西脇市議会 > 2018-03-13 >
平成30年文教民生常任委員会( 3月13日)

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  1. 西脇市議会 2018-03-13
    平成30年文教民生常任委員会( 3月13日)


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成30年文教民生常任委員会( 3月13日)            平   成   29   年   度     西 脇 市 議 会 文 教 民 生 常 任 委 員 会 会 議 録             平 成 30 年 3 月 13 日             西 脇 市 議 会               文教民生常任委員会会議録 1 開催月日      平成30年3月13日
    2 開催時間      午前9時28分~午後3時57分(会議4時間22分)                        休憩 午前10時47分~午前10時59分                           午前11時56分~午後1時29分                           午後2時26分~午後2時34分                           午後2時58分~午後3時00分                           午後3時08分~午後3時18分                           午後3時52分~午後3時53分                           午後3時53分~午後3時54分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  岡 崎 義 樹    副委員長  中 川 正 則    委 員  吉 井 敏 恭    委  員  古 西 祐 子     〃   村 岡 栄 紀     〃    東 野 敏 弘     〃   岩 崎 貞 典    議 長  林   晴 信    副議長   浅 田 康 子 5 欠席委員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長                   筒 井 研 策   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   税務課長                     高 橋 芳 文   都市整備部長                   嶋 本 隆 男   都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹    吉 田 尚 史   福祉部長兼福祉事務所長              細 川 喜美博   社会福祉課長                   伊 藤 景 香   長寿福祉課長                   村 井 真 紀   くらし安心部長                  高 田 洋 明   保険医療課長                   長 井 恵 美   健康課長兼健康づくりセンター所長兼   子育て世代包括支援センター所長            塩 崎 さゆり   環境課長                     西 村 幸 浩   防災安全課長兼消費生活センター長           長谷川 竹 彦   教育部長                     森 脇 達 也   教育総務課長                   清 瀬 泰 弘   学校給食センター所長               大 隅 誠 一   学校教育課長                   竹 内   誠   学校教育課主幹兼教育研究室長           松 本   亨   幼保連携課長                   鈴 木 成 幸   生涯学習課長兼中央公民館長兼   新庁舎建設室文化機能連携担当主幹         山 本 昇 司 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局主査   岸 本 仁 子 9 傍聴議員     近 藤 文 博    高 瀬   洋    坂 部 武 美     村 井 正 信    寺 北 建 樹    村 井 公 平 10 請願者     依 藤 史 典    芦 田   忠 11 議案審査 (1)議案第2号 西脇市地域福祉計画推進会議条例の制定について (2)議案第3号 西脇市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定          める条例の制定について (3)議案第4号 西脇市教育振興基本計画策定会議条例の制定について (4)議案第5号 西脇市立学校給食センター運営方式検討委員会条例の制定について (5)議案第6号 県費負担教職員制度の見直しによる税源移譲等に伴う関係条例の整備          に関する条例の制定について (6)議案第7号 西脇市国民健康保険特別会計条例の一部を改正する条例の制定につい          て (7)議案第8号 西脇市手数料条例の一部を改正する条例の制定について (8)議案第9号 西脇市障害者地域支援協議会条例の一部を改正する条例の制定につい          て (9)議案第10号 西脇市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について (10)議案第11号 西脇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について (11)議案第12号 西脇市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定につ          いて (12)議案第13号 西脇市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について (13)議案第14号 西脇市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する          基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について (14)議案第19号 西脇市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につ          いて 12 請願審査    請願第2号 西脇市和田町でのパチンコ店(ミクちゃんアリーナ)の営業に反対し          、これ以上の新規パチンコ店の出店を阻止する為の施策を求める請願          書 13 議会による事務事業評価確認事項 (1)西脇健康ポイント制度 (2)手話奉仕員養成啓発講座開催事業 14 その他 (1)西脇市の待機児童について  ① 平成30年度西脇市待機児童の現状について  ② 待機児童解消に向けた取組について 15 理事者報告 (1)西脇市障害者基本計画・第5期西脇市障害福祉計画の策定について (2)第7期西脇市高齢者安心プラン(西脇市高齢者福祉計画介護保険事業計画)の策    定について (3)兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の会議結果について (4)西脇市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の策定について (5)給食への異物混入について (6)(公財)西脇市文化・スポーツ振興財団にしわき経緯度地球科学館)への市職員    の派遣について 16 特定所管事務調査について                 △開会 午前9時28分 ○岡崎委員長   おはようございます。定刻より少し早いですが皆さんおそろいですので、ただいまより文教民生常任委員会を開催いたします。
     本日は、各委員から理事者の皆様におかれましては公私御多忙のところ御出席いただきまことにありがとうございます。  3月に入り、朝晩は少し寒いですが日中は暖かく陽気な日々となり、またスギ花粉が飛散するなどようやく春の気配を多く感じるいい季節となっております。本日、本委員会に付託を受けました案件はいずれも市政運営上、大変重要なものばかりであります。委員各位には慎重に審議をいただき、適切妥当な結論を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、ここで市長から御挨拶をよろしくお願いします。 ○片山市長   おはようございます。委員各位には、文教民生常任委員会に御精励をいただきましてありがとうございます。  本日の委員会に付託されました議案14件は、いずれも市政運営上、重要な案件でありますので慎重に御審査を賜り、原案に御賛同いただきますようお願い申し上げます。  また後ほど、西脇市障害者基本計画・第5期西脇市障害福祉計画の策定について、第7期西脇市高齢者安心プランの策定について、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の会議結果について、西脇市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の策定について、給食への異物混入について及び(公財)西脇市文化・スポーツ振興財団への市職員の派遣について御報告をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○岡崎委員長   市長の挨拶が終わりました。ただいまから、本委員会に付託されました案件の審査を行います。  本委員会に付託されました案件は議案14件、請願1件、その後、事務事業評価等及び理事者報告があり、本日のスケジュールは本当にタイトな日程となっております。本日は、議案の途中及び終結後、必要に応じて委員間討議を行い、その後に討論・採決の順で進めてまいります。よろしく願いいたします。  なお、本日の傍聴議員は寺北議員を初め6名であります。傍聴1名がいらっしゃいます。  理事者から議案第3号、議案第6号、議案第12号及び議案第19号の説明資料配付の申し入れを受けこれを許可しております。資料については、既に机上に配付しておりますので御確認よろしくお願いいたします。また、請願審査を午後1時半より行いたいと思います。議案審査の進行状況によっては、議案審査が前後することがありますので御了承いただきたいと思います。  それでは議案審査に入ります。  議案第2号西脇市地域福祉計画推進会議条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いいたします。 ○伊藤社会福祉課長   議案第2号について委員会説明を申し上げます。  本議案は、地域福祉計画の策定、調査、評価等について調査審議するため、西脇市地域福祉計画推進会議を条例設置しようとするものです。  現計画が平成31年度で終期を迎えることから、平成30年度及び31年度の2カ年で次期計画を策定いたします。また、委員につきましては学識経験のある者が1人、社会福祉団体関係者が8人、福祉に関する事業に従事する者が4人、公募による市民が2人、関係行政機関の職員が2人、その他、市長が特に必要と認める者が3人を予定しております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○岡崎委員長   委員会説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑、意見ありませんか。 ○岩崎委員   地域福祉計画というのは今回第2次ということで、第1次が平成20年に策定されておりますが、このときは推進会議じゃなしに市民会議という位置づけであったと思うんです。その後、平成26年に今のこの第2次推進計画が策定されたということで、それぞれ1年前に策定委員を決められてその翌年に策定をされたというのは過去2回続いて、今回は第3次になると思うんですけれども、今の課長の答弁では30年度と31年度、2カ年にわたってやるということで過去の例とちょっとイレギュラーのように思うんです。慎重にされるということだと思うんですけれども、そこらの意図はどういうことで2カ年をかけて32年度からの第3次計画をされるのかということをお尋ねしたいと思います。 ○伊藤社会福祉課長   今委員お尋ねの2年かけて計画を策定するということだと思うんですけれども、計画を策定するのにさまざまな課題の抽出等が必要ですので、まずいろんな方を対象としたアンケートとか団体のヒアリング等を実施していくことになるんですけれども、この1年間でアンケート調査をしてそれを分析して計画策定にもっていき、パブリックコメントをするという日程が1年間でかなり厳しいということもございますので、2年かけてゆっくりアンケートの内容等も精査した上でアンケートをして、分析をしっかりして計画策定に結びつけていきたいということから、2年をかけて策定するということで今回計画をしておるところです。以上です。 ○岩崎委員   過去もアンケート調査をされたということでしょう。今回はさらに1年延ばしてやるということでよっぽど大事な、もちろんこれは大事ですけれどもそういう意味において2年間ということで、第3期においては非常に大きくかなり期待をかけた第3期の地域福祉計画かなと理解をしたんです。だからアンケートが今までと同じようなパターンで行って今回だけ2年やから、私はよっぽど慎重かなと思ったから今軽く質問をさせていただきました。 ○村岡委員   これで委員を市長が委嘱されるということなんですけど、1番から6番まで属性が書いてあるんですけど、もう少し詳しく委員さんについて教えていただきたいと思います。 ○伊藤社会福祉課長   今委員お尋ねの件ですが、学識経験のある者1名については大学の教授の先生などを想定しております。社会福祉団体関係者につきましては、社会福祉協議会であったりとか民生委員、児童委員連合会とか老人クラブ連合会とか障害の関係の団体さんを想定しております。福祉に関する事業に従事する者というところでは、相談支援事業所とか包括支援センターとかボランティア団体の代表の方とか医師会の方を想定しております。公募による市民も公募で募集したいなと思っております。関係行政機関については公聴会の関係、また加東健康福祉事務所等を想定しております。その他、特に必要と認める者については連合区長会でありましたりとか、就労の関係のハローワークさん等を想定しておるところです。以上です。 ○村岡委員   今のをお聞きしましてわかりました。それで、基本的な方向が人にやさしい福祉のまちづくりとかあって、例えば西脇市としては都市計画の中で福祉に関するゾーンというのを考えておられるとは思うんですが、なぜこの委員の中に都市計画ですとか都市の経営に携われる方が入っておられないのかをお聞きしたいと思います。 ○伊藤社会福祉課長   都市の経営というのは庁内の組織のことかなと思うんですけれども、庁内に関しましては地域福祉計画の進捗状況も庁内の関係各課で進捗状況等を共有していくことになりますので、そこら辺で策定についても方向性であったりというのは庁内の中で検討していくことになってくると思います。 ○村岡委員   市長が必要と認める人の中に、その都市計画に携わる人というのが組み込まれる予定はないんでしょうか。 ○伊藤社会福祉課長   今想定をしておる中では組み込んでおりません。 ○岡崎委員長   ほかに意見ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいでしょうか、ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので、討論もこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第2号西脇市地域福祉計画推進会議条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号西脇市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○村井長寿福祉課長   議案第3号について委員会説明を申し上げます。お配りしております資料をごらんください。  1の条例制定の経緯でありますが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う介護保険法及び関係省令の改正により、平成30年4月1日から居宅介護支援事業者の指定、指導及び監督権限が県から市へ移管されることに伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を市の条例で定めることとされました。  居宅介護支援事業とは、在宅で生活する要介護者に対しケアマネジャーがケアプランの作成やサービスの調整等を行う事業のことで、3月1日現在、市内には18カ所の事業所があります。  次に2ページの3、条例制定に当たっての国の基準の取り扱いについてでありますが、省令においては従うべき基準と参酌すべき基準に分類され、この分類に従い基準を条例で定めることとされています。基準の意味は記載しているとおりです。  3ページから5ページには、平成11年厚生省令第38号の指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の概要を記載しております。第1章では趣旨及び基本方針、第2章では人員に関する基準、第3章では運営に関する基準、第4章では基準外居宅介護支援に関する基準がそれぞれ定められております。  主要な点でございますが3ページ、省令第2条の「従業者の員数」では1以上の員数の指定居宅介護支援の提供に当たる介護支援専門員であって、常勤である者を配置することとし、省令第3条「管理者」では、事業所ごとに主任介護支援専門員の管理者を配置しなければならないと規定されております。省令第4条「内容及び手続の説明及び同意」では、指定居宅介護支援の提供の際の利用者への内容説明や同意について、省令第5条「提供拒否の禁止」では、事業者が正当な理由なく指定居宅介護支援の提供を拒んではならないことが規定されております。省令第13条「指定居宅介護支援具体的取り扱い方針」では、アセスメントの実施、サービス担当者会議の開催、居宅サービス計画の作成・交付・同意、モニタリングの実施等について規定されております。5ページ、省令第23条「秘密保持」では、業務上知り得た個人情報を漏らしてはならない旨を、省令第27条の「事故発生時の対応」では、事故発生時の速やかな対応について規定されております。  2ページに戻りまして4の市の基本的な考え方ですが、本市において厚生労働省令と異なる基準とする特段の事情や地域性が認められないことから、原則省令に従うこととしますが、県の基準との整合を図るため、県条例に準じた市の独自基準を定めることとします。市の独自基準につきましては、6ページから7ページに記載しておりますのでごらんいただきたいと思います。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○村岡委員   趣旨の第3条ですか、利用者の意向を尊重しなければならないとなっておるんですけど、現状で家族とか利用者の希望を聞くと例えばショートステイなんかを積極的に活用したりとか家族の負担軽減ということになりがちで、実際の利用者の自立支援を目指すところとはちょっと食い違ってきているという話もあるんですけど、この利用者の意向を尊重しなければならないというのはどのように考えたらいいのでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   本来、介護保険制度は利用者の自立支援を趣旨としております。おっしゃるように、介護の面で家族が施設に入れたいとかショートを利用したいという思いはもちろんあるとは思うんですけれども、本人がどのように考えているか、どんな生活をしたいかということをケアマネジャーが十分に聞き取って、また本人が気づいていないニーズについても聞き出していくことによって、その人の自立支援できる居宅サービスを計画していくことになります。以上です。 ○村岡委員   よくわかりました。それから第4条のほうの評価の結果を公表するよう努めなければならないということになってるんですけど、これも現在はケアマネさんの仕事の中で帳票の整理とか給付の管理の業務に追われて大変であるっていうような現実があるようですが、その辺はこの公開というのはどう考えたらいいのでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   評価の結果の公表につきましては、事業所の中で評価結果などを閲覧できるように置いておいていただくというのも一つですし、ホームページ等にアップしてもらうこともよろしいかと思います。また、兵庫県では介護サービス情報公表システムというのがありまして、事業者さんがそこに登録をして公開されてるものもありまして、割とほとんどの事業者さんが登録をされておりますので、そういった形で公表できたらと思っております。以上です。 ○村岡委員   結局この条例に関してのチェック機能は誰がされて、もしこの条例に違反するようなことがある場合はどのようなケースになるのか教えてください。 ○村井長寿福祉課長   市は居宅介護支援事業につきまして4月以降指導権限がございますので、実地指導などを行っていくことになっております。その中で運営基準違反等がありましたら指導をしていくことになります。以上です。 ○村岡委員   指導というのは具体的にどういうことになるんでしょうか、例えば余りにもひどい場合とか。 ○村井長寿福祉課長   内容にもよりますが、ひどいといいますか大幅に基準違反しているような場合ですとか、指導を行っても改善が見られない場合には停止や取り消し処分ということもあり得ます。以上です。 ○東野委員   1点お尋ねをします。6ページ、7ページに西脇市の独自基準って書かれてるんですが、独自基準と言いながらも、これはこれまで兵庫県が決めていた独自基準これに準じてるという理解でいいんでしょうか、それとも西脇市の単独で決めるべきだっていう形で独自基準を設けたということはあるでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   今回条例で定めております内容は県の独自基準に合わせております。市の独自の基準は考えておりません。その理由といたしましては、居宅介護支援に関して特段の地域性等は認められないと思っておりますので、特に別枠で独自基準をとは考えておりません。また今後は、指定居宅介護支援の指導等を行っていく中でそういった事案が見られれば検討していくべきとは思っておりますが、現在のところは考えておりません。以上です。 ○東野委員   指定居宅介護支援事業という形で、ケアマネジャーの人が利用者の方のケアプランを実情に応じてつくるということですが、どうしても事業所っていうのは大きな施設の中に所属をしてるという場合がほとんどですね、西脇市の場合。そういう点では、当然利用者の意向を尊重してということだけれども、要するに客観的にこういう施設の例えばデイサービスであったりショートステイであったり、または入所というときにどうしてもケアマネジャーの人も一福祉法人の職員ですから、そういうところでしんしゃくされるっていう場合があるんではないかっていうことを心配するんですが、そういう問題もこの間なかったのでこのままで行きたいということでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   居宅介護支援のサービスの調整に当たって、特定の事業所や法人を優先して紹介するという懸念だと思うんですが、この省令第25条におきましても特定のサービス事業者の利用を指示してはならないと規制されておりますし、また介護報酬の中でも特定事業所集中減算といいまして、特定の事業所のサービスが偏ってる場合、計画数の80%以上を占めてる場合には減算されるという仕組みになっておりますので、現在ではそういったことは起こっていないと考えております。以上です。 ○古西委員   先ほどの説明で3月1日現在、事業所が18あるとお聞きしたんですけれども、今発行されている便利帳を見ますと17事業所になっているので、1事業所ふえたのかなって思うんですが、中身を見ますと若干入れかわりがあるように感じまして、2つの事業所が減って3つの事業所がふえてるように名前からだけ見ると見えるんですけれども、やはり事業所が増減するといいますかそれはどういう理由からでしょうか。やめている事業所もあるわけですよね、それはどういう理由からでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   居宅介護支援事業所を廃止するという事業所の経緯ですけども、そのあたりは事業所の中でのいろんな事由やと思いますが、多くには介護支援専門員の確保が難しいということがあると思います。以上です。 ○古西委員   先ほどのどなたかの質問の説明でも、事業所に指導するっていうこともあるということで、そういうことも絡んできたりしたケースがあったのかなと思ったんですが、そうではなくケアマネジャーの不足、人員確保が難しいというのがこの事業に関しては課題であると市は捉えているんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   これまでの中で、今は県指定になっておりますので県のほうから取り消し処分等で停止になかった経過はなかったかと思います。おっしゃるように、介護支援専門員の確保が難しいということや事業所が居宅介護支援だけでなくそのほかの訪問看護等の別な事業もされてたりしますので、そことの関連で廃止という経過になった事業所もございます。以上です。 ○古西委員   わかりました。現在18事業所ということですが、この数で一応足りているということなのか、今後もふえる傾向にあるのかその状況だけお伺いします。 ○村井長寿福祉課長 
     居宅介護支援を希望されまして希望どおりの事業所で契約ができるというあたりは、ケアマネジャー1人につき35人までしか担当できないという法の中の制度になっておりますので、たまたま受け持ちがいっぱいでありましたら希望しても契約できないという状況が発生してるかとは思いますが、一方では複数のケアマネジャーを配置していて余裕のある事業所もあると聞いておりますので、市内どこを探しても契約ができなかったことはないと考えております。以上です。 ○岡崎委員長   ほかに意見はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは質疑はこれで終わります。  委員間討論はありますか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第3号西脇市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号西脇市教育振興基本計画策定会議条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○清瀬教育総務課長   それでは議案第4号について委員会説明を申し上げます。  本議案は、西脇市教育振興基本計画の策定について調査審議するため、西脇市教育振興基本計画策定会議を条例設置しようとするものです。  現計画が平成30年度で終期を迎えることから、第3期目となる計画を策定いたします。また、委員につきましては学識経験のある者が1人、各種団体を代表する者が5人から6人、公募による市民が2人から3人、関係行政機関の職員が6名から7名を予定しております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○岩崎委員   今回30年度で終期を迎えるということで、31年度からの策定会議ということですけれども、過去のあれを見ますといろんな基本方針というのは掲げられているんですけれども、ちょっとお尋ねしたいのは、私はこういう基本計画をつくられても末端の学校の現場の先生方に対してこれが十分浸透されているのかどうか、またそれによって現場の先生方と教育委員会との話し合いを持たれているのかどうかというところを少しお尋ねしたいんですけれども、そこらのところはどうでしょうか。上で幾らいい基本方針、基本計画をつくられても現場の先生がそれに対してどういうふうにそれを理解されて実践されているのかどうかというそこらのとこです。この検証はなかなか難しいですか、今の質問に対しては。 ○竹内学校教育課長   先ほどの御質問ですけれども、教育振興基本計画につきましては各校長のほうに同じように手渡しをしております。それに基づきまして、毎年教育の指針というものを教育委員会のほうから出しておりまして、それを全教職員に配布することで周知を図っております。 ○岩崎委員   もちろんそうだと思うんですけれども、それが実際そういった調査分析をされている機会があるのかどうか。私も以前、働き方改革ということで学校の先生方のことを質問させていただいたんですけれども今先生は非常に追われていると、仕事も非常に残業時間も多くてなかなかそこまで手が回らない、生徒を教えるのに精いっぱいだという中でこういうことがきちっと先生方自身が御理解されてそれを生徒または児童に反映をされている、そのようなことを実際検証されているのかどうか、そういう話し合いなんかはあるんかどうか。学校長にこれは言われても、それが末端まで浸透してるかどうかっていうのは私もまだ理解に苦しむんですけれども、そこらのところの検証というのは教育委員会のほうではどのように把握しておられるのか、それは教育委員会が学校側にお任せをしてという形でしょうか。 ○竹内学校教育課長   教育委員会の指針に基づきまして細かいそれぞれの部分では、校長会等を通じてどれぐらいの進捗状況なのかは報告を受けておりますが、全体としてまとめているところはないかなと思います。 ○森脇教育部長   今課長が言いましたように、そういう研修の中で毎年教育委員会の事務の点検及び評価の報告ということで、毎年9月議会のほうで報告させていただいておるんですが、そこらは学校と調整しながら作成をしておりますので、それとまた各学校の中で教職員のいろんなところの研修でもそういう方針については説明をさせていただいておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○吉井委員   計画の策定期間は31年度から5年間ということでしょうか。 ○清瀬教育総務課長   計画については今まで1期、2期ございますが5年となっております。今回も5年と考えておりますが、市の総合計画とのずれも若干あるようでございますので、策定会議の中でちょっと調整はさせていただきたいと思っております。 ○岡崎委員長   ほかに意見はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第4号西脇市教育振興基本計画策定会議条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第5号西脇市立学校給食センター運営方式検討委員会条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○大隅学校給食センター所長   議案第5号について委員会説明を申し上げます。  本条例は、給食センターの運営方式を検討するための委員会を設置し、同機関の組織及び運営に関して必要な事項を定めようとするものです。  委員につきましては学識経験のある者が1人、各種団体を代表する者が7人程度、学校関係者が3人程度、公募による市民が3人程度を予定しております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○東野委員   寺北議員の施政方針に対する質疑とかぶる部分があるかもわかりませんが、まず委員のことでお尋ねをします。先ほど所長のほうからそれぞれの所属する人数については言われましたが、その中では食育っていうことを今給食センターの中でも大きく取り上げられていますが、食育に関係をする専門家の人っていうのはこの委員の中に含める予定はあるんでしょうか。 ○大隅学校給食センター所長   今具体的に食育に関する方をこの検討委員会に定めるということは考えておりませんが、ただ学校の栄養教諭がこちらのほうに参画をいたしますので、事務局として参画を予定しております。 ○東野委員   今後の西脇市の子供たちの健康状態って考えるときに、食育というのは大変重要だろうと思うんです。栄養教諭の先生が事務局としては当然参加をするとしても、委員としてそこで発言をしたりということって思いは違うように思うんです。そういう点では、ぜひ食育に詳しい専門的な方に参加を検討いただきたいと思うんですがいかがでしょうか。 ○大隅学校給食センター所長   委員御指摘の件を踏まえまして、検討してまいりたいと思います。 ○東野委員   それとこの委員会としてさまざまな検討をされると思うんですが、検討する期間として再度確認をしたいと思いますが、ことしの30年度1年間ということでしょうか。 ○大隅学校給食センター所長   第1回目をできましたら6月ごろに開催したいと考えておりますが、その後、先進地視察とかアンケートとかも実施いたしまして、年度内には答申をいただければなということは考えております。 ○村岡委員   給食センターの調理業務のあり方ということですけど、調理業務というのはどこからどこまでの範囲を考えたらいいんですか。 ○大隅学校給食センター所長   調理業務につきましては、食材を搬入してから調理をいたしまして学校のほうに搬出するまで。それとあと、学校から給食が済みましてコンテナが帰ってくるんですけども、その後その洗浄業務、そこまでのことを想定しております。 ○村岡委員   そうしましたら献立を立てたりですとか給食費をどうするかとかそういうのは関係ないと、ただ材料をどうするとかはなくてただ物をつくって運ぶことだけというイメージですか。 ○大隅学校給食センター所長   おっしゃるとおり、献立の作成とか物資の購入、調達とかにつきましては市が責任を持って行うものと考えております。 ○村岡委員   ということは、民営化について話をするというようなことですね、調理の民間委託ということで焦点を絞ったらいいということですね。 ○大隅学校給食センター所長   今回設置いたします検討委員会につきましては、民間委託も含めての検討という形で考えております。 ○岩崎委員   今民間委託も含めての前提でというお話があったんですけれども、民間委託の場合でしたらいわゆる業務委託になるということだと思うんですけれども、本会議でも少し説明があったんですけれども、必ずそうなった場合に経費の節減というのは間違いなしに経費の節減にはなると、あらかじめ算出されておられますか。そこまでは考えてない、今の段階では。 ○大隅学校給食センター所長   これまで民間委託につきましては御存じのとおり、庁内でも検討してまいっております。その中で、例えば参考見積もりの段階でございますけれども委託したほうが、現在の状況で比較した場合は若干低減すると考えております。 ○岩崎委員   もちろん安くというのが大前提だと思うんですけれども、それによってやっぱり安全・安心・清潔っていうのが必ずついて回ってくると思うんですよね。きょうの資料にもありますように、また最近少し異物が入ってるような物がちょいちょい見受けられるんですけれども、それが民間によってこれが解消されるということになればこれはこれにこしたことはないんですけども、そういったことでもう一点お聞きしますが、当然このような議案が出てくるということは、恐らく給食センターの中の職員の方々も耳にされておると思うんですよ。その職員の方々の御意見というのは聞かれてますか、それは聞かれてないですか、今の段階では。 ○大隅学校給食センター所長   これまで調理業務の民間委託につきましては、やはり検討に上がっておりますので、調理員につきましてもその件につきましては話はしておるところですけれども、やはりこのまま現在の調理の業務につきまして継続したいという思いは調理員のほうにはございますが、そこに民間委託後につきましての話はやはり今後の、もし早期決定になった場合には理解を求めていく形になるかなとは思いますけれども、それは今後の検討を見ることになろうかと思います。 ○岩崎委員   私が一番懸念してるのは、やはり現在おられる方が民間委託になれば当然転職ということになると思うんですけれども、そこらのことを十分、後のことを考えてあげないと、行く先がないということになったら困りますので、だからそこらのとこはちょっと心配したからどのような反応があったのかなと今お聞きしました。以上です。 ○古西委員   調理業務の民間委託が、今大隅所長は民間委託も含めてという表現の仕方をされたんですけれども、岩崎委員は前提って言われてちょっとニュアンスが違うように私は捉えたんですけれども、もう一度確認ですが民間委託ありきでこの検討委員会がつくられるのかそこをお聞きしたいんですけれども、寺北議員の施政方針の質疑では市民にはフラットな状況で検討してもらいたいという答弁があったと思うんです。そのフラットな状況というのがどういう意味なのか、私は白紙の状態っていう意味合いなのかなって捉えたんですけども、ちょっとわかりにくいのでそのあたり、民間委託ありきで検討委員会が開かれるのかそうではないのかっていうところをもう一度確認します。 ○大隅学校給食センター所長   今回の検討委員会につきましては、施政方針のときの答弁にもございましたようにフラットな状態で、ありきではない、前提ではないという形で検討いただきたいと考えております。 ○古西委員   わかりました。先ほどもおっしゃったし施政方針のときの質疑の答弁でもあったんですけれども、ことしの検討委員会の予定として民間委託をしている先進地の視察をするということをおっしゃられたんですけれども、それは結構かと思うんですけれども民間委託をしていないって、市営にこだわった市の視察っていうのも同時にしたらいいんじゃないかなって思うんですがいかがでしょうか。
    ○大隅学校給食センター所長   御指摘の点は留意いたしまして考えていきたいと思います。 ○岡崎委員長   ほかに意見はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第5号西脇市立学校給食センター運営方式検討委員会条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第6号県費負担教職員制度の見直しによる税源移譲等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題にします。  理事者から委員会説明をお願いいたします。また、これはちょっと丁寧に説明をお願いしたいと思います。 ○鈴木幼保連携課長   議案第6号について委員会説明を申し上げます。  これから前段で説明いたします市民税所得割の標準税率の適用につきましては、本日配付させていただきました資料、県費負担教職員制度の見直しに伴う税源移譲による事務取扱イメージに図を記載しておりますので、参照いただきますようお願いいたします。  説明に入ります。地方税法の改正により、平成30年度から指定都市の市民税所得割の税率が8%となり、他の市町村が適用する税率と異なることになります。  西脇市においては標準税率6%が適用されており、2%の差異が生じるため、1月1日現在、指定都市に住所を有していた者が転居等により西脇市で各種福祉・教育制度を利用する場合、従前より西脇市に住所を有している者と比較して不公平な取り扱いとならないよう改めるものです。  図のほうでいいますと神戸市に仮に住まわれておられる方につきましては、市民税所得割8%、1月1日現在居住の場合課税されることになります。それが年度途中、4月以降等に入られまして西脇市のほうで福祉制度等を申請される場合は西脇市にあります標準税率6%を適用するという形で取り扱うことにするものでございます。  また、市民税所得割の税額控除がある場合につきましては控除金額を加算するものでありますが、住宅借入金等特別税額控除や寄附金税額控除、配当割控除などが対象となります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○東野委員   今の課長の説明で大変よくわかったんですが、この改正により影響を受ける人っていうのはおられるんでしょうか。 ○鈴木幼保連携課長   それぞれ4本制度になっておりますけれども、通常、我々保育のほうでしますと指定都市神戸市等から西脇市へ入られた方っていうのは、過去統計的に詳しくはとっておりませんけれども1人あるかないかぐらいだったと記憶しております。  それと税額控除の関係につきましても、実際のところ保育料につきましては市民税の所得割の階層の割り方が西脇市にとってはかなり低くなっておりますので、特に影響が今のところ出ないのではないかと思っております。  それとみなし寡婦控除につきましても、以前調べたところによりますとみなし寡婦が適用になるような方もございますけれども、実際にこの制度の適用によって変わる人も1年に1件あるかないかというぐらいの数になると見込んでおります。 ○岡崎委員長   質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第6号県費負担教職員制度の見直しによる税源移譲等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号西脇市国民健康保険特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○高田くらし安心部長   議案審査の前に少しお時間をいただきまして、1点国保に関する御報告をさせていただいてもよろしいでしょうか。 ○岡崎委員長   お願いします。 ○高田くらし安心部長   ありがとうございます。それでは、国民健康保険に関係します御報告をさせていただきます。  国民健康保険特別調整交付金経営姿勢良好分、いわゆる特々調でございますけども、この交付について国からの内示がございました。本年度の内示額は4,600万円でございます。これは新たに糖尿病性腎症重症化予防を実施したことや、第三者求償事務の強化を図ったこと、また特定健康診査、特定保健指導の実施率及び保険税の収納率向上への取り組み、それと関係各課と連携して実施しております健康ポイント制度等、職員が頑張って保険財政の健全な運営に取り組んでくれた結果であると考えております。  なお、この特々調は新市となった平成17年度以降、毎年度交付をいただいておりますが、このたびの制度改革によりまして国の交付金も見直しが行われます。そのため、今年度で最終となります。来年度以降につきましては、経営姿勢良好分については保険者努力支援制度という制度の中で行われることとなっております。  以上、御報告とさせていただきます。  次に、議案第7号の委員会説明を担当課長からさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○長井保険医療課長   議案第7号について委員会説明を申し上げます。  今回の改正は、平成30年4月からの国民健康保険の都道府県単位化に伴い、歳入及び歳出の項目の改正を行うものです。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第7号西脇市国民健康保険特別会計条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号西脇市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○村井長寿福祉課長   議案第8号について委員会説明を申し上げます。  議案第3号と関連いたしますが、指定居宅介護支援事業者の指定の申請等に関する手数料を新たに定めるもので、金額につきましては県と同じ額でございます。  なお、指定期間は6年で6年ごとに更新していただくこととなります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○村岡委員   手数料のことではないんですけど、居宅介護支援の指定に関する指定ですとか指導に関する権限が県から市に移譲されることによって、どんなメリットが西脇市にとってあるんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   居宅介護支援事業所ケアマネジャーは、利用者の意向や家族の意向等を支援しながらケアマネジメントを行っております。その過程が地域包括ケアシステムの構築にも十分かかわっていくことでございますので、市が身近なところで居宅介護支援事業所の指導等を行うことによりましてそのあたりも効果があると考えております。以上です。 ○村岡委員   そういうケアマネさんの育成とか指導支援が西脇市にかかってくると思うんですけど、その辺の準備は。また経過措置が31年まであるということですが4月から実施されるということですけども、準備は十分整っているということで考えてもいいんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長 
     介護保険担当と、また地域包括支援担当と協働いたしまして指導に当たっていく準備をしております。以上です。 ○村岡委員   ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので、質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第8号西脇市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第8号西脇市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号西脇市障害者地域支援協議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○伊藤社会福祉課長   議案第9号について委員会説明を申し上げます。  今回の改正は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の改正に伴い引用条項を改めるほか、協議会の所掌事務に障害児福祉計画に関する事項を加えるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○岩崎委員   この法律及び児童福祉法の改正に伴い引用条項の改正及び障害児の福祉計画に関する事項を加えるということになっておるんですが、これによって就労に結びつけるような方向で訓練をされてると思うんですけれども、実際就労のほうへの成果っていうのはあったんでしょうか、それとは違う、違うの。私は福祉施設から一般就労への移行かなと思ったんですけども。そうですか、私の勘違いやね。 ○岡崎委員長   ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります  それでは採決いたします。議案第9号西脇市障害者地域支援協議会条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号西脇市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○長井保険医療課長   議案第10号について委員会説明を申し上げます。  現行の国民健康保険法第11条では、市町村に国民健康保険運営協議会を置くことと規定されておりますが、平成30年4月1日施行の改正国民健康保険法第11条第2項では、市町村が処理することとされている事務に係る国民健康保険事業の運営に関する事項を審議する協議会を置くことと規定されております。  今回の改正は当該規定に基づき、西脇市国民健康保険運営協議会を設置するものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第10号西脇市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号西脇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○長井保険医療課長   議案第11号について委員会説明を申し上げます。  現時点、現行税率での算定となりますが、基礎課税額の課税限度額引き上げによる影響を受ける世帯は94世帯を見込んでおります。  一方、減額基準の拡大に伴い、5割を減額する世帯は969世帯で25世帯の増、2割を減額する世帯は643世帯で7世帯の増を見込んでおります。  次に保険税額の改正でございますが、平成30年1月16日に県から提示されました市町村標準保険料率を基準に設定しております。北播5市1町及び丹波市の保険税額の一覧を資料としてお配りしておりますので御参照願います。  西脇市の被保険者1人当たり保険税額は8万9,165円となり、三木市に次いで下から2番目となっております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○岩崎委員   県単位化になればということで、当然県が保険者になるということ、そして徴収業務は市がするということですよね。そうしたら、これは間違いなく今までよりも保険料は上がると考えられるんですけども、その辺のとこはこれはもうまず上がるでしょうね、恐らく市民の方の保険料というのは。 ○長井保険医療課長   今の質問の中身ですが、今年度ということではなく今後という話。 ○岩崎委員   今後、今後上がるでしょうと。 ○長井保険医療課長   わかりました。今後のことでございますが、当然医療費というものは年々ふえてございます。高齢化のほうも進んでまいりますので、県のほうが納められます後期高齢者支援金でありますとか介護納付金というのは当然上がってまいりますので、下がる要因というのは今のところ見受けられませんので、はっきりとは申せませんが下がるということは難しいのではないかと思います。 ○岩崎委員   だから今後の話をしていいんでしょう、30年度以降の、それはだめですか。 ○長井保険医療課長   31年度以降につきましては、毎年標準保険料率というものが提示されてきますのでその率を見ながら設定をしていくということになります。恐らく難しいとは思いますが、上がるのではないかなという見込みではございますが、それはちょっと来年またなってみないとというところでございます。以上です。 ○岩崎委員   この標準保険料率を見ましても前と比べても上がるとなってるんですけれども、私が一番心配してるのは、このことによっていわゆる滞納者がふえるんではないかということを懸念してるんです。滞納者がふえても当然その補填は自治体がせないかんということになると思うんですけれども、保険者のほうは取り損ないがないということになると思うんですけれども、そうしたら滞納者が今低所得者が多い中で非常にふえてくる、それをさらに厳しく取り立てをせないかんのやないかということを私は心配して、今こういうお尋ねをしてるんですけれども。 ○長井保険医療課長   今も厳しい徴収というお話がございましたが、当然保険税ですので納めていただくように私どものほうはお話をさせていただくということでございます。これまでと同様に短期証等の交付の際に納付相談をさせていただく、そういったことで徴収のほうを頑張っていきたいとは思っております。  また、低所得者の世帯につきましては法定軽減7割、5割、2割っていう軽減がございますので、そういったところで保険税額の軽減を図りながらお納めいただけるようにお話をさせていただきたいと思っております。以上でございます。 ○村岡委員   滞納者に対してですけど、私も滞納者がふえるんじゃないかと思うんですけど、県単位化すると絶対待ってくれない、これだけは絶対払わなければいけない分であるんで、例えば収納対策が今まで以上に厳しくなるんじゃないかなと。市としては集金業務ということになって、今までの管理業務から集金業務になるんですかね、収納に関しては。その辺、収納業務が厳しくなるんではないかという懸念があるんですけどいかがですか。 ○長井保険医療課長   保険税の賦課徴収につきましてはこれまでと同様のやり方で行いますので、特段徴収が厳しくなるということはございません。 ○東野委員   ちょっと聞き漏らしたところがあるんですが、1点教えていただきたいんですが、西脇市も長年取り組んでる7割、5割、2割の軽減世帯数っていう形で、最初の説明のときに言われたと思うんで、もう一度教えていただけませんでしょうか。
    ○長井保険医療課長   もう一度申し上げます。5割減額をする世帯は969世帯で25世帯の増、2割を減額する世帯は643世帯で7世帯の増を見込んでおります。                 〔発言者の声あり〕  7割は今回改正ございませんので、増減はございません。 ○東野委員   前に担当課のほうからいただいた資料の中で、西脇市の所得というのは大変低い、それがためにこういう軽減措置は有効に働いてるんだってことですが、これを担当課に聞くのはちょっとおかしいかもわかりませんがどうして所得が低い、これは実態として仕方がないという形で担当課どうのこうではないかな、それだったらもう一つお尋ねをするんですが、今回、先ほど課長のほうから資料をもらいました。北播5市1町の中で三木市が一番低く8万7,000円余り、西脇市が8万9,000円っていう形で2番目に低いんですね。この間、国民健康保険の運営をきちっとやってきた結果だろうとは思うんですが、そういう中でもこれだけで安く抑えられる。三木市の場合は政策的に一般会計からの繰り入れをやってる、西脇市のほうは規定外の繰り入れっていうのは行っていませんね、それはどうですか。 ○長井保険医療課長   まず法定外の繰り入れにつきましては、現在一般会計から繰り入れはしております。内容につきましては、福祉医療費の実施によります影響分、それから特定健康診査、特定保健指導の実施分、それから非自発的失業者の軽減に係る分ということで、これは基準外としてルールのもといただいております。それ以外は、赤字補填という形では繰り入れはいただいておりません。 ○東野委員   だから、基本的なルールに基づいてっていう特定健診とかそういう事業をやっていく部分についての費用負担を一般会計としてしてもらってるということですね。小野市なんかは10万2,000円ってはるかに大きいんですね、全くやられていないからこうなってるんでしょうか。他市町のことですから、西脇市と比べてということで西脇市は順調にいってるなと感じるんですがこの違いはどうでしょう。 ○長井保険医療課長   まず北播磨の中で2番目に低い要因でございますが、これは先ほどから申しております低所得世帯の2割、5割、7割という法定軽減のほうが影響いたしております。他市に比べましてその法定軽減を行っておりますので、法定で減額した後の調定額を被保険者1人当たりで割るとなってございますので下がってきている要因がまず一つございます。  もう一つの法定外の繰り入れでございますが、今例で小野市とおっしゃいましたので小野市についてでございますが、小野市は福祉医療の実施による影響分、この分は法定外で繰り入れをされておりますが、それ以外の繰り入れはないということでお聞きしております。以上でございます。 ○村岡委員   ストレートに聞きますけど、この試算というのは被保険者が払える保険料であると考えておられるのか、払えなければどうされるのかというのをお聞きしたいと思います。 ○長井保険医療課長   払えるか払えないかと聞かれますと、その家の家庭状況はいろいろございますので何とも言えませんが、当然低所得者世帯には先ほどから申しておりますとおり法定軽減で減額ということはございます。所得に対してということになりますので、前年度の所得に対して掛けさせていただいてる分、それから応益ですね、被保険者1人当たりであるとか世帯1人当たりということになりますのでお支払いいただきたい金額ではあります。これがないと保険制度が運営できないということになりますので、払っていただくようにお願いしたいと思います。以上でございます。 ○村岡委員   よくわかりました。あと、県単位化っていうのは結局医療費削減だと思うんですけど、例えば県に権限を握られることによって病院のベッド数を減らせとかいろんなデメリットが考えられるんですけど、その辺はいかがですかね。 ○長井保険医療課長   病床数の話とかっていうのはまた別次元の話だと思いますので、それはまた県の医療構想ですかそちらのほうになってくるかと思います。  県単位化によりましてメリットと言えるかどうかわからないんですけれども、当然県も保険者となります。ですので、今私どもだけでやっておりますレセプト点検でありますとかそういったところも県のほうはかかわっていきたいということで聞いておりますので、そういったところでは両方力を合わせて医療費抑制に向けた取り組みができるのではないかと思っております。以上でございます。 ○村岡委員   あと、県単位化によって財政が安定化すると言われていますが、それは本当にするんでしょうか。 ○長井保険医療課長   国民健康保険自体の制度がかなり苦しい状態、これは西脇市に限らずでございます。今回の制度改正っていうのはスケールメリットといいますか、県単位化にすることによって小さな市町の保険者が1年急に医療費がぼんと上がったりとかっていうことに対応できるようにということでスケールをちょっと大きくしようという改革でございます。それ以外にも国のほうから公費の投入でありますとか、あわせ持って何とか国民健康保険制度を運営していこうということでやっておりますので、大丈夫かと言われるとなんですけど大丈夫だと思っておりますし、市のほうは県と力を合わせて健全運営を続けていきたいと思っております。以上でございます。 ○岡崎委員長   ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第11号西脇市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  審議の途中でありますが、ここで10分休憩したいと思います。再開は11時といたします。                 休憩 午前10時47分            ───────────────────                 再開 午前10時59分 ○岡崎委員長   それでは定刻となりましたので、再開いたします。  議案第12号西脇市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。また、ここでも丁寧に説明のほうをよろしくお願いします。 ○長井保険医療課長   議案第12号について委員会説明を申し上げます。お配りしております資料、後期高齢者医療加入時における住所地特例についてをごらんいただきたいと思います。  まず住所地特例とは、市外の施設等に入所され、住所を施設等のある自治体に移された場合、施設等のある自治体の財政負担を軽減するため住所を移した後も従前住所地の自治体の国保等の被保険者とし、従前自治体が費用を負担する制度のことです。  上段、現行におきましては県外施設に住所を移された場合、国民健康保険では住所地特例を適用し、引き続き西脇市国保の被保険者として保険給付を行いますが、75歳到達の時点で施設の住所地であるA県の後期高齢者医療の被保険者となります。  下段、今回の改正により75歳到達後も後期高齢者医療の住所地特例を適用し、従前住所地の兵庫県後期高齢者医療の被保険者となることから、西脇市が保険料を徴収すべき被保険者に住所地特例を適用した被保険者を加えようとするものです。  なお、現時点で住所地特例を適用した西脇市国保の被保険者で平成30年度中に75歳到達により、兵庫県後期高齢者医療の被保険者となる方はございません。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようなので質疑は終わります。  委員間討議、これもよろしいですね。                 〔「なし」の声あり〕  それでは特にないようなので委員間討議を終わります。  反対討論、賛成討論もありませんね。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第12号西脇市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号西脇市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○村井長寿福祉課長   議案第13号について委員会説明を申し上げます。  平成30年度から平成32年度までの第7期計画期間につきましては、後期高齢者の増加によるサービスの利用量の増加が見込まれるとともに、第1号被保険者の負担割合の22%から23%への増加及び介護報酬の増額改定が予定されております。  保険料の基準額でございますが、計画期間3年間の介護給付費の見込み額から第1号被保険者負担相当額を見込み、この額をもとに国の調整交付金や介護保険財政調整基金の取り崩し額等を考慮して算出いたしております。  基準月額は6,200円、年額で7万4,400円としており、現行と比較すると月額で700円、年額で8,400円の増となります。また、段階ごとの保険料額は基準額に一定の率を掛けて算出し、新たに合計所得金額600万円以上の第11段階を設定いたしております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○村岡委員   改定を見ましたらやっぱり介護保険の負担がかなり厳しくなってくると思います。それで、特に現役世代と言われる40歳から64歳の負担が大きくなると思うんですけど、その負担がふえるんですが実際高齢者の方の数もふえますので、高齢者1人当たりに使える保険の額はどないなるんか、減るの違うかというふうにも思うんで、結果として受けられるサービス、クオリティーのようなものが低下するんじゃないかという危惧をしておるんですけどその辺はどうでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   サービス量の見込み額から保険料を算出しておりますので、そういったことはないと考えておりますし、例えば居宅介護サービスを使用する場合の支給限度額なども変わっておりませんので変わらないと考えております。以上です。 ○村岡委員   ということは、保険料がふえた分それなりのクオリティーの高いサービスを受けられると考えていいということですね。 ○村井長寿福祉課長   おっしゃるとおりです。以上です。 ○東野委員   村岡委員に関係をしてですが、要するに一番介護保険の中で問題なのは介護保険のいろんなサービスを受けてる方にとってみたら、これは必要な負担だという理解ができやすいんですね。けれども、1号被保険者で介護サービスを受けていない人、要するに年金生活の方で天引きをずっとされていますから、そういう方たちに対する負担感が大変強いと思うんですよ。そこの点については、多分村岡委員とはちょっと違うんですがいかがですか、これは当然負担感が増すだろうと思うんです。 ○村井長寿福祉課長   今回の増額につきましては、被保険者の方は大変負担に感じられると認識しております。介護保険につきましては、サービスを全く使用しないで終わる方もあろうかと思いますが、サービスの利用が必要になったときには安く利用できるというメリットがありますので、その辺は説明してまいりたいと思っています。また、一部ですが一般介護予防の高齢者への施策も介護保険財政で賄っておりますので、そういったメリットもあるかと思います。以上です。 ○東野委員   介護保険の制度そのものが社会全体で要介護を必要とする人たちを支えていこうという制度ですから、そういう精神を市内でしっかり啓発をしていただくということは重要なことだろうと思うんです。やがては自分も受ける、そういうことを前提にしてこれは西脇市の中で必要な財源を満たす、仕組みとしてはこうですから金額的には確かに700円上がって年金が2カ月に一遍ですから1,400円減るわけですね。国民年金を頼りにしてる方にしたら物すごいなって思うんだけど、やがて皆さんが介護サービスを受ける段階では、それは利用しやすい状態なんだっていうことはぜひ啓発をしていただきたいと思うんです。  そういう上でなんですが、じゃあサービスっていう形で行ったときに確かに国全体はいろんな通所サービスだとか在宅介護ということにシフトを移しています。そうでないと財政的にもなかなかもたないということがあるんですが、一方では、現実問題として施設入所というか施設に頼らざるを得ないっていう働き方の問題っていう形で介護者が家にいない場合はどうしても施設入所でお世話にならないといけないという場合があると思うんですが、そういう点では施設入所の待機者っていうのはどのぐらい西脇市でおられるのかというのは担当課でつかまれていますでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   毎年、県が実施しております待機者調査に基づいて把握いたしております。現在、66名の方が一番緊急性の高い方ということで把握いたしております。以上です。 ○東野委員   緊急性っていう形でというのはちょっとわからないんですが、聞くところによったら施設そのものダブって入所申し込みをしてるからっていうので、多いところでは500名とかそういう話も聞くんです。これは申し込みとしてはそれだけあるという理解でいいんでしょうか。
    村井長寿福祉課長   各施設の申し込み数までは把握しておりませんが、県で行ってる調査はお一人お一人をしていきますのでダブりは引いてあります。そういう状況でトータルしますと328人の方が申し込みをされてると聞いております。 ○岩崎委員   ちょっと視点を変えて今質問をさせてもらいますが、介護保険料が上がるということは介護費用が年々上がっているから介護保険料が上がると私はなってると思うんですけれども、例えばそういう要因、例を出しますと大手の家具メーカーで介護ベッドを4万円で買います。しかし、介護事業者で10万円のベッドを買います。そうした場合には当然介護用品を扱っておられる事業者で買うほうが安いんですよね。ということは1割負担で済むから、その間差額は9万円ですよね、ということはそれは全て税金にはね返ってくるということだから、私がさっき言うた介護費用が高くなるということだと思うんですよ。そしてまた、地域差によっても介護用品の値段も違うと私は聞いたことあるんですけれども、そこらのとこは行政として例えばそういう事業者に対して指導ができないのかどうか、そこらのとこはどうでしょうね。介護用品の価格をもう少し抑えることはできないのかどうか。 ○村井長寿福祉課長   市の立場ではなかなかできにくいんですが、今回の介護報酬改定におきまして福祉用具のレンタルの貸与につきまして少し変わっておる点があります。ケアマネジャーは複数の事業者の価格等を提示して選んでもらうということが義務づけられますし、また貸与価格の上限が設定されるようなことになると聞いております。以上です。 ○岩崎委員   これから、今国のほうでは7兆6,000億円ですかこの介護に使われてるお金が。さらに今から年々ずっとふえてくるということで、試算では2025年では約15兆円産業と言われてるわけなんですよね。だから、このままではますますずっと右肩上がりで価格が上がってるという現状が出てるんですけれども、今軽度の要介護2程度のような方々に対して例えば自己負担は全面的に支払わされるという制度は考えられないんですか、1割負担じゃなしに全面的に出さすと。 ○村井長寿福祉課長   そんなことは聞いておりませんが、軽度者の方の家事援助等につきましては地域支援事業の移行等があるようなことを聞いております。以上です。 ○村岡委員   このまま行ったら、今もかなり上がってるんですけどこれからどんどん上がっていくような感じがして仕方がないんですが、介護財政を安定させるということを考えておられると思うんですけど、高齢化の中で受給者数を例えば抑制したりとか1人当たりの単価を下げていくことですとか費用対効果を考えるとかいろいろあると思うんですけど、どのような方向性を今持たれてるのかということをお聞きします。 ○村井長寿福祉課長   保険料の抑制には2つの方向性を考えております。まず第1点は介護予防の推進によりまして要介護認定率を下げていきまして、サービス利用者をできるだけ抑制していくというところ。もう一点は介護給付費の適正化でございます。ケアプラン点検等を行いまして、過不足ないサービスの提供ができるように適正化を図っていきたいと考えております。以上です。 ○村岡委員   これだけ介護保険料が上がるんで、払ってる人間からしたら使わな損やみたいなイメージがどうしてもあるんですけど、安易なサービス的な利用に関してはどのようにお考えですか。 ○村井長寿福祉課長   そのあたりは啓発に努めまして、大切な財源を大切に使っていくという意味で適正化に努めてまいりたいと考えております。具体的には広報等への啓発であったりそんなことを考えております。以上です。 ○村岡委員   岩崎委員とも絡むんですけど、ことしの夏ぐらいですか3割負担を導入するとかおっしゃってるんですけど、どれぐらい該当する方がいらっしゃるんですか。 ○村井長寿福祉課長   現役の所得のある方の3割負担になる方は現時点では54人程度と把握しております。以上です。 ○岡崎委員長   ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようですので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。いかがですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようなので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第13号西脇市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号西脇市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○村井長寿福祉課長   議案第14号について委員会説明を申し上げます。  このたび、新たに創設された「共生型地域密着型通所介護」とは、障害福祉サービスの事業所において介護保険の通所介護のサービスが提供されるものです。今回の改正は、指定地域密着サービスの市の独自基準に共生型地域密着型通所介護を追加して定めるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○東野委員   国の定めによって改正ですが、具体的に地域密着型サービスというのは施設サービスだったら小規模多機能だとか地域密着型通所介護と介護小規模多機能型居宅介護この3つでいいんですか、それ以外にもここで指定される地域密着型サービスというのはあるんですか、施設の場合はこの3つ以外にありますか。 ○村井長寿福祉課長   介護保険に定める地域密着型サービスの種類のことでございましたら、地域密着型通所介護、それから地域密着型認知症対応型通所介護、地域密着型共同生活介護、小規模多機能居宅介護、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護となっております。以上です。 ○村岡委員   もう一つわからないんですけど、イメージとしては老人の方と障害者の方、また子供さんなんかが同じ時間に同じ場所でいらっしゃるみたいなイメージになると、それとも時間的な差とかがあるんですか。 ○村井長寿福祉課長   今回創設されました共生型サービスとは、障害の事業所または介護保険の事業所で一体的に提供するものとなっております。以上です。 ○村岡委員   ということは同じ場所で同じ時間に時を過ごされるみたいな形ですか。 ○村井長寿福祉課長   失礼しました。同じ時間で同じ場所で提供も可能になります。以上です。 ○村岡委員   そのときにこちらのほうのマンパワーの問題みたいなものはやっぱりあるんですか。 ○村井長寿福祉課長   今回の共生型サービスの定員の考え方ですが、障害福祉サービスの事業所の定員の中で障害の利用者、介護保険の利用者の合わせた数で考えていくことになっておりますので、利用者の数によって職員を追加していくということになりますので、その事業所ができる範囲でしてもらうということになると思います。以上です。 ○村岡委員   そうしたらその窓口の相談システムみたいなものは一本化する方向になるんですか。 ○村井長寿福祉課長   今回条例制定いたします地域密着型の共生型のサービスにつきましては、介護保険のケアマネジャーがサービスの調整を行います。一本化ということではございません。以上です。 ○村岡委員   今地域包括センターみたいな、機関が統一するという意味ではないんですか。障害者のあれも、というイメージですけど。 ○村井長寿福祉課長   今回のこの共生型サービスにつきましては、その一本化はございません。おっしゃってるのは恐らく共生型の相談のほうの事業だと思うんですけども、サービス事業につきましては窓口は介護保険利用はケアマネジャー、障害のほうは障害の支援者ということになります。以上です。 ○東野委員   基本的に共生型という形で、高齢者の方々と障害を持っていらっしゃる方々がともに通所サービスですが一緒にやるということだろうと思うんですが、こういうことをしたら西脇市の中では手を挙げようという形でうちはやりましょうって、そういうところはあるんでしょうか、つかんでいらっしゃるんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   障害福祉サービスにおきまして、今回の共生型サービスの対象となりますのは戎町のつなぐ、虹の会のげんき、それからこどもプラスと聞いております。そちらの事業所のほうについては、実施の方向で検討をしておるという意向も聞いておりますので、今すぐではないですが将来的にはあるのかなと捉えております。  また、逆の介護保険のサービスで障害福祉サービスの指定を受けて共生型を実施する場合ですが、それにつきましてはこの末にアンケート調査を行っておりまして、訪問介護につきましては8事業所のうち5事業所、通所介護につきましては18事業所のうち7事業所、ショートステイにつきましては7事業所のうち1事業所が前向きに検討したいというお答えをいただいております。以上です。 ○村岡委員   漠然とした質問で申しわけないんですけど、これによって福祉人材の確保に大きな一歩を踏み出すっていうイメージがあるんですけど、どの程度をイメージしたらいいんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   どの程度ということはなかなか難しいんですが、障害と介護のそれぞれの基準を見ますと、例えば看護職員ですとか機能訓練に従事する理学療法士、作業療法士等の職員の配置というのがそれぞれの基準でございます。ですので、そういった人材を有効に活用できるという利点はあるかと思っております。以上です。 ○岡崎委員長   ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようなので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。いかがですか、よろしいでしょうか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第14号西脇市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号西脇市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  理事者から委員会説明をお願いします。 ○長谷川防災安全課長兼消費生活センター長   議案第19号について委員会説明を申し上げます。お手元にお配りさせていただいております資料に基づいて説明させていただきます。  今回の改正は非常勤消防団員等に対する公務災害補償の補償基礎額について、扶養親族がある場合の加算額を政令に準じて改めるものでございます。  扶養親族の子は1人につき333円に、子以外においては217円に変更となります。また、配偶者がない場合や配偶者及び扶養親族たる子がない場合の加算はなくなっております。
     この政令における扶養親族がある場合の補償基礎額の加算額については、一般職の職員の給与に関する法律に定められている扶養手当支給額を日額換算したものとされております。  それでは続きまして、2の遺族補償年金の支給例、計算例につきまして説明させていただきます。  まず災害に遭った時点の団員の階級と勤続年数により算定する基礎額と、扶養親族がある場合に加算する加算額を、合わせた額を基礎補償額と言います。その基礎補償額をもとに算出いたします。  資料の裏のページをごらんください。例の1番としましては、勤続年数が10年未満の団員で扶養親族が配偶者、子供1名の場合でございます。改正前の現在の加算額等では、在職10年未満の団員の基礎額は8,800円、扶養親族の加算額が配偶者333円、子供1人267円になりまして補償基礎額は9,400円になります。年額は188万9,400円となります。  改正後の加算額では、在職10年未満の団員の基礎額は同じく8,800円でございますけども、扶養親族の加算額が配偶者217円、子供1人333円になりまして補償基礎額は9,350円になり、年額が187万9,400円になります。年額1万円の減額となります。  もう一つのケースとしまして、団員で勤務年数が20年以上、それで扶養親族は配偶者のみというケースを想定しましたところ、現在の条例でおきますと基礎額が1万600円、配偶者の加算額が333円になりまして補償基礎額が1万933円となります。それで遺族1名の場合の倍率を掛けますと、年額が167万2,700円となります。  今度改正される加算額によりますと、基礎額は1万600円変わりませんけども、配偶者が217円となりまして補償基礎額が1万817円になりまして年額が165万5,000円になります。年額が1万7,700円の減額となります。  以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   委員会説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○吉井委員   これに基づく今補償を受けておられる方はおられますか。 ○長谷川防災安全課長兼消費生活センター長   ただいまのところ1名ございます。 ○吉井委員   10年未満と10年以上と財源は一緒ですか。 ○長谷川防災安全課長兼消費生活センター長   この階級とか勤続年数によりまして基礎額が3段階に分かれております。階級につきましては団長、副団長の場合、それから分団長、副分団長の場合、それから部長、班長の場合。  済みません、もう一度質問をお願いできますでしょうか。 ○吉井委員   よく退職金なんかのときに10年未満であると市のほうからとか、10年以上であると県のほうからということを聞いてたと思うんですけども、この場合も同じような取り扱いでしょうか。 ○長谷川防災安全課長兼消費生活センター長   これは国の制度に基づいておりまして、消防団員等公務災害補償等共済基金のほうから保険金をうちのほうは払っておりまして、その基金のほうから対象者には市のほうへ一旦お支払いされまして、市としてはその支払いを受けた分を対象者のほうに支払うという形になっております。 ○吉井委員   今消防団員についてはこのような制度があるということでよく理解したんですけども、西脇市の場合協力団員というもう一つ別の身分の者がおりまして、それが直接消火の補助をするということで、こういう災害に遭うということはなかなか想定はされないんですけども、もしもあったときに同じような制度をまた考えていただくということも含めてお願いしたいと思うんです。 ○長谷川防災安全課長兼消費生活センター長   今消防協力員という形で御協力をお願いしておる方はたくさんいらっしゃるんですけども、現場における事故等につきましては同様の補償が受けられることになっております。 ○岡崎委員長   ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようですので質疑はこれで終わります。  委員間討議に入ります。よろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論に入ります。  反対討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  賛成討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。議案第19号西脇市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました、  以上で議案審査は終了いたします。  次は請願審査となっておりますが、時間の都合上先に進めさせていただき、4番目の議会による事務事業評価確認事項をお願いします。  文教民生常任委員会では、議会による事務事業評価の確認として1点目は西脇健康ポイント制度事業、2点目は手話奉仕員養成啓発講座開催事業の2点であります。それでは担当課の方よろしいでしょうか。  まず健康ポイントについての報告をお願いします。 ○長井保険医療課長   西脇健康ポイント制度の進捗状況について御説明申し上げます。  2月25日、日曜日、総合市民センターにおきましてエコポイント、健康ポイント抽せん会を開催しましたのでその内容を御報告申し上げます。お配りしております資料に沿って御説明申し上げます。  抽せん会の参加人数は905人となり、昨年度に比べ190人増となっています。抽せん回数は4,350回となり、昨年度に比べ1,723回増となっています。10ポイントで1回抽せん会に参加できますので、4万3,500ポイントが抽せん会で使用されたことになります。  次に発行ポイントです。今年度のポイント発行数はエコポイント1万5,387ポイント、健康ポイント2万4,469ポイント、共通ポイント1,713ポイント、合計で4万1,569ポイントとなります。  平成28年度までに発行し、抽せん会で使用されていない残ポイント3万5,234ポイントを合わせますと総数は7万6,803ポイントとなります。2月25日の抽せん会をもって、これまでに発行したポイント券の期限を切らせていただきました。  事前に広報、防災行政無線やポイント交付時に周知させていただき、発行ポイントの56.6%が抽せん会に使用され、大変なにぎわいとなりました。  抽せん会については今年度をもって終了とさせていただきますが、来年度も引き続き、自主的な健康づくり活動に対し健康ポイントを付与し、より多くの市民の方に実践いただけるよう制度の周知やポイントを付与するイベントの充実を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長   理事者からの説明は終わりました。  この健康ポイントについて御質問ありませんか。 ○岩崎委員   この抽せん会はもう来年度からやめるわけですか、それともまた違う形で健康ポイント手帳の配布ということでそういうふうに考えらえるんかどうかをまず1点お聞きします。 ○長井保険医療課長   先ほども申しましたが、抽せん会という形は今年度をもって終了させていただきたいと思っております。 ○岩崎委員   次にどのようなことを考えておられるんですか。 ○長井保険医療課長   抽せん会にかえてどのようなことをということでございますが、今年度まで健康ポイントとそれからエコポイントを連携によりまして抽せん会をさせていただきましたが、抽せん会という性質上何が当たるかわからないというわくわく感というものはあったんでございますが、1年間の健康づくり活動に取り組み参加した抽せん会でもお目当ての物に当たらないと御立腹される市民の方もございました。そういった意見もいただいておりますので、来年度以降はまずポイント券を交付せずにポイント手帳で管理する、そのためていただいたポイントに見合った景品を進呈するという形で考えております。以上でございます。 ○岩崎委員   私もそのほうがいいと思います。今回の抽せん会場で最長お聞きしますと約2時間待たれた方があるんですね、だからそういうことは住民の方に大変御迷惑をかけたかなと思いました。以上です。 ○岡崎委員長   ほかに質問はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、健康ポイント制度について質問を終わります。  次に、手話奉仕員養成啓発講座開催事業について報告お願いいたします。 ○伊藤社会福祉課長   お手元に配付の資料をごらんください。表の上の段に記載しております手話奉仕員養成講座入門課程、ステップアップ講座、登録手話通訳者現任研修の各種講座につきましては、それぞれ予定どおり終了しておるところです。  次に、表の下の段に記載しております手話啓発講座につきましては下線を引いてる部分が12月の委員会以降に実施した事業となっております。  また、表の一番下の段に記載しております手話自主グループとしまして、市職員の手話サークルをこの1月末に17名の職員で立ち上げておるところです。第1、第3水曜日のお昼と第3水曜日の業務終了後に活動しておりますが、市職員だけじゃなく市の聴覚障害者協会の皆様にも参画いただいておるところです。引き続きまして、サークルへの参加の声かけを進めていくという予定をしております。  来年度の事業につきましても引き続き市聴覚障害者協会、手話サークル、設置手話通訳者と連携しながら啓発を進めていきたいと考えております。  以上、簡単ですが事業の実施状況について説明を終わらせていただきます。 ○岡崎委員長   理事者からの説明は終わりました。  それでは、手話奉仕員養成啓発講座開催事業について御質問ありませんか。  先ほどの質問の中で、予算のような質問は遠慮していただきたいと思います。  ほかに質問はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので質問は終わります。  これで議会による事務事業評価の報告について以上で終わらせていただきます。  まだ、お昼まで時間ありますので、続けてその他のほうへ進めさせていただきます。  その他の項目のほうで、西脇市の待機児童の現状について、まず1つ目は平成30年度西脇市待機児童の現状について及び②待機児童解消に向けた取り組みについてよろしくお願いいたします。 ○東野委員   西脇市内の何人かのお父さん、お母さんから耳にしたんですが、30年度4月以降に各地区立のこども園であれ西脇市のこども園に入所したいというときに、低年齢の特に2歳児が入れない。ある方は自分の子供さんが4歳、2歳っていう形でいるんだけども4歳児は受け入れてもらえるんだけども2歳児が受け入れてもらえない、当然、そうなったら仕事どうしよう。その直接的な方は加東市のほうからこちらの西脇に帰ってこようっていう時期の方でしたから、今、待機児童っていうのはそこそこ都市部のことだと思ってたんですがそうではなしに西脇市で起こってる、現状をまず確認をしたいと思って、その他事項で取り上げました。まず待機児童の現状についてお教え願えますでしょうか。 ○鈴木幼保連携課長   委員お尋ねの平成30年度の西脇市待機児童の現状について説明をさせていただきますが、まず説明に当たりまして資料の配付を許可いただきたいのですがよろしいでしょうか。 ○岡崎委員長   よろしくお願いします。                   〔資料配付〕 ○鈴木幼保連携課長   資料のほうですけれども、表題に平成30年度市内認定こども園・市立幼稚園等申請状況ということで、平成30年2月28日現在の表をお配りしております。  まずその表の説明をさせていただきますが、縦軸につきましてはごらんのとおり施設名を並べております。途中、黒田庄こども園の後には他市への委託ということで主には近隣になりますけれども加東市であるとか多可町であるとかに委託をしている児童数でございます。一番下には市立しばざくら幼稚園。
     横軸につきましては、施設定員を書いております。その真ん中の枠につきましては、支給認定ということで年齢ごとの支給認定児童ということで、支給認定の申請をいただいている児童数ということになっております。その隣が市内の合計、その隣が逆に他市町から市内のほうに受け入れている児童数、一番最後が市内の施設の申し込み合計ということで記載させていただいております。  中身につきましては書いてあるとおりですけども、一番下段になります総合計のところになりますけれども、零歳児につきましては今現在申請いただいておりますのが76人、1歳児が149人、2歳児が216人、3歳児が269人、4歳児が287人、5歳児が294人となっております。  おととしの12月議会でも同様の資料をお配りしておったんですけども、約1年前の29年2月10日現在のまとめと比較をさせていただきますと、当時29年度の零歳児は63人、13人ふえておる状況です。1歳児につきましては149人ということは同数になっております。2歳児につきましては180人、36人の増となっております。3歳児につきましては269人、これも同数となっております。4歳児につきましては281人、6人増となっております。5歳児につきましては308人で14人減となっております。市内計では1,250人で41人増となっております。  先ほど申しましたとおり、零歳児と2歳児の申込者数が増加しているという状況でございます。この申請につきましては表題のところの確固書きに記載しておりますとおり、年度の途中の入所申し込みを含んでおりますので、年間を通して今の利用希望ということになっております。  こういった状況で今申請を受け付けていただいてる状況で、秋に申し込みをいただいてから入所調整等をさせていただいた中で、先ほどお尋ねの待機児童の現状ということで今後は転勤等で変動する可能性もございますが、2月末時点において待機児童と言われるものの見込まれる数としましては、零歳から2歳で6名と今把握しております。内訳につきましては零歳児に1人、1歳児2人、2歳児3人となっております。うち、1歳児と2歳児の5人が市内の認定こども園の利用希望となっております。なお、3歳児から5歳児はございません。  この6人以外に入所保留児童というような言い方をするんですけども、これに区分けされる児童が39人となっております。この39人につきましても零歳から2歳ということで、入所調整の中で保護者の方に文書や電話で連絡をさせていただきまして、育休延長であるとか就職活動中でありますが自宅で保育が可能という方になっております。あと、この中には保護者の意向で特定の施設を希望される児童も含まれております。  市内の認定こども園で、先ほど申しましたとおり受け入れが困難な状況になっていますものとしましては、職員配置と面積基準というこの2点になっております。先ほど申しました待機児童と見込まれる6人と入所保留児童39人、計45人いるんですけども、そのうち市内の施設を利用される希望は42人になります。この大体半分、55%になります23人が職員配置によって受け入れが困難な状況になっております。  現状につきましては以上です。 ○東野委員   現状についてはわかりました。まだ今の説明でわかりにくい部分というのが、待機児童っていう形ではっきりしてる6人と、入所保留っていうのは要するに別段保護者の方が育休とかそういう形の延長で何とかなるという形、けども入所希望はあったという理解ですか。 ○鈴木幼保連携課長   これ委員の皆さんもお耳にされたこともあるかもしれないですけども、待機児童という定義というのが一応ある程度の大枠は決まっております。その中でよく言われる隠れ待機児童というようなところの部分に当てはまるようになります。  一応含んでなくていいというところ中では、育休を延長した場合であるとか、あと就職活動を休まれるとか停止されるとかそういったものが、先ほど言われました特定の施設をここじゃないといけない、隣にあるのにここじゃいけないとかそういったところは待機児童とカウントをしなくていいですので、入所保留という扱いになっているところです。以上です。 ○東野委員   それともう一つ、都市部の中では兄弟2人がいてお兄ちゃんはAこども園、どうしても定数の関係があって弟や妹、下は別の保育園ということは西脇市内でももう既に起こっているんですか。 ○鈴木幼保連携課長   実際にあります。できるだけ入所調整をさせていただくには、優先のつけ方としては兄弟を申し込みされる場合は同時にしようという調整は当然するんですけども、先ほど申しました職員の配置基準でありますとか面積基準の関係でどうしてもよそに回っていただくというところというのは、申しわけないですがそういった現状はあります。 ○東野委員   現状では例えば6人の待機児童を西脇市の中で解消するということは、先生方であったり定数、面積要件がありますからそういう形では解消はできない、残念ながらやむを得ないっていう形で捉えざるを得ないということでいいんでしょうか。 ○鈴木幼保連携課長   先ほどの、市内でいいますと5人になるんですけどもそのうちの2人については職員の配置基準の関係になっております。残り2歳児の3名につきましては面積基準ということになっております。面積基準についてはどうしても基準ですのでここは難しいんですけども、職員配置に関するところに関しては事前から今年度予算で計上をお願いしております就職フェアでありますとかそういったところで潜在の有資格者の方とかそういったところを掘り起こす中で、途中何とか対応できるような形を行政としてはそういったところでの支援かなと今考えてるとこです。以上です。 ○東野委員   2点目に関係をするんですが、今後の待機児童の解消ということで言えば、市として先生方、職員の確保っていうことが一番大きな課題だっていうことですが、この後のこれからの人数という形でいえばこういう状態はまだ起こりそうでしょうか。例えば31年度、見込みとしてはいかがでしょうか。 ○鈴木幼保連携課長   職員配置に関してはその時々になりますのでわかりませんけれども、面積といいますか2点目の取り組みの中で説明させていただこうとは思っていたんですけれども、一つ、今手元的に把握しておりますのが2歳児の入所の希望が多くなっているところとも関連はするんですが、平成30年1月1日現在の年齢別人口をちょっと拾ってみました。そうしますとこの4月1日現在で5歳児になるのが311人です。4歳児が317人、3歳児が287人、2歳児が323人、1歳児が290人、零歳児が190人となっております。零歳児については190人が1月1日現在ですので、1月と2月の出生数を見ますと43人と聞いておりますので、3月のところはほぼ同数ということであれば、大体この零歳児の学年が250人程度になるのかなと見ております。そうしておりますと、2歳児が323人ということで突出してますので行政として申しわけないんですけども、今年度一時的なものなのかなと、2歳児の今回面積基準等で入れないのが、厳しくなってるのはそういうところかなと見ております。今後1歳児が290名、300人切ると、零歳児は250人程度と先ほど言いましたとおりなるというところからすると、すぐに同じような状況になるのかどうかということは数字的にはあります。ただ、3歳から5歳までの無償化が今後国のほうでも控えておりますので、四、五歳の無償化を29年度から西脇市も取り組んだ結果、低年齢児の数字が伸びてる状況でもございますので、そういったいろんな施策でありますとか人口動向でありますとかを見た中で今後判断していかなければならないのかなと思っております。 ○岡崎委員長   ほかに意見ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、ないようですので質疑はこれで終わります。  ちょうど12時4分前でありますが、ここで昼食といたします。再開は1時30分からいたします。よろしくお願いします。                 休憩 午前11時56分            ───────────────────                 再開 午後1時29分 ○岡崎委員長   それでは会議を再開します。  次は請願審査に入ります。請願第2号西脇市和田町でのパチンコ店(ミクちゃんアリーナ)の営業に反対し、これ以上の新規パチンコ店の出店を阻止するための施策を求める請願書を議題といたします。  請願審査の順序としまして、まず請願者が起立していただき住所、名前をいただきます。次に10分以内で請願内容の説明をしていただき、ここからは着席してお願いします。その後、補足説明等がありましたら紹介議員から発言をいただき、その後、質疑応答を行います。  なお、本請願審査も会議録を作成しますので発言に当たっては挙手をいただき、委員長から指名があった後に御発言いただくようよろしくお願いします。  それでは、本日は請願者の2名とそれに関係する方が傍聴として5名いらっしゃることをお知らせします。  それでは請願者から住所と氏名をお願いします。 ○依藤史典氏   失礼します。西脇市和田町635番地、依藤史典です。和田町の区長をさせていただいております。 ○芦田忠氏   同じく和田町634の芦田忠でございます。 ○岡崎委員長   ありがとうございます。それではただいまから、10分以内で御提出されました請願内容の説明をお願いします。座ってお願いします。 ○依藤史典氏   失礼いたします。まず最初に、このたび和田町のほうのパチンコ反対運動のほうから請願書のほうを提出させていただきまして、この議会で取り上げていただきましたことを感謝させていただきます。ありがとうございます。  特に請願のほうの署名をお願いいたしましたところ、寺北議員、村井正信議員、それから坂部議員の3名の方には大変お世話になりありがとうございました。感謝いたしております。  それでは、一応今回の請願につきまして提出させていただいた経緯を簡単に説明させていただきたいと思います。  御存じかとは思うんですが和田町で第一染工の跡地ですね、これは長いこと売れないというようなことで困ってたんですが、それが神戸エステートという会社が買ってくれるということでなりまして、その後何ができるんだろうということで町民の皆さんも関心があったんですが、昨年の5月に神戸エステートのほうからここで車の展示をするという申し出がございまして、私も区長になったばかりでそんな詳しい経緯はわからなかったものですから、一応業者の言うことを信用いたしまして工事のほうの協力とかもしてきたわけですが、ただ近隣の住民の方からはあれはどう見ても車の展示場じゃないで、あれはパチンコ屋やでということを盛んに言われましたもんですから、私としても一応業者のほうには事あるたびにそういうことはないやろなということは念押しをしておったんですが、その都度、業者のほうからは違いますとはっきり返事をいただいておりました。ですから、我々としても反対するにも反対する理由はないということで相手を信用してやってきたわけですが、昨年の11月1日に突然向こうのほうから話があるということで来られまして、車の展示場というのは事業が成り立たないんでパチンコ店をしますということをはっきりと言いに来ました。  そのときはタツミコーポレーションの子会社の人が来たんですが、それで我々としてはそれまで違うだろうということを何回も念押しをしてましたので、はっきり言ってだまされたような格好になりまして、もう建物の全部完成した時点でそのようなことを言われても到底納得できないということで、その経緯をちゃんと説明するように責任者が出てきて説明してくれというようなことを何回も要求したんですが、向こう側は来ても建設業者とか設計業者とかが来るだけでして、タツミコーポレーションからも人は一度来ましたが、それも2週間ほど前に担当になったばかりで内容がよくわからないというような者が来るような始末で全然話にならないということで、我々もこのままでは到底承服しがたいということで住民運動を起こすということで、近隣の南本町の区長さんにも協力をいただきまして住民運動のほうをするというようなことになったわけですが、いろいろとそういう形で経緯があったんですが、ただこの問題はやはり一町だけで対応できるような問題じゃありませんので、やはり我々としては行政の西脇市のほうに何とか協力していただきたいなと。当然、協力していただけるだろうと思って市長にもお会いいたしましたし、担当の部署の方とも何回もお話をさせていただきました。西脇市だけじゃなしに警察、それから県民局等、可能性のあるあらゆるところを当たりまして何とかできないだろうかということをお話をしたんですが、一応一律的に気持ちはわかるが法律的にはどうしようもないというようなお答えがほとんどでして、法的に阻止することは非常に難しいということを認識したわけですが、ただ、今回のこの出店の経緯が余りにもやり方が汚いと、通常のようなパチンコでもほかのところではもう少し丁寧な出店の仕方をされるということを聞いてますので、こんな荒っぽいやり方をされるのは到底納得できないということで、そうは言うても何とかならないだろうかということでいろいろと手は打ったんですが、特に市のほうにお願いしましたところなかなかいい返事がしていただけないというか、よくよく聞いてみると宝塚市のほうで同じような事案で裁判をされて負けて5億円ほど損害賠償を請求されたということがあるんで、万が一、今回も同じようなことになると非常に困るというようなことがございまして話に乗っていただけないというような状態でした。  我々としたら決して裁判をしてくれとかいうことじゃなくて、現実問題として宝塚の場合は建設途中に仮処分で建設をとめたということでかなり大きな損害賠償になってるらしいんですが、我々のやつははっきり言って市も町もだまされて建物も何もかもできてしまった上で出店するというようなことでケースとしては違うだろうし、我々も当然できてしまっているものを今さらやめろということを言うても実現不可能なことだというのはよくわかっておりますので、そういったことは別に強行に裁判をしてくれとかそういうことは言うてないんですが、ただ気持ちの問題として裁判を起こすぐらいの気構えで取り組んでいただきたいということを市長にもお伝えしたんですが、どうもその辺のニュアンスがうまく伝わらないのかどうか知らないですが二言目には裁判されるようなことがあっては困るということで、その話も入り口でストップしてしまうというような状態でして、我々としては非常に、はっきり言って市がどちらのほうを向いてやってるんだという気持ちになりました。はっきり言って業者側のほうに便宜を図ってるんじゃないかなというような思いもありましたし、下手をすればこの件を我々が知るずっと以前から市の一部の人間は知っていたんじゃないかなというような疑念さえ持っております。事実、そういったうわさもたくさん聞いておりますが、我々としてはそういうことよりも現実問題今の問題として何とかしてほしいと。  今のパチンコ店の出店の阻止は難しいとしても、やはりこういう機会に今後こういったことが繰り返されないように何らかの方策を市として考えてほしいということが実は一番言いたいことなんですが、それすらも実現不可能なことだと拒否されてしまうというようなことで非常に困っているという状態がありましたので、実は今回こういう形で請願書のほうを出させていただいて議会のほうから何とか市のほうにお願いできないかなということで、請願書を出させていただいたというのが正直なところです。  あと、ただ請願とあわせて同じような内容で西脇市民の方に署名活動をさせていただきまして署名を集めましたところ、8,339名の方の貴重な署名をいただいております。私らが1軒ずつというか、署名のほうを集めるいろんなところを、西脇市内のルートをずっと回ったんですが非常に温かい激励の言葉をいただいております。頑張ってくださいということで、言うたら悪いんですが市の対応とは全く180度逆転して、市民の方は非常に今回の問題も含めてやっぱりおかしいというふうに思ってはりますので、そういったことをひしひしと感じております。  ふだん、西脇市の住民の方は私が思うに非常におとなしい温厚な方が多くて、いろんな行政に対する不満があってもあんまりすぐ口には出されないんだとは思うんですが、これだけの署名の活動が集まるということは、和田町だけでしたら1,000もないんですがこれだけ集まるということは、市民としては意識が非常に高いんだなという思いをしております。ですから、今回の件は対応を誤るとかなり市民のしっぺ返しがあるんじゃないかなということも感じております。ですから、そういったことも含めて市民の声を大事にしていただいて、この請願書に書いておりますような内容を御検討いただいて、西脇市にこれ以上パチンコ屋ができないように何とか方策、難しいのはわかっておりますが、何もしなければますます業者のほうから見れば西脇市はパチンコ屋が出店しやすい町だというような誤ったメッセージを出すことになりますので、何とかその辺は実効性があるない別にして市として断固こういった形のやり方でパチンコ店を出店するのはできないというふうに、やっぱり行政の思うような方策を考えてやっていただいて盛り上げていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  私も西脇市で生まれ育って60年近くなるんですが、非常に西脇市というとこは住みやすくていいとこだと思っております。町で都会すぎず田舎すぎず、のどかでいいところだと、生活するのには非常にいいとこだというふうにつくづく思っておりますが、間違ってもそれを破るようなパチンコばっかりができてパチンコの町西脇というような変なキャッチフレーズがつかないようにだけぜひともお願いしたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  最後に1点だけ、実は和田町のほうでパチンコ屋ができたときにアンケートをとりまして、そのときに意見がいろいろとあったんですが本日1件だけ、実は中学生が書いてくれた意見ですがそれだけ紹介させていただいて、今回はお話のほうを終わりということにさせていただきたいと思います。朗読させていただきます。  和田町の一中学生より。  私がパチンコ店に反対するのは、近隣住民が毎日騒音やたばこなどから出る有害物質により空気汚染につながるなど、その人たちの環境権が侵害されるからです。  現在、私たち和田町の中学生は学校で環境権についてや西脇市の有権者の50分の1が賛成した場合、地方議会が招集されます。これを直接請求権というなどの学習をしており、もし今回のパチンコ店の問題で何の対策もとらないといったことになれば、社会の見本とされる大人がそのような姿勢でよいのかどうかということが問われることになると思います。  和田町は高齢者も多く、この事業には絶対反対です。  以上です。御清聴ありがとうございました。 ○岡崎委員長   ありがとうございました。請願者からの説明が終わりました。  紹介議員から補足説明はありませんか。 ○寺北議員   特にありません。 ○岡崎委員長   それでは質疑に入ります。質疑、意見等はありませんか。 ○吉井委員   アンケートの返ってきた件数については報告があるんですけども、出された件数全体では幾らだったんですか。 ○依藤史典氏   アンケートは和田町に出したアンケートですか。 ○寺北議員   署名ですか。 ○吉井委員   アンケート。 ○依藤史典氏   一応和田町の住民の各おうちに全部に配布いたしております。和田町のほうで件数が今770ぐらいか80ぐらいだったと思いますが、それぐらいありますので一応そこには全部配布させていただいておりまして、回収したのが約600弱、550ぐらいだったと思うんですがそれぐらい回収させていただいております。内容のほうはおわかりいただいてると思いますので。 ○岩崎委員   先ほどの区長のお話で裁判は望んでないと、だから市に対して現在のを新しく改定をするのに、でもこれは請願の1で営業に反対するということは提言を阻止したいというわけでしょう。それをどういうふうに、具体的に裁判に望んでないって言っても例えば阻止するように市が持っていったら相手が今度訴訟を起こしますよね、そうしたら裁判になりますやんか、そこらのとこはどういうお考えでしょうか。 ○依藤史典氏   営業に反対するということで一応書いてはおりますが、先ほども言いましたが現在建物も完全に完成しておりまして、業者のほうからの説明でしたら4月下旬にオープンするということで、住民がどんだけ反対しようがオープンするということを社長のほうからはっきり聞いておりますので、今のところ阻止することは実現的に不可能だというのは我々もわかっております。  ここで反対してほしいというのは、一応姿勢として市として営業は反対ですということを明確に示してほしいということで、具体的にそうしたら営業を中止せいというようなことの裁判を起こすとかそういったことを別に要求してるわけではございません。先ほども言いましたが、このままでははっきり言って業者から見れば西脇市は非常にこういうパチンコ店が出店するのにしやすいような町だということを思われてるんじゃないかなという節がありますので、やっぱり市としてそういった姿勢をきちっと示してほしいということで、一応形として反対ということを、例えば今回この請願書を出してますけども、そういうことを議決していただければ相手に対してもやっぱり市としては、姿勢としては反対なんだなということがわかると思いましたんで、一応こういう形のことを書かせていただいております。  補足しますと、我々として一番言いたいのは2番目の要はこれから先に同じような形でこういったものができないような形をやっぱり考えていただきたい。現在既にもう7件ですか、ちょっと1件なくなったとこがあるということを聞いてますけども、どう考えても人口的に考えてパチンコ店の数は多いと思いますんで、はっきりとこれ以上は要らないということをやっぱり示していただきたいなと思っております。 ○芦田忠氏   今、区長のほうから説明したんが全てでありますが今の御質問の趣旨が若干私にもわかるんですけども、まずは今のところ最初はまだ変えていってませんでしたから絶対阻止と、反対ということから出発しておりますが、その間、市の行政に対して区長以下いろいろお願いしたり相談しても法律論を盾にだめなんやと、その反対をできへんねやとこういうことばっかりしか返ってきてません。一方で、関係の委員会では西脇市の条例に照らして不許可ということを市は出していただいておると思うんですね、県のほうへ。そういうことは市民には映ってないわけですよね。  我々が感じておるのは、私が一番危惧しておるのはここまで来たら業者へ対する不満よりも市の行政あるいは、それぞれ申しわけないけど我々の耳に入ってくるのは議員の皆さんの市民に対する一番不安に思っておるこれがどうなるねや、心配しとる近隣の皆さんにやっぱり寄り添ってだめなもんはだめ、それはいいんですよ、法律上だめなもんはだめ。上位法律に則ってだめや、それはいいんですが対応が余りにも冷たいということが今の現状やということは、はっきりと皆さんに報告しておきたいと思うんです。  そこで、区長が言ったのが全てでありますけれども議会へお願いしたのは市民の皆さんの代表ですから、行政側は市長さんだけが代表みたいな感じですけども、これだけの皆さん方が市民のために、市のためにやっていただいておるわけですからこれからの西脇市をどうするねやとこういう問題起きた、ちまたでは基幹産業やった播州織、西脇の顔やった播州織の跡地、跡地へパチンコとかそういうのが来よると。パチンコならまだ違法な業者やないからそれはあかんということを言いよるわけやないんですよ、だけどもっと風営法にかかるような業種は西脇市に来る可能性やったってうわさが出とるわけですよ、そのうわさに対しても和田の町民は極めて不安に思い、どうなるねやと思っとるわけですよ。  西脇市の人口減ってますね、どんどん減ってきとると思うんですよ。西脇市の人口ふえておるのは和田町だけなんですよね、閑静な住宅街、見てもらったらわかりますが住宅はできて若い人が定着するその住宅街の隣にまで出てきとるということで極めて不安と希望をなくしつつありますのでこれは最後は議員さん方にお願いして、決して法律的とかあるいは裁判を起こしてでも阻止せいとか実力行使でストップするだとかそんなこと決して望んでません。これからの西脇市をどうされようとしておるんか、そういうことも含めて今回のきっかけにそれを問うとるわけです、市民や住民は。そういうことでありますので、基本的にそんなけんか腰でどうのこうの言いよるわけやないんで、業者の人とも話し合いはしますし、来られたら話は聞きますししますけども、地域住民のことをやっぱりにたてりに和田町行政は幹事以下やってますので、そういうところを御理解いただきたい。  駄弁申しましたけどもそういうことであります。 ○東野委員   二、三お尋ねをしたいと思うんです。先ほどお二人の請願人の方が市の対応が余りにも不誠実だったっていうこと、業者にしても物すごい手のひらを返すような対応っていう形のことがあったって言われましたけども、具体的に例えば市の対応についてっていう形で区長さんがこういう問題が起こってからっていうことではどういうふうに相談に行かれたんでしょうか。 ○依藤史典氏   いろいろとあるんですけども、特に私が一番不信感を抱いたのはその反対の決議というか12月に有識者会議がありましてそこで不同意ということが決定したと思うんですが、それをいつ出してくれてんですかということを何回も市のほうに聞いたんですよ。そうしたら、一応今検討してますから出します、出しますというようなことを言われまして、実はあの後の建物の中の改装工事、確認申請の変更がオーケーになったのが1月16日だったと思うんですが、それは私が県のほうに直接聞いて確認したんですが、業者のほうはそれですぐオーケーになったんで工事のほうにかかったんですけども、その時点でまだ実はその反対のあれを市のほうは出してないということを聞きまして、そんなんしとったら何のために、反対しても意味がないことはわかってるんですよ、わかってるんですがなぜそれすらしないのかということで非常に憤慨したんですが、結局、最終的に皆さんはどういうふうにお聞きになってるかは知りませんが、私が聞いたのは最終的に2月2日か3日だったと思うんですが環境の部長のほうから、そういえばそのときにまたいろいろとお話があって言いに行ったんですが、そのときに初めてきょう出しますということを聞きまして、その時点でははっきり言ったら工事も終わってたんですよ。完全に建物できてしまってからそんな提出するというのは意味のない上にもう一つ意味のないことで、何を業者に対して恐れてるんだというようなことをはっきり言って感じたわけなんですけども、そういったことから非常に不誠実だと。  そのときも、こんなことは言いたくはないんですが環境の部長もいろいろと話をして法的に難しいというようなことをずっと言われまして、最終的にはパチンコを反対する理由がないというようなことを言われたんですよ。そんなことを行政の部長にもなってる方がパチンコ屋を反対する理由はないということは明らかにパチンコ業者のほうに立ってるとしか考えられないような発言でしたので非常にそれは憤慨しまして、私どももそれからちょっとこれは話にならんなということをはっきりと認識したわけですが、非常に腹立たしいというようなこともございました。  それ以外もその環境のほうから事あるたびに担当者は来られるんですが、別に市のほうからこういったことをされたらどうですかというようなアドバイスも一切ございません。来られるのは基本的に町のほうで今どういう動きになってますかとか、業者が来た後にはどういう話をしたかとかいうような、要はその動きを調べに来るだけでして町のほうに対してじゃあ何かそういう市政をしていただけるのかということを、当然我々は最初そう思ってたんですが実はそういったことは全くないということで、はっきり言ったら見捨てられてるなという印象をはっきり言って持ちました。ですから、万事が万事そういう形で市のほうとの対応としては、こんなんあんまり言いたくないんですが市長に対しても署名のほうも集めてこの前もお渡しに行ったんですが、そのときにもうちょっと何とか頑張りますというようなことをおっしゃるんかと思ってたんですが、それもはっきり言って残念ながら顧問弁護士に全部聞いてもあかんと言われますんで、これはちょっとどないもしようがないですなというようなニュアンスでしたので、はっきり言ってこれだけの民意を集めて持っていっても通じないのかなということで、非常に私としては残念に思っております。残念に思っておりますが、私もその署名を皆さんから集めた以上、責任はありますので、この件についてはやはりきちっと最終的に文章でまた市民の皆さんのほうにこういう結果になりましたということはお伝えしようというふうに思っておりますので、最終的にはそこまではさせていただきたいなというように思っております。  ちょっと過激なことを言いましたけどもそういったことでございます。 ○東野委員 
     区長さんが今言われたとおり、1月の中旬には建物用途変更で建設が最終始まって、それ以降に2月2日に不同意の結果が出たって、もっと早い段階でやっぱりしてほしかったし、そういう形の働きかけはしたんだけどもっていうことだと思います。  もう一点、神戸エステートが昨年5月の段階でここで車の展示をすると。当然、いろんな地元としたら協力をしてきたと思うんです。大変な苦労もされたと思うんですが、そういうことって具体的には、あそこは水路もあったり私も見てわかりますが、区長さんとしては大変な協力をされたんではないでしょうか。 ○依藤史典氏   一応その同意の判こが欲しいとかいうことで、道路の通行許可とかあと上下水道の掘削するための許可とか、そういったことで判こをついてくれということで二、三回だったと思うんですけども来ました。一応それに対しては先ほどもお話をしましたが、一応パチンコという疑念はあったんですが業者に確認したら違いますということを何回も言いますので、それに対して、それは私が甘かったといえばそれまでで、住民の方から責められても仕方ないと思うんですが、その時点ではやはり私としては基本的に業者のほうを信用したいという意向がありましたんで、そういう形で協力させていただいたという経緯はございます。  ただ、建物自体ははっきり言ってもともと中古の倉庫が建ってたものを改装しただけですので非常に簡単な工事で、工事自体は2カ月も実質かかってないぐらいでぱたぱたとやってしまいましたんで、こっちがどうのこうの言う前にもうできてしまったというのが正直なところでございます。だから、相手は恐らく用意周到に土地を買った時点からこういう形で最終的にパチンコ店をするということを恐らく考えてやってたんではないかなというふうに類推しておりますが、やり方としては汚いんですが非常に巧妙なことをされたなと思っております。以上です。 ○東野委員   区長さんからいただいた出店の経緯の中でも、一番最初にだけは所有者として神戸エステートが話に来たけどあとは建設の関係の業者だけで責任者が何もない人たち、そういうような状態ですね、でも協力はしてきたと。  じゃあ急遽パチンコ店に変える、それも所有権者の神戸エステートは来てないんですね、11月の初め。その段階ではパチンコ屋さんが説明しますよっていうふうに来られた。協力することは協力をさせて一切ひっくり返す、人だけ変えるっていうそういうやり方なわけですね。 ○芦田忠氏   いろいろと議論されておるんですけど、きょうは理事者側が来てないから言うわけじゃないですけども、行政のほうが冷たいという例に町民の方から聞いておるのは、先ほどからの経過の中で10月、11月ごろにこっちへ挨拶来る前にどうもあれパチンコ屋やでということで、一部の市民の方が直接市役所の窓口へあんなのパチンコと違うんかと言うたら、窓口はそんなことないと、自動車関係やとパチンコ屋じゃないですってそういう返事で、そんなこと言うたって一遍現場見てくださいよと、俺が言うたけど来もせえへんと、市役所はという話がありました、一つね。  それから、私はこの間市長さんにも言うたんですけども、市の行政、議員さんももちろん市民の意見はどんどん聞いてもらってはりますけども、市の行政というのはそういう意見やら空気やらお願いがあったら市民のほうに軸足を置いてやっぱり相談に乗らないかんの違うんかと。さらに徹底的な反対とか裁判とかできなくても業者に対して地元と話し合いをちゃんとしなさいよと、地元の了解を得なさいよというのを何度か呼んでそういう指導をするのがまさに行政指導と違うんかと、そういうことをやったんかというたら、それは怠っとったということは市長も認められましたけどね、そういうことは一事が万事、このごろの行政の人はなってないなということが今我々の地元で感じになっとるんです。だから業者よりも市の行政、あるいは市長以下はどないなっとるんねやと。今は議員さんに期待をかけとるわけやけど、そういう注目を今しとるということだけ率直に言うときたいと思います。きょう来てられないから言うわけやないですよ、市長以下がこっち来られても同じことを言いますけども、市の対応は冷たかったというの、市民も一人一人行動を起こしとるわけですよ、市役所に電話をかけたり、それの対応が悪かったということだけはっきり議員さんに報告しておきたいと思います。 ○岩崎委員   よくお話はわかりました。それで12月9日に相手方から和田町に対して懇談会を持ちたいというようなお話があったと思うんですよね。それと2月14日にも和田町とはできるだけ和解をしてお話をしたいということが1点と、そして一昨日の10日の日ですか、その内容は少し新聞に載っておりましたがそこらの内容をどのような内容で木下社長が来られてどういった内容だったのかというのを少し説明して、もし差し支えなければお願いしたいと思います。 ○依藤史典氏   一応今おっしゃった3回の件ですけども、実はその全て別に向こう側から説明がしたいということで言うてきたわけじゃございません。あくまで全部こちらが何回も説明に来いということを言うた末に来てくれたというのは事実でございまして、この前のおとといの10日の日の住民説明会もこれ初めて住民説明会あったんですが、あの新聞ではちょっとわからないと思うんですがあれも本来こんなことは業者のほうから当然したいということで申し出が出るのが当たり前なんですが、それもなかったのでこれはやむを得ず私のほうからお願いしました。このまま何もせんと開業されてしまうことだけは、やっぱり近隣住民の方の不安はたくさんございますので、やっぱりこれはそちらのほうから責任者が出てきて説明していただきたいということで私のほうからお願いをしてやっとそれが実現したというような経緯がございまして、相手側から積極的に何とかしたいのでということで言うてきたことは1回もございません。  一応12月に来たときは、これも最初から言うてますようにパチンコ店になった経緯がおかしいということで説明に来てくれということを何回も言うたんですが、それは結局業者しか一向に説明が来ないので話が進まないということやったんですけども、やっとそのときにタツミコーポレーションのほうの常務というのが来るということを聞きまして、それやったら何とかその話、それが常務ぐらいの者が来るのであればある程度話はできるだろうと思って期待したんですが、来て話を聞くと実は私2週間前に担当になったばっかりで詳しいことは何もわかりませんというようなことを言うんですよ。そんなもん話にならへんいうていろいろと質問はしたんですが、社内に持って帰って聞いてきますというような説明がございましていろいろとあったんですが、そのときに実は白紙撤回を求めるというようなこともこちらのほうから文書として渡しもしたんですが、それに対する回答はもちろんございませんし、そのときにその常務が答えるんじゃなしに実はその建設業者のコンサルタントというのが来てまして、そいつが私が社長の意向をパチンコ店を出店するということを聞いてますので絶対出店しますということをその業者のほうが言うんですよ。そんなことを業者が言うのおかしいやないかということで言うたんですが、そのときの対応としたらそんな形で非常に不誠実というかおかしな会社だという印象をそのときは持ちました。  あと、いろいろとすったもんだしてその後で結局向こう側から持ち帰って回答しますというようなことを言うたんですが、一向にそれも何にも返事がないというようなことでしとったんですが、このままではらちが明かんなということでこれも私のほうから電話しまして、この前の件は一体どないなっとんねやと、神戸エステートとおたくの関係とかちゃんとそれを説明してくれということを言いまして、言うたところやっと何とか向こうのほうのパチンコ店の工事も全て終わった2月14日だったと思いますが、やっとその社長が来ますということでやっとこれで何とか話ができる、ただ建物も全部できてしまってるんで今さら来られてもはっきり言ったら遅いなという印象はあったんですが、それでも一応社長が来るということで役員のほうを何名か15名ほど集めまして話をしたということですが、そのときも社長は我々がこんな反対されてるのは知らなかったと、びっくりするような発言やったんですが、自分たちは決して迷惑業者やというふうなことも思ってないし社会貢献もしてますというようなええ格好ばっかり言うんですが、社長というても非常に若いまだ30半ばの社長ですけども、非常に口は上手できれいなことは言うんですけども内容的にほんまに誠意があるかどうかというとこまでははっきり言ったらわからないというような状態でしたんですが、そのときも一応4月下旬にはオープンしますということではっきりと社長のほうから言われました。  ただ、住民反対運動をしてるということで御存じだと思うんですがのぼりをあの周りに立てたりしてるんですが、やっぱりあれはちょっと開店するのにぐあい悪いので何とかそれをおろしてもらえないかというような話、この前の3月10日の日にそれを最後に社長は言うたんですが、何とかおろしてもらえないかということは業者のほうとしては言うてましたんで、やっぱりある程度一定の住民反対運動という形で相手にはプレッシャーになってるなということは思ったんですけども、ただ、どれだけ反対されても申しわけないですが出店はさせてもらいますということではっきりと社長の口から聞いております。  そのときにこんな形でオープンされては困るんで、やっぱり町民全体に住民説明会を最低でもしてもらわんと困るということでお願いしまして、一応この前の10日の日に住民説明会をしたということで、約100名以上の和田町の若い方からお年寄りの方までたくさん来られまして、かなり質問も出まして2時間ほどでしたけども終わりがないぐらい質問がどんどん出たんですけども、その時点でも結局向こうの社長は前回我々に話したんと同じような内容のことを繰り返して言うんですけども、最終的にはオープンしますということで向こうとしてはこれだけ説明会をしたんだからもう十分だろうというようなふうに認識を思ったかどうかはわからないんですが、我々としては当然こんな状態では反対運動をおさめるわけにはいかないということをはっきり申しまして、この前の10日の時点では一応そういう形で物別れというか話は、今後、社長のほうが何回も足を運んで丁寧に説明しますというようなことは言いましたけども、実際どうなるかどうかというのはこれからわからないというところでございます。  ただ、我々としては今までの経緯がありますんでこの業者に対してははっきり言ってそんな信用できる業者だというふうに思っておりませんので、相手にもはっきりとおたくは信用を回復するには相当おたくのほうが努力せんとできませんよということは私のほうからはっきりと言わせていただいておりますので、どの程度それが向こうに伝わったかちょっとわからないんですが、現在、一応そういう状況になっております。以上です。 ○村岡委員   うちのほうでは、会派で何度も検討はしておるんです。その中で、現実には裁判とかは望まないとおっしゃいましたけど、どうしても法的なことでかかわりを持たざるを得ないような状況になってくると思うんですけど、仮に現状では建築基準法または風営法のもとで現条例がほとんど効力をなしてないという事実もあると思います。その中で、建築基準法と風営法に対抗するものは何かあるんかっていうような方策に関して、現時点でうちの会派では具体的に実はこれやっていうのはないわけでありますが、それで紹介人の方に質問したいんですが、紹介人として受けはったということは何らかの方策をお持ちなのかどうか、その辺をお聞きしたいなと思います。 ○寺北議員   ありません。ないけれども、市民の皆さんがいろいろ思ってることを議会が拒否するわけにはいかないだろうと、だから議会でそのことを取り上げて議論する場は最低要ると。その中でいろんないい知恵があれば、実現に向かっていくそういう場を設定したいというのが一番大きい私の気持ちでした、私はね。 ○村井正議員   私もこの問題にかかわらせていただいていろいろ調べさせていただいたんですが、やはり県のほうで例えばこういう条例をつくられてるとこもあるんですよ。そうしたら県のほうである程度つくるということは、それなりのより市の条例よりも少しは強制力がというのはそこまでは調べておりませんけども、やっぱりそういう動きを市議会で、またはそういう声に応えるようなことをやっていくべきやないかと思って、私は紹介議員の一人としてさせていただきました。 ○坂部議員   具体的な方策というのは考えてません。ありません、今のところ私は。ただし、今現実条例を持ってます。それによって請願者の皆さんも言われてるように実効性のある施策をどうするんや、まずはそれは市が打つべきだろう。なぜやいうたら条例あるわけですよ。条例によって阻止するって、要は今度は同意するみたいな形の分でいろんなもんは書かれてるけれどじゃあどうするんやいうのは私も考えますけど、皆さんも考えていきながら議会としての方策があれば考えるという方法があると思うんです。だけどまずは、市が条例を持ってる限りは次の施策をどうしていくんやいうのは持つべきだろうと私は思ってます。だからこの紹介者の中に入りました。 ○芦田忠氏   今話がありましたように、我々住民、役員さん、皆さん寄り寄り寄って一生懸命相談して安心して住めるまちづくりということを言いよるわけですが、法的にどうのこうのって頭から一言目から法的にだめです。そういうことじゃなしに、今紹介議員さんから話がありましたように西脇市には条例があるわけですよ、かつてパチンコ、パチンコ、パチンコと言いよったころに私もかかわってましたけど条例をつくったわけですよ。市民の側に立った議会や市政やいうのを、それが上位法によって無力化されようともあの今ある条例を補完して学校、病院からの距離規制をもう少し考えるとか、あるいは用途指定の見直しとかそういう気にならんと準工じゃないですよね、今住宅地ですわな。市内にもいっぱいそういうとこあるんですよね。そういう時期と場所によった施策をやっぱり議会なり市政が打ってほしいと、そのきっかけにしようやないかということで皆勇んで反対やとやりよるわけですからそこんとこの気持ちは酌んでもらって、そんなこと言うても方策がないのにやったって議論したって無駄やないと、これじゃなしにえらいおこがましいですけど、皆さん方は先ほどから言ってますように住民、市民の意見を聞いてそれが皆さんに聞いてもらいよるという姿勢を見せてもらうことが市政不信やらということにならないような方策じゃないかと私は思いますので、意見として申し上げたいと思います。 ○依藤史典氏   今おっしゃったことそのとおりだと思います。我々もいろいろと運動を起こしまして、御存じのように神戸新聞にも2回ほど載せていただきまして、やはりこの前その社長が来られてやっぱり新聞に載ったとかいうのが、業者としては非常にイメージ的にやっぱりダウンするということをはっきりおっしゃいました。ですから、今回のこういうこともこないして議会で取り上げていただいて話をしていただくということだけでも相手に対して十分抑止力が働きますんで、これもしないで何もしないということは先ほども私ちょっと言いましたけども、全く西脇市というのはこういうことに関しては無関心だという誤ったメッセージを業者に与えるということだけは絶対にしてほしくないということだけは一言述べさせていただきたいと思います。 ○東野委員   もう一つお尋ねをしたいんですが、今度のパチンコ店の北部に物すごい広大な土地がありますね。あれは今回タツミコーポレーション、その会社が3月10日に何かするという話は一切されていませんか、ちょっと心配をしています。 ○依藤史典氏   実は我々も町としてはそれが一番心配事でして、今のやつはそういうことで仕方がないんであとは住民運動で反対するしかしようがないんですが、あと北側のほう、現在でもまだはっきり言ってあっちのほうが大きい土地ですので、あれにまた同じようなものをされるとそれこそ目も当てられないというような状態になりますので、それだけは何としても阻止したいということで、実はあれ土地の持ち主は現在もやっぱり神戸エステートなんですけども、恐らくタツミコーポレーションが後ろでつながってると思いますんで、この前10日の日に説明に来られたときにも神戸エステートとは関係ないと言うてたんですが、説明の中ではどう聞いても自分のとこのもんのようなことを説明しましたんで、そのときに一応北側のことに関しては何か計画あるんですかということをちゃんと質問しましたが、現在そういうことは一切考えておりませんということで、何か住宅展示場とかそういうような話はあるんですがということは言うてましたけども、一応業者の口からは考えてませんということを言いましたけども、我々としてはあんな広い土地をそのまま置いておくはずがないんで、今後そちらのほうには十分注意してかかっていきたいなと。西脇市のほうにも次何かそういう動きがあれば、即座に我々のほうにも教えていただきたいと思っております。以上です。 ○古西委員   先ほど中学生のアンケートの言葉を読んでいただいたんですけれども、敷地のそばには新しい新興住宅街というか建て売りがたくさん建ち並んでいる場所だと思います。あのあたり小さなお子さんがたくさん住まれてるところだなと思うんですが、当然もうあのパチンコ屋さんの横を通学路になっていくのだろうなと思うんですが、そのあたりのところ、今後どのような影響があるか。通学路であることやその辺のところは皆さんどのように考えられているのか、そこを教えていただきたいと思います。 ○依藤史典氏   実は我々もそこを一番心配しておりまして、聞くところによるとパチンコに来られる方は広いメーン通りからは来られない。どっちかいうたら裏道のほうから来られる方が多いということを実はよそのパチンコのところにある区長さんとかから聞きまして、そんなことになると和田町の中はそうでなくても町内の中の道は非常に狭いので、車1台が通れるやっとの道がほとんどですので、そんなところにどんどん来られると非常に危ないと、住民生活にも問題がありますので、この前10日の日にも一応そういった質問もあったんですが、相手の業者のほうは今ガードマンを多目に配置して何とか対応しますというようなことは言うてるんですけども、ただ一般的に来られるお客さんがそこの道を通ったらいけないというようなことは当然できないことだと思いますし、我々も警察のほうに行ったときにその話もしまして、何とか交通規制というようなことはできないんですかということを言うたんですが、やっぱり警察としても一般の道をそういう形で通行どめにするというようなことはできないということで、多分オープンすれば、オープンしてみないとわからないんですけどもかなりそういった町の細い道を通る車がふえるんじゃないかなという危惧はしております。業者のほうにもそういった事態になれば、また訴えたいとは思うんですけども、現在ちょっと打つ手がないなというのは実情でして非常に困ってるというのが実情です。  あと、先ほど新興住宅街の方の話なんですが、実はそのとおりでして私も1軒ずつあの近く、30軒近く新しい家はここ2年ほどで建った家ばっかりなんですけども、子育て世代のまだ小さなお子さんがいらっしゃる世帯です。1軒ずつ回ったんですが、皆さんやっぱり一番心配してるのはその車の件で、小さい子供がいっぱいおるのに非常に危ないということを切実におっしゃいました。私もそれを聞いた上で業者にも話はしたんですが、非常にあの辺の方に関しましては気の毒な気はしております。パチンコ屋が来るのわかってれば恐らくあそこのところは買ってないと思っておりますので、はっきり言ったらだまされたと。若い人ですから余りはっきりとは言われないですけども恐らく気持ちはそうだと思うんですよ。私はそれを非常につくづくわかりましたんで、業者のほうにもオープンするんやったらあの近所にちゃんと1軒ずつ挨拶に回れよということは言いましたけども、どの程度誠意ある対応をしてくれるかということはこれから十分注意していかないといけないなと思っております。  以上ですけども、我々としてはどうしても車の件とかそういったもちろん騒音とか、それから実は光、あの駐車場の電球の光、これもこの前10日の日に住民のほうから試運転で光を出したら物すごく明るかったということで、このままではちょっとぐあい悪いという意見がたくさん出まして、それも社長は善処しますとええ格好は言うたんですけども、その辺も含めてほんまに対応してくれるんかどうかということをちゃんと見きわめたいなと思っております。以上です。 ○吉井委員   当初、南本町と一緒に足並みをそろえてやられたように報告の中にはあるんですけども、現在はどのような形になってるんですか。 ○依藤史典氏   現在ももちろん継続させていただいておりますので、継続というかきょうも一応南本町の区長さんは来られる予定やったんですけど、ちょっと病院に行かなあかん用事ができたんでということで来られてませんけども、この前の10日の日にも何人か説明会を聞きに来られてますし、市長にお会いするときも基本的には一緒にずっと行っていただいておりますので、一応歩調としては和田町と歩調を合わせていただくということで現在も進めさせていただいております。  南本町さんのほうの懸念もやはりその車の問題ですね、やっぱり南本町さんのほうからも細い道を通って車がどんどん通るということで、非常に危惧してるということはこの前もおっしゃってましたので、その辺は一緒かなと思っております。ただ、向こうは100メートル以内に対象になる家が二、三軒しかないんで和田町ほどの盛り上がりはないかもしれないんですけども、一応町として基本的には反対だということをお伺いしております。以上です。 ○岡崎委員長   ほかに意見はないですか。                 〔「なし」の声あり〕  質疑はこれで終わります。  請願者の皆さん、ありがとうございました。それでは御退席ください。                  〔請願者退席〕  暫時休憩します。再開は2時35分で。                 休憩 午後2時26分            ───────────────────                 再開 午後2時34分 ○岡崎委員長   それでは会議を再開します。  それでは、本請願の採択について委員間討議に入ります。  先ほどありました市議会に対して、何らかの方策を願いたいという思いで請願がありましたけども、委員の皆さんから御意見ありますでしょうか。 ○村岡委員   ちょっと聞きたいんですけど、私も会派等で話をする中でどうしてもこの請願に対しては法律に基づいて考えてしまうんですが、例えば東野委員、ほか何か例えば建築基準法と風営法、それに対するの効力みたいなもんを例えば宝塚の判例とどうしても比較して現実的には考えてしまうんですけど、それ以外に東野委員何かありますか。 ○東野委員   多分行政っていう宝塚で5億円余りの賠償金をとられたということが大きいから、今回は何もしないでおこう、言葉は悪いですが。ではなくて、市民の人がどういう不安を抱えてどういう運動をしてるか、それに対して何か考えられる施策はないんだろうか。そういうことを私はぜひこの議員の中で議論をする、それがやっぱり議会の値打ちだろうというように思うんですよ。  私はさまざまな方法があるんだろうと思ってる。それをしなかったら西脇市の将来はないなと思うんですよ。将来はないってどういうことかいうたら、今のパチンコ店の北部のほうにもあります。それから今度、村徳染工さんが廃業になりました。西脇市の中には物すごい空き地というのが結構あるんですね。そういうところっていうのはパチンコ店だけではなくて風営法に関係する、少々1時間ぐらいで楽しいところへ行ければいいっていう感覚が車でありますから、何らかの対策を今から練っておかないといけないんだろうなって思うんですよ。  それと西脇市の中では今確かに上位法との関係では問題があるということですが、パチンコ店等の進出を規制する条例をつくってきた経緯もあるわけですね。それも多分市民の皆さんの願いに応えた形でやってきた、でもそれがいろいろ法的な不備がある、そうしたらじゃあ何かほかにできることはないんだろうか。西脇市だけでなかったら、村井正信議員が上位に当たる兵庫県であるだとかそういうところでの検討はできないんだろうか、いろんな検討をするということが今私らに求められていることではないかなと思うんです。確かに今、もうあそこまで行って今のミクちゃんアリーナそこの部分については開業を阻止するっていうことは現実問題としては難しいし不可能だろうと思うし、請願者の皆さんもそういう思いでいるんです。ただし、余りにも私も今聞かせていただいたら不誠実な対応、要するに途中でぽんと変えるこれがパチンコ業界のやり方かもわかりませんが、余りにも地元の住民の皆さんをばかにしたようなそういう中で開業していくということは私は正直許せないなっていう思いが強いんですが、それに対して議員として議会として市民の皆さんの気持ちに寄り添うということは私は必要なことだろうと思うんです。 ○村岡委員   とは言いますが、私も東野委員と同じように思いますけど現実県の条例ができたとしても建築基準、都市計画法の中の建築基準法と風営法っていうのはやっぱり最上位の法律なんですよ、それが現実立ち上がってるという事実に対してどういう代替案があるんやということが具体的に言えるんかというのが聞きたいんです。  きれいなことはわかるんですよ、おっしゃってること。わかりますけど、具体的にこの事実、建築基準法と風営法というのは一番厳しい法律やと思うんですよ。それに対して条例がそれ以上に厳しい条例が西脇の、多分法律的にも違反やという声も上がる中でどういう代替案があるんやということが示されなあかんのやないかなと。 ○東野委員   確かに村岡委員が言うように今すぐに代替案っていうのは正直ないんですよ。いろいろ検討というかインターネットを通じて調べてみたりしても、確かに今こういう方法があるっていうことが言えれば一番簡単なんだろうなと思うんだけれども残念ながらありません。なかったらじゃあいいのかでは私はないと思うんです。それだったら議会は意味がない、行政というのは法律や条例に基づいてそれに動くということですから、じゃあ議会というのは何なんだ。いろんな思いがあって、きのうも核兵器の問題で議論がありました、確かに今は難しい。けども地方から積み上げていくということが必要なことではないですかという形で請願者の大﨑さんが言われた、そのことは私の中の胸にあるんですが、確かに今は大変かもわからない。でもそういうふうな西脇市が少しでも子供たちに住んでほしいという形で言うときに、やっぱり少しでもいいこと悪いことなりそういうところを寄り添っていけるような形をとらないといけないんではないかと思うんです。 ○村岡委員   それもよくわかりますが、この請願に対してきょうある程度返事をせなあかんと、その後、例えばまちづくりの中でそういう議論は当然するべきやと思いますけど、この議論に対しての現状の中で代替案がないのにどうするんやとみたいなことは私は思うんですけどね、はっきり言うて。 ○東野委員   村岡委員が言ってる、特に請願の中で私は2項目あると思ってるんですよ。西脇市和田町でのパチンコ店(ミクちゃんアリーナ)の営業に反対し、これ以上の新規パチンコ店の出店を阻止するための施策を求める請願、だから前半部分とそして後半部分。村岡委員が今言おうとしてることは前半部分…その施策を私はこれから考え、要するにこれ以上ですよ。ということは考えない町でいいんですか。 ○村岡委員   …その具体的なこの… ○東野委員   いやいや、この案件だけではないでしょう。これ以上の新規パチンコ、私は決してパチンコ店だけではなしに、町の健全な発展ということを考えてこういうまちづくりっていうことをしよう。それに対していろんな町独自の条例もつくっていこう、約束事を決めていこうということはやっぱりやらないといけないわけでしょう。だから、ここの請願人の方が言われてることっていうのは2つある。特に1つ目のことは請願人の方もはっきり言われた今の段階でこれを阻止することは不可能だと思っていますと、けどもこれ以上何店舗どんどんふえていったり、また風営法に関係するような店が来るっていうことがやっぱり不安だということについては考えていこうと、私はそういう意味合いだと思って受け取っているんですが、それも規制ができない。 ○村岡委員   そのとおりで、これから立地適正化計画とかそういうのに基づいて、また和田町なんかはコンベンション通りみたいなイメージになるんでそれはそれで当然考えなあかんのですけど、現実的に今の時点でそのインフラが整備されていないというのは事実やと思うんですよ、この議論をする中で。その辺はどうなんですか。 ○東野委員   今村岡委員が言われたことはそのとおりで、今気がついた、いろんな請願人の方が問題提起をされて気がついてそれを整備をしていこうということでいいんではないですか。私以上に村岡委員やったら都市計画とかそういうことに詳しいわけですから、そういうところでこういうやり方したら今後守っていけるんやないか、こういうことは規制ができるんではないかということができるんではないですか、そのことが私は必要やと思っとるんです。そのこともしないような議会だったら反対の意味がないと思うんです。 ○吉井委員   今問題になっている条例ができたのが高田井にあるパチンコ店ができるということでできたんですけど、これは実際にはパチンコ店そのものが高田井の地所にあるということだけで、高田井町が反対をしたということじゃないんですよ。高田井町のほうはパチンコ屋ができるということについて逆に言うと、空き地のままで不幸にして倒産された工場の空き地のままで土地の利用ということが行きどまったままあのままの状態でずっと放置されているということを考えると、実際には風俗営業法の許可をとられて進出される企業ということであれば、やはりそれを阻止するという運動、それはほかの意味での気持ちはよくわかるんですけどそれ自体をとめるということについてはやはりできないので、それをまた期待を抱かせるような請願の採択をするということについてはよく慎重に考えないかんのと、それとただパチンコ店に対してと特化したような議論だけではなしに、もう地場産業であるという播州織もなかなか難しい状態になって、昔機屋さんが多かった中で準工業地域の区域指定ができたというような経過も踏まえて、今全体的なまちづくりについてやっぱり地元の合意を得ながら考えていく時期ではあるかと思うんですけど、だからこのたびのパチンコ店どうとかという業種に限ったような、企業差別のようなものじゃなしに、まちづくりの中でそういうものができないところとできるところのすみ分けをきっちりするというようなやり方で今から進めていったらいいんと違うかなと思うんです。 ○岩崎委員   私、今回のこの請願だけに関して言うと、先ほど依藤区長がおっしゃったのがちょっと焦点がぼやけてるんかなという感じは受けました。といいますのは、この請願事項の1にあくまでも今のお店開店を阻止するというような請願があったんですが、お話を聞いておりますと明らかにそれはもう諦めてるというふうに私は受けとめました。それで次のステップとしてその隣の北側の位置には今後二度とそういうふうなパチンコができないようなというような、そういうふうに私は受けとったんで今回のこの請願とニュアンスというか焦点がちょっとぼけてるかなというふうな感じを私は受けました。  それによって、今後我々はどうするかというのはきょう、今のこの場所で今後の対応というのはなかなか難しいと思うんですけれども、私はやっぱり都市開発のいわゆる都市計画の見直しとか、用途地域の見直しとかそういうことはやはり今後考えていかないかんと思うんですけれども、やはり法律を上回る条例というのはなかなかこれは難しいということは明らかに皆さんも御存じなんで、私は今後どうしたらいいかっていうのは今早急にこの場所でこうしなさい、ああしなさいっていう結論を今のところはなかなか私としては出せません。 ○古西委員   このたびの請願事項は書面の最後に2つあります。1つはパチンコ店の営業に反対する決議を求めるということですが、これに関しては請願人の方のきょうのお話を聞いててもここについてはいたし方がないと思われてるというふうにお聞きしました。  2番目なんですけれども、ここが私も重要ではないかと思います。ここに関して議会として市長に対して実効性のある施策を早急に制定することを求めるという請願内容ですけれども、実効性のある政策を制定することは早急には難しいとは思いますけれどもやはりここが非常に重要で、きょうの請願人の方のお話を聞いてても西脇の将来を思うと今まさにこういう事象が起きたこれをきっかけに西脇が今後こういうことが起きないようなことを研究や検討をしていくというきっかけにしてこそ、この出来事が糧になると思いますので、早急に制定っていうことは難しいにしても研究・検討に手をつけていくっていうことでやっていくっていうのはできるんじゃないかなって私は思いますので、ここで早急に制定するっていうことではないけれどもそういう形でまとめるっていうのはいかがでしょうか。 ○岡崎委員長   古西委員、今後このようなことっていうたらどういうことなのか。どのようなことをおっしゃってるのか。 ○古西委員   今後、例えばきょうのお話でもありました今回のミクちゃんアリーナについては第一染工の跡地がパチンコ店になりました。以前の高田井町にあるパチンコ店も播州織の企業の跡地がなったと聞きます。ですので、西脇の地場産業が低迷していく中、このように播州織の建物がパチンコ店になっていくことが立て続けになっているわけでして、それがこういうことだっていうことなんですけれども、こういうことが起きないようにするためにも今回のことは本当に腹立たしいことではありますが、このことを無駄にしないためにも今議会や行政がともに施策を研究し検討していくっていうことが求められているんじゃないかなっていうふうに考えます。 ○村岡委員   そんなことを考えるのは当たり前のことであって、それがここで求められていることなんですか。そのまちづくりに対して今後用途地域を含めてどういうことをしていくか、西脇にとっていいまちづくりっていうのを考えるのは当たり前のことであって、この請願の意図はそういうことにあるんですか。そんなゆっくりしたことでいいのかということですけど。 ○古西委員   ゆっくりしてるかもしれませんけれども、今決めないということは。ただ、ここでこの請願はなしってなると全くこれから話し合いをとめてしまうということにもなるんじゃないですか。ですので、やはり今ここで議会として研究・検討を始めるっていうことは必要ではないかと思います。
    ○吉井委員   今話をしてるのはパチンコ屋が開業しないように議会としてという請願内容に対して、パチンコ屋に特化したことではなくて大きなまちづくりについて検討する中でここにはパチンコ屋が来ないようなこと、それから現にパチンコ屋のあるところもあるしいろんなことを含めながら検討せないかんという話をしてるんであって、この請願に対してどうとかこうとかということであれば、パチンコ店が開業しないようにということの内容を捉まえてこれについての請願については同意できないと。だから、全体的なことをもっと考えましょうよということを今多分私らは言ってるんですよ。 ○村岡委員   全体的なまちづくりはこの請願をきっかけに当然後から幾らでもできることでありますが、今回この2番目の設問はパチンコ店をこれ以上ふやさないことに対してイエスかノーかみたいなことになってるんで。 ○東野委員   ここの文章だけ確かに捉まえて議論したらそうですが、今先ほど請願人の方が切実に訴えられて、そして今の現状も含めて今回の営業に関しては反対だ。ただし、一方ではこれ以上の新規のパチンコ店またはパチンコ店に限らずに風俗店的なそういうものが西脇に来る可能性が高いっていう中での危惧っていうのはあったと思うんですよ。だから、そういう点ではそういう趣旨的な意味合いっていうのは、私は十分わかります。 ○吉井委員   ただ用途指定のときには、パチンコ店はとめられるけどもほかにもしも影響のある場合が当然出てくるので、他の企業のことも十分に考えた上で決めなかったら、パチンコ店は来られなくなったけど来てほしい企業もそれによって規制することになりかねないかもしれないので、そこら辺は慎重に。 ○村岡委員   東野委員は用途指定のことを言うてはるんですか。 ○東野委員   まだ私はそこの部分の専門的なことはわからないことがあるので、だからこそこういう請願をきっかけにしっかり研究をしていこうということです。 ○岡崎委員長   今いろんな広がりあるんですけども、ここで言うてるのはパチンコ店のことなんで。2番目の西脇市にこれ以上のパチンコ店が開業しないように、議会として市長に対して実効性のある施策を早急に制定することを求めてくださいということ。1番は、和田町における新規パチンコ店(ミクちゃんアリーナ)の営業に反対する決議を求めます。 ○林議長   まず請願が1項、2項出てますので、まず1項について皆さんの意見を聞いてこれをどう採択するんかせえへんのか。2項について、皆さんの意見を聞いてこれは採択するのかせえへんのか。請願の採択ということは1項も2項も全部するということで請願の採択ということになります。もし1だけとか2だけになったらこれは部分採択、趣旨だけを採択するんであれば趣旨採択という手法がいろいろあります。 ○岡崎委員長   まずこの今2つの請願事項ありますけども、これ以外にほかに意見等はありませんか。  暫時休憩します。                 休憩 午後2時58分            ───────────────────                 再開 午後3時00分 ○岡崎委員長   再開します。  まずこの2つの意見以外に意見ありますか、これ以外に。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら一つ一つにするのか、部分採択で1番なのか2番なのか、それとも全体でするのか。                  〔発言者あり〕  それでは討論に入ります。  本請願を採択にすることについて反対討論ありませんか。 ○吉井委員   この請願に対してという意見でお聞き願いたいと思うんですけども、風俗営業法の許可を受けた営業に反対する請願の採択には反対であります。  それと、先ほど申し上げましたけども市としてのまちづくりの姿勢を明確にしていくということが必要であるとは思いますが、この請願にある西脇市にこれ以上のパチンコ店が開業しないようにという内容の請願については反対であります。 ○岡崎委員長   賛成討論ありませんか。 ○東野委員   私は賛成の立場で討論をさせていただきます。議会は住民の皆さんのさまざまな政策提言という形で、今回大きく西脇市の今後のまちづくりに関して政策を提言してもらってることだって思っています。西脇高校での生活情報科の議会報告会の中で、ある市内の高校生ですがこれ以上西脇市にパチンコ屋さんはふやさないでほしいというお話がありました。私たちが西脇市の若い子たちにどういうふうなまちづくりを一緒につくっていく、ここに住んでほしいと呼びかけるときに今以上というのは私は到底感情的にも許せない、そういう思いでいます。和田町の皆さんが業者の皆さんから余りにも不誠実な対応をされ、怒りを思って議会に対して決議を上げてほしい気持ちに対しては応える必要があるんだろうと思って賛成をします。 ○岡崎委員長   反対討論ありませんか。 ○村岡委員   私自身はどうしても法的措置以外に今のところ私の中では考えられないので、この建築基準法上に西脇市の条例は問題があるということで、この効力の全くない条例の改正と廃止に関しては検討する必要があると思いますが、現時点におきましては仮に西脇市の条例に基づいて法的措置を講じましても、今までの事例上何の効力もなく勝ち目がないだけではなくて、もしも法的な措置を講じて敗訴した場合、損害賠償におきまして市民の税金投入の可能性もあるという観点から、私は現在では反対したいと思います。 ○岡崎委員長   それでは賛成討論ありませんか。 ○古西委員   西脇市は教育に力を入れようとまちづくりも含めてしております。そういう意味で、新たにパチンコ店ができるっていうことはやはり阻止しなければならないことだと思います。また、市民の声に寄り添うことということは最も必要なことだと思いますので、私はこの請願に賛成いたします。 ○岡崎委員長   ほかに討論ありますか。 ○岩崎委員   今回のパチンコ店出店に対しては、私も大変大きな憤りを感じております。相手方のやり方においても到底許すことのできない大変悪質な、卑劣な手法であるということは明白であります。しかしながら、もう既にこの建物ができ、開店準備ができている以上これを阻止させることは大変困難であると思っております。また、相手方も法的にはこれは十分クリアしているという説明も先ほどございましたが、それが万が一開店阻止をさせることにより、相手方より訴訟を起こされたときのリスクこれは大変なものがございまして、それを市が背負うということは先ほど村岡委員がおっしゃったようにまさに損害賠償の対象となるということで、これが延びれば延びるほどその日にち割りで損害賠償が大きなリスクということは明らかでございますので、今回のこの請願に対しては私は反対をいたします。 ○岡崎委員長   ほかに討論はありませんか。 ○中川副委員長   私も反対の立場で討論をさせていただきます。パチンコ店が自宅の近くに来るということに反対されるお気持ちは心情的に理解できますが、正規に手続を踏まれていることから国の法律にのっとり違法でないパチンコ店営業に対して条例をつくる議会として反対はできません。パチンコ店が悪いとなれば、市内のパチンコ店に勤められ生活の糧を得られている方々をどう見ているのかというようなこととか、職業差別にもつながりかねないと私は思います。  また、聞くところによりますと過去、宝塚市で行政が反対をし裁判をして敗訴となり高額な賠償金を払われたと聞いております。議会が大きなリスクを負ってまで反対する必要はないと考えます。  なお、私の考えでございますけども、法律を越えた条例制定は効力がありませんので現在ある西脇市パチンコ店、ゲームセンター及びラブホテルの建築等の規制に関する条例、これは廃止すべきものと思っております。  以上の理由により、請願第2号の採択には反対いたします。 ○岡崎委員長   討論はほかにないようですので、討論はこれで終わります。  採決に入りたいと思います。請願第2号西脇市和田町でのパチンコ店(ミクちゃんアリーナ)の営業に反対し、これ以上の新規パチンコ店の出店を阻止するための施策を求める請願書についてを採択いたします。採択に賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手少数であります。よって、請願第2号は不採択すべきものと決しました。  以上で請願審査を終了いたします。  暫時休憩します。再開は3時20分とします。                 休憩 午後3時08分            ───────────────────                 再開 午後3時18分 ○岡崎委員長   それでは会議を再開します。  続いて理事者報告がありますのでよろしくお願いいたします。  まず最初に、西脇市障害者基本計画・第5期西脇市障害福祉計画の策定について、理事者の報告をよろしくお願いします。 ○伊藤社会福祉課長   計画の概要を説明させていただく前に、それぞれの計画について説明させていただきます。  障害者基本計画とは、障害者基本法の規定に基づき、市の障害者施策の基本的な方向性や取り組み方策を示すものです。  第5期障害福祉計画は、障害者総合支援法の規定に基づき、障害福祉サービスや相談支援等の提供体制の確保に係る目標や、各年度におけるサービスの必要な見込み量を示すものです。  では、計画の概要について概要版に基づき御説明を申し上げます。  策定の趣旨ですが、障害者総合支援法の改正や障害者差別解消法の制定など、障害を取り巻く環境が大きく変化する中、障害のある方が住みなれた地域でその人らしく暮らすことができる社会を目指し策定するものです。また、児童福祉法改正に基づき、第1期西脇市障害児福祉計画を第5期障害福祉計画と一体的に策定しております。  計画の位置づけですが、最上位計画である総合計画の個別行政計画として位置づけ、他の関連計画と整合を図っております。  次に、計画期間は障害者基本計画については平成30年度から平成35年度までの6年間、また第5期障害福祉計画については平成30年度から平成32年度までの3年間としております。  1ページ目の一番下の基本理念についてですが、障害の有無にかかわらず誰もが互いに存在を認め合い、住みなれた地域でその人らしく暮らせる共生社会を目指し、「互いにみとめあい 住みなれた地域で その人らしく暮らせるまち にしわき」としております。  次に2ページをごらんください。計画策定に当たり実施したアンケート調査や団体及び事業者へのアンケートやヒアリング結果から把握した主な課題から、基本目標を人権を尊ぶまちづくり、成長と学びを支えるつながりづくり、住み慣れた地域での安全・安心な暮らしづくり、社会参加と生きがいづくり、共に暮らせる地域づくりの5点としております。また、3ページは施策の体系として基本目標ごとの施策の方向を記載しております。  次に4ページでは、本計画の期間中に重点的に推進する取り組みとして、1つ目として差別解消の推進と合理的配慮の促進、2つ目として切れ目のない療育・教育の支援体制の推進、3点目として相談支援の充実、4点目として就労支援の充実の4項目を取り上げております。  中段から6ページにかけて記載しております具体的な施策事業では、基本目標及び施策の方向に沿った各事業を上げており、重点事業については星印で示しております。6ページの中段からは、第5期西脇市障害福祉計画について記載しております。設定した数値目標やサービス見込み量等の考え方は国の基本指針に則するもので、それに沿って平成32年度の市の数値目標5項目を設定しております。  まず(1)として、福祉施設の入所者の地域生活への移行では、平成32年度末における施設入所者数は表の上から2段目、(B)67人を目標とします。また、表の下段の地域生活移行者数は基本指針では6人以上とされていますが、市内にグループホームがないため3人を目標としております。  次に7ページ(2)精神障害に対応した地域包括ケアシステムの構築では、平成32年度末までに保健・医療・福祉関係者による協議の場を設置することを目標とします。  (3)障害のある人の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据えた地域生活支援拠点等の整備では、平成32年度末までに市内に相談、体験の機会・場、緊急時の受け入れ・対応、専門性、地域の体制づくりの機能を持つ居住支援の拠点整備に向けて検討することを目標とします。  (4)福祉施設から一般就労への移行等では、平成32年度末までに一般就労移行者数は3人を、また就労移行支援利用者数は6人を目標とします。  次に8ページ、就労移行率が3割以上の事業者の割合は5割を、就労定着支援事業による支援を開始した時点から1年後の職場定着率は80%を目標とします。  最後に(5)障害のある子どもへの支援の提供体制の整備等では、身近な地域で支援し、子供のライフステージに沿って関係機関が連携し、切れ目のない一貫した支援を提供する支援体制を整備する必要があることから、第5期計画の目標として平成30年度末までに医療的ケアが必要な子供の支援のために、関係機関が連携を図るための協議の場を設置する。 平成32年度末までに児童発達支援センターを1カ所以上設置、保育所等訪問支援を利用できる体制の構築、医療的ニーズへの対応、医療的ケアが必要な子供に対する生活支援員を調整するコーディネーターの設置としております。  以上、簡単粗雑な説明となりましたが西脇市障害者基本計画・第5期西脇市障害福祉計画について報告させていただきます。 ○岡崎委員長   理事者報告は終わりました。  委員の皆さんから御質問ありませんか。 ○東野委員   1点だけ尋ねます。これを読ませていただいたときにホームページと言うたらいいんでしょうか、88ページ、暮らしの場の確保というところで特に私納得ができないところがあったんですが、具体的な取り組みということで新規に地域生活拠点の整備、グループホーム事業所の整備ということが書かれてあるんです。障害者の方々とお話をすると、老後のことなりこれからの暮らしということでどういうふうに高齢になってから進んでいったらいいんだろうって質問を受けたときに、やっぱりグループホームができたらいいなって思いがあるんです。この88ページ、新規グループホーム事業所の整備、近隣市町や市内の障害者福祉サービス事業所にグループホームの整備について働きかけますってあるんですよ。私、これを聞いたら西脇市としてはえらい他人事みたいな形で書かれているように思うんです。近隣市町に働きかけます、または市内の障害福祉サービス事業所にグループホームの整備、市内やったら話し合いをしてという形では思うんですが、西脇市としてはそれは頑張ろうという形ではないんですか。 ○伊藤社会福祉課長   今委員言われたように、グループホームがないということに関しては障害の当事者の方とか保護者の方からもぜひお願いしたいという声を多数聞いております。そういうことも踏まえましてグループホームの事業所の整備というのをしたいと担当のほうも思っておりまして、積極的な声かけとかできるような支援であったりとかいうのを今積極的にやっているところですので、市としてはできるだけ整備できるように頑張りたいなと考えております。 ○東野委員   文字のあれですが、主体的に取り組むという理解でいいわけでしょうか。 ○伊藤社会福祉課長   今委員言われたように取り組んでいきたいと考えております。
    ○岡崎委員長   ほかに意見ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようなので、次の第7期西脇市高齢者安心プラン(西脇市高齢者福祉計画介護保険事業計画)の策定についてよろしくお願いします。 ○村井長寿福祉課長   それでは、第7期西脇市高齢者安心プランの概要について御説明申し上げます。  この計画は、老人福祉法第20条の8の規定に基づく老人福祉計画と介護保険法第117条の規定に基づく介護保険事業計画を一体的に策定するものです。計画期間は平成30年度から平成32年度までの3年間となります。  今回の計画の特徴でございますが、国の基本指針では第6期の地域包括ケア計画の理念を継承しつつ、2025年を見据えた地域包括ケアシステムを地域の実情に合わせ深化・推進していくこととされています。また、保険者機能の強化として、介護予防重度化防止、及び介護給付費適正化に向けた取り組みと目標を計画に記載し、取り組む目標については達成状況の評価ができるよう数値目標等の客観的な目標を設定するよう努めようとされています。  以上のことから、取り組み内容については第6期計画で着手した事業の拡充を図っていくものですが、主要な取り組みのうち5つの事業において数値目標を設定するとともに、要介護認定率による成果指標を設定しております。  続きまして、計画の内容についてお配りしております第7期高齢者安心プランの概要版に沿って御説明いたします。  初めに、高齢者を取り巻く状況と課題でございます。計画書本編では第2章及び第3章に記載しております。人口の推移ですが、65歳以上の人口は横ばいとなりますが、要介護認定率の高い75歳以上の後期高齢者の人口が平成37年度まで増加し続けるため、介護サービス等の必要な方の増加が見込まれます。  次に、介護予防日常生活圏域ニーズ調査では、認知症及び鬱のリスクを持つ人が4割以上あることや、認知症のあることから認知症の早期発見、早期対応の仕組みづくりや地域とのつながりの場の充実が必要であることがわかりました。また、3割以上の人が転倒及びそしゃく機能のリスクを持っており、おりひめ体操等の通いの場の充実や口腔機能の向上への啓発が必要ということがわかりました。  あわせて、要介護認定者に実施しました在宅介護実態調査では、主な介護者が不安に感じる介護として認知症への対応や夜間及び日中の排せつ等の回答が多く、認知症に対する地域の理解やきめ細やかな対応ができるサービスの充実が必要であることがわかりました。  続きまして概要版の見開きをごらんください。こちらは計画書の第4章に当たります。  先ほど説明しました課題を踏まえまして、基本理念を①自立生活の支援・介護予防の推進、②安心して暮らせる高齢者福祉サービスの充実、③地域包括ケアシステムの深化・推進の3本の柱としております。  基本理念の下には、計画期間中に実施いたします事業の一覧を記載しております。各事業名の初めに星印を記載しておりますものは、拡充する事業でございます。  続きまして、概要版の裏表紙に拡充する星印の事業について記載しております。計画書本編では第5章となります。  1点目の地域介護予防活動支援事業は、介護予防の体操等を継続的に行う通いの場の設置を推進する取り組みで、平成32年度の計画最終年度には40カ所の設置を目指します。  2点目は認知症に関する施策で、早期発見の取り組みとして町ぐるみ健診等、高齢者が多く集まる場で認知症のチェックを年間500件実施するとともに、今年度から実施しております認知症初期集中支援チームによる支援を年間30件実施する予定にしております。  3点目、計画期間中に新たに整備する地域密着型サービスは、中重度や医療ニーズの高い要介護者の在宅での生活を支援する目的で、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、療養通所介護の事業所の整備を行う予定としております。  4点目、介護給付費適正化の推進では、地域ケア会議や給付実績の確認によるケアプランの点検を最終年度において年間50件を目標に実施する予定としております。その他、地域ケア会議、在宅医療・介護連携推進事業、生活支援体制整備事業、生活支援サポーターや介護予防サポーター等のボランティア活動を推進していく予定としております。  最後に、これらの取り組みの成果指標として75歳以上の後期高齢者の要介護認定率を、毎年0.2%ずつ低下させ、最終年度には32.2%を目指します。  以上、第7期西脇市高齢者安心プランについての報告とさせていただきます。以上です。 ○岡崎委員長   理事者からの報告は終わりました。  委員の皆さんから質問ありませんか。 ○東野委員   1点教えていただきたいことがあるんですが、今回新規で整備をされる看護小規模多機能型居宅介護施設、要するに今までの小規模多機能に看護が前についてあるんですがどういうふうに違うんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   看護小規模多機能は、小規模多機能居宅介護に看護及び療養所の世話や診療の補助の看護サービスを一体的に提供する事業所です。ですので、看護のサービスがついてるものということになります。以上です。 ○東野委員   その場合だったら、例えば西脇市にない療養型の施設、介護施設が西脇市にはありませんね、そういう形で例えば医療的措置をしてる、胃瘻の方は違うかもわかりませんが点滴をずっと定期的に受けるそういう方々が対象だと考えていいんでしょうか。 ○村井長寿福祉課長   おっしゃるように、医療ニーズの高い方が対象となるサービスになりますので、何らかの治療を受けておられるような方が対象となってきます。以上です。 ○岡崎委員長   ほかに意見ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようなので質問は終わります。  続いて、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の会議結果についてよろしくお願いします。 ○高田くらし安心部長   それでは、平成30年2月13日に開催をされました平成30年第1回兵庫県後期高齢者医療広域連合議会定例会の会議結果につきまして、お手元にお配りしております資料により報告を申し上げます。  資料の1ページをごらんください。本定例会には、兵庫県後期高齢者医療広域連合長から10件の議案が提出をされました。内訳は、平成30年度から34年度までを計画期間とする第3次広域計画作成の件が1件、平成29年度補正予算が2件、条例改正が3件、平成30年度予算が2件、専決処分の報告が1件、人事案件が1件でございまして、いずれも原案どおり可決されております。また、請願が1件ございましたが不採択となってございます。  議案等の概要につきましては、裏面2ページの提出議案の概要をごらんください。  議案第6号の兵庫県後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきましては、保険料の改正、賦課限度額及び低所得者に係る軽減対象の拡大の改正でございまして、内容につきましては資料3ページをごらんいただきたいと存じます。  平成30年、31年度における保険料率の改正につきましては、給付費準備基金を活用することにより保険料の増加抑制を図っております。  1の年額保険料率では、所得割率を据え置き、均等割額を4万8,297円から4万8,855円に改正するものでございます。  2の賦課限度額では、57万円から62万円に引き上げるものでございます。  3の低所得者に係る軽減対象の拡大では、5割及び2割軽減の所得基準額を引き上げるものでございます。  以上でございます。 ○岡崎委員長   理事者からの報告は終わりました。  委員の皆さんから質問ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  質問がないようなので、次の西脇市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の策定について理事者から報告をよろしくお願いします。 ○西村環境課長   それでは、西脇市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画について御説明申し上げます。  まず、この計画を策定するに至った経緯についてですが、一般廃棄物処理基本計画につきましては廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定に基づき、市町村がその区域内において排出されるごみの処理について長期的・総合的に計画的な処理をしていくに当たっての基本的事項を定める計画となっております。  これまでは、みどり園において2市1町区域の計画をつくり運用しておりましたが、多可町との1市1町の新たなごみ処理施設の整備に当たり、独自の計画が必要になったため策定しております。  それでは、お配りしております計画の概要版に基づきまして御説明申し上げます。  1ページの計画の目的でございます。1人1日当たりのごみ排出量は減少傾向にありますが、その傾向は徐々に鈍化しており、さらなる取り組みが求められております。“燃やすから生かす”の考えのもと、多可町と1市1町の枠組みで新ごみ処理施設の整備を進めることが決定し、平成36年度の稼働に向けて取り組みを進めております。  このような中、本計画はごみ処理施策の展開や展望等を踏まえ、市民・事業者・行政が協力・連携し、取り組むための指針となっております。  次に、計画の期間につきましては平成30年度から41年度までの12カ年としており、35年度を中間年度とし、社会情勢の変化と必要に応じて見直しを行うこととしております。  続いて2ページ、西脇市の現状と課題でございます。ページ中央のグラフでは、年間ごみ量と1人1日当たりのごみ排出量を示しております。棒グラフは年間のごみ量を示しており、ごみ量全体としては減ってきております。折れ線グラフは1人1日当たりのごみ排出量を示しており、平成26年度まで減っていたものが27年度にはわずかではありますがふえております。ページ下の円グラフでは、生活系燃えるごみの内訳を示しております。  市街化区域と市街化区域外の家庭から可燃ごみとして出されるごみ質調査を行い、その結果、どちらも台所ごみが全体の3割近くを占めており、また資源化可能な紙類が十数%含まれておりました。  続いて3ページでございます。ページ上の円グラフでは、事業系燃えるごみについてもごみ質調査を行い、その結果、紙類が全体の3割近く占めており、その中でも汚れが少なく資源化可能な紙類が含まれておりました。  また、ごみの減量・資源化に向けた施策展開を検討するに当たり、ごみにおける課題を把握するため、市民や事業者にアンケートに協力をいただいております。ページ中ほどには、ごみ質調査とアンケート結果からの課題の一部を記載しております。  続いて4ページから7ページには、先ほどの課題を踏まえ、基本理念や目標、取り組みを定めごみを減らし、資源化を進めるための事項を上げております。4ページには本計画における基本理念を、5ページから6ページにかけては基本理念を実現するための基本方針を、6ページには基本理念と基本方針の達成状況を把握するための目標値を、また7ページには具体的な取り組み例を示しております。  4ページの基本理念につきましては、ともに進める「ごみ減量」と「資源循環」~もったいない!の心を行動へ~とし、リデュース:発生抑制、リユース:再使用の2つのRに加え、3つ目のRとしてリサイクル:再生利用を市民、事業所、行政がともに知恵と力を出し合い推進することとしております。  続いて5ページから6ページにかけての基本方針でございますが、基本理念の実現に向け、「もったいない精神」による発生抑制と再使用の推進、ほか4つ全部で5つの方針を定めております。  続いて6ページの目標でございます。目標の設定につきましては、基本方針を踏まえ、4つの重点目標を掲げております。  重点目標の1つ目は、1人1日当たりごみ排出量としており、より一層のごみ減量に向け積極的に取り組んでいく必要があることから、その進捗状況がわかる指標として設定しております。平成27年度の696グラムに対し、41年度には655グラムを目標としており、基本方針1に含まれる生ごみの水切り徹底、生ごみの発生抑制に向けた取り組み、マイバッグ持参といったエコショップ認定制度(仮称)の実施などの取り組みにより目標値の達成を目指すこととしております。  重点目標2つ目は資源化率としており、紙類や容器包装プラスチック等の分別、資源化等の進捗状況がわかる指標として設定しております。平成27年度の19.7%に対し、41年度には50%を目標としており、基本方針に含まれるごみ減量分別説明会といった分別の推進、事業系ごみに含まれる紙ごみの資源化といった資源化の推進などの取り組みにより、目標値の達成を目指すこととしております。  重点目標の3つ目は1人1日当たり燃やすごみ量としており、可燃ごみ中の紙類や容器包装プラスチック等の分別の向上等により、燃えるごみの減量に向けた取り組みを進めるため、これらの進捗状況がわかる指標として設定しております。平成27年度の628グラムに対し、41年度には542グラムを目標としており、これも先ほどの基本1に含まれる生ごみの発生抑制に向けた取り組み、エコショップ認定制度の実施など、また基本方針2に含まれる分別の推進、資源化の推進などの取り組みにより目標値の達成を目指すこととしております。  重点目標の4つ目は最終処分量としており、その最終処分量削減の進捗状況がわかる指標として設定しております。平成27年度の年間1,204トンに対し、41年度には686トンを目標としており、基本方針5に含まれる蛍光管や乾電池、焼却灰の資源化といった最終処分場の適正な管理運営などの取り組みにより、目標値の達成を目指すこととしております。  最後に8ページでございます。計画の周知として、計画をつくるだけでなくより多くの市民や事業者と計画や目標の共有化を図ることとしており、また推進体制としまして市民や事業者、行政が一緒に取り組んでいくこと、進行管理として進捗状況の定期的な把握と点検を行うこととしております。  以上、西脇市一般廃棄物ごみ処理基本計画についての説明とさせていただきます。 ○岡崎委員長   理事者からの報告は終わりました。  委員の皆さんから御質問ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようなので、次の給食への異物混入について理事者から報告よろしくお願いします。 ○大隅学校給食センター所長   それでは、平成29年度2学期の給食への異物混入の件数について御報告申し上げます。資料をごらんいただけますでしょうか。  2学期、おかずにつきましては毛髪が1件、虫が2件、その他6件、計9件。御飯、パンにつきましては毛髪が7件、全て合計16件の混入がございました。その他の内容につきましては、おかずにつきましてはわらくず、ビニール片、ブラシの毛、マッシュルームの菌床がございました。それぞれいずれも学校園で配膳時または喫食中に発見された物でございます。混入経路が不明の物も含め、学校園から報告があった物を計上しております。健康被害についてはないと聞いております。おかずにつきましては、センター内職員に注意喚起を、また御飯、パン等につきましては加工業者への指導を行っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○岡崎委員長   理事者からの報告は終わりました。  委員の皆さんから御質問ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それではないようなので、次の西脇市文化・スポーツ振興財団への市職員の派遣について報告お願いします。 ○山本生涯学習課長兼中央公民館長兼新庁舎建設室文化機能連携担当主幹   それでは公益財団法人西脇市文化・スポーツ振興財団にしわき経緯度地球科学館)への市職員の派遣について御報告申し上げます。  にしわき経緯度地球科学館につきましては、平成5年6月に開館し、平成24年度まで市直営で運営をしてまいりましたが、平成25年度からは指定管理制度を導入し、公益財団法人西脇市文化・スポーツ振興財団が運営管理を行っているところでございます。  なお、指定管理者制度を導入する際に、地方公務員の専門的知識能力の活用による地球科学館の円滑な事業推進、地方公共団体の各種行政施策との調整などの観点から、専門的知識、能力を有する市職員の派遣の必要性があることから、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の目的の規定に基づき、教育委員会におきまして該当職員の同意を得、文化・スポーツ振興財団との間に派遣に関する協定書をもとに派遣をしてまいりました。  しかしながら派遣の期間は最長3年間、その後、派遣をした日から最長5年以内までの延長が可能と定められており、平成29年度末で5年間の派遣期間が満了することになっております。そのため、地球科学館の今後の管理運営方法について検討をしてまいりました。  まず検討の結果、派遣法におきましては職員派遣の期間は最長3年間で、その後、派遣をした日から最長5年以内までが先ほど申し上げましたように延長が可能と定められておりますが、その後、同一職員を再度派遣することについては調査いたしましたところ特に定めはなく、自治省の職員派遣制度の運用についての通知がございまして、再度の職員派遣を行わないこととした場合には、地方公共団体の施策推進が著しく損なわれる等、特別の事情がある場合にあっては職員派遣の期間が満了した職員を引き続いて同じ団体に再度職員派遣することもあり得るとあり、西脇市といたしましても本通知内容に基づき、再度派遣をしてまいりたいと考えております。  実際にこの方法で派遣を続けている科学館もあることから、担当部署に問い合わせたところ、特に法的には問題がないと判断しており、派遣期間終了後も再度職員を派遣しているとの回答を得ているところでございます。  現状におきまして、地球科学館の指定管理期間が平成27年度から31年度までの5年間となっており、再度の職員につきましては特別な事情ということを承知する中で限られた財源、マンパワーを有効に活用しながら行政サービスを効率的・効果的に提供し、市民サービスを低下させることなく事業を継続していくためには、職員の派遣の手続を改めて行った上で現在の市職員を指定管理期間が満了する平成31年度末までの2年間再度派遣し、管理運営に当たる必要があると考えております。  なお、今後一旦指定管理期間が終了いたします32年度以降についての管理運営につきましては、別途、検討を重ねてまいりたいと考えております。  以上、公益財団法人西脇市文化・スポーツ振興財団にしわき経緯度地球科学館)への市職員の派遣についての報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○岡崎委員長 
     理事者報告は終わりました。  委員の皆さん、質問ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、質問がないようなのでこれで理事者報告は終わります。  次に特定所管事務調査がありますので、委員の皆さんよろしくお願いします。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時52分            ───────────────────                 再開 午後3時53分 ○岡崎委員長   再開します。  理事者の皆さん、退席お願いします。ありがとうございました。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時53分            ───────────────────                 再開 午後3時54分 ○岡崎委員長   まず再開します。  それでは文教民生常任委員会より、特定所管について皆さんにお諮りします。  特定所管については、西脇市における認知症の現状と課題について取り組もうと思っております。その目的とは、高齢化や人口減少が進む中、西脇市においても認知症の高齢者がますます増加することが予想され、ひとり暮らしの方や高齢者のみの世帯が増加傾向にあることから、認知症の方や家族への支援体制などが求められます。  これらを踏まえた対策など、認知症を早期に発見及び悪化防止のためのフォロアップ体制などの整備について調査し、提言を行うことを目的とし調査研究をいたします。  調査方法については現状把握、課題整理及び先進地の調査を行ってまいります。期間については平成30年11月末といたしまして進めたいと思っております。  委員の皆様の賛同をいただきたいと思いますが、御意見ありますでしょうか。                 〔「なし」の声あり〕  特に意見等がないようなので採決いたします。賛成の委員の挙手をお願いします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、特定所管につきましては今説明しましたような形で進めていきます。皆様方の御協力、よろしくお願いいたします。  以上で本委員会の予定は全て終了いたしました。  お諮りします。本委員会の審査経過とその結果の報告につきまして、委員長に一任願いたいと思いますが御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕  御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  各委員におかれましては、長時間にわたり慎重審議を重ね、適切妥当な結論をいただき、委員会が滞りなく終了できましたことを厚く御礼申し上げます。  本日はどうも御苦労さまでした。                 △閉会 午後3時57分  平成30年3月13日                               文教民生常任委員会                            委員長  岡 崎 義 樹...