◎
野沢 農林畜産課長 頭羽数が
伸びますと、当然
飼料の
取扱量もふえるだろうということで、そういう意味で港の
整備だとか
飼料コンビナートの
整備を進めるような
内容になっております。
◆田端
委員 裏の(3)の
飼料自給率の向上とありますけれども、こちらはどのような構想でいらっしゃいますか。
◎
野沢 農林畜産課長 主に
飼料用米の
生産と利用の促進ということで、具体的には、
八戸地域では8
市町村の
飼料米の面積が
平成26年度には49ヘクタールだったんですけれども、
目標の
平成36年度には300ヘクタールまでふやしたいというような
目標になっております。
以上でございます。
◆田端
委員 (1)の
飼料コンビナートの
拡充ということについてですけれども、
飼料の
自給率向上に間に合わせていくまでには、海外からの輸入に頼らざるを得ないのかということは思っていますけれども、過去に
パナマ運河を通って10万トンの船で配るということも聞いたことがあるんですけれども、どうでしょう、漠然としたことなんですが、そういう
飼料コンビナートの
拡充や、大量の
飼料の輸入ということですけれども、この
計画に沿っての見通しということでは、この頭数に見合って賄っていけるんでしょうかというような疑問があるんですけれども、いかがなものですか。
◎
野沢 農林畜産課長 基本線とすれば、輸入する
飼料が基本になるかとは思うんですけれども、
畜産事業所さんのほうにお聞きしますと、やっぱり国産を少しでも確保したいという思いがあるというふうなことも聞いておりますので、この間、
新聞報道もありましたけれども、
飼料コンビナートの、
東北グレーンターミナルさんのほうでも国産の
飼料用米を1万トンほどことしについては取り扱うということで、そういう部分で徐々に拡大していき
たいとう意向があるということでお聞きしております。
以上でございます。
○
工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。
◆
前澤 委員 大変素晴らしい
ビジョンでしっかりとやっぱり当市の発展のために必要だという
認識ではいるんですけれども、特にこの(5)番、ここでしゃべるのが適切なのかどうかあれですけれども、実はきのうの夜も湊高台の
あたりは、すごいにおいが来ていました。百年の恋も冷める、そういう感じで来ております。いたちごっこで、これまで従来、二十数年前に比べれば
大分よくはなってきているのは、これは間違いない事実だと、私も
認識はしているんです。また、
法律もいろいろ厳しくなって、変わってきております。ここに3つ、いろいろ
利活用含めてありますけれども、市民の理解を得るという部分では、ネガティブな話になっちゃいますので、この
あたりをしっかりとこれからまた
事業を拡大していく
皆さん等々を含めて、この悪臭の対策については本当に力を入れないと、市民の理解が得られにくいことになりかねないものですから、その
あたりを
十分皆さんのほうでも念頭に入れて、これから
推進していっていただきたいと。これは要望して終わりたいと思います。
○
工藤 委員長 ほかに御質問ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
工藤 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
5
自動車破損事故に係る
損害賠償額の
決定の
専決処分について
○
工藤 委員長 次に、
自動車破損事故に係る
損害賠償額の
決定の
専決処分について、
報告願います。
◎
大久保 農業経営振興センター所長 それでは、
自動車破損事故に係る
損害賠償額の
決定の
専決処分について、御
報告申し上げます。
お
手元の
資料をごらんください。
事故発生日時は、
平成27年6月27日、土曜日の正午ごろであります。
事故発生場所につきましては、
資料の裏面をごらんください。
八戸市庁横の
立体駐車場前の
駐車スペースでございます。
事故発生状況でございますが、当
センター所管の
業務を
八戸ポータルミュージアムにおいて実施するために、当
センターの
職員が
本庁駐車場に一時的に
公用車、――これは
ほろつき軽トラックでございますが、停車しまして、
公用車から一時的に離れ、戻ったところ、
公用車が後方へ停車していた民間の車へ接触したものでございます。
マニュアル車であった
公用車のサイドブレーキの引きが甘く、ギアもニュートラルのままであったことから、当日の猛烈な強風によりまして、車があおられて動き、後方へ停車していた民間の車へ無人のまま接触し、
スライドドアを破損させたものでございます。
平成27年8月5日に
事故に係る
損害賠償額12万2061円を
専決処分し、相手方と示談が成立いたしました。
なお、このことは
次期議会において
報告を
予定しておりますので、よろしくお願いします。
今後
職員に対しまして、より一層の安全の意識を徹底させまして、
事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
以上で
報告を終わります。
○
工藤 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
工藤 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
6
薬用作物の
共同研究に関する
公募結果について
○
工藤 委員長 次に、
薬用作物の
共同研究に関する
公募結果について、
報告願います。
◎
大久保 農業経営振興センター所長 それでは、
薬用作物の
共同研究に関する
公募結果について、御
説明申し上げます。
お
手元の
資料をごらんください。
公募の目的でございますが、近年
医療現場におきまして需要が増加している
漢方製剤の原料となる
薬用作物に関する
研究を行うことによりまして、
薬用作物の
生産に伴う市の
農業振興及び雇用の創出に資するため、
薬用作物に関する
共同研究法人を
公募したものでございます。
公募期間は、
平成27年7月30日から
平成27年8月11日まででございました。
その結果、
漢方製剤や
生薬製剤等の
医薬品の
製造販売を行う
株式会社ツムラ、1社から応募をいただきまして、
提案内容を審査しました結果、
共同研究を実施することといたしました。
ちなみに、
株式会社ツムラの
概要でございますが、本社は東京都港区赤坂二丁目17番11号。
代表者は、
代表取締役社長、
加藤照和氏。創業は、1893年、明治26年4月10日。設立は、1936年、昭和11年4月25日。
資本金は、2015年、
平成27年ですが、3月31日現在、194億8700万円で、売り上げは、2015年3月期で、単体で1086億5800万円、連結で1104億3800万円でございました。
事業内容は、
医薬品の
製造販売で、
従業員は2015年3月31日現在で、単体で2358人、連結で3335人でございます。
次に、
共同研究の
内容でございますが、
八戸市の
地域特性に応じた
薬用作物の品目の選定及び
薬用作物の
生産手法の確立に関する
研究でございます。
裏面に参りまして、
共同研究期間でございますが、今後、
共同研究法人と
共同研究協定を締結することとしておりまして、その締結の日から
平成28年3月31日までとしておりますが、
期間満了の5カ月前の時点におきまして、
共同研究に関する
目標が未達成であり、
期間を延長することについて、市及び
共同研究法人のいずれからも異議がない場合は、
研究期間をさらに1年間継続するものとして、その後も同様とすることとしております。
使用する施設でございますが、
八戸市
農業経営振興センター、
ガラス温室2棟及び旧
八戸市立松館小学校の2階、3階で、施設の
利用方法につきましては、施設内に複数の
栽培棚を設置しまして、
薬用作物をポット――鉢でございますけれども、栽培することとしております。
以上で
説明を終わります。
○
工藤 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
工藤 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
──────────────────────────────────────
7
平成26年度
八戸市
自動車運送事業会計決算の
概要について
○
工藤 委員長 次に、
平成26年度
八戸市
自動車運送事業会計決算の
概要について、
報告願います。
◎石亀
交通部次長兼
運輸管理課長 それでは、
平成26年度
八戸市
自動車運送事業会計決算の
概要について、お
手元の
資料をもとに
説明をいたします。
最初に上の表でございますけれども、
事業規模でございますが、
平成26年度末の実績で、
職員数は64名、内訳は乗務員30名、
整備5名、事務29名で、前年度と比較して4名の減となっております。
下に参りまして、車両数ですけれども、これは前年度同様124両でございます。
走行営業キロメートルは、385万9000キロメートルで、前年度と比較して距離では1万2000キロメートルの減、率では0.3%の減となっております。
年間乗客数につきましては694万5000人で、前年度と比較して、人数では95万2000人の減、率では12%の減となっております。
なお、輸送人員数の大幅な変動につきましては、
平成26年2月に、全車両に導入した利用者数を自動集計できる新型運賃箱のデータを使用し、より実態に即した輸送人員の算出方法に
変更したことによるものでございます。
次に、
事業収支について
説明いたしますが、決算額は全て消費税抜きでございます。
まず、
事業収益の決算額は、15億6320万6000円で、前年度と比較して、1326万5000円の減、率では0.8%の減となっております。
内訳でございますが、(1)営業収益の運送収益は、乗り合い収入等の減少により、2402万2000円の減、運送雑収益につきましては、広告料収入の減少等により、77万4000円の減となっております。
次に、(2)営業外収益の一般会計補助金は215万9000円の減、公営
企業会計制度改正に伴う長期前受金戻入は、補助金等により取得したバスロケーションシステムや給油スタンド、燃油タンク等の償却資産の減価償却見合い額1094万1000円を計上しております。
営業外収益のその他につきましては、
事故保険金の増加などにより、274万9000円の増となっております。
続きまして、
事業費の決算額は、17億3614万4000円で、前年度と比較して2億3389万3000円の増、率では15.6%の増となっております。
内訳でございますが、(1)営業費用の人件費は、公営
企業会計制度改正に伴う各種引当金を繰り入れたことにより、410万5000円増加しております。
次に、物件費は、石油製品価格が下落いたしましたが、
事故費の増加及びバス車両の老朽化に伴う部品材料費の増加などにより、176万7000円の増、減価償却費は、前年度購入した新型運賃箱等の減価償却額の増加分で、2710万円の増、その他経費につきましては、951万3000円の増となっております。
次に、(2)営業外費用は、繰り延べ勘定償却費の減少などにより、9602万1000円の減となっております。
(3)の特別損失につきましては、公営
企業会計制度改正に伴い、各種引当金の過年度分を繰り入れたことにより、2億8742万9000円の皆増となっております。
その結果、下から3行目の純損益は、1億7293万8000円の損失を計上することになりました。
また、公営
企業会計制度改正に伴い発生したその他の未処分利益剰余金変動額1億5065万6000円を累積欠損金の処理に充てた結果、累積損失は2228万2000円増加いたしまして、4209万6000円となるものでございます。
続きまして、裏面の決算状況の推移をごらん願います。
平成21年度から
平成26年度までの決算状況の推移を掲載しておりますので、
項目順に御
説明いたします。
まず、1の
事業収益は、毎年減少傾向にあり、
平成21年度を100とした指数で、
平成26年度は93.1ポイント。
2の
事業費は、おおむね減少傾向にありましたが、公営
企業会計制度改正に伴う特別損失などにより増加し、
平成21年度を100とした指数で104.7ポイントとなっております。
3の純損益では、1億7293万8000円の損失を計上しております。
4の新会計基準適用によるその他の未処分利益剰余金変動額を加えた5の累積損益の
平成26年度末の額は、マイナス4209万6000円となっております。
6の一般会計補助金は、市営バス
事業経営健全化
計画がスタートした
平成21年度以降4億円の水準となっているものでございます。
次に、少し飛びまして、9の資金不足比率について御
説明いたします。
これは地方公共団体の財政の健全化に関する
法律に
規定される経営状況の健全度を示す指標で、欄外にありますとおり、営業収益に対する資金の不足額の割合であらわされる値が小さいほど健全であることを示しております。資金の不足額は、流動負債から流動資産を引いたものになりますが、
平成26年度は、一時借入金の返済額及び退職手当支給額の減少により、現金、預金の残高がふえ、資金不足額ゼロ%を維持することができました。今後も新たな経営課題に適切に対処しながら、持続可能な経営体質の維持に努めてまいりたいと考えております。
以上で
説明を終わります。
○
工藤 委員長 ただいまの
報告について御質問ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
工藤 委員長 ないようですので、ただいまの
報告については終わります。
以上で本日
予定しておりました
理事者からの
報告案件は全て終了いたしました。
この際、その他で何かございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○
工藤 委員長 ないようですので、以上で
経済協議会を閉じます。
御苦労さまでした。
午前10時32分 閉会...