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  1. 八戸市議会 2015-08-21
    平成27年 8月 経済協議会−08月21日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成27年 8月 経済協議会−08月21日-01号平成27年 8月 経済協議会   経済協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成27年8月21日(金)午前10時00分〜午前10時32分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   1 誘致認定について   2 青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議について   3 八戸手数料条例の一部を改正する条例制定に係る専決処分について   4 八戸地域畜産関連産業振興ビジョンについて   5 自動車破損事故に係る損害賠償額決定専決処分について   6 薬用作物共同研究に関する公募結果について   7 平成26年度八戸自動車運送事業会計決算概要について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  工 藤 悠 平 君  副委員長 八 嶋   隆 君
     委 員  久 保 百 恵 君   〃   田 端 文 明 君   〃   森 園 秀 一 君   〃   立 花 敬 之 君   〃   前 澤 時 廣 君   〃   田名部 和 義 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  商工労働部長           大 平   透 君  農林水産部長           山 本   寧 君  交通部長             山 地 信 男 君  商工労働部次長雇用支援対策課長 船 田 泰 寛 君  農林水産部次長農政課長     上 村 智 貞 君  農業経営振興センター所長     大久保 聡一郎 君  農林水産部水産事務所長      磯 嶋 美 徳 君  交通部次長運輸管理課長     石 亀 純 悦 君         他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 鈴 木   馨  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○工藤 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから経済協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○工藤 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  ──────────────────────────────────────  1 誘致認定について ○工藤 委員長 誘致認定について、報告願います。 ◎田中 産業振興課長 それでは、誘致認定について、お手元資料に基づきまして、御説明申し上げます。  平成27年8月10日付で、榎本ビーエー株式会社立地協定を締結し、誘致企業に認定いたしましたので御報告いたします。  同社概要でございますが、本社所在地が岐阜県各務原市蘇原興亜町五丁目10番地、代表者は、代表取締役社長榎本尚浩氏。設立は、昭和26年8月。資本金は1000万円。総従業員数は345名でございまして、事業内容は、航空機部品加工を初めとして、航空機治工具防衛省製品工作機械周辺機器環境関連機器及び医療機器の開発、設計、製造、販売を行っております。  同社主要事業であります航空宇宙産業は、国において成長産業と位置づけられるもので、今後の事業伸びが期待できます。その中にあって、同社は、参入障壁が高い中型、大型の構造体などの航空機部品を製造しており、今後の伸びに対応するため、積極的な設備投資を行っております。  次に、当市における立地計画でございますが、事業所名榎本ビーエー株式会社八戸事業所所在地は、八戸北インター工業団地一丁目4番43号。事業所開設時期は、平成29年2月1日の予定でございます。  業務内容ですが、設計データ工作機械に入力するためのプログラミング業務である航空機部品加工NCプログラムの作成、航空機部品加工治具の開発、設計及びこれらに附帯する業務をするものと伺っております。  従業員数は、操業開始時3名で、将来的に10名を目指すこととしており、平成28年4月の新卒社員として八戸工業高等専門学校から2名を採用する予定としております。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議について ○工藤 委員長 次に、青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議について、報告願います。 ◎田中 産業振興課長 それでは、青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議について御説明申し上げます。  1の協議概要でございますが、青森県新産業都市建設事業団に委託しております八戸北インター工業用地の取得及び造成事業に係る財政計画等変更するため、事業計画の一部変更について協議するものでございます。  なお、本協議は、地方自治法規定に基づきまして、事業団を構成する設置団体の議会の議決を経てする協議であり、事業計画変更するために行うものであります。  2の事業計画変更概要の背景でございますが、八戸北インター工業用地の現在の分譲率は79.4%で、引き合いの高いものを合わせますと、近々80%を越える見込みでございます。近年約1万平米、約3000坪の用地面積に係る相談、問い合わせが多くなってきておりますが、当工業用地には、1万平米の整形地が少なくなってきており、企業進出の機会を失いかねない状況となっております。このことから、当工業用地で最も用地面積の広い1号区画、約9.19ヘクタール――9万1000平米程度でございますが、内に新たに道路を築造し、かつ企業ニーズの高い1万平米程度用地分譲推進するために、これに見合う事業計画変更するものでございます。  次に、変更案でございますが、八戸北インター工業用地造成事業は、平成26年度で終了しておりますが、広い区画の1号区画分割分譲に向けまして、平成27年度から3カ年にわたって、青森県新産業都市建設事業団道路の築造を委託することができるように変更するものでございます。  なお、本協議につきましては、9月定例会に議案として提案する予定でございますので、よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆前澤 委員 大変御苦労さまでございます。もう近々80%になるということで、新しい団地という話も出ているようですけれども、これはあれですか、要は引き合いがあったときに、この9町歩のところを切り売りというか、道路をつけて一部3000坪とか、6000坪とかという形でやっていくということで、事前にやるということじゃなくて、引き合いがあったときにそれぞれやっていくという認識でよろしいですか。 ◎田中 産業振興課長 今ある1号区画につきましては、9万平米ということで、一団の大きな土地になっておりますので、その中にあらかじめ道路を通しておいて、要するに、大きい中に道路を通して、境界と道路において分譲の際には区画を区切って売れるように今のうちから中のほうに道路を通しておくということを今計画をしていると。 ◆前澤 委員 売りやすくということだとは思うんですけれども、相手のニーズにオーダーメードで応えるということじゃなくて、こっちで道路をつくって、例えば1町5反欲しいということになっても、それはあれですか、1町歩、3000坪しか売れないよという形のような道路をつくるんですか、それとももう少しその結構端っこのところですから、そこはね。形状もあるんでしょうけれども、その何本か通して、事前にやるのか、ちょっとそのあたり、縦横に通すのか、わかっている範囲で。 ◎田中 産業振興課長 今現在、考えておりますのは、大きい道路の中に2本程度道路を通して、大きくはコの字型に道路を通して、それに沿って、面積的には大きくは約2万平米程度、それから4万平米程度、あと二万四、五千平米程度という形で大きくブロックが3つになるんですけれども、その中で、例えば企業に応じて4万平米が欲しいと言えば4万平米売りますし、あるいは2万平米のところで1万平米ずつ欲しいということであれば、その1万平米ずつを売りたいという形で今のところ考えておりまして、細かくその道路を区切ったので、5000平米の分譲用地を5つ、6つという形で細かく区画線は入れる考えは今のところ持ってはおりませんけれども、基本的には大きい区割りに。9万平米だと余りにも大きくて、一括の引き合いというのがなかなかなくて、そこに自分たち道路を通すということで、買ってくれる企業があればいいんですけれども、なかなかそういう企業も見つからないということで、大体今現在、1万平米程度引き合い、ありませんかという問い合わせが結構あるものですから、現に、平成25年度に、3号区画用地5.9ヘクタールに道路を通して販売したんですけれども、それが現在あと残り5500平米程度になっておりまして、1万平米程度、それ前後の引き合いが結構あるものですから、そういうことにフレキシブルに対応できるように、大きな道路を中まで道路を通して、分譲を促進したいと、そのように思っております。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 八戸手数料条例の一部を改正する条例制定に係る専決処分について ○工藤 委員長 八戸手数料条例の一部を改正する条例制定に係る専決処分について、報告願います。 ◎野沢 農林畜産課長 それでは、八戸手数料条例の一部を改正する条例制定に係る専決処分について、御説明申し上げます。  お手元にお配りした資料をごらん願います。  まず、理由でございますが、鳥獣保護及び狩猟適正化に関する法律の一部改正に伴い、規定の整理をするため、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分したものでございます。  改正の内容でございますが、鳥獣保護及び狩猟適正化に関する法律の題名の改正に伴い、八戸手数料条例において引用している同法の題名について改正したものでございます。  条例別表、第2条関係において引用している鳥獣保護及び狩猟適正化に関する法律を、鳥獣保護及び管理並びに狩猟適正化に関する法律に改めたものでございます。  施行期日及び処分年月日につきましては、平成27年7月17日でございます。  なお、本件につきましては、9月議会において専決処分報告をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 八戸地域畜産関連産業振興ビジョンについて ○工藤 委員長 次に、八戸地域畜産関連産業振興ビジョンについて、報告願います。 ◎野沢 農林畜産課長 それでは、八戸地域畜産関連産業振興ビジョンについて、御説明を申し上げます。  お手元にお配りした資料をごらん願います。  1、策定の趣旨でございますが、八戸地域畜産は、農業の基幹部門として発展しており、特に養豚、養鶏は、青森県南、岩手県北地域において関連産業を含め、当地域の経済を支える重要な産業の1つであり、今後も成長が期待できる産業と言えます。  このため、県が平成25年3月に策定した青森県養豚・養鶏振興プランを踏まえながら、畜産の国内一大基地化を目指し、さらに地域に特化した畜産業関連産業振興地域活性化を図るためビジョンを策定いたしました。  2、八戸地域畜産関連産業振興ビジョン計画区域及び計画期間でございますが、計画区域は、八戸圏域定住自立圏内の8市町村計画期間は、平成27年度から平成36年度までの10年間であります。  3、八戸地域畜産関連産業振興ビジョン目標及び重点的に取り組む項目でございますが、まず、目標設定については、10年後の飼養頭羽数を表のとおり定めております。当地域の特徴として、採卵鶏が多く集積しており、過去の傾向から採卵鶏が大きく伸び目標となっております。ブロイラーについては、予測値以上に今後の伸びが期待できることから、上乗せをしております。  豚については、現状ではなかなかふやすことは厳しい状況となっており、若干低めの目標となっております。  重点的に取り組む項目については、記載項目は県のプランと同じ5項目となっております。  (1)生産体制整備強化では、大規模化企業誘致による生産、雇用の拡大、飼料コンビナート拡充を掲げております。  次に、裏面に参りまして、(2)地場産畜産物消費拡大では、地産地消の推進ブランド化推進、6次産業化への取り組みを掲げており、地域畜産に対する理解を促進するため、各種イベント等を実施することとしております。  (3)飼料自給率の向上では、飼料用米地域内での生産、流通の推進。  (4)家畜防疫体制強化では、関係市町村初動体制整備と、県との連携強化を掲げております。  (5)家畜排せつ物適正管理有効利用促進では、住民が懸念している環境問題を引き起こさないために、家畜排せつ物適正管理・処理、耕畜連携強化と堆肥の利活用、バイオマスエネルギーとしての利活用に対する支援を掲げております。  4、推進体制でございますが、新たに畜産事業者関連企業商工業者教育研究機関並びに行政からなる、仮称・八戸地域畜産振興会議を立ち上げ、畜産ビジョン進行管理関連事業の実施に取り組んでいくこととなります。  5、策定経過でございますが、平成26年8月27日に、学識経験者畜産関係団体代表者県職員関係市町村職員で構成する八戸地域畜産関連産業振興ビジョン検討会議を設立し、第1回の検討会議を開催しております。その後、計3回検討会議を開催し、パブリックコメントを経まして、今月18日に、通算5回目の会議最終案をまとめ、同日市長に最終案を提出し、今月の20日付で策定をしております。  ビジョンの公表、周知につきましては、市のホームページで公表するほか、印刷したものを畜産関係団体、県及び定住自立圏町村関係部署畜産事業者等に配布する予定となっております。  なお、ビジョンにつきましては、現在、印刷準備中でありまして、印刷が完了しましたら、議員の皆様にも御配付する予定となっております。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆田端 委員 重点的に取り組む項目の中の(1)で飼料コンビナート拡充というのがありますけれども、こちらはどのような構想で考えていらっしゃるんですか。
    野沢 農林畜産課長 頭羽数伸びますと、当然飼料取扱量もふえるだろうということで、そういう意味で港の整備だとか飼料コンビナート整備を進めるような内容になっております。 ◆田端 委員 裏の(3)の飼料自給率の向上とありますけれども、こちらはどのような構想でいらっしゃいますか。 ◎野沢 農林畜産課長 主に飼料用米生産と利用の促進ということで、具体的には、八戸地域では8市町村飼料米の面積が平成26年度には49ヘクタールだったんですけれども、目標平成36年度には300ヘクタールまでふやしたいというような目標になっております。  以上でございます。 ◆田端 委員 (1)の飼料コンビナート拡充ということについてですけれども、飼料自給率向上に間に合わせていくまでには、海外からの輸入に頼らざるを得ないのかということは思っていますけれども、過去にパナマ運河を通って10万トンの船で配るということも聞いたことがあるんですけれども、どうでしょう、漠然としたことなんですが、そういう飼料コンビナート拡充や、大量の飼料の輸入ということですけれども、この計画に沿っての見通しということでは、この頭数に見合って賄っていけるんでしょうかというような疑問があるんですけれども、いかがなものですか。 ◎野沢 農林畜産課長 基本線とすれば、輸入する飼料が基本になるかとは思うんですけれども、畜産事業所さんのほうにお聞きしますと、やっぱり国産を少しでも確保したいという思いがあるというふうなことも聞いておりますので、この間、新聞報道もありましたけれども、飼料コンビナートの、東北グレーンターミナルさんのほうでも国産の飼料用米を1万トンほどことしについては取り扱うということで、そういう部分で徐々に拡大していきたいとう意向があるということでお聞きしております。  以上でございます。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。 ◆前澤 委員 大変素晴らしいビジョンでしっかりとやっぱり当市の発展のために必要だという認識ではいるんですけれども、特にこの(5)番、ここでしゃべるのが適切なのかどうかあれですけれども、実はきのうの夜も湊高台のあたりは、すごいにおいが来ていました。百年の恋も冷める、そういう感じで来ております。いたちごっこで、これまで従来、二十数年前に比べれば大分よくはなってきているのは、これは間違いない事実だと、私も認識はしているんです。また、法律もいろいろ厳しくなって、変わってきております。ここに3つ、いろいろ利活用含めてありますけれども、市民の理解を得るという部分では、ネガティブな話になっちゃいますので、このあたりをしっかりとこれからまた事業を拡大していく皆さん等々を含めて、この悪臭の対策については本当に力を入れないと、市民の理解が得られにくいことになりかねないものですから、そのあたり十分皆さんのほうでも念頭に入れて、これから推進していっていただきたいと。これは要望して終わりたいと思います。 ○工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 自動車破損事故に係る損害賠償額決定専決処分について ○工藤 委員長 次に、自動車破損事故に係る損害賠償額決定専決処分について、報告願います。 ◎大久保 農業経営振興センター所長 それでは、自動車破損事故に係る損害賠償額決定専決処分について、御報告申し上げます。  お手元資料をごらんください。  事故発生日時は、平成27年6月27日、土曜日の正午ごろであります。  事故発生場所につきましては、資料の裏面をごらんください。  八戸市庁横立体駐車場前の駐車スペースでございます。  事故発生状況でございますが、当センター所管業務八戸ポータルミュージアムにおいて実施するために、当センター職員本庁駐車場に一時的に公用車、――これはほろつき軽トラックでございますが、停車しまして、公用車から一時的に離れ、戻ったところ、公用車が後方へ停車していた民間の車へ接触したものでございます。マニュアル車であった公用車のサイドブレーキの引きが甘く、ギアもニュートラルのままであったことから、当日の猛烈な強風によりまして、車があおられて動き、後方へ停車していた民間の車へ無人のまま接触し、スライドドアを破損させたものでございます。  平成27年8月5日に事故に係る損害賠償額12万2061円を専決処分し、相手方と示談が成立いたしました。  なお、このことは次期議会において報告予定しておりますので、よろしくお願いします。  今後職員に対しまして、より一層の安全の意識を徹底させまして、事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  以上で報告を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 薬用作物共同研究に関する公募結果について ○工藤 委員長 次に、薬用作物共同研究に関する公募結果について、報告願います。 ◎大久保 農業経営振興センター所長 それでは、薬用作物共同研究に関する公募結果について、御説明申し上げます。  お手元資料をごらんください。  公募の目的でございますが、近年医療現場におきまして需要が増加している漢方製剤の原料となる薬用作物に関する研究を行うことによりまして、薬用作物生産に伴う市の農業振興及び雇用の創出に資するため、薬用作物に関する共同研究法人公募したものでございます。  公募期間は、平成27年7月30日から平成27年8月11日まででございました。  その結果、漢方製剤生薬製剤等医薬品製造販売を行う株式会社ツムラ、1社から応募をいただきまして、提案内容を審査しました結果、共同研究を実施することといたしました。  ちなみに、株式会社ツムラ概要でございますが、本社は東京都港区赤坂二丁目17番11号。代表者は、代表取締役社長加藤照和氏。創業は、1893年、明治26年4月10日。設立は、1936年、昭和11年4月25日。資本金は、2015年、平成27年ですが、3月31日現在、194億8700万円で、売り上げは、2015年3月期で、単体で1086億5800万円、連結で1104億3800万円でございました。事業内容は、医薬品製造販売で、従業員は2015年3月31日現在で、単体で2358人、連結で3335人でございます。  次に、共同研究内容でございますが、八戸市の地域特性に応じた薬用作物の品目の選定及び薬用作物生産手法の確立に関する研究でございます。  裏面に参りまして、共同研究期間でございますが、今後、共同研究法人共同研究協定を締結することとしておりまして、その締結の日から平成28年3月31日までとしておりますが、期間満了の5カ月前の時点におきまして、共同研究に関する目標が未達成であり、期間を延長することについて、市及び共同研究法人のいずれからも異議がない場合は、研究期間をさらに1年間継続するものとして、その後も同様とすることとしております。  使用する施設でございますが、八戸農業経営振興センターガラス温室2棟及び旧八戸市立松館小学校の2階、3階で、施設の利用方法につきましては、施設内に複数の栽培棚を設置しまして、薬用作物をポット――鉢でございますけれども、栽培することとしております。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  7 平成26年度八戸自動車運送事業会計決算概要について ○工藤 委員長 次に、平成26年度八戸自動車運送事業会計決算概要について、報告願います。 ◎石亀 交通部次長運輸管理課長 それでは、平成26年度八戸自動車運送事業会計決算概要について、お手元資料をもとに説明をいたします。  最初に上の表でございますけれども、事業規模でございますが、平成26年度末の実績で、職員数は64名、内訳は乗務員30名、整備5名、事務29名で、前年度と比較して4名の減となっております。  下に参りまして、車両数ですけれども、これは前年度同様124両でございます。  走行営業キロメートルは、385万9000キロメートルで、前年度と比較して距離では1万2000キロメートルの減、率では0.3%の減となっております。  年間乗客数につきましては694万5000人で、前年度と比較して、人数では95万2000人の減、率では12%の減となっております。  なお、輸送人員数の大幅な変動につきましては、平成26年2月に、全車両に導入した利用者数を自動集計できる新型運賃箱のデータを使用し、より実態に即した輸送人員の算出方法に変更したことによるものでございます。  次に、事業収支について説明いたしますが、決算額は全て消費税抜きでございます。  まず、事業収益の決算額は、15億6320万6000円で、前年度と比較して、1326万5000円の減、率では0.8%の減となっております。  内訳でございますが、(1)営業収益の運送収益は、乗り合い収入等の減少により、2402万2000円の減、運送雑収益につきましては、広告料収入の減少等により、77万4000円の減となっております。  次に、(2)営業外収益の一般会計補助金は215万9000円の減、公営企業会計制度改正に伴う長期前受金戻入は、補助金等により取得したバスロケーションシステムや給油スタンド、燃油タンク等の償却資産の減価償却見合い額1094万1000円を計上しております。  営業外収益のその他につきましては、事故保険金の増加などにより、274万9000円の増となっております。  続きまして、事業費の決算額は、17億3614万4000円で、前年度と比較して2億3389万3000円の増、率では15.6%の増となっております。  内訳でございますが、(1)営業費用の人件費は、公営企業会計制度改正に伴う各種引当金を繰り入れたことにより、410万5000円増加しております。  次に、物件費は、石油製品価格が下落いたしましたが、事故費の増加及びバス車両の老朽化に伴う部品材料費の増加などにより、176万7000円の増、減価償却費は、前年度購入した新型運賃箱等の減価償却額の増加分で、2710万円の増、その他経費につきましては、951万3000円の増となっております。  次に、(2)営業外費用は、繰り延べ勘定償却費の減少などにより、9602万1000円の減となっております。  (3)の特別損失につきましては、公営企業会計制度改正に伴い、各種引当金の過年度分を繰り入れたことにより、2億8742万9000円の皆増となっております。  その結果、下から3行目の純損益は、1億7293万8000円の損失を計上することになりました。  また、公営企業会計制度改正に伴い発生したその他の未処分利益剰余金変動額1億5065万6000円を累積欠損金の処理に充てた結果、累積損失は2228万2000円増加いたしまして、4209万6000円となるものでございます。  続きまして、裏面の決算状況の推移をごらん願います。  平成21年度から平成26年度までの決算状況の推移を掲載しておりますので、項目順に御説明いたします。  まず、1の事業収益は、毎年減少傾向にあり、平成21年度を100とした指数で、平成26年度は93.1ポイント。  2の事業費は、おおむね減少傾向にありましたが、公営企業会計制度改正に伴う特別損失などにより増加し、平成21年度を100とした指数で104.7ポイントとなっております。  3の純損益では、1億7293万8000円の損失を計上しております。  4の新会計基準適用によるその他の未処分利益剰余金変動額を加えた5の累積損益の平成26年度末の額は、マイナス4209万6000円となっております。  6の一般会計補助金は、市営バス事業経営健全化計画がスタートした平成21年度以降4億円の水準となっているものでございます。  次に、少し飛びまして、9の資金不足比率について御説明いたします。  これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律規定される経営状況の健全度を示す指標で、欄外にありますとおり、営業収益に対する資金の不足額の割合であらわされる値が小さいほど健全であることを示しております。資金の不足額は、流動負債から流動資産を引いたものになりますが、平成26年度は、一時借入金の返済額及び退職手当支給額の減少により、現金、預金の残高がふえ、資金不足額ゼロ%を維持することができました。今後も新たな経営課題に適切に対処しながら、持続可能な経営体質の維持に努めてまいりたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○工藤 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○工藤 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は全て終了いたしました。  この際、その他で何かございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○工藤 委員長 ないようですので、以上で経済協議会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時32分 閉会...