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愛媛県議会
>
2018-07-31
>
平成30年総務企画委員会( 7月31日)
平成30年環境保健福祉委員会( 7月31日)
平成30年第358回臨時会(第1号 7月31日)
平成30年スポーツ文教警察委員会( 7月31日)
平成30年経済企業委員会( 7月31日)
平成30年議会運営委員会( 7月31日)
平成30年農林水産委員会( 7月31日)
平成30年地方創生・産業基盤強化特別委員会( 7月31日)
平成30年建設委員会( 7月31日)
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平成31年環境保健福祉委員会( 3月 8日)
平成20年企業会計決算特別委員会(10月29日)
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愛媛県議会 2018-07-31
平成30年第358回臨時会(第1号 7月31日)
取得元:
愛媛県議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-05
平成
30年第358回
臨時会
(第1号 7月31日) 第358回
愛媛県議会臨時会会議録
平成
30年7月31日(火曜日) 〇
出席議員
44名 1番 武 井 多佳子 2番 田 中 克 彦 3番 松 井 宏 治 4番 塩 出 崇 5番 高 橋 英 行 6番 松 下 行 吉 7番 川 本 健 太 8番 帽 子 大 輔 9番 大 石 豪 10番 宇 高 英 治 11番 欠 番 12番 欠 番 13番 菊 池 伸 英 14番 福 田 剛 15番 中 政 勝 16番 逢 坂 節 子
17番 古 川 拓 哉 18番 兵 頭 竜 19番 大 西 誠 20番 松 尾 和 久 21番 欠 番 22番 欠 番 23番 木 村 誉 24番 石 川 稔 25番 梶 谷 大 治 26番 西 田 洋 一 27番 中 田 廣 28番 大 西 渡 29番 福 羅 浩 一 30番 三 宅 浩 正 31番 欠 番 32番 欠 番 33番 欠 番 34番 欠 番 35番 欠 番 36番 笹 岡 博 之 37番 黒 川 洋 介 38番 毛 利 修 三 39番 徳 永 繁 樹 40番 高 山 康 人 41番 渡 部 浩 42番 戒 能 潤之介 43番 鈴 木 俊 広 44番 欠 番 45番 横 田 弘 之 46番 越 智 忍 47番 村 上 要 48番 赤 松 泰 伸 49番 本 宮 勇 50番 欠 番 51番 西 原 進 平 52番 中 畑 保 一 53番 明 比 昭 治 54番 岡 田 志 朗 55番 森 高 康 行 ―――――――――― 〇
欠席議員
なし ―――――――――― 〇欠 員 3名 ―――――――――― 〇
出席理事者
知事
中 村 時 広 副
知事
上 甲 俊 史 副
知事
原 昌 史
公営企業管理者
兵 頭 昭 洋
総務部長
菅 豊 正
企画振興部長
西 本 牧 史 スポーツ・
文化部長
土 居 忠 博
防災安全統括部長
福 井 琴 樹
県民環境部長
金 子 浩 一
保健福祉部長
山 口 真 司
営業本部長
八十島 一 幸
経済労働部長
田 中 英 樹
農林水産部長
田 所 竜 二
土木部長
杉 本 寧
会計管理者出納局長
岸 本 憲 彦
教育長
三 好
伊佐夫
副
教育長
武 智 俊 和
人事委員会委員長
宇都宮 嘉 忠
公安委員会委員
増 田 吉 利
警察本部長
松 下 整
監査委員
本 田 和 良
監査事務局長
山 本 亜紀子 ―――――――――― 〇
出席事務局職員
事務局長
内 田 万 美
事務局次長
山 田 裕 章
参事総務課長
北 川 謙 二
参事議事調査課長
松 本 賢 固
参事政務調査室長
西 田 洋 一
議事調査課主幹
井 原 重 喜 ―――――――――― 〇本日の
会議
に付した事件
会期決定
の件
会議録署名者選任
の件
臨第
92
号議案
ないし
臨第
99
号議案
継続調査承認
の件 午前10時 開会 ○(
鈴木俊広議長
) ただいまから、第358回
愛媛県議会臨時会
を開会いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
)
知事
から、今
議会招集
の
挨拶
があります。 〔
中村
時広
知事登壇
〕 ○(
中村
時広
知事
) 開会に当たりまして、御
挨拶
を申し上げます。 本日、緊急に
臨時県議会
を招集しましたところ、
議員各位
におかれましては、御多忙の中を御参集いただきましてありがとうございます。 本
議会
におきましては、今回の
豪雨災害
からの
復旧
を
スピード感
を持って進めるための
平成
30年度
補正予算案等
につきまして御審議をいただくこととなっておりますので、適切な議決を賜りますよう
お願い
申し上げまして、開会の御
挨拶
とさせていただきます。 よろしく
お願い
いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) この際、新任の
方々
を紹介いたします。 まず、
三好伊佐夫教育長
から
挨拶
があります。 〔
三好伊佐夫教育長登壇
〕 ○(
三好伊佐夫教育長
) 本日、7月31日付で
教育長
を拝命いたしました
三好伊佐夫
でございます。どうぞよろしく
お願い
をいたします。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
竹本公
三
教育委員会委員
から
挨拶
があります。 〔
竹本公
三
教育委員会委員登壇
〕 ○(
竹本公
三
教育委員会委員
) 去る7月11日に
教育委員
を拝命いたしました竹本でございます。
微力ではございますが、
子供たち
が生きる力を育み、健やかに成長できますよう、
愛媛
の
教育
の充実、発展に誠心誠意努力してまいりたいと考えております。どうぞ御指導、御鞭撻のほどよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
本田和良監査委員
から
挨拶
があります。 〔
本田和良監査委員登壇
〕 ○(
本田和良監査委員
) さきの6月
県議会
におきまして、
皆様方
の御同意をいただきまして、去る7月11日付で
監査委員
に就任をいたしました
本田和良
でございます。 微力ではございますが、
事務事業
の適正かつ効率的な運営ということに意を用いて
監査
を行ってまいりたいと考えております。
皆様方
の御指導、御鞭撻のほどどうかよろしく
お願い
をいたします。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
永井一平監査委員
から
挨拶
があります。 〔
永井一平監査委員登壇
〕 ○(
永井一平監査委員
) 御紹介いただきました
永井一平
でございます。 7月18日付をもちまして
監査委員
を拝命いたしました。微力を尽くしていく所存でございますので、よろしく御指導のほど
お願い
申し上げます。ありがとうございました。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
増田吉利公安委員会委員
から
挨拶
があります。 〔
増田吉利公安委員会委員登壇
〕 ○(
増田吉利公安委員会委員
) さきの6月
県議会
におきまして皆様の御同意をいただき、7月14日付をもって
公安委員会委員
に再任されました
増田吉利
でございます。
県警察
はいつ、いかなるときにおいても、県民の皆様の期待と信頼に応える活動ができるように、引き続き与えられた職務に精励してまいりたいと考えております。引き続きよろしく
お願い
いたします。(
拍手
) ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) これから、議事を開きます。 お諮りいたします。 今
議会
の会期は本日1日限りとすることに異議ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○(
鈴木俊広議長
)
異議
ないものと認め、そのとおり決定いたします。 なお、本日の
議事日程
は、お
手元
に配付のとおりであります。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) 次に、
会議録署名者
は、
議長
において指名することに異議ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○(
鈴木俊広議長
)
異議
ないものと認め、そのとおり決定いたします。 本日の
会議録署名者
に
渡部浩議員
、
越智忍議員
を指名いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
)
知事
から、
臨第
92
号議案
ないし
臨第
99
号議案
の提出がありましたので、
報告
いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) それでは、
臨第
92
号議案平成
30年度
愛媛
県
一般会計補正予算
ないし
臨第
99
号議案
を一括上程付議いたします。
知事
の説明を求めます。 〔
中村
時広
知事登壇
〕 ○(
中村
時広
知事
) ただいま上程されました
平成
30年度
補正予算案
につきまして説明をさせていただきたいと思います。 その前に、今回の
豪雨災害
で26名ものとうとい命が失われました。また、警察、海上保安庁、今もなお懸命な捜索を続けていただいておりますが、残念ながら、2名の方の安否が確認できていません。さらには、
避難所
にはいまだに400名を超える
方々
が不自由な
生活
を余儀なくされている
状況
にあります。そして、将来のこと、
産業基盤
、
地域
のインフラ、さまざまな傷跡が残っている中で不安を感じていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。 まず冒頭に、お亡くなりになられた
方々
に対して、本当に心から御冥福をお祈りさせていただきますとともに、今なお不自由な
生活
あるいは不安を抱えていらっしゃる
被災者
の
皆さん
にお見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。県としても全力でサポートしていくことをここにかたくお約束させていただきたいと思います。 今回の
災害
は、未曽有の
被害
を
愛媛県内
に残しました。当初、続々と入ってくる情報を受けて、これは
ただごと
ではない、そう感じました。しかしながら、
南予地域
を中心とした
被害
については、松山にいるとなかなか実感できるものではありませんでした。ましてや、これが
東京
であるならばなおさらのことであろう、そんな気持ちが心をよぎったわけであります。一刻も早く国にこの
状況
を受けとめていただきたいという思い、そして、これからの長い
道のり
に対処するためには財政的な担保なくして思い切った施策の展開ができないという思い、いろいろと悩みはしたんですけれども、
被災
後3日で現場を離れるということがいいのかどうか、心の中の葛藤もございましたが、
東京
にそれを伝えることと財政的な担保を求めることを優先させ、
東京
、官邸に赴きまして
状況
を伝えさせていただきました。 以来、各
関係者
のさまざまな御助力もいただきまして、体制が整えられてきたところでありますが、今回の
被災
に向き合うに当たりましては、まず何を基本に共有すべきかということを優先させる必要がある、そう思います。 そこで、
災害対策本部
では、
地域
を守るとはどういうことなんだろうか、それはまず、人を守る、そして
生活
を守る、そして
産業
を守る、この3つの視点を持って初めて
地域
が守られるんではないかということを共有しようということで
スタート
をさせていただきました。そして、長い
道のり
の中でしっかりとした目標を見定める必要あり、そういう考えのもとに、第1段階の目標につきましては、人命の救助、そしてまた、水の
確保
、さらには住居の手当て、この3つを第1
ステージ
におけるところの目標にする、そういう形で
スタート
を切らせていただきました。 先ほど御
報告
させていただきましたとおり、人命につきましては、依然2名の方の安否が確認できていない
状況
にあります。
関係者
の
皆さん
には御苦労をかけますけれども、諦めずに捜索を
お願い
したいというふうに思っております。 そして、次に大きな問題となったのが水でありました。改めて今回の
被害
に向き合い、水というものの
重要性
を再認識したような気がいたします。もちろん
生活
のため、さらには
被災
した家屋の清掃のため、また、
産業
のため、水がなかったら何もできないということは言うまでもないところであります。 大洲市、そして
西予市
、そして
宇和島
市の一部で
断水状態
が続きましたが、幸いなことに大洲市と
西予市
は、
浄水場
が
被災
したわけではありませんでしたので、早い段階で
通水
というものに結びつけることが
関係者
の努力の結集によって可能となりました。 しかしながら、
宇和島
市の吉田町につきましては、
浄水場そのもの
が
被災
したということもあって、吉田町と三間町において
断水状態
が今なお続いているところであります。1万人以上の方に水がなく、
給水車
等々でしのいでいる
状況
にあるわけであります。 当初、
工法等
についてさまざまな検討を重ねた結果、
浄水場
にかわり得る
施設
を設置するしか方法がない、その方法として浮上したのが
ろ過機
の
確保
でありましたけれども、発注して機械ができ上がるまでには相当な時間を要するということもありましたので苦慮していたところ、この
ろ過機
の
確保
につきましては、
厚生労働省
が頑張っていただきまして、
東京
都がオリンピックの
カヌー競技
で使用する予定で発注した
ろ過機
が、既に
メーカー
の在庫として存在していることが発覚し、
東京
都にも
お願い
しまして、それを回していただくというふうなことでしのいだところが、まず第一歩でありました。 この
ろ過機
の
確保
でスムーズに行くかと思ったんですけれども、これを動かすためには
配電盤
の
確保
と
ポンプ
の
確保
が必要でありました。
配電盤
につきましては、
経済産業省
に骨を折っていただきまして、
メーカー
に交渉し
確保
、そして、
ポンプ
につきましては、
厚生労働省
のサポートもいただきましたが、たまたま
ポンプメーカー
の社長が知人でありましたので、その会社の最
優先事項
でやっていただきたいという要請を県の方から出しまして、これに応えていただき、そして、輸送につきましては自衛隊及び警察が担っていただくことによって、いわばさまざまな組織が
チーム力
で結びついて、
宇和島
市の土地の
確保
、そして、業者の
連係プレー
も相まって、8月の下旬になろうという当初の見込みが8月上旬の
通水
に至るというふうなことで、今工事が進められている
状況
にあることを御
報告
させていただきたいと思います。 そして、
2つ目
の第1
ステージ
の目標の住居の
確保
でありますが、これにつきましては、まずは、土地の
確保
でありましたけれども、特に吉田町については、なかなか土地が、予定していた場所も崩壊してしまいましたので見つからない
状況
にありましたが、現在のところ、
西予市
、大洲市、そして、
宇和島
市全てにおいて、全体の
必要数
全ての土地がまだ
確保
できているわけではありませんが、当面
確保
できたところから瞬時に着工に入ろうということで、3市全てで
仮設住宅
の着工に入っております。こちらにつきましては、国の内閣府及び
国土交通省
が全力を傾けていただいているところでありまして、早いものでは8月中には
仮設住宅
の完成が予定されているところであります。 こうした水の
通水
の時期、そして、
仮設住宅
の完成時期を明示することによって、少しでも
被災
されている
皆さん
に安心していただけたらというふうに思っているところであります。 さて、その後、実はこの
豪雨災害
は、3市に集中しておりますけれども、それだけではとどまりません。
鬼北町
、松野町、八幡浜市、伊方町あるいは内子町、そして、松山市、今治、さまざまな広範な
地域
で
被害
が発生しているところであります。 県としては、3市の
被災面積
、
被災者数
、当然集中的にやらなければなりませんけれども、ほかの
被災現場
にもきめ細かく目配りをしながら、しっかりと
対応
をしていきたいというふうに思います。 以上で、大まかなきょうに至るまでの
報告
とさせていただきますが、もう
一つ気
にかかっているのが、特に一次
産業
にかかわっていらっしゃる方の将来不安でございます。この先やっていけるんだろうか、そうした心情がよぎっていることは容易に想像のつくところでありますけれども、こうした
不安感
を払拭するのも我々の使命であります。
議員
の
皆さん
にもきょうお集まりいただきましたけれども、県としてしっかりした
対応
をするということを、
予算
を通じてメッセージを送るということが、その
不安感
を払拭していくことにつながっていくのではないか、そんな思いから、早期の招集に踏み切らせていただきましたけれども、御同意をいただきまして感謝を申し上げたいと思います。 さて、このたびの
災害
に対しましては、先ほど申し上げました人を守る、
生活
を守る、
産業
を守る、この3つがあって初めて
地域
を守れるとの認識で
対応
しており、今回の
補正予算
においては、
被災者
の
生活支援
に加えて、
農林水産業
の
復旧支援
を初め、
県民生活
の
生命線
である道路や河川などの
復旧対策
を
スピード感
を持って積極的に進めるため、所要の経費を計上することといたしました。 まず、
被災者
の
生活等支援
として、
市町
の要望に沿って、
応急仮設住宅
や
借り上げ住宅
をしっかり
確保
することに加え、
被災者
が実施する
住宅
の
応急修理
を
支援
し、
居住環境
の
整備
を迅速に進めるとともに、
建設業団体
の協力を得て、
被災地
の
土砂撤去等
を
支援
するほか、
被災事業主
が雇用を維持できるよう、県独自の
支援策
を講じることといたしました。 次に、
農林水産業
の
復旧支援
として、
被災農家
の
営農再開
に向けて必要となる新たな種苗や肥料、農薬などの
生産資材
の調達、モノレールやトラクター、
農業用ハウス
などの
農業用機械施設
の導入や修繕を
支援
するとともに、
集出荷場
や
選果場
などの
共同利用施設
の
復旧
、再
整備
に加え、
畜産農家
の
営農再開
を図るため、
被災畜舎等
の
整備
や再生産に向けた機械、
繁殖用親鳥
の導入を
支援
するほか、
防護柵
など
鳥獣害防止施設
の
復旧
を
支援
することといたしました。 また、土砂崩れの
被害
が甚大であった急傾斜地の
樹園地
につきましては、
被災
していない
周辺園地
を含めた
区画整理
を視野に入れ、一体的な
整備構想図
のモデルを作成して産地の
早期復旧
を図るほか、農地や
農業用施設
、
林道等
の
復旧
に取り組むことといたしました。 さらに、
社会基盤
の
復旧
及び二次
災害防止対策
として、落石や倒木などにより交通や
物資輸送
に支障を来している道路の
啓開対策
に取り組むとともに、
土砂災害
が発生した
地域
において、
仮設防護柵
や
大型土のう
を設置するなど、当面の
応急対策
と二次
災害
の
防止
に努めることとし、土砂の堆積が著しい箇所の緊急的な
河床掘削
や海岸の
漂着流木
の除去、
崖崩れ防止対策
の強化のほか、
公共土木施設
や
港湾施設
の
復旧
に取り組むことといたしました。 このほか、
県有施設等
の
復旧対策
として、
被災
した
県立学校
の
修繕等
を進めるとともに、
浸水被害
を受けた
信号機
や
警察庁舎
の
復旧
を行うなど、
県民生活
への影響を最小限にとどめるため、速やかな
機能回復
が必要な
施設
の
復旧
に取り組むことといたしました。 この結果、今回の
補正予算
の総額は、
一般会計
で435億6,039万円、
特別会計
で41億2,171万円、
企業会計
で9,977万円、合計で477億8,187万円と
災害関連
の
補正予算
としては過去最大の規模でありまして、本
年度予算
の
累計額
は1兆137億7万円となります。 この
補正予算
の財源につきましては、
国庫支出金
を初め、繰入金、県債などのほか、
事業執行
に伴う
特定財源
を充当することといたしました。 以上が
補正予算
の概要でありますが、このほか、今回
被災
された
方々
への
対応
として、県税の
減免対象
を拡大するための
条例改正
など
各種条例
の改正及びその他の諸案件も提案しておりますので、適切な議決を賜りますようよろしく
お願い
申し上げます。 なお、
被災地復興
には長い年月がかかりますが、まだまだ当面の
状況対処
も続いてまいります。
関係機関
、そしてまた、多くのボランティアの
皆さん
にも
被災地
で活躍をしていただいています。その全ての
皆さん
に心から感謝を申し上げて、そして、今後ともの御協力を心から
お願い
申し上げまして、
提案理由
とさせていただきます。どうぞよろしく
お願い
いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) お諮りいたします。 以上の
議案
に対する質疑を省略することに賛成の
議員
は
起立
を願います。 〔
賛成者起立
〕 ○(
鈴木俊広議長
)
起立
多数。着席を願います。
起立
多数と認め、そのとおり決定いたします。 それでは、全
議案
をお
手元
に配付の
委員会付託議案一覧表
のとおり、各
委員会
に付託いたします。 各
委員会
におきましては、休憩中にそれぞれ
委員会
を開き、
付託議案
について
審査
の上、再開後の本
会議
で各
委員長
からその経過と結果を
報告
願うことにいたします。 暫時休憩いたします。 午前10時22分 休憩 ――
―――――――――――――――
午後1時15分 再開 ○(
鈴木俊広議長
) 再開いたします。 それでは、
臨第
92
号議案平成
30年度
愛媛
県
一般会計補正予算
ないし
臨第
99
号議案
を
一括議題
とし、各
委員長
から
審査
の経過と結果を
報告
願うことにいたします。 まず、
総務企画委員長
に
報告
を願います。 ○(
西田洋一議員
)
議長
○(
鈴木俊広議長
)
西田洋一議員
〔
西田洋一議員登壇
〕 ○(
西田洋一総務企画委員長
) (
拍手
)
報告
いたします。 当
委員会
に付託されました
議案
の
審査
結果は、お
手元
に配付されております
委員会審査報告書
のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
審査
の過程では、一部の
委員
から、今回の
補正予算
に対する考えはどうかとただしたのであります。 これに対し
理事者
から、今回の
補正予算
は、
専決処分
後、さらに把握した
被害状況
や
市町
の
追加要望等
を踏まえ、
応急仮設住宅
や
借り上げ住宅
を適切に
確保
するなど
被災者
の
支援
に加え、
柑橘樹園地
の崩壊を初め、
平成
に入って最大の
被害額
となった
農林水産業
の
復旧支援
をソフト・
ハード両面
から進めるとともに、
県民生活
の
生命線
である道路や河川などの
社会基盤
の
復旧
や二次
災害防止対策等
を積極的に進めることとしている旨の答弁がありました。 このほか、
被災市町
への
県職員
の派遣、
被災者等
の
輸送支援
などについても論議があったことを付言いたします。 以上で
報告
を終わります。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
環境保健福祉委員長
に
報告
を願います。 ○(
宇高英治議員
)
議長
○(
鈴木俊広議長
)
宇高英治議員
〔
宇高英治議員登壇
〕 ○(
宇高英治環境保健福祉委員長
) (
拍手
)
報告
いたします。 当
委員会
に付託されました
議案
の
審査
結果は、お
手元
に配付されております
委員会審査報告書
のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
審査
の過程では、一部の
委員
から、7月豪雨により、
災害救助法
が適用された7
市町
に対し、県としてどのような
支援
を行うのかとただしたのであります。 これに対し
理事者
から、このたびの
災害対応
においては、既に
専決処分
により、
市町
の
避難所運営
や
応急仮設住宅
の
建設
に係る経費のほか、
被災者等
へのお
見舞金
や
災害援護資金
などの
予算措置
を行った。 さらに、今回の
補正予算案
では、
食品等
の
物資調達
のほか、
市町
の
追加ニーズ
を踏まえ、
応急仮設住宅
の
建設
や
住宅
の
応急修理
などに要する経費を増額補正したところである。
被災地
では、先日、
仮設住宅
の
建設
に着手したところであり、一日も早く日常の
生活
が取り戻せるよう、迅速な
支援
に取り組む旨の答弁がありました。 このほか、
被災者生活再建支援制度
、水道の
復旧状況
などについても論議があったことを付言いたします。 以上で
報告
を終わります。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
農林水産委員長
に
報告
を願います。 ○(
松下行吉議員
)
議長
○(
鈴木俊広議長
)
松下行吉議員
〔
松下行吉議員登壇
〕 ○(
松下行吉農林水産委員長
) (
拍手
)
報告
いたします。 当
委員会
に付託されました
議案
の
審査
結果は、お
手元
に配付されております
委員会審査報告書
のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
審査
の過程では、一部の
委員
から、今回の
豪雨災害
による
農林水産被害
の
状況
及び今後の基本的な
対応方針
はどうかとただしたのであります。
これに対し
理事者
から、
農林水産関係
の
被害額
は、現時点で約476億円に上り、
平成
16年度の
台風被害
を大きく上回るなど極めて甚大かつ深刻なものと認識している。県では、直ちに
被害箇所
の
応急措置
を実施するとともに、早期に
対応
が必要な事業について、今
議会
に総額で約141億円の
補正予算案
を提案したところである。今後は、
被災農家
の営農継続や産地復興を目指した中長期的な視点での産地
支援策
も実行し、生産者の営農意欲が低下し離農につながることのないよう、総力を挙げ、この難局に
対応
していきたい旨の答弁がありました。 このほか、農地
復旧
モデル計画策定事業、
被災
農業者向けの
支援策
などについても論議があったことを付言いたします。 以上で
報告
を終わります。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、経済企業
委員長
に
報告
を願います。 ○(大西誠
議員
)
議長
○(
鈴木俊広議長
) 大西誠
議員
〔大西誠
議員
登壇〕 ○(大西誠経済企業
委員長
) (
拍手
)
報告
いたします。 当
委員会
に付託されました
議案
の
審査
結果は、お
手元
に配付されております
委員会審査報告書
のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
審査
の過程では、一部の
委員
から、今回、
災害関連
対策資金を創設したとのことだが、今後、県はどのように
被災
事業者への
支援
に取り組むのかとただしたのであります。 これに対し
理事者
から、今回の資金は、事業再開へ向けた設備投資や当面の運転資金を融資するものであり、他の資金と比べ低利で、県が保証料を全額補助する等、事業者の負担軽減を図ったものとなっている。このため、
被災地
での相談会の実施や
被災
事業者の会合等への出席を通じ、当該資金の活用を呼びかけており、今後は、国に補助制度の充実を要請し、その活用を
支援
することで、
被災
事業者が迅速に事業再開できるよう全力で取り組んでいきたい旨の答弁がありました。 このほか、
豪雨災害
緊急
地域
雇用維持助成事業、肱川発電所の更新などについても論議があったことを付言いたします。 以上で
報告
を終わります。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、
建設
委員長
に
報告
を願います。 ○(兵頭竜
議員
)
議長
○(
鈴木俊広議長
) 兵頭竜
議員
〔兵頭竜
議員
登壇〕 ○(兵頭竜
建設
委員長
) (
拍手
)
報告
いたします。 当
委員会
に付託されました
議案
の
審査
結果は、お
手元
に配付されております
委員会審査報告書
のとおりでありまして、原案のとおり可決決定されました。
審査
の過程では、一部の
委員
から、7月豪雨では県内各地で
公共土木施設
に甚大な
被害
が発生しており、今回の
予算
案にその
復旧
費が計上されているが、県内における
被害状況
はどうか、また、
復旧
に向けた今後の取り組みはどうかとただしたのであります。 これに対し
理事者
から、県内の
公共土木施設
の
被害
は、県と
市町
で2,297箇所、約318億円となっており、これまで
平成
に入って最大であった
平成
16年度を上回り、統計の残る昭和28年度以降で最大の
被害
となっている。このため、県では、二次
災害
防止
として、直ちに損壊した護岸部分に
大型土のう
を設置し補強するなど
応急対策
に努めるとともに、順次、
復旧
工事を発注することとしており、一日も早い
公共土木施設
の
復旧
を図り、県民の安全・安心を
確保
したい旨の答弁がありました。 このほか、
河床掘削
事業の取り組み、
漂着流木
等の処理対策などについても論議があったことを付言いたします。 以上で
報告
を終わります。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 次に、スポーツ文教警察
委員長
に
報告
を願います。 ○(古川拓哉
議員
)
議長
○(
鈴木俊広議長
) 古川拓哉
議員
〔古川拓哉
議員
登壇〕 ○(古川拓哉スポーツ文教警察
委員長
) (
拍手
)
報告
いたします。 当
委員会
に付託されました
議案
の
審査
結果は、お
手元
に配付されております
委員会審査報告書
のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
審査
の過程では、一部の
委員
から、
豪雨災害
により
被災
した
県立学校
の
早期復旧
が求められるが、主な
被災
状況
と
復旧
の見込みはどうかとただしたのであります。 これに対し
理事者
から、
県立学校
では18校が
被災
し、現在、汚泥の除去などの
復旧
作業が進みつつあるが、大洲高等学校肱川分校では、校舎1階部分が浸水し、インターネット環境を含めた電気設備の故障を初め、学校運営に必要な備品が流出するなどしたほか、八幡浜工業高等学校では、実習機器が水没により使用不可となっている。また、複数の学校でグラウンドの冠水などによる
被害
が発生している。今回の
補正予算案
においては、これらの現時点で判明している
被害
について、
復旧
に必要な経費を計上しており、可能な限り、2学期が始まるまでに学校機能を回復するよう全力で取り組んでいきたい旨の答弁がありました。 このほか、
被災
した
施設
の追加
修繕等
の見込み、大洲警察署等の
災害
復旧
などについても論議があったことを付言いたします。 以上で
報告
を終わります。(
拍手
) ○(
鈴木俊広議長
) 以上で各
委員長
の
報告
を終わりました。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) お諮りいたします。 各
委員長
報告
に対する質疑を省略することに賛成の
議員
は
起立
を願います。 〔
賛成者起立
〕 ○(
鈴木俊広議長
)
起立
多数。着席を願います。
起立
多数と認め、そのとおり決定いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) お諮りいたします。
臨第
92
号議案平成
30年度
愛媛
県
一般会計補正予算
ないし
臨第
99
号議案
に対する討論は省略することに異議ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○(
鈴木俊広議長
)
異議
ないものと認め、そのとおり決定いたします。 これから表決を行います。 まず、
臨第
92
号議案平成
30年度
愛媛
県
一般会計補正予算
ないし
臨第
96
号議案
を
一括議題
とし、以上の
議案
をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の
議員
は
起立
を願います。 〔
賛成者起立
〕 ○(
鈴木俊広議長
) 全員
起立
。着席を願います。 全員
起立
と認めます。 よって、以上の
議案
はいずれも原案のとおり可決決定いたしました。 次に、
臨第
97
号議案
専決処分
の承認についてないし
臨第
99
号議案
を
一括議題
とし、以上の
議案
をいずれも承認することに賛成の
議員
は
起立
を願います。 〔
賛成者起立
〕 ○(
鈴木俊広議長
) 全員
起立
。着席を願います。 全員
起立
と認めます。 よって、以上の
議案
はいずれも承認することに決定いたしました。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) お諮りいたします。 お
手元
に配付のとおり、各
委員長
から
継続調査承認
要求書の提出がありましたので、これを承認することに異議ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○(
鈴木俊広議長
)
異議
ないものと認め、そのとおり決定いたします。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) 以上で、今
議会
に提出されました全
議案
を議了いたしましたので、議事を閉じます。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
)
知事
から
挨拶
があります。 〔
中村
時広
知事登壇
〕 ○(
中村
時広
知事
) 閉会に当たりまして、御
挨拶
を申し上げます。 本日の
臨時県議会
に御提案させていただきました
議案
につきましては、適切な議決を賜り、心から御礼を申し上げます。 早速、
復旧
に向けた各種事業の取り組みを加速するとともに、引き続き
被災地
のニーズにきめ細かく
対応
しながら、
復旧
、復興を見据えた中長期的な視点での対策にも全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じますので、
議員各位
におかれましても、一層の御
支援
と御協力を
お願い
申し上げまして、閉会の御
挨拶
とさせていただきます。ありがとうございました。 ――
―――――――――――――――
○(
鈴木俊広議長
) これをもって、第358回
愛媛県議会臨時会
を閉会いたします。 午後1時33分 閉会...
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