◎
消防総務課主幹 防災士資格に関しましては、
消防本部が所管として実施しているわけではなく、
危機管理室のほうで
福島市全体を考慮して
防災士を育成しております。ですので、何名とかというのは
消防本部のほうで人数とかパーセンテージのほうはご提示できないところでございます。
◆
阿部亨 委員 先ほど出ました
大学生等の
加入についてですが、今現在はゼロということで、
団員自体が。まず、
分団の
所属なのですが、
学校があるところというのですか、その地域なりの
分団に
所属するというような形になるわけですか。
◎
消防総務課主幹 学生団員で、
基本団員となれば、その
所属する
分団に配置されることになります。
あと、
先ほど私もお話しさせていただきましたように、
機能別も含めて
考えておりましたので、
機能別の場合であれば、本
団付ということで今
考えているところでございます。
◆
阿部亨 委員 そうすると、
分団に
所属するということになると、
火災、その他の
災害における
活動等、今
分団員の方が
活動しているのと同じような
活動をやはりするというような形なのでしょうか。
消火活動等も同じようにやるというような形になるわけですか。
◎
消防総務課主幹 基本団員となれば、そのとおりでございます。
◆
阿部亨 委員 そうすると、
学生、18歳以上はもちろんそうなのですが、ある
意味保護者の
理解とか、そういうものも必要になってくるのかななんとも思ったのですが、やっぱり危険というか、命にかかわることも出てくるのかなと思うのですが、そのあたりはどのようにお
考えですか。そういう
理解を得る何かがあるとか、そういう
説明もあるとか、特にはそういうことは関係ないわけですか。本人がやるというふうになれば、それでいいとか、そういうことなのでしょうか。
◎
消防総務課主幹 今おっしゃっていただいたとおり、
学生団員ということで18歳以上ということを捉えておりますので、本人の意思により
入団していただくということになります。
◆
阿部亨 委員 あともう一つ、
先ほど企業、
協力企業とかのお話も出たのですが、大学なり、
学校の協力なり、
理解というものもやっぱりかなり必要になると思うのです。もちろん
授業中なり、いつそういう
出動があるかわからないと、その辺の
学校に対する呼びかけなり、
仕組みづくりなり、そういう点はどのようにお
考えですか。
◎
消防総務課主幹 学生で
授業があるということであれば、
基本団員の
サラリーマン団員とかと同じ扱いということで
考えていただいてよろしいかと思います。ですから、
授業中、
火災が発生したと、だから
出動してくださいということではありません。
あともう一点なのですけれども、
先ほどから
機能別、
機能別ということでもお話しさせていただいておりますが、
機能別ということで
学生団員を採用した場合には、
現場活動ではなく、
予防広報とか、
消防団員の
加入促進とか、そういった
役割を担っていただくことになります。
◆
宍戸一照 委員 細かいことなのだけれども、ちょっと教えていただきたいのだけれども、この
資料の1ページの下から2行目、
生業と書いてあるのだよね。この
生業という
意味合いをここでお使いになったということは、どういうふうな
意味合いがあるのかなと思って、伺いたいと思う。普通はこういうときには、
役所用語でいうと、役所の表記の仕方としては
職業等を持ちとか、そういうふうな表現の仕方になると思うのだけれども、ここに
生業ということに
言葉をかえたというのはどういうふうな
意味があるのかなという、ちょっと細かいことであれなのだけれども、別段趣旨とは関係ないのだけれども。何かしらほかに範囲を広めて
生業としたのか、その辺の
意味合いを、ここにあえて
生業というふうに
言葉をお使いになったというのは何を
意味しているのかなというふうに聞きたいなと思って。
◎
消防長 結局は
職業なのですけれども、
消防団そのものが
ボランティアという
意味合いが強い
部分がございまして、国でも県でも、本当に
仕事を持っているのだけれども、
消防団の
郷土愛護の精神に基づいた形での
消防団加入という
部分があったものですから、あえて
職業ではなくて、
生業ということで入れさせていただきました。
◆
宍戸一照 委員 ボランティア団員であるという
考え方の対語として
生業というような
言葉の使い方をしたということですね。
◎
消防長 はい。
◆
粕谷悦功 委員 在勤者の
入団ですけれども、
福島市以外から来ている
勤務者で、他町、市に
消防団員で登録されている人、結構
在勤者いるのだけれども、両方入ることはできるのかい。そうすると楽なのだけれども。彼らはわかるから。どうなのだ、そういうのは。
◎
消防総務課消防係長 ダブって
入団ということはできません。
◆
粕谷悦功 委員 機能別消防団も入れないのかい。
◎
消防総務課主幹 機能別であっても、非常勤の地方公務員ということになりますので、だめです。
加入することはできません。
◆
粕谷悦功 委員 加入するのは楽なのだよね、
在勤者の場合。
それと、
企業によっては自主防災組織として
消防団活動を持っているところあるのだけれども、そういう
企業における自主
消防団というのかな、これと
消防団員の関係というのは、何かうまいこと今できているのかい、こういうところは。
◎
消防長 以前であれば、日東紡でも
ポンプ車を持っておりました。北芝でも天王原も前原もポンプを持っておりまして、近隣の
火災においては
出動していただいた歴史はございます。今、日東紡でも北芝でも、ポンプというものは今多分ない状況だと思います。自衛
消防隊のことをおっしゃっていると思うのですが、そのことにおいて
消防団と、ではリンクしているかというと、そうではございません。ただ、近隣で
火災があったような場合においてはお手伝いいただくケースもあります、実際。今本当に出ていただいておるのは、自衛隊さんが今ポンプ持っておりますので、うちのほうと協定を結んでおりまして、半径5キロ圏内の
火災であれば自衛隊の
ポンプ車も出るという形で、大変助かっている
部分はございます。いかんせん
企業でポンプを持っているところがもうないという状況ですので、繰り返しになりますけれども、近隣で
火災があったような場合は、経験されている方がいらっしゃいますから、
あとは南
消防署と、
あとは地元
分団と北芝さんあたりは連携した
訓練も実際やっています。ですので、そういうときに近隣で
火災があればお手伝いしていただくという
部分はございます。
◆
粕谷悦功 委員 それは、ずっとやっているのだよな。放水
訓練とか、放水大会やっていたわね。今は、だからそういうのないのだろうけれども。
在勤者に対する
加入促進で、いわゆる自衛
消防隊なのだな、あれ。そういう自衛
消防隊の組織に入っているような人については
在勤者、これ、ほかの自治体で
消防団に入っていることが多いのだけれども、そうではないような人は
在勤者としての
加入を、そういう自衛
消防隊持っている組織とか、そういうところにお願いしたりして、入ってもらえることの取り組みしていかないと、
在勤者といってもなかなか入らないと思うのだよね。そういう取り組みをする必要あるのではないかと思うのだな。
◎
消防総務課主幹 企業への
入団促進ということであれば、県のほうの県北地方振興局ですか、
あと消防団長と職員で訪問いたしまして、
入団促進のほうを図っているところではございます。
◆
粕谷悦功 委員 いや、だからそれは今までやっているのだろうけれども、今度は
在勤者だから、そこに勤めている人、今まではそれ頼んだって、
在勤者ではなくて、その地域の
消防団でしょう。そういう位置づけで、どういうふうになるのか。
◎
消防総務課主幹 今後導入を進めてまいります
機能別消防団員ということで、
事業所団員ということでも
加入促進を図ってまいります。その事業所に働いている方が
消防団という
基本団員となれば、
訓練とか行事とか、全てに参加していただくことになります。消火
活動のみに捉えるのであれば、
機能別消防団員ということでご協力をいただくということで
加入促進を図っていこうということで今進めております。
◆
粕谷悦功 委員 機能別消防団は、
消防団員とまた別でしょう、やることが。今は、
消防団員の
定数不足というのかな、各
分団の中の部なんかで不足している
内容があるから、まずその
団員確保ということで
企業の
在勤者の
団員確保、それとあわせて
機能別消防団という、そういう両面があると思うのだな。だから、そのことをしっかりと
企業だって
理解しないとだめだと思うのだよ。
◎
消防総務課主幹 今おっしゃっていただいたとおり、
消防団の
加入促進で一番ウエート、重きを置いているのは
基本団員の
充足率です。ですから、最初にお答えさせていただきましたように、
企業に入っている方、
在勤者の方に
基本団員として
入団促進を図るということで、県とかと協力しながら今実施しているところでございます。
◆
粕谷悦功 委員 だから、それは県と協力してやっているのと今回違ったのは
在勤者としての
加入だから、自衛
消防隊とか持っているところは、やっぱり協力していく可能性強いわけだよ、一般の
企業と違って。そういうところの自衛
消防隊組織下の社員に対してやっぱり
在勤者消防団になっていただくという、両面含めてだわね。
◎
消防長 委員おっしゃったとおり、今まで
在勤者ということがございませんでした。
企業のほうにお邪魔しまして、どうか社員の方に
消防団のほうに入っていただきたいということでお願いしてきましたけれども、これまで
在勤者ということがございませんでしたので、今お話しいただきましたとおり、うちのほうとしても自衛
消防隊を持っているところをまずターゲットとして
考えております。この
在勤者を入れたことで、それも前面に出すことができますので、そういった方向で進めてまいりたいと思います。
○
小松良行 委員長 ほかにございますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
小松良行 委員長 なければ、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
小松良行 委員長 特にないようですので、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。
議案第31
号福島市
消防団員の
定員、
任免、
服務及び
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
小松良行 委員長 ご異議ございませんので、
議案第31号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで、
委員会を散会し、予算特別
委員会総務分科会を開会いたします。
午前10時45分 散 会
総務常任
委員長 小 松 良 行...