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  1. 八戸市議会 2013-06-13
    平成25年 6月 港湾振興・震災復興対策特別委員会−06月13日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成25年 6月 港湾振興震災復興対策特別委員会−06月13日-01号平成25年 6月 港湾振興震災復興対策特別委員会   港湾振興震災復興対策特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成25年6月13日(木)午前10時01分〜午前10時38分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 委員並びに職員紹介  ● 当委員会設置目的等について  ● 議 題   1 八戸復興計画推進市民委員会について   2 東日本大震災復興フォーラムについて   3 平成25年度防災対策事業概要について   4 川崎近海汽船(株)新造フェリー就航について   5 八戸セミナー2013の開催について   6 「はちのへ水産加工品展示会2013」の開催について   7 平成25年度八戸整備事業概要について   8 八戸港の復旧状況について  ──────────────────────────────────────
    出席委員(9名)  委員長  夏 坂   修 君  副委員長 高 山 元 延 君  委 員  森 園 秀 一 君   〃   坂 本 眞 将 君   〃   古 舘 傳之助 君   〃   壬 生 八十博 君   〃   大 島 一 男 君   〃   山 口 広 道 君   〃   田名部 和 義 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  総合政策部長           大 坪 秀 一 君  防災安全部長           石 黒 一 之 君  商工労働部長           大 平   透 君  農林水産部長           工 藤 良 弘 君  建設部長             石 橋 純 二 君  総合政策部次長政策推進課長   千 葉 憲 志 君  防災安全部次長防災危機管理課長 高 橋 信 幸 君  商工労働部次長産業振興課長   田 湯 俊 行 君  農林水産部水産事務所長      出 河 守 康 君  建設部次長            松 川 茂 則 君  建設部理事港湾河川課長    齋 藤   聡 君  農林水産部水産振興課長      磯 嶋 美 徳 君  建設部港湾河川課参事       竹 洞 一 則 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 田 中 瑞 穂  ──────────────────────────────────────    午前10時01分 開会 ○夏坂 委員長 皆さん、おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから港湾振興震災復興対策特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 委員並びに職員紹介夏坂 委員長 本日は、委員会組織後、理事者を交えた初めての委員会でありますので、委員並びに職員紹介をお願いいたします。  まず私から御挨拶を申し上げます。  このたび委員長の大任を拝しました夏坂でございます。  若輩者ではございますが、八戸港湾振興貿易振興、さらには震災復興加速化のために皆様の御協力をいただきながら、当委員会運営をしっかりと取り組んでまいりたい。その思いでございますので、どうか御協力のほどをよろしくお願いいたします。  以上でございます。  次に、高山委員長から御挨拶をお願いいたします。 ○高山 副委員長 おはようございます。  副委員長を仰せつかりました高山元延です。  委員長を補佐し、そして、皆様とともに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○夏坂 委員長 続いて、田名部委員から順に御挨拶をお願いいたします。  〔各委員自己紹介〕 ○夏坂 委員長 ありがとうございました。  それでは、次に、職員方々の御紹介をお願いいたします。 ◎大坪 総合政策部長 〔本人挨拶及び総合政策部職員紹介〕 ◎石黒 防災安全部長 〔本人挨拶及び防災安全部職員紹介〕 ◎大平 商工労働部長 〔本人挨拶及び商工労働部職員紹介〕 ◎工藤 農林水産部長 〔本人挨拶及び農林水産部職員紹介〕 ◎石橋 建設部長 〔本人挨拶及び建設部職員紹介〕 ○夏坂 委員長 ありがとうございました。  以上で委員並びに職員紹介を終わります。  この際、委員皆様に申し上げます。  松川建設部次長は、他の特別委員会説明者となっておりますことから、退席していただいて結構でございます。  また、石橋建設部長も他の特別委員会挨拶がございますので一旦退席されて結構でございます。  〔理事者一部退席〕  ────────────────────────────────────── ● 当委員会設置目的等について ○夏坂 委員長 次に、当委員会の進め方でありますが、当委員会は、八戸港の港湾施設及び貿易振興並び東日本大震災復興対策について調査研究し、その推進を図るために設置されたものであります。  このうち震災復興対策については、これまでの港湾施設及び水産関係に加え、総合政策部及び防災安全部が所管する事業についても、調査研究していくという形で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸復興計画推進市民委員会について  2 東日本大震災復興フォーラムについて ○夏坂 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  初めに、1、八戸復興計画推進市民委員会についてと、2、東日本大震災復興フォーラムについてを一括して説明願います。 ◎千葉 総合政策部次長政策推進課長 おはようございます。  それでは、八戸復興計画推進市民委員会について、お手元にお配りいたしております資料に基づきまして御説明をいたします。  まず、1の設置目的でございますが、八戸復興計画は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により大きな被害を受けた地域社会的機能社会経済活動の迅速な復旧を図るとともに、今回の経験、教訓を生かしたさらなる災害に強いまちづくりに向けて計画的な復興を目指すため、1つとして、復興に当たっての基本的な方向性を示すための計画、2つとして、復興に向けた市の施策重点化を図るための計画、3つとして、復興に関する国、県への要望を行うための計画の3つの視点から、平成23年9月に策定したものであります。  その理念といたしましては、現在の市民のみならず将来の市民のためのもの、原状復旧にとどまらず現代課題にも対応した新たなまちづくり推進、早期の復旧と創造的な復興を目指すとしております。  この計画の適切な進行管理を行うため、市民で構成する委員会平成24年8月に設置いたしております。この市民委員会は、復興計画重点事業であります8つの創造的復興プロジェクト事業、100事業を中心に計画を構成する4つの基本方向ごとに、施策17項目に対して意見等を述べていただき、市では当該意見等を踏まえて事業見直しなどの検討を行い、次年度以降の事業計画に反映するものであります。  なお、昨年度は委員会を4回開催し、平成24年10月22日に、市長に対して意見書を提出しております。  今年度は、当該意見への対応状況を含め、引き続き復興計画に掲げる施策事業進捗状況等について、4回にわたり御審議をいただくこととしており、第1回目の委員会を去る5月30日に開催したところでございます。  また、昨年度の意見書につきましては、別添資料としてお配りさせていただいておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  次に市民委員会委員構成についてでございますが、復興計画の策定に携わった委員や団体の推薦者等による委員が7名、さらに公募委員が1名の計8名で構成しており、委員名につきましては、記載のとおりでございます。  また、任期につきましては平成26年3月31日までとなっております。  次に、資料の裏面をごらんいただきたいと思います。  3の委員会審議方法についてでございますが、市民委員会は、事業進捗状況市政モニター、有識者へのアンケートの結果等を踏まえて、施策達成状況や、今後の方向性などについて、意見交換をしていただき、復興計画推進に向けて、最終的に意見書として取りまとめ、市長に提出していただくことになります。  市民委員会意見事業計画との関係につきましては、真ん中の図でお示ししておりますとおり、PDCAサイクルを活用して進行管理を行ってございます。  次に、今年度のスケジュール予定についてでございますが、先ほども申し上げましたが、第1回目の委員会を去る5月30日に開催したところであり、今後は記載のとおり、3回の委員会開催し、9月には市長意見書を提出していただき、次年度への事業計画へ反映することといたしております。  続きまして、東日本大震災復興フォーラムについて御説明いたします。  お手元に配付しておりますピンク色の資料をごらんいただきたいと思います。  東日本大震災復興フォーラムでございますが、復興計画に定めた2年間の復旧期を終え、再生期へと移行する節目の年に、復旧復興状況復興計画進捗状況等を広く市民に周知し、復興の課題や、方向性を共有することで、今後の復興に向けた取り組みへの市民の参画を促進するため、開催するものであります。  開催日時は、8月8日14時からを予定しております。  プログラムといたしましては、東北大学災害科学国際研究所教授、副所長であります今村文彦氏による基調講演、小学生の復興図画コンクール表彰式及び復興の課題や今後の方向性についてのパネルディスカッション予定しております。  委員皆様におかれましては、御多忙とは存じますが、多数御参加くださいますようよろしくお願いいたします。  以上で八戸復興計画推進市民委員会及び東日本大震災復興フォーラムについての説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  この際、委員皆様に申し上げます。  千葉総合政策部次長政策推進課長は、他の特別委員会説明者になっておりますことから、退席いただいて結構でございます。  また、大坪総合政策部長も他の特別委員会挨拶がございますので、退席されて結構でございます。
     〔理事者一部退席〕  ──────────────────────────────────────  3 平成25年度防災対策事業概要について ○夏坂 委員長 次に、3、平成25年度防災対策事業概要についてを説明願います。 ◎高橋 防災安全部次長防災危機管理課長 おはようございます。  平成25年度防災対策事業概要についてお手元にお配りしております資料に基づき御説明をいたします。  5項目掲載させていただいております。  まず、1番の津波避難施設整備計画策定事業につきましてでございますが、青森県が昨年10月に公表いたしました最大クラス津波浸水想定区域図をもとに、避難困難地域避難困難者数などの調査を沿岸部を対象に実施いたしまして、その結果を踏まえ、八戸津波避難計画の改訂や、避難困難地域の解消に向けた津波避難施設の指定や、整備などの基本計画を策定するものでございまして、現在、各地域におきまして意見交換会を実施しております。  次に、2番の防災行政無線増設事業でございますが、防災行政無線は、震災後に、復旧、更新、増設によりまして、現在123基の子局で運用しておりますが、災害時における迅速な情報伝達体制の強化に向けまして、主に沿岸部難聴地域を対象として、子局17基の増設予定しております。  次に、3番の防災倉庫新設事業でございます。  当市は2本の河川によりまして、地域が3分されており、大規模な地震が発生して、橋梁が使用できなくなるような場合には、地域が分断されるおそれがあることから、市中央部にある根城防災倉庫に加えまして、市の西部と東部の2カ所に備蓄の拠点となる防災倉庫を新設するものでございます。  次に、4番の地域防災計画改訂事業でございます。  東日本大震災災害対応の教訓を踏まえ、さらなる防災体制の強化を図るため、災害対策本部各班の対応状況の調査や検証を行い、また、初動体制マニュアル見直しや、各課行動マニュアルの作成などを実施いたしまして、その内容なども踏まえ、地域防災計画見直しを行うものでございます。  5番の安全安心情報システム改修事業でございますが、J−ALERT情報は、現在防災行政無線自動配信が可能となっておりますが、無線子局のない地域や、屋内にいる方など、市民観光客ビジネス客などへ広く瞬時に情報を伝達するため、ほっとスルメール登録者や、携帯電話会社エリアメール緊急速報メールへJ−ALERT情報自動配信できるようシステムの改修を行うものでございます。  以上で説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆田名部 委員 防災無線増設事業、17基増設予定をいただいておりますが、場所を教えていただきたいと思います。 ◎高橋 防災安全部次長防災危機管理課長 主に、港湾部を中心といたしまして、河原木地区臨海工業地帯、あとは馬淵川右岸河口部、沼館、江陽、石油基地、ポートアイランド、湊、白銀、新井田川の左岸などとなっております。 ◆田名部 委員 ちなみにその馬淵川右岸河口、どの距離が届く範囲になっていますか。いわゆる大平洋金属、火力発電所、その辺にエリアが重なるわけですか。 ◎高橋 防災安全部次長防災危機管理課長 場所的には、河原木号埠頭の西部の緑地帯という豊洲地域です。 ○夏坂 委員長 よろしいですか。他にありませんか。 ◆大島 委員 ちょっと確認させてください。  この間の防潮堤の話が、本会議で一般質問であったんですけれども、質問答弁の中で、他人みたいな答弁で、市は全然かかわっていないみたいな話がちょっと気になっていたんですが、この場所で聞けるかどうかわからないんだけれども、市はその防潮計画にどんなかかわりを持っているのかなと、ちょっと疑念を持ったので、その辺、答弁できますか。 ◎石黒 防災安全部長 市が港湾河川課とそれから水産振興課防災危機管理課うちと、現在のところ3課が入って、県といろいろ協議を重ねながら、県のほうで4回実施しました説明会の前に、この資料でいきましょうという、こういう意味で説明会を実施しております。一応県と協力して、力を合わせてこれまで進めてきているという格好になりますけれども、事業といたしましては、あくまでも県の事業です。ですから、これから防潮堤整備等をする場合に、県の事業として実施されますので、市としては、市民皆さん、それから臨海部事業所皆さんといろいろ意見交換をした中で、その意見計画に反映されるようにということで、県のほうにお願いしています。そういう形の答弁説明です。  以上です。 ◆大島 委員 私のとり方は、やりとりの中で、ちょっと乖離しているのかなという気がしたんです。市長答弁の仕方もあったんですけれども。答弁し直ししたんですけれども、基本的にいうと、地域関係者とか、市がどうかかわるのか、そこが気になって、同時に県は、いろいろな今までの手法の中で、ちょっと反対すれば、もう地元が反対したという感じで撤退する、といったような感じをずっと受けているわけです。例えば、国体をやろうとしても、市がスケートだけやっていればいいという、そういうトーンを私、ずっと聞いて気になっているものですから。今、地域住民とか、ああいうふうな新聞の書き方、市長も少し県に考えてほしいんだという発言、ぽっと載ったでしょう。ああいうのを見ると、また八戸市は、という感じを、こう受けるものですから、やはり実施してほしいという基本理念の中であるのであれば、市はきちんとスタンスを決めて、逆に市が市民と話をしながら、こうやってぶつけていくといった格好にしないと、逃げられてしまう。主催は県ですよと。県が市民から要らないと言われた。市民は要らないと言った。ぐっと引かれたときにどうなるのかなという懸念はずっとこの間一般質問の中で聞いていると、感じていました。ひとつその辺の協調をしっかりして、つくるならつくる、どういうのをつくるという感じをきちんとスタンスを決めないと、私はまた逃げられる、スケートリンクと同じになってしまうんじゃないかという心配をしていましたので、その懸念は払拭するように頑張ってください。  終わります。 ○夏坂 委員長 他にありませんか。 ◆田名部 委員 今の防潮堤の関連の中で、御承知のとおり馬淵川には潮どめ堰が昭和55年に設置されているんですけれども、その運用のあり方について、今までは津波が来たときには下げますというふうな協定なるものがあったんですけれども、幸いにしてその3.11のときは、ワイヤがかんで破損して、ゲートがぶら下がってしまったんですね。そのまま津波が上にのぼっていってくれたから、どこにも被害がなく、静かにちょうど八幡のほうまで津波が行ってしまったんですけれども、大変ありがたかったんですが、ついては、市と今の潮どめ堰を管理している方々との何かアクションというんですか、そういうふうな接触がありましたか。実は、一緒にしゃべりますが、内水面の組合と、せんだって防潮堤津波が来たときは下げませんということが周知されたんですけれども、そのことをやはり沿線の住民の方々、その一項をちゃんと付け加えていただきたいなと思っていました。さっき言ったとおり最初はゲートを下げると。  一番心配されているのは、八太郎大橋の際、あそこから新大橋、あの橋は沼館大橋ですか。3つの橋が防潮堤まであるんですか。あれで万が一、原木でも、船舶でも押されて、ひっかかってしまえば、とんでもない被害が拡大するようなニュアンスを持っているんですけれども、そのことをきちんと国交省河川事務所とも協議の上、我々に周知をしていただきたい。周知を受けて、町内の方々にも、津波のときは下げません。ゲートを下げれば、バーンとぶつかれば、両脇に波が来てしまうわけですから、そのことを私、地元の沿線の住民としても心配しておりますので、その辺のことで何かあったのかちょっとお知らせいただきたい。 ◎齋藤 港湾河川課長 大震災後の、国の動きですけれども、今おっしゃられたような防潮堤の操作のあり方というのが、国の中でも検討がされております。それを踏まえて、今後どうするのかというところの今おっしゃられたことを踏まえて、国のほうにも青森河川国道事務所のほうにも伝えていきたいと思っています。そういう検討はされているということは聞いております。 ◆田名部 委員 何か方針が、今課長がお話しされたとおり、何か決まったと伺っているんです。ですから、それをきちんとやっぱり沿線の方々に、みんなゲートがいいあんばいにぶら下がったのを見ているわけです。幸いにしてぶら下がりました。だから、今新たな事業を1個加えたんです。渇水時にも下げましょうという話までになったから、それならいいなと。当時は、渇水時もだめだと言われていたのです。だったら、何のためにつくったのですかという話まで議論が飛んで、すったもんだあって、まだ協議中ですけれども、渇水時にも使わないのに77億円だかの事業費です、あれ、たしか、昭和55年に。今ならとてつもない換算の額、総事業費になるんでしょうけれども、目的は明らかにちゃんとしていただきたいということを再三言っていましたので、その辺、ちょっと確認しておいてください。  以上終わり。 ○夏坂 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 川崎近海汽船(株)新造フェリー就航について  5 八戸セミナー2013の開催について ○夏坂 委員長 次に、4、川崎近海汽船株式会社新造フェリー就航についてと、5、八戸セミナー2013の開催についてを一括して説明願います。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 それでは、2つございますが、まず、4の川崎近海汽船株式会社新造フェリー就航について御説明申し上げます。  お手元資料の1をごらんいただきたいと思います。  昨年4月のシルバープリンセス就航に引き続き、最新鋭船シルバーエイトが6月30日の22時発八戸苫小牧航路に新たに就航の運びとなりました。これに先立ち、就航セレモニーを6月30日の10時から、船内見学会を10時30分から、八戸フェリー埠頭において、八戸振興協会川崎近海汽船株式会社の主催により開催されます。  同新造船につきましては、現在運航中のべがの代替船として運航される予定でございまして、運航スケジュール船舶概要資料1のとおりとなっております。  八戸苫小牧航路は昭和48年4月の開設から本年4月25日をもってめでたく40周年を迎え、北海道と本州を結ぶ海上交通の大動脈として、物流、観光等振興に寄与されるなど、当市が北東北復興拠点として発展する上で、大変重要な役割を担っており、今回のシルバーエイト就航が今後の八戸港と地域の発展において一層の追い風になるものと大いに期待しております。  続きまして、5の八戸セミナー2013の開催について御説明申し上げます。  お手元資料の2をごらんいただきたいと思います。  本セミナーは、東北の太平洋沿岸の各都市に甚大な被害をもたらした東日本大震災から八戸市がいち早く立ち直り、復興へ向けて前進していることをPRするとともに、首都圏及び中部圏企業に対して、八戸市への進出並び八戸港の利用をPRし、雇用機会の拡大と市民生活の向上に資することを目的としております。  主催は、八戸市、八戸国際物流拠点化推進協議会八戸企業誘致促進協議会の3者になります。  7月23日に名古屋市、翌24日に東京都におきまして開催いたします。首都圏及び中部圏に本社のある企業、商社、荷主等を対象に御案内することとしております。  セミナーでは、八戸市の復興状況産業基盤八戸港の復興状況紹介を行った後、名古屋では誘致企業であるマネックス証券株式会社執行役員佐藤様、そしてJX日興日石エネルギー株式会社から講演の予定になっております。  東京においては、名古屋と同様に、マネックス証券株式会社のほか、合同酒精株式会社取締役秋野様による講演を予定しております。  これらを通じて参加者に対して八戸市がいち早く立ち直り、復興へ向けて前進していることをPRするとともに、八戸港の利用と本市への企業誘致を働きかけたいと考えております。  委員皆様におかれましては、日程等調整がつきましたら、ぜひ御参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆山口 委員 川崎汽船ですけれども、この6月30日に10時からセレモニー、10時半から船内見学会とかってありますけれども、案内は来るのか。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 船内見学につきましては、既に公募期間が終わっております。締め切りになっているようです。 ◆山口 委員 このセレモニーとかは関係ないのか。 ◎田湯 商工労働部次長産業振興課長 セレモニーは10時からということで、それは実施いたします。 ○夏坂 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 「はちのへ水産加工品展示会2013」の開催について ○夏坂 委員長 次に、6、はちのへ水産加工品展示会2013の開催について説明願います。 ◎磯嶋 水産振興課長 それでは、はちのへ水産加工品展示会2013の開催について御説明申し上げます。  この展時会は、平成15年度より毎年開催されておりましたが、平成22年度及び平成23年度は東日本大震災の影響により開催することができず、今回が震災後2回目の展示会となります。  展示会の目的といたしましては、震災から2年を経過し、被災した八戸の水産加工業者は、ある程度の復旧が進んでいるものの、取引先の減少や風評被害等の状況が続いている中、水産業界の活気を取り戻すため、全国の流通関連業者などを招き、八戸市の優れた水産加工業者及び製品を広く紹介、PRする展示会を開催し、八戸ブランドの向上と地場産品のさらなる販路拡大を図るものであります。  主催は、八戸商工会議所で、はちのへ水産加工品展示会運営協議会が共催となります。  日時は、来月の10日10時よりオープニングセレモニーを行い、14時まで展示会が開催されます。  場所は、八戸プラザアーバンホールとなります。  出展者は市内水産加工業者15社で、県内外の量販店等の仕入れ担当者の来場が予定されております。  展示会のパンフレットを添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上で説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  7 平成25年度八戸整備事業概要について  8 八戸港の復旧状況について ○夏坂 委員長 次に、7、平成25年度八戸整備事業概要についてと、8、八戸港の復旧状況についてを一括して説明願います。 ◎齋藤 建設部理事港湾河川課長 それでは、平成25年度八戸整備事業概要について御説明いたします。  資料の1ページをごらん願います。  平成25年度における八戸港の整備事業の実施箇所について、国の直轄事業を黄色の枠で、それから県事業については赤色で表示してございます。  まず、国の直轄事業から御説明いたします。  八太郎・河原木地区の航路泊地でございますけれども、静穏度を維持、確保するため、しゅんせつを行うものであります。  また、土砂処分場については、しゅんせつした土砂を受け入れるため、市川に土砂処分場を整備するもので、今年度より現地での海上工事に入ります。  次に、外港地区の防波堤ですけれども、港内の所要水深を確保するため、引き続き中央第1防波堤、第2中央防波堤の整備を行います。中央第1防波堤では、ケーソン1函の据えつけを行い、第2中央防波堤ではケーソン3函の据えつけを予定しております。  続いて、県事業について御説明いたします。  まず、市川船だまりにおきましては、泊地に堆積する土砂への対策として、防砂堤の整備を行いますが、今年度はその設計を予定しております。  それから八太郎2号埠頭のコンテナターミナルでございますが、老朽化しておりますガントリークレーン1号機の更新整備を来年度の稼動を目指して、平成23年度から整備を進めております。今年度は既存のクレーンの撤去を行いまして、昨年度から製作中でありますクレーンのターミナルへの据えつけを予定しております。  また、冷凍コンテナ設備の整備につきましては、生鮮食品や冷凍食品など、低温輸送に対応するための冷凍コンテナの電源プラグの増設を行います。  それから、沼館のシンフォニープラザ前の緑地の整備についてですが、今年度は用地の護岸整備を予定しています。  ポートアイランドから沼館までの第1工業港の航路でございますけれども、所要水深確保のため、今年度も引き続きしゅんせつを予定しております。  ポートアイランドでは平成24年度の補正予算で引き続き臨港道路の整備を進めております。  それから、海岸の津波対策でございますけれども、数十年から百数十年に一度発生する比較的発生頻度の高い津波に対する防潮堤整備に係る測量、設計が予定されています。ほかにも岸壁、道路などの港湾施設の補修工事が予定されております。  以上で、平成25年度八戸整備事業概要について説明を終わります。  引き続きまして、2ページになりますけれども、東日本大震災により被災した八戸港の復旧について御説明いたします。  現在、国、県において進められております八戸港の復旧状況でございますが、東日本大震災により被災した防波堤、航路泊地、コンテナターミナルなど、港湾施設は国、県により復旧工事が順次進められて、現在は国で行っている八太郎の北防波堤と、航路泊地の一部を残しまして、復旧工事はほぼ完了しております。
     まず初めに、八太郎北防波堤の復旧工事についてですけれども、昨年11月から行われておりますハネ部へのケーソンの据えつけが3月末に全35函完了したことによりまして、中央部、ハネ部を合わせて全76函全てのケーソンの据えつけが完了しております。現在ですけれども、消波ブロックの据えつけ、それから防波堤が津波に対して容易に倒壊しない、いわゆる粘り強い構造とするために、ケーソンの背後に被覆ブロックの据えつけを行っておりますが、来月7月には完成する予定と伺っております。  次に、航路泊地の堆積土砂のしゅんせつについてですけれども、現在、残っております八太郎地区のマイナス12メートルからマイナス13メートルの航路泊地のしゅんせつを行っているところで、これについても今月中に完了する予定と伺っております。  以上で八戸港の復旧状況についての説明を終わります。 ○夏坂 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆田名部 委員 せんだって、新聞報道に貨物船が馬淵川河口で座礁した旨の報道があったんですけれども、どの辺に座礁したかわかりますか。 ◎齋藤 建設部理事港湾河川課長 詳しい場所はわからないんですけれども、先日馬淵川の河口部のところと聞いております。 ◆田名部 委員 これ去年の平成24年度の事業でしゅんせつしたと思っていたんですけれども、また違う河口なのか。平成24年度にやりませんでしたか。 ◎齋藤 建設部理事港湾河川課長 そのときは埋没しゅんせつですので、毎年流下土砂があるんです。 ◆田名部 委員 毎年掘ってもすぐ戻ってくるわけだ。 ◎齋藤 建設部理事港湾河川課長 幸いにもその座礁したタンカーもタグボートによって速やかに出されたというふうに聞いておりますので。 ○夏坂 委員長 よろしいですか。他にありませんか。 ◆大島 委員 重要港湾に指定されて何か目立った事業というのはあるものですか。 ◎齋藤 建設部理事港湾河川課長 重点港湾については、基本的には重点港湾に選択されないと、新規の国の直轄の整備事業が新規採択ができないという、そういうスキームになっておりまして、現在のところは八戸港は基本的に施設としては継続して整備しておりますので、今のところはその重点港湾に指定されて、目に見えて効果というところは直接ないんですけれども、将来、事業が出てきた場合、直轄の国の整備ができるという、そういう形にはなっているということです。(「はい、わかりました。」の声あり) ○夏坂 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○夏坂 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。そのほかに御質問等はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○夏坂 委員長 以上で港湾振興震災復興対策特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時38分 閉会...