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平成29年予算決算常任委員会( 9月12日)

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  1. 西脇市議会 2017-09-12
    平成29年予算決算常任委員会( 9月12日)


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成29年予算決算常任委員会( 9月12日)          平 成 29 年 度   西 脇 市 議 会 予 算 決 算 常 任 委 員 会 会 議 録                 平 成 29 年 9 月 12 日             西 脇 市 議 会               予算決算常任委員会会議録
    1 開催月日      平成29年9月12日 2 開催時間      午前9時28分~午後5時08分(会議5時間58分)                        休憩 午前10時50分~午前11時03分                           午前11時58分~午後0時57分                           午後2時24分~午後2時39分                           午後4時00分~午後4時15分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  寺 北 建 樹    副委員長  浅 田 康 子    委 員  古 西 祐 子    委  員  村 岡 栄 紀     〃   高 瀬   洋     〃    坂 部 武 美     〃   岡 崎 義 樹     〃    宮 﨑 春 貴     〃   村 井 正 信     〃    岩 崎 貞 典     〃   林   晴 信     〃    中 川 正 則    議 長  村 井 公 平 5 欠席委員  松 本 和 幸          高 橋 博 久 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                       片 山 象 三   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   都市経営部長                   筒 井 研 策   新庁舎建設室長                  久 下 雅 生   次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼   新庁舎建設室計画調整担当主幹           萩 原 靖 久   総合企画課長                   早 崎 育 子   総合企画課茜が丘複合施設長兼男女共同参画センター所長 藤 井 善 之   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   まちづくり課長兼人権室長兼   新庁舎建設室まちづくり担当主幹          池 田 正 人   総務部長                     藤 原 良 規   秘書広報課長                   足 立 英 則   総務課長                     山 口 英 之   税務課長                     高 橋 芳 文   技監                       藤 原 信 一   都市整備部長                   嶋 本 隆 男   土木課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹      岸 本 正 昭   用地地籍課長                   上 田 哲 也   都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹    吉 田 尚 史   産業活力再生部長                 仲 田 仁 久   農林振興課長                   村 井 昌 徳   商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹  戸 田 雅 人   商工観光課産業振興担当主幹兼   ファッション都市構想推進室長              藤 井 隆 弘   農業委員会事務局長農林振興課農業振興担当主幹  松 山 隆 裕   福祉部長兼福祉事務所長              細 川 喜美博   社会福祉課長                   伊 藤 景 香   こども福祉課長                  清 水 貴美代   長寿福祉課長                   村 井 真 紀   くらし安心部長                  高 田 洋 明   戸籍住民課長                   赤 松 たまゑ   保険医療課長                   長 井 恵 美   健康課長兼健康づくりセンター所長兼   子育て世代包括支援センター所長            塩 崎 さゆり   環境課長                     西 村 幸 浩   防災安全課長兼消費生活センター長           長谷川 竹 彦   教育部長                     森 脇 達 也   教育総務課長                   清 瀬 泰 弘   学校教育課長                   竹 内   誠   学校教育課主幹兼教育研究室長           松 本   亨   幼保連携課長                   鈴 木 成 幸   生涯学習課長兼中央公民館長兼   新庁舎建設室文化機能連携担当主幹         山 本 昇 司   生涯学習課主幹兼スポーツ振興室長         西 村 寿 之   生涯学習課人権教育室長              柳川瀬 輝 彦   生涯学習課主幹兼青少年センター所長          永 井 寿 幸 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局主査   岸 本 仁 子 9 傍聴議員     東 野 敏 弘 10 案  件 (1)平成29年度補正予算 審査・討論・採決   ① 議案第51号 平成29年度西脇市一般会計補正予算(第3号)   ② 議案第52号 平成29年度西脇市介護保険特別会計補正予算(第2号) (2)平成28年度一般会計決算 審査    【※討論・採決は、最終日に会計ごとに行う。】   ① 議案第54号 平成28年度西脇市一般会計歳入歳出決算の報告について  【歳出】    第1款 議会費    第2款 総務費     第1項 総務管理費     第2項 徴税費     第3項 戸籍住民基本台帳費     第4項 選挙費     第5項 統計調査費     第6項 監査委員費    第3款 民生費     第1項 社会福祉費     第2項 児童福祉費     第3項 生活保護費     第4項 災害救助費    第4款 衛生費    第5款 労働費    第6款 農林水産業費    第7款 商工費    第8款 土木費     第1項 土木管理費     第2項 道路橋りょう費     第3項 河川費
        第4項 都市計画費     第5項 住宅費     第6項 下水道費    第9款 消防費    第10款 教育費     第1項 教育総務費     第2項 小学校費     第3項 中学校費     第4項 幼稚園費     第5項 社会教育費     第6項 保健体育費    第11款 災害復旧費    第12款 公債費    第13款 諸支出金    第14款 予備費  歳出の総括  【歳入】    第1款 市税    第2款 地方譲与税    第3款 利子割交付金    第4款 配当割交付金    第5款 株式等譲渡所得割交付金    第6款 地方消費税交付金    第7款 ゴルフ場利用税交付金    第8款 自動車取得税交付金    第9款 地方特例交付金    第10款 地方交付税    第11款 交通安全対策特別交付金    第12款 分担金及び負担金    第13款 使用料及び手数料    第14款 国庫支出金    第15款 県支出金    第16款 財産収入    第17款 寄附金    第18款 繰入金    第19款 繰越金    第20款 諸収入    第21款 市債  歳入の総括 (3)平成28年度特別会計決算 審査   ① 議案第55号 平成28年度西脇市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ② 議案第56号 平成28年度西脇市立学校給食センター特別会計歳入歳出決算の報告           について   ③ 議案第57号 平成28年度西脇市老人保健施設特別会計歳入歳出決算の報告につい           て           ※9月14日(木)に行う予定。ただし、進捗により9月13日(水)            に行う場合もある。   ④ 議案第58号 平成28年度西脇市公営墓地特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑤ 議案第59号 平成28年度西脇市介護保険特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑥ 議案第60号 平成28年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計歳入歳出決算の報告           について   ⑦ 議案第61号 平成28年度西脇市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の報告につ           いて   ⑧ 議案第62号 平成28年度西脇市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の報告につ           いて (4)平成28年度特別会計・企業会計決算 審査    ※9月14日(木)に行う予定。ただし、進捗により9月13日(水)に行う場合もあ     る。   ① 議案第57号 平成28年度西脇市老人保健施設特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ② 議案第65号 平成28年度西脇市立西脇病院事業会計決算の報告について   ③ 議案第63号 平成28年度西脇市水道事業会計決算の報告について   ④ 議案第64号 平成27年度西脇市下水道事業会計決算の報告について (5)平成28年度決算 討論・採決 ※9月14日(木)に行う。   ① 議案第54号 平成28年度西脇市一般会計歳入歳出決算の報告について   ② 議案第55号 平成28年度西脇市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ③ 議案第56号 平成28年度西脇市立学校給食センター特別会計歳入歳出決算の報告           について   ④ 議案第57号 平成28年度西脇市老人保健施設特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ⑤ 議案第58号 平成28年度西脇市公営墓地特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑥ 議案第59号 平成28年度西脇市介護保険特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑦ 議案第60号 平成28年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計歳入歳出決算の報告           について   ⑧ 議案第61号 平成28年度西脇市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の報告につ           いて   ⑨ 議案第62号 平成28年度西脇市太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の報告につ           いて   ⑩ 議案第63号 平成28年度西脇市水道事業会計決算の報告について   ⑪ 議案第64号 平成28年度西脇市下水道事業会計決算の報告について   ⑫ 議案第65号 平成28年度西脇市立西脇病院事業会計決算の報告について                 △開会 午前9時28分 ○寺北委員長   皆さんおはようございます。きょうは全国的に天候のほうが非常に厳しいみたいで、しかし、このあたりはそうでないように思いますので、この3日間、十分な審査を行いたいと思います。また、朝夕はめっきり過ごしやすくなってまいりまして、夏の終わりというのを感じる。それと私は芳田の田舎ですので、周囲の田んぼの稲穂がかなり色づき始めました。そういった点で秋だなと思ってます。  先週の土曜日には市内の4つの中学校での体育大会、そして今週の日曜日と来週の土曜日、市内の小学校の運動会、そして新しく認定こども園になったそれぞれのこども園の運動会が次の30日の土曜日にそれぞれ市内で行われるという状況になってます。子供たちが元気に走り回ってる姿というのは、私たち大人にとっても大変うれしいものでありますので、その子供たちが健やかに成長できるような西脇市政をつくるために、皆さんと一緒になって頑張っていきたいと思います。  さて、きょうから3日間予算決算常任委員会を開会するんですけども、その委員会運営のかじ取りとして、私、寺北と副委員長の浅田でしますのでよろしくお願いしたいと思います。  この予算決算常任委員会が単なる数字にこだわった議論ではなしに、事業評価を含めて来年度の予算編成に影響を与えるような議論を委員の皆さんにはお願いしたいと思います。また、理事者の皆さんも終わったことですので正直に隠さずにこの事業はこうだったということで、その議論が来年度の予算編成に結びつければありがたいなと思いますので、最後までよろしくお願いしたいと思います。  そうしたらきょうは松本委員からは体調不良ということと、そして高橋委員からは入院加療中ということで欠席届が出てますので認めております。また、傍聴議員は東野議員です。よろしくお願いします。  それでは、ただいまより予算決算常任委員会を開始したいと思います。 ○片山市長   皆さんおはようございます。委員各位には予算決算常任委員会に御精励をいただきましてまことにありがとうございます。  本日の委員会では、平成29年度の補正予算と平成28年度決算、一般会計ほか12会計について御審議いただくことの予定になっております。  平成28年度予算につきましては、いずれも法令の定めるところに基づき調整をした上で監査委員の審査に付し、提出をしておりますのでよろしくお願い申し上げます。  理事者側の答弁も簡潔に要領を得た答弁をするようにと申してますので、また御指導のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。 ○寺北委員長 
     それでは、市長の挨拶を終わりましたので始めたいと思います。  ただいま市長からもありましたように、本委員会に付託を受けました案件は平成29年度の補正予算が2件、そして28年度の一般会計を初め決算が12件であります。  それでは、最初に皆さんにお諮りしたいんですけども、この3日間の予定について一応のめどとしてお諮りしたいと思います。  本日12日は午後5時に終了します。あす13日と最終日の14日については延刻もあり得ますので御了承願いたいと思います。  次に一応のめどとして審査の内容ですが、本日12日は平成29年度補正予算の質疑・討論・採決、これは採決まで行います。それと28年度の一般会計決算の歳出の質疑をできたらきょうやりたいと。あすには平成28年度一般会計決算の歳出の質疑の続き、きょう終わらなかったら続きあすもやって、そして歳入の質疑もやります。そして28年度の老人保健施設特別会計を除く各特別会計決算の質疑もあすやりたいと思います。老健の関係は病院会計の担当者の関係で後回しにさせていただきたいと思います。できたらあす企業会計も全て終わればいいんですけども、無理なようでしたら最終日の14日ということで老人保健施設特別会計と各企業会計3つ、病院・下水道・水道の3つの質疑を行いたいと思います。そして、理事者への申し入れ等を調整するために論点を整理して委員間討議を行います。その後、各会計決算ごとに討論・採決を行います。  もう一度言いますが、決算の討論・採決は最終日になりますのでよろしくお願いします。そして最後に委員間討議の結果を市長に申し入れを行いたいと思います。  こういった内容で3日間の審査の段取りを考えておるんですが、それでよろしいでしょうか。                〔「異議なし」の声あり〕  そして審議時間と休憩時間については、原則として今9時30分から10時45分で15分間の休憩をとって、11時から12時、午後は1時から2時15分、そして15分の休憩で、2時30分から3時45分、15分の休憩とって4時から5時としたいと思います。そういった点では、例えば質疑の途中でも休憩に入らせてほしいと、長引きそうでしたら休憩に入らせてほしいと言うかもわかりませんので、その点よろしくお願いをしたい思います。そのような段取りでよろしいですか、時間のくくりについて。                〔「異議なし」の声あり〕  そうしたら異議がないようですので、そのような時間配分で進行したいと思います。  それでは早速議案審査に入ります。  議案第51号平成29年度西脇市一般会計補正予算(第3号)を議題とします。歳出から款ごとに審査を行います。  最初に総務費について審査を行いますが、委員会説明をお願いします。 ○久下新庁舎建設室長   庁舎等整備事業の新庁舎等整備地既存建物解体工事について説明させていただきます。  工事の内容は整備地内の旧商業施設本体建物、附属ポンプ棟、駐輪場、旧合併浄化槽などの建築土木工作物と、それに付随します電気機械設備の解体工事と解体後の安全管理のための囲いでございます。この囲いは新築工事に行う予定であった工事仮囲いを敷地安全管理のために先行して行う工事でございます。また、工事には約七、八カ月程度要するため、平成30年夏ごろまでの予定でございます。以上です。 ○早崎総合企画課長   ふるさとチョイスCafeの事業内容について御説明をさせていただきます。  西脇市が活用しておりますポータルサイトふるさとチョイスが、昨年7月から東京の有楽町で約100平米の店舗型カフェ、PRカフェふるさとチョイスCafeを運営しております。このたび11月30日から12月2日までの3日間、このふるさとチョイスCafeを貸し切りいたしまして寄附の呼びかけや受け付けを行うということで予算を上げさせていただいております。  今回のプランにはカタログの展示、返礼品の展示、60インチが7枚連なる大型モニターでの市のPR、メルマガ発信、チラシの作成、ふるさとチョイスのサイト上での事前告知の3つの事業がプランに含まれております。以上です。 ○寺北委員長   委員会説明は終わりましたので、質疑のある方は挙手お願いします。 ○村井正委員   私は工事請負費、庁舎等の整備事業についてお尋ねをいたします。  今回この補正が1億4,000万円、そして債務負担行為としまして4億1,000万円、解体費全体で5億5,000万円の予定になっています。これ当初の案としては約5億2,400万円ということで、大体5%ほど金額的に上がってきてるわけですけども、これは予算ということで実質入札でどうなるかはわかりませんけれども、現在割と建設資材とかいろんなものが高騰の兆しがありまして、この全体の金額でおさまっていくのかどうか。その予定をどう考えていらっしゃるのか、その点について1点お尋ねしたいと思います。 ○久下新庁舎建設室長   委員お尋ねの件でございますが、先ほど御説明いたしましたようにまず今回の解体工事の中に新築工事で行う予定でございました工事の仮囲いを敷地の安全管理のために先行して行うという工事が含まれておりますので、当初予定していた概算工事費の中プラス新築工事を行うものを先行してやるということを考えておりますので、その分が当然ふえてきておるということでございます。  それと全体の事業費はどう考えてるのかという御質問であったと思うんですが、庁舎全体は平成27年あたりから建てかえという話でいろいろ検討している中で、御存じのようにオリンピックの建設に伴います資材の高騰ですとか人手不足に伴います労費単価の上昇が続いていること自体は報道等によるところでございます。建設費につきまして、国の公表しております労務単価では平成27年ごろからいいますと5%から6%、兵庫県の単価でも上昇しているという結果もあらわれております。  そうしたことから総事業費59億円を超える可能性も当然あるわけですけれども、その場合はさまざまな財源も見ながら市の負担がふえないような事業の活用というものも考えていきながら、基本構想にもなかったにぎわいの創出などについても検討の必要があるということですので、そのときにはまた資料を示しながらどういうものですということを丁寧に説明していけたらと思っております。以上です。 ○村井正委員   ということは、今後の予定としては59億円の、当初これを超えることはないということをおっしゃっておりましたけれども、今の答弁であれば超えることは十分考えられるということでよろしいんでしょうか。 ○久下新庁舎建設室長   先ほどお話をしましたように、59億円の基本構想に書かれております以外の例えば観光拠点であるとかにぎわいというのはもともと59億円に入っておりませんので、そういうものがどうなるかというのは議員の皆様も大変注目されてると思いますので、そういうものがどうなるのかということを考えますと、59億円自体の中ではおさまり切らないということもあるということでございますので委員のお尋ねのとおりでございます。以上です。 ○村井正委員   私は今にぎわいのことについて別途という説明を受けてるわけですが、そうでなくてこの当初の基本構想の中に入ってる中ではこれが59億円でおさまる方向なのかどうかということについてはいかがですか。 ○久下新庁舎建設室長   それもお尋ねのとおり、労務費の単価もございます。ですから上昇傾向にあるということでございます。以上です。 ○村井正委員   それはそれで答弁結構やと思うんですが、一つ確認をさせていただきたいのは現在の状況として従来社会資本整備総合交付金これが予定をされておりましたけれども、これの現状はどうなのかという点と、もう一つは公共施設整備基金の全額を使われる予定なのかどうかというのを再度お尋ねします。 ○久下新庁舎建設室長   委員お尋ねの件でございますが、現在基本設計、基本計画を行っております庁舎及び市民交流施設の利用実態なども把握しながら図面化をしております。そういうものを行いながら補助の採択されるものを目指しておりますというところが現在の進捗はそこまでということで、必ずもらえますということもなかなか言い切れないというのが正直なところでございます。  あとは財政課長とかわります。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   基金につきましては当初公共施設整備基金で23億円を見ておりましたけども、これは29年度からその庁舎の建設につきましても新しい起債ができております。充当率が90%で交付税措置が約20%ちょっとの起債でございますけども、その活用も当然視野に入れてますので公共施設整備基金を全額使うかどうかというのはその起債の活用を考えた上でまた検討したいということで考えております。以上です。 ○高瀬委員   庁舎がこのカナート跡地に行ったときに、今の防災行政無線の中継局と新庁舎に移設される親局との間の電波の通りぐあいのテストを、私はこの建物を解体するまでにやるほうが高さの確保もしやすいから効率がいいんじゃないかと考えているんですけども、その辺のところはどのようにお考えでしょうか。 ○長谷川防災安全課長消費生活センター長   ただいまの御質問でございますけども、一応庁舎基地局の地形建物と考慮した机上によるテストデータを用いて把握するという考えでおりまして、基本的には机上データで処理すると予定しております。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次の方。 ○村岡委員   ふるさと寄附促進事業で87万1,000円計上されておるんですけど、まず役務費として計上されてる75万6,000円と旅費・交通費の11万5,000円のもう少し詳しい内容をお尋ねします。 ○早崎総合企画課長   先ほど申し上げました御説明を申し上げました6つの事業、これが役務費ということで上げさせていただいております金額になりますし、旅費というのは2名分、東京のほうへ3日間出向く旅費といたしております。以上です。 ○村岡委員   実物展示等で西脇をPRされるという説明だったんですが、どのような実物等でPRを、いろんな実物があると思うんですけど、どのようなものに焦点を当てておられるのかお尋ねします。 ○早崎総合企画課長   店舗で置けるもの、持っていけるものは持っていきたいなと考えております。西脇で一番返礼品でよく出ておりますのがお肉ですので、お肉みたいなものがここで展示ができるかというのも事前相談になるかと思います。あと釣り具とかそのあたりで持ち込めるものは持ち込んでいきたいなと思っておりますのと、先ほど御説明させていただきました60インチ掛ける7という大きなモニターで西脇のプロポーションビデオなんかも流していただけますので、そのあたりで西脇の雰囲気なんかも東京の方に実感していただきたいなと考えております。 ○村岡委員   ふるさとチョイスCafeというのは、株式会社トラストバンクさんがやられてるということで、寄附完了までのサポートをされるということで調べてるんですけど、西脇のほうからも2名行かれると今おっしゃったんですけど、この辺の職員さんとトラストバンクさんの現場での動き、これはどういうイメージで。西脇のほうからもアクションは実際起こせるのかどうかということをお聞きしたいんですけど。 ○早崎総合企画課長   アクションというのはどういう内容で答弁させていただいてよろしいですか。 ○村岡委員   例えば、その会場で2名のスタッフさんが積極的にこのトラストバンクさんではなくて売り込みみたいなことをされるのを想定してるんですけど、そういうのはどうですか。 ○早崎総合企画課長   もともとこのふるさとチョイスCafeというのは、ふるさと納税をしたいな、でもどんな制度だろうということでお越しになる方もいらっしゃると聞いております。西脇から行く職員というのはそのあたりの御説明もできますし、現地におられるスタッフの方も5名程度はおられますが、その方たちももちろん同じように御説明もされますので、その場で説明をしていただいて西脇なら例えば3万円御寄附いただいたらこれだけの返礼品が返ってくるよという御説明をしながら、実際にその場で受け付けができるということになってくるかと思いますのでそのあたりで想定をしておりますが。 ○村岡委員   寄附完了まで大体30分ぐらい時間を要するみたいなことが書いてあるんですけど、それは向こうのスタッフさん5人の方とこちらの2名の方が相互にイメージしてもいいんですかね、相互に一緒に協力してやるみたいなイメージで。 ○早崎総合企画課長   向こうにはスタッフおられますが、Cafeも運営されておりますのでCafeのほうの運営も関係してございます。西脇市の職員も2名行っていながらもそこでお昼の休憩やらもとらないといけませんので、そのあたりは相互に連携をしながらやっていきたいなと考えております。以上です。 ○村岡委員   最後に、このチョイスCafeを通じてどのような効果を最後期待されているのかお尋ねします。 ○早崎総合企画課長   昨年度約1億5,700万円集めておりますが、その中でも全体の約22%というのは東京の方です。もっともっと東京の方に西脇市を知っていただきたいという思いがございますので、少しでもたくさんの方にPRをしていって効果が上がればと考えております。以上です。 ○林委員   この3日間の目標額は幾らに置いてるんですか。 ○早崎総合企画課長   実は昨年7月にふるさとチョイスCafeというのはオープンされております。前年事務、返礼品の発送全てを委託してるところが優先に昨年度は声かけがされてまして、私も知らないような状況で、こういうことをされておるねやなというのはネットで知ったような状況でございます。その中の実績が1日当たり、時期によるんですが20万円から50万円とかなり幅があります。できたらその50万円掛ける3日間、150万円ぐらいが集まればと思っておりますが、土日がかなり来館者というのが多いと聞いておりますので、この3日間、ふだんの日が2日かんでいると思いますので、週末1日の闘いになるかと思っておりますので、そのあたりは100万円から150万円の間で寄附が集まればと考えております。以上です。 ○林委員   説明であったかもしれませんけど、開館時間と平日の1日の大体平均客数、土日やったらどのぐらい来てるんか恐らくデータとしてあると思うんですけど、昨年の実績とか近々の実績とかそのあたりはどうですか。 ○早崎総合企画課長   申しわけありません。開館時間は10時からと聞いているんですが、あと何時までというのはすぐに調べます。 ○寺北委員長   6時やって。 ○早崎総合企画課長   6時、ありがとうございます。  人数ですが、約100平米の店舗内が土日であれば身動きができないような状況であったとしか聞いておりませんでして、カウントはとってないような様子でございます。申しわけございません。以上です。 ○林委員   来年も当然あるんですよね、やらせてくれるかどうかはともかくとして。という場合もあるんで、何かしら人数を把握できるような、来館者数がどのぐらいあってお客さんがどのぐらい申し込んでくれたかっていうデータ2つは少なくとも要るかなと思いますので、向こうでやっておくべきことやと思うんですけどね、来館者数どのぐらいあるかというのは、その辺はまた調整してもらいたいなと思います。 ○早崎総合企画課長   もちろん今年度2課が行ってまいりますので、その中で西脇市の日はこれだけ来ていただいたという数字はとってまいりたいと思っております。以上です。 ○宮﨑委員   大変いいことやと思うんですけれども、その西脇の日というのはPRか何かされるんでしょうか。 ○早崎総合企画課長   ふるさとチョイスというポータルサイトを見ていただきましたら、トップ画面には西脇というのは今は全く出ておりません。ただこのプランの中に含まれておりますのが、1カ月前に告知ということでトップページに西脇市がこの3日間出展しますよというのが画面に出てまいります。そこでのまずPRをしていただけるというのも一つでございますし、またチラシもプランの中に作成していただけるということで出ておりますので、その2つで発信をしたいというのともう一つ、メルマガのほうも発信をしていただくということで発信はかなりこのプランの中に含まれております。以上です。 ○宮﨑委員   せっかくですので、東京西脇会の方とかそこら辺の方にもお声がけをしていただくというのも一つの手かなと思いますけれどもいかがですか。
    早崎総合企画課長   東京西脇会の方にもぜひ来ていただきたいと思っておりますので、またチラシ等で御案内したいと思っております。以上です。 ○坂部委員   考えるんですけど、木、金、土、ですよね、平日も含めて。金、土、日とかいうのは無理やったんですか。 ○早崎総合企画課長   実はこの4月から今年度申し込みたいというので、昨年度からこれがあるということを知った時点でずっと担当者とは連絡をとっておりましたが、無理ですということで断られておりました。それで当初予算にも計上させていただいておりません。  5月に私が東京に出張する機会がございましたので、直接交渉して本当にあいてないのかというのでお話をさせていただきましたら、何とかあく日があるということで今回させていただいております。できるだけ年末年始に近い日でということでこれもまた交渉いたしまして、11月末からということの日程をとれたのはやっとの思いでとっております。ですから来年度またどうなるかというのも交渉次第でして、ふるさとチョイスとしてはやはり全面委託をしているところを優先的にやっていこうということでしておられますので、約1,800の自治体の中でどうのし上がっていくかというところでございます。  今年度に関してはこのようなふだんの日がかんでしまうような日程になってしまったのは、やむを得んということで御了解いただきたいと思います。以上です。 ○寺北委員長   ほかはありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので、次、民生費に入りたいと思います。  民生費についての質疑ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次に商工費ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次、土木費。諸支出金と関連するため、一括で行いたいと思います。  土木費、いいですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら教育費、ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次、歳入。質疑ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので、委員間討議はいいですね。                 〔「はい」の声あり〕  それでは討論に移りたいと思います。  反対討論ございますか。 ○村井正委員   私はこの中でも、特に庁舎整備の解体工事が多くを占めておりますので、今回この補正予算については反対をいたします。  反対の内容はまた詳しく本会議で述べますが、これが決まった後、割と市民の方はなぜあそこへ移ったのかということで十分まだ理解が得られてない段階でこういう形、新しいところに移るということで十分理解を得られてないという方もたくさん私は聞いてまして、そういう意味からも今回については私は反対をいたします。 ○寺北委員長   それでは賛成討論ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  ほかに反対討論ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論を終わります。  それでは採決を行います。議案第51号平成29年度西脇市一般会計補正予算(第3号)に賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  そうしたら次に、議案第52号平成29年度西脇市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。歳入歳出一括して質疑を行いたいと思いますがよろしいでしょうか。                 〔「はい」の声あり〕  そうしたら質疑ございますか、特にないですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは討論ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは採決を行います。議案第52号平成29年度西脇市介護保険特別会計補正予算(第2号)に賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは次に、平成28年度各会計決算の報告について審査を行いたいと思います。  決算審査においては理事者からの説明は冒頭には求めませんので御了承ください。委員会説明はありません。また特別会計への分担金企業会計への負担金・補助金は当該会計で行います。また各議案に対して賛否の討論及び採決については冒頭で説明しましたとおり、最終日に各自行いますのでよろしくお願いします。また委員間討議については随時行いたいと思います。私からも提示しますが委員の皆さんからも提示をお願いしたいと思います。  それでは最初に、議案第54号平成28年度西脇市一般会計歳入歳出決算の報告についてを議題とします。レジュメに沿って歳出から審査を行います。  第1款議会費、45ページから48ページまでを審査いたします。  質疑、意見等ございましたら挙手をお願いします。ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  次に、第2款総務費第1項総務管理費47ページから82ページまでを審査します。  質疑ある方、挙手で項目だけとりえず教えてください。前から順番に、そのページだったらそこを言ってもらっても結構です。 ○坂部委員   54ページの真ん中にあるストレスチェック、それから70ページの真ん中ぐらいの委託料、シティプロモーション、この2つ。 ○林委員   54ページの職員研修事業の職員奨励費。それから64ページの地方創生事業、これKPI出してもらっとると思うんですが。 ○寺北委員長   ほか。とりあえず以上でよろしいですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら54ページの坂部委員から。 ○坂部委員   ストレスチェック、平成26年のたしか6月やったと思うんですけれど、労務安全管理衛生何とか法が一部改正で、年1回50人以上の規模は義務づけられたと思うんですね。それでやられてると思うんですけど、何十項目ほどストレスがたまってるかどうかのチェック項目があって、それをチェックすることによって判断されてる感じ。どういう仕組みで、その結果表に基づいてこの人はちょっとストレスがあるよという形を誰が判断して、どのように個人に返していってるのかその流れをまず教えていただけませんか。 ○山口総務課長   ストレスチェックの流れですが、委員言われましたように労働安全衛生法が改正になりまして、平成28年度から心理的な負担の程度を把握するための検査、いわゆるストレスチェックを実施することが義務づけられました。  このストレスチェックの対象ですが、正規職員と嘱託職員及び臨時職員のうち、臨時職員については週29時間以上勤務している者で、平成28年の実績ですので28年4月1日現在で在籍しておって雇用期間が1年以上が見込まれる者ということで対象になっておりまして、平成28年度の実績でいいますと医業職含めて901人、事務組合を除いて対象となりました。そのうち受検者数が860人で、95%の者が受検した結果となっております。  項目ですが、厚生労働省のほうが推奨する57項目の質問表というのが規程で決まっておりますので、その中で大きな項目としては心身のストレス反応が29項目、仕事のストレス要因があるかどうかというのが17項目及び周囲のサポートがどうであるかというのが9項目、それから仕事の満足度と家庭の満足度、これについて2項目ございまして合計57項目の質問に対して回答していくという形になります。回答すると委託で実施しておるんですが、各大きな項目ごとに何ポイント以上であれば高ストレス者という判定が出てきますので、その中で高ストレスと判定された方につきましては、結果がずっと個人個人に返りますので、個人のほうで判断して産業医の面談を受けるでありますとかみずからの気づきを促すという意味でストレスチェックをしております。  全国的に見ますとストレスチェックをした結果、高ストレスと判定されるのが約10%程度であると言われておりまして、本市の場合は病院勤務を除く職員で見ますと高ストレスと判定された者は9.5%という状況になっております。以上でございます。 ○坂部委員   なぜ聞いたかといいますと、個人的な感想ですけれど最近職員の皆さんの覇気がないんかしんどそうにしよるなと感じられるんです。原因は何やいうたら仕事が多くて人数が少ないかなという感じに個人的には思うんですけれど、ストレスがたまってくる、それによって休まれてる方も何人かいらっしゃる、それがどういう原因がわからないですけど、これを今言いました9.5%とおっしゃいましたですけれど、全部が返ってきて全部その方は受診とか、例えばしなきゃならない方は、やられてるんですかね。 ○山口総務課長   今回の場合、高ストレスと判定された職員が100名ちょっとおりまして、そのうち産業医の面談を受けると申し込みがあったのが7人です。それ以外の者につきましては、直接産業医以外で自分でもしかしたら病院にかかってるかもしれませんけど、その辺の把握はなかなかできない状況でございます。産業医の面談を受けてる率につきましても、全国的にも低い数字になっておりますので、その数字よりは本市の場合若干高い数字、面談を受けてると把握しております。以上です。 ○坂部委員   個人情報だから多分余り多くの方がストレスのチェックされた項目を見て、誰々さんがかからなあかんのよとかそういう形も多分しにくいと思うんですね。でも担当者の方が見て、まだ受けてない方とか例えばそういう方は、どうよって受けなさいって強制的にするのもまた一つだと思うんですけれど。見ていきながらせんと。個人的にですよ、皆さんやっぱりストレスを抱えつつあるかなという感じがするんですよ。見ながらしたら、その所属長なりが、個人情報だからA君は、Aさんはストレスの点数が高いよなんてなかなか出せないんですけれど、そこら辺をもう一度、年1回のストレスチェックで最後いいんかどうかというのもあるんだけど、全体的に庁内で職員のストレス度を判断しながら、健康でなかったら仕事できないわけですから、方法を一遍庁内でもっと検討しながらせんと進まないというか、またストレスがたまり過ぎてという方がふえてけえへんかなという感じがするんですね、そこら辺の庁内的な連絡というか連携はどうですか。 ○山口総務課長   ストレスチェック自体は平成28年に初めて実施したわけですが、それ以前から職員については自己申告書の提出でありますとか、人事評価の中でいろいろ上司と面談する機会がありますのでそういうことを含めまして、また研修につきましてもセルフケアの研修でありますとかラインケアの研修を実施しておりますので、なるべく大事に至らないうちへの気づきによってメンタル不調者を出さないようにという取り組みは進めているという状況です。以上です。 ○林委員   職員提案規程というのが西脇市に平成26年の5月に制定されておりまして、提案というのが第3条で市民サービスの向上に資すること、事務及び作業能率の向上に資すること、経費の節減または収入の増加に資することなど7項目ほどあって、この中で職員の創意工夫による具体的かつ建設的で実現可能なものを提案していくということをされておるんです。26年から28年で3年間ほどはもうやってるんで大体何件ぐらい提案があって、これは報償もありまして、今年度は6,000円という金額ですが市長賞やったら1万円、優秀賞やったら5,000円、優良賞が1,000円、努力賞500円まであるんです。その報償件数と、それからどのような提案がされて、要は報償された提案はこんな提案でしたよというのを内容もあわせてお伺いしたいと思います。 ○山口総務課長   3年間の実績でございますが、合計で25件の提案がございました。そのうち市長賞が2件、優秀賞が5件、優良賞が4件となっております。  各個別に申し上げますと、職員の発案、政策による庁用車等への装飾について、これは電気自動車に装飾を施したわけですが、これが優秀賞。全庁挨拶運動が市長賞、若手職員が教える西脇市の魅力講座の実施、それとふるさと西脇への愛、これにつきましてはアフターファイブ講座を自主運営するという形のものでございます。これが市長賞。それから職員提案を実現、啓発するためのグループの設置について、これが優秀賞、それから不用品啓発グッズ譲ります掲示板の設置、これは庁内LANにおいて余ってるような消耗品でありますとか備品につきまして掲示をするということでございます、これが優秀賞。それからサービス活動、見える化プロジェクトということでホームページのブースを改善しようかということで行ったものが優良賞。それから開庁時間の周知についてということで、庁舎の玄関のほうに庁舎の営業時間といいますか業務時間の掲示をしたというのが優良賞。すっきりさくさくぴっかぴか全庁クリーン大作戦、これは毎週金曜日の定時の就労時刻、そこで身の回りをきっちり掃除しようでありますとか職員が使いますパソコンの共有ドライブの整理をしましょうとかいうものでございます、これが優秀賞。それから手書き様式のデータ化共有ということで、これまで伺書につきましては極力手書きをする書式なわけですが、それにつきましても時代の変化とともにデータ化でパソコンで直接つくったらいいんじゃないかと、それが優良賞。それから職員提案自体の区分の追加と対象の拡大ということで、これまで正規職員だけであったものが嘱託職員等を含めまして提案できるようにしてはどうかというのがありまして、それが優良賞。それから職員向けウェブ図書室の開設ということで、各所管で持っている班で職員でいろんな勉強をしたほうがいいんじゃないかという本でありますとか、みらいえにある本でこういう本はなかなかお勧めですよというものについて職員向けのウェブ図書室、目録へ掲載するんですけどそれが優秀賞。以上となっております。 ○林委員   今耳で聞いただけなんで、正確なことはまた資料をいただけたらなと思うのがあるんですが、聞いてると職員提案による業務改善というのが多いな。1にある市民サービスの向上に資すること、確かに挨拶運動なんていうのは確かにサービスといえばサービスですが、その辺がそれほど多くなかったような印象を受けました。それは構わないんですが一つ私これ聞いたのは、こういう制度があるんですが我々っていうのは全く知らない、当然市民の方もわからないですよね。こういったことを例えば賞をとった上から3つぐらい、努力賞まではたくさんあると思うんでいけないと思うんですが、そういうのをホームページ等で公開していくということは考えませんか。 ○山口総務課長   職員には当然紹介をしてるんですが、先進地を見ますと新聞報道でありますとかホームページに載せられてるところもありますので、今まではあくまでも中の業務改善ということで余り載せてないんですが、そういうことも含めて今後、それが提案した職員に対してもモチベーションのアップということにつながるということを考えながら検討していきたいと思います。 ○寺北委員長   続きましては64ページKPIの関係で林委員。 ○林委員   KPI、たくさん実はあるんです。これ説明はないんですかね、多分色が変わってるところが説明しやすいからそうしとってんかなとしたんやけど特にないんやね。 ○寺北委員長   はい。 ○林委員   ならいいですけども、たくさん聞きたいことあるんでそれを含めた説明みたいな形でいいと思うんで、まずばっと言います。お渡しをしてるんでわかってると思うんですが、まず1番、転出超がかなり悪化してます。180人がもとの基準値が、目標150人でありながらも224人というようにどんどん悪化してます。この対策と、あるいは当然短期的にすぐ効果が出るようなものでもないと思うんで、もう少し長期で見ていこうという形でしているのか、対策は今からどういう形で打っていこうとしているのか。  5番です、同窓会事業。もう既にこれは目標値は達成してるんです、3,000人というのは。3,000人は達成しておるんですが、ことし3年目になるんですけどもこれは今後どうしていくんか。ひょっとしたらこれは事業のところで聞いたほうがいいのかもしれませんが、とりあえず言わせてもらいます。  14番、中畑・住吉町の移住施策ゼロですが、そもそも中畑・住吉に特化した定住施策など、私記憶にないんですけどもあったのかどうかということを聞きたいと思います。  15番、小規模特認校の利用児童数が目標値として掲げられてはおるんですが、そもそも小規模特認校制度利用児童数っていうのは目指すべき数字なのかどうなのか。私はそうじゃない、これは受け皿としてあるだけであって、これを目標に置いてこれが少ないからふやさなあかんとかいう目標じゃないんじゃないのって実は気がしておりますが、その辺の説明をお願いしたいと思います。  17番、ローカルアクセス、動画アクセスもきのうの段階で見させてもらったら2位か3位だったと思うんですが、かなり好調に推移してます。後にシティプロモーションの話をされますんで絡んでくるかと思うんですけども、この好調の要因分析。
     それから25番、婚活協力企業数、ゼロなんですがどういったイメージでどういう働きかけをしてるのかというのが聞きたいと思います。  30番、なかなか目標値3,600人で29年の実績値が366人ということは達成が難しいんじゃないかなと思うんですが、その辺はどう考えているのか。  40番、悪化してるんですね基準値から。先日、文教民生でもありました学力テストの結果もそうですが、関連してるかのように思うんですけども、授業がよくわかると判断した授業数が悪化している、学力テストも全国平均よりは下回っているということがちょっと関連するんではないかなと思うんですがこれの対策はどうするのか、これも教育委員会で聞いたほうがいいのかもしれない、一応言います。  42番ですが、読書が好きな児童・生徒の割合これも悪化してます。特に生徒が73から65まで悪化はしておるんですが、その反面43番では当然みらいえができてますので図書館の貸出冊数自体はふえてるんです。これは子供だけじゃないんですけども。この辺はどうなのかということ。  それから70番、御当地グルメの提供店舗数、これも減ってます。減ってるというか19年に比べたら1店舗減っていった。この辺も要因分析と対策をどうしようとしているのか。以上です。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   それでは、今幾つかのKPIについて御質問いただきましたけれども、御質問いただいた順番にお答えさせていただく形でもよろしいでしょうか。  そうしたらまず1番目のところでございますけれども、転出超が悪化しているという状況でございます。これにつきましては、基本目標のところで大きな総合戦略の中で3つの基本目標を設定しておりまして、そのうちの1つ目の地元回帰と新たな外部人材の流入を促進しますということに対する数値目標ということで設置をしております。これにつきましては目標値が基準値の180人から150人まで減らしていきたいということにしておるんですが、平成29年度の実績値を見ますと増加して悪化をしているという状況にございます。  これについては兵庫県全体で見てもなかなか転出超の歯どめがかからないという状況がございまして、特に県内で転入超過の各自治体で見ましたら宝塚と明石と加東のみというぐらいになっておりまして、西脇市もその中で非常に苦戦してるという状況がございます。  特に一例として加東市との関係なんかを見ましても、これまでいっとき加東市に出られてもその方がまた戻ってこられたりとかいう数は一定数あったんですけれども、その数が少しずつ減ってきてるとかいうことがございます。その中でこれに対する具体的な対策ということですが、基本的には基本目標にぶら下がる数値目標という形で捉えておりまして、個別の施策というよりはここの総合戦略に書いてある施策を総動員した効果でこの転出数の超過を抑えていきたいということで考えております。  ただその中で今厳しい状況が続いてるんですけれども、やはり私ども西脇市の総合戦略の中で目標として持っておりますのが、新たな外部人材の流入ということで例えばファッション都市構想に代表されるような地域が求めているような外部人材をできるだけ引っ張っていきたいと考えておりますので、パイの数としては非常に少ないかもしれないんですけれども、そういった施策を今後も継続なりしていくことで西脇に対して本当に必要な人材を何とか呼び込んでいって、少しずつになるかもしれないんですが歯どめをかけていきたいと考えております。以上です。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   同窓会の実施件数及び人数につきましては、27年度、28年度事業では記載のとおりの人数になっておりまして、目標値についてはまだ未達ということになるんですけれども、見込み的には達成が可能だろうという数字になってまいりました。  この事業をどうするのかということにつきましては、担当課としてはもうしばらく今年度の推移などを検討しながら事業実施についてするのかしないのかというのを決めていきたいというのを考えております。以上です。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   それでは続きまして、14番と15番と関連しますので一緒にお答えをさせていただきたいと思います。  まず14番の中畑・住吉に移住した世帯数ということですけれども、これは委員が御指摘のとおり特にこの地域に絞った施策というのは打っておりません。ただ中畑・住吉といいましたら西脇の中でも中山間地域といいますか、ある意味田舎暮らしの体験できそうな地域であろうということが1点、それともう一点、15番のKPIに関連するんですが双葉小学校が立地しているということで特色のある教育を行っている学校があるということで、実際に双葉小学校につきましては他の市町から入学できへんかということで問い合わせもあったりもしますので、そういったところは学校教育課とも連携をとりながらこちらも対応しているという状況でございます。  その中で、このKPIの中で小規模特認校制度の利用児童数ということでKPIを設定してるんですが、実は双葉小学校の児童数を見ますとこれは総合戦略にも記載しておるんですが、平成17年には42名であったものが平成26年のときには25名まで落ち込んでいるということがありましたので、やはりこの双葉小学校においても児童の減少が続いているということがあります。ただ、その中でこの小学校に魅力を感じて来られる方をふやしていきたいと、そのためのサポートをしていきたいということでKPIに設定をさせていただいてるという状況でございます。  そうしたら、続きまして17番の全国移住ナビのほうもあわせてお答えさせていただきます。  これはローカルアクセス、動画アクセスともに今結構好調な状況が続いておるんですが、特にプロモーション動画のほうができ上がってから全国移住ナビで配信をし始めました。それ以降その動画のアクセス数が伸びていったということがありまして、それに引きずられるようにして全体のアクセス数もふえていったということがございます。  たしか先月やったと思うんですが、フェイスブックでも順位が上がってまいりましたのでフェイスブックでもこういうページがありますよということでPRをしてますということを告知させていただいたんですけれども、それによってまたアクセス数がふえたりですとかフェイスブック上でこういうページがあるというのを西脇出身の方が拡散をしてくれたりということもありましたので、そこでアクセス数がふえているということで、現時点ではローカルホームページのアクセス数も今4位まで上がってきてるという状況がございますので、そういったところの拡散によって広がってると考えているところでございます。以上です。 ○早崎総合企画課長   続きまして25番の婚活協力企業数につきましてでございますが、現在ゼロとしておりますがこれはこうした協力企業と連携した取り組みにまでは至っていないというのが実情でございます。しかしながら、市内ではロイヤルホテルさんも婚活のパーティーを開催されておりますし、また今年度からですがNPO法人で婚活という取り組みをされてるところもございます。今後はこうした事業者の方々とも協力しながら、また協力企業をどう位置づけをしながら、今既に協力をいただいております西脇未来予想図の会のボランティアグループとどのようなことですみ分けをしていくかということも検討しながら進めてまいりたいと思っております。今年度はそのあたりのことを検討を進めてまいりたいと思っておりますので、以上でございます。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   続きまして、30番の任意予防接種の延べ助成者数のことについても私のほうからお答えさせていただきます。  これにつきましては、平成27年度から任意予防接種の助成を新たに行ってるということでございますけれども、特に総合戦略のアンケート調査をする中で理想の子供を持てない理由として掲げられてる部分で経済的な理由ですとか、また身体的な理由というのが1位、2位を占めてるということもありまして、そういったニーズを満たすための施策と私どもは捉えております。  このKPIの目標値でございますけれども、もともとの設定の経緯を申しますと年間の子供出生数が約300人ということで、経過期間が5年間で助成回数が3回分ということがありますので、それを掛け合わせましたら大体4,500人という数字になるんですが、そこから8割程度の利用率を想定して3,600人という形で設定をしているところでございます。ただ、この助成金につきましては零歳児の段階でお配りをするということでしておるんですが、特に零歳児から2歳児までについては法定の予防接種でかなりの接種を受けられるということがありますので、実際は多分3歳以降、5歳まで置いておかれる方が多いんじゃないかなということで今のところまだ数が少ないかなと思っております。  ただ利用者の方からはこういう制度があってありがたいという声も聞いておりまして、今後この制度がありますということをより一層周知に努めていく必要があるのかなということで、今後も情報発信等に努めてまいりたいということで考えております。以上です。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   40番の事業の内容がよくわかると判断した児童生徒の割合でございますが、この数字は全国学力・学習状況調査で小学校6年生、中学校3年生の結果が出たものでございます。委員おっしゃるとおり、数字が横ばいあるいは若干下がっております。年度より多少この変化はございますが、このことは真摯に受けとめまして対策を現在図っているところでございます。  具体的には8月に福井県から総合教育研究所の課長にお越しをいただきまして、よくわからないところの問題に対する分析、またどのような授業を行えばよいか。2つ目には9月の校長会あるいは学力向上推進部会ということで、各校より学力向上に係る先生にお越しいただいておるんですが、授業改善についてのポイントについて研修を行っているところでございます。また2学期継続してそういった研修を続けてまいりたいと考えております。以上です。 ○竹内学校教育課長   42番、読書が好きな児童生徒の割合でございますが、先ほどに関連がありますけれども西脇市の教育委員会としましては、自分の考えをまとめて書く力を重点に授業の工夫改善に努めております。  その中で読書においては語彙をふやすこと、要点をまとめること等を考えると読書活動は非常に大切であると考えています。  中学校におきましては生徒がなかなか読書に取り組む時間がないのですけども、具体的には親しみやすい図書室をつくりましたり分室という形で図書室から本を持ち出して借りやすいような状況をつくっております。また、市立図書館からの貸し出しにつきましても配送を委託していただいておりますので、貸出冊数もふえている状況にあります。学校によりましては保護者として読んで欲しい本というのをPTAの協力のもと、本を提供いただいたりしておりますので、そういうところから読書活動をもう少し推進してまいりたいと思います。以上です。 ○村井農林振興課長   70番の御当地グルメ減少の要因及び対策についてですけれども、これにつきましては当初19店舗というところですけれども、これの内訳としましては播州ラーメン4軒、西脇ローストビーフの提供店舗15軒でした。その中で西脇ローストビーフの提供店舗が1軒閉店されましたのでそれで1軒減少となっております。  今後についてですけれども、ローストビーフにつきましては西脇市の料飲組合の中で今年度ローストビーフ部会というものを設置いただくことになりました。その中で加盟店舗の増加を図っていただくとか、そういうところで加盟店増を推進していただくということをお願いしておりますので、そういうところで進めていきたいと考えております。以上です。 ○林委員   ほかの課のやつはそのときの事業で聞こうかなと思うんですが、萩原課長は担当のところだけ聞きますね。転出超の話ですが、なかなか歯どめというのは難しいだろうなと思います。その中で、結局5年、31年のときにその次のまた5年間で何をするかというときにこの原因の一番強いところはここが一番原因だなというところに集中するしかないんだろうなと。全部網羅してても恐らくよそもやってるんで、西脇は一番弱いところを検証して導き出してそこに重点的に何かやるしか、予算も限られてますのでそれするしかないんだろうな、それをまずきっちり見つけ出す。一番の原因は何なんかというのを見る、確かに働く場所がないとかいろんなことあると思うんですが、その中でも一番これだというのを見つけ出すのが応急手当てとしてはやらないかんことだろうなと思いますのでお願いします。  14番もないんでということですが、例えばシティプロモーションの動画を見ても蛍のシーンはあるんですけど、田舎暮らしというイメージがそれほど持ちづらいシティプロモーションかなと思いますね。どちらかといった場合、播州織であったりとかそういう元気な町というようなイメージを醸し出してるのかなと思うので、本当にこれをやるのであればほかの本当に田舎のところがやってるようなものを目指すんであれば、もうちょっとやり方を変えていかんとだめだろうなと、このままゼロのまま行くんじゃないかと思います。  予防接種がそもそもの目標値の立て方がかなり間違っとるの違うかなと思います。だって360人10年かかったってちょうどぐらいですよね、この人数で行ったところで。今から5歳児になったからふえるかって気もするんで、31年までの3,600人というのは難しいんじゃないかなと思います。告知もやってもらってしていかんとだめだとは思うんですけども、難しいのではないかと思います。  あと教育委員会は後でまた言います。申しわけないですけど、そのときに。  それから図書館は簡単なんで聞きますが、なぜかと思ったら、せっかくみらいえができとるのに読書が好きな生徒が減るっていうのが理解できなかったので特に聞いてみたかったんです。ふえるんやったらわかるんですけど減るというのが、なかったときからできたのに減ってるんですよ。ここを誤差があると言われてますけども、生徒の73.6から65.6いうたら10ポイント近く減ってますので、これはちょっと何かしら考えないといけないんじゃないかなと。いろんな取り組みはされておるんですけども、読書離れは全国的に言われてますけど、せっかくのみらいえをどう生かしてやっていくかというのは考えていかなきゃならんのではないかなと思います。  残りの部分はその担当のところでまた聞かせていただきたいと思います、絡めて。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   今数点御指摘をいただきましたけれども、まず1番目の転出超の悪化につきましては、本当になかなか私どもも担当課長として非常に悩んでいるというのが実情でございます。その中でどの部分に重点的に投資をしていくのかということもございますけれども、特に先ほど外部人材の呼び込みということを申しましたし、あとは市の施策全体としましては、例えば保育料の無料化ということで子育てしやすい環境づくりというものを進めておりまして、これについてはまだなかなか効果はすぐにあらわれないだろうと思っているところもございます。そういったところで若干長いスパンで見ていかないといけないのかなということも考えておるんですけれども、これについて今は明確な答えを持ち合わせるわけではございませんが、今いただいた御指摘も踏まえまして検討はしっかり進めていきたいと考えております。  あと中畑・住吉の件でもお尋ねいただきましたけれども、現在、昨年度市のほうで作成しましたプロモーションビデオについては、まずは市のイメージを定着させるということで若者を中心に訴求していくというコンセプトでつくっておりますので、確かに御指摘のように田舎的なところは入っていないというのが現状でございます。  ただ、今市としては映像を中心とした情報発信ということで今はフェイスブックなんかでもいろいろ上げたりもしてるんですけれども、今からそのコンテンツをちょうど充実させていこうと考えておりまして、特に農業とか子育てとかそういった田舎の自然とかそういった部分も何かPRできるような動画とかいうのもつくっていきたいなということも考えておりまして、そういったところでいろんなとこに訴えかけられるように努力はしていきたいということで考えております。  それと30番の予防接種の件ですけれども、これにつきましても実際確かになかなか目標を達成するのは難しい部分もあるかもしれないんですが、今のところその目標数値をどうこうというところは特に具体的に考えていないんですけれども、これもあと1年、2年たった後どうなってくるかという部分もございますので、これについてはその制度の周知とかに努めていくのが今のところは地道ですけれどもそれぐらいしかないのかなということで考えておるところでございます。以上です。 ○高瀬委員   ここのKPIの各項目というのは一般の企業でいうと課単位の、ここもそうかもしれないんですけど、いわゆる担務になると思うんですけど、そうすると例えばどうやって決まったかということ、あるいはこの目標を達成できたか達成できないかによって、どういう評価的なものに影響するのかみたいなところを考える必要があるかなと思うんですけど、例えば一般の企業だと課長だと、部長と面談を受けてことしこれだけの数字頑張りますみたいなことをして、それが終わった時点でそれが達成できたかできなかったのか、できなかった年は何か外的な要因があったのが影響したのかとか総合的な観点のもとにその評価をするわけですけど、それで質問ですけど、この目標数字というのはどういう形で決まってきたのかということと、もう一つはそれが達成できたできないによって例えば評価に影響があるのかどうかという2点をお伺いします。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   まず1点目の目標値の設定でございますけれども、これについてはいろいろ先ほど委員さん御指摘ありましたとおり、各担当課でいろんな事業、福祉の分野、産業の分野等々分かれておりますので、これにつきましては総合戦略の策定時点で各分野のヒアリングといいますか調整いたしまして、今後こういうふうに持っていきたいという形で担当課と調整の上で設定をさせていただいたということでございます。  この目標値の達成度合いということですけれども、これについては当然総合戦略の会議なんかでも検証していくんですけれども、特にこの目標が達成できたからできなかったからといって何かペナルティーがあるとかいうことではありません。ただ、その検証の結果については当然担当課とも共有をしながら、この西脇市についてこの部分が強い弱いというのは一つ施策全体の傾向として浮き彫りになってくる部分はございますので、それをどういうふうに次年度以降の施策につなげていくかというところをしっかり検討していかないといけないというとこで活用していく、それを担当課とともに共有して考えていくということで考えております。以上です。 ○高瀬委員   そういう意味でいうと、今林委員がこういうものを議員の中でも議会の中での事業評価としてそういうテーブルの上にのせようという動きがあるわけで、そういう意味でもっとしっかり評価を議員側もいろんな場でやっていかないといけないなという意識を新たにしました。 ○村井正委員   私は14、15に関連して確認をさせていただきたいんですが、実はこの1カ月ぐらいの間に空き家の相談を3軒受けまして、その2軒は住吉・中畑のほうでどこか家があいてないかという話です。その特徴的なのは一つは農家といいますか、この方は東北の方でそこで農家をされてたらしいんですけども、こちらのほうにできれば農家ができるような家がないかというのが一つと、それからもう一つは双葉小学校を非常に評価されてまして、そこへ入れてほしいんやけどもどこか空き家がないかという相談を受けました。  そのことから考えますと、田舎であるということをもう少しPRして、学校のよさというのを特徴があるということをPRすることによって、割と重点的にここに目が行くんじゃないかと思いますので、先ほどの答弁の中では若者ということでこういう自然的なものがまだ前面に押し出されてないということでありましたけれども、先ほど申し上げましたような具体的な例がありますので、ぜひそういう面で今後全面に出したようなPR等をしていただいたらと思います。以上です。 ○寺北委員長   途中ですけども暫時休憩したいと思います。今10時50分ですので、11時5分まで休憩したいと思います。再開は11時5分でお願いします。                 休憩 午前10時50分            ───────────────────                 再開 午前11時03分 ○寺北委員長   そうしたら再開したいと思います。  では続きまして、ページ66でふるさと寄附促進事業で林委員お願いします。 ○林委員   返礼品の割合の件数、28年と27年をもらってるんですが、これを見るとほとんどが肉ですよね。肉もセットをふやしたら額もふえたと、特に20万円のが195件あるというのは見たときはびっくりするような数字が出てます。  ことしの決算のこと言うたらあかん、決算やから。ことしのことになるんですけどもさらに去年よりも多くしようと思ったら、この黒田庄和牛のどういう組み合わせというのかメニューをふやすというのか、今後あるいは日本酒と今ワインともやってますけども日本酒と組み合わせたようなやつをつくるとかそういったことは考えておられるんですか。 ○早崎総合企画課長   確かにこの20万円の食べつくしセットというのはかなり数がふえております。というのは、定期的にお肉が届くということで高所得者の方にとってはいいのかなとこちらは感じておるんですが、お肉だけでなく先ほど委員おっしゃったように今度は山田錦を使ったお酒というのもかなり出ておりますので、そこを組み合わせたようなことで考えていきたいなということは思っております。以上です。 ○林委員   今例えば高額所得者っていう表現もされたんですが、確かに高額所得者じゃないとなかなか行かないんですけども、必ずしもこの20万円までの枠、それ以上の枠がある人がしなくてもええわけですよね。10万円自費であと2,000円足して20万円もらったって得なわけですよね。そういうことの発想で行くともうちょっと何かいろんなことができるんかな。この間総務のほうではレストランの話も出てましたけども、ああいうのにしたって別に5万円の枠なくたって要は1万円は自分で払うけども、5万円の商品券がもらえるのであれば得、得論争しとったら総務大臣のやつとは違ってくるんですけど、そういったことも考えられるのがまず一つ、そういう視点もあってええのかなと思います。  もう一つが、まちぐんぐん事業であるとか環境すくすくとか3つの事業でやられてますよね、要は使い道の指定先、別枠で西脇小学校のクラウドファンディング型でやってると。クラウドファンディング型じゃなくても、もう少し送り先を、使い道先を明確にしたようなふるさと寄附があってもいいのかなと。今西脇3つですけど、その他が一番多いんですけどよそのところを見るともう少し特化したような形で、例えば野球チームを存続させよう、高校の野球部かな、存続させようみたいなことをふるさと寄附で使ってたりとか、そういうのを考えよったらなかなか高校のアマチュア事業では難しいのかもしれませんが、西脇工業の駅伝なんかも使い道としては結構な額が出てるんですね。そういったものをもうちょっと前に出してできないかとか、あるいは今話題になってる西脇市がやってる新人高校駅伝そういったものに広く使えるような、特に駅伝ファンを引きつけるようなやり方とかそういったことは考えられないのかと思うんですがいかがでしょうか。 ○早崎総合企画課長   今3つプラス西脇小学校でふるさと寄附を募っておりますが、実際その事業指定なしというのがほとんどでございます。逆に事業の指定がなかったら、子供たち命いきいきのほうに回したりとか、いろんな使い道というのはこちらで逆に充て事業というのは考えられますのでそれもどうなのかなというのがありますのと、あと西脇工業に関しましては昨年度末に西脇工業を応援してくださいということで期間を限定いたしまして上げさせていただいておりますので、またそのあたりというのは期間を区切って考えられんことはないのかなと思っております。今のところ、そのように事業を細分化して、逆に私どもが使いにくくなるのではないかということも感じますので、今のままの3事業でやってみたいなと考えております。以上です。 ○林委員   まさにその議論ね、ふるさと寄附で似たような議論をしたことが実はあるんです。以前、もっと前にふるさと寄附が始まったころに西脇がなかなか金額が行かなかったんですよ、今高田部長がそこにいらっしゃいますけど担当者でおったかなと思うんです。もうちょっと高額のふるさと寄附の制度をつくったらどうという話をしたんです、肉を使って。当時が2万円が最高やったように記憶してます。5万円コースとか10万円コースをつくったらどうですかと言ったら、そのときの答弁が西脇市は1万円のやつが一番多いんでそんなに高額なやつをつくったって寄附は来ないんですよという答弁を当時されております。  要は価値創造をしてないんですね、創造してないんですよ。つくるほうね、考えるほうじゃなくて創造ができてない。だから現状がこうだからこれ以上のものはないんですよということで、結局やりとりして一遍つくってみますわということでつくったらたくさん来たんですよ。今その他が多いから事業先がないのは、それはひょっとしたらその3つの事業しかないのに魅力を感じてないからその他にしか出してないのじゃないかという考え方をしないのかと私は思いますね。それがきちんと指定されないから、結局命いきいき使っても、私は子育てに出したいんだけども結局何に使われるかわからないからその他、指定しなくてもいいやとなってる可能性だってあるんですよね。西脇工業と駅伝大会とかそういうのを全面に出したらあの西脇工業か、じゃあ私も返礼品ももらえるしというのはつくんですけど応援してみたいなとかいうのが出るかもしれない、アマチュア競技なのでそれがいいかどうかわからないですよ、あくまでも例でそういったのを私は考えていったほうがいいのではないか。特にそれをやったからといって余分な経費がかかるわけでもないんですよね、先を指定して基金をどういうふうにやっていくんかという問題はあるのかもしれませんがあるので、私はそういった価値創造をするような考え方をしてみればどうか。やってみてやっぱり私らが思ってるほうが正しかったとか、林委員はああ言いよったけどあんなん言うただけで大したことなかったなとかいうのがあるのかもしれないけど、一度こういう価値創造的な取り組みというのは、ふるさと寄附にかかわらずやっていくべきじゃないかなと思うんですけどいかがでしょうか。 ○早崎総合企画課長   例えば今29年度に充てておりますのは1億5,700万円ほど充てております。その中で命いきいきっていう子育てに関するものが一番トップで多いんですが、1億2,800万円ほど充てておりますが、これだけそこに指定されてないということは今事業指定なしというところがあるから逆にそこへ融通をきかせて回せるということになりますので、そういう枠を細分化してしまうと逆にまた使い道が絞られてしまって、充当したいところに充当できないんじゃないかなということも思います。  工業高校が昨年試行的にいたしましたので、またそのあたりの事業が出てきた段階で私どもなりに検討してみたいと考えますが、今の3事業というのはこのまま様子を見ていきたいと思います。以上です。 ○寺北委員長   それでは坂部委員、70ページ、シティプロモーションお願いします。 ○坂部委員   先ほどKPIの話とかで幾つかもう出てるから重複する部分もあるんですけど、例えばもともとそのもとはまち・ひと・しごと創生総合戦略の中の3プロジェクトの一つがこのシティプロモーションという形ですので、おもてなしとかファッション都市は頑張ってやっていただいてると思うねんね。このシティプロモーションもへその緒のロゴマークとか今言いよるプロモーションビデオとかいう形をやって頑張って西脇市をアピールしていただいておるんだけど、数値的になかなか抑えにくいと思うんだけど、今先ほど答弁ありましたけれど、シティプロモーションをやって1年たってどのぐらいの反響というか、それを分析されてこのような西脇市をアピールできたんですよとか、数字的にはなかなか難しいと思うんですけど担当課はどう判断されてるんでしょうね。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   今の御質問につきましては、非常に数字的なところはお答えしにくいということで感覚的な部分になってしまうかもしれませんけども御容赦いただきたいと思います。  特にロゴマークとか動画につきましては、特に動画でいいますとかなり反響を呼んでYouTubeなりでPRさせていただいたところ、この前の市の動画とは全然違うアクセス数の伸びがあるということ、また市民の方がいろんなSNSのツールで動画を拡散していただいてるということで一つの西脇市のイメージづくりのところには役立ってると考えておりますし、あとはこのロゴマークにつきましても、既設のステッカーですとかまたフェイスブック上で自分の顔を入れてPRしたりということで新たな展開を、これは市のほうでお願いしてやったわけじゃなくて市民の方がみずからへその緒を形で広げていこうということをされてるのがありますので、特に若い世代を中心にといいますか割と市に対する関心とか感覚が高い人がいろいろ広めていってもらってる状態かなというところで、今のところの滑り出しとしてはそういう形で広まってるのはええことやなということで考えております。以上です。 ○坂部委員   今課長がおっしゃったように、私は何か話をしたりするんだけどシティプロモーション、若い子はあのマークを使うて何をしようかなって頑張って、若者向けのシティプロモーション、一口で言うたらね。お年寄りとかいうたらあんまり関心ないと言うたらおかしいけど、やりよるねんなという感じなんですね。という形ですれば、若者をターゲットにしてプロモーションビデオのツールも今頑張ってやられようとしてますし、それも市民が主体になってやられてそれはそれでいいと思うんだけど、全体的に見れば、正直に言うたら若者をターゲットを主にしてるんだけど今後どうしていくかいうの一つと、それどうなんでしょうね。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   確かに実際の取っかかりでいいますと、最初の拡散とかいう部分につきましては若者の影響力は非常に高いというのがございますので、まずはそこを重点にやってきたというところがございます。ただ、委員さん御指摘のところももっともな部分ございまして、それをほかの各層にいかに波及していくかというのが今後非常に大きな課題と考えております。  具体的にこの次の29年度の今年度事業の話になるんですが、ポスター展とかいうことで学校の生徒さんとかにあの星のロゴマークを使った、そこの中にいろんなものを埋め込んでもらってというポスター展の募集なんかもかけて作品を出してもらったりしてるんですが、そういったものを披露する場というイベントも考えておりますし、そこには子供さんだけでなくてそこの父親世代、またそこのおじいちゃん、おばあちゃんとかいう方も来てもらえると思いますので、そういった方にこのマーク何やろとひっかかりなんかをつくり出して、この町のことについて改めて考えていただくきっかけにしていきたいということで、少しずつそういった若者以外の層にも関心の高い層には広めていきたいということで考えております。以上です。 ○坂部委員   そういう形で広くアピールするというのを進めていって、正直に言うたら次世代創生課だけがと言えへんけど、苦言じゃないんだけど織物まつりのポスターにへその緒のマークを使わない。だからターゲットにしてPRしようとするんだけど全体的なことを考えて今やってきた、総合的にやっていきたいみたいなことのお話だけど、肝心な各担当課がこれは次世代創生課がやってるだけのことやという形ではないと思いますよ。思うんだけれど、織物まつりのポスターにロゴマークがないとかいうのも問題あるかなと思うんですね。それと同じするのであれば、これも何人か聞いたんやけど、今おっしゃったステッカーの話をされた、同じやるんやったら昔へそどりのマークを担当してきたもんからすれば、もうそれからこのへその緒のマークだろうと思う。だからやるんやったら徹底的にそのへその緒のロゴマークを使いながら西脇市をアピールすべきや思うねんね。  例えば印刷物もそうなんだけど、ステッカーの話をされたんだけど庁舎に全てそういうシールを張って、どっかの市やったか何かのやつでそういうの張って何じゃ公用車にというのありましたけどそのぐらい思い切ってやる、そういうのはどうですかね。それは次世代だけじゃないですよ、各担当課もそういうのを考えながら西脇市をロゴマーク使ってアピールしていくんやというのが、統一感が少ない、ないかなという感じがするんですけどそこら辺はどうですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹 
     まず祭りのフェスタにつきまして御指摘の点がございましたところですが、祭りの実行委員会の中で事業の企画全てが企画のイベント部会というのがございまして、ポスターと各種の募集案内につきましては内容が決まり次第すぐ発行するというところで、チェックが事務局としてできてなかった。これは私どもの事務局が預かっております私自身のチェックが甘かったという認識でございまして、その後に発行しました8月に総合的なチラシのほうには実行委員会に協力等をお願い申し上げましてそのロゴマークのほうは入れさせていただいたんですけれども、ポスターにつきましては大変反省をしてるところでございます。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   今織物まつりのポスターの話もいただきましたけれども、私どもとしましても市から出していく各市の刊行物、計画書ですとか冊子類とかパンフレットとかチラシというものには、基本的には全て原則としてロゴマークを掲載していただく、内容によってはふさわしくないものもございますのでそういったものは除外するのですが、原則として全てのものにはそういったロゴマークを掲載していくということでしておりまして、庁内での周知も数回しております。また庁内各課にも協力いただきまして、全ては次世代創生課にその刊行図が回ってくるような体制で今しておりますので、そういったところで今後漏れのないように広めていきたいということで考えております。  それともう一点御指摘ありましたへその緒ロゴマークの話ですけども、例えば公用車に張るステッカーですとかそういったもの、今作成したいということで思っておりまして、広がりやすいようなデザインでぱっと見てわかるような形で広めていきたい、つくっていきたいと考えておりますので、そういったところは露出の機会もふやしていきたいということで思っております。以上です。 ○坂部委員   ポスターの話とかロゴマークを使う話は私がこうやって言いましたので、実際にデザイン上あのマークを使ってどうデザインするか、難しいとこも、目的のもんによっては文化財的にあのマークをどう使うかいうのはちょっとあると思うんですけど、でも頑張ってロゴマークを使ってやろうとしてるわけやから、私がこうやって言うたら多分担当課は印刷物等には、多分みんな萩原課長のとこ行ってここにマーク使おうかなというような調整あると思いますので、できるだけやる限りはやっていただきたいと思います。終わります。 ○寺北委員長   ほかございませんか、この第1項総務管理費、次に行ってよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕  それでは、第2項の徴税費81ページから第6項の監査委員費92ページまでを審査したいと思います。  何か質疑ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようですので、次に行きます。  次、第3款民生費第1項社会福祉費91ページから120ページまで。  社会福祉費で質疑ある方は挙手をお願いします。 ○岩崎委員   98ページの生活困窮者自立支援事業、上から9行目。 ○林委員   資料をもうてますけど104、108の福祉タクシー事業。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは岩崎委員お願いします。 ○岩崎委員   生活困窮者自立支援事業ということでお尋ねをしたいと思っております。  これは、生活困窮者の方が一日も早く自立をして一つの家庭を持つということが目的であると思うんですが、生活困窮者に対するこの事業が当初予算に比べて大幅に減額をされてるということで、この金額によって当初予算は824万円だったのが決算では498万円になっておるんですが、この金額によって当初立てておられた目標に対して成果があったのかどうか、これで満足という結果になったのかどうか。いや、まだまだこれでは満足いかないが、もっともっと改正の余地があるということがもしあればお尋ねをいたしたいと思っております。 ○伊藤社会福祉課長   今委員御指摘のこの事業につきましては、平成27年4月施行の生活困窮者自立支援法に基づき実施しておる事業でございます。委員御指摘の減額の要因となった事業につきましては、就労支援協力事業者報償費と扶助費の住宅確保給付金だと思っております。  就労準備支援事業につきましては、ひきこもりの方とか就労に向けて訓練が必要とされる方のために就労に向けた準備を支援する事業として平成28年7月から加東市、加西市、3市合同で実施しておる事業でございます。予算としましては10人の方が年間を通じて1人当たり月5日利用されるという想定をしておりましたが、実績としましては5つの事業所の協力を得まして10人が延べ53日の就労経験をされております。結果としまして、10人のうち7人が就職につながっておりますので、一定成果があったと考えております。  また住宅確保給付金につきましては、リストラ等による離職者に対して期限を切りまして家賃相当額を給付するという制度でございますが、予算では8世帯が利用するという想定でおりましたが、実績としましては1世帯1カ月分の給付となっております。  どちらの事業につきましても緊急性一時的な措置であることを踏まえまして、必要な時期に給付できるようにというところで予算措置をしておるところでございます。それの中には多様な問題を抱えた困窮の相談が多いですので、経済的な給付だけではなくて、本人の状況に合わせて困窮に至らないような支援をしていくということが必要であると考えております。以上です。 ○岩崎委員   大変丁寧な説明をいただきました。そういう中で先ほども言われましたけれども、生活困窮者の自立支援事業というのは、やはり先ほどおっしゃったような住宅及び就労機会の確保に向けた支援ということがあると思うんです。具体的にはいろんな事業があると思うんですけれども、過去に予算のときに多分聞いたかもわかりませんけども、もう一度この事業の内容、幾つかあると思うんですが代表的なものをお教え願えたらと思います。 ○寺北委員長   それはもう結構です。決算です。 ○岩崎委員   そういうふうに多分委員長がおっしゃるかなと思いながら、半年以上たってるので皆さん方にも知っていただきたかったということもあったんですけれども、委員長の仰せのことでしたらその次に行きます。  それでこの生活困窮者であるとの判断基準、この方は生活困窮者ですよとかこの方はそうではないですよという判断基準。当然相談されたい方が申請によって窓口にお越しになる、または窓口に行きたいけれども私は窓口に行くのは嫌やとか、わからないとかいろいろと個々によって考え方があると思うんですけれどもこの判断基準、もし来られたときにあなたは本当に生活困窮者ですねという判断基準が当然行政のほうであると思うんですがそこらのとこはどうでしょうか。 ○伊藤社会福祉課長   まず相談の体制としましては、生活保護と生活困窮者の相談を窓口で分けるということじゃなくて、相談に来られたら総合的な窓口として相談を受けるようにしております。初期の面談の中からこの方は保護の要件に合致している、それ以外の方が困窮に陥っていらっしゃるという判断のもと相談に乗っておるような状況です。関係機関とも連携いたしまして、相談者に対しましては生活保護の制度とか困窮の対策などの制度の説明をしながら支援とか助言を行っているところです。以上です。 ○岩崎委員   そのようなことで中にはやはり相談を受けても私はそんなような仕事はつかない、つきたくないとかいう方も中にはいらっしゃると思いますし、当然この方々には家庭もございますし子供さんもいらっしゃるということになったら、当然学習支援なんかも必要なので、やっぱりそういう中で私は相談者に対して、ある程度、半強制的でも自立支援のために行政は積極的に指導していかなくてはならないんではないかと思うんですが、そこらの積極的な指導というのはなかなか難しいんでしょうか。やはり相手と御相談をしながらでないとこういう方向には行きません、相手の気持ちも尊重しながら、やはり相手の気持ちを考えながらしないといけない反面、お宅の家庭ではどうしてもこういう状態やから仕事につきなさいという半強制的なことを窓口では言えないんですか。 ○寺北委員長   休憩前もあったんですけども、ストレスチェックの坂部委員の話も含めてやけども、こういう現実に対してこういう問題があるんではないかということを委員は指摘すべきであって、今も一般論なんですよね、抽象論なんですよ。だから生活困窮者自立支援事業をやってるけども、こういう問題点を私は聞いてると。こういう問題があると私は思ってると、そこをどう改善するんやという議論をやってほしいんです。だから、今の抽象的な話では予算審査の折にどういう基準でやるんですか、もっと厳しくするべきではないですかとか緩くすべきではないですか、それは予算審査なんですよ。だからストレスチェックにしてもこういう結果出たということやったら、具体的にこういう問題点まだありますよと、それに対して担当課はどう考えてるんやという議論を決算はやってほしいんです。厳しい言い方になりますけども、だからそういう抽象的な話というか一般論はできたら控えてほしいんです、決算審査ということで言うたら。ということでお願いします。 ○岩崎委員   そうしたら、私はその生活困窮者の方から実は聞いたことはないので、やはりそのように今委員長言われたようなこういう事例があるからということは申せません、私聞いてませんので。だからこの質疑はこれで置いておきます。 ○高瀬委員   この生活困窮者の法律が27年だからまだ2年たったとこぐらいですけど、既に先進的な取り組みをしてる自治体だと例えば住宅部門とか水道部局と市営住宅の滞納情報とか水道料金の滞納情報、こういうものもシグナルの情報として捉えて相談に来られるのを待つのではなくて能動的にそういう人と接していって、本当に生活保護になる前のところで何とか食いとめるというかそうならないような相談に乗る、そういうことをやられてるわけですけども、西脇市というのはそういうふうにやろうとすると総合的な窓口でと今答弁でおっしゃいましたけども、そうすると総合的な窓口をする人とかその部署の人たちにある程度の権限を与えたりとか、要はキーパーソンとなってもらってこの問題はこういうことが原因の可能性が高いからそういう部局も含めてどう対応するかという全体的な調整会議をするとか、あるいはそういう会議をするための主体的な立場で動けるとかそうなってるのか、あるいはそういう実績があるのであれば紹介してほしいなと思うんですけど。 ○寺北委員長   似たような話ですけどね、私が今注意した内容と。一応、伊藤課長。 ○伊藤社会福祉課長   困窮事案の掘り起こしというお話だと思いますけれども、窓口で来所された方だけでなくて市の中には福祉担当部局とか、先ほど言われました水道部局、住宅部局、また教育委員会等窓口になる部署がたくさんございます。その中でも地域包括支援センターなど、外部の関係機関とか民生委員さんからの要支援の連絡でありますとかそういうところの情報をいろいろ共有しまして、その方の把握に現在市としても努めているところです。  また要保護児童対策地域協議会等ございまして、またハローワークを通じまして関係機関とも連携しまして横断的に困窮事案の発見ができるように現在努めております。特段、定期的な会議を持ってというところまでやっておりませんが、担当者間ではそういうことについて情報としては共有しているところです。以上です。 ○高瀬委員   今委員長同じような話やないかという話だったんです。私としては今おっしゃったようなことをもっと深めてやってほしいという気持ちで聞きました。ある程度そういう方向に向けて今歩んでるということだからと思ったんですけど。そういう意味で、この業務というのは非常にしんどい仕事だと思うので頑張ってやっていただきたいなと思います。 ○林委員   多分高瀬委員が言われたのは、前からずっとあった議論ですけども、例えば税情報とか公共料金の滞納情報を福祉施策にどう結びつけていくかという話なんです。多分そういうこと言われたんですけど、今そのこと一切触れとってないですよ答弁としては。できんことはないんですよね、当然同意が要ったりとかいろんなものがあるんですけども、その辺はどうされておるんですか。 ○伊藤社会福祉課長   窓口に相談に来られた方に対して保護以外の方、困窮に該当するなという方については本人さんの同意をいただいて関係部局と連携しておるところですが、そうじゃない困窮に該当するであろうという方の掘り起こしに関してはなかなか同意がないというところで、その方の個人情報の滞納の部分とかいうところに踏み込んでいけるのかというのが大変難しいところですが、ただ滞納云々、額の云々じゃなくて水道の開栓の問題とか閉栓の問題とか、市住なんかでしたら住まわれている方の住宅の状況、大変荒れているとかそういう状況は共有してまして、そこら辺から困窮されてるんじゃないかというところでつなげていってるというケースはございます。 ○林委員   特にその滞納で公共料金とか国保を含む税情報、要は税情報の目的外利用とかいろいろ問題はあるにしてもそれをどういうふうにしてこちらから、多分高瀬委員としては積極的に能動的に水際でとめられるようなやり方が必要なんじゃないかということを言われておるんです。だから、窓口に来た人がどうであるというのは多分その場で言えると思うんですけども、水道料金も滞納しとってやし、よく見たら国保情報も滞納しとってやなという情報を一元的に捉えられないですよね、今まだ。そこをどう考えていくか、それを多分取り組まれてたとこあるって今高瀬委員、私知らないですけどあるって言いよってだから、そこのところを見て、西脇市でもそういう取り組みというのは今後必要、これだけずっと社会状況が悪いので必要なのじゃないかと私も思います。そこは何年も前から言われてることなので、今どういう現状で結局何が難しくて西脇はそこまで踏み切れないのかというのはあるんですか。 ○伊藤社会福祉課長   やはり難しいと思うところは困窮に至る方をどう見つけていくかというところで、個人情報のことでありましたりとかあと各部局との連携が果たしてきっちりとれているのかという確認も現在、事案が出てきたら共有していくというところでおりますので、常日ごろからの連携という面ではまだまだ統一的な共有ができてないのかなと思いますので、先ほど委員が言われましたように先進事例等も研究していきながら今後も研究していきたいと考えております。 ○寺北委員長   これは伊藤課長の話だけじゃなしに、本当にそれぞれの滞納者、保育料であろうと給食費であろうと、また国保税やいろいろあるでしょう。それの一元管理というのは可能なんですか、法的にとかいろんな意味で。 ○細川福祉部長兼福祉事務所長   債権の一元管理につきましては、過去に庁内でも議論されたと記憶いたしております。公債権、市債権の取り扱い等々に関しまして、庁内的に議論する中で現状においてそのときの議論におきましては一元化はしないという方向になった記憶をしておるわけですけども、実際の相談業務におきまして、今おっしゃいましたように例えば長期の滞納があるということは当然税務課のほうで滞納情報を把握しておりまして納税相談にも応じているだろうと。水道料金等につきましても当然担当部局のほうでその方との接触があって、生活の状況を把握する材料ということで、経済的に困っていらっしゃるんだなということはそれぞれの担当で把握をされているのであろうと。  そのときに現状におきましては受け身的な相談体制になっておりますけども、そういった状況のときに行政側から滞納されてますけども、全般の生活についてもし相談事があればという形で積極的にこちらから働きかけていくということをもう少しやっていく必要があるのかなと。現状におきましては高瀬委員から提案のありました庁内全体の会議というのは設けておりませんので、今後設けるかどうかも含めてですけども検討するとしましても、現状におきましてはそれぞれの担当窓口におきまして対象者の方の生活状況に一歩踏み込んだ形になるかもしれませんが、生活の状況についてもし御相談があればという形でこちらのほうから働きかけていくということは重要なのかなと考えております。 ○村井正委員   先ほど就職に結びついた方が7名いらっしゃるという報告を受けたんですが、例えばこの方10名がとりあえず事業所に行かれたということですけども、自動車の保持についてこれらの方はどんな状況だったですか。 ○松原課長補佐   先ほどの委員御指摘の件ですけれども、車のほうのことですがこちらのほうの事業に参加された方につきましては全員生活保護の方でございました。こちらの方につきましては車の保有はございませんでした。以上です。 ○村井正委員   今のは一般的に相談されて来られた方にいろんな対応をされたということやなくて、生活保護を受けられてる方を対象にした事業だったという意味ですか。私は勘違いしてましたですけども、そういう意味でおっしゃってるわけですか。 ○伊藤社会福祉課長   先ほどの件については保護の方も困窮の方も両方対象となっております。 ○村井正委員   具体的に保護でない方、相談を受けられた生活困窮者の方でこういう仕事支援に具体的に入られてそして就職された方というのはいらっしゃるんですか。その方は車を保持されてるのかどうかということでお尋ねします、それでしたら。 ○伊藤社会福祉課長   実際保護を受けられている方でも就労に向けて、就労されてる方も。ただしっかり働けるかどうかという点もありますので、働いていらっしゃる方もありますし、その就労の移動のために必要だということで自動車を持たれてる方もございます。 ○村井正委員   就労をより有効にするためには車ということが、交通手段が絶対的に西脇とかもう少し、西脇市内でも非常に交通便の悪いところがありますから、そういう面では今のお話でしたら生活保護を受けられてる方もそういうのを含めて、割と枠を緩やかにすることによってもっと就労に結びついていくんやないかと思いますので、そのところは今後の課題に私自身もしたいと思いますのでこれについては以上で結構です。 ○寺北委員長   生活保護イコール自家用自動車はだめ、イコールじゃないですよね。 ○伊藤社会福祉課長   委員長おっしゃるとおりです。 ○寺北委員長   ほか、これに関連してはいいですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次に福祉タクシー券の事業について、林委員お願いします。 ○林委員   福祉タクシー事業について資料をいただいておるんですが、この資料から担当課のほうはどう分析をされてますか。利用率は1枚の量は上がってますけども横ばいでずっと来とるのかなと。執行率からいうたら半分程度の執行率という事業ですけども、それを含めてどうでしょうか。枚数の問題は後でまた言いますけども。 ○村井長寿福祉課長   それでは高齢者福祉タクシーのほうからお答えいたします。高齢者福祉タクシーにおきましては、利用枚数につきましては1万6,336枚で1,148枚ふえておりまして、利用率も0.9ポイント増加しておる状況です。利用者数、利用率、利用枚数ともに全体として増加している状況です。  1回の使用枚数につきまして、最高3枚までの利用が可能になっておりますが、1枚利用が減少している傾向がありまして、2枚、3枚利用が増加しておる状況です。こういった状況を見ますと、2枚、3枚の複数利用がふえておることはこの制度を改正しました効果があったのかなと分析しております。以上です。 ○伊藤社会福祉課長   障害者の福祉タクシーについてですが、お手元の資料にもございますように交付者につきましては前年より63人減って386人となっております。利用者は259人で昨年度より7人減少しておりますが、利用率については昨年度より7.9%上がっているような状況です。また利用されてる枚数につきましても、昨年より38%となっておりまして1.8%上がっているような状況ですが、高齢者と同じように1枚、2枚につきましては利用が少なくなっておりますが3枚利用されてる方が少しふえているという状況です。  申請された方がかなり数は減っておりますが、利用されてる方はほぼ同数やということですので、必要な方が申請して利用されているのかなと分析しております。以上です。 ○林委員   昨年の予算か決算のときの議論で、その後も文教民生のほうで調査されてあったんですけども、1回の利用枚数の話がその折にもいろんな議論の的になりました。あの折は多くの方がまだ制度が始まって8カ月ぐらいなのでもうちょっと様子を見ようじゃないかという話だったんです。それから1年たちまして2年間の結果として出ておるわけですけど、その中で今いみじくもお話にあったように2枚、3枚の利用の複数枚数がふえてきている。これを5枚までオーケーにしたら執行率はもっと上がっていくのか、あるいは3枚ぐらいでそんなに変わらないのかというのが一つのキーになってくるのかなと思っております。特に遠方に住んでいる地区の方ですよね、芳田であるとか黒田庄の方、確かに3枚の枚数っていうのは多いんですね、ほかの津万、西脇なんてほとんどが1枚利用のところになってます。そこをどう分析、これは恐らく担当に聞くとまだそこまで考えてませんと言うんですが、あの折の議会の議論はまだ制度が始まってたってないからっていう意見が多かったと私は記憶しておるんです、違ってたら申しわけないんですけど。じゃあ、あれから1年たってどうだろうっていう話は委員間討議でやらなきゃいけないことじゃないかなと思っております。
    ○寺北委員長   ほかもう少し煮詰める話はありますか、この福祉タクシー事業の問題で。質疑という意味で。 ○林委員   前にも実はあった議論なんですね。芳田にしても黒田庄なんかは特にそうですが、3枚の利用枚数は多いんですけどもかなり執行残も多いんです。使いにくいというのか、それとも黒田庄なんかでしたら大山病院の無料バスがかなりあってそこまではそのバスで行けるんで、西脇病院とかそのほかに行くときに使ってるんだよというから低いのか、その辺の分析を例えば地区ごとなんかにやってるのかどうなのか。乗ったとことおりたとこは出るんですよね、違いましたっけ。 ○寺北委員長   多分出てると思います。 ○林委員   出てるはずですよね。ここの手元にはもうてないんですけども、そこの分析なんかはどうされておるんですかね。 ○村井長寿福祉課長   高齢者福祉タクシーのほうでは30枚全部使い切った人がどれくらいあるかというところも見ておりまして、地区別に見ますと芳田地区が37%と最も高い状況となっております。そういったあたりで、位置によりまして使い切りの率なんかも違ってると捉えております。以上です。 ○寺北委員長   どの地区からどの地区というその統計はありますね。 ○村井長寿福祉課長   乗車地区と降車地区のデータはあります。 ○高瀬委員   今林委員がおっしゃったタクシー券の利用率のパーセントを上げるということ以外に、たしか高齢者がもっと外にたくさん出てもらうことが一つの目標だということだから、そういう意味で利用率を上げることが一番の目標だったら5枚とか極端な話、無制限に使えますよってすることが利用率一番高くなると思うんですけども、一方で今言った外に出てもらう観点でじゃあどの辺が落としどころというか、どの辺のことが利用率にとってもお年寄りが外に出てもらうという観点にとってもベストなのか、そういう観点での議論をするのが必要ではないかと思うんですけど、ただそれをするためのネタがこれで十分かというのは今のところ私わからないんですけど。 ○寺北委員長   利用率というのは消化率という言葉でもいいよね。 ○林委員   高瀬委員の言われることはもっともですが、例えば1枚利用をずっとされてる人が例えば制限を5枚にしましたと言ったからといって5枚使わないんですよね。ふだん行ってるところでやってるだけだと思うんです。恐らく伸びるのは3枚を使っている方が5枚使って、確かに回数は減るかもしれません。3枚で全部使ってる方が今度5枚になったら当然回数というのは減ります。その後どうするのやという話もあるんですけど、でも少なくともそんなに。  今執行残がこんなに多いというのは、使いにくい部分があるのではないかというふうに私は考えるんですね。だから、恐らく福祉タクシー券なんか必要とされてる芳田とかでもそんなに高くない。58%とかその辺が低いんか高いんか、私は低いと見てます。これは7割、8割あって皆さんに使い勝手のよい制度なんかなと。西脇なんかやったら1枚の方がほとんどなんだけども60%、芳田より高いわけですよね。これはどういうことだろうかということを考えたほうがいいんじゃないかなと私は思います。必ずしも枚数をふやしたらいいのかどうかというのはあるんですけど、そういう議論というのは必要じゃないかなと。今高瀬さんと私がやってるような議論が必要なんじゃないかなと思います。 ○村井正委員   この議論は前に文教民生でやりまして、一度協議会か何かで出させていただいて結局あのときは5枚もしくは自由にしたらいいんじゃないかということを提案したんですけども、結果的にそれは賛成を得られなかったということがありますので、とりあえずそういう議論は前に一度やってます。ですのでそれだけ言っておきます。 ○寺北委員長   今から休憩に入りますけども、乗車地区から降車地区、それの資料を出していただきたいんです。午後1時からそのことについて委員間討議を少しやりたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは12時ということで休憩に入りたいと思います。午後1時再開でお願いします。                 休憩 午前11時58分            ───────────────────                 再開 午後0時57分 ○寺北委員長   そうしたらまだ1時前ですけども、そろったようですので今から再開したいと思います。 ○細川福祉部長兼福祉事務所長   午前中に請求をいただきました福祉タクシーの乗降地の一覧表の件ですけども、ただいま整理できておりますのはどこから乗車をしてどこでおりたという分には整理できておりますけども、それをどこの住所地の方が利用されたかとかでは整理ができておりません。ですので、例えば西脇地区から芳田地区へ行かれておりましても、その方が西脇地区の方とは限らないということになりますけども、そのような整理の分しかできておりませんのでそれでもよければ配付をさせていただきますがいかがいたしましょうか。 ○寺北委員長   今細川部長から説明があったんですけども、数字的に見たら重なったりとか中途半端な資料かなと思いますので、その資料はなしでよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕  そうしたら資料はなしということで、済みません。  そうしたら委員間討議ということを申しましたので、以前に文教で議論していただいたやつは全員協議会にはかかったんですか、もう文教だけ。 ○山口事務局長   3月の予算委員会のときに市への申し入れ事項ということで文教民生のほうから提案いただきまして、そこで協議いただきました。以上でございます。 ○寺北委員長   私勘違いしてまして3月の議会で議論した、またもう一遍ここで言うのでいいんかどうかということで思案するとこなので、皆さんの意見を聞かせていただきたいんですけども。近過ぎるかなと片方で思わんこともないんですね、私自身誤解してましたので。  これについての委員間討議は、今回なしでよろしいですか。                 〔「はい」の声あり〕  申しわけございませんでした。議事進行で不手際があったことをおわび申し上げます。  そうしたら、事前には生活困窮者の問題と福祉タクシー事業についての質疑ということを受けてたんですがほかにございますか、社会福祉費の中で。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次に、第2項児童福祉費119ページから第4項災害救助費132ページまでで質疑を行いたいと思います。  質疑のある方は挙手をお願いします。事前に生活保護の問題で質疑される予定と聞いてたんですが。 ○高瀬委員   先ほど自立支援のほうと少しダブるからどうしようか悩んだんですけど、一応聞かせて。 ○寺北委員長   はい。 ○高瀬委員   というのは、28年度の常任委員会資料を見ると生活保護世帯というのは219世帯で高齢者が一番多くて約60%、その他だとか障害者だとかそういう方は働こうと思えば働いたり自立できる可能性がある人は10%から20%の間いるのではないかなと思いました。今、実際に扶助費を受けられてる方をそうでない状態に引き上げてあげるような努力をどのようにされてるのか、あるいは余りそういうことがないのかその辺のことを聞かせいただきたいと思います。 ○伊藤社会福祉課長   今委員お尋ねの件ですが、先ほども説明しましたが就労の開始に向けた支援をしていくことでありますとか、年金受給に向けて支援をして収入増につなげるとかそういうことの支援で保護から自立できるように支援しているところです。 ○高瀬委員   確認ですけども、先ほどの自立支援のところの嘱託職員の給料が2人分ぐらいあったと思うんですけど、その人たちというのは今おっしゃった実際現在生活保護を受けられてる人に対しての就労の意欲を促すだとかそういう先を見つけてあげるようなサポートをするとか、そういうことも含めてやられてると考えてよろしいんでしょうか。 ○伊藤社会福祉課長   今委員お尋ねの嘱託の方につきましては、生活困窮の相談員さんと就労支援の相談員さん2名いらっしゃいます。それぞれが就労支援にかかわる方、また生活困窮とか生活保護相談全般にかかわる方お二人で連携をとってやっていただいてるところです。 ○寺北委員長   ほかにございますか、ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら次、第4款衛生費131ページから148ページまで。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   140ページ、特定不妊治療の助成事業と142ページ、不育治療費助成事業の実績を申し上げます。  まず140ページ、下から2つ目の◎特定不妊治療費助成事業ですが、35人に対して延べ50回助成しております。そのうち男性不妊治療は1人に1回助成しています。また142ページ中ほど少し上の不育治療費助成事業は1人に1回助成しています。以上です。 ○寺北委員長   委員会説明は終わりました。  質疑のある方、挙手をお願いします。 ○岡崎委員   139ページのヘルシースクールモデル地区開催事業委託料。 ○寺北委員長   140ページ。 ○岡崎委員   はい、140ページの上のほうにありますヘルシースクール。 ○坂部委員   146のごみ減量化推進事業。 ○寺北委員長   ほか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら岡崎委員お願いします。 ○岡崎委員   この事業は健康に関してクッキング関係を取り組むということでされてますけども、ちなみに反響はいかがなものでしょうか。  というのが、今回この前資料いただいた分で今度9月20日にされるということをお聞きしましたので、どのような感じなのかということで反響を聞こうと思ったんです。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   申しわけありません。9月20日の件というのがど忘れしておるのか。 ○岡崎委員   ヘルシークッキングスクールの参加者募集というチラシがあったんですけども、それを見てどのような反響なのかなということでお聞きしたかったんですけども。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   9月20日締め切りで、今年度のヘルシークッキングスクールの。 ○岡崎委員   それをされるということなので、今までのこの反響はどうやったのかなと思いまして。 ○寺北委員長   今年度のですか。 ○岡崎委員   そうです。ついこの間来ましたよ。 ○寺北委員長   これ今決算。
    ○岡崎委員   28年度の実績、5回されたので。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   失礼しました。昨年度はヘルシークッキングスクールを5回みらいえのほうを使ってさせてもらいました。実質30人の方が参加されておりまして、参加者の方に最初と最後でアンケートをとらせてもらい、全体の教室、講座に感想としまして満足、それからやや満足ということでお答えいただいた方が9割以上いらっしゃいました。参加者の方には非常に好評であったと思っております。 ○岡崎委員   そこで健康促進ということでさまざまな高血圧とか糖尿病とかそのような予防をされてるということで、やはりこの事業をするということで健康な方がふえたと認識していいんでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   昨年のこの5回の教室をしたことによって、健康な方がふえたかどうかというあたりまでは今時点では何とも申し上げられないとは思いますが、もともと健康に関心のある方が多く参加されておりましたが、さらに食事については薄味に気をつけているとかバランスを考えて食べるようになったとか、そのようなことを参加された方のアンケートでお聞きしておりますので、引き続き気をつけて食生活いろいろと工夫されていることと思っております。 ○岡崎委員   そこで講師の方、栄養士2人ですけども、ちなみに例えば西高とか生徒の方にしてもらうとかそういう方向で思っているんですが、市としてそのようなことに関してどう思われますかお聞きしたいんですけども、今栄養士さんだけやということなのでこういうことをもっと広げるために、PRとかいろんなんを含めてもっと事業を拡大する上で、やはり高校生の方も活用されたらどうかなと思ってるんですけどもいかがでしょうか。 ○寺北委員長   やっぱりそれは予算審査やね。だから去年はこうやったけどもことしはこうすべきでないかという話だと思いますね。  ほかにございますか、いいですか。 ○浅田副委員長   特定不妊と不育のことでお尋ねいたします。今人数、回数をお聞きしたんですけれども、不妊の男性1人が1回受けられておるということ、男性のほうから行きます。男性の不妊治療を1人1回ということですが、周知の方法というのは以前にもお聞きしたんですけれどもホームページとか、広報でお知らせをしてあるということですけれども、そういうことをしても1人ということですよね。  例えば女性のDVなんかで困っていらっしゃる方のために女性トイレに名刺サイズぐらいのヘルプの方はここへお知らせくださいみたいなのが置いてあるんですけども、男性だけが行かれる場所、例えば男性のトイレみたいなところにお知らせのようなものはお考えはないですか、もうちょっと周知をされたらこういう数字がふえるんじゃないかと思ったんですけれども。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   今委員がおっしゃったような男性トイレにというようなところは今は考えておりません。対象の方が非常に限定された方になるかと思いますので、現在やっております特に県の助成に上乗せという形で市のほうは上乗せ助成をしております。その最初の窓口であります県で、男性不妊治療の助成を西脇市もスタートしておりますというところをお知らせしてもらっておりますが、引き続きその方向で徹底してPRしていただくようにお願いしたいと思います。 ○浅田副委員長   不育治療も同じですけども、不育・不妊、男性の治療もせっかくこういう施策があるものですから、1人でも多くの方に赤ちゃんを授かりたいという御希望がある方にはお勧めができたらなと思うところです。県のほうと一緒にやっていくということですので、期待はしております。以上です。 ○林委員   男性の不妊治療ね、恐らく告知ではないだろうなと思います。というのは、昔やったら不妊治療とか女性の方も隠れるようにしてと言ったらおかしいですかね。今は妊活とか言って社会的に認知されて当たり前のことみたいな状況にあるから行きやすいんであって、まだ男性にとってはハードルが高いんかな。ほとんど女性のほうに問題があって、パーセンテージわかりませんけど男性のほうにもいろんな、こういうのがあるんですよということをもう少し広められるような、男性も不妊治療を受けても恥ずかしいことじゃないんですよという雰囲気をつくることをやっていかなあかんの違うかなと私は思いますので、そういうセミナーとか、セミナーが来るかはわかりませんがそういう手法というのは考えたほうがいいんじゃないかなと、県のほうはやってましたけど市のほうでも何かやられたらどうかなと思いますけど。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   今すぐには計画しておりませんが、今おっしゃいましたように不妊治療への、普通は治療される中で御主人のほうの検査、それから奥さんの検査、女性も男性も検査を受けて次のステップに進むというものだとは思っておりますが、そこに片方の方が検査を拒否されて女性側の治療だけで進んでおられる方もあると推測しますので、おっしゃいました啓発については考えてまいりたいと思います。 ○坂部委員   じゃあどこへ啓発するかやね。近くやったら女性のクリニック、小野のクリニックとかいうのはもちろんそうだと思うんだけど、男性で見れば例えば無精子症とか、精子が元気じゃないんだとかいろんなものあります。じゃあどこに行きますかいうたら泌尿器科ですよね、まずは。泌尿器科へのそういうPR、男性不妊治療も行けますよとかいう形の分は現在やられてるんですか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   泌尿器科へはしておりません。 ○坂部委員   まずは男性がどうかな、子供できないんだけれどというたらクリニックもまず行くと思うんだけど、それまでに泌尿器科へ行く場合も多いと聞いたことあんねんね。女性クリニックとかなかなか行きにくい、敷居が高いかなという感じがするんだけども泌尿器科やったら男性だろうと女性だろうと行くわけだから、泌尿器科へのPRというかパンフレットあるんだったら置いていただいてするべきだと思うんですけど、今ないとおっしゃるなら。どうでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   貴重な御意見を賜ったと思いますので、泌尿器科のほうも検討してPRといいますか啓発していくような方向で考えたいと思います。 ○林委員   実は私の知り合いの事例がありまして、夫婦で不妊治療に行かれる方は問題ないんですよ、当然男性も検査しますんで。ところがなかなか夫のほうがそういうとこへ行ってくれないというので、そこをまず説得するのも大変。結局その夫婦の方は行かなかったんです。それは数年前の話ですけども、恐らく今でも変わってない状況にあるんじゃないかなと。一緒に行くようなところは何の問題もないんだけども、行かないところに問題があるんじゃないかなと。隠れておるんじゃないかという意味ね、そこをどう行きやすいような雰囲気をつくっていくのが、難しいかもしれませんけどね、県もセミナーをやってましたけど、多分セミナーに行く人は行くんだろうと思いますし、行かんような人をどうするのかというのが少し難しいんかなとそれは思いますね。 ○寺北委員長   答弁要らんでしょう、そうしたら坂部委員。 ○坂部委員   ごみの減量化で具体的に言うたら千何百個試作品でごみを水切りをするネット、こんな100円ぐらいの用具いうんですかねそれを配布されて、1,600個かどうか忘れたんですけど、その結果、これが32万円ほどやったと思うんですけれど、なかなか数字的にあらわしにくいかなと思うんですけど、どういう効果があったんでしょう、まず。 ○西村環境課長   まず水切りの器具を保健衛生の推進委員会ですとかごみの説明会等で配布させていただきました。購入については1,600個、28年度に買わせていただきまして約900個をお配りさせていただいております。これはもともと生ごみの中には7割から8割が水分であるというところからその水分を道具を使って切ることによって、ごみの減量化が進められるんではないかということで購入して市民の方にお使いいただいたというものでございます。  全部配布に至っておらなかったわけですけども、効果というものはそれでもって必ずしも幾ら減ったというのはなかなか算定しにくいものがございました。ということで、それをお配りするときにアンケートということで、はがき大ぐらいのものですけども同時にお配りしましてそれを提出いただいたということがございます。そのアンケート結果の中から推測しますと、その道具を使う前から水切りはしていたよという方が約52%いらっしゃいました。  ところが今回そのアンケートの結果からいきますと、今回のこの水切り道具を使うことによって水切りに今後も取り組もうと思いますかという中で、約93%の方がそう思うということで御回答いただいております。回答率自体は低かったんですけども、そういうことでいきますと啓発という意味では一定の効果があったんではないかと考えております。以上でございます。 ○坂部委員   実際使ってみて、委員の皆さんでも何人それを使われた経験があるかどうか知らんけど、私使うんですけれど、最初からずっとやりましたけど邪魔くさい。わざわざそれでネットをあれの器具に挟んで絞る、それやったらどっちみち手が汚れんねやったらぎゅっと絞ったほうが同じやないのという感じがするねんね。確かにそういう使う器具やいうのわかんねんけどあんまり効果ないんじゃないの、私の感想よ。  だからことしもそれを1,600個、今900個だからあと700個残ってるのか、いろんなもので僕イベントでもらったからそれを使ってしたんですよ。だけどこのごろ使ってません、正直言うたら、しにくいから。だからそれを使わへんかったら水分が70%のやつがまだ少ないよ、もっともっと水残ってる、水分残ってるよって言われるかもわからへんけど、実際使いにくいからな。ということですれば、それの評価も含めたら今度そういう水切り、今アンケートで水切りをするのは大事だよというのはアンケートで思とってやから、次のステップですね。この器具は私効果ないと思うから、何かそれ以外で考え、予算に絡んでくるかわかんないけどこれを反省して次のステップ何か考えられてるんですか。 ○西村環境課長   確かにあの水切り道具、好評やったか不評やったかといいますと不評やったかなということが正直ございます。しかしながら、一定の御理解もいただけたとは思っております。1,600個買った中で28年度の配布が約900個したんですけども、その残りを今年度についてもごみの説明会でありますとかあらゆる機会でもう一回再度配布しております。  既に昨年度もらった方ももらったという格好で受け取りにはなってないんですけども、新たな方に配布させていただいて同じくアンケートもとっております。それと今年度に一応1,600個購入したものは全て配布し終わる状況になります。ということで、それらの答えも踏まえまして、30年度はその水切り道具自体を新たに購入するのかということは検討したいと考えております。  そして29年度につきましては、在庫があったという中で新たなごみの減量施策ということでごみ減量アンケートというものを一つやりまして、6月から8月いっぱいにかけて市民の方に応募いただいたということになっております。約50ほどのアイデア募集ということで提案をいただいております。その辺を今度は環境審議会の委員の方々に見ていただいて、これ非常に有効やないかということを御審議いただこうかなということを考えております。そういう中で優秀なものについては、ホームページでありますとか広報とかでお知らせすることで、市民の方にちょっとでも取り組んでいただきやすい方法を広げていけたらなと考えております。以上でございます。 ○古西委員   136ページの上から3行目の予防接種健康被害医療費等給付費についてお伺いします。これは恐らく子宮頸がんワクチンの被害者の方のものだとは思うんですけれども、この給付費の内容とあと国から認定されたのかどうかということをお尋ねしたいと思います。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   これはおっしゃいましたように、子宮頸がんワクチンの接種後症状に対する医療支援事業というところで行っておりますものです。国の認定はまだおりておりません。  今年度の決算額の内訳ですが、医療費と医療手当てをここから支給させてもらっております。金額のほうは手元を調べますので、お待ちください。 ○古西委員   まだ国から認定されていないということでもうかれこれ2年ぐらいたつのかな、この症状が出始めてから2年ぐらいたつのかなと思うんですが、その認定のめどというのも全くわからないんでしょうかということと、被害者の回復状況、そのあたりを答弁いただけるかどうかわからないんですけれどもそのあたりのところをお伺いしたいのと、新たな副作用の症状が出ているような人はいないのかということもお尋ねしたいと思います。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   認定のめどについてはこちらではわからないので、申請しましてから1年半ほどたっておりますが、いつ審査にかかるかというところはわからない状況です。  新たな方はこちらのほうには相談がありませんし、ないと思っております。  それから医療費、医療手当ての額ですが、28年度医療費が20万2,597円、医療手当てが60万9,300円でした。 ○寺北委員長   彼女の現状はわかりますか、言える範囲で。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   詳しいことは申せませんが、進学されたと聞いております。 ○古西委員   現在も子宮頸がんワクチンの定期接種は積極的勧奨はしないという状態が引き続き国内で続いていて、西脇市でも接種者の人数を見ますと平成27年度は市内で1人、28年度で接種はゼロということでほぼゼロという接種者のようですけれども、定期接種ということでしたい人はできるという状態が続いてると思うんですが、現在、西脇市では対象年齢の方にどのような案内であったり対応をされているんですか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   積極的勧奨をしないということになっておりますので、これが出るまでは個別通知をして対象年度になりましたら受けてくださいというお知らせをしておりましたが、現在はお知らせはしていない状況です。ですので、予防接種で子宮頸がんのワクチンがあると御存じの方は知っておられるし、そこを知っておられない方には直接市のほうからお知らせはしておりませんので、自分の子供さんが対象であって今は受けないという判断をして受けていないと思っておられるか、知らないまま過ごされているかのところは聞いていないのでわかりません。 ○古西委員   特段、対象年齢の人に積極的勧奨をしないというチラシを渡しているわけではないということなのかなと思うんですが。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   委員おっしゃるとおりでございます。 ○古西委員   多分、積極的勧奨をしないと市のホームページを開けばわかるようになってると思うんですけれども、開かない人のほうが多いと思いますので、できれば案内を対象年齢の人に出すほうがいいのかなと思わなくもないんですが、現実ゼロ人ですので問題ないのかもしれない、そこは私も迷うところです。  引き続き、まだ国からの認定がされていないということは西脇市としてその方に対して、医療費や医療費手当てを国からの認定が出るまで続けるということでよろしいでしょうか。 ○塩崎健康課長兼健康づくりセンター所長兼子育て世代包括支援センター所長   委員おっしゃるとおりでございます。 ○古西委員   わかりました。引き続き、西脇市としてサポートをお願いしたいと思います。 ○寺北委員長   この被害女生徒については、高校を卒業して今福祉の関係の職業につきたいということで頑張ってます。一進一退は繰り返しておるみたいですけど、しかし皆さんに厚く援助をしてもらったということから福祉のほうへ進んでます。 ○中川委員   146ページのエネルギーの委託料で、上の13番。電気自動車等の充電設備保守メンテナンス委託料という中で、この間から国際的にこれから電気自動車という動きが出てきたんですけども、西脇市が設置してる充電設備というのが何台あって今後どうしていくのかなというところを聞きたいとこですけども。 ○西村環境課長   現在、西脇市で設置しております充電設備につきましては2基ございます。1つは市役所のとこにございます。もう一台は道の駅の駅側の駐車場にございます。一応2基、市としては設置しております。以上でございます。 ○中川委員   2基ということで、今電気自動車この間出た新しいタイプだと1回に40分で80%充電できるということですけども、今までに順番待ちであったりそういうトラブルはなかったんですか。 ○西村環境課長   そういったトラブルは聞いておりません。以上でございます。 ○中川委員   現在有料ですよね、使用料。これの売り上げというのはどのぐらいあるんですか。 ○西村環境課長   売り上げといいますのは市に直接入るものではなくて、電気自動車の関係の協会そういうとこがございます。そちらのほうへの収入という格好になっております。市では設置をしておると、それと保守管理をしておるという状況でございます。以上でございます。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので次、第5款労働費147ページから152ページまで。事前にはなかったんですけど、ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので次、第6款農林水産業費151ページから168ページまでを審査したいと思います。  そうしたら質疑がある方は挙手をお願いします。
    ○林委員   160ページ、日本へそ西脇地域食材おもてなし支援事業。 ○村岡委員   その中の西脇ローストビーフについてです。 ○寺北委員長   ほかありますか、農林水産業費。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら村岡委員お願いします。 ○村岡委員   日本のへそ西脇地域食材でおもてなしということで、昨年の2月13日西脇ローストビーフに関するイベントが大々と行われて私も参加させていただきました。  昨年9月の一般質問でも行わせていただいたんですが、2月13日のイベントからローストビーフはどうですかということに関して手応えを感じているという答弁もいただいてます。2月13日から8月末までに関してローストビーフが1万3,000食売れたと、売り上げが3,500食ということを聞いておったんですが、西脇の新しい食のブランドのホープという形で颯爽と登場したローストビーフですが、8月末までの実績をお聞きしたんですがその後進捗的にどうなっていったのかということをまずお尋ねしたいと思います。 ○村井農林振興課長   まずローストビーフですけれども、8月末までで1万3,000食とお答えさせていただいたかと思うんですけれども、実際ローストビーフのこちらで把握できる数といいますのがJAみのりの特産センターのほうからローストビーフ用の肉として店舗が購入されたという数量の把握はできております。それにつきましては、昨年の8月末時点で大体約500キロ程度、最新でいいますと現在までで1,240キロですので、それ以降700キロぐらい増加しておるということとなってございます。そこから大体推計いたしましたら、700キロ増加しておりますのでそこから大体2万、3万食ぐらいは出ておるのではなかろうかと推測しているところでございます。金額につきましては各店舗の売り上げになりますので、あくまでも推計値ということになりますので7,000万円から7,500万円程度なのかなと推測しております。以上です。 ○村岡委員   その数値は想定どおりみたいなことでいいんでしょうか。 ○村井農林振興課長   当初、平成28年2月のイベントの中でもまたお披露目させていただいた以降、当初ということでかなりお店のほうにも補助金等を入れさせていただいて、価格を抑えていただいたところでかなり販売食数伸びました。ただそれ以降につきましては、やはりもともと金額的に高価なものでもありますので、ある程度当初のほどの勢いはありませんけれども順調に伸びてきておるかなと考えております。以上です。 ○村岡委員   黒田庄和牛に関しての供給的なものは金額的な問題もあると思うんですけど、供給的なことに関して問題はないのかということと、将来的にずっと続けていくのに供給という観点から何の支障もないのかということをお尋ねしたいなと思います。 ○村井農林振興課長   供給といいますとやはり量という問題でしょうか、価格という問題ですかね。量につきましては黒田庄和牛自体の出荷頭数は、子牛価格の高騰であるとか肥育農家の数が減ったりという問題もございまして、出荷頭数自体は若干減少ぎみになってございます。また枝肉の競り等におきましても、和牛がかなり人気が高くありまして、なかなか競り落としにくくなっているようなふうにも聞いておりますので、供給がこの先ずっと行けるかというとはっきり行けるとお答えはできないかとは思うんですけども、ただ現状におきまして必要量については供給できておると聞いておりますので、そこは大丈夫かなと考えております。  また質等につきましてはやはり部位によって多少価格も差はありますけれども、但馬牛、黒田庄和牛といういい肉ですので問題ないかと考えております。以上です。 ○村岡委員   それと金銭的な補助に関して1年間継続された今の考えをお聞きしたいと思います。 ○寺北委員長   どういうこと。 ○村岡委員   お金をこれからも補助するつもりがあるのかとかいうことです。 ○村井農林振興課長   金銭的な補助につきまして、当初開発PRという点もございましたので各店舗さんに購入1キロ当たり幾らかという形で補助させていただいております。昨年度につきましても一時期肉の価格がかなり上昇した時期がございまして、その期間におきましては店舗でも価格上昇を抑えるために助成をさせていただいた経緯もございます。ただ、現状につきましては比較的価格も安定しておるということもございまして、牛肉の購入にかかる助成に関しては行っておりませんし、今後もそのあたりは推移を見ながらということになりますが現状では実施しないと考えております。以上です。 ○村岡委員   私はこれからキーワードになってくるのは当然PRのことやと思うんですけど、出だしのときがフェイスブックやホームページ、パンフレットなどかなりやられたと思うんですけど、9月の一般質問でも聞いたんですけど費用対効果を考えて職員の方の研修とかを踏まえて、これからはプレスリリースとかそういうことを中心に活用していくといったこともおっしゃってたんですけど、そのプレスリリース活動に対する実績とか手応えのようなものはどのようにお考えでしょうか。 ○村井農林振興課長   職員のプレスリリースにつきましては当然研修のほうにも出ておりますし、それに基づいていろんなところにPRしておるんですけれども、なかなか実際に結びついていないというところもございます。ただPRにつきましては、当初からじゃらんと提携いたしましたところもございますので、そのあたりを活用させていただいて、今後この秋にじゃらんのほうにPRのほうも掲載させていただいたり、イベントといいますかPRの方法といたしましてまた来年2月、3月ごろにスタンプラリーということも開催させていただきたいと考えておるところではございます。以上です。 ○村岡委員   ということは、PR的にはいま一つやということで当然これから伸び代があるということで判断してよろしいでしょうか。 ○村井農林振興課長   伸び代という意味ではまだまだあると考えておりますし、PRと結びついてないと言いながらも雑誌、個々の店舗さんが独自に取材を受けられていろんなところに載っているとか、ラジオ等々でも紹介していただいたこともございますので、そういう意味ではPRもできているのではなかろうかと考えております。以上です。 ○寺北委員長   今のやりとりもほんまの決算なんやろかというのを疑問に思うんですけど。 ○村岡委員   ぜひブランド化してほしいと考えてますので、次の人にバトンタッチをしたいと思います。 ○寺北委員長   あなた自身の評価が、例えば1年間のこのローストビーフに対する評価のやりとりが欲しいんやね。 ○林委員   今、村岡委員の話の中で順調に伸びているという表現があったんです。そうしましたら28年3月までの出荷、JAだけでも結構ですが、それと今の状況は順調に伸びてると言える状況にありますか。 ○村井農林振興課長   平成28年度の4月、1年で見ますと約600キロが出荷といいますかローストビーフの肉として購入していただいております。現在まで約250キロということになっておりますので、ただ平成28年の当初につきましてはスタート開始直後、または4月、5月というのはかなり売り上げがよかったと考えておりますので、その分を鑑みますと順調に来ているのではなかろうかと考えております。以上です。 ○林委員   特に前年同期比、同月比を立てたらよく比較しやすいと思うんですがそれはとってますか、とってない。 ○村井農林振興課長   前年同期比ですけれども、平成28年につきましては4月から8月までということで約300キロ、今年度につきましては約250キロという形になってございます。以上です。 ○林委員   というのは、私何で聞いたかというと昨年ほどローストビーフの声聞かないんですよ。私の周りもそうだし、旗とか立ったりシティプロモーションでやったりはされておるんですけども、よその方はわからないんですけど西脇の方がローストビーフ、ローストビーフと言わなくなったなというのが私の正直な。私自身この4月からローストビーフを食べたかというと、よくよく考えてみれば1回も食べてないんですね。  ローストビーフが、この間実はまちなか会議か忘れたんですけどそのときもお話をして、ちょっと年いった方が言うたったんですけど、私らはローストビーフを1回は食べてみたけども我々は好き嫌いがあると、もうちょっと違う黒田庄の特産品みたいなのは開発できへんか、その人はコロ焼きと言いよったんですけど、考えられへんかということで私は今ローストビーフが、外からの人はわかりませんよ、西脇市内では少し下火という言い方をすると語弊があるんで、言わなくなったんじゃないかと私は感じておるんですけどそこらはどうですか。 ○村井農林振興課長   昨年と比べて勢いがないというのはそれは確かにそういう部分はあるのかなというふうにも考えてる。4月からここまで、確かにローストビーフにかかわるイベントでありますとかPRというのは余り実際できていないというのもあろうかと考えております。ただ、今後につきましては今度10月になりますけれどもみらいえのみらフェス、そちらのほうにもローストビーフというブースを設置させていただくことになっておりますし、また産業フェスタ農業祭のほうもかなり多数の店舗、店舗数は多いんですけどブースとしては1つか2つでもローストビーフをいろんな店舗から持ち寄っていただいて販売させていただくということも計画しておりますので、そういう意味では今後どんどん広めていく方向で進むんじゃなかろうかと。また黒田庄和牛を使った別の特産品ということになるんですけれども、まだローストビーフが始まって1年半と少しぐらいですので、やはりそこをまずは重点的に進めていきたいと考えております。以上です。 ○林委員   先ほどのKPIのときにもあったんですけど、やっぱり一つには取扱店舗をふやしていくのとメニューやろね。私はわからないですけど斬新な食べたくなるような、単純なローストビーフ丼とかサンドイッチもあるんですけど、じゃない何か食べ方提案みたいなのを考えていかんと先しんどなってくるん違うかなと。実は全国的に一時期ローストビーフブームあったんですね、それがちょっと全国的にも下火になってきてるというのもあると思うんですけど、来年に向けてそこらを一遍考えたほうがいいとは思います。 ○坂部委員   売り上げが落ちてるけれど、知り合いの店なんかも頑張って順調に出してると思うとこあるねんね。確かに全体的にいうたら今ブームは下火かな、でも黒田庄ビーフを使ったローストビーフというのは売りだから、個人の店は店なりのPRをしながらやっぱりそれを生かそうと。  ただ問題があるかなと思って、先ほど課長おっしゃったけど供給の黒田庄和牛高い、だからその部位4、5のええとこ使ってローストビーフはそんなん採算合わないわけですから、そのときに供給が人気があるから黒田庄和牛を使ったローストビーフは供給できるかという心配を若干思ったんです。それはどうですか、その分ぐらいはと今おっしゃったんですけど確保できそうですか。 ○村井農林振興課長   現状では十分足りておると聞いておりますので大丈夫かと思います。ただ、今後飛躍的に数量がふえたりとかってなってくるとまた厳しい状況にもならないとも限らないと考えておりますので、そのあたりはできるだけ供給体制が、これはJAさんとも相談という形になろうかと思うんですけれども進めていきたいと考えております。 ○坂部委員   供給はできても値段が上がりつつあるというのを聞いたんですけれど、上がってきたら今度価格に反映するじゃないですか、そこら辺はできるだけ維持できるように市のほうも働きかけながらされてるんですか。 ○村井農林振興課長   値段につきましては現状部位によって多少の差はあるんですけれども、一定の価格ということで取引いただいておりますので、それを維持していただきたいということで進めております。以上です。 ○高瀬委員   肉のフェスティバルのほうですけども、客足を読み違いのところもあって反省点もあると思うんですけど、一応ああいうのも生かしてまた実施のほうはチャレンジというかやる予定でしょうか、それとも場所的にいうと今度また解体工事が入るところだからその関係も気になるんですけど、どのようにお考えかお聞きします。 ○寺北委員長   去年の評価はいいんですか。あなたもそうやし向こうもやけども、いろんな意味で。 ○高瀬委員   評価も含めてと思ってたんですけど。 ○寺北委員長   あなたは。 ○高瀬委員   私は、やはり客足の読み違いということでは余りいい評価はしてないんですけど、ただここでもしやめてしまうと前だめやったからやめたんやみたいな逆に世間の評価を受けるかもしれないので、もう一回チャレンジできればしてほしいなと、工夫を凝らしてやってほしいなという気持ちはあります。 ○仲田産業活力再生部長   前にも一度お話をさせていただいたと思うんですけど、評価といいますと肉としては人は呼べるのかなということ、また西脇でもPRをすることによってあれだけの人が寄っていただけるんだなというのは一つの効果かなと思っております。  ただ、いっときに重なってあれだけたくさんの人に寄っていただいたことによりまして大変御迷惑をおかけしたということでは、リベンジの機会をいただくというのは非常にありがたいかなと一方では思いますが、現状でいっときに1万人、2万人の方がそれだけのキャパをうまくさばけるところがあるのかなということから、根本的な点からもう一度やっぱり現状を見詰め直す必要があるのかなと考えております。以上でございます。 ○村井正委員   実は政策等形成過程資料の中にこの日本のへその課題が出てまして、これの目的というところに交流人口の増加、それから移住・定住者の獲得というような目的があるんです。その交流については確かに私はこういう成果はそれなりにあるんやないかと思うんですが、これによって定住というのがどういう考えでいけると踏まれてるのか、私はそこのところを疑問に思ってるんですけども、それについてこうやというのがあったら言うてください。 ○村井農林振興課長   まずこの政策等形成過程の中で、事業名が日本のへそ西脇地域食材でおもてなし支援事業という中で、これはもちろん黒田庄和牛、山田錦、それから金ゴマでありますとか黒大豆という西脇市の特産品を活用して地域食材としておもてなしをするということでございます。  その中でスイーツファクトリー支援事業におけます苺ですね、そちらも一応この中の一つの地域食材であるという考えのもと、移住・定住者の獲得というところは、そのスイーツファクトリーのことを念頭に置いた目的と捉えていただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。 ○村井正委員   その場合、ある程度の長期的な計画といいますか最初のKPI、だからそういうある程度の目標とか計画とか大体このぐらいというのは具体的に想定されておるんですか。 ○村井農林振興課長   ローストビーフですとか山田錦の振興といいますかそういう部分に関しての目標数値というのはなかなか立てにくい部分もございまして、実際何年でこれをどうするという目標は立ててございませんが、苺に関していいますと移住・定住のところでいいましたら14年間の間に約10名ぐらいが新規就農者として西脇市外から移住・定住していただくという指標は立ててございます。以上でございます。 ○村井正委員   私は今回のおもてなし支援事業を主に尋ねたつもりをしてるんですが、例えば今のローストビーフでも5年計画とかそういう想定で考えた上で大体このぐらいは何とか確保して来てもらうということを考えていかんと、なかなかその年その年というのであれば、こういう答弁いただくときもこういう目標を持ってやってますというのは出していただいたほうが私らも非常にわかりやすくていいと思いますし、なかなか1年、2年では成果は出ないかもわかりませんけども、やっぱり定期的にやっていくということで一定の目標をまずつくっていただくことで、もう少しこの事業がわかりやすくなってくると思いますので、その辺のところはまた改めて検討いただきたいと思います。 ○寺北委員長   ほかにございますか、いいですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら第6款終わりまして第7款の商工費に入りたいと思います。167ページから174ページまで。 ○林委員   170ページ、日本のへそコンベンション支援事業と172ページ、地域ブランド次世代継承事業の2つ。 ○村井正委員   174ページの上の段から六、七行目に観光誘客促進事業。
    ○寺北委員長   ほかないですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら林委員からお願いします。 ○林委員   これは予算時の政策等形成過程の資料の中で利用件数が10件程度、300人参加。消費額360万円、1人当たり1万2,000円、これはアンケート調査により消費額を把握予定とあります。この辺はどうなりましたか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   実績につきましては利用件数で5件、利用人数で179人、補助金の利用実績で38万1,000円、市内の消費額合計額が367万6,500円、1人当たりの消費額としては2万540円となっております。 ○林委員   利用件数が半分で、ただ消費額が思ったより伸びてて倍の1人当たりの単価になっているということですが、利用件数が少ないというのは初めての事業だったので目標の設定も難しかったのかもしれませんが、5件であったということに対してどう評価されてますか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   もちろん10件で見込みを立てて事業をした上での5件ということでありますので、ロイヤルホテル等々から合宿に関する利用実績のことをお聞きしておりましたのでこういう見立てで実施をいたしましたが、実際のところは件数のほうが伸びていないと。ただ一つ当たりの規模は意外と、コンベンションの支援事業に対しては我々が想定しているよりは大きかったのかなということで金額面での波及効果での効果があったのかなと。金額については事前に聞いていた数字からは半減してしまった、PR不足もそこには含まれているという点では反省をしております。 ○林委員   現在どうなってるんですか、ことしの実績は。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   今、実際実施件数としましては2件ということになっております。プラスまだ1件が今のところ申し込みがあるという状況でございます。 ○林委員   ことし目標何件でしておるんでしたか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   実績を踏まえましてことしは5件ということで予算組みをしております。 ○林委員   播州ラーメンの後継者育成事業ですが、これはどうなったんですか。 ○藤井商工観光課産業振興担当主幹兼ファッション都市構想推進室長   ラーメンの受け入れ事業ですけれども、平成28年11月から受け入れ事業所で1名が研修を現在受けております。西脇多可料飲組合や播州ラーメン部会では定期的に研修生との面談も行われておりまして、昨日も面談を行いました。  研修生はラーメンづくりの研修の傍ら産業フェスタやへその西脇織物まつり、さきの週末には道の駅三木兵庫五国祭などのイベントなどPR事業にも参加をしておりまして、この7月から8月にかけましては西脇商工会議所が実施されましたにしわき創業塾も受講されております。  研修期間は1年間でございますので、10月末で研修事業は終了いたします。その後の予定といたしましては、現時点の本人の御意向としましては昨日も料飲組合の理事長も含めて面談をいたしたのですけれども、平成30年度中の起業を目指されておりまして、11月以降は引き続き研修先で修業を積まれるか、違う場所で起業に向けた準備を行われるか現在検討されておると聞いております。以上でございます。 ○林委員   30年度の起業を目指すって、よそで起業されたら元も子もないありませんので西脇で起業できるようなサポートをしっかりやっていただいて、ぜひ成果を上げていただきたいなと思います。 ○寺北委員長   では、村井正信委員。 ○村井正委員   それでは観光誘客の促進事業ですが、今総務産業常任委員会の資料を参考に質問をしますがよろしいでしょうか。 ○寺北委員長   はい。 ○村井正委員   実はこの中の28年度を見ましたら、市内の消費額が1,570万円余りになっています。これは当初の予算が大体27年度実績からすれば2,100万円ぐらいという考え方ということで当初お聞きしておりましたけれども、大体それの7割5分ぐらいの金額になっています。  仮にこれを今後どういうところで伸ばしていくのか、これは予算そのものが大分減ってきておりますので、それに対応する人というのも来られる方も少ないかもわかりませんけども、現実問題としてやはりいろいろ来ていただくということになれば団体旅行であるとか個人型旅行というのがありますけれども、例えばある程度スポット的にこれを充実させていってるというのがあったらお願いします。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   旅行助成という形でバスに対する助成をしておるんですけれども、27年度と28年度につきましては若干交付額の金額を下げておりますので、その辺で27年度よりは減っていると、予算ももちろん減額しておりますので減っております。  今後につきましては、西脇市の観光地とした物見遊山的な観光というのは望めないというところは重々承知しておりますので、我々としましては先ほど農林振興課のほうで進めております苺狩りでありますとか西脇で一番集客力のあるアジサイであるとか蛍であるとか、そういうところをピックアップしてスポットを当てたツアー造成というのを働きかけたい、それの体験ツアーを実施したりあるいは大手の旅行社なんかがそういう企画に賛同していただくような働きかけをしていきたいと考えております。以上です。 ○村井正委員   それと政策等形成過程の資料を見ますと、5ページのやつですけども内発的発展の推進が目的になってるんですよ。非常に内発的発展の推進というのは非常にいいことで、独自でその地域で何かやれることをつくっていこうということですが、これは具体的に新しくそういうことができてますでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   内発的といいますか外からやるより西脇の今ある資源を磨いて、それが観光客にアピールすることによってそれを目的に来ていただくという取り組みをまさにしていきたいというのがあります。もちろん農林振興課のほうでもありましたとおり、ローストビーフでありますとか地域食材を活用したおもてなしと連動した観光の誘客、取り組み、それに基づきまして、それを取り扱ってる事業者がもうけを出していただくという経済的な潤いも含めた観光の事業のあり方というのを進めてまいりたいと考えております。 ○村井正委員   私の質問がわかりにくかったんかもわかりませんけども、要はこれを今することで独自の現在、先ほどおっしゃってたようなところは従来からありましたけどもそれ以外に内発的発展をしてるそういう具体的なとこはありますか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   既存の中での発展としか我々は把握できておりません。全く新しい、把握できてない内発的発展の事例というのがうまく御説明ができないんですけれども、今ある地域資源を活用した事業所を観光事業によって潤していくというのを取り組んでまいりたいと考えております。 ○村井正委員   それとこれは団体の宿泊になるのか個人の旅行になるのかわかりませんけども、ここで言う個人型旅行というのはいわゆるゴルフパックと理解してるのですが、例えばよそのいろんなものを見てましたら、人間ドックを西脇で受けてくださいとかそういうことで西脇で1泊2日を暮らしていただくとかそういう新しいのが、私が見たのでそう思ったんですがそういう新しいものを考えていくということは今のとこいかがでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   インバウンドで人間ドックを受けて外貨獲得というのはありますけれども、西脇のほうでは医療と絡めたようなツアーというのは、観光行政としてのアプローチというのは今のところ考えておりませんが、ゴルフ以外の宿泊のプランという次のステップとして考えるような検討はしたいと思ってます。もちろんゴルフの利用が多い、それから宿泊をすると経済効果が高いというデータがとれましたので、そういう効果が図れる事業としてその個人型のゴルフ助成というのは一定の成果があったと考えておりますが、新たな次のプランというのも検討してまいりたいと思っております。 ○村井正委員   その場合に私はゴルフでいえば点を結ぶだけというイメージを持つんですが、もしほかに新しいのを考えていただくのでしたらせめて直線やなしに、せめて三角形になるような、面に近づくようなことを考えていただいたらと思います。以上です。 ○寺北委員長   何かありますか、提案みたいなやつは。 ○村井正委員   今のところ私自身は考えてません。 ○岩崎委員   今のゴルフのことでお尋ねしますが、売り出しが4月からで利用が6月から9月ということですが、今市内の3つのゴルフ場の中である一部のゴルフ場だけがすぐに満杯になってしまって、ほかのもう一カ所のとこがなかなか売れないというか値段が高いということもあるんですけれども、チケットの枚数は均等にされてるんですか、各ゴルフ場に対して。それともここはよく出るから、枚数をちょっとふやすかとかそのようなことを考えておられますか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   一律でゴルフ場のほうに配分をしております。 ○岩崎委員   私は名前を挙げてもいいと思うんですが、西脇カントリーが即完売と私は聞いております。値段的なこともあるし、ゴールデンバレーの場合はキャディーつきということで値段が高いということあるんですが、それとともに市外からの特にリピーターの方も非常に多いと聞くんですが市内の消費、ゴルフ済んだ後もしくはゴルフする前、夜、市内の消費というのはある程度つかんでおられますか。8名ほど来られたら宴会やって明くる日ゴルフしよってやなとか、そういうことも一つの目的やったと思うのですがそこらのところはどうですか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   ゴルフに1泊、泊まりましてプレーをされるんですけど、27年度については前泊してゴルフプレーというスタイルでしてたんです。その場合は消費額がデータで見ますと1人当たりの消費額が2万8,059円という額になりました。28年度から平日のみということになりまして、得割としましては日曜日泊まって次の日ゴルフというスタイルで得割制度を初めまして、そういった関係で消費額も2万1,376円と若干補助金の額も7,500円が5,000円まで減ったということもあるのかもしれませんけれども、消費額のほうが全体的に減っております。  ただ市内の飲食店から情報を得ますと、ゴルフのパックで市から助成をもらって来たということでちょっと財布のひもが緩くなってたという情報も聞いておりますので、ロイヤルホテルなりアーバンホテルなりに泊まってその晩は食事、お酒が入るような食事をされるという傾向にあると把握しております。 ○古西委員   170ページの下から10行目ぐらいの立地企業奨励金についてお伺いしたいんですけれども、決算金額が1億464万円という非常な高額で、平成27年の決算が3,600万円ぐらい、29年度の予算が2,360万円ということで、28年度の金額が非常に高いんですけれども、明細をもらえばよかったなと思うんですが、聞きたいのは去年の決算のときにも別の項目でお尋ねしたんですけど、とても気になっている東洋染色跡の千住金属工業さんがまだ操業されないというか建ってないということで、まずこの千住工業さんは立地企業奨励金の対象企業に条件的に該当するのかどうかお聞きしたいのですが。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   千住金属さんが新しい工場を建てる際に、どういう規模のものかというのがまだ実際提示されておりませんので、この時点で対象になるかというのは今判断はできません。ただそういう条件が合えば対象の企業となり得ります。以上です。 ○古西委員   西脇市産業立地促進措置条例っていうのを見ますと、土地を買って1年以内に建てないととかそういう条件がある文言があるんですけれども、この千住金属さんにそれが該当するのか、この条文ができた日によって違うのかもしれないんですけれどもそのあたりのところはどうでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   条例によりますと、土地を取得してから1年以内に着工ということが土地に関する課税免除の条件になっておりますので、今のところ、取得から1年以上たっておるようですのでその部分について今の条例に適用すれば該当しないということになります。 ○古西委員   こういうケースはレアケースなのかもしれないので、こういう状態になるって多分私たちも当初は想定していなかったわけですけれども、やはり西脇市の中の一等地でもあり、当初は工場ができ、研究所もできて優秀な人の雇用も生まれるとすごく期待したところもございます。それからもうかれこれ3年ぐらいたってると思うので、条例をちゃんとつくっておけばこれが防げたかどうかはもちろんわからないことですけれども、このたびのケースは先方さんの御意向があってのことですからあれですけれども、今後ある意味買って、変な言い方塩漬けじゃないですけど、そういうふうにできるだけならないような市としての対応、対策というのは考える必要があるんじゃないかなと思うんですがそのあたりはどうでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   委員おっしゃるとおり、産業立地促進措置条例は企業を西脇に来ていただいたらそれに奨励措置を加えることによって促進しようという目的の条例でございますので、その目的を達成するために必要な改正というのがあれば、またその都度考えていかなければならないと考えておりますが、一にも二にも千住金属様が今現在事業凍結をされておりますので、その事業が前に進むように我々はサポートをしていきたいと考えております。 ○古西委員   今のとこ、去年も同じことをお聞きしてるんですがそこから進展はなしということでしょうか。 ○戸田商工観光課長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   千住金属さんではあそこの工場については工場を建てるという方針は決まっておりますので、それに向けていろんなプランを練っておられる段階でございます。 ○寺北委員長   ほかないですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら商工費は以上で終わります。  今2時25分ですので、40分まで休憩したいと思います。再開は第8款土木費からということでお願いします。                 休憩 午後2時24分            ───────────────────                 再開 午後2時39分 ○寺北委員長   そうしたら再開します。  第8款土木費173ページから184ページ、第1項土木管理費から第3項河川費までを審査したいと思います。  質疑のある方は挙手をお願いします。 ○村岡委員   176ページの空き家等調査業務についてお聞きしたいと思います。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕
     とりあえず村岡委員お願いします。 ○村岡委員   空き家調査に関しては、調査が終わった後で嶋本部長のほうから一度説明を受けたと思うんですけど、重複するかもしれませんがお聞きさせていただきたいと思います。  その調査を踏まえた結果、具体的にどうやったのかということと西脇の空き家の特徴のようなものはどのようなものがあるのかということをまずお聞きしたい、全般的な調査結果と西脇独自の特徴のようなものをお聞きしたいと思います。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   調査結果としましては空き家の総数が654軒ございました。最も多かったのが西脇区で246軒、続いて黒田庄地区が131軒、津万地区が82軒、日野地区が73軒と続いております。  西脇市の空き家の特徴でございますが、まず西脇区に空き家が非常に多く集中しており長屋が半分ぐらいを占めております。また築50年以上が経過しており、再利用可能なものが非常に少ないということ、それからまた道路が狭いところに建物が密集している状況がございます。そのために売却、賃貸、除却を進めるには空き家の個別の改善や除却の対応だけでなく跡地活用によるまちづくりを目指していかなければならないのではないのかということも感じております。  その他の地区におきましては戸建て住宅が約9割ございました。それが比較的良好な住宅が多く、1年から数年に1回程度は管理するために使用されているという空き家が35%ある一方で、全く使用されていないという空き家が42%ございました。今後の利活用については適切に維持管理したいが33%、またできれば売りたいといった御意向の方が30%ございました。 ○村岡委員   その中で実際に特定空き家になって強制執行が必要なものもあったのでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   約654軒のうち103軒が危険、その中の約30軒は非常に危険であるという結果が出ております。 ○村岡委員   その結果を踏まえて、その特定空き家の非常に危険なところの30%にはどういう対応をされると考えたらよろしいでしょうか。思い切った固定資産税の措置ですとか撤去、いろんなことも考えられると思うんですがどのようなやり方をされるのでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   まずこの空き家の撤去につきましては、本来空き家の所有者の方の責任でやっていただくということで、その所有者の方を調べまして担当のほうからずっと連絡をし続け、手紙であったりそのようなことでしていき続けて、半分ほどは個人さんみずから撤去していただきました。現在も約10軒の方とは交渉続けている真っ最中でございます。 ○村岡委員   それと付随してお聞きしたいのは気になるのが独居の、空き家ではないんですが今後空き家になる可能性のある空き家予備軍としての独居のお宅の調査のようなものは行われたのでしょうか、その過程の中で。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   昨年度はしておりませんが、今年度それをする予定にしております。 ○村岡委員   その結果を踏まえて、当然今後は都市住宅課と次世代創生課のコラボレーションが必要になってくると思うんですが、予算委員会ではありませんが今後の進捗のようなものをお聞きしたいと思います。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   27年度、28年度で調査しまして、今デジタルデータ化をしようとしてますが、次世代のほうにはアナログのデータの段階で全てお渡しをしまして、空き家バンクで使えるものはそこから選択していってもらってます。今後もそういう形で進めていきたいということと、それから次世代だけじゃなく、商工観光のほうが今度は空き工場とかのことも関連してきます。また、道路のほうに倒れてきそうなところでしたら土木課のほうにも関連してきます。また、環境が悪いところにつきましては環境課とも連携をとっていきながら、また危険空き家で潰していくような話になりましたら防災課とも連携をとっていきながら対応していきたいと考えております。 ○村岡委員   空き家の調査の結果を踏まえて、今後西脇市はコンパクトシティを目指した立地適正化計画を進められると思うんですけど、これが空き家の調査によって立地適正化計画に与える影響ですとか、今説明ありましたけど更地にして潰しても建築基準法、もう家を建てることができないから道にしなければならないような説明もありましたけど、今後その辺は実際どのような調査による影響があって、コンパクトシティを目指す西脇にとってどのような展開になるのかということを最後お聞きしたいと思います。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   空き家の問題が直接コンパクトシティの問題、立地適正化計画のほうに直接関係することはございませんが間接的には関係してくるとは思っております。特に道路をつくっていったりすることを考えたり、町の中に道路をつくることも考えていっております。その道路に面するところに空き家があったりすれば、それこそ空き家を潰していって道路用地として活用していくことも考えております。 ○村井正委員   関係で2点お尋ねします。1点はその30軒のうち約半分ぐらいをそれぞれの方が潰されたということですが、よく聞くのが家をなくしてしもうたら固定資産税が上がるということで、それでなかなか潰されへんという意見を聞きます。それについて西脇市はどういう対応をされているのかというのが1点。  それから市でこれ非常に危険だと、持ち主がわかりにくいまたは壊す能力といいますか資産もないという場合、具体的に市独自で潰していくことは考えられてますか、具体的に。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今年度の予算で簡易代執行をするための予算をつけていただいております。それで潰していくことも考えております。  税金のほうの問題ですけども、潰すことによってそこを地域のコミュニティ広場であったり地域の防災広場みたいな形で活用していただけましたら、10年間は税金を猶予するという形も考えておりますので、そういう形で対応したいと思っております。 ○村井正委員   具体的に、ことしに入りますけども潰す予定の家屋があるのかということが1つと、それから15軒ほどですかこれは公園化にされてるのですか、それとも自分の家として持っておられて税金は割高という形で払われてるんですか、その点はいかがですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   15軒潰していただいたのは、全て個人さんで自主的に潰していただいた形ですので税金の免除とかそういうのは一切何もしてはおりません。今年度潰すことを2軒考えております。1軒が鹿野町のほうにあります空き家、もう一軒が和布町のほうで考えております。 ○嶋本都市整備部長   補足説明させていただきます。先ほど課長も申し上げましたように、空き家の管理については当然土地と建物の所有者が責任持ってやるということは基本のあれでございます。そのもう一件の危険な空き家がありまして、昨年から取り組みまして半分程度お願いすることによって潰していただいた、これが一番理想の状況やと思ってます。それについて所有者がわかってるのに市が取り潰しにいくというのはできるだけしたくないなと、今まで頑張って15軒潰してますのでそんな形で建物の所有者の御理解を得て撤去していきたいと考えてございます。  ただ、担当課長が申し上げました2軒といいますのは所有者が不明な場合、これは代執行ではなくて空き家特別措置法では簡易代執行という形の中で、所有者がわからない方については、市が簡易除去できるということになっておりますのでその2軒ということでございます。基本的に所有者がわかってる方は、できるだけ粘り強く責任を持ってやっていただきたいと考えてございます。以上でございます。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようですので、区分の10は終わりたいと思います。  それでは続きまして、土木費第4項都市計画費183ページから第6項下水道費194ページまでを審査したいと思います。  質疑のある方は挙手をお願いします。 ○村井正委員   私は190ページの中段にあります都市計画道路和布郷瀬線調査業務についてお尋ねします。 ○寺北委員長   ほかないですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら村井正信委員お願いします。 ○村井正委員   先ほど申し上げました和布郷瀬線の調査業務委託料というのが最終的に支出されておりますが、この調査結果というのは具体的にどういう調査内容だったんでしょうか、その点をお尋ねします。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   調査という形にはなっておりますが、実際、今後事業を進めていくに当たりまして事業手法であったり整備の費用が幾らぐらいかかるのかということを検討していただく業務内容になっております。それを実際に発表という形はまだ何もとれてはおりませんが、今西脇区のほうで南北道路の勉強会を進めております。その中でまだ発表はできておりませんが、今後その資料を使って住民のほうに説明を進めていきたいと考えております。 ○村井正委員   その資料は例えば幾ら要る、例えばどういう方向でやるというそういう数字は出て、西脇区の中の話し合いの中にはそういう資料として出てるわけですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   まだ西脇区の方にはお見せできておりません。 ○村井正委員   ということは、調査というのはどういうもんだったんですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   事業手法、例えばこういう事業をすればこれだけ事業費がかかります。こういう事業をすればこれだけ事業費がかかりますといったことを2案、3案つくってもらっております。それを個々に西脇区の方にお見せして、どういう形で事業を進めていけばいいですかということを勉強会の中で話を進めていきたいと考えてます。 ○寺北委員長   西脇区への発表、学習会というか話し合いというのはいつごろをめどにされておるんですか、資料の出すタイミング。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   27年度から8月で8回勉強会を進めてきました。今度あしたですけども、西脇区のその委員さんの中から選んでいただきました世話役の7人の方の世話役会を行っていきまして、今後そこの中でどういう形で進めていくかということも決めていきたいと考えております。 ○村井正委員   ついでと言ったら悪いんですけども、その下に西脇明石線ありますよね。これも調査内容というのはどういう結果になったのでしょうか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   そちらにつきましては将来の都計道路の変更を目指しまして、その準備としまして現在交差点改良をするための設計までは行っております。県庁との下協議までは済んではおりますが、まだ事業実施の見通しは立っておりませんので公安委員会との協議ができてない状況でございます。 ○寺北委員長   交差点改良とはどこの交差点ですか。 ○吉田都市住宅課長兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   杉原川にかかっております西脇大橋の右岸側の交差点でございます。 ○寺北委員長   ほかにございますか、いいですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら土木費は終わりまして、第9款消防費193ページから200ページについて質疑を行いたいと思います。 ○林委員   消防団運営費について。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは林委員お願いします。 ○林委員   3月の予算の折に、28年度を踏まえて消防団運営費について西脇が他市に比べて少ないのではないかということを言いました。その後、一度庁内で検討して団とも協議するという話だったんですが、その後今進捗はどうなっておりますか。 ○長谷川防災安全課長消費生活センター長   先ほどお話ございました運営交付金の件でございますけども、例えば私ども西脇市で運営交付金と申しておりますのは、本団の運営交付金の65万円と分団の応援交付金100万円で165万円を運営交付金として支払いをしておるんですけども、ほかの市町の詳細、要は運営交付金の中身を再度調査させていただきましたところ、例えば加西市でございますけども加西市の最初聞いておりました運営交付金が466万7,000円と聞いておりまして、その内訳を加西市のほうに問い合わせしてみましたところ、西脇市で申しますところの本団運営交付金が45万8,000円、分団運営交付金が116万7,000円、それと燃料費の304万2,000円というのを消防団のほうへ交付金として支払っているという返事をいただきました。  あと小野市につきましては本団のほうが57万1,500円、分団のほうが61万6,000円、燃料費の43万2,000円とか、あと出動報酬として156万8,200円こういう数字を合わせて交付金として支払っておると、交付金自体がいろんな内容を含んでおりまして、今のところ調査しまして例えば加東市でしたら本団の運営交付金に当たるものとか、分団の運営交付金に当たるものとかは市が直接支払っておるという状況をお聞きしました。  私どもとしましては、この辺物すごく細かい内容になりますので、再度各市ともう一度調整をさせていただいて今後検討させていただき、29年度の予算に反映させていきたいと考えております。以上でございます。 ○林委員   精査して本当にきちんと比較できる一覧表をつくって、私が11月以降もおれば提出いただきたいと思います。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら第9款消防費は終わります。  それでは、第10款教育費第1項教育総務費199ページから第4項幼稚園費222ページまでを審査いたします。
     質疑のある委員は挙手をお願いします。 ○林委員   208ページ、にしわき学力向上事業。 ○村岡委員   同じく208ページのICT教育推進事業です。 ○村井正委員   210ページ、いきいき体力づくり推進事業とその下段にありますがんばる先生応援事業。 ○坂部委員   私もその下の表現のプロの技を学ぼう事業。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら林委員お願いします。 ○林委員   にしわき学力向上事業ですが、まず政策等形成過程の資料のところの将来にわたる政策等のコスト計算及び効果予測のところで、正答率にして二、三問程度の向上を期待するというとこがあって、この間文教民生のほうで出てた資料を見ておったんですが、ここに書いてるものに対応したやつが読み取れなくて、結局どうなったのかというのを教えていただきたいんですけど。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   統一学力調査での正答数でございますが、以前も申しましたとおり学年により異なります。小学校3年生、4年生、5年生の国語・算数、中学校の国語・数学と行っておりますが、横ばいの学年あるいは1問から2問正答数が全国平均に比べてやや低いという学年がございます。以上です。 ○林委員   ここに書いてるのは27年度の正答数より二、三問程度平均が上がるということを書いてあるんですよね、それがどうなったのかというのをお聞きしておるんです。全国平均に比べて1問低いや2問低いという話をしておるのではないです。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   年度によりまして問題のほうは異なりますので、少し比較が難しいところではありますが、1問から2問あるいはそれ以上に上がっているというのは学年により異なりますがほぼ横ばい、中学校につきましても横ばいか平均並みということで、具体的に学年により異なってるところでございます。 ○林委員   要はここに書いてある効果は出ていないということですね、そういうことでいいですね。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   正答数というところでは、効果については委員おっしゃるとおり課題があるかもしれませんが、あくまでも学力調査につきましてはこの結果をもとにいかに授業改善を図っていくか、子供たちの実態に応じた授業を行っていくかというところにも置いておりますので、その点では昨年度からも教職員にどこが課題であるかというところでありますとか、または間違ったところをもとに授業改善で子供に具体的に指導していくということを行っておりますので、その分で成果があるかと見ております。以上です。 ○林委員   私が言ってるのは一つに、昨年よりもそんなに横ばいだったというのが例えば全国平均以上でずっと来ていて横ばいだったならまだわからんでもないんですよ。ところが全国平均より以下の段階で横ばいであった、昨年効果予測としてこの学力向上事業をやったら二、三問の正答数は上がるという効果を期待してこういう事業をやるんですということを言うとってんですね、予算の段階で。それが単年度の話としては出ていないと、じゃあこれは何で出なかったのかっていう検証をやって、今現在、29年も出てましたけどもやっておられるのかどうなのか。29年、30年、29年度事業ではこのぐらい、もうちょっと上がりますよというぐらいの手応えは感じておられるのか、そこはいかがですか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   まず検証についてやっているかどうかでございますが、検証につきましては各学校にデータを渡しましてそれぞれの校内での分析・検証をやっております。また市教委につきましても、市全体のデータを集めまして検証のほうを行っております。具体的には7月の下旬に全国学力向上の推進委員ということで各校1名の方にお越しいただいてそこでの検証、あと学力向上アドバイザーである兵庫教育大学大学院の浅野教授にお越しいただきまして、今後に向けてどのように指導をしていくのが大切かということで検証を進めているところでございます。  あと2つ目の次年度もう少し上がるのかどうかというところでございますが、目標はあくまでも上げるということに置いておりますので上げる方向で今授業改善等を図っているところでございます。  ただ繰り返しになりますが、それと加えてやはり子供たちの実態に応じた丁寧な指導をしていくというのがすごく大事なところであると考えておりますので、授業改善をしっかり図っていき、子供たちに確かな学力をつけるというところも並行して行いたいと考えております。以上です。 ○林委員   丁寧な授業と、ただ丁寧な授業と言いながら先ほどのKPIでは授業がわかりやすいというのが低いんです。そこの整合性と、それからこの予算を出されたときに正答数という一つの目標値を出されておったので私はここまでこだわって、特に全国トップレベルの学力、秋田県に追いつけ追い越せと言いながら全国平均以下である現状をどう向上させていくのかというのは、本当にしっかりやっていかないとだめだろう。どうやったら上がるんだっていうのはわからないですよ、教育の専門家じゃないんで。わからないんですけども、結果のこの表だけ見ればもう少し改善が必要なのではないかと思います。  それともう一点、この間の文教のときの話を聞いておって、その場にいらっしゃった教育長にもさらっとお聞きしたんですけども、何で中学校の学力、市内統一テストに英語がないのか。数学と国語だけで何で英語がないのかという点に関してはどうでしょうか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   本市の学力調査につきましては、最初の段階の子ども議会で中学生の提案がございまして、自分の学力が大体市内でどれぐらいであるのかというところからまずスタートしております。  その中で全国学力・学習状況調査のことも毎年で続いておりましたので、まずはあらゆる教科は大切ですが、国語、算数あるいは国語、数学、特に中学校の御質問ですので国語、数学のところがスタートするのがということで英語は入っておりませんでした。ただ、今後につきましては平成31年度から学力調査の中でも英語教育の調査があるということが決まっておりますし、英語教育がこれからのグローバル化のことを考えましても大変大事な教育でありますので、学力調査の中に入れていきたいと考えております。  また、本年度につきましてはその準備段階としまして英語検定1回分の公的負担の予算をつけていただいておりますし、あとGTECということで英語コミュニケーション能力調査を中学校1年生対象にではありますが、11月から1月の期間で4中学、中学1年を対象で実施する予定にしておりますので、その準備を進めているところでございます。以上です。 ○林委員   これたしか平成31年から全国が英・数・国・理・社、5科目になるんかなとホームページで見たんですけどそれで合うてますか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   英語と理科につきましては3年に一度ということが今のところ国から出ている通知でございます。ただ国語、算数・数学につきましては毎年ということになっております。以上です。 ○林委員   私もこういう統一テストみたいなのはどこもこの形かなと思ったら、各自治体でまちまちなんですね。きちっと英語が入ってやってるところもあればさっきみたいに5科目やっていらっしゃるところもあって、特に英語なんかは広島県は全体、それから金沢市とかでもきっちり英語まで入れた市内の統一学力テストというのをやられておるんです。そういった事例があって、特に英語教育は今年度からは小学校の導入に向けて大切だということでされておるので、ぜひこれも3年に一遍の国に合わすんじゃなくて毎年やっていくような形で。そうじゃなかったら全国一なんてとてもおぼつかないと思うんですね、トップレベルを目指してるんでしょう、秋田県に追いつけ追い越せなんでしょう、だったらよそよりも上回ったことをやらなあかんのに、よそよりも劣ったことをやってるんであればなかなか達成は難しいだろうなと思います。 ○寺北委員長   そうしたら次、村岡委員お願いします。 ○村岡委員   学力向上と違ってICTというのはなかなか漠然として非常に質問もしにくいところですけど、140万7,000円ということで導入からまだ試行錯誤の段階やと思うんですけど、総括的に効果を聞きたいところですが、私が考えるに今まで情報を入手するということ自体が一つの目標であった時代からコンピューターのあれで情報の入手のインフラというのはこれで整ったということで、これから大事になってくるのがその情報を組み合わせて今までになかった知識とか知恵、技術などを生み出すというのが一つのテーマになってくると思うのですが、その辺に関する成果のようなものはあらわれたのでしょうか。 ○竹内学校教育課長   このICT教育推進事業につきましては、平成27年度から芳田小学校のほうで使用していただいております。まず27年度にタブレットを11台購入はしましたけれども、1人に1台ということにはなっておりません。27年にWi-Fiの環境を整えまして、平成28年にタブレット型パソコンを13台購入して1人1台のタブレットの使用の条件を整えるとともに、特別支援学級での支援の活用も調査をしていただいております。  その中で実施しておりますが、事業中に子供たちのノートの書き込みをその場で写真に撮って、それをアップすることで子供がそれを使って説明をするという方法ができましたり、総合的な学習の時間等のグループ研究のまとめを発表するのにも活用してるところです。さらに理科の実験には予想がつきものですけども、それをそれぞれのタブレットで予想して集計をしてまとめていくようなこともしています。視覚的に自分の考えをまとめることができて、表現力の向上に一定の効果があったと判断はしております。  今後は復習や発展問題等のひとり学習にも活用することで、基礎・基本の定着並びに応用力にも一定の成果を発揮するものと考えております。以上です。 ○村岡委員   非常によくわかりました。また、例えばそのような活動の中でコミュニケーション能力の向上ですとかチームでの相乗効果を生み出すような成果、そのようなものの手応えは実際感じられておられますでしょうか。 ○竹内学校教育課長   今まででしたら、子供たちというのは自分のノートを見ながら発表するだけですのでなかなか伝わらない部分も、実際の文字でありましたり映画を見せて提示することでコミュニケーション能力は高められるものと考えています。  また、タブレットでそれぞれが自分の考えをまとめているものをグループの中で話をすることで、グループ間でのまとめの発表にも役立っていると思っております。以上です。 ○村岡委員   それとは逆に、現状の知識とは逆に融合していないものもあると思うのですが、その点から悪影響のようなものはなかったのでしょうか。 ○竹内学校教育課長   家庭で使うスマートフォンでありましたりそんなところでの問題はあるとは聞いておりますけれども、学校で使うものに関しては今のところ悪影響は聞いておりません。以上です。 ○高瀬委員   芳田というのは割と児童の数が少なくて、一発目やるにはちょうどやりやすい規模だったと思います。これをもっと児童の数が多いところに展開すると、どうしてもネットワークの関係で多分スピードがかなりおくれていって授業がスムーズにいかないとか、あと児童が多くなるとその関係で準備の時間と片づけにかなり時間をとってしまって、真ん中の実際の先生の指導する時間がどうしても短くなるとか、多分そんな問題がもっと大きな学校に入れたときに恐らくそれが出てくるんやないかなと思ってて、そうすると思い切って太い回線にするとかそんな工夫も多分出てくると思うので、そういうところに必要な費用は算出してもらって、本当に効果がある学習環境というものを生徒さんのためにつくってあげてほしいなと思います。意見ですけど、以上です。 ○寺北委員長   そうしたら村井委員お願いします。 ○村井正委員   まず210ページのいきいき体力づくり推進事業についてお尋ねをいたします。これは政策形成の8ページにも詳しく載っておりまして、大体のことは今までの中で聞いてますからある程度のイメージはしています。  そこで具体的にお尋ねをしますが、もともと体力賞を与えるということですね。私は体力賞というのはほかにあるのかと思ってインターネットで調べましたら、昭和14年に陸軍がつくったのが体力賞と書いてありましたので、そんなものかと思いましたけども、要はこの体力賞を今現在28年度で交付された人というのは何人おってですか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   体力賞を交付した数でございますが、小中合わせて金が20個、銀が21個、銅が55個、合計96個でございます。以上です。 ○村井正委員   この場合、基準というのはこのレベルまでを達した人に対して与えるということですよね。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   委員おっしゃるとおり、国のほうで一応基準が設けてありますのでそれを参考基準にしながら、市独自の基準を満たした児童生徒に配っております。以上です。 ○村井正委員   ということは、体力的に弱い子供さんとかまた例えば障害のある子供さんの場合やったら、基準にどんな努力しても達しないということもあり得るわけですか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   基準に達しない場合もございます。ただ、本市の場合は体力調査につきましては小学校5年から中学校3年まで毎年行っておりまして、国の場合は小学校5年、中学校2年の悉皆の単発的なものになります。ですので、メダルがとれない児童生徒さんについてもまずは自分の体力がどこまで伸びたのか、あとここの体力調査は単に運動的なものから柔軟性を見る長座体前屈でありますとか、あと筋力を見る握力でありますとか、あと粘り強さ、力強さを見ます上体起こしなどもございますし、またあと本市の場合は運動習慣調査等も含めたものでございますので、総合的にということで子供たちには指導あるいは改善を図るように指導しております。以上です。 ○村井正委員   ということであれば、もう少し子供さんが一生懸命努力して、今まで例えばジャンプが30センチしかできなかったけども50ということになれば、今の話だったらそういう子供もこういう賞を与えてもええん違いますの。そうでないと、一定以下ということになればどんなに努力しても汗水流してももらえない子はずっともらえないということになれば、やっぱりできる子だけを育てることになってしまうんじゃないかというおそれを私は持ってるんですが、その点はいかがでしょうか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   委員おっしゃるとおり体力賞は外発的な動機づけとしては大事ですが、過度の競争を生む場合には委員おっしゃるとおり気をつけなければならないと考えております。ただ、適度な子供たちの競争でありますとか体力を伸ばしていくというところでは、すごく大事な部分もあると考えております。  それとずっともらうことができない児童さん、生徒さんということはもちろんございますので、小中の体育担当者会でそういった御意見、先生方からもお聞きしながらとりあえず今の基準でスタートしまして、今後そのことも含めて協議しながらこのことについては進めたいと考えております。以上です。 ○村井正委員   協議をしていただくのはいいんですが、絶対このランクまで行かんと例えば金がもらえない銅がもらえないということであれば、それやったらもうちょっと競技自体がどういう表現をしたらいいかわかりませんけども、子供を残したまま行ってしまうような事業というのは余りにも課題が多過ぎますから、どんな子供でも先ほど言いましたけども何ぼかジャンプ力がついたらその子なりの銅・銀・金を与えるということをせんと、これは余りにもできる子、できない子を分けてしまう形になってしまいますので、そこのところは協議の内容にぜひつけ加えておいていただきたいと思います。 ○寺北委員長   そうしたらがんばる先生お願いします。 ○村井正委員   まずがんばる先生とはということでお尋ねをしますが、ここの資料から見ましたら研修に取り組む姿勢づくりをする人が頑張る先生と私は理解したんですけども、頑張る先生というのは研修に取り組む先生だけですか。 ○竹内学校教育課長   このがんばる先生応援事業は、日ごろから頑張ってる全ての先生に対して何か支援策はないかと考えて実施してる事業でありまして、もともとの全ての頑張っておられる先生に何か支援をしたいというところの命名でございます。したがって、この事業に参加してる教職員を指してる言葉ではありません。以上です。 ○村井正委員   そうしたら単なる研修参加事業でええん違いますの。ここで「がんばる先生」という言葉を出すということは、研修に参加しておる先生を私は指したと思いますから、このネーミングに今のおっしゃってる答弁からしたらおかしいと思いますけどもいかがでしょうか。 ○竹内学校教育課長   先ほども申しましたとおり頑張っている先生に支援をしたい、先生方全てが頑張っていますので何らかの形の支援をしたいということで命名をしたものですので、御理解をいただけたらと思います。以上です。 ○村井正委員   これは資料を読ませていただいたら、研究にかかる費用を助成するということですよね。そうしたら研究をする、または研修する、そこに参加する先生を応援するという名目になってくると思うんですが、それはそれでされたらいいと思いますが、ただ危惧しますのはそういうのが中心になり過ぎたら、今度子供に対する目の行き届きよりもどうしても教育委員会がこういうことをされたら、教育委員会のほうに目が行ってしまうという雰囲気になってくるのが私は非常に怖いと思ってます。  まだ今回2年ぐらいですかね、そのぐらいですからそれほど浸透してるかどうかわかりませんけども、より子供たちとのかかわりを持っていく先生をいかに職場でしていただくかというのが一番課題やと思いますので、こういうのが続きましたらどうしても教育委員会のほうに目が行ってしまうように私は思うんですがそういうことはあり得ませんか。 ○竹内学校教育課長   もともと先生方は子供たちと接して、子供たちに指導していくのが仕事だと思っています。もちろんそのための手法等について日ごろから教職員というのは研究をしております。その研究を支援したいということですので、決して別の研究だけに夢中になってということではありません。以上です。
    ○村井正委員   そうしたら補助研修事業ということで、こういうネーミングそのものをもう一回検討していただく必要があるんやないかと思います。以上で終わります。 ○笹倉教育長   ネーミングに随分こだわりをいただいておるようでございますが、教員は官制研修でありますとか強制研修といいますか、国・県または市、我々が計画した研修、年次研修でありますとか初任者研修とか中堅教員研修いろんな研修を義務づけているわけですけれど、そのテーマをそれぞれがそしゃくしてさらに自主的に自分は伸びていきたい、新しいアイデアの教育方法を、またはそのテクニックを開発していきたいこういう教師がいるんです。そういう先生方をやはりどこかで支援して、無理してるところもあろうと思うんですがそういう若い先生方を支援する方法はないかと考えた上で、先ほどから林委員さんのほうからもいろいろと出ておりますけれども本当に教育現場は苦しんでます。その中で、どういう突破口を図っていかなきゃならないかと本当に苦慮して考えた中で支援していきたい、こういう若いやる気のある先生方を支援していきたい。  今、学力向上推進委員の話も出ましたが推進部会として各学校からそれぞれチーフとなっているような、30代の若い人たちが多いんですが今西脇市でこれから頑張っていこうという若い先生がいます。その先生たちのいろんなヒアリングを私2年間やったんですが、その意気込みをどんな形で返してやったらいいかと思いました。  ことしは先ほども全国学力・学習状況調査の話もありましたけれども、ことし全国トップの学校が出ました、小学校で。その方法なんかを開発して、ノウハウであるとか中には全ての授業の写真を撮って、それを毎日実践して研究をやってるという学校もあらわれました。そんな形がトップにのし上げていったんだと思います。みんなでノウハウを共有し合っていかなければならないなという段階に今来てるのですが、そのような新しいアイデアもここから生まれました。そういう形で支援していくことを私たちは目指していますので、まずそれをその若い先生たちのやる気を引き出していって市の学力向上に役立てていきたいための一つの対応として28年度にやったということであります。  効果があると見ておりますので、29年度も引き続いて新しいこのアイデアを求めていきたい思いでやっております取り組みでありますので何とぞ御理解いただきたい。そういうネーミングのためのがんばる先生という意味と、捉えていただけたらありがたいなと思っております。以上です。 ○村井正委員   私の捉え方とは大分違いますけども、要はいろんな研修とか独自でするというのはそれはそれで私は結構やないかと思いますが、ただその応募した人が頑張る先生で、もっと子供とふだんからずっとつき合ってる、そして子供を指導していく、ここへ参加しないけども指導していくという人は頑張る先生でないという色分けになるおそれがありますよということを私は申し上げてますから、そこのところはこのネーミングも再度考えていただいたらと思います。 ○寺北委員長   そうしたら坂部委員。 ○坂部委員   表現のプロを学ぼう事業ですけれど、28年度から新規で。ピッコロシアターの劇団員の方が来られて、発声の方法とか表現の方法とか5年生を対象に各学校やられたんですね。何月か忘れたんですけど、重春小学校の授業を見にいったんです。正直に言います。一生懸命3人の劇団員さんの話を聞きながらやってる子供もいるかわりに、遊び的なこともあるからあんまり熱心じゃなくて横でふざけてるとか、だけど3人の劇団員さんはそれを叱らないし、こっちおいでよとなだめながら何とかそうしてるとこあるんですけれど、実際またことしもついておるんですけど何年計画ぐらいでまずやられようとしよるんですかね。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   表現のプロでございますが、まずこの事業の目的としましては今度の新教育課程でも出ておりますが、子供たちの学力の定義の中で知識・技能だけではなく、思考力・判断力・表現力、特にその表現力の中でもコミュニケーション能力というのはすごく大事だと言われておりますので、基本的にはまず最初3年間この事業を行いましてその効果のほうを見ながら今後も継続していくかどうかは検討したいと考えております。以上です。 ○坂部委員   1時限だけ年に1回5年生やって、次またことしも5年ですから新5年生がまたやってそれが効果あるかどうかはなかなか、今見据えてという話ですけれど、表現のプロを学ぶ、じゃあそれを受けてどのように表現力がついたりしてコミュニケーション能力ついて発声力がついたら子供たちいいわけですよね、それを受けて授業に反映したり学校にどのように次のステップ。研修受けて5年生の子供にとってみたらある子はそういうのもええなと思ったというだけやけどそれで終わってしまう。次のステップね、表現力をしたら5年生の子は表現力のあるどこかの授業で発表するんだとかいうように発展的にせんと、5年間どうか知らん、それを受けてやっただけで終わってしまうと私は危惧するんですけど次のステップを何か考えてるんですか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   委員おっしゃるとおり単発的なもので終わってしまうとこの効果というのは薄れてしまいますので、学校の先生方と共通理解をしておりますのは、この受けた表現のプロの授業がいかに授業の中で生かされているか、また文化的な行事等でも発表の機会はたくさんございますので、その中でいかに生かしているかというところをしっかり見ていってくださいということで指導あるいはお話をしております。  昨年度は初年度で2学期が中心になったんですが、本年度は委員さん見ていただいたとおり時期も1学期、2学期のところも講師さんの都合でございますが、できるだけ前期のほうに持っていきましてできるだけ授業の中、行事の中で、先ほど言っていただいたように発声のことでありますとかあとコミュニケーション、あとそのコミュニケーションの中でも遊びにのように委員さん見えたとおっしゃるところもよくわかるんですが、ただ昔2人で遊ぶ、3人で会話をするというのが当たり前だったんですが、今の子供たちにとっては片手でゲームの中での遊びというのがふえておりますので、ああいった光景は2人、3人で話すというのは今の子供たちにとってはある意味貴重な経験になってる子も出てきておりますので、それをまた御理解いただけたらと考えております。以上です。 ○坂部委員   すぐには効果は出ないと思うんで、例えば今言うように1学期、2学期、3学期の中で分かれてきてすれば、例えば1学期ぐらいにそういう形でやられてね、一遍。1回しかできないからわかりませんけど、それを授業に生かしながら例えば23日に運動会ありますけれど、5年生は何かたとえ10分だろうと学んだ効果を出すため、評価を出すために、ミュージカル風いうたらなかなか難しいけれどやっぱりそういう表現をして、発声もしてこうやって一歩進んだんですと見せる場というのも大事かなと思うんですけれど、なかなか難しいところもありますよ、授業の時間割りも。そういうのも必要かなと思うんですけど、そこら辺も検討していただけたらと、どうでしょうか。 ○松本学校教育課主幹兼教育研究室長   繰り返しになるんですが、この表現のプロの授業が2時間のプログラムになっておりますので、その内容を即どこかの授業の中で発表ということになりますと正直幾つかの壁もございますのですぐここでは返答できませんが、そこで学んだことが委員さんおっしゃる意図としましては何かの形で生かせるようにということだと思いますので、今後また現場の学校の先生方とも話をしながらそれが出せる形になればいいですし、もし出せない場合は学んだことをいかに生かすかというところで感想文等も子供たちからもらったり、あと先生方もその場で見守るという形で参加しておりますので、それも一緒に考えて生かしていきたいと考えております。以上です。 ○寺北委員長   先ほどから学力向上の問題いろいろ議論もあるんですが、今全国的に教職員の過重労働負担、それを改善するために負担軽減で校務ソフトとかいろいろされてると思うんやけども、西脇市の現状で過重負担がかなりあると認識、教育委員会はされてますか。 ○竹内学校教育課長   先生方の勤務の時間ですけども、やはりおっしゃるとおり長いというのが実情かと思っております。 ○寺北委員長   私は今の過重負担を解消しない限り、子供たちの学力の向上はないと見てます。そういう面では余り期待してません。そういう条件がそろわん限り、学校の先生方が生き生きと授業に臨む、または子供たちと遊んだりいろいろすることが学力向上の最低条件ではないかと思いますので、その点の改善というのも西脇市の学力向上を考えるんでしたら、そういう意味での人的ないろんな条件整備というのは考えるべきではないかと言っておきたいと思います。以上です。  そうしたら次、第5項社会教育費221ページから第6項の保健体育費248ページまでを議題としたいと思います。  資料が出てますので、発言の委員は挙手をお願いします。 ○村井正委員   これはページ数で言うたら240から242になりますが、図書館のことでお尋ねをします。サテライトの使用状況。 ○宮﨑委員   244ページ、西脇多可新人高校駅伝競走大会補助金に絡んでのことです。 ○坂部委員   本来は第2款の総務費の市長交際費の中の全国大会等の出場という分でなかったかなという感じはするんですが、全体的に補助金関係が個々に出てるので、今からのスポーツ振興補助をどうするんやというのを一遍質問したいと思います。 ○寺北委員長   ほかないですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら村井委員お願いします。 ○村井正委員   それでは資料を出していただいてますので、各サテライトの貸し出し及び返却状況、資料4これからお尋ねをします。  私はこれを見て各サテライトによって差があるんやなというのを感じたわけですけれども、まず図書館の担当としてはこのサテライトというのは有効に使われておるかどうかについてどう考えておられるのかお尋ねいたします。 ○山本生涯学習課長兼中央公民館長兼新庁舎建設室文化機能連携担当主幹   今お尋ねの各サテライトの状況等をお手元のほうに、貸し出し及び返却状況(件数・冊数)ということで資料を提出させていただいてるとこでございます。  まず現状から申し上げたいと思いますけれども、表を見ていただいたとおりでございますけれども、新図書館がオープンしてからということになりますので27年度につきましては10月から3月末までの期間となっております。また西脇市役所の返却については、28年5月から返却ポストを設置して本の回収を行ってるところです。  現在この状況を見ておりますと、27年度10月からになりますけども1,380冊の返却、それから28年度につきましては6,094冊ということで、単純に見ましてもかなりその数を上回ってるようなことから、利用者の方々のサービスの向上に役立ってるのではないかと考えてるところでございますので、今後とも継続していきたいと考えております。以上です。 ○村井正委員   例えばこのサテライトのほうからもうちょっとこうしてほしいとか、例えば今のサテライトの中にはずっと図書館の職員さんが行かれてますけれども、そこの別のときに、みらいえの職員さんが行かれたときにそれを一緒に持って帰ってもらうとかそういう注文みたいなものは今出てませんか。 ○村上館長補佐   各サテライトのほうからの御意見ですが、せんだってサンパル日野さんとこみせん比也野さん等に今サテライトを図書館のほうで続けてますが、どうですかということもお聞きしたんですけども特に問題はないですよと、住民の方からも特に苦情とかいったものもないですし、特に比也野のほうでは住民の方から大変喜ばれているということのお声もいただいております。それに当たって今後継続することもお願いしたんですけど、その辺のところも全然支障はないということのお返事をいただいております。  また私どもはサテライトのほうに図書の返却、回収等を行かせていただくんですけども、あくまでそれはそれのみということでさせておりまして用事を頼まれるということはめったにないんですけど、また頼まれたので運ぶようなことでしたら特に、一緒に持って帰らせていただいたりさせていただくことも可能かなと考えております。以上でございます。 ○村井正委員   返却は大分定着をしているのかなと思いますが、例えば今貸し出しの件数というのは郷土資料館のほうは比較的数が多いんですけども、現在は貸し出しの申し入れはネットだけですか、電話とかそんなんは今のとこないんですか。 ○村上館長補佐   電話でもお受けしております。以上です。 ○村井正委員   私この前ずっとこども園を回らせていただいたときに、こども園は若いお母さんがたくさん子供さんを送りに、また迎えに来られますが、例えばそういう親御さんが行かれたときに渡してという協力なんかをいただく発想は今どうでしょう。例えば芳田でしたら返却も少ないんですが、なかなかあそこまで行くというのが大変かなと思って、若いお母さんなんかは割とこども園に行かれますから、そういうことの検討ができるのかどうかというのをお尋ねしたいと思いますが。 ○村上館長補佐   またそういうお声がありましたら可能かどうか、また館内のほうでも検討していきたいと思います。以上です。 ○山本生涯学習課長兼中央公民館長兼新庁舎建設室文化機能連携担当主幹   現在こども園につきましても小学校等々と同様に団体貸し出しという方向性で今考えてるところでございますので、そういった点で貸し出しの増冊ということも考えてございます。以上です。 ○寺北委員長   それでは宮﨑委員。 ○宮﨑委員   西脇多可新人高校駅伝競走大会の今後の運営について、6月の文教の委員会でしたかそのときには今後については西脇市の陸上競技協会、体育協会と前向きに調整しておりますという答弁があったように思いますけれども、大会は毎年2月ということになっております。その後どのような状況になっているのか、できましたらお答えをいただきたいと思います。 ○寺北委員長   どうしましょう、これ決算ですから29年度の事業についての進捗ぐあいということで言えばきょうの場じゃないですね。 ○宮﨑委員   どのようになってるかだけでも聞くことはできませんか。 ○寺北委員長   一応今年度の事業ということで、西村室長。 ○西村生涯学習課主幹兼スポーツ振興室長   6月議会にもあったんですが、本年度5月15日と6月14日付で実行委員会の実行委員長名で要望書を御提出いただいております。  まずこの大会は平成21年の第1回大会こそ西脇工業高等学校で事務局を置いて開催されましたが、それ以降ことしまで西脇市及び多可郡の両陸上競技協会主体で開催されてきました。  要望内容につきましては、西脇多可新人高校駅伝競走大会事務局に西脇市から再任用職員等の派遣、または中長期的な大会継続を見据え、行政内部に事務局の設置をお願いするという内容でありました。  初めの要望書では、再任用職員の派遣または補助金の増額を要望されていますが、その後、当協会役員との聞き取りの中でこの内容だけでは長期継続することが難しい旨を確認するとともに、継続に向けた調整を行う中で再度要望書の提出がありました。その内容が行政内部での事務局の設置を要望されるものでした。  この大会は、地方創生の時代において駅伝のまち西脇市をPRする上で価値の高いイベントであることは周知のとおりだと思います。要望書が提出された後、協会役員との調整及び庁内でも検討した結果、今後このイベントが市民にとって価値の高い大会になるよう、また市民主体のおもてなしが行えるよう本年度から事務局を受け、第10回西脇多可新人高校駅伝競走大会を実施する方向で調整をいたしております。  なお、競技運営及び協賛金のお願い等につきましては従来どおり西脇市及び多可町両陸上競技協会にお願いすることといたしております。以上です。 ○宮﨑委員   そうしたら事務局を今までは持たれてなかったのを市のほうで事務局は担当するということ、それとそのほか要員と資金とかは今までどおりということになるのでしょうか。 ○西村生涯学習課主幹兼スポーツ振興室長   本年度に限っては当初予算に上がってるとおり、市の補助といたしましては100万円の補助で続けてまいりたいと考えております。以上です。 ○宮﨑委員   そうしたら、これからも積極的に市がかかわっていただいて続けていくめどが立ったということで、もしできましたら市長に思いをお願いしたいと思うんですけどよろしいでしょうか。 ○寺北委員長   お金のことは言うてないよ、来年度以降の話はまだ。 ○片山市長   今説明がありました。この間も足立幸永先生が市役所のほうに来られて、東播駅伝のことについて依頼に来られました。皆さん御存じのとおり、思い起こせば私たちが高校生のころから西脇高校の伝統がスタートして、こういう何の伝統もなかったところからすばらしい一つのブランドと言っていいんですかね、西脇市の誇れるものができたと思います。  ただ関係の委員さん方も薄々お聞きになってる方もおられるかとは思うんですけども、過去数年、特に去年、何人もの携わってる方からもう限界やと、もう無理やということを直接聞くこともありました。なぜ無理なのか、なぜ限界なのかということについて一つ一つ深くは聞いてませんけども、今説明があってまた申し入れがあったようなことが一つ原因かなと思っています。  これは多可町さんとタッグを組んでやっている事業でありますし、また新しいJRの跡地の道が完成をしますと、そこが新しいルートでもっと夢のある、例えば伊那駅伝なんかはテレビで放映をしてるそうです。今の状態で鋭角に曲がってる道ですと、テレビの中継車がなかなか入りにくいということも以前に戸田町長のほうからお聞きしたことがあります。そういう部分でこの大会は西脇市としても盛り上げていきたい。ただ未来永劫続けるんかというのはまた別の話でございます。投資効果があって十分な西脇市としてのブランドが発揮できることがまず第一条件やと思います。 ○坂部委員   事務局持って今の体制でこなせますか、こなせるしか言われへんやろと思うけどかなりしんどいでしょう。ことしへそマラソンも何十周年やったっけいろんな分で、人員1人減ってますよね。これは人事的に考えてあげんとちょっとしんどいん違うんですか、人事はそういうのは全然あれですか。 ○山口総務課長   状況は十分承知してるところでございますので、検討中ということです。 ○寺北委員長   ほかございますか。  スポーツ振興の補助金の関係で、どうぞ坂部委員。
    ○坂部委員   2款の総務費の中で、実は全国大会等へ出場された場合、市からのお祝い金ですね。市長交際費の中で出されて、全国大会へ行かれたら3万円、1万円とか。  今回西脇スポーツ少年団が台湾、県のスポーツ少年団の大会で勝たれて行かれて、多分市長交際費の中のお祝い金3万円かなと思うんですね。それからもう一つ、どこがこういう場合あるかいうたら例の文化スポーツ振興財団からの補助金があるんですね。これは団体ですので海外の場合は多分10万円やったと思うんですけれど、まず今回どんだけ、県のもあるかもわかんないですけどまずどんだけ出たかというのを確認させていただけますか。 ○寺北委員長   それも今年度の話ねんな。 ○足立秘書広報課長   ただいま御質問いただきましたスポーツ少年団の野球の件だと思うんですけども、市長交際費からは3万円の支出を行っております。 ○西村生涯学習課主幹兼スポーツ振興室長   文化スポーツ振興財団のほうでは、スポーツ大会等参加助成金支給規程に基づいて10万円のお支払いをしております。  県のほうは、スポーツ少年団のほうから聞いておる金額ですが30万円ということをお聞きしております。 ○坂部委員   委員長に指摘されたように、じゃあ今年度事業でどうやというとこあるんですけど、今の市長交際費で一生懸命市長先ほど新人駅伝の話も市で誇れるという形で、子供たちがスポーツ少年団でやってる、この前JAの北播磨の大会を今やってるんですけれど、準決勝に進んでる4チームのうち3チームは西脇市のスポーツ少年団なんですよ。一生懸命野球も子供たちがいろんな形でやられて、保護者の方はもちろんその監督やコーチ含めて指導されて、西脇市のスポーツのやられてる少年の力、レベルも高いし県でも結構優勝したりするわけですね、だから西脇でいうたら誇れるんです。それの分で市長交際費、財団を別とすれば3万円はちょっと少ないかなと思うんです。  実は言いますけれど、じゃあもっとふやさんかいという話をしたら市長交際費やからそれをどうやいうのはないんですけど、補助金レベルの問題が出てくるかなと思うんですね、そういう形で今発言してるんですけど。  実は間違うとったら言うてほしいんですけど、2年か3年前に同じスポーツ少年団の小野東スポーツ少年団が同じように台湾へ行った。200万円やったかなと思うんですね。それからその前ぐらいに三木、これも三木も行ったと思うんです。これは1人当たりに出張費掛ける部員数ぐらい出たと思うんですね、200万円ぐらいになっていうて寄附も集めてされてるんですけど、これは後の議員討議みたいな感じで、じゃあ補助金をもっとアップを考えろみたいな形になるんかどうかいうのは私だけの意見なんで、あと考えていただいて皆さんの意見も聞く場があったらええかなという感じはしてるんですけれど、子育てしやすい町と実現と市長は言われておるんですね。もちろん福祉なり結婚、出産、育児も皆そうですけどやっぱり子供たちがそこで一生懸命頑張ってるんや、目指すとこプロが一番いいと思うんですけれど、そういう西脇は子供のスポーツが振興、野球だけじゃないサッカーも含めてみんなですけれど、そういう形であれば子育てのしやすい町の一つだと思うんですね。そういう面で、これはじゃあ補助金上げる気持ちあるの言うたってなかなか検討できないと思うんですけれど、それは委員長に任せて委員討議やりながらどういう落とし方をするんか私はちょっと悩んでるとこですけど、じゃあ補助金レベルも今後検討されますかぐらいは聞きましょうか、どうでしょうか。 ○寺北委員長   これは決算審査ですのでなじまないと思います。そういう面で言えば、今から残されてるのは一般質問という中でこの問題を議論してもらうのはいいと思いますので、きょうのこの場ではもうこれでなしということにします。 ○坂部委員   補助金アップするための例えば委員の皆さんどうですか、意見を聞く場も無理ですか。 ○寺北委員長   無理です。それは決算ではないですという意味ね。  ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので教育費は終わります。  それでは第11款災害復旧費247ページから第14款予備費250ページまでを審査したいと思います。  発言のある方おられますか、ないですか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは歳出の総括ということでございますか、ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら今4時ですので、4時15分まで休憩したいと思います。できたらきょう、朝5時で終わると言ってたんですが歳入は終わりたいと、一般会計は終わりたいと思いますので時間の調整はまたさせてください。そうしたら4時15分再開ということでよろしくお願いします。                 休憩 午後4時00分            ───────────────────                 再開 午後4時15分 ○寺北委員長   それでは再開したいと思います。  それでは歳入で、最初に第1款市税について、1ページから4ページについての質疑を行いたいと思います。 ○林委員   市税について。 ○寺北委員長   ほかありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは林委員お願いします。 ○林委員   この間、委員の皆さんには4市の28年度の市税状況をいただいて、それを見ますと西脇市と加西市が前年度割れで、一見2市が負け組かなと思うんですけども、加西市は平成19年度からほぼ上り調子でずっと市税ってふえてるんです。若干下がる年度っていうのもあるんですけども、基本的には右肩上がりになってます。その中の28年度が少し下がった。ところが西脇市というのは平成20年以降ずっと一度も前年を上回ることが、23年が一回上がった以外は大体ずっと下がってきて、28年度が48億円という状況の中ですけども、このまま行くと西脇がひとり負けっていう状況にも見えてくるんです。  その中で昨年の6月か9月に市税の目標を持つべきではないかという質問をさせていただいて、その後にこの6月定例会のときにもあれはどうなったんだという話をして、9月には目標値を出しますということだったんですが、まずは今後この28年度までの状況を踏まえてこの後何年に何ぼという市税目標を持つのか、もう答えは出てると思うのでお聞かせいただきたいと思います。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   市税目標額の設定についてのお尋ねでございますけれども、現状で今設定しておりますのは、今から先10年後、9年後になるんですが平成38年度において45億円の市税収入ということを目指してまいりたいということで考えております。これにつきましては、現状におきまして向こう10年間の収入の予測見込みを立てておるんですけれども、これで大体平成38年度は恐らく市税はこのまま行きますと41億9,000万円余りになるだろうという見込みを立てておりまして、それを上向きにするということで38年度において45億円を目標という形でいたしたいと考えております。以上です。 ○林委員   10年後45億円と寂しい計画かなと思うんです。40億円台の市税というのは北播4市でも西脇だけなんです、ほかのとこを見たら60億円を超えてますので、という中でこの45億円というのが、多分長期財政計画の中で41億円という数字があるんだろうなと思うんですけども、そこから見れば4億円ほど上積みですが、一つには10年後の目標値ということでやるとなかなか検証が10年後、ひょっとしたら私も生きてないかもしれないような計画なので、せめてもう少しタイムを区切って、ローリングでもいいのですが3年とかせめて5年とか45億円の中の中期目標そういったものは持つべきではないか、それで検証していく。それからそこに達成するような政策を打っていくということが大事なのではないかと思うんですが、そこはいかがでしょうか。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   現時点、その税額について数年スパンというお話をいただいたんですが、今私どもで持ち合わせてる数字としましてはあくまで10年後の平成38年度時点の数字しか持ってないと、そこでの目標45億円としてるという状況でございますので、今のところは短期スパンの数字については設定をしていないという状況でございます。 ○林委員   短期スパンを持たないとまず1つ目は検証、いわゆるPDCAのサイクルが回せないというとこですね、10年のスパンでは。もちろん長期計画の中で単年度には出てるはずなので、それに対して何%の上積みをしていくのかという検証の仕方は可能かなとは思うんですが、少なくとも5年の真ん中の時点の目標というのは持つべきだろうと思うので、そこをもう一度考えてもらえたらなと思います。  それと一点が28年度の48億円ですが、前に聞いたときに固定資産税とかその辺の落ち込みがあるのと、それから新規企業で減免してる分があるはずですね。これが大体切れてくるのがここ二、三年の間に次々と切れてきて、その分市税はふえるというところだと思うんですが、その辺をどう見込んでるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   先ほど平成38年度の見込みが41億9,000万円ということを申し上げましたけれども、そこには減免の分は入ってない額になっておりますので、その45億円の目標といいますのは今減免してる数千万円の額があるんですが、その分も足し込んだ額ということで目標値にしてるということで御理解いただきたいと思います。 ○林委員   最後にしますけども、41億円の財政計画の金額というのは恐らく総合戦略とは関連を持ってないと思うんですね。総合戦略の人口推計と目標値ありますよね、目標値を達成した場合、あるいは2060年の話ですけどもした場合もう少し上積みもできるから、次世代が持つとすればもう少し上回ったような数値が欲しかったなというのがありますが、とりあえず45億円の目標で財政計画、これも4億円上積みで行くという10年後の目標とそれから中期計画をもって、そこにいろんな施策を充て込んでいって市税のアップを目指すやり方をぜひやっていただきたいと思います。 ○寺北委員長   28年度の新規立地の減免額、総額は今出ますか。 ○高橋税務課長   金額で申し上げますと7,765万4,700円となっております。以上です。 ○村井正委員   今の38年度、本来であれば約41億9,000万円、それを45億円と想定したいということは言葉として非常によくわかります。ただこれを本来ならばそれだけ維持しようと思ったら、現行の減少を想定した場合、例えば税金の税率を上げるとかそういうことを想定されるのか、もしくは例えば人口をたくさんふやして税を納める人をたくさんするのか、そこら辺のある程度の想定はあるのですか。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   この45億円と数字を算出するに当たりましては、私どもが考えた要素が幾つかございまして、新規企業の進出があることによる効果ですとか、また今実際の減免、先ほど申しましたその減免額がもとの原状復帰するというところ、それとまた人口の変動ですとか地価の変動というところで、特に人口につきましては人口ビジョンの中で今のままの減り幅やったらこうなる、ただいろんな施策を打っていったらこれぐらいに減少が食いとめられるという増加分とかがありますので、その分も考慮して計算した額ということで御理解いただきたいと思います。 ○村井正委員   ということは増税とかいうことは一切考えられてないんやね。 ○萩原次世代創生課長兼移住・定住促進室長兼新庁舎建設室計画調整担当主幹   そのような要素は見込んでおりません。以上です。 ○寺北委員長   ほかにございますか、市税に関して。                 〔「なし」の声あり〕  それでは市税を終わりまして、第2款地方譲与税3ページから第13款使用料及び手数料14ページまでを議題とします。  質疑のある方。 ○林委員   5ページの株式譲渡税と7ページの普通交付税。 ○寺北委員長   ほかございますか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら林委員お願いします。 ○林委員   5ページの株式等譲渡所得割交付金ですけども、当初の予算額から比べますと半分以下という金額になっております。今までの実績をずっと見ておったのですが、平成27年度が3,586万6,000円、26年が2,500万円、25年が4,100万円という金額で来てます。それが突然ぼんとかなり下がってるのですが、これはどういう現象でなったのかというのはつかんでおられますか。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   この株式等譲渡所得割交付金が半分以下になってるというところの理由ですけども、これは県に問い合わせをいたしましたんですけども、県の答えといたしましては株式の譲渡が全体的に減っていることしかわからないといった回答でございましたので、西脇市としてそれ以外はわからないところでございます。以上です。 ○林委員   平成25年以前というのはかなり額は低かったんですね、例えば24年やったら330万円とか。ですから、アベノミクスが始まって株式が好況になってからかなりの株式の譲渡税ができておったのですが、それが日経平均等では28年度が特に下がったわけでもないのに下がってるのでなぜかなと思っただけであって、わからないんであればそれ以上言いようがないなと思います。  次に行っていいですか。 ○寺北委員長   はい。 ○林委員   もう一つが、普通交付税ですが平成28年の予算時のときに合併の算定がえが始まるので、普通交付税は大体前年度よりも10%ぐらいは減るだろうということを私と渡辺課長の間で議論したというところですが、結果として見ますとそれほど下がってないなというのが実際ですけど、27年度が54億6,400万円で28年度が54億3,300万円ですからそんなに下がってないですよね。このあたりはなぜかというのを教えていただきたいと思うのですが。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   28年度の当初予算、その段階では合併算定がえの部分の削減が28年度から段階的に始まりますと、その額が28年度は10%で4,200万円を見込んでますということでございます。 それと28年度につきましては27年の国勢調査の人口それを使うということから、28年度の分といたしましては27年度から比べますと約3億円減の51億5,000万円を見込んで予算を50億円として計上していたところです。その時点では臨時財政対策債については約8億円これを見込んでおりますので、28年度につきましては臨時財政対策債と普通交付税を含めますと59億5,000万円この数字を見込んでいたということになります。  結果といたしましては、普通交付税につきましては先ほど言いました200万円の10%分を見込んでおると言いましたけれども、結果的には3,200万円ということになりました。 それとあわせて急激な人口減に対するその補正、これも普通交付税の中でありましたのでそれと臨時財政対策債との兼ね合い、その結果で28年度といたしましては普通交付税54億3,000万円ということで、前年度比27年度と比べますと約3,000万円の減でおさまっているところです。  しかし、臨時財政対策債を見ますと27年度が約8億4,000万円です。28年度は6億6,000万円になっておりますので、ここで1億8,000万円の減が生じておるということになります。  先ほどの普通交付税の分3,000万円と合わせますと約2億1,000万円の減ということになっておりまして、これもかなり減少しておるといったところでございます。以上です。 ○林委員   特に臨財債のところでかなり減少が見られると、臨財債は普通交付税のかわりという性質を持ってますのでここでかなり下がってるという説明でありました。  そうは言うものの、私はずっと経年の変化を見てますと平成28年度と実は平成26年度、前々年の市税、交付税、臨財債を足した金額というのはそう変わりがないんですね。26年度が119億2,500万円です。平成28年度が117億7,400万円、あんまり合併の影響、それから国調の人口の影響というのはあれっと思ったところですがこのあたりはどうですか。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹 
     26年度と比較してそない差がないということでございますけども、ことしから国勢調査の人口を使った分の減少、それから合併算定がえが始まった分の減少、それは影響があることは事実です。ただ、交付税措置されるような起債の分とかが普通交付税のほうに算入されておりますので、その分で際立った減少というものはない。普通交付税についていえば横ばいの状態が続いておるというところですので、今後厳しい局面を迎えることは間違いないところです。以上です。 ○林委員   要するに大きいのはふえ続けてきた臨財債の返還金がどんどん入ってきておるんですね、普通交付税のところに。それがあんまり差が一見ないように見えるけども、将来的にはまだわからない状況にあると。また29年度のところでそういうところもよく見ておかないといけないのですが、そういう状況にあるということであります。よくわかりました。 ○寺北委員長   そうしたら岩崎委員、保育料のはいいですか。 ○岩崎委員   8ページの特定の保育料の福祉の負担金、未収の分ですが、これがもちろん今年度からは四、五歳児が無償になりまして各園で徴収するということになってるのですが、それまでは当然市のほうで徴収を今までされておったと思うのですが、その分が443万円ほどあるわけです。  累積と思うんですけれども、この金額を今後どういうふうに徴収される予定なのか、不納欠損で落としてしまわれるのか、何年か先に。何か御予定というか、徴収の予定なんかはどういうふうに対応されてますか。 ○鈴木幼保連携課長   委員お尋ねの今年度から過去の滞納繰越分の徴収ということでございますけれども、我々としましても例年大体400万円程度、今年度で行きますと先ほどおっしゃいました443万9,190円、27年度も469万8,540円の収入の未済額が計上となっております。  通常、滞納繰越分につきましては昨年度調定額469万8,540円に対して149万5,750円の収入、収納率でいいますと31.83%になるんですけども、例年保護者と折衝しまして分納等で対応しております。その中で一番大きいのが、以前までですとこども福祉課のほうで窓口がおりましたので、児童手当ての受給の際に窓口での折衝でありますとか、あと申し出徴収という制度がございますのでそういったところを活用して過年度分については収納しております。  今年度も4月以降入りまして、6月の定時払いのときには同じようにこども福祉さんに協力をいただきまして連携して徴収をしたり、あとその時期になりますと電話等で催告をしたり今後文章を出すなりということで、できるだけ前倒しで収納対策をしていきたいと考えております。以上です。 ○岩崎委員   いろんな理由で払われないという方もあると思うんですけどもそれはそれとして、やはり今から徴収していかないと、もちろんこの方々が既に小学校の2年生、3年生になっておられたら余計払いにくいと思うんですね。未収のことなので、後ほど総括のほうでまた全体のほうで言っていいでしょうか、未収のことについては。 ○寺北委員長   結構です。 ○岩崎委員   このことについてはこれで結構です。 ○寺北委員長   ほかございますか。  この443万円のうち、現年度と過年度というのは今すぐわかりますか。 ○鈴木幼保連携課長   収入未済額の内訳でよろしいでしょうか。 ○寺北委員長   はい。 ○鈴木幼保連携課長   現年度につきましては123万6,400円、過年度27年度以前の分につきましては320万2,790円となっております。以上です。 ○寺北委員長   ほか質疑ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは次に行きます。第14款国庫支出金15ページから第15款県支出金26ページまでを審査します。  質疑のある方はございますか、ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、続きまして第16款財産収入25ページから第21款市債44ページまでを議題とします。  質疑のある方は挙手をお願いします。 ○岩崎委員   36ページ、同和対策事業の住宅資金の貸付制度ということで、これも非常に未収が多いんですけれどもこれはどういった理由、そこらがもしわかればということと今後これもどういう対応をされるのかということですけれどもこれについてはいかがでしょうか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設室まちづくり担当主幹   住宅資金の貸付金につきまして、現在、元金と利息合わせて1億3,900万円程度の滞納となっております。理由としましては本当に多岐にわたるんですが、我々も訪問徴収とか口座振替で徴収を進める中でその内訳は分析しております。特に滞納原因で多いのが生活困窮ということで失業者ですとか営業不振である件数が多くて、実際67件の滞納のうちそれが13件です。さらにほかで件数が多いものでいきますと、年金生活で年金がほかの償還に回すと生活が成り立たない、制度が始まってから昭和41年度から始まった事業になりますので、貸し付けを受けられた方が相当高齢になられて、そういった状況に陥っているという状況にあります。  そこで我々もどうしていくかということを日々考えてるのですが、実は制度上の償還の最終年度といいますか滞納がなければ貸し付けが終わる年度といいますのが平成34年5月となっております。この問題は全国的に、特に近隣市町も同じような課題を抱えておりまして、全国的には平成37年度前後にこの償還時期を迎える自治体が多くありますので、一つ、これは推測になるんですが国が全国的なことに対して何らかの方針を出すのではないかということを予想してます。仮にそういうことを国が出さない場合は、近隣市町と連携をとりながらどういった方法がいいのか、その時点で慌てないように前もって今からそういったことを協議していって対応を考えていく必要があると考えてます。  現時点でまずとるべき対応といいますのは、これまで同様訪問徴収を中心に口座振替等も推奨しまして、少しでも返してもらえるものは今の時点で回収していく地道な徴収を積み重ねていって、最終的にはそういった制度の動向も見ながら対応を図っていきたいと考えております。以上です。 ○岩崎委員   これに対してそういう集金をされる方というのは専門にいらっしゃるんですか、徴収をされる方。例えば県のほうから派遣されて、全体を通じてですけどもそういう徴収されるような方は県からの派遣なんかはあるのでしょうか。または市の中でもそういう方が徴収してるか、してますよという人があれば教えていただきたいと思います。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設室まちづくり担当主幹   この住宅資金の回収につきましては人権室の職員2人で徴収を対応しておりまして、外部に協力を求めるようなことは今のところございません。 ○岩崎委員   このことも含めまして後ほど総括で全体的なことを言いたいと思います。 ○寺北委員長   先ほど67件という数字があったんですがこれは実人数ですか。これ3つ足した、それとも延べですか。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設室まちづくり担当主幹   今3つ言われたのは新築資金、改修資金、宅地資金の3つを合わせたということ。 ○寺北委員長   はい。 ○池田まちづくり課長兼人権室長兼新庁舎建設室まちづくり担当主幹   全くそのとおりでございまして、全体で先ほど申し上げました件数になります。 ○寺北委員長   ほかないですか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたらないようですので、一応歳入については総括に入りたいと思います。  歳入についての総括の質疑。 ○岩崎委員   先ほど林委員もおっしゃった市税のことですけども、市税にいたしましてもやはり現年分でも4,000万円ぐらいありますし、全体的に見ますと2億6,600万円ぐらいありますね。  それとまた今言いましたような住宅資金の問題やら、恐らくたくさん未収の金額があるんですね。一般会計と特別会計を入れましても4億幾らという数字も出てますし、もちろんこの未収が全てとは言いませんけれども、たとえ50%でも入れば非常に市としても助かると思うんですね。  監査の方の御意見としても、特に未収対策については特に提言を申し上げたいという文言もあるんですけども、今後の未収金に対する対応をどのようにお考えかお尋ねをしたいと思います。 ○吉田副市長   全てのことにお答えできるかどうかわかりませんけれども、未収金、先ほど申しましたようにそれ相当の事情があって収納できない。先ほどありましたように、生活困窮であったり病気であったり死亡であったり、居所不明であったりというものがたまってきているというのが住宅資金なんかでいいますとその状況です。これは回収するといっても、何ぼ人を入れても生活困窮してる人からお金を徴収するというのは物理的に無理な状況もあります。ですから、未収金の本来払えるのに未収で終わってるについては積極的な集金をしていくしか手はないと思っております。  難しいんですけど以前から、きょうも議論ありましたけども未収金を対策するチームを一つでつくるということもあるわけですけれども、これも研究したときに自分のとこの課から手が離れるとやる気を起こさないんですね。例えば住宅資金の担当をやってます。ある一定の年月たつと未収金対策室に行きますとなると、未収金対策室は最後の部分だけをやっていかないといけないと。担当課のほうは3年とか5年たてば手が離れるので、それまである程度ぶるんぶるん言わせておけば済んでしまうというこういうジレンマがあるということも以前の検討の中で出てきたわけです。  そういう意味で未収金対策室をつくれば物事が解決するかというとそうでもない中で、先ほど申しましたように未収金については各担当課がそれなりの努力をしていくしかないと思っております。もし何かいい方法がありましたら、またお教え願えたらと思うんですけれども、県の力をかりるわけにもいかない部分もありますので、我々自身が努力する以外にはないと思います。以上です。 ○岩崎委員   今副市長くしくも言われましたけども、本当に払えるのに払わない人、やはりそういう人たちは徹底的にやっぱり調査をしていただきたいと思いますし、特に市税なんかは国民の義務ですから、税金を払うということは。そこらも十分に考慮していただいて、十分な調査をしていただいて未収のほうの回収をよろしくお願いしたいと思います。 ○林委員   以前にこの問題を私も委員会でやったことあるんですけど、私は常にずっと債権管理課をつくって債権を一元管理する、弁護士を入れるということをね。弁護士入れるコストと持ってこられるコストということもあるんですよ、ただあるんですけども公正と公平をきっちり、払う人と払わない人が、払えなくじゃなくて払わない人が出てくるというのはまずいでしょうと。たとえコストがかかったとしても、それはやるべきなんじゃないかということを議会の中でもかんかんがくがくやったんですけど、私一つには一元管理して、だって滞納する人一緒なんですよ、結構多いんですよ。給食費払ってない人が国保も払ってないとか結構関連性というのはあるので、それをばらばらにやってますのでそこをもう少し。  収税対策室のほうでやるんやいうこともありましたけど、その辺をもう少し私は煮詰めて、特にある程度の金額になったら不納欠損で落とす、債権管理条例をつくったりもしてしまったので年限が来れば、昔は恐る恐る言いよったやつが今は当たり前のように何か悪いんですかみたいな感じでぽんと紙出されて今回も出てますよね、放棄したやつ。昔はそんな簡単には出てませんでしたから、そういうふうになってしまったので、もう少し私は徴収ということに関しても債権管理ということはきっちりやっていくべきなんじゃないかなと思います。もちろんそこには人とコストがかかってきますけども、それを覚悟の上でやっていくべきじゃないかなと思います。 ○吉田副市長   林委員が言われるとおりで、努力するしかない。悪質な場合にはやはり弁護士を入れてでも義務を果たしてもらうということはコストがかかってもするべきことだと思います。税務課のほうでは相当頑張ってくれまして、わずかですけど徴収率は上がりつつあります。ですから未収金をどうやって回収していくかということについて、一回重点的に庁内でも議論したいと思います。以上です。 ○寺北委員長   市営住宅が100%ですかいね、回収率。ずっと続いてますね、どういうやり方か直接は知らないんですけど。  ほかございますか。 ○村井公議長   総括の質疑をしたいのですが、資料をつくっておりますので配付したいんですがよろしいでしょうか。 ○寺北委員長   はい、結構です。                   〔資料配付〕  5時過ぎるかもわかりませんけども、もし過ぎましたら了解をお願いしたいと思います。  そうしたら議長お願いします。 ○村井公議長   先ほど林委員のほうから市税についての質問がございました。ダブる分があろうかと思いますが、私のほうではその資料を見ていただいたとおりでございまして、一応市税だけではなしに自主財源という観点から資料をつくってみました。  そうしますと平成19年から10年後の平成28年度、昨年度までの比較いたしますと歳入合計に対して自主財源がかなり下がっておると。率にいたしまして15.6%下がっておるというところでございます。  これも先ほど市税が減っておるということでの話がありましたけど、その下段のその他ということで市税以外の自主財源、これも市税と同じほど下がっておるわけですね。10年で見ますと約9億5,000万円ぐらい、また10億円近いということで約1年に1億円ほどの減少ということになっております。  こういった中でずっと下がってくるということになりますと、先ほどもありましたおかげで地方交付税、臨財債等で賄いができており、また通常よりも多く地方交付税が入っておるということもございますので、今のところは行政運営をやれておるわけですが、このままで行きますと交付税頼み、または補助金頼みの行政運営になってくると思います。  そういったことから、早速に自主財源をふやすということはできないと思われますが、手数料にしても使用料そういったことも今後の検討課題にもなってこようかと思いますが、今後の事業につきましても今までと同様に他市が行うから西脇市も行うという安易な事業運営がなかなかできないと思っております。まず初めにこの現状を見ていただきまして、どのようにお感じになったかお聞きしたいのですが。 ○筒井都市経営部長   今の議長のほうからもお話ありましたし、また市税については先ほどからもいろいろとお話をいただいております。市税につきましてはやはり歳入ですね、根幹基幹のものになりますので何とかこの市税を確保していかないといけない。  またこの表からもわかりますように、一般的な財政事業に対しましては交付税措置ということがありますので、それに見合っていろんなようにふえておるわけですけれども、やっぱり投資的なことといいますか市が何かやっていくということになりますと、市税を確保していかないといけないというのは我々も考えておるところでございますし、その中で少し目標が小さいというお話もあったんですけれども、何とか企業誘致、人口の増、また地価の上昇であったり一人一人の所得の上昇そういったものを加味しながら、何とか市税のほうは確保していくように努力していきたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ○村井公議長   自主財源が減ってきますとやはり財政力指数につきましてもかなり落ちてくるということで、現在、西脇市の財政力指数は報告がありましたが0.47です。平成19年を見ますと0.61ですね、それだけ下がってきておるということでございまして、他市と比較いたしますと三木市が0.7、小野市が0.68、加西市が0.64、加東市が0.72となっておりまして、西脇市を大きく上回っておるところでございます。  今後この2020のオリンピックが終わった後、国なりまた世界の景気動向によりましては依存財源が減ってくるという懸念も起きております。そういったことでことし、来年とで総合計画を策定される計画ですので、この総合計画につきまして従来のような総合計画ではなしに、この時点で一度検討いただいてこういった事業をよく考える中で総合計画を策定してほしいなと思っておるわけですが、この点につきましてどのようにお考えかお聞きしたいのですが。 ○吉田副市長   先ほどから議論がありますように、税収のことについて相当厳しい状態に陥るということは間違いないと思います。  ちょっと話は変わりますけども、なぜ私とこの西脇市として税収が上がらないかということを考えますと、近隣他市に行きますとある一定の土地利用ができるところが非常にたくさんあると。ああいう場所ですと我々としても発想は十分できて、インフラの投資によって経済活動を活性化させて地価を上げるというストーリーは描けるわけですけれども、悲しいかな、西脇におきましてはそういった土地利用ができる場所が限定されている。ましてやあいてるところといえば農振農用地だったりする。ですから、新しい事業展開をすることが非常に難しい地域にあるということは事実でありますし、かつて基幹産業に頼って産業構造を多重化していかなかったということについてもその一因はあると思います。これを転換していくためには、わずかな土地を企業誘致をやって多重化して、グローバルな経済の中で流されないある一定の仕組みをつくらないことには、財源を確保していくということはますます厳しくなっていくと思います。そういう中で新しく総合計画をつくるに当たりましては、しっかりとした財源計画を立てる。
     これまでも議論のありました外部評価なども入れて、選択と集中をしっかりとやっていく、この方針をもって次の総合計画に当たらないと、手放しにやっていくといずれ破綻していくということになります。  特に、今から庁舎の建設であったりごみ処理場の建設であったり大型事業が続きますので、そういった財源も確保しながらということになりますので、相当シビアに物事を考えていく必要があるかと思っております。そういったことにつきまして、今後事業の縮小、廃止ということにつきましても議会にお諮りしながら、市民の皆さんの反対はあろうかと思いますけれども、そういったことも念頭に置いて作業を進めていくということが大事だろうと思っております。以上です。 ○村井公議長   今副市長のほうからもありましたけど都市計画の変更、大きな変更は別ですけど、やはり企業誘致ができるような形の都市計画の変更とかいうものも、今のところ都市計画が障害になっておるということもございますので、そういったこともこの総合計画の中で織り込んでいくということもやっていただいたらと思います。  それとマイナス面ばっかり言いますが、実は私が調べましたところ、西脇市内で今織物工場が70軒あるわけです。その70軒をずっと今やられておる方の年齢構成をずっと調査しますと、ざっと10年しますと75歳以上が約半分近くになるという状況なんです。そういったことも踏まえていただきまして、31年度からの総合計画に反映をしていただきますようにひとつお願いをいたしまして質問を終わりたいと思います。 ○林委員   どっちの話からしようかなと思うんですけど、まず議長の資料のA割るB、自主財源比率をあらわしてはるのかなと思うのですが、この自主財源比率が市の発表してる数字と違うんです。市の発表してる数字からいくとずっと今横ばいなんです、実は。平成25年35.9、26年36.0、27年がちょっと上がって37.4、28年が36.0で、自主財源比率としてはずっと横ばいで来ているという事実、ここはどう捉えたらいいんですかね。 ○村井公議長   一般会計と、そこに出ておるのは普通会計、それの違いです。そういうことでこっちは一般会計の数字ではじき出したものですので、違いが出ておるわけです。 ○林委員   私が言ってるのは、村井議長のやつで行くとだだ下がりの、28年なんか特にがくっと下がってしまってるようなイメージと、それから普通会計ベースでずっと、ほとんど自主財源比率はそれほど影響ないかなと思うんですけども、自主財源比率で行くと横ばいであると、普通会計ベースで一般的な決算カードに基づくやつとは少し認識が違ってくる。それでも36というのは高い数字じゃないですよ、高い数字じゃないんですけどそこの違いがあるのかなというのと、それから今副市長であった土地の価値を高めるというのはそのとおりですが、その土地の価値を高めるのにどうやってやっていったらいいのだろうというので多分すごく迷われてる。  何カ月か前の日経新聞に出てましたけど、国のほうが用地の9割は農地転用を可にしていくような新聞報道が出て、そこから先のことは知らないんですけども、そういった事例を捉えて例えばそうなってきたら高松のあの辺は開発できるのかな、苺農家ができましたのでそれとの絡みもあるのかなと思いますけど、滝野まではずっと商店が張りついている状況で、西脇が建った途端になくなるようなあの状況をどうやっていくんやとか、いろんなことで土地を本当に国のほうが外してくれるのであればやっていけるんじゃないか、そういう分も期待できるのかなと思っております。 ○村井正委員   お尋ねしますけども、自主財源のその他と依存財源、例えばその他というのは債権、お金を借りとるやつもこの中に自主財源として入っとるんですか。それと臨時財政対策債もその他に入ってるんですか。 ○村井公議長   一応その依存財源に入らないものは自主財源として入っとるということなので、臨時財政対策債は入ってないはずです。 ○村井正委員   依存財源というのは借り入れした分とか臨時財政対策債、交付税、特例債やね。自主財源とほかの依存財源ですけど、例えば交付税というのは依存じゃなしに本来通常的にある国がそうしなければならないというものですから、依存財源というのは私言葉としていかにも頼ってるというイメージを持ってしまうんですけども、それと例えばきょうの話の中にも収入出ましたけども、いろんな国からの例えば株式なんかもここに入ってるんですか。あれは本来、例えば株やったら西脇でこの株の譲渡があった分を県が大体まとめて、そこからその割合に応じてそれぞれ各市町に渡すものですので、それは依存ではないと思うので、そこら辺のところをもう少し整理していただいたほうが、それも本来やったら自主財源に入るべきものじゃないかと思いますので、そこら辺の整理はもう少ししていただいたほうがいいかなと思いましたけど。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   一般的には依存財源には地方交付税、国庫支出金、都道府県支出金、地方贈与税、地方債等が含まれます。ただ村井正信委員が言われますように地方交付税については、その他の中にまたそれを区別するような必要があると言われることもございます。以上でございます。 ○寺北委員長   どっちにしても厳しいと、西脇市の先は。それで今後どうするのかということに尽きると思いますけど、この5市1町の中でも厳しい状況にあるということです。  ほか、もう歳入ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  そうしたら5時少し過ぎたんですけども、本日の審査は終わりたいと思います。  これで一般会計は終わるということですので、あすは特別会計と企業会計、企業会計もあす終わると思いますので、老健もあす一緒にやりますのでよろしくお願いしたいと思います。  以上です。御苦労さんでした。                 △閉会 午後5時08分  平成29年9月12日                               予算決算常任委員会                            委員長  寺 北 建 樹...