一関市議会 2016-03-17
第56回定例会 平成28年 3月(第5号 3月17日)
日程第75 議案第81号
人権擁護委員の推薦について
日程第76 議案第82号
人権擁護委員の推薦について
日程第77 発議第1号 木材活用と林業振興による地域創生を求める意見書について
日程第78 発議第2号 国道343号の被災からの早期復旧と抜本的な対策を求める
意見書について
日程第79 発議第3号 子供の貧困対策の強化を求める意見書について
日程第80 発議第4号 事務事業の適切な執行を求める決議について
日程第81 閉会中の継続審査について
日程第82 議員の派遣について
本日の会議に付した事件
議事日程第5号に同じ
出 席 議 員(30名)
1番 岡 田 もとみ 君 2番 菅 野 恒 信 君
3番 佐々木 賢 治 君 4番 小 岩 寿 一 君
5番 岩 渕 優 君 6番 及 川 忠 之 君
7番 那 須 茂一郎 君 8番 佐 藤 浩 君
9番 勝 浦 伸 行 君 10番 沼 倉 憲 二 君
11番 菊 地 善 孝 君 12番 藤 野 秋 男 君
13番 橋 本 周 一 君 14番 千 葉 信 吉 君
15番 金 野 盛 志 君 16番 岩 渕 善 朗 君
17番 千 葉 幸 男 君 18番 小野寺 道 雄 君
19番 武 田 ユキ子 君 20番 千 田 恭 平 君
21番 石 山 健 君 22番 岩 渕 一 司 君
23番 槻 山 隆 君 24番 佐 藤 弘 征 君
25番 佐々木 清 志 君 26番 菅 原 啓 祐 君
27番 千 葉 満 君 28番 小 山 雄 幸 君
29番 佐 藤 雅 子 君 30番 千 葉 大 作 君
職務のため出席した事務局員
事務局長 苫米地 吉 見 事務局次長 橋 本 雅 郎
局長補佐 細 川 了 子
説明のため出席した者
市長 勝 部 修 君 副市長 田 代 善 久 君
副市長 長 田 仁 君 市長公室長 佐 藤 善 仁 君
総務部長 小野寺 正 英 君
まちづくり推進部長
佐々木 裕 子 君
市民環境部長 佐 藤 福 君
保健福祉部長 岩 本 孝 彦 君
商工労働部長 小野寺 康 光 君 農林部長 高 橋 一 秋 君
建設部長 小 岩 秀 行 君
上下水道部長併任水道部長
菅 野 佳 弘 君
花泉支所長 佐 藤 哲 郎 君 大東支所長 及 川 光 正 君
千厩支所長 藤 野 裕 君 東山支所長 松 岡 睦 雄 君
室根支所長 三 浦 精 己 君 川崎支所長 小 島 夏 樹 君
藤沢支所長 須 藤 久 輝 君 会計管理者 清 水 高 司 君
消防本部消防長 高 橋 邦 彦 君 総務部次長 鈴 木 伸 一 君
藤沢病院事務局長 鈴 木 和 広 君
教育委員会委員長
鈴 木 功 君
教育長 小 菅 正 晴 君 教育部長 熊 谷 雄 紀 君
監査委員 沼 倉 弘 治 君
監査委員事務局長
藤 倉 明 美 君
農業委員会会長 伊 藤 公 夫 君
農業委員会事務局長
永 井 正 博 君
会議の場所
一関市議会議場
開会時刻 午前10時03分
会議の議事
○議長(千葉大作君) ただいまの出席議員は30名です。
定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
この際、ご報告を申し上げます。
市長提案13件、
議案審査終了報告書1件、質疑通告書1件、討論通告書3件、議員発議4件、継続審査申出書1件を受理しました。
次に、
沼倉監査委員ほか2名から提出の監査報告書1件を受理しましたが、印刷物によりお手元に配付しておりますので、これによりご了承願います。
次に、岩手県
国家公務関連労働組合共闘会議議長、岩崎保氏より、住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情書を受理しましたが、その写しをお手元に配付していますので、これによりご了承願います。
2月26日に議事進行がありました本会議中の議長代理の公務出張についてでありますが、その後の
議会運営委員会において協議を行い、原則、これを行わないことを申し合わせましたのでご報告いたします。
本日の会議には、市長、
教育委員会委員長、監査委員、
農業委員会会長の出席を求めました。
議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。
○議長(千葉大作君) これより議事に入ります。
本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。
○議長(千葉大作君) 日程第1、議案第7号、一関市
行政不服審査会条例の制定についてから、日程第48、議案第62号、西磐井郡平泉町の
行政不服審査法第81条第1項に規定する附属機関の設置等に関する事務の受託に関する協議についてまで、以上48件を一括議題とし、
予算審査特別委員長の報告を求めます。
千田予算審査特別委員長。
○
予算審査特別委員長(千田恭平君) 2月23日の本会議において、平成28年度の
予算審査特別委員会が設置され、審査付託されました以下の議案の審査が終了しましたので、その経過並びに結果をご報告します。
まず、付託案件ですが、本
予算審査特別委員会に付託された議案は、議案第31号、平成28年度一関市
一般会計予算ほか47件です。
次に、審査の経過ですが、審査は2月23日、3月3日、4日、7日、8日、14日の6日間にわたり委員会を開催し、市長、
教育委員会委員長の出席を求めました。
2月23日の委員会において正副委員長の互選を行い、委員長には本員が、副委員長には
千葉信吉委員が選任されました。
その後、総務部長、市長公室長、
まちづくり推進部長、
市民環境部長、
保健福祉部長、
商工労働部長、農林部長、建設部長、花泉支所長、消防長、教育部長、
上下水道部長併任水道部長、
藤沢病院事務局長の順で補足説明を受けました。
3月3日、4日の2日間は総括質疑を行い、その後、直ちに
常任委員会単位の4分科会を設置し、所管に係る予算議案及び関連する条例案を分割付託しました。
本特別委員会は議長を除く29人で構成されたものであることから、総括質疑の報告については割愛します。
3月7日、8日には、各分科会が開催され、慎重審査し、3月14日の特別委員会において各分科会における審査の報告を求めました。
審査の結果でありますが、各分科委員長の報告を受けて、当特別委員会としての結論を得るため、採決をしました。
その結果、議案第7号、議案第10号から議案第17号まで、議案第19号から議案第26号まで、議案第30号、議案第34号から議案第59号まで及び議案第62号の45件は満場で、議案第31号、議案第32号、議案第33号の3件は多数で可決すべきものと決しました。
以上が、当
予算審査特別委員会における審査の経過と結果です。
何とぞ当委員会の決定のとおり、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ報告といたします。
○議長(千葉大作君) お諮りします。
委員長報告に対する質疑は、議長を除く29名による特別委員会において慎重審査をしておりますので、これを省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議ありませんので、これを省略することに決定しました。
討論の通告がありますので、これより討論を行います。
委員長報告のうち、議案第31号、議案第32号、第33号に反対者の発言を許します。
21番、石山健君。
○21番(石山健君)
日本共産党市議団の石山健です。
会派を代表して上程議案のうち、議案第31号、平成28年度一関市
一般会計予算、議案第32号、平成28年度一関市
国民健康保険特別会計予算、議案第33号、平成28年度一関市
後期高齢者医療特別会計予算に対して反対の立場から討論をします。
予算は、何よりも市民の目線に立った予算であるか、市民生活を守る立場が貫かれているかが問われるわけでございます。
そうした立場から、以下の提案について討論をいたします。
新年度提案された中で、評価をする点について申し上げます。
東日本大震災から6年を迎えることになりました。
東日本大震災被災地に職員を引き続き継続して派遣することにつきましては、高く評価をいたします。
第2点は、医療や介護、人材育成のための市の奨学金の返還免除制度を創設したことについても評価をいたします。
第3点は、一般不妊治療への補助を創設したことでございます。
第4点は、
東日本大震災で大きな被害を受けた
修紅高等学校体育館の改築の助成は評価をいたします。
第5点は、
産業振興会議予算が数年ぶりに計上されたことにつきましても評価できるものでございます。
なお、その一方では、以下の点につきましては評価できませんので申し上げます。
第1点、公文書管理法が実施され、国民への説明責任を規定した。
地方自治体も国に準ずるとされているにもかかわらず、この方針が不明確だということでございます。
第2点は、仮設炉を含む焼却施設整備が進まないことは深刻です。
建設場所は白紙に戻して、市民的議論の中で打開策を検討するべきであります。
第3点は、市の住宅政策が未定です。
予算に、市営住宅の改築予算は全く計上されておりません。
これは当然納得できません。
定住促進住宅とし雇用促進住宅の活用を強く求めるものでございます。
第4点は、待機児童対策が不十分であります。
保育料の軽減対策も含めて拡充を求めるものでございます。
第5点は、FMあすもの不具合により、より多くの市民に不安を与えました。
抜本的対策で危機管理の評価をすべきであります。
第6点は、
マイナンバーカード交付は多くの課題があります。
コンビニ交付を含め、慎重に対応することこそ必要でございます。
第7点は、
甲状腺がん検査実施予算を計上しておりません。
実施することを強く求めるものでございます。
議案第32号、平成28年度一関市
国民健康保険等特別会計については、被保険者の多くが無職者であり、保険税のさらなる引き下げを実施すべきであります。
議案第33号、平成28年度一関市
後期高齢者医療特別会計予算は年金生活者となったお年寄りから保険料を徴収する、まさにこれは悪法でございます。
滞納者が出ており、一日も早い廃止が必要でございます。
以上、反対討論といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○議長(千葉大作君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
22番、岩渕一司君。
○22番(岩渕一司君) 関新会の岩渕一司であります。
議長のお許しをいただきましたので、第56回
一関市議会定例会に提案されております平成28年度一関市
一般会計予算案及び各
特別会計予算並びに関連議案につきまして、賛成の立場から討論に参加をいたします。
来たる平成28年度の予算は平成17年の合併から11年目を迎え、新たな総合計画によるまちづくりに踏み出す予算となっております。
市長は、これまで放射性物質による汚染問題への対策、人口減少と少子高齢化への対応、協働によるまちづくりの推進などを最優先課題としてとらえながら、市民生活の安全安心を第一に市政に取り組んでこられ、こうした取り組みを継続されてきたことにより、中東北の拠点都市に向けた取り組みが着実に進んできていると評価するものであります。
市長は、平成28年度予算を
まちづくり正念場、いちの
せき創生予算とし、将来に向けたまちづくりを進めるためには、
国際リニアコライダーを基軸としたまちづくりの取り組みとともに、資源・
エネルギー循環型のまちづくりの取り組みが欠かせないものであるとした上で、最優先で取り組むべき施策と重点施策を明確に位置づけ、財政の健全性への確保に留意されながら予算編成されたところであります。
ILC計画を一関発展の基軸と位置づけた取り組みについては、国際化に対応したまちづくりを目指し、関係自治体、団体とともに活動されてきており、平成29年度末ごろまでには国の有識者会議において、政府へ検証結果の最終報告が行われるとのことであり、今後の実現に向けた動きを大いに期待しているところであります。
また、資源・
エネルギー循環型まちづくりビジョンに基づく具体的な推進策となる
アクションプランの策定に当たっては、廃棄物の資源化、減量化とエネルギーの活用に向けた取り組みを推進し、住みよい快適なまちづくりが進められることを期待するものであります。
勝部市長が掲げた3つの最優先で取り組むべき施策の1つ目は、まち・ひと・しごとの創生であります。
企業立地の促進、企業の人材育成に対する支援などを実施しながら、安定した雇用の創出や新たな人の流れをつくることによる、しごとづくりであります。
保育所待機児童の解消に向けた
保育所改修費等に対する補助や、不妊治療費に対する支援などにより、子育て支援、キャリア教育、就職支援、地元定着支援へと、子供の成長過程にあわせた一連の施策が推進される、子育て応援であります。
介護保険等整備事業費補助や医療介護従事者修学資金の貸し付けなどを実施しながら、地域で安全に安心して暮らせる環境の整備や健康長寿への取り組みによる、まちづくりなどにより、地域の魅力を高めながら人口減少への取り組みが図られているところであります。
最優先で取り組むべき施策の2つ目は、
東日本大震災からの復旧復興への取り組みであります。
汚染された牧草の焼却を初め、原木シイタケの産地を守るため、原木購入の助成など、草地の再生や特用林産物の生産基盤整備の支援により、農林業の再生に向け取り組まれるほか、道路側溝土砂の処理にあっては、国に対して具体的な処理方針を早期に示すよう申し入れを継続しながら、一時保管場所の確保や保管方法について住民との協議に当たられ、市民の理解のもと、安全安心な生活の確保が進んできているところであります。
最優先で取り組むべき施策の3つ目は、協働によるまちづくりの推進であります。
いよいよ4月からは、藤沢町住民自治協議会による市内第1号の市民センターの指定管理が始まります。
ひと・まち応援金や地域協働推進員の配置などにより、地域協働体の地域づくり活動が支援されるほか、地域住民と行政との創意工夫により、特色のある地域づくりを進める、いちのせき元気な地域づくり事業を継続されるなど、地域の住民が主体となった協働の取り組みが一層推進されることを期待しているところであります。
このほか、新しい総合計画のまちづくりの目標にあわせた5つの重点施策として、農業経営体の育成支援、農業基盤整備の促進や若者の地元企業への就職、職場定着の支援などによる地域資源を磨き生かせる魅力あるまちづくり、住宅取得補助や空き家バンクによる移住定住の促進や幹線道路、生活道路の整備などによる、みんなが交流して地域がにぎわう活力あるまちづくり、医療、保健、保育、教育などの施策を一体的に実施することにより、子供を安心して生み育てられる環境づくりを進められるほか、文化・芸術・スポーツの振興によるみずから輝きながら次代の担い手を応援するまちづくり、省エネルギーの取り組みや再生可能エネルギーへの転換の推進による
エネルギー循環型社会の構築や、浄化槽設置整備事業費補助の拡充、下水道事業の推進などによる郷土の恵みを未来へ引き継ぐ自然豊かなまちづくり、医療・介護分野の人材育成と確保などに対する支援、防災拠点施設の整備などによる防災のまちづくりの推進や暮らしの安全・安心対策などによる、みんなが安心して暮らせる笑顔あふれるまちづくりなどに取り組むとされているところであります。
これら重点施策のほか、各般にわたる施策の実施により、市民福祉の向上はもとより、勝部市長が掲げる中東北の拠点都市一関の形成に向けた取り組みが確実に進むものと期待するところであります。
また、本定例会におきましても、議員各位より、市政に関する一般質問及び当局提案の予算等に対する審議につきましては、活発に行われたところではありますが、その内容は、資源・
エネルギー循環型まちづくり、まち・ひと・しごと創生総合戦略、協働のまちづくり、放射性物質に汚染された農林業系廃棄物等の処理対策、移住定住環境の整備、産業振興、福祉・地域医療施策、子育て支援、教育行政など、いずれも緊急で重要な事項であり、勝部市長初め市当局の速やかな対応を望むものであります。
また、一関地区広域行政組合が進める一般廃棄物処理施設や最終処分場の整備につきましては、基本構想の策定経費を含む分担金が計上されたところでありますが、処理施設の老朽化と最終処分場の残容量の課題もありますことから、新たな施設整備に向けて広域行政組合とともに早急に進められるよう望むものであります。
少子高齢化の進行や市民ニーズの多様化などから行政課題は増加する一方、地方公共団体の財政を取り巻く環境は厳しいものとなっており、一層、効果的で効率的な行財政運営が求められております。
平成28年度の予算におきましては、新たにスタートする第3次行財政改革の取り組みとして、平成28年度の効果額としては2億1,000万円が示されておりますが、引き続き財政の健全化に十分意を配しながら施策の推進に努められるよう望むものであります。
平成28年度は、新しい総合計画のもとで新たな将来像を、みつけよう育てよう、郷土の宝、いのち輝く一関の実現に向けた歩みを始める年となります。
将来の一関市を見据え、安心して子供を生み育てられる環境づくり、雇用対策、移住定住環境の整備、都市基盤の整備などの各種施策が協働のまちづくりの取り組みのもとに展開され、中東北の拠点都市一関市の発展につながるとともに、国によるILCの誘致決定の朗報が一日も早く届くことを期待するものであります。
私は、以上の理由から、平成28年度一関市
一般会計予算及び各
特別会計予算並びに関連議案に賛成するものであります。
議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(千葉大作君) 次に、18番、小野寺道雄君。
小野寺道雄君の討論は、賛成討論であります。
○18番(小野寺道雄君) 緑清会の小野寺道雄です。
緑清会を代表して、第56回
一関市議会定例会予算審査特別委員会に審査付託された平成28年度一般会計、特別会計の予算及び関連議案48件の議案について、賛成する立場から討論に参加いたします。
合併して10年が経過しました。
私は、人口減少が続く、これからの10年が一関のまちづくりにとって大変重要な期間であると考えるものであります。
まず、この基点となる平成28年度予算を、まちづくりの正念場、いちの
せき創生予算として編成されたことに賛意を表するものであります。
次に、賛成する理由を何点か挙げますと、議案第31号、平成28年度一関市
一般会計予算の歳入については市税収入がマイナスとなり普通交付税の合併算定替の縮減が始まる中、合併算定後の新たな財政支援措置への対応や、過疎債、辺地債、合併特例債など、将来の財政負担が少ない起債の導入を図る一方で、市債管理基金からの繰入金7億9,500万円をふやし、市債の発行額を23億1,000万円減額して、今後、見込まれる財政需要に対する備えや、次の世代に残す負債の軽減を図る意図が感じられることであります。
歳出については、協働によるまちづくりの活動の拠点施設である市民センターの整備充実が図られること、議案第15号の
空家等対策協議会条例の制定と関連しますが、2,000件を超える空き家対策として、昨年施行された空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、利用できる空き家は利用し、防犯や防災面などで問題のある空き家は撤去する等の勧告命令を行うことができるようにする取り組みが推進されること、次の議案第19号の一関市
医療介護従事者修学資金貸付条例の制定と関連しますが、看護師、介護福祉士等の介護専門職の育成、確保をするための修学資金貸付制度が新設されること、また介護保険施設等の人材確保、介護技術の習得、職員の定着支援などを目的とする介護人材育成事業が実施されること、さらに不妊に悩む方への一般治療支援、バイオマス産業都市の認定に向けた取り組み、東山和紙の紙すき職人の育成支援、赤荻地区公園の整備、保育所・子供・幼稚園・小学校での子供のことばの力を育てる教育の推進、市内にある歴史・民族・考古の各資料の公開施設の整備が進められることなど、各分野の課題にきめ細かく目配りされた予算になっていることであります。
課題としては、
一般会計予算の人件費総額が自主財源の市税収入を上回っていることを指摘させていただき、今後の行財政運営に期待いたしまして賛成討論といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○議長(千葉大作君) 以上で、通告による討論を終わります。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
採決は、まず議案第7号から議案第30号まで、以上19件を一括で、次に議案第31号、第32号、第33号を個別で、次に議案第34号から議案第62号まで、以上26件を一括で、以上のように分割して採決します。
まず、議案第7号、第10号、第11号、第12号、第46号、第13号、第14号、第15号、第16号、第17号、第19号、第20号、第21号、第22号、第23号、第24号、第25号、第26号、第30号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第7号、第10号、第11号、第12号、第46号、第13号、第14号、第15号、第16号、第17号、第19号、第20号、第21号、第22号、第23号、第24号、第25号、第26号、第30号、以上19件に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。
委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、以上19件は、委員長報告のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第31号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第31号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。
委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成多数。
よって、議案第31号は、委員長報告のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第32号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第32号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。
委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成多数。
よって、議案第32号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第33号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第33号に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。
委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成多数。
よって、議案第33号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第34号、第35号、第36号、第37号、第38号、第39号、第40号、第41号、第42号、第43号、第44号、第45号、第47号、第48号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号、第54号、第55号、第56号、第57号、第58号、第59号、第62号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第34号、第35号、第36号、第37号、第38号、第39号、第40号、第41号、第42号、第43号、第44号、第45号、第47号、第48号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号、第54号、第55号、第56号、第57号、第58号、第59号、第62号、以上26件に対する委員長報告は、可決すべきものと決定した旨の報告です。
委員長報告のとおり決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、以上26件は、委員長報告のとおり可決されました。
暫時休憩します。
午前10時42分 休 憩
午前10時43分 再 開
○議長(千葉大作君) 再開をいたします。
日程第49、議案第8号、一関市職員の退職管理に関する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
日程第49、議案第8号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第50、議案第9号、一関市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第9号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第51、議案第18号、一関市設置による千厩町父子家庭及び
寡婦医療費給付条例並びに東山町父子家庭、
寡婦医療費給付条例の失効に伴う経過措置を定める条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
日程第51、議案第18号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第52、議案第27号、一関市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第27号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第53、議案第28号、一関市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第28号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第54、議案第29号、一関市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第29号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第55、議案第60号、あっせんの申立てについてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 1点だけ答弁を求めたいのですが、申立ての内容そのものについてはこのとおりであろうと、参考資料のとおりであろうと思いますが、6項目めのその他放射線影響対策に要した費用という計上があるわけですけれど、実は最近何回か萩荘地区の非畜産農家の方々から相談がありまして、水田活用の直接支払交付金、これが受けられないという相談が入ってきているのです。
というのは、ご存じのように、転作として牧草を作付した場合には畜産農家との契約等々が必要なのです。
それで、その畜産農家が極端に少なくなってきている関係で、実はほとんど除染がされてないということなのです。
除染がされていないと、この交付金が受けられない、何か救済策がないのかということなのです。
やはりこれは一方的に被害者である関係市民からみれば納得のいかない問題、ここの6項目として、公共牧場の利用自粛、その他についての補助金を出したと、こういう形での今、話をしたような事案に対する市の特別の補助、こういうものの検討がされているのかどうか、この機会に紹介いただきたいと思います。
○議長(千葉大作君) 高橋農林部長。
○農林部長(高橋一秋君) 菊地善孝議員にお答えいたします。
議員おっしゃるとおり、今回のあっせんの申立ては、主に平成25年度から26年度までに市が放射性物質による影響対策に要した費用について、東京電力株式会社に対し損害賠償を求めてきたところでありますが、同社がこれに応じないために原子力損害賠償紛争解決センターに損害賠償の支払いのあっせんを申立てするものであります。
このあっせん申立ては、自治体である一関市がその総額について申立てするものでありまして、水田活用の直接支払交付金については国が直接農家に交付するものであるために含まれていないところであります。
この水田活用の直接支払交付金の取り扱いにつきましては、原発事故発生年度であります平成23年度から26年度までの間は、除染作業に充てる期間として生産される牧草の利用自粛が解除されていない場合であっても、畜産農家と牧草の供給協定を締結し、適正に管理されている水田に対して救済措置として特例により交付金が交付されてきたところであります。
しかし、平成27年度からは救済措置が終了し、実際に家畜にえさとして与えられていない場合は交付金が交付されていない状況になっております。
そのため、市といたしましては、除染作業ができない転作牧草水田を所有している農家や、牧草の放射性物質濃度検査が終了していない転作田を所有するなど、交付金の要件から外れた農家の損失分について、東京電力株式会社に対し東北補償相談センターを通じて、農家に損害賠償を行うべき事案として対象とするよう求めているところでありまして、今現在は損害賠償請求に必要な証憑書類等について協議を進めているところであります。
以上です。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 協議いただいているということなのでありますけれども、これは被災3県だとか、茨城、栃木含めて、これは全国的な課題でもあるわけです。
全国的にはどうなのでしょう、同じようなスタンスで、それぞれの自治体、県が望んでいるのでしょうか。
○議長(千葉大作君) 高橋農林部長。
○農林部長(高橋一秋君) この特例救済措置につきましては、本当に期間特例でありまして、その特例を平成27年度からは廃止するというのが国の考えでありますので、全国一律的な部分がございます。
除染作業に係る部分について、自力除染施工と、それから県の事業でありました段階で公社施工があったわけですけれども、それらについてなされていない部分について、なお救済措置の分野があるところについては協議に応ずるというふうにされておりますが、当一関市においては、その救済措置の要件に合わないところでありまして、残念ながらその継続されている救済措置の該当は望めないということで、東電賠償に踏み切っているところであります。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) それは現状でしょうから、それに対して1回目の答弁のように努力しているという答弁ですよね。
それで、私どもに相談があったのは兼業農家、2種兼の方々なのですけれど、9万円から多い人は15万円ぐらい、このことによって実はこの間、決算申告があったわけですけれども、その関係で前年度と比較してみると収入が少なくなっていると、交付金が少なくなっていると、金額が決して小さくないので何とかならないのかという相談なのです。
それで、1回目の答弁であったように努力はされているようだけれども、引き続きこれは一関市だけの問題ではありませんから、あきらめることなく努力いただくということが必要かと思いますので発言しておきたいと思います。
答弁はいりません。
○議長(千葉大作君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第60号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第56、議案第61号、字の区域の変更についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第61号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第57、議案第63号、新市建設計画の変更についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 3点、説明を求めたいと思います。
全体を読ませていただきましたが、実は今回の予算議会を通じて、国営事業並びに土地改良区等に関する債務負担行為にかかわる実質負担等々の資料提示をいただいたし、議論もしたところであります。
それによれば、平成23年度から27年度までの支出、そして今後の見込み、これらをあわせると真水分でほぼ40億円ぐらいになるのです、この分野だけで。
これが新市建設計画への影響がどのような分野に出てきているのか、出てきていないのか、この辺の概略的な説明をまず求めたいと思います。
2つ目は、それとの絡みで、住宅政策が、住宅政策の基本計画、充実策、これらへの影響はないのかと、実質、当市の場合は、この10年近く市営住宅の新築改築の予算が計上されていないと、こういう形で私どもは、既に深刻な影響が出ているというふうに判断するのだけれども、当局としてはどういう判断に立っているのか紹介をいただきたい。
その3つ目は、価値生産に対する抑制的影響はないのかと、いずれもこの真水40億円の関係であります。
価値生産でありますから、第1次産業のみならず第2、こういう産業政策分野での抑制的な影響が出ていないのかと、これについても答弁を求めたいと思います。
以上です。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 菊地善孝議員にお答えいたします。
新市建設計画の変更についてでございますが、旧藤沢町の農業政策につきましては、基幹産業としての農業を振興し、国営農地開発事業の推進をまちづくりの根幹に位置づけて最重要課題として事業展開してきたものであり、農業振興の支援として債務負担行為が行われてきたところでございます。
国営農地開発事業負担金や国営農地開発事業償還賦課金の基本施設分に係る補助金等の債務負担行為につきましては、一般財源における支出額となりますが、旧藤沢町との合併後から平成27年度までは14億1,396万6,000円、平成28年度以降は24億482万5,000円であり、その総額は38億1,879万1,000円を見込んでいるところでありますが、一関市と旧藤沢町との合併協議において、これらの債務負担行為を見込んだ上で財政計画を策定し財政運営を行ってきたところでございます。
この事業による他の事業への影響についてのお尋ねでございますが、旧藤沢町が設定した債務負担行為につきましては、お話のありました事業を含めまして合併後において一関市が引き継いだところであります。
なお、平成17年の合併の際には旧7市町村の基金残高のほか、地方債残高や債務負担支出予定額などの後年度負担額を加味し、地域枠の配分額を算定したところでありますが、平成23年の旧藤沢町との合併時におきましても同様の考え方で、藤沢地域の地域枠を算定したところであります。
平成23年の合併後、毎年作成しております財政見通しにおきましては、旧8市町村から引き継いだ地方債や債務負担行為の償還等を行い、新市建設計画や過疎地域、自立促進計画などに登載する事業を実施しても収支均衡は確保できるものと見込んでいるところであり、今回、提案いたしました新市建設計画における財政計画におきましても、必要な事業を選択しながら実施することとし、平成28年度からの10年間で832億円の基本計画事業費を見込んでいるところであります。
以上であります。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 私が承知している限りは、この一関・両磐の中での国営事業、農林業に関する国営事業、主だったところで、最近のものでいえば、須川パイロット、北上山系開発、そしてこの今紹介のあった国営事業のことです。
さかのぼれば、もっといろいろなものがあるのだろうと思いますけれど、今、巨費を投入している遊水地、これは全く別扱いですから、そういう視点で見れば主だったのは、この3つかなと思います。
須川パイロットにしろ、北上山系開発にしろ、相当大きな規模の事業費だったのであります。
しかし、こういう形で、後年度債務負担行為、実質、特に、問題なのは破産した処理です。
こういう事案はなかっただろうと思います。
旧大東町も北上山系開発事業で、法人並びに個人の入植、相当ありました。
道路づくりも相当やりました。
しかし、パンクした事業体もあるのですが、それらについてはそれぞれの責任において基本的に処理してきています。
したがって、町時代にこういう形でパンクしたものの後始末を公費を入れてやるというのはなかったのです。
私が問題にするのは、その分なのです。
そういう視点から、以下何点か新たにお聞きしますが、今の答弁によれば平成23年秋の合併から、今終わろうとしている平成27年、この3年数カ月の事業年度の中で、この40億円近い真水については消化できたと、こういう答弁をしているのですか。
それとも、今後10カ年計画の中で、3年何カ月プラス今後の10カ年、この中の地域枠云々の中で消化して地域格差は生じないと、こういう見解なのですか。
この辺をもう少し踏み込んだ答弁を求めたいと思います。
同じく、先ほど具体的に話しした住宅政策への影響について、そういう形で処理しているから問題ないということで答弁しなかったのでしょう。
本当なのでしょうか、これは。
同じように価値生産に関する部分でもあります、いかがですか。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 今回の財政見通しにありましては、これらの将来負担しなくてはならないような債務負担行為の額も全部織り込んだ形の財政見通しを立てて、財政計画としたところでありますので、その中身につきましては議員勉強会のほうで財政見通しという形でお示しをしております。
その中に、債務負担行為、旧藤沢に限らず合併した市町村の全部、債務負担行為の部分を全部織り込んだ中で財政見通しという形にしております。
そういう形で、さらに地域枠につきましても、その債務負担行為の額をその地域枠の算定の要素として入れて計算をしているという形になっておりますので、その分は地域枠が小さくなっているというような形の影響は藤沢町に限らず、債務負担行為の額の大小によってその影響は地域枠のほうにも影響は入っているという形になっております。
それと、住宅政策とか価値生産の部分に対する影響ということでございますが、基本的にこの財政見通しによってその住宅政策が云々という形ではなくて、住宅政策として必要なものをやっていくと、その中で必要となれば財政見通しを勘案して施策の中に織り込んでいくという形になろうかというように考えております。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 私の聞き方が悪いのでしょうか、聞いていて何を言っているかわからない。
いいですか、平成でいえば17年に7自治体が合併したわけです。
合併するに当たって財政計画立てたわけ、新市の建設計画を立てたわけです。
それが別になっているわけです。
平成23年に再び合併したわけです。
その影響を私は言っているわけ、当初の平成17年度の財政見通しであり、新市建設計画、これへの影響はなかったのかと聞いているわけです、ないわけないでしょう。
今の部長の答弁から言えば、先ほども話をしたように影響がないという、いわんとする趣旨に聞こえるのだけれど、わずか、平成23年に合併してから、この3月で事業年度が終わる、平成27年度入れても3年とちょっとです。
この中で、これらのことが消化できたのですか。
それとも、今後10年間まで含みで、13年何がしの中で、当初、平成17年度に合併した時点の新市建設計画との差を解消していくということなのですかと聞いているのです、どうですか。
ベースになるのは平成17年度合併です、平成17年度合併。
それの深刻な影響が出ているのではないかと言っているのです。
金額がもう1けた違う4億円ほどであればだけれども、40億円近い、それも真水です。
その影響が出ないはずがないのではないかと私は思います、いかがですか。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 今回の旧藤沢町の合併に当たりましては、その地域枠の算定とするベースは平成16年度の決算にさかのぼって、その時点での旧藤沢町の債務負担行為の額をベースに計算をしているという形になっております。
それで、その分の藤沢町の地域枠に対する影響は、当時は90億円ぐらい債務負担行為が残っておりましたので、その部分が大きい形で藤沢町の地域枠の影響としては入っているという形になっております。
新市建設計画に影響がなかったのかというご質問でございますが、平成22年に地域枠の拡充というものもやっておりますので、相対的に当初新市建設計画を立てた際の財政見通しよりも上方修正するような形になってきております。
そういう中で藤沢町と合併したことによって、当然、債務負担部分というのもありますけれども、交付税の関係とか、そういう部分の影響も、プラスの影響もあると認識しておりますので、平成23年の合併時点で、すべてどういう債務負担行為があるかというのを前提として、そこをきちんと理解した上での合併議決をいただいたというように認識しておりますので……。
(不規則発言あり)
○総務部長(小野寺正英君) 基本的に影響はなかったと考えております。
○議長(千葉大作君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第63号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第58、議案第64号、一関市
過疎地域自立促進計画の策定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) これについても、国営農地並びにダムとの関係で説明をいただきたいと思います。
この過疎計画、読ませていただきました。
当然といえば当然なのでしょうけれども、こういう記述になるのでありましょう。
ただ現実の問題として、かなりの国費、県費、町の公の金をつぎ込んだわけです。
しかし、ダムは3つつくったけれども肝心かなめのかんがい設備、整備、これがほとんどされていない、こういうことであります。
そういう状況の中で産業振興はどうするのかしらという部分と、もう一つは、今回、会計検査院で2件の返還を求められているわけですけれど、このままいったら現一関市が事業としてはダムをつくるだけではなくて、かんがい施設、設備を整えて、農業生産をするという、そういう補助メニューになっているわけなので、それが途中で止まってしまっているわけです。
そのことによっての返還などという事態にならないのかということも、常々私、危惧しているわけであります。
そういう観点から、過疎計画の範疇で少しお答えいただきたいのですけれど、当然、この過疎計画を策定するに当たって、それらこれら内部検討されてのこういう表現なのだろうと思います。
したがって、ここに表現されているのがすべてではなかろうと、含蓄のある部分もあるのだろうというふうに思います。
現在、国営ダムが2つ、県営ダムが1つになっています。
かんがい設備がほとんど進んでいないという状況の中で、過疎振興に役立つという判断になっているのかどうかですが、この辺を少し説明いただきたい。
それから若干この議案から外れるかもしれないけれど、そういう問題意識の中で補助金の返還という、今度は最悪の事態が一関市に襲いかかることはないのかという、その辺について紹介いただけないですか。
○議長(千葉大作君) 高橋農林部長。
○農林部長(高橋一秋君) 菊地善孝議員にお答えします。
国営農地とダムの扱いについて私のほうから申し上げますが、旧藤沢町におきましては農業を基幹産業に位置づけて農業振興を図るための農業生産基盤の整備に取り組んできたところでありまして、特にも農業用水の確保が重要な課題であったと、そのことから国営農地開発事業により相川ダムと千松ダム、それから県営かんがい排水事業により金越沢ダムを整備したところであります。
相川ダムと千松ダムにつきましては、昭和57年度から平成10年度までに事業費177億円で整備したものでありまして、相川ダムで受益面積の338ヘクタールに対して給水面積が同じ338ヘクタール、千松ダムでは受益面積55.3ヘクタールに対して給水面積が同じ55.3ヘクタールとなっており、すべての受益面積にパイプラインは整備されております。
国営農地は山林を開発したものでありまして、良質な土壌でないことや石礫も多く含まれているために、営農がなされない農地、いわゆる未利用地が24.7ヘクタール存在しております。
パイプラインの一部に利用されていないものもあるところでありますが、未利用地以外の368.6ヘクタールについては、水利用にかかわる藤沢土地改良区賦課金を営農者が負担しているところであります。
両ダムは、事業の実施主体である国の資産でありますが、管理については平成11年4月1日付で東北農政局長と国営藤沢土地改良区との間で管理委託協定を締結しており、現在は藤沢土地改良区が管理しているところであります。
金越沢ダムについては、昭和54年度から平成16年度までに事業費74億円で整備したものであり、受益面積については当初計画ではパイプラインによる給水区域が139.5ヘクタール、黄海川への放流による間接受益が213ヘクタールの合わせて352.5ヘクタールであったのに対して、平成20年度に計画変更を行いまして、パイプラインによる給水面積を139.5ヘクタールから2.8ヘクタールと共同給水栓による82ヘクタールを合わせて84.8ヘクタールとしたところであり、平成28年3月時点での給水面積の実績はパイプラインによる給水区域が7.4ヘクタール、共同給水栓による給水区域は、今後、給水が開始されることから、現在、給水面積はございませんが、黄海川への放流による間接受益は213ヘクタールの合計220.4ヘクタールとなってございます。
金越沢ダムは事業実施主体である県の資産であり、その管理については平成17年4月1日付で岩手県知事と旧藤沢町との間で管理委託協定を締結し旧藤沢町が管理したところであり、合併後は市が管理を受託しております。
この3つのダムの今後の活用でございますが、国営地区における主な営農状況につきましては、平成27年度時点で小麦や大麦、大豆、そばなどの土地利用型作物が93.5ヘクタール、リンゴ、葉タバコ、ニンニク、ピーマンなどの高収益作物が90.1ヘクタール、観光農園が68.8ヘクタール、畜産施設が43.2ヘクタールとなっているところでありまして、受益面積393.3ヘクタールの約9割が利用されているというところであります。
一方で、営農がなされていない農地や収益性の低い作物の生産がなされている農地も一部存在しているところから、藤沢土地改良区が平成27年度から平成31年度までの国の支援を受けて、農業基盤整備促進事業を導入して50ヘクタールの石礫の除去を行うとともに、広域社団法人藤沢農業振興公社が堆肥を投入して土づくりを行っているところでありまして、今後においても未利用地の改修はもとより、ダムからの給水を活用した高収益作物の導入に今積極的に取り組んでまいるところであります。
また、県営地区におきましては、計画していた受益のほとんどが水田であったことから、事業の長期化により農業を取り巻く社会情勢の変化及び受益農家の高齢化の進展、担い手不足などにより、これまで給水区域が拡大していない状況となっているところであります。
今後は、県、市、農協、土地改良区などで組織されております一関地方土地改良事業営農推進対策委員会におきまして、受益農家の経営状況の変化に対応しながら地域の実情に即したピーマン、トマトなどの高収益作物の導入を進めるなど、営農の推進について連携を図りながら給水地域の拡大に向けて取り組んでまいるところであります。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 2点だけ確認したいと思います。
管理委託協定を結んでいるのだという、国並びに県とですが、であるならば補助金の返還が一関市に生じることはないというふうに理解しますが間違いないでしょうか。
2つ目、ダムの場合は定期的なしゅんせつ、たまった泥、その他、こういうものを取らないとダムとしての機能はなくなってしまうわけですけれど、しゅんせつ等の負担は前段申し上げた管理委託ということであるならば市が負うということ、これもないというふうに理解してよろしいのかどうか。
○議長(千葉大作君) 高橋農林部長。
○農林部長(高橋一秋君) 1点目につきまして、その農業水利施設の負担区分につきましては国が50%、県が25%、市が25%の負担割合でもって農業水利施設等の維持について補助金を交付しているところであります。
この関係でもってお話をすれば、まだ償還途中でもありますし、補助金返還というところは国、県の指導をもとに絶対避けるというような形で取り組んでまいりたいと思っております。
それから2点目でありますが、すみません、ちょっと失念しました。
2点目につきましてのご質問は、ダムのしゅんせつでございますね。
維持管理につきましては、定期的な点検等、それから泥等の処理もございますが、それについては国のダム、県のダム、それぞれの機関と協議しながら行うところでありますが、その負担は全額というわけではございませんが、通常はそれぞれの受益者もありますので、地元負担もあるというふうな形で進むものととらえておりますが、最近ではそういった大きなところをやった経緯がございませんが、施設の整備の更新等にありましてはストックマネージメント事業というような形での国の事業を使いながら整備を進めているところであります。
○議長(千葉大作君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第64号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第64号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第59、議案第65号、辺地に係る公共的施設の
総合整備計画の策定についてから、日程第62、議案第68号、辺地に係る公共的施設の
総合整備計画の策定についてまで、以上4件を一括議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
採決は一括して行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第65号、議案第66号、議案第67号、議案第68号、以上4件について本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、以上4件は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第63、議案第69号、市道路線の廃止、変更及び認定についてを議題とします。
提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第69号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第69号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第64、議案第70号、平成27年度一関市
一般会計補正予算(第9号)から、日程第70、議案第76号、平成27年度一関市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上7件を一括議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
田代副市長。
○副市長(田代善久君) 議案第70号、平成27年度一関市
一般会計補正予算(第9号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、強い農業づくり交付金の減額、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費の追加及び行政情報化推進事業費の増額など、所要の補正をしようとするものであります。
1ページをお開き願います。
歳入歳出予算の補正額は、4,777万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を703億2,846万9,000円といたしました。
4ページをお開き願います。
歳出の目的別補正額は第1表のとおりで、農林水産業費7億4,989万3,000円、土木費192万5,000円、消防費2,171万2,000円、公債費9,150万円を減額し、総務費4億6,990万2,000円、民生費2億7,259万6,000円、衛生費2,475万円、労働費207万6,000円、商工費1,793万5,000円、予備費3,000万円を増額いたしました。
また、戻りまして2ページとなりますが、歳入につきましては、分担金及び負担金221万8,000円、県支出金6億8,249万8,000円、市債8,700万円を減額し、市税6,153万3,000円、地方消費税交付金1億1,635万8,000円、地方特例交付金322万6,000円、地方交付税4,121万2,000円、国庫支出金4億4,875万9,000円、繰入金509万2,000円、諸収入4,776万5,000円を増額いたしました。
6ページをお開き願います。
第2表、繰越明許費補正につきましては、行政情報化推進事業など43事業を追加し、8ページとなりますが、消防屯所建設事業など3事業について変更しようとするものであります。
9ページとなりますが、第3表、地方債補正につきましては、通信施設整備事業など4事業について限度額を変更しようとするものであります。
なお、総務部長から補足説明させます。
次に、11ページをお開き願います。
議案第71号、平成27年度一関市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、事業勘定において一般被保険者療養給付費の増及び共同事業拠出金の確定などに伴い、所要の補正をしようとするものであります。
歳入歳出予算の補正額は、6,247万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を151億5,872万9,000円といたしました。
なお、
市民環境部長から補足説明させます。
次に、15ページをお開き願います。
議案第72号、平成27年度一関市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、岩手県後期高齢者医療広域連合納付金の保険基盤安定分の確定に伴い、所要の補正をしようとするものであります。
歳入歳出予算の補正額は、218万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を12億4,849万6,000円といたしました。
次に、17ページをお開き願います。
議案第73号、平成27年度一関市金沢財産区
特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、金沢財産区特別会計の廃止に伴い、決算見込みによる剰余金を一般会計に繰り出しするため、所要の補正をしようとするものであります。
歳入歳出予算の補正額は、100万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を625万1,000円といたしました。
次に、19ページをお開き願います。
議案第74号、平成27年度一関市
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、公営企業会計移行整備事業のうち、水道施設管理システム構築に係る地方債を減額し、一般会計繰入金を増額するものであります。
歳入歳出予算の総額は変わりありませんが、歳入補正により財源振替をするものであります。
21ページをお開き願います。
第2表、繰越明許費につきましては、厳美・萩荘簡易水道整備事業及び平成27年簡易水道施設災害復旧事業について、繰越明許しようとするものであります。
22ページをお開き願います。
第3表、地方債補正につきましては、簡易水道事業について限度額を変更しようとするものであります。
次に、23ページをお開き願います。
議案第75号、平成27年度一関市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、社会資本整備総合交付金の追加交付決定を受けた処理場等維持管理事業など4事業について、24ページの第1表のとおり繰越明許しようとするものであります。
次に、25ページをお開き願います。
議案第76号、平成27年度一関市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、遠方監視装置更新事業に係る県補助金の減額により、所要の補正をしようとするものであります。
歳入歳出予算の補正額は、6,995万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を4億1,048万3,000円といたしました。
27ページをお開き願います。
第2表、地方債補正につきましては限度額を変更しようとするものであります。
以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 議案第70号、平成27年度一関市
一般会計補正予算(第9号)について、補足説明を申し上げます。
今回の補正予算につきましては、提案理由で申し上げた事業のほか、国の補正予算で措置されました地方創生加速化交付金を活用する事業の追加など、歳入歳出の決算見込み等に伴い、所要の補正を行おうとするものであります。
地方創生加速化交付金につきましては、国の10分の10の交付金であり、当市にありましては、後ほどご説明いたします3つの事業に充当する予定で7,795万2,000円を申請しているところであります。
まず、歳出についてご説明をいたします。
予算書の42ページをお開き願います。
42ページ、2款1項3目企画費の行政情報化推進事業費につきましては、平成29年7月にマイナンバーの各自治体間の情報連携が開始されることを見据え、国から各自治体に情報システム強靭性向上モデルが示され、自治体の対応に対し国の補正予算が計上されたことから、当市の情報システムについてメールやインターネット等のネット系端末の分離や、個人情報データの持ち出しを制限するための対策、基幹系端末を操作する場合に指紋と静脈とで認証するシステムの導入等に係る経費について繰越明許するものであります。
なお、この情報セキュリティーの強化を図るための経費の一部につきましては、平成27年度の国の補正予算において国庫補助金として措置されるものであります。
7目財産管理費の財政調整基金積立金につきましては、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質による被害に対応して実施した公共牧場利用自粛対策事業に対する補助、利用自粛牧草等処理円滑化事業のうち、東京電力に請求した平成25年度分及び平成26年度分の一部が事故被害弁償金として支払われますことから、弁償金等を積み立てようとするものであります。
次の市債管理基金積立金につきましては、市税収入が増収見込みであることなどから、後年度の地方債償還に充てるため積み立てるものであります。
13目生涯スポーツ推進費の財源振替につきましては、平成27年8月に開催した国民体育大会、リハーサル大会の運営費の一部に対し、県から補助金が交付されることから、県支出金等を充当しようとするものであります。
14目体育施設費の花泉水泳プール改修事業費につきましては、花泉地域における小学校のあり方について、花泉地域学校規模適正化検討委員会での検討、懇談会の開催を経て作成されました花泉地域の小学校の望ましい学校規模に関する基本方針において、花泉地域内の小学校1校とし、新たな小学校を花泉地域内の中心部に建設することが望ましいとされたところであります。
花泉水泳プールの場所は、各地区で開催された懇談会等において、新校舎建設場所として有力な候補地の一つとするご意見もいただいておりますことから、統合小学校の建設地が決定するまでの間は花泉水泳プールの改修を見送ることとし、事業費の全額を減額するものであります。
15目諸費の市税等還付金につきましては、平成26年度に交付されました国・県支出金などの返還金が、当初を上回る見込みになりましたことから増額するものであります。
43ページとなりますが、3款1項1目社会福祉総務費の臨時福祉給付金給付事業費につきましては、平成26年4月の消費税率の引き上げによる影響を緩和するため、暫定的、臨時的な措置として平成27年度の市民税非課税者のうち、課税者に扶養されていない方に対し、1人につき6,000円を給付したものであり、給付金の実績見込みにより減額するものであります。
次の年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費につきましては、国の補正予算により、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低年金受給者への支援によりアベノミクスの成果が平等に行き渡るよう、また、高齢者世帯の年金も含めた所得全体の底上げを図る観点から、平成27年度の市民税非課税者のうち、平成28年度中に65歳以上となる方に対し、国から10分の10の補助を受け、1人につき3万円を給付するもので、国におきましては平成28年の6月末までの給付を目指しており、繰越明許するものであります。
次の国民健康保険特別会計事業勘定繰出金につきましては、国民健康保険税の課税対象所得の減に伴う保険税軽減対象者数の増などに伴う実績見込みにより増額をするものであります。
3目老人福祉費の介護サービス施設整備等臨時特例事業費補助金及び次の施設開設準備経費助成特別対策事業費補助金につきましては、第6期介護保険事業計画に基づき、社会福祉法人等が行う施設整備や新規開設準備等に対する補助金として計上しておりましたが、本年度は施設整備を行う事業者がなかったことから全額を減額するものであります。
44ページをお開き願います。
後期高齢者医療特別会計繰出金につきましては、後期高齢者医療保険料のうち、軽減額の増額による保険基盤安定負担金額の確定に伴い、増額するものであります。
2項1目児童福祉総務費の保育所入所事務費につきましては、平成28年度に予定されている多子世帯、ひとり親世帯などの保育料の見直しに対応するためのシステム改修経費について、平成27年度の国の補正予算に計上されたことに伴い、国から2分の1の補助を受け繰越明許するものであります。
次の子育て世帯臨時特例給付金給付事業費につきましては、消費税率の引き上げの影響等を踏まえ、臨時特例的な措置として、平成27年6月分の児童手当の受給者のうち、特例給付を受給されている方を除き、児童1人につき3,000円を給付したものであり、給付金の実績見込みにより減額をするものであります。
次の保育所等業務効率化推進事業費補助金につきましては、国の補正予算に伴い、保育所等における保育士の業務負担を軽減するため、負担となっている保育以外の書類作成業務等について、指導計画やシフト表などを作成する保育システムの購入に必要な経費について、1カ所当たり100万円を上限として補助するとともに、保育所等における事故防止など、子供の見守りのためのカメラの設置に必要な経費について、1カ所当たり10万円を上限として補助しようとするもので、いずれも国から4分の3の補助を受け繰越明許をして実施するものであります。
次の放課後児童クラブ環境改善整備推進事業費補助金につきましては、国の補正予算に伴い、放課後児童クラブ運営方針で求められております子供の育成支援の目標や計画、日々の子供の状況や育成支援の内容記録の作成など、放課後児童支援員等の負担を軽減するため、放課後児童クラブで使用するパソコンやソフトウエアの購入に必要な経費について国から4分の3の補助を受け、おおむね40人を支援の1単位として50万円を上限として補助しようとするもので繰越明許するものであります。
45ページとなります。
2目児童措置費の児童手当給付費及び児童扶養手当給付費につきましては、給付の実績見込みにより減額するものであります。
4款1項1目保健衛生総務費の岩手県国民健康保険団体連合会市町村医師養成事業負担金につきましては、当該団体で実施する市町村医師養成事業奨学金貸付事業に係る負担金について、負担金額の確定により減額をするものであります。
次の簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、簡易水道事業特別会計で行う公営企業会計移行準備事業について、県との起債協議において、水道施設管理システム構築に係る経費が起債対象外とされたことから、簡易水道事業特別会計において地方債の減額補正を行うとともに一般会計からの繰出金を増額するものであります。
5款1項3目雇用対策費の中東北専門技術人材確保支援事業費につきましては、地方創生加速化交付金事業として申請をしているもので、平泉町、登米市、栗原市を含む中東北エリアにおいて専門的、技術的な職種への就職希望者に、その職種の人材の採用希望企業の情報を提供し就職を支援するとともに、求人企業の人材確保について促進を図るものであります。
具体的には、専任アドバイザーをジョブカフェ一関に配置し、求職者への情報提供や就職に関する相談、企業訪問を行い、求人情報や人材確保に関する相談を行うほか、一関工業高等専門学校や岩手県南技術研究センター、労働政策課内に併任アドバイザーを配置し連携して支援をしようとするもので繰越明許するものであります。
46ページをお開き願います。
6款1項2目農業総務費の中山間地域等直接支払交付金及び3目農業振興費の機構集積協力金につきましては、交付申請の実績見込みにより減額をするものであります。
次の強い農業づくり交付金につきましては、JAいわて平泉が整備を予定しておりました千厩地域のカントリーエレベーター及び大東地域のジュース加工施設につきましては、事業計画の見直しにより、大東地域のライスセンターにつきましては、他の事業を活用して整備したことにより、事業費の全額を減額するものであります。
次の担い手確保・経営強化支援事業費補助金につきましては、国の補正予算に伴うもので、地域農業マスタープランを作成済みで、農地中間管理機構を活用している地域において、売上高の拡大や経営コストの縮減に意欲的に取り組む担い手を対象として、融資を活用して農業用機器や施設を導入する事業費の2分の1以内を市が補助するものであり、市の補助金の全額が県から補助されるものであります。
市内10地区を申請したところでありますが、国の予算額50億円に対し全国からの要望額が約500億円となり、市内では1地区のみの採択となったことから、採択となった団体分の補助金を新たに計上するものであります。
5目畜産業費の利用自粛牧草等処理円滑化事業費につきましては、ペレット供給装置の設置について装置の検討に時間を要し、年度内の完了が困難となりましたことから、平成28年度当初予算に計上して設置することとし、本年度予算を減額するものであります。
次の死亡牛処理円滑化推進事業補助金につきましては、県南地域の死亡牛の処理を行っておりました事業所が、平成26年10月に事業停止したことに伴い、現在は産廃処理事業者が死亡牛を引き取って滝沢市にある中央家畜保健所敷地内の仮設保冷庫へ運搬し、生後24カ月以上の牛はBSE検査を経て、生後24カ月未満の牛とあわせて前橋市の処理業者へ運搬して処理をしているところであります。
死亡牛の処理に要する経費については、県南地域の畜産農家の負担が県北地域の畜産農家に比べて1頭当たり生後24カ月以上の牛で1万2,800円程度、生後24カ月未満の牛で1万2,000円程度の増となっておりますことから、県北地域との処理費の差額分について県からの補助とあわせて3分の2を補助するものであります。
7目農地費の県営基幹水利施設ストックマネジメント事業負担金につきましては、県営農地開発事業で建設された相川ダム、千松ダム及び中央管理事務所のダム電子機器の保全と更新を行う県事業に対する市の負担金でありますが、ダムの通信設備について県と東北総合通信局との協議が整わず、一部事業が実施できなかったことから減額をするものであります。
次の団体営土地改良施設活用事業補助金につきましては、須川土地改良区において国の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を活用して実施する予定としておりました太陽光発電施設の整備について、交付金の採択が見合わせとなったことから、須川土地改良区が整備を見送ることとしたため全額を減額するものであります。
次の多面的機能支払交付金につきましては、農地や水路等の日常管理と農村環境の保全活動などに対する交付金であり、実績見込みにより減額するものであります。
次の農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計において実施する遠方監視装置更新事業について、県補助金が当初予算での見込額より減額されたことから、補助金減額見合いの事業費を減額することとし、地方債が充当されない10万円未満の金額について繰出金を増額するものであります。
47ページとなりますが、2項2目林業振興費の森林病害虫等駆除事業費につきましては、松くい虫及びナラ枯れ被害の蔓延を防止するため、県から4分の3の補助を受けて行う被害木の伐倒駆除事業について、県補助金が当初予算での見込みより減額されたことにより、補助金減額見合いの事業費を減額するものであります。
次のしいたけ生産振興対策事業費補助金につきましては、県の単独事業であります原木シイタケ新規参入支援事業へのかさ上げ補助分及び市の単独事業でありますが新規参入がなかったこと及びシイタケ原木と種駒購入補助分について、実績見込みにより減額するものであります。
7款1項2目の商業振興費のいちのせき起業応援事業費につきましては、県から2分の1の補助を受け、チャレンジショップを開設する予定でありましたが、開設を予定した店舗に他の事業所が入居するなど、開設に見合った物件が確保できなかったことなどから減額するものであります。
3目観光費の一関・平泉版DMOによる地域づくり事業費につきましては、地方創生加速化交付金事業として申請をしているもので、平成27年度において観光地域づくり推進組織、いわゆるDMOの設立検討に係る基礎調査や、一関市・平泉町を事務局として商工会議所、商工会や観光協会など関係団体による検討会を開催し、課題の共有と意識の醸成を図っているところであり、この機運を生かしDMO設立の推進を図るものであります。
具体的にはDMO設立準備会を開催し、DMOの組織体制の検討や実施事業の検討、会社運営に係る先進地視察研修等を行うとともに、シンポジウムの開催や多言語ガイドブックの作成及び専門家によるアドバイザーの設置に係る業務委託を実施するもので、繰越明許するものであります。
48ページをお開き願います。
4目工業振興費のものづくり産業技術開発推進事業費につきましても、地方創生加速化交付金事業として申請をしているもので、一関工業高等専門学校や、岩手県南技術研究センター、平泉町、登米市、栗原市、一関商工会議所、金融機関などと連携し、中東北ものづくり産業推進連絡会議を設置し、地域企業の研究開発力の向上を推進し、新たなビジネスの創出について加速化を図るものであります。
具体的には、県南技術研究センターへ事業委託し、地域内企業の研究開発力の向上を図るため、企業が県南技術研究センターや他の研究機関と共同で実施する研究費への助成や、岩手県工業技術センターが実施する企業への研究員派遣費への助成を行うとともに、一関高専の研究成果等をまとめたシリーズ集を作成し、企業へ配付するなど地域内企業の研究開発意欲の向上を図るための取り組みを進めようとするものであります。
また、県南技術センターが整備する分析機器の購入に対し補助することとし、繰越明許して実施するものであります。
次の企業立地促進奨励事業費補助金につきましては、補助対象となる新たな用地取得や建物等の新設がなかったことから全額を減額するものであります。
次の地域企業経営強化支援事業費補助金につきましては、市内企業の事業拡大を支援するため、企業の設備投資に要する経費の一部を補助するものであり、実績見込みにより減額するものであります。
8款4項1目都市計画総務費の都市計画基礎調査事業費につきましては、都市計画法第6条に基づき5年ごとに県からの委託を受け、都市計画に関する基礎調査を行うものでありますが、県が直接調査を実施したことから、全額を減額するものであります。
49ページとなりますが、9款1項3目消防施設費の南消防署藤沢分署建設事業費につきましては、庁舎建設等工事費について実績見込みにより減額するものであります。
なお、旧庁舎の解体工事につきましては、年度内の完了が困難となったことから繰越明許をするものであります。
11款1項1目農林施設災害復旧費及び2目農地災害復旧費につきましては、補助対象事業費が確定したことに伴い、分担金及び県支出金、地方債を減額し、財源振替を行うものであります。
なお、復旧事業につきましては、積雪の影響等により年度内の完了が困難となったことから繰越明許をするものであります。
12款1項2目利子の長期債利子につきましては、平成26年度分の市債の借入利率が予算編成時の見込みに比べて、平均で0.29%下回ったことから一時借入金利子とあわせて減額をするものであります。
50ページをお開き願います。
14款1項1目予備費につきましては、今後の除雪等に備えて増額をするものであります。
次に、歳入についてでありますが、戻りまして31ページをお開き願います。
1款1項市民税につきましては、個人、法人とも決算見込みにより減額するものであり、2項固定資産税につきましては、土地及び家屋は減額となるものの償却資産は増の見込みとなり、固定資産税総額では増額となるものであります。
32ページをお開き願います。
4項市たばこ税につきましては、決算見込みにより増額をするものであります。
6款1項地方消費税交付金、9款1項地方特例交付金及び33ページとなりますが、10款1項地方交付税につきましては、交付額の確定による増額であります。
12款1項分担金及び14款1項国庫負担金、34ページから36ページの2項の国庫補助金、36、37ページの15款1項県負担金、37ページから39ページの2項県補助金及び3項委託金につきましては、ご説明をいたしました歳出に係るものであります。
40ページをお開き願います。
18款3項1目金沢財産区繰入金につきましては、平成28年3月31日をもって金沢財産区を廃止し、財産区が有する財産については市へ移管することとされたことから、特別会計の決算見込額により、剰余金について一般会計に繰り入れするものであります。
20款5項2目弁償金につきましては、ご説明をいたしました東京電力からの弁償金であります。
4目雑入及び41ページとなりますが、2款1項市債につきましては、ご説明をいたしました歳出に係るものです。
補足説明は以上であります。
失礼いたしました。
市債につきましては、21款1項でございます。
訂正をさせていただきます。
補足説明は以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) 佐藤
市民環境部長。
○
市民環境部長(佐藤福君) 私からは、議案第71号、平成27年度一関市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、補足説明いたします。
まずは歳出を説明させていただきます。
予算書の59ページをお開き願います。
2款1項療養諸費につきましては、給付実績に基づく決算見込みの増及びインフルエンザ等の流行などによる見込み以上の医療費の増加分も含め、一般と退職を合わせ1億6,600万円ほどの増額をしたものでございます。
2款高額療養費、また、60ページの3款後期高齢者支援金等及び6款の介護納付金につきましては財源振替でございます。
7款1項1目高額医療費共同事業拠出金及び61ページの3目保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、事業主体である岩手県国民健康保険団体連合会に対する拠出金であり、連合会からの通知により額を計上しているところでありますが、対象給付費の減により拠出金が減となったものでございます。
次に、歳入についてでありますが、戻りまして54ページをお開き願います。
1款の国民健康保険税は、12月末の調定額実績等により、国保税の収入見込額を見込んだものであります。
次に、55ページ、3款1項1目療養給付費等負担金は、歳出の一般被保険者に係る保険給付費の増額に伴い、負担金の増を見込んでおります。
2目高額医療費共同事業負担金は、歳出の高額医療費共同事業拠出金の減額に伴い、減とするものであります。
3款2項1目財政調整交付金は、一般被保険者に係る保険給付費の増額等に伴い、増を見込んでおります。
次に、56ページ、4款療養給付費等交付金は、退職被保険者に係る保険給付費の増額等に伴い、増を見込んでおります。
6款の県支出金は、高額医療費共同事業拠出金及び保険財政共同安定化事業拠出金の減に伴い、特別調整交付金が減額になるものでございます。
次に、57ページ、7款共同事業交付金は歳出と同様、対象給付費の実績により、県国保連合会からの通知額を計上しております。
9款1項1目一般会計繰入金は、国保税の軽減額の増額に伴う増であります。
次に、58ページ、9款2項1目財政調整基金繰入金は、今回の補正により不足する財源分として1億6,000万円ほどを増額するものであります。
以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) 午前の会議は以上とします。
午後1時15分まで休憩します。
午後0時14分 休 憩
午後1時15分 再 開
○議長(千葉大作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑を行います。
15番、金野盛志君。
○15番(金野盛志君) 予算に対する説明書の中で、46ページについてお伺いします。
いわゆる農林水産業費、農業費、この中の農業振興費及び農地費、この部分についてお聞きしますけれども、事業を行う場合に変更があるというのは私もそのとおりだと思います。
しかし、この予算を見ますと、先ほど総務部長から説明があったように、例えば強い農業づくり交付金においては、農協との関係で千厩のカントリーが中止になった、あるいはもう一つジュースでしたか、そういうところの加工のところも取りやめたと、こういうことになると、例えば畜産業費の中にあるペレットの利用自粛、これについては1回ペレットを試験焼却してみた、そうしたら灰が残ってしまう、したがって、この灰を何とかしなければならないというために、これは今回減額するという中身ではないかと私は思っていますけれども、そういうのは変更に該当すると思うのです。
それでこの強い農業づくり交付金とかこういうものについて、その関係機関が、相手方があるということはわかりますけれども、どのように積み上げをして当初予算に計上したのか、1点目は。
その2点目は、今回取りやめたということは、今後はやらないということなのですか。
新たにそこの調整が整えばやるということなのですか。
その2点をお伺いいたします。
○議長(千葉大作君) 高橋農林部長。
○農林部長(高橋一秋君) 金野盛志議員にお答えいたします。
ご質問のございました強い農業づくりの予算経過でありますが、事業主体のいわて平泉農業協同組合のほうから予算の要求段階、例年ですと9月から10月になるわけですけれども、その取りまとめの要望の際にカントリーエレベーターが千厩、それから大東ではライスセンターというような内容について、今、飼料用米の乾燥調整がなかなか主食用米の後でしかできない事情から、ぜひこのカントリーとライスセンターについては設置して対応したいという申し出があり、それの部分で当市としましても本当にその需要があるのか、ほかのライスセンター、カントリーエレベーター等の調整はどうなのだというような話まで一応突っ込んでやったわけですけれども、これはいずれ欲しくなる、必要になるものだからやりたいということで予算要求をお願いしたいという申し出があって、それを受けたところでありました。
それから、大東のジュース加工施設につきましては、やはり6次産業化の中でJAとしてもそういった施設をつくってしっかりとリンゴ農家との支援に回りたいということで、アンケート調査等をして、ある程度見込みが立ったので手を挙げるというようなお話だったのですが、その後、総務部長からの補足説明でもありましたとおり、大東のライスセンターについては国の直轄事業でありました飼料用米の生産利用拡大事業というのが同じ2分の1補助でありますが、そちらのほうで対応できるということで乗りかえられたと、それからカントリーエレベーターについては、今の状況でまわしても作付面積をカバーできる見通しがついたので今年は取り下げたいと、それからジュース加工についても実際に要望はあるものの、実際の運営主体なり、生産組織なり、そういった組織がまだ協議中なので、これも見送りたいというような中身で、今年、平成27年度については取り下げをしたいという申し出があり、それを了承したところであります。
ただ、やはりその計画の熟度があまりにも薄いということは申し入れいたしまして、今後、市の会計を通して整備する場合においてはしっかりと計画実現、実効性のあるような計画を上げていただくというようなことをお願いといいましょうか、申し入れしまして、今回は了承したところであります。
○議長(千葉大作君) 15番、金野盛志君。
○15番(金野盛志君) 今の答弁を聞くと、熟度が整えばまたやるというように私は聞こえましたけれども、何というのですか、いみじくも今、部長が言ったように、その熟度が薄いという表現をしましたけれども、総務部長に伺いますけれども、予算計上する場合の事業の見通し、熟度、そういうものについては財政当局として、どういう確認をして、一定のものになっていなければ私は予算には計上できないと思うのですけれども、どのような考え方でいらっしゃいますか。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) ハード事業のようなものについては、実施計画で計上したもの、予算要求を受けて計上するというような流れになっております。
それで、実施計画については、大体、例年7月ぐらいにその取りまとめをしますので、その時点ではまだしっかり固まっていない部分、要素はあります。
ただその中で、さらにその実施計画に計上したものを予算要求するという段階になって、予算要求を受ける際にもう1回ヒアリングをするわけですけれども、その時点で実施の可能性というところは担当課のほうから聞き取りはいたします。
ただ、直接、財政課が事業主体と話をするわけではないので、担当課がやれるというような判断をしているものについては基本的には計上するという考え方です。
○議長(千葉大作君) 15番、金野盛志君。
○15番(金野盛志君) 私は、こういう事業、必要なものについては、どんどん行う必要があるというふうに思います。
ただその中で、国の補正とか何かに伴う補正と違って、その理由がちょっと聞いたところによると、やはりその事業化するための関係機関もありますけれども、そことの調整が私は不十分だったのではないのかなというように思いますので、いずれ熟度を上げて予算計上するように期待を申し上げて、私の質問を終わります。
○議長(千葉大作君) 8番、佐藤浩君。
○8番(佐藤浩君) 42ページ、2款1項14目体育施設費の中で、先ほど総務部長の説明の中で、花泉の統合小学校の有力な候補地になったので、市営プールの改修工事は一応行わないという説明でしたけれども、まず1点目、これは改修工事をしなくても使用については可能なものなのか。
2点目、ここは有力な候補地ということで、ここに建設地が決まった場合の花泉地域のプール建設の計画というのは新たに出てくるのか、この2点お願いします。
○議長(千葉大作君) 佐藤花泉支所長。
○花泉支所長(佐藤哲郎君) まず第1点目の、プールが現在使われているかということでございますが、これについては水質等の関係、あるいはわき水等の関係があって平成25年度まで使って、平成26年、平成27年は使えない状態でございます。
平成24年度から改修について計画をしてきたところでございますが、今回、先ほどお話ししたような理由から今年度での補修は見送りたいということでございます。
それから、学校統合の関係でございますが、学校の建設予定地については、今後、学校づくりの統合推進委員会等で建設場所等についても、いろいろ市民の皆さんからご意見をいただきながら、今後、絞っていくということになるわけでございますけれども、先ほどもお話ししたように、花泉地区の小学校の望ましい学校規模に関する基本方針等の、あるいは検討委員会の提言等を受けまして、花泉地域の中心部に建設することが望ましいというようなご意見をいただいていること、さらには学校統合についての懇談会の中で、そういった部分についての中心部ということで隣接、一体ですけれども有力な候補地の一つになるのではないかというご意見等いただいたところでございます。
したがいまして、今後、新年度におきまして学校づくり推進委員会等の中で検討して、具体的な建設場所等については検討を進めてまいるという予定となっているところでございます。
したがいまして、その後のプールの建設等については、どういった形になるかということで、あわせて検討を進めてまいりたいというように考えているところでございます。
○議長(千葉大作君) 8番、佐藤浩君。
○8番(佐藤浩君) そうしますと、平成25年度から花泉の市営水泳プールは一切使っていないということは、花泉の地区の方々はプールは使えないと、ずっと使っていないということで、そういった意味で早くこれは解消しなければいけないなということでつくった予算であり、それのやはり変わるものというか、地域の方々が、やはりそのプールを、水泳プールを使える状況を何とか考えてあげなければいけないのではないかなと思いますけれども、そういうことからすると、2点目とも絡みますけれども、新たにそういったプールの建設を具体的に示してあげないと、地域の方々にご理解いただけないのではないかなと思いますけれどもいかがですか。
○議長(千葉大作君) 佐藤花泉支所長。
○花泉支所長(佐藤哲郎君) プールにつきましては、幼児用プールにつきましては既に補修が終わって、幼児の分は使っていただいております。
それから市営プールの分については、平成25年度まで使ったということで、平成26年、平成27年については使っていないという状況でございまして、平成24年度には一関市の水泳プールが完成しているというようなことで、そちら、あるいは藤沢のプール等を使っていただいている状況にありますし、プールについては中学校の体育の授業等でも一部使っていたわけですが、それらについては地域内の小学校のプールをお借りして使っている状況となっているところでございます。
また、そういったことから早期に整備を進める必要があるということは、十分認識しておりまして、建設場所を新年度において早期に検討を進めていって、その中で整備についてもあわせて検討してまいりたいと、そのように考えております。
○議長(千葉大作君) 8番、佐藤浩君。
○8番(佐藤浩君) どうも考え方が逆なような気がするのですけれども、いずれこのプールは改修して市民の方々に使ってもらいましょうということで予算措置をして、実施しようとしているときに有力な候補地になったのだから、プールの問題はさておいて、まずそこのところを検討されている地域なので、プールの問題は二の次だよという格好で、今、論議されているような感じがするのですけれども、実際に必要であるから改修費を予算措置しているということからすると、何らかのやはり住民に対する説明というのがなされなければよくないのではないですか。
そういったことも住民に対する説明というものもなされていないように思うのですけれども、この辺の今後の予定はどうなっているのですか。
○議長(千葉大作君) 佐藤花泉支所長。
○花泉支所長(佐藤哲郎君) 先ほど説明が不足した分があったと思いますけれども、学校づくりの統合の中では早期に学校統合を進めてほしいというようなご意見等もあり、また内部的にはそういったことで統合を、現在、工期の計画というような形に入っているわけですが、そういったことで当初平成24年度に整備ということでしたが、いろいろな事情から延びてきたということで、結果として早期に統合をという要望等に対して対応していくというようなことを含めますと、利用する期間が短期間、3年ないし5年程度の利用になってしまう可能性も、その場所になった場合はですが、ということで今回のような判断をしたところでございますが、ご指摘のありましたようにその事情については今後市民の皆さんにもご説明してまいりたいと考えております。
○議長(千葉大作君) 21番、石山健君。
○21番(石山健君) お伺いします。
前者が質問しましたけれども、42ページの歳出の関係ですけれども、この市民プールなのですけれども、支所長にお伺いしますけれども、これは中学校のプール、イコール市民プールですよね。
それが、もう平成26年から使えない状況だと、にもかかわらず、そこが有力な候補地だからと、今回、予算をおろすのだと、何ら代替措置は何もないではないですか。
しかも、よしんばそこにまた同じところにプールを建設したところ、根本的な原因があるのではないかと、そのプールが使用できないというのは、どういう原因で使用できないで、目下閉鎖しているのか、しかも今中学生はどこに行って使用されているのですか。
先ほど、支所長は市民プールもあると言ったけれど、市民プール、そんなに遠くまで出かけてやるものですか。
しかも中学校の課外授業ともかかわりがあるのではないですか。
次の小学校の学校統合まで、あえてこの問題を延ばすのは、どこでそれをあなた決定したのですか、だれが決定したの、ここに予算を計上して、今回、予算をおろすということはどこで決定したのですか。
どういう経過を経て、これをおろすことに決定したのかお伺いします。
○議長(千葉大作君) 佐藤花泉支所長。
○花泉支所長(佐藤哲郎君) 原因につきましては、当初、老朽化しているということで補修をしようということで計画をしたところでございますが、わき水等が発生し、その水がプールに入ってくるというようなことが、養生プール等工事が始まった段階で確認されまして、水質検査等を行ったところ、大腸菌群等が基準を上回るというようなことから、平成26年度から利用を中止させていただいているということでございます。
また、中学校のプール、今どこを使っているかということでございますが、平成26年度におきましては日形小学校、あるいは老松小学校、平成27年度につきましては油島小学校、それから涌津小学校ということで利用をしていただいているところでございます。
それから、どこで決めましたかというお尋ねでございますが、内部的には関係課と協議を進めて、このような形で今回補正をお願いしているという状況でございます。
○議長(千葉大作君) 21番、石山健君。
○21番(石山健君) お伺いします。
今回、その決定とは、このような予算を減額、おろすというか減額することについては、関係課と協議をしたのだと、これは、そうしますと関係課と協議をすれば、これは予算をおろしてもいいという結論に至ったのか。
つまりどういう経過を経て、予算を減額すべきだと、最終的に決めたのか、そのプロセスがわかりません。
もう一つは、この市民プールはご案内のとおり、かつて町民プール、合併前ですが、町民プールと中学校のプール、中学生のプールですが、兼用していたのです。
それを今もう既に使用できない状況にありながら、しかも今度は小学校でしょう。
この統合との絡みをここで持ち出してきて、これ以上をそこに抱き合わせるということについては、極めて問題があるのではないかと、その点については、有力な候補地だとあなたは言っているけれども、確かに学校等の審議会では中心地という言葉が出ています、文言としては。
だけれども、必ずしもそこなのかはわからないのです。
必ずしもそこが候補地だということは特定できないではないですか。
あえて特定したのはなぜですか。
それから、言ってみれば、今では平成26年度から使用できない状況、しかもそれでは日形地区まで何キロありますか、老松地区まで何キロありますか、涌津地区まで何キロありますか、市民プールまでは何キロありますか、そういう身近なところにプールがあるのが普通なはず、そんな遠くまで出かけなければならない、遠征しなければならないようなプールの使用は、私はふさわしくないと思うのです。
しかも私が聞きたいのは、その大腸菌云々という話まである、そのプールの悪水というか、それはどうして入ってくるのかと、科学的にそれを調査したのですか。
調査の結果、これは問題だと、だとすればあなたが言っているのは矛盾する。
有力な候補地が、また同じようなことを踏むのではないですか。
科学的な根拠を明らかにして、そういう調査をしないものについて、あえてその候補地に仮に仮定してつくったとすれば、同じような轍を踏むのではないですか。
そんなこと容易にわかるはずではないですか、そういうことをあえてどこでどういう決定をしたのかわかりませんけれども、どういう経緯経過をたどって、そうした専門家の調査を入れたとか、こういう経過を踏んだとかということなしには、私はそういう決定はできないと思うのです。
いかがですか。
これは教育長に伺います。
○議長(千葉大作君) 小菅教育長。
○教育長(小菅正晴君) 現在、花泉の中学校のプールについては、そういう形で小学校等を利用しているわけですが、教育活動の中で自校にプールがないという状況はほかにもあるわけで、そういったときには公共のそういう施設を使いながら体育活動を補償していくということをやっているところです。
それから、小学校の候補地の中心付近にという、現在提言をもらっているわけなのですが、これにつきましては仮にその付近をプールで改修した場合には、そこを候補地とすることはできないという影響がやはりまわりに及ぶわけですので、そういった無駄は省いていく必要があるということでもって、もう少し慎重に検討しながらプールについても考えていくという姿勢をとったところであります。
○議長(千葉大作君) 21番、石山健君。
○21番(石山健君) 今、教育長さんの話で大体わかったけれども、ということは、つまりこの候補地と言われている付近にはプールの建設はできないということで解釈してよろしいのですか。
もう一つは、先ほど前者の質問がありました。
現在、閉鎖をしているのです、中学生も、一般の市民も。
一体その代替といいますか、直ちにこれを復旧するというのは普通のことではないでしょうか。
仮に、候補地になるかならないか、有力な候補地があるかないかはわかりません。
これはまだ決めていないのですから、にもかかわらず何年かかったらその代替施設ができるのですか、これは。
つまり今回は予算をおろしたけれども、直ちに代替の施設を、プールをつくるのだと、しかもその方向性でいくのだということを既にこの決定といいますか、そういう方向づけをした上で今回の予算を減額するという決定をしたのか、あるいは依然としてその原因がわからない。
だからその原因が何だと、そこまで調査した上で、この問題のプールの建設をどうかということについて、どこまで探究したのですか。
お伺いします。
○議長(千葉大作君) 佐藤花泉支所長。
○花泉支所長(佐藤哲郎君) 検査の関係でございますが、検査につきましては平成26年の5月に検査機関、民間の研究所のほうに検査の依頼をして、先ほどのような大腸菌群が検出されたという状況でございます。
それから、同じところにプールを、先ほどつくったらまた同じような状況になるのではないかということですが、基本的にはそのプールが漏水していることに起因しているわけでございますが、地盤等の関係もありますので、候補地の選定に当たっては、そういった側面も含めた全体的な中で検討を進めてまいりたいというように考えております。
また、学校づくり推進委員会の今後の予定ですけれども、順番として、建設場所はその中では早く決めていかなければいけない順番だと思っておりますので、そういった場所の方向性が出た段階でこのプールの補修についても具体的に予算等をお願いしていきたいというように思っております。
代替案につきましては、具体的な分を内部で検討しまして、市民の皆さんに可能な限り迷惑をかけない、あるいは足の準備等も含めた中で、具体的にどういったことをできるか検討してご理解をいただきながら、お知らせをしてまいりたいと思います。
○議長(千葉大作君) 12番、藤野秋男君。
○12番(藤野秋男君) 私は、43ページの老人福祉費についてお伺いします。
今回、6期計画の中で手を挙げてくれる業者がいなかったということで減額ということのようなのですが、担当課とすれば、その要因はどこにあるのかなというふうにつかんでいるのか、考えられるのかお伺いしたいと思いますし、問い合わせの業者はいなかったのかどうか。
あるいは今現在、市内で待機している方がどれぐらいいるのか。
担当課とすれば、緊急性があると判断しているのかどうかも含めて答弁をお願いしたいと思います。
○議長(千葉大作君) 岩本
保健福祉部長。
○
保健福祉部長(岩本孝彦君) 老人福祉費の関係で、施設整備の関係ですけれども、平成27年度においては2回ほど公募をしております。
この公募の中で、応募があったわけですけれども、最終的にはグループホーム3事業所、それから小規模特養が3事業所、小規模多機能型居宅介護が1事業所の施設の整備が決定されたわけですけれども、いずれも平成27年度ではなくて平成28年度、あるいは平成29年度の希望だったということで決定になったというふうなところでございます。
この整備によって132人分の待機が解消されるというように見ているところであります。
事業者の関係ですので、その資金の関係なのか、その人的なところなのかについては、はっきりはしておりません。
平成27年4月1日現在で、早期に入所が必要な方というのは172人です。
そのうち132人分は今回の施設整備で平成28年、平成29年で整備されるという決定がなされているところでございます。
○議長(千葉大作君) 12番、藤野秋男君。
○12番(藤野秋男君) かなりの方々が待機しているという状況の中では、この施設整備というのは本当に急がれる課題かなと思います。
ぜひ、今、業者の資金関係なのか、人的配置なのかということなのですが、やはりその辺の把握も今後必要なのかなと、それによってはそういう方面での支援ということもぜひ検討していく必要があると思いますので対応よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) 24番、佐藤弘征君。
○24番(佐藤弘征君) 1点についてお尋ねします。
40ページ、20款諸収入の雑入の中で、19節の返還金、この内訳についてお知らせいただきます。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 19節の返還金の中身になりますが、これにつきましては会計検査で指摘された保育園のほうからの補助金の返還分、3園に係る補助金の返還分となります。
○議長(千葉大作君) 24番、佐藤弘征君。
○24番(佐藤弘征君) この件については、全協の中でも説明をいただいたところですが、市側からその3園に対する請求額はどのくらいの額であったのか。
○議長(千葉大作君) 岩本
保健福祉部長。
○
保健福祉部長(岩本孝彦君) 3園合計で776万5,410円となっております。
○議長(千葉大作君) 24番、佐藤弘征君。
○24番(佐藤弘征君) この返還金に関しては、行政の主導的なこともあったのではないのかなというような、私はそういう理解をしております。
3園とも納得の中で返還金を返していただくものになったと思うのですけれども、請求額もこの金額だったのでしょうか。
○議長(千葉大作君) 岩本
保健福祉部長。
○
保健福祉部長(岩本孝彦君) 返還の必要な3園につきましては、返還金に係る市の考え方をご説明し、ご理解をいただいたところで、返還方法等についてもその際にお話し合いをしました。
3園からは、年度内に納付していただくということでお話をいただいておりまして、金額につきましては、先ほどの776万5,410円であります。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 4点お聞きします。
歳入31ページ、償却資産、この時期に1億5,900万円余計上ですが、もう少し紹介をいただきたいと思います。
次は、46ページ、先ほど、部長説明の中でダムの関係がこういうわけでこうだという説明をいただいたのですけれど、もう少しお話をいただけないでしょうか。
次は、会計検査院との関係であります。
今、佐藤議員からもお話をいただいたわけですけれど、保育園の関係については年度内に償還いただきますと、償還といいますか、市のほうに、市の金庫に入れていただきますと、そして市は県を通じてということになるのでしょうか、国庫に返還するわけでしょう、そのことをもう一度確認をさせていただきます。
最後はDIO問題です。
今回のこの補正にDIO関係の返還金を計上しないということは、マスコミ、その他を通じて知っているし、この間の全員協議会の中でも説明をいただいたわけですけれど、そういうことをわかった上で、何点か質問したいと思います。
1つは、これはあくまでも国庫金ですから、県の基金とはいっても、これを年度内に支払わないということが法令上問題がないのかということであります、法令上。
別な言い方をすれば、どうも知事の説明が納得できないからといって返還をしない、あるいは返還時期をずらすということが法令上許されるのかということであります。
許されるという判断だろうから、その辺を法令に基づいて、かくかくしかじかだからこういう対応を市としてはいたしますという態度なのでありましょうから、改めてその辺をつまびらかにしていただきたい。
その2つ目は、県の基金でありますから、基金の要綱なり、あるいは基金を利用するに当たっての約款的なものがあるだろうと思うのだけれども、こういう事案が発生したときにはどういうふうな対応をするという約束事でこの事業に参加したのか、要綱なのか約款なのか別な形なのかわからないけれども、そのルールについてつまびらかにしていただきたい。
最後、3つ目なのですが、年度内の返還については、市長自身、手続といいますか、議会提案を見送りたいという趣旨の話は聞いてあるわけですが、出納閉鎖後の調整期間中にも不作為行為を続けるのかということであります。
以上です。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 固定資産税の償却資産が伸びた中身というお話でございます。
これにつきましては、この伸びた企業についてもリストはつくってあるわけなのですけれども、特定のどこがというような感じはないのですが、この中で太陽光に係る部分がおおむね2,300万円ほどは去年に比べてふえているという形になっております。
あとは、携帯電話のキャリアの会社とか、そういうところで特にどこか、どういう分野だというような形はちょっと即答はできないところであります。
○議長(千葉大作君) 高橋農林部長。
○農林部長(高橋一秋君) 私からは、6款の7目農地費の県営基幹水利施設ストックマネジメント事業の関連、国営ダムの関連でお答えいたします。
この減額補正につきましては、この相川ダムと千松ダム及び中央管理事務所の電子機器といいましょうか、警報器なり水位を自動的に無線で知らせる装置とか、そういった機器周りの整備が主だったわけですけれども、平成24年から平成27年度までの事業という形で認められて今までやってきたところですが、この平成27年度最終の年に中央管理事務所と、それから相川ダム周辺のその水位計とか警報器から発信する無線が、木が伸びたことによるとか地形により電波の状態が非常に悪いので周波数を変えたいというような申し入れをしたところ、なかなかその電波管理局のほうでは周波数を変えることは今のところは、ちょっとすぐには認められないということで協議が入ったところでありまして、その部分を減額させていただきたいというような感じです。
○議長(千葉大作君) 岩本
保健福祉部長。
○
保健福祉部長(岩本孝彦君) 保育料の返還金のことですけれども、今回の補正の中で歳出のほうでも諸費の市税等還付金の中に、今回の県への還付金を計上しているところでありますので、議決をいただいた後、速やかに返還するという考え方でおります。
○議長(千葉大作君) 小野寺
商工労働部長。
○
商工労働部長(小野寺康光君) 返還金にかかわります緊急雇用についてのご質問をちょうだいしました。
まず1点目、法令上問題ないのかという、年度内の返還について、しないことについて問題ないのかというご質問が1点ございます。
これについては、補助金の交付に当たりましては県と市の補助金の交付契約に基づいて交付をされているものでございます。
これは、返還に当たりましては、一部返還に当たっても両者の合意のもと、その契約をもとに返還するということの方法が県から示されております。
今段階では、口頭での返還のお話があったものでございまして、両者合意の契約等については至っておらないところでございます。
また、県の基金としての扱いでございますけれども、国の補助金を受けて県が基金造成をし、その事業実施主体である市・町が交付契約に基づき補助金を交付いただいております。
これらの約款等については、県のルールの中でされておるものというようにとらえておりまして、私どもが県との関係で重要視しなければならないのは、まず県と市の補助金の交付契約であり、また、この緊急雇用促進事業の全体の厚生労働省の定める事業の要綱というようにとらえております。
また、出納整理期間中の扱いでございますけれども、これについてはあくまでも出納整理は契約等をした後での事務的なものととらえておりますので、これについては市長も議員の皆さんに説明申し上げておりますけれども、3月議会今補正予算で計上しないということにつきましては、出納整理期間中に何らかの別の行為があるというようにはとらえておりません。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) DIO問題以外は了解しました。
DIO問題、聞いていてよくわからない。
例えば、県と市でもAとBでもよいのだけれども、そこの中でこういう契約、こういう推移があると、そのことを理由にして確定判決を回避はできません、それを越えるものだから、拘束されます。
会計検査院の検査報告というのは、それに準ずるのではないでしょうか。
岩手県当局と一関市当局において、この交付金契約ですか、こういうものを結んでいますと、そこの合意が成立していないから国庫金であるこの補助金ですか、交付金ですか、これの返還義務を負わないという法解釈は成り立つのですか。
私は成り立たないと思います。
だから、法令上問題ないのかしらと聞いているわけです。
不満はみんなあると思います、7自治体それぞれ。
決して、既に返還を12月に決めた山田町ですね、別件ではあるけれど。
あるいは二戸市なり、洋野町とか、こういうところも何も全部そのとおりだと思ってやっているのではない、ただ法令上、年度を越すということは許されないという判断があるのではないのかしら、何となれば今言ったことだろうと思います、私が考えつくのは。
もう一度繰り返しますけれど、県と市の事業主体となった一関市のその交付契約の内容を越える、そういう関係が生じてしまったのではないですか、会計検査院の最終報告。
これをくつがえすことができるのですか。
そんなことをしていいのですか。
そこのところを少し法令に基づく解釈を開陳いただけませんか。
重大な発言だと思います、私は。
2つ目ですけれども、基金にかかわる利用した事業主体、この部分はどういうふうに規定してあるのですか、かかる事態が生じた場合、かかる事態というのは県と市の意見が成り立たないと、調整がつかないということではありません。
返還、言うならば会計検査院の今回の最終報告が返還命令に等しいでしょう、言っていることは。
そういうふうな状態になったときに、これを利用した事業主体、あるいは基金を開設している県の責務、これはどういうことになるのですかということの説明を求めているのです。
県は、基金を設置しているのは県だから、県としては国庫金である公金、これについては法令に基づいて関係自治体には年度内に返還してくださいと、こう求めているわけでしょう。
これは当然だと思うのです。
私は、国だとか県だとかの対応が十分だったなんて言っているのではないです。
ただ、こういうふうな形で確定判決にも等しいような会計検査院の報告が出た以上、実質、確定した以上、これに従わないという選択肢は、私はないと思う。
そういう事態になったときの、この要綱、もしくは約款上の関係はどうなるのですかということです。
最後ですけれど、当面、提案をしないということだけれど、いつごろになったらこれは処理するつもりなのですか。
知事の謝罪がもう一歩踏み込んで納得いくものになったならば、それは払いますよと、それがない以上は返還しませんと、こういうことであればある意味では無期限ですよね。
この辺、ちょっと法令に基づいて答弁いただけませんか。
思いではなくて法令に基づいて。
○議長(千葉大作君) ただいま当局のほうから、返還金という形での菊地善孝議員の質問というふうに私は受けとめたのですが、DIOジャパンに関しての議題ではないというふうに考えて……。
(不規則発言あり)
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 今回の補正予算の返還金の中身につきましては、先ほど申し上げましたように私立幼稚園に係る補助金の返還分という形で計上しております。
それ以外のものは今回の補正予算には計上していないところでございます。
○議長(千葉大作君) 11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) 緊急質問の動議を提出いたします。
理由は、今話をしたとおりであります。
一関市の対県との関係が、これ以上悪化することは極めて好ましくないということで、それぞれの立場等々あるだろうと思いますけれども、実質、最終議会でありますので、この部分について発言をお許しいただきたい。
緊急動議であります。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) それでは、この取り扱いについて議運で協議しますので休憩します。
午後2時01分 休 憩
午後2時40分 再 開
○議長(千葉大作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほど、菊地善孝君からDIOジャパンの補助金返還について緊急質問の動議が出され、所定の賛成者がありますので動議は成立しました。
直ちに本動議を議題とし、採決を行います。
本動議のとおり、菊地善孝君の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し発言を許可することに賛成者の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(千葉大作君) 起立少数。
よって、菊地善孝君の緊急質問に同意の上、日程に追加することは否決されました。
質疑を続けます。
11番、菊地善孝君。
○11番(菊地善孝君) では、2回目の質問について、実質、答弁拒否されたわけですけれど、私はもう一度お話ししたいと思います。
私は、基本的にこのDIO問題については、これ以上、県との関係を気まずいものにしてはならないとこう思います。
法令等々に基づいての対応としては、私の解釈では返還をまずすべきだと、いろいろ意見については意見として述べていくと、こういうことが行政当局としての取るべき対応であろうと。
保育園関係の会計検査院の指摘、これに対する対応、今議会に提案いただいているわけですけれども、これとDIOについては何ら変わるものはないというふうに基本的に思います。
そういう意味から、もう一度お聞きしますが、法令上補助金の関係について、不満だから、知事発言等々が不満だから返還を延ばす等々のことができるという根拠について……。
○議長(千葉大作君) 菊地善孝君に申し上げます。
先ほど、小野寺総務部長がその件については答弁しております。
○11番(菊地善孝君) 議長、私は今質問をしているのだから、今言っていることは緊急質問ではないから。
それに対して先ほどのような見解が出たけれども、それは当局の見解ですから、当局がそういうふうな解釈をするから、千葉議長において発言を、このDIO問題についての発言を認めないと言うなら、それは議長の議事整理権だから、そういうふうに発言されたらいい。
私は従いますから、どうですか。
○議長(千葉大作君) きょうの議事日程には載らない……。
(不規則発言あり)
○議長(千葉大作君) 議案に沿って質問をやっていただきたい。
○11番(菊地善孝君) ではもう一度言います。
それでは、保育園の関係について、もう一度聞きますけれど、保育園のこの関係での会見の関係については、年度内に返還しなければならないという、こういう判断をしたわけでしょう。
これについては、年度を越すというような内部協議はあったのですか、なかったのですか。
要するに、結論的には年度内に払うべきだということで予算提案しているわけですね、補正予算の提案をしているわけです。
しかし、内部協議の過程において、これについても年度を越そうではないかという議論はあったのですか、なかったのですか、その1点について。
○議長(千葉大作君) 岩本
保健福祉部長。
○
保健福祉部長(岩本孝彦君) そのような議論はございませんでした。
○議長(千葉大作君) お諮りします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
採決は個別に行います。
初めに、議案第70号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第70号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第70号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第71号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第71号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第71号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第72号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第72号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第73号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第73号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
○議長(千葉大作君) 押し忘れなしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第74号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第74号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第74号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第75号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第75号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第75号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第76号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第76号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第76号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第71、議案第77号、平成28年度一関市
一般会計補正予算(第1号)及び日程第72、議案第78号、請負契約の変更についての2件を一括議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
田代副市長。
○副市長(田代善久君) 議案第77号、平成28年度一関市
一般会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
本案は、災害公営住宅整備事業費の追加に伴い、所要の補正をしようとするものであります。
1ページをお開き願います。
歳入歳出予算の補正額は、9,472万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を633億6,834万5,000円といたしました。
2ページをお開き願います。
歳出の目的別補正額は、第1表のとおりで土木費9,472万8,000円を増額いたしました。
また、歳入につきましては国庫支出金8,273万7,000円、繰入金9万1,000円、市債1,190万円を増額いたしました。
3ページとなりますが、第2表、地方債補正につきましては、公営住宅整備事業について追加しようとするものであります。
なお、総務部長から補足説明させます。
次に、議案第78号、請負契約の変更について提案理由を申し上げます。
本案は、(仮称)沢内地区災害公営住宅建設(建築)工事について、建物外周部などの仕上げ工事に係る仕様の見直し及び沿岸部における災害公営住宅建設工事の需要が伸びている影響により、内部仕上げ工事などに不測の日数を要していることから、外構工事などに必要な工期を確保するため、契約金額及び完成期限について、変更契約を締結しようとするものであります。
なお、建設部長から補足説明させます。
以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) 小岩建設部長。
○建設部長(小岩秀行君) 議案第78号、請負契約の変更について、補足説明を申し上げます。
本案は、昨年の3月定例会において契約議決をいただきました(仮称)沢内地区災害公営住宅建設(建築)工事について、契約金額及び工期の変更を行おうとするものであります。
変更内容でありますが、現契約額5億1,943万7,880円に、変更に伴う金額1,407万240円を増額し、変更後の契約金額を5億3,350万8,120円としようとするものであります。
さらに、工事の完成期限を平成28年3月30日から平成28年5月16日に延長しようとするものであります。
参考資料ナンバー1、変更の概要をごらん願います。
変更理由についてでありますが、建物外周部等のバルコニーは共用部分の仕上げ材の仕様を耐久性のある材料に見直しするとともに、共用廊下部分の開放性を向上させるため、設計内容を変更しようとするものであります。
さらに、工期延長の理由でありますが、沿岸部における災害公営住宅の建設工事がピークを迎えている中で、建物本体工事の仕上げ工事におきまして、一部資材の入荷の遅れと技能労働者の確保が困難な工手があり、内部仕上げ工事などに不測の日数を要しており、工期内の完成が見込めないことから工期の延長が必要となったものであります。
次に、参考資料ナンバー2の全体計画をごらん願います。
平成26年度の欄につきましては決算額、平成27年度の欄につきましては契約額を記載しております。
当初、継続費の設定を平成26、27年度の2カ年の計画としておりましたが、今回の変更にあわせて平成26年度から平成28年度までの3カ年とし、年度割を実績等にあわせて変更するものであります。
入居予定の方々には、これまで募集受付時などにおいて工事の進捗状況などの説明を行ってまいりましたが、今後予定しております説明会においても工事の進捗状況や入居手続についてなど、スムーズに入居が進むよう十分に説明してまいりたいと考えております。
議案第78号の補足説明は以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) 小野寺総務部長。
○総務部長(小野寺正英君) 私からは、議案第77号、平成28年度一関市
一般会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。
今回の補正につきましては、今議会の初日に議決をいただきました災害公営住宅整備事業の継続費の総額及び年割額の変更に伴い補正を行うものであります。
初めに、歳出についてご説明をいたします。
予算書の7ページをお開き願います。
8款5項3目住宅建設費の災害公営住宅事業費につきましては、継続費を平成28年度までの3年間とし、ただいま補足説明をいたしました議案第78号の変更契約に係る平成28年度分の建築等工事費及び工事管理委託料を追加しようとするものであります。
次に、歳入につきましては、戻りまして6ページとなりますが、14款2項5目土木費国庫補助金及び21款1項6目土木債につきましては、災害公営住宅整備事業費に伴う追加、18款2項1目基金繰入金につきましては、今回の補正で不足する財源を賄うものであります。
これによりまして、平成28年度末の財政調整基金の額は19億2,540万円ほどとなる見込みであります。
議案第77号の補足説明は以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより質疑を行います。
15番、金野盛志君。
○15番(金野盛志君) 議案第78号について、お伺いをいたします。
この沢内地区の災害公営住宅は、たしか2度目の工期の延長という、中身もそのとおりですけれども、2回目の工期の延長という内容の議案になっているわけです。
中身については、こういう変更理由が書いておりますけども、昨今の情勢からすればやむを得ないという点があろうかと思います。
ただ、その中においても1点だけお聞きします。
ここに入居を予定している方々に、例えば前は3月30日に完成しますということにしているわけですので、そういう準備をいろいろな意味でやってきたと思うのです。
これが、5月に延びるということについて、その入居予定の方に、先ほど部長がお話しされましたけれども、いつの時期にこう延びますよと、そして、そういう説明をするのか、あとは入居を開始できる日にちはいつなのか、これをお伺いをいたします。
○議長(千葉大作君) 小岩建設部長。
○建設部長(小岩秀行君) 入居予定をされている方々への工事の進捗状況でありますが、入居募集を2月10日から募集を行いました。
その時点で仮申し込みをいただいている方々に対しましては、現在の工事の進捗状況等ご説明しまして、当初ご説明していました4月からの入居、これが5月半ばごろになりますということを伝えてきたところでございます。
今後の説明会の予定でございますが、3月18日、明日になりますが、今回、入居申し込みされている方々を対象に、これからの入居の手続の進め方とか、入居に際しての注意事項とか、そういった内容の説明をしていく予定としているところでございます。
現在、想定しております入居開始の予定でございますが、連休明けの5月半ばごろということで予定をしているところでございます。
○議長(千葉大作君) 24番、佐藤弘征君。
○24番(佐藤弘征君) 議案第78号について、工事内容が変更になりました。
このことについて、設計当初はどういう扱いになっているのかについて、お伺いいたします。
○議長(千葉大作君) 小岩建設部長。
○建設部長(小岩秀行君) 今回、工事内容の変更もございました。
資料の中にございますが、建物本体工事での変更であります。
屋根及びといの工事ですが、これは耐久性をもたせるために使用する材料、これを変更したものであります。
当初は塩ビ製の竪樋を計画しておりましたが、やはり、後々の修繕とか、材料の耐久性を考慮しまして変えたものでございます。
次に、金属工事、左官工事でありますが、一つとしてはメンテナンスのしやすい仕上げ、これに考慮いたしまして、工事の方法等変更したものでございます。
また、防風スクリーンとか、目隠しルーバーの変更でございますが、災害公営住宅は西向きの建物であります。
そうした中で、工事を進めている段階でありましたが、ちょうど向かい側に山がありまして、採光が非常に気になるというような状況でございました。
そういったこともありまして、防風スクリーン等の仕様を若干変更いたしまして、このような変更としたところでございます。
以上でございます。
○議長(千葉大作君) 24番、佐藤弘征君。
○24番(佐藤弘征君) 目隠しルーバーから防風スクリーンにというような形に置きかえるのかなと思いますが、プライバシーの関係等々はこの仕様で確保できるのでしょうか。
○議長(千葉大作君) 小岩建設部長。
○建設部長(小岩秀行君) プライバシーのご質問をいただきましたが、外構工事のほうでもさまざま配慮しているところがございます。
そういったところで、しっかりとプライバシーが確保されるように、工事を進めていく予定としております。
以上であります。
○議長(千葉大作君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第77号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第77号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 次に、議案第78号の採決を行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第78号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第78号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第73、議案第79号、和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
田代副市長。
○副市長(田代善久君) 議案第79号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、提案理由を申し上げます。
本案は、厳美幼稚園の通園バスの運行管理業務の委託を受けた者が、業務中に起こした物損事故に関し、損害を与えた相手方との和解及び賠償すべき額について議決を求めるものであります。
なお、教育部長から補足説明させます。
○議長(千葉大作君) 熊谷教育部長。
○教育部長(熊谷雄紀君) 議案第79号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、補足説明を申し上げます。
議案書をごらん願います。
まず、3の事故の概要についてでありますが、平成28年1月25日午前10時30分ごろ、厳美幼稚園の通園用バスの運行管理業務の委託を受けた者が、登園の運行を終了し、バスの保管場所である自宅に戻るために、市道外谷地霜後線を走行中、萩荘字霜後地内で路面凍結のためバスの通行車線側で立ち往生していた第三者の車両を発見し、これを避けるため追い越そうとした際に同じく路面凍結により立ち往生し、路上でタイヤチェーンを装着するため停車していた相手方車両を発見しましたが、すれ違える余裕がないと判断いたしまして道路の右側部分に一時停止をしたところでございます。
そのとき、後方から歩行者が来たため、通行を妨げない場所に移動しようと発進をした際に、凍結した路面で滑り、相手方の所有する車両の前部右側部分に衝突し破損させる損害を与えたものであります。
市側の過失割合は100%であります。
相手方は2に記載のとおりであります。
損害賠償の額は相手方車両のフロントバンパーやヘッドランプ等の修繕料47万1,636円と代車の費用17万7,876円の計64万9,512円であり、全額が全国市有物件災害共済会の保険により補てんされるものであります。
今回の事故につきましては、路面の凍結が要因で起きたものでありますが、当該委託者に注意、指導を行ったほか、通園・通学バスの運行を委託しておりますすべての事業者等に対しまして、冬道における運行のより一層の交通安全の確保と安全運転の徹底につきまして改めて指導をしたところでございます。
補足説明は以上であります。
よろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第79号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 議案配付のため暫時休憩します。
午後3時13分 休 憩
午後3時15分 再 開
○議長(千葉大作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
なお、議事の運営上、あらかじめ会議時間を延長します。
日程第74、議案第80号、
人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第80号、
人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成28年6月30日をもって任期が満了となります
人権擁護委員について、現委員の小野寺京子さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。
小野寺さんは、
人権擁護委員を平成19年7月から3期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第80号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第80号は、同意することに決定しました。
○議長(千葉大作君) 日程第75、議案第81号、
人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第81号、
人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成28年6月30日をもって任期が満了となります
人権擁護委員について、現委員の皆川孝太郎さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。
皆川さんは、
人権擁護委員を平成19年7月から3期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第81号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第81号は、同意することに決定しました。
○議長(千葉大作君) 日程第76、議案第82号、
人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 議案第82号、
人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。
本案は、平成28年6月30日をもって任期が満了となります
人権擁護委員について、現委員の高橋武美さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。
高橋さんは、
人権擁護委員を平成25年7月から1期務められております。
ご同意を賜りますようお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
議案第82号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、議案第82号は、同意することに決定しました。
○議長(千葉大作君) 日程第77、発議第1号、木材活用と林業振興による地域創生を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
10番、沼倉憲二君。
○10番(沼倉憲二君) 発議第1号、木材活用と林業振興による地域創生を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。
平成28年3月14日、一関市議会議長、千葉大作様、提出者、沼倉憲二、賛成者、佐々木清志議員、同じく菊地善孝議員、同じく槻山隆議員、同じく岩渕優議員、同じく及川忠之議員、同じく那須茂一郎議員。
一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出します。
意見書の朗読をもって説明を申し上げます。
木材活用と林業振興による地域創生を求める意見書。
我が国の国土の67%を占める山林は、地球環境の保全、災害防止、水源涵養の公的な機能はもとより、我が国の数少ない自前で確保できる再生エネルギー資源であり将来にわたってその適切な保全・活用を図っていく必要がある。
しかし、現状は、人工林が山林の4割を占め、そのうちの43%を占める杉材は、昭和55年当時の最盛期の価格の3分の1にまで低落していることから資産価値は著しく低下し、十分な保全・活用がなされておらず、用材部分以外の残材は山林に放置され、林道を破壊しがれき化するなど山林は荒廃するばかりである。
特に、中山間地でさえも、木材を燃料とした生活が石油や電気に変わり、木材価格も低迷していることから人々の林業への関心が薄れ、カモシカなどの獣が頻繁に見られ、人や集落との棲み分けがしにくくなり里山機能の低下が進んでいる。
もとより、山林は、自然環境を保全する機能や古来より続く精神や文化とかかわる機能を持っており、その機能を継続するためには適切に管理・保全する必要があるが、それ以外の大部分の山林は、燃料エネルギーや建築材などの経済財として活用することが、地域における木材・山林の価値を高め、就業の場など産業として地域の活性につながるものと考えるものである。
戦後、国を挙げて取り組み、先代が子や孫のために植林した杉や松を主とした針葉樹が、60年という伐期を迎えている現在、木材の有効活用を図ることが山林地域が活性化するとともに地球環境面にもよい効果となり、確実に地域創生が推進されるものと考え、その具体的な推進策として以下の項目に取り組むよう意見書を提出する。
記、1、森林を国民共有の財産・資源であり、地球環境の保全、災害防止、水源涵養の公的な機能はもちろん、我が国の数少ない自前で確保できる再生エネルギー資源として、その適切な管理・活用を国を挙げて取り組むこと。
2、経済財としての木材の適時伐採が、二酸化炭素の吸収など温暖化防止など環境面でより効果があり自然の循環サイクルにつながることを広く広報し、積極的な国民の林業への関心を高め理解を深める国民運動を展開すること。
3、木材活用・林業振興のため、地方自治体・団体・個人の林業関連事業を積極的に支援するとともに、林道整備や機械の導入などの国の支援策を強化し森林を多く抱える地域の活性化を図ること。
4、適時伐採後の山林には、広葉樹を主とした植林を義務づけ、次世代が木材を活用できるよう必要な費用について、国が積極的に支援すること。
5、木材が持つ温暖化防止の環境機能や建築資材としての優れた特性を十分に活用できるよう規制緩和を図り、公共施設や民間の積極的な活用を国策として推進すること。
6、木材・森林の積極的な利活用が木材の価値を高め、産業としての林業の振興につながり、雇用の場、所得の場、地域定着の場として地域創生が図られることから総合的な施策を推進されたいこと。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成28年3月17日、岩手県一関市議会。
提出先ですが、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、地方創生担当大臣、岩手県知事、以上の方に提出いたします。
議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(千葉大作君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
発議第1号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第78、発議第2号、国道343号の被災からの早期復旧と抜本的な対策を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
16番、岩渕善朗君。
○16番(岩渕善朗君) 発議第2号、国道343号の被災からの早期復旧と抜本的な対策を求める意見書について、平成28年3月14日、一関市議会議長、千葉大作様、提出者は岩渕善朗、賛成者は、千葉信吉議員、千葉満議員、佐々木清志議員、沼倉憲二議員、菊地善孝議員、槻山隆議員、及川忠之議員、那須茂一郎議員であります。
一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を提案をいたします。
裏面の書面をもって提案理由の説明をします。
国道343号の被災からの早期復旧と抜本的な対策を求める意見書。
国道343号は内陸である一関市と沿岸を結ぶ横軸の基幹道路である。
先の
東日本大震災においては、内陸と津波被災地を結ぶ命の基幹道路として、多くの緊急物資の物流を担い、現在においても、沿岸部の復旧・復興に大きな役割を果たしている。
この国道の陸前高田市側において、平成28年2月15日に発生した急峻なのり面の崩落で、全面交通止めの状況となり、仮設の迂回路が3月11日に開通したものの、応急的な措置となっている。
このため、復興に関係する物流は、大きく迂回する状況となっており、復興の進捗に影響が生じている。
この場所は、笹ノ田峠として、交通の難所として、以前から、トンネル化による抜本的な解決策を要望してきた。
よって、本格復興の支障とならないようのり面崩落箇所について、安全確保を図り、早期の復旧とともに、笹ノ田峠のトンネル化による抜本的な対策を講じるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成28年3月17日。
提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣、復興大臣、岩手県知事であります。
満場の議員諸君の賛同をお願い申し上げます。
○議長(千葉大作君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
発議第2号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成満場。
よって、発議第2号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第79、発議第3号、子供の貧困対策の強化を求める意見書についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
14番、千葉信吉君。
○14番(千葉信吉君) 発議第3号、子供の貧困対策の強化を求める意見書、平成28年3月14日、一関市議会議長、千葉大作様。
一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書を裏面のとおり提出いたします。
提出者は私、千葉信吉、賛成者は佐々木清志議員、岩渕善朗議員、菊地善孝議員、槻山隆議員でございます。
意見書の朗読をもって提案説明とさせていただきたいと思います。
子供の貧困対策の強化を求める意見書。
近年の厳しい経済・雇用情勢は、子供の暮らしや学びに大きな影響を与えている。
国の調査によると、子供の貧困率は昭和60年の10.9%から徐々に増加し、平成24年には16.3%と6人に1人の割合となっており、また、ひとり親世帯の貧困率は54.6%となっている。
本県においても、平成24年度には7人に1人の子供が就学援助を受けており、厳しい状況に置かれた子供たちに寄り添う教育や一人一人の人権や学習権を保障する支援策が喫緊の課題である。
よって、国においては、子供たちが貧困によって不利益をこうむることのないよう、特にも家庭の所得格差を教育の格差につなげず、すべての子供たちに学ぶ機会を保障し、安心して暮らせることのできるよう、子供の貧困対策の強化に向けた対策を講じるよう強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成28年3月17日、岩手県一関市議会。
提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣です。
議員各位の満場のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより質疑を行います。
4番、小岩寿一君。
○4番(小岩寿一君) 私からは、2点ほどお伺いいたします。
1点目は、国とか県の実態はこの意見書の中に書いてあるのですけれども、一関市の実態がどうなっているかということをお伺いいたします。
2点目は、私もその貧困の原因というのは家庭の所得格差であるように、特にもひとり親の世帯の所得が低いのが大きな原因の一つと思われますけれども、提出者はそれ以外にはどういう原因が考えられるかということの2点をお伺いいたします。
○議長(千葉大作君) 提出者、千葉信吉君。
○提出者(千葉信吉君) それではお答えいたします。
1点目なのですけれども、一関市の状況なのですが、伺った関係なのですが、生活保護を受けている方々の世帯数からいって、中学校、小学校、就学前児童のいる世帯なのですが、35世帯あるそうです。
そのうち、中学生が19人、小学生が30人で、就学前児童の方が20人で、合わせて69人の生活保護世帯の子供さんがいるという状況にあるようです。
そして、要保護という、給食費とか、さまざま学校関係の就学援助を受けている子供さんは、小学生全体なのですけれども540人で、大体1割、10%の方がいるという、中学校でも330人ということで大体1割ちょっと10何%の方がいるという、そういった実態にあるそうです。
2点目なのですが、ひとり親世帯の部分でお話を聞いたのですけれども、ひとり親世帯の部分、さまざま労働環境の中で全部が全部そういう状況ではない。
いわゆる労働環境が、やはり低所得者の200万円以下の方々という、ひとり親世帯でも、二人親世帯の中でも、そういった環境が影響しているのではないかと私は思っております。
○議長(千葉大作君) 4番、小岩寿一君。
○4番(小岩寿一君) 今、それぞれ一関市の実態とかも詳しく説明していただきましたけれども、それであるならば、この意見書の中に一関市の実態とか、今いった貧困の原因はこういうものなのだよということを盛り込んでみたらいかがでしょうか。
○議長(千葉大作君) 提出者、千葉信吉君。
○提出者(千葉信吉君) さまざまのご意見のある中で、それは議員のおっしゃるとおりなのですけれども、その部分で最終の中に子供の貧困対策、いわゆる国の中でも法案がつくられているという中で、今それが進められている、それがなかなか進めきれていないことも含めながら、子供の貧困対策を強化してくれということで、この中身の中でそれを含めたという中身になっています。
ご理解をいただきたいと思います。
○議長(千葉大作君) 19番、武田ユキ子君。
○19番(武田ユキ子君) お尋ねをいたします。
いずれ、私はこういったたぐいの意見書案を出すときには、これ何度も申し上げていますけれども、議員間討議が必要だということ、そして、もっとその中身についても、やはり私ども教育民生常任委員会、提出者もそういう立場にありますが、その中でも、今回も話がありました。
そして、ひとり親世帯が学校の中にどれぐらいあるかという話についても、まだ調査はなされていないというような状況から、いろいろとやはり当局から市の実態、そういうようなものをきちんと私どもが調査をして、この一関市に適切な対応をするような、そういうことを国に求めていくべきだと、私はそういうふうに思っているのです。
ですから、このような形で、1人でまとめて皆さんに賛同を得たいというようなことは、もうやめてくださいねと。
この中身はそのとおりです、この総体的な部分では、私は大賛成です。
しかしながら、この中身については、私は当市のことをきちんと組み入れて、何をどうしてほしいかというようなものを、きちんと列記した中での意見書案でなければならないのではないかと思います。
したがいまして、提出者が今これを意見書を出す前提として、子供たちが学ぶ機会を保障する、今どのようなことで保障がなされていないのか。
それから、安心して暮らすことができないというようなことでありますが、今のお話でありますと、国の制度なり何なりで、ある程度のところはされていると、しかしながら、例えば生活の保護を受けられないというようなご家庭にあっては、なかなか厳しい面もあったりとかということがあるのだろうと思うのです。
そういう中で、どういうところを国に是正、あるいは拡充を求めるのかについてお尋ねをいたします。
○議長(千葉大作君) 提出者、千葉信吉君。
○提出者(千葉信吉君) 前段の部分では、今後、私の課題とさせていただきたいと思いますし、それは私も思うところは同じです。
国に求める部分としては、平成25年に子供の貧困対策の推進に関する法律ができまして、平成26年の8月に子供の貧困対策に関する大綱ということで、すべての子供たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指してということを国がうたっている。
そこの部分で、まだまだやはり7人に1人、あるいは6人に1人という貧困世帯があるという実態がある。
この辺で、しっかりと国には手当てをしてほしいという意味合いで国に申し述べているところでございますし、今、学校現場において実態の中では、いろいろお話を聞いたのですけれども、いわゆる要保護の子供さんで、同じ服を学校に着てくると、子供だから、小学生なのですけれども、いわゆる仲間外れの状況にあるという、そういった教職者の職場実態のお話を聞いたりもしております。
いわゆる、それがいいのか悪いのかではなくて、やはりそういった実態がある中で、そういう実態がふえてきているということが、今、社会全体に起きている、教育現場に起きているということで、あるいは親御さんの低所得によって、いわゆる最高学校というか大学に、高校にも行けなくなっているという状況が出てきている。
数字的にはあらわしきれませんけれども、出てきているという実態が徐々に出ているということで、やはりその辺をしっかりと国としてはわかっていると思うのですが、それを行政に押しつけている実態がある。
それは、やはり国としてやっていくことだと思います。
その辺で、国のほうにしっかりと対策を講じてくださいということで、そういった中身を込めて提案させていただいております。
○議長(千葉大作君) 19番、武田ユキ子君。
○19番(武田ユキ子君) いずれ、子供の貧困というようなものについては、今、提出者もお話をしておりましたが、いずれ所得が低いということ、それからもう一つは50何%もあるというひとり親、ひとり親ということについては、やはりその前段として貧困に陥る子供さんをふやさない対策というのですか、そういうものも含めた中での、このような意見書であればというふうに私は思っております。
したがいまして、私はなかなか今回のものについては理解が得られないということでございます。
○議長(千葉大作君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
発議第3号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成多数。
よって、発議第3号は、原案のとおり可決されました。
○議長(千葉大作君) 日程第80、発議第4号、事務事業の適切な執行を求める決議についてを議題とします。
議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
12番、藤野秋男君。
○12番(藤野秋男君) 発議第4号、事務事業の適切な執行を求める決議について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の決議案を別紙のとおり提出いたします。
提出者は私、藤野秋男、賛成者は金野盛志議員でございます。
裏面をごらんください。
事務事業の適切な執行を求める決議。
当市の平成28年度予算は、すべての予算を含めると942億円余の巨費であり、この予算による各種の事務事業の執行により、市政の発展に寄与していかなければならない。
このためには、各種の法令遵守を基本とし、国、県及び関係者との緊密な連携を図ることが重要である。
もとより、これらの財政は、国、県からの補助や交付金が多くを占めるが、市民の貴重な税収を原資にしていることをも改めて認識し、事務事業の執行に当たり、緊張感を持って対応することを求め決議する。
平成28年3月17日、一関市議会。
議会の総意として全員のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(千葉大作君) これより質疑を行います。
18番、小野寺道雄君。
○18番(小野寺道雄君) 私は、一関市の事務事業の執行は適切に行われていると理解しているものであります。
提案の内容だけでは決議の趣旨が理解できかねますので、何点かお尋ねいたします。
まず、決議を今回出された事情、背景について伺います。
それから、提案の文面を見ますと、市の職員であれば当然のこととして事務事業の執行に当たっていると思いますが、平成28年度予算が決定した今の段階であえて提案された理由について伺います。
○議長(千葉大作君) 提出者、藤野秋男君。
○提出者(藤野秋男君) これまでも決定された事業が執行されてきた中に、実は緊急雇用対策事業でDIOジャパンの問題がございました。
あるいは、保育所に対する先ほども出ましたが返還を求める事態も生まれたと、小野寺道雄議員がこの問題についてどのように認識したかわかりませんが、市長は答弁の中で事業当事者である一関市の責任も重いと、そういうふうに認識していると、もちろん県に対しても思いはあると話しました。
ですから、そういう職務にかかわる方々は、やはり襟を正して多方面からも調査するなど事務事業の執行に当たっては適正に執行していただきたいと、今回は会計検査院の指摘を重く受けとめ、議会としての総意も必要ではないかという思いからご提案を申し上げました。
以上です。
○議長(千葉大作君) 18番、小野寺道雄君。
○18番(小野寺道雄君) もう1点、平成28年度予算も絡めて。
○議長(千葉大作君) 提出者、藤野秋男君。
○提出者(藤野秋男君) 今後、執行するわけですから先ほど予算も決定されたと、これを執行していく上において、しっかりやってくださいよということでございます。
○議長(千葉大作君) 18番、小野寺道雄君。
○18番(小野寺道雄君) そうしますと、ここで言っているのはDIOジャパンの問題をとらえての決議だというふうに理解してよろしいですか。
○議長(千葉大作君) 提出者、藤野秋男君。
○提出者(藤野秋男君) DIOジャパンについては、しっかり対応しなさいというのは、いろいろ一般質問で出ましたが、そういうことがあったり、あるいは保育所の問題があったりして、今後の執行に当たっては、そういう事業の執行に当たっては、やはりその法令遵守の立場でしっかり対応してくださいということなので、今後の事業に対してお話を申し上げたものでございます。
○議長(千葉大作君) 19番、武田ユキ子君。
○19番(武田ユキ子君) 最初、私はこの決議案を見て、もやっとしているので、総体的には私はきちんと当局は限られた財源の中で事務事業をきちんと執行して、そして課題解決に向けて日夜努力していただいていると、こういう認識です。
したがいまして、今の話の中身では、その内容についてはわかりましたが、これらについても、やはり当一関市のみでは解決が難しい部分等が、当初からそういう部分があるわけです。
ですから、私はこういうことを議会全体として決議するということによって、例えば職員が委縮したり、そういうようなものにつながらないかというようなもののほうが私は懸念されます。
そういうことから、やはり決議というものは大変重いものでありますから、そういうことを勘案して出すべきだと、このように思っております。
○議長(千葉大作君) 提出者、藤野秋男君。
○提出者(藤野秋男君) ぜひ、私は議会の議決が重いと思って提案したのです。
しっかりと執行に当たってほしいという思いで提案をさせていただきました。
○議長(千葉大作君) 質疑を終わります。
お諮りします。
本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。
これより採決を行います。
採決は表決システムにより行います。
各議席の出席ボタンを押してください。
採決に入ります。
発議第4号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
押し忘れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) なしと認め、表決を締め切ります。
賛成少数。
よって、発議第4号は、否決されました。
○議長(千葉大作君) お諮りします。
ただいま可決されました発議3件について、誤字・脱字等その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決定しました。
○議長(千葉大作君) 日程第81、閉会中の継続審査についてを議題とします。
建設常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。
建設常任委員長から申し出のあったとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、建設常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
○議長(千葉大作君) 日程第82、議員の派遣についてを議題とします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議員派遣については、会議規則第166条の規定により、お手元に配付しました議員派遣書のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(千葉大作君) 異議なしと認めます。
よって、お手元に配付の議員派遣書のとおり議員を派遣することに決定しました。
以上で、議事日程の全部を議了しました。
市長より発言の申し出がありますので、これを許します。
勝部市長。
○市長(勝部修君) 第56回
一関市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本定例会は、平成28年度に係る予算議会でもございました。
議員各位におかれましては、提案させていただきました各種議案につきまして慎重なるご審議を賜り、平成28年度当初予算として関連議案とともにお認めいただきましたことに対しまして、衷心より御礼を申し上げたいと思います。
私は、お認めいただきました平成28年度予算、すなわち、
まちづくり正念場、いちの
せき創生予算として編成したこの予算につきまして、最優先で取り組むべき施策であるまち・ひと・しごとの創生、
東日本大震災からの復旧復興、さらには協働によるまちづくりの推進など全力を挙げて取り組み、市民生活の向上のため予算執行をしてまいりたいと思います。
また、施政方針で申し上げました将来に向けたまちづくりの施策としてのILCを基軸としたまちづくり、資源・
エネルギー循環型のまちづくりにつきましては、志と覚悟を持ってこれを進めてまいりますので、議員の皆さまの一層のご協力をお願いするとともに、今議会における一般質問、あるいは
予算審査特別委員会においてちょうだいいたしました貴重なご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと思います。
結びになりますが、議員の皆様方には一層のご指導、ご支援を賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして、第56回定例会の閉会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(千葉大作君) 第56回定例会の閉会に当たり一言申し上げます。
今定例会は、平成28年度の市政の根幹に係る一般会計、
特別会計予算を初め、条例の制定、改正など終始活発にご審議いただき、すべて議決決定をみるに至り、本日無事閉会を迎えることができました。
これもひとえに議員各位のご協力と勝部市長初め、職員の皆様の誠意ある対応によるものと衷心より御礼申し上げます。
特にも、予算及び関連議案の審査は、
予算審査特別委員会において慎重に審査をいただいたところであり、委員各位に対しまして改めて御礼申し上げる次第であります。
一般質問にありましては、19人の諸君から質問があり、人口減少社会への対応、資源・
エネルギー循環型のまちづくりへの取り組みなど、当市が抱える喫緊の課題について真剣な議論がなされました。
さらに、市長からは平成28年度施政方針において、ILCを基軸としたまちづくり、そして資源・
エネルギー循環型のまちづくりを将来に向けたまちづくりに位置づけ推進することが表明され、人口減少の抑制につなげるための一関市人口ビジョン、一関市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる重要施策の推進も示されました。
さて、未曽有の損害をこうむった
東日本大震災から5年が経過しましたが、被災地において復興はまだまだ道半ばであります。
当市がこうむった放射能被害についても、未だ課題が残されたままであり、引き続き
東日本大震災の真の復興に向けて取り組んでまいらなければなりません。
平成28年度は、新総合計画がスタートする年度でもあります。
新総合計画の将来像に掲げる、「みつけよう、育てよう、郷土の宝、いのち輝く一関」の実現に向け、市長と市議会が共に市民の負託にこたえるべく、さまざまな課題に真摯に向き合い、次代を担う子供たちが、夢と希望と誇りを持てる一関の創生を目指して全力を傾注してまいる所存でありますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。
結びに、今定例会に賜りましたご厚情に対して衷心より御礼を申し上げまして、閉会に当たってのあいさつといたします。
○議長(千葉大作君) 以上をもちまして、第56回市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉会時刻 午後4時06分...