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  1. 宝塚市議会 2020-10-05
    令和 2年第 5回定例会−10月05日-05号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 2年第 5回定例会−10月05日-05号令和 2年第 5回定例会        令和2年第5回宝塚市議会(定例会)会議録(第5日) 1.開  議  令和2年10月5日(月) 午前 9時30分   閉  会      同  日     午前11時55分 2.出席議員(26名)        1番 田 中 大志朗         14番 藤 岡 和 枝        2番 川 口   潤         15番 大 島 淡紅子        3番 風 早 ひさお         16番 田 中 こ う        4番 くわはら 健三郎        17番 山 本 敬 子        5番 梶 川 みさお         18番 池 田 光 隆        6番 となき 正 勝         19番 中 野   正        7番 伊 庭   聡         20番 冨 川 晃太郎        8番 村 松 あんな         21番 浅 谷 亜 紀        9番 北 野 聡 子         22番 石 倉 加代子       10番 寺 本 早 苗         23番 江 原 和 明       11番 大 川 裕 之         24番 横 田 まさのり       12番 岩 佐 まさし         25番 たぶち 静 子
          13番 三 宅 浩 二         26番 北 山 照 昭 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      酒 井 勝 宏      議事調査課     辰 巳 満寿美   次長        加 藤   努      議事調査課 城 根 直 美   議事調査課長    松 下 美 紀      議事調査課 有 馬 美紗希   議事調査課係長   綾 野 礼 子      議事調査課 原 田   篤   議事調査課係長   山 田 伊公子 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│選挙管理委員会委員長│坂 下 賢 治│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │井 上 輝 俊│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行財政改革担当部長 │古 家 健 志│農業委員会会長   │林   五 郎│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │近 成 克 広│教育長       │森   恵実子│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │西 尾 晃 一│上下水道事業管理者 │森   増 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │会計管理者     │平 井 利 文│病院事業管理者   │明 石 章 則│   └──────────┴───────┴──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分   ・議事日程追加分    議案第136号 令和元年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について    議案第137号 令和元年度宝塚特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について    議案第138号 令和元年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について    議案第139号 令和元年度宝塚特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定について    議案第140号 令和元年度宝塚特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について    議案第141号 令和元年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について    議案第142号 令和元年度宝塚特別会計平井財産歳入歳出決算認定について    議案第143号 令和元年度宝塚特別会計山本財産歳入歳出決算認定について    議案第144号 令和元年度宝塚特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について    議案第145号 令和元年度宝塚特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について    議案第146号 令和元年度宝塚特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について    議案第147号 令和元年度宝塚特別会計川面財産歳入歳出決算認定について    議案第148号 令和元年度宝塚特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について    議案第149号 令和元年度宝塚特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について    議案第150号 令和元年度宝塚特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について    議案第151号 令和元年度宝塚特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について 8.会議のてんまつ  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○中野正 議長  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  直ちに、日程に入ります。  日程第1、議案第85号から議案第87号まで及び議案第89号並びに請願第12号の以上5件を一括して議題とします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第85号 令和2年度宝塚一般会計補正予算(第7号) 議案第86号 令和2年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号) 議案第87号 令和2年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算(第1号) 議案第89号 執行機関附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について 請願第12号 ダリアを市花にすることを求める請願         (総務常任委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件については、さきに総務常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  11番大川総務常任委員会委員長。 ◎11番(大川裕之議員) それでは、総務常任委員会の報告を行います。  本委員会は、9月8日に開催し、付託を受けた議案4件、請願1件の合計5件を審査いたしました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。その主な内容を報告いたします。  まず、議案第85号令和2年度宝塚一般会計補正予算第7号です。  議案の概要は、一般会計歳入歳出予算を3億1,309万5千円増額し、総額を1,057億8,250万9千円とするものです。  主な質疑は、5月臨時議会で可決された個人事業主へのテナント賃料補助事業の減額について、その残額で行う既設公園整備事業園芸振興事業について、財政調整基金のとりくずしについて、GIGA用タブレット導入に伴う研修等費用の妥当性について、新型コロナウイルス感染症の影響により延期された幼稚園及び小・中学校の改修工事等についてなどです。  自由討議では、既設公園整備事業について、地域事業者支援のための予算執行残を使った事業としては、緊急性という意味で疑問が残る。支援が必要なところに直接届く事業に使われるべきで減額補正を行うべきという意見と、新しい生活様式に適した使い道であると同時に、地元からの要望もある中、国からの交付金をつけて行う事業だからこそ、これまで進まなかったものが進もうとしているため、減額補正は行うべきでないという意見がありました。  その後、委員から修正案の提出がありました。  修正案の概要ですが、地域商業者をはじめ、新型コロナウイルス感染症の影響により多大な損害を受け、さらなる支援を必要とされる方々がおられる中、緊急性に欠けると思われる款8土木費、項4都市計画費のうち、既設公園整備事業のうちの施設用備品、河川敷へのベンチの設置について308万円の減額修正を行うものです。  採決では、修正案を賛成多数で可決。修正部分を除く原案については全員一致で可決しました。  次に、請願第12号ダリアを市花にすることを求める請願についてです。  請願の趣旨、項目については、委員会報告書に記載のとおりです。  主な質疑は、市の花制定までのスケジュールについて、ダリアを市の花とすることの効果についてなどです。  審査の結果、全員一致で採択いたしました。  議案第86号、議案第87号、議案第89号については、審査の結果、それぞれ全員一致で可決されました。  以上で、総務常任委員会の報告を終わります。 ○中野正 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第85号令和2年度宝塚一般会計補正予算第7号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、お手元に配付の総務常任委員会修正案のとおり、歳入及び歳出のそれぞれから、既設公園整備事業のうち施設用備品に係る308万円を減額する修正をし、修正部分を除くその他の部分を原案どおり可決することが適当とするものです。  まず、委員会の修正案を採決します。  現在の出席議員は25名です。  委員会の修正案に賛成する議員の起立を求めます。
        (賛成者起立) ○中野正 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、17番、18番、20番、21番、22番、23番、24番、25番。  起立多数です。したがって、委員会の修正案は可決することに決定しました。  次に、ただいま可決した修正部分を除く原案について採決します。  修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第86号、議案第87号及び議案第89号の以上3件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第12号ダリアを市花にすることを求める請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は採択することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  日程第2、議案第88号、議案第90号、議案第91号、議案第94号、議案第97号から議案第103号まで、議案第105号から議案第115号まで、議案第117号から議案第125号まで及び議案第127号から議案第131号まで並びに請願第10号及び請願第14号の以上38件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第 88 号 令和2年度宝塚病院事業会計補正予算(第4号) 議案第 90 号 宝塚市協働のまちづくり推進条例の制定について 議案第 91 号 宝塚市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び宝塚市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 94 号 令和元年度宝塚病院事業会計決算認定について 議案第 97 号 公の施設(宝塚市立中山台コミュニティセンター)の指定管理者の指定について 議案第 98 号 公の施設(宝塚市立地域利用施設美座会館)の指定管理者の指定について 議案第 99 号 公の施設(宝塚市立地域利用施設光明会館)の指定管理者の指定について 議案第100号 公の施設(宝塚市立地域利用施設雲雀丘倶楽部)の指定管理者の指定について 議案第101号 公の施設(宝塚市立地域利用施設南口会館)の指定管理者の指定について 議案第102号 公の施設(宝塚市立地域利用施設御殿山会館)の指定管理者の指定について 議案第103号 公の施設(宝塚市立地域利用施設高松会館)の指定管理者の指定について 議案第105号 公の施設(宝塚市立共同利用施設長尾南会館)の指定管理者の指定について 議案第106号 公の施設(宝塚市立共同利用施設安倉会館)の指定管理者の指定について 議案第107号 公の施設(宝塚市立共同利用施設小浜会館)の指定管理者の指定について 議案第108号 公の施設(宝塚市立共同利用施設福井会館)の指定管理者の指定について 議案第109号 公の施設(宝塚市立共同利用施設小林会館)の指定管理者の指定について 議案第110号 公の施設(宝塚市立共同利用施設鹿塩会館)の指定管理者の指定について 議案第111号 公の施設(宝塚市立共同利用施設中筋会館)の指定管理者の指定について 議案第112号 公の施設(宝塚市立共同利用施設高司会館)の指定管理者の指定について 議案第113号 公の施設(宝塚市立共同利用施設中山寺会館)の指定管理者の指定について 議案第114号 公の施設(宝塚市立共同利用施設美幸会館)の指定管理者の指定について 議案第115号 公の施設(宝塚市立共同利用施設山本台会館)の指定管理者の指定について 議案第117号 公の施設(宝塚市立共同利用施設川面会館)の指定管理者の指定について 議案第118号 公の施設(宝塚市立共同利用施設松ガ丘会館)の指定管理者の指定について 議案第119号 公の施設(宝塚市立共同利用施設泉町会館)の指定管理者の指定について 議案第120号 公の施設(宝塚市立共同利用施設旭町会館)の指定管理者の指定について 議案第121号 公の施設(宝塚市立共同利用施設仁川会館)の指定管理者の指定について 議案第122号 公の施設(宝塚市立共同利用施設伊孑志会館)の指定管理者の指定について 議案第123号 公の施設(宝塚市立共同利用施設御所の前会館)の指定管理者の指定について 議案第124号 公の施設(宝塚市立共同利用施設米谷会館)の指定管理者の指定について 議案第125号 公の施設(宝塚市立共同利用施設亀井会館)の指定管理者の指定について 議案第127号 公の施設(宝塚市立共同利用施設山本野里会館)の指定管理者の指定について 議案第128号 公の施設(宝塚市立共同利用施設山本会館)の指定管理者の指定について 議案第129号 公の施設(宝塚市総合福祉センター)の指定管理者の指定について 議案第130号 公の施設(宝塚市立大型児童センター及び宝塚市立老人福祉センター)の指定管理者の指定について 議案第131号 公の施設(宝塚市立西谷児童館及び宝塚市立地域利用施設西谷会館)の指定管理者の指定について 請願第 10 号 教育条件整備のための請願 請願第 14 号 街ぐるみで子どもを孤立から守り育む体制づくりについての請願       (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  21番浅谷文教生活常任委員会委員長。 ◎21番(浅谷亜紀議員) 文教生活常任委員会の報告をさせていただきます。  本委員会は、9月4日、9日及び28日に委員会を開催し、付託を受けた議案39件、請願2件の審査を行いました。  審査の経過及び結果については、お手元の委員会報告書に記載のとおりですが、その主な内容を報告させていただきます。  まず、議案第88号令和2年度宝塚病院事業会計補正予算第4号についてです。  議案の概要は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、入院及び外来患者の減少が今後も見込まれるため、医業収益の予定額を減額するとともに、減額に伴う資金不足を補うため特別減収対策企業債を発行しようとするもの及び新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の代理申請などの対応に伴い、特別利益及び特別損失の予定額を増額しようとするもので、病院事業収益の予定額を9億4,955万1千円減額し、125億7,292万7千円に、病院事業費用の予定額を2億4,800万9千円増額し、135億6,929万5千円に、また資本的支出の予定額を2,644万円増額し、19億6,491万5千円にしようとするものです。  論点は設定せず、主な質疑は、新型コロナウイルス対応をしながらの公立病院経営に対する公的支援の必要性の認識について、市として減収補填など公立病院の存続に向けての補填を国へ要望するに当たりより効果的な方策について、研究研修費244万円の必要性と減額理由及びその影響について、特別減収対策企業債限度額満額の13億円発行した場合の資金不足比率の推移についてなどあり、審査の結果、議案第88号は全員一致で可決しました。  次に、議案第90号宝塚市協働のまちづくり推進条例の制定についてです。  議案の概要は、宝塚市まちづくり基本条例第3条の規定に基づき、協働に関する原則と市民の主体的なまちづくり活動及び地域コミュニティの活動を推進するために必要な事項を定め、市民と市の協働のまちづくりを推進し、もって個性豊かで活力に満ちた地域社会を構築することを目的として、新たに条例を制定しようとするものです。  論点は設定せず、主な質疑は、まちづくり協議会役員の選出方法、構成メンバーの男女比及び政治的中立について。本条例を定めるに当たり、市の広報サポート体制について。同一小学校区でまちづくり協議会が複数に分かれている地域における課題認識及び市の対応体制についてなどあり、審査の結果、議案第90号は全員一致で可決しました。  次に、議案第94号令和元年度宝塚病院事業会計決算認定についてです。  議案の概要は、令和元年度宝塚病院事業会計決算の額として、収益的収支では、収入総額125億1,887万1,091円、支出総額125億6,886万9,950円、差引き4,999万8,859円の赤字となり、消費税などに伴う経理処理をした結果、当年度の純損失は5,132万5,015円となりました。  資本的収支では、収入総額6億734万9千円、支出総額15億8,115万4,119円、差引き9億7,380万5,119円の資金不足が生じましたが、損益勘定留保資金などで補填したというものです。  論点は設定せず、主な質疑は、市からの4億円の基準外繰入れが必要となった理由について、国が示した公立病院の再編・統合を進めようとする方向性に対する病院の考え方について、公立病院の在り方と地域の医療ニーズについて、がんセンターはじめ病院経営に大切な医師の安定的な確保体制について、築後三十数年が経過する病院の建物施設の保全計画について、今後の経営改善策についてなどあり、採決に先立ち、3人の委員からの反対討論と1人の委員から賛成討論がありました。  審査の結果、議案第94号は賛成多数で認定いたしました。  次に、議案第97号から議案第115号及び議案第117号から議案第128号までの31件の公の施設の指定管理者の指定についてを一括して議題としました。  議案の概要は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの間において、各宝塚市立地域利用施設及び各宝塚市立共同利用施設等指定管理者を指定しようとするものです。  論点を市の関わりについてと設定し、主な質疑は、選定の際の評価項目のうち、適正な管理運営実績の基準について、利用料金の減免事項についてなどあり、審査の結果、議案第97号から議案第103号、議案第105号から議案第115号、議案第117号から議案第125号、議案第127号及び議案第128号までの29件について、全て全員一致で可決しました。  次に、議案第129号公の施設、宝塚市総合福祉センター指定管理者の指定について、議案第130号公の施設、宝塚市立大型児童センター及び宝塚市立老人福祉センター指定管理者の指定について、議案第131号公の施設、宝塚市立西谷児童館及び宝塚市立地域利用施設西谷会館指定管理者の指定についてです。  議案の概要は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの間における指定管理者として、議案第129号及び議案第130号では社会福祉法人宝塚社会福祉協議会を、議案第131号では特定非営利活動法人宝塚NISITANIをそれぞれ指定しようとするものです。  論点は全て、市の関わりについてと設定し、主な質疑は、利用者からの相談や要望、苦情に対する専門的な解決の必要性について、過去の実績のモニタリングについてなどあり、審査の結果、それぞれ全員一致で可決しました。  また、議案第91号についても全員一致で可決しています。  次に、請願第10号教育条件整備のための請願です。  請願項目は、1、豊かな教育を創造する教育予算の充実と保護者負担の軽減を、2、障がい児教育の充実のために、3、中学生の卒業後の進路を保障するために、4、文化厚生施設の充実のために、5、地域の教育発展のために、とあり、主な質疑は、子ども支援サポーターの人数について、高校進学に当たり障がいの特性に合わせた受験サポートや合理的な配慮について、学校給食と新型コロナウイルス対策のための予算拡充についてなどあり、審査の結果、請願第10号は全員一致で採択しました。  次に、請願第14号街ぐるみで子どもを孤立から守り育む体制づくりについての請願です。  請願の項目は、1、支援が必要な子どもの孤立を見過ごさず、子どもが地域社会の中で愛され、自立に向けて健やかに育っていけるよう、学校園や地域と連携し、配食や市内の飲食店や子ども食堂等で使える弁当券を配布する等、具体的な支援体制づくりが必要であり、そのために要保護児童対策地域協議会(要対協)の仕組みがあると考える。孤立する子どもに、具体的な支援が届くよう、行政に体制づくりの強化を求めること。  2、今、宝塚市は子どもに関する課が多くある一方、どこの課が何を担当しているのかが大変わかりにくい現状がある。そこで、市民が子どもに関わる相談をするとき、適切な課に案内できる子ども総合窓口のようなものが必要ではないか。困っている市民が相談しやすく、親切で分かりやすい対応ができる組織の整備を行政に求めること、というものです。  主な質疑は、要保護児童対策地域協議会の取組について、子ども弁当に対する事業者の関わりについて、コロナ禍で見えてきた子どもに関する課題への市の認識についてなどあり、自由討議では、常任委員会での請願審査は重く、請願の文章一言一句について納得し、採択、不採択の判断をせざるを得ない。請願項目の文言のまま採択すると、要保護児童対策地域協議会について後々誤解されるおそれがあり、また今後、市が子ども家庭総合支援拠点をつくっていくことから、項目にある請願者の思いは形になっていくであろう。請願項目の採択は難しいが、趣旨採択で請願者の思いを受け止めたいといった内容の発言がありました。  審査の結果、全員一致で趣旨採択といたしました。  以上で文教生活常任委員会の報告を終わります。 ○中野正 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  3番風早議員。
    ◆3番(風早ひさお議員) たからづか真政会の風早ひさおです。  議案第94号令和元年度宝塚病院事業会計決算認定について、会派を代表し、反対の立場から討論いたします。  まず、今回の認定判断において重要なことは、今回の決算の対象期間中、病院経営新型コロナウイルス感染症の影響を受けていないことを前提に考える必要があるということです。  これは、今年の6月25日に行われた文教生活常任委員会の所管事務調査において、令和元年度2月、3月は新型コロナの影響がほとんどなかった、収益が確保できたという病院からの説明からも明らかです。その上で、令和元年度病院事業会計決算では、予算に比べ医業収益で約7億円のマイナス、医業費用の不用額は約2億7千万円、そして純損失が約5,132万円でした。前年度の純損失5億8,958万円と比較すると5億3千万円ほど回復しています。  しかし、これは令和元年度宝塚病院事業会計補正予算第4号において、資金不足比率の悪化を理由として、一般会計から財政調整基金を取り崩し、基準外補助金4億円は繰り入れられた数字であり、もしもこの4億円の財政支援がなかった場合、令和元年度の純損失は4億5,132万円、前年度からの繰越利益剰余金2億5,817万円に今回の純損失4億5,817万円を加えると、実質的には1億9,315万円の欠損金が発生している深刻な状況です。  さらに、4億円の基準外繰入れの理由である資金不足比率については、令和元年度決算で13.5%となっていますが、先ほどの一般会計からの基準外繰入れ4億円に加え、返済予定であった水道事業会計からの借入金2億5千万円の借入れ延長もあり、これらの影響を除いたもの、つまり本来見るべき実質的な資金不足比率は19.4%にまで達しています。  この状況は、議会の議決を経て財政健全化計画を定め、毎年度その実施状況を議会に報告し公表しなければならない経営健全化団体目前と言っても過言ではありません。加えて、このような経営状況に対し、宝塚市からは令和元年度に送られた4億円の基準外繰入れ以外にも、基準内繰入れ12億円、一般会計から長期貸付金14億円、歳計現金から短期貸付金約12億円の貸付けが行われています。  また、7月末に報告された民間委託の宝塚市立病院経営分析業務の結果では、このままの経営では、今後10年間で60億円以上の赤字が見込まれるとの指摘もあり、さらに現在築36年の病院建て替え費用が約262億円に上るという試算もされています。  以上のとおり、新型コロナウイルス感染症の影響がない令和元年度決算ですら病院の状況は極めて深刻です。予算と決算で医業収益の約7億円もの下振れ、そして4億円の基準外補助金を必要とした資金不足を考えると、今後も宝塚市に財政支援を求める状況が続く可能性を否定できず、既に非常に厳しい状況にある宝塚市財政の基礎を揺るがしかねません。このような現状において、本決算を認定することは難しいと考えます。  最後に、新型コロナウイルス感染症対策において、宝塚市立病院の存在価値は市民に高く評価され、宝塚市民にとってなくてはならない病院であることが再認識されました。明石病院事業管理者を筆頭に、宝塚市立病院の職員の方々には、日々医療の最前線で一丸となって御尽力いただいており、心から敬意を表するとともに深く感謝をしております。市民にとってなくてはならない宝塚市立病院がこれからも市民のために存続するには、宝塚市とともにありとあらゆる打開策を探る必要があります。  今後の実効性ある収支改善計画と資金不足改善計画を切に願い、本議案に反対の討論といたします。 ○中野正 議長  ほかに討論ありませんか。  16番田中こう議員。 ◆16番(田中こう議員) それでは日本共産党議員団を代表して、議案第94号令和元年度宝塚病院事業会計決算認定について、認定することに賛成の立場で討論を行います。  新型コロナウイルス感染症の終息はいまだに見通せず、医療現場では感染者への対応とさらなる感染拡大への警戒が続いています。宝塚市立病院をはじめ、コロナ危機の下、献身的に奮闘されている医療従事者の方々に敬意と感謝を表します。  とりわけ宝塚市立病院におかれましては、報道番組で感染症に立ち向かう公立病院としての姿が映し出されました。公立病院で宝塚市を支えないといけないから逃げるわけにはいかないという今中病院長の決意と覚悟を重く受け止めるものです。  また、正直、コロナを受け入れながら黒字化ができる病院があれば見てみたい。もともとぎりぎりの状態でやっている病院がほとんどだと思う。我々と同じだとすると公的支援がないと潰れていくというか疲弊してしまうという切実な訴えは、全国の医療機関に共通する課題ではないでしょうか。  日本共産党はコロナの下で奮闘する医療機関に対し、直ちに国費を投入して減収補填を行うことを強く求めるものであります。  さて、2019年度における宝塚市立病院の取組ですが、がん医療の向上、急性期医療体制の維持を進めながら、紹介件数、逆紹介件数とも前年度よりも増加させるなど、市民の命と健康を守る公立病院としての役割を果たし、特に救急医療に関しては、開業医や診療所の先生方から緊急に紹介された患者さんを即座に受け入れる24時間体制のホットラインがスタートし、地域から信頼される病院になるという理念の実践は、公立病院としての役割を発揮する取組として高く評価するものです。収支均衡についての指摘もありますが、そもそも公立病院の経営悪化は国が進める地域医療構想が大きく影響しています。  政府は全国の公立・公的病院に対し、入院の病床数を全体で5万床減らす地域医療構想に即した改革プランを求め、削減が思うように進まないことから、昨年9月26日、全国424病院を名指ししてプランを再検証して、今年9月までに再編・統合、機能移転、ベッド数削減などの計画を具体化するよう求めました。  このような国の方針について、常任委員会では、要件としては厳しい状況になってきているという答弁があり、国が示す公立病院の在り方と地域の医療ニーズに関しては、来年以降、地域の医療ニーズから徐々に外れてくるのではないかという見解が示されました。  このように地域医療構想をはじめ、病床機能報告制度や地域医療計画、医師数抑制、医療費適正化計画など、国によって具体的な医療費抑制が強まっている中で、不採算部門をカバーしながら医業収益向上に懸命に取り組んでいるのが公立病院の現状です。  宝塚市立病院に対しては、地域医療構想が地域の医療ニーズを反映していない実態を徹底解明するとともに、医師確保と医師の長時間労働の早期解消を求めるものです。市長部局、議会としては、感染症対策や救急医療など公立病院の果たしている役割を再評価し、維持、発展のためにできる限りの支援を行うことを求め、討論といたします。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。  7番伊庭議員。 ◆7番(伊庭聡議員) 日本維新の会宝塚市議団の伊庭聡です。  私は日本維新の会宝塚市議団を代表して、議案第94号令和元年度宝塚病院事業会計決算認定について、認定することに反対の立場で討論を行います。  どこの地域であっても市立病院というのは、非常に経営が苦しい状況であり、また、医療や福祉の世界においては多少の赤字という面は仕方がない部分もあります。また、収益改善の方向で一定の成果が出てきていると感じています。  しかし、市の一般会計から4億円の基準外繰入れが行われ、それを除く実質の当年度病院事業の純損失は約4億5千万円に上ります。昨年と同様、医師の退職、確保という点が今年においても大きな問題として上がっております。赤字の根本的な原因の部分で、昨年と同じような議論が上がっております。  市と病院がいま一度一丸となって対応してもらいたいという思いを込めて、反対討論といたします。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。  26番北山議員。 ◆26番(北山照昭議員) 議案第94号令和元年度宝塚病院事業会計決算認定について、賛成の立場で討論させていただきます。  市民の命のとりでである宝塚市立病院ですが、平成30年4月から消化器系内科医師の大量退職と救急科医師が退職されるという極めて深刻な事態により、1日当たりの患者数が40名から50名も減少する、救急車の受入件数も大幅に減少するという事態になりましたが、この間の関係者の精力的な努力によりまして、新型コロナ禍までは患者数及び1日当たりの診療収入も改善、増加してきております。  特に、昨年の10月からは不可欠で待ったなしという状況を踏まえまして、市立病院の8つの戦略、その中で特に事業管理者、総長、院長等4名の方が特殊勤務手当の削減を実施されるなど、幹部がまさに決意を明確に示され、病院一丸となって取り組まれた成果であります。病院長が救急対応等においてホットラインによる必死の取組により、病院内に活気と奮起を醸成されたことも大きな要素になったと私は見ております。  現在の新型コロナウイルスの対応についても、テレビ等でも大きく報道されましたけれども、院長が中心になりまして、病院スタッフ一同がまさに本当に献身的な努力をされているのは御存じのとおりであります。  市民からは、パフォーマンス的な拍手は要らない、医療関係者を守る努力が不足している、市民病院の全職員を守る心が緩んでいると、市に対して市民病院の支援を求める強い声が寄せられてきているのが今日の状況であります。ただ、今は新型コロナウイルスの影響による患者減により、どこの公的病院も経営は大変深刻になってきております。  今、宝塚市立病院では令和2年6月29日の院内収支改善会議において、宝塚市立病院経営改善プロジェクトが発表され、経営改善のための8つのプロジェクトが立ち上げられました。8プロジェクト、AからHまでの施策が具体的に文教生活常任委員会で説明されましたが、その中で強いて言えばプロジェクトH、新病院の在り方の検討が極めて重要であります。  その中では、2年後に川西、5年後には伊丹、西宮において新病院の開設が計画されている。その折、築36年を経過した本院の建て替えも視野に入れ、ポストコロナ時代にAI、遠隔医療なども含めてより効率的でスリム化された近未来医療を提供できる新病院を目指すと、こうされております。  総長は説明の中で、伊丹、西宮市の動きに注視する必要がある、兵庫県立尼崎総合医療センターの開設により兵庫医大への影響の経験から、宝塚市立病院から伊丹や西宮に患者が流れることが予想されることも視野に入れて計画を推進する必要があると、そのように強調されました。  すなわち宝塚市立病院は築36年が経過しており、建て替えも視野に入れた在り方を検討する必要があり、伊丹、西宮での新病院開設を見通す場合、少なくとも数年以内には病院の将来展望を明確に示す必要があります。夢と希望が持てる市立病院、市立病院の将来展望、明るい未来を示すことは極めて大切であります。そうしないと、ますます医師などの確保が困難になることは明瞭であります。  ところで、これまで宝塚市は命のとりでと言うにふさわしい支援を、言葉だけではなく、具体的に、効果的にしてこられたのかどうか、さきに指摘をしましたけれども、平成26年から平成29年まで見ましても、他市はいろいろと基準外の支援をされておりますけれども、この間宝塚は実質的にゼロであります。しかも年度によれば、基準内であっても予算を削減されたということなども聞いております。  要は、他市では病院の赤字を見せないようにいろんな手だてを打たれているわけですけれども、宝塚市は、一般会計は健全に見せる努力をされておりますけれども、病院については病院の責任で対応を求められてきたのではないでしょうか。しかも、退職金に係る各会計間の退職手当組合の負担金の不均等解消検討の取組においても、19億6,923万3,262円を病院側に一般会計、水道会計及び下水道会計から返納するということが決まっておりますけれども、一般会計も上下水道会計も財政状況は厳しいからと、平成30年から25年もかかって返済すると、このようになっているんではないでしょうか。  令和元年度の一時金の借入残高が15億円とトーマツの報告には記載されておりますけれども、本来どおり、一括で返済すれば一時借入金は不要になります。高い金利を払う必要はありません。  さらに、平成30年の市立病院経営改革検討会が発足され、企画経営部が担当部署とされ、2年間にわたり議論、検討がされてきたわけですけれども、課題がまさに明確になっているんですけれども、なぜその中で人件費等の重要課題が病院任せにされてきたのか。検討会の議事録によりますと、病院の経営を安定させるためには給与費に切り込んでいかなければならない、いずれはそうせざるを得ないと明確に述べられております。  さらに、川西、伊丹、西宮は、既に、さきに述べましたように病院の新設などを決断され、進められております。  なぜ宝塚だけ遅れてしまったのか、取り残されることになったんでしょうか。あとは決断です。しかも、さきに言いましたが、時間はありません。少なくとも伊丹、西宮市が動き出す前に、まさに伊丹、西宮市で新しい新設病院が動き出す前に、宝塚市立病院の将来計画を決め、具体的な取組をされる必要があります。そのことを申し上げまして、賛成討論といたします。  以上です。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第94号令和元年度宝塚病院事業会計決算認定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は、認定することが適当とするものです。  現在の出席議員は25名です。  本件は委員長の報告のとおり認定することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○中野正 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、9番、10番、13番、14番、15番、16番、17番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は認定することに決定しました。  次に、議案第88号、議案第90号、議案第91号、議案第97号から議案第103号まで、議案第105号から議案第115号まで、議案第117号から議案第125号まで及び議案第127号から議案第131号までの以上35件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第10号教育条件整備のための請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は採択することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  次に、請願第14号街ぐるみで子どもを孤立から守り育む体制づくりについての請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は趣旨採択とすることが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに決定しました。  日程第3、議案第104号公の施設、宝塚市立末成集会所の指定管理者の指定についてを議題とします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第104号 公の施設(宝塚市立末成集会所)の指定管理者の指定について       (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件は、地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので、5番梶川議員の退席を求めます。     (5番梶川議員退席) ○中野正 議長  本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  21番浅谷文教生活常任委員会委員長。 ◎21番(浅谷亜紀議員) 一括審査した議案第97号から議案第115号及び議案第117号から議案第128号までの以上31件のうち、議案第104号公の施設、宝塚市立末成集会所の指定管理者の指定についての報告をいたします。  議案の概要、論点、質疑については、先ほど日程第2で報告した29件の公の施設の指定管理者の指定についての議案のとおりです。  本議案については、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  以上で、文教生活常任委員会の報告を終わります。 ○中野正 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第104号公の施設、宝塚市立末成集会所の指定管理者の指定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。     (5番梶川議員入場) ○中野正 議長  次に、日程第4、議案第126号公の施設、宝塚市立共同利用施設安倉西会館の指定管理者の指定についてを議題とします。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 議案第126号 公の施設(宝塚市立共同利用施設安倉西会館)の指定管理者の指定について       (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件は、地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので、26番北山議員の退席を求めます。     (26番北山議員退席) ○中野正 議長  本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  21番浅谷文教生活常任委員会委員長。 ◎21番(浅谷亜紀議員) 一括審査した議案第97号から議案第115号及び議案第117号から議案第128号までの以上31件のうち、議案第126号公の施設、宝塚市立共同利用施設安倉西会館の指定管理者の指定についての報告をいたします。  議案の概要、論点、質疑については、先ほど日程第2で報告した29件の公の施設の指定管理者の指定についての議案のとおりです。  本議案については、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  以上で、文教生活常任委員会の報告を終わります。 ○中野正 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第126号公の施設、宝塚市立共同利用施設安倉西会館の指定管理者の指定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。     (26番北山議員入場) ○中野正 議長  日程第5、議案第92号、議案第93号、議案第95号、議案第96号及び議案第132号から議案第135号まで並びに請願第11号及び請願第15号の以上10件を一括して議題とします。 △───── 日程第5 ─────     …………………………………………… 議案第 92 号 令和元年度宝塚市水道事業会計決算認定について 議案第 93 号 令和元年度宝塚市下水道事業会計決算認定について 議案第 95 号 財産(災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車)の取得について 議案第 96 号 財産(救急自動車)の取得について 議案第132号 公の施設(宝塚市立国際・文化センター)の指定管理者の指定について 議案第133号 公の施設(宝塚市立農業振興施設)の指定管理者の指定について 議案第134号 公の施設(宝塚市立宝塚園芸振興センター)の指定管理者の指定について 議案第135号 公の施設(宝塚市立長谷牡丹園)の指定管理者の指定について 請願第 11 号 気候危機に対して宝塚市の適切な対応を求める請願 請願第 15 号 種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願       (産業建設常任委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件については、さきに産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  12番岩佐産業建設常任委員会委員長。 ◎12番(岩佐まさし議員) それでは、産業建設常任委員会の報告を行います。  本委員会は、9月7日、9月10日、10月1日に委員会を開催し、議案8件、請願3件について審査を行いました。詳しくは、お手元の委員会報告書に記載しておりますので御確認ください。  ここでは主な概要のみ御報告いたします。  まず、議案第92号令和元年度宝塚市水道事業会計決算認定についてです。  論点は設定されていません。  主な質疑では、経常収支比率及び営業収支比率も近隣各市はおおむね100を上回っているが、宝塚市はどちらも100を下回っている。今後水道料金の値上げを早急に検討していかなければならない深刻な状況であると考えるが、どうか。企業債の未償還額が増加傾向にあると見てとれるが、今後の見通しは。小林・亀井浄水場跡地利用について、部分撤去を行った後、地域の何かに使っていくのかなどの質疑があり、本議案は全員一致で認定いたしました。  次に、議案第93号令和元年度宝塚市下水道事業会計決算認定についてです。  論点は設定されていません。  主な質疑では、下水道使用料の不納欠損処理について、決算審査意見書の指摘事項では、所在調査や財産調査が不十分なまま消滅時効を迎えているとあるが、どういうことか。下水道事業について、より市民に親しんでもらうための取組としてマンホールカードを発行していると思うが、現在の状況は、などの質疑があり、本議案は全員一致で認定いたしました。  次に、議案第95号財産、災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車の取得についてです。  論点は設定されていません。  主な質疑では、車両更新をすることによる実務的なメリットは。一般競争入札であり、宝塚市内の業者から購入することは難しいのか、などの質疑があり、本議案は全員一致で可決いたしました。  次に、議案第96号財産、救急自動車の取得についてです。  論点は設定されていません。  主な質疑では、救急車の数は足りているのか、近隣他市の状況は。救急隊、救急車の感染症対策は、などの質疑があり、本議案は全員一致で可決いたしました。  このほか、議案第132号公の施設、宝塚市立国際・文化センターの指定管理者の指定について、議案第133号公の施設、宝塚市立農業振興施設の指定管理者の指定について、議案第134号公の施設、宝塚市立宝塚園芸振興センターの指定管理者の指定について、議案第135号公の施設、宝塚市立長谷牡丹園指定管理者の指定について、以上4件の議案については、採決の結果、いずれも全員一致で可決いたしました。  また、請願第11号気候危機に対して宝塚市の適切な対応を求める請願に関しては全員一致で採択、請願第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願に関しては賛成少数で不採択となりました。  以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○中野正 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  18番池田議員。 ◆18番(池田光隆議員) 日本維新の会宝塚市議団、池田光隆です。  私は、日本維新の会宝塚市議団を代表して、請願第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願について、反対の立場で討論を行います。  2017年に施行された農業競争力強化支援法により種苗法が改正され、2010年10月の臨時国会で審議予定の種苗法の一部改正案により食物種苗の新品種開発を促進し、種子の育成者権保護を目的として、農家の自主採種、増殖を許諾制にすることなどが検討されています。  今回の請願での質疑において、農林水産省が示す関連資料に対して、現時点での改正案に対してのデメリットについてエビデンスや実例がしっかりと示されていないこと、固有の品種を守る意味でも許諾制のメリットが示され、メリットがないわけではないと認識しています。  前回の質疑の中でも示されましたが、農林水産省の資料によると、一般品種の割合は米が84%、ミカンが98%、リンゴが91%などがあり、多くの農家が規制を受けるわけではありません。  農林水産省が示した今回の規制は、新たに開発された品種が対象であること、もともとの一般品種に規制がかかるわけではないことを踏まえて、請願における主張に対しての相違が認められます。  これらを踏まえて請願に対して反対します。  以上です。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。  25番たぶち議員。 ◆25番(たぶち静子議員) 日本共産党議員団を代表して、請願第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願について、賛成討論を行います。  種苗法とは、1978年に制定された法律で、種と苗の開発者の知的財産権を守る法律です。現行法で、原則として農家に認められてきた登録品種の自家増殖を、許諾制という形で事実上一律禁止する改正案により、これまで認められてきた農家の種取り、自家増殖の権利を著しく制限されると同時に、許諾手続、費用もしくは種子を毎年購入しなければならないなど、農家にとっては新たに大きな負担が発生することになります。これは農家の経営を圧迫し、ひいては地域の農家の農業の衰退を招きかねません。国連「家族農業の10年」や小農の権利宣言の精神とも相反するものであります。  また、農林水産省は、今回の改正が日本国内で開発された品種の海外流出防止のためであることを強調しているが、シャインマスカットやイチゴのような海外への登録品種の持ち出しや海外での無断増殖を全て防ぐことは物理的に困難であり、有効な対策は海外での品種登録を行うことが唯一の方法であると農林水産省自身もかつて認めており、海外での育成者権の保護強化のために日本国内の農家の自家増殖を禁ずる必要はない。また、在来種、一般品種は育成者権の対象外としていますが、今後一般品種が登録される可能性も否定できません。  今回の法案では、裁判の際には特性表に基づいてのみ判断するとされているため、育成者権者にとっては大変有利である一方、農家を委縮させ、在来種の栽培や種取りを断念させる可能性もあります。その結果、地域で種子を守ってきた種取り農家とともに、多様な種子が失われ、消費者の選ぶ権利を奪うことにもなりかねません。  また、地域の中小種苗会社が資本的に品種登録をする余裕がない場合、高額な登録料を支払うことのできる特定の民間企業による種子の独占市場や寡占化が進み、農家や消費者の選択枠をより一層制限することになります。  自家増殖禁止は、育成者権を守るためのグローバルスタンダードであるとされているが、自家増殖禁止は種子の多様性や地域に適した作物栽培を妨げかねず、地域規模での気候変動による食糧不足が心配される中、食料自給率の低い日本においては食料安全保障の観点にも逆行しています。  地域農家、消費者の権利を守り、安定した農作物、食料を確保する観点から、農家の権利を制限する種苗法改正を廃案することを強く求め、賛成討論といたします。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。  17番山本議員。 ◆17番(山本敬子議員) それでは請願第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願に対する反対討論をさせていただきます。  種苗法というのは植物版の特許であり、その品種を作り出した生産者の権利を保護するための法律です。  現在、日本のブランド品種が裏で海外に流出しており、種を作り出した生産者の権利が保護されているとは言えない状況になっております。  このように種苗法は、新しく開発した植物の品種を保護することが目的です。注目が集まった農家の自家増殖原則禁止の背景には、日本で開発された優良品種が海外へ流出してしまっていることが課題となりました。  日本の生産農家の方が増殖して作られたサクランボが、無断でオーストラリアに譲渡され、オーストラリアが産地であると産地化された事例があります。  また、国内生産者が苦心して作られたイチゴのとちおとめが、いつの間にか苗が韓国に流出されたことは記憶に新しい問題でした。
     そして、昨今人気のシャインマスカットは、生産農家が31年もの年月をかけて開発された大変においしい品種で、国内市場での販売にこぎ着けた貴重な品種なのです。それが既にどこからか苗木が中国に渡され、今やシャインヒスイという名で中国内で流通をしているのです。  このようなヤミの流出ルートは明らかになっていませんが、流出先で生産されていることが報じられました。海外に流出した日本ブランドの品種がそこで生産されてしまうと、日本のブランド品種を輸入せずとも同じ品種が生産できることとなると、日本ブランド品種を輸出する際の障害となりかねません。また、それらが原産国であると、反対に日本に対して問題提起をされるやもしれないのです。  農家の自家増殖原則禁止は、日本ブランド品種を不当な海外流出から守るためにあるのです。なお、自家増殖原則禁止となるのは、育成権者が認められている作物のみです。禁止品種に入っていない多くの作物であれば自家採種できるため、在来種や固定種は自家採種を行うことができます。  これをもちまして、本請願には反対の立場で討論とさせていただきます。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。  15番大島議員。 ◆15番(大島淡紅子議員) 議案第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願について、社会民主党議員会を代表し、賛成討論を行います。  種苗法改定に反対する理由は、大きく次の3つです。  まず1つ目は、自家増殖禁止、品種登録制度の全面化によって農家経営が圧迫されることです。  2つ目は、遺伝子組換え種子栽培の規制と表示義務、そしてゲノム編集種子と苗は同等の禁止措置と規制強化をすべきです。  3つ目は、国内の伝統的在来品種についてその調査を行い、保全と育成に関する法律を制定すべきです。  本改正案は、公的な種苗事業を民間に移すという路線の下に、事実上多国籍企業にその権利を移そうとしていることに根源的な問題があります。農林水産業の担い手である多数の農業者の保護・育成とは正反対になっています。地域の農家や地域の種苗会社も、都道府県の公共種苗事業も、こうした中での崩壊の危機に瀕しています。  そして何より問題なのは、政府は民主政治に反するやり方でこの改正を強行しようとしていたことを申し上げたい。ただでさえ食料自給率がカロリーベースで直近38%と我が国の食糧安保、国の根幹である食を守るべき時期にありながら、それに逆行する種苗法改定をコロナ禍のどさくさに紛れて農業者の幅広い意見を聴取したり、また十分な説明もせず密室採決しようとしていました。  しかし、不要不急の種苗法改定を強権的に行うことに、農業者をはじめ知識人、消費者、芸能人を含む著名人など、広範な層の批判、世論が広がり、種苗法改定案は国会会期中での成立が見送られ、継続審議となりました。  種苗法改定案廃案を求める請願への賛成討論、このような経緯も踏まえて討論をさせていただきます。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。  23番江原議員。 ◆23番(江原和明議員) 請願第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願について、反対の立場で討論を行います。  この種苗法という法律の今回の改正案によって、請願に書かれている文章によると、改定されることによって農家をますます疲弊させ、営農が続けられなくなるような事態を招くと述べられているわけですけれども、今回の自家増殖ができなくなるという表現もありましたが、一般品種は規制を受けないことになっております。  農林水産省の資料でも、一般品種の割合は米が84%、ミカンが98%、リンゴが96%、ブドウが91%、バレイショが90%であり、多くの農家が規制を受けるわけではないと明確にされております。  さらに、先ほどの討論でも、コロナ禍の中で十分の議論がされていないという討論もありましたが、実はこの種苗法について、この改正案の前に畜産の関係がもう既に同じ法律の中で議論をされていて、日本の和牛の著作を守るための法律について議論もされ、一定の結論が出ております。  この改正案はその穀物版であって、国会内での議論はしっかりとされているということも事実であります。さらに、今回の改正案は新たに開発した品種が対象であって、もともとある品種に規制がかかるわけではないんです。しかしながら先ほどの討論では、今後その可能性が出てくると、こういうふうに言っておりますが、全くそれは事実とは違います。  登録品種の自家増殖における許諾についても、事務手続が増えるという討論がありますが、農家の事務負担が増えないように、団体がまとめて手続をできるようにするという国会答弁もなされておりまして、農家のことを考えた内容になっているということを述べて、反対討論とします。 ○中野正 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第92号令和元年度宝塚市水道事業会計決算認定について及び議案第93号令和元年度宝塚市下水道事業会計決算認定についての以上2件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は認定することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。  次に、議案第95号、議案第96号及び議案第132号から議案第135号まで、以上6件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第15号種苗法改定案の廃案を国に求める意見書採択を求める請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は不採択とすることが適当とするものですが、採択についてお諮りします。  現在の出席議員は25人です。  本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○中野正 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、9番、10番、15番、16番、24番、25番、26番。  起立少数です。したがって、本件は不採択とすることに決定しました。  次に、請願第11号気候危機に対して宝塚市の適切な対応を求める請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は採択することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  日程第6、議案第116号公の施設、宝塚市立共同利用施設売布会館の指定管理者の指定についてを議題とします。 △───── 日程第6 ─────     …………………………………………… 議案第116号 公の施設(宝塚市立共同利用施設売布会館)の指定管理者の指定について       (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件については、文教生活常任委員会委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、宝塚市議会会議規則第76条の規定により、閉会中の継続審査としたいとの申出がありました。  委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。  日程第7、議案第136号から議案第151号までの以上16件を一括して議題とします。 △───── 日程第7 ─────     …………………………………………… 議案第136号 令和元年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について 議案第137号 令和元年度宝塚特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第138号 令和元年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第139号 令和元年度宝塚特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第140号 令和元年度宝塚特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第141号 令和元年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第142号 令和元年度宝塚特別会計平井財産歳入歳出決算認定について 議案第143号 令和元年度宝塚特別会計山本財産歳入歳出決算認定について 議案第144号 令和元年度宝塚特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について 議案第145号 令和元年度宝塚特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について 議案第146号 令和元年度宝塚特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について 議案第147号 令和元年度宝塚特別会計川面財産歳入歳出決算認定について 議案第148号 令和元年度宝塚特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について 議案第149号 令和元年度宝塚特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について 議案第150号 令和元年度宝塚特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について 議案第151号 令和元年度宝塚特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第136号から第151号までの以上16件の各会計歳入歳出決算認定につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  令和元年度各会計の決算につきましては、地方自治法の規定により、監査委員の意見書、主要な施策の成果を説明する書類などを併せて提出し、議会の承認をお願いするものです。  各会計の決算概要のうち、まず、議案第136号令和元年度宝塚一般会計につきましては、歳入決算額については、前年度に比べ3.8%、29億9,300万円余の増で808億5,200万円余、歳出決算額については、前年度に比べ3.6%、27億3,900万円余の増で797億6,100万円余となり、歳入歳出差引残高は10億9,100万円余となりました。  翌年度に繰り越すべき財源としまして、継続費逓次繰越額2,300万円余、繰越明許費繰越額5億6,600万円余、事故繰越繰越額33万円余を差し引きますと、実質収支額は5億円余の剰余金が生じています。  また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率につきましては、実質公債費比率は3.6%で、前年度より0.1ポイント改善し、将来負担比率は22.6%で、前年度より0.5ポイント悪化しました。  令和元年度決算におきましても、全て法令の定める基準内に収まるなど、現時点では、おおむね適正な水準となっています。  一般会計と特別会計を合わせての地方債残高は、前年度に比べて7億7,800万円余の増となり、736億4,300万円余となりました。  積立金残高は、前年度に比べ2億6,500万円余の増となり、133億6,800万円余となりました。  経常収支比率は96.9%で、前年度より1.1ポイント悪化しました。  次に、特別会計の決算のうち、議案第137号令和元年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費につきましては、歳入決算額229億4,100万円余、歳出決算額224億7,600万円余で、歳入歳出差引残高は4億6,400万円余となりました。  次に、議案第138号令和元年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費につきましては、歳入歳出決算額とも9,900万円余となりました。  次に、議案第139号令和元年度宝塚市特別会計農業共済事業費につきましては、歳入歳出決算額とも7,500万円余となりました。  次に、議案第140号令和元年度宝塚市特別会計介護保険事業費につきましては、歳入決算額204億1,400万円余、歳出決算額200億9千万円余で、歳入歳出差引残高は4億500万円余となりました。  次に、議案第141号令和元年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費につきましては、歳入決算額43億2,800万円余、歳出決算額41億9,200万円余で、歳入歳出差引残高は1億3,500万円余となりました。  次に、議案第142号から第150号までの令和元年度の平井財産区をはじめとする各財産区に係る特別会計につきましては、総額としまして歳入決算額1億6,800万円余、歳出決算額8,800万円余で、歳入歳出差引残高は8千万円余となりました。  翌年度に繰り越すべき財源としまして、川面財産区の繰越明許費繰越額4,400万円余を差し引きますと、実質収支額は財産区全体で3,500万円余の剰余金が生じています。  次に、議案第151号令和元年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費につきましては、歳入歳出決算額とも1億9,400万円余となりました。  以上、各会計の決算概要について御説明を申し上げました。  よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。
     訂正がございます。  提案理由の訂正をお願いいたします。  議案第136号から第151号までの各会計歳入歳出決算認定についての提案理由説明の中で、議会の承認をお願いするものです、と御説明いたしましたが、議会の認定をお願いするものです、に訂正をさせていただきます。  もう一つございます。  特別会計介護保険事業費、歳出決算額についての提案理由説明の中で、200億9千万円余と御説明いたしましたけれども、200億900万円余の間違いでした。  訂正をさせていただき、おわび申し上げます。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して12名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。  これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいま設置することが決定した決算特別委員会の委員選任については、宝塚市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名します。  職員に委員名を朗読させます。 ◎加藤努 議会事務局次長  決算特別委員会委員として、2番川口議員、4番くわはら議員、5番梶川議員、10番寺本議員、11番大川議員、13番三宅議員、18番池田議員、22番石倉議員、23番江原議員、24番横田議員、25番たぶち議員及び26番北山議員を指名します。 ○中野正 議長  ただいまの朗読のとおり、決算特別委員会の委員を選任しました。  しばらく休憩します。  ── 休 憩 午前10時48分 ──  ── 再 開 午前11時50分 ── ○中野正 議長  ただいまから会議を再開します。  日程追加についてお諮りします。  議案第136号から議案第151号までの以上16件を日程に追加して議題としたいと思います。  これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  議案第136号から議案第151号まで、以上16件を一括して日程に追加し、議題とします。 △───── 日程追加分 ─────     …………………………………………… 議案第136号 令和元年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について 議案第137号 令和元年度宝塚特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第138号 令和元年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第139号 令和元年度宝塚特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第140号 令和元年度宝塚特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第141号 令和元年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第142号 令和元年度宝塚特別会計平井財産歳入歳出決算認定について 議案第143号 令和元年度宝塚特別会計山本財産歳入歳出決算認定について 議案第144号 令和元年度宝塚特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について 議案第145号 令和元年度宝塚特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について 議案第146号 令和元年度宝塚特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について 議案第147号 令和元年度宝塚特別会計川面財産歳入歳出決算認定について 議案第148号 令和元年度宝塚特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について 議案第149号 令和元年度宝塚特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について 議案第150号 令和元年度宝塚特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について 議案第151号 令和元年度宝塚特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について         (決算特別委員会付託)     …………………………………………… ○中野正 議長  本件については、決算特別委員会委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、宝塚市議会会議規則第76条の規定により、閉会中の継続審査としたいとの申出がありました。  委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。  日程第8、諮問第2号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを議題とします。 △───── 日程第8 ─────     …………………………………………… 諮問第2号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  諮問第2号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、本市の区域の人権擁護委員である福島敬子氏の任期が、本年12月31日をもって満了となりますので、引き続き同氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものです。  よろしくお願い申し上げます。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。  これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、諮問第2号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを採決します。  本件については適任とする意見を付することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は適任とする意見を付することに決定しました。  日程第9、意見書案第15号から意見書案第19号まで、以上5件を一括して議題とします。 △───── 日程第9 ─────     …………………………………………… 意見書案第15号 地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について 意見書案第16号 コンビニ交付サービスを活用した罹災証明書の交付を求める意見書の提出について 意見書案第17号 PCR検査等の拡充を求める意見書の提出について 意見書案第18号 気候危機・気候非常事態を前提とした地球温暖化対策のさらなる強化を求める意見書の提出について 意見書案第19号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について     …………………………………………… ○中野正 議長  意見書案第15号から意見書案第19号までの以上5件は、お手元に配付しているとおりです。  お諮りします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。  これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、意見書案第15号から意見書案第19号までの以上5件を一括して採決します。  本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  ───── 閉   会 ───── ○中野正 議長  お諮りします。  今期定例会に付議された案件の審議は終了しました。したがって、宝塚市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。  なお、閉会に先立って、中川市長から挨拶したいとの申出がありますので、これを許可します。  ─── 市長挨拶・諸報告 ─── ○中野正 議長  中川市長。 ◎中川智子 市長  閉会の御挨拶の前に、御報告申し上げ、御了解を賜りたいと思います。  現在係属中の中筋字平井の土地所有権確認訴訟につきまして、今月16日に判決が下される予定となっており、仮に市が敗訴した場合には、控訴に必要な手続を今月中に完了する必要があります。  本来であれば、議会において十分に御審議を賜らなければならないところですが、日程などの関係から議会の招集が困難な状況ですので、専決処分をいたしたく存じますので、よろしく御了解賜りますようお願いいたします。
     以上、御報告いたします。  令和2年第5回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今回の定例市議会に提案いたしました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、令和元年度各会計決算認定につきましては閉会中の継続審査との御決定を、その他の案件につきましてはそれぞれ御決定を賜り、誠にありがとうございました。  委員長報告でいただきました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位からいただきました御意見、御要望などにつきましては、今後、市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○中野正 議長  以上で、令和2年第5回宝塚市議会定例会を閉会します。  ── 閉 会 午前11時55分 ──          地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               宝塚市議会議長    中 野   正               宝塚市議会副議長   冨 川 晃太郎               宝塚市議会議員    山 本 敬 子               宝塚市議会議員    池 田 光 隆...