原村議会 > 2004-06-11 >
平成16年第 2回定例会−06月11日-01号
平成16年第 2回定例会−06月11日-目次

ツイート シェア
  1. 原村議会 2004-06-11
    平成16年第 2回定例会−06月11日-01号


    取得元: 原村議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成16年第 2回定例会−06月11日-01号平成16年第 2回定例会         平成16年第2回原村議会定例会第1日目会議録 1 日  時  平成16年6月11日 2 場  所  原村議会議場 3 出席議員  1番  長谷川   寛     2番  菊 池 敏 郎         3番  日 達 徳 吉     4番  小 池 みのり         5番  小 池 啓 男     6番  木 下 貞 彦         7番  永 井 和 人     8番  荒 木 桂 男         9番  小 池 和 男    10番  小 松 公 夫        11番  小 林 伴 子    12番  行 田   俊        13番  矢 島 昌 彦 4 欠席議員 なし 5 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席を求めた者は次のとおりである。   村長       清 水   澄    助役       平 出 攻 進   教育長      津 金 喜 勝    総務課長     小 林 勝 廣   農林商工観光課長 中 村 暁 介    財務課長     細 川 昭 二   住民課長     雨 宮 直 喜    生涯学習課長   百 瀬 嘉 徳   保健福祉課長   菊 池 周 吾    建設水道課長   長 林 文 夫
      消防室長     秋 山 幸 雄    学校教育課長   佐 貫 正 憲 6 職務のため出席した事務局職員   事務局長     鎌 倉 隆 保    係長       阿 部 清 美 7 本日の日程       1)会議録署名議員の指名       2)会期の決定       3)諸般の報告       4)議案審議          承認第3号から承認第11号まで及び議案第27号から議案第35号まで              「上程・説明・質疑」                        一括 8 地方自治法第149条第1項の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.承認第 3号 専決処分承認を求めることについて           (原村税条例の一部を改正する条例)  2.承認第 4号 専決処分承認を求めることについて           (原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  3.承認第 5号 専決処分承認を求めることについて           (原村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について)  4.承認第 6号 専決処分承認を求めることについて           (平成15年度原村一般会計補正予算第7号)  5.承認第 7号 専決処分承認を求めることについて           (平成15年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算第4号)  6.承認第 8号 専決処分承認を求めることについて           (平成15年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算第3号)  7.承認第 9号 専決処分承認を求めることについて           (平成15年度原村老人保健特別会計補正予算第3号)  8.承認第10号 専決処分承認を求めることについて           (平成15年度原村水道事業会計補正予算第4号)  9.承認第11号 専決処分承認を求めることについて           (平成16年度原村老人保健特別会計補正予算第1号)  10.議案第27号 技能労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例について  11.議案第28号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について  12.議案第29号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について  13.議案第30号 原村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について  14.議案第31号 原村非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について  15.議案第32号 平成16年度原村一般会計補正予算(第1号)について  16.議案第33号 平成16年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)について  17.議案第34号 平成16年度原村下水道事業会計補正予算(第1号)について  18.議案第35号 原村道路線の廃止及び変更について                             午前 9時12分 開会 ○議長矢島昌彦君) ただいまから平成16年第2回原村議会定例会を開会いたします。  村長から招集のあいさつがあります。清水村長。 ◎村長清水澄君) おはようございます。本日ここに、平成16年第2回原村議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私とも御多忙な中、全員の方の御出席を得ましたこと、大変ありがたく感謝申し上げます。  さて、株式会社エアにおいては、本村、保健休養地において、国内最大級屋内カーリング場建設運営計画を企画し、これの受け入れの是非について、村民の皆様に多大な御議論を賜りましてのは、記憶に新しいところであります。賛否はありましたものの、本カーリング場について条件をつけて受け入れの決定をいたしました。  しかしながら、その後、国内数カ所屋内カーリング場が建設され、運営をされております。その結果、採算性について見込みが変わってまいりました。ゆえに株式会社エアにおいては、この計画をなかったものとしたいとの申し入れがこのほどあり、残念とは思うものの、いずれにも実損もないことにかんがみ、この申し入れ村長として了としましたので、ここに御報告申し上げます。  次に、小さくても輝く自治体フォーラムの第3回目は、4月24、25日、全国から125の自治体、520人が集い、本村で行われ、大変大きな成果を修めました。議員の皆様方にも多大な御協力をいただき、大変感謝を申し上げます。  特に運営において、多くのボランティアの協力があったことは、主催の自治体問題研究所を初め、多くの参加者から驚異の目で見られ、本村が一段と高く評価されました。ここで論議されました三位一体の改革への批判等は、国に多大な影響を与えることとなり、麻生プラン等の形となってあらわれてまいりましたことは、大変に御同慶に存ずる次第でございます。  その後、各地から自立を目指す自治体関係者の視察や、講演依頼が相続き、本村の自治の姿に注目が集まっております。その意味では、住民による活力をもととする輝く原村を構築し、みずから範をたれるとともに、特徴ある村づくりに向かって、今後の努力が問われるところです。  このほど行財政改革庁内プロジェクトを立ち上げ、改革と発展に向かって歩を踏み出しました。これが人と緑が共生する心の村の礎となることを期し、原村よ、とわにと願うものであります。  さて、本定例会でお願いします案件は、条例改正専決処分承認を求めるもの3件、平成15年度の予算の専決処分承認を求めるもの一般及び特別合わせて6件、これらはいずれも年度末における整理をいたすものであります。さらに条例の一部改正をお願いするもの5件、平成16年度一般会計補正予算、また国民健康保険直営診療施設勘定特別会計及び原村下水道事業特別会計補正予算、それに原村道路線の廃止及び変更をお願するものでございまして、合わせて18件であります。  平成16年度一般会計補正予算についてのみ申し上げますと、予算の総額に歳入歳出それぞれ1,586万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億5,386万9,000円とするもので、八ケ岳西麓景観重点地域として、エコーライン沿い道路サイン整備を推進するための協議会を立ち上げるものや、深山農村公園実施設計、また文化園アポロ宇宙船実物カプセルを配置し、皆様の展示に供するものなどが主なるものでございます。  詳しくはこの後、提案説明されますが、議員の皆さんの十分な御議論の上、適切な御議決を得ますようお願いしまして、招集のごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長矢島昌彦君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △1 会議録署名議員の指名 ○議長矢島昌彦君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員会議規則第120条の規定より、議長において4番小池みのりさん、5番小池啓男君、6番木下貞彦君を指名いたします。 △2 会期決定議長矢島昌彦君) 日程第2 会議決定について議題といたします。  本定例会の会期につきましては、過日、議会運営委員会を開催し協議しております。ここで議会運営委員長報告を求めます。荒木桂男君。 ◎議会運営委員長荒木桂男君) それでは、議会運営委員会報告をいたします。平成16年第2回の定例会につきまして、過日、議会運営委員会を開催し協議しましたので、報告をいたします。  提出議案村長提出18件、請願・陳情5件であります。本定例会の会期でありますが、本日6月11日から6月22日までの12日間としたいと思います。  承認第3号から承認第11号まで、及び議案第27号から議案第37号まで、本日、議案の上程、説明、質疑を行い、委員会付託を行いたいと思います。  14日は午前9時に開議し、村政に対する一般質問を行います。本定例会における一般質問の通告は9名であります。  15日から21日まで各常任委員会をお願いし、最終日22日は午後1時30分に開議し、委員長報告、質疑、討論、採決を行いたいと思います。  以上であります。よろしくお願いします。 ○議長矢島昌彦君) お諮りいたします。会期につきましては議会運営委員長報告のとおり、本日6月11日から6月22日までの12日間とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長矢島昌彦君) 異議なしと認めます。よって、会期は6月11日から6月22日までの12日間とすることに決定いたしました。 △3 諸般の報告議長矢島昌彦君) 日程第3 この際、諸般の報告をいたします。南諏衛生施設組合議会諏訪南行政事務組合議会報告に付する規則、要綱等原村土地開発公社15年度事業報告決算書、16年度事業計画予算書有限会社樅の木15年度決算報告書、16年度事業計画書原村振興公社15年度事業報告書、16年度事業計画及び収支予算書報告の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。 △4 議案審議議長矢島昌彦君) 日程第4 これより議案審議を行います。  村長より議案の提出がありましたので、事務局長に発表させます。  (事務局長朗読) ○議長矢島昌彦君) 承認第3号から承認第1号まで、及び議案第27号から議案第35号までを一括して議題といたします。提出議案について提案者の説明を求めます。平出助役。 ◎助役(平出攻進君) おはようございます。承認第3号から承認第11号及び議案第27号から35号までの御説明をしたいと思いますが、承認第10号につきましては水道事業会計でございますので、建設水道課長の方から後で御説明申し上げます。  それでは、まず承認第3号であります。  (以下提案理由説明) ○議長矢島昌彦君) この際、暫時休憩いたします。再開を10時50分にします。                             午前10時32分 休憩                             午前10時48分 再開 ○議長矢島昌彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  平出助役。 ◎助役(平出攻進君) もうちょっと時間をお願いしたいと思います。議案第33号 平成16年度原村国民健康直営診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)であります。  (以下提案理由説明) ○議長矢島昌彦君) 長林建設水道課長。 ◎建設水道課長長林文夫君) それでは、承認第10号をお願いいたします。  (以下提案理由説明) ○議長矢島昌彦君) これより提出議案に対する質疑を行います。  まず、承認第3号 専決処分承認を求めることについて(原村税条例の一部を改正する条例について)の質疑を行います。質疑ありませんか。菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 済みません。ちょっと皆さん聞かないみたいで済みませんが、私がまたこれは委員会でやらなきゃいけませんが、まず聞きたいのは、今度の改定、老年者控除廃止、あるいは年金課税が強化されたことと、同時にその均等割とか、あるいは配偶者の問題、2分の1課税、それからあと全額課税になってくるわけですが、そういうことが起こるのが今度の条例だと思うんですが、そこで私はお聞きしたいのは、今回の税の改定、所得税も含めてですね、老齢者控除、あるいは配偶者の問題含めて、それで原村にとって一体どのくらい、原村の住民がどのくらい増額になるかということなんですよ。要するに税が多くなるわけですからね。  それから、もう一つは譲渡所得については、特別控除が廃止になりますよね。特別控除が廃止になって、しかも税率が3.6から2.7ですか、違ったかな、もしかしたら数字間違っているかもしれないけれども、特別控除、村税については下がります、特別控除じゃなくて譲渡所得下がりますよね。9が4ですか。それで、ちょっと後で数字見ますが、変わりますよね。譲渡所得税も下がりますよね。しかし、その分、特別控除の100万が廃止になりますよね。そうした場合、例えば200万で今回切りますよね、今まで400万で切っていたのを。税の率が、違ったっけね。長期譲渡、済みません、4,000万で、ごめん。4,000万が2,000万になりますよね、区分が。それで、今までが3.4から2.7に変わります。それから、4,000万に2,000万に下がった場合の、今度は超えた場合ですね。2,000万円を超えた場合の控除額が今までが136万だったのが50万になりますよね、新旧対照表で見ますと。その影響額というのは一体どのくらいになるかということなんですよ。  それで、特別控除廃止の分は増税ですし、それから3.4が2.7になるのは減税なんですが、実際は4,000万から2,000万に区分が変えられていますので、2,000万超と2,000万以下の場合での増税なのか減税なのかというのは大きく変わってくるわけですよね。ただ、はっきりしているのは株式譲渡については減税になりますよね。ですから、一体増税がどうなって、それで原村にとって、それがどのくらい影響するかなんです。  均等割が全国一律3,000円になるんでしたよね。それについて2,400世帯のうちどのくらい課税されるのかわかりませんが、その影響額等を、とにかくわかるようにしてもらいたい。これは国保との関係も出てきますので、譲渡所得についての、その特別控除廃止と税額が、税率が下がった分の増高ね、上がるのか下がるのか、どういう形になるのか、それについてちょっと説明をお願いします。 ○議長矢島昌彦君) 細川財務課長。 ◎財務課長細川昭二君) すべてをちょっとお答えできるかあれですけれども、原村にとっての影響額ということでございましたので、わかる範囲でお答えしたいと思います。  あくまで15年課税ベースというとらえ方で試算をしてありますけれども、31条の関係均等割関係でございますけれども、これが368万6,000円でございます。増です。  それから、非課税限度額の変更に伴う関係でありますけれども、これ24条の第2項の関係かと思いますけれども、これが3名の方で、村民税関係で9,000円、県民税関係で3,000円ということであります。これも増税であります。
     それから、配偶者均等割課税、これは17年度の関係でありますけれども、これは24条の第3項ですね、この関係村民税関係が130万9,500円、それから県民税関係が43万6,500円であります。  それから、18年度の配偶者均等割関係でありますけれども、村民税で261万9,000円、それから県民税87万3,000円であります。  それから、老齢者控除の廃止の関係、これは18年度からの影響でございますけれども、これ税条例条文でいきますと34条の2だと思いますが、村民税で394万8,000円、それから県民税で197万5,100円の増であります。  それから、ただいまお話の分離長期税率の変更、特別控除がなくなる関係、附則の第17条関係でございますけれども、17年度課税よりということで、村民税で144万7,260円、県民税で57万9,280円であります。  それから、附則の第18条 分離短期税率の変更の関係でありますけれども、これは減税でございまして、村民税で2万920円、県民税で7,040円、これは今申しましたように減になるものであります。  それから、老年者年金控除の変更の関係でありますけれども、これ65歳の方でありますけれども、関係条文は34条の2だと思いますけれども、やはり村民税で112万4,200円、それから県民税で61万8,000円の影響であります。  それから、ただいまの譲渡の関係特別控除の100万円が廃止された、あるいは4,000万の云々の関係でありますけれども、これ幾らがどうというシミュレーションまで出してありませんので、今申しましたように、15年度課税ベース関係での原村にとっての影響額は以上でございます。 ○議長矢島昌彦君) 菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) そうすると、これ1,000万円以上が増税になりますよね。これ合計すると大体。3、4、5、6、7、そうですね1,000万超えますよね。増税分だけで。それで、その場合ですね、納税者の大体の数というのはわかりますか。これの該当でなくてもいいんですが、原村全体でもいいですよ、納税者ね。固定は別ですよね、今回の民税だけで、納税者で1人当たりにした場合、じゃあどのくらい今回の1,000万超、1,200万ぐらいになるのかね、1,300万ぐらいになるのかね。ちょっと合計してみないとわかりませんが、そういう増税になるわけですが、人数だけもしわかればちょっと教えていただきたい。  それから、もう1点は、こういう不景気の時期に税金が強化されるわけですね、増税されるわけですので、それについて村長の考え方をちょっとお願いしたいと思います。 ○議長矢島昌彦君) 暫時休憩します。                             午前11時08分 休憩                             午前11時15分 再開 ○議長矢島昌彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  細川財務課長。 ◎財務課長細川昭二君) 先ほどの件、お答えいたしたいと思います。住民税関係納税者数でございますけれども、これは合計で4,402人でございます。それから、先ほど申し上げた増減税、最終的に、あくまで先ほどの金額は15年度課税ベースで試算したものでありまして、15年度課税ベースで、それが18年度、最終年度影響額で考えたときに、先ほどの金額が合計1,860万ほどになります。これをただいまの人数4,402人で割りますと、1人当たり4,200円ほどの増ということになります。  それと、先ほどの土地の長期譲渡関係でございますけれども、住民税にはね返る分でございますけれども、600万程度の売却額といいますか、それがあった場合に600万以下でありますと増税でありまして、600万以下、済みません、600万以下の場合は増税になりますし、600万以上になると、本人にとってみれば納税額が少なくて済むということになると思います。これはあくまでそのパーセントが26%が20%、地方税で6%が5%になった関係の、住民税にかかわる分のみでございます。 ○議長矢島昌彦君) 清水村長。 ◎村長清水澄君) 今度の改正について村長の見解ということですけれども、よって来るところは、これは地方税法の改正によるわけであります。なぜこういうふうになったかというと、もう言わずもがな、国の税収が落ち込んでいるから、国民から広く薄く税を徴収して、何とか国全体の歳入を、上がらないまでも落ち込まないようにという対策のあらわれだと心得ております。  私見ですけれども、今度の16年度の予算編成において、国の交付税というのは12%落ち込んでいるわけです。これはどういう構造によって12%落ち込んだかといいますと、地方財政の削減、特に公共事業等を削減することによって、全体で1兆5,000億、国は歳出を、地方財政を切り下げることができたわけです。  これだけでは大したことはないというか、結局もう一つ使った手というのは、地方の歳入を上げると、そうすると基準財政需要額に対して不足額が少なくなってくるということで、そこにどういう手であったかというと、課税自主権という言い方をして、そして地方税が1兆4,000億上がると、課税自主権って、本当は法律によって縛られているものですから、地方が勝手に何とか税を設けて、どんどん課税していくということはできないんですけれども、しかし、財務省の使った手はそういうふうなことで、1兆4,000億からの増収が出たわけですね。合計しますと2兆9,000億ということになって、それが基準財政需要額との計算のことをやってみると、地方交付税臨時財政対策債も含めて12%少なくていいということで、どーんと12%切り下げたわけですね。  こういうふうな政策というのは、私から見れば悪政だというふうに思っておりますけれども、何しても、今回のことは国の税制改正で行われたことであるということで、このことに対しては、もちろん地方はもの言っていかなきゃいけないわけですけれども、ものを言いにくくしてあるというのは、地方もそれによって少し地方税が上がるという構造になっていますから、そこでものが言いにくいということになるわけであります。  そういうふうなことで見れば、やっぱりこれは私どもこの行政を預かる立場のものが言うよりも、納税組合とか、いろんな団体とか、そういうところが声を上げていく必要があるんじゃないか。特に所得の低い方からはたくさん取る。高い方へ行くと、どういうわけかこう薄くなるという、これは少し、高い方はそのまんまにしておいて、低い方からも少し余計お願いしますというんなら、国民は、この際、国の危機存亡のときだから、そのぐらいは我慢するかという気持ちにもなろうかと思うんですけれども、そういう構造になっていなということに関しては、折あらば、やっぱり政府税調に対して、ものを言う必要はある、そんなふうに思っております。 ○議長矢島昌彦君) そのほかに質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○議長矢島昌彦君) 次に、承認第4号 専決処分承認を求めることについて(原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)の質疑を行います。質疑ありませんか。菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) まず大きな点では2点お聞きします。一つは何ですか、この出す過程の問題と、それから内容ですが、まず第一は、この税条例の改定の専決に当たっての国保の運営協議会がどのような結論を出したのか、それをまず1点お願いします。  それから、二つ目には、これはどうも一番影響するのが譲渡なのかね、譲渡所得がどうも影響するみたいなんですが、以前、青も白も含めた専従者控除をするという2,600万くらいですか、減税になっていますよね。それに加えて今回、今度は28万の配偶者控除の金額が影響するのかしないのか、住民税均等割課税が28万が今まではかからなかったんですが、今度は全員かかってくるわけですね、2分の1課税全額課税になるわけですが、それが今回これに影響するのか。  それらを含めた場合に、ことしの予算のときの設定と、設定というか予想ですね、予算編成上の予想と、今回の税条例の改定で、どんなふうに税金が変化してくるのか。ちょっとこれ譲渡だけですから、ちょっと非常にあいまいなところがありますけれども、ただ明確になっているのは、深山地区が圃場整備事業が終了いたしますので、これに対する譲渡所得というのが相当数出てまいりますよね。これは特措法、措置法の適用を受けませんので、国保税に関しては、ですからその辺の見込みやなんかは、どんなふうに見られておるのか、ちょっとその内容と、手続のことを両方お願いします。 ○議長矢島昌彦君) 暫時休憩します。                             午前11時25分 休憩                             午前11時43分 再開 ○議長矢島昌彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  細川財務課長。 ◎財務課長細川昭二君) お答えいたします。今回の国民健康保険税条例関係につきましては、個人住民税の長期譲渡所得特別控除が改正されるということに伴う規定の整備でありまして、長期譲渡の100万円控除特別控除の廃止、あるいは税率の6%、5%の改正という、住民税の改正と同じものであります。住民税の方で控除がされているのと同じ取り扱いをするものでありますので、国民健康保険税条例関係につきましても、住民税関係と同様であります。 ○議長矢島昌彦君) 雨宮住民課長。 ◎住民課長(雨宮直喜君) 今回の税条例にかかわります国保運協の検討結果ですけれども、先ほど財務課長が申し上げたように、国保税についてはほとんど影響が少ないということで、税率決定のときには、あと医療費等で決定して、特にこれについて、税率を考慮したという過程はありません。 ○議長矢島昌彦君) 菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 譲渡の長期の場合の民税、さっき村民税では144万円と言いましたけれども、国保の場合、税率が6%ですよね。このうち国保加入者はどのくらいいるのか、ちょっとわからないもんですが、増になる分はどのくらい見ておられるのか、もう一度ちょっとお願いします。  それから、運協、これを専決、税条例での専決ですのであれですが、いつ運協を開いたんですか。当然この専決はかかっているはずですからね。じゃあ一切、何も出なかったということですか。 ○議長矢島昌彦君) 雨宮住民課長。 ◎住民課長(雨宮直喜君) 国保運協につきましては、16年の1月30日に行っております。歳入の部分について税の収入見込み、これらを含めた部分での総額の国保税の見込み等については検討はしました。ただ、この税、今回における税改正そのものについてということは、特にはやっておりません。 ○議長矢島昌彦君) 細川財務課長。 ◎財務課長細川昭二君) 今回の改正に伴います譲渡につきましての予算上の措置でございますけれども、譲渡そのものが不規則といいますか、決まって発生するものでもありませんので、今までの通例と同じような額ということで、その部分がどれだけというふうなつかみ方はしてございません。 ○議長矢島昌彦君) 菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) だれに聞いたらいいんかわからないんですが、国保税条例という大事な条例を、要するに増税になるわけですね、今回は、国保税は、この条例改定によって、専決ということによって。その大事なことが、税金というのは租税法律主義というのは、やはりすべての税金というのは、だれにもわかって徴収されなければいけないという考え方からできているわけですよね。その税を決めるのは確かに議会かもしれませんが、その前の段階の国保の税も含めた運営そのものが検討することが目的になっていますね、運営協議会というのは。そこへかけなかったということが、でかい問題だと思うんですよ、その専決処分を。  専決処分を1月の時点でやるという話をしてあるならわかりますけれども、確か一般会計の方は、今回の改定を一定、一部分は見込んで予算立ててありますよね、均等割なんかをふやしたりして。だから、それだけ重要な問題が、なぜ運協にかからなかったかというのが不思議なんですが、だれに聞けばいいですかね、それはなぜかけなかったんでしょうかね。お願いします。 ○議長矢島昌彦君) 雨宮住民課長。 ◎住民課長(雨宮直喜君) 今回の運協が1月30日ということで、その時点で試算するのが非常に難しい部分と、あと今回の税制改正における影響額が少ないということで、今回は特にかけなかったんですけれども、今後、税制改正、大きなもの等があれば影響額等が当然出てきますので、今後については、前々回についてはかけていますので、今後については税制改正のときにはかけるようにしたいと思います。 ○議長矢島昌彦君) そのほかに質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○議長矢島昌彦君) 次に、承認第5号 専決処分承認を求めることについて(原村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について)の質疑を行います。質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○議長矢島昌彦君) 次に、承認第6号 専決処分承認を求めることについて(平成15年度原村一般会計補正予算第7号)についての質疑を行います。質疑ありませんか。菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 2点ちょっとお聞きしたいんですが、まず1点は、樅の木荘、もみの湯、樅の木荘の減収やなんか、委託料、それからバスのもみの湯、福祉バスの委託料なんかも減額になりますが、いい悪いという問題ではなくて、ちょっと村長の見解をお聞きしたいんですが、ことしの4月ですか5月ですか、公明党の南諏訪ですか、ちょっと済みません、わからないんですが、の皆さんがアンケートとったので、村長に対する村政要望を出しておりますよね。このアンケート用紙がもみの湯に置いてあったんですよね。だから、一つの政党が、こういう公共施設でアンケートをとっていいのか悪いのか、その内容はともかく、内容がいいとか悪いとかじゃなくて、公共施設でそういうことが行われた事実があったと、これは入ったお客さんに言われたんですよ。だから、それはどういう経過で置かれたのか、あるいは一時的に、それこそ本当に、その人が持って来たときだったのか、その内容はどんなふうになっているのか、まず1点お聞きしたいというふうに思っておりいます。委託したとはいっても、やっぱり公共施設ではあると思いますので、もし許されるなら私たちも、そこでやらせていただきたいしと思うんですが、1点お願いします。  もう一つは、これはどこに聞いたらいいかわかりませんが、これもやめろとかそういうことを言っているんじゃないので、誤解のないようにお願いしたいんですが、小学校のプールを解体しまして、駐車場をつくりましたよね。今回300万くらい減額になっていますが、私ども村でもそうですし、個人でも世話になっていますが、LCVが常時2台、車とめていますよね。それはどういう経過の中であそこが使われているのか、もし図書館、公民館、公民館というか社会体育館というかよくわかりませんが、あの駐車場の管理は、どういう経過の中で、それがもし使われているのかいないのか。もしそれが民間の企業であって、長期の独占使用であったならば、その手続はとらなきゃならないと思うんですが、その2点ちょっと済みません、お願いします。 ○議長矢島昌彦君) 清水村長。 ◎村長清水澄君) ただいまお聞きました、その公明党諏訪南支部でしょうか、アンケート用紙をもみの湯に置いてあったというふうなことについては、私は一切聞いておりません。今聞いてびっくりした次第です。したがって、事情とかそういうふうなことについてのいきさつも、すべて理解しておりません。 ○議長矢島昌彦君) 百瀬生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(百瀬嘉徳君) プールの跡の駐車場の件でありますが、今、LCVの車がとめてあるということですが、あの件につきましては、口頭でちょっと置かせてくれということで、まだ正式には置かせてくれという話ではなくて、ちょっと間ということで今受けて、あそこへとめているような状況です。以上です。 ○議長矢島昌彦君) 菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) ちょっともみの湯のことをじゃあ、ぜひ調べてみて、全体に報告してください。一時的なものなのか、何日かあったのか、その方も言わなかったもんですから、それが聞いたのが大分遅くて、御柱のときだったもんで、大分おくれちゃったんですが、それをお願いしたい。  それから、もう一つ、じゃあ生涯学習課で許可したんですね、駐車を。いや、置かせてくれと言って、いいですよというだけでしょう、そういうのを許可したというんじゃないです。どんな権限で、何を基準に、世話になっている人だから出ていけとかいうとかという問題じゃないんですが、どういう基準で許可をされたんですか。済みません、ついでに、あとで正式に云々という話でしょう。条例や規則であれを貸せることできます、もし駐車料金とったら違法でしょう。原村の中に駐車料金とれるのは文化園と住宅団地、公営住宅か、だけでしょう。あと取っちゃいけないでしょう。何が基準で、どうにしようと思っているのかです。だから許可したんだから、どこに基づいて許可されたんですか。 ○議長矢島昌彦君) この際、昼食のため休憩いたします。午後は1時30分再開いたします。                             午後 0時01分 休憩                             午後 1時30分 再開 ○副議長(行田俊君) それでは、議長が葬儀の方へ行きましたので、交代をいたします。お願いします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  平出助役より発言を求められておりますので、許可したいと思いますので、お願いをいたします。平出助役。 ◎助役(平出攻進君) 済みません。承認第11号でちょっと御訂正をお願いしたいと思います。承認第11号 専決処分の老人保健特別会計補正予算(第1号)であります。  表書きですが、平成16年度原村老人保健特別会計補正予算(第1号)で、次に定めるところによる。第1条の中で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれとございますが、これを歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ668万3,000円を追加しというふうに、「から」を「に」に御訂正をお願いしたいと思います。以上です。 ○副議長(行田俊君) 百瀬生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(百瀬嘉徳君) 駐車場の件についてお答え申し上げます。駐車場でありますが、一時的に駐車をさせてほしいということで、口頭により言われてまして、今は置かせてある状況であります。それで正式に長期的に置かせてほしいというような要請があれば、必要な手続を行っていきたいということでありまして、手続としましては行政財産の使用許可の申請が必要になります。それが出ますと、必要な決裁等を受けて事務手続をしていきたいということです。以上です。 ○副議長(行田俊君) 菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 置かせてほしいと言ったから、置かせているというのは、許可をしたということだと思うんですけれども、ですから、私は、例えばLCVですから、準、準と言っていいかわからないんですが、公共的な仕事もしている団体ではありますよね、情報という。そういう点では必要なことは必要で、ちゃんとしなければいけないと思うんですよ。言われたから、うんと言ったというだけでは、正式に言って、口頭であろうが何であろうが、申し込まれて許可をすれば、それは認めたのも当たり前なんですよ。許可されたということなんですよ。口頭なら口頭で申し込まれれば、何ですか、今ちょっとで、今ちょっとでという言い方ないけれども、文書で申し込まれれば正式だなんて、そんなことはどこに書いてあるかどうかわからないんですが、この間つくったばかりの駐車場ですから、管理規定なんかないでしょう、あるんですか。ないでしょう。学校施設だったものが、ああいう形になって、財産上の対応も全部済んでいるんですか。そういう言い方すればね。ですから許可したんなら許可したで、その基準がないとおかしいと思うんですよ。だから言われたからやりました。うんと言ったら、やっぱり許可したことなんですよね。だから、そこら辺がちょっと、どうしても何かあいまいなんですよ。ですから、今言われたとおり行政財産で云々という話ですので、じゃあいつ学校プールから、いろんな手続が済ませて、あれが駐車場として、今使われているわけですから、村民皆さん便利ですし、それは体育館へ来た人たちも非常に便利ですので、当然使っているわけですが、その手続をされたんですか、教育委員会として。いつされたのか1点お願いします。  あと、もう一つは民生費の関係で、幾つかの福祉事業というか、老人福祉の関係で、事業廃止あるいは事業実施しなかった問題がありますよね。住宅改造、ヘルパー受講支援、徘回高齢者サービス等、どうもこれは減額じゃないですよね。それから家族介護慰労事業もなしと、それから寝たきりの方のおむつの助成事業もなしと、それからショートの保護事業もなしと、それぞれないんですよね。それのないという原因ですね、多分、言うのは希望者がないという話だろうが、実際にじゃあこれがどういうふうに住民に知らされて、なぜ今回、今まであったものがないのかということだけお願いします。 ○副議長(行田俊君) 佐貫学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐貫正憲君) 先ほどの手続の件についてお答えします。現在のところ、まだちょっと手続が終了しておりません。今回のその貸し付け等に合わせまして、それ以前でございますが、手続を進めていきたいと思います。 ○副議長(行田俊君) それでは、暫時休憩をいたします。                             午後 1時40分 休憩                             午後 1時43分 再開 ○副議長(行田俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  菊池保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(菊池周吾君) 今の議員の質問に対してですが、この予算書のとおりゼロというのは実施してございません。議員おっしゃるように、広報、周知につきましては、いろんな方法で事業の周知はしております。それで、一つは敬老会の折に、そのパンフの方に施策等の関係を掲げてお配りをしてありまして、それにもかかわらず申請がなかったということであります。  医療事業につきましては該当がなかったということであります。  それで1点、訂正をお願いしたいと思いますが、15ページのところにあります単独事業扶助費のおむつ助成事業でありますが、これはゼロ引く40万となっておりますが、一つゼロを落としていただいて4万円になりますので、お願いをしたいと思います。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ございますか。小池和男君。 ◆9番(小池和男君) 今ところの19ページですか、教育費の中で小学校の既存プールの解体工事というところがありまして、起債で580万円すると、こういうふうになっているわけですが、これは壊した費用なのか、当然、壊した費用だと思いますが、解体工事と書いてあるので、ちょっと先にそれを聞きたいですが。 ○副議長(行田俊君) 佐貫学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐貫正憲君) お答えします。工事名が小学校既存プール解体工事となってございますが、解体し、そこに新しい現在の駐車場をつくった工事でございます。 ○副議長(行田俊君) 小池和男君。 ◆9番(小池和男君) そうすると駐車場にかかった費用が580万ということですね。たまたま起債のところにプール建設事業というところで、建設事業のところの起債がふえているけれども、実際は駐車場の分と、そういうことですね。 ○副議長(行田俊君) 佐貫学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐貫正憲君) 起債の関係は新しいプールの関係の起債でございます。今回、起債につきまして、補助裏の部分が新しく認められまして、この580万の起債が追加となっておりますので、よろしくお願いします。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ございますか。中村農林商工観光課長。 ◎農林商工観光課長(中村曉介君) 先ほどのアンケートの関係でお答えをいたします。  このことについて調査をということでありますので、調査をいたしました。この有限会社樅の木の支配人の方からは、これは知らない話だというふうな内容でございます。また、受付の職員についても、ことしも去年もそういうものが置いてあった事実はないのではないかというふうなことであります。質問の中にもございましたように、有限会社樅の木ということではございますけれども、施設については、村で問題のないように管理をしていきたいと思います。 ○副議長(行田俊君) 次に、承認第7号 専決処分承認を求めることについて(平成15年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算第4号)についての質疑を行います。質疑ありませんか。菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 基金の積み立てのことについてお聞きしたいんですが、去年は基金積み立て200万ちょっとですよね。今年1,600万、1,700万くらい、さらに基金繰り入れが800万やらなくてよかったということになれば、都合2,400万くらいの増となるということなんだろうというふうに思いますが、これが大きく繰り入れしなくてもよくなったり、繰り越しが2,500万ふやしてありますから、ちょっとよくわからないんですが、基金が約1,700万積める最大の理由というのは、どこにあるかお願いします。 ○副議長(行田俊君) 雨宮住民課長
    住民課長(雨宮直喜君) 今回、基金へ積んだものの内容なんですけれども、これにつきましては、平成14年度医療費等がかからなくて、15年度へ繰越金が出たと。また、15年度の中も医療費が予算額よりも下回ったということ等で、ある程度、剰余金が出たので、基金が、今まで取り崩して基金が少ないということで、今回その分を積んだということです。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、承認第8号 専決処分承認を求めることについて(平成15年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算第3号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 診療収入についてなんですが、全体的に落として、約1割近い数字で落として見ているわけですが、社会保険については約2割ですか、2割減額になっていますし、老人保健についても1割近い、1割を超えるか、超える減収になっています。ところが老健等を見ましても、それから国保からの拠出、一般会計からの拠出も含めてですけれども、老人会計が1割も落ちていないんですよね。診療所は今年の4月、中新田の高原病院の診療所は、ことしの4月オープンなんですが、昨年度見込みより1割以上も大きくその老人保健が、老健で見れば1割も減ってないのに、診療所だけ1割もう受診者が減っちゃったというのはどういうことかというのと、社会保険で1割じゃない済みません、2割、2割減収になっていますが、診療報酬が2割から3割の自己負担ですか、になったことの反映なのか、あるいは老健についても一部負担金が1割負担になった反映なのかよくわかりませんが、社会保険2割、老健1割以上という、その原因ですね、診療所の減収の原因についてお願いしたいというふうに思っています。 ○副議長(行田俊君) 菊池保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(菊池周吾君) これは14年の10月の診療報酬の改定によって、15年度当初予算につきましても落として、減額をして予算をさせていただきました。それにも増して患者さん、あるいは老健につきましては、外送診というシステムがなくなりましたので、その関係で診療報酬が減収であったということになろうかと思います。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、承認第9号 専決処分承認を求めることについて(平成15年度原村老人保健特別会計補正予算第3号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、承認第10号 専決処分承認を求めることについて(平成15年度原村水道事業会計補正予算第4号)についての質疑を行います。質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、承認第11号 専決処分承認を求めることについて(平成16年度原村老人保健特別会計補正予算第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第27号 技能労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第28号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第29号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第30号 原村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第31号 原村非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第32号 平成16年度原村一般会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。木下貞彦君。 ◆6番(木下貞彦君) ことし、この16年度の補正でもって、当初予定がなくて予定があった事業が何か幾つかあると思いますが、エコーラインの新聞で、この間報じた広告の規制とか看板の話もあるし、それから地域づくり総合支援事業ですか、そういった深山の農村公園実施設計ですか、こんなようなのの説明を求めます。お願いします。予算になくて今度補正で載ってきた事業について。 ○副議長(行田俊君) 長林建設水道課長。 ◎建設水道課長長林文夫君) 八ケ岳西麓サイン整備推進協議会ですけれども、県の方の要綱とかが、まだはっきり出ておりませんで、予算の関係が計上できなかったものです。ここで県の方の予算の見込みが立ったということで、ここで補正をお願いしたものです。  それと環境緑化は、景観形成推進事業の部分の中で、もう一つ補助が受けられるということですので、新たに補正をお願いするものです。以上です。 ○副議長(行田俊君) 中村農林商工観光課長。 ◎農林商工観光課長(中村曉介君) お願いいたします。農林業費の5の農地費の関係でございますけれども、これについては15年度の専決の中にも精算をした分がありますけれども、この土地が一つは買えたということであります。約面積では古い単位で言えば9反歩ぐらい。それと、この事業はここにもありますように、県営の中山間の事業ということで、これができるようになったわけで、この委託の関係、主に補正をさせていただいて、計画を進めたいということであります。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ありますか。菊池敏郎君。 ◆2番(菊池敏郎君) 小学校のトイレの話なんですが、教室棟、3階といえば教室棟しかないもんで教室棟だよね、多分ね。これは水洗化したのも、そんなに古い話じゃないですよね。横へ出して、つくり上げたので。先ほど聞きますと、何か幾つか水漏れみたいな話もあるんですが、その修理の細かい内容と考えられる原因ですね、なぜそうなったということについて、ちょっとお伺いします。 ○副議長(行田俊君) 佐貫学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐貫正憲君) 確かにここのトイレでございますけれども、平成になってから3階建てのトイレということで建設されたものでございます。水洗化はその後だったかと記憶しておりますが、今回につきまして、この3階部分でございますけれども、2階部分にこうちょっとしみができると、それほど大きな水漏れではないというようなことで考えていたわけですけれども、天井裏等を点検しましたところ、最初は原因がよくわからないと、ということで調べていきますと、壁の中で一部漏水があると。それと床下でも漏水があったと、ということで、当初簡単な補修で何とかなるではないかと思われた工事だったわけでございますけれども、それにかかわる見積もりをとって設計をしたところ、今回の76万7,000円というような、ちょっと大きな工事費がプラスとなってしまいましたので、ここで補正させていただきました。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ありますか。木下貞彦君。 ◆6番(木下貞彦君) 商工費の関係で、自然文化園の展示品搬入に伴う工事というんですが、これは何か特別のことをするのか、それとも何か今まで都合悪くて、こういう工事を、カプセルだか何だか、ちょっとお願いします。 ○副議長(行田俊君) 中村農林商工観光課長。 ◎農林商工観光課長(中村曉介君) お答えをいたします。15の工事費の分ですね、これについては展示品搬入に伴う工事というふうなことで、この搬入するためには大きい、約4メートルの3.5メートルぐらいですか、そのものを入れるわけで、入るところのガラス戸等を外さなければいけないというふうなこと。それとこの中には、そこのところに消防用の非常灯ですね、これらが入っているもんですから、それらを外して、またつけるというふうなものであります。 ○副議長(行田俊君) 小池啓男君。 ◆5番(小池啓男君) 同じく、今のところの13節ですね、温泉配湯、配管空気流入検査というものの内容と、それから、同じくその下の展示品等製作委託という内容について、説明をお願いします。 ○副議長(行田俊君) 中村農林商工観光課長。 ◎農林商工観光課長(中村曉介君) お答えをいたします。先に温泉の方をお願いいたします。これについては、農場のところから弓振川を越え、あとはほとんど縦に樅の木荘の下まで下って、少し上がって樅の木荘、もみの湯へお湯が入るわけですが、この検査については平らな分、農場から弓振川のところ、これは南北に走っておりますので、その分について、これについては管が75ミリが入っておりますけれども、そこのところへかすがついて、だんだん細くなるというふうなことで、そこに空気等が絡み、圧が落ちてくるというふうなことで、そのかすを取り除くため、また、この空気の流れがどんなようにたまるのかどうということを検査するものであります。  次に、展示品の関係でございますが、これについては提案説明の中でもありましたように、アポロ宇宙船を寄贈をいただき、この中で専門の運送業者、これはアポロ宇宙関係で、もう指定をされているところだそうですけれども、そこのところから搬送してくる、その費用であります。それがやはり大事に来るということで、これだけの金額がかかるということで、その委託であります。 ○副議長(行田俊君) 中村農林商工観光課長。 ◎農林商工観光課長(中村曉介君) この委託でお願いするのは、主は今言うように運んでくる分が主でありますけれども、設置をして、そこへ見れるように展示を、台とか、そういうふうなものの上に乗せて見れるようにするということで、これは製作というふうなことであります。 ○副議長(行田俊君) そのほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第33号 平成16年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第34号 平成16年度原村下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 次に、議案第35号 原村道路線の廃止及び変更についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○副議長(行田俊君) これにて質疑を終結いたします。  暫時休憩をいたします。                             午後 2時09分 休憩                             午後 2時11分 再開 ○副議長(行田俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。提出議案を各常任委員会に付託したいと思います。別紙議案付託表の朗読を省略して、それぞれの委員会に付託することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○副議長(行田俊君) 異議なしと認めます。よって、別紙のとおり各常任委員会に付託することに決しました。  続きまして、総務産業常任委員長より分割審議の依頼を申し上げます。菊池敏郎君。 ◎総務産業常任委員長(菊池敏郎君) それでは、文教厚生常任委員会、また議会運営委員会にそれぞれお願いしたいと思います。  (分割審査依頼書朗読) ○副議長(行田俊君) 請願・陳情につきましては、会議規則第92条の規定により、所管の常任委員会に付託表のとおり付託しておきます。  以上、常任委員会に付託された案件につきましての審議、よろしくお願いをいたします。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  来る14日は午前9時から本会議を開き、行政に対する一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。御苦労さまでした。                             午後 2時14分 散会 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         平成16年6月11日             原村議会議長   矢 島 昌 彦             原村議会副議長  行 田   俊             原村議会議員   小 池 みのり             原村議会議員   小 池 啓 男             原村議会議員   木 下 貞 彦...