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平成31年第119回定例会(第1号 2月26日)
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  1. 篠山市議会 2019-02-26
    平成31年第119回定例会(第1号 2月26日)


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    平成31年第119回定例会(第1号 2月26日)        第119回篠山市議会定例会会議録(1)           平成31年2月26日(火曜日)              午前 9時30分 開会   〇出席議員(18名)      1番  小 畠 政 行         2番  隅 田 雅 春      3番  向 井 千 尋         4番  渡 辺 拓 道      5番  大 西 基 雄         6番  河 南 芳 治      7番  足 立 義 則         8番  安 井 博 幸      9番  恒 田 正 美        10番  栗 山 泰 三     11番  大 上 和 則        12番  田 村 直 也     13番  國 里 修 久        14番  吉 田 知 代     15番  前 田 えり子        16番  河 南 克 典     17番  園 田 依 子        18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       稲 山   悟   総務部長       梶 村 徳 全   市民生活部長     野々村   康   保健福祉部長     倉   剛 史   農都創造部長     堀 井 宏 之   まちづくり部長    横 山   実   上下水道部長     酒 井 一 弘   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会                        固定資産評価審査委員会事務局長                                   中 筋 吉 洋   消防長        吉 見 敏 明   教育部長       芦 田   茂   教育次長       酒 井   宏   (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 和 正   課長         福 西 保 博   主事         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第1号 平成31年2月26日(火曜日)午前9時30分開会   第 1  議席の指定   第 2  会議録署名議員の指名   第 3  会期の決定   第 4  諸般の報告        ・閉会中の議員の辞職許可        ・閉会中の委員長、副委員長の選任及び辞任        ・陳情書等        ・定期監査報告        ・例月出納検査報告   第 5  行政報告        ・寄附採納報告   第 6  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会        ・民生福祉常任委員会        ・産業建設常任委員会   第 7  議会運営委員会所管事務調査報告   第 8  特別委員会所管事務調査報告        ・議会広報特別委員会   第 9  常任委員の選任   第10  議案第 9号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例   第11  議案第10号 篠山市環境基本条例等の一部を改正する条例   第12  議案第11号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   第13  議案第12号 篠山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する               条例   第14  議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例   第15  議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第16  議案第15号 篠山市基金条例の一部を改正する条例   第17  議案第16号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例   第18  議案第17号 丹波篠山ふるさとに乾杯条例の一部を改正する条例   第19  議案第18号 篠山市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに               水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する               条例   第20  議案第19号 篠山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基               準を定める条例の一部を改正する条例   第21  議案第20号 篠山市篠山伝統的建造物群保存地区における建築基準法の               制限の緩和に関する条例の一部を改正する条例   第22  議案第21号 篠山市立篠山総合スポーツセンター条例の一部を改正する               条例   第23  議案第22号 篠山市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条例   第24  議案第23号 篠山市立たんば田園交響ホールの設置及び管理に関する条               例の一部を改正する条例   第25  議案第24号 丹波少年自然の家事務組合契約の変更について   第26  議案第25号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について   第27  議案第36号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の変更について   第28  議案第26号 篠山市清掃センター運営協議会規約の変更について   第29  議案第27号 市道の路線認定について   第30  議案第28号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第9号)   第31  議案第29号 平成30年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)   第32  議案第30号 平成30年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算               (第4号)   第33  議案第31号 平成30年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4               号)   第34  議案第32号 平成30年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               3号)   第35  議案第33号 平成30年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4号)   第36  議案第34号 平成30年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第5号)   第37  議案第35号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)   第38  議案第 1号 平成31年度篠山市一般会計予算   第39  議案第 2号 平成31年度篠山市住宅資金特別会計予算   第40  議案第 3号 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算   第41  議案第 4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算   第42  議案第 5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算   第43  議案第 6号 平成31年度篠山市農業共済事業会計予算   第44  議案第 7号 平成31年度篠山市水道事業会計予算   第45  議案第 8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算               午前 9時30分  開会 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  開会に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。  本日ここに、皆様には極めて御健勝にて、御参集を賜り、第119回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のため、まことに喜ばしい限りでございます。  去る2月17日執行の篠山市長選挙及び市議会議員補欠選挙によりまして、心1つに花咲く丹波篠山市の実現を目指して、昨日から酒井市長の4期目がスタートいたしました。丹波篠山市に対する市民の期待に積極的に応えられるよう、願うところであります。  また、当選されました河南芳治議員、田村直也議員を迎え、定数18人がそろい、市制20周年、「丹波篠山市」のスタートが迎えられることをうれしく思います。  また、私たちの議員任期も残すところ1年余りとなります。丹波篠山市の将来の姿をしっかりと描きながら、市民の負託に応える議会運営に、さらなる御尽力を賜りますよう、お願いいたします。  さて、今期定例会は、平成30年度補正予算、平成31年度の骨格予算の審議を初め、条例改正など重要な案件が上程されます。したがいまして、極めて多忙な日程となりますが、議員各位には、十分な御審議をいただき、適切妥当な結論が得られるよう念願するものでございます。  時節柄、皆様方には十分御自愛の上、ますます御健勝にて、御精励賜りますようお願いを申し上げ、開会の挨拶といたします。  2月17日に行われた篠山市議会議員補欠選挙において、当選されました新議員の紹介を行います。  まず、河南芳治君を紹介します。 ○6番(河南芳治君)(登壇)  河南芳治でございます。聞くところによりますと、最高齢の新人議員というお話も聞いておりますが、人生100年時代、まだまだひよっこでございますので、ここにおられます諸先輩方の御指導を賜りまして、早く一人前になりたいというふうに思っております。  市民の皆さん方に、議会、それから市政についてもっともっと関心を持っていただくということが、新しい丹波篠山のまちづくりについて、非常に大事なことだと。そしてまちづくりを実のあるものにするというのが、私の考えでございますので、私の議員活動はそれにのっとって行っていきたいというふうに思っております。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、田村直也君を御紹介します。 ○12番(田村直也君)(登壇)  御紹介に預かりました田村直也と申します。よろしくお願いいたします。
     丹波篠山の豊かな自然を生かして、子どもたちを元気に、地域コミュニティとスポーツ振興でシルバー世代を元気に、世代・職種を超えた市民の参画で農業を元気にという公約を掲げ、当選いたしました。これから篠山市議会の一員として、議会だけでなく、行政も含めて、そして篠山の市民一人一人が活性化して、篠山全体が元気になるように正々堂々、最善の努力を尽くして頑張る所存でございます。どうか御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(森本富夫君)  ただいまから、平成31年第119回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  議席の指定 ○議長(森本富夫君)  日程第1.議席の指定を行います。  今回、当選された河南芳治君及び田村直也君の議席に関し、会議規則第4条第2項の規定によって、河南芳治君を6番に、田村直也君を12番に指定します。 ◎日程第2  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第2.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、17番、園田依子君、1番、小畠政行君、2番、隅田雅春君を指名します。 ◎日程第3  会期の決定 ○議長(森本富夫君)  日程第3.会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から3月27日までの30日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  会期は本日から3月27日までの30日間とすることに決定しました。 ◎日程第4  諸般の報告 ○議長(森本富夫君)  日程第4.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、閉会中の議員の辞職許可について。  木戸貞一君から、平成31年2月4日付で議員の辞職願が提出され、会議規則第99条第2項の規定によって、同日付これを許可しましたので、報告します。  次に、委員長、副委員長の選任及び辞任について。  閉会中の議員の辞職に伴い、委員会条例第8条第1項及び第2項の規定によって、民生福祉常任委員会委員長及び副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、大西基雄君。  副委員長に、向井千尋君。  また、大西基雄君から、平成31年2月19日付で議会運営委員会副委員長の辞任願が提出され、委員会条例第12条第1項の規定によって、同月20日の同委員会で許可されました。あわせて同日に、委員会条例第8条第1項及び第2項の規定によって、同副委員長が選任されましたので報告します。  副委員長に、渡辺拓道君。  次に、陳情・要望等について。  本日までに受理した要望書2件が、議長宛てに提出されております。文書表とともにその写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  受理番号527番「要望書(森林環境税・森林環境譲与税の使途について)」及び537番「大芋小学校跡地活用に係る改修工事ならびに管理委託業務に関する要望について」は、いずれも適切に対応されるよう、市当局に申し入れておくものとし、今期定例会でも関連案件の審議もいただくこととなりますので、御留意願います。  次に、監査・検査結果について。  監査委員から地方自治法第199条第4項の規定に基づき、平成30年度定期監査報告書が、また同法第235条の2第3項の規定に基づき、平成30年11月分及び12月分の例月出納検査報告書が提出されました。その写しを配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  次に、組合議会関係について。  2月6日、西宮市において丹波少年自然の家事務組合議会定例会が、2月19日、神戸市において兵庫県町議会議員公務災害補償組合議会が開催され、平成30年度補正予算、平成31年度予算等の審議が行われ、いずれも原案のとおり可決されました。これら関係資料は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、系統議長会関係について。  1月23日、芦屋市において阪神市議会議長会定例会が、2月7日、神戸市において第258回兵庫県市議会議長会総会が、それぞれ開催され、平成30年度補正予算、平成31年度予算、平成31年度の役員等の審議が行われ、いずれも原案のとおり可決されました。  平成31年度については、篠山市が阪神市議会議長会の副会長を務めることとなりましたので、御報告しておきます。これら関係資料は議会事務局に備えておりますので、御了承願います。  次に、地方自治法第121条第1項の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のため、市長、教育長、代表監査委員及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたので、御了承願います。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第5  行政報告 ○議長(森本富夫君)  日程第5.行政報告を行います。  酒井市長、報告願います。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  本日、第119回篠山市議会定例会の開会となりました。議員の皆様に、全員御出席をいただきまして、大変心強くうれしく思っております。  先ほど御挨拶をいただきましたが、今回、新たにお二人の議員をお迎えいたしました。大変うれしく、また楽しみにしております。河南芳治さん、田村直也さん、御当選、御就任、おめでとうございます。それぞれの平素からの真摯な活動やお人柄、活躍ぶり、そして篠山市への思い、こういったものが市民の皆様に大変大きな信頼を得られ、信望を得ての議員としての御就任であります。どうか市民の皆さんのため、また、市政のために、よろしく御活躍をお願い申し上げたいと思います。  さて、私はこのたび4期目の市長就任をさせていただきました。大変ありがとうございました。これも11月の住民投票で多くの市民の皆さんが投票で市の名前をきちんと決めていただき、また、私も大きな支持をいただいた、そのおかげでありまして、市民の皆さん、また議員の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいであります。この気持ちを忘れずに、市民の皆さんの信託に応え、4年間しっかりと頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  本日提案いたします案件は、平成30年度の補正予算、31年度の予算、また条例の制定などいずれも大切な案件ばかりとなっており、よろしく御審議をいただきますようにお願いを申し上げます。今回、31年度予算は、市長選挙のあったこともあり、義務的経費や継続的な経費、また4月から速やかに取り組む必要のあるものに限られており、新規のものは次の議会となりますので、よろしく御理解をいただきますようにお願いをいたします。  財政的な大きな課題が続いていましたが、来年度ようやく実質公債比率が18を切れる見通しとなり、10年以上続いた篠山再生が来年度あるいは再来年度には、一応の区切りをつけられることに1つの安堵を覚えておりますけれども、これから少子高齢化の中、厳しい時代が続くことは間違いなく、今後とも健全財政を肝に銘じ、取り組んでいきたいと考えています。  3期目におきましては、日本遺産、ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟、全国景観モデル都市に選ばれるなど、丹波篠山が全国や世界からも注目をされ、将来、未来に伸び行く礎ができたと考えています。また、味間のこども園や病児保育など、子育て支援に力を入れてきました。さらに、原子力防災対策、農林水産大臣賞を受賞した鳥獣害の対策、ふるさとの川・水路づくり、手話言語条例や公契約条例の策定など、地方のリーダーとなれるような取り組みも行ったものと考えており、これら議員の皆さんからの提案も多く、心から感謝をいたしたいと思います。  4期目におきましては、次のステージへ「丹波篠山の時代」とし、丹波篠山ブランド戦略を中心に、定住促進や活性化に結びつけ、これから厳しくなる地方の農村の中にあって、創造農村の取り組みを行い、未来につないでいきたいと考えています。  あと63日で、丹波篠山市が誕生します。5月1日に丹波篠山市の誕生祭とあわせて、市制20周年の記念の式典を開催したり、また、商工会青年部の皆さんが中心となって、屋外イベントが開催されます。お城の周りを囲んでのデカンショ踊りや、各地でのデカンショ踊りも計画中で、ギネス記録である3,000人を目指したいと考えています。機運を盛り上げるために、市役所や篠山口駅など、主要施設や沿道に、のぼり旗の設置もしております。  また、市名変更に伴う企業への助成について、現在141件の申請があり、手続を進めているところです。さらに、市民の皆さんが丹波篠山市誕生を盛り上げる活動助成については、50件以上の申請があり、市民挙げて丹波篠山市誕生を盛り上げていきたいと考えています。  3月3日には、篠山ABCマラソンが開催され、いよいよ春の到来となります。1万人以上の参加の申し込みをいただいており、市内の申し込みは328人、また、館山市、愛南町からの2名の招待選手、またゲストランナーには熊谷奈美さんや野々村真さんをお迎えいたします。  最後に、寄附の受け入れについて報告をいたします。  お手元の資料のとおり、現金が6件、土地・建物1件、物品4件となっています。一般財団法人 大山振興会様から土地と建物、西紀ライオンズクラブ様から西紀地区小・中学校に学校・学習備品、篠山市二階町、岩橋敏子様から200万円、三田市株式会社 衣笠設計様から10万円、西宮市、杉浦 正様から50万円、神戸市、杉浦 壽様より50万円、加古川市、田中準浩様より10万円、篠山市小中、藤木千皓様より30万円となっています。  御寄附をいただきました方々の思いをしっかり受けとめて、その御厚志に応えるべく適切な活用に努めていきます。  以上、報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第6  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第6.常任委員会所管事務調査報告を行います。  各常任委員会で閉会中に行われました所管事務調査の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員会委員長の報告を求めます。  隅田総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(隅田雅春君)(登壇)  おはようございます。総務文教常任委員会委員長の隅田でございます。  当委員会では、閉会中に、①小学校における英語教育について、②篠山城下町家(旧今村住宅)の利活用についてをテーマに、所管事務調査を行いましたので、御報告申し上げます。  まず初めに、小学校における英語教育についてです。  当委員会では、平成29年度から、学習指導要領の改訂に伴い、小学校において、2020年度から、英語の教科化が全面実施されることから、特に小学校の外国語活動に注視して、調査を継続して行っています。昨年7月には、文部科学省の「外国語教育強化地域拠点事業」の採択を受け、平成26年度から小学校において、先進的に英語教育の強化に取り組まれている勝山市を視察しました。さらには、議会による行政事務事業評価では、外国青年招致事業(ALT)と小学校外国語活動支援事業(JTE)について、評価を行ったところです。そうしたことから、今回は、本市における外国語活動の現状について、西紀小学校の6年生の授業を参観するとともに、授業終了後には、学校長、担当教諭、教育委員会事務局を交え、意見交換を行いました。  当日は、あいにくインフルエンザ等の影響もあり、6年生児童16人のうち、7人が欠席している状況でしたが、授業では、「聞くこと」「話すこと」を中心に、外国語になれ親しみ、中学校への円滑な接続も見据えた授業が展開されており、生き生きとした表情で積極的に発表などを行う子どもたちを目の当たりにし、非常に頼もしく感じるとともに、「国際理解教育・外国語活動に係る篠山モデルプラン」に基づいて、着実に取り組みが進められていることを確認しました。  西紀小学校では、篠山市における先進的な授業が行われていましたが、教育委員会を中心に「篠山モデルプラン」に基づき、篠山市のどこの学校でも一律に同じ授業・活動が行われるよう、取り組んでいただきますようお願いするとともに、当委員会において、篠山市における英語教育について注視し、今後も調査を継続して行いたいと考えております。  次に、篠山城下町家(旧今村住宅)の利活用について、町家を見学し、担当課から利活用の提案の応募状況や提案内容などの説明を受けました。  篠山市に御寄附をいただいた旧今村住宅は、平入りとして2軒分の敷地に形成されています。かつては酒造業が営まれ、間取りは、「通り土間の片土間三間取り」の形式で、細長い短冊敷地に採光と通風を兼ねた中庭と、裏庭の菜園を有する「篠山町家」の伝統的な町家の形式が色濃く残っています。母屋、作業場、離れ、蔵といった主要な建物と、水路を挟んでさらに南側にある広い空地にも酒蔵がありました。  篠山市では、篠山城下町家(旧今村住宅)の伝統的な外観を維持し、現状の歴史的建造物の価値を生かすとともに歴史的・文化的価値の継承への配慮を原則とし、ゲストハウス、飲食店、ギャラリー、ショップ、工房、交流施設、体験学習施設、創作活動施設、文化施設等の集客施設として計画し、その利活用について、提案募集し、現在、その提案に対して審査が行われています。  篠山の町家は、京町家のように瓦屋根のスカイラインが一律ではなく、変化に富んでいる一方、表通りに面した1階の軒屋根の下屋はほぼ高さがそろい、統一感のある下屋が連続し、それぞれの家屋の個性的意匠によって玄関や店先を特徴づけていることも大きな魅力となっており、篠山市として、有効的な活用ができることを大いに期待しております。  最後に、今回の調査テーマである「小学校における英語教育」及び「空き家の利活用・有効活用」については、本市として、今後、さらに取り組みを進めていかなければならない重要案件であることから、所管委員会として、今後も継続して調査等を行っていきたいと考えております。  以上で、総務文教常任委員会の所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、民生福祉常任委員会委員長の報告を求めます。  大西民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(大西基雄君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の大西でございます。民生福祉常任委員会が実施いたしました行政視察の結果を御報告申し上げます。  当委員会においては、平成31年1月15日・16日の2日間にわたり、愛媛県西予市と愛媛県今治市に視察を行いました。西予市では、「診療所廃止に伴う検査機器搭載車の巡回診療車の導入について」、今治市では、「今治シビックプライドセンターについて」調査を行いました。  まず最初に、西予市「診療所廃止に伴う検査機器搭載車の巡回診療車の導入について」、御報告申し上げます。  愛媛県西予市は県南部に位置する、豊かな緑に覆われた美しい山々と、青く、深く広がる海といった多彩な自然を持ち合わせた町であります。平成16年4月1日、5町が合併して誕生し、人口は約3万8,000人、総面積は514.34平方キロメートルもあります。そのうち75%は山林が占めています。交通面では、合併と同年の平成16年4月に四国横断自動車道・西予宇和インターチェンジが開通し、県都松山への所要時間も1時間程度にまで短縮され、県南部の拠点として、人・物の交流が一段と活発になっています。  こうした中、西予市は僻地での医療確保を目的として、2018年8月に巡回診療車を導入しました。検査機器などを搭載したマイクロバスで、無医地区となる見通しの惣川・遊子川の2地区から運用を始め、今後、人口減少や医師不足に対応してエリアを拡大させる方針で展開されました。巡回診療車の診療日については、診療所と同等の診療日を維持しており、市医師会や愛媛大大学院医学系研究科の協力を得て運営されています。  診療車には、市立病院の医師や看護師らが乗り、公民館を待合室として活用され、超音波診断装置や心電計のほか、血液検査結果をその場で判断できる分析装置も搭載されており、診療所時代に比べ、スピード感を持った運営がなされています。エックス線撮影や専門的治療が必要な場合は市立病院と連携して対応されており、また、南海トラフ大地震などの大規模災害時の機動的活用も視野に入れられています。  以上が、当日の主な説明内容についてでありますが、続いて、主な質疑について、御報告したいと思います。  委員より、診療車導入の一方で、診療所の廃止に関して、地元住民の理解を得るに当たり、議員が奔走されたことにより、住民説明会が1回で済んだとのことであるが、その点について詳しく説明いただきたいとの質疑があり、担当課より、地元議員が草の根的に住民と対話し、共通認識を醸成されたことで、市が説明する際の議論が円滑に進んでいったと考えている。診療所運営に係る費用や利用者数の減少など、診療所の実態を議員が説明される中で、住民も必要性を再考するようになり、その理解が住民間においても広がっていったと理解している旨の回答がありました。
     次に、委員より、円滑に住民理解を得た要因を教えていただきたいとの質疑があり、担当課より、身近なところに診療所があれば当然のことながら住民の方は安心して生活できるが、利用者数や必要経費などの実態をお伝えするとともに、浮いた財源は新たな福祉施策の原資とすること等を説明し、住民の方に納得いただいた。従来の診療所機能を上回る診療車を提案した点も納得につながったと考えている。また、診療車は高齢化社会への対策であることや、将来的なビジョンとして、医療・介護サービスをできるだけ在宅で行えるようにしていきたいということも含めて説明してきた旨の回答がありました。  委員会の所感といたしましては、西予市では、市民生活において重要な役割を持つ診療所にかわり、診療車による地域医療サービスの提供へと切りかえた中、今回の視察で特に注意した点としては、診療所廃止に係る住民理解を得るまでの過程であります。まずは、行政からの説明について、診療所の利用状況や今後発生するであろう費用等や診療車を導入することによるメリットを丁寧に説明されていました。加えて、市が住民説明会を開催する以前に、市議会議員も住民と地域医療の方向性について共有していたことが要因と考えられます。人口減少のトレンドは避けにくい中、住民理解を得る手法は、今後、重要性を増していくと考えます。  西予市においては診療所を廃止されましたが、住民理解を得る方法は何も診療所に限定されるものではなく、さまざまな施設の統廃合や、また既存施策の存廃にも応用が可能であると考えます。今回の視察研修で得た内容を本市の状況に照らし、今後の参考としていきたいと考えます。  次に、今治市「シビックプライドセンターについて」であります。シビックプライドとは一般的に「都市に対する誇りや愛着心」のことと言われています。  今治市は、愛媛県の北東部・瀬戸内海のほぼ中央部に位置し、高縄半島と、芸予諸島にまたがっており、中心市街地がある平野部や緑豊かな山間部、そして、瀬戸内しまなみ海道、安芸灘とびしま海道がかかる世界有数の島々の美しさを誇る島嶼部からなる変化に富んだ地勢となっています。「かつて、海事都市として港を中心に栄えた今治でしたが、しまなみ海道ができ、船舶から自動車へと交通事情が変化した結果、町が、港が廃れていった」とのことでありました。こうした中、港を再生しようと「シビックプライド」をキーワードとして、「みなと再生」の取り組みを開始されました。  今治シビックプライドセンターは、平成19年度に、今治港を起点に中心市街地の活性化に取り組む「市民・行政・民間企業などの協働組織」として検討され、みなと再生と市民をつなぐかけ橋として、平成21年度からICPC協議会をスタートし、そして、平成27年度から特定非営利活動法人としてリスタートされています。  これまでにさまざまな事業に取り組まれていますが、現在、今治シビックプライドセンターで注力している事業に「体験」事業があります。これは「愛着を持つ場の創出」「帰ってきたいと思える町」にすることであります。今治に住みながらフェリーに乗ったことのない子どもが多くいることや、買い物は大型ショッピングセンターに行けばこと足りる中、港の商店街で何が売られているのかわからないといった状況がありました。こうした問題意識の中で、子どもと町を結ぶ方法として、「体験を売る」といった着想に至りました。  体験事業の集大成として、「ミナトデハタラク」事業があります。これは、「港」にかかわるさまざまな仕事を子どもに体験してもらう、総合的なコンセプトになっています。漁業や魚の調理、税関の仕事、新聞記者やニュース体験など、漁業組合を主としてさまざまな機関に協力いただき、事業を構想されました。多様なかかわりが求められる事業であることを踏まえると、まちづくりを進めてくハブとしてのICPCを体現できるものであり、集大成的事業であると説明されました。  委員会では、中間支援組織として、単純に各種団体の活動を支援するにとどまらず、戦略的に「体験」といった事業コンセプトを打ち出し、賛同いただける各種団体と協働して、まちづくりの場をつくり出していることに注目し、質疑を深めました。その主な事項を報告いたします。  まず委員より、体験事業などさまざまな事業に取り組まれているが、今治シビックプライドセンターの目的及び事業の進め方についてのベースとなる考え方などがあれば説明いただきたいとの質疑があり、担当職員より、今治シビックプライドセンターの目的は港の活性化である中、大手小売企業からICPC主催のマルシェを同店舗内で開催してほしいというような提案をいただくこともあるが、そうした営利目的の依頼は断っている。そうした依頼はほかのマルシェがなじむものであると考えている。事業のベースとなる考え方については、今治シビックプライドセンターは企画をつくることに重きを置いている。まず企画して、それに賛同いただける団体を個別に募る。その結果、集まってくれた方々と事業を進めていくようにしている。100人の方がいて、そのうち10人集まれば上できといった感覚で調整している旨の回答がありました。  次に、委員より、今治シビックプライドセンターの取り組みに対する港の商店街の反応はどのようなものかとの質疑があり、担当職員より、調整の相手方として「商店街」という組織を設定しておらず、個別の商店に対してアプローチを行っている。なお、商店街という枠組みで物事に当たっていてはいないが、商店街から関心を得られない状況は好ましくないとも考えており、突き抜けた事業に取り組む中で、商店街の中から関心を持つ人が生まれ、今治シビックプライドセンターにかかわってくれる人がふえればいいと考えている旨の回答がありました。  委員会の所感としましては、今治シビックプライドセンターは、「みなと再生」をテーマとして、中間支援組織的にこれまで取り組まれてきています。さまざまな事業を企画・実施する中で、現在は子どもの「体験」を大事にしながら企画しているとのことでありました。中間支援組織として、個別に各団体を支援するにとどまらず、「みなと再生」というテーマを掲げるとともに、「子どもの体験」等、事業コンセプトを打ち出し、その趣旨に賛同する団体間で協働しながら、事業を進めていくという方法は非常に参考になると考えます。  平成31年度に市制20周年、そして丹波篠山市となる本市にとって、各種団体の活動をまちづくりに結びつけていくことで、さらなる町の活性化につながると考えることから、委員会として議論・提案していきたいと考えます。  以上で、民生福祉常任委員会の閉会中の所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  次に、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。  大上産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(大上和則君)(登壇)  産業建設常任委員会委員長の大上でございます。  当委員会で行いました所管事務調査について、御報告を申し上げます。  当委員会では、今年度、「観光行政の取り組みについて」を年間テーマに掲げ、所管事務調査を行ってまいりました。そのテーマに基づき、1月16日に、指定管理施設(観光)の現状と今後のあり方について、指定管理施設である市営駐車場(三ノ丸西駐車場及び西町駐車場)、地域活性化センター黒豆の館の現地踏査を実施いたしました。当日は、担当課等からの状況の説明を受け、質疑を行いましたので、重立った内容につきまして、御報告を申し上げます。  まず、市営駐車場について、委員から、施設概要調書の利用実績中の裁判所北の実施計画と実施内容の数値が余りにもかけ離れているのはおかしいのではないか。通勤利用者が含まれているのではないかとの意見が出され、当局からは、裁判所北駐車場について台数のカウントは、ゲートの上げ下げの回数が機械上出てくるようになっているため、通勤利用者の利用も含まれている。計画時には、通勤利用者を除く利用台数を立てて行っているが、実際には通勤利用者、一般利用者の切り分けをすることが困難であるとの回答がありました。  委員からは、実施計画の数値について、実情に合った計画の数値を持たないと、全く意味のない数値になっている。数値の根拠の分母をきちんと精査し、計画を立てないと余り意味がないので改善してほしいとの意見が出されました。  また、委員より本来駐車場として整備するのであれば、駐車場として利用し収入を上げていくべきである。イベント時に、駐車場を利用できなくするのではなく、イベントの会場を別の場所で行うなどし、イベントに来られた方が駐車場を利用できるように考え方を変えていってほしいとの意見が出され、当局からは、イベント時の歩行者天国の道に車が進入するのを避けるといった意味合いもあり、駐車場として利用できないという日もあるが、他の公共施設との運営上の兼ね合いで閉鎖するという日もある。現状を認識し、駐車場は駐車場としての収入を得るべきであるという本来の目的を明確にするような考えも持ちながら、今後の課題として検討していきたい。内部的に関係する部署もあるので、いろんな意見を出しながら検討していきたいとの回答がありました。  また、委員より、来庁者に対して、駐車場料金を免除している駐車場はどこかとの質疑に対し、当局からは、市役所庁舎前駐車場、交響ホール西駐車場である。無料化の機械を設置しており、対応できるのはこの2カ所の駐車場のみであるとの答弁がありました。  また、委員より、市営駐車場条例施行規則上は、市役所を利用した者は、駐車場料金が免除となっている。市役所庁舎前駐車場、交響ホール西駐車場に駐車することができず、三の丸西駐車場、大手前南、北駐車場に駐車し来庁された方も駐車場の無料化をしないといけないのではないかとの質疑に対し、当局からは、ごくまれにだが、市役所前駐車場が満車で仕方なく大手前南、北にとめられた方で駐車料金を支払われた方については、申し出があれば、還付処理を行っているとの答弁がありました。  また、委員より、市営駐車場条例施行規則の整合性がとれていないのではないか。発券機に無料化できる駐車場の表記をするか、大手前南、北に駐車し、来庁された方についても、わざわざ還付処理を行わずとも無料化できるような検討はできないのか。機械的に無料化することが難しいのか。また、機械上の無料化が困難であれば、駐車サービス券を配布することでどの駐車場を利用しても無料にすることができるのではないかとの質疑に対し、当局からは、大手前北、南駐車場については、ゲート機器のシステム上の話で無料化できなくなっているのかもしれないが、一度調査してみる。平成31年5月1日の市名変更に伴い、看板等も整備する予定をしている。それにあわせ、サービス券の対応等も含め、市営駐車場条例施行規則も照らし合わせながら検討してまいりたいとの回答がありました。  次に、地域活性化センター黒豆の館について、委員より、施設管理上の課題はないのかとの質疑に対し、指定管理者からは、黒豆の館建築から20年経過し、市と相談し修繕などを行いながら使用している。現時点で利用できていない部屋もあるので、地域の方にも利用していただけるように考えていきたい。利用できていない部屋を今後どのように利用していくか、利益をいかに上げていくかが課題であると考えているとの答弁がありました。  委員から、顧客(団体)、旅行会社等への積極的な呼びかけ、案内等はどのように行っているのかとの質疑に対し、指定管理者からは、旅行会社に2カ月に一度、ダイレクトメールで案内を行っている。それ以外にも、大阪案内所センターに会員登録しPRしているとの答弁がありました。  また、委員より、バイキングを運営しているが、ロス率はどうか。指定管理者モニタリングレポート事業収支から見ると原材料費の占める割合が高いのではないかとの質疑に対し、指定管理者からは、原材料のコストダウンの努力はしているが、地元農家からの仕入れのため限界があるとの答弁がありました。また、委員より、ロス対策はどうしているのかとの質疑に対し、指定管理者からは、バイキング終了後、少しでもロスが出ないように惣菜をパックに詰めて販売しているとの答弁がありました。  また、委員より、他の施設との連携で、割引するといったようなシステムは構築していないのかとの質疑に対し、当局からは、構築できていない。まずは市の関連施設だけでも連携できないか検討していきたいとの答弁がありました。  また、委員より、観光客の1日観光のルートを、施設側から提案していければ、連携先施設ともお互いに相乗効果ができてよくなっていくのではないか。観光客を周遊させる仕掛けがいるのではないかとの質疑に対し、当局からは、篠山城築城400年祭の際には、施設の割引クーポンを発券したことがあった。観光客の1日観光のルートなどのプランを導入できないか、検討していきたいとの答弁がありました。  最後に、担当部局については、指定管理者との情報共有、調整をさらに進め、適切なモニタリングをお願いするとともに、各施設の本来の設置目的に鑑み、市民及び観光客の利便性を考慮の上、さらなる地域活性化に結びつけられるよう、市として十分に検討していただきますようお願いを申し上げ、当委員会の所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、常任委員会所管事務調査報告は終わりました。 ◎日程第7  議会運営委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第7.議会運営委員会所管事務調査報告を行います。  議会運営委員会で閉会中に行われました所管事務調査の報告を求めます。  小畠議会運営委員長。 ○議会運営委員長(小畠政行君)(登壇)  議会運営委員会委員長の小畠でございます。  去る1月29日に、議会運営委員会が滋賀県大津市議会において、「通年議会」をテーマに視察研修を行いましたので、御報告申し上げます。  大津市は、日本最大の湖「琵琶湖」の南西に広がる滋賀県の県庁所在地で、平成18年3月20日に志賀町と合併し、人口約32万3,000人の「新・大津市」が誕生いたしました。平成21年4月1日には、中核市へ移行し、保健や福祉、医療などの分野でさまざまな事務権限を持つこととなり、さらにきめ細やかな行政サービスの提供が可能となっています。また、京都市に隣接していることから、JR京都駅から約10分と京阪神からのアクセスもよく、比良の山並み、白砂青松の湖畔に代表される自然の魅力と、県都として培われてきた都市の活力、豊かな歴史と文化に彩られた恵み豊かな都市であります。世界文化遺産の「比叡山延暦寺」や紫式部ゆかりの「石山寺」など、各時代を代表する多くの歴史文化遺産が今に引き継がれており、平成15年10月には、全国で10番目となる古都保存法に基づく「古都指定」を受け、また国指定文化財は全国3位の件数を誇るなど、現在は、大津の景観を考える各種事業の展開や「湖都・大津」のPR等、積極的な事業推進が図られています。  大津市議会では、平成23年から、「市民にわかりやすい開かれた議会」と「政策立案の機能強化」を2本柱として議会改革に取り組まれています。  まず、1点目の「市民にわかりやすい開かれた議会」の視点では、議員任期の4年間で議会として取り組むべき項目を設定し、それを市民に公表し、計画的に進めていく実行計画である「議会ミッションロードマップ」の策定や、本市議会でも取り組んでいます「議会における行政評価」や「政務活動収支関連書類のホームページでの全面公開」や「議会ユーチューブチャンネルやフェイスブックの開設」に先進的に取り組まれております。また、「政策立案機能強化」の観点から、近隣大学とパートナーシップ協定を締結し、専門的見地を活用することで、「災害等対策基本条例」や「がん対策推進条例」等の条例制定、議会活動の制度評価の構築につながっています。  研修テーマである「通年議会」とは、定例会の開催を年1回とするもので、大津市議会では、通常5月に定例会を招集する会議として「招集会議」を開催し、正副議長や議会役員の選任を行い、6月・9月・11月及び翌年の2月を定例的に開く会議として「通常会議」を開催されています。さらに、市長や議員からの要請に基づき、緊急に開く会議として「特別会議」を随時開催することとされており、会期をほぼ1年間とすることで、災害などの突発的な事態や緊急の行政課題などにも、議会が主体となって本会議を開催して、速やかに補正予算などの議案審議ができるようになっております。  大津市議会では、議会改革の1項目として、平成24年7月から検討が始まり、5カ月という短期間の中で、調査・研究が進められ、平成26年に通年議会を導入されています。導入には、大津市におけるいじめ問題や大津市南部集中豪雨の発生が背景にあり、両事案とも執行部の対応が後手に回ったことから、議会として執行部の体制や対応を問いただすべきところ、議会が閉会中であり、活動が困難であった。そうしたことから絶え間なく執行部を監視する体制、災害に対する危機管理体制が必要との認識のもと、通年議会の導入に至ったとの説明を受けました。  通年議会の導入手法には2パターンあり、1つは、条例で定める定例会の回数を1回とし、議会の会期をおおむね1年間とする従来の定例会を工夫した通年議会、先行自治体パターンと申します。もう一つは、条例で特定の日から翌年の当該日の前日までを会期とし、定期的に本会議を開く日、定例日を設定する方法で、平成24年地方自治法改正パターンで、次のようなメリット・デメリットがあります。  まず、先行自治体パターンは、メリットとして、従来、定例会を開いている月(6・9・12・3月)の任意の日に集中審議期間として再開するなど、従来の議事運営を大きく変えることなく通年議会が導入されていること、デメリットとして、毎年、市長の招集が必要となること。一方、地方自治法改正パターンは、定例日を定めることで、市民への周知を図ることができ、傍聴人の増加など、議会に対する関心の向上が期待できるといったことがメリットであります。定例日を定めるため、議事運営に一定の束縛が出ることがデメリットであるとの説明があり、大津市議会では、条例で定例会の回数を1回とし、議会の会期をおおむね1年間とする先行自治体パターンを採用されています。  また、導入に向けた検討事項として、会期と終期、会議の種類、専決処分の取り扱いや、一時不再議などについて、課題を抽出し、その対応策について、慎重かつ丁寧に協議・調整等が行われたとのことです。  通年議会導入後は、緊急を要する補正予算や税制改正に伴う税条例の改正なども専決処分を認めず、原則として、本会議を再開し、審議が行われています。また、委員会活動においても閉会中の継続審査がなくなり、所管事務調査の時期が期限がなくなることから、委員会の開催回数が増加するとともに充実した調査が可能となったとのことです。  また、通年議会は、①災害等の突発的な事件や緊急の行政課題に対し、議長の判断で速やかに本会議を再開できる。長の専決処分がほぼなくなり、議会の審議が可能となるなど、機動的・弾力的な本会議の開催が可能、②時期を逸することなく、所管事務調査を行うことができ、開催回数をふやすことで、充実した委員間討議の機会を確保し、修正案や政策提案が可能になる、開催時期の制限がなくなるため、参考人制度の活用が容易になるなど委員会での充実した調査が可能である。③次の議会の招集を待たずに議案を提出することができ、請負契約締結議案等の早期議決・早期執行が可能になる。意見書・決議が時宜に合わせて提出することができるなど、議案等の提出・受理を行える期間の制限がなくなるなどのメリットがある一方、①本会議、委員会等の開催回数の増加により、経費が増加する。また、②地域における議員活動等の時間が少なくなるおそれがあるなどのデメリットがあるとの説明も受けました。  本篠山市議会では、「変わろう、変えよう」のスローガンのもと、平成20年より議会改革に向け、取り組みを行ってまいりました。平成24年4月の議会基本条例施行後は、さらに改革を加速させ、議会報告会や政策討論会の開催、タブレット端末導入などICTの推進などの取り組みを行っているところです。さらに、平成28年6月から平成30年4月まで設置した議会改革調査特別委員会では、議会基本条例に規定する取り組みの検証とさらなる議会改革に向けた検討を行い、政務活動費の使途の可視化、市民相談コーナーや政務活動報告会の開催、本会議場の環境整備とともに、本会議のライブ・録画配信などを実現しました。本市議会では、市民に開かれた議会、市民の負託に応える議会のさらなる実現に向け、2020年4月30日までの現議員の任期を議会改革の第2ステージと位置づけ、議会改革を進めていく必要があると考えております。大津市議会の取り組みは、議会の機能強化と危機管理体制の整備により、さらなる市民サービスの向上につながることが考えられ、非常に参考となるものでした。1つの目標を達成するためのスキームなどを参考としつつ、本市議会としても議会改革の議論を重ねてまいりたいと考えております。  最後に、今後の本市議会の取り組みに対し、議員各位のますますの御協力をお願いし、視察報告とさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  これで、議会運営委員会所管事務調査報告は終わりました。 ◎日程第8  特別委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第8.特別委員会所管事務調査報告を行います。  本件について、議会広報特別委員会委員長の報告を求めます。  栗山議会広報特別委員長。 ○議会広報特別委員長(栗山泰三君)(登壇)  議会広報特別委員会委員長の栗山です。  議会広報特別委員会の本年度の活動について、報告いたします。  まず、篠山市議会基本条例の前文において、次のように規定されています。「地方議会は、二元代表制の一翼を担う住民代表機関として、市民福祉の向上を推進していくことが期待されている。また、地方議会は持てる権能を十分に駆使して、行政監視機能と政策立案機能を充実、強化し、最良の意思決定に導く必要がある」、そして、第23条では、「議会は、議案に対する各議員の対応を議会広報で公表する等、情報の提供に努めるものとする」とあります。したがって、市民にいかに読んでいただけるか、読みやすい広報紙であるかが重要になってくると考えられます。  こうしたことから、当委員会では、去る7月31日と8月1日に石川県津幡町と滋賀県甲賀市へ視察研修に赴きました。両市町とも全国や近畿地区の議会だよりコンクールにおいて優秀な成績を修められ、すばらしい議会だよりを発行されています。  津幡町は、人口3万6,799人、面積110.59平方キロメートル、金沢市への通勤率41.8%、議員定数16人、2委員会制(総務産業建設、文教福祉)となっています。つばた議会だよりは、篠山市と同じでA4判20ページです。一般質問は質問者が原稿作成し、写真は委員会で協議されています。1問165文字以内で、2問までを質問者が選択することになっています。個人質問には1人1ページを割り当てており、篠山市議会では、それまで3人で1ページでした。留意点は、「文章は短く、わかりやすい文章で表現、行政用語は注釈をつけること。見出しは、具体的なもので多く使う」で、すぐれた企画力・構成力が評価され、町村議会広報全国コンクールにて奨励賞を受賞されました。  甲賀市は、人口8万9,560人、面積481.62平方キロメートル、議員定数24人、3委員会制(総務、産業建設、厚生文教)で、信楽焼、甲賀忍者の地として知られています。大阪、名古屋から100キロ圏に位置し、近畿圏と中部圏を結ぶ広域交通拠点に位置しています。甲賀市議会だよりは、A4判24ページとなっています。専用アプリをダウンロードすることにより、スマートフォンやタブレットなどで市議会だよりを読むことができます。一般質問は、代表質問、個人質問とも1人当たり2分の1ページです。文字を少なくして余白をつくるなど、読みやすい工夫が随所にあり、一般質問につけられたQRコードが情報公開、開かれた議会を目指す姿勢としてよいとの毎日新聞社の講評を得ました。  両市町に共通して言えるのは、文章は短くわかりやすい表現で、余白を多くつくること、そして、記事にQRコードをつけてそれを読み込むことでインターネットから議会ホームページなどに自動的にアクセスできることが挙げられます。本市の議会だよりと比べると、両市町とも非常にゆったりとしたつくりになっているのがわかりました。この視察研修をもとに当委員会で協議し、編集方法の改善点をまとめました。  それは、編集の構成として、1ページの文字数を抑え、全体的にゆとりを持たせること、掲載する写真の角に丸みをつけること、写真のキャプションを写真と重ね合うこと、一般質問の質問者ごとのけい線をなくすことの4項目について、平成30年10月発行分の第84号から変更しました。  次に、一般質問について、従来代表質問924字、個人質問484字を基本に掲載していましたが、31年1月発行の第85号から代表、個人ともに510字を基本に1人2分の1ページの掲載にしました。代表の場合6割程度に減りましたが、全て伝えきれないことについてはQRコードから録画中継を見ることにより、議会だよりを補えると考えています。こうした紙面により、議員の議案への対応がしっかり読み取れ、市民と議会の信頼関係が構築できることを念願とするところです。  当委員会では、議会だより発行後、反省会を設け、市民の声はどうかなど、反応を次回の広報紙につなげる取り組みをしています。市民の一部からは、議会だよりが読みやすくなったという声を聞かせていただいています。そして、委員の中には、議会だよりを広報コンクールに応募したいとの意見も出ています。当委員会では、今後も市民に広く読んでもらえる紙面づくりを目指していきたいと考えています。さらに改革に務め、市民に愛される広報紙として確立できるよう、努めてまいります。  最後になりましたが、議員の皆様には、議会だより改革に格別の御理解と御協力を賜りましたことに感謝申し上げ、平成30年度における議会広報特別委員会の活動報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、特別委員会所管事務調査報告は終わります。 ◎日程第9  常任委員の選任 ○議長(森本富夫君)  日程第9.常任委員の選任を行います。  議員の辞職により、欠員となっている総務常任委員及び民生福祉常任委員の選任について、委員会条例第7条第2項の規定によって、当選された新議員からの申し出により、田村直也君を総務文教常任委員に、河南芳治君を民生福祉常任委員に、それぞれ選任したいと思います。  これに、御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  田村直也君を総務文教常任委員に、河南芳治君を民生福祉常任委員に選任することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、10時55分といたします。               午前10時45分  休憩               午前10時55分  再開 ◎日程第10  議案第9号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第10.議案第9号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第9号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は1ページ、条例改正新旧対照表は1ページから2ページをごらんいただき、説明につきましては、議案説明資料により御説明を申し上げます。  本議案につきましては、自治基本条例第28条において、この条例が篠山市にふさわしいものであり続けているかを検証し、見直しをするものと規定されていることから、今回、平成18年の条例施行後、3回目の検証を行ったもので、自治基本条例検証委員会の答申やパブリックコメント、丹波篠山市への市名変更などに伴い、所要の改正を行うものです。  改正点としては、4つの項目の改正でございます。  1つ目の改正点につきましては、前文において、丹波篠山市への市名変更に伴い、文言を整理するものです。  2つ目の改正点といたしましては、第13条 子どもがまちづくりに参画する権利について、現行では、子どもの定義を満20歳未満としていますが、平成28年の公職選挙法の改正で選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられたこと、また、平成30年に成年年齢を満18歳以上とする改正民法法案が可決(2022年4月施行)されたことから、満18歳未満に見直すものです。  3つ目の改正点は、第20条 まちづくりの基本について、前文同様、丹波篠山市への市名変更に伴い、文言を整理するものです。  4つ目の改正点といたしましては、第23条 附属機関等への参加について、現行の条文では、公募委員のみを扱う条文となっていますが、公募委員だけでなく、附属機関等全体として、幅広い人材が選出されるよう見直しをするものです。
     附則として、施行期日については平成31年4月1日とし、ただし、市名変更に係る前文及び第20条については、5月1日とするものです。  以上で、議案第9号に係ります提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがって、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第9号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第9号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第11  議案第10号 篠山市環境基本条例等の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第11.議案第10号 篠山市環境基本条例等の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第10号 篠山市環境基本条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は2ページ及び3ページ、新旧対照表は3ページから9ページ、議案第10号説明資料をごらんください。  本条例は、さきの第118回定例会で可決いただきました市の名称変更に伴う関係条例の整理に関する条例において、整理する規定を除く、市の名称変更に伴い改正が必要となる関係条例の規定について、所要の整理を行うものです。  条例の整理内容としましては、議案説明資料の「2 改正の内容」に掲げております篠山市環境基本条例のほか計7本の条例において、市の名称変更に伴う関係条例の整理に関する条例により改正されることとなる「篠山市」の字句を除く、「篠山」の字句を「丹波篠山」に改めるものです。  なお、条例の施行期日に関しましては、市の名称を変更する条例の施行にあわせ、平成31年5月1日からといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第10号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第12  議案第11号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第12.議案第11号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第11号 篠山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は4ページ、新旧対照表は10ページ、議案第11号説明資料をごらんください。  まず、改正の趣旨についてですが、副課長級以上の職員に支給する管理職手当については、篠山再生計画に基づき、平成31年3月31日まで支給額を10%削減することとしておりますが、これを平成32年3月31日まで1年間延長しようとするものです。  改正の理由としまして、給与等を減ずる特例措置は、篠山再生計画の進捗状況を考慮し、2年を目途に見直しや、廃止または継続を判断してまいりましたが、平成30年10月に行いました財政見通しにおきまして、本市の財政収支は、平成31年度においてバランスがとれる見込みとなったことから、平成32年3月31日までの1年間について、管理職員に引き続き協力を願うこととしたものです。  改正の概要としましては、管理職手当の特例を規定するもので、附則第13項を追加し、平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間について、管理職手当を10%減額することを規定いたします。  なお、施行期日については、平成31年4月1日といたします。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  7番、足立義則君。 ○7番(足立義則君)  7番、足立です。  1年間のその管理職手当10%の金額を教えていただけたら。 ○議長(森本富夫君)  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)  ただいまの御質問でございますが、効果額としましては、約380万円を見込んでおります。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  再生計画以降ですね、本当に職員の皆さんの協力があって、ここまで財政のほうよくなってきたのではないかなというふうに思っています。その分につきまして、最後残っていた部分が、32年の3月いっぱいまでで一応もう廃止しようというような提案でございます。  そうしますと、あと市長、副市長、教育長、そのあたりの減額の分が残ってくるのかなというような思いを持っているわけでございますけれども、市長、今回再任をということで、これから4年間お世話になるわけでございますけれども、やはりそのあたりにつきましても、この先、タイミングを見て、この4年の間にやはりそのことについて、しっかりもとに戻していくというようなことについても検討をしていってもらわないかんのではないかなというふうに思うわけでございますけれども、そのあたりについて、最後残る市長、副市長、教育長の減額の部分についての現状の考え方について、お伺いをしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  当面はですね、従来どおりの減額を続けていきたいと思います。再生計画が目途が立った段階で、後どうするかということについてまた検討を考えたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  本当に市長を中心に県下でも非常に少ない報酬で頑張ってきていただいております。ただ、これもいつまでも続けるということも自治体運営上余り適切ではないのかなという思いも持っておりますので、時期的な部分は政治的な判断等もあるかと思うんですけれども、次の選挙までには、やはりきっちりと戻せるようなことについてお取り組みいただきたいなというような思いだけ述べさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第11号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第13  議案第12号 篠山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正す                る条例 ○議長(森本富夫君)  日程第13.議案第12号 篠山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第12号 篠山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書5ページ、条例改正新旧対照表11ページ、議案第12号説明資料をお開きください。説明につきましては、議案第12号説明資料に基づき行います。  まず、「1.改正の趣旨」として、「災害弔慰金の支給等に関する法律」が平成30年6月27日改正、これに合わせ、平成31年1月30日、同法施行令も改正され、災害援護資金の貸付利率を年3%以内で、市の条例で定めることとなり、今回3%と規定しております貸付利率及び延滞利息を低率で貸し出しができるよう条例改正を行うものです。  「2.改正の内容」として、条例第14条では、保証人に係る規定の追加、第2項で、貸付利率3%を、保証人を立てる場合は、無利子、保証人を立てない場合は、年1%と改正するものです。この利率は、近隣市町及び母子父子寡婦福祉貸付金を参考にしてございます。
     また償還方法につきましては、第15条で、年賦償還と規定をしているものを、半年及び月単位の償還も追加をいたしました。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とします。  災害援護資金の概要につきましては、説明資料2ページ中段に記載しておりますので、ごらんください。  以上で、議案第12号 条例改正に係ります提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第12号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第12号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第14  議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第14.議案第13号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第13号 介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書6ページ、条例改正新旧対照表12ページ、議案第13号説明資料をごらんください。説明資料に基づき説明いたします。  「1.改正の趣旨」としては、消費税の引き上げに伴い、低所得者に対する介護保険料を軽減する法律が改正されます。この改正に伴い、第1号被保険者の介護保険料軽減に係る条例を改正するものでございます。  「2.改正の内容」として、今回の介護保険料の改正は、説明資料中段の表のとおり、介護保険料所得段階のうち、第1段階から第3段階までの保険料について軽減を拡充します。この軽減の拡充は、平成31年度から2カ年かけて実施を行います。  第1段階で見ると、表のとおり、現時点では基準額に対する割合は0.45であり、これを平成31年度は0.375に、平成32年度は0.3を乗じて算定するよう改正するものでございます。ただし、介護保険法施行令では、年度ごとに改正されますので、今回の改正は、平成31年度分のみの改正を行います。  第1段階から第3段階までの対象者数と軽減額につきましては、説明資料裏面2ページに記載をしております。第1段階では、対象予定者数1,873人、今回の改正で軽減となる額は、1人当たり5,300円となります。第2段階及び第3段階については、説明資料で御確認をお願いいたします。  「3.施行期日」につきましては、平成31年4月1日とし、平成30年度以前の保険料は、従前の例によるものとします。  以上で、議案第13号に係る提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第13号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第13号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第15  議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第15.議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第14号 篠山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書14ページ、条例改正新旧対照表13ページから18ページ、議案第14号説明資料をごらんください。説明につきましては、資料に基づき行います。  「1.改正の趣旨」としては、平成30年4月から、国民健康保険は、県広域化され、県から通知される「国民健康保険事業費納付金」に基づき、税率を算定しております。平成31年度の国民健康保険税は、財政調整基金を活用し、平成30年度同等水準の国民健康保険税とするものでございます。  「2.改正の内容」としては、(1)のとおり、財政調整基金2,842万4,000円を繰り入れることにより、資料下段のとおり、1人当たりの保険税は、医療費分で7万724円、前年度対比30円の減額、後期高齢者支援分は2万8,544円、前年度対比33円の減額、介護分は2万9,318円、前年度対比81円の増額、合計で12万8,586円、前年度対比18円の増額と、ほぼ平成30年度と同程度の税額になると算定をしております。  説明資料2ページをごらんください。  (2)保険税率につきましては、県から通知された国民健康保険事業費納付金額から、県支出金や保険税軽減等に係る金額を控除し、平成31年度の被保険者の所得並びに加入者数などを推計した結果、説明資料中段の表のとおり、「医療費分」「後期高齢者支援費分」「介護分」に対して、「所得割」「均等割」「平等割」の3つの方式で税額を算定してございます。また、保険税の算定については、国民健康保険法施行令及び地方税法により、所得割、平等割、均等割の標準割合が、50対35対15とされておりますので、これらの基準から、それぞれの税率及び額は、表記載のとおり算定をいたしました。  (3)保険税の軽減としては、7割、5割、2割の軽減があり、平等割及び均等割が軽減の対象となりますので、軽減額は、説明資料表のとおり算定をいたしております。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とします。  以上で、議案第14号提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第14号は、民生福祉常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第14号は、民生福祉常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第16  議案第15号 篠山市基金条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第16.議案第15号 篠山市基金条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第15号 篠山市基金条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は8ページ、条例改正新旧対照表は19ページ、あわせて議案第15号説明資料をそれぞれごらんください。  今回の条例改正は、基金条例の別表に新たに「篠山市森林環境基金」を追加し、積み立てや処分などの運用を行うものです。  まず、条例改正の趣旨と概要ですが、平成29年12月に「平成30年度税制改正大綱」が公表され、その中で森林環境税と森林環境譲与税が創設されることとなりました。森林環境税は、地球温暖化や災害防止を図るため、地方自治体が実施する森林整備及びその促進に関する施策の財源に充てるため、国税として平成36年度から創設されるものです。また、森林環境譲与税につきましては、森林環境税より先行して、平成31年度より、市町村や都道府県が実施します森林整備等の財源として、国の特別会計が借り入れる方式で予算を確保し、その一定額、平成31年度は全国で200億円となっておりますが、森林環境譲与税として地方自治体に配分されることとなっております。  譲与税における都道府県市町村への配分基準は、その半分の50%を私有人工林の面積、20%を林業就業者数、30%を人口とされており、現時点での試算では、平成31年度の篠山市への譲与額は約1,100万円と見込まれております。  次に、譲与税として、「森林の間伐や林業の人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や啓発等の森林整備及びその促進に関する費用に充てなければならない」と使途が定められていること、また、年度末でないと譲与額が確定しないことなどから、この収入額を一旦、基金として積み立て、必要に応じて取り崩し活用することで、その譲与額と使途を予算上明確にするため、「篠山市森林環境基金」を追加し、今回改正するものでございます。  また、施行期日は、平成31年4月1日とします。  以上で、議案第15号の提案説明の理由とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第15号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第15号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第17  議案第16号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第17.議案第16号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第16号 篠山市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は9ページ、条例改正新旧対照表は20ページ、あわせて議案第16号説明資料をそれぞれごらんください。  今回の条例改正は、手数料徴収条例に新たに「林地台帳の交付手数料」を追加するものです。  まず、条例改正の趣旨と概要ですが、森林所有者や境界が不明確になり森林整備に支障が出ていることから、平成28年5月に森林法が改正されました。これにより、市町村が統一的な基準に基づき、森林の土地の所有者や林地の境界に関する情報などを整備・公表する林地台帳制度が創設されました。以降、兵庫県において、森林簿や森林活用計画の整理、登記簿情報との突合などが進められ、この1月にようやく県のほうから、森林台帳の原案データの提供を受けたところです。これをもとに、3月までに市の情報を入力し、台帳整備を完了させる予定です。  林地台帳は市町村において、「森林の土地の所有者の氏名、住所及びその土地の所在、地番、地目及び面積やその土地の境界に関する測量の実施状況」などの情報を、一筆ごとに取りまとめたものです。この林地台帳の情報を、市の窓口で、森林組合や林業事業等の担い手が入手できるようになり、施業の集約化や適切な森林整備の促進が期待されるところです。  森林法の規定により、平成31年4月1日、この林地台帳公表制度の運用開始となることから、篠山市手数料徴収条例第2条の手数料の種類及び金額について、新たに41項として「林地台帳の交付手数料」を追加し、1件につき、500円と改正するものです。  また、施行期日は、平成31年4月1日とします。  以上で、議案第16号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第16号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第16号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第18  議案第17号 丹波篠山ふるさとに乾杯条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第18.議案第17号 丹波篠山ふるさとに乾杯条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第17号 丹波篠山ふるさとに乾杯条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は10ページ、条例改正新旧対照表は21ページ、あわせて議案第17号説明資料をごらんください。  初めに、条例改正の趣旨と概要ですが、まず、市名変更に伴い「篠山」を「丹波篠山」に改めます。  次に、この条例は、平成26年1月に施行されましたが、その後、平成27年に、篠山市は、「丹波篠山デカンショ節-民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶-」という認定ストーリーで、デカンショ節が息づく町として、日本遺産に認定されました。続いて、平成29年には、丹波焼を含む日本六古窯が、「きっと恋する六古窯-日本生まれ日本育ちのやきもの産地-」という認定ストーリーで、日本遺産に認定されたところです。  このため、市名変更にあわせて、ふるさとが誇る大切な地域資源が日本遺産に認定されていることも、前文に明記し、未来へ引き継いでいくために所要の改正を行おうとするものです。  あわせて、一部の文言を変更し、施行期日は、平成31年5月1日とするものです。  以上、簡単ですが、議案第17号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただき、御決定いただきますようよろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第17号は、産業建設常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第17号は、産業建設常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第19  議案第18号 篠山市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並び                に水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正                する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第19.議案第18号 篠山市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第18号 篠山市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書11ページ、新旧対照表22ページ、議案第18号説明資料をごらんいただきたいと思います。  このたびの条例改正につきましては、学校教育法の改正により、新たに専門職大学が制度化されたこと及び技術士法施行規則が改正され、選択科目が見直され、上下水道部門で位置づけられていた「水道環境」が「上水道及び工業用水道」に統合されたことから、所要の整備を行おうとするものでございます。  改正の内容といたしましては、条例の第3条に規定しています布設工事監督者の資格及び第4条に規定しています水道技術管理者の資格につきまして、短期大学に専門職大学の前期課程を含むこととし、短期大学を卒業した者に専門職大学の前期課程を修了した者を含むことと規定いたします。  また、第3条第8号に規定しています布設工事監督者の資格につきまして、技術士法による2次試験の選択科目から水道環境を削除しようとするものでございます。  施行期日は、平成31年4月1日といたします。  以上で、議案第18号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第18号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第20  議案第19号 篠山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する                基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第20.議案第19号 篠山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  教育部長の芦田です。  ただいま御上程賜りました議案第19号 篠山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は12ページ、新旧対照表25ページ、あわせて議案第19号説明資料をごらんいただき、説明資料により説明させていただきます。  今回の改正につきましては、「学校教育法の一部を改正する法律」の施行により、厚生労働省の関係省令も改正され、「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令」が施行されたため、本条例を改正するものです。
     本条例は、この厚生労働省の省令に従い制定していることから、省令改正の内容と同一の内容で改正をいたしております。  改正の概要は、現行の放課後児童支援員の基礎資格に、平成31年4月から新設される専門職大学の前期課程を修了した者で定められた学科または課程を修めた者も新たに含め、対象を拡大するというもので、第10条第3項第5号中「卒業した者」の次に「(当該学科又は当該課程を修めて同法の規定による専門職大学の前期課程を修了した者を含む。)」を加えるものです。  施行期日は、平成31年4月1日といたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第19号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第21  議案第20号 篠山市篠山伝統的建造物群保存地区における建築基準法                の制限の緩和に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第21.議案第20号 篠山市篠山伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第20号 篠山市篠山伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は13ページ、新旧対照表は26ページ、そして議案説明資料に基づいて御説明申し上げます。  伝統的建造物群保存地区においては、伝統的建造物等の保存に必要な場合、建築基準法第85条の3により、建築基準法の制限を緩和することができます。これに基づき、篠山市篠山伝統的建造物群保存地区においても、平成17年3月に「篠山市篠山伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例」を制定いたしました。  篠山伝建地区は、カヤぶき(金属板ぶきを含む)の武家住宅や町家などが21棟存在しておりますが、建築基準法第22条の規定により「屋根ぶき材の不燃化」が義務づけられており、現状では金属板を撤去し、カヤぶき屋根を復原することができないため、法第22条の規定を緩和しています。ただし、カヤぶき屋根を復原する場合は、放水銃の設置など延焼防止のための措置が必要となります。  緩和の対象となる伝統的建造物は、条例の別表に記載をしております。条例制定以降に所有者の同意を得た伝統的建造物の追加4件を別表のとおり、追加するものです。  新旧対照は、ごらんのとおり、追加する4件の保存計画番号、伝統的建造物の種類及び所在地を追加しております。  なお、説明資料は、改正の趣旨のほか、別表に追加する伝統的建造物の位置図及び写真を記載しておりますので、あわせてごらんください。  なお、施行期日につきましては、平成31年4月1日としております。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第20号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第20号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第22  議案第21号 篠山市立篠山総合スポーツセンター条例の一部を改正す                る条例 ○議長(森本富夫君)  日程第22.議案第21号 篠山市立篠山総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第21号 篠山市立篠山総合スポーツセンター条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は14ページ、新旧対照表27ページ、あわせて議案第21号説明資料をごらんください。  まず、改正の趣旨ですが、篠山市立篠山総合スポーツセンターは、市民のスポーツ活動を推進し、健全な心身、健康保持及び体力の増強を図るとともに、市民生活の健全育成に資するため設置されています。  このたびの市名変更に伴い、施設の名称を変更するため、条例を改正しようとするものです。  改正の概要ですが、題名中「篠山総合スポーツセンター」を「丹波篠山総合スポーツセンター」に改め、条例第1条中「篠山総合スポーツセンター」を「丹波篠山総合スポーツセンター」に改めます。  施行期日につきましては、平成31年5月1日とし、条例の規定は、この条例によってまず改正され、次いで、市の名称変更に伴う関係条例の整理に関する条例によって改正されるものとします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第21号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第21号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第23  議案第22号 篠山市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条                例 ○議長(森本富夫君)  日程第23.議案第22号 篠山市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第22号 篠山市立学校給食センター設置条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書15ページ、新旧対照表28ページ、あわせて議案第22号説明資料をごらんください。  まず、改正の趣旨ですが、篠山市立学校給食センターは、学校給食の共同調理を行うため、東部地区の学校園を担当する篠山東部学校給食センターと、西部地区を担当する篠山西部学校給食センターの2施設が設置されています。  このたびの市名変更に伴い、施設の名称を変更するため条例を改正しようとするものです。  改正の概要ですが、条例第2条の表中「篠山東部学校給食センター」を「東部学校給食センター」に、「篠山西部学校給食センター」を「西部学校給食センター」に改めるものです。  施行期日は、平成31年5月1日とし、条例の規定は、この条例によってまず改正され、次いで、市の名称変更に伴う関係条例の整理に関する条例によって改正されるものといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。
     お諮りします。  ただいま議題となっております議案第22号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第22号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第24  議案第23号 篠山市立たんば田園交響ホールの設置及び管理に関する                条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第24.議案第23号 篠山市立たんば田園交響ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第23号 篠山市立たんば田園交響ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は16ページ、新旧対照表29ページ、あわせて議案第23号説明資料をごらんいただき、説明資料により説明させていただきます。  まず、改正の趣旨ですが、篠山市立たんば田園交響ホールは、地域住民の芸術文化の高揚を促進し、あわせて福祉の増進を図るため、篠山市立たんば田園交響ホールとして設置されています。  このたびの市名変更に伴い、市を代表する施設としてふさわしい名称に変更するため、条例を改正しようとするものです。  次に、改正の概要ですが、題名中「たんば田園交響ホール」を「田園交響ホール」に改めます。第1条及び第2条の表中「たんば田園交響ホール」を「田園交響ホール」に改めます。第5条中「たんば田園交響ホール運営委員会」を「田園交響ホール運営委員会」に改めます。  施行期日につきましては、平成31年5月1日といたします。  なお、名称変更に伴い、篠山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例につきましても、別表中の「たんば田園交響ホール運営委員会」を「田園交響ホール運営委員会」に改めます。  また、条例の規定は、この条例によってまず改正され、次いで、市の名称変更に伴う関係条例の整理に関する条例によって改正するものといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議賜り、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  ホールの名称変更の提案でございますけれども、田園交響ホール、北摂・丹波祭典ホロンピアのときに整備をされて、それ以降、市に移管されたというような経緯があるわけでございますけれども、もともと私の認識としては、篠山市の芸術文化の発表の場所ということよりは、本当にもう兵庫丹波地域の文化芸術をリードしていくような拠点というような位置づけだったのではないかなというような印象を持っておるわけでございます。ですので、今回その「たんば」をとるというようなことですけれども、いささか少し何か市名変更に合わせてそういった文化芸術に対して、篠山市がですね、この丹波地域をリードしていこうというような部分が少し後退するのではないかなというような印象を受けるわけでございますけれども、そのあたりのことについて、内部で提案までにどのような議論があったのかという部分について、御説明をいただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)  田園交響ホールの名称変更につきましては、教育委員会のほうで事務局としては当初はですね、「丹波篠山田園交響ホール」というふうな提案を定例会で提出させていただきました。しかしながら、教育委員さんの中には、長過ぎる、また田園交響ホールで一般的に通っている、また、田園交響ホールという名前が全国にはここしかないと。固有名詞化している部分がかなり強いというふうな御意見もありまして、教育委員さんと協議を重ねました。その後、継続審査としまして、臨時の教育委員会を開いて、最終的には、一般にはたんば田園交響ホールですが、通称田園交響ホール、あるいは交響ホールというふうに市民の大半は言っているということで、この際、「たんば」をとって、「田園交響ホール」という形でいかがでしょうかということで、合議制の決議機関ですので、合議をいただいて、その名称を市長に提案をさせていただいたということでございます。  その中でですね、渡辺議員がおっしゃるような、その丹波を牽引してきた芸術文化の拠点という印象が薄れるのではないかといったような具体的なお話はございませんでした。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  この後また案件としていくわけでございますけれども、やはりですね、丹波篠山市というような市名は変わるにしても、そういった古くからの伝統文化が息づくこの町としては、日本を牽引していくというところまで言ったら、かなりおこがましいところがありますので、やっぱりこの兵庫の丹波地域の田園文化をやっぱり牽引していくというような意味合いはですね、もう少し議論をしていただいたほうがよかったのではないかなというふうに思うわけでございますけれども、そしたら、改めてですけれども、そういった部分についても使用実態、市民の皆さんとか、そのあたりに合わせた形のほうを優先したほうがいいだろうというような結論であったというようなことでいいということですか。 ○議長(森本富夫君)  芦田教育部長。 ○教育部長(芦田 茂君)  まず、たんば田園交響ホールという名称がですね、今後やはり議論の中ではどうしても丹波市のホールであるという誤解を、初めてお耳にされる方には受ける可能性が非常に強いということで、たんばという名称については、再考すべきであるというのが大勢でありましたし、また、この件につきましては、田園交響ホールには交響ホールの運営委員さんがおられます。運営委員さんにもお聞きしましたところ、やはり誤解を招く、初めての方にとってはですね、丹波市の施設であるという誤解を招く可能性があるので、そうであるならば、もう「たんば」をとってしまって、「田園交響ホール」でいいのではないかというふうな意見が構成委員さんのうち、約8割の方から御意見が提出をされました。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第23号は、総務文教常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第23号は、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、午後1時15分といたします。               午後 0時06分  休憩               午後 1時15分  再開 ◎日程第25  議案第24号 丹波少年自然の家事務組合規約の変更について ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第25.議案第24号 丹波少年自然の家事務組合規約の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第24号 丹波少年自然の家事務組合規約の一部を変更する規約について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書は17ページから18ページ、新旧対照表31から32ページをごらんください。  丹波少年自然の家事務組合については、地方自治法第284条に基づき、同施設の設置及び管理に関する教育事務を共同処理することを目的に設置され、阪神・丹波9市1町で構成し、丹波少年自然の家の管理運営や両地域の交流、連携事業を推進しています。  この事務組合の規約の変更については、地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係市町と協議することが定められており、地方自治法第290条の規定により、議会の議決をお願いするものです。  今回の変更内容は、その構成員である篠山市が平成31年5月1日、丹波篠山市に市名を変更することに伴い、同規約第2条及び別表中の「篠山市」を「丹波篠山市」に変更するものです。  施行期日については、平成31年5月1日です。  以上で、議案第24号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただき、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  議案第24号については、丹波少年自然の家の設置及び管理に関する教育事務を共同処理することから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律施行令第12条の規定によって、議会は、議決をする前に、教育委員会の意見を聞かなければならないこととなっています。  したがって、本案については、市の名称変更に伴う手続のため、委員会付託を省略し、教育委員会の意見を聞いた後に、討論、採決を行いたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第24号は、委員会付託を省略し、教育委員会の意見を聞いた後に、討論、採決を行うことに決定しました。 ◎日程第26  議案第25号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について  日程第27  議案第36号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の変更について ○議長(森本富夫君)  日程第26.議案第25号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について、及び日程第27.議案第36号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の変更についてを、一括議題とします。  提案説明、質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  梶村総務部長。 ○総務部長(梶村徳全君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第25号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について、及び議案第36号 兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約の変更についてにつきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  議案書は19ページから22ページ、新旧対照表は33ページ及び34ページをごらんください。  本市が加入いたします兵庫県市町村職員退職手当組合は、19市12町と27の一部事務組合により、また、兵庫県町議会議員公務災害補償組合は8市12町により、それぞれ構成されています。このたび、市の名称変更に伴い、兵庫県市町村職員退職手当組合規約及び兵庫県町議会議員公務災害補償組合規約において、「篠山市」の名称を「丹波篠山市」に改める必要が生じたことから、地方自治法第290条の規定により、当該組合規約を変更することについて、それぞれの組合構成団体と協議するため、議会の議決をお願いするものです。  なお、この規約の変更につきましては、市の名称変更に合わせ、いずれも平成31年5月1日から施行することといたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから、一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を述べていただきますようお願いします。
     討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第25号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第28  議案第26号 篠山市清掃センター運営協議会規約の変更について ○議長(森本富夫君)  日程第28.議案第26号 篠山市清掃センター運営協議会規約の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第26号 篠山市清掃センター運営協議会規約の変更につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書23ページ、新旧対照表35ページをごらんください。  この協議会は、篠山市清掃センターの事務の管理及び執行について協議・調整を行うため、篠山市及び丹波市が設置するもので、両市の市長、副市長、総務部長及び担当部長で構成しております。今回の市名変更に伴いまして、協議会の名称を「篠山市清掃センター運営協議会」から「丹波篠山市清掃センター運営協議会」に変更する必要があることから、規約の題名及び条文中の名称改正について、地方自治法第252条の6の規定により、議会の議決を求めようとするものです。  なお、施行期日は、平成31年5月1日とします。  以上、議案第26号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第26号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第29  議案第27号 市道の路線認定について ○議長(森本富夫君)  日程第29.議案第27号 市道の路線認定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第27号 市道の路線認定について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の25ページから27ページをごらんください。  今回、道路法第8条第2項の規定により、市道の認定をお願いしようとする路線については、議案書26ページの市道認定路線調書に、図面番号、路線名、起点、終点、延長、幅員をお示ししています。  市道認定路線調書の番号1、市道中央地区農工団地線について、議案書27ページの図面をごらんください。認定の理由は、篠山中央地区農工団地に進出予定の企業があることから、農工団地までのアクセス道路がないため、市道小多田線と市道西八上池上線に接続する、区間延長215メートルについて新設道路を整備し、市道に認定しようとするものでございます。  なお、今回、承認をいただきました後の市道認定路線総数は、1,792路線、総延長は約83万4,200メートルになります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)  この市道のところの計画地において、井戸が掘られていて、その井戸を埋めて道にするというふうに聞いたんですけれども、それは事実なんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)  政策部の稲山です。  今、安井議員のほうから御質問がありましたとおり、現在この計画されております市道のちょうど中央あたりになるかと思いますけれども、農工団地の開発のために井戸を掘っておりますので、井戸があるのは事実でございます。 ○議長(森本富夫君)  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)  農工団地の誘致のために2,000万円ほどかけて井戸を掘ったと思うんですけれども、そこの上に、井戸を埋めてしまって道路をするというのは、ほかに選択肢はなかったもんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  ちょっと今の御質問の件についてはですね、この場で、詳細をつかんでおりませんので、お時間をいただいて、すぐに調べさせていただいて、この後報告させていただきます。しばらくお時間をいただきますようにお願いします。 ○議長(森本富夫君)  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、1時45分といたします。               午後 1時31分  休憩               午後 1時45分  再開 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  大変申しわけございませんでした。確かにこの市道の延長のところに井戸があるということで、担当のほうに確認をさせていただいて、なお、工事については、その井戸を残した形で工事をさせていただくということで御理解賜りたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  この井戸を掘った当初というのか、掘ったときに、ヒ素が出たと、水質から。で、問題ありきというようなことがたしかあったんじゃないかなと思うわけですけれども、今、別の資料を見ると、この水質は非常に良質やというふうなことが書かれておるんですけれども、その辺のところは、再調査されたか何か。残しておくんであれば、上質の水なんか。また、そのヒ素が出てどうしても使用に耐えられないような水質であるから、そういうふうなことをするのか。そのあたりのことを確認しておきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  ちょっと細かなことでして、また過去のことで記憶が定かでないところがありますけれども、いま少し答えられるのがおりませんので、答えますけれども、確かにですね、約10年以上も前になると思います。ある会社がですね、この中央地区に進出したいということで水の調査をしましたら、たまたまそのヒ素の調査結果が出まして、そこが食品を扱う会社でしたので、これでは行かないということになった経緯があります。  そういうことがありましたので、その後、さらに調査をしたんですけれども、そのような結果は出ずに、その調査の方法によって、たまたまそのときに出たのではないかということやったんですけれども、その後に水が出ますから、篠山市に合ったような食に関する工場を誘致できたらということで、ずっと誘致活動を進めてきておりまして、水も出ますということでちゃんと資料をつけてやってきましたので、当初ヒ素の結果が一旦出たことはありますけれども、その後には、その状況は心配ないということになっています。 ○議長(森本富夫君)  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  今、おっしゃるとおりに、その水が本当にいいものであれば、それは生かしていかないかんし、また逆にそうした不純物がまざっておるのであれば、それらの対応ということなんですけれども、今お聞きしたら、そういうことが全く何か過去の話で、ちょっともう一つ不鮮明やと。今、市長は良質の水というようなことで、書いてあったかと思うんですけれども、やはりこう道をつける以上は、この場に上程してくる以上は、その辺のこともきちっと整理して、上程されるべきじゃないかとちょっとしばし中断して、調べ直さな回答できないような態勢ではいかがなものかなと思うんですけれども、その辺のところはいかがでしょう。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  一旦10年以上、10年ぐらい前に、そういう調査結果が出たことがありますけれども、その後、ここは農都の森ということでそういう打ち出しずっとしてきました。そのときにそういう資料をつけてやってきましたから、一旦出たヒ素の結果はその後はそういう結果は出ていないということで、良質な水ということでずっと取り組んできましたので、今現在もそのことには変わりはありません。  今回の進出される企業は、水を使ったり、食に関する企業ではありませんので、そこは水とは直接関係はないんですけれども、そういった企業であるので、どうしようかというふうな検討はしたんですけれども、もう一方の犬飼初田地区もあるんですけれども、そこは少し心当たりのある企業がありまして、将来的に検討いただいているということから、この中央地区のほうを紹介したわけですけれども、食に関する企業ではありませんけれども、一定のそういう雇用とか活性化も見込まれますし、地域の方にすれば、長い間ずっと話もないまま来ましたので、これを地域の方と協議をしていただいた結果、前に進みかけたという、こういう経緯であります。 ○議長(森本富夫君)  16番、河南克典君。 ○16番(河南克典君)  16番、河南です。  今、そうした良質の水であれば、せっかくそうしてお金かけてボーリングというか、掘った井戸ですので、それを今後のためにも生かせるように、そうした工法で、それ避けて通れるのであれば一番いいんですけれども、何かその辺のこともやはり十分考慮して、道つけましたからもうあの井戸はなくなりましたと、こういうことじゃなしに、将来の展望を考えて、その辺十分対応していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  今、河南(克典)議員からもおっしゃっていただきましたように、そういった井戸については、今後も活用するような形で今回の道路工事の詳細設計に入っていきたいというふうに思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  先ほどの企業が来られることには大変うれしく思うところです。篠山市の働ける場所がつくられたら大変うれしいことだと思うんですけれども、先ほどの話の中で、農都の森構想、中央地区にはあったはずですけれども、それはもうなくなったという判断でよろしいんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)  政策部の稲山です。  ただいまの恒田議員の御質問ですけれども、ここの場所については、農都の森ということで、企業誘致を進めてまいりましたが、今もありましたとおり、地元のほうにも御説明をする中で、企業の誘致を優先したいというふうなことから、農都の森構想の企業ではありませんけれども、誘致をするということになって、農都の森ということを全面的におろすというわけではなくて、この企業については全面ということではございませんので、半分ということですから、農都の森を全部下げるということではないかなと思います。 ○議長(森本富夫君)  9番、恒田正美君。 ○9番(恒田正美君)  そしたら、今、農都の森構想は残すと。今区画でいえば、AとBでしたか、あったと思うんですけれども、どちらかに、これはちょっと今、覚えがないんですけれども、そちらは残すということで、同じような今まで使った篠山市の観光目的であったりとか、農産物であるとかを加工販売とかする施設という、残すということでいいんですね。 ○議長(森本富夫君)  稲山政策部長。
    ○政策部長(稲山 悟君)  政策部の稲山です。  今もお話ししましたとおり、農都の森というのは生かしながらということでございますので、企業誘致、農都の森に基づいて、進めていきたいと考えております。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、安井博幸君。 ○8番(安井博幸君)  井戸を避けて道をつけると今言われましたので、じゃあ、このお示しされている、27ページの赤い線で書かれた道路の絵はどのようになるのか、それをお示ししていただきたいと思うんですけれども。 ○議長(森本富夫君)  横山まちづくり部長。 ○まちづくり部長(横山 実君)  安井議員の御質問ですけれども、道路の形状がこの予定から変わるんじゃないかというような御質問だと思うんですけれども、現在、詳細設計で詰めて進めていくという計画をしておりますが、この南から北に上がる道路の中央あたりに井戸がございますけれども、その本道の車道についてはかぶりません。歩道の部分についてかぶるというところの計画になりますので、この延長につきましては、このストレートなままで延ばしていきたいといきたいというふうに考えて、詳細設計のほうを詰めていく考えでございます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これから、議案第27号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第30  議案第28号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第9号)  日程第31  議案第29号 平成30年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4                号)  日程第32  議案第30号 平成30年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第4号)  日程第33  議案第31号 平成30年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                4号)  日程第34  議案第32号 平成30年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算                (第3号)  日程第35  議案第33号 平成30年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4                号)  日程第36  議案第34号 平成30年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第5                号)  日程第37  議案第35号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(森本富夫君)  日程第30.議案第28号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第9号)から、日程第37.議案第35号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)までの8件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  まず、議案第28号について。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  それでは、議案第28号 平成30年度篠山市一般会計補正予算(第9号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  このたびの補正は、決算見込み等に基づく事業精査に加え、国の補正予算によるプレミアム付商品券事業やため池等整備県営土地改良事業の追加、市名変更関連及び丹波篠山市誕生市制20周年記念準備経費などを計上するものです。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ3億9,852万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ248億899万7,000円とするものです。  それでは、歳出予算の主なものから御説明申し上げますが、先に職員人件費につきましては、退職手当特別負担金の確定による追加のほか、決算見込みによる精査分を計上しており、全会計で442万9,000円の増額、臨時的任用職については、欠員による減額分で473万3,000円の減額となっています。  今回の補正予算は、予算執行において確定した事業の精査による減額が非常に多くございます。このため、目単位での減額が大きいもの及び増額補正分について説明をさせていただきます。また、財源については、説明を省略させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。  歳出予算について御説明申し上げます。  予算書31ページをお開きください。  2款 総務費、1項 総務管理費、2目 秘書費179万5,000円の追加は、丹波篠山市誕生市制20周年記念事業230万1,000円の追加によるもので、5月1日に予定している記念式典等の準備経費です。  33ページ、6目 財産管理費1,192万円の減額は、多紀支所解休に係る事業費の精査によるもので、7目 企画費6,985万9,000円の減額は、公共交通対策事業では高齢者タクシー料金助成事業補助金などで2,109万8,000円、ふるさと篠山に住もう帰ろう運動推進事業で、寄附空き家の改修工事については、本年度の実施予定がないため設計及び工事の減額、空き家活用の支援補助金、わが家・わが村の住もう帰ろう運動推進補助金の減額など3,625万6,000円、丹波篠山ふるさと応援団事業では寄附金の減額に伴い、1,667万2,000円が減額となる一方で、市名変更関係事業費では、広告宣伝や市名変更周知活動補助金で1,219万2,000円を追加しています。  次に、39ページ、17目 コミュニティ活動推進費1,110万7,000円の減額は、コミュニティセンターへのエレベーター設置事業の精算等、43ページ、2項 徴税費、2目 賦課徴収費1,451万6,000円の減額も評価がえ業務の決算見込みによるものです。  47ページ、4項 選挙費、2目 県議会議員選挙費247万4,000円の追加は、4月に実施される県議会議員選挙の期日前投票に係る経費の追加です。  次に、55ページ、3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 老人福祉費1,488万9,000円の減額は、地域介護拠点施設整備事業の決算見込み等、次に、69ページ、3項 生活保護費、2目 生活保護扶助費2,473万1,000円の減額も、生活保護措置事業の決算見込みによるものです。  次に、81ページ、6款 農林水産業費、1項 農業費、5目 農地保全費は1,206万7,000円の減額で、鳥獣被害対策事業、多面的機能支払交付金事業の決算見込みによる減額です。8目 農地整備費は1,787万1,000円の追加で、国の補正予算による平成31年度事業の前倒しで、四十九池ほか3事業分の実施等によるものです。  次に、85ページ、2項 林業費、2目 林業振興費は1億2,449万円の減額で、県補助金の確定による緊急防災林整備事業補助金、県単独補助治山事業等の減額です。87ページ、3目 治山費1,309万2,000円の減額も、県補助金の確定によるものです。  89ページ、7款 1項 商工費、2目 商工振興費58万2,000円の追加は、プレミアム付商品券事業のシステム改修318万2,000円の追加に伴うもので、4目 観光費は497万5,000円の追加で、観光宣伝事業では観光マップの印刷等、景観まちづくり刷新モデル事業は、大正ロマン館中庭トイレ改修事業の事業費の追加です。  次に、93ページ、8款 土木費、2項 道路橋りょう費、2目 道路新設改良費1億203万3,000円の減額は、国庫補助道路整備事業では国庫補助金の確定、景観まちづくり刷新モデル事業は城東線美装化事業の決算見込みによる減額です。  99ページ、5款 下水道費、1目 公共下水道費1億926万5,000円の追加は、消費税の確定及び資本費平準化債の発行額抑制のための下水道事業特別会計への繰出金の追加です。  101ページ、6項 住宅費、1目 住宅総務費は1,709万4,000円の減額で、市営住宅管理費ではヌーベル西紀団地と福住団地改修工事及び放置空き家対策事業も決算見込みによるものです。  103ページ、9款 1項 消防費、2目 非常備消防費1,679万9,000円の減額は、消防団員退職報償金の決算見込みによる減額です。  127ページ、12款 諸支出金、1項 基金費は、全体で1億1,706万1,000円の追加で、それぞれ基金積み立ての追加や減額を行うもので、減額の基金については、基金利子減に伴う積立金の減額が主なものです。1目 財政調整基金費は、歳入歳出の一般財源の残額など1億7,862万2,000円の追加です。3目 公共施設整備基金費は1,189万9,000円の減額で、市有地の土地売払収入122万9,000円の追加及びハートピア北条団地販売の決算見込みによる減額1,305万5,000円、利子の減額によるものです。5目 空き家等活用基金費1,500万3,000円の減額は、決算見込みによる減額で、空き家等の寄附物件の売り払い収入1,500万円と利子の減額です。次に、131ページ、28目 丹波篠山ふるさと基金費2,928万円の減額は、決算見込みによる寄附金の見直しによるものです。  133ページ、14款 災害復旧費、1項 公共土木施設災害復旧費、1目 道路橋りょう災害復旧費2,171万2,000円の減額、及び135ページ、2項 農林水産業施設災害復旧費、1目 農地農業用施設災害復旧費1,750万7,000円の減額は、事業精査による減額です。  続きまして、歳入について御説明申し上げますが、特定財源については、事業の減額に伴うものとなっており、主な一般財源を中心に御説明を申し上げます。  それでは、7ページに戻っていただきまして、1款 市税は2,761万円の追加で、固定資産税は償却資産で3,628万8,000円の追加となりましたが、市たばこ税が本数の減により867万8,000円の減額となっています。  10款 地方交付税は調整額の復活により1,136万3,000円の追加、17ページ、16款 財産収入、2項 財産売払収入、1目 不動産売払収入は2,682万6,000円の減額で、土地売払収入がハートピア北条団地販売の決算見込みによる減額等1,182万6,000円、空き家等寄附物件の売り払い収入の減額1,500万円によるものです。  17款 1項 寄附金、1目 総務費寄附金 ふるさと応援団寄附金は、決算見込みによる減額で、補正後の寄附金は1億3,458万円となります。  次に、債務負担行為及び地方債の補正について、御説明を申し上げます。  3ページをお開きいただきまして、第2条により、今回追加しようとする債務負担行為は、第2表 債務負担行為補正に記載しておりますが、職員の退職者に係る県市町村職員退職手当組合特別負担金で、期間は平成31年度から平成34年度まで、限度額は1,606万6,000円です。これは、今年度末で早期退職いたします職員の退職手当組合に支払います特別負担金で、総額2,008万6,000円を5年分割で支払うための平成31年度以降の債務負担行為です。  次に、第3条 地方債につきましては、第3表 地方債補正に記載しておりますが、地方債の変更によるもので、公共事業等は国庫道路整備事業での減額など1,250万円を減額し、限度額を2億2,060万円に、公営住宅建設事業は、公営住宅建設事業の減額に伴い限度額を870万円減額の2,430万円に、災害復旧事業は、公共土木施設災害復旧事業で840万円追加の1億7,750万円に、教育・福祉施設等整備事業は、篠山城跡内堀復元事業等の追加に伴い限度額を760万円増額の11億2,630万円に、一般単独事業は、道路橋りょう整備事業や防災拠点整備事業等の減額に伴い限度額を4,910万円減額の3億7,400万円に、辺地対策事業は、携帯電話等エリア整備事業の減額に伴い限度額を40万円減額の300万円にするものです。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第29号、議案第30号及び議案第35号の3件について。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第29号及び議案第30号、議案第35号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第29号 平成30年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、補正予算書をごらんいただきたいと思います。  第1条で、公共下水道事業の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ276万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を12億7,732万9,000円とし、特定環境保全公共下水道事業の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ19万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を10億3,809万5,000円にしようとするものでございます。  9ページの歳出から御説明いたします。  1款 下水道総務費、1項 下水道管理費、1目 一般管理費に646万8,000円を追加するもので、修繕料は緊急対応分が不要となったことによる減額、委託料は、公営企業法適用支援業務の契約差金及び管路劣化調査につきまして、平成30年度以降に国庫補助事業として実施することとして減額をするものでございます。減債基金積立金は、受益者負担金の基金への積み立て、消費税は、打ち切り決算に伴う平成30年度分消費税の追加でございます。2目 下水道汚泥共同処理費は、337万円の減額で、修繕料は活性炭の交換を臭気測定の結果1回としたことによるものでございます。3目 雨水対策管理費は、65万2,000円の減額で、決算見込みによるものでございます。  13ページ、2款 1項 1目 下水道建設費は、通報装置更新工事につきまして、10カ所予定をしておりましたが、篠山処理区4カ所とし、丹南処理区につきましては、平成31年度以降に補助事業として実施することとして減額したものでございます。  15ページ、3款 1項 公債費、1目 元金は、財源の組み替えでございます。  7ページの歳入では、1款 分担金及び負担金、1項 負担金、1目 下水道事業受益者負担金は、平成30年度賦課11件などの追加でございます。  5款 1項 繰入金、1目 一般会計繰入金は、消費税及び資本費平準化債の減額によるものでございます。2目 基金繰入金の減額は、決算見込みによる精査によるものでございます。  7款 1項 市債、1目 下水道債は、事業費の減額及び平成31年度からの公営企業法適用に向けた精査によるものでございます。  3ページの地方債限度額をそれぞれ減額をしております。  次に、特定環境保全公共下水道事業で、31ページ、歳出をお願いいたします。  1款 下水道総務費、1項 下水道管理費、1目 一般管理費は、833万6,000円の追加で、修繕料は、立杭浄化センターの土壌脱臭装置の更新を予定していましたが、平成29年度実施した臭気対策工事により不要となったこと、また緊急対応分の減額によるもので、1,270万円の減額でございます。減債基金積立金は、新規加入分担金の減債基金への積み立て、消費税は、打ち切り決算による平成30年度分の消費税でございます。  33ページ、2款 1項 1目 下水道建設費は、853万3,000円の減額で、通報装置更新工事につきまして、10カ所から3カ所に変更し、今後、補助事業として実施していこうとするものです。  35ページ、3款 1項 公債費、1目 元金は、財源の組み替えでございます。  29ページ、歳入では、1款 分担金及び負担金、1項 分担金、1目 下水道事業受益者分担金は、2件の新規加入分担金を追加するものでございます。  4款 1項 繰入金、1目 一般会計繰入金は、消費税の追加及び資本費平準化債の減額によるものでございます。2目 基金繰入金は、決算見込みによる精査、6款 1項 市債、1目 下水道債は、事業費の減及び平成31年度地方公営企業法適用に向けての精査でございます。  25ページの地方債限度額につきましても減額をしております。  次に、議案第30号 平成30年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、御説明をいたします。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ752万円を追加し、歳入歳出予算の総額を8億3,075万円にしようとするものでございます。  9ページの歳出は、1款 農業集落排水総務費、1項 農業集落排水管理費、1目 一般管理費に752万円を追加するもので、修繕料は、水位計やポンプなど緊急対応分が減額となったことで800万円の減額、減債基金積立金は、新規加入分担金の基金への積み立て、消費税は、打ち切り決算による平成30年度分の追加でございます。  7ページの歳入で、1款 分担金及び負担金、1項 分担金、1目 農業集落排水事業受益者分担金は、1件の新規加入分担金で、4款 1項 繰入金、1目 一般会計繰入金は、消費税の追加によるものでございます。  次に、議案第35号 平成30年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、御説明をいたします。  3ページをお願いをいたします。  収益的収入及び支出の収入は、決算見込みによる精査で76万8,000円を追加しております。支出の1款 水道事業費用、1項 営業費用、1目 原水及び浄水費は、膜モジュール洗浄業務などの委託料の契約差金、修繕料の減額などで635万5,000円の減額でございます。2目 配水及び給水費280万8,000円の減額は、メーター修繕費用などの減額によるものでございます。3目 総係費は、人件費の精査によるもので、2項 営業外費用、2目 消費税及び地方消費税は、今回の補正に伴う精査によるものでございます。  次に、資本的収入で、1款 資本的収入、1項 1目 企業債は、6,420万円を減額し、建設改良積立金及び損益勘定留保資金を財源に変更しようとするものでございます。  4項 1目 補償金は、県道丸山南新町線知足地内での道路工事につきまして、移転工事が平成31年度となることから減額をするものでございます。
     支出で、1款 資本的支出、1項 建設改良費、1目 配給水施設費は、県道丸山南新町線支障移転工事の減額など事業精査によりまして、3,580万円の減額でございます。  1ページの第4条、補填財源でございます。  補正後の資本的収入額が資本的支出額に不足する8億2,948万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額482万3,000円、過年度分損益勘定留保資金1億9,139万2,000円、当年度分損益勘定留保資金2億5,326万2,000円、減債積立金3億800万円、建設改良積立金7,200万9,000円で補填しようとするものでございます。  第2条の配給水施設費を7,695万2,000円に、2ページの第5条 企業債の限度額をゼロ、第6条の職員給与費を1億2,797万2,000円に、第7条の棚卸資産購入限度額を433万1,000円に改めようとするものでございます。  以上、議案第29号、第30号、第35号の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第31号から議案第33号までの3件について。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第31号、議案第32号並びに議案第33号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第31号 平成30年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、説明をいたします。  補正をお願いしようとする主な内容は、事業勘定歳出では、平成30年度保険給付費及び一般管理費の精査、歳入では、保険給付費の追加に係る県普通交付金並びに国保安定化支援交付金の追加などによるもの、直営診療所勘定では、診療に係る歳入歳出の精査及びへき地直営診療所補助金の確定によるものでございます。  これにより、今回の補正は、議案第31号のとおり、国民健康保険特別会計、事業勘定の歳入歳出予算それぞれ2億1,542万4,000円を追加し、それぞれ総額を49億1,167万3,000円に、直営診療所勘定では、歳入歳出予算それぞれ870万7,000円を減額し、それぞれ総額を2億3,824万8,000円にするものです。  それでは、国民健康保険特別会計補正予算書に基づき説明をいたします。  まずは、主な歳入から説明します。  7ページから10ページです。  1款 国民健康保険税4,050万9,000円の追加で、収納率の向上と被保険者数の増加などを見込み追加をするものでございます。  9ページ、10ページです。  4款 県支出金1億6,641万1,000円の追加で、歳出で説明します保険給付費の追加に基づき、給付費に係る県支出金を増額、へき地診療所及び機器整備等の精査に係る特別調整交付金を補正するものでございます。  6款 繰入金120万8,000円の減額は、低所得者軽減補助や国保財政安定化に係る国交付金等の追加、並びに地方単独事業波及分を減額するものでございます。  8款 諸収入では、延滞金並びに第三者納付金をそれぞれ精査に基づき、追加をしています。  次に、歳出について説明します。  15ページから18ページです。  1款 総務費では、一般事務費並びに賦課徴収費等の精査により、153万4,000円を減額するものです。  19ページから22ページです。  2款 保険給付費2億1,451万7,000円の追加は、平成30年度保険給付費の精査をするもので、19ページからは療養費、21ページからは、高額療養費などをそれぞれ増額し補正をするものでございます。  31ページから34ページです。  4款 保健事業費546万4,000円の減額は、レセプトに基づく疾病分析及び特定健康診査などに係る費用を精査するものです。  37ページから40ページです。  7款 諸支出金784万4,000円の増額、これは、第三者行為並びに共同事業に係る県への返還金及び直営診療所に対する国庫補助金の確定によるものです。  続きまして、直営診療所勘定補正予算について説明をします。  まず初めに、歳入について説明します。  53ページ、54ページです。  1款 診療収入1,012万7,000円、2款 使用料及び手数料7万6,000円の減額は、平成30年度診療状況により精査を行うものでございます。  5款 繰入金155万7,000円の追加は、診療に係る事務費及び管理費、薬品費などの精査により一般会計からの繰入金の減額、並びに事業勘定で説明したへき地診療所に対する国庫補助金を追加よるものでございます。  続きまして、主な歳出について説明します。  57ページから60ページです。  1款 総務費209万1,000円の減額は、平成30年度における職員人件費、診療所管理費を精査するものです。  61ページ、62ページです。  2款 医業費661万6,000円の減額は、この内容は、在宅酸素に係る委託料の精査とともに、薬価改定等に係る医薬品費を精査するものでございます。  以上をもちまして、議案第31号 平成30年度国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての提案理由の説明といたします。  続きまして、議案第32号 後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案の理由を説明いたします。  今回の補正予算は、7ページ、8ページの歳入、4款 繰入金のうち、保険料軽減に対する国県市の負担分を一般会計から繰り入れるもので、今回平成30年度の金額が確定し、歳入784万7,000円を、11ページ、12ページ、歳出で、2款 後期高齢者医療広域連合納付金を歳入と同額の減額をするものでございます。  以上をもちまして、議案第32号 平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の提案説明とさせていただきます。  続きまして、議案第33号 平成30年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案の理由を説明いたします。  補正をお願いしようとする内容は、平成30年度保険給付費等の精査に伴い、歳入歳出を補正するものです。  これにより、今回の補正は、議案書第33号のとおり、介護保険事業勘定の歳入歳出予算それぞれを5,662万1,000円減額し、それぞれ総額を44億9,513万9,000円にしようとするものです。  まず初めに、主な歳入について説明いたします。  7ページ、8ページです。  1款 保険料550万円の減額は、平成30年度保険料の精査をするものでございます。  3款 国庫支出金1,040万2,000円、4款 県支出金982万1,000円、9ページ、10ページ、5款 支払基金交付金1,650万2,000円、それぞれの減額の主な理由は、この後、歳出で説明いたします保険給付費並びに地域支援事業の精査により、平成30年度歳出が減額になることから、財源負担ルールに基づき補正を行うものでございます。  続きまして、歳出について説明します。  13ページから16ページです。  1款 総務費264万4,000円の減額、この内容は、平成30年度における職員人件費、一般管理費、介護認定審査費等の経費を精査するものでございます。  17ページから30ページです。  2款 保険給付費4,709万5,000円の減額は、この内容は、第7期介護保険事業計画をもとに計上した予算と比較し、報酬改定の影響並びに要介護認定者数の伸びの縮小、市外施設入所者の減などから、要介護認定者の介護サービス利用に係る給付費が当初見込みよりも減少したことにより、5,151万8,000円の減額、21ページ、要支援者のサービスに係る介護予防給付については、442万3,000円の増額を補正するもので、中でも通所リハビリテーションの利用が計画以上に伸びてございます。  31ページから38ページです。  3款 地域支援事業費1,611万6,000円の減額、この内容は、地区いきいき塾やいきいき倶楽部など、地域での通い場が整備されたこともあり、要支援者の方が利用される訪問型並びに通所型サービスに係る給付費が平成29年度並みで推移していることによる減額と、認知症対策や介護給付費等適正化事業、ケアマネジメント事業などを精査したことによる減額でございます。  以上をもちまして、議案第31号、第32号、第33号についての提案理由の説明といたします。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第34号について。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第34号 平成30年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第5号)について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正は、家畜共済勘定、畑作物共済勘定並びに業務勘定について、決算見込みにより補正をしようとするものでございます。  それでは、補正予算書の2ページ、3ページをお開きください。  2ページが収益的収入、3ページが収益的支出となっており、それぞれの中段の補正予定額のうち、家畜共済勘定で400万円、畑作物共済勘定で273万3,000円のそれぞれ追加を、業務勘定で25万7,000円の減額を行い、3ページ下段の収益的支出の合計総額を1億293万1,000円にしようとするものでございます。  次に、勘定ごとの収益的収入及び支出の補正の内容について、主なもののみ御説明申し上げます。  まず、4ページの上段、(イ)家畜共済勘定の収入ですが、1款 家畜共済事業収益、1項 営業収益、3目 家畜保険金320万円と、10目 家畜法定積立金戻入80万円の追加は、家畜の死亡、廃用事故が当初の見込みを上回るため、県の連合会からの保険金と家畜法定積立金を共済金の財源に充てるもので、補正後の予算額を3,865万6,000円にしようとするものでございます。  次に、5ページ上段、(イ)家畜共済勘定の支出につきましては、1款 家畜共済事業費用、1項 営業費用、3目 家畜共済金400万円を追加し、内容は、家畜の死亡、廃用事故の増加により、共済金の支払いが当初の見込みを上回ることによるもので、補正後の予算額を3,865万6,000円にしようとするものでございます。  次に、4ページの上段、(ウ)畑作物共済勘定の収入ですが、1款 畑作物共済事業収益、1項 営業収益、1目 畑作物共済掛金79万5,000円の減額は、引受件数の確定による減額、2目 畑作物保険金301万7,000円の追加は、大豆共済金の支払いが災害などにより、当初の見込みを上回るため、県連合会からの保険金と法定積立金をその共済金の財源に充てるもので、補正後の予算額を1,171万1,000円にしようとするものでございます。  次に、5ページ下段、(ウ)畑作物共済勘定の支出につきましては、1款 畑作物共済事業費用、1項 営業費用、1目 畑作物保険料61万8,000円の減額は、引き受けの確定により県の連合会に支払う保険料の減額、3目 畑作物共済金335万1,000円の追加は、災害などにより大豆共済金の支払いが当初の見込みを上回るため追加するもので、補正後の予算額を1,171万1,000円にしようとするものでございます。  次に、6ページの(オ)業務勘定の収入ですが、1款 業務事業収益、1項 営業収益、3目 賦課金事務費賦課金41万3,000円の減額は、水稲・家畜・大豆共済の引受数量、及び共済金額の確定によります事務費賦課金の減額によるもので、補正後の予算額を4,340万3,000円にしようとするものでございます。  次に、7ページの(オ)業務勘定の支出につきましては、1款 業務事業費用、1項 営業費用、2目 一般管理費1万2,000円の減額は、通信費や印刷製本費、燃料費等の一般管理経費の決算見込みによるもの、5目 損害防止費23万4,000円の減額は、大豆損害防止事業の薬剤費の確定によるもので、補正後の予算額を4,340万3,000円にしようとするものでございます。  まことに簡単ですが、以上で提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、一括して質疑を行いますが、議案第28号から議案第35号までの8件については、議員全員で構成する補正予算特別委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第28号から議案第35号までの8件は、議員全員で構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第28号から議案第35号までの8件は、議員全員で構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。               午後 2時35分  休憩               午後 2時36分  再開 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定によって、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、大上和則君。  副委員長に、吉田知代君。  これで、報告を終わります。 ◎日程第38  議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算  日程第39  議案第2号 平成31年度篠山市住宅資金特別会計予算  日程第40  議案第3号 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算
     日程第41  議案第4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算  日程第42  議案第5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算  日程第43  議案第6号 平成31年度篠山市農業共済事業会計予算  日程第44  議案第7号 平成31年度篠山市水道事業会計予算  日程第45  議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算 ○議長(森本富夫君)  日程第38.議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算から、日程第45.議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算までの8件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  まず、議案第1号について。  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました議案第1号 平成31年度篠山市一般会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  一般会計の当初予算書及びお手元に配付をさせていただいております平成31年度当初予算の概要をあわせてごらんください。  平成31年度につきましては、2月に市長選挙が実施されたことから、政策的な新規事業等は予算計上せずに、義務的な経費や継続的な事業を中心とした「骨格予算」として当初予算を編成しておりますので御理解をお願いいたします。  一般会計予算の第1条 平成31年度の一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ232億7,300万円、対前年度と比較いたしますと1億8,400万円、率にして0.8%の増となっています。  骨格予算であるものの、継続事業として実施をしております清掃センター基幹的改良工事や大山コミュニティ消防センター建設、今田グラウンド整備事業等の実施による経費を計上しているため、対前年比で増額となっています。  それでは、第1表 歳入歳出予算の主なものについて、御説明を申し上げます。  まず、歳入からですが、予算書は9ページ及び当初予算の概要の28ページ、29ページになります。  まず、1款 市税ですが、49億2,765万1,000円、対前年度比5,074万9,000円、1.0%の増となっています。市税の内訳といたしまして、1項 市民税は20億4,748万5,000円で対前年度比650万9,000円、0.3%の増となっています。内訳は、個人市民税で対前年度比129万8,000円の減となりましたが、法人市民税で780万7,000円の増を見込んでいます。  次に、2項 固定資産税は新築家屋の増等により、対前年度比3,448万1,000円、1.4%増の24億4,714万9,000円です。3項 軽自動車税は、今回新たに環境性能割が追加され、1億5,539万6,000円で、対前年度比1,105万9,000円、7.7%の増を見込んでいます。4項 市たばこ税は、2億6,340万5,000円で、対前年度比366万5,000円、1.4%の増を、5項 入湯税は、1,418万6,000円で、対前年度比496万5,000円、25.9%の減を見込んでいます。  次に、2款 地方譲与税は、2億6,364万円、対前年度比100万5,000円、0.4%の増となっています。1項 地方揮発油譲与税は、7,198万6,000円で、対前年度比149万1,000円、2.1%の増、2項 自動車重量譲与税は1億8,065万4,000円で、対前年度比1,148万6,000円、6.0%の減となっています。3項 森林環境譲与税は、森林整備及び促進に関する費用に充てるために新設をされたものです。  3款 利子割交付金から、11ページ、9款 環境性能割交付金までの7つの県税交付金については、合わせて10億2,904万7,000円、対前年度比3,936万4,000円、4.0%の増を見込んでいます。増減の主なものは、対前年度比で、消費税率の改定により、6款 地方消費税交付金が8,447万7,000円の増となります。また、8款 自動車取得税交付金が10月から廃止されるため、7,139万3,000円の減となる一方で、新たに9款 環境性能割交付金が新設され、4,480万7,000円の皆増となっています。  以上、譲与税と交付金につきまして、平成30年度の決算見込み額及び地方財政計画の伸び率を参考に見込みを立てています。  10款 地方特例交付金は1億3,086万5,000円の大幅な増額で、1項 地方特例交付金は、税制改正の環境性能割税率が臨時的に軽減されることによる地方税の減収補填分がふえ、579万2,000円の増額、2項 子ども・子育て支援臨時交付金は、幼児教育無償化に伴い地方の負担分を措置するために新設されたもので皆増となります。  11款 地方交付税は、79億8,000万円で、対前年度比1億1,800万円、1.5%の増を見込んでいます。内訳は、普通交付税が69億7,000万円、対前年度比1億円、1.5%の増となっています。普通交付税は、基準財政需要額から基準財政収入額を差し引いた財源不足について交付されるもので、基準財政需要額の算定におきまして、合併特例債などの公債費分の減額があるものの、算定の見直しによる増額や基準財政収入額の算定において、自動車取得税交付金の減などに加え、臨時財政対策債への振替額が1億2,423万1,000円減額となったことから、普通交付税としては1億円の増を見込んでいます。また、特別交付税につきましては、9億3,800万円で、対前年度比1,800万円の増額を見込んでいます。  17ページ、10款 国庫支出金は24億9,065万3,000円で、対前年比1億5,365万7,000円、6.6%の増となっています。清掃センター基幹的改良事業に係る交付金で1億5,161万円、学校施設の大規模改修費補助金で3,240万3,000円の増が主な要因です。  20ページからの16款 県支出金は15億3,814万1,000円で、対前年度比2,693万9,000円、1.7%の減で、各種事業の増減に伴うものです。  続いて26ページ、18款 寄附金は、ふるさと納税のふるさと応援団寄附金が1億4,803万8,000円で、対前年度比3,703万8,000円の増を見込んでいます。  19款 繰入金は全体で16億2,448万5,000円、対前年比3億430万1,000円、15.8%の減です。主なものは、こども園整備事業の終了などにより公共施設整備基金繰入金が1億5,150万3,000円の減、財政調整基金繰入金が9,300万円の減などです。  33ページ、22款 市債は18億8,142万5,000円で、対前年度比2,006万9,000円、1.1%の増となっています。臨時財政対策債、認定こども園整備事業終了などにより減額となる一方で、清掃センター基幹的改良工事、大山コミュニティ消防センター建設事業により増額となるためです。また、普通交付税の補填的性格を持つ臨時財政対策債は、対前年比1億2,423万1,000円減の5億6,752万5,000円を見込んでいます。  以上で、歳入の概要説明とさせていただきます。  続きまして、予算書35ページ以降の歳出について、主なものを御説明させていただきます。  当初予算の概要につきましては、31ページをごらんください。目的別の歳出になります。  まず、1款 議会費は、1億8,980万5,000円で、対前年度比3,240万8,000円、14.6%の減で、議場改修及び録画配信音響機器更新等事業費の減によるものです。  次に、2款 総務費は、24億9,259万7,000円で、対前年度比2,043万5,000円、0.8%の減です。丹波篠山ふるさと応援団寄附金の増に伴う返礼品や参議院議員選挙で増額となりますが、携帯電話不通地域解消のためのアンテナ整備や多紀支所の解体工事等整備事業終了などによるものです。  3款 民生費は、59億6,008万2,000円で、対前年度比2億6,661万4,000円、4.3%の減です。介護保険特別会計繰出金や後期高齢者医療費給付事業が増となりましたが、たきこども園、城北畑児童クラブの整備事業の完了により減額となったためです。  4款 衛生費は、34億8,170万7,000円で、対前年度比4億9,048万6,000円、16.4%の増で、清掃センター基幹的改良工事や地域医療対策費で救急医療等補助金が、平成30年度の当初予算では半年分の計上となっていたことにより増額となるものです。  5款 労働費は、824万8,000円で、対前年度比で9.3%の増です。  6款 農林水産業費は、17億8,372万6,000円、対前年度比4,066万7,000円、2.3%の増です。緊急防災林整備事業や集落営農推進事業で減となるものの、県営土地改良事業や地籍調査事業での調査委託などが増となっています。  7款 商工費は、4億2,056万5,000円、対前年度比8,414万5,000円、25.0%の増です。プレミアム付き商品券事業や観光施設の改修等による増額です。  8款 土木費は、23億6,147万円、対前年度比9,462万5,000円、3.9%の減で、景観まちづくり刷新モデル事業での電線地中化による事業費が増加となるものの、国庫補助道路整備事業の事業費の減、篠山口駅補強工事の終了によるものです。  9款 消防費は、10億6,548万8,000円、対前年度比2億3,241万1,000円、27.9%の増で、大山コミュニティ消防センター建設によるものです。  10款 教育費は、31億7,932万1,000円、対前年度比1億6,644万1,000円、5.5%の増で、篠山総合スポーツセンターテニスコート改修の終了や景観まちづくり事業での事業費減があるものの、今田グラウンド整備事業や学校施設の大規模改修の事業費の増によるものです。  11款 公債費は、20億5,126万7,000円、対前年度比4億2,820万6,000円、17.3%の減で、合併特例債などの償還額の減によるものです。  12款 諸支出金は、1億8,872万4,000円、対前年度比1,143万9,000円、6.5%の増です。  なお、歳入の基金繰入金と歳出の基金積立金による平成31年度末の基金の残高見込みは、一般会計全体で32億7,297万6,000円を見込んでいます。  最後に、13款 予備費は、9,000万円で、前年度と同額を計上しています。  次に、当初予算概要書の33ページをごらんいただき、平成31年度の主な財政指標について御説明を申し上げます。2段目の一番右上が平成31年度のものとなっております。  まず、経常収支比率については、97.4%を見込んでいます。公債費の減に伴い若干の改善となっておりますが、厳しい状況には変わりございません。  次に、実質公債費比率については、公債費の減に伴い17.6%となる見込みです。また、将来負担比率については、平成30年度で小中学校等への空調設備による借入金を行ったことなどにより、179.8%と横ばいを見込んでいます。  次に、平成31年度末の市債残高は、同じページの一番下の表の一番右になりますけれども、一般会計で約196億円と見込んでおり、特別会計・公営企業会計と合わせた全会計の市債残高は543億円と、対前年度末との比較で約21億円減少しています。  続きまして、債務負担行為及び地方債について御説明いたします。  第2条の債務負担行為は予算書の6ページ、第2表にお示しをしております。平成32年度に実施されます市議会議員選挙ポスター掲示場所の設置・撤去業務委託で、平成31年度中に契約する必要があるために行うもので、期間を平成32年度、限度額を1,374万4,000円です。  第3条 地方債は、第3表のとおり起債の目的は4事業となっております。公共事業等は、限度額2億5,780万円で、国庫補助道路整備事業、県営土地改良事業、景観まちづくり刷新モデル事業です。教育・福祉施設等整備事業は、限度額6億9,140万円で、清掃センター基幹的設備改良工事のほか、県営土地改良事業、史跡篠山城保存修理、学校施設大規模改修、幼稚園、保育園改修、高規格救急車購入です。一般単独事業は、限度額3億6,470万円で、観光施設や旬の市、保育園や中央図書館の空調更新、橋梁維持管理、消防ポンプ自動車購入、大山コミュニティ消防センター新築工事などです。最後に、臨時財政対策債は、限度額5億6,752万2,000円です。  以上の限度額によりまして、平成31年度の当初予算の地方債の発行予定額は、18億8,142万5,000円、後年度に普通交付税に算入されます地方債の額は、11億1,728万1,000円で、算入率は59.3%となります。  最後に、第4条の一時借入金の最高額を30億円と定めるものでございます。  以上で、提案理由の御説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第2号について。  野々村市民生活部長。 ○市民生活部長(野々村康君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第2号 平成31年度篠山市住宅資金特別会計予算について、説明申し上げます。  住宅新築資金等貸付制度は、歴史的、社会的事由により、生活環境等の安定と向上が阻害されている地域の住民に対し、住宅の新築改修について、必要な資金の貸し付けを行っているところでございます。  篠山市におきましては、昭和45年度から平成8年度までの間、貸付事業を展開し、現在31年度末を最終とした起債償還事務を行っております。  それでは、住宅資金特別会計予算書をごらんください。  31年度篠山市住宅資金特別会計の予算につきまして、第1条 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ218万6,000円といたします。また、第2条におきまして、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は200万円と定めます。  それでは、具体な予算について、説明申し上げます。  予算書の5ページ、歳入の欄をごらんください。  4款 諸収入 貸付金元利収入 住宅新築資金等貸付金元利収入現年度分20万6,000円、住宅新築資金等貸付金元利収入滞納繰越分179万4,000円でございます。  歳出につきましては、1款 総務費、1項 一般管理費 償還推進事業費110万2,000円でございます。対前年度比112万5,000円の減としております。  2款 公債費 住宅資金貸付事業起債償還元金104万3,000円としております。  以上、簡単ではございますが、住宅資金特別会計平成31年度の予算案の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第3号から議案第5号までの3件について。  倉保健福祉部長。 ○保健福祉部長(倉 剛史君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第3号、第4号、第5号につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第3号 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算につきまして、説明をいたします。  予算書をお開けください。  第1条 平成31年度篠山市国民健康保険特別会計予算、事業勘定では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ50億8,129万7,000円、対前年度比12%の増、直営診療所勘定では、総額2億2,808万8,000円、対前年度比7.4%の減と定め、第2条では、一時金の借り入れの最高限度額を8億円に定めようとするものでございます。  国民健康保険は、平成30年4月から、県広域化に伴い、県と市町が共同の保険者となり、国民健康保険を運営し、平成31年度は2カ年目となります。平成31年度も、財政運営を担う兵庫県から通知された、保険給付費及び国民健康保険税の基礎となる国民健康保険事業納付金額をもとに、予算編成を行ってございます。  兵庫県から通知された国民健康保険税の基礎となる納付金額は、12億2,324万円、対前年度比2.8%の増ですが、財政調整基金2,857万2,000円を繰り入れることによって、国民健康保険税の上昇を抑制し、平成30年度と同水準の税額としています。また、県から通知された保険給付費は、36億226万8,000円で、平成30年度と比較すると15%の伸びとなっております。  被保険者数は、9,547人、平成30年度、0.1%の増加を見込み、保険財政の安定化とともに、データヘルス計画に基づき、特定健康診査の普及啓発、重症化予防、ジェネリック医薬品の利用促進、専門職による訪問活動など、保健事業に取り組みます。  それでは、主な事業勘定歳入予算から説明をいたします。  予算書は、5ページをお開きください。重立った内容に絞り込んで説明をいたします。  まず、1款 国民健康保険税は、一般及び退職被保険者を合わせ、8億7,754万4,000円、対前年度2.7%の増とし、保険税率については、県から通知があった納付金から、保険税軽減に対する繰入金並びに県補助金、財政調整基金の繰り入れ等を控除した金額に、平成31年度、1人当たりの所得額、被保険者数、世帯数を推計し、算定してございます。  次に、6ページ、3款 県支出金37億4,049万2,000円、対前年度対比14.6%の増、この予算は、保険給付に係る県からの普通交付金36億226万8,000円、保険者努力支援、特定健診などに対するもので、1億3,822万4,000円の特別交付金を計上しております。  次に、7ページです。5款 繰入金では、まず一般会計繰入金として、3億3,320万1,000円。これは、国保税低所得者軽減等に係る国県市負担分、一般会計から繰り入れる人件費並びに運営にかかる経費、財政調整基金繰入金として、合計で1億2,857万2,000円。これは、保険給付の支払いを円滑に行うよう、予備費に1億円を計上すること。そして2,857万2,000円を繰り入ることによって、保険税額の上昇を抑制するものでございます。  続きまして、主な歳出予算について説明をいたします。  予算書は、9ページです。  1款 総務費の予算額は、6,690万6,000円、対前年度比4.7%の減、国保業務に従事します職員人件費、一般管理費では、レセプト点検や連合会共同電算処理等に係る委託料など、10ページでは、賦課徴収費、11ページでは、国保運営協議会に係る経費を計上してございます。  11ページです。  2款 保険給付費36億226万8,000円、対前年度比15%の増、医療費給付に当たる1項 療養諸費は、30億7,548万8,000円、対前年度比12%の増、12ページ、2項 高額療養費5億593万1,000円、対前年度比39%増などです。  平成30年度からの広域化に伴い、保険給付費については、兵庫県が通知してきた金額を計上してございます。  13ページです。  3款 国民健康保険事業費納付金12億2,324万1,000円で、前年度対比2.9%の増、収納した保険税と保険税軽減に係る繰入金や国保財政の支援などを目的とした県特別交付金などを財源として、県に支払うこととなります。  14ページから16ページです。  4款 保健事業費5,106万3,000円、対前年度比2%の増加、この予算は、生活習慣病の予防や重症化予防のための特定健康診査、がん検診に係る経費とともに、データヘルス計画に基づき、歯周病検診、医療費通知、ジェネリック医薬品差額通知など、医療費の適正化を進めるための予算を計上しています。  16ページ、17ページです。  7款 諸支出金3,756万8,000円、対前年度比25%の増、これは、保険税に係る還付金とともに、国庫補助金である直営診療所勘定へのへき地直営診療所運営補助金等を計上してございます。  以上で、事業勘定の説明とします。  続きまして、直営診療所勘定につきまして、説明します。  初めに、歳入について説明します。
     28ページです。  1款 診療収入1億2,203万2,000円、対前年度比5%の減、診療報酬の改定や受診者数の減などにより、外来収入の減を見込んでございます。  29ページ、30ページです。  4款 繰入金、1項 他会計繰入金6,822万7,000円は、4診療所における職員人件費や運営経費を一般会計予算から補填するもの、2項 事業勘定繰入金3,371万8,000円は、レセプト等システム導入及びへき地直営診療所運営に対する国庫補助金を繰り入れるものです。  次に、歳出について説明します。  32ページから36ページです。  1款 総務費1億3,527万3,000円、対前年度比1.2%の減、この予算は、4診療所における医師3名、看護師4名、事務職員2名などに係る人件費とともに、光熱水費や嘱託看護師など診療所運営に係る経費を計上しています。  37ページ、38ページです。  2款 医業費9,087万1,000円、対前年度比15.8%の減、この予算は、医療用機械器具費、医療用消耗器材費、医療用衛生材料費に係るもので、平成31年度は、更新計画に基づき、東雲診療所における往診等車両及び各診療所におけるレセプトコンピュータの更新に係る費用を計上してございます。  以上で、国民健康保険特別会計事業勘定並びに直営診療所勘定の説明とします。  続きまして、議案第4号 平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算について、説明いたします。  第1条では、平成31年度篠山市後期高齢者医療特別会計予算、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億6,159万2,000円、対前年度比7.3%の増加とするものです。  初めに、主な歳入について説明します。  5ページです。  1款 後期高齢者医療保険料4億8,654万3,000円、対前年度比11.1%の増加、平成31年度後期高齢者医療の被保険者は7,672人で、対前年度比1.0%の増加と見込み、また平成31年10月から、年金生活者支援給付金が施行されることから、後期高齢者医療に係る軽減特例が見直されます。なお、保険料率は、平成30年度と平成31年度は、同率同額となってございます。  3款 繰入金1億7,389万8,000円、対前年度比1.4%の減、この予算は、職員人件費や賦課徴収及び運営に係る事務費繰入金、保険料低所得者軽減等の国県市負担分に係る保険基盤安定繰入金です。  次に、主な歳出につきまして説明します。  7ページです。  1款 総務費2,015万円は、職員人件費並びに運営に係る事務経費、及び8ページは、賦課徴収に係る経費でございます。  2款 後期高齢者医療広域連合納付金6億3,997万2,000円は、市で収納した保険料並びに軽減に係る保険基盤安定金を県広域連合に納付するものでございます。  3款 諸支出金102万円は、保険料還付に係る経費、9ページ、4款 予備費45万円をそれぞれ計上しています。  以上で、後期高齢者医療特別会計の説明とします。  続きまして、議案第5号 平成31年度篠山市介護保険特別会計予算につきまして、説明いたします。  第1条では、平成31年度篠山市介護保険特別会計予算、事業勘定では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ44億4,627万9,000円、対前年度比0.1%の減、介護サービス事業勘定では、総額1,128万3,000円とし、第2条では、一時金の借り入れの最高限度額を3億円に定めようとするものでございます。  介護保険では、第7期介護保険事業計画の2年目を迎え、計画に基づき、在宅並びに施設に係ります介護サービスを提供します。平成31年度は、特別養護老人ホームを10床増床、市内では初めてとなる看護小規模多機能型居宅介護サービスの提供を開始いたします。  では、主な歳入につきまして説明をいたします。  5ページです。  1款 保険料9億4,463万8,000円、対前年度比1.7%の増加、この保険料は、65歳以上の方を第1号被保険者として賦課するもので、保険料率は、第7期計画中の3カ年は同率となります。平成31年度の第1号被保険者数、これは65歳以上の人口を、平成30年度予算時の1万4,031人から1万4,131人、0.7%の増加を見込み積算をしております。  3款 国庫支出金10億4,060万7,000円、6ページ、4款 県支出金6億2,962万4,000円、5款 支払基金交付金11億3,809万6,000円は、保険給付等に対する財源負担ルールに基づき計上をいたしてございます。  7款 1項 他会計繰入金6億9,212万6,000円、対前年度比3.8%の増加、これは、先ほどの保険給付のルールに基づき市が負担する介護給付費繰入金、職員人件費や事務や賦課徴収に係る経費、地域支援事業に係る市負担分、保険料低所得者軽減に対する国県市負担分を計上しております。  次に、事業勘定歳出予算を説明します。  予算書8ページです。  1款 総務費9,821万8,000円、対前年度比8.5%の増加、この予算は、職員人件費、介護保険業務を行うための事務等に係る一般経費になり、9ページ、介護保険料の賦課徴収に係る経費、3項 介護認定審査会費は、要介護認定に係る審査会や認定調査に係る経費で、平成31年度は介護認定に係るシステムの更新経費を計上しています。10ページ、介護保険に対して、さまざまな協議をいただく運営協議会に係る経費と事業計画に係る経費で、第7期介護保険事業計画の評価と第8期計画を策定するためのニーズ調査を行う経費を計上しております。  2款 保険給付費は41億2,404万4,000円、対前年度比0.7%の増加を見込んでいます。なお、3月補正で提案した平成30年度の保険給付見込みと比較すると、2.6%の伸びとなっています。  次に、11ページ、12ページです。  この予算は、要介護1から5までの認定を受けている方が利用される介護サービス給付に係るもので、1項の介護サービス等諸費37億8,594万2,000円、12ページ、13ページ、要支援1・2の認定を受けている方が利用されたサービス給付に係る2項 介護予防サービス等諸費9,114万1,000円など、保険給付に係る予算を計上しています。  14ページです。  3款 地域支援事業費2億248万円、対前年度比0.6%の増加、この予算は、1項 介護予防・日常生活支援総合事業費で9,793万1,000円、市内19カ所で開設している地区いきいき塾、また要支援者の方の通所及び訪問型サービスに係る予算を計上しています。  16ページから20ページです。  2項 包括的支援事業・任意事業費では、地域福祉課に開設しています総合相談窓口、権利擁護、介護サービスの適正化、認知症対策並びに在宅医療・介護連携事業など、いつまでも住みなれた地域で安心・安全に暮らしていけるよう高齢者の生活を支援するための経費を計上しています。  20ページです。  3項 地域支援事業費では、西部・東部の2カ所を社会福祉協議会に委託して配置している地域包括支援センターに係る経費で、地域の中で支援が必要な方に寄り添いながら市と連携し、さまざまな事業に取り組んでいます。  続きまして、サービス事業勘定について説明します。  この事業は、要支援1・2の方のケアプランを、地域包括支援センター内に設置しています東西指定介護予防支援事業で実施するための予算であり、歳入では、33ページ、1款 繰入金で1,128万3,000円を一般会計から繰り入れ、歳出では、34ページ、1款 介護サービス事業で、東西指定介護予防支援事業所に交付をするものです。  以上で、主な予算の説明のみでしたが、議案第3号、第4号、第5号に係ります平成31年度特別会計予算の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第6号について。  堀井農都創造部長。 ○農都創造部長(堀井宏之君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第6号 平成31年度篠山市農業共済事業会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  なお、予算書は別冊となっておりますのでよろしくお願いします。  それでは、予算書1ページから順に概要説明をさせていただきます。  まず、第2条 事業の予定量ですが、各勘定とも過去の引受実績やこれまで農業共済制度が段階的に変更になってまいりました。そういった制度改正、それから31年度から水稲共済の義務加入が任意加入に変更になります。こういった制度変更を勘案して予定量を見込んでおります。  1、農作物共済の(1)水稲につきましては、農業従事者の高齢化や担い手不足などに対して、人・農地プランの策定推進などによります集落営農の増加や大規模農家によります農地の集積及び所得安定対策事業などが進んでいる状況にあります。また、制度改正により水稲共済については任意加入となったことから、引受戸数につきましては、昨年より100戸減の2,700戸を見込んでおりますが、農家の所得を補償するという観点から、引受面積については現状維持を目指し、引受面積は21万1,000アール、引受収量は720万7,760キログラム、共済金額は、11億4,603万4,000円と、昨年度と同程度を見込んでおります。  次に、(2)麦につきましては、引受戸数は3戸、引受面積は200アール、引受収量は2,800キログラム、キログラム当たりの共済金額は78円、共済金額は21万8,000円と、昨年度と同程度を見込んでおります。  次に、2ページ、2、家畜共済につきましては、近年の仔牛の価格高騰がございましたが、昨今落ちつきを見せておりまして、枝肉市場におきましても同様の傾向がございます。また、高齢化により廃業する農家がある一方で、頭数をふやすという農家さんもあることから、牛の頭数については、昨年度と同じ水準を見込んでおります。  まず、(1)死亡廃用共済については、引受戸数23戸、引受頭数は1,707頭、共済金額は、7億7,135万6,000円を見込んでおります。  次に、(2)疾病傷害共済については、23戸、1,148頭、共済金額1,605万6,000円を見込んでおります。  次に、3ページ、3、畑作物共済ですが、黒大豆については近年、各農家の栽培技術の向上や自然災害による大きな被害が少なかったことから、加入農家が年々減少しておりました。ところが、昨年の大雨や台風などの被害が大きかったことから、今年度は増加を見込み、あわせて加入の推進にも力を入れてまいります。このため、引受戸数は100戸増の402戸、引受面積は1万423アール、引受収量は7万8,693キログラム、キログラム当たりの共済金額は、白大豆で116円、黒大豆で1,250円、共済金額は、引受共済金額が選択できますので、最高額以外を選択される農家も多いことから、9,761万円とそれぞれ増加を見込んでおります。  次に、4、園芸施設共済につきましては、近年の台風や雪などの自然災害の備えとして加入農家が増加していることから、引受戸数は84戸、引受棟数は193棟、共済金額は1億9,860万4,000円と増加を見込んでおります。  続きまして、4ページをごらんください。  5の損害防止事業についてですが、アの水稲共済における農作物共済損害防止事業は、農家さんに御協力をいただき調査圃場を設置し、JAなど関係実施機関と連携をいたしまして、病害虫発生調査及び生育調査を実施、その結果を参考に、水稲の損害防止対策に伴う費用助成を予定しております。同様に、イの家畜損害防止事業、ウの大豆損害防止事業につきましても、関係機関と連携の上、調査等を実施していきます。  次に、5ページをごらんください。  第3条 収益的収入及び支出の予定額ですが、上段の収入、下段の支出ともに、左から農作物共済勘定で496万1,000円、家畜共済勘定で2,395万1,000円、畑作物共済勘定で685万5,000円、園芸施設共済勘定で355万7,000円、業務勘定で4,915万円、5つの勘定合計で、8,847万4,000円を予定しており、前年度と比較して975万2,000円の減となっております。  次に、6ページをごらんください。  第4条では、3条予算の予定支出の各項の経費を金額の流用することができる場合を定め、第5条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費3,238万7,000円を定めようとするものです。  また、第6条では、業務勘定において不足を生じるため、一般会計から人件費相当額である、3,245万6,000円の補助を受けることを定めております。  次に、第7条では、農業共済事業事務費賦課金総額及び賦課単価についてそれぞれ定め、1の事務費賦課金総額は、736万9,000円とし、2の賦課単価は、それぞれの共済ごとに共済金額1万円当たりで定めており、死亡廃用共済と疾病傷害共済の2つに分離した家畜共済以外は、全て前年度と同額としております。  次に、7ページ、第8条では、特別積立金の取り崩しとして、農作物(水稲)の損害防止に必要な経費に充当する特別積立金として244万6,000円を上限として取り崩しを行います。充当するのは、水稲損害防止事業で、総額は500万円で、財源として特別積立金のほか、賦課金等135万円、兵庫県農業共済組合連合会助成金120万4,000円を予定しています。  なお、水稲損害防止事業は、篠山市農作物病虫害防除協議会に委託し、水稲の病害虫による被害の未然防止を図るため、防除薬剤購入費及び獣害防止柵の設置に係る助成を行います。  続きまして、8ページから21ページまでが平成31年度の予算実施計画になっております。各事業勘定の予算案を示しております。いずれの共済勘定とも、先ほど説明申し上げました業務予定量に基づき、通常の被害を見込んだ予定額としております。  以上で、まことに簡単ですが、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定いただきますようよろしくお願いします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第7号及び議案第8号の2件について。  酒井上下水道部長。 ○上下水道部長(酒井一弘君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第7号及び第8号につきまして、御説明をいたします。  公営企業予算書のほうをごらんいただきたいと思います。  議案第7号 平成31年度篠山市水道事業会計予算でございます。  第2条 業務の予定量で、給水戸数は、1万8,694戸、年間総給水量は、422万8,000立方メートルを見込んでいます。主な建設改良事業は、原浄水施設費1,371万円、配給水施設費2億8,709万5,000円を予定しています。  平成30年度と比較いたしますと、給水戸数は99戸の増、給水量は、9万3,000立方メートルの増を見込んでおります。  建設改良事業は、配給水施設費で、城東地区、畑井浄水場の廃止に向けて、日置加圧所を新設することから1億8,966万6,000円の増となっております。  収益的収入及び支出、第4条 資本的収入及び支出につきましては、5ページからの実施計画で御説明をさせていただきます。  5ページ、収益的収入及び支出の収入では、1款 水道事業収益、1項 営業収益、1目 給水収益を12億9,000万9,000円とし、2目 その他営業収益は、人件費などの負担金、下水道使用料徴収業務の受託収入で、3,898万7,000円、2項 営業外収益、2目 一般会計繰入金は、高料金対策繰入金などで、5億9,294万3,000円、3目 長期前受金戻入は、減価償却に合わせて補助金等を収益化するもので、4億1,678万8,000円です。  水道事業収益全体では、23億4,015万8,000円で、前年度と比較しますと、1,372万9,000円の減となっています。  給水収益で、1,747万4,000円の増加を見込んでおりますが、一般会計繰入金が、3,438万7,000円の減となることによるものでございます。  支出は、1款 水道事業費用、1項 営業費用、1目 原水及び浄水費は、県水受水費や施設運転委託料などで5億7,899万9,000円、2目 配水及び給水費は、メーター交換費用など1億1,774万6,000円、3目 総係費は、営業関連業務委託料や料金システム、会計システムなどの保守料1億2,538万円、4目 減価償却費は、9億9,434万9,000円、資産減耗費は、更新工事に伴う資産の除却費で、5,118万4,000円です。2項 営業外費用、1目 支払利息は、企業債の償還利息2億1,949万6,000円です。3項 特別損失、2目 固定資産除却費は、畑井浄水場などの廃止に伴う除却費を計上しております。前年度と比較しますと、営業費用は、資産減耗費の増により4,287万5,000円の増、営業外費用は、支払利息の減などにより、3,883万3,000円の減、特別損失は、6,868万8,000円の増で、費用全体では、7,273万円の増となっております。  7ページ、資本的収入及び支出の収入では、1款 資本的収入、1項 1目 企業債で1億9,040万円、3項 1目 負担金は、加入者負担金などで2,264万1,000円です。  1款 資本的支出、1項 建設改良費、1目 原浄水施設費は、黒石浄水場の水質計器更新工事で、1,371万円、2目 配給水施設費は、日置加圧所新設工事などで、2億8,709万5,000円、3目 業務設備費は、新規メーターや管路システム再構築費などで、4目 事務費は、人件費です。2項 1目 企業債償還金は、7億4,783万円です。  2ページ、第4条の括弧書き補填財源でございます。資本的収入額が資本的支出に不足する8億6,178万5,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,668万9,000円、過年度分損益勘定留保資金3億6,211万8,000円、当年度分損益勘定留保資金1億1,302万2,000円、減債積立金2億5,535万9,000円、建設改良積立金1億459万7,000円で補填をしようとするものです。  第5条は、起債の限度額、第6条は、一時借入金の限度額、第7条では、流用することができる経費、第8条は、議会の議決を経なければ流用できない経費、第9条は、他会計からの補助金、第10条は、棚卸資産の購入限度額を定めております。  15ページ以降につきましては、平成30年度の予定損益計算書、平成30年度予定貸借対照表、平成31年度予定キャッシュフロー計算書、平成31年度予定貸借対照表を添付しております。  次に、議案第8号 平成31年度篠山市下水道事業会計予算につきまして、御説明いたします。  第2条の業務量につきましては、1万5,919戸、416万8,000立方メートルの使用を見込んでおります。  主な建設改良費で、管渠費は、ストックマネジメント計画の策定費などで281万9,000円、処理場費は、住吉浄化センターの長寿命化工事で1億9,000万円を予定しております。  第3条 収益的収入及び支出、第4条 資本的収入及び支出につきましては、5ページからの実施計画で御説明をいたします。  5ページの収入、1款 下水道事業収益、1項 営業収益、1目 下水道使用料は、6億1,577万1,000円、2目 他会計負担金は、雨水処理費に対する一般会計からの負担金で2,157万円、3目 その他営業収益は、指定工事店登録手数料などで180万5,000円、2項 営業外収益、2目 他会計補助金は、企業債の償還金や利息などに対する一般会計からの繰入金17億9,381万6,000円、3目 長期前受金戻入は、補助金などの減価償却に合わせた収益化で、8億1,950万2,000円。  6ページの支出につきましては、1款 下水道事業費用、1項 営業費用、1目 管渠費は、職員2名の人件費、マンホールポンプなどの修繕費、電気代、維持管理委託料などで1億4,992万1,000円、2目 処理場費は、職員1名の人件費、処理場の維持管理委託料、電気代、修繕料などで3億5,294万8,000円、3目 ポンプ場費は、職員1名の人件費と京口排水ポンプ場の電気代や維持管理委託料などで1,523万1,000円、4目 汚泥共同処理費は、職員1名の人件費と汚泥などの処分料、乾燥施設の燃料代や修繕料などで1億96万3,000円、5目 総係費は、職員1名の人件費と下水道使用料徴収事務委託料などで4,648万8,000円、6目 減価償却費は20億4,952万7,000円です。2項 営業外費用、1目 支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債の償還利息で4億1,507万6,000円、3項 特別損失、1目 過年度損益修正損は、6月賞与のうち、算定期間が、平成30年度中のものにつきまして、413万6,000円、4項 1目 予備費は、1,000万円としております。  次に、7ページ、1款 資本的収入、1項 1目 企業債は、長寿命化工事などの財源として、7,830万円、2目 資本費平準化債は、企業債償還金の財源として4億円、2項 1目 負担金は、受益者負担金や新規加入負担金などで2,316万8,000円、3項 1目 補助金は、長寿命化工事などに対する国庫補助金で1億551万1,000円、4項 1目 出資金は、一般会計からの基準外の繰入金で、2億9,747万9,000円です。  1款 資本的支出、1項 建設改良費、1目 管渠費は、ストックマネジメント計画など281万9,000円、2目 処理場費は、住吉浄化センター長寿命化工事で1億9,000万円、2項 1目 企業債償還金は19億6,978万6,000円です。  1ページ、第4条の括弧書きで、資本的収入額が資本的支出額に不足する12億5,785万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,561万5,000円、当年度分損益勘定留保資金8億6,297万9,000円、引継金3億7,925万7,000円で補填をしようとするものでございます。  3ページの第4条の2は、3月31日の打ち切り決算によりまして、9,329万5,000円の未収金、3億4,414万3,000円の未払い金を引き継ぎいたします。
     第5条 債務負担行為は、住吉浄化センター長寿命化工事につきまして、平成32年度3億3,500万円を限度額として設定するもので、平成31年度、32年度で、5億2,500万円を予定をしております。  第6条で企業債の限度額、第7条で一時借入金の限度額、第8条で流用できる費用、第9条で議会の議決を経なければ流用できない経費、第10条は、一般会計からの補助金を規定しております。  14ページに債務負担行為に関する調書、15ページ以降、平成31年度開始貸借対照表、31年度キャッシュフロー計算書、31年度予定貸借対照表、27ページには、事業ごとの収支の予定などを添付しております。  以上で、議案第7号及び第8号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから、一括して質疑を行いますが、議案第1号から議案第8号までの8件については、議員全員で構成する予算特別委員会に付託することにしたいと思います。  したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  4番、渡辺です。  総括的な質問ということで、今回の骨格的な予算ということなんですけれども、その中でも急ぎというか、5月1日の予算も組み込まれて、さきの補正予算にも周年関連の予算が上がっておったわけですけれども、その分につきまして、少しお伺いをしたいと思います。  新聞報道等で周年の検討委員会のほうから少し何か意見が出ていたようで、この当初予算のほうも式典とイベントを市が準備してしていくというようなことになっています。ただ、先ほど冒頭、市長の挨拶の中で、午前中の。イベントのほうは何か商工会の青年部がというような話もあったんですけれども、それは形としてどうなっているんですか。主催はどうなっておるのかという部分だけちょっと確認をしたいなと思うんですけれども。 ○議長(森本富夫君)  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)  政策部の稲山です。  ただいまの市制20周年と、それから丹波篠山市の誕生祭に関する御質問でございますけれども、簡単に1日の今の計画を申し上げますと、5月1日は午前中から式典等で開催をさせていただいて、交響ホールで表彰あるいは市民の皆さんによるコーラス、演劇といったものを予定させていただいておりまして、午後からホールから外に出まして、市民の皆さんによります、実行委員会というところまでまだいってないんですけれども、そういう協力も得ながら、三の丸広場等で市民の皆さんによる催し物等、こういったものを計画していきたいと思っています。  今御質問のありました、どういう形かということでございますけれども、屋外のイベント等につきましては、商工会であったり、商工会の青年部であったり、そういったところには補助を出したり、委託をさせていただいたり、そういった形で進めていきたいということで、全体としては、市として取り組みを進めたいというふうに考えております。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  なかなか市の職員だけで全部できるというもんでもないやろうというふうに思います。それで、予算をちょっと拝見していると、会場設営費はテントとか、イベント関係の会場の準備する予算は、上がっておるんですけれども、これを見てですね、実際そうしたら、式典のほうは何とかできるやろうと思うんですけれども、イベントのほうが具体的にこの消耗品とかの分が何も上がってないし、広告とかそのあたりの部分の、周知をどうするのかといったような関連の予算も十分ないですし、これで本当にもうすぐそこに迫った5月1日の丹波篠山市誕生祭ですか、そういったものが市民の期待を受けたその誕生祭が、しっかりしたものにできるのか、ちょっと心配なんですけれども。  また、先ほどありました委託費とか補助を出すとかいうようなことについて、今ちょっと見たら、委託も補助も項目として1銭も上がってないんですよね。これはちゃんとそのあたりは、この後考えておられるということでいいんですか。 ○議長(森本富夫君)  稲山政策部長。 ○政策部長(稲山 悟君)  政策部の稲山です。  5月1日に予定をしております誕生祭、市制20周年の記念事業の内容につきまして、補正予算で、今回のきょう御提案を申し上げました補正予算、あるいは当初予算で上げておりますので、少しわかりにくいかと思いますけれども、まず市民の皆さんへの広報等につきましては、補正予算に上げさせていただきまして、ポスター等をつくらせていただいて、市民の皆さんに広報等を進めていく予定をいたしております。どうしても準備等の経費等要る分につきまして、例えば、デカンショ踊りの皆さんに参加していただくときに、記念品等そういったものを予定させてもらっておるんですけれども、そういったものについても3月の補正予算、そして今申し上げました当日のプログラム等も準備等が要りますので、補正予算で上げさせていただいております。  それ以外の当日に係ります、今申し上げました謝金とか、当日に係ります警備費用、そういったものにつきましては、当初予算のほうで上げさせていただいておりますので、全体として補正予算と当初予算で賄えるような予算で上げておりますので、そのような形で取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(森本富夫君)  4番、渡辺拓道君。 ○4番(渡辺拓道君)  ちゃんと入っておるんやったらいいんですけれども、先ほど言われた部分の補助金であるとか、委託料であるとかという部分については、私も確認したんですけれども、補正でも当初でも、警備員さんへの委託料は上がっておるんですけれども、そのあたり実際かかわってもらう団体とか、そのあたりについては、どうも予算の中、入ってないような形で実際これ本当にどうやって運営されるのかなというようなちょっと感じを受けたところでございます。  それから広報の部分ですけれども、広報について、当然市民でみんなでという部分は非常に大事なんで、市民向けの広報も大事なんですけれども、もともとこの市名の問題ですね、一番ネックになるのが何かというと、丹波篠山というのが十分にしっかりと認識されてない、誤解されるという部分があったんで、このタイミングは対外的に幾らかきっちりそういった名前が変わったんやでということを周知するいい機会でもあるので、そういった部分の本当は予算も幾らか組んでもらえたらうれしかったかなというようなふうに思うところでございます。例えばですね、1週間ほど、特にこの辺が大きい大阪周辺やったら、大阪の環状線の中刷りでもいいですけれども、1週間かけたかって、100万円ぐらいですわ、大体。それぐらいできっちりと対外的な部分でも中だけやなしにして、誤認を少しでも解消するいい機会になるのではないかなというふうに思いますので、まだ3月定例会ですね、今始まったばっかりでございます。もう一回きっちり議会に対しての予算説明をしながらですね、精査して、きっちりできるような態勢を組んで、5月1日に当たっていただきたいというような思いですので、もしどうしても不備があるという、不十分やという部分やったら、追加で提案というようなことも検討しながら、いいものをしていただきたいなと思いますけれども、市長、いかがでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今、御指摘いただきましたように、5月1日にどのようなことを計画しているか、どのようなイベントで、どのように市民に広報してやっていくか。加えてですね、今おっしゃったように、対外的にどのように丹波篠山市を皆さんに知って、誕生しましたよということをしていくかという、こういったことを今ずっと内部で検討してですね、まだ固まりきっておりませんので、私のほうも議員の皆様にもお伝えできていないんですけれども、早急にですね、もうあと63日ですから、60日をめどに3月に入ったら速やかにと思っておったんですけれども、速やかに今、御指摘いただいたようなところを詰めまして、お知らせをして、議員の皆さんにも、市民の皆さんにもお知らせしてやっていきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第8号までの8件は、議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  議案第1号から議案第8号までの8件は、議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。               午後 3時47分  休憩               午後 3時48分  再開 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告します。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定によって、予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので報告します。  委員長に、足立義則君。  副委員長に、吉田知代君。  これで、報告を終わります。               (「議長」と呼ぶ者あり)  平野副市長、どうぞ。 ○副市長(平野 斉君)  本日の議案の市道の路線認定のところで、河南議員から市長のほうに質問があった件につきまして、ヒ素の関係の調査の日とその内容について、若干補足説明をさせていただきます。  まず1回目が、平成21年の7月27日に調査をしまして、その時点でヒ素及びその化合物という項目で、基準が0.01ミリグラムパーリットル以下が0.016ということで、0.06基準値を超えたということで、水質基準に不適合というふうな調査結果が出ております。その後ですね、2回目、平成21年11月28日に再度調査をして、その時点ではヒ素及びその化合物が0.001未満ということで、基準の10分の1未満になっております。ただ、その時点で逆に一般細菌が190と、100以下のところが190という数字が出ておりますので、改めて3回目を平成21年12月29日に行いまして、その時点でもヒ素及びその化合物については、0.001未満ということで、基準である0.01以下を大きく下回っておるということでございますし、一般細菌については、この時点では30ということで、100以下のところが30ということで、この時点でそれぞれの項目が基準以下ということで確認をしておりますので、報告をさせていただきます。  以上であります。 ○議長(森本富夫君)  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日27日から3月13日までの15日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日27日から3月13日までの15日間は、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、3月14日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 3時50分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成31年2月26日                        篠山市議会議長  森 本 富 夫                        篠山市議会議員  園 田 依 子                        篠山市議会議員  小 畠 政 行                        篠山市議会議員  隅 田 雅 春...