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  1. 山陽小野田市議会 2019-12-20
    12月20日-06号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 元年12月定例会(第4回)令和元年山陽小野田市議会(第4回定例会)会議録令和元年12月20日     午前10時 開議議員定数 (22名) 現員数     (22名) 出席議員 (21名)     議 長  小 野   泰 君     副議長  矢 田 松 夫 君     議 員  伊 場   勇 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  岡 山   明 君     議 員  奥   良 秀 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  笹 木 慶 之 君     議 員  水 津   治 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  恒 松 恵 子 君     議 員  中 岡 英 二 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  長谷川 知 司 君     議 員  藤 岡 修 美 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  宮 本 政 志 君     議 員  森 山 喜 久 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 1名)     議 員  杉 本 保 喜 君     事務局職員出席者 局     長  沼 口   宏 君 議 事 係 長  中 村 潤之介 君 書     記  原 田 尚 枝 君説明のため出席した者 市     長  藤 田 剛 二 君 副  市  長  古 川 博 三 君 総 務 部 長  芳 司 修 重 君 企 画 部 長  清 水   保 君 地域振興部 長  川 地   諭 君 市 民 部 長  城 戸 信 之 君 福 祉 部 長  兼 本 裕 子 君 経 済 部 長  河 口 修 司 君 建 設 部 長  森   一 哉 君 総合事務所 長  堤   泰 秀 君 教  育  長  長谷川   裕 君 教 育 部 長  尾 山 邦 彦 君 病院事業管理者  矢 賀   健 君 病院局事務部長  國 森   宏 君 水道事業管理者  今 本 史 郎 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第94号、議案第104号、議案第111号から議案第113号まで及び請願第3号の6件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第94号 山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定について議案第104号 埴生地区複合施設整備事業建築主体工事)請負契約の一部変更について議案第111号 山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定について議案第112号 山陽小野田市長等の給与に関する条例及び山陽小野田病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第113号 山陽小野田市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について請願第3号 小学校・保育園が無くなる津布田地域まちづくりの方針の策定を要望する請願書日程第3 議案第87号から議案第89号まで、議案第92号、議案第95号、議案第96号及び議案第106号から議案第108号までの9件について委員長報告、質疑、討論及び採決(民生福祉常任委員長報告)議案第87号 令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について議案第88号 令和元年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第2回)について議案第89号 令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)について議案第92号 令和元年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)について議案第95号 山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第96号 山陽小野田障害福祉サービス事業所条例の一部を改正する条例の制定について議案第106号 令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第2回)について議案第107号 令和元年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第3回)について議案第108号 令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について日程第4 議案第86号、議案第90号、議案第91号、議案第93号、議案第97号から議案第103号まで、議案第109号、議案第110号及び請願第4号の14件について委員長報告、質疑、討論及び採決(産業建設常任委員長報告)議案第86号 令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について議案第90号 令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について議案第91号 令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について議案第93号 令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第1回)について議案第97号 山陽小野田工場設置奨励条例の一部を改正する条例の制定について議案第98号 山陽小野田市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第99号 山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第100号 山陽小野田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について議案第101号 山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について議案第102号 字の区域の変更について議案第103号 町及び字の区域並びにその名称の変更について議案第109号 令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第4回)について議案第110号 令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第2回)について請願第4号 有帆団地市営アパートの給水改善についての請願書日程第5 議案第85号及び議案第105号の2件について委員長報告、質疑、討論及び採決(一般会計予算決算常任委員長報告)議案第85号 令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)について議案第105号 令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第5回)について日程第6 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会──────────── ○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの出席議員数は21名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、伊場議員、岡山議員を指名いたします。 本日の欠席通告者を申し上げます。杉本議員、病気療養のため欠席。 以上、報告を終わります。──────────── △日程第2議案第94号・第104号・第111号~第113号・請願第3号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第2、議案第94号山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定について、議案第104号埴生地区複合施設整備事業建築主体工事)請負契約の一部変更について、議案第111号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第113号山陽小野田市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてまで及び請願第3号小学校・保育園が無くなる津布田地域まちづくりの方針の策定を要望する請願書の議案6件を一括議題といたします。本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長河野朋子君) おはようございます。まず、6議案ありますが、初めに、12月定例会において委員会に付託されました5議案について報告いたします。 12月5日及び10日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、内容を報告いたします。 まず、議案第94号山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定についてですが、概要は、地域振興部を廃止し、主にシティセールス課に関する業務を企画部に、文化振興課及びスポーツ振興課の業務を市民部に移管するもので、審査で明らかになったことは、地域振興部が2年間取り組んだ内容を、今後、企画部や市民部で展開させたほうが、さらに効率的で効果的だと判断したとのことです。 また、シティセールス課については定住促進、交流人口の増を含め計画行政のかなめである企画政策課と連携をしたほうが、よりよいのではないかということ。文化、スポーツについては、市民文化、市民スポーツの振興ということで市民活動と密接な関係を出したほうが、より効果的ではないかという判断があったとのことです。 さらにシティセールスの部門としては、今回の再編により、PDCAサイクルにおけるCの段階に来つつあるのではないかといったことがありました。 そして、業務引き継ぎや人員配置につきましては、1月、2月に詰めていくということです。 討論では、「わずか2年で地域振興部を廃止するとのことだが、地域振興部で役割を果たすほうが専門的なことに対して、もっと取り組みができるので反対する」との討論がありました。 採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第104号埴生地区複合施設整備事業建築主体工事)請負契約の一部変更についてです。 概要は、埴生地区複合施設整備事業建築主体工事)請負契約を、2,376万円増額し、4億3,268万3,000円とするものです。 審査で明らかになったことは、監理技術者主任技術者、事務職員の人件費を計上していますが、再開する日程が未定で、短い期間だけほかの現場に行くことが難しく、中止期間中も、この費用が発生したということでした。さらに、請求書に基づき査定をしたので、落札率は掛けていないということです。また、国土交通省営繕工事請負契約における設計変更ガイドライン、これに基づき支払うこととしたということでした。また、建築主体工事については、令和2年3月31日までに終わる予定であるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第111号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、人事院勧告に基づき職員の給料及び期末手当を国に準じて引き上げるものです。 審査で明らかになったことは、職員の給料を平均0.1%引き上げ、若年層については200円から2,000円引き上げるということで、また、勤勉手当の支給月数を0.05月引き上げ、期末手当、勤勉手当の年間支給月数を4.5月とし、令和2年度以降は6月と12月の支給月数を同じ2.25月とするもので、今回の改正は、平成31年4月1日から適用するとのことでした。 ラスパイレス指数について、今年度は100.5で、県内で2番目であるということがわかりました。また、今回の影響額については、この議案3本全体で約1,500万円強になるということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第112号山陽小野田市長等の給与に関する条例及び山陽小野田病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、人事院勧告に基づき、市長等の期末手当について職員と同様の措置を行うものです。 審査で明らかになったことは、期末手当支給月数を0.05月引き上げ、令和2年度以降は、6月と12月の支給月数を同じ2.25月とするもので、今回の改正は、令和元年12月に支給する期末手当から適用するということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第113号山陽小野田市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、国会において、国会議員の期末手当の改正法案が可決されたことから、本市においても国に準じて所要の改正を行うものです。 審査で明らかになったことは、期末手当支給月数を0.05月引き上げ、年間の支給月数を3.4月とし、令和2年度以降は、6月と12月の支給月数を同じ1.7月とするもので、今回の改正は、令和元年12月に支給する期末手当から適用するということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、請願第3号小学校・保育園が無くなる津布田地域まちづくりの方針の策定を要望する請願書についてです。 この請願については、令和元年9月定例会において本委員会に付託されたもので、9月17日に、これについて審査をして継続となっておりましたが、12月5日、12月10日に委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、この内容について報告をいたします。 概要としましては、請願者は「津布田地区の住民で、子供ファーストの考えでの埴生小・中学校との統廃合には一定の理解をするが、地域コミュニティーのよりどころである小学校を核とした地域のまちづくりの方針を示すことは、市民が安心して住み続けるための市民サービスの根幹であるので、津布田地区まちづくりの策定を要望する」というものでした。 審査で明らかになったことは、請願者からは、「教育委員会は具体的な統廃合案を出さないままPTAに重要な判断を委ねている。小学校が統廃合されそうになっていることを知らない人が、自治会長を含め、まだたくさんいる。ふるさとづくり協議会など、小学校を取り巻くコミュニティーがなくなってしまうのではないかとの不安がある」といった意見が出されました。 また、平成31年1月に、教育委員会で実施したアンケートの結果、対象47世帯のうち38世帯の提出がありまして、埴生小・中学校に通わせてもよいが28世帯、津布田小学校に通わせたいが8世帯、未記入が2世帯であったということです。 さらに令和元年9月にPTAでアンケートを実施し、令和3年度から埴生小・中学校との統合を希望するが26世帯、希望しないが6世帯であったということです。 また、令和元年11月にPTAの臨時総会を開いて、令和3年度の統合を見送り、令和4年度以降の統合に向けて市との協議を進めていく。また、執行部は変わっても統合に向けた条件整備をしていくということを、賛成11、反対10、どちらでもない1で決定したということでした。 この後、企画部から「地域の活性化、地域課題の解決、ふるさとづくりは、地域住民の方の主導で行われるものであって、市としては、地域別のまちづくり地域づくりの方針の策定ということは考えておらず、地域住民の皆さんの活動に対する後押しという観点からの関与が妥当とのこと」、そういった説明を受けました。 この後、委員から意見を出し合いましたが、その委員の意見としましては、「子供の出生率は、予想よりも前倒しで低下している状況で、それを考えると、小学校が廃校になるかもしれないという考えは、山陽小野田市全市的な問題となってくると思う。津布田地区だけでなく全市的に考える必要があるので趣旨採択すべき」といった意見。また、「まちづくりの定義は、地域住民が主導し、市はその地域住民をサポートしていくことであり、市はその後押しをするというものなので、これについて趣旨採択がいい」といった意見が出ました。また、「もし小学校がなくなるのであれば、津布田会館が交流拠点になるであろうという執行部の答弁があったが、それを住民に伝え、また、住民と一緒に協議をしていくことができるので、これについて採択をすべき」との意見も出ました。 討論はなく、採決の結果、この請願について賛成多数で趣旨採択すべきと決しました。 以上で委員会からの報告を終わります。慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第94号山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。吉永議員。 ◆議員(吉永美子君) 先日、同僚議員の一般質問の中で、この地域振興部におられる職員の、担当している関係の人数を減らすことはないというふうに答弁されたという認識は持っておりますけれども、あえて、ここの委員会の中で、現在、地域振興部で配置をされている、担当されている職員の人数を減らすことはないという答弁というか、そういう議論があったかどうかをお聞きします。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長河野朋子君) 一般質問の前に委員会が開かれておりますが、その委員会につきましては、その人数についての確認というか、質疑、答弁はありませんでした。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第94号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。 本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第104号埴生地区複合施設整備事業建築主体工事)請負契約の一部変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。藤岡議員。 ◆議員(藤岡修美君) 工事中止中も監理技術者主任技術者、事務職員の人件費を見たということで議論があったようですが、再開する日程は未定で短い期間とあるんですけれども、たしか議案説明で5.7カ月だったと思うんですけども、5.7カ月が短いかどうか、そのあたりの議論があったのかどうかと、その5.7カ月分ほど人件費を計上するのが妥当かどうかという議論があったかどうかをお聞きします。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長河野朋子君) 今回、確かに人件費がかなり占めておりますので、そのあたりについて、委員会の中で委員から質疑があったのは当然のことなんですけれども、その5.7カ月が長いか短いかとか、予測できたのかどうかとかいったところまでの議論はしておりませんでした。 だから、そのことについて妥当性がどうかということについて議論はありましたが、先ほど報告したように、その期間をほかのところに勤務に行くとか、そういった兼務はできないので、そこに監理者として置いておいたために、丸々費用が発生したというようなやりとりがありました。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。藤岡議員。 ◆議員(藤岡修美君) それから、2番目に、請求書に基づき査定したので落札率を掛けていないと、これはすごく違和感があるんですけども、請求書というのは、その2,376万円の増額分に対する請求書かどうかという議論と、それから、通常、変更契約というのは、請負率、落札率を掛けての請求になると思うんですけど、そのあたり、なぜ落札率が掛かっていないのか。そのあたりの議論があったでしょうか。
    ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長河野朋子君) 今回は、かかった経費ということに対しての請求書、あるいは、そういった経費の支払いということで、落札率が、それに掛けられるのかといった質問が委員の中からあったわけですけれども、それについては、落札率は、かかった経費に対しては掛けていないということで答弁を受けております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。藤岡議員。 ◆議員(藤岡修美君) 今、説明があったことが3番目に書いてある国土交通省営繕工事請負契約における設計変更ガイドラインに書いてあるということで理解していいですか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長河野朋子君) 委員会の中で、これが実際にガイドラインに書かれてあるので、このようにしたといった明確なやりとりは、委員会の中ではございませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第104号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第111号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第111号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第112号山陽小野田市長等の給与に関する条例及び山陽小野田病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第112号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第113号山陽小野田市議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第113号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、請願第3号小学校・保育園が無くなる津布田地域まちづくりの方針の策定を要望する請願書についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。伊場議員。(伊場 勇君登壇) ◎議員(伊場勇君) おはようございます。 請願第3号について趣旨採択と結果報告がありましたが、趣旨採択ではなく採択すべきであるという立場から討論させていただきます。 この請願は、津布田地域の方が今後のことを不安に感じられて出された請願でございます。この津布田地域では保育園の廃止が決定されまして、続いて、津布田小学校が統廃合されるという提案が教育委員会からされているところでございます。 この請願を受けて、執行部からは、「行政としての活動は、自治基本条例により、公共的な活動であり、地域別の策定をする考えはない」との答弁がありました。個別のまちづくりの方針をつくってはいけない条例や決まりはない。今までつくったことがないということから、前例踏襲主義の考えかもしれません。 市の運営者である行政と住民とが、お互いが歩み寄り、ともにまちづくりをしていく、まちを発展させていく、それをしなければいけない中で、本市の中で特にまちの状況や様子が変わる、この津布田地域の声をしっかりと受けとめて、少しでもいいので現在の市の考え方や方針を示していただきたい。そうすれば、住民の方も、よりまちづくりに真剣に取り組むようになりますし、ともにつくっていく環境ができるのではないかというふうに考えます。 趣旨採択ではなく、この方針をつくることの大切さを思い、採択という考えで討論いたしました。 以上です。(伊場 勇君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより請願第3号について採決いたします。本件に対する委員長報告は趣旨採択でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。 本件は委員長報告のとおり趣旨採択に賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。──────────── △日程第3議案第87号~第89号・第92号・第95号・第96号・第106号~第108号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第3、議案第87号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)についてから議案第89号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)についてまで、議案第92号令和元年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)について、議案第95号山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第96号山陽小野田障害福祉サービス事業所条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第106号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第2回)についてから議案第108号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についてまでの議案9件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。大井委員長。(大井淳一朗君登壇) ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 去る12月5日及び12月10日、委員全員出席のもと実施しました議案審査について、お手元の報告概要に従って御報告いたします。 議案第87号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)についてですが、今回の補正の主なものは、平成30年度決算の歳計剰余金を基金に積み立てるほか、人事異動に伴う人件費の調整で、歳入歳出とも1億1,972万1,000円を増額し、予算総額を76億4,668万5,000円とするものでございます。 質疑によって明らかになった事項は、育休中の一般職員の代替として臨時職員が入った関係で減額調整した点。基金を活用した新たな保健事業として特定健診自己負担金の無料化、脳ドック助成、糖尿病重症化予防を実施した点。県に納付する事業費納付金が、今後どういった推移をたどるか見えてきていない点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第88号令和元年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第2回)についてですが、今回の補正の主な内容は、平成30年度の給付費等の精算に伴う余剰金を基金に積み立てるほか、国及び県への償還金の計上、人事異動に伴う人件費の調整で、歳入歳出とも2億4,489万円を増額し、予算総額を67億5,212万7,000円とするものでございます。 質疑によって明らかになった事項は、保険者機能強化推進交付金の根拠となる評価指標の達成状況は県内平均より大きく上回っている点。令和元年3月から8月までの介護給付に係る訪問介護の利用が延べ2,201件、通所介護が延べ4,498件である点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第89号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)についてですが、今回の補正の主なものは、平成30年度決算の歳計剰余金を調整するとともに、決算を見込んで人件費を調整するもので、歳入歳出とも3万7,000円を減額し、予算総額を10億5,781万7,000円とするものでございます。 質疑によって明らかになった事項は、一般職員2名の人事異動に伴う人件費の調整である点、被保険者数は10月末時点で1万850人である点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第92号令和元年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)についてですが、今回の補正は、電子カルテを中心とした医療情報システムの更新支援に係る費用の補正及び債務負担行為を設定するものでございます。 質疑によって明らかになった事項は、平成26年10月に稼働した医療情報システムのメーカー保守が令和3年9月末に終了するため、新たなシステムへの更新が必要である点。システム更新に係る仕様書の作成から業者選定のサポート、システム構築から稼働までをトータルサポートするコンサルタント業者をプロポーザル方式で選定する点。委託期間は令和2年3月から令和3年10月まで、委託料99万円の増額、債務負担行為限度額2,788万5,000円とするものでございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第95号山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、このたびの改正は、今年度中に実施予定のコンビニでの印鑑登録証明書の交付を可能にするためのものでございます。 質疑によって明らかになった事項は、個人番号カードの交付率は、11月17日現在で11.4%である点。コンビニで取得できる時間は、住民票等については6時半から23時、戸籍については9時から17時を予定している点。窓口で印鑑登録証明書を取得する場合は、これまでどおり印鑑カードを使用する点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第96号山陽小野田障害福祉サービス事業所条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、このたびの改正は、のぞみ園において、新たに地域相談支援を行うこと及び障害福祉サービス等の種類が追加されたことに伴うものでございます。 質疑によって明らかになった事項は、地域相談支援は、大きく地域移行支援と地域定着支援に分かれ、地域移行支援とは、施設に入所している障害者等が地域での生活に移行するための支援を行うもの。地域定着支援とは、居宅で生活している障害者に対して連絡体制を確保し、緊急事態等に対して相談支援を行うものでございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第106号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第2回)についてですが、今回の補正は、国の人事院勧告に準じた給与改定に伴うもので、歳入歳出とも40万9,000円を増額し、予算総額を76億4,709万4,000円とするものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、職員の給与を平均0.1%引き上げる点。勤勉手当を年間4.45月から0.05月引き上げ、4.5月とする点。平成31年4月1日から遡及適用する点でございます。 さしたる質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第107号令和元年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第3回)についてですが、今回の補正は、国の人事院勧告に準じた給与改定に伴うもので、歳入歳出とも103万9,000円を増額し、予算総額を67億5,316万6,000円とするものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、職員の給与を平均0.1%引き上げる点。勤勉手当を年間4.45月から0.05月引き上げ、4.5月とする点。平成31年4月1日から遡及適用する点でございます。 さしたる質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第108号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についてですが、今回の補正は、国の人事院勧告に準じた給与改定に伴うもので、歳入歳出とも6万6,000円を増額し、予算総額を10億5,788万3,000円とするものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、職員の給与を平均0.1%引き上げる点。勤勉手当を年間4.45月から0.05月引き上げ、4.5月とする点。平成31年4月1日から遡及適用する点でございます。 さしたる質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で民生福祉常任委員会からの報告を終わります。慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(大井淳一朗君降壇) ○議長(小野泰君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第87号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたします。 先ほどの説明の中で、基金を活用した新たな保健事業として、特定健診自己負担金の無料化、脳ドック助成、糖尿病重症化予防を実施するというふうに書かれております。 これは、一体いつごろから、そのようなことが実施されるんでしょうか。特に自己負担金の無料化というのは、これは来年になろうかと思うんですが、この実施時期、そして、脳ドック助成の助成内容、糖尿病重症化予防の事業内容について説明してください。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) これらの事業は、今年度から実施をしているということでございます。したがいまして、既に自己負担金は無料となっております。 それから、脳ドックの事業の内容というのは、ちょっと詳しくは答弁はないんですけれども、脳ドックの募集が、定員は50名に対して応募は180名を超え、抽選をして、対象者50名に決定したという時点でございます。11月分までの実施状況は、その対象50名の中の80%以上が実施しているとの報告がございました。 それから、糖尿病重症化予防の事業内容についてでございますが、健康診断等で糖尿病の方について、その重症化を予防するためにかかりつけ医の先生と協議して、この予防プログラムに参加していただける方を10名ほど選出して、その選出された10名について重症化を予防していただくための指導とか相談とか、そういったことを、今、行っているといった答弁がございました。 以上でございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第87号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第88号令和元年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第2回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この議案第88号の論点、質疑によって明らかになった事項の説明で、保険者機能強化推進交付金の根拠となる評価指標の達成状況は、県内平均より大きく上回っていると説明されましたが、この評価指標の中身は、どういったものが挙げられているんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) この評価の根拠は、PDCAサイクルの構築状況、それから、介護予防施策の推進状況、給付適正化の取り組みといった3つの分野で構成されているという答弁がありました。これら3つが主な根拠と考えております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第88号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第89号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第89号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第92号令和元年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第92号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第95号山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第95号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第96号山陽小野田障害福祉サービス事業所条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの報告の中で、地域定着支援とはということで、緊急事態等に対し相談支援を行うとありますが、私も以前、緊急通報システムの連絡先に登録したことがありまして、夜間に呼び出しを受けたことがあるんですが、そういった緊急通報システムの相談といいますか、それを請け負う、そういった事業も、この中には含まれるんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 申しわけございません。この地域定着支援の説明はありましたが、実務について審議はしておりませんので、これが含まれるかどうかは、私の立場からは名言できません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第96号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第106号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第2回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第106号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第107号令和元年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第3回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第107号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第108号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第108号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第4議案第86号・第90号・第91号・第93号・第97号~第103号・第109号・第110号・請願第4号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第4、議案第86号令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について、議案第90号令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について、議案第91号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について、議案第93号令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第1回)について、議案第97号山陽小野田工場設置奨励条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第103号町及び字の区域並びにその名称の変更についてまで、議案第109号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第4回)について、議案第110号令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第2回)について及び請願第4号有帆団地市営アパートの給水改善についての請願書についての議案14件を一括議題といたします。本件に対し、産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇) ◎産業建設常任委員長(中村博行君) おはようございます。産業建設の中村であります。 今定例会において当委員会に付託されました議案13件、請願1件について、12月6日、9日及び13日に、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、議案の概要と審査内容、その結果等について御報告申し上げます。 最初は、議案第86号令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。 まず、概要から。今回の補正は、平成30年度決算が確定したことによるもので、歳入については、2款1項1目繰越金402万3,000円を増額補正し、補正後の額を927万9,000円とするもの。歳出については、2款1項1目予備費を繰越金と同額の402万3,000円を増額補正し、補正後の額を1,879万6,000円とするものである。 今年度、予備費を充当する事業がない場合は、令和2年度に未整備箇所の舗装及び駐車枠の設置などの工事を実施したいとのことでありました。 主な質疑では、「駐車場の概要についての説明を」との問いに「駐車できる駐車枠が190台分、未整備部分も含め、現在は260台で満車としている」との答弁。 「近隣の方が駐車場として使っている場合の料金は」との問いに「定期券として通勤に使われる方と同様で、1カ月4,000円の定期券を発行している」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第90号令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。 まず、概要から。今回の補正は、平成30年度決算が認定されたことに伴うもので、決算での歳入合計額から歳出合計額を差し引いた次年度繰越額が15万474円となった。これにより、歳入の3款1項1目の繰越金を、当初予算額1万円に14万円増額し15万円としたことに伴い、2款1項1目一般会計繰入金を14万円減額するもの。 主な質疑では、「現在、市場での取扱量、取引金額はどういう状況か」との問いに「前年度比で取扱高は68%、取扱数量も67.9%である」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第91号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)についてであります。 概要から。今回の補正は、決算を見込んで重勝式発売収入を増額し、あわせて人事異動に伴う人件費についても調整するもの。歳入では、1款1項1目勝車投票券発売収入を7億8,893万9,000円増額するもの。歳出では、1款1項1目一般管理費の2節給料から19節負担金、補助及び交付金までは、人事異動に伴う人件費の調整である。職員数は、ミッドナイトレースの本格開催に対応するため、7月から1名増員し5名体制としている。25節積立金の小型自動車競走事業財政調整基金積立金129万7,000円の増額は、第1回補正予算で、ミッドナイトレース本格開催の補正予算を計上した際に、予算上生じた剰余金を予備費に計上していたが、財政調整基金へ振りかえるもの。山陽小型自動車競走場施設改善基金積立金4,887万3,000円の増額は、今回の補正予算により生じた剰余金を積み立てて、今後の施設改修の原資にしようとするもの。2款1項事業費は、主に歳入の重勝式発売収入の増額補正に連動して各予算を増額するもの。3目勝車投票券払戻金5億3,774万3,000円の増額は、法律の規定に基づき70%を払い戻すもの。4目勝車投票券返還金2,073万6,000円の増額は、投票が無効となった場合の返還金を計上するもの。3款1項1目予備費129万7,000円の減額は、財政調整基金へ振りかえるためである。また、単年度収支では3,221万2,000円の黒字、債務解消額は1億892万5,000円、実質収支改善額は1億5,391万円となる。 主な質疑では、「今回の補正で重勝式発売収入は約8億円であるが、経費を差し引いた利益は」との問いに「約5,000万円である」との答弁。 「発売業務委託料で12%支払う運営会社はどこか」との問いに「日本写真判定株式会社である」との答弁。 「特別拠出金は、どこに何%か」との問いに「全国小型自動車競走施行者協議会へ発売収入から返還金を引いた金額の9.5%である」との答弁。 「ミッドナイトでは、光が外に漏れることや選手から暗いとの指摘があったと聞いていたが、改善されたか」との問いに「さまざまな調整により、現在は、LED照明が漏れることはない。明るさも公正かつ安全なレースができるレベルにまで持ってきた」との答弁。 「照明施設の償還期間と償還比率は」との問いに「3年を見ている。現在の償還額は売上の3.6%で、償還完了後は、その部分が純利益になる」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第93号令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第1回)についてであります。 まず概要から。今回の補正は、人事異動に伴う人件費の調整等によるもの。第2条の収益的収入及び支出では、収入で、下水道事業収益は、支出の財源となる一般会計補助金等を401万2,000円増額し、収入総額を18億3,551万5,000円とするもの。支出で、下水道事業費用は、人件費の調整として401万2,000円を増額し、支出総額を18億131万3,000円とするもの。 第3条の資本的収入及び支出では、収入で、資本的収入は支出の財源となる一般会計支出金を352万3,000円増額し、収入総額を16億9,594万6,000円とするもの。支出で、資本的収支は、人件費の調整として352万3,000円を増額し、支出総額を24億1,511万2,000円とするものである。 第4条の特例的収入及び支出は、平成30年度打ち切り決算認定に伴い、本年度に引き継ぐ未収金、未払金が確定し、減額補正するもの。 第5条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費を人件費の補正に伴い増額補正するもの。 第6条は、一般会計補助金の補正に伴い増額補正するものということです。 主な質疑では、「国庫補助金事業で、要望額に対する補助割合はどの程度か」との問いに「近年は、5割、6割で来ていたが、今年度は6割から8割になっている」との答弁。 「補助割合の減少で公共下水普及率への影響は」との問いに「国庫補助だけでなく単独債事業での整備もやっているが、管路整備が進まない一番の原因は処理場の改築更新に多くの予算配分をしている関係からである」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第97号山陽小野田工場設置奨励条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 まず概要から。本市では企業誘致を積極的に推進していくために、工場設置奨励条例による4種類の優遇制度がある。今回の改正は、そのうち用地取得奨励金についてで、小野田・楠企業団地に土地を取得して工場を設置した場合、土地取得価格に対して40%の補助金を交付する。山口県も同額の40%を交付しており、合計で80%の補助金を交付することとしている。 このたびの条例改正は、事業者の責めに帰さない理由により、土地取得の日から3年以内の工場の操業ができなくなった場合に工場の建設の期間を延長することができるようにするものである。この用地取得奨励金は、県と協調して実施しているもので、補助金の取り扱いも県が要綱として定めたものと歩調を合わせる必要があることから条例改正をするものであるとのことです。 主な質疑では、「世界経済の不安によることが事業者の責めに帰さないとは、どういう事例か」との問いに「このたび、藤崎電機がドイツのメーカーにボイラーを発注したが、そのメーカーが倒産したことにより事業がストップした。メーカーの倒産はイギリスのEU離脱などヨーロッパ経済の景気の悪さも関係していると聞いており、進出企業の海外との取引も懸念されることから今後を踏まえた措置である」との答弁。 また、「藤崎電機の名前が変わってGFとなったとの説明があったが、同じ会社なのか、別会社なのか」との問いに「藤崎電機と関連会社で100%の子会社であるガイアパワーが経営を効率化していくということで合併し、GFという社名になった」との答弁。 次に、「市は藤崎電機と契約をしていたと思うが、問題はないのか」との問いに「グループ会社の合併なので、変更申請で対応するようにしている」との答弁。 「GFは用地取得代金を支払っているのか」との問いに「県と市の土地開発公社に支払い済みである」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第98号山陽小野田市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、今回の条例改正は、道路構造令が改正されることに伴うもので、改正理由は、自転車関連事故の増加が社会現象となり、自転車専用の通行区間を整備するとともに、自転車と自動車、歩行者との適切な分離を進め、警察と道路管理者が連携して自転車道及び自転車通行帯の整備に取り組む必要があることからである。 しかしながら、改正前の道路構造令では、道路管理者が自転車道を整備しづらい状況にあった。それを踏まえて、改正後は、道路管理者が道路新設及び改築時には自転車通行帯を設けることとなる。 なお、現在本市では、自転車道及び自転車通行帯を設けていないが、条例改正により、さまざまな交通環境変化に対応していくことができるようになるとのことです。 主な質疑では、「道路の幅員など考えて、市内に自転車道設置は可能か」との問いに「道路の存在する地域が地方部の場合、第3種、都市部の場合、第4種という区分になる。1日の車の通行予定台数で設計基準交通量、道路の構造、幅員が決定するが、現状では対象になるような道路はなく、新設する場合には自転車通行帯を設けることは可能である」との答弁。 次に、「本市での自転車対歩行者の事故状況は」との問いに「山陽小野田警察署から平成28年が28件、平成29年が24件、平成30年が14件、今年10月末で17件と聞いている」との答弁であります。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第99号山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、今回の改正は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律が、令和元年5月17日に公布され、11月16日の施行に伴い、法第30条、31条、36条の規定に基づく建築物エネルギー消費性能に係る各種認定において申請手数料を改正するもの。 現時点では、長期優良住宅認定制度や低炭素建築物認定制度の申請者が多く、本制度の申請実績は山口県全部で年間2件程度となっており、認定に係る申請手数料は山口県と同額としているとのことです。 主な質疑では、「本市での申請実績は」との問いに「現在のところはないが、今後は出てくる可能性がある」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第100号山陽小野田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 今回の改正は、近年、身寄りのない単身高齢者等が増加し、今後、公営住宅への入居に際して連帯保証人の確保が困難になることが懸念されるため、国が民法を改正したことに伴い、本市でも、住宅に困窮する低額所得者へ住宅を提供するという市営住宅の目的があることを考慮して、連帯保証人の人数を2名から1名に減ずるもの。また、それに伴うその他所要の改正を行うものである。 主な質疑では、「第5条第1項第4号で、市町村民税を滞納していても、市長が特別の理由があると認めるときは入居できると読めるが、これは例えば、どんな場合か」との問いに「滞納はあるが、分割で履行中であるなど住宅使用料を納期限までに納付する姿勢が認められると判断できる場合などである」との答弁。 次に、「住居者に支払能力がなく、連帯保証人も亡くなったとか消息不明の場合、連帯保証人の親族等に影響は及ぶのか」との問いに「本来、連帯保証人の相続人に負債は相続されるもので、親族に影響が及ぶ」との答弁。 また、「連帯保証人が出せない高齢者や障害者の場合、特例で連帯保証人なしでも入居できるか」との問いに「市営住宅の入居手続における要領を作成しており、市長がやむを得ない事情があると認める場合は、連帯保証人を2名から1名に減免できることとしている。今回の条例改正に伴って、その1名も1名から必要ないという減免ができる形で要領を改正することも現在検討している」との答弁。 「入居者の状況で、特別な事由に該当するケースはあるか」との問いに「現在の条例の規定では保証人は2名ですが、1名になったケースはある。ゼロ名はない」との答弁であります。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第101号山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 まず概要から。今回の改正の主な目的は、令和元年10月1日に施行された水道法の一部改正により、指定給水装置工事事業者の登録について5年ごとの更新制度が導入されたことに伴い、更新手数料を新設するものである。 この背景となる指定給水装置工事事業者制度では、工事事業者の状況変更についての届け出が当該事業者に義務づけられていたが、届け出がない場合もあり、事業者の実態把握ができなく、所在不明の事業者が存在するといった問題が全国的に発生している。 本市も同様で苦慮していたが、こうした問題に対応するため、給水条例第36条を改正し、指定給水装置工事事業者の指定の更新手数料を新設し、更新手数料額を新規の申請手数料と同額の1万円としたとのことです。 主な質疑では、「給水装置工事とはどういう工事か」との問いに「水道局の配水管から個人の給水管を分岐して道路内を通り、各家庭の中の蛇口までの工事を行うもの」との答弁がありました。 次に、「手数料1万円を徴収する理由は」との問いに「申請があった際に、水道法に定められた書類の確認、内容の審査などに関して、水道局の中の複数の職員が関与する。それに係るいろんな事務費用で全国的にも県内でも1万円となっている」との答弁。 「指定給水装置工事事業者は何社あって、そのうち市内業者は」との問いに「現在157社で、そのうち市内業者は44社である」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第102号字の区域の変更についてであります。 これは後潟地区で、平成22年度から圃場整備事業を行っており、今年度は換地事業を行い、それに伴い区画が変更されたことから字の区域を変更するものである。変更となるのは81筆で、議会の議決を経て定めなければならないものである。 主な質疑では、「地元からの不都合についての声は」との問いに「換地業務により、個人の土地が1カ所に集まることで営農がしやすくなる。不都合は聞いていない」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第103号町及び字の区域並びにその名称の変更についてであります。 概要は、今回の住居表示実施予定区域は、大字西高泊の一部、約5ヘクタールの区域で民間の住宅団地開発により、市街化された区域である。当該区域について住居表示を実施することにより、誰でもわかりやすく、住民の利便性向上に寄与することが期待できる。地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであるとのことです。 主な質疑では、「住民への周知については」との問いに「該当される方へは必要な情報を記載した通知を個人個人に出すことで対応したい」との答弁です。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第109号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第4回)についてです。 概要は、今回の補正は、国の人事院勧告に準じた給与改正を行うものである。歳出で、人件費関係の増額分15万2,000円については、全額予備費を減額して調整したことにより予算総額の変更はない。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第110号令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第2回)についてです。 概要から。今回の補正は、国の人事院勧告に伴う人件費の調整によるものである。第2条の収益的収入及び支出で、収入では、下水道事業収入は一般会計補助金を27万1,000円増額し、収入総額を18億3,578万6,000円とするもの。支出では、下水道事業費用は損益勘定に係る職員の人件費の調整として27万1,000円を増額し、支出総額を18億158万4,000円とするもの。第3条の資本的収入及び支出で、収入は、一般会計出資金を21万9,000円増額し、収入総額を16億9,616万5,000円とするもの。支出は、資本勘定に係る職員の人件費の調整として21万9,000円を増額し、支出総額を24億1,533万1,000円とするものであります。 質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、請願第4号有帆団地市営アパートの給水改善についての請願書についてであります。 なお、この請願についての審査は、12月9日の午前中に現地視察を行いました。午後に請願者及び紹介議員の意見陳述を求め、その後、委員会を開催した次第であります。 概要については、有帆団地自治会長伊藤正人氏より提出された請願書で、内容は有帆市営団地内に2棟ある市営アパートのうち、特に3階、4階の部屋に引き込まれている上水道の水の出が悪く、日常生活に支障を来している状態が長期にわたっている。 この市営団地内の上水道は建築住宅課の所管ということだが、予算がないとの理由で対応が先延ばしされてきた。水道管内のさび等を除去する作業を含めて、一日も早い改善対策を求めての請願である。 論点、または質疑によって明らかな事項となったことを申し上げます。 まず、A棟が昭和48年、B棟が昭和49年築である。水道の配管設置状況から上層階ほど水圧がかかりにくい。水道管内のさびが原因の可能性があり、本年度、2戸に圧縮空気を含む水を給水管の中に打ち込み、蓄積したさびを剥離させる管内洗浄を試験的に行い、一定の効果があったと認識している。執行部のほうの認識でございます。 また、耐震診断は平成14年に実施して耐震性はあると判断。来年度、管の洗浄を空き家を除く全戸に実施する予定であるということでした。 質疑等を終え、自由討議を行いました。その中の意見です。 「重要なライフラインで、一刻も早く給水改善すべきである」。また、「早急に採択すべきである」。そして、「手法については検討する余地があるが、請願の趣旨はもっともなことである」とのことであります。 改めての討論は、ほぼ自由討議で出尽くしましたのでありませんでした。 採決の結果、全員賛成で採択すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審査のほど、よろしくお願い申し上げます。(中村博行君降壇) ○議長(小野泰君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については、1件ずつ行います。 議案第86号令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) これは説明はありましたけれど、未整備箇所の舗装及び駐車枠の設置。これは令和2年度に行うということですが、これは今年度中に実施できるのではないかなと思うんですが、この繰越金を使用して早くしたほうがいいと思うんですが、来年度に回す理由等、説明を受けているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 以前から、これは委員会のほうからも要望しておりましたが、今、御質問にあったように今年度からというような議論はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第86号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第90号令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長の先ほどの報告で、取扱量について、前年度比で取扱高68%、取扱数量67.9%という報告がされました。 これは、既に前年がおととしに比べて全体で1億円近い落ち込みがあったわけで、それからさらに30%以上も落ち込んだということになるんですが、これについては、その落ち込みの理由等、説明があったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回の審査の中では、既にそういった内容については所管事務調査等々で何度もしておりますので、今回の審査の中では、そういった質疑はしておりません。また近々のうちに所管事務調査で、これについての委員会を開催する予定にしております。 以上でございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第90号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第91号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第91号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第93号令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第93号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第97号山陽小野田工場設置奨励条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの質疑の報告の中で、藤崎電機のことが報告されました。現在は、この藤崎電機と関連会社で100%の子会社であるガイアパワーが云々というふうに説明をされたんですが、これを読んでいくと、要するに別会社ではないかなと思うんです。この別会社と契約をするということになるわけですが、藤崎電機そのものは現在も事業を行っているのか、藤崎電機自身が、この用地を使って事業をするという計画ではなかったのか。その点、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 当初は、藤崎電機は、竹のバイオ発電という形で進めていたようですが、先ほど申しましたようにボイラーを発注したドイツの会社が倒産したということで、それがかなわなくなったということで、関連の会社でありますGF──これは竹だけではなくして、雑木といいますか木材関係を原料とした発電もされているということで、現在は、藤崎電機ではなくて完全にGFのほうに、そういった会社の内容が移行していると聞いております。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 私が質問したのは、この藤崎電機自身が今も存在をして、事業活動を行っているのかどうなのかという点なんですが、その点は、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) ですから、藤崎電機ではなくGFが、それにかわってやっているということです。ただし、関連会社ということで問題はない、変更申請だけで、その手続は終わっていると聞いております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第97号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第98号山陽小野田市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第98号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第99号山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第99号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第100号山陽小野田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほど市営住宅条例の改正の説明をされたんですが、この対象となるのは、これから入居される方なのか、それとも現在、入居されている方も、この適用を受けられるのか。その点では、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 現在、入居されている方ということについての質疑はしておりません。条例ができて以降というふうな認識をしておりますが、今後、それについては、いろいろまだ市のほうで1名という規定までのけるのかということも検討されるということでありますので、そのあたりも検討されるんではないかと思っております。 ○議長(小野泰君) ほかに。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) これは非常に大切な問題なんです。というのも、連帯保証人がいなくなるということもあるんです。そういった場合、この適用を受けられるのかどうなのか。現在は連帯保証人がいても、この先、その方が、いろんな諸般の事情によって連帯保証人として存在しなくなるという可能性が出てくるんですが、この点でも、しっかりと要綱に盛り込んでいくべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 当然そういうことだと思います。審査の質疑の中にも、やはり、そういった2名が1名になるとかいうリスクはないかというような質疑もあったわけですが、実際には、現在でもさまざまいろいろ、そういったケースがあって滞納になったとかいう場合は、裁判で、こういった事象については結論を出しているというような状況でありますので、これは、今後そういうふうな形で、もっと検討がされると考えております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第100号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第101号山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第101号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第102号字の区域の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第102号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第103号町及び字の区域並びにその名称の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第103号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第109号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第4回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第109号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第110号令和元年度山陽小野田下水道事業会計補正予算(第2回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第110号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、請願第4号有帆団地市営アパートの給水改善についての請願書についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより請願第4号について採決いたします。本件に対する委員長報告は採択であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。本件の取り扱いについては、議長に一任願います。──────────── △日程第5議案第85号・第105号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第5、議案第85号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)について及び議案第105号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第5回)についての議案2件を一括議題といたします。本件に対し、一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。矢田委員長。(矢田松夫君登壇) ◎一般会計予算決算常任委員長(矢田松夫君) それでは、報告をさせていただきます。 12月8日及び12月10日の本会議において、本委員会に付託されました議案2件について報告をさせていただきます。 まず、議案第85号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)については、12月4日、5日、6日に分科会を開催し、12月18日には委員会を開催し、慎重審査をしてきたところであります。 なお、18日の委員会審査の中で、各分科会会長から詳細な報告を受け、質疑をいたしましたので、ここでは18日の委員会審査の過程でなされた主な質疑のみの報告をさせていただくものであります。 さて、今回の補正については、人件費の調整、財政調整基金積立金、実施条件が整いました事業等の取り急ぎ措置すべき案件についての補正であります。 歳入歳出とも5億5,035万4,000円を増額し、予算総額を312億6,816万4,000円とするものであります。 それでは、委員会で出された主な質疑について申し上げます。 初めに、総務費、戸籍住民基本台帳費における備品購入費182万5,000円の増額については、マイナンバーカードの申請支援に必要な3台分の専用タブレット端末等の費用であります。 主な質疑でありますけれど、「市役所からタブレット端末を窓口以外へ持ち出しをすることに伴うセキュリティーの問題はないか」との質問に対し「データセンターで管理をしていくので、セキュリティーは確保している」との答弁がありました。 次に、交通施設バリアフリー化整備事業補助金4,000万円の減額については、JR厚狭駅の事業の国庫補助が不採択となったためであります。 主な質疑でありますけれど、「バリアフリーの予算が、なぜ減額されたのか、きちんと説明が必要と思うが、いかがか」との質問に「議会報告会等で説明し、市民が期待していた事業であり、なぜ不採択となったのか、原因、理由なりを報告ができるような状況にしなさいと執行部に申し出たところである」との答弁がなされました。 質疑を終え、反対討論がありましたけれど、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第105号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第5回)については、12月18日の委員会で審査を行いました。 今回の補正は、職員給与条例等の一部改正に伴う人件費の調整等の取り急ぎ措置すべき案件についての補正であり、歳入歳出とも1,730万5,000円を増額し、予算総額を312億8,546万9,000円とするものであります。 執行部の議案説明後、さしたる議論もなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いします。(矢田松夫君降壇) ○議長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第85号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) おはようございます。 議案第85号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)について、反対討論を行います。 本議案は、主には人件費の調整と、取り急ぎ措置する案件が提案されています。人件費については問題ないと考えております。取り急ぎ措置する案件については、幾つか問題があります。 問題点の第一は、埴生小学校の移築そのものが問題です。現在、建築中の校舎のすぐ東側の山中に宇宙監視レーダーが建設されており、文教地区のすぐそばに、このような軍事施設がつくられることについては再検討が必要であります。 問題点の第二は、総務費の備品購入費に、マイナンバーカードを取得するために使われるタブレット端末の予算が計上されています。このタブレットを持ち出して、商業施設などで操作をし、より多くの市民に登録をさせようとするものです。しかし、より確実なセキュリティーが求められるものであるのに、商業施設で一体どのような通信方法で接続をするのか。強固なセキュリティーをかけたとしても、通知カードを商業施設に持参することに問題は生じないのでしょうか。マイナンバーカード普及促進のために、何でもありのやり方は問題です。 次に、民生費のうち、山陽地区保育所を浸水想定区域に建設するための予算が計上されています。特に今回、計上されている予算は、初めから指摘されていた古洞対策であります。古洞を埋めるために地盤改良すると言いますが、そもそも、この土地は、買い手がつかなかった土地を市が利用して保育所をつくろうとするものであります。山陽地区保育所整備に関しては、債務負担行為にも計上されています。子供たちの安全を守るためには、このような土地に保育所をつくるべきではありません。 次に、商工費では、小野田・楠企業団地に水道関連設備の整備の予算が組まれていますが、経費を市が負担して、収入は水道局に入るということとなります。本来なら、水道局が、この水道管配水設備の整備の担任をするべきではないでしょうか。 以上、問題点を指摘して反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第85号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。 本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第105号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第5回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第105号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第6閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第6、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は全部終了いたしました。よって、令和元年第4回(12月)山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れでございました。────────────午前11時40分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和元年12月20日   議  長   小 野   泰   署名議員   伊 場   勇   署名議員   岡 山   明...