明石市議会 > 2018-03-16 >
平成30年建設企業常任委員会( 3月16日)

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  1. 明石市議会 2018-03-16
    平成30年建設企業常任委員会( 3月16日)


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    最終取得日: 2023-04-29
    平成30年建設企業常任委員会( 3月16日)                             建設企業常任委員会記録                           平成30年3月16日(金)                           於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   宮坂委員長             辰巳副委員長   家根谷委員  穐原委員   梅田委員   遠藤委員   出雲委員欠席委員   な し 〇出席説明者   森本副市長  福田理事技術担当)  大西公営企業管理者   東都市局長  舟橋土木交通部長  小西下水道部長   鈴見下水道施設担当部長  ほか所管各部局の室長・次長・課長 〇議 事  (1) 都市局下水道室)・水道部関係
      ① 付託された議案の審査      議案(2件)      議案第45号 平成30年度明石市水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・・・ 3      議案第46号 平成30年度明石市下水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・ 8   ② その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13  (2) 都市局都市整備室道路安全室、住宅・建築室)関係   ① 付託された議案の審査      議案(3件)      議案第33号 平成30年度明石市一般会計予算分割付託分〕・・・・14      議案第37号 平成30年度明石市公共用地取得事業特別会計             予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29      議案第38号 平成30年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会             計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30   ② その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32                            午前9時59分 開会 ○宮坂委員長  ただいまより、建設企業常任委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、理事者の欠席について報告を求めます。  鈴見下水道施設担当部長。 ○鈴見下水道施設担当部長  下水道施設担当部長の鈴見でございます。  鈴木下水道施設課長につきましては、都合により本日の委員会を欠席させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○宮坂委員長  それでは、議事に入ります。  都市局下水道室)・水道部関係の付託された議案の審査に入ります。  当委員会に付託された都市局下水道室)・水道部関係の議案は2件であります。  初めに、前回、3月7日の建設企業常任委員会から上程中の議案第45号、平成30年度明石市水道事業会計予算について、審査を行います。  既に議案の説明は、前回の委員会で受けておりますので、これより議案第45号に対するご質疑、ご意見をお受けいたします。ご質疑、ご意見はございませんか。  梅田委員。 ○梅田委員  それでは、水の1ページの業務の予定量に関連してですが、平成29年度の水道事業概要というのを見ますと、水源別の配水量として、地下水が42%、河川水が32%、県水が26%の比率であります、とありました。  地下水塩水化とか、河川水明石川上流での汚染の懸念とか、そういうことがありまして、この水質について今後どのように対策を考えているかというのを、まずお聞きしたいなと思います。 ○宮坂委員長  池田浄水課長。 ○池田浄水課長  浄水課長の池田でございます。  水質についてというご質問でございますが、明石川の水質ということでお答えさせていただきます。明石川につきましては、毎月、河川水定期水質検査を行いまして、その水質保全の状況を確認しているところでございます。  水源の利用状況で、河川水の割合は、明石川浄水場で69%、鳥羽浄水場で約52%となっております。いずれも適切な浄水処理のもと、水道法で定められました水質基準を満たしておりまして、問題なく水道水として供給できているところでございます。  また、明石川に放流している産業廃棄物事業者を規制する神戸市環境局事業系廃棄物対策部からは、必要に応じて情報の提供をいただくとともに、明石川工場排水等を排出する工場事業所を規制する神戸市環境局環境保全部とも、毎年1回開催される環境部局間会議に参加して情報交換を行うことで、明石川の水質の安全確保に努めているところでございます。  今後とも、神戸市との連携を通じて情報交換をするとともに、明石川水質保全について監視してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  わかりました。  それから、第3次整備事業というのが今回もありますが、この整備事業は、概要を見ますと、平成20年度から取り組んで目標年次が平成27年度となっておりますけど、平成30年度もこの第3次整備事業というのが組まれてますね。これは、年次的にはまだこれからも継続していくという事業ですか。 ○宮坂委員長  辻計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長の辻でございます。  3次整備におきましては、平成27年度に期限が切れるということで、そのまま延長しまして、また10年間、計画を延ばしております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  そうしたら平成30年度は、阪神水道企業団との関係とか、今後の水の利用の仕方、これはどのような計画ですか。 ○宮坂委員長  辻計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長でございます。  阪神水道企業団からの受水に関しましては、現在まだ調整中でございます。ただ、やはり明石川河川水自体が水質、水量ともに不安定な面もございますので、将来的には阪神水道企業団の受水に切りかえていきたいといったことを踏まえまして、現在協議中でございます。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  ということは、今のところまだ調整中で、平成30年度に具体的な協議が始まるということではないということですね。 ○宮坂委員長  辻計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長でございます。  はい、そのとおりで、まだ協議の段階でありまして、平成30年度は、現在の受水状況のまま事業を進めていきたいと考えております。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  わかりました。  次に、この事業の計画では、1日の計画給水量が13万2,000立方メートルとなってますけど、この説明を聞きますと、当初予算の計画に比べて年間総配水量が10万立方メートル減少し、年間の配水量が減少しているんですけど、1日の平均配水量は8万9,068立方メートルということで、この計画と現実との整合性というか、そのあたりはどうお考えですか。 ○宮坂委員長  溜池営業課長。 ○溜池営業課長  営業課長の溜池でございます。  水量なんですけども、大口使用者節水努力がありまして、来年度、その企業努力によりまして、工水のほうに切りかえるというのを聞いておりまして、その分、水量のほうが減っておるということでございます。  以上でございます。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  出雲委員。 ○出雲委員  先ほどの阪神水道企業団の件に関連しますが、水の24ページの上から6行目、受水費ですけれども、兵庫県の県水が11億8,100万円かかっているわけなんですけども、これは明石川関係の、大道町とか鳥羽のほうの浄水場だと思うんですけれども、この県水で払う分量を阪神に入れかえたら大分安くなるんですかという質問です。県水と阪神の水は、どのように違うのか、試算がもしできておったら、ちょっと教えてもらいたいと思います。 ○宮坂委員長  辻計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長の辻でございます。  ただいまの質問でございますが、もし阪神水道企業団から水を買うとしたら、大体1立米当たり62円ということになっておりまして、県水が今124円、約2分の1になっております。ただ、阪神水道を受水するに関しましては、神戸市の施設を利用するということで、また神戸市への施設利用料なども含まれてまいりますので、まだそこから10円、20円プラスされることになると思います。  また、県水におきましては、今、責任水量制という料金制度がありまして、その責任水量を超える水量に関しましては比較的安い金額で受水できるというような制度もありますので、その辺をいろいろ比較していきながら。  基本的に、県水を東部配水場に持ってこようと思いますと管路の整備、また、阪神水道企業団からの水を中部、西部に持っていこうと思いますと、また施設の整備に莫大な金額がかかってきますので、その辺を比較しながら、一番よい水量を決定していきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  阪神の水も県の水もおいしいやろうと思うんですが、前は神戸、大阪で飲んだら、何やこれ、これはまずいな、明石の水めちゃめちゃおいしいな、ということもあったんやけど、最近はなくなったなと思うんですが、そのような水質というんですかな、阪神水道のほうの水はいかがですか。 ○宮坂委員長  辻計画調整担当課長。 ○辻計画調整担当課長  計画調整担当課長でございます。  ただいまの質問でございますが、阪神水道企業団も今現在、明石市が明石川浄水場で行っておりますオゾン及び活性炭による高度浄水処理を導入しておりますので、原水が少々違ったとしても、基本的には同じような水質、飲み水としては同じような高度処理をされた水が配られておる状況でございます。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  そうしたら、今の答弁にありましたように、量的にも、また質的にもかなっている水を、受水計画がだんだん長くなってきたということですから、将来的にできるだけ早く阪神水道企業団の話を進めていただきたいと思いますので、意見を申し上げておきます。  以上です。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  穐原委員。 ○穐原委員  水の24の負担金について、ちょっとお聞きしたいんですが、大阪湾フェニックス建設工事に係る負担金ほかとあるんですが、この負担金は水道の全体事業によっての割合なのか。それとも、そこで出てくる廃棄物の量によっての割合なのかというところをちょっとお聞かせ願います。 ○宮坂委員長  池田浄水課長。 ○池田浄水課長  浄水課長でございます。  先ほどの負担金のご質問ですけども、あくまでもこれは原水及び浄水費ということで、浄水処理で生じた汚泥のフェニックス建設工事に係る負担金ほかの金額でございます。  以上です。 ○宮坂委員長  穐原委員。 ○穐原委員  浄水処理で生じた汚泥の負担金ということなので、これも汚泥の利用方法等々を考えていけば、将来的に減らすことも可能ではないのかなという気もするので、その辺を一度検討することも必要ではないかなという、意見だけ申しておきます。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  遠藤委員。 ○遠藤委員  意見でありますけれども、水の6ページ、老朽管の整備で、これは使えば使うほど弱ってくるというのは当然のことなんですが、上水、下水合わせてですけど、現時点ではどちらも採算がいいわけですよ。いいので、できれば売り上げ、利益の何%かは将来に対して投資をするというような方向で、いつも老朽管に対して神経を集中してさせておけないかというように感じるわけです。  というのは、当市ではそういう事故はなかったですが、他都市で上下水道の管が破裂したとか、事故があったら、道にどさっと非常に大きな穴があくので、大きな事故につながるわけです。それに対しては、起きてからでないとわからないというのが他都市の実情なので、その辺で本市は、例えば、常にどこどこをチェックしていたらそういうことはないというのが1つ。  もう1つは、もちろん費用がかかりますから、利益の何%かは必ずそういうところをチェックしておくと。老朽管はもちろんのことですけども、そういうことをすると、事故とか、そういうことにならないのじゃないかなというような期待があるわけです。その辺に対する考え方をお聞きしておきたいなと思います。 ○宮坂委員長  西本工務課長。 ○西本工務課長  工務課長の西本でございます。  遠藤委員ご指摘の水6ページの老朽管整備事業費ですが、毎年、老朽化した配水管を布設がえするという事業でございます。年次的に、長期10カ年の計画を上げて進捗を進めているところでございますが、古い管を更新するだけではなく、配・給水費の委託料の中で漏水調査というのを従前から行っております。  ことし平成29年度は、市内の東半分、来年度は西半分ということで、2年で一巡する漏水調査を、全体の890キロの配水管の延長がございますが、全て2年で一巡するような調査を行っております。かなりの件数、大なり小なり本管の漏水もあれば、本管から宅内に引き込まれる給水管、枝管、この漏水なんかも種々確認されております。  音を聞きながらずっと回っていきますので、かなりの精度で、漏水というような調査結果が出たところを掘れば水が吹いているというようなことで、その水は地下漏水ということで、地上には上がってきません。これをほったらかしておくと、道路地盤の土を侵食していって、どこかに流れ込むと、大都市で起こるような空洞状態になって陥没するということがございますが、2年に1回ではございますが、他都市と比べるとかなりの頻度で調査をしておりますので、この効果は大きいのかなと。  それと地上漏水も、市民からの通報によって即座に修繕の対応をしておりますので、事前の調査と事後の即座の修繕、それと老朽化した、今でいいますと昭和40年代、もう50年を経過した老朽管も、漏水調査によって年間数件は漏水を発見しておりますので、その発見される前の老朽管も、随時、費用と予算を見ながら更新しているというような状況でございます。  以上でございます。
    宮坂委員長  他にございませんか。  ないようですので、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第45号、平成30年度明石市水道事業会計予算は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮坂委員長  ご異議なしと認め、議案第45号、平成30年度明石市水道事業会計予算は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  こちらも前回、3月7日の建設企業常任委員会から、上程中の議案第46号、平成30年度明石市下水道事業会計予算について審査を行います。  こちらも既に議案の説明は前回の委員会で受けておりますので、これより同議案に対するご質疑、ご意見をお受けいたします。ご質疑、ご意見はございませんか。  出雲委員。 ○出雲委員  まず、2ページの下水道事業の起債の限度額、11億1,600万円限度で借りるよということなんですが、利率が5%以内ということになってるんですが、5%といったら今やったらめちゃくちゃ高い金利なんですね。まさかこれで借りることはないと思いますが、何%ぐらいで借りられる予定をされているのですか。 ○宮坂委員長  宮下下水道総務課長。 ○宮下下水道総務課長  下水道総務課長の宮下でございます。  企業債でございますが、予算で設定しております5.0%は、借り入れをすることができる最大の利率を規定しているところでございます。最近、直近の実績でいいますと、政府債借り入れで0.7%で借り入れを行っておりますので、来年度につきましても1%前後で借り入れられればいいと思っております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  0.7%ですか。それに関連しまして、今現在、7ページの企業債償還金として38億円ほど返すということになっております。聞くところによると、今、借金の総額が479億円あるということですが、これの金利は1%、0.7%ということはないでしょうけど、平均何%ぐらいになってますか。 ○宮坂委員長  宮下下水道総務課長。 ○宮下下水道総務課長  下水道総務課長でございます。  企業債の残高479億円に対して、平均の利率というのは求めていないので、ちょっとわからないのですが、現在残っている残高の中で一番高いのが5.05%でございます。約2%ほど、残高10億円ぐらいが5%台で借り入れた利率となっております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  5%やら4%、3%やらいろいろあると思うんですが、今0.7%で借りられるということなら、固定であればちょっと借りかえは大変かもわからないけども、国やから借りかえができたら借りかえしたほうがいいんじゃないかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○宮坂委員長  宮下下水道総務課長。 ○宮下下水道総務課長  下水道総務課長でございます。  下水道事業借り入れている企業債ですが、大部分が政府債の関係で、固定金利借り入れを行っております。繰り上げ償還をしようと思いますと、将来に支払う額にほぼ等しい保証金を支払う必要があります。下水道事業の場合、手持ちの現金が余りございませんので、繰り上げ償還をした場合、また新たに借り入れをしなければいけないので、保証金とまた新たに借り入れる利息とが二重にかかることになりまして、繰り上げ償還は不利となりますので、行う予定はございません。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  その理屈はわかります。  もう1点お聞きしますが、ことしは11億円借りる。それで38億円返済していくというような設計なんですけども、将来的に、この479億円の借金を、無借金とまで行かなくても、どんどん減らすというような展望を持って運営されているんでしょうか。 ○宮坂委員長  宮下下水道総務課長。 ○宮下下水道総務課長  下水道総務課長でございます。  下水道企業債の残高ですが、過去、平成15年度がピークでございまして、そのときが約792億円でございました。現在479億円となっているんですが、今後も起債の残高を極力増加させないように、投資事業平準化に努めて、企業債のほうの残高も下げていきたいと考えております。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  頑張ってください。  続きまして、25ページ、船上の処理場の件なんですが、先日、ネットワーク化の説明も受けました。そして、船上下水処理場コンクリート関係のほうは大丈夫やから、機械を入れかえていくよというようなことも説明を受けました。  機械を入れかえることによって延命化するということですが、あそこも治水だけじゃなしに防災・防水について、あの辺は2.5メートルほど海面より高いということらしいですけども、防波堤があって、もっと上から決壊した水が大分あそこへ逆にたまるようになっておるんですね。その辺まで含めて、2.5メートルで足りるのかどうか。2.5メートルの地面の上に置くだけで、防水は大丈夫なのかどうか。その辺を踏まえて、これから機械を修理されるのかどうか、ちょっと考えをお聞かせください。 ○宮坂委員長  高岸都市局次長下水道計画担当)。 ○高岸都市局次長下水道計画担当)  都市局次長下水道計画担当)の高岸でございます。  委員ご指摘のとおり、今は2.5メートル、津波の高さも、あそこの辺は2メートルですので、実は、平成16年の二見の浸水を受けて、平成17年から耐水化ということで、平成22年度には船上を含め、耐水化を進めております。その基準としたのが、やっぱりどこかで線を引かないと整備はできませんので、それが例えば津波の高さとか、高潮の高さというところで、今、高さを決めて整備をしております。  具体的にいうと、水につかると弱い設備ということになると、電気設備、二見の場合も電気設備がつかってしまったわけですが、そういうものを水面の高さより高くしていくという工事を平成22年度に完了したところでございます。  ご指摘のとおり、災害については想像を超えるというような言葉もありますけども、どこかで一線を引かないと、投資というのは際限がございませんので、今のところはそういう基準で防災を完了しているということで、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  防災・防水、十分に考えて設置していただきたいと思います。  それと絡めて、コンクリートは大丈夫ということですけども、下水の方だったら皆さんご存じだと思うけども、大観校区明石校区、それから上の丸やら、明石川から向こう側の汚水は、明石川の河口にある土管を通って入っているんですよね。それを昔は、船上の沖出しにより、その土管の下に大きい土管を入れて、明石川も、もっと浚渫するというような計画もあったはずなんですよ。  それが、今現在、それもネットワーク化の1つやったと思うんですが、それがなくなってしまったら、その土管は、多分四十何年も埋まったままやろうと思うんですけど、その土管が大丈夫かどうかというのは、調査をしたというようなことも聞いてないし、それと同じように、コンクリートは70年もつんですかね。 ○宮坂委員長  高岸都市局次長下水道計画担当)。 ○高岸都市局次長下水道計画担当)  都市局次長でございます。  コンクリートは75年もつかどうかというところですが、改築更新につきましては、大きく事後保全と、それと予知保全という考え方がございます。事後保全というのは、まさに陥没が起こってしまってから直すという考え方ですけど、これでは間に合わないのは当たり前の話なので、計画的な保全をするという、予防保全という考え方、それで、コンクリートについては便宜上、一般的に言われているのが50年というところで、今までも計画を立てていたところがございます。  ところが、予防保全につきましても、今は状態監視という考え方が出てきまして、要は、時間が来たから整備するのではなくて、状態をちゃんと監視して、その状態を見越してできるだけ延命化できるものは延命化しようと。一般的に今まで50年と言われていたものが、全国的な話になりますけど、75年、1.5倍は延ばしましょうよというのが国から示された大きな指針でもある、というのが1つあるところでございます。  ただ、75年もつかどうかというところは、今、委員のご指摘があったように、ちゃんと状態を監視して、常に状態を監視した上で、そういう状態を保っていくように私らも見ていくということで、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  状態を見ながら監視していただいてええんやけども、川の底ですわ。見えておったらよろしいよ。見えてない川の底のやつを、それを監視予防ですか、予防監視か知らんけれども、するというのは、ちょっと大がかりな監視の仕方が要るんじゃないかなと思いますので、その辺も一回、検討していただきたいなと思います。これは意見を申し上げておきますので、お願いいたします。  続きまして、26ページ、水洗普及率なんですが、予算事業説明シートを見せてもらいましたら、平成37年度の目標値99%といったら、平成37年度といったら7年先ですね。普及率は、もう100%で終わったかなと思ったら、ずっと99%とかで、それで、その上の100%水洗化はまだ目指しているということを書かれているわけなんですが、この辺の普及率の今の現在の状況と考え方をちょっと教えてください。 ○宮坂委員長  橋本下水道業務課長。 ○橋本下水道業務課長  下水道業務課長、橋本です。  ただいまの質問にございました水洗化率の話、平成37年度で99%の目標値を立てております。現状としましては、直近の情報では、この平成29年10月1日現在で98.4%まで伸びてきております。その前の年でいいますと、平成28年度末で98.3、その1年前が96.9という形で、数字的には徐々にではありますが伸びてきているという状況でございます。  それとあと、これらの取り組みについては、勧奨ということで年間5,000件程度、2名体制で水洗化されてないところについてはお声かけをしたり、お電話をしたり、場合によっては訪問をしたりという形で勧奨をしていっていると。それとあわせて貸付金制度がございますので、それの周知徹底をして、その両輪で水洗化を進めている状況でございます。  以上でございます。 ○出雲委員  わかりました。頑張ってください。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  梅田委員。 ○梅田委員  下の25ページの処理場費に関連してなんですけど、下水道汚泥を今後どういうふうに処理するかというのは、国のほうの指針でも、これは減らしていく方向でということで下水道法の改正もあり、下水道汚泥の利用、これは今、焼却するとか、セメントの材料に使うとか、炭化するとか、バイオマスでガスを発生させるとか、いろんな取り組みがありますけども、明石市の下水道としては、そういう下水道汚泥の活用というか、そういう方向はどのように考えていますか。 ○宮坂委員長  芦谷浄化センター担当課長。 ○芦谷浄化センター担当課長  浄化センター担当課長の芦谷でございます。  委員のご質問ですけれども、現在、明石市におきましては、焼却する前の脱水ケーキをセメント、それから燃料化というところで処分しておりますけれども、今後につきましては、いろいろな方式を検討しながら、多方面にわたって有効利用について考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  ないようですので、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第46号、平成30年度明石市下水道事業会計予算は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮坂委員長  ご異議なしと認め、議案第46号、平成30年度明石市下水道事業会計予算は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  その他の項ですが、事前に申し出を受けておりませんので、これを終結いたします。  この後、理事者入れかえを行いますが、都市局下水道室)並びに水道部の理事者の皆様におかれましては、本年度最後の常任委員会となりますので、一言ご挨拶を申し上げます。  改めて、都市局下水道室)並びに水道部の理事者の皆様方におかれましては、この1年間、委員会の運営に格段のご協力を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。また、本年度をもって定年退職となられる理事者の方がおられるとも聞き及んでいるところでございます。長年にわたりまして、明石市政の発展と市民福祉の向上に寄与してこられました、この間のご労苦に対しまして、心よりの敬意と感謝の意を申し上げる次第でございます。今後も、それぞれの新たなお立場で、より一層ご活躍をされますことを心より祈念を申し上げまして、私どもからの挨拶とさせていただきます。  本当に長らくお疲れさまでした。ありがとうございました。  それでは、ここで理事者入れかえのため休憩をいたします。再開は10時50分といたします。お疲れさまでした。                          午前10時34分 休憩                          ―――――――――――――                          午前10時50分 再開 ○宮坂委員長  それでは、建設企業常任委員会を再開いたします。  都市局都市整備室道路安全室、住宅・建築室)関係の付託された議案の審査に入ります。  本委員会に付託された都市局都市整備室道路安全室、住宅・建築室)関係の議案は3件であります。  初めに、前回、3月7日の建設企業常任委員会から上程中の議案第33号、平成30年度明石市一般会計予算分割付託分〕について審査を行います。  既に議案の説明は、前回の委員会で受けておりますので、これより同議案に対するご質疑、ご意見をお受けいたします。  なお、ご発言の際は、どの事業に関する質問か、事業名をおっしゃっていただきますよう、歳入の場合も同じでありますが、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。  それでは、ご質疑、ご意見はございませんか。  出雲委員。 ○出雲委員  159ページの道路新設改良事業、下から10行目です。まず、これシートのほうで見ましたら、平成30年度で八木地内道路の改修ということで入っております。聞きましたら、20年来、主に下水処理場ができたときに、そのたもとにあるこの地域の道路を整備することで地元協議が整ったというようなことを聞いております。  そして、二十四、五年たつと思うんですが、まだこの事業が上がってきている。この事業に対する考え方と、これ聞くところによると計画がまだまだ終わってない道路があると、未施工というのですか、まだ手をつけてない道路があると聞いております。また、片側だけ整備して片側がまだ整備できない、そして、細い道路があるというようなことも聞いておりますけれども、この事業について、基本的には早くやってあげてという質問なんですが、その辺、考え方をお聞かせください。 ○宮坂委員長  田仲道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長の田仲でございます。  今のご質問につきましては、八木地域における道路整備事業につきまして、二十数年、長い間取り組んでいることにつきまして、今後の考え方とか計画について、というふうなご質問でございます。  八木の地域につきましては、八木の自治会と協議をいたしまして、おっしゃるとおり平成4年の1月から改良、それから新設を含めまして15路線の整備を順次取り組んでございます。これまで用地買収が難航したり、計画どおりに進まないといったこともあったわけですが、事業は継続して着実に進めておりまして、市としては精いっぱい取り組んでいるという認識でございます。  今回、予算として上げさせていただきますのは、八木5号線という道路でございまして、これにつきましては、八木会館の西側に位置しまして、旧道から南側にループ状でとりつくような道路でございます。
     現在、用地測量、あるいは詳細設計を実施しておりまして、平成30年度からは、用地買収の予算というのを上げさせていただいております。今はこれに重点的に取り組んでいるという状況でございます。  以上です。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  二十何年間やっているけど、まだ取り組んでいるということなんですけど、それは予算の関係なんですか。おくれているんですが、ぼちぼちと進んでいる。予算の関係なのか、それとも地元の協力を得られないのか。総論賛成、各論反対と、わしとこ、これ土地をとられるのは嫌やというような各論反対が多いのか。そこまで露骨な話ができるのかどうかわかりませんけども、その辺ちょっと聞かせてください。 ○宮坂委員長  田仲道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長でございます。  事業の進捗についてのご質問でございますが、確かに用地買収で難航するというようなケースも多々ございますし、一方では、長い年月の間に、財政を取り巻くような状況というのも変わってますので、予算に制約されることも、もちろんあるんですが、そういった状況の中で継続して、一貫して取り組んでいるというふうな状況にあります。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  とりあえず頑張って、地元の要望、約束しているんですから、仕上げてやっていただきたいなと思うところです。  続きまして、その件も含めまして、159ページの狭あい道路整備事業ですが、これは狭い道を、2メートルとか3メートルの道をセットバックして4メートルの道路にしていくということで、セットバックしたとこを買い取ろうという事業なんですが、この八木の地域もそうですし、新浜とか林とか東藤江なんかでも、密集地ですね。これに対する、この密集地の面の改良という予算は上がってないんですけど、この狭あい道路事業で改良すると、効果が少しでもこれに貢献できるような予算づけになるんでしょうか。それも考えて、この狭あい事業をやられているんでしょうか。一回聞かせてください。 ○宮坂委員長  田仲道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長でございます。  狭あい道路整備事業が、密集市街地の改善に対しましてどの程度効果があるのかというようなご質問だと思います。道路の中心線から2メートルセットバックをいたしました後退用地につきましては、建築基準法上、建築物を初め、門とか塀とか擁壁というのは設置できないこととなっております。  一方で、個人の所有地という意識もございまして、花壇をされたり、自動車を置かれるというようなこともありまして、そういった状況を解消するために、狭あい道路整備事業に取り組んでいるわけでございます。  いざというときに、避難とか救急車、消防車が通行する最低限の幅員を確保するということで、密集市街地の防災性を高めるということには、一定の効果があると思っております。  他方、こうした事業手法には、やはり財政的な制約もございますし、また、そもそも建てかえがなければ狭あい事業の対象とはならないということでございますから、やはり建てかえを促進するということが重要ですし、その建てかえに当たりましては、不燃性の高い家屋とか、建て詰まりを解消するといったことが重要になってくると思っております。  そうしたことから、そういったことを誘導する手法につきましても、関係部署が協力して調査研究するということも、一方でする必要があるというふうに思っております。  以上です。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  狭あい道路事業、頑張ってやられておると思いますけども、私が言いたいのは、密集市街地の改良、これもちょっと考えてもらいたいなということでございます。これは意見で申し上げておきます。  続きまして、171ページ、市営住宅維持管理事業ですが、よく市民の方から聞かれるのが、市住に入りたいよと。それは、市住は当たらないと入れないよ、くじ引き当たりなさいよということなんですが、あの近くのあの部屋あいてるやないのと、いつ入れるのと。つまり、いっぱい空き家があるのやから、あそこに入れてよということで要望されることがあるんですよ。古いからやろうと思うんですけども、聞いたら、リフォームするのにお金がない、予算がないからというようなことも聞きます。  その辺で、エレベーターのある市住だったらどんどん入るかと思うんですけども。エレベーターがなくても入りたいというとこが、空き家があるというようなことがあるんですが、その辺の今の現在の考え方、取り組み方、一回聞かせてください。 ○宮坂委員長  橋本住宅課長。 ○橋本住宅課長  住宅課長の橋本でございます。  市営住宅の空き家ということのご質問でございますけども、市営住宅の管理戸数は、現在2,087戸ございますけども、この2,087戸の空き家率につきましては、現在20%ほどになってしまっている状況でございます。  9月の委員会でも、ちょっとご報告差し上げましたけども、長寿命化により今後も存続していく住宅ということで1,324戸、エレベーターのあるような住宅を中心にということになりますが、このような住宅の空き家率につきましては13%ほどとなっておる状況でございます。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  ええ市住でも空き家率が13%。もしほんまの民間の収益物件とか、そういう物件を持っている者であれば、1割以上あいていたら、いろんな手を使って入れますわ。古いとこやったら二十何%ですか。それちょっと、ええところにはできるだけ入れるようにしてあげてくださいよ。早目にリフォームして、やっていただきたいと思いますんで、意見を申し上げておきます。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  梅田委員。 ○梅田委員  何点かお聞きしたいと思うんですが、まず、一般の155ページの土木管理費、建築指導費の中の住宅耐震化促進事業についてであります。これ、前にも何回かお聞きしてきているんですが、政府の地震調査会が、南海トラフの地震については、これまで30年以内に70%ぐらいと言っていたのが、見直しをされて70%から80%に引き上げたということで、マグニチュードが8から9が予想されるということで、昭和21年に南海地震があってから、90年周期ということでどんどん近づいてきているということですが、そういう中で、旧の建築基準法で建ったのを、今、県の補助も入れ、明石市も独自の補助も入れて進んでいるんですが、前年度、平成29年度で19戸の改修で、平成30年度は20戸の改修目標ということですけど、これちょっと少ないんじゃないかなと思うんですが、対象戸数に対しての20戸というのをどのように判断して、また今後、平成30年度は何か新しい取り組みで耐震化を促進していく手だてがあるのか、そのあたり、お答え願えますか。 ○宮坂委員長  大塚建築安全課長。 ○大塚建築安全課長  建築安全課長の大塚でございます。  まず1点目の耐震改修戸数が少ないのではないかという話でございますけれども、予算的には毎年とっておるんですけれども、普及啓発の絡みもあるかと思いますけれども、現実問題として、とっている予算に対して戸数が少ないというのが現状でございます。今後とも、普及啓発に努めて、可能な限り耐震改修に努めていただくように努力していきたいなというふうに考えております。  それと、次の、今後どのような対策を講じていくかということなんですけれども、過去にいろいろな取り組みを実施しているのは、本会議におきましてもそうですし、委員会のほうにおきましても、一度報告はしているところではございます。  それで、特に具体の対策というのは来年度に入ってからということになろうかと思いますけれども、今現在、予算をとっておりますのが、過去に一度もやったことがないのですけれども、自治会等に回覧をしているリーフレットを次年度は戸別配付しようかなということで予算取りをしておりまして、それが1つ、全戸ではございませんけれども、特定の地域に配付を予定しております。  なかなか耐震改修が進まないのが実態ではございますけれども、少しでも安全・安心なまちづくりの促進に寄与していきたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  わかりました。兵庫県下で何か進んだ事例があれば、それも積極的に使っていただいて、できるだけ耐震化が進むように努力をお願いしたいと思います。  次に、159ページの道路新設改良費の中で、江井ヶ島松陰新田線、これは用地購入費が計上されておりますが、平成30年度にどの程度まで進めていこうとしているのか、よろしくお願いします。 ○宮坂委員長  田仲道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長の田仲でございます。  江井ヶ島松陰新田線につきましては、平成28年度に着手させていただきまして、これまで測量であるとか、設計、用地測量等、取り組んできました。  平成30年度からは、いよいよ用地買収に着手するということでございます。これまで作業する中で、主に松陰新田の方のところに出向きまして、説明会等を開かせていただきまして、ある程度の合意形成ができているというふうに考えております。  一方で、個々の土地所有者の事情もあるとは思うんですが、これから交渉を重ねまして予定に足るだけの用地買収を進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  わかりました。神戸市会の最終日、今月末に質問をするようですが、玉津大久保線という神戸側のほうは、なかなか色よい答弁がまだ進んでないようですので、明石側の江井ヶ島松陰新田線を進めていけば、それが形になっていくことによって、向こうにも働きかけができるかなと思いますので、よろしくお願いします。  先ほどもありましたが、同じページの狭あい道路の整備事業についてなんですけど、実は大久保には、狭い狭い道路の奥に宅地開発が進みだしまして、救急車もなかなか入らないというボトルネックの箇所が1カ所あります。開発が進んでいってますが、ほかの箇所から入れないので、救急車が入らない、消防車も入らないというようなことで中に住んでいる人はずっと心配していると。  そういう場合の狭あい道路については、これ何らかの形で、その部分の地権者と話をしていかなあかんかなと思うんですね。ですから、先ほど出ていたように、旧来の道で狭いところではなくて、安全上もこの狭あい道路はどうにかせなあかんというところについて、働きかけをしていただきたいし、我々もできることをするんですが、そのあたりのお考えはどうですか。 ○宮坂委員長  田仲道路整備課長。 ○田仲道路整備課長  道路整備課長でございます。  宅地開発が進んでいく中で、その宅地開発につながる道路が非常に狭小であると、そういったことに対する狭あい道路等で対策ができないかというふうなお話かと思います。  狭あい道路は、先ほどもちょっと申し上げたんですが、基本的には、建てかえに伴い、後退されたところを市が取得をしまして整備する事業でございます。ですから、その開発地があって、それから比較的広い道につながるまでの間につきまして、どういう対策をしていくかというようなことにつきましては、狭あいの手法でできるところもございましょうし、一方で、我々が進めております道路新設改良事業、生活道路等の整備といったことでも対応が可能かというふうに思っております。  いずれにしましても、そういった開発の状況を早目に捉えまして、そういった安全確保とか避難経路の確保につながるような道路のネットワークといいますか、そこへの対応というのは、その都度、必要だなというふうに思っております。  以上よろしくお願いいたします。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  わかりました。今後また、しっかり何かの対策を一緒に練っていきたいなと思いますので、またご協力をお願いしたいと思います。  次に、161ページなんですが、交通安全啓発・教育事業についてなんですが、先日、常任委員会ごとの議会報告会をした中で、高校生の自転車通学のマナーが悪いという声がたびたび聞こえたんですね。それで、この啓発事業で、平成30年度に何らかの形で高校生に啓発事業をやっていかなければならないと思うんですが、このあたりのお考えはいかがですか。 ○宮坂委員長  小田垣道路安全室長兼交通安全課長。 ○小田垣道路安全室長兼交通安全課長  道路安全室長の小田垣でございます。  高校生に対しての交通安全ということでございます。これまで取り組んできたこととしましては、まず、毎年、市内の各高校2校ずつぐらいなんですけども、模擬交通事故の再現をやりまして、事故の恐ろしさを体験してもらうというようなことをやってきております。これは来年度も継続してやっていきたいというふうに思います。  それと、チャリ通向上プロジェクトといいまして、これはPTAの取り組みでもあるんですけども、高校生の自転車通学の時間帯に合わせまして、街頭に立って交通安全を訴えるというようなこともやってきております。それも引き続きやっていきたいというふうに思います。  あわせて、これから何ができるかということにつきましては、またいろんな方面からご意見をいただきながら、検討してまいりたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  わかりました。地道な取り組みと思いますが、毎年毎年、新入生が入ってきますんで、これは継続してやっていくしかないかなと思いますので、よろしくお願いします。  次が、165ページなんですが、コミュニティ交通運行事業のたこバスについて、二見の右回り、左回りをいろいろと、16路線が今運行されておりますけども、この平成30年度の乗客数をふやす取り組みについて、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○宮坂委員長  森本調整担当課長。 ○森本調整担当課長  調整担当課長の森本でございます。  たこバスの乗客増に係るPR活動ということと思いますが、平成30年度においても、例年実施しておりますキャンペーン、ビンゴとか、イトーヨーカ堂さんとコラボしまして乗客増につなげる対策、あるいは、時刻表を電車の時間に合わせるなどして利便向上につなげていくというようなことをやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  あと、インターネットを見たら、ウィキペディアの中にも、たこバスのことが出てましたが、市外から来た人がたこバスに乗った場合に、何か観光案内みたいなもので、要所要所にある有名な史跡とか、それから明石のアピールとかいうようなことは、今どうですか。市外の人がたこバスに乗った場合を想定したような施策を考えてやってますかね。 ○宮坂委員長  森本調整担当課長。 ○森本調整担当課長  調整担当課長の森本でございます。  市内の名所旧跡とかのPRですけども、市内に協力店といいまして、たこバス事業に協力している店舗が、近くの、例えば江井島港とか、あとは二見、東二見の港などを、店に来ていただいた方にPRしていくというようなことを今までやっておりまして、引き続き観光に来られた方にもたこバスを知ってもらおうということで、今後も続けていきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  意見ですけども、乗った人が、この明石はどういう人口、広さ、明石というのはこういうとこです、みたいなことを聞きながら、明石市民にも明石を知ってもらうという意味で、何かそういうようなものを考えていただいたら、また乗る楽しみができるのかなと思いますので、意見として申し上げておきたいと思います。  あともう1点だけ最後に、165ページ、交通政策事業の中のJRのホーム安全対策、山電のバリアフリー化事業計画、いよいよ進んでいくのですが、我々も前内閣のときに、兵庫県選出の藤井衆議院議員が政務官で、末松参議院議員が副大臣で、石井大臣という3者がそろい踏みで、市長も含めて、あえて、このホームドアの件をやったんですが、いよいよこれが現実のものになっていくということで、山電のことも含めて、平成30年度の取り組みを説明してもらえますか。 ○宮坂委員長  森本調整担当課長。 ○森本調整担当課長  調整担当課長の森本でございます。  山陽電車のバリアフリー化におきましては、委員ご存じのように、今年度、江井ヶ島駅におきましてバリアフリー化事業を完成させる予定でございます。引き続き、山陽電車の林崎松江海岸駅についても、積極的に事業者及び国、県に働きかけていきたいと考えておりまして、来年度予算で設計額を上げております。  そのほかにつきましては、国の基本方針というのがございまして、3,000人以上の利用客のある駅についてはバリアフリー化を進めるということで進めておりますが、それに向かって今一生懸命やっているところでして、まずは林崎松江海岸について事業化に向けて進めていくということで、その後については、引き続き状況を見ていきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  梅田委員。 ○梅田委員  JRのほうはどうですか。 ○宮坂委員長  森本調整担当課長。 ○森本調整担当課長  JRの明石駅につきましては、今年度、平成29年度ホームドアの設計にかかっておりまして、平成30年、平成31年度にかけて工事をする予定でございます。  西明石駅につきましては、来年度工事に向かって設計を要望していく予定でございます。  ほかのJRの駅については、バリアフリー化については既に完了しているという状況でございます。  以上でございます。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  遠藤委員。 ○遠藤委員  都市基盤、施設の老朽化対策ということで、二、三お聞きしたいんですが、まず159ページの道路維持補修ということで、なぜこれを言うかといいますと、最近、高年クラブの会にあちこち行くんですが、私も77歳にもなりますんで、足が弱くなりました。道を歩いておりますと、ラミネーションがあったり、段差があったり、穴があいたりで、非常に歩くのがつらいと。昼はいいんですが、夜はもっとつらいということになるんで、その辺の道路維持補修という費用の中での認識と、それから今年度の取り組みについての話をいただきたいなと思います。 ○宮坂委員長  嶽下修繕担当課長。 ○嶽下修繕担当課長  修繕担当課長の嶽下でございます。  道路維持におけます主に段差とか、そういうところの解消になってこようかと思うんですが、そういった不陸の対策につきましては、常日ごろ道路パトロールを行っておりまして、それで段差を発見したときに速やかに修繕を図っていっているということを基本としております。  そのほか、道路モニターであるとか市民の方々からの通報があれば、応急的に対策をしていっている状況でございます。
     以上です。 ○宮坂委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  これ以前、連合自治会とか、そういうところから有志だったか、地域、地域で道路の悪いところを見て歩いてレポートするというような制度的なものがあったような。それも1回だけやったと思うんですよ、続いてはないと思うんですね。そういうことがあったら、ぜひこれをしてほしいなと思います。  続いて163ページ、交通安全施設の整備ですが、特に橋りょう関係、これは大きくは、もちろん国道もありますし、県道もありますし、市道もあるんですが、幅が狭いからといって事故はないという保証は全くないんで、そこら辺の管理をどのようにされておるのか、認識と取り組みをお聞きしたいと思います。 ○宮坂委員長  嶽下修繕担当課長。 ○嶽下修繕担当課長  修繕担当課長の嶽下でございます。  橋りょうの修繕につきましては、明石市橋梁長寿命化修繕計画に基づいておりまして、市内約200橋の長寿命化について計画的に取り組んでおるところでございます。  計画につきましては、平成22年度に策定を行いまして、5年後の平成27年度におきましても最新の点検データを反映しまして、計画を見直しているところでございます。  そして、計画に基づきまして、平成22年度から、これまで10橋の修繕工事を実施しまして、現在も、例えば山陽電車をまたぐ藤江人道橋など、3橋の工事を進めているところでございます。  以上です。 ○宮坂委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  わかりました。相手は鉄ですから、管理さえしておけば100年は十分もつと思うんで、その辺の長い目でずっと監視するという制度がぜひ必要やと思います。  もう1点、169ページで、同じような項目ですけども、都市公園の安全対策、それについて認識と取り組みをお聞きしたい。 ○宮坂委員長  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  委員のご質問は、公園施設の維持管理について、どのようにしているかということかと思います。明石市内の公園の主な施設につきましては、平成26年度に策定いたしました明石市公園施設長寿命化計画に基づきまして、安全安心の公園を目指し、維持管理しているところでございます。  例えば、明石海浜プールの更新や明石中央体育会館の耐震化なども、その計画に基づきながら国の補助をいただいて行ったところでございます。  また、子どもたちが使用いたしますブランコや滑り台といった遊具につきましても、平成21年度から年次的に、国の補助金をいただきながら更新の作業を進めております。  あと、頻繁にございますフェンスや水飲み場の修繕、また転落防止柵やコンクリート構造物の再塗装、色塗り、そういったものにつきましては、パトロールで見つけた際、また地元の団体で構成されてます公園愛護会などから通報があった場合に、随時行っておるところでございます。  以上でございます。 ○宮坂委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  年次的にチェックしながら補修していくというのは大事なことだと思います。  もう一点、165ページ、都市計画方針策定事業ですけども、この中で、従来から都市計画道路をたくさん計画して、予定しておりましたけれども、それに国、県の大きな事業が入ってきたがために不要になった事業というのがありました。それは、3年ほど前から9路線ほど整理されたと思うんですけども、それは実際問題、不要になったから廃止していったわけですが、これについての今後の考え方、認識と取り組みの予定があれば教えてください。 ○宮坂委員長  森本調整担当課長。 ○森本調整担当課長  調整担当課長の森本でございます。  都市計画道路につきましては、委員ご指摘のように、平成27年度に9路線を廃止しまして、平成28年度にもう1線廃止しております。  今後については、いろんな社会情勢や交通状況等々、今後変わっていくと思いますので、そういうものを勘案しながら、地域の方の意見も聞きながら、各路線について個々に検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  その具体的にどうこうという計画はありませんか。 ○宮坂委員長  森本調整担当課長。 ○森本調整担当課長  具体的にといいますか、第1次の検討で9路線を廃止しまして、その後、今で3年ほど経過しておりますが、今後、平成30年、平成31年という中で状況を見ながら、具体的にここの路線、あっちの路線というように、具体的に今後進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  これは相手方のあることで、すぐできませんから、計画的にゆっくりと、その地域に入って、必要度とか、そういうものをチェックしながら整備して、不要なものはつくる必要ないと思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思いますし、ぜひ計画は、まとまり次第、第2次ということで発表していただくことを期待します。  以上。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  出雲委員。 ○出雲委員  155ページの特定空家等除却支援事業ですが、次年度の予算が、今年度から約半分ぐらい減っておるんですね。1,000万円から500万円ぐらいに減ってるんです。これはもう危険家屋がなくなったと、空き家の危険がなくなってきているから減らしたのか。そういう感じじゃないですね。近くを見たって、空き家がいっぱいあるし、予算が減ってるように、もう半分でええというような状態じゃないと思うんですけれども。この減った理由と、今の空き家、この事業の今の状況を教えていただけますか。それから次年度の展望も教えてください。 ○宮坂委員長  今村建築調整担当課長。 ○今村建築調整担当課長  建築調整担当課長の今村でございます。  特定空家等除却支援事業につきましては、平成27年度1件、平成28年度3件、平成29年度2件について、除却の助成をしております。平成27年度当初には、5カ年計画、平成27年から平成31年度ですけども、40棟の除却を目指しておりました。  この3年間で、この危険老朽空き家は、この40棟に加え、14棟ふえ、54棟となりましたが、このうち21棟については除却されております。この21棟の除却の内訳につきましては、略式代執行によるものが2件、それから支援事業を利用したものが6件、みずからの費用負担で除却したものが13件となっております。半分以上が公費を使わずに除却をされております。  平成30年度の予算においては、これまでの状況を鑑みまして、事業が適正規模となるように検討しております。残りの危険な老朽空き家についても、是正が完了するように順次指導を進め、今後も除却支援事業の活用が進むように努めてまいります。  また、今後の展望ということなんですけども、今後の課題としては、土地と建物の所有者が違う場合に、責任の所在がはっきりせず、是正が進まないケースというのも結構ありまして、この対応に苦慮しているところでございます。このような事例の対応策を研究して、是正が進むように今後取り組んでいきたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  頑張ってくれてるやろうと思いますけども、まだ残っておりますから、隣の人が、火が出たら自分のとこに延焼するとか、また環境面で、猫や犬やネズミが出入りしておるとかいうことをよく聞きますので、この事業に力を入れてやっていただきたいと思います。意見を申し上げておきます。  以上です。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  2点ほど質問をさせていただきます。157ページ、明石港再整備事業なんですが、明石西外港地区における防潮堤の整備と聞き及んでますが、今後の予定と市の役割についてお聞かせください。よろしくお願いします。 ○宮坂委員長  藤井事業調整担当課長。 ○藤井事業調整担当課長  事業調整担当課長の藤井でございます。  委員のほうからご質問がありました西外港の件につきまして、今後の予定と市の役割ということで2点お答えさせていただきます。西外港のほうにつきましては、今後なんですけども、平成30年度に防潮堤の本体工事に国交省のほうが着手する予定になっております。  あわせまして、市としましても周辺整備に取り組んでいるところでして、防潮堤本体工事の進捗状況を踏まえながら、市として、その防潮堤周辺の整備に取り組んでまいりたいと考えております。  説明が最後になりましたけども、市の役割ということなんですけども、これまで防潮堤整備事業につきましては、国だけではなく、県、あと地元の漁協、市、関係者一体となって取り組んできたところでございます。明石市内におきましても、防潮堤が整備されていない最後の区間になりまして、連携を密にしながら取り組んできたところでございます。  国のほうとしましては、防災・減災の観点から防潮堤本体の工事を行いまして、県及び漁協は、防潮堤を整備する箇所につきまして諸物件がございましたので、そちらの水産加工場の移転に漁業振興の観点からこれまで取り組んできたところです。  明石市としましては、まちづくりの観点から、周辺整備といたしまして背後の東西道路の改築等に今後取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  地元も待望していた防潮堤と聞き及んでますので、しっかりと国、県と地元漁協と連携をして事業を進めていただきたいなと、これは意見とさせていただきます。  次に、169ページの(仮称)17号池公園整備事業なんですが、これも国との連携が必要なんですが、今後のスケジュールをちょっとお聞きしたいなと思います。 ○宮坂委員長  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  (仮称)第17号池公園につきましては、公園整備に向けて、平成30年度に設計業務や各種調査、測量や土質調査といったものになるんですけども、それを行いまして、あわせて地域の方から、どんな公園がいいのかというご意見を十分お聞きして整備内容を決めたいというふうに考えております。  基本的には、運動公園として整備する予定にしておりますので、野球などができる球技場、また、サッカーなどができる多目的のグラウンドなどを整備したいと考えております。また、駐車場とか、緑地、遊具なども、地域の方からのご希望があれば整備したいというふうには考えております。  スケジュールなんですけども、先ほど言いましたように、平成30年度に設計業務委託を行いまして、順調に行きますと、平成31年度から整備工事のほうに入らせていただくということになりますが、地元の方の意見を聞いて整備内容を決めるということと、国の補助金を活用して工事を進めていくということから、国の補助金のつき方にも左右されてきますので、現在のところ、いつまでにするということは未定ということになっております。  今後、関係する方々のご意見を参考にして、また協力を得ながら、できるだけ早く市民の方に喜ばれる公園を完成できるように努力していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  この事業は、国が2分の1、市が2分の1負担というふうに聞き及んでます。我が会派として、国のほうにしっかりと要望をしていきたいと思いますので、しっかりとこの事業を進めてください。  以上でございます。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  ないようですので、以上で質疑を終わります。  態度表明も特によろしいですね。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第33号、平成30年度明石市一般会計予算分割付託分〕は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮坂委員長  ご異議なしと認め、議案第33号、平成30年度明石市一般会計予算分割付託分〕は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  こちらも前回、3月7日の建設企業常任委員会から上程中の議案第37号、平成30年度明石市公共用地取得事業特別会計予算について審査を行います。  既に議案の説明は、前回の委員会で受けておりますので、これより同議案に対するご質疑、ご意見をお受けいたします。ご質疑、ご意見はございませんか。  出雲委員。 ○出雲委員  公の9ページ、用地再取得国庫委託金の関連で、これ収用の話だと思うんですが、この委託金の使い先なんですけれども、もうそろそろ、あのあたりがきれいに収用されてきて、あと1件ぐらいかなという気がするんですが、いかがでしょうか。 ○宮坂委員長  杉野道路総務課長。 ○杉野道路総務課長  道路総務課長の杉野でございます。  あと1件というお話でございますけども、交渉状況についてお答えいたします。現在は、全ての地権者と12月の契約ができまして、土地の引き渡しを待っている状況でございます。  現在、まだ1店舗営業中でございますが、来週に閉店ということを聞いております。また、その建物でございますが、4月中旬から解体を始めると所有者の方から聞いております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  よかったですね。道をつくるときには、収用が終わったら、もう8割方でというより、9割方できたといわれるのかな。あと1年か2年でできるんだろうという期待をするわけですけど、これは国の事業ですから、何年先までにということは全然言えないと思いますので、早く、速やかに進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  ないようですので、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第37号、平成30年度明石市公共用地取得事業特別会計予算は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮坂委員長  ご異議なしと認め、議案第37号、平成30年度明石市公共用地取得事業特別会計予算は、原案どおり承認いたしました。
     次に移ります。  こちらも前回、3月7日の建設企業常任委員会から上程中の議案第38号、平成30年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算について審査を行います。ご質疑、ご意見はございませんか。  出雲委員。 ○出雲委員  石の4ページ、墓園事業ですが、平成29年、今年度から合葬式墓地の募集を実施し、また来年も募集するということになっておりますが、これの今の現在の状況、それから将来の展望、応募状況等を聞かせていただけますでしょうか。 ○宮坂委員長  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長の門田でございます。  委員ご質問の件は、合葬式の墓地の今の状況はどんな感じかということでしょうか。  石ヶ谷墓園にございます合葬式の墓地につきましては、昨年の12月に供用開始いたしました。それに合わせて、使用者の申し込みを受け付けているところでございます。現在、12月1日から2月末までの集計はできておりまして、3カ月間で700件以上の申し込みを受け付けており、予想より大幅に多くなっております。  参考までに、12月1日から12月末、12月できて当初、そこが一番やっぱりピークとなっておりまして、520件の申し込みで、1月、2月は、ちょうど100件ずつぐらいのお申し込みになっております。  申込者が多くて、事務処理で少し手間取ってしまうところがあって、市民の方にご迷惑をおかけしたかもしれませんけども、大きな混乱もなく手続を進められておるところでございます。これからもスムーズな事務処理を行いまして、市民の方に喜ばれる合葬式墓地の運営を行っていきたいというふうに考えております。  将来は、言いましたように、少しずつ減ってくるとは思いますけども、50年間でいっぱいになるということを想定しておりますので、まだまだ余裕はあるというふうに考えております。  以上でございます。 ○宮坂委員長  出雲委員。 ○出雲委員  大変申込者が多くてよかったなと思うんですが、この700件申し込まれた方は、遺骨は既に入られているということで考えていいんでしょうか。 ○宮坂委員長  門田緑化公園課長。 ○門田緑化公園課長  緑化公園課長でございます。  申し込みの状況なんですけども、申込者の約半数が生前予約となっております。したがいまして、まだご存命の方、また、お骨になって、例えば、まだ違うお寺さんに預けているとか、石ヶ谷墓園の中にいるという方もいらっしゃいまして、まだ納骨されるという方がぼちぼちしか出てきていないのが現状でございます。 ○宮坂委員長  他にございませんか。  ないようですので、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第38号、平成30年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮坂委員長  ご異議なしと認め、議案第38号、平成30年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算は、原案どおり承認いたしました。  その他の項ですが、事前に申し出を受けておりませんので、これを終結いたします。  次に移ります。  本年度最後の常任委員会が、この後、閉会の運びとなりますので、ここで一言ご挨拶を申し上げます。  本日、こうして無事に年度末の一定の区切りを迎えることができましたのも、委員の皆様、そして理事者の皆様方の格段のご理解、ご協力、並びに議会事務局の皆さんのサポートがあったからでありまして、改めまして、全ての皆様方に感謝を申し上げる次第でございます。  また、本年度をもって退職される理事者の方がおられると聞き及んでいるところでございます。長年にわたりまして、明石市政の発展と市民福祉の向上に尽くしてこられました、この間のご労苦に対しまして、心よりの敬意と感謝の意を申し上げる次第でございます。本当に長らくお疲れさまでした。ありがとうございます。  結びになりますが、本年のこの建設企業常任委員会の審査過程で出された、委員から出されたさまざまな意見が今後の施策展開の中で生かされて、市民の皆様方にとって、安全安心で快適なまちづくりの推進につながることを祈念いたしまして、正副委員長からの一言の挨拶とさせていただきます。  1年間どうもありがとうございました。  それでは、引き続いて、市理事者を代表して、森本副市長からご挨拶をいただきます。  森本副市長。 ○森本副市長  副市長でございます。  宮坂委員長、辰巳副委員長を初め、委員の皆様方には、この1年間、熱心にご議論いただきまして、本当にありがとうございました。また、退職者に対しまして温かいねぎらいのお言葉も頂戴いたしまして、重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございます。  当委員会が所管いたします、土木、都市計画、上下水道といった分野につきましては、市民生活に欠かせない都市基盤だという認識をしております。市民の皆様方からのご要望もいろいろいただくところでございます。それと、高度成長期にたくさんつくりました都市インフラも更新時期を迎え、老朽化をしていると、そういうような差し迫った課題もございます。  一方で、少子高齢化とか、社会経済情勢が大きく変化をしておりまして、いわゆる事業選択、予算の確保といった面が非常に難しい時代となってきております。新年度には中核市に移行いたしますけれども、やさしいまち明石として、住みたい、住み続けたいと内外の皆様に選ばれるまちであり続けられるよう、市民目線に立って、しっかりと必要な事業には取り組んでまいりたいと考えております。  しかしながら、残念なことですけれども、今年度、斎場管理センターでの漏水、ひび割れ、その際の事務処理、また東部給食センターでの施工の不備など、市民の信頼を損なうような事案も発生をいたしました。  今後、より一層、しっかりとした事務執行に努めてまいる所存でございますので、市議会におかれましては、引き続きのご理解、ご協力を切にお願いを申し上げまして、私からの挨拶といたします。  本日は、本当にありがとうございました。 ○宮坂委員長  ありがとうございました。  それでは、これをもちまして、建設企業常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。                          午前11時48分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                         建設企業常任委員会                         委員長  宮 坂 祐 太...