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  1. 調布市議会 2013-03-15
    平成25年 3月15日文教委員会−03月15日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成25年 3月15日文教委員会−03月15日-01号平成25年 3月15日文教委員会 平成25年3月15日 文教委員会 〇開議時刻 午前10時1分 〇散会時刻 午後5時25分 〇場所 第1委員会室 〇出席委員(7人)  内藤美貴子  委員長  小林充夫  副委員長  大須賀浩裕  委員  川畑英樹  委員  高橋祐司  委員  ドゥマンジュ恭子  委員  平野 充  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(22人)  花角美智子  生活文化スポーツ部長  八田主税  産業振興担当部長  塚越博道  教育部長  朴木一史  指導室長
      ほか関係管理職職員 〇事務局  佐野竜也  議事係主査 〇案件  議案第38号 平成25年度調布市一般会計予算        ─文教委員会所管部門─…………………………………………………… 1    午前10時1分 開議 ○内藤 委員長   皆様、おはようございます。ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日も説明のための職員の出席を求めておりますので、御了承をお願いいたします。  それでは、これより審査に入ります。  昨日は、議案第38号「平成25年度調布市一般会計予算」、文教委員会所管部門生活文化スポーツ部の 179ページまでの質疑が終了しておりますので、本日は生活文化スポーツ部の保健体育費から質疑、意見を許してまいりたいと思います。ページは 234、 235ページでございます。高橋委員。 ◆高橋 委員   国体推進室のところでお伺いをしたんですけれども、今回、国体の本大会がいよいよ来年度、25年度に開催されるということで、ここで2億 7,000万円ほどの予算が今、計上されているんですけれども、御説明では、実行委員会の運営費としてPRグッズ、広報、それから学校の優先席の費用というような形で御説明を受けたんですけれども、特に今回、ここのPRが非常に大事だなというふうに感じておりますので、グッズと広報関係の詳細について、もう少し詳しく教えていただきたいなと思います。 ○内藤 委員長   はい、源後室長。 ◎源後 国体推進室長   まず、広報グッズといたしましては、これまで作成いたして配布しているチラシですとかティッシュですとか、そういったものを初め、必要に応じて横断幕とか、そういったものも作成していこうというふうに計画しております。  まず、それをどちらでというふうな予定になりますと、新年度になってから、春の小学校の運動会ですとか夏祭り、それから児童館も含みます各幼稚園とか保育園、こういったところで、ゆりーとダンスですとか、ゆりーと音頭といったものを開始していきたいなと。時系列で申し上げますと、大きいところで調布観光フェスティバル。第2弾となりますデカ盛りのイベント。それから、おらほせんがわ、これは夏に行われます。それから、調布市花火大会、こちらで昨年と同じように仕掛け花火ですとか打ち上げ花火なんかもできればいいなと予定をさせてもらっております。  この際に可能であれば、オリンピックでいいます聖火なんですけれども、これ、国体では炬火と申します。この炬火の点火、採火というんですけれども、火つけを行って種火をつくります。  その次に、調布よさこいのときに旧道の規制がかかりますので、可能であれば、これもまだ未定で調整が必要なんですが、短時間になるとは思うんですけれども、旧道で炬火リレーというのができればというところで考えてございます。  あわせまして、花いっぱい運動というのがございますので、これは6月に予定しております日本陸上競技選手権大会に合わせて、その前に飛田給駅北口の駅前広場、また駅前からペデの階段にかけてというところを花で装飾していこうと。駅前に飾る分、それから各駅も含めて、苗から育てていただくのを小・中学校の皆さんにお願いしたなというふうに計画をしてございます。  それから、今回、24年度、現年度でございますが、調布駅を除く各駅の階段の装飾をしてまいりましたが、調布駅がまだ工事中ということもございますので、調布駅の階段が完成したら、そこにまた同じように階段装飾ができればというふうに計画をしているところでございます。  それから、クリーン作戦。例年、年に2回やっているクリーン作戦が、春のクリーン作戦として4月中旬にございます。こちらでも当然PR、また連携しながらクリーン作戦を行っていくんですが、国体の会場となります飛田給の駅から味スタにかけて、それから、障害者スポーツ大会の会場となります柴崎駅。調布スポーツセンターの会場周りというのを近隣の小・中学校の皆さんにお声がけをして、国体のクリーン作戦というふうな形で、これ、美化運動になりますけれども、行っていきたいなと。そんな予定をしているところでございます。それで本番を迎えると。そんな内容でございます。  以上でございます。 ◆高橋 委員   ありがとうございます。とても盛りだくさんで、やっぱりこういった形で、まち全体、調布全体で盛り上げていくという機運をぜひお願いしたいなと。楽しみにしております。  あわせてお聞きしたいんですけれども、駅の階段は、今、御説明いただいた階段広告、非常にインパクトがあるし、すごいいいなというふうに思うんですけど、調布駅は、これからになるのかもしれないんですけども、ほかの駅だと今、両サイド1カ所ずつみたいな感じになって、調布駅というのは割とマルチで展開していくような形をとられるのかなと。  あともう1つ、あわせて、例えば調布駅で今、京王線のホームがホームドアとかになって、ホームドア広告とかを始められているじゃないですか。今、多分あれは業務用という形で電鉄の社内、中のPRしか使っていないようなんですけど、例えば、ああいったところを使わせていただくみたいなことは考えられているのかなと。階段とあわせて駅の中に、どういった形で京王さんの協力を得るようなことを考えていらっしゃるのかどうか、あったら教えていただきたいなと。 ◎源後 国体推進室長   まず、調布駅の階段装飾はどこに施すかというところでございますけれども、今、改札を出てから地上に出るところが仮設になってございます。これが、改札を出てすぐのところから地上に出るという階段ができ上がると思うんですけれども、そちらの階段を予定させていただいているところでございます。  それから、ホームドアの装飾なんですが、こちらについては今のところ検討はまだ進めておりません。  以上でございます。 ◆高橋 委員   ありがとうございます。もしできたらでいいんですけど、ホーム広告は結構インパクトがあるので、多分、京王線では新しくつくった3つの駅しか展開していないと思いますんで目立つかなと思いますんで、ぜひ京王さんに相談してみていただけたらうれしいなと。階段だと駅の外からの利用者だけになっちゃうんですけども、中は通過してもらう方にも接することができると思いますんで、ぜひそれも検討していただきたいなと思います。予算をプラスしろとは言いませんので、範囲内で。  それともう1つ、京王バスと小田急バスで展開されているバスの車内広告は今始まっていますけども、あれは本大会までずっと継続という形になるんでしょうか。 ◎源後 国体推進室長   京王と小田急のバスの車内放送、こちらにつきましては1月7日から開始をさせていただきましたが、調布の味スタで開始になります10月2日の前日の10月1日まで放送する予定となってございます。  以上でございます。 ◆高橋 委員   あれは、今とりあえずスタートしておるんですけども、リハーサル大会があったり、本大会があったりということで、そのタイミングで切りかえとか、中身を入れかえとかというのは計画されていらっしゃるんですか。 ◎源後 国体推進室長   放送内容については、6月に内容の見直しをするチャンスが一度ございますので、そちらで一度見直しをかけていくというふうに予定してございます。  以上でございます。 ◆高橋 委員   では、その切りかえのタイミングでもいいんですけども、あの放送自体はすごく評価しますし、ぜひ継続して本大会まで続けていただきたいというのはもちろんあるんですけども、できれば中身の切りかえのときに放送内容にちょっと工夫があるといいなと。  お金をかけろというつもりはもちろんないんで、先ほどあったクリーン作戦だとか、花いっぱい運動だとか、聖火リレーみたいなところで、地元の方々を巻き込んだり、小・中学生を巻き込んだりという形で御苦労されていらっしゃると思うんで、例えば、ああいうバスの社内広告なんかにも小・中学生に声の出演をしてもらうとか、そんなことをやることによって随分インパクトが変わると思いますので、今の放送自体は僕も毎日聞いているんですけども、非常にかたいというか、お役所的なCMになっているなという感じもします。伝えたい要素は同じであっても、そういった表現の工夫をすることによってインパクトが出ると思いますし、つつじケ丘あたりだと、深大寺とかに行かれるほかから来られたお客様も結構接することがありますんで、極端な話、例えば、○○中学校の○○部の○○ですと言わせちゃってもいいななんて思いますし、教育委員会さんなんかと協力して、そういった学校の生徒さんを登場させるというような形になると非常に親近感も湧きますし、関心も高まってくるななんていうふうに思います。そういった形で、無理のない範囲で工夫をしていただくPRの展開をぜひお願いしたいなというふうに思います。  それともう1つ、今、現状続けられている、ゆりーとのデカ盛り関連のフェイスブックみたいなものというのはあのまんま、とりあえずあれも継続ですよね。そうすると、あれなんかの工夫というようなことも何かお考えなのかどうか、それも教えていただけますか。 ◎源後 国体推進室長   開始いたしておりますフェイスブックを活用してのPRですけれども、現状のまま続けてまいりますけれども、その内容については、臨機応変にといいますか、こちらでより国体開催がPRできる内容に随時工夫していきたいなというふうに考えてございます。  以上であります。 ◆高橋 委員   わかりました。ありがとうございます。あのフェイスブックは、僕は非常に期待しているし、おもしろいなと思っているんですけども、やはり全国の人たちがそこでキャッチしてくれるかどうかというのは、本当に工夫次第で大きく変わるメディアですんで、発信のタイミングをどうするとか、発信の表現1つで本当に大きく変わるメディアですんで、その辺の工夫もぜひ加えていただきたい。少なくとも都内の各地のものよりも、調布はすごいな、おもしろいぞみたいな形で全国に広まるような、そういった工夫をしていただきたいなということで楽しみにしていますんで、どうぞよろしくお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。川畑委員。 ◆川畑 委員   関連としてお伺いさせていただきたいと思います。あと約半年たつと9月28日ということで、それから始まるわけですけども、我がまち、映画のまち調布として、この映画のまち調布を売る絶好の機会ではないかと思っております。これに関連づけたこの半年間の計画、調布を売り込む手段として、調布に来たいと思わせるような方向性、観光事業としての方向性をぜひお聞かせいただきたいと思いますが。 ○内藤 委員長   田波課長。 ◎田波 産業振興課長   国体を契機にして観光PRを積極的に展開していきたいと考えておりますけれども、まず、今年度中には調布の観光情報誌を作成し、4月には発行できる運びとなってくるかなと思います。約80ページに及ぶ観光情報誌で、調布の魅力満載のものでございますので、ぜひ御期待をしていただければなと思っておりますが、こういった観光情報誌を活用してまずはPRしていくということが1点。  それから、映画のまち調布の展開についても同様でございまして、第1弾としては、飛田給駅に日活俳優の手形を設置いたしました。第2弾としては、特撮展というものを今、企画しております。これは夏休み、8月上旬から中旬にかけて展開していこうということで今、企画中でございます。映画といえば特撮でございますので、市内の映画、映像の関連企業に御協力いただいて展開していきたいと思っていますけども、詳細はこれから内容を詰めていく予定にしております。  それから、キンダー・フィルム・フェスティバルも8月中旬に予定しておりますので、こういった機会にも国体のPRを兼ねて実施をしていきたいと考えております。  さまざまな場面で観光、その他調布のPRをしていくという絶好の機会でございますので、全国の皆さんに調布に訪れていただくほか、市民の方々も調布の魅力というものを再発見していただくという機会にしていきたいと考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   今、非常に心強いお答えをいただきました。観光情報誌80ページ、これのことをまずお聞きしたいんですけども、聞き漏らしたら済みません、何部、どこにどういうふうに配架していくのかをお聞かせください。  それと、中身の抜粋でもいいんですけど、それ自身をどういうふうにメディア、フェイスブック、ソーシャルネットワーク等々に、今、専門家の議員さんがいらっしゃいますけども、どういうふうに広げていくか。これは全国に広がっていく可能性が高いと思います。そこをまず1点、お聞きしたいと思います。 ◎田波 産業振興課長   発行部数は5万部を予定しております。この財源は、緊急雇用の事業で、国の緊急雇用創出制度のお金は10分の10の補助金でございますけども、これを活用して今、制作をしております。  配架場所については、これから検討していきたいと思っていますけども、5万部といえどもすぐになくなってしまうかなという懸念もございますので、効果的な配布の方法を考えていきたいと思っております。  それから、メディアに関しては、あらゆる媒体を使って、この観光情報誌、その他調布のPRをしていきたいと考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   ありがとうございます。  それと、次に特撮展についてお伺いしたいと思います。調布市内に40社以上の映画関連企業がありますね。そして、その周りにも約70社程度の映画関連企業があって、特撮にかかわっている白組さんとか、いろんな企業がいらっしゃいます。東京美術館でしたか、そこで庵野監督がやられた特撮展、何と29万人という方がいらっしゃいました。物すごいお金が落ちていると。私も行きましたけども、入場券は安くないんです。ぜひともこれを成功させていただきたいと思うんですけども、それに対する意気込みというか、どういうものを、どういう形で、具体的にどういう方々に来てもらいたいのか。  そして、これは調布だけでやっているといったら調布だけで終わっちゃうんです。29万人までは言いませんけども、せめて10万ぐらいは来ていただきたいなと思うんですが、広めていくと、割と好きな方がいっぱいいるんで、ウルトラマンであるとかガメラ、ゴジラ、いろんなことが想像できます。それだけでも楽しくなると思うんで、子どもたちにもぜひ見ていただきたいと思うんですけども、ぜひお知らせいただきたいと思います。 ◎田波 産業振興課長   特撮展でございますけども、私も東京都現代美術館で行われた特撮展へ行ってまいりました。とてもすばらしい特撮展でございましたけども、ぜひそれにかわるような展開を調布でもできないかということを今考えております。日程は8月ということで、親子で楽しめるような企画を検討していきたいと思っていますし、子どもが映画づくりにも興味を持っていただけるようなこともあわせて考えていきたいなと思っております。  本当に多くの方が調布に訪れていただくいい機会にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思っています。  以上です。 ◆川畑 委員   今、特撮展のことを集中してお尋ねしたんですけど、ここと2013国体との関連性というか、国体も売らなきゃいけない。特撮、映画のまちも売らなきゃいけない。それがないと片肺飛行になっちゃうというもんですよね。だから、そこら辺はどのように展開していかれるのかをお聞かせください。 ◎田波 産業振興課長   ミニチュアを使った特撮ということを1つテーマにしていきたいと思っています。そこに、ゆりーとが登場するような場面もつくっていくことによって、国体のPRと映画のまち調布のPRを兼ねていきたいなということも今考えております。  以上です。 ◆川畑 委員   最後にいたしますけども、調布にはいろんな俳優さん、技術者、いっぱいいらっしゃいます。そういう方々になるべくボランティアでいろんな部分で出ていただいて、映画のまち調布、あるいは2013国体を盛り上げていただきたいなと思いますし、また、調布でこんなことをやっている、調布で国体をやっている、ここは映画のまちじゃないかと印象づけて、いっぱいまたお客さんに来てもらってというふうな関連性を持った展開をぜひしていただきたいのと、やはり今、ソーシャル・メディア・ネットワークの時代であると思います。フェイスブック等々いろんなメディアに訴えかけてやっていただけたらなと思いますので、頑張ってください。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   まず、プロサッカーチーム地域活動支援費に関連してお伺いしたいんですが、決算のときかな、お聞きした点です。調布市はFC東京の株主になっていますよね。当然、1人分、年間とてもいい席の株主優待券がもらえます。1名分あるんだから、どういうやり方かは別にして、市の責務として毎試合1名の調布市民を招待できるわけですね。でも、それをやってこなかった。ずっとやってこなかった。どうするのと聞いたら、前向きに検討しますという答えだったので、多分、かなり前向きに検討していただいて、もう開幕オープニングゲームが始まっちゃっているんだけど、次の試合から、3連勝もかかっているけども、多分、招待していただけると確信しているんですけど、どうなんでしょう。 ○内藤 委員長   花角部長。 ◎花角 生活文化スポーツ部長 
     以前、その御意見を頂戴いたしまして、FC東京のほうとも協議をさせていただきました。ただ、調布だけということにもなりませんので、なかなか協議が調っていなくて、まだ今シーズンにおいても実施ができていないという状況にございますけれども、今後とも協議を続けさせていただきたいと思っております。  以上です。 ◆大須賀 委員   だめです。いつまでも協議するテーマじゃない。本当に調布市がFC東京を応援したいという気持ちがあるならば、一番の席をそんな無駄にしちゃだめですよ。調布だけとか調布だけじゃないとか、そんなのはFC東京の都合でしょう。例えば、三鷹、府中も同じように株主になっていると思うんです。向こうが要らないというんなら調布だけでいいじゃないですか。やり方なんて幾らでもあるんですよ。  例えば年間パスポートだったら、個人が持つわけにいかないから、いろんなやり方がありますよ。それか、じゃ、一番いい席は1枚だけども、違う席にして3名、5名、10名にしましょうとか、幾らでも交渉の仕方はありますよね。全くもって理解できないです。いつまでに結論を出してくれるんですか。 ◎花角 生活文化スポーツ部長   相手との交渉というところがございますんで、今この段階で、いつまでというお話まではできませんけれども、積極的に協議を進めさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆大須賀 委員   行政も政治と同じで結果なんですよ。結果責任が問われるんです。できるかできないかなんて、これだけ長期間かけてきて、こんな簡単なことの結論が出ないなんて私は理解できない。それは、はっきり言って熱意があるかないかということだと私は思いますよ。あるかないかがかかっているので、ぜひあるというところを見せてもらいたいと思います。  それで、FC東京は私も知り合いだから、これについては今まで見守っていましたけども、直接言います。どういう形かは別にして、調布が権利を持っていて、市民に提供する義務があることを怠っていることをきちんと直さなきゃいけないので、私も何らかの形で必ず御協力させていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。  次ですけども、スポーツ祭東京について幾つかお伺いしたいと思います。  まず、開催スケジュールですが、初めと終わりについては今まで告知されてきました。これから先は陸上競技だけじゃなくて、具体的に、ハードル、どこなのか。 100メートル、いつなのか。 200メートル、いつなのか。リレーがいつなのかという細かいことも当然告知が必要だと私は思うんです。  あと、サッカーの決勝戦と聞いてましたけども、成人の決勝戦がいつなのか。女子がいつなのかというふうにしないと、例えば、この間、具体的な事例で言うと飛田給自治会の班長会があったんです。班長さんが来たんですけども、そこで話題になったのが、具体的に何の競技はいつやるのかなという話なんですよ。飛田給は近いから、みんな関心があるんです。例えば、リレーを見たいなという人がいるんだけど、いつやるんでしょうといって、誰も答えられないんです、当然ですけど。その辺の市民への細かい競技スケジュールの告知はどのような形でやるんでしょう。 ○内藤 委員長   源後室長。 ◎源後 国体推進室長   おっしゃるとおり、市民の皆様初め、競技種目の日程がいつなのかということで一番気になるところだと思います。サッカーについては成年と少年と女子というふうな形で決勝戦。それから、成年の決勝という形で2日間行いますけれども、こちらはスケジュールのほう、決まっておりますので、即伝えてまいりたいなというふうには思っていますが、陸上競技につきましては、男女合わせて5日間の日程で50種目ございまして、こちらの内容の精査というのが、もうそろそろ整うというところになってございます。4月の市報並びにホームページも同時になんですけれども、国体の特集号を出します。こちらのほうで、その詳細というのをお示ししていきたいなというふうに考えてございます。  以上であります。 ◆大須賀 委員   調布で開催する分は、障害者スポーツ大会のボーリングと、ドッヂビーについては体育館でいいんですけども、せっかくの国体のチャンスですよね。調布市内はそれでいいんです。調布市外でさまざまなスポーツがありますよね。例えば、隣の府中だったらすぐ行けますよね。以前にも質問したと思うんですけど、どうせなら多摩地域、熱心な人は見に行きますから、いろんなところで見たいよという情報をどうするか。それから、どうせなら多摩地域の市町村で連携して巡回バスみたいなものを出したらどうですかみたいな話もしたんですけど、その辺はどのようなことになったんでしょう。 ◎源後 国体推進室長   まず、近隣の自治体、調布を中心に三鷹、府中、狛江、武蔵野近隣、こちらについては、いつ、どういった競技をやっているのかということをあわせて、国体の案内所設置、それからチラシ、ポスター等で発信をしていこうというふうに計画をしてございます。  それを回る巡回バスについては、どこを発進所にしてですとか、そういったところで幾つかの市、例えば具体的に言いますと、府中、三鷹とは課長レベルでそういった話が出ていて、まだまだ協議が詰まっていないところがございますが、調布市としては、こういった巡回ができればいいなというところと、府中、三鷹の思いというのがなかなかかぶってこないところも現状としてございますので、まだ協議が必要という状態でございます。  以上であります。 ◆大須賀 委員   巡回バスについては費用対効果も考えなきゃいけないので、例えば、調整してバスはできました、でも、ほとんど乗っていませんというんじゃ困るので、ニーズ調査も一方ではしなきゃいけないと思うんです。ある程度ニーズがあるようだったらば、もうちょっと調整を頑張ってもらって、味スタを兼ねても地元3市というのは何かと一緒にやっていますから、前向きに取り組んでください。  あと、開会式、閉会式についてですけども、よくマスゲームをやりますよね。私も何回かお願いしていましたけども、子どもたちをこのマスゲームで一生忘れられない思い出をつくってあげたいなというのが1点。  それから、もう1つは、千葉でも岐阜でも開会式で演奏していましたよね。いろんな演奏がありますよね。歌ったり演奏したりするんだけど、その演奏もしくは歌うほうに、調布だけとは言いませんよ、周辺の子どもということになると、当然、調布の子どもも入ってきますから、そういう場所づくり、場面づくり、思い出づくりをお願いしたいなという話をしてきました。もう既に具体的にプログラムの内容が決まってきている時期だと思いますので、その内容を教えてください。 ◎源後 国体推進室長   御承知のとおり、開会式のオープニングプログラム等の内容につきましては、所管が東京都でございます。これまで継続して申し入れを行ってきた内容といたしましては、プログラムのときにダンスですとか音頭、ゆりーと音頭等、そういった内容をぜひ調布に限らず近隣、府中ですとか三鷹の子どもたちも含めて参加させていただきたいということを繰り返しやってきました。  現時点で、まず確保できている部分というのが、東京都の主催でゆりーとダンスコンテストというのを行ってまいりました。これは東京都のほうの正式なもので、ここで優勝したチームというのが本大会のオープニングプログラムの中で参加できるというふうな内容でございます。第2回のゆりーとダンスコンテストで、調布のSHCフェアリーズというチーム30人、それから、第3回のゆりーとダンスコンテスト、チャチャチータスというダンスチームがあるんですが、こちらで20人という形で本大会のオープニングプログラムに参加できるというふうな内容になってございます。  現時点では、この2チームの参加が確定しているところですけれども、5月、6月、7月にも、このゆりーとダンスコンテストというのが開催されることになりましたので、ここでも優勝チーム等々がオープニングプログラムで参加できるということの情報をつかんでおりますので、実行委員会のブログで発信をしたところなんですけれども、まだまだ多くの市内の方に参加いただければなということで呼びかけを行っているところでございます。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   演奏のほうは何かないの? ◎源後 国体推進室長   失礼いたしました。演奏のほうは、オープニングプログラムではまだ確保ができていないんですけれども、味の素スタジアムと西競技場の間におもてなし広場というのを設けます。競技会のときの展開については、調布市の仕切りで内容を盛り込むことができますので、吹奏楽ですとか、ダンスですとか、そういったいろんな催しを発表できるステージをここに設けることになっていますので、そういったところで市民参加というものを求めて、いろんな方に出演していただきたいということで計画をしてございます。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   もてなし広場というのは、国体のときにどこでもつくられるよね。千葉国体を見に行ったらありました。地元の物産展をやっていましたけど、ほとんど人がいないんだよね。基本的には競技場と駅との間の往復なんですよね。おもてなし広場に誘導するためには、まずその場所、立地。今のはそんなに悪くはないと思うけども、サインも含めて、ある程度どういう形で誘導していくかというのもやっていかないと、恐らく、そこには物産展があって、地元の物産もあるかと思うんだけども、せっかくやったけども、閑古鳥が鳴いていますよということになりかねないので、その辺は皆さん、実際に千葉も行ったし、岐阜も行っているでしょうから、いろいろ考えてやらないと、ちょっともったいないことになるかなということがあります。  あと、ゆりーとダンスですけど、基本的にはわかりますよ。優勝したところを出してあげたい。ただ、味スタの規模を考えたら、今聞いている限りだと、人数がすごい少ないように感じるんだよね。  そこで1つの提案としては、メインは優勝したチームでいいですよ。でも、その周りをぜひ、調布だけというといろいろあるから、地元3市の子どもたちが、その周りを取り囲んでみんな踊るよと。だって、どうせなら、さっきの話は 200人規模ぐらいにしか思えないんだけど、それより 1,000人、 2,000人で踊ったほうが迫力があっていいでしょう。やっぱりスタジアムでやるから、小さい規模じゃ、ありゃ? ということになっちゃうんですよ。その辺はぜひ積極的に交渉して、だって、よりよいものにするための話し合いですから、頑張ってください。  あと、学校観戦ですけども、小・中学生は何となくわかるんですけど、調布市内の保育園・幼稚園児、それから高校生については何らかのプログラムがあるのかということと、学校観戦は、基本的に各学校1回こっきりなのか。その辺をもうちょっと詳しく教えてください。 ◎源後 国体推進室長   まず、小・中学校についてなんですけれども、これまで校長会等と教育委員会のほうと打ち合わせを進めてきたところでございますけれども、小学校については、全校の5、6年生、中学校については全学年全てということで、原則各1回ということになってまいります。サッカーと陸上という形で行いますけれども、やはり学校さんのほうの日程ですとか、そういったものも内容を含んでございますので、そういった調整を現時点でしているところでございます。  それから、幼稚園ですとか高校という形でですが、競技会の観戦が無料ということもございますので、私立の中高も含めまして、御案内は当然、日程も含めて既にして、いつのときにどのぐらいの数が来られるのかなんていうことは連絡をさせていただいているところでございます。  あと幼稚園は、どこかの場面で幼稚園の子どもたち、保育園の子どもたちにダンスを踊っていただこうと。例えば、サッカーの選手が入場するときに一緒に入っていきますね。ああいったときに、昨年のリハーサル大会のときも行いましたけれども、それも継続して、参加という形で、当然、時間を許す限り会場で観覧していただくというのも含めまして、今、調整をしているところでございます。  以上です。 ◆大須賀 委員   次は花いっぱい運動ですけど、花については、苗から小・中学生が育てる。とてもいいことだと思いますよ。問題は、水は誰がやるんですか。 ◎源後 国体推進室長   水やりについては、昨年の花いっぱいのリハーサルということなんですけれども、やはり水をどこからとるのかとか、そういった問題も難しいところがございました。実際には、業者さんのほうに委託をして管理していくということで今考えてございます。  以上です。 ◆大須賀 委員   ちょっと悲しいよね。私が国体だの花いっぱい運動にこだわっているのは、前も話しましたけど、大分に国体で視察に行ったんです。その段階で3年前か何かだったのかな。大分駅の前はフラワーポットの花がいっぱいなんです。それを聞いたら、国体がきっかけで、それ以降、かかわった人が継続してやってくれているんですよという話だった。いい話でしょう。だから、そういう展開もぜひ調布でお願いしたいなと思っているところなんだけど、今の話だと、小学生がかかわるのは植えるときだけ、後はかかわらないという話になると、随分、大分さんと違うなと。せっかく調布の中での花いっぱい運動を──今でも結構、花いっぱい、好きな人いると思いますよ。それをさらに次のステージに行くためにいい機会かなと思っているんだけど、ちょっと残念な内容なんですけど、もうちょっと何か工夫はないんですか。 ◎源後 国体推進室長   失礼いたしました。飛田給の駅前ですとか、育てていただく各学校のほうは皆さんですとか、飛田給の駅前のほうは企業さんとか、ボランティアさんだとかに、水やり、管理をやっていただく内容でございます。ただいま申し上げた水やりの管理、飛田給の駅前からペデにかけて、6月の日本陸上選手権に合わせてプランターを設置していきますけれども、ここから本大会のところまでの期間については、この部分については数が多いこともありまして、水やりを含めた維持管理というのを業者さんに委託すると。そんな内容でございます。  以上であります。 ◆大須賀 委員   飛田給駅はわかりました。でも、それ以外の駅も含めて、もうちょっと積極的な展開をして、一人でも多くの市民の人が参加するような形に今からでもできると思うので、してもらいたいです。  それから、例えば、水やり隊を募集しますよと。きれいな花で全国の人をお迎えしましょうと告知すれば、熱心な人はいると思うんですよ。自分の家庭で一生懸命やっている人、じゃ、駅前の花、私、水をあげてもいいですよと。水をどこから確保するというのは別ですよ。という形でぜひもうちょっと頑張ってください。  あと、クリーン作戦ですけど、いろんな形で小・中学生に協力してもらっていて、クリーン作戦も小・中学生にお願いしますというのは、はっきり言って酷だと思いますよ。クリーン作戦は別の形で。だって、大人も含めて小・中学生以外にいっぱいいるじゃないですか。いろんな人を巻き込まなきゃだめです。国体のクリーン作戦も、それ以降いいきっかけになるんですね。それも違う形をぜひ検討してください。  次、体育施設ですけども、議長を2年間やらせていただいている間、いろんな経験が新たにできるんですよね。副議長もそうだと思うんですけど、いろんなところの招待券、招待状が来るから、今まで行かなかった、顔を出さなかったけど顔を出すというところがいっぱいあるんです。競技団体もあちこち顔を出しました。共通して皆さんおっしゃっていたのが、競技場が少ない。練習する、発表する、大会を開く、圧倒的に、物理的に少ないんです。なおかつ狭い。  具体的に言うと、西調布体育館で柔道の発表会を見たんですけども、柔道をやっていますよね。来賓席があるよね。狭過ぎて来賓席にぶつかってくるんですよ。ちょっと投げようと思うと来賓席にぶつかっちゃうんです。そのくらい狭いんですよ。うちの市はスポーツが盛んだと思うのね。近隣市と比べても、全国的にも盛ん。基本計画でもスポーツを振興しましょうよと。この国体をきっかけにもっとしましょうよと言っているのに、現状のスポーツ体育施設じゃ、とても無理無理ですよ。  そこで、例えば中央高速の高架下に新たに体育施設をつくるとかつくらないとか、どこかにつくらなきゃいけないわけですね。調布基地跡地に計画しているのは、体育館的な施設じゃないですよね。今まで検討したのもそうだし、例えば、野球だとかテニスだとか、体育館的な施設じゃないので、体育館的な施設は基本計画にもないんだけど、今後どうするおつもりなんでしょう。現状がないんだけど、どうでしょう。 ○内藤 委員長   新井課長補佐。 ◎新井 スポーツ振興課長補佐   ただいま大須賀委員のほうからいただいたことについて答えさせていただきます。  現状、高速下の活用として西調布体育館建設をさせていただいています。高速下の場合は、まず火気が使えないということで、建物を建てるときもさまざまな制限があります。ということで、西調布体育館については電気を使って、例えば温水のシャワーを設置したり、ほかにつくるのとはかなり違う制限があるということがございます。  ただ、市内の高速下を見渡すと、今も西調布体育館のそばにありますけれども、放置自転車置き場等々で、比較的、建物以外では活用が非常に進んでいるかなという状況はうかがえるんですけれども、例えば体育館を設置するということになると、まだしばらく時間がかかるのかなという気がしています。  スポーツ施設全体の設置状況を見ると、今、一番不足しているのはやっぱり体育館なのかなというのは、私どもスポーツ振興課としても率直な感想です。これを補うためには、民間施設の活用ですとか、あとは当然、学校の体育館ですね。こちらについても地域の方を中心に、地域で活動するサークルの方には、学校教育で使っていない時間を活用していただいて、運動していただくという機会は設けております。  先ほどあった今後の新設ということでは、6ヘクタールのところにスポーツ施設を設置する計画ですけども、ここは一応、公園として用地を取得する計画に現状なっております。そうすると、やっぱり都市計画公園の網がかかりますので、どうしても建築物に制限がかかってしまいますので、本当はここに体育館ということも、当初、スポーツ振興課としては、当然そういった方法も考えていたんですけれども、どうしても建物が建てられない。そういう状況がございますので、高速下も1つですけれども、また民間体育施設も活用しながら、市民スポーツが盛んになるまち調布を目指して積極的に進めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   絶対的に足りないんだから、つくるしかないと思うんです。今の説明で、民間施設、学校施設を使う、それはわかりますよ。でも、あくまで補充的なんだよね。だから、単独で体育館的な施設は絶対建てなきゃいけない。現状みんな困っているんだから、基本計画に何で入っていなかったのか不思議でしようがないんだけども、これは基本計画をどこかで修正かけて必ず求めるべきだと思います。それが高速下なのか、調布基地跡地なのか、それ以外なのか、それは考えて必ず修正して、体育館的なスポーツ施設をつくっていただきたいと強く要望します。  以上です。 ○内藤 委員長   川畑委員。 ◆川畑 委員   短く端的に。東京都のほうで大型のアリーナ施設をつくるというような計画があるというふうにお聞きして、そこには柔道場とか日本国技のものが使えるようになるというふうな話を小耳に挟んだんですけども、まだそれは発表できないんであれば、そこでそういうことがあるということだけでも構いませんけども、その方向性はどうなんでしょうか。 ○内藤 委員長   田口次長。 ◎田口 生活文化スポーツ部次長   確かに東京都のほうで計画がございます。ただ、まだ全貌が、詳しい詳細まではいっておりませんので、今後、そういったところの活用も──東京都の施設でございますので、そちらについての詳しい状況がわからないとはっきりしたことは申せませんけれども、その辺につきましては、当然、調布市内に建設をされるということですから、私どものほうでも強く要望していきたいというふうに思っております。 ◆川畑 委員   強く頑張ってください。  以上です。 ○内藤 委員長   ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私からは、このスポーツ祭東京2013で開かれる障害者スポーツ大会についてお尋ねします。  この障害者スポーツ大会では、競技に参加される方も、またそれを観戦にいらっしゃる方も、たくさんの障害者の方が調布に訪れると思うんですけれども、それに対しての対応はどのように行われているんでしょうか。 ○内藤 委員長   源後室長。 ◎源後 国体推進室長   障害者スポーツ大会、10月12日から14日まで3日間で開催となります。調布市では、障害者スポーツ大会、陸上競技とボーリングの2種目を担当させていただきますが、基本的に東京都が主催という形になりまして、調布市では補助的な業務を担当するというふうな振り分けになってございます。陸上競技につきましては、練習会場の担当というふうな形。それから、障害者スポーツ大会については、介助者ですとか、そういった多くの係員並びにボランティアの方が必要となってまいります。そういったものと障害者スポーツ協会というのがございます。それと競技団体というのが主に中心になって開催というふうな形になりますので、できる範囲の補助的な役割を果たしていきたいなと、そんなところでございます。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   それで、まちの中にそうした障害者の方たちがたくさん行き来されたり、また、店舗で飲食をされたりということになると思うんですけれども、バリアフリーというようなところでの考え方とか、福祉部との連携もあると思うんですが、また、障害をお持ちの当事者の方の声を聞くとかということも検討されてきたのかですとか、あとはまた、店舗ですよね。必ずまちに出てお食事をされると思うんですけれども、車椅子とか手話でも対応できますよというような店舗をふやすとかというようなところでの取り組みは何か行われているんでしょうか。
    ◎源後 国体推進室長   まず、バリアフリーというところで、会場が2つでございますけれども、味の素スタジアムについては通常のバリアフリー、これまでも既存の施設でございますので、そういった対策をとっている現状のとおりで、特段という形ではとってございません。  一方、調布スポーツセンターの会場、ボーリングですけれども、こちらのほうについては、当然、それまで余り障害者の方が利用するに当たってという形で考えていない施設ということで、障害者の選手たちができるようにということで、東京都が中心となって、競技団体と一緒に事業者でありますスポーツセンターのほうと協議を進めているということでございます。  それから、ボーリングの障害者の種目なんですが、これは身体障害者ではなく、心身障害者でございます。ですので、特段、エレベーターですとか、そういったものは設けないというふうなところで伺っております。  それから、バスでの移動というもの。また、車両ですね。主に中心には車両で会場にお越しになるというのが基本的になりますので、特段、そういった形では設けてないと。そんなことになります。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   見に来る方もたくさんいると思うんですよね。そういう方が駅から会場まで移動するときに、そこの間のバリアフリーですとか、また、サインのあり方ですとかいうのも検討が必要だと思うんですよね。  また、お店のほうの対応というところではどうでしょうか。主に飲食店ですが。 ◎源後 国体推進室長   柴崎の駅前、それから飛田給、特段、現時点では、障害者の方に特化して来場者にというふうなことで呼びかけはしていないんですけれども、大会が開催される周知とともに、そういったお願いもしていかないといけないなというふうには考えてございます。  以上です。 ○内藤 委員長   八田部長。 ◎八田 産業振興担当部長   障害の程度もありますが、陸上に関しては、車椅子の方たちも含まれてまいります。一方、心身という形になりますので、障害の程度としては健常の方と変わらない状況もあります。比較的、移動に関してはバスを御利用と。チーム単位でバスを利用というケースがかなり多い確率になりますので、応援をされる御家族の方たちは電車で来場されたりということもありますが、比較的、会場にそのまま乗り入れて、お弁当で食事をされるというケースが多かろうと思っております。  以上であります。 ◆ドゥマンジュ 委員   選手やその御家族はそうかもしれないんですが、やはり障害者大会ということで、全国から障害をお持ちの方も見に来るということも十分考えられることだと思いますので、映画のまち調布というのも大事かもしれないんですが、障害者に優しいまちという印象も持って帰っていただきたいんですよね。  それで、せっかくこういうスポーツ大会が開かれることをきっかけに、調布にお住まいの障害をお持ちの方も、いろんなお店でそういう対応がされてくるとかということも進められるようなきっかけにぜひしていただきたいと思うんですよね。お店の方たちも、障害をお持ちの方に対してどういう対応をしたらいいのかというところがわからないと、なかなかそういう対応はできないと思うんです。ですので、これをきっかけに、お仕事いろいろたくさんあると思いますので、福祉のほうとの連携ですとか障害者団体の方たちとの連携で、店舗への対応、こういうふうにしたほうがいいとかというようなこともありましたら、ぜひそういうような情報提供などをしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○内藤 委員長   田波課長。 ◎田波 産業振興課長   多くの方が調布に訪れていただけるいい機会でございますので、おもてなしのお店づくりという観点で、商店会初め商工会も含めて対応ができるように進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   それで、観光情報誌を出すということですけれども、できましたら、それに一緒に、障害をお持ちの方でも車椅子対応していますとか、手話対応できます、こういうお店だったらできますというような情報も、会場になるような周辺のお店で対応できるようなところの情報もぜひ出していただきたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。平野委員。 ◆平野 委員   私は、ゆりーとについてちょっと質問したいんですけども、私もまちなかを歩いていて、ゆりーとのジャンパーとかを着ていると、うわ、ゆりーとだということで、国体と、ゆりーとというのがイコールでつながって、かなり周知されてきているかなという意味においては、うれしいことかなと思うんです。  それで、ゆりーとは結構かわいいと思うんですよ。これは御当地ですのであれですけど、ひこにゃんとか、あるいは熊本のくまモンとか、非常にかわいいなと思うんです。国体のキャラクターですので、あれとはちょっと意味が違いますけども、だけど、私、思うのに、先ほど、スポーツ施設が足りないとかいろいろありますけども、やっぱりお金が必要じゃないですか。ですから、せっかくこれだけ人気があるんだったら、大きくゆりーとをぽんとつけたポロシャツを売り出すとか、何か資金になるような動きをもっとつけたほうがいいんじゃないかと思うんですけども。  ただ、これは、東京都に許可を、著作権だとかいろんなことで決まりがあるのかなとは思うんですけども、調布市の中でも、ゆりーとは物すごく人気があるんですよ。ですので、ゆりーとがせっかくこれだけ人気が出てきたんだったら、国体に向けて、こんな小さいゆりーとじゃなくて、背中にどんと、昔、ハーレーダビッドソンのワシがわあっと出ている、ああいうようなくらい大きいゆりーとをどんと前に出して、国体というのは小さく書いて、終わった後も好んで着られるような、そういったものにうまく工夫すると、物すごく売れると思うんです。それを市報で案内したりとか、あるいはインターネットで調布市に問い合わせれば、ゆりーとのポロシャツ、Tシャツが手に入るとか、あらかじめ、売った資金はこういったものに使いますとかといったことも必要かもしれませんけども、そういったところで稼いで何とか運用できないかというふうに思うんです。  コンビニで先日、くまモンのチョコレートを私、食べたんです。あれを見ても、うわ、ゆりーとのチョコレートができたら絶対買って食べるだろうなというか、いろんなところに広がっていくと思うんです。もともと大阪人だから、どうしても商売っ気というのが出ちゃうんですけども、いろんなところでこれだけ人気が出てきたゆりーとをもっと活用していったほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、この考え方について、ちょっと意見をいただきたいと思うんですけども。 ○内藤 委員長   源後室長。 ◎源後 国体推進室長   委員おっしゃるとおり、おかげさまで、ゆりーとの認知度というのが大分高まってきたと思います。せんだって昨年末なんですけれども、市民意識調査のアンケートでも、これまでのPRのかいがあって、全体で、調布市内で65%以上の人の認知度という形で調査の回答がございました。  そんな中なんですが、国体のマスコットができますと、これが国体終了後は県のマスコットになるという例がございます。直近の昨年の岐阜も、その前の山口、その前の千葉も含めて、県のマスコットということで、恐らくなんですが、この例によれば東京都のマスコットになるのかなというふうな考えがございます。  それから、このマスコットを使ったグッズですとか、そういったものの販売には、委員おっしゃるとおりロイヤルティーがかかってまいりますので、これも今後、そのあり方について、どれだけ採算が出るのかというところも含めて検討していきたいなと思います。  以上であります。 ○内藤 委員長   八田部長。 ◎八田 産業振興担当部長   実行委員会の側で商品化をするという形も考えられなくはないんですが、できれば民間の力で自発的につくっていただけるようなアプローチをこちらのほうもして、ぜひ市内全域に浸透できるようにしていきたいと考えております。特に、調布野菜カレーのパッケージの中にゆりーとが入っていたりというのもことしやっておりますが、御提案いただきましたTシャツ、その他に関しても、ぜひ商品化ができるようにアプローチをしていきたいと思っております。  以上であります。 ◆平野 委員   ありがとうございます。よろしく検討をお願いします。 ○内藤 委員長   ほかに。はい、小林委員。 ◆小林 委員   花いっぱい運動、私、興味があったんで出ようかなと思ったんですけど、6月に飾りつけをして、9月の本大会までもたせる方法もあるんだろうと思うんだけど、やっぱり種類の選定によって、なかなか夏を越すことができないものも中にはあるし、あと病気で枯れちゃうということもあるので、そこら辺の苗の選定というのは、やっぱりしっかり選定していかないといけないかなと思うのと、例えば、枯れちゃったものに対しての補充というのはどういうふうに考えられていますか。 ○内藤 委員長   源後室長。 ◎源後 国体推進室長   委員おっしゃるとおり、花の種類については、専門性の高い小林副委員長を含め御相談をさせていただいて、いろいろ教えていただいた中で選定をしていきたいなというふうに思ってございます。  これは一応、東京都のほうで国体推奨花として品種は定められているんですが、6月からいって9月28日まで枯れないように維持管理していかなければなりませんので、品種についてはある程度限定されると思いますので、本大会のときには元気よく咲いているような花を選定して、そこまでの維持管理についても、補充も含めて計画をしているところでございます。  以上であります。 ◆小林 委員   例えば、50プランターなり 100プランターなりを、飾らないでどこかできちんと管理をして、本当にきれいなものをつくっておく。それを、当日というのは無理だけど、前日か前々日ぐらいに目いっぱいきれいなものをきちっと飾る。皆さん、よくやってくれるから多分大丈夫だろうとは思うんですけども、悪いけど、飾ったのはなかなか難しい点もあるのかなと思うので、本当はメインのところにはきちっとしたきれいなものを飾るんだということで、やっぱり着古した着物よりも新調した着物のほうがいいという感じがあると思うので、そういうパターンでやったほうが私はいいんじゃないかなというふうに思っています。それは検討だけね。  それで、飛田給駅と柴崎駅がメインになっている感じがするんだけど、おかげさまで、つつじヶ丘も急行停車駅なんですよ。つつじケ丘には花いっぱい運動をやっている組織があって、その人たちにお願いすると、水は黙っていてもやってくれる形になっているんです。本当はいけないんだろうと思うんですけど、あそこのトイレに水がありますので、あそこの水をお借りして水をやっているというのが現実で、今は70〜80プランターはできていると思うんですけど、うちなんかも買わせていただいてやっているんですけども、そういった形でつつじケ丘も結構真面目に花いっぱい運動をやっている組織があるもんですから、そういったところにも少しは配慮していただけたらなというふうに思っています。  それで、違う質問に移ります。AEDが今回、この予算には上がっていなかったんですけども、多分AED…… ○内藤 委員長   次のページに入っちゃいます。次のページのところでよろしいですか。 ◆小林 委員   わかった、ごめん。それじゃなくします。失礼しました。  民間の体育施設料が、ことし60万ばかりふえているんですけども、これはどこかふえたんでしたっけ。 ○内藤 委員長   はい、新井課長補佐。 ◎新井 スポーツ振興課長補佐   今回、民間体育施設使用料が61万 2,000円ほど予算額としてふえています。その要因は、国体の開催に伴いまして、基地跡地のグラウンドがバスの駐車場、あるいは選手の控え所ということで2カ月ほど使えなくなるということになります。そのために、電気通信大学のサッカー場、それとあとテニスコート、こちらは市民体育祭用なんですけれども、お借りするために、今回新たに予算として計上させていただきました。  以上でございます。 ◆小林 委員   わかりました。それと、指定管理者で指定管理料はさほど上がっているわけじゃないんですが、体育協会の補助金として、例年、市民駅伝とか体育祭で出金はしているんだろうと思うけども、この金額が 8,000万を超えてきている現実。これは、そのほか、できたらもっと項目を細かく後で教えていただけたらと思いますので、済みません、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○内藤 委員長   確認だけでよろしいですね。 ◆小林 委員   はい。 ○内藤 委員長   高橋委員。 ◆高橋 委員   国体関連で1つだけ確認させてください。  国体のテーマ音楽だとか、音系というのは何か、今まだどこにも出されていないような気がしたんですけども、あるんでしたっけ。 ○内藤 委員長   源後室長。 ◎源後 国体推進室長   ゆりーと「ニッコリ・ファイト!」という曲が1つございまして、ダンスでかかっている曲が1つございます。  以上です。 ◆高橋 委員   もしできたら、先ほどのバスの社内広告とかにも使えるんだったら、あれ、すごくもったいないんで、音のキャッチはすごく影響力がありますんで、使えるんだったらでいいんですけども、ぜひ使っていただきたいし、それ以外に、例えば極端な話、今から国体までは調布の市役所の電話の保留音もそれにしちゃおうだとか、そういうふうな形で、マルチでいろんな形で出していくことによって、さっきのゆりーとのまちの人気もそうなんですけども、そういった形で気分醸成はできていくと思うんで、そういったものをぜひ有効活用していただきたいなと思って、検討願えればと思います。意見で結構です。 ○内藤 委員長   よろしいですか。ほかに御発言ありませんか。──委員長、交代いたします。 ○小林 副委員長   内藤委員。 ◆内藤 委員   体育施設管理費のところで、先ほど大須賀委員のほうから、現場の市民の皆様からも施設が足りないというお話が出ましたけれども、私のところにも、本当に施設が少ないというお声が届いている中で、田口次長にもいろいろと御努力をいただきましたが、一昨年でしたか、2つほどの施設を何とか動いていただいたかと思います。  1つが、NTTの体育館が改修をされるということで、そこを何とか使えるようにできないかというお願いをしたかと思います。もう1つは、味スタの地下の体育館が、現在、市で借りているのは卓球だけということも聞きましたので、せっかくですから、あいているので、何とかこれをもっとほかの競技で利用できるように交渉していただけないかというお願いをしたところでございますが、この点について、その後、利用があったかどうかということも含めて、現状どうなっていますでしょうか。 ○小林 副委員長 
     田口次長。 ◎田口 生活文化スポーツ部次長   NTTのほうにつきましては交渉しておりました。現在も健康体操等で活用させていただくことになっております。あと、教育庁の味スタの下にある施設なんですけれども、そちらにつきましても、使用を東京都と協議をしてきました。使用については、東京都のほうも規則があるのでなかなか難しいという中で、市ないし体育協会等から、そういう話があれば使ってもいいですと。ただし、当然、有料になるということで、そちらの使用につきましては、体育協会と協議しながら今進めていますが、体育協会のほうにもそういう形で、使用する団体があれば、ぜひ使用していただきたいということですが、今のところは、その返事がないという状況がありますので、当然、有料にはなりますが、そういうところも活用できるということで、これからもう少しPRしていきたいなというふうに思っております。 ◆内藤 委員   それぞれの利用料金を教えていただけますか。──すぐ出ないですか。では、後でいいです。 ◎田口 生活文化スポーツ部次長   現在資料を持っておりませんので、後ほど回答したいと思います。 ◆内藤 委員   NTTのほうはちょっと忘れてしまいましたが、たしか味スタのほうは 4,000円とか 4,500円だったかと思うんです(「1時間?」と呼ぶ者あり)。1時間でしたね。いかがでしょうか。 ○小林 副委員長   新井課長補佐。 ◎新井 スポーツ振興課長補佐   NTTにつきましては、昨年度は1時間 4,000円という提示をいただいておりました。ただ、25年度以降の料金については、先日確認したところ、まだ未定というところです。それで、スポーツ振興局の調布庁舎、味の素スタジアム内の体育施設につきましては、これは時間区分というよりも、今、スポーツ振興課の体操教室で1教室2時間使った場合、1回につき大体1万 1,000円程度の使用料を支払っております。これは、体育室のほかに保育室用のもう一個別の諸室をお借りしていますので、体育室そのものの単価につきましては、済みません、後ほど確認して御報告させていただきたいと思います。  それともう一点、NTT研修センターの体育館につきましては、既に完成はしているんですけれども、バレーコート1面とバドミントンコートが3面同時にとれる広さはあるんですが、実は、例えばバレーボールをやるためには、当然ネットを設置しないといけないんですが、そういった設備が実は今、用意されていないということです。ですので、私どものような体操等々で使う分には特に問題はないんですが、ある球技として使うにはまだちょっと整備が整っていないというのが実情ということでございます。  以上でございます。 ◆内藤 委員   団体競技で使う場合は1人で割るとということもあるかと思いますが、ただ、やはり施設が足りないというお声に対して、じゃ、箱物を今すぐつくれるかというと、財政的にも非常に厳しい。また、味スタの周りの施設にしても、当初の予定よりもおくれおくれで、これから市民が使える小体育館ですか、できますけれども、やっぱり施設をつくるよりは、こういう使える場所があるわけですから、こういった利用料金を市で何とか助成をするとか、また、球技としては今、整備がされていないということであれば、そういった整備をしていただくとか、そういう方向で前向きに御検討いただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。  これで終わります。 ○小林 副委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   先ほど大須賀委員のほうからも、施設が足りない、また今、委員長のほうからも前向きに検討してほしいという御意見を頂戴いたしました。この件につきましては、市が保有する施設、または民間が持っている施設、または東京都がこれから建設しよう施設、そういったところをきちんと状況を把握して、調布市の現状と照らし合わせて、先ほど平野委員からも、経営感覚というようなことでマークの入ったものというような御意見を頂戴したと思っています。その辺のところも踏まえて検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆内藤 委員   平野委員のところまで御丁寧にありがとうございます。やはり1人で割るとどうとかということよりも、市民の皆さんの健康増進のために、本当に市としても人口もふえているわけです。やっぱりそういったことを考えると、この環境整備を市でも努力していただきたいと切に願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○小林 副委員長   委員長、交代しましょう。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   続いて、 236、 237ページです。はい、小林委員。 ◆小林 委員   AEDに関してちょっとお伺いしたいんですが、この体育施設に関しての配置は何台で全部完了しているんでしょう。 ○内藤 委員長   新井課長補佐。 ◎新井 スポーツ振興課長補佐   スポーツ振興課所管のスポーツ施設には全部で15台配置しております。基本的には各施設1台なんですが、基地跡地運動広場につきましては、面積が広いということで3台設置しております。それと、総合体育館につきましては、メインとなる1階に1台。それと事務所に1台配置しております。  以上でございます。 ◆小林 委員   昨日の教育委員会のほうからの話もあったように、やはりなかなか広い場所というものは、走って間に合う状態でないというところもあるから、やはり基地跡地などというのは3台ぐらいで本当に間に合うのかなと。私なんかは、とてもじゃないけど3台のところに行き着かないうちに多分倒れちゃうかなと思っているんですけども、ある程度のエリア、大変だろうとは思うんだけど、AEDをもうちょっとふやしていく方法も考えていかないと、取り返しのつかないことになることよりは、こんな機械1台で済む問題という部分があるから、そういったものをもうちょっと充実させていったほうがいいのかなというふうに思いますけど、いかがでしょう。 ◎新井 スポーツ振興課長補佐   基地跡地はかなり広大な土地になっておりまして、隣接する府中市さんのほうにも確認をしてもらって、いざというときには、特にあそこは大会等で利用されるときがありますので、調布に大会が集中するときには、府中市さんの分も調布で使わせていただくとか、互いにそういったやりとりも必要だと思います。  また、今考えているのは、やっぱり直接施設に置くのとは別に、スポーツ振興課のほうに数台用意しておいて、そういった大きな大会等あるときには、直接メインとなる大会本部等に置いていただくような方法を今一応検討しております。  以上でございます。 ◆小林 委員   今みたいなお話をいただければ心強いかなとは思うんですけども、そのほかに、私もたまたま先般、野球場へ行ったんだけど、どこに置いてあるのかなと。要は、案内標識が、見過ごしたのかもしれませんけど、ちょっと気がつかなかったなと思ったので。わかりいいところにあったのかしら。次長、どうでしょう。 ○内藤 委員長   田口次長。 ◎田口 生活文化スポーツ部次長   基本的に、関東村ですと管理室がございまして、そちらのほうで管理をしていて、そこには印というかマークをつけて、ここにありますよということはわかっています。委員おっしゃったとおり広いものですから、どこにあるかということを看板等で設置するということも今後は検討していきたいなというふうに思っております。 ◆小林 委員   よくトンネルなんかで、こっち何メートル、こっち何メートルというふうに書いてありますよね。どっちが近いのかなというのがあるから、これを使うということは命にかかわるということなので、やっぱりそういう案内があるととっても皆さんも助かるのかなというふうに思っていますので、そこら辺、うまくやっていただけたらと思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。川畑委員。 ◆川畑 委員   関連なんですけど、広大な敷地の場合、今、小林委員がおっしゃった、走っているうちに行き着かなくて亡くなってしまったらどうしようもないわけでありますんで、1つお伺いしたいんですけど、管理棟があると。そこにはどのような方が駐在されているんですか。要は、医療知識がある、ないもあるんですけども、要するにシルバー人材センターのそういう方がただ単に管理しているのか、あるいは責任ある立場の方がそこにいらっしゃるのかお伺いしたい。 ○内藤 委員長   新井課長補佐。 ◎新井 スポーツ振興課長補佐   基地跡地運動広場については、シルバーさんではなく、体育施設管理者に業務を通年委託しております。当然、そこに従事する職員については、全員、普通救命講習を受けて、2年に1回はAEDの操作研修というものを受けさせるように仕様に明記しております。  以上でございます。 ◆川畑 委員   これは提案なんですけども、メディカルバイク的なものを1台置いて、救命救急用品装置をそこに積んでいて、そこにAEDを置いておる。何かあって通報を受けた場合には、救命救急講習を受けている人がそこに急行できるというようなのも1つの手ではないかと思うんで、そこら辺のお考えをちょっと提案なんですけども、どうでしょうかね。 ○内藤 委員長   田口次長。 ◎田口 生活文化スポーツ部次長   先ほど、管理棟で置いておりますので看板等でという話もしましたが、当然、今管理しているものにつきましては、現状では自転車とか車も入れるところもありますので、そういったもので、もし緊急の場合には、当然そういう形でやっているんですけれども、今後については、それらを含めて、当然、台数もふやすとか、そういったこともございますので、検討させていただければなというふうに思っています。 ◆川畑 委員   何を使うというのをちゃんと明確に決めていれば、これはそのために使うんだよと。ほかにも使って悪いというんじゃないんですけども、そこにちゃんと積んであって、乗り込むだけで行くということをちゃんと明確にしていれば、そこは安心できるわけですよ。そういうふうにして、緊急対応としてのメディカルバイク、三輪バイクでも、チャリだったら追いつかないかもしれませんけども、そういうものをちゃんと明確化していただけたらなと思いますので、これは意見にしておきます。よろしくお願いします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言はありませんか。平野委員。 ◆平野 委員   総合体育館の駐車場が有料になってきますけども、よく駐輪場なんかでも、無料の駐輪場がどんどんなくなってきて、有料がぽんぽんでき出すと、あっちこっち有料だらけになってくるみたいに、体育施設の駐車場も、総合体育館が有料になることをきっかけに、あっちこっちの施設で駐車場が有料になってくるというようなことは考えていらっしゃるんでしょうか。お答えください。 ○内藤 委員長   秋場課長。 ◎秋場 スポーツ振興課長   今、スポーツ施設、市民プールのところも含めて駐車場を何台か準備させていただいております。今のところすぐにということではないんですけれども、検討していく課題であるということは認識しております。また、そのときはきちんと御相談をさせていただきながら進めていく案件だというふうに考えております。  以上です。 ◆平野 委員   またこのことに関しては随時、私、委員会の場以外でもしっかりいろいろと提案とか、また御意見を申していきたいと思いますので、きょうはこれで結構です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、これで生活文化スポーツ部の質疑、意見を打ち切ります。  それでは、ここで休憩にしたいと思います。  再開は1時15分でお願いいたします。  それでは、委員会を休憩いたします。お疲れさまでした。    午前11時30分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時14分 開議 ○内藤 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  それでは、これより教育部の審査に入ります。  初めに、部長から予算について総括的な説明を受け、続けて所管部門一覧表に従い、各担当から教育部の中学校費までの説明を求めたいと思います。はい、塚越教育部長。 ◎塚越 教育部長   初めに私から、教育部における平成25年度予算の総括的な概要について御説明をさせていただきます。  平成25年度の予算概要の前に、まず平成24年度の総括を述べさせていただきたいと思います。
     平成24年度は、教育部にとってさまざまな課題を残した年でありました。不適切な会計処理に始まり、児童のいじめ、教員の不適切な指導、生徒の問題行動、そして、忘れてはいけない食物アレルギーによる5年生児童の死亡事故であります。  私たちは、市民のために、調布の子どもたちのためにと取り組んでまいりましたが、それは市民の命を守るため、子どもたちの命を守るために仕事をしなければならないということを改めて身にしみて感じたところであります。女の子の死を無駄にしないよう、学校教育も、社会教育も、全ての教育活動のあらゆる角度から再発防止に向けた取り組みを行ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、平成25年度予算概要について御説明をさせていただきます。  平成25年度は、調布のまちが大きな変革期の中、新たな第一歩を踏み出す重要な年であります。この大きな節目の年に新たな総合計画がスタートいたします。教育委員会といたしましても、厳しい財政環境にはありますが、中長期的な展望のもと、新たな計画に基づくまちづくりを着実に進めてまいります。  教育委員会では、調布市教育プランに基づいた施策を展開してまいりますが、特別支援教育全体計画を初め、社会教育計画、子どもの読書活動推進計画など、個別計画を新たに策定したり改定するなど、新たな第一歩を踏み出すこととしています。  教育部全体の予算額は、職員人件費を含んだ額で約72億円であります。前年度に比べ7億 6,000万円余、率にして11.8%の増額となっています。  主な増要因といたしましては、小・中学校の児童・生徒の増加に伴い、教室の不足が予想される上ノ原小、調和小、第五中の校舎等増築工事を行うほか、公共施設維持保全計画を踏まえた小・中学校施設の計画的な維持保全など、安全で安心な教育施設を維持してまいります。一方、減要因といたしましては、下布田遺跡用地購入費の大幅な減額が挙げられます。  次に、各課の主な施策についてでございますが、教育総務課では、小学校2校の水飲み栓を直結給水方式に切りかえます。また、地球温暖化の対策にもつながる小学校校庭の芝生化を国領小学校で行います。  また、2年度目となります調布市防災教育の日を本年は4月27日土曜日に行うよう関係機関、学校、地域と連携を図り、昨年課題となった事柄を改善して、指導室を初め部を挙げて取り組んでまいります。  学務課では、食物アレルギー事故再発防止に向けた検討委員会を有識者及び市長部局の職員の参加を得ながら検討してまいります。本年6月末には検討結果を示してまいりたいと考えています。また、食物アレルギー事故を防ぐために、教職員のアレルギーに対する知識や緊急時の対応が図れるよう、専門家を講師に迎える研修を実施してまいります。  指導室では、防災教育を進める中、命の教育をさらに推進するために、小学校6年生及び中学校3年生の普通救命講習を継続して実施するとともに、教職員向けに平成24年度から開始した上級救命講習に加え、新たに応急手当普及員講習、1校2名程度を実施してまいります。  また、児童・生徒の個々の状況に応じた教育的支援として、特別支援教育を推進してまいります。  教育相談所では、引き続き小・中学校28校にスクールカウンセラーを配置し、不登校、いじめ、問題行動等に対してきめ細やかな対応を図ってまいります。また、小・中学校における緊急時の児童・生徒のメンタルケアにつきましても充実をしてまいります。  社会教育課では、新たな社会教育計画のもとに市民の教育活動が充実するよう取り組みを図ってまいります。また、小学校20校全校に放課後遊び場対策事業ユーフォーが設置されたことに伴い、学校、保護者、地域の方々との連携を強化し、事業の充実を図るとともに、学童クラブとの効果的、効率的な運営方法について検討を進めてまいります。  公民館では、開館30周年を迎えます西部公民館の敷地内の舗装を行うなど、利用者の安全を確保してまいります。図書館では、利用者の増加につながる取り組みを行うとともに、改定予定の子どもの読書活動推進計画に基づき、子どもたちの読書環境の充実を図ってまいります。  郷土博物館では、平成23年度に真木家から御寄贈いただきました国登録有形文化財真木家住宅の維持管理を行いながら、今後の公開に向けて準備を行ってまいります。  武者小路実篤記念館では、企画展、展示会を充実するとともに、収蔵資料のデータベース化を行い、実篤作品の資料情報を提供してまいります。  また、事業運営を委託しております武者小路実篤記念館運営事業団が4月1日付で一般財団法人武者小路実篤記念館として生まれ変わる予定ですので、これまでの実績に加え、より安定性と継続性のある効率的な組織運営体制を確立し、市民サービスの向上を目指してまいります。  以上、雑駁ではありますが、平成25年度における各所管課が取り組む事業の中から、主な事業の概要について説明をさせていただきました。詳細につきましては、この後、担当の課長から順次説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  以上でございます。 ○内藤 委員長   ありがとうございました。はい、島貫課長補佐。 ◎島貫 教育総務課長補佐   それでは、一般会計予算、教育部所管分につきまして御説明いたします。 196、 197ページをお願いいたします。  初めに、教育総務課所管分につきまして、主要な項目を中心に御説明させていただきます。  款50「教育費」、項5「教育総務費」、目5「教育委員会費」でございます。説明欄をお願いいたします。  最初の◎教育委員会運営費でございます。前年度予算と比較して 0.5%の減となっております。教育委員会運営費につきましては、教育委員会委員5人の報酬と旅費及び交際費等に要する経費でございます。  次に、目10「事務局費」でございます。  初めに、◎一般職人件費でございますが、前年度予算と比較しまして 6.8%の減となっております。一般職人件費につきましては、教育長を含む教育総務課、学務課、指導室、教育相談所の一般職員49人分と、それ以外に再任用職員7人を合わせた56人分の給料、諸手当、時間外勤務手当のほか、職員共済組合負担金を計上したものでございます。  続きまして、◎教育総務課事務局運営費でございます。教育総務課が担当する事務を推進するための運営経費でございまして、前年度予算と比較しまして 0.2%の減でございます。  初めの学校施設管理専門嘱託員報酬でございますが、各学校を巡回して、施設、設備、備品等の修繕を行う嘱託員1人を配置する経費でございます。  次に、臨時職員経費でございますが、小学校、中学校の校内業務に従事する臨時職員の人件費でございます。  次の学校市民嘱託員報酬でありますが、小・中学校の学校事務と小学校の給食調理員の報酬でございます。  次の教育委員会評価運営費でございますが、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書にかかわる有識者3人分の謝礼であります。  5つ飛びまして、教育広報費でございます。年2回発行しています教育委員会の広報紙「ちょうふの教育」発行にかかる印刷費と配布に係る経費、そして、調布FMで週2回放送しております「ラジオレター調布の教育」に係る放送料等の経費でございます。  次に、◎自動体外式除細動器管理費でございますが、これまでは購入した自動体外式除細動器、AEDでございますけれども、保守点検の経費として予算計上しておりましたが、耐用年数がこの3月末で切れてしまうため、次年度予算からは、小・中学校や社会教育施設などに設置しております自動体外式除細動器47台分を借り上げるための経費として予算計上をしております。  次の◎教育会館費でございますが、前年度予算と比較して 0.6%の減でございます。  次のページ、 198、 199ページをお願いいたします。  上から2つ目の施設賃借料は、12カ月分の教育会館の賃借料と駐車場使用料でございます。  3つ飛びまして、会議室運営費は、会議室の貸し出しに伴う管理業務委託や発券機のリース料等の経費でございます。  次の施設管理負担金は、貸し主が負担した空調設備、建物設備等の保守点検や定期清掃等の経費を教育委員会が占有している割合に応じて負担する経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   元木課長補佐。 ◎元木 学務課長補佐   続きまして、学務課所管部分について御説明いたします。  同じく事務局費の中の最初の◎学務課事務局運営費のうち、就学事務費につきましては、小・中学校の入学通知書、記載面保護シール等の印刷製本、通信運搬に係る経費を計上しております。  次に、通学路関係事務費でありますが、児童の良好な通学環境を形成するために、電柱を利用した通学路標示板の更新や、通学見守り業務等に係る経費でございます。  学校事故見舞金は、規定に基づき、学校管理下で起こった事故が原因で一定期間入院された児童・生徒へのお見舞いの意をあらわすためのものでございます。  また、諸経費として、新規にアレルギー講師謝礼を計上しております。市立小・中学校全28校において、アレルギーの基礎知識やエピペンの打ち方を専門医等による校内研修を行う講師謝礼でございます。  次の◎学事事務オンラインシステム開発費でございます。学務課では、このシステムにより学齢簿のディスク管理及び就学援助等の随時処理を行っております。そのために必要なシステム開発委託料、機器等借上料を計上しております。  次の◎奨学資金運営費でございます。奨学資金制度は、既に制度を廃止いたしましたが、現在、経過措置となっている生徒に対して引き続き修学資金を提供するための経費を計上しております。  次の◎奨学助成金支給事業費でありますが、奨学資金制度を廃止したことによる代替施策として導入した助成金支給制度で、高等学校入学時に2万円を支給するものでございます。  次の◎若人の教育振興基金でありますが、基金の利子積立金を計上しております。  以上でございます。 ○内藤 委員長   風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   続きまして、指導室所管の指導室事務局運営費でございます。こちらは、前年度に対して 3.3%の減額となっております。  学校第三者評価委員会運営費につきましては、学校に直接かかわりを持たない専門家等が校長の自己評価や学校関係者評価の結果などの資料を活用し、教育活動、そのほか学校全般について評価をする学校第三者評価委員会委員3人に対して支払う謝礼でございます。  そのほか、研修等に伴う職員旅費や、事務局運営に必要な消耗品費等となっております。  次に、目15「教育指導費」でございます。教育指導費のうち指導室関係は、前年度と比較しまして約4%の減でございます。  初めの◎教育指導管理費です。こちらは、前年に比べ17.2%の減になります。詳細について順次御説明申し上げます。  まず初めの情報教育専門嘱託員報酬につきましては、情報教育の研修や学校パソコンのメンテナンス、指導要録システムの運営支援等を行う嘱託員2人分の報酬でございます。  次の教育経営研究室専門研究員報酬は、教育課程の編成にかかわる研究や、学校内研修の支援等を行う嘱託員2人分の報酬でございます。  次の教育支援コーディネーター報酬につきましては、学校生活に課題のある児童や生徒に対し、必要な支援をコーディネートするコーディネーター1人分の報酬でございます。  次の理科支援員報酬は、理科教育の充実と教員指導力の向上のため、理科の実験等の準備や後片づけなど、授業の補助を行う支援員を各小学校に配置するために要する経費でございます。  次に、2つ飛びまして講師等謝礼でございます。教員の職層ごとに行われる研修や、教育シンポジウム等の講師謝礼のほか、今年度、緊急時対応研修の予算として新規に60万円を計上しております。  次に、下から3行目のメンタルフレンド派遣等事業費でございます。不登校対策事業の一環として、メンタルフレンドの派遣やテラコヤスイッチの運営、支援個別表を使っての指導、助言などに要する経費でございます。  次に、学力調査研究費でございます。生徒の学習状況を調査し、今後の指導に役立てるために、中学校1年生の国語、数学、英語の学習状況について調査を実施する経費を計上しております。  次のページ、 200ページ、 201ページをお願いいたします。  1行目の教科書・指導書購入費でございます。教員用の教科書及び指導書の購入費でございます。平成24年度は、中学校の学習指導要領改正等に合わせ、全教科書及び指導書を新規に購入いたしましたが、平成25年度は追加購入分のみとなりますので、ここで 1,379万 8,000円の大幅な減額となっております。  次に、副読本作成費でございます。社会、体育、道徳等の教科における教科書の補助教材としての副読本を作成するための経費になります。  次の特色ある教育活動運営費につきましては、各小・中学校の創意工夫による特色ある教育活動や特色ある学校づくりを推進するための交付金のほか、スポーツ教育推進校事業費、人権尊重教育推進校事業費などを計上するものでございます。  次に、学校支援地域本部運営費でございます。学校の教育活動を地域が支援する体制を進めるもので、平成24年度は3校で実施いたしました。平成25年度は4校での実施を予定しております。  続きまして、学校・家庭連携推進事業費ですが、非行やいじめ、不登校など、生活指導上の課題に対応するため、児童・生徒への個別指導や、保護者への相談、助言を行う家庭と子どもの支援員と、それに対して専門的な助言を行うスーパーバイザーを配置するための経費となっております。  次に、スクールソーシャルワーカー活用事業運営費になります。教育支援コーディネーターとともに福祉分野の専門知識を生かしながら、いじめや不登校などの問題解決に当たる2名のスクールソーシャルワーカーに要する経費でございます。  次に、2行飛びまして、小学校不登校児童適応教室等運営費でございます。不登校児童適応教室、太陽の子の指導員の謝礼や消耗品等の諸経費のほか、施設のエレベーターの保守、警備、樹木の剪定等、管理に要する経費でございます。  次の◎特別支援学級運営費については、前年に比べ 8.3%の増額となっております。主な要因は、特別支援学級のクラス増による介助員の増員によるものです。  学級介助員報酬は、知的固定の特別支援学級1クラスに1人の学級介助員を配置する経費で、平成25年度は学級介助員27人分に要する経費を計上しております。  次の報償費は、特別支援学級で実施する言語指導、心理指導等の専門家に対する謝礼や、校外学習活動や学級の状況により臨時的に派遣する介助員の経費でございます。  次の◎特別支援教育事業運営費につきましては、17.2%の増額となっておりますが、これはスクールサポーターの増員によるものです。  スクールサポーター報酬につきましては、課題のある児童への対応を図るため、スクールサポーター13人の配置に要する経費となっております。  次の報償費につきましては、発達障害等の児童を早期に発見し、対応するため巡回相談を行っておりますが、その相談員に対する謝礼及び特別支援学級に在籍している児童・生徒の知能検査、言語検査、機能訓練等に要する経費でございます。  次の◎校外学習指導費でございます。前年比2%の増額となってございます。校外学習指導費は、児童・生徒が学校以外の場で発表や体験、鑑賞などをするための経費でございます。  移動教室運営費は、八ケ岳少年自然の家等での小・中の宿泊体験に係る経費でございます。小学校4年生の宿泊体験につきましては、2年間実施したモデル事業の効果を検証し、5年生を含めた新たな宿泊体験事業のあり方を体系的に捉え、検討してまいります。  芸術鑑賞教室公演委託料は、児童・生徒が豊かな情操を養う機会として、グリーンホールを会場に、音楽や演劇、古典芸能を鑑賞いたしますが、その公演に係る経費でございます。  中学校就労体験事業です。これまで受け入れ事業所を確保するため、コーディネーターを配置しておりましたが、受け入れ事業所の確保については一定のめどが立ったことから、コーディネーター賃金分を減額しております。  次の◎国際理解教育指導費でございます。ほぼ前年並みの計上となっております。  外国人英語講師英語指導委託料は、英語の授業の充実と国際理解教育の推進を図るため、小学校5、6年生の外国語活動と、中学校全学年の英語の授業での外国人英語講師による指導を委託する経費でございます。  日本語指導臨時講師謝礼は、外国籍等のために日本語が十分に理解できない児童・生徒のために臨時講師を学校に派遣する経費となっております。  日本語指導教室運営委託料は、毎週水曜日と土曜日の週2回、原則としてマンツーマン指導の日本語指導教室を開催しております。事業運営を国際交流協会に委託しており、その委託に要する経費でございます。  次のページ、 202ページ、 203ページをお願いいたします。  一番上の◎命の教育活動費です。前年比23.6%増となっております。防災教育の日に実施する命を守る授業などの講師料と、教員や児童・生徒が受講する救命技能講習の費用を計上するものでございます。平成25年度は新たに応急手当普及員講習を実施し、さらなる充実を目指します。  次の◎教職員研究活動費でございます。教員の資質向上を図るため、教員の研修や研究活動を支援するための経費でございます。前年度と比較しますと 5.6%の減額となっておりますが、大きな要因としては、緑ケ丘小学校で実施していた習熟度別少人数指導実践研究推進校の指定が平成24年度で終了したことによるものです。  最初の講師謝礼は、各学校で実施する校内研修や教育委員会で実施する研修の講師謝礼でございます。  1つ飛びまして、研究推進校運営委託料は、学校で設定したテーマをもとに、2年間にわたり教育内容や指導方法を研究するための経費でございます。  2つ飛びまして、研究奨励費交付金につきましては、調布市立小・中学校に所属する教員の個人やグループでの研究を奨励するためのものです。  次の少人数指導講師報酬につきましては、小学校低学年の算数を中心に指導を行う少人数指導講師を各学校に配置するための費用となっております。  次の◎学校図書館等学校資源ネットワーク事業費でございます。学校図書館の専門嘱託員と学校図書館等システムに係る経費になります。リース期間が切れるパソコン機器の借り上げについて、再リースなどの対応をすることで 6.4%の減となっております。
     最初の学校図書館専門嘱託員報酬につきましては、学校の図書資料の管理、貸し出し、子どもの調べ学習等に対応するため、嘱託員29人を配置するための経費でございます。  1つ飛びまして、学校図書館等システム管理運営委託料につきましては、蔵書管理やシステムの活用支援、ソフト更新等にかかわる委託料でございます。  次の◎教育情報等学校資源ネットワーク事業費でございます。前年度に比べ1%の減となっております。教員が活用する電算システムの運用に要する経費であり、消耗品、保守点検、機器のリースなどの経常的な経費を計上してございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   堀江所長。 ◎堀江 教育相談所長   次に、教育相談所の所管分につきまして御説明申し上げます。  初めに、◎心の教育推進事業費でございます。これは、調布市立の全小・中学校に引き続きスクールカウンセラーを配置するために要する経費でございます。  スクールカウンセリングの実施につきましては、調布市基本計画及び調布市教育プランに位置づけ、計画的に推進しております。スクールカウンセラーは、心理の専門家として、学校教職員と連携しながら児童・生徒へのカウンセリングなどの相談活動を行っております。  平成25年度は、市費スクールカウンセラーの中学校への配置日数をふやし、現行の年間28日から、小学校と同様35日へと拡充いたします。このため、前年度と比較いたしまして 5.7%の増額となっております。  また、東京都公立学校スクールカウンセラーにつきましても、平成25年度から全校配置が予定されておりますため、小・中学校全28校において、市費、都費合わせて2人配置として学校内の教育相談体制の充実を図ってまいります。  続きまして、次の◎教育相談管理運営費でございます。これは、前年度までの教育相談所管理運営費と教育相談運営費を事務事業の実際に即して統合したものでございまして、内容、金額ともに前年度とほぼ同様、 0.2%の増額となっております。  1つ目の教育相談所専門嘱託員報酬は、教育相談所の相談員の報酬に要する経費でございます。学校で生命にかかわる事故、事件等が発生した場合のような緊急時に、教育相談所の相談員を学校に派遣して、児童・生徒の心のケアを行う緊急支援に要する経費を拡充したため、前年度と比較いたしまして約10万円の増額となっております。  2つ目の就学委員会運営費は、就学等検討委員会の資料となる医師の診察記録の作成に要する文書料への助成金でございます。  3つ目の講師謝礼は、教育相談員が心理、教育、医学的分野などの専門性を身につけ、相談技術、資質向上を図るために実施する所内研修等の講師謝礼でございます。  1つ飛びまして、ソーシャルスキルトレーニング事業費は、情緒障害等通級指導学級への入級待機児童を対象としたソーシャルスキルトレーニング事業に要する経費でございます。  情緒障害等通級指導学級につきましては、平成22年度までは、例年、小学校で待機児童が発生し、緊急対応としてソーシャルスキルトレーニングを実施しておりましたが、待機解消を目指して教育部内の関係部署と学校が連携し、学級の新設、増設や入退級システムの見直し、カリキュラムの工夫等の対策を講じたため、平成24年度は平成23年度に引き続き待機ゼロを達成しております。  次の消耗品費は、心理検査用紙やプレイセラピー用玩具等の消耗品に要する経費でございます。  次の諸経費は、心理検査用具等の備品購入や職員旅費などに要する経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、高橋課長。 ◎高橋 学務課長   続きまして、学務課所管分の◎夏季施設運営費でございます。前年度予算と比べ 3.6%の減となっております。  毎年7月下旬から8月上旬にかけて、市立小学校の6年生を対象に千葉県南房総市の岩井海岸で臨海学園を実施しております。  夏季施設は、学校長及び教職員等で組織される夏季施設運営委員会に運営を委託しているものでございますが、最初の運営委託料につきましては、宿泊先で病人が出た場合の移送費や看護師、水泳指導補助員の配置に伴う委託料及び宿舎の借り上げなどに要する経費でございます。  次の夏季施設児童参加費補助金は、参加児童1人に対して、交通費及び宿泊代の一部を補助するものでございます。  次の夏季施設運営交付金につきましては、引率する教職員の交通費及び宿泊代に係る経費となっております。  次の諸経費につきましては、臨海学園の開設準備や閉設などに係る現地までの有料道路交通料等を計上しているものでございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   続きまして、 206ページ、207ページをお願いいたします。  項10「小学校費」、目5「学校管理費」でございます。  最初の◎一般職人件費につきましては、前年度予算と比較しまして 0.6%の増となってございます。一般職人件費につきましては、小学校20校で勤務しています栄養士、給食調理員、校内業務員合わせて67人と、再任用職員9人分の給料、諸手当等に要する経費でございます。  続きまして、◎学校運営費でございますが、前年度予算と比較いたしまして 7.3%の増でございます。  最初に、上から3つ目の消耗品費でございますが、教務用文具や維持管理用消耗品の購入に要する経費のほか、新JIS規格による机、椅子の入れかえなどに要する経費でございます。  その2つ下の印刷製本費でございますけれども、事務用封筒や学校日誌等の管理用諸帳簿ほか、周年行事用記念誌の印刷製本費に要する経費でございます。  なお、平成25年度における小学校の周年行事は3校ございます。滝坂小学校と深大寺小学校が 140周年、若葉小学校が50周年を迎えます。  次の光熱水費につきましては、小学校の電気、ガス、上下水道の使用に係る経費でございます。  9つ飛びまして、物品等廃棄委託料でございます。これにつきましては、学校から出る有料事業系の可燃ごみ、不燃ごみ、また不用となった物品、そして校内での処分が不可能な理科の実験での使用済みの薬品などを処分するための関係経費でございます。  3つ飛びまして、備品購入費でございます。これは、学校の維持管理に要する備品、教科用備品、校庭芝生化用備品などの購入に係る経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   細江副参事。 ◎細江 教育部副参事兼教育総務課施設担当課長事務取扱   続きまして、◎施設管理費ですが、これは学校施設の維持管理に要する経常的な経費であります。前年度と比較し 0.7%の増額となっております。  それでは、主なものについて説明させていただきます。  まず、2つ目の維持管理委託料ですが、これは受水槽、窓ガラス等の清掃委託料や樹木管理委託料など、学校を維持管理していくのに必要な9項目の委託に要する経費であります。  次の警備委託料ですが、内容といたしましては、機械警備や監視カメラの委託料のほか、朝8時から夜7時まで配置する学校管理補助員の委託料が含まれております。  次の保守点検委託料ですが、これは受変電設備、防災設備、空調設備等10項目の保守点検に要する経費でございます。  次の維持補修費ですが、これは小学校施設の修繕等に係る経費であります。  その他につきましても、ほぼ例年どおりであります。  以上でございます。 ○内藤 委員長   風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   続きまして、指導室所管の◎学校評価等関係費でございます。  学校関係者評価委員会運営費は、学校の自己評価結果について評価をし、学校の改善につなげていくための学校関係者評価委員会委員のうち、外部委員60人に対する謝礼でございます。  次の学校評議員運営費は、開かれた学校づくりを進めるため、学校経営について意見を述べ、学校を支援する評議員の方 140人分の謝礼を支払うための経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   続きまして、次のページ、 208ページ、 209ページをお願いいたします。  目10「教育振興費」でございます。  最初の◎教科・特別活動費につきましては、前年度予算と比較いたしまして 3.5%の減でございます。  上から2つ目の消耗品費につきましては、教科、行事等に使用する消耗品のほか、本来、私費で負担しています図工、家庭科等の実習教材、これらの一部を保護者の負担軽減措置分といたしまして、公費で購入する経費を含んで計上しているものでございます。  3つ下の図書購入費につきましては、学校図書館に配架いたします図書で、新刊本の購入や買いかえなどを行っていく経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   元木課長補佐。 ◎元木 学務課長補佐   続きまして、学務課所管分の◎就学援助費でございます。前年度予算と比べ 7.6%の減となっております。  最初の要・準要保護児童就学援助費及びその次の特別支援教育児童就学奨励費でございますが、これは経済的な理由により就学困難な要保護児童、準要保護児童及び特別支援学級に通級する児童に対し、給食費、学用品費、通学費等の給付に係る経費でございます。  次の◎児童等保険掛金でございますが、こちらは前年度予算と比べ 0.4%の減となっております。  日本スポーツ振興センター共済掛金負担金につきましては、学校管理下における事故に対する医療費等の給付を行うための掛金でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   続きまして、指導室所管分の◎パソコン教室運営費でございます。パソコン機器の再リース等の対応により、前年度に比べ 6.4%の減額となってございます。  このパソコン教室運営費におけるパソコンの配置でございますが、パソコン教室用、校内LANのパソコン 969台と、その他プリンター等の周辺機器を配置しております。これらのパソコン及び周辺機器使用に係る消耗品、保守点検委託料、借上料等でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、高橋課長。 ◎高橋 学務課長   続きまして、目15「学校保健体育費」でございます。  最初の◎学校保健管理費でございます。  最初の学校医等報酬でございますが、学校保健安全法に基づきまして委嘱をしております学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の報酬でございます。  1つ飛びまして、健診補助者謝礼は、定期健康診断等における補助者への謝礼でございます。  次の消耗品費は、各学校で使用する保健用消耗品に係る経費が主な内容でございます。  次の医薬材料費は、学校プールの水質管理用の消毒薬等に係る経費でございます。  1つ飛びまして、就学時健診費でございますが、学校保健安全法に基づき、小学校の就学時における健診の医師謝礼等の経費でございます。  次の児童健診費でございますが、やはり学校保健安全法に基づく健診で、ツベルクリン、心臓病、尿検査等の委託経費、さらには生活習慣病予防健診等に係る医師報酬等の経費でございます。今年度から市立小学校で実施する定期健康診断で使用する器具を滅菌するための委託料を新規に計上しております。  次の医師・看護師健診業務委託料は、定期健診時における歯科応援医に係る経費でございます。  次の検査委託料は、学校環境衛生基準に基づき、全小学校の室内化学物質検査に係る経費でございます。  次の保健用備品購入費は、身長計、体重計等の備品の買いかえに係る経費で、次の維持管理費は、プール水の水質検査等に係る経費です。
     次の放射能検査費は、プール水の放射能検査に係る経費で、小学校20校、2回分でございます。  次の◎学校給食運営費でございます。  市民嘱託栄養士報酬につきましては、小・中学校の親子給食に伴い、中学校に配属している栄養士8人の報酬でございます。   210ページ、 211ページをお願いいたします。  2番目の臨時職員経費は、栄養士及び調理員の病気休暇、産前産後休暇などへの対応として雇用する臨時栄養士、調理員の経費でございます。  次の事務局費につきましては、栄養士、調理員の被服費や腸内細菌検査などに要する経費でございます。  次の衛生管理業務費につきましては、給食調理室の換気扇などの清掃と害虫駆除など、給食調理室の衛生管理に要する経費及び食品の細菌検査や残留農薬検査などに要する経費でございます。  次の給食運営業務費につきましては、親子方式の給食を調理した小学校から中学校8校へ配送する委託経費及び給食調理業務等の委託等に係る経費でございます。  次の学校給食補助金につきましては、食材費の高騰などによる平成21年度からの給食費の値上げに対しまして、時限的な対応として、保護者の負担軽減を図るため実施しておりました学校給食への助成を継続するものでございます。児童・生徒1人当たり月額 100円の補助をいたします。このほか、保存食及び食品等検査食材料などへの補助金も含めまして、いずれも学校給食補助金として各調理校に交付するものでございます。  次の給食運営諸経費につきましては、給食を調理し、配膳するための機器、器具の経費でございます。主な内容といたしましては、食器洗浄機など大型機器の借上料及び備品の購入、修繕や保守点検、消耗品購入などに要する経費でございます。また、調理食数増加への対応を目的とし、多摩川小学校と第五中学校の親子給食校の組み合わせを布田小学校と第五中学校に変更することに伴い、布田小学校においては、給食室の改修工事を予定しておりますが、その改修工事にあわせて、新たにスチームコンベクションをリースで導入する予算を計上しております。布田小学校については、給食室改修工事により9月、10月の2カ月間、給食が提供できなくなりますが、その間はお弁当のあっせんで対応する予定です。  次の食育推進費につきましては、学務課が主催いたします食育講演会などに要する経費でございます。  次の放射能検査費につきましては、給食食材の放射能検査に係る経費で、年4回分とお米の検査委託料でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   続きまして、指導室所管分の◎学校保健管理費につきましては、教職員の健診費で、教職員の結核検診や消化器系検診、循環器系検診等の検査に要する経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、細江副参事。 ◎細江 教育部副参事兼教育総務課施設担当課長事務取扱   続きまして、目20「学校整備費」であります。前年度と比較しまして96.8%の増額となっております。  増額となりましたのは、平成24年度は校舎の増築が北ノ台小学校1校であったのに対し、平成25年度は上ノ原小学校と調和小学校の2校の校舎増築を行うことが主な要因となっております。  そのほかに平成25年度は、布田小学校の給食室改修工事や北ノ台小学校と深大寺小学校で教室の改修工事を行うなど、規模の大きな工事があることも増額となった要因になっております。  それでは、説明欄の◎施設整備費ですが、主なものについて説明させていただきます。  最初の設計委託料につきましては、老朽化対策として、公共建築物維持保全計画に基づいて後年度に実施を予定している第三小学給食室、第三小学校受変電設備、富士見台小学校外壁、防水などの改修工事に必要な設計委託及び国領小学校の校庭芝生化工事に必要な設計委託などに要する経費であります。  1つ飛びまして、検査委託料ですが、これはシックハウス対策などの室内環境衛生検査に要する経費であります。  1つ飛びまして、給排水管改修工事費ですが、これは耐用年数を過ぎて劣化の著しい給水管を改修するとともに、飲み水については受水層を通さずに給水できるよう、直結給水化改修工事を行うものであります。平成25年度は緑ケ丘小学校及び若葉小学校の2校で予定しております。  次の校庭芝生化工事費についてですが、これは国領小学校の校庭の一部を芝生化するものであります。  次の空調設備整備費ですが、これは公共建築物維持保全計画に基づき、老朽化した空調設備をリース方式により更新していく事業でありまして、平成21年度から行っているものであります。平成25年度は小学校5校で実施する予定になっております。また、これまでと同様に、設置後の維持保全につきましてもリース料に含まれる予定になっております。  次の普通教室空調等リース料についてですが、これは平成23年7月から稼働している小学校普通教室 321教室分の年間リース料でございます。なお、保守点検及び修繕等の維持保全経費につきましても、このリース料の中に含まれております。  次に校舎設備整備工事費ですが、平成25年度は不足教室対策として上ノ原小学校校舎増築工事、調和小学校校舎増築工事、北ノ台小学校普通教室改修工事、深大寺小学校普通教室改修工事を予定しているほか、公共建築物維持保全計画に基づき、染地小学校給食用昇降機改修工事、富士見台小学校プール水槽改修工事など、老朽化対策を目的とした施設整備を予定しております。  そのほかに給食の食数増加への対応として、布田小学校の給食室改修工事を実施する予定であり、また、都道調布3・4・26号線、通称三鷹通りの拡幅事業に伴い、八雲台小学校防球フェンス移設工事を予定しております。この八雲台小学校フェンス移設工事につきましては、東京都からの依頼により実施する事業であり、都道拡幅物件補償料として工事費の全額が支給されることになっております。  続きまして、◎統合新設校費ですが、これは調和小学校でのPFI事業が要求水準どおりに行われているかどうかの監視業務を委託する経費でありまして、前年度と同額であります。  次の◎調和小学校施設整備等事業費ですが、これはPFI事業に係る維持管理、運営のための委託料や施設等取得費でございます。前年度と内容に変わりはなく、同額であります。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   それでは、次のページ、 212、 213ページをお願いいたします。  項15「中学校費」、目5「学校管理費」でございます。  最初の◎一般職人件費につきましては、前年度予算と比較いたしまして 0.8%の増でございます。中学校につきましては、校内業務員8人の給料、諸手当、時間外手当等に要する経費を計上しております。  続きまして、◎学校運営費でございますが、小学校費とほぼ同様の内容で、前年度予算と比較いたしまして 7.7%の増となっております。この主な要因といたしましては、昨年12月に御承認いただきました光熱水費の補正分を新年度予算に計上したことによるものでございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、細江副参事。 ◎細江 教育部副参事兼教育総務課施設担当課長事務取扱   続きまして、◎施設管理費ですが、小学校と同様に学校施設の維持管理に要する経費でございます。前年度と比較し 2.7%の増額となっております。  それでは、主なものについて説明させていただきます。  まず、2つ目の維持管理委託料でございますが、これは便所、受水槽、窓ガラス等の清掃委託や樹木管理委託など8項目の委託に要する経費であります。  1つ飛びまして、保守点検委託料ですが、受変電設備や空調設備など、合計11項目の保守点検委託に要する経費であります。  次の維持補修費についてですが、これは中学校施設の修繕等に係る経費であります。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   続きまして、児童室所管分の◎学校評価等関係費につきましては、小学校費で御説明した内容と同じ内容の中学校分になります。関係者評価委員会委員24人分と学校評議員48人分の経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   続きまして、 214、 215ページをお願いいたします。  目10「教育振興費」でございます。  最初の◎教科・特別活動費につきましては、前年度予算と比較いたしまして 3.3%の減となっております。  上から2つ目の消耗品費につきましては、教科、行事等に使用する消耗品のほか、本来、私費で負担いたします図工、家庭科などの実習教材、これらの一部を保護者の負担軽減措置分として公費で購入する経費を含んで計上しているものでございます。  4つ飛びまして、部活動費補助金と次の全国大会等参加費補助金は、調布市立中学校部活動及び大会参加補助金交付要綱に基づく補助金でございます。  全国大会等参加費補助金につきましては、部活動で関東大会以上の大会参加に要する交通費、宿泊費等を補助するための経費となってございます。  そのほかにつきましては、小学校費とほぼ同様の内容となっております。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、元木課長補佐。 ◎元木 学務課長補佐   続きまして、◎就学援助費でございます。前年度予算と比べ 2.3%の減となっております。  要・準要保護生徒就学援助費及び特別支援教育生徒就学奨励費でございますが、内容は小学校と同様となっておりますが、平成24年度からの中学校における武道必修化に伴って、平成25年度から支給項目に体育実技用具費を追加し、柔道着の購入に係る費用の一部を援助する予定です。  次の◎生徒等保険掛金でございますが、前年度予算と比べ 1.4%の減となっており、内容はこちらも小学校と同様となっております。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   続きまして、指導室所管分の◎パソコン教室運営費でございます。前年度の対比では、ソフトウエアの見直しにより 2.8%の減額となってございます。  小学校費での説明と同様でございまして、中学校に配置するパソコン数は 414台、また、そのほかプリンター等周辺機器を配置しております。これらパソコン及び周辺機器の使用に係る消耗品、保守点検委託料、借上料等となってございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、高橋課長。 ◎高橋 学務課長   目15「学校保健体育費」でございます。  最初の◎学校保健管理費でございますが、小学校とほぼ同様の内容でありますが、今年度、生徒健診費において、市立中学校で実施する定期健康診断で使用する器具を滅菌するための委託料を新規に計上しております。  次の◎学校給食運営費でございます。給食運営諸経費につきましては、中学校の給食を実施する上で必要となる生徒用白衣などの消耗品や配膳台などの備品に要する経費でございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   ◎学校保健管理費の教職員健診費になりますが、こちらも小学校費と同様、結核検診や各種検査にかかわる経費の中学校分となってございます。  以上でございます。 ○内藤 委員長   はい、細江副参事。 ◎細江 教育部副参事兼教育総務課施設担当課長事務取扱   続きまして、目20「学校整備費」であります。説明欄の◎施設整備費ですが、平成24年度と比較し 315.8%の増額となっております。  増額となりましたのは、平成25年度は第五中学校で校舎の増築や第六中学校で外壁の改修等、規模の大きな工事を予定していることが主な要因であります。  それでは、主なものについて説明させていただきます。
     最初の設計委託料につきましては、第三中学校南校舎外壁改修、第五中学校給水管改修、第六中学校外壁改修等の設計委託に要する経費であります。  2つ飛びまして、空調設備整備費ですが、これは小学校と同様に公共建築物維持保全計画に基づき、老朽化した空調設備をリース方式により更新等を行っていく事業の年間リース料であります。また、これまでと同様に、設置後の維持保全につきましてもリース料に含まれる予定になっております。  次の普通教室空調等リース料についてですが、これは平成23年7月から稼働している中学校普通教室 129教室分の年間リース料であります。なお、保守点検及び修繕等の維持保全経費につきましても、このリース料の中に含まれております。  次に、校舎設備整備工事費ですが、平成25年度は、不足教室対策として第五中学校で校舎の増築を予定しております。また、老朽化対策として、公共建築物維持保全計画に基づき第六中学校外壁改修、第七中学校体育館天井改修、第八中学校プール循環浄化装置改修等の工事を予定しております。  以上でございます。 ○内藤 委員長   以上で説明は終わりました。  これよりページごとに質疑、意見を求めます。最初に、 196、 197ページからお願いします。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   教育広報費についてお伺いしたいんですが、「ちょうふの教育」の現在の配布方法を確認したいと思います。 ○内藤 委員長   はい、島貫課長補佐。 ◎島貫 教育総務課長補佐   現在は、新聞折り込みで配布をしております。平成25年度につきましては、ほぼ同じ予算額となっておりますけれども、市報とあわせて発行することで経費が節減できるのではないかと考えておりますので、教育広報紙の発行につきましては、広報課と協議して発行してまいりたいと考えております。  以上です。 ◆大須賀 委員   新聞折り込みでやるよりも個別配布にしたほうがいいに決まっていますから、あとは費用対効果の問題で、単独で配ると高くついちゃうと。だから、市報と「ちょうふの教育」広報紙とセットでやる。同時に、議会報もどうするかという話が今検討されていますけども、将来的には、それにあわせて3つ一緒にという可能性があると思うんです。そうすると、費用対効果がかなり安く上がると素人目には思うんですけども、その辺、検証はどのようになっているんですか。 ○内藤 委員長   阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   広報課のほうで「市報ちょうふ」の特集号みたいなものを発行するときに、ちょうど1枚ぺらというか、4面の市報を発行することがあるんですけれども、その場合には、印刷製本費として1部当たり4円、配布で5円。例えば、2月号で配布した部数でいきますと11万 4,800余の部数ということで計算いたしますと、経費といたしまして大体 115万円余の金額で発行できるというふうに聞いております。  「ちょうふの教育」につきましては、今回、予算計上上は約 110万円弱の予算を計上しているというようなことでございますので、もう少し検証を深めまして、何とかこのような金額の中でやっていけるように今後検討してまいりたいなというふうに思っています。 ◆大須賀 委員   議会報はまだ結論が出ていませんけども、3点セットで戸別配布ができると、まさしく三方一両得といういい事例になると思いますから、頑張ってください。  あと、調布FMに時間をとって広報していますけども、内容について確認したいんですが、子どもたちが実際に何らかの形で出るという内容、あるいは機会はあるんですか。 ◎島貫 教育総務課長補佐   既に平成25年度の放送内容について、教育総務課のほうで取りまとめをしておりますけれども、各学校につきましては学校の行事の紹介が多く、直接子どもたちが「ラジオレター調布の教育」に参加するというような形にはなっておりません。各学校にお話をさせていただいた上で、多くの子どもたちに参加していただけるようなお願いをしてまいりたいと思っております。 ◆大須賀 委員   私、無理無理、子どもたちを出させろとは言っていないんです。ただ、例えば新聞も、子どもたち自身が新聞をつくると非常に教育効果がありますよね。ラジオも、子どもたち自身が番組をつくって、それを放送する。それを自分たち、もしくは親、地域に聞いてもらうということも非常に教育的効果があると思うんです。ただ、これは、無理やりやらせることもないので、ある意味、研究も必要だし、そういう方向に誘導する施策も必要だと思うんです。  せっかく地域FMがあるわけですよ。調布FMができるときに、私、当時、青年会議所でしたけども、青年会議所を中心に実行委員会メンバーをつくったんです。市民が 100数十人集まって、立ち上がっていろんな議論をしていったんですけども、コミュニティFMは、基本的に商業FMじゃないんですよね。だから、全市的に聞いていなくても──いざというときは全市的に聞くんですよ。ふだんは、ある意味、関係者が聞いていればいいというのがベースなんですよ。商業FMじゃないんだから。  例えば、ラジオレターで神代中学校、調布中学校がつくるんだったら、極端な話、その関係者が聞いているというところでもいいと私は思っているんです。そういう意味ではもっと当事者、子どもたちが積極的に出られるような番組づくり、そういった放送も──そんな簡単なことじゃないと思いますよ。ただ、いろんな方策を立ててやっていけばできると思いますので、ぜひお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   よろしいですか。ほかに御発言ありませんか。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員    197のAEDの点でお聞きしたいと思うんですけども、AED、命の教育というところでは非常に効果があるということが実証されているわけですけど、救急救命講習、小学校3年生、6年生、そして中学生、やられていますよね。これを今後、継続的にやっていかれると思いますけども、AEDがこれで足りているのかということと、配置場所の検証はどのようにやられていくのか、ちょっとお聞かせください。 ○内藤 委員長   島貫課長補佐。 ◎島貫 教育総務課長補佐   まず、AEDの配置場所でございますけれども、現在、教育総務課で管理しておりますAED、全部で46台ございます。46台のうち、42台が耐用年数が経過したことによって、今回、新しくリース方式によって借り上げをさせていただこうとしております。42台の内訳につきましては、各学校1台、そのほか社会教育施設に配置しております。  25年度におきましては、さらに配置していなかった2カ所、図書館調和分館、こちらは調和小学校の中にあるということで配置しておりませんでしたけれども、学校があいている日というんでしょうか、その日はいいんでしょうけれども、例えば土曜、日曜日につきましては、調和分館、開館しておりますので、そういったときのことを考えて調和分館にも1台。それから、太陽の子にも1台。計44台。そして、例えば小・中学校で校外学習があった際にAEDを持っていく必要があるというふうに学校が判断した場合には、貸し出しができるよう教育総務課で貸し出し用3台ということで、計47台を今回借り上げる予定でございます。  その中で、今ある42台の配置に合わせ、不足しているところがないかという検証をした結果、不足の配置していなかった2カ所、それから貸し出し用の3台ということを必要であると判断し、今回、計47台借り上げることといたしました。  以上です。 ◆川畑 委員   先進的にも、ほかの自治体に比べたら頑張っていると思いますけども、AEDがある場所、これは前回、たしか大須賀委員と小林委員もおっしゃっていましたけど、ある場所がしっかりとわからなければ利用ができない。それと同時に、今、学校1台ということですけど、果たして1台でどうなんだろうなと。この金額、そんなにかからないといっても、やっぱりかかるわけですけども、命のほうが大切ですから、やはり2台配置して、そしてなお、近隣の人に、ここにAEDがあるよというのがわかるような方法というのをとられていくべきだと思いますけど、その点はいかがでしょうか。 ◎島貫 教育総務課長補佐   現在、学校には1台配置しております。委員おっしゃるように、学校によっては、広さが違うところも確かにございますので、今回1台配置して、再度、学校と協議をしながら、台数の増設の必要の有無を検討してまいりたいと思っております。  それから、現在配置をしているAEDの設置場所について、広報というんでしょうか、配置しているというお知らせについては、近隣の住宅、市民の方々には具体的にはここにあるというような表示をしておりませんけれども、例えば、学校ですと校舎の入り口のところに置いてあったり、あるいはシールなどのようなものでわかるようにしております。ただ、学校関係者はどこにあるかわかりますけれども、周りの方がどこに配置しているかわからないということもございますので、そこもあわせて何らかの形で、どこにあるのか、何かわかるような形を検討してまいりたいと思います。  以上です。 ◆川畑 委員   そこにあっても、近隣の人がどこにあるかわからないといったら、探さなきゃいけない。探している間が何分何秒であれ、命にかかわってくるわけですから、必ずそれはわかるようにしていただきたいのがあります。  それと、なおかつ、子どもたちに、あそこにあるんだよということの教育というか、それで命の大切さをぜひとも教えていただきたいなということ、これは要望と意見とさせていただきます。お願いします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。小林委員。 ◆小林 委員   ちょっと川畑委員と関連しますが、どこにあるというのは本当に大切なことなんですけども、やはり土曜、日曜日も、中学生は結構グラウンドでやっているし、小学校でも校庭を貸し出したり何かしているときには、結構運動していると思います。そういったときに、AEDがもし校舎の中にあったら大変なことだし、でも外じゃとられちゃうしとか、いろいろ難しい点もあるのかなとは思うんだけど、こういった点はどういうふうに考えていますかね。 ○内藤 委員長   島貫課長補佐。 ◎島貫 教育総務課長補佐   現在の、例えば小・中学校の配置場所でございますけれども、敷地の中にはあるんですけど、校舎の外にございます。雨が当たらないようなところ。例えば昇降口の入り口のところに置いてあったりしますので、とられるという心配もありますけれども、特に場所を変える予定にはなっておりませんので、学校で、例えば部活動であるとか、その他いろいろ活動中でAEDが必要な場合は、校舎の中に入らずに使えるようになっておりますので、この点につきましては、引き続き校舎の外ということで設置を考えております。  以上です。 ◆小林 委員   いずれ出てくるでしょうアレルギーのときに対応したときに、用務教員かな、先生かな、上へ行ったり下へ行ったりして対応していましたよね。そうしますと、結構時間というのがかかるのかなと。特に慌てちゃうからね。例えば、校舎の3階で物事が起きたなんていうときにも結構きついのかななんていうふうに思うので、何かうまい方法をもうちょっと、1台じゃなくて2台配置するような形で取り組んでいただけたらなと思うんですが、部長、いかがでしょうか。 ○内藤 委員長   はい、塚越部長。 ◎塚越 教育部長   25年度については、引き続き1台という配置ではありますけれども、今後、2台配置に向け、また学校の外と中、あるいは校庭、移動教室等々ありますので、そういうような対応に即対応できるような配置を計画的に考えていきたいと思います。 ◆小林 委員   ぜひよろしくお願いいたします。  あともう1つなんですけど、先ほど、学校施設管理専門嘱託員さんが備品等の修繕と言っていましたけど、ちなみに、この人の仕事はどんなことをやって、幾らぐらいかかったんでしょう。 ◎島貫 教育総務課長補佐   現在、1人、専門嘱託員ということで、名称は学校施設管理専門嘱託員という方でありますけれども、例えば学校で、事務室等で用品を管理していく上で棚がないだとか、そういったケースに業者さんでお願いするよりも、材料を支給することによって、その場所場所に合った大きさの、例えば棚でありますとかを設置することが可能でありますので、そういった場合に、学校施設専門嘱託員の方にお願いをしてつくっていただいたりしている仕事をこの方が担っております。 ◆小林 委員   ちなみに、24年度はどういうことをやられましたか。 ◎島貫 教育総務課長補佐   24年度におきましては、例えば昇降口にございますすのこというんでしょうか、子どもたちが上履きを履きかえるところのすのこをつくっていただいたりしていただきました。 ◆小林 委員   大変申しわけないんですけど、たかがすのことか学校の事務室の棚、そのために 200万近くのお金を使ってやるんなら、反対に業者に頼んじゃったほうがよっぽど安いんじゃないんですか。これ、どうですか。   200万ですから、結構なお金がかかっているんですよ。確かに、即間に合うかと言われりゃ間に合わないかもしれない。だけど、ちょっと我慢すれば、この 200万が浮いてくるわけだよね。そうすると、ほかにも学校ではきちっとした、細江副参事がいろいろな形で修繕費とかいろんなのを出していますよね。そうしていくと、これに関して学校28校でしたっけ、1人で回っているわけね。私の考え方からしたら、そこまでやっていただけるんだったら、反対に業者さんのほうがいいかなというふうな感じがしちゃいます。  それで、本当にこれが必要なのかどうかということが一番のメインかなというふうに私は思っていますが、どうでしょうか。 ○内藤 委員長   はい、細江副参事。 ◎細江 教育部副参事兼教育総務課施設担当課長事務取扱   すのこと先ほど課長補佐のほうが申し上げたところですけれども、実際はもう少し大変なものといいますか、例えば児童・生徒数が急に増加してきたと。急にといいますか、微妙なところで足りなくなってきたときの靴箱を製作するだとか、そのような俗に言う小回りがきくといいますか、修繕等よりも、そのような身近な対応ができるというような目的が主なものなんです。  ただし、先ほど副委員長がおっしゃられたように、コスト比較という面では、コスト的に十分見合うような仕事で頼むことが主なものであります。例えば靴箱の製作一つとりましても、一般的には、こういう業者のほうが安いんではないのかと思われますけれども、物によっては、やはり業者に製作依頼するのも皆一つ一つ特注品になってしまいます。既製品で買った場合はかなり安くなりますが、特注品で頼んだ場合というのは、今の時代、かなり高価なものになってしまうことが多いような状況です。そうした場合には、やはりこうした学校施設管理専門嘱託員という方に頼んだほうがコスト的に見合う場合もありますので、やはり有益ではないのかなと所管課では考えております。  以上でございます。 ◆小林 委員   考え方はいろいろですから、いろいろな意見出るだろうと思いますけども、予算がなかなかつかないという部分のところでの応急処置的には、こういう方も必要なんだろうなというふには私も理解はしているんだけど、何かちょっとひっかかるかなというふうに思ったので質問させていただきました。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありますか。はい、平野委員。 ◆平野 委員   私、今の小林委員の疑問に思っていらっしゃるところ、現場にいた人間としてちょっと補足で答えさせていただきます。  この大工さんといいますか、現役世代を退かれたような、ちょっと御高齢の、いわばベテラン世代といいますか、そういった方なんです。それで、先ほど理事者側からありましたように、急遽、生徒さんの人数がふえて、げた箱をつくるとなると、各学校に用務員もいますけども、げた箱というのはかなり高度な技術がやっぱり要るんです。どっちかというと、すのこは簡単です。このげた箱1つつくるのに1人いらっしゃったら、1日でそんなできませんから、来てもらったらその方を何日間か拘束しないといけません。そうすると、次の現場が、うちにも来てほしいということで、その1人の方がスケジュールびっしりで、ここが終わったら次あっち、あっち終わったら次あっちと市内中の学校を回ってくれているんです。やはりそういった意味においては、非常に効果的というか、現役の大工さんが来てやっているわけじゃなく、現役は一旦退かれたような年齢の方が、上手な技術を持って、業者に頼むより安く、あっちこっちスケジュール目いっぱいで回っているので、これは効果的な取り組みというふうに私は感じております。  ちょっと補足で済みません。 ○内藤 委員長   補足、ありがとうございました。よろしいですか。 ◆小林 委員   はい。これで言ったらまた問題になる(笑声)。 ○内藤 委員長 
     ほかに御発言ありませんか。はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   1個ちょっと細かいところを質問させていただきたいんですけども、教育総務課の中での筆耕翻訳料90万ほどなんですけども、これって筆耕翻訳と書いてあるんですけど、どっちかというと筆耕というのはもうなくなって、翻訳というほうの経費なんですかね。 ○内藤 委員長   島貫課長補佐。 ◎島貫 教育総務課長補佐   速記と筆耕と。主に教育委員会が開催されたときに速記の業者さんを入れておりますので、その速記料、筆耕料ということになります。 ◆高橋 委員   了解しました。わかりました。筆耕って最近もうなくなってきているのかなというふうに感じたのと、パソコンも皆さん普及しているんで、翻訳のほうがメインかなというふうに思っていたんですけど、今の速記ということで十分理解しました。ありがとうございます。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、 198、 199ページです。  済みません、ちょっと確認なんですが、先ほど学校事故見舞金のところで、アレルギー対応のエピペンということは出ましたか。ちょっとそれだけ確認です。それは入らなかった?(「学校事故の中でエピペンという発言はなかったかと……」と呼ぶ者あり)入らない? ごめんなさい。では、アレルギーの問題のところで、これについても学校給食の中でまた質問させていただきます。ありがとうございました。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   ここでは、いじめについてのことがちょっと議論されるのかなと思いますんで、それ以外のところでちょっと先に質問させていただきます。  まず奨学資金運営費なんですが、奨学金なんですけれども、前に私、この委員会で福祉のほうの社教が行っている塾の費用の貸し出しというところでちょっと質問させていただいたんですが、今回、平成25年、来年度から生活保護世帯の塾の費用というのが国の事業として出てくるということなんですけれども、これはやっぱり学校との連携が必要だと思うんですが、その点はどのように認識されていますか。 ○内藤 委員長   高橋課長。 ◎高橋 学務課長   この部分では、いわゆる高校の授業料の補助ということだったので、その部分をやらせていただいているということで、今現在は、それが切りかわって、高校に入ったときにお1人様2万円の支給があるというふうに変わっております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   ここの予算はそれだというふうにはちゃんと把握しているんですけれども、やっぱり高校に入るというところの前の段階の支援ということで、それで前も質問させていただいたのは、そうした塾の費用の助成というのが、やっぱり教育の学校のほうでなかなか把握されていなくて、そこの周知が進んでいないというようなことがこの中でも明らかになったことがありまして、やっぱりその次の学びの支援ということで、この奨学資金もあると思いますので、それに至るまでの塾の費用というのが、まず国の事業というのが生活保護世帯自立支援事業というので、これは次世代育成支援メニューとして、生活保護世帯のお子さんを対象として小学校4年生から中学校2年までは月10万円、中3は月15万円の塾の費用が出るというものを来年度から調布で導入するということなんです。それで、26市中まだ導入していないのは、調布を含む6市のみで、それが来年度から導入されるということで、これは大変意味のあることだと思うんです。  それで、これを既に導入している板橋のところに行って話を聞いてきたことがあるんですけれども、学校の三者面談のときにカウンセラーの方がいらっしゃって、そこだとお子さんと保護者の方が一緒にいらっしゃるので、そこで、こういう制度も使えますよというような周知を図っているということだったんです。  でも、塾の費用ですし、これは福祉のほうでは、年度当初にリーフレットを配るということだったんですが、やはり学校のほうでも、この周知をぜひ広めるような努力をしていただきたいと思うんです。家庭の事情によってなかなか塾に行けないと諦めているお子さんや保護者の方もいらっしゃると思いますので、これは国からの包括補助として10分の10出るということで、市の持ち出しはなくて、また、申請すれば、しただけ受け付けられるということも聞いておりますので、ぜひこれは周知を進めていただいて、授業がわからないとなかなか興味も出ないというようなお子さんもいらっしゃると思います。早いうちに対応されて、授業がわかり、また、次の高校に進学するというような意識づけにもなると思いますので、ぜひこの点の周知を図るようにお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   一義的には学校教育の責任で授業改善をして、きちっと学習指導要領に示されたところを習得させるべきですけれども、やはり個々に応じて、その学習補助となるような制度があるのであれば、進路指導の一環の中で、例えば三者面談のときに、そういう広報をしていくことというのは重要なことと考えますので、年度初めにどのような方法で周知するかは検討したいと思います。 ◆ドゥマンジュ 委員   ぜひよろしくお願いいたします。  あと、教育支援コーディネーターのところで、教育指導室のところなんですが、以前、学校ボランティアの研修ということでお尋ねしたことがあるんですが、ここのコーディネーター室でその研修を担っているということでしたが、今年度、昨年度の状況、また来年度はどのようにするのかというようなところをお願いいたします。 ○内藤 委員長   大場統括指導主事。 ◎大場 指導室統括指導主事   まず、今年度の学校ボランティアを対象にした勉強会についてですが、年間5回実施をいたしました。内容につきましては、実際に学校の中で子どもとかかわる際に、どのように子どもにかかわっていくのがいいのかということについての具体的な対応の仕方を中心に研修、あるいは勉強のほうを進めました。受講された方々からは、具体的なかかわり方がわかってよかったという声が非常に多かったということを踏まえ、また次年度もそのような形で、子どもにどうかかわればいいのかということを具体的なケースに応じながら考えていけるような勉強会を今後も引き続き行っていきたいと考えています。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   今年度は、この学校ボランティアの方は大体何人くらいいらっしゃったんでしょうか。 ○内藤 委員長   風間室長補佐。 ◎風間 指導室長補佐   学校ボランティアの今年度の登録状況ですけれども、3月14日現在で 201人の方に御登録をいただいております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員    201人ということで、これは小・中合わせてですか。小学校ですか。 ◎風間 指導室長補佐   小・中合わせて、調布市全体でという数になります。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。これからは要望なんですが、学校の中で、クラスの中で、今、発達障害を抱えたお子さんが随分ふえてきて、支援を受けられない子どもがそのうち4割いるというような調査結果も出ています。それで、学校ボランティアの方も、そういうお子さんに支援をするような場合もあると思いますが、NPOで、発達障害をお持ちのお子さんについての支援の仕方を研修として行っているところがあるんですが、また、都内の自治体の中でも、このNPOの研修を導入しているところもありますけれども、調布としては、そのようなところはどのようにお考えですか。 ◎大場 指導室統括指導主事   今年度も特別支援教育にかかわる研修として、先ほど申し上げた勉強会の中でテーマと掲げております。このことについては、次年度もさらに回数をふやしながら、また、さまざまな障害種別もありますので、その別にどう対応していくかということについては、具体的に研修を積んでいきたいと。また、その研修を積んだボランティアの方々には、このような内容の勉強をしましたよということについての認定みたいなものをしていきたい。そうすることによって学校のほうも、そういう方であればということで、さらにボランティアを活用していただけるような雰囲気を醸成していきたいと考えています。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   以前に比べれば随分いろいろ考えて対応してくださっていると思いますので、またさらによろしくお願いいたします。まずはここまでにしておきます。 ○内藤 委員長   ほかに。はい、川畑委員。 ◆川畑 委員   1点お伺いしたいんですけども、学事事務オンラインシステム開発費というところがございますが、ここの学事事務というのは教員が携わって入力するものも入っているのか、学事事務オンラインということ自体がどういう意味を指しているのか教えてください。 ○内藤 委員長   はい、元木課長補佐。 ◎元木 学務課長補佐   教員が入力するものは入っておりません。この学事事務につきましては、いわゆる児童・生徒の管理。あと、就学援助等の管理を行っているものでございます。学籍の管理でございます。 ◆川畑 委員   わかりました。近年、教員の方々が、自分の教員という本職以外のところで大分忙殺されているというふうな報道もありますので、これに関しては、そういうことではないという意味合いでよろしいですか。 ◎元木 学務課長補佐   そのとおりでございます。 ◆川畑 委員   はい、よろしいです。 ○内藤 委員長   ほかにありますか。はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   下段のほうなんですけども、教育指導管理費の中での情報教育専門嘱託員報酬というのがあって、先ほどの御説明で、パソコン教室等のメンテとかという形で御説明をいただいていたんですけども、こちらの教育委員会事業報告の中での情報教育専門嘱託員とは別の方ということなんでしょうか。それとも、こういう方が教育もされていらっしゃるということの理解ですか。ちょっと教えていただきたいんです。 ○内藤 委員長   はい、大場統括指導主事。 ◎大場 指導室統括指導主事   パソコンのメンテナンスと同時に、例えば、パソコン教室で子どもたちがいる中で、担任及び嘱託員が一緒になって実際に指導を行うということもあり得ます。 ◆高橋 委員   それは、指導するのは学校の御担当の先生であって、それの補助という形で入られたり、なおかつ全校のメンテナンス等もされるということですか。 ◎大場 指導室統括指導主事   そのような形になっています。 ◆高橋 委員   わかりました。ということは、以前、昨年決算のときだったかお聞きしたかと思うんですけど、パソコンでの、いわゆるネット安全教室的な、そういった指導等も今、調布でも幾つかされていらっしゃるというふうに伺ったんですけども、そういった部分については担任の先生じゃなくて、こういった方々が御指導されるということなんでしょうか。 ○内藤 委員長   はい、朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   それも可能ですが、ネットに関する安全指導については、例えばセーフティー教室というものを警察との連携で全校がやっております。その際に、多くの学校は今年度、ネットに関する安全指導等はやっております。さらには、電話業者等が中心となってやる場合もありますので、それは学校の計画の中で実施しております。今、御質問のこの方もできます。 ◆高橋 委員   わかりました。それが今、項目的には、室長がおっしゃったメーカーの方々との協力、連携をされている教室がここなのかなというふうに思ったんですが、それじゃ、別の項目で出てきているという……。これ、出てきていないんですか。 ◎朴木 指導室長   出てきていないと思います。 ◆高橋 委員   そうですか。わかりました。では、そういった形で、指導室所管でなくて、学校の裁量の中で運営、進行していくというものだということでしょうか。 ◎朴木 指導室長   全く別で学校で独自にということではなくて、教育課程に位置づいていますので、私たちの教育課程の管理の中で進めております。 ◆高橋 委員   了解しました。ありがとうございます。今、いろんなメーカーとかが、通信事業者がそういった形で各学校と文科省との連携の中でやられているという話等を他の自治体でよく耳にしておりましたので、そういった形で取り組まれているんであれば、そこの部分は、今言った課程の中に入っていらっしゃるということなんで、ぜひそこの部分をまた推進していっていただきたいなという意見として申し上げておきます。ありがとうございました。 ○内藤 委員長 
     平野委員。 ◆平野 委員   済みません、学務課のところで、通学路関係事務費なんですけども、先ほどの説明で、掲示板とか見守りとかというふうに御説明ありましたけども、児童を守るガードマンといいますか、そういった方のこともここに入ってくるのかなと思ったんですが、現在、学務課が手配をされて、深大寺小学校のところと、柴崎の踏切のところと、滝坂小学校の前の横断歩道と、若葉小学校の湯けむりのところと、あそこには手配されたガードマン、児童擁護員がやってくださっておりますが、それ以外でも、PTAの方とかボランティアの方もいろんなところで立っていらっしゃるけども、お金を出して依頼するのと、ボランティアで立っていただくのと、どこか何か線引きというか、あるいは、どれ以上危険だと専門的にお金を出して見てもらうとか、何か決まりがあって、この4カ所されていることなんでしょうか。その辺、ちょっとわかりにくいので教えていただけますでしょうか。 ○内藤 委員長   元木課長補佐。 ◎元木 学務課長補佐   まず、特に決まり事というものはないんですが、PTAとか学校と一緒に見回りをし、そこで道路課も含めて対策を練るわけです。その対策の中で、何が適切かという話し合いをし、その中で、例えばもしここに見守り員が必要であるということであれば配置ということにはなります。 ◆平野 委員   ありがとうございます。ということは、今後、そういったお金を出して見ていただく擁護員がどんどんふえるという可能性もあるわけなんでしょうか。 ◎元木 学務課長補佐   今後、見回りを行っていくに当たって、その箇所が、やはり人的な配置がどうしても必要だということであれば、ふえるということもあります。  以上でございます。 ◆平野 委員   ありがとうございます。予算的には昨年度から減ってきている中で、やりくりもさらに大変になってくるのかなと思うんですけども、とにかくしっかり点検というか、危険度をしっかりとチェックしていただきたいと思います。  それから、全然別件でもう一個なんですけど、若人の教育振興基金なんですけども、この基金は、これまでに運用された事例というのはあるんでしょうか。教えていただけますでしょうか。 ◎元木 学務課長補佐   現在、運用された実績はございません。  以上でございます。 ◆平野 委員   どういった場合に運用されることになるんでしょうか。 ◎元木 学務課長補佐   例えばクラブ活動など、急に全国大会に出るようになったというとき、急な予算の支出のときに対応するような目的で考えております。  以上でございます。 ◆平野 委員   全国大会に出場は、ほかのページで説明があると思うんですけども、それとは違うということなんでしょうか。全国大会出場の予算もたしかあったと思うんですけど、それとどう違うのか教えていただけますか。 ○内藤 委員長   高橋課長。 ◎高橋 学務課長   確かに、教育総務課で予算を計上しています。その予算を超えてしまったりした場合、この基金を活用しようということでございます。その場合は、補正予算等、間に合わないときがありますので、そのときの活用と。 ◆平野 委員   わかりました。私はもっと違うことに使われるのかなと今まで認識を持っていまして、それでわかりました。この若人の教育振興基金というのは、全国大会とかに行くときに、お金が足りなくなったときに運用するということで決定でよろしいんですか。 ◎高橋 学務課長   説明が不足しておりまして、済みません。例えばの話で、今お話を差し上げたのは、1つの活用の例というふうに思っていただければよろしいかと思います。これまで同様、奨学資金を活用することも考えておりますけれども、そういうことも視野に広げて使うということでございます。  以上です。 ◆平野 委員   この質問はもうここで。例だけ言われても、今まで運用の事例がないということなので、ここに計上されているのは、この利子ですよね。実際、じゃ、どれぐらいあるんでしょうか。 ◎高橋 学務課長   今現在 2,570万円余です。  以上です。 ◆平野 委員   わかりました。 2,570万円余があるということで、これ以上の若人の教育振興基金の用途の可能性とか、ちょっと長くなるとあれですので、今後またしっかり考えてみたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   川畑委員。 ◆川畑 委員   情報教育専門のところで、高橋委員の関連になってしまうんですけども、生活相談トラブルの中で、10代あるいは10代以下が巻き込まれているトップが、実はソーシャルネットワークの詐欺事件なんです。これが、ネット、携帯、スマフォ、3DS、知らず知らずに課金されていってお金がふえていってしまう。使い方がわからない、あるいは、巧妙な手口によってぷちっと落ちてしまう。それで、一番多い原因、ソーシャルネットの詐欺事件というのは、70代まで全部トップなんです。だから、この教育に関して、これをしっかりとした講習会を持つとか、これから市としての対策として、どのように考えていらっしゃるのか。これは重要な問題なんでお聞かせいただきたいと思うんですけど。 ○内藤 委員長   朴木室長。 ◎朴木 指導室長   非常に大事な問題だと思います。今年度、先ほどのセーフティー教室の中で、小学校6校、中学校5校がそれを扱っているということで、今のことを勘案して、安全指導、安全教育の中で、全校でやるかどうかも含めて少し考えていかなきゃいけないなと、それぐらい緊急な課題であるというふうには認識しております。  さらには、これによって子どもたちの関係同士がまた変わっていってしまう。あるいは、いじめ等につながっていってしまう等の問題もありますので、このインターネット等含めて、全般的にその課題をうまく分析して、子どもたちの安全指導等の充実に努めたいと思います。 ◆川畑 委員   今、室長がおっしゃいましたけど、本当にこれは重要な問題だと思うんですよ。僕はちょっとわからない、LINEとかというのとか、いろんな部分で誹謗中傷、あの子は嫌だ、あの子とつき合うなとかという問題で、新聞上でも、いじめにもつながっていく。そういう問題が絡んでいます。非常に危険な問題ですから、ぜひ全市的に、今、小学校で5校、中学校で6校とおっしゃいましたけども、しっかりとした消費生活アドバイザー、コーディネーターというのが調布にはいるわけですから、その専門家を派遣して、何がいけないのか、どうしたらいけないのか。小学生、中学生はゲーム感覚で課金しちゃう。あるいは、それにつながってしまうということがありますんで、しっかりとした教育をしていただきたいと思いますが、それに対して、もう1つ、朴木室長、お考えがあったら。 ◎朴木 指導室長   今の御指摘のとおりだなと思います。教育課程上のことですので、これを全校に実施すべきだとか、そういったことまでは今は言えませんけれども、そのような教育の充実が必要であると。これは全校で必要があるという認識はございます。これ、どういった形で安全指導の中に取り入れていくのか少し検討させていただいて、この研修や、あるいは子どもたちへの指導のあり方は検討してまいります。 ◆川畑 委員   もう意見にしておきます。これは、大人の責任でもあります。ですから、やっぱり大人の責任を持って教育もしていかなきゃいけないと思いますけども、これは調布でもどこでも全国そうなんですけど、これはトップにあります。なるべくそういう認識を持って当たるべきだと思いますから、ぜひともお願いします。 ○内藤 委員長   大須賀委員。 ◆大須賀 委員   通学路関係事務費についてお伺いしたいんですが、市政経営の概要86ページ、通学路の安全確保の推進のところに、学校、保護者、地域との連携で通学路の安全対策を図りますとはっきり書いてありますよね。そこでお伺いしたいんですが、各学校では通学路マップ等をつくっていますよね。子どもたち自身、もしくは親、近所の人も危ない危険箇所というのはわかっていますよね。例えば万年塀、自動販売機、看板。一定規模の地震があったときには、万が一、子どもがその前にいたときに倒れて、子どもの命を脅かす危険性があると明らかに思われる危険箇所について、先ほど言った学校、保護者、地域が連携して、教育委員会がそれを応援しながら、一カ所一カ所つぶしていかなければいけないと思うんですけども、どのように現状なっているんでしょうか。 ○内藤 委員長   元木課長補佐。 ◎元木 学務課長補佐   現状は、学校PTAの方に通学路の点検を行っていただいて、その上で危険と思われる箇所をPTAにまとめていただいているんですけど、環境要望で出していただいております。それに基づいて我々教育委員会の職員が現地調査を行い、場合によっては関係部署との連携により指導対策を今講じている状況でございます。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   場合によって関係部署との連携により対策を講じている中身も聞きたいです。例えば、とても危ない万年塀があったら、その所有者の方に、言い方はちょっと語弊があるかもしれないけど、あなたの万年塀は危ないです。地震があったら倒れて子どもが死んじゃうかもしれません。だから、この万年塀を何とかしてくださいというようにするのか、何もしないのか。具体的にどういうふうにしているんですか。 ◎元木 学務課長補佐   万年塀の件なんですけど、場所を学校関係者で見ながら、我々は技術的な助言をいただくわけです。その助言の中で、どれが一番いいか、どうしたらいいかという御意見をいただきながら対策を練る形になります。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   よくわかんないんだけど、じゃ、違う聞き方をしますね。では、危険だと思われる万年塀だとか、自動販売機だとか、看板だとか、今言った他の部課との連携によって、実際に危険なものが危険じゃないものに改良された事例というのはあるんですか。 ○内藤 委員長   高橋課長。 ◎高橋 学務課長   実際にあった例でございますけども、富士見台小学校の通学路に古屋が建っておりまして、ちょっと崩れ始めているということで、建築指導課と連携いたしまして、持ち主に、どうにかしてほしいということの要請をかけた例もございます。 ◆大須賀 委員   全通学路か何かで1カ所だけ事例があったらしいですけども、実際に危ないところはいっぱいありますよね。危ないところをどうやって危なくないところにしていくかというのを──だって、責任があるんですよ。子どもたちの命を守らなきゃいけないんだから。具体的にどうするかというのを考えなきゃいけない。  ただ、お願い行政が原則的になっているから、言っても相手が、そんなこと知らねえ、うちの塀のことを何で教育委員会が文句言うんだ。市役所、うるせえぞと言うかもしれない。でも、何言われようが、何回でもいいからお願いをしなきゃいけないと私は思うんです。  それは、一方で、例えば万年塀をどういうふうな形にするかといったら、例えば塀を低くして植栽を合わせるだとか、あるいは、万年塀と万年塀の角だけを見通しがいいように格子状にするだとか、幾つかあるじゃないんですか。それは、例えばもう片方の担当課で補助金をつけて誘導するとか、そういう一連の総合政策が必要だと思うんですけど、部長、いかがでしょう。 ○内藤 委員長   塚越部長。 ◎塚越 教育部長   万年塀だけではないんですが、よく、生け垣があって、茂ってしまうことにより見通しが悪いとか、そういったこともあります。そういう場合については、道路管理者の指導であれば、都市整備部などと連携をして、地主さん、所有者の方にお願いをしたりとか、そういったことも現に行っておりますので、庁内連携を十分図りながら、児童の通学路の安全については改善していきたいと思っております。 ◆大須賀 委員   もちろん、市民の安全を考えれば全市的という話になりますけど、やっぱり部分的にやれる部分からスポットを絞ってやっていくというのが私はいいと思うんです。そういう意味では、まず通学路からやるということで、もちろん教育委員会ではできないですよ。今、部長がおっしゃったように、さまざまな課と連携しなければいけません。でも、それはもう調布市と教育委員会の指針として、通学路は確実に安全を守る。そのために通学路の沿道にお住まいの方、協力をお願いしますという力強い旗を立てて実施していってください。  以上です。 ○内藤 委員長   小林委員。 ◆小林 委員   今、大須賀委員の関連で申しわけないんですが、今、古い家屋をお願いしにお伺いしたという話でしたが、お願いして、どこがどういうふうに変わったんですか。 ○内藤 委員長   高橋課長。 ◎高橋 学務課長   やはり個人の所有でしたので、お願いをしたまでで、今現状として、お願いが通じていないところでございまして、そういうこともございましたので、学校において安全指導、まずそこを十分注意するように児童に注意してくださいということをお願いさせていただいております。  以上です。 ◆小林 委員   私、今回、一般質問したのは、まさしくその部分を言っているわけなんだけど、何か変わった様子ないなと思っているのに、今、答えを聞いていると、されたという感覚の、大須賀委員はそういうふうにしか理解していなかったという部分なので、話はしたというのはわかるんだけど、話はしたけど、その後の進展がなかったというのは、やらなかったのと一緒なのよ。だって、現実は、やったかやらないかどっちかだもん。そうしたら、それは言ったけど、できませんでしたと答えればいいだけのことであって、大須賀さん、人がいいから、私としたら、ちょっとおかしいなと思ったんで再確認をさせていただきました。  以上でございます。
    ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。──では、一言だけ。委員長を交代させていただきます。 ○小林 副委員長   内藤委員。 ◆内藤 委員   先ほど、学校ボランティアの御答弁が出たと思うんですが、たくさんいろんな言葉があるので、小学校の低学年に学習の支援という形でボランティアなんでしょうか、入っていらっしゃるのは、これでよろしいんですかね。それは全然違う? ○小林 副委員長   はい、朴木室長。 ◎朴木 指導室長   今のお話は、多分スクールサポーターのことかなと思います。低学年ということよりは、特別に支援が必要な子どもたちの個別指導や取り出し指導、あるいは集団の中での個別指導を行うために本市が配置している市の職員ということ。ただし、同じような役割を学校ボランティアや学生ボランティアがやっている場合もございます。 ◆内藤 委員   そういう研修は受けたようですが、普通のお母様が登録をされて、ボランティアに入っているんです。次のページだと特別支援教育とか、こういう形なので、普通の小学校に入っている方についてお伺いしたいところは、やっぱりここではないですね。学習支援、普通クラスに入っているんですよね。ごめんなさい、ちょっとそこだけ確認して、どうしても大事なことなので(「御質問いただいて構いません」と呼ぶ者あり)。よろしいですか。小学校のところを見ても、質問するところがないんですよね。 ◎朴木 指導室長   どのような形で、どれぐらい、何のために入っているかということが必要だと思うんですけども、スクールサポーターが入っている場合もあれば、学校ボランティア、学生ボランティアが入ってやっている場合があり、今のお話だと、学校ボランティアの可能性もあるんですね。ですので、ここで大丈夫かと思います。 ◆内藤 委員   ありがとうございます。では、その上で手短に確認させていただきます。  今、先生の補佐をされながら一生懸命やっております。特に低学年の場合はやはり手がかかるというか、先生が言った言葉を理解できなくて、ちょっと言葉を優しく言ってアドバイスしてあげるとか、そういうサポーター的なことで頑張っていらっしゃるんですが、要するに、入られたときに守秘義務があるということで徹底をされていることが、物すごく真面目にそれを受けとめています。それはもちろん大事なことなんですが、残念なことに、逆いじめというようなことが前回の議会でも取り上げられたと思うんですが、教員の発言が非常に問題だというふうに感じていらっしゃる部分が実際にあります。とても悩まれて、守秘義務があるということだったんですが、副校長先生に御相談をして、そして気持ちも軽くなって、相談をしながら、その教員一人にはさせないということで、恐らく保護者からも上がってきたというような案件が実際にあると思いますが、そういったことを考えたときに、私は、そこの部分の追及というよりも、そういう方たちの、要するに他人の目、第三者の目から見たときに、やっぱり教員の子どもたちに対する指導、行き過ぎ、言葉遣いであったり、そういったことに関して監視をする役目ではもちろんないんですが、役割は違うんですが、声を吸い上げる場。とても苦しい思いをされています。やっぱりこれからは大事かなというふうに思います。  いろいろ聞いてみると、その教員もお子さんが生まれたばかりでとか、生活のいろんなことがあったと思うんですが、あくまでも監視ではありませんけれども、何か情報交換だったり、聞いてあげる場だったり、何かそういうことをやっぱり考えていく必要があるかなというふうに思いますが、この点についていかがでしょうか。 ◎朴木 指導室長   どんなことがあっても、教育の場で子どもの人権を損なうような不適切な指導があってはならないと思います。そして、それがわかりにくい形で、他の教員や管理職がわからない、子どもたちも家にいてわからない、このような状態が続いていては、その不適切な指導のために子どもたちが傷つく場合が多いと思います。そういった場合には、ぜひ管理職に相談してくださいということでよろしいんだと思います。  ただ、今おっしゃったように、なかなか言いにくい。そういったこともあるのであれば、例えば、ボランティアに入るに当たっての先ほどのボランティア研修会の中で、守秘義務とはということ。あるいは、でも、こういうような場合には、こういう相談がありますよというような連絡協議会等はしていかなきゃいけないかなと思うと同時に、学校が独自でボランティアを募っている場合で入っていただいている場合などもありますので、その場合は管理職を通じて、今のような指導をしたいというふうに思っております。  いずれにしても、閉じられた空間の中で、そのような不適切な指導があり、それがわかっていながら、なかなか相談ができないという環境があってはならないというふうに考えます。 ◆内藤 委員   ぜひお願いしたいと思います。その方は半年間悩まれて、でも、ぴくぴくだったり、子どもにやっぱり出てしまっている。そういう中で、それが教員の耳にも入り、保護者からのクレームがあって、だけれども、これ以上言うと保護者にまた怒られるとか、そういうことを言いながらの授業の進め方だったりということも実際に聞いておりますので、この問題はきっと押さえていると思いますので、とにかく連絡協議会なりでそういったことを抱えた場合、きちんと発信できるような体制をぜひお願いしたいと思うんです。これが、やっぱり風通しのいい組織。こういったことをぜひしっかりやっていただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○小林 副委員長   委員長を交代します。 ○内藤 委員長   ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   学校ボランティアの件でちょっと確認したいんですが、今、室長のほうから、学校ボランティアも教えることがあるというような発言があったと思うんですが、それでよろしいんですか。私は、資格のある方でなければ難しいということで、ボランティアの方も、そこは自分でどう判断したらいいのかと悩んでいる方がいらっしゃったので、その点について確認をしたいと思います。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   教壇に立って児童の教育や指導をつかさどるという点では、免許がないと立てません。ですので、その場に必ず教員がいて、それの補助となるような個別指導、こういったものをする場合はボランティアでもございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   わかりました。それを確認した上でなんですが、やはりボランティアをされる方で一番課題になるのが、先生とのお話の時間がとれないというところをかなり抱えていらっしゃるんですね。そのお子さんに対してどういう補助をしていいのか、どこまでしていいのか、現場に入ってかなり迷うというところがあるので、その1人のことにかかっていればいいのか、それとも全体を見たほうがいいのかとかというところも、そのときによって違うと思いますので、先生も忙しくてなかなか大変だと思いますけれども、ぜひ先生と話し合う時間をとっていただければと思います。そういう支援も、ぜひ教育委員会のほうからでもしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、ここで休憩にしたいと思います。  再開は3時50分でお願いいたします。  それでは、委員会を休憩いたします。    午後3時19分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後3時49分 開議 ○内藤 委員長   委員会を再開いたします。  それでは、ページ数の確認ですが、 200、 201ページです。質疑応答はございませんか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   私からまず、いじめの問題について、ここで質問させていただきます。議会の質問でもさせていただいたんですが、大津市の中学校のいじめを受けて、大津市が第三者検証委員会というところからの提言書を出していまして、それについて調布市としてどういうふうに考えますかということでちょっと質問させていただいたんですが、それについては研修を行っていくということだったんですが、具体的な研修の内容について、どのように行うのかというようなところを少し教えていただけますでしょうか。 ○内藤 委員長   朴木室長。 ◎朴木 指導室長   いじめについては、これから研修するということよりも、これまでにもさまざまな視点から教員研修やシンポジウム等、あるいは研究授業を通じて心の教育の充実等はやってきたところです。ですので、できる限り来年度についても、子どもの人権を守るという視点から、このいじめに関する研修も、教員の経験や職層に応じてやってまいりたいなというふうに思っております。  とりわけ、教員に求められることが、子どもの声に耳を傾けて、心の叫びや言動の裏側にある感情をしっかりと読み取れる、そういう教員をやっぱりつくっていかないと、いじめというのは発見する力も、対応する力もなかなか出てこないだろう。これは提言の 174ページに書いてあることですけども、このような力が高まるような教員研修を考えていきたいと考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   まさにいじめは人権の侵害であるというところから、そこに気づきを持つ先生にどんどんスキルを高めていただくということは本当に重要なことで、また、それをやってくださるということなんですが、この提言の中に、やっぱり教員の多忙化が問題になっているというようなことも指摘されているんですね。教員が多忙であるために、子ども一人一人に向き合う時間がとれない。やっぱりそこは、しっかりと子どもに向き合うことで充実した教育をつくっていく必要があるというような提言がされています。  具体的には、教育委員会として、学校のどの部署に、どういうときに仕事が集中する状況なのかという実態を把握して、そして、依頼文書ですとか、調査のための統計用の資料などを依頼するときも、いっときにそれが集中しないように工夫をするといったような教育委員会としてのそういうような姿勢を持つことも大事ではないかというような提言だと思うんですが、それについてはどのようにお考えでしょうか。 ◎朴木 指導室長   教員の多忙化というのは、既に私はあるというふうに思っております。先生方が、この15年間で多忙になってきたのは事実だというふうな認識はあります。そのような中で、仕事に関して、例えば、教育委員会から発出する調査文書等に精選をしていくということも非常に大事なことだと思います。  ただ、一番やっていかなきゃいけないことは、教育課題がふえていることも確かです。そういったときに、それに対応できるような組織力を高めていく。仕事の選択と集中ということが提言の中にも書いてありますけれども、組織の力でそういった課題に対して対応していく力、学校の組織を変えていくというのが必要だと思います。やはり先生方一人一人が孤立感を持って一人で抱え込まないような体制づくりというのは必要かと思います。  提言の中にもありますように、例えば第五中学校、第四中学校においては、複数の担任制をもう既にとっているんです。そういったことで、子どもたちを多くの目で見られる組織は既にできていると。このようなことも組織改革の例だろうというふうに私は考えております。そのようなことをして、多忙であってもやりがいのある組織、あるいは、さまざまな課題に対応できる組織改革というのは必要かと考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   提言の中でも、チームワークをつくって一人で悩まないというようなことがやはり大事だということになって提言されています。それで、複数化ということも今されているということなんですが、それについてまたお尋ねしたいんですが、そこを聞くとまた長くなってしまうので、それはまた別の機会にお尋ねすることにして、でも、学校組織をしっかりとつくるということも大事ですけれども、教育委員会としても、やはり仕事が集中しないようにというようなところは配慮できるというふうに思いますので、ぜひそこは配慮のほうをよろしくお願いしたいと思います。  それと、いじめの問題で、やはり日本は国連の子ども権利条約のほうを批准していながら、子どもが競争的な教育のシステムの中で、かなりストレスを抱えているというところが勧告もされています。そうした中で、兵庫県の川西市では、平成11年から子どものオンブズパーソンという制度をとりまして、子どものSOSを受けとめて、子どもの発言の場をまずは確保するということと、そして、子どもの最善の利益をまずは確保するために、周りの関係する大人の調整を行って、そこにもし阻害するものがあるならば、それを取り除いて、お互いが対立ではなくて、信頼関係に向けて、その子どもにとってよい環境をつくっていくというようなことでやっているということです。  札幌でもこういう制度がとられていくことも議会質問でも行われていましたけれども、調布でもぜひ、子どもオンブズの設置ということを前向きに検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎朴木 指導室長   このいじめというものを撲滅するためにさまざまな方法があり、さまざまな先進事例があるということをよく研究させていただいて、その中で調布市の子どもたちにとって一番いい方法を考えていかなきゃいけない。そのために委員御指摘のことも研究させていただきながら、いじめのない環境をつくっていきたいというふうに考えます。 ◆ドゥマンジュ 委員   子どもがSOSを出せるというのは、やっぱり一人で悩まないということがすごく大事だと思います。それで、誰かに言えば何か解決につながるというような体験を持つことが本当に必要になってくると思います。  調布では、いろいろな相談機関の周知を図るためにカードを子どもたちに配っているということですけれども、ぜひそれも配るだけじゃなくて、そのときに、これはどういうものだというようなこともしっかりとやったり、あと、ここの川西市では、オンブズパーソンの事務局になっているところに小学校3年生が市役所見学のときに出かけていって、そこの場を見て、この人たちが自分たちに何かあったときには対応してくれるんだよというようなことの周知を図ったり、そこからフリーダイヤルをかけるのを体験させてもらったりとかしているということなんですね。まずはそういう体験につながるような、ここにすればいいんだというようなことを子どもたちでもわかるような支援をぜひ行っていただきたいと思います。要望です。  まだほかにも、ここのページあるんですけれども、それは後にします。まずはここで、いじめ関連のことで、ほかにもしいらっしゃれば。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありますか。ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   学校支援地域本部運営費のところでお尋ねします。これは八中でも今取り組まれているということで、学びの支援を地域の中の方たちで行われているということですけれども、こうした今見えてきた効果ですとか、あとは小・中連携で行われているところもありますよね。若葉小と四中ですか。そういうような小・中の連携の特徴というようなところでちょっと御説明をいただければと思います。 ○内藤 委員長   はい、朴木室長。 ◎朴木 指導室長   今、委員から御指摘がありました、本年度から若葉小学校に学校支援地域本部を置いて、若葉小学校において学校支援地域本部が立ち上がりました。その中で特に防災に関して、これは学校支援地域本部が核となり、今後、地域防災、特に避難する場合には、けがの種別に応じて四中と若葉に行くというような訓練も今年度行いました。そして、四中、生徒両方に自助、共助の中でボランティア支援を行うという取り組みを始めているところです。さまざまな生活指導上のこと、それから学習指導のこと、補習のこと等も今後の可能性の中で考えていくことだというふうに考えております。  第八中学校においては、既に実績が出てきております。特に土曜において補習授業を行い、田村校長先生の弁によれば、塾に行かなくても希望する都立高校には行けるだけの学力を学校全体でつけていこう、その一環として、土曜の補習授業がそれに当たるんだということで行っております。地域の方々が指導の補助に入り、そして補習を行っている。その中で50名以上の生徒が毎週来ているという実績があるんですね。これは他市他区において、学校支援地域本部の中で補習授業をやっている中でも極めて参加率の高い取り組みです。そのような成果は、第八中学校において今年度の学力調査等の伸び、あるいは、特に昨年度においては、都立高校は今、推薦の合格率が高い。このような実績も上がっているところです。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   八中の取り組みはモデルとして、また、ほかの学校でもぜひそのような学びの支援というところで広まっていっていただきたいなと思います。  また、防災の視点でも、学校でそれぞれの避難所ごとのマニュアルをつくってきているときに、地域の中でいかに連携しているか。そして、その中に子どもも交えて見える関係になってきているかということがすごく重要なことだと思いますので、ぜひ、こういうようないい例をほかのところでも広げていただけるようによろしくお願いしたいと思います。  あと、特別支援教育がここのところだと思いますので、それについて質問させていただきます。  調布市で特別支援教育全体計画が今年度中につくられようとして、素案が今、手元にあるんですけれども、この中で、いろいろにこれから変わっていくこと、通級指導のあり方が、今までは学校から通級学級があるところにお子さんが行っていたと。それが、今度、平成28年度まででしたっけ、そこまでには、拠点校があって、そこから拠点校の先生が各校へ支援に行くというように変わるということです。  それについて、保護者の方からも変わることについての不安の声ですとか、いろいろ上がっていると思うんですが、保護者に対しての説明というのはどのように行われているんでしょうか。 ○内藤 委員長   大場統括指導主事。 ◎大場 指導室統括指導主事   この特別支援教室の取り組みを進めるに当たって、これまで子どもたちが通っていたわけですけども、今度は指導者のほうが在籍校に指導していく、そのような形に変わっていく。やはり、このことを保護者の方々に説明をしていく必要があるということを考えております。  そこで、次年度から本格的にスタートする学校については、私たち指導室のほうから保護者説明会という形をとらせていただき、これからの方向性、それから具体的にどういうところが変わるのか、手続の方法等についての周知が図れるよう、そのような会を設定し、説明をさせていただいているところです。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   この事業については、狛江市でもう既にモデル実施という形で始められているということで、私も保護者向けの説明会を聞きに行ったんですが、保護者の方は何回かその説明を受けていても、やっぱりその都度、不安な声が出ているようなんです。その中の1つとしては、普通級の学校の先生に研修をしっかりと受けていただきたいということで、先生にある保護者の方が、研修を受けに行っていただいて、字を少し大き目にプリントで書いていただくということをしていただいただけで、すごく子どもがわかりやすくなったとかというようなこともありました。  また、調布の中でも、今、ディスレクシアのお子さんがふえてきているので、黒板に字を書いて、それをすぐ消されてしまうと、わからなくなってしまう。視覚で捉えられるので、子どもがそのときにカメラで写真を撮れるようにしてほしいとかというような声もありますので、ぜひそういう保護者の方たちのいろいろな声を聞いていただいて、そこは対応をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。
    ○内藤 委員長   ほかに御発言はありませんか(「いじめに関連して?」と呼ぶ者あり)。いじめだけじゃなくて、ここのページ大丈夫です。はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   特色ある教育活動運営費についてお伺いしたいんですが、幾つか具体的な事例を教えてください。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   特色ある教育活動の事例でございますけれども、例えば、ある小学校においては、そばの栽培、そばづくり、これは地域に根ざしたところで行っている。そういったところで、そば打ちの体験も含めて外部人材をそこでゲストティーチャーとして呼ぶ。そういった場合の報償費、あるいはゲストティーチャーとしての講師料、こういったことに使うという場合がございます。  また、学校の中で和太鼓に特色あるということ。あるいは金管、あるいはオーケストラ、こういったところの楽器を購入する。こういったことで教育課程では納まり切らないものの中に、あるいは教育課程を超えて、教育課程をさらに充実させるために楽器を使っての金管バンドの充実、こういったことに使っていると。こういうような事例がございます。 ◆大須賀 委員   その事例を、具体的に小学校、中学校別に、こういう授業ですよ、予算が幾らですよという一覧表をいただきたいんですけども、資料請求でお願いしたいと思います。 ○内藤 委員長   ただいま大須賀委員より資料請求がございましたが、委員会として資料請求することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、準備ができ次第、よろしくお願いします。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   行政側の提供する資料、説明資料と、議会側もそれに対応するわけですけども、ちょっと提案をしておきたいんですが、先ほどからのやりとりを聞いていても、具体的な事業、あるいは説明、予算の中で、こちら側は内訳が幾らなのかというのをやっぱり知りたいですよね。当然、いろいろなものを足し算した数字だけがここに載っているわけだから、行政側は内訳はみんな持っていますよね。それを最初から提示していればやりとりの必要もないし、それに基づいて気がついたことをそこから先、質問できるんです。  ただ、今までは、決算書もそうですけども、紙ベースの予算書だったので、スペースがないよね。このところにもう1つ加えて、その内訳を書くといったら、膨大な情報量になります。ただ、今、データ化がされている時期だから、私が提案したいのは、その内訳のデータを下さいと。答弁はいいですよ。議会側も今後、協議しなければいけませんから。そうしておけば、それぞれのやりとりを一定のレベルまでしなくて済むわけですよ。そこから次のやりとりということで時間も生かせると思いますから、ここは提案だけにしておきたいと思います。副議長もおられますけども、今後は議会は議会側で検討して、行政側は行政側で検討して、また調整の中でいい方向に行けばいいなと思っています。  次の質問は、宿泊を伴う自然体験学習についてなんですが、私は以前から、武蔵野のセカンドスクール型、全国でもあちらこちらで始めてきた、できれば1週間以上、あるいは10日、小学校高学年、中学生の自然体験だとか、さまざまな体験ができることが、これからの日本の子どもたちを育てていく上で鍵になってくるというふうなことで、一生懸命応援してきました。2年間とりあえずモデル事業から始めましょうという形で見守っていたんですが、25年度はやめちゃいますよと。地域カルテを2年間やってやめちゃったのは拍手するんだけど、これについては拍手どころじゃないですよ。冗談じゃないと。  恐らく、私の推測するに、所管のほうは、もっと拡充しましょうということで予算要求したんだけど、市長側にばっさり切られちゃったというふうに思っているんですけども、その辺どうなんでしょう。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   おっしゃるとおりであります。モデル事業をする以上は、全校拡大が前提だったかと思います。その中で、予算が厳しかったことも確かだと思いますけれども、私たちとしても、4年生から6年生までの宿泊体系をもう少しクリアな形で提案し、今おっしゃったように、連続5日間なども視野に入れながら研究をし、6年生の海、5年生の例えば連続何日間、それから4年生からやるのであれば4年生の位置づけ。トータルで、調布市としては市内で唯一3年間宿泊をやるんだ、それについて意義がここにあるんだということをもう少し打ち出していかなければならないなというふうに考えております。  今回、予算はつかなかったですけれども、この研究は必ず続けて、諦めないという姿勢でやりたいなというふうに思っているところです。  以上です。 ◆大須賀 委員   今、室長の決意表明を伺ったわけですけども、これからの子どもたちのあり方を考えたら、私、非常に貴重な経験になると思うんです。今の子どもたちが共通してあるのは、どんな体験であっても、真剣に何かをやり遂げたことがないという子が圧倒的に多いんですよ。一生懸命土づくりをする、あるいは川に入って魚をつかむ、そういうのは私たちの世代は自然にやっていましたよね。誰から言われなくたって、友達とやっていました。ただ、今の子どもたちはそれができない。だから、行政がそういう環境をつくってあげて、それは2、3日じゃだめですよ。その子どもがきちんと親元を離れて、自立心が芽生えるためには5日以上必要だと私は強く思うんです。だからこそ、武蔵野市を初めあちらこちらで始めています。  その費用対効果、報告集を見ても、効果は抜群にあるんですよ。それは言うまでもないですよね。だから、これは市長側も、この事業については──教育以外のよ。はっきり言って、どうかなと思う事業はありますから、そういうのをばっさり削って、ここに予算をつけてもらいたいと強く思うと同時に、応援していきたいと思いますので、一緒に頑張りましょう。  それから、次、修学旅行運営費ですが、被災地に修学旅行に行った事例をお聞きしたいんです。24年度中に行った事例があるかどうか。もしくは25年度に行く予定がある学校がある情報をお持ちでしたら教えてください。 ◎朴木 指導室長   修学旅行については、第八中学校が沖縄に行っています。それ以外が全て京都、奈良ということです。次年度についても同じというふうに捉えております。修学旅行というのは何年か先まで決まっているんですね。ですので、来年度も同じ方向だというふうに把握しております。 ◆大須賀 委員   京都、奈良に修学旅行に行く意義は私もわかります。中学校は、私、神中だったんですが、普通は京都、奈良なんだけど、投票の結果、東北に行ったんです。高校のときに京都、奈良に行きました。基本的に修学旅行で行っていなかったら、多分、一生行っていない。だから、京都、奈良の古いお寺だとか、修学旅行で行ったから、その辺のことも今認識しているんで、意義はわかります。ただ、今は、この1年、2年は、あえて被災地に行くということも大事だと私は思うんです。それは、子どもたちがやがて成長したときに、やはり自分自身の防災、あるいは安全・安心の意識に必ず大きな影響を与えますよ。  2月11日にまた大川小学校へ行ってきました。2回目ですけども、裏山に避難できたか、できないかといろいろ議論があります。何カ所か立入禁止があったんで、立入禁止じゃないところを登りましたけど、そこはとっても急でした。これは無理だなと思ったんだけど、ただ、体育館の裏にまさしく裏山があるんだけど、そこは傾斜が緩いんですよ。立入禁止だから確認できなかったけど、目で見る限りは避難できたでしょう。そこはマスコミも実際に登っていて、テレビ局も新聞も登っていますけども、登れたと。自分自身も登れたし、低学年でも避難できたでしょうと言っています。NHKも特集番組の中で実際に登って、それは確認している報道がありました。5分で行けるんですよね。5分で74人が避難できたはずなのに、結果的に74人は裏山に行かなくて、 200メートル離れた橋のたもとに行っちゃって74人は亡くなった。3人しか助からなかった。そういう事例を、もちろん教育委員会も大切ですけど、子どもたち自身も私は見るべきだと思うんです。  その一方で、釜石市の学校がよく言われていますよね。釜石市の中学生が隣の小学生の手をつないで、みんなすぐ高台に避難して一人も亡くならなかったと。釜石の奇跡と言われていますけども、そういう両方の事例を、子どもたちみずからが目で見て、感じて、それから一生生かしていくという経験は今だからできるんです。ましてや被災地の方は、来てもらって説明したいんです。こんな悲劇を二度と繰り返したくない。自分たちの悲劇を生かしてくれという思いがすごい強いんです。  それは、10年後よりは、やっぱり今だと思うので、来年度はそういう形で難しいとは思うんで、再来年度以降、そういう方向に行けるような形で教育委員会としても努力していただきたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎朴木 指導室長   昨年度、大須賀委員から同じような御質問を受け、私も3月17、18日に大川小学校、門脇小学校、雄勝小学校、釜石小学校の4校を訪問させていただきました。行かなければわからないということは本当によくわかりましたし、その日は雨が降っていましたので、大川小学校の裏山、地震当日も雪が少しちらついたということで、あの傾斜は本当に登れたかどうかというのは私もわかりません。ただし、行かなければそこがわからなくて、津波の悲惨さというのは、大きな柱が曲がるぐらいのところでした。そういった意味で、意義はあるというふうに私も考えます。  そういう可能性があるということは、各学校へは働きかけていきたいなと思いますが、可能性の中で、校長先生が教育課程を編成する際に、今のようなことを受けて、東北ということをコーディネートすることも私は可能だろうなというふうに思っております。 ◆大須賀 委員   各学校の担当の先生が決める話だから、もちろん強制はできないですよね。ただ、教育委員会として思いは伝えてもらいたいと思います。  それから、被災地に行くことが支援だし、行けばお土産を買いますよね。それが確実な支援になっていくので、ぜひお願いしたいと同時に、修学旅行では行かなくても、今、室長おっしゃったように、行けば見える、感じることはありますよね。教育委員会の方々、あとは学校の管理職、教員、一人でも多くの方を連れていって、何らかの形で現地に行っていただきたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。小林委員。 ◆小林 委員   いじめの問題、聞かせていただいてオーケーということなので、ちょっとお伺いしますけども、きょう、机の上に知的障害者のところで、男の子が女の先生をたたいてしまったという事例のぺらをいただいたんですけども、女の先生がたたかれたんで男の職員がとめに入ったんだけど、聞かないから、びんたをやったという話なんだろうとは思うんだけど、そのときに、これは障害者虐待防止センターに通報しますという形ではなっているんだけど、これと同じで、子どもたちが、例えば先生に殴りかかってきたときに、先生方がそこで手を上げたときに、子どもに暴力だと話になったんじゃ、先生がかわいそうだろうというふうに私は思っているんです。  よく親は、手を上げるなというような形で、子どもたちが反対に、先生、手を上げたら暴力だからねなんて言って、子どもたちに先生がなめられている時代だから、あえて言うんだけども、子どもたちがもし手を上げるという段階になれば、これは多分、精神的に興奮状態だから手を上げるんだろうと思うの。普通の精神なら手を上げるということはないんだけど、興奮し切って手を上げて先生に殴りかかっていったという場合を想定して、その場合、学校の先生はどういうふうに対応するつもりでいるんでしょうか。 ○内藤 委員長   朴木室長。 ◎朴木 指導室長   児童・生徒が教員に殴りかかってくるような事例、これは例えば、学校教育法11条に関する児童・生徒の懲戒・体罰に関する考え方ということで、文部科学省は平成19年2月に見解を示しています。その中の6番目に、教員等に対する暴力行為に対して、教員等が防衛のためにやむを得ず有形力を行使し、もとより教育上の措置たる懲戒行為として行われたものであれば、体罰とはとらない。これは正当防衛ということになりますから、これらの行為については正当防衛、正当行為として刑事上または民事上の責めを免れ得るという見解を出しております。私も、それでいいかなと思います。 ◆小林 委員   それで私もいいんだろうと思うんだけど、でも、今の先生方、なかなかそこの部分を今の親の前で周知徹底できないじゃないですか。これは正当防衛なんだとはっきり物を申す。やっぱりこれをしっかりしていかなきゃ、やはり先生は聖職なんだから、きちっとした判断で対抗していかなきゃだめだと思うの。それで、教える立場と教えられる立場、立場というのはわきまえさせなきゃだめだと思うんだよね。これは指導だからね。だから、そういうことできちっと子どもたちにわかるように教えていただきたいんだけども、ほかにもう1つ問題があるの。特別支援学級の場合、これはちょっとまた難しい問題もあるのかなというふうに思っているんです。そうすると、こっちは、じゃ、どういうふうに対応するんですか。 ◎朴木 指導室長   今は私の手元に資料がないので、事例としては把握しておりませんけれども、今のお話ですと、子どもが先生に殴りかかってきた、暴力行為のようなことをした。ただし、それをおさめるために、間に入った先生が理由とか、そういったものをきちっと聞いたり、特別支援が必要な子どもですから、障害の程度に応じた指導が必要かもしれませんけども、それを説諭したり、そういうチャンスがありながら、それを全部捨象して暴力行為という体罰に及んだのであれば、これは教員が許されないというふうに考えます。 ◆小林 委員   ですよね。そういう答えなんだろうなというふうに思うの。とっても難しい判断だと思うよね。そのときというのは誰がどう判断するか。誰かちゃんと見ていたかとか、第三者の証言が必要だとか、いろんな話になってきちゃうじゃないですか。そうすると、日にちがたつと、言った言わないという話になって、とっても難しいことになっちゃうから、やっぱりそういう事故に対する対応の仕方も今からきちっとしておいたほうがいいのかなというふうに──きょうこれをいただいたので、やっぱりいじめといってもいろいろないじめがあるので、ただ、本ちゃんで殴りかかってきた人に、先生が殴られっ放しなんてばかな話はないから、これはきちっと学校で対応できるようにしていただけるんだったら、それはそれでいいと思うので、よろしくお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。ドゥマンジュ委員 ◆ドゥマンジュ 委員   暴力というのが今出ましたので、ちょっと関連でお尋ねしたいんですが、文科省がついこの間、学校教育法で禁じている体罰とそうでない行為の区別を示した通知を全国の教育委員会に示したというのが新聞報道で出されてましたよね。この中で部活動については、今まで前の通知では触れていなかったところを、これも教育の一環だから体罰は当然禁止だというふうに言っていますけれども、部活動でのそうしたちょっと行き過ぎた行為といいますか、指導者から受けているというようなことも調布の中の中学校でも耳にすることがあったんですが、今、そのようなことについての把握ですとか、何か指導とかはされているんでしょうか。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   部活動を初め体罰の実態調査、今ちょうど調査をし、精査をしている最中であります。子どもからのアンケート、教員からのアンケート、中学校によってはその両方からやっております。そういった中で、体罰に当たるかどうかを精査する必要がありますが、そのような行為があったのではないか、受けたというようなアンケートは出ております。  ただ、部活動においてですけれども、部活動にも体罰はこれまでもあったというふうに私は考えます。本市ということではなくて、全国的に。これは、熱血とか熱心という言葉をかりて、暴力行為を子どもが受けとめたり、保護者が容認するような雰囲気があったのではないか。それから、部活動の顧問というのは、試合の出場やレギュラーの選定に対して大変大きな権限を持っている。そういった中で指導観が過ったまま閉じられた中でそれが行われている。あるいは、大会の実績が上がる教員に対して、周りの教員が物が言えない状況になっている。それらを保護者や地域が許す実態もあった。これらのことから、さきの大阪私立桜宮高等学校のような事例があったというふうに考えております。 ◆ドゥマンジュ 委員   部活での室長の認識をしっかりと話してくださいましたけれども、やはり絶対的な力関係の優劣がしっかりとある中で有無を言わさず行われるのは、子どもにとってはかなりストレスを抱えながら、でも部活をやりたいし、みんなと一緒にやりたから我慢しているというようなことも随分聞きました。保護者の方も、悩んでいても、やっぱり子どもがやると言っている以上はやらせたいというような、悩みながらもやっているようなことも聞いておりますので、今回、調査をされるということですので、ぜひ改善に向けてしっかりと、暴力はいけないというところで発していただきたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御質問ありませんか。──済みません、委員長、交代させていただきます。 ○小林 副委員長   内藤委員。 ◆内藤 委員   最初に、いじめ関連のことで端的に御質問させていただきたいと思います。  いじめに関して、要するに大津の問題もありまして、本当にあってはならない、二度とそういったことは本当に起こしてはならないということで、総力を挙げて取り組んでいかなければいけないというふうに本当に感じているところでございますが、まず状況を伺いたいんですが、現在、不登校になっているお子さんの中で、いじめが原因とされるお子さんについて、人数がわからなければ大体何割とかいうことでも構いませんので、まず、現状を伺いたいと思います。 ○小林 副委員長   はい、朴木室長。 ◎朴木 指導室長   問題行動調査等で不登校の原因となるものの分析があるんですが、持ってくるのを忘れまして、すぐは見えません。ただし、市民から寄せられる声や保護者から寄せられる声の中で、いじめがあったために不登校になってしまったという事例は聞いておりますし、実際にその対応を教育委員会がしている事例はございます。 ◆内藤 委員   わかりました。では、幾つか確認をするところがあります。先に確認させていただきます。  それから、いじめに関する対応の中で、学校に行きづらい子どもの支援、学校教育のここのところで不登校に関しては50ページのところですかね。学校に行きづらい子どもの保護者への支援の充実というふうに出ておりますが、これは23年度に初めて実施をして24年度。25年度についてはどういうふうになっていくのでしょうか。 ○小林 副委員長   堀江所長。 ◎堀江 教育相談所長   今おっしゃったのは、学校に行きづらい子どもの保護者の集いのことでよろしいでしょうか。 ◆内藤 委員   はい、そうです。 ◎堀江 教育相談所長   今、委員がおっしゃってくださった学校に行きづらい子どもの保護者の集いは、教育プランにも載せさせていただいているんですけれども、学校に行きづらい子どもの保護者が一人で悩んで孤立するということがないようにということで開催をしておりまして、平成23年度に初めて実施いたしましたところ大変好評でしたので、その後、学期に1回のペースで実施しております。  教育相談所と指導室が連携しながら、指導室の不登校児童・生徒の支援プロジェクトのスーパバイザーでいらっしゃる松尾直博先生を講師にお招きしながら実施しているところでございます。 ◆内藤 委員   ありがとうございます。教育相談所のお便りの中にも、このことについてありました。これによると、実施日が4回ということで、ここに掲載されている分なんですけれども、学校に行きづらいお子さんの保護者が一人で悩んで孤立しないように、こういったことを防ぐために、学校に行きづらい子どもの保護者の集いを開催しているということで、さまざまなお話の会だったり、情報交換だったりという場を提供していただいているんですけれども、その中でまたちょっと伺います。  不登校に関して、いじめが原因とされるお子さんで不登校になっているお子さんの中で、年間、つまり30日以上、長期にわたって不登校になっているお子さんに関しては、どのくらいいらっしゃるんでしょうか。わかりますか。 ◎朴木 指導室長 
     それも昨年度の問題行動調査の中で、不登校になるきっかけの中で、いじめに関して何人いるかという数値はあるんですけど、今、数値がないもんですから…… ◆内藤 委員   わかりました。スクールカウンセラーについては次のページでございますので、その後のところで触れたいと思いますが、今、スクールソーシャルワーカーやさまざまなサポート、保護者に対してもお子さんに関しても体制があると思いますが、特に長期で不登校になっているお子さん、また保護者に対しての支援、サポート体制ですね。例えば、加害者との話し合いが済んだとしても、そのお子さん、生徒が、気持ちはあっても、学校に行きたいと思っても、心の部分が、体が、そこにもう行けないという状態になっているお子さんもいらっしゃいます。ここのところ本当に多くの方から御相談が寄せられているんです。そういった、学校では一旦、加害者との話し合いが済んだ生徒もいらっしゃる──済まない生徒もいらっしゃいますけれども、中でも、要するに行けていないお子さんに関して、どのように連携してサポートしていくのかという点について現状を教えていただきたいと思います。 ○小林 副委員長   大場統括指導主事。 ◎大場 指導室統括指導主事   1つ例を申し上げます。親子ともどもひきこもりになってしまう、友人とのトラブルの中で、家から一歩も出られなくなったという中学生がいました。この1年間を通して、スクールソーシャルワーカーが家庭支援に入り、まずは人間関係の構築に努めました。そこから、家から一歩ずつ、少しずつですけども外に出るようになり、今では相談学級に通えるまで、すなわち学校機関の中に毎日通えるというところまで成長したお子さんがいるという事例があります。  このことから、やはり地道に、まず人間関係の信頼感、お互いの信頼感を取り戻しながら、もう一度生きることへの力を蓄えていく、充填していくこと、これがとても大切だというふうに認識しています。その上で、私たちがどうかかわればいいのかということについて、今後もその充実が図れるように、また、さまざまなかかわれるチャンスがあるかと思いますので、そこを探っていきたいというふうに思っています。  以上です。 ◆内藤 委員   時間のこともありますので、これでまとめますが、教育委員会のほうに上がってきた問題については、本当に機敏に対応を御努力いただいているという実感をしていますし、本当にありがたく思っておりますが、今回、私が御相談をいただいた中の1つの事例としては、学校から上がってこなかった問題があって、そのことを御相談したときに、知らなかったというケースが実際ありました。昨年の秋からずっと不登校になっていて、お子さんは通いたいんだけども、保健室にも行けない状態になっていたという中で、お母さんも、高校進学のこともあるので早く復帰させたいという焦りももちろんありましたが、その場合、要するに何が言いたいのかというと、そういった長期のお子さんに関しては、上がってくるのを待っているんではなくて、その子にとって、どのようにサポートしていくのか。  例えば、ワンクッション置いてフリースクールを御紹介していく。調布がだめだったら、ほかのところもあるわけです。その子にとってどうしたらいいのかということを、やっぱり学校の間に入って、いろんな支援の制度がありますよね。これが生かされていないし、いろんな縦割りの中ですき間を埋めるところがやっぱり欲しいなというふうに思うんです。今回、お母さんが勝手に動いちゃったことで、いろんなところに行って、フリースクールの紹介に行ったり、ほかの学校の、もともと違うところから来た方なので、そこの学校がいいと市外の学校に通うという方向に進めてしまったり、いろんなことがありましたけれども、それがつながっていないんですね。  今ようやくスクールソーシャルワーカーさんにつないで、そしてフリースクールにもつなぐことができて、これから見学に行きますが、お母さんはどこに行ったらいいかわかんなかったんです。学校は、そこでもう加害者とのあれが解決しちゃったと思って、それっきりなんです。本当にそういうお子さんたち、どうしたら拾ってあげらるのかということをやっていくのが指導室の役割なのかなと。いろんな支援がありますから、生かしていただきたいなというふうに思います。  もう一点、学校の支援地域本部モデル校というのがございますよね。これは21年度から第八中学校をモデル校として、23年度には深大寺小学校。これ、まとめにしちゃいますけど、学校、家庭、地域の役割と責任に基づいた連携を進める柱とすると。これは、私たち公明党が取り組んでいるのは、何も地域のいろんなこと、おそばつくったり何とかということだけではないんです。いじめのことに関しても、しっかりとこれは地域を挙げて支援をしていく。このための支援本部が根っこにあるんだということをよく理解いただいて、しっかりとやっていただきたいなというふうに思いますので、これはもう求めませんので、しっかりと要望で終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。長くなってごめんなさい。 ○小林 副委員長   委員長、交代します。 ○内藤 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   次、 202、 203ページ。はい、ドゥマンジュ委員。 ◆ドゥマンジュ 委員   まず1点は要望なんですが、命の教育活動、防災教育の日を去年から始めて、またこれを継続していくというのは、防災にとっても、地域づくりにとっても、大変いい取り組みだと思います。学校がしっかりそれを担っていくというところであれなんですが、お願いしたいところは、仮設トイレの組み立てというのをぜひ毎回実施していただきたいということなんです。  これを防災のほうにちょっと聞きましたら、それは学校が決めるので、校長によって、それをやるかどうか、そのときのプランによって違うと思いますということだったので、それはぜひ毎回やっていただきたい。本当に避難所が開設されたら、すぐに必要なのがトイレですから、暗い場合もありますし、なかなかそういう場合、トイレの組み立てというのは難しいと聞いておりますので、ぜひこれは毎回行っていただきたいと思います。それは要望です。  あと、学校図書館のところでお尋ねしたいんですが、4年前から学校図書館の支援センター機能というのができていましたよね。これはその後、ここで蔵書計画などをつくるというようなこともあったと思うんですが、この4年間の検証といいますか、またそれと今後どのようにつなげていくのかというところでお尋ねしたいと思います。 ○内藤 委員長   大場統括指導主事。 ◎大場 指導室統括指導主事   まず、これまでの総括ですけども、各学校で取り組まれているさまざまな工夫を共有できた、これがまず大きな成果だったと思います。各学校で行われている、例えば本の紹介をほかの学年にしていこうなどの取り組みがあるわけですけども、そのことは、自分たちの本を読もうという、あるいは本に近づくということに対して非常に動機づけになっているということがあります。  ですので、例えばAという学校で行われていたものが、次年度、BやCのところに汎化していく。そういうふうなことで調布市全体の学校図書館の活用というものの促進が非常に図られてきたのではないか。そういう意味では、この支援センターの果たす役割というものは大きかったというふうに認識をしているところです。  今後は、その取り組みについては、また嘱託員の方々も変わっていくことも踏まえて、また年度当初から、そのような情報共有をどう進めていくか、あるいは研修機能の充実、そういうふうなところを進めていきたいというふうに考えているところです。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   調布は、各学校に1人ずつ司書を置いて進めたということで、中学校でも7年間で貸し出しの冊数がすごく倍増したと……。学校配置は7年間じゃないですね、ごめんなさい。学校に司書を配置してから、中学校の貸し出し冊数が7倍になったというようなことも聞いておりますので、学校の図書館の活動については大変力を入れていることと思うんですが、それでもなお要望したいところは、司書の方が変わられると、先生との連携ですとか選書、そういうところがなかなかうまくいかないというところもあるというふうに聞いております。そういう意味では、やっぱり研修とか内容を充実していただくとか、ネットワークを図って司書の方たちでの情報共有をしていただくというところが大変重要になってくると思いますので、そこはしっかりやっていただきたいと思います。  あと、学校での授業でどのように活用されているのかというところについては、どのように把握されていますか。 ○内藤 委員長   はい、朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   大場統括が詳しいので後ほどやりますけども、例えば小学校第3学年、第4学年、読書の範囲が広がってくるとき、今までのような物語文のような浸る読書から、目的に応じて調べて課題解決するようなものが求められたときに調べ方学習。つまり、図書室にある本の中の物語ではなくて、自分の問題を解決するような本をどのように読んでいくのか。どのように活用していくのか。そんな際にワークシートを使って、図書館嘱託員の方が指導をされていると。そうやって、特に第3学年、第4学年の授業の充実に役立っている、こういった事例がございます。 ◆ドゥマンジュ 委員   専門嘱託員の方たちなんですけれども、杉森小と、あともう一校どこでしたっけ、人数が多いところでは時間が1時間延長になりましたよね。それでも6時間。ほとんどの方が5時間という時間の中で、学校の授業に入り、貸し出しも行うとなると、なかなかその時間で入れなくて、もっとしっかりかかわりたいんだけれどというようなジレンマもお聞きします。ぜひこうした時間の延長も含めて、せっかく1校に配置しているというような調布の実績があるんですから、しっかりと学校図書館、活用した授業などや、また調べ学習もそうですけれども、やっているというところをもっと打ち出してしっかりやっていっていただきたいと思います。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。川畑委員。 ◆川畑 委員   1点だけお聞かせください。一番下の夏季施設運営費のところでありますけども、3.11、東日本大震災から2年という月日がたちました。その現状で、学校施設運営、千葉の南房総市で、毎年毎年、子どもたちが楽しみにしている夏季教室がありますよね。そこに行きたくないという親御さん、出したくないという親御さんがいたというふうに聞いておりますが、その影響は、どのように今あるんでしょうか。 ○内藤 委員長   高橋課長。 ◎高橋 学務課長   23年度、昨年度においては、やはり行きたくないというお声がございまして、参加率が3%程度落ちました。ですけども、24年度においては今までと同様の参加率。昨年が95.8%だったんですけども、大体、例年どおりに戻りました。ということで、いろんな対策を立て、避難訓練を行う。学校においても枕元に懐中電灯を置くとか、いろんな対策をとったおかげで安心していただけたのではないかというふうに思っています。  以上です。 ◆川畑 委員   ある意味、子どもたちはすごく大切な経験をしていると思うんです。大須賀委員が先ほど言われましたが、宿泊を伴う、これも1つの研修であります。それと同時に、南房総の方々もすごく御努力いただいているということも情報に入っております。であるならば、なおさら親御さんに安全だと。放射能に対しても安全だということをしっかりと情報提供することも安心させる1つではないかと思いますんで、今後とも、そういうところを配備しながら、ぜひとも親御さんの安全・安心、子どもさんの安全・安心、そして、親御さんに安心を与える。それと、教育という部分でもしっかりと配慮していただければと思います。これ、要望にしておきます。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。大須賀委員。 ◆大須賀 委員   防災教育の日について伺いたいんですが、昨年初めて実施して、評価もあるけど反省した部分もいっぱいあると思うんですね。聞きたいのは、それを受けて、今度は1回目と比べてここが違いますよ、ここをバージョンアップしましたよ、ここを改良しましたよという点を具体的に教えてください。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   防災教育の日は、教育課程の中身と外身がありますので、私と総務課長がそれぞれ答えさせていただきます。  まず教育課程に当たる部分ですけれども、命の教育、命の授業。それから、震災時対応マニュアルに則してシミュレーションをし、避難所開設までは各校共通に行う。ただし、地域保護者への啓発については、その日でなくても、最も効果的な日を選んでやってもいいですよ、もっと早くがいいんだ、防災教育の日まで待たずに、例えば新1年生の保護者会があった。そんなときに、それとあわせて1年生の保護者対象にも行うとか、そういった例も含めて、保護者への啓発の講話や講演等の学習については、もう少し柔軟に考えるということにいたしました。  そのほか、教育課程外については総務課長から。 ○内藤 委員長   阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   防災教育の日の教育課程外の部分になりますけれども、地域を巻き込んでの避難所開設訓練を昨年、防災教育の日に実施した中で、今回、各学校で取り組んでいただいたところでございます。昨年と今年度と大きく違うというか、改正した点は、まず学校のほうで、昨年も消防署ですとか警察ですとか、関係機関に御協力をいただいたところではあるんですが、そこのやりとりをまず早めて、もう既に学校と消防署、あとは警察、これは私ども教育総務課と総合防災安全課に間に入っていただいた中で、今調整をかけて、既に各学校が動き出しているというようなところが、昨年の反省を踏まえた、少し早目の計画を今しているというところでございます。  また、昨年8月に防災教育の日の検証報告書というのを教育委員会のほうで出しているんですけれども、その中で、各地域等から御要望のあったことについて、2点ほど今回は改正をして、改めてやる予定になっております。  まず1点目といたしましては、避難所がわかりにくいと。実際に避難所に行って、どこに何があるのかよくわからないというようなものですとか、あとは手づくりの案内板では、雨風が吹いたときには、それが飛ばされてしまうんじゃないかというような声もございましたので、今年度予算で算出をいたしまして、今、案内板等をつくっているところでございます。これにつきましては、新年度予算にも計上しようと思ったんですが、新年度予算で計上すると、もう契約的に間に合わないというようなところがございましたので、今、24年度予算の中で、ある程度、目的外使用等をしながら今やっているところでございます。  あともう一点といたしましては、職員の識別のベストというものを今度の第2回目のところから着用してもらおうということで、今、発注をかけている最中でございます。  以上でございます。 ◆大須賀 委員   幾つかに分かれると思うんですけど、命の授業については、それぞれの学校が独自にやるからいいと思うんですが、避難所開設までのシミュレーションについてお伺いしたいんですが、地域を巻き込む場合と巻き込まない場合、大きく分かれると思うんですね。地域を巻き込まない場合には、学校関係者あるいは保護者だけで成り立つから、それはそれで1つの理屈なんですけども、地域を巻き込んだ場合。  例えば去年も私の地元の小学校の場合そうだったんですが、地域を巻き込んでおきながら、教育委員会関係者だけで行われて、市の市長部局はいたけども、私たち全くノータッチよと。来ているだけ、見ているだけ。おかしいですよね。だって、避難所開設といったら、それぞれ学校に初動要員が決まっているわけです。初動要員がまず学校と連携をして、どうやってやるか、まずそこからやらなきゃいけない。防災倉庫をあける。避難所を開設する。ところが、初動要員はいなかったんですよ。たまたま市長部局から呼ばれた何人かの人間がいたぐらいで、とってもへんてこりんだったんですね。不自然。市民からすると、教育委員会であろうが市長部局、関係ないんですよ。役所の人なんです。  そこで、その件が今回どうなって改良されるのかというところに注目していって質問したんですけど、それについてのお答えは全くなかったんですけど。  それから、もう一点。消防と警察はいいですよ、平常時は。でも、非常時は消防と警察は当てにできないというのが前提なんですよ。平常時はいいんです。非常時でも消防と警察どうのこうの言っているんで、よくわかんないなと思っているんですけども、その点が2点目です。そこを次に聞かせてください。 ○内藤 委員長   済みません、ちょっと御答弁の前によろしいですか。午後5時が近づいてきておりますので、お諮りいたします。  本日の審査は、時間延長することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   御異議なしと認め、本日の会議は時間延長することに決しました。  御答弁をお願いいたします。はい、阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   まず、初動要員が参加しての訓練というようなことで先ほどお話がございましたけれども、今回、防災教育の日につきましては、平日の時間帯、午前11時24分に発災をしたという想定でやってございます。初動要員につきましては、休日、夜間等のときに、初動要員がまず現場に駆けつけて避難所を開設するというようなことになっておりますので、まず平日の時間帯でありますと初動要員は動かないというようなところの中で訓練をやった経緯がございます。  今回、2回目につきましては、また同じような発災時刻で訓練をやりますので、当然、ここにつきましては、地域防災計画の中には、まず避難所開設として当たるのが教育部等になってございますので、まず教育部の管理職等が各学校のほうに出向いて避難所開設の任に当たるというようなところを想定しております。  昨年は1回目というところでございましたので、教育部だけで対応し切れなくて、各部に協力をお願いしたというようなことでございますが、今回2回目については、より実践的な訓練をまずしたほうがいいのではないかというようなところから、なるべく教育部、実際に教育会館から、じゃ、各学校に、平日のこの時間に、どういう形で出向けるのかというようなところを含めた中で訓練をやってまいりたいというふうに考えております。  あと、消防、警察でございますけれども、今回、各学校からいろんな要望等をまず事前に聞き取ったところ、各学校、小学校では、消防に対してかなり協力をしてほしいというような声が上がりました。そこで、私どもがそれを集約したものを消防等と調整したところ、消防のほうも、ぜひとも全面的に協力したいと。また、警察につきましても、警察のほうも協力をやっていきますよというような快い回答をいただきましたので、そこについては、今年度もしっかりと連携をしてやってまいりたいというふうに考えております。 ◆大須賀 委員   防災教育の日に参加する保護者の方、地域の方に徹底的に伝えてほしいのは、主役はあくまでも地域と保護者なんですよ。災害時に警察と消防を頼られても無理です。来ないというのを前提にしなきゃいけないので、それは要望、出るでしょう。要望されれば、警察、消防も喜んで協力するでしょう。でも、それは頼っちゃうよというシミュレーションになっちゃうんですよ。極端な話、警察と消防なしでやり切るというのが、本当はあるべき姿だと私は思っていますよ。  あと、地域を巻き込む、巻き込まないと2つあると思うんです。巻き込まなきゃ巻き込まないでいいと思うんです。巻き込んだときには、私は基本的には、教育委員会だけじゃなくて、市長部局とちゃんと連携をしてやるべきだというふうに考えます。いろんなメニューを考えて、昼間のときもあるでしょう。夜のときもあるでしょう。夏休みのときもあるでしょう。毎年パターンを変えてやっていくということも非常に大事だと思いますから、今後、そういった方向もきちんと対応してもらいたいと思います。  それから、今まで、私の要望の中で、それぞれ防火頭巾は部屋の椅子のところについていますよね。頭は防火頭巾、足は靴を履いている。でも、手が危ないですよという話で、軍手を考えたらどうですかというお話で検討いただいていると思うんですけど、結論は出たでしょうか。 ○内藤 委員長   御答弁をお願いいたします。塩足次長。 ◎塩足 教育部次長   私、大須賀委員から昨年、防災教育の日の直後に、点呼をとることと軍手が必要じゃないかという御指摘をいただきました。検証の際には、そのことについては学校側のほうで、点呼については、しかるべきところでとっているという声もあったので検証の中には入れなかったんですが、軍手につきましては、私のほうも、その後、軍手の検討というのをちょっと失念しておりまして、申しわけございません。実際に学校側と協議をするとか、25年度の実施に向けて準備をするということについて、具体的な指示とか発信をしませんでした。申しわけございません。 ◆大須賀 委員   非常に正直者で、ジョージ・ワシントンさんと呼ばせていただきたいと思います(笑声)。それで、軍手については、あったほうがいいに決まっていますよね。実際に、災害のときには、ガラス、割れる。壁、崩れてくる。余震があれば倒れちゃう。特に子どもたち、すぐよろけちゃうんだから、絶対、軍手は必要ですよ。お金も大してかからない。ぜひお願いしたいのと同時に、あと防火頭巾、防災頭巾、どっちの名前かいまいちわからないけど、ヘルメットのほうが絶対いいですよ。  もともと防火頭巾は、多分、関東大震災とか空襲で、火の粉が降りかからないようにというところ辺から始まっているんだよね。だから、耐火性はある程度いいんだけど、物が崩れてきたら、ないよりはあったほうがいいぐらいの話でしょう。ほぼ帽子と同じようなものなんだから。子どもの命、安全のためだから、変な話、議会と事前に調整して、補正予算を組んででも対応してもらいたいと思います。  あと、防災教育の日に関連してですけども、先ほど通学路の安全性が出ましたよね。あと、私もよく言わせてもらうんですけど、子どもが寝ている部屋の耐震化。具体的に言えば家具の転倒防止。阪神・淡路大震災のときに、家は崩れなかったけども、家具につぶされた子どもがいっぱいいたわけですよ。だから、子どもが特に家具につぶされないように、家具の固定をしなきゃいけないですよね。子どもが寝ている部屋ですよ。それについて、こういうときにこそ保護者にきちんとそれを訴える。保護者の寝る部屋はどうでもいいとは言わないけど、子どもが寝ている部屋をとにかく優先してやってくれと。その次が保護者の寝ている部屋ですよというふうに思っているんですけど、どうでしょうか。
    ◎塩足 教育部次長   調布市防災教育の日においては、激震災害の発災後のシミュレーション。それと、市職員や消防、警察が行けない、学校でまずというところの着想から、まずそこに特化した訓練ということで目が向いておりましたけども、当然、家具の転倒防止というような視点も、あわせて市民の生命、財産を守るという視点から必要ですので、関係機関との調整、協議をしていきたいと思います。  家具転倒防止については既に取り組んだ経過もあると思いますので、その辺もう一回、どこまで浸透しているかとか、子どもの寝室というところの視点でどの程度浸透しているかということも聞きながら協議をしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆大須賀 委員   こういう機会に、保護者に、それはもううるさいと言われるくらいやってほしいんですよ。立川断層のことも言われているけども、首都直下型地震が起きました、家がつぶれなかったけども、子どもの部屋の家具が倒れて子どもが亡くなっちゃったら、本当に親は後悔してもし切れないですよ。子どもが助かるかどうかは親の努力ですよ。子どもの努力じゃない。親の努力ですから、ここはもう本当にうるさいと言われるぐらい熱心にお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。平野委員。 ◆平野 委員   今の関連ですけども、防災教育の日の行事は、昼間は命の授業とかありまして、それから、あとはシミュレーションの地域を交えたのがありますけども、一番メインになっているのは、やはり教育部ですので、地域を交えたシミュレーションのときに、前回は、地区協議会の方たちが要援護者の人たちの避難所の紙を書いて張って、仮にもしここにいらっしゃったらこうだねというようなことをされてましたけど、要援護者の方も、動ける方は、せっかくの訓練の機会なので、やはり一緒に地域も交えてというんであれば、事前にかなり周知をしたほうがいいと思うんですけども、ただ、これは教育からかなりほかの部署に行きますので、福祉健康部だとか、防災安全課とか、あるいは協働推進課とか絡みがいっぱいありますので、でも、どこかが旗振り役というか、中心になって協力をお願いしていくなり、声かけしていくなりしないといけないと思うんですけども、これは教育のほうから声かけをして、働きかけるということはできるものなのでしょうか。あるいは、もうされているんでしょうか。お聞かせいただけますか。 ○内藤 委員長   塚越部長。 ◎塚越 教育部長   防災教育の日の取り組みについては、基本的には学校側がどう避難所を開設する、そういう訓練をしていくかというところにまず主眼があります。午後の部分について、じゃ、その避難所開設をどう運営していくのかというところは別メニューという形で考えています。  しかし、今回、避難所運営マニュアルというのを防災が中心となって、各地域とともにつくろうということで準備をしておりますので、その避難所運営マニュアルの中で、どう地域の人が地域の要援護者をサポートしていくのか、そういったところは今後、大いに検討していくところだろうと。そのときに、やはり教育委員会、学校と地域と防災がどう連携をしていくのかというところは、これから大いに詰めていく必要があろうと思いますので、教育委員会としても、避難所という場所を管理しておりますので、十分連携を図りながら提案していきたいと思っています。 ◆平野 委員   これから働きかけというか、声かけというか、連携をとっていってくださるという方向でよろしいでしょうか。 ◎塚越 教育部長   避難所運営マニュアル等については、既に学校と一緒になって地域も交えてやっておりますので、これからということではなく、もう既に動いているというふうに思っていただいて結構だと思います。 ◆平野 委員   では、この4月、来月下旬の防災教育の日の訓練では、そういった場面が見られるというふうに思ってよろしいんでしょうか。 ◎塚越 教育部長   これは各学校が今どういうプログラムを考えているかというところによりますけれども、全ての学校がそのような体制で取り組むというところまでは、まだ確認はできていません。 ◆平野 委員   せっかくの大変貴重な防災教育の日の訓練でもありますので、今は年に1回、前回から始まったばかりですけども、せっかくの機会ですから、本当に横との連携をしっかりとって充実したものにしていただきたいと思っております。これは要望です。  それから、もう1つだけ。防災教育ですけども、先日、たづくりで教員の研究発表会というのがございまして、それにあわせて、防災教育ということで片田教授がたづくりで講演をされまして、大変貴重な場があったわけなんですけども、そのとき私も配慮いただきまして、参加させていただきまして、大変感動したんですけども、教員の方たちが、あの貴重な講演が終わった後に──片田先生というのはもう有名な、釜石の奇跡をされたあの先生です。あの先生がたづくりに来られたわけです。大変多忙な中、前日は鹿児島の桜島、その前日は北海道。全国、物すごいスケジュールの中で調布に来てくださったわけなんです。  もちろん釜石のことを中心に、小さい子どもたちへの防災教育の話もしてくださったわけなんですけども、この調布というところは、特に津波という、日ごろからその心配からは、東北と場所が違うから、あのときに片田教授は、あえてわざわざ首都直下型の地震のこともお話ししてくださって、防災教育というのは、子どもたちが人から言われて、「はい」とわからせるのが防災教育じゃないよ、子どもたちがみずから考えて、動いてできることを子どもたちにできるようにさせてあげることが防災教育ですよということで教えてくださったわけなんですけども、あの貴重な講演が終わった後、会場の中で学校の先生たちが、こんな調布で津波の話をされても、私たちはどうしたらいいのというような声が聞こえてくるんです。  それから、私はたづくりの前のほうに座ってましたけども、一番後ろのほうに、たまたま私が知っている方が参加されていたらしくて、終わった後、泣きながら電話がかかってきまして、何で調布の学校の先生たちはこうなんでしょうということで、どうしたんですかと言ったら、あんなに貴重な片田先生が調布なんかに来てくれて、あんなに貴重な話をされているのに、何で学校の先生たちは、会場の中で寝てばかりいるんですかと。本当に数えるほどしかメモをとる人もいないし、情けないと言って、泣きながら私に電話をかけてきたんですよ。  私、その辺はわかんない。私が聞いたのは、調布で津波の話をされても私たちは何をしたらいいのというような声しか知りませんけども、ああいった教員の方々、この前の防災教育、貴重な講演を受けて、感想なり、どう思われたかとか、どう生かせるかとか、何か教員からの声を伺うとか、その後、教育委員会から教員の先生たちに働きかけとか何かございましたでしょうか。 ○内藤 委員長   朴木指導室長。 ◎朴木 指導室長   教育委員会が主催している行事、研究会ではなかったということもありますが、補助金も出していますので準公的機関だと思います。最後にアンケートをとっていますので、それを見ると、多少その成果はあらわれるだろうなと思います。おっしゃるように、あの中で一番大事だったのは、「率先避難者たれ」という言葉が非常に印象に残っているわけですけども、そういう自助、共助の中で、まずは自分が「率先避難者たれ」というのは、特に津波でなくても大事なことでありますから、それは津波を例にとった教材としてその研修を受けるべきだったと私は思いますが、アンケート等は見せてもらいながら、その成果については分析したいと思います。 ◆平野 委員   よろしくお願いします。  以上です。 ○内藤 委員長   はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   簡単に。今の平野委員の防災教育の日の質疑のやりとりで、私も以前のときに申し上げたんですけども、今の御答弁の中でも、横の連携みたいな部分で、要望みたいな形で御提案申し上げたと思うんですけど、御答弁の中で学校側の御判断、いわゆる校長なのかわかんないんですけども、そこの御判断にという形は、前回私が質問したときにも同じような形でお答えいただいていたんですけども、例えば地区協であったり、健全育成であったりとかというような形と連携をしていくというのは、教育委員会としては、全校に対してのそういった形の指導はあえてしていないというか、ことしもしないということなんでしょうか。 ○内藤 委員長   塚越部長。 ◎塚越 教育部長   防災教育の日の午後の取り組みについては、避難所の運営も含めて、それは学校と地域に実情に合わせた取り組みをお願いしているというところですので、方法も含めて、それは学校側が今考えているというところであります。 ◆高橋 委員   では、意見だけ申し上げますけども、昨年のとき、私、2つの学校にお邪魔させていただいたんですけど、取り組みの度合いが、地域の方々との巻き込みの度合いがやっぱり違うんですよね。あるところの校長先生は、その地域の方々にお願いをしても、地域の方々が、同じ地区協にしても、健全にしても、小学校があって、やはり小学校のほうに皆さんウエートがかなりかかって、中学生はいいだろうみたいな感じで、地域の方々が小学校側に全員でわっと動いちゃった形で、中学校側は、結局は保護者の方にお願いをして、午後にまた出てきていただいたりしていたんですけども、中学生本人たち、子どもたちが、どちらかというと避難所運営というようなのを中心にやられていて、できれば地域の団体の方々をもうちょっと巻き込むことができないんですかねみたいな形で結構お話を伺ったんですね。前回お話をしたときも、そういった形で御答弁いただいたんですけど、何とか協働推進を通じてとか、そういった形で、こういう形で協力してあげてくれみたいな形のものを教育委員会でないんであれば、協働推進というような形のところから発信するようなことを、できればお願いをしてほしいなという要望だけ申し上げておきます。 ○内藤 委員長   ドゥマンジュ委員。では、済みません、端的にお願いいたします。 ◆ドゥマンジュ 委員   端的にまいります。教育相談所のところなんですけれども、教育相談所でソーシャルワーカーが2人体制になって、本当に支援が必要なお子さんの手だてが厚くなったと思うんですけれども、それで、何かの資料で、教育支援コーディネーター室の……(「ソーシャルワーカー? スクールカウンセラー? どっち?」と呼ぶ者あり)。ソーシャルワーカーについてです(「ソーシャルワーカーは終わっている」と呼ぶ者あり)。いえいえ、教育相談所のソーシャルワーカーです。ここではだめですか。また別なところで出てきますかしら。教育相談所はここで終わりですよね。では、ここでやらせていただきます。  教育支援コーディネーター室のスクールソーシャルワーカーとの組織編成などということの可能性について、どこかで触れられていたと思うんですが、やはり教育相談所のソーシャルワーカーは心理職と一緒にやっているというところで、それらの情報をもとにアウトリーチをするというような、やっぱりここに特化した機能というのもあると思うんです。なので、ダブってスクールソーシャルワーカーとやるというところは、そこは連携が必要だと思うんですが、その体制については、今のままのそれぞれのよさを持ったやり方であってほしいと思います。  というのともう1つ、ここの教育相談所で行われている、先ほど内藤委員長からもありました不登校ぎみのお子さんを持つ保護者の方の場づくりということで年4回やられているということなんですが、ここは保護者の方にとっては大変心強い場になっていると思うんですが、どのような声が出ているでしょうか。この2点についてお尋ね。 ○内藤 委員長   はい、堀江所長。 ◎堀江 教育相談所長   まず1点目、最初おっしゃってくださった教育相談所のソーシャルワーカーと指導室所管の教育支援コーディネーター室のスクールソーシャルワーカーとの連携と、また組織のどういった連携をしているかというお問い合わせだと思うんですけれども、今おっしゃってくださったように、教育相談所にもソーシャルワーカーが2名おります。平成20年度から新設しまして、今年度、平成24年度から1名増員となりまして、おかげさまで2人体制でやっております。  また、お話のありました教育支援コーディネーター室のスクールソーシャルワーカーにつきましては、指導室の所管ではありますけれども、こちらは学校とより密な連携をとりながらやっております。  その組織の連携のあり方ということが出ておりましたのが、恐らく、指導室で今、中心に取りまとめております特別支援教育の全体計画の中で、就学相談の見直しというか改善というか、そういったところで出てきているのかなというふうに考えております。指導室のスクールソーシャルワーカーと教育相談所のソーシャルワーカーは、定期的に毎月、私も参加しながら連携会議を持っておりまして、共通のケースの検討ですとか、こういったことは学校とのコーディネートの必要ということでコーディネーター室が分担したり、あるいは教育相談所のソーシャルワーカーは、先ほどおっしゃっていただいたように、来所相談の心理士との連携を密にしながらということ。あるいは、就学相談の中から特別支援の保護者の方のそういったことも含めまして連携しながら仕事をしている状況でございます。引き続きこういった連携を進めていきたいと思っております。  それから、また2点目の学校に行きづらい子どもの保護者の集いのことでございますけれども、これ、先ほど委員長からもお話しいただきましたとおり、平成23年度から初めて実現できまして、大変好評でございましたので、その後、学期に1回という形で年間3回開催しております。頂戴いたしましたアンケートでも大変好評で、ぜひ次も続けてほしいというお話です。  学校にお子さんが行けない保護者というのは、その時期は本当にこの世の終わりみたいに感じてしまうこともあるんですけれども、この世の終わりじゃなく──といいますのは、せんだって、学校に行きづらかった経験のある方が、実際、御自分の経験を話してくださる機会がありました。2学期も、3学期もそういった方をお呼びして、とても好評で、2学期は女の子さんで、今、大学生になっていらっしゃる方が、学校に行きづらい時期がありましたけれども、今はとても元気になって、将来はソーシャルワーカーになりたいとか、そんなようなことをおっしゃっていました。  それから、今度は男の子の話が聞きたいというような御要望がありましたので、いろいろまた保護者の方ですとかクライアントさんなどのつてをたどって、そういう方に3学期はお話しいただくことができまして、今は大学生でいらっしゃる男の子さんのお話もお二人方伺うことができたんですが、今はとても元気に大学に通っていらっしゃいまして、それから、保護者も感想の中から少し御紹介させていただきますと、保護者からもお2人お話しいただいたんですが、今は立ち直ったお話を聞いて生きる希望をいただきました、ありがとうございましたというお話ですとか、そういったお話をいただいていました。  やはりこの世の終わりじゃなくて、立派に楽しく人生を過ごしているという状況を御本人の口から、つらかったことも含めてお話しいただいたので、それぞれ学校に行けなくなった要因はさまざまですけれども、少しでも、今一番つらい時期の方の支援になればなというふうに考えております。  以上です。 ◆ドゥマンジュ 委員   ありがとうございます。やっぱりお子さんが不登校になっていると、お母さんもそのことを大っぴらに誰かに相談できない。どこにも相談できないというのは、先ほど委員長のほうからもありましたけれども、孤独になっている中で、集まった中で同じように問題を共有している方でお話ができる。そして、また、そういうような不登校だったけれども、今はしっかりと大学生になっているというような事例を見れば、うちの子もいずれはそういうこともあるかもしれないという希望になると思いますし、それは安心につながると思いますので、とてもいい取り組みをしてくださっていると思います。  狛江のほうで、そういう保護者の方たちが、そこは民間の場所なんですけれども、週に1回場所を開設して、そこにはいつでも来てください、不登校のことで悩んでいる方でも、どなたでもいいですから来てくださいという場を開設しているらしいんです。そこに行けばいろんな情報をもらったり、愚痴もこぼせるしというようなレスパイトな場所になっているということなので、保護者の方たちからもそういうような動きがもし生まれれば、ぜひそういうところも支援していっていただきたいと思います。  また、ソーシャルワーカーのほうにつきましては、周りからスクールソーシャルワーカーとソーシャルワーカーがわかりにくいというようなことはあると思うんですが、やっぱりそこはそれぞれの機能があって役割があると思いますので、そこを大事に考えていっていただきたいと思います。  以上です。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。端的にお願いいたします。小林委員。 ◆小林 委員   先ほど、命の教育活動の中で、大須賀委員が消防も警察も手伝ってくれないんだぞという話がありましたけども、これはいずれにしましても訓練ですから、これできちっと教えていただいた後に、自分たちがきちっとできればいいということなんで、これはやはりしっかり警察、消防に来ていただいて、お手伝いをいただいて、教えていただくというのが一番いいのかなというふうに私は思っているんですが、今の学校の子どもたち、防災備蓄倉庫の中の食料、ああいったものは配布とか、そういったものはできるものでしょうか。 ○内藤 委員長   阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   防災備蓄倉庫の中に入っている、例えばアルファ米ですとか、そういったものにつきましては、この訓練の中では使用は不可というふうに聞いております。ただ、ことし2回目でやる防災教育の日につきまして、各学校からアルファ米の炊き出しをしたいというような要望がございますので、これにつきましては、総合防災安全課と調整をしましたところ、防災倉庫の中のアルファ米ではなくて、実際に総合防災安全課のほうで備蓄をしている、ほかのところで備蓄をしているアルファ米を使ってほしいというようなことを言われておりますので、そちらのほうで対応しようというふうに考えております。  以上でございます。 ◆小林 委員   やはり備蓄してある中で、期限切れ寸前というのが多分あるんだろうなというふうに私は思うけどね。捨てちゃうのはもったいないから、それを子どもたちに持たせることが可能なのかなというのを聞いてみたかったんですけど、そういう点はどんなもんでしょう。家に持っていって親と一緒に食べてみるとか、そういった体験も必要かなと思ったので、今の子どもたちは、おいしいものは食べているけど、難しいものは食べていないから。ただ、配るときにはアレルギーの問題、いろいろあるんで、そこら辺も全部加味した中で配れるかどうかというのを。 ○内藤 委員長   質問でよろしいですか。 ◆小林 委員   はい。 ○内藤 委員長   では、御答弁お願いいたします。阿部課長。 ◎阿部 教育総務課長   防災備蓄倉庫の中にある食料等につきましては、総合防災のほうで管理をしておりますので、そこの所管のほうと今お話のあったところも含めまして、そういう形で配れるかどうかというところを調整してみたいというふうに思っています。 ◆小林 委員   どうしてもだめだったら、学校給食の中でそういったものを使える方向で、非常食はこういうものだよというのを教えていただけると非常にいいかなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○内藤 委員長   ほかに御発言ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   次のところはもうこれでないので、 204、 205ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内藤 委員長   それでは、本日の審査はこれまでといたします。次回は3月18日月曜日午前10時に委員会を開会いたします。なお、改めて通知はいたしませんので、御了承願います。  それでは、これで本日の委員会を散会いたします。お疲れさまでした。    午後5時25分 散会...