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平成30年第115回定例会(第2号 9月 5日)
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  1. 篠山市議会 2018-09-05
    平成30年第115回定例会(第2号 9月 5日)


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    平成30年第115回定例会(第2号 9月 5日)        第115回篠山市議会定例会会議録(2)           平成30年9月5日(水曜日)              午後 1時00分 開議   〇出席議員(18名)      1番  小 畠 政 行         2番  隅 田 雅 春      3番  向 井 千 尋         4番  渡 辺 拓 道      5番  大 西 基 雄         6番  園 田 依 子      7番  足 立 義 則         8番  安 井 博 幸      9番  恒 田 正 美        10番  栗 山 泰 三     11番  大 上 和 則        12番  木 戸 貞 一     13番  國 里 修 久        14番  吉 田 知 代     15番  前 田 えり子        16番  河 南 克 典     17番  奥土居 帥 心        18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       稲 山   悟   総務部長       梶 村 徳 全   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     倉   剛 史   農都創造部長     堀 井 宏 之   まちづくり部長    横 山   実   上下水道部長     酒 井 一 弘   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局長                                   中 筋 吉 洋   消防長        吉 見 敏 明   教育部長       芦 田   茂   教育次長       酒 井   宏   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 和 正   課長         福 西 保 博   主事         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第2号 平成30年9月5日(水曜日)午後1時00分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  諸般の報告        ・陳情書等        ・例月出納検査報告   第 3  行政報告        ・寄附採納報告   第 4  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会        ・民生福祉常任委員会        ・産業建設常任委員会   第 5  承認第 9号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第 9号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第3号)   第 6  議案第53号 学校法人兵庫医科大学ささや医療センター施設整備費等               補助金交付に関する条例の一部を改正する条例   第 7  議案第54号 篠山市農業共済条例   第 8  議案第55号 篠山市まちづくり条例の一部を改正する条例   第 9  議案第56号 篠山市立幼稚園設置条例等の一部を改正する条例   第10  議案第57号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部               を改正する条例   第11  議案第58号 篠山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定               める条例の一部を改正する条例   第12  議案第59号 篠山市営斎場の指定管理者の指定について   第13  議案第60号 平成30年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付に               ついて   第14  議案第61号 市道河原町南濠端線電線共同溝整備工事委託契約について   第15  議案第62号 平成29年度篠山市水道事業会計処分利益剰余金の処分               について   第16  議案第63号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第4号)   第17  議案第64号 平成30年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   第18  議案第65号 平成30年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算               (第1号)   第19  議案第66号 平成30年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1               号)   第20  議案第67号 平成30年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               1号)   第21  議案第68号 平成30年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)   第22  議案第69号 平成30年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第1号)   第23  議案第70号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第1号)               午後 1時00分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、御苦労さまです。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、16番、河南克典君、17番、奥土居帥心君、1番、小畠政行君を指名します。 ◎日程第2  諸般の報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.諸般の報告を行います。  市長から提出されます案件は、昨日お手元に配付したとおりです。  次に、陳情書等について。  本日までに受理した陳情・要望等6件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  まず、平成30年7月西日本豪雨災害に関し、受理番号250番「生産組合作業倉庫復旧に対する支援の要望書」、及び受理番号257番「篠山統合井堰ゴム袋体補修工事に関する陳情書」については、市当局においても対応が進められているところですが、市当局へ引き続き適切に対応するよう申し入れることとします。  受理番号276番「要望書(丹波篠山市への市名変更)」については、これまでも同様の要望が出てきていますので、これまでの対応に照らして回答します。  受理番号295番「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度を堅持するための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請について」は、総務文教常任委員会で調査いただきます。  兵庫県腎友会関係の、受理番号296番「平成31年度予算にかかる要望」及び連動しての受理番号297番「篠山市への要望事項平成30年度」については、市当局へ適切に対応するよう申し入れることとします。  次に、監査・検査結果について。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成30年5月分の「例月出納検査報告書」が提出されました。その写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、組合議会関係について。  8月16日に、丹波市において、丹波少年自然の家事務組合議会定例会が開催され、議長に尼崎市議会議長が、副議長に篠山市議会議長の私が選出され、平成29年度の決算認定議案などが承認されました。これらの関係書類は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次、系統議長会関係について。  7月17日、阪神市議会議長会定例会が、同月27日、第257回兵庫県市議会議長会総会が、いずれも西宮市において開催され、平成29年度会計歳入歳出決算の認定等が行われました。関係書類は、議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、7月の西日本豪雨災害に対する義援金について、議員互助会から、全国市議会議長会を通じて5万円、兵庫県豪雨災害義援金募集委員会を通じて5万円の、合計10万円を支出しましたので、御報告します。  次に、地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のため、市長、教育長、代表監査委員及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  これで、諸般の報告は終わります。 ◎日程第3  行政報告 ○議長(森本富夫君)  日程第3.行政報告を行います。  酒井市長、報告願います。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、こんにちは。  議員の皆様には、平素から篠山市、また市民のために真摯な御活躍をいただき、心から敬意と感謝を申し上げます。本定例会に提案をし、御審議をいただきます案件は、条例の改正、平成30年度の補正予算、平成29年度の決算認定など、いずれも重要な案件ばかりとなっています。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願い申し上げます。  それでは、行政報告に入らせていただきます。  1点目は、昨日の台風21号についてです。  強い台風の直撃を受け、大変心配をし、警戒をいたしましたが、幸い篠山市においては大きな被害はありませんでした。倒木のあった地区が3地区、また後川の一部の地域において、一時的に停電、断水がありました。それ以外については、調査中ですけれども、幸いであったと思っています。神戸、大阪方面では大きな被害が報道されており、心からお見舞いを申し上げ、復旧をお祈りいたしたいと思います。  報告の2点目は、京口排水ポンプの完成です。  7月8日に京口排水ポンプの竣工式を行っています。早速7月の大雨にも対応することができました。
     報告の3点目は、西紀中学校出身溝畑樹蘭選手が、アジア大会水泳の4掛ける100メートルリレーで金メダルを獲得をされました。西紀中学校時代から日本で一番になるなど活躍をしていましたが、今、明治大学2年生となられ、日本を代表するトップスイマーに成長されていることを大変うれしく思っております。東京オリンピックでの出場、活躍も大いに期待しているところです。  報告の4点目は、篠山市内の小中高校生の活躍です。  ホッケーでは小学生チーム、HCひょうごハーツが全国大会で準優勝、また篠山丹南中学校男子ホッケー部全日本中学生ホッケー選手権大会で準優勝をいたしました。また、篠山鳳鳴高校軟式野球部が昨年に引き続き、夏の県大会で優勝し、全国大会でもベスト8進出、福井国体出場を決めています。子どもたちの頑張りは市民の誇りであり、大変うれしく思っており、溝畑樹蘭選手の活躍と合わせ、ホッケー、鳳鳴高校の軟式野球部などの活躍について、庁舎に横断幕を掲げ、喜び合いたいと考えているところです。  報告の5点目は、平成30年7月豪雨災害被災地へ職員2名を派遣したことです。  7月27日から31日まで岡山県倉敷市へ総務部税務課の小倉係長と中森主査を派遣し、浸水やなどで被害を受けた家屋の被害調査を行いました。  報告の6点目は、第69回丹波篠山デカンショ祭です。  兵庫医科大学の新家荘平理事長や犬山市、郡上市などから来賓をお迎えし、初日は4万人、2日目は3万5,000人の人出でにぎわいました。  報告の7点目は、寄附の受け入れについてです。  お手元の資料のとおり、和歌山市、芝 喜惠子様より福住伝建地区利活用の土地。  宝塚市、鈴木鐵雄様よりノートセット。  篠山市川北新田、田中孝治様より絵画。  篠山市井ノ上、藤木千晧様より10万円。  篠山鳳鳴高校20回生有志一同様より10万円。  フルヤ工業株式会社代表取締役社長 降矢寿民様より100万円。  有限会社典座様より10万円をそれぞれいただいています。  御寄附をいただきました皆様の思いをしっかりと受けとめて、その御厚志に応えるべき適切な活用に努めていきたいと考えます。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第4  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第4.常任委員会所管事務調査報告を行います。  各常任委員会で閉会中に行われました所管事務調査の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員会委員長の報告を求めます。  隅田総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(隅田雅春君)(登壇)  こんにちは。総務文教常任委員会委員長の隅田でございます。  7月19日、20日に本委員会が実施いたしました福井県勝山市及び石川県七尾市での行政視察について、御報告いたします。  勝山市は、福井県の北東部に位置し、市の中心は福井市の東方約28キロメートルの地点にあり、東南は大野市に、西南は福井市、北西に坂井市、吉田郡永平寺町、北は石川県に隣接しており、面積は253.88平方キロメートルです。  勝山市では、文部科学省の「外国語教育強化地域拠点事業」の採択により、平成26年度から英語教育の強化に取り組まれています。特に小学校においては、学習指導要領の改訂により、平成32年度から英語の教科化が全面実施されることを受け、本市における英語教育を行っていく上で参考とするため、指導体制や指導方法及び評価方法等、小学校における英語教育全般の課題及び今後の方向性等の調査を目的とし、視察研修を行いました。  勝山市において小学校では、従来の外国語活動を発展させた英語の指導方法や評価、指導体制の研究・実践、中学校では、小中を通じた系統的な英語教育のあり方についての研究・実践、さらに高校では、中高のスムーズな連携を促進するために、公開授業や研究会を行い、指導方法や評価について実践・研究が行われています。  特に、小学校では、「聞く」「話す」を中心とした音声指導に重点を置き、自分のことや他人のことを表現し合う力を養うことを目的として、3、4年生は、発達段階を考慮した外国語活動の指導と評価のあり方、5、6年生は、「読む」「書く」の指導や評価方法の実践・研究が行われています。  具体的な取り組み内容としては、「小中高連絡協議会」や「中高英語担当教員連絡会」「小・中・高合同の授業公開・授業研究会」を開催し、小・中・高等学校が連携して取り組む体制が整備されています。また、小学校学級担任の指導力の向上を狙いとした専科指導教員(国による英語加配教員と勝山市直接雇用の英語講師)とのティーム・ティーチングによる授業実践と福井県独自の英語補助教材(福井県版グローバルスタディーズ福-EnglishLet’s Read等)を活用した英語教育に取り組まれています。  小学校では、学習指導要領の改訂により、平成32年度から中学年においては外国語活動、高学年においては外国語科が全面実施されます。そうしたことに本市でも早急に対応していくために、勝山市での先進的な取り組みは非常に参考となるものでした。  本市においては、外国語活動推進ワーキンググループを設置し、外国語活動と教科化への対応として、「篠山モデルプラン」の策定により、各学校がスムーズに対応できるように取り組みが進められています。さらに、昨年8月からALTをこれまでの4名から8名に倍増し、各小学校への派遣を月1回から週1回とするなど、その対応に向けた取り組みが進められており、ALT2名とCIR(国際交流員)2名で市内9校を回っている勝山市と比較しても十分な体制がとられていることを確認しました。  次に、七尾市は、石川県の北部、能登半島の中央に位置しており、平成16年10月1日、「港と温泉のまち 七尾市」「建具のまち 田鶴浜町」「演劇のまち 中島町」「観光の宝島 能登島町」の1市3町が合併し、誕生しました。自然・食の豊かさ、暮らしやすい気候、自然災害の少なさ、子育て環境、医療・福祉環境、交通の便、さらに移住支援制度が充実していることから、宝島社の「日本に住みたい田舎2018版ベストランキング」では、565団体中31位、北陸エリア(シニア世代)1位、北陸エリア(子育て世代)5位という評価を受けられています。  近年、各自治体においては、人口減少が大きな課題となっており、その対策として、七尾市では、「いつまでも住み続けたいふるさと七尾事業」として、「ななお創業応援カルテットによる創業者支援」や「自治体連携による移住定住促進交流人口拡大」を初めとして、移住・定住に関する施策に先進的に取り組まれていることから、その事業(施策)内容や成果や課題、今後の方向性等の調査を目的とし、視察研修を行いました。  七尾市では、平成26年に七尾市、七尾商工会議所、のと共栄信用金庫、日本政策金融公庫の4者が協定を締結し、「ななお創業応援カルテット」を開設、これまで各組織が個別に行っていた創業者の育成や補助金制度などの支援策の共有活用に加え、創業窓口の設置、創業相談会、創業セミナー、創業塾の開催や創業後の事業モニタリングなど、創業前から創業後のフォローに至るまでの状況に応じて一貫した伴走支援体制が構築されています。  現在では、市内在住者だけでなく、U・I・Jターン者などが制度を活用して、スポーツ合宿所、カフェ&ゲストハウスやイタリアンレストランなどの創業に至っています。さらに、平成27年には、「ななおiju(イジュウ)創業パック」を創設し、移住前からの移住・創業支援から、移住後の創業支援まで1つのパッケージとして提供するなどの施策が展開されています。  また、平成28年度から生活圏を同じくする中能登町と連携し、移住定住の促進に向けた取り組みが開始され、東京での移住相談会や現地体験会を開催されています。さらに、両市町が連携してスポーツ合宿等の誘致に取り組むなど、共同で新たな交流人口の拡大策に取り組まれています。  また、町内会と協力した空き家の掘り起こし支援住宅支援制度では、特徴的な取り組みとして、町内会の同意を得て、空き家バンクに登録した物件の契約が成立した場合、所有者に加え町内会にも報奨金(1件5万円)を支払う空き家活用報奨金制度が創設されており、町内会の同意を得た物件の契約件数は55件(平成25年度~平成29年度)とのことでした。  移住定住施策においてポイントとなることは、①住まいへの支援(住宅取得への助成)、②仕事への支援(就職・創業に対するサポート)、③地域のサポート支援(相談や地域行事への声かけや移住者との交流など)、④情報発信であり、20~40代、子育てファミリー、Uターン(嫁ターン)、独身女性(30代)など、ターゲットを明確に絞った施策を展開することが重要であると確認しました。  人口5万3,304人、面積は、318.29平方メートルと七尾市は、本市とほぼ同規模の町ですが、全国的に名が知られている和倉温泉を有し、市内には、総合病院が2つ、中心部は、都市機能が充実しており、本市とは若干状況は異なるものの、少子化による人口の縮小傾向、または進学期・就職期の人口流出といった課題に対する移住定住施策は非常に参考となるものでした。  本市においても、空き家活用や子育て・若者支援、通勤・通学しやすい環境づくりに関するさまざまな事業が実施されていますが、七尾市の取り組みも参考としつつ、篠山市の将来を見据え、本市の状況に合った移住定住施策を行っていく必要性を確認しました。  最後に、今回行った行政視察のテーマである「小学校における英語教育の取り組み」及び「移住・定住施策」については、本市として、今後、さらに取り組みを進めていかなければならない重要な案件であることから、所管委員会として、今回の行政視察を踏まえ、継続して調査等を行っていきたいと考えます。  以上で、総務文教常任委員会所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、民生福祉常任委員会委員長の報告を求めます。  木戸民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(木戸貞一君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の木戸です。  当委員会では、7月23日に所管事務調査を実施いたしました。  調査は、本年3月に更新時期を迎えた保健福祉部の各種計画、第7期介護保険事業計画、しょうがい者基本計画、第2期データヘルス計画、第3次食育推進計画の調査に加えて、篠山市障害者総合支援センター スマイルささやま、篠山市こども発達支援センターの2事業所の現地踏査を行いました。  各種計画の調査では、全体を通して、情報公開の面からホームページ等への掲載やパブリックコメントのあり方についての質疑がありました。  当局からは、情報公開については、各担当部署で取り組んでいるが、ホームページに公開できていないものもあるので速やかに情報公開に取り組んでいくとの回答があり、また、パブリックコメントは全体を通して1件もなかったことが報告されました。  これに対して、委員から、パブリックコメントは重要な意義があり、意見がなかったことは改善の余地がある。市民の意見を聞く仕組みの工夫を求めるといった意見が出されました。  次に、2事業所の現地踏査について、スマイルささやまでは、委員から、障がい者の一般就労について、また、今後の施設運営や設備についての質疑がありました。これらに対し、施設長からは、障がい者の一般就労については、企業の理解は進んでおり、壁はなくなってきていると感じているとの回答がありました。  施設運営、設備に関しては、担当部長から、事業所と協議し計画的に整備、改修を進めているとの回答がありました。  その他、施設長から、施設内踏査において、特殊浴槽の更新時期が来ており、大きな金額がかかることや、利用者が増加しており、遊具部屋の遊具を撤去して対応するといった説明を受けました。  次に、こども発達支援センターでは、今後の事業や方向性に関する質疑の中で、センター長より、センターでは、1日に40台から50台の車が出入りしており、近隣北側の県道においては、一部道路が狭隘状態であり、センター出入り口においても、交通事故の発生を危惧している。看板設置等、安全確保に取り組んではいるが、十分な対策とまではまだ言えないと感じている。また、職員の専門性の向上と専門職の確保が事業を継続発展していく上で極めて重大であり、篠山市の看護師等の修学資金を貸与する事業により、市内の子どもたちが将来、理学療法士)や作業療法士、言語聴覚士となり、当センターのスタッフとして活躍してくれることを期待しているとの回答がありました。  以上、今回、所管事務調査に御協力いただきました両施設におかれましては、委員から出された意見を参考にしていただき、施設のサービス向上に向けて一層取り組みを進めていただきますようお願い申し上げるとともに、執行部におかれましては、各委員から出されました意見を十分受けとめていただき、今後さらなる取り組みを進めていただくよう申し添え、所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。  大上産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(大上和則君)(登壇)  産業建設常任委員会委員長の大上でございます。  産業建設常任員会における閉会中の所管事務調査について、御報告を申し上げます。  当委員会では、7月30日及び8月9日に、所管事業の進捗等につきまして調査を行いました。  まず、駅レンタカー事業については、丹波篠山観光ステーションの開設とともに、取り組みが進められておりますが、事業内容等について説明を受け、質疑を行いましたので、重立った内容につきまして、御報告を申し上げます。  委員からの西日本レンタカー&リースが準備する車両は、軽自動車とコンパクトカーとになっているが、大人数の方には対応できないのではないかとの質疑に対し、当局からは、事前に予約された場合は、ワゴン車の手配も可能であるとの答弁がありました。  また、駅レンタカー事業の稼働状況の試算はどうかとの質疑に対し、月23台程度で、手数料は、1万2,000円程度を見込んでいるとの答弁がありました。  また、予約なしでも当日にレンタカーを借りることはできるのかとの質疑に対し、車両にあきがあれば可能であるとの答弁がありました。  また、他の営業所で借りた車両の返却は対応できるのかとの質疑に対し、予約時に返却場所が判明することもあり、営業時間内であれば対応するとの答弁がありました。  また、駅レンタカー事業の契約は、1年更新となっているが、西日本レンタカー&リースより、何年間か続けてほしいといった意向は聞いているのかとの質疑に対し、何年間か続けてほしいという意向は聞いていないが、市としては、できるだけ続けていきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、去る8月9日に行った、兵庫県三木市においての「タブレット端末を利用した観光客対応の取り組みについて」の視察研修の報告を申し上げます。  視察先の三木市においては、訪日外国人や在日外国人への対応において課題であった言葉の壁によるコミュニケーションがうまくとれないことや、訪日外国人が買い物する際の両替等の問題の解消につなげるため、キャッシュレス端末やTV通話通訳ツールなどの機能を有するタブレット端末を提供するNIPPON Tabletと「訪日外国人や在日外国人の利便性を向上する協定」を締結されました。これにより訪日外国人や在日外国人の利便性の向上や、今後のインバウンド戦略につなげようとする取り組みをされておられます。  この取り組みにつきましては、人口減少やグローバル化に対応して地方創生の新たな仕組みや戦略が必要であるという観点から、タブレット端末を利用した取り組みを企画政策課で担当しておられ、国の施策として、観光先進国を目指す動きもあり、三木市でも地域資源と魅力を世界に発信し、需要やニーズを把握しながら、外国人に対する受け入れ態勢の構築をしようとされておられます。  まず、三木市のPR戦略の推進という観点から、Japan OLD350万人のフォロワーを持つ株式会社DMoX(デモックス)と協定を締結し、SNSで体験観光プラン記事を掲載しPRを行い、世界に認知度を高める取り組みを始めており、また、外国人のSNSに対する反応を確認することにより、需要、ニーズの把握を行われています。  この取り組みにかかるコストとしては、使用料は無料ですが、職員が記事を作成する手間がかかるということを挙げられておられました。しかし、職員の人件費以外のコストはかからないため、協定上の契約期間は1年ですが、今後も継続して契約をする意向をもっておられました。  次に、呼び込んできた外国人に、三木市を楽しんでもらうというおもてなし戦略として、テレビ通話による通訳サービスや、キャッシュレス化を搭載しているタブレット端末を有するNIPPON Tabletと協定を締結し、外国人の利便性の向上を図られておられます。  これら2つの協定をかけ合わせ、地域資源をつなぐことによる新たな商品としてパッケージ化を図り、外貨を稼ぐ取り組みを進めておられます。商品の具体例としては、ゴルフの町を生かして、宿泊と体験を組み合わせたツーリズムをパッケージ化し、インバウンド専門の旅行会社において商品化されておられます。  継続して事業運営するためにも、行政は地域資源をつなぐことまでを行い、主体的に民間業者で動いてもらうという考えで進められておられます。三木市の現状では、約1,000人の訪日外国人が来られておられますが、さらに増加させるために、協力民間業者を仲間(チーム)としてふやしていきたいとのことでした。  2カ所目の視察先であるネスタリゾート神戸においてのインバウンド戦略では、スポーツツーリズムとしてゴルフでPRし、体験を求められるなら特産の金物体験、フルーツ狩り、陶芸体験や伝統工芸を紹介されておられました。現時点では、外国人観光客は少ないものの、ホテル側にも英会話等のできるスタッフが少ないため、タブレットの通訳機能はスマホのアプリより精度も高く便利であるというお話でした。  今回の視察先である三木市のインバウンド戦略の推進として、NIPPON Tablet及びDMoX(デモックス)と連携し、取り組みが始められたところであり、実績・効果というところはまだ見えていない状況でしたが、国を挙げて観光先進国として取り組んでいる中、本市においても、今回の視察事例を参考にしながら、世界に向け情報発信、訪日・在日外国人の利便性の向上を目指し、官民協働で取り組んでいただけるような仕組みづくりが必要であり、住民と行政が一体となっておもてなしの心で観光客を迎えられるよう、今後も委員会で議論していきたいと考えますので、執行部におかれましてもインバウンド戦略の推進についてさまざまな角度より御検討いただくよう申し添え、所管事務調査の報告といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  これで、常任委員会所管事務調査報告は終わりました。 ◎日程第5  承認第9号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第5.承認第9号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程賜りました専決第9号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第3号)につきまして、御説明をいたします。  このたびの補正につきましては、7月5日から8日の集中豪雨の被害に対します避難者支援や、被害の拡大を防止するために早急に対応が必要な復旧経費などを平成30年7月5日付で専決処分により行うものです。  なお、国の災害査定等を受けて実施をいたします災害復旧経費等につきましては、この後に上程をさせていただきます補正予算第4号において予算措置を行います。  それでは補正予算書をごらんください。  被害を受けた道路、橋梁や河川、農地農業用施設におけるのり面崩壊による復旧工事や被災現場の測量委託のほか、避難所運営に係ります経費等の追加を行いました結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億3,237万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ233億4,490万9,000円とするものです。  それでは、予算書9ページをお開きいただき、歳出予算について御説明を申し上げます。  3款 民生費、4項 1目 災害救助費は356万3,000円の追加で、市内全域への避難勧告発令により開設いたしました64カ所の避難所運営に要しましたアルファ化米等の補充や、配置いたしました職員人件費等です。特定財源36万9,000円は、今回の災害で篠山市が災害救助法の適用を受けることになったことから、災害救助費県補助金を充当するものです。  次に11ページ 6款 農林水産業費、1項 農業費、8目 農地整備費885万円の追加は、市内各地で発生いたしました水路や農道、畦畔ののり面崩壊等に対する37件分の補助です。  13ページ、2項 林業費、3目 治山費359万1,000円の追加は、春日江地内の林道大谷線の復旧及び渓流工事整備事業補助金1件です。  続きまして、15ページ、8款 土木費、4項 都市計画費、3目 公園費72万8,000円の追加は、王地山公園内の崩落のり面の復旧経費です。  次に17ページ、9款 1項 消防費、4目 災害対策費820万2,000円の追加は、土のう用の真砂土や袋の購入のほか、糯ケ坪地内での排水対策の委託経費及び災害対策のために配置いたしました職員人件費です。  19ページ、14款 災害復旧費、1項 公共土木施設災害復旧費、1目 道路橋りょう災害復旧費は4,968万円の追加で、職員人件費のほか、火打岩地内の市道鍔市北線の山腹崩壊など42件の復旧工事等2,845万円、災害査定に向けた測量委託で1,627万円、支給用の補修材料100万円などの追加です。特定財源につきましては、公共土木施設災害復旧事業債4,310万円です。  2目 河川災害復旧費3,676万5,000円の追加は、八上上・八上内地内の仙願寺川ほか4件の復旧工事1,480万円のほか、測量委託で2,196万5,000円、特定財源につきましては、公共土木施設災害復旧費国庫負担金466万9,000円、公共土木施設災害復旧事業債3,200万円です。
     次に21ページ、2項 農林水産業施設災害復旧費、1目 農地農業用施設災害復旧費2,099万5,000円の追加は、職員人件費のほか、小多田地内の農道復旧工事ほか1件で、430万円及び15件分の測量委託で1,482万円などによるもので、特定財源につきましては、農地農業用施設災害復旧費県補助金287万1,000円、地元分担金12万9,000円です。  次に歳入につきましては、特定財源は歳出のところで御説明申し上げましたが、今回の補正予算に必要な一般財源4,923万6,000円につきましては、財政調整基金繰入金により措置をしております。  最後に、3ページをお開きいただきまして、第2表 地方債補正について御説明いたします。  地方債の追加で、災害復旧事業は、公共土木施設災害復旧事業債で7,510万円を追加するものです。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、承認第9号を採決します。  本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、承認第9号は、原案のとおり承認されました。 ◎日程第6  議案第53号 学校法人兵庫医科大学ささや医療センター施設整備費等               補助金交付に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第6.議案第53号 学校法人兵庫医科大学ささや医療センター施設整備費等補助金交付に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第53号 学校法人兵庫医科大学ささや医療センター施設整備費等補助金交付に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は3ページ、条例改正新旧対照表1ページから3ページ、議案第53号説明資料をお開きください。説明につきましては、議案53号説明資料に基づき行います。  説明資料1ページをお開きください。  まず、「1.改正の趣旨」として、篠山市と学校法人兵庫医科大学、そして兵庫県に立ち会いいただいた「篠山病院の運営と整備に関する基本協定」が、平成30年7月13日、10年間の協定期間が終了することから、議会全員協議会でも説明いたしました内容のとおり、平成30年6月21日、井戸兵庫県知事立ち会いのもと、新たな基本協定を締結いたしました。  今回の基本協定の主な内容は、従来の基本協定どおり、篠山市の中核病院として運営すること、運営補助金として国特別交付税を原資とし、3600万円を増額すること、協定期間を7年間とすること、総合診療医を中心に医療人を育成するキャンパスにすること、そして新たに医療のみでなく、福祉や介護、在宅支援への取り組みを加えました。  ささやま医療センターでは、在宅復帰を支援する回復リハビリ病棟の充実や計画に基づく事務事業の見直しを進める中、平成25年度には8億円を超える収支差損が、平成29年度では、1億5,000万円の赤字まで縮小し、経営の改善とともに、医療・福祉・介護の充実を進めております。  今回の条例改正は、締結を行った基本協定に基づき、改正を行うものです。  それでは、条例改正の内容につきまして説明をいたします。  まず、条例の名称です。現条例においては、施設整備に係る支援を規定しておりましたが、平成22年にささやま医療センターが開院し、建設に係る支援が終了したことから、「施設整備費等」を「運営費等」に改めます。この改正内容は、条例前文並びに趣旨においても同様でございます。  第2条(補助の対象)について説明します。  改正の趣旨でも説明いたしましたとおり、ささやま医療センター整備に係る支援が終了したことから、病院建設にかかる設計管理費、工事費等に係る項目を削除し、基本協定の運営方針に基づいた運営に対する経費を対象といたします。  第3条(補助金の交付等)について説明します。  第1号(施設設備整備費等補助金)については、先ほど説明したとおり、病院の整備が完了していることから削除いたします。  第2号関係については、基本協定に基づき、運営費助成を3600万円増額し、1億2,600万円とします。なお、この増額に係る原資は国特別交付税をもって対応いたします。  また、3号中、「その額はささやま医療センターの年間の収支不足額を超えないものとする」を削除します。これは、今回の基本協定において、平成20年7月14日、基本協定締結以後、累積で37億円の赤字があり、今回の協定で、「累積赤字が解消するまでは補助金を交付する」と規定していることによります。  協定期間につきましては、さまざまな協議を行う中、団塊の世代全てが後期高齢者医療制度に移行する2025年を考慮し、平成37年までの7年間としております。  なお、今回改正する条例の施行期日は、平成30年10月1日とします。  条例改正の主要な部分のみの説明になりましたが、以上で、議案第53号 学校法人兵庫医科大学ささや医療センター施設整備費等補助金交付に関する条例の一部を改正する条例に係る提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第53号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第53号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第7  議案第54号 篠山市農業共済条例 ○議長(森本富夫君)  日程第7.議案第54号 篠山市農業共済条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、議案第54号 篠山市農業共済条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は4ページから88ページ、条例改正新旧対照表は4ページから192ページとなっています。あわせて、議案第54号説明資料をごらんいただき、説明資料により説明をさせていただきます。  まず、第1の「改正の趣旨」ですが、篠山市農業共済条例の上位法である「農業災害補償法」が「農業保険法」に改正され、平成30年4月1日から施行されています。これにより、水稲、麦の農作物共済、家畜共済、ビニールハウス等の施設の共済である園芸施設共済、黒大豆等を対象としている畑作物共済について、過去の共済事故の実績により掛金率を調整する「危険段階別共済掛金率」の採用や、無事戻し金の廃止など、農業保険法で定められた取り扱いに対応するべく所要の改正を行うものです。  既に、平成30年産から畑作物共済及び園芸施設共済については、危険段階別の掛金率を採用するため、平成30年3月に条例の一部を改正しました。今回、平成31年産から適用となる農作物共済などについて、前回の一部改正とあわせて、字句及び条文並びに条番号を整理することから、条例の全部を改正いたします。  次に、2の「改正の概要」です。条例の全部改正のため、主なポイントのみ説明させていただきます。  まず(1)各共済の共通改正事項として、ア、「危険段階別の共済掛金率」を採用し、過去の事故実績の多少により農家ごとに掛金率が変動し、掛金が変わるようになります。なお、この危険段階別の掛金率は、前回改正と同様に、規則によって定めさせていただきます。  イの引き受け方式の変更と補償割合の選択については、加入者の補償額の希望により、柔軟な共済として対応できるようになり、エの最低付保割合引き下げとあわせて、加入しやすい共済となります。  ウについては、過去の農家ごとの事故実績の多少により、無事戻しをしておりましたが、危険段階別掛金率の導入により廃止をします。  (2)は、これまで水稲の作付であれば25アール以上は、必ず共済加入をいただいておりましたが、任意加入となり、10アール以上作付する方が加入対象となります。  (3)では、家畜共済が、家畜が死亡したときの「死亡廃用共済」と、病気、けがなどで家畜を手放すときの「疾病傷害共済」に分離され、畜産農家の経営実情に合わせた加入ができるようになります。  (4)の園芸施設共済では、ビニールハウスなどについて、これまでは、ビニールなどを被覆している期間しか加入できなかったものが、被覆していない期間も加入が義務づけられ、1年を通して共済に加入していただくことになります。  その他、新しくできる収入保険制度へ移行する際の取り扱い、字句の修正及び法令の改正を行います。  次に、3の「施行期日」ですが、農業共済条例は、県知事の認可を必要といたしますので、議決いただいた後、速やかに県に認可申請し、県知事の認可のあった日から施行とします。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第54号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第54号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第8  議案第55号 篠山市まちづくり条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第8.議案第55号 篠山市まちづくり条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山まちづくり部長
    まちづくり部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第55号 篠山市まちづくり条例の一部を改正する条例につきまして、御説明いたします。  議案書89ページ、新旧対照表193ページ、議案第55号説明資料及び参考資料をごらんください。  まず初めに、改正の趣旨ですが、平成24年に太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる電力を国が定める価格で10年~20年間買い取る、固定価格買い取り制度が開始されました。この制度の導入によって全国で太陽光発電が急速に普及し、一方では、景観や眺望の阻害、反射光の問題や近隣への説明不足などのトラブルが発生しています。  また、森林の伐採や近年、多く見られる農地転用などを伴う場合は、景観だけでなく、集落環境の悪化や森林の持つ多面的機能・生態系への影響をもたらし、無秩序な太陽光発電への転換は、篠山らしい風景の維持・継承や計画的な土地利用の誘導においても大きな影響を及ぼします。  このため、太陽光発電施設について、現行のまちづくり条例では事業区域の面積が300平米以上を許可の対象としているものを、小規模であっても設置数の増加による環境の悪化が懸念されることから、産業用と言われる出力10キロワット以上に必要な土地の面積等を勘案し、事業区域の面積200平米以上を、まちづくり条例の許可対象に改正するものです。  条例改正の概要についてですが、第2条の定義について、「太陽光発電施設の設置」を追加し、許可の対象行為であることを規定します。  また、「開発区域」を「事業区域」に改め、事業区域の定義を「開発行為等の用に供する土地の区域」とします。  次に、第4条の事業者等の責務について、開発行為等に当たり整合を図る計画を掲げていますが、このたびの見直しと合わせて、「篠山市都市計画マスタープラン」及び「生物多様性ささやま戦略」を追加し、また、「篠山市アグリプラン21」を「篠山市農都創造計画」に更新します。  次に、第5条の開発行為等の事前協議及び許可申請の適用除外について、太陽光発電施設の設置は事前協議及び許可申請の適用を除外する規模を「事業区域の面積が200平米未満」と規定して、200平米以上の太陽光発電施設をまちづくり条例の許可対象といたします。  参考資料として、手続の対象行為新旧対照表を添付していますので、確認いただければと存じます。  最後に、この改正に係る条例の施行期日についてですが、平成30年11月1日としたいと考えます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第55号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第55号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第9  議案第56号 篠山市立幼稚園設置条例等の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第9.議案第56号 篠山市立幼稚園設置条例等の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  議案第56号 篠山市立幼稚園設置条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書90ページ、新旧対照表197ページ、そして議案第56号説明資料をごらんください。  この条例は、たき認定こども園の設置に伴い関連する3つの条例を合わせて改正するものです。  まず、篠山市立幼稚園設置条例の一部改正です。  新旧対照表197ページをごらんください。  たき幼稚園が、場所を移して、たき認定こども園になることから、第2条の幼稚園の名称及び位置を示す一覧表から、篠山市立たき幼稚園、篠山市福住342番地を削除いたします。  次に、新旧対照表198ページをごらんください。  篠山市預かり保育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正です。  預かり保育施設の中の「しろたきクラブ」は、通所区域が「かやのみ幼稚園及びたき幼稚園」となっておりますが、このうち、たき幼稚園は、たきこども園に通園することになりますので、第2条の施設の名称、位置及び通所区域を定める別表第1の通所区域から「及びたき幼稚園」を削除いたします。  次に、新旧対照表199ページをごらんください。  篠山市立認定こども園条例の一部改正です。  現在、たきこども園の整備を進めており、平成31年4月1日の開園に向け、認定こども園の名称、位置及び定員を定める条例第2条の表に、新たに篠山市立たき認定こども園、位置を篠山市草ノ上109番地1、定員115人を追加するものです。  なお、3条例とも施行期日は平成31年4月1日とし、準備行為とし、篠山市立たき認定こども園の入所の承諾、入所の手続、その他の行為は、この条例の施行の日前においても行うことができるというふうにいたしております。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第56号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第56号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第10  議案第57号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一                部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第10.議案第57号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  議案第57号 篠山市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書91ページ、新旧対照表200ページ、そして議案第57号説明資料をごらんください。  篠山市の放課後児童クラブは、民間を除いて現在8クラブありますが、以前から要望のありました城北畑小学校区に新たに城北畑児童クラブを開設するため、現在、新築工事を行っており、今年度中に完成する予定です。  新しい放課後児童クラブの新設に伴い、児童クラブの名称及び位置を定める第2条関係の別表1に、新たに城北畑児童クラブ、住所、篠山市黒岡89番地を追加するものです。  なお、施行期日は平成31年4月1日として、準備行為として、城北畑児童クラブの入所の承諾、入所の手続、その他の行為は、この条例の施行の日前においても行うことができるとしています。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第57号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第57号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第11  議案第58号 篠山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を                定める条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第11.議案第58号 篠山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  議案第58号 篠山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書92ページ、新旧対照表201ページから205ページ、そして議案第58号説明資料をごらんください。  この条例の改正は、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、本条例を改正するものです。  改正の内容につきましては、国の省令に従い本条例を制定しており、厚生労働省令第65号で改正のあったものをそのまま同じ内容で改正するものです。  改正の詳細につきましては、新旧対照表201ページから205ページのとおりとなりますが、内容といたしましては2点ございまして、家庭的保育事業等の連携施設と食事の提供についての改正となっています。  そこで、まず、家庭的保育事業等といいますのは、「小規模保育事業」「家庭的保育事業」「事業所内保育事業」「居宅訪問型保育事業」の4種類で、それぞれ定員がありますが、最大19人以下となっていて、ゼロ歳から2歳までの子どもたちを保育する事業となっています。これらの施設の卒園後には、受け皿となる連携施設、保育園であったり、こども園でございますが、設定されています。しかし、これらの連携施設の確保が困難な場合に、一定の要件を満たした場合に保育所等以外でも連携施設にかえることができるというものです。
     もう一点は、これらの施設での食事の提供で、本来、自園調理となりますが、条件を満たした事業者から外部搬入が可能になるというものです。  なお、現在、本市において該当施設はありません。今後の事業所設置等を考慮して改正するものです。  施行期日につきましては、公布の日からとしております。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第58号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第12  議案第59号 篠山市営斎場の指定管理者の指定について ○議長(森本富夫君)  日程第12.議案第59号 篠山市営斎場の指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第59号 篠山市営斎場の指定管理者の指定についてにつきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書94ページ及び議案第59号説明資料をお開きください。  篠山市営斎場は、篠山市栗柄地内に位置し、敷地面積1万5,300平米に、鉄筋コンクリート造、平家建て一部2階地下1階、延べ床面積2,251平米の建物に、人体炉4基、胞衣炉1基、動物炉1基、葬儀式場、控室3室、待合室2室、告別室2室、ペット告別所等を有する「墓地、埋葬等に関する法律」に基づく火葬業務及び葬祭を行うことを目的とした施設です。設置年月は平成14年4月で、市直営施設として稼働してまいりました。  本件は、市営斎場の運営・管理業務につきまして、より一層のサービスの向上と業務の効率化を図るため、「篠山市公の施設の指定管理候補者検討会設置要綱」に基づき、篠山市営斎場指定管理候補者検討会を設置し、募集期間の平成30年7月2日から平成30年7月30日の間に応募のあった指定管理申請者1社について、平成30年8月6日に指定管理候補者検討会を開催、申請書類及び提案内容を評価し、株式会社 宮本工業所を指定管理候補者として指定管理者選定委員会へ推薦しました。  指定管理候補者検討会からの推薦を受けて、平成30年8月8日に篠山市指定管理者選定委員会を開催し、株式会社 宮本工業所を篠山市営斎場の指定管理者として選定することが妥当と判断しましたので、本日、御提案させていただきました。  指定管理者は、富山市奥新町12番3号 株式会社 宮本工業所 代表取締役 宮本茂樹  指定管理期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間  提案指定管理料は、年間税込み5,559万3,000円です。  以上、議案第59号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第59号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第59号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第13  議案第60号 平成30年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付                について ○議長(森本富夫君)  日程第13.議案第60号 平成30年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、議案第60号 平成30年度篠山市農業共済事業に係る無事戻金の交付につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の95ページから96ページをごらんください。  農業共済事業におきます無事戻し金につきましては、篠山市農業共済条例に基づき、議会の議決を経て、過去3カ年に加入者が支払った共済掛金額の2分の1から、過去3カ年に支払った共済金及び過去2カ年の無事戻し金を差し引いて得た額を、加入者に対して無事戻しできることとなっておりますことから、今回、議会の議決をお願いするものです。  今回、交付します無事戻し金は、96ページ、農作物共済の水稲に係るもので、交付対象年度は、平成27年度から平成29年度までの引き受けに対するものです。  水稲共済につきまして、交付対象者305名、交付金額13万3,598円を無事戻し金として交付いたします。  なお、麦共済については、対象はございませんでした。  なお、畑作物共済、園芸施設共済につきましては、本年度より共済金の支払い状況により、掛金に差をつける危険段階別共済掛金率を適用しておりますので、無事戻し金の交付はありません。  また、先ほど議案第54号で提案説明させていただきましたように、農業保険法改正による農業共済条例の全面改正により、農作物共済の無事戻し金も来年度から廃止となります。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第60号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第60号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第14  議案第61号 市道河原町南濠端線電線共同溝整備工事委託契約につい                て ○議長(森本富夫君)  日程第14.議案第61号 市道河原町南濠端線電線共同溝整備工事委託契約についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第61号 市道河原町南濠端線電線共同溝整備工事委託契約につきまして、御説明いたします。  議案書97ページ及び議案第61号説明資料をごらんください。  市道河原町南濠端線の無電柱化工事実施に当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものでございます。  事業名は、景観まちづくり刷新モデル事業、業務名は、市道河原町南濠端線電線共同溝整備工事委託、業務場所は、篠山市上河原町及び下河原町地内です。  履行期間は、契約日から平成31年12月20日までで、契約金額は、2億5,893万3,240円です。  契約の相手方は、NTTインフラネット株式会社関西事業部兵庫支店長 江草泰裕です。  工事委託の業務概要ですが、業務箇所は、市道河原町南濠端線、河原町地内の600メートルで、関西電力株式会社、西日本電信電話株式会社、株式会社ケイ・オプティコム、地元自治会を参画事業者とする電線共同溝による無電柱化を行います。委託業務の内容は、電線共同溝整備工事を実施する建設業者との請負契約の締結及びその工事監理業務です。  契約の方法につきましては、地方自治法第234条第2項の規定による「随意契約」とします。  河原町地内は、約5メートルの道路幅員の中に上水道管、下水道管、ガス管のほかNTT西日本の通信設備が埋設されています。新設する電線共同溝にこれらが支障する場合は、一般的に、既設埋設物を移転させて、電線共同溝の埋設スペースを確保することとなりますが、市道河原町南濠端線は幅員が狭く、新たな移転先を確保することができません。  このような現状から、河原町地内の電線共同溝については、道路の限られた空間の有効利用、支障移設の必要性の低減と移設補償費の縮減、工事期間及び車両通行どめ期間の短縮を図るため、既に埋設されているNTT西日本の通信設備を電線共同溝として活用する工法を用いて整備いたします。  また、NTT西日本の通信設備を活用して電線共同溝整備工事を施工する場合、現状の通信設備を運用したままの施工となることから、既設通信用マンホールへの接続が必要で、かつ、電力系管路の埋設がNTT西日本の通信設備に近接した工事となるため、通信ケーブルの寸断等通信設備の保安に支障があった場合は、市民生活に多大な影響を及ぼすおそれがございます。このため、保安及び安定した通信の確保のため、NTTによる自社施工が原則となり、NTT以外による施工ができません。  このことから、河原町地内の電線共同溝設備整備は特定の者でなければ施工ができないため、地方自治法施行令第167条の2第1項第2項の規定により、電力・通信を一括してNTTインフラネット株式会社と随意契約を行い、工期短縮、工程調整や一括施工による経費の削減、保安の確保、通行どめ等の地域に与える影響の低減を図るものといたします。  なお、NTTインフラネット株式会社は、NTTグループの1つで、NTTが保有する地下通信設備に関する業務を一元的に管理する会社として設立されています。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。
     御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第61号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第15  議案第62号 平成29年度篠山市水道事業会計処分利益剰余金の処                分について ○議長(森本富夫君)  日程第15.議案第62号 平成29年度篠山市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第62号 平成29年度篠山市水道事業会計処分利益剰余金の処分につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書98ページ及び議案第62号説明資料をごらんいただきたいと思います。  地方公営企業法第32条第2項の規定によりまして、平成29年度に生じました利益の処分につきまして、議会の議決を求めようとするものでございます。  平成29年度水道事業会計は、3億3,418万8,073円の純利益を計上し、平成28年度からの繰越利益剰余金76万3,829円、その他未処分利益剰余金変動額3億5,174万4,000円と合わせまして、6億8,669万5,902円の未処分利益剰余金を計上しています。  この未処分利益剰余金のうち、3億5,174万4,000円は、平成29年度に減債積立金及び建設改良積立金を取り崩し、企業債の償還や建設改良費に充当したもので、平成24年度の制度改正によりまして、未処分利益剰余金に振りかえることとされたもので、改正前の法の規定と同じように資本金に組み入れようとするもので、残りの3億3,495万1,902円のうち、2,600万円を建設改良積立金に、3億800万円を減債積立金に積み立て、建設改良費や企業債償還金の財源としようとするものでございます。  処分後の未処分利益剰余金は、95万1,902円となり、減債積立金は、6億9,668万5,521円、建設改良積立金は、6億1,252万5,980円となります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第62号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第62号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩といたします。再開を2時45分といたします。               午後 2時34分  休憩               午後 2時45分  再開 ◎日程第16  議案第63号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第4号)  日程第17  議案第64号 平成30年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1                号)  日程第18  議案第65号 平成30年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第1号)  日程第19  議案第66号 平成30年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)  日程第20  議案第67号 平成30年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算                (第1号)  日程第21  議案第68号 平成30度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1                号)  日程第22  議案第69号 平成30年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第1                号)  日程第23  議案第70号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第16.議案第63号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第4号)から、日程第23.議案第70号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第1号)までの8件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  まず、議案第63号について。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第63号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  このたびの補正は、歳入では、普通交付税や臨時財政対策債、前年度繰越金などの確定のほか、譲渡所得の増による個人市民税の追加など、歳出では、7月豪雨の災害復旧、医師確保等地域医療対策の下半期分、学校への空調整備に向けた設計や卸売市場開設計画への支援のほか、人事異動による職員人件費の精査、平成29年度事業確定による国・県事業の精算金等について補正をお願いするものです。  結果、第1条の歳入歳出予算については、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ9億8,855万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ243億3,346万6,000円とするものです。  それでは初めに、歳出予算について増額となる主なものについて中心に御説明いたしますが、職員人件費につきましては、人事異動等により現時点での職員体制に合わせるため、特別会計、企業会計も含め、今回の補正予算で精査を行っており、当初予算編成時より育児休暇の取得や共済組合負担金率の変更により減額となるものの、幼保職を中心に職員を追加したことから全体として5人分が追加となり、全会計で681万6,000円の追加となっています。  次に、平成29年度の扶助費関連等の国・県事業の確定による精算金については、一般会計で7,893万1,000円を国、県へ返還いたします。さらに、特別会計、企業会計への繰出金、繰入金につきましても、人事異動に伴います人件費の精査や、平成29年度事業の精査、繰越金等の確定に伴います追加や減額が主な理由であり、特別なものを除いては、個々の説明を省略させていただきますのでお願いいたします。  それでは、補正予算書をごらんください。  17ページ、議会費、19ページからの総務費につきましては、主に人件費に関するものでございますので、省略をさせていただきます。  35ページをお開きください。3款 民生費、1項 社会福祉費、5目 障害者福祉費 障害者福祉一般事務費1,018万円の追加は、こども発達支援センターへの床暖房設置工事に係る設計業務及び、スマイルささやまにおいて、来年4月に医療的ケアが必要となる通所者を受け入れることから、それに伴う施設の改修及び備品の購入でございます。  次に39ページ、2項 児童福祉費、1目 児童福祉総務費 児童福祉一般事務費121万6,000円の追加は、子ども・子育て支援事業計画の見直しに係るアンケート調査の通信運搬費及び分析業務等です。  41ページ、4目 児童福祉施設費 城東保育園費430万円の追加は、園舎改修工事の設計業務で、特定財源は、教育・福祉施設等整備事業債340万円です。5目 認定こども園費 たきこども園整備事業4,219万6,000円の追加は、来年4月開園に向けた皿やスプーンなどの什器や事務机等の庁用備品、教育保育備品のほか、地元からの土地の提供を受けて実施いたします駐車場整備等を計上しています。特定財源は、県のひょうご地域創生交付金が内示により5,887万6,000円減額、教育・福祉施設等整備事業債6,260万円、公共施設整備基金繰入金225万2,000円の追加でございます。  次に47ページ、4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費 地域医療対策事業費1億841万2,000円の追加は、救急医療対策補助金、兵庫医科大学医師確保対策費補助金の下半期分等の追加です。  49ページ、6目 斎場運営管理費 斎場運営管理費243万9,000円の追加は、斎場控室へのトイレ設置工事及び空調設備中央監視装置リース料の追加等です。9目 上水道施設費 水道事業会計繰出金1,671万9,000円の減額は、繰り出し基準となる資本費単価の変更による高料金対策繰出金の減額等によるものです。  次に57ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、3目 農業振興費 農業用施設災害復旧支援事業2,352万1,000円の追加は、7月豪雨で被害を受けた生産組合等2件に対する土砂撤去や施設整備等の復旧支援、特産物振興事業1,071万7,000円の追加は、卸売市場開設に係る事業者への初期投資及び運営費の一部支援です。特定財源につきましては、農業用施設災害復旧県補助金1,812万2,000円です。  59ページ、6目 担い手対策費 担い手支援事業625万6,000円の追加は、経営体育成支援事業補助金で、認定農業者に対するトラクター等機器導入の支援、法人化促進総合対策事業補助金は、法人化をしようとする事業所及び法人化して1年までの事業所に対するもので、2件の事業者に対してコンバインや乾燥機、ビニールハウス等の導入を支援するものです。特定財源は、経営体育成支援事業県補助金150万6,000円、法人化促進総合対策県補助金375万円及び集落営農推進基金繰入金100万円です。  次に63ページ、2項 林業費、2目 林業振興費 県単独補助治山事業4,220万円の追加は、宇土地内の山腹崩壊ほか1件の復旧事業及び1件分の治山事業補助です。市単独治山事業2,120万円の追加も7月豪雨災害に対するもので、山腹崩壊復旧補助19件分、渓流水路復旧補助7件分です。ふるさとの森づくり事業1,162万2,000円の追加は、人工林広葉樹林化補助金は、事業量が増加する見込みとなったことにより増額するもので、里山林再生事業補助金は、県事業を活用した大沢地内で実施される事業補助金です。特定財源は、県単独補助治山事業補助金2,280万円、里山林再生事業県補助金240万円、県単独治山事業地元分担金970万円です。  65ページ、7款 1項 商工費、1目 商工総務費 商工振興施設管理費220万2,000円の追加は、陶の郷陶芸教室等の屋根修繕工事、4目 観光費 観光施設整備事業1,800万1,000円の追加は、ぬくもりの郷第1泉源の洗浄で、調査によりハードクリーニングが必要となったことによる追加です。  次に71ページ、8款 土木費、2項 道路橋りょう費、1目 道路維持費 道路維持管理費790万円の追加は、市道大野東線ほか4件の要望等による道路側溝の工事等です。  73ページ、3項 河川費、1目 河川総務費 河川維持修繕事業486万円の追加は、草ノ上地内の神田川のしゅんせつ工事です。しゅんせついたしました残土は、先ほど申し上げました、たきこども園駐車場整備に利用する予定でございます。河川整備事業3,024万円の追加は、藤坂地内で実施いたします藤坂川のり面復旧工事です。特定財源は、一般単独事業債3,020万円です。  次に83ページ、10款 教育費、1項 教育総務費、3目 学校教育総務費 学校施設維持管理費2,724万2,000円の追加は、小学校への空調機器設置に向けた設計費で、特定財源は、当初予算に計上しておりました国の学校施設環境改善交付金が内示により690万4,000円の減額、今回の空調機器設置による教育・福祉施設等整備事業債2,580万円、義務教育施設整備基金繰入金834万6,000円の追加です。  次に91ページ、4項 1目幼稚園費 幼稚園管理費337万1,000円の追加は、たまみず幼稚園改修工事の設計業務等で、特定財源は、教育・福祉施設等整備事業債220万円です。  次に101ページ、12款 諸支出金、1項 基金費、20目 地域振興基金費2億5,000万円の追加は、今回市民税において譲渡所得で追加となりました約10億円の25%相当額で、これは市税の増収分に応じて普通交付税が減額されずに市に留保される分で、収支見通しにも見込んでいない臨時的な収入であることから、財政調整基金とは区別して積み立てるものです。  次に、103ページ、14款 災害復旧費は、7月豪雨災害に関するもので、1項 公共土木施設災害復旧費、1目 道路橋りょう災害復旧費 道路橋りょう災害復旧費1億512万9,000円の追加は、補助災害、単独災害合わせて17件の復旧事業費等で、特定財源は、公共土木施設災害復旧国庫負担金5,969万5,000円、公共土木施設災害復旧事業債3,360万円です。2目 河川災害復旧費 河川災害復旧費1億4,060万円の追加は、補助災害、単独災害合わせて60件の復旧事業費で、特定財源は、公共土木施設災害復旧国庫負担金7,537万円、公共土木施設災害復旧事業債6,020万円です。  105ページ、2項 農林水産業施設災害復旧費、1目 農地農業用施設災害復旧費 農地農業用施設災害復旧費7,150万円の追加は、農地8件、農業用施設9件の復旧事業費で、特定財源は、農林水産業施設災害復旧費補助金6,185万2,000円、地元分担金382万4,000円です。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。  次に、歳入を御説明申し上げますが、市税や普通交付税など、主に一般財源についての説明とさせていただきます。  まず、7ページ、1款 市税、1項 市民税、1目 個人は9億8,942万5,000円の追加で、譲渡所得の増によるものです。  10款 1項 1目 地方交付税は、普通交付税の交付額確定等により7億7,375万5,000円の減額で、内訳は普通交付税で7億9,175万5,000円の減額、特別交付税で1,800万円の追加です。増減の主な要因は、市民税所得割で大幅な増額となったことから、本年度の基準財政収入額が増額となったことや地方財政計画の確定等による基準財政需要額の減額により、交付基準額が減額となったためです。交付基準額の減額により、普通交付税及び後ほど申し上げます臨時財政対策債も減額となっております。また、特別交付税については、兵庫医科大学への補助金の増額に対し増額されるルール分を追加しております。  次に11ページ、15款 県支出金、2項 県補助金、9目 ひょうご地域創生交付金3,453万1,000円の減額は内示によるもので、補助対象による事業内容が本年度になってから確定したことにより、交付金の減額を行うとともに、本交付金の対象とする事業の変更を行いました。  なお、交付金が減額となった事業は、たきこども園整備事業で、交付金が減額となった分を地方債により財源確保を行うとともに、新たに本交付金事業の対象に、小学校への篠山産木材机の導入、篠山総合スポーツセンターテニスコートリニューアル、陶の郷窯元横丁屋根の改修、景観まちづくり刷新モデル事業の一部及び企業紹介ガイドブック作成を追加し、交付金内示額をそれぞれの事業の財源としております。  次に13ページ、18款 繰入金、2項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金は、今回の補正予算に必要となる一般財源を補うために1億5,865万8,000円を繰り入れるものです。  19款 1項 1目 繰越金は、2億688万3,000円の追加で、平成29年度の歳入と歳出の差し引き残額から平成30年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支額のうち、歳計剰余金処分として2億5,700万円を財政調整基金に積み立てを行い、残った額2億5,688万3,313円が前年度の繰越金として確定したことにより、当初予算額5,000万円を差し引いた2億688万3,000円を今回追加するものです。  次に15ページ、21款 1項 市債、9目 臨時財政対策債は、普通交付税額の確定とあわせ、発行可能額の確定により6,662万6,000円の減額で、確定額は6億2,513万円となります。
     最後に、3ページをお開きいただきまして、第2表 地方債補正について御説明いたします。  地方債の変更によるもので、教育・福祉施設等整備事業は、たきこども園整備事業や学校への空調機器整備に係る設計業務などにより9,510万円を追加し、限度額を7億2,890万円に、一般単独事業は、河川整備事業の藤坂川のり面復旧工事などにより4,770万円の追加で、限度額を3億7,200万円に、災害対策費は、道路や河川の災害復旧事業により9,400万円の追加で、限度額を1億6,910万円に、臨時財政対策債は、補正前の限度額6億9,175万6,000円から6,662万6,000円を減額し、限度額を6億2,513万円とするものです。  以上で、議案第63号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第4号)の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第64号、議案第65号及び議案第70号について。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第64号、第65号、第70号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正予算につきましては、人事異動などによる人件費の精査、平成29年度決算に伴う精査などが主な内容となっております。  議案第64号 平成30年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、補正予算書をごらんいただきたいと思います。  第1条で、公共下水道事業の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,284万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を12億7,491万5,000円とし、特定環境保全公共下水道事業の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ370万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を10億3,144万6,000円にしようとするものでございます。  7ページの歳入では、5款 1項 繰入金、1目 一般会計繰入金を1,368万3,000円減額し、6款 1項 1目 繰越金を83万6,000円追加しようとするものでございます。  9ページの歳出では、1款 下水道総務費、1項 下水道管理費、1目 一般管理費で、委託料267万7,000円の減額は、下水道施設維持管理業務などにつきまして、契約額との差額を減額するもので、水道事業会計繰出金は、人件費の精査によるものでございます。  3目 雨水対策管理費、11ページ、2款 1項 1目 下水道建設費は、人件費の精査によるものでございます。  13ページの3款 1項 公債費は、平成29年度借入額の確定によるものでございます。  次に、特定環境保全公共下水道事業で、27ページ、歳入では、4款 1項 繰入金、1目 一般会計繰入金460万6,000円を減額し、5款 1項 1目 繰越金89万8,000円を追加するものでございます。  29ページの歳出は、1款 下水道総務費、1項 下水道管理費、1目 一般管理費 職員人件費49万5,000円を追加し、委託料は、電気保安管理業務、下水道施設維持管理業務につきまして、契約額との差額を減額するものです。  31ページの3款 1項 公債費は、借入額の確定によるものでございます。  次に、議案第65号 平成30年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  農業集落排水事業特別会計は、人件費の精査、繰越金の計上と合わせまして、災害の復旧費などの工事費を計上しております。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,099万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を8億2,148万2,000円にしようとするものです。  7ページの歳入では、4款 1項 繰入金、1目 一般会計繰入金を997万1,000円追加し、5款 1項 1目 繰越金に102万7,000円を追加するものです。  9ページの歳出では、1款 農業集落排水総務費、1項 農業集落排水管理費、1目 一般管理費で、委託料は、下水道施設維持管理業務などの契約との差額を減額するもので、工事請負費は、春日江地内の水管橋基礎部分の復旧費及び道路改良に伴うマンホールの高さ調整費で、161万7,000円の追加です。  2款 1項 公債費は、借入額の確定などによるものでございます。  次に、議案第70号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、御説明をいたします。  第2条 業務の予定量につきまして、建設改良事業の配給水施設費につきまして、1,532万3,000円を追加いたしております。  第3条の収益的収入及び支出、4条の資本的収入及び支出につきましては、3ページの実施計画で、主なものにつきまして説明させていただきます。  収益的収入及び支出の収入につきまして、1款 水道事業収益に421万7,000円を追加しようとするもので、2項 営業外収益、2目 一般会計繰入金は、高料金対策繰入金の繰り入れ基準の確定などによりまして1,671万6,000円の減額、4目 雑収益は、給水協力金で1,742万2,000円の追加です。  支出につきましては、1款 水道事業費用に1,784万7,000円追加するもので、1項 営業費用、1目 原水及び浄水費は、畑井浄水場の膜処理設備の更新費などで、366万8,000円の追加、2目 配水及び給水費、3目 総係費は、人件費の精査によるものでございます。4目 減価償却費、5目 資産減耗費、2項 営業外費用、1目 支払利息は、平成29年度決算に基づく精査によるものでございます。  次に、資本的収入及び支出で、1款 資本的収入、4項 1目 補償金は、道路改良工事に伴う移転補償金です。  支出の1款 資本的支出、1項 建設改良費、1目 配給水施設費は、河原町地内の電柱地中化工事、県道丸山南新町線 知足地内の道路改良工事、県道篠山山南線 大山下地内の道路改良工事によるもので、1,532万3,000円の追加です。3目 事務費は、人件費の精査、2項 1目 企業債償還金は、借入額の確定によるものです。  1ページの第4条の補填財源についてでございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する7億9,304万7,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額747万5,000円、過年度分損益勘定留保資金1億9,139万2,000円、当年度分損益勘定留保資金2億5,058万6,000円、減債積立金3億800万円、建設改良積立金3,559万4,000円で補填しようとするものでございます。  第5条の議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしまして、職員給与費を246万9,000円減額し、1億3,001万1,000円とし、第6条では、他会計からの補助金を6億1,061万4,000円にするものでございます。  以上、議案第64号、第65号、第70号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第66号から議案第68号までの3件について。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第66号、第67号並びに議案第68号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第66号 平成30年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)事業勘定につきまして、説明をいたします。  補正をお願いしようとする主な内容は、4月1日人事異動に係る職員人件費、平成29年度決算に基づく歳入並びに歳出の補正、並びに各種交付金等の確定に伴う歳入歳出を補正するものでございます。  これにより、今回の補正は、議案書第66号のとおり、国民健康保険特別会計事業勘定の歳入歳出予算それぞれ7,741万円を追加し、それぞれ総額を45億4,988万6,000円に、直営診療所勘定では、歳入歳出予算それぞれ33万1,000円を追加し、それぞれ総額を2億4,520万3,000円にするものでございます。  それでは、国民健康保険特別会計補正予算書に基づき説明をいたします。  歳入から説明いたします。補正予算書7ページから8ページをお開きください。  4款 県支出金27万円の追加は、制度改正システム改修に対する特別調整交付金でございます。  6款 繰入金1,079万円の減額は、職員人件費に係る一般会計繰入金の減額、7款 繰越金8,793万円の追加は、平成29年度決算に基づき、追加をするものでございます。  続きまして、歳出について説明をいたします。  補正予算書9ページから10ページをお開きください。  1款 総務費1,052万円の減額は、人件費の精査及び国保システムの改修に伴うものでございます。  11ページから12ページをお開きください。  5款 基金積立金は、平成29年度決算に伴う繰越金から、給付実績に伴う各種返還金を控除した、4,607万円を追加するものでございます。  13ページから14ページをお開きください。  7款 諸支出金4,186万円の追加は、平成29年度給付実績に伴い、退職者医療給付費等交付金並びに療養給付費等負担金を返納するものでございます。  続きまして、直営診療所勘定につきまして、説明をいたします。  歳入から説明をいたします。補正予算書27ページから28ページをお開きください。  1款 診療収入38万4,000円の追加は、草山診療所血液検査等に係る診療報酬の増加見込み、5款 繰入金48万4,000円の減額は、職員人件費の精査に伴う一般会計繰入金の減額、6款 繰越金43万1,000円の追加は、平成29年度決算に基づくものでございます。  歳出について説明をいたします。29ページから32ページをお開きください。  1款 総務費5万3,000円の減額は、職員人件費の精査によるものでございます。  33ページ、2款 医業費38万4,000円の追加は、草山診療所血液検査に係る委託料を補正するものでございます。  以上をもちまして、議案第66号 平成30年度国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての提案説明といたします。  続きまして、議案第67号 平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、説明をいたします。  補正をお願いしようとする主な内容は、平成29年度決算に基づく歳入並びに歳出の補正、並びに人件費の精査に伴うものでございます。  これにより、今回の補正は、議案書第67号のとおり、平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の歳入歳出予算をそれぞれ1,287万7,000円を追加し、それぞれ総額を6億2,927万4,000円にするものでございます。  歳入から説明いたします。7ページ、8ページをお開きください。  4款 繰入金27万4,000円の追加は、今回の補正に伴い、一般会計からの繰入金を精査するもの、5款 繰越金は、平成29年度決算に基づき、1,260万3,000円を追加するものでございます。  歳出について説明をいたします。9ページ、10ページをお開きください。  1款 総務費27万4,000円の追加は、人事異動に伴う職員人件費の精査によるものです。  11ページ、12ページをお開きください。  2款 後期高齢者医療広域連合納付金1,260万3,000円の追加は、平成29年度決算に基づき繰り越した保険料を、後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。  以上をもちまして、議案第67号 平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の提案理由の説明といたします。  続きまして、議案第68号 平成30年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  補正をお願いしようとする主な内容は、平成29年度決算に基づく精査、並びに人件費の精査を行うものでございます。  これにより、今回の補正は、議案書第68号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれに9,743万2,000円を追加し、それぞれを45億4,876万7,000円にするものでございます。  歳入について説明をいたします。7ページ、8ページをお開きください。  3款 国庫支出金57万7,000円の減額、4款 県支出金29万円の減額、5款 支払基金交付金19万円の減額は、今回の補正に伴う国・県支出金の確定並びに精査によるものでございます。  7款 繰入金、1項 他会計繰入金88万4,000円の減額は、職員人件費等の減額による一般会計繰入金の減額です。  9ページ、2項 基金繰入金70万3,000円、並びに9款 繰越金9,867万円の追加は、平成29年度決算に基づき、基金繰り入れ並びに平成30年度に繰り越すものでございます。  歳出について説明をいたします。11ページです。  1款 総務費、1項 総務管理費30万9,000円の追加、13ページ、3項 介護認定審査会費3万円の減額、15ページ、3款 地域支援事業費278万3,000円の減額、17ページ、2項 包括的支援事業・任意事業費87万2,000円の減額は、4月1日の人事異動に伴う社会保険料、人件費等の精査によるものでございます。  19ページ、20ページをお開きください。  4款 基金積立金は、平成29年度決算に基づき介護給付費準備基金積立金56万3,000円を追加するもの、21ページ、6款 諸支出金、1項 償還金及び還付加算金9,819万2,000円の追加、23ページ、2項 繰出金118万1,000円の追加は、平成29年度保険給付費の決算に基づき、国、県、支払基金等に返還をするものでございます。  以上をもちまして、議案第66号、第67号、第68号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第69号について。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、議案第69号 平成30年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正は、農作物共済勘定に係ります無事戻し金の交付や、家畜共済勘定での共済引受確定による増額、園芸施設共済勘定での復旧費用共済金の追加、及び業務勘定での人事異動等による人件費の減額などでございます。結果、収益的収入及び支出からそれぞれ261万1,000円を減額し、収益的収入及び支出をそれぞれ、9,561万5,000円とするものです。  それでは、まず補正予算書の4ページ以降の補正予算実施計画書をお開きください。  まず、農作物共済勘定についてですが、補正予算書4ページの収入と5ページの支出を合わせてごらんください。  農作物無事戻し金の追加補正ですが、5ページの上段、(ア)農作物共済勘定の支出、1款 農作物共済事業費用、1項 営業費用、3目 農作物無事戻金、水稲無事戻金が、13万3,000円の追加で、その財源といたしまして、4ページの上段、(ア)農作物共済勘定の収入、1款 農作物共済事業収益、1項 営業収益、4目 農作物連合会特別交付金、水稲連合会特別交付金が3万3,000円、9目 農作物特別積立金戻入、水稲特別積立金戻入が10万円のそれぞれ追加を行い、補正後予定額を収入、支出とも498万7,000円とするものです。  なお、水稲の交付対象者は305名、交付金額は、13万3,598円となります。  次に、家畜共済勘定ですが、5ページの下段、(イ)家畜共済勘定の支出、1款 家畜共済事業費用、1項 営業費用、1目家畜保険料として203万5,000円の追加、2目 技術料は、182万1,000円の減額としており、これは、主に肉用牛の価格の上昇によるものです。  収入につきましては、4ページの下段、(イ)家畜共済勘定の収入、1款 家畜共済事業収益、1項 営業収益、1目 家畜共済掛金42万3,000円の追加と、2目 家畜交付金20万9,000円の減額で、補正後予定額を収入、支出とも3,465万6,000円とするものです。  次に、6ページと7ページをごらんください。  園芸施設共済勘定につきましては、昨年度の台風21号被害に係る園芸施設復旧費用共済金の支払いに係る追加補正です。  まず、7ページの上段、(エ)園芸施設共済勘定の支出、1款 園芸施設共済事業費用、3項 特別損失、1目 園芸施設過年度損益修正損として59万円の追加で、その財源として、6ページの上段、(エ)園芸施設共済勘定の収入、1款 園芸施設共済事業収益、1項 営業収益、5目 園芸施設共済支払備金戻入5万9,000円と、3項 特別利益、1目 園芸施設過年度損益修正益53万1,000円、合計59万円を追加し、補正後予定額を収入、支出とも348万9,000円とするものです。  次に、業務勘定につきましては、4月の人事異動などに伴う職員人件費の減額が主なもので、7ページの下段、(オ)業務勘定の支出、1款 業務事業費用、1項 営業費用、2目 一般管理費において、職員1名減により、給料203万5,000円、手当210万3,000円、法定福利費72万7,000円など、それぞれ減額し、賃金142万8,000円を追加しています。また、5目 損害防止費として、大豆損害防止事業に係る薬剤費15万円を追加し、合計、業務事業費用を354万8,000円減額しています。  その財源としまして、6ページの下段、(オ)業務勘定の収入、1款 業務事業収益、1項 営業収益、1目 受託補助金、一般会計補助金を369万8,000円減額し、大豆損害防止事業に係る2項 営業外利益、5目 業務引当金戻入を15万円追加しています。これにより、補正後予定額を収入支出とともに、4,350万5,000円にしようとするものです。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、議案第63号から議案第70号までの8件につきましては、議員全員で構成する補正予算特別委員会に付託することにしたいと思います。
     したがって、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  今回この商工観光費の中で、1点、今説明を受けたのでは、今田のぬくもりの郷の洗管工事、たしかこれ今説明があったかと思うんですけれども、これは第1泉源か第2泉源か、どちらを洗管しようとされておるのか、1点お伺いします。 ○議長(森本富夫君)  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)  今回の泉源につきましては、6月に補正予算で調査をお願いしました第1泉源でございます。改めまして、クリーニング工事を行いまして、湯量の確保をしたいと考えております。 ○議長(森本富夫君)  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  これ最近何か、ちょっと僕も記憶は定かではないんですけれども、洗管のサイクルが短くなってきているんじゃないかなと。一番当初、第1泉源をあれしたのは、5、6年ぐらいは洗管せえへんのやないかなと思うわけです。実際のところ、記憶が定かじゃないんです。なら、第2泉源のほうもこれ、この間も去年でしたか、おとどしでしたか、洗管やったと思うんですわ。これ一度、絶対湯量というのがほんまに大丈夫なんかと。湯量が少ないから不純物がまざって、洗管せんなんようになってくるんじゃないかなと、こんなことも思うわけですけれども、その絶対湯量というのは、調査されたことがあるのかどうか、その辺もする必要があるのではないかと、このように思うんですけれども、いかがでしょう。 ○議長(森本富夫君)  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)  今回6月に調査をさせていただいて、報告書を手元に持っておるんですが、泉源についてはまだ枯渇はしてないと、湯量はあるんですけれども、いわゆる用水の管がやはり細くなっているということで、クリーニングを今回行いたいということなんですが、もう何回もクリーニングをしておりますので、管自体がかなり薄くなってきているということで、業者からの話では、これが最後のクリーニングになるのではないかということで話を聞いておりますので、今おっしゃっていただいたように、大体5年というのがスパンがあるわけですけれども、その間の間に新しい泉源を探すなりというような作業を検討していかないといけないというような状況にはなっております。 ○議長(森本富夫君)  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  当初あれ第1泉源から湯量が足らんということで、第2泉源と、こういうふうなことをやったと思うんです。だから、また今回足らんというて、もう一本掘ると。その辺も本当にこれ湯量がそれだけ次々、次々ボーリングしていかんならんようなことがほんまにこれ適正なんかどうか、その辺、十分調査されて、今後の方向性を決めていっていただきたいと、このように思うんです。何かありましたら。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  この件については、河南議員がおっしゃいますように、今後については非常に心配な部分がございまして、合併前に今田で始まったこの事業でありますが、そのときには1億円、国から交付された分についてボーリングされて始めてきた経過もございますが、今後については、管のその運営のあり方、そのもの含めて、市の課題として今、検討はしていかなければならないというふうに考えております。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺です。  一般会計のほうですね、基金費のことについて少しお伺いをしたいなというふうに思います。  補正予算書は101か102の部分ですか。今回、当初見込んでなかった部分の収入があったんで、その部分を地域振興基金のほうに積もうかというような提案というふうに理解をしております。  ただ、当然その反対に昨今のこの異常気象の災害じゃないですけれども、予期せんような歳出を出していかないかんリスクが非常に高まってきている部分があります。うちの長期の財政計画を見ていくと、やはりここ数年間というのが非常に財調が厳しくなるときになっております。最終的には最終確定で年度末には幾らか交付金は確定で入ってくるやろうと思うんですけれども、その間ですね、その間が非常にちょっと不安になってくるような状況がここ数年続くのではないかというふうに思うところです。  ですので、私としては、この分、財調に積んでもうたらよかったのかなというような思いを持っておるわけですけれども、特に財調のほうやなしに、若干ちょっと柔軟性が低い地域振興基金のほうに積むということで、財調のほうですね、ここ何年間かの厳しい期間、不安なしにいけるんかどうかだけ、ちょっと確認をさせていただきたいなと思うんですけれども。 ○議長(森本富夫君)  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)  今の渡辺議員のほうからの御質問でございますけれども、説明のときにも申し上げましたとおり、今回については臨時的な収入ということで、財政調整基金とは別ということで申し上げたとおりでございます。これについては、説明のときに申し上げましたが、今後地域振興に使いたいというふうなことで別で積み立てております。  今後の財政のほうの状況でございますけれども、今も御質問がありましたとおり、ここ何年間の災害に対しては大きな費用が出てきておりますので、今後そういったことについても、厳しい財政状況にはこれ変わりはないと思いますけれども、十分事業の精査等、そういったところも踏まえて、そういった災害等にも対応できるような財政を確立していきたいなというふうに考えております。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  財政のほうにはきっちりやってもうとると思うんやけれども、質問させてもうとるのは、財調はかなり少なくなってきているというような部分で、年度途中で10億を切った中で運営していかないかんという部分が何年間続くかというふうに思うんですけれども、そのあたりで特に予期せんような支出が出ても大丈夫なぐらいは置いておけるというような理解でいいんですか。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  議員おっしゃいますように、最近、災害が多くなっておりまして、本当に当初の財政調整基金の残高の推移からすると、非常に厳しい状況になっておるというふうに思います。そんな中で、やはり今後もそういったことも起こり得る中で財政運営そのものについては、そういったことにも対応し得る事務事業の見直し等を含めて、そういった健全財政に向けた新たな、またそういった取り組みも進めていかなければならないというふうに思っておりますから、渡辺議員がおっしゃいますように、非常に厳しい状況にあることは事実だというふうに思います。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  何とか厳しいけれども、やっていくというようなことやというふうに思うんですけれども、今回ですね、予期せんというか、臨時的な収入やったから財調以外のところに積むというようなことやったんですけれども、そういったものが出てきて、今後もそういった形で地域振興基金なり、あるいは公共施設の整備基金なりというような形で積んでいってもらうのは別にいいんですけれども、やはり財調の残高みたいなものもやっぱり留意しながら、もう臨時的なものは全部財調以外のところに積むんやというようなルールやなしに、柔軟にこう対応してもうたほうがいいのではないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりについて、答弁願います。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  その分についてですね、おっしゃいますように、やはり基本となるのはその財政調整基金が一定のやっぱり残高があるということが安定した財政運営になるというふうに考えておりますので、今回につきましては約10億円という、本当に臨時的なその譲渡所得による増収というようなこともございましたので、今後の地域振興に充てるべしというようなことで2億5,000万円積み立てしておりますのは、今後についてはですね、できるだけ財政調整基金のほうも残高が確保できるような形でまた財政運営をしていきたいというふうに思います。  以上であります。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第63号から議案第70号までの8件については、議員全員で構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第63号から議案第70号までの8件は、議員全員で構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩いたします。               午後 3時40分  休憩               午後 3時41分  再開 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、隅田雅春君、  副委員長に、栗山泰三君。  これで、報告を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日9月6日から11日までの6日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日9月6日から11日までの6日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、9月12日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 3時42分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成30年9月5日                        篠山市議会議長  森 本 富 夫                        篠山市議会議員  河 南 克 典                        篠山市議会議員  奥土居 帥 心                        篠山市議会議員  小 畠 政 行...