明石市議会 > 2018-12-14 >
平成30年新庁舎整備検討特別委員会(12月14日)

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  1. 明石市議会 2018-12-14
    平成30年新庁舎整備検討特別委員会(12月14日)


    取得元: 明石市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-29
    平成30年新庁舎整備検討特別委員会(12月14日)                           新庁舎整備検討特別委員会                         平成30年12月14日(金)                         於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(5人)   山 崎 委員長             尾 倉 副委員長   久 枝 委 員   三 好 委 員   遠 藤 委  員 〇出席説明員   森本副市長  宮脇政策局長  横田企画部長  中西まちづくり部長   山本まち再生部長  ほか所管各局の室長・次長・課長 〇議事  (1)報告事項(1件)   ア 市役所庁舎整備に向けた取組について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2  (2) その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16  (3) 閉会中の所管事務調査事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16                            午前9時58分 開会
    山崎委員長  ただいまから新庁舎整備検討特別委員会を開会いたします。  議事に入る前に、会派変動による委員席の変更についておはかりいたします。現在のお席でよろしゅうございますか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○山崎委員長  ありがとうございます。  それでは、また新たな理事者ということで、理事者紹介をお願いいたします。  宮脇政策局長。 ○宮脇政策局長  政策局長の宮脇でございます。  10月22日付の人事異動により新たに当委員会に出席する職員につきまして、私から紹介させていただきます。まず、まち再生部長山本でございます。 ○山本まち再生部長  山本です。どうぞよろしくお願いします。 ○宮脇政策局長  続きまして、まち再生担当次長の杉浦でございます。 ○杉浦まち再生担当次長  杉浦でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○宮脇政策局長  まち再生担当課長高田でございます。 ○高田まち再生担当課長  高田でございます。よろしくお願いします。 ○宮脇政策局長  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○山崎委員長  紹介は終わりました。  それでは、議事に入ります。  報告1件、市役所庁舎整備に向けた取組について、理事者説明を、求めます。  山口庁舎担当課長。 ○山口庁舎担当課長  新庁舎担当課長山口でございます。  報告事項ア市役所庁舎整備に向けた取組について、ご説明いたします。  お手元の委員会資料をお願いいたします。  市役所庁舎整備につきましては、現在、明石周辺における市街地開発事業検討を進めるとともに、各候補地における建物概要等整備計画案など、整備場所検討に必要となる資料を順次作成しているところです。  市役所庁舎整備に向けた検討を進めるに当たり、現在の候補地ごと検討状況及び今後の取り組みについて報告いたします。  まず、1、現在の検討状況でございますが、現在地につきましては、建物のボリュームイメージ検討を行っているところです。  また、本市の新たな取り組みである市有施設土地活用に関するサウンディング調査対象案件としまして、市役所庁舎整備に伴い、現本庁舎敷地の全部、または一部を売却する場合の利活用計画について、民間事業者との対話、いわゆる意見交換を行いました。  まず、①の建物ボリュームイメージにつきましては、資料の中ほど左側に平面図、右側に立体のイメージ図をお示ししております。現庁舎敷地の東半分、現在の議会棟と、その駐車場部分に11階建ての新庁舎を建設するプランとしております。なお、浸水対策といたしまして、建物の1階部分はピロティ、柱のみの外構空間としまして、駐車場等としての利用を考えております。  次に、②のサウンディング調査につきましては、このたび、財政健全化担当が実施したサウンディング調査活用し、民間事業者との対話を行いました。なお、サウンディング調査とは、今後さらなる有効活用が考えられる市有施設土地に関し、民間事業者との対話により、事業のアイデアや市場性の有無、実現性の高いスキーム等検討するもので、今回、現庁舎敷地を含めた10案件について、延べ16件の申し込みがございました。そのうち、現庁舎敷地に関しましては、4件の申し込みがありました。  資料2ページをお願いいたします。  対話目的、内容といたしましては、土地の全部、または一部を売却する場合の民間需要価格見込み土地売却して民間活用を行う場合、まち活性化に向け、例えば、住宅、ホテル、商業・集客施設等どのような方策が考えられるかであり、民間事業者から聞き取った結果でございますが、まず、全体の概要としまして、明石駅から少し距離はあるものの、住宅需要は十分に見込まれる一方で、商業施設の需要としては、海沿いであるため、一般的には商圏が半分となること。また、現庁舎敷地開発内容土地購入価格等は、県の明石港東外港地区計画や市の当該敷地開発方針に大きく影響を受けるため、同時期の売却は難しいにしても、一体的な方針での売却が望ましいこと。また、売却時期については、現在の好調なマンション市況を鑑みると、早い方がよいといった意見がございました。  個別意見につきましては、別紙1をご参照願います。  全体の概要は、先ほど申し上げましたとおりでございます。  続きまして、下の大きな四角囲み個別意見欄をご参照願います。  まず、開発する施設の種類・規模等についてでございますが、施設の種類といたしましては、主にマンション及び商業施設が挙げられましたが、商業施設ではやや集客が厳しいといった意見もございました。開発の規模は、マンション700戸程度で、形状としましては、タワーマンションイメージとのことであり、販売価格につきましては、周辺マンションより少し上の価格を想定しているとのことです。また、コンセプトその他につきましては、黒ぽつの2つ目に記載のとおり、分譲マンションの立地としては、駅から徒歩10分以上かかることはデメリットではあるものの、この眺望は魅力的であるとの意見がありました。  次に、売却規模土地購入価格についてでございますが、売却規模、すなわち、敷地全体か半分かにつきましては、敷地の半分のほうが適正規模開発が容易であるという意見や、マンションの引き渡しや支払いの時期をずらせば全体での開発も可能だが、単価は一般的に安くなるという意見があった一方で、一般的な不動産の価値として、間口が狭く奥行きが広いものは価値が下がることから、接道部分が長くなる全体のほうがよいとの意見もありました。  土地購入価格につきましては、東外港地区開発の影響を大きく受けるため、現時点では不透明であるといった意見や、開発内容にもよるが、東外港地区開発が終われば市所有地の価値が高まるのではないかといった意見がありました。  最後に、その他の意見についてでございますが、市役所との関係については、マンション購入者にとって、市役所が隣にあることがプラスになるとの意見があった一方で、特段のセールスポイントにはならないという意見もあり、意見が分かれたところでございます。  また、アクセスにつきましては、黒ぽつの1つ目に記載のとおり、開発に当たっては錦江橋と東外港地区北側との間の歩行者道路等アクセス道路整備が必要であるとの意見がありました。  資料本文の2ページ中ほどをお願いいたします。  次に、(2)の明石周辺につきましては、10月22日付で政策局内まち再生担当を新設し、下の図のラインで囲まれておりますアスピア明石明石駅前開発ビルに挟まれた地区におきまして、市街地開発事業実現可能性等についての検討を行っているところです。  続きまして、資料3ページをお願いいたします。  (3)のJT跡地につきましては、先日、公募型プロポーザル方式により売却に係る優先交渉権者が決定し、それに伴い、当該事業者の提案に基づき、公共公益施設用地の位置につきましても敷地北東部分に決定いたしました。  次に、(4)の分散配置につきましては、明石周辺JT跡地における機能面からの配置例及び分散配置によるメリットデメリット検討を行いました。  まず、①の機能面からの配置例でございますが、下の表にお示ししておりますとおり、明石周辺には、市民に身近な機能市役所を象徴する機能としまして、市民向けサービス機能及び議会機能政策形成機能を配置し、JT跡地には防災拠点機能等、これら以外の機能を配置することを検討しております。  資料4ページをお願いいたします。  続きまして、②の分散配置メリットデメリットでございます。  メリットといたしましては、両庁舎災害対策機能を持たせることで、災害時の活動拠点を分散できる点や、将来的に職員数が減少した場合、一方の庁舎売却・転用することで庁舎維持管理コストを削減できる可能性がある点が挙げられますが、一方で、デメリットといたしまして、来庁者が一つの庁舎で用件を完結させることができない可能性があることを初め、部署間の連絡調整意思決定などがスムーズに行えず業務効率が低下することや、エレベーターや空調機器通路等共用部分に要するコスト及びスペースが二重にかかることなどが考えられます。  次に、(5)の各候補地の特徴でございますが、先ほど、検討状況をご説明いたしました各候補地につきまして、公共交通利便性防災面リスク等のそれぞれの特徴をまとめております。  別紙2をお願いいたします。  初めに、現在地明石周辺JT跡地の3つの単独配置案についてご説明いたします。  まず、①の公共交通利便性につきましては、現在地JR山陽電鉄明石駅から約0・9キロメートルの距離があります。また、JT跡地JR大久保駅からの距離は約0.5キロメートルとなりますが、大久保駅は新快速が停車しないことに加えて西明石始発の電車もあり、明石駅と比較しますと停車する電車の本数は少なく、また、山陽電鉄中八木駅からの距離が約1キロメートルございます。一方、明石周辺市街地開発事業の場合は、駅から近く、利便性が非常に高くなります。  ②の道路のアクセス性につきましては、いずれの候補地も国道に接道、または近接しております。なお、現在地及びJT跡地は、敷地内に駐車場の確保が可能となりますが、明石周辺の場合は、敷地内に十分な駐車場が確保できるかどうかは不透明であり、周囲の駐車場を含めた検討が必要になる可能性がございます。  ③の防災面リスクにつきましては、現在地及び明石周辺は標高が3メートル未満となりますが、JT跡地は標高18メートルであり、津波や浸水の想定はございません。  次に、④の財政負担につきましては、現庁舎敷地売却規模について、現在地建てかえの場合は敷地の約半分となりますが、明石周辺及びJT跡地の場合は敷地全体が売却可能となります。  続きまして、⑤のまち活性化についてでございますが、現在地建てかえの場合、中心市街地にぎわいとの関係におきましては、市役所への来庁者数、来庁手段現状維持の状態となり、また、敷地の半分にはなりますが、現庁舎跡地民間活用により、定住・交流人口がふえ、中心市街地にぎわいづくりに貢献できることとなります。市全体の活性化との関係におきましても、敷地の半分ではありますが、跡地活用により人口増税収増を図ることができます。  明石周辺の場合は、公共交通機関での来庁者数が増加することにより、明石周辺を行き交う人の増加が見込まれるとともに、現庁舎跡地全体の民間活用により、定住・交流人口がふえ、中心市街地にぎわいづくりへの貢献の程度は現在地建てかえの場合よりも大きくなることが考えられます。また、市全体の活性化との関係におきましても、庁舎移転後の跡地全体の活用による人口増税収増を図ることができます。  JT跡地の場合は、大久保への庁舎移転により、職員を含め、明石周辺を行き交う人が減少することとなりますが、跡地活用の面においては、明石周辺と同様に全体が民間活用可能となります。また、市全体の活性化との関係におきましても、庁舎移転後の跡地全体の活用による人口増税収増を図ることができます。  ⑥の検討に当たってのポイント(課題)でございますが、現在地の場合は浸水、液状化といった災害時の対応と民間活用部分が半分となることによる土地売却収入の減少が、明石周辺の場合は、権利者合意形成といった再開発事業実現可能性、また、事業費事業期間が、JT跡地の場合は、市役所明石地区から大久保地区へ駅をまたいで移転することについての合意形成市役所庁舎大久保地区まちの調和がそれぞれ挙げられます。  (4)の分散配置につきましては、①の公共交通利便性から⑤のまち活性化までの各項目におきましては、表に記載のとおり、(1)から(3)の単独配置案における各候補地の足りない部分を補完し合う面はございますが、⑥の検討ポイント(課題)にございますように、市民利便性を初め、業務の効率性等の観点から分散配置必要性有効性を改めて検討する必要があると考えます。  資料本文4ページにお戻りください。  最後に、2、今後の取り組みでございますが、今後につきましては、明石周辺における市街地開発事業実現可能性事業に要する期間・費用・整備イメージなど、事業の全体像について検討を行うことに合わせ、各候補地において、建物概要等計画面及び概算事業費市財政負担額等財政面比較検討が可能となる整備計画案を作成するなど、庁舎整備に向けた取り組みを進めてまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○山崎委員長  説明は終わりました。  各委員のほうからご意見、ご質問等ございましたら。どなたからでも。  三好委員。 ○三好委員  では、何点か質問をしたいと思います。  単独配置で3番目、JT跡地なんですが、もし大久保単独になった場合、JRの電車の数なんかは増便するようなことが可能なのかというところと、あと、大久保駅のホームって、やはり長さはある程度あるのかなとは思うのですけど、幅が相当狭くて、いつも通勤客なんかがごった返しているというような状況があると、そういうふうに聞いておりますが、その辺の改善なんかは可能なのかどうかというところをお話しいただきたいと思います。 ○山崎委員長  新庁舎担当課長。 ○山口庁舎担当課長  新庁舎担当課長山口でございます。  先ほどご質問のありましたJT跡地庁舎単独配置された場合の交通の利便性、主にJR大久保駅の電車の増及びホームの改善についてでございますが、現在のところ、まだJR西日本との協議は行っておりません。ただ、現在のJRのダイヤの状況等を考えますと、また西明石までは6番線までのホームがありますが、西明石より西につきましては線路の数も少なくなっておりますし、ホームもなかなか構造上難しいところがあろうかと思います。  仮にJT跡地のほうに移転することになりましたら、やはり、そういう市民の方の利便性等については非常に、公共交通機関での来庁については配慮をしていかないといけないことではございますので、そうなった場合にはJRとの協議が必要になってくると考えているところでございます。  また、ホームにつきましても、庁舎に来られる時間帯というのはお昼間が多くて、大久保駅のホームが狭く危険を伴う時間帯というのは、主に朝夕のラッシュの時間帯であるのではないかなというふうには考えますが、やはり、利便性の観点から改善が必要であるとは考えますので、これもJRとの協議が今後の課題になってくると思います。  以上でございます。 ○山崎委員長  三好委員。 ○三好委員  現段階では少し難しいのかなというふうに認識をしております。  10月にまち再生担当ができまして、動いていただいているとは思うんですが、こちらにも書いてあるように、今後、スケジューリングの問題であったり、それから、費用の問題であったりというようなところが資料として出てくるのかなと、そういうふうに思っておりますが、それはいつごろに委員会で発表されるのかなというようなところをお話しいただきたいと思います。 ○山崎委員長  まち再生担当課長。 ○高田まち再生担当課長  まち再生担当課長高田でございます。  議員ご質問スケジュールや費用に関して、お答えさせていただきます。  現在、まだ区域のほうも確定しておりません。ヒアリング等による権利者意向等も把握できているような状況ではありません。ただ、制度的に再開発をやるに当たっては、最新の制度による補助金採択要件とか、そのあたりの整理を今やっておりまして、申しわけございませんが現時点スケジュールや費用に関して、事業費に関してお答えできるような状況ではありません。頑張っておりますが、いつという時期に関しても現時点お答えできるような状況ではないということであります。  以上です。 ○山崎委員長  三好委員。 ○三好委員  明確な時期は今の段階ではお答えできないというようなところかと思います。先ほど一部説明があったかと思うんですけど、大きな流れとして申請をしてどうなっていくというような、その大きなフレームの部分なんかは今、お話しできるようなことはありますか。 ○山崎委員長  まち再生担当課長。 ○高田まち再生担当課長  まち再生担当課長高田でございます。  まず、再開発事業をやるに当たっては、権利者の合意がまず第一であります。それに合わせて、それをやるための都市計画手続等が必要となってまいります。現時点でいつということは明言することはできませんが、明石駅の再開発の場合であれば、平成20年に勉強会を開始して、平成23年3月に都市計画決定ができたと。多分、これは最短で行くスケジュールだとは思いますが、過去の事例としてはそういう状況であります。ただ、地区状況によって違いますので、このまま行けるかどうかは未定であります。  以上でございます。 ○山崎委員長  三好委員。 ○三好委員  そんな厳しいところもあろうかと思うのですが、10月にまち再生担当ができたわけですから、その辺は実現に向けて動いていただくというような認識を持っていいんでしょうか。 ○山崎委員長  まち再生部長。 ○山本まち再生部長  まち再生部長山本です。  実現の可能性を、まあ言ったら担保しながらやっていくということではなくて、この別紙の2にも書いてありますけれども、本当に市役所を入れて再開発ができるのかどうかということを、その判断をするための資料を集め、情報を集め、いろんなルートを探るということなんで、前提ではないというふうにお考えいただきたいというふうに思います。 ○山崎委員長  よろしいですか。  遠藤委員。 ○遠藤委員  今、聞いておったので大分わかったのですが、前提でないという話も出てきながら。私は12月の本会議で市役所庁舎のことで若干聞きました。今から四十数年前に吉川という市長がおられて、50年したらこの場所を変えなあきませんよということで、今の市役所を建てたと。その原因の1つに何があったかというのを振り返って考えると、今の状態ではないんですね。例えば、大災害とか、そういうのは考えられてなかったような気がするんですね。そうじゃなくして、人口とか、それから、まちの成長とか、成熟、その辺を考えて、きっと用を成さなくなるんじゃないかということを考えたんではないかと思うんですよね。それから考えると、本当に当を得ているなと思うところもあるんです。今の状態は、やっぱり市民に便利、また働く人にも便利、そして大きな経済効果を持つかどうかとか、そういう点、明石全体がそこでおさまるかどうかと、その辺も考えないかんと。  この間、私が以前の会派におるときの仲間が市役所庁舎に関するアンケートをとった。それ見ますと、我田引水のところもたくさんあるんですが、地理的に真ん中がええやないかと、便利やというようなこともあるんですね。ですから、ここを変えないかんという客観的な条件と、それならどこがええかと言ったら、ここ以外だったらどこでもいいというところの要素もあるんです。だから、そこでそれじゃあ何が望まれるかということになるんですね。その辺で私はいつも思うんですが、市民にとって何を市役所に望んでいるかということが問題だと思うんです。  そこで1つ質問しますが、市役所庁舎市民の方、29万8,000人の人口で、市役所へ何回来ましたかと、足を運びましたかというようなアンケートをとっておられますか。 ○山崎委員長  新庁舎担当課長。 ○山口庁舎担当課長  新庁舎担当課長山口でございます。  アンケートにつきましては、少し前にはなりますけども、平成22年に、前の検討のときにアンケートをとっております。そのときには市役所庁舎について不便な点、それから、どのぐらい市役所とか市民センターに足を運ばれるかということもお聞きしまして、その頻度につきましては、やはり半年に1回程度、そのぐらいの訪問回数の方が一番多かったというふうな結果になっております。  以上でございます。
    山崎委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  そういうことなんですよ。  本当に仕事のためにどうこういうのはまれなんです。ここの場合は、市民センターがあるからいつでも来れるということでやってますけども。これは分散型で分かれますと、今度は本当に仕事で行けるということから分散型と言われているんですが、私は一番初めから言ってるように、市役所庁舎というのは市の顔ですから、これは永遠に残るようなものにしてほしい。また、それに耐えられるような場所に設置をせないかんと。今、お聞きしたら、1案、2案、別紙1、2とかあるんですが、サウンディング調査し、そんなん何か下心がと言ったらいかんのですが、商売人にそんなことを聞くものと違うし、聞いたって、それは自分に都合のいいようなことを言いますから。そうじゃなしに、やはり、役所はかくあるべきと。役所はリーダーのもとにかくあるべきというのを1つ出してから、それに対してどうこうというのを出してもらって、今、その確たるものがないんですよ。それで、我々に対して何がいいですか、何がいいですかと言ってメニューをどんどん持ってくる。それで1年目、2年目、3年目ですね、今回。それで、また元へ戻って、駅の東南部のあそこもいいでしょう、それは場所ということではいいですけど、それを今から再整備して、山本部長が言われたように、それじゃ可能性ありますかと聞くと、いや、その前提ではなしにあそこがいいと、研究しましょうということで回っていると。これはちょっと今すぐの話にならんですよね。要するに、ことしはそれじゃ何をするんですかと。何度もこの初めに、初期の段階で聞いていますけれども。そうしたら、来年の4月に統一選挙があるんです。市長さん変わる可能性あるんです。ここで一生懸命我々やって決めて、次の市長が来て違うことを言ったら、もう全然終わりですよ。その辺は副市長は担保できますか。 ○山崎委員長  森本副市長。 ○森本副市長  副市長の森本でございます。  直接的に今の遠藤委員のご質問にはちょっとお答えがしにくい。市長が変わったらどうなるんだということについて、私がお答えをするわけにまいりませんので、そこの部分についてはちょっとお答えを控えさせていただきたいと思いますけれども、ただ、市役所庁舎の考え方にはいろいろあるというふうに思っております。遠藤委員委員会ごとに、庁舎は市の顔だからというご発言も聞いておりますし、ただ、そこは言いながら一方ではやはり、市役所の場所というのがまちにぎわいにも影響する。また、市民利便性、災害面での拠点といったような面も持つといったような、そういう多元的な面で今、検討していると、そういう認識でございます。  以上です。 ○山崎委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  と言いながら、経済圏としてどうあるかというのは、この辺の数から言ったら、そんなに大きなもんではない。ただ、そこで役所の人間、職員ですね。職員の数とかで、そういう町並みがどうかということになれば、そんなに今のこの時点も期待はできないだろうし、変わったからといっても期待はできない。そうしたら、相乗効果が求められるところを期待するというのもいいんじゃないかなと私は思ってるんですけど。果たしてそうなってくると、それじゃ今すぐにできるんかというたら、3年、5年、10年先ですわという話になったら、ちょっとこれ、ピントが合わないんですね。皆さんがおっしゃる、説明する内容と、それから我々が質問している内容と、答えてくれる、それから市役所がしようとすることが合ってないような気がするんですよ。その辺をもうちょっと整理して、今回で最後ですかね、新しいアイデアは出ませんか。 ○山崎委員長  新庁舎担当課長。 ○山口庁舎担当課長  新庁舎担当課長でございます。  今後新しい案が出てくるかということにつきましては、現在の3つの単独配置案、それから分散配置案、4つの中から絞り込んでいく方向で考えておりますので、新しい案については出さない予定で考えております。  以上でございます。 ○山崎委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  そういうことで、これから4つの案から精査して、そして決定するということを今、確認しておきます。  前回までそうじゃなかったから。前回までの話から第4の案が出てきた。この(2)ですかね、明石駅南東部の再開発という話、本当にいいとこなんですよね。ですけど、あの地域に入りますと、そんな話は誰も聞いてないぞと。従来からここはそんなとこじゃないわなとか、全然違うことを言ってるわけ。ですから、そないなるとちょっと時間かかるような気がします。ということは、今すぐの答えにはならないような気がする。山本部長、それで不確定要素と言われたんだと思うんですけど。その辺を我々考えながらアピールはしていきたいと思います。  以上。 ○山崎委員長  他にございますか。  久枝委員。 ○久枝委員  本当は正直言いまして、きょうの委員会でもう少し進んだ話が出るのかなというふうには思ってました。昨年からこの委員会をやってる中で、なかなか前に進まないですよね。やったのと言ったら、西明石の上ケ池公園がなくなったぐらいで、ほとんど進んでない状態がもう2年も続いています。もともと、市役所そのものが耐用年数が迫ってきているんで建てかえなきゃいけないよという話もある中で、正直、こんなにのんびりやってていいのかなという思いはあります。  先ほど、三好委員から質問がありましたように、その再開発のことがいつごろ、どんな形で出てくるんだと言われても、結局答えられない、スケジュールわからないというふうな状況になっておりまして、こんな状況だったら、この委員会をこれから重ねていっても、なかなか話が進まないような形になっておりますよね。やっぱり、その再開発検討も早急にやっていただきたいと。当然、私たちの会派としては、案としては確かにこれが一番いいだろうというふうに見てますが、それには本当に実現できるのかというのも聞かないといけないですし、当然それにかかるコストであったり、時間であったり、そういうのも含めての判断になります。そこが出てこないことには、どの案にしようというふうな考え方も最終的には出せないんで、やっぱり何をするにしてももうちょっと早くならないかなというふうに思います。  質問というわけではないんですが、意見として捉えておいていただければいいと思いますが、せっかくこういう特別委員会を毎回やってますが、着実に一歩ずつ前に進んでいるというのがわかるような、そんな委員会にしていかなければいけないと思いますんで、できるだけ、もうちょっと進捗状況を頑張っていただきたいなというふうに思いますので、お願いいたします。 ○山崎委員長  意見でよろしいですか。  せっかくなので、どなたか。  まち再生部長。 ○山本まち再生部長  まち再生部長山本です。  今のご意見、肝に銘じて頑張りたいというふうに思います。  ただ、これについては今、担当課長のほうが一番最初に申し上げたように、エリアの問題というのもまだ解決をしておりませんので、そういうエリアを決めて、それでその中にマストで市役所を入れていくという、それぐらいしか、そこからスタートしてますので、まだまだちょっと答えが出るのは先かなというふうに思いますけれども、できるだけ早く判断をしていくための材料は提供していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○山崎委員長  よろしいですか。  宮脇政策局長。 ○宮脇政策局長  政策局長の宮脇でございます。  山本部長の先ほどの答弁と重複する部分ございますが、本当にこの再開発ができるんであれば、最有力の候補地の1つになってくると考えておりますんで、前から申しておりますとおり、しっかりと可否を見きわめたいという思いで、10月に、ただいま紹介させていただいた山本部長以下、駅南を担当した部長、次長、課長、そして係長級まで体制を整えております。  庁内ではこれ以上はないという体制をもって、今、検討をさせていただいているところでございます。  確かに再開発、困難な部分もありますし、スケジュール感もありますし、大きな財源の問題もあります。それを検討する上でベストのメンバーで今、させていただいています。ただ一方、しっかりと検討させていただいた上で可否を決めなければ、今後50年にかかわる話でございますので、一定のお時間もいただきたいという思いで今やっております。その点だけすみませんが何分ご理解賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○山崎委員長  他にございますか。  尾倉副委員長。 ○尾倉副委員長  きょうは各候補地の特徴が示されました資料が出てまいりましたけれども、その上でしっかり会派に持ち帰ってまた議論をしていかないといけないかなと思っておりますが、確認をちょっとしたいと思います。  視察で渋谷区のほうに行きまして、室長も課長もご一緒だったので、その辺よくわかられるかと思うんですけれども、定期借地権を設定して、現地建てかえで区の財政負担がゼロであったということで、その辺、明石市でもそれが可能なのかどうなのか、確認をしておきたいと思います。 ○山崎委員長  新庁舎担当課長。 ○山口庁舎担当課長  新庁舎担当課長山口でございます。  渋谷区でありました手法といいますのは、現庁舎敷地4,500平米のところに70年の定期借地権を設定して、その権利金として211億円相当額を得まして、それで事業者のほうから庁舎の建物を受領したというものでございます。  その定期借地権につきましても、サウンディング調査におきまして、開発手法についての聞き取りを行いました。渋谷区で提案のありましたこの定期借地権付マンションにつきましては、明石市では事例が少なく、難しいのではないかという意見がありました一方で、期間70年の定期借地権設定は可能であるという意見もございました。  ただ、明石と東京では、路線価でいいますと、明石では1平米当たり12万5,000円の路線価に対して渋谷区は平米当たり214万円ということで、地価水準が大きく異なることから、定期借地権を活用することによって負担ゼロで新庁舎整備を行うことは非常に難しいとは考える一方で、現庁舎敷地民間活用の手法としては定期借地権の活用も有効な手法の1つであると考えております。検討の余地は十分にあると考えますので、今後も売却と並行して定期借地権の活用についても検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○山崎委員長  尾倉副委員長。 ○尾倉副委員長  ありがとうございます。  またしっかり検討のほうをお願いしたいと思います。  我が会派も、その明石駅前という、再開発も何とかできればいいなというところなんですけれども、先ほどの部長の答弁等もお聞きする中で、できるかどうかというのもこれからであると。また、各委員さんからのご質問もそうでしたけれども、今、局長のほうからもこれ以上にないベストの体制で取り組んでいるということであるならば、もう少し、その辺の方向性をしっかり示していただきたいと思いますので、意見として申し上げます。  以上です。 ○山崎委員長  これも意見でいいですか。  何で先ほどから意見でいいですかというのは、きょう終えて、次は3月議会しかないので、できるだけ久枝委員の意向にも沿えるような、スピーディーさというか、委員長としては一定の方向性を見出していきたいので、やっぱりその辺はどちらも切磋琢磨して前に進めたらなと思ってますので、意見意見でいいんですけど、少しやっぱり方向性に触れていっていただかないと前に行かないんじゃないかなとは思ってますが、いかがでしょうか。  宮脇政策局長。 ○宮脇政策局長  政策局長の宮脇でございます。  先ほども山本部長よりできるだけ早く検討は進めたいというお答えをさせていただいたとおりでありまして、時期、スケジュールも頭に入れながら、今、検討を進めているところでございます。  ただ、先ほども申し上げましたように、非常に重要な検討でありますんで、ある程度の内容が、めどが立った案でお示しせなあかんとも考えておるところでございます。内容の中身を詰めるのと時期を両にらみでしつつ、今、させていただいているところで、各委員からの、そのスケジュール感、お示しするスケジュール感についてのご指摘は、今、強く受けとめさせていただいているところでありますんで、しっかりとスピード感を持って検討させていただきながら、今後、めどがつく状況について、逐次、また委員長以下、委員にもご報告させていただきながら、今後の進め方をよく相談させていただきたいと考えておりますんで、よろしくお願いいたします。 ○山崎委員長  皆さんよろしいですか。他にございませんか。  委員長から一言。  この間、1年と9カ月ですか。特別委員会を設置して、吟味させていただいております。久枝委員からもありました。他の委員さんも多分同じだと思うんです。決め手に欠けるんです。もう1つ最終的な決め手に欠けていると私は思ってます。  ただ出てるように、明石周辺というのは、かなり魅力的だというのは、もうぼやっとこう皆さんの中でもありますので、やっぱり、この当委員会3月議会を迎えるに当たっては一定の方向性を見出したい。最終的にはどの案やというのも出せればいいかなと思ってますので、各委員さんにおかれましては、きょうのこの内容を会派でしっかりと精査していただいて、次回、3月までにひょっとしたらもう1度、閉会中あるかもわかりませんので、そのあたりもお酌み取りいただいて、今後、委員会を進めてまいりたいと思いますので、ご了解をお願いしたいと思います。よろしゅうございますか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○山崎委員長  ありがとうございます。  それでは、その他に入りたいと思います。  事前に申し出を受けておりません。その他、終結させていただいてよろしいですか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○山崎委員長  終結をさせていただきます。  それでは、3点目、閉会中の所管事務調査事項、庁舎建設に関することということで、以上の項目について、閉会中もなお慎重に調査検討いたしたいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山崎委員長  ご異議なしと認めます。  それでは、これをもちまして本日の新庁舎整備検討特別委員会を閉会をいたします。ご苦労さまでございました。                          午前10時41分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        新庁舎整備検討特別委員会                        委員長  山 崎 雄 史...