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  1. 大府市議会 2014-03-04
    平成26年第 1回定例会−03月04日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成26年第 1回定例会−03月04日-01号平成26年第 1回定例会 第1日目  平成26年3月4日(火曜日)   午前 9時00分 開議   午後 1時51分 散会 1 出席議員    1番  千賀重安    2番  大西勝彦    3番  三宅佳典    4番  久永和枝    5番  山口広文    6番  森山守    7番  守屋孝    8番  上西正雄   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  浅田茂彦   13番  酒井真二
      14番  久野喜孝   15番  鷹羽登久子   16番  水野尊之   17番  窪地洋   18番  柴崎智子   19番  鈴木隆   20番  深谷直史   21番  鈴置英昭 2 欠席議員    9番  木下義人 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   山内健次    議事課長   長綱宏    議事係長   原田好美    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        久野孝保    副市長       岡村秀人    教育長       細谷正明    監査委員      外園茂    企画政策部長    池田裕一    総務部長      丸山青朗    市民協働部長    木學貞夫    福祉子ども部長   今村昌彦    福祉子ども部参事  新美光良    健康文化部長    久野幸信    建設部長      國生隆志    建設部参事     内藤正仁    産業振興部長    伴正    会計管理者     内田誠    教育部長      大野洋介    指導主事      知崎純二    監査委員事務局長  鷹羽邦広    消防長       相羽輝二    下水道課長     大須賀林 5 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   報告第1号 例月出納検査報告について   報告第2号 定期監査等の報告について  第4 市長の施政方針について  第5 議案第1号 平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第6 議案第2号 平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)  第7 議案第3号 大府市みちづくり基金条例の制定について  第8 議案第4号 大府市子ども・子育て会議条例の制定について  第9 議案第5号 大府市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の制定について  第10 議案第6号 大府市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の制定について  第11 議案第7号 大府市消防長の任命資格を定める条例の全部改正について  第12 議案第8号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について  第13 議案第9号 大府市手数料条例の一部改正について  第14 議案第10号 大府市青少年問題協議会条例の一部改正について  第15 議案第11号 災害応急対策又は災害復旧のため派遣された職員に対する災害派遣手当に関する条例の一部改正について  第16 議案第12号 大府市精神障がい者医療費助成に関する条例の一部改正について  第17 議案第13号 大府市国民健康保険税条例の一部改正について  第18 議案第14号 市道の路線認定について  第19 議案第1号 平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)  第20 議案第2号 平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(鈴木隆)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は20名で定足数に達しております。よって、平成26年大府市議会第1回定例会は成立しますので、開会します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下、関係職員の出席を求めましたので御報告します。  なお、報道機関及び秘書広報課より撮影の申出がありましたので、傍聴規則第9条ただし書の規定により、議長において撮影の許可をしましたので御報告します。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において20番・深谷直史議員及び21番・鈴置英昭議員を指名します。  日程第2、「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から3月24日までの21日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は21日間と決定しました。  会議に先立ち、市長より御挨拶をいただきます。市長。                (市長・久野孝保・登壇) ◎市長(久野孝保)  平成26年大府市議会第1回定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、各事業の円滑な推進を始め、日頃から市政運営に御理解、御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  先週辺りから暖かい日も増えまして、今朝もまいります途中、市役所の庭にあります頂いた河津桜のつぼみも膨らんでまいりました。今年の盆梅展は、期間中に大雪の影響もありましたが、多くの人が訪れ、一足早い春の訪れを感じていただけたのではないでしょうか。  また、先月には富山県小矢部市との災害時相互応援協定を締結し、大規模災害の発生に備えた体制の強化を図ることができました。今後も引き続き、安心・安全なまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。  さて、本議会へ御提出申し上げます案件は、報告が2件、補正予算2件、条例の制定4件、条例の全部改正1件、条例の一部改正6件、その他の議案1件、そして、当初予算6件と予定をさせていただいておりますので、慎重審査の上、お認め賜りますようお願いを申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木隆)  日程第3、「諸報告」を行います。  お手元に報告第1号及び第2号の写しが配布してあります。  報告第1号及び第2号について、代表監査委員から補足説明をお願いします。代表監査委員。 ◎監査委員(外園茂)  議長の御指名がありましたので、報告第1号及び報告第2号について補足説明を申し上げます。  まず、報告第1号は、地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、例月出納検査を実施しましたので、同条第3項の規定により、その結果を報告するものでございます。  内容につきましては、報告書の検査の対象欄に記載されておりますように、平成25年度11月分、12月分、1月分の現金の出納を、それぞれの時期に会計管理者及び関係部課長等の出席を得まして、関係帳簿と指定金融機関等の残高証明により、照合調査したものでございます。  この結果、一般会計特別会計及び水道事業会計の歳入歳出及び収支につきましては、正当な処理であることを認めたものでございます。  詳細につきましては、お手元にございます報告書に、検査に当たりましての資料の計数を示してございますので、御一読いただきたいと思います。  次に、報告第2号は、地方自治法第199条第4項及び第7項の規定に基づき、監査を実施しましたので、同条第9項の規定により、その結果を報告するものでございます。
     内容につきましては、企画政策部の財政課、総務部の総務課及び契約検査課健康文化部健康推進課、建設部の都市計画課及び建築住宅課教育委員会学校教育課、生涯学習課の施設であります大府公民館及び共長公民館選挙管理委員会公平委員会並びに議会事務局の議事課につきまして、第199条第4項の規定に基づく監査を実施したものでございます。また、同条第7項の規定に基づきまして、財政的援助団体であります社会福祉法人仁至会介護老人保健施設ルミナス大府につきまして監査を実施したものでございます。  監査の結果につきましては、おおむね良好な処理であることを認めたものでございます。詳細につきましては、報告書のとおりでございますので、御一読いただきたいと思います。  これで補足説明を終わります。 ○議長(鈴木隆)  説明が終わりました。  ただいまの報告について、何かありますか。5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  それでは、監査委員さんにお尋ねいたしますけれど、社会福祉法人仁至会ルミナス大府ですけれど、この報告書にございますように、大府市が貸付を行っていると、こういったことで、議会でもこの件につきましては、過去、いろいろな議論をしてまいりました。  お聞きしたいのは、いわゆる貸付金の監理ということだけでなく、いわゆる経営状況などについては、監査委員としてどのように見られて、順調に返済されているというふうに見られたのか、お尋ねいたします。 ○議長(鈴木隆)  お答え願います。代表監査委員。 ◎監査委員(外園茂)  監査を行うに当たりまして、我々の目的は貸付金がどのように使われているかということが主目的でございます。報告のとおりでございますが、今、御質問のありました内容につきましては、前回も御質問がありましたとおり、貸付を行う前の状況については、御案内のとおり、補助金等で支給していたわけでございますが、平成24年度末で修繕積立金等積立金等で2億2,500万円を積み立て、かつ、平成25年度予算におきましても、2,500万円の償還金の予算が計上されているところであります。これは、法人の経営努力もさることながら、この貸付金が非常に有効に生かされているんだろうというふうに私どもは理解をしております。  以上でございます。 ○議長(鈴木隆)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、「市長の施政方針について」、市長よりお願いします。市長。                (市長・久野孝保・登壇) ◎市長(久野孝保)  平成26年大府市議会の第1回定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信と予算の大要を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  私が市長に就任して間もなく10年がたとうとしております。市長就任以来、「対話と協働」を基本姿勢として、健康都市大府の実現に全力を傾注してまいりました。市政運営に当たり、日頃、議員各位並びに市民の皆様から多大な御支援と御協力をいただいておりますことに、改めまして深く感謝を申し上げます。  我が国の経済状況を見ますと、輸出が持ち直しに向かい、各種の政策の効果が下支えする中で、所得や投資が増加して、景気の回復基調が続くことが期待されています。しかしながら、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクがございます。また、消費税率の引上げに伴います駆け込み需要とその反動が見込まれ、社会経済状況は引き続き厳しい状況にあることには変わりありません。  平成26年度の国の予算は、経済再生・デフレ脱却財政健全化を合わせて目指すための予算が編成されております。また、平成24年度の13兆円を超える大型の補正予算に続いて、平成25年度においても5.5兆円の補正予算を編成し、機動的な財政運営により経済の成長力の底上げを目指すものとしております。  こうした考え方に基づく平成26年度の国の一般会計の予算規模は、平成25年度当初予算に比べ3.5パーセント増の95兆8,823億円となっております。歳出においては、財政収支の状況を表します基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスと言われる国債の元利払いを除いた歳出と国債発行を除いた歳入との差額が、平成25年度のマイナス23.2兆円からマイナス18.0兆円に改善されました。また、歳入を見ますと、消費税率の引上げに伴う税収増によりまして、税収が16.0パーセント増の50兆10億円となっております。  本市の財政状況でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成24年度の健全化判断比率資金不足比率は、いずれも、早期健全化基準及び経営健全化基準に照らしてみても、極めて健全な財政状況にあります。今後も引き続き健全な財政状況を維持し、第5次総合計画の目標である「みんな輝き 幸せ感じる 健康都市」の実現に向け、持続可能な質の高い行財政運営を行っていく所存でございます。  しかしながら、健全な財政状況であります本市におきましても、日本経済が株価の上昇などで景気回復が期待される一方、4月からの消費税率の引上げによる景気の停滞が懸念されるなど、不透明な経済状況にあることには変わらないものと認識しております。このような状況ではありますが、平成26年度当初予算の編成に当たりましては、平成25年度に国から交付を受けました地域の元気臨時交付金を活用し、必要な事業を前倒しして実施していくとともに、既存の行政サービス市民生活に直結していることを考慮し、その水準を落とさないように最大限の配慮をいたしました。また、現行サービスの拡充や新規サービスの創設につきましては、真に必要なサービスを精査し、厳しい中にもめりはりを付けた質の高い予算を編成いたしました。  平成26年度予算は、「活力に満ちた健康なまちづくり」を目標といたしまして、四つの重点施策を立てました。  一つ目に「みんなが健やかなまちづくり」、二つ目に「将来を担うひとづくり」、三つ目に「安心して暮らせるまちづくり」、そして、四つ目に「元気あふれるまちの基盤づくり」でございます。  平成26年度の全ての会計を合わせた予算総額は、今年度に比べ34億683万5,000円、率にして9.2パーセントの増でございます。市民生活の向上に必要となる事業に予算を計上し、めりはりを付けた結果、402億7,505万9,000円となり、初めて400億円を超える予算となっております。  一般会計につきましても、今年度に比べ35億200万円、率にして14.8パーセントの増となる271億1,900万円となり、こちらも初めて270億円を超える予算となっております。  歳入の主な内訳を見てみますと、市税全体では、今年度に比べ5億1,681万8,000円、率にして3.3パーセントの増となる162億6,618万3,000円を見込みました。主な税目では、個人市民税は今年度に比べ2億6,520万円、率にして4.5パーセントの増となる61億5,020万円、法人市民税は今年度に比べ2億1,502万6,000円、率にして19.7パーセントの増となる13億454万8,000円、固定資産税は今年度に比べ4,500万円、率にして0.7パーセントの増となる69億5,700万円を見込みました。繰入金のうち財政調整基金からの繰入金を今年度に比べ5億円の増となる5億3,000万円、地域の元気臨時交付金基金を始めとする特定目的基金からの繰入金を今年度に比べ11億2,992万2,000円の増となる11億4,645万4,000円とし、市債は5億1,440万円の増となる6億3,890万円といたしております。  歳出の内訳を目的別の構成比で見てみますと、民生費が全体の41.6パーセントと最も大きな割合を占めており、続いて総務費、教育費の順になっております。性質別では、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費の構成比が、今年度より6.6ポイント減の45.2パーセントとなっております。一方、投資的経費の構成比は、5.2ポイント増の12.7パーセントとなっております。  それでは、重点施策を順次、御説明申し上げます。  最初に、「みんなが健やかなまちづくり」でございます。  市民の皆様が心身ともに健康であることは、健康都市を目指している本市にとって、最も大切なことでございます。私は、市民の皆様が様々な活動を通して健康になるお手伝いができるような施策や事業を展開していきたいと考えております。  本市は、これまでも様々な健康に関する事業に取り組んでまいりました。市民の皆様がこれらの事業に参加することにより、健康を保つことができていることが私の願いでありますし、市民の皆様自身も参加して良かったと感じていただいていることと思います。しかしながら、日常生活に支障がなければ、健康への関心は低くなり、これらの事業への参加意欲も薄くなってしまいがちになります。そこで、これらの健康関連事業に広く市民の皆様に興味を持っていただき、事業に参加していただくため、インセンティブを付与することができるポイントをためながら、目標を持って健康づくりを行っていただけるような、健康ポイント制度の創設について検討してまいります。  近年、医療は進歩し、様々な医療技術が開発されていますが、まずは病気にかからないという予防が大変重要であります。その有効な手段として、予防接種があります。制度化がされていない中で、これまでは大府市外での接種のうち愛知県内での接種者に対しては、接種した医療機関が所在する市町村が接種についての費用を負担するなどの取扱いになっていましたが、平成26年度からは愛知県医師会の協力の下、県内の医療機関での接種については、市内での接種と同様、大府市民予防接種に係る費用を大府市が負担する広域化制度が実現されるものでございます。また、県外での接種者に対しては、同様の制度化がされていないため、個人負担が生じないように、補助制度を新設するものでございます。  北崎福祉の家は、これまで地元の高齢者を中心に、文化活動の場、ふれあいの場として利用されてきました。しかし、建物の老朽化が進んできたため、児童から高齢者までが集い、活動できる施設へと整備するものでございます。施設の機能に関しましては、地元の方を中心に構成された建設検討委員会で、これまで十分に話し合ってまいりました内容を踏まえて、整備してまいります。  平成25年7月に厚生労働省が発表しました日本人の平均寿命は、男性は79.94年、女性は86.41年で世界でもトップクラスを維持しております。平成24年9月に閣議決定されました「高齢社会対策大綱」の中で、これまでの「『人生65年時代』を前提とした高齢者の捉え方についての意識改革をはじめ、働き方や社会参加、地域におけるコミュニティや生活環境の在り方、高齢期に向けた備え等を『人生90年時代』を前提とした仕組みに転換させる必要がある」としております。「人生90年」とする超高齢社会において、在宅による医療や介護の仕組みづくりは必要不可欠となります。そこで、愛知県のモデル事業として「在宅医療連携拠点推進事業費補助金」を活用して、多職種の協働による在宅医療介護支援体制の構築を認知症対策と合わせて推進してまいります。  おおぶ文化交流の杜「アローブ」は、平成26年7月1日に開館いたします。この施設は、「誰もが、様々な知識や情報を得ることができ、質の高い文化・芸術に触れ、また自ら創造・表現活動を行い、お互いを認め合いながら交流を図ることで、『市民力』の向上に寄与し、市民が『ネクスト・ステージ』に飛躍するための場として、市民一人ひとりが誇りと愛着を持つことができる新たな文化交流シンボル施設」となることを基本理念といたしております。開館を記念して、プレイベント、記念式典、ウェルカムイベント及び出演者を公募する記念イベントを開催し、市民の皆様に愛される施設としてまいります。また、これまで手狭でありました中央図書館の機能をおおぶ文化交流の杜の施設内に移して、蔵書数40万冊を収蔵できる図書館や客席数315席のこもれびホール、そして二つのスタジオを備えるなど、質の高い文化・芸術に触れていただけるように整備しております。私自身も開館を楽しみにしておりますので、皆様もぜひ期待して開館を待っていただきたいと思います。  次に、「将来を担うひとづくり」でございます。  本市は、第1次総合計画から現在に至るまで、「健康都市」をまちづくりの基本的な理念といたしてきております。本市が将来に向かっても健康都市であり続けるためには、将来を担う子供たちが元気に育っていくことが必要であります。全国的には多くの市町村において少子化が問題となっている中で、本市は合計特殊出生率は上昇しており、15歳未満の人口も増加しておりますので、将来の大府を担う子供たちを育てるために、子育てがしやすく、子供が元気に育つようなまちづくりを進めていくことが必要であると考えております。  医療の高度化や超高齢社会の進展とともに、医療・介護の専門職であります看護職が全国的に不足しております。本市ではあいち健康の森とその周辺地区に健康・医療・福祉・介護施設が集積しておりますので、それらの施設で看護職が充足されることは、施設の機能を確保する上で、非常に重要になります。今後更に看護職の需要が高まることが予想されますので、看護職を育成します看護系大学の誘致を行い、大学の開校に向けて支援を行ってまいります。また、大府市と新設大学が持続的に発展し、市民の皆様の健康増進が図られますように、新設大学が持っております知的資源や物的資源を有効に活用する連携事業を検討してまいります。  保育園には、昭和40年代、50年代に建設した施設も多く、そのため、計画的に順次、建て替えを行ってきております。大府保育園も昭和45年に建設され、44年がたとうとしております。建物の老朽化も進んでまいりましたので、現在の敷地内にて建て替えを実施するものでございます。新しい園舎は、鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約2,600平方メートル、エレベーターを設置してバリアフリー化を図るなど、市内保育園の中核的な施設として整備してまいります。  学校施設も保育園と同様に、老朽化した施設を計画的に順次、建て替えを行ってきております。その中でも給食室は、本市の特徴でもあります知多5市5町の中で唯一の自校調理方式により、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、児童や生徒においしく食べていただき、丈夫な体を成長期においてつくってもらうための重要な施設となります。安全・安心な学校給食を引き続き提供するために、神田小学校の給食室の建替工事を実施してまいります。  また、多くの児童や生徒にとって、給食は学校生活の中でも楽しみの一つであると思いますので、食物アレルギーを持つ児童や生徒には、除去食や代替食を提供して対応しております。近年は、食物アレルギーを持つ児童や生徒が増加傾向にあります。食物アレルギーの内容が個々のケースによって異なること、また、対応食の数が増えるなどしてきたため、除去食や代替食の調理に専任で従事する食物アレルギー対応給食調理員を新たに配置して対応してまいります。  放課後児童健全育成事業につきましては、基本的には小学校を活動拠点といたしておりますが、北山放課後クラブにおきましては、北山小学校の教室と北山児童センターの2か所で実施いたしておりますので、これを解消するために、北山小学校の敷地内に放課後クラブの専用棟を整備してまいります。また、共和西放課後クラブにおきましては、共和西小学校の教室を利用して実施いたしておりますが、児童数の増加に対応するために、共和西小学校の敷地内に放課後クラブの専用棟を整備してまいります。  次に、「安心して暮らせるまちづくり」でございます。  間もなく、あの東日本大震災から3年がたとうとしております。3年の月日が過ぎても、あの恐ろしい光景は、皆様も鮮明に記憶されていることと思います。また、それと同時に、復興の視点からこの3年間を考えますと、障害となる様々な問題があり、復興への道のりはまだまだ遠く、復興が思うように進んでいないと感じているのは私だけではないと思います。この東日本大震災のこれまでの状況を考えますと、私たちはいつ襲ってくるかわからない災害に備えて、対策や準備を行っておくことが重要であると改めて感じさせられます。  地震が発生した場合には、各小中学校の体育館が避難所となるため、体育館の照明器具が落下しないように落下防止工事を実施するとともに、長寿命で節電効果のあるLED照明への交換を、平成25年度は二つの小学校と一つの中学校で実施してまいりました。この対策を早急に進めるため、平成26年度には、北山小学校、共長小学校、吉田小学校、大府中学校及び大府西中学校で同様の工事を実施してまいります。  大規模災害のみならず、もっと身近に起こり得る火災や救急搬送などに備えることも非常に重要であります。消防、救急及び救助活動時に大きな力となる、はしご車、小型はしご車及び高規格救急自動車の更新を行い、消防力の充実・強化を図ってまいります。  また、地域を守る消防団においても、消火活動の充実を図るため、共和分団のポンプ自動車の更新を行い、地域防災力の強化を図ってまいります。  本市においても、南海トラフ巨大地震の発生を懸念しており、防災・減災の立場から様々な施策に取り組んでいるところであります。そのうちの一つの大きな取組として、中央防災倉庫を市の中心部に建設してまいります。この中央防災倉庫には、防災資機材、食糧や生活用品などを備蓄するほか、災害時に支援を受けた物資を集積、分配できるように整備してまいります。  循環バスは、本市の地域公共交通として運行をしております。先ほども述べさせていただいたとおり、平成26年7月にはおおぶ文化交流の杜「アローブ」が開館いたしますので、アローブへ乗り入れるために、また、市民生活の利便性を向上させるために、6月から新コースの追加と従来コースの改善を行い、運行してまいります。  最後に、「元気あふれるまちの基盤づくり」でございます。  本市は、第5次大府市総合計画まちづくり基本理念にありますように、「市民一人ひとりが心身ともに健康であると同時に、市民が生活する地域社会や都市全体が健康であること」を目指しております。「人の健康」はもちろん大切ですが、「まちの健康」についても重要であると考えております。この「まちの健康」には、企業の経済活動が活発に行われること、道路が整備されていて安全でスムーズな移動ができること、まちに緑があふれ、心豊かに暮らせることなどが挙げられます。これらの活力がまちにあふれるように、基盤づくりを進めてまいりたいと思います。  まちが活力を生み出すためには、まず、人のにぎわいがあり、そこで経済活動が営まれていることが必要になります。愛知県においても、産業空洞化への対応策として「産業空洞化対策減税基金」を設置し、企業の流出防止のため「新あいち創造産業立地補助金」を創設しております。本市においても、愛知県のこの補助制度を活用するために、「企業再投資促進補助金」を平成25年7月に創設しました。この補助制度により、長年にわたり地域を支える企業の工場等の新増設に係る再投資を支援するとともに、市外への企業の流失防止と雇用の維持・拡大を図ってまいります。  本市は平成25年3月に、これからのみちづくりの基本的な方針を示す「おおぶのみちづくり基本計画」を策定いたしました。これまでの「車」を優先したみちづくりから、人口減少、超高齢社会の到来に合わせた「人」と「車」が共存できる安心・安全な「みち」を、また、人が集い、ふれあい、愛着を持ち、親しむことができる新たな空間としての「みち」を創造していくことをみちづくりの目標といたしました。これらのみちづくりを実現していくための財源を確保し、計画的な道路整備などを推進するため、みちづくり基金を創設してまいります。  幹線道路であります市道明成深廻間線(北)につきましては、未整備となっております区間の整備を進めてまいります。また、東海市、大府市、東浦町を結びます市道養父森岡線につきましては、石ヶ瀬川から東海市境までの区間の予備設計を実施してまいります。  補助幹線道路では、市道山口半月線につきましては歩道設置工事を、新池線につきましては道路改良工事を実施してまいります。また、大府駅自由通路の耐震補強につきましては、詳細設計を実施してまいります。  本市は、大都市に隣接している中でも緑に恵まれた都市だと思っておりますが、都市化とともに、緑が少なくなってきているのも事実でございます。緑には季節の移り変わりを感じ取ることができますし、生活に潤いをもたらすことができると思います。これまで公共用地はもちろん、民有地にも緑化を進める取組をしてまいりましたが、更に民有地の緑化を推進するため、愛知県都市緑化基金を活用した新たな「まちかど緑化推進事業補助制度」を創設してまいります。  以上、重点施策を御説明申し上げました。  続きまして、第5次総合計画の六つの施策の体系に基づき、「健康福祉」「教育文化」「生活環境」「産業」「都市基盤」「行政経営」の各分野における平成26年度の主要な事業につきまして、順次、御説明申し上げます。  最初に、「健康福祉」の分野について御説明申し上げます。  「市民が主体となった健康づくりの推進」といたしましては、若い年代から生活習慣病予防を意識していただくことにより、元気な高齢期を創造していただくため、あいち健康プラザ健康づくりコースの利用助成制度を創設してまいります。  「安心できる医療の充実」といたしましては、国民健康保険事業におきまして、保険給付費を今年度に比べ1.2パーセントの増と見込みまして、一般会計からの繰入金を5億円計上いたしております。  「安心して子育てができる地域社会づくり」といたしましては、消費税率の引上げに伴い子育て世帯への負担軽減のため給付されます子育て世帯臨時特例給付事業及び子育て支援減税手当事業を実施してまいります。  「共に支え合う地域社会づくり」といたしましては、同じく消費税率の引上げに伴い、低所得者への負担軽減のため給付されます臨時福祉給付金給付事業を実施してまいります。  続きまして、「教育文化」の分野について御説明申し上げます。  「学校教育の充実」としましては、児童数の多い大府小学校、北山小学校、共長小学校に市単独で養護教諭補助員を配置し、健康管理についての指導体制の充実を図ってまいります。  「地域・家庭の教育力の向上」といたしましては、近年社会問題化しておりますひきこもり問題に対応するため、新たに相談窓口を設置し、子どもや若者に対して相談支援を実施してまいります。また、子ども・若者支援地域協議会として、青少年問題協議会に子ども・若者支援部会を創設してまいります。  「文化・学習活動を通した豊かな心の醸成」といたしましては、中央図書館の移転後に、歴史民俗資料館の展示機能の拡充等を行うため、リニューアル工事を実施いたします。  「スポーツを通した豊かなライフスタイルの実現」といたしましては、利用者の利便性の向上のため、市民体育館の卓球台及びランニングやウォーキングを行うための器具であるトレッドミルの更新を実施いたします。  3番目といたしまして、「生活環境」の分野について御説明申し上げます。  「地球規模の環境対策の推進」といたしましては、市民の皆様へ環境に配慮した取組を実施しております本市として、平成26年11月に名古屋市にて開催されます「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」のイベントへの参加を通し、環境対策への取組の普及を図ってまいります。  「消防・救急の充実」といたしましては、傷病者や救急隊員のウイルス等への感染防止と資器材の衛生管理の充実を図るため、消防庁舎及び共長出張所にオゾン水生成装置を設置してまいります。  「災害対策の推進」といたしましては、平成18年度に作成しました徒歩帰宅者支援マップの内容を更新し、災害時に活用できるように、市内のコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどに配布してまいります。  「協働のまちづくりの推進」といたしましては、地域共生力活性化会議を自治区やコミュニティなど地域の関係者を対象に実施し、ワークショップにより課題の抽出や解決に向けた討議を行っていただき、地域自らの力でその課題を解決していく能力、地域共生力の向上を図っていただくように取り組んでまいります。  続きまして、4番目の「産業」の分野について御説明申し上げます。  「企業活動の活性化」といたしましては、超高齢社会の進展や産業構造の変化に対応した民間企業、NPO、地域団体等が行う取組を支援するため、次世代産業の創出や育成等に資するモデル事業に対して、ウェルネスバレー構想推進事業費補助制度を新たに創設してまいります。  「都市近郊農業の活性化」といたしましては、おおぶ「農」活性化プランの中間年を迎えるに当たり、目標に対する取組状況や農政の方向性について確認を行いまして、今後の農業を取り巻く課題に対応するため、プランの見直しを実施してまいります。  続きまして、5番目の「都市基盤」の分野について御説明申し上げます。  「スムーズに移動できる道路の整備」といたしましては、国の道路ストック総点検を活用しての調査や舗装修繕工事、側溝改修工事を行い、市民の皆様が安全に通行できますように、適切に維持管理を実施してまいります。  「水の安定供給」といたしましては、水管橋や管路の耐震化を進めてまいります。また、総務省の示す地方公営企業への繰出基準を参考に、配水施設等の耐震化に対しまして、一般会計から水道事業会計に出資を行ってまいります。  「下水処理対策の推進」といたしましては、汚水の面整備を行うことにより、平成26年度末の整備面積が1,287.7ヘクタールとなり、市街化区域における施設整備は、平成26年度をもちまして、おおむね完了することとなります。この整備に必要な財源を確保するために、公共下水道事業繰出金7億9,000万円を一般会計に計上するとともに、公営企業債を公共下水道事業特別会計に計上いたしております。  「水と緑の環境づくり」といたしましては、桃山公園、石亀公園及び向畑公園のトイレの老朽化に伴いまして、公園を利用する障がい者や高齢者も利用しやすい多目的トイレに改築し、利便性の向上を図ってまいります。  最後に、「行政経営」の分野について御説明申し上げます。  「効率的で効果的な事務事業の推進」といたしましては、マイナンバー制度に対応するための住民基本台帳システムの改修や財務会計システムの再構築のための設計を実施してまいります。  「市民との対話の推進と都市ブランドの発信」といたしましては、引き続き、市政提案箱「夢ポスト」の設置のほか、地域や団体等を対象とした懇談会を開催し、幅の広い意見をお聴きして、市政運営に反映してまいります。  以上、新年度を迎えるに当たり、所信の一端を申し述べさせていただきました。  冒頭にも触れましたが、国は、平成24年度に続いて平成25年度においても、2月に大型の補正予算を成立させ、経済の成長力の底上げを目指しています。しかし、消費税率の引上げによる駆け込み需要とその反動、東日本大震災の復興需要などによる建設業界の人手不足と人件費の上昇など、様々な要因が絡み合い、経済の成長を維持できるかどうかは不透明な状況にあります。  本市の財政状況は、自主財源比率が73.8パーセントであり、市債残高も、平成26年度末の見込みで、一般会計では約96億6,000万円で健全財政を保っております。しかし、今後、更なる消費税率の引上げが予定されており、経済成長が鈍化した場合には、歳入では税収が落ち込み、歳出では消費税率の引上げにより支出が増加するといった状況に陥る可能性があります。また、法人市民税法人税割の一部国税化による税率の引下げの動きもあり、地方自治体を取り巻く環境は一層厳しいものとなります。そのため、今後の自治体運営においても、引き続き、常に危機感を持って、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の重点化を始め、効率的な行財政運営に努めてまいります。  私は、市民の皆様の負託にお応えするため、この大府を「夢のあるまち」にしたいと考えております。市民の皆様とともに「夢」を持ち、その「夢」を実現するために、更なる努力を重ねてまいりたいと思います。  平成26年度も「対話と協働」を基本姿勢に、議員各位並びに市民の皆様と一緒になって、第5次総合計画の将来都市像であります「みんな輝き 幸せ感じる 健康都市」の実現に向けて、全身全霊を注いでまいりたいと考えております。  最後に、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げまして、私の平成26年度の施政方針の表明といたします。ありがとうございました。 ○議長(鈴木隆)  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)
     御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。なお、再開は午前10時といたします。                 休憩 午前 9時46分                 再開 午前10時00分 ○議長(鈴木隆)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第5、議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」及び日程第6、議案第2号「平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(池田裕一)  議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、6億3,363万円の増額で、補正後の予算総額は、257億4,603万1,000円となるものでございます。  歳出予算の主な内容といたしましては、土地開発公社が保有している市道村木半月線ほか3件の土地を買い戻すための土地購入費、指定寄附金によるおおぶ文化交流の杜事業に係る施設用備品購入費等を新たに計上し、退職手当、おおぶ文化交流の杜の建設に係る家屋購入費等を増額するものでございます。  また、年度内の予算の執行状況を踏まえ、給料・職員手当等を始め、災害対策整備事業に係る土地購入費、児童手当等、公共下水道事業特別会計への繰出金等を減額するものでございます。  歳入予算といたしましては、地域の元気臨時交付金基金利子を新たに計上し、市税、延滞金等を増額するとともに、自動車重量譲与税等を減額するものでございます。  また、前年度繰越金、財政調整基金繰入金、国県支出金、市債等について歳出予算の補正に伴う増減調整を行うほか、指定寄附金を計上するものでございます。  繰越明許費におきましては、おおぶ文化交流の杜事業、補助幹線道路改良事業及び幹線道路整備事業を新たに設定するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  副市長。 ◎副市長(岡村秀人)  議案第2号「平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、3,848万1,000円の増額で、補正後の予算総額は、28億2,319万6,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、汚水管きょ等整備工事費を増額するとともに、境川流域下水道事業建設費負担金、汚水整備物件等補償費等を減額するものでございます。  また、歳入予算では、公共下水道受益者負担金現年分、公共下水道事業国庫補助金、前年度繰越金、公共下水道債等をそれぞれ増額するとともに、一般会計からの繰入金及び流域下水道債をそれぞれ減額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。  まず、議案第1号について質疑を行います。質疑はありませんか。5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  それでは、1点だけ、お尋ねいたします。  一般会計補正予算書21ページですけれど、秘書人事管理費の3節でありますけれど、退職手当増額でして、平成25年度もかなり退職者が多いというふうに、この数字を見ますと、出てくるわけですね。いわゆる定年退職者が13名ですかね。そのほかの退職、14名ですか。このところでは、大府市がやはり、勤続年数はそれぞれ違いますけれど、懸命に人材を育成しながら、市民にいい仕事を返していくと。こういったことを努力をしてきた中で、こういった退職というのは本当に極めて残念な話であります。  それで、平成25年度、久方ぶりに、こういった途中退職ですね、定年前の退職。これは、なぜこういった多い数字が出てきておるのかと。ちょっと総括的な話でありますけれど、お答えください。 ○議長(鈴木隆)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(池田裕一)  今年度の途中退職につきましてですが、昨年より多いのではないかと。昨年度ですと、勧奨退職が2人、普通退職が12名で14名。今年度でいきますと、勧奨退職が4名、普通退職が10名で14名という状況でございます。その中に、個々の職員のいろいろな事情がございます。今回、健康面から退職される方、又は家庭の事情、特にお子さんの事情等ですね。そういうようなことが、個別の要因が本当に大きな退職の原因かというふうに、私ども本人からの申出から聞いております。職務上うんぬんというよりもやはり個人の家庭を大事にされる、又は健康に留意して退職される、このような状況でございます。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  今のお答えでは、平成24年度も一定数おったと、個人の事情だと、そういう簡潔な話ですけれど、私は担当者がそれだけの思いで総括をしていたら、これがやっぱり続くであろうと。いわゆる行政、市役所の仕事を進める中で、やはりいかにこういった退職をできるだけ防ぐという点で何が必要かという、やはりここも当然、次年度以降に生かしていかないといけないわけでして、そういった立場で、一定、所管部は総括しているのかどうか、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木隆)  企画政策部長。 ◎企画政策部長(池田裕一)  職員の退職を防ぐというお言葉もありましたけれども、それよりも、私どもは職務においては、個人で仕事を行っているわけではございません。チームで行っております。マニュアル等も作成した中で、事務が円滑にできるように、そして合理的にできるように行う。できるだけ、負担と言いますか、そういうものがないようにしていくという考えで事務改善も進めております。  先ほど申し上げたとおり、今回の申出においても、やはり個人の事情が大きな原因かというふうに考えております。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第1号及び議案第2号については、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」及び議案第2号「平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  日程第7、議案第3号「大府市みちづくり基金条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(久野孝保)  議案第3号「大府市みちづくり基金条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第241条の規定に基づき、道路の整備や維持管理を行うための財源確保を目的とした大府市みちづくり基金を設置するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げます。  第1条では、大府市みちづくり基金条例の設置について規定しております。  第2条では、基金として積み立てる額について、第3条では、基金に属する現金の管理について、第4条では、基金の運用益金の処理について、第5条では、基金に属する現金の繰替運用について、第6条では、基金の処分について、それぞれ規定し、第7条では、この条例に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定めることを規定しております。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番・森山守議員。 ◆6番議員(森山守)  それでは、提案理由について、総括的な部分ですけれども、道路の整備及び維持管理の円滑な執行を図るためという理由についての説明がありました。この基金を設置する目的にも及ぶかと思いますけれども、大府市内の道路について、どのような状態が生じ、それに対して、この基金を活用していくのか。まず、目的について、その部分での説明をお願いします。 ○議長(鈴木隆)  お答え願います。建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  基金の設置の目的の質問かと思いますが、やはりインフラについては、長年、築造してきて、老朽化も進んできております。また、都市計画道路等、未整備のところもございます。そういうものを今後、安定した財源を確保するために、今回、基金を設置するというものでございます。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  6番・森山守議員。 ◆6番議員(森山守)  という目的でありますと、細かくはそれぞれの、最終的には実施計画まで計画をされてということ、また、委員会での審議ということになるでしょうけれども、老朽化したもの、あるいは、未整備路線という話がありました。この基金を用いて、どの部分をやるのか。例えば、老朽化と言えば、道路に少し穴が開いたというものもあれば、区画整理が終わって40年、50年たって、面的な整備というものが必要というものもあると思います。あるいは路線全体、長い距離にわたってというようなものもあります。  この基金を使用する用途として、どのようなものを想定していらっしゃるのか、目的に沿って想定していらっしゃるのかということについてお伺いします。 ○議長(鈴木隆)  建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  基金を用いてどのような用途をという御質問でございますが、私どもが考えているのは工事請負費、あと、工事をやるためには土地の購入費も必要でございますので、土地購入費。また、そこに建物等があれば、物件移転補償費でございます。  また、森山議員からあった維持管理事業につきましても、面的でかなり老朽、例えば、区画整理事業から大分もう経年して側溝等が痛んでいるところにつきましては、やはりある一定規模のものにつきましては、このみちづくり基金の中で、原資として充てていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(鈴木隆)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第3号「大府市みちづくり基金条例の制定について」は、建設消防委員会に付託することに決定しました。  日程第8、議案第4号「大府市子ども・子育て会議条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(久野孝保)  議案第4号「大府市子ども・子育て会議条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。
     提案理由といたしましては、子ども・子育て支援法第77条第1項の規定に基づき設置する大府市子ども・子育て会議について、必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げます。  第1条では、大府市子ども・子育て会議の設置について、第2条では、所掌事務について、第3条では、組織について、第4条では、委員の任期について、第5条では、会長及び副会長について、それぞれ規定しております。  第6条では、子ども・子育て会議の会議について、第7条では、この条例に定めるもののほか、必要な事項は、会長が子ども・子育て会議に諮って定めることについて、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、厚生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第4号「大府市子ども・子育て会議条例の制定について」は、厚生文教委員会に付託することに決定しました。  日程第9、議案第5号「大府市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(久野孝保)  議案第5号「大府市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、工場立地法第4条の2第2項の規定に基づき、特定工場の敷地に係る緑地面積率等について、適用すべき準則を定めるため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、この条例の趣旨について、第2条では、この条例における用語の意義について、第3条では、区域並びに緑地及び環境施設の面積の敷地面積に対する割合について、第4条では、敷地が2以上の区域にわたる場合の適用について、第5条では、他の市町の長との協議について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  これは言ってみれば規制緩和と、こういう内容でありますけれど、それで、いわゆる工場をつくる際に、緑地の今の規定をかなり、小さくてもいいよと。そうしますと、大府市がいわゆる既に失われている緑を人工的にでもやはり回復させて増やしていくと、こういう条例が一方であるわけでありまして、こういったやはり相反する考え方がここに出てくるというふうに私は理解をしました。提案者は、こういった点で、同じやはり、工場立地を優先して、緑が減ってもしょうがないと、こういう提案なのか、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木隆)  お答え願います。産業振興部長。 ◎産業振興部長(伴正)  ただいまの御質問について、お答えをさせていただきます。  本条例は、準則をつくるものにつきましては、工場立地法によるものでございますが、私どものほうに平成24年に権限の移譲がございまして、それに基づいて市内の空洞化対策という形で、工場の緑地を緩和して、工場が今後、運営をしやすくするものでございます。  ただいまおっしゃられました緑地を減らすものと、市が推進しております緑を増やすほうとは相反するというような御意見でございますが、この緑地の緩和の代替となる案も当然考えておりまして、工場立地、この案を申し上げたものにつきましては、工場緑化等の基準を設けまして、質の高い緑地の形成をお願いするものも考えております。  具体的には、緑地での減らす面積につきましては、中高木での緑化を推進していただく。それから、沿道部分の緑化についても、今まで以上に緑が見える形のもので、面積は減るんですが、緑が多くなるような形の緑化を目指すとか、それから、先ほど出ました大府市の「まちかど緑化推進事業」のほうの補助金を支出するというような形で、全体としては、工場の緑は面積としては減るんですが、質の高い緑化を目指して、大府市の緑を守る施策をしていくという形で計画をいたしております。  以上でございます。 ○議長(鈴木隆)  5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  今回提案されているのは、具体的な面積を縮小するわけですよね。今の御答弁は、それをいわゆるカバーすることができるという具体的な話ではないわけです。理念的に、いわゆる質の高いということで、抽象的なんです。これではやはり私の質問にはお答えになっていませんですよね。どうやって具体的に担保を、今、答弁された部長の答弁は具体的じゃないんですよ。どうやって、じゃあ、いわゆる緑地部分が減らないよという保障があるのか、お答えください。 ○議長(鈴木隆)  産業振興部長。 ◎産業振興部長(伴正)  具体的な説明がないということでございますが、今回の準則条例は、全ての工場に対して緑地が減ることを認めるものではなく、あくまでも地域を限定いたしまして、例えば、工業専用地域、それから工業地域のみ、この準則条例を適用するもので、全体の工場が全てこれに該当するものではないということをまず申し上げます。  それで、全体で緑が、住宅がないような工業専用地域のところでは面積を減らすということを提案させていただいておるわけでございますが、それにつきましては、先ほど私が申しましたとおり、面積は、緑化というのは芝生等があるところでも緑化なんですが、そこを中高木で、ぜひ。  ですから、全体の緑のボリュームとしては、面積は確かに減らすところでございますけれども、緑の量としては減らさないような形で努力をお願いしたいというのが、まず1点。  それから、先ほども申しましたとおり、特に道路から見えるところにつきましては、沿道緑化のほうに力を入れていただいて、今までは面積のカウントとしては確かに駐車場の部分が芝生であってもそれは該当できたんですが、そこをもう少しボリュームでもってカバーするというような形で全体の緑を増やすということ、これが具体的な方策でございます。  それから、いろいろな緑化の方法がございますので、屋上緑化であるとか、壁面緑化等、そちらのほうの数値もカウントするような形で、全体としての緑はぜひ減らさないでほしいという形のものでございますので、これが具体的な方策だというふうに申し上げさせていただきます。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第5号「大府市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の制定について」は、建設消防委員会に付託することに決定しました。  日程第10、議案第6号「大府市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(久野孝保)  議案第6号「大府市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、都市計画法第34条第12号の規定等に基づき、市街化調整区域内における開発行為等の許可の基準を定めるため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げます。  第1条では、この条例の趣旨について、第2条では、この条例における用語の意義について、第3条では、開発行為に係る許可の基準について、第4条では、建築物の新築等に係る許可の基準について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。5番・山口広文議員。 ◆5番議員(山口広文)  市街化調整区域の開発に関して、許可面積を狭く、3,000平方メートル以上から1,000平方メートルという部分があるよということでして、過日、報道でも、大府市がいわゆる基準緩和方針に踏み切ったと、愛知県で初めてだという報道がありましたですね。  それで、今、市長の提案はそういうことですけれど、現在の大府市の都市計画の中で、調整区域のところがあるわけですけれど、これを限定した地域に適用するのか、あるいは大府市全体がこういった対象になるのか。そこの部分は条例上どこに明確になっているのかどうか。  と言いますのは、報道を見ますと、全体が1,000平方メートルでもいいですよと、1,000平方メートル以上でもいいですよと、こういうふうに捉えられるわけですから、この点が、やはりこの場で明確にお答えいただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆)  建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  まず、面積で通常3,000平方メートルが今回1,000平方メートルまで面積緩和をしたということで、過日、報道のほうもあったかと思いますが、あくまでもこれは市街化調整区域の中で、かつ、都市計画マスタープランで、いわゆる工業地域とか、そういう位置付けで設定されたところでございます。  それで、今回1,000平方メートルにするところは、共栄町五丁目の新幹線と伊勢湾岸道路で囲まれた5ヘクタールぐらいの地域のみを限定するものでございます。  その位置付けにつきましては、条例の第3条第2号、ここの中で、「本市の都市計画に関する基本的な方針において工業の用に供する土地として利用を図ることとされている土地の区域」、これがいわゆる都市計画マスタープランを指して、かつ、市街化調整区域でございますので、市街化調整区域の中の都市計画マスタープランの位置付けでございます。  次に、第3条第4号のところで面積緩和規定がございますが、ここの中で「0.3ヘクタール」というところがございまして、通常は0.3ヘクタール。ただし、「市長が別に定める区域内においては、0.1ヘクタール」ということで、これの「市長が別に定める」というのは、今後告示で、今の共栄町五丁目のほうを場所指定していきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(鈴木隆)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第6号「大府市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の制定について」は、建設消防委員会に付託することに決定しました。  日程第11、議案第7号「大府市消防長の任命資格を定める条例の全部改正について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(久野孝保)  議案第7号「大府市消防長の任命資格を定める条例の全部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」、いわゆる第3次一括法による消防組織法の一部改正に伴い、消防長及び消防署長の資格を定めるため、条例の全部を改正するものでございます。  内容につきまして御説明申し上げます。  第1条では、この条例の趣旨について、第2条では、消防長の資格について、第3条では、消防署長の資格について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第7号「大府市消防長の任命資格を定める条例の全部改正について」は、建設消防委員会に付託することに決定しました。
     日程第12、議案第8号「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について」から、日程第17、議案第13号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(池田裕一)  議案第8号「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、平成26年4月1日に愛知県農業共済組合が設立されることに伴い、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律に基づき、愛知県農業共済組合へ職員を派遣できることとするため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、職員を派遣することができる公益的法人等に、愛知県農業共済組合を追加するものでございます。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  消防長。 ◎消防長(相羽輝二)  議案第9号「大府市手数料条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、危険物の製造所等の設置許可申請に対する審査等に係る手数料を改定するものでございます。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  市民協働部長。 ◎市民協働部長(木學貞夫)  議案第10号及び議案第11号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第10号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」、いわゆる第3次一括法による地方青少年問題協議会法の一部改正に伴い、及び大府市青少年問題協議会を子ども・若者育成支援推進法に基づく子ども・若者支援地域協議会として位置付けるため、条例を改正するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  地方青少年問題協議会法の一部改正に伴うものといたしまして、協議会の会長及び委員に関する規定が同法から削除されたことに伴い、条例中に当該規定を整備するほか、専門部会の設置等の規定を整備するものでございます。  また、子ども・若者育成支援推進法に関係するものといたしまして、大府市青少年問題協議会を同法に基づく子ども・若者支援地域協議会として位置付け、大府市青少年問題協議会の機能を拡充するものでございます。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  次に、議案第11号「災害応急対策又は災害復旧のため派遣された職員に対する災害派遣手当に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、大規模災害からの復興に関する法律の施行に伴い、復興計画の作成等のため本市に派遣された職員に対し、災害派遣手当を支給するため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、条例の題名を「大府市災害派遣手当に関する条例」に改めるとともに、法令等に基づき、災害派遣手当を支給するための規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(久野幸信)  議案第12号及び議案第13号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第12号「大府市精神障がい者医療費助成に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部改正による保護者制度の廃止に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、保護者制度の廃止に伴い規定を整備するとともに、条例中の引用条項を改正するものでございます。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とするものでございます。  次に、議案第13号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、国民健康保険税の課税限度額につきまして、大府市国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえた改定を行うため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額に係る課税限度額の合計額を「73万円」から「77万円」に引き上げるとともに、規定の整備をするものでございます。  施行期日につきましては、平成26年4月1日とし、平成26年度以後の年度分の国民健康保険税について適用するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。  まず、議案第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第12号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第13号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第8号から議案第13号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第8号「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について」から、議案第13号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  日程第18、議案第14号「市道の路線認定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。建設部長。 ◎建設部長(國生隆志)  議案第14号「市道の路線認定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、道路法第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  市道3410号線及び市道9505号線は、民間の開発行為による道路の帰属があったため、市道4357号線及び市道4358号線は、周辺地域の土地利用を促進するため、それぞれ新たに認定するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第14号「市道の路線認定について」は、建設消防委員会に付託することに決定しました。  お諮りします。ここで、先に付託されました議案第1号及び議案第2号の審査の委員会を開いていただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議はありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前10時46分                 再開 午後 1時32分 ○議長(鈴木隆)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、代表監査委員から発言の訂正の申出がありますので、発言を許可します。代表監査委員。 ◎監査委員(外園茂)  報告第2号「定期監査等の報告について」の山口議員からの質問に対する回答において、社会福祉法人仁至会介護老人保健施設ルミナス大府の内部留保資金は2億5,000万円とお答えしましたが、正しくは、平成24年度末で修繕積立金等積立金等で2億2,500万円であります。訂正をお願いいたします。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの発言訂正の申出については、議長において許可しますので、よろしくお願いいたします。  日程第19、議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」及び日程第20、議案第2号「平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。               (建設消防委員長・千賀重安・登壇) ◎建設消防委員長(千賀重安)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員7人全員が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、産業文化まつりが中止となった際の各委託業務のキャンセルについて、各会社の独自の取決め等もあると思う。契約に合わせて書面を取り交わす必要があると思うが、検討しているか。  答え、今回の産業文化まつりの中止により、課題として上がっているため、今後検討していく。
     問い、明成深廻間線(北)はいつ完成し、いつ供用開始されるのか。  答え、完成については、平成26年7月1日を目標としている。供用開始については、なるべく早い時期に行いたいと考えている。  問い、新駅候補地を買い戻しするが、新駅設置の見通しがついての買戻しではなく、土地開発公社の解散に向けての買戻しという認識でよいのか。  答え、土地開発公社の解散に向けての買戻しである。  問い、農業振興地域整備計画策定業務委託料の減額は、どういった内容か。  答え、2ヘクタール以上の大規模な農業振興地域の除外に該当する案件がなかったため、減額となった。  なお、本議案については、見通しのない新駅建設に向けての土地購入費が含まれているため、反対である旨の反対討論と、利息の面では英断であり、新駅建設については市民の声を聴きながら長い目で見ていくべきであるという旨の賛成討論がありました。  また、明成深廻間線(北)の開通についてのめどが立ったことについて、賛成であるが早期開通を期待する旨の賛成討論もありましたことを申し添えます。  次に、議案第2号「平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、当初の契約先が倒産し、契約破棄となったとのことだが、どういう経営状態で倒産したのか。また、契約違約金200万円程度は支払われるのか。  答え、全般的に競争が厳しくなり受注が少なくなったということは、契約担当から聞いている。契約違約金については、保険で補てんがされている。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。               (厚生文教委員長・早川高光・登壇) ◎厚生文教委員長(早川高光)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室2において委員6人が出席し、教育長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告します。  問い、障がい福祉システムの委託先をどのように考えているか。  答え、現在使っているシステムを理解している業者を選定していく予定である。  問い、おおぶ文化交流の杜の家屋購入費の増額について、市と事業者との協議の経過と金額の根拠は何か。  答え、物価スライドに対応していないところもある中、おおぶ文化交流の杜は、平成25年11月11日に事業者から全体スライドに対する請求があり、市と事業者で協議し、合意の上、今回の増額となった。金額は、11月11日時点の残存工事量に対する物価スライド分を建設物価、積算資料等に基づいて算出した。  なお、本議案に対しては、他の委員会の所管に係る部分について反対である旨の反対討論がありました。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。               (総務委員長・窪地洋・登壇) ◎総務委員長(窪地洋)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人全員が出席し、副市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、中央防災倉庫用地の購入費について、予算額の2億199万9,000円に対し、5,925万3,000円の減額補正で、4分の1強の減額となっている。当初の予算の見積りは適正であったのか。  答え、中央防災倉庫の予定地は、一ツ屋土地区画整理地内で区画整理が済んでおり、新駅予定地付近であるというプラス要素、調整池に隣接し、周囲に工場があるなどのマイナス要素の両面があり、予想される土地価格の幅が大きかった。そこで、当初9月の補正予算に計上した際には、近隣の土地の価格を考慮して、平米単価15万円で積算していた。しかし、実際の鑑定の結果、平米単価10万6,000円で地権者と合意ができたため、1平方メートル当たり4万4,000円の差額が発生することになった。  問い、退職手当の増額について、普通退職者10名のうち、メンタルヘルスの関係で退職されるのは何名か。また、市として、職員のメンタルヘルスや職場環境についての取組をどのように考えているのか。  答え、普通退職の理由には、家庭の事情等、様々なものがあるが、今回の10名のうち、メンタルヘルスの関係での退職は1名である。市としては、従来から職場環境相談やメンタルヘルスケア研修を行っているが、平成25年度からは専門医による心の相談事業も行っており、そういったことで職員の心の健康づくりに対応している状況である。  なお、本議案に対しては、他の委員会の所管に係る部分について反対である旨の反対討論がありました。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木隆)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第1号について討論を行います。討論はありませんか。4番・久永和枝議員。 ◆4番議員(久永和枝)  それでは、議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、反対の討論をいたします。  今回の補正予算の中には、新駅設置推進土地購入費として、大府市土地開発公社から6億4,648万9,000円で約4,700平方メートルの土地を買い戻す内容があり、反対するものであります。  大府市土地開発公社の廃止につきましては、日本共産党も求めてきたものです。これまで土地開発公社から大府市が土地を購入する場合、これまでの利息分、私の記憶では4,000万円ほどあるかと思いますが、これを含んで買うわけです。今後、この利息は廃止によって解消されます。しかし、本来、土地開発公社からの買戻しは、事業を執行する場合に行います。今回は、新駅建設についての見通しはまだないけれども、大府市土地開発会社の廃止に伴うものと、委員会での答弁がありました。見通しのない事業の土地を購入すること、これが反対の大きな理由であります。  次に、市民が望んでいない事業であるということ。大府市の日本共産党が行いました市民アンケートでも、日々の対話活動の中でも、大府・共和駅間の新しい駅、これを望む声はほとんど聞きません。新駅建設については、生活が苦しくなるほど、税金の使い方に対して、誰が新駅を進めたのか、これは誰が責任をとるのかなど、かなり厳しい意見がアンケートでも多く書き込まれていました。そんな中で、見通しのない新駅建設のための土地の購入に対して、市民に責任のある説明がつきません。  さらに、人口減少の流れの中で、人を集める時代ではないということです。今住んでいる市民の暮らしを守る政策が必要です。  施政方針でも大府市の財政の豊かさを述べられていましたけれども、市民の生活にはその豊かさが実感されていません。新駅推進ではなく、暮らし優先の土地利用の検討に転換するよう意見を申し上げ、討論といたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  賛成の討論はありませんか。15番・鷹羽登久子議員。 ◆15番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」について、賛成の立場から簡潔に申し上げたいと思います。  土地開発公社の解散に向けての買戻しといったことが、先ほど建設消防委員会の委員長報告の中で、そういった発言がございました。補正予算におきまして、大府市における年度末の補正予算という言い方で申し上げますならば、これまででも、土地開発公社が有する土地が過大にならないように、毎年度末の補正予算で買い戻す努力をしておられたというふうに私は感じております。  ただし、今回の補正予算において大きく異なるのは、先ほどの委員長報告にあったとおり、建設消防委員会の審議において、今回の買戻しが土地開発公社の解散に向けたものであるということが、市の考え方として明確にされたこと。これを大きく評価することが、まず第1の理由であります。  そして、付け加えますならば、新駅について賛否両論があるということは私も承知をしております。これでもって、今後、土地開発公社の買戻しを進め、解散に至った暁には、土地開発公社が保有する土地が市の直接の所有になることで、市の資産をどう運用するのかといった見地からの議論においても、またこの課題を考えていく可能性が出てきたと、そう評価することもできると考えております。そういった考えの下に、この補正予算を評価し、賛成といたします。  以上です。 ○議長(鈴木隆)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第1号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手多数)  挙手多数です。よって、議案第1号「平成25年度大府市一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第2号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第2号「平成25年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  明日3月5日は、午前9時から本会議を開き、新年度予算の上程を行います。  本日は、これにて散会します。                 散会 午後 1時51分...