○
山崎委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 そういうことなんですよ。
本当に仕事のためにどうこういうのはまれなんです。ここの場合は、
市民センターがあるからいつでも来れるということでやってますけども。これは分散型で分かれますと、今度は本当に仕事で行けるということから分散型と言われているんですが、私は一番初めから言ってるように、
市役所庁舎というのは市の顔ですから、これは永遠に残るようなものにしてほしい。また、それに耐えられるような場所に設置をせないかんと。今、お聞きしたら、1案、2案、別紙1、2とかあるんですが、
サウンディング調査し、そんなん何か下心がと言ったらいかんのですが、商売人にそんなことを聞くものと違うし、聞いたって、それは自分に都合のいいようなことを言いますから。そうじゃなしに、やはり、役所はかくあるべきと。役所はリーダーのもとにかくあるべきというのを1つ出してから、それに対してどうこうというのを出してもらって、今、その確たるものがないんですよ。それで、我々に対して何がいいですか、何がいいですかと言ってメニューをどんどん持ってくる。それで1年目、2年目、3年目ですね、今回。それで、また元へ戻って、駅の
東南部のあそこもいいでしょう、それは場所ということではいいですけど、それを今から再
整備して、
山本部長が言われたように、それじゃ
可能性ありますかと聞くと、いや、その前提ではなしにあそこがいいと、研究しましょうということで回っていると。これはちょっと今すぐの話にならんですよね。要するに、ことしはそれじゃ何をするんですかと。何度もこの初めに、初期の段階で聞いていますけれども。そうしたら、来年の4月に
統一選挙があるんです。
市長さん変わる
可能性あるんです。ここで一生懸命我々やって決めて、次の
市長が来て違うことを言ったら、もう全然終わりですよ。その辺は副
市長は担保できますか。
○
山崎委員長 森本副
市長。
○森本副
市長 副
市長の森本でございます。
直接的に今の
遠藤委員のご
質問にはちょっと
お答えがしにくい。
市長が変わったらどうなるんだということについて、私が
お答えをするわけにまいりませんので、そこの
部分についてはちょっと
お答えを控えさせていただきたいと思いますけれども、ただ、
市役所庁舎の考え方にはいろいろあるというふうに思っております。
遠藤委員が
委員会ごとに、
庁舎は市の顔だからというご発言も聞いておりますし、ただ、そこは言いながら一方ではやはり、
市役所の場所というのが
まちの
にぎわいにも影響する。また、
市民の
利便性、災害面での拠点といったような面も持つといったような、そういう多元的な面で今、
検討していると、そういう認識でございます。
以上です。
○
山崎委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 と言いながら、経済圏としてどうあるかというのは、この辺の数から言ったら、そんなに大きなもんではない。ただ、そこで役所の人間、職員ですね。職員の数とかで、そういう町並みがどうかということになれば、そんなに今のこの時点も期待はできないだろうし、変わったからといっても期待はできない。そうしたら、相乗効果が求められるところを期待するというのもいいんじゃないかなと私は思ってるんですけど。果たしてそうなってくると、それじゃ今すぐにできるんかというたら、3年、5年、10年先ですわという話になったら、ちょっとこれ、ピントが合わないんですね。皆さんがおっしゃる、
説明する内容と、それから我々が
質問している内容と、答えてくれる、それから
市役所がしようとすることが合ってないような気がするんですよ。その辺をもうちょっと整理して、今回で最後ですかね、新しいアイデアは出ませんか。
○
山崎委員長 新
庁舎担当課長。
○
山口新
庁舎担当課長 新
庁舎担当課長でございます。
今後新しい案が出てくるかということにつきましては、現在の3つの
単独配置案、それから
分散配置案、4つの中から絞り込んでいく方向で考えておりますので、新しい案については出さない予定で考えております。
以上でございます。
○
山崎委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 そういうことで、これから4つの案から精査して、そして決定するということを今、確認しておきます。
前回までそうじゃなかったから。前回までの話から第4の案が出てきた。この(2)ですかね、
明石駅南東部の再
開発という話、本当にいいとこなんですよね。ですけど、あの地域に入りますと、そんな話は誰も聞いてないぞと。従来からここはそんなとこじゃないわなとか、全然違うことを言ってるわけ。ですから、そないなるとちょっと時間かかるような気がします。ということは、今すぐの答えにはならないような気がする。
山本部長、それで不確定要素と言われたんだと思うんですけど。その辺を我々考えながらアピールはしていきたいと思います。
以上。
○
山崎委員長 他にございますか。
久枝
委員。
○久枝
委員 本当は正直言いまして、きょうの
委員会でもう少し進んだ話が出るのかなというふうには思ってました。昨年からこの
委員会をやってる中で、なかなか前に進まないですよね。やったのと言ったら、
西明石の上ケ池公園がなくなったぐらいで、ほとんど進んでない状態がもう2年も続いています。もともと、
市役所そのものが耐用年数が迫ってきているんで建てかえなきゃいけないよという話もある中で、正直、こんなにのんびりやってていいのかなという思いはあります。
先ほど、
三好委員から
質問がありましたように、その再
開発のことがいつごろ、どんな形で出てくるんだと言われても、結局答えられない、
スケジュールわからないというふうな
状況になっておりまして、こんな
状況だったら、この
委員会をこれから重ねていっても、なかなか話が進まないような形になっておりますよね。やっぱり、その再
開発の
検討も早急にやっていただきたいと。当然、私たちの会派としては、案としては確かにこれが一番いいだろうというふうに見てますが、それには本当に実現できるのかというのも聞かないといけないですし、当然それにかかる
コストであったり、時間であったり、そういうのも含めての判断になります。そこが出てこないことには、どの案にしようというふうな考え方も最終的には出せないんで、やっぱり何をするにしてももうちょっと早くならないかなというふうに思います。
質問というわけではないんですが、
意見として捉えておいていただければいいと思いますが、せっかくこういう特別
委員会を毎回やってますが、着実に一歩ずつ前に進んでいるというのがわかるような、そんな
委員会にしていかなければいけないと思いますんで、できるだけ、もうちょっと進捗
状況を頑張っていただきたいなというふうに思いますので、お願いいたします。
○
山崎委員長 意見でよろしいですか。
せっかくなので、どなたか。
まち再生部長。
○
山本まち再生部長 まち再生部長の
山本です。
今のご
意見、肝に銘じて頑張りたいというふうに思います。
ただ、これについては今、担当課長のほうが一番最初に申し上げたように、エリアの問題というのもまだ解決をしておりませんので、そういうエリアを決めて、それでその中にマストで
市役所を入れていくという、それぐらいしか、そこからスタートしてますので、まだまだちょっと答えが出るのは先かなというふうに思いますけれども、できるだけ早く判断をしていくための材料は提供していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○
山崎委員長 よろしいですか。
宮脇政策局長。
○
宮脇政策局長 政策局長の宮脇でございます。
山本部長の先ほどの答弁と重複する
部分ございますが、本当にこの再
開発ができるんであれば、最有力の
候補地の1つになってくると考えておりますんで、前から申しておりますとおり、しっかりと可否を見きわめたいという思いで、10月に、ただいま紹介させていただいた
山本部長以下、駅南を担当した部長、次長、課長、そして係長級まで体制を整えております。
庁内ではこれ以上はないという体制をもって、今、
検討をさせていただいているところでございます。
確かに再
開発、困難な
部分もありますし、
スケジュール感もありますし、大きな財源の問題もあります。それを
検討する上でベストのメンバーで今、させていただいています。ただ一方、しっかりと
検討させていただいた上で可否を決めなければ、今後50年にかかわる話でございますので、一定のお時間もいただきたいという思いで今やっております。その点だけすみませんが何分ご理解賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
山崎委員長 他にございますか。
尾倉副
委員長。
○尾倉副
委員長 きょうは各
候補地の特徴が示されました
資料が出てまいりましたけれども、その上でしっかり会派に持ち帰ってまた議論をしていかないといけないかなと思っておりますが、確認をちょっとしたいと思います。
視察で渋谷区のほうに行きまして、室長も課長もご一緒だったので、その辺よくわかられるかと思うんですけれども、定期借地権を設定して、現地建てかえで区の
財政負担がゼロであったということで、その辺、
明石市でもそれが可能なのかどうなのか、確認をしておきたいと思います。
○
山崎委員長 新
庁舎担当課長。
○
山口新
庁舎担当課長 新
庁舎担当課長の
山口でございます。
渋谷区でありました手法といいますのは、現
庁舎敷地4,500平米のところに70年の定期借地権を設定して、その権利金として211億円相当額を得まして、それで
事業者のほうから
庁舎の建物を受領したというものでございます。
その定期借地権につきましても、
サウンディング調査におきまして、
開発手法についての聞き取りを行いました。渋谷区で提案のありましたこの定期借地権付
マンションにつきましては、
明石市では事例が少なく、難しいのではないかという
意見がありました一方で、期間70年の定期借地権設定は可能であるという
意見もございました。
ただ、
明石と東京では、路線価でいいますと、
明石では1平米当たり12万5,000円の路線価に対して渋谷区は平米当たり214万円ということで、地価水準が大きく異なることから、定期借地権を
活用することによって負担ゼロで新
庁舎整備を行うことは非常に難しいとは考える一方で、現
庁舎敷地の
民間活用の手法としては定期借地権の
活用も有効な手法の1つであると考えております。
検討の余地は十分にあると考えますので、今後も
売却と並行して定期借地権の
活用についても
検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
山崎委員長 尾倉副
委員長。
○尾倉副
委員長 ありがとうございます。
またしっかり
検討のほうをお願いしたいと思います。
我が会派も、その
明石駅前という、再
開発も何とかできればいいなというところなんですけれども、先ほどの部長の答弁等もお聞きする中で、できるかどうかというのもこれからであると。また、各
委員さんからのご
質問もそうでしたけれども、今、局長のほうからもこれ以上にないベストの体制で取り組んでいるということであるならば、もう少し、その辺の方向性をしっかり示していただきたいと思いますので、
意見として申し上げます。
以上です。
○
山崎委員長 これも
意見でいいですか。
何で先ほどから
意見でいいですかというのは、きょう終えて、次は3月議会しかないので、できるだけ久枝
委員の意向にも沿えるような、スピーディーさというか、
委員長としては一定の方向性を見出していきたいので、やっぱりその辺はどちらも切磋琢磨して前に進めたらなと思ってますので、
意見は
意見でいいんですけど、少しやっぱり方向性に触れていっていただかないと前に行かないんじゃないかなとは思ってますが、いかがでしょうか。
宮脇政策局長。
○
宮脇政策局長 政策局長の宮脇でございます。
先ほども
山本部長よりできるだけ早く
検討は進めたいという
お答えをさせていただいたとおりでありまして、時期、
スケジュールも頭に入れながら、今、
検討を進めているところでございます。
ただ、先ほども申し上げましたように、非常に重要な
検討でありますんで、ある程度の内容が、めどが立った案でお示しせなあかんとも考えておるところでございます。内容の中身を詰めるのと時期を両にらみでしつつ、今、させていただいているところで、各
委員からの、その
スケジュール感、お示しする
スケジュール感についてのご指摘は、今、強く受けとめさせていただいているところでありますんで、しっかりとスピード感を持って
検討させていただきながら、今後、めどがつく
状況について、逐次、また
委員長以下、
委員にもご報告させていただきながら、今後の進め方をよく相談させていただきたいと考えておりますんで、よろしくお願いいたします。
○
山崎委員長 皆さんよろしいですか。他にございませんか。
委員長から一言。
この間、1年と9カ月ですか。特別
委員会を設置して、吟味させていただいております。久枝
委員からもありました。他の
委員さんも多分同じだと思うんです。決め手に欠けるんです。もう1つ最終的な決め手に欠けていると私は思ってます。
ただ出てるように、
明石駅
周辺というのは、かなり魅力的だというのは、もうぼやっとこう皆さんの中でもありますので、やっぱり、この当
委員会3月議会を迎えるに当たっては一定の方向性を見出したい。最終的にはどの案やというのも出せればいいかなと思ってますので、各
委員さんにおかれましては、きょうのこの内容を会派でしっかりと精査していただいて、次回、3月までにひょっとしたらもう1度、閉会中あるかもわかりませんので、そのあたりもお酌み取りいただいて、今後、
委員会を進めてまいりたいと思いますので、ご了解をお願いしたいと思います。よろしゅうございますか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
山崎委員長 ありがとうございます。
それでは、その他に入りたいと思います。
事前に申し出を受けておりません。その他、終結させていただいてよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
山崎委員長 終結をさせていただきます。
それでは、3点目、閉会中の所管事務調査事項、
庁舎建設に関することということで、以上の項目について、閉会中もなお慎重に調査
検討いたしたいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
山崎委員長 ご異議なしと認めます。
それでは、これをもちまして本日の新
庁舎整備検討特別委員会を閉会をいたします。ご苦労さまでございました。
午前10時41分 閉会
以上は、本
委員会の記録であることを証するため、
明石市議会
委員会条例第20条の規定により押印する。
新
庁舎整備検討特別委員会
委員長 山 崎 雄 史...