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  1. 八戸市議会 2011-06-24
    平成23年 6月 広域連携推進特別委員会-06月24日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成23年 6月 広域連携推進特別委員会-06月24日-01号平成23年 6月 広域連携推進特別委員会  広域連携推進特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成23年6月24日(金)午前10時00分~午前10時24分 第1委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 委員並びに職員紹介  ● 当委員会設置目的等について  ● 議 題   1 八戸圏域定住自立圏概要について   2 「第7回定住自立圏形成に関する講演会」の開催について   3 全国定住自立圏取組状況について  ────────────────────────────────────── 出席委員(9名)  委員長  小屋敷   孝 君  副委員長 三 浦 博 司 君  委 員  西 村 吉 晴 君   〃   島 脇 一 男 君
      〃   壬 生 八十博 君   〃   坂 本 眞 将 君   〃   松 橋   知 君   〃   坂 本 美 洋 君   〃   吉 田 博 司 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  総合政策部長         大 坪 秀 一 君  総合政策部次長政策推進課長 千 葉 憲 志 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 細谷地 幸 夫  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○小屋敷 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから広域連携推進特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 委員並びに職員紹介小屋敷 委員長 本日は委員会設置後、理事者を交えた初めての委員会でありますので、委員並びに職員紹介をお願いいたします。  まず、私からごあいさつを申し上げます。  今回、特別委員長を拝命いたしました小屋敷でございます。  定住自立圏中心市としての役割を果たすべく、議論を積み重ねてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、三浦博司委員長からごあいさつをお願いいたします。 ○三浦〔博〕 副委員長 副委員長という立場をいただきました三浦博司でございます。  円滑な議論を通していい答えを見つけていけるような委員会となっていくよう、委員長を精いっぱいサポートして、学びを得ながら頑張っていきたいと思いますので、どうぞ皆様方、よろしくお願い申し上げます。 ○小屋敷 委員長 続きまして、坂本美洋委員から順にごあいさつをお願いいたします。  〔各委員自己紹介〕 ○小屋敷 委員長 ありがとうございました。  それでは次に、職員の方々の御紹介をお願いいたします。 ◎大坪 総合政策部長 〔本人あいさつ及び総合政策部職員紹介〕 ○小屋敷 委員長 ありがとうございました。  以上で委員並びに職員紹介を終わります。  ────────────────────────────────────── ● 当委員会設置目的等について ○小屋敷 委員長 次に、本日の議題に入る前に、当特別委員会設置目的を改めて確認しておきたいと思います。  本委員会は、定住自立圏構想について調査研究し、広域連携推進を図ることを目的に設置された委員会であります。  委員会の今後の進め方については、広域連携による圏域全体の発展を目指し、理事者との共通理解を図りながら調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  また、広域連携施策推進する上で委員皆様の御意見を伺う必要が生じた場合は、臨時に委員会開催または協議会の形での開催をいたしたいと考えておりますので、その際は御協力をよろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸圏域定住自立圏概要について ○小屋敷 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  八戸圏域定住自立圏概要について報告願います。 ◎千葉 総合政策部次長政策推進課長 おはようございます。  それでは、八戸圏域定住自立圏概要について御説明申し上げます。  お手元資料1-1をごらんいただきたいと思います。  本特別委員会では、定住自立圏構想について調査研究し、広域連携推進を図ることを目的としておりますので、本日はまず、当圏域で取り組んでいる連携事業につきまして順次御説明申し上げます。  まず、1、定住自立圏構想についてでございますが、定住自立圏構想とは、中心となって地域を牽引できる都市である中心市周辺市町村協定締結することにより、定住のための暮らしに必要な諸機能を確保するとともに、自立のための経済基盤地域の誇りを培い、魅力あふれる地域形成することを目的としております。  2、手続等についてでございますが、この定住自立圏構想を進めるに当たりましては、国が定めた定住自立圏構想推進要綱により下記の3つ手続が定められております。  下の枠内も参考にしながらごらんいただきたいと思いますが、まず、①中心市宣言ですが、中心市は、圏域の中で中心的な役割を担う意思を有すること等を明らかにした宣言書を作成し、公表するもので、当市においては平成21年3月19日に市長宣言を行っております。  ②定住自立圏形成協定締結につきましては、中心市周辺町村連携して行う取り組みについて1対1で協定締結するものでございます。  なお、締結に当たっては、各市町村議会議決を経なければならないと規定されており、当圏域では、各議会での議決後の平成21年9月24日に8市町村が参集し、協定調印式を行っております。  このように協定を1対1で締結することが定住自立圏の特徴の1つでもあり、それぞれの市町村状況によって弾力的に取り組むことが可能となっております。  ③定住自立圏共生ビジョン策定につきましては、中心市協定締結後、圏域全体の将来像や具体的取り組み等をまとめたビジョン策定し、公表するものであります。  なお、策定に当たっては、民間や地域関係者等構成員とした懇談会検討を経るものとすると規定されております。  当圏域では、八戸圏域定住自立圏共生ビジョン懇談会を組織し、共生ビジョン検討を行い、平成22年2月22日に策定しております。  これらの3つ手続を経て定住自立圏形成を目指すものでございますが、毎年度取り組み実施しながら共生ビジョンを見直すとともに、町村との協議を踏まえて、必要に応じて協定新規事業の追加や既存事業変更等を行い、進行管理を行うものでございます。  裏面をごらんいただきたいと思います。  3、構成市町村でございますが、当圏域八戸市、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村、おいらせ町の8市町村となっております。  4、ビジョンの期間につきましては、平成21年度から25年度までの5年間となってございます。これは国の要綱に基づいております。  5、これまでの経過でございますが、平成20年7月に総務省がこの定住自立圏構想を提起し、先行して取り組む団体である先行実施団体を募集し、当圏域ではこれに応募し、10月にその選定を受けました。その後、先ほどの手続でも触れましたが、平成21年3月に中心市宣言、9月に八戸圏域定住自立圏形成協定調印を行い、平成22年2月には八戸圏域定住自立圏共生ビジョン策定しております。  事業実施に当たった平成22年度におきましては、9月に策定したビジョンに掲載された事業費の一部を変更しております。  また、高齢者福祉合同研修会開催など新たな連携を追加するため、12月に定住自立圏形成協定の一部を変更するとともに、平成23年2月に共生ビジョン変更を行っております。  次に、お手元資料1-2、八戸圏域定住自立圏形成協定に係る施策及び事業進捗状況についてをごらんいただきたいと思います。  ここでは、八戸圏域で取り組んでいる27事業概要について御説明申し上げます。  なお、網かけの表示の事業につきましては、先ほど御説明申し上げました平成22年度に新たに追加した事業でございます。  表の見方でございますが、左の欄の視点とありますが、定住自立圏構想では取り組みを進める際に大きく3つ視点を定めており、生活機能強化裏面でございますが、結びつきネットワーク強化、さらには圏域マネジメント能力強化区分をしております。  表のほうに戻りますが、これらの視点ごと政策分野施策事業に分類し、その内容進捗状況事業に取り組んでいる対象市町村をまとめてございます。  それでは、順に御説明いたします。  まず、生活機能強化のうち医療分野におきましては3施策、4事業を行っておりますが、そのうちの2番、ドクターカー運行事業では、圏域内救急医療体制の充実を図るため、圏域中核病院である八戸市立市民病院ドクターカーを導入し、平成22年3月29日から運行を開始しております。  次に、福祉分野では2施策、5事業を行っておりますが、そのうち9番の高齢者福祉合同研修会開催では、高齢者福祉に携わる行政職員介護福祉サービス事業に携わる関係者介護福祉に関心のある住民等対象として、介護福祉サービスの向上に資する合同研修会開催するもので、平成23年7月のシンポジウム及び11月のワークショップ開催に向けて準備中であります。  次に、産業振興分野では4施策、4事業を行っておりますが、そのうち13番、勤労者福祉サービスセンター事業では、八戸勤労者福祉サービスセンター会員資格圏域内中小企業従事者に拡大するもので、平成23年2月に規約を改正し、今年4月から実施中であります。  次に、教育分野では、生涯学習情報提供事業として八戸市民大学講座等各種講座情報相互提供体制を構築するもので、平成22年7月から八戸市民大学講座のチラシを町村に配布開始しております。  また、環境分野では15番、一般廃棄物不法投棄防止事業として、圏域内一般廃棄物不法投棄を防止するため、関係市町村が共同して各種対策を講じるもので、不法投棄防止に係る統一看板内容及び合同パトロール実施方法等について検討中であります。  裏面でありますが、結びつきネットワーク強化のうち、地域公共交通分野では1施策、2事業を行っておりますが、そのうち17番、八戸圏域公共交通計画推進では、八戸圏域公共交通計画に基づき、平成23年度後半から各種事業広域路線バス上限運賃化実証実験、乗継対策情報提供事業等―を関係市町村が共同して実施するもので、平成23年1月に計画策定会議計画推進会議に移行し、今年10月の事業実施に向けて準備中であります。  次に、デジタルディバイド解消に向けたICTインフラ整備分野でも1施策、2事業を行っておりますが、そのうち18番、ICTインフラ整備事業では、圏域内デジタルディバイドを解消するため、光ファイバー等ICTインフラ整備を行うもので、対象市町村整備済みであります。  次に、地域内外住民との交流移住促進分野では4施策、4事業を行っておりますが、そのうち23番、仮称・元気アップ青年会議運営事業として、圏域内青年相互交流まちづくりへの参画の促進を図るため、圏域内青年対象としたセミナー、体験活動等実施するはちのへ青年倶楽部カダリスタを本年3月から事業開始しております。  次に、安全・安心なまちづくり分野では、24番の安全・安心情報発信事業圏域拡大事業として、八戸市が実施しているほっとスルメールを圏域全体に拡大し、各市町村住民ニーズに合わせた独自の情報を提供するもので、昨年7月にシステム改修が完了し、12月から稼働をいたしております。  次に、圏域マネジメント能力強化うち圏域内市町村職員の育成では、職員合同研修開催学官連携地域シンクタンク活用事業を行っております。また、NPO等活動促進では、圏域内NPO及び各種団体活動促進するため、八戸市民活動サポートセンターわいぐが実施する各種支援事業への参加範囲町村NPO住民に拡大するもので、わいぐから町村担当課への各種情報発信平成22年4月から実施中であります。  以上、27事業の主なものを御説明申し上げましたが、詳細につきましては別添の八戸圏域定住自立圏共生ビジョン、この厚い本でございますが、この第4章31ページ以降に事業費も含めて掲載をいたしておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上で説明を終わります。 ○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆坂本〔眞〕 委員 千葉次長から大変懇切丁寧に御説明いただきまして感謝申し上げておりますが、八戸圏域定住自立圏ということですが、そうすると八戸地域広域市町村圏事務組合区分との兼ね合いについて御説明いただければ。 ◎千葉 総合政策部次長政策推進課長 お答え申し上げます。  八戸地域広域市町村圏事務組合につきましては地方自治法で定められた特別地方公共団体ということで、限られた事業、例えば消防やごみ、し尿処理といった行政サービスを行うところでございます。  一方、今の八戸圏域定住自立圏のほうにつきましては、総務省要綱で定められたものでございますので、その辺はフレキシブルにと言っていいんでしょうか、相手の町村議会八戸市議会議決を経て1対1の協定締結して、一緒に事業をやりましょうというお互いに1対1の対等な立場事業を進めることができるということでございます。  以上です。 ◆坂本〔眞〕 委員 組織が違うというのはわかるんですけれども、ただ、やることが重複する部分が出てくると思うんですけれども、それについての連携というか連絡というか、それは今後図っていくのかどうか。 ◎千葉 総合政策部次長政策推進課長 個々の事業につきましては、担当課のほうで進めることになりますが、私ども政策推進課のほうでは、そこの間に入りまして連絡調整を進め、事業がスムーズにいくように努めていくということでございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 連絡調整を密に行って、むだのないように効率的に事業が進むように御要望申し上げまして、終わります。 ○小屋敷 委員長 ほかにございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小屋敷 委員長 ないようでございますので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 「第7回定住自立圏形成に関する講演会」の開催について
    小屋敷 委員長 次に、第7回定住自立圏形成に関する講演会開催について報告願います。 ◎千葉 総合政策部次長政策推進課長 お手元資料2をごらんいただきたいと思います。  第7回定住自立圏形成に関する講演会開催について御説明申し上げます。  まず1の開催趣旨でございますが、当圏域で取り組んでいる定住自立圏形成について、圏域内住民、県内の行政職員及び圏域内議員皆様対象として講演会開催し、普及啓発を図ることを目的としております。この講演会平成21年度から、圏域を構成する市町村を回りながら開催してまいりました。  これまでには、定住自立圏所管課であります総務省地域自立応援課職員のほか、定住自立圏の先進地であります長野県飯田市の丸山副市長定住自立圏構想立ち上げ段階からかかわってこられた一橋大学大学院辻教授などを講師に招き、定住自立圏理解を深めてまいりました。  次に、2の日時でございますが、平成23年8月24日水曜日の15時30分から17時までで予定してございます。  場所につきましては、三戸町の住谷野鴛鴦殿でございます。  内容につきましては、ことし10月から予定されている八戸圏域路線バス上限運賃化実証実験について、首都大学東京吉田助教から御講演をいただく予定となっております。吉田様には、当圏域公共交通計画策定段階から携わっていただいております。  また、この講演のほかに、三八地域養豚養鶏振興協議会青野会長から畜産振興をテーマに、当圏域での連携施策可能性を御提案いただく予定としております。  5の参集範囲でございますが、これまで圏域議員皆様行政職員中心に御案内しておりましたが、今年度以降につきましては、講演会を改めて定住自立圏構想普及啓発活動事業として位置づけ、圏域住民皆様にも御案内いたしたいと思っています。  6のその他でございますが、講演会の終了後は、これまで同様、定住自立圏形成促進議員連盟との共催により同じ場所交流会開催予定しておりますので、当日はバスも出ますので、御参加のほどよろしくお願いいたします。  以上で説明を終わります。 ○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 全国定住自立圏取組状況について ○小屋敷 委員長 次に、全国定住自立圏取組状況について報告願います。 ◎千葉 総合政策部次長政策推進課長 お手元資料3、横長のペーパーをごらんいただきたいと思います。  全国定住自立圏取組状況について御説明申し上げます。  この資料は、総務省作成資料で、本年3月31日現在の全国状況を取りまとめた資料となってございます。  1ページをごらんください。  定住自立圏中心市宣言済み都市は、右の四角で囲ってあるところですが、全国69団体あります。図では黒の印で示しております。青森県では、八戸市に次いで弘前市が平成23年3月23日に中心市宣言を行っております。  また、54圏域定住自立圏形成協定締結し、定住自立圏圏域形成しております。  中心市宣言状況定住自立圏形成状況につきましては、2ページ以降になりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  最後に、10ページをごらんください。  こちらは、全国での取組例をお示ししたものでございます。  定住自立圏では、政策分野を大きく3つ視点でとらえており、これらの分野ごとにお示ししてございます。  市町村間の役割分担による生活機能強化では、医師派遣などの医療分野介護高齢者福祉などの福祉分野に取り組んでおります。  また、市町村間の結びつきネットワーク強化では、地域公共交通ネットワーク化メール配信による圏域情報の共有など、ICTインフラ整備利活用などの分野に取り組んでおります。  圏域マネジメント能力強化では、職員合同研修開催人事交流などを多くの圏域実施しております。  以上で全国取組状況についての説明を終わります。 ○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました議題はすべて終了いたしました。  そのほかに御質問等はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○小屋敷 委員長 ないようでありますので、以上で広域連携推進特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時24分 閉会...