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  1. 丹波市議会 2009-03-26
    平成21年第32回定例会(第7日 3月26日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成21年第32回定例会(第7日 3月26日)                  第32回丹波市議会定例会会議録           会期第7日 平成21年3月26日 午前9時30分開議 1.議事日程   (1)定例電鈴   (2)議員着席   (3)開議宣言   (4)諸般の報告   (5)行政報告   日程第 1. 議案第1号 平成21年度丹波市一般会計予算         議案第2号 平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算         議案第3号 平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算         議案第4号 平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算         議案第5号 平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算         議案第6号 平成21年度丹波市老人保健特別会計予算         議案第7号 平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算         議案第8号 平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算         議案第9号 平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算         議案第10号 平成21年度丹波市下水道特別会計予算
            議案第11号 平成21年度丹波市地方卸売市場特別会計予算         議案第12号 平成21年度丹波市駐車場特別会計予算         議案第13号 平成21年度丹波市農業共済特別会計予算         議案第14号 平成21年度丹波市水道事業会計予算   日程第 2. 請願第2号 地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願   日程第 3. 請願第1号 自主共済制度を保険業法の適用外とすることを求める請願         請願第3号 共同生活援助・共同生活介護事業に係る入居者への家賃助               成の継続について 追加日程第 1. 意見書第1号 北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定                失踪者の真相究明を求める意見書         意見書第2号 自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書   日程第 4. 発議第2号 議会の委任による市長の専決処分について   日程第 5. 発議第3号 認定こども園に係る調査研究特別委員会の設置について   日程第 6. 議員派遣の件   日程第 7. 同意第4号 副市長の選任について   日程第 8. 閉会中の継続審査について 2.本日の会議に付した事件   日程第 1. 議案第1号 平成21年度丹波市一般会計予算         議案第2号 平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算         議案第3号 平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算         議案第4号 平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算         議案第5号 平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算         議案第6号 平成21年度丹波市老人保健特別会計予算         議案第7号 平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算         議案第8号 平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算         議案第9号 平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算         議案第10号 平成21年度丹波市下水道特別会計予算         議案第11号 平成21年度丹波市地方卸売市場特別会計予算         議案第12号 平成21年度丹波市駐車場特別会計予算         議案第13号 平成21年度丹波市農業共済特別会計予算         議案第14号 平成21年度丹波市水道事業会計予算   日程第 2. 請願第2号 地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願   日程第 3. 請願第1号 自主共済制度を保険業法の適用外とすることを求める請願         請願第3号 共同生活援助・共同生活介護事業に係る入居者への家賃助               成の継続について 追加日程第 1. 意見書第1号 北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失                踪者の真相究明を求める意見書         意見書第2号 自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書   日程第 4. 発議第2号 議会の委任による市長の専決処分について   日程第 5. 発議第3号 認定こども園に係る調査研究特別委員会の設置について   日程第 6. 議員派遣の件   日程第 7. 同意第4号 副市長の選任について   日程第 8. 閉会中の継続審査について 3.出席議員   1番  足 立 一 光          2番  荻 野 拓 司   3番  奥 村 正 行          4番  木 戸 せつみ   5番  前 川 豊 市          6番  西 本 嘉 宏   7番  広 瀬 憲 一          8番  田 坂 幸 恵   9番  藤 原   悟          10番  林   時 彦   11番  垣 内 廣 明          12番  山 下 栄 治   13番  足 立 正 典          14番  堀   幸 一   15番  高 橋 信 二          16番  小 寺 昌 樹   17番  山 本 忠 利          18番  瀬 川   至   19番  大 木 滝 夫          20番  足 立   修   21番  坂 谷 高 義          22番  岸 田   昇   23番  太 田 喜一郎          24番  田 口 勝 彦 4.欠席議員   な  し 5.議事に関係した議会職員   事務局長      古 川 正 孝    副課長       矢 本 正 巳   書記        荻 野 隆 幸    書記        豊 嶋 忠 夫 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        辻   重五郎    副市長       吉 住 康 之   教育長       上 田 洋 行    技監        渡 邊 弘 昌   企画部長      中 川 泰 一    総務部長      森 田   学   財務部長      吉 竹 加根生    生活部長      福 田   宏   環境部長      山 本 寿 朗    福祉部長兼福祉事務所長                                  篠 倉 和 弘   健康部長      宮 崎 葉 子    産業経済部長    荻 野 耕 作   建設部長      山 根   太    水道部長      近 藤 修 二   学校教育部長    東   明 彦    社会教育部長    畑 田 久 祐   消防長       久 下   悟    会計管理者     今 村 幸 雄 7.会議の経過                  開議 午前9時30分 ○議長(田口勝彦君) おはようございます。  議員の皆さん、当局の皆さん、ご苦労さまでございます。  本日、議会だよりの編集、市の広報編集のための写真撮影を許可いたしておりますので、ご了承ください。  本日の出席議員は24名です。定足数に達しておりますので、これより第32回丹波市議会定例会7日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布しておりますとおりです。  この際、諸般の報告をいたします。  まず、兵庫県市議会議長会の報告をいたします。  先日、24日に兵庫県市議会議長会の次期会長市であります、南あわじ市議会との事務局レベルでの事務引き継ぎを終えました。今後、議長による引継書の調印式を、きたる31日に行い、会長市としての責務を終えることになります。前議長の山本議員には、会長としての重責を務めていただき、本会の運営にご尽力いただきましたこと、大変ご苦労様でございました。厚く御礼を申し上げます。また議員各位には何かとご協力をいただき、会長市として大過なく責務を全うすることができましたこと、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。  次に、議会を代表しての会議、行事への出席状況は、お手元に配布しております議長の活動報告一覧表のとおりです。  次に、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の活動状況は、お手元に配布しております一覧表のとおりです。  次に、監査委員会より12月分の例月出納検査結果報告書並びに定期監査等結果報告書が提出されております。本日、それぞれ写しを配布いたしておりますので、ご覧おき下さい。  以上で、諸般の報告を終わります。  ここで市長より、行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) おはようございます。  ただいまから、行政報告を申し上げます。諸般につきましては、別紙資料として一覧表でお手元にお配りをいたしておりますとおりでございます。お目通しをいただきまして、ご了承賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  さて、3月11日は市内各中学校の卒業証書授与式、23日には小学校の卒業証書授与式が開催されまして、議員各位並びに地域の皆様に見送られて、小学校におきましては総勢714人、中学校におきましては692人、学びやを巣立っていきました。新しいスタートをいたします。児童、生徒諸君の大いなる前途に、心から賛辞を贈る次第であります。  次に、平成20年度の特別交付税につきまして、ご報告を申し上げます。  去る2月6日総務省へ出向きまして、平成20年度特別交付税の要望をいたしたところでありますが、先週の17日交付決定がありまして特別交付税の総額は、12億6,481万7,000円となりましたので、昨年、19年度分の実績からみますと、7.3%増といった交付税をいただくこととなりました。ご報告を申し上げます。
     以上、行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 以上で、行政報告は終わりました。  〜日程第1 議案第1号から議案第14号〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第1、議案第1号「平成21年度丹波市一般会計予算」から、議案第14号「平成21年度丹波市水道事業会計予算」までの14件を一括議題といたします。  本件は審査を付託しておりました予算特別委員会から、審査報告書が提出されましたので、報告書を書記が朗読いたします。  事務局書記。 ○書記(矢本正巳君) 事務局書記。  平成21年3月26日、丹波市市議会議長、田口勝彦様。予算特別委員会委員長、大木滝夫。委員会審査報告。本委員会に付された事件について、審査の結果を別紙のとおり丹波市市議会会議規則第102条の規定により報告します。  1、審査に付した事件、議案第1号、平成21年度丹波市一般会計予算。議案第2号、平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算。議案第3号、平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算。議案第4号、平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算。議案第5号、平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算。議案第6号、平成21年度丹波市老人保健特別会計予算。議案第7号、平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算。議案第8号、平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算。議案第9号、平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算。議案第10号、平成21年度丹波市下水道特別会計予算。議案第11号、平成21年度丹波市地方卸売市場特別会計予算。議案第12号、平成21年度丹波市駐車場特別会計予算。議案第13号、平成21年度丹波市農業共済特別会計予算。議案第14号、平成21年度丹波市水道事業会計予算。  2、審査経過については省略いたします。  3、審査の意見。本委員会に付託された議案第1号、平成21年度丹波市一般会計予算から議案第14号、平成21年度丹波市水道事業会計予算までの14議案について、慎重なる審査を行った結果、全議案を原案のとおり可決すべきものと決定した。採決の結果、議案第1号、平成21年度丹波市一般会計予算、賛成多数により可決。議案第2号、平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算、賛成多数により可決。議案第3号、平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算、賛成全員により可決。議案第4号、平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算、賛成多数により可決。議案第5号、平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算、賛成全員により可決。議案第6号、平成21年度丹波市老人保健特別会計予算、賛成全員により可決。議案第7号、平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算、賛成多数により可決。議案第8号、平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算、賛成全員により可決。議案第9号、平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算、賛成全員より可決。議案第10号、平成21年度丹波市下水道特別会計予算、賛成全員より可決。議案第11号、平成21年度丹波市地方卸売市場特別会計予算、賛成全員により可決。議案第12号、平成21年度丹波市駐車場特別会計予算、賛成全員より可決。議案第13号、平成21年度丹波市農業共済特別会計予算、賛成全員により可決。議案第14号、平成21年度丹波市水道事業会計予算、賛成全員により可決。なお、審査において述べられた主な意見は別紙のとおり報告します。  別紙審査の意見。議案第1号、平成21年度丹波市一般会計予算。歳入全般。土砂災害防止法に基づく警戒区域の指定を受けたところについて、固定資産税の評価について、できるだけ早く対応されたい。市税等が減少する中で、一般廃棄物処理施設などの大型事業に多額の合併特例債を使う計画になっているが、長期を見据えた財政計画を立て執行を行っていただきたい。危険ため池等の整備について、受益者負担を農家だけに課されている現状である。都市化している自治会もあり、受益者負担について検討されたい。道路占用料については、河川の方法や内容等により、使用料の見直しも研究されたい。堆肥の売り払い収入について、市島地域を中心に堆肥の散布など行われているが、丹波市全域を販路の視野に入れ、さらなる有機の里づくりを推進されたい。また春日地域における遊休施設の有効利用についても検討されたい。  総務費、JR福知山線複線化推進のため、すべてのJR利用者に対して駅前駐車場の無料化を図られたい。新公共交通システムについて、早期に構築を図られたい。県先行取得地の有効利用について、積極的に県へ働きかけ、具体的な利用計画を早急に検討されたい。行政評価システム構築業務委託について、さらに効果が表れるよう努められたい。賀詞交歓会の開催について、丹波市商工会が主催者となるよう協議調整を図られたい。交通安全啓発事業として計画されている工事については、経済活性化の観点から新年度早々にも発注執行していただきたい。自主防災組織育成助成事業は自治会などが防災組織を結成し、活動する際に必要な経費に対し助成するものであるが、4月は自治会役員交代時期でもあるので、補助事業の仕組み、制度の周知徹底を図られたい。  民生費、青垣地区の認定こども園の土地購入について、市が現有している遊休地を有効利用するよう検討されたい。和田地域の認定こども園構想について、地域の意見をよく聞き十分説明し、住民サイドに立った合意形成を図られたい。おでかけサポート事業の利用者対象要件の見直しがなされ、これまでサービスを受けられてきた高齢者や障害者の方々の中には、このサービスの利用ができなくなる方々が出てくる。この要件見直しにより、対象外になる方への何らかの制度を検討されたい。生活保護扶助事業において、この経済状況の中で生活保護の申請が増えている。受け付けや相談にあたっては、個々の事業を十分考慮されて対応されたい。妊婦健診助成は14回7万円を上限とされているが、これは県下平均を下回っている金額である。受診率の向上、子育てを応援するためにも自己負担を無料にする方向で考えられたい。北朝鮮による拉致被害者特定失踪者の問題は人権侵害にかかわる重大な問題であり、この問題を風化させることなく啓発活動に努められたい。おでかけサポートの利用可能時間帯については8時30分から17時15分までとなっているが、通院利用者の声をよく聞き、見直しを検討されたい。  衛生費、一般廃棄物処理施設の事業規模を決定する上で、山南地域のごみ処理問題は非常に重要であるが、いまだ、その問題に対して結論が出ていない。処理施設着工時期を考えると、この問題を早急に詰める必要がある。コミュニティプラント管理事業について、行政改革の観点から処理施設の統廃合も検討されたい。また歳入歳出予算を一般会計で扱っているが、今後は必要費用の分析を行い、中身の見える特別会計としての設置について研究されたい。市として地域医療にかかる正確な情報をすみやかに発信されたい。丹波市独自の地域医療の目指す方向、取り組みについて、市民に示すべきである。  農林水産業費、新規就農促進事業について、新規就農者に対し、よりきめ細やかなサポート体制を講じられたい。また定着人口の増につながるよう、行政として施策連携を図られたい。  商工費、新たな企業誘致についても大切であるが、丹波市内の企業が引き続き経営できるような支援を講じられたい。中小企業経営改善資金の制度融資について、従前より改良されているが、中小企業の中には銀行からの借り入れを断られているところもある。引き続き、市内の中小企業の意見を聞き、金融機関との調整に努力されたい。  土木費、多額の設計監理委託料が計上されているが、技術者としての職員を育てるという観点も必要である。  消防費、野上野の救急駐在所建設用地の買収について、明確な買収計画を明らかにし、市民が納得する説明をされたい。  教育費、幼稚園給食扶助費が廃止されている。幼稚園給食扶助費は、幼稚園に就園する園児の保護者で所得の低い方の経済的負担の軽減を図るとともに、幼稚園教育の振興を目的とする大事な制度である。早急にこれを補う何らかの制度を検討されたい。小学校運動場の夜間使用時の照明について、現在、免除団体に対しては無料となっているが、照明代については有料でいいのではないか、また免除団体の見直しの必要もあるのではないか。  議案第2号、平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算。今後の国民健康保険税の税額算定にあたっては低所得者層の負担を考慮され、応益割と応能割の割合を決定いただきたい。  議案第3号、平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算。特記事項なし。  議案第4号、平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算。特記事項なし。  議案第5号、平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算。特記事項なし。  議案第6号、平成21年度丹波市老人保健特別会計予算。特記事項なし。  議案第7号、平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算。特記事項なし。  議案第8号、平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算。特記事項なし。  議案第9号、平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算。特記事項なし。  議案第10号、平成21年度丹波市下水道特別会計予算。下水道施設の施設管理委託料について、新たに多額の予算が計上されているが、業者への分割発注についても検討をいただきたい。下水道未加入者について、加入促進を図られたい。将来的な下水道施設の統廃合も含め、料金の統一について研究をいただきたい。  議案第11号、平成21年度丹波市地方卸売市場特別会計予算地方卸売市場特別会計の使命はすでに終わったのではないか。今後は指定管理についても検討されたい。  議案第12号、平成21年度丹波市駐車場特別会計予算。特記事項なし。  議案第13号、平成21年度丹波市農業共済特別会計予算。特記事項なし。  議案第14号、平成21年度丹波市水道事業会計予算クリプト菌対策について、鋭意努力いただき施設整備を図られたい。水道施設統廃合整備事業について、さらなるコスト削減に努められたい。  以上でございます。 ○議長(田口勝彦君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、委員長の補足説明を求めます。  19番、大木滝夫君。 ○委員長(大木滝夫君) (登壇) それではただいまの審査報告に対する補足説明を申し上げます。  去る3月5日の本会議において付託を受けました、平成21年度丹波市一般会計予算及び各特別会計予算の14議案について、総務常任委員会分科会民生常任委員会分科会産業建設常任委員会分科会をそれぞれ開き、慎重に審査をしていただきました。3月23日の予算特別委員会を開催し、それぞれの主査より報告をいただき、総括質疑を実施し、説明員として市長をはじめ副市長、教育長、技監、各部長並びに担当職員の出席を求め、慎重な審査を行いました。  審査の結果につきましては、ただいま事務局職員が朗読いたしましたとおり、付託を受けました14議案すべてについて、原案のとおり可決いたしました。  なお、審査において多くの意見が述べられましたが、主な意見につきまして報告書の別紙で記載いたしておりますが、23日の総括質疑の当局の答弁については、次のとおりとなっております。  まず、学校給食センター給食配送業務委託については、バスの運行及び維持管理そのものの委託であり、委託業者が当初から専門性を有しているので、業者変更に伴う支障はないと考えている。旧町のバス5台の中には耐用年数を超えた車両もあり、適正な規模、保有台数の精査が課題である。運行経費の削減が課題となっており、業務委託料の変更、見直しを想定される中、現時点での複数年契約は適当でないと判断した。老朽化の観点からも、毎年運行状況を確認しながら、次年度の契約を行っている状況であり、市としては最低限必要な部分は確保して、お願いしている経緯があり、いくらでも安くすればいいということではなく、安全性確保を踏まえた上でお願いをしているので、ご理解いただきたい。また、おでかけサポートの利用時間については、利用できない時間帯については、他の福祉有償輸送事業者等もあるので、そちらをご利用いただきたい、病院等とも協議を重ね、利用者の利便性も考える中で対応していきたい。地域医療のすみやかな情報発信については適時広報誌などで掲載しているが、地域医療にかかる情報についてはできるだけ公開したい。丹波市独自の地域医療の目指すべき方向につきましては、以前と同じ状態は無理であると考えている。県立柏原病院を中核病院とし、地域の中で地域医療が完結できる体制づくりを整えたい。柏原日赤病院については、2次以下の医療と健診業務を担っていただきたいと考えている。丹波市にとって一番よい方法を常に研究していきたい。  以上が、総括質疑の中での当局の主な答弁の内容であります。  当局におかれましては、審査の中で各委員から述べられました意見を真摯に受け止めていただき、厳しい財政状況ではありますが、費用対効果を検証し、住民の福祉向上に効果的な予算執行にあたっていただきますよう申し添え、誠に簡単ではございますが、補足説明とさせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  6番、西本嘉宏君。 ○6番(西本嘉宏君) 議案第2号の国民健康保険特別会計事業勘定予算についての意見が掲載されておりますけれど、国保税の税額算定にあたっては低所得者層の負担を考慮され、応益割と応能割の割合を決定していただきたいと。意味はざっとわかるんですけれど、この応能割と応益割の割合を決定していただきたいいうのは、どちらに重点を置くということに、議論の中でなっているのかということ、そこだけちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(田口勝彦君) 暫時休憩をいたします。                  休憩 午前9時56分                 ───────────                  再開 午前9時57分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  大木委員長。 ○委員長(大木滝夫君) 応能割と応益割と、大体50%になっていくのが基本のように、部長のほうは答えられたと思うんですけどね。こうして厳しい時代ですので、特に応能割、払っていただける方に払っていただきたいというような答弁であったと思うんです。 ○議長(田口勝彦君) ほかに。  15番、高橋信二君。 ○15番(高橋信二君) 私の聞き違いかもしれませんが、地域医療の項で終わりのほうに、費用対効果を減少しという説明があったかと思いますが、費用対効果を減少するのは若干おかしいのではないかと思いますけども、その意味をお尋ねいたします。 ○議長(田口勝彦君) 大木委員長。 ○委員長(大木滝夫君) 検証です。 ○議長(田口勝彦君) 15番、高橋信二君。 ○15番(高橋信二君) 私、減少と聞きました。それでは、えらいどうもすいません。検証しですね、わかりました。どうも。 ○議長(田口勝彦君) ほかに質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  これより議案ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第1号「平成21年度丹波市一般会計予算」の討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  まず6番、西本嘉宏君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  6番、西本嘉宏君。 ○6番(西本嘉宏君) (登壇) 議長の許可をいただきましたので、日本共産党議員団を代表して、議案第1号、平成21年度一般会計予算について、反対の立場から討論を行います。  昨年の秋以降、日本経済はかつて経験したことのないスピードで悪化しています。アメリカ発の金融危機は世界経済の大混乱を引き起こし、百年に一度といわれ、日本の経済はもとより、この丹波の地域にも深刻な影響を与えています。今、起きていることは極端な金融自由化と規制緩和を進めてきた結果、投機マネーを膨張させ、世界の巨大な金融機関が行ってきたばくちのようなマネーゲームが破綻したもので、日本の景気悪化をここまで深刻にさせている根本には、極端な外需、輸出頼みでアメリカや世界経済が混乱すると、一気に景気悪化が進むという構造がつくられているところが問題であります。麻生内閣も選挙より景気回復として、第1次補正予算に引き続き、生活防衛対策として4兆8,000億円の第2次補正予算を国会に提出、衆議院で再議決という形で成立をいたしましたが、国民の生活不安の解消とはうらはらに、ばらまきで選挙目当ての定額給付金に2兆円、解雇を前提にした雇用対策、株価の買い取りや公的資金投入など、大企業や大銀行には手厚い保護をするというものであります。特に、定額給付金には地方へ丸投げした上、当初の生活支援から効果が疑問視される経済対策に急変し、しかも、3年後の消費税の引き上げが待っているという代物であります。丹波地域でも、自動車部品をはじめとする製造業など、減産による雇い止めなど、その影響は大きくなっています。昨秋以降、秋以降、200人規模の派遣労働者が失業との報道もあります。また柏原ハローワークの調査では、昨年12月時点での丹波地域の有効求人倍率は0.69で、前年同期から0.42ポイント減と大幅悪化が続いている状況であります。また本年1月に行った業況雇用状況に関するアンケートでも、7割以上の企業が、業況が悪化していると答えています。世界金融不安や景気の後退が収益を圧迫し、深刻さが深まっている状況であります。こうしたひっ迫した状況の中で丹波市でも、遅ればせながら1月28日、市長を本部長に丹波市緊急経済対策推進本部を設置しました。そして、国の地域活性化生活対策臨時交付金の活用を柱にした経済対策、中小企業支援、相談窓口の設置、また金融特別対策や雇用対策、生活対策の推進など、平成20年度の補正予算として計上し、これをすべて21年度に繰越明許を行い執行することにしています。  新年度の丹波市の一般会計予算の特徴は、先ほど述べたように国の第2次補正予算関連の平成20年度補正予算で追加計上した事業費は、約20億円となっております。3月予算としては過去に例のない規模になったということでありますが、すべての事業を平成21年度の新年度に繰り越してということになったことから、実質的には約367億円の規模になったことであります。さらに国において、構造改革の一環として続けてきた地方交付税の大幅削減など、地方財政への圧迫を、圧縮を今回、一部手直しをして地方交付税の増額、経済雇用対策、少子化などへの財政出勤を増加させているのが特徴であります。こうした中で、平成21年度の市長の施政方針は、元気・安心・再生をキーワードに元気ある丹波市、安心して暮らせる丹波市を目指して景気対策、地域医療と救急医療、救急体制の充実整備、水道施設統合整備事業、一般廃棄物処理場整備事業、認定こども園事業、新規就農促進対策など、重点的に進めることにしています。  そして、施政方針は、現在の不況と時代の変化を乗り越えていかなければならないと強調して、優先して経済の悪化に迅速に対応し、産業に活力を目指して、同時に市民の暮らしを守り支えるセーフティーネットを、もう一度信頼できる安定したものにすると述べていることは重要なことでありますが、予算の中身は、実際に言うこととすることが違うことを指摘しなければなりません。大変深刻な経済情勢のもとで、低所得者、高齢者、障害者など、社会的立場の弱い市民の多くは大変厳しい状況に追いやられています。その中で合併以来、全市に広げてきた、特に高齢者や病弱な方々の移動手段として喜ばれ利用されている、おでかけサポート事業は関係行政庁からの問題点の指摘を受け、福祉事業に限定するとした見直しを行いました。その結果、対象者を大幅に削減、そして、福祉タクシー券、バス券事業も見直しされ、一部対象を広げたとはいえ、実際はタクシー券の単価でも枚数を大幅に削るなど、市民の不安を大きくしているのが現状であります。おでかけサポート事業を福祉事業としての制度見直しと、タクシー券の配布見直しは、高齢者の多くを制度から排除するもので、別途、市の公共交通体制が確立するまで凍結するべきだと考えます。実施をする場合でも、対象者が介護度3以上であり問題があります。少なくとも要支援以上からにすべきであります。また所得制限も緩和すべきであると考えます。さらに、もう一方では、県との共同事業として行っている重度障害者、精神障害者、老人、乳幼児、母子、父子家庭等の医療費の助成事業を今回、兵庫県が行革の一環として見直ししたことに、右へならえで、丹波市も外来400円、入院は400円から600円引き上げることになっています。  次に、若者定着対策は、企業誘致や雇用創出も大事なことでありますけれども、子育て世代への支援は特に重要であります。市長が施政方針で、認定こども園を進めることを強調していますが、これは同時に、公立幼稚園を強制的に廃止し民営化するもので、就学前教育を市が、関与はするものの公的責任を放棄するもので、保護者の不安は大きいものがあります。平成27年度までに幼稚園を民営化し、保育所と一体になった150人から200人規模で十二、三カ所の認定こども園推進計画の方針を、もっと市民的な議論を深めて、見直しするよう求めるものであります。多くの幼児を1カ所に集め、認定こども園として保護者と直接契約をして、すべてを民間で運営させるもので、入所判定や補助金など、市も一定の関与はするけれども、それは義務ではなく、あくまでも関与であり、保育料や事務などの経営実務と運営の責任はすべて民間法人となるものであります。保育の質や経営など、公立とは多くの点で問題があると思われます。今、大事なことは、それよりも子育て世代の支援というのなら、子どもの医療費の無料化を、せめて義務教育終了15歳まで、思い切って実施に踏み切るべきだと思います。丹波市は今、3歳児、入院は小学3年生までとしておりますけれども、これでは不十分です。今、県下でもこうした子どもの医療費を、義務教育終了まで無料という流れが大きくなりつつあります。さらに近隣市との比較でも、相当高額な燃えるごみ袋の料金問題も引き下げる方向で検討すべきだと思います。まさに、こうしたことで市民の暮らしを守り支えるセーフティーネットを、信頼できる安定したものにすることになるのでしょうか。全く逆ではありませんか。  そのほか、今回の予算審議を通じての課題や問題点を指摘しておきたいと思います。  一つは医療問題でありますが、昨年度の秋から丹波市は県神戸大学医学部、県立柏原病院、さらに柏原赤十字病院とも協定を結び、両病院への支援を行うことにしてきました。丹波市にある二つの公的病院を守り、地域医療を守るために、市はできる範囲で一定の支援を行ってきたことは評価できます。ここにきて国においても、医師不足の元凶といわれた大学医学部定員の削減方針を改めて、増員に転じ、新研修医制度の見直しに着手することなど、改善する方向で動いておりますが、地域医療を支え核となる県立柏原病院の経営悪化は深刻で、今後の方向が気になります。一方的な閉鎖や縮小再編など危惧されます。両病院への支援も丹波市としては後、三、四年です。この間が極めて重要な期間だと思います。丹波市が独自に市民の総意を結集し、丹波市の地域医療や救急医療のあり方と、その展望を示さなければならないことを指摘しておきたいと思います。  また、今年の重点事業の一つである市島、春日地域の救急駐在所の建設用地について、一般廃棄物処理場の侵入道路沿いに、救急駐在所用地として買収したことを明らかにいたしました。当局は市の遊休地の検討や幹線道路沿いという当然の考え方を排除し、極めて個人的な関係で政策的な判断をし、決めたことを明らかにしたものでありますが、地域のとしての要望であれば、ある程度常識的な範囲で答える必要がありますけれども、無原則、不可解と思われるような選定を行っていることは問題であります。  また施政方針で地域づくり事業への対応として、支所機能の充実を図るとしていますが、行政改革実施計画では事業の選択と集中を行うとして、支所機能の見直し、支所と公民館との連携強化し、平成22年度に統合するために、21年度中に検討を進めるというふうにしておりますけれども、支所と公民館はそれぞれ別の機能をもっておりまして、統合は公民館、分館の廃止につながり、多様な市民活動と市民サービス低下につながりかねない問題をもっていることを指摘しておきたいと思います。  また21年度は、繰上償還を9億5,000万円予定計上しておりますが、その財源は20年度一般会計補正予算で1億2,000万円積み立てた減債基金からの繰入金4億5,000万円、地方交付税の振替分である臨時財政対策債、これは後年度に100%の交付税措置があるものでありますが、これは21年度は前年度より、この臨時財政対策債が5億円増加しておりますけれども、この分を合わせて、9億5,000万円の繰上償還の財源にしようとしていることは大きな問題であります。元々臨時財政対策債は、地方交付税として措置されるべき財源であり、この5億円は一般対策事業に回すべきで、繰上償還財源とするのは筋違いであると思います。計画に沿った起債償還が当初予算で、また繰上償還は減債基金等の繰り入れや、本当の意味での余剰財源で行うべき性格のものであることを指摘しておきたいと思います。  以上、いくつかの意見を述べ、反対の討論といたします。  以上であります。 ○議長(田口勝彦君) 6番、西本嘉宏君の反対討論は終わりました。  次に8番、田坂幸恵君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。  8番、田坂幸恵君。 ○8番(田坂幸恵君) (登壇) 議長の許可をいただきましたので、公明党を代表して、議案第1号、平成21年度丹波市一般会計予算に賛成の立場で討論をさせていただきます。  元気・安心・再生の三つのキーワードを重要テーマとして、一般会計347億円、前年度対比6.8%増。  「元気」といたしまして農業・林業・商業・工業振興と若者定着に取り組み、雇用対策をはじめ地域の活性化として、商工会と共同して定額給付金に合わせ丹波市合併5周年記念プレミアム商品券ちーたんザプレミアムを発行、1セット3万円分の商品券を2万5,000円で販売をされます。春を呼ぶような素晴らしいことと思います。  「安心」といたしまして、地域医療、救急体制の充実、健康寿命日本一を目指したまちづくりを進め、救急駐在所整備事業をはじめ、安心して丹波市で暮らせるように地域医療対策で、様々な事業を展開されることを心から期待をいたしております。  「再生」といたしましては、子どもを産む世代が暮らしやすい子育て環境の充実を進め、子育て再生を図り、地域づくりとして誇りを持って暮らす、丹波市に住んでよかったとできるような市民主導の地域から再生を目指すとあります。  2期目の丹波市市長といたしまして、守りから攻めに市長、市民の幸せのために全力で取り組んでいただけることを心から期待して、賛成討論とさせていただきます。  皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(田口勝彦君) 8番、田坂幸恵君の賛成討論が終わりました。  通告による討論は終わりました。これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第1号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立多数です。
     したがって、議案第1号「平成21年度丹波市一般会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第2号「平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算」の討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  6番、西本嘉宏君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  6番、西本嘉宏君。 ○6番(西本嘉宏君) (登壇) 議長の許可をいただきましたので、日本共産党議員団を代表して、議案第2号、丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算について、反対の立場から討論を行います。  国民健康保険事業勘定会計は、平成20年度に後期高齢者医療制度の導入など、制度の大幅な改悪が行われて、退職者医療を国保に一本化し、後期高齢者医療制度の支援金などの関係で、国民健康保険税は平均で15%も大幅に引き上げられました。平成21年度の当初予算においても、国保税は一世帯あたり平均13万6,275円、昨年度13万4,244円、一人当たりでいえば平均7万4,311円、昨年度は7万3,238円と、昨年を若干上回っております。基金の繰り入れも1億円行っておりますが、低所得者や個人事業者を多く抱えている国民健康保険は、今日、最悪の経済情勢のもとで、払いたくても払えない滞納者世帯が増えているのが、現状であることは認識のとおりであります。ちなみに昨年、2008年6月1日現在の丹波市の加入世帯数は1万209世帯、うち滞納世帯は1,639世帯であります。滞納世帯率は16.1%、さらにその前の年、2007年度、2007年6月の滞納率は15.8%となっており、年々増加傾向にあることは承知のとおりであります。平成21年度一世帯平均2,000円の引き下げをすれば、前年度とほぼ平均で同額程度となりますけれども、これには後、わずか2,000万円程度の基金や一般会計からの繰り入れで、この引き上げを抑えるということができます。以上の理由から本会計の予算に反対とさせていただきます。  以上です。 ○議長(田口勝彦君) 6番、西本嘉宏君の反対討論は終わりました。  通告による討論は終わりました。これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第2号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立多数です。  したがって、議案第2号「平成21年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第3号「平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第3号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第3号「平成21年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第4号「平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算」の討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  7番、広瀬憲一君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  7番、広瀬憲一君。 ○7番(広瀬憲一君) (登壇) それでは、議案第4号、平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定の予算につきまして、日本共産党議員団を代表いたしまして反対討論を行います。  今定例議会に提出されました介護保険に関する改正議案並びに予算審議、さらに一般質問におきましても、重ねて弱者いじめの議案が続いていることを訴えてまいりました。社会保障切り捨ての構造改革のもとで、負担増や介護の取り上げが進み、家族介護の負担はますます重く、高い保険料、利用料を負担できず、利用したくても利用できない低所得者も少なくありません。こういった中で、生活苦の中での自殺やら介護殺人など、痛ましい事件が続く中で、介護制度はますます弱者の命を左右する大切な制度となってきました。ところが、実際はそうなっていないところに大きな問題がありまして、充実すればこそ削減したり、改悪するものではありません。百年に一度といわれるこの不況の中で、また、こういったことがいわれるときだからこそ、市民の命を守り、誰もが安心して利用できる介護制度であり、新年度予算でなければなりません。介護制度導入後10年を迎え、制度をよくするどころか悪くするなんて、誰も考えられませんでした。厚生労働省はこの4月より導入する要介護認定の新方式、新たな調査基準につきましても、導入、まだ1週間前になっておりますけれども、この24日に慌ただしく一部見直しを公表いたしました。が、慌ただしくやっただけで、実態には合わない常識外れの基準に残ったままで、根源は変わらないものでありました。今回、この定例議会でも今思い出しましても、残念な思いがすることが続きました。おでかけサポートの改悪に始まりまして、福祉タクシー事業の改悪、福祉医療の改悪、おむつ補助金の廃止、介護から切り離す新しい認定基準の導入、そして、極めつけは介護保険の大幅引き上げなどの介護制度に関して、この3月定例議会は高齢者、障害者、母子などにとって大変冷たい議案が提案され、可決が続きました。中身については、もう申しませんけれども、21年度介護保険特別会計の歳入は、介護保険料8億7,225万9,000円、この不況の中で前年比が1.25倍と、大幅引き上げになっております。また県下自治体の中でも最高幅の引き上げになっております。そういう意味では、歳入があえてそろえばよいというものではなくて、中身が問題になります。最低の生活費の中から、介護保険料を払っている低額年金者に考慮して、財源の繰り入れを考えるべきであります。本来、介護とは、高齢期を迎えた人がその人らしく人間らしい暮らしを保障するのでありまして、一人暮らしのお年寄りから、議員さん助けて下さいといって来られるような介護制度は、もう一度見直すべきであるというように考えております。  以上のことより、21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算は、弱者の立場に立っていないと判断し、反対討論といたします。 ○議長(田口勝彦君) 7番、広瀬憲一君の反対討論が終わりました。  通告による討論は終わりました。これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第4号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立多数です。  したがって、議案第4号「平成21年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第5号「平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第5号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第5号「平成21年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号「平成21年度丹波市老人保健特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第6号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第6号「平成21年度丹波市老人保健特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号「平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  7番、広瀬憲一君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  7番、広瀬憲一君。 ○7番(広瀬憲一君) (登壇) それでは、議案第7号、平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。  特別会計予算における75歳以上の皆さんからいただきました医療保険料は、5億5,673万4,000円であります。生活苦の中から問答無用の年金からの天引きと、低年金者の保険料であります。後期高齢者医療制度導入に際して、多くの国民のブーイングの中で強引に昨年導入されました。高齢者の命を何だと思っているのかと、今も多くの高齢者からの怒りが絶えません。75歳を超えたというだけで、病気の予防から外来、入院、終末期まで、あらゆる面で差別が行われている現代版のうば捨て山ともいわれ、受ける医療も差別され、75歳以上をねらい撃ちの血も涙もない制度だといわれています。国や市は医療費が増えて大変、高齢者も負担をといいますけれども、足りないのはお金ではありません。高齢者の命と健康を守ろうという福祉の心であります。導入1年、今、大きな問題は75歳以上を対象に、滞納1年以上で保険証を取り上げ、資格証を発行するという危機に、今、直面しているということであります。老健が廃止されるまで昨年の3月までは、高齢者は保険証取り上げは対象外でした。それは高齢者の命を守るための法律で禁止をしていました。ご存知のことと思います。これは当然のことでした。後期高齢者医療特別会計につきましては国民健康保険特別会計と違いまして、市では思うようにできないとこがたくさんあります。県の広域連合にしたがって、運営しているもので、市の独自性が持てません。年金から天引き以外の低年金の直接納入の方は、年金月1万5,000円以下の人たちです。わずかな年金収入しかない高齢者にとって、保険負担は重く、多くの方が滞納になってきております。このままでは無保険高齢者が生まれることが懸念されます。国も県もいろいろとこの間、協議をしているようですが、結果が出ぬままになっています。すでに1年を経過しようとしておりますけれども、丹波市も後期高齢者医療特別会計も、いまだ滞納者の対応があやふやなままになっております。小遣いにも届かぬ、わずかな年金の高齢者に心配をかけ、答えが出ぬままであります。75歳以上の方に心配をかけたままになっておるのが現在であります。よって、このような後期高齢者医療特別会計予算を認めることはできないのであります。  以上のことを申し上げ、高齢者を切り離し差別するものと判断し、反対討論といたします。 ○議長(田口勝彦君) 7番、広瀬憲一君の反対討論が終わりました。  通告による討論は終わりました。これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第7号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立多数です。  したがって、議案第7号「平成21年度丹波市後期高齢者医療特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号「平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第8号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第8号「平成21年度丹波市訪問看護ステーション特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号「平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第9号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第9号「平成21年度丹波市簡易水道特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第10号「平成21年度丹波市下水道特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第10号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第10号「平成21年度丹波市下水道特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第11号「平成21年度丹波市地方卸売市場特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第11号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第11号「平成21年度丹波市卸売市場特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号「平成21年度丹波市駐車場特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第12号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第12号「平成21年度丹波市駐車場特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号「平成21年度丹波市農業共済特別会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第13号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第13号「平成21年度丹波市農業共済特別会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第14号「平成21年度丹波市水道事業会計予算」の討論を行います。  討論の通告はありません。これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第14号は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって議案第14号「平成21年度丹波市水道事業会計予算」は、委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(田口勝彦君) ここで暫時休憩をいたします。  再開は10時50分といたします。                  休憩 午前10時37分                 ───────────                  再開 午前10時50分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  〜日程第2 請願第2号〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第2、請願第2号「地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願」を議題といたします。  審査を付託しておりました総務常任委員会から、審査報告書が提出されましたので、報告書を書記が朗読いたします。  事務局書記。 ○書記(矢本正巳君) 事務局書記。  平成21年3月26日、丹波市市議会議長、田口勝彦様。総務常任委員会、委員長、高橋信二。請願審査報告書。本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、丹波市議会会議規則第134条第1項の規定により報告します。  記、1、審査に付した事件。受理番号、第2号。付託年月日、平成21年3月5日。第32回定例議会。件名、請願第2号、地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願。2、審査の結果。本委員会に付託された請願第2号については、賛成少数により不採択すべきものと決定した。  以上でございます。 ○議長(田口勝彦君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、委員長の補足説明を求めます。  15番、高橋信二君。 ○委員長(高橋信二君) (登壇) ただいま議題となっております、請願第2号「地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願」の審査につきまして、3月5日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました総務常任委員会から、審査の補足説明を申し上げます。  本請願の審査につきましては、紹介議員、請願者代表の趣旨説明、市当局への質疑を行うなど審査を行い、委員会での審査の結果、本請願は先ほど事務局職員が朗読いたしましたとおり、賛成少数により不採択すべきものと決定いたしましたので、ここにご報告申し上げます。  以上、誠に簡単ではございますけれども、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終わります。  これより討論、採決を行います。  請願第2号「地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願」に対する委員長報告は不採択でありますので、請願第2号の原案に対する討論を行います。  原案に対する賛成討論はございませんか。  2番、荻野拓司君。 ○2番(荻野拓司君) (登壇) ただいま議長の許可をいただきましたので、私は地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願に、賛成の立場で討論を行います。  この請願につきましては総務常任委員会で審議をいただき、最初に紹介議員の立場から請願の願意を説明してまいりました。総務常任委員会では一定の審議はされたと思いますが、全議員の皆さんに今一度、この請願が抱える問題を提起したいという思いから討論に立たせていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。    さて、請願の審査を通じてご理解いただきたいのは、新台帳による課税を拒んだり、30年先まで引き伸ばすことを主張されているのではく、ただ、同一市内の扱いが不平等にならないよう十分検討していただきたい、そして、その判断が定まっていない現状では固定資産評価基準のただし書きにある国土調査法による地籍調査後の地積が、土地登記簿に登記されている土地で、市町村内における他の土地との評価の均衡上、当該地積によることが特に不適当であると認められるものについては、国土調査法による地籍調査前の土地登記簿に登記されていた地積によるものとする、という解釈よって、市島地域の地籍調査完了後の新地積による固定資産税の平成21年度課税期を見直していただきたいという点であります。  審査の過程では市長は、すでに合併協定で決められたことを市は引き継いだという見解でありましたが、私たちも合併協定を遵守することの重要性は十分理解していますが、合併前に決められたことも、新しく丹波市になれば新市としての基準で判断があって当然として見直しされたものもいくつかあります。例えば、春日道の駅計画であったり、旧町に設置されるとさせた緊急救急駐在所体制、支所体制などであります。また地籍調査によって、面積が減った部分に対して、すぐ減額措置がなされているというような話しも出されていたかと思いますが、地籍調査で面積が減る要素の多くは、すでに土地の分筆がなされていたり、道路などの構築物などができていたりといった要因であり、地積が測量で減ったということになれば、それはすぐに減額しないとおかしいことになります。多くの議員と思いは同じで、私も地籍調査で新地積が決まれば、それによって課税することは当然のことと考えます。ただ、今のままでは今後に大きな問題を残すことは必定であります。本日の丹波新聞の記事にも、氷上、市島以外の地域は合併協定のしばりがないから、地籍調査が完了した場所は新基準の課税が可能になる。市長は調査が終わったところから、その都度、課税ができるように努力するとありますが、このままでは市島地域以外の他地域でも、今回と同じような問題を起こすこと必定であります。よって、このことを明確にするのに、もう少し時間をかけていただきたいというのが思いであるわけであります。そして、その判断が定まっていない現状では、先ほど申しましたように、市島地域の地籍調査完了後の新地積による固定資産税の課税期、これは4月ではなくて、9月でもいいと思うし、課税期を見直していただきたいということで、この請願の賛成討論といたします。  議員の皆さん、この問題が議会で取り上げられている、この時期を失すると、こうした問題はうやむやになって、ずっと先までこのまま引き継ぐことになります。どうぞご理解をよろしくお願いし、討論とさせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 次に、原案に対する反対討論はございませんか。  1番、足立一光君。 ○1番(足立一光君) (登壇) 請願第2号につきまして、反対の討論をさせていただきます。  先ほど賛成者の方が言われましたけれども、旧市島地域は昭和59年から取りかかられ、そして、全市島地域が完了したら課税するという約束でされてきておりました。たまたま合併時、16年を過ぎたということ、そして、合併協議会の協定ではそれぞれ6町の町長が調印されております。青垣でしたら、確定したところから課税していただいたらよいと、それぞれ合併協議会で、それぞれ調印されたいうことは大きなことでございます。この旧国土法によって、不公平がある場合は旧地積に戻すとなっておりますけども、確定したところから減額、少なくなったところは減額されてきております。そういう点も考慮すると、やはり確定したところから新地積でいくのが妥当だと思います。  最後に市長にお伝えしときますけども、こういう問題が次、起きないように、これから新地積が確定したところから課税する方向で、早急に検討され、実施されたら、こういうような問題が起きないのではないかと思っております。そういうためにも、完成したところから、新地積で課税されるのが私は妥当だと思いまして、反対をさせていただきます。  以上。 ○議長(田口勝彦君) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  これより原案について、採決を行います。採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  請願第2号は、原案のとおり採択することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立少数です。  したがって、請願第2号「地籍調査完了後の新地積に対する固定資産税に関する請願」は、不採択とすることに決定いたしました。  〜日程第3 請願第1号、請願第3号〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第3、請願第1号「自主共済制度を保険業法の適用除外とすることを求める請願」、請願第3号「共同生活援助・共同生活介護事業にかかる入居者への家賃助成の継続について」の2件を一括議題といたします。  審査を付託しておりました民生常任委員会から、審査報告書が提出されましたので、報告書を書記が朗読いたします。  事務局書記。 ○書記(矢本正巳君) 事務局書記。  平成21年3月26日、丹波市議会議長、田口勝彦様。民生常任委員会、委員長、荻野拓司。請願審査報告書。本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、丹波市市議会会議規則第134条第1項の規定により報告します。  記、1、審査に付した事件。受理番号、第1号、3号。付託年月日、平成21年3月5日。第32回定例議会。件名、請願第1号、自主共済制度を保険業法の適用除外とすることを求める請願。請願第3号、共同生活援助・共同生活介護事業にかかる入居者への家賃助成の継続について。2、審査の結果。本委員会に付託された請願第1号、請願第3号については、賛成全員により採択すべきものと決定した。  以上でございます。 ○議長(田口勝彦君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、委員長の補足説明を求めます。  2番、荻野拓司君。 ○委員長(荻野拓司君) (登壇) ただいま議題となっております請願第1号「自主共済制度を保険業法の適用除外とすることを求める請願」及び請願第3号「共同生活援助・共同生活介護事業に係る入居者への家賃助成の継続について」の審査につきまして、3月5日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から、審査の補足説明を申し上げます。  請願第1号の審査につきましては、紹介議員に出席を求め、請願の趣旨について説明をいただくなど審査を行ってまいりました。また第3号の審査につきましては、紹介議員並びに請願者、社会福祉法人恩鳥福祉会理事長、高見武雄様の出席をいただき、請願の趣旨について説明をいただくなど、審査を行ってまいりました。  委員会での審査の結果、請願第1号、第3号は、先ほど事務局職員が朗読いたしましたとおり、賛成全員で採択すべきものと決定しましたので、ここでご報告申し上げます。  以上、誠に簡単ではございますけど、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、補足説明とさせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終わります。  これより討論、採決を行います。  まず、請願第1号「自主共済制度を保険業法の適用除外とすることを求める請願」に対する委員長の報告は採択でありますので、委員長報告に対する討論を行います。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。採決は起立よって行います。  お諮りいたします。  請願第1号は、委員長報告のとおり採択することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立全員です。  したがって、請願第1号「自主共済制度を保険業法の適用除外とすることを求める請願」は、採択することに決定いたしました。  次に、請願第3号「共同生活援助・共同生活介護事業に係る入居者への家賃助成の継続について」に対する委員長の報告は採択でありますので、委員長報告に対する討論を行います。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。採決は起立によって行います。  お諮りいたします。
     請願第3号は、委員長報告のとおり採択することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立全員です。  したがって、請願第3号「共同生活援助・共同生活介護事業に係る入居者への家賃助成の継続について」は、採択することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま民生常任委員会、荻野委員長から意見書第1号「北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書」、意見書第2号「自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書」以上、2件が提出されました。  本件を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  したがって、意見書第1号、2号を追加日程第1として議題とすることは決定いたしました。  追加議事日程及び意見書を配布いたします。  暫時休憩いたします。                  休憩 午前11時10分                 ───────────                  再開 午前11時13分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  〜追加日程第1 意見書第1号から意見書第2号〜 ○議長(田口勝彦君) 追加日程第1、意見書第1号「北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書」、意見書第2号「自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書」以上、2件を一括議題といたします。  本件は、丹波市議会会議規則第4条第2項の規定に基づき、民生常任委員会、荻野拓司委員長から提出されました。  意見書を書記が朗読いたします。  事務局書記。 ○書記(矢本正巳君) 事務局書記。  意見書第1号、北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書。上記意見書を丹波市議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成21年3月26日提出。提出者、民生常任委員会、委員長、荻野拓司。  北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書。北朝鮮による日本人拉致問題は、わが国の主権と国民の生命安全に関わる重要な問題であり、拉致被害者や拉致の疑いがある特定失踪者の一刻も早い救出は、国民すべての願いであります。しかしながら、昨年6月に行われた日朝実務者協議で北朝鮮は、調査委員会を設置し、拉致被害者等に関する再調査を実施すると約束したものの、いまだ履行されず、拉致問題は何ら具体的な進展を見せておりません。このことは拉致被害者や特定失踪者、その被害者の帰国を待ちわびている家族の思いを踏みにじるものであります。また、政府は現在17人の拉致被害者を認定されておりますが、実際には、それよりはるかに多くの日本人拉致被害者が存在するとされています。よって国におかれましては、下記の項目について一刻も早く実現されるよう強く要望します。  記、1、北朝鮮による日本人拉致問題のこう着状態の現状を打開し、生存者全員の早期帰国を実現すること。2、政府未認定の特定失踪者について、真相調査解明し拉致被害者と認定して早期救出を図ること。以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。平成21年3月26日、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣、外務大臣、内閣官房長官、拉致問題担当あて。兵庫県丹波市議会、議長、田口勝彦。  次に、意見書第2号、自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書。上記意見書を丹波市議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成21年3月26日提出。提出者、民生常任委員会、委員長、荻野拓司。  自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書。第162回通常国会で成立し、2006年4月に施行された「保険業法等の一部を改正する法律」以後、保険業法によって、知的障害者やPTA、開業医などの各団体がその目的の一つとして、構成員のために自主的かつ健全に運営してきた共済制度、以後自主共済制度が存在の危機に追い込まれています。保険業法の改正の趣旨は「共済」を名乗って、不特定多数の消費者に保険商品を販売し消費者被害をもたらした、いわゆる「ニセ共済」を規制し、消費者を保護することが目的でした。しかし、当初の趣旨が保険業法とその政省令策定の段階で大きく逸脱し、自主共済制度も保険会社に準じた規制を受けることとなりました。その結果、制度の存続が困難な団体は、廃止・解散を迫られ、制度からの脱退も余儀なくされる国民が続出するなど、深刻な事態になっています。そもそも共済は団体の目的に一つとして、構成員の相互扶助のために創設され、日本社会に深く根を下ろしてきました。仲間同士の助け合いを目的に、自主的かつ健全に運営してきた自主共済制度は利益を追求する保険業とは全く異なります。これを保険会社と同列に置き、株式会社や相互会社を設立しなければ運営できないようにするなど、一律かつ強制的な規制と負担の押しつけは、多くの自主共済制度を廃止に追い込むことになります。これは「契約者保護」「消費者保護」を目的とした法改正の趣旨に反するばかりか、憲法が保障する「結社の自由」「団体の自治権」を侵すことになります。以上のことから、下記の事項をすみやかに見直し、改善されますよう求めます。  記、自主共済制度を保険業法の適用除外にすること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成21年3月26日、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣、厚生労働大臣、金融庁長官あて。兵庫県丹波市議会、議長、田口勝彦。  以上でございます。 ○議長(田口勝彦君) 本件について、提出者の趣旨説明を求めます。  2番、荻野拓司君。 ○2番(荻野拓司君) (登壇) ただいま一括議題となっております意見書第1号「北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書」及び意見書第2号「自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書」につきまして、提案趣旨のご説明を申し上げます。  まず意見書第1号についての提案趣旨の説明を申し上げます。  北朝鮮による日本人拉致問題については、昨年6月の日朝実務者協議において、北朝鮮は調査委員会を設置し、再調査を実施すると約束したものの、その後の進展もなく長期化することを懸念しています。本市においても西安義行さんが特定失踪者問題調査会により拉致被害者である可能性が濃いと判断し、公表されておられ、失踪以来、相当の歳月が経過いたしましたが、何ら手がかりもない状況となっています。このようなことから、政府に対し、未解決の拉致被害者全員の早期帰国及び特定失踪者の真相究明に向け、意見書を提出しようとするものであります。  続きまして、意見書第2号につきましては、提案につきまして提案趣旨の説明を申し上げます。  昨年4月に執行された保険業法等の一部を改正する法律は、消費者被害をもたらした、いわゆるニセ共済を規制し、消費者を保護することが目的でした。しかし、この法律により知的障害者やPTA、開業医などの各団体が、その構成員のために自主的かつ健全に運営してきた共済制度までもが、保険会社に準じた規制を受けることとなりました。その結果、共済制度の存続が困難な団体にとっては、廃止や解散に追い詰められるなど、深刻な事態になっています。このため、これらの各団体の共済制度を守るために、自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書を提出しようとするものであります。  以上、誠に簡単ではございますが、どうかその趣旨をご理解いただきまして、ご可決いただきますようお願い申し上げ、提案趣旨の説明とさせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 趣旨説明が終わりましたので、質疑を行います。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。  ただいま議題となっております意見書第1号、第2号については、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。  これより意見書ごとに討論、採決を行います。  まず、意見書第1号「北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書」に対する討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  意見書第1号は、原案のとおり可決することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立全員です。  したがって、意見書第1号「北朝鮮による拉致被害者の早期救出と政府未認定の特定失踪者の真相究明を求める意見書」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、意見書第2号「自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書」に対する討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  意見書第2号は、原案のとおり可決することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立全員です。  したがって、意見書第2号「自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  〜日程第4 発議第2号〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第4、発議第2号「議会の委任による市長の専決処分について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の趣旨説明を求めます。  22番、岸田昇君。 ○22番(岸田昇君) (登壇) ただいま議題となっております発議第2号、議会の委任による市長の専決処分につきまして、議会運営委員会より提案の趣旨説明を申し上げます。  発議第2号は、議会の委任による市長の専決処分につきまして、地方自治法第180条第1項の規定において、専決処分することができる事項を別紙のとおり指定するものです。これまでは平成17年3月に損害賠償額を専決処分することができる限度額について、議会で議決をしておりますが、今回の市の未集金対策として、民事訴訟法第383条に規定する支払督促の申し立ての手続きを考えていただいておりますが、同法第395条に規定する督促異議の申し立てによって訴訟へ移行した時点で、即時議会の議決を要するということになっております。また市営住宅や市特定公共賃貸住宅の長期滞納者や不当入居者に対し、当該住宅の明け渡し請求することについても同様に、議会の議決を必要とします。市の債権のうち、強制力のない公債権や私債権を扱う担当者は調査権がないことから、滞納者との面談などによる情報によって、債権を管理しておりますが、現状では怠慢や悪意のある滞納者に対して、債権差し押さえなどの強制処分による対応ができておりません。したがって、今後は訴えの提起を視野に入れながら、よりスムーズな債権回収を進めるための手法として提案するものであります。いずれにいたしましても、個人情報を管理しながら、慎重な取り組みをしていただきますが、一方では迅速な対応によって進めていくことが重要でありますので、今回、地方自治法第180条第1項及び第2項の規定に基づいて、市長の専決処分によって支払督促や訴えを裁判所へ提起し、債権処理を進めていき、その後の対応等については議会へ報告していただくことになります。  以上、誠に簡単でございますけれども、よろしく審議を賜り、可決いただきますようお願いを申し上げ、趣旨説明とさせていただきます。 ○議長(田口勝彦君) 趣旨説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  18番、瀬川至君。 ○18番(瀬川至君) 質疑といいますよりも、発議第2号の面で、地方自治法平成22年になっているんですが、後ろは昭和22年になっているんですが、この点をお尋ねいたします。 ○議長(田口勝彦君) 暫時休憩をいたします。                  休憩 午前11時31分                 ───────────                  再開 午前11時32分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  委員長。 ○22番(岸田昇君) 18番、瀬川議員の指摘どおり、「平成」を「昭和」と改めさせていただくということで、後刻、訂正をさせていただくいうことでご理解いただきたいと思います。 ○議長(田口勝彦君) ただいま委員長から訂正の申し出がありましたとおり、訂正することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  よって、発議第2号、地方自治法の「平成」を「昭和」に訂正をいたします。  ほかに質疑ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております発議第2号は、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。  これより、討論、採決を行います。  発議第2号について、討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  お諮りいたします。  発議第2号は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 異議なしと認めます。  したがって、発議第2号「議会の委任による市長の専決処分について」は、原案のとおり可決されました。  〜日程第5 発議第3号〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第5、発議第3号「認定こども園に係る調査研究特別委員会の設置について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の趣旨説明を求めます。  22番、岸田昇君。
    ○22番(岸田昇君) (登壇) 認定こども園に係る調査研究特別委員会の設置について、趣旨説明を申し上げます。  認定こども園は、幼稚園と保育所の制度の枠組みを超えて、就学前の子どもに対し、幼児教育、保育を一体的に提供するとともに、地域における子育て支援の取り組みを充実させる新たな選択肢として導入された制度であります。丹波市においては丹波市こども園に関する基本方針を策定し、今後10年を目途に認定こども園を全市で統一すべく推進されているところでありますが、この認定こども園構想には、将来的に多額の財費を投資することとなり、議会といたしましても、その推進にあたっては子どもたちが安全で安心して教育、保育が受けられる施設環境の整備や、保護者や地域の多様なニーズに応えられる方策など、充実した幼児の教育、保育の一体化、地域における子育て支援の取り組みについて、調査研究を行うことを目的として設置するものであります。  設置内容につきましては、お手元に配布いたしております要綱のとおりであります。委員については、議長を除く全議員で構成し、任期については調査終了までの期間といたしております。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしく審議を賜りご可決いただきますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(田口勝彦君) 趣旨説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  13番、足立正典君。 ○13番(足立正典君) 大変重要なことでありますので、当然、進めていただいたらよいと思いますけども。特にこの中で、こども園と小学校との関係というものも重要になってくると思うんです。そういった部分についても含めて協議ができるのか、調査ができるのかということについて、委員長どのようにお考えでしょうか、提案者として。 ○議長(田口勝彦君) 岸田委員長。 ○22番(岸田昇君) 足立議員の質疑に対しまして、お答えさせていただきます。  この認定こども園と小学校との関係ですわね。それにつきましても、この場において固定するということではなくして、特別委員会を設置していただきましたら、その特別委員会の中で論議をいただき、それぞれの問題について研究もしていただくというような思いで、提案をさせていただいております。 ○議長(田口勝彦君) ほかに質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終わります。  委員長。 ○22番(岸田昇君) 申し訳ございません。先ほどの資料、この議員提出議案書の中の4ページのところに、設置の目的として1行目に、丹波市における認定こども園について、幼稚園、保育園の特徴、これ「長い」ということで、誤字になっておりますので、訂正をお願いしたいと思います。特長、長というのは「長い」という字。 ○議長(田口勝彦君) ただいま委員長から訂正の申出があります。  暫時休憩をいたします。                  休憩 午前11時40分                 ───────────                  再開 午前11時41分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  ただいま委員長から保育園の特徴の「徴」を、「長い」に訂正をしたいという申し出がありますので、訂正について許可することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  よって、訂正を認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第3号は、丹波市市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。  これより、討論、採決を行います。  発議第3号について、討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 討論なしと認めます。  お諮りいたします。  発議第3号は、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  したがって、発議第3号「認定こども園に係る調査研究特別委員会の設置について」は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩をいたします。                  休憩 午前11時42分                 ───────────                  再開 午前11時56分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  丹波市議会委員会条例第8条第1項の規定により、認定こども園に係る調査研究特別委員会の正副委員長が選任されましたので、ご報告申し上げます。  認定こども園に係る調査研究特別委員会の委員長に足立正典君、副委員長に堀幸一君が選任されましたので、報告といたします。  〜日程第6 議員派遣の件〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第6「議員派遣の件」を議題といたします。  本件は、議員の派遣について、丹波市議会会議規則第157条の規定に基づき議会の議決を求めるものです。  派遣の内容につきましては、4月23日に開催される阪神市議会議長会定例会、5月12日に開催される第229回兵庫県市議会議長会総会に、それぞれ副議長を派遣するものです。  本件は、質疑、討論を省略し、ただちに採決を行います。  お諮りいたします。  議員派遣の件は、原案のとおり副議長を派遣することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  したがって、議員派遣の件は原案のとおり可決されました。  〜日程第7 同意第4号〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第7、同意第4号「副市長の選任について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案説明を求めます。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) ただいま議題となりました同意第4号、副市長の選任につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  吉住康之副市長から、今年の3月31日をもって退職したい旨の申し出がございまして、これを受領いたしました。つきましては、後任の副市長を早急に選任をして、円滑な市政運営を図るために、ご提案を申し上げるものでございます。  後任の候補は昨年度末まで、技監として兵庫県から派遣をいただいておりました、永井隆夫氏であります。永井氏は現在、兵庫県の県土整備部土木局河川計画室長の職でありますが、県知事にも同意をいただいており、本年3月30日をもって、兵庫県を退職いただく予定で、4月1日から丹波市副市長として就任をいただきたいと、このように存じております。  よろしくご審議を賜りまして、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(田口勝彦君) 提案説明は終わりましたので、質疑を行います。  質疑はありませんか。  6番、西本嘉宏君。 ○6番(西本嘉宏君) ただいま提案となりました副市長の人事案件について、尋ねておきたいと思いますが、一つは先ほど理由の中にもありましたが、現在の副市長、吉住副市長からの申し出によりということでありましたけれども、任期は後2年残されているわけですが、特に、任期中途での退任ということでありますけれども、何かその理由があったのかという点をちょっとお聞かせいただきたいと思います。と申しますのは、2年前に助役2人制から1人制と、副市長ということで、市議会全会一致で吉住副市長を承認したわけでありまして、そういう意味でも任期中途でありますから、その理由についてお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(田口勝彦君) 暫時休憩をいたします。                  休憩 午後0時01分                 ───────────                  再開 午後0時01分 ○議長(田口勝彦君) 再開をいたします。  市長。 ○市長(辻重五郎君) この人事案件でございますから、こういった問題について、私的な内容については申し上げられませんけれども、そういった退職願が出たということで、慰留をお願いもいたしましたけども、意思は固かったということでございます。ここでその内容をどうこうという中身については、私のほうから述べることについては、私自身がそれは述べられないんですから、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(田口勝彦君) 6番、西本嘉宏君。 ○6番(西本嘉宏君) それで後任の副市長については、前、県から派遣されておりました技監の提案なんでありますが、特に、また前回からの技監でありますので、副市長にというのは、それはそれで理由があると思いますけど。一部内部の登用、あるいは退職者からの登用というようなことは考えておらなかったのかということを、市長の見解を聞いておきたいと思います。 ○議長(田口勝彦君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) 先ほど、ご提案の中で提案理由を申し上げましたように、そういった吉住副市長のほうからの申し出を受けたわけでございますが、その後、この副市長の選任ついて、私もいろいろと検討もし、また、相談もしたりというふうなことも、内々的にはいろいろありましたけれども。今回、この後の大変重責でお世話になる方ということで、現状についても、市内のこともよくご存知の方にお願いしたいし、こういったことでは県のほうからも、そういったことで何か力になれることがあったら力になりますよということは、常に聞いておりますので、そっちのほうにも相談し、内部でも検討したというのが事実でございます。その結果、こういった永井氏が妥当であるということで、お願いしたわけでございます。 ○議長(田口勝彦君) ほかに質疑ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております同意第4号は、人事に関するものでありますので、委員会付託及び討論を省略し、ただちに採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託及び討論を省略し、ただちに採決を行うことに決しました。採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  同意第4号は、原案のとおり同意することに賛成の議員はご起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(田口勝彦君) 起立全員です。  したがって、同意第4号「副市長の選任について」は、原案のとおり同意することに決しました。  〜日程第8 閉会中の継続審査について〜 ○議長(田口勝彦君) 日程第8、「閉会中の継続審査について」を議題といたします。  各常任委員会から議会運営委員会、各特別委員会の委員長から委員会において審査調査中の事件について、丹波市議会会議規則第103条の規定により、お手元に配布しております一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  お諮りいたします。  以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。
     お諮りいたします。  本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。  本日で閉会したいと思いますが、ご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田口勝彦君) ご異議なしと認めます。  したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。  第32回丹波市議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。  本定例会は、去る2月26日に開会いたしまして以来、本日までの29日間にわたり、提案されました平成21年度丹波市一般会計予算及び特別会計予算をはじめ、条例制定並びに条例改正議案など、多数の重要案件について、終始極めて熱心にご審議をいただき、本日、ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位のご協力の賜物と衷心より感謝を申し上げるところでございます。  平成21年度丹波市一般会計予算、及び各特別会計予算が可決されましたが、丹波市の経済は疲弊しています。市長の施政方針に基づき、早期の事業執行をお願いし、貴重な財源を有効に活用するように努めていただきたいと思います。また当局におかれましては、審議に際しまして議員から提出されました多くの意見、要望等につきまして、十分にご検討いただき、格段のご配慮をいただきますよう、お願い申し上げます。  新年度を迎えますが、議員並びに市長をはじめ、当局の皆様におかれましてはご自愛いただき、ご精進下さいますようお願いいたしまして、はなはだ簡単ではございますが閉会にあたってのごあいさつといたします。  ここで、市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。  市長。 ○市長(辻重五郎君) 平成21年第32回丹波市議会定例会が閉会されるにあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。  今期定例会は29日間の長きにわたりまして、議員各位におかれましては、平成21年度丹波市一般会計及び特別会計予算をはじめ、提案いたしました諸議案を終始極めて熱心にご審議を賜りまして、ここに議了いたしましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  本会議予算特別委員会、あるいは各委員会を通じまして賜りました貴重なご意見につきましては、真摯に受け止めるとともに、これを尊重し、十分に検討を重ねることはもちろん、さらに職員一丸となって、丹波市の施政推進に遺憾なきを期してまいる所存でございます。平成21年度におきましては、元気・安心・再生をキーワードに、喫緊の課題であります地域経済対策や地域医療対策などに積極的に取り組み、議員の皆様方をはじめ、市民の皆様のお力添えをいただきながら、住み続けたいまちの実現に誠心誠意邁進する所存であります。  さて、日一日寒さも和らぎ、陽春の好季節を迎えようといたしております。議員各位におかれしまては、市政発展のため今後とも、なお、一層格段のご支援とご指導を賜りますよう、節にお願いを申し上げますとともに、健康には十分ご留意いただきまして、さらにご活躍あらんことをご祈念申し上げ、3月定例議会の閉会にあたり、お礼のごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(田口勝彦君) これで、平成21年第32回丹波市議会定例会を閉会といたします。                  閉会 午後0時10分            地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                   平成21年3月26日                     丹波市議会議長   田 口 勝 彦                     丹波市議会議員   木 戸 せつみ                     丹波市議会議員   前 川 豊 市...