甲府市議会 2021-06-21
令和3年経済建設委員会 本文 開催日: 2021-06-21
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経済建設委員会 本文 2021-06-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯天野委員長 選択 3 :
◯天野委員長 選択 4 :
◯天野委員長 選択 5 :
◯土橋まち整備室長 選択 6 :
◯天野委員長 選択 7 : ◯望月委員 選択 8 :
◯天野委員長 選択 9 :
◯志村道路河川課長 選択 10 :
◯天野委員長 選択 11 : ◯望月委員 選択 12 :
◯天野委員長 選択 13 :
◯志村道路河川課長 選択 14 :
◯天野委員長 選択 15 : ◯望月委員 選択 16 :
◯天野委員長 選択 17 : ◯中村委員 選択 18 :
◯天野委員長 選択 19 :
◯天野委員長 選択 20 :
◯天野委員長 選択 21 :
◯土橋まち整備室長 選択 22 :
◯天野委員長 選択 23 :
◯天野委員長 選択 24 :
◯天野委員長 選択 25 :
◯土橋まち整備室長 選択 26 : ◯天野委員長 選択 27 : ◯望月委員 選択 28 : ◯天野委員長 選択 29 : ◯齊藤公園緑地課長 選択 30 : ◯天野委員長 選択 31 : ◯望月委員 選択 32 : ◯天野委員長 選択 33 : ◯天野委員長 選択 34 : ◯天野委員長 選択 35 : ◯田中まちづくり総室長 選択 36 : ◯天野委員長 選択 37 : ◯荻原委員 選択 38 : ◯天野委員長 選択 39 : ◯浅井住宅課長 選択 40 : ◯天野委員長 選択 41 : ◯荻原委員 選択 42 : ◯天野委員長 選択 43 : ◯浅井住宅課長 選択 44 : ◯天野委員長 選択 45 : ◯荻原委員 選択 46 : ◯天野委員長 選択 47 : ◯浅井住宅課長 選択 48 : ◯天野委員長 選択 49 : ◯荻原委員 選択 50 : ◯天野委員長 選択 51 : ◯浅井住宅課長 選択 52 : ◯天野委員長 選択 53 : ◯荻原委員 選択 54 : ◯天野委員長 選択 55 : ◯浅井住宅課長 選択 56 : ◯天野委員長 選択 57 : ◯荻原委員 選択 58 : ◯天野委員長 選択 59 : ◯天野委員長 選択 60 : ◯天野委員長 選択 61 : ◯小田切農林振興室長 選択 62 : ◯天野委員長 選択 63 : ◯中村委員 選択 64 : ◯天野委員長 選択 65 : ◯山本農政課長 選択 66 : ◯天野委員長 選択 67 : ◯中村委員 選択 68 : ◯天野委員長 選択 69 : ◯山本農政課長 選択 70 : ◯天野委員長 選択 71 : ◯中村委員 選択 72 : ◯天野委員長 選択 73 : ◯天野委員長 選択 74 : ◯天野委員長 選択 75 : ◯里吉産業総室長 選択 76 : ◯天野委員長 選択 77 : ◯望月委員 選択 78 : ◯天野委員長 選択 79 : ◯浅川雇用創生課長 選択 80 : ◯天野委員長 選択 81 : ◯望月委員 選択 82 : ◯天野委員長 選択 83 : ◯萩原商工課長 選択 84 : ◯天野委員長 選択 85 : ◯望月委員 選択 86 : ◯天野委員長 選択 87 : ◯萩原商工課長 選択 88 : ◯天野委員長 選択 89 : ◯望月委員 選択 90 : ◯天野委員長 選択 91 : ◯萩原商工課長 選択 92 : ◯天野委員長 選択 93 : ◯望月委員 選択 94 : ◯天野委員長 選択 95 : ◯萩原商工課長 選択 96 : ◯天野委員長 選択 97 : ◯望月委員 選択 98 : ◯天野委員長 選択 99 : ◯深井観光課長 選択 100 : ◯天野委員長 選択 101 : ◯望月委員 選択 102 : ◯天野委員長 選択 103 : ◯清水(英)委員 選択 104 : ◯天野委員長 選択 105 : ◯萩原商工課長 選択 106 : ◯天野委員長 選択 107 : ◯清水(英)委員 選択 108 : ◯天野委員長 選択 109 : ◯荻原委員 選択 110 : ◯天野委員長 選択 111 : ◯浅川雇用創生課長 選択 112 : ◯天野委員長 選択 113 : ◯荻原委員 選択 114 : ◯天野委員長 選択 115 : ◯浅川雇用創生課長 選択 116 : ◯天野委員長 選択 117 : ◯荻原委員 選択 118 : ◯天野委員長 選択 119 : ◯天野委員長 選択 120 : ◯田中まちづくり総室長 選択 121 : ◯天野委員長 選択 122 : ◯清水(英)委員 選択 123 : ◯天野委員長 選択 124 : ◯下山リニア交通室長 選択 125 : ◯天野委員長 選択 126 : ◯清水(英)委員 選択 127 : ◯天野委員長 選択 128 : ◯下山リニア交通室長 選択 129 : ◯天野委員長 選択 130 : ◯清水(英)委員 選択 131 : ◯天野委員長 選択 132 : ◯荻原委員 選択 133 : ◯天野委員長 選択 134 : ◯下山リニア交通室長 選択 135 : ◯天野委員長 選択 136 : ◯荻原委員 選択 137 : ◯天野委員長 選択 138 : ◯望月委員 選択 139 : ◯天野委員長 選択 140 : ◯下山リニア交通室長 選択 141 : ◯天野委員長 選択 142 : ◯望月委員 選択 143 : ◯天野委員長 選択 144 : ◯下山リニア交通室長 選択 145 : ◯天野委員長 選択 146 : ◯望月委員 選択 147 : ◯天野委員長 選択 148 : ◯天野委員長 選択 149 : ◯天野委員長 選択 150 : ◯里吉産業総室長 選択 151 : ◯天野委員長 選択 152 : ◯荻原委員 選択 153 : ◯天野委員長 選択 154 : ◯深井観光課長 選択 155 : ◯天野委員長 選択 156 : ◯荻原委員 選択 157 : ◯天野委員長 選択 158 : ◯深井観光課長 選択 159 : ◯天野委員長 選択 160 : ◯荻原委員 選択 161 : ◯天野委員長 選択 162 : ◯深井観光課長 選択 163 : ◯天野委員長 選択 164 : ◯荻原委員 選択 165 : ◯天野委員長 選択 166 : ◯天野委員長 選択 167 : ◯天野委員長 選択 168 : ◯望月委員 選択 169 : ◯天野委員長 選択 170 : ◯深井観光課長 選択 171 : ◯天野委員長 選択 172 : ◯望月委員 選択 173 : ◯天野委員長 選択 174 : ◯深井観光課長 選択 175 : ◯天野委員長 選択 176 : ◯望月委員 選択 177 : ◯天野委員長 選択 178 : ◯川崎委員 選択 179 : ◯天野委員長 選択 180 : ◯深井観光課長 選択 181 : ◯天野委員長 選択 182 : ◯川崎委員 選択 183 : ◯天野委員長 選択 184 : ◯天野委員長 選択 185 : ◯坂本委員 選択 186 : ◯天野委員長 選択 187 : ◯依田商工振興室長 選択 188 : ◯天野委員長 選択 189 : ◯坂本委員 選択 190 : ◯天野委員長 選択 191 : ◯依田商工振興室長 選択 192 : ◯天野委員長 選択 193 : ◯坂本委員 選択 194 : ◯天野委員長 選択 195 : ◯依田商工振興室長 選択 196 : ◯天野委員長 選択 197 : ◯坂本委員 選択 198 : ◯天野委員長 選択 199 : ◯深井観光課長 選択 200 : ◯天野委員長 選択 201 : ◯坂本委員 選択 202 : ◯天野委員長 選択 203 : ◯深井観光課長 選択 204 : ◯天野委員長 選択 205 : ◯坂本委員 選択 206 : ◯天野委員長 選択 207 : ◯深井観光課長 選択 208 : ◯天野委員長 選択 209 : ◯坂本委員 選択 210 : ◯天野委員長 選択 211 : ◯清水(英)委員 選択 212 : ◯天野委員長 選択 213 : ◯依田商工振興室長 選択 214 : ◯天野委員長 選択 215 : ◯清水(英)委員 選択 216 : ◯天野委員長 選択 217 : ◯小田切農林振興室長 選択 218 : ◯天野委員長 選択 219 : ◯清水(英)委員 選択 220 : ◯天野委員長 選択 221 : ◯小田切農林振興室長 選択 222 : ◯天野委員長 選択 223 : ◯清水(英)委員 選択 224 : ◯天野委員長 選択 225 : ◯小田切農林振興室長 選択 226 : ◯天野委員長 選択 227 : ◯清水(英)委員 選択 228 : ◯天野委員長 選択 229 : ◯小田切農林振興室長 選択 230 : ◯天野委員長 選択 231 : ◯清水(英)委員 選択 232 : ◯天野委員長 選択 233 : ◯小田切農林振興室長 選択 234 : ◯天野委員長 選択 235 : ◯清水(英)委員 選択 236 : ◯天野委員長 選択 237 : ◯小田切農林振興室長 選択 238 : ◯天野委員長 選択 239 : ◯清水(英)委員 選択 240 : ◯天野委員長 選択 241 : ◯川崎委員 選択 242 : ◯天野委員長 選択 243 : ◯萩原商工課長 選択 244 : ◯天野委員長 選択 245 : ◯川崎委員 選択 246 : ◯天野委員長 選択 247 : ◯萩原商工課長 選択 248 : ◯天野委員長 選択 249 : ◯川崎委員 選択 250 : ◯天野委員長 選択 251 : ◯川崎委員 選択 252 : ◯天野委員長 選択 253 : ◯萩原商工課長 選択 254 : ◯天野委員長 選択 255 : ◯川崎委員 選択 256 : ◯天野委員長 選択 257 : ◯萩原商工課長 選択 258 : ◯天野委員長 選択 259 : ◯川崎委員 選択 260 : ◯天野委員長 選択 261 : ◯萩原商工課長 選択 262 : ◯天野委員長 選択 263 : ◯依田商工振興室長 選択 264 : ◯天野委員長 選択 265 : ◯川崎委員 選択 266 : ◯天野委員長 選択 267 : ◯深井観光課長 選択 268 : ◯天野委員長 選択 269 : ◯川崎委員 選択 270 : ◯天野委員長 選択 271 : ◯深井観光課長 選択 272 : ◯天野委員長 選択 273 : ◯川崎委員 選択 274 : ◯天野委員長 選択 275 : ◯深井観光課長 選択 276 : ◯天野委員長 選択 277 : ◯川崎委員 選択 278 : ◯天野委員長 選択 279 : ◯深井観光課長 選択 280 : ◯天野委員長 選択 281 : ◯川崎委員 選択 282 : ◯天野委員長 選択 283 : ◯深井観光課長 選択 284 : ◯天野委員長 選択 285 : ◯川崎委員 選択 286 : ◯天野委員長 選択 287 : ◯望月委員 選択 288 : ◯天野委員長 選択 289 : ◯深井観光課長 選択 290 : ◯天野委員長 選択 291 : ◯望月委員 選択 292 : ◯天野委員長 選択 293 : ◯深井観光課長 選択 294 : ◯天野委員長 選択 295 : ◯望月委員 選択 296 : ◯天野委員長 選択 297 : ◯深井観光課長 選択 298 : ◯天野委員長 選択 299 : ◯望月委員 選択 300 : ◯天野委員長 選択 301 : ◯土橋ふるさと納税課長 選択 302 : ◯天野委員長 選択 303 : ◯望月委員 選択 304 : ◯天野委員長 選択 305 : ◯土橋ふるさと納税課長 選択 306 : ◯天野委員長 選択 307 : ◯望月委員 選択 308 : ◯天野委員長 選択 309 : ◯土橋ふるさと納税課長 選択 310 : ◯天野委員長 選択 311 : ◯望月委員 選択 312 : ◯天野委員長 選択 313 : ◯土橋ふるさと納税課長 選択 314 : ◯天野委員長 選択 315 : ◯望月委員 選択 316 : ◯天野委員長 選択 317 : ◯萩原商工課長 選択 318 : ◯天野委員長 選択 319 : ◯望月委員 選択 320 : ◯天野委員長 選択 321 : ◯萩原商工課長 選択 322 : ◯天野委員長 選択 323 : ◯望月委員 選択 324 : ◯天野委員長 選択 325 : ◯萩原商工課長 選択 326 : ◯天野委員長 選択 327 : ◯望月委員 選択 328 : ◯天野委員長 選択 329 : ◯萩原商工課長 選択 330 : ◯天野委員長 選択 331 : ◯望月委員 選択 332 : ◯天野委員長 選択 333 : ◯萩原商工課長 選択 334 : ◯天野委員長 選択 335 : ◯望月委員 選択 336 : ◯天野委員長 選択 337 : ◯萩原商工課長 選択 338 : ◯天野委員長 選択 339 : ◯望月委員 選択 340 : ◯天野委員長 選択 341 : ◯萩原商工課長 選択 342 : ◯天野委員長 選択 343 : ◯望月委員 選択 344 : ◯天野委員長 選択 345 : ◯萩原商工課長 選択 346 : ◯天野委員長 選択 347 : ◯望月委員 選択 348 : ◯天野委員長 選択 349 : ◯荻原委員 選択 350 : ◯天野委員長 選択 351 : ◯浅川雇用創生課長 選択 352 : ◯天野委員長 選択 353 : ◯荻原委員 選択 354 : ◯天野委員長 選択 355 : ◯浅川雇用創生課長 選択 356 : ◯天野委員長 選択 357 : ◯荻原委員 選択 358 : ◯天野委員長 選択 359 : ◯里吉産業総室長 選択 360 : ◯天野委員長 選択 361 : ◯荻原委員 選択 362 : ◯天野委員長 選択 363 : ◯小田切農林振興室長 選択 364 : ◯天野委員長 選択 365 : ◯山本農政課長 選択 366 : ◯天野委員長 選択 367 : ◯小林経営管理課長 選択 368 : ◯天野委員長 選択 369 : ◯荻原委員 選択 370 :
◯天野委員長 選択 371 : ◯小田切農林振興室長 選択 372 :
◯天野委員長 選択 373 : ◯荻原委員 選択 374 :
◯天野委員長 選択 375 :
◯天野委員長 選択 376 : ◯坂本委員 選択 377 :
◯天野委員長 選択 378 : ◯古屋区画整理課長 選択 379 :
◯天野委員長 選択 380 : ◯坂本委員 選択 381 :
◯天野委員長 選択 382 : ◯古屋区画整理課長 選択 383 :
◯天野委員長 選択 384 : ◯坂本委員 選択 385 :
◯天野委員長 選択 386 : ◯古屋区画整理課長 選択 387 :
◯天野委員長 選択 388 : ◯坂本委員 選択 389 :
◯天野委員長 選択 390 : ◯古屋区画整理課長 選択 391 :
◯天野委員長 選択 392 : ◯坂本委員 選択 393 :
◯天野委員長 選択 394 : ◯古屋区画整理課長 選択 395 :
◯天野委員長 選択 396 : ◯坂本委員 選択 397 :
◯天野委員長 選択 398 : ◯古屋区画整理課長 選択 399 :
◯天野委員長 選択 400 : ◯坂本委員 選択 401 :
◯天野委員長 選択 402 : ◯清水(英)委員 選択 403 :
◯天野委員長 選択 404 : ◯清水(英)委員 選択 405 :
◯天野委員長 選択 406 : ◯古屋区画整理課長 選択 407 :
◯天野委員長 選択 408 : ◯清水(英)委員 選択 409 :
◯天野委員長 選択 410 : ◯古屋区画整理課長 選択 411 :
◯天野委員長 選択 412 : ◯清水(英)委員 選択 413 :
◯天野委員長 選択 414 : ◯望月委員 選択 415 :
◯天野委員長 選択 416 : ◯齊藤公園緑地課長 選択 417 :
◯天野委員長 選択 418 : ◯望月委員 選択 419 :
◯天野委員長 選択 420 : ◯齊藤公園緑地課長 選択 421 :
◯天野委員長 選択 422 : ◯望月委員 選択 423 :
◯天野委員長 選択 424 : ◯齊藤公園緑地課長 選択 425 :
◯天野委員長 選択 426 : ◯望月委員 選択 427 :
◯天野委員長 選択 428 : ◯川崎委員 選択 429 :
◯天野委員長 選択 430 : ◯穐山建築指導課長 選択 431 :
◯天野委員長 選択 432 : ◯川崎委員 選択 433 :
◯天野委員長 選択 434 :
◯志村道路河川課長 選択 435 :
◯天野委員長 選択 436 : ◯川崎委員 選択 437 :
◯天野委員長 選択 438 :
◯土橋まち整備室長 選択 439 :
◯天野委員長 選択 440 : ◯川崎委員 選択 441 :
◯天野委員長 選択 442 : ◯荻原委員 選択 443 :
◯天野委員長 選択 444 : ◯穐山建築指導課長 選択 445 :
◯天野委員長 選択 446 : ◯荻原委員 選択 447 :
◯天野委員長 選択 448 : ◯穐山建築指導課長 選択 449 :
◯天野委員長 選択 450 : ◯荻原委員 選択 451 :
◯天野委員長 選択 452 : ◯穐山建築指導課長 選択 453 :
◯天野委員長 選択 454 : ◯荻原委員 選択 455 :
◯天野委員長 選択 456 : ◯穐山建築指導課長 選択 457 :
◯天野委員長 選択 458 : ◯荻原委員 選択 459 :
◯天野委員長 選択 460 : ◯穐山建築指導課長 選択 461 :
◯天野委員長 選択 462 : ◯荻原委員 選択 463 :
◯天野委員長 選択 464 : ◯穐山建築指導課長 選択 465 :
◯天野委員長 選択 466 : ◯荻原委員 選択 467 :
◯天野委員長 選択 468 : ◯穐山建築指導課長 選択 469 :
◯天野委員長 選択 470 : ◯荻原委員 選択 471 :
◯天野委員長 選択 472 : ◯穐山建築指導課長 選択 473 :
◯天野委員長 選択 474 : ◯荻原委員 選択 475 :
◯天野委員長 選択 476 : ◯穐山建築指導課長 選択 477 :
◯天野委員長 選択 478 : ◯荻原委員 選択 479 :
◯天野委員長 選択 480 :
◯志村道路河川課長 選択 481 :
◯天野委員長 選択 482 : ◯荻原委員 選択 483 :
◯天野委員長 選択 484 :
◯志村道路河川課長 選択 485 :
◯天野委員長 選択 486 : ◯荻原委員 選択 487 :
◯天野委員長 選択 488 : ◯清水(英)委員 選択 489 :
◯天野委員長 選択 490 : ◯坂本委員 選択 491 :
◯天野委員長 選択 492 :
◯天野委員長 選択 493 :
◯天野委員長 選択 494 :
◯天野委員長 選択 495 :
◯天野委員長 選択 496 : ◯中村副委員長 選択 497 :
◯天野委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 令和3年6月定例会
経済建設委員会記録
1 日 時 令和3年6月21日(月)午前9時59分
2 場 所 本庁舎10階 委員会室1
3 出席委員 委員長 天野 一 副委員長 中村 明彦
荻原 隆宏 坂本 信康
岡 政吉 望月 大輔
川崎 靖 清水 英知
4 欠席委員 なし
5 当局出席者 産業部長 志村 一彦
まちづくり部長 根津 豊
リニア交通政策監 櫻林 英二
ほか関係室長及び課長
6 事 務 局 議事係長 秋山 裕
7 議 題
第 1 議案第46号 専決処分について(和解及び損害賠償の額の決定について)
第 2 議案第52号 甲府市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例制定
について
第 3 議案第53号 甲府市都市公園条例の一部を改正する条例制定について
第 4 議案第54号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定について
第 5 議案第57号 工事請負契約の締結について
第 6 議案第49号 令和3年度甲府市一般会計補正予算(第3号)中
当委員会所管分
第1表 歳入歳出予算補正中
歳入 第14款2項1目中産業部分及びまちづくり部分、
第15款2項1目中まちづくり部分・5目、
第20款中産業部分、第21款1項6目
歳出 第2款1項9目中まちづくり部分・16目、
第5款、第6款、第7款
第2表 繰越明許費
第3表 地方債補正(変更)中
農業施設整備事業
第 7 閉会中継続審査中の請願について
請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の
採択を求める請願
紹介議員 清水 英知 木内 直子 山田 厚
山田 弘之
2: 午前 9時59分 開 議
◯天野委員長 ただいまから
経済建設委員会を開きます。
報告事項を申し上げます。
本日、当委員会審査の議案・請願のほか、所管事項の調査について傍聴したいとの申出がありましたので、許可いたしました。御了承願います。
以上で報告を終わります。
本日は、人事異動後の初めての定例会における
経済建設委員会ですので、当局から職員の紹介をお願いいたします。
紹介に当たりましては、産業部、農業委員会、まちづくり部の順で行いたいと思います。
(産業部、農業委員会、まちづくり部の順に各部長、室長及び課長紹介)
3:
◯天野委員長 以上で職員の紹介を終わります。
6月17日の本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。
なお、本日の常任委員会も、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営を行ってまいります。
また、請願審査につきましては、所管事項調査後に行いますので、御了承願います。
この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。
発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いいたします。
また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな委員会運営に御協力をお願いいたします。
なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については自席へ戻るよう御指示願います。
それでは最初に、所管事項調査について、各委員より質問内容を聴取いたします。
なお、産業部の所管事項調査の冒頭におきまして、産業部より第3次甲府市観光振興基本計画について報告をしたい旨の申出がありますので、御了承願います。
所管事項について質問のある部等がありましたら、最初に申出をすることになっておりますので、挙手をお願いいたします。
申出の際には、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営のため、当局の出席は可能な限り最小限にとどめることから、所管事項の担当部及び課名、もしくは可能な限り詳細に調査内容につきまして御発言をお願いいたします。
本日の所管事項の調査は、産業部、農業委員会、まちづくり部の順で行います。
(質問内容を聴取)
4:
◯天野委員長 ここで、議案審査に関わります部及び所管事項調査に該当する部以外の皆様にはお引取り願います。御苦労さまでした。
なお、所管事項調査になる際には改めてお呼びいたしますので、それまで自席にて待機くださいますようお願いいたします。
それでは、これより審査を行います。
最初に、議案第46号 専決処分について(和解及び損害賠償の額の決定について)を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
土橋まち整備室長。
5:
◯土橋まち整備室長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第46号 専決処分について(和解及び損害賠償の額の決定について)につきまして説明いたします。
議案目録(その1)31ページをお開きください。
地方自治法第179条第1項の規定により、和解及び損害賠償の額の決定について専決処分をしましたので、同条第3項の規定により、議会に報告し、承認を求めるものであります。
続いて、議案目録(その1)32ページをお開きください。
専決処分書でございます。
専決処分する理由につきましては、令和元年8月5日、甲府市徳行五丁目地内、主要地方道甲府南アルプス線及び市道中央道側道2号線路上で発生した水路転落事故に関し、和解し、損害賠償の額を決定するについては、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を必要としますが、和解に急を要し、市議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、同法第179条第1項の規定によりこれを専決処分したものであります。
具体的な事故の内容につきましては、同日午後7時45分頃、主要地方道甲府南アルプス線を走行中の自転車が、市道中央道側道2号線の水路に転落し、負傷したものであります。和解の相手方は、専決処分書下段に記載のとおりで、損害賠償の額は185万円であり、損害賠償金370万円を山梨県と折半しております。
以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
6:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
望月委員。
7: ◯望月委員 確認させていただきたいと思います。事故原因等については、今、自転車で通行中の方が水路へ転落されたということでお伺いしました。何か要因というか、もともと危険箇所だったのかどうか、その原因についての確認をまずさせていただきたいと思います。もともとそういう危険な場所であったという認識があったのかどうかというところも含めて、お伺いしたいと思います。
8:
◯天野委員長 志村道路河川課長。
9:
◯志村道路河川課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
事故の起きた現場につきましては、県道と市道の交差点部になります。その中で、県道側につきましては水路に蓋がされているような状況でございます。そこから市道側になりますと、開水路ということで蓋のない側溝になっていたということでございます。
危険な箇所の認識ということでございますが、市道側につきましては全体的に水路に蓋のない道路になっておりますので、認識としては持っていなかったという状況でございます。
10:
◯天野委員長 望月委員。
11: ◯望月委員 蓋があるところとないところと、交差点ですので、通行も大変多い箇所での事故であると。自転車ということで、損害賠償の額は、山梨県と折半ですけれども全体でいけば370万円ということで、若干大きな賠償額になっているのかなと感じました。
この事故が起きて、再発の危険性も出てくると思うんですけれども、ここに対応した再発防止策、あるいはこれを基に、そういったところがほかにもあるんじゃないかというところを確認していかなきゃいけないんじゃないかなと考えますけれども、そこら辺も対応していく予定はあるんでしょうか。
12:
◯天野委員長 志村道路河川課長。
13:
◯志村道路河川課長 当該箇所につきましては、直ちに、道路の安全管理といたしまして、水路への転落を防止するために、反射盤のついたポールの設置を行いました。
今後におきましても、通常行っている道路パトロールによる危険箇所の早期発見、また対策などを行う中で、今回のように県道との境ということもございますので、関係機関と協力する中で道路の安全管理に努めていきたいと考えております。
以上です。
14:
◯天野委員長 望月委員。
15: ◯望月委員 専決処分でありますので、そこに対しては否定するものでもありませんし、迅速に進めていただきたいと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、再発防止に今後また取り組んでいただいて、こういったことがないように、また皆さんで、市内総点検まではいかないと思いますけれども、そういったものも含めて、ぜひまた注意を喚起するなど本市としての安全対策というのはまた心がけていただければと思います。
以上です。
16:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
中村委員。
17: ◯中村委員 このことについて、今望月委員が詳細をお聞きして、了解をいたしました。しかし、この件について、先ほども望月委員が言いました370万円は高額で、山梨県と折半とはいっても、185万円という損害賠償額に及んでいるということです。
先日も、小瀬スポーツ公園の小瀬新橋というところで、子どもが川に落ちたという事例もあります。甲府市内には様々な河川があり、これ、事故ですから、これは不可抗力なことだと思いますけれども、大人ばかりじゃなくて子どもも通行しますし、また、あの周辺には多分、中学校とかそういうのもありますから、本当にしっかりと点検をしていただいて、危険箇所の洗い出しをしていただきたい。年に1度、小中学校では安全点検というものを学校、警察、様々な組織で行っていますけれども、こういう事故が起きた際には、今後こういうことが起きないように、しっかり市内の危険箇所を点検していただいて、そして、安全対策また防御策をいろいろ施していただきたいと思います。
事故が起きて、まだ死亡したという例はないですが、亡くなるケースも出てきます。そうした場合、莫大な損害賠償も請求されることになりますので、裁判の費用などを計算すれば、安全対策をしておいたほうが費用がかからないというときもありますので、今後、しっかりとした検討をしていただいて、安全対策をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
18:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
19:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
20:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり承認することに決しました。
次に、議案第52号 甲府市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
土橋まち整備室長。
21:
◯土橋まち整備室長 続けてよろしくお願いいたします。
それでは、議案第52号 甲府市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。
議案目録(その1)99ページをお開きください。
初めに、改正の理由でありますが、道路法等の一部を改正する法律により、道路法第2条第2項第6号が第2条第2項第7号に改正されました。これに伴い、甲府市道路附属物自動車駐車場条例の一部改正を行うものであります。
改正内容につきましては、別途お配りしました新旧対照表により説明いたします。
新旧対照表を御覧ください。
本条例は、道路法に規定する道路の附属物である自動車駐車場、具体的には甲府駅北口第1駐車場と第2駐車場に関し、必要なことを定めている条例でありますが、第1条におきまして、道路法が改正され号ずれしたことにより、道路法第2条第2項第6号を第2条第2項第7号に改めるものであります。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものであります。
以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
22:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
23:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
24:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第53号 甲府市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
土橋まち整備室長。
25:
◯土橋まち整備室長 続けて、よろしくお願いします。
それでは、議案第53号 甲府市都市公園条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。
議案目録(その1)101ページをお開きください。また、あわせて本日お配りしている新旧対照表を御覧ください。
初めに、改正の理由でありますが、国では平成29年度に都市公園法を改正し、民間活力による新たな都市公園の整備手法として公募設置管理制度、いわゆるPark-PFIを創設し、公園の再生・活性化を推進するため、この制度に基づき設置される飲食店、売店等の公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設について、条例で定めることにより、建蔽率を最大10%まで上乗せすることができることとしております。
本市においても、今後、このPark-PFIの活用に向けた検討を行うに当たり、その受皿として、公募対象公園施設に関わる建蔽率を緩和するため、甲府市都市公園条例の一部の改正を行うものであります。
次に、改正内容でありますが、お配りしました新旧対照表は、都市公園法に基づき本市の都市公園の設置及び管理において必要な事項等を定める甲府市都市公園条例の第2条の4であります。
この条文では、都市公園に公園施設として設けられる建築物の建築面積の総計の当該都市公園の敷地面積に対する割合、いわゆる建蔽率は、100分の2を超えてはならないとしており、ただし書で、次の各号に掲げる建築物に限り、それぞれに定める当該都市公園の敷地面積に対する割合を限度として、建築面積を超えることができることを規定しており、これを受け、第1号から第4号の各号にその建築物と上乗せできる建蔽率を定めております。
今回の改正は、この甲府市都市公園条例第2条の4第4号の次に、第5号として「都市公園法施行令第6条第6項に規定する認定公募設置等計画に基づく公募対象公園施設100分の10」を加えることにより、公募対象公園施設に係る建蔽率を10%緩和できる規定を設けるものであります。
なお、この条例は公布の日から施行するものであります。
以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
26: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
望月委員。
27: ◯望月委員 お願いします。今るる御説明いただいたPark-PFIは、主に遊亀公園附属動物園の再整備にも関わってくるのかなと思いますので、確認をさせていただきたいと思います。
100分の2から100分の10に拡大できる、これは法改正も含めてそういうふうにできるようになったということで、PFIを活用するための大変有効な手段だと思いますし、その中でぜひ鋭意御検討していただきたいと思いますので、これ自体は反対するものでもありませんし、賛成するものであります。
私も、遊亀公園附属動物園については粘り強くPFIも検討していってほしいということで、提案をさせていただいていた1人でもありますので、ぜひこの部分を鋭意進めていただきたいと思うんですけれども、現状として、1点が、これを検討するために今後どのような働きかけを行っていくのか。あと1点、遊亀公園附属動物園以外にもこういった認定公募設置等計画に基づく公募対象公園施設というのがどれぐらいあるのか、その辺を確認させていただきたいと思います。
28: ◯天野委員長 齊藤公園緑地課長。
29: ◯齊藤公園緑地課長 ただいまの御質問は、条例の改正に当たって、検討のため今後どのように働きかけを行うかという話になりますが、公募設置管理制度におきましては民間事業者からの提案もございます。こうしたところについて、今後も、民間企業にサウンディングやヒアリング、聞き取りをしながら進めていこうという考えでおります。それには、まずもって、この条例を改正し、緩和規定を設ける中で今後も進めていこうという考えであります。
そして、もう1つ、この対象となる公園についてということになりますが、まだ具体的にどの公園というのは定まっているところではございません。ただ、やはり人が集まる比較的大きい公園、例えば地区公園というようなところが想定されるとも考えておりますが、今後、これらにつきましても、各公園の再整備といったところの中で、この対象となるところも研究していきたいと考えております。
以上です。
30: ◯天野委員長 望月委員。
31: ◯望月委員 遊亀公園に関してはもう既に始まっている事業でありますので、こういった条例改正も行いながら、できるだけ民間活力をやはり入れていくということで、意気込みというかそういったものも今御答弁でお伺いしましたので、ぜひそこに対しては力強く、検討を重ねながら、あるいはサウンディング等調査も重ねながら、進めていただきたいと思います。
対象施設も、現時点では、どういったものをということは具体的にはまだないということでありますけれども、遊亀公園の再整備から始まって、各公園の再整備が甲府市のにぎわいというか活性化につながるように、こういったものをしっかり活用しながら進めていただきたいと思います。要望で終わります。
以上です。
32: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
33: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
34: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第54号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
田中まちづくり総室長。
35: ◯田中まちづくり総室長 それではよろしくお願いいたします。
議案第54号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定につきまして御説明いたします。
議案目録(その1)103ページをお開きください。
今回の改正につきましては、甲府市市営住宅条例別表の市営住宅の表中に記載されております、後屋町1番地の後屋住宅に係る記述を削除するものであります。
改正理由につきましては、後屋住宅は昭和37年に建設され58年が経過し、老朽化が著しく、住宅として使用することが困難であることから、市営住宅の用途を廃止するため、所要の改正を行うものであります。
なお、条例施行日は令和3年7月1日からとするものであります。
以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
36: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
荻原委員。
37: ◯荻原委員 お願いいたします。これ、簡単に言ったら、後屋住宅の廃止を令和3年7月1日に施行しますということですね。これ、20戸とあるけれども、現在、恐らく皆さん移転も完了して、住民の皆さんには影響は出ないと思うんですが、まず、そこの確認からさせていただきたいと思います。
38: ◯天野委員長 浅井住宅課長。
39: ◯浅井住宅課長 3月末までに住民の方は全て移転されております。現在は誰一人住んでいる状況ではございません。
以上でございます。
40: ◯天野委員長 荻原委員。
41: ◯荻原委員 住民の方の御理解もいただいてこういうように進めていらっしゃるということでありますが、ここの住宅は、実は隣に甲府市の土地が、住宅用地があって、壊したら隣に建て替えるという計画が昔あったんでしょうか。
42: ◯天野委員長 浅井住宅課長。
43: ◯浅井住宅課長 そのような市営団地の建替計画というものは以前にございました。その後、いろいろな情勢の変化に伴いまして、現在は建て替えという計画はございません。
以上でございます。
44: ◯天野委員長 荻原委員。
45: ◯荻原委員 分かりました。要は、用途廃止して、入居者の方はいろいろなところへ移っていただいてということですね。そうすると、住宅も用途廃止だけれども、底地も住宅用地で行政財産だから、当然、住宅とあわせて底地も用途廃止で普通財産になっていくという、そういうことでいいんですかね。
46: ◯天野委員長 浅井住宅課長。
47: ◯浅井住宅課長 今回、用途廃止の条例が可決されるということであれば、行政財産から普通財産になっていくという形になっております。
以上でございます。
48: ◯天野委員長 荻原委員。
49: ◯荻原委員 念のためですけれども、隣の建替用地も今のところはまだ、建て替えるということで買ったから行政財産なんでしょうか。それとも、既に普通財産になっているんでしょうか。それとも、今回のことにあわせて一緒に普通財産に転換していくということか、どんな感じでしょうか。
50: ◯天野委員長 浅井住宅課長。
51: ◯浅井住宅課長 隣の建替用地と含めまして、今回あわせて普通財産に転換するという形に考えております。
以上でございます。
52: ◯天野委員長 荻原委員。
53: ◯荻原委員 よく理解できました。そうすると、ちょっと今、面積の資料はないんだけれども、相当広大な普通財産ができますね。たまたま私の地元の地区ということでもあって、当然、地元の方とすれば、その昔、市営住宅ができるということで皆さん土地を提供されて、ずっと楽しみにしていた部分もあったり、ずっと空き地のままいつになるんだろうねといろいろな疑問もあったりしています。今回そこで普通財産になって、じゃあ、その後どういうふうにその土地の活用をしていくんだと、それはやはり関心があるところなんですね。
いろいろな今、時代の流れがありますから、お考えになっている方針は何となく分からない部分もなくはないんだけれども、跡地活用はまちづくり部とは離れちゃうかもしれないんですが、もし所管の範囲でお答えできる部分があれば、それが普通財産になった後どういう用途にされていくのか。あるいは、その検討の中で、できれば地元の方の、地域の方の要望等も酌み取る中で計画を考えていっていただきたいと思うんですよ。というのは、本当に小学校のすぐ近くで、物すごく広い面積だから、当然地域に対する影響も大きいものですから、ちょっとその考え方について、所管の範囲のお答えできる部分でいいので、お考えをお示しください。
54: ◯天野委員長 浅井住宅課長。
55: ◯浅井住宅課長 住宅跡地と建設予定地をあわせまして、こちらの利活用につきましては、庁内の関係部局によりまして検討をしていくということとなっておりますので、まだ確定した話ということではございませんけれども、あらゆる活用方法について検討しておるという形になっております。
以上でございます。
56: ◯天野委員長 荻原委員。
57: ◯荻原委員 これで終わりにしますけれども、できれば、要望としては、よく地域の方の意向もぜひ参考にしながら、後々のことを考えていっていただければ大変ありがたいなと、そこだけ要望させていただいて終わります。
58: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
59: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
60: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第57号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
小田切農林振興室長。
61: ◯小田切農林振興室長 よろしくお願いいたします。
それでは、議案第57号 工事請負契約の締結について御説明をさせていただきます。
議案目録(その1)の109ページをお開きください。
本議案は、甲府市蓬沢町地内における玉諸右岸排水機場原動機等更新工事(2号機)に関わります請負契約の締結でございます。
それでは、項目に沿って説明をさせていただきます。
契約の目的は、玉諸右岸排水機場原動機等更新工事(2号機)であります。
契約金額は、2億1,978万円でございます。
契約の方法は、随意契約であります。随意契約の理由といたしましては、排水機場の原動機等の更新に当たっては、既設のポンプに適合するものでなければならないため、当該製品に関わる特殊技術を有し、製作・設備にできる唯一の業者と契約をいたします。
工期は、議会議決日の翌日から令和4年6月10日であります。
契約の相手方につきましては、ここにお示ししたとおりでございます。
この契約を締結するについては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とされていることから、この議案を提出させていただいたところでございます。
続きまして、工事概要を御説明させていただきます。
別紙、A4判のカラー印刷されております資料を御覧ください。
資料の位置図を御覧ください。
工事場所は、甲府市蓬沢町地内の、図面では赤色で塗ってあります玉諸右岸排水機場でございます。
次に、資料左下の工事概要を御覧ください。
工事は、排水施設の各機器の更新を行います。主な更新内容は、原動機1台、減速機1台、空気圧縮機2台、真空ポンプ2台、電気・配管・燃料・給水設備の各一式でございます。
以上で、玉諸右岸排水機場原動機等更新工事(2号機)に関する説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いします。
62: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
中村委員。
63: ◯中村委員 私たち、素人で、内容的なものは全然分からないんですが、この玉諸右岸排水機場の2号機というのは、設置後もうどのぐらいの年数を経過して、そして、どのような理由で今回2号機の更新工事をするのか、その辺、詳しく教えていただいていいですか。お願いいたします。
64: ◯天野委員長 山本農政課長。
65: ◯山本農政課長 ただいまの御質問に対してお答えいたします。
当玉諸右岸排水機場施設につきましては、昭和44年から昭和46年で県営灌漑排水事業ということで整備されました。およそ50年間が経過してございます。各施設の排水機場の器具、原動機も含めて、基本的に耐用年数が20年を目安としております。玉諸右岸排水機場には1号機と2号機があり、今回は2号機でございますが、令和元年度に1号機のエンジンポンプの取替えをしてございます。令和元年度の保守点検のときに、全部分解しまして点検したところ、致命的な損傷があったということで、既に50年間経過しておりますので、更新の時期を迎えておりましたことから、取替えが必要だという判断をしてまいりました。それとあわせて、2号機についても同じような状況であることから、今回、議案を提出させていただきました。
以上でございます。
66: ◯天野委員長 中村委員。
67: ◯中村委員 最近、本当に大雨とか洪水という河川の氾濫が相次いで報告されている中、しっかりとした排水機をつけていただいて、しっかりと周囲の洪水対策に役立てていただきたいと思いますが、この排水機というのは、どのぐらいの容量というんですか、どのぐらいの範囲の容量で排水する能力があるか、その辺もお聞かせ願いたいと思います。
68: ◯天野委員長 山本農政課長。
69: ◯山本農政課長 昭和40年代にこちらの排水機場を整備したわけなんですけれども、その際の受益面積というものがございます。受益面積というのは、そこの排水機場が機能するに当たって、必要な畑とか田んぼということになりますけれども、当時は、甲府市の砂田町、里吉、蓬沢、青葉町、そして住吉の、濁川から南側のエリアが、この玉諸右岸排水機場の受益面積になってございますが、そこの溢水対策というところで、台風・豪雨が生じたときに、玉諸川周辺のエリアの水を強制的に排水するということでございまして、排水の能力としましては、ディーゼルエンジンで、2台かけますと毎分378立米という能力になっております。ただ、やはり一気には排水することができませんので、今の受益面積は7ヘクタールでございます。ちょうど玉諸右岸排水機場の周辺のブドウ棚の辺りが今の受益面積になっており、整備当初からは大分減ってございますが、そちらのエリアの排水をするということで考えてございます。
以上でございます。
70: ◯天野委員長 中村委員。
71: ◯中村委員 以前、不具合が生じて動かなかったという事例もあったと聞いています。令和元年度の1号機から今度は2号機の更新工事ということですが、耐用年数20年を30年も延ばして50年間使ったということで、いろいろ本当に御苦労があって、点検などにかなり費用がかさんでいったとは思うんですが、2億円からの金額を出して設置する本当に高額なものです。これで周囲の河川の氾濫への備えにもなると思いますので、こういうところがまたほかにもあると思いますけれども、今後またしっかりとした計画を立てて、しっかりとした対応をしていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
72: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
73: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
74: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第49号 令和3年度甲府市一般会計補正予算(第3号)中当委員会所管分を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
初めに、産業部所管分の説明を求めます。
里吉産業総室長。
75: ◯里吉産業総室長 それではよろしくお願いいたします。
議案第49号 令和3年度甲府市一般会計補正予算(第3号)中、産業部に関わります補正予算につきまして御説明申し上げます。
まず、歳入について御説明申し上げます。
議案目録(その1)の62ページ、63ページをお開きください。
14款2項1目総務費国庫補助金1節企画費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3億885万4,000円のうち、産業部分として、甲府市テレワーク導入助成金支給事業(第2弾)に要する経費に充てるため700万円を、同じく、がんばろう甲府!最大20%戻ってくるキャンペーン(第3弾)に要する経費に充てるため1億7,999万7,000円を、同じく、がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金の支給に充てるため4,075万2,000円を、同じく、甲府に泊まろうキャンペーン(第3弾)に要する経費に充てるため3,018万円を、合わせて2億5,792万9,000円を計上するものであります。
続きまして、64ページ、65ページをお開きください。
15款2項5目農林水産業費県補助金1節農業費補助金につきましては、荒川における住吉第一堰の油圧設備更新工事に係る補助金を計上するものであります。
続きまして、66ページ、67ページをお開きください。
20款5項5目雑入の産業部分につきましては、新たに任用する会計年度任用職員の雇用保険個人負担金3,000円を計上するものであります。
21款1項6目農林水産業債1節農業債につきましては、住吉第一堰の油圧設備更新工事に伴い、有利な市債の活用により1,220万円を計上するものであります。
歳入は以上でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
72ページ、73ページをお開きください。
5款1項1目労働諸費18節負担金補助及び交付金につきましては、甲府市テレワーク導入助成金支給事業(第2弾)として、ウィズ・コロナを踏まえた新しい生活様式に対応し、かつ、働く時間や場所を柔軟に活用できる働き方であるテレワークのさらなる導入を図るため、中小企業・小規模事業者が行うテレワークの職場環境整備に係る助成金を700万円計上するものであります。
6款1項5目農地費14節工事請負費につきましては、住吉第一堰において油圧設備の経年劣化により機能低下を招いていることから、油圧設備の更新工事に係る経費として2,453万円を計上するものであります。
7款1項2目商工業振興費につきましては、がんばろう甲府!最大20%戻ってくるキャンペーン(第3弾)に係る経費として、委託料及び広告に要する役務費などに1億7,999万9,000円を、また、がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金に係る経費として、負担金補助及び交付金ほか事務費に4,075万3,000円を、また、9月に本市で開催されますジャパンジュエリーフェア2021への開催支援として、負担金補助及び交付金などに133万5,000円を、合わせて2億2,208万7,000円を計上するものであります。
同じく、7款1項3目観光費につきましては、甲府に泊まろうキャンペーン(第3弾)に係る経費として、委託料を2,988万円、また、需用費などの事務費を30万円、計3,018万円を計上するものであります。
歳出は以上でございます。
続きまして、恐れ入りますが、戻りまして56ページ、57ページをお開きください。
地方債補正の変更について御説明申し上げます。
農業施設整備事業につきましては、住吉第一堰の油圧設備更新工事に係る市債1,220万円を追加し、その限度額を増額変更するものであります。
以上で、産業部に関わります補正予算についての説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
76: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
望月委員。
77: ◯望月委員 よろしくお願いいたします。5款1項労働諸費で、雇用促進対策事業費からテレワーク導入助成金支給事業ということで予算が計上されております。これは第1弾もたしか行っていたと思うんですけれども、その実績と、あと、今回のテレワーク導入助成金支給事業をどれぐらいの規模で行っていくのか、件数等、想定する数を教えていただければと思います。
78: ◯天野委員長 浅川雇用創生課長。
79: ◯浅川雇用創生課長 ただいまの御質問についてお答えさせていただきます。
第1弾の実績につきましては、3社に対し総額299万7,000円を交付いたしました。今回の700万円の見込みについてですが、7社を想定しております。
以上です。
80: ◯天野委員長 望月委員。
81: ◯望月委員 最初に申し上げるべきだったんですけれども、新型コロナウイルス感染症対策ということで幅広く経済対策を行う、さらには、これまで長期化するコロナ禍で、こういったテレワークの導入に対しても、前回3社であったものを7社で想定して引き続き支援していくということで、まず感謝を申し上げたいと思いますし、7社と言わず、それ以上に申込みが来て、経済活動にしっかり本市として関わっていただけるように、またよろしくお願いしたいと思います。
次に、7款1項2目の商工業推進事業費。これも新型コロナウイルス感染症対策で幾つかお伺いしていきたいと思います。
まず、がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金の追加ということでありましたけれども、これも好評をいただいてのものだと思います。やまなしグリーン・ゾーン認証ですので、山梨県も非常に大きく関わってくると思いますが、この応援金については、個別解除施設は、認証が完了してからのがんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金の申請ということを事業者側に求めていると思いますけれども、この申請がたしか本年7月末までが期限で、まず間に合うのか。これに対して追加でありますので、それなりにやはり好評というか、求めている事業者さんが多くいらっしゃるということに鑑みて、7月末までという期限を延長する可能性はあるかどうか、お伺いしたいと思います。
82: ◯天野委員長 萩原商工課長。
83: ◯萩原商工課長 個別解除施設の取扱いについての御質問にお答えをします。
山梨県では先月に、個別解除施設に関する申請が公表されまして、それによりますと、望月委員のおっしゃるように、本年7月末までに個別解除施設については山梨県のほうに申請をしてくださいということになっております。
こうしたことから、山梨県への申請は1週間程度で認証をしていただけると伺ってはいるんですが、その認証後本市のほうに申請ということになりますと、従来は7月末までとなっておりますので、期間として少し短めなものになってしまいますので、個別解除施設につきましては期限を延長し、本年9月末までということで対応させていただきたいと考えております。
なお、個別解除施設以外の、現状、申請を受け付けております飲食店等につきましては、もう4月から周知をさせていただいておりますし、甲府商工会議所のホームページまた会報などでも周知をしておりますので、個別解除施設以外の事業者については、従来どおり7月末までとさせていただきたいと考えております。
以上です。
84: ◯天野委員長 望月委員。
85: ◯望月委員 山梨県との連携は当然必要なものでありますので、7月末の期限を個別解除施設に関しては9月末まで延長して対応するということで、大変ありがたいと思います。たしか、1事業者に対して5万円ということで、この状況においてさらにやまなしグリーン・ゾーン認証の推進を図るため、6月下旬に入ってきておりますけれども、これからもぜひ周知を徹底していただけたらと思います。
質問が前後になるんですけれども、甲府市内の事業所でやまなしグリーン・ゾーン認証を受けている店舗で、現時点でどれぐらいの店舗からがんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金を申し込まれているか、全体の数と、そのうちのどれぐらいのパーセンテージで申請が来ているか、確認したいと思います。
86: ◯天野委員長 萩原商工課長。
87: ◯萩原商工課長 がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金に申請のあった店舗の数ということでございますが、本市への申請件数につきましては、先週末時点で677件の申請をいただいているところであります。やまなしグリーン・ゾーン認証全体の店舗数ということになりますが、これは山梨県のほうに確認をさせていただいたところ、今回の本市の応援金の対象となる飲食業、宿泊業を合わせて1,300店舗ほどが対象になっており、そのうち、ほとんどの事業所でやまなしグリーン・ゾーン認証が取られているということを伺っております。
以上です。
88: ◯天野委員長 望月委員。
89: ◯望月委員 甲府市内全体で約1,300件のやまなしグリーン・ゾーン認証に関わる事業者さんが、ほぼ100%で認証を受けられているということで、大変意義のあることでありますし、最初はたしか700店舗ぐらいを見込んでいるという話を、令和3年3月定例会で補正予算が提出されたときにお伺いしておりましたし、それを上回るということで、ぜひ最後まで、事業者の皆さんが受け取れるような、あるいはやまなしグリーン・ゾーン認証を推進していけるような体制で進めていただきたいと思います。
次は、がんばろう甲府!最大20%戻ってくるキャンペーン、今回第3弾ということで、実施に対して大変ありがたいと思いますし、市民、事業者からも実施の要望が多く出ておりましたので、ぜひまた鋭意進めていただきたいと思います。これ、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会でも意見が出たんですけれども、一部の市民に限定されることのないようにという指摘もありました。この辺に対して、第1弾、第2弾を行った上での改善点、今後さらに取り組んでいく点があれば、お示しをいただきたいと思います。
90: ◯天野委員長 萩原商工課長。
91: ◯萩原商工課長 このキャンペーンにつきましては、今回第3弾ということで、これまで第2弾にわたり実施してまいりました。改善点についての御質問ですが、やはり周知の期間が今までちょっと足りなかったという声も聞いておりますので、今回、第3弾ということにつきましても、本市ホームページ、広報こうふによる周知はもとより、まだこれは契約をしていないんですが、新聞やウェブ等などへの広告も出す予定でおります。あとは、専用ダイヤルを設置して、広く多くの方が使っていただけるように、また事業者の方も登録していただけるように、手続を今考えているところでございます。
以上です。
92: ◯天野委員長 望月委員。
93: ◯望月委員 これに関しても、還元率や全体の額も少し下がってはいますけれども、第1弾、第2弾を行ったことによって、他市町村もそういった名のりを上げたということに対しては、やはり甲府市が先進的に取り組んできたことに大変評価をするものであります。還元率が20%にはなりましたけれども、ぜひ、8月、9月のキャンペーンに対しても周知徹底、あるいは一部の市民に限られないように、市民、事業者も含めてですけれども、やりたいと思った方に対してしっかり丁寧に、使えるところまで対応していただけるようによろしくお願いいたします。
これは、新型コロナウイルス感染症対策に限らず、キャッシュレス決済のデジタル化という部分も含めて、今後にしっかり生きていく事業だと思いますので、そういった点も含めて、ぜひ引き続きよろしくお願いしたいと思います。
次に、7款1項2目の地場産業振興対策事業費についてお伺いします。
ジャパンジュエリーフェアに対して133万5,000円ということで予算案を計上していただきました。ありがとうございます。令和3年3月定例会でも、甲府市の地場産業の基幹を担うジュエリー産業ということで、しっかりそこに対して甲府市もアピール、あるいは一緒になって、これを成功させるために支援していただきたいということで、要望させていただきました。これ、山梨県全体としても、ジャパンジュエリーフェアにしっかり力を入れていくという方針も出されておりますので、まず、山梨県との連携について、予算も含めて、お答えできる部分があればお伺いしたいと思います。
94: ◯天野委員長 萩原商工課長。
95: ◯萩原商工課長 ジャパンジュエリーフェアにつきましては、本市の魅力をPRしつつ、おもてなしという観点から、主催者はもとより、山梨県、甲府商工会議所、山梨県立宝石美術専門学校などと協議を重ねてきました。本市におきましては、今回、補正予算といたしまして、甲府駅からアイメッセ山梨までのシャトルバスの運行ですとか、タイ王国との覚書の取り交わしを見据えた同国のPRブースの借り上げ、あと、本市内のワイナリーで製造された県産ワインの贈呈、最後に、宝石の街をアピールする横断幕の甲府駅改札口への設置などについて、行っていくこととしております。
山梨県との連携ということですが、これまでも何度も山梨県の担当者と、おもてなしといった観点から協議をしておりまして、山梨県の予算というか、これから山梨県議会令和3年6月定例会が始まりますので、あまり詳しいことはあれなんですが、山梨県のほうも、会場であるアイメッセ山梨の衛生対策に関わるものですとか、あとは県産品のPRということで検討しているということですので、おもてなしとPRということで、同じ方向を向いて今、連携をして取り組んでいるところであります。
以上です。
96: ◯天野委員長 望月委員。
97: ◯望月委員 おもてなしをしっかり、本市に来ていただいた方にしていただけるようにお願いをしたいと思います。山梨県との連携も、衛生対策ということで会場等の予算案が計上される予定ということで私も聞いておりますので、しっかり一致団結して、このフェアの開催に対して、大成功に終わるように支援していただければと思います。
今定例会本会議でも政友クラブの小澤 浩議員からもいろいろ御提案もありましたので、そういった点も含めて、これはバイヤーさんが全国から来られる展示会でありますので、一般客というか一般消費者として今回は入れるものではないんですけれども、まさに市民に宝石の街甲府でそういったものを開催しているということを周知できるような方策も、ぜひ考えていただきたいと思いますし、毎年4月に大きく開催しております甲府ジュエリーフェアを国際展示会にしていきたいという業界側の意気込みもありますので、そういった点にもお応えできるように、甲府市としてしっかり連携をまたお願いしたいと思います。
次に、観光開発事業費、甲府に泊まろうキャンペーンについてお伺いいたします。
これも第3弾ということで、大変大きく評価をさせていただきたいと思います。
最初に確認したいんですけれども、実施期間、事業内容等についてまずお示しいただきたいと思います。お願いします。
98: ◯天野委員長 深井観光課長。
99: ◯深井観光課長 甲府に泊まろうキャンペーン(第3弾)の実施期間につきましては、7月の中旬から9月29日の宿泊・9月30日のチェックアウトまでの期間を想定しております。
また、クーポンの概要といたしますと、旅行代金が1万1,000円以上の宿泊に対しまして5,500円、2万1,000円以上に対しまして1万500円、3万1,000以上に対しまして1万5,500円と、最大50%の割引となるような設定を考えております。
以上でございます。
100: ◯天野委員長 望月委員。
101: ◯望月委員 最大50%の割引を行う大変有効な事業だと思いますし、今、新型コロナウイルス感染症がまた少し本県においても増えている状況でありますので、なかなかそこら辺の関係で見極めも大変難しいとは思うんですけれども、特に宿泊業者さんに対しては、こういったきっかけづくりというのは大変大きな勇気を与えると思いますし、大変苦しんでいる中でこういった支援策を差し伸べていただくということは、今後の事業継続の意味も含めて、頑張っていこうという気概にもなると思いますので、期間が7月中旬からということは、あと1か月後から始まるということでお伺いをいたしましたけれども、しっかり成果が出る形で事業を行っていただきたいと思います。
後ほど所管事項調査でも聞きますけれども、湯村温泉旅館協同組合さんもやまなしグリーン・ゾーン宿泊割というのをやられていて、大変好評であったということも聞いておりますし、甲府市としてもその後押しになることは間違いないと思いますので、ぜひ力強く策を展開していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
102: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
清水(英)委員。
103: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。がんばろう甲府!最大20%戻ってくるキャンペーンですけれども、今回第3弾ということで、これまでも何回かお聞きしてきましたが、望月委員の質問と重複しないようにしたいと思います。
やはり、これまで2回の実施で、非常にメリットがあったという方は少なからずいらっしゃるということはよく承知をしているつもりです。特に、買物をする立場、消費者の立場の方からすると、メリットは大きいと思うんです。ただ、私、地域で商店街に住んでおりますから感じるのは、やはり明暗が分かれていて、PayPayを導入したとしても、お客さんが使わないとなかなかメリットがないということを言われるわけなんです。
確かにお客さんが増えたところもあると思うんですが、あるお店で買物をしていた人が別のお店で買物をするようになったとか、あるいは現金で買物をしていた人がキャッシュレス決済するようになったとか、こういう効果はあると思うんですけれども、経済効果を狙うんだったら、やはり消費全体を引き上げなければいけないと思うんですが、そこのところの効果はどのようにお考えでしょうか。
104: ◯天野委員長 萩原商工課長。
105: ◯萩原商工課長 このキャンペーンにつきましては、これまで2弾にわたり実施してきまして、累計で19億円以上の決済額、4億8,000万円ほどのポイント還元を行ったことから、非常に消費喚起が図られたこと、また、非接触のキャッシュレス決済の推進という観点からも、非常に大きな効果があったと考えております。
この事業を実施するに当たり、今回第3弾ということになるんですが、やはり、キャンペーン終了後に多くの方から再実施を求める声が寄せられました。また、当時契約を請け負っていただいたPayPay株式会社から事業者にアンケートを行っていただいた結果につきましても、売上げにつながったとか、多くのお客さんが来ていただいたなど、多数の意見をいただいたことから、今回実施に至った経過でございます。
こうした点を踏まえまして、今回も第3弾ということになりますので、先ほども少しお答えをさせていただいたんですが、やはり周知を徹底させていただいて、第2弾までに利用していただけなかった方についても、周知が行き渡るようにPRを考えていきたいと思っております。
以上です。
106: ◯天野委員長 清水(英)委員。
107: ◯清水(英)委員 ポイント還元ということでいうと、やはり、キャッシュレス化が進んでいるのはそうなんだろうなと思うわけなんです。ただ、現金も含めて消費が増えているのかどうかというところは非常に心配ですし、導入した事業者さんにアンケートをすれば、もちろん、売上げにつながったとか、多くの人が来たという意見がそれなりに出てくるというのは、きっとそうなんだろうと思うわけです。
とにかく、いずれにいたしましても、新型コロナウイルス感染症対策ということで、経済の冷え込みに苦しんでいらっしゃる事業者の方は多いと思います。そういった方たち全員に支援が行き渡ることを要望しております。
質問は以上です。
108:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
荻原委員。
109: ◯荻原委員 お願いします。私のほうから1点だけ。さっきのテレワーク導入助成金700万円ですね、雇用促進対策事業費の。
望月委員から質問があって、私も大体これは理解できました。結論は、これもう大賛成でして、働き方の問題や新型コロナウイルス感染症対策など、いろいろな意味で絶対必要なことで、こうやって取り組んでいただけるのは大変ありがたいなと思っています。この間、昨年度の予算が300万円で交付実績もほぼ満額で、これ、多分1社100万円だから3社というような格好で、今回も700万円で7社という想定をされているということですね。
まず、この事業の目的について聞きたいと思うんですよ。というのは、新型コロナウイルス感染症の感染対策で行うとは思うんだけれども、ただ、助成金の交付要綱なんかを見るといろいろなことが出ていて、例えば多様な働き方のために導入しても対象になるのかとか、ちょっとその辺の基本的な整理なんだけれども、教えてください。
110:
◯天野委員長 浅川雇用創生課長。
111: ◯浅川雇用創生課長 ただいまの御質問に対してお答えさせていただきます。
今回のテレワーク導入助成金の目的についてですが、甲府市テレワーク導入助成金交付要綱を少し改正する予定になっております。前回は、新型コロナウイルス感染症対策の一環ということで助成金を交付させていただいたんですが、今回は、ウィズ・コロナ、ポストコロナの新たな日常、新しい生活様式に対応した働き方改革を推進する事業者の支援ということで、7件分の補正予算案を提出させていただきました。
以上となります。
112:
◯天野委員長 荻原委員。
113: ◯荻原委員 すばらしい御答弁で、私も本当に、そう思っていたんですよ、これ。テレワークもいろいろありますよね。在宅勤務のテレワーク、モバイルワーク、あとサテライトオフィスなどいろいろある。新型コロナウイルス感染症対策だと在宅勤務にしか使えないじゃないですかね。モバイルワークだったら、要は、タブレット端末を渡して、これでとなるわけだから、これは新型コロナウイルス感染症対策にはならないなと思っていたんですよ。そういう意味では、今回、非常に幅広い目的で実施していただけると。大変ありがたいです。
この間、新聞にも、山梨県の話だけれども、県内の企業は本当にテレワークが遅れていて、理由は2つあって、規模が小さいことと、観光業とかそういう業種でなかなか無理なんだという記事がありました。だけど、今の御説明だと、モバイルワークでも助成できるわけですよね。だから、飲食業でも観光業でも活用できるので、ぜひ、そういうところで、機器の導入に対する金銭的な支援と、できれば導入のノウハウなんかも支援をされて、取り組んでいっていただければと思っています。
そうなると、使い勝手がすごくよくなるから、この700万円では足りないんじゃないかなと思うんだけれども、ちょっとこの金額の根拠を教えてください。大体このぐらいだろうということでつくったんですかね。さっき望月委員がもっと広くという話をして、私も全く同感なんだけれども、いかがですか、そこは。
114:
◯天野委員長 浅川雇用創生課長。
115: ◯浅川雇用創生課長 今回の1事業者につき上限100万円の助成金につきましては、助成の対象となる経費は、前回と基本的には同じ立てつけになっております。ウェブ会議用機器などハード面における経費や、ネットワークの構築経費、勤怠管理や業務管理などのクラウドサービス等における経費も対象となっております。国等の助成金との重複経費は助成の対象外となりますが、幅広く使っていただけるように、私どもも周知に努めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
116:
◯天野委員長 荻原委員。
117: ◯荻原委員 もう今の答弁で100%理解できました。どうぞよろしくお願いいたします。
118:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
119:
◯天野委員長 以上をもって産業部所管分の質疑を終結いたします。
引き続きまして、まちづくり部所管分の説明を求めます。
田中まちづくり総室長。
120: ◯田中まちづくり総室長 それではよろしくお願いいたします。
議案第49号 令和3年度甲府市一般会計補正予算(第3号)のうち、まちづくり部に係ります内容につきまして御説明いたします。
議案目録(その1)の56ページ、57ページをお開きください。
初めに、繰越明許費につきまして御説明いたします。
8款1項道路橋りょう費橋りょう長寿命化修繕事業につきましては、橋りょう補修工事におきまして、河川管理者である山梨県との協議の結果、渇水期である本年11月から翌年5月の間での工期が必要となり、年度内に工事が完了しないことから、1億2,659万9,000円の繰越明許費を設定するものであります。
続きまして、歳入につきまして御説明いたします。
62ページ、63ページをお開きください。
14款2項1目総務費国庫補助金につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3億885万4,000円のうち、500万円を路線バス事業者への支援金に対し充当するものであります。
64ページ、65ページをお開きください。
15款2項1目総務費県補助金鉄道駅バリアフリー化設備整備事業費につきましては、JR東日本が実施する酒折駅のバリアフリー化整備に伴う詳細設計の作成に対する県補助金であります。
続きまして、歳出について御説明いたします。
68ページ、69ページをお開きください。
2款1項9目企画費在来鉄道の利便性向上事業費につきましては、JR東日本が実施する酒折駅のバリアフリー化整備に伴う詳細設計の作成に対する補助金であります。
16目交通安全対策費バス利用促進対策事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策を行う中で、通勤・通学時等における移動手段の維持・確保を図っている路線バス事業者に対する支援金であります。
以上で、まちづくり部に関わります補正予算についての説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
121:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
清水(英)委員。
122: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。在来鉄道の利便性向上事業費ということで、酒折駅バリアフリー化ということで、バリアフリー化は大いに進めていただきたいと思う次第でございますけれども、山梨県から1,033万3,000円で、合わせて2,066万6,000円ということですが、これ以外に国からの補助なども出るんでしょうか、このバリアフリー化には。
123:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
124: ◯下山リニア交通室長 今回の酒折駅のバリアフリー化整備事業ですけれども、地方自治体として、今清水(英)委員がおっしゃられたように、山梨県と甲府市と合わせまして2,066万6,000円を支出します。それ以外に、事業費に対しまして国から同額の補助が出る予定となっております。
以上です。
125:
◯天野委員長 清水(英)委員。
126: ◯清水(英)委員 国から2,066万6,000円。そうしますと、合わせて4,000万円余ということだと思うんですけれども、私は専門知識がないのでこんな聞き方しかできないんですが、詳細設計でこの金額というのは、何か非常に高額に思われるんですけれども、例えば、詳細設計の費用としての妥当性というのは何か検証されていらっしゃるんでしょうか。
127:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
128: ◯下山リニア交通室長 今回の事業につきましては、まずJR東日本が国土交通省と協議をした結果としてこの金額が出ておりまして、国、地方自治体、またJR東日本でそれぞれ3分の1の事業ということで、総額で約6,200万円の事業になるんですけれども、国との協議の上、この額が妥当だということで我々は考えているところです。
以上です。
129:
◯天野委員長 清水(英)委員。
130: ◯清水(英)委員 分かりました。私も専門知識があるわけではないんですけれども、素人考えで、非常に大きい額なんだなと思いました。国を交えて協議ということですが、これから実際の工事が進んでいくと、また大きな金額がかかっていくことになるのかなと思うんですけれども、適切に進めていただければと思います。バリアフリー化は大賛成であります。
以上です。
131:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
荻原委員。
132: ◯荻原委員 今の質問と同じところなんですけれども、酒折駅のバリアフリー化の。詳細設計全体の費用というのは幾らか分かりますか。あるいは、今回は設計で、工事は来年度以降ですかね。工事も含めて何か金額が分かれば教えてください。
133:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
134: ◯下山リニア交通室長 今回の詳細設計につきましては、先ほど御答弁させていただいたとおり、国、地方、JR東日本で3分の1ずつということで、総額で約6,200万円の事業となっております。また、来年度、再来年度と2年間で工事を実施するわけですけれども、こちらのほうは今、予定で言いますと9億円強とお聞きしております。全体で約10億円の事業となる予定となっております。
以上です。
135:
◯天野委員長 荻原委員。
136: ◯荻原委員 設計と工事を分けて補助金を出して、どこもそういうやり方をしているのかなとも思うんですけれども。私はやはり、バリアフリー化を進めるというのは非常に大事なことで、たしかこれ、3,000人ぐらいの乗客があるところをまずはということなんですけれども、甲府市は酒折駅と甲府駅以外にも幾つか駅が、当然、JR身延線の駅もありますので、またそういうところも何らかの支援も検討していっていただければと思います。いろいろなところがやはり、出かけるとそのまちのバリアフリーに対する取組というのはすごく気になるところでもあるので、ぜひ、引き続き取組をお願いしたいと思っています。
工事のことについては来年度に聞きます。
以上です。
137:
◯天野委員長 望月委員。
138: ◯望月委員 よろしくお願いいたします。
先ほど来御質問が出ております在来鉄道の利便性向上事業費ということで、酒折駅のバリアフリー化ということで今、詳細をお伺いしましたので、1点だけ確認をしたいんですけれども、これは基本的に駅構内のバリアフリー化ということで、駅の周辺に関わるようなものではなくて、あくまでも構内のバリアフリー化ということなのか。その事業について、JR東日本との協議という理解でよろしいでしょうか。例えば地元の自治会とか、あるいは周辺の学校施設とか、そういったものも関わっているのか、そこら辺だけ確認をしたいと思います。
139:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
140: ◯下山リニア交通室長 今回の酒折駅のバリアフリー化整備事業ですけれども、工事の内容としては、駅の構内に多目的トイレと、あとはエレベーターを設置する予定となっております。構内ということですので、実際にこの事業を計画するに当たっては、地元ですとか、酒折駅ですので近くに山梨学院大学等もありますけれども、そちらと協議をしたということは伺ってはいない状況です。
以上です。
141:
◯天野委員長 望月委員。
142: ◯望月委員 駅構内ということであれば、JR東日本と協議ということであると思いますので、理解をいたしました。先ほど荻原委員も言われましたように、本市でバリアフリー化がしっかり進んでいるということは、いずれは、通っている学生さんあるいは通勤で使用している地元の方や、そこに通勤する方も含めて、そのメリットというのは大変大きなものがあると思いますので、ここに対しては確認ができましたので以上であります。
次に、交通安全対策費、バス利用促進対策事業費について。これ、令和3年3月定例会でも追加の補正予算として570万円ほどの予算を計上されていました。このときは、新型コロナウイルス感染症対策ではなくて、一般財源から、国土交通省と協議をしてきたけれども新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が充当できずに、一般財源から繰り出したということでお伺いをしております。今回は、この地方創生臨時交付金が使えるということで、制度的に前回と同じなのか、どういった点で工夫されて地方創生臨時交付金が使えるようになったのか、そこら辺をまずお伺いしたいと思います。
143:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
144: ◯下山リニア交通室長 まず、令和3年3月定例会で増額補正をさせていただきました。この増額補正につきましては、代替バスへの委託料の増額ということで、本来、代替バスにつきましては、民間のバス事業者が経費的な面で運行が困難だということで廃止をした路線を、市民の生活の足が確保できないということで、甲府市だけではなくて近隣の市町もあわせまして行政が100%出して、代替バスとして運行している分の増額ということで補正させていただきました。これはコロナ禍の影響で、運送収入が当初想定していたほど入らなかったということで、その不足分を増額させていただいたというものです。
今回につきましては、それとはまた別に、昨年度の令和2年6月定例会にも補正予算として計上させていただいたんですけれども、やはりコロナ禍によってバス路線全体の運送収入が減少してきているということで、今後これが続くと、路線バスの運営自体が厳しくなるだろうということで、これは代替バスではなくて、本市全体の路線バスの確保また維持をしていっていただきたいということの中で、新型コロナウイルスのワクチン接種への移動手段の確保ということもあわせまして、感染症対策を施しているバス事業者に対して、今回、支援金として支出をしていくことを考えております。
以上です。
145:
◯天野委員長 望月委員。
146: ◯望月委員 増額補正を令和3年3月定例会のときにして、このこととは全く別物の観点からということで今回補正をされていると思いますけれども、いろいろ工夫をされてきたんだなというのも今のお話で理解できましたし、こういった形でしっかり国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を使って、新型コロナウイルス感染症対策としても、全体的に甲府市のバス事業者への支援につながるということで、大変大きな評価をするところであります。こういった形でまたいろいろ創意工夫をしていただいて、この地方創生臨時交付金を活用できる部分をまた検討していただきながら、市内の事業者あるいは市民の手の届くところにこういった事業を展開していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
147:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
148:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
149:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
次に、所管事項の調査に入ります。
産業部所管事項の調査に入る前に、第3次甲府市観光振興基本計画について報告したい旨の申出がありますので、これを許します。
里吉産業総室長。
150: ◯里吉産業総室長 本日は、報告させていただく時間をお取りいただきましてありがとうございます。本年3月に策定いたしました第3次甲府市観光振興基本計画の概要につきまして御説明をさせていただきます。
事前に第3次甲府市観光振興基本計画の冊子及びA3判2つ折りの概要版をお配りさせていただきましたが、本日は概要版を用いて御説明をさせていただきます。
概要版の1ページを御覧ください。
本計画の策定背景と目的でございますが、第2次甲府市観光振興基本計画の計画期間であります平成27年度から令和2年度には、開府500年の歴史的な節目を迎えたほか、中核市への移行、リニア中央新幹線新駅の場所が甲府市に正式決定、そして新型コロナウイルス感染症の流行など、本市の観光を取り巻く環境に大きな変化がございました。こうした状況を踏まえ、市民、観光関連団体及び事業者、関係機関などが互いに情報を共有し、観光振興を一層推進していくため、今後5年間に取り組むべきことを第3次甲府市観光振興基本計画として策定したものでございます。
計画の位置づけといたしましては、上位計画であります第六次甲府市総合計画の都市像「人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府」の実現に向け、甲府市都市計画マスタープランや甲府市産業ビジョンなど、観光への様々なアプローチが示された関連計画を踏まえて策定したところであります。
計画の期間につきましては、令和3年度から令和7年度までの5年間であります。また、第2次の計画と同様に、中間年と最終年に施策事業の評価・検証を行うとともに、単年度ごとのデータ等の収集・分析により、施策事業への反映を行ってまいります。さらに、社会情勢の変化など様々な状況を考慮し、必要に応じて計画の見直しを行っていくこととしております。
概要版をお開きいただきまして、2ページを御覧ください。
計画策定に当たり、現状分析や調査などから、滞在時間の延伸やリピーターの増加への取組の必要性、観光資源の認知度向上の必要性、観光消費額の増加に向けた取組の必要性、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた取組の必要性、事業者や他の自治体との連携の必要性など、5点を課題として抽出いたしました。
また、本市の強みにつきましては、日本遺産に認定された御嶽昇仙峡など自然に関する観光資源や、武田信玄公など歴史に関する観光資源があること、首都圏からの交通アクセスがよいこと、魅力ある食や特産品があることなどの、4点を抽出いたしました。
これらの観光課題と強みを基に、本市が目指すべき観光地像を「自然・歴史・文化が人を呼び賑わいを創出する信玄公生誕の地・甲府」と設定いたしました。事業者や団体の皆様と連携し、本市の大きな特徴であります自然、歴史、文化といった資源をさらに磨き上げ、多くの観光客が行き交い、にぎわいのある観光地になりますよう取り組んでまいりたいという考えを、観光地像といたしました。また、観光地像として甲府らしさを表すため「信玄公生誕の地」というフレーズを取り入れております。
3ページを御覧ください。
観光地像の実現に向け、5つの基本方針を設定いたしました。また、それぞれの基本方針に対応し、本市の強みを生かした観光地像の実現と課題に取り組むための施策を、記載のとおり位置づけております。
まず、基本方針1は、魅力ある観光地づくりの推進で、重点方針としております。施策といたしましては、湯村温泉、昇仙峡、甲府城といった主要な観光地の魅力向上と活性化に取り組むこと。また、本年が当年であります信玄公生誕500年関連事業の推進などを位置づけております。
基本方針2は、自然・歴史など地域資源の活用であります。施策といたしましては、日本遺産やユネスコエコパークなど自然に関する施策、地域の観光施設や地場産品など本市の強みを活用した誘客と消費の促進を位置づけております。
基本方針3は、安全・安心で快適な観光地づくりの推進であります。施策といたしましては、ウィズ・コロナを踏まえた観光地づくり、観光客へのおもてなし、二次交通の利用促進と新たな交通手段の研究など、観光客の受入環境の向上につながる施策を位置づけております。
基本方針4は、効果的な情報発信であります。施策といたしましては、ターゲットに合わせた積極的・効果的な情報発信、インバウンド向けの多言語での情報発信や、フィルム・コミッションの活用といった、本市の観光資源の認知度向上に向けた情報発信に関する施策を位置づけております。
基本方針5は、観光推進体制の強化であります。観光関連団体や事業者、教育機関、山梨県などの関係機関と連携、さらには周辺自治体や関係自治体との広域連携の推進といった、観光推進体制の強化に関する施策を位置づけております。
裏面の4ページを御覧ください。
基本方針・施策にひもづく事業の一覧になります。
基本方針1から5までに対応する具体的な事業として、合計で70の事業を位置づけております。
事業一覧の左下を御覧ください。
本計画の数値目標につきましては、記載の4項目を設定することといたしましたが、具体的な数値や基準とする年度につきましては、新型コロナウイルス感染症が数値に与える影響が大きいことから、収束の状況を踏まえながら今後検討することとしております。
本計画の推進体制につきましては、市民、観光関連団体、関係機関など、それぞれの役割を明確にする中で、本市の観光施策を担う実施主体と協働して本市の観光振興の取組を進めていくこととし、観光振興基本計画推進会議において、本計画の進捗状況や数値目標の具体的な検討、実施事業の評価などを行うこととしております。
以上、大変雑駁ではありますが、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
151:
◯天野委員長 以上で説明が終わりました。
この件について質問のある方は発言をお願いします。
荻原委員。
152: ◯荻原委員 では、短く、確認だけさせていただきたいと思います。
まず、これ、つくるのは大変だったと思うんですよね。私、この間の令和3年3月定例会本会議で、新型コロナウイルス感染症のことがあって目標の設定が大変だろうから、せっかくだからもう1年延期したらどうでしょうかなんていう話をした覚えがあるんですよ。そうは言ってみたものの、これ、頂いたものを最初から最後まで読ませていただいて、大変ポイントがよくまとまってすばらしい計画ができたと思っています。本当に当局の皆さんには感謝したいですし、第3次甲府市観光振興基本計画策定検討委員会に天野委員長が入っていらっしゃって、大変お疲れさまでした。本当によかったと思います。
何よりよかったのが、私、毎回言って申し訳ないんだけれど、観光消費額が計画の数値目標として入ったと。ちょっと議事録をこの間読み返してみたら、私が最初に平成28年度の予算特別委員会で取り上げたときは、大変難しいけれども検討していきたいという答弁で、まず無理だろうと思っていたんですね。それ以前は、答弁もしてもらえないでスルーされていたりしたものですから、そう思うと、本当に今回こういう形で目標に入れていただいたことに非常に感謝しています。私もいろいろなまちの観光消費額を調べたんですが、大変これ、集計が難しかったり、お手間がかかると思うんだけれども、大切な指標なので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。
今の説明を踏まえて、この資料もちょっと読ませていただいて、2点ほどお聞きしたいんだけれども、本市ホームページのアクセス数が、コロナ禍と関係なく一貫して下がってきてしまっていると。いろいろなSNSの手段があったり、あるいは紙媒体もあるから、それだけがどうというのはあれだけれども、ただやはり、アクセス数からすると、ホームページというのは極めて大事な媒体なのかなと思っています。
いろいろアンケートの中でも、甲府に何があるか分からないということがあるから、知ってもらうのも非常に大事だと。ホームページはフルセットでいろいろなことが出ていて、その意味でも大事だと思っているんですよ。
そこで、基本方針の中でも、一生懸命情報発信していくということだけれども、本市ホームページのアクセス数が下がってきた原因だとか、あるいは、それを踏まえてどういうふうに改善していって甲府の観光地を知ってもらうようにするのか、この第3次甲府市観光振興基本計画の中での何か具体的な取組があれば、特に情報発信についての考え方をまずお聞きしたいなと思います。
153:
◯天野委員長 深井観光課長。
154: ◯深井観光課長 情報発信に関しましてお答えさせていただきます。
本市ホームページのアクセス数の低下というところでございますが、現在は、インターネット、スマートフォンの普及によりまして、アンケート調査等も行いました結果によりますと、SNSなどのもっと気軽なものとか、あるいは、家族・友人等の口コミというようなものから、観光客の方が情報を得ていくという傾向がございます。なかなか自治体が運営しますホームページ等までたどり着いて情報を収集するということが少なくなっているような現状も、感じられるところでございます。
そういったところもございますことから、今後SNSの活用として、ツイッター、フェイスブック、それからインスタグラムを昨年の秋から始めましたことから、若い方に向けてより多くの情報を発信していくことを考えているところでございます。
以上でございます。
155:
◯天野委員長 荻原委員。
156: ◯荻原委員 確かにツールが多様化していますから、ホームページだけ見てどうとはなかなか言えないと思うんだけれども、ただ、多分層が違うんですよね、インスタグラムを見る人とホームページを見る人。だから、その辺はやはり重視していただきたいと思います。これ、私の経験上だけれども、私の店の場合、ホームページのアクセス数が増えると、来客は必ず増えます。これはもう、データではっきり分かっていることなので。SEO対策と言いましたっけ、そういうところも検討していただければと思います。
お世辞じゃなくて、甲府市のホームページはすごくよくできていると思います、ほかの自治体に比べますと。なので、見ていただければ来訪につながると思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
もう時間も限られているので、もう1点だけですけれども、私、ずっと観光消費額のことにこだわったのは、まさにインバウンドなんですね。この計画の中にはそこまでの分析は出てないんだけれども、55ページですね、山梨県のほうの資料を拝見すると、平均消費額が、県外の日帰り客とかインバウンドの宿泊客とかいろいろ分析されています。
何で消費額を私が言っていたかというと、インバウンドの方は多分、どこの国から来るのかということによって消費額に物すごく差があると。5年前に私が言ったとき、オーストラリア連邦が多分世界一だったんですよ、消費額が。それ以降、いろいろ爆買いしていただけるお客様とかいろいろあるので、ぜひ、消費額に焦点を合わせたときには、どこの地域から訪れているのかということを分析の主眼に置いて、そしてターゲットを絞って情報発信していくという姿勢が必要なんだろうと思っているんですよ。
もちろんお客様はどなたでも大切ですから、少額のお客様も大事にする、それはもちろん大前提として。ただ、税金を使っての対策だから、より多くの消費額を目指すのは当然だと思うけれども、その辺の今後の方針について、ちょっとこの第3次甲府市観光振興基本計画の中ではそこまで読み取れなかったんですが、お考えがあればお示しをいただきたいと思います。
157:
◯天野委員長 深井観光課長。
158: ◯深井観光課長 観光消費額につきまして、荻原委員のおっしゃるとおり、外国の方がたくさん来ておりますが、国によりましていろいろ消費の仕方が変わってくるということは承知しておりますことから、そういったところの分析も含めまして、今後、情報発信なり、そこのターゲットに向けてより効果的に誘引できるような方策を考えていきたいと考えております。
以上でございます。
159:
◯天野委員長 荻原委員。
160: ◯荻原委員 ちょうどチャイムが鳴りました。今の御答弁で100%理解できましたので、よろしくお願いしたいと思います。
これは産業部の所管ではなくなるかもしれないから、感想だけ申し上げますと、お客様のアンケートを見ると、昔から多いのが、やはり甲府は二次交通が貧弱という話がずっと出てきているんですよ。これは産業部というよりまちづくり部の話になっちゃうから、ここでは聞きませんけれども、ただ、非常にこれは大事なので、ぜひまちづくり部の方と相談をしながら、その対策はぜひ進めていただきたいと思います。
質問の仕方として、ここではやらないけれども、まちづくり部と協議してもらえますかという質問にするので、何かお考えがあればちょっと示してください。お願いします。
161:
◯天野委員長 深井観光課長。
162: ◯深井観光課長 二次交通につきましては、観光課でもしっかり取り組んでいきたいと思っております。また、おっしゃるとおり、まちづくり部とも協議をして進めていきたいと考えております。
以上でございます。
163:
◯天野委員長 荻原委員。
164: ◯荻原委員 ぜひよろしくお願いいたします。
以上で終わります。
165:
◯天野委員長 質問の途中ですが、この後まだ望月委員と川崎委員が質問があるということなので、暫時休憩を取りたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
166:
◯天野委員長 それでは暫時休憩といたします。
再開は午後1時05分といたしますので、よろしくお願いいたします。
午後 零時01分 休 憩
─────────────・─────────────
午後 1時01分 再開議
167:
◯天野委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
第3次甲府市観光振興基本計画についての報告を続行いたします。
この件について質問のある方は発言をお願いいたします。
望月委員。
168: ◯望月委員 よろしくお願いいたします。第3次甲府市観光振興基本計画ということで詳細にお伺いをいたしました。荻原委員からも大変熱い御質問がありましたので、詳細等は把握はできたんですけれども、甲府の観光でありますので、この5年間の計画に基づいて目標あるいは実績についてしっかり進捗を図っていただきながら進めていただけたらと思います。
私からは1点だけです。
基本計画の重点方針1に掲げております、湯村温泉郷の活性化に向けた取組ということで、まさに施策の並びから見ると一丁目一番地ということで確認をさせていただきました。
経済建設委員会でも湯村温泉郷そして昇仙峡の皆様と意見交換会を行い、さらには天野委員長に白羽の矢を立てて、今定例会本会議でもいろいろ御質問していただいたところであるんですけれども、湯村温泉郷を、まさに甲府の温泉地の中核を担う温泉郷としてしっかり活性化に取り組んでいただくというふうには認識はしているんですが、まさに意見交換会を行ったときに、翌週から「信玄の湯 湯村温泉」という名称で、新たに活性化を図るためのキャッチフレーズというか、他の湯村温泉と差別化するためにそういった名前をつけていくということで、湯村温泉旅館協同組合からの力強いお話もありました。
今回、時間的な誤差もあると思うんですけれども、第3次甲府市観光振興基本計画の中では湯村温泉郷という名称になっていますので、湯村温泉旅館協同組合のためにも、あるいは甲府市の基幹である温泉郷の1つとして「信玄の湯 湯村温泉」というものを名称として入れるべきだったというか、そういった部分をしっかりアピールしていくべきだと思うんですが、まさにこの計画をつくり終わるぐらいの時期かなとは思うんですけれども、そこら辺の認識についてまずお伺いしたいと思います。
169:
◯天野委員長 深井観光課長。
170: ◯深井観光課長 地元の湯村温泉旅館協同組合さんのほうで「信玄の湯 湯村温泉」ということで、戦略的な計画のもと、今後積極的なPRを行っていくという記者発表が、5月にございました。こちらを策定しておりました時点では、湯村温泉旅館協同組合の代表の笹本健次理事長も第3次甲府市観光振興基本計画策定検討委員会に加わっていただきまして進めてきたところでございます。そのときには、まだ公には「信玄の湯 湯村温泉」というような言葉をオープンにしてはいなかったもので、この計画に間に合わせることはできなかったというところではございます。
今後、そういう地元の取組もございますので、そういったものを応援していくという意味で、情報発信する際や、パンフレット等を今後改めて作成するときには「信玄の湯 湯村温泉」という表記を使っていきたいと考えております。
以上でございます。
171:
◯天野委員長 望月委員。
172: ◯望月委員 意気込みというか方針については理解しました。この湯村温泉郷というのは、行政的な名前として残るのか、基本的にはもう「信玄の湯 湯村温泉」という名称を今後使っていくのか、甲府市としてそういった部分はいかがですか。
173:
◯天野委員長 深井観光課長。
174: ◯深井観光課長 湯村温泉郷という名前につきましては、地元の湯村温泉旅館協同組合の皆様も、今後「信玄の湯 湯村温泉」という使い方をしてもらいたいということも希望されていますことから、甲府市で使用する表記につきましても、甲府市で作成するパンフレット等につきましても「信玄の湯 湯村温泉」という表記に機会があるごとに修正していくという手続を取らせていただきたいと考えております。
以上でございます。
175:
◯天野委員長 望月委員。
176: ◯望月委員 偶然にもというか、第3次甲府市観光振興基本計画ができた年に「信玄の湯 湯村温泉」という名前に名称変更しているということでありますので、この計画には間に合わなかったけれども、これからまさに応援するという意味でも、寄り添う形で姿勢を示していただく意味でも「信玄の湯 湯村温泉」は最初に掲げている施策でありますので、そういった部分もぜひしっかり位置づけていただいて、甲府市としても統一してその名前を使っていただくような形で修正もしていくという話も今お伺いしましたので、そういった姿勢をぜひ見せていただけますようによろしくお願いをしたいと思います。
以上です。
177:
◯天野委員長 川崎委員。
178: ◯川崎委員 よろしくお願いします。私からも1点、フィルム・コミッションの活用についてですけれども、私も令和3年3月定例会本会議で、フィルム・コミッションを活用していったらどうだというふうにお願いをしたんですが、どういった形で取り組んでいくのか教えてください。お願いします。
179:
◯天野委員長 深井観光課長。
180: ◯深井観光課長 フィルム・コミッションにつきましては、映画とかドラマとかアニメ、そういったもののロケ地になりますと、甲府市の知名度の向上やイメージアップが図られ、それから、撮影に伴いますスタッフの方々の宿泊であったり食事であったりということで地域への経済効果も期待されるところでありますので、これまでにおきましても誘致に取り組んできたところでございます。
こちらにつきましては、現在は、情報発信という中では、制作者の提示する条件に合ったところをこちらから提示するということをしてまいりました。なかなか制作者の希望するロケ地の条件が非常に細かく細分化されております。情報提供しても採用されないということもございます。そういった意味でも、我々職員も、観光地、市内を巡るときに、以前にこういう映画で撮影をした、あるいは希望があったとか、そういったことを念頭に置きながら、次に情報提供の依頼が来たときにスムーズに提示できるよう、情報の蓄積にも取り組みたいと考えております。
以上でございます。
181:
◯天野委員長 川崎委員。
182: ◯川崎委員 大変力強いお言葉をいただきました。私も一般質問をさせていただきましたフィルム・コミッションは、まち自体が財産になっていきますので、ぜひともそういうところに取り組んでいただきたいと思います。いろいろなところで、やはり見方を変えて、フィルム・コミッションとして使えるかという見方で見れば、ここはこういうものに使えるなという、今まで見えなかったものもやはり見えてくると思いますので、ぜひともそういう情報を集めていただいて、いろいろなところで使えるということを発信してください。
特に、コロナ禍で、今までは遠方の、フィルム・コミッションに力を入れていた都市で行っていたようですけれども、やはり近場でいいというお話も聞きますので、ぜひとも甲府を推していってください。よろしくお願いします。
以上です。
183:
◯天野委員長 ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
184:
◯天野委員長 それでは、この件につきましては終了いたします。
それでは、産業部の所管事項の調査に入ります。
先ほど挙手された委員は発言をお願いします。
坂本委員。
185: ◯坂本委員 今定例会の本会議で、私は朝日町ガードの件について質問させていただきました。これはまちづくり部のほうの話になるんですが、今、各自治会等々と朝日町ガードについての話合いをしています。今月の25日にも工事の話を兼ねて朝日通り商店街との4回目の説明会をするわけですけれども、なぜ説明会がここまで何回にもなっているのかなという理由の中に、やはり朝日通り商店街の皆様がこの工事をされることによって非常に不安を感じているということがあります。何を不安に感じているかといいますと、それは御承知のとおり、どういう工法になるかは決まっておりませんが、どちらにせよ、一方通行にするのか通行止めにするのかという、このような工法の説明をされているわけですけれども、もし通行止めになったら私たちの死活問題だというような、そこまでの危機感を抱いているのが現状でございます。
この朝日町ガードの説明会は区画整理課のほうで行っているんでしょうけれども、何とか話をスムーズにとか、いろいろな形のアドバイスをしていく中においては、商工課のほうで、朝日通り商店街というものをこのような状態になったときにどのように考えていっていただけるかということが、やはり1つのポイントになってくるのかなと思っております。
極端に言えば、例えば、一方通行にして工事しますと10年間弱ぐらいの工事期間になります。10年間と言いますと、その間に、今商店を経営している人たちは全員代替わりしてしまう。ということは、何を言わんかというと、10年間というこのスパンを無駄にしたくないという話になると、次の話ができないんですよね、全然。ということになりますと、朝日町ガードの話をしていく中においては、朝日通り商店街に対して何らかの助言というかアドバイスということもしていかなければならないのではないかなと思っております。
ちょっと前段が長くなりましたけれども、そういうことで、朝日通り商店街の不安の解消をしてあげなきゃいけないと思いますが、どのように考えているか、お教え願います。
186:
◯天野委員長 依田商工振興室長。
187: ◯依田商工振興室長 朝日町ガードの整備に伴い、朝日通り商店街にどのような支援をできるかということの御質問ですけれども、朝日町ガードの整備につきましては、その周辺地域だけでなくて、広域的な観点から50年、100年先を見据えるために整備が必要だというところで、今進めているところでありますけれども、ただ、坂本委員おっしゃるとおり、7年間とか10年間というかなりのスパン、朝日町ガードが通行止めになってしまうということは、朝日通り商店街の方も地元住民の方もそうですが、非常に不安を感じていると思っております。
そうした中で、今定例会本会議でも根津まちづくり部長から答弁がありましたが、どのような影響が出るかということを調査・検討して、それを踏まえて、その実情に対してどのようなことができるかということを検討していくことが、我々商工課として、またまちづくり部としても、庁内の関係部署がやはり連携・共有しながら、何が必要かということは考えていくつもりでおります。
以上です。
188:
◯天野委員長 坂本委員。
189: ◯坂本委員 調査・研究してもらいたいというのは、今までにない形になるということですね。今まで通れたものが通れなくなる。余計な話をしますけれども、都市計画道路宝二丁目北新線が開通したために、渋滞しなくていいところが渋滞してきたとか、そういういろいろな環境の変化が必ずあります。今回はそれと反対で、道路の通行を止められるから人の通りが少なくなる。少なくなったら、商店街なんてやっていけないというのは、これ、言われたら、そうだねとしか答えが返せないんです。そういう形です。
ですから、極端に言えば、通行止めの場合の工事期間6年11か月間という期間が1つ、候補で出ていますので話しますが、そうしたときには朝日通り商店街の人たちにどのような支援をしていくかということは、絶対必要になってくると思うわけです。ですから、今の交通量を測った上で、通行止めにした場合のシミュレーションをする。例えばそのシミュレーションした場合の数字は今の何%とか出るかもしれないけれども、今のままだと全然未知の話で、実際に通行止めになってみなければ分からない話ですから、どうしても不安のほうが出てきます。朝日通り商店街はたしか中心市街地活性化の助成金が出ている商店街ですから、やはり行政のほうでも考えていかなきゃいけないということで、まずそのシミュレーションで調査・研究してもらってどうなるかということです。
彼らと話をしたときに気になったのは、そういうときに行政のほうではどういう助言をしてくれますかというのが、やはり一番あるわけです。そこで言われているのは、できましたらアドバイザー的な人を用意していただいて、自分たちが仕事をしながらいろいろなアドバイスをいただく、自分たちの意見を言う、そんなやり取りの中で朝日通り商店街が生き残っていく形を一緒に考えてくれる人を用意していただけませんかという要望が来ています。それは前にも言った話だと思いますが、その辺についていかがでしょうか。
190:
◯天野委員長 依田商工振興室長。
191: ◯依田商工振興室長 朝日通り商店街につきましては、あの地域というのはどちらかというと地域密着型で、中心市街地活性化基本計画上の115ヘクタールの中では、かなり色が違っているといいますか、地域密着型で、まだ住んでいる方がいらっしゃることもありますので、形態としては中心市街地の南のほうとはかなり違うところがあります。
ただ、そういうものに対して、我々、これまでもそうなんですが、この前も一度お話しした朝日通り8者コンソーシアム(ASH8)、朝日通り商店街で平成22年に始まった、8業態がいろいろな形で、学生も含めてですけれどもいろいろな形で関わっていて、ハナミズキ祭りとか七夕まつりとか、そういうほかのところではできないようなお祭りをいろいろな連携の中で行っているというのは、私も認識しております。
ですので、それを続けていっていただくということが大事ですし、それに対して必要なものがあれば、我々行政という意味でも当然寄り添っていくことはやぶさかではなく、積極的に関わっていきたいと思っていますし、あとは、そのために、まちづくり推進主体としてLLCまちづくり甲府という平成20年に立ち上がった団体、まちづくり会社もあります。ですので、そのようなところも活用しながら、なるべく、通行止めになってしまう期間というか、そういうものについても不安を払拭するような形で我々は関わっていきたいと思っています。
以上です。
192:
◯天野委員長 坂本委員。
193: ◯坂本委員 本当にいい答弁をしていただいて、本当にありがとうございます。そういうことだと思います。彼らが一番不安になっているのは、商売をすることはプロですから行っていきますけれども、道路が通行止めになったというそういう条件の中でのシミュレーションは自分たちには想像できないから、不安だけが出る。そんな中で、相談体制もつくりますよという、バックアップしてくれるという答弁をいただきましたので、彼らにもそれを伝えながら、一緒に考えていっていただければありがたいなと思っております。
これは違う話になるかもしれませんが、今月の25日、先ほど言いましたように、また朝日通り商店街と、朝日町ガードについて説明会があるんです。これ、4回目なんですよ。はっきり言いまして、清水(英)委員は知っていますが、話が全然進みません。なぜかというのは、先ほど言った、商店街の商店のほう。朝日町ガードの工法とかそういうことじゃなくて、商売の話のほうがどうも多くなってきているからということなので、何が言いたいかというと、区画整理課に後で朝日町ガードのことは質問をしますけれども、その時の要望として言われていることは商工課へ来ていると思うんですよね。それに対して、アドバイスといいますか、どうぞ一緒に、朝日町ガード建設に対して携わってもらえればと思っているんですが、その辺のところはいかがでしょうか。
194:
◯天野委員長 依田商工振興室長。
195: ◯依田商工振興室長 これまでも区画整理課とは何度もお話をしておりますし、情報共有もしているところです。今までも、まちづくり部のほうで直接地元とお話をしていることも、当然我々も共有しておりますので、そこはまた庁内としてもしっかりと連携しながら、できるところを一緒に考えていくという体制は考えております。
以上です。
196:
◯天野委員長 坂本委員。
197: ◯坂本委員 そういうことで、区画整理課とコラボレーションして、朝日通り商店街に対して、今問題になっている朝日町ガードの問題はそこだけですから、その辺のところを商工課のほうからアドバイスしていただきながら、よりよい説明会になっていけばいいかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
これは以上です。
次に、先ほども質問がありました、昇仙峡と湯村温泉の話です。観光課になりますかね。先日の意見交換会で言ったことについて、私、どうも来期はこの
経済建設委員会を外れるようでございますので、話だけさせていただいて、お願いしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
先ほど望月委員からも質問がありましたように、湯村温泉と昇仙峡とあるんですが、昇仙峡について
経済建設委員会で意見交換会を開催して、その中で一番びっくりしましたのは、皆さん御承知かどうか分からないですが、昇仙峡にロープウェイがあるとか、能泉地区から滝上まで行っている遊歩道があることを知らない方が多いということです。私が市民の方に聞きましたところ、約半数が知らない。観光客を相手にしますから、県外の方に知られていればいいんですけれども、やはりそれもどうでしょうと。子どもの頃に行ったかもしれない。行ったかもしれないけれども、例えばその遊歩道を歩いたことがない、ロープウェイに乗ったことがないという人が、市民で半数以上いるんじゃないかと思うんですよ。
昇仙峡を発展させるということであれば、市民への周知に対して、やはり若干の対応をしていくべきじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
198: ◯天野委員長 深井観光課長。
199: ◯深井観光課長 昇仙峡の市民への周知等に対しましてお答えさせていただきたいと思います。
現在、昇仙峡につきましては、日本遺産に認定されまして今年2年目を迎えます。昇仙峡の活性化に関しましては、民間と行政とで組織いたします昇仙峡地域活性化推進協議会というものが主体となりまして、日本遺産の事業等を進めていくこととしております。
その中におきまして、市民向けの日本遺産御嶽昇仙峡などを伝えていく講座等の開設等も、今年度予定をしているところでございます。2年目ということですので、事業にも幅を広く持って、昇仙峡の周知、魅力の情報発信などをしていきたいと考えております。
市民の方への周知等についても、ホームページ等もございますので、そういったものを活用しながら進めていきたいと考えております。
以上でございます。
200: ◯天野委員長 坂本委員。
201: ◯坂本委員 市民への周知がまず必要であり、そこからやはり口コミでという話も間違いなくあると思います。まずびっくりしたのは、私自身も、はっきり言いまして、この委員会で乗せていただいたのが初めてなんです、昇仙峡のロープウェイ。ロープウェイで上ってみれば分かりますが、パワースポットがあったり、すごいです。行ってみれば、ああ、いいなというのは分かります。ですから、まず市民への周知に取り組んでいただきながら、子どもたちが県外に行ったときに紹介してもらうというような、そういうやり方だろうと思っております。
実際に行ってみて分かったことの中でお願いしたいことは、まず、能泉地区から滝上へ行くまでの遊歩道につきましては、はっきり言いまして初めて歩きました。私、ちょっと膝が駄目なものですから、あんまり歩くことはあれなんですが、夢の松島と言いましたか、中間地点辺りに、あんなすばらしいところがあるとは知りませんでした。そこで休憩することができるし、また、写真を撮ることもできるような場所です。何を言いたいかというと、まず、その遊歩道がどのぐらいの時間で行けるかということが分かる看板などが最初にあるといい。結構高齢者が多いものですから、遊歩道自体も結構な上りですから、まずそれが1点。それから、休憩地として夢の松島のほかに、もう1か所あればいいかなという発想をしています。それから、遊歩道の最後のほうがずっと曲がっていますから、終点が見えないというのはすごく不安なんですね。ですから、あとここから500メートルというようなことが分かる看板があると、結構あの遊歩道も生きてくるかなと思っています。
私、中華人民共和国も行きましたし、それから、宮崎県の高千穂峡にも行きました。はっきり言いまして、大丈夫です、昇仙峡のほうが勝てますから。間違いない。大いに自信を持ってPRしてもらえればありがたいなと思っておりますので、そういうことで、昇仙峡の観光を促進していく中においてお願いをしたいと思います。
それからもう1点は、荒川ダムのほうになります。ある人から言われたのは、昇仙峡を生かすためには、やはりハイキングコースをある程度つくったほうがいいだろうということです。マウンテンバイクでは散策イベントなどを実施しているようですが、ハイキングコースがあればいいかなと。具体的には、羅漢寺山コースとか、水ヶ森コースとかと言われています。
何が一番困っているかというのは、やはり道路の整備とそれから案内看板ですね。そういうものの整備がないために、どうしても簡単に入っていけないということがありますので、その辺のところの話があるんです。
もう1つは、荒川ダム周辺で子どもたちのマラソン大会を開催したらどうでしょうか。
そこら辺をちょっと提言しますが、お考えをお聞かせ願えればと思います。
202: ◯天野委員長 深井観光課長。
203: ◯深井観光課長 まず、遊歩道の案内看板等の件につきましてお答えさせていただきます。
現在、昇仙峡の遊歩道を歩くというところに関しましては、滝上のところから下っていくコースと、長潭橋から上っていくコース、それから昇仙峡グリーンライン県営駐車場から二手に分かれて歩くコースがございます。
そういったところの案内看板等につきましては、現在、先ほども申し上げました昇仙峡地域活性化推進協議会における日本遺産の関係事業の中で、案内看板等の整備も今後検討していくという計画を立てているところでございますので、今後、その中で整備等を進めていきたいと考えております。その中で、所要時間の表示とか、終点までどれぐらいというような表示につきましても、あわせて検討していきたいと考えております。
それから、荒川ダム周辺の活用というところでございますが、現在、昇仙峡観光協会が主体となりまして、民間事業者の方と荒川ダムでのカヌー体験とか、マウンテンバイクを使って黒平方面へ出かけるツアー、それから甲府市マウントピア黒平でのテントサウナ、そういったイベントで活用をされているところでございます。
こういったイベントにつきましては、現在、昇仙峡観光協会でも継続的に進めていくというところで考えているようですので、そういったところには我々も力添えをしていきたいとは考えているところでございます。
坂本委員から御提案がございました、子どもたちのマラソン大会についても、昇仙峡観光協会などに御協力をいただく中で、昇仙峡地域活性化推進協議会の中で検討をしていきたいと考えております。
以上でございます。
204: ◯天野委員長 坂本委員。
205: ◯坂本委員 よろしくお願いします。特に子どもたちのマラソン大会は、僕は時期を考えてやればいいかなと。冬はもう昇仙峡には全然観光客が来ないわけですから、真冬は難しいでしょうけれども、ある程度の観光客が少なくなった時期にそういうイベントを開催して、親子で来ていただいて、昇仙峡を見ていただくとか、先ほど言いました遊歩道を歩いていただくとか、そういういろいろな形の中で相乗効果が出てくると思いますので、ちょっと検討してもらえばありがたいなと思っております。
それから、先ほどのハイキングコースについてですが、水ヶ森コースなんか行くときには、荒川ダムの上のロック山のところに自動車を駐車していくと思うんですが、そこに駐車場がまだそれほど整備されてないと思うんです。だから、そのロック山の整備ですね。桜の木などを植えてもらえれば、結構名所になるのかなと思いますし、そのようなことを登山している人たちは気にしているようでございますので、ロック山を名所にしていただいて、それを起点にしてハイキングコースを整備していくと。それで、先ほど言った、時期を見てマラソン大会を実施するとか、そんな形で昇仙峡の活性化を図っていっていただければありがたいなと思っております。
もう1点「信玄の湯 湯村温泉」ですが、これは観光課ではないかもしれないけれども、私は甲府市スポーツ協会の役員も務めているから、本当は、スポーツをやりながら宿泊をしてもらえるような大会などのイベントを計画すべきだと思います。今、緑が丘スポーツ公園は、道路拡張のため、テニスコートを改修しております。令和2年度の予算特別委員会での答弁もあったように、今度はコート面も変えますから、結構いいテニスコートになる。そうなりますと、できるかできないか分かりませんが、やはり関東大会ぐらいまでは誘致すべきだと。これは教育部の関係になってくるだろうと思いますが、ぜひ誘致してもらいたい。
何が言いたいかというと、関東大会というのは日帰りではありませんから、必ず1泊2日とかという話になる。そのときに湯村温泉で宿泊していただくというコラボレーションです。ただ、はっきり言って、その時は大会で来ますから、そんなに観光をして帰るということはありません。だけど、来ていただいて泊まっていただいたところで観光パンフレットを出して、持って帰ってもらう。その後、それを見た人たちが今度は家族旅行などで甲府へ来てもらえればありがたいなというのは、私の考える理想の形態なんですが、その辺のところで、教育部との調整もありましょうが、テニス大会等のコラボレーションをしていただければと思います。
なぜそれを言うかというと、全国規模の大会は山梨県でも開催していると思うんです。ですから、そういうノウハウを持っている人を利用しながら、取り組んでもらいたいということで、前も言われましたからテニスの話をしています。そういう形で取り組みながら湯村温泉を活性化していくのも1つの案かなと思っておりますけれども、いかがでしょうか。
206: ◯天野委員長 深井観光課長。
207: ◯深井観光課長 スポーツ大会等での湯村温泉の活用ということでございますが、現在、甲府市におきましても、甲府市観光客誘致対策補助金というものがございます。こちらにつきましては、甲府市内の会場でスポーツ大会とか大きな会議を開催して甲府市内に宿泊をされる場合に、お客さん1人当たり1万円を基本額といたしまして、1人当たり300円掛ける宿泊延べ人数額というものを足しまして、上限額が20万円で補助している制度でございます。
令和2年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で、補助金を申請された団体はございませんが、こういった補助金もあるというところで、関東大会なり全国大会なりというものの誘致の一助になればいいと我々も考えております。
それで、関東大会、全国大会等のスポーツ大会などで甲府に来た方が、甲府を見る時間もなかなかないかと思いますので、次回にゆっくり来ていただけるような、そういった誘客方法も考えていきたいと思っております。
以上でございます。
208: ◯天野委員長 坂本委員。
209: ◯坂本委員 言いたいことを言わせてもらって、いろいろな答弁をしていただきまして、本当にありがとうございます。いずれにしましても、昇仙峡観光協会それから湯村温泉旅館協同組合等々、しっかり議論をしていただきながら進めていただきたいと思います。イベントをするということは、向こうから言ってきて初めてできる話かもしれません。だけど、こちらからもちょっとアプローチしていただいて、お互いに意見交換しながら、よりよい関係になっていけば一番ありがたいなと思っております。よろしくお願いします。
以上です。
210: ◯天野委員長 次に、清水(英)委員。
211: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。朝日通り商店街への支援のことでお聞きしたいと思います。
今定例会本会議でも質問いたしましたし、先ほど坂本委員も質問されましたけれども、私自身も朝日通り商店街の近くの生まれでございまして、また朝日通り商店街にこの15年来住んでいるわけであります。先ほど依田商工振興室長も言ってくださったんですけれども、地域密着型の商店街ということで、歩いて暮らせるまちをつくろうということを標榜している商店街であります。
そこで、朝日町ガードの整備のことで説明会が3回開かれて、今度4回目がありますけれども、皆さんにも御近所のよく通う商店街のことをちょっと想像していただきたいんですが、そこの商店街にアクセスする道路が拡幅されて、自動車が勢いよく通れるようになりますよと言われても、あまり響かないといいますか、魅力もそんなには感じない。ショッピングモールとかそういうところだったらまた違うんでしょうけれども、地域の商店街からすると、そういったことよりも、長い通行止めということが特にやはり大きなデメリットとしてあります。
先ほど坂本委員からも、通行止めが6年11か月間と言われていて、工事が始まるのが1年後、2年後だとしたら、開通するのは10年近く先になるのかなということになりますけれども、もちろん商店主も代替わりしていくし、お客さんもやはり代替わりしていく。本当に開通後が見通せないということになると思うんです。それは、とりわけ、やはり地域とのつながりを重視して、地域に密着してきた商店街は、まさに死活問題という声が上がっていますけれども、本当に大きな問題だと思うわけです。
先ほど、商店街の皆さんにどのようなことができるか検討されるという御答弁をいただいたんですけれども、今の段階で、例えばこういうことができ得るんじゃないかという例とか、特に商店街と地域の住民の皆さんをつなぐような支援策あるいは政策など、何かお考えがありますでしょうか。
212: ◯天野委員長 依田商工振興室長。
213: ◯依田商工振興室長 先ほど坂本委員にお答えしたこととちょっと重複するところがあるかもしれませんが、やはり朝日町ガードが7年間近く、あるいは7年間以上通行止めになるというのは、住民の方、商店街の方々にとっては非常に不安だということは、当然、私も十分理解しております。ですので、その段階で何ができるかということで、今後調査・研究をする中で、どういうことが有効なのかということを庁内で考えていくということを先ほど答弁させていただいたんですけれども、それを続けていくこと。また、今の段階で、例えば、先ほどもお答えしたLLCまちづくり甲府という、しっかりしたまちづくり会社もあります。ですので、確かに、1つ大きな問題点は通行止めになるということですが、それがあるなしに関わらず、朝日通り商店街に対して我々は活性化政策をしていくのは当然だと思っておりますので、その中で、例えば商工課であれば、甲府市中心市街地企画提案型自主的取組支援事業補助金や甲府市中心市街地空き店舗活用事業補助金など、幾つもの補助金制度がありますので、今あるもので対応できることは対応していこうと思っております。
以上です。
214: ◯天野委員長 清水(英)委員。
215: ◯清水(英)委員 御答弁いただきました。本当に朝日通り商店街の皆さんとよく意見も出し合って、よりよい方策、また何か新しい支援策などを展開していただけたらということを、心より願うわけであります。商店街の皆さんは本当に通行止めを憂いていますけれども、同時に、朝日町ガードの歩道の今の状態、幅が狭くて段差が大きくて危ないということも、やはりお客様にも関わることだから非常に心配もされています。よりよい方向を一緒につくり出していただきたいと思いますし、先ほど坂本委員もおっしゃっていましたけれども、ぜひ、産業部の皆さんも説明会などにも出ていただくなり、何らかの形で地元の皆さんの意見、思いを聞く機会を設けていただければと思います。
朝日通り商店街については以上です。
次に、林政課で、甲府市南北地域おこし協力隊のことでお聞きしたいと思います。
地域おこし協力隊について、総務省の説明だと、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動して生活の拠点を移した人を、地方公共団体が地域おこし協力隊員として委嘱をして、隊員の方が一定期間地域に居住して、地域協力活動を行いながら、定住・定着を図るということでございます。非常にいい取組だと思いますし、私ども日本共産党も国会で、より多くの方が活動できるように、施策を充実していただきたいということを求めているところではあります。
そもそも過疎地域ということですから、都市部から移住してこられて定着されるということは、本当に、もとより簡単なことではないと思いますが、全国の状況でいうと、昨年の3月31日までに累計で6,525人の方が活動されていて、任期終了後、大体6割の方が当該の市区町村とか、あるいは近隣の市区町村に定住をされたということだそうであります。
そこで、本市でこれまで活動された甲府市南北地域おこし協力隊員の方が何人ぐらいいらっしゃって、任期を全うされた方がどのぐらいいらっしゃって、定住された方がどのぐらいいらっしゃるかという状況をお聞かせください。
216:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
217: ◯小田切農林振興室長 甲府市南北地域おこし協力隊につきましては、先ほど清水(英)委員がおっしゃられたとおり、首都圏の若い方々が本市南北地域の人口の少ないところ、高齢化率の高いところへ来ていただいて、地域の活性化を図るといった事業でございます。本市におきましても、今まで6人の方が甲府市南北地域おこし協力隊として活動をしている状況です。そのうち2名の方につきましては3年従事したということで、これが任期の上限ではございます。さらに、その中で1名の方につきましては、地域に定住して、現在も農業活動を行っているという状況でございます。
以上でございます。
218:
◯天野委員長 清水(英)委員。
219: ◯清水(英)委員 御答弁いただきました。もとより過疎地域への移住や定着というのは難しいことではありますけれども、全国だと大体6割の方が任期終了後に定住されている。本市の場合、6人のうち3分の1のお二方が3年間の任期を全うされて、そのうちのお1人が定住されたということで、あまり単純計算をしたら申し訳ないんだけれども、途中でおやめになるといいますか、隊員だから除隊と言うのかもしれませんけれども、そういう方が多いのかなと思いますが、本市としてはその辺の認識あるいは原因はどんなふうに考えていらっしゃるでしょうか。
220:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
221: ◯小田切農林振興室長 本市といたしましても、支援機関だとか隊員からも意見を聞いているところでもありますし、他の市町村についてもそういったことについて状況の確認をしているところでございます。主な原因といたしましては、やはり実際の活動内容と想像していた活動内容等に違いがあったということが挙げられております。
こうしたことから、支援機関で公募を行って甲府市南北地域おこし協力隊員の面接を行う際には、活動内容について理解をいただいているのかどうかといった働きかけを行っていただいております。また、本市におきましても、活動内容について理解を得られたかどうかといったところについても聞き取り調査を行っております。
定着ということが先ほど清水(英)委員からもございましたけれども、国のほうでも、なかなか定着が行われないということも認識しておりまして、新たな取組についても考えておりますし、制度化に向けた動きもございます。
いずれにいたしましても、国の動向だとか他の市町村の動向も注視しながら、できるだけ協力隊員が継続して活動できるように、また、新たな担い手となって地域の強化につながっていくよう、努力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
222:
◯天野委員長 清水(英)委員。
223: ◯清水(英)委員 御答弁いただきました。原因として、想像していたのと実際の活動内容が違うという声があるということでしたけれども、甲府市南北地域おこし協力隊に応募される方というのは、総務省の地域おこし協力隊の受入れに関する手引きなどにも書いてありますが、やはり、自分の才能とか能力を生かして活動して、理想とする暮らしや生きがいを発見すると、そんなようなことを考えていらっしゃるということもあるだろうし、本市や受け入れる地域の側でも、それぞれ、こういうことをしてほしいなという思いがあるのかもしれません。やはりそこを共有して、すり合わせて、活動内容に落とし込んでいくということがすごく大切だと思うんですけれども、募集をかけたり、人選、採用したりする段階からこの思いの共有がとても大切だと思うわけですが、先ほどの御答弁だと、面接で理解いただいているかどうかということだったんですけれども、そういう段階に本市が直接関わって、3者で思いを共有しようという場は今持たれているんでしょうか。
224:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
225: ◯小田切農林振興室長 甲府市南北地域おこし協力隊につきましては、毎月、活動報告書と業務日誌を提出していただけることとなっています。その際に、協力隊員が、地域での活動上の不安だとか心配事、支援機関に対する意見だとか要望といったものにつきましては活動報告書の中に記載していただいて、それについても情報の共有を図っているところでございます。
その中で、支援機関と協力隊員の活動の内容についても把握しておりますので、そういったことがあった場合については、3者でまた協議等を行いながら、協力隊員ができるだけ長く継続して活動できるよう協力していきたいと思っております。
以上でございます。
226:
◯天野委員長 清水(英)委員。
227: ◯清水(英)委員 御答弁いただきました。私は今、面接とか採用とか公募の段階の話をしたんですけれども、いずれにいたしましても、3者でとはなっていないのかなと。隊員の方と支援機関との関係がまずあって、そこからの報告は受けているんだけれども、直接その各支援機関に本市がどれだけ関わっているのかなというのが、今の御答弁だとあまり見えてこないわけであります。
それで、本市の甲府市南北地域おこし協力隊については甲府市南北地域おこし協力隊推進事業実施要綱がありますけれども、甲府市南北地域おこし協力隊推進事業実施計画書は支援機関が市長に出すことになっています。では、この実施計画書に隊員の方の思いはどのように反映されるのか。あるいは、隊員の方が活動するに当たって、もしいろいろな思いがあって自発性を発揮するんだったら、活動に伴う経費を独自に本市に請求できてもいいと思うんだけれども、妥当性はそれぞれ審査すると思いますが、そういった隊員の方の自発性というのは例えばこの要綱上では担保されているんでしょうか。実際にはどのように運用されているかということをあわせてお聞かせください。
228:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
229: ◯小田切農林振興室長 甲府市南北地域おこし協力隊の活動につきましては、事前に甲府市南北地域おこし協力隊推進事業実施計画書の中に、農業技術研修だとか、あと地域の活動の内容について掲載しております。この割合については、支援機関と隊員との協議の中で決めていただいております。そして、活動に関わる費用につきましては、本市と支援機関とで委託契約を結んでおりますので、委託料として支払っているという状況でございます。
以上となります。
230:
◯天野委員長 清水(英)委員。
231: ◯清水(英)委員 本市の役割がいまいち、なかなか見えてこないんですね。それで、もう1つお聞きしたいんですが、どのような活動をしていくかということで、総務省の地域おこし協力隊推進要綱でいきますと農林漁業の応援、水源保全、監視活動、住民の生活支援などの地域協力活動と書かれておりますけれども、本市の甲府市南北地域おこし協力隊推進事業実施要綱だと地域活性化活動、農林業技術習得活動、地域行事活動とされておりまして、ちょっとニュアンスが変わっていると思うんです。特に、1点、ちょっとお聞きしたいのは、総務省の要綱にある住民の生活支援というのが、これ、非常にやりがいを見いだせる分野だと思うんだけれども、本市の要綱に入ってないんですが、これは何で入っていないんでしょうか。
それから、総務省の要綱に比べると本市の要綱の活動はちょっと範囲が狭く思われるんですけれども、何か理由があるんでしょうか。
232:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
233: ◯小田切農林振興室長 甲府市南北地域おこし協力隊の事業につきましては、隊員と支援機関と本市の3つの役割のもとに事業を展開しているところでございます。隊員の農業活動であったり、地域の活性化活動につきましては、やはり支援機関がある中での隊員の活動ということで考えております。こうしたことから、支援機関が実施できる活動の内容について要綱等をまとめて、隊員を公募しながら事業を進めているというところでありまして、総務省の要綱とは、趣旨は同じだとは思うんですけれども、若干変わった部分があるのではないかなと思っております。
以上でございます。
234:
◯天野委員長 清水(英)委員。
235: ◯清水(英)委員 御答弁では、支援機関ができる活動ということだから、総務省が思っている活動と甲府市でできる活動とはやはり違うんだということですね。ということであるならば、やはり募集・採用などの段階でも本市が関わって、思いを共有できるということはとても大切だと思うし、活動のあらゆる段階で本市がサポートすることも大切だと思うわけであります。先ほど、隊員の方の生活支援にも取り組まれているとおっしゃっていたけれども、そこも大切だということは総務省の地域おこし協力隊の受入れに関する手引きに書かれているところであります。
あとは、隊員の方と本市あるいは支援機関との関係についてちょっとお聞きしたいんですけれども、本市が委嘱するわけですよね。それで、名目上は必ずしも雇用の関係ではないわけです。ただ、同じく総務省の手引では「雇用契約、委託契約といった形式的な契約形式のいかんに関わらず、その活動の実態上「労働者」であると判断されれば、労働関係法令が適用されることに留意する必要があります。」と書いてあるわけなんです。労働者性があるかどうかというのは、拘束されるかなど様々な条件によって判断されるわけですけれども、本市の隊員の方の労働者性というのはどんなふうに本市として認識されているでしょうか。
236:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
237: ◯小田切農林振興室長 本市で行っている甲府市南北地域おこし協力隊の隊員の労働条件につきましては、労働条件には当てはまらないというふうに甲府市南北地域おこし協力隊推進事業実施要綱にも書いてありますので、そのとおりだと思います。
以上でございます。
238:
◯天野委員長 清水(英)委員。
239: ◯清水(英)委員 まとめます。総務省も言っているとおり、形式的な契約形式のいかんに関わらずということなので、労働者性の判断というのは実態に即して行っていくことが大切だと思います。これは実態に即して行っていただくとして、そして、その結果として、労働者性があるとかないとか判断されると思うんですが、そのいかんに関わらず、いずれにいたしましても、都市圏から慣れない本市へ越してきて、そしてそこで活動されていく方は、本当に、生活への支援をしていくということも含めて大切だと思いますし、隊員の方と地域とそして本市との思いが共有されて、活動に隊員の方の自主性が生きるように、本市が役割をぜひとも、これまでも行ってこられているということだけれども、一層果たしてほしいということを要望いたします。そして、その結果として、隊員の方皆さんの定住がこれまで以上に進んだら、本当に私もうれしいなと思う次第であります。
以上です。
240:
◯天野委員長 次に、川崎委員。
241: ◯川崎委員 私は、まず、がんばろう甲府!最大20%戻ってくるキャンペーンの件をお願いします。
先ほど他の委員からいろいろ質問のあったところですが、第1弾、第2弾、第3弾とありまして、今回は還元率が20%という形になりましたけれども、もう一度、そういうふうになった経緯をお話しいただきたいと思います。
242:
◯天野委員長 萩原商工課長。
243: ◯萩原商工課長 還元率が20%になった経緯ということですが、事業者の方や市民の方から事業の継続を求める声がありまして、今回、第3弾を実施させていただいたところであります。20%にした理由についてでございますが、第1弾を実施したのは昨年9月になります。このときの経済の状況につきまして、日本銀行甲府支店の山梨県金融経済概観によりますと「県内景気は、持ち直しの動きもみられるが、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、きわめて厳しい状況にある。」といったことが公表されておりました。こういったことを踏まえまして、本市としましては、消費喚起を行うに当たってはインパクトのあるものが必要であろうといった考えに立ち返りまして、還元率を30%、1回当たりの上限額を3,000円、1か月の上限額を2万円としたところであります。
今回実施する第3弾のキャンペーンにつきましては、これまでのキャンペーンと比較をしまして、新しい生活様式の定着が図られていることや、やまなしグリーン・ゾーン認証などの取得によって継続して事業を行える環境が整いつつあること、アフター・コロナ、ウィズ・コロナを見据えた経済の基盤が徐々に構築されていること、こういったことを踏まえまして、限られた財源を有効に使うという観点のもと、今までに得た利用者の利用の傾向などを踏まえて、総合的にこの額とさせていただいたところであります。
以上です。
244:
◯天野委員長 川崎委員。
245: ◯川崎委員 すみません、先に聞けばよかったんですけれども、今回の上限額をお願いします。
246:
◯天野委員長 萩原商工課長。
247: ◯萩原商工課長 今回の上限額につきましては、還元率が20%、1回当たりの決済金額の上限額が1,000円、2か月間実施しますので、2か月で最大3,000円が上限額となっております。
以上です。
248:
◯天野委員長 川崎委員。
249: ◯川崎委員 還元率が20%というのは、今の御答弁を伺って、そういうことも致し方ないなとは思うんですけれども、最大3,000円というのは、あまりにも最初のインパクトと比べると少な過ぎると思うんです。もちろん、第3弾ということもありますから。確かに、第2弾が終わって、まちの人からは、もう一度実施してくれというお話を伺います。今回、こういう形で、還元率が20%で上限額が3,000円なんだよという説明をすると、それでも実施してくれることがありがたいというお話はありますが、やはりちょっと、3,000円というのはあまりにも少な過ぎて、せっかくやるのであれば、もうちょっと金額の上限額が多いほうがよかったんじゃないかなと思うんですけれども。
前回までですと、上限額が2万円ですから、使っていく中で、まだ少し残っているのでという形で、ふだんはそれ以上使わなくても、何かもったいないから使うという形で消費を促していたと思うんですけれども、今回の上限額は3,000円ということで、1回1,000円です、最大3,000円ですと、すぐ使い終わってしまうので、ありがたいけれども何かすぐ使い切ってしまったなという感じになっちゃうと思うんです。もちろん、財源が少ないということも分かりますけれども。
250:
◯天野委員長 川崎委員に申し上げます。先ほどの議案審査では補正予算に賛成しておりますので、質問内容には御留意を願いたいと思います。
251: ◯川崎委員 賛成はしていますが、何かちょっと残念だなと思いました。もちろん賛成はしております。先ほどお伝えしたとおり、まちの声としては、実施してくれて助かるというお話をいただいたので、賛成はしておりますが、残念だなと思います。
周知について、先ほど望月委員から質問がありましたけれども、ホームページ等をどういうふうな活用をする予定でいますか。
252:
◯天野委員長 萩原商工課長。
253: ◯萩原商工課長 周知につきましては、本市ホームページに、前回もそうだったんですが、使えるお店の一覧ですとかそういったものを掲載していきたいと考えております。
以上です。
254:
◯天野委員長 川崎委員に申し上げます。議案審査の際に出ている質問でありますので、質問内容を変えていただきたいと思います。
255: ◯川崎委員 分かりました。この話は賛成はしています。
今、笛吹市で、ともにがんばろう笛吹!対象店舗で最大30%が戻ってくるキャンペーンというものを実施しておりますが、本市とは期間が重ならないようにというような協議とか、PayPay株式会社のほうからそういうお話があったとか、そういうのはありますか。
256:
◯天野委員長 萩原商工課長。
257: ◯萩原商工課長 笛吹市は本年6月から8月まで、本市は本年8月、9月ということで、重なっている期間が確かにありますが、期間を重ねるということに関しまして、事業者から何か情報の提供とか情報共有というのは特にございません。
以上です。
258:
◯天野委員長 川崎委員。
259: ◯川崎委員 甲府市以外の周辺自治体の方も、こうやってPayPayを利用した還元キャンペーンを実施すると甲府にやってきますので、なるべく期間が重ならなかったほうがよかったのかなと思います。私も実は昨日、笛吹市のカレー店でインドカレーを食べてきまして、やはり還元率が30%ということで、夜遅い時間でもお客さんが来ておりました。お店の方からも、還元率30%ということでPayPayを利用するお客さんが来ているというふうなお話も聞きますので、やはりインパクトは大事だと思いますので、ぜひともまたこれを継続させていっていただきたいと思います。
260:
◯天野委員長 萩原商工課長。
261: ◯萩原商工課長 先ほど、川崎委員への答弁の中で、私から、限度額のところで、1回当たりの決済額が1,000円というふうにお伝えしてしまいました。正しくは、1回当たりの利用の限度額が1,000円という形になります。訂正させていただきます。
262:
◯天野委員長 依田商工振興室長。
263: ◯依田商工振興室長 今の萩原商工課長の答弁の補足ですけれども、決済額が1,000円ではなくて、還元額が上限1,000円ということです。
以上です。
264:
◯天野委員長 川崎委員。
265: ◯川崎委員 その点に関しては大丈夫です。
続きまして、昇仙峡のアクティビティの件です。
先ほど坂本委員からも質問がありました昇仙峡のアクティビティについて、本年6月17日の山梨日日新聞に記事が掲載されておりました。いろいろなアクティビティを今から展開していくということで、キャニオニングとロッククライミングが山梨日日新聞に掲載されておりましたが、ほかにもそういった形で何か考えているスポーツはありますか。
266:
◯天野委員長 深井観光課長。
267: ◯深井観光課長 今のところ、新聞報道でも出ておりますとおり、荒川ダムのカヌー体験等は引き続き行っていただきたいとは考えておりますが、新たなものといたしますと、キャニオニングとシャワークライミング。これは沢登りというような形になるかと思いますが、あとはロッククライミング。そういった、昇仙峡の特徴であります巨岩とか清流といったものを体験できるようなアクティビティが導入できるかどうかという調査を、昇仙峡地域活性化推進協議会で進めていきたいと考えております。
以上でございます。
268:
◯天野委員長 川崎委員。
269: ◯川崎委員 こういったアクティビティを行っていくと、やはり、今もはやっているキャンプ等の活用も考えられると思うんですけれども、キャンプ等の施設の整備は考えておりますか。
270:
◯天野委員長 深井観光課長。
271: ◯深井観光課長 昇仙峡の滝上とか荒川ダムの辺りでキャンプの施設を新たにつくるということはなかなか難しいかと思いますので、甲府市マウントピア黒平とか甲府市市民いこいの里とかの利用を促進することを考えていきたいと思っております。
以上でございます。
272:
◯天野委員長 川崎委員。
273: ◯川崎委員 山梨県の施設で、荒川ダム記念館があると思うんですが、あそこが少し広い施設でちょっと空いているというお話も伺ったんですけれども、そういった施設をキャンプ等で使用するようなお考えはありますでしょうか。
274:
◯天野委員長 深井観光課長。
275: ◯深井観光課長 今のところ、近くにやはり甲府市マウントピア黒平とか甲府市市民いこいの里といった、きちんと施設が整備されたところがございますので、そういった施設の利用をしていただきたいということと、そういった施設を活用して皆さんに来てもらいたいという考えでいます。
以上でございます。
276:
◯天野委員長 川崎委員。
277: ◯川崎委員 もちろん私は、甲府市マウントピア黒平も大切ですし、そういった施設があるというのも承知はしておるんですが、やはり空いている施設もありますので、ぜひ活用をお考えください。
それと、先ほど坂本委員からもハイキング等の質問がありましたが、この前、昇仙峡観光協会と意見交換させていただいた中で、やはり、ハイキングと言っても、長時間歩くのがつらい方もいらっしゃいますが、今通っているバス等がなかなか使いづらいというお話を聞きました。やはり、もう少し交通の便がよくなると、ハイキング等がお年寄りとか子どもたちでもより参加しやすくなると思うんですけれども、いかがお考えですか。
278:
◯天野委員長 深井観光課長。
279: ◯深井観光課長 川崎委員のおっしゃるとおり、二次交通の充実が昇仙峡ではまだ課題があるかと思います。こちらにつきましても、昇仙峡地域活性化推進協議会の中に昇仙峡観光協会の方も委員として入っておりますので、そういったところで話をしながら、どのような活用ができるか、例えば、現在もコミュニティバスを運行しているということもございます。そういったものの活用も含めながら、どのような取組が必要なのかという課題の整理等、調査・研究をしていきたいと思っております。
以上でございます。
280:
◯天野委員長 川崎委員。
281: ◯川崎委員 やはりその昇仙峡観光協会の方も、全ての方がハイキングで、上から下まで全部歩かれる方ばかりではないということはかなり言っておりました。私も実際、県営駐車場から滝上まで歩いていったんですが、そのときも帰りはバスだったので、あのぐらいがちょうどいいなとも感じました。私の体形ではもっと歩いたほうがいいとは思うんですけれども、やはり、いろいろな方が多様に楽しめるような環境にしていただけるとありがたいと思います。
昇仙峡のことは以上にしまして、最後に、湯村山城の件についてちょっと質問をさせていただきたいと思います。
この前、
経済建設委員会で「信玄の湯 湯村温泉」の湯村温泉旅館協同組合の方たちと意見交換をした中で、湯村山城の話題がちょっと出たんですが、私、実際、先々週の土曜日の朝、散歩がてらちょっと湯村山に登ってきました。緑が丘スポーツ公園のほうから歩いて大体20分間ぐらいで行けるんですが、お年寄りを中心に非常に多くの方が山登りというか散策を楽しまれていました。フェイスブック等でそういう話を取り上げたところ、あそこをもう少し活用していただけると、まちなかから数分で行けて、そこから気軽に山登りというか簡単な散策ができるというのは非常に便利だというお話をいただきました。
緑が丘スポーツ公園に自動車を駐車させてもらって、そこから歩いて1時間程度で行って帰ってこれるという形で、湯村山を活用したらどうだというお話もあったんです。あの山自体が、湯村山城跡ということで、教育委員会のほうの所管だと思うんですが、観光課として湯村山をもう少し利活用できるようにしたらいかがかなと思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。
282: ◯天野委員長 深井観光課長。
283: ◯深井観光課長 湯村山の活用につきましてお答えさせていただきます。
私も夕方の時間に登ったことがございます。そのときには、地元の方々が歩いていらっしゃいまして、地域の方に愛されている散策のコースというような印象を受けたところでございます。そういったことから、地域の方にはよく知られているのではないかというふうにも認識しております。
また、県外の方などに知ってもらうきっかけといたしましては、本市においてはJR東日本が主催しております、甲府駅からハイキングをする「駅からハイキング」というイベントがございまして、観光課も協力をする中で開催しているところです。
ちょうど昨年、甲府駅から太宰 治のゆかりの地を巡りながら、緑が丘スポーツ公園のほうから湯村山を登って、湯村温泉のほうへ下りて、そこからまた甲府駅へ戻ってくるというハイキングを行ったところでございます。湯村山につきましては、甲府名山25山に指定もされておりますことから、こういったイベントなども活用しながら湯村山の活用策なども考えてまいりたいと思います。
以上でございます。
284: ◯天野委員長 川崎委員。
285: ◯川崎委員 ぜひとも湯村山城の周知をしていただきたいと思います。湯村山にお城があったということを知らない方のほうが多いかと思います。私も、恥ずかしながら、このお話をいただくまでは、お城があったというふうなお話は全然知りませんでした。ちょうど、私どもの会派の廣瀬代表が湯村地区に住んでおりますので、話を伺ったところ、再来年が築城500年ということになるそうです。最初は、ちょっと広いスペースがあって、広く平らになっているところがあるというお話だったので、音楽でもできるようなスペースになるんじゃないかということで私は伺ったんですが、実際に見てみますと、岩がごつごつと転がっていて、多少平らなところもあるんですけれども、整備するには、いろいろな木を切り倒してきれいにしなきゃいけないというところもいかがなものかと思いまして、音楽のできるスペースということはちょっと難しいと思うんですが、城跡という観点で考えますと、やはり、お城があったので、もう少し整備をして、そこにトイレなり水飲み場なり、そういうものがあってもいいんじゃないかなと思いました。
その中で、ちょうど登り口のところにトイレが1つあるんですけれども、県営のトイレだというお話を伺ったんですが、湯村山を活用する中では、県営かもしれないですけれども、やはり甲府市でいろいろ山梨県と協議をしていただいて、トイレも整備をしていただきたいなと。私はトイレの中までは行かなかったんですが、普通の和式の、恐らくくみ取り式のトイレだったと思います。私は水道屋なので、見れば分かるんですけれども、くみ取り式で、水道設備もないんだろうなと思ったんですが、あの場所に水を持っていったり排水施設をつくるというのはなかなか難しいとは思うんですけれども、お年寄りが多いので、和式トイレより洋式トイレのほうがいいというお話も伺いましたので、ぜひともその辺の整備も、山梨県と協議をしていっていただきたいと思います。
以上です。
286: ◯天野委員長 続きまして、望月委員。
287: ◯望月委員 お願いします。観光課でお伺いしたいと思います。
最初に「信玄の湯 湯村温泉」についてお伺いしたいと思います。
先ほども第3次甲府市観光振興基本計画のほうで触れさせていただきましたけれども、今回、天野委員長に本会議で質問をしていただきまして、様々な御答弁をいただきました。その中で、先ほども言いましたように、意見交換会を大変有意義な形でさせていただいたんですけれども、特に湯村温泉旅館協同組合との意見交換の中で、やはり最初に話題に上がったのが入湯税の課題というか、充当についてであります。志村産業部長がお答えになっていたので、あくまでも所管の中でということで進めていきたいと思いますけれども、入湯税について、志村産業部長の御答弁では、観光施策に対して幅広く、市内の観光振興ということで活用していくというお答えを聞きました。湯村温泉旅館協同組合との協議の中で、これまで本市としてどういった議論が行われてきたのか、あるいはどのように説明をしてきたのか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
288: ◯天野委員長 深井観光課長。
289: ◯深井観光課長 入湯税の活用の方法につきましてでございますが、湯村温泉旅館協同組合からも、入湯税の湯村温泉旅館協同組合への還元等について要望をいただいていたという経過はございます。そういったことに対しまして、甲府市からは、入湯客から徴収していただいたものを納めていただいている経営者様等の御希望もあるかと思うんですが、本市の観光振興等に充当するというところで、衛生施設の管理であったり、消防施設の整備の充当、それから観光パンフレットの作成とか、観光案内所の運営費、そういった本市の観光振興に欠かせない経費について大切に使わせていただいているという御説明をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
290: ◯天野委員長 望月委員。
291: ◯望月委員 説明もしていらっしゃるということで、当然されているんだろうなとは思います。今、第3次甲府市観光振興基本計画でもありましたように、やはり施策の一番上に載っている「信玄の湯 湯村温泉」というところで、ほぼ唯一の市内の温泉郷という位置づけにおいても、できることは当然いろいろ検討しなきゃいけないし、できないことにも多分、多々ルールがあると思うんです。せめてというか、その部分に対してコミュニケーションをしっかり取っていくことが大事なんだろうなと思いますし、その中からまた、できることが見いだせるんじゃないかなと思っております。
先ほど言いましたように「信玄の湯 湯村温泉」と名称を変えて、ここから再出発だという意気込みも、湯村温泉旅館協同組合のほうから大変熱いお気持ちもお伺いしておりますし、それに伴って甲府市も、その再出発に向けて、再活性化に向けて一緒に歩んでいくという姿勢が大変重要であると思っております。
この辺りの連携を丁寧にしていく、さらには再活性化につなげていく、そういった取組をしっかり進めていただきたいと思うんですけれども、お気持ちになってしまうんですが、そこら辺の思いについてお伺いしたいと思います。
292: ◯天野委員長 深井観光課長。
293: ◯深井観光課長 第3次甲府市観光振興基本計画におきましても、基本方針1の中の重点方針といたしまして、湯村温泉の受入環境の整備に取り組むということを掲げさせていただいておりますので、まずは、地元の湯村温泉旅館協同組合の事業者の皆様と一緒に、どういったことができるのかという話合いを進めさせていただく中で、今後の具体的な話に進めていきたいと考えています。
以上でございます。
294: ◯天野委員長 望月委員。
295: ◯望月委員 ぜひ、一緒に寄り添った形で、先ほども申し上げましたけれども、支援、応援、寄り添うという形で、しっかりそこは姿勢を示していただきたいと思います。全体的に、観光政策であれば整備事業等も行うことも出てくると思いますし「信玄の湯 湯村温泉」のいろいろな改修なども含めて、これから多くの事業を湯村温泉旅館協同組合として行っていきたいということもあると思いますので、そこに対しても甲府市として精いっぱい協議というかコミュニケーションを取っていただいて、寄り添った形でよろしくお願いしたいと思います。
次に、昇仙峡の観光振興についてお伺いします。
設置看板等の付け替えなどについては検討していくということで、坂本委員からの御質問に御答弁がありました。ぜひ御検討をお願いしたいと思います。設置看板等の総点検をしていただいて、より良い昇仙峡に、来ていただいた方に満足していただけるようにお願いしたいと思います。子どもたちのマラソン大会も、すごくいい御提案だなと思いましたので、ぜひそういったイベントの検討も進めていただきたいと思いますし、キャニオニング、ロッククライミングといったアクティビティについても、具体的にこういった検討もしているということを報道等でもお伺いしておりますので、大自然の中で山梨県甲府市を選んでもらうという強みをしっかりまた見いだしていただいて、検討を進めていただきたいと思います。
1点、これ、教育委員会にもちょっと関わってきちゃうんですけれども、先ほども質問でありましたように、やはり我々市民がもっともっと、昇仙峡のすばらしさを知らないといけないということも言われておりました。例えば修学旅行等でもぜひ活用していただけるような仕組みをつくったらどうかと考えています。市内中学校でも林間学校等を行っておりますが、特に今コロナ禍で、泊まりや、県外での林間学校は難しいと思いますし、まあ修学旅行になると中学校ではあれですけれども、日帰りでも思い出づくり、あるいはふだんできない学習ができるということで、ぜひその辺も教育委員会と連携して、林間学校などにも活用していただく。林間学校を実施していない中学校も幾つかあると聞いておりますので、そういったところで連携を取っていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
296:
◯天野委員長 深井観光課長。
297: ◯深井観光課長 学校教育への昇仙峡の活用というところでございますが、令和3年度の日本遺産関係の関連事業といたしまして、今後、小中学校の先生方を対象としましたモニターツアーなどを開催して、先生方に知ってもらったりとか、どういった形で教育現場に活用できるかということの調査も進めていく予定でございます。
以上でございます。
298:
◯天野委員長 望月委員。
299: ◯望月委員 モニターツアーを開催していくということも、今、御答弁いただきました。ありがとうございます。本当に、親が無理やり子どもを連れて行くより、子どもが行きたいというほうが多分親も一緒に行くと思いますので、そういった機会をぜひつくっていただいて、子どもたちがもっと昇仙峡で遊んでみたいとか、もっと昇仙峡を知ってみたいと思う中で、家族や、先ほどリピーターの増加への取組というお話もありましたけれども、そういった部分が一つ一つ生まれてきて、将来的には、子どもたちが大人になって、昇仙峡はこんなところだと自慢できるような、そういった機会につなげていただきたいと思います。
観光課は以上です。
次に、ふるさと納税についてお願いいたします。
ふるさと納税についてですけれども、先般、新聞の報道でも出ておりましたが、返礼品の苦情対応の基準ということで、本市が方針を示したということでお伺いいたしました。このこと自体は当然だと思いますし、やはり、甲府を背負っていただいて地場産品を甲府の返礼品として送ってもらうことに関しては、それなりの質の担保も必ずしていかなきゃいけないものだと思っております。
そこで、現状のクレーム、苦情等について、まず、その件数と、クレームが来たときの対応のフロー、流れなどの対応はどのようにされているのか、お伺いしたいと思います。
300:
◯天野委員長 土橋ふるさと納税課長。
301: ◯土橋ふるさと納税課長 令和2年度においては3万件以上、本市はふるさと納税を受納させていただきましたが、クレームの対応件数につきましては50件程度であります。このことにつきましては、返礼品事業者が、本市の誇る地場産品を真摯な御対応で寄附者様に送り届けていただいているということで、私たちは認識しているところでございます。
次に、クレーム対応のフローにつきましては、原則、全て本市に情報が入るようになっております。直接本市に連絡があった場合は、寄付者様と私どもの担当課で完結させていただいています。
そのほかの場合につきましては、中間事業者が間に入っております。その中で、ふるさと納税サポート室というものがございまして、そちらに入ったクレームにつきましては、メール等にしても電話等にしても、全て本市と連絡を取って対応をするということで聞いております。
以上でございます。
302:
◯天野委員長 望月委員。
303: ◯望月委員 昨年度は50件程度であったということで確認をしました。一度、本市にも必ず情報が入るようになっているということで、そこも安心いたしました。やはり、甲府市として返礼品をお届けする中で、そういった情報の把握というのは必要だと思いますし、また、さらにそこから課題が出て、これからのふるさと納税の返礼品の質を向上させることができれば、またひとつ本市のPRになると思いますので、ぜひそこは力強く鋭意取り組んでいただきたいと思います。
報道では、116社のうち86社が遵守するという意思を示したとのことですが、それ以外の事業者に対しての対応はどういうふうになっているでしょうか。
304:
◯天野委員長 土橋ふるさと納税課長。
305: ◯土橋ふるさと納税課長 報道があった時点におきましては86社でございました。現在におきましては、100社を超える事業者から回答をいただいているところでございます。そのほかの事業者につきましても、全て担当で連絡を取っております。今月中には回答いただけるということで、現時点におきましては、全ての事業者に納得いただいているという状況でございます。
以上でございます。
306:
◯天野委員長 望月委員。
307: ◯望月委員 現時点で100社以上の回答があったということなんですけれども、万が一、方針に従わないという方針を出した事業者がいた場合に、やはりそれなりの対応をしなきゃいけないと思うんですけれども、本市の方針に沿った考えで行っていただかなきゃいけないというところも含めて、ちょっと難しいかもしれないですけれども、そういった場合の対応はいかがか、今後の方針についてお伺いできればと思います。
308:
◯天野委員長 土橋ふるさと納税課長。
309: ◯土橋ふるさと納税課長 本市のふるさと納税につきましては、全てポータルサイトからの受付ということになっております。ですから、万が一、申請書を提出していただけない事業者については、残念ではございますがポータルサイトの掲載から外すということで、今、説明をしております。そういったことから、事業者にも納得いただく中で提出していただくということで確約を得ているところでございます。
310:
◯天野委員長 望月委員。
311: ◯望月委員 それぐらいしてもいいんじゃないかなと私も思いますし、そのために事業者さんも頑張っていると思っていますので、甲府市としても、多く返礼品のメニューができたから質が下がったなんていうことは絶対あってはいけないことだと思いますので、そこは厳しくというか、指導をしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
あと、もう1点なんですけれども、提案というか、実施してみたらどうかなということがあるんですが、山梨県小菅村で自動販売機を設置して返礼品をその場で持って帰ってもらう、いわゆるお土産としてふるさと納税ができて、お土産も買って帰れるみたいなすばらしい仕組みをつくられたんですけれども、かなり観光地に対する愛着が湧くことにもつながるんじゃないかなと思うんですが、その辺の検討を本市もしていってもいいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
312:
◯天野委員長 土橋ふるさと納税課長。
313: ◯土橋ふるさと納税課長 小菅村が導入しておりますふるさと納税の自動販売機につきましては、本市を訪れた方が本市に御縁ができたことで納税をしてみようというところで、返礼品を目的とした納税ではなく、共感して応援するという納税でございますから、検討に値するとは思っております。あくまでも担当者レベルではあるんですが、小菅村の報道を受けまして、既に、特許を持っている事業者から資料提供は受けております。
今後におきましては、担当者レベルでまず企画書を作成する段階ではございますが、今後、産業部内で検討をしていきたいとは思っております。
314:
◯天野委員長 望月委員。
315: ◯望月委員 検討されているということで、大変いい仕組みだと思いますので、お願いをしたいと思います。今、コロナ禍での巣籠もり需要ということで、インターネットなどの通信販売であるとか、あるいはふるさと納税、大変御努力していただいて、この間多くのふるさと納税を納めていただいて、大変事業者さんも助かっているという声もたくさん聞きます。担当課として今年度からやられているわけでありますけれども、その御努力には大変敬意を表するところでありますし、感謝を申し上げたいと思います。
これからまた、新しい生活様式の中で、コロナ禍が明けた後に、あるいは新型コロナウイルス感染症と共に生活していくとなったときに、県外からお客さんを呼び戻すためにたくさんキャンペーンを張るとか、あるいは全国的にキャンペーンが展開されて、皆が一斉に外に出るという状況になったときに、こういった仕組みがあれば、さらに甲府に対しての愛情の醸成にもつながると思いますし、たとえ自動販売機でなくても、その場で何かお土産を買ったときに、甲府に対してのふるさと納税ができるなんていう仕組みがほかにもあれば、検討していただきたいんですけれども、ただお土産を買うだけじゃなくて、そういった部分をさらにもう一歩前進させて愛着にもつなげていただくためには、非常に大きな効果が出ると思いますので、ぜひ御検討を引き続きお願いしたいと思います。
ふるさと納税については以上です。
次に、新型コロナウイルス感染症対応について、まず、昨年度行いました新型コロナ対策つなぎ資金についてお伺いしたいと思います。
新型コロナ対策つなぎ資金、本市でまさにつなぎとして、国の支援策を補完する意味で、50万円を限度額として実質無利子での融資ということで行っていただきました。大変助かるという声が多くありまして、さらには、当委員会でも御提案させていただきましたけれども、制度を若干変えたりしながら、より使いやすい形でこの新型コロナ対策つなぎ資金を活用していただいた事業者さんがたくさんいらっしゃるとお伺いしております。
これ、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会で昨年、甲府商工会議所とも意見交換を行ったんですけれども、こういった特例融資を受けていらっしゃる会社さん、事業者さんはたくさんいらっしゃるんですが、やはりこの据置期間というのを非常に危惧していると。本市においてはつなぎでありますし、ある一定の期間というのは1年間ということで今回つくっていただいたものであるんですが、これだけ長期化するコロナ禍において、政府系の金融機関で国の支援策で出ている融資は据置期間が5年間とか3年間とかありますけれども、本市においては1年間以内ということで据置期間を定めております。
そこに対してかなり、私も直接、甲府商工会議所の方からもお話をお伺いしておりますし、事業者さんからも多く御要望いただいております。3年後が怖いとか5年後が怖い、事業を継続できるか怖い、あるいは倒産するんじゃないかなんていう声も、大変多く聞いております。甲府市において1年間以内という据置期間がありますけれども、昨年の4月23日から6月30日までの受付期間でありましたので、1年間以内ということはもう返済が始まっている事業者さんがあると思います。
最初に確認なんですけれども、返済が始まっている事業者さんがどれぐらいいるかといった部分は把握されていらっしゃるんでしょうか。
316:
◯天野委員長 萩原商工課長。
317: ◯萩原商工課長 新型コロナ対策つなぎ資金でありますが、昨年は11件の融資の申込みがあり、実行したところであります。その中で、償還の据置きをされている方に関しましては、4件の方が据置きを利用されているということを把握はしております。
以上です。
318:
◯天野委員長 望月委員、簡潔にお願いします。
319: ◯望月委員 すみません。簡潔にいきます。4件の方がいらっしゃるということで、これ、実質無利子でありますので、最大50万円、限度額でお借りしたときの月々の返済額は、1年間以内だから計算が変わってくるのかな、いろいろ。そういった部分が分かれば、教えていただければと思います。
320:
◯天野委員長 萩原商工課長。
321: ◯萩原商工課長 据置期間1年間ということでありますので、実質、償還期間は2年間という形になります。ですので、据置きをもし1年間された場合は、残りの1年間に関しまして、そこで50万円を支払うという形になりますので、月々の返済額は大体4万円ぐらいじゃないかと思います。
以上です。
322:
◯天野委員長 望月委員。
323: ◯望月委員 私も大体4万円ぐらいじゃないかなという計算はしていたんですけれども、やはり今のコロナ禍が長引く中で月々4万円の返済が始まるということを考えると、なかなか大変じゃないかなと思います。ここに対して何か検討する余地があるかどうか、お伺いしたいと思います。
324:
◯天野委員長 萩原商工課長。
325: ◯萩原商工課長 先ほどの望月委員の御指摘のとおり、現在は緊急事態宣言が先日まで発出されていた、また、山梨県内においても10万人当たりの新型コロナウイルス感染症の感染者数も高い水準にあるということから、返済に苦労されている方はいらっしゃるんじゃないかと思っております。こうしたことから、本市におきましても、引き続き窓口や電話での相談、また公益財団法人やまなし産業支援機構の専門相談員による個別相談会などを開催しておりまして、そのときに事業者さんから相談を受け付ける形で対応しております。
今後につきましても、金融機関などと連携をする中で、本市制度融資を利用されている方で例えば返済に苦労している方への丁寧な対応ですとか、その事業者のそれぞれの状況に寄り添った支援について、親切・丁寧な対応をしていただけるように働きかけを行っていきたいと思っております。
以上です。
326:
◯天野委員長 望月委員。
327: ◯望月委員 相談体制等寄り添った形で、本市の制度融資を使った方に対して説明等を行っていくということでありましたけれども、なかなかコロナ禍が長期化していますので、まだ先が見えない事業者さんはたくさんいらっしゃると思います。そういった中でまた、特例的な措置についても検討していただいて、この新型コロナ対策つなぎ融資、せっかくすごくいい、本当に国の制度を補完する形で、いいタイミングでつくっていただいた事業でありますので、甲府市にとって市内事業者さんに寄り添ったものであるということ、コロナ禍でも対応していただいているということをお示しするためにも、ぜひまた検討を重ねていただければと思います。今どうこうできるという段階では恐らくないと、検討中ではないと思いますけれども、ぜひその点、検討を引き続きお願いしたいと思います。
次に、現在行われているがんばろう甲府!デリバリー応援金についてお伺いします。
がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金については追加補正が、今日、議案としても提出されておりましたけれども、がんばろう甲府!デリバリー応援金については進捗状況はいかがですか。たしか申請の期限が今月末だったと思うんですけれども、いかがでしょうか。
328:
◯天野委員長 萩原商工課長。
329: ◯萩原商工課長 がんばろう甲府!デリバリー応援金につきましては、今月末までが申請の期限となっておりまして、現在、本市では8件の方の申請を受け付けているところであります。
以上です。
330:
◯天野委員長 望月委員。
331: ◯望月委員 申請件数の見込みは何件だったのでしょうか。
332:
◯天野委員長 萩原商工課長。
333: ◯萩原商工課長 申請件数の見込みにつきましては、令和3年3月定例会での補正予算に計上させていただいたときは60件を見込んでおりました。
以上です。
334:
◯天野委員長 望月委員。
335: ◯望月委員 ちょっと件数が少ないかなと思います。がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金については好評であったということは理解しているんですけれども、このがんばろう甲府!デリバリー応援金については、ちょっと今、制度が分かる資料は持ち合わせておりませんが、もうちょっと活用策を考えるという意味で、どういった利用条件があるかというのをもう1回見直すとか、本年6月30日までですので、期間の延長も含めてそういった部分を検討していただきたいと思います。
ちなみに、昨年行ったテイクアウト支援事業補助金の実績は分かるでしょうか。
336:
◯天野委員長 萩原商工課長。
337: ◯萩原商工課長 テイクアウト支援事業補助金につきましては、昨年5月1日から9月30日までの間実施させていただきまして、実績といたしましては237件、補助の金額は608万7,000円となっております。これにつきましても、コロナ禍で影響を受けた飲食店の事業継続を支援するために、容器代ですとかチラシ代、その他消耗品等に要した経費の2分の1、3万円を限度ということで補助させていただきました。
以上です。
338:
◯天野委員長 望月委員。
339: ◯望月委員 昨年行ったテイクアウト支援事業補助金については608万7,000円、237件ということで、かなり多くの方が活用されたということですから、今回のがんばろう甲府!デリバリー応援金は、時代のというか、今の情勢としてニーズがないのか、あるいは周知が行き届いていないのか。そこら辺だと思いますので、またぜひ検証していただいて、周知が行き届いていないのであれば、さらに周知をしていかなきゃいけないと思いますし、本年6月いっぱいでありますので、残りの期間、そういった部分で検証を細かくしていただきながら、使える部分はどんどん使ってもらうための応援金でありますので、ぜひそこら辺も御検討いただきたいと思います。
最後に、こうふマイナポイントプロジェクトで、所管が違うんですけれども、事業概要図を頂きまして、そこにしっかり経済活性化というものを位置づけております。特に「甲府市独自のポイント制度を設立し、ポイントは市内店舗の利用に応じて還元されるため、経済活性化に寄与」というふうに記載されております。これに対して、まず庁内での連携等、それから市内事業者、市内店舗に対して産業部としての動きというかそういった部分があれば教えていただければと思います。
340:
◯天野委員長 萩原商工課長。
341: ◯萩原商工課長 こうふマイナポイントプロジェクトにつきましては、マイナンバーカードの普及拡大を目的とした事業でありまして、また、取得によって、キャッシュレス化の推進や市内経済の活性化という複合的な、ただいま望月委員がおっしゃったように、産業面においても効果が見込まれます。
こうしたことから、商工課におきましては、これは所管がデジタル推進課になりますが、そこと引き続き今後も連携をいたしまして、関係部署と情報共有を図りながら今後も対応していきたいと考えております。
以上です。
342:
◯天野委員長 望月委員。
343: ◯望月委員 これは、基本的に、市内店舗の事業主さんに対して、何か動いてもらうことはあるんでしょうか、この制度を運用していく上で。
344:
◯天野委員長 萩原商工課長。
345: ◯萩原商工課長 今のところ、まだ契約業者が決まっておりませんので、運用の方法については具体的にまだ見えない部分があるんですが、基本的には、関係部署とも今後情報共有を図る中で、こちらのほうでできるところがあれば、行っていきたいと思っております。
以上です。
346:
◯天野委員長 望月委員。
347: ◯望月委員 こうふマイナポイントプロジェクト、ぜひ地元の経済にしっかり寄与していただけるように、産業部も一丸となって取組をお願いしたいと思いますので、要望として終わります。
以上です。
348:
◯天野委員長 荻原委員。
349: ◯荻原委員 よろしくお願いします。私のほうは2点ほど、簡潔に質問して終わります。
1点目が、雇用関係のことについて伺いたいと思うんですけれども、甲府市就職応援合同企業説明会を毎年開催してくださっていると思います。コロナ禍で特に去年なんかは雇用情勢そのものが大変で、また、新型コロナウイルス感染症対策もしなきゃいけないということの中で、甲府市就職応援合同企業説明会の開催はたしか去年の10月ぐらいだったですかね、2部制にしたり、いろいろ工夫をしながら開催していただいたと思います。
それと、多分これは別の話で、外国人の方の企業とのマッチングといいますか、そういったことにも取り組んで、それはまだおととし始まったばかりでしょうかね、新しい事業だと。
それで、やはり今年も、雇用情勢は去年よりはいいのかも分からないんだけれども、マッチングも非常に大事なことでありますし、どんな取組をされるのか。できたら、今申し上げた2つの事業の昨年度の成果をお示しいただきながら、今年の計画があれば、どんなふうに進めていかれるのかをまず教えてください。
350:
◯天野委員長 浅川雇用創生課長。
351: ◯浅川雇用創生課長 ただいま御質問いただきました甲府市就職応援合同企業説明会について、令和2年度の実績とあわせて御報告をさせていただきます。
甲府市就職応援合同企業説明会につきましては、一般の方向けに開催しておりまして、先ほど荻原委員がおっしゃられました外国人の方向けの留学生・外国人求職者向けガイダンスと、それぞれ説明会を開催しております。一般の方向けの説明会につきましては、昨年度は10月7日に開催されまして、参加企業数が65社、参加者数は175名の参加となっております。また、昨年度の留学生・外国人求職者向けガイダンスにつきましては、10月28日に開催いたしまして、参加企業数が17社、参加者数が31名の参加となっております。
今年度も同様に、一般求職者向けの甲府市就職応援合同企業説明会と外国人求職者向けの留学生・外国人求職者向けガイダンスの開催を予定しております。一般求職者向けの説明会につきましては、令和3年9月29日水曜日の開催を予定しております。外国人を対象としたガイダンスにつきましては、令和3年10月20日水曜日の開催を予定しております。開催場所につきましては、どちらも甲府市総合市民会館山の都アリーナで実施する予定となっております。
今年度も、面談スタイルによる企業と求職者の方のマッチングの機会を持つよう、準備を進めております。当日は、前年度と同様に、新型コロナウイルス感染症対策を行い、企業と求職者の方が安心して参加できるよう実施してまいる予定でございます。
以上となります。
352:
◯天野委員長 荻原委員。
353: ◯荻原委員 新型コロナウイルス感染症対策をしながらですから、いろいろ大変なことはあるかなと思っています。
去年、期待をしてできなかったのが、たしか東京圏の方ですね、基本的にはUターンを希望される方、それだけではなくて多分移住・定住ということも踏まえて、甲府市がバスを無料でお出しして、いろいろな方を甲府市就職応援合同企業説明会へとお連れする取組です。たしか、新型コロナウイルス感染症の感染防止のためバスの運行が取りやめになったようなことも伺っていたんですけれども。移住・定住はまた別のセクションの話かもしれないけれども、当然、仕事があってこそ、みんな甲府へ住んでいただけるものだから、私はぜひ、そういう都内の方のマッチングにも力を入れてほしいんですが、今年、例えば都内の方向けにバスを運行するとか、別に電車でも何でも構わないんだけれども、そういう取組というのは何か予定されていますか。
354:
◯天野委員長 浅川雇用創生課長。
355: ◯浅川雇用創生課長 バスの取組につきましては、今年度も新型コロナウイルス感染症対策のために実施を見送るような運びとなっております。それに代わってではございませんが、甲府市インターンシップ受入支援助成金事業をこの令和3年6月から開始しておりまして、今、実施しているところでございます。
以上になります。
356:
◯天野委員長 荻原委員。
357: ◯荻原委員 インターンシップに対する支援はありがたいことで、確かにそれはそれでいいんだけれども、例えば旅費を補助するとか、ちょっとそういうところで、都内の方の参加を促してもらえないかなと。去年、バスの運行も旅費の補助も両方却下されているんです、私が提案したものは。例えばバスだったら、今、バス事業者のほうで新型コロナウイルス感染症の感染防止策として車内の換気だとか消毒だとか、そういった対策はかなり徹底していますし、密を避けるのであれば、バスを2台運行するところを10台運行しちゃえばいいんですよ。ちょっとお金はかかるけど。何かちょっと再検討を本当はしてもらいたいんだけど。
というのは、私、この間の令和3年3月定例会本会議でも言ったけれども、やはり今が移住・定住の好機なんですよ。なぜかというと、コロナ禍があるから、みんな地方に関心が向いているけれども、恐らくこれ、新型コロナウイルス感染症が収束していくと、多分この傾向は残念ながらそんなに長く続くものでもないから、要は、ここでちょっと予算がないとは言いつつも、出すときにはどんと出すと。めり張りをつけた対応というのが私は必要だと思っているんですよ。ぜひそういう観点で、何らかの検討でいいんだけれども、どうでしょうかね。
358:
◯天野委員長 里吉産業総室長。
359: ◯里吉産業総室長 ただいま荻原委員から御質問のありましたことにつきまして、現時点では従来どおりのやり方を進めておりまして、今後も、どういう形がよろしいのか、情報収集しながら取組を考えていきますけれども、現時点では従来のやり方を進めていきたいと考えております。
以上でございます。
360:
◯天野委員長 荻原委員。
361: ◯荻原委員 新型コロナウイルス感染症の感染対策も非常に大事なので、そこは検討していただければと思います。新型コロナウイルスワクチンも多分今年の10月か11月には御希望の国民の方が大体接種し終わると。去年、参加者数が65社で175名ですか、一般の方向けの甲府市就職応援合同企業説明会が。立派な数字だと思うんだけれども、恐らくこれ、もっと参加者数が増えるんだろうとも思うので、ぜひこの機会を最大限活用して、市内企業とのマッチングと移住・定住に結びつくようなことをお願いして、この質問は終わります。
産業部でもう1点だけ、PCBのことについて伺います。
PCBのことについて、去年、私、令和2年9月定例会の
経済建設委員会の所管事項調査で取り上げました。そのときには、たしかまちづくり部に公共施設保全担当課長がいらっしゃって、本市の全体のセクションに対して調査をかけて、今調査中ですと。結果が分かったら、また報告してくださるということになっていました。実は、今日、報告してもらおうかなと思ったら、その公共施設保全担当課長という役職そのものがなくなってしまって、どこに聞いていいのかちょっと分からない部分もあって、天野委員長ともさっき御相談したところ、産業部は産業部で、まちづくり部ははまちづくり部でそれぞれ聞くようにということでありましたので、産業部だと、恐らくこれ、関係あるのが、農政課とか林政課の例えば農道の橋梁、林道の橋梁だとか、あるいは水路関係のいろいろな施設における塗膜なんかに利用されているのではないかと推察します。
したがって、去年の段階で調査をされるということで聞いておりましたし、令和3年予算特別委員会に私、出ていたんですが、今年度の当初予算に恐らくそのための調査費が計上されていたようにも受け止めたんですけれども、今の調査の現状と、今年度中に調査が終わらないとなかなかスケジュール的にもいろいろなことで大変かなと思うんですが、今後の見込みなどについてお知らせいただきたいと思います。
362:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
363: ◯小田切農林振興室長 それでは、産業部ということで、私、林政課と、あと農政課と、地方卸売市場になりますけれども、個別に報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
林政課に関わる部分につきましては、林道の中に橋梁が、今、21橋あります。そのうち、PCBの検査を行う橋梁につきましては3橋。条件的にも当てはまっているのが3橋ということで、事前に報告させていただいたところでございます。
この調査については、今年度、予算の措置がしてあります。そういったことから、今年度その調査を行いまして、その調査の結果に基づきまして、適正な管理、適正な修繕方法等を検討いたしまして、進めていきたいと考えております。
以上でございます。
364:
◯天野委員長 山本農政課長。
365: ◯山本農政課長 それでは、私からは、農業施設に関わるPCBの含有塗膜の対応についてお答えいたします。
農林水産省からも、PCBの確実な調査・処分ということで、本市におきましては、排水機場が2か所、柏排水機場と玉諸右岸排水機場、そして水門については、増坪町にある増坪堰が1つです。また、橋梁におきましては、古関町にあります1橋になります。これらの調査につきまして予算化されておりますので、サンプル採取及び含有量の分析ということで、本年7月から9月末までの間で業務委託により実施してまいりたいと予定しております。
以上でございます。
366:
◯天野委員長 小林経営管理課長。
367: ◯小林経営管理課長 地方卸売市場についてお答えさせていただきます。
地方卸売市場の場内につきましては、PCBの処理の内容については、仲卸売場の部分と卸売場の部分、そこはほぼ蛍光灯になっております。その中で、仲卸売場の部分については、令和2年度に完了しております。今年度、令和3年度につきましては、卸売場の部分を行うこととなっておりまして、過日、契約事業者が決まりましたので、年度内に工事を進めていきたいと思っています。また、その集めたPCB廃棄物の処分につきましては、来年度予算で今年度工事分をまとめて処分するという予定となっております。
以上です。
368:
◯天野委員長 荻原委員。
369: ◯荻原委員 それぞれに御丁寧な御答弁をいただいて、ありがとうございました。心配しているのは1点だけなんですよ。要は、低濃度PCBだったら、処理期限がまだ先だから、調査して、これはまだいいやとできる。高濃度PCBが出た場合は、処理期限がたしか令和5年3月31日までだから、もう2年を切ってしまっていて、もし間に合わなかったら大変なことになるだろうということで、それで去年から、どんなスケジュールで調査をされるのか、気になってずっと心配していました。
これは、高濃度PCBは出ないということで大丈夫なんでしょうか。調査してみなきゃ分からないんだけれども、もし出たとしても、令和5年3月31日までの処分というのはスケジュール的には間に合うという、そういう理解でよろしいでしょうかね。
370:
◯天野委員長 小田切農林振興室長。
371: ◯小田切農林振興室長 今各部署で答えさせていただいたとおり、また、荻原委員からも今言われたとおり、高濃度PCBの場合については令和5年度末までに処分するということになっています。これについては、今年度中に調査を行って、その結果を基に、間違いなく期限までには、これは国のほうからの通達もございますので、適切な処理の仕方を行っていきたいと考えております。
以上でございます。
372:
◯天野委員長 荻原委員。
373: ◯荻原委員 了解しました。本当に、高濃度PCBが出ないことを私も祈っていますし、また、期限も短い中で大変だと思いますけれども、ぜひ対応をお願いして、産業部に係る全ての質問を終わります。
374:
◯天野委員長 それでは、以上で産業部所管分について調査を終了いたします。
産業部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでした。
それでは、ここで暫時休憩をいたします。
再開時間は午後3時15分といたしますので、よろしくお願いいたします。
午後 3時05分 休 憩
─────────────・─────────────
午後 3時14分 再開議
375:
◯天野委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
所管事項の調査を続行いたします。
それでは、まちづくり部の所管事項の調査に入ります。
先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。
坂本委員。
376: ◯坂本委員 では、1問だけ。先ほど申し上げましたように、私、どうも次はこの
経済建設委員会にいないようでございますので、一応、私、担当として朝日町ガードのことはずっと見続けていきたいなと思っていたんですが、そういうことですので、取りあえず、核心に触れた質問をしながら、今後うまく進めていっていただければありがたいなということで質問させていただきます。
今定例会本会議でも質問させていただきましたが、今後50年、100年先を見据えた道路整備ということで朝日町ガードを取り上げさせていただきました。そのときに根津まちづくり部長の答弁の中で「現状課題の解消を主眼といたしまして、この先50年、100年以降も誰もが安心して通行できる道路、心地よく通行できる道路、そして、地域のみならず広く市域に貢献できる道路として整備を進めてまいりたい。」と御答弁いただきました。本当にそのとおりだと思いますので、よろしくお願いをしたいわけでございますが、その中で幾つか質問していきたいのは、今、古屋区画整理課長がそこにいて、私も参加しているんですが、まだまだ朝日通り商店街等々への説明会を行う中で、朝日通り商店街についてはまた6月25日に第4回目を開催するということでございます。たくさんのほかの自治会ともいろいろ説明会をしてきたわけでございますが、ここの朝日通り商店街とはそういう形の中で4回目の説明会を行うということです。
先ほど商工課のほうにも申し上げたように、はっきり言いまして、朝日町ガードの整備を行うことによって、工事は区画整理課の担当ですが、何を彼らが一番気にしているかというと、やはり商売のことのほうに重きがあるわけです。ですから、商工課のほうでも何とかコラボレーションなどで手厚く支援してもらえないかと、先ほど質問をしておきましたが、そんなことも踏まえて、また、今回4回目の商店街との話合いをするわけですけれども、それについてどのような状況であるか、ちょっと御説明いただければと思います。
377:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
378: ◯古屋区画整理課長 ただいまの御質問、地元の説明会の状況について御説明させていただきます。
現在、3回の説明会を行いました。その中で主な御意見、御要望といたしましては「交通制限に対するアンケートを実施してほしい。」「工期を短縮するための具体策を示してほしい。」また、通行制限につきまして「通行止めではない別の方策についても検討してほしい。」というようなお声をいただいているところであります。
その件につきまして、本市としても、地元の生の声ということで真摯に承りまして、今後検討していきたいと考えております。
以上でございます。
379:
◯天野委員長 坂本委員。
380: ◯坂本委員 核心であります朝日通り商店街の希望は、通行止めをせずに工事をしてほしいというのが、今のところの意見で来ております。そうなりますと、聞いている工法が2つありまして、1つが通行止めをしない工法でCOMPASS(コンパス)工法、もう1つがHEP&JES(ヘップ・アンド・ジェス)工法というんですか、これは通行止めをして行う工法と理解しています。今言ったHEP&JES工法のほうは、工事期間が6年11か月間、それからCOMPASS工法、通行止めしないほうが9年8か月間ということだと聞いております。
これで2つの提案をしていると思うんですが、ちなみに、この工法については、これはJR東日本の領分になると思うんですけれども、例えばJR東日本としては、こういう工事を自分のところで何か所か施工していると思うんですが、HEP&JES工法以外にまだ何かを行っているとか、大体はこの工法で施工しているんだとか、そんなようなことがもし分かりましたらお教え願いたいと思います。
381:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
382: ◯古屋区画整理課長 ただいまの御質問につきまして、まず、朝日町通り線の工法選定に関わる経過について御説明させていただきます。
朝日町通り線、今、本市としてはHEP&JES工法の採用をお示しさせていただいているところでございます。そのことにつきましては、まず、列車への運行の影響を最小限とすること。また、列車の運行時間外の夜間に施工ができること。このことにつきましては、線路の切替えを行う分岐が朝日町ガードの上部にございます。作業前の準備、作業後の復旧に時間を要しまして、実際の作業は非常に短い時間となってしまいます。その短い時間の中で施工が可能である工法ということになります。そのほかにも、道路の勾配や幅員など道路整備に関わる基準を満たすこと。現状の課題の解消につながるような整備となること。また、整備後も、防犯上の問題などを最小限にすることというような内容のほか、さらに、地質や作業エリアの範囲、そして周辺の建物等の現地の状況、そういったものも踏まえております。施工中における安全性の確保というものも必要になっておりまして、これらを踏まえまして今の工法になっております。
坂本委員御質問の、その他の地域ではどのような工法がなされているかということにつきましては、こういった内容をその地域地域で調査・検証いたしまして、それぞれに合った適切な工法を採用しているのが現状でございます。この2つの工法以外にも幾つかあるということは、我々も確認しております。
以上でございます。
383:
◯天野委員長 坂本委員。
384: ◯坂本委員 分かりました。いずれにしましても、例えば話合いをした中において、どの工法にするかといった場合に、例えば、地元の人たちと相談してこの工法で行ってほしいといって、それが今度はJR東日本と協議したときに、どのような結果になるかということなんですよ。こちらの要望を出したときにそれでOKとなるのか、いや、そんな工法はできないと言われるのかという、その危惧があるんです。今からJR東日本と協議するわけですよね。その辺についてはどのようなお考えでしょうか。
385:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
386: ◯古屋区画整理課長 ただいまの件につきましては、前回の説明会時に地域の皆様からも御指摘を受けています。その後、我々からJR東日本のほうに確認をさせていただきました。その内容につきまして、口頭でお伝えさせていただきます。
こちらにつきましては、アンダーパスの工事は列車運行に与える影響が非常に大きいということでございますので、設計及び施工については受託事業として行わせていただいていますという回答でございました。
以上でございます。
387:
◯天野委員長 坂本委員。
388: ◯坂本委員 いろいろな面でも、受託事業として、JR東日本の思いに沿って行っていくんだろうなと思っておりますので、話は聞いた、結果は違ったということではちょっと困るので、その辺のところもちゃんと説明をしていっていただければありがたいかなと思っております。
今言われている工法のは2つあって、さっき言ったHEP&JES工法とCOMPASS工法。うんと危惧するのが、今、朝日通り商店街は通行止めにしないでくれ、一方通行にしてくれということで、希望を出している工法がCOMPASS工法になっていると思うんですが、それですと、これ、地元しか分からない話ですが、そばへ歩行者用のトンネルをつくると。今の朝日町ガードはじゃあどうするかといったら、ガード部分はある程度改修だけして、今のままであまり手をつけないということだと思うんです。工事期間的には9年8か月間という、止めるときよりも長い期間になっている。
何を言いたいかというと、例えばこのCOMPASS工法を使って10年間弱という期間の交通規制をしておいて、仕上がったら、何だ、変わりがないじゃないかというような感じになると、今度は周りの住民の人がどう感じるかということなんですね。その辺の怖さがあるんですよ。例えば、横沢通りを6年11か月間通行止めにしたことによって、開通したら、結構変わったねとか、いい形の道路になったねというのは、これは再延長したから怒られましたけれども、だけど、できたものに対しては結構皆さん好意的に見てくれている。今度の朝日町ガードは、10年間近く通行を規制しながら、できたものが、何ら変わりなく、ただそばに歩行者用のトンネルができただけだとなったときに、住民の感想がどうなるかというのを、今、うんと気にしているわけです。
そうかといって、じゃあ通行止めで工事しろと言っているわけじゃないですよ。まだ朝日通り商店街はそれを承諾していませんから。そんなことを言っているわけじゃないんですが、工法の見方からするとそうなっちゃうということがあります。その辺についてはどうでしょうか。
389:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
390: ◯古屋区画整理課長 坂本委員御指摘のとおり、まず、COMPASS工法につきましては、歩道部分のみの整備となります。東側は現在の歩道から約12メートル離れたところ、西側につきましては約7メートル離れたところに、トンネル形状の2.5メートル幅での歩道ができます。車道部分につきましては、今、幅員0.7メートルという歩道がございますけれども、これの取壊しを行ってそちらに水路を敷設するというだけの整備になりまして、今のJR東日本の施設の橋台等については、特に改修という予定がございません。今、朝日町通り線につきましては、若干西側に道路の線形が折れまして、さらに、折れた後、東側に戻して、北側に線形が行っているという形になりまして、それにも若干、線形の修正を加えるんですけれども、そういった形状になりますので、若干、車道は今度は東側に少し振る形になりまして、既設の橋台部分は車道の一部に飛び出てしまうような形状となってしまいます。
当然、車道の中には入れなくて、外側線の中に収まるような計画になっておるんですが、こういった危険なものを本市としても残しておきたくないと。さらに、歩道につきましても、トンネル形状になりますのでどうしても死角的なものができてしまって、防犯上も問題が残るというように考えておりまして、そういったものが一度に解消できるHEP&JES工法を採用したいということで、今、地元のほうに丁寧な説明を行っているところでございます。
以上でございます。
391:
◯天野委員長 坂本委員。
392: ◯坂本委員 分かりました。ただ、話合いの中ですから、まだちょっと途中ですから、あまり決まったような話をしてもあれですが、私が気にしているところはそういうことで、そういう工法の選択の中ではそういうこともあるということは言わせてもらったわけでございます。
その中で、説明会を今、朝日通り商店街と行っていますが、今までを見ると、朝日地区で6自治会、春日地区が2自治会、それから新紺屋地区の自治会ということでそれぞれ説明会を開催してきまして、そこまでは終わったと思います。あと、今、朝日通り商店街が行っていると思いますが、それだけ行ってきた地元説明会に対して、どのような感想を持っているか、お教え願いたいと思います。
393:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
394: ◯古屋区画整理課長 周辺自治会につきましては、本年3月15日から3月下旬にかけまして説明会を行っております。その内容につきましては、ただいま御指摘のとおり、HEP&JES工法とCOMPASS工法についての説明、さらにその工法それぞれに伴う交通制限につきまして説明を行っております。
その後、各自治会の自治会長さんに対しまして、我々の説明に対する意見、要望について、何かしらございますかということで聞き取り調査を行っておりますけれども、交通制限、通行止めについて、特に反対等の意見は今のところございません。ただ、やはり通行止めということで不便になるなとか、そういったような感想はお伺いしているところでございます。
今後につきましても、適宜、そういった周辺自治会の声に耳を傾けながら丁寧に対応していきたいと考えております。
以上でございます。
395:
◯天野委員長 坂本委員。
396: ◯坂本委員 地元説明会においては、周辺自治会は大体の考え方を持っていると。それから、今行っている朝日通り商店街と話をしていきたいと。それで最終的に決めていこうと、こういうことだと思っております。
そうなると、やはりもう1つ気になるのは工事期間だと思います。工事期間をなぜ住民の皆さんが気になるのかというのは、横沢ガードの整備と必ず比べています。今度も通行止め6年11か月間という数字を出して、これは何かといったら古府中環状浅原線横沢架道橋整備工事の工事期間。古府中環状浅原線横沢架道橋整備工事の工事期間がなぜ再延長になったかは、御承知のとおり、工事に着手したら、昔の水害の状況があって大きい石があったり、機械が入らなかったりという事情の中で、3年間の延長を申し出たんですね。ですから、朝日町ガードもそうじゃないかという形でこの期間を算出しているんですけれども、要は、掘ってみなきゃ分からないものがあるわけです。今回のこの話の中で、そういうことを言われる住民も必ずいます。掘ってみて、横沢ガードと違う形になれば、工事期間の短縮になることもあり得るということだと思うんですが、それが1つ。
もう1つは、横沢通りの22メートル道路と、今度はたしか11メートルという道路の幅の違い。前に説明いただいたのが、簡単に言うと、甲府駅に近いから南北の距離が短いんだということです。だけど、住民の人たちはそういうことは分かりません。22メートル道路をつくるのと11メートル道路をつくるのに、どうして工事期間が一緒なんだと思うわけです。
こういう2つの疑問が出てきておりますので、一番やはり気にしているのは、通行止めになろうが何になろうが、工事期間の問題が一番の解決すべき話だと僕は思っております。その辺についてはいかがでしょうか。
397:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
398: ◯古屋区画整理課長 交通制限の期間につきましては、坂本委員御指摘のとおり、現時点でそのような工事期間を予定しております。なるべく工事期間、通行止めの期間を短縮してほしいという地元商店街等の意見がございますので、そちらにつきましては、今後、詳細設計の中でさらに検討していきたいと考えております。
加えて、本市としても、本市の工事部分もできるだけ短縮できるような方策についてJR東日本と協議を重ねて、なるべく工事期間の短縮ということを考えております。
以上でございます。
399:
◯天野委員長 坂本委員。
400: ◯坂本委員 まとめます。いろいろ言ってもあれですが、これから頑張っていただきたいと思いますが、今言いましたように、やはり工期が一番の問題になってきます。先ほど言いましたJR東日本の工期の中で一番住民がいらいらしているのは、1日2時間しか工事ができないなんていうことを言っているわけですよ。これはしようがないことなんですけれども、住民の皆さんには分かりませんので。2時間のうち、正味、仕事なんて1時間もしない。分かります。準備して、片付けないといけない。それが現実。ただ、説明会の中で、線路に近い上の部分だけはその制限の中で工事していくけれども、それ以外の部分の工事は日中からどんどん進めていくというような話が出たので、それはよかったかなと思っております。
古府中環状浅原線横沢架道橋整備工事のときは、事前調査のボーリングは2か所しか行ってないということで、そこも突っ込まれました。だけども、それは契約に基づいて行っているからいいんでしょうと。だけど、そうはいっても、古府中環状浅原線横沢架道橋整備工事のときの工期延長がありますから、いかなる形でも努力していただいて、工期の短縮を図っていただければ、ある程度理解をしてもらえるのかなと思っております。そんな努力をしていただければありがたいなと思っております。
最後に、根津まちづくり部長からいただきました「地域の皆様からの御意見、御要望等に対し、より丁寧な説明を引き続き行う中で、整備方針について地域の皆様との合意形成を早期に図ってまいりたい。」という答弁を私は信じて、この朝日町ガードの進捗状況をまた今後見ていきます。残念ながら
経済建設委員会は外れますが、今度は地元として私はおりますので、またいろいろ話をしながら、住民の皆様のためによろしくお願いいたします。
401:
◯天野委員長 次に、清水(英)委員。
402: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。同じく朝日町ガードのことでお聞きします。
403:
◯天野委員長 清水(英)委員に申し上げます。坂本委員の質問と重ならないように、重複を避けてお願いします。
清水(英)委員。
404: ◯清水(英)委員 気をつけます。HEP&JES工法を選定した理由というのは、先ほど御答弁されていまして、聞きました。あと、御答弁の中で、工期の短縮について、詳細設計の中で検討していきたいということでしたけれども、詳細設計に入ってしまうとやはり後戻りができないんじゃないかという声があるんですが、工期については、例えばこうなりそうだということがより具体的に見えてきた段階で、これはちょっとということになって、見直すということはあるんでしょうか。
405:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
406: ◯古屋区画整理課長 ただいまの御質問ですけれども、今回の朝日町通り線の整備につきましては、朝日町ガードの整備はJR東日本が施工を行います。その前後の道路は甲府市が施工を行います。どうしても大きな工事になりますので、作業ヤードが広く必要になります。その作業ヤードが干渉しない範囲で、JR東日本の工事そして本市が行う工事が重複できるようであれば、そういったことについても検討を進めまして、なるべく工期の短縮が図れるようなことを考えていきたいと考えております。
以上でございます。
407:
◯天野委員長 清水(英)委員。
408: ◯清水(英)委員 そうなりますと、じゃあ、JR東日本が受託する線路の下の部分については、本市の側で努力して工期の短縮を図るということはなかなかできないだろうという見通しなんでしょうか。
409:
◯天野委員長 古屋区画整理課長。
410: ◯古屋区画整理課長 先ほど詳細設計の中で検討させていただきますという答弁の内容を補足させていただきますと、詳細設計に入る前に現地調査を行います。こちらの結果によって、当然、先ほど坂本委員がおっしゃったように、ボーリング調査等を行います。その中で、実際、HEP&JES工法でどういった仮設設備ですとか作業ヤードがどのぐらい必要ですとか、こういう地質だからこういうやり方がいいだろうとかいうような形になろうかと思います。
現在は古府中環状浅原線横沢架道橋整備工事の状況を踏まえましてこの工期設定をさせていただいていますので、そういった中で、短縮できる部分については、より短縮できるやり方を採用して縮めていきたいと考えております。
以上でございます。
411:
◯天野委員長 清水(英)委員。
412: ◯清水(英)委員 今の答弁を聞いて、やはり意見の違うところだとは思いますけれども、HEP&JES工法を取る以上、なかなか詳細設計で劇的に短く、特に通行止め期間が短くなるとはちょっと思えないというか、本当にJR東日本次第という感じがするんですが、そういったことも含めてまたこれからも声を上げていきますし、工期の短縮や地元の願いに応えられるような方策を取ることを要望して、今回、質問は終わります。
以上です。
413:
◯天野委員長 次に、望月委員。
414: ◯望月委員 よろしくお願いします。公園緑地課になると思います。遊亀公園・附属動物園整備事業についてお伺いいたします。
遊亀公園・附属動物園整備事業は、本年5月から、公園部分から第1期開園部整備工事ということで始まっていると思います。最初に、現時点の進捗状況、第1期工事の予定、第2期工事に向けてのこれからの動きについて、まずお伺いしたいと思います。スケジュール感についてお伺いします。
415:
◯天野委員長 齊藤公園緑地課長。
416: ◯齊藤公園緑地課長 ただいまの御質問、遊亀公園附属動物園整備の進捗状況、工事の予定ということでございますが、現在、遊亀公園附属動物園の整備につきましては、甲府市遊亀公園・附属動物園整備計画に基づきまして、まず、県道側にある子ども公園の公園部分から進めているという状況でございます。そして、昨年度になりますが、令和3年3月定例会で工事請負契約の締結について承認を得まして、その後、住民説明や関係機関との調整を行う中で工事に着手したところでございます。その工事につきましても、来年度の公園の供用開始を目指して工事を進めているという状況でございます。
以上でございます。
417:
◯天野委員長 望月委員。
418: ◯望月委員 まず、第1期工事ということで、来年4月の供用開始、来年度から供用開始するということで今進めていらっしゃると思います。基本的には既存施設の最大限活用とかそういったお話も聞いておりますし、いろいろな意味で、子どもたちへの、子ども公園としての機能を果たしていくということで整備内容もお伺いしている中で、来年4月から供用開始するということで進められていると思います。
公園部分に関してですけれども、既存施設の最大限活用ということで、現存している子ども施設、ジャングルジムなどの遊具は今はもう使えると思うんですが、それ以外の、工事を始めている設備に対しては、樹木も含めて撤去するものも多くあると思うんですけれども、あと記念碑でありますとか石碑みたいなものも多く点在していると思います。そこの部分の取扱いについてお伺いさせていただきたいと思います。
419:
◯天野委員長 齊藤公園緑地課長。
420: ◯齊藤公園緑地課長 ただいまの御質問、工事に当たって、整備を進めるに当たって、既存の活用、そして撤去、樹木、記念碑等の取扱いということになりますが、先ほども御説明しましたように、甲府市遊亀公園・附属動物園整備計画の中で、望月委員おっしゃられたように、既存施設の最大限活用ということをコンセプトに、樹木、そして西側にある既存の遊具、こういったものも最大限活用する中で進めていこうという考えでございます。そして、樹木につきましても、枯れそうな、危険な状態のもの以外は、また残すような形で進める状況というところでもございますし、記念碑等につきましては、現存しているものは、コンセプトの中でもやはり、歴史を学ぶという環境教育という部分もございますので、保存・活用する中で進めるというところでございます。
ただ、今回、工事に当たりまして、西側のほう、子ども公園を工事しているところについては、現在、工事の支障になる記念碑、石碑に該当するものはございませんので、現存する中で保存し、安全性を確認する中で進めていこうという考えでおります。
以上でございます。
421:
◯天野委員長 望月委員。
422: ◯望月委員 樹木等はできるだけ残していく、危険な部分以外は残していくということでお伺いしました。記念碑等も、今のところ工事については支障がないということで確認もできました。移動・移設等も考えているということであれば、寄贈していただいた団体さん等ともちゃんと協議をしてもらって、どういった場所にとか、それなりの歴史を持った碑もいっぱいありますので、そういった部分も協議していただければと思ったんですけれども、今のところそういった支障はないということで確認ができました。
ぜひ、そういった場合が出たときにはしっかり対応していただいて、御寄附いただいた団体さん等とかも含めて協議をしていただいて、せっかく頂いたものである記念碑、あるいは歴史のある石碑等もあると思いますので、満足のいくような形でしていただければと思います。
あと、もう1点が、これは提案になるんですけれども、これまで100年の歴史を動物園として培ってこられたこの遊亀公園附属動物園であります。今年の3月いっぱいで閉店された商店さんもあります。開園100周年という大きな節目でありますし、開府500年もありましたし、信玄公生誕500年も今から大きなイベントとしてありますが、開府500年については、いろいろなこれまでの甲府の歴史を掲載している記念誌「甲府歴史ものがたり」も作成しましたけれども、遊亀公園附属動物園についても、こういった機会でありますので、市内の子どもたちやあるいは地域で今まで支えてくれた人たちに対しての、これまでの歴史をひとつ形にしてもいいんじゃないかなと思います。大がかりな記念誌というものでなくても、ちょっとした記念になるようなものを、語っていただけるようなものをぜひ作成して、そうはいっても、コロナ禍になってしまったので大々的なものはできないと思うんですが、せめてそういった、今まで培ってこられた部分の記念的な冊子みたいなものを作ってもいいんじゃないかなと思うんですけれども、それに対していかがでしょうか。
423:
◯天野委員長 齊藤公園緑地課長。
424: ◯齊藤公園緑地課長 ただいまの御質問、遊亀公園附属動物園100年の歴史に関する記念誌の冊子化についてという御提案でございますが、望月委員おっしゃられているように、遊亀公園附属動物園の中に売店もございました。そういった中での、遊亀公園附属動物園に携わった方々などからいろいろなお話、言い伝えがあるということは聞いているところでもございます。甲府市遊亀公園・附属動物園整備計画の中に、文化資源を生かした公園整備を目指すとされているところもございます。ただ、これまでもいろいろなイベント等のタイミングの中でも資料を確認してきたところでございますが、こういった資料を収集・整理していくにはどういったものがいいか調査・研究する中で、御提案の方策も含めて、環境教育に係る機能の強化を図れるよう考えていきたいとは思っております。
以上でございます。
425:
◯天野委員長 望月委員。
426: ◯望月委員 ぜひ検討をお願いしたいと思います。100周年ですので、先ほども、朝日町ガードのお話も今後50年、100年先を見据えたという話もありましたが、100周年というのは大変大きな節目でありますので、今、商店の方々も閉店というか、お店を閉められて、まだ今はお元気ですけれども、かなり高齢化もしておりますし、今しか残せないものというのは数多くあると思いますので、そういった残せるものはしっかり甲府の歴史として残していただいて、また後世というか、子どもたちにも伝え続けられるように。この動物園、いろいろな紆余曲折、大変な歴史を持った公園、動物園でありますので、そういったものもしっかり子どもたちに認識してもらえるような、あるいは将来の甲府市民にもしっかり残せるような、語り継がれるような、そういったものにしていただきたいと強く要望しまして、以上とします。
427:
◯天野委員長 川崎委員。
428: ◯川崎委員 よろしくお願いします。私から1点です。手短にいきます。セットバックの件です。
4メートル未満の道路が隣接している土地に建築する場合、セットバックをするというふうに建築基準法で決まっていますが、セットバック部分を道路舗装するのは、寄附すれば甲府市のほうで舗装していただけるそうですが、それが個人の所有地のままになっていると舗装ができないそうです。その辺のところをどのようにその方たちへ説明をしているか、教えていただきたいんですが。
429:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
430: ◯穐山建築指導課長 建築物を建築する際には、建築基準法に基づきまして、原則、建築基準法で規定する道路に当該敷地が2メートル以上接していなければならないこととなっております。建築基準法に規定する道路というのは、原則、幅員が4メートル以上となりまして、幅員4メートル未満の場合には、道路中心線から2メートルのセットバックが必要となります。その他の規程などに基づきまして、2メートル未満のセットバックとなることもありますけれども、建築基準法ではセットバック部分のアスファルト舗装等に関する規定はございませんので、道路河川課のほうで、甲府市が管理する道路につきましては舗装等の依頼を申請者に周知しているような状況であります。
以上でございます。
431:
◯天野委員長 川崎委員。
432: ◯川崎委員 私がこの話をしたのは、実は、そうやってセットバックをして新築ないし建て替えをしたお宅が数軒あるんですが、セットバック部分が舗装されてないまま、要は放置と言ったらあれですけれども、そういうところが数か所、その道路にありまして、そこに住んでいる方たちからすると、道路が広くなるということではありがたいんだけれども、ところどころ舗装がされてなくて、通行するのに非常に不便だというお話をいただきました。調べたところ、そうやって、私道なので舗装は強制的にはできないと。寄附していただければ本市のほうで舗装するという説明をされました。その土地を持っている人が甲府市のほうに寄附をすると、舗装していただけるということだったんですけれども、寄附をする、しないというのは個人の選択の自由というか、そういうところではありますが、なるべく舗装されていないところがないほうがいいんじゃないかと思いまして、そういうところはどういうふうに説明をしているんでしょうか。
433:
◯天野委員長 志村道路河川課長。
434:
◯志村道路河川課長 先ほど穐山建築指導課長から説明した内容とちょっと重複いたしますが、建物の建築の相談があった際に、建築指導課と連携する中で、セットバック用地の寄附のお願いをしているという状況になります。川崎委員御指摘のとおり、セットバック用地につきましては、あくまでもセットバックした状態では個人の所有地のままでございますので、そのままの状態では本市のほうで舗装することがなかなか難しい状態となっておりますので、寄附のお願いをあわせて行っているような状況でございます。
以上です。
435:
◯天野委員長 川崎委員。
436: ◯川崎委員 おっしゃるとおりで、そうやって甲府市として説明をしていただかないとなかなか先に進まないということですが、皆さんで使っている道路でお年寄りなどが手押し車で歩いていると、砂利道のところになるとなかなか歩きづらいという相談を何件かいただいたんですけれども、公共の道路ですから、例えば、自治会とかそういうところでまちぐるみでそういう問題を解決するという方法を考えたことはありますでしょうか。
437:
◯天野委員長 土橋まち整備室長。
438:
◯土橋まち整備室長 ただいまの自治会ぐるみでの対応といった御質問でございますが、基本的には、セットバック道路に関しては、寄附の意向があれば、甲府市のほうでお金を出して土地の分筆を行い、寄附をしていただいて舗装するという形を取っております。なかなか寄附が進まない場所、それも、ある程度何か所かあるような道路ですと、あと1つの方法となりますかどうかちょっと微妙なところなんですが、甲府市生活関連道路舗装新設工事実施要綱というものがございます。これは、私道に関しても、甲府市生活関連道路舗装新設工事実施要綱に基づき自治会等から申請していただいて、地権者全ての同意があれば本市のほうで舗装できるというものでございます。ただ、道路を管理する上では、当然、道路には道路賠償責任保険も掛けなきゃいけませんし、こういった要綱等に当てはまらなければ、なかなか舗装して個人の土地のまま保険も掛けられないような道路というわけにもいきませんので、こういった要綱に当てはまるのであれば、対応する場合もございます。
以上です。
439:
◯天野委員長 川崎委員。
440: ◯川崎委員 甲府市生活関連道路舗装新設工事実施要綱。こういったことが可能であれば、そういった御相談があったときに自治会のほうにも話をさせていただきたいと思います。
せっかく道路が広くなるという形で、皆さんもその道路は通行するわけですけれども、せっかくの道路が舗装されてないところが何か所かあって、何でだろうなということで、自治会の中で不満がだんだんたまっていってしまうところもあると思いますので、これはもちろん当局側に話をしてもしようがないとは思うんですが、なるべく、そういうところの自治会に、指導というか御説明をしていただいて、1件でもそういうところが少なくなるようにしていただきたいと思います。
以上です。
441:
◯天野委員長 荻原委員。
442: ◯荻原委員 それでは、私のほうから2点ほど質問させていただきます。
1点目は、耐震化の促進について伺いたいと思うんですけれども、先日の今定例会本会議の一般質問で、坂本議員が甲府市耐震改修促進計画の改定について質問をして、その答弁も踏まえてその続きといいますか、その関連です。そのときにいただいた答弁は、今年の3月に改正をしましたと。その中身が大きく2つ。1つは木造家屋についての話と、もう1つの災害時の緊急輸送道路に面した建築物と、この2点を答弁していただいて、こういうふうに変えていったと、こんな内容でしたので、その2点について1つずつ伺っていきたいんですが。
最初に私の考えだけ申し上げておくと、この事業は大賛成なので、積極的に推進すべきであるということです。当たり前といえば当たり前なんだけれども、この事業が始まったのが十何年か前だったと記憶していますが、その頃やはり議論の1つとして、木造の個人住宅、個人の私有財産に税金を出して資産形成に充てることになるのでいいのかなんていう議論もあって、確かにそういう見方は1つあると。だけど、殊に人の命に関わることですし、当然、倒壊する家屋が少なければ災害対応がより順調に容易になるので、極めて公益性の高い事業というように私は考えています。したがって、税金を使って積極的に支援をして積極的に進めていくというのは大賛成なので、まず立場だけはっきりさせた上でなんですけれども。
今定例会本会議の答弁で、まず、木造住宅の耐震化率の目標を90%から92%に引き上げると。多分、これ、5年間計画延長したということだから、令和7年度末までに92%にするということなんでしょうかね。それが本当に可能なのかなというところをひとつ疑問に思っています。というのも、現在、この甲府市耐震改修促進計画をちょっと拝見したんだけれども、令和2年度の数字で84.8%と出ている。間違いないですよね、これ。多分90%を達成するのも大変なのに、92%で本当に達成できるんだろうかと、見通しがどういうふうなことなのか。あるいは、もっと言うと、山梨県の耐震化率の目標値は95%で、山梨県のほうの根拠も本当は聞いてみたいところではあるんですが、そことも若干乖離もしているし、間を取ったわけでもないとは思うんだけれども、この辺の根拠なり見通しなりについてまずお考えを聞きたいと思います。
443:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
444: ◯穐山建築指導課長 今荻原委員がおっしゃったように、令和2年度の段階で、一般住宅の耐震化率の現状は84.8%になっておりまして、目標の90%に達していない状況にございます。このままの推計で行きますと、令和7年度末までで89.6%となる推計になっておりますけれども、今、国と山梨県の目標は95%ということになっておりますが、さすがに95%というのはちょっと目標の達成が困難な状況でありますので、本市としては92%に設定しまして、耐震化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
445:
◯天野委員長 荻原委員。
446: ◯荻原委員 なるほど、国も山梨県も95%ですよね。今の御説明を聞くと、89.6%ぐらいが推計値ということですよね。これやはり、今とまた別のよほど強力な新しい取組を始めないと、達成は難しいですよね。ちょっと思ったのが、そもそもこの九十何%という数字なんだけれども、要は、これ、全体の家屋数が分母になっちゃっているので、かなり高いような印象を受けるんですよ。今回、私、数字をいろいろ拾ったら、要は昭和56年以前の建築基準法改正前の住宅が甲府市に2万2,800戸あると。その中で、耐震性があるのが1万90戸。ということは、耐震診断が必要なのが1万1,710戸。その1万1,710戸の中で、じゃあ今までどれだけの数の耐震診断をして、その中で、恐らくかなりの部分はもう耐震性がないという判定だったと思うけれども、その数字があれば教えていただけますか。
447:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
448: ◯穐山建築指導課長 木造住宅につきましては、平成15年度から耐震診断を開始しまして、これまでに1,995戸の耐震診断を実施しております。耐震設計につきましては、平成24年度から始めまして104戸、耐震改修につきましては、平成17年度から始めまして173戸となっております。
以上でございます。
449:
◯天野委員長 荻原委員。
450: ◯荻原委員 だから、そういうことですよね。1万1,710戸を本当は耐震診断しなきゃいけないのに、実際やったのは1,995戸ということでいいですよね。必要な対象に対して、やはり少ないですよね。しかも、今173戸ですか、最終的に耐震改修工事をした件数が。やはりちょっと少ないし、この数字を見ると、耐震化率がもう甲府は84.8%だというと、すごく高い数字のように思うけれども、実際、かなり手つかずなところがあるのではないのかなと。こういうところもちょっとアピールをする必要がやはりあるんだろうと。
それが1つと、もう1つはやはり、何かもう少し支援を広げられないのかなと思うんですけどね。今後の92%という目標を抱えているから、どうやって達成していくのか、その点についての考え方をもう1回お聞きしたいんですけれども。
451:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
452: ◯穐山建築指導課長 これまでも耐震化の促進に向けまして、自治会ごとの地域説明会や戸別訪問をしてまいりました。また、広報こうふに掲載したり、対象者に耐震化に向けた通知を行うなどして、耐震化の促進に向けて取り組んできたところでございます。
以上でございます。
453:
◯天野委員長 荻原委員。
454: ◯荻原委員 本当に、努力してくださっているのはありがたいし、感謝もしています。だけど、多分、今のままでいくと90%には届かないのではないかなと大変危惧しています。ほかの自治体なんかも見ますと、甲府市の支援策は結構手厚いと思いますよ。耐震改修については8割の補助率ですね。8割の補助率で上限100万円。この数字は立派です。でも、もうちょっと何か上乗せをすることを考えるべきだろうと。そうしないと耐震化率も伸びないですし、単に目標をつくって終わっちゃうことになるだろうと思うんです。
ある町の例では、100万円が上限で、しかも、家具の固定をあわせてやれば15万円プラスしますよとか、いろいろな格好でおまけというか追加の支援をして、少しでも広げていると。坂本議員も今定例会本会議のときにおっしゃっていましたけれども、阪神・淡路大震災とかああいうところを見ると、建物倒壊が一番危険だけれども、やはり家具が倒壊してきて圧死というか逃げ遅れたりとかすることも多くあるので、家具を固定することも実は非常に重要だと思うんです。例えば、家具の固定をしたら15万円なり20万円なり上乗せするとか、少し何かそういうところの工夫をして、耐震化率の底上げを図るようなことも検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
455:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
456: ◯穐山建築指導課長 先ほどの説明で補足させていただきたいんですけれども、本市におきましても、木造住宅につきましては、耐震シェルターというものの設置に補助を行っている状況でございます。また、今定例会本会議でも根津まちづくり部長から答弁させていただきましたけれども、今年度から、木造住宅の耐震化を促進するために、工事費を縮減できて工期の短縮も図れる低コストの工法がございまして、これを採用すると山梨県から20万円の助成金が出ることとなっておりますので、本市におきましては、そういった工法の普及を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
457:
◯天野委員長 荻原委員。
458: ◯荻原委員 今の答弁を聞いて、大分安心しました。今定例会本会議の答弁では低コストということしかおっしゃらなかったから、そこでもう少し言ってくだされば、もっと早く安心できたんですけど。ぜひ、そういう話も含めて、市民の方にはよく説明をして、目標の92%になるように取組をお願いして、木造住宅のほうはそれで大丈夫です。
さて、それで、もう1つの緊急輸送路のほうだけれども、この計画を見ると、木造住宅と違って、たしかこれ、目標の数値のようなものが特になかったと思うんですが、現状は212棟が対象で、128棟が耐震診断が終わっていると。これについては、目標というのは何かありますか。私が見落としているのかな。ちょっと教えてください。
459:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
460: ◯穐山建築指導課長 現在、避難路沿道建築物につきましては、212棟の把握をしておりまして、荻原委員がおっしゃるとおり、128棟の診断を終えたところでございます。令和5年3月31日までに耐震診断の報告を求めているような状況でございます。
以上でございます。
461:
◯天野委員長 荻原委員。
462: ◯荻原委員 耐震診断の報告は求めているけれども、耐震化率というんですか、例えば木造だったら92%にしますとか、これに関しては何かそういった目標値はありますか。
463:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
464: ◯穐山建築指導課長 今、耐震改修を実施した建物数は7棟、除却済みの建築物は16棟となっておりますが、こちらにつきましては特に目標値等は定めてないところでございます。
以上でございます。
465:
◯天野委員長 荻原委員。
466: ◯荻原委員 できればこっちも何か目標が本当はあったほうが取り組みやすいのかなとは思うんですね。だから、そこのところが1点と、それから、この間の本会議での坂本議員に対する答弁で、優先区間を重点的に促進していくことで早く進めますということでした。その優先区間とは何かなと、ちょっと私の想像だけれども、この甲府市耐震改修促進計画の中に地図があって、山梨県指定第1次緊急輸送道路なんていうような道路も出てくるんだけれども、例えばこういう道路が甲府市でも優先区間になっているんでしょうか。ちょっとその辺について教えてください。
467:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
468: ◯穐山建築指導課長 すみません、先ほどの答弁の補足をさせていただきたいんですけれども、212棟の建物なんですが、耐震改修・耐震設計を何年度までに何%という目標は今、掲げておりませんけれども、できるだけ早く212棟が耐震化されるように努力してまいりたいと考えております。
優先区間につきましては、今、指定避難路として59路線、125キロメートルを指定しておるんですが、今後、都市計画道路等の新設道路などに変更が可能な道路とか、あと、隣接市とか町との協議によりまして変更が可能な道路以外を優先区間と位置づけまして、まずはそこを重点的に耐震化を促していきたいと考えております。
以上でございます。
469:
◯天野委員長 荻原委員。
470: ◯荻原委員 分かりました。木造家屋のほうは8割の補助率ということで、かなり手厚いんだけれども、避難路沿道建築物のほうがたしかちょっと補助率が低いような気もしたんですが、どのぐらいの補助率なのかということと、例えばこれ、優先区間だからといって補助率が上がるのかどうか、ちょっとその辺について教えてください。
471:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
472: ◯穐山建築指導課長 避難路沿道建築物の耐震診断につきましては、補助単価というものがございまして、まず、補助単価掛ける平米以内の経費であれば、耐震診断は個人の方に負担はないような状況になっております。また、耐震設計につきましては、申請者が6分の1、国・県・市で6分の5を補助している状況でございます。あと、耐震改修につきましては、申請者が15分の4、国・県・市が15分の11を補助しているような状況でございます。
以上でございます。
473:
◯天野委員長 荻原委員。
474: ◯荻原委員 今の答弁はよく理解できましたけれども、優先区間だからといってこの率が変わるわけじゃなく、一緒だということですね。多分、一番お金がかかるのは耐震改修費だと思います。15分の11、かなり細かく数字をあれしたと思うんだけれども、補助率8割の木造住宅に比べると、補助率が15分の11だと、こっちのほうが低いですね。本来、私、逆であってもいいと思うんですね。最初の話じゃないけど、避難路沿道建築物の耐震化のほうも公益性が十分高いじゃないですか。だって、緊急輸送の車両が通れなくなったらそれこそ大変なことなので、これのほうが、いや、両方大事なんだけれども、少なくとも同じぐらいの補助率ということを検討してもいいのではないのかなとも思うんですよ。
甲府市でもし支出し切れなかったら、山梨県も甲府市と多分同じぐらいの割合で支出があると思うんだけれども、甲府市の特殊性として、東西に幹線道路が走っているわけだから、当然、ほかの自治体よりも件数も多いし距離も長いはずで、負担は大きいはずなんですよ。しかも、県土のど真ん中にあって、東西をつなぐ大動脈だと。であれば、例えば山梨県にお願いをするとか協議をして、甲府市で支出できない部分は少し山梨県のほうにもかさ上げをお願いするなりして、少なくとも優先区間だけは、じゃあ補助率を木造住宅並みに上げましょうとか、何かそういう検討をすべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
475:
◯天野委員長 穐山建築指導課長。
476: ◯穐山建築指導課長 荻原委員がおっしゃいますとおり、木造住宅の耐震化も避難路沿道建築物の耐震化も両方重要だと考えております。また、個人負担の軽減ということも、耐震化率を上げるためには非常に重要なことであると考えております。
今後も、山梨県とも引き続き協議を重ねてまいりたいと考えております。
以上でございます。
477:
◯天野委員長 荻原委員。
478: ◯荻原委員 了解しました。できれば避難路沿道建築物の耐震化も、さっき言ったように目標を掲げて、それに向かってというような形で取組を進めていっていただければ、より良いかなと思いました。耐震化については、これで終わりにします。
最後、本当にもう1点だけ、PCBの関係です。
産業部と全く同じ質問で、同じことを言うのも何かちょっと恥ずかしいんですけれども、去年の令和2年9月定例会にこの
経済建設委員会で、PCBの現状と対策を質問して、そのときに網野公共施設保全担当課長が、全てのセクションに調査をかけて取りまとめを今行っています、結果は報告をいたしますと、こういう御答弁でありました。今年の令和3年3月定例会の予算特別委員会でたしか調査費のようなものも計上されていたから、どういうふうになっているのか、公共施設保全担当課長に今日お聞きしようと思ったら、その役職そのものがなくなっていて、どこへ聞いていいか分からなかったので、取りあえず産業部に個別に聞いて、まちづくり部にも個別の聞き方で申し訳ないんだけれども、まちづくり部で持っていらっしゃる、例えば道路の橋梁塗膜でありますとか、所管をしているものについて、今、どんなふうな進捗状況で、調査がどんなふうに進んでいるのか、もしもう結果が出ていれば、結果をお知らせいただきたいと思います。
479:
◯天野委員長 志村道路河川課長。
480:
◯志村道路河川課長 道路河川課で所管する施設におきましては、橋梁の塗装に含まれている可能性がございます。PCBを含有する塗料の使用期間につきましては、昭和40年代ということでございますので、本市が管理する橋梁のうち昭和40年代に築造されました29橋につきまして、本年5月に橋梁塗膜調査業務委託を発注したところでございます。調査につきましては、9月中旬までの予定で進めているところでございます。塗膜に含有するPCBにつきましては、低濃度のものでありますので、処理期限につきましては令和9年3月31日までということになっております。調査結果を基に、現在進めております甲府市橋梁長寿命化修繕計画と整合を図る中で、効率的に処理をしていく予定でおります。
以上です。
481:
◯天野委員長 荻原委員。
482: ◯荻原委員 低濃度PCBというのは間違いないんですかね。そうであれば、令和9年3月末までの処分で全然問題ないんですよ。多分、調査してみないと、高濃度PCBか低濃度PCBかなかなか分からないのかなと思って、それが去年からちょっと私も不安だったので、さっきも産業部でも同じことを聞きました。じゃあ、低濃度PCBでいいということですかね。高濃度PCBが出てきても、令和5年3月末までだから対応できると思うけれども、そこは期限内に処理できると、こういうことは間違いないという確認だけお願いします。
483:
◯天野委員長 志村道路河川課長。
484:
◯志村道路河川課長 橋梁に使われている塗膜につきましては、環境省であったり山梨県でも実際に調査しておりまして、やはり低濃度PCBであるということで確認は取れておりますので、よほどのことがない限りは低濃度PCBが出てくるということでございます。
485:
◯天野委員長 荻原委員。
486: ◯荻原委員 了解しました。じゃあ、引き続き調査のほう、よろしく対応をお願いして、質問を終わりたいと思います。
487:
◯天野委員長 それでは、以上でまちづくり部の所管事項について調査を終了いたします。
まちづくり部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでした。
以上をもって、所管事項の調査を終了いたします。
次に、閉会中継続審査となっております請願について審査を行います。
請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願を議題といたします。
請願の内容につきましては、お手元に資料が配付いたしてありますが、取扱いについて御意見をお伺いいたします。
清水(英)委員。
488: ◯清水(英)委員 願意妥当ですので採択をお願いいたします。景気対策の核となるのは、個人消費を応援することだと思いますけれども、その中でもやはり最低賃金を引き上げていくということがまさに核心中の核心であります。力のある大企業には力に応じた責任を果たしていただく、そして、中小企業における賃金の引上げにはきちんと支援をして賃上げを図っていくという趣旨でございますので、改めまして願意妥当ですので採択をお願いいたします。
489:
◯天野委員長 ほかに御意見はありませんか。
坂本委員。
490: ◯坂本委員 現在、本市においては65歳以上の方のワクチン接種が本年7月中に完了するよう進められておりますが、全国的には感染力の強い変異株への置き換えが進んでおり、この影響などにより山梨県内で1日の最多感染者数を更新するなど、依然として予断を許さない状況にあります。
このような中、市内企業の経営も非常に厳しい状況が続いているところが大半でありますので、そのときの社会経済情勢なども踏まえ、引き続き慎重に審査しなければならないと思いますので、継続審査でお願いをいたします。
491:
◯天野委員長 ほかに御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
492:
◯天野委員長 それでは、これをもって意見交換を終結いたします。
ただいま継続審査を求める意見と採択を求める意見が出ております。
それでは、まず、継続審査についてお諮りいたします。
本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
493:
◯天野委員長 起立多数であります。
よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。
以上で、当委員会に付託されました請願の審査を終了いたします。
なお、委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
494:
◯天野委員長 御異議ございませんので、そのようにさせていただきます。
次に、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申出事項については、お手元に配付いたしました内容に、先ほど継続審査となりました請願を加えた内容でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
495:
◯天野委員長 それでは、御了承いただきましたので、そのようにさせていただきます。
最後になりますが、ここで、本来ですと、観光振興に関するアンケートについて御協議いただくところではございますが、令和2年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により本市での視察の受入れがなかったため、アンケートは実施しておりませんので、御了承願います。
御協議願う事項は以上であります。
この際、委員長、副委員長から退任の挨拶をさせていただきます。
皆さん、ありがとうございました。微力ながら、中村副委員長はじめ委員の皆様の御理解と御協力をいただく中で、1年間、何とか委員長をここまでやってくることができました。本当にありがとうございました。
委員会行政視察、本来ですと県外の先進都市の行政視察ですが、コロナ禍ということで、地元の日帰りの視察となりました。12月25日、何とクリスマスの日に、甲州市へカラスの捕獲駆除の取組、4月には昇仙峡周辺の現地調査。昇仙峡の魅力を再確認できました。5月には湯村温泉旅館協同組合、昇仙峡観光協会の皆さんと意見交換会、そして委員会を開催し意見集約を行いました。いろいろな団体との意見交換会はぜひ継続していただきたいなと思っております。
新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、感染症対策をしながら経済を回していかなくてはいけないという、かじ取りが難しい中での
経済建設委員会の活動は、大変有意義なものであったと感じております。
委員の皆様と議会局の皆様の1年間の御協力に心より感謝を申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
では、続きまして副委員長からよろしくお願いします。
496: ◯中村副委員長 天野委員長はじめ委員の皆様には、この1年間、本当に皆様に守られながら、何も力添えができなかった副委員長ですが、御協力をいただきまして、この職務を遂行することができました。誠にありがとうございました。
また、こういうコロナ禍の中で、先ほど天野委員長も言われました、県外視察等はできませんでしたが、天野委員長の計らいで、県内でも十分魅力のある、本当に充実した視察を行うことができました。特に観光の面について湯村温泉郷また昇仙峡については、今までできなかったことが、今回、意見交換会をすることで風穴が開いて、昇仙峡と湯村温泉郷が結びつく、本当に意義のある視察、また意見交換会ができたと思っております。
まだまだこのコロナ禍、ワクチン接種が終了しないとどうなるか分かりませんが、本当にこの
経済建設委員会の所管であります産業部、またまちづくり部としては、経済活性化のためにこれからもしっかりいろいろ施策を行っていかなければならないと思っております。先ほど聞いたところ、ここにいる皆さんが全てほかの常任委員会に移られるようですけれども、残るのは私1人かなと思って、継続して、しっかり
経済建設委員会を守っていきたいなと思っております。
そうはいっても、ほかの常任委員会へ行っても、やることは一緒で、本当に市内活性化、また市民の皆様のために私たちが議論をしていくことが一番大事だと思っておりますので、また、常任委員会が変わっても、しっかりと協議をしていっていただきたいと思います。
また、議会局の職員また皆様、本当に1年間、いろいろな御面倒をおかけして、ありがとうございました。次の1年間、またいろいろございますが、しっかりとやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。1年間、誠にありがとうございました。(拍手)
497:
◯天野委員長 それでは、以上をもちまして
経済建設委員会を散会いたします。
午後 4時27分 散 会
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