうなところから、
安全対策のほうを優先させていただいて、なおかつ
古市地区のことも
十分検討もさせていただいた上で、今回、
今田こども園を
今田地区で
整備をしていくというふうなことでございますので、今、
渡辺議員が言われました
古市地区の
課題であったり、それから全市的な
課題なんかにつきましては、今後この
こども園を
整備する中で、しっかりと基本的な
部分を押さえながら、
取組を進めていきたいというふうに思います。
特に、
課題となるのは、
古市の
皆さんの
対応かなというふうに思いますので、その辺は今後の
在り方検討会、今後も続けてまいりますので、いろんな
段階の中でお話も聞いていき、よりよい
対応策を
検討していきたいというふうに思っております。
○
議長(
小畠政行君) 6番、
渡辺拓道君。
○6番(
渡辺拓道君)
認識はしていただいているということで、安心をさせていただいたんですけれども、この際、やっぱり今後
検討していくということじゃなくって、具体的な
基本設計と並行して、やっぱりきっちりとその辺りの
部分の整理をしていただいて、開園時にはきっちりとこういう
位置づけで
防災面、それから
幼保一体の面からこういう
整備をしたんですっていうことを
教育委員会のほうとしても、しっかりと話しできるような形の
スケジュール感で
検討いただきたいなというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○
議長(
小畠政行君)
稲山こども未来部長。
○
こども未来部長(
稲山 悟君)
こども未来部の
稲山でございます。
今回の
こども園の
整備に、今回、今日
予算を上げていただくに当たりまして、まずいろんな部署に及ぶ
部分がありますので、市役所の
関係の部課のほうと
調整もしております。
その中で、私も一番大切だなというふうに思っておりますのは、建物だけではなくて、今後の仮称の
今田こども園が円滑にスタートできるように、スムーズにできるようにということで、
味間認定こども園、たき
認定こども園のときにも同じようにしたようでございますけれども、現在
保育園、
幼稚園におられる
先生方にも入っていただいて、なおかつプラス、それから市の
職員も入らせていただいて、今後、
今田こども園がどういう方向でいったらいいのか、そして、新たにスタートした
今田こども園がどういうふうに地域の
皆さんと一緒に取り組んでいくのかというふうなところもその新たな
チーム編成を設けたいなというふうに思っておりますので、その中での
議論を踏まえた上で、
教育委員会の
皆さん、それから
市長部局とともに
議論を深めていき、よりよい
今田こども園がスタートできるようにしていきたいなというふうに思います。いろんな御指摘ありがとうございます。
○
議長(
小畠政行君) ほかに
質疑はありませんか。
1番、
森本富夫君。
○1番(
森本富夫君) 1番、森本でございます。
新聞報道によりますと、
井本委員長の
再生委員会の
議論の中で、遅過ぎたというような
意見が出たと。確かに私たちも過去を思い出しますと、あの
立地条件、あの坂道の
関係で、国道との合流で事故があったようなときもありましたし、それを何とか、それで
老朽化も進む中で、過去に何回も
こども園でなくても、建て替えというような
意見が出たことも記憶をしております。それから、十数年がたち、
認定こども園制度もでき、
レッドゾーンができ、
イエローゾーンの
指定があったと。遅過ぎたということに関して、
時系列も含めて、市民に対する
説明的なことがあれば、おつなぎいただきたいと思うんですが。
○
議長(
小畠政行君)
稲山こども未来部長。
○
こども未来部長(
稲山 悟君)
こども未来部の
稲山です。
今、森本議員言われました、
再生計画推進委員会のほうでは、平成29年の
警戒区域の
指定以降、どういうふうな
取組をしていたんだということで御指摘は受けたことは事実でございます。決して
教育委員会、当時は
こども未来課になりますけれども、放置していたというふうなわけではなくって、そのことは
十分認識をした上で、現在取れる
対策を取ってきたというふうに、私は
認識をしております。
具体にこう
時系列で全部申し上げられませんけれども、
レッドゾーンでありますと、新たな建物は建てられないという
法規制がありますけれども、
イエローゾーンについては、
周知という
部分が多いというふうに聞いております。
災害に対する
周知という
部分がありますので、そういった
部分について、
保育園で避難の訓練をさせていただいたり、それから今回の
こども園を
整備するに当たりましても、
保護者の
皆さんに「
今田保育園が
イエローゾーン、
今田幼稚園が
レッドゾーンということを御存じですか」というふうなことのアンケートももう取らせていただいております。
周知が遅かったと言われれば、ほんとにその点については、おわびを申し上げるわけですけれども、今回こういろんな御指摘の中で、
取組を昨年の11月から市の
職員が始めてくれましたので、今回決着としては非常に早かったのかなというふうに思います。
ただ、それまでの間、
周知が十分でなかった点がもしあったとすれば、その点については、今後の
場所につきましても、全く
イエローゾーンから外れてくるような
場所ではありません。前の
部分が
イエローゾーンになってきますので、先般も
丹波土木事務所のほうに行かせていただいて、
公園砂防課長さんといろんなお話をさせていただきました。
イエローゾーンというのは、建物を建てられない
場所ではなくって、
災害が起こるという警戒の
区域ということを
周知のために設定しているんですよっていうことですので、今回
今田こども園についても、
整備をする前に、先ほど申し上げました新たな
チームの中で
避難訓練の
方法とか、そういったところを十分に
周知もさせていただいたり、
保護者の
説明のほうについても、丁寧にしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○
議長(
小畠政行君) ほかに
質疑はありませんか。
3番、
栗山泰三君。
○3番(
栗山泰三君) 3番、栗山です。
今回の件について、
再生計画推進委員会の
報告書の中には、
財政的な面についての
報告がちょっと少ない感じを受けたんですが、
令和2年から5年にかけては、
財政がかなり逼迫する
状況にあるような
報告を受けておる
段階であると
認識しておるんですが、その時期にまたさらに
債務を3億円ですか、そのように借りてのこの
事業を行うのは大変厳しいんじゃないかというような
認識をしておるんです。
現場のほうは、確かに
レッドゾーンということで早く動かさなあかんことはよく分かるんですが、
財政的な面についてのその辺の
考え方をちょっと教えていただきたいと思います。
○
議長(
小畠政行君)
藤本行政経営部長。
○
行政経営部長(
藤本雅浩君)
行政経営部の
藤本でございます。
まず、
再生委員会のときには、この全体
計画の中で一応今回上げさせてもらった
設計費あるいは
建築工事の概算的なものを上げさせていただいて、一応それ全体でどういう財源があるかということ等
審査をいただきました。その中で、
再生委員会のほうでも
議論いただいて、回答いただいたわけですけれども、決して影響がないということではなくって、大きく悪化することがないということでの
審査結果をいただいております。
ただ、決して楽観的な
財政の
状況ではありませんので、その辺は当然
起債を借りても償還等必要となってきますので、それを見ながら、
財政運営をやっていく必要が引き続いてあるかと思います。結果の中では、大きく悪化するおそれがないということでの
報告をいただいております。
以上です。
○
議長(
小畠政行君) 3番、
栗山泰三君。
○3番(
栗山泰三君) 今回の件について、
井本委員長にもちょっと
確認をしたんですけれども、その
債務に対する
返済計画はどれぐらいの期間を考えておられるんですか。
○
議長(
小畠政行君)
藤本行政経営部長。
○
行政経営部長(
藤本雅浩君) すみません。ちょっとまだ具体的には、全ての
債務を見ているわけではないんです。通常大体20年ぐらいの償還になるかと思います。ちょっとすみません。細かい
資料を今、
手元に持っていませんので、
個別具体のそれぞれの
債務といいますか、
起債の
償還期間についてはちょっと今、
手元資料ございませんので。
○
議長(
小畠政行君) 堀井副
市長。
○副
市長(堀井宏之君) 副
市長、堀井です。
基本的に、
幼稚園部分については、ここにあります学校
教育の
整備事業債、それから
保育園部分については、社会福祉
施設の
整備事業債というのを借り入れることになります。基本的に学校
教育の
部分については、おおむね20年から25年。こちらについては借り入れる先によって、期間が変わってまいります。政府系の資金、国の資金系ですと25年という長いのがありますし、仮に銀行等で借りるというふうに県の配分がありましたら、そこは市の設定で期間を設けられますので、おおむね20年から25年ということになろうかと思います。
社会福祉系の
事業についても、基本的に20年というのがベースですので、清掃センターなんかですと、15年とか、非常に短いんですけれども、学校
関係の
施設、
保育園関係の
施設については、20年から25年ということになりますので、
債務の負担としては、長く長期で分割ができますので、すぐに
財政状況が悪化するというような
状況にはないと判断をしております。
以上です。
○
議長(
小畠政行君) 3番、
栗山泰三君。
○3番(
栗山泰三君) 先ほど20年というような、一応20年から25年という
説明を聞かせていただいたんですが、3億円であれば、20年、年間1,500万円ですか、その返済をこれから20年間毎年行っていくような
計画になるかと思います。その辺の細かい
計画も
検討がやはり大事だと思います。何年になるか分からんという、今答弁やったんですけれども、これ
事業起こす前にそれぐらいのことまで、やはり毎年どれぐらいかかるのかということも見積りなり、
計画をしっかりとされていく必要があるかと思います。
以上です。
○
議長(
小畠政行君) 堀井副
市長。
○副
市長(堀井宏之君) すみません。私の
説明が十分ではなくて、大変申し訳ありませんでした。基本的に、
再生委員会にかけるときに、今後の償還がどれぐらいになるかというのは担当のほうで20年でしたら20年、25年でしたら25年ということで、一旦積算をして、将来の収支がこうなるというのをきっちり数字を押さえた上で、
説明をさせていただいています。
それで私の答弁は、ちょっとその詳細まで
手元に持っておりませんでしたので、おおむね国なり、借入れ先の
償還期間が20年から25年という
説明をさせていただいたわけで、ちょっと今、しっかりその具体的に何年で計算したかというのは、お答えはできませんけれども、基本的にはそこは20年なり、25年で押さえて、数字を入れて、将来公債費がこれぐらい増える、交付税がこれぐらい返ってくるというのを計算した上で、
再生委員会のほうに
説明をさせていただいていますので、いいかげんな
説明をしたということではないですので、私のちょっと答弁が不十分だったということで、その点についてはおわびを申し上げます。
以上です。
○
議長(
小畠政行君) ほかに
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
小畠政行君)
質疑なしと認めます。
これで
質疑を終わります。
お諮りします。
ただいま議題となっております
議案第41号については、
予算決算委員会に付託をすることにしたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
小畠政行君) 異議なしと認めます。
議案第41号
令和4年度
丹波篠山市
一般会計補正予算(第7号)は、
予算決算委員会に付託することに決定しました。
以上で、本日の
日程は全部終了しました。
お諮りします。
議事の都合によって、明日8月11日から29日までの19日間は休会としたいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
小畠政行君) 異議なしと認めます。
明日8月11日から8月29日までの19日間は休会とすることに決定しました。
本日は、これで散会します。
お疲れさまでした。
午前10時02分 散会
地方自治法第123条第2項の
規定により署名する。
令和4年8月10日
丹波篠山市議会議長 小 畠 政 行
丹波篠山市議会議員 隅 田 雅 春
丹波篠山市議会議員 大 上 和 則
丹波篠山市議会議員 森 本 富 夫...