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平成30年 8月24日議会運営委員会−08月24日-01号

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  1. 西宮市議会 2018-08-24
    平成30年 8月24日議会運営委員会−08月24日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    平成30年 8月24日議会運営委員会−08月24日-01号平成30年 8月24日議会運営委員会                西宮市議会                  議会運営委員会記録              平成30年(2018年)8月24日(金)                  開 会  午前 9時59分                  閉 会  午前11時55分                  場 所  2号委員会室 ■協議事項   1 第15回(平成30年9月)定例会について    (1)招集日と付議事件    (2)「一般質問」並びに「会期と日程」   2 平成29年度一般会計及び特別会計決算について
      3 議会基本条例の見直しについて   4 県立西宮今津高校の議会訪問について   5 本会議場の使用許可について   6 その他 ■出席委員   大 石 伸 雄 (委員長)   菅 野 雅 一 (副委員長)   岩 下   彰   大 原   智   川 村 よしと   佐 藤 みち子   澁 谷 祐 介   田 中 正 剛   福 井   浄   山 田 ますと ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   町 田 博 喜 (議  長)   篠 原 正 寛 (副 議 長) ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   一 色 風 子 ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   市長      石 井 登志郎   副市長     掛 田 紀 夫  (政策局)   政策局長    田 村 比佐雄   市長室長    時 井 一 成   秘書課長    田 中 隆 行   広報課長    緒 方   剛   財政部長    荒 岡 晃 彦   財政課長    堀 越 陽 子  (総務局)   総務局長    坂 田 和 隆   総務総括室長  向   靖 弘   総務課長    大 植   進  (議会事務局)   議会事務局長  北 林 哲 二   次長      藤 江 久 志   総務課長    反 田 信 一   議事調査課長  新 田 智 巳           (午前9時59分開会) ○大石伸雄 委員長   おはようございます。  ただいまから議会運営委員会を開会します。  きょうは、前回に皆さんにお伝えしてますように、場合によっては1時まで延長する可能性がありますので、よろしくお含みおきを願いします。  それでは始めます。  初めに、議長の御挨拶がございます。 ○町田博喜 議長   皆様、おはようございます。  本日は、第15回定例会の開催について御協議を願うために議会運営委員会の開催をお願いいたしました。この9月定例会が円滑かつ円満に運営できますよう、皆様方の格別なる御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。  それでは御協議のほど、よろしくお願いいたします。 ○大石伸雄 委員長   次に、市長の御挨拶があります。 ◎市長   おはようございます。  第15回定例会の招集に当たりまして議会運営委員会を開催いただき、まことにありがとうございます。  本日御協議いただきます案件は、定例会の招集日と付議事件などについてであります。提出案件につきましては、後ほど担当職員から説明いたしますが、平成29年度西宮市水道事業会計決算認定の件などでございます。  議員各位におかれましては、一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  あわせて、この機会に、昨日の台風の件と、先月行かせていただきましたブラジル訪問について簡単に御報告をさせていただければと思います。  昨日から今朝にかけまして、台風20号が本市の大変近くを通過いたしまして、本市の対応について次のようにいたしました。  まず、23日午後3時に水防警戒指令を発して、午後3時30分に災害警戒本部を設置いたしました。そして、自主避難者のために、北部3カ所、南部5カ所の基幹避難所を午後4時30分に開設いたしました。午後5時30分に、私が本部長となります災害対策本部を設置し、水防指令第1号ということで第1回目の本部会議を招集いたしました。  ちなみに、私は、前々日から中核市市長会で東京に行っておりまして、昨日は、国道176号線の陳情活動で朝から国会、財務省等々へ行っておりましたが、途中で切り上げてまいりまして、問題のない時間に西宮まで戻ってこさせていただくという変更をさせていただきました。  体制といたしましては、昨晩から本日の朝8時50分まで、水防指令1号体制をしきまして、水防警戒指令に8時50分に切りかえたところでありますが、現在も水防警戒指令は継続しているところでございます。  避難情報に関しましては、本日未明の0時32分に本市に土砂災害警戒情報が発表されたことを受け、市内北部地域土砂災害警戒区域等に対して避難勧告を発令いたしました。こちらは現在も継続中であります。見込みとしては、希望的なものも含めて、12時ぐらいまでかなというふうに思っているところであります。  通行どめに関しては、国道176号線や盤滝トンネルなどで通行どめが発生しましたが、現在ではほとんど開通しております。高潮と降雨による道路冠水のため、鳴尾浜の道路が一部通行どめとなりました。現在は開通しております。  被害状況におきまして、人的被害でありますが、1件、甲子園浜の県道において、強風で倒れた道路標識にトラックが接触して、運転手の方が軽傷を負われたということ。主な物的被害といたしましては、一部報道されているそうでもありますが、西宮浜のマンションの屋根の一部が落下して車が損傷する、そして、市内数十カ所で倒木などが発生しているところであります。現状、パトロール等々、朝6時から各部局が回ったところでありますが、もしかしたら追加で出てくるかもしれません。  停電が、23日夜から24日未明にかけて、甲陽園や甲東園、段上町など約3,200件で発生いたしましたが、現在は復旧しているというようなことでございます。  以上が台風20号への対応ということで報告させていただきます。  次に、時間をとりまして済みません、先日参りましたブラジル国への訪問につきまして、概要を報告させていただきます。  1908年に日本人が移民で神戸港を出発してブラジルに移住してから、ことしで110周年を迎えることから、ブラジル各地記念式典が開催されました。ロンドリーナ市と友好都市提携を結ぶ本市として、これらに出席してお祝いするため、また、式典にあわせて開催される産業展示会で西宮の日本酒を広くPRすることを目的として、去る7月17日から24日にかけての8日間にかけて、私のほか、市長室長、秘書課や産業文化局の職員とでブラジル国を訪問してまいりました。8日間と言いましたが、4泊8日でございまして、行きは、飛行機を三つ乗り継いで33時間後に着くというようなことでありまして、また、地球の反対側ということでございまして、昼夜がひっくり返ったようなところでございましたけれども、こうした日程で行かせていただきました。  クリチバ市にまず入らせていただきました。クリチバ市は、環境都市としても名高い都市でありますが、また、姫路市の友好都市でもあります。また、兵庫県パラナ州事務所があるパラナ州の州都でもございます。こちらでは、グレッカ市長から熱烈な歓迎を受けさせていただいたことと、市内の環境政策、公共交通施設を視察させていただいた後に、パラナ州の元留学生協会が主催される夕食会において、加古川市さん、淡路市さん、兵庫県さんなどとともに、交流を図らせていただきました。  翌日は、パラナ州の政府庁舎でもあるイグアス宮殿において、パラナ州軍と兵庫県金沢副知事との閲覧式に参列させていただきました。また、日系社会が根づいておりまして、文化拠点でもある日系クラブを訪問させていただき、地球の反対側で武道やさまざまな日本文化をしっかりと引き継いでいただく方たちと交流を深めて、そのさまを受けとめさせていただいたところであります。  3日目に、友好都市でありますロンドリーナ市に参りまして、ベリナッチ・ロンドリーナ市長、市議会の方にも大変歓迎を受けました。また、パラナ州の式典が催されるマリンガ市、こちらは加古川市の姉妹都市でありますが、110周年の記念式典エキスポ移民110」と題する産業展示会が行われまして、西宮市もブースを出展いたしました。白鹿などの日本酒をPRして、1,300人もの方に試飲していただいたということであります。また、この記念式典では、眞子様と同じ壇上に上がるという大変貴重な光栄な機会をいただきましたことも付言をさせていただきます。  4日目には、サンパウロに参りまして、南米最大の日本文化イベント「フェスティバル・ド・ジャパン」を視察した後に、開拓戦没者慰霊碑を参拝した後、兵庫県人会の皆様方との夕食会に出席させていただきました。  以上が日程の概要でございますが、地球の裏側であります。南半球でありますが、緯度的には台湾の反対側ぐらいでありまして、大変過ごしやすい気候でもありました。ロンドリーナ・西宮交流協会の宮本会長など多くの関係者や、兵庫県ブラジル事務所の永田所長などにも大変手厚いサポートをいただき、地元の日系のルイス・ニシモリ国会議員にも大変温かな交流、おもてなしといいますか、お心遣いをいただいたところでございます。  若干でございますが、日本の文化を息づかせようという地球の裏側の皆様方の存在に深く感銘をしたところであります。地理的な遠さから経済的なつながりが強くないということもありますが、一方で、縁ある本市にとってこのロンドリーナ市との友好都市関係というのは大変貴重なものだということを認識したところでありまして、これが西宮市民の皆様方にこれからどう生かされていくかというのを、今、しっかりと検討して考えていきたいと思っているところでございます。  以上がブラジルの報告でございます。長くなりました。ありがとうございました。 ○大石伸雄 委員長   これよりお手元の協議事項に従い協議を進めます。  初めに、第15回(平成30年9月)定例会についてを議題とします。  まず、招集日と付議事件について説明を求めます。 ◎副市長   第15回、9月定例会を8月31日に招集いたします。  なお、付議事件につきましては、総務総括室長が説明いたします。 ◎総務総括室長   第15回定例会の付議事件につきまして、お手元の提案事件表(予定)により説明させていただきます。  当初予定しておりますのは、決算認定4件、条例制定5件、補正予算3件、一般案件5件、工事案件2件、報告11件の計30件でございます。  それでは順次説明させていただきます。  1番から4番までの4件は、平成29年度の各公営企業会計決算認定の件でございます。
     5番は、農業災害補償法の改正に伴い、農作物共済園芸施設共済などについて所要の規定を整備するものでございます。  6番は、西宮中央運動公園及び中央体育館陸上競技場等整備事業に係るPFI事業者の選定についての審議を行う附属機関を設置するものでございます。  7番は、省令の改正に伴い、サテライト型養護老人ホームを設置できる本体施設に養護老人ホームを追加するなど、所要の規定を整備するものでございます。  8番は、省令の改正に伴い、家庭的保育事業等の代替保育の連携先などについて所要の規定を整備するものでございます。  9番は、建築基準法の改正に伴い、新たな認定申請手数料などの規定を整備するものでございます。  10番は、平成30年度一般会計補正予算(第4号)で、歳入歳出予算にそれぞれ8億9,075万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,806億6,530万円とするものでございます。補正の主な内容としましては、歳出では、民生費で6億9,613万7,000円、土木費で4,875万6,000円などを追加するものでございます。また、歳入では、繰越金で8億2,904万6,000円、諸収入で5,239万8,000円などを追加するものでございます。債務負担行為の補正は、児童扶養手当システム改修業務について限度額1,717万2,000円を追加するものでございます。  11番及び12番は、国民健康保険特別会計の第1号及び公共用地買収事業特別会計の第1号の補正予算で、国民健康保険特別会計で3,885万1,000円を、公共用地買収事業特別会計で420万円を追加するものでございます。  13番は、市営住宅の家賃を滞納し、催告にも応じない者に対して、市営住宅の明け渡しと滞納家賃などの支払いを求めて訴えを提起するものでございます。  14番は、道路管理者が築造予定の1路線について市道の路線認定を行うものでございます。  15番は、平成29年度水道事業会計の未処分利益剰余金33億8,744万4,365円のうち、4億9,440万円を資本金へ組み入れ、5,470万円を減債積立金へ積み立て、7億3,000万円を建設改良積立金へ積み立てるものでございます。  16番は、平成29年度工業用水道事業会計の未処分剰余金11億3,302万6,394円のうち、340万円を資本金へ組み入れ、440万円を減債積立金へ積み立て、8,000万円を建設改良積立金へ積み立てるものでございます。  17番は、平成29年度下水道事業会計の未処分利益剰余金30億6,572万6,814円のうち、11億6,912万8,189円を資本金へ組み入れ、10億2,304万4,328円を減債積立金へ積み立てるものでございます。  18番は、青峯連絡道整備工事について工事請負契約を締結するに当たり提案するものでございます。  19番は、花の峯におけるのり面耐震補強工事について工事請負契約を変更するに当たり提案するものでございます。  20番から26番までの7件は、第3セクター等の経営の健全性等の評価等の報告をするものでございます。  27番は、公営企業に係る資金不足比率報告の件で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、報告するものでございます。  28番から30番までの3件は、現金出納検査結果について報告するものでございます。  以上が当初提案予定案件でございまして、議案書は本日発送いたします。  このほか、追加予定案件といたしまして、条例制定1件、決算認定1件、決算に係る報告1件、人事案件2件を予定しております。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、招集日と付議事件については、先ほどの説明のとおりとすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  次に、一般質問並びに会期と日程について議長の説明を求めます。 ○町田博喜 議長   一般質問の方法につきましては、これまでと同様、会派割り当て時間制によって行うこととさせていただき、会期と日程につきましては、従来の例に倣い組ませていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  なお、詳細については事務局から説明があります。 ◎議事調査課長   一般質問並びに会期と日程について事務局から説明をさせていただきます。  資料のほうは7ページをごらんください。  一般質問は、会派割り当て時間制により、所属議員数に1人当たり26分を掛けて算出された時間が各会派の持ち時間となります。この会派割り当て時間の範囲内で、人数には制限なく一般質問を行っていただくことができ、無所属議員におかれては、数会期分をまとめて1会期に使うことができます。なお、一般質問の時間は、答弁を含めた時間となっております。  また、各会派及び無所属議員の割り当て時間並びに質問者数に応じた1人当たりの一応の質問時間は、資料に記載のとおりでございます。  次に、会期と日程について御説明をいたします。  資料のほうは8ページをごらんください。  9月定例会の会期は、招集日の8月31日金曜日から予備日の10月4日木曜日までの35日間を予定しております。  会期中の日程としましては、8月31日金曜日の本会議第1日は、まず、市長から開会の御挨拶があり、議事日程に入り、会期を決定いたします。次に、平成29年度公営企業会計決算に係る案件を一括して議題とし、当局から提案説明を聴取し、その後、監査委員から決算審査に伴う意見の発表がございます。次に、条例や一般案件など、決算以外の当局付議事件を一括して議題とし、当局から提案説明を聴取し、それが終わりましたら散会となります。なお、質疑につきましては、決算以外の提案事件については9月11日の本会議第5日に、決算認定に係る提案事件については一般会計特別会計分の提案があります9月19日の本会議第6日に行っていただきます。8月31日の予定については、以上でございます。  次に、9月6日、7日、10日、11日の4日間は、本会議で、一般質問を行っていただきます。また、9月11日火曜日の本会議第5日は、一般質問が終わった後、本会議第1日に提案説明がありました事件のうち決算認定以外の提案事件に対する質疑を行い、担当常任委員会に付託していただきます。また、追加議案がありましたら、その提案説明、質疑、委員会付託も同日行います。  次に、9月13日、14日、そして土曜、日曜、祝日を挟みまして18日、以上の3日間は、常任委員会を開催し、付議事件の審査を行っていただきます。  次に、9月19日水曜日は、朝9時30分から議会運営委員会を開催していただき、常任委員会で審査された議案等について議事採決区分の確認を行っていただきます。そして、朝10時からの本会議では、まず、常任委員会で審査されました事件の委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、そして採決を行っていただきます。それらが終わりましたら、公営企業会計決算認定に係る提案事件について質疑を行っていただき、決算特別委員会に付託していただきます。次に、平成29年度一般会計及び特別会計決算認定に係る提案事件について当局から提案説明があり、その後、監査委員から決算審査に伴う意見の発表があります。意見の発表が終わりましたら、決算審査意見に対する質疑を行い、決算特別委員会に付託していただきます。なお、本会議では、決算認定に係る提案事件について、議長を除く全議員で決算特別委員会を設置し、付託すること、副委員長の定数を5人とすることを議決していただきます。また、本会議が散会となった後、引き続き決算特別委員会全体会を開催していただき、正副委員長の互選及び審査方法を決定していただきます。9月19日の予定については、以上です。  次に、9月25日火曜日から10月1日月曜日までは、決算特別委員会分科会を開催していただき、各分科会において、割り当てられた案件・区分に従い審査を行っていただきます。  次に、10月2日火曜日は、15時30分から定例会終了後の記者会見に係る議会運営委員会の開催をお願いいたします。  10月3日水曜日は、朝10時から決算特別委員会全体会を開催していただき、各分科会の主査報告の後、決算特別委員会としての採決を行っていただきます。決算特別委員会が終了いたしましたら、議会運営委員会を開催し、本会議における議事採決区分の確認を行っていただきます。そして、朝11時からの本会議第7日では、決算特別委員会で審査された事件の委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決を行っていただきます。そして、全事件が議了いたしますと、この日をもって閉会となります。  10月4日木曜日は、予備日でございます。  次に、日程案右側の備考欄をごらんください。  一般質問順序抽せん、通告の締め切り日意見書案・決議案の締め切り日、請願・陳情の締め切り日などを記載しておりますので、御確認をお願いいたします。  一般会計特別会計決算を除く議案書につきましては、本日、当局から発送されますので、後ほど議員控室に配付させていただきます。また、一般会計特別会計決算の議案書については、9月12日水曜日に発送予定となっております。  意見書案・決議案が9月4日火曜日の締め切り日までに提出されました場合、その他の案件がございます場合は、9月7日金曜日の本会議昼休憩中に本委員会を開催していただきますので、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、一般質問並びに会期と日程については、先ほどの説明のとおりとすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  次に、平成29年度一般会計及び特別会計決算についてを議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎財政部長   平成29年度の一般会計特別会計決算概要につきまして、お手元のA4横長の資料により御説明申し上げます。  なお、平成29年度決算につきましては、監査委員から市長への意見書の提出が9月11日になる予定でございまして、翌12日に決算認定案件として議案発送させていただく予定としております。また、29年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきましても、同じく9月12日に追送させていただきます。ただ、財政的な計数につきましては現時点から変わりませんので、今回御説明させていただくものでございます。  なお、説明の際、金額につきましては、百万円未満を省略して述べさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、資料の1ページをお願いいたします。  一般会計及び特別会計決算収支の状況でございます。  まず、一般会計の状況でございますが、歳入決算額はB欄で、1,722億6,200万円、歳出決算額はC欄で、1,693億6,400万円でございます。歳入歳出差し引き、いわゆる形式収支はD欄で、28億9,700万円となっており、翌年度に繰り越すべき財源――E欄の4億6,200万円を控除いたしました実質収支額は、F欄に記載のとおり、前年度並みの24億3,500万円の黒字でございます。なお、一般会計につきましては、3年連続で財政基金等を取り崩すことなく黒字を確保できたところでございます。  また、特別会計の状況でございますが、表の2行目にございますように、国民健康保険など11会計全体の実質収支額は、F欄の19億円で、一般会計と合わせた実質収支額は43億3,500万円となっております。  次に、2ページをお願いいたします。  一般会計歳入決算額の内訳と前年度決算額との比較をしたものでございます。  まず、表の一番上、05市税は、857億6,600万円で、前年度と比べ1億2,600万円、0.1%の減でございます。表の右側、主な増減の欄に内訳を記載しておりますが、固定資産税都市計画税におきましては、家屋の新増築によりそれぞれ増収となった一方で、市民税では、個人市民税が他の自治体へのふるさと納税がふえた影響により減収となっております。  次に、市税以外の科目でございますが、25地方交付税は、44億4,700万円で、公債費参入額の減少の影響などにより、前年度からは9億1,900万円の減となっております。  そのほかでは、45国庫支出金、50県支出金はそれぞれ増額となっておりますが、扶助費や投資的経費などの歳出の増大に伴うもので、80市債につきましても、投資的経費の増に伴って増額となりました。なお、75諸収入では、盤滝トンネル道路事業に係る兵庫県道路公社への貸付金12億1,500万円の償還がございました。  以上、歳入合計が1,722億6,200万円、前年度と比べまして25億8,900万円、1.5%の増となっております。  続きまして、3ページをお願いいたします。  こちらは、一般会計歳出決算額の内訳と前年度決算額とを比較したものでございます。  まず、上から三つ目の15民生費は、786億6,900万円、前年度より41億2,000万円の増となっております。これは、障害者介護給付等事業経費の増のほか、芦原むつみ保育所の整備に伴います公立保育所改築等整備事業費の増などによるものでございます。  次に、一つ下の20衛生費につきましては、病院事業会計に対する貸付金の減などにより、前年度より8億5,100万円減の149億4,500万円となっております。  また、45の消防費、こちらのほうが前年度より10億2,000万円の増となっておりますが、主に瓦木消防署甲東分署の移転建てかえ事業に伴うものでございます。  そのほか、60公債費につきましては、震災関連の市債の一部につきまして償還期間が終了したことなどから、前年度より22億9,200万円減の154億300万円となりました。  以上、歳出合計が1,693億6,400万円、前年度と比べまして25億1,200万円、1.5%の増となっております。  続きまして、4ページは、同じく一般会計歳出決算額でございますが、こちらは性質別に分類したものでございます。  まず、義務的経費では、公債費が大幅に減となりましたが、扶助費の増に加えまして、人件費でも定年退職者数の増加などによりまして増額となったため、全体では前年度比で1億9,100万円増の994億1,900万円となっております。  次に、投資的経費でございますが、130億7,900万円で、公立保育所や消防庁舎の改築整備事業費の増などによりまして、前年度から20億3,700万円の増となっております。  また、その他経費では、貸付金で病院事業会計への貸付金が大幅に減少する一方、物件費、補助費等、繰出金などが増額となっております。  次に、5ページをお願いいたします。  特別会計歳出決算額の会計ごとの内訳と前年度との比較でございまして、特別会計全体では、前年度より11億6,400万円、1.3%増の905億9,500万円となっております。  主なものとしましては、一番上の国民健康保険では、被保険者数の減少によりまして、前年度比1.7%減の506億1,600万円となっておりますが、中ほど少し下にございます介護保険が6.3%増の309億2,700万円、その下の後期高齢者医療事業が4.1%増の67億2,700万円と、高齢化の進展に伴いましてそれぞれ大幅な伸びを示しております。  次に、6ページをお願いいたします。  こちらは、主な財政指標でございますが、一番上の経常収支比率は、29年度は96.3%で、扶助費などの社会保障関係経費や人件費の増などの影響によりまして、前年度より0.4ポイント悪化しております。また、実質収支比率は前年度と同じ2.52%、財政力指数は、前年度より0.015ポイント上昇の0.928となっております。  次に、健全化判断比率でございます。実質赤字比率と連結実質赤字比率につきましては、それぞれ赤字が発生しておりませんので、バー表示になっております。その下の実質公債費比率は、29年度が3.2%で、公債費負担の減などによりまして、前年度より0.7ポイント改善しております。また、将来負担比率につきましても、29年度は18.9%で、市債残高の減少などに伴いまして、10.2ポイントの改善となっております。  次に、資金不足比率につきましては、特別会計のうち地方公営企業法非適用分のみを記載しておりまして、食肉センター特別会計が対象になっておりますが、資金不足額が発生しておりませんので、バー表示になっております。  最後に、7ページをお願いいたします。  上の表は、一般会計特別会計の市債残高の状況でございます。  29年度末の市債残高は、一般会計で1,435億1,000万円、特別会計で6億6,900万円、合計は1,441億7,900万円で、前年度末より30億7,700万円減少しております。  その下の表は、一般会計特別会計の基金残高の状況でございますが、29年度末の残高合計は359億4,500万円で、前年度末より15億4,200万円の増となっております。  決算の概要につきましては以上でございますが、ただいま御説明させていただきましたこの資料を含めまして、本日午後から記者発表させていただく予定にしておりますので、よろしくお願いいたします。
     以上で説明を終わらせていただきます。 ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、本件は報告事項でありますので、これをもって終わります。  これより後の協議事項は主として議会にかかわるものでございますので、当局の方には退席していただいてよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   それでは、当局の方は御退席ください。   (説明員一部退席) ○大石伸雄 委員長   次に、議会基本条例の見直しについてを議題とします。  議会基本条例及び同条例施行規程で次の議員任期に向けて見直すべきところについて、今回も、正副委員長案、協議が必要なものに区分けしたものを資料に添付しておりますので、この項目ごとに協議を進めていきたいと思います。  なお、前回の本委員会で仮決定したもの、検討会議の協議終了後、見直しの要否を検討するものについては、資料9ページ以降に取りまとめておりますので、後ほど御確認ください。  まず、条例見直し意見分の正副委員長案について事務局から説明してもらいます。 ◎議事調査課長   議会基本条例の見直しに係る正副委員長案について御説明させていただきます。  資料のほうは13ページをごらんください。  附則第2項、条例の見直しに関する規定でございます。  現在の条例では、「一般選挙を経た任期開始後、速やかに見直しを行うものとする」との規定になっております。前回の委員会では、提案会派から適宜または必要に応じて見直すという規定にしてはどうかという御提案があり、その御提案に賛成される御意見や、条例の見直しの場がなくなってしまうことにならないかとの御意見もございました。  これらを踏まえまして、正副委員長案では、「必要に応じて検討を加え、条例を見直す」という規定とした上で、見直しの手続の規定を、これまでの附則ではなく、条例本則に規定することによって、よりしっかりとした位置づけとしてはどうかとの提案内容となっております。  それでは、文案のほうを朗読させていただきます。   第12章 見直し手続き   第19条 議会は、市民の意見、社会情勢の変化等を勘案し、必要に応じて検討を加え、その結果に基づき条例を見直すものとする。 以上のとおりでございます。  議会基本条例に係る正副委員長案はこの1件でございますので、御協議のほど、よろしくお願いいたします。 ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。今の説明に対しての質問が何かあれば。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、各会派でこれについてどういうふうな御意見があるか、各会派から御意見があれば御披瀝願いたいと思います。 ◆澁谷祐介 委員   提案会派としてこの内容はとてもいいと思います。異論はございません。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   皆さんの御意見を聞く前に、提案会派から正副委員長案で結構ですというような意見がございました。提案会派からそういうふうに出ましたので、この正副委員長案に関して、この提案でよろしいでしょうか。皆さん、納得していただけますか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   御意見がないようなので、この正副委員長案、提示させていただいたとおりでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。  これについては、今協議がまとまりましたので、とりあえず仮決定の分類にしたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、条例施行規程見直し意見分の正副委員長案について事務局から説明してもらいます。 ◎議事調査課長   施行規程の見直しに係る正副委員長案について御説明させていただきます。  資料のほうは13ページの下の表をごらんください。  まず、第4条第2項第2号、議長、副議長の役割における危機管理上の配慮として議長、副議長が同時に市内を離れないよう心がけるとの規定についてです。  前回の委員会では、正副委員長案としては「やむを得ない場合を除き」という部分を削る提案となっておりましたが、議長経験のある委員の方からは、現実的に公務としての事例も想定されるため、従前の規定でよいのではないかとの御意見がございました。  正副議長と御協議の上、正副委員長案の再提案を用意いただいておりますので、朗読させていただきます。   (2)危機管理上の配慮として、公務上やむを得ない事情があると認められるときを除き、議長及び副議長が同時に市内を離れないよう心掛けること。 以上のとおりでございます。  続きまして、資料の14ページをごらんください。  第13条、視察の規定の第1項第3号です。  前回の委員会では、正副委員長案としてこの第3号自体を削除するという提案となっておりましたが、議会改革特別委員会で当時議論されたことが見えにくくなる、懸念されるとの御意見が副議長からございまして、また、提案会派の公明党議員団からは、国や民間企業を視察する場合を指していることなど、現在の条文においても読み取れないとの御指摘をいただいておりました。  以上のことを踏まえ、正副委員長案の再提案を御用意いただいておりますので、朗読させていただきます。   (3)地方公共団体以外(国及び法人その他の団体等をいう。)を視察しようとする場合においては、委員長及び副委員長は、必要に応じて視察先との調整を行うよう努めること。 以上のとおりでございます。  続きまして、同じ第13条の第3項でございます。  こちらも、前回の委員会では、第3項の規定中、条文を大幅に削るという提案内容となっておりましたが、視察に関する標準的なスケジュールを定め、各委員がそのスケジュールを認識した上で正副委員長に協力するという意図が、先ほどと同様、見えにくくなる、懸念されるとの御意見を副議長からいただいておりました。また、提案会派からも、提案内容は条文を削るという趣旨ではなく、適切な内容に改めてはどうかという提案である旨、改めて御説明をいただきました。一方で、前回も御説明させていただきましたように、視察の標準的なスケジュールというのは常任委員会運営ガイドラインにも記載されており、柔軟に見直しを行っていくという観点からも、ガイドラインに一本化して整理するというメリットもございます。  以上の点を踏まえ、正副委員長案の再提案を御用意いただいておりますので、朗読させていただきます。   3 視察の標準的なスケジュールは、別に定める常任委員会運営ガイドラインの例によるものとし、委員は、委員長及び副委員長の提案する視察の実施に協力しなければならない。 正副委員長案は以上のとおりとなっております。  なお、このたび公明党議員団からいただきました具体的な視察のスケジュールの見直し内容につきましては、別途、ガイドラインの見直しの際にこの案をもとに検討させていただき、御協議いただきたいと考えております。  議会基本条例の見直しの御協議により、このほかにもガイドラインの見直しが生じる場合もございますので、御協議が一通り終わりましてから、ガイドラインの見直しについては提案をさせていただきたいと考えております。  施行規程に係る正副委員長案は以上で全てになりますので、御協議のほど、よろしくお願いいたします。  以上です ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対して、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、今3項目あるんですが、これは3項目とも公明党議員団からの御意見でございますので、公明党議員団から、今の3項目について新たな提案ないしは何かあれば御意見をお伺いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◆山田ますと 委員   正副委員長案に賛成しておりますので、よろしくお願いします。 ○大石伸雄 委員長   今、提案会派の公明党議員団のほうから、この3項目について正副委員長案で了解したということでございますので、皆さん、それでよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   それでは、ここの議会基本条例施行規程の3項目について、正副委員長案のとおり仮決定とさせていただきます。  次に、施行規程見直し意見分の協議が必要なものについて協議を進めます。  まず、事務局から説明があります。 ◎議事調査課長   会派・ぜんしんからの一問一答の御提案に関しまして、前回の委員会で田中委員のほうから、施行規程第7条第2項に「議員の1回目の質問及び答弁者の1回目の答弁は、一括して行う」との規定がありますので、その規定のまま試行運用を行っても法的に問題はないかとの御質問をいただいておりました。  このことにつきまして法制担当にも相談をいたしましたところ、例規上、1回目の質問・答弁は一括して行うことというふうに明確に規定されておりますために、また、当該規定の例外規定、例えば議長が認めた場合はこの限りではないとか、そういった規定もございませんため、試行の場合であっても何らかの例規上の措置を行うほうがよいのではないかという御見解をいただきました。  なお、例規上の措置といいますのは、例えばになりますが、附則に第何条の規定は当分の間何々とするといった規定を設け、試行でなくなった際には当該規定を削除するというのが一般的によく用いられる手法であるとのことでございました。御協議によりまして今後もしそのような必要が生じてまいりましたら、条文の御提案等を改めてさせていただきたいと思います。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   今、事務局から説明がありましたが、一応前回、持ち帰ってこのことについて次回に意見を披瀝してもらうということになっていたんですが、皆さん、いかがでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   ないようでしたら、提案会派から何か御意見がありましたら。 ◆澁谷祐介 委員   事務局から提案された内容について特に意見はありません。  各会派に依頼されている事項が、よいと思われる方向について、各会派で御検討の上、次回の委員会で御披瀝くださいということでしたので、そちらについて申し上げると、前回言っていた話と一緒になりますが、現在の一括と分割、一問一答といった形を選択制で選べるようにするのが、傍聴側にとってはわかりやすいという趣旨からも、望ましいのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   今、提案会派のほうから説明がありましたように、ここの部分については、やはり協議をして、どういう形だったら本会議場で一問一答の形式を最初からできるかというようなことをここの場で協議してほしいということだったと思うんですが、澁谷委員、それでよろしいでしょうか。 ◆澁谷祐介 委員   そういう趣旨の発言をした覚えは私はございません。 ○大石伸雄 委員長   そしたら、恐れ入りますが、もう一度説明をお願いできますか。 ◆澁谷祐介 委員 
     何についての発言を求められているのかいまいち整理できてないんですが、前回の議運でも申し上げましたとおり、私どもとしましては、今、議会をできるだけ開かれた形にしたいという方向でいろいろ議会改革を進めていたり、インターネット中継とかを導入していることも含めて、傍聴であったり、ネット中継なんかも含めてごらんになっていただいている方、あるいはお聞きになっていただいている方に、できるだけわかりやすい形で議会の質疑を展開できるといいなというふうに思っております。そういう意味では、現在の一括というのは、やはり一律でだあっと質問が行きます、答弁もだあっと行きますという形が、やっぱり聞いているとちょっとわかりにくい部分もあるかなというふうに思ってます。そこをもう少しわかりやすい形にするという意味で、選択制にして、一括、分割、一問一答といった形を選べるようにできると好ましいのかなというふうに思って、そういった趣旨から提案させていただいているという次第でございます。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   私の言い方が悪かったようで、今説明があったところで、最初に全体を一括でやると、傍聴とかインターネットで聞いている方がなかなかわかりにくいということの話の中で、もう少しわかりやすい、分割とかその辺のところができないかということをおっしゃいましたので、今の澁谷委員からの御意見というか提案というか、そういうものに対して、皆さん、何か御意見があればお願いしたいんですが。  そしたら、政新会のほうからお願いできますでしょうか。 ◆田中正剛 委員   前回も少し申し上げたんですけれども、私どもとしては、試行実施をした上で、どういう課題があるかとか、ちょっと検証したほうがいいのかなというふうに感じましたので申し上げたんですけども、今、事務局のほうから、試行実施するにしても例規の一定の措置が必要だという御説明がございました。特に傍聴している方も含めて、より議会をわかりやすくしていくということに関しては異議はございませんが、一問一答を再質問のときに導入するというときにも、どういう形でということが明確には定義されてないんですね。それを今度、当初からにするとどういう形でいくか。前回にちょっと御説明がありましたけれども、一定こういうふうな進め方をしなければいけないというところを決めておかないと、本当にフリーになってしまって、いろんなパターンが考えられてしまうので、かえって混乱をする可能性もなくはないのかなと思いますので、少し長くなりましたけれども、その辺の定義が必要なのかなというふうに思っております。  以上です。 ◆佐藤みち子 委員   今、政新会がおっしゃった意見とほぼ同じなんですけれども、せんだっての議運で、どこのを見たらいいですかと言うたときに県議会とおっしゃったので、県議会のホームページを見まして、分割式、一括式、一問一答と三つの選択制でやってはるんですけど、その一問一答が、1問目は壇上で質問して、その後、質問席に帰って、あと2問、3問と続けてやっておられるんですけれども、1問目の質問が再質問を重ねて終わったら次に2問目に行くような形でやっておられたんですけど――その人しか見てないんですけど、時間の使い方、配分というのが難しいなというふうに思いまして、質問時間も含めて、一問一答をするにしても、どんなイメージなのか、どういうふうにやっていくのかというのは、相当の協議が要るんじゃないかというふうな感想を持ちました。  傍聴者の人にわかりやすくというのは、それはそうなので、そういったわかりやすくという点でどうしていくかという協議は必要かなというふうに思います。  以上です。 ◆福井浄 委員   ほかのところの議会の議事録なんかを見せてもらって、やっぱり一問一答というのは流れ的にはわかりやすいなというのがありました。ただ、当議会になったら、例えば私なんかですと26分という時間でやったりとかしますので、その流れの中で一問一答形式でやっていくと、例えば国会みたいな感じで、通告していたけど途中で終わってしまうとか、通告していたけどなくなってしまうとかというような形で、時間配分が非常に難しいのかなというところがありますので、そのあたりも整理しながら議論していったらよいかなと思っております。基本的には、一問一答を入れて、一問一答と一括、そちらも選択できるような形が一番いいのかなと思っております。  以上です。 ◆岩下彰 委員   今のやり方で特に不便は感じておりませんので、本当にいい方法があるならば、これ以上の方法があるならば試行したらいいと思うということです。 ◆山田ますと 委員   会派・ぜんしん、澁谷委員からの御提案は、そのとおりだなというふうに思います。できることならば、非常にわかりやすいことを考えて改革をしていくべきだろうと思いますので、その意見に関しては、賛成、同じ立場です。  あと、具体的に、先ほど維新プラスの福井委員がおっしゃったように、例えば質問する側が、みずからが一問一答方式を採用する場合は通告している質問の全てができないこともあり得るということをお互いに承知の上でやる場合、すなわち、壇上での第1次質問は質問項目だけざっと言う、そして、2次質問の中で一問一答を導入していく等をする、その結果、全項目ができない場合も大いにあり得るということを握っておれば問題ないんですけど、やっぱり通告した限りは、当局といろんなやりとりもしているので、それはできんだろうというんだったら、その方は一問一答をせずに、あくまでも一括方式でするとか、要は、みずから選択できるというやり方でどちらを選ぶのかということですね。リスナーの方が聞いて喜ぶほうを選ぶのか、みずからが言いたいことを全部やるのかという価値観の差を考えていってはどうなのかなというふうに思います。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   今、皆さんから意見を御披瀝いただいて、一問一答を最初からやるにしても、現状のままやるにしても、一遍試行してもいいんじゃないかという雰囲気が出たと思うんです。まだここで取りまとめることは無理だと思うんですけども、やはりこれを具体的に試行するにしても、今、政新会からも意見があったように、フリーになっしまってもやはり問題があるという意見も出ました。ぜんしんの澁谷委員のほうは、今現在で具体的な進め方のイメージというのは持っておられるんでしょうか。一問一答を最初からするとしたら、時間内でどういうふうに具体的に質問するのか。今やったら、最初に一括して全部の質問が出てきた後で、再質問のときに一問一答という形をとってますけれども、最初から一問一答となったときに、皆さんからも一部出たように、トータルの時間の中でどうおさめるようにするのかとか、登壇にしたって、県でしたら1問目だけという話が今ありましたけど、そういういろんなバリエーションが考えられると思うんですよ。ぜんしんさんは、その辺、具体的にはどういうふうに考えておられるのかということがあればお示しいただければありがたいんですが。 ◆澁谷祐介 委員   議論が大分錯綜している部分があるので、一個一個についてというのではないんですが、まず大前提として申し上げているのは、選択制だということなんですね。時間が足りない、時間配分が難しいというのももちろんあろうかと思うんですが、そういった方については、今までと同じく一括でしていただければ別に特に問題はないんではないかというふうに思っております。  あと、具体的な進め方につきましては、それこそ例えば佐藤委員からあった、壇上で、自席に戻ってみたいな話については、もともとほかの事例もありますので、それを参考にして妥当なやり方というのは全然見つけられるのかなというふうに思っております。  あと、政新会さんから意見がありました定義といった部分については、正直なところ、そこまで明確には考えておりませんでして、どっちかと言うと、委員会質疑における一問一答も余り明確な定義というのはでき切っていないし、実際にできていないまま進めていっている中で、皆さん、それなりに自由なやり方の中で自分がいいと思う方法である程度やっていっている部分があるのかなというふうに思ってます。  私どもの趣旨は、どちらかと言うと、明確に定義してこうするべきだというよりは、ある程度、どこまでいっても自由、裁量の幅というのは残ってくるものだと思っておりますので、その幅の中で個々人が自分の責任とか権限のもとである程度選んでいきながら、できるだけ自分たちにとってやりやすい形で、あるいは聞いている方にとっては聞きやすい、わかりやすい形で、行政側に対して何らかの影響力を行使しやすい形に持っていくことができればいいなというふうに思っておりますというところでして、済みません、そこに対して物すごく明確なイメージとか、物すごく明確な定義づけとかができているかと言われると、恥ずかしながらそこまでは及んでいないというのが現状でございます。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   皆さんの意見を聞いて、いずれにしても、議会改革特別委員会の延長線上にあるというふうに、これまで聞いている方にわかりやすくするという意味でいろんな改革をやってきました。質問の順番に当局に答弁してもらうというのも議会改革特別委員会でやってきましたし、一問一答を再質問から選択制でやるというのも進めてきたところです。  今のぜんしんさんからの提案も、反対している会派はないというふうに私は受け取ったんですが、ただ、事務局から説明もあったように、これを試行するんであれば、例規上とかその辺も含めてどう進めていくかということが運用上問題になってくると思いますので、そこは皆さんと協力して議運で協議していけばいいなと委員長としては思っております。  そういうところで、ある程度の具体的なことも澁谷委員から言っていただいたので、きょうは時間があると言いながら、これ以上してもなかなか具体的なイメージが出てこないので、実はほかの議会でそういったものをやっているところを事務局で調べてもらっておりますので、それの内容についても皆さんに提示して、次回までに兵庫県議会も含めて、それを見ていただいて、試行するにしてもどういうふうにそれを盛り込んで、どういう運用をしていけばいいかということを、皆さんからある程度具体的な提示を次回にいただきたいなと思っておるんですけど、いかがでしょうか。    (「どういうことや」と呼ぶ者あり)  もう一遍言いますね。  澁谷委員から、今、いろいろと提案が補足でございました。皆さんからもいろいろと、それを実際に運用するなら具体的にはどうしていくかというようなこともちらっと含めて御意見がございましたので、これを前へ進めていくにしても、試行するにしても、皆さんが納得した上でどういう形で先の目標に向かって進めていくかということをここで決めていかないと、そんならやりましょうかではなかなかできひんので、そこのところを皆さんに次回までに考えてきていただきたい。ただ、何もなしで考えていただくのもあれなので、私どものほうから、事務局が集めてくれた、今、佐藤委員が言われた県、それからほかの市議会、ここでこんなことをやってますよということをお渡ししますので、それを御自分でほかの議会のインターネット中継を見ていただいて、何か御検討いただければありがたいんです。それを宿題にしたいと思うんですが、いかがでしょうか。宿題というか、次回までにそれを見ていただいて、皆さんの具体的イメージを出していただけたらありがたいなと思います。まだわかりにくいですか。 ◎議事調査課長   今、大石委員長のほうから宿題の御依頼があったかと思います。それに際して、事務局のほうでも情報をお出ししたり、また、検討していただきたい部分について補足で御説明させていただきたいと思います。  きょうは、冒頭から一問一答ということで皆さんに御協議をいただいたところなんですが、求めるところをどこに持っていくかということでして、一言で一問一答と言いましても、大きな質問項目が例えば五つあった中で、例えば介護保険、国民健康保険、その他あったとして、そういった大項目の中にも質問項目が5件あったりというようなこともよくあると思います。そして、市民の方が聞かれているときにわかりやすくするために、項目ごとに質問を完結していってはどうかというような御提案趣旨だと思いますが、それが、小さい項目についてもいわゆる一問一答でいくのか、項目ごとに、例えば介護保険について五つ質問があればそこは一括で進めるのか、また、その選択もフリーであるのかとか、いろんなバリエーションがあると思います。そういったところで、前回も少し御紹介をいたしましたが、そういった考え方に当てはめた他市の事例、こういった市ではこういったやり方をしてますというのを市の名前を挙げた上で宿題のほうで委員長のほうから御紹介させていただきますので、その分を見た上で、先ほど私がちょっと言ったようなパターンのどういったパターンのほうがいいのかというようなことも御検討いただいてはどうかというのが委員長の宿題の御依頼内容かと思いますので、そういうところで、次回以降、御協議を深めていただけたらと思います。  なお、他市の事例のほうで、宿題のほうには書きますが、市の名前を改めて申し上げますと、冒頭から小項目も含めて一問一答でされているような市は、いわき市、豊田市、宮崎市、あと、選択制ですが、兵庫県議会がされています。そして、大項目の質問ごとに完結させる方法でされておりますのが、郡山市、高松市、こういった市でされております。そして、県のほうは、一括でやったり、冒頭から一問一答でされましたり、ちょっと特殊な分割で、途中で切りたいところで切るというような方法の選択をされているということですので、こういったところはインターネット中継で見ていただけますので、西宮市議会で検討するに当たってどういった形がいいかという御意見をお願いできればというふうに考えております。  なお、兵庫県議会の選択制につきましては、西宮市議会で言う発言通告書の提出をいただく時点で、冒頭から一問一答でするのか、一括でするのか、分割でするのかを通告書のほうに書いていただいて、そのとおりやっていただいているというような形となっております。  また、本市議会のほうで質問方法を選択していただくに当たっても、そういった通告書に書いていただくなど、当局との質問の調整の際には当局にも十分伝わるように、混乱のないように御協議をいただけたらと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  長くなりましたけど、以上です。 ○大石伸雄 委員長   今、事務局から説明があったように、ほかのところでもこういうふうにやってますよということで皆さんに提示させていただきますので、それを見ていただいて、当初から一問一答をという形の提案ですので、それをするには具体的にどういうふうにしたらいいか。それと、一番あれなのは、そんなことをせんでもええやないかというのが一つありますし、やるとしたらどういう形でやって、過去の倣いでいくと試行実施をしましょうと。こういう形で試行実施をやりましょうということにまとまれば、あと、例規上どういうふうに処理をするのかということは、法制上の問題ですから、それは後に回してもええと思うんですけれども、ただ、具体的なイメージがないと。  それと、今、事務局から説明がありましたように、一問一答ということであっても、1問ずつ完結型でやっていくのか、そこでやりとりをやっていくのか、見ていただいたらいろんなところでやり方は違うと思うんですね。私の聞いているところでは、兵庫県議会も、選択制でやっているけども、答弁調整はほとんどやらないで、質問して当日答弁が戻ってくるというようなことも聞いておりますので、そこは、いろんなやり方をいろんなところでやっておられるということで、皆さん御検討いただければと思うんですが、そういうことでよろしいでしょうか。 ◆田中正剛 委員   ちょっと確認なんですけど、今、一括と分割と一問一答を検討しようかというお話になったのかなと思うんですけど、この分割って何なんですか。 ◎議事調査課長   澁谷委員のほうから本日改めて御説明がありました、兵庫県の方式で分割というのがありまして、前回少し御紹介をさせていただいたんですけども、分割というのは、例えば大きな項目で五つ質問があった中で、例えば三つ目までの質問は壇上でまとめてやるけれども、四つ目、五つ目と途中で好きな部分で区切って、それ以降は区切って対面式質問席で次の質問として質問する、そこの部分はまた一括で質問するとか、一括を区切るというようなイメージでございます。ただ、兵庫県は、割とイレギュラーだとは思うんですが、そういった選択もあるようなんですけれども、ここで御協議になっておりますのは、先ほどもちょっと申し上げたような、細かい質問を含めた一問一答と大きな項目単位で完結させていく方法と、そういったところもイメージして御協議いただきたいということで先ほどお願いしたんですが、その分と分割方式とはまた別のものになりますので、ちょっとわかりにくかったんですけども、また御確認をいただければと思います。  以上です。 ◆田中正剛 委員   会派のほうに説明するのに、実際に決まったらどんな形でできるのかをちゃんと説明しないといけませんので、一定文章で書いていただけると大変ありがたいんですけども。口頭で伝えると、会派のメンバーに間違って伝わってしまうとまずいので、できたらこういうものというのが文章でありましたら、それをもとに会派で検討させてもらいたいんですけども、それは対応可能ですかね。 ○町田博喜 議長   確かにおっしゃるとおりなので、宿題にするわけですから、手法を書いて説明欄をつくって、事例は、他市はここでこうやってます、そこを見てくださいというような一覧があれば多分検討しやすいのかなと思うので、委員長のほうで検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◎議事調査課長   事務局のほうから1点、御検討いただくに当たってぜんしんさんのほうに確認させていただきたいんですが、兵庫県の中では、一括、一問一答、分割とあるんですけれども、西宮市議会で御協議いただく中で、分割式という方法を含めた御検討をしていただいたほうがいいという御提案なのかどうなのかだけ。いろんなパターンがふえておりますので、そこも含めて各派で御検討いただいたほうがいいのかどうかというところで確認させていただけたらと。兵庫県が採用されている分割方式というのも含めて議運のほうで御検討いただくほうがいいのか、もしくは一問一答と一括とを選択するという形での御検討がいいのかということで、ちょっといろんなパターンがふえておりますので、その分割方式の要・不要というところにつきましても御説明いただけたらと思います。 ◆澁谷祐介 委員   いろいろ話が出てまして、まず趣旨として思っているのは、選択できる範囲を広げるべきだというふうに思ってます。できることなら、委員会でも採用している話でもあるので、一問一答というのが入ることにもそんなに違和感はないと思ってます。だから、あっていいのかなというふうには思っておるんです。  ただ、多分、ここからの議論を考えていったときに、恐らく本会議での一問一答ってどういうふうにするんやとか、定義づけはどうするんやとか、運用をどうするんやみたいなところで、多分かなり複雑な議論になることも想定されるなというふうには正直思っているんです。そこでずうっと議論をすることが有意義だとも余り思ってませんでして、であるならば、先ほど新田課長がおっしゃっていた話で言うと、例えば大項目が5項目ありますよ、その大項目5項目の下に三つそれぞれ小項目で質問がついてますよと。だったら、大項目1個ごとを分割してやりますよという話を試行実施したらどうですかという話がもし皆さんが一番まとまりやすいという話であるならば、それはそれで全然いいのかなというふうに思ってます。例えばね。  ただ、繰り返しになりますが、もともとの趣旨としては、できるだけ幅を広げたいとは思ってますし、それが望ましいのかなというふうに思っているというのはもともとからの主張です。ただ、ここからの議論を考えて、それこそ正副委員長のこれからの手間のこととかも考えていったときに、私もそちらに座らせていただいたこともありますので、そこら辺から考えたときに、そのぐらいの議論が一番おさまりがつきやすいんではなかろうかという話であるならば、それをまずは試行実施して、それをやっていく中でまた見えてくるところもあると思ってますので、そこから先にさらに新たなステップがあるという考え方でも全然いいのかなというふうには思ってます。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   整理をしていただきまして、ありがとうございます。  最初に言いましたように、この議論は、議会改革特別委員会のところで本会議場で一問一答を導入するに当たっての議論があったときに、最初からといったらいろいろと問題が多いので、再質問からということで既にやっております。本会議というのは、時間が1人ずつ限られているので、その中で議員が1人ずつ自由にやったらええやないかというような議論の中で、そこまでは前へ進んだんです。委員会は、時間の制限がないのでどんどんやれるからということであったんですが。  今、澁谷委員から言っていただいたように、例えば大きい項目が五つあって、その一つずつについて一問一答というか完結していくというようなイメージに私は捉えたんですけども、それで間違いないでしょうか。 ◆澁谷祐介 委員   繰り返し言いますけど、私どもが当初想定していたのは必ずしもそういうことではないですが、その形がおさまりがいいということであれば、その方向での議論に集約していただいても別に構わないと思っています。  以上です。 ◆岩下彰 委員   私はわからなくなってきているので。最初にぜんしんさんがおっしゃっているのは、単に1回目も一問一答を可能にしたらどうですかと言っているだけのことでしょう。あとはわかりやすい質問をする、これは別としても、そこをどうするかということでずうっと考えていたんだけど、何か今の話だったら質問そのもののやり方を全体的にこういうふうに選択制を導入していくんだというふうな感じに聞こえて仕方がないんだけども、澁谷委員がおっしゃったのは、1回目も一問一答を可能にしたほうがという、これのことじゃないんですか。それを議論していたら、何かどんどん広がっていって、私はわからなくなってきた。  事務局のほうも、そういう事例とかいろいろ紹介すると言ってはるので、今度の二十何日の議運じゃないでしょう。定例会中の議運じゃないでしょう。もっと後の議運でしょう。 ○大石伸雄 委員長   いや、まだそこまで考えてませんので。 ◆岩下彰 委員   私が言いたいのは、要するに、9月定例会で、どんなことをしたいのか、一回見せてくださいよ、1回目からしたいとおっしゃっているところは。別に1回目からしたい人はしたらいいじゃないですか。それがちゃんとした目的を達成するものであるならばね。何かしないと、形のないものをこれだけ議論したって、どんどんと広がっていって、要素がいっぱい出てきて、今の話を聞いていて、私は何に答えを出したらいいか、わからなくなってきました。 ○大石伸雄 委員長   私としては、この話を収束させて一つの方向に持っていこうと、今、澁谷委員にも、最初言われたことと多少違うかもしれんけども、最終的にどうですかというお話をしているところでありまして、岩下委員が言われたのは、冒頭から一問一答という話やから、それだけでええんと違うの、すぐやったらええのと違うのと今言われたけれども、それは、事務局が最初に説明しましたように、試行するにしても例規のところの問題があるので、そこまでいじらないといかんということがあるので、今決めたからというてすぐにできるものではないということは御認識いただきたいと思います。 ◆岩下彰 委員   私たちの議員としての発言が本会議でどうしようと、私は全く自由だと思ってます。それが聞く人にとってどうかということを考えておるんだったら、その人に聞いたらいいんですよ。この方法がいいですかと聞けばいいことであって、ここでああだこうだ言う必要はないんですよ。全く自由だと私は思いますよ。どんなふうに決めようと、それを規制するものは何もないと思ってますよ。だから、こう考えておられるんだったらやったらどうですかということを言っているわけ。このやり方を導入しようなんてことは思ってませんよ。 ○大石伸雄 委員長   そしたら、私としては御意見として伺っておきますので、よろしくお願いします。  それでは、澁谷委員が最後に御提案いただいたように、皆さんに持ち帰ってもらうのは、試行実施するとしたら、大項目の一つずつを完結していく一項目完結型みたいな形――言葉がないのでそういうふうに言いますけれども――で、そこの中で一問一答していくというイメージで持ち帰ってもろうてよろしいでしょうかね。 ◆岩下彰 委員   何か違うような気がするな。 ◆澁谷祐介 委員   再三申し上げておりますとおり、私どもの主張は、できるだけ選択の幅を広げてほしい、そうすることが好ましいということなんです。持って帰っていただくということであれば、それで持って帰っていただきたいと思ってます。  ただ、繰り返しになりますが、今後の展開を考えたときに、最後の落としどころとして、今、委員長からおっしゃっていただいた形が好ましい、望ましい、それであれば比較的早期に実現可能だということになるのであるならば、それで構わないと思っていますという趣旨です。 ○大石伸雄 委員長   わかりました。私がちょっと前へ進み過ぎたような嫌いがあるので。  持って帰っていただくのは、一問一答を最初からするという、幅を広げてどういう方法があるのかということを考えていただきたいというところで持って帰っていただいて、今、事務局が言いましたように、ほかの議会ではこういうことをやってますよというのをインターネット中継で見ていただいて、こんなことをやっているんやったらこんなんでもええなとか、いろんなことを考えていただいて、次回に披瀝していただくと。最後に澁谷委員が言われたのは、幅を広げたらなかなかまとまりにくいのであれば、その中の一つの方法として、大項目を一つずつまとめて進めていくということも方法であるというふうに言っていただいたので、何もそこに集約するとかじゃないですけれども、そういうふうに持ち帰っていただくということでよろしいでしょうか。澁谷委員、それでよろしいですか。 ◆澁谷祐介 委員   はい、私は結構です。 ◆岩下彰 委員   私は理解できないですね。私は、先ほどから述べているように、議会というところは全く議員が自由に発言したらいいわけであって、自分がもしやってみて、そんなんはおかしいやないかというのは多分出ないと思うんです、私はね。その人が選択したことなんだから、周りの人がそれを判断していくわけだから。私は、今何を議論しているのかわからない。 ◎議事調査課長   岩下委員のほうから今自由であるということでおっしゃっていただいたんですが、現状では、施行規程第7条第2項に、「議員の1回目の質問及び答弁者の1回目の答弁は、一括して行うこと」ということが規定されておりますので、大きな質問、例えば5項目ございましたら、5項目まとめて質問いただいて、当局のほうもまとめて答弁をするというような形で、再質問以降は自由というような形になっておりますので、その当初は一括ということが決められている部分を見直すかどうかということを御協議いただいておりますので、いろんな事例をごらんになられて御協議いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆岩下彰 委員   いろんな市の議員の方と情報交換していても、こういう時間制をとっていないところもあるわけですよ。全く自由だと、時間制なしでやっているところもあるんですよ。でも、落ちつくところに落ちついているので、そんなに問題になったことはないんだということをその議会の人は言っておられました。  先ほど福井委員がおっしゃったように、26分の中でこういうふうなことをわあっとやったら難しいなということをおっしゃっているのは、そのとおりだと思うんですよ。もしここが時間無制限ですよとなったら、全く自由にできるわけでしょう。ある程度落ちつくべきところに落ちつかないと、とんでもないことになるなという気はしているんだけども、でも、それでうまくやってはると言うからね。
     先ほど五つほど市を挙げていただいたけども、ここは時間はどうなってますか、西宮と全く同じように割り当て時間を持ってやっているのかどうかということを私は知らないので、もちろん調べますけども、そういうふうな情報も、もし用意していただけるならばやっぱり欲しいですね。そういう中で検討しないと、私は何を議論しているか、本当に申しわけないけども、何を持って帰って、何をほかのメンバーと議論したらいいかわかりません。 ○大石伸雄 委員長   今の話は、先ほど新田課長が言いましたように、今の西宮市議会の中では決まり事があるので、それにのっとって今やっているということですので、そこまで戻ってそれを変えていこうとするなら、それはそれでまた議論すればいいことですので。 ◆岩下彰 委員   現行のほうに書いてあることを、この旨にのっとって私は自由な発言という言い方をしているつもりでおったので、私が言ったことは、約束も何もない中でやったらええやないかなんてことは言ってないんですよ。そこだけ誤解のないようにしてほしいんですが。こういう規定があるのは十分承知した上で言うてますので。規定にのっとって自由にやったらどうですかということですから。 ○大石伸雄 委員長   それなら、御意見として聞いておいたらよろしいですか。 ◆岩下彰 委員   はい。 ◆川村よしと 委員   確かに、何を持って帰って、次に何を披瀝すればいいのかというのは、みんなの認識が多分ずれていると僕は思っているんです。なので、可能であればなんですけど、いろんな議会の事例が事務局から説明があったじゃないですか。Aパターン、Bパターン、Cパターンぐらいを提示してもらって、どのイメージが近いですか、Aがいいですか、Bがいいですかぐらいの答え方のほうが一定まとまりやすいんじゃないかなと思うんです。それぞれが自由にこんなやり方が望ましいですよとやってしまうと、集約するのがまた難しくなるような気がするので、A、B、Cの3パターンぐらいとかで提示していただく方法が僕はわかりやすいんじゃないかなというのを御提案として申し上げたいと思います。 ○大石伸雄 委員長   ありがとうございます。御意見として伺っておきます。  この件に関しては、当初から基本条例のことの協議をするときに言っておりますのが、1回、2回、3回と協議したから、そこで収束させましょうということではなくて、皆さんの御意見を自由に言っていただいて、その中でまとめていきたいというふうに正副委員長は思っております。今も澁谷委員からお話があったように、ぜんしんさんの提案の案件でございますので、澁谷委員が今言われたように、基本は幅広く一問一答を最初からできる方法を模索したいというふうなことが、一つ持って帰っていただくことです。その中で、もう一つの提案としては、幅広くし過ぎたらなかなかわかりにくかったら、一つとして、大項目の一つずつを分割してする方法も、それが全てではないけれども、そういう方法もありますね、そうしたほうがまとまりやすいんだったらそれも一つですというふうに言っていただいたので、一問一答を最初からやるということを大前提にして、皆さんには、県などの事例の説明を含めて事務局から宿題を送りますので、それを勉強というか学習していただいて、その中で御自分の会派で考えていただいて、次の機会に御披瀝いただきたいということを私のほうからお願いしているんです。 ◆山田ますと 委員   今、委員長がおっしゃっていただきましたことでよく理解できたつもりなんですけども、確認したいんですけども、会派に持ち帰って、まず、ぜんしんさんの御主張・御提案に是か非かというたら、この場では是となりましたけども、皆さんによりわかりやすいことをしようと思えば、今の委員会でやっているような形での一問一答を本会議場でも採用すべしか否か、あるいは、それは選択ですけども、選択として採用すべきか否か、再度会派の中で、これをまず皆さんに確認していただきたいと思うんですよ。  その上で、今、事務局も委員長もおっしゃっていただいてますけども、例規を見直す必要があると。それは、今は本会議場で一括で質問しなければならないとなっているこの例規そのものを今後見直すというふうになるんだけども、それは是か非なのか。当然、一問一答を導入しようと思えば是にならざるを得ないというふうになると思うんですね。  その次に、例えばその場合は、大項目からするのか、小項目でされているいわき市の例のようなものにするのか。小項目からされているということは、すなわち大項目もありという意味に当然捉えてますので、そうなると、小のほうを見る、あるいは小も大も、当然それも選択という幅の中に含まれるという判断でいいのかということもあわせて、どんどん決め打ちでされるより、もう少し整理して持ち帰りをさせていただこうと思ってます。公明党は、そのような形で今の委員長のお話を聞いて理解しましたので、そのようにさせていただきたいと思います。  以上です。 ○町田博喜 議長   今御議論いただいている中で、選択制をどうするかということで、現状、新たに分割するとか、いろんな手法があると。これに対して、まず、その形式を変えるんでしたら、こういう形式があるよねということを整理していただいて、これに対してそれぞれ課題が出てくると思うんですね。先ほど言いましたように、時間制限があったらどうするんやという問題も出てくるでしょうし、じゃあ、項目だけ挙げていて、時間が切れたらあとの質問はどうするんですかということもありますし、一問一答というか、1問ずつ完結させていくのかという言い方のほうが私は適当じゃないかなというような気がせんことはないんですけどね。大項目を完結すると。反対に、時間が余ったらそこで終わるのか、もう一回完結させた質問に戻れるのかということも運用上出てくるんじゃないかなという気もせんことはないし、こういうことをどうするんですかと。  岩下委員が言われたように、全体的にフリーでやっているところもあるということもあるんでしたら、ほかの事例を挙げたところの中で、そういう質問時間の制限を設けてないところは、1定例会で一体何人の人が質問しているんやということ、何人かによって多分違ってくると思うんですね、大きい議会と小さい議会というのは。そういうことの中で、総質問時間が何時間ぐらいあって何日間でやっているのか。我々がそういうことをやってしもうたら、1週間ずうっと質問せなあかんということになる可能性も出てくるんじゃないかと思うので、そういった事例があるんでしたら、そういうこともちょっと調べる必要があるんかなということも思います。  いろいろな質問形式を選択された場合、演壇でやって、自席に戻るのか、対面式質問席に行くのかということで、一問完結でやっていくんやったら、一番初めの完結分だけ演壇でやって、今度は対面式質問席に行くのか、自席に行くのか、自席に行ったらまた戻るのに時間がかかるというような――多分、議長が議事整理するに当たって、どの席でやるのかということをあらかじめ言うてもらわなければ、待っている時間がないと思うんですよね。委員会でしたら自席で座ってやっているからいいんですけども、それぞれ質問されるたびに場所を変えられたら、あらかじめそこも初めに教えていただいておかなくては、どの場所でどう質問するのかわからへんし、やっぱり質問のやり方ってこういう形があるんです、じゃあこれでいきましょうかということを整理されて、以降、どんな課題が出てくるかなと順次整理していっていただければなというふうに思ってます。  あと、検討するステップについては、委員長と協議しながら、こういう形で段階的に整理したらどうですかということを整理して、皆さんにお示しできたらなというふうな、そういう形で今思っておりますけども。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   それでは、宿題に関しては、正副議長と正副委員長の四役で相談して、皆さんに文書で出させていただきますので、それでよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   ただ、こちらのほうからこういうことをやっている議会がありますよと、いろいろな市議会を出させていただいて、それは皆さんが御自分で見ていただいて御検討いただくということでお願いします。それに対してこちらから、その内容はこうやこうやというような情報を今のところは出すつもりはございませんので、自由に見ていただいて、自由な発想で答えを出していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでよろしいでしょうか。 ◆福井浄 委員   事務局にお願いなんですけども、皆さんが大分言われているところですけど、一般質問の持ち時間の中で、質問時間だけで持ち時間を持ってはるのか、答弁を含めてなのかというのを資料の中に書いていただけたら、それを踏まえて画像とかを検証できるので、よろしくお願いします。 ◎議事調査課長   きょう事例を出させていただきましたのも、兵庫県議会を除きましたら中核市の情報を出しておりますので、そういった持ち時間とか答弁も含む時間かどうか、そういった情報を持っておると思いますので、持っている範囲内で宿題の通知に付記させていただきまして、御検討いただきたいと思います。  以上です。 ◆福井浄 委員   ありがとうございます。  結構です。 ○大石伸雄 委員長   それでは、後日、宿題のペーパーを皆さんにNAIS−NETで送付させていただきますので、それによってよろしくお願いします。岩下委員にはファクスですね。 ◆岩下彰 委員   今のはそれでいいんですけども、この日程の中に議運が入ってますね。ここの宿題ですよと言われたらちょっとかなわないので、この続きの議論は、9月定例会はパスしてほしいなと思うんだけど。要望です。 ○大石伸雄 委員長   わかりました。お伺いしておきます。一応正副議長とも相談しながら決めさせていただきますので、そのときはよろしくお願いします。  それでは、次に、第7条第2項第3号、第8条第3項の反論権についてですが、これについて提案会派の公明党議員団のほうからその後何かありますでしょうか。 ◆山田ますと 委員   その後はありません。一貫して申し上げてますことは、議会基本条例の中で、反問権と反論権ともに条文の中で認めるものとするというふうになっておりますので、それに対して、今現在は、常任委員会では反問権の記述が次第書にされておりますけども、それを反論も含んで書いてはどうでしょうか、それを皆さん御議論くださいと申し上げてます。本会議でこれを使いなさいと次第書に記述するという発想は、私は、今現在、持っておりません。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   今、公明党の山田委員が言われたように、常任委員会で委員長が最初に説明するときに、反問権しか今は言ってないけども、反論権も入れたらどうやということでよろしいでしょうか。 ◆山田ますと 委員   はい。 ○大石伸雄 委員長   そういうことでございますので、前回、皆さんにNAIS−NETで送らせていただいた議会改革特別委員会の議事録を見ていただいて、それに関して各会派から何か意見があれば御披瀝願いたいんです。過去そういう議論があって反論権が言葉としては出てきたけども、今、委員会の説明のところに入ってないと。 ◆山田ますと 委員   そもそも反論権のイメージ、あるいはそれの定義というのは、議会改革特別委員会で当時かなりやり込みました。やり込んだ結果、さらに今回、検討会議でもその議論をやりました。ところが、それが前に出ずに終わっているというのは何かと言ったら、議員の側が反論権を行使するんじゃなくて、答弁者である当局、理事者が反論権を使うということが最大の前提になってますので、これは彼らにとっては非常に難しいであろうという判断で、とりあえずは論点の整理という形で、彼らに対するある意味のサポート、議事整理としてはどうかというのが検討会議の意見でありました。  その上で、私は再度申し上げたいのは、反論権そのものが次第書に書いてないですよということなんです。書いてないので、書いてみてはどうですか、書いてみた後、1年後に検証の機会を持つとか、あるいは2年後、あるいは4年後に検証の機会を持つとか、書いたけれども、運用されてませんでしたと。そもそも反問権は、使っていただいている理事者、答弁者の方はいらっしゃいますけども、反論権まではなかったというのも一つの検証なので、いきなり中身に入り込んで、次に飛ばしてどうこうしてくださいというふうな思いは私ども公明党議員団は持っておりません。議論を複雑にする気もありませんということです。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   委員長としてちょっとわからんところがあるので、山田委員にお聞きしたいんですけども、反論権の議論をするときに、議事録を読んでいただいてもわかるように、要は検討会議でも収束しなかったからということになっているという現状を見て、反論権の定義が議会改革特別委員会でも結局はまとまらなかったということだと私は思っているんですけれども、定義ができてない中で委員会で委員長が反論権を使えますよということを言ってしまっていいのかどうかというのが今私の中では疑問なんですが、その辺は、山田委員はどういうふうに思われてますか。 ◆山田ますと 委員   まさしくそのことも含んで、であるならば、定義ができてないのにもかかわらず議会基本条例施行規程に載せてしまったということだったら、一旦、議会基本条例のその分を削除するのか、それも含んで議論をされたらいいと思うんですね。まずは入り口の部分の議論をされるべきなんですよ。委員長がおっしゃっているように、定義がされてないとおっしゃるんでしたら。我々は、定義もしないものが議会基本条例施行規程に載ったというふうな認識はありませんし、当然、当時の篠原委員長もないと思うんです。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   山田委員、済みません。定義がないと私は言うたんですけども、そこのところは、過去の議論の中では、逆質問とかそういったところをどうするのかということは収束しなかったんですけども、施行規程の中では定義がされていると。「反論権 答弁者が、質問又は質疑において、議員又は委員からの条例の提案、議案の修正、決議等の政策提案に対し、反対の意見又は建設的意見を述べる権利をいう」ということで定義をされております。規程で定義されているので、私の見解が誤っていたということで訂正させていただくということと、それから、今、山田委員のほうからありましたように、もともとの公明党さんの意見としては、委員会で委員長が最初に述べるところに反問権は入っているけど、反論権が入ってないので、反論権も入れたらどうですかというシンプルな提案だったということでございますので、そこのことについて、反論権を入れて、山田委員がおっしゃるのは、1年とか2年とか見て、何も問題がなければそれでええんじゃないかというようなことも含めて、今、補足の提案がございましたので、それについて御意見はいかがでしょうか。 ◆澁谷祐介 委員   公明党、山田委員からの提案に賛成します。 ○大石伸雄 委員長   そしたら、逆回りで、岩下委員、いかがですか。 ◆岩下彰 委員   ちょっとパス。 ◆福井浄 委員   山田委員の提案に賛成いたします。 ◆佐藤みち子 委員   ちょっと私もパスしておきます。 ◆田中正剛 委員   賛成します。 ○大石伸雄 委員長   パスがお2人あって、賛成が3人ありましたので、とりあえず今の時点でまとまってませんので、持ち帰りしていただきたいと思います。パスというところが二つございましたので、何を持って帰ってもらうということで言うたら、この提案については、いろいろとありましたけれども、今、常任委員会の冒頭で委員長が口上を述べてます。そのときに、反論権を外して反問権だけのことを言っているんですが、そこに反論権をつけ加えたらいいんじゃないか、反論権の定義については、施行規程の中で、今言いましたように、「反対の意見又は建設的意見を述べる権利をいう」という比較的やわらかい定義をされてますので、この定義にのっとってすればいいんじゃないかということです。 ◆岩下彰 委員   そういうことであれば私はいいんですけども。パスはしません。結構だと思うんですけども、むしろ私が初めに聞きたかったのは、反論と反問というのをこんなに丁寧に長時間かけて議論しておきながら、なぜ委員長の口上の中に反論は抜けたのかということが私は理解できなかったんです。そこを教えてほしかった。そこがたまたまなのか。いやいや、それは単に忘れたので、今からでも入れてもろうたらいいんですよということであれば、私は入れたらいいと思ってますし、そこをお願いいたします。 ○大石伸雄 委員長   その事情をよく御存じな副議長、よろしくお願いします。 ○篠原正寛 副議長   発言するべき立場じゃないんですけど、その当時の話なのであえて申し上げます。  委員長が述べている口上は、総じて言うと、効率のよい質疑をちゃんとしてくださいねということを言っております。だから、例えば言っていることが不明確だったり間違っていたりしたら介入しますよ、当局も、質問の意味がわからなかったらちゃんと聞き直しなさいということを言っている中で、反論権は、その口上の意味の中には必要としないというか、反問は使えよ、質問がわからないのに適当に答えたりするなよというために反問権を入れているだけで、反論は、別に長くなるからあかんとは言いませんけども、効率的な質疑をするための必要なアイテムではないので、その当時、口上の中には入れなかったということです。 ○大石伸雄 委員長   岩下委員、御理解いただけましたでしょうか。 ◆岩下彰 委員   そうやって丁寧に議論して、決着をつけた話なので、私は今さらという気もするんだけども、いやいや、やっぱりそれはきちっとうたわないとだめだということであれば、山田委員のおっしゃるようにしてもろうたらいいなと思います。パスはしません。 ○大石伸雄 委員長   山田委員も何もごり押しで言ってはるんじゃなくて、一遍そこを入れて状況を見たらどうやということをおっしゃっているので。 ◆岩下彰 委員   ちょっと待って。私はごり押しなんて言ってませんのでね。そこだけ言っておきますよ。 ◆山田ますと 委員   今、副議長のほうから御説明をいただきましたので、そういう伏線があってあえて入れてないというのがお答えでしたら、それはそのお答えで僕はいいんですよ。要は、僕は何をしにここに座っているかといいますと、議会基本条例を検証しましょうねというテーマでしたから、できているもの、できてないものというのを明らかにして、皆さんで議論しましょうねという素直な気持ちで臨んでいるだけなんですよ。これはやるべきじゃないかというようなことを主張する気も毛頭なくて、何が欠けているんですか、何が見直すテーマなんですかということを挙げてきなさいというふうに委員長がおっしゃったので、一生懸命読ませていただいて挙げさせていただいたのがこれなんです。たったそれだけ。それが、副議長がおっしゃったのが答えならば、そういう答えで皆さんに諮っていただいて結構ですし、いや、副議長は当時のことをそうはおっしゃったけども、今現在は反問権そのものも機能しつつあるから、次は反論権の番だねということをここでみんなが思うんだったら、そこに盛り込んでいただいたらいいというふうに思いますので、丁寧に進めていただいたら結構だと思います。私は、いつでも提案から引き下げる気持ちはありますから。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   それでは、今、山田委員からもお話がありましたので、ここの平場の意見、皆さんとりあえずは山田委員の提案に賛成というところが、今、岩下委員も賛成やと言っていただきましたので、4会派ございます。佐藤委員、持ち帰るというようなお話ですけども、持ち帰りでよろしいですか。
    ◆佐藤みち子 委員   はい、持ち帰りたいです。 ○大石伸雄 委員長   そしたら、今こういう状態で、以前の導入したときのお話を副議長から聞きましたけども、今この場で、時代も変わって、皆さんの御意見も変わっているんですけども、何か御発言があれば。副議長。 ○篠原正寛 副議長   先ほど述べたとおりです。ただ、それは、つけ加えたらあかんということを意味していないので、つけ加えるか、つけ加えないかを各会派が一致すればいいなと思っております。それだけです。 ○大石伸雄 委員長   それでは、この案件については、佐藤委員に持ち帰っていただいて、次回に御披瀝いただきたいと思います。  ほかの会派は、一応、公明党の山田委員の提案に賛成ということでよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり) ◆岩下彰 委員   今のは時期的にはいつですか。持ち帰りになるものは、9月定例会でやるのか、それはパスしてやるのか、その辺はどう考えているのか、この部分の答えについては…… ○大石伸雄 委員長   次は10月4日の14時からの議運できょうの持ち帰りについては皆さんから意見披瀝していただくようにしますので、よろしくお願いします。  佐藤委員、10月4日でよろしいですか。 ◆佐藤みち子 委員   はい。 ○大石伸雄 委員長   それでは、本件は本日のところはこの程度にとどめます。  次に、県立西宮今津高校の議会訪問について並びに本会議場の使用許可についてを議題とします。  議長の説明を求めます。 ○町田博喜 議長   県立西宮今津高校より、昨年に引き続き、ことしも、10月25日木曜日の午前中に校外学習として市議会を訪問したい旨、依頼がございましたので、御報告させていただきます。  同校では、2年生の授業に総合的な学習の時間を週1回設けておられ、このたびの校外学習では、市の抱える課題がどのように市議会で議論され、解決されるのかということを生徒が学び、議会の仕事への理解を深めさせようというのが狙いでございます。  訪問の際には、昨年と同様、バーチャル市議会といたしまして、まず、市議会の仕組みの説明や議会クイズを行い、その後、あらかじめ生徒が用意した市政に関する質問に議員が答える模擬一般質問などを行いたいと考えております。  なお、実施に際しましては、昨年と同様、議員の皆様全員にお声をかけさせていただき、模擬一般質問に御協力いただける方を文書により募らせていただきたいと考えております。また、他の議員さんにおかれましても、傍聴席からにはなりますが、自由に見学できるようさせていただきます。  もう1点、本件の実施に関しまして、西宮市議会本会議場の使用に関する要綱に基づき、同校から別添資料17ページの申請書が提出されておりますので、これを許可することについてあわせて御確認いただきますようお願いいたします。  以上、皆様の御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、本件については、議長の説明のとおり取り扱うことに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  次に、その他の協議事項に移ります。  まず、平成30年7月豪雨災害義援金についてを議題とします。  前回持ち帰り、各派御検討願っておりました募金について及び議員互助会から拠出することについて、各派の意見を御披瀝いただきたいと思います。 ◆田中正剛 委員   御協力いたします。賛成です。 ◆澁谷祐介 委員   もちろん賛同します。 ◆佐藤みち子 委員   賛成します。 ◆福井浄 委員   賛成でございます。 ◆岩下彰 委員   賛成ですが、前に言ったことをまた改めて、対象は兵庫県にしてくださいということだけ言っておきます。 ◆山田ますと 委員   賛成です。 ○大石伸雄 委員長   無所属の議員からの御意見については。 ◎総務課長議会事務局]   平成30年7月豪雨災害義援金について、無所属議員の御意向を報告いたします。  一色議員、西田議員、長谷川議員、よつや議員の4名の議員さんからは、義援金の応募と議員互助会からの拠出、ともに賛同する旨の御回答をいただいております。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   反対がなかったので、これで、募金をすること、それから、互助会から拠出することが決定されました。  ここで、再度、事務局の説明を求めます。 ◎総務課長議会事務局]   本日、全議員が義援金に応募されることと議員互助会から拠出されることをお決めいただきました。つきましては、会派所属の議員につきましては、会派でお取りまとめの上、8月31日までに事務局総務課までお届けいただきますようお願いいたします。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   それでは、前回、議長から説明がありましたように、募金の行き先を県内に限定しないこととして兵庫県義援金募集委員会へ振り込みたいと思います。よろしいでしょうか。 ○町田博喜 議長   限定はできないんですけども、要望を書くことはできると事務局にお伺いしてますので、再度確認させていただきたいと思います。 ◎総務課長議会事務局]   兵庫県義援金募集委員会のところに振り込みをする際に、前回、議長からもございましたが、兵庫県等に限定しない形、また、兵庫県内に十分配慮するような形で別途御意見のほうをつけさせていただきたい、このように考えております。  以上でございます。 ◆岩下彰 委員   それで結構です。 ○大石伸雄 委員長   配慮がちょっと欠けておりまして、申しわけございません。  今御説明があったように、取り扱うこととしますので、よろしくお願いします。  本件は、これをもって終わります。  次に、阪神市議会議長会並びに兵庫県市議会議長会を通じた国への要望についてを議題とします。  議長の説明を求めます。 ○町田博喜 議長   兵庫県市議会議長会における対県実行運動について私から御報告いたします。  去る4月26日に開催された同議長会の総会におきまして、今年度の対県・対国要望事項として、お手元資料に記載のとおり、計8件が承認されました。去る5月14日の本委員会で田中前議長からも御報告をいただきましたが、これらのうち、(3)の「県立学校の施設管理及び環境改善の取り組みの強化について」と、(4)の「待機児童の解消にかかる要望について」の2件については、本市議会から提案したものであり、内容は20ページ及び21ページに記載のとおりです。  そして、去る8月17日、対県実行運動が行われ、本市議会提案のこの2件につきまして、兵庫県市議会議長会の会長である洲本市議会の福本議長らとともに提案市として要望活動を行ってまいりました。いずれも井戸知事に対して要望書を直接提出し、それぞれ私から補足説明を行ったところです。  なお、8月9日及び10日には、別途、対国実行運動が行われております。このたびは本市議会からの提案に国への要望はございませんでしたので、本市議会は同行しておりませんが、この点もあわせまして私からの報告といたします。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   説明は終わりましたが、ただいまの説明に対し、御質疑、御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、本件は報告事項でありますので、これをもって終わります。  以上で協議事項は全て終了しました。  この際、何か御発言はありませんか。 ◆佐藤みち子 委員   ことしの5月14日の議運に坂上議員が来られまして、裁判のことについての発言があったんですけれども、そのときに、弁護士さんが体調を崩されて、次の弁護士さんになるので、訴状の作成がおくれているというふうな話があったんですけれども、その後、何も動きとか報告とかはないんですけれども、この後について現時点ではどのようになっているか、どなたかわかる方がいらっしゃったら、お答えしていただけますでしょうか。 ◆田中正剛 委員   私どもの会派の所属議員でございますので。  今ありましたとおり、14日の日に説明があったと思うんですけれども、準備書面の作成に結構時間がかかるとは聞いております。ただ、いつできるかというところまでは、まだ会派のほうでは報告を受けておりませんので、もし報告の必要があるようでしたら、近い議運で私のほうから御報告させていただきたいというふうに思います。 ◆佐藤みち子 委員   それで結構です。 ○大石伸雄 委員長 
     ほかにありませんか。 ○町田博喜 議長   本市広報番組に係る撮影許可についてです。  去る8月14日の広報広聴特別委員会において事務局から報告のあったとおり、このたび当局より、ケーブルテレビの広報番組「フロムにしのみや」の制作に当たり、市議会を取り上げたいというお話があり、ついては、議会の様子を撮影したいという依頼がありました。  これまで議会としましても、さまざまな手法により議会の広報に取り組んでまいりましたことから、積極的に協力したいと考えております。  具体的には、8月28日もしくは8月30日のいずれか1日で議会棟の内部を、8月31日の本会議第1日の様子を撮影されます。なお、本会議の撮影については、西宮市議会傍聴規則第14条ただし書きの規定による議長許可とし、傍聴席から撮影する取り扱いとさせていただきますので、御承知おきください。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   今の説明に何か御質問はありますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   そしたら、そのようにさせていただきます。  ほかにありませんか。 ◎総務課長議会事務局]   タブレット端末の基本操作研修について御報告いたします。  昨日、議員の皆様にはお知らせしたとおり、ペーパーレス化の協議が進められていること、また、御要望もいただいていることから、タブレット端末の基本操作研修を実施させていただく予定でございます。日時は8月31日の13時半からです。内容は、これまでのものと重複いたしますが、端末の起動と終了、資料の閲覧・印刷・検索・同期についてでございます。  また、当日、御希望が合わないという方には個別に調整させていただきますので、お申し出ください。  以上でございます。 ○大石伸雄 委員長   今の説明に御質疑、御意見はありませんか。 ◆川村よしと 広報広聴特別委員長   もう一回基本研修をしますというのも、議会全体としてペーパーレス化の協議を進めていく過程の中でやっぱり紙資料が欲しいなという御意見もいただいてはおるんですが、実際のところ、タブレットからの印刷も可能なので、そういったところをもう一度御確認していただいた上で、より建設的な議論をしていきたいなという意図もありまして、もう一度基本研修のほうをまだ操作に不安な方を対象にさせていただくという意図がございますので、何とぞ御協力のほど、よろしくお願いいたしますということだけ申し上げさせていただきます。  以上です。 ○大石伸雄 委員長   ほかにありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○大石伸雄 委員長   なければ、これをもって議会運営委員会を閉会します。  御協力ありがとうございました。           (午前11時55分閉会)...