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  1. 八戸市議会 2008-09-17
    平成20年 9月 観光開発特別委員会−09月17日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成20年 9月 観光開発特別委員会−09月17日-01号平成20年 9月 観光開発特別委員会   観光開発特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成20年9月17日(水)午前10時01分〜午前10時56分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 大型客船ぱしふぃっくびいなす八戸寄港について   2 元気です!八戸キャンペーンについて   3 蕪島海浜公園水質調査について   4 JRとの連携事業について    (1) 駅からハイキング    (2) 風っこシーガル   5 新たな青森の旅・十和田湖広域観光協議会の設立について   6 種差海岸みちくさトレッキングについて   7 「日韓交流まつり2008 in Seoul」へのえんぶり派遣について   8 踊りに行くぜ!! Vol9について  ──────────────────────────────────────
    出席委員(9名)            | 欠席委員なし)  委員長  石 橋 充 志 君     | 委員外議員なし)  副委員長 大 館 恒 夫 君     |  委 員  島 脇 一 男 君     |   〃   夏 坂   修 君     |   〃   越 後 賢 司 君     |   〃   五 戸 定 博 君     |   〃   伊 藤 圓 子 君     |   〃   東 野 礼 二 君     |   〃   上 田 善四郎 君     |  ────────────────────────────────────── 出席理事者  産業振興部長    高 谷 勝 義 君  産業振興部観光課長 古 舘 光 治 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 山 本 芳 弘  ──────────────────────────────────────    午前10時01分 開会 ○石橋 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから観光開発特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 大型客船ぱしふぃっくびいなす八戸寄港について ○石橋 委員長 初めに、大型客船ぱしふぃっくびいなす八戸寄港について説明願います。 ◎古舘 観光課長 大型客船ぱしふぃっくびいなす八戸寄港につきましては、委員皆様にもお声をかけさせていただきまして、また、岸壁に来ていただきました委員皆様方、ありがとうございました。  きょうは、ごらんのように船長からいただいた船長タラップのミニチュアとか、ぱしふぃっくびいなすのペーパークラフト、これは私どものほうに手伝いに来てくれた大学生に必死につくっていただいたものでございます。実はあと1個つくりまして、それについては当日演奏で協力していただいた白銀小学校吹奏楽部にお上げいたしました。  そういうことで、おかげさまでぱしふぃっくびいなすは、8月30日に無事というか、予定どおり入港いたしまして、乗船されていた皆様は、さまざま八戸を楽しんで次の寄港地に向かわれました。  資料につきましては、これまでも説明している部分もありますので、その辺は割愛しまして、今回は特に行事部分説明いたします。今回、市のほうで特に力を入れたのは岸壁でのセレモニーと市内に迎え入れた際のガイド部分ということになります。  まず、午前8時に入港いたしまして、その際、白銀小学校吹奏楽部皆さんに演奏をお願いいたしました。あと、歓迎に来てくれた市の職員を中心に大漁旗を振るとか、そういった形でのお迎えを行いました。その後、セレモニーを簡単に行いまして、市長並びに船長からあいさつをいただきました。乗っていた皆様も窓からというか船から身を乗り出すようにして手を振っていただくなど、喜んでいただいたという印象でございます。  この日は、そこにオプショナルツアーということで4つ載せておりますが、4つのツアーのうちの特に上3つ八戸市内観光でございますので、これらにつきましては職員を出しまして、ガイドのお手伝いをさせていただきました。このうち1番の八戸半日観光ツアーにつきましては、種差海岸から長者まつりぐ広場ということで回りましたけれどもまつりぐ広場では鍛冶町、十六日町、糠塚の山車を広げていただきまして、鍛冶町の山車組子どもたちがおはやしを奏でてくれました。これには非常にお客様方も喜んでおられました。  それから、2番の南部文化満喫八戸1日観光ツアーでは、種差海岸を見てから島守の山の楽校でそば打ちとか、せんべい焼きの体験をしまして、それから櫛引八幡宮へという形で回りましたけれども、特に山の楽校でのそば打ち体験南部せんべい手焼き体験ですが、これは資料写真の下の真ん中にありますように非常に楽しんでいただきましたし、迎える島守の方々も非常に楽しみながらやっていただきまして、いい交流ができたというふうに思っております。  それから、3番の名勝種差海岸ウォークと港町八戸1日ハイライトツアーのところでは、種差海岸を歩いた後で現地で地引き網体験、これについては種差観光協会方々から御協力いただきました。地引き網体験で揚がってきた魚をその場で焼いて昼食にするということで、これも非常に喜んでもらえたと思っております。  なお、このほかこうしたオプショナルツアーに参加せずタクシーを利用するとか、それから、岸壁と市庁前までのシャトルバス――バスは向こうで手配したんですが、こうした個人で移動する方々もそれぞれ八戸を楽しんでいただきました。個人で移動する方にあわせて私ども南部会館休憩所として準備いたしまして、ここの中では南部達人工房ということで、八幡馬の制作とか桐たんす、それからわら細工の実演などや販売を行いました。できるだけそこで休憩を兼ねながらこうしたものに触れてもらうようにいたしましたが、これもかなり利用していただきましたし、また中心街に来た方については、酒蔵を見ていただくということも八鶴の御協力で行っております。  このように楽しんでいただいたわけですが、また資料に戻りますけれども出港セレモニーということで午後5時から行事を組みました。これにつきましては、岸壁特設ステージ松田民謡クラブ小柴エイ子社中による南部民謡と手踊り、さらに日計えんぶり組の上演を行いました。終了後には、また大漁旗のぼりを使った上での出港の見送りをさせていただきまして、予定どおり午後6時に出港いたしました。  出港に際しましては、ふだんはそれほど鳴らさないと言っておりましたけれども、何度も汽笛を鳴らしてくれましたし、その後、ぱしふぃっくびいなすのホームページにあります船のブログを拝見しますと、今回のツアーでは、この後、小樽、富山、隠岐を回ったわけですけれども八戸分ページ数がほかよりちょっと多いという感じもしていました。  そういうことで、私どもとしては歓迎に対する手ごたえはあったのかなというふうには受けとめております。総合計画戦略プロジェクトにも上げている事業でもありますし、今後もこうした形での客船の誘致については働きかけを続けてまいりたいと考えております。  以上が、大型客船ぱしふぃっくびいなす八戸寄港についてでございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆大館 委員 ここにオプショナルツアーが4つ設定されていて、そのうち3つのツアー八戸市内ということですが、これは事前に種差の風景の写真とかといった情報を提供していたのかどうか。  それから、3つのツアーに参加した方々の反応というのは、それぞれツアーによって違うとは思うんですけれども、その辺の情報が入っていたらお知らせ願いたいと思います。 ◎古舘 観光課長 まず、このオプショナルツアーはすべて客船側で組みます。ただ、私どもからもできるだけ、八戸にも非常にいい観光資源があるということでさまざまな形で資料を提出させていただきました。正直なところ、十和田湖のほうにかなり行くのかなというふうな印象を最初は持っておりました。けれども八戸市内コースを多く組んでいただいたということもあって、こういう結果になったと。この辺はやはり今後の誘致についても同様な形で進めたいと。今回、朝入港して夕方出港していくという形で時間が限られた状況ですので、もう少し寄港時間が長ければまた別な形になるかもしれませんが、私どもとしてはできるだけ八戸観光資源をPRしていきたいと考えております。  それから、回った先での皆様の反応でございますが、まずやはり関西の方が多い、また高齢の方が多いということで、私ども八戸のことについてはどうなのかなという不安がありましたけれども、非常に楽しんでいただけたと。特に先ほどお話ししたお祭りのおはやしを聞いていただくとか、それからそば打ち体験などによる地元の人との交流とか、そういった人と直に接する部分を十分に楽しんでもらえたような印象があります。また、八食センターなどにも御案内しましたけれども、ふだん目にすることのないような食材がたくさんあるということで、その辺についても楽しまれていたという印象を持っております。  以上でございます。 ◆大館 委員 この3ツアーの中で、八戸半日観光の三社大祭まつりぐ広場ツアーがかなり飛び抜けた人数になっていて、お祭りを目当てに来たのかなということがうかがえるような感じがしていますが、これを契機にもっと自信を持ってPRをしていってほしいということを要望しておきます。  以上です。 ○石橋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 元気です!八戸キャンペーンについて ○石橋 委員長 次に、元気です!八戸キャンペーンについて説明願います。 ◎古舘 観光課長 元気です!八戸キャンペーンについて御説明申し上げますが、これは7月24日未明に発生した岩手県沿岸北部を震源とし、八戸市では震度6弱という非常に強い地震があったわけでございます。負傷者並びに建物など多方面の被害があってございます。周辺地域では最大震度を記録した洋野町の被害であったり、それから奥入瀬渓流では落石など、やはりさまざまな形でこの地震被害がもたらされたものですが、八戸市にとりましては、1週間後に八戸市最大の行事である三社大祭を控えた時期ということがありましたので、幸い生命に至るような被害等がなかったということもありまして、地震への早急な対応が必要と考えました。また、地震のあった7月24日の時点で、日ごろお世話になっている旅行エージェントとか旅行関係出版社、そういったところからの問い合わせがさまざまありました。まず、三社大祭はできるのかどうかということが問い合わせの主なものでございました。そういうことで、多くの方々が三社大祭予定どおり開かれるかどうかということについて不安に思っているだろうということを考えまして、早急にまず三社大祭は実施されます。八戸市は被害はありますけれども頑張りますというメッセージを出そうということで、その準備をいたしました。  あわせて、県内では特に十和田湖周辺宿泊施設において奥入瀬渓流の落石でキャンセルが発生するという状況もありました。そういうこともありまして、県の観光局のほうでもその辺の風評被害を抑えるための動きを始めたところでございました。そういうこともありまして、私どもとしてはやはり八戸が元気であるということのキャンペーンを強くしようということで、そういった問い合わせ等については、予定どおり三社大祭を実施しますということで対処してまいりました。  あわせて、八戸三社大祭お通りの8月1日、ここで何かをしようということで、県の観光局とも図りまして、資料の一番上の八戸駅でのキャンペーン、それがまず1つでございます。県の観光局、それから八戸市と十和田市、それからそれぞれの事業者加工業者方々八戸駅に出まして、新幹線おいでになった方々十和田湖源流水と南郷のブルーベリーを配りまして、三社大祭を楽しんでくださいということをアピールさせていただきました。  あわせて、上から2番目のところになりますが、三社大祭行列出発が午後3時でございますけれども、この30分前に「元気です!宣言」を行うことといたしました。これには先ほどの県の観光局、それから十和田市、八戸市はもちろんですが、岩手県から久慈広域観光協議会皆さん、それから洋野町長がお見えになりました。ここで「地震に負けずがんばろう、青森県、岩手県は元気です」ということを宣言しました。これはマスコミの方々にもさまざま取り上げていただきまして、その後このメンバーでお通りの行列に参加しました。そこにあるような形の横断幕とかのぼりを持ちまして、私らは地震には負けていられないということを大いにアピールしたところでございます。  なお、資料の下のところに載せておりますけれども、私どもが日ごろお世話になっている旅行雑誌関係方々とアサヒビールのほうでは、いち早く自社のホームページの中で八戸の三社大祭が無事行われるということを告知していただきました。この辺の協力については非常に感謝申し上げるところでございます。  三社大祭にも関連しますので、次の3ページの資料について御説明申し上げます。ここには、ことしの三社大祭の入り込み数を載せております。三社大祭期間は、前夜祭から含めてちょうど行事がある時間帯はほとんど晴れたんですが、それ以外の時間には雨の心配がある状況で、前夜祭が終わる夜9時少し前になって急激に降り始めたとか、そういうこともありまして、非常に不安定な天気の中での開催となりました。  この入り込み数につきましては、平成18年度、19年度の分も載せましたけれども、三社大祭そのものでまいりますと、昨年度よりは上回ったのかなと思います。その下に載せてありますお祭り広場とか騎馬打毬のほうの人数が減っていますが、8月2日は大体午後3時過ぎぐらいまでかなり強い雨が降っておりました。そういったところの影響があるのかなというふうには受けとめております。  そういった形で、昨年度と比べれば総数としてはちょっと減りましたけれども、お祭り自体の入り込み数としては、昨年度より少しふえたというふうに私どもは受けとめております。  以上が、元気です!八戸キャンペーンについての説明でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 蕪島海浜公園水質調査について ○石橋 委員長 次に、蕪島海浜公園水質調査について説明願います。 ◎古舘 観光課長 蕪島海浜公園水質調査について御説明申し上げます。  既に新聞等でも報じられておりますが、8月上旬に蕪島海浜公園水質につきまして、予備の調査といいますか、今後に向けた準備として調査を実施いたしました。  調査概要のところに載せましたけれども、8月4日から8日までの5日間、毎日4回、2カ所、これは実際、海水浴場になった場合利用する砂浜のところと、その先の少し沖に出たところの2カ所で調査をいたしました。  検査項目としては資料に書いてありますふん便性大腸菌群、それからCOD、これは水の汚れというふうに解釈していただければよいかと思います。あとはpH――酸性度でございます。  これらの結果でございますけれども、一番問題になるのはふん便性大腸菌群の数でございます。調査結果の下のところに入れておりましたけれども水浴場水質判定基準というものがございます。これは環境省で定めている基準でございます。要するに検査した結果がこれのどれに当てはまるかによってそこの水質が決まりまして、ふん便性大腸菌群につきましては、100ミリリットル当たり400個以上が計測されると水浴場としては不適格であるというふうに判断されます。  蕪島海水浴場は、平成14年にふん便性大腸菌群が400個を超えました。その後、平成15年、16年についてもなかなかそれが改善されないため、海水浴場としては開設しないこととして、海水浴場条例の中から蕪島海水浴場を削るという形としました。しかしながら、環境保全課調査しているここ3年ほどの結果を見ますと、実はこの環境省基準を下回るような数値が出ておりました。そういうこともありまして、また以前から地元でも海水浴場を再開して欲しいという希望もありましたので、この調査をしたわけですが、結果としては資料の表に赤字で記載されている数値となりました。400個と比較すればかなり小さい数値が出ている。したがって現時点では海水浴場の開設が可能な数値が出ているというふうに判断します。  この辺は何が改善されたのかということを言いますと、私どもとしてもこれだというふうなことでは断言できませんけれども下水道等の普及、そういうふうなことで全般的に水質が改善されてきているのではないかなと考えております。  いずれにしても、今回の数値環境省基準よりかなり下回っているということから、当然海水浴場を開くことができるという判断が成り立ちます。したがって私どもとしては、海水浴場を開くといいましても、即、そのままどうぞと言えばそれで済むということではなくて、例えば監視体制をどうするか、それから、けが人とかが出たときの体制をどうするかとか、そういった最低限の部分準備しなければいけません。そういったこともありますし、何よりも市として条例から削った経緯もありますので、それはもう一度復活させなければいけません。したがいまして、来年の3月に条例を改正したいと考えています。そうした準備をした上で、再度、来年5月、それから7月に水質調査を行って、そこで今回のような環境省基準を下回る数値が出れば、海水浴場を開設するという形にしたいと考えております。したがって、私どもはこれからそれに向けての準備を進めたいと考えております。まず、そういったスケジュールで進めますけれども、いずれにしても今回の水質調査によってそういった方向を考えておるというところでございます。  以上が、蕪島海浜公園水質調査についての説明でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆伊藤 委員 余り大きい差ではないんですけれども調査した日では午前9時の数値がほとんど一番高く出ているんですが、これはどういうふうに解釈をすればよろしいですか。 ◎古舘 観光課長 何分にもこれまで環境保全課でやっている調査ども日に2回程度でして、こういった形で4回調べるとこういう数値になるということは正直なところ予想はしていませんでした。時間による海流の影響とかがあるのかどうか、その辺はわかりませんが、正直なところ、これについては何とも想像の域を脱することができません。  いずれにしても、調査した日では午前9時の数値が高くて、だんだん下がってくる。夏場の暑いシーズンでしたので、例えば気温が影響するのかどうか。その辺までは確かめられませんが、いずれにしても全体ではそういった傾向が見られることがわかったということでございます。 ◆伊藤 委員 ありがとうございます。  それと、3年間こうして低い水準で安定しているように水質の改善された要因が下水道の普及ということであれば、今後はかつてのような数値が出る可能性というのはまずないだろうというふうな予測をされておられるのでしょうか。 ◎古舘 観光課長 まず、今年と過去3年を含めて、ある程度安定した数値にはなってきているんだろうなというふうに考えます。ただ、やはり海水浴場を開設する上で環境省基準を下回るというのは基本ですので、万が一これを上回るようなことがあれば、そこで一たん中止した上で、きちっとまた考えていかなければならない部分があるかもしれませんが、いずれにしても先ほど申し上げましたように、ここ数年の数値を見る限りは安定してきているというふうに判断しています。 ○石橋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 JRとの連携事業について   (1) 駅からハイキング   (2) 風っこシーガル石橋 委員長 次に、JRとの連携事業について、(1)駅からハイキング及び(2)風っこシーガルについて説明願います。 ◎古舘 観光課長 JRとの連携事業について御説明申し上げます。  ここに(1)、(2)として掲載したものは、いずれもJR東日本が自社で募集して実施した事業でございます。八戸市としてはこれに協力という形でかかわらせていただいております。  まず、(1)駅からハイキングでございます。平成12年からこの企画は始まっているそうで、八戸平成13年度から取り上げてもらっているということで、ことしで8回目になります。  資料の右上の写真、ちょっと斜めにしていますけれどもJRのほうで「駅からハイキング東北版」という冊子をつくって、それを各駅などに置いて参加者を募っています。  3、コースとして、種差海岸駅から書いてありますけれども、その下にある絵の部分が冊子の中の種差海岸のところを抽出したものでございます。JRのほうではこういった形で募集をかけます。ちょっと字が小さくて見えないんですけれども、この冊子の下のところには、関東近辺から乗る場合はこの列車で行って、次に乗りかえて行くと間に合うという時刻表のようなものがついております。  今回、定員が50名だったんですけれども、これに対して59人が応募しております。  (2)で説明します風っこシーガルという特別列車に、八戸駅から乗りまして種差海岸駅で下車してという形のコースになっています。午後1時過ぎからハイキングを始めましたけれども、私どもではこれに4人のガイドをお願いしました。  最後の5、協力とありますが、今回これにあわせてやったことは、1つはまずガイドの手配でございました。それから葦毛崎から鮫駅までについては、いつも走っているワンコインバスの増便を交通部にお願いしました。あとガイドマップの提供とかといったことをやった上で、職員数名がこれに同行して途中事故等があった場合に備えさせていただきました。
     4、参加人員のところに戻りますが、参加者59名のうち関東から51名、東北から8名ということでした。決して大きな数字ではありませんけれども、こういった形でJRのほうで企画していただければそれだけ種差海岸のファンがふえるかなということもありますので、JRには今後もハイキングで取り上げてくれるようにお願いはしております。  次の(2)風っこシーガルですが、風っこシーガルというのは、5ページの一番下の左端に列車写真が載っていますけれども、窓がついていないというか、窓をあけた状態の列車でございます。それこそ風を楽しむような形のもので、これが2両編成になっていまして、昨年から企画されています。ことしも9月6、7日の2日間での運行になりました。全部指定券になっていますので、みどりの窓口に行かないと買えないという形にはなるんですけれども、遠方からおいでの方が新幹線などとあわせて一緒に購入して利用するという形が多かったのかと思っております。乗った方々がどちらから来ているかというのはわかりませんけれども、駅からハイキング参加者構成を考えると、やはり関東圏の方が多かったのではないかなというふうに予想はしております。この列車の運行にあわせまして、私どもの担当が乗車してノベルティ、これは南部せんべいを配布するとか、それからマリエントでは大漁旗を振って乗客の皆さんに楽しんでもらうといったこともいたしました。  今回の2日間のうち7日日曜日は雨でございました。雨ということで非常に心配されましたけれども、この列車は窓をふさぐこともできるんですが、あけたままでずっと走ったそうです。実はこの2両のほかにもう1両、避難用として通常の列車がついているんですが、そちらに避難された方もいたようですけれども、多くの方はぬれてもそのまま楽しんでいたそうです。そういったことで、来ていただいた方には非常に楽しんでいただけたと思っております。  以上です。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  5 新たな青森の旅・十和田湖広域観光協議会の設立について ○石橋 委員長 次に、新たな青森の旅・十和田湖広域観光協議会の設立について説明願います。 ◎古舘 観光課長 新たな青森の旅・十和田湖広域観光協議会の設立について説明いたします。  もう既に7月に新聞等でも設立が報じられておりますので御承知のことと思います。  まず国の動きとしては、平成18年に観光立国推進基本法が制定されたほか、来月には観光庁が設立されることになっております。さらに、観光の充実を進めるため、ことし観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律が制定されました。この観光圏の設置は、要するに滞在促進地区を整備して、いわゆる2泊3日以上の滞在観光をふやそうとするものでございます。1つは市町村、それから観光事業者などで協議会を設立すると。まず、市町村及び都道府県は観光圏の魅力を高めるための整備計画を策定する。その整備計画をもとに今度は事業者が実施計画を作成して、国土交通大臣の認定を受けて事業を行うという形になっています。この法律による認定を受けますと特例措置、それから予算補助や税制優遇、社会資本整備事業とか公共交通への支援などの配慮がなされることになっております。  そういったことで、当初、全国で10カ所程度ということにはなっていますが、どうもたくさん手が挙がっているような実情でございます。  青森県内の動きで説明いたしますと、昨年の秋に、この法律案が示されてから県などとも協議を進めてまいりました。青森県としては、再来年に予定されています東北新幹線青森延伸、これに合わせてこの沿線の八戸、七戸、青森をつなぎ、それと青森県で一番の観光客を迎え入れている国立公園十和田湖を結ぶという形で連携をする。  なお、この構成団体は、地続きで自治体がつながっていないといけないということになっていまして、それでこういった構成になっております。  そういったことで、十和田市を中心に協議を進めてまいりまして、平成20年7月16日に設立総会をいたしました。会長は十和田市長、事務局は十和田市でございます。八戸市長は副会長になっております。協議会には46の民間団体等も参加しておりますので、今後それらの方々とも連携した上で実施計画のほうに持っていけるような準備を進めたいと考えております。  なお、この認定でございますが、10月に観光庁がスタートして、最初の認定を目指しておりますけれども、多くの協議会が手を挙げておるのが現状でございます。私どもとしてはこれについての整備計画の準備は今年度の予算の中で進めてまいりますけれども、仮に予想以上の協議会がそこで審査されるとして、最悪の場合でも次年度にはこの事業の認定を受けて、より滞在数の多い事業をつくっていけるように準備を進めてまいりたいと考えております。  以上が、十和田湖広域観光協議会の設立についての説明でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  6 種差海岸みちくさトレッキングについて ○石橋 委員長 次に、種差海岸みちくさトレッキングについて説明願います。 ◎古舘 観光課長 1から5までの案件につきましては、これまで行われてきたものですが、6からはこれから行われるものになります。  種差海岸みちくさトレッキングにつきまして、昨年度、種差海岸名勝70周年記念渚ミュージアム魅力再発見事業ということで、有名人を招聘して種差海岸をPRしようというイベントを組みました。昨年度は俳人の黛まどかさん、それからエッセイストの山村レイコさんを迎えて2回実施しました。  今回のみちくさトレッキングは、その考え方を踏襲したものでございまして、作家の椎名誠さんをゲストとして開催するものでございます。9月20日午前11時から午後4時までになっていますけれども、椎名誠さんと一緒に歩きながら、デジタルカメラを持参していただきまして、撮影した写真については、北東北のエリアマガジン「rakra」――ラ・クラという雑誌がございます。店頭にも出ている雑誌でございますけれども、これに優秀な作品を掲載したい。それから椎名誠さんはこの雑誌に連載を持っておりますので、そこでも種差海岸のことを書いてもらおうというのが私どもの希望するところでございまして、そういったことを今度の土曜日、20日に実施するものでございます。  今回の事業につきましては、やはり椎名誠さんのネームバリューもありまして、チラシ等で発表して1週間ちょっとで定員に達しました。そのうち半数の方は夜のパーティーのほうまで参加を申し込んでおります。参加者の状況を見ますと、主に市内の方が多いんですけれども、遠方では神奈川の方の応募もございます。いずれにしても、これを期に椎名誠さんの力をかりて少し種差海岸をPRしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  7 「日韓交流まつり2008 in Seoul」へのえんぶり派遣について ○石橋 委員長 次に、「日韓交流まつり2008 in Seoul」へのえんぶり派遣について説明願います。 ◎古舘 観光課長 「日韓交流まつり2008 in Seoul」へのえんぶり派遣について説明申し上げます。  本年は春のシアトルへの派遣がありました。今度、秋にはソウルと海外公演が2回ありまして、非常に私どもとしてうれしいことと受けとめております。  「日韓交流まつり2008 in Seoul」というのは、日韓共同開催文化交流事業ということで行っておりまして、国土交通省、国際観光振興機構、国際交流基金、日韓文化交流基金などの後援をいただいている事業でございます。今月27、28日の2日間、ソウル市庁前のソウル広場で開催されることになっています。昨年は日本から22団体、500人ほどがこれに参加したということでございますけれども、韓国からは日本の倍以上の参加があって1つのイベントを構成するということで聞いております。  私どものほうには、青森県庁を通じて出演依頼がありまして、出演する組を八戸地方えんぶり保存振興会へ会員えんぶり組の中から募っていただくようお願いして、保存振興会で選考した結果、大久保えんぶり組が選考されました。資料にもありますとおり、今回の事業費につきましては日韓文化交流基金、それから青森空港国際化促進協議会のほうからの補助金が出ます。これに八戸観光コンベンション協会からの予算を足しまして、派遣の経費とすることにしております。  大久保えんぶり組には、当初の目的を達して、よりその名を高めてきていただくことを期待しております。  以上です。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  8 踊りに行くぜ!! Vol9について ○石橋 委員長 次に、踊りに行くぜ!! Vol9について説明願います。 ◎古舘 観光課長 では、最後の案件になります。踊りに行くぜ!! Vol9――第9回と訳していただければいいんですが――八戸市第一魚市場公演ということで、タイトルにありますJCDN、資料の黄色い枠のほうについておりますけれども、NPO法人のJapan Contemporary Dance Network――ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク、コンテンポラリーというのは現代という意味にもなりますので、日本の現代舞踊のネットワークというふうに受けとめればいいかと思います。  会議資料のほかにチラシと、それからJCDNでつくった赤いプログラムもあわせてお手元のほうに配付しております。  まず、この企画そのものの出発点は、現在進めております中心市街地地域観光交流施設完成後の活動、特にソフト面での企画を進めていく上で生まれてきた事業でございます。  この事業の中で、立木祥一郎さんという青森県立美術館の準備室、その前は川崎市市民ミュージアムなどにいらして、特に映像芸術などで全国的にも知られている方で、青森に来てからは浪岡映画祭、それから弘前市で行われている奈良美智の企画展、そういったものにも深くかかわっている方でございまして、文化活動、また文化を活用した地域活動などに非常に造詣が深い方でございます。この方が中心街活性化の事業のため八戸市においでになり、私どものほうでさまざま市内を案内いたしましたところ、第一魚市場をごらんになったときに、直線500メートルの施設がアート活動には非常におもしろいのでないかという提案があり、それがさらにJCDNのほうに伝わりまして、確かに発表の場としてはとてもおもしろいということで、今回の企画が固まってまいりました。  この踊りに行くぜ!!というのは、先ほど第9回と言いましたけれども、これまでも何度も全国で行われてきておりまして、県内では青森市や弘前市でも既に開催されています。そういうことで次は八戸市でということもあったんですが、これは今までとは比較にならないようなインパクトの高い発表ができるということでJCDNでも判断しておりました。  観光課としてのかかわり方で申し上げますと、こういった発表の場、これを単にダンスの発表だけでなくて地域活性化の一助になるような形で考えたいというふうに私どもでは考えました。そこの資料の下に共催イベント・事業とありますけれども、現在、地元のほうでは、鮫元気大作戦という形で地元を活性化するさまざまな取り組みをしております。それから鮫観光協会、種差観光協会とあわせまして、左側の黄色い枠にある、磯っ食物語&グルメ童話食楽PR大作戦というふうな企画も今進めております。これにプラス地元のほうで秋の行事としてやってきていました、さめ味覚まつり。ですからこういったさまざまな地元の動きを取り込んだ形で、単にダンスだけのイベントではない形で楽しんでもらおうということで企画し、現在その準備を進めている状況です。これにつきましては本日出席の島脇委員にもさまざま地元のほうで御協力をいただいております。  イベントの内容でございますが、黄色いチラシの表のほうを見ていただきたいと思います。10月12日日曜日、午前11時から午後9時までのイベントです。このうち先ほどお話ししたダンスの部は夜7時から9時まで。その前は、地元の人たちにさまざまやっていただく形になります。チラシの裏をご覧いただきまして、踊る大魚市場と一番上についているところでございますけれども、このうち全国的に有名な踊りをしている方々が3組出ます。夜7時からのダンスの部なんですが、金魚、小松卓司、ピンクと、この3組は全国レベルでJCDNが選考した方々です。このうち、ピンクには磯島未来さんという鮫出身の方が入っていまして、この方は来月から2年間、文化庁から研修員として派遣されることが決まっている将来有望な方です。そういう意味では地元への凱旋ステージになるかなと思っています。そういった全国レベルの方と、それから、鈴木彩乃、DANCE WAGは、地元の出演者としてJCDNのほうで選考した方々です。こういった方々が夜7時から9時までの部で出演するわけです。  あわせて、さめ味覚まつりということで、地元の食の出店、それからステージ披露ということで鮫神楽の方々にもお願したいということで今進めております。さらに、八戸前沖サバブランドのブースを設けようということにもなっています。  そういったことで、今回のイベントというのは第一魚市場という地域資源を活用しての参加型のアートイベントという言い方ができると思います。今まで魚市場を見ていた視点とちょっと違う視点でそこを活用した上で、ふだん余り目にすることのないアート活動に触れる、そういった新しい取り組みということで大変興味深いイベントと言えるんじゃないかなと思います。何よりもこういった形で地元の人たちと一緒に全国レベルの方も交えてイベントをするということは、地元の方たちのこれからのイベントへの取り組みに何らかの刺激があるはずだと。それをできるだけ今後の地域イベントに生かすような方向でかかわっていただければというふうに考えております。今回は、そういう形での1つのきっかけづくりにもなるのであろうと考えています。  これは公になったのが9月の初めということで、1カ月ちょっとの準備でかからなければならないイベントですが、現在、地元の人たちも含めてのさまざまな準備が進められておりますので、委員皆様方にもぜひこの行事を楽しんでいただければと思います。  なお、主催者側で準備したチラシの中に1つミスがありまして、裏の下のほうにJR時刻表を入れたんですが、本八戸駅の時刻のところに陸奥湊駅の時刻が載っておりますので、今その修正を求めているところですが、もし列車を利用の方は、お間違いのないようにお願いしたいと思います。  以上が、踊りに行くぜ!! Vol9についての説明でございます。 ○石橋 委員長 ただいまの説明について御質問ありませんか。 ◆夏坂 委員 チケットの料金がカンパ制となっていますが、詳細を教えていただけますか。 ◎古舘 観光課長 この踊りに行くぜ!!は、ほかでは建物の中など閉じられた空間などでやりますので、チケットを買ってもらって公演するのですが、今回はできるだけ高校生とかにも見てもらいたいということが主催者の意図としてあります。したがって、幾らとは決めないけれども、カンパの箱を用意するので御寄附をお願いしたいと。高校生の皆さんも、帰りの交通費を工面した上で自分の小遣いの範囲内で払える分を払ってもらえればいい、そういう形でのカンパ制になっています。ですから私どもとしてもできるだけ多くの人に参加していただいて、少額ずつでも多くの人が集まれば少しカンパがふえるだろうと思っていますし、できるだけそういった形での協力皆さんに呼びかけてまいりたいと考えております。 ◆夏坂 委員 電話予約と書いていますけれども、予約しなければならないということですか。当日、そのまま行ってもいいんですか。 ◎古舘 観光課長 電話予約となっていますが、当日でも構わないです。 ○石橋 委員長 他にありませんか。 ◆伊藤 委員 この事業は、文化庁の芸術団体人材育成支援事業と書いてありますけれども、そうすると財政的には、市の持ち出しというのは全くないということですか。 ◎古舘 観光課長 このJCDNの事業は、今御指摘のとおり文化庁からの支援をもらいます。それからアサヒビール芸術文化財団とかそういった企業文化財団からの支援などもあります。ダンスのイベントそのものに関しての市の持ち出しはありませんし、さめ味覚まつりにつきましても私どものほうでは、これまで全く予算化はしてございません。そのため、職員の労力等による支援はできるだけしたいと。あと予算にかかわらない部分ではできるだけ協力はしてまいりたいというふうに考えております。 ◆伊藤 委員 このせっかくのいいチャンスを最大限に生かすためには、観光課と中心市街地活性化推進室、またこういうそれぞれのイベントに携わる方々が、それぞればらばらというよりも何度か事前に協議を重ねて、さらにここに付加価値をつけていくという意味では、多少そういう場をつくるための経費なども出てくるかと思うんですが、多少かかっても盛り上げることには大いに手をかして、あるいは力をかしていただければと御要望しておきます。  魚市場を、私はこういうステージとして使えないかなというのは前々から思っておりました。海側から見ますと、オーストラリアのオペラハウスじゃありませんけれども八戸のオペラハウス的な場としても――ただ、時期が10月に入ってしまうので、夜間は寒くないかな、かなり温かくして行ったらいいのかなと思いながら見ていましたが、もう少し時期的に、本当にさわやかな海風を浴びながらやれたらもっと盛り上がっていくというふうに思うので、これを契機として、魚市場の活用ということにもさらにつなげていただけるような事業をしていただくよう要望しておきます。 ○石橋 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件はすべて終了いたしました。  それでは、この際、その他で何かございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○石橋 委員長 ないようであります。  ────────────────────────────────────── ○石橋 委員長 以上で観光開発特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時56分 閉会...