扶桑町議会 > 2018-09-18 >
平成30年福祉文教常任委員会( 9月18日)

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  1. 扶桑町議会 2018-09-18
    平成30年福祉文教常任委員会( 9月18日)


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    平成30年福祉文教常任委員会( 9月18日)               福祉文教常任委員会                           平成30年9月18日(火)                              午前9時30分から                             扶桑町役場大会議室   議 題 1.議案第45号 平成30年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分) 2.議案第46号 平成30年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)(福祉関係) 3.議案第48号 平成30年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)(福祉関係) 4.議案第49号 平成30年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)(福祉関係) 5.議案第50号 扶桑町放課後児童クラブ館設置及び管理に関する条例の制定について(福祉関係) 6.議案第51号 扶桑町手数料条例の一部を改正する条例について(福祉関係) 7.認定案第1号 平成29年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分) 8.認定案第3号 平成29年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について(福祉関係) 9.認定案第5号 平成29年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について(福祉関係) 10.認定案第6号 平成29年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について(福祉関係) 11.請願第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書(文教関係) 12.国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書(文教関係) 13.愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書(文教関係) 14.私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書(文教関係)
    15.臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書(福祉関係)         ―――――――――――――――――――――――― 出席委員(8名)        委員長      和  田  佳  活  君        副委員長     兼  松  伸  行  君        委  員     近  藤  泰  樹  君        委  員     髙  木  義  道  君        委  員     矢  嶋  惠  美  君        委  員     近  藤  五 四 生  君        委  員     佐  藤  智 恵 子  君        委  員     大 河 原  光  雄  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席委員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 関係職員(27名)      町     長    千  田  勝  隆  君      副  町  長    渡  辺     誠  君      教  育  長    中  島  博  明  君      健康福祉部長     千  田  茂  樹  君      健康福祉部参事    糸 井 川     浩  君      教 育 次 長    加  藤  忠  昭  君      住 民 課 長    髙  木     明  君      介護健康課長     渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長     兼  松  和  彦  君      保  育  長    荒  井  裕  美  君      学校教育課長     尾  関     実  君      生涯学習課長     紀  平  剛  志  君      文化会館長      大  脇  綾  子  君      住民課主幹      大  滝     篤  君      保健センター所長   村  田  武  司  君      介護健康課主幹    長 谷 川  明  夫  君      福祉児童課主幹    千  田  淳  美  君      福祉児童課主幹    武  富  勝  史  君      福祉児童課主幹    兼  松  孝  行  君      学校教育課主幹兼指導主事                 佐  藤  振 一 郎  君      学校給食共同調理場長                 髙  木  佳 穂 里  君      生涯学習課主幹    今  井  敏  哉  君      図 書 館 長    松  原     薫  君      総合体育館長     仙  田  剛  宏  君      文化会館統括主査   浅  野  錠  二  君      議会事務局長     髙  木  寿  幸  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時23分 開会 ○委員長(和田佳活君) おはようございます。  定刻前ですが、関係者の皆さんがお集まりのようですので、始めさせていただきます。  本日は福祉文教常任委員会を開催しましたところ、委員全員の出席をいただいております。ありがとうございます。また、町長を初め関係職員の出席もいただいております。  定数に達しておりますので、ただいまから福祉文教常任委員会を始めさせていただきます。  委員の皆様の御協力をお願い申し上げます。  初めに、町長から御挨拶をいただきたいと思います。 ○町長(千田勝隆君) 皆さん、おはようございます。  議員各位におかれましては、大変お忙しい中、本日は福祉文教常任委員会の開催を賜り、まことにありがとうございます。  町側からは、平成30年度一般会計補正予算を初め10議案お願いをしております。いずれも重要な案件ばかりでございますので、慎重なる御審議を賜り、適切なる御決定をくださいますようにお願いを申し上げ、挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いを申し上げます。 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  それでは、本会議におきまして当常任委員会に付託されました議案第45号 平成30年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を初め議案6件、認定案4件、請願1件、陳情4件を含む全15案件につきまして、これより審議に入ります。  それでは、お手元に配付してあります委員会次第書の議題の順に従い審議に入ります。  最初の議題に入ります。  議案第45号 平成30年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。 ○住民課長(髙木 明君) 失礼いたします。  先般、本会議におきまして小林議員より、議案第45号の11ページ、12ページにあります13款国庫支出金の番号制度システムの整備費補助金604万円が、21ページにあります2款総務費、1目戸籍住民基本台帳費へ593万2,000円への充当となっているが、10万8,000円の差異があり、これは適正なのかという質問をいただいておりました。  これにつきましては、間違いなく604万円が戸籍住民基本台帳費に充当されておりまして、同額の国庫支出金の10万8,000円が33ページ、34ページの3款民生費の国民年金費へ財源更正されたものであります。よって、表記上は大変わかりにくいものではございますが、適正に事務処理を行っていることを報告いたします。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに補足説明はありませんでしょうか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明はないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いいたします。 ○委員(大河原光雄君) おはようございます。  学校教育課のほうでちょっとお聞きしたいと思うんですが、聞き漏らしたかちょっとわかりませんけど、40ページの一番下に派遣業務委託料ということで載っております、153万円ということで。ちょっと聞き漏らしたかもしれませんが、これは高雄小学校のエアコン関係というような話もあったかと思いますが、もう一度内容をちょっと教えていただけませんか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 今、御質問のありました派遣業務委託料でございますが、おっしゃるとおり高雄小学校のエアコン委託に関係をいたしまして、職員の業務が多忙になりますので、10月から3月までの派遣をお願いするものでございます。 ○委員(大河原光雄君) あと、46ページの北中の体育館の内壁改修というものが出ておりますが、これは地震等の関係かと思いますが、違いますか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 北中学校体育館内壁改修工事につきましては、最近、体育館の中の内側のクラック、あるいは壁が落ちるというような状況がありましたので、そちらの修理でございますので、地震とは関係ございません。 ○委員(大河原光雄君) あと、50ページの学習等供用施設管理運営費ということで、これは扶桑東学供ということになっておりますが、ほかの学供のほうは何か不都合な部分はなかったでしょうか。 ○生涯学習課長(紀平剛志君) ほかの部分につきましては、下2段のところでございますが、プロパン庫の撤去の工事、これが高雄学供でございます。その下、掃除倉庫の撤去でございますが、これは柏森学習等供用施設と。扶桑東学供以外のところにつきましては、この2学供ということになります。以上です。 ○委員(大河原光雄君) ということは、ブロック塀の撤去ということに特化して学供を見たというわけではないという考えでよろしいんですか、これは。 ○生涯学習課長(紀平剛志君) ブロック塀自体としましては、扶桑東学供のみということになりますので、あとブロック積みのものにつきましては、今お話ししましたとおり、高雄学習等供用施設柏森学習等供用施設の2学供になります。以上です。 ○委員(大河原光雄君) ありがとうございました。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(近藤五四生君) 30ページの福祉児童課の関係でございます。  保育所の管理運営費の中で、今回、避難兼用お出かけ車とございますけど、これはどんな車か御説明をちょっと。 ○保育長(荒井裕美君) 避難兼用お出かけ車についてですが、災害時に子どもたちを乗せて避難するときに使用します。また、日常の保育においても、散歩のときに小さい2歳児、歩くのが大変な子どもを乗せてお散歩に出かけるときに使用します。 ○委員(近藤五四生君) 2台ということになっていますが、これは設置場所が斎藤保育園かと思いますが、これを確認します。 ○保育長(荒井裕美君) 斎藤保育園でございます。 ○委員(近藤五四生君) それで、今までにほかのほうの保育園で、例えば乳幼児をやってみえるところでは、どのような状況になっていますか。 ○保育長(荒井裕美君) 避難兼用お出かけ車については、乳児組、ゼロ歳、1歳、2歳がある保育園については、人数で対応できる分だけ設置してあります。 ○委員(近藤五四生君) そのお出かけ車というのは何人乗れるんですか、一度に。 ○保育長(荒井裕美君) 大体2歳児で6人ほど乗ります。1歳児だと8人とか、ゼロ歳児はもっとたくさん乗れると思います。 ○委員長(和田佳活君) 近藤委員、もうちょっとまとめて質問を、なるべくまとめて簡潔に。 ○委員(近藤五四生君) 結構大勢乗れてですね。  最後に一つだけ、一応来年、乳幼児、斎藤のほうでやっていただけますが、予定は、見込みというのは何人ぐらい今。 ○保育長(荒井裕美君) 斎藤保育園の2歳児は12名を予定しております。 ○委員(近藤五四生君) はい、わかりました。ありがとうございました。  次に、その下の保育所施設の整備費の関係でございますが、これも来年度、斎藤保育園で乳幼児のほうを、2歳児の受け入れのための準備かと思いますけれども、げた箱の取りかえとロッカーの修理ということですが、もうちょっとだけ説明をお願いします。 ○保育長(荒井裕美君) げた箱とロッカーの修理につきましては、斎藤保育園の2歳児とは関係ありません。各園、げた箱とロッカーが老朽化しているところがありまして、老朽化に伴って安全面に問題がある保育園のげた箱とロッカーを修理します。  げた箱については高雄と高雄西と山名の3園、ロッカーについては高雄と高雄西の2園です。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。2歳児かと思いまして、間違えました。失礼しました。わかりました。  それでは、次に行きます。  保育園は以上ですが、今度は扶桑中学校の46ページです。
     扶桑中学校の学校整備費でありますが、今回、受水槽の新設及び井水タンク移設工事の、これは本会議でも少し説明があったかと思いますが、どうしてこういうのが出てきたか、まずその辺の説明をお願いします。 ○学校教育課長(尾関 実君) 扶桑中学校の受水槽新設の関係ですが、多機能児童センターの建設が予定されております用地に扶桑中学校の浄水の受水槽タンクがありますので、そちらを新設するというものでございます。 ○委員(近藤五四生君) 今度、多機能のということの今説明があったんですが、それは壊されるということですか、ちょっとその辺の説明がありましたら。 ○学校教育課長(尾関 実君) 今の受水タンクは、将来は壊します。 ○委員(近藤五四生君) それで、新しくつくる。 ○学校教育課長(尾関 実君) 新設を先にさせていただきます。 ○委員(近藤五四生君) わかりました。  もう一つだけ、井水タンクの移設の関係でございますが、これはどうしてですか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 井水タンクも、同じ多機能児童センターの建設に伴うものでございます。 ○委員(近藤五四生君) ありがとう。わかりました。  それから、50ページですが……。 ○委員長(和田佳活君) ちょっと待ってください。  補足説明で、兼松福祉児童課長。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 先ほどの扶桑中学校の受水槽の関係でございますが、撤去につきましては、ちょうどこちらの補正の資料の34ページのほうの中段少し下に工事請負費ということで、多機能児童センター建設工事費撤去工事というものを上程させていただいております。こちらのほうに受水槽の撤去費用は含まれているということでございますので、補足をさせていただきます。以上です。 ○委員(近藤五四生君) わかりました。ありがとうございました。  もう一点、最後です。  51ページですが、文化会館の管理運営費の関係でございますが、ここに浄化槽の改修工事費として、説明では水中ブロワの故障ということで出ておりますが、ちょっとこの辺を、いつどのようにわかったのか、ちょっと御説明のほどお願いします。 ○文化会館長(大脇綾子君) 浄化槽の改修工事でございますが、浄化槽には曝気槽と調整槽がありまして、そのうちの曝気槽のほうのブロワが故障しております。 ○委員(近藤五四生君) ありがとう。わかりました。  それで、現在は、使用にどのような影響、現在トイレの使用においては影響がないかどうか、ちょっとお聞きします。 ○文化会館長(大脇綾子君) 現在、調整槽のほうで水質を保っておりますので、影響は出ておりません。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。  以上で終わります。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(髙木義道君) 14ページの一番上ですけれども、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金ということで122万計上されておりますけれども、システム改修だということの説明であったかと思いますが、具体的には高齢者医療の制度の円滑運営というのは何をすることなんですか。 ○住民課長(髙木 明君) 円滑ということを今おっしゃいましたが、実際、内容につきましては、いわゆる社会保険の被扶養者だった方が後期高齢者に移ったときに軽減というのがありまして、今まで、平成29年4月からは、9割軽減がかかっていた人が7割軽減になり、また今年度、30年4月からは7割軽減の方が5割軽減ということで、そしてまた31年4月からはこれが廃止されると、特例措置が廃止されるということに伴いまして、そのシステム変更を行う事業でございます。 ○委員(髙木義道君) だんだんいわゆる高齢者の負担がふえてくるわけですよね。その負担をふやすためのシステム改修ということですかね。 ○住民課長(髙木 明君) 軽減がなくなるというためのシステム改修ということになります。 ○委員(髙木義道君) システム改修で、要するに今の被保険者が軽減できるような改修はどんどん歓迎をするわけでありますけれども、余り歓迎できないようなシステム改修かなあというふうに思いますね。  次に、先ほどもちょっと話がありましたけれども、34ページの多機能児童センターの建設工事費で、受水槽の分も含むよということで842万4,000円が計上されておるわけですけれども、その下の保健センターの北側駐車場の整備工事費453万5,000円と、この整備はどんな目的で行うわけですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 今年度、扶桑中学校の敷地内の各種撤去工事が始まりますし、来年度以降については、新たな児童館の建設工事が始まるということで、今、扶桑中学校の駐車場を保健センターの事業等でも使っている関係で、そういった事業に支障のないように、また児童館完成後につきましても、敷地内の駐車場だけでは利用者の御利用を賄い切れないというような見通しもございまして、ちょうど今の保健センターの向かい側の駐車場をお借りすることによって、新たな児童館の御利用もいただけますし、工事中についても支障のないような形へということで計上させていただいております。 ○委員(髙木義道君) 現時点では、扶桑中内の工事による保健センターの駐車場確保と、それから児童館が運営できてからの駐車場利用だというふうに考えていいわけですね。  その次、46ページの、先ほども出たかと思いますけれども、プール擁壁撤去新設工事ということで、これは児童館の関係なんですか、それとも児童館とは別個に、老朽化しておるので新設をするということなんですかね。 ○学校教育課長(尾関 実君) 児童館とは関係ございません。 ○委員(髙木義道君) 新設というのは、何のために新設をするんですか。 ○学校教育課長(尾関 実君) プールの擁壁を危険性が高いため撤去し、目隠しフェンスを新設する工事でございます。 ○委員(髙木義道君) 現状の状態では危険性が高いと、だから目隠しフェンスに切りかえて安全性を保つと、そういうふうに考えていいわけですね。 ○学校教育課長(尾関 実君) そのとおりでございます。 ○委員(髙木義道君) ありがとうございます。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(近藤泰樹君) 先ほど近藤さんのほうからもちょっと質疑がありましたけれども、30ページのお出かけ車というのは2台買われるということですね、ちょっと確認のために。 ○保育長(荒井裕美君) はい、2台です。 ○委員(近藤泰樹君) それで、72万3,000円かかるということは、単純に計算しますと36万ということですよね。1台36万円。 ○保育長(荒井裕美君) この72万3,000円というのは、斎藤保育園で2歳児を保育するに当たり、部屋の改装費用とか、その他備品も含んで72万3,000円ということになっていまして、避難兼用お出かけ車は2台で29万4,000円になります。 ○委員(近藤泰樹君) この本を読んでいますと2台で72万3,000円の費用かなあと思ったもんで、単純に勘定すると36万という形で、えらい高いなあと思って。インターネットで調べてみると大体1台が高いもので十七、八万というところだったから、ちょっとそういう質問させていただきました。  内容はわかりましたので、以上でいいです。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、議案第45号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第45号 平成30年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第46号 平成30年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案につきまして、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明もないようですので、質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いいたします。 ○委員(大河原光雄君) 本会議でも質問があったと思いますが、国民健康保険税の本算定ということで増額の補正予算が計上されております。見込み額からということで5億6,741万円というふうになっておりますが、一方で、平成30年度の保険制度の改革によって歳出予算で国民健康保険事業費納付金ということで8億6,101万8,000円が当初の予算に計上されております。その差額を見ると、ほぼ3億近い額が差額となっておりますので、これは繰入金とか、恐らくほかに国庫補助金なども入ってくるとは思うんですが、これだけでは不足が生じるんではないかと思いますし、また一番心配なのは、今後の国保の運営において財源の確保の見込みはできているのかというようなことをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○住民課長(髙木 明君) このたびの国民健康保険税の本算定によりまして5億6,741万円の保険税を見込んでおります。今、御質問にもありますように、保険税の現年課税分と歳出予算の国民健康保険事業費の納付金との差額は、今、委員おっしゃったとおり、おおむね3億円程度となります。  ほかに主な歳入では、繰入金の中に保険基盤安定繰入金、これは保険税軽減分、30年度の予算書で申し上げますと、357ページになりますが、7,581万9,000円、また同じく繰入金で保険基盤安定繰入金保険者支援分というのが、これも同じページにございますが、4,831万3,000円、ほかに県の支出金で保険給付費等交付金というので、これは保険者努力支援分というのが、これは同じ357ページの一番上にあります。金額はちょっと少なくなりますが、673万8,000円というのがあります。これらを合計いたしますと1億3,087万円となりまして、先ほどおっしゃいました2億9,360万8,000円から差し引いた残額でいいますと、1億6,273万8,000円を繰越金などで賄うことになってきます。  保険税に反映されるのかといった御質問もいただいておりますが、この点につきましては、本会議で部長が答弁いたしておりますが、6年後には約17%の増額の可能性がございますが、平成30年度から3年間におきましては、限度額、軽減判定の所得の改正など、そういったことは実施することもあるかもしれませんが、税率の改正につきましては行わないように、適正な財政運営を図っていきたいと考えております。以上です。 ○委員(大河原光雄君) はい、ありがとうございました。  今おっしゃられたように、持続可能で健全な運営を確保するためにも、財源の確保も含め、適正な運営をお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(髙木義道君) 1ページの歳入歳出の予算補正の表でありますけれども、繰越金が1億8,835万3,000円、予備費が1億5,530万2,000円ということで、29年度の歳入歳出の中からこうした繰越金を修正しておるわけですよね。  先ほどの大河原委員の質問とは正反対といいますか、異なってきますけれども、1億8,800万の繰り越しをして、そのまま予備費に積んで、じゃあ、これは今後どのように活用していくのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○住民課長(髙木 明君) 先ほども申し上げましたが、これは税率の関係になりますけれど、3年間据え置くというふうな形で今考えておるということなんですが、実際これは平成30年度から大きく国民健康保険の制度が改革されまして、県のほうから標準保険税率というのを示されてきております。そのまま当然それを反映させて国民健康保険の税率を設けますと、かなりこれは住民の方の負担になりますので、町が独自で激変緩和という措置をとりました。それに伴って、いわゆる標準税率と、私ども町が、先ほど申し上げました、今回、本算定により5億6,000万近くの数字との乖離というか、差がございます。そういったところで、今回のこの繰り越しなんかは見込んでおるというような状況でございます。以上です。 ○委員(髙木義道君) 国保を広域化といいますか、県単位化するということが、いわゆる国保の利用者に対して、今の課長のお話ですと、負担がふえてくるんだと、そのためにこうした繰越金を充当していかないかんと、ちょっと何か国のほうの国保に対する認識がおかしいのではないかと。それを県がそのまま実施するわけですよね。だから、本来は広域化をして少しでも保険税を低く抑えると、そのための広域化でないと負担がふえる、そのために地方自治体が財源を手当しないかんというのはちょっと本末転倒ではないかなあというふうに考えますが、実際は国からの国庫補助金といいますか、国からのいわゆる投入をもとどおりに戻すと、もとに戻すというふうな働きかけをしていかないかんのではないかと思うんですけれども、そういう考えはどうですか。 ○住民課長(髙木 明君) これも部長のほうが本会議でもちょっと述べたと思うんですが、我々も担当課長会議、私が個人的にというわけじゃなくて、そのような意見も当然出ておりますので、これは始まった制度で、まだちょっと1年たってみないと結果が出ないんですけど、恐らくどこの市町も今この税率等を決めるのに、大変昨年度は苦心したと思っておりますので、そういった投げかけはこれからもやっていきたいと考えております。以上です。 ○委員(髙木義道君) 市町村の議会議長だとか、あるいは県知事、県のほうからも、もっと国が負担をふやせというような動向が大いにあるわけでありますから、社会保障を減らすような施策については、ぜひ現場でそういう機会があって、発言する機会があれば、ぜひともそういう方向で進めていただきたいなあというふうに要望したいと思います。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、議案第46号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、議案第46号 平成30年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第48号 平成30年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案につきまして、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いいたします。 ○委員(髙木義道君) 国保と同様でありますけれども、繰越金が1億5,500万ということで歳入に計上されておって、それが繰出金であるとか基金積立金に充当をされているわけですよね。結局は、介護保険の財政の安定化のために使うんだというふうなことでありますけれども、これも本会議で言いましたかね、少しでも保険税を下げる、あるいは利用料に対して減免を行うと、そういう財源として使うことは可能ではないかなあと。3年間のいわゆる頭出し1,000円から1億5,500万の繰越金が補正されておるわけですけれども、そのあたりの当局のお考えはどうなんですかね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) これも参事のほうが答弁をしたかと思うんですが、時期の関係につきまして、やはり保険料の軽減というものを考える上で、この繰り越しは大事なものだと思っておりますので、その将来の軽減を見据えた上でこの額というものを考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(髙木義道君) 少しでも利用者の軽減ができる、だんだん本当に介護保険は使いづらくなっているというのが現状だと思うんですよね。だから、少しでも利用料であるとか保険料に反映できるように頑張っていただきたいというふうに思います。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますでしょうか。    〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、議案第48号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第48号 平成30年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第49号 平成30年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案につきまして、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますでしょうか。    〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、議案第49号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第49号 平成30年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第50号 扶桑町放課後児童クラブ館設置及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いいたします。 ○委員(矢嶋惠美君) ちょっとこれについて説明をもう一回改めてお聞きしたいんですけれども、現在、扶桑町に扶桑町放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関する基準を定める条例というのがありますけれども、それとの関連性と相違点をちょっと教えてください、今回の条例の。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 今回、議案第50号で上程させていただきました条例については、あくまで地方自治法が求める建物の管理運営に関する条例の部分のみをこちらのほうで一本でつくらせていただいております。  自治体によっては、いろいろ複合した条例をつくられるところもあったようですが、うちの場合については、そういった実施基準ですとかクラブ支援員に関する規則、そういったものがもう先行して整備されておるというような形でございましたので、今回の条例については、あくまで建物に関する条例の部分のみをというようなお示しの仕方をしております。以上です。 ○委員(矢嶋惠美君) はい、わかりました。  じゃあ、あくまでもこれは設置、いわゆる設置条例というのでいいわけですね。  そうすると、先ほどちょっと本会議で聞こうかなあと思ったけど、ちょっと面倒くさかったので委員会に持ち越しましたけど、ここでガイドラインというのはやっていなくて、運営基準というのでやるということだったので、例えば51号にも関係しちゃうので、設置基準のことだけなんですけど、51号のこともちょっと入ってしまうんですけれども、いわゆる手数料の関係ですけれども、運営基準については、先ほど言った、もともとある基準ですけれども、そちらのほうは何もいじらなくても、これはあくまでも設置条例だから全然大丈夫ということの理解でよろしいんですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 今回の条例とは別個に、委員おっしゃられるように、実施に関する規則というものがございます。これにつきましては、各児童クラブの定員の関係ですとか、対象児童の学年はいつまでですとか、あと手数料の規定、それから手数料の免除の規定等がございますので、こちらについては規則のほうということで、そちらの範囲内で改正をさせていただいております。 ○委員(矢嶋惠美君) はい、わかりました。  じゃあ、もう今ある条例に基づいた規則については、そちらのほうで変えていくということですね。今回はちょっとこの設置条例のところに定員が書いていなかったもんですから、だから、せっかくつくってもらう、整理してもらうのに、多分定員、どれだけ入るかどうかは別ですよ、定員というのは考えてはいらっしゃるんですよね。だけど、ここには書かなかったというのは何か理由があるんですか、そこは。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 既に規則などで細かい運用については別途制定をしておりましたので、改めてこちらの条例の中へ再度盛り込み直すのかどうかについても、ちょっと中で議論をしたところではございますが、最終的に、先ほどのお答えと一緒になりますが、設置及び管理に関する条例の部分だけを今回の条例で固めたというような形になっております。 ○委員(矢嶋惠美君) はい、わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(髙木義道君) 本会議でも質問があったかもしれませんけど、ちょっと私、確認しておりませんので。  放課後児童クラブ館という名称というのは、いわゆる部内といいますか、庁舎内で検討をされたかと思いますけれども、どういったいきさつで、いろんな多分案があったかと思うんですけれども、「館」というふうに落ちついたわけですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) この関係については、本会議でも若干御質問がございましたが、あくまで建物をあらわすような言葉を放課後児童クラブの後につけたほうがわかりやすいだろうというような考えをまず持っておりました。それに際しましては、例えば放課後児童クラブセンターですとか、今回の「館」という意見ですとか、何々会館というような言い方ですとか、いろんな案は出たんですが、中で協議をした結果については、これが一番言いやすいだろうというようなことも含めて、あとはその言葉自体が持つイメージですね。例えば何々センターといいますと、広く誰でも利用できるようなイメージを持つ部分もございますので、今回のクラブ館については、やはり特定の目的を持っているということもありまして、「館」というような言葉を選ばせていただきました。以上です。 ○委員(髙木義道君) 丁寧にありがとうございます。  何とか塾とか、そういうような言葉も福祉文教で多分言っておるかと思いますけれども、それだとか、僕はちょっとうがった見方をして、「クラブ」を取ったら「児童館」かなあというような、そういった意味合いも含めたところがあるのかなあというふうにうがった見方もしておりますけれども、はい、いきさつはわかりました。ありがとうございます。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますでしょうか。    〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、議案第50号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第50号 扶桑町放課後児童クラブ館設置及び管理に関する条例の制定については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第51号 扶桑町手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案につきまして、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いします。 ○委員(矢嶋惠美君) 今回の手数料の条例については、先ほど言った利用料のところの部分で減免にされる方がふえるということですけれども、もう一点、せっかく手数料のことなので、ちょっと気になっているのが、今回、厚労省がこのハード整備を、1年生から6年生まで預かるハード整備をしなさいということで、今回のこういう形になったと思うんです。それとあわせて、そのときに運営指針というのが、厚労省のほうがかなり細かい、うちは規則でやっておりますけど、さらにその内容も、せっかくハード整備をするんであれば、いわゆる文科省の子ども広場と合体しなさいとかいろんなのがあるんですけど、今回うちは単独でやると、それも了解しております。  ただ、手数料規定で1個ちょっと気になっているのが、運営指針の中におやつの提供というのがしっかり書かれております、おやつを提供するということをね。これはちょっと調べさせてもらったら、前に私が本会議のときも、児童クラブは長時間、非常に長いので、最高の子は7時です。なので、12時ちょっと過ぎにお昼御飯を食べて、そして7時までということは大変長いです、子どもたちには。発達過程において、その時間に何も与えないというのはよろしくないということを厚労省が言っているのと、それから、子ども同士が、ちょっとしたおやつがあることで、夕方4時、5時、まあ4時ということはない、多分5時だと思うんですけれども、保育園でも5時過ぎるとおやつは実はあるんですけど、そういったものをどういうふうに提供していくか。やっぱり子どもたちにちょっとおやつがあると雰囲気が和らぐと、けんかっぽくなっているのが。そういうこともお聞きしているんですけど、そういうものを今回は織り込んではいないんですけど、その辺についてはどうなんですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 放課後児童クラブのおやつの提供につきましては、やはりアレルギーの問題ですとかいろんなこともありまして、基本的には現在、長期休暇を利用される児童さんについてはおやつ持参でというような形をとっております。  来年度以降どうするかについては、例えば通常の利用をされる児童さんに対して、例えば前日のお迎えのときにお預かりするような仕組みをつくるのか、そういったことについてはまだ、これから現場の支援員ですとか、あと保護者の意見を聞きながら研究していきたいなあというふうでは思っております。 ○委員(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  これは、たまたま参考ですけど、大口町さんが条例改正するときに、別途おやつ等の徴収ができるとしたんですよ、手数料というか利用料金の。「等」ってなんだろうと思ったんですけど、この運営指針が変わったことで、改正理由がきちんと書いてあって、運営指針が変わったことでおやつの提供をやらなければいけないことになったので、そういうふうに入れたと。それで、「等」というのは、制作費、何か子どもたちがいろいろつくるのに結構制作費もかかるから、それで「等」としたんだというふうにお聞きしましたけど、何かそういう意味では、うちは全部この中に入っちゃっているならいいけど、そうでないんだったら、せっかく条例改正するんであれば、そういう一文を入れるとどうなのかなあというのを思いました。  今、答弁の中にアレルギーもありましたけど、当然アレルギーの子は対応できないと思うんです。もうどんなことがあっても、給食も一緒ですけど、親の責任でやらなければいけないと思うんですけど、それはありきの話ですけど、ぜひ、まだ来年の4月以降のことですので、またちょっと内容をどうされるかわかりませんけど、検討して、発育状況、発達状況に応じて、指針どおりにやれということではありませんけど、なるべくそれに沿った形を考えていただきたいというふうに思います。要望です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(髙木義道君) 先ほど課長のほうから、手数料条例の中で、細部については規則で規定をするという御説明であったかと思いますけど、いわゆる減免規定がちょっとこの条例だけではわかりませんので、減免規定を新たにつくるという話を聞いておりますけれども、どんな内容なんですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 減免規定の規定の方法でございますが、現在、扶桑町放課後児童健全育成事業実施に関する規則という規則がございまして、ここの中の第12条に手数料の免除というような条項を持たせていただいております。ここの中に、新たに扶桑町の遺児手当を受給してみえる世帯については減免の対象とするというような号を追加させていただくことによって、改正をさせていただく予定でございます。 ○委員(髙木義道君) 大体何人ぐらいお見えでありますか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) これは数字的には8月1日現在にはなりますが、現在扶桑町の遺児手当の受給者は438児童が対象となっておりますが、そこの中で、現在、放課後児童クラブを利用してみえる方については33児童になりますので、これプラス、来年度以降については学年拡大の関係でもう少し御利用者がふえるかとは思っておりますが、数字的には現在がその数字でございます。以上です。 ○委員(髙木義道君) ありがとうございます。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますでしょうか。    〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、議案第51号の採決を行います。  本案の賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、議案第51号 扶桑町手数料条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで会議の途中でありますが、休憩に入りたいと思います。10時35分まで休憩に入りたいと思います。              午前10時16分 休憩              午前10時30分 再開 ○委員長(和田佳活君) それではちょっと定刻よりも早いですけど、全員そろわれましたので、休憩を閉じ会議を再開いたします。  議題に入ります。
     認定案第1号 平成29年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)を議題といたします。  本案につきまして、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方、挙手をお願いいたします。 ○委員(髙木義道君) 実績の44ページに、これは住民課だからいいよね、交通災害共済費ということで個人の加入状況が書いてありまして、組合11市町中で2番目に高い加入率であると、広報・回覧・チラシ等で加入の促進を図っておるというふうに記述されておるわけですよね。非常にたくさん見舞金を払わなければならない年度もあったわけでありますけれども、こういうふうに実績でかなり持ち上げている制度がなくなってしまうわけですよね、平成31年か、これらあたりはどんなふうに判断をしておるわけですかね。 ○住民課長(髙木 明君) これにつきましては、私どもは、たまたま11市町のうち2番目と大変高い加入率でございますが、11市町のそれぞれ代表によりまして、今後、こういった市町でこういった保険制度を行っていくのはいかがなものかという協議がなされたということで、今、委員おっしゃったように、来年度から申し込みは廃止するという方向になりました。 ○委員(髙木義道君) 何か町のほうでかわって、町でできるかどうかわかりませんけど、お互いの助け合いですよね、これはね。加入者が入って、町のほうも、このように扶助費を出して対応しておりますよね。何かそういった新しいアイデアはないですかね。 ○住民課長(髙木 明君) それにつきましては、私どももやはり単独もしくは近隣で賛同をいただけるような市町もないかということもいろいろ検討いたしましたが、例えば単独でやったとしましても、ちょっとごめんなさい、今、試算が幾らだということは申し上げられないんですが、恐らく例えば単独でやったとしても二、三年で底がつくような試算になりましたので、ちょっと単独では難しいかなあと考えております。 ○委員(髙木義道君) 実績で持ち上げているというか、評価している制度なもんですから、他市町に呼びかけて存続・継続できれば、継続するような努力もお願いをしたいなあというふうに思います。  それから、75ページの老人憩の家でありますけれども、3番目のところに、劣化状況を把握するために構造体劣化調査を実施しましたということで、どのような結果であったというふうに考えておるんですかね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 概要につきましては、おおむね45年を経過した公共建物を対象に、構造体コンクリートの強度を測定し、老朽化の度合いをはかるという委託をしております。  総評につきましては、各フロアの平均強度、建物全体の平均強度ともに大きく数値を超えるため、構造体としての躯体はよい状態であるというふうな結果を得ております。以上でございます。 ○委員(髙木義道君) 数値を超えるというのは、基準よりも上だというふうなことなんですね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 数字的なことを申しますと、設計の基準が、1階につきましては20.6以上あればいいという評価でありますが、24.1、2階につきましては、同じく20.6以上のものでいいというものにつきましても33.4という数字でいただいておりますので、非常に数字的にはよいということですが、単位につきましてはニュートンという単位でございまして、少し物理的なことで私は説明できませんので、よろしくお願いいたします。 ○委員(髙木義道君) リンゴですよね、ニュートンはね。  今の、特に劣化の状況にはないというふうな判断が出たということであれば、安心でありますけれども、いろんな地震だとか災害などが多い時期でありますから、その辺は点検を怠りなくやっていただきたいなあというふうに思います。  81ページの敬老観劇会、巡回バスも出て、かなり盛況かなあというふうには思いますけれども、これは自動的に70歳以上になったら対象者にその券と、こんなバスの路線があるよという案内が行くものですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 基本的には地区の関係で、民生委員さんなどを通じて、70歳以上の方について配付をしていただくということを今のところお願いをしておりますので、漏れはないものと思っておりますが、広報などにつきましてPRもさせていただいております。以上でございます。 ○委員(髙木義道君) この前ちょっと75歳の方で、そんな催しがあるのということで、知らないよというちょっと、住宅にお住まいの方でありましたけど、扶桑住宅かな。そんなこともありましたんで、ええこういった観劇会があるからぜひ、そんな機会があればぜひ行ってみたいなあということがありましたので、できるだけ皆さんに渡るように配慮をしていただきたいなあと。  民生委員さんのほかに、もし必要な方が手を挙げれば、それにはすぐに対応できるんですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) ちょっと説明が不足しておりまして、申しわけございません。  民生委員さんが配っておられますのは80歳以上ということで限定されていましたので、今後、広報・回覧等PRをしていきたいと思っておりますので、また漏れなどに御意見がございましたら、また言っていただければ加えさせていただいて、PRしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○委員(髙木義道君) 確認ですけど、70歳以上の方には自動的に行くんですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 自動的に全戸配付ということはしておりませんので、基本的にはPRを見ていただいて、学供もしくは公共施設で前売りというか、チケットをもらいに行っていただきたいというのが今の制度でございますので、そんな感じでPRをしていきたいと思っております。 ○委員(髙木義道君) うちのおふくろは亡くなりましたけれども、来ておったような気がするんですよね。あれは80歳を超えておるからということかもしれませんよね。だから、できるだけ、もし役場のほうで手だてができれば、送りつけていっていただくということも考えていただきたいなあというふうには思います。  ちょっと戻りますけど、72ページの社会福祉総務費のところで、総合福祉センターの1階の喫茶ひまわりのところがあいておって、有効に利用できるんではないかというような話も聞くわけでありますけれども、現状はどんなふうな利用がなされておりますかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) ことしの5月からになりますが、広くあちらのスペースについてはセンターを利用の方に御利用いただけるように、紙コップ式の自販機を1台設置しまして、あとはテーブルなどにもかけて、ゆっくり御歓談いただけるような形で開放をしておるところでございます。以上です。 ○委員(髙木義道君) 以前、近隣の地区の方が、引き続きひまわりといいますか、喫茶をやりたいなあというようなお申し出もあったと聞いておりますし、使い勝手のいいように、炊事場、水道だとか、水とか、いわゆるプロパンとか、そういうようなことを今整備できているかどうかわかりませんけれども、整備して環境を整えたら、自販機、テーブルだけじゃなくて、別途の使い方ができるんではないかなあ思うんですけど、その辺はどうなんですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 現在も、当時、母子寡婦福祉会が運営していた当時と同じような厨房設備は残っておりますので、実際そういった運営を担っていただけるような団体なり地域があれば、再度稼働することは可能かなあというふうには思っておりますが、どちらにせよ、前回やめられたのも、やはり人件費ですとか経費の問題もあってやめてみえますので、その辺は慎重な協議が必要かなあというふうに思っております。以上です。 ○委員(髙木義道君) 82ページに総利用者数が出ておりまして、かなりの7万9,830人ですか、利用する方が、皆さんが使い勝手のいいようなスペースにするということも大変必要ではないかなあというふうに思いますので、ぜひ自販機だけに任せずに、部内で検討して、高齢者ばかりではないでしょうから、福祉センターの利用者が納得いくようなスペースにしていただきたいなあというふうに思います。  同じ福祉センターの中でおもちゃ図書館というのがあるそうなんですけれども、3階のスペースでおもちゃで遊んでいただくということでありますけれども、この利用状況はどうなんですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 申しわけございません、個々の部屋の人数は現在手持ちの数字がございませんので、申しわけございません。 ○委員(髙木義道君) 人聞きでありますけれども、その今のおもちゃ図書館が、児童館ができて、児童館のほうでそういったスペースが可能であれば、そちらのほうに移して、気軽に寄れるようなスペースをつくって、あいたスペースをまた高齢者等が利用ができるような、そんなこともできるのではないかなあというふうに思いますけれども、児童館でそのおもちゃ図書館を対応するというような検討なんかはあるんですかね。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 今あるおもちゃ図書館と同様の内容のスペースを児童館の中に盛り込むのかどうかについては、まだ、ワークショップも含めて、最終は決まっていないところです。ですので、実際、備品ですとか、どういった遊具を置くかによってそのスペースの性質が変わってくるかとは思いますので、その辺はできるだけワークショップのほうで意見を聞きながらというふうに考えております。  それと、先ほど申しわけございません、おもちゃ図書館の利用者数のほうなんですが、済みません、手持ちの資料がございました。年間で、町内の方が5,869人、町外の方が1,295人の29年度は御利用がございましたので、済みません、大変失礼しました。以上です。 ○委員(髙木義道君) 結構利用がされておる、年間で5,800人、町外が1,200人ですからね。だから、スペースを有効に使えていれば結構なんですけれども、そうでないということも考えられますので、その辺のところは判断をしていただいて、スペースの有効活用をしていただきたいなあというふうに思います。  引き続いて、90ページ、これは本会議でもお尋ねしましたけど、保育園のいわゆる非常勤の保育士が多いんじゃないかと、割合がね。それでいつも、多様な働き方ということで、時間だとか曜日だとか、細かく対応はできるんだということの説明で納得をさせられておるわけでありますけれども、本来、保育士はどのような状況で配置をするという形が望ましいというふうに考えますかね。 ○保育長(荒井裕美君) 90ページの下の保育所定員と児童数及び保育士数のところの保育士数を見ていただくと、非常勤がとても多いということがわかると思うんですが、保育園は、正職員は一応クラス担任、クラス担任は全部正職員で賄っております。あと、非常勤保育士はいろいろな働き方がありまして、早番、遅番、休憩対応、そしてフリー保育士、加配保育士などを非常勤職員で賄っています。以上です。 ○委員(髙木義道君) 決算書類なんかを見ますと本当に細かいですよね、何時から何時で幾らというのがね。だから、この77人のうち何人か正職員で抱えるということは無理なんですかね。  こういうのは町長に聞いたほうがいいですか。 ○保育長(荒井裕美君) 非常勤保育士は皆さん、長い時間は働きたくないという方が多いので、扶養の範囲内でとか、昼間の時間だけ働くというふうな感じで希望される方がとても多いので、なかなか7.5時間を雇うのが、こちら側としてはベストなんですけど、なかなかそういう雇い方ができないというのが現状です。 ○委員(髙木義道君) 他市町も多分同じような割合かなあと、別に調べておりませんけれども、思うんですけれども、確かにクラス担任については正職員でやっておるということでありますけれども、正保育士さんの負担がふえたり、そういうことがあると、子どもの子育てといいますか、子どもの保育にも支障があったらいかんのかなあというふうに思いまして、他市町の動向も含めて研究をしていただいて、少しでも正の保育士さんをふやしていただけたらなあというふうに要望をしたいと思います。  続いて、108ページの成人・糖尿病・後期高齢者歯科健康診査、この中で、その表をぱっと見たらわかるんだけど、受診者が564人で要精検が342人と、非常に要精検の確率が高いわけですよね。これはどんなところに実態があって、こういう方にはどのような指導がなされておるんでしょうかね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) もともと対象者を国保のデータベースシステムからとりまして、繰り返しますけれども、血糖値の、要するにヘモグロビンA1cの高いお方というものを抽出した上で対象者にしておりますので、下から2番目に糖尿病と書いてありますけれども、もともと糖尿病のお方、もしくは後期高齢者で、もともと体に不調のあるお方が基本的には多く参加されておるのかなあというふうに思っておりますので、基本的にはそういうお方をまず対象にしておるということで、目的としてうちのほうがいいところかなあというふうには思っております。そういう方につきましては、保健師が、日常の生活を気をつけていただきたいとか、指導をしておるところでございますので、今後、元気になっていただければというような形で指導をしておるところでございます。以上でございます。 ○委員(髙木義道君) 564人の対象者というのがいわゆる要注意といいますか、そういう方が多いので、当然要精検が5割強なのか5割ぐらいの比率だというふうに解釈をするわけですね。はい、わかりました。  僕らも人のことは言えませんので、特定健診を受けてメタボと判断されたり、ヘモグロビンA1cが高いとか、そういうことで保健センターのほうから連絡があって受診するということもあるんですけれども、そういった機会はできるだけ逃さずに、受診機会をつくっていただきたいなというふうに思います。  続いて159ページ、165ページとも関連がありますけれども、私どもといいますか、教育の現場で30人学級をやって、少しでも先生の目も行き届き、児童・生徒も学習の効率が上がるというような形にする環境を、もちろんエアコンだとか、そういった外的なこともありますけれども、人数を30人学級に設定してやっていったらどうかと。いわゆる人数の多いところは個別の指導員さんがお見えになって、全科目ではないけれども、算数・数学には対応されておるという報告は了承しておりますけれども、今、全般に見まして30人でおさまっている学級数ってどれぐらいあるんですかね。 ○学校教育課長(尾関 実君) 30人以下でおさまっている学級ということでございますが、小学校においては、柏森小学校の1年生、高雄小学校においても一部になりますが1年生、2年生にございます。山名小学校も1年生、2年生、3年生、5年生、6年生、扶桑東小学校は6年生にございます。あと扶桑中学校は1年生が6クラスございます。全部が30人でございます。北中学校は30人以下の学級はございませんが、学年の人数によりまして編成をしておりますが、今申したとおりの状況でございます。 ○委員(髙木義道君) 国か、あるいは県のあれで何年生は何人というあれがありましたよね。それはどんなふうでしたかね。 ○学校教育課長(尾関 実君) 小学校につきましては、1・2年生は35人編成、3年生以上は40人編成をしております。中学校につきましては、1年生が35人学級、2年生・3年生は40人学級で編成をしております。以上です。 ○委員(髙木義道君) それは国の制度、県のですかね。 ○学校教育課長(尾関 実君) 小学校の1年生は国基準の35人編成、小学校2年生は県基準の編成、中学校も同じ県基準かと思います。以上です。 ○委員(髙木義道君) 多いところのクラスについては、扶桑町独自で補助教員さんでやっておるという話は聞いておりますけれども、かなり国や県の枠というのは大きいですよね。常々30人学級でというようなことも、私どもは指導しておりますので、少しでも勉強のしやすい環境に努力していただきたいなあというふうに思います。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(近藤五四生君) 実績の79ページをお願いします。  後期高齢者の人間ドックの関係でございますが、これ表のほうを見ますと年々ふえておりますから、受診者というのが、いい傾向かなあと見ておりますけれども、そこで、その中で人間ドック受診者と、それから脳ドックの併用受診者というのが、これを見ますと大体半々ぐらいで受けてみえますけれども、この費用の関係は違うんじゃないかなあと思いますので、この費用の関係が人間ドックと脳ドックとどのように差があるのか、ちょっと御説明を願いますか。 ○住民課長(髙木 明君) 自己負担でよろしいですか。 ○委員(近藤五四生君) ごめんなさい、自己負担です。 ○住民課長(髙木 明君) ちょっと細かく分かれますので、御説明いたします。  人間ドックの方ですと、一応自己負担は2割になります。脳ドック併用の脳ドックの部分については3割負担ということになります。また、軽減世帯の方ですと、人間ドックの軽減世帯の方は1割負担が自己負担になります。以上です。 ○委員(近藤五四生君) わかりました。  これ、実際に脳ドックというと、公費の関係になるかもしれませんが、相当金額の差が出てくると思いますが、人間ドックだと、脳に比べますと、脳ドックが実際には同じ人の3倍ぐらいかかるんやないかなあと思いますけれども、公費の持ち出しの関係は差がどのように出てきますか。 ○住民課長(髙木 明君) 後期高齢者の方につきましては、今、全額一応公費のほうでもらっております。  ただ、つけ足してお話しさせていただきますと、今後4分の1ずつ減らしていくというような今方向が示されております。以上です。 ○委員(近藤五四生君) それから、今これは2医療機関で実施されてみえますが、あくまでも申し込みした人全員が受けられますか、これは。この枠の話ですが。 ○住民課長(髙木 明君) 今、29年度の予算で申し上げますと、江南厚生と伊藤整形があります。江南厚生につきましては、人間ドック30名に対して今回33名の方が受けられております。脳ドックの方も30人対して34名となっておりますが、伊藤整形のほうにおきましては、人間ドック30名に対して8名、脳ドック47名に対して今回20名の方が受診されております。よって、ここで調整させていただいて、江南厚生におきましてはちょっと定員オーバーなんですが、医療機関のほうにお願いしたところ、若干の定員オーバーしておる部分は受け入れてくださいましたので、予算上と思いますと中で調整できましたので、この数字の定員よりは多いんですが、全員受けていただいております。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございます。  今、予定よりは医療機関によってはまだ少ないということで、調整いただきましてありがとうございます。  それでは、この医療機関の実施時期の関係ですが、ただ、これを見ると大体11月、12月、1月というふうに、年に若干少しずつずれておりますが、これは医療機関の希望というか、大体これは医療機関で決めてみえるような実施時期、大体寒いときなんですが、その時期の設定は医療機関と調整してということですか。 ○住民課長(髙木 明君) 医療機関と調整というか、医療機関のほうがこの時期で扶桑町の後期高齢者の方の枠をというふうに設定されてきます。 ○委員(近藤五四生君) それでは、予算と、それから執行のほうを見てみますと、執行率のほうがことしは六十何%ということは、実際にはまだ枠があるかなあと思うんですが、この辺はあくまでも申し込みの期日の関係もございますけれども、フルに、有効に使えんかなあという気持ちでおりますけれども、この辺はどうでしょうかね。執行がちょっと少ないかなあと思いますけど。 ○住民課長(髙木 明君) その点につきましては、我々も啓発等を行って、これは特定健診と同じで、やはり人間ドックに対しましても、なるべく多くの方に受けていただきたいというふうに啓発は行っておるところなんですが、若干ちょっと数字がこのような形で出ちゃっておりますので、これはこれからも何とか数字、受診率を伸ばしていきたいと思っております。  それとあと、ごめんなさい、先ほどの1点、公費の関係でどんなふうだということをおっしゃったんですが、平成30年、今年度になりますけど、今年度は29年の実績に基づいて委託金という形でいただくんですが、もう既に今回4分の3しかもらえなくて、4分の1が削られておるような状況です、今までは全額だったんですが。  それと、先ほどちょっと4分の1ずつと申し上げましたが、31年から33年にかけまして段階的に廃止するというふうに国のほうの交付基準がございまして、そちらのほうで書かれておりました。ちょっと訂正させていただきます。済みませんでした。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。  やっぱり健診というのは、健康を維持していくのに大切なというか、早期発見するためにはこういう制度をやっぱりフルに活用できるといいですから、これからも受診率を高めていただくようにいろんな角度でお願いをしたいと。  人間ドックは以上ですが、次に81ページ、緊急通報システムの関係でございます。  これも本会議でも少し出ておったかと思いますけれども、1つは、29年は前年に比べると設置数というか、ちょっと少なかった、6件ほど少ないんですが、その理由というのか、みんなの申請がなきゃあれかもしれませんが、状況をちょっと御説明願えますか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 実績によりますと、平成28年と比べて29年度は17に対して11ということで、今、委員さんがおっしゃるとおり、6件ほど設置が少なくなっておりますが、総数につきましては、昨年度は98に対して今年度は99ということになっておりますので、基本的には全体としては減っておらないのかなあというふうにうちのほうは状況としてつかんでおります。以上でございます。 ○委員(近藤五四生君) 総数は今御説明のとおり1件だけの差があるんですが、申請が少ないかなあと。  もう一つは、設置の希望というのはどんなふうになっていますか。希望というんか、申請といいますか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 希望者全員にということではないとは思っておりますが、基本的には希望されるお方につきまして、申請に基づきまして、審査をした上で設置していくということですので、ちょっとその統計的なもので、数字として2年ということの中で増減というのを語ることはできないと思いますので、傾向としてどうかなあという気はしますが、26年からですと、設置数だけでいいますと9、27年が8、平成28年が17で、平成29年が11でございますので、平成26年から比べると平成29年についてはふえておるということで、その増減がどういう傾向にあるかというのは、ほぼ余り変化はないのかなあというふうにうちのほうは思っております。以上でございます。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。  確かに年度によって増減はありますけど、設置基準というのはなかなか厳しいかと思いますが、本当に必要な方がつけたくてもつけられない、そういう基準的なものをちょっと教えていただけますか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 基準につきましては、実施要綱というのがございまして、その3条に対象者というのがございます。この事業の対象者については、町内に居住し、電話設備を有する者で、次の各号のいずれかに当たる上で該当する者ということで、難しいあれですが、虚弱なひとり暮らしの高齢者、虚弱な高齢者のみで構成される世帯などというふうに定めがございます。あと最後に、その他町長が特に必要と認めた者というものでございますので、一概に不必要だということで断るということはしておりません。以上でございます。 ○委員(近藤五四生君) 要綱で定めてみえると。わかりました。ありがとうございました。  それから、これから高齢化がますます進んできますと、ひとり暮らしの高齢者もまたふえてくるかと思いますが、やっぱりそうなるとどうしても必要な方もふえてくると思いますので、今後のこれからの対応といいますか、今、基準も聞きましたけれども、対応というのはどのようにお考えでしょうか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 大変難しい問題だと思います。  一概に数がふえたものに対して数をふやすということではなくて、介護健康課の今後の話、方針として、本会議でも参事が申し上げておりますが、介護を予防するのも介護健康課の仕事だと思っております。この数をふやすということではなくて、減らすというような形で我が課としては対応していきたいなあというふうに考えておりますので、この実績が減っていくことのほうが、必要でない人がふえたということで、意外といい方向なのかなあというふうにもちょっと考えるところでございますので、この数の編成につきまして対応はさせていただきたいと思いますが、課の希望としましては、繰り返しになりますが、減らしていきたいというような格好でおりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。  大変そうした方向で行くとよろしいんですが、実際には本当に困った方が見えたら、そうした対応もまたよろしくお願いします。  それでは、83ページをお願いします。  そこで、自立支援支給事務費の関係でちょっとお聞きしますが、この支給決定者数を見ますと、これも年々少なくなっております。これは介護給付とか、それから訓練等給付とか生活支援の関係が減ってはきておりますが、それに伴って、逆に、これは昨年に比べての話ですが、この支給費というんですか、この自立支援の支給の関係につきましては同額か、むしろ上がっているような感じですけれども、この辺、支給決定数が減って、これはサービスの利用の効果も出て決定者数が減ったのかなあというふうに想像できるというか、解釈できますけれども、その辺のちょっと説明をいただけますか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 83ページの支給決定者数につきましては、サービスを御利用いただく前に、サービス等利用計画を事業所さんのほうで作成をしていただく関係で、計画相談支援というサービスの支給決定を別個にしております。そういった計画支援の支給決定数も含んだ数をこちらのほうに掲げさせていただいている関係で、毎年度、若干増減するというような数になっております。  一方、サービス利用状況につきましては、委員おっしゃられるとおり、そんなに大差なく、利用者は徐々にふえていってはおりますけど、急激な変化はないというふうに考えております。 ○委員(近藤五四生君) それから、この表で、介護給付の利用状況の表ですが、トータルを出しますと、私が初めに捉えたのは、介護給付は利用人数をトータルしますと同じ数字になるかなあと勝手に思って見ておったら、数字がちょっと合わないんですけれども、これは介護を受ける方が複数の介護を受けるという解釈でよろしいんですか、居宅介護からずうっと地域定着支援までありますけれども、これは一人の方が複数の介護を利用してみえるという捉え方で。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) こちらに記載してございます介護給付の各種サービスについては、お一人の方で2つ、3つというような形で支給決定をさせていただいている関係で、トータルの支給決定の人数よりは多い数というような結果になっております。 ○委員(近藤五四生君) じゃあ、もう一点だけです。  これは居宅介護のところですが、利用時間の関係も、利用状況人数とかを見ますと、去年、おととしと急激に時間数がふえておりますけれども、例えば1人当たりに平均しますと1,110時間ぐらいが1,300時間ぐらいに延びておりますけれども、これだけ年度によって変更がするものなのかどうか、ちょっと確認といいますか。
    福祉児童課長(兼松和彦君) 居宅介護の伸びについての御質問でございますが、29年度については3名ふえたということでございますが、その全3カ年度についても大体3名ずつ利用が伸びているというようなことがまず1点と。あとは、既に利用してみえる方についても、日数をふやしたり、時間数をふやしたりというようなことで、御利用いただいている方がふえたというのが結果としての数字への影響かなあというふうに考えております。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。  次に、前後して済みません、81ページのタクシー料金の助成事業の関係でお尋ねしますが、これも本会議でちょっとお話がありましたように、交付枚数とか使用率の関係につきましてはお聞きしましたのでわかりますが、1つ、実際、対象者から見た利用率はどういうふうになっていますか。これは対象者……。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 基本的に交付の人数の数の変遷でございますが、平成25年から見ますと、支給人数が1,780人、平成26年が1,883人、平成27年が2,048人、平成28年が2,133人、平成29年が2,177人と年々伸びていっております。  利用の回数につきましては、平成25年が2万5,527でございますが、平成27年の2万7,363回をピークに平成28、29年と減っておりまして、平成29年度につきましては2万6,146という枚数になっております。これにつきましては、きちっとしたアンケートとか調査をとっておりませんので、どうしてこのような結果になったかという確実なことは申せませんが、もらいに来るお方につきまして、人数はふえるものの、元気なお方がふえたんではないかということを希望してみたいなあということで、ちょっと自分は考えておりますので、もらったけれども、使わずに済む人がふえたのではないかというふうに分析しております。以上でございます。 ○委員(近藤五四生君) 今のお話のとおりなら、これは大変望ましいことですので、ぜひそれに期待したいんですが、1つ、この利用先というのは主に病院関係でしょうか、利用というんか、このタクシー料金の利用なんですが、その辺はデータをとっていますか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) これもきちっとアンケートの回答をとっておりませんので、聞く話で申しわけないんですが、やはり病院の利用というものが多いように聞いております。以上でございます。 ○委員(近藤五四生君) ありがとうございました。  実績の90ページをお願いします。  保育所管理運営費の関係でお聞きします。  ちょっと細かくなりますが、高雄の西保育園が定員に関して16人ばかり多いんですが、これは国の基準に対して許容範囲というのがどのぐらいになっていますかね、大丈夫ですか。大丈夫ですよね、当然。ちょっと説明をお願いします。 ○保育長(荒井裕美君) 保育所の定員についてなんですが、保育所への入所の円滑化という厚労省児童家庭局保育課長通知により、年度当初においては、おおむね認可定員の15%を乗じて得た人数まで保育を実施しても差し支えないとされていますので、高雄西保育園の場合は、定員120名の15%増しで138名までは差し支えないことになります。 ○委員(近藤五四生君) はい、ありがとうございました。  それから、同じ高雄西保育園で児童数がふえておりますが、11人ばかり。正規保育士が減になっておりますけれども、この辺の内部はどんな事情ででしょうか。 ○保育長(荒井裕美君) 平成28年度と平成29年度の高雄西保育園の比較をしますと、クラス数はどちらも8クラスで同じなんですが、加配保育士の数が28年度は3名いたところ、29年度は2名と、1名減少しておりますので、そのために1名減となりました。以上です。 ○委員(近藤五四生君) 加配保育士さんが、わかりました。  それから、保育の管理運営費を見ると支出総額2,069万円ばかり減っておりまして、在籍延べ人員では29人ばかりふえているんですが、この辺はどういった、説明をちょっとお願いします。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 実績報告書の支出総額が下がっていることについての御質問だと思いますが、これにつきましては、目の保育所費の中の施設整備に係る工事費も含めた総額でお示しをさせていただいている関係で、91ページにも(6)ということで保育所整備費のほうを大きな工事のみ掲げさせていただいておりますが、28年度がこの工事費が約5,500万あったものが、29年度が2,790万ほどということで、ここで大きく金額が下がっているということでございます。 ○委員(近藤五四生君) それでは、別の角度ですが、保育士さんの関係で聞きますが、今、保育士さんの休暇状況というのはどんなふうに。 ○保育長(荒井裕美君) 保育士の休暇状況についてですが、非常勤保育士については毎年ほぼ100%の取得率なんですが、正職員についてはなかなか、100%、50%までは行かず、現場に支障がないように配慮しつつ取得するように促しているところでございます。 ○委員(近藤五四生君) それから、ここに栄養士というのが上がっておりますけれども、栄養士を雇用しということで、まず栄養士さんを今どこに配置してみえるのか、その場所をちょっとお願いします。 ○保育長(荒井裕美君) 非常勤栄養士は、高雄西保育園に1名配置しております。勤務時間は8時半から17時まで1日7.5時間、週5日です。  勤務内容につきましては、7園の献立作成、各園での食育指導、支援センターでの栄養相談、あと各園のアレルギー対応等となっておりまして、業務が多様化しております。 ○委員(近藤五四生君) 今お話があったように、アレルギーの対応と、これもちょっと説明を、どのようにアレルギーの対応をしてみえるのかをお願いします。 ○保育長(荒井裕美君) 近年アレルギー児は多種多様化されておりまして、軽度の子から重度の子までおります。特に重度の子に関しましては、献立を見ながら、栄養士と給食調理員と保護者と毎月1回ずつ必ず打ち合わせをいたしまして、この日は何を抜くかとか、この日はお弁当を持ってきてくださいとか、そういう細かい打ち合わせをして対応しております。以上です。 ○委員(近藤五四生君) それでは、実績の158ページをお願いしますが、ここの適応指導教室の関係でちょっとお尋ねします。  まず、現在、不登校になってみえる児童・生徒の関係の数は何人ほど見えますか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 現在の不登校、平成29年度で申しますと52人、小学生が8人と中学生が44人の状況でございます。 ○委員(近藤五四生君) もうちょっと細かく聞きますが、中学校で見ますと、学年別の数字はどんなふうな状況になっていますか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 中学生の内訳はちょっと把握できておりません。 ○委員(近藤五四生君) それでは、この中に学校復帰を目指して支援ということがありますが、実際に学校に帰ってきた人数というのは、これはどうなっていますか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 完全に復帰ができた子どもはお一人、場面復帰といいまして、時々学校に来られるようになった生徒が7人、復帰ができていない子どもが4人、合わせて12人が現在の状況でございます。 ○委員(近藤五四生君) それから、もう一点だけですが、ここに相談員の方が2名見えますけれども、この相談といいますか指導内容、もしわかれば、どんな指導がなされて学校のほうに戻してみえるのか、戻すというんか、行くように指導をしてみえるのか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 教科の指導と体験指導、芋掘りなどの体験指導をしております。 ○委員(近藤五四生君) はい、わかりました。  続きまして実績の163ページ、下のほうですが、特別支援教育就学奨励費、支援学級とありますが、この支援学級を見ますと、ここに書いてありますが、通常学級に在籍する学校教育法施行令第22条の規定する障害の程度に該当する児童の保護者とありますが、ここに規定する児童の人数は何人でしょうか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 通常学級に在籍する学校教育法施行令の関係の児童につきましては、お二人でございます。 ○委員(近藤五四生君) 表の中には数字が35ということでございますけれども、これはほぼ全員の方が、全員に近い方が大体支給の対象といいますか、支給者数になっておりますか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 35人につきましては対象支給者の数でございますので、所得制限が生活保護基準の2.5倍未満という所得制限が入っておりますので、そちらの関係がありまして、特別支援学級在籍者または通常学級在籍の該当者合わせて43名でございます。そのうち35名が、先ほど申しました所得制限の関係で35名となっております。 ○委員(近藤五四生君) 43名と。わかりました。  それと最後に、補助を受けるといいますか、これはどのような形で補助、学用品の補助とか給食費とかいろいろありますけれども、このような補助は申請か何かやって受け入れていくんですか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 補助を受けるスケジュールといいますか、手続でございますけれども、申請書類を出していただくということが原則でございます。この申請書を出していただくために、学校で特別支援学級や通常学級の在籍のお子さんの把握ができておりますので、6月の初めに個別に御案内を差し上げております。6月の中旬から下旬にかけて申請書類をお取りまとめしまして、8月1日、初旬には決定支給を進めておるという状況でございます。 ○委員(近藤五四生君) 最後に質問します。  実績の165ページのほうですが、ここに中学校一般管理費がございますけれども、この中を見ますと、生徒数の合計では、扶桑中学校では2人ふえて、北中学校では25人減っているという状況ですが、実際には一番多いクラスで、先ほどもちょっと出ておりましたけれども、人数は何人、一番多いクラスですが、ちょっと確認します。 ○学校教育課長(尾関 実君) 40人でございます。 ○委員(近藤五四生君) これちょっと表だけを見ますと5クラスで202人ということになっていますので、どこかで多いかなあということでお聞きしたんですが、どんなふうでしょうか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 扶桑中学校の2年生が5クラスということで40人の学級が含まれておりますが、202人の中に特別支援学級に在籍するお子様もいらっしゃいますので、現実は40人の学級が3クラスと、39人、38人のクラスが各1クラスで5クラスを編成しているという状況でございます。 ○委員(近藤五四生君) はい、わかりました。  特別学級の方もここに入っているということですので、理解しました。  最後に、特別支援学級の関係でございますが、これらの2クラス、両学校とも2クラスありますけれども、その振り分けといいますか、これは学年か何かで、どのような振り分けなのか、ちょっとお教えください。 ○学校教育課長(尾関 実君) 特別支援学級につきましては、障害の種別によりまして7つの区分、グループ分けがされます。29年度の扶桑中学校の2クラスにつきましては、知的障害と自閉・情緒障害の関係が各1クラスで2クラスですので、学年は1年から3年までが入っておるという状況でございます。  北中につきましても、同じように知的と自閉・情緒障害のクラス各1クラスでクラス編成をしておりまして2クラス、1年から3年がそれぞれに編成されているという状況でございます。以上です。 ○委員(近藤五四生君) 細かくありがとうございました。  以上で私の質問を終わります。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(佐藤智恵子君) 実績の74ページ、サングリーンハウスの管理費のところで、去年も同じ質問をしたかと思うんですけど、ビニールハウス、水耕栽培をやっていたところですけど、あそこのその後の利用方法といいますか、あそこのその後の進展はあったのかどうか、また、そこが借地なのか町有地なのかも教えていただきたいと思います。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) サングリーンのガラス室についてでございます。  昨年度末につきまして、水耕の関係で、可能な植物について研修に行っております。今年度につきまして、水耕として可能な植物というものを今、選定中というふうに聞いておりますので、その植物が選び出されるかどうかというところで、待っておるところでございまして、現在のところまだ使用しておりませんが、その結果が出次第、来年以降の方針について検討をさせていただくという段階に入ってきております。  土地につきましては、借地であるというふうに理解をしております。以上でございます。 ○委員(佐藤智恵子君) 今そういうふうに進められているということだったので、いいんですけど、もし何も動きがないようだったら、やっぱり借地料の関係だとかありますし、先ほど髙木委員からお話があった喫茶ひまわりの跡地利用なんかもそうですけど、やっぱり有効利用、有効活用をしていただけるように進めていただきたいなあと思いまして質問させていただきました。  それから、次に行きます。  先ほど90ページ、保育園の定員の関係で近藤委員からも質問がありまして、高雄西が今プラス15%ということで、138名まではオーケー。しかしながら、今136名ということがあります。また、山名保育園も、もう100%に近いぐらいという状況の中で、長い目で見ていくと人口減少になっていっているんだと思うんですけれども、ここ近年の今後の見通しというんですかね、15%まではオーケーだというものの、保育する環境というのがやっぱり崩れてくるんじゃないかなあと思うので、その辺の見通しなんかもわかればお願いしたいと思います。 ○保育長(荒井裕美君) 高雄西と山名保育園はゼロ歳から保育をしておりまして、どうしても小さいお子さんの入所希望の方が多くなるので、高雄西保育園と山名保育園は在籍人数が多くなってしまうというのが現状でございまして、年度当初は15%増しですが、年度途中は25%増しまでオーケーというふうなことが先ほどの厚労省児童家庭局保育課長通知により通知されておりますので、一応、定員の25%増しまではオーケーということでございますが、委員がおっしゃるように、やはり保育環境が劣悪になってきますので、今後ちょっと対策を考えないといけないなあとは思っておりますが、現実的には、まだどうしたらいいのかわからないというのが現実です。済みません、以上です。 ○委員(佐藤智恵子君) それで、ちょっと新聞の記事で、厚生労働省が調べた愛知県内の待機児童という、ことしの4月時点で保育園に入れない待機児童が愛知県でも13町あると。その中で扶桑町も8番目に推移をしておりまして、昨年は5名だったのが、ことしは16名待機児童というふうに報道がありました。  今言われました、多分、働くお母さんがふえてきて、ゼロ歳児というか乳児さんを預ける方がふえてきていると思うんですけど、今回、斎藤保育園もゼロ歳児を受け入れるということで準備をされています。やっぱりそういったところの整備が大事じゃないかなあと思うんですけれども、柏森の保育園というのは、駅に近いということもありますので、そちらのやっぱり整備もしていかないといけないんじゃないかなあと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ○保育長(荒井裕美君) 来年度は、斎藤保育園で2歳児を12名受け入れることになっておりますが、長い目で見ますと、やはり子どもの人口も少なくなってくると予想されます。でも、現実的には、待機児童が16名もいるという現実がありますので、今後については、柏森地区でのゼロ歳児の保育をしてほしいという希望もあると聞いておりますので、現存の施設の範囲内で何か工夫をしてゼロ歳児を受け入れていかなければならないんじゃないかなあということも考えておりますので、現在ある施設内でできることを今後は工夫していこうと思っております。 ○委員(佐藤智恵子君) わかりました。  やはりそういう保育施設の整備とか支援が追いついていないというのが現状だと思いますので、ぜひとも柏森地域でもやっていただきたいなあと思います。  保育園の関係はそこで終わります。  あと102ページ、妊産婦の健診の状況が書いてあります。ことしから産後ケアということで産後の健診もやっていただいておりますが、健診だけじゃなく、ことしは子育て包括支援センターを設置ということで、相談員さんが配置をされました。  これまで一般質問でもさせていただいたんですけど、産後ケアの相談とか、あと出産して1週間、病院から帰ってきて、その後1カ月の間がとても大事ということで、この間、報道でも妊産婦さんの産後鬱という人たちもふえてきているということで、その産後のケアをしていかないといけないということで、国も産後の健診等を今、充実させているところなんですけれども、この間というか、少し前に、里帰りで扶桑町に帰ってきて、お母さんのもとで本当は産後を過ごす予定だったんだけれども、そのお母さんもちょっと体調が悪いということで、何かちょっとした宿泊施設だとか、そういうことは扶桑町はやっていないんでしょうかと、名古屋はやっているということで言われたんですけど、そういった宿泊ができることとか。  また、国のほうでもたしか5万ぐらい、1人当たり5万という何か補助金がおりていたんじゃないかなあと思うんですけど、違いましたかね、産後ケアとして。多分その包括の枠の中でいろいろ事業がやれるということだと思うんですけれども、多分、今後そういうことが、今、産後鬱というか、そういう産後のことをもうちょっと充実をしないといけないということで、広域でもちょっと話がされているんじゃないかなあと思うんですけど、そういった今後の産後ケアの、もう少し事業の展開というのは考えていますでしょうか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 産後ケアにつきまして、その必要性というのは非常に高いということで、平成29年から、要するに昨年度から産後1回ということで健診についてのクーポンを配り始めたところです。これにつきましても、2回にしてくれというような要望も聞いておりますし、それにつきまして、今まで扶桑町がやってきておる事業といたしましては、その上の5番にあります新生児訪問というのがありますが、これにつきましては4カ月までに2回全戸訪問というのを行っておりますので、2回全戸訪問をやっておるところにつきましては少ないということで、これにつきましても、国のほうから補助金をいただいておるところでございますので、先ほどのちょっと5万という内容がそれに当たるのかどうなのかというのはあれですけれども、単価について2分の1を多分いただいておるということで、この事業を主なものとしてうちはやってきております。  あと、相談事業等につきましては、まだ今、検討中でございますので、大変申しわけありませんが、勉強させていただくという段階でございますので、簡単にお答えできない状況ですので、大変申しわけございません。以上でございます。 ○委員(佐藤智恵子君) ぜひともそういう産後のほうの手当も充実をさせていただきたいなあと思いますので、よろしくお願いします。  あと……。 ○委員長(和田佳活君) 佐藤委員、次の質問ですか。 ○委員(佐藤智恵子君) はい。 ○委員長(和田佳活君) それでは、ここでお昼休憩に入りたいと思いますので、会議の再開は13時からということで、お昼休憩。              午前11時46分 休憩              午後0時57分 再開 ○委員長(和田佳活君) 全員そろってみえますので、休憩を閉じ、会議を再開します。  開会に当たりまして、先ほど質疑に対しましての不登校の学年別数値が出たそうですので、報告ということで。 ○学校教育課長(尾関 実君) 大変失礼いたしました。  先ほど近藤委員さんのほうから御質問のありました不登校の人数でございますが、小学校8人、中学校44人、52人と申しましたが、1月末の数字でございまして、決算の数字としまして、30年3月31日現在の数字は64名となります。  小学校が11名、中学校が53名で、柏森小学校が8人、6年生2人、5年生2人、4年生2人、3年生お一人、1年生お一人の8人でございます。高雄はおられません。山名小学校はお二人です。6年生お一人、5年生が1人、合計お二人です。扶桑東小学校が1人、4年生が1人です。以上が小学校11人の内訳でございます。  中学校は、扶桑中学校41人でございます。3年生が10人、2年生が16人、1年生が15人、合わせて41人でございます。北中学校は12人です。3年生が6人、2年生が3人、1年生が3人、合計12人、中学校全体で53名、小学校11名と合わせて64名ということでございます。以上です。 ○委員長(和田佳活君) それでは、質疑を続けます。  質疑のある方。 ○委員(佐藤智恵子君) 済みません、もう少しだけお願いします。  86ページの児童福祉総務一般事務費で、児童虐待の専門員が設置されたと思うんですけれども、この児童虐待の件数というのが全国的にも昨年の数値でいくと13万人、最多ということがこの間新聞に載っておりましたが、扶桑町の虐待件数、相談等、わかりましたら教えていただきたいと思います。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) まず、虐待に関する御相談の件数から先にお答えをさせていただきますと、昨年度、窓口ですとか電話による連絡ですとか、あとは児相経由で入った件数なんかで、全部で77件ございます。  また、その案件の中で、要保護児童対策地域協議会ですとか、あとケース会議で検討された件数といたしましては、児童数での御回答になりますが、36名が対象となっております。以上です。 ○委員(佐藤智恵子君) どういった虐待が多いのかというのもわかりますか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) まずは、主な虐待者としては、父親または母親というのが大体多いんですが、どちらかというと母親の件数のほうが多くなっています。  あと、虐待の通告の種別といたしましては、身体的虐待、それから心理的虐待、あとはネグレクトといったような内容になってまいります。以上です。 ○委員(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  ちょっと推移なんかもわかりますか、ごめんなさい。
    福祉児童課長(兼松和彦君) 申しわけございません。推移はあくまでちょっと29年度の細かい数字しかございません。申しわけございません。 ○委員(佐藤智恵子君) わかりました。  多分、全国的にふえているように、扶桑町の中でもそういった方がふえてきているのかなあと思います。  扶桑町としても、いろんな貧困対策とかいろんな面で対応はされているかと思うんですけれども、本当に核家族なんかもふえてきているかなあと思いますので、やっぱりその辺の本当にこれからの対策というのはすごく大事になってくるかと思いますので、いろんなことをこれからやっていかれるかと思いますけど、細かくやっていっていただきたいと思います。  あと、87ページの児童手当のことで、不用額が4,600万ほどあるかと思いますが、この原因として何が考えられるか分析はされていますでしょうか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 児童手当の予算を編成させていただく際に出生者数ですとか、社会増によってどれぐらいの子どもがふえるかについては、非常に予算を立てる段階でも大事な要因になると考えております。  29年度予算編成の段階では、月に子どもが35人ふえるだろうというような予測のもとに予算を編成させていただいておりましたが、若干現実とちょっと差があったなあという反省が1点でございます。  もう一つは、ゼロから3歳児まで、それから3歳児から小学生といったところで、児童手当の金額が変わってまいります。そちらの人数の見込みも若干誤差が出たのかなあというところと、あとは本会議のほうでも若干お答えをさせていただきましたが、予想より特例給付と言われる、いわゆる所得に応じて手当額が下がる方も若干当初の予算よりは多かったというような傾向にございます。以上です。 ○委員(佐藤智恵子君) 15歳までの子どもさんが全員いただけるということで、この特例給付というのも本当に最近、何年か前からこの特例給付というのができたと思うんですね。なので、本当に所得が所得制限以上の方、収入が多い方はもらえないというふうに思っていらっしゃる方が多いんじゃないかなあと思うんですけど、その辺の周知だとか、あとお知らせが多分全員には行くかと思うんですけど、その周知の仕方がちょっとまだ足りないんじゃないかなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 児童手当のPRにつきましては、広報「ふそう」、あとはホームページなどでもお知らせをしておりますし、また既に受給してみえる方については現況届の際に児童手当のリーフレットなどを同封させていただいてはおります。  ただし、どうしても例えば転入したような方ですと、公務員世帯かどうかがちょっとわからない場面があったり、全て必ずしも、こちらが全件把握しているわけでない部分もございますので、PRについては引き続き折を見てやっていきたいなあということと、委員おっしゃられるように特例給付に該当してもらえないと思われている方が見えないようなPRには心がけていきたいと思っております。以上です。 ○委員(佐藤智恵子君) 私のような貧乏な人は、もう絶対もらえると思って一生懸命やるかと思うんですけど、本当に収入が多い方はそこまでなかったりするのかなあと思ったりするんですけど、その辺またしっかりよろしくお願いします。  あと、168ページですけど、平和教育推進事業費というのがあります。本会議のほうでもちょっと小林議員のほうからも御質問があったかと思うんですけれども、広島に生徒会の生徒代表が6名と引率者2名が行ったということで、それを受けて報告会をやっているというお話なんですけど、ちょっとまた小林さんとは違う感覚で、一部の生徒しか現場に行かない。それをもとに、戻ってきた人たちが報告会をするんだけれども、そういう形じゃなくて、もっと全員がそういう平和について授業を受けられるというか、小林さんは講師の人を招いてというようなお話があったと思うんですけど、それも含めなんですけど、そういった一部の人たちが行くだけじゃなくて、もう少し広い意味で平和の大切さというか、戦争のいけないところとかというのをもっと周知できるような事業に変えていったらどうかなあと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 今、お話のありました両中学校6名は広島のほうに平和記念式典を初め、被爆者体験講話のお話を聞きに行ったりさせていただいておりますけれども、戻りますと、扶桑中の場合は文化祭、北中の場合は広島から帰った9月の当初のところで全校集会で報告をしていただいておりますので、全校の子どもが平和の大切さについては、そのとき新たに認識をしておるものと思います。  今、お話のありましたような事業につきましても、今後、課題と考えておりますのでよろしくお願いをいたします。 ○委員(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。  最後に1点だけもう一つちょっと聞くのを忘れたのが、73ページの社会福祉総務費の中の社会福祉団体に対する助成というところで、社協のほうから助成金が出ているかと思うんですけど、これはそれぞれの団体の会員数に対して補助金が出ているんですけれども、この辺の金額的な基準、補助金の基準というのはどういうふうになっているんでしょうか。人数が多いところは多いのかなあと思ったら、そうでもないので、その辺はどうなっていますでしょうか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) この社会福祉団体に対する助成につきましては、会員数に何かの金額を掛けてというような算出ではなくて、過去から脈々と事業をやっていただいている内容に対して、どれぐらいの事業規模というようなことに照らし合わせて、今までの流れもあって算出されてきた金額というふうになっておりますので、ですので、言葉を返せば、会員数が若干減ったりしたとしても、事業自体が円滑に行われているということもございますので、ただ単に会員数が減ったからこれだけ減らしますよというような助成の仕方はしていないところでございます。 ○委員(佐藤智恵子君) 具体的な1つ何か例とかはないですか。どういうものにという、ちょっとわかりにくいので、その脈々と受け継がれておるというのは。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 各種団体に対する補助については、過去にもいろいろ町全体としての補助金を見直す中で、ある程度一律に下げさせていただいたところもあったように記憶はしておりますが、ですのでどの時点でどれぐらい減少したかだとか、どの時点で逆に上げたかということはちょっと済みません、以前の担当者にもいろいろ聞いてみたんですけど、なかなかそういったものはないということでございます。 ○委員(佐藤智恵子君) その事業によっていろいろだと思うんですけど、この数字だけ見ると、団体さんからすると、どうしてここは多くてここはなんだという、明確なそういう説明ができないといかんのじゃないかなあと思うんですけど、どんなもんでしょう。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) おのおのの団体が御活動される中で、町の助成金の割合が、やはり団体によってもまちまちで、ほかの御収入もあったり、自主活動において収入を支えてみえる団体さんもございますので、なかなか一律この割合で総事業費の例えばこの割合でというような助成の仕方はしていないところでございます。それ以上、ちょっと済みません、明確に回答ができません。申しわけございません。 ○委員(佐藤智恵子君) 私も聞かれたときにどう答えていいのかちょっとわからないもんだから、やっぱりそういう基準というか、大抵みんな人数で幾らとかいう基本の何か、事業に対してはあるんだろうけれども、何かそういう一つの基準をやっぱりきちんと持つべきじゃないかなあと思いますが、どうでしょうか。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 助成の額を変えたり、変化させたり、増減を加えるというのは非常に難しい部分でもございますが、どこかでやはり整理すべき内容かなあとは思ってはおります。  ただ、これもやっぱり今まで長い間培ってきたものがございますので、ひとえに今この段階でこの計算方式でということではなくて、各団体さんが実際どんな事業を継続していっていただいているのか、どんな収入構成になっているのかというのを、やはり1団体ごと見きわめる必要があるかなあというふうには考えておりますので、すぐにということよりも、ちょっとお時間をいただくような内容になってくるかとは思います。以上です。 ○委員(佐藤智恵子君) 例えば子ども会でも人数に対してありますね、幾らって。そこの例えば子ども会がこういう事業をやっていますということにもなりかねんのかなあと思ったりしますが、今後、検討よろしくお願いします。以上です。 ○委員長(和田佳活君) そのほか質疑はありませんか。 ○委員(矢嶋惠美君) 75ページをお願いします。  老人憩の家の管理費のページですけれども、単純ですけれども、この運営の中で、利用人数が昨年に対してことしは1割、個人でも減っているかなあと思うんですけど、その辺、全体にみんな減っているんですけど、その辺の分析というか、どういうふうに見ていらっしゃるかということをまずお伺いしたいと思います。減った要因ですね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 大変申しわけございません、分析のほうはちょっとしておりませんので、申しわけございません。 ○委員(矢嶋惠美君) 私も詳しくはわかりませんけど、単純に1年で1日少ないとはいえ、約300日ある中で全体からして1割減るというのは、かなり大きい減りじゃないかなあと思ったもんですから、実際、この決算認定をしていくに当たって、やはりそれだけの大きな人数が減ったんであれば、まずどういう理由でそういうふうに減ってきたか、そこのところをきちんと分析をされていかないと、来年度の次の事業に対して、予算がどうのこうのとは言えませんけど、今後も含めてどうしていくのかと。  そして、それが例えばフォローしなきゃいけない部分があるのか、そうではないのかということも含めて、やっぱりその辺をどうかなあと思いました。なので、ぜひその辺をまず分析していただきたいなあと思います。  分析していないということなので、次の質問には行きにくいんですけど、今後、先ほど髙木委員のほうが構造体の劣化調査、結果を実施したということで、構造上は非常に耐久的にも問題ないということを数字的にはおっしゃっていましたけど、そういう専門的な数字もそうですけど、耐久年数みたいなものについてはどのように見ていらっしゃるかということをお伺いしたいと思います。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 経過年数につきましては、非常に年数がたっておりまして、各種修繕なんかを繰り返し行っております。  ただ、公共の建物についての全体の構想というのは、我が課だけでやるわけではございませんので、昨年度の耐久の実績に基づきまして、この後どうさせていただくかということは検討事項だというふうに考えております。以上でございます。 ○委員(矢嶋惠美君) わかりました。  公共施設ですから、全体の中での位置づけというのもありますけれども、そうは言っても担当課ですので、やはりそこのところでしっかりと、あと耐久年数、耐久年数ということはどういうふうに今後維持していくか、絶対それのメンテの部分がかかってくるので、これぐらい先にどういうメンテをしなきゃいけないかということも当然あると思います。それがやっぱり予算になってくる。  強いて言うなら、やっぱり今後どういうふうに使っていくか、今のこの状態の使い方でよしとするならばどういうふうに維持するかとか、やっぱりその辺が重要になってくるかなあと思いますので、一番お聞きしたかったのは、この施設でどういうふうに今後利用されていくかということをお考えをお聞きしたかったんですけど、ちょっとひょっとしたらお聞きしても、その辺にはまだ至らないということですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) ここの経営につきましては、議員さんも心配されておることでございます。  我々も、ここを今運営しますスペイス・21さんにつきましても、次回につきましては多分大丈夫だろうということは聞いておりますが、ずうっとスペイス・21さんがやるかということについては、少し自信がないというようなこともお聞きしております。こういう経営していただく団体についても、やっぱり今後考えていかないかんですよねということを、今ちょっと担当課のほうでも話をしておりますので、その辺も含めまして今後の検討課題だというふうに担当課のほうでは思っております。以上でございます。 ○委員(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  特にここは委託事業でお願いしているところなので、そういった団体さんとの関係性もあると思いますので、建物自体の本体の維持の問題と、そういった中身の問題といろいろあると思いますので、またぜひ検討をして重ねていっていただきたいと思います。  そうしましたら、90ページをお願いします。  午前中にも何回もここでは質問が出ているので、またかという感じではありますけど、ちょっと違うといいましょうか、皆さんが質問されなかったことで少し気になるところがありますので、質問させてもらいます。  内容的には、やはり児童数及び保育士の数のところですけど、これを見ましてちょっと気になったのが、児童数に対して定員はあれですけれども、保育士の数を見てみたときに、柏森保育園が全体ずうっと単純にはできませんけれども、非常勤の方の働く時間とかが違うので何とも言えませんけど、127人の児童数に対して19人ということです。やっぱりその辺がどうなのかなあと。例えば、斎藤保育園ですと52人に対して12人の職員さんがいらっしゃる。それから山名保育園は、139人に対して25人もいらっしゃるということで、先ほどの先生の回答でいくと、正の数を引いて非常勤の数ということでも少し考えたんですけど、この辺は本当に柏森保育園は実態としては足りていないんじゃないかなあというふうに若干思っております。  加配といいましょうか、そういったこともあるかと思うんですけど、ちょっと現状、どのようになっておりますでしょうか、教えてください。 ○保育長(荒井裕美君) 柏森保育園の職員数なんですが、高雄南の職員数と比較しながら説明させていただきます。  柏森保育園と高雄南を比較すると、在籍人数が高雄南より多いことや、クラス数も1クラス柏森のほうが多いにもかかわらず、職員数が1人少なくなっているという形でこの表になっています。これは、加配保育士の人数が高雄南保育園が4名に対して、柏森保育園がこの29年度は3名でした。  そしてもう一つは、非常勤保育士の仕事内容で、早番と遅番と休憩対応とフリー保育士という4つの時間帯の保育士が、高雄南では各1名ずつの計4名を配置しているんですけれども、柏森保育園では早番と遅番を兼ねて1名、早番7時半から11時半までの勤務した人が夕方の4時から7時まで勤務するという形で、中抜けをして、これで1名となっております。  それであとは、休憩対応とフリー保育士が、高雄南は1名ずついるんですけれども、柏森保育園は9時から15時まで休憩対応とフリーを1名で兼ねております。  こういうことにより、人数的には少ないというふうになっております。以上です。 ○委員(矢嶋惠美君) 大変個人的なことで申しわけないんですけど、私、毎日、柏森保育園のほうへ行かせてもらっているので、柏森保育園の状況というのはよくわかっているつもりですし、それから運動会なんかに行くと、本当に実際の加配の人がつきっきり、本当に1人の子どもさんにずうっとその人が抱きっ放しというような、そういった対応をされているので、本当に人数が少ないともう1人にかかり切りになって、絶対親のところにも行かないで、不思議なぐらい保育士さんのところにずうっとついている子なんかもいらっしゃいますよね。  おっしゃるように、数字だけではあらわせないことはたくさんあると思うんですけど、全体的に見て、やはり柏森保育園なんかに見ると、非常にやっぱり手薄かなあと。子どもさんが多い割にはやっぱり少ないなあと。  それから、先生たちの、ちょっと調べているわけじゃないですけれども、例えば正の職員の足らない分、正の職員がその分やっぱり残業をしなきゃいけないんじゃないかとか、そういったこともやっぱりいろんなことで基準になってくるかもしれませんけど、これは昨年の実績ですけど、また、今後以降も、恐らく乳児さんのところに、2歳児も出られて1部屋持ってということでやっていらっしゃいますので、全体的にやはり保育士不足です、これは。別に誰が悪いわけじゃなく保育士不足だということも十分承知しておりますけど、その辺バランスよくやっていただけるといいかなあということも思います。その辺がちょっと疑問に思ったので、質問させていただきました。  あと、済みません、もう一点だけ、ちょっと戻って申しわけないですけれども、先ほど社会福祉の関係で、82ページですね。総合福祉センターの管理の関係で、やっぱり1点ちょっと気になったのが、1階の喫茶室のひまわりのことが出ていまして、休憩室というか、自販機を置いて休憩してもらうように使っているとおっしゃったんですけど、当初はたしか部屋として貸し出すみたいな感じで聞いていたけど、今どうなっているかなあと思うんですけど、現実にボランティアさんとかいろんな方たちに聞くと、やっぱり厨房が先ほど使えるようなことをおっしゃったけど、実際は使えないんですよね、あそこは。お水とかもとまっているし、それからガスなんかも来ないようになっていたりしていて、実際は使えていないんですよね。やっぱりああいうところも、きちんと使えるようにして差し上げて、お部屋として、例えばボランティアさんが本当にボランティアまつりのときもいっぱいやっていましたけど、そこへ来て、自分たちでお弁当を持ってきてあそこで食べるとか、ちょっとお茶を沸かしてとかって、2階もありますけど、やっぱりちょっと若干2階にある給湯室は違うと思うので、そういう意味では何かもう少し使い勝手のいいところ、本当にせっかくある施設ですから、有効利用を考えていただけたらいいかなあと思って。先ほどの答弁を聞いてちょっと思いましたんで、済みません、それを思います。以上です。 ○委員長(和田佳活君) そのほか質疑はありませんか。 ○副委員長(兼松伸行君) 私のほうから二、三点、よろしくお願いいたしたいと思います。  事業実績95ページの放課後デイサービス等の児童発達支援事業所運営費とのことなんですが、これ、私が議員になりましてから、毎年のようにちょっと質問をさせていただいているんですが、事業費決算額が1億110万789円ということで、毎年ふえておるわけなんですが、業者の方のことについてなんですが、町内業者の方、去年2件というふうに把握しているわけなんですが、その内容は変わっていますでしょうか。もし変わっていたら。 ○福祉児童課長(兼松和彦君) 児童発達支援または放課後等デイサービスの事業所については、町内2件のままで変化はございません。 ○副委員長(兼松伸行君) 私がこんなことを言うのはあれなんですが、できれば民間の方で、扶桑町の方がふえていただくのが一番いいと思っておりますので、ぜひ、これも啓蒙とか広報をしていただきまして、ぜひやっていただけると、町外の方ばかりに何か出ているような気がしますので、やっていただけると幸いかと思っていますので、とりあえずこの件数だけのことで、今回は済みませんがよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、158ページの学校教育課のところになるんですが、地域学習活動支援事業費で小学生3年生から6年生の子どもに土曜日にやっていただいているわけなんですが、算数を特化してやってみえると思います。  それで、この理由は、いろいろ教育長先生からも聞いておるのですが、私個人的にほかの学科もやっていただきたいと思っているのですが、そのお考えはあるかなしか。また、算数を特化する、もう一度だけ理由を教えていただきたいと思います。 ○学校教育課長(尾関 実君) まず算数に特化する理由という点でございますが、算数につきましては一般質問の折にも似たような答弁をさせていただいておりますけれども、小学校でつまずきが起きた場合、分数だとか掛け算だとか小数点だとか、いろいろな基礎的な部分でつまずきが起きた場合が始まりで、その後、小学校高学年や中学校に行ったときに、算数や数学の勉強にわからないところが出てくるというようなことがあるというのが、算数、数学の科目の特色でございますので、そのつまずきを早い段階で小学校のうちによくわかるようにしておくというために、算数を授業の科目にさせていただいておるというところでございます。  もう一点の算数以外の教科のことでございますが、これも一般質問で同じような答弁をさせていただいておりますが、回数増の課題もありますし、定員80人に現在88人の授業の方に来ていただいておりますので、今後の定員の増の課題もありますので、それに加えて算数以外の教科の関係もあるとは存じますので、今後の課題として考えていきたいと思っております。 ○副委員長(兼松伸行君) 例えば算数をやる場合に、国語力が大切だと思うのですが。言われていることはよくわかるのですが、文章問題等は、皆さん、免許証をお持ちかと思うのですが、どのテストでもそうなんですが、理解力は国語力だと思うのですが、その点はいかがでしょうか。 ○学校教育課長(尾関 実君) 国語力も理解力という点では大切だとは思っておりますので、朝読書などで活字に親しむというようなことも行っておりますので、先ほど申しましたような答弁になりますが、算数以外も課題と考えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(兼松伸行君) 済みませんが、頭の隅でいいのでぜひ覚えておいていただきまして、よろしくお願いいたしたいと思います。ありがとうございます。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(髙木義道君) 認定案第1号 平成29年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定(所管部分)について反対をいたします。  予算の段階でも指摘をしましたように、アベノミクスで本当に富が一部資産家、あるいは大企業に集中をして、実感が我々庶民、国民の側にアベノミクスの恩恵が伝わらない、実感が感じられない、そんな状況の中で行われる国の政策に対して、扶桑町はその防波堤の役割を果たす、そのことが大いに求められているのではないでしょうか。  暮らしの予算、社会保障の削減、こうしたものに対して、住民の皆さんの暮らしを守り、福祉を充実する、そして町内の業者の営業を応援する、こうした立場が必要であります。  児童館の整備事業、あるいは地域学習活動支援事業、小学校のエアコン設置工事の実施設計、本当にこうしたことは高く評価すべき内容ではありますが、一方、国の制度の改悪にそのままつき従う、そのような予算内容でもありました。  高齢者の元気、そして子育て支援の充実、保育環境の整備、教育環境の整備、こうしたものにおいて適正な財政出動が必要であったと考えます。  今回の収支の決算において2億9,800万、こうしたプラスの黒字決算になっているところからも、住民の皆さんの暮らしを応援する福祉を充実する、そういう決算内容であったことを思えば、この今の議案に対しては反対をいたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。 ○委員(佐藤智恵子君) 認定案第1号 平成29年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定(所管部分)について賛成の立場で討論します。  重点施策で見てみますと、主な事業として、子育ての支援の充実では、放課後児童クラブ専用棟の実施設計、児童虐待相談等専門職員設置事業、山名保育園でのゼロ歳児保育を始めるに当たっての保育所管理運営事業を実施。  高齢者福祉では、介護予防・日常生活支援総合事業の開始に伴い、介護予防・生活支援サービス事業及び一般介護予防事業を実施。  また、教育施設、環境の整備では、柏森小学校のエアコン工事実施設計、スクールソーシャルワーカー派遣事業など、着実に実施され、住民の福祉の向上に努められたと評価します。  決算並びに基金運用状況審査意見書においても、おおむね適正であると認められています。  少子・高齢社会の中で、今後も増大すると思われる民生費、教育費、そして近年の異常気象もあり、今後の災害救助費の予算の組み立ても気になるところであります。  限られた財源を計画的に適材適所に配分できるよう、今後の事業遂行に努めていただくことを申し添え、賛成の討論といたします。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより、認定案第1号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手多数であります。よって、認定案第1号 平成29年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)は、認定すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  認定案第3号 平成29年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明はないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いします。
    ○委員(髙木義道君) 本会議の折にも質問をさせていただきましたけれども、198ページの繰越金から、あと差し引きの黒字収支の部分も確認しますと、4,600万ほどのプラスがあるということでありますね。  結局、何が言いたいかというと、減免の充実だとか、あるいは保険税の軽減をするためにどんな方策があるのかと。この黒字収支の内容から見て、国保税を下げられるんじゃないかと。今回、30年度から都道府県単位化になっておりますので、そのあたりはまたいろんな調整が必要であるかと思いますけれども、29年度の決算からいけば、国保税を下げられた、あるいは減免の内容を充実できたというふうに考えるんですが、どんなものでしょうか。 ○住民課長(髙木 明君) 本会議でも御質問いただいたとおり、30年度の繰越金、そして29年度の繰越金、差し引きしますと4,600万程度出ます。それで、部長がそのとき回答いたしましたが、1世帯当たりだと約1万870円程度減額できるんではないか、充てられるんではないかというような御回答をさせていただいております。  ただこれ、先ほどの補正のときにもちょっと説明させていただきましたとおり、やはりこれ、大幅にこの30年度の制度改正によりまして、本来、扶桑町が保険税として集める標準保険税率ですね、こちらが本来の姿ですが、私ども町独自の税率でもって、今回30年度は今運営しているわけなんですけれど、そういったことで調整させていただいておるということと、あと減免に関しましては、これはやはり周りの市町村も新しくこの制度改革が行われたことによって、どのようにしていくかということも考えておられると思いますが、我々もそれをちょっと動向を見ながら、できればその方向も考えてはいかないかんことでしょうけれども、まだ今、具体的に減免云々ということはちょっと考えておりません。 ○委員(髙木義道君) 各市町の状況も大事でありますけれども、扶桑町のいわゆる国保の利用者の便宜を図って、リーダーシップをとるような内容の減免あるいは保険税の設定をしていただきたいなということを要望いたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(髙木義道君) 認定案第3号 平成29年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  これも同様に、予算の段階で2015年から大幅に医療制度の改革、改正が行われて、だんだん冷たい内容になってきていると。2018年度から財政運営の責任主体が市町村から都道府県に移行してしまうと。本当に住民の皆さんと膝を交えて、保険税も含めてしっかりと医療のケアをするというようなシステムが崩れてしまっているんではないか。  一般会計の繰出金、こうしたものも9,000万今まであって、平成29年度もそうでありましたけれども、30年度は減ってしまっていると。できるだけ、法定外繰り入れをふやして、保険税の負担に耐えるような、そうした制度にしていくことが必要ではないかなというふうに考えるものであります。  国保というのは、ほかの健康保険とは違いまして、非常に高齢者が多いと、あるいは低収入の方が多いと、こういったいわゆる財政的な弱点があるわけですね。だから、それをやっぱり町のほうで支えると。滞納や差し押さえを減らす、そうしたような努力が必要ではないかということに思います。  国保税の引き下げ、あるいは減免制度の充実、こうしたことがしっかりできていない。その意味でこの議案に対しては反対をいたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。 ○委員(近藤泰樹君) 認定案第3号 平成29年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。  今回提案されております認定案第3号は、歳入総額37億8,795万5,000円、歳出総額34億6,455万6,000円、実質収支は3億2,339万9,000円でした。これにつきましては、国民健康保険制度が平成30年度から大きな変革を迎え、都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに国民健康保険の運営を担うことになったため、必要な繰越金と考えられます。  被保険者数は年々減少しており、同様に保険給付費も減少し、被保険者1人当たりの費用額は前年度と比べて若干少なくなっている状況において、平成29年度決算は安定した執行がなされていると思われます。  平成30年度からの制度改革に伴い、財政負担の変動も考えられますので、適正な運営が求められます。よって、今後も医療費の伸びを抑えるために、予防の観点から特定健診の受診率の向上など、積極的に保険事業活動に努めていただき、国民健康保険の公平性を保ち、健全な運営に引き続き努力をいただきますようお願いをいたしまして、賛成といたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより、認定案第3号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手多数であります。よって、認定案第3号 平成29年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、認定すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  認定案第5号 平成29年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明はないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。 ○副委員長(兼松伸行君) 215ページの介護認定審査会費というところで、介護認定審査会が回数が50回開かれておりますが、私の個人的な見解ですと、認定をされると1年、次の1年ということだと単純には思うのですが、3カ月、6カ月という話も聞くのですが、今の現状と、どのように審査が行われているかということをお聞きしたいと思います。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 実はきょうも午後から認定審査会というのを行われているところでございまして、申請者に対して一刻も早く認定をするという観点から、ほぼ毎週のように開催をして、いち早い認定というものを目指すということで、会を開いているものです。  委員の構成といたしましては、医師が2名と歯科医師が1名で、医師が3名という組み合わせと、あと理学療法士、社会福祉士、保健師の6名から成る組織体が2グループございまして、これが順番に開催するという形で、年間50回ほど行われるという形でございます。以上でございます。 ○副委員長(兼松伸行君) ありがとうございます。  一刻も早く、認定される方は早いほうがいいと思いますので、この事業を続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(髙木義道君) 214ページの介護の表が、左上の表がありますけれども、総合事業39というふうな数字がありますよね。この内容は、上の要支援、要介護には入っていないということですかね。どんな状況なんですかね、これは。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) そのとおりでございます。 ○委員(髙木義道君) だから、これ、例えば要支援1、2であれば、そうした介護のサービスを受けるわけですよね。総合事業ということは、今まで要支援1、2の方のデイサービスだとかホームヘルプサービス、これがこの時点ではまだあるんですかね。29年度は、まだそれは総合事業で保険から外れるということではなかったんですかね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 平成29年度から始まっておりますで、一応あるということで。 ○委員(髙木義道君) そうすると、要支援1、2の方の中で総合事業に移行している人があるというふうに考える。例えば、第1段階が90、要支援1が197、要支援2が144で、その中で総合事業に一部移行しておるということなんですかね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 移行をするということではなくて、新たに総合事業として39名の方が加わったという意味の表でございます。 ○委員(髙木義道君) 要支援1、2の方のいわゆる今のサービスを外して、介護保険ではなくて地域の支援事業に移行するという形ですよね。訪問ヘルプだとか今のデイサービスをね。  だけど、この総合事業は要支援1、2の認定ではなくて、総合事業で対応するという人数のことなんですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 総合事業として認定を受けた方が39名ということでございますので、そういう意味だと認識しております。 ○委員(髙木義道君) 総合事業で地域支援ということで、実際が要支援1、2の部分についてはやるんだということで、それの介護認定とは別で、初めから介護認定されていないというふうに、介護認定されていないですよね。段階、要支援から要介護の7段階には認定されていない人が、総合事業で39人お見えだったというふうですかね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 繰り返しになりますが、新たに総合事業として39名でございます。 ○委員(髙木義道君) 具体的に総合事業ってどんなことをやるんですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) デイとヘルパーと関係の事業につきましては、今までと同様にサービスを受けられるということでございます。 ○委員(髙木義道君) 要するに、それは要支援1、2の方のデイサービス、ホームヘルプサービスについては、本当はボランティアだとかNPOも中でそういった人が集まれば、割と安価なサービスというんですかね、そういうものに切りかえられるということで、要支援1、2の方の今のサービスが外されておる、介護保険から外された状況ですけれども、今の総合事業のほうは結局はもう介護認定ではなくて、初めからこういうふうに総合事業該当者ということで認定をして、デイサービス、ホームヘルプサービスを受けるということですよね。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 大変申しわけございません。自分の認識不足でございまして、上の要支援1、2という人数につきましては、認定審査会において何人、その197名と144名という方が認定されたということでございまして、総合事業の39というものにつきましては、新たにチェックリストなどで、要支援1、2を関係なく総合事業として受けられる方について、39名見えられましたという、そういう表でございますので、大変申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○委員(矢嶋惠美君) 実績のほうで214ページをお願いします。  介護給付費の年度別の推移がありますけれども、平成25年度から29年までずうっと推移を見させていただくと、全体としては介護給付の関係は伸びてはいるんですけど、予防サービスについては一番少ないんですよね。一番減っている。割合にするともっとだと思うんですけど、要は25年度の全体からしても、それよりもさらに少ないという、この予防サービスについてですけれども、本来予防サービスについては一番力を入れていくと今言われているところですけど、この傾向についてはどういうふうに分析をしていらっしゃいますでしょうか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) ちょっと遅くなりまして申しわけございません。  予防事業につきましては、総合事業の関係がデイとヘルパーという関係でよその科目というか、移行している関係で額が減っているということでございまして、総合的に余り変更はないということでございますので。 ○委員(矢嶋惠美君) では、218ページをお願いします。  今、私が質問しました介護予防サービスの関係ですけれども、こちらのほうの給付費については執行率が65.4%と、そもそも予定していたよりも半分強、65.4%という数字になっておりますけれども、それとの兼ね合いといいましょうか、そこら辺から見て、今の話で移行しているという分と受け取っていいんですか。この辺の分析はどうなっていますか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 大変申しわけございません。当初の見込みの予算が甘かったというところと認識しておりますので、事業の見込みの量としては予算額を見込んだわけでございますが、実質決算としてはこういうふうになったという結果と認識しております。 ○委員(矢嶋惠美君) もうちょっと、214ページの先ほどのほうに戻っていただきたいんですが、ちょっと理解ができないんで。全体の分母がどんどん大きくなっているわけですよね、介護保険に関しては。それに対してもさらに一番予防サービスが少ないということだと、総合事業のほうに移行しているからその分が少なくなったという先ほどの答弁がありましたけど、見込みでいいますと、当初見込みはその辺まで、もう事業がどういう事業が移行するかというのはわかるわけですので、その辺の見込みというのは、もともと持っていらっしゃったのかどうかですけれども、どうなんですか、答弁からいって。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 下がる見込みというものは予測しておるところではございましたが、それ以上に下がったというのが現実でございましたので、このような結果になっております。 ○委員(矢嶋惠美君) はい、わかりました。  じゃあ続けて済みません。同じような内容なんで大変申しわけないんですけれども、221ページの同じようにやはり介護予防・生活支援サービス事業費、これも金額にしますと大体1,000万ぐらいかなあと思うんですけど、この辺についても同じようなことでしょうか、ちょっと御説明ください。執行残が1,000万ぐらいあるということですけど。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 同じような回答になって申しわけございませんが、少なくなると見込んだものについて、より決算額が少なかったという事実でございますので。 ○委員(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  それでは続きまして、222ページ、隣ですけれども、ちょっとこれは私が勉強不足で申しわけないので、教えていただきたいんですけど、これは認知症予防の目的でやられている事業が主にだと思うんですけれども、有酸素運動を行うシナプソロジーというものですけど、これまず、ちょっと調べてこなくて申しわけないんですけど、ちょっと事業の内容と効果みたいなものを教えてください。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 運動とともに頭の体操をするというような事業でございまして、例えば足踏みをしながら100から7ずつ引いていって幾つというようなことを言ったりとかという話で、繰り返しになりますが、有酸素運動、要するに運動を取り入れた上での頭の体操を加えた、最近、クラブなんかでもよくはやりになっております体操プラス頭の体操というような形の事業を行っておるということでございます。 ○委員(矢嶋惠美君) ありがとうございます。済みません、ちょっと勉強してこなきゃいかんかったです。  同じく今のページなんですけど、幾つか以前よりは認知症予防の教室ですとか、低下予防教室とかいうのが少しずつふえてきているかなあと思うんですけど、全体として年間の利用者、全部ですね、町がやっている年間の利用人数とかをやっぱり見るのと、それから、それ以外に地区宅老で総合計画の成果指標の中でも、そもそも計画策定時が6カ所だったのが、29年度は目標が11カ所、でも実際は20カ所ということで、今、地区宅老がどんどんふえているんですけれども、これ、全体的にやっぱり介護の場合、特に認知の場合は、本当にみんなで地域の人たちと助け合いながらやっていくのが大事なことなんですけど、この地区宅老の支援というのは、別にお金という意味ではありませんけれども、支援というのは、せっかくこうやっていろんな認知症予防のいろいろ町が独自でやっていってくださるんですけど、来てくださいというやり方なんですけど、地域に出向いてやっていくとか、いろんな支援の仕方があると思うんですけど、そういった支援の充実みたいなことはどうなんでしょう。多分ここでは地区宅老の分を例えばどれぐらい、年間20地区で何人ぐらいやっているかという、そういった数字を出すと、かなりの数が出ると思うんです。  なので、そういったことも含めて、全体的にそういう部分の地区宅老の支援の充実についてはどのようにお考えでしょうか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) まず、地区宅老の関係で支援ということでございますが、前の質問にもありました有酸素系の運動の教室というものがありまして、これは、場所が宮島の公民館とか、あと山名の学習等ということで、これを一応地区に出向いて、その地区で継続してやっていただくというような意味合いも持ちまして、各地区のほうで大体行うというようなことを実施しておりますので、これをもとにした地区宅老というものの集まりというのがふえていっているというのも一つの事実でございます。  それにつきましても、一つは支援になろうかと思いますし、本会議というか一般質問の中でも言いましたが、大変我々勉強不足だと思っておりまして、担当とともに課長も地区宅老の現状というのを見せていただいた上で、どのような状況かというもので、支援については、これから地区宅老の現況を捉えた上で、今後、公共のほうからどのように支援していったらいいかという方向を見据えたいと思っておりますので、その辺で今後の勉強課題ということでお答えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  必ずしもお金で支援するということに限らず、本当にいろんな形の支援があると思うので、ぜひ来年度、また計画していただきたいと思います。  もう一点だけ、済みません、224ページ、任意事業の関係ですけれども、これは特にここで見ますと、任意事業、徘回高齢者の家族サービスですとか、あるいは模擬訓練、いろんなことをやっていらっしゃいますけど、これもちょっと残念ですけれども、執行率が非常に半分しかありません。  まだ、ついせんだっても議会中だったと思うんですけど、やっぱり徘回の方がいらっしゃったり、本当にそのたびに非常に皆さんが、職員の皆さん、地域の皆さんが出て大変な思いをされるんですけど、もちろん御本人の安全が一番ですけど、こういった任意事業の中で検討できる徘回の方の対策、支援事業、そうしたことは何かほかに考えはないでしょうか。せっかくこうやって予算をとってくださっているのに、執行残になっているんですけど、その辺はいかがでしょうか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 大変申しわけございません。この多分、家族支援サービスにつきましては、追跡の関係の家族の方にお貸しするというような事業でございまして、希望があったお方について貸し出しをするということでございますので、たまたま執行率につきましては希望者がなかったということで執行しておりません。  ただ、今、これは全くの私の考えでございますが、犬山のほうとか、あと江南のほうで、わん丸か何かのシールを張った関係のもので、徘回の関係の方を探し出すようなもので、衣類とか、あと靴とかにシールを張って、各携帯で探せるような、情報をつかめるような新しい事業なんかも安価にできるように聞いております。その効果というものはちょっと検証しておりませんので、取り入れるかどうかにつきましては今後の課題であると思っておりますが、その辺を3市2町の課長会議の中で、効果などを今お聞きしておる状況でございますので、今後、参考にしていきまして、つなげていければいきたいなあというふうに、全く私ごとで大変申しわけございませんが、そのような研究というか学習もしておるという状況でございます。 ○委員(矢嶋惠美君) それは私、昨年、一般質問を実はしまして、徘回の認知シール、その考えについて伺いました。実際に、私も調査したところによると、もう10万いかないぐらいの単位でできるんじゃないかというふうに、シールを配付してもというふうにも聞いております。現状はどうかわかりませんけど、そういったこともありますので、何が功を奏するかわかりませんけど、やはりやらないでおくよりは、いろいろやっていただくことで、このサービスの事業の家族支援サービスといっても、機器貸し出しも3人の方だけですので、それでどれぐらいの効果があるか私もわかりませんけど、いろんなことをやはり研究していただきたいというふうに思いますので、ぜひ、この介護保険の事業の中にしっかりと組み入れていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。 ○副委員長(兼松伸行君) 申しわけありません、今、髙木委員が申されました214ページの総合事業のことなんですが、例えば総合事業でやるデイサービスとヘルパーと、要支援1、要支援2の方が認定を受けてされるヘルパー事業、デイサービス事業とは何か変わったことってあるんですか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) 同じサービスだと認識しております。 ○副委員長(兼松伸行君) それは、どういうところでこの総合事業と、要支援を受けてデイに行きなさい、ヘルパーをつけなさいというのと区別されているんでしょうか。 ○介護健康課長(渡邊隆吉君) ちょっと回答になるかどうかわかりません。全て総合サービスのほうで給付というか、給付が外れますので、総合サービスのほうで事業費として支払うということになります。 ○副委員長(兼松伸行君) ありがとうございます。また、よろしくお願いいたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(髙木義道君) 認定案第5号 平成29年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  2015年から2018年にかけて、介護保険の改悪がどんどん進み、保険あって介護なしの状態であります。  総合事業は、要支援者の訪問介護と通所介護を保険給付から外し、報酬や人員を切り下げた基準緩和サービス、あるいは安価なサービスに変わり、利用者の生活意欲の喚起や認知症などの早期発見ができない、こんな要因にもなります。  総合事業を改善する取り組みが必要ではないでしょうか。  国の施策にそのまま従うのではなく、高齢者が安心できる町としての介護支援の必要性が求められます。よって、本認定案には反対をいたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありますか。
    ○副委員長(兼松伸行君) 認定案第5号 平成29年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論させていただきます。  この平成29年度扶桑町介護保険特別会計は、歳入総額22億9,330万4,679円と歳出総額21億3,824万1,278円、収入差し引き額1億5,506万3,401円となっており、第6期介護保険特別会計の最終年度の決算であります。  この収入差し引き額1億5,506万3,401円は、次の第7期介護保険特別会計初年度への基盤となるものでもあります。  今後、ますます高齢化と介護者増が進む中、平成29年度は特定入所者介護サービス、介護予防・生活支援サービス事業、居宅介護サービス事業などの多くの事業を抱え、適正に処理されているものと思われます。  よって、認定案第5号 平成29年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について賛成いたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより、認定案第5号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手多数であります。よって、認定案第5号 平成29年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、認定すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  認定案第6号 平成29年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。    〔「特にございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 補足説明はないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。 ○委員(髙木義道君) 後期高齢者医療保険のほうに国民健康保険から移行しますよね。御主人の国民健康保険から例えば奥さんが後期高齢者医療保険に移りますよね。そうすると、保険料というのはかなり高くなるんじゃないですかね。曖昧な聞き方でありますけれども、この辺はどのくらい保険料は変わっていくものですかね。後期高齢者医療に移って保険料が高いという話をよく、多分、世帯の保険料が高いという話を聞くんですが、そのあたりはどうなんですかね。 ○住民課長(髙木 明君) 先ほど後期高齢者医療特別会計の補正予算で御案内させてもらったんですけれど、例えば旦那さん、奥様どちらでも結構なんですが、社会保険だった方が後期高齢者に入られて、被扶の方がまた後期高齢者に入られるとき、国民健康保険から当然後期に変わられるので、その対応といたしまして特例措置というのがありまして、それでもって一応被扶であった方が割合が最初29年の4月までは9割軽減されておりました。当然、所得割額はなく、均等割額と2種類後期高齢者はございますので、それが9割だったのが今度7割になった。  もう一度繰り返しになりますけど、30年、ことしの4月から7割だったのが5割になって、それでまた31年4月から、これでもとに戻っちゃうんですけれど、全く軽減がなくなるということですけど、均等割額がそのままかかってくるということで、所得割がかからないということになります。 ○委員(髙木義道君) 家族のどちらかが国保で1つの世帯のものが、1人が75になったので後期高齢に移りますよね。そうすると、国保で2人分払っていた保険料と、保険税と後期高齢者医療に1人移ったときの2人分の保険税料は、どれぐらい差ができるんですか。 ○住民課長(髙木 明君) ちょっと済みません、そこまでの計算をしておりませんので、申しわけございません。 ○委員(髙木義道君) ちょっと一度調べていただいて、例えば例があればまたお知らせ願いたいなというふうに思います。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(髙木義道君) 認定案第6号 平成29年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  75歳以上の後期高齢者医療では、4月から低所得者に対する保険料の軽減措置が縮小されました。所得に応じて支払う所得割は、5割軽減から2割軽減に。  そして、被保険者加入者の扶養家族から後期高齢者医療制度に移られた方の保険料の定額部分も、先ほど課長が言われましたように、9割軽減が8.5割に、そして7割軽減に減らしています。  県の代行業務ではありますが、この制度そのものの改悪に反対をするものであります。よって、本認定案には反対であります。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。 ○委員(近藤五四生君) 認定案第6号 平成29年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。  後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算は、歳入総額で6.9%の増、歳出総額では6.9%の増となっております。高齢化が進む中、高齢者の方の最も大切な医療保険でありまして、安心して受けられる制度を継続していくために、積極的に町民の健康保持に努力していただくことを要望しまして、賛成といたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより、認定案第6号の採決を行います。  本案に賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手多数であります。よって、認定案第6号 平成29年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、認定すべきものと決しました。 ○委員長(和田佳活君) ここで議事の都合上、休憩といたします。  これよりは、請願、陳情の審査となります。当局の主管の方は退席していただいても結構です。なお、会議の再開は35分といたします。              午後2時21分 休憩              午後2時32分 再開 ○委員長(和田佳活君) それでは、定刻より少し早いですが、全員そろってみえますので、休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、請願第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書を議題といたします。  本請願について意見のある方は挙手をお願いいたします。  意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、本請願の採決を行います。  本請願について採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、請願第1号 定数改善計画の早期策定・実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める請願書は、採択すべきものと決しました。  次に、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題といたします。  本陳情について意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 意見もありませんので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、本陳情の採決を行います。  本陳情について採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題といたします。  本陳情について意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、本陳情の採決を行います。  本陳情について採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書を議題といたします。  本陳情について意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(大河原光雄君) 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書についてに反対の立場で討論させていただきます。  本町の私学高等学校等授業料補助は、教育の機会均等の確保のもと、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するため、所得制限なしの限度額1学年度1万6,000円という補助でございます。
     私学も公の教育機関で、それぞれ特徴ある教育を掲げており、誰もが教育の中身によって自由に選択できることが望ましく、父母負担と教育条件の公私格差を是正する意味で、私立高等学校等授業料補助事業は他の市町村でも実施されております。その中でも、本町の限度額1万6,000円は近隣市町と比較しても手厚いものと考えます。  また、公立高校の実質無償化が実施され、私立高校生には国から就学支援金も支給されたことで、独自助成を廃止、削減する自治体もある中で、本町は現行制度を維持しております。  本町の現行制度の状況を鑑み、町独自の授業料の拡充を求める本陳情には反対といたします。以上です。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。 ○委員(髙木義道君) 陳情書にありますように、これは父母負担の軽減ということと学費の公私格差の是正、このことが大きな内容であります。  陳情の趣旨に書かれておりますように、私立高校生に対する授業料助成につきましては、一方ならぬ御理解と御支援を賜り、深く感謝申し上げますと断ってあるように、今、高校生3人に1人が私学に学んで、いわゆる納付金も約64万円、それから学納金の5万円と、こうした大きな負担が父母にはかかってくるわけですね。だから、私学助成制度の大もとは、国や県によるものでありますけれども、国や県の足らない部分について、しっかりと各市町、扶桑町で援助をお願いしたいという内容であるかと思います。  OECDの中で、各国の中で、日本の教育費に対する支出が一番最低であるということから鑑みましても、少しでも扶桑町で私立高校に学ぶ皆さんの応援をして、よりよい学校生活、学園生活を送れるように援助をすべきではないかと思います。  私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書には賛成をいたします。 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長(和田佳活君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより、本陳情の採決を行います。  本陳情については採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございました。  挙手少数であります。よって、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書は、不採択すべきものと決しました。  次に、臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書を議題といたします。  本陳情について意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより、本陳情の採決を行います。  本陳情について採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長(和田佳活君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  以上で、当常任委員会に付託された案件につきましては、全ての審査を終了いたしました。委員の皆様には慎重審議をいただきまして、ありがとうございました。また、委員を初め職員におかれましても、円滑な議事の運営に御協力をいただきましたことを感謝申し上げます。  ここで、終わりに当たりまして、町長から御挨拶をいただきたいと思います。 ○町長(千田勝隆君) 委員各位におかれましては、長時間にわたっての御審議を賜り、町提出の議案につきましては全議案可決を賜り、まことにありがとうございました。  また、審議の中でありました御意見、御提言につきましては、それぞれ職員一同心にとどめて、今後とも職務に邁進していくつもりでございますので、議員各位におかれましても御協力を賜りますようによろしくお願いを申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。 ○委員長(和田佳活君) どうもありがとうございました。  これで福祉文教常任委員会は終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(和田佳活君) それでは、これをもちまして福祉文教常任委員会を閉会いたします。              午後2時42分 閉会  上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するためここに署名する。   福祉文教常任委員会       委 員 長...