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  1. 八戸市議会 2010-06-18
    平成22年 6月 都市基盤整備推進特別委員会-06月18日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成22年 6月 都市基盤整備推進特別委員会-06月18日-01号平成22年 6月 都市基盤整備推進特別委員会   都市基盤整備推進特別委員会記録  ───────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成22年6月18日(金)午前10時08分~午前10時52分 第4委員会室  ───────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 ● 職員の紹介 ● 議 題  1 八戸ポータルミュージアムについて  2 国道104号田面木地区八幡地区歩道整備事業について  3 平成22年度高速道路無料化社会実験について  4 本八戸通り地区整備事業について ● 委員の派遣について  ───────────────────────────────────── 出席委員(9名)            │ 欠席委員(なし)  委員長  石 橋 充 志 君     │ 委員外議員(なし)  副委員長 小屋敷   孝 君     │  委 員  三 浦 隆 宏 君     │
      〃   立 花 敬 之 君     │   〃   山 名 文 世 君     │   〃   畑 中 哲 雄 君     │   〃   五 戸 定 博 君     │   〃   大 館 恒 夫 君     │   〃   田名部 和 義 君     │  ───────────────────────────────────── 出席理事者  まちづくり文化観光部長             大 岡 長 治 君  建設部長                    田 中   博 君  都市整備部長                  妻 神 敬 悦 君  まちづくり文化観光部次長八戸         風 張 知 子 君  ポータルミュージアム開設準備室長  まちづくり文化観光部まちづくり文化推進室長   古 舘 光 治 君  建設部次長                   赤 石 和 夫 君  都市整備部次長都市政策課長          石 黒 一 之 君  まちづくり文化観光部まちづくり文化推進室副室長 田 湯 俊 行 君  建設部道路建設課長               松 川 茂 則 君  建設部道路建設課参事              佐々木 隆 二 君  都市整備部都市政策課参事            後 村   勉 君  ───────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 細谷地 幸 夫  ─────────────────────────────────────    午前10時08分 開会 ○石橋 委員長 本日は全員出席であります。  ただいまから都市基盤整備推進特別委員会を開きます。  ───────────────────────────────────── ● 職員の紹介 ○石橋 委員長 まず初めに、今年度の人事異動により、当委員会関係理事者に異動がありましたので、紹介をお願いします。 ◎大岡 まちづくり文化観光部長 〔本人あいさつ及びまちづくり文化観光部職員を紹介〕 ◎田中 建設部長 〔本人あいさつ及び建設部職員を紹介〕 ◎妻神 都市整備部長 〔本人あいさつ及び都市整備部職員を紹介〕 ○石橋 委員長 以上で職員の紹介を終わります。  この際、申し上げます。  大岡まちづくり文化観光部長観光開発特別委員会に、田中建設部長港湾振興対策特別委員会に出席するため、本特別委員会における説明者は残られた方々となりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、大岡まちづくり文化観光部長田中建設部長は退席されて結構でございます。  〔理事者一部退席〕  ───────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸ポータルミュージアムについて ○石橋 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  初めに、八戸ポータルミュージアムについて説明願います。 ◎風張 まちづくり文化観光部次長八戸ポータルミュージアム開設準備室長 それでは、八戸ポータルミュージアムについて御説明いたします。  初めに、オープニング特別事業について御説明いたします。  資料1-1のページをお開きいただきたいと思います。  初めに、はっちのミッション説明いたします。  はっちは、まちを元気にするという使命を持っておりますが、はっちにより達成されるべき8つのミッションを次のとおり掲げます。  1つ目に、八戸のやる気をさらに引き出します。2つ目に、まち連帯感をつくります。3つ目に、ほしいものがあるまちにします。4つ目に、歩きたくなるまちにします。5つ目に、八戸資源を再発見するきっかけをつくります。6つ目に、八戸流情報発信をします。7つ目に、子どもからお年寄りまで共に育てあう場をつくります。8つ目に、新しい価値と表現を生み出す場をつくります。  これらのミッションは、いずれも人に焦点を当てております。はっちは公共施設としては全国的にも珍しいさまざまな機能を備えておりますが、重要なのはハード面機能そのものではなく、同じ空間で生産的、創造的な活動がさまざま繰り広げられることにより、異なる分野、世代間にコミュニケーションが生まれ、それがまちに広がっていくというソフト面を重視しています。  さらには、市民のほか観光ビジネス等目的で来八する人々が、はっちを玄関口として八戸の多様な魅力に触れることにより、それが全国各地に広がっていく、そういったことによって地域全体が元気になり、次世代に夢を描くことができるような環境をつくることが、はっち誕生の大きな目的の1つです。  先ほど申し上げましたはっちの特徴的な、全国的にも珍しい3つの機能について説明をいたします。  本日お配りしております資料1-2関係の図面資料2をごらんになっていただきたいと思います。  特徴的なものの1つはものづくりスタジオです。2階、3階、4階のところにオレンジ色とグリーンで塗っているところがものづくりスタジオですが、イメージ的にはみろく横丁ものづくり版ということで御理解いただきたいと思います。2階から4階の各フロアに多様な分野のものづくりをされる方々入居し、調理及び製作をし、展示販売まで行うことができるブースです。来館者ものづくりの過程が見える形となっていることが特徴として挙げられます。ここでの入居者活動がワークショップスクール形式となり、はっちの事業につながるとともに、入居者同士のコラボレーションにより生まれた新商品が外向けに発信されていくこと等が望まれます。  2つ目は、こどもはっちです。この図面の4階の黄色の部分です。子育て支援スペースで、青森県産材をふんだんに使ったぬくもりある遊具や空間づくりとなっており、親子が安心して遊ぶことのできる約460平米の広いスペースです。県産材でのこども茶室、木のプール、絵本展望台、おもちゃの家やステージ等が計画されておりまして、子どもや親同士の交流はもちろんのこと、館内で活動する多様な世代との交流も一層活発になると思われます。  3つ目レジデンスです。5階の青く塗りつぶしているところでございますが、創作活動地域貢献活動を行うアーチストのための宿泊、滞在スペースです。中心市街地に位置し、向かい側に横丁があるレジデンスは全国でも珍しく、この貴重な機能を広く発信し、アーチストがはっちに集まることによって、アーチスト同士だけではなく地域方々との出会いきっかけとなります。この出会いがやがてはっちを飛び出し、まちに新たな元気を生み出すことを期待しております。  参考までに、アーチストでなくとも、会議室としても御利用いただけます。  このようにはっちは、活用する人々を巻き込むことによりコミュニケーション活性化し、中心市街地、また、そこから広がる地域全体を元気にするというねらいがあり、はっち流に人を巻き込んだコミュニケーション活性化をテーマとするプロジェクトオープン前後に展開していきます。  はっちでは開館後、数年、継続的に行っていく事業について現在準備を進めておりますが、本日は、オープン前からオープンを経て3月21日までの期間に行うオープニング特別事業説明をさせていただきます。  最初の資料1-1をごらんいただきたいと思います。  オープニング特別事業のうち直近に開催される2つと、それに関連する事業についての説明をいたします。  多くの方々を巻き込むことを目的として、オープンへの機運の醸成を図りたいと考えています。  1つ目として、先ほど御説明したレジデンスアーチストが一定期間滞在し、作品製作を行うアーチスト・イン・レジデンス事業の第1弾として八戸棚REMIXを紹介いたします。  このプロジェクトは、現在はっちが建設中であるため、中心市街地空き店舗レジデンスに見立てて行うものです。初回は日常編集家のアサダワタルさんによって、あす19日から来月25日まで開催いたします。  赤いチラシを皆様のお手元に配付してございますが、こちらのほうが詳しく載っておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  概要としては、廃家具利用しての棚を演出し、まちなかの空間を生み出します。そこで、あるときは地元食材を知り尽くしているフードコーディネーターを講師とする食材発掘ツアーやそれを用いた親子クッキングライブ、あるときは地元ゲストを招いてのトークサロン座談会を開催いたします。ここでは若者、女性、親子の参加者を期待しています。  続いて2つ目は、八戸ぇへぇウォーキングツアーを7月上旬から来年3月にかけて開催します。これはツアー参加者を公募し、中心商店街を訪問して歩くものです。訪問先専門店や職人の方々に、蓄積してきた知識やお店の歴史、印象深いエピソード等を語ってもらいます。趣味や人生遍歴であっても興味深いかもしれません。おもしろい話に、思わず「へぇー」とツアー客が驚くことからへぇへぇウォーキングツアーとしております。このツアーを通じてコミュニケーションが生まれ、中心商店街に対する親近感が高まるとともに、まちの新たな一面がかいま見られ、まちの魅力がアップします。また、昼だけでなく、八戸ならではナイトツアーも検討中です。ここでは、中心商店街の皆様、幅広い市民の方々の参加を期待しています。  ここで発掘された人たち人生ストーリー3つ目特別事業として御紹介するオープニング時の写真展にも活用されます。この写真展、タイトルは今まだ仮称でございますが、八戸/人/diversityというプロジェクトです。流れといたしましては、へぇへぇウォーキングツアーの取材をもとに撮影をしていきます。こちらも取材参加者を公募する予定ですが、主に商店主方々の生い立ちや思い出といったその人ならではストーリーを作成し、それをコピーライター等による推敲を加えインタビュー記事にまとめ、写真に添えます。八戸多様性を発信することで地元の魅力を再発見し、市民に誇りを高めてもらおうというねらいがあります。  なお、招聘アーチストについては、地元のICANOFさん等に相談の上、現在調整中です。ここでは商店主、市民、来街者を巻き込みたいと考えています。  以上、3つの特別事業を紹介しました。  はっちでは、このほかにもまちを元気にする事業を企画しておりますが、それぞれ開館前に随時御案内したいと思っています。  また、今回御紹介した事業のほかにも、開館後に継続して開催すべき事業については商工会議所商店街文化協会を初めとする市民の方々と連携して進めてまいります。  続きまして、資料の1-2をごらんいただきたいと思います。  ものづくりスタジオ入居者募集について御説明いたします。  別紙になっております資料1-2関係の図面資料1をごらんいただきたいと思います。  まず、はっちの事業全体におけるものづくりスタジオ事業の位置づけを御説明いたします。  事業の柱ですが、はっちの中では、会所場づくり、貸館事業自主事業、この大きく3つの柱を考えております。そのうち自主事業では、施設の目的や先ほどの8つのミッションを達成すべく、5つの柱により事業を進めていくこととしております。それが下の5つになります。このうち3つ目の柱、ものづくり事業においてオリジナルグッズ開発事業とともに、新しい才能とものづくりがはぐくまれていく場として当事業に取り組むこととしております。  募集内容について説明いたします。  資料の1-2をごらんいただきたいと思います。  まず最初に、1のものづくりスタジオ事業目的ですが、当該スタジオ入居型の工房兼ショップであり、ものづくりを通した新しい商品やサービスの開発、価値の創造を追求し、さらにはそうしたものづくりの振興を通して、まちの新たな魅力スポットとして、人々が集い行き交うにぎわいを創出することを目的として設置し、今回、そのスタジオへの入居者募集するものです。  2の入居者募集の概要については、別紙の資料1-2関係の図面資料2をごらんください。  1階から5階までの図になりますが、先ほど御説明したとおりですけれども、2階・3階に設置する食のものづくりスタジオについては4ブースオレンジに塗っているところです。それから4階に設置するものづくりスタジオについては6ブース、緑の部分です。計10ブースについて入居者募集いたします。  先ほどの資料1-2に戻っていただきたいんですけれども、3の募集分野になりますが、食、デザインコンテンツ制作、アートのほか、伝統工芸、ファッション、アクセサリー、ホビー、雑貨など、ハンドメイドによるオリジナルの工芸品日用品全般としており、スタジオ内で可能な内容であれば分野の制限はございません。  次に、4の応募要件ですが、営利のみを目的とした事業ではなく、例えば伝統工芸の継承や育成につながる活動地域資源の新しい活用を事業内容に含むなど、八戸を元気にする活動事業に含むことを要件とします。また、スタジオ内で商品等の製作を伴う事業とします。  5の募集スタジオの仕様については、資料に記載しているとおりになります。  2階と3階、それぞれ2つの食のスタジオを配置しております。こちらでは簡易な厨房設備を備え、例えば地域の食材を活用した新しいメニューによる事業がはっちから生まれることなどが期待されます。  4階にある6つのスタジオ、そこではそれぞれに商品展示用ディスプレー棚が備えつけてあるほかは自由にレイアウト可能な仕様となっています。伝統工芸から現代風の小物まで小さなお店が連なり、わくわくする小路が形成されることが期待されます。  入居した場合の月額の基本料金ですが、食のスタジオが2万円、ものづくりスタジオが1万5000円で、そのほかに売上額一定額を超過した場合には売上歩合を加算することとしております。  このように、中心市街地にあって非常に安価な使用料入居活動が可能な施設となっております。  資料1-2の裏面をごらんになっていただきたいと思います。  6の事業支援についてでございますが、このほかにも入居者への事業支援として、クリエーターを招聘しながらものづくりデザインに関するアドバイス等を実施することや、起業家支援メニューを活用しながら入居後の事業の継続や、さらには入居期間終了後における中心市街地への出店を支援してまいります。また、はっちのオリジナルグッズの開発に御協力をいただき、実用化した際には、内容に応じた報酬の支払いや入居者間の交流会なども事業支援として取り組んでまいります。  最後にスケジュールについてですが、入居者募集を6月22日から開始し、8月18日まで約2カ月間行います。その後、1次の書類審査、2次の面接を経て、9月中旬には入居者を決定いたします。  以上で説明を終わります。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆田名部 委員 それぞれ今るる細かく説明いただいたんですが、はっちの事業においては市民も大変関心を寄せているでしょうし、私たちもしているところなんですが、既に出店者募集が4月27日から行われているようです。入居者募集はこれからですよね、6月22日から。これらの問い合わせがどの程度きているのか、その状況だけお知らせいただきたいと思います。  それから、このスタジオの仕様についてですが、4階の2.7坪とか3.7坪、これは電気容量15アンペアと、小さい坪数だからこの程度で抑えているのかなと思うんですが、何ぼ小さくても冷蔵庫やらレンジやらとなれば、大丈夫なんですか。ここだけ心配するんですが、その辺、考え方をお知らせください。 ◎風張 まちづくり文化観光部次長八戸ポータルミュージアム開設準備室長 それでは先に、4月からはカフェショップのほうを公募しておりまして、その状況ですが、説明会のときには約40人ほどの方がおいでになりました。締め切りが6月28日ですけれども、現在1件の正式な申し込みがございます。そのほかにも、申し込みをしたいけれども、いろいろ記載していただくものがいっぱいありまして、それらについての書き方などの問い合わせもございますので、さらに数件は確実に申し込みがあるものと思っております。  それから、今のものづくりスタジオについても、入居募集するに当たってものづくりをされている方々に事前にかなりヒアリング等を実施しておりまして、その中では、まちの中でチャレンジしながらさまざまな活動をしたいという方は思いのほかたくさんいるものと思っております。  それから、場所がちょっと狭いんじゃないかというお話でしたでしょうか。 ◆田名部 委員 狭いんじゃなくて、電気のアンペアが15アンペアで大丈夫ですかということです。
    ◎風張 まちづくり文化観光部次長八戸ポータルミュージアム開設準備室長 大丈夫でございます。  以上です。 ◆田名部 委員 ものづくりスタジオも結構、関心を寄せられている方々が多いようですけれども、こっちから声をかけているんですか、向こうから来ているんですか、そこだけ。 ◎風張 まちづくり文化観光部次長八戸ポータルミュージアム開設準備室長 ものづくりスタジオの開館は午前9時から午後9時までとなっていますし、月1回の休みというこちらの条件もありまして、それらが実際に事業活動をしていく上で可能なのかどうかということを、いろいろものづくりをされている方々からはヒアリングという形でお伺いをしているという状況です。  そうしたヒアリングをした方とか、はっちの説明をしてほしいというような例えば菓子組合とかいろいろな組合がありまして、そういった方々説明をしております。その中でたくさんの方々が興味を持ってくださって、詳しく知りたいというようなことでのお問い合わせ、または来てお話を聞く方々もいらっしゃいます。そういった状況です。 ○石橋 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ─────────────────────────────────────  2 国道104号田面木地区八幡地区歩道整備事業について ○石橋 委員長 続きまして、国道104号田面木地区八幡地区歩道整備事業について説明願 います。 ◎松川 道路建設課長 案件2の国道104号田面木地区八幡地区歩道整備事業について説明申し上げます。  資料2をごらんください。  国道104号は交通量が非常に多く、沿線には住宅のほか、学校、支所、公民館などの施設がございます。  しかしながら、国道の幅員が狭く危険なことから、通学する子どもたち地域の住民の方々が安全に通行できるように、国土交通省青森河川国道事務所が施行しているものでございます。  資料の裏面をごらんください。  位置図ですが、田面木地区は、たものき歯科医院付近から坂牛川橋までの区間のことで、八幡地区は、坂牛川橋から櫛引橋までの区間となります。  次に、標準断面図ですが、両地区とも幅員が13.5メートル、そのうち歩道の幅員は片側2.5メートルで、両側歩道整備になります。  なお、現在の道路は幅員が約7.5メートル、歩道幅員が平均0.75メートルの状況です。  資料の表にお戻りください。  田面木地区歩道整備事業についてでございますが、全体計画では、事業期間平成16年度から平成22年度、延長が600メートル、幅員が13.5メートルの計画となっております。  平成21年度までに用地調査用地買収改良工事等が行われており、本年度は事業費として1億800万円、前年度に引き続いて改良工事を実施し、事業を完成させる予定と聞いております。  次に、八幡地区歩道整備事業についてでございますが、全体計画では現段階において事業期間平成17年度から平成23年度、延長が1300メートル、幅員が13.5メートルの計画となっており、平成21年度までに用地調査用地買収改良工事等が行われております。本年度は事業費として9600万円、用地買収等を行う予定と聞いております。  進捗率は、平成21年度末事業費ベースで、用地買収の約7割が完了済みとのことです。  以上で説明を終わります。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆山名 委員 説明にあったかどうか定かでないんですけれども、ここの地区を選定した理由だけ教えてください。 ◎松川 道路建設課長 平成12年6月の市議会の一般質問での国道104号の歩道の改善についての要望、それから平成15年2月に館公民館で約30名ぐらいの出席で行われた八幡町内会座談会での要望、あとは上田面木町内会及び八幡町内会要望等を踏まえて実施しているということでありますので、あくまでも地元からの要望でやっているということでございます。  以上です。 ◆山名 委員 そのほかに町内会で要望しているようなところはないでしょうか。 ◎赤石 建設部次長 国道104号に限定してお答えしますと、ここの場合は歩道が非常に狭くて、通学等々、生徒さんたちにも安全が保てないということで事業が採択になりましたけれども、ほかの場所については特に要望はない旨伺っております。 ○石橋 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ─────────────────────────────────────  3 平成22年度高速道路無料化社会実験について ○石橋 委員長 次に、平成22年度高速道路無料化社会実験について説明願います。 ◎松川 道路建設課長 案件3の平成22年度高速道路無料化社会実験について御説明申し上げます。  資料3をごらんください。  この社会実験は各方面から既に報道されておりますが、再認識ということで御説明させていただきます。  概要は、流通コスト引き下げを通じた生活コスト引き下げや、産地から消費地へ商品を運びやすくするなどによる地域と経済の活性化目的として、高速道路原則無料化の方針のもと、社会実験を通じて影響を確認しながら、平成23年度より段階的に無料化を実施することとし、平成22年度から社会実験をするものであります。  対象区間は、全国で37路線で、実験開始時においては1626キロメートルですが、平成22年度中に前倒して供用する26キロメートルが追加されることとなっております。  青森県では、青森自動車道青森東インターチェンジから青森ジャンクションまでの16キロメートル、また、八戸自動車道は百石道路を含んで下田百石と八戸インターチェンジから安代ジャンクションまでの87キロメートルが対象となっております。  対象車両は現金利用者を含む全車種で、実験期間は6月28日から平成23年3月末日となっております。  2ページをごらんください。  全国における社会実験対象区間の図面でございますが、赤で表示している部分が今回無料化社会実験を実施する区間でございます。  3ページをごらんください。  東北ブロックにおける社会実験対象区間の図面でございます。  八戸から高速道路利用した場合、安代ジャンクションまでは無料ですが、その先は料金がかかるということになり、安代インターチェンジでおりたとしても料金がかかります。  ページの右下に通行料金の例が載っておりますが、八戸インターチェンジから盛岡インターチェンジまで、普通車で行きますと通常料金は現在の3100円から1500円となり、1600円安くなります。  4ページをごらんください。  このページは、現在の平成21年3月末に実施されましたETC限定でのいろいろな割引の東京・大阪近郊区間以外の普通自動車及び軽自動車対象の割引対象時間帯の早見表でございます。既に利用されていたり御存じの方も多いと思いますが、参考に御説明したいと思います。  平日ですが、昼間割引、午前6時から午後8時、オレンジ色の部分になりますが、100キロメートル以内の場合30%引き。100キロメートルを超える場合は100キロメートルの部分が30%引きとなります。  通勤割引につきましては、午前6時から午前9時、午後5時から午後8時、緑色の部分になりますが、100キロメートル以内の場合50%引き、100キロメートルを超える場合は100キロメートル分が50%引きとなります。同一車両に対して午前・午後、それぞれ最初の1回に限り適用されます。  夜間割引につきまして、午前4時から午前6時、午後8時から翌午前0時、青色の部分ですが、30%引きとなります。  深夜割引、午前0時から午前4時、ピンクの部分になりますが、50%引きとなります。  休日は、特別割引、終日50%引きで、割引後料金の上限が1000円となっております。  以上で説明を終わります。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ─────────────────────────────────────  4 本八戸通り地区整備事業について ○石橋 委員長 次に、本八戸通り地区整備事業について説明願います。 ◎田湯 まちづくり文化推進室副室長 それでは、本八戸通り地区整備事業につきまして、資料に基づき御説明いたします。  資料4をごらんください。  本八戸通り地区整備事業の中核となる都市計画道路3・5・1号沼館三日町線につきましては、昨年6月の当特別委員会におきまして経緯を御報告しておりましたが、昨年度、県当局と協議を重ねた結果、御承知のとおり今年度より事業着手の運びとなりました。  市といたしましては、この事業の着手に伴い、地域住民の方々と協働で沿道のまちづくりを着実に推進してまいりたいと考えております。  これまで地域住民の方々からは、まちづくりの総論は賛成するものの、都市計画道路事業着手が見えない中では具体的な話し合いもできないという意見も多くいただいておりましたが、いよいよまちづくりの推進に向けて本格的に動く時期を迎えたと考えております。  資料の上部の真ん中になります。これからの進め方のイメージという流れをまとめております。黄色が地元、赤が県、青が市とそれぞれ色分けして表示しております。  この中で平成22年度は、左端のルールづくり、移転先の意向集約のあたりになりますが、始まりの部分に過ぎませんが、今後のまちの形を決定していく上で非常に重要な時期になると考えております。  資料の下に平成22年度年間スケジュールをまとめておりますが、まず、県事業の赤色の部分でございますが、今年度の予定でございます。7月中旬の地元説明会を皮切りに、JR八戸線高架下から三日町交差点までの区間、延長にして約680メートルの現況測量と道路設計を実施すると伺っております。  都市計画道路整備促進につきましては、引き続き県当局に対して働きかけてまいります。  また、市の事業は一番下にあります3つの業務委託を中心に成果を取りまとめてまいります。この3つの委託は、作業内容を分担しておりますが、一体的に検討していくものです。  まず、委託①ですが、資料右下の内丸地区のイメージパースをごらんください。  赤い字で示しております都市計画道路は、現在のおがみ神社のわきを抜けて、城下方面へJR高架下の道路にじかに接続する形になります。この都市計画道路を県が施行した後に、青い字で書いてある現道が残る部分でありますが、ここを市がコミュニティ道路として整備することにしております。  コミュニティ道路の工事は、路線バスなど自動車交通を考えますと、都市計画道路の完成後でなければ着手できませんが、あらかじめ一体的な設計をしておく必要があるため、今年度、県が行う都市計画道路の測量、設計に並行して市も測量、設計を行うものです。  委託②では、本八戸駅通りを含む内丸地区の街なみ環境について整備方針として取りまとめてまいります。  内丸地区では、これまでも市で制定したまちづくりの推進に関する条例にのっとり、地域方々みずからが行っていくまちづくりの協定について検討を深めてまいりましたが、この進め方は国土交通省の街なみ環境整備事業の考え方に整合しておりますので、国庫補助を得て事業の推進を図るために、この制度にのっとった街なみ環境整備方針を策定したいと考えております。  街なみ環境整備方針を策定する場合には、地域住民等の関係者と事業のイメージを共有していくことが非常に重要になりますので、この資料にも掲載してありますイメージパースを改めてかき直してまいります。  委託③では、委託①で行う設計の方針や委託②で行うまちづくりの決まり事のベースになるデザインコードを策定していきます。  これはまちづくりの考え方の最も基本になる部分で、十人十色の意見が出ると考えられますが、一つにまとめていくことは非常に難しい作業になると考えられますので、熟達した経験者であり、八戸市景観づくりアドバイザーをお願いしております東京大学の堀繁教授から監修を得ながら、地元とも協議を重ね、取りまとめていきたいと考えております。  来年度以降の県・市の事業の見通しにつきましては、今年度の調査結果を踏まえまして取り組んでいかなければならない要素がございますので、進捗状況を見て、今後、要所要所で当特別委員会に御報告していきたいと考えております。  以上で説明を終わります。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆田名部 委員 今、詳しく説明いただいたんですが、説明の中で十人十色のイメージが出てくるかと思うんですが、東京大学の先生がこういうふうなイメージの写真を描いてくれたということなんですが、それぞれ地元の部材を使ってイメージをつくれとか、まさに十人十色のイメージが出てくると思うんです。意見も要望も一緒にしゃべっているんですが、とにかく地元が納得できるような──本当にトップの先生でいいのかなというような疑問を私なりに感じるんです。県産材を使うとか、まさにこの八戸城跡地に合った何かイメージを、城下町と言えば大げさになるのかもしれませんけれども、その辺の景観も十分配慮した形で──我々が生きているうちに多分できると思うんですが、それとあわせて現道の設計、デザインのイメージも恐らくただ道路を遮断させてやるイメージではないと期待はしているんですけれども、その辺の整合をきちっと持ちながらやっていただくことをお願いして、コメントだけもらいます。 ◎田湯 まちづくり文化推進室副室長 本日お配りした本八戸駅通りのイメージパースでございますが、これは昨年度、実施した調査に基づいて、地元の意見を踏まえながら一応たたき台ということでつくったイメージパースでございます。ことし、先ほど御紹介いたしました堀繁教授の監修を得て、これをたたき台として地元の方とさらにこれを詰めていくということを、ことしの予定で考えております。  それから、沿道のまちづくりというのは市独自ということではなくて、あくまでも地元の方々と御一緒に考えていきたいというふうに考えております。  先ほど県産材ということ、地元のものということですけれども、それはこれからのいろいろなデザインということが考えられますので、その中で地元の方々にもそういうお話をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○石橋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました議題はすべて終了いたしました。  この際、その他に何かございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようでありますので、ここで理事者方々は退席されて結構でございます。  御苦労さまでした。  〔理事者退席〕
     ───────────────────────────────────── ● 委員の派遣について ○石橋 委員長 次に、委員派遣についてお諮りいたします。  当特別委員会の視察でありますが、7月26日から28日までの日程で高松市の土地区画整理事業について、高知市の景観計画について視察したいと思います。  視察を実施するに当たり、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、諸般の手続につきましては私に御一任いただければと思います。  御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。  ───────────────────────────────────── ○石橋 委員長 以上で都市基盤整備推進特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時52分 閉会...