○
議長(
髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。
本
議案について、原案のとおり可決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
髙杉正美君) ご
異議ないものと認めます。よって、
議案第1号については、原案のとおり可決されました。
次に、
議案第2
号平成24年度
鹿角市
一般会計補正予算(第7号)についてを議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君)
一般会計補正予算(第7号)をごらんいただきたいと思います。
平成24年度
鹿角市
一般会計補正予算(第7号)でございます。
歳入歳出予算の
補正、第1条ですが、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億8,662万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ194億5,687万1,000円といたします。
補正の款項の区分は第1
表歳入歳出予算補正、また今回は第2条で
継続費の
補正、第3条におきまして
地方債の
補正を行います。後ほどご
説明いたします。
平成25年1月28日提出。
鹿角市長。
4
ページをお開きいただきたいと思います。いずれも(仮称)
学習文化交流施設整備事業に関する
継続費の
補正並びに
地方債の
補正でございます。
この
継続費、
地方債の
説明の前に、必要になった経緯についてご
説明させていただきます。(仮称)
学習文化交流施設建設工事につきましては、去る1月15日に
入札を行い、不調という結果に終わりました。
入札は
条件付一般競争入札で、
予定価格は
事前公表をいたして実施しました。
入札参加資格は
共同企業体とし、3社から申し込みがあり、このうち2つの
共同企業体から
入札前に
入札辞退届が提出されました。辞退の
理由につきましては、1つは
見積金額が
公表予定価格を上回ったため、もう一つの
共同企業体の
辞退理由は諸般の事情のためでございました。このため、1
共同企業体の参加で
入札を実施いたしました。しかし、その結果、
予定価格を上回る
入札であったために無効となり、
入札は不調に終わりました。この不調に終わった原因につきまして
設計者を交えまして協議を行いましたところ、その原因といたしまして、
東日本大震災復興事業で膨大な
インフラ整備と
住宅等の
建設ラッシュで資材並びに
人件費などが全国的に高騰していること、また、
消費税の増税前の
建設需要が増加していること、また、
建設業界の
人員不足が顕在化していることなどが挙げられました。この協議結果を踏まえまして、市といたしましては、
当該施設の
実施設計は昨年2月に
契約を締結して8月末に完了したものでございますが、それからこれまでの間における
資材等の
値上がりなどを含めて現在の
実勢価格で積算し直した上で不足する額を
予算に追加して、改めて
入札を実施することとさせていただきたいと思っております。
これから追加する
予算の内容を
説明させていただきますが、
社会経済情勢に対する判断と対応が不十分でありましたことを大変申しわけなく思っております。おわびを申し上げます。
説明をさせていただきますので、どうかご理解くださるようお願いいたします。
それでは、第2表
継続費の
補正をごらんいただきたいと思います。変更でございます。2款1項(仮称)
学習文化交流施設整備事業でございます。
補正前の総額に3億8,300万円を追加いたしまして、
事業費の総額を40億4,342万4,000円といたします。これにつきまして
年度割の
金額はそれぞれ増加いたしておりますが、この3カ年
度増加分を足しますと3億8,300万円になります。今回の
平成24年度
予算につきましては、3億8,300万円のうち2億2,962万6,000円を追加いたしまして、
平成24年度の
年割額を15億8,177万5,000円とするものであります。
次に、
地方債補正のほうをごらんいただきたいと思います。この
平成24年度の
追加額2億2,962万6,000円のうち、財源といたしまして
過疎債を追加する
金額は1億320万円でございます。この
金額を
補正前の5億1,000万円に加えまして、
補正後の
起債借入額を6億1,320万円とするものでございます。
9
ページをお開き願います。歳入でございますが、
財政調整基金1億5,742万6,000円を繰り入れます。
まちづくり基金1億2,600万円につきましては、(仮称)
学習文化交流施設整備事業の
追加分に充当する基金からの繰り入れでございます。
20款市債につきましては、先ほど
地方債で
説明を申し上げたとおりの追加の
金額でございます。
11
ページをお開きください。2款1項1目15節(仮称)
学習文化交流施設整備事業でございます。先ほど申し上げました全体
事業費の
追加額のうち
平成24年度の
事業費に追加する
金額が2億2,962万6,000円でございます。
3款1項1目13節
福祉基金運用事業軽度生活援助サービス委託料200万円でございますが、
高齢者宅の間口の
除雪サービスをいたしておりますが、
利用者増によりまして
予算を追加するものでございます。
8款2項3目11節並びに13節でございますが、
除雪対策事業にかかわる
追加金額でございます。今後不足が見込まれる
除雪経費といたしまして、
除雪委託料ほか
需用費を追加いたしております。
以上で
説明を終わります。
○
議長(
髙杉正美君)
提案理由の
説明を終わります。
これより質疑を受けます。
議案第2号について質疑ございませんか。
和井内貞光君。
○5番(
和井内貞光君) 何点かお伺いさせていただきます。
今
説明がありましたように、1月15日、
入札をしたと。2社が辞退をしたと。1社は
金額が合わなかったということ、1社はその社の事情というか、諸般の事情ということだそうでして、1社は
予定価格よりも多く札を入れたということで、これが不調に終わったという
説明をいただきました。
設計の発注は2月にやって8月に
設計が上がってきたんだということであります。この
業者はたしか仙台の
業者さんだと思ったんですが、いずれにしても
全国規模の
業者さんだと思いますので、その辺については資材の
値上がり等々については十分理解できている
業者さんじゃないかなと私は思うんですけれども、非常に残念な結果になっているなと思います。
少し伺いますけれども、
設計が8月にできたということでありますので、確かに8月に手渡されたのかどうか、これがまず1点です。
それから、
入札をするためには
設計図書を正確に審査をして、事業全体に不都合が生じないように万全の注意を払って
入札事務を行う義務がある。そのように思うんです。その審査についてはいつだれがどのようにして審査をされたのですかということが2点目でございます。
それから、
入札を行うに当たっては事務の手続としては
担当者から上司に決裁を仰ぐわけなんです。市長は何月何日にこの
設計で
入札に関する決裁をされたのですか。また、
予定価格はいつ、何月何日付で
予定価格を入れましたか。伺いたいと思います。
それから、
設計業者と
契約を結んでいると思いますけれども、その工期が2月の発注、8月の
完成ということだそうですが、正確にお知らせいただきたいと思いますが、いつからいつの
契約だったのか、
契約金額は幾らであったのか。今回この3億8,300万円が追加されることによって、その
契約金額、
設計業者との
契約が
設計額の何%ということで
契約をされているとすれば今回の
契約で変更
契約しなければいけないと思うんですけれども、それがどういう形になっているのか伺いたいと思います。
それから、これは3回しか立たれませんので、大変申しわけありませんが、少し質問をさせていただきたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。
この
学習文化交流センターの
事業費、いったい幾らになるのですか。どんどんとこういう形で増額増額されているということは非常に不安を感じるんであります。私はこの
交流施設の建設について反対するということは毛頭ございません。しかし、こういう形でどんどんとふえていくということに私は非常に不安があるんです。この
議案を手にしたのも25日金曜日の午後3時であります。これでこの
議案を精査しなさいといわれてもなかなかこれは至難のわざでありますので、その辺を含めて
提案の配付についてもお願いしたいと思うんですけれども。
もう一つは、この新しい
設計というんですか、これがいつできたのかですね。そして誰が審査をしてこの
金額になったのかということを伺いたいんですけれども。21日の段階ではこれがまだ
設計中であるという話を伺いました。この
臨時議会を招集する月日が21日付の招集なんです。どうしてこういうことをするんですか。私は非常に不思議でなりません。まだ
設計も上がっていないのに
臨時議会を招集しているんです。私はこれは全く承服しかねます。もうちょっと慎重にできませんかねということが本音であります。したがって、その辺をお伺いさせていただきます。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) さまざまな点につきまして
日付関係の確認がございましたが、その日付につきましてはただいま問い合わせますので、少々お待ちいただきたいと思います。それ以外の点につきまして私のほうからご答弁いたします。
最初に資材の
値上がりを想定できない
業者のあり方がどうであったのかということでございますが、仙台の
設計者といいましても本社は東京にございます。もちろん全国的な仕事を展開している
業者でございます。全国的には
平成23年3月の震災以降、特に秋以降に
工事ラッシュがありまして
資材等の単価が急速に上がっているという情報がございましたので、この
設計を行っている時点でもそのような状況は十分察知できたわけでございます。ただ、今年度に入りましてまた一段とその増嵩があったということで、震災のあった3県につきましては国土省も含めまして高騰に合った変更
契約をすべきだという対応をしているようでございますが、私どもといたしましてはそれも見越した上の
設計ではございましたが、それ以上の資材・労務費の高騰があったというとらえ方をしております。
それ以降の審査、
入札、
契約予定価格の設立日につきましてはちょっとお待ちいただきたいと思っております。
それから、
事業費が増嵩いたしましたことに対しまして不安があるということでございますが、先ほど申し上げましたように、当初想定していなかった
事業費といたしまして3億8,300万円の追加をお願いしなければならなくなったこと自体につきましては大変申しわけなく思っております。ただ、そのためにもこの
金額で他の事業に影響を与えることはならないと思っております。この
追加分の財源といたしましては先ほど申し上げましたように
過疎債を充当すると、確かに借り入れではございますが、現在市が対応し得る起債の中では最も有利性のある起債だと思っております。それから、この事業のために積み立てております
まちづくり基金を活用させていただくと。従来より
事業費には基金を充当しておりますが、この
追加分でさらに基金を使うわけでございますが、基金そのものがこのような事業に充当する目的基金という形でございますので、ぜひこれを活用させていただきまして事業に支障がないような取り組み方をさせていただきたいと思っております。決してほかの事業を取りやめるとかほかの
事業費を削減するという不安のないように対応してまいりたいと思っております。
それから
議案の提出につきまして、21日時点では
補正額が決まっていないのに議会を招集するのはどういうことかということでございましたが、招集時点では案件を告示するということでございますが、他の一般の
予算補正の時点でもそうでございますが、
議案の配付までには精査を重ねますといろいろ動く
可能性がございます。今回は動くというよりも積算がその時点でぎりぎりだったと。ただ、議会も本日開催いただいて、なるべく早く決まり次第、次の手続に取りかかりたいという私たちの気持ちがございましたので、こういう取り組みになってしまいました。
金額が決まらないうちに招集すること自体どうかということではございますが、こういう場合でございますので、不可能な手段ではないと思いまして対応させていただきました。
説明のほうにつきましては今後とも十分にさせていただきたいと思っております。そういうことで、
議案の配付につきましてもそういう
理由でございますので、どうかご了承いただきたいと思います。
新しい
設計につきましては、新たな変更
契約によりまして
契約価格を増加するということではなく、現在の
設計の一連の業務の中の最終的なアドバイスという形で、この
設計の
金額を現在の実勢に合わせた資材・労務費によりまして再積算をしていただきました。
以上でございます。
○
議長(
髙杉正美君)
和井内貞光君。
○5番(
和井内貞光君) るるどうのこうのと言っているんですけれどもね、8月に
設計が上がっているわけですよ。そして
入札を今したと。その
設計についてもきちんと精査をした上でかけたわけでしょう。
予定価格もそれによってやったわけでしょう。
設計業者が東京だと言うけれども、仙台から来てやっているんじゃないですか。仙台から来てやったかどうかそれはわかりません、東京から来ているかもしれません。しかし、この今、日本の社会の中で復興復興というような言葉でずっと労務費でも資材でも上がっているということは当たり前の常識なわけですよ。それは8月から今まで何%上がったかわからないですけれども、何%上がったからその分
入札をかけてみて、そしていや実は合わなかったから何か追加するというふうにしか私には見えないのです。実に私はそのやり方がおかしい。いわゆる
過疎債であっても、これは、幾ら有利な資金だと言っても、いわゆる借金なんですよ。今度我々の後ろには市民がいるんです。今、灯油が
値上がりして大変なんです、市民の生活が。電気代が上がって大変なんです。あるいはこうしたものは少し、しようがないとは思うんですけれども、これが少しでもそちらのほうの所得制限をするなり、何かそういう手助けになるような手法だってあるんじゃないですか。私はこの3億8,300万円、非常に大きい
金額だと思います。手続についてもそうです。私はそういうことを考えて市政を進めてほしいと思います。
それで、私はこう思います。やはりこれはきちっと全員協議会でも開いて
説明をしていただいて、そしてこれは
提案し直しされたらいかがですかと私は思うんです。資材が
値上がり資材の
値上がりといったって資材だけの話か労務費だけの話かわかりません、中身が全くわからないので、そこまで聞くわけにも、聞いてもわからないと思いますけれども、私はこのぐらいの3億8,300万円という追加ですので、もう1回これを修正といいますか、この部分を今回の
議案から取り下げをして、そしてこの2つの除雪の対策についてはこれはやむを得ないと思いますけれども、この(仮称)
学習文化交流センターのこの
予算については今回一旦取り下げをして、そしてもう1回きっちりと
設計から何から精査をして、そして全員協議会でも開いて
説明した上で再
提案をされたほうがいいのではないかと。そのほうが、議会はもちろんすっきりすると思いますし、市民だって物すごくわかると思うんです。理解できると思うんです。どうかそういう形で進めていただければありがたいと私は思いますので、このことを申し上げさせていただきたいと思います。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 私もそのような軽い気持ちでご
説明申し上げたつもりはございませんが、先ほど申し上げましたとおりその気持ちですが、ただ、事業を続けさせていただきたいという気持ちは大変強く持っております。ただいまの和井内議員のご質問にありましたが、そのような不落になるような対応がどうなのかと、真剣にやっているのかどうかというニュアンスに私はとらえたわけですが、もちろんきちっとした手続でやっております。
入札でございますので、大丈夫だと、もちろん
設計も適切、
予定価格も適切ということで、それを前提に
入札を行いました。ただ、結果といたしましては、不落というものは
入札にはあるということは私どもも承知しておりますが、その前の手続が不落になったことで正しくなかったということではなくて、私が先ほど申し上げました状況を読む判断と対応が事務的に私どもが足りなかったということであったと思っております。大変申しわけなく思っております。その後の手続につきましてはいろいろやってきたわけでございますが、この不落になったこと自体に非常に疑問を感じておられると私は受け取っておりますが、実際には宮城県あたりでも、震災地でございますので私ども秋田県とは違うわけでございますが、
平成24年4月から7月までは発注する工事の約31%が不落になっております。実際に、申し上げましたように状況はこことは違うとは思っておりますが、そういう影響が全国的にも拡大してきているという状況でございます。これは不落に対して非常に疑問を感じるということについてのお答えのつもりでございます。
それから、この
予算からこの
事業費を除いて全員協議会でということでございますが、ぜひこの
補正予算で議決をいただきまして、この次の定例会中には
契約議決を可能であれば
提案させていただきたいという考えのもとに、定例会の前に
臨時議会をお願いして今回
説明をさせていただいております。ぜひそのような形でお願いしたいと思います。
これまでもこの施設につきましては、必要性ということでは十分にご
説明申し上げさせていただきました。4つの機能のうち3つにつきましては老朽化があるということで建てかえが必要だと。また、中心市街地のあり方から申しましても、あの空き地をあのまま放っておくことよりも、決まった目的で速やかに活用することが街の活性化のためにもいいと、こういう形で市民の方からも再三集まっていただきましていろいろな意見を反映させていただきましてできた
設計内容であります。ただいま管理運営につきましても市民の皆さんのご意見をいただいておりますが、そういう観点からも、ぜひこの事業を当初の予定どおりに進めさせていただくような皆様のご理解をお願いしたいと思います。
それから、先ほどお待ちいただいた日にちについてでございますが、
完成届は8月31日でございました。これにかかわる審査も同日に行っております。担当は政策企画課の課長でございます。同日市長にも報告をいたしております。
実施設計にかかわる
契約期間でありますが、2月24日から8月31日まででございました。
以上でお答えを終わります。
○
議長(
髙杉正美君)
和井内貞光君。
○5番(
和井内貞光君) 答弁漏れがあるようですので、これはカウントしないでください。
いつ起案を上げて、いつ決裁されたかということです。それから
予定価格はいつ入れたかということです。調整したかということです。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 起工でありますが、12月7日でございました。
予定価格の設定日は12月11日でございました。
○
議長(
髙杉正美君)
和井内貞光君。
○5番(
和井内貞光君) よそのほうはわかりません。31%が不落になっているから、ここにあっても当然のようなお答えですけれども、私はそういう答弁はおかしいと思います。とんでもない話です。不落は不落であったということ、それから、
設計がやはり私は基本的にはおかしかったのではないかなと思います。1回
入札してからその
金額が合わなかったと。慌ててまた
設計をし直して足さなければいけないのかなという感情を持たれるということなんです。それ自体が私は非常に、そういうことを市民の皆さんにも不安を抱かせる1つのことだと思います。私は決してこの建物を、いろいろまた
説明されましたけれども、この建物を建てることに対して反対しているのではないのですよ。これはやはり必要なこととして私らも今まで取り組んできていますので、それはぜひ建ててもらいたいと思います。この本体工事が、最初に
金額が示されたのが
平成22年3月時点ですよ。これは本体工事が27億2,000万円です、27億2,000万円。これが2回目の全員協議会、
平成22年7月だっけか、2回目に開かれたときには30億8,000万円です。それで今回40億円超えているではないですか、本体工事が。こういう形でどんどんと上がってくるということに不安があるということなんです。まだまだこれ多分上がっていくでしょう。ですからこれはそういう必要があるのであればやはり全員協議会か何かを開いてきっちり
説明をする必要が私はあると思います。ですから、もう1回申し上げますけれども、今回これを取り下げをして、そして再度全員協議会でも開いて再度
提案するという手法が、そういう手法をとってきっちり
説明責任を果たしてからでもいいのではないかと私は思っているんです。ですからきょう慌てて
臨時議会を開かなくても、すぐ議会が始まるわけですから、そのときだってよかったんではないかなと私はそういうふうに思っていますので、そのことについてはもう一度伺います。いかがですか。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 和井内議員の言われる慎重な対応というご発言だと思います。重々そのとおりだと思っております。ただ、私どもといたしましても先ほど申し上げた
理由に尽きるわけでございますけれども、この事業のこれまでの経緯、市民の期待ということからいいましても、順調に進めさせていただきたいということで、この次の定例会に
提案できる日にちから逆算して
臨時議会という対応をさせていただきました。この事業の必要性につきましては申し上げたとおりでございますので、全員協議会で
説明が必要だという点がございましたら、この場で言っていただければ、可能な範囲で精いっぱい誠意的にご答弁したいと思っております。
○
議長(
髙杉正美君) 宮野和秀君。
○13番(宮野和秀君) 私は早く進めたほうがいいと、そのように思っています。というのは、これは震災前からの、主として文化の発祥の起点づくりということで今までいろいろ議会に
説明がありまして進めてまいりました。その後、震災があってこういう、今、影響をこちらのほうでも受けて、
金額的にもめているところなんですが。
設計と、それから市当局の
担当者、これは何回かここまで来る時点で
値上がりを想定しながら今まで計画してきたと、そのように思っています。最終的にまた今どんどん
値上がりしてきたので、この3億何がしの
設計増が必要だと、これはわからないでもないです。ただ、今この機会を逃がしてしまえば、また資材その他が値上がってきます。そうすれば本当に市民が期待しているそのものが、施設ができるかできないか。今この機会を逃がせばもうちょっと不可能になるんじゃないかと、そう思われます。だからこれを全員協議会にかけてこのいきさつを
説明、いや、私は特にそういうことは必要がないんじゃないかと思っています。以上で終わります。
○
議長(
髙杉正美君) ほかに質疑ございませんか。
栁舘一郎君。
○9番(
栁舘一郎君) それでは私からも二、三ご質問させていただきたいと思います。この件に関して全員協議会を開く云々という質問ではございません。
私は当初からこの学習文化
交流施設の建設については基本
設計の段階から慎重を期して進めるべきだということで、当初から基本
設計をきっちりやってくださいと、きっちりやった上で
実施設計をやってくださいということを一般質問でも何度となく申し上げてきました。これはやはり最終的に40億円を超える、当初は35億円ぐらいでとまるのかなと自分でそう思っていたんですが、結果的に今、
提案されておるのは40億円を超えたと。その辺は和井内議員も心配されておるとおりでございます。私は、今、東日本大震災云々というのがありました。資材高騰云々がありました。しかしながら、基本
設計に取り組んだのは震災以降なわけですね。そして年度をまたいで
実施設計をされたと。2年間にまたがってきっちりとした基本
設計、
実施設計をやっておるわけですね。それが8月には終了したと。その間、
設計業者はもちろんでございますが、当局もいろいろと議論、精査されたことと思います。そして先般行われた
入札に関しては市長はもちろんですが、自信を持って臨んだと思うんですね。多分それが結果的に不落になったということで当局は大変落胆しておるのかなと私はそう思っておりますし、そのニュースを聞いて大変残念に思っておりました。それが15日ということでございます。やはりこれではどうもならんと、精査した結果ですよ、やはり相当な
実勢価格との開きがあるということで、
設計業者を交え、さらに精査を加えて今回の
補正に臨んだと。その
金額が3億8,300万円と私は理解してございます。
そこでお伺いしたいのは、2年間、足かけ2年にわたってきちんとした基本
設計、
実施設計をされて出た結論が、意に反して不落になったと。そこで精査したとはいうものの、1週間だけで3億8,300万円の
補正増額をお願いすると。多分寝る暇も惜しんでやったと思いますよ。その努力に対しては敬意を表するわけでございますが、ちょっと性急過ぎやしないかという不安が残るわけですね。これで万全なんだということで、次回計画された2回目の
入札においては万全を期して臨むので100%落札できる
金額だと、そういう自信を持って今回の
臨時議会に
補正を出されたと思うわけですね。まずその辺をお伺いしたいと思います。そういう強い決意、信念のもとに今回この3億8,300万円の増額
補正を出したのかと。万が一ですよ、もしこれでも不落になるのであれば、建設自体諦めざるを得ないというくらいの気持ちを持って出したのかどうか、お伺いしたいと思います。よもや今度また不落になったら、やはりさらに
実勢価格を読み誤ったと、さらにもう何がしかの増額をお願いしたいということも想定しておるのか、お伺いしたいと思います。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君)
入札でございますので、ここで確実にということは言葉では申し上げることができませんが、ただいま栁舘議員がおっしゃいましたようにこの
金額で大丈夫だという気持ちでは
入札を行いたいと思っております。
先ほどの短い期間の間で再積算をしたことについてでありますが、大変
設計者のほうからは急いで積算していただきました。ただ、
設計の内容を変えるということではございませんで、
金額的な見直しを行ったということで、こういう時間の中で対応していただいたということでございます。
○
議長(
髙杉正美君)
栁舘一郎君。
○9番(
栁舘一郎君) やはり今回の、
部長が言われることは理解しないわけではないですよ。しかしね、3億8,300万円ですよ。毛馬内の体育館はあれ何ぼでできましたっけ。
金額はあえて言いません。それを上回る
金額がぽっと1週間で出せますかという話。私は皆さんは信用していますよ。むしろこうなると、
設計業者、ちょっと不安で、信頼できませんね。だって多分
設計業者も、さっき東京、仙台というお話があったんですが、九州だろうがどこだろうが関係ありませんよね。東北を知らない、本社が東京の会社だから状況の把握が甘かった、とんでもないですよ。例えば今回の復興
予算だって5年間で前政権では19兆円の復興
予算を組みました。今回は資材云々、
消費税云々関係なしに25兆円というのを出したわけですね。それには少なくとも資材高騰とかというのはうたっていないですよ。うたってなくたってそれは当然のことだからうたわないわけですね。ですからその点では、資材高騰だってたった今のことですよ。別に去年の暮れで去年の8月9月以降、猛烈に上がったということは新聞で私は見ていません。それは幾らかは上がっているでしょう。実際復興
予算をつけたってまだ消化し切れていないじゃないですか。資材がまるっきりないということはないじゃないですか。ただ人手は足りない。これは聞いています。ですからその辺は言いわけとしてはわかるんですが、なかなか市民に訴える力はないような感じがするわけですね。ですからもう一度お伺いしたいと思います。今回、この3億8,300万円、私も和井内議員同様早く速やかに建設していただきたい。反対するものではないんです。しかしですね、やはりこれだけの
予算を使う大事業でございますから、それなりの決意を市民の皆さんに出してほしいわけですね。ですからもう一度お伺いしますよ。この今回の
補正、十二分に検討を重ねた結果の3億8,300万円だと思うんですよ。本当にもしこれで不調になるんだったら腹をくくるくらいの気持ち、不退転の決意で臨むということをきっちり言ってくださいよ。そうすればまあこれは認めたいと思いますよ。まあ私1人認めてもどうなるものじゃございませんがね。心構えの問題ですよ。それくらいの決意で臨んでいただきたいと。いかがですか、市長。
○
議長(
髙杉正美君) 副市長。
○副市長(阿部一弘君) 私のほうからご答弁申し上げたいと思います。今、栁舘議員が言われたように今回の不調については大変残念に思っておりますけれども、その後、本当に精力的に精査をしていただきましたし、
設計業者のほうからは。それで、あの膨大な
設計になるわけですけれども、今の
設計のシステム上では
設計内容を変えるわけではなくて単価等の見直し、見積額をそれぞれ
実勢価格をとって、そして入力すればまあさっと出てくるわけですけれども、それを各費目ごとに全て積算をさせております。そういう大ざっぱな積算ではなくて、各費目ごとに積算した結果こういう額が出てまいりましたので、私どもとしてはこれでできるだけのことはしたと思っておりますので、これで
入札をさせていただきたいと。ただ、それで、相手のあることですので、これが確実にそれでは落札になるかということは申し上げることはできませんけれども、そういう覚悟で来ております。先ほど議員もおっしゃられたようにここ三、四年、時間をかけながら、市民のワークショップを繰り返しながら、要望を取り入れながらここまで進んできた施設でございます。ぜひこの施設を予定どおり建設させていただきたいし、ぜひこのスケジュールも総合計画の中で実施計画のスケジュールどおり進めさせていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。
○
議長(
髙杉正美君)
栁舘一郎君。
○9番(
栁舘一郎君) 副市長、全然気持ちが伝わっていませんよ。私は決意を聞いているわけですよ。今の経過とか、
入札の結果がどうなるかということを聞いているのではないですよ。臨む姿勢を聞いているわけですよ。これ今回例えば来月の定例会にはこれ以上はないという
議案を提出するわけでしょう。精査に精査を重ねた上での
議案を出すわけでしょう。自信を持って出すわけですよね。今回だってそうなんですよ、
補正とはいったものの。私は来月の定例会に出される
平成25年度
予算よりも、こっちのほうがむしろ大事な面があるのかなと、そう思っていますよ。それで聞いているんですよ。それでね、私が賛成したって皆さんが反対すれば通らないということもあるわけですから。私としてはですよ、今、3億8,300万円の増額
補正で通していただいたと。この案件は最良、最善のものなので、もしこれでも落札する
業者がなかったら、それはむしろ
業者のほうに問題があるんだというような気持ちで、本当にだめだったらこの施設に関しては再考しますよと。さらにまた増額
補正をお願いするんじゃなくて、ゼロから考えを新たにして取り組みますよというくらいの不退転の決意で臨んでいただきたいということを言っているわけですよ。それに対してイエスと言ってもらえばそれで結構なんですよ。相手があることなんて関係ありません。これで落とせないような
業者は排除してください。そういう決意で臨んでいただきたいと、こう思います。
○
議長(
髙杉正美君) 副市長。
○副市長(阿部一弘君) そういう決意で積算したつもりでございますので、ぜひこれでお願いをしたいと思います。
○
議長(
髙杉正美君) ほかに質疑ございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 今、お二方から質問がありましたけれども、非常にやはり今回の(仮称)学習文化
交流施設の問題というのは、そのぐらい市民なり、いろいろな活動の今後を左右する大きな事業であり関心も非常に高いと思うんですよね。それで、特に市長は前からこの事業については市街地の活性化をこの事業でやっていきたいという非常に大事な事業が、いろいろな諸般の事情で難しい時期にまず発注になったというのは非常によくわかります。非常にまず1回の今の
入札でそれがちょっと軌道修正をせざるを得ないところに来ているわけで、ここからどうするかということです。
1つ、ちょっと資料を見た中でその前に前段で1つ事実確認をお願いしたいんですが。13
ページ、14
ページの全体の財源、全体の
予算が40億円を超えるところに来ていますが、
地方債が16億9,000万円、その他が、多分これが基金の取り崩しになるんですが、9億9,800万円と一般財源が大体10億円ちょっとなんですが、この
地方債、
過疎債が主体だと思いますけれども、これでいくと40億円のうち
鹿角市の実質負担というのはどのぐらいなのかひとつ教えてください。そして、今回スケジュール、非常に短期間の中で積み重ねを、再精査をして2回目の
入札に当たって積算をされたわけですけれども、これが例えば今、非常に私の受ける感じでは
入札が1回不落になったということで少しばたばたし過ぎるなと。もう1回ここはじっくり構える必要があるという感じがしますけれども、スケジュールが延びた場合、高騰するとかいろいろな不安要素はあるんですけれども、その辺は1カ月2カ月延びても事業のスパンから見ると大したことないという感じがしますけれども、先回の21日の総務財政
委員会では2月に再度
入札をして、そして当初の予定スケジュールのとおりにやりたいという意向で
委員会の中では話があったようですけれども、このスケジュールが延びたことでどのようなことが想定されるか。
そのまず2点についてお願いしたいと思います。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 13
ページの中の
地方債16億9,120万円の実質的な市の負担ということになりますと、約5億円程度と、実質的には3割が市の負担ということになります。
それからスケジュールの関係でございますが、当初から
平成27年度当初の開設を予定しているということで、それに向けた工期だったわけでございます。実際には1回不落ということで当初の工期より若干遅くなるわけでございますが、当初は
平成26年の11月
完成予定ということでございましたが、同じ工事期間を確保する必要がありますので、1カ月程度おくれるということになると思っております。ただ、施設全体の開設には影響がないようにできる範囲ではないかなと考えております。
○
議長(
髙杉正美君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) そうすると今の
地方債での負担が3割で5億円と、それからその他一般財源を含めて大体15億円強というのが
鹿角市の実質負担ということで認識してよろしいんですか。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 建設事業にかかわる負担ということでは、一般財源といいますのはこの一般財源の欄に書いてあるとおりでございますけれども、それ以外の一般財源の負担ということでは先ほど申し上げた約5億円ということでございます。それ以外に
金額があるということではございません。
○
議長(
髙杉正美君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 今は確認の事項ですので、できれば3回にカウントしないでほしいんですが。
いずれ、要は一般財源で直接出すとかと出さないではなくて、基金から出すお金と含めて、今、
地方債のいわゆる借入金を含めて15億円強になりますねということでの確認をさせていただきました。また回答があると質問回数が減りますので、そのままいきます。
要はスケジュールが延びた場合、1カ月程度ということでしたけれども、例えば今回
入札した場合、今の復興
予算の関係でのこの後の資材なり
人件費の高騰というのは非常に想定しにくい状況なんですよね。多分
契約してからもいろいろなことが起きるのではないかなと。この向こう10年ぐらいの震災の地の復興の状況を見ると、資材なり人が足りないというのは現在でも発生していますので、そのように想定されます。その辺については例えば
契約した後でさらに
契約変更等、建物の内容については変更はないわけですけれども、そういうことは想定されることも今、予想されるわけですが、そういうことについてはどのように考えていますか。
○
議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 全く田口議員の言われるとおりでございまして、今回
入札するに当たりましても、これよりもさらに遅くなりますとさらに
資材等の高騰があるということで、準備ができ次第早急に発注の手続をとりたいと思っております。それから
契約した後にも、やはり相当の工期があるわけでございますので、
資材等の高騰がそのまま続いていくという
可能性もございます。これに対しましては、今回に限らず以前からそうでありましたが、
鹿角市の工事
契約書の約款の中で、約1.5%以上の高騰があった場合には双方において
契約変更を申し出ることができるというシステムになっておりますので、このような申し出があった場合には対応してまいりたいと思っております。
○
議長(
髙杉正美君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) いずれそういう
契約変更ということが十分想定されるような状況になっていますが、私はこの不落になるということは非常にやはり大きく、大事にといいますか、非常に重く考えていかなければならないのかなと。多分この後もこのJV3社以外については事業申請というのはないと思うんですよ。この中で3社でまたやることになりますと、今回不足したからまた足すような形の結果としてはなると。ないしは、冒頭で話しましたけれども、この事業については我々もせっかく金をかけるのであればできるだけ地元に効果があるようにお願いしたいということを再三申し上げてきましたけれども、非常に皆さん、
業者含めて市民含めて注目している事業です。今回こういう状況の中でここからどういうふうにしていくかというのは、先ほど質問の中にもありましたけれども、今、執行部ないし市の、市長のスタンスが問われているのではないかなと。市民に対してどういう、課題は、不落になったことはそれはやむを得ないことは事実で向かっていかなければならないんですが、私はそういう意味では本当は、先ほど和井内議員からもありましたけれども、もっと議会の中でこれについて市長の自分の考えなりをきちっと出して話をしながら、議会と執行部が、いろいろな議論はあったにしても、この事業に同じ歩調できっちり向かう腹構えをつくる場が必要であったのではないかという感じがします。それがやはり今のような不安があって、ばたばたして、市民はもっとそういう状況にあると思いますけれども、その中でこういうすぐばたばた進んでいくことについて少し進め方に1歩、もう一度どういう作戦をとるのか、その辺を含めて時間をかけて議会と執行部が腹合わせをした上で取り組むことが必要だと感じていますけれども、そういう意味で和井内議員は再度全体協議会ということも話をさせていただきました。私どもの会派でも非公式にはそういう場が必要でないかという話をされていましたが、きょうまずこういう形で
提案をされて、きょうの採決という話になっているわけですが、私は非常にそのぐらい、この1カ月ちょっと、多少ずれてもそういう突き合わせなり、覚悟を決めて取り組む事項だと思いますが、その点については市長はどう考えますか。
○
議長(
髙杉正美君) 市長。
○市長(児玉 一君) 今回の不調というのは、先ほどからお話ししておりますが、社会情勢の変動を適切に見抜けなかったと。これは
設計業者ばかりではなくて私どもにも責任があるなと思っています。そこで開きがあったわけですが、いろいろ協議しました。例えばどれかをやめようかと、質をもう少し下げようか、あるいは外構でも融雪をやめて普通のアスファルトにしようというような話までしたわけですが、最終的に私が決断をして、やはりいろいろなワーキンググループの中で話が出た、それをまとめたのが今の
設計ですので、このままお願いをしてやっていこうと。どうせつくるのであれば、あと一生つくれないと、そういう意味で今回お願いしたということです。先ほど私のスタンスがどうかと、私はスタンスは変わっていません。これは一日も早く着工したいという気持ちは今も同じです。それは多くの市民もそういう気持ちであろうと私は思っています。そこで、全員協議会とかいろいろ話がございましたが、私は逆に議員の皆さんも理解はしてくれているのかなとは思っています。決して、いろいろな事業があるわけですが、それに影響するような、そういうことでやっていません。じっくりと庁内でも協議をした上で今回上程をさせていただいたというのはご理解いただきたいなと思います。いろいろ資材は上がっています。それだけの
理由にはしません。ただ、やはり今の時点でやっておかないと後々に禍根を残すと私は思っていますので、ぜひともご協力をお願い申し上げたいなと思います。
入札をやってみないとわからないというのはこれは誰もがそういう話はすると思いますが、できるだけ応札できるような、そういう
設計額だなと私は思っております。そういう意味でも議員の皆さんにもひとつご理解いただきたいなと、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○
議長(
髙杉正美君) ほかに質疑ございませんか。
総務部長。