海老名市議会 > 2008-06-19 >
平成20年 6月 第2回定例会−06月19日-04号

ツイート シェア
  1. 海老名市議会 2008-06-19
    平成20年 6月 第2回定例会−06月19日-04号


    取得元: 海老名市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成20年 6月 第2回定例会−06月19日-04号平成20年 6月 第2回定例会          平成20年6月19日(平成20年第2回定例会第4日) 平成20年6月19日午前9時30分、第2回海老名市議会定例会海老名市役所議事堂に招集した。 1.出席議員   24名              相原 繁 議員    森下賢人 議員              山口良樹 議員    木下雅實 議員              鶴指眞澄 議員    三宅良子 議員              奥村正憲 議員    久米和代 議員              福地 茂 議員    太田祐介 議員              坂本俊六 議員    藤澤菊枝 議員              氏家康太 議員    鈴木惣太 議員              森田完一 議員    佐々木弘 議員              鈴木輝男 議員    飯田英榮 議員              外村 昭 議員    倉橋正美 議員              鈴木 守 議員    市川敏彦 議員              志村憲一 議員    重田保明 議員 2.欠席議員   なし 3.付議事件   日程第1 議案第31号 海老名自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部改正について
                                (以上1件総務常任委員会報告)   日程第2 議案第32号 神奈川後期高齢者医療広域連合規約の変更について                           (以上1件文教社会常任委員会報告)   日程第3 議案第30号 海老名公共下水道使用料徴収条例の一部改正について                           (以上1件経済建設常任委員会報告)   日程第4 意見書案第1号 神奈川最低賃金改定等についての意見書   日程第5 意見書案第2号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書   日程第6 決議案第1号 米原子力空母横須賀配備に反対する決議   日程第7 議員の派遣について   日程第8 所管事務の調査・審査について 4.説明のため出席した者 28名   市長         内野 優     副市長        小山 晃   副市長        志村秀雄     教育長        牛村忠雄   総務担当理事     金井憲彰     都市担当理事     須藤哲夫   理事兼教育部長    山本紳一郎    市長室長       横山和幸   総務部長       高山 央     企画部長       高橋功雄   財務部長       清水 昭     市民協働部長     村井敏男   保健福祉部長     渡辺正明     経済環境部長     石川義彦   建設部長       永田正行     まちづくり部長    加藤豊彦   会計管理者      飯嶌民夫     消防長        柳田洋司   総務部次長      伊東 満     企画部次長      瀬戸清規   財務部次長      松井俊治     市民協働部次長    伊藤龍紀   保健福祉部次長    赤澤眞二     経済環境部次長    落合 貢   建設部次長      杉田利彦     まちづくり部次長   佐々木正夫   教育部専任参事    杢代邦英     教育部次長      小倉一夫 5.出席した事務局職員  5名   事務局長       三橋忠夫     事務局次長      猪熊政喜   議事担当主幹     橋本祐司     主査         本木大一   主事         久保寺規雄 6.速記員出席者     1名   株式会社 澤速記事務所   速記士        阿部 勝 7.会議の状況                    (午前11時20分 開議) ○議長(市川敏彦 議員) ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより平成20年第2回海老名市議会定例会第4日目の会議を開きます。  本日の議事日程については、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  これより日程に入ります。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 初めに、 △日程第1 議案第31号 海老名自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部改正についてを議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。鈴木惣太総務常任委員会委員長。                  〔鈴木惣太議員 登壇〕 ◎(鈴木惣太 議員) それでは、総務常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、6月2日に付託されました議案第31号 海老名自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部改正について、6月6日に審査を行いました。  審査の中で要望として、指定管理者に任せるということは、収入を上げる、利用率を上げるという目的があると思う。企業努力がはっきりと数字的に出てくるような提案を行った民間業者に任せるようお願いしたい。  本市においては、職員の削減あるいは行政改革というものを継続してきたからこそ、今日の大変優良な財政状況があると思う。しかしながら、今後とも職員の削減や行政改革は求められ、市民サービス向上のニーズは広がっていく。この相反する部分に対して指定管理者制度を有効に活用していくことは、市民サービスの向上という点から大変に有効なことだと思う。今後とも議員として指定管理者制度をしっかりとチェックしていくが、行政においてもこの制度を有効に活用していただきたい。  市営地下駐車場利用料金設定において民間の経営を圧迫しないようにしているということは納得できるが、民間と同等の料金にする必要はあるのではないか、また、そういう視点も必要なのではないかと思う。そのあたりについてもしっかり検討していただきたい。  私の知る限り、市営地下駐車場が満車になったことはほとんどない。しかしながら、周辺の店舗等との駐車場相互利用等によって利用率が向上すると感じている。また、自転車等駐車場も、十分な収容台数があるにもかかわらず、駅周辺の住民はいまだ違法駐輪に悩まされている。行政においては指定管理者利用者の目線に立った企業努力を行うよう促してもらいたい。  指定管理者に対し経費節減や効率的な運営を行政が願っても、限界があるということを認識しなければいけない。行き過ぎると、結局そこで働く人の人件費にしわ寄せが来てしまう。行政として、公の仕事として考えてみる必要があるのではないかといったものがありました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全員賛成による原案可決であります。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔鈴木惣太議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第31号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(市川敏彦 議員) 挙手全員であります。よって議案第31号 海老名自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部改正については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、 △日程第2 議案第32号 神奈川後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。久米和代文教社会常任委員会委員長。                  〔久米和代議員 登壇〕 ◎(久米和代 議員) それでは、文教社会常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会では、6月2日に付託されました議案第32号 神奈川後期高齢者医療広域連合規約の変更について、6月9日に審査を行いました。  審査の中の要望として、規約の変更による市町村事務の変更はないとのことですが、事務処理には万全を期してほしい。保険料の徴収は大変な業務だと思いますが、対象者に対して十分な説明をしてほしいといったものがありました。  また、後期高齢者医療制度は国民に受け入れられない制度であると思うので、本案は事務的な変更ではあるけれども、反対するといった意見もありましたが、採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決であります。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔久米和代議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。佐々木弘議員。                  〔佐々木弘議員 登壇〕 ◆(佐々木弘 議員) 私は、日本共産党海老名市議団を代表し、議案第32号 神奈川後期高齢者医療広域連合規約の変更について、反対の討論を行います。  私たち日本共産党は、後期高齢者医療制度に対し、2年前の制度の決定段階から本年4月の制度開始を経て今日に至るまで、一貫して反対し、廃止を求めています。今回当議会に上程された議案は国の行った法律施行令の改定に伴うものであり、内容も自治体窓口での事務対応を定めたものではありますが、同制度の存続を前提とした対応であり、反対いたします。  後期高齢者医療制度は、あらかじめ危惧されていたとおり、制度開始後、多くの重大な問題点が明らかとなっています。その中で最大の問題点は保険料の問題です。舛添厚生労働大臣は、制度開始当初、七、八割の人は保険料が下がると明言していましたが、我が党国会議員の質問に対し、その根拠を説明することができませんでした。75歳以上の方に聞くと、周囲では保険料が上がってしまったという話は多く聞くが、下がったという話はほとんど聞かないとの声が多く、実際全国アンケート調査の1つでは保険料が安くなったと答えた人は6.6パーセントにとどまり、高くなったと回答した人が41.6パーセントを占めました。この制度に対し疑問や批判の声が急速に広がり、大きくなっています。全国で30以上の都道府県医師会が制度に異議を唱えています。また、制度の中止や見直しを求める意見書などを可決した地方議会の数が日本の全自治体の3割以上、580議会を超えています。  そして、政権・与党の中からも、塩川元財務相は、後期高齢者医療制度は財政上の都合ばかり優先され、人間みが欠けている。野中元官房長官も、銭勘定だけで、人間としての尊厳を認めていないと制度を批判し、堀内自民党総務会長は、一たん凍結して、ゼロベースで国民的議論を、中曽根元首相も、これは至急もとに戻して、新しくもう1度考え直す、そういう姿勢をはっきり早くとる必要があると制度の中止を明確に求める事態となっています。  また、国民は、4月の制度開始を受け明快な怒りの意思表示をしています。衆院山口2区補選や沖縄県議選において制度存続のための政府・与党の手直しや制度そのものに対し、国民は決して納得しないという審判を下しました。多くの国民の声を受け、日本共産党も含めた4つの野党共同で制度の廃止法案が提出され、参院で可決されました。今後の衆院での審議を多くの国民が注視しています。小手先の保険料対策による微修正で制度の延命にしがみつくのではなく、制度そのものの廃止を改めて強く主張し、反対の討論といたします。                  〔佐々木弘議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 討論を終結いたします。    〔坂本俊六議員、外村 昭議員飯田英榮議員、相原 繁議員太田祐介議員 退場〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより採決に入ります。  議案第32号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(市川敏彦 議員) 挙手多数であります。よって議案第32号 神奈川後期高齢者医療広域連合規約の変更については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。    〔坂本俊六議員、外村 昭議員飯田英榮議員、相原 繁議員太田祐介議員 入場〕      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、
    △日程第3 議案第30号 海老名公共下水道使用料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。  本案に関する委員長の報告を求めます。外村昭経済建設常任委員会委員長。                  〔外村 昭議員 登壇〕 ◎(外村昭 議員) それでは、経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会は、6月2日に付託されました議案第30号 海老名公共下水道使用料徴収条例の一部改正について、6月10日に審査を行いました。  審査の中で要望として、下水道事業独立採算の事業なので、しっかりした体制整備が必要と考える。市の下水道使用料は県下で一番安価であるが、今後予定される調整区域を整備する際の費用や老朽化した部分の改修工事等を考えると、8.2パーセントの値上げで大丈夫なのか、不安がある。料金改定は計画的に進めていただきたい。  あらゆる料金が立て続けに上がっている昨今の社会情勢から考えると、この時期に使用料値上げを行うことで便乗値上げのように感じる方もいると思われる。料金改定に当たっては市民に長期にわたり繰り返し丁寧な説明をお願いしたい。  受益者負担の観点からも、資本費への使用料算入率をなるべく早く100パーセントに近づけるためには、計画的な値上げはいたし方ない。今後とも、値上げに限らず、計画的な運営を続けていただきたい。  一方、反対意見として、市の料金体系は、1万立方メートル以上の排水量の場合、同一料金となり、区分が大き過ぎると感じる。事業者の中にはかなりの使用量のところもあり、使用量に応じた料金体系とすべきである。今回の値上げで市は6000万円の増収となるが、市民は各種保険料値上げ、年金の引き下げ、原油、穀物などの値上げなど負担増で苦しんでいる。こうした実態を踏まえると、今回の値上げには反対するといったものがありました。  採決の結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数による原案可決でございます。  議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、審査結果の報告といたします。                  〔外村 昭議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより委員長に対する質疑に入ります。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。志村憲一議員。                  〔志村憲一議員 登壇〕 ◆(志村憲一 議員) 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第30号 海老名公共下水道使用料徴収条例の一部改正に対して、委員長報告に反対する立場から討論を行います。  反対する第1の理由は、使用料金の体系が大口事業者には有利になっているため、余りにも安い使用料金になっていることであります。例えば市内の大口事業者は、1万立方排水した場合、県下19市平均の料金と比べて月額106万円も安いし、2万立方ですと195万円、3万立方だと286万円、4万立方ですと378万円、5万立方では470万円、6万立方だと562万円という驚くほどの超破格料金になっている事実は、とても市民の合意が得られるものではないと考えるものであります。  委員会の審議の中で、大口事業者の料金を上げると市内から撤退してしまうと担当者からの答弁がありましたが、他市では応分の負担を取っているではありませんか。私の調べによれば、1万立方以上の大口事業者使用料金を県下19市平均の料金まで引き上げることによって月額で約2000万円、年間では2億3995万円程度の増収になると考えています。私は改めて調べて、海老名市の料金体系は県下と比べていかに大口事業者にまけているか、共産党市議団は無理な要求は望んでいません。県下19市の下水道料金の平均まで引き上げるだけで、新たに2億3900万円もの財源を生み出すことができます。このことを実行していれば、今回の値上げは明らかに避けられたはずであります。市長は、今回の8.2パーセントの料金値上げで6000万円から7000万円の増収を見込んだこの条例改正案を出すに当たって、適正な受益者負担を図るためと言うのであれば、こういう不公平な大口事業者の余りにも安過ぎる使用料金の体系こそ見直すべきであります。  第2の理由は、一般会計からの繰入金の問題であります。海老名市は現在、下水道普及率はもう96パーセントに到達しております。今後は下水道管の維持、管理に財源を充てていくと思われます。したがって、一般会計からの繰入金の増額と目的税である都市計画税の充当率をもっと引き上げるべきであります。  第3の理由は、減免制度の問題です。今日ほど低所得者にとって一段と厳しくなっています。諸物価が一斉に値上げされて、市民の暮らしも大変であります。使用料金減免制度を早期に実現すべきであります。  以上の点を指摘しまして、反対討論を終わります。                  〔志村憲一議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第30号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 多 数) ○議長(市川敏彦 議員) 挙手多数であります。よって議案第30号 海老名公共下水道使用料徴収条例の一部改正については委員長報告のとおり原案可決することに決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、 △日程第4 意見書案第1号 神奈川最低賃金改定等についての意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。外村昭議員。                  〔外村 昭議員 登壇〕 ◎(外村昭 議員) それでは、意見書案第1号 神奈川最低賃金改定等についての意見書を提案いたします。  提案の理由及び内容についてはお手元に配付のとおりの意見書に書いてございますので、ごらんいだければご理解いただけると思います。  どうかこの意見書に賛同くださるようお願いいたしまして、提案説明にかえます。よろしくお願いします。                  〔外村 昭議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより提出者に対する質疑を行います。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております意見書案第1号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) ご異議なしと認めます。よって意見書案第1号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  意見書案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○議長(市川敏彦 議員) 挙手全員であります。よって意見書案第1号 神奈川最低賃金改定等についての意見書は原案のとおり可決されました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、 △日程第5 意見書案第2号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。重田保明議員。                  〔重田保明議員 登壇〕 ◎(重田保明 議員) それでは、意見書案第2号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書提案理由について説明をいたしておきたいと思います。お手元に配付されておりますけれども、その政府の状況が変わってきておりますので、その辺を若干ご説明したいというふうに思います。  1つは、6月12日に決めたこの医療制度改善案は、自民党さんと与党の方ですけれども、保険料の軽減で、例えば年金年間収入80万円以下の均等割の軽減を7割軽減から9割軽減にすると、これがまず1点です。  2つ目は、保険料の天引きの問題です。国保税の滞納がなかった人が希望すれば口座振り込みで納付できるようにするという内容でありますけれども、75歳以上を独立させたこの医療制度の根幹は、いささかも――改悪案は残っているわけであります。したがいまして、制度に対する高齢者の怒りと不信感は、この政府・与党の改善案でも改善されるわけではありません。  したがいまして、廃止を求めて、議員皆さんのご賛同をお願いしたいというふうに提案を申し上げる次第でございます。  よろしくご賛同くださいますようお願い申し上げまして、この場での提案とさせていただきます。ありがとうございました。                  〔重田保明議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより提出者に対する質疑を行います。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております意見書案第2号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) ご異議なしと認めます。よって意見書案第2号については委員会付託を省略することに決しました。                  〔外村 昭議員 退場〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。三宅良子議員。                  〔三宅良子議員 登壇〕 ◆(三宅良子 議員) 神奈川ネットワーク運動海老名三宅良子でございます。ただいま議題となっております意見書案第2号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書について、賛成の立場から討論いたします。  2008年4月からスタートした75歳以上の高齢者を対象とする後期高齢者医療制度。2年前からわかっていたわけですが、全く内容が見えてこず、協議中と言われ続け、ふたをあけてみてびっくり、国民感覚からのずれが生じており、制度そのものを廃止した上で、当事者の尊厳を加味した抜本的制度改革が必要と考えます。  さて、時を同じくして年間18万円以上、すなわち月1万5000円以上の年金収入がある65歳以上の被保険者のみで構成される世帯については、原則保険税(医療分、後期高齢者支援金分、介護分)を年金から天引きする特別徴収になりました。既に介護分は天引きされておりましたが、その上、70歳以上の高齢者の医療費の窓口負担が1割負担から2割へと増大しました。前期高齢者にとっても受難な時代を迎えています。そして、75歳以上の後期高齢者は、最近は長寿高齢者とも呼ばれていますが、看板は変わっても、内容は当事者性を配慮したものに変わったわけではありません。前期高齢者と同じように保険税を天引きする特別徴収です。これまで75歳以上の人が滞納した場合には保険証を取り上げることはしてきませんでしたが、制度が変わり、滞納者に対して保険証を取り上げ、資格証明書を発行します。その場合、医療を受けたときには全額自己負担、10割負担になります。本当に医療を受ける必要がある高齢者が医療の利用を控えるということが現実問題起こりますし、支払うことができないお年寄りもあるでしょう。医療制度の根幹を揺るがす問題です。  この制度は、老人医療費が全体医療費の約3分の1を占めるという現状、また、ますます高齢化が進み、老人医療費の増大が見込まれる中、何とかしなければ制度が破綻してしまうとして、持続可能な制度として考えられました。そして、広域化することで効率性を求めたわけですが、事務量の軽減も図れず、神奈川後期高齢者医療広域連合規約に盛り込まれているように、広域連合の議会の組織は、議員定数を20人、議員は関係市町村議会の議員により組織します。海老名市は区分7で、厚木市、大和市、座間市、綾瀬市の5市で2名の議席となっており、議員の任期は1年です。これでは市民の声を反映することは難しく、地域性も考慮されることなく、人口比のみで議員の人数が振り分けられており、問題です。大きなくくりにすることのデメリットについても議論されるべきです。確かに現役世代の国民健康保険税は軽減された方もいますが、65歳以上の前期高齢者、75歳以上の後期高齢者にとって長生きしてよかったと思える社会に、そして、夢や希望を持って長生きしてくださいと言えるような制度になっているでしょうか。長生きしていることがいけないことのように当事者は感じています。  憲法第25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」、すべての国民なのです。前期高齢者も、後期高齢者も含んで「すべての国民」なのです。私たちがこれから必ず通る道です。自分のことととらえて考えてみる必要があると考えます。  さて、フォトジャーナリスト、吉田敬三氏がある雑誌に投稿されている興味深い記事がありましたので、紹介させてください。  父は太平洋戦争で陸軍に徴兵され、南方の戦地を転々としたようですが、多くを語らない。復員した後は役場勤めとなり、60歳で定年となった後ものんびりとすることなく、実家の農業を受け継いだ。秋には80俵ほどの収穫もあるが、米価は下がる一方で、農業機械や燃料費、肥料費などを差し引くと、手元に残るのはわずか。それでも農業を続けてきた。米づくりが生きがいのようだった。私自身の生活も厳しいため、東京に呼んで一緒に暮らすことはできない。4年前に母が体調を崩し、台所に立てなくなってから、90歳を過ぎた父が初めて料理に挑戦した。母は介護保険制度で要介護度4と認定されたが、他人を家に上げることに抵抗があった父は「お母ちゃん」と話しかけながら、食事や入浴、排せつの世話まで、1人で面倒を見ていた。しかし、その父も足腰が弱くなって、介護ヘルパーの派遣を受けざるを得なくなった。現在、父は大正2年まれ、94歳、母は大正4年生まれ、92歳です。4月15日には1900円という後期高齢者医療制度保険料引き落としが始まったが、両親の住む村落から一番近い医療機関まで約16キロ。公共の医療機関がなく、車を持たない交通弱者にとって親戚や集落の助け合いが頼りだ。それでも両親は、息子の私に愚痴をこぼしたことは1度もない。生まれ育った古里で夫婦仲よく、平穏に暮らしたいというささやかな望みさえも、今の政治では不安を感じる。高齢者への尊厳が置き去りにされている。若いときに戦争で苦しみ、戦争復興に力を尽くした人たちが後期高齢者です。今回の福祉改革でねらい撃ちにされた人々です。過疎化が深刻な地域では、お年寄り同士が支え合って暮らす老老介護が少なくありませんという記事でした。当事者性、地域の特性などについても課題ととらえる必要があります。  以上、高齢者にとって厳しい内容であること、制度として持続可能なものになっていないことなど、この制度はさまざまな問題を含んでいることを指摘いたしまして、賛成の討論といたします。                  〔三宅良子議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) 次に、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 討論を終結いたします。        〔坂本俊六議員飯田英榮議員、相原 繁議員太田祐介議員 退場〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより採決に入ります。  意見書案第2号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 少 数)
    ○議長(市川敏彦 議員) 挙手少数であります。よって意見書案第2号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書は否決されました。    〔坂本俊六議員、外村 昭議員飯田英榮議員、相原 繁議員太田祐介議員 入場〕      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、 △日程第6 決議案第1号 米原子力空母横須賀配備に反対する決議を議題といたします。  提出者の説明を求めます。志村憲一議員。                  〔志村憲一議員 登壇〕 ◎(志村憲一 議員) 決議案第1号について説明いたします。提出者、そして賛成者は記載のとおりであります。  それでは、米原子力空母横須賀配備に反対する決議に対する補足説明を行います。8月19日、配備予定の原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀軍港に向かう途中、南米沖で火災事故を起こしました。この事故だけでも絶対に許すことはできない。同時に、原子力空母は2基の原子炉を燃やす核燃料を動力として航行する。原子力空母は熱出力が日本国内で稼働している原子炉1基分、約100万キロワットに匹敵すると言われ、横須賀寄港中に事故を起こした場合、半径数十キロの危険があると見られるだけに、人口密集の首都圏への配備は絶対容認できないと考えます。  どうか議員各位におかれましては、ご賛同いただきますように切にお願いを申し上げまして、趣旨説明を終わります。                  〔志村憲一議員 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより提出者に対する質疑を行います。氏家康太議員。 ◆(氏家康太 議員) ありがとうございます。それでは、質問をさせていただきたいと思います。  私は、世界の軍艦が動力から原子力を排除することを願っている議員の1人でもございます。しかしながら、地方議会から出す決議案は、民主主義の根幹であります地方議会の議長名でしかる方あてに出すものでありますから、これが例えば特定の団体や任意の団体であればその方の思いが反映されてもいいでしょうけれども、議会議長名で出す決議でありますから、事実に基づいた決議でなければならないと私は考えます。  そして、米原子力空母横須賀配備に反対する決議は、近隣ですと平成17年の3月25日に座間市議会から出ておりますが、出された相手先が内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、防衛庁長官、駐日アメリカ合衆国大使ということでありますから、この海老名市議会でも、決議された場合には、そういった方たちに送られるものでありますから、なおさら中身の精査をする必要があると私は考えております。  そこで、提出者の方に質問いたしますが、この決議案の中ほど「この上」から始まる文章の中に「原子力空母配備は」という一文がございますが、原子力空母が配備されると、どうして「騒音の一層の増大と永続化が予想される」のか、具体的な根拠を教えていただきたいと思います。 ○議長(市川敏彦 議員) 志村憲一議員。 ◆(志村憲一 議員) お答えします。今、我が国のこの種の問題では、米軍基地再編の動きもありまして、キャンプ座間基地に米第1軍団の移転と、そしてさらに、今回8月19日に配備予定のジョージ・ワシントン。これはキティホークに交代をさせる内容を持っていますけれども、私はこの決議の中身の、今質問がありましたようにますます基地の恒久化、そして強化が強まるだろう。そうなることは軍事の専門家の話でも明らかですし、そういった意味でも原子力空母の配備は、まさに私が先ほど壇上で触れましたように放射能漏れ事故の問題が大変危惧されています。もし放射能漏れ事故が発生すれば周辺数十キロに及ぶ範囲と言われていますから、千葉県から神奈川県、そして東京都、首都3都県にまたがるそういった大きな問題に発展してしまいます。ですから、この問題については、座間市議会、綾瀬市議会、そして横須賀市議会、三浦市議会、向こうの町――ちょっとど忘れしましたけれども、そういう町議会でもこの決議が採択されて関係機関に送付されている、このように聞いております。  以上です。 ○議長(市川敏彦 議員) 氏家康太議員。 ◆(氏家康太 議員) キティホークは1961年に製造された通常型空母でありまして、かなり老朽化しているということでもう退役が決まって、本来ならことしの8月にジョージ・ワシントンと交代する予定でございました。そうすると、アメリカ海軍に通常型空母はあと何が残っているかというと、キティホークの7年後、最後にできました1968年のJFKだけなのですが、こちらもかなり老朽化がひどくて、退役する予定となっております。そうすると、アメリカ軍には原子力を動力とする空母しかないのですね。ですので、どこの国に、どの地域に配備されてもアメリカ軍の空母は原子力空母ですから、原子力空母イコール、そういった永続化にはつながらない。これしか持っていないのですから。ましてや原子力空母になったからアメリカ軍が日本にいるわけではなくて、アメリカ軍が駐日している根拠は日米安保条約の第6条に基づいて駐留しているわけであって、勝手にアメリカ軍が日本に駐留しているわけではございません。ですので、騒音の永続化というのは当然外交問題、国際情勢、そしてまた、アメリカ軍の戦略等々によって変わるものでありますし、今申し上げたように原子力空母しかない中で交代するだけであって、第7艦隊の第5航空群の艦載機の編成が変わるわけではありません。今の飛行機が乗っかる空母がかわるだけで、中身は変わらないわけでありますから、原子力空母の配備は「騒音の一層の増大と永続化」につながらない。ですから、この部分を果たして市議会として決議していいのかというと、これはしてはいけない、根拠のないことをやってはいけないと私は考えております。  ですので、騒音被害、そしてまた、外国の軍隊が日本にいることに関して反対するのであれば、別の形で決議をするべきだと思います。そういった内容を米原子力空母横須賀配備に反対する決議案に入れてしまったことがこの決議案を私は台なしにしてしまったと思います。  確かに放射能汚染の危険はあります。私は大変危惧をしております。しかしながら、我々が日常で被曝している国内での被曝量は0.4ミリシーベルトでございます。アメリカ軍の空母の内部の一番原子炉に近いところでも0.38ミリシーベルトという放射能しか測定されておりません。ブラジルにおいては、日常でも10ミリシーベルトという放射能が降り注いでおります。私たちが毎年受ける胸部エックス線は6.9ミリシーベルト、実際体に被曝の症状が出るのは200ミリシーベルトと言われております。そしてまた、この原子力空母は、戦闘中の50Gという重力や攻撃の衝撃に耐えられるような構造、そしてまた、四重の構造となっておりまして、いまだかつて同じ形の空母が世界で、要は原子炉が溶解した、放射能漏れが起こるという事故は起こっておりません。  そしてまた、原子力空母は停泊中は原子炉を切りますので、今、提出者の方がおっしゃったのは、今、日本で一般的にこういった資料を出しているのは、原子力資料情報室という民間機関がありますが、そこが出している数値をもとにおっしゃっているのだと思いますけれども、そこの団体ですら、接岸中もしくは横須賀湾内を航行中、もしあり得る最大のという仮定のもとでありまして、現実問題としては、この原子炉は厳重な管理のもと運行されているわけであります。  ただ、危険があるかないかといえば、確かに危険があるので、この部分はそのとおりだと思いますが、原子力空母の配備がイコール騒音の一層の増大だとか永続化につながるわけではないので、明らかに間違った文言を入れている決議案であると私は申し上げます。  以上です。 ○議長(市川敏彦 議員) 志村憲一議員。 ◆(志村憲一 議員) 確かに考え方の違いも多少あるようですけれども、今、米側がというか、アメリカ側が世界戦略を目指して、そして基地の再編。この中で当然さっきも触れましたけれども、キャンプ座間への米陸軍第1軍団の移転、横須賀の軍港にはジョージ・ワシントンの配備、そして岩国にも移転の問題があります。沖縄の基地も含めて、すべて米側が今、そういう基地の再編を世界戦略との関係で計画をされているわけです。そうなりますと、当然基地の恒久化にもつながりますし、同時に空母の艦載機によるNLPは当然増大してくると、このように私は考えているところであります。  それと、先ほど事故はないのではないかとおっしゃっていますけれども、これは横須賀市民グループがみずからアメリカに安全・安心の面で調査に行ったときに、アメリカの公開条例に基づいて調査した結果、放射能漏れ事故が何件かあったという事実。ですから、この決議案を通して基地の周辺、とりわけ海老名市民の安全・安心の面からも、私はこの決議案は当然だろうと、このように思っています。  あと通常型の空母の配備は、今のところアメリカが抱えているのは9そうぐらいです。9そうのうちだんだん断られて、今ギリシャの軍港まで断られて、ただ、これをしっかりと認めているのは、日本の政府が横須賀の軍港にこのキティホークと、そして交代するジョージ・ワシントンの配備を認めているという事実であります。ですから、この配備によって市民の、とりわけ海老名市民の安全・安心の面からも、私は今回のこの決議案というのは当然だろうと、こういうふうに考えています。  以上です。 ○議長(市川敏彦 議員) ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております決議案第1号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) ご異議なしと認めます。よって決議案第1号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  初めに、反対意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 次に、賛成意見の発言を許します。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) 討論を終結いたします。    〔坂本俊六議員、外村 昭議員飯田英榮議員、相原 繁議員太田祐介議員 退場〕 ○議長(市川敏彦 議員) これより採決に入ります。  決議案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 少 数) ○議長(市川敏彦 議員) 挙手少数であります。よって決議案第1号 米原子力空母横須賀配備に反対する決議は否決されました。    〔坂本俊六議員、外村 昭議員飯田英榮議員、相原 繁議員太田祐介議員 入場〕      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) お諮りいたします。ただいま可決されました意見書の送付先等の取り扱いについては議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) ご異議なしと認めます。よって意見書の送付先等の取り扱いについては議長一任と決しました。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、 △日程第7 議員の派遣についてを議題といたします。厚木基地周辺市議会基地対策協議会では、平成20年7月2日、3日の2日間、石川県小松市に調査、研究のため行政視察を予定しております。当市議会から協議会の委員となっております基地対策特別委員会委員長氏家康太議員、そして私、市川敏彦が参加することになります。  お諮りいたします。会議規則第160条の規定により、氏家康太議員を議員派遣することについてご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたします。      ――――――――――――――――― ○ ――――――――――――――――― ○議長(市川敏彦 議員) 次に、 △日程第8 所管事務の調査・審査についてを議題といたします。  お諮りいたします。各常任委員会委員長から、お手元に配付いたしました内容について調査・審査をしたい旨の申し出がありました。  よって本件については議会閉会中も調査・審査できることといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市川敏彦 議員) ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたします。  以上で本日の議事は全部終了いたしました。  閉会に当たりまして、市長からごあいさつをお願いいたします。                 〔市長(内野 優) 登壇〕 ◎市長(内野優) 平成20年第2回定例会の閉会に当たりまして、一言、ごあいさつを申し上げます。議員の皆様には、6月2日から本日まで会期18日間にわたりまして、提案いたしました諸議案を鋭意ご審議いただき、厚くお礼申し上げます。  今月14日に岩手・宮城内陸で震度6強の地震が発生いたしました。17日現在で被災者は、死者10名、負傷者286名となっておりますが、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の早急な復興を心から願うところでございます。このことを教訓といたしまして、市としても、いつ起きるかわからない自然災害に対してできる限りの対策を整えてまいります。  また、皆さんもご存じのとおり、今月8日に東京秋葉原の路上において、25歳の青年が通行人を無差別に襲い、殺傷し、7名のとうとい命が落とされたという大変痛ましい事件が起きてしまいました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご親族のお気持ちを考えますと、まことに悲しい思いでいっぱいでございます。青年が事件を起こしてしまった動機や背景につきましては、これから司法の場において詳しく追及されるものと思いますが、今回の事件について私は、青年個人の問題としてとらえるのではなく、社会的問題として受けとめ、原因を究明し、今後の対応策を検討すべきであると思っております。  本定例会の一般質問において外村議員のご質問の中でもございましたが、5月30日付の神奈川新聞の小中学生を対象とした「自分のいのち」についてのアンケート結果の記事が取り上げられており、その中では、高学年になるほど自分と他人の命に対して大切に思う気持ちが減ってきているということでございました。私はまず、自分の命を大切に思う気持ちがなければ、人の命の大切さを思うことはできないと考えております。そうしたことから、市といたしましても、学校教育において次代を担う子どもたちに命の大切さをしっかり教育していくとともに、このような悲しい事件が起きないよう、警察と連携し、より一層市民の安全・安心を守る環境整備を行っていかなければならないと考えているところでございます。  さて、海老名市の魅力の創造と発信を行う都市ブランド事業を推進するため、昨年12月に市の魅力をあらわした海老名市都市ブランドロゴマークを策定したところでございます。現段階では職員の名刺や庁内から発行される印刷物等に使用しているところでございますが、今後市内の事業所等で製造された製品や市内で収穫された農産物等での使用推進を積極的に行うため、このたびロゴマークの使用認証制度を創設いたしました。既に使用認証第1号は7月1日発売予定のいちごワインに決定しておりますが、今後も海老名産農産物等に使用していただくことで、ブランド力アップや地産地消の推進等につなげてまいりたいと考えているところでございます。  また、よりよい子育て環境を築くため、来月7月から小児医療費助成制度の対象者を小学校6年生まで拡大してまいりますが、これに先立ち、今月5日から新たに対象となる7002名に対し、助成申請案内通知を発送いたしました。現在担当課において申請を受け付けしておりますが、17日現在で既に対象者4173名の方々が来庁され、その場で医療証を発行しているところであり、窓口に来られた方々からは大変喜ばれ、あわせて高い評価もいただいているところでございます。  なお、来月からの制度スタートに当たり、混乱等が生じないよう、医療機関とともに連携を図り、万全を期してまいります。  議員各位におかれましては、今後とも市政発展のため、ご指導、ご尽力いただきますようお願い申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)                 〔市長(内野 優) 降壇〕 ○議長(市川敏彦 議員) 閉会に当たりまして、一言、ごあいさつを申し上げます。  6月2日から本日までの会期18日間にわたり、議員各位におかれましては、各案件の審議に終始熱心に取り組まれ、本日ここに無事閉会の運びとなりましたことを議長として厚く御礼申し上げます。また、市長を初め職員各位のご協力に対し、深く感謝を申し上げます。今定例会で、各議員から表明されました提言、要望等につきまして、市長初め職員各位におかれましては十分に検討され、ますますの市政発展と市民福祉の向上に向けて役立てていただきますようお願いを申し上げます。  第四次総合計画も順調なスタートを切ったようであります。「快適に暮らす 魅力あふれるまち 海老名」実現に向け、1歩1歩着実に基本計画に掲げたプロジェクトの遂行に努めていただきたいと思います。我々議員一同におきましても、誠心誠意尽力いたす所存でございます。議員各位、市長初め職員各位におかれましては、健康に十分留意され、今後ますますのご活躍を祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手)  これをもちまして平成20年第2回海老名市議会定例会を閉会いたします。大変ご苦労さまでした。                            (午後0時19分 閉会)      ――――――――――――――――― ○ ―――――――――――――――――  以上は、会議の顛末であるが、その内容に相違ないことを証するために、ここに署名する。    平成20年6月19日              海老名市議会議長   市 川 敏 彦               同   副議長   坂 本 俊 六               同  署名議員   福 地   茂               同  署名議員   太 田 祐 介...