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平成30年度予算特別委員会-03月08日-01号

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  1. 宝塚市議会 2018-03-08
    平成30年度予算特別委員会-03月08日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成30年度予算特別委員会-03月08日-01号平成30年度予算特別委員会   開会 午前 9時30分 ○大河内 委員長  おはようございます。  ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  なお、委員から写真撮影の申し出があり、許可をしています。  開会に当たりまして、中川市長から発言の申し出がありますのでお願いいたします。  中川市長。 ◎中川 市長  おはようございます。  予算特別委員会の開会に当たりまして、御挨拶申し上げます。  本市の財政は引き続き厳しい状況ですが、平成30年度予算につきましては、財源を生み出すため職員一丸となり、全庁的な事務事業の見直しを行い、歳入の範囲内で予算を編成することができました。また、市民の命を守り、暮らしを守るための福祉、教育、子育てに係る施策の予算を増額するとともに、まちの活性化に向けて所要の予算を編成いたしました。これらにより、一般会計の予算総額としましては787億5千万円となりました。  引き続き、市民の皆様が幸せを実感できるまちづくりのために、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。  委員各位におかれましては、慎重な御審議をいただき、何とぞ満場一致をもちまして御賛同賜りますようお願い申し上げて御挨拶といたします。ありがとうございました。 ○大河内 委員長  それでは次に、昨日資料をお配りしておりますので、御確認ください。  予算の資料、お手元にありますでしょうか。御確認ください。  それから、審査日程ですが、先日の委員会で確認しましたとおり進めたいと思います。  それから、会議時間についてですが、午前9時半に開会し、午後5時半に閉会する予定で進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、市長の出席につきましては、本日3月8日は終日、2日目の3月12日は午前中、それから3月16日の統括質疑については終日、御出席いただけると報告をいただいております。  次に、質疑の際は予算書、予算説明書、資料等の対象となるべきページ番号を御発言いただいてから、質疑を行っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第1号、平成30年度宝塚市一般会計予算を議題といたします。
     初めに当局から発言の申し出がありますので、これを許可します。  赤井行財政改革担当部長。 ◎赤井 行財政改革担当部長  それでは、本日から平成30年度当初予算の御審議をいただくことになりますが、その前に、最初に、本日、机の上に配付させていただいております平成30年度当初予算のうち、平成29年度の3月補正で予算計上させていただいているものとの二重計上となっているものにつきまして御説明させていただきます。  資料のほう、よろしくお願いします。  まずは、国の平成29年度補正予算につきまして、学校の施設整備等の内容について、本市からも要望しておりまして、国のほうから内定をいただきました。その結果、平成29年度の3月補正におきまして計上させていただき、今議会の中でも議案として提出させていただいているところです。平成30年度の当初予算におきまして計上しているものと、そのうちの二重計上となっているもの、表のとおりでございます。左側に事業名、それから中ほどに今回の平成30年度の当初予算の事業費、それと財源の内訳。右側に平成29年度の3月補正で提出させていただいております事業費、財源の内訳ということを表にさせてもらっております。  一番上の行になりますが、款6の農林業費では、農業用施設の整備事業のうち設計等委託料、これを当初予算の中で1,755万計上させていただいておりますが、今回、国の内定をいただきまして、その一部730万の事業費分が内定をいただいております。この一部が二重計上となっているというものです。  それから、款10の教育費におきまして、まず小学校の施設整備事業ですが、30年度の当初予算では西山小学校、丸橋小学校、安倉北小学校の校舎等改修工事費を計上させていただいております。その事業費の全額を今回国のほうで内定をいただきまして、3月補正に計上させていただいているというもので、小学校の施設改修整備事業の校舎等の改修工事につきましては全額内定をいただいたということになります。  それから、中学校の施設の整備事業におきまして、御殿山中学校の校舎等改修工事費を当初予算の中でも上げさせていただいております。この分につきましても、国のほうから全額内定をいただきましたので、3月補正のほうで計上させていただいているということになります。  それから、長尾中学校の屋内運動場の改築事業におきまして、屋内運動場の新築工事費につきまして、今回30年度の当初予算にも計上させていただいております。その事業費のうち一部が内定をいただいたということになりまして、3月補正の中でその一部を計上させていただいたということです。  それから、幼稚園の園舎施設整備事業におきまして、長尾幼稚園、仁川幼稚園、安倉幼稚園、丸橋幼稚園の4園の園舎等の改修工事費を30年度の当初予算で計上させていただいております。そのうち、安倉幼稚園と丸橋幼稚園の部分の一部が今回国の補正のほうで内定をいただいたということで、一部が二重になっているというような状況です。これらのうち当初予算で、まだ内定いただいていない分につきましては、当初予算のほうで国のほうに再度要望して、国費のほうをしっかりと獲得していきたいというふうに考えております。  この二重計上になっているものについてですが、今回の当初予算の御審議の中で、この内容で承認いただきました場合に、平成30年度の6月補正で修正、減額させていただこうというふうに考えております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○大河内 委員長  説明が終わりました。  質疑に入る前に皆さんにお諮りしたいのですが、款2総務費のうち、文化芸術施設・庭園整備事業については、各委員から特に多くの質疑があると予想しています。そこでこの事業だけ分けて審査をしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。               (「はい、結構です」の声あり)  それでは、そのようにさせていただきます。  審査の順序ですけれども、総務費の審査においては、まず全体の総務費の審査を行った後に、文化芸術施設・庭園整備事業について審査をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり)  ありがとうございます。そのようにさせていただきます。  それでは、歳出、議会費の審査をいたします。  説明を求めます。  赤井行財政改革担当部長。 ◎赤井 行財政改革担当部長  それでは、議案第1号、平成30年度宝塚市一般会計予算につきまして、御説明を申し上げます。  予算書、薄い冊子の予算書のほう、3ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。  歳入歳出予算についてですが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ787億5千万円とするものです。なお、款項の区分ごとの金額は4ページから10ページまでの第1表のとおりです。  次に、11ページをお願いいたします。  11ページには、第2表、債務負担行為を計上させていただいております。  次に、14ページをお願いいたします。  14ページには、第3表、地方債を計上させていただいております。  次に、歳入歳出予算の概要につきまして、御説明を申し上げます。なお、説明の中で前年度との比較を申し上げますが、前年度につきましては骨格予算であることから、増減の差が大きく出ているものもございますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。  それでは、歳出予算につきまして御説明申し上げます。  予算説明書、分厚い冊子のほうをお願いします。  分厚い冊子の10ページ、お願いいたします。  款1議会費につきましては、本年度予算額4億6,407万7千円、前年度予算額4億9,020万8千円、前年度と比較しまして2,613万1千円、5.3%の減となっています。前年度より減となりましたのは、市議会運営事業などの減によるものです。詳細につきましては、88ページから91ページに記載をしております。  今年度予算の主なものにつきまして、順次御説明申し上げます。  88ページをお願いいたします。  まず88ページの市議会運営事業を3億5,406万1千円計上しています。  次に、91ページをお願いします。  91ページでは、特別委員会事業を158万7千円計上しています。  以上で、議会費の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○大河内 委員長  説明が終わりました。  それでは質疑に入ります。  質疑はありませんか。  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  1つお伺いをしたいことがございます。予算説明書の89ページの市議会運営事業の中で市民警察官賞の項目があるんですけれども、ここで僕も何回か行かせていただいているんですが、1つ不思議に思うことがあって、表彰される方が4名なりいらっしゃいます。必ず配偶者の方も出席されるんですね。これの歴史的経過というか、なぜその配偶者の方が一緒に出席するのか。独身の方がもし受賞されたらどうなるのか。もし女性警察官の方が受賞されたら、その夫の方が出席されるのか。こういったところがちょっと疑問に思ったので御答弁いただければと思うんですけれども。 ○大河内 委員長  答弁できますか。  岸本秘書業務担当次長。 ◎岸本 秘書業務担当次長  市民の警察官賞につきましては、もう既に市制施行直後ぐらいから60回近く開催をさせていただいておりまして、これまで御質問のように、1回につき3人ないし4人の方を表彰させていただいております。これにつきましては、宝塚市長、市議会議長、防犯協会会長の3名による連名の表彰になっております。  配偶者の方につきましての経過につきましては、ちょっと私も正しいことは承知はしておりませんが、やはり警察官として精励をいただく中で、内助の功といいましょうか、昔はそのような表現で、よく支えていただいているということで、配偶者の方にも御出席をいただきまして、一緒に支えていただいた配偶者の方についても、その表彰に一緒に出席をいただきまして、それをねぎらいをさせていただくというふうな趣旨で一緒に出席をしていただいていると。独身の方が受賞されたこともございました。そのときにはお一人だけの出席ということで来ていただきまして、そのときはその方にもそういったことでの御了解もいただいておりましたので、そのときに特に問題になったということはございませんでして、そういった形でこれまでずっと表彰をさせていただいているということでございます。女性の方の受賞もございました。そのときは……。              (「夫がいらした」の声あり)  済みません。ちょっと記憶が、そのときは配偶者の方も御出席をいただいたということでございます。  以上でございます。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  経過をお話聞かせていただいたんですけれども、やっぱり基本的には内助の功ということに対してのねぎらいという部分があると思うんですけれども、今、男女同権ということが言われて久しい中で、内助の功というその考え方も、時代に合わせて何か新しくしていったほうがいいんかなというふうにも思うんです。なので、同じような表彰に功労者表彰なんかもあると思うんですけれども、あれなんかやと表彰の対象の方と、あとその支援されている方が来られたりしてやっているんで、市民の警察官賞のほうもそういった形、歴史的な経過でずっと続いてきた経過があると思うんであれなんですけれども、人権と言うたらおかしいですけれども、そういった観点でまた見ていく必要もあるんちゃうかなと思って、今回ちょっと発言させていただきました。  以上です。 ○大河内 委員長  ほかに質疑はありませんか。  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  1点お聞きしたいと思います。説明書の88ページの12番の役務費の中の筆耕翻訳料についてなんですけれども、そこともう一つ、次のページにも同じく特別委員会のほうの筆耕翻訳料というのが入っていると思いますが、この中身についてどういったことなのかを説明していただけますか。 ○大河内 委員長  加藤議事調査課長。 ◎加藤 議会事務局議事調査課長  ここにあります役務費の筆耕翻訳料の内容でございますけれども、これはこういった今委員会やっておりますとか、あと本会議の分の会議録を作成するための録音データを業者に、文字に反訳するそういった業務に対しての費用ということになっております。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  これを文字にするために、まずは口頭で言ったものを第1稿として起こしてもらうというようなことから始まっているような翻訳料であると思うんですけれども、その上がってきた原稿、それが例えばインターネットなんかに議事録として上げていただいて、市民が議会の中でどんな議論があったんだろうということを検索するようなためにも使われていると思っております。それはすごく市民にとって議会がわかりやすくていいなと思うんですけれども、その上がってきた原稿がネットに議事録として上がるまでにどのような作業があるのか、そのあたりを教えていただけますか。 ○大河内 委員長  加藤議事調査課長。 ◎加藤 議会事務局議事調査課長  反訳業務のフローといたしましては、まず会議が終了しましたら市議会のほうで録音しておりますその録音データを受託者に対して貸与しまして、そこからその分が受託者によって10日前後で反訳の1回目の校正原稿として提出されます。そこから、我々のほうがその校正原稿の中身を見ながら、録音された音声などを聞きながら、複数の書記によりまして、その校正等を行いまして、それらの校正を業者との間で2回行いました後に、最終的な原稿へと仕上げていくというような流れになっております。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  最初に10日間ぐらいでその1回目の作業をしてもらった後、それをまた事務局の皆さんで校正かけてもらって、それをまた向こうに出して、またもう一回戻ってきたものをもう一度皆さんで確認してもらってというような作業が、すごく時間がかかる作業で大変なことであるのだろうと推測いたします。  それで、本会議なんかに関しては、ネット中継なんかも今されていますので、市民の方にとったら、それはすぐに情報を得るということができると思うんですけれども、例えば委員会なんかはネット中継なんかしておりませんので、そういった内容を知ろうと思うと、ネットの中でこういう議事録を見るということが大半のことになってくるのかなと思うんですけれども。  そうしたときに、例えばこれだけすごく時間のかかる作業であるというのはわかるんですが、例えば今、宝塚市の議会のホームページを見ていますと、議事録として会議録が上がっている最新というのが定例会では昨年29年の6月議会なんですね。7月6日というのが最終に上がってきている議事録になっています。そうなると、その後9月議会があり、決算委員会があり、12月議会というのがありというのがずっと流れていっているんですけれども、市民の方がその議論を知ろうと思っても、なかなかそこまで半年ぐらいの間のことがまだ知ることができないというような状況にどうしても陥ってしまう。本当にこれ大変な作業だと思うんですよ。ただ、もう本当にその後、知ろうと思うまでに時間がかかってしまうというのが、やっぱり市民に対して、いち早く情報を知らせたいという意味から、それをどうにかできないかなというふうに思うところなんです。  それと、今回、私たちも予算審査をするに当たり、昨年やっぱり決算と予算の連動というのはもちろんしていかないといけない、それがすごく大切だと思うんですけれども、決算に関する議事録というのもまだ出ていませんので、なかなかその議論を、どういうことがあったのかというのを知る上で、やっぱりそれはいち早く出していってほしいなと思うところなんです。  例えば、その中で他市で会議録速報版というのを出している市があります。それは結構たくさんの議会で出されているんですけれども、近隣だったら神戸市ですとか、姫路市、吹田なんかでも出されていますし、全国的には福岡や川崎や札幌やと、東京都内でも文京区、足立区、たくさんのところで取り入れられているんですね。  ちょっとその内容を見ましたら、これは和泉市さんの分なんですけれども、会議録速報版ということで出されていて、市民の皆様へのサービスの向上を目指し、会議録速報版を掲載しておりますということで、その中身については速報版ですから、必ず「校正前原稿のため公式な記録ではありません」というのも、もちろん一文書いているんですけれども、やっぱりこれが最新版で1月17日のものをもう出してもらっているんですね。これは市民にとったら、それがどんな議論があったかというのがすごくわかりやすいし、今すぐにもその情報を知るということができるので、宝塚市議会でもちょっと一回この辺のことを研究していただいたらどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○大河内 委員長  村上局長。 ◎村上 議会事務局長  今、公開している委員会記録につきましては、委員会条例の第30条で、委員長が作成し、記名押印の上、議長が保管するという形で、一定の位置づけというものが明確になっております。  これに対しまして速報版ということであれば、あくまでもそれは先ほどありましたように未定稿のものでありますので、議会として意思形成過程途上のものを公開するということになりますので、当然もちろん途上であっても、大幅に最終的に内容が変わるというものではございませんけれども、どういう位置づけにするのか、あるいは責任の所在とか、公開の仕方、どの程度、出すにしても、当然職員がそこには目を入れなければいけませんし、どこら辺の精度にするのかという形で、いろいろルールづけというものも必要になってまいりますので、その辺は別途議会のしかるべき場での御提案ということにはなろうかと思います。  それと私ども、これは他市の議会では余りないことですけれども、委員会の報告書というものを、委員会、実際定例会が終わった後に整理して、委員会の中でお決めして、それを外へ今出しております。この委員会報告書については、もちろん一字一句ではございませんけれども、議会報告会とか市民の皆様にできるだけわかりやすくということで、その委員会の模様がわかりやすく、あくまでもあのような形で今書いておりますので、まずそれを市民の方に見ていただきたいということで、ホームページで公開しております。もちろんそれでは不十分な部分もありますので、今後その辺は議会の中で御協議いただくということで、よろしくお願いします。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  ありがとうございます。例えば、やっぱりその報告書というのは、私も委員会報告書はすばらしいものだと思っています。本当にわかりやすいですし、ただ、委員会報告書に書かれていることは、あくまでも主要なというか、かいつまんだ質疑のみであって、その内容についてもわかりやすく短くまとめようと思っておりますので、その前後にどういう議論があったのかというようなことまではわかりません。  それと、例えば去年の9月に、市民福祉金のことですごく市民の方の関心が高いようなことがあったんですけれども、そういった議案に関して調べようと思っても、どこの何月議会のどの議案に出てきたことかとか、どこの委員会でそれが議論されたのかというのがわからないと、報告書のところにたどりつかないんですね。だから、なかなか市民にとったら、ほかの会議録の中にもちゃんと入れ込んでしまえていれば、検索ワードが使えますんで、それを打てば、すぐにその画面がぱっと出てくるんですけれども、やっぱりそれを調べながらやっていくというとすごく手間のかかることにどうしてもなりますので、ぜひこの速報版というのも、いろいろ責任の所在とかあるとは思うんですけれども、他市の事例なんかも一度研究してやっていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○大河内 委員長  ほかにありませんか。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  説明書の89ページの2点あるんですけれども、1点目が議会インターネット映像配信委託料というのが六十数万円ぐらい、いきなり減っているんですけれども、こういうのって何か固定のような感じがするんですが、何で減っているのか、ちょっとお伺いしたいのと。  あともう一点は、その隣のページというか、議員報酬とか期末手当、政務活動費と、議員が26名から24人になるというイレギュラーなことが起こっているんですけれども、そういったときって、その行革での削減ではなくて、本当にイレギュラーなことなので、これを普通のイメージというか、投資的な経費に回していきたいなとか、そういうような発想とか、そういった予算編成のプロセスみたいなものを教えてもらいたいんですけれども。 ○大河内 委員長  益田総務課長。 ◎益田 議会事務局総務課長  まず議員報酬の関係のことですけれども、委員御指摘のとおり、30年度の当初予算では市議会議員24名ということで編成をしておりますので、この市議会運営事業が減額しているほぼ大半が、この2名の減額に伴うものでございます。内容としましては、議員報酬本体、それから期末手当、あと連動して共済金負担金、これについても議員の4月1日現在の現員数で計算をします。あと政務活動費、これにつきましては、全部24人というのを根拠に計算をしておりますので、おおむね2,784万円ほど前年度に比べて減額をされております。  あと、それを投資的経費というような話でございますが、基本的にこの報酬等に関しましては、単体での査定というんですか、編成作業をしていただいておりますので、そのお金をどちらかへ動かすどうこうというのは、ちょっとこちらの議会事務局サイドでは判断できかねる部分ではございます。1点目についてはそのようなところでございます。 ○大河内 委員長  加藤課長。 ◎加藤 議会事務局議事調査課長  本会議インターネット中継放送システム運用管理業務委託料の減額理由なんですけれども、本年度で一旦今まで結んでいた長期継続契約の分の契約が終了いたしまして、新たな契約を結びました。でもって、今まではパソコンでしか見られなかったものが、スマホやタブレットからでも見られるような形にはなったんですけれども、その部分で初期投資の部分が要らなくなったということの部分、設置している機器についての設置費用が、前の契約から見たら必要なくなったという部分もありまして、そういうところの関係で今回その契約額を確定した部分で、その減額ということになったものです。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  わかりました。  ただ、約2,700万円という、それぐらいの額だというふうに聞いたんですけれども、議会事務局では判断できないお金だという話なんですが、どこが判断するんですか。 ○大河内 委員長  赤井行財政改革担当部長。 ◎赤井 行財政改革担当部長  予算編成の中では、各部局におきまして、枠の中で、部の中での判断で決定するものと、全体の中で財政サイドで決定するものにちょっと大きく分けてございます。この分につきましては、全体の中で査定をするということにしております。ただし、一時的に経費が削減されましても、必要経費としてまた生じるものにつきましては、一時的なものについては、そのときの我々の判断の中で全体の中で予算として割り当てることはありますが、将来また必要な分につきましては、そのときに全体の中でしっかりと経費を分けていくという考え方で査定をしておりますので、この分については全体の中で見させていただいております。  各部局におきまして、枠内での分につきましては、一時的に必要な経費というのを一旦減額になるもので充てられたとしましても、将来的にそれが経常的なものになるものについては、その部内の枠の中でしっかりと充てていただくというような考え方をとっておりますので、そこの使い分けをしております。この分につきましては、財政が全体の中で査定をしているというものになります。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  はい、わかりました。
    ○大河内 委員長  ほかにございませんか。                   (発言する声なし)  ないようですので、議会費はこの程度といたします。  引き続き、総務費の審査をいたします。  説明を求めます。  赤井行財政改革担当部長。 ◎赤井 行財政改革担当部長  それでは、総務費につきまして御説明をさせていただきます。  予算説明書の10ページをお願いいたします。  10ページのほうですが、款2総務費につきましては、本年度予算額91億1,431万4千円、前年度予算額70億5,495万6千円、前年度と比較しまして20億5,935万8千円、29.2%の増となっています。前年度より増となりましたのは、文化芸術施設・庭園整備事業、基金管理事業、手塚治虫記念館リニューアル事業などの増によるものです。  詳細につきましては、90ページから145ページに記載をしております。  本年度予算の主なものにつきまして、順次御説明を申し上げます。  90ページをお願いいたします。  90ページの項1総務管理費、目1一般管理費の人件費のほか総務費で総額35億338万7千円の人件費を計上しています。  次に、99ページをお願いいたします。  99ページでは、情報ネットワークシステム管理事業を7億9,553万2千円計上しています。  次に、103ページをお願いいたします。  103ページでは、公益施設管理運営事業(仁川地区)におきまして、公益施設選定委員報酬を20万1千円新たに計上しています。  次に、107ページをお願いいたします。  107ページでは、第6次宝塚市総合計画策定事業を833万8千円新たに計上しています。  次に、新庁舎・ひろば整備事業を6,875万9千円、文化芸術施設・庭園整備事業を12億6,034万5千円、シティプロモーション推進事業を6,029万9千円、それぞれ計上しています。  次に、111ページをお願いいたします。  111ページでは、北部地域内バス路線補助事業において、バス路線実証実験業務委託料を165万円新たに計上しています。  次に、113ページをお願いいたします。  113ページでは、住民自治組織支援事業を1千万円計上しています。  次に、119ページをお願いいたします。  119ページでは、手塚治虫記念館管理運営事業を1億4,561万1千円計上しています。  次に、121ページをお願いいたします。  121ページでは、手塚治虫記念館リニューアル事業において、リニューアル業務委託料を1億5千万円新たに計上しています。  次に、127ページをお願いいたします。  127ページでは、基金管理事業において、財政調整基金積立金を4億5,102万円、ふるさとまちづくり基金積立金を1億3,004万4千円計上しています。  以上で、総務費の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○大河内 委員長  説明が終わりました。  それでは、質疑に入ります。  質疑はありませんか。  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  何点か伺ってまいりますが、まず最初に、予算説明書のほうの95ページの住民票の写し等コンビニ交付事業の現状というか、一体どの程度、今普及しているのか、利用されているのかということについて御答弁をお願いいたします。 ○大河内 委員長  中西市民交流部長。 ◎中西 市民交流部長  コンビニ交付につきましては、平成28年10月から実施をしておりまして、今現在は、平成28年度中につきましては、トータルで1,976件ということで、全体発行量の1.21%、それから29年度に入りまして途中ですけれども3,732通ということで、全体の2.3%の利用に上がっているというような状況になっております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  あわせてお伺いしたいのが、予算説明書の135ページの社会保障・税番号制度個人番号カードの分なんです。これも同じようなことで、大体発行枚数というのはどの程度に今なっているのかということをまずお願いします。 ○大河内 委員長  上木市民生活室長。 ◎上木 市民生活室長  マイナンバーカードの交付枚数ですけれども、30年1月末現在で累計交付枚数が2万5,641件、人口比で申しますと10.94%となっております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  この2つ、マイナンバー関連のお話になるんですけれども、大体この普及状況というのは当初予想していたとおりなんでしょうか、それとも予想を上回っているのか、下回っているのか、その辺どうですか。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  マイナンバーカードの発行率につきましては、平成27年度から実施をしていまして、国の発行予定数というのが27年度で8%、その後が各年度4%、4%ということになっておりまして、今、実際の交付率は10.94%ということですけれども、実際もう既に申請が終わられている方につきましては13.92%ということで、申請から交付まで若干時間、タイムラグがありますので、発行枚数でいくと10.94%ですけれども、実際の申請でいきますと14%弱ぐらいということで、ほぼ目標どおりの発行数になっております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  このマイナンバーに関して、市民の方から「いや、ほんま便利になったわ」とかというお声というのは届くものなんですか。それとも「やっぱりちょっとこれ番号って不安やわ」というお声が届くケースのほうが多いんですか。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  マイナンバーカードについてのことではなくて、もう既にマイナンバーの通知カードというのが発行されていまして、既に各個人には番号づけがもうされているというような状況です。そういった中でマイナンバーカードとなりますと、顔写真がついていますので、身分証明書としても使えますし、いろんなインターネット上での申請なんかでも使えるということで、一定利便性が感じられる方につきましては、それぞれ申請をいただいているというような状況になっております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  今後、国、総務省のほうでは、東京オリンピックに向けて、いろんなことにマイナンバーカードを使えるようにしていこうという計画でおるわけですけれども、宝塚市のほうでも、総務省が提示するようなスケジュール感でどんどんやっていこうと基本的にはお考えなんでしょうか。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  基本的に利用をどの範囲でするのかというのは、あくまでも国の法律の中で決まっていくということになりますから、それに合わせざるを得ないという部分があります。一定、我々のほうでも条例でこういったものに使えますという条例はありますけれども、それはあくまでも法律に準拠したような形で、市民の方の利便性を図るというものを、できるだけ最小限な形で利用しているというような状況になっています。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  この事業費に関しては、これ全額国費になるのかと思うんですけれども、実際に事務を担当されるのは宝塚市の職員さんやと思うんです。そこでやっぱり担当している職員さん、全体としての多忙感というのは一体どんなふうに皆さん感じられておられるんでしょうか。やっぱりマイナンバー事業がふえたことで、とても忙しくなったというようなお声があったりするんですか。 ○大河内 委員長  近成総務部長。 ◎近成 総務部長  1つ聞いていますのは、大きく今それで支障が出ていますのが、例えば確定申告をしていただく場合にマイナンバーという番号のほうも一緒に、そこの中に記載するというようなことがあります。そうしますと、いろいろとこれで集計をされるのに時間がかかっているところもございまして、非常に本市のほうにそういった税情報に関係します所得情報が入ってくるのに時間がかかるということで、さきの議会でも御指摘がございましたように、100時間を超えるような残業が発生してきておりますのもそういったことで、どうしてもそういった状況で取り扱い上、一部支障というものは出てきておりますが、あとは直接その番号自体を取り扱うというよりは、もうシステムに組み込まれておりまして、通常どおりの業務の中で流れておりますので、そう大きく業務負担がかかっていくというふうには思ってはおりません。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  ここまで伺ってきたわけですけれども、やっぱり多くの方が今でも、こういう1つの番号にいろんなデータが関連づけられるということに対して、もし情報が漏えいしたらどうなるのかとかという不安感もやっぱり持っておられる方も多くいますし、職員の方も一部ではあっても、やはりそういう形で負担がいっているということですので、このマイナンバー制度というものに対して、やっぱり前のめりに拡大していくんではなくて、慎重に取り扱ってほしいなというふうに意見を述べておきます。  続きまして、予算説明書の103ページに、EVの充電機の保守管理の費用が上がっているんですけれども、公用車、これから将来的にどんどん電気自動車をふやしていくのか。それとも、まあまあそんなに大幅にはふやしていかないのか、そのあたり、どういうふうにお考えなのか、ちょっとお聞かせいただきたいんですけれども。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  当然、燃費効率のいい車の導入というのは考えておりまして、既に皆様も見ていただいておりますとおり、軽自動車というものを優先的に入れております。それと平成26年でしたか、電気自動車も今現在2台運用しながら進めてはおります。このあたりは、そういった燃費効率とともに、あと購入という形で台数の確保は一定数維持させていただいておりますが、そういった費用対効果ですね、金額的に相当高いのと、今、電気以外でも燃費効率のいいものもございます。そのあたりは、車のその特性といいますか、その辺を見ながら進めていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  車そのものの値段が高いというのは、そのとおりやと思います。  もう一つ、自動車メーカーのマツダというところが、このEVに対する考え方として、例えば石炭であったりとか、石油、天然ガスを燃やして、二酸化炭素を発生させることによって得られる電気を使って走る車が、果たして環境に対して優しいのかというような問題提起をされているんですけれども、そのあたりはどういうふうにお考えでしょうか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  やはりそういった燃料を燃やしてという部分につきましては、当然、最近余り言葉には出ませんが、オゾン層の破壊の話とかいう問題もありましたし、当然、中国での石炭の使用の問題というのもいろいろと聞いております。やはり自然に、環境に優しいということを考慮しますと、当然電気ということが、今、世の風潮にはなってきております。ただ、電気をつくりますのにもいろんなつくり方がございまして、太陽光という方法もあれば、当然、石油、石炭を燃やして電気をつくるというところもありますので、このあたりは今の燃費効率のいい車のことを考えますと、一概にどちらというふうな判断はしておりませんが、将来的にも環境の意識というものでいきましたら、やはり自然に優しいほうをとっていきたいというふうには思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  市民の税金を使って車を導入するということに対して、やはり初期投資という部分も考えんとあかんと思いますし、今お話あったように、より環境に優しいという点でも、自動車の産業の技術というのはどんどん進化していきますので、そこをリアルタイムでしっかり精査しながら進めていっていただきたいというふうに思います。  次のところへ行くんですけれども、予算説明書の117ページのところに、DV対策推進事業の費用が上がっています。これに関連する資料が18番で出ているかと思うんですけれども、DV対策のところで、活動実績、相談件数が377件あったということなんですけれども、平成29年度で。この件数、今、近年の状況から言うと、ふえてきているのか、減ってきているのか、まず、そのあたりからちょっと伺いたいんですけれども。 ○大河内 委員長  公手人権平和室長。 ◎公手 人権平和室長  資料ナンバー18では、活動実績377件という数字が上がっております。平成28年度の実績が四百数件ということで、微増というような感覚かなと思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  このDVの中身、近年の傾向としてはどんなことが多いんでしょうか。 ○大河内 委員長  公手室長。 ◎公手 人権平和室長  DVの中身なんですけれども、相談内容、暴力の分類が身体的暴力、精神的暴力、経済的暴力、社会的暴力、性的暴力、そういった分類があるんですけれども、やはり身体的暴力、精神的暴力がもう圧倒的に多いというような状況です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  相談員の方が親身に対応に当たっておられるということで、この資料の大きい2番でスーパーバイズということを相談員の方にされているということなんですけれども、このスーパーバイズ、相談員さんに対して相談に応じて助言をするというなんですけれども、こういうスーパーバイズされる方というのは、一体どういう資格というか、職能をお持ちなのか、ちょっとその辺を教えていただきたいんですけれども。 ○大河内 委員長  DV相談担当課長。 ◎DV相談担当課長 スーパーバイズでお世話になっている方、お二人いらっしゃいます。お一人は大学の教授でありまして、専門が教育福祉学類の教授でございまして、専門に家庭学とか、あとほかの市でDVの講師とかをされている方がお一人スーパーバイズでお世話になっております。もうお一方につきましては、女性と子どものエンパワメント関西というNPO法人のほうで理事長をされている方になるんですけれども、子どもとか女性に対しての、もうすごく研究とか活動をされていまして、そういう方に御相談しながら、相談員のバーンアウトを軽減しております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  このスーパーバイズの実績が3回ということなんですけれども、大体相談員さんのそういう精神的な負担に対して、この回数で大体十分ということなんでしょうか。 ○大河内 委員長  DV相談担当課長。 ◎DV相談担当課長 年に4回やっておりまして、それは回数的には十分と言えるかどうかはわかりませんけれども、この制度、このスーパーバイズ自身を平成26年度から始めまして、その後、28年度に2回のところを4回というふうにふやしておりますので、少しずつやはり相談員にとっても軽減になっていっているんではないかと思っております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  このDVというのは、非常に深刻な社会問題でもあるし、被害者の方にとっては人権を大きく損なわれる重大な問題だと思いますので、その相談業務に当たる方も非常にそういう深刻なケースに寄り添うことで、精神的にも疲弊するということで、こういったスーパーバイズもさらに充実をさせていっていただきたいなというふうに思います。  それから、同じ資料の大項目の4番目のデートDV予防教室なんですけれども、活動実績が高校2校、中学校2校という、平成30年3月1日現在ということなんですけれども、この実績で大体十分なのか、それとももっとやっぱり回数をふやしていかなあかんということなのか、その辺のお考えはどうなんでしょうか。 ○大河内 委員長  DV相談担当課長。
    ◎DV相談担当課長 回数につきましては、今、委員のほうがおっしゃっていただきましたように、高校2校と中学校2校でございます。ただ、年度当初には市内にございます県立高校全てにも御案内しておりますし、中学校に対しましても校長会で御案内をしておるんですけれども、結果として2校ずつという受講になっておりますが、これからもう少し予算もとっておりますので、働きかけていこうとは考えております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  若いうちからそういったことに対するちゃんとした情報を得るというのはやっぱり大事なことだと思いますので、これに関しても、より一層充実していくようにお願いいたします。  続きまして、予算説明書の119ページに、松本・土井アイリン海外留学助成金の費用が上がっているかと思います。今般の事務事業の見直しの中で、この助成の対象を、これ海外留学1年以上やる人から2年以上やる人に予算が変更になったと思います。そのことに対しての影響というか、留学をやりたい、志している若い人たちに対してのそのモチベーションに対する影響というのは、今のところあるんですか。 ○大河内 委員長  政処宝のまち創造室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  さきの行革の特別委員会でも質疑が出ていたかと思います。昨今、海外に留学する場合に大学のプログラムで海外留学が入っている場合が多くあるということで、それが1年以内である場合がまた多くあるということで、本市のこの松本・土井アイリン基金を創設しました、海外で羽ばたいて、また宝塚に帰ってきてもらって国内で活躍していただくというような趣旨から踏まえまして、2年以上行っていただくということで、長期で海外留学をしていただいて、さらに学びを深く学んでいただいて羽ばたいていただくという趣旨には合致していることと思いまして、基金の財源も1億3千万からスタートして、今現在3,600万までに目減りしているということもございますので、この基金を長く続けさせていただいて、2年以上行っていただく方で、また海外で活躍していく方を広く募集させていただいて、有効に活用していきたいと考えておりますので、今回ちょっと見直しに至っているということでございます。よろしくお願いします。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  どんどん国際化、世界がしていく中で、若いその世代の方が海外に羽ばたいていって、その知識を吸収して日本に、宝塚に戻ってきて活躍されるということは、非常に将来にとっても財産になると思いますんで、そういった方々のそういう思いを、よりがっちりとフォローしていただけるように、制度をどんどん工夫していっていただきたいなというふうにお願いをしておきます。  私のほうからは以上です。 ○大河内 委員長  ほかに質疑はありませんか。  細川委員。 ◆細川 委員  それでは、私のほうから何点か項目ごとにさせていただきます。  まず、説明書の107ページ、資料ナンバーが9の1と2です。  こちらのほうで、第6次宝塚市総合計画策定事業というのが載っているんですけれども、資料のほうを見ていますと、市民意識調査を3千人を2回というふうに書かれているんですけれども、どういった調査の仕方をされるのか少し気になったんですが、わかりますでしょうか。 ○大河内 委員長  湯川政策推進担当課長。 ◎湯川 政策推進担当課長  第6次宝塚市総合計画策定支援業務委託ということで、今年度597万7千円の予算をとらせていただいております。その中で今回、市民意識調査というものを実施させていただくんですけれども、大きく市民の方を対象にした調査といたしまして2つございます。  16歳以上の市民の方を対象にした調査Ⅰと調査Ⅱということで、それぞれ3千人を対象に調査を行います。調査Ⅰにつきましては、総合計画策定の際に行っております調査でございまして、第5次総合計画基本計画の各分野の施策における市民の方の満足度であったり、今後どれほど重要視するかといったこと、あるいは協働のまちづくりへの意識や活動状況などを調査するものでございます。また、調査Ⅱにつきましては、市民の意識や活動状況あるいは各分野の市の取り組みに対する市民の方の評価、こういったものを調査していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  多分、第5次総計の調査のときだったと思うんですけれども、いろんな市民活動をしている中で、何通か同じ調査書をもらったことがあるんです、私が。なので、今回、無作為に3千人を2回選んでいかれるのかどうかなと思って、そこのあたりも聞きたかったんですけれども、いろんな役職とかそういう形ですると、兼ねている方が1人で何回も答えるという、そういったことにもなりかねないので、その調査のやり方を、広く市民さんの意見を拾うための工夫というのをちょっと考えていただきたいなと。実際に私も同じ用紙を何通か出したことありますので、無記名なので同じ人が書いたとはわからないと思うんですけれども、受けたほうは事実ありましたので、そういったところの工夫をちょっと考えていただきたいなと思います。  あと、今回の第6次をするに当たって講師の方をまた選出されるんですけれども、いろんなところで講師の先生がつかれているんですけれども、どういったことでどういった形で先生というのは決まるのか、ちょっと知りたいんですけれども、そのあたりわかりますでしょうか。 ○大河内 委員長  津田政策室長。 ◎津田 政策室長  今のお話の中で、まず御質問じゃないんですが、アンケートにつきましては基本的には無作為抽出でやらせていただこうと思っていますので、そこの部分のお答えを追加させていただきます。  講師につきましては、30年度につきましては、主には市民意識調査であったりとか、基礎的データの整理というところになっております。今年度から懇話会を立ち上げまして、そこの部分で、今後どういう策定をしていけばいいのかというようなところは、平成30年度に向けてやっていくんですけれども、そこの部分につきましては、前回かかわっていただきました有識者の方2名、また市民協働、地域で活躍されている方2名の4名で、今、懇話会を組んでいます。今の御質問の審議会等につきましては、来年度、再来年度以降になっていきますので、そこのところは有識者とかも含めまして検討していく中で、現状では決まっておりませんけれども、いろいろな御意見を聞きながら決めていきたいと思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  ということは、もう講師の方は既に決まっているということですか、今の。選出の方法、講師ってどうやって選んでいらっしゃるのかなと思って聞いたんですけれども、これに関しては決まっているということだったんでしょうか。 ○大河内 委員長  津田政策室長。 ◎津田 政策室長  済みません。ちょっと私の言葉足らずなんですけれども、決まっているというのは懇話会というのを立ち上げまして、今後、第6次総計についてはどういった形での、例えば期間であるとか、体系であるとか、そういったところの懇話会を立ち上げておるんですけれども、そこは前回第5次総計の後にかかわっていただいた学識の先生なんかには入っていただいておる状況です。その後の部分につきましては、まだ基本的には何も決まっておりません。そこのところは検討する中で決めていきたいと思っています。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  懇話会と審議会って違うんですか。 ○大河内 委員長  津田室長。 ◎津田 政策室長  審議会になりますと附属機関ということで条例設置になりまして、そこの中でのルールづけの中で、また条例改正等を御相談させていただく場面が出てくると思います。懇話会につきましては、もう少し簡単ないろんな御意見をいただく場という形で、何かしら諮問したりとかというわけではなくて、いろいろな御意見をいただく場として設定しております。そういったものを今年度、来年度については設置をしていくという状況になります。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  そうしますと、次に行きます。  同じ107ページなんですが、新庁舎のほうは、今やってもいいんですね。新庁舎のところで107ページで、資料ナンバー10番です。  済みません、そちらのほうの資料に、延ばした場合に消費税によって工事費が上がるといった文言が載っているんですけれども、実際に試算されているかと思うんですが、どれぐらい上がるんでしょうか。 ○大河内 委員長  吉田公共施設整備担当次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  消費税が上がる分ですね、8%から10%になるということでございましたら、庁舎の費用約20億ぐらいを見込んでおりますので、2%分、4千万円ぐらいは増加になるというふうには考えております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  4千万円が上がると。わかりました。水道庁舎が、ずっと代表質問のときからも危険だというお話が出てきているんですけれども、よく市民の方が、そこでお仕事をしていらっしゃる方にとってもそうなんですけれども、水道庁舎の3階の会議室って、市民の会議でよく利用させていただくことがあると思います。いつも自治連さんなんかも定例的に使われていまして、警報が鳴って、そこから数十秒で御高齢の方々が外に避難をされる想定がちょっと考えつかないんですね。  なので耐震性で非常に危ないということがわかった以上は、ちょっとそのあたりの利用を制限されるのかなと思うんですけれども、そのあたりの安全対策はいかがでしょうか。上の会議室ですよね。ああいうところで市民さんが会議で使うに当たって危ないんじゃないかなというところが気になるんですけれども、そのあたりの安全対策とか、今回きちっとそういう数字が出て、耐震性に問題があることがわかった以上は、利用制限をちょっと考えられるのかなと思ったんですが、そのあたりのところ、ちょっとどのようにお考えかお聞きしたいんです。 ○大河内 委員長  福永企画経営部長。 ◎福永 企画経営部長  耐震性が十分でないのは、もうかねてからの課題ということで、市民の方が一部利用されている方の利用を今後制限していくべきかどうかというのは、担当部署と協議しながら検討していきたいと思いますが、このNTNの水道の件につきましては、先般からさまざまな議会でも御意見いただいておりまして、これ、事業としては3年おくらすというふうに方針を御説明いたしておりますが、職員とそして市民の命を何とか守るような方策を今後検討してまいりたいと思っておりますので、そういった形で、もっと全体として安全性を高めていくような方策は検討してまいりたいと思っております。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  当然、早急に考えなければいけない部分だと思うんですけれども、それと同時にやっぱり利用のことも考えないと、やっぱり御高齢の方が避難をするというのはそぐわないというか、考えられない、ゆっくりでしか移動できない方々が使っていらっしゃるということもしっかりと考えて、もしどこかに建てるというお話になったら、それができ上がるまでそのままではなくて、その間も慎重に対応していただくように検討いただきたいと思います。  同じページなんですけれども、あとふるさと納税記念品という予算が上がっております。それについて少し、この費用をどのように充てられるのかをちょっと知りたいんですけれども。今回ふるさと納税というところが、予測が大きく違っていたというところが総務のほうでもありましたし、このふるさと納税のこのお金をどんなふうに使っていくのかというところを教えてください。 ○大河内 委員長  中村政策推進課長。 ◎中村 政策推進課長  記念品代につきましては、ふるさと納税をしていただいた方に返礼品、記念品としましてお返しをする代金でございます。これは、各ふるさと納税の記念品を協力していただいている事業者の方に市からお支払いするという形になります。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  ふるさと納税をされた方に返すお品が、他市の方がその品物を指定したときに、その品を提供する方に市がお金を払うんですか。ちょっと今の中で、よくわからなかったんですけれども。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  済みません、ちょっと説明が不足しておりましたが。記念品をお支払いするんですけれども、その集まった寄附金のほうはそれぞれ7種類の使途を指定していただきまして、例えば、歌劇のまち宝塚に関する事業とか、手塚治虫記念館に関する事業というような指定先がございますので、その指定先に寄附いただいた分については一旦基金に積み上げをしまして、その後、しかるべき事業のほうに使っていくという形になります。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  ということは、この金額が、ことしあるであろう、ふるさと納税として宝塚市に入るであろうという予測のもとに、この金額が想定されているんですか。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  予測の金額は歳入のほうで1億3千万ほど計上しておりまして、それに対応する形で記念品はこれぐらいは相当数要るだろうという金額を歳出側のほうで予算計上しております。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  わかりました。次へ行きます。  今のページにありますシティプロモーション事業なんですけれども、インスタグラムもこの中に含まれているかどうか、ちょっと確認をしたいんですけれども。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  インスタグラムの費用としましては、ほとんどお金がかかっておりませんで、スマートフォンを課で持っておりますので、その通信費程度という形になります。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  結構小まめに更新をされていて、休みの日もされているように思うんですが、そのあたりは大丈夫なんでしょうか、ちょっと気になりましたのでお聞きしました。  では次へ行きます。済みません。 ○大河内 委員長  細川委員、もしある程度まとまって質問があれば、あらかじめちょっと……。 ◆細川 委員  じゃ、まとめていきます。  それでは済みません、次まとめて言います。ページ数なんですけれども113ページです。  113ページの質問項目をまとめてお話ししますので、まとめて答えていただいたらと思います。  まず113ページなんですけれども、住民自治組織支援事業というのが下にあります。また市民活動促進支援事業、いろいろ市民の方に関係する支援事業がここにあるなと思うんですけれども、多分この住民自治組織支援事業は昨年9月ぐらいに業者選定をされたまちづくり計画書に関係する事業かなと思ったんですが、この2つの事業について、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  住民自治組織支援事業につきましては、これは国の交付金を2分の1ということで活用いたしまして、今年度から一応3カ年を予定しておりますけれども、今、各まちづくり協議会のほうで地域ごとのまちづくり計画を見直しをするということを取り組んでおりますので、それの各まちづくり協議会の支援とか、あるいは書類の作成とか、そういったことをお願いしているところです。  それから、市民活動促進支援事業につきましては、これは宝塚NPOセンターのほうに委託をしておりまして、以前からNPO法人の設立の相談とか、運営の相談とか、あるいは最近でありましたら、まちづくり協議会のポータルサイト、ブログを作成いただいております。そういったことを委託料としてお支払いしているというような状況になっております。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  それぞれの事業者の選定という方法について教えてください。委託先の選定。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  住民自治組織の支援委託料につきましては、プロポーザルによりまして選定をしております。それから、市民活動促進支援委託料につきましては、これは中間支援組織ということでの宝塚NPOセンターになっておりますので、そこに随意契約という形で委託をしているというような状況です。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  わかりました。  同じページとかほかのページも、あちらこちらにあるんですけれども、資料ナンバーだけ言いますと、資料ナンバーが22番、こちらのほうにたくさんの審議会の数が載っています。説明書の何ページということが言えないぐらいあちらこちらにあるんですけれども、この審議会の委員さんとか、それからいろんな委員さんへの報酬というものの総額って、大体どれぐらいになっているかという計算をされたことありますでしょうか。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  済みません、ちょっとその数字を計算したことがございませんので、今、お答えできない状況でございます。申しわけございません。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  たくさん委員さんの、なぜそれを聞いたかと言いますと、審議会の委員さんということで報酬のある方、それから先ほど懇話会も、私、審議会と違うんですねということを言いましたけれども、懇話会も報酬がある。報酬のある市民の方にお願いする委員さんという、そういうお仕事もたくさんあるんですけれども、中には市から頼まれて依頼を受けているけれども、報酬がない協議会等の委員さんもいらっしゃる。あるいは交通費も出ない方もいらっしゃる。交通費だけが出る方もいらっしゃる。非常にばらつきがあります。たくさん種類があって、ばらつきがあって、自分で持ち出して駐車場代を払って委員を受けて会議に出ている方もいらっしゃる。たくさんの依頼を見ていると、そのあたりにすごく不公平感を感じるんです。  それで、一体どういう仕組みでこの報酬というのが、条例で規定されているから報酬が出ているんですよというお話もあったんですけれども、先ほどの懇話会は条例規定ではなくて、気楽にお話をしていただいて意見を出していただいてというふうなお話があって、それでも報酬が出る方と、決まっていても出ない方、そのあたりの精査をどういうふうにされているのかなと思ってお聞きしたかったので、総額をどれぐらいと見ていらっしゃるんでしょうかとお尋ねをしたんですけれども、そのあたり実態として、自分で駐車場代とか払って行っていらっしゃるような方も、1円ももらわなくても毎月決まって行っていらっしゃる方もいる実態というのは把握されていますでしょうか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  ちょっとトータルでの把握というのは残念ながらできておりません。ただ、こういった特別職の報酬ということで条例でも規定を金額ではしておりまして、例えば審議会で参画いただいています知識経験者の方につきましては現在1万600円とか、あとその中でも通常代表ではなくて普通に参加いただける方が8,600円とかいうような形で、一定の金額の設定はさせてはいただいております。ただ、そこに委員さんとして入っていただきます方に、どういった構成になっているかはそれぞれ特別職の条例のほうで、どんな委員構成にするかというのは述べておりますので、そうなんですが、そこにつきましては、交通費も込みでという基本的な考え方として、この報酬を見させていただいておりますので、実際に、例えば交通機関で来られるのか、車で来て駐車場を御利用いただいているのかというのは、その委員さんの御判断にお任せしておるというような状況でございます。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  報酬を出されている規定があって報酬が出ている委員さんが、交通費をその中で出すかどうかというのは、もう個人の問題だと思いますけれども、市から依頼をして出てきていただいているけれども、交通費も報酬も出ていない、そういった協議会や実行委員会が幾つもあるという実態は把握されていますよね。恐らくされていると思うんですけれども、その方たちに対しては、どのようにお考えですか。 ○大河内 委員長  福永部長。
    ◎福永 企画経営部長  細川委員がおっしゃられている委員会、協議会というのは、ちょっと私、具体的にイメージしにくいですけれども、例えばよくあるのが、何らかのイベントとか、何らかの事業を、宝塚市と、それからその関係団体が一緒になって実行委員会としてやるイベントってたくさんございます。それは、審議会でも懇話会でもありませんので、市が委嘱をして委員になってくださいという形での組織ではなくて、それぞれみんなが集まって、それぞれがみずから事業を推進する立場で、そういった実行委員会をつくっているということになりますので、そういった、いわゆる実行委員会方式の組織というのは、私、知る限りは報酬を支払うとか、そういった形はやっていないというふうに認識しています。  以上です。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  報酬を支払うという、現実支払われていないんです。でも、その人たちがやりたくてやっているからというのではなくて、宝塚市のほうからその実行委員会に人を出してくださいという依頼があって団体が推薦をして出るケースもあります。その場合でも、報酬も交通費も出ていない、出してもらえていないというところも3つほど、私、具体的に知っているんですけれども、あるんですね。  やっぱり交通費を自分で持ち出してまで行かなきゃいけないという方と、出しているものとの公平性、随分不平等だなと思うことがあって、例えば水道モニターなんかは、確かに交通費という名目にはなっておりますけれども、1回行けば3千円というふうに出るんですよね。でも、それは条例に基づいているものではない。水道さん独自で考えて、市民さんの水道の水のモニターになっていただくために出されるんだと思うんですけれども、そのあたりが非常に、1円も出ないところと出るところがあって、非常に不平等を感じるなというところがあったんですけれども、正しく実態を把握しておられて、それでそれぞれ出すところ、出さないところの理由を明確に把握した上で決まっているという御説明をいただければ納得できるんですけれども、そのあたり、どうもまだ具体的に全体の金額も計算されたことないみたいですので、一度ちょっと調べて資料としていただけないですか。委員長、だめですか。 ○大河内 委員長  資料、今から。  細川委員。 ◆細川 委員  後でもいいです。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  今、細川委員さんが言われていることというのは、例えばボランティアの方なんかでも、かなりボランティアしてもらいながら全く交通費も出ていないと。あるいは、交通費程度は出している場合とか、各部によってそれぞれの取り扱いも統一されていない可能性もありますし、私たちもちょっとその辺では、今、言われましたとおり、審議会というものであれば決まった報酬が出ますが、あとはそれぞれ報償費というふうな形で出たりしますし、実態を、ちょっとこの期間内には全部できないかもわかりませんが、一度、市のほうでも各部の実態を全て調べて、資料として出すということにさせていただきたいなと思います。 ○大河内 委員長  細川委員。 ◆細川 委員  じゃ、それで結構です。これからますます市民さんのお力を使ってとか、協働でというところになっていくと思いますので、そのあたり、この機会にしっかり調べて見させていただければと思います。 ○大河内 委員長  この委員会中には出ないかもしれませんけど。            (「そういうことですね、結構です」の声あり)  ほかにございませんか。  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  それでは、私のほうからは4点お聞きしたいと思います。全て一括でお話ししていきたいなと思うんですけれども。  1つ目が、予算説明書の93ページ、人事管理事業の中の職員の働き方というか、働き方改革というのもある中で、職員の皆さんのメンタルヘルスであるとか、ワーク・ライフ・バランスというものの実現に向けて、この働き方というのはすごく今年度も大切なところで、さまざま工夫して行っていかなければいけないと思うんですけれども、28年度の決算のときに、その実施率、ノー残業デーについては50から60%の課があって、また振りかえができていないようなところもあるというようなことで、各課のヒアリングで定数の調整ですとか、今後実施率を上げて、残業の削減につなげるような人員配置を検討するというようなことがありました。そのヒアリングの内容がどういうことであったのかというのと、今年度どのように人員配置につなげていったのかというところを教えてください。  それが1点目で、次に105ページの政策アドバイザーのところなんですが、政策アドバイザー報酬ということで3名分の予算が計上されております。この3名の配置ですとか部門ですよね、どういったことでこの3名の方に今年度お願いするのか。またこの3名の方というのは、固定的に今後もずっとその方たちにこの部門が大切だということでお願いしていこうとされているのか。それとも毎年度、大きな、ことしはこういう課題があるから、こういう方に、そこに合った形の方に来てもらおうとこれから考えられようとしているのか、そのあたりのことを教えてください。  それと3点目が、きずなの家事業、113ページです。きずなの家事業の補助金のところなんですけれども1,407万円ということで上げられています。これが昨年度の予算で1,823万円だったかなと思います。昨年度まではこの事業に関しては、現在は7カ所あると思うんですけれども、だんだんふやしていきたいというような方向性であったと思うんですけれども、予算的に少し減ってきているというようなところがどういうことなのか。また、これ23年度から事業を行っていただいているんですけれども、事業内容というのが何年間行うのかとか、その補助が家賃の2分の1なのか全額なのかというのを、毎年いろんな変わり方をしてきていると思うんですけれども、今年度はどういった形でされようとしているのか、教えてください。  最後がDV対策について、先ほども質問がありました117ページです。  DV対策推進事業について、資料をいただいている中を見せていただくと、先ほどのDV対策推進事業の中では、これはDVの相談ということであるのが、対象が配偶者に限定されているものなのかなと思うんですけれども、DVを受けているのは配偶者だけでなく、例えば子どもであるとか、親が逆に子どもから受けるという、いろんな場合があると思うんですね。そういう場合に関して、それぞれの対象者というのが、ばらばらの相談の窓口になっているのか、どういう相談が別にあるのか、その辺を教えてください。  以上です。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  きずなの家の関係ですけれども、現在、7カ所ということにはなっておりますけれども、全事務事業の見直しの中で、この補助金につきましては見直しをするということで、新たには30年度新規で2つのきずなの家があるだろうということで、今、予算計上もしているんですけれども、新規の部分からは賃借料補助金を廃止するということと、運営費補助金を月20日までということの若干制限を加えようということと、その分、開設準備補助金ということで上限10万円という形で、立ち上げのときの支援をしていこうということで、新規の部分について若干限定をしたということもありまして、昨年度より金額のほうは総額で落ちているというような状況になっています。  それで、新規のものは、今お伝えをしたような内容なんですけれども、これまでの部分につきましては、特に変更しているものではございませんで、5年間につきましては、一定家賃補助、15万円を上限にしますけれども、家賃補助とか活動費補助をいたしまして、5年を経過して3年につきましては、その半分の補助にするという形で、これまでどおりと、特に変わったところはございません。  以上です。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  私のほうからはワーク・ライフ・バランス等の話の分でございますけれども、実はこのヒアリングのほうは、ことしに入りまして1月から定員につきまして各部局ともヒアリングを行ってきております。その結果、各部局からは100人程度の要望がございましたが、残念ながら今年度、予算も踏まえながらということで18人程度の、それでも増員を今予定しております。それを何とか残業の多いところ、人手の不足しているところ、またその施策もにらみながら人員の配置はしていきたいということで、今、作業を進めておるところでございます。  それと、29年度につきましても、同じように昨年の1月にヒアリングを行いまして、それによる定員配置を行ってまいりました。その結果、残業の多いところの部分もまだ残ってはおりますけれども、全体ベースで言いますと、今年度4月から本年1月までの間で、一般、この庁舎、それから消防も合わせまして、大体、今現在5.4%の残業の削減が行われております。  こういったことで時間数にしましても1万時間以上ということで、一定そういった適正配置に臨ませていただいたことで効果を上げさせていただけているとは思っておりますが、まだまだ十分ということはございませんので、今後も引き続き、こういった作業を通しまして、職員のワーク・ライフ・バランスの推進、それから職員のやっぱり健康、こういったものをしっかりととりながら、生き生きとした仕事ができる職場づくりを目指していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  DV相談担当課長。 ◎DV相談担当課長 DVの関係につきましてお答えさせていただきます。  配偶者以外の方からの暴力とかの相談対応につきましては、18歳以上の方でしたら、恋人からの暴力という形で、同じような対応をさせていただいております。18歳未満の恋人からの暴力とかになりますと、家庭児童相談室と連携をとりながら対応させていただいております。高齢者につきましても、子どもからの虐待とかということになりますと、高齢福祉課、それぞれの担当課と連携をとりながら対応をする形をとっております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  私のほうからは、政策アドバイザーに関する御質問にお答えいたします。  3名の報酬ということのお話ですけれども、お一人は高齢者福祉、医療と介護の連携・充実に関する分野ということで、佐瀬美惠子氏でございます。現在、関西学院大学の非常勤講師をなされております。もうお一人は、防災、危機管理に関する分野ということで、室崎益輝氏でございます。現在、県立大学院の減災復興政策研究課長等をされております。それからもう一人は、産業文化、教育に関する分野ということで平田オリザ氏でございます。現在、大阪大学のCOデザインセンター特任教授等をされておられます。  それから、今後継続するのかというお話です。この3つの分野は、決して一過性の分野ではないと認識しておりまして、現在のところは、もう少し継続してお世話になりたいなと考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  ありがとうございます。それぞれにあれなんですけれども、DVの相談体制についてなんですけれども、今おっしゃっていただいたように、対象がやっぱり18歳以上だったら恋人から、18歳未満だったら家児室のほうで、高齢者は福祉課とともにということだったんですけれども、18歳以上で恋人以外から受ける場合とかさまざまな場合があると思うんですね。そういった対応というのはどんな形でされるんですか。 ○大河内 委員長  DV相談担当課長。 ◎DV相談担当課長 恋人以外、DV相談室自身は、DV防止法に基づいて設置された施設になりますので、それに沿ってやっておるんですけれども、18歳以上の方で恋人以外ということをどういう想定……。済みません。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  例えば、先ほども申し上げましたけれども、親が大人になった子どもからDVを受けるという、例えば息子さんであったり、そういうような場合があったり、例えば子どもが、子どものころに受けたDV被害、親から受けたDV被害のせいで、私が相談を受けたのはそういう方なんですけれども、大学生19歳の男性でした。大学生になってから、やっぱりずっとそれが忘れられなくて、結局その方は大学も途中でやめられてみたいな形になったんですけれども、じゃ、そういう方はどこで相談すればいいのかというようなことをお聞きしたいんですけれども。 ○大河内 委員長  森本理事。 ◎森本 理事  市民の皆さんからの相談というのは、本当にもうさまざまございまして、いろいろなパターンもございますし、要はどこかの相談機関に本当に相談いただけたら、どの部署であっても、今、課長がお答えさせていただきましたように、さまざまな部署が即座に連携をしまして、例えば生活援護課ですとか、せいかつ応援センターも含めまして、相談担当者が寄り合って相談体制を構築していくというような仕組みで日ごろ運営しております。また、さまざまなパターンの相談がございますので、市内の相談担当者の連絡会議等も持っておりますので、そこでも情報交換しながら、このようなパターンのときにはどうしたらいいだろうというようなことも、そこで情報を出しながら意見交換して、よりよい相談体制の構築に向けて取り組んでおるところでございます。  委員おっしゃられたように、私どもといたしましては、どこかに相談してもらいたい。それを相談したいと思う方が、相談をどっかに行ってもらえるような、周知とかいうふうなことを、よりやっていかないといけないなというふうには思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  相談する側からすると、やっぱり対象がこの方だけみたいな、これだったら配偶者だったらここに行ってください、恋人からだったらこっちに行ってくださいというような中があると、それにぴったり自分が合うと思わなかったら相談できないんですよね。やっぱり自分がどこに相談したらいいんやろうと思ったときに、だから、私はこれには総合的な窓口が1つ必要なんじゃないかなと。そしたら、そこで振り分けてもらうようなことでもいいんです。  やっぱり総合的に、もうとにかくDVを受けた人は来て、本当に傷ついていらっしゃる方、ここに相談してくれという、どんな方でもまずは相談してくれというような窓口がないと、私のところにそういうふうに言ってくださった方も、結局どこにも相談できないということで、じゃ、どうしたらいいんだろうかということで相談がありました。市のほうに私から相談しましたら、県のほうの相談でこんなんがあるよというのを教えてもらってつないだんですけれども。言ってきてもらったから、それも言えたんですけれども、やっぱり総合的なものが1つ、とにかくどんな方でもここに言ってと、DVのことやったらというようなところを1つつくっておく必要があるのではないかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○大河内 委員長  森本理事。 ◎森本 理事  現時点で総合的な相談窓口をつくるかどうかということについては、今の時点ではお答えいたしかねますが、実態といたしましては、どこに御相談いただいても、うちではないというふうにはねつけるのではなく、関係する部署が頭を寄せ合って対応を検討いたしますので。  要は、本当に相談したい方がどこかに相談していただけるというふうな体制というか、周知ですとか、どこでも相談してくださいというふうなPRが、より必要ではないかというふうに思っておりますので、まずはそういうとこら辺を取り組んでいきたいと思います。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  わかりました。ただ、本当に自分が対象じゃないと思ったら、そこに言えるかといったら、なかなか言えないと、そこをわかっていただきたい。言ってもらったら、それは中でいろんな形ができると思うんですね。だから、相談、まずは一言、自分が対象じゃないけれども言うというのがすごくハードルの高いことなので、誰でも相談していいよというようなことを周知していただけたらと思います。  それから、政策アドバイザーに関してなんですけれども、今年度の3名の方というのもわかりました。高齢福祉も防災も、今後も産業文化に関しても大変重要なところですのでお願いしたいなと思うんですが、1つ、その文化芸術施設のこととか、やっぱり公民連携とか、そういうようなところも必要じゃないかというようなことも、代表質問の中でもうちの会派からもあったと思います。やっぱり今、本当に即座にそこはそういう方に来てもらって相談しながらやっていかないと、やっぱりすごく大きな問題であるので。今回はガーデンとかそういうところだけじゃなく、今後の公共施設のマネジメントに関して、本当にどんどん、今すぐ来てもらって、即座と思っているんですけれども、そのあたりはどのように考えていらっしゃいますか。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  このお3人のこの分野以外に、今お話にありました公民連携の部分とか、これから私どもがなるべく早く吸収していかないといけない知見とか、そういったものの必要をすごく日々感じております。今この3人ですけれども、今後いろんなそういった情報が入りやすいような形、これ必ずしも政策アドバイザーという方式が唯一の方式ではないと思っておりまして、どういう形で、それの必要はすごく感じておりますので、そういう情報が入ってきやすいような環境をつくっていきたいなと、そういうような認識でございます。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  はい、わかりました。よろしくお願いします。  次に、きずなの家の事業についてなんですけれども、今年度あと2つはふやしていくけれども、内容がちょっと大きく変わってくるのかなと、家賃の補助がなくなるというようなところとか、その辺はやっぱり毎年毎年どんどん変わっていった制度が、最終的にこれというような考え方でいいんでしょうか。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  今回、見直しをさせていただきましたのは、1つはやっぱりきずなの家の継続性とか自立性が必要であろうということで、補助金がなくなっても継続して、自立して実施をいただけるような形のやっぱり補助が適切ではないかということで、準備のときの最初の立ち上げのときの補助をできるだけ手厚くしようという形で、今回変えさせていただいております。基本的には、この考え方で今後もいきたいというふうには思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  そうですね。でも場所がなければ、なかなかするというのも難しいので、今までと同じようなやり方でやろうというところは、なかなか今後は難しいかなというふうに思います。ただ、今までやっているところに関しても、今、もちろん継続性とか自立性とかすごく大切なんですけれども、これまでのところは何となくその辺が曖昧であったというか、最初から5年とか3年とか期間を決めてというふうに、当局側なんかはやっていらっしゃるんですけれども、やる側としたら、それが本当にわかっていて自立しなきゃいけないんだよというのが最初から言われているかといったら、なかなかそこまで理解していなくて、自立する方法についても、そんな簡単に、今まで全額家賃出してきていたものが、あと何年かでなくなるよと言われたら、もうそこを閉めるしかないというような状況にどう考えても陥るんですね。  だから、今までやってきたところに関して、これからやるところに関してはもともとそういう条件でされるんだったら、それでもオーケーというところが始められるとは思うんですよね。今までされてきたところに関しては、その後の自立というのが本当にできるような体制にまで持っていけるのかどうかというのは、しっかり考えていただいて、もうそこで「じゃ、やめますわ」と言われて、それでいいのかという、やっぱりそれは始めたという責任もありますから、しっかりとそのあたりは考えながら進めていただきたいなと思います。これは意見にさせていただきます。  あとは職員の働き方のところでお答えいただいたんですけれども、ヒアリングでは100人ぐらい必要だと言われたけれども、実際に増員ができたのは18人であったというところで、代表質問にも出てきたところですけれども、本当に残念ではあるんですが、予算の関係もありというところで難しい選択なのかなとも思います。  ここは最後の総括でも聞きたいなと思っているんですけれども、ここ10年間の職員数の増員、減員、そのあたりとか、あと事業数がふえた、減ったというような話、その経年変化によって残業時間がどんなに変わってきたかというようなこともありますので、そのあたりのことを市のほうがどう思っていらっしゃるのかは、また聞きたいなと思っているんですけれども。  そういう中で1つ、パワーハラスメントのことが、職員の働き方というところですごく大切なキーワードかなと思うんですけれども。1つ大津市のほうで、先日40代の男性職員が上司から叱責を繰り返されて、精神安定剤を大量に服用されて亡くなられた。これは2015年に亡くなられたそうですけれども、結局その因果関係がパワハラであったということを認められて、市のほうが賠償金800万円を支払われるというようなことがニュースで出ていました。  やっぱりこういうパワハラの問題というのは、どこの企業であれ、どこにでもやっぱり存在するのではないかなと思うところなんですけれども、宝塚市の中で庁内でそういったことを確認されたという例はありますでしょうか。あるかどうかというのと、あと把握の方法ですよね、どういうふうに把握されて、あるかないか、把握をどんなふうにされているのかというところを教えていただけますか。 ○大河内 委員長  藤本行政管理室長。 ◎藤本 行政管理室長  パワーハラスメントにつきましては、基本的にはその御本人から各任命権者の人事担当の部局のほうに御相談いただくという形で把握をしてございます。ですので、御本人が御相談されない場合は、基本的には把握というのはなかなかしづらいんですけれども、ただ、周りの職員からやはり状況としてパワハラじゃないかというふうな、そういうお声もいただくこともございますので、その場合、こちらのほう、人事担当の各部局のほうで聞き取り等を行う、そういうふうになるんですが、ただ、例えば、これ学校現場でのお話だったんですけれども、やはり御本人がその方との関係の中で、人事当局のほうは動いてほしくないというふうな思いを持たれている方もいらっしゃいますので、そのあたり、かなり慎重に調査なり確認なりをするというふうにしておるところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  やっぱり本人が人事担当者に持っていける場合は、それはそれで話してもらえるのかもしれませんけれども、この大津市の方の場合は本当にずっと叱責を繰り返して、もう苦しい苦しい思いをずっと持っていらっしゃって、結局はもう最後には亡くなられてしまったという、本当につらい事例だと思うんです。ですから、そういうことが起こらないためにということで、大津市のほうでは、その後パワハラ防止研究会というのを立ち上げられて、弁護士さんなんかにいろいろ話を聞きながら、いろんな対策を立てていらっしゃるそうです。  やっぱりパワハラというのは本人にとって物すごくつらいということだけじゃなくて、職場の生産性を大きく下げると言われています。そういうことから、この弁護士の方からは、管理職と現場の職員ではパワハラの認識というのが驚くほど異なっているということがあると。まずは、職場内でパワハラがどういうことであるのかという認識を統一することが重要だというふうにも言われています。  ですから、ぜひ宝塚市の中でも、こういった事例がもちろん起こってはいけないことなんですけれども、もう少し把握することに、どうやったらきちんと把握できるかというのを努められて、その後の対応ですよね、そのあたりのこともきちんと、その後の対応策とかがきちんとなっていなければ、やっぱり人事に自分から相談ってなかなかしにくい。その後どうなるんだろう、言ったら自分がどうなるんだろうということになりますから、きちんとそのあたりも皆さんで統一した見解を持たれた上で、みんなにきちっと周知などしながら研修とかしていっていただきたいなと思いますが、どうでしょうか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  なかなか把握が、先ほど室長申しましたように難しいところではございますけれども、内部でも通報制度を設けましたりとか、いろんなそういった、本人がお話しできなくても情報が入るような仕組みもございます。それから、当然、人事当局も終始いろんな情報収集には回っておりますので、そういった形での収集。それから、研修につきましても、職員がやはり同じレベルでの理解というのは当然必要ですので、その研修につきましては、当然、今後も続けていきたいと思っております。そういった形をしながら、やはりパワハラと申しましても、上からのパワハラ、下からのパワハラ、いろんなパワハラがございますので、そのあたりをしっかりとやっぱり共通認識できるようにするように、事例も交えながら職員に周知をいたしまして、こういったことができるだけ発生しないように、またそういった現在の状況についても把握に努めながら、このパワハラの防止に努めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  浅谷委員。 ◆浅谷 委員  はい、わかりました。やっぱり職員が生き生きと働けるというのは、もちろん人員のこともだし、そういったパワハラやらいろんなこと、職場環境というのを整えていくということが大切なことだと思います。仕事の質が上がったら、職員さん一人一人がもちろん働きやすいだけじゃなくて、結局、市民にとって物すごく利益のあることだというふうに思っておりますので、ぜひそのあたりきちっと職場環境を整えていっていただきたいと思います。  以上です。 ○大河内 委員長  休憩せずにもう少しこのままいってよろしいですか。  では、井上委員。 ◆井上 委員  障害者差別解消法にあわせて質問していきます。  91ページ、人件費という話になるかどうかはちょっとわからないんですけれども、1つ目は欠格条項の見通し、国がしたらという話やったけれども、なかなか方向性出ていないけれども、宝塚市はどうするつもりですかということが1つと。  93ページ、総合窓口化推進事業でいいかどうかよくわからないけれども、明石市さんが障がい者を含めて誰もが暮らしやすいまちづくりを進める「共生社会ホストタウン」、関西で唯一明石市が登録されたということなんですけれども、その内容は何かというと、総合案内所に、これ一部の障がいですから全部じゃないですよ、総合案内所に合理的配慮を求める方に、筆談対応や介助、担当部署までの同行が必要な方はお気軽に声をかけてくださいという形で、新聞記事なんですけれども、いろんなマークがついているというふうな形で書いておられます。宝塚市の総合窓口やら案内所、こんなんありましたっけというのが1つで、なければちょっと考えなあかんのちゃうかと。要は、差別解消法は障害福祉だけでやるわけじゃなくて、各部門がそれなりに自分たちで考えなきゃいけないということだと思いますので、総務部としての取り組みはどうなんだという話です。  97ページ、法律相談についてですけれども、市に対する合理的配慮を求める方への相談があった場合、あったかなかったか御回答いただきたいのと、その場合の連携体制ってどうとっておりますか。要は、その方が何を求めているのかということをどうつないでいっているのかという話。  あとパブリックコメントですが、これ、求め方というのはペーパー、見るものだけですか。音声対応、その他、いわゆる障がいに合わせた提供というのはされていますか、教えてください。  研修事業ですけれども、人材の育成、要は専門性、今、国は国連の国際条約を批准しました。法改正を行っています、どんどん。世界レベルに追いつかなあかんということで法改正をやってきています。必要とされる分も、やはり専門性がなければ、何を言っているかわかれへんという状態では困りますんで、そういうような人材の育成、スキルアップについてどう対応されているのか、総務部としての研修というのがあるのかなと。  それから99ページ、情報ネットワーク管理、これ庁内用であって、障がい種別別の対応とかいうのはここで考えているのか考えてへんのかわかれへんけれども、その辺答えてください。  107ページ、資料ナンバー9-1、総合計画、今期末の障害福祉計画の中で、何遍も言うてるんでごめんなさい、障がい者地域生活支援拠点について、今年度末達成できなかった。これはやらなくてもやってもいい事業なのかというと、法で定められた事業である以上、総合計画に入ってくるべきだと私は思っていたんですけれども入ってなかった。こういう施策について総合計画、どうやって入れていくんですか。やらなきゃいけない事業です。載せなくてもいいのという。  あとは、アンケート、各種団体と書いてありますけれども、以前、これ確認です。当事者団体、親の団体というのは個別に聞いてはったんかな。  それから、107ページ、資料12、シティプロモーション、この間見たけれどもちょっと覚えていないんですが、あれ字幕入っていましたっけ、手話入っていましたっけ、お答えください。
    ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  まず、93ページの総合窓口化ということなんですけれども、明石市の事例なんかも今御紹介いただきましたけれども、ここでいいます総合窓口化といいますのは、以前、市民課でやっておりましたものを窓口サービス課ということで、転入・転出に伴いますワンストップサービスという形の総合窓口化ということでの事業ということになっておりますので、そこで問い合わせとか聞かれましたら、関係部署のほうには案内しますけれども、議員がおっしゃるような総合窓口とは若干違うというふうに思っております。  それから、97ページのほうの法律相談ということになりますけれども、これはあくまでも兵庫県のほうから来ていただいております弁護士さんに相談をするということになりますから、その内容を我々が把握するというような状況で実施をしているものではありません。  それから、パブリックコメントの関係なんですけれども、音声はどうなのかということになりますけれども、意見の提出方法につきましては、あくまでも担当課への持参、郵送、ファクシミリ、電子メールということで、口頭等では受け付けておらないということで、音声でも今現在は受け付けておらないというような状況になっております。  私のほうからは以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  その辺でとめて、わからんようになってくるから。  まず、ワンストップ化という以上は連携とらなきゃいけないんです。そしたら、総合窓口である以上、つないでいくというのは、やはり、言われなきゃしないというのはこれ合理的配慮にならないですよね。言ってもらえるようにしなきゃいけない。要は明石市さんのように、こういう表示していますよとか音声でとかいう話をやらなきゃいけないんじゃないですかという話です。  弁護士さんへの個人的な相談という形のことを言われましたよね。確かにそれはそうだと思います。ただ、つないでいくということもやらなきゃいけないです。そのまま御自身で努力してくださいと言われても、それができる人、できない人、やはり障がいを持っていた場合なんかだったら、知的障がいであっても、さっきのDVであるとか性的虐待であるとかいうのも含めて、どう判断していいかわからないと。助言を受けたにしてもわからないという場合もあります。だから、それをどうするんですかという話なんです。  著作権の判断でも、障がい別については、その著作権の部分から外れてくる部分が出てきています。いわゆる既存の考え方で物事を進めていては前に進まないんで、今、規制も緩和されてきている中で、改めて物事を考え直さなきゃいけないというふうに私は捉えているんですけれども、いかがですか。 ○大河内 委員長  中西市民交流部長。 ◎中西 市民交流部長  総合窓口化はあくまでも、先ほど御答弁させていただきましたように、異動等に伴うものをそれぞれの窓口に行くのではなくて、その窓口でワンストップで用件が全て済むよというふうなことで実施しているものでありまして、明石市さんの事例、先ほど言われましたけれども、どういった内容かは私ちょっと把握できていないですけれども、福祉に重点を置いているのであれば、やはり福祉の部門での総合窓口というのが必要になってくるのではないかなというふうには思っております。  それから法律相談は、あくまでも法律、弁護士さんとのお話という、御相談ということになりますので、我々がそのことについて、どういった内容かとか関知することはできませんけれども、その中でどういったことでということでありましたら、我々のほうも必要な窓口のほうには案内はできるのかなというふうには思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  俺の聞き方が悪いのかもわかりませんけれども、ワンストップ、総合窓口化、これ事業で中西部長お答えになっているんですけれども、差別解消法において自治体がやるべき合理的配慮というのは、これ義務なんですね。法律上義務とされているものなんです。だから、ここで何すればとかいう話ではないんです。トータルで考えなきゃいけないと私は思います。  それと、先ほど、まあちょっと考えといてください。だから法律の専門の人をやはり雇用すべきだと私は思っているんです。迅速な対応、判断というのは、合理的判断を求められるんであれば、やはり雇用すべきではないかと思います。  じゃ、続きをどうぞ。 ○大河内 委員長  津田政策室長。 ◎津田 政策室長  私のほうからは、総合計画の関係での御質問なんですけれども、今回の予算計上させていただいています総合計画につきましては、33年度から発効する計画の策定ということで、ちょっとまだ現状何も中身等は決まっておりません。その中に具体的な事業を落とし込むとか、施策を落とし込むとかというようなところの部分も、今後検討していきたいと思っております。策定に関しましては、個別計画、当然見てまいりますので、現状ある個別計画なんかも参考にしながら、場合によってはそこから抽出をしたりとかしながらというような形になるとは思います。そこのところは今後という形での現在での御答弁になります。  一方、アンケートにつきましては、先ほどちょっと漏れていたかもしれませんけれども、先ほど6千人で無作為に抽出以外に、各種団体の方々に対してもアンケートを実施して、幅広く御意見をいただこうと思っております。  あとシティプロモーションに関しましては、前回のビデオに関しては、字幕、手話等は入っておりません。  以上です。 ○大河内 委員長  中村政策推進課長。 ◎中村 政策推進課長  済みません。先ほどのシティプロモーションの動画に関しましては、字幕については、ほとんど歌が占めますので、その歌詞については全て字幕が出てございます。ただ、手話はありません。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  手話を足すとなったら、どうなるんですかね。またお金要るんかな。追加で足さなあかん。無理か。とりあえず、それできるのか、でけへんのか。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  このたびの動画につきましては、もう全て完成という形になっておりますので、ちょっと今から手話を入れるというのは非常に厳しい状況でございます。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  それまずいでしょう。それは問題ありますよと、私は思います。市がやる仕事ですからね。  これで全部終わったんかな。 ○大河内 委員長  藤重情報システム担当次長。 ◎藤重 情報システム担当次長  情報ネットワークシステム管理事業で、障がい者の方の対応ができているのかという御質問で、情報ネットワークシステム管理事業、これ職員が使うコンピューターに関しての事業になっております。今までのケースで言いますと、ちょっと目が少し不自由な職員の方に関しましては大型のディスプレーを配置させていただく。あるいは委員も御存じだと思いますが、車椅子の方に関しましては、当時は昇降台のついた机を配置させていただくような、そういう対応を基本的にさせていただいています。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  欠格条項の見通しはどうなりますか。 ○大河内 委員長  藤本行政管理室長。 ◎藤本 行政管理室長  以前から欠格条項の件については御指摘等いただいておるところですけれども、この点については、引き続き国あるいは法改正の動向を、ほかの法律関係も含めて引き続き見ていきたいというふうに現時点でも考えております。  それと、研修の実施状況につきましては、平成28年度に障害者差別解消に関する職員対応要領説明会、そういうのを開催した以降、障がいへの理解等々の研修、人数の制限はありますけれども、重ねていっておるところですので、この点につきましても引き続き研修に努め、理解を広げていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  要は、国のほうの合理的配慮とかガイドラインとかありますけれども、各部門でその研修やっているんですか。トータルでやはり、人事でやらなきゃいけないんじゃないかなと思うんです。先ほども病院の分で言ったけれども、窓口もどこにあるかわからない、去年言ったことは何もしてくれていない。改めて言われてる、何遍も続くと、これやはり問題になってくるとなりますから。  そういう研修をやっていただかないと、ガイドラインちゃんとやっていますか。条例つくったのに、あと何にもしていないんじゃないかと言われないようにしないといけない。もう忘れていませんかというのが、このごろよく言われるんですよ。全国の中でも先を切って地方自治体としてやっていく、つくったんだから、議会から言われたかどうか別にしても。やはりつくって終わりでは人権尊重宣言している市として十分ですか。法的義務を果たしてくださいよと私は申し上げたい。これは、私が勝手に言いたいことを言っているわけじゃなくて、規定されたことですから守っていただきたい。やっていない市もたくさん周りにありますけれども、それはちょっと違うでしょう。  それから、人事管理事業、言い忘れていたかな、93ページなんですけれども、さっきメンタルヘルス云々かんぬんと言われましたけれども、やはり仕事がきつくて倒れる方、障がいになられた方もおられます。カムバックしてこられている方もおられます。そういう方々が本当にきちっと仕事をしていて、精神的な負担をこれ以上かけないようにするためにはどうするかというマニュアルはあるんですか。 ○大河内 委員長  藤本室長。 ◎藤本 行政管理室長  メンタルでお休みされたときに、復職に向けて主治医と、あるいはこちらの産業医と御相談いただきながら、どういう形で、まず職場復帰に向けて体制を整えるかというとこら辺からスタートしておりますけれども、お試し出勤という形で、当初、午前勤務、それから午後3時、それからフルタイム、そういう形でまず体をならしていって、正式復帰した後も、復帰時点で産業医面接の中で、これは所属長も入っていただくんですけれども、業務の量の調整でありますとか、あるいは、例えば窓口に近い席ではなくて、少し遠いところに配慮をお願いするとか、そういう細かい指示も出ることもございますので、職員個々の状況に応じて、できる限りの対応をしておるというところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  今、宝塚市の中でも仕事の大変なところの人ほど残業が多かったりという話は出ています。そういう中で、ストレスで倒れることもあります。結果的に復帰できた場合、それでもやっぱり何らかの問題がある場合は、人的配慮というか、いわゆる補助員みたいな形でアルバイトの方をつけていただく、業務のお世話をしてもらう形も考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  まずは職場のほうでの各その同じ職場で働く者が、かなり職場の中でも配慮をしながら、その職員を支える動きをしております。ただ、それだけではどうしても足らないというような場合につきましては、委員おっしゃられましたような方法も今後検討は必要だろうというふうには思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  井上委員。 ◆井上 委員  ありがとうございます。 ○大河内 委員長  お昼が近づいてきているんですけれども、短く終わられる方がおられたら。         (「休憩して45分から再開されたらどうですか」の声あり)  12時45分からですね。  じゃ、今から休憩をとりまして、12時45分に再開したいと思います。                 休憩 午前11時43分               ──────────────                 再開 午後 0時45分 ○大河内 委員長  それでは、引き続き総務費の審査をいたします。  質疑はありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  4点ほど確認をしたいと思っています。  まず、93ページの人事管理事業についてなんですけれども、午前中にもいろいろ質疑があったと思いますけれども、この中でメンタルのある方の対応ですね。面談、定期的にされているのか、状況を見ながらの面談だと思うんですけれども、その辺の時期的な対応がもしあれば、その辺も答弁をお願いしたいと思います。  それと、次に107ページ、資料でいえばナンバー10なんですけれども、新庁舎・ひろば整備事業についてなんですけれども、午前中の質疑の中では消費税増税による工事費が約4千万ぐらいふえるといった答弁がありました。私は、この全体のデメリットについて、かなりのやっぱりデメリットがあるなと。先日の産建の中でもいろんな意見が出たと思うんですけれども、なぜこれを延期してしまうのか。それと、やはり市民の皆さんが来られる水道局でもありますし、もちろん職員さんの命も本当に重要だと思っているんですけれども、この辺の、もう一度考え方。それと、一時は仮設を考えていくようなこともあったと思うんですけれども、やはり仮設のことを考えてみますと、仮設費用がかなりかかってくる。まだその辺も試算出されていないと思いますけれども、このデメリットと仮設の考え方について、もう一度当局から答弁をお願いしたいと思います。  それと、111ページのバス路線の実証なんですけれども、これはやっといろいろ地元の地域の方々やバス会社の方々と一緒になって協議をされてきた結果、今後どのようにしていくか、またバスの図り方、それを一度研究してみるということでこのような予算をとられて、来年度に一応実験的な路線を考えていかれると思うんですけれども、その辺もう少し詳しくお聞かせください。  それと、最後に137ページの選挙全般なんですけれども、137ページでいえば選挙管理費になっちゃうんですけれども、全体的な選挙の考え方として、来年は県会や地方選挙があります。参議院選挙も行われます。そういった中で、選挙ポスターです。あれが枚数が減ってきたということと、やはり見にくいところに設置、あえて見にくいように設置をしているのか、設置基準などをちょっと教えていただけないでしょうか。それと、本会議の中でも何人かの議員さんがおっしゃっていましたけれども、ショッピングにおいての投票ですね、猪名川町であれば大型ショッピングセンターの中で投票所を設けてやっておられますし、やってはる方にちょっとお聞きすると、買い物来たついでに投票ができて楽ですよ言うて、ようこんなんしてくれはったわということで、かなり有権者の方は喜んでおられましたので、ぜひこの宝塚においてもショッピングの中で設置ができないか。今年度に考えていただいて、来年の選挙にやっぱり間に合うような状態で考えていただければいいかなと思いますけれども、その辺の考え方をお聞かせください。  以上です。 ○大河内 委員長  藤本室長。 ◎藤本 行政管理室長  私のほうからは93ページの人事管理事業の中の職員のメンタル対応の面談の件で御答弁させていただきます。  まず、在職、休まずに現に勤務しておる職員の対応としましては、この本庁舎の中に健康相談室を設けてございます。そこに保健師常駐しておりますので、保健師への相談は随時可能としておりますことと、月4回、精神科医の面談の日程も設けておりますので、職員からの申し出、あるいは保健師が状況を見た上で、その精神保健医との面談の日程を組むというふうな段取りをしてございます。万が一、休職ということで長期療養に入られました場合は主治医にかかられますので、こちら側と面談というのはちょっと機会が少なくなるんですけれども、定期的に月1回、療養の状況の報告をもらうということになってございますので、その中で療養の状況の確認を行っておるというところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  金岡建設室長。 ◎金岡 建設室長  私のほうからは北部地域バス路線の実証実験について御報告させていただきます。  西谷公共交通対策会議を平成27年度から地元の皆様と開催してまいりました。特に、その中で緊急に対応すべき課題として、朝の通学時間帯に合わせた便が26年度のダイヤ改正でなくなったということから、この便の復活と、そしてこの便がもし乗車人数が多ければ再開してほしいというようなお声をいただきまして、今回朝の時間帯2往復、計4便の武田尾駅までの、武田尾、そして西谷小学校前の往復を復活さそうということで、試走実験を4月2日から7月6日を目途として準備を行っているところです。  以上です。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  私のほうからは新庁舎・ひろば整備事業に関する御質問でございます。  改めまして、これなぜ延期かという部分なんですけれども、30、31年度、この2カ年、大型工事の事業が集中するということで、文化芸術施設のほうを今おくらすことの財政的ダメージが非常に大き過ぎるということで、苦渋の決断ではありましたけれども、この新庁舎のほうを3年延伸するということを、方針を御説明させていただいているところでございます。  また、市長も先般の本会議で答弁させていただきましたけれども、やはりおくらすにしても、職員の命をやっぱり、市民の命を守っていかないといけないということで、一時移転の検討ということで答弁させていただいています。また、たぶち委員懸念されているとおり、今まさに上下水道局と検討を始めているところなんですが、その結果、仮設でやる費用が大変大きなものになってしまうということになってしまいますと、何のための平準化かわからなくなってきて、総額が大きくなってしまうということですけれども、平準化の効果も軽減される、それはそれで大きな問題やと認識しています。  したがいまして、一時移転あるいはその他の方法も含めて、費用のことも総合的に考えて、一番最善の方法を早急に上下水道局と検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  塩崎選挙管理委員会事務局長。 ◎塩崎 選挙管理委員会事務局長  塩崎でございます。  先ほどの選挙に関しての御質問でございますが、ポスター掲示場につきましては、選挙人の人数及び面積等によりまして基準が定まっておりまして、宝塚市の基準どおりの数を毎回確保しております。直近の衆議院選でいいますと446カ所、市内に設置しております。  それと、先般、たぶち委員を初め皆様から御意見いただきましたショッピングセンターなどへの投票所なり期日前投票所なりの検討でございますが、先頃も選挙管理委員会内でもいろいろ課題について協議いたしまして、今年度といいますか30年度につきまして検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  資料ナンバー10の新庁舎・ひろば整備についてなんですけれども、デメリットがかなり出されていまして、これを出すに当たって当局もいろんな考え方があると思うんですけれども、そのことをちょっと最初聞きたかったんですけれども。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  大変申しわけございませんでした。  デメリットということで大きく3点書かせていただいております。とりわけ、今お話ありました経済的なデメリットということで、1つは(2)に書いていますように、おくらすことによって現在国庫補助事業として採択いただいているエリアをおくらす部分がどうしても生じてまいります。その国費相当額が7千万と記憶しております。もちろん、これおくらすにしても、今度新規事業採択に向け、この7千万の新たな獲得に向け努力していくことになりますけれども、仮にその採択が難しければ、この7千万というのは国費を充当できないということで、これは経済的なデメリットになります。  それから、もう一つ、先ほど、午前中に消費税の話がありました。先ほど4千万というような金額を述べさせてもらいました。端的に言いましたらその分が工事費がふえるということなんですが、厳密に言いますと、実際にはそれは設計額ベースのお話で、実際にはその設計額に対して予定価格があり、請負契約額というものが確定いたしますので、4千万がそのままふえるかどうかということは定かではありませんけれども、少なくとも消費税による増額傾向にはあるというふうに思っています。これは、御指摘のように少なくない影響やと思っておりますが、このたびは両方の事業を比較いたしまして、今回やむなく新庁舎のほうを延伸の対象としたということでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  たぶち委員。
    ◆たぶち 委員  この新庁舎なんですけれども、先ほども7千万円の費用も出ていますし、その報告もあったんですけれども、いっても市民にやっぱり大きな影響を与えるということは1番に書いてあるじゃないですか。お金よりも私は市民に対してどのような影響が出てくるかということのほうが大事やし、ましてや職員さんがやっぱりおられる施設でもありますし、市民の方が訪れる施設でもあると。代表質問の中でもありました、何よりもやっぱり市長が命が大切やと、水は命に結びつきます。本当に大切な水です。それをとまらせたりおくれさせたりすることが本当にいいのか。これは誰が言ってもよくわかることだと思うんです。なぜこれをおくらせてしまうのか。  建物に関していろんな方法もあると思うんです。全部が全部つくらなくても、とりあえずはという考え方もありますし、今からその設計を考えていっても来年にはできるのではないかと。3年もおくらすこともないし、全体的な財政、何らと言いながらもやはり市民の命が大切だと思います。  こういった中で、おくらせてきて、水道局の上下水道の事業も財政的には困難になってくる中で、使用料について、それを市民に負担を押しつけるということはとんでもないことだと思います。その辺では、このおくらすということを考え直すことはできないんですか。副市長、いかがですか。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  先ほど答弁、部長がしていますとおりですけれども、もともとこれ最初に説明させてもらったのは、市議会でいいますと行財政改革特別委員会のときに、財源不足への対応について、一定の考え方ということで方針を示させていただいたのが最初なんですけれども、30年度の予算を組むに当たって、28年2月に作成した行財政運営に関する重点取組項目の取組期間の最終年度であるということで、その財源不足解消に向けて、行財政アクションプランであるとか、あるいは全ての事務事業を見直すことを行いましたと。そして、大型事業の一つである新庁舎・ひろば整備事業については、事業は継続いたしますけれども、新庁舎の建物の部分について3年間工事をおくらせて、進度調整して事業費の平準化を図って、ほかの大型事業と重複しないようにしたいということをそのときに説明させてもらったわけです。  そして、今回の本会議において、質問の中で職員の命と、市民の命と、このことの大切さはどうなんだというふうな質問もいただきました。そのときに、市長のほうからは、仮の事務所を探してでも対応するというふうに答弁をしたわけです。そして、その後すぐに、我々、市長も含めて、水道局の管理者ともお話をしたところ、水道局から単なる事務所だけではもうとてもでないがこれは対応できないと。駐車場あるいは風呂、いろんな施設が要るということを改めて、そのときの移るということについての考え方を示されました。これはとても、我々が事務所だけで済むと思っていたものが、そうではないなということは認識を新たにしたところでございます。  その後、再度、この前の産業建設常任委員会で、委員の皆さんから多くのこの件に関しての御指摘、御意見をいただきました。そして、その中心はやはり命の大切さです。そのことと、今たぶち委員が言われた費用の問題、場所の問題。それから、一方で水道局の企業庁舎だけ先行することはできないのかというふうな御意見もいただきました。  そういったことを踏まえて、今の御意見も含めてですけれども、再度、中では、改めてこういう御意見をいただいた中で検討を進めていこうというふうに考えているところです。基本は、今言われているような点をもとに考えて検討していきたい、こういうことでございます。  現時点では以上でございます。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  すぐにはああします、こうしますというのは出ないと思うんですけれども、この資料でいただいているような、1、2、3、含めて考えていっていただくことと、産業でいただいた資料の中でも、先ほど言われていたように、駐車場の問題とかいろんな課題が残っている中で、おくらせることなく新庁舎の整備事業については、やっぱり一日でも早く進めていってほしいなということをお願いしておきます。  それと、バスの件についてなんですけれども、この資料の中では今室長のほうから答弁いただいた内容なんですけれども、今回は予算としては実証ということで出てきているんですけれども、その実証も含めて、西谷、バス停まで行けない方もたくさんおられますし、高齢化が進んでいる中でもう運転免許証を返納された方もたくさんおられまして、自分で外出する手段がなかなか困難になってきているのが実態でありまして、やっぱりそういうことも、この実証も含めながら、今までずっと私も言ってきていますけれども、中で円滑に移動できるような手段も同時に考えていっていただきたいんですけれども、こういった中で、検討委員会の中ではそういうお話も出ていないのでしょうか。 ○大河内 委員長  尾崎都市安全部長。 ◎尾崎 都市安全部長  たぶち委員の御質問にお答えいたします。  協議会におきましては、委員がおっしゃいますように、西谷の公共交通といたしましては、採算性の問題とニーズが合致しないという2つの問題が指摘されています。まさにバス停までおうちから移動できない、そういう方もいらっしゃるということで、そういう対策をきっちり練っていこうというのがもともとのこの協議会での検討事項でございました。その中で、まず、とりあえずというお話になってくるんですけれども、今注目いたしましたのが、平成26年に朝の便が2便減便になったということを捉まえまして、通学者の足確保、ここからきっちり入っていって、その大きな課題についても順次検討していくと、このような方向で今考えているところでございます。  それと、先ほど室長のほうから御答弁させていただきましたこの試走につきましては、朝の便、4往復ではなく2往復から試させていただくということで御答弁させていただきます。  以上です。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  これで武田尾までの実証実験が行われるんですけれども、今こことは、JR武田尾駅まで行けば本当に、時間帯でいけば本当にいいことなんですけれども、JR武田尾駅のバリアフリーの状況は今どのような状況になっているんですか。それだけちょっとお答え願えますか。 ○大河内 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  この西谷のバスの便の充実においては、武田尾駅のバリアフリー化というのは一体のものというふうに考えております。JRとの協議につきましては、現在この西谷地域の新たなまちづくりという観点の中で、公共交通の充実であったり、結節点となります武田尾駅のバリアフリー化であったり、これを含めた形での協議を継続していこうとしているところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ぜひ進めていっていただきたいと思います。  それと、資料14のランランバスの資料も出していただいているんですけれども、かなり地域の方が努力されて、1日当たり、ことしに入れば203人という状況になっているんですけれども、ちょっとお聞きしたいんですけれども、これから西谷地域もだし、宝塚市全体においてもこういうようなバスというのは必要になってくると思いますし、地域の方と一緒に進めていって多くの方が乗っていただくというのも、地域の方がバスのことを頭に入れていただいて利用していくというような取り組みだと思うんですけれども、この200人というのは1日平均でいえば最低何人が必要になってくるのか、このランランバスにおいては。 ○大河内 委員長  中村道路政策課長。 ◎中村 道路政策課長  ランランバスにつきましては、ただいまのところ、運行当初は200人に満たないようなところでしたけれども、地域の方の努力によりまして、月1回のお話し合いとか乗車促進というような観点からいろいろな活動をされているというところで、今現在は200人を少し上回るような形で推移しているところです。ただし、この中で乗車による運賃収入でもって採算をとろうとすると500人ぐらいが必要やということです。  ただ、今の形態というところら辺で、その500人というのはなかなか厳しかろうというのが、この今までの実績から見えてきた課題というところら辺で、実は4月から少し運行系統を見直したりとかバス停の新設を行ったりとか、そういった工夫の中で500人というラインを少し下げてくるというんですか、そういったことができないかということで今取り組んでおりまして、今運輸局の申請等を事業者がやっておりまして、この4月から少しそういったところで運行の方法等を改めていくというようなことを取り組んでいるところです。  以上です。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  全国的にも、ふれあいバスを初め、いろんな地域の名前をつけながらそういうようなバスの取り組みをされていますし、ましてや地域の方が主体となって取り組んでいくということは本当に大事なことですから、市内においてもこのような取り組みを進めていってほしいし、西谷の地域においてももっともっと住民の方が、たくさんの方が参加していただいて、住民型中心の運行のあり方をもっと進めていっていただければいいのかなと思います。  それと、もう一つは、メンタルの人事管理事業についてなんですけれども、先ほどの答弁では主治医が定期的に月1回面談をしながらという答弁だったと思うんですけれども、なかなか行きたくても行けないという、すごく気にされている方もおられるんです。ある程度、一定ちょっと精神的にしんどい方、メンタルのある方なんかは、気にしているんやけれどもなかなかそちらに行けないという場合に、行かな、次、仕事どうなるかわからへんとすごく不安な状態の方が何人か私もちょっとお話を聞いたことがあるんですけれども、そういった場合に、この日に絶対来なあかんでとか、主治医から送ってくれたらええねんと簡単に思うけれども、実際はそれがなかなか行けないという方などの対応などはどうされているんですか。この日でないとあかんとか、もうこの文章を送ってくださいとかいうのがしんどくなって、なかなか準備ができないという方に対しての対応はどうされていますか。 ○大河内 委員長  藤本室長。 ◎藤本 行政管理室長  まず、面談の日程につきましては、こちらからこの日という指定ではなく、御本人との調整の上で日程を組ませていただいていますので、よほど御本人の御都合が悪くならない限りは、面談の日時についてはかなり融通をきかせた運用とさせていただいております。  それと、文章とかというところら辺については、確かに出しにくいというふうなお話あろうかと思いますので、そのあたりはこちらからのアプローチで、とりにお伺いするのもなかなか難しいかもしれませんけれども、いろんな方法を検討した上で遂行したいというふうに考えます。  以上です。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  復帰をしたくて一生懸命頑張っておられて、治療にも専念されておられる方もいてはるんですけれども、そういった中で、市はそのように思ってはると思うんやけれども、そのメンタルの方なんかは、休んでおられる方なんかは、何かちょっとほぼ強制的にせなあかん、せなあかんと、すごく自分を追い込んで、次、仕事行けるやろか、次、仕事復帰できるやろかという物すごい不安でおられるんです。やっぱりそういった中では、もう少し余裕のある対応の仕方とか、寄り添った対応をしていってあげて、復帰できるような状態に持っていってあげたいなと思いますので、ぜひその辺は本人との調節もしながら、ゆっくり対応していただければいいのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、選挙の件については、ショッピング投票を検討していくということなので、ぜひお願いしたいということと、看板は、なかなかやっぱり、実際ポスターを張りながらやっているんですけれども、こんなところ人通れへんのにこんなところに看板あるわとか、高いところにあって張りにくかったり、危険を伴うようなところもあるんです。だから、そういった中では、看板の設置のあり方というのは管理委員会のほうで場所を決めて進めておられるのか、それとも地元の自治会や地域の方なんかとこの辺というので進めておられるのか、どのように設置されているのか、ちょっとお聞かせください。 ○大河内 委員長  塩崎局長。 ◎塩崎 選挙管理委員会事務局長  看板の設置でございますが、基本的に大体1つの投票区内に幾つかというふうに決めまして、設置する際にはみんなが見ていただきやすい場所を選定するんですけれども、なかなか道路のすぐ近くでできにくかったり、例えば今まで設置していた場所に家が建ってしまって、家の方からちょっとよけてくださいと言われたり、細かな修正を繰り返しながら、市のほうでも業者を使った調査をしておりますけれども、選挙管理委員会事務局のほうで場所を考えて設置はしていっております。また、時折、住民の方から御要望があるときなども、できる限りは沿いたいと思っているんですけれども、割と設置しやすい場所というのは限られてきまして、公共的施設ですとか道路脇とかになってきますので、また危険な場所がありましたら、この30年度、特に選挙、今のところ予定ございませんので、そういったことを見直していきたいと思います。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ぜひ、投票率を上げていくためにも、見やすい場所等お願いをしたいと思います。  以上です、私のほうからは。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  まず予算書のほうで103ページの公益施設、仁川と売布で指定管理になる分の委員さん7名を大体どういう構成で考えられているのか教えてください。  それと、107ページの総合計画、第6次ですけれども、国からの指針でも別に総合計画つくらなくてもいいという話もあった中で、それと、今まで言われてきたのが、大体5年、10年スパンで総合計画つくりますけれども、市長が途中で、4年任期でかわったり、そういうこともあるんで、総合計画自身の期間を考え直したほうがいいんじゃないかという話も一定あったと思うんですけれども、そこら辺どう考えられているのか教えてください。  それと、同じく107ページの公共施設マネジメント推進事業での14万5千円の内容を教えてください。  それと、同じページで北部振興企画事業74万4千円の内容を教えてください。  それと、119、121、手塚治虫記念館のリニューアル関係あると思うんですけれども、資料ナンバー20つけてもらっていますけれども、これもこの前の観光商工の朝食会のときに言われていた話もあったんですけれども、英語表記とか外国語表記、これからインバウンドとか海外から来てもらわないといけないというときに、手塚治虫記念館の中の英語表記が少ないんじゃないかという、実際、説明文では英語の表記がないというのも聞いているんで、そこら辺どう考えているのかを教えてください。  それと、131ページの市税収納関係ですけれども、市税収納率が何年か前、悪いんですということをお聞きしたんですけれども、現状どうなっているのか。阪神間で比較して市税収納率が上がっているのかどうかをちょっと教えてください。  あと、113ページでちょっと行き来しますけれども、コミュニティ活動支援事業、自治会の活動支援事業で、ちょっと忘れたんですけれども、老人会の活動助成金は何かカットするというふうなことを聞いていたんですけれども、自治会とかコミュニティの補助金は減額になるのかどうか教えてください。  とりあえず以上お願いします。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  コミュニティ活動の関係で、自治会とかまちづくり協議会の補助金につきましては、特に例年と変更しているところはございません。  以上です。 ○大河内 委員長  萩原市街地整備課長。 ◎萩原 市街地整備課長  私のほうからは、公益施設選定委員の内訳について答弁させていただきます。  委員につきましては、今7人を考えておりまして、知識経験者の方3人、それから公募委員さんお一人、それから残り3人なんですけれども、やはり効率的な運営とかいろいろありますので、そういったことを考えて公認会計士の方とかいうことをちょっと視野に入れながら残り3人考えております。以上7人の構成になります。  以上です。 ○大河内 委員長  吉田公共施設整備担当次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  私のほうから、107ページ、公共施設マネジメント推進事業14万5千円の内訳について御説明いたします。  こちらのほうは、旅費と消耗品費になっておりまして、旅費につきましては、毎年東京のほうでFM、いわゆるファシリティマネジメントの連絡会議という大きな会議がございます。こちらのほうに出席する費用。それから、毎月、近隣他都市との情報交換等する会もございますので、情報収集するために必要となる旅費です。それと、あと消耗品費ということで、合計14万5千円ということになっております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  簗田北部地域調整担当次長。 ◎簗田 北部地域調整担当次長  私からは、107ページの北部振興企画事業の委託金について説明させていただきます。  主なところで、北摂里山博物館運営協議会の負担金45万円です。そのほかは、北部振興企画課の事務経費としまして、旅費、需用費、役務費、こういったところで総額で74万4千円となっております。  以上です。 ○大河内 委員長  湯川課長。 ◎湯川 政策推進担当課長  私のほうからは、第6次総合計画に関して御答弁させていただきます。  まず、総合計画につきましては、まちづくり基本条例におきまして総合的かつ計画的な市政の運営を図るため総合計画を策定するものと定めておりますけれども、中長期的な視点で宝塚の未来をどのように描くのか、それを市民の参画のもとで考えていく必要があるというふうに考えております。それから……、失礼しました。ちょっと後ほど答弁させていただきます。 ○大河内 委員長  津田室長。 ◎津田 政策室長  委員御質問ありました期間でありますとか、例えば基本構想、基本計画、実施計画という三層構造がいいかどうか、そういったところについて、また今現在検討しながら考えているところです。藤沢市のように、もうそろそろ基本計画というものをなくそうかという話も出ておりますけれども、そういったところの最新情報を見ながら今現在検討しているところであります。  以上です。 ○大河内 委員長  政処宝のまち創造室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  手塚治虫記念館についてですが、資料番号20のリニューアルの予定概要の中にも、海外からの入館者が理解していただくため、英語表記をふやすような予定で今進めておりますのと、アトムビジョンで流しております映像についても英語の字幕は入れていこうというようなリニューアルの検討をしております。現在、手塚プロダクションとも詰めた協議を進めておりますけれども、このリニューアルに当たりましては英語表記をふやしまして、海外の方、インバウンドのお客様に楽しんでいただけるような仕組みをふやしていくということで調整をしておりますので、御理解賜りますようお願いします。 ○大河内 委員長  藤市税収納課長。 ◎藤 市税収納課長  私からは、市税の収納率、収納の状況ということで答弁させていただきます。  市税につきましては、ただいま市税収納率向上アクションプラン第4次ということで、平成28年度から32年度にかけて順次収納率をアップしていこうということで取り組んでおるところでありまして、平成28年度については市税の現年については98.8、滞納については18.6という目標のもと行ってまいりました。結果、現年につきましては、一部、特別土地保有税の関係がございましたので目標には達しておりません。97.9%という結果でありました。滞納部分につきましては、目標を超えた19.1%という結果でありました。現年につきまして、97.9ということでしたが、特別土地保有税を考慮に入れませんでしたら98.8ということで、目標の収納率を達成しておる状況です。  今年度につきましては、現時点で現年分については前年並みぐらい、滞納繰越分については前年度を上回る推移となっております。  以上です。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  最初の仁川等公益施設の件ですけれども、公募の委員さん1人ということで、資料のほうでもナンバー22で、公募市民の数の割合を出してもらっていると思うんですけれども、ここら辺の公募市民をどれだけ入れるのかというのは、大体目安というのはあるんですか。公募市民を入れる割合。ちょっと少ないんじゃないかという声もあるんですけれども、審議会の中に、割合として。女性の割合は、見せてもらったら大体半分ぐらい女性が入っているのが多くなってきているなとは思うんですけれども、そのうちの市民の割合。 ○大河内 委員長  湯川課長。 ◎湯川 政策推進担当課長  審議会の公募委員につきましては、市のほうで定めております審議会等の運営に関する指針の中で具体的に基準を定めております。例えば、20人以上の審議会でしたら公募委員は4人以上、15人以上19人以下であれば3人以上、10人以上14人以下であれば2人以上、9人以下であれば1人以上ということで定めております。  以上です。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  ここも、ちょっと市民の意見を聞くという場で余りにも公募が少ないんじゃないかという声があるんで、検討して、もう一度人数の割合も検討してもらったらなと思います。  総合計画ですけれども、第6次にあわせて期間も考えるんですか。期間もあわせていくというのは、全て。 ○大河内 委員長  津田室長。 ◎津田 政策室長  今、委員御指摘のとおり、期間も含めて考えていきます。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  ぜひ、いい第6次計画になるようにお願いします。  あと、手塚なんですけれども、一般質問でも質問させてもらいましたけれども、今既にインバウンドも来られていて、特に海外から来られている方というのがアジア系の方が多いじゃないですか。基本的には英語表記、観光をふやして外国からと考えるとやっぱり英語表記になると思うんですけれども、今までその英語表記すら少なかったと。今つけるのが遅いぐらいやと思うんですけれども、外国人観光客の割合からいえば英語だけでいいんですか。そこら辺どう考えられていますか。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  御指摘のとおり、全体の入館者数の割合からして6%から7%の方が海外から来ていただいているお客様というふうに統計をとっております。そのうち、アジア、特に台湾から来ていただけるお客様が割合として30%から40%ぐらい占めておりますので、多く存在しているのは事実です。  ただ、手塚プロダクションともいつも相談するんですけれども、余り多言語で表示を館内でふやすと逆に見にくくなるというようなことも懸念しておりまして、英語表記で理解していただく。共通語として英語でふやしていくことで、できるだけ楽しんでいただくことができればいいなというふうに館内表示は考えております。また、パンフレットにつきましては、このたびこのようなアトムのパンフレットをつくらせていただいたときに6言語でつくらせていただきましたので、パンフレットにつきましてはアジアのお客様を含めて多言語で楽しんでいただいたり、また来年度考えておりますアプリの作成でも多言語で対応して館内で楽しんでいただけるような工夫を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  ここは海外のどの国をターゲットにするかというのは、前も言わせてもらいましたけれども、ドイツ語とか入っていないんですよね。ドイツ語、フランス語とか。国の人口の割合からいって、海外から長期で来て、滞在型でしてお金落としてもらえるのは、やっぱりヨーロッパとかアメリカの人のほうが地域にとっては、アジア系は日本人が韓国や中国に行くのと一緒で、近いんで気軽に来れるというような感覚なんで、余りお金は落としてくれないというのが統計的に出ているんで、やっぱりヨーロッパとかアメリカからのお客さんでお金を落としてもらえるような方法を考えてもらったら。
     パンフレットつくってもらいましたけれども、ドイツ語とかフランス語ってないですよね、載っていませんよね。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  フランス語は、今年度対応しますのでできております。ドイツ語は、まだちょっと対応できておりません。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  またちょっと考えていただければ、パンフレットぐらいやったらちょっとスペースあればいけると思うんで、ホームページとかもそんなに予算かけなくてもできると思うんで、ぜひお願いします。  それと、自治会関係も、コミュニティ、自治会もそうなんですけれども、老人会、横出し、上乗せやったんかな。ちょっとカットされたということで気にはしていたんですけれども、加入率を上げていかないといけないということが大きな、市のほうもまちづくり協議会を中心にと言われますけれども、まちづくり協議会の主体がやっぱり自治会なんで、その本体である自治会自体も加入率がどんどん下がってきているんで、結局は自治会の加入率を上げてあげないとまちづくり協議会自身も私はもう成り立たないと。  だから、地域の任意団体であったとしても、やはりそこら辺の加入率を何か促進する方法というのも、行政側もちょっと考えていかないといけないかなと思うんですけれども、だから補助金関係も下げるんじゃなしにふやす方向で後押ししてあげる、お金がいいとは限りませんけれども、何か施策としてされているんかなというのは思うんですけれども、そこら辺何か対策なり方法なり、自治会自身も、資料で出してもらっているのは自治会連合会に入っていないとかそういうのもありますけれども、そこら辺の対策はどう考えられているのか、お願いします。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  自治会の加入率はやはり年々下がっていっていまして、昭和60年台ぐらいは80%を超えているというような状況の中から、直近ではもう60%を切っているというような状況になっています。  そういった状況の中で、我々もできるだけ加入者をふやしていきたいというふうな思いの中で、やっぱり最初に取り組みましたのが加入促進のチラシを市のほうで作成をいたしまして、それぞれの自治会のほうで活用いただけないかということでお配りをしながら、そういった取り組みをしているんですけれども、なかなか実態としては高齢化になってきて、自治会に入っていると次役員になることがもうできないというふうなこともよく聞いていまして、高齢化になればやめたいですということでやめられるケースも最近ちょっと多いという状況もありますけれども、やはり委員おっしゃいましたように、まちづくり協議会の中核は自治会ということになりますから、自治会を活性化していくということも我々課題というふうに認識をしておりますので、引き続きいろんな団体と協議しながら、市ができることがあればしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  まち協のほうに若手の職員さんが行かれていることは、非常に私はいいことだと思います。だから、協働のあり方も若手だけじゃなしに、何らかの形で市の職員も一緒にまちづくり、地域おこしできるような形を私はつくっていってほしいなと。若手の研修だけじゃなしにと思うんで、またちょっとよろしくお願いします。  あと、公共施設マネジメントですけれども、14万5千円で旅費とか消耗費、東京の研修だけですけれども、これ6%減しないとだめなんですよね。そのための何か、6%でよかったでしたっけ、何年かの間に床面積6%減という話があったと思うんですけれども、それに向けてはどんな感じなんですか。 ○大河内 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  今委員おっしゃっていただきましたように、平成47年度中までに6.2%の床、約4万1千平米を削減していかなければいけないという目標を総合管理計画の中で設けております。ですので、我々といたしましては、今年度の取り組みとして、1つはそれに向けたいわゆる施設の再配置であるとか統廃合であるとか、そういう基本的なところをもう少し具体的なところを示していけるようなものをつくっていくというのが1つでございます。それと、本会議の中でも御指摘がございましたが、この取り組みを進める上で非常に重要な市民等への周知、あるいは理解をいただく、そういうことをより積極的に市民の方々に働きかけをしていく。これを来年度、平成30年度については実施をしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  そこら辺、いつごろそういう再配置の目に見えた計画というのは出てくるんですか。47年までですけれども、4万何平米といったらかなりありますよね。学校の統廃合もあると思うんですけれども、そこら辺、数字的にこういう形になってくるんですというのはいつぐらいめどにされているんですか。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  何年までにこういう計画で6.2%を何年後に実現するというマスタープランのようなもの、ここの施設はこう統廃合するみたいな、いわゆるマスタープランのものを精緻につくっていくというのはちょっと、このマネジメントという取り組みではなかなか難しいと思っています。  今、早急に我々がやろうとしているのは、今回事務事業の見直しでありますとかアクションプランとか、実は随分公共施設マネジメント的な課題を掲げております。結構な数を掲げておりまして、学校のことも含めて、こういうようなことを具体的に最適化に向けたそれぞれの取り組みを実践的なところに入っていって、一つ一つの課題をできるだけ早い時期に、ここの施設ではこういう再配置の方針を掲げていくと、そういったところをより実践的なところでやっていきたいと思っておりますので、そういった優先的なものをまずは目に見えるような形で進めていきたいと、そのように思います。  以上です。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  だから、その公共施設のマネジメントで年間六十何億、平準化していったら、この先必要やというふうなことを言われているけれども、今回も文化芸術施設も建てたりとかというのは、ほんならまた床面積ふえるわけじゃないですか。だから、果たして市が、思うのは行き当たりばったりで、結局そのときになって予算があればやるし、なかったら新庁舎みたいにちょっと先送りするしみたいな感覚にしかとれないんです。だから、ここら辺のマネジメントどうされるんかなというのは、今も何かお話聞いたらちょっといつになるかわからないような答弁だったんで、47年までやからちょっと先送り先送りしているんかなと思いますけれども、ちょっとしっかりまた総括でしたいと思います。  今度、北部振興なんですけれども、北摂里山博物館の件でほとんど半分ぐらいですけれども、サービスエリアできるわけですし、ちょっと西谷のブランディングも含めていろいろ言われているのが、西谷の森公園とか自然の家とかダリア園とか牡丹園とかあるんで、ちょっと西谷のブランディングをもう一回きっちりしてほしいなと改めて、花の里・西谷というのもありますけれども、花だけじゃなしに総合的なブランディング、花を中心にしてやっていってほしいなと思います。  それと、あと新庁舎ですけれども、いろいろと質問、今まで委員さんがされていますけれども、先ほどのたぶち委員の話でも平準化、公共施設マネジメントでも言いましたけれども、その平準化と言われますけれども、私たちからしたらNTNの跡地、上下水道庁舎の耐震性がないというのは前から言われていて、NTNの跡地、なくなったら一部購入して建てかえしますというのはもう以前からあった話じゃないですか。それはもうそういうふうにするんだなと。その中には危機管理センターとかサーバー室とか、以前から懸念があったやつをもうそっちに入れるというふうには聞いていて、それをすることには全然いいと思うんです。本来のスケジュールでいえば、ほかの委員さんも言われていましたけれども、これを先にせんとおかしいと思うんです。副市長のほうは、庁舎の件で検討するというふうに言われましたけれども、簡単でいいんで、この新庁舎の本来のスケジュールってどんな感じだったんですか。 ○大河内 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  本来のスケジュールは、平成30年度、来年度の下半期から、かなり遅い時期にはなりますが、新庁舎の建設を始めたいというふうに考えておりました。それから、1期工事、2期工事に分けまして、まずは現水道局庁舎のある手前まで新庁舎の建設1期工事をいたしまして、そこから現水道局庁舎から新庁舎へ移りまして、現水道局庁舎を解体します。その後に2期工事で本庁舎とつなぐ部分をするということで、30から32の3カ年の間で庁舎を完成させる、そういうスケジュールにしていたところでございます。  以上でございます。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  そしたら、副市長が検討されるというふうに言われていましたけれども、いつまでにそれは検討されるんですか。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  先ほども言いましたけれども、まずこの前の本会議で仮の、例えば事務所なりいうふうなことについての話を、それは答弁としてしていますが、そのことの検討を進めるとかなり、入居するだけやったらまず場所はあるかもわからないんですが、先ほど言いました駐車場であるとか風呂であるとか、そういった施設を全て考えると非常に難しいというふうなこともありますので、そこをまず早く検討した上で、今の説明の中で1期、2期に工事を分けてというふうなことも説明がありましたが、そういった中と、この前の委員会でいろんな委員さんの御意見もいただいている中で、企業のほうが先行するというふうなことも考えられるん違うんかというふうなお話なんかもいただいていますから、そんなことを含めて早急に検討したいと。  時期を言われますのは、ともかく早く、まず仮のやつがだめだという結論になるんであれば次の段階ということですから、早くやっていきたいということで、早急にというふうにちょっと理解していただきたいと思います。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  公共施設マネジメントの話にもなりますけれども、やっぱりある程度計画立てて、あらかじめわかっていたものじゃないですか、ここら辺のことは。行き当たりばったりでしかないとしか言いようがないんです。  市長もきょう来ていただいているんであれですけれども、市長もことしの自衛隊の互礼会のときに来てもらっていて、挨拶の中で、大きな震災が続いたけれども、それはいのしし年のときに来ているんやと。南海沖トラフ地震も来る来ると言っているから、来年いのししやから2019年に来るかもしれないという話もされていたんです。それはまあまあ、そんなに、2019年いのしし年やから来るという話は不謹慎な話違うんかということも言っていた人もいますけれども、意識としてはあるわけでしょう、南海沖トラフ地震がひょっとしたら来るかもしれない。そのときに、災害の基本になる危機管理センターとかは先に建てておかんとおかしい話じゃないですか。  市長もそういうふうに、いのしし年に大きな地震が続いているから来年ひょっとしたら来るかもしれない。そのときは自衛隊の人たちに頑張ってもらわんとあかんみたいな話もされていたと思うんです。だから、もう順番が逆でしょう。副市長、また早期にちょっと考えてほしいと思います。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  何度も申していますが、言われていることは理解もしていますし、事業を、今回の進度調整ということについては、補助金の関係とかいろんな関係の中でそういったことを検討したもので、また一方で財源不足への対応というふうなことで考えてきたものですけれども、今回いろんな御意見もいただいていますし、早急に検討を進めていくということでお答えをしたいと思います。               (「終わります」の声あり) ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  では、細かい質問も含めて何点かまとめていきますが、まず、93ページの入札監視委員報酬が出ていますけれども、大体年に3回ぐらい、ことしの予算、3回やるよということで予算を組んでいるようですけれども、この入札監視委員の報酬、要はこれ開催してどんな形で入札監視のあれをやっているのか、まず内容をちょっと。過去もずっと4回ずつやっているのかどうかというのが1点目。  2点目、95ページの訴訟等委託料というふうになっています。弁護士費用と裁判費用等々でしょうけれども、それとその下のほうにある法律相談のあれというのと、これはちょっと別個だと思うんですけれども、この訴訟等委託料で、これは要は訴訟件数とか相談件数とか、どういう想定でこういう金額をはじいているのかがちょっとわからないんで、これをまず教えてください。  次、103ページ、車両管理のところですけれども、先ほどは電気自動車の話がありましたが、要はリースでしている車両の台数と購入しなくてはいけない場合の台数と、どんな感じの比率になっているのか。  次、107ページの花の里・西谷活動事業補助金、特産品・加工品販売促進補助金。これは新名神がらみだろうと思いますが、この補助金というのはどこの団体に対しての補助金なのかなというのがよくわからないんですけれども、代表質問で出てきた表現では、「宝塚 花の里・西谷」ブランド協議会なのかなとは思うんですけれども、それぞれがどこに対する補助金なのか。  それから、107ページの新庁舎・ひろば整備事業にある用地買収費4,580万。これはどこの買収費ですか。  とりあえず、以上、何点か。 ○大河内 委員長  中西契約課長。 ◎中西 契約課長  まず、入札監視委員会の開催の方法ですけれども、入札監視委員会は年に4回、3カ月に一度開催しております。具体的に言いますと、1月1日から3月31日までに契約した案件について、委員の先生3人いはりますので、そのうちの1人の先生にその3カ月内での契約した案件に対して審議する案件を抽出していただきまして、それについて審議をしていくというふうな、そういったものを年に4回開催しております。  以上です。 ○大河内 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  私のほうからは、新庁舎・ひろば整備事業におけます用地買収の場所はどこかということですが、お手元の資料、資料ナンバー10の図面を少しごらんいただけたらと思います。こちらの中で、県道西宮宝塚線の少し上にオープンスペースという文字が入っていると思います。そのちょうど右隣あたり、ここに約630平米ほど、まだ土地開発公社から買い戻せていない部分がございますので、これを買い戻す費用を来年度予算として計上しているというところでございます。  以上でございます。 ○大河内 委員長  西尾管財課長。 ◎西尾 管財課長  私のほうからは、車両管理事業で管理しております共用の自動車の購入とリースの台数について御報告させていただきます。  共用車両自動車は全部で61台、そのうち購入で用意しました自動車が32台、リースの車両が29台となっております。 ○大河内 委員長  簗田北部地域調整担当次長。 ◎簗田 北部地域調整担当次長  私からは、新名神高速道路利活用等地域活性化推進事業における補助金の内容について答弁させていただきます。  1つは花の里・西谷活動事業補助金でございます。これは、北部の西谷地域の主要な道路の沿道や主要な施設、遊休農地を活用して草花や花木を植えることによって花の里・西谷を演出しようということで補助金制度を設けております。こちらのほうは、主には地域のいわゆる地縁団体、自治会さんとかまちづくり協議会さんとか、そういった方がそういう活動をしていただけることを期待しておるところです。  それから、もう一点、特産品・加工品販売促進補助金ですけれども、これは委員御指摘ありましたように、このほど新名神高速道路のサービスエリアの開通、開業を期待して、地域ブランド「宝塚 花の里・西谷」が立ち上がりました。これらの商品の販売促進を後押しするために必要な経費について補助を考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  横山総務課長。 ◎横山 総務課長  訴訟等委託料の内容でございます。これにつきましては、本市が当事者となる訴訟等に関する事務について顧問弁護士に委託するということで、訴訟の着手金と謝金、実費等についてお支払いをするものです。細かく積み上げはしておりませんけれども、現在抱えております訴訟、それから年度内に発生した場合の訴訟、これ何件という予想は読めませんけれども、大体そういったところから金額を算定しておるということで、細かい積み上げはしておりませんけれども、大体現在抱えている訴訟の中でかかる金額は確保しているというところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  それは10件なのか、20件なのか、30件なのかという聞き方したらどのくらい。 ○大河内 委員長  横山課長。 ◎横山 総務課長  29年度で現在抱えておりますのが一応7件ということになっております。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  わかりました。  それと、入札もわかりました。車両管理もわかりました。  新名神高速道路の関係で、ここでちょっと聞いておきますが、高速道路には普通、高速バスが走るんですよね、中国道も走っていますね。この新名神、神戸ジャンクションから高槻の間というのは高速バスの運行云々という情報は全然ないんですけれども、どうですか。聞いているか聞いていないかというのを答弁してください。 ○大河内 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  新名神高速道路ができた折の高速バスのお話でございますが、現在その計画はございません。  以上です。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  だから、こういうことをぱっと気がついて、そういうところと話をしないと活性化にならないんです。わかりますか。高速はあるけれども高速バスが走っていないというようなことはちょっとどうかなと思う。普通に考えてもどうなんかな。自家用車の人しか西谷のインターはおりない、こういう発想ではなくて、高速バスでも行けるよということになったら、サービスエリアでおりて、タクシーはないだろうな、そこから回るとか、そういうことも全部考えられる。でも、全くそういうことを想定していないというのはいかがなものかなと指摘をしておきます。  先ほどの特産品・加工品販売促進補助金ですが、要はブランド協議会でしょう。ブランド協議会で補助金をいただくんだけれども、要はそのブランド協議会というのは一時的に今つくっているんやけれども、これ何か団体として任意団体、法人格持ったんですか、どうなんですか。 ○大河内 委員長  簗田次長。 ◎簗田 北部地域調整担当次長  この団体は任意団体でございます。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  西谷で今までもいろんな加工品をつくるたびに任意団体をつくるんやけれども、なくなっていくんです。補助金を出すんだけれども、どこでどういうふうに使われているかよくわかんないです。要は、代表質問答弁では乳製品、加工野菜、お茶、菓子、ドレッシング、蜂蜜等々、さまざまなものを商標登録した、こうなっているんです。それをブランド協議会を組織して販路拡大、販売促進活動、商品の改良に取り組んでいるわけやね。これ、この協議会がなくなったら、こういうことをやってくれるところはどこもなくなるんですよ。だから、これ非常に危ういなと僕は思っています。だから、ちゃんと位置づけを明確にして、本当に補助金を受けてちゃんとそれが使われているかどうか、簗田さんのところはチェックはするんだろうけれども、もうちょっと、西谷で今までもいろんなものいっぱいつくってきたけれども、1年、2年でいつの間にか聞かなくなるでしょう。この20年来そうじゃないですか。だから、もっとこれ本当にやるんだったらしっかりとした団体にしてほしいと思うけれども、どうですか。 ○大河内 委員長  簗田次長。 ◎簗田 北部地域調整担当次長  御指摘のとおり、ただいまはブランドが立ち上がった段階で、任意団体という中での相互に応援しながら販売をしていくというような体制で進めております。これらのブランドに上げられているそれぞれの商品は、今後サービスエリアで販売されるということもほぼ決まってきております。そういったことで、今後ますますこれらの商品が広まっていくことを期待しているところなんですけれども、先ほど、答弁で申しおくれましたけれども、この補助金、国の地方創生の推進交付金のお世話になっておりまして、平成30年度限りということにしております。ですから、私どもとしましては、来年度、まさに高速道路が開通して1年間は後押しをしようと思っておりますけれども、その後は店頭にも商品が並んでいることですし、何とか地元の方々で自立した活動になっていただけるように見守っていきたいと考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  ちょっとこの西谷ブランド協議会に関係する資料があったら出してください。総括でまたちょっとお聞きします。いかがでしょうか。 ○大河内 委員長  資料要求がありましたけれども、総括までに出してもらえますか。  簗田次長。 ◎簗田 北部地域調整担当次長  資料といいますと、協議会の成り立ち、経緯、経過というんですか、それと、それらの商品の詳細、そういったことでよろしいでしょうか。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  構成団体というか、人なのか団体なのか、それがわからないから、それもちゃんと書いてください。 ○大河内 委員長  簗田次長。 ◎簗田 北部地域調整担当次長  わかりました。準備させていただきます。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  次の質問にいきますが、109ページの宝塚駅前サービスステーションのページがありますが、代表質問で言われたんか、要は、今度はサービスステーションの体制が新年度変更されると。休日がなくなるかどうか、そんなような話をしているんですけれども、これの変更点を説明してほしいのが1点目。  115ページの文化振興事業で文化振興会議というのがあるようです。この振興会議ではどんな内容を、審議会の一覧表が出ていましたけれども、どんな内容を議論する、議題としている振興会議なのかちょっと説明してください。  次に、同じく115の文化創造館ですけれども、指定管理料2,390万円余。これ、関連資料で手塚やら公民館やら一緒に出ている資料11-5で、収支のところは収支全くなし、指定管理料だけ書いていますけれども、資料ではそれでいいのかもしれませんが、要は、こうこうこういう収入があって、こういう経費があるからこういう金額になってるんだとか、この資料ではわかりませんから、ちょっとそれを説明してください。
     それから、最後は手塚の関係で119、121ですけれども、先ほども議論がありましたが、リニューアルの資料をナンバー20でもらっているんですが、よくわからないんです。リニューアル実施予定概要、手塚治虫氏と宝塚の関係をより認識いただくための展示、英語標記、それから庭園等との一体的な出入口の再開、これで1億5千万かかるんかなと思って読んでいるんです。もうちょっと具体的に説明してください。 ○大河内 委員長  中西交流部長。 ◎中西 市民交流部長  109ページの宝塚駅前サービスステーションの関係ですけれども、今現在、土曜日、日曜日を開庁いたしまして、住民票とか印鑑証明とか戸籍の証明書発行業務を実施しております。一方で、平成28年6月からコンビニ交付が始まっておりますので、そういった代替施策が既にスタートをしたということで、30年度につきましては土日のうちの日曜日のほうを廃止をしようということで、土曜日につきましては、これまでどおり実施をすることが変更点ということになります。  以上です。 ○大河内 委員長  岡本文化政策課長。 ◎岡本 文化政策課長  私のほうからは、文化芸術振興会議についてお答えさせていただきます。  文化芸術振興会議につきましては、私どもで基本政策となっております文化芸術振興基本計画、この計画の進捗管理をお願いしております。年2回開催させていただきまして、1回目は前年度の進捗状況についての御報告、2回目につきましては、その都度のトピックス的なことについて議論をいただいております。  もう一点、文化創造館の内容について申し上げます。  文化創造館ですけれども、指定管理料が2,391万5千円となっております。収入につきましては1,803万4千円を見込んでおります。支出につきましては4,638万5千円を見込んでおります。  以上です。 ○大河内 委員長  政処宝のまち創造室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  手塚治虫記念館のリニューアルについて御説明申し上げます。  資料のほうで20番でお出ししている内容なんですけれども、ここに書き切れていない内容もございますので。手塚治虫記念館につきましては、G階、1階、2階の3層で記念館運営しております。御存じのとおり常設展と年に3回入れかわる企画展と運用しまして、来館者に楽しんでいただく工夫をしております。  平成6年のオープン以来、大幅な内装のリニューアルはできておりませんで、オープン当初から時代の変遷もございまして、デジタル技術の進化もございまして、一般家庭でも楽しんでいただけるような技術も普及してまいりましたので、来館していただいて楽しんでいただくにはどうすればいいのかということを再度手塚プロダクション等と協議を進めておりまして、手塚先生が亡くなられて30年ほどたつということで、手塚先生と宝塚の関係がぼやけてきている部分もありますので、改めて宝塚と手塚治虫さんの関係を来館者にわかっていただくような展示を強化したいということであったり、デジタル技術を駆使した展示物に転換していくことであったり、北側庭園を、文化施設も含めて整備が予定されておりますので、ファミリーランドがあった時代から出入口として使っておったG階の出入口を復活させることとか、また、それに伴いましてG階からの出入口のお客様もふえますので、展示物をG階のところを強化したり、G階、1階、2階の展示物を全面的に入れかえたり、移動したり、LEDの照明も含めまして、今の技術を駆使した記念館にリニューアル、生まれ変わるために、実は単年度1.5億で予定しておりますけれども、再来年度も含めまして総額1.5億ずつの3億円規模でのリニューアルの検討を進めておりまして、現在手塚プロダクションのほうとリニューアルの計画の策定及び詳細設計について協議を、調整を進めておる真っ最中でございます。  費用につきましては、高いか安いかはございますが、最大限抑えた費用でできるように、費用対効果を考えながら手塚治虫記念館の来館者に楽しんでいただける工夫をやっていきたいと考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  また大きな金額出てきましたね。これ、結果として、運営費用の中にも空調の更新とか換気機器、それから映像ホール作品追加・英語字幕化で合わせて6,600万円ぐらい入っているじゃないですか。これもやる、今言ったリニューアルもやる、結果、手塚治虫記念館はいつからいつまで休館するのか。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  資料ナンバー20でお出ししているのは、現時点での予定になります。ことしの11月3日が手塚治虫さんの90歳の誕生日、節目の年ということで、ことしの11月末及び来館者が多いであろう宝塚歌劇の公演をやっているとき、12月中旬までは現状の記念館のほうで運営を続けたいと考えております。その後、12月中旬から、この資料に書いておりますとおり、31年6月または7月ごろまで休館させていただいて、リニューアルについて図ってまいりたいというのが現時点での予定でございます。  以上です。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  要は今年の末ぐらいから来年の夏、7月ぐらいまで休館すると。全面休館ということですよね。よく2カ年で3億円、プラスアルファ4億ぐらいかけてさまざまなリニューアルをするということなんですけれども、これについて何か余り、予算書を見て初めてそんなことがわかってきたんやけれども、どうなんかなとふとちょっと思っているんですが、時間がないからまた違うところでやります。  それで、もう一個ちょっと聞き忘れたのが、新庁舎・ひろば整備事業の中で、代表質問では、確かにことしの予算を見ると6千数百万しか新庁舎・ひろば整備事業はなくて、そのうちの用地買収費が4,500万円かな、ほとんどないと。その中で、事業全体が3年間、この新庁舎・ひろば整備事業が延びることで、ひろば部分などの整備内容の一部が国の補助金の交付対象から外れることとなるので、新たな補助金採択に向けてまた協議するということを代表質問で答弁いただいているわけです。  ただ、先ほどのさまざまなあれを聞くと、要は、県の施設等の建築も始まっていることから、30年度の上半期から一般来庁者及び公用車駐車場と敷地内通路の整備にはかかると言っているわけで、完全にひろば部分だけがあかんということ、この表現からするとそうなのかなと思うんだけれども、このひろば部分の整備内容の想定していた補助金が外れるというのは幾ら分なんですか。 ○大河内 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  再度、資料ナンバー10の図面を少しごらんいただけたらというふうに思います。  今回、新庁舎に関係するところで事業を延伸します部分は、少し太い線で囲っております工事延伸箇所という部分です。中庭オープンスペース、この部分につきまして国の補助金をいただけるということで協議をしてまいりまして、ここの部分の事業費に対する国費分約7千万円が、ここの整備がおくれるということで事業期間内におさまらない、すなわち交付期間から外れるということで対象にはならないということになります。ただし、それ以外の部分、一般来庁者用駐車場、それから公共駐車場、それから河川側に伸びておりますひろば、県の施設の周りのところ、ここについては今年度持っております予算、工事費がございます。それを繰り越す中で順次整備をしてまいります。  ですので、30年度、今年度持っております予算を繰り越して整備する部分、それから、31年度、残り、ひろばの一部がまだ整備が完了しませんので、そこについては31年度に改めて予算要望させていただいて、全体、工事延伸箇所を除く部分については完成をさせていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  ここに書いていましたね、7千万円、国費です。これは、基本的には何かというと、社会資本整備総合交付金と呼ばれるものやから、実はね。ある特定というのは、社会資本整備だから非常に広い範囲での交付金なんでまあとれるでしょうと、僕が言っても仕方ないけれども、それで、今ここの黄色い部分と言ったけれども、さっき僕は用地買収費を聞きましたよね。まさしくこの黄色の部分のオープンスペースの600平米の4,500万の買収費なんです。ということは公社から買い戻しでしょう。要は、工事延伸するのに何で今年度用地買収しやないかんの。 ○大河内 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  今年度延伸をしますわけですから、これについても延ばすという考えが一つございます。ただ、公社からの買い戻しはもう唯一この630平米が今残っている状況です。ですので、買い戻しについては、公社の健全化という観点からも早急に発現するという意味で、630平米、残り部分を買い戻しをさせていただく。それから、また新庁舎の整備に当たりまして、土地につきましては上下水道局との土地の負担割合というのが生じてまいります。それに当たります、上下水道局にお譲りする部分もここの中には入ってまいります、計算の中に入ってまいりますので、その部分しっかり買い戻して、事業については執行させていただきたい、そういうふうに考えています。 ○大河内 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  最後にしておきますが、ちょっとストーリー的には矛盾しているよね、いろんな意味で。いろんな多分金額のやりくりをして出てきているんだけれども、その部分については基本的に3年間工事を延伸するよと言っている部分の用地をことし買い戻して買うよと言っているわけでしょう。そこの7千万円のひろばの整備事業は交付金を捨ててまでやらないよと言っているわけでしょう。だから、何か、いろんな仕組みがそれぞれ違うからあれやねんけれども、一方は、宝塚市の整備公社と宝塚市の問題です。一方は国との話です。そういう意味で、急にばたばたと3年延伸を決めた結果でこういうことができているのかもしれへんけれども、お金の執行については、用地買収、本当に戻すのかどうなのかというのはもうちょっと考えたほうがええんかなと思います。  一応、その程度にしておきます。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  それでは、幾つか質問させていただきます。  予算説明書の93ページです。  公契約条例検討委員会の委員報酬、以前ちょっと資料をいただいたので、個人的に、ごめんなさい。委員さんの8人という中身は簡単に書いてあるんですけれども、もうちょっと詳しく、知識経験者ぐらいに書かないで、どういう知識経験者かとか御専門とか、そういうような、お名前までは結構ですから、そういう内容を教えてください。  それから、同じく93ページなんですけれども、採用試験の問題作成委託料が出ているんですけれども、この採用試験のときに、以前からいろいろやっぱり言われていますけれども、市内出身者というのが経費節減というか、それだけでなくて市内のこと、生まれたときからいてはるからとか、現にそこに住んでおられたりするんでよく知っている人がやっぱり多いんですけれども、その辺の宝塚出身者の加点とかそういうことを考えておられないかということをお聞きしたいです。  それから次は、みとみ委員も聞いておられたんだけれども、95ページです。  住民票の写し等コンビニ交付事業、これは自動交付事務委託料が71万9千円つけていますけれども、これの件数、どれぐらい件数があるのかということです。前年比がどれぐらいになっているのかというのは、さっきも言ってはったかな。1,976件で2.1%だったのが今2.3%になったと言うてはったから、これはいいです。ごめんなさい。実際のところ、細かいことなんだけれども、100円手数料少ないじゃないですか。だから、その100円の部分の手数料がつまり減になっているわけですよね、入ってくるはずの手数料が。その減になったのがどれぐらいかということと、コンビニに委託している金額を合わせると、その分は市から持ち出しになっているということになるから、その辺ちょっとどれぐらい1年間でなっているのかというのはお聞きしたいです。  同じく、関連だから、マイナンバーカードのほうの135ページに行きますけれども、135ページのマイナンバーカードの交付事業です。  社会保障・税番号制度個人番号カード交付事業、これが5,500万ほどありますけれども、これの個人番号カード等事務委任負担金というのが出ているんですけれども、これはどこに払っているんでしょうか。それから、この財源を見ると、全部一般財源なのかなと思うんだけれども、これ国からの分が、隠れちゃっているから多分わからないと思うんです。国からは、うちどれぐらいの経費というか何か出ているのかどうか、それをちょっとお聞きしたいです。  そこの2つお願いいたします。3つか、4つやね、済みません。 ○大河内 委員長  中西交流部長。 ◎中西 市民交流部長  個人番号カード等の事務委任負担金ということになりますけれども、これは地方公共団体情報システム機構という、いわゆるJ-LISのほうにマイナンバーカードの作成とかそういったことを委託しておりまして、この部分につきましては全額国から補助金が出ているというふうな状況になっています。  以上です。 ○大河内 委員長  藤本室長。 ◎藤本 行政管理室長  私のほうからは、93ページのまず契約事務事業の中の公契約条例検討委員会の委員の構成ですけれども、大きく、お手元お持ちかと思いますが、知識経験者が3名、それと労働者あるいは事業者を代表する方がそれぞれ2名ずつ、それと公募委員1名、合計8名という構成となっておりまして、知識経験者の方としましては、大学の准教授の方が1名、それと大学の名誉教授の方が1名、それと弁護士の方が1名ということで、まず大学の教授関係の方2名と弁護士の方1名という構成となっておりまして、労働者側からは阪神土建の労働組合のほうから1名、それと連合兵庫の方から1名の2名となっております。事業者側からとしましては、宝塚建設関連業協議会の方から1名と商工会議所から1名で、公募委員の方1名という、そういう形となってございます。  それと、もう一点、採用試験における市内居住についての加点というお話なんですけれども、地方公務員法からいきますと、職員の能力を重視して採用するというふうになっておりますので、なかなか居住の地をもって加点とするというのは難しいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  松本窓口サービス課長。 ◎松本 窓口サービス課長  まず、コンビニ交付の関係の証明書等自動交付事務委託料の関係になりますけれども、交付事務委託料といいますのは、地方公共団体情報システム機構に対してコンビニ交付の事務を委任するという制度がありますので、協定書を交わして委託契約ということで業務を委任しています。その中で、委託手数料というのが1通発行ごとに115円支払うことになっていまして、その機構のほうからは市民からいただいたお金を市に入れていただくんですけれども、その際に、結果的にはその委託手数料を差し引く形で納付していただいているというものです。機構のほうに渡るお金の分をこの委託料という形で計上しております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  まず、公契約条例のこと聞いていきます。  大学の2名の方というのはどういう御専門かというのをまた教えてください。 ○大河内 委員長  中西契約課長。 ◎中西 契約課長  まず、1人の方は公共政策学部の教授の方です。もうお一人の方は、行政法とかをやってはる、今はちょっと教鞭はとっておられないのかもしれませんけれども、名誉教授の方でございます。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。ありがとうございます。  前回一遍提案されて、また改めて出しはるという理由があったと思うんですけれども、それまずちょっと教えてください。 ○大河内 委員長  藤本室長。 ◎藤本 行政管理室長  前回、条例案つくりまして、パブリックコメントを実施させていただいた際に、多岐にわたる御意見を多数いただきましたので、改めて事業者あるいは労働者の方の御意見を聞く必要もあろうかということで延期をさせていただいたところです。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  今ちょっとスケジュールも見てみると、検討委員会をこれからずっとやっていくということがありますけれども、今、多岐の意見を聞くということに関しては、そのために意見聞かれたわけですから、それをどのように生かしていくんですか。 ○大河内 委員長  藤本室長。 ◎藤本 行政管理室長  やはり、今回、委員の中には労働者側の方あるいは事業主の方、双方代表いただく方に出席いただきますので、それぞれの思いなりお考え、忌憚ない御意見を交わしていただいた上で合意形成といいますか納得いただくような条例をつくっていきたいと、そういうふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  その辺が、結局また同じことにならないかなというのがすごい心配をしているんです。内容、今度新しくつくる条例は、もうほとんど内容的には変わらないんですか、それともある程度薄めたものにするとか、何かその旨はどう思っておられるんですか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  前回、一旦素案というのは、条例案つくっておりました。今回、やはり学識経験者の方にも入っていただいて、当然、事業者側、労働者側の意見というのが、前回の意見募集をしたときにもパブコメでかなり意見が集まっていますから、そのあたりは当然織り込んだ形のものをやっぱり検討はしていきたいと思っております。その中で、より細かなものにするのか、やはり理念型でとどめるのか、そのあたりも学識の方も入っていただいた中で議論をさせていただこうというふうに思っておりまして、今の段階でどんな形になるというようなものの明確なものは見えてございませんが、そういった進め方をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。一旦聞かれたんだから、ぜひいい条例にしていただきたいなというふうに思うんですけれども、当局ともいろいろ話し合いをさせていただいた中で聞いたんだけれども、今回、委員さんというのは8人になりますよね。だから、偶数になると4人、4人で分かれないかというのをすごく心配をするところでもあるんですけれども、その辺は大丈夫でしょうか。やっぱり意見が物すごく、経営者側の方とそれから労働者側の方の意見がちょっと、それこそ進行役の方がうまく回していかないといけないと思うけれども、やっぱり対立する部分ではあるんで、その辺やっていけるという御覚悟はどうでしょう。 ○大河内 委員長  近成総務部長。 ◎近成 総務部長  先ほど室長のほうから申しましたように、決して対立をしようというものではございません。より市にとって有益な条例を作成しようというものでございますので、この辺りはやはり学識の方の調整等もしていただきながら、お互いが将来いい方向へという視点を持っていただけるように何とか会のほうも運営していただきまして、多数決というんではなくて、できましたら皆さんが総じてそれでいいとおっしゃっていただけるような方向に向けて努力してまいりたいと思います。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  議会はもちろん一つになって、最後には折り合いをつけるというようなそういう目的を持って最初から来ているんだけれども、この今のお話を聞いた中でも、やっぱり労働組合のほうから来ておられるからなかなか引きにくいというのもあるし、それから事業主の方たち代表する方たちもまた後ろをしょってきている人たちですから、なかなか難しいと思いますけれども、よりよいものにしていただきたいし、今のいろんな、庁舎の中でもいろんな格差が出てきちゃったり、やっぱり下請、孫請ということになるともうとんでもない状況になっていたりすることを、私はまずここの役所の中から改善していかないといけない部分がいっぱいあると思うので、ぜひともいい条例つくってほしいし、なかなか納得ができないでも、さらに何年かかけてステップアップして変わっていただきたいなと思います。でも、まずつくっていただきたいので、ぜひつくることをまず目標に頑張ってください。お願いします。  それから、採用試験のことですけれども、もちろんそうだろうなというふうに思いました。少しネットなんかで引いてみると、逆に出身者をということで加点するということは、市民にとったり応募される方にとったらそれは物すごいデメリットと考えてはるわけです。つまり、自分が応募しようとするときに全然知らないところに行って自分損なん違うかというふうに思っているみたいなんです。だから、応募される側の、市民の側の方たちにとったらそういうふうに思われるのかもしれないけれども、長いことこうやって議員とかやっていると、やっぱりできれば宝塚の出身とか宝塚にちなんだ人がたくさんいてくれはったらいいなというふうに思うんですけれども、問題とか面接の内容の中で、何で宝塚市に来たのかとかいう中で、宝塚のことをどれぐらい考えているのかとか、どんなまちにしたいのかという、宝塚市に対する情熱がわかるような質問とかということはもちろんしておられると思うんですけれども、その辺どうですか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  ペーパーでは先ほど申したとおりでございますが、面接の中では当然本市への思いとか、どれだけのことを御存じかということにつきましては、その質問の中にもまぜるような形でさせていただいておるところです。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  あと、住民票の写し等コンビニ交付事業なんですけれども、今2千件ぐらい大体年間あるということだから、単純計算すると20万ぐらいは損になるというか、本来なら入ってくる分が入ってこないということになるけれども、それは個人の負担とか、それから、あとJ-LISのほうの経費はもう国のほうから全面出ているということの答えだったと思うんですけれども、でも、どっちにしてもJ-LISに払っている金額が国のほうから出ているわけですから、私らの税金がもちろん入っているわけですから、物すごいこれは国策の企業救済というか、そうじゃないかということがすごく言われています。莫大な金額になるし、みとみ委員も言っておられたけれども、物すごい、危険性ということからいうととんでもない危険性をはらんでいる事業なので、これは国のほうに言わないといけないかもしれないけれども、その辺を頭に置いて、安全性を保つとか市民の方に対する説明のときでも、その辺に関してはきちっと知識を持っておいていただきたいなというふうに思います。  それから、113ページの住民自治組織支援事業です。  この件に関しては、私ちょっと仕様書を見せていただいたんですけれども、2017年10月1日から、業務委託の期間が、2018年3月31日までという、今年度末までという形になっているんですけれども、予定とは書いてありますけれども、それをとてもじゃないけれども、これからまちづくり計画を、ガイドラインをつくっていくということの作業なんかもこの組織ではやってもらうことになっているみたいだけれども、2018年、2019年度の分は一体どうなるのかな。その仕様書の中には何か参考値と書いてあるんですけれども、ちょっとそれどうなるのかということを教えてください。  それから、資料ナンバー15、16です。そして、同じく113ページの自治会の補助金なんですけれども、加入率としたら80から60%に下がっているよという話もされていたんだけれども、議会のほうで9月議会で請願が出ましたよね。第3地区、それでちょっとさっき15って言ったんですけれども、第3地区の方たちが小学校区のまちづくり協議会に全部加入している場合は同じように交付金を出してくださいというような形で出ていた請願なんですけれども、それは今この表の中にどういうふうに反映されているのかなと思ってちょっと見ていたんですけれども、それをちょっと教えていただきたいです。  以上、その2つでとめときましょうか。 ○大河内 委員長  中西市民交流部長。
    ◎中西 市民交流部長  まず、113ページの住民自治組織の支援委託料につきましては、基本3年間を想定しておりますけれども、金額そのものは各年度年度という形で、平成31年度までの3年間という形で実施していこうと。内容的には、先ほど申されましたように、地域ごとのまちづくり計画の見直しの支援をしていただきたいというふうには考えております。  それから、自治会補助金の関係ですけれども、9月議会の請願を受けてということになるんですけれども、資料のナンバー16をごらんいただきたいんですけれども、自治会補助金の内訳ということで、1の(1)のところで、「自治会連合会又は自治会ネットワーク会議に加入している自治会及び」ということで「まちづくり協議会と連携し協力している自治会」ということを今年度新たに入れました。これは、請願を採択されたところの部分で、それが確認をとれましたら、その補助金につきましては10分の10を出すということで整理をさせていただいております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  今は3月、この年度末までの委託期間だけれども、その後もう一回契約を結び直して延ばしていくという、そういう形で思っていていいんですか。 ○大河内 委員長  中西部長。 ◎中西 市民交流部長  そのとおりです。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  新たにまちづくり計画をそれぞれつくり直していって、見直し、検証も全部含めた、かなり膨大な今事業をそれぞれまちづくり協議会でされていると思うんですけれども、なかなか大変な作業になるなというふうに思うんだけれども、ここがやっぱりこれからの地域福祉とか行政の中でのいろんな参考になることいっぱいありますんで、ぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。  その場合には、新たに結び直すときにはもう随意契約というか特名随契というか、そういう形の、これはプロポーザルで決めたんでしょう。だけれども、そういう形になるんですか、契約としたら。 ○大河内 委員長  中西交流部長。 ◎中西 市民交流部長  平成29年度につきましては、当初はプロポーザルで事業者を決めましたけれども、引き続き、毎年毎年業者がかわるということはあり得ないというふうに思っておりますから、随意契約という形で契約したいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  それから、第3地区の件もわかりましたので結構です。  それから、119ページで資料19、これ私、出していただきました。  国際・文化センターの事業に関する質問、内容というのを、どういうことをされたのかという、講演会を中心に出してもらったんですけれども、この中で指定管理料が出ていますけれども、この指定管理料の中で事業費って、特にこの講演会とかいろんな事業をされているんだけれども、事業費というのはどういうふうに、どれぐらい出ているかということをお聞きしたいです。  それから、これもちょっと資料の21でお願いして出していただいたんですけれども、今まで犯罪被害者の支援条例を宝塚はいち早くつくっているんですが、この支援条例を少し改正するというようなことがたしか書いてあったと思うんだけれども、この改正の内容、今後の取り組みの中で年度末に改正を目指すと書いてあるんですけれども、どのように改正されるのかということを教えてください。  2つです。 ○大河内 委員長  政処宝のまち創造室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  資料ナンバー19につきまして、国際・文化センターの指定管理料の内訳でございますけれども、大きく申し上げまして、指定管理料のうち事業費といたしましてはほぼ半額、2,200万程度を事業費として支出していただいております。  以上です。  済みません、訂正がございます。  済みません、かわります。 ○大河内 委員長  岡本文化政策課長。 ◎岡本 文化政策課長  済みません、ちょっと訂正させていただきます。  指定管理料の積算におきましては、おおよそ指定管理料が4,149万5千円となっておりますけれども、積算に際しまして、事業費としましては指定管理の部分については851万1千円を積算させていただいております。  以上です。 ○大河内 委員長  藤田防犯交通安全課長。 ◎藤田 防犯交通安全課長  被害者支援条例の改正について答弁させていただきます。  現在、他市の状況を踏まえながら条例を改正しようと考えております。この条例が宝塚市でできましたのが13年前ということで、そのほか、他市が家事の援助とか子どもの一時保育とか、そういった内容を充実させておりますので、その辺について庁内でも検討を進めていきたいと思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  今も言っていただいたけれども、加古川だったかな、そこの分を見せてもらってもかなり充実して、宝塚市はお見舞金というか、それをお支払いするというだけなんだけれども、多岐にわたって犯罪被害者の方のいろいろなそういうバックアップをしていこうというような形になったらさらにいいなというふうに思っています。  今回、犯罪被害に遭われた方のお話やらをお聞きしたりする中で、障がい、いろいろ受けられる方、それから遺族の、御家族の方なんかは物すごく、やっぱりいつまでも引きずっていかれるようなことですし、先ほどどこに相談に行ったらいいのかわからないというようなこともあるかもしれないけれども、なかなか口に出すまでに物すごい時間かかるというようなこともおっしゃっていたから、資料で見せていただいたら本当に隔、1年ぐらいで、しかも何にも、ゼロの場合もあるんだけれども、まだそういう条例があるというか、こういう制度があること自体が、なかなか多分皆さん御存じないと思うんです。  私も自分でちょっと当て逃げしたりで事故になったときに、すっかり頭から抜けてしまっていて何も言えなかったですけれども、だからそれぐらいだから、やっぱりもうちょっと制度を周知していただいて、受けとめているというか、額の大きさとかではなくて受けとめているんだよという気持ちを、市に頼ってくださいねというあらわれが条例じゃないかなというふうに私は思っていますんで、さらにいいものにしていただけたらなと思っておりますんで、よろしくお願いします。  それから、国際・文化センターの、ごめんなさい、今のちょっと続きなんですけれども、その出していただいた資料の中で、二次被害をまず防ぐということをすごく私も思うんですけれども、この二次被害を防ぐために、出していただいた資料21の中で、今後というところにあるんですけれども、新人職員を中心とした研修とか職員向けハンドブックをつくるというふうに書いてあるんですけれども、これは自主事業というか市の単独事業としてされるんですか。 ○大河内 委員長  藤田課長。 ◎藤田 防犯交通安全課長  そうですね、市の単独事業として取り組んでいきたいと思っております。あとは、市民の理解を深めるということで、昨年末にこのグリーフケア講座という講座を開催しております。これによって犯罪被害者の置かれている立場というのを理解していただきたいと考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  グリーフケア講座のときは、割と犯罪被害ということだけじゃ、ちょっと私知っている方は御自身の犯罪にはかかわらない教室というか、それに対して来られていたんですけれども、市内各所でもいろいろグリーフケアに関するグループなんかもできていて、すごく熱心に活動されていたりするんですけれども、こういう、一番あってはならないのは、市の相談にせっかく来られているのに、言葉をなかなかうまく使えなくて、かえって傷ついて帰ってしまわれるとか、そういうことがやっぱり一番恐れることですから、ぜひ研修を熱心にやっていただけたらと思います。この前も、少年犯罪のときの研修にもたくさん職員さん来ておられたけれども、時間帯が夜7時ごろからの、しかも一番市の端っこのほうでされているから、ちょっと職員さんも出にくいんじゃないかなと思うんで、また新人研修とかいろいろ考えていただいていると思うんですけれども、大会議室でされたりしているのもありますから、そういうことも踏まえて、ぜひとも二次被害を防止していただくということでは熱心に取り組んでいただけたらというふうに思います。よろしくお願いします。  また、職員向けハンドブックとかできたら見せていただけたらと思います。よろしくお願いします。  それから、国際・文化センターの管理運営事業のほうですけれども、事業費として851万円だけれども、この中でいろんな事業があるけれども、こういう講演会事業に対して幾らというのはちょっとわからないんでしょうか。 ○大河内 委員長  岡本課長。 ◎岡本 文化政策課長  国際交流協会のほうが指定管理者で運営をいたしておりますけれども、ちょっと一つ一つの細かな事業までについては把握は、今は数字をちょっと持っておりませんので、御了解ください。済みません。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  もちろん、ちゃんと報告書があるからきっとおわかりになるんだろうと思うんですが、またその辺わかったら教えていただけたらと思います。  それから、この資料、幾つかの事業が出てきて、これを見ると協会の主催事業と市の共催の講演会の概要と書いてあるんですけれども、主催事業がどのぐらいで共催事業がどれぐらい、この中で言ったらあるんですか。7回全部でありますよね、講演会。その中で。 ○大河内 委員長  岡本課長。 ◎岡本 文化政策課長  全て共催と御理解ください。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  ということは、やっぱり全部、市にも責任があるということですから、もちろん指定管理をお願いしている段階で市にも責任はあるんですけれども、共催であるということは市にも責任があるので、内容の吟味というのをどういうようにされているのかというのはちょっと教えてもらえますか。 ○大河内 委員長  岡本課長。 ◎岡本 文化政策課長  事業計画につきましては、年度当初、一定の提出を求めまして、その内容について指定管理者と協議をして決定している次第でございます。  以上です。 ○大河内 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  わかりました。  きょうはこの程度にさせていただきます。 ○大河内 委員長  ちょうど2時間ほどたちましたので、少し休憩したいと思います。  3時10分から開始しますので、よろしくお願いします。                 休憩 午後 2時53分               ──────────────                 再開 午後 3時10分 ○大河内 委員長  それでは、引き続き、総務費の審査をいたします。  質疑はありませんか。  石倉委員。 ◆石倉 委員  それでは、3点質問させていただきたいと思います。  まず、1点目ですけれども、資料ナンバー9-1の第6次総合計画の策定支援事業委託の分なんですけれども、これ、調査第1段階は、3千人の人に行って、その後、また第2弾として3千人ぐらいを目標にされているということで、市としては、どれぐらい結果が戻ってくるというふうに予想を立てておられるのか、まず、そこ1点目に聞きたいと思います。  それから、2点目ですけれども、予算書の103ページで、ソリオ宝塚駐車場の管理事業ということで8,546万7千円というのが上がっているんですけれども、これ、ソリオ宝塚駐車場ですけれども、地下に入っていくのと、何かとめにくいとか、いろんなことを聞くんですね。  それと、あそこの運営は、前は、食器屋さんがあったり、おいしい紅茶やとか、珍しいお茶のお店があったり、それから、ビーズ屋さんや洋服屋さんやらいろいろあったんですけれども、今はそういうふうな、創作和食のお店もありました。ところが、そういうのが全部なくなってしまって、子育てのところと、それからアデランスが来ているというふうな、余り活性はしていないというふうに聞いているんですが、今の状況、稼働率とか、どんな感じなのか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。  それから、あと、資料の20番なんですけれども、この手塚治虫記念館のリニューアルのことをいろいろ聞かせていただきました。これ、英語の字幕化をされるということで、まず、英語、英語と言われているんですけれども、先ほどアトムのパンフレットを見せていただきましたけれども、あれを逆に宝塚市内で私たち余り見ることはなくて、大阪空港であったりとか、そういうところに置いてあることが多いんですね。  関空の第2ターミナルビルが一昨年できまして、ピーチエアラインなんかもすごい力を入れておられるんですね。  それもあるし、それから、神戸空港から華僑の方たちが2年に1回来て、アドベンチャーワールドに行かれたりとか、何か宝塚がもっともっと宝塚のよさをPRしていただきたいなと思っているんですけれども、そういう感じではなくて、よく御存じなように、手塚治虫記念館も台湾との関係ですごくたくさんお客様がふえていたりとか、それから、中国の方もいらしてますし、それから、囲碁の碁コングレスのあれでも、韓国、中国、いろんなところ、世界16カ国から来られていますけれども、でも、やはりどちらかと言うと、中国系、台湾系、韓国の方というのが多いんですよね。  そういう中で、中国の方とかが、すごく前向きにどんどん英語を話されているというのを余り聞いたことがないんですね。どちらかというと、やはりもう自分ところの自国語で聞いておられる。それから、さっきピーチエアラインのことを言いましたけれども、いつも言っているように、国内から来られる方も大事な観光客だし、それもあるんですけれども、今度、神戸の観光局ともきちんと連携していくと、今年度に宝塚は入りますというふうなアンサーをもう前にいただいているんですけれども、そういう中で、やっぱりもっと、せっかくこういうふだんのおつき合いがあるんで、力をぜひ入れていただきたいなと思って。  以上3点、聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○大河内 委員長  萩原市街地整備課長。 ◎萩原 市街地整備課長  失礼いたします。  先ほど御質問のありましたソリオ宝塚の駐車場の事業の関係でございますが、こちらのほう、2,657万円の修繕費のほうを上げてございます。  これにつきましては、ソリオ、私ども、第1駐車場とそれから第4駐車場がございます。それで、こちらの費用につきましては、第4駐車場、これ、JRに面している駐車場の建物の改修費でございます。これは、JR側の耐火被覆というのがあるんです。JR側に面した壁に耐火被覆という処置を施しておるんですけれども、これが一部老朽化しておりますので、これが落下しないように、そういう防止策をするものでございます。  それで、委員さんおっしゃっていた乗り入れがちょっと難しいとか、とめにくいとかいうところでございますけれども、これ、ソリオの第1駐車場、地下のことをおっしゃっていただいているのかなと思います。  これにつきましては、管理しておりますソリオ宝塚都市開発、こちらのほうと協議をよくするんですけれども、例えば、出入口でなだらかな勾配をとりますと、駐車場部分がちょっと減ってしまうんですね。駐車台数のところまで影響が出ますので、現状としては、なかなか手を入れにくいというところでございます。  ただ、ソリオのほうも最近、第1のほう、少し駐車台数が減ってきております。そういった関係もございまして、とめやすい形でちょっと幅広の駐車場を今設けております。ちょっと、楽にとめられるゾーニングというんですか、そういうところを設けておりまして、普通3台とめられるところを2台にしてございます。そうしますと、やはりたくさんの方がとめていただけるようになっておりますので、そういった方策を考えております。  それから、空き店舗のほうのお話もあったかと思います。これの話も、ソリオ都市開発のほうがいろいろリーシングの関係、いろいろ考えておるようでございます。空き店舗が出た段階でいろんな、もともとは地権者さんが御商売をなさっていますので、その方々とも相談しながら新たな展開をいろいろ工夫しているようです。今のところ、特に新しくこれがというのはちょっと聞いておらんのですけれども、日ごろ、そういう協議は重ねておると聞いております。  以上です。 ○大河内 委員長  湯川課長。 ◎湯川 政策推進担当課長  私のほうからは、市民意識調査の回収率について答弁いたします。  回収率につきましては、第5次総合計画後期基本計画の策定の際に実施いたしました市民意識調査の回収率が52.6%、これは平成25年度に実施しております。それから、直近の調査で申し上げますと、平成28年に市民意識調査のほうを実施しておりまして、そちらのほうが45.6%の回収率となっております。今回の調査につきましても、大体50%前後の回収率になるかなというふうに見込んでおります。  回収率の向上に向けまして、アンケート協力の礼状も兼ねました催告状というのをお送りする予定にしておりまして、回収率の向上に努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  手塚治虫記念館についてです。リニューアルの英語表記につきましては、先ほど伊福委員のときにお答えしたときとちょっと重なってしまうんですけれども、余り多言語表記し過ぎると、ちょっと展示スペースに限りもあるということで、英語表記をふやしていくということの方針でちょっと手塚プロダクションと調整しておりますというのがお答えになります。  それと、アトムのパンフレットなんですけれども、多言語化しているわけなんですけれども、当然、諸外国の方に来ていただきたいという趣旨でつくらせていただいているんですけれども、日本語版につきましても、市内でも、宝塚駅であったり、近くでは大阪空港には展示、掲示させていただいておりまして、大変人気で、すぐになくなってしまうような状況は聞いておりますので、近くでもそういったところでちょっと配布させていただいたり、また、観光部門の職員でも、観光誘客のために外へ出ていくときには、必ずアトムのパンフレットを前に出すような形で、インパクトのあるチラシ、パンフレットを前に出して、手にとっていただきやすいような形で工夫したりしております。  それと、情報発信についてなんですけれども、この予算書のほうの、御質問にはなかったんですけれども、121ページのほうでアニメツーリズム協会というのに、来年度から15万円の負担金をお支払いして入らせていただく予定をしております。  こちら、日本のアニメ聖地88カ所ということで、こういう一般社団法人の協会が日本のアニメ聖地を88カ所認定しまして、総合的にPRしていくというような協会に入会させていただこうと来年度予定しております。  こちらにつきましては、訪日外国客に日本のアニメの聖地を回っていただくというところが狙いでございますので、今のところ聞いておりますのは、成田空港であったり、そういったところで、手塚治虫記念館をもちろん含めた88カ所を総合的にPRしていただくというようなお話で聞いておりますので、15万円の負担金はかかるんですけれども、そこで、ちょっと諸外国の方にも、宝塚まで足を運んでいただくような情報発信に努めていくということを考えております。  以上です。
    ○大河内 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  ソリオの、今お答えいただいたんですけれども、やっぱり何かちょっと工夫することによって、とめやすくなったとか何かという、やっぱりそれが一番だと思うんですね。だから、やはりそういう皆さんの声で、またいろいろ考えていただくというか、本当にいいなと思うので、いろいろ反映していただきたいと思います。  それから、アンケートのこと、今聞かせていただいたんですけれども、何か昔、昔と言ったらいけませんけれども、市がいろいろアンケートを出しても回収率は三十何%というのが定石やったんですけれども、しっかりそれぐらい返ってきて、またもう一回出されるというふうなことで、やはり皆さんの声をこうやって、先に言いましたけれども、反映するということは本当に大事なことなので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  それから、今のアニメの88カ所のことも聞かせていただきましたけれども、英語表記で、というのも、多言語がいっぱい出ていっても困るというのはよくわかるんですけれども、そうすると、今度逆に、今まで台湾、それから中国とか、碁のコングレスの後もアトム館も行かせていただいたとか、そうやっていろいろPRしているというのは聞いているんですけれども、そしたら、例えば手塚治虫記念館の中に、やっぱりそういうふうな言語の対応できる人もいていただいて、しっかり御案内をしていくというのも、すごく大事なことやと思うんですね。  それから、今は言いませんでしたけれども、例えば、外国で発券して、日本に来た。そうすると、1万800円で全日空もJALもそういうふうないろんなところを回っていただくのの安い航空券というのを、日本で買うんではなくて外国で発券すると、そういうふうなのをやるというのは、ちゃんとやっているんですね。  だから、いかに宝塚を、神戸、それからいろんな地域に比べて、宝塚ってやっぱりいい素材がいっぱいあるじゃないですか。それをいかにPRしていくかというのは大事なことだと思うので、ああ、何か、宝塚よかったわ、自分ら訪れてよかった、また行ってみたいなと思ってもらえるように、その辺も頑張ってもらいたいと思います。よろしくお願いします。  何か御意見ありましたら。 ○大河内 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  外国から来られるお客様に、今年度は新年度予算でスマートフォンアプリでもって、多言語でコンシェルジュ的に館内のいろんな体験をサポートするようなものも作製する予定をしております。  そういったものをしっかり活用しながら、一方で、県のツーリズム協会さんほか、おっしゃっていただいたように企業さんも含めて、何か一緒に外向きなアピールをできるような取り組みも検討していきたいと思います。  ありがとうございます。 ○大河内 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  よく企画展をされるときも、初音ミクさんのときもそうですし、ウルトラマンのときもそうですけれども、本当にSNSでいろんな情報を集めて、また本当に全国からいらしているというのも聞いていますので、何かそういう情報発信というのは本当に大事ですよね。お願いいたします。  以上です。 ○大河内 委員長  ほかにございませんか。  北山委員。 ◆北山 委員  それでは、幾つか具体的な事業のことも含めた質問をしたいんですが、宝塚市の予算というわかりやすく書いた冊子があるんですが、その中に第5回だんじりパレードというのがありまして、やっと5回目を迎えて、ことし4月14日に13台、19基ですかね、そのうち、13台が集まるということで、これ、中川市長になっていただいてから少しずつ、連合会のほうも組織化というんですかね、結束が強くなってやっとここまで来たんですけれども、非常に、私は宝塚にとって、こういっただんじりというのは、非常に郷土の財産というんですか、そういう意味で、岸和田に負けずに、もっと何か少し広げることができへんかと思って、この前、東灘の市会議員さんと阪水のとき話していたら、あそこの方は宝塚にだんじりがあるって、よう知らんかったという話があって、あれっと思ってやね、これだけ1つの都市でたくさんのだんじりを抱えて、しっかりやっていっているというところは非常に珍しいんやということを改めて感心したんですよね。  その辺のところの、やっぱり発信の仕方も、もうちょっと市も含めて、宝塚だけではなくて、やっぱりもっと対外的にも発信せんとあかんのちゃうかなとこう思ったのが1つ、2つ目、この前、聞いていましたら、なぜか、これまでは花と緑のフェスティバルで一緒にやったりして、一緒にイベントを合わせてやってはったんですが、今回はなぜか、今の中央公民館の工事もしているということが理由のように聞いたんですけれども、よく考えてみたら、そんなにそのことでは絶対だめやということではなかったと思うんですけどね。単独開催になっていますよね。  市のほうが300万円補助金を出されて、そやけど、どうも聞いていると1千万円ぐらいかかるらしいんですよね。頑張って寄附も呼びかけられて一生懸命集めてはるんですが、もう非常に厳しいと。次は、やっぱり単独開催は無理やと。あの場所も、河川敷、この前、ハーフマラソンで私もぼちぼちですけれども、ちょっと走るところに行っとったんですが、狭いんですよね、あそこ。  あそこへ13台もだんじり並べて、しかも出入口が非常に狭くて、ハーフマラソンでも、人がうろうろするだけでも物すごくできへんような状態で、もう少しあの場所も含めて、やっぱりしっかり、よくことしの開催を見ながら、次の2年後どうするかというのは、もうちょっとやっぱり支援もしっかりせないかんし、その間のアピールもしっかりしてみたいなことを考えてほしいなと思っておるんですが、それをまず整理して、後で何回か質問。  2つ目、小浜工房館のことですけれども、115ページですけれども、これ、本会議でも少し質問させていただいて、もともと閉館になったときには、29年9月ごろには再開するということやったんですが、その後、議会でも質問させていただいて、工房館としての役割はもう既に終えているんちゃうかということで指摘して、行政のほうもそれはもうよく理解されていて、特に閉館になってから、本当に利用者の中で何かどうしてもという声があるわけじゃないですから、しかし、かといって、あの施設をあのまま眠らせておくのは非常にもったいないことなので、地元の自治会にも担当課から何回も話あって、いろんな意見の聴取もされて、そういう内容やったら用途はもう了解しますよと、ぜひその方向でということまで、地元のほうとしては、役員会もされて、幹事会に諮られてきているんですけれども、なかなか市のほうが、今回ちょっと指定管理の選考委員会もつくられたようなんですけれども、その辺どうなっているのか。  それから、127ページに防犯カメラの補助金とありまして、これ、従来どおりやったら、1カ所8万円の補助金、この前の本会議を聞いていますと、県の補助金の8万円と宝塚市の8万円がダブって補助が出るのか、県の補助金受けたら宝塚市の補助金はだめなのか、どうもその辺が従来、私が聞いていたのは、県の補助金が当たったら市の補助金は出ないと聞いていたんですが、この前の本会議の答弁では、どっちもダブっても出ると、こういうふうに言われたんじゃなかったかと思ったんですが、どこかで政策変更があったのか。  それから、やっぱりこれ何カ所分の予算か、割ったらわかるねんけど、やっぱりこれ主なポイントは、主要な交差点とかいうのは市のほうで200カ所以上つくるんですけれども、そうなってくると、やっぱり自治会とか、それぞれの路地なんかについては自治会でということになりますんで、この制度、やっぱりもう少しはっきりして、しっかりやっていかなあかんのちゃうかなと思いますが、それはどうか。  139ページ、投票所のことですけれども、これまでの議会の議論では、アピアに次の選挙のときには投票所を新たに、ターミナルというんですか、ショッピングセンターですか、つくるということですけれども、これ、予算の中にこの分入っておるのかなと思って見ているんですが、どうも入っているように私は見えへんのやけど、これ入っておるのかどうか、まずそこまで、4項目を一回ちょっと。一遍に言うと私も忘れますので。 ○大河内 委員長  森添観光企画課長。 ◎森添 観光企画課長  だんじりパレードについて御説明させていただきます。  まず、開催場所についてなんですけれども、開催場所については、過去2年、2回、末広中央公園で開催したんですけれども、今回、中央公民館の工事に伴いまして、だんじりの進入路がちょっと確保できないということで、やむなく開催場所の変更ということになりました。新たな開催場所として、花のみちと河川敷というようなふうに変更になりました。  この夏にも、だんじりの実行委員会と下見のほうに行きまして、今回河川敷におりる進入路であるとか、そちらに関しても狭いという御意見もあるんですけれども、下見をした上で実行のほうをさせていただこうと考えております。  また、3月24日にもリハーサルというような形も予定しておりますので、まず、市民の方に楽しんでいただくのも大切なんですけれども、安全面も、花のみちも狭いので、配慮した上で、開催のほうを心がけたいと思います。  次、2点目の情報発信についてなんですけれども、まず市内のほうを広報誌等にも載せて案内はしておるんですけれども、今回、会場が花のみちと河川敷ということで、市外からの皆様もアクセスがよいということで、今回、4月1日号なんですけれども、阪急電鉄さんのほうで配布している「TOKK」のほうに掲載する予定をしております。  この「TOKK」のほうが500カ所、40万部発行されていると聞いておりますので、こちらのほうでも、市内の方だけでなく、市外の方にも情報発信のほうができるのかなと期待しております。  以上です。 ○大河内 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  私のほうからは、小浜工房館について答弁を申し上げたいと思います。  御存じのように、2012年度ごろから、工房館では貸し館による太鼓の騒音の関係とかもありまして、課題がありました。開設当初から、地域団体の皆さんでオール小浜で運営をしていただくということで運営がなされてきたわけなんですけれども、状況も変わって、オール小浜での運営という状況ではなくなったということで、指定管理者を選定すべき27年12月になっても、協議が調わないというような中で、28年3月末をもって休館としておるところです。  その後、管理運営をしていただけるような自治会を軸とするような地域団体の皆さんでの管理運営が可能かどうかというようなことで、地域の皆さんとも協議を重ねてきたんですけれども、なかなか難しい状態。それから、もし、公募で外部の団体に指定管理を任せるというようなことになりますと、実は指定管理料が休館前よりも大きく上がってしまうというようなことから、なかなか開館に至らないという状況でございます。  この館のあり方であるとか地域の環境なども見直しながら、また、ほかの公共施設への機能移転なども視野に入れながら、庁内で協議を重ねているというところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  今の小浜工房館の話ですけれども、その後の庁内でちょっと協議しておる内容ですけれども、実はあそこの工房館については、今、担当部の話でそこまで進めてきたわけですけれども、実際には条例も変えて、一体どういうようなことができるかということで、中で協議しておる中で、1つ、あの施設を使いたいというふうなところが、実は保健福祉公社が、これは市がつくった公社なんですけれども、その公社が事業をするのに、あの場所を活用させてもらえないかというふうな話が新たに出てまいりまして、これについては、果たしてどのような、確かにあそこの事業というのは相談事業であるとか、非常に大切な事業が含まれていまして、そういった点も含めて、今、中では、公社のほうの理事長、前の病院の管理者、妙中さんなんですけれども、とも意見交換等をして、ちょっと協議をしているという状況にあることだけ、ちょっとここではお知らせをしておきたいと思います。 ○大河内 委員長  塩崎選挙管理委員会事務局長。 ◎塩崎 選挙管理委員会事務局長  私のほうからは、先ほどショッピングセンター内の投票所の件につきまして、御返答させていただきます。  30年度予算につきましては、今段階では、まだその予算は特に組んでございません。いろいろ皆様から御指摘いただきましたとおり、投票所につきましても、ショッピングセンター等も含めて、いろいろ検討しているところでございますけれども、今後、検討を進めてまいりました結果、できるとなりましたら、そのときにまた予算、31年までに予算計上すべきものがありましたら、することになるかと思いますが、現段階ではまだまだ課題を整理しているところでして、予算計上しておりません。 ○大河内 委員長  藤田課長。 ◎藤田 防犯交通安全課長  私のほうからは、防犯カメラの設置補助につきまして答弁させていただきます。  宝塚市では、今年度から、県の補助金との併用を可能とするように改正をさせていただきました。その理由としましては、県下で防犯カメラの県との併用を認めるところが、ほとんどの市ということもありまして、また、自治会での設置を推進していただくという、そういうふうな意味合いを含めて、今年度から改正させていただきました。  今年度は7台設置しておりまして、残念ながら県のほうから、県の補助金がいっぱい申請がありましたので、4台だけということになりまして、重複可能となったのは4台のみとなっております。宝塚市では、それプラス3で7台になっております。  あと、市が設置するカメラとの役割なんですけれども、主要なところ、公共性の高い場所については市が設置するというところで、あとは、自治会が希望するところは、この補助金を使っていただきたいというふうに考えておりまして、今年度も、募集期間を延ばした形で、今年度も事業を進めたいと思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  防犯カメラの募集は今年度はいつからでしたかね。何カ所か頼まれていましたね。 ○大河内 委員長  藤田課長。 ◎藤田 防犯交通安全課長  まだ、正式には決まってないんですけれども、今年度よりも長い期間にしたいと思っております。通常でしたら4月か5月から。                (「5月から」の声あり)  4月か5月となっております。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  また、教えてください。  それで、投票所のほうは、事務局長言われたように、今鋭意努力しているところで、決まれば補正予算で計上していただくということで理解します。  小浜工房館については、非常に地元ともいろんなその辺の副市長言われたことも話がありまして、地元としても、非常にそのことについては歓迎するというんですか、それが一番いいんじゃないかということの中で、地域も非常に高齢化していますし、その辺のところはその辺で少し決めていただきたいなとお願いしておきます。  だんじりパレードは、ことし4月14日ですけれども、まず一つは安全をしっかり確保せないかんので、どちらかと言えば元気な方々ですから、安全やと言い切りはるでしょうけれども、そこはやっぱり行政としては、過去のやっぱり少し危なかったこともありますから、あの場所はちょっと僕は、よっぽど注意しないと、狭いだけじゃなくて、結構坂もありますし、中に13台入れて、しかも5千人ぐらい来て、しかも他市から来るわけでしょう。まあ言えば、余りそういうことを体験されていない方も来られるわけですから、相当やっぱり安全対策を、そういう意味でガードマンの費用がすごく高くなってきているらしいですけれども、かといって、これは今後のためには、僕はやっぱり安全対策をしっかりやっていただきたいというのと、ことしはこれでいくとしても、次の2年先、2年に1回とすれば、ほんまにこの場所がいいのか。それと、やっぱり単独開催はどう考えても無理だと思うんですよね。そうなると、ほかの施設、ほかの事業と一緒にやるとなると、花と緑のフェスティバルはことしでしまいというふうに聞いていますから、そうすると、これ、30年度でしまいになりますから、そうすると、もう花と緑のフェスティバルで一緒ということはなくなると思うんですよね。  そういうふうに聞いているんですけれども、間違っていたら言ってください。その辺も考えて、ここで言われる市長の施政方針の中でも、春はだんじり祭り、秋はフェスタとか、いろいろ言われた。私はそれは賛成しているんですけれども、その辺、本当にそういう市のイベントと一緒にしないと、何かちょっと、いろんな意味で無理があるなと思っておるんですけれども、それはどうですか。 ○大河内 委員長  江崎室長。 ◎江崎 生活安全室長  花と緑のフェスティバルについてですけれども、一応、今後も継続して開催していく予定としております。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  ほな、ちょっと私が聞いていたのは間違いでした。何か、何かのイベントがなくなるという話を聞いたんで、全体をやめるんかなとこう思ったんですけれども、それは置いておきます。  4項目はそういうことで、ぜひ一つ一つ確実に進めていただきたいとこう思っています。  次に、119ページ、今も、さっきも出ていました資料の20ページかな、手塚治虫記念館のことですけれども、あの手塚治虫記念館のグッズの売り上げありますよね、手塚グッズの売り上げ。前から言っている、あれは一体何ぼ売り上げているんですか。  はっきり言うならば、手塚、要はあそこで、市は物すごい6千万もお金を出して運営して、いろんな意味で、人件費とか、6千万ぐらいになるんですが、結果的には手塚治虫記念館は、今回の事業は僕は賛成しておるんですよ。賛成しているんですけれども、できたときのいきさつから考えるなら、もともとは手塚治虫記念館と名を入れた記念館はここだけやった。全国でどこか1つつくりたい。それで、名乗りを上げて、豊中とか、東京のほうの調布やったかな、何カ所か名乗りを上げて、ここがゆかりの地やいうことで、決めたわけですよね。ほんでうちも頑張って投資をした。ところが、今も話出ましたように、知らん間に大都市で皆やるわけですよね。京都でもやったし、神戸でもやったし、福岡でも、東京でもあるし、横浜でも大きな施設つくっているんですけれども、どんどんプロダクションが、もううちにとったらマイナスのことをどんどんやってはるんですよね、はっきり言うたら。そら、ここへ来る必要は全くないんですよ。うち、この宝塚の手塚治虫記念館に来なければどうしても何かというのは、もともとないんですよ、もう正直言うたら。  ほな、それは誰かって、海外から来られて、そら大都市行ったついでに寄ると、こんな、ここまで来られませんわね。ここも、ここを変えなんだら、僕は投資しても、ここの考え方を変えんと、お金を投資するだけで、結果的にはそんなに、うちとしたら。僕どっかの何周年かの記念式典のときに、挨拶でこれ言うたんですけれども、手塚治虫記念館もプロダクションもちょっとは協力してほしいと、うちは一生懸命やっとるわけですから、あそこは売り上げだけ、表現悪いですよ、売り上げはぼんと皆行ってしもうとるわけです。何ぼ売り上げたのもわからへん、場所代も何もない。このシステムを変えんかったら、これ、ええ機会じゃないですかね。  もういきさつから見たら、きちっと、ちょっと過去のいきさつも1回研究して整理してほしいんやけど、この機会に言わなんだら、もう同じことがまたずっと20年続きますよ。この改築する、これをするんだったら、そこのところをやっぱり、言いにくいことも言わんとやね、この機会にやっぱり手塚治虫プロダクションとの関係を整理せなんだら、うちは、ほなら向こうは何ぼでもやっていいわけですわ、外で。そんなんね、そら来ないですよ。そこどうなっている、どうお考えなのか。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  先ほどの御質問についてですけれども、まずショップとカフェ、御指摘のとおり手塚プロダクションに場所をお貸ししております。売り上げに対する歩合制をいただいているんではなくて、場所代として、定額をショップとカフェ分として、年額にしまして280万円程度、歳入として受け入れております。  また、手塚プロダクションとの協議なんですけれども、私も4月以降、ちょっと高田馬場に2回ほど足を運びまして協議はしております。  当然リニューアルについての協議も膝詰めでやっておるわけなんですけれども、この賃料の値上げ、委員さん御指摘のとおり、売り上げに対する歩合制でいただきたいというようなお話、及び場所貸しにしても値上げをさせてほしいというお話、11月以降、具体的にさせていただいております。  まだ協議は調っておりませんけれども、リニューアルで一定、予算いただければ、市の財源も一定投資する形になりますので、手塚プロダクション側からも、その分の見合いで歳入を市のほうにもいただくような協議を具体的にこれからも進めていきたいと思っております。  おおむね方向性としては御理解いただいていますので、今以上の賃料等をいただけるのではないかというような感触は得ております。  それと、手塚プロダクションはいろいろ、東京でも、いろんな宣伝とか活動をされておりますけれども、お伺いしたときにも確認したんですけれども、記念館としては、全国、世界中見渡しても宝塚1個だけと、オンリーワンの施設としてプロダクションも理解しているということで協議は入っておりますので、リニューアルについても、東京のほうも宝塚の記念館をとても大切に考えていただいておりますし、そういうことで宝塚としても、プロダクションのほうの御理解もいただきながら、オンリーワンの施設として、来館しないと経験できないようなところも盛り込んでいただいたリニューアルにしようと思って、今、協議を進めておりますので、何とか、ちょっと宝塚に記念館に来ないとできないようなことを盛り込んだようなリニューアルができればいいなと思って、今協議を進めているところです。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  この機会でないと、これまでそういう話は全くなかったわけでないんですけれども、確かにオンリーワン、名前はオンリーワンなんですよ。手塚治虫記念館、名前は。そやけど、京都でも長いことやってましたがな。僕、京都行って見ましたけれども、ほんなら結局そこのほうが誰でも、ここまで来んでも、京都で見れるし、横浜でも見れるし、福岡でもやっていたんかな。東京でもやってますやん。そんなもん来ないですやん。もっと大々的ですよ、正直言うて。もっと広いスペース使って、もっと大々的にやっているんですよ。  ほんなら、うちがほんまに投資する、ここまで何や知らんけれども、今の江原委員さんとのやりとりを聞いていると、何か3億円か4億円か知りませんけれども、投資するのに反対しとんじゃないんですよ。この機会に、手塚治虫記念館とうちとのやっぱり約束、そこをちょっと変えんと、このままではあかんと思うんですよ。  そこをやっぱり、この機会にちょっと、いや、政処さん、よう頑張ってくれているのはよくわかったよ。よくわかったけれども、ここを本当に厳しい話をせんと、向こうも、そらいろいろ聞くところによると厳しいのはわかりますよ。そやけど、この機会に、そやなかったら、こんなん投資してしもうたら、もう全然話なくなりますよ。終わったら、全然協力してくれませんよ、これ。その辺はちょっと条件にしたいね。そやなかったら、これさっと行ってしもうたら、お金ばかり入れて、結果的には同じことですよ。結果的にはもうどんどんよそへとられてしまいますよ、都市間競争が激しいんやから。  そこを確たるもんは、これ、そやけど政処さんがやってもらっているのはええけど、市挙げて、ちょっとびしっとした話をしたほうがいいんちゃいますかね。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  実は以前から、あそこのショップについては、もう過去からそういうお声も聞いていますし、私自身も方々のショップ行ったときに、ショップいうんか、そういう美術館であるとかそういったところで買い物するときに、このお金は一体誰に入ってどうなんやろうなと、手塚治虫記念館は宝塚市には一切入ってこないなと。この考え方を崩さないと、宝塚市はあそこを何でそしたら貸してんのやろなというふうなことにもなるし、それと、いつだったか、江原委員も言われましたけれども、兵庫県で大きなものが、今度、手塚の名前が出ていましたから、まあ何ということやという、距離が近いですし、非常に規模が大きいとなると、これはちょっと真剣に、そんなことばかりでされるとまた、というふうな気もしました。  それで、以前から、そこのショップについての考え方も、歩合制なりでもう話をしない限り、やはりこれはあかんやろうというふうなことも言っていましたし、市を挙げてということですけれども、そういう話については、市を挙げて交渉というんですか、やっていきたいなと、そのような思いでおります。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  今、副市長も言われたように、淡路島に手塚ワールドみたいなんができて、これもちょっと県もかなわんなと思うけれども、もう大々的な施設をつくって、そうなってきたら、余計うちはもう本当にこれ、オンリーワンの施設や言うてるけど、決してそうじゃないわけですわ。記念館という名前はオンリーワンですよ。それ以外は、もう中身はどんどんあっちこっちにやってはるわけです。  ここをやっぱり変えんと、この投資はちょっと待つべきや思うんですよ。その約束もらうまでは、これ、ちょっとやっぱり状況を見きわめんと、もうお金出してしもうて整備したら、向こうは絶対聞きませんよ。この機会でないと聞いてくれませんよ。こんなもの交渉ですもん。そこは、やっぱり長い、宝塚のことを考えて、僕かって、市が一生懸命、手塚治虫記念館やっているからいうて、ようけ何や記念、連れていった人、ようけ買うてくれて、これで市のためになるんやったらいうて、どう言うてええんかわかれへんから、こんなもの全然うちに入れへんとか言われへんから。みんなその辺まで行ったら買いはるんですよ。一生懸命、市もやってくれてるんやから応援せないかんと、そういう人もおるわけですよ。そやけど、実はうちは何にもないんですわ。そんなショップないでっせ。どこの施設かって、やっぱりショップの売り上げで、ある面では相当利益を出して運営費を助けるというのが普通の話ですやん。ここ、ちょっとやっぱりしっかりやっていただくように。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  再度済みません。  今回リニューアルの予算計上させていただいておるんですけれども、再度申し上げますけれども、プロダクションと協議の中で、市が投資する以上、ショップと、カフェはちょっとどうするかまだ俎上に上げているんで、残るか、潰すかちょっとまだ協議中ですが、ショップの賃料、歳入について、値上げさせていただくということで、それを私レベルで条件にさせていただいているところもございますし、プロダクションとしても一定御理解いただいて、方向性はちょっと確認、今の時点でできておりますので、リニューアルの条件という形で私なりに提示しているつもりですので、御理解いただければと思います。 ○大河内 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  今回、リニューアル、単年度で1億5千万円ということで予算計上させていただいておりますけれども、そのうち、2分の1は県版の地方創生を活用させていただくというような予定をしております。また、時期的にも、この新しい文化芸術施設の工事の進捗と合わせて、いいように、時期を合わせて工事をして、また、両方がオープンするというふうに持っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  余り前のめりになったらいかんと思うんですが、すごく大事なことですから、やっぱり政処室長言われたような姿勢でいかんと、この機会を逃したらできへんですから。そやけど、一体あのショップは何ぼ売り上げておるんですか。これをわからなんだら言えませんやん。何ぼ一体、1千万円売り上げているのか、2千万円売り上げているのか、3千万円売り上げているのか、これすら言わないんですよ、向こうは。恐らく数千万円以上売り上げているはずですやん。なぜそれをはっきりせんと、知りませんよ、私は恐らくこれは数千万円どころやないなとこう思とるわけですよ。だって、物すご皆買って帰りはるもん。来られた人、みんな買って帰りはるもん。大量に買いはるもん。高いし。私もネクタイ買うたけど、ネクタイ高いで。それぐらい、1回ぐらい何かのときせないかんなと思って買うたんですけど、高いわ。  やっぱり、これ、何ぼ売り上げているのか、これぐらい言うてもらわなんだら出てきませんやん、どれだけ要求するかという基準は。例えば、売り上げの半分なのか、そこはずばっといかんとやね。わかっているから、言うてまんねん、私は。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  売り上げについては、数字、把握できておりませんので、委員さんおっしゃるとおりなんですけれども、来館者の方でせっかく来たからお土産買っていただける方、カフェに寄っていただける方がたくさんいらっしゃることは、現場の上からも把握しておりますので、プロダクションとは、また、続けて、委員きょうおっしゃっていただいたことも踏まえて、継続して議論はこちらの要望として伝えていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
    ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  もう一点は、この事業もこうしてお願いしていますけれども、実は県の今年度、来年度から新たに、国で認められなかったそういう地域創生ですか、そういった事業が県版と、県の。それで、県がこの事業を認めてくれるかどうかいうのは大きな話なんですが、実は半分の7,500万円が県の支出金、残りで市の起債が5,620万円、そしてあと、ふるさとまちづくり基金を何ぼか投入して一般財源と。一般財源で1,200万円ほど、その程度を予定している事業なんですけれども、これ、県のまず補助金が2カ年とれるかどうか。ここも大きな、これ同じやるなら、やはり我々は単独費ではなかなかこういうような事業は難しいという判断をしていまして、もしもこれが、とれなければ、やはり額としては大きな額になりますから、そういったことも必死で県のほうがこの際、何とかこの事業を認めてほしいというふうなことも一方では言っていると。そのことも、財源確保がやはりならない場合、非常にそのときの実施というのは厳しくなってくるという思いでもあるわけです。  今、あわせて、2つのことについても、言われたこともよく理解していますし、交渉というんですか、そういったことにも当たっていきたいなと思います。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  井戸知事も、いつも手塚治虫記念館に対して非常に関心を持ってもらって、もっとちゃんとせいみたいなことも言われてきて、今日まで来とるわけですから、淡路のことはちょっとあれやけど、そら、県は当然ちゃいますか。頑張っていただきたい。頑張ってください。  それでは次に、109ページに売布と仁川の、産業建設の常任委員会でも議論したんですけれども、公益施設にして指定管理でするということですけれども、もう一つ気になっているのは、この場合、いわゆるこの売布のサービスステーションと仁川のサービスステーションはこの行革の対象に上げられて、検討するということを言われているわけですけれども、これ、市長が1期目の最初のころに、当時の行革委員会の中でそういう案が出て、ところがなかなか、地域のほうからの強い反対もあったし、床は同じように市の床ですから、結局その辺のところで地域の声を入れて、やっぱりその地域と市との、まあ言えば非常に結びつきの強いものですから、あのときはやらないということになったんですが、この辺はどうなんですか。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  今言われているのは、サービスステーションのことだと思うんですけれども、過去の行革推進委員会から、売布、仁川でしたか、そういったところのあり方について、言うたら廃止に向けてというふうなことやったと思うんですけれども、それぐらいのことを検討したらどうかと。  中でも、このことについては、この前の行財政改革特別委員会の最後のときだったと思うんですけれども、市長のほうから、各サービスセンター、サービスステーションなどのあり方を検討しようとしているということを言っているのは、余りにも駅ごとに配置という必要もない施設だというふうな思いもありますから、どこからどう廃止していけるかわかりませんけれども、廃止して、そして市民の方に、一方ではサービス向上になるようなことも合わせて、検討したいというふうなことを申し上げたことあるんですけれども、ともかく今言われている施設、これだけの全て床ということについて、早急にやっていきたいという思いで進めていこうと思っております。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  私は過去の前田先生やったかね、委員長のときの1つの方向として意見を出されて、あのとき結構しっかり現場も見られて、調査されて、そんな方向出たんですけれども、あのときは、だから、今言いましたように、すごく、それぞれのピピアめふなり、さらら仁川のほうからすごく反対が出て、踏みとどまったという経過がありますから、その辺のところは私はいかがなものかなと、ちょっとその辺、思っています。今のところはそういうことです。  もう一点、さきに出ていました93ページに職員の健康のことについて、議論もそれまでありましたけれども、今、宝塚の職員で、いわゆる長期の休暇というんですか、休業と言ったらいいんでしょうか、前聞いたとき、20人ほどそういう方がおられると聞いたんですけれども、今はどうなんですか。減ってきているんでしょうか。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  4月1日現在でずっと見ていますと、以前は、例えば平成23年でしたら、17人、そのうち心の病が11人というような状況でした。  今現在、例えば、平成29年4月1日ですと、人数にしましたら同じ17人で、心の病の方については12人ということで、多少、年によって若干の上がり下がりはありますが、人数的には、そう大きく変化はしていないというような状況でございます。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それは同じ方ということなんでしょうか。例えば、もう3年連続して休んでいたら退職みたいな話ありますから、そういうことで減っていく中で新たにふえているのか。同じ方が、3年たったらちょっと来て、また休んでとか、いろんなことあると思うんですけれども、この17、17とか、11、12と、同じ方というふうに理解したらいいんでしょうか。実態どうなんでしょうか。 ○大河内 委員長  近成総務部長。 ◎近成 総務部長  基本としましては、やはり1年以下の方が圧倒的多数を占めておりまして、中には、わずかですが、数名、同じ方も二、三人、間をあけながら続けられている方もいますが、基本は1年以下の方が、例えば12名中9名というような状況で推移しております。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  もう一点、その精神疾患というか、疑いがあるとか、いわゆる鬱病的な病気のある場合もあるわけですけれども、そういう傾向の方というのは、庁内回っておっても、ちょっと気になる方、何人かおられるとよく聞くんですけれども、それはどうなんでしょう。おおよそ何人ぐらいおられるのか、それがどうなのか。確かに市の仕事って難しい職員、市民との板挟みとか、非常に難しい仕事ですから、そういう意味ではよっぽど健康管理というのか、他の委員さんが言われたように、やっぱりメンタルな意味でのケアを相当しっかりしないと、表面だけではなかなか見えへんのは、そういう傾向はどうなのかというのと、ちょっと今さっき聞いていて、何か待ちの姿勢になっておるんと違うかなと。もっと積極的に、職場なんかみんなわかってますやん。職場、一目見たらわかりますやん、僕らはもう職員から、北山君、これ何とかなりませんかいうて言われるぐらい各職場行ったらありますやん。それを何で、何か今の次長の話を聞いていたら、何か言うてきたらやるみたいなふうに私は聞こえたんやけど、そういうことはないと思うんですけれども、待ちの姿勢なんちゃいますか。もっと積極的に、やっぱりよう相談に乗って、対応していかないけません、これ、どうです。 ○大河内 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  確かにおっしゃるとおりで、やはり一日も早く復帰していただいて、元気に働いていただくほうが、私どももやっぱり戦力として必要としておりますので、そういった意味でしっかりと取り組んでいかないといけないと思っています。  先ほども申しましたように、必ず月1回はその方の状況を、そういう長期の方においても、やはり確認をしながら、その人の変化もしっかりと確認するとともに、そうならないようにするためにも、常日ごろから、例えば健康相談室のほうには保健師も常駐してもらいまして、そこでふだんから相談を受けられる体制のほか、精神科医、それから臨床心理士も月に1回もしくは2回、合わせて計3回はそういった医師のほうも配置してということで、相談体制もとりながら、なおかつ上司のほうとのコミュニケーションも、実は人事当局としましては、のぞきながら、情報交換しながら、その方の状況も確認したりということもさせていただいております。  どこまでが積極的にできているかというのは、ちょっと自信が持てませんが、今後もそういった職員の方が一日も早く復帰、もしくは今お悩みの方については休職されないように、事前の予防に取り組むというふうに力を入れていきたいと思っております。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  ぜひ、すごい思いを持って宝塚の市役所に来ていただいた方々ですから、やっぱり戦力として。そういう意味では、各担当の部長さんなり管理職がしっかり見て、そこでやっぱり総務のほうもしっかりケアして、相当な手当てをしていかないと、いろんな悩みがありますから、家庭的なことも含めて起こっている場合もありますやん。職場の中だけのことじゃないかもしれませんから、そういうことはやっぱりしっかりケアしてあげてほしいと思うし、その辺、できるだけ、待ちの姿勢にはなってへんとは思うんやけど、積極的に対応していただくということをお願いしておきます。  もう一点、107ページの新庁舎・ひろば事業の関係ですけれども、資料の10ページ、資料の10で出されているんですけれども、この工事を延期することに伴うデメリットの中で、この前、本会議でもお話ししたんですが、このことは午前中の質疑でも出ていましたけれども、上下水道庁舎の耐震性は今0.15で、普通の施設は、一般的な施設は0.6と、マンションなどは皆そうなんですけれども、あの施設は実は0.7なんですよね。それは何でかと言うと、災害が起こったときに災害復旧の拠点になるわけですね。しかも、水、上下水道はあそこが本庁ですから、既にまさにコントロールする機能を持っておるわけですね、全てあそこから出ておるわけですから。そのことが、質問する前にこれ出てきたのか知らんけれども、ここはちゃんとやっぱりデメリットとしてしっかり明記してほしいなと思って、これはちょっと訂正を求めたいと思いますが。  だから、水道局とちゃんと調整して、この文書ですよ、政策推進課が出しはったんですが、水道局がどうメリットを感じるかでしょう。デメリットを感じるかでしょう。  それは、本庁から見たらこんなんなんかもしれんけれども、水道局にしたら、まして本当に崩壊することになったら、全然機能せえへんわけですから、あそこ機能せえへんかったら、これ、市内の水の復旧なんて、命の次に水は大事ですやん。どこでも水が最優先なんです。そのことを何でちゃんと、いや、認識はされていると思うんですよ。そやけど書いてないから、そこは大事なことちゃうかと。 ○大河内 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  委員御指摘ありますように、こちらのほうに書いております数値と言いますのは、いわゆる国の国土交通省の基準によります耐震性指標、0.6未満であれば、その後ろに書いているように、地震が起きた場合に倒壊または崩壊する危険性が高いということを示すために、この数値を入れさせていただいております。  ですので、今後つくる庁舎、あるいは現庁舎がどれだけの耐震性を必要とするほうがいいのかというところは、上下水道局が申し上げております0.7という数値が指標になってくるかなというふうに思っております。  そして、表現として、これは国の指標として、こういうふうな位置づけになっていますよということを示しておりますので、少し表現足らなかったということになるかもわかりませんが、御理解をいただけたらというふうに思います。  以上でございます。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  理解できへんですね。デメリットですからね。あそこがもしほんまに来年かどうか、地震が起きたときに、倒壊する可能性は高いと。倒壊したらどうなるんやと、職員の命の問題、第一に考えないけませんけれども、そのことだけではなくて、あの建物が壊れたら復旧拠点はなくなるんですよ。全てのデータから、全ての情報から、できなくなるんですよ。その認識がないのがだめだと言っているんですよ。だから、私は書きかえてくださいと言っているんですよ。訂正をしてくださいと言っているんです。  だから、訂正するのか、せえへんかということを聞いているんです。 ○大河内 委員長  答弁お願いします。  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  水道局庁舎としての耐震性というのは0.7が必要やということ、そういうことであるとするなら、そういう観点で0.7必要だという趣旨でここのデメリットのところに記載をしたいと思います。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  これ、国交省の基準で書いてあるんですよ。原発施設やったら0.9やったかな、国交省の基準できちっとこういう施設はこうだという、国交省の基準で書いてあるんですよ。  この前、うちもやっていましたという支援者のところに行ったら、そない言うてペーパー見ましたわ。国交省の基準で、こういう施設はこうだと、こういう施設はこうだと、基準があるんですよ。そのことを言っているんだから、何も私がつくって言うてるわけじゃないんですよ。その認識がないのが、いかんのちゃうかと言うてるんです。書き直してくれるんだね、そういうこと、訂正されるのか。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  数字のちょっと出どころとか根拠も含めて、いろんな誤解がないように、今言うているように、水道局としては今0.7を求めているということは間違いありませんので、0.7という表記にして、その0.7の根拠も記して、この資料の修正をしたいと思います。  以上です。 ○大河内 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  この文書は、企画経営部でつくられているんですが、水道局側と確認はされたんですか。水道局として、この前、産業建設の常任委員会で森事業管理者は、できるだけ早期にやっぱりちゃんと建ててほしい、建てなあかんと、こういうことを言われたわけですよ。だから、水道局の見解を、水道局の認識はなぜ、こういう出すときに、水道局の事業なんですね、これ。そこが、水道局にとってデメリットは何なのかと、この前、資料で本当にその一時的な施設をつくる場合に、いろんな要件が水道局から出てきましたよね。産業建設の常任委員会には出てきたわけですよね。  ここに書いてあるように、いわゆる上下水道局庁舎に必要な要件ということで、床面積は3千平米、相談窓口、風呂の設備、今さっき出ていましたけれども、駐車場、執行体制、水道の監視設備、それから下水道の監視設備、これ全部あそこにあるわけですよ。  だから、その機能は全部なくなるんですよ。それはやっぱり水道局と調整して、この文書をきちっとするべきとちゃうかと言うているんですよ。行政から見ているだけではだめなんですよ。行政がこっちから見るんじゃなしに、水道局は今のどうするかということになっておるんですから、その辺、ひとつお願いしておきます。  続きまして、副市長のほうから、早急に計画を立てるということなんで、市長もおられるんで、本会議のときには、水道局の庁舎が0.15よりないと、極端に少ない。しかも復興拠点ですから0.7以上要りますよと。しかも、もう既にこのことがわかってから8年も経過していますよと、だから、やっぱりおくらせるのはどう考えても、職員の中から出ているように、やっぱり職員の命より文化芸術施設が大切なんかと、こんなことをこのまま置いておいてはいけないと、私が市長に責任、どうされるんですかと言ったら、市長はもう一時的なことも考えると、こう言われたと。私もあの質問するまでにいろいろ考えました。正直言うて。3階の大会議室に移すことはできへんかとか考えたけれども、どないもできへんですよね。結局、一時的な施設も、今、副市長言われたように、これ、市内でそれだけの土地が確保できて、近隣との関係とか考えたらないんですよね。私が言ったように、小林浄水場とか、亀井浄水場もこの前、全部、データ出してもらいましたけれども、現実的には、配管関係もありますし、無理やと、もうそれもよくわかりました。  私は、すぐやるとしたらあそこしかないなと思うたんですけれども、それも結果的にはできないと。あれだけの配管ありますから、どうにもできへんですよね。しかも、簡単に取り除けるものでないですから。そうすると、残っているのは、やっぱり当初計画どおり、皆さん方が言われているように、この隣のところでいかに早く計画どおりするかと。考えてみたら、去年の年末ごろまでは、どっちもやるで我々も話をしていたわけですよね。私はあの設計図はもうちょっとシンプルにせないかんということは言うてきましたけれども、少なくとも議会側としては一定の話は聞いてきたわけですよね。そやけど、財政的にどうしてもしんどいからいうことで、市もやっぱりそれは僕は苦渋の選択やったと思うんですよ。そやけど、その苦渋の選択では、これはもうやっぱり職員の命は守られへんとなったら、もとへ戻す以外ないですやん。そうすると、財政見通しも発表されていますけれども、全て延ばす前提で予算もつくられて、財政見通しもつくられとるわけですよ。  物すごく、せやけど、今これ大きくもとへ戻さんと、今皆さん言うてはるように7千万円のお金も流れてしまうし、まさにいろんな面で大きなマイナスが出るわけですよ。ということは、私は12月の末ごろまでの時点に立ち返って、やっぱりどちらもやる。その上で、財政の、それは西も東も聞いていましたけれども、さらに厳しい行革ということになりますけれども、それ以外にもう道は残っていないわけですよ。  そのことを、ひとつこの場で指摘しておきまして、あとは総括で。総括までに、市長も十分わかっておられると思いますので、総括で議論しましょう。  以上で終わります。 ○大河内 委員長  ほかに。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  予算を組むときに、全ての事業に優先順位があって、優先的にやる事業に関しては、当然、公益性のある費用対効果というものがあるものとして質問をしていきます。  主に事業目的とか、事業の成果指標であるとか、達成できたとき、できなかったとき、その次の手はどうなのかみたいなことをちょっと念頭に置いて質問を聞いていただきたいと思います。  ちょっと5点ほどさせていただきます。  1点目は、説明書の99ページの情報ネットワークシステム管理事業についてなんですけれども、何かイメージで言うと、こういったところにどんどん予算はふえてきて、そして人件費がカットされていく、要は便利になっていくようなイメージがあるんですけれども、どうも過去3年間見たらどんどん予算が減っていっているので、そこら辺の説明をお願いします。  そして、2点目は、107ページのふるさと納税ですね。ふるさと納税は宝塚市に入ってくるものは少なく、出ていくものではめちゃくちゃに多くなっていっているのが現状だと思います。しかも、億単位でどんどんふえていっていると。それを阻止するために、恐らくふるさと納税システムというのを使用し出したのかなと思っているんですけれども、それはちょっと違うのかどうなのかも確認なんですけれども、要するに、ふるさと納税の今後どういうふうに手を打っていくのか、これ以上どんどん出ていくものをどういうふうに歯どめをかけていくのかという対策についてお伺いしたいと思います。  3点目はまた、シティプロモーションのほう、同じページで、シティプロモーションなんですけれども、1つは、この「I&TAKARAZUKA」というブックレット、そして、この「ときめく日々のたからばこ」、こちら両方についての、どれぐらいのお金がかかったのかということと、どういうような事業内容になっているのかということをお聞かせいただきたいと思います。  あとは、それにまつわるシティプロモーションの動画制作ですね。これの委託業者さんが、東映でしたっけ、864万円で委託したと思うんですけれども、地元の方からいろいろと、なぜそういうところに頼んだのかとか、ちょっと高過ぎるんじゃないかとか、地元業者に声かけなかったよとか、いろんなことがちょっと質問で来ていますので、その辺に対する、要するに地元業者に依頼しなかった理由であるとか、地元業者への声かけや相談はしたのかということについて質問いたします。  そして、113ページのきずなづくり推進事業、きずなの家ですね。これ、開設準備費とか、あと補助期間が短縮されたということで、こちらに関してはあくまでも経営というよりも、市民ニーズということに関してちょっとお伺いしたいんですが、利用者の方がいつも満員になっているのか、利用者としてはこれは残してほしいというふうな、要はきずなの家として活用されているのかどうかを伺いたいです。  次、121ページの手塚記念館なんですけれども、これ、資料が20番の資料なんですが、20ページの資料なんですけれども、これで、工事、リニューアル実施予定が平成30年度の1回目と平成31年度4月から6月または7月という2回に分けて行われているんですけれども、その2回目でのリニューアルの内容というのはどういうものなのか、これだけお伺いしたいと思います。 ○大河内 委員長  藤重情報システム担当次長。 ◎藤重 情報システム担当次長  情報ネットワークシステム管理事業の28年度、29年度、30年度で予算が減っていっているという御指摘の件ですけれども、主に28年度ですが、マイナンバーの関係の改修というのが全国的に自治体で行われていまして、本市でも行っているということで、そのときの委託料が非常に金額的に大きくて、その改修委託がもう29年度、今年度と来年度、全部終わっているということで、そのために大幅な減額になっている。委託料が大幅に減額になっているというのが、全体の予算額を引き下げているということでございます。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  その今の使っているシステムですごく合理的でよくなっているんですか。 ○大河内 委員長  藤重次長。 ◎藤重 情報システム担当次長  全体のシステム、全てのシステムということであれば、職員が使っているパソコンとか、それから、ネットワーク、そういったものは、特別ここ3年間で入れかえとかをしているわけではないので、よくなっているかどうかという意味では、それほど変わっていないのかなというふうには思いますけれども、それ以外に今進めております基幹系のシステム更新事業とか、着実に、職員が使って効果を上げれるような形のシステムに入れかえていくということで進めております。  以上です。 ○大河内 委員長  古家きずなづくり室長。 ◎古家 きずなづくり室長  私からはきずなの家事業について御説明申し上げます。  既に説明しておりますとおり、この事業につきましては、来年度の予算につきまして、運営者の継続性、それから自立性という面での見直しをする予定にしております。  それで、利用状況ですけれども、平成28年度の利用者数でいきますと、延べですけれども、1万6千人を超える方の利用があるということで、施設ごとに見ますと、1日当たり少ないところで4人、これは目的によって、少ないところもあるんですけれども、きずなの家によって目的はさまざまですので、少ないところで4人ですけれども、多いところで17人の方が1日当たり利用されているという状況です。  利用者のニーズ等については、毎年アンケートをとっておりまして、その内容を見ますと、リピーターの方とか、それから新規の方、いろいろあるんですけれども、おおむねほとんどの方がぜひ継続してほしいというような、そんなお答えをいただいているところです。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  個別にやっていいですか。済みません。  それで、要するに、こういうきずなの家のそもそもの目的というのは、やはりコミュニティの活性化とか、その地域の課題に対する解決の場というようなところが最大の目的やと思うんですよね。  ですから、当然経営も大事なんですけれども、経営というよりも、そちらのほうがアンケートの内容によるとどうも満足されている方が多いという中で、この事業を縮小する意味、例えば、この事業をちょっと我慢して拡大していけば、例えば、コミュニティが生まれて、家にいがちな人が出てきて、それがひいては、1人で事故とか、そんなんあったりとか、あと、どんどん認知が進んだりとか、そういったところが防げる、要は直接的なことにはなりませんけれども、そういったコミュニティがたくさんある宝塚ということをアピールしていく上では、きずなの家事業というのは成功しているように思うんですね。  実際に、決算書のあれを見ても、一応成功とは書いていませんけれども、うまくいっているというような内容のことが書かれてあったので、それがなくなるということに対してどういうふうにお考えなんですか。なくなるというか、それを縮小していくことに関して。 ○大河内 委員長  古家室長。 ◎古家 きずなづくり室長  きずなの家事業につきまして、私どものほうとしては、決して縮小していくというふうな方向で考えておるわけではございません。家賃補助をなくすことによって、貸し家物件を活用したきずなの家の展開というのは、やはり運営者にとって負担がふえてくるというのは確かなんですけれども、そういった地域の方が集まる場、そういったサロンのような場につきましては、できるだけふやしていきたいというふうには考えております。  既に、既存の例えば自治会館とか、そういった施設を使っての運営とかも考えられますので、今後、この制度の活用については、引き続きPRして、数はふやしていきたいなと思っていて、制度も改めますので、新年度の応募状況とかも見ながら、また検討していきたいというふうに思っております。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  そしたら、そういう空き施設とか、そういった利用してもできますよというような告知は、前もって、もう何か先に話を決めちゃってアピールしていけば、どんどん担い手はいると思うんで、皆さん集まる場所をすごく欲しがっています。なので、とりあえず集まるところがあったら家から出るということが始まるので、そういった別にきずなの家にかかわらず、そういうふうな事業展開を描いていらっしゃるんであれば、いち早くお伝えしてほしいと思います。  次のお答えをお願いします。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  まず、ふるさと納税についてお答えさせていただきます。  まず、市に入ってくるのが少なくて、出るのが多いということなんですけれども、出ていく分につきましては、市民の自由意思で他の自治体に寄附されておりますので、ちょっとなかなかそれをやめてくださいというのはできませんので、入ってくるほうをいかにふやすかというところにかかってくるのかなというふうに考えてございます。  なかなか、国のほうからも、3割以内で返礼品を設定するようにという通知もございまして、金額による差別化というのはなかなか難しい状況でございますので、他市の住民の方から、非常に魅力的に映る記念品についての充実を考えていきたいというふうに検討しているところでございます。  システムについてなんですけれども、これは内部事務の効率化を目指したシステムでございまして、あくまで事務上の効率化を狙ったシステムでございます。  あと、シティプロモーションについてですけれども、「I&TAKARAZUKA」の予算ですけれども、これも、800万円半ばで契約をしておりますけれども、あの冊子だけではなくて、今回、公式グッズをつくりました。また、「TOKK」で宝塚市の特集号を3月1日号で配布をいたしました。そういった多くの事業を一緒に入れて、800万円半ばで契約をしております。
     一方で、「ときめく日々のたからばこ」という写真集をつくりましたけれども、これはまた別のものでございまして、宝塚大学の先生、学生さん、また、市民の方来ていただいてつくりまして、これはもう完全にそのときの先生への謝礼等でございまして、印刷費と合わせて30万台半ば程度で済んでおります。  次に、動画の委託についてなんですけれども、地元の、契約の方法なんですけれども、プロポーザルを実施しまして、多くの事業者さんにお集まりいただきました。その中から一番優先順位が高かったところが東映株式会社さんであったということになります。  この予算の設定なんですけれども、動画と一言に言いましても、民間の一流企業がやると、やっぱり3千万円とか、何千万円とかいう世界になります。一方で、本当に少なく見積もろうとすれば、100万円以下できるようなものでございまして、なかなか人の目を引くような魅力的な映像をつくろうとなったときに、その間ぐらいとって、今回864万円を設定させていただいた上で、プロポーザルによって決定したということでございますので、市内業者を排除したということでは一切ございません。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  では、先、シティプロモーション動画のほうなんですけれども、これ、地域を排除したわけではないというような形なんですけれども、一応そのプロポーザルを実施する時点で、まずそこに当てはまらないと思うんですね、市内事業者さんだったら。規模がかなりでかいので。ただ、その地元の方がいろいろ集まって手づくりでプロモーション動画をつくろうよとなると、地元業者の横つながりとか、そういったことも出てきますし、まちに対する愛着とかも出てきますし、当然出演している演者の方とかは、宝塚の方も多数いらっしゃるのかもしれませんが、やはり、地元企業というのが活躍できる場をどんどん提供していくというのはすごい大事なことだと思っていて、そこのところが1つの対外的なシティプロモーションもそうですけれども、やっぱり内なるシティプロモーションみたいなものにつながると思うんですが、いかがでしょうか。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  委員御指摘の一緒にシティプロモーションの動画をつくっていくこと、いわゆる市への愛着ですとか、そういった誇り的なものを抱くことができるという効果は非常に期待できると思います。  今回、ちょっと動画については、そういった市民参加については出演という形でお願いをしまして、今回、ダンサー50名程度来ていただいたんですけれども、そのうち約20名程度が市民の方というふうになっておりまして、出演することで、そういった市民の愛着も醸成していきたいなというふうに考えております。  市民参加につきましては、ちょっと先ほど申し上げました写真集のほうで、一緒に写真集をつくっていくことで盛り上げていくという機運を醸成しているところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  全く違うんですね。市民が参加するというのは、それは一過性で、1回ダンスを踊ったりとか出演するというのはあるんですけれども、地域事業者とのかかわりのことを今ちょっと申し上げていて、例えばそのシナリオを書くであるとか映像を撮る、例えばドローンを飛ばすであるとか、いろんなことに対して、いろんな小さい事業者さん、たくさんいらっしゃるんですよね。そういったところが組み合わさってつくったものというのは、例えば、市民が一過性で出演することよりも、もっともっと重要なことやと考えるわけですよ。  なので、その宝塚市の地元企業さんと一緒になって、どれぐらいできるのかなという可能性さえも考えていないというのは、ちょっとすごい違和感を感じるんですけれども。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  ちょっと余談なんですけれども、同時期に、北部のほうで動画をつくっております。また、観光PR動画も観光協会主催でつくったりしておりまして、プロポーザルを同じ時期にしておったりしたわけなんですけれども、それぞれ、北部のほうでも、観光協会のほうでも、委員さん御指摘のとおりの地域の事業者さん、NPO法人さんとか、地域の事業者さんとか選ばせていただいて、つくっている部分もございますので、今回、シティプロモーションという、洗練されたものをつくるに当たって、東映さんというところと契約されたと思うんですけれども、同時期に、同じような動画も地域事業者と連携してつくったりしておりますので、いろいろな部署でいろんなやり方でやっておりますので、御理解いただければなと思うんですけど。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  わかりました。そしたら、また後で内容をちょっと聞かせていただけたらと思います。  こちらの「I&TAKARAZUKA」という、これ目的というか、どうなったら成功なのかなという、ちょっとある程度説明いただきたいんですけれども。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  今回、その冊子につきましては、移住定住促進を目的につくりました。  7千部を発行いたしまして、できるだけ、市外の方に手にとって見ていただきたいということで、ブックファースト市外5店舗、また、阪急不動産のほうの店舗にも置かせていただく中で、全部はき切って、いろんな方に見ていただいて、宝塚市のイメージ、良好なイメージを抱いていただけたらなというふうに考えております。  ですので、それを見ていただく認知率みたいな形が一定の成果なのかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  これ、いわゆる宝塚のメーンコンテンツがぱっと見たらどこにもぽんと出てこないという、いわゆるおしゃれな小冊子に仕上がっているんですけれども、どこに差別化を感じるわけですか。これ見て、宝塚で暮らしたいなという。おしゃれな感じはわかるんですよ。あ、おしゃれな場所だなというのはわかるけれども、でも、その宝塚の特徴というのが、何かどこでどう感じればいいのか、やたらおしゃれだなという何か、どこのまちへ行ってもカフェに置いてあるような冊子に見えるんですけれども、特徴は何ですか。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  これまで、いろんなPR冊子を市がつくってきたのは、市が外部の人にここを訴えたいとか、こういうことを伝えたいとか、そういうのを前面に出してそういう冊子づくりをしていくと、我々、今回プロモーションの戦略を立てたときに、いろんな有識者の方々から、その考え方そのものが実はプロモーションじゃないんだというような観点で、いろんな指導、影響を受けてきた。  つまり、我々が伝えたいことを伝えるんじゃなくて、私どもがターゲットにしている、そのライフスタイルに非常に意識の高い女性、その方々がどういうライフスタイルにときめくのかという観点で、具体的にお住まいになられているライフスタイルを表現しようという、今回はそういう狙いでいっとるわけですね。  ですから、ちょっとそういった意味では、そこをあえて私どもは差別化したつもりでございます。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  非常に理解できました。そんな思いがあるとは知りませんでした。  ただ、これから結果がどうなるかというところが問題なので、これ見て移住者がふえた、若い方がこれ見て、ターゲット層が実際にこっちに住みたいなというような声が多くなったら、正解ですね。ちょっとチャレンジなんで、ここはもうこれぐらいにしておきます。  これは何のあれなんですかね、ちょっとよくわからないんですけれども、趣旨がちょっとわからなくて、写真集をつくって差し上げたようなイメージでとっていいんですか。これ、誰向けの何のためのあれなのか。 ○大河内 委員長  中村課長。 ◎中村 政策推進課長  もともとそれにつきましては、インスタグラムを通じて市民参加で市の写真を上げることで、市外にPRをしているところなんですけれども、デジタルで表現しているんですけれども、それを紙に戻すという取り組みをさせていただいて、今、たくさんの方に感想をいただいているんですけれども、横のつながりも持たせたいという思いもあって、編集会議という形で任意でお集まりいただいて、1冊の本にしました。  それを3千部印刷したんですけれども、広く、よりいろんな方に見ていただくことで、プロの方もいますけれども、プロじゃない方がもうほとんどの写真を見ていただいて、宝塚のいいところ、こんなところはあるんだよというのを広めていきたいという意味でつくっております。  以上です。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  わかりました。  手塚、お願いします。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  最後に、手塚治虫記念館ですけれども、資料ナンバー20でちょっと再度ごらんいただければありがたいと思います。先ほど来、副市長及び部長からも御説明しておりますけどもひょうご地域創生交付金というメニューが出まして、単年度1億5千万円のうち半分を県が御負担いただけるようなメニューが出ております。これの採択を前提といたしまして、平成30年度から31年度、来年度から再来年度の2カ年でリニューアルを実施させていただきたいと考えております。  資料の4番のほうで、時期につきましても先ほど来御説明しておりますけれども、年度をまたいだ休館になります。しかしながら、予算については単年度でありますので、1期工事、2期工事という考え方でやらせていただければと考えております。  それが、フロアごとでできるのか、展示物でできるのか、今現在ちょっと最終調整中で協議を進めておりますので、記念館を縦と横、斜め、どうやって切って単年度工事でできるのか、今調整しておりますので、本日は明確には申し上げにくいんですけれども、2カ年かけて3フロア全面リニューアルにかかりたいというふうに考えております。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  わかりました。  ただ、新阪急ホテルが移転してくるのが、春オープンじゃないですか。その時期にやっぱり、ばちっと合わせないとすごくもったいないですよね。なので、できればその入れるような状態だけは3月までにつくっといたほうがいいんじゃないのかなと思うんですけれども、いかがですか。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  宝塚ホテルのリニューアルオープンというか移転については、2020年と聞いておりますので、30年度、31年度で何とかぎりぎり間に合うんではないかと踏んでおりますけれども、ちょっと認識違いでしたら申しわけありません。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  僕が認識違いでした。わかりました。  本当に、あと、いろんな外国語の表示をつくっていくとか、そういうようなものを置いていくとかという話なんですけれども、例えば、今、翻訳機とかすごくあるじゃないですか。例えば、イリーとか言うて、しゃべったらしゃべるとか、例えば窓口で、大阪なんか、外国人観光客が来たら、翻訳の何かそういう契約したら、めちゃくちゃ安くて、1万、2万でやってくれるようなサービスがあって、あれを利用すると、その要は手塚治虫記念館内での職員さんとの会話であるとか、コミュニケーションがあるので、別に字だらけにして、わかるような状態なんかにしてお金を使うよりも、数万円でコミュニケーションを図っていったほうが、外国人観光客のテンションは上がると思うんですけれども、どうですか。 ○大河内 委員長  政処室長。 ◎政処 宝のまち創造室長  おっしゃられているとおり、今の技術、デジタル技術を駆使したリニューアルも考えておりますので、外国語表記についても、デジタルのところで包含できるようなところで賄われればいいなと考えておりますけれども、どこまで対応できるか、ちょっと予算の範囲内での調整になりますので、どのぐらいできるかは今現在調整中であります。 ○大河内 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  むしろ予算はめちゃくちゃ安いです。間違いなく破格的に安いです、印刷物するよりも。ここはよく検討した上でやってほしいと思うし、せっかくデジタル関係でリニューアルしていくんであれば、あっと驚くような雰囲気と、あとコミュニケーションということを大事にしていって、その参加型をされるためにスマートフォンアプリ使われるわけでしょう。だとしたら、やっぱり全てが全部、人対人というものを、AIとかIoT通じてやっていくような、そういったびっくりするようなやっぱり仕掛けをしていったほうがいいと思いますので、費用対効果含めてしっかりと検討していただきたいと思います。  以上です。 ○大河内 委員長  ほかに質疑ございませんか。               (「ありません」の声あり)  きょうなんですけれども、5時半に終わろうと思っております。  休憩入れなくてもよろしいですか。                 (「はい」の声あり)  そうさせていただきます。  それでは次に、文化芸術施設・庭園整備事業について質疑を行いますけれども、産業建設常任委員会のほうでも質問がありました。さらには、総括でも質問ができますので、協力をしていただきつつ、円滑な進行に御協力ください。  それでは質疑はありませんか。  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  そしたら、ちょっとだけこの資料について確認させていただきます。  まず、出してもらっている資料ナンバー11のまず3のほうからちょっと伺いたいんですが、企画展示の入場料収入が2,730万というふうに算定されておりますが、これ、大体算定根拠というか、料金を幾らに設定して、何人単位のお客さんが来るというその辺を伺いたいのと、その下の段のサブギャラリー等の使用料、ここも同じで、大体、何個か施設があったと思うんですけれども、それぞれのその使用料の設定、それから稼働率、ここら辺をどう考えておられるのかということを伺いたいのと、あと、その次のところのナンバー11-4、ここの指定管理者の条件ですよね。指定管理者に求める業務能力というて、(1)、(2)、(3)、(4)とあるんですけれども、いろいろあって、これ全部満たす業者さんって、相当ノウハウを持ってなあかんのちゃうかなと思うんですけれども、そういうところ、一定の目星というのか、当てはあるのかなということを伺いたいのと、あと、飲食などの提供ということで、高収益を見込めるカフェとかを呼んでくるというふうに書いてあるんですけれども、数こそ少ないんですけれども、おしゃれなカフェって、あの辺、結構あると思うんですよ。そこで、どう差別化を図っていくんか、それとも、そういう一体的に雰囲気を出していって、相乗効果を上げていこうというのか、その辺のお考えを伺いたいと思います。  あと1つ、こういう芸術や文化というのが発展していくためには、そのルネサンス時代から、そういうのがあったと思うんですけれども、パトロンであったりとかメセナであったりとか、そういったそういう資金援助というのが不可欠やと思うんですね。それを現代的に言うたら、賛助会員制度になってくると思うんですけれども、この賛助会員制度について、何か設計図的なものは、今現時点であるのかどうかということを伺います。お願いいたします。 ○大河内 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  まず、私のほうからは、11-4の指定管理者の予定条件の中で、幾つかの、業務力であるとか、管理力、企画力を求めていくわけですけれども、そのめどはどうかというお話だったと思います。  現在、今10者を超えるさまざまな事業者と、指定管理者となれるような事業者とヒアリングをしております。その中では、ほかの公の美術館などを指定管理で受け持っておられるようなところであるとか、それから、ビルの管理などにたけているところ、それから、アートイベントなどにたけているところ、庭園部分にたけているところと、さまざまな事業者とヒアリングをしておりまして、非常に手応えを感じておる次第です。  この業務能力のうち、特に1から3については、もちろん必須であります。  そして、4については、プラスアルファの魅力的な事業者を探したいというところでございます。手応えを感じています。  それから、カフェの部分でございますけれども、当初、ここにカフェを建てていただいて、運営をしていただける事業者を探していったわけですけれども、もう少し、規模的な問題であるとか、あと年数の問題であるとかいうことで、なかなか手が挙がりにくいと考えました。  その中で、このここを運営していく中では、イベント等で、もしくは2階のメインギャラリーでの企画などで集客をして、その集客したお客さんが、やっぱりカフェで一定飲食をしていただいて、事業者としては収入が上がるというようなことを考えると、やはり一体的な運営がよかろうというところで、そこで建てていただくとか、あの場所でという限定的に申しますと、なかなか手が挙がりにくいということがわかりましたので、カフェ機能を求めると。この機能というのは、事業者の中では、例えば常時ではなくて、一定期間、庭のここのところに車でいろんな飲食を提供できるようなものを持ってきたらどうかとか、いろんな案が出ておりますので、そういったことで考えていきたいと思っております。  2点、以上です。 ○大河内 委員長  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  私のほうからは、企業が協賛、賛助会員の仕組みについてお答えさせていただきます。  委員おっしゃったとおり、これまでも申し上げております、この新しい施設、庭園というのは、行政だけがつくって管理運営するだけじゃなくて、当然、市民、そして、地元の企業さんにも、この運営に関しての御理解をいただいて、ともにつくり上げていくというような姿勢を持ちたいと思っております。  具体的な方法としましては、まずは、施設の建設の部分に入りましたその着工後に、速やかに、これは施設の整備に当たる目的を、施設の整備目的に用途を特定した寄附として、整備を行う工事期間中に寄附を募集していきたいというふうに考えております。  今のところ、方法としては、例えば施設内に御寄附をいただいた方の個人名もしくは企業名なんか記されるような、そういう銘板というか、そういうのを館内のどこかに設けて、整備の際に御協力いただいたというようなことを残すようにしたいと思います。  また、運営に関して、これは建てた後に運営にも継続的に御協力いただく仕組みが必要と思っておりますが、こちらにつきましては、指定管理の選定後に、運営に係る友の会の制度設計でありますとか募集方法などを協議した上で、会員募集などを行いたいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  岡本課長。 ◎岡本 文化政策課長  私のほうからは、サブギャラリー等の収入の立て方につきまして御説明させていただきます。  まず、想定しております料金につきましては、主に1階が中心になります。1階、2階と、管理に必要な費用を積算したものを平米単価で割らせていただいて、基礎とさせていただいております。  今想定しております1平方メートル当たりの単価が100円ということになっておりまして、この分につきましては、受益者の方に一定、管理費の一部を負担いただくという考え方と、あと、近隣の施設の状況によって今想定をしている次第でございます。  ちなみに、尼崎のアルカイックホールとかになりますと、1平米当たり、単純に割り算をしまして、83円ということになっておりますので、そういったところから想定される単価ということで、今割り出しております。それに、サブギャラリーですと、大体140平米となりますので、1日当たりの今想定しております市内の方が利用いただく1日の料金は1万4千円と推定しております。それから、営業日数が大体300日になる。週1日お休みをいただいて300日程度、あと、国際・文化センターの今ギャラリーの利用率が66%ぐらいございますので、新しい施設ですので、7割程度御利用いただけるかなという積算で大体300万円程度収入があるかという想定を今いたしております。  あと、その他の施設で90万円程度を見込みまして、390万円という形で表示をさせていただいております。  以上です。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  御答弁いただいたんですけれども、カフェの部分に関しまして、収益性を求めていくことは、もちろんなんですけれども、この施設、小さな子どもで貧しいお宅にお住まいの子どもたちも、安価に芸術に触れる機会にしたいというお話がある中で、一定、そんなにお金持っていないけれども、ちょっとここで休憩したいなというような人たちのニーズにも応えていかないかんなと思うんですけれども、そのあたりはどんなふうにお考えなんでしょうか。 ○大河内 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  今、カフェ機能の話については、いろいろと庭園部分、そういうオープンスペースがございますので、そこを活用してというふうに考えているところでして、例えば、今、土屋部長のほうから、お話ありましたキッチンカーみたいな形で、大きな投資はないけれども、そこにそういうスペースを活用しながら、飲食であったり、食べ物であったり、そういうものを販売するような、そういうようなものを誘致できへんかというふうに考えています。  以上です。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  運営ですけれども、1点はやはり質の高い事業の実施、あるいは文化芸術施設の拠点施設として運営する必要が1点はある。  もう1点は先ほど言われました子どもや高齢者、それから障がいのある方など、さまざまな立場の人が利用しやすい施設である、そして、誰もが参加しやすい事業運営にもその配慮する必要、こういった面でも宝塚市の文化芸術の裾野を広げる、そういう一面も持たないといけないと。だから、そういうような人が来られるような施設にしないと、そういう誰でもが文化芸術に触れることのできるような社会包摂というんですか、そういう施設でも検討しないといけない。
     だけども、一方では、いつも問題になっています収支差なんかのことも考えますと、やはり質の高い事業の推進という面で、そういった面でどれだけ自主事業などでお金の収入を図っていくかと、この両面を考えているというもので理解していただきたいと思います。 ○大河内 委員長  みとみ委員。 ◆みとみ 委員  ぜひ、やっていくのであれば、やはり貧しい家の子どもたちであったりとか、なかなかそういう絵画とか芸術に触れる機会の持てない人々にもそういったものに触れていただく機会になるような、それで何回でも来たくなるリピーターになっていくような施設になっていくように、ぜひ御努力をお願いしたいということで、私のほうからは終わります。 ○大河内 委員長  ほかにございませんか。  伊福委員。 ◆伊福 委員  まず、資料を出してもらっています。資料11-1でスケジュール出してもらっていますけれども、前にもらったスケジュールとまたちょっとずれていると思うんですけれども、指定管理の部分とかでも、もうちょっと指定早かったと思うんですけれども、何かいつも後手後手におくれていっていると思うんです。  そのおくれた理由と、あと、次の11-2で補助金出してもらっていますけれども、都市再生整備計画事業のこのちょっと内容ですね。どういう内容で、これ、交付対象事業でいろいろつらつら書いてもらっていますけれども、実際これ、それぞれがどれぐらいの金額で、計画変更申請中って書いていますけれども、考え方からすれば、計画変更できるんであれば、結局、今回14億円、ここの施設にかかっていますけれども、補助金で6.3で、5.8とか書いていますけれども、これ、結局、用地買収の分だけですよね、建物じゃなしに。計画変更できるんであれば、前から言っているように、もし建物がダウンサイジングできるんであれば、前から言っているように、手塚治虫記念館を増設して、ギャラリーの部分だけ、メーンとサブだけ合築して、駐車場が足りないと言っているんで、駐車場をもっと大きくつくってあげて、あとはもう庭園でどんと置くような計画変更ができないのかどうか。  あと、指定管理、11-4で指定管理の要件ですけれども、ここで、産建でも言われていましたけれども、この庭園の管理に関して、私自身はやっぱりあそこの場所の7割は庭園なんで、敷地面積の7割は。やっぱり庭園を活用した文化芸術の発信というのも必要やと思うんですけれども、庭園の管理に関しては、ほとんど金額入れてませんよね。  指定管理の要件を見ても、庭園を使ったみたいなこと、一切書かれてないんで、何でここ、植木の産地やのに、庭を活用した発信ってよう考えへんのかなと思うんですけれども、まずその点を説明してください。 ○大河内 委員長  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  まずスケジュールについてでございますが、昨年11月の議員総会の際に、説明のときに示させていただきましたスケジュールと変更になった点、国のほうから御指摘があった指定管理者の募集手続の開始が、今回11-1として示させていただいた中では、募集手続の開始が7月となっております。これが昨年11月の議員総会のときには4月から開始するということで、三月おくれた状態になっております。  これにつきましては、以前は3月議会のほうで、この新しい施設の設置管理条例、指定管理者が管理運営を行うという規定を盛り込んだその設置管理条例の制定であったり、もしくは、庭園部分についても、都市公園条例の改正というのが3月議会で上げる予定と示させていただいておりましたが、今回、3月議会には議案を提案せずに、それを6月の市議会で提案させていただく予定と、三月おくれたスケジュールになっておりますので、これに伴って、募集手続の開始も三月おくれたものとなっております。  また、交付金につきましては、社会資本整備総合交付金、都市再生整備計画事業ということで、基本的には、例えば、道路をつくるとか、公園をつくるとか、施設をつくるとか、単体の整備に対する補助金ではなくて、この中心市街地エリアの活性化を目標、成果として、それらのエリアの活性化に資するような事業について当たる交付金であります。  交付期間は5年で、あと(2)の事業概要のところで、②の交付対象事業としまして示しておりますのが、今回、文化芸術施設・庭園の整備はもちろんのことですけれども、宝塚駅前広場の整備でありましたり、ゆめ広場にあります歌劇のモニュメント、そこでの歩行者誘導サイン、また、ベンチの整備なども既に26年度と27年度に駅前広場の整備を行っておりますが、それについても、この同じ交付金が対象となっております。  計画上の事業費につきましては、文化芸術施設の施設部分の整備に対しては、事業費が約21億円、公園の庭園部分の整備につきましては、交付事業費が約11億円、これは土地取得費と実施設計分と建設費、建設工事費が対象となった事業費となっております。  あと、計画の変更についてでございますが、これまで何度か計画の変更はしておるんですが、例えば、先ほど申し上げました駅前広場の整備というのは、当初の整備計画に中には盛り込まれておりませんで、途中から追加した経過がございますので、そういう事業の追加による計画変更、もしくは最近では平成30年度が事業期間の最終年度ということで、既に土地の取得であったり、実施設計であったり、そういう整備計画上の事業として額が確定しているものが出てきました。それにつきましては、最終年度を迎える前に額が確定したものについては、金額を確定した額に変更しておくという手順が必要ですので、それに伴う変更というのをこれまでやってきたところでございます。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  委員長、ちょっとごめんなさい。途中で悪いんですけれども、口で言ってもやっぱり理解できないので、ちょっとそこの内容を資料でちょっと出してほしいんですけれども。計画変更もどういう分で変更なのか、公園、庭園も21億、11億と言われているんですけれども、それが今の話、35億の中の分なのか、残りが何かモニュメントや何やとか、そこら辺のその金額、対象の金額は、これとこれとこれととか、変更はこういう変更なんですというのをちょっと資料でいただきたいんです。 ○大河内 委員長  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  済みません。ちょっとわかりにくい説明で申しわけございませんでした。  国のほうに提出している整備計画がございますので、その中に、今申し上げたような対象となる事業項目とか金額がございますので、それはまとめてまた資料として提出させていただきます。  以上です。 ○大河内 委員長  いつ提出してもらえますか。  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  できるだけ早く。 ○大河内 委員長  総括までには。               (「来週頭ぐらい」の声あり)  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  総括には間に合うように用意させていただきます。 ○大河内 委員長  江崎室長。 ◎江崎 生活安全室長  私のほうからは、庭園管理について御答弁させていただきます。  庭園管理につきましては、文化芸術施設と分離不可分な施設として、一体管理を前提に検討を進めております。  これは繰り返しの御答弁になりますけれども、一体管理のメリットといたしまして、窓口の一本化、それから重複する間接経費の縮減、屋内外での連携したイベントの円滑な開催、それから、専門的なノウハウ、スケールメリット等など、民間活力を最大限に生かすことが可能となるということで、市民サービスの向上を期待しております。  また、指定管理の条件には入っておりませんが、当然、庭園におきましても、庭園広場などにおける庭園を活用した収益を生むイベントの開催などによって、維持管理のコスト縮減のほうに努めていくとともに、施設とも連携いたしまして、植木文化の発信についても当然配慮してやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  あれ、ダウンサイジングってできないんですか、さっき言うたような、計画変更の中では。  それと、庭園の話も、この中に書かれていないですよね。一体的、一体的ですと口では言いますけれども、予定の部分で、金額も上がっていないですよね。結局はあれでしょう、庭園の工事、結局、市のほうでやられて、この庭園を使って管理していきなさいとか、そのスペースを使って何かイベントしなさいということですよね。その庭自体を使って人を呼ぶとかということは、もう何も考えてないんですよね。 ○大河内 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  私も指定管理者の選定の前段でということで、今、ヒアリングを重ねさせていただいているところです。  そこでは、確かにこの点、庭園というのは施設と一体的なもんやと、この庭園部分を使ったいろんな文化の発信等をしていきたいというようなお話も聞かせていただいているということで、実際、庭園の工事自身は私どもが一定整備を行ってはまいりますけれども、その庭園部分を使った新たな情報発信であったり、そういうものについては、指定管理者のほうにお願いしていきたいという部分は多分あるところでございます。  以上です。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  ダウンサイジングできないのかという、その質問にちょっと正確に答弁させてほしいんですが、先ほどの伊福委員のイメージされていたダウンサイジングというのは、今の建物をもう少し、例えば小さくして、駐車場を例えばふやして、手塚の何かの機能を出していくというような、ちょっとそういうようなイメージで御説明されました。  その内容は、今現在、もう詳細設計終わって工事を発注しようとしている段階にありますけれども、それはもう全体の事業計画そのものをやっぱり抜本的に見直す内容になろうかと思います。  したがって、基本構想の段階にやっぱり立ち返って、もう一度案を練り直して、そして、パブリックコメントで市民の意見を聞いてといったプロセスを踏んでいくことになろうかと思います。  国庫補助事業の最終年度が今、平成30年度ですので、何とか繰越年度を含めて、31年度中にこの事業を完結しようとしておりますので、先ほどのダウンサイジングが仮にできたとしても、もう全然、もう一遍事業をしていくということになりますので、実質的には新たな国庫補助事業の採択は極めて難しいと思いますので、なかなか実現は、極めて困難かなという印象を持っています。 ○大河内 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  そしたら、産建の話で出ていましたけれども、もうとりあえず工事を、工事の議案をもうこの3月に決めてもらわないとだめなんですと。今までの指定管理のときでも言ってきましたけれども、もし継続なりなるというか、議会のほうでそういう決断をしたいと思ってもできませんよ、この時期でこういう議案の出し方をされたら。これはアピアと一緒なんですよ、僕ら。アピア決めるときと一緒なんですよ。あのときも、もう今ここで決めてもらわないとだめなんです。賛成してもらわないとだめなんです。この夕方のこの時間までに決めてください。僕ら、最終的に、もうまちづくり会社の900万やったら900万しか出さへんでと、そこにしか出さへんでと、あと、お金一切出さへんでと言うても、あともうナシのつぶてですわ。最終的に、6億出しましたけれども、それと同じパターンじゃないですか。  何にも決める余地ないでしょう。話し合う、文句言うだけじゃないですか。ほんで、あともうこの3月で賛成してくれた、反対してくれたという話でしょう。  だから、そういう議案の出し方をされているということでいいんですよね、もう賛成か反対しかないですよね。そういう決め方をしてくれということでしょう。産建の最後の話で言ったら、もうこの3月で決めてもらわんと補助金が云々かんぬんと県に確認したと。 ○大河内 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  済みません。昨日の産業建設常任委員会のときに、それが6月にできるのか、できないのかという質問に対して、しっかり県に確認をして、その上で、また御説明させていただくということにしておりますので、その説明を今きょうこの時点でできておりませんので、今の伊福委員の質問に対して、ちょっと返答しにくいですけれども、我々、提案した時点の考え方としたら、もうこの議案はとにかく今回工事契約をしないと、この事業目標スケジュール内に完結していくのは難しいという認識のもとでこの議案を出しているというのは、間違いございません。  以上です。          (「いいです。そんなやり方しかできへん」の声あり) ○大河内 委員長  ほかにございませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  まず最初に、これ、11月に全議員の総会のときにいろいろ資料を出していただいた中で、一体この施設ね、文化芸術、庭園ということになっているんですけれども、何がメーンかなというのがよくわからないんですよね。  だから、こういった中で、一体、文化とは何なんか、芸術とは何なんか、そこに、子どもや高齢者の方々、全ての方々が楽しめる施設イコール庭園、何なんかなというのは、誰が中心に、もちろん最初、市民の方が、もうリピーターとしていっぱい参加してきてもらって、楽しい施設やということを会派の中でも説明はしていただいたんですけれども、全く理解できないんですけれども、一体当局で文化とは何なのか、芸術とは何なのか、そして庭園、子ども、高齢者、障がい者、一体どのようにお考えなのか、ちょっと示していただけませんか。 ○大河内 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  このまず施設なんですけれども、大きく3つの目的を持っております。  1つ目は、おっしゃっていただいたように、文化芸術そのものの効果ということで、特に、子どもさんや、それからもちろん家族の方、そして障がい者の方、高齢者の方も、さまざまな人にこの文化芸術に触れていただいて、そういったことから、またみずからも創造することができる人間としての場ということで、一応そういう文化芸術そのものの効果を求める。  2つ目はやっぱりコミュニティの再生、生きがいを持って暮らすことのできる地域社会ということで、1階の交流スペース。         (「答弁になってない。時間がもったいない」の声あり) ○大河内 委員長  ポイントを突いて答えていただきたいと思います。どこ。  たぶち委員、もう一度。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  だから、この施設も文化、芸術、庭園、このいろんな資料をいただいた中で、子ども、お年寄り、全ての方がということになっているんですけれども、だから、その全てができるんか、何がメーンなんか、当局での当初出された中で文化とはどのようにお考えなのか、芸術とは何なのか、子ども中心、子どものこともということになっているんで、もう中が、私、全然理解できないんですけれども、どうしてそのようなことになっているのか、当局でのお考えですね。文化、何やろう、芸術、何やろうという、何を示したいのか、何を楽しんでいただきたいのか。そういうとこら辺でちょっとお願いしたいんですけれども。 ○大河内 委員長  中川市長。 ◎中川 市長  文化とは何か、芸術とは何か、それは、言葉で文化とはこれです。それぞれ違います。でも、私どもが考えているのは、感動したり、そこで発見したり、出会ったり、やっぱり人間が生きていく上で大事なものを見つけることができる場所としか言えません。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  簡単に言うたら、そういうようなあれかもわかりませんけれども、私はやっぱり、文化、ここで言う文化芸術の施設ですから、これは宝塚市民の文化芸術に関する基本条例のやはり条文の中の前文に、文化芸術とはというて、やはりここに3点、先ほど説明している「人々の創造性を育み、その表現力を高めるとともに、人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供しています」と、「そして、多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成し、世界の平和に寄与するものです」、「また、劇場、音楽堂などの社会的基盤」、こういったものはきずなを形成する場で、「さらに、人々の共感と参加を得ることにより『新しい広場』として、地域コミュニティの創造と再生を通じて、地域の発展を支える場となるものです」という前文があるんですけれども、この宝塚市の条例というのは、やはりここは大事に押さえないといけないかなと。  この条例の中には、やはり子どものこと、高齢者のこと、その人々に対してのことがきちっと位置づけられていまして、そういう施設を整備して、子ども、高齢者、障がい者の文化、芸術活動の充実に宝塚市は努めなければならないような、そういうような条文があると。こういったことについては、やはりこのことは、この条例を受けて文化芸術振興基本計画というのができて、ここに、こういった施設の建設、拠点をつくるというふうなことが書いてありますから、一方ではこの役割を果たす必要があるんではないかなと。定義としたら、やはりこの条例の今言ったところを大事にしたいと、このように思っています。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  宝塚市の条例そのとおりだと思いますし、我々が思っているような、やっぱり文化の発展は豊かな人間性を育み、社会の進歩に欠かせないものだということと、やっぱり芸術、文化を自由に創造したことに、我々の、こういった施設をつくることによって、行政側の責任ということも訴えているんですけれども、もちろんそのとおりだと私たちも思っているんですけれども、決してこれがあかんとかそういうんじゃなくて、余りにもごちゃごちゃ言うたら失礼なんかもわかりませんけれども、一体何がメーンで、何をどうしようとしているのかというとこら辺がわかりにくいのと、それと以前、会派に説明に来られたときには、もう市民の方が、もう市民の方が中心で、もう市民の方がもう何回も訪れていただけるような施設をつくっていきたいんやと。つくってよかったと言えるような施設をつくっていきたいんやというのが、物すごい森本理事が言われたんが、すごい印象的に残っているんですけれども、果たして市民だけでこれが成り立っていくのか。当然、多くの観光の方も含めて、やっぱりこの施設は成り立っていかなければいけないことだと思っているんですね。  そうなれば、産業建設の中で、入場者の見込みですよね。平日だったら200人ぐらい、だから駐車場はいけるんだと、土日祭日で、もう少し多い目に見込んでおられるんですけれども、入場者を全体的で、入場者を含めて、お金の要る、かかるので、5万人、無料者入れて5万人で、10万人を年間目標にしていると私は理解しているんですけれども、そうなれば、隣の手塚は10万人、去年やったかな、入場されているんです。そしたら、物すごい見積もり方が少ないのではないかなと。だから、当局側として、何か自信がないのかなというような思いがしてくるのと、やはり全庁挙げて、この施設を取り上げて頑張りたいんやというのであれば、やっぱり負担金、私は赤字と言うんですけれども、負担金年間1億2千万あるんやと、それを減らしていくのには、やはり入場者をふやしていかなければいけないと思うんですね。その見積もり方というのが何か納得できないんですけれども、やはり全庁挙げて取り上げていくんであれば、もっと見込みのあるような、私たちが納得いけるようなこの説明をしていただきたいんですけれども。 ○大河内 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  先ほどの文化芸術の話で文化芸術の固有の意義と価値、これは尊重しつつも、国のほうでも、文化芸術そのものの文化芸術基本法そのものにも、観光、まちづくり、国際交流、あるいは教育、産業、その他の関連分野等、そういったものに、文化芸術がもうそこの発展、そういったものにも発展、創造していくようなものであるということまでも言われていますから、当然、宝塚市としても、そういった意味で、今言われたような施設にすべきだと思っています。  だから、一方では、先ほど言うたような市民の集える必要な施設でもありますけれども、一方では、質の高い事業の実施、あるいは文化芸術の拠点施設として運営していく必要がある。  そのときに、きのうではなかったと思いますけれども、言いました事業費の財源確保も今のだけでなく、もっともっと入場者をふやす努力、それから、このときには言わせてもらいましたこの市内の事業者との協力、事業についても冠をつけてスポンサーになってもらう、あるいは寄附金を集める、こういった努力を我々はしなくちゃいけないというふうなことで、それからまた事業そのものについても、事業いうのは今後運営する事業ですけれども、それについても、補助金等もさらにも要望していくとか、そういったことで、この収支差をもっともっと埋めていく必要があると。  今回、正直、先ほども話がありましたが、なぜ6月にこういう提案、6月しかできなかったかと言いますと、この前も言いましたこの収支差の話のもっともっと詳細な詰め、さらに、庭園関係の詰めについても、6月までちょっと、説明をするのに取りまとめるということについて、時間をいただきたいということでお願いをしてきたというふうな経過があります。  そんなことで、十分、今言われているところが、過去のと言うんですか、以前に説明した資料で今回も資料として出しているというところに、ちょっと市のほうのスピードの遅さがここに出ているということで、その辺については大変申しわけなく思っているところでございます。 ○大河内 委員長  森本理事。 ◎森本 理事  済みません。少しだけ誤解があってはいけませんので、もちろん市民という言葉は、本当に宝塚市民ということではなくて、なくてって、もちろん宝塚市民なんですけれども、施設を御利用いただくに当たっては、やはり広い意味での市民の皆さんに御利用いただくということはもちろんだと思っております。  しかしながら、私がこの施設について思うことは、やはりあの場所についても、大変市民の皆さんにとってもポテンシャルのある場所であって、そこで、本市がつくっている条例で拠点施設の整備をうたっており、また、総合計画の中でも、大変高い市民の芸術、文化活動が活発である、けれども大規模な活動拠点となる施設がないということを課題としてうたっております。  このガーデンフィールズ跡地という場所を使ってそういう活動の拠点となる場所をつくりたい、そして、私もそこがより多くの人にこれはもうややこしいと言われますけれども、高齢の方も、障がいの方も、子どもたちも、みんながかかわって、行ってみたい、かかわってみたいと思ってもらえるような施設をつくりたいという思いでおります。  以上です。 ○大河内 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ちょっと説明と聞いたのでは全然、ちょっと内容が違うかなと思います。  あとは、また頑張ります。いいです。 ○大河内 委員長  5時半になりました。この程度で。  月曜日も、総括もございますので、きょうはこの程度といたします。  お疲れさまでした。                 閉会 午後 5時28分...